穂乃果「ねぇ真姫ちゃん、ヤニ持ってる? 」 (19)

真姫「……はい」
スッ

穂乃果「本当!? よかったー、穂乃果ちょうど切らしてたところでさぁ」

穂乃果「なんだ、メンソールかぁ……」

真姫「嫌ならあげないわよ? 」

穂乃果「ごめんなさい! ください! 」

真姫「仕方ないわねー」
スッ

穂乃果「ありがと」

真姫「……」
スパーッ

穂乃果「ふぅ」
スパーッ

ガチャ

真姫「!? 」

穂乃果「あっ」

長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいま した!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです (正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、 これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じていま す。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸 れたのか、それは人それぞれだと思います。 少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちに なってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にあり がとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお 願いします! ではこれにて。

はよ

絵里「あら? 」

穂乃果「なんだ、絵里ちゃんか~」

真姫「ビックリさせないでよ! エリー 」

絵里「あなたたち……部室は禁煙のはずでしょ? 」

真姫「別にいいじゃない? 昼休みに誰も来やしないわよ」

絵里「まったく……バレたら問題よ?」
シュボッ

穂乃果「その時は絵里ちゃんが何とかしてくれるんでしょ? 」

絵里「ふふっ、どうかしら?」
スパーッ

真姫「ちょっと煙こっちに飛ばさないでよ! エリーのは匂いキツいんだから 」

絵里「え? あぁ、ごめんなさい」

ガチャ

絵里「!? 」

はよ

なんでやメンソール美味いやろ

絵里「火消して! 」

穂乃果「う、うんっ! 」

真姫「っ!! 」

ことり「あれ? 3人とも何してたの? 」

海未「けほっ! けほっ! 何だか煙たいです……っ!! 」

ことり「そういえば確かにそんな気が 」

穂乃果「き、気のせいだよ!」

真姫「そ、そうよ! 私たちがここで隠れて煙草吸ってるわけないじゃない!! 」

ことり「たばこ? 」

海未「……」
クンクン

穂乃果「う、海未ちゃん!? 」

海未「……穂乃果」

穂乃果「……はい」

海未「もしや」

絵里「……」

ジュッ……

海未「熱っ!! な、何をするのですか!? 」

絵里「無闇な詮索はしない方が身のためよ? 」
スパーッ

穂乃果「え、絵里ちゃん! 」

海未「やはり煙草を……私たちはまだ未成年なのですよ!? 」

絵里「だから? 」

海未「理事長に報告してきます!! 行きましょう、ことり」

ことり「う、うん……」

真姫「ふふっ」

海未「そこをどいてください!! 真姫 」

真姫「逃がさないって言ったら? 」

絵里「ハラショーよ、真姫」

海未「っ!! 」

えりちアメスピ説

海未「ならば力づくでも」

ことり「海未ちゃんっ!! 後ろっ!!」

海未「え? 」

ガンッ!!

海未「うぐっ……!! 」
ドサッ

穂乃果「あっ……海未ちゃ……」

絵里「困った子ね、海未は」

真姫「そんなので殴っちゃって大丈夫なの? エリー」

絵里「ことりは海未みたいに愚かなことしないわよね? 」

ことり「あ……ぁ……」

エリチや真姫ちゃんを不良にする風潮

海未ちゃん・・・

しえん

すまん、ちょっと葬儀行ってくる

後は頼む

葬式の直前にこんなものを書いていたのか…(困惑)

あっ俺の葬儀なんで来なくて良いから書いて下さい

ほす

この間もこんなこといって消えたやついたな

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