男「今年最後の美少女」 (53)

時は平成、世はクリスマス
子供たちが待ち望む幸福の夜


幼女「靴下よし!煙突よし!」

幼女「えへへ~サンタさんが来るまで起きてるもん!」わくわく

幼女「早く来ないかなー」るんるん

???「喰らえッ!!!」

幼女「ハッ何奴!?」

背後の声に振り返る幼女の反射と何奴かのエターナルソードが繰り出されたのはほぼ同時だった

ずばっ! ぼとっ!

無惨に転がる幼女の首
噴き出す血が部屋に飾られたクリスマスツリーを華やかに彩る

何奴かは哀れな幼女の首をそっと拾い上げ、慈しむように靴下に詰め込んだ

靴下の底にはサンタさんへの感謝を綴ったメッセージカードが忍ばせてあった………

サンタ「ダメじゃないか…夜更かししたら……」


Merry Christmas☆


男「美少女は乙女座」-SS速報VIP
男「美少女は乙女座」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1482067493/)
前スレです

http://ss.vip2ch.com/jmp/1471524903
wikiです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1482410550

美少女「クリスマスイブはどこの夜景にする?」

男「なんで予定してないのに眺める気満々なの?」

美少女「ほれ、100万インチの夜景用意したんだよ!」ばばーん

男「圧倒的大画面!でもどうせなら100万ドルのがよかった」

美少女「え!じゃあ手配する!」

男「行かないよ、ママと過ごすし」

美少女「乙女心踏みにじりやがったな」

友「はぁ~今年も独身か」

男「は!?来年もだろ!見栄張ってんじゃねーよ殺すぞ!!!」

友「なんでぼやいただけでこんな怒られんだ」

がっしゃーん!

美少年「メリークリスマス☆」

男「人ん家の窓を突き破っといてなに抜かしてんの?」

美少年「今年はミニスカサンタですヨ☆」

男「去年を知らないけど、とりあえず寒そうだね」

美少年「プレゼントありますからネ☆」ごそごそ

男「それより窓を直してほしいんだけど。めっちゃ冷たい風入ってきてる」

美少年「じゃあパンツとネクタイあげます。これでおにいさんも紳士ですヨ☆」

男「窓を直せっつってんだよ」

ママ「辺り一面雪景色よ。素敵ね」

男「ママのほうが素敵だよ」

ママ「あらロマンチック」

男「ロマンチックだからキスするよ」

ママ「百年早いわよ」

男「百年もお預けされたらロマンスがあり余っちゃうよ」

ママ「しょうがないわね。そんなに欲求不満ならテキーラあげるから未成年に飲ませてきなさい」

男「そもそも僕が未成年なんだけど」

友「男、男~!雪合戦しようぜ!」

男「無邪気な変態がなんか言ってる」

友「美少女ちゃんたちも誘おうぜ!」

男「無邪気な変態がなんか決めてる」

友「みんなでエロい雪ダルマ作ってさ!ちんこぶっ刺そうぜ!」

男「変態がなんか言ってる」

友「雪って興奮するよな!」

男「野郎二人で雪道を歩いてんだけでゲンナリするよ」

友「お、かまくらだ。立派なもんだなぁ」

男「おぉ・・・札幌雪まつりで見るような仕上がりだね」

友「ちょっと入ってみようぜ」

男「おいおい勝手に入ったらまずいよ」

友「大丈夫だって!作った奴らも帰ってるし・・・お、意外と真っ暗だな」すっ

男「はぁ、しょうがないヤツ」

バクンッ

男「ん?」

ボリボリッ ゴキィッグチャッ ムシュムシュ

男「これは・・・」

美少年「あ、おにいさん!そのかまくら人食うから気を付けてくださいネ?」ひょこっ

男「お前の仕業か」

友「美少女ちゃんって前の学校はどうしてやめたんだ」

美少女「飽きたからかなー。アメリカってドラッグとセックスとバスケしかないし」

男「偏りすぎだろ」

友「帰国子女だったのか!」

美少女「うん、美少女だしね」

男「見た目は関係ない」

友「じゃあさ、もしかして英会話とかできんの!」

美少女「できるよ」

友「スゲー!ちょっと話してみてよ!」

美少女「あー・・・How Worry So Arrival Live It Easy This Who Is Me!Be a Code Life Style The Solution Wine Do More!Chance Chance!」

友「ウヒョー!完璧じゃん!」

男「でたらめだよバカ、なにがチャンスチャンスだ」

美少女「まぁニュアンスで会話できるから」

男「ホンヤクコンニャク持ってこい。解読できないことを証明してやる」

雪の精「わたしは雪の精、もちろん雪崩を起こすわ」

ずももももも

ぼごごごごごぉぉおおお!!!

キャーキャー!人がいっぱい死んだ!

雪の精「あぁスッキリした。自然災害って罪じゃないからいいわ」

大地の精「いいなー。俺もまた地面揺らそう」

海の精「じゃあ俺ざっぱーんするわ」

全知全能の神「おまえら不謹慎な趣味やめろ」

友「お、イケてるギャル発見!尾行しよ」

男「ナンパみたいなノリで犯行に及ばないで」

友「心配すんなって!ちゃんとスタンガン持ってきたから」

男「やっぱり及ぶ気じゃん」

友「それよりガムテープ3本買ってこうぜ」

男「こんなのが身近に潜んでるから日常って怖いんだよなぁ」

父「旅行に行こうか」

ママ「いいわね」

男「なんで急に」

父「仕事してないし暇だからな」

男「職探せよ」

ママ「いいじゃない!どこに行きましょうか!」

父「豪勢にハワイ行っちゃうか!」

男「ハロワで」

父「ハロワ?どこの国だ?」

男「日本だよ」

ズンチャズンチャ

美少女「レゲエってちょーバイブス上がるよね、バイブス最高!」

男「バイブス言いたいだけだろ。音止めろ」

美少女「ディキディキダカダカディキディキダカダカ!!!!」

男「ディキディキダカダカうるせぇ」

美少女「マジぶちアゲっすわ。ラバダブしていい?」

男「ラバダブが何か分からないけどしないで」

美少女「チッ!じゃあワイニーでいいよ」

男「ワイニーってなんだよ」

美少女「体を密着させて腰と腰を・・・」

男「やらない」

美少女「なんでよ!男くんのバビロン!」

男「悪口っぽいけどピンとこないから腹も立たないや」

美少女「ヤーマン!」拳びゅおん

男「あぶなっ」さっ

『※その後もしつこくヤーマンされた男くんは立派なラスタになりました』

女教師「美術の時間よ。男子は筆と墨を用意、女子は全裸待機なさい」

男「はい」颯爽と挙手

女教師「はいは一回でいい!!」

男「耳付いてます?」

女教師「質問するならして。無いなら帰って」

男「なんで女子を全裸にさせるんですか?」

女教師「そんなことも言わなきゃ分からないの!」

男「たぶん言われても納得できませんが」

女教師「私は聖職者として美少女さんの裸を見る義務があるのよ!!」どんっ

男「聖職者の自覚あるなら今すぐ辞表出してもらえますかね」

女教師「はいはい、さっさと脱ぐ」

男「いやいやイカンでしょ」

友「ごちゃごちゃうっせぇぞ!!早くやろうぜ!!」服ばさっ

委員長「美少女さんの裸が見れるなら私の裸くらいさらけ出せるわ!!」服ばさっ

ホモ先輩「おら出せよ、もっと出せよ」脱がし脱がし

根暗「あんっだめぇボク男の子♂だよぉ」脱がされ脱がされ

女教師「話が早くて助かるわ。あと男子は服着なさい」

男「思春期なんだからさぁ、恥じらえよ・・・」

女「ウチは無理!裸なんか見したらいやらしい男子に襲われるもん」

ブス「あたしも~てか男子さっきから鼻の下伸びすぎィ~」

ブスッ「うわっどこ見てんのキモ~」

男「なんだろう。まともな反応だけど許せない自分がいる」

友「こんなゲロクソミックスどうでもいい!美少女ちゃんは!?」

女「今、ウチらのことゲロクソミックスって言わなかった?」

女教師「あなた達はいいわ。帰りなさい」しっしっ

女「えっ」

女教師「男子は美少女さんの乳首に墨を塗る準備をなさい。縁起物ですからね」

男「ダルマかよ」

友「よっしゃ塗りたくるぜ!」しゃこしゃこ

男「一心不乱に墨汁摺ってるとこ悪いけど、あいついないよ」

友「ファッ!?」

女教師「なんですって!?どこ!?どこにいるの!?」

男「昼休みに米軍の人たちと草吸いに行きましたよ」

女教師「ファック!美少女さんいないなら授業は中止よ!全員、服を着なさい!みっともない!」

男「みっともないことさせたのはあなたでしょうよ」

『※なお授業サボって草を吸いに行った件は触れられない模様』

女教師「音楽の時間よ。すぐに服を脱ぎなさい」

男「音楽の時間なんですよね?」

女教師「そうよ、分かったらしのごの言わず脱ぎなさい」

男「こいつもうなりふり構わなくなってる」

美少女「ちょいちょい先公、脱ぐってあたしも?」

女教師「そうよぉ~~?あなたもよぉ~~?なんならあなただけでも良しとするわよぉ~~?」でへへ

美少女「え~」

男「ここまでくると体罰だよ」

友「俺も脱ご」脱ぎ脱ぎ

男「お前はいつだって前向きだね」

友「あ、やっべ!ケツに縦笛突っ込んだままだった!」ずぼっ

男「クサイからしまっときな」

友「そうだな、別にいっか」ずぶぶ

善女「あれ?それ私のじゃ・・・」

女教師「さ、さぁ~~美少女ちゅわぁん!みんなも脱いだわよぉ~~?あなたも脱ぎ脱ぎチマチョゴリィ~~!!」鼻息ふんふん

美少女「チマチョゴリ着てないけど」

男「オバサン血迷ってんね」

美少女「ま、いーや。脱ご」すっ

友「ぬ、脱ぐのか・・・ついに・・・!!」ごくり

委員長「ハァハァハァ!び、びびびしょじょさんの全貌が露に・・・!!」鼻血だらだら

ホモ先輩「実は男だったりしてな。てかそうであってほしいな」

根暗「ま、待ちきれないよぅ…!退学になってもいいから公衆の面前でするもん!」しこしこ

女教師「カメラの準備はOKよ!!!」かしゃかしゃ

男「重ねて言うけど、これ音楽の時間だからね」

ぴかぁぁぁぁぁ

キャアアアアアアア!!!

女教師「な、なんてまぶしいの!?これじゃなにも・・・」

委員長「キャッ!つ、強い光に遮られて直視できない!」

ホモ先輩「俺としたことが失明しちまったぜ」

根暗「こうなったら想像力ぅぅう!!!」しこしこ

友「ちくしょう!どうなってんだ!サングラス着けてんのに見えねぇぞ!」

男「裸にサングラスって正気かよ、お前」

パァァァァアアアアアア

女教師「イヤァァアアア熱い熱い体が焦げるぅぅぅ!!」じゅううう

委員長「ぎゃあああああ肉が溶け始めてるぅぅう!!!」じゅううう

ホモ先輩「あーすっげ・・・イイ・・・これ・・・」じゅううう

根暗「指もオチンコも灰と化したボクだけど想像力だけでイッてみせるぅぅう!!!」じゅううう

友「 」

男「あ~あ、友が溶けて壁の一部になっちゃった」

『※美少女さんの裸は美しすぎて見る者を一瞬で溶かすくらい発光します』

先生「えー来週はマラソン大会だ。みんな走れよ」

友「げーマジかよ、かったるいなぁ」

男「まぁ毎年恒例だしね」

友「てかなんで冬にやんだよ、考えたやつ頭おかしいぜ」

男「お前らに比べたらよっぽどまともだと思うよ」

友「美少女ちゃんもダルいべ?」

美少女「え?なんか抜かした?」ウォーミングアップきゅっきゅっ

友「既に臨戦態勢!」

男「グリコのおまけみたいな格好してる」

美少女「あたしこう見えて走るの得意なんだよねー」

男「うん、あの戦闘力だから別に驚かないけどね」

友「かわいくてスポーツ万能で英会話出来るとかハイスペックすぎだろ」

男「英会話は出来てなかったよ」

美少女「あたし1位になったら告白するんだ・・・」

男「なんでマラソンなのに死亡フラグ立てたの」

陸上部「フッ!俺は陸上部エースだ。全国大会だって3連覇してる」

陸上部「そんな俺にとってマラソン大会はまさに絶好のモテ期!コース全てが俺様の花道さ!」

陸上部「今年も学園中の女子を虜にしてやるぜ・・・ワハハハハハ!!!」

男「(誰かこいつの独り言注意しろよ。うるさい)」

よーい・・・どんっ!

陸上部「(フッ!まずは軽くなが・・・)」

ぱぁんっ!

陸上部「(ん?なんか今、音速を突き破ったような音が・・・)」

先生「一着、美少女!記録0.2秒!」

陸上部「は?」

ざわざわ ざわざわ

男子1「マジかよ、5キロのコースだぜ」

男子2「やっぱ美少女様最強だな」

男子3「ちぇっ美少女様にいいとこ見せたかったのによぉ。こっから完走したってクソダセェじゃん」

陸上部「・・・」ぽかーん

『※あまりの衝撃に固まった陸上部エースは最下位になり、部活も引退しました』

美少女「どーよ、金メダル」

男「おめでとう」

友「さすがだな!」

美少女「これあげるから恋人になって」

友「はい喜んで!!!」

美少女「おめーに言ってねーよ」

友「うん知ってた」

男「知ってたならなぜ玉砕した」

美少女「男くんの為に取った金メダルだよ!もらってくれるでしょ!」

男「実は僕、金属アレルギーなんだ。ごめんね」

美少女「じゃあ付き合ってくれるだけでいーよ」

男「特に理由は浮かばないけどごめんね」

美少女「んっだよモォォ!!!」金メダルぐしゃっ

友「わお!握り潰した」

男「こんな恋人じゃ手も繋げないね」

委員長「はーい女子着替えるから男子出てって」

わらわら わらわら


男「体育の授業するたびに廊下出るのもめんどくさいね」

友「なに言ってんだ、覗けばいいだろ」

男「お前なに言ってんの?」

友「へへ!この為だけにわざわざ監視カメラ買ったんだぜ!」

男「なんで毎回ためらいもなく犯罪に手を染めるの?」

友「犯罪?別に誰にも迷惑かけてなくね?」きょとん

男「人間、罪の意識まで失ったらただのケダモノだよ」

友「さっそくスマホでチェックするか、ウヒッ!ウヒヒ!」ぴっぴっ

美少女「ようカメラ小僧」肩ぐわしっ

友「」びくっ

男「あ」

美少女「おもしろそーな話してんじゃん」

友「い、いや、これはその」

美少女「あたしも一口噛ましてよ。あいつらの着替え闇の組織に売り飛ばして小遣い稼ご!」

先生「そういうことなら先生も手を貸すぞ!」

ホモ先輩「俺だって!」

根暗「やろう!」

友2「みんなでならできる!」

友「うぅっ!あぁ、よろしくな!」涙キラリ

男「うちの校舎って治外法権なのかな」

体育教師「今日はみんなに逆上がりをやってもらうぞ」

男「なんだ、簡単じゃん」

美少女「げげっ!あたし苦手だわ」

友「ははは、嘘だろ!刃牙に出ててもおかしくない身体能力なのに」

男「見た目以外はまんま地上最強の生物だもんね」

美少女「セイッ!」ばきぃっ

友「シャオラッ!?」ぐしゃっ

美少女「男くん、あたしかよわい女の子だからね?」にぎっ

男「そ、そうだね」

体育教師「最低でも10回はやれよ」

男「」くるっ しゅたっ

体育教師「ん、よし!次は友!」

友「あ、ちょ、待ってください。え、なんだこれ、どうすりゃいいんだ」もたもた

体育教師「おいおい男子のクセにだらしないぞ!美少女様を見習え!」

友「え、美少女ちゃんもできないんじゃ・・・」

美少女「」ぶおんぶおんぶおん

友「残像が見えるくらい回ってる」

男「風圧で砂ぼこりが舞ってるね、扇風機かよ」

美少女「」ぶぉんぶぉんぶぉん

体育教師「も、もういい!もういいから止まりなさい!」

美少女「」ぶぉんぶぉんぶぉん

友「もしかして止まれないのか?」

男「あーだから苦手なんだね」

体育教師「ちょっ止めようにも回転が速すぎて触れないぞ、これ!誰か!誰か止められる奴はいないかー!」あわあわ

『※美少女さん曰く止まるタイミングが分からないからやりたくないとのことです』

委員長「クラスの係りを決めたいと思います」

美少女「係りってなに?」

男「クラスで飼ってる動物の飼育とか教室を掃除する美化とかを分担するんだよ」

美少女「で、なに?」

男「あ、ごめんね、バカだから何一つ分からないよね」

美少女「ううん、バカにされてることだけ分かる」

男「簡単に言うとめんどくさいことやる人を決めるんだよ」

美少女「そっか。委員長」

委員長「はい、なんですか美少女さん」

美少女「全部お前やれ」

委員長「え・・・」

美少女「やれって」

委員長「あ、はい・・・」

美少女「やったね、決まり!」ばっちぐー

男「委員長が不憫すぎる・・・」

委員長「(美少女さんに命令されちゃった・・・!クゥゥ~!!!)」鼻血だらだら

男「こともなかった」

先生「化学の時間だ。そのコポコポしてる謎の液体を使うが何が起こるか分からないから慎重にな」

男「教師が把握してない薬品使いたくないんですけど」

友「ぷはー!あ、やっべ!間違えてイッキ飲みしちった」

男「間違えてとかいう次元じゃないと思う」

美少女「およ?これリンスじゃないの?髪洗っちゃった」しゃわしゃわ

男「なんで授業中にビーカーに入った液体で髪洗うの」

ホモ先輩「おいおいローションじゃねーのかよ。使っちまったぜ(?)」ぬるぬる

男「だからどうして説明も聞かないで判断するの。あとどこに使った」

根暗「うぅ・・・気持ち悪くなってきた」

男「お前もなんかしたのか」

根暗「朝起きたら熱が42℃あったんだ・・・」

男「失せろ病原菌」

先生「みんなしてなにやってんだ!そんな得体の知れない物触っちゃダメじゃないか!」

男「得体の知れない物を授業で使うのもどうなんですか」

女友「あ?胸が膨らんで髪が伸びて骨格が丸くなったぞ。ついでに大事な物を失った気がする」

男「ほんとだ、女体化してる」

女友「マジかよ、スゲーな」

男「声たかっ」

女友「おっとやめろよ、そんな目で見たってスケベさせねぇからな」

男「心配しなくても下の中だから身の安全は保証するよ」

美少女「あたしも男体化したりして」

男「ありえ・・・んぅ~?」まじまじ

美少女「んな見つめられると照れる」

男「・・・ないよ、髪」

美少女「え?」つるぴかー

男「あだ名どうしよっか」

美少女「待て!まだ早い!なにかの間違いに・・・」さすさす

美少女「ないっ!!!」がーん

男「マルコメかハゲ丸どっちがいい?」

美少女「瀬戸内寂聴で」

男「受け入れ早いね」

ホモ先輩「ケツからずっとピーマン出てくんだけどよ」ぽんっぽんっ

男「自給自足できるね。おめでとう」

根暗「熱が止まらないんだけど」

男「移す前に消えろ」

委員長「ツルッパゲ美少女さんが愛しすぎて鼻血止まらないの」鼻血だらだら

男「ティッシュ詰めな」

友「俺は決めたぜ!女の身体を最大限利用してやる!」

男「うるさいな、どうせ女湯だろ」

友「女湯?あまいな・・・女になったからには女の悦びを知るに限るぜ!誰か俺を抱け!!!」

しーん

友「おかしいなぁ、年頃の男子いっぱい居るのに」

男「言ったじゃん、下の中だって」

『※下の中=森三中の村上くらいです』

美少女「あたし悟ったわ。出家する」

男「こいつマジで瀬戸内寂聴になろうとしてるよ」

美少女「美しすぎる尼さんのポジションでお布施いっぱい貰うんだ」

男「そんな邪念と煩悩まみれでよく悟ったと思えたね」

美少女「むしゃくしゃしたら目ぇ瞑らせて棒で叩いていいんでしょ?」

男「スイカ割りみたいに言ってるけど立派な精神修行だから。ストレス発散してる訳じゃないから」

美少女「あとベホイミ使いたい」

男「僧侶じゃないから無理だね」

『※5分経ったら元通りになりました。あと根暗は死にました』

男「今年も終わりかぁ」

ママ「せっかくだからお友達を呼んで一緒に年越ししたら?」

男「ははっイヤだよヘドが出る」

ママ「そ、じゃあママ出かけるわね」

男「え?どこ行くの」

ママ「あら来てたの」

彼氏「来ちゃったぜ」

男「誰だよ」

ママ「紹介するわ。新しい彼氏よ」

男「だと思ったよ」

ママ「今夜は彼が私の子宮にハッピーニューイヤーしてくれるの」

男「子宮に年明けの挨拶しなくても」

ママ「じゃあイってくるわね」

男「いくの意味が違ってんだけど」

ばたんっ

男「・・・蕎麦食べよ」

男「」ずるずる

ぴんぽーん

男「ん?」

ぴんぽーんぴんぽーん

男「しつこいなぁ・・・はい、男です」インターフォンかちゃっ

『明けましておめでとう!』

男「まだ明けてませんけど」

美少女「やふー!男くんが寂しいだろうから来てやったよ!」

男「そんな寂しい奴の家をわざわざ訪ねる君もなかなかだけどね」

美少女「どーせママさん浮気っしょ!あたしと年越ししよ!」

男「その通りだけど癪に障る言い方しないで」

友「お、美少女ちゃんも来てたのか」

美少女「およ?友くんあけおめー」

友「おう、あけおめ」

男「だから明けてないって」

友「よう親友。寂しいから来てやったぜ」

男「素直なやつだな」

友「つまみとビールも買ってきたぜ」

男「菓子とジュース買ってこいよ未成年」

美少女「いいから早く上がらせてよー」

友「待ち遠しいぜ」

男「玄関まで目と鼻の距離だろーよ」

美少年「あ、おにいさん!お邪魔してますヨ~☆」

男「なに断りもなくお邪魔してんの」

美少女「てめぇメスガキ!今すぐ出てけ!誰の家だと思ってんだ!」

男「僕の家だよ」

美少年「まぁまぁ枝豆と焼酎買ってきましたから」

男「菓子とジュース買ってこいっつってんだよ」

友「ははは、いつものメンバーになっちまったな。一杯やろうぜ」

男「やらせねぇよ」

わいわい どんちゃん

友「おぉう男ぉ!飲んでっかぁ?」肩組みがしっ

男「結局こうなるのか」

美少女「ほらグイッと!グイッといっちゃお?」

男「やめろ親父臭い」

美少年「遠慮すんな若造!わけぇんだからグビグビ飲め!」

男「てめぇ年下だろ」

友「はい!一番、友!瓶一本イッキ飲みしまーす!」

美少女「おーいけいけ!」

美少年「やっちゃえ若造!」

友「」ぐびぐび

男「あ~あ知らないぞ」

友「ぐふぇぇぇ・・・ヴオ゛エ゛エ゛エ゛げふっ・・・の、飲みきったぜぇオう゛ッ」ふらふら

美少女「およ?まだ残ってんじゃん」

友「え゛?」

美少年「飲み干せ若造!」ぐいぐい

友「え゛?え゛?ちょそれ空っぽの瓶・・・たしかに瓶一本って言ったけどそういうことじゃなウゴォッ!?」がぽっ

美少女「なーんで持ってんの!なーんで持ってんの!」

美少年「飲み足りないから持ってんの!あっソーレ!」

飲ーんで飲ーんで飲んで
飲ーんで飲ーんで飲んで
飲ーんで飲ーんで飲んで!ノ・ン・デ☆

友「グモォォ!!!ブグホォォアアア!!!」ごぶごぶ

男「地獄絵図だなぁ。蕎麦茹でてこよ」すたすた

美少女「ちょっとこれ麺伸びすぎィ!」ずるずる

男「イヤなら食わなくていいよ。食器洗って帰りな」

美少年「味薄いなぁ。ホントにミシュランの三ツ星取ってます?」ずるずる

男「市販の蕎麦を相手するほどミシュラン暇じゃねーよ」

友「オェェゲロロロ・・・あ、混ざっちゃったから汁替えて」

男「そのままイッキして帰れ」

美少年「スリー!」

友「セカンド!」

美少女「いち」

ハッピーニューイヤー!!!

男「カウント統一しろよ」

美少女「あけおめー!ことよろー!」

男「あけおめ」

友「イィィヤッフゥゥゥ!!!」

美少年「ことよろー!」

美少女「あ?てめぇとなんか"ことよろ"しねぇよ」

美少年「は?てめぇに言ってねーし」

男「まぁまぁ新年なんだし"ことよろ"しなよ」

友「(あれ?俺の全力が伝わってないぞ)」

美少女「おせちってさぁ、パチ狂ってるよね」

友「分かる。ミシミシいってるよな」

美少年「これがあの日スパイスを効かしたわさび醤油だと思うと神々しいですネ」

男「新年早々不思議なやりとりしてんじゃねーよ」


『※たまにはこんな年越しも悪くない………とは思わなかった男くんなのでした』

謹賀新年

おまけ

男「あのさぁ・・・」

美少女「んひっ」

男「んひっじゃなくて」

美少女「モヒョッ」

男「絶妙に腹立つ音探してる訳じゃないから」

美少女「え?咳だけど」

男「病院行った方がいいよ」

美少女「で、なに?チューしたいの?」

男「自惚れんなよ」

美少女「自惚れるよ、美少女だからね」

男「そんなことより今日は何日?」

美少女「天皇誕生日」

男「ちげぇよ」

美少女「6月だっけ」

男「お前の季節感どうなってんの」

美少女「もーはっきりしてよ!」

男「じゃあ聞くけど、なんで年越してんの」

美少女「は?」

男「なんでこんな中途半端な日に年越ししようと思った」

美少女「あたしに聞かれてもね」

男「だからさぁ・・・」

美少女「あ?」

男「年越しちゃったらぁ!!年内にする予定だったママのバースデーがぁ!!できないだろうがバカヤロウ!!!」

美少女「今日12月22日だよ」

『※男くんのママは射手座です』

よいお年を

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