【プリパラ】みれぃ「百合営業ぷり!」バンッ ドロシー「はあ?」 (37)

みれぃ「わからないぷり?なら一から……」

ドロシー「百合営業ぐらい僕だってわかってるよ!急になんだよ」

みれぃ「……私とドロシーで百合営業するぷり」

ドロシー「は?」

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みれぃ「そらみスマイルとドレッシングパフェの人気を計算してみたぷり」

みれぃ「まずはそらみスマイル。らぁらは言うまでもなく人気が高いのはわかるぷり」

みれぃ「次にそふぃ。そふぃもここ最近癒されるとかなんとかで人気が上昇してるぷり」

みれぃ「……みれぃは最近語尾キャラが飽きられてるみたいで、人気が鈍ってるぷり」

ドロシー「まあここ最近は強烈なキャラ多いしなー」

みれぃ「そ、そうぷりね……」

みれぃ「で、次にドレッシングパフェ」

みれぃ「シオンはかっこいいのもあるけど、この前のシオぽよでさらに人気が上がってるぷり」

みれぃ「レオナは男の子なのに、女の子はトップレベルで問答無用で人気が高いぷり」

ドロシー「で、僕は?」

みれぃ「……」

ドロシー「ち、ちょっと!そこで黙るなよ!」

ドロシー「まあそりゃ最近はレオナばかりサイン欲しがられることはあるけどさ……」

ドロシー「でも僕が人気がないかどうかはわからないだろ!」

みれぃ「ドロシー」ポンッ

ドロシー「なんだよ」

みれぃ「そこは受け入れるぷり」

ドロシー「あーもー!」

ドロシー「ってか、それが百合営業となんの関係があるんだよ!」

みれぃ「ドロシー、落ち着いて聞くぷり」

みれぃ「簡単な話ぷり。チームのちょっと人気が低い私たちが、百合営業すれば、たちまち人気急上昇ぷり」

ドロシー「ほんとかよー」

みれぃ「私の計算に狂いは無いぷりよ」

ドロシー「えー」

みれぃ「ならちゃっちゃと百合営業するぷり」

ドロシー「えー」

みれぃ「それとも、ドロシーは私のこと嫌いぷり?」

ドロシー「別に嫌い、じゃないけどさー」

みれぃ「じゃあつべこべ言わずに百合営業するぷり」

ドロシー「なんだよ、わかったよー」

ドロシー「で、具体的に百合営業って何すんのさ」

みれぃ「とりあえず周りから見ててイチャイチャしてるように見えればいいぷり」

ドロシー「なるほどね」

みれぃ「わかればいいぷり。じゃあまずはカフェに行くぷり」

ドロシー「ん?何急に手出して」

みれぃ「手を繋いで歩くぷり」

ドロシー「はあ?」

~プリパラカフェ~

みれぃ「ついたぷりよ」

ドロシー「……」

みれぃ「ちょっとドロシー何か言ってぷり」

ドロシー「こんな形で注目されるとは思わなかったよ……」

みれぃ「はいはい、お疲れ様ぷり」

ドロシー「で、今度は何すんのさ」

みれぃ「もちろんカフェと言えば……」

「お待たせしましたー!カップル限定ミステリーパフェでーす!」

ドロシー「うー、こうなると思ってたけどさー」

みれぃ「百合営業なんだから我慢するぷりよ」

ドロシー「って言うか、パフェ1つだけ?」

みれぃ「食べさせ合うに決まってるぷり」

ドロシー「なっ?!」

みれぃ「はーい、ドロシーあーん」

ドロシー「あ、あーん……」パクッ

みれぃ「おいしいぷり?」

ドロシー「うん、おいしい……(恥ずかしくて味なんかわかるわけないじゃん)」ドキドキ

みれぃ「ほら、ドロシーもするぷりよ」

ドロシー「わかってるよ!」

ドロシー「ほら、はいあーん」

みれぃ「あーん……」パクッ

みれぃ「うーん、おいしいぷり♪」

ドロシー(なんでみれぃは楽しそうなんだよ……)ドキドキ

ドロシー(その後も)

みれぃ『一緒にジュース飲むぷり!』

ドロシー『このジュース、ストロー2本刺さってんじゃん?!』



みれぃ『ボート乗るぷり!』

ドロシー『ボートォ!?』



みれぃ『ライブも2人だけでするぷり!』

ドロシー『それもすんの?!』

ドロシー「はぁ……百合営業ってこんなに恥ずかしいのかよ」ドキドキ

みれぃ「ドロシーお疲れぷり」

ドロシー「もうこれで終わり?」

みれぃ「まあとりあえずこれだけやっとけば十分ぷりね」

ドロシー「やっと終わりかあ……」

みれぃ「じゃあ帰るぷりよ」

ドロシー「へーい」

~プリズムストーン~

ドロシー「ふぅ、今日は早く家に帰ろ」

みれぃ「……」

ドロシー「ん?委員長?」

みれぃ「……今日はありがとね、ドロシー・ウェストさん」

ドロシー「お、おう」

みれぃ「じゃ、私急いでるから、今日はこれで」

ドロシー「お疲れー」

ドロシー「今の委員長、めっちゃ変だったな」

~ウェスト家~

ドロシー「ほんと今日は疲れたよ……」

レオナ「聞いたよ?南委員長とイチャイチャしてたんだって?」

ドロシー「イチャイチャじゃないってばー!そういう営業してただけだって」

レオナ「でもドロシー、ライブの時すごく楽しそうに見えたよ?」

ドロシー「えー?ほんとかよー?!」

レオナ「うん!」

ドロシー「てか、あれ持ちかけてきたのは委員長なんだよね」

ドロシー「ちょっと人気が低いメンバー同士でイチャイチャすれば双方とも人気が上がってWin-Winとか言っちゃってさー」

レオナ「そうなんだぁ」

ドロシー「そういえば今日の委員長変だったんだよね」

レオナ「どういうこと?」

ドロシー「プリパラから出てきたら急に逃げ出すように帰っちゃってさ」

ドロシー「プリパラの中ではあんなんだったのにさー」

レオナ「……」

レオナ「ドロシー」

ドロシー「なに、レオナ」

レオナ「それってもしかして、南委員長が本当にドロシーのことが好き、だったりして」

ドロシー「……………………」

レオナ「……………………」

ドロシー「……………………」

レオナ「…………あ、あのドロs「はぁ?!?!!!」」

レオナ「理解するまでに時間かかっちゃったんだね」

ドロシー「委員長が僕のこと好きぃ?!」

ドロシー「んな訳ないって!いっつも僕に違反チケット貼ってくるし!委員長なんて僕のこと嫌いなんだよ!」

レオナ「照れ隠し……だとしたら?」

ドロシー「……照れ隠し?」

レオナ「うん。ドロシーのことが気になっちゃうから違反チケットたくさん貼っちゃうんじゃないかな」

ドロシー「……」

レオナ「ご、ごめんねドロシー!あくまで私はそう考えただけだから!」

ドロシー「ううん、ありがとうレオナ」

ドロシー「……明日、委員長に聞いてみる」

レオナ「明日?」

ドロシー「なんか気になって仕方ないからさ」

レオナ「うん、わかった」

レオナ「あとドロシー、委員長といてどうだった?」

ドロシー「……計算なのか本気なのか知らないけど、すごくドキドキしたよ」

レオナ「そっか」

ドロシー「うん……」

レオナ「あのね、ドロシー。ちょっといい?」

ドロシー「いいよ」

~パプリカ学園~

みれぃ「……ドロシー・ウェストさん、私を呼び出して何の用よ」

ドロシー「ちょっと気になることあったから」

みれぃ「私プリパラに行かなきゃいけないのだけど」

ドロシー「僕だってプリパラ行くんだからさー、目的は同じだし」

みれぃ「はぁ、わかったわよ、話だけ聞いてあげるわ」

みれぃ「それで用件は?」

ドロシー「んー、なんで僕と百合営業なんかしたのかなーって」

みれぃ「それは最初に言ったはずよ。あなたも私も人気が低いから人気を上げようと」

ドロシー「でも、それだったららぁらやそふぃと百合営業すれば、人気上がると思うけどなあ」

みれぃ「そ、それはらぁらとかそふぃだけが人気上がる可能性あるから……」

ドロシー「ふーん」

ドロシー「あと、人気が低い僕たちが百合営業しただけで、本当に人気上がらなくない?」

みれぃ「け、計算ではそうなるはずはないわ」

ドロシー「じゃあなんでさっき可能性なんて言ったのかな~?」

みれぃ「あっ……」

ドロシー「計算が完璧なら可能性なんてないはずだけどな~」

みれぃ「……」

ドロシー「ねえ、南委員長。素直になりなよ」

みれぃ「……」

みれぃ「……素直になる?」

ドロシー「ん?」

みれぃ「素直になれたら苦労はしないわよ!」

ドロシー「委員長……」

みれぃ「私は、あなたみたいにいつも素直になれないの……」ジワァ

みれぃ「だから、計算とか言ってああするしかなかったのよ……」

ドロシー「……」

みれぃ「あなたのことが好きなんて、言える訳ないじゃない……」

ドロシー「……」

ドロシー「委員長、やっと本音言ってくれたじゃん」

みれぃ「……ごめんなさい、今のは忘れて」

ドロシー「うーん、それは無理かな」

みれぃ「そうよね、普通はそうなるわよね……もう私のこと好きなようにして」

ドロシー「好きなように?」

みれぃ「ええ……」

ドロシー「……」

ドロシー「わかった」

みれぃ「……」

ドロシー「委員長、いや、みれぃ、顔上げてよ」

みれぃ「ん……」

チュッ

みれぃ「?!」

ドロシー「ごちそうさまーっと」

みれぃ「なっ……」

ドロシー「まったく、僕の気持ちも少しは考えてよね」

みれぃ「……!」

ドロシー「そうやって勝手に決めつけてさ。僕のことなーんにも知らないじゃん」

みれぃ「……」ワナワナ

ドロシー「だからさ、そうやって1人で抱え込むなよ」カアア

みれぃ「……い」

ドロシー「い?」

みれぃ「違反チケットォ!」バシィ!

ドロシー「うへ~」ビヨ-ンビヨ-ン

みれぃ「パプリカ学園校則!いきなりキスをしてはならない!」

ドロシー「なんなんだよ~、せっかく頑張ったのにさ~」ペラッ

ドロシー「あれ、×じゃなくて♡だ」

みれぃ「……その、ドロシー」

ドロシー「ん?」

みれぃ「ありがとう」

ドロシー「へへっ、どういたしまして」

【n日後】
~プリパラタウン~

みれぃ「ドロシーはポップについて全然わかってないぷり!子ども騙しぷり!」

ドロシー「みれぃみたいな計算で作り上げたポップより、僕みたいな自然なポップのほうが素晴らしいもんね!」

みれぃ「どういうことぷり~!」

ドロシー「そっちこそ~!」

シオン「結局あの2人喧嘩してるのか」

らぁら「あはは……この前百合がどうたら言ってたのはなんだったんだろ」

そふぃ「ぷしゅ~」

みれぃ「じゃあどっちがポップアイドルとして相応しいか、次のライブで勝負するぷりよ!」

ドロシー「おう、やってやろうじゃんか!」

みれぃ「と、言うわけで、みれぃはこれから最高のメイキングドラマを考えてくるから、帰るぷり!」

らぁら「か、かしこまっ!」

ドロシー「僕もそういうことだから」

シオン「う、うむ、合点承知した」

そふぃ「あの2人、最近いつも一緒にプリパラ出てる~」

らぁら「そう言われてみれば……」

シオン「うむ、確かにそうだな」

レオナ「今は気にしなくていいんじゃないかな」

シオン「レオナ、何か知ってるのか?」

レオナ「うん、知ってるよ。でも」

らぁら「でも?」

レオナ「それはそのうち2人が言ってくれると思うよ」



ドロシー「今日はあんなこと言ってごめん」

みれぃ「いいえ、私も悪かったわ。ごめんなさい」

ドロシー「……手つないでもいい?」

みれぃ「ええ、いいわよ」

ドロシー「……」

みれぃ「……」

みれぃ「まあ私たちがいきなりプリパラで態度変わったら、みんな変に思うだろうし、今はあれでいいと思うわ」

ドロシー「うん、そうだね」

みれぃ「……今日、私の家くる?」

ドロシー「え、ほんと?!」

みれぃ「メイキングドラマ、考えるの手伝ってあげるわよ」

ドロシー「やったー!ありがとう、みれぃ!」

みれぃ「どうせドロシーのことだから、メイキングドラマのことなんてろくに考えてなさそうだし」

ドロシー「ちょっと、全く考えてないわけじゃないからね!ここ(喉)までは出てきてるんだってば!」

みれぃ「完璧じゃないと意味ないわよ」

ドロシー「それはそうだけどさ~!」

ドロシー「なあ、みれぃ」

みれぃ「なによ」

ドロシー「好き!」

みれぃ「ええ、私も好きよ」

ドロシー「へへっ!」

みれぃ「……じゃあ、行くわよ」

ドロシー「ほーい」



END

おまけ

みれぃ「ところであの時よく私のこと見抜けたわね」

ドロシー「ま、まあ、あれぐらいなら僕にも余裕だって」

ドロシー(本当はレオナが教えてくれたなんて言える訳ないじゃん)

みれぃ「ふーん……まあいいわ。おかげでこうしてあなたの隣にいられるんだから」

ドロシー「……僕も同じだよ」

これでおわりぷり

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