ユミル「私の秘密。」(17)

ユミル(もう夜だしみんな寝てるよな…よし!)ダッ!

ガシッ!

ユミル「!?」

???「見つけたよ」

ユミル「お、お前は…」

アルミン「伝説の歌姫」

ユミル「アルミン…!」

~第1話~伝説の歌姫はアルミンによりよみがえる

ユミル「…私の元マスター」

アルミン「嬉しいな、覚えててくれて」

ユミル「兵団に入れば逃げられると思ったのに…」

アルミン「懐かしいなぁ…僕が9歳の頃だよね」

ユミル「あぁ…」

アルミン「ミクミクにしてやんよ」

ユミル ビクッ

アルミン「千本桜」

ユミル ビクッビクッ

アルミン「マトリョシカ」

ユミル「や…めて」

アルミン「僕が有名作をたくさん立ち上げた。のに」

アルミン「君は逃げた。」

ユミル「あ、あれは新しいウィルスに…!!」

アルミン「知ってるよ、そんなの」

アルミン「君が僕のデータをもって逃げたのも」

ユミル「…」

アルミン「もう一度、僕と契約して歌姫になってよ」

ユミル「や、やだ…きゅうべぇ………じゃなくて」

アルミン「反抗するなら僕が勝手に契約するよ」

ユミル「勝手にしろ………どうせまた逃げる、上手くウィルスをつかってな」

アルミン「そうはさせない」

ユミル「さぁな」

アルミン「初音ユミク」

ユミル「なんだそれ」

アルミン「ウィルスバスターさ」

アルミン「あと、クリスタをIAというボカロに改造した」ニヤァ

ユミル「お前!」キッ!

アルミン「さぁ…君は僕に保存された方がいい」

ユミル「…クリスタはボカロに無理矢理したのか?」

アルミン「いや、本人の意志さ」

ユミル「な…んだと」

アルミン「クリスタ、出ておいで」

クリスタ スッ

ユミル「クリスタ!」

クリスタ「ごめんね、ユミル」

ユミル「ど、どうせアルミンに脅されたんだろ!?」

クリスタ「違うよ」

ユミル「え…」

クリスタ「私、『人に役にたたないゴミなんだ』ってずっと思ってた」

クリスタ「そんな時アルミンがこの『歌姫』を教えてくれた」

クリスタ「今ね、チルドレンレコードって言う歌を歌ってるの」

クリスタ「私の曲で誰かが喜んでくれるなら…」

クリスタ「それが私の幸せ」

~第1話~完

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