【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう11」【リリカル】 (1000)

・安価コンマスレです
・リリカルシリーズのニ次SSとなります
・システム現在改正中です



前スレ
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1481797528

■総合魔力:【A】
■暫定魔導師ランク(戦闘力に限る):【S】
■魔法体系:【古代ベルカ式】
■適正:  【空戦魔導師】
■デバイス:【アームドデバイス『槍型』 AI:『非人格型?』】
     :【ストレージ型の記憶媒体機能一部参考、搭載】
■希少技能:【脳内物質操作】



〈技能1〉
【戦闘技術(S) Lv4】『戦闘コマンド↓』
■近接戦闘:判定時にコンマ補正+45
■回避:A、偶数時。回避成功(0ダメージ)
   :B、奇数時。回避失敗。その数値でコンマ判定を行う

【魔力放出(A) Lv4】『戦闘コマンド↓』
■砲撃魔法(全体):判定時にコンマ補正+25。行動選択中の敵全てに判定
■拘束魔法:判定時にコンマ判定を行う
 A、判定勝利後。次の相手の行動補正値を0にする
 B、判定敗北後。そのコンマ数値で判定を行う
■障壁魔法:判定時にコンマ補正+30
 判定敗北後。3ターン使用不可


 〈経験値〉
戦闘技術 Lv4:残り【116】でLv上昇します(上限はLv5までになります)
魔力放出 Lv4:残り【111】でLv上昇します(上限のLv5までになります)
脳内物質操作:残り【─】【完成】
鎮痛物質精製:【─】【完成】

〈技能2 (任意、自動発動)〉

①【脳内物質操作(希少技能)】
 耐久数値65以下時に任意の判断で発動可能
 A.判定時コンマ偶数成功:希少補正×3
 B.判定時コンマ奇数失敗:行動不能
 行動不能時にダメージを受けても必ず現在の耐久数値から一割残存確定
 二回目以降の奇数時では一割残存は発生しない。

②【カートリッジロード:装弾数3】【リロード】
 1ターンに1度、任意の判断で発動可能
 コンマ判定時に補正+15。反動のデメリット補正-10(1ターン)
 ※『リロード』戦闘後に装弾数が全て再装填される。一度のみ

③【フルドライブ:オーバロード】
 任意の判断で装弾数2消費することで発動可能。コンマ判定時に補正+30
 判定後に自己ダメージ発生。耐久数値-20

④【鎮痛物質精製】
 任意の判断で二回発動可能。発動時にコンマ判定発生
 コンマ1桁の数値分、耐久数値が上昇する(耐久数値の上限は超えない)

⑤【中枢神経麻痺(痛覚)】
 耐久数値0になった時自動で発動
 1ターン行動猶予発生。次の判定後、相手の耐久数値が1以上の場合敗北する

⑥【リミットブレイク(肉体破損無視)】
 装弾数を任意の判断で消費することで使用可能(戦闘終了まで強制持続)
 A.使用した装弾数の数×15の数値を全ての行動補正値に加算する(継続)
 B.判定後に耐久数値-【50】の自己ダメージ発生(継続)

 (自己ダメージで耐久数値【0】になった場合『中枢神経麻痺』は発動する)
 (自己ダメージで【0】になる時、希少一回目と併用しててた場合。『1割』残存する)
 
⑦【雷速の模倣】【習得】
 戦闘中に一度だけ使用できる。『回避』失敗時に自動で発動する
 そのコンマ判定を無効にして、再判定を行う
  

 [好感度表1]
(好感度は信頼度のようなもので高ければ高いほどはやく悩みや秘密を打ち明けてくれます)

【240】ギンガ──(フェイトさんと先輩。どっちもすごかったです!)
【196】フェイト──(なのはがもう一人増えたみたいだ…)
【146】陸士隊員s──(信じてるぜ。お前が帰ってくるのを)
【146】はやて:──(機動六課ロングアーチにようこそ!これから頑張ろな!)
【141】レジアス中将──私は会わなくてはならない。あいつと)
【135】ティアナ (……)
【114】ルーテシア──(に…兄さ──うん。恥ずかしくてムリ。まだ陸士さんでいいよね!)
【99】ゲンヤ  (──)
【94】スバル──(模擬戦楽しかったなぁ。またやりたい!陸士さんおねがいしますね!)
【91】高町なのは──(な・の・は!です!)


【89】シャリオ──(もっと愛情を込めて撫でてあげるんですよ!)(男「愛情とな…?」)
【83】カリム──(新しい同志が…いえ、友人が出来たようでとても嬉しいです…!)
【79】エリオ──(同じ槍使いの先達として…勉強させてもらいます!)
【75】ヴィータ──(なんか似た匂いがする…もしかして同郷か!?)
【70】キャロ:──(外見はちょっと怖いけど…、話してみると優しそうなだったなあ)
【55】シグナム──(あれが噂の直談判の…面白そうなやつだったな)
【54】シャマル──(定期検診です!今日も定期検診です!逃げないでくださいね!?)
【47】ユーノ──(いつでも気軽に司書室の扉を叩いてほしい、力になるよ)
【44】ヴァイス──(礼儀正しいが無理してるように見えるぜ?もっと肩の力を抜いてきましょ!)
【28】ザフィーラ──(想像以上に傷だらけの男だ。…少しでも俺が盾になってやらねばな)

[好感度表2]

【コミュ不可】
【173】ドゥーエ──(本当にバカな人ですね。そんなあなただから…)
【102】ゼスト──(ルーテシアを頼む。そして…あいつを)
【92】スカリエッティ──(最後の舞台。君にはそこで踊ってもらうよ)
【46】チンク──(強いな。ホントに…強いよ、お前は)
【22】クアットロ──(タフすぎるでしょう!?)

1スレ目 【レジアス、直談判、入局、陸上部隊、銀行強盗事件】
2スレ目 【大きな特殊イベント 湖 ナンバーズ、長期リハビリ】
3スレ目 【大きな特殊イベント 病院 ナンバーズ】
4スレ目 【ドゥーエ 火災事故】
5スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務】
6スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務 第一級希少個体 運命の分かれ道】
7スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務 転移デバイス 崩れる世界】
8スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務 崩れる世界 未来へ】
9スレ目 【傷痕 機動六課】
10スレ目 【大きな特殊イベント ホテルアグスタ ゼスト】

  【ホテル『アグスタ』】【玄関前】

スバル「まずいね。ガジェットがかなり群がってきた…!」
スバル「なによりさっきから砲撃が…!これ、魔力じゃない…!」

ティアナ「泣き言言ってる暇はないわよスバル!ここを抜かれたらホテルまで一直線なんだから!」

 北の戦地。副隊長たちのところから討ち漏らしのガジェットが想像以上に多い。

 ホテル玄関前に数十機のガジェット群。
 さらに超遠距離からエネルギー砲をホテルの施設へと撃ち込んでくる。
 単なる陽動なのか威力はさほどではないが、無視できるものではない。

ティアナ「ちっ…!」

ガジェットⅠ型「──」

 拳銃型デバイス『クロスミラージュ』による銃撃がAMFによって軽く弾かれる。
 どうしても砲撃に意識を割かれ、ガジェット達への対処が厳しくなる。


ティアナ「短期決戦で殲滅するしかない…!──スバル!クロスシフトA!」

スバル「!わかった!」

『Cartridge Lord』

 ガシャン、とクロスミラージュのカートリッジシステムを四発ロードする。
 許容上限限界ギリギリのライン。だけど今は『威力』がいる。

ティアナ(死ぬ気でコントロールすればいけるっ)

 スバルがウイングロードでガジェットの前に駆け出し、囮となる。
 その隙に側面からガジェットを高威力の狙撃で殲滅する。

ティアナ「…っ!」


ティアナ(証明するんだ。特別な力や才能がなくたって。大きな魔力がなくたって!)

ティアナ「ランスターの弾丸は──敵を撃ち抜けるんだ!」

 『現在…、ガガ北の戦地でガジェットが…殲滅されました!』
 『副隊長がフォワード陣の元に向って…ます!』

 『ルーテシアは消息不明…っ!』
 『陸士さんからの…通信も、断絶…しました!恐らく…アンノウンと交戦…!』

ティアナ「…!?」

 念話で報告された状況報告。
 陸士とルーテシアの消息不明状況にクロスミラージュを握る腕が少し震えた。

ティアナ「…う」

 兄の。『ティーダ』の横顔が、頭の中を掠めた。
 あの陸士の行動の逐一癇に障った。──否応無しに、兄のことを思い出してしまうから。

【コンマ判定になります】

【ティアナ:コンマ判定】(コミュ+15) ↓

00~20  ???
21~80 スバルへ誤射 【原作ルート】
81~99 思いとどまる 【無茶をしない】

 【08】+【15】=【23】 【スバルへ誤射】


 【自分達と一緒に、ゆっくり強くなろう】

ティアナ「…っ、でも、それじゃあ…遅いから。誰も失いたくないから…っ!」

ティアナ「…私は、もっと…強く!」

 ──撃つ。
 一度緩んだトリガーを結ぶ指に再び力を込めた。

ティアナ「クロスファイアー!」
ティアナ「シュート!」

ガジェットⅠ型「──!」

 魔力の弾丸をガジェット達へ一斉掃射した。
 憂ごと振り切るように。

ティアナ「うわあああ!!!」

 ただひたすら弾丸のトリガー引く。


ティアナ「…あ」

スバル「…!?」




ヴィータ「ティアナ!この、馬鹿野郎!」

ティアナ「──」

 

  【???】【ホテル:西】

ゼスト「ごほっ…、がっ…!」

アギト「旦那…!大丈夫かい!?意識は…、なんかすげぇ怖い顔になってたよ!」

ゼスト「…大丈夫だ。頭の中は直接掻き乱されたように最悪だが身体は問題ない」

男「……」

ゼスト「この男が…文字通り。身体で止めてくれたからな」

 ザァ、と草木が風に揺らぐ。
 どうやらあちこちで戦闘が起こっているようだ。魔力の余波を感じる。

ゼスト「…管理局へと下る。そして…こいつと一緒にレジアスの元へ」

ゼスト「こいつとなら──」


ゼスト「だが。まだやるべきことがある」

ゼスト「ルーテシアの母を…アルピーノを助けねば…」

アギト「でも旦那…そのレジアスとかいうおっさんに会うのが目的なんだろ?」

ゼスト「そうだ。奴には問いたいことがあったからな。出来るだけ早くに…」

 自分はレジアスに嵌められたのではないか。
 その結果部下の命が──
 僅かだがそういう疑念があった。その疑念をレジアスに問いたかった。

ゼスト「だがこの陸士はレジアスを信じていた。だから…俺も信じたい」

ゼスト「俺の今やるべきことはレジアスを問い詰めることではなく。アルピーノを救出することだ」

 最優先でそれを行う。そのためには──


ゼスト「このままナンバーズから離反し潜伏。スカリエッティのラボを襲撃する」

 だがナンバーズによるガードが固い。
 狙うのはナンバーズの大半が出動し、拠点が手薄になってる時が望ましい。

アギト「一人でやる気かよ!?さすがに無茶だぜ!」

アギト「せめてこの陸士ってやつとルーテシアに助力を頼もうぜ!」

ゼスト「これ以上こいつに重荷は背負わせたくない。死んでしまうからな」

ゼスト「だからアギト。お前にこのまま管理局へと投降しろ」

アギト「はあ!?」

ゼスト「ルーテシアとこいつの未来を…。行き先を見守ってやってくれ」


【偶数、奇数でコンマ判定になります】

【コンマ判定】↓

1、偶数 【アギトが管理局へ】
2、奇数 【拒否してゼストに連れ添う】


アギト「ダメだダメだダメだ!絶対ダメだ!あんたも一人にしちゃヤバイタイプだろ!」

ゼスト「む…むう…」

アギト「確かにあっちにも…、こいつらにも興味はあるけどさ。旦那を一人にはとても出来ねえ!」

アギト「それこそ旦那が死んじまうよ!」

ゼスト「アギト…」


男「ぐっ…、ゼストさん…」

アギト「げっ!?」

ゼスト「起こしてしまったか。あまり動くな…」


 意識は揺らいでいたが、途中から彼らの話は聞こえていた。
 さっきから吐き気を催すくらい砕けた右肘が痛むが、大した怪我ではない。

 今はそんなことより──

ゼスト「迷惑をかけた。だがこれで気持ちが固まったよ」

ゼスト「こうしてお前と会話するのも、これが最後になるやもしれん」

男「…!」

男「…」

 今の自分が選べる選択肢。それは──


 ゼストさんの言う通り、このまま機動六課でみんなを守る。

 もう一つは…ゼストさんと共にアルピーノさんを助けに行く。
 ゼストさんはまだ管理局に下る気はない。これは譲れないようだ。
 だからこのままゼストさんと共に行くことは『機動六課』を離脱することになる。

 無難なのは定期的にゼストさんから情報を送ってもらうことだが…これは了承してもらえるだろうか。


【次に安価になります】【大きな選択肢になります】

  【安価】【分岐点】↓先取り4つ

①管理局に残る。陸を守る
②ゼストと共にルーテシアの母親を救いに行く
③ゼストに決行日前に情報を貰う


男「ゼストさん…。自分は管理局に残ります」

ゼスト「ああ。お前ならやれるさ」

 ルーテシアやレジアス中将。
 守りたい人たちがたくさんいる。そのために管理局から離れることは決して出来ない。

 だがゼストさんだって同じ陸の仲間で。管理局員なのだ。
 一緒に戦いたい。語り合いたい。死なせたくなどない。

 彼の身体は悲鳴を上げている。
 『戦わない』という選択肢は多分正しかった。

男「自分達を…管理局を信じてください」

ゼスト「…養生しておけ」

アギト「死ぬんじゃねーぞ!なんか早死にしそうな奴だからな、あんたは!」


【③】【決行日前にゼストorアギトから連絡が来ます】


ゼスト「アルピーノを助け出したら。今度こそレジアスに会いに行くつもりだ」

ゼスト「まだどんな答えが待ってるか知れないが…」

ゼスト「いつの日か。笑ってあいつと語り合える時が来るといいな」

ゼスト「その時は…お前も共にいてくれ」


【ホテル『アグスタ』】【大きな特殊イベント終了】

【一日が終了します】
【経験値判定になります】【戦闘無し。倒した敵がいないため補正はかかりません】


【経験値:コンマ判定】
↓1 戦闘技術 【116】でLv上昇します
↓2 魔力放出 【111】でLv上昇します

【経験値】
戦闘技術に【37】の経験値を得ました
魔力放出に【20】の経験値を得ました

戦闘技術 Lv4:残り【79】でLv上昇します(上限はLv5までになります)
魔力放出 Lv4:残り【91】でLv上昇します(上限のLv5までになります)


【好感度】【大きな特殊イベントで関わった人たちに+10以上】
【145】(+10)ティアナ (なんでこんな…!兄さん…)
【134】(+20)ルーテシア──(ありがとう…陸士さん。でも私のせいでこんな怪我を…)
【64】(+10)シャマル──(辛うじてあっちから繋がる念話から彼がボコボコにされてる音が聞こえる…)
【57】(+10)ユーノ──(酷い傷跡だったな。これ以上何か教えるのはまずいかも知れない)


【132】(+30)ゼスト──(ありがとう。お前に救われた。今度は俺が力になってやりたい…だが)
【102】(+10)スカリエッティ──(あははは!まさかホントに無抵抗で洗脳解除とは!マジかい!?)
【66】(+20)チンク──(ゆりかごで会おう。ナンバーズとして、お前とはそこで決着をつける)

今日はここまでになります
見てくださってありがとうございます
次は明日~明々後日20:30予定です

耐久数値が10以下になったので検診判定もしようと思ったのですが
結果的に戦闘は行っておらずリミットブレイクも希少も使用してないので今回はオミットしようかな、と思います
ティアナとなのはの模擬戦は三日後予定です

>>1乙です

誤射より低いコンマだと何が起こっていたのですか?

>>90
誤射+ティアナが負傷します

主人公がその場にいたら主人公に誤射を撃ち込んで、ナンバーズがその隙に…みたいな展開もありました
それはすごく運が悪い時の展開ですが

(すごく短くなりそうですが、少しだけ開始します)

  【機動六課】【医務室】

 嗅ぎ慣れた薬品の匂いがする。
 右腕はギプスで吊るされるように固定され、動かせない。
 左腕は肘から先がない。どうやら破損した義肢は外されたらしい。

 ──確か自分はホテルで。ゼストさんと。

シャマル「アンノウンの騎士と戦闘してバキバキに肘を砕かれちゃったんですよ」

男「…あ」

シャマル「おはようございます。陸士さん?寝ぼけてますか?眠気覚ましに抓ってあげましょうか?」

男「あぐぅ、…すいません…あう」

 ムニムニとシャマル医務官が頰を引っ張ってきた。
 どうやら少し怒っているらしい。

 自己判断で持ち場から──保管庫から離れてしまったのだから当然だ。


シャマル「別にそれに関しては私も、はやてちゃんも怒ってません!」

シャマル「私が怒ってるのは無抵抗で攻撃を受けてたことですよ!正気ですか!?そもそも──」

 ルーテシアは無事だろうか。心配だ。
 ゼストさんも、あのアギトという娘も。無茶して早まらなければいいのだが。

シャマル「肘の骨が粉々に砕け散ってるんですよ!?神経とか傷ついてたらやばかったんですよ!?」

 ルーテシア達は。みんなは怪我していませんか?

シャマル「あなたほどではないです!怪我しても治りますし、治してみせます!それより今は…!」

 よかった。ルーテシアは殴打されていたので特に心配だった。
 他のみんなも怪我はしてないらしい。

シャマル「何もよくないですよぉ…!陸士さん話聞いてます…?」

 腕の中に違和感を感じる。
 どうやらプレートやボルトなどを埋め込まれてるようだ。戦闘は難しいかもしれない。


 泣きそうになってるシャマル先生から状況説明を受けた。
 処罰も覚悟していたが、どうやら温情をかけてくれたらしい。

■保管庫での出来事。
 幸いこれは敵前逃亡扱いにはならなかったようだ。
 敵の戦力が想定以上だったこと。
 判明した敵の目的に対して初期配置があまりに厳しかったこと。
 離脱後の隊員への援護行動。遊撃隊のザフィーラさんがかなり庇ってくれたことで不問になった。

 もう一つ大きな理由があったらしいが──これはシャマル先生が口を濁していた。

■他の状況
 ランスターさんが失敗してしまったようだ。
 どうやら『誤射未遂』を起こしてしまったようで…。
 シャマル医務官も深くは知らないようだが、高町空尉と少し話したことで持ち直してはいるようだ。


シャマル「とにかく暫くは仕事は無しです!治ってもすぐには働かせません!いいですね!?」

シャマル「骨だけならすぐに治るかもですが…後遺症などの様子を見る必要がありますから」


【リハビリ:コンマ判定を行います】

【リハビリ進行具合:95】【0になると完全回復です】
(一日に始まりに、コンマ判定を二度行います。そのコンマ判定2回分が進行具合から引かれます )
(希少やリミットブレイクなどの併用はしていないので必要進行具合は削られた耐久数値分になります)


【リハビリ:コンマ判定】【リハビリ進行具合:95】

↓1 
↓2 

  【57+26=83】【リハビリ進行具合:12】

男「…でもかなり治りつつありますよね?ギプスも必要ないくらいです」

シャマル「これでも部隊の医務官ですからね。昨晩から付きっきりで診てあげてたんですから!」

 ふふん、とご満悦なシャマル医務官。
 回復魔法のスペシャリストと聞いていたがまさか粉々になった骨も一日で完治寸前とは。

 お見それしました。

シャマル「でも陸士さん自身の回復力が早いというのも大きいですけどね」

シャマル「あくまで私の魔法は新陳代謝や細胞分裂の促進を対象に語りかけるだけです」

シャマル「小さな怪我ならまだしも、大きな怪我を頻繁に回復させるのはやはり命の危険なんです」

 だから怪我をしてもいい、などと考えてはいけない。
 そう強く伝えられた。

  【フリーパート】

 シャマル医務官の忠告からさらに一日経過した。
 かなり渋い顔をしていたが、もう大きな破損は見られない、ということで。
 ギプスを外すこと、出歩くことを許してもらえた。

 ただ肉体を使う訓練などは厳禁とのこと。
 
男「…」

 ルーテシアのこと。ゼストさんのこと。ティアナのこと。
 いろんな人が気にかかる。

 そしてチンクのことだ。彼女とはまた出会い。戦うことになる。そう確信している。
 今の自分で彼女の力を受け止めらるのだろうか。


【安価】 午前はどうする? ↓2
1、戦闘訓練(経験値↑)  【リハビリ中の為。『戦闘技術訓練』『模擬戦』は選択不可能】
2、コミュ(好感度↑最低保障+10 知り合いキャラ安価指定>>4)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
5、『無限書庫へ』(技能獲得フラグ)
6、『ギンガと過ごす』(前コミュ)


なのは「…」

男「…!」

 訓練スペースから高町空尉がゆっくり歩いてくるのが見えた。
 疲れているんだろうか。あまり顔色がよくない。

 どうやら隊舎に向かうつもりのようだが、気になる。
 彼女には大きな恩がある。力になれることならなってあげたい。


【安価】 午後はどうする? ↓2
1、戦闘訓練(経験値↑)  【リハビリ中の為。『戦闘技術訓練』『模擬戦』は選択不可能】
2、コミュ(好感度↑最低保障+10 知り合いキャラ安価指定>>4)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
5、『無限書庫へ』(技能獲得フラグ)
6、『ギンガと過ごす』(前コミュ)

■【午前】【コミュ(なのは)】
■【午後】【コミュ(ルーテシア)】

短いですが今日はここまでになります
見てくださってありがとうございます
次は明日~明々後日20:30予定です

年末なので少し忙しくなってきました。
更新が遅くなってすいません
このペースだと最終決戦まで時間が掛かすぎてダレそうなので
出来るだけイベントの処理を早めに意識しています

(生存報告。ずっと放置してしまって申し訳ありません…いやホントに。言い訳しようがない)
(まだスレが間に合うのなら明後日~明々後日からゆっくり更新しようかな、と思います)

(去年よりも多忙になったのでさらに更新頻度が落ちるかもしれませんが、暇な時にチラッと見てやってくれたら嬉しいです)

(明日の20:30より開始します)

(久しぶりなのでミスがあったらすいません…)
(ではゆっくり投下します)

  【午前】【コミュ:なのは】

なのは「……」

男「……」

 よほど集中してるのか、悩んでいるのか。
 どうやら自分にも気づいてないようだ。
 
 とりあえずそっと横に回り彼女の肩を小さく叩いてみた。
 
なのは「ひゃっ!びっくりした!?…って陸士さん、出歩いて大丈夫なんですか!?」

男「はい。もうギプスも外していいくらいで。シャマル医務官のおかげです」グッ

なのは「う、腕を回すの禁止です!折れたばかりでしょう!怒りますよ!?」

 もうっ!と、高町空尉はため息をついた。
 ほんの冗談だったが、これで肩の力は少し抜けただろうか。


なのは「…大変でしたね、任務」

 本当に大変だった。
 自分なりに一生懸命やったつもりだが、結果的に言えば任務の役には立ってなかった。

なのは「そんなことないですよ。事情はルーテシアとはやてちゃんから聞きました」

なのは「陸士さんは正しいことをしました。──ただもうちょっと自分の身体を大事にですね?」

男「…は、はい」

 小さなお説教が始まる。
 高町空尉はこうなると長い。



【安価】:↓2
①元気がない理由を聞いてみる
②高町空尉から話題が振られてくる
③「義手がもげたんですけど。どこに行けばスペア貰えますか?」
④自由安価(不可能なら下になります)


男「元気…ありませんね」

なのは「!…あはは、わかっちゃいますか」

男「結構付き合い長いですからね…。なんとなく悩んでるなって」

 眠ってた四年をカウントすればですけどね、と冗談めかして伝えると苦笑された。


なのは「ティアナのことで少し悩んでたんです」

男「……」

なのは「ティアナのお兄さんの件は聞いたので知ってます。その上でじっくり訓練してたつもりなんですが、ティアナを焦らせちゃったみたいで…。一応任務のあとに話してわかってもらえたとおもうんですけど…」

 少し自信がなくて、と。ポツリと弱音を呟いた。
 とても繊細な問題なので踏み込み難いのはとてもわかる。


 自分が過去にティアナから聞いた話では『兄の殉職の』『そして強さへの執着だった』
 リミットブレイクの習得を自分に乞うほどに。

 正直彼女にはあらゆる面で勧められない技なので拒否したが。

男「高町空尉はティアナのこと良く気に掛けてるんですね」

なのは「うん。大切な教え子だし。なによりティアナには得難い『才能』があるからね!」

男「…才能」

 ティアナは自分のことを『才能がない』と卑下していたけど、やはり高町空尉から見ても彼女は──



なのは「今日はお話聞いてくれてありがとう、陸士さん。少し気が楽になりました!」

男「……はい。高町空尉もあまり溜め込みすぎないでくださいね?」

なのは「陸士さんも身体を酷使するのはほどほどにね?」

 高町空尉は小さく笑ってその場から去っていった。
 心労が少しでも軽くなったのなら嬉しい。



 ティアナともう一度話したほうがいいかもしれない。

 でも自分が何を言えばいいのか。どんな理屈を語ればいいのか。
 そもそも人のことに踏み込める立場なのか。

男「…わからないな。まだ」


【コミュ(なのは)】【終了】

 【午後】【コミュ(ルーテシア)】

男「ん?あれは、ガリュー……って、すごいスピードで飛んで来てる!」

ガリュー「──!──!」

 
男「久しぶりだね、ガリュー!元気かい?」

ガリュー「──!」

 グッと親指を立ててサムズアップしてきた。
 こうやってガリューとゆっくり対話するのは初めてだ。
 四年前のあの戦いを思い出す。ガリュー、ホントに強かったな。

男「せっかくだしちょっと話そうか?」

ガリュー「──!」

 彼の言葉は自分には通じない。でもこちらからは通じるのでゆっくりお喋りした。
 ガリューも喜んでくれてるようだ。


 でもガリューは何をしに自分のところに飛んで来たんだろ?


 ガリューと楽しく喋ってたら次第に筋トレの流れになった。
 腕が使えないので一緒にマラソンしたあとのスクワットでパンプアップ中だ。

男「それでガリューは何しに来たの?なんだか自分を探してるみたいだったけど?」

ガリュー「!?──!──!」

 『あっ!?忘れてた!』みたいな驚愕の表情をしてる──気がする。
 いそいそと懐から『手紙』を出して強引に渡してきた。
 そして大跳躍してその場を走り去った。なんだったんだろ。



【陸士さんへ。お話したいことがあります。○○時に部屋で待ってます。──ルーテシア】

 待ち合わせ時間まで、あと、2分と30秒。


 コンコン

ルーテシア「あ、陸士さん。時間ピッタリだね……って、なんで汗だくなの?」

 ガリュー君をあとで叱っておいてほしい。
 シャマル先生に見られてたら憤死されそうな勢いで強化ダッシュしてきた。
 折れた骨がズキンズキンしてとてもつらい…吐き気が。

ルーテシア「う、うん。まずはその……あの、えーっと」

 ルーテシアには言いたいことが一杯あった。
 とにかく彼女の怪我は──



ルーテシア「お見舞いにお弁当作ったのでまず食べて!頑張りました!」

 予想斜め上の発言が飛んできた。お弁当ですか?


【次。ルーテシアの料理技術判定になります】


ルーテシア「なんとか本を見て頑張ったの!料理初めてだけど!ガリューとも一緒に!」

男「へえ。あ、おにぎりとお味噌汁も付いてるのか。本格的だね」

 小さなお弁当の中身は手作りらしく。
 彩りの良い素材で埋められてる。THE お弁当って感じでした。

男「じゃあ、いただきます!」

 女の子からお弁当を貰うのは初めてだ。
 妹のようなルーテシアにもらえたのはとても嬉しい
ルーテシア「ど、どうかな?」



【料理技能コンマ判定:ルーテシア】:↓1 
00~10 ???【昏倒】
11~30 まずゥい!説明不要ッ!【吐き気、目眩】
31~60 とても美味しいお弁当
61~90 愛情を感じる。お店を開けると思います
91~99 毎日ルーテシアのお味噌汁が飲みたい


男「うん、とっても美味しいよ!」

ルーテシア「ほ、ホントに?社交辞令じゃなくて!?」

男「最高に美味しいよ。数をこなすともっと美味しいなるって確信がある!」

ルーテシア「えへへ…。そっかー」

 はにかんだような笑顔で嬉しがってる。
 

ルーテシア「ガリューの好みの砂糖と樹液をスパイスにしようと思ったんだけど、やめてよかった!」

男「…ん?」

 もしかして自分のことを虫か何かだと思ってました?
 というか樹液をおかずに入れようとしたの?──言及しないでおこう。とても美味しかったです。

 【49】【とても美味しいお弁当】


男「怪我は大丈夫?ゼストさんに弾き飛ばされてたけど…」

ルーテシア「…うん。陸士さんが守ってくれたから。──ゼストも手加減してくれたのかな?」

 一人で勝手なことしてごめんなさい。
 助けてくれてありがとう。──ルーテシアは謝罪と感謝を示してくれた。
 
ルーテシア「一人でオークション会場を張り込んでたのはゼストと会いたかったからなんだ…」

 虫たちを広範囲に散布し、索敵。そしていち早くゼストの存在に気づいていたらしい。
 ただ二人で話したかったらしく、部隊への報告を怠ったことを悔いていた。


ルーテシア「あとで八神隊長に申告に行くつもりなの…」


男「自分も一緒に行くよ」

ルーテシア「!」

男「一緒に叱られに行こう。正直に話して怒られよう。大丈夫、たぶん自分のほうが怒られるから!」

 だから自分のことなど心配しなくていい。

ルーテシア「……っ、ごめんなさい!陸士さん…大怪我したの私のせいだ…!」

 嗚咽を漏らすルーテシアの背中を少しでも安心させるようにさすってあげる。
 本当に優しい子だ。ゼストさんに託されたこの子を絶対に守り抜こう。

 そしてお母さんに、ゼストさんにまた会わせてあげよう。


【コミュ(ルーテシア)】【終了】

 【特殊イベント】【『料理の腕─』─主人公編】


男「ルーテシアに手作りお弁当作って貰ったけど、すごく美味しかったな」

男「ルーテシアはまだ10歳なのに…やっぱり賢いんだな」

 ふと、思いついた。自分の料理の腕ってどの程度なのだろう。
 生まれてこの方自炊など碌にしたことがない。だが上手くやれる謎の自信だけはある。



男「そうだ…落ち込んでるティアナに餞別に持って行ってあげようか!」

男「正直会話で間が保つとは思えないし…多少は話題になるかな?」

 ルーテシアにお返しもしたいし、手間の問題は気にしない。
 そうと決まれば行動だ!手作りお弁当くらいならなんとかなるさ!
 久方ぶりに厨房に立ち、冷蔵庫を漁り、包丁を握る。


【次に料理技能コンマ判定になります】


男「さすがにぶっつけ本番ってわけにはいかないし、今日の晩飯にしよう」

男「大丈夫、なんとかなるさ。テレビでたまにやってた料理番組風にやればいい」

 もう5年以上テレビ見てないけど。

 とにかく料理タイムスタートだ!



【料理技能コンマ判定】:↓1
00~20 ???【昏倒】(料理コンマ判定に-【30】付与】
21~40 ゲロゲロゲロ【吐き気、目眩】(料理コンマ判定に-【10】付与】
41~60 悪くない…気がする?
61~80 味見するととても美味しい (料理コンマ判定に+【20】付与】
91~99 会心の出来です! (料理コンマ判定に+【30】付与】

 【17】【記憶障害:昏倒】


 ガンガンガン!
 バキッ!
 バリバリバリ!


男「……、?」

 何か妙な【モノ】が出来た。
 片っ端から食材を切って、スパイスを入れたらこんなことに。
 王道のカレー作ろうとしたのだが…んん?

男「さすがに切って煮込んでルー入れるだけのカレーを失敗するわけが…ちょっと食材を代用はしたけど」

男「と、とりあえず味見を一口…」

 パク、っと食べた。




■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



【朝】


 朝だ。小鳥が目覚ましのように鳴いてくれてる。


男「さて、今日もリハビリだ。シャマル先生のところへ向かおう」

 昨晩の記憶が飛んでる気がするけど…まあ問題ないさ。
 思い出そうとすると痛みが走るのでそのまま忘れた。



【一日が終了しました】

【好感度:推移】

【144】(+10)ルーテシア──(今度はもっと美味しく作ってあげる!だから期待しててね、陸士さん!)
【101】(+10)高町なのは──(私、教えるのに向いてないのかな…?いや、弱気じゃダメだよ私!)

 


 【医務室】


シャマル「じゃあ今日もリハビリ頑張りましょうか!……何か顔色悪くありません?」

男「だ、大丈夫です」

 少し頭痛がする程度だ。風邪出しても大したことはない。
 自分には休んでる時間もないのだから。

シャマル「張り切っていきましょう!」


【リハビリ:コンマ判定】【リハビリ進行具合:合計『12』以上で完治】
↓1 
↓2

 【02】+【63】=【65】 【右腕粉砕骨折:完治しました】
 【訓練、模擬戦がフリパートで解禁されます】


シャマル「はい!もう心配はありません!前より頑丈になりました!」

 一日だけのギプスが外れた。二日で骨折が治るとは。
 あまり回復魔法には頼りすぎるな、と釘を刺されたがやはりシャマル医務官はすごい。

 身体の内部を固定してたボルトなども外された。
 これで気兼ねなく鍛えられる。


シャマル「もう医務室は来てはいけませんよ?」

男「善処します」



【安価】:↓2 『聞きたいこと』
①シャマル医務官の料理の腕前
②ティアナのこと
③自由安価(不可能なら安価下)
④特にないので『フリーパート』へ


男「ランスターさんついて聞きたいんですが…」

シャマル「?ティアナのことですか?そうですね…」


 シャマル医務官曰く、ティアナはあの『オークション任務』以降から。
 『通常の訓練に加えて、ひっそりスバルと訓練している……っぽい?』
 『オーバーワーク気味なので注意しても恐らく影で続行してる』
 『明日には高町空尉vsティアナ、スバル。の本格的な模擬戦がある』


シャマル「このくらいですかね?…なのはちゃんも知ってると思いますが」

 高町空尉は少し不器用なところがある、と悲しそうな顔で呟いた。
 昔何かあったのだろう。確か高町空尉も病院に──

 シャマル先生に礼をして医務室から出て行った。
 どうしようか。

 【フリーパート】



【明日から六課に合流します!またよろしくお願いしますね、先輩!──ギンガ】


男「……!」

 どうやらギンガが六課に合流するようだ。
 久しぶりに後輩に会える。

 また一緒に訓練して互いに高め合いたい。
 そういえば『一緒に遊びに行く』約束もしてた。
 
男「108部隊の先輩たち、ゲンヤさん。元気かな…」



【安価】 午前はどうする? ↓2
1、戦闘訓練(経験値↑)
2、コミュ(好感度↑最低保障+10 知り合いキャラ安価指定>>4)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
5、『無限書庫へ』(技能獲得フラグ)
6、『ギンガと過ごす』(前コミュ)

【フリーパート】

男「…ランスターさんに会いに行こうか」

 会わなくてはならない。
 彼女に胸の内を明かされたあの日から、彼女のことを気にしてしまってる。

 ランスターさんにとっては迷惑だろうけど、一言話しておきたい。
 『兄を失った』そこに自分を重ねてしまったのか、同情なのかわからないけれど。

男「先輩…」

 あの事件で失った『先輩』の面影を今でも自分は追っている。



【安価】 午前はどうする? ↓2
1、戦闘訓練(経験値↑)
2、コミュ(好感度↑最低保障+10 知り合いキャラ安価指定>>4)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
5、『無限書庫へ』(技能獲得フラグ)
6、『ギンガと過ごす』(前コミュ)


■【午前】【コミュ(ティアナ)】
■【午後】【ギンガと過ごす】
■【特殊イベント】 【蝿】

(今日はここまでになります。見てくださってありがとうございます)
(次回は未定ですが開始は20:30になります)

(ティアナのコミュにお弁当判定は……どうしようかな。いらないかな……)

(すいません。ちょっと遅れます。21:00から少しだけ開始します)

  【午前】【コミュ(ティアナ)】

ティアナ「……あ」

スバル「あれ?陸士さんだ!どうかしたんですか?」

 訓練スペースの森林地帯で休憩中の二人を見つけた。
 今は高町空尉との訓練の時間ではない。
 どうやら二人で秘密の特訓をしていたようだ。

 さて、どうしようか。
 

ティアナ「ごめんスバル。ちょっと席外してくれる?」

スバル「…?」

ティアナ「陸士さんと話があるから。ていうかあっちが何か話したそうだしね」
 


スバル「!もしかしてわたしお邪魔!?ラブな感じの話!?」

ティアナ「いや、普通にありえないから」

 いいから飲み物でも買ってきなさい!と怒鳴りつけて泣きながらスバルは去っていった。
 二人は腐れ縁と聞いていたが、なかなか遠慮のない関係である。


ティアナ「で、何か用ですか?」

ティアナ「この前の任務のミスのことなら、もうなのはさんに詫びてますよ」
 
男「……」


ティアナ「あなたもお説教にでもしに来たんですか?」

ティアナ「【ゆっくり一緒に強くなる】って約束破っちゃったから…」

 半ば諦めたような目で見つめてきた。
 ほのかに罪悪感を感じてるようだ。

 ティアナはかつてその内心を打ち明けてくれた。

 殉職した兄が間違っていなかったことを自分の力で証明したいと。
 自分の周りには優秀な存在がいっぱいだと。
 己は凡人であると。
 高町空尉と訓練しても、強くなった気がしないと。


ティアナ「なんで。また私に会いにきてくれたんですか?」

男「……」

 自分はなんでこんなにも彼女を気にしてるのか。
 それは、

 


【安価】:↓先取り3つ
①もう本能に任せて正直に言いたいことを言う
②高町空尉とゆっくり話すことを勧める
③自由安価(台詞を考えるなど、タイムなど)
④とりあえずお弁当でも食べながら喋らないか?【コンマ判定:ー30補正】


男「……」

 ……

男「……」

ティアナ「……?」

 ……





男「ごめん。考えてたんだけど頭パンクして。特に理由思いつかなかった」

ティアナ「……」

ティアナ「はあ!?」


ティアナ「あんたホントに何しに来たんですか!?わたしをおちょくりに来たんですか!?」


 ティアナの罵声が飛び交う。もう敬語とか無しである。
 ぐうの音も出ない正論だ。
 彼女には自分がおちょくりに来たとした思えないだろう。

男「ただ具体的な理由は結局思いつかなかったけど…」



男「理屈じゃなくて。『ティアナを助けたい』って思いが最初に来たんだ」

ティアナ「……え?」

 上手く言葉に出来ないと思う。
 でも口にしてみよう。本心を。


 たぶん言葉に出来る理由で『ティアナを助けたい』って思ったんなら。
 結局自分は理屈に逃げて、ティアナに会いに来なかったと思う。

 自分よりもきっと高町空尉の方がティアナを知ってる。それは今でも思ってる。
 だから高町空尉に全部任せてた。その方が上手くいくと思う。でも……

 湖の時も。
 病院の時も。
 世界の崩壊の時も。

 理屈で考えていたんなら、きっと自分の足は竦んで『大切なもの』を取り零してた。


ティアナ「……」


 上手く言葉に出来ないけど見ていられなかったんだ。
 あの内心を相談された日から、他人事のように思えなかった。

 ティアナが力を無理に欲する──自分のような痛みを味わって欲しくない
 現場で無茶をする──自分のように失って欲しくない
 高町空尉を。仲間を信じて欲しい、と。

 自分のことを全て棚に上げて。ただそう思ったんだ。




男「だから『ティアナを助けたい』。その結論が先に来てたんだ」

ティアナ「……」

 ……自分でも何を言ってるかよくわからない。
 これで何か変わるのだろうか。


 小さな沈黙が辺りを包んだ。
 ティアナはもう数分も俯いて黙り込んでる。

 正直ティアナの質問にも、悩みに解決にもなってない気がするけど。
 これが自分の本心で。精一杯で。

ティアナ「……お」

男「……?」



ティアナ「お人好し…人助け馬鹿。って感じですね。陸士さん」

男「…ん?」

 褒めてるのかな?馬鹿にされてるのかな?
 ただ小さく微笑んでるの分かる。呆れてるのか、感心したのか。
 それはまだわからない。


「ティアナー、陸士さーん!買ってきたよー!」

ティアナ「ん。ちょっと話し込んじゃったみたいですね」

男「ティ……」

 何か言う前に、ティアナは人差し指を口の前に持ってきて自分の言葉を止めた。

ティアナ「言いたいことは色々ありますけど、陸士さんがすごーく心配してくれてるのはわかりました」

ティアナ「もう少しゆっくり自分を見つめなおして見ます」

 なのはさんとも話すつもりです、と少し気まずそうな顔で言ってくれた。


男「ティア──じゃなくて、ランスターさん」

ティアナ「別にティアナでいいですよ!さっきから何度か言われてるし」

男「そっか」

 そろそろ自分は去ろう。これ以上話せることはない。




ティアナ「心配してくれてありがと…そこはホントに嬉しかった」

 背中から本当に小さな声が聞こえた。
 空耳かもしれないけれど、彼女の心の支えに少しでもなれたんなら嬉しい。


【コミュ(ティアナ)】【終了】
【次にコンマ判定:明日のティアナのメンタル】

【コンマ判定:明日のティアナは】↓1 今までのコミュ補正+25
(41以降は暴走しません)

00~20 ??? 【???】
21~40 焦り、無茶をする【原作通り】
41~70 焦らない。無茶をしない
71~90 精神的に成長する【ティアナ、技能獲得】
91~99 主人公に会いにくる【好感度上昇】【技能獲得】

ふぅ、危なかった。
しかし…+25なら~20は不可能では?

【56】+【25】=【81】 【精神的に成長する】【技能獲得】


>>386
はい。過去に一度もコミュしてなかったら補正無しで判定でした
もし取っていれば、その場合原作より酷いルートになってます

(今日はここまでになります。見てくださってありがとうございます)
(次回は未定になりますが20:30開始予定です)

(想像以上にコミュが長くなってしまいました…)
(ティアナ関連が終わったので今度からもう少しコミュは緩く短い感じになるかな?)

  【午後】【ギンガと過ごす】

ギンガ「先輩って会うたびに怪我増やしてますよね?」

男「もう治ったから大丈夫。シャマル医務官のおかげで」

ギンガ「そういう問題じゃないんですけど…、はあ」

 とても残念なものを見るような目でため息をつかれた。地味に傷つく。
 ギンガも年頃だし、反抗期だろうか。

男「っていうの冗談で。心配かけてごめん、ギンガ」

ギンガ「そうですね!とても心配してました!お仕置きです!」

 微笑みながらムニムニと頰をつまんでくる。
 

【安価:先取り3つ】 『どこに行く?』
①シャーリーのところで義肢の再接続を行う。【技能獲得フラグ】
②ゲンヤ、陸士隊員達に会いに行く。
③自由安価(不可能なものは下)


ギンガ「義手が破損して不便でしょうし、新調に行きますか?」
 
 確かにずっと片手では不便だ。
 シャーリーのところに行けば準備されてるかもしれない。

ギンガ「決まりですね!じゃあ出発です!」




シャーリー「義手ですか?ええ、治りましたよ。ばっちり!」

シャーリー「まさか初出勤で粉々にされるとは思いませんでした、ええ!!」

 とてもいい笑顔だが明らかに青筋が立ってる。
 やはりデバイスマイスター的にはアウトらしい。
 とりあえず誠心誠意謝りました。

シャーリー「なんて、大して怒ってませんよ!陸士さんの命を繋ぎ止める一助になってくれたならやっぱり嬉しいですし、そのためのデバイスと義肢ですからね!」


シャーリー「じゃあ陸士さんの身体に再接続を──」

男「あっ、ちょっといいかな?聞きたいことがあるんだ」

シャーリー「…?」

 義肢に新たなシステムやプログラムを刻めないだろうか?
 リロード分のカートリッジは義肢の内側に内蔵されてるが、同じ要領で。

シャーリー「うーん、出来なくはないですがその場合身体に負担が…。隊長たちの許可が必要なものもありますよ?私の独断ではちょっと決めかねます」

シャーリー「義手がちょっとした端末…『デバイス』扱いにもなりますね」

 ぶつぶつと小さな声で呟き始めた。
 身体の負荷はさらなるトレーニングで克服するつもりだ。
 新規のシステム。これからの戦いでは必要になると思う。


【義肢に内蔵出来る可能性のあるプログラムorシステム一覧】

【義肢に内蔵出来る可能性のあるプログラムorシステム一覧】

①【Blaster System:鋼の撃鉄】(なのは、はやて、フェイト、シャーリーから許諾が必要)
 (なのは、はやて、フェイト、シャーリーの好感度100以上で使用可能)
 ■『リロード』分のカートリッジを全弾消費することで使用可能
 ■戦闘終了後に生命判定
 ■コンマ判定を行う。下記を参照してコンマ判定結果の効果が反映される
 ブラスター1(01~30):全ての行動補正値にコンマ補正+30(三ターン)
 ブラスター2(31~60):『近接戦闘』に(全体)を付与。コンマ補正+50(一ターン)
 ブラスター3(61~90):『近接戦闘』に(全体)を付与。コンマ補正×2
 〝F〟ブラスター(コンマ範囲91~99):???
 

②【オートディフェンサー:防御装甲】
 最初にダメージが発生した時『一度だけ』自動で強制発動する
 A:そのダメージを『0』にする
 B:自己ダメージに対しては発動しない


③【魔力伝導:高倍率】(フルドライブ:オーバーロードに上書きされます)
 装弾数を任意の判断で消費することで使用可能
 A:使用した装弾数×15の数値がコンマ補正になる
 B:判定後に耐久数値ー【20】の自己ダメージ発生


シャーリー「現時点で組み込める可能性のあるシステムはこれだけですかね?」

シャーリー「義肢の中のリソースという枠に、一つ…多くて二つ組み込めると思います。ただ二つ以上組み込んだら確実に肉体に影響が出ますよ?ただでさえ義肢は身体の負担が大きいのに」

ギンガ「……」

 組み込むならばよーく考えてください!あと隊長たちの説得も絶対!
 そう約束してシャーリーの研究室から出て行った。
 よく考えて選択しなければならない。





ギンガ「あっ、先輩。最後に少し付き合ってもらっていいですか?」


【フリーパートより『新規プログラムの実装』を選択することで実装出来ます】
(二つ以上システムを組み込めば耐久数値の上限が下がります)
(訓練で耐久数値を上げる訓練も提示されます)
(ブラスターシステムは選択して組み込めますが、好感度100以上ないと使用はできません)

  【先端技術医療センター:屋上】

ギンガ「うー。さすがに夜になると冷えて来ますね」

男「ここは…」

 首都グラナガンの夜景が一望できる。
 色鮮やかなネオンと人々の喧騒が重なり合って、ここが大都市ということを自覚させてくれる。

ギンガ「覚えてますよね?先輩が長期入院してた病院です!」

男「あの頃が一番辛い時期だったからね。よく覚えてるよ」

 チンクとの戦いの後。脊髄にダメージを負い下半身が麻痺した。
 希少技能の過剰使用も重なり、実務に復帰出来るまでおよそ半年を要した。
 ──その回復直後にも色々あったのだけど。



男「うん。本当によく覚えてる。ギンガと天体観測の約束をしてたことも」

ギンガ「…!」


 【ここは星がよく見える】
 長期リハビリが終わって、ギンガを天体観測に誘ったのだ。
 彼女が──二乃さんがそう教えてくれたから。
 
男「…」

ギンガ「…?」

 思い返せば、それは警告だったのだろう。
 その警告のおかげでガジェットによる病院への奇襲に対応出来た。
 彼女はきっと【ナンバーズ】だから情報があった。
 でも自分に教えてくれた理由は。

ギンガ「むー」


ギンガ「ていっ!」

男「むぐぅ!?」

ギンガ「何を考えてるんですか?他のことですか?久しぶりに後輩と二人きりなのに、いいご身分ですね?なんとなく別の女性のことを考えてる気がします。さすがに怒りますよ?怒っちゃいますよー?」

 すごい早口。めっちゃ早口で頰をつねってくる。
 おまけにジトーッとした瞳で見つめてきて。
 やはり反抗期だろうか。これは妹が拗ねてる感覚に近い気がする。

ギンガ「もうっ!半分冗談です!」

 そう言って懐から何かを取り出した。
 これは、ネックレス。【あの時】の転移デバイスだ。

ギンガ「今日はこれを先輩にお返ししたかったんです」


男「自分に、これを?」

ギンガ「はい。でも残念ながら壊れちゃってるんです」

ギンガ「その…先輩が私に使ってくれた時に」

 手渡されたその転移デバイスは『核』となるべき箇所が破損していた。
 ギンガ曰く、エネルギーソースは『魔力』とは別のエネルギーも使用されていたらしい。

ギンガ「シャーリーさんに頼んで治して貰おうとも思ったんですけど…勝手なことをしないほうがいいかなって。先輩にとって大切なものな気がしたから」

 それを手のひらの中に握り込んで、懐かしい記憶がまた蘇った。
 過去の大切な思い出が。



男「ありがとう、ギンガ。またここに来ようか?」

ギンガ「…そうですね。二人でまた、ここに」



【午後:ギンガと過ごす】【終了】

  ■特殊イベント:〝蝿〟

  【???:研究所(跡地)】


ガジェットI型「──!──!!」

ゼスト「終わりだ」

 槍の刺突がガジェットの中枢部分を破損させ、機能を停止させる。
 トドメにガジェットを蹴り砕き、ゼストは深く息を吐いた。

ゼスト「……ここもハズレか。有用な情報はなさそうだな」

アギト「あの変態ヤロー!どこに雲隠れしてんだ!?前のアジトはもう捨てられてるし!」

 片っ端から潰してんのに尻尾も出さねえ!とアギトが苛立ちの声を上げる。
 ドクター〝スカリエッティ〟のアジト。その場所が未だに掴めない。
 オークションから既に数日が経過。ゼストの持つ既存の情報から違法研究所施設を割り出し手当たり次第に潰す日々。だが成果は芳しくなかった。



ゼスト「…奴のアジトを割り出す手段。幾つかあるがどれも危険があるな」


アギト「…?どうすんの?」

ゼスト「確実なのは最高評議会の連中を締め上げることだ。……が、難しいだろうな」

 時空管理局の最高権力の一つ。最高評議会。
 スカリエッティとこれらが繋がってるのはゼストは既に知っていた。
 自分を蘇生させる命令を下したのも最高評議会だとスカリエッティは嗤って言った。

ゼスト「もう一つはレジアス。あいつならスカリエッティに関して何か知ってるやもしれん。正直これも期待薄だがな。より綿密にスカリエッティと繋がってるのは評議会の方だろうと予想はつく」


ゼスト「あの事件の糸を引いてたのがレジアスならば…わからんが」

 正直今すぐレジアスに問いただしたいことがあった。
 だがいまは『あいつ』を信じてルーテシアの母親を、部下を救うのに尽力すべき。


アギト「じゃあさ、『あいつ』に情報収集してもらえば?」

ゼスト「……」

アギト「こっそり最高評議会のとこに忍び込んでもらって情報ゲットとか!?」

ゼスト「あいつの立場が危うくなりそうなことはしたくないな…」

 内乱罪に──いや持ち出された情報が最高評議会の犯罪行為の証明になれば。
 だが最高権力者だ。隠蔽工作にも優れてるはず。
 下手しなくても適当な罪状をでっち上げられて陸士が捕まる可能性も高い。
 まず大前提として高度なセキュリティを突破することさえも厳しいだろう。

アギト「でも相談くらいはしとかないか?このままじゃ旦那の体力が持たねーよ」

ゼスト「索敵系の魔法が碌に使えないのが痛いな…」


【コンマ判定:次に判定します】『ゼストの行動』 

【コンマ判定:↓1】『ゼストの行動』

00~25 【主人公に〝最高評議会〟について伝える】
26~49 【主人公に〝レジアス〟について伝える】
50~99 【スカリエッティの捜索を続行する】

  結果:【64】【スカリエッティの捜索を続行する】

ゼスト「とにかく研究施設をしらみつぶしだ。彼に連絡するのはそれからでいい」

ゼスト「元より俺一人でやるつもりだったからな。迷惑を掛けたくない」

アギト「私もいるぜ!」

ゼスト「ああ…そうだったな。頼りにしてる、アギト」





スカリエッティ「〝蝿〟が彷徨いてるなー」

スカリエッティ「ま、どうでもいいかな!?」

ウーノ「よくないのでは?最高評議会から生かして捕らえろとありますが?」

スカリエッティ「はあ…。あの失敗作にはもう興味のカケラもないんだが」

スカリエッティ「コンタクトくらいはとってあげようか」



  【特殊イベント:〝蝿〟】【終了】

  【一日が終了します】【好感度:推移】

ギンガ(+10)【250】(上限)──(また一緒に、ここへ)
ティアナ(+20)【155】──(ありがと…心配してくれて。ちょっと嬉しかった、かな?)

 [好感度表1]
(好感度は信頼度のようなもので高ければ高いほどはやく悩みや秘密を打ち明けてくれます)

【250:上限到達】ギンガ──(また一緒に、ここへ)
【196】フェイト──(なのはがもう一人増えたみたいだ…)
【155】ティアナ──(ありがと…心配してくれて。ちょっと嬉しかった、かな?)
【146】陸士隊員s──(信じてるぜ。お前が帰ってくるのを)
【146】はやて──(機動六課ロングアーチにようこそ!これから頑張ろな!)
【141】レジアス中将──私は会わなくてはならない。あいつと)
【114】ルーテシア──(に…兄さ──うん。恥ずかしくてムリ。まだ陸士さんでいいよね!)
【101】高町なのは──(私、教えるのに向いてないのかな…?いや、弱気じゃダメだよ私!)
【99】ゲンヤ  (──)
【94】スバル──(模擬戦楽しかったなぁ。またやりたい!陸士さんおねがいしますね!)


【89】シャリオ──(もっと愛情を込めて撫でてあげるんですよ!)(男「愛情とな…?」)
【83】カリム──(新しい同志が…いえ、友人が出来たようでとても嬉しいです…!)
【79】エリオ──(同じ槍使いの先達として…勉強させてもらいます!)
【75】ヴィータ──(なんか似た匂いがする…もしかして同郷か!?)
【70】キャロ:──(外見はちょっと怖いけど…、話してみると優しそうなだったなあ)
【64】シャマル──(辛うじてあっちから繋がる念話から彼がボコボコにされてる音が聞こえる…)
【57】ユーノ──(酷い傷跡だったな。これ以上何か教えるのはまずいかも知れない)
【55】シグナム──(あれが噂の直談判の…面白そうなやつだったな)
【44】ヴァイス──(礼儀正しいが無理してるように見えるぜ?もっと肩の力を抜いてきましょ!)
【28】ザフィーラ──(想像以上に傷だらけの男だ。…少しでも俺が盾になってやらねばな)

 【フリーパート:朝】

男「…!…仕事の時間だ」

 隊舎前のトレーニングルームで身体を鍛え上げる。
 朝は懸垂を指の皮がさらに擦り切れるまで行った。
 義肢の増設で肉体の負担が増えるのならより頑強にしなければ。

男「…」

 今日の午前は『高町空尉とスターズ隊の模擬戦』だ。
 訓練施設も使えず、自分も観戦するから午前は潰れるだろう。



男「…ティアナ。大丈夫かな」




  【フリーパート】

男「……!」

ギンガ「あっ、おはようございます!先輩!」

 今日からギンガと合流だ。久しぶりに一緒に訓練出来そうだ。

ギンガ「八神二佐からの伝言で『隊長達との模擬戦許可』も降りましたよ?」

ギンガ「フェイトさん強かったですねー」

 そういえばハラオウン執務官に手も足も出ずに負けたんだった。
 彼女から動きの一つは伝授してもらったが、まだまだ彼女の動きには及ばないだろう。



【安価】 午後はどうする? ↓2
1、戦闘訓練(経験値↑)
2、コミュ(好感度↑最低保障+10 知り合いキャラ安価指定>>4)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
5、『無限書庫へ』(技能獲得フラグ)
6、『隊長陣との実戦形式による模擬戦』(技能獲得フラグ)』
7、『新規プログラムの実装』(時間経過なし)

  【フリーパート】

■【午前】【特殊イベント:ティアナイベント】
■【午後】【新規プログラムの実装】+【隊長陣との模擬戦】
■【特殊イベント:〝ガジェット〟】【戦闘の可能性】



男「先にシャーリーのところに行こうかな。義肢のことで話があるから」

ギンガ「例のシステムのことですね…あまり無茶はしないで下さいね?」

 小さく頷いて、訓練スペースに向かうギンガを見送る。
 午後からは模擬戦を希望しよう。前回はハラオウン執務官が相手だったが今回は誰にしようか。


【安価:次に選択します】『模擬戦の相手』

【安価:先取り2つになります】『隊長陣の模擬戦の相手』

1、高町なのは 【魔力放出系技能:獲得フラグ】
2、フェイト・T・ハラオウン 【回避系技能:獲得フラグ】
3、ヴィータ 【魔力付与攻撃:取得】
4、シグナム 【魔力付与攻撃:取得】

(今日はここまでになります)
(見てくださってありがとうございます)
(次回は明日~明々後日の20:30からの予定です)

(模擬戦の相手はシグナムに決定しました)
(最後の特殊イベントは文字通りガジェットと戦闘になるかもしれません)

(主人公の戦闘コマンドプロフィール)
(少しだけ表示が変わりました)(見づらかったらすいません)
(次回からこれで表示します)


【戦闘技能ーLv4】『戦闘コマンド↓』
■近接戦闘(ベルカ式)
 ┗コンマ補正+45
■回避:下記を参照してコンマ判定を行う
 ┣偶数時。回避成功(0ダメージ)
 ┗奇数時。回避失敗。その数値でコンマ判定を行う
   ┗回避失敗時。⑦【雷速の模倣】が発動

【魔力放出技能ーLv4】『戦闘コマンド↓』
■砲撃魔法(全体)
 ┣コンマ補正+25
 ┗行動選択中の敵全てに対して判定
■拘束魔法:下記を参照してコンマ判定を行う
 ┣判定勝利。次のターンの相手の行動補正値を0にする
 ┗判定敗北。効果なし
■障壁魔法
 ┣コンマ補正+30
 ┗判定敗北後3ターン使用不可


(戦闘コマンド)
【安価】【耐久数値:100】
1、戦闘技術(【近接戦闘+45】【回避】)
2、魔法の使用(【砲撃魔法+25】【障壁魔法+30】【拘束魔法】
3、技能(【カートリッジ(3)】【オーバーロード】【リミットブレイク】【鎮痛(2)】【希少】

  ■特殊イベント:〝ティアナイベント〟


ティアナ「ども、陸士さん。昨日は恥ずかしいところ見せちゃってすいません…」

男「…ティアナ?」

ティアナ「模擬戦の前にちょっと話しておきたくて」

ティアナ「えっと。実はあのオークション時に失敗して以来秘密の訓練をしてたんですよ。『なのはさんを模擬戦で打倒する』ために」

男「…!」

 【対なのはさん】の為にあらゆる策を練っていたらしい。
 彼女に打ち勝つこで自分の力を、兄の存在を、〝証明〟する。
 凡人である自分が勝利することで、己の力が強くなってると実感を得たかった。


ティアナ「でも陸士さんと話をして一晩考えたら…ちょっと間違ってた。って思う箇所もありました」


男「…間違い」

ティアナ「〝なのはさんに勝つ〟。その為に作戦を練っていたんですけど…」

 少し彼女の声のトーンが暗くなった。
 
ティアナ「付け焼き刃で無茶しても意味ないな、って。仮にこの【対なのはさん】シフトで勝利したとしても、それは模擬戦だからで。というか冷静になって考えると穴がありすぎる作戦で…」

 高町空尉にこだわり過ぎて模擬戦の意義を破綻させてしまってる、と。
 自分のつまらないエゴにスバルも巻き込んでしまったことを悔やんでしまった、と。
 ティアナは小さく呟いた。


ティアナ「それに…あー。別に!断じて!陸士さんに感化されたわけじゃないんですが!」
  


ティアナ「私が無茶したら心配しちゃうんでしょう?陸士さんは」

男「…!」

ティアナ「だったらちょっと自重しようかな…って。──何笑ってるんですか!?」

 嬉しくて思わず頰が緩んでしまった。
 ティアナから信頼を感じる。

ティアナ「いつも通り!いつも通りにやってきます!」

ティアナ「正直自分の強さに不安はありますけど、なのはさんと陸士さんを信じますからね!?」
 
男「…ああ。ティアナは頑張ってるから」

 だから少しくらい報われたっていい。
 きっと高町空尉の教えは。スバルとの頑張りは。
 この子の中に蓄積されてるはずだから。


【次にコンマ判定を行います:模擬戦の結末】

【コンマ判定:↓1】『模擬戦の結末』

00~20 【敗北】ー大敗。完膚なきまでに叩きのめされた。だが折れない
21~50 【敗北】ー惜敗。あと一歩。力及ばず
51~80 【勝利】ー辛勝。スバルへ的確な指示を繰り出し連携で勝利をもぎ取る
81~99 【勝利】ー完勝。これまでの全ての経験を引き出せた

 【68】【勝利】

ティアナ「──!」

なのは「…!」

なのは(これは…、いいね!ティアナ!)


 リミッター付きの高町空尉とは言え、ティアナとスバルは彼女から勝利を収めた。
 高町空尉からの射程範囲をよく見、幻術で虚飾を織り交ぜ翻弄した。
 ティアナの真価は戦況を俯瞰し、変化する戦況を掌握することだった。

 それに気づけたティアナとスバルは勝利の光明をようやく掴みとれた。

ティアナ「……!っ!」

 戦闘終了後。ティアナは静かに拳を握り、誰にも見えないように俯いていた。
 喜びに溢れそうなのを辛うじて押さえ込んでいるようだ。

  【午後①】【新規プログラムの実装】

男「おめでとう、ティアナ。本当にっ!」

 模擬戦の後。糸が切れたかのようにティアナが昏倒した。
 軽い騒ぎに、特に高町空尉は恐ろしく動揺してたが疲労による気絶。
 とてもいい寝顔でティアナは眠り始めた。よほど切り詰めていたらしい。

 高町空尉とスバルが付き添いに医務室へ向かい午前の訓練が終了した。



 次は自分の番だ。
 その前にシャーリーのところへ行かなければ。
 相手は──シグナム二尉。

  【午後①】【新規プログラムの実装】


シャーリー「あっ、昨日の今日で早速来ましたね!」

シャーリー「システムの件ならいつでもプログラムを刻めますよ。最大【二つ】まで!」

 【二つ】プログラムを搭載したら肉体の負担が凄まじいらしい。
 シャーリーは【一つ】だけを勧めている。
 特に〝ブラスターシステム〟は『リミットブレイク』に比肩するほどの負荷らしい。

 そして高町空尉もこのシステムを搭載してるとのことだ。
 自分は──



※【二つ】技能を選択した場合、耐久数値が【90】になります
※【フリーパート】の【訓練】の項目で耐久数値を上昇させる項目が追加されます

【安価:先取り3つになります】『新規プログラム搭載』(一つ目)


①【Blaster System:鋼の撃鉄】(なのは、はやて、フェイト、シャーリーから許諾が必要)
 (なのは、はやて、フェイト、シャーリーの好感度100以上で使用可能)
 ■『リロード』分のカートリッジを全弾消費することで使用可能
 ■戦闘終了後に生命判定
 ■コンマ判定を行う。下記を参照してコンマ判定結果の効果が反映される
 ブラスター1(01~30):全ての行動補正値にコンマ補正+30(三ターン)
 ブラスター2(31~60):『近接戦闘』に(全体)を付与。コンマ補正+50(一ターン)
 ブラスター3(61~90):『近接戦闘』に(全体)を付与。コンマ補正×2
 〝F〟ブラスター(コンマ範囲91~99):???
 
②【オートディフェンサー:防御装甲】
 最初にダメージが発生した時『一度だけ』自動で強制発動する
 A:そのダメージを『0』にする
 B:自己ダメージに対しては発動しない

③【魔力伝導:高倍率】(フルドライブ:オーバーロードに上書きされます)
 装弾数を任意の判断で消費することで使用可能
 A:使用した装弾数×15の数値がコンマ補正になる
 B:判定後に耐久数値ー【20】の自己ダメージ発生

④技能獲得を取りやめる(後日選択する)

①【Blaster System:鋼の撃鉄】【取得しました】


シャーリー「もう一つはどうします?」

シャーリー「今日はこれでやめますか?後日、再選択も出来ますが?」

 これ以上の取得は身体に負担が掛かる。
 だが戦闘に使える手札は多いほどいい。
 体力も訓練で頑強にも出来るだろう。


【安価:↓2】
①二つ目を選択する
②後日、再選択する

【安価:先取り3つになります】『新規プログラム搭載』(二つ目)


①【オートディフェンサー:防御装甲】
 最初にダメージが発生した時『一度だけ』自動で強制発動する
 A:そのダメージを『0』にする
 B:自己ダメージに対しては発動しない

②【魔力伝導:高倍率】(フルドライブ:オーバーロードに上書きされます)
 装弾数を任意の判断で消費することで使用可能
 A:使用した装弾数×15の数値がコンマ補正になる
 B:判定後に耐久数値ー【20】の自己ダメージ発生

③技能獲得を取りやめる(後日選択する)

【魔力伝導:高倍率】(フルドライブ:オーバーロードに上書きされます)【取得しました】


シャーリー「身体には気をつけてくださいね!?絶対!絶対!気を付けて!」

シャーリー「ブラスターの方の許諾も大事ですが、使わず勝利出来ることに越したことはありませんから…」

 グッと頷き、シャーリーに義肢へのプログラムコード入力を進めてもらった。
 作業終了後。義肢と肉体の接続部分が一瞬軋みあげた気がする。
 だが痛みはない。時期にこの負荷にも慣れる。いや慣らすのだ。

男「ありがとう、シャーリー。忠告、肝に銘じるよ」

 さあ、行こう。シグナムさんが待ってるはずだ。

□技能2:(任意で発動可能な技能)

①【脳内物質操作(希少技能)】
 耐久数値65以下時に任意の判断で発動可能
 A:コンマ偶数成功ーコンマ補正×3
 B:コンマ奇数失敗ー行動不能
 C:行動不能時にダメージを受けても必ず現在の耐久数値から一割残存確定
 二回目以降の奇数時では一割残存は発生しない。

②【カートリッジロード:装弾数3】【リロード】
 1ターンに1度、使用可能
 A:コンマ補正+15。デメリット補正-10(1ターン)
 ※『リロード』戦闘後に装弾数が全て再装填される。一度のみ

③【魔力伝導:高倍率】
 装弾数を任意の判断で消費することで使用可能
 A:使用した装弾数×15の数値がコンマ補正になる
 B:判定後に耐久数値ー【20】の自己ダメージ発生


④【鎮痛物質精製】
 A:戦闘中に『二回』発動可能。コンマ判定を行う。
 B:上記の判定結果の『コンマ一桁目』の数値分が耐久数値に加算される
 ※(耐久数値の上限は超えない)

⑤【リミットブレイク(肉体破損無視)】
 装弾数を任意の判断で消費することで使用可能(戦闘終了まで強制持続)
 A:使用した装弾数の数×15の数値を全ての行動補正値に加算する(戦闘終了まで)
 B:判定後に耐久数値-【50】の自己ダメージ発生(戦闘終了まで)

 (自己ダメージで耐久数値【0】になった場合『中枢神経麻痺』は発動する)
 (自己ダメージで【0】になる時、希少一回目と併用しててた場合。『1割』残存する)
 
⑥【Blaster System:鋼の撃鉄】(現在使用不可。特定キャラの好感度100以上で使用可へ)
■『リロード』分のカートリッジを全弾消費することで使用可能
■戦闘終了後に生命判定
■コンマ判定を行う。下記を参照してコンマ判定結果の効果が反映される
 ブラスター1(01~30):全ての行動補正値にコンマ補正+30(三ターン)
 ブラスター2(31~60):『近接戦闘』に(全体)を付与。コンマ補正+50(一ターン)
 ブラスター3(61~90):『近接戦闘』に(全体)を付与。コンマ補正×2
 〝F〟ブラスター(コンマ範囲91~99):???



■技能3:(条件を満たすと自動で発動する技能)

①【中枢神経麻痺(痛覚)】
 耐久数値0になった時に自動で発動する
 A:1ターン行動猶予発生。次の判定後、相手の耐久数値が1以上の場合敗北する
 B:【希少一回目】と併用するとさらに1ターン行動猶予発生

②【雷速の模倣】【習得】
 『回避』失敗時に自動で発動する
 A:『回避』の再判定を行う
 B:戦闘中に『一度』だけ発動する

  【午後②】【隊長陣との模擬戦】


シグナム「こうしてお前と相対して話すのも久しぶりだな、陸士」

男「はい。お久しぶりです、シグナム二尉」

シグナム「『シグナム』でいい。階級など元より気にせんしな」

 桜色より深い髪を揺らしながらこちらを見据える。
 その凜とした双眸からは恐ろしくなるほど、冷たく深い力を感じる。
 
シグナム「さて、お喋りを続けるより仕事だな」

シグナム「お前と刃を交わせる日を待っていたぞ」

 


リイン「ではでは二人ともスタンバーイ!です!」

男「…!?」

 小さな妖精を思わせる、女性?がフワフワと近づいてきた。
 知識では知っていたが対面するのは初めてである。
 確か彼女は──リイン曹長。

シグナム「むっ、リインか。お目付役か?」

リイン「はいです!陸士さんにも一度お会いしたかっですからね!同じ隊ですし!」

男「は、はじめまして。リイン曹長!」

 深々と敬礼した。とても可愛らしいが自分より遥かに階級が上の方である。
 ……そういえば自分はまた階級とか持ってないや。もう入局四年になるのに。


シグナム「こいつとは家族関係でな。同時に共に戦う仲間でもある」

シグナム「〝ユニゾン〟という術式でリインと擬似的に融合し戦闘力を向上させるのさ」

 お前との戦いでは使用する気はないよ、と小さく笑った。
 どうやらシグナム二尉は一対一がお望みのようだ。

リイン「陸士さんが望むならシグナムに参戦していいですよ?何事も勉強ですし!」

男「…ふむ」



【安価:↓2】
①予定通りシグナムさんと戦闘。タイマン
②シグナムさん+リイン曹長で戦闘。勉強させてもらう

【コンマ判定:↓1】『戦闘開始距離』

①偶数ー【近距離】(『近接戦闘』可能な距離)
②奇数ー【遠距離】(『近接先頭』不可能な距離)

 ■戦闘開始  【①シグナムとタイマン】


男:耐久数値【90】>>458 >>492

シグナム【120】
【戦闘技術(S+)】『戦闘コマンド↓』
■近接戦闘
A:コンマ補正+50
■シュランゲフォルム(連結刃.遠距離)
A:判定時にコンマ補正+40
■魔力付与攻撃(炎熱):下記を参照する
A:補正値コンマ判定を行う
B:上記のコンマ二桁が戦闘判定時の補正値となる(コンマ範囲:1~99)
■回避:下記を参照してコンマ判定を行う
A:偶数時──回避成功(0ダメージ)
B:奇数時──回避失敗。その数値でコンマ判定を行う

【魔力放出】『戦闘コマンド↓』
■砲撃魔法(全体)
A:コンマ補正+20
B:行動選択中の敵全てに判定
■障壁魔法
A:判定時コンマ補正+30
B:判定敗北。3ターン使用不可


①【カートリッジロード:装弾数4】
1ターンに1度だけ任意の判断で発動可能
A:コンマ判定時に+15補正
B:反動のデメリット補正-10(1ターン)

②【ボーゲンフォルム(炎熱)】
任意の数の装弾数を消費して使用可能
A:使用した装弾数×15の数値がコンマ補正になる
B:近接戦闘に(全体)を付与する
C:次のターン。デメリットコンマ補正-20(1ターン)

③【魔力:炎熱変換】
コンマ判定『偶数』時に自動で発動する技能
A:判定結果問わず、相手に『5』の固定ダメージを発生させる

  ■戦闘開始

シグナム「近いな」

男「…!」

 転送地点は【近距離】5M。
 一足で互いの武器が届く位置。

シグナム「槍か…、私の剣とどちらが上か試してみようかっ!」

 周囲の廃棄されたビル街の破片を捲き上げるように彼女の周囲に魔力が巡る。
 肌を焦がす熱を纏いながら──

男(来る…っ!)



【敵の行動】
①シグナム 【近接戦闘+50】

【安価】↓2 (現在1ターン目
1、戦闘技術(【近接戦闘+45】【回避】行動選択可能)
2、魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+25】【障壁魔法+30】【拘束魔法】行動選択可能)
3、技能の使用(【カートリッジ(3)】【オーバーロード】【鎮痛(2)】)
(【リミットブレイク】複数選択可能)


男「…!」

シグナム「構えろ、斬るぞ」

 こちらの間合いに入れない。
 彼女の剣より、こちらの槍の鋒の方が間合い広い。

 地面に亀裂を入れてシグナムさんは踏み込んできた。
 刺突で穿つ、薙ぎ払うか、斬りあげるか。

シグナム「──!」

男「──!」


【男のコンマ判定:↓1】(コンマ+45)
【シグナムのコンマ判定:↓2】(コンマ+50)

 男の判定:【09】+【45】=【54】
 シグナムの判定:【44】+【ボーナス:44】+【50】=【138】

 総合判定
 男にダメージ発生:【138】ー【54】=【84】
 男の耐久数値【90】ー【84】=【6】


シグナム「反応が遅い」

男「…っ!?」

 間合いを詰めさせない槍の薙ぎ払いを軽く剣で弾かれた。
 少なくとも自分は全力で振りかざしたが〝軽い〟というのはあちらの感想だろう。
 既にシグナムさんは目前まで──

シグナム「ふん」

男「ご、はっ!」

 強靭な彼女の蹴りが脇腹に突き刺さった。
 肺から強引に空気を押し出されて意識が断裂寸前まで……。
 自分の体は後方のビルのコンクリートをぶち抜いて吹き飛ばされた。


シグナム「…!」

【──Cartridge Lord】

 彼女に油断などまるでない。
 その刺すような眼光で分かる。
 呼吸困難で唸ってる暇も、倒れて隙を晒してる間もない。


男「っ、あああああああ!!」

シグナム「もう、次はない!紫電──」

 彼女は周囲の障害物を文字通り燃やしながらこちらへ突貫してきた。
 その剣に莫大な熱と魔力を滾らせて。


 ならばそれさえも捩じ伏せればいい。
 あのロストロギアの炎を思い出せ。



【敵の行動】
①シグナム 【魔力付与攻撃】(このレスの二桁が補正値になります) 【カートリッジ+15】

【安価】↓2 【耐久数値:6】(現在2ターン目
1、戦闘技術(【近接戦闘+45】【回避】行動選択可能)
2、魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+25】【障壁魔法+30】【拘束魔法】行動選択可能)
3、技能の使用(【カートリッジ(3)】【魔力伝道】【鎮痛(2)】)
  (【リミットブレイク】複数選択可能)

鎮静2+リミブレ+希少

というか一回の安価で行動3つも言っていいのか?

>>557
一応③の任意技能ならば書いてる通り複数選択は可能です
それ以外の行動は一つだけです

【コンマ判定:鎮痛】
↓1 (コンマ一桁回復します)
↓2 (コンマ一桁回復します)

この場合
>>551の通り鎮痛+リミットブレイク+希少になります
シグナムも88のボーナスになります

【敵の行動】
①シグナム 【魔力付与攻撃88+88】【カートリッジ+15】

【安価】↓2 【耐久数値:17】(現在2ターン目
1、戦闘技術(【近接戦闘+45】【回避】行動選択可能)
2、魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+25】【障壁魔法+30】【拘束魔法】行動選択可能)
3、技能の使用(【カートリッジ(3)】【魔力伝道】



【安価:↓②】『リミットブレイク』
①リミットブレイクを全弾消費する(+45)
②リミットブレイクを2発消費する(+30)
③リミットブレイクを一発消費する(+15)


 『魔力出力制御装置』──解除
 『肉体破損防護装置』──解除

男「リミット──ブレイク…っ!」

 無銘を握る指先が、手首の靭帯が捩じ切れそうになる。
 シミュレーションとは言えこの負荷は慣れるものではない。
 だが泣き言など言ってる余裕も暇さえもない。

【ドライブ イグニッション】

男「──ファイナルライズ」

シグナム「一閃!」

 やらなきゃ、やられる。



【敵の行動】
①シグナム 【魔力付与攻撃88+88】【カートリッジ+15】

【安価】↓2 【耐久数値:17】(現在2ターン目  【希少発動】【偶数×2。奇数行動停止】
1、戦闘技術(【近接戦闘+45+45】【回避+45】行動選択可能)
2、魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+70】【障壁魔法+75】【拘束魔法+45】行動選択可能)


シグナム「斬り、砕けっ!レヴァンティン!」

男「が、ああああっ!!」

 紫電一閃。
 両断の構えで炎熱を纏ながら振り下ろされたその一閃に対して。
 こちらは乾坤一擲の斬り上げで迎え撃つ。

シグナム「ぎっ、ぐっあああ!!」

男「がああああ──■■■■■!!!」

 魔力の余波が空間を燃やし、周囲を塵にしていく。
 圧と圧で全て潰される。



【男のコンマ判定:↓1】(コンマ+90)(偶数×2。奇数行動停止、残存システム)
【シグナムのコンマ判定:↓2】(コンマ+191)

 男の判定:【20】×【2】+【90】=【130】
 シグナムの判定:【88】+【ボーナス:88】+【15】=【191】

 総合判定
 男にダメージ発生:【191】ー【130】=【61】
 リミットブレイク自己ダメージ発生:【50】
 男の耐久数値【6】ー【101】=【一割残存発動】=【1】


男「──っ、■■ッ、ぎっ!」

シグナム「終わりだっ!」

 脳の撃鉄を下ろして、脳のリミッターを解除した。
 リミッターブレイクの激痛も今は感じない。
 確実に能力は機能してる。だがそれさえも炎に巻かれて。

シグナム「──!」

 無銘を両断される──その手前で下腹部に再度強い衝撃を受けた。
 あばらを文字通り蹴り砕く勢いで打ち込ませれた。

 そして現れた隙にレヴァンティンの一撃を受けてしまった。

すいません。一割残存で耐久数値は1→7でした


男「ぎっ、痛みを…!」

 消す。それが出来る特性がある。それが自分の能力。
 だが数秒後に押さえていた痛みの波が戻ってくる。
 そうなれば痛みで確実に気絶する。

シグナム「…!?まだ、動けるのか!」

 タフなやつだ、と吐き捨てるように言い放ってきた。
 だがそれは猛獣のような笑みさえ浮かべていた。

 この程度の痛み。この程度の炎。
 あのロストロギアの炎に比べれば

男「…終わり、じゃないっ!!」

シグナム(まずい…っ、反動が…!)



【敵の行動】
①シグナム 【近接戦闘+50】(デメリット補正ー10)

【安価】↓2 【耐久数値:7】(現在3ターン目 【リミットブレイク+45】
1、戦闘技術(【近接戦闘+45+45】【回避+45】行動選択可能)
2、魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+70】【障壁魔法+75】【拘束魔法+45】行動選択可能)
3、【希少】


男「──!」

 地面のアスファルトを、ビルの側面を、空さえも踏み台にして駆け巡る。
 限界を越えた自分の脚を酷使し、人間の許容限界を越えた動きを許してくれる。
 限界まで恐らくあと3秒。

シグナム「……!」

 高速で動き回っても彼女の瞳は自分を捉えてる。
 フェイントは無意味。
 ならば小細工抜きの全力でチャージアタックをするしかない。

男「シグナム…っ!」

シグナム「…来いっ!」

 自分を迎え入れるように両手を広げて立ち塞がる。
 文字通りこれがラストチャンスになる。


【男のコンマ判定:↓1】(コンマ+90)
【シグナムのコンマ判定:↓2】(コンマ+40)

 男の判定:【87】+【90】=【177】
 シグナムの判定:【10】+【40】=【50】

 総合判定
 シグナムにダメージ発生:【177】ー【50】=【127】
 男にダメージ発生:【炎熱変換:固定ダメージ5】

 シグナムの耐久数値【0】【シグナムの無力化成功】
 男の耐久数値【2】【主人公の勝利】



 三秒。その間に行われた攻防は数えられなかった。
 意識が断裂していたからだ。

 ただひたすら槍を振るい切った。
 全身の筋肉が千切れ飛び、脳の血管が吹き飛ぶと錯覚するほどの力で。

 ただ無銘を振るい続けた。



シグナム「──やるな。とんでもないやつだ」

 微笑むような小さな声が、確かに聞こえた。

(本日はここまでになります)
(見てくださってありがとうございます)
(次回は明日~明々後日20:30予定です)


(久しぶりの戦闘なので恐ろしいほどミスしてる気がします。すいません…)
(ダメージ描写に関してはシミュレーションなのでセーフです!)

  【機動六課:医務室】


シャマル「骨折が治って一日でここに帰ってくる人がいますか!?」

男「すいません…すいません…。どうしようもない奴ですいません…」

シャマル「だから謝るくらいなら最初から(略」

 ほぼ半泣きで罵倒してくるシャマル医務官にベットで横になりながら頭を下げ続ける。
 土下座したいところだが足が痙攣してとてもじゃないが地面に座れない。



シグナム「落ち着けシャマル。騎士同士やり合えばこうもなろう。骨の一つや二つ、へし折れるくらい珍しくあるまい?──それに、久しぶりに楽しめたしな。うん」

ヴィータ「いや、ならねーよ」

シャマル「くぁwせdrftgyふじこlp!」



男「シグナム二尉は──」

シグナム「二尉はいらん」

男「し、シグナムさんは…身体大丈夫なんですか?結構思い切り撃ち込んだ記憶が…」

シグナム「ん?ああ、いい攻撃だったぞ。直線的だったがパワーとスピードが桁違いだった。こちらの経験則さえも捩じ伏せるあの膂力。だが数十秒しか保たないのがネックだな」

 事もなげに言い放ってきた。
 最後の攻防の決着後、彼女は数秒の間を意識を飛ばされたとのこと。

 そのあとリイン曹長とシグナムさんが自分を医務室までおぶってくれたようだ。
 こちらは術式の反動で身体がボロボロなのに対して、彼女はピンピンしてる。


シグナム「所詮は仮想戦闘だからな。それに鍛え方が違う。だが──」

シグナム「本来。お前のようにシミュレーションでズタズタになるほうが珍しいのだ」

シャマル「……シミュレーションでなければ骨と筋肉の大部分が砕けてましたよ。己の負荷で」

 シグナムさんに貰ったダメージよりも遥かに反動による自己ダメージが大きい。
 実戦での使用は今回の比ではない反動がある。そう伝えられた。
 それは確かに……身をもって知っている。
 


ヴィータ「なまじ痛みを誤魔化せる能力だから境界線が見えてねーんだろ?」

ヴィータ「お前も早死にするタイプだな。向いてないんじゃねーか?局員に」

男「……」

  【機動六課:訓練スペース:『夜』】


 指先のみで己の体を全て支える。
 ミシリ、と骨が悲鳴を上げた気がする。昼間の反動が抜けきっていない。

男「…っ」

 早死。局員に向いていない。
 頭の片隅でヴィータ副隊長に言われた言葉が深く刻まれた。

男「ぐっ…!」

 まるで反論出来なかった。
 確かに救助する立場の自分が自滅して倒れ伏すなど笑い話にもならない。だからもっと鍛えなくて、もっと強くならなくては。この〝力〟はきっとこれからも必要だから。

 それに自分はまだ死ぬわけにはいかない。死ねないのだ。
 だって自分の命は──



なのは「こーら。こんな時間に、こんなところで何してるんですかー?」

男「…! か、片手逆立ち腕立て伏せです」

なのは「昼間あれだけ暴れてたのにまだ物足りないんですか?んん?」ムニムニ

男「し、しゅいましぇん(すいません)…」

 ヴィータ副隊長に突き付けられた言葉を振り切るようにただひたすら自己鍛錬に励んでいたら、高町空尉から普通に痛い頰つねりをいただいた。

なのは「もう!陸士さんが私の教え子だったら百回ほど撃ち落として無理矢理寝かせてるところですよ!」

 なんとなく冗談に聞こえないジョークである。


男「高町空尉は何を?」

なのは「ちょっとティアナと話そうと思ったんですよ。ほら今日のあの子──」


 【ALERT】【ALERT】【ALERT】【ALERT】


なのは「…!」

男「っ、行きましょう!」

 高町空尉の声を掻き消すほど、けたたましいアラートが鳴り響いた。
 緊急事態。機動六課の出動のようだ。

 

  ■特殊イベント:〝ガジェット〟


はやて「東部にガジェットⅡ型が『12機』出現!空戦になるから隊長陣のみの出動になります!」

はやて「…たぶん機動六課の戦力状況分析の為の囮と思われます。なのでいつも通り連携して片付けましょう!奥の手を出すまでもありません!」

「はいっ!」

 奥の手。恐らく隊長達のリミッター解除のことだろう。
 戦力調査が敵の目的ならばわざわざこちらの手の内を晒すことはない。

はやて「現場に向かうのはフェイト隊長、ヴィータ副隊長、なのは隊長です!」



【安価】↓2  (向かわなくも問題ありません)
①自分も現場に向かう 【戦闘:遭遇コンマ判定】
②休みを命じられる  【コミュ(一回)】


はやて「…本当に行けるんですか?」

男「はい。いつでも」

はやて「……使える戦力を遊ばせとく余裕はない。わかりました。なら──」

シャマル「陸士さんが出動するなら医務官として私も出ます!昼間のダメージも心配ですし!」

はやて「シャマル付きなら認めます。はい」

 隊舎から大急ぎでシャマル医務官が飛んできた。
 まるで息子が心配でたまらないお母さんのようだ。

 そうだ。高町空尉に言いたいことがあるのだ。



男「高町空尉。今日は休んでくれませんか?」

なのは「えっ!? な、なんで?」

 高町空尉にはティアナとゆっくり話をして欲しいのだ。
 なるべくそれは早い方がいい。ティアナの頑張りを褒めて欲しい


 高町空尉に全て話した。ティアナとのことを。
 ティアナがとても不安そうだったこと。兄のこと。高町空尉のこと。

なのは「事情はわかりました。でもそれは仕事の後でも構いません。私情で離れるわけには…」

シグナム「なら私が隊長殿の代わりに行こう。それなら問題あるまい?」

なのは「し、シグナムさん。──ありがとうございます!」



はやて「んー。なんかティアナは色々大変やったらしいね?」

男「でも大丈夫です。高町空尉なら」

 ティアナがいま、一番必要としてるのは自分じゃない。
 きっと高町空尉の言葉だから。


【次に遭遇コンマ判定になります】

【遭遇コンマ判定:↓1】

00~30 【通常通り:ガジェット戦】
31~50 【強襲:???戦】
51~70  【通信:???】
71~90  【相対:ドゥーエ】
91~99  【???】

(ちなみに遭遇判定はガジェット戦後にまたあります)
(ただ何も気付かない可能性のほうが高いです)

【安価:↓2】『バックアップ指定』(戦闘中、仲間のパッシブスキルがつきます)
①シグナム 【近接補佐】
②ヴィータ 【近接補佐】
③シャマル 【回復補佐】

  ■戦闘開始
(少しシステムが変わります。相手、もしくは自分が複数の時【バックアップ】がつきます)


男:耐久数値【90】>>458 >>492

シャマル:【バックアップ】
①【静かなる癒し】
 戦闘開始時に常時発動する
 A:『偶数ターン』に主人公の耐久数値を【30】回復する
②【???】
 主人公の耐久数値が『0』時に発動する
 ???

  ■戦闘開始

ガジェットドローンⅡ型改:耐久数値【35】×3
【装甲】『戦闘コマンド↓』
■物理攻撃、射撃攻撃:コンマ補正+10
■防御装甲:コンマ補正+30
■高速回避:コンマ補正+10。下記参照
A:偶数時──回避成功(0ダメージ)
B:奇数時──回避失敗。その数値でコンマ判定を行う

①【AMF】
 戦闘開始時に発動(戦闘終了まで)
 A:敵の『魔法』使用時にコンマ補正ー【5】を付与
②【搭載兵器:誘導弾】
 任意の判断で使用出来る
 A:『射撃攻撃』にコンマ補正+30
 B:相手はこのターン『回避』を選択出来ない

  ■戦闘開始


『こちら管制。ライトニング隊長は南。シグナム隊長は東で戦闘開始』
『前方にガジェットⅡ型を三機確認。速やかに殲滅してください』

シャマル『援護します!行ってください!』

男「了解っ!」

 ヘリから飛び降り、武装する。
 場所は湖の頭上。確かにこれは空戦でなければガジェットの相手は難しい。

 目の前のガジェットⅡ型はよく目にしている。
 小回りの効く、機動力がウリの機体だ。

ガジェットⅡ型「──!──!」

 確実に叩き潰す。
 空を一つ蹴ってガジェットの元へと直進した。



【敵の行動】
①ガジェットⅡ型改 【物理攻撃+10】

【安価】↓2 (現在1ターン目
1、戦闘技術(【近接戦闘+45】【回避】行動選択可能)
2、魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+25】【障壁魔法+30】【拘束魔法】行動選択可能)
3、技能の使用(【カートリッジ(3)】【魔力伝道】【鎮痛(2)】【リミットブレイク】)
  (↑複数選択可能)


 無軌道な機動でこちらに接近してくる。
 相手の数は三機。速い。

ガジェットⅡ型「──!」

 だがハラオウン執務官ほどではない。
 対応出来る、はず。
 機動六課に入ってから初めてのガジェット戦。

男「…無銘っ!」

【──】

 必ず勝つ。


【コンマ判定】
男の判定:↓1  (+45)
ガジェットⅡ型の判定:↓2 (+10)

これって35ダメを3回やらなきゃいけないのかな?それとも105ダメージ与えたらいいのかな

>>699
そうですね。三回するのは面倒なので
耐久数値【35】×【3】=【105】で105削れば終わりにしましょう

 男の判定:【80】+【45】=【125】
 ガジェットの判定:【36】+【10】=【46】

 【総合判定】
 ガジェットにダメージ発生:【125】ー【46】=【79】
 ガジェットⅡ型の耐久数値【35】×【3】ー【79】=【26】


ガジェットⅡ型「──ギ」

男「……」

 放たれた刃の触手を掻い潜り、真下から槍を串刺しにした。
 AMFも放たれているが軽い。まだ病院の時のガジェットのほうが強かった。

男「あと二機…」

 そのまま横薙ぎでガジェットを粉々に破砕させた。
 舞い散る部品の数々を塵にして目前のガジェット達へ構える。

ガジェットⅡ型「──!ガッ!」

男「あと一機…」

 拳を中枢に叩き込み、捩じ込む。
 そして捻った。重要な回路を強制的にショートさせ機能停止へ。



ガジェットⅡ型「──!──ッ!」

男「…っ!」

 最後の一機がこちらから大きく距離を取るように旋回した。
 そして格納されていたらしい兵器の照準をこちらに向けてくる。
 ──誘導弾か。

男「…遠い!」

 槍が届かない。やつのミサイルがこちらに先に届く。



【敵の行動】
①ガジェットⅡ型改 【射撃攻撃+10】【誘導弾+30】【AMF】

【安価】↓2 (現在2ターン目 【耐久数値:90】【静かなる癒し】
1、戦闘技術(【回避】行動選択可能)
2、魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+20】【障壁魔法+30】【拘束魔法】行動選択可能)
3、技能の使用(【カートリッジ(3)】【魔力伝道】【鎮痛(2)】【リミットブレイク】)
  (↑複数選択可能)


ガジェットⅡ型「──!!」

男「無銘っ!」

【Round Shield】

 左手より円形の盾を展開。
 一方向しか防御出来ないが非常に強固。

 変化する誘導弾に合わせて上手く防御する。
 あれは質量兵器。緩い防御では軽く破壊される。

男「…っ!」

 誘導弾が着弾した。



【コンマ判定】
男の判定:↓1  (+30)
ガジェットⅡ型の判定:↓2 (+400

ガジェットⅡ型の判定:↓2 (+40)

(修正になります)

 男の判定:【22】+【ボーナス:22】+【30】=【77】
 ガジェットの判定:【26】+【40】=【66】

 【総合判定】
 【77】ー【66】=【10】
 【防御成功:ダメージ無し】


男「…っ!」

ガジェットⅡ型「ー!──っ!」

 着弾に合わせて防御成功。
 正直防御は不得手なので身体で受ける覚悟もしていたが反応が間に合った。
 訓練の成果だろうか。──だが浸る暇はない。今は

男「お前を潰すことからだっ!」

ガジェットⅡ型「──」




【敵の行動】
①ガジェットⅡ型改 【耐久数値:26】【防御装甲+30】

【安価】↓2 (現在3ターン目 【耐久数値:90】
1、戦闘技術(【近接戦闘+45】【回避】行動選択可能)
2、魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+20】【障壁魔法+30】【拘束魔法】行動選択可能)
3、技能の使用(【カートリッジ(3)】【魔力伝道】【鎮痛(2)】【リミットブレイク】)
  (↑複数選択可能)


【Cartridge Lord】

 ロードさせた左腕の義肢内部に熱が帯び始める。
 ガコン、と排熱機構が開かれ薬莢が散る。
 左義手に魔力が伝道していく。

男「……っ!」

 小さな炉心でも腕に埋め込まれたかのような熱気。
 だが動ける。この程度の負荷なら全く問題ない。
 槍を振れきれる。




【敵の行動】
①ガジェットⅡ型改 【耐久数値:26】【防御装甲+30】

【安価】↓2 (現在3ターン目 【耐久数値:90】【魔力伝道:15×3=45】
1、戦闘技術(【近接戦闘+90】【回避+45】行動選択可能)
2、魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+65】【障壁魔法+75】【拘束魔法+45】行動選択可能)
3、技能の使用(【鎮痛(2)】)


男「おおおおおっ!」

ガジェットⅡ型「──!、、!!」

 高密度の魔力を槍の先端付近へと収束し、
 ガジェットの障壁を一気に打ち破り、破壊する。

男「っ!」

ガジェットⅡ型「──!」

 回路のショート音がまるでガジェットの悲鳴のような断末魔を思わせた。



【コンマ判定】
男の判定:↓1  (+90)
ガジェットⅡ型の判定:↓2 (+30)

 男の判定:【75】+【90】=【165】
 ガジェットの判定:【37】+【30】=【67】

 【総合判定】
 ガジェットにダメージ発生:【165】ー【67】=【98】
 ガジェットⅡ型の耐久数値【26】ー【98】=【0】
 【ガジェットⅡ型。無力化成功】


男「これで──終わりだ」

ガジェットⅡ型「──ギギッ!──!!?」

 突き刺した槍から魔力の奔流をガジェットの内部に叩き込む。
 もがき苦しむような断末魔を背景に、魔力伝道した槍がトドメを刺した。




『こちら管制。全ての戦場での戦闘が終了したことを確認』
『お疲れ様でした。すぐにヘリへ帰還してください。みんな待ってます』

男「はいっ!」

シャマル『怪我が全くない!これほど嬉しいことはありません!』

 やれば出来るじゃないですか!ととても嬉しそうな声が無線から聞こえる。
 まるで授業参観日で活躍した我が子を目撃した母親(略


【戦闘終了】

  【ミッドチルダ東部:○○湖】


男「終わった…、ありがとう無銘」

【──】

男「うん。ホント喋らないな、お前」

 軽く槍を撫でてあげて労を労う。
 熱がまだ篭ってるので帰還後シャーリーにメンテナンスをしてもらおう。

 特に危なげなくミッションをクリア出来たのは、みんなとの鍛錬のおかげと信じたい。
 あの日々は無駄ではなかったのだ。

男「じゃあ、シャマル先生!今から戻りますので先にヘリで待っててください!」

シャマル『はーい!索敵は忘れてはいけませんよ?──まあ気配はありませんし大丈夫かな?』



【次に遭遇コンマ判定になります】

【遭遇コンマ判定:↓1】

00~50 【何事もなく帰還成功】
51~60  【強襲:???戦】
61~70  【通信:???】
71~80  【相対:ドゥーエ】
81~99  【???:???】

  【40】【何事もなく帰還成功】


(今日はここまでになります)
(見てくださってありがとうございます)
(次回の予定は明日~明々後日20:30になります)

(わりと速い段階で『大きな特殊イベント』が発生する予定です)

(21:30から少しだけ開始します)

【一日が終了します】

【初対面:好感度コンマ判定】
↓1 『リインフォースツヴァイ』

【好感度:>>440

【25】リイン──(シグナムといい勝負出来るなんて驚きです!でも無理はいけませんよ?)
  

□シグナムとの模擬戦結果【魔力付与攻撃:取得】


【戦闘技能ーLv4】『戦闘コマンド↓』
■『近接戦闘』(ベルカ式)
┗A:コンマ補正+45
■『回避』:下記を参照してコンマ判定を行う
┣A:偶数時。回避成功(0ダメージ)
┗B:奇数時。回避失敗。その数値でコンマ判定を行う
       ┗回避失敗時。【雷速の模倣】が発動
■『魔力付与攻撃』
┣A:補正値コンマ判定を行う
┗B:上記のコンマ二桁が戦闘判定時の補正値となる(コンマ範囲:1~99)


【魔力放出技能ーLv4】『戦闘コマンド↓』
■『砲撃魔法(全体)』
┣A:コンマ補正+25
┗B:行動選択中の敵全てに対して判定
■『拘束魔法』
┣A:判定勝利。次のターンの相手の行動補正値を0にする
┗B:判定敗北。効果なし
■『障壁魔法』
┣A:コンマ補正+30
┗B:判定敗北後3ターン使用不可

  【フリーパート:朝】


男「…ふっ、っ!……──っ!」

 全力疾走。方向転換。全力疾走。方向転換
 朝の日課、心肺機能強化の為の有酸素運動に励む。
 
 アスファルトを踏み砕くつもりで脚力を酷使し、走り抜く。
 これをひたすら一時間ほど続けるのが日課だ。


はやて「朝から励んでますねー」

男「…八神二佐?」

はやて「邪魔してごめんな、陸士さん。ちょっと明後日の休日のことを伝えとこう、おもうて」

  【フリーパート】


はやて「最近新人達や陸士さんが頑張ってくれてますから、たまには息抜きでも。って」

はやて「隊長陣と私は待機ですけど陸士さんはフリーです。ゆっくり休んでくださいな!」

 明後日は『休日(大きな特殊イベント)』のようだ。
 正直、いまの自分には休んでる時間さえも惜しい。
 だけどせっかくのご厚意も無碍には出来ない。



男「…久しぶりに街に出ようかな?」


【安価:↓2】 午前はどうする?
1、戦闘訓練(経験値↑ スターズ好感度↑)
2、コミュ(好感度↑最低保障+10 知り合いキャラ安価指定>>4)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
5、『無限書庫へ』(技能獲得フラグ)

  【フリーパート】


男「…久しぶりに散策にでも行こうかな」

男「…ゆっくり街を歩くのは久しぶりだ」

 色んな出会いがあった。
 そんな思い出に浸りながら街へと歩み始めた。

 今日はどんなことに出会えるだろう。



【安価:↓2】 午後はどうする?
1、戦闘訓練(経験値↑ スターズ好感度↑)
2、コミュ(好感度↑最低保障+10 知り合いキャラ安価指定>>4)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
5、『無限書庫へ』(技能獲得フラグ)



■午前【散策】
■午後【『無限書庫へ』】
■特殊イベント:〝男祭り〟
 

 

  【散策】


男「……」

男「…何しようかな。久しぶりの暇だから思いつかない」

 とりあえず歩こう。
 きっと何か出会いがある。



【散策結果:↓1】
00~30 【グリフィス】
31~50 【???】
51~80 【イベント発生:コンマ判定】
81~99 【事件発生:コンマ判定】


「…!あっ、待ってください!陸士さん!」

男「…?」

 通りをまっすぐ歩いていると背後から聞き慣れぬ声が聞こえてきた。
 振り向くと息を切らしながらこちらに向かってきている青年が一人。

「す、すいません。突然呼び止めてしまって…」

「自分はグリフィス。グリフィス・ロウラン。貴方と同じロングーアーチの部隊の者です」

男「!」

 確かに彼のことは記憶にある。
 彼は八神二佐とよくいるのを見かけた…ような。


グリフィス「階級は准陸尉。八神部隊長の補佐をしてる者です」

グリフィス「…といっても。指揮なんて滅多に変わりませんからくっついてるだけなんですがね?」

 少し恥ずかしそうに頰を擦りながら、こちらを見据えてくる。
 部隊長補佐。准陸尉。──自分より遥かに若い青年なのにとても昇進が早いようだ。

男「こうして話すのは初めてですね。グリフィス陸尉」

グリフィス「はい。貴方の活躍は聞き及んでいますよ、陸の英雄。その懐刀さん」

 グッ、と握手を交わす。
 英雄…?の懐刀?。どういうことだろう?


グリフィス「局でも有名ですよ?貴方が解決した事件のこと」

グリフィス「あのレジアス中将の信頼を得ている数少ない陸の魔導師」

男「…!」

グリフィス「…局内の評価は賛否両論ではありますが自分は貴方を尊敬してます。一緒に仕事が出来てとても嬉しくて、でもあまり仕事の外で馴れ馴れしく声を掛けるのもどうかと思ってしまって…」

男「…いえ、とても嬉しいです。グリフィス君…でいいかな?」

 賛否両論。少し気にかかる言い方だったが、以前ヴァイス陸曹にも似たことを言われたことがある。
 レジアス中将の暗い噂のことも関係があるのだろう。それはまだ解決していない。


グリフィス「あ、そうだ。今日の夜にヴァイス陸曹が何か催しを行うようですよ?」

男「…?」

グリフィス「なんでも男同士で焼肉をするとかなんとか。すごい剣幕で誘われて断りきれなくて…たぶん陸士さんもお誘いが来ると思います…」

 苦虫を噛み潰したかのような引きつった顔で伝えてきた。
 見た目からしてグリフィス君は真面目そうだしそういう強引なお誘いは苦手なのだろう?



グリフィス「その…出来れば一緒に行きませんか?一人では気が進まなくて…」

男「焼肉…。そうですね、構いませんよ。久しぶりに騒ぐのもいいかもしれない」
 
 本当ですか!?と嬉しそうな顔で手のひらを握ってきた。
 ここまで懐かれると少しくすぐったい。


グリフィス「では夜にまた会いましょう!」

男「はい。グリフィス君もご苦労様です」

グリフィス「あはは…、でも陸士さんも出席するなら楽しくなりそうですね。お酒とはダメですけど」


 エリオやザフィーラさんも出席する可能性があるらしい。
 楽しい夜になりそうだ。





 ──この時の自分は、呑気なことにもそう思っていた。
 ──まさか今夜あんな悲劇(喜劇)が起こるとは夢にも思わなかったのである。
   (安価とコンマで運命が変わります)
 

  ■【午後:『無限書庫』(技能獲得)】




ユーノ「オークションの時にそんなことが…すまない。僕が近くにいればまだ──」

男「気にしないでください。ユーノ司書長には本当にお世話になってますから」

ユーノ「ふふ。相変わらず固いね。前にも言ったけどユーノでいいよ?」

男「…ゆ、ユーノ君?こうかな?」


 ──本当に大変だったね。
 ユーノ司書長が労うような肩をポンと叩いてくる。
 あの時忠告してくれたのにそれを活かせなかったことを謝った。

ユーノ「…前回は鎮痛物質の精製を教えたね。今回は──」
  


ユーノ「…正直これ以上何も教えたくない。これが本音だ」

男「…!」

ユーノ「軽い回復魔法や障壁系の魔法なら教えてもいい。でも申告通りなら君には回復魔法の才覚は無い。それはもう恐ろしいくらいに…なのは以上にないね。うん」

男「…ひ、ひどい」

 そこまでボロクソだと心が痛む。
 シャマル医務官にも完全に諦められた過去がある。



ユーノ「でも君は止まれないんだろう?僕がいくら言ったところで。──彼女もそうだった」

男「…はい」

 強く頷いた。自分には『力』が必要だ。
 来るべき〝その日〟までに。
 みんなのために。自分のために。レジアス中将の夢のために。



ユーノ「君のその目はよく知ってるよ。頑固で真っ直ぐで、でも優しくて」

ユーノ「……うん、わかった。協力しよう。むしろ見捨てるよりも協力して君の生存率を上げ方が現実的な気がしてきたからね!」

 小さくウインクして本棚へと歩き始めた。
 何か資料を持ってきてくれるのかもしれない。


男「ありがとう、ユーノ君。本当に…」

 その背中に自分は小さな礼をした。
 彼には助けられてばかりだ。



【安価:獲得技能:↓先取り2つ】
①『肉体改編』──【再生系技能】
②『デバイスとの臨時接続』──【戦闘続行系技能】
③『ユーノ直伝の拘束系魔法』──【拘束魔法】

(あ、そうだ。すいません。>>809の各技能効果を提示していませんでした)

(今から提示して先取り最安価を行なってもいいですか?)

(23:05に最安価します)


①【肉体再編成:再生】(鎮痛物質精製が上書きされる)
 (戦闘後にも使用可能)(二回目以降の使用には生命判定)
 A:耐久数値が『70以下』の時に一度だけ使用可能。コンマ判定を行う
 B:上記のコンマ判定結果『/2』の数値が耐久数値に加算される


②【臨時接続:無銘】
 戦闘敗北時に一度だけ使用可能。
 A:耐久数値『0』で再戦闘に入る
 B:戦闘後に生命判定を行う(コンマ補正ー『30』で判定)


③■空間拘束魔法(全体.上位集束)(拘束魔法を上書き)
┣判定時にコンマ補正+20
┣A:判定勝利。次の相手の総合コンマ判定の結果を半分にする
┗B:判定敗北後。相手の行動コマンドから『回避』を除外する(1ターン)

質問1 再生はゾロ目補正つきますか?
質問2 戦闘敗北後再戦闘とありますが、永続補正等は持続しますか?

>>820
1、はい。ゾロ目補正がつきます
2、はい。前戦闘でリミットブレイク×45補正を使用して敗北した場合。補正は続行します

【安価:獲得技能:↓先取り2つ】

①『肉体改編』──【再生系技能】
②『デバイスとの臨時接続』──【戦闘続行系技能】
③『ユーノ直伝の拘束系魔法』──【拘束魔法】
  

  【①肉体再編成:技能獲得】


ユーノ「回復ではなく再生。……いや『改編技術』だ」

ユーノ「肉体の質や構造を変化させる。これを応用すれば『再生』になる。例えば断裂した筋肉を擬似的に繋げる、失血した傷口の皮膚を再構築し止血する。これを極めると肉体を『幼児化』『大人化』させたりも不可能じゃない。変身魔法の偽装なんかじゃない。文字通り、ね」

男「…!そんなことも出来るように…!」

ユーノ「一言で言えば『肉体の活性化』。ただ乱用出来る技術じゃない。戦闘後に『補給』しなくてはならないし燃費も悪い。無理に使用を続けたら命に関わる」

 あくまで応急処置。シャマル医務官の前で使うのが望ましい。



 ──くれぐれも気をつけてくれ。
 凛とした彼の双眸は静かに語っていた。
 自分はそれに応えるように、深く頷いた。


【午後】【『無限書庫』:終了】

技術上げると腕とか目とか外見とか取り戻せるんじゃないかなこれ

(>>830あまり大掛かりな操作はまだ出来ない、という設定でお願いします。物語的に)
(こういう操作は古代ベルカ式の主人公はやや不得手ということで)

(前回行った回復魔法の適正が低いためちょっと効果が劣化してたりします)
(傷口に膜を張る。ただしあまりに強く動くと破れる。みたいなニュアンスで…なんかすごく只の回復魔法みたいになった)

  ■特殊イベント:〝男祭り〟


ヴァイス「よし、いい感じにプレートが熱してきたな。片っ端から焼け焼け!」

エリオ「は、はい!でもお肉ばかりじゃダメだってフェイトさんが言ってたような…」

ザフィーラ「たまにはいいだろう。特にお前はよく食べて身体を作れ。己の肉体は裏切らん」

男「…なるほど、やっぱり身体作りには肉ですか。勉強になりますザフィーラさん!」

グリフィス「…お、お肉の匂いがすごい。換気しなくては!」


 夜。グリフィス君の忠告通り、ヴァイス陸曹からお誘いがきた。
 ヴァイス陸曹の部屋で『男だけの焼肉パーティ』を開催するため男衆を集ったらしい。


 肉が盛大に焼ける音。思わずを喉を鳴らしてしまうほど香ばしい匂いが部屋を包む。
 機動六課の男性面子がロースターを囲みながらワイワイと面白おかしく騒ぐ。


ヴァイス「いやー、たまにはこうやってはしゃぎたかったんスよ!」

男「がつがつ…もぐっ」

ヴァイス「ほら!やっぱり女性が多い職場ですし色々気を遣うでしょう?」

ザフィーラ「わからんでもない。普段は〝獣形態〟でいるからストレスもあったしな」
エリオ「そうですか…?正直僕はよくわからないですね」

男「…ごくっ、もぐっ」

グリフィス(り、陸士さん…ひたすら肉を食べてる。修行ですか?)

 肉体作りを今からでも始めなくては。
 普段からトレーニングは欠かしてないが、これから『再生』でもっと必要になる。
 ユーノ君からのアドバイスだ。




ヴァイス「ふう、食った食った。ちょっと一息つきますか、っと」

ザフィーラ「…久しぶりに肩の力を抜けた。感謝する、ヴァイス」

 ──気にしないでくださいよ旦那!俺と旦那の仲でしょう!
 バシバシとザフィーラさんの肩を叩く。
 どうやら相当酔ってるようだ。

エリオ「ぐぷっ…、食べ過ぎた…」

グリフィス「陸士さんのペースに合わせるから…、大丈夫ですか?エリオくん」

男「がつがつ…ごくごく…ごほっ!──もぐもぐ」

 どうやら焼肉パーティも終わりが近いようだ。
 と、思っていたら。何か思いついたような笑顔でヴァイス陸曹が立ち上がった。



ヴァイス「~第一回!巨乳or貧乳!どっちが好きなのか!~暴露大会ー!」

 何を言ってるんだ、こいつ。



エリオ「ごぷっ…、ええ…?」

グリフィス「いきなりなに言ってるんですかね、この人。完全に酔ってますよね?」

ヴァイス「酔ってないと出来ないことをしなきゃな!こうやって集まる機会なんてそうないだろうし!」

ザフィーラ「Zzz…」

 ザフィーラさんは犬形態に眠り始めた。
 あれだけ食べたのに即座に眠れるとは、何という代謝の良さ。尊敬しなくては。



 ──え?ていうか本当に言うの?



【次に安価になります】

【安価:↓2】

①素直に言う 【コンマ判定を行い。決定します】
②言わない。『回避』で離脱する 【コンマ判定:特殊イベント終了】

  
 


ヴァイス「捕らえろ、エリオぉ!」

エリオ「…!は、はい!」

男「うっ…、裏切られた…何故…」

エリオ「え!?いや、すいません。つい身体が命令通りに動いてしまって」

 ガシッと背後から腰に手を回されエリオに固定された。
 肉を食べ過ぎた影響で俊敏に動けず、酒のせいで反応が鈍っていた。

ヴァイス「ほらほら!言って楽になっちまいな!」

 なのはさんか!?フェイトさんか!?シグナム姐さんみたいな巨乳がええんか!?
 と、どう見てもおっさんのそれで詰め寄ってくる。
 グリフィス君は完全に呆れ果てる──ふりをして脱出経路を確保していた。

 己の逃げ場はない。



【コンマ判定になります】
(特にストーリーやイベントに影響ありません)
(お気軽にどうぞ)

【コンマ判定:↓1】
00~40 【貧乳:好き】
41~60 【どちらも:好き】
61~99 【巨乳:好き】
  

  【64】【巨乳:好き】


男「──お…」

ヴァイス「お?」
エリオ「お?」
グリフィス「お?」
ザフィーラ「お?」



 おっきいのが好きです




 歓声が上がった(主にヴァイス陸曹の)

  【玄関:扉前】


はやて「…なるほど、同志やな」

はやて「…みんなにチクるんは可哀想やからやめたるか!」



 扉の向こうで何か気配がしたのは気のせいと信じたい。



 ■【特殊イベント:〝男祭り〟】【終了】

(今日はここまでになります)
(見てくださってありがとうございます)
(次回は明日~明々後日20:30予定です)


(最後はギャグ回でした。物語ももう後半で終盤は笑えなくなりそうなので少し入れておかないと殺伐としたまま終わりそうで癒しを。あと少しだけギャグ回入るかもしれません)
(フリーパート【10回分】と少しくらいで最終回を予定してます)
(うまくいけば、ですが)

(明日の20:30に更新します)
(遅くなってすいません)

  【フリーパート:『朝』】


ヴァイス「ぐぅ…」
エリオ「…むにゃ」

男「…」

 カーテンから朝の日差しが差し込んできた。
 未だに寝息を立てる二人に毛布をしっかり被せてあげる。
 ザフィーラさんとグリフィス君の二人は既に帰ったようだ。

 昨日は久しぶりに楽しかった。ちょっとした羞恥プレイもあったけれど。



男「今日も朝練だ。頑張ろう」

  【フリーパート】


ギンガ「あ、先輩!おはようございます!朝練ですか?」

男「!…ああ。おはよう、ギンガ」

 こうして訓練中にギンガに声を掛けられると昔を思い出す。
 108部隊のみんなと訓練した記憶が。あの懐かしい日々が。



ギンガ「…あの頃は私も先輩も新人でとても忙しくて、大変で。でも楽しかったですね」

男「ん。今も楽しいよ」


【安価:↓2】 午後はどうする?
1、戦闘訓練(経験値↑ ライトニング好感度↑)
2、コミュ(好感度↑最低保障+10 知り合いキャラ安価指定>>4)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)

  【フリーパート】

ギンガ「またみんなで集まりたいですねー。お父さんも先輩に会いたがってましたよ?」

 ゲンヤさんは『例の事件』のあと、前線から身を引いたらしい。
 108部隊が事実上解体された為、先輩達も各々警邏隊で勤務してるようだ。
 身体の後遺症もあるのだろう。前線で実働部隊として動くのは難しい。


男「…会いたいな、先輩たちに」

ギンガ「はい!会えますよ、いつでも!」
 

【安価:↓2】 午後はどうする?
1、戦闘訓練(経験値↑ ライトニング好感度↑)
2、コミュ(好感度↑最低保障+10 知り合いキャラ安価指定>>4)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)

  【フリーパート】

■【午前:散策】
■【午後:コミュ(シャーリー)】


男「それじゃあパトロールしてくるよ。ギンガはどうする?」

ギンガ「わたしはこれから訓練に参加させてもらいます!スバルと訓練なんて久しぶりたなー。まだまだ負けないけどね!」

 グッ、と紫色の髪を揺らしながら拳を握る。
 どうやら姉として負けられないプライドというものが存在するらしい。


ギンガ「近頃犯罪件数が伸びてるらしいですから…気をつけてくださいね?」

男「……ああ」

 そのためのパトロールだ。頑張ろう。

  【午前】【散策】

男「…」

 このミッドチルダの犯罪件数は年々増加の傾向にあるらしい。
 それこそ年内に何百件と。

 内は──質量兵器の密輸。その使用による様々な犯罪は当然として。
 廃棄された区画での発覚しない犯罪も数えきれないほどあるだろう。
 レジアス中将はそれに苦言を呈していた。

 外は──ロストロギアによる世界的脅威。
 どちらにも言えることだが

男「人員と…予算不足、か」


【散策結果:コンマ判定↓1】
00~30 【シャッハ】
31~50 【レジアス:イベント】
51~80 【事件発生:コンマ判定】
81~99 【何事もなく過ごす】

  【36】【レジアス:イベント】

 ピピピッ ピピピッ

男「…!あ、レジアス中将。お久しぶ──」

レジアス「話がある。中央本部の私の部屋に来い」

男「あの…!」

レジアス「部下に話は通してあるから一直線で来い。出来るだけ早くな」

 ……言いたいことだけ言って通話が切れた。相変わらず強引な人だ。
 だが以前の彼の顔つきと比べて少し覇気が薄くなった気がする。


男「…疲れてるのかな、中将」

 なにか力になれることがあればいいのだが。

  【地上本部:中将の部屋】


レジアス「遅い!……妙に汚れてるがどうした?」

男「す、すいません。道中にひったくり事件やチンピラ達に絡まれて…」

レジアス「そうか。ご苦労だったな…」

 裏路地で女性が絡まれてるのを見かけたので助け舟を出したらスタンガンを持ち出されるわ、魔法を行使して撃ってくるわ……なんとか取り押さえたが最近の若者は怖いな。

レジアス「私から見ればお前も若造だが…お前年いくつだったか?」

男「にじゅ…──四年寝てたので曖昧です。それより今日は何故?」

レジアス「…大したことじゃない。お前と世間話したかっただけだ」

 ……ホントに?


レジアス「…ルーテシアはどうだ?元気にやってるのか?」

男「元気にやってますよ。助けられてます。──そういえばルーテシアを引き取ったのレジアス中将なんですよね?それ聞いた時はすごく驚いたんですが理由とかあるんですか?」

レジアス「贖罪。いやそんな大層なものではないな。強いていうなら逃避か」

男「…」

レジアス「…」

 会話が止まってしまった。
 これ以上踏み込んだことを聞くのは難しそうだ。


【安価:↓2】
1、レジアス中将の元気のなさについて
2、レジアス中将から自分への印象について相談する
3、その他(不可能なものなら安価下)


レジアス「なに?元気がない?この私が?」

男「なんか…背中に哀愁が漂ってますよ。テレビでも怒鳴ってる中将を最近見ないし」

レジアス「好きでテレビの前で怒鳴ってるわけではないわ!怒鳴っても怒鳴っても予算も人員も降ってこない現行に疲れてはいるがな!」

 あっ、地雷踏んだ気がする。
 
レジアス「一体奴らはどれほど地上を蔑ろにすれば気が済むのか!そもそも──」

 中将がヒートアップしてきた。
 どうやらかなり鬱憤が溜まってた様子。それを吐き出す相手がいなかったのだろうか。

レジアス「一年で一体地上にどれだけ被害届けが出てるか分かるか!?年ごとに敵の脅威が増してきている!お前達のような地上の魔導師の尽力で均衡を保ってはいるがこのままでは手遅れになるのだ!」

 とりあえずしっかり話を聞いてあげた。
 少しでも彼の肩の力が抜けるなら話を聞くぐらいなんでもない。




レジアス「…確かに疲れているというのは否定出来んな。愚痴になってしまったな」

レジアス「現行の管理局の体制…お前はどう思う?」

男「…!」

レジアス「海の戦力はこちらに回せない。これはもはやどうにもならんだろう。『あっちの事情』も分からんでもないからな。ならば兵器運用による防衛力の強化」

レジアス「これを私は望んでいる。それが地上の人々を守る最善の手の1つだと信じてるからだ」

 だが反発も大きい。と、小さく呟いた。
 戦前の『ベルカの戦乱』で質量兵器が破壊の限りを尽くしたこと。
 それ故に『質量兵器の断絶』が管理局内の支持を大きく集めてること。

レジアス「昔はそれでよかったかもしれん。だが近年魔力エネルギーを分解する技能を作るのはさほど難しくなくなってきた。そんな者達が犯罪行為を行うのも必然増えてきている」


男「…それは」

 兵器運用。質量兵器。
 それはこのミッドチルダでは未だ忌避されてる風潮があるようだ。
 無理もない。戦後からまだそんなに時が経ってないのもあるだろう。

レジアス「極論。ガジェットの1つでも区画におければだいぶ変わるだろうな。だがそんなこと…今は出来ようはずもない。魔導師は先天的才能、どうしても人員が不足する」

レジアス「お前はどう思う?私はお前の意見が聞きたい」

男「…」


【安価:↓2】
1、レジアス中将の『兵器運用の強化』を支持する
2、『兵器運用』『質量兵器』の使用には支持出来ない
3、まだ答えが出せない


レジアス「ふっ、そうか」

男「…!」

レジアス「答えが聞けただけ十分だ。それがお前の…今まで過ごしてきた答えなら」


レジアス「お前とは結構長い付き合いだな。過ごした時間はそれほど多くはないが…それでも私にとってはかけがえの無い時間だった」

男「…中将?なにを」

レジアス「ゼスト…人造魔導師…最高評議会…。お前に言えないことが山ほどある。私はその報いを遠くないうちに受けるだろう。例え万が一生きながらえたとしても私は──」

レジアス「後悔さえしている。だがお前が思い出させてくれたのだ…大切なことをな」

男「…」

レジアス「お前の思い描く『未来』。期待してるぞ」

 彼の瞳は穏やかだった。
 それは何かを諦めてるようにも見えたし、希望にも満ちてるようにも見えた。
 

  【午後:散策】【終了】

(短いですが本日はここまでになります)
(見てくださってありがとうございます)
(次回は明日~明々後日の20:30の予定です)

(次の更新では大きな特殊イベントまでごっそりやってしまいたいですね)

(遅れますが21:30から開始します)
(次スレは…シャーリーコミュくらいは出来るかな?)

  【午後】【コミュ(シャーリー)】
  【デバイス整備室】


男「『ブラスターシステム』と『リミットブレイク』。共に強力なシステムだけど」

男「各々最大出力で、と仮定して。この2つを同時に起動した場合はどうなる?」

シャーリー「死にます」

 素敵な笑顔で返答してくれた。
 そうか、死ぬのか。

男「…本当に?」

シャーリー「ふつーなら死にます!ふつーに死ねます!」

シャーリー「例え生き長らえたとしても碌なことにはなりませんよ。それは陸士さんが一番よく分かってるんじゃないですか?長期リハビリの経験もありますし…」

 希少技能の連続三回使用。そしてチンクの爆撃。
 確かに。それにより脊髄が損傷し、下半身が完全に麻痺したことがある。


 曰く、リミットブレイクとブラスターシステムはほぼ同系統な魔法であり、共に『自己ブースト魔法』という点で差異はあまりない。

 前者の魔法は『魔力→膂力』の変換効率がとてもよく代償として肉体が破損する。
 後者の魔法は『魔力の出力アップ』に特化し代償としてリンカーコアが破損する。
 
シャーリー「というか一つ起動させるだけでリソースがいっぱいいっぱいだし、仮に同時励起させられたとしても『激痛』で維持なんて出来ません!本能で止めちゃうはずです!」

シャーリー「文字通り身体の外側と内側が〝裂けます〟!結局二つともリンカーコアの出力口を抉って出力を強制的に上げる行為ですから!」

男「…」

 希少技能で痛みを消して、常に肉体再生を行い続ければあるいは…
 だがリミットブレイクと希少技能だけであの負荷だ。
 同時に使用する時は覚悟を決めなくてはならない。


【安価:↓2】
1、自分が全力で戦闘できる【回数】は?
2、他の隊長陣はこのシステムのことをどう思ってる?
3、自由安価(不可能なら下)


シャーリー「なのはさんも『ブラスターシステム』は保持してますね…」

シャーリー「でもやっぱり周囲から心配されてます。なのはさんは…その、あなたほどではないですが時折向こう見ずなところがありますから。自分の身体については」

 高町空尉のデバイス。『レイジングハート』も同じシステムが実装されてるようだ。
 彼女に聞けば何かしら後遺症について聞けるかもしれない。

シャーリー「フェイトさんやヴィータさんはかなり心配してました。過去に無茶したので」

シャーリー「それでもなのはさんは天性の強靭な『魔力』がありますし、肉体の負担も『リミットブレイク』ほどではないです。いや、常人なら壊れるんですがね?」

男「……」

シャーリー「なんであれ本人の意志が固いのであれば我々は止められません」


シャーリー「…出来うるなら【ブラスター2】までにとどめておいてください」

 併用できる限界はおそらくそこまで。
 自分の魔力では10秒も持続させられないだろう、とのことだ。
 高町空尉はさらに長時間維持できるようだが、彼女にとっても危険らしい。

男「わかりました。善処します」

シャーリー「……」

 本当にわかってんのかこいつ?みたいな目で見られてる気がする。
 諸刃の剣というのは理解した。確かに使わないに越したことはない。
 そのためには自分自身が強くならなければ。もっと強く。



シャーリー「みんな、無事に帰って来てくださいね…?」


  【なのは、フェイト、はやて、シャーリーの好感度が100超えました】
  【技能:ブラスターシステムが任意使用できます】

  【午後:コミュ(シャーリー)】【終了】

(次スレを立ててきます)
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【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう12」【リリカル】
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