安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の十四】 (1000)



 安価とコンマで、アイドルとかをね、あれこれね、プロデュース?
 極端なエロやグロ、倫理・道徳的にNGなものは、無言でズラしていくスタイルです

 前 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の十三】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1479647404/)


 安価連取はなし
 コンマはいくらでも建前上はオーケーよ
 (あんまりコンマ連取しすぎて悪い結果ばっかだと、ね? ってことで…さ?)

 1番最後の安価を取っていたら、それからどれだけコンマ判定が続こうが、次に安価が出て別の人が取得するまでNGよ
 あんまり気づかないこともあるから、連取になってたら「なってるよー」てやんわり教えてね





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1481203667



 SSプロ所属アイドル

 ~Aランク~
 西城タカシ
 菱河香
 御剣誠
 仲寺衣依
 北川聖羅
 周藤快斗

 ~Bランク~
 五味葉子

 ~Cランク~
 垣根ゆず子
 安住佑香
 氷川透

 ~Eランク~
 甲賀峰零


 SSプロ所属タレント

 湯郷シャーディ


 SSプロ職員

 社長 うぉっほん、で呼びかけてくるひと
 間野巌 見た目は恐いし身内には威圧的だけど外部にはとっても頭と腰が低いプロデューサー
 河村スバル もっさりヘアとオタッキーな眼鏡がトレードマークの苦労人事務員
 壁P 人間辞めてる勢筆頭? 旦那様はダーリン呼び
 藤P 自称オッサン ゆるくて飄々としてて巷ではcv藤原啓治だとか何とか



 SOKUHOプロ所属アイドル

 ~Aランク~
 春日野愛/トレジャーシップ
 榊蓮/トレジャーシップ
 金目純/トレジャーシップ
 澄谷奏/トレジャーシップ
 ミシェル/ライムライト

 ~Bランク~
 橘夢/ライムライト
 菅野孔/Play of stars

 ~Cランク~
 赤井武/Play of stars
 間宮つぼみ/Play of stars


 SOKUHOプロ職員

 女社長 年齢を訊ねるのはタブー
 諸星銀河 クズ・オブ・クズ
 鉄P 鉄面皮・物怪・人外と畏れられる(?)人間辞めてる勢のひとり




 その他

 安藤肇 フリーのアイドル。まだまだ駆け出し…?
 常磐飛鳥 どこかのアイドル。何やら必死な性格?
 先生 変人な作曲家の先生。口癖は「エクセレン!」
 吉喜良人 広告代理店のエリート社員で壁Pのダーリン

じゃあ無事に前スレ終わったし、本編やりますかいな?


 ―― 5月 4週目

藤P「零くんや」

零「はい?」

藤P「この前さ、ファンクラブ動画、アップしたのね。編集したから」

零「……はい」

藤P「そしたら、何と…」

零「…」

藤P「物好き――あ、いや、奇特な人の目に留まったみたいでね?」

零「どっちにしろ、あんまりいい意味じゃ…」

藤P「料理本出さない、ってお話が出たのよ」

零「えっ」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.00 演:3.00
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:197/オッサン!
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:1曲



編集者「直接見た方がやっぱりかわいいんですねえ」

零「…ありがとう、ございます…」

藤P「ははは、そうでしょう、そうでしょう。うちで今、一番フレッシュな子ですから」

零「…」

編集者「それでですね、料理本のことなんですけれど…」

藤P「ええ、はいはい?」



 ↓1 前回のあらすじ:飯テロ動画うpしたら、奇特な出版社から料理本出さないかとお声がかかった

 1~3 料理本って感じがしないよーな感じのお話なんですけれど…?
 4~6 うぅぅーん…?
 7~9 もうね、零くんのセンスで、って感じらしいですよ

(もういっその事演は捨ててさ、タカシくんレベルの歌唱力お化けにしてしまおうかなとか思ったんだけど、まだ間に合う?ある程度のコンマが出続ける事前提で)



編集者「まずですね、今は料理本と言っても色々とありますよね」

藤P「そうですねえ」

編集者「そこで新たな料理本について考えたところ、やはり本にもタレント性があってしかるべきではないか、と」

藤P「タレント性?」

零「…タレント…性……?」

編集者「そして分かりやすさ!」

藤P「まあ、分かりやすさは大事ですねえ」


編集者「これらを両立させるべくですね、料理本に載せる調理手順などの写真を全てタレントに――この場合は是非とも零くんに!」ズイッ

零「っ…」

編集者「やっていただきたいな、と」

藤P「はあ…なるほど?」

零「…」


編集者「レシピなどはこちらでかき集めてきますし」

零「っ…」チラッ

藤P「…はぁ……」

編集者「あとはいかにビジュアルにこだわった紙面にして、零くんが料理をしているという姿に萌えられるかどうか…」ジュルッ

編集者「おっと失礼。続けさせていただきます」

 ・
 ・
 ・

藤P(ふーむ…これって…)

藤P(零くん的には面白くない話かもねえ…)

藤P(レシピは向こう任せで、要するに零くんはただ見栄えがしてこの編集者さんのお気に召したってだけで誰にでもできることなわけだし…)

藤P(よーするに零くんくらいの子にお料理ブームがくれば、その潮流を生み出せた~っていう風なことを狙いたいって透けて見えちゃうし…)


編集者「どうでしょうっ!?」

零「…」

藤P「…」

藤P「そうですねえ…」



 ↓1 行動選択

 1 ちょいと零くんと相談させておくれ
 2 まあ、それでも貴重なお仕事だし、受けるしかないか
 3 せめて掲載するレシピとかは零くんに口出しさせてもらえないかねえ?
 4 このお話はなかった、ということで


藤P「とりあえず、1点…」

編集者「はいっ?」

藤P「掲載するレシピについてなんですがねえ…」

零「!」

藤P「零くん、本当に普段からお料理もしてますし、色々とレパートリーも豊富なんですよ」

藤P「だから、そこら辺は零くんに口出しさせてやってもらえませんかい?」

編集者「え?」

藤P「どうです?」

編集者「ああー…そう、ですか…」

編集者「…」

編集者「んー…」

零(やたら悩んでる…)

藤P(何なんだか…?)



 ↓1 答えは!?

 1~6 渋るんかい
 7~9 譲歩してくれた



編集者「いやあ…けれど、ほら」

編集者「やっぱりそういう部分はちゃんとしたプロの方にお願いした方がうまくいくと思うんですよねえ、本当に」

編集者「レシピ本と銘打って零くんをバシッと押し出す、そして中身の肝心要のレシピもプロ監修でバシッと押さえる!」

編集者「この方が絶対にうまくいくと思うんですよねえ~…」


藤P(つまり、その気はないと?)

零「…」

藤P(それじゃあ零くんを使う意味は何なのよ、ってことになるし…こんな仕事やっても本人がつまんないと思うんだけどねえ…)


藤P「ちなみに、どんな料理を掲載するんで?」

編集者「ターゲットは丁度零くんくらいの男女を想定してますから、そこまで難しい料理ではなくて、むしろ間口となれるようなものですね」

零「…」

藤P「簡単なの?」

編集者「まあ、まあまあまあ~…………有り体に言えば?」

藤P「ははーん」

編集者「ははは」



 ↓1 決断の時!

 1 この話、受けましょう
 2 零くんや、オッサンに遠慮せず自分で決めちゃっていいよ
 3 この話、なかったことに


編集者「それでですねえ、お支払いするギャラについてなんですが――」

藤P「ああいえ、それはけっこうですよ。零くん、行こうか」

零「えっ?」

編集者「はいっ?」

藤P「このお話、なかったことにしてもらえますか?」

編集者「はいぃっ?」

藤P「いやぁ…申し訳ありませんが、これで」

編集者「な、何故ですか?」

藤P「零くーん、ちょっとお部屋の外で待っててくれる?」

零「……うん」

 ガチャッ
 バタムッ


藤P「…………すみませんねえ」

編集者「いやいや…ええっ? うちから、おたくのアイドルで本を出そうって話ですよ?」

編集者「こんないい話、なかなかないじゃないですか」

藤P「そんなねえ、誰にでーもできるようなのはやらせたくないなあと思いまして」

編集者「誰にでも…ってご冗談を! それじゃあ、わたしが誰にでもオファーするかのようじゃないですか、よく厳選して、零くんならと思ったからこそ」

藤P「都合がいいとか思っちゃったんじゃないですかぁ? 新人でギャラも安い、うちの事務所ならその内、ある程度の知名度を得る、だから青田買い~みたいな」

藤P「ついでに、おたくの本のお陰で売れたんだ…みたいな主張しちゃえば、まあ…色々と、そちらに有利に転がせる話が出てくるかも知れませんし?」

編集者「持ちつ持たれつでしょう、お互いに…。考え直してくださいよ」

藤P「申し訳ないけども――うちのアイドルは安くないんですよねえ」

編集者「っ…!」

藤P「そいじゃ、これで。またどこかでお仕事することになったら、どうぞよろしく~」



 ↓1 お仕事を断った帰り道…

 偶数 断れて良かったそうですよ
 奇数 ちょっと零くん、浮かない顔だねえ



 ブゥゥゥゥン…

藤P「…」

零「…」


藤P「………あー、ごめんねえ、零くん」

零「っ…」

藤P「折角のお仕事なのに、勝手にオッサンが断っちゃって」

零「…ううん」

藤P「…」

零「何か……ヤだった、から」

藤P「そう?」

零「…うん」

藤P「だよねえ。あの人、要するに誰でもいいみたいな感じだったし」

零「本なのに、誰かの考えたやつを紹介するだけなのも、嫌だったし…」

藤P「失礼よねー」

零「うん…」


藤P「また、何かお仕事探してくるからさ。次こそ、いいお仕事やろうね」

零「……うん」



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



藤P(とは言え…)

藤P(本のお話を教えた時はけっこう、嬉しそうな顔してたしなあ…)

藤P(それがなくなっちゃったのは残念がってるかも…)

藤P(オーディションにも落ちちゃってたりで、まだまだまともなお仕事ができてないし…)

藤P(なかなかうまくいかないねえ…)



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.00 演:3.00
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:198/オッサン!
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:1曲



藤P「…」

藤P(まあ、切り替えて前向きにやってくしかないねえ)



 ↓1 来週は

 1 営業
 2 レッスン
 3 全体曲レッスン




 >>10
 1度のレッスンで少なめに見て最大の1/3の33入るとしてあと2回のレッスンで6.00に突入
 6.00以上は加算ポイントが1/2になるから15ポイントが1度のレッスンに入るとして6回くらいで7.00に突入
 合計で8ターンが必要となると、かなりレッスン漬けにならなきゃいけないし、キツいかと



 ―― 6月 1週目


藤P「6月になっちゃったかぁ…」

社長「うぉっほん」

藤P「社長、お風邪ですかい?」

社長「いや…あまり、言いたくはないのだがね、最近…零くんのした仕事と言えば雑誌1件だけだろう?」

藤P「ええ、まあ」

社長「わたしとしては、もっと活躍をしてもらいたいのだがねえ…」

藤P「いや、本当に自分でも思うんですがねえ…」

社長「うむうむ、分かっているのならいいのだよ。がんばってくれたまえよ」

藤P「営業いってきまーす」


藤P(社長にかるーく釘差されたか…)

藤P(ほんとにそろそろ、いい仕事をしなきゃねえ…)



 ↓1 営業!

 1 歌番組でしょう
 2 演技のお仕事とか
 3 雑誌な仕事ないのん
 4 イベント系のかね
 5 バラエティーとか
 6 情報番組とか
 7 その他、どんなや?
 8 事務所のコネ仕事



藤P「………まあ、やっぱ最初は…コネよね」

藤P「折角、急成長したわけだし、今は事務所の力に頼って、ゆくゆくこれを返してもらえるだけの活躍をしてもらうのが恩返しよね」

藤P「…とはいえ」

藤P(さてさて…いい番組に出れるといいんだけどもなあ…)

藤P(とりあえず、各方面ぶつかるだけぶつかってみますか…)


藤P「…」

藤P「MFCGの無茶企画はきませんように…」



 ↓1 コネは悪じゃない!!

 1~2 MFCG:潜入! 自衛隊レンジャー部隊の訓練!!
 3~6 SSプロのみなさんのおかげでした:クイズ、200のこと!
 7~9 SSプロのみなさんのおかげでした:SSプロ、常識人決定戦!
  0  MFCG:御剣山開拓期

歌が上手い子はたくさんいるしダンスは誠快斗のツートップを抜けないと思うから
演技力上げてオールマイティー型にしたいところ



藤P「いやあ、どうも助かります」

番組D「いえ、こちらもSSプロさんあってですから」

藤P「にしても、常識人決定戦ですか…」

番組D「ちょっと面白そうでしょう?」

番組D「こっそり隠し撮りして編集したVを見ながら、誰が1番多く、的確なツッコミを入れられるかっていうコーナーなんですよ」

藤P「………零くんは、ツッコミ入れる側、ってことでいいですよね?」

番組D「もちろん」

藤P「なら問題ないですなあ。はっはっは」

番組D「はっはっは」


藤P「零くん、毒とか吐けますんで、いい具合に使ってくださいな」

番組D「いいんですか?」

藤P「ええもう、キレッキレで自分まで容赦なく切っちゃうような毒がウリですから」

番組D「それでいいんですか…?」

藤P「はっはっは」




 ここまで! ありがとん!
 おやすみなさイスパニョーラ島!!

 次回、SSプロのみなさんのおかげでした:SSプロ、常識人決定戦!

>>28
SSプロの歌うまを並べると…
タカシ:7>ハコせーら:6>いよりん:5=香様:5=零:5 だよ

そして全ステ平均で並べると…
香様:5.3>タカかー:5.0>いよりん:4.8>はこまこせーら:4.6

みたいになってるよ
零くんは現状、平均すると4.0だから、万能型を目指すと能力的に埋もれる…かも?

ぼくは学習したからね、人が出てくるまではね、小ネタをやってればいいんだよね
前スレ>>1000でもやってればいいんだよね

とは言え、1レス85行で収まりそうにないからレスを跨いでやってっちゃうね

しかしダブルデートなんてしたことのない非リアのぼくにはハードルが高すぎるぜ…


 ~バレてはいけないダブルデート?~

快斗「誠さん、どうして俺はこんなところにいるんでしょう?」

誠「さあなあ…?」

快斗「ここ…………どこからどう見ても、遊園地的な場所ですよね」

誠「だな。でも意外と気づかれないもんだなあ、俺と快斗がこんな堂々とベンチ座ってても」

快斗「きっと今、来園中の人は家族なり恋人なり友達なりと楽しい時間過ごしてるから、外野なんて気にならないんですよ」

誠「快斗、言ってて寂しくならないのか?」

快斗「…………アイドルですから」キリッ

誠「それを逃げ文句にすると大変なことになるぞ~…」

快斗「まあまあ」


誠「だけど、何なんだろうな? いきなり拉致られてアイマスクされて、ここまで連れて来られて、アイマスク外されて…」

快斗「連れてきた人もどっか消えちゃいましたしね。でもこんだけ横暴するってことはテレビですよ、バラエティーの」

誠「おかげでしただろうな」

快斗「でしょうね、この親切心のない感じは」

誠「………ピンマイクもつけられてないけど、声とか大丈夫なのかな?」

快斗「うーん…ガンマイクとかで狙ってるんですかね?」

誠「案外、このベンチの近くにマイクとかつけてたり?」サッ

快斗「いやいや、まさか…」

誠「あっちゃったな」

快斗「あー……テレビ決定ですね、これ。カットしてもらえるかな…?」

誠「編集点気にしないで喋ってたからなあ…」


快斗「…」

誠「…」

<パパー、こっちこっち早くー

<ははは、待ちなさいって、遊園地は逃げないぞー

<ママもー

快斗「…あのお父さん、若かったですね」

誠「だな…。若いのか、若く見えたのか…それが問題だな」

快斗「……俺の中学校のころの同級生、もう子どもできたらしいんですよ」

誠「ほんとか? すごいなあ…。少子化だ、少子化だ、って騒いでるのに…いいことだな」

快斗「まあ、そこまで仲良しだったってわけでもないんで、ふうんって聞き流しちゃったんですけど………地味なショックですよね」

誠「分かる」


<次はどれ乗るー?

<人生という名のレールに、これからは2人で乗らないかい?

<きゃー、ステキ、抱いてっ!

快斗「…爆発しろ」

誠「快斗っ、快斗っ、テレビだから」

快斗「ははは、冗談ですって」


誠「にしても…いつまでここにいればいいんだろうな?」

快斗「何かしらの指示くらいくれていいですよね…」


衣依「SSプロのみなさんのおかげでした」

衣依「今日は、ご覧の通り、遊園地に来ています」

葉子「まこちゃんと快斗くん…ものすごーく、いつも通りの会話してるね…」←イヤホンで聞いてる

衣依「だね」


衣依「本日はアイドルのデート力チェックと題しまして、快斗くんとまこちゃんが、女の子と遊ぶ時にどれだけ紳士的な対応ができるかという検証企画です」

葉子「デートとかって言葉を使っちゃうと、テレビ用に良く見せようとしかねないから、何も言わずに呼び出した…んだよね?」

衣依「うん。まあ、一応はテレビって分かってもらえてるから、完全な素は………って思ってたけど、想像以上に素をさらけ出してのんびり喋ってるね」

葉子「……それで…デートの相手役が、わたし達なの?」

衣依「うん。ほら、気を遣われたら本当のデート感覚じゃなくなっちゃうでしょ?」

葉子「あー……うーん………まあ」

衣依「でもね、一流アイドルならデートって言葉を使わなくても、女の子と外で遊ぶってことになれば紳士にならざるをえなきゃいけないんだよ」

葉子「…」

衣依「………って、企画なだけで言わされてるだけだよ」

葉子「うん」


衣依「…じゃあ葉子ちゃん、意気込みからどうぞ」

葉子「台本がすっかすかで、合計2ページしかないけどがんばります」

衣依「今回はダブルデート方式ってことだけど、そういう経験は?」

葉子「……ご想像にお任せします」

衣依「便利な言葉きたっ」

葉子「アイドルだからね、一応」

衣依「一応、じゃなくてアイドルなんだよ?」

葉子「でもこんな企画させられてるんだよ?」

衣依「そこなんだよね…」


衣依「ともかくっ、遊園地の園内各所には小型カメラやマイクが設置されていて、それで行動が追われます」

衣依「極力、快斗くんとまこちゃんにはデートだっていう意識をさせずに、4人で一緒に遊んで、最後に採点をします」

葉子「採点って、どんな?」

衣依「例えばエスコートをちゃんとできたか~とか、気遣いがちゃんとできてたか~とか…」

葉子「何か試してるみたいでちょっと…」

衣依「性格の悪いスタッフさんが考えたんだよ…。お仕事だから、がんばろうっ?」

葉子「そうだね」


衣依「じゃあ早速、行ってみましょう」

葉子「うん」

衣依「ちなみに園内のお客さんにはエキストラの方が混じってて、ちょっとしたハプニングも起きる予定です♪」

葉子「そのハプニングの内容くらい教えておいて欲しかったよね」

衣依「そこは…ね、この番組だから」

葉子「だよねえ…」


快斗「それで俺、笑っちゃって」

誠「はははっ、本当かよ?」

快斗「本当なんですって!」


 スタスタ…

誠「んっ?」

衣依「おはよー」

葉子「おはよう」

快斗「あれ、衣依に葉子さん?」

誠「やっと来たのか。それでこれ、何なんだ? 今、あんまり退屈すぎてティースプーンで起きた笑えるできごとについて話しちゃってたところだぞ?」

葉子「何それ?」

快斗「あのですね、この前、紅茶を――」

衣依「それは気になるけど、今はいいの」

快斗「…分かった」


誠「んで?」

衣依「折角、遊園地にいるんだから一緒に遊ぼう?」

快斗「それでどこかにテロリスト役のエキストラでも潜んでて脅かしにきて、どんな行動を取れるかー、みたいなタカシさんの企画ですか?」

誠「手が込んでるなあ」

葉子「邪推しすぎだよ、2人とも」

衣依「はいはい、それじゃあしゅっぱーつ!」



衣依(それにしても…いくら番組の企画だからって………こんなにフリーダムなダブルデート企画なんて……これって役得…だよね)

衣依(どうしよう、ちょっと顔がニヤけ気味になっちゃう…いやいや、お仕事中でカメラに撮られてるんだから、気を引き締めていかないと)


誠「そんでどこ行ってるんだ、これ?」

葉子「えーと……どうしよっか?」

快斗「ノープランですか?」

衣依「ノープランなんだよね。はい、園内マップ」つマップ

快斗「……あ、けっこう色々と乗物がある」

誠「へえー…楽しそうだな!」

快斗「やっぱ、遊園地と言えばジェットコースターですよね」

誠「ジェットコースターか、どうせならすごいの乗りたいよな」

葉子「あ、あんまり激しいのは、ちょっと…」

誠「でも折角だしさ。なっ?」

衣依「ええ…? 絶叫系って、怖くない…?」

快斗「怖くない、怖くない。事故が起きないように作られてるんだし」

誠「あっ、この自称・日本最絶叫コースターっていうの乗ろうぜ」

快斗「いいですねっ!」


衣依(これは減点ポイントだろうなあ…)

葉子(なるほどね…こういう感じのを狙ってたのか……)

快斗「あっちですね!」

誠「よし、遊ぶかっ!」


快斗「1時間待ち…」

誠「1時間かぁ…」

衣依「並んでる時間って暇になっちゃうよね」

葉子「何かお喋りしてればすぐじゃない?」


快斗「…でも、1時間待ち…。それなら、並ばないで済むやつに乗った方が良くないですか?」

衣依「えっ? で、でも1時間だよ? 2時間、3時間じゃなくて…1時間くらいなら…」

誠「いいや、時間は金じゃ買えないからな」

葉子「あ、まこちゃんも並ぶの嫌いだったの?」

誠「並んで安くなったりお得になるんならいいけど、内容一緒だろ? どんだけ並んでも」

衣依「それは当然だよ、まこちゃん?」

快斗「違うの行きません?」

誠「だな!」

衣依「ええー…?」

葉子「まあ…ジェットコースター乗るくらいなら、それでもいいけど…」


快斗「どれにします?」パサッ

誠「んー…すいてそうなの…すいてそうなの……あ、これはどうだ? バイキング。来る途中見たけど、大した列じゃなかったぞ」

快斗「いいですねっ!」

衣依「列の長さで決めるんだ…」

葉子「疲れそう…」



係員「次の方どうぞー」

快斗「前の方行きましょう、前の方っ!」

誠「よっし! 行くか!」

衣依「あ、待って待って、走っちゃ危ないよ? 順番守ってれば大丈夫なんだから急がないの」

かーまこ「「はーい」」

葉子「衣依ちゃんがすっかりお姉さんモードに…」


 ppppp…
 ガコンッ…

快斗「おおっ、動いた…!」

衣依「何か緊張するんだよね…こうやって動き出す時って」

誠「どんだけ高くなるんだろうな」

葉子「まこちゃん、楽しそうだね」

誠「まあな!」ニカッ


 グォォォオオオオオオオオンッ

快斗「うおおおおおおおおっ!?」

衣依「きゃああああっ!」

誠「おおー」

葉子「っ…っ……!!」ギュゥゥッ ←安全バー握ってる

誠「って葉子、だいじょうぶかっ? そんなに怖いなら、俺の手でも握ってるか?」

葉子「う、うん…ありがと――ひゃああああああああっ!?」

誠「おおーっ…? んー、いまいちだなー…」


係員「ありがとうございましたー」

快斗「はぁーっ……なかなか、迫力あった」

衣依「ちょっとふらふらする…」

快斗「大丈夫?」

衣依「うん」

誠「葉子も平気か?」

葉子「何とか…」フラフラ

誠「っとと、足元覚束なくなってるぞ?」



快斗「あっ、何かキャラクターいる」

衣依「ほんとだ。………何か、すごーく……ビミョーなかわいさだね」

誠「カピバラ…っぽいな」

葉子「ちょっとかわいいかも…」


キャラクター「…」チラッ

快斗「おっ、こっち見た?」

キャラクター「…」ノソノソノソ

衣依「何だろう、歩いてきた…」


キャラクター「…」バッ ←荒ぶる鷲のポーズ

快斗「!?」バッ ←同じポーズで返した

誠「何してるんだ?」

衣依「ふふっ…」

快斗「いや、何となく」

葉子「ムダに動きのキレが良かったね」


キャラクター「…」ポンポン

快斗「ん…? 何だろ、やけに積極的だな…? いきなり肩なんて叩いてきて」

衣依「あっ、写真撮る?」

キャラクター「…」グッ

快斗「じゃあ、こう…肩とか組む感じで」ガシッ

衣依「はい、ポーズ――」

キャラクター「!」キラリンッ

 ガシッ グイッ

快斗「ぎえええっ…!?」

 カシャッ

衣依「って、快斗くんっ!?」

誠「おおっ、コブラツイスト! 鮮やかだな!」

葉子「何興奮してるの、まこちゃんっ?」

快斗「ギブギブギブ…!」

キャラクター「…」グググッ

衣依「放さないの!?」

快斗「あ、ぐぐぐっ…ギブ、だって言ってんでしょうがっ!」バッ


 ガッ
 ポロッ…

快斗「あっ…?」

衣依「えっ…」

葉子「ああー…」

誠「うわっ…」


 ポトッ…

キャラクターの頭が取れちゃったハゲのオッサン「(´・ω・`) 」

快斗「…っ」

快斗(マズったぁぁーっ!! こんな公衆の面前で、思わず頭を飛ばしちゃったぁーっ!!)


 ザワザワ…

<ママー、あれ何ぃー?

<見ちゃいけませんっ

<びぇぇぇんっ! カッピーの中に変なのいるぅー!

<ああ、よしよし…ほ、ほぉーら…あっち向いてようねー


キャラクターの頭が取れちゃったハゲのオッサン「…」スッ ←頭取った

 カポッ

中にハゲのオッサンが入ってるキャラクター「…」トボトボ

快斗「後ろ姿が切なすぎるっ…!」

誠「快斗…あれはやりすぎだぞ?」

快斗「い、いやっ…あそこまで、するつもりは…ジャレてる、感覚が…ちょっと、コブラツイストガチすぎて…」

葉子(これ…仕込み?)

衣依(こんなハプニング起こしてどうするの…?)


快斗「っ…か…カッピィー!」

中にハゲのオッサンが入ってるキャラクター「…」スッ ←歩いていきながら片手だけ上げて見せた

誠「背中が渋すぎるぞ、カッピー…」

快斗「ごめん…ごめんなさい、そんなつもりじゃ…」ガックリ

衣依(悪いけどちょっと面白くなってきた…)フルフル


誠「ま、まあ…次、行くか。気を取り直して」

葉子「そう…だね」

快斗「カッピー…」

衣依「まあまあ…。事故、だったんだから…うん…」

快斗「俺…カッピーのグッズ買う」

衣依「買うの?」


誠「んじゃあ一旦、別行動にするか?」

葉子「それでもいいけど」

快斗「じゃあ、俺、グッズ買ってきます」

衣依「…じゃあわたしも快斗くんについてくよ」

誠「それじゃあ葉子は俺と一緒な」

葉子「あ、うん」


快斗「ごめん、カッピー…供養のために、いっぱいグッズ買うから…」

衣依「供養って…」

快斗「あ、ほら、これとかどうだ? カッピーのつけ鼻だって」ヒョイッ

衣依「それつけるの?」

快斗「マスクみたいに耳にひっかけて…こう、鼻に当てる感じか…。どうだ?」クルッ

衣依「ぷっ…www」

快斗「わ、笑うことないだろ? そこはかわいいとか」

衣依「かwww かわいい…けども…wwwww」

快斗「そんなに変か? ……あっ、じゃあこの耳もつけて」カポッ

衣依「ぷふぅっ!wwwww」

快斗「衣依っ!?」

衣依「だ…だって、カッピーグッズが、絶妙に不細工で…wwww」

快斗「不細工って言うなよ、個性的って言えよ! カッピーがかわいそうだろ!?」

衣依「カッピー大好きになってるwwwww ふっふふふ…wwwwww」


快斗「そこまで笑うことないだろ…? じゃあ…このカッピーTシャツも買おうっと」

衣依「どれだけカッピーまみれになるの?」

快斗「イケるとこまで?」

衣依「じゃあ…あっ、カッピー前歯だって。これはっ?」

快斗「それはもうコントの小道具の領域だってw」

衣依「ええー? そこまでカッピーまみれなら、いいじゃない」

快斗「だってそれ、マウスピースみたいにはめるんだろ? 前歯と唇の間に。絶対に喋りにくいし、邪魔だって」

衣依「いやいやいやいや、もうイケるところまでカッピーになるんでしょ?」

快斗「いいって、それは。――あっ、このカッピーつけ尻尾いいかも」

衣依「それはありなの?wwww」

快斗「かわいくね?」

衣依「かわいいけどwww」


快斗「あ、じゃあ衣依も同じの買ってつけたら?」

衣依「ええっ!?」

快斗「いいじゃん、別に。こういうとこ来たら恥も外聞も捨てて楽しまないと。じゃあ、これ全部2セットずつ~っと」

衣依「前歯は?」

快斗「じゃあそれは衣依の分だけ…」

衣依「そこはなしでいいよっ!」

快斗「はははっ」

衣依「ふふふ…」


誠「んんーっ……」ググッ

誠「意外と面白いショーだったな!」

葉子「何か、出てくるキャラクターがことごとく絶妙なきもかわだったね」

誠「でもキレッキレのダンスとか、めちゃくちゃすげえドラムのショーとか、本格的だったよな」

葉子「着ぐるみであそこまでできるのってすごいよね」

誠「大変そうだよなあ」


 スタスタ…

<ああっ、困った困った、一体どうすれば…!?

誠「んっ…?」

葉子(何か…ちょっとあからさまっぽいタイミングな気がする…。これも仕込み…?)


誠「何だろうな? ちょっと覗くか」

葉子(まこちゃんって動かしやすいんだろうなあ…)

 コソッ


<なんてこった…! 次の開演まで1時間しかないのに!

<こうなったら、4人でやるしかないですよっ!

<いや、5人いなきゃダメだ…! 5人揃わないといけないんだ!


誠「どうしたんだろうな…?」

葉子「うーん…?」


<あとひとり、ダンスがうまい人がいれば…。園内スタッフで誰かいないか?

<いませんよ、そう都合良くは…

<うぅーん…。むっ、そこにいるのは誰だ!?

誠「!?」

葉子(あー…読めてきたかも…)

誠「い、いやあ…困ったなー、なんて聞こえてきて…何だろうと思って…」ヒョコッ


誠「――ええっ!? さっきのあのダンスで足首ひねって、キャストがひとり足りなくなった!?」

中の人A「そうなんだ…。このショーを楽しみに来てくれるお客さんがいるのに、これじゃあ次は休むしかない…」

中の人B「せめてピンチヒッターになってくれる人さえいれば…!」

中の人C「ないものねだりなんてしても意味ないわよ…」

誠「大変そうだなあ…。………………俺で良ければ……着ぐるみで、やろうか?」

中の人D「いいんですかっ?」

中の人E「あれ? も、もしかしてアイドルの御剣誠さんじゃあ!?」

誠「あ、はい…。そうだけど…」

中の人A「何てこった!? だったら完璧だ、あなたにはセンターを任せたい!」

誠「ええっ!?」

葉子「でも、1時間しかないんじゃ…?」

誠「…仕方ないなあ、やるだけやってみるか…」

葉子「やっちゃうんだっ!?」

誠「ん? だってほら、1時間もあるんだろ? なら、どうにかはなるだろ!」

葉子(まこちゃんって、無茶ぶりブレイカーだよね…。無茶ぶりを無茶ぶりに取らないっていう…MFCで鍛えられたから…かな…?)


快斗「えーと…ここにいるんだっけ? 誠さんと葉子さん」←カッピーまみれ

衣依「そうらしいよ。この中でショーとか見てるんじゃない?」←カッピーTシャツのみ着用

快斗「じゃあ入るか…」

衣依「どんなショーなんだろうね」


葉子「……あっ、2人とも」

快斗「葉子さんっ。誠さんはどうしたんですか?」

葉子「えーと…今から――」


 パッ
 パッパッパッ…

葉子「…………センター、だって」

快斗「えっ?」

衣依「あ、カッピーファミリーだ」


 ジャジャーーーーン
 ジャ ジャ ジャ ジャッ

快斗「おおっ…?」

衣依「ものすごいキレで踊ってる…」

葉子「何か、中の人が足ひねっちゃったとかで…偶然、聞きつけて、まこちゃんが代わりにやろうかー…って」

快斗「…」ジィッ

衣依「何それ、それでやってるの?」

葉子「やってるね…」


 デンデデレレレレ デンデデレレレレ
 デレデンッ デレデデンッ デデッ デデデデッ

快斗(あのものすごい速さのリズムに合わせて、あそこまでの動きを…しかも、5人ともぴったり揃って…!?)

快斗(何だこの集団…間抜けにしか見えない着ぐるみ着てるくせにカッコ良すぎる…!)

衣依「快斗くんがものすごく魅入ってる…」

葉子「目がキラキラしてるね…」


 ・
 ・
 ・

 ジャジャーーーーン

快斗「ヒュゥゥゥゥ―――――――――ッ!」

 パチパチパチ

快斗「すっげえ…! 何だこれ、すっげえ!?」

衣依「うわあ、テンション高い」

快斗「そこまで振りが難しいってわけでもないけど、ハイテンポのパーカスに合わせたキレと一糸乱れぬ揃ったダンス…! プロだなあ…!」キラキラ

葉子「あれを1時間で本当に覚えきっちゃったまこちゃんって…」

衣依「まこちゃんって…振りきれすぎだよね」

葉子「うん…」

快斗「もう1回見よう!?」クルッ

衣依「ええっ!?」


誠「んじゃ、どうもお疲れさまー」

 バタムッ…

誠「ふぅっ…」

衣依「まこちゃん」

誠「おっ、衣依と快斗」

葉子「ご苦労さま」

誠「おうっ」

快斗「誠さん、俺…正直、誠さんのこと、侮ってたなって思いました」

誠「いきなりどうした?」

快斗「アイドルとしてはちょっとどうなんだろう、って思ってたりしたんですけど……あのダンス見て、すげえって本当に思いました」

誠「ああー…あれな、俺もキツかった。着ぐるみだから余計になあ」

快斗「俺も、あんな風にキレッキレのダンスできるようにがんばります」

誠「おうっ、がんばれな」ニカッ

衣依「快斗くんがまたまこちゃんに懐いた…」

葉子「あはは…」



誠「観覧車なんだし…4人で乗ればいいだろ?」

衣依「でも…ほら、折角なんだし…?」

快斗「まあ…空いてるみたいだし、いっか…?」

葉子「うんうん」


誠「んじゃ、後でな」

葉子「お先に行ってきまーす」

係員「行ってらっしゃーい」

 バタム


誠「にしても……何で、遊園地で遊んでるんだ?」

葉子「まあまあ…そこはね」

誠「どうせ、後でやいやい言われるんだろうなあ…。衣依と葉子が仕掛人だろ?」

葉子「まあまあまあ…」

誠「楽しいからいいけどな」

葉子「なら良かった」


誠「葉子は楽しくなくなかったか?」

葉子「え? あ、うん…楽しいよ?」

誠「んー…でも、葉子の行きたいとことか、行けたか?」

葉子「ショーはわたしが見たいって言ったやつだし」

誠「そっか。意味不明だけど、折角の遊園地だしな。葉子も楽しめたんなら良かった」

葉子「うん、ありがと」

誠「……高いなぁ」

葉子「観覧車だからね」

誠「…………テレビドラマとかだと、何か大事な話するんだよな、観覧車って。ラブストーリーだったら、告白とか」

葉子「ドラマだったらね…」

誠「……葉子。好きだ」ニカッ


葉子「……ふぇっ!?」ギョッ

誠「ふぇっ、て!?」

葉子「な、い、いいいき、いきなり、だ、だって…!?」

誠「いや、ドラマだったら、こんな感じかなって…」

葉子「あ……そ、そう…」


誠「そこまで驚くか?」

葉子「だって、まこちゃん…ほら……そういう、イメージないから」

誠「うーん……俺もドラマとかやりたいんだけど、そういう話こないんだよなあ」

葉子「まこちゃんは演技のイメージないもんね」

誠「だからさ、こう……これ、どっかにカメラとかあるんだろ、どうせ?」

葉子「…」

誠「それを利用して、ちょっとイメージつけようかな、なんて」

葉子「あー…」

誠「でも…葉子にそんな変な反応されちゃうと、ダメっぽいよなあ」

葉子「うーん……まあ、や、やるだけ…やってみたら?」


誠「よし…。じゃあ…んー…………」

葉子「…」

誠「……………毎朝、お前のみそ汁を飲みたい」キリッ

葉子「ふふっ…」

誠「何だよ、笑うことないだろ?」

葉子「だって、何か古いよ」クスクス

誠「難しいなあ…色々と」

葉子「でも、まこちゃんはそのままでもいいと思うよ?」

誠「…そうか? ………まあ、でも葉子が言うなら、それでいっか」

葉子「うん」


誠「……おっ、頂上だな」

葉子「けっこう遠くまで見渡せるね」

誠「ここでずーっと止まってればいいのにな」

葉子「それ、出て行けなくなっちゃうよ」

誠「んー……葉子となら、それでもいいや」

葉子「……もう、まこちゃんってば」

誠「ん? 何かおかしいこと言ったか?」

葉子「何もー?」

誠「?」


係員「行ってらっしゃーい」

快斗「行ってきまーす」

 バタムッ…


衣依「ちゃんと返事するんだね」

快斗「だって…まあ、折角、声かけてくれてるんだし?」

衣依「でも快斗くんらしいかも」

快斗「俺らしいって一体…?」


快斗「にしても…楽しかったなぁ、今日」

衣依「カッピーまみれだしね」

快斗「そう言えば…」

衣依「うん?」

快斗「今気づいたけど…同じカッピーTシャツで、ペアルックみたいに見られてんのかな?」

衣依「………………あ」←今さら気づいた

快斗「ま、いっか」

衣依「…」ゴソゴソ

快斗「何でパーカー着ちゃうんだよっ!?」

衣依「ええっ? だ、だって恥ずかしいじゃない」

快斗「こういうとこでは恥ずかしがる行為が恥ずかしいんだって」

衣依「でもさあ…」

快斗「そんなに俺とおそろが嫌か?」

衣依「う、うぅーん……」

快斗「じゃあいいじゃん。はい、没収~」

衣依「あっ、返してよ」

快斗「返す、返す」

衣依「ありがと。よいしょ…」

快斗「って着るのかよっ!」


衣依「……遊園地、だったね」

快斗「だったね、ってまだ観覧車乗ってるのに。……あれ、総括入るってことはもう撮れ高オーケー?」

衣依「まあ、オーケーだと思うよ。だからもうすぐ、今日の収録はおしまいでーす」

快斗「これ、結局どういうことだったの?」

衣依「それは後でのお楽しみ♪ 快斗くんはどうだった?」

快斗「んー……まあ、楽しかった、かな? 意外と騒がれなかったのも良かったし。………あれ、もしかして、園内の人が全部、仕掛人とか…?」

衣依「そこまでの予算はないよ」

快斗「だよな…」

衣依「あ、もうすぐ観覧車のてっぺん」

快斗「そう言えば女の子と2人で観覧車って人生初めてかも」

衣依「わたしもそうかも。まあ、プライベートじゃない時点で、ちょっとなあーって思っちゃうけど」

快斗「…でも、女の子と2人きりで観覧車に乗るの、衣依が最初で良かったかも」

衣依「快斗くん…」

快斗「雑誌の取材とかで尋ねられた時、逃げた声しなくて済むしっ!」グッ

衣依「快斗くん……」


衣依「――そういうわけでっ」

快斗「んっ?」

誠「あ、これ締めか? こんな広場まで来て何かと思った…」


衣依「SSプロのみなさんのおかげでした」

衣依「アイドル、デート力チェック、終了でーす」

葉子「ご苦労さまでしたー」

快斗「…デート…りょ…く…?」

誠「チェック…?」


衣依「後日、スタジオで50人の女性に今日のVTRをご覧になっていただき、採点をしてもらいます」

衣依「それからスタジオで、VTRを見ながら、あれこれ楽しくいじりたいと思います♪」

快斗「あっ…」サー ←察して悟った

誠「ああー…そういう…あー……」←やや不安

葉子「でも、楽しかったよ?」

衣依「何だかんだで、ね。この遊園地が楽しかったよね」

快斗「それ…あの、俺の、あれについては…?」

衣依「後日ね♪」

快斗「公開処刑一件入りましたぁー!!」


誠「はは…ははははは…」

快斗「こんなことなら、ちゃんと王子様モードでいけば良かった…」

葉子「モード、って」

快斗「だって誠さんと衣依と葉子さんがいるんじゃ、気ぃ抜きますよ…。普段の感じでいようとしますよ…」

誠「チェックされてたんだな…やっちゃったかもなあ…。葉子のことほっぽり出してショーの練習とか…減点なんだろうな」

快斗「俺なんて、正直ビミョーなカッピーグッズを押しつけてペアルックですよ…」

誠「快斗…」

快斗「誠さん…」

誠「強く…いような」

快斗「…はいっ」

 ガシッ ←固い握手


衣依「え、えーと……とりあえず、ここまでー!」

葉子「どんなVになるか、ちょっと楽しみだね」



                                                             おーわり

思ったより長引いてしもうた…
本編いけるかいのう?



藤P「あいあい、今日はね、常識人決定戦っていうのやるらしいから」

零「常識人?」

藤P「まあ、スタッフさんから説明はちゃんとあると思うけど、零くんや」

零「…はい?」

藤P「下ネタと、政治関係と、第三者への批判が入らない範囲で、好きに毒吐いちゃって」

零「ええ…?」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.00 演:3.00
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:198/オッサン!
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:1曲



快斗「SSプロのみなさんのおかげでした!」

衣依「常識人決定戦~!!」


快斗「えー、今回はですね、非常識な人間の集まりだ、魔窟だ、いやSSプロのアイドルだ…と世間で勝手なイメージがはびこっているらしいということでですね」

衣依「事実ですね」

快斗「それならこの際、非常識な人と、いいやそうじゃない、常識的だよ、って人をきっちり線引きしてですね、SSプロ、ベスト常識人を選出しようと思います」

衣依「めちゃくちゃな企画だよね」

快斗「さて、スタジオには常識人の皮を被っている疑惑のあるアイドルを呼んでいます」

衣依「菱河香くん、五味葉子ちゃん、北川聖羅ちゃん、氷川透くん、甲賀峰零くん…の5名が挑戦します」

透「僕が常識人に決まっているだろう」

葉子「これはちょっと、負けられない戦いかも…」

聖羅「ふふ…楽しそうですね~」

透「非常識認めてていいのかよ…そもそも」

零「……がんばります」


快斗「では、これからVTRを流しますので、そのVに的確なツッコミを入れていってください」

衣依「ツッコミの精度によってポイントを加算していきます」

快斗「最初の非常識人は……この人だ!」



 ↓1 こっそり隠し撮りされた、非常識人アイドルは…!?

 リルモン まこちゃん タカシくん ゆず  から選んでね


 ジャジャンッ

快斗「SSプロの二大モンスターの、ガチで厄介な方! 安住佑香~!」

衣依「…」

快斗「…」

回答者達『…?』


快斗「はい、皆さん、減点5ポイント」

衣依「いちいちツッコミを入れないと減点されますよ」

零「理不尽…」

快斗「はいっ、零に1ポイント!」

透「V始まってねえだろ…」

快斗「文句は10点減点です」

透「ああっ!?」

衣依「――っていう風に、VTR始まったら好きに喋ってツッコミ入れてくださいね。ここまでのは、白紙に戻しておくからね」

零「折角もらえたのに…」

葉子「ああー…こういうのかあ…。喉が後で大変そうかも…」

香「最初に佑香か…」

聖羅「楽しみですね~」


快斗「それでは、VTR…スタート!」


 パッ…

佑香『…』モゾモゾ

透「いきなり何でいも虫みてえな着ぐるみしてんだよ!」

快斗「ちぃっ…瞬発力はあるか…」

佑香『…』ジィッ

葉子「動かないの?」

衣依「どんどん、発言してっていいですよ~」

香「逆にやりづらいな…」


佑香『…』モゾモゾ

香「脱ぐなら横着しないでちゃんと脱げ」

透「あと何で着ぐるみの下に別の着ぐるみ着てんだよ」

零「暑そう…」

葉子「軽く汗かいてない?」

聖羅「あらあら~」



 ↓1 リルモンは何を始めたのだろう…?

 偶数 知られざる生態が…
 奇数 悪戯三昧に5人もいるツッコミがおいつかないという事態が…


佑香『…』ゴソゴソ

零「カメラからよく見えない…」

香「隠し撮りにアングルへの文句をつけるな…」


佑香『ふっ…』ニタァッ

聖羅「どうして佑香ちゃんは、にたーって笑うと光るんでしょうね?」

葉子「むしろどこが光ってるのあれ?」

佑香『…』サササッ

透「誰もいねえのに何で忍び足なんだよ」

香「というか毎日、悪戯ばかりするな」

佑香『…』コソッ

佑香『…』トンテンカンテン

零「今どこから工具出したの…?」

葉子「ていうか、何でああも手慣れてるの?」

聖羅「日頃の成果、でしょうかね?」

透「んな成果出してどーすんだよっ」

快斗「おおっと、氷川、ここでスタジオの回答者にまでツッコミを入れ始めた!」

透「てめえは茶々入れんじゃねえ、いちいち!」

快斗「司会者に何ですかぁ、その態度はー?」

透「ああんっ?」

香「スタジオで喧嘩するな!」

零「いい大人なのに…」ボソ


ゆず子『おいーっす、おはようさ――のわあああああっ!?』

佑香『ふっ…』

香「いつもいつも、事務所以外の人が来たら危ないからやめろと言ってるだるに…!」

透「何であんなピタゴラスイッチみてえな仕掛け組めるんだよ」

葉子「悪戯に関しては知恵が回ってるよね」

聖羅「賢いですよね~」

零「正確には……ずる賢い…」

香「あとゆず子は、のわーという悲鳴はどうなんだ、のわーというのは!」


巌『くおら、佑香ぁあああああ―――――――――――っ!』

佑香『風遁の術』

透「単に胡椒撒いてるだけだろうが!」

香「食べものをムダにするな!」

葉子「どこから胡椒出したの?」

聖羅「あらあら…だからこの前、床に胡椒がちょっと散らばってたんですね~」

零「何か…ツッコミ側に天然ボケがいるんですけど……」


 ↓1 リルモンVTRのポイントは…!?

 1~3 全方位に噛みつくとーるちんがトップに!
 4~6 さすがの香様でございますよ、ツッコミも負けません!
 7~9 VTRにのみならず、スタジオの人間にまでぶつくさ言ってる零くんがテクニカルポイントで稼いでトップに!?


香「靴下を左右違うものを履くな、呼吸をするようにつまみ食いをするな、シャツの襟で汗を拭くな、ハンカチがあるなら刑事ごっこでなく汗を拭くのに使えっ!」

 カンカンカンカーーーーン

快斗「はい、タイムアップでぇーす」

衣依「最後は香くんが怒濤のようにツッコミまくったね」


香「ぜぇ…ぜぇ…」

透「はぁ…はぁ…」

葉子「…」グッタリ

聖羅「あらあら…」

零「何で…こんなに、息が荒くなるくらい…隠し撮りなのにツッコミどころが…」


快斗「いやあ、最初のVTRから白熱しています。自称ツッコミ評論家の西城さん、どう思いますか?」

タカシ「それぞれ十人十色でツッコミの方向性があって面白いですねっ!」←髭眼鏡セット+白衣

零「いつの間に…ていうか、コントにしか見えないかっこ…」

衣依「零くん、1ポイントゲット~」

零「1ポイントじゃ割に合わないのに…」ボソ

快斗「おっとー、ブラックなツッコミだ。2ポイント」

透「結局少ないのかよ」

快斗「さて、続いては――」

透「無視してんじゃねえ!」

衣依「じゃあ透くんには1ポイントでーす」


快斗「あ、中間発表です。現在、1位は香さん、合計93ポイント! 続いて2位が氷川、84ポイント! 3位に零で79ポイント、4位葉子さん74ポイント、5位聖羅さんが52ポイントです」

衣依「聖羅ちゃんがんばって」

聖羅「はい、がんばりますね」

零「あら~でポイントになるの、ズルい…」



快斗「では、続きましてのVTRは、この人!」

衣依「どうぞ~」



 ↓1 さて?

 1~3 だらけきったアイドル、ゆずさんや!
 4~6 常識人の皮を被った非常識人筆頭、まこちゃんや!
 7~9 ナチュラルモンスターこと、タカシくんや!
  0  あれ、いつの間にかーくんが隠し撮りされてたん?


 パッ…

タカシ『ねーねーねー、退屈すぎて死んじゃう~』

香「死なん」

透「勝手に死んでろ」

零「だからってうざ絡みはどうかと思う…」

葉子「ものすごくスバルさんお仕事してるのに…よくあんなに絡めるね…」

聖羅「あらあら~」


タカシ『ソリティアやろ?』

香「ひとりでパソコンでやれ」

タカシ『あ、でも僕、あれルールよく知らないんだ~』

透「だったらやるな」

零「何となくやれば分かるのに…」

タカシ『ねーねーねー、すーばーるぅーん…振られた彼女のお話してー』

葉子「古傷に塩塗り込むつもりだ…」

零「えぐい…」

タカシ『じゃなきゃー、[バキューン][バキューン][バキューン]でー[バキューン]しよー?』

香「何を喋った!?」

透「そんくらい編集でカットしとけっ!」

零「ノーコメントで…」

聖羅「あら~」


タカシ『あのね、フルーツケーキ作るじゃない? そのフルーツの裏にね、わさびとか塗ったら面白いかなあ?』

香「フルーツに謝れ」

零「絶対良くない…」

葉子「何を基準に面白いの…?」

タカシ『あ、ウサギさんの歌作ろう』

透「脈絡ねえんだよっ!」

零「ちょっと気になる…」

タカシ『あー…でもちょっと[バキューン]すぎるかな?』

透「ウサギに何をぶち込むつもりなんだよぉっ!?」

零「ウサギにどうしたら…放送コード…?」

タカシ『はぁー……暇ぁ~……。誰か電話してくれるかな? …………あ、もしもーし、シャーディ? 電話しただけー、バイバーイ』

聖羅「暇じゃなかった…んですか?」

葉子「わざとシャーディに電話して、わざとすぐ切って悶々とさせる悪戯じゃない…?」

タカシ『[バキューン]って…時給いいのかなあ…? 大変そうなお仕事だけど……ちょっと利用してみようかな?』

香「スタッフ! お茶の間への配慮をしろ!」



 ↓1 やりたい放題のタカシくんVTRで、順位変動は…?

 1~3 香様ととーるちんがツートップになってて、3位以下との差が…
 4~6 どうにか零くん、2位にまで浮上できました
 7~9 男性陣、ほぼほぼ横並びに。零くんがんばりました


快斗「はい、タイムアーップ!」

衣依「それでは、ここまでのポイントを合計してみましょう…。こちらっ!」

快斗「1位、菱河香213ポイント! 2位、甲賀峰零201ポイント! 3位、氷川透199ポイント。4位、五味葉子105ポイント。5位、北川聖羅98ポイント!」

衣依「上位と下位の点差が激しくなってますね」


葉子「もう疲れちゃったよ…」

聖羅「目紛しくって…」

快斗「でも大丈夫です、最終VTRでは、これまでの3倍のポイントがつきますから逆転狙えますよ!」

香「お約束か!」

透「ここまでのを茶番にすんじゃねえ!」

零「……ひな壇の人みたい…」

快斗「零に10ポイントあげちゃいます」

透「贔屓してんじゃねえ!」

快斗「ちっ…じゃあお前にも1点やるよ」

衣依「露骨だよ、快斗くん…」


快斗「では、最終VTR!」

衣依「この人です、張り切ってどうぞー!」



 ↓1 最後のVTRは!?

 1~3 だらだら魔人、ゆずさん
 4~6 常識人の皮を被った非常識人、まこちゃん
 7~9 ツッコミどころの多い王子様


 パッ…

快斗『ふぅー…やっと休憩だ』

快斗「何で俺っ!?」

透「油断してたからだろうが、ざまあみろ!」

香「油断しすぎの顔だな、引き締めろ」


快斗『……………ねっむ…』

零「ふっつう~…」

快斗「」グサッ

香「王子様の裏側、か。ファンは幻滅するかもな」

快斗「」グサグサッ

透「化けの皮さっさと剥がれちまえ」

快斗「ば…化けの皮じゃ、ねえしっ…!?」

葉子「動揺しすぎじゃない?」

聖羅「すっかり、バラエティーでの三枚目が板についてきましたね~」

快斗「カハァァッ…」

衣依「聖羅ちゃん…今の、クリティカルヒットだよ…」


快斗『あー……やっべえ…。やっべえくらい、眠い~……』

透「寝てねえアピールにしか聞こえねえよっ!」

香「休憩中でも現場で眠いなどと言うのはやる気がないと公言しているようなものだ、控えろ」

零「ツッコミっていうか、ダメ出しになってる…」

快斗「ハイごめんなさい気をつけます…」シュン

葉子「げ、元気出して…偶然だよね…?」

聖羅「あらあら~…」


快斗『………そう言えば…次の企画で隠し撮りしてるんだっけ…? ちゃんとツッコミどころのある画が撮れるのかな?』

香「現在進行形だ!」

透「ツッコミどころしかねえよなあああ~!?」

零「他人の心配より先にすることあるんじゃ…?」

快斗「俺やだこの企画…」

聖羅「あらあら…も、もうちょっとですし、がんばってください?」

葉子「確かにちょっと…嫌かもね」



 ↓1 王子様は(言葉で)ボコボコにされました

 1~3 尚、最後に特大のツッコミが入った模様
 4~6 しかし、それらを帳消しにしようとする王子にツッコミ殺到
 7~9 ボケ王子にしたら、って案がががが…


 カンカンカンカーーーーン

衣依「はい、タイムアップでーす」

快斗「…泣かないもん…」グスッ

聖羅「つらいなら、我慢しなくてもいいんですよ?」

快斗「…………ま、まあ…隠し撮りされてるって分かったからこそ、ボケてみただけだし?」

透「苦しすぎる言い訳してんじゃねえ」

快斗「…皆さんの王子様、周藤快斗です」キラッリィィイイイイイイイイイイイイイイインッ

零「笑顔で乗り切ろうとしないでください…」


快斗「結果発表~!!」

香「強引だな」

衣依「はい、ここまでのポイントを発表します」

衣依「果たして、常識人に決まるのは誰でしょう?」

快斗「常識人なら、VTRに登場した非常識人達の行動を的確に指摘できたはずですからね」キラリンッ

葉子「笑顔で乗り切ろうとしてる…」

零「うやむやにできるの…? それで…?」


快斗「では、5位から発表していきます!」

衣依「第5位…132ポイントの、北川聖羅ちゃん」

聖羅「あら~…」


快斗「第4位…165ポイント、五味葉子さん」

葉子「後半バテちゃったよね…さすがに」

快斗「ははは、ツッコミどころが少なめだったと思うんですけどね!」

葉子「あれ、幻聴かな?」

快斗「ひどいっ…!?」



 ↓1 さあ、零くんは何位になれたかな?

 1~3 くっ…香様め…!
 4~6 一歩及ばず…
 7~9 僅差で優勝…!? 司会が零に甘かったのが幸いしたかな



快斗「第3位…319ポイント! 氷川透!」

透「ちっ…」

快斗「舌打ちしなーい」


衣依「そして、第2位は…」

零「…」ゴクリ

香「…」

衣依「364ポイント…菱河香!」

零「!?」

香「何っ…?」


快斗「第1位! おめでとう! 366ポイント獲得で、甲賀峰零~!!」

零「…やった…!」

衣依「おめでとう、零くん」

快斗「あなたにはSSプロ常識人の称号を贈ります。おめでとう!」

零「ありがとうございます…!」


衣依「そして」

零「…? そして…?」

快斗「常識人に見事輝いた零には、常識人の称号の他…」

零「嫌な予感…」

快斗「このとち狂った芸能界をくぐり抜いてもらいたい、そんなスタッフからの愛によって――」

零「あ…絶対いらないやつ…」

快斗「非常識人プレゼンツ! 予告ドッキリ祭りのターゲットになる名誉も贈られまーす!」

零「」

衣依「世間の常識に凝り固まりすぎた頭を、次々と遅いくるドッキリでほぐしてください」

快斗「ちゃんと隠しカメラ向けるので、リアクションも忘れずに」

零「」


香「悲惨だな…」

葉子「逆に良かった…」

透「何も報われてねえじゃんか」

聖羅「あらあら~…それはそれで、楽しそうですね~」

零「………辞退、とか…?」

快斗「ムリです」

衣依「がんばってください♪」

零「……ハイ…」ガックシ




 今夜はここまで~
 あざっしタングステンフィラメント!


 ~ラバステ!~

衣依「ラバーネーム、スタンガンマン。かーくんといよりんこんにちは。かーくんはAランクおめでとうございます。驚きの速さですね」

快斗「ありがとうございます」

衣依「お二人は、どちらか一人しか助からないという状況に陥った時どうしますか? どういう場面なのかはお二人の想像にお任せします」


快斗「どちらか一方のみ…か」

衣依「2人でってこと? わたしと、快斗くんで?」

快斗「そうじゃない?」

衣依「そもそも、そういう状況の想定がつかないけど…」

快斗「んー………まあでも、助かりやすい方じゃない?」

衣依「ええ? 何それ?」

快斗「いや、だからさ……何、例えば1本のロープで、ひとりしかぶら下がれない~って状況なら、そのロープが近い方?」

衣依「同じだったら?」

快斗「先に掴んだ方?」

衣依「ええー…?」


快斗「いや、だってそっちが助かれ、とか、俺が助かるー、とか。そうやって言い争うのは時間のムダだって」

衣依「時間のムダ云々でどっちか助からないの?」

快斗「いや、そういうわけじゃ…。でも、どっちか一方が先に早く助かるからこそ、救助が期待できるかも知れないし?」

衣依「とか言っておいて、快斗くんがまっさきに助かろうとするんじゃない?」

快斗「さすがにそれは………」

衣依「?」

快斗「……まあ、とっさに手は出るかも知れない」

衣依「素直だねっ!?」


 ~ラジオシップ!~

純「よーそろネーム…えーと……何て読むんだろ? tachyon!」

純「せこちゃん純くんこんにちは。お二人ともAランクおめでとうございます」

奏「せこちゃんなんて知らないもん」

純「質問です。お互いに初めて会った時と比べて印象が変わったなぁってことはありますか?」


奏「あんまり…?」

純「変わった」

奏「どういう風に?」

純「最初はさあ、ほら…ソクプロが倒産寸前ーって感じで、うわーって思ってた時に、初めて奏と会ったわけじゃん?」

奏「うん」

純「ババアはババアだったし、蓮は蓮だったしでさあ、これ沈没船だーってぶっちゃけ感じ取ってたの」

奏「うん」

純「で、そん中にまさか俺より年下の、しかも女の子いるとか思ってなかったから、軽く驚いたっしょ?」

純「見るからにダメそうなこの大人達に、こんな小さい子が関わったらいけない~って思ってたんだよ、本当は」

奏「そこまで考えてたの?」

純「でもふた開けて見ると、タチ悪いよな、奏」

奏「悪くないもん!」


純「俺の弁当のからあげこっそり盗み食いするし、ちゃっかり害の及ばないポジションを確保しちゃってたり、いやーな仕事からあの手この手で逃れようとしてたり…」

奏「そんなこと、ないもん…」

純「あるし」

奏「ない」


純「気づいたら奏が1番めんどくさくなってるし…」

奏「めんどくさいの?」

純「この前、仕事で北海道行った時とか」

奏「何?」

純「ザンギ食べたいって駄々こねたじゃん。でもって、あのだだっぴろーい北海道をずぅぅぅーっと走って、ザンギ売ってるところまで行ったりさあ」

奏「…」

純「しかも? そんなに連れ回しておいて、ザンギは俺に買わせて? 何様だよ」

奏「…」

純「ほんっとにもう、わがまますぎ」

奏「だって…」

純「だって何?」

奏「純くんちょろいから…」

純「ちょろいってゆーな!」


 ~お船からのお知らせ~

奏「ラジオシップ、本日は重大なお知らせがあります」

純「…」

奏「今月、この6月に…トレジャーシップの、年増眼鏡口悪い枠の春日野愛が脱退をします」

奏「つきましては、デビューしてからの5年間を支えてくださったファンの皆さん、そしてこのラジオのクルーへ感謝を込めまして…春日野愛、下船式が執り行われます」

純「下船式とかいうコンサートのタイトル、絶対に他にないよな…」


奏「チケットが入手できなかったという方のために、今回…何と、追加公演が決定しました」

純「太っ腹!」

奏「デビュー当時はもっぱら、沈没寸前のお船(笑)、いっそ幽霊船、などなどと揶揄されてきたわたし達、トレジャーシップに、口の悪さとひけらかしたい頭の良さのせいで度々、トラブルを持ち込んだ春日野愛を泣かせることが最大の目標です」

奏「ぜひぜひ、大勢の人を呼んで盛大に追い出し――ごほんっ、送り出したいと思います。詳しいことはトレジャーシップのオフィシャルサイトをご覧ください」


奏「――ということで…純くん、愛がいよいよ、今月でバイバイだね」

純「もともとアイドルなんて腰掛けとか言ってたくらいだし、来る時が来たって感じじゃん?」

奏「もう5年経っちゃったんだね」

純「そうなんだよな…。奏、最初は小学生だったよな」

奏「うん。純くんも中1だったんだよね、最初は」

純「蓮も若かったし」

奏「愛だけドラマ出られなかったことあったよね」

純「あったあった。あの恋愛ものでしょ? 俺と奏が回想の昔の役どころで、蓮が主人公で」

奏「純くんも回想時の主人公だったじゃん」

純「でもそこまで出番多かったわけじゃないし。ぶっちゃけ愛のための仕事みたいなもんだったのに、愛だけ出れなかったんだよな」

奏「面白かったよね」

純「そう、見るからに不貞腐れてて、ざまーみろって」


奏「最近は寮になっちゃったけど、それまでずっとあのマンションで暮らしてたよね。わたしと純くんは夜は帰ってたけど」

純「入り浸ったよな。蓮が飯作るから」

奏「あそこが事務所代わりでもあったしね、最初」

純「あの時の家賃とか、生活費とか、あと仕事の経費? 全部、プロデューサー立て替えてたんだって」

奏「いくらしたんだろ?」

純「500万くらいとか聞いたことある。俺らがどうにかソクプロ立て直せたからって、あとで立て替えてた分丸ごと戻ってきてリッチ気分だったとか聞いた」

奏「今はもうSSプロ戻っちゃったんだよね、プロデューサーさん」

純「しかも結婚とかしててさ。ありえないよな」

奏「分かる。あの人、全然そういう………って、話逸れすぎだよ、純くん」

純「あ、うっかり」


奏「何か色々あったね」

純「でもまだまだっしょ? あのオバサンが今、三十路だから奏も三十路までやるとして…えーと、今、奏が17だから…あと13年?」

奏「そんなにやるの…?」

純「やるの! オバサンがいた期間の方が結局は短くなるんだよな。どんな気分になるんだろ、5年後とか」

奏「うーん……想像つかない」


純「とにかく! もうすぐオバサンを送り出してフレッシュに生まれ変わるので、これからもトレジャーシップをよろしくお願いしまーす」

奏「純くんは中身ずっとお子様で若いのがいいよね」

純「お子様じゃねえし! 奏はいつまでもちやほやされると思うなよな! ラジオシップ、また来週!」


 ~ラバステ!~

香「ラバーネーム、ぽんぽんぺいんさんから、お題だ」

香「『二人でじゃんけんをし、勝った方は負けた方に3つ質問。負けた方は素直に答えなければならない』…ということらしい」

零「じゃんけん?」

香「別に答えてほしいような質問もないが…お題だから従おう」

零「はい…。じゃんけん――」

香「いや待て、手を見る」

零「えっ?」

香「…」グッ ←手を組んで腕ごとひねって覗き込むアレ

零「…」

香「よし…いいぞ」

零「……じゃあ」

 「「じゃんけんぽんっ」」

香「っ…!?」←チョキ

零「勝った…」←グー


香「……仕方がない、従おう。さあ、この僕に何でも3つ質問をしてみるといい」

零「じゃあ……ええと………今のそのじゃんけんの、手を見るってやつは、効果あるんですか?」←1つ目の質問

香「」グサァッ

零「やる人は見かけるけど…実際、何を見てるか分からないし、効果のほどもビミョーだし…」

香「………いいか、これはな、じゃんけん前の儀式だ」

零「儀式?」

香「そう、じゃんけんは推理戦などという輩もいるが、結局は運勝負だ。グー、チョキ、パー、この3つの手の組み合わせで勝敗を決し、出してみるまではどうなるかも分からん」

香「その運命に挑む戦いを前に、この儀式を行うことで自己を律して――」

零「でも負けちゃいましたよね? 勝敗、どうですか?」←2つ目の質問

香「……どうもこうも覚えてない」

零「つまり………それをやるから勝てるってジンクスがあるわけでもない……?」

香「…」

零「なのに、やる意味ってありますか?」←3つ目の質問

香「………気分だ」

零「あっ……ハイ」←察した


 ~シスターせーらに聞いてみて!~

聖羅「本日の迷える子羊さんをご紹介いたします」

聖羅「久しぶりに同じSSプロの方です。今年、デビュー10周年を迎えたにも関わらず、まだまだ若い高校3年生の仲寺衣依さんです」

衣依「よろしくお願いします」


聖羅「お飲物は何にしますか?」

衣依「ええと……聖羅ちゃんにお任せで」

聖羅「じゃあ……甜茶(てんちゃ)なんてどうですか? お砂糖を使っていないのに甘いお茶なんですよ。カフェインも含まれてないんです」

衣依「へえ~…そんなのあるんだね」


 ズズッ…

衣依「本当だ、甘い…」

聖羅「それでは衣依ちゃん、告白したいことがあればどうぞ仰ってください」


衣依「はい…。実は、わたし……気づいてるんです。それなのに、知らないふりを、してきました」

衣依「…………正直なところ…わたし、うざい時あるよね…って」

聖羅「えっ? そ、そんなことありませんよ?」

衣依「最近ふと…思ったの。例えばまこちゃんにね、ちゃんとご飯を食べなさいって言ったり…あれこれ世話焼いたり…」

衣依「例えばタカシくんの悪戯にムキになって叱っちゃったり…ゆずちゃんに口うるさくなっちゃったり…」

衣依「…………うざいよね…って」

聖羅「うぅーん…でも、衣依ちゃんがついついうるさくなっちゃうのは、皆のことを考えてのことですし」

衣依「ううん、たまに……叱るじゃなくて怒るになっちゃうことあるし…。ついつい、イラッとしちゃって…」

衣依「だいたい、皆、わたしよりも年上でしょ? それなのに、年下のわたしなんかに口うるさく言われちゃっても…面白くないだろうし、って…」

衣依「ごめんなさい…」


聖羅「確かにちょっとストレス発散で怒っちゃうのは、良くないかも知れませんね。でも、何でもかんでも我慢して溜め込んでしまうより、ずっといいと思いますよ」

聖羅「それにSSプロってとってもアットホームな雰囲気があって、それって衣依ちゃんが皆さんをよく見てて、お世話を焼いてくれてるからだと思います」

衣依「聖羅ちゃん…」

聖羅「怒ってくれるから、ついついタカシくんや佑香ちゃんも甘えて悪戯をしちゃうんですよ」

聖羅「口を出しちゃうのも、それだけ皆のことを考えて、それじゃあいけないって衣依ちゃんが思うからですよね」

聖羅「しっかり者の衣依ちゃんがいるから、いっぱい助かってることもありますし」

衣依「そうかなあ…?」

聖羅「はい、そうですよ。だから、これからもそのままの衣依ちゃんでいいと思います」

衣依「聖羅ちゃん…ありがとう」


聖羅「いいえ~。それに、どなたかが男性は皆さん、お母さんが大好き~って聞いたことありますし、母性があるって考えればとってもステキだと思いますよ」

衣依「あの、母性はちょっと…」

聖羅「あら? そ、そうですよね~」

衣依「聖羅ちゃんもしっかりしてね?」

聖羅「はい~、いたらないことがあったら、衣依ちゃんを頼っちゃいますね」


 ~健康に気を遣いたいお年頃~

スバル「社長ぉ~…」

社長「おや、どうしたのかね?」

スバル「この前…久しぶりに彼女ができたんです…」

社長「おお、良かったではないか。なかなか、キミは長続きしないようだからねえ、今度こそ、そろそろ結婚も視野に入れてだね…」

スバル「4日で振られました…」ウルウル

社長「う、うーむ…そうか、それは残念だったねえ。で、それがどうかしたのかね?」

スバル「バッグとか靴とか買ってあげて…それでポイ捨てされたんですよ…」

社長「そ、そうだったのか。それは災難だったねえ」

スバル「お陰で今月もうカツカツで…社長……お腹が、減ってます…」

社長「ううむ…ならば今夜はお酒でも飲んで悲しい思い出を忘れなさい――と言いたいのだがねえ」

スバル「あれっ?」

社長「零くんが我が家に来てからと言うもの…朝昼晩と、お弁当までわざわざ作ってくれて、しっかりした食生活でねえ」

社長「お陰でほら、肌が少し若返っている感じがしないかい? お酒にしてもねえ、真心たっぷりの肴を作ってくれるから、食べ過ぎなくて済むのだよ」

社長「だから、悪いが今日はつきあってあげられないのだよ、河村くん」

スバル「社長が……そんなぁ……」ガックシ

社長「まあまあ、こういう時はタカシくんにでも――」

スバル「仙台で一泊です…」

社長「ゆず子くんも」

スバル「ゆず子は逆に僕がたかられちゃいますよ…」

社長「プロデューサー諸君はどうだね?」

スバル「ちょっと、今日、大ぽかしちゃって…その上、ご馳走してくださいとも言いづらくて…」

社長「わたしには言えるのかね?」

スバル「あっ…い、いやぁ~……困った時はやっぱり、誰よりも頼りになる社長かなあと」

社長「ふうむ…。そうだ、だったら河村くん、今日はうちに来るかね?」

スバル「えっ? 社長のお家…ですか?」

社長「零くんの料理はなかなかにおいしいからねえ。それを食べれば失恋の痛みなどすぐに忘れられるさ」

社長「さあ、それでは行くとしよう。ビールは缶を2本までにしておきなさい。健康は大事だからねえ。はっはっは」

スバル(社長のおごりで飲みまくりたかったのに…)

スバル「ま、いっか…」ボソ

スバル「どこまでもおともします、社長っ!」

社長「うむ、では零くんに電話しておこう。野菜たっぷりの食事でも零くんが作るとおいしいのだよ、はっはっは」


 ~意外な弱点?~

スバル「あー……おいしい…」モグモグ

スバル「こんなあったかい手料理食べたの、すごい久しぶり…」ホロリ

社長「ははは、そうだろう? 零くんの料理はどれもこれもおいしくてねえ」

スバル「まさか手巻き寿司の用意がされてるなんて、誰が思えますか?」

社長「はっはっは」

零「何か…社長が、ご馳走をって言ってたから…スーパーでお魚安かったので…。はい、社長」つ手巻き寿司 ←零くんが巻いた

社長「うむ、ありがとう」

スバル「でも僕、巻くの苦手なんだよね…。どうやったらそうやってうまくいくの?」

零「こうやって…具を斜めにおいて…。あ、それじゃ酢飯多すぎ…」

スバル「あー…なるほどね…」イソイソ

社長「いやあ、おいしいなあ」


スバル「にしても、変わり種もあるんだね。このイカそうめんっぽいイカとかはどうすればいいの?」

零「大葉をご飯の上にやって、その上に小粒納豆と一緒にして……ゴマとかちょっとだけ振ってもおいしいと思います…」マキマキ

スバル「どれどれ……パクッ……………んまっ。うまい、これうまい…」モグモグ

社長「はっはっは」

零「あとはアボカドと、ツナマヨとか。ちょっとだけツナマヨにラー油が入ってて、ちょっぴり辛め…」

スバル「パクッ……んんっ!? まったり感がまた合うっ」

零「棒状に揚げたからあげと、サニーレタスと、柴漬けとマヨネーズ和えたのを乗せて…からあげ巻き」

スバル「こんなのおいしくないはずがないって…」

零「常備菜のきんぴらを巻いても…」

社長「唐辛子がちょっと多めでね、このきんぴらがまた後を引くおいしさでやみつきなのだよ」

スバル「これ太りますよ」

社長「なあに、たまにはいいではないか、はっはっは」

スバル「まあ仕方ないですよね、おいしいんじゃあ。…このチーズは何と合わせればおいしいの? 寿司にチーズってのもまた…」

零「あ、それはこのスモークサーモンと一緒に…」

スバル「ああー、それ絶対おいしい…」


社長「どうだね、こんなものを毎日食べられるのだよ?」

スバル「僕んチに来ない?」

零「えっ…?」

スバル「夜遅くまでゲームし放題」グッ

零「……遠慮します…」

スバル「あれ? ゲームやり放題ほど魅力的な条件、そうそうないと思うのに…」

社長「はっはっは、零くんは夜は10時には寝るしねえ」

スバル「10時就寝って…本当に現代っ子?」

零「ええ…?」

スバル「はははっ。…でも、そう言えば和食ばっかり見るけど……洋食とかは作らないの?」

社長「うん? そう言えば…わたしも一度も零くんの洋食は食べていないねえ。洋食のテイストが入ることはあっても和食か、たまに中華はあった…か」

零「…………洋食は、正直あんまり…」

スバル「作れないの? イタリアンとかさ」

零「……うん。作ったことが……ない…から」

ぼちぼちやりますかいの?
あと>>72で布石だけ打っといたんだけど、愛さんのお船下船式…やる?
ドライなものになりそうな予感はあるけど…(お船並感

まあ、最近のペースからするに今日はこれで終わりそうな予感はあるけど…
でも(作中の)時季的に今しかやれんと思うのよね

じゃあ、今日は下船式(と言う名のお船のコンサート)ってことで


 ―― 6月 某日

女社長「諸君、おはよう」

純「あっ…おはようございまーす」

奏「おはようございます…」

蓮「っす」

愛「おはよ」


女社長「どうも天気はぐずついているようだが、今日で愛はトレジャーシップ脱退、そして女優か。5年間、ご苦労さま。これからは女優として、我が社に貢献してくれることを期待しているよ」

愛「どうもお世話になります~」

女社長「では、わたしは客席で見ているよ。トレジャーシップ最後のステージ、楽しみにしているからがんばりなさい」

 バタムッ…


蓮「…」

奏「…」

蓮「…」

愛「…ふわぁぁ…」

純「欠伸かよっ!」バンッ

愛「るっさいわね…」


奏「もうすぐ開演だね…」

純「あと……20分? 開場しちゃってるんだよな」

愛「この待ち時間が暇なのよね…」

純「暇ってゆーな…」

愛「…」ペラッ

純「台本読むなよっ!」

愛「次の仕事も詰まってんだからいいでしょ」

純「~っ…」

蓮「今さらだろ…」


<コンコン

純「んっ…?」

奏「どうぞ…?」

 ガチャッ

壁P「どうもー、お久しぶりです」

純「あ、元プロデューサー」

壁P「いえいえ、現役ですよ?」

愛「何、わざわざ来たの?」

壁P「いやあ、思い入れがないわけでもありませんしね。皆さん、お変わりないようで。相変わらずの空気感ですね」

純「それ誉めてる?」

壁P「ええ。純くんも変わりないようで」

純「背とか伸びてるし!」


 ↓1 久々の壁Pやな! 台詞選択やで

 1 愛は何だかんだ、5年も続けたんですね
 2 トレジャーシップが4人じゃなくなるのは、ちょっと想像ついてないですねぇ。大丈夫なんですか? 今後
 3 それにしても下船式っていうコンサート名はどうなんですか?


壁P「愛は何だかんだ、5年も続けたんですね」

愛「そうね」

壁P「契約期間が終わればすぐにでも辞めると息巻いていたころが懐かしいですねぇ?」ニヤリ

愛「あんたがいなきゃ、今でも売れずにどっかでしがない女優名乗ってたでしょーね」

壁P「おや、素直にそんなことを言うとは、雨が雪にでも変わるんでしょうか?」

愛「あんたも変わんないわねえ…」

壁P「いやぁー、昔から変わらないとよく言われます」


純「世間話しにきたの?」

壁P「ええ、まあ」キッパリ

奏「…」

蓮「本当に変わらないな…」


壁P「ちょっと、2人でゆっくりお話しません?」

愛「……すぐ済ませなさいよ」

壁P「ええ、もちろん。大事な開演前ですしね」

 バタム…


愛「…んで、何よ?」

壁P「正直、担当したアイドルがアイドルを引退する、というのは個人的に初めてのことでして」

壁P「デビュー時に担当した子なら、もうそれなりになりますがね」

愛「で、感慨深いとでも?」

壁P「ええ。…今、どんな気分です?」

愛「別にどうもこうもないわよ」

壁P「そうですか」


愛「まあ…これであんたが取ってきて定着しちゃった、バカみたいな仕事させられなくなるんだと思うと肩の荷が降りる気分ってのはあるわね」

壁P「冬の海に行ったり、マグロ尽くしだったり、色々やりましたねえ」

愛「ヤバティビティーとか」

壁P「あれもつい最近までやってたんですよね。でも…やや寂しかったりするんじゃないですか?」

愛「寂しい? あたしが? あるはずないでしょ」

壁P「おやまあ。これからお仕事はひとりじゃないですか」

愛「これまでだってひとりの仕事なんていくらでもあったわよ」

壁P「でもこうして人前で歌うこともないんじゃないですか?」

愛「歌なんてそもそも好きじゃないの」

壁P「酷い歌でしたからねえ」

愛「根性焼きするわよ」

壁P「ご冗談を、はっはっは」

愛「っ…」



 ↓1 で、愛さん、本音の本音みたいなとこは?

 1~3 ドライね
 4~6 せいせいするってさ
 7~9 おや?



壁P「で?」

愛「あん?」

壁P「本当のところ、ちょっとは何かあるんじゃないですか?」

愛「…ないわよ」

壁P「おや?」

壁P「あれだけ蓮くんを顎で使っておいて? 純くんをからかい倒して? 奏ちゃんを隠れ蓑に自分のセコさを棚に上げておいて?」

壁P「本当に何もないと仰りますか?」

愛「ない」

壁P「…そうですか」


壁P「じゃ、今はそういうことにしておきますね」

愛「今はも何もないわよ」

壁P「そろそろ、時間でしょうかね」

壁P「チケットを取り損なったんですが、先ほど、そちらの社長にお会いしまして、関係者席が余ってるからということで、見せてもらえることになりました」

壁P「客席から応援していますんで、がんばってくださいね」

愛「はいはい…わざわざご苦労さん」


 ・
 ・
 ・


純「このさあ…始まる前の、音楽流れ出して、わーって騒いでる瞬間の待機中? 何か緊張しない?」

奏「そう言えば、最初のステージ…ひどかったよね」

蓮「……確かにそうだったな。どこかの、小さいイベントスペースだった」

愛「あれは天気悪かったせいよ」

純「今日も天気悪いんだよなあ…。雨女じゃねえの?」

奏「そう言えば多かったかも…愛がいる時、雨」

愛「あんたらでしょ」

蓮(実は俺…とは言わないでいいか)


<お願いしまーす


純「きたっ!」

愛「このスライドアップ、腰にくるのよね」

蓮「最後なんだからいいだろ」

奏「今日だけでこれ含んであと3回スライドアップあるけど…」


<いーち、にーぃ、さんっ!

 バンッ
 バンバンバンッ

<キャアアアアアアアアアアアアアアアアアア―――――――――――――――――――ッ!!

純「愛の下船式、最終日ぃぃ――――――――っ! 追い出すぞぉぉぉ―――――――――うっ!!」

<うおおおおおおおおおおおおおお――――――――――――――――っ!!


 ↓1 お船のコンサート!

 1~3 これアイドルかよ、って感じの言葉が飛び交います
 4~6 お船の楽曲は、7割ほど(例の)先生が担当してくださってますからね、クオリティーがめちゃ高なんです
 7~9 ダテに5年で全員Aランクになれちゃったユニットじゃありませんっ!



奏「下船準備、よーそろー」

蓮「よーそろ!」

<よーそろぉぉぉ―――――――――っ!!

愛「そんなに追い出したいわけ?」

純「出てけぇーっ!!」


 ~♪

壁P(ふふっ…楽屋じゃいつも通りの落ち着いたというか、倦怠感さえ感じられるような雰囲気だったのに、ステージが始まればあのテンション…)

壁P(わちゃわちゃしながらも、やる時はバシッと決めてくれるんですよね…)


先生「…」ジィッ

壁P(ていうか、先生…いらっしゃってたんですねぇ…)

先生「…わたしはね」

壁P(あれ、喋り出した)

先生「あのトレジャーシップという4人を見ているのが面白くてね、最初は単なる好奇心だったが…今ではすっかり魅了されてしまっていたのだと気がついたよ」

壁P「そうなんですか」

先生「わたしの作った楽曲を、あそこまで自由に歌ってくれるような人は…なかなかいなかった」

先生「いつだって想像を飛び越えていってしまう…。だが、これからはもう…わたしの手も必要ないと思うよ」

先生「彼らはここに今、完成されている。これから起きる変化に、わたしはもう必要ないだろう」

壁P「いつもの、言わないんですか?」

先生「ふっ…では、あえて言わせてもらおう――エクセレンっ!!」ビシッ



 ↓1 そして、ほぼノンストップの前半戦が終わりまして…

 1 果たして愛さんを泣かせられるか、下船式MCコーナー『愛が泣くまで下ろしま10』?
 2 (お船にとっての)いつも通りのMCをするようでござるよ ※括弧内大事
 3 たまにはしんみりしたトークをしよう、っていうMCするらしい。できるんだろうか…?


純「お話の時間でぇーす」

奏「総員、着席~」

<うぇえええええ―――――――――――――――いっ!

蓮「…やり直し、2階席のそこ、ズレたぞ」

愛「んなのいちいちやり直させんじゃないわよ、めんどくさい」

<あははっ


純「…で? 今日のこれの台本担当誰? 白紙だったんだけど」

奏「蓮くん?」

蓮「…任せた」

愛「ちょっと」

奏「じゃあ…折角だから、落ち着いたお話する?」

純「どんな?」

蓮「しんみりする話」

愛「漠然としすぎでしょ…」


純「しんみりとか、一番縁遠いじゃん」

蓮「…」ヘナァッ

奏「蓮くん、無言でしんみりをしんなりって勘違いして受け取ったボケしないでください。面倒臭いです」

蓮「これが反抗期か…」

奏「そういうのじゃないもん」

愛「全然しんみりしてないじゃない」

純「まだ始まってもないだろっ!」


奏「……ねえねえ、結局…この下船式コンサート、今日で最終日だけど…まだ目標の愛を泣かせるが達成できてないよ」

愛「泣くわけないでしょ。こういうバカなやり取りしないで済むってプライベートで噛み締めて終わったから」

純「勝手に自己完結してんな――てか、バカなやり取りって言うなっ!」

蓮「しんみりしてないぞ?」

純「じゃあしんみりさせろよっ!」

奏「純くんがそうやって噛みつくからならないのに…」

純「じゃあ俺黙るぅー。どーせ蓮も黙ってんだから女二人でしんみりしろよー」フイッ


蓮「ここで、小咄を…。水泳がめっぽう上手だっていう御仁がおりまして、先日、ニュースで拝見したところで」

奏「…」

愛「…」

純「…」

蓮「……。…………へえ、そりゃニュースになるくらいならオリンピック選手かい? いやいや、違います。多摩川をほら、あったでしょう? 川上から川下へね、すいーっと。警察官も大勢駆けつけまして…」

愛「それは土左衛門でしょ」

蓮「ありがとうございました」

奏「蓮くん、黙ってて?」



 ↓1 ボケたがり蓮くんの一番の問題は面白くないことが多いことでした

 1~3 しんみりしねえよぉ~…お船じゃあこれが限界だよぉ~…
 4~6 力技…?
 7~9 せこくたってお船のリーダーだもんね、せこちゃん


蓮「…」ゴソゴソ

蓮「…」スッ ←バッテンマークのついたマスクつけた

純「どんだけ準備してんだよ…」


奏「しんみり…しんみり……」

愛「させようと思ってするもんじゃないでしょっての、そもそもが」

奏「はいはい、じゃあ、じゃあ…思い出話しよ?」

純「強引すぎねえ?」

奏「純くんは黙ってるんでしょ?」

純「…」


奏「愛の思い出話ね。愛から」

愛「あたしから?」

奏「早く。あ、トレジャーシップに関係することで」

愛「……………やたら酸っぱい料理食わされた仕事あったでしょ」

奏「サンラータン……だっけ?」

愛「あれの汁が目に入って染みた」

奏「そういうのじゃないのに…。じゃあ次、純くん」

純「黙ってろって言ったのに?」

奏「いいの、喋って」

純「このわがままめ…」


純「オバサンの思い出ねえ…」

純「んー…ない」

奏「ダメ」

愛「どーせ体と一緒で脳みそも小さいんだからムリしないでいいわよ」

純「は? はあっ? そんなことねーし、記憶力いい方だし!」

奏「それなら言ってよ」

純「えーと…」


純「あー…うーん………」

純「…………すっげえ、言いたくないんだけど…トレジャーシップで仕事してて、自然とできてきた役割みたいのがある気がして…」

純「奏はせこい担当で」

奏「違うもん」

純「蓮はバカ担当で」

蓮「…そうか」

純「俺は正統派担当で」

愛「自己評価高すぎね」

純「愛は………でも、何だかんだで、頭脳担当かなあ、みたいな感じがあって…」

純「外国のロケとか行った時、スタッフの手違いで通訳さんがほんとに使えなかった時とか、面倒臭がりながらぺらぺら何語か忘れたけど喋って、色々、交渉とかやってた時とか…助かったっていうか」

純「……他にも、色んなテレビの企画とかで協力しなくちゃいけないとか? そういう時も、やっぱ…オバサンがいたから、まあ…どうにかなってた部分もあるし…みたいな?」


 ↓1 しんみりできるかっ!? 正念場だぞ!?

 1~3 ムーリぃ~
 4~9 そりゃプロですから、一応彼らも


愛「あっそ」

純「あっそ、で済ますなよ…」プクッ


奏「じゃあ…蓮くんは?」

蓮「あれはある夏の夜のことでした…。夜中に缶ビールと枝豆で晩酌していた愛が――」

奏「やっぱりいい」

蓮「…まあ、まあ、言わせろ」

純「食い下がるなよ…。どーせしょうもないんだから」

蓮「夜中に缶ビールと枝豆で晩酌していた愛が、俺のことを足蹴にしながら叩き起こして、一言」

愛「あっ!? ちょっとあんた、それは――」

蓮「『今日はあのクソガキどもが来なくてつまんないから話し相手になりなさい』」

純「嘘っ!?」

奏「つまんないって言ったの?」

愛「~っ…あんなの覚えてたなんて…」

蓮「ふっ…」


純「で、奏は?」

奏「わたしは…………何故か、トレジャーシップのリーダーってことにされちゃって…正直、不安なこともあったし…」

奏「1回だけ…愛に、どうせなら愛がやれば良かったのにって言ったことあって…」

愛「っ…」

純「そんでそんで?」

奏「そしたら……『あんたはやりたくてアイドルになったんだから、チャンスだと思ってやりなさい』……って」

純「ええ? そんなこと言ったの? それ夢じゃね?」

奏「あと…『野郎どもはバカなんだから、あんたがしっかりしないと沈むわよ』って言われて…」

愛「…」

純「………マジで?」

奏「マジで」

蓮「……いや、夢だな」

愛「どんだけ認めたくないのよ、あんたらは」


奏「純くんも、いつも喧嘩してるけど…それだけ気にしてるってことだもんね」

純「は、はあっ? そういうんじゃねえし、ただババア臭くて――」

 ゴスンッ

純「痛ぃってえええ~っ!? いきなり、ゲンコツなんか落とすなよっ!?」

愛「バカ言ってるからよ」


蓮「……気づけば、しんみりできたな」

奏「あ、本当だ」

純「ゴリラ…メスゴリラババア…」

愛「あん?」

奏「……でも台無し…」


 ↓1 後半戦

 1~3 愛さんと純くんの絡みもこれで見納めかぁ…って
 4~6 先生渾身のバラードソングでお客の涙腺がじわじわと…
 7~9 下船式のセットリストに、実はある意味が込められていた?



 ~♪


壁P(ん…?)

壁P(そう言えば……この曲順……って…)パサッ ←パンフ見た

壁P「…」ジィッ

壁P(やっぱり…前半はデビュー当時の曲が多くて、後半はメッセージ性の強い楽曲が多くなってる…)

壁P(それも、どれもこれも…トレジャーシップにちなんだような、船出とか、出発とかがテーマになっているような…)


壁P「ふふっ…」

壁P(口じゃあいつも通りだけど…何だかんだで…)



<わぁああああああああっ!

<愛さぁああああああ――――――――――――んっ!


奏「最後の曲です」

<ええええええっ!?

<愛さぁーんっ!

<せこちゃぁぁーんっ!!


純「最後の曲は、本邦初公開です」

愛「んっ?」

蓮「作詞、愛のない冷えきったトレジャーシップ」

奏「そういう愛じゃないから」

純「作曲は、いつもお世話になってる先生です」

愛「ちょっと、聞いてないわよ? 何よ、それ?」


奏「あそこに特等席あるから、座ってていいよ」

純「年だろ、ババア」

蓮「いられても邪魔になるからな」

愛「っ…」


奏「愛がいなくなって、3人になっちゃうけど…トレジャーシップは、春日野愛っていうメンバーがいたことも大切な思い出として、大切な宝物として乗せて、これからも進んでいきます」

蓮「むしろ軽くなって身軽になるからな…」

純「トレジャーシップは永遠ですなんて言わないけど、ファンや、たくさんの関係者の人、大勢の想いは、詰め込めるだけ詰め込んでいきます」

奏「聞いてください。新曲です。――『愛』」



 ↓1 トレジャーシップ(愛のない冷えきったお船?)は、愛に歌でぶん殴る攻撃を仕掛けた!!

 1~3 しかし、愛は冷えきっていた
 4~6 しかし、自爆した
 7~9 効果はイマイチだった()


壁P(ははーん…こんなサプライズで、掲げていた目標の『愛を泣かせる』を実行したのか…)

壁P(お客さんはかなりうるうる来てるし…純くんと奏ちゃんも、やや歌声がうわずっているけど……愛はどうなのやら)


愛(こんなステージの置かれた椅子に座らせて歌聴かせるとか…とんだ羞恥プレーね…)

愛(ていうか狙いすぎで逆にリアクションに困るってえの…)

愛(ガキどもが自爆しかけてるし…蓮はうざいし)

蓮「~♪」←愛のそばで椅子の背に手とか置いちゃったりしてる


純(やべっ…何か、俺がきてる…)

奏(プロンプターが滲んじゃって見えない…) ※プロンプター=カンペのモニター版みたいなもの


純(全然トレジャーシップ抜けるってのにあっさりしすぎてるから絶対泣かせるって思ってたのに…!)ズビッ ←鼻すすった

奏(もしかしてほんとに今までずっと…辞めたくてしょうがなかったの…?)グスッ ←半泣き状態

蓮(あいつら、もうダメになってるな…最後まで歌いきれるのか…?)←さっぱり泣いてません

愛(あーあ…自爆してんじゃない…。こんな手の込んだことまでしておいて…なーにが、あたしを泣かせるよ)

愛(ムリに決まってんでしょうが…。どうせ寮で顔も合わせるし、今生の別になるわけでもあるまいし…)



 ~♪…

<わぁああああああっ…

<愛さぁぁぁあああああ――――――――――――んっ…


純「…」

奏「…」

蓮「…」

愛「…終わり?」


純「……終わりだよっ」フイッ ←顔背けた

奏「うん…」

蓮「泣いてやれ」

愛「やーよ、泣けるはずないでしょ、っての」


愛「…そもそもねえ、あんた達が泣いてどうすんのよ」

純「泣いてねえし…」ズビッ

奏「だって…」

愛「あたしがいなきゃダメなんじゃないの? やってける?」

純「当たり前だろ…」ゴシゴシ ←衣装で涙拭いてる


奏「もう、4人でこうやって歌えないんだよ…?」

純「うざいこともあったけど……何だかんだで、笑えてたりしてたし…もう、最後なのに…」

愛「……はぁ。分かったわよ…。公衆の面前でこんな話すんの、星の数ほどいるアイドルでもここくらいよね…はいはい、分かってました」

愛「一度しか言わないから、よく聞いときなさい。…………あんた達と、トレジャーシップってユニットじゃなかったら、5年も続けやしなかった」

愛「感謝してるわよ、爪先くらいは。悪くはなかったわよ。だから、まあ……そうね、ありがと。あんた達のバカなとこが、大好きよ」



 ↓1 イマイチだとこれくらいなんやって~

 1 下船式の締めはクルー(ファン)へのご挨拶ですね
 2 逆に愛に泣かされたじゅんかな?
 3 やっぱり締まらないお船?


愛「……奏」

奏「なに…?」

愛「あんたはせこいとか色々言われて気にしてるようだけど、そんだけ言われてるくらいに注目されてかわいがられてるってことよ」

愛「この2人のバカどもの手綱握って、ちゃっかり立ち回ってなさい。そんだけずる賢く頭回るんなら大丈夫よ」

奏「せこくないもん…」グスッ


愛「ガキ」

純「は?」

愛「……じゃあ、純」

純「っ…」

愛「バカすぎて留年とかしなきゃ、もう今年で高校も卒業するんでしょ? そしたら本格的に芸能界でずっと働かせられるんだから、覚悟しときなさい」

愛「蓮はアホで、奏はせこいから、実質的にあんたがいなきゃ回らないし…ずっと、あんたが空回りしながらでも原動力になってきたの知ってるから」

愛「あたしがいなくなって、張り合いなくなって日和ったりしてたら、いつでもぶちのめしに行くわよ」

純「……そっちこそ…女優の世界とかめんどくさそうだし、戻りたくなったら……別に戻ってきてもいいから…」


愛「…手」

奏「手…?」スッ

純「何…?」スッ

 ギュッ
 グイッ

じゅんかな「「っ!?」」

 ポフッ…

愛「ババアで悪かったわね。でも…ババア相手なら、こういうことされても変な照れもないんじゃない?」ポンポン

純「~っ…」ジワァッ

奏「うっ……あぁいい~……」ダキッ

純「…別に……ズビッ………照れとか、ないし…」ギュゥッ

愛「あんた達若いし、まだまだどうにもなるんだからめげんじゃないわよ」


蓮「…これ、いつまで続けるんだ?」

愛「あんたは空気読みなさい」

蓮「こうやって好感度をここぞとばかりにあげておく作戦か」

愛「バラすんじゃないわよ」


純「っ――おい!」グスッ

奏「そっちの方が…せこいもんっ!」ゴシゴシ

愛「あら、それを隠しながらうまくやんのが大人の女ってもんよ?」ニヤッ

蓮「言えてるな」



壁P(何だかんだ、やっぱりトレジャーシップは奇跡的に噛み合った4人だったなぁ…)

壁P(欲を言えばずっと、あの4人のトレジャーシップを見ていたいけれど…こうして変化していくのもアイドルの宿命…)

壁P(もっともっと、ステキなアイドルに成長してくださいね、3人とも。愛は……ようやく夢を叶えられて、おめでとう)



 ↓1 コンサートが終わり…

 1~3 やっぱりドライなお船でした
 4~6 からかわれまくるじゅんかな…
 7~9 おや、愛さんが壁Pのところへ?


 0 SPECIAL!!

蓮「もう泣きやんだか?」ニヤッ

純「泣いてねーし、そもそも…」←泣いてないで通す予定

奏「…泣いておいた方が…お客さんに好印象って思っただけだし…」←せこさを逆手に取った言い訳


蓮「これで明日からは…3人か」

純「…はぁぁー……3人かぁ…」

奏「しばらく…ダンスの振りつけとか、フォーメーションの変更しなきゃ…」

蓮「…」チラッ

ドアの陰『…』


<で…愛がいなくて本当にお前らは平気なのか?

<もうしんみりは終わったのに、何で蒸し返すんだよっ

<もう愛なんかに流す涙ないもん

<やっぱり泣いてたか

<あっ…そ、そういうんじゃなくって…!

<奏はごまかせないよな

<お前もな

<うん、純くんもムリ

<だから俺は泣いてないし…!!


壁P「どうもー、お疲れさまです」

愛「っ…しーっ」

壁P「おや…?」


<何だかんだで、愛は頭脳だったから、これからない知恵を絞ってやるしかないのか…

<正直、そこは自信ないかも…

<面倒って言いながらスケジュール管理とか、色々やってくれてたし…

愛「…」

壁P「…ほうほう」


<やっぱ……俺、4人のままがいい…

<純くん…そんなの言っても、もう…

<だってさあ…色々、愛がいた方がいいことって、あるし…。そりゃうざい時はあるけど…

<喧嘩相手がいなくなるのは寂しいか?

<ちょっとだけ…?

<わたしも…残ってくれるなら、その方がいいけど……


壁P「……ふふっ、愛されてますねえ?」ヒソ

愛「何バカ言ってんのよ…」

壁P「これ最後にしときますけど…本当に、本音のとこは、どうなんです?」

愛「はあ?」



 ↓1 0 SPECIAL!!

 偶数 本当の本音のとこはっ…?
 奇数 やっぱ愛さんだわ…



愛「せーせーするわね」

壁P「またまたぁ~」

愛「名前と顔も充分売れて? 話題性も得て?」

愛「アイドルだからってえ理由で、そこそこプッシュされて演技の仕事の実績も作って?」

愛「あたしの女優業にはいい弾みになったわよ」


壁P「ほほう? 実益を得られた、と?」

愛「ええ、ま、こんくらいが引き際よ」

壁P「…」

愛「…何よ?」

壁P「もう一声」

愛「はあ?」

壁P「まあまあまあ」

愛「……ったく…しょうがないから、あんたの自己満につきあってあげる」

壁P「察しが良くて助かります」ニコッ


愛「アイドルやってて良かったわよ。――これで満足?」

壁P「ええ、大満足です」

愛「このせーせーした気分のまま、今度は女優のてっぺん取ってやるわよ、今に見てなさい?」

壁P「楽しみにして待ってますね」



 バンッ

純「うおっ…!?」

愛「なーに、楽屋でまでしんみりしてんのよ? 蓮、煙草」

蓮「ほら」ポイッ

愛「ふぅ…」スパー


愛「あんた達がどんだけ泣いて乞うても、もうアイドルに戻りゃしないから」

純「誰が泣くかよっ」

愛「あんたとせこちゃん」

奏「せこくないもんっ!」

愛「あっそ。打ち上げ、さっさと行くわよ」

蓮「そうだな」

純「んだよ…ババアのためだけのコンサートだったのに、サバサバしやがって」

奏「赤字覚悟の追加公演までしたのに…」

愛「うだうだ言ってんじゃないわよ、人の目が前についてる理由知ってるわけ?」

純「はあ? ………あっ、前見るため~とかいうくっさいオチかよ?」ニヤッ

愛「立体視するために決まってんでしょ、バカ?」

純「っ…!!!」

愛「んなクッサいことあたしが言うとでも思ったの? いつまで引きずってんだか…これだからガキんちょは」

純「はあああああっ!?」

愛「うだうだ引きずってないで、サクッと切り替えて明日のことだけ考えてなさい。それが有効な脳みその使い方なの。行くわよ、打ち上げ」ガタッ

愛「全員、朝まで。途中で寝たら叩き起こすから、泣き言漏らさないことね」
                                                                    おわり

さてさて
もうすぐてっぺんすぎるし…更新はここまでにしときましょかね

(ぶっちゃけお船は誰も彼も動かしやすくって好きやでぇほんま…)


 ~今だから言えること~

純「あれ、ロケ弁ひとつ足りてなくね? 3つしかない――あっ」

奏「3つでいいんだよ?」

蓮「だな」

純「そっか…。そう言えばそうなんだっけ…。いただきまーす」


 モグモグ

蓮「…」

奏「…」

純「…」


純「あのオバサンさあ」

蓮「ん?」

純「今だから言うけど……前の家の時さ?」

奏「何?」

純「たまにパンツと、上Tシャツだけで寝てる時あったじゃん? ああいうの、ほんっ……………とにやめてほしかった」

蓮「………そうだな、確かに」

奏「言わなかったの?」

純「……だって、何か……意識してんじゃないー、とか言われそうな気がして」

純「さっぱりそんな気ないってか、あんなかっこで意識も何もないのにさ、言われたらヤダなって我慢してた」

蓮「確かに」

奏「…だらしないよね…」ボソ

蓮「そうだな」

純「あと、自分ひとりだけたまにうまいの作って食うじゃん? 分ければいいのにさあ」

奏「せこいと思う」

蓮「そうだな」


奏「……目につく、お洋服とかはお金かけてるのに」

純「ん?」

奏「下着とか、けっこう安物だった。靴下とかも」

蓮「ケチだからな」

純「ケチで人使い荒くてだらしないって酷いよな。しかも暇だからって、俺と奏に麻雀とか教え込んだりして、自分ばっか勝って」

蓮「お前らが悪いのが悪い」

奏「純くんより勝てるもん…」

純「……泣いてばっかのくせに」

奏「いつも振り込む人よりマシだもん…。それで振り込んだ後は安パイばっかりに走って役揃えられなくなって…」

純「けっ…」


蓮「お前ら、知ってたか? 愛は…いつものあの眼鏡、同じのを3セット持ってるんだぞ」

純「マジでっ?」

奏「3セットも…?」

蓮「ひとつはかけてて、もうひとつは持ち歩いてて、最後のひとつは部屋にしまってある。そんなにいらないのに」

純「ケチのくせにwwwww」

奏「そういうムダなことにお金使ってるからケチなんじゃない?ww」

あ、もうラジオシップの方には愛さん出せなくなる?(最近あんまお便り送ってなかったけど)

ラバステの方だけど、お題云々はコーナーにしちゃうのはどうだろ

パーソナリティが出されたお題を達成する事でゲーム内でプレゼントが配られますみたいな

>>126 愛さんはもう出ませんね
>>127 かまへんけども、ただお題!どーんってより…ちょこっとでも何かこう…番組なりパーソナリティーなりへのメッセージ的なのもほしいなぁ(チラチラッ


 ~ラバステ!~

衣依「ラバーネーム、SNAPさん。佑香ちゃんといよりんこんばんは。いつも楽しく聴かせてもらっています」

衣依「お題は『一人ずつ干支の動物を言っていく』です。意外と最近の人って全部言えなかったりするですよね…お二人はどうでしょうか?」


衣依「干支かあ…」

佑香「えと…」

衣依「じゃあ、わたしからいくね。最初は子(ネ)だね。はい、佑香ちゃん」

佑香「……………うし?」

衣依「寅!」

佑香「……………………うぅぅ…」←もう知らない

衣依「佑香ちゃん、意外と知ってるね」

佑香「!?」

衣依「卯の次は…辰!」

佑香「………………………しらない」フイッ

衣依「ええっ!? まだ、えーと…子・丑・寅・卯・辰…だから、5個までしかいってないのに」

佑香「そんなの知らなくても生きれる」

衣依「常識なの」

佑香「常識なんて爆発なのだ…」

衣依「それは芸術だし、爆発なんてさせちゃいけません」


衣依「ああもー…折角、アイテムゲットのチャンスだったのに…」

佑香「じゃあ佑香がご褒美に…」キュポンッ

衣依「何でマジックペン?」

佑香「顔に落書きする…往生せえやっ」ニタァッ

衣依「しーまーせーんっ!」

今日おやすみです

ぼくは準備ができてるけどYO!
やれるのかYO!? ヘイ、YO!

おるかいのう…?


あと、あのラバステでお題!てやつ?
成功したら~とか、そういうのは…申し訳ないけど省かせてもらいますね?


 ~ラバステ!~

衣依「ラバーネーム、どんたくんさん。快斗君と衣依ちゃんこんばんは、ラジオ以外でも割とよく見る組み合わせですね」

快斗「こんばんは」キラッリィィンッ

衣依「そんな二人へのお題は…叩いて被ってジャンケンポン3回勝負です! 何の捻りもないお題ですが頑張ってください!」


快斗「いいんだけど…」

衣依「これ、ラジオなんだよね。分かるかな? 状況が」

快斗「まあ見えない方が、画づら的にいいっちゃいいんだけど…」

衣依「画づら的に?」

快斗「だって俺が衣依の頭をピコピコハンマーとは言え、叩く姿が目撃されちゃうだろ?」

衣依「なかなか…想像してみると、嫌な画づらだね、確かに」

快斗「でも手を抜くわけにもいかないし」

衣依「そこはちょっとくらい手を抜いてくれるのが紳士的なんじゃない? それとなーく、分からないように」

快斗「ああ、なるほど…。でも、今さらできないよな」

衣依「うっ…それも、そうかも…」


快斗「じゃあ、やりますか」

衣依「3本勝負って、長丁場になりそうだよね」

快斗「いや、ストレートで取る!」グッ

衣依「やる気満々だね!?」


快斗「勝負! 叩いて被ってじゃんけんぽんっ!」

 かー:グー いよ:パー

 バッ
 ピコォンッ

快斗「いやいやいや、被ってるから、被ってたからそんな力いっぱい――」

衣依「じゃんけんぽんっ!」

 かー:グー いよ:パー

 ピコォンッ

快斗「痛った…!? ていうか、衣依、今、ピコピコハンマー手放さなかったよね――?」

衣依「じゃんけんぽんっ!」

 かー:チョキ いよ:グー

快斗「なぁんで、こんな負け――」

 ピコォンッ

衣依「ラスト1本だね! じゃんけんぽんっ!」

 かー:パー いよ:チョキ

 ピコォンッ

快斗「かはっ…ま、負けた…」

衣依「やった!」

快斗「ていうか…こっちのペースを乱すその食い気味なじゃんけんぽんの合図、ずるいんじゃ…?」

衣依「でも勝ったもぉーん」

快斗「いやいやいやいや…結局、そのピコハンも手放さずに終わってたし、俺がヘルメット置いたその瞬間にじゃんけんぽんって始めるのずるいし…」

衣依「ほら、尺の都合でね?」

快斗「衣依って負けず嫌いなところ意外とあるよな…」

消化したし、始めるぞYO!!


 ―― 6月 2週目

藤P「河村くん知ってる?」パサッ ←新聞読んでる

スバル「何をですか?」

藤P「ここからいっちゃん近いパチ屋あるじゃない?」

スバル「あそこがどうかしました?」

藤P「かーわいい新人の女の子が入ったのよ」

スバル「僕、パチもスロもしないんで…」

藤P「あらそう? んじゃ、斜向いのパスタ屋さんに新しいかわいいバイトの子が入ったのは?」

スバル「今日、そこ行ってきます」キリッ


 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.00 演:3.00
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:198/オッサン!
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:1曲



藤P(あらまあ…景気がまた悪くなりそうねえ…)

藤P(なかなか日本の不景気って根強い…。でも一長一短でどうにかなるもんでなし…気長に見守りますか…)

 パサッ

藤P「んんっ…」グイッ

藤P「仕事しよっと」



 ↓1 今週の予定は

 1 レッスン
 2 営業
 3 全体曲レッスン



藤P「あい、おはようさん」

零「おはようございます…」

藤P「今日はレッスンやるよ」

零「うん、知ってる」

藤P「おおっ? 聡くなってるねえ?」

零「だってここ…レッスンする場所だから」

藤P「ま、そうよね」


藤P「とりあえずがんばってちょうだいな」

零「うん」



 ↓1 レッスン!

 何をあげたいんだい?


 表:4.96

藤P「おおっ、いい具合にレッスンができたんじゃない?」

零「そう…?」

藤P「そうだってば。零くんはねえ、自信を持った方がいいと思うよ」

零「…」

藤P「ん?」

零「何でも…」

藤P「……そっ、ならいいんだけど」


藤P「ところでねえ、先生――」

トレーナー「あ、今日、デートなのでこれで失礼しますね」ニッコリ

藤P「あらま……行ってらっしゃい…」

零「…このオッサンは……はぁ……」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.96 演:3.00
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:198/オッサン!
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:1曲



藤P「ただいま~っと」

零「ただいま…」

スバル「おかえりなさい」

藤P「さぁーて、残りの仕事やっちゃうか…」

零「…今、休憩室って誰かいますか…?」

スバル「いや、今はいないよ。誰かに用事?」

零「逆で……宿題、やらなきゃって」

スバル「ああ…まあ、ゆっくりやりなよ」



 ↓1 イベ?

 偶数 おやぁ? おやおやー? 学校で参観日があるの?
 奇数 社長が出張に行くようで、零くんは2日だけよそにお泊まり?



零「…」チラッ

<そんで、どうだったのよ、新人の子は?

<けっこうかわいくて、やや緊張気味にオーダー取ってくれたりするのがそそりましたよ

<へえ~…河村くん、ああいう子がタイプ? へえ~?

<な、何ですか? いけません?


零「…」ゴソ

 ピラッ…

 『授業参観日のお知らせ』

零「…」チラッ


<でもねえ、オッサンの見立てではあーいう子は、案外つきあったりすると強気になるわよー?

<僕は構いませんよ――ていうか、別にそこまで…

<まぁたまた~

<本当ですよ、目の保養にって意味であって…


零「…」クシャッ

 ポイッ

ゴミ箱『キャーッチ』

零「…宿題やろ…」



社長「――やあ、お待たせ、零くん」

零「っ…社長」

社長「少し遅くなってしまったが、そろそろ帰ろうか」

零「はい」

藤P「お疲れさまです~」

スバル「お疲れさまです、社長。零も、またね」

社長「うむ。では帰るとしよう。スーパーへは寄るかね?」

零「いえ…大丈夫、です」

 バタムッ


藤P「ふぅ…オッサンもぼちぼち帰ろうかねえ…」

スバル「僕も、さっと掃除だけして帰りますよ。明日、ゴミの日なのでまとめておきたいですし…」

藤P「んじゃ、オッサンがここのゴミだけまとめといてあげるわよ」

スバル「ありがとうございます」

藤P「どういたしまして~…っと」


藤P「ん…? ……何かね、こりゃ」ガサッ

 ガサガサ…

藤P「授業参観のお知らせ? ははーん…?」



 ↓1 行動選択

 1 オッサンが行っちゃお~
 2 一応、これは親御さんに届けておくかね
 3 今度、零くんに何なのかなーって聞いておくか…


藤P「…」

藤P「行っちゃおうかな…」ボソ

<プロデューサーさーん、ゴミまとめてもらえましたー?

藤P「っと…あいあーい、今、持ってってあげるよーっと」

藤P「学校での様子を見ておくのも大事なことよね~」




 ―― 数日後

藤P「おおー…ここが都内随一の偏差値の私立中学校…」

藤P「まさか、こんなとこに踏み入ることになろうとは…」

藤P(心なしか…他の保護者さん達の身なりがものすっごーく良さそうなのよね…)

藤P(あのマダムの指輪とか…何カラットのダイヤなのやら…)


藤P(えーと、零の教室は2年1組だったっけな…?)

藤P(教室はどこだ…? こっちっぽい気はするのよね…)

藤P(お、はっけーん。さてさて、授業開始1分前…学校で零くんはどんなかねー…?)



 ↓1 オッサンは見た!!

 1~3 なんか、孤立してね?
 4~6 まあ、普通に大人しい子の立ち位置っぽいね
 7~9 あれ? オッサンが知ってる零くんじゃない?



 ガララ…

藤P(おーおー…少年少女がこうもたくさん、そして親御さんもいっぱいおりますなー…)

藤P(さてさーて…零くんはぁー……)キョロキョロ


零「…」ペラ

零「…」ペラ

藤P(いた――けども、何、机に座って読書中?)

藤P(お友達とお喋りしたり、誰の親がどんなかとか気になって後ろ見たりするもんじゃないっけ、こういうイベントは?)

藤P(ま、でも零くんだし…あんなもんかね。気づいた時の顔が見物だねえ)ニヤッ


藤P(でもって、何の授業やるのかね…)

藤P(…待ってれば分かるか)


 ヒソヒソ…

<あれって誰の親?

<何かうさんくさくね?

<でも大人の色気みたいのあるかも…

<うげー、お前老け専かよっ、やーい老け専


藤P「ふわぁ…」

藤P(いつもなら昼寝してる時間だしなあ…)



 ↓1 果たして、零くんはいつオッサンに気がつくのか?

 1~3 授業始まってすぐ。面白いくらいギョッとしてたよ
 4~6 授業も中盤のころにね、ようやく気づいて驚いていましたよ
 7~9 ありゃまあ、最後まで気づかないみたいね~ 教室の後ろをちらとも見なかったよ


生徒「きりーつ、礼、ちゃくせーき」

教師「親御さんもお疲れさまでした」

藤P(ありゃー…結局、零くん、一度も後ろ見なかったねえ…?)

教師「ホームルームは10分後に始めます。その後、懇親会がありますので………」


 ワイワイ

<早く帰っていいから

<そんなこと言わなくていいざますよ?


<パパ、来てくれたんだね…

<ははは、当然だろう、愛娘の授業だ


藤P「……れーいー、くん」

零「っ…! !?」バッ

藤P「やっほー」

零「な……何で、オッサン…?」

藤P「事務所にプリント捨てたでしょ?」

零「あ……え…………捨てた…」

藤P「だから来たの」

零「………え? 何で……オッサンが…?」

藤P「いやね、普段の様子を知っておくのも大事かなーなんて思って」


零「……お父さん…は……?」

藤P「いないみたいねえ。まあ、知らないんだから当然かも知れないけども」

零「…」

藤P「オッサンだったもんでがっかり?」

零「……ううん」

藤P「一緒に帰ろうかい。近くに車停めてあるし。オッサンが懇親会なんて出てもしょうがないし。ね?」

零「……うん」



 ↓1 事務所への帰り道

 偶数 ややお口が悪くなってきてても、やっぱりいい子なんよね
 奇数 何かチラチラ、やましいことがありそうな感じにオッサンを見てくる零くん


藤P「にしても、授業態度はマジメとしか言えなかったねえ?」

零「…普通」

藤P「普通? いつもあんななの? 背中ぴしーって伸びてて、先生のお話に耳傾けてて」

零「うん…」

藤P「ほへー…オッサンにゃあ驚きだね」


藤P「どうしてそこまでお勉強マジメなのよ?」

零「……だって…」

藤P「ん?」

零「……………やれ、って……言われた…」

藤P「お父さんに?」

零「……うん…」

藤P「今はもう、そのお父さんも監視してないのに?」

零「だけど……やっておいて、損はないことだから…」

藤P「…偉いねえ」


藤P「反発してさ、何もやりたくないーとか思わないの? あ、別に推奨してるわけじゃないんだけどもねえ」

零「あんまり…」

藤P「あら、意外…」

零「…」



 ↓1 話題選択

 1 そろそろお家に帰りたいなー、とか思わない?
 2 よくできてて偉い子だよね、って誉めとく
 3 学校は楽しいこととかある?って



藤P「学校、楽しいこととかある?」

零「……あんまり」

藤P「ありゃ?」

零「楽しそうに見えた?」

藤P「あんまり…」

零「分かってるのに…いちいちきくのって……」

藤P「いやいや、オッサンの目にそう見えても本人がどうかは分からないでしょ?」

零「…そう」

藤P「でも、そうか…学校はつまんないのか」

藤P「アイドルのお仕事始めてから何か変わったとかは?」


零「最初は色々…言われた」

藤P「ほうほう。そいで?」

零「……サインもらってきてとか、言われる…」

藤P「ありゃ。もらってきてあげたの?」

零「キリないと思って、断ってたら……」

藤P「断ってたら?」

零「…………何もなくなった」

藤P「…あ、そう。別にはぶられてるとかじゃないんでしょ?」

零「…うん、何も、変わらなくなっただけ」

藤P「ふぅん……。中学生は大変だ」

零「思ってないくせに」

藤P「思ってる思ってる。まあー…中学生に限らず、人間誰しも大変だろうけどねー」



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



藤P「…」ギシッ

藤P「…」ギシッ

藤P「ふぅぅーむ…」ギシギシ

スバル「あの…プロデューサーさん? 椅子、ぎしぎしさせるのやめてもらえません? ひっくり返っちゃいますよ?」

藤P「だぁーいじょうぶよ~」ギシッ

スバル(そんなに背もたれに体重預けたって、ひっくり返りそうになるだけだと思うんだけど…)

スバル(考えごとでもしてるのかな…? だったら邪魔しない方がいいんだろうけど…)

藤P(いつまでも…零くんをこのまんま、お家に帰さないってえわけにもいかないものの…)

藤P(問題はあのおとんにどう零くんを認めさせるか…なのよねえ…。やっぱ、営業していいお仕事をこなしてもらうしかない…かねえ…?)



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.96 演:3.00
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:202/オッサン!
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:1曲





 すまんが、今夜は早めにここまでで終わりなんや
 どうもありがとウレアフォルム!!



インフルで辛いけど見てるぞ

>>159
偶然って、あるものですね…

何か昨日からだるいわーって思うて今日の昼間まで押し通したけども、インフルやってん

みなさんもお気をつけて…
ちょいと数日休むやでぇ…つらたん…


 ~コマーシャル:ローテ目薬~

*『んん…』キュッキュ ←眉間を指でつまんで揉んでる

 ―― 現代社会で戦う人々へ

快斗『大丈夫ですか!?』

*『うわあっ!?』

快斗『これでリフレッシュしましょう!』つローテの目薬

*『これは…?』

 ―― 仕事で疲れたあなたの瞳に、一滴、即効!

 ピチョンッ
 パァァッ…

*『い、生き返るぅ~っ!』

 ―― 有効成分が辛い目の疲れをリフレッシュ!

快斗『目薬はローテ! お求めはお近くの薬局で!』キラッリィィィィンッ



 ~コマーシャル:モヅバーガー~

快斗『モヅバーガー?』

快斗『学校に通ってたころはよく行ってましたね』

快斗『サッカーの練習の帰りに友達と行って、ハンバーガーとオレンジジュース頼んで話とかしてました』

快斗『店員のお姉さんの笑顔がステキで……俺、あの店員さんの笑顔を参考に、今も笑えてます』キラリンッ

 ―― あのレジェンドメニューが期間限定復刻!

快斗『えっ? 本当に?』

快斗『これは行かなきゃ』ニコッ

 ―― モヅバーガー!!



 ~コマーシャル:zony Play Emotion 4~

快斗『本日はプレエモの新たな歴史を紹介しましょう』クイッ ←眼鏡も衣装の一環

快斗『初代プレエモの発売は1994年。3Dポリゴン描画の美麗な映像とともに、様々なゲームを送り出しました』

快斗『プレエモ2の発売は、2000年。さらに進化したグラフィックのみならず、横にも置けて縦にも置けるデザインは革新的でした』

快斗『プレエモ3の発売はその6年後――2006年。フルHD画質となり、プレエモネットワークを始め、インターネットに繋がった次世代ハードとなりました』

快斗『そして今、時代はとうとうプレエモ4。さらに美麗なグラフィック、さらに遊べて、さらに楽しめる。そんな最新ゲームハードができました』


快斗『さあ、時代の最先端へともにいきましょう』

快斗『あなたの知らないゲーム体感を、今ここに!』

 ―― zony



 ~コマーシャル:感想~

零「…だから、こんなに色々あるんだ…」チラッ

目薬『せめて箱から出してや~』

モヅバーガークーポン券『もうすぐ期限切れやで~』

プレエモ4『タカシくんとゆずちゃんばっかり遊んでるやで~』

零「…」チラッ

プレエモ4『遊びたいなら、遊んでもええんやで?』

零(起動のさせ方が分からない…)


 ~ラバステ!~

聖羅「ラバーネーム、こっくりさん。快斗くんと聖羅さんこんにちは」

快斗「こんにちは」キラリンッ

聖羅「南国編が実装されましたが実際にビーチでの撮影、ハプニングとかありましたか?」

快斗「ハプニング?」

聖羅「ハプニングらしいものはな――」
快斗「いやあ、大変でしたよね」

せらかい「「え?」」


快斗「いや…ありましたよ?」

聖羅「あ、あら~…そうでしたっけ?」

快斗「もしかして、あれを何とも思って…?」

聖羅「あらあらぁ~…何がありましたっけ?」

快斗「そりゃもう色々と…」


聖羅「確か、わたしと快斗くん、あと衣依ちゃんと香さんと、まこさんの5人で行ったんですよね」

快斗「まあ本当ならハプニングなんて起きやしないメンツですけど…色々ありましたよ…」

聖羅「えーと……あっ、快斗くんがお財布落としちゃったこととか、でしたっけ?」

快斗「落としたんじゃなくて、スラれてたんですよ…。聖羅さんもなくなってたじゃないですか」

聖羅「あら…?」

快斗「今の今まで気づいてなかったんですかっ!? 俺と衣依と誠さんが財布を同時に落とすなんてあり得ないって…!」

聖羅「天候の問題で到着が遅れちゃって、撮影が忙しかったじゃないですか…。だから、つい…?」

快斗「ええええ…? まあ…うーん……聖羅さんらしいっちゃらしいかも知れないですけど、あの騒ぎに気づいてなかったなんて…」

聖羅「それで…どうなったんですか?」

快斗「…俺が財布とパスポート、一緒に持ってかれちゃって、新しく申請してたんちゃあとの仕事に差し支えが出るし、スリ師見つけて取り返した方がいいって…」

快斗「でもって、色々と駆け回って…。聖羅さんって、何してたんですか? あの時…」

聖羅「あ、皆さんが揃ってお出かけされてた時ですか? えーと…スタッフの皆さんとロケ地で準備してましたね。トロピカルジュースがおいしくって。南国違いますね~ってメイクさんと…」

快斗「…満喫してたんですね」

聖羅「はい~」


快斗「で、香さんが高そうな財布ひとつ買って、スリ師を誘き寄せようってことになって…見事に引っかかったのはいいけど、その後に大捕り物で…」

聖羅「お怪我はされませんでした?」

快斗「撮影中、怪我してたように見えました?」

聖羅「………あ、無事だったんですね。良かったです」

快斗「誠さんがスリ師を追いかけたはいいけど迷子になっちゃったとか、衣依が現地の人にナンパされちゃったとか、香さんが英語離せない日本の人と現地の人で揉めてるの見つけちゃって、もうちょっとで捕まえられるって時に仲裁に入って逃がしちゃったとか…」

聖羅「まあ…。それで快斗くんは?」

快斗「……………お腹痛くなっちゃって…」

聖羅「あら」

快斗「それはともかくっ、もう執念で追いかけていって、財布もパスポートも、中身もちゃんと取り返せたんですけど…スリ師は逃がしちゃって」

聖羅「そうだったんですか…。ご苦労さまです」

快斗「聖羅さんは何かありました?」

聖羅「うーん…あ、撮影準備がそろそろ終わるってころに、ものすごく急いだ人がいらっしゃって、言葉は通じなかったんですけど、とっても苦しそうだったので引き止めて、ドリンクをお渡ししたんです」

聖羅「その人、とっても喉が渇いてたみたいで…言葉は分からなかったんですけど、泣いて喜んでましたね~。紫色のシャツを着た方でした」

快斗「……紫色のシャツの、現地人…? ………もしかして……いや、うーん…?」


 ~ラバステ!~

衣依「ラバーネーム、リオデジャネーヨさん。衣依ちゃんと聖羅さんこんばんは」

衣依「一枚絵投票、【静止した世界】編が始まりましたね。画伯とモデルの組み合わせ、男性陣が画伯みたいですけどSSプロの男性陣って絵心はあるのですか?」


聖羅「絵心…そう言えば、見たことはないですね」

衣依「香くんは描けたと思うな…。まこちゃんは…独特。タカシくんは………何か、怖いよ、絵が」

聖羅「怖いんですか?」

衣依「何かね…不気味。怖い…」

聖羅「まあ…」

衣依「でも他の皆は知らないなあ…。聖羅ちゃん知ってる?」

聖羅「知りませんね~…。でも快斗さんも透さんも零くんも、手先は器用ですし、上手かも知れませんよね」

衣依「どうなんだろね?」

聖羅「でも…実際に描くわけじゃなさそうですし、画力は関係ないかも知れませんね」

衣依「いやっ、タカシくんだから分からないよ?」

聖羅「あら?」

衣依「もしも、正当な意味での画伯って言葉があてはまらないような画力だったら…」

聖羅「だったら…?」

衣依「モデルになっちゃった人が、とんでもない絵になってカードに映り込むことになっちゃうかも…」

聖羅「でも、それはそれで楽しみかも知れませんね~」

衣依「………これは香くんがいいかなあ…」

聖羅「これは?」

衣依「な、何でもないよっ!?」


 ~ラジオシップ!~

純「よーそろネーム、金のエンゼル。奏ちゃんと純くんこんばんは。久しぶりにメールしてみました」

奏「お久しぶり」

純「愛さんが引退し、少し船内も静かになりました? そんな愛さんですが、蓮くん、純くんそれぞれの名前とくっつけるとれんあい、じゅんあいとなりますよね。奏ちゃんは相愛? これ、活動中にネタにされたことってありますか?」

奏「ないです」

純「ないね」


奏「むしろ今気づいた…」

純「セットにされてもヤだったけどね」ヘッ

奏「純くんと愛で…純愛…」

純「何?」

奏「ぷっwwwwwwwwww」

純「おいこらっ!」バンッ

奏「蓮くんと愛で……恋愛…」

じゅんかな「「ぷっwwwwww」


純「あははははっ!」

奏「にっ、似合わないwwww」

純「でも奏なんて相愛じゃん、そwうwあwいwwww」

奏「純愛に言われたくないもん…。そもそも漢字からして純くんが一番あれだし…」プクッ


純「でもあのオバサンいなくてもあんまり変わらないよな」

奏「え?」

純「何、え、って?」

奏「だって、愛いなくなって最初の3人での仕事の時とか、お弁当がひとつ足りない~とか、愛のメイク時間かかるから後でいい~とか言っていないのに待ってたり…」

純「っ…!」

奏「あったのにwww」

純「だ、だからっ…それはあの…あれだろっ!? あの…抜けてなかっただけで…! オバサンがいる感じが!」

奏「ふぅーん…?」ニヤニヤ

純「大体、それ言ったら奏だって…」

奏「何?」

純「………………………………………………えっと…」

奏「ないもん」

純「クッソ~…」

奏「純くんってはやらないツンデレだよね…」

純「何だよ、はやらないって! つか、ツンデレでもねえし!!」

奏「『「泣いてねえしズビビビーッ』」

純「それマネかよっ!? 全っ然、似てねえからな! そんなにズビビビーとかねえし!」

奏「下船式の後の打ち上げで、ずぅーっと目とかこすってたのに」

純「そ、それは…目がかゆかったんだよっ!!」

奏「何で素直になれないの? お子様なのに…」

純「お子様じゃねーし!!」

奏「そうやってムキになるところ言ってるのに…」

体が楽になってもお外出れないのは退屈よね…


 ~カラオケにいこう~

零「…」

タカシ「そぼ降る~雨に濡ぅれぇーているぅ~♪ お前の背中がぁ寂しげで~♪」←北埼玉ブルース熱唱中

ゆず子「ぎゃはははっ!」ゲラゲラ ←タカシの選曲に爆笑中

誠「割高だけどうまいんだなぁ…」モグモグ ←ポテトに夢中

零(何でこんなことに…)

葉子(自由だなあ…みんな、相変わらず…)


タカシ「ありがとうございましたぁっ、あらよぉっ、ありがとぉぉ~、ございました」キリッ

ゆず子「何で見栄切るんだよwwww」

タカシ「次はだぁーれ? ゆず歌ったしー、僕も歌ったしー…まこちゃん――」

誠「何か揚げる時にまぶしてんのか? 細いのに食感あってうまいんだなあ…」モグモグ

タカシ「まこちゃんは…いっか。てことはー…」チラッ

零「…」フイッ

葉子「…」フイッ

タカシ「零くんいく? それとも~、ハコちゃんいく?」

葉子「零くん…いいよ?」

零「えっ…でも……」

タカシ「もしかして、カラオケも未体験!? 初めてっ!? それはいけないなあ、零くんってば。じゃあね~、最初だから、僕が選んであーげる」

零「あう…」

タカシ「なーにがいーいかなぁ~? うーん………あっ、これなんていいんじゃない?」pipipi

ゆず子「シャーディじゃん」

零「あ、教科書載ってたやつ…」

ゆず子「嘘ぉっ!? シャーディの、教科書にまで載ってんのっ!?」

タカシ「すごいよねー。これなら歌える?」

零「多分…」


 ~♪…

零「ふぅ…」

ゆず子「ふつーにうまいのが面白みねえよなあ…」

タカシ「若干迷ってたけど、僕のナイスアシストでハコちゃんとデュエットなんて良かったね」

葉子「巻き込まれた…」

誠「このピザもうまいなあ…チーズなんてとろとろだし…」モグモグ

ゆず子「あとまこちゃんいつまで食ってんだよ? 歌えよ、カラオケなんだから~、ほれほれ」グリグリ ←まこちゃんの顔にマイク押しつけた

誠「歌うか? じゃあ…何にすっかな…。うーん……よしっ、これにしよ」pipipi

葉子「古い…」

タカシ「よっ、まこちゃーん! ふぅーふぅー!」

誠「んんっ…ごほんっ……一日二杯のぉ♪ 酒を飲みぃ~♪ さかなはとくにぃこだわらず~♪」

零「……普通…」

ゆず子「いやいや、まこちゃん、最初は笑えるくらいヘタだからここまでなってんの奇跡なんだって」

誠「目立たぁぬように、はしゃがぁぬように似合わぬことはむりをせずぅ~♪ 人の心を見つめぇつづけるぅ~、時代おくれの男になりたい~♪」

葉子「何かまこちゃんって…趣味がちょっと古いっていうか…年配寄りだよね…」

零「アイドルって一体…?」


 ~間野っち成分~

葉子「おはようございます」

スバル「おはよう、葉子。あー…今日、間野さんと一緒にお仕事だったよね?」

葉子「え? はい…それが、何か?」

スバル「実はね、昨日、誠のロケに同行してたらぎっくり腰になっちゃって、出勤するのも難しいってとりあえず3日、様子見でお休みってことになったんだよ」

葉子「えっ…大丈夫なの?」

スバル「うぅーん…まあ体は平気だとは思うんだけど…」

葉子「それなら、いいけど…。事務所の方は?」

スバル「それでね…運がいいのか悪いのか、暇してた人が手伝うって張り切っちゃって…」

葉子「暇してた人…? 社長?」

スバル「いや――」

 バァンッ

シャーディ「歩くアイドル伝説、アイドル生き字引とは、このわたし! シャーディ、見参っ! 今日から3日間、SSプロで間野っちの代わりにプロデューサー業代行しまぁーす!」

葉子「え…」

スバル「そういうわけだから……まあ、ほら、シャーディはこの業界、詳しすぎるくらいだし…色々とこなれてるし、暇だって言うし、給料なくていいとかのたまうし…」

シャーディ「ふひひへへへへへへっ…葉子ちゅわぁぁ~ん……一緒にお仕事しぃましょうねぇええええ~?」ウゾウゾウゾ

葉子「」



 ―― 3日後

葉子「ま…間野さん…今日は…?」

タカシ「そろそろ間野っち恋しいよぉ~」

衣依「すぐに際どい衣装とか選びたがるし…」

スバル「それが………治りかけてたところを、また…不注意でやっちゃったらしくて」

アイドル達『』

シャーディ「さあ、今日も元気にお仕事しよぉぉぉ~! ひぃーっひひひひゃははははははははあああはははひひほほほほほほっ!」ウゾウゾウゾ



 ―― さらに3日後

タカシ「間野っちに会いたいよぉぉ~…シャキッとせえ~って言われたいぃ~…じゃーじゃー言われたいぃ~」

葉子「そういうんじゃないと思うけど…何か、調子出ないよね…」

衣依「ちゃんとやらなきゃダメじゃ、って…言われちゃうからがんばろう?」

誠「いやいや、ちょっと違うぞ、衣依?」

衣依「何が?」

誠「ちゃんとやらなきゃダメじゃ…じゃなくって、ちゃんとやらなダメじゃろうが、の方がそれっぽい」

タカシ「まこちゃんって……間野っちみたいな方言使えたっけ?」

誠「おお、ワシは生まれと育ちが広島じゃけえの」

ハコいよタカ「「「!!」」」

タカシ「まこちゃーん、もっとそれで喋ってぇー!」ギュゥッ

誠「別に構わんが…何か、変じゃろ?」

葉子「変じゃないよ」

衣依「何か…間野さん成分がほのかに感じられるよ…!」

誠「じゃがのう……あんまサマにならんけえ、小っ恥ずかしいんじゃが…」

タカシ「でも落ち着く~…まこちゃん、それでアポロとか歌ってみて! アポロ!」


 ~クズ~

銀河「ねえ、つぼみ。ちょっと、ちょっと」チョイチョイ

つぼみ「何…?」

銀河「今、いくらか持ってない? それを一時的に貸してくれたら2倍で返してあげられるんだけど…」

つぼみ「………お金ないの?」

銀河「……そう、ないの」

つぼみ「……はい」つ400円

銀河「さすがっ! ありがとう~!」

 ゴスンッ

銀河「あ痛ったあああっ!?」

孔「金は貸したら返ってこないと思え」

銀河「それでどうして拳骨落ちるのさっ!?」

孔「………いや、何となく」

つぼみ「返ってこないなら貸さない。返して」

銀河「ぐぬぬ…! つぼみならと思ったのに…!」

孔「相変わらずのクズだな…」


銀河「こうなったら……ゆーめーちゃん」

夢「ん? どうしたの?」

銀河「実はね、次の給料日まで残金110円なんだよ」

夢「それで?」

銀河「この通りだから、お金を貸してちょうだいっ!」

夢「ええー…? それよりも、前に貸した800円返してくれない?」

銀河「利子つけて返すからっ! 絶対にっ!」

夢「何パーで?」

銀河「…………0.5?」

夢「0.5ってことは…」

銀河「100円なら、5円追加だね」

夢「……じゃあ、あと200円貸してあげたら、合計1050円?」

銀河「50円でもさ、利子をつけて返すっていう覚悟をかってだね――」

ミシェル「いや、0.5パーなら1000円が500円になっちゃいますよ?」

夢「えっ? ………あー……えーと………そうだよっ! ちょっと、銀河くん!?」

銀河「ちぃっ、もうちょっとだったのに!」

ミシェル「何てあくどい人だ…! ここで成敗――」

銀河「そうか、その手があった! それでいこう! さあ、思いっきり!!」

ミシェル「ええっ? な、何で乗り気に…?」

銀河「労災にして入院なら金はかからなぁーい!!」

ミシェル「ダメだこの人…」

夢「本当にクズだよね…」

銀河「さあ、思いきり!!」

ミシェル「………………じゃあ、外傷がないようにしますね、気功で」

銀河「えっ? ちょ、待っ、そういうのは――ぎゃあああああああああああっ!?」

夢「ミー、一体どこまで何を覚えちゃったの…?」


 ~クズ、其の二~

銀河「な…内臓が、熱いぃぃ~……。なーにが『数十分で苦痛はなくなる』だよ……うぅぅああああ~……あぁぁ~……もう…仕事できない~…」

銀河「吐きそう……マジ吐きそう…死ぃぬぅぅ~……煙草休憩しよ…」


 バタムッ
 カチッ

銀河「あれ…」

 カチカチカチッ…

銀河「オイル切れぇ…? クッソぉ~…」

 ガチャッ

愛「あら…」

銀河「あっ……いーいところに! ちょっと火とお金貸して!」

愛「トイチ」

銀河「ええええ…?」

愛「100万くらいでいいわけ?」

銀河「いやでも…100万あれば…ちゃちゃっと競馬で当てれば110万以上なんて…」

愛「ちなみに、ちょろまかそうとしたり、踏み倒そうとしたら……ぶっ潰すわよ」

銀河「ヒェッ……な、何故か股間が…」

愛「2つとも」ギロッ

銀河「ご遠慮しておきます……火だけ貸してください…」

愛「ほらっ」ポイッ

銀河「はぁぁー……何かいい儲け話…」

愛「近くのパチンコ、新装開店だったわよ」

銀河「それマジでっ――って金ないんだったぁぁ~………」

愛「勝った分の40パーと、貸した金に10パー上乗せなら貸したげるわよ?」

銀河「………………10万」

愛「あんた、そんなに返せんの?」

銀河「勝つ! 今日はきっと勝てる気がする!」

愛「……2万ね」ピラッ

銀河「っしゃああああああああああああ―――――――――――――!!」



銀河「負けた…。2万と10パー…負債…。踏み倒そうとしたら…潰されるなんて…」ガックリ

銀河「…………………こうなったら…ここは、1番…ノリと勢いで金を工面してくれそうな…………」


武「しゃあねえなぁぁ~…今回限りだぞ?」

銀河「さすがぁっ!!」

武「その代わり」

銀河「何?」

武「10日以内に返さなかったら、その髪、坊主な」

銀河「あ、はい…。とにかくありがとう!」



 ―― 10日後

純「おはよ――あれ、イメチェン?」

銀河「坊主になるくらいでチャラなんて安っすい話はないのさ! うしゃしゃしゃー!!」ピカーン ←丸坊主

1000円の0.5%なら5では

>>188 おっと、まだ熱があるようだ…(震え声


 ~クズ、其の三~

銀河「――え? モテる秘訣?」

純「教えて」

銀河「きみ、アイドルだろ?」

純「いいから教えてよ、いいじゃん…。俺だって銀河に教わるのちょっとヤなんだから」

銀河「授業料」

純「金取んの?」

銀河「1000円でいいよ」

純「地味に高いし…」

銀河「ほら、1000円。1000円払ったら、僕がどうやって女の子をナンパしてるか教えてあげるから」

純「…………はい」ピラッ ←1000円出した


銀河「まいど。そうだな……まず、ナンパは数撃ちゃ当たる作戦だね」

純「ええー…?」

銀河「きみの場合はさあ、仕事柄、スタッフの女の子とかと関わることもあるんでしょ? そこで、声かけまくればいいんだよ」

純「どうやって?」

銀河「そこから先は200円追加」

純「くっ…! ほらっ!」

銀河「まいど。まずは自分をアピールすることだね。こういうことが好きとか、こういうことができるとかアピールしまくるのさ」

純「ふむふむ…」

銀河「以上」

純「はあっ!? そんだけっ!?」

銀河「200円」

純「くっ…! ほらっ!」

銀河「まいど。あとは強引にいくことだろうね、強引に。きみの電話番号知りたいなあ、教えてよ――からの、今度遊びにいこうよ、どこがいい、って畳みかけるのさ」

純「強引に…分かった、ちょっとそれでやってみる…!」



 ―― 数日後

銀河「ダメだった? ふぅーん…ドンマイ」

純「ドンマイじゃねえよっ! あんだけ金払ったのに失敗して、大恥かいたんだからなっ! どうしてくれるんだよ!?」

銀河「ま、最終的に顔だよね」

純「お、俺だって、アイドルだし…! 顔面偏差値はそれなりだしっ!」

銀河「こっから先500円」

純「くっ…! 次こそ、大丈夫だろうな!? ほらっ!」

銀河「まいど。そうだなあ…あれでダメなら、話し方がヘタなんじゃない? あと女の子は自分にだけ特別っていうのに弱いから、誰にでもいい顔してるとダメだよ?」

純「えっ?」

銀河「この先は300円」

純「……………続き早く」

銀河「まいど。あとはそうだね…相手のペースに合わせるとか。大体、ダメなパターンって呼吸が合ってないんだよ。チャラいコならチャラく、控えめなコならしっかりめな対応でね」

銀河「人間、欠損を埋めてくれるような相手に好意を抱きやすいらしいよ。ほら、たまに身長差デコボコなカップルとか、勝ち気な女の子と大人しい男のカップルとかいるじゃない?」

純「なるほど…!」

銀河「ま、次は200円から受けつけるから、それでがんばりなよ」

銀河(いい感じの金づるゲェーット! 純は自分になびかないようなタイプのコばっかり追いかけるタイプだから稼げるぞぉ~、ちょろい、ちょろいっ!)

明日からちゃんとやるやで

ぼちぼち、はーじまーるよー


 ―― 6月 3週目

 ガチャッ

零「おはようございます」

スバル「おはよ。……どうかな、これ」

零「どう…?」チラッ

ポスター『かー・こーの映画がいよいよ公開だよー』

スバル「ちゃんとまっすぐになってる? 傾いてない?」

零「………ヒモって、ありますか?」

スバル「ヒモ? あるけど?」

零「ポスターの画鋲にヒモをつけて…5円玉吊るして…」

スバル「ほうほう…」

零「……この5円玉とポスターの縦のラインが揃えば、並行…」

スバル「………傾いてたか、やっぱり」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.96 演:3.00
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:202/オッサン!
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:1曲



藤P(今日は雨かぁ…。じめじめ暑くて、日本の梅雨はやーねえ…)

藤P(カラッとした気候になりゃしないもんかな…)

藤P「……ないか」



 ↓1 今週のお仕事は

 1 レッスン
 2 全体曲レッスン
 3 営業



藤P「今週は全体曲のレッスンをするよ~」

零「はい」

藤P「やるのは、これね。振りつけの映像と、音源を贈呈しましょう」

藤P「あと2、3曲もあればステージでやるお仕事とかも用意できるんだけどもねえ…」

零「ステージ?」

藤P「ライブハウスとかでね。完全アウェーだけど、そういう経験も大事なのよ」

零「…アウェー」

藤P「いえす、アウェー」

零「それは、ちょっと…」

藤P「まだまだ先のことだろうけどね」



 ↓1 全体曲レッスン!

 1~3 つつがなーくやりましたとも
 7~9 尚、とーるちんが途中から合流するもよー


トレーナー「そこで、グッと溜めて、ターン! うん、上手になったね」

零「ふぅ…はい」

 ガチャッ

零「っ…?」

透「…っす」

トレーナー「おはよう」

透「どーも…」


零「…」チラッ

藤P「お、来たね。どうだった、午前の仕事?」

透「普通だよ」

藤P「へえー、普通ねえ? じゃ、レッスン、レッスン。はい、着替えた、着替えた~」

零「……い、一緒にやるんですか?」

藤P「そーよ?」

零「…」

透「んだよ?」ギロッ

零「……別に…」フイッ



 ↓1 小動物をひたすらもふっていた仲ですが、果たして!?

 1~3 とーるちんは目つきも口も態度も悪いからね、しょーがないね
 4~6 とーるちんのお歌(歌唱力:2)に思わず、ぷっwてなっちゃった零くん。だって音程変だったんだもの…
 7~9 意外な面倒見の良さを見せるとーるちん?


トレーナー「透くん、笑顔忘れないで、笑顔~」

透「…」ニタァァッ

零「っ…」

トレーナー「零くんがビビっちゃうのは、笑顔と言えないのだけれど…」

透「は?」ギロッ

零「……び、ビビったんじゃ……ない…です……」

藤P(ありゃまあ…)


 ・
 ・
 ・


トレーナー「はい、ここまで。ご苦労さまでした」

藤P「どーも、ありがとうございました」

トレーナー「こちらこそ」


零「はぁ…」

透「…」

零「…」チラッ

透「…」ゴッキュゴッキュ ←水飲んでる


透「あ?」ギロッ

零「…」フイッ

透「…けっ」


藤P(んー、ゴールデンウィークにこの2人がもふもふしてたってのは聞いたけど…)

藤P(ちょぉーっち相性は良くない…のかねえ…? 意外と似た者同士だとは思うけど)


 prrrr…

藤P「あいあい、もしもし亀さん? あ、河村くん? どしたの?」

藤P「…ふむふむ…あらまあ……」



 ↓1 何や?

 1 社長が急な出張だから、零くんを誰かのとこに短期ステイさせろって? じゃあとーるちんよろしく
 2 とーるちんのテレビのお仕事があったんだけど、どこぞから圧力があったらしく、それが立ち消えちゃったから伝えといて~って業務連絡
 3 ちょっち大急ぎで送迎してほしいアイドルがいるから向かってほしいって業務連絡、零くんととーるちん、今日はここで解散ね



藤P「あいあい、りょーかい。そいじゃあね~」pi

藤P「零くーん」

零「はい?」

藤P「社長、ちょっと出張なんだって。3日くらい」

藤P「だから、その間は誰かのとこに泊めさせてもらってちょうだいな」

零「あ、はい。……でも、誰のところに?」

藤P「そうねえ…」チラッ

透「…ん?」

藤P「透くん、よろしく」

零「」

透「あ?」

藤P「丁度、3、4日はお仕事なくて暇でしょ? 零くんは家事とか大好きっ子だから、お家の掃除もしてもらえるわよ?」

透「んなもん必要ねえよ」

藤P「まあまあまあ、ここはひとつ、よろしくね」

零「」

透「……けっ」



 ↓1 好感度&とーるちんチの零くん

 偶数 今までお邪魔したアイドル達のお家のどこよりも(家主以外)居心地は良さげっぽいです
 奇数 良くも悪くも影響のありそうな感じ?


 ガチャッ…

零「お邪魔します…」

透「部屋汚したら容赦しねえからな」

零「……はい」


零「っ…」

零(快斗さんの部屋と作りは変わらないけど…綺麗)キョロキョロ

透「…」ドサッ ←ソファー(電動リクライニング)に座った

零(埃ひとつ見当たらないし、ベッドもちゃんと整えられてるし、白い家具も汚れてない…)

零(キッチンもシンクの水まで拭き取られてるし、水垢ひとつない…。窓枠のカビも皆無…。お酒の空き瓶は多いけど…あれ?)

零「作りかけの…ボトルシップ…?」

透「壊したらぶっ殺すぞ」

零「……ハイ」

透「あときょろきょろすんな」

零「…ハイ」

透「お前の寝床は、このソファーだからな」

零「ハイ」

透「キッチンは俺の専用だ、いじるな。勝手に置いてある物を動かすな。いいな」

零「ハイ…」

零(部屋は綺麗だけど…ちょっと怖い…)


 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.96 演:3.00
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:210/オッサン!
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:2曲



 今日はここまでなんや
 どうもありがとウンターデンリンデン!

20時くらいにやるつもりやで


 ―― 6月 4週目

透「ふぁ、あああ…」モゾ

透「………11時か」ワシャワシャ

透「…ん?」

メモ『学校いってきます』

透「…」チラッ

ご飯『ちゃんとラップかけてもろうたで~』

透「……ちっ、キッチン使うなっつったろうが…」チラッ

キッチン『ピカピカ待機完了です』ピカリーン

透「…」ペラッ ←ラップ剥がした

透「…」パクッ ←玉子焼き食べた

透「…」モグモグ

透「…………甘くねえ…」ボソッ



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.96 演:3.00
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:210/オッサン!
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:2曲



藤P「もうすぐ夏か…」

スバル「今年も合宿やるそうですね」

藤P「俺が行くのか、壁さんが行くのか…引率は大変そうなのよねえ…」

スバル「ははは…」

藤P(でもって、零くんにとって初のオールスターがあるわけか…)



 ↓1 今週は!

 1 レッスン
 2 営業
 3 全体曲レッスン



藤P「いよっし、営業やるか」

藤P「この夏でスパートかけておきたいし…」

藤P(零くんを若い女の子相手に人気出させるのは、まだちょっとむずいのよね…)

藤P(となれば…奥様層を取り込みたいけども、そうなるとワイドショーなんかで取り上げてもらいたいわね…)


藤P(よほどワイドショーで取り上げられるようなお仕事をするか…)

藤P(取り上げておくれと頼みに行った上で…零くんを何かしらの口実で取材してもらうか…)

藤P(……まあ、ワイドショーにこだわる必要はないけども…)



 ↓1 何を狙う!?

 1 歌番組でしょう
 2 演技のお仕事とか
 3 雑誌な仕事ないのん
 4 イベント系のかね
 5 バラエティーとか
 6 情報番組とか
 7 モデル系みたいな
 8 その他、どんな?


藤P「どうですかい?」

*「うーん…悪くはないとは思うんだけど…」

藤P「いえね、御社のイメージにもぴったりだと思うんですよ」

*「そうかねえ…?」

藤P「この子、家事が大好きでしてね、料理もそりゃあもう得意で」

*「ほおう…?」

藤P「和食がもう絶品、うちの社長なんて零くんのご飯を毎日食べて、健康的に4キロくらい痩せましたよ」

*「それは本当に?」

藤P「ええもう、肌づやが良くなったー、って大喜びしてましてねえ」

*「なるほど…」

藤P「どうです?」


 ↓1 営業成果は!?

 1~3 零くん、仕事運があんまり…だよね…
 4~6 夏も近いのでね、水着モデルっすよ
 7~9 けっこうなブランドのモデルのお仕事取れましたよ! いよっ!



藤P「――ダメだったか…」ボォー ←児童公園のベンチで缶コーヒー飲んでる

藤P「…」キィコ キィコ

<ママー、おじさんがブランコ乗ってるー

<見ちゃいけませんっ

藤P「…はは」

藤P「ごめんねえ、すぐどくから。……よっこいしょーいちっと」


藤P(ダメだった、で終わらせられるわけにも、いかないのよねえ…)

藤P(零くんもがんばってることだし、オッサンももう一丁、やってみますか…)



 ↓1 リベンジ!

 1~3 やっぱりダメやった…
 4~6 手当たり次第営業かけまくってたら、調理器具の…?
 7~9 水着モデルげぇーっと



藤P「…」キィコ キィコ ←またブランコでたそがれてる


<ママー、またあのおじさんがいるー

<見ちゃいけませんっ


藤P「…どうしてこうも上手くいかないもんかねえ…」

藤P「……まあ、明日は明日の風が吹くってことで切り替えるとしますかい…」

藤P「かーえろうっと」


藤P「ふーむ…」

藤P「今日は第三のビールでがまんしとくか…」

藤P「生を飲みたいねえ…」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.96 演:3.00
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:210/オッサン!
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:2曲



藤P(来週はもう7月かぁ…)

藤P(時間が経つのはあっとゆー間だねえ…)



 ↓1 来週の予定は

 1 レッスン
 2 営業
 3 全体曲レッスン


 ―― 7月 1週目


藤P「業務連絡~」

零「業務、連絡?」

藤P「8月の1日から2週間程度の予定で、合宿があります」

零「…合宿」

藤P「予定、空けといてね」

零「…うん」


藤P「じゃ、レッスンしようか」

藤P「がんばってちょーだい」



 ↓1 レッスン!

 何を上げんねや?


 演:3.20

零「…何か、恥ずかしい…」

藤P「恥かいてなんぼよ、若い内なんて」

零「…」

藤P「むしろね、恥ずかしい~ってやってる方が恥ずかしいくらいなのよね」

藤P「だからがんばってちょうだい」

零「はぁーい…」


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇


 ―― 7月 1週目

藤P「はぁ…」

スバル「どうしたんですか?」

藤P「この時季ってさあ」

スバル「はい?」

藤P「オッサン、色々と眩しくて苦手…」

スバル「色々とって…」

藤P「ついていけないのよねえ…夏のノリって」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.96 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:215/オッサン!
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:2曲



藤P(ま、そうも言ってられないか…)

藤P(お仕事、お仕事っと…。オールスター用に全体曲を最低4曲はやらないといけないのよね…)

藤P(合宿でぱぱーっと覚えてもらうのもありだけど…今からやってても…)



 ↓1 お仕事せなのう

 1 営業
 2 レッスン
 3 全体曲レッスン(2/4)
 4 SSプロのみなさんのおかげでした:アイドルのデート力(りょく)チェック!part2


藤P(夏と言えば…何だろうなあ)

藤P(スイカ、海、花火、浴衣、透けブラ、甲子園…)

藤P(うーん…………あんまり、オッサンの発想じゃ零くんにあてはまらなさそうね…)


藤P「今週こそはいいお仕事をゲットしたいねえ…」

藤P「夏っぽいのがいいな…」

藤P「夏の男の子はよく伸びる~…みたいな…?」

藤P「………日焼けしてる零くんって、ちょっと想像しがたいかも」



 ↓1 何を狙う!?

 1 歌番組でしょう
 2 演技のお仕事とか
 3 雑誌な仕事ないのん
 4 イベント系のかね
 5 バラエティーとか
 6 情報番組とか
 7 モデル系みたいな
 8 夏関係の、何か!
 9 その他、何や?



藤P「どうですかい?」モミモミ ←手揉みして営業中

*「あんまり夏の活発なイメージと合わない感じがねえ…」

藤P「いえいえ、そんなこともありませんって」

*「もっとこう、活発そうな子の方がイメージに合うんだがねえ…」

*「おたくの…周藤くんとか?」

藤P「申し訳ないんですが周藤はスケジュールがぎちぎちでして…」

*「御剣くんは」

藤P「御剣も忙しくて、申し訳ありません」

*「ああそう…」

藤P「どうです、この子、今、売出中の新人なんですがね」

*「うーん…」



 ↓1 いけぇっ!

 1~3 だ、ダブルチャンス制やけん…
 4~6 海の家でのお仕事が決まりました。ほぼほぼ接客なお仕事っすわ
 7~9 リゾート風アミューズメントプールのVPのお仕事。ネット用コマーシャル的な映像だと思ってくれればおk


藤P「…」キィコ キィコ ←またたそがれてる

 トトトッ

幼女「ねーねー、おじさん」

藤P「うん、何だい、おじょうちゃん?」

幼女「どうしておじさん、おとななのにおしごとしてないの?」

藤P「一応してるんだけどもねえ…。してないように見えた?」

幼女「うんっ、ママがいってた。おしごともしてないあやしいおじさんにちかづいちゃダメ、って」

藤P「ママの言いつけ破っちゃっていいの?」

幼女「あっ」

 トトトッ


藤P「…」

藤P「やれやれ…。お仕事してるんだけどなあ…」

藤P「もう一丁、やるか…」



 ↓1 ダブルチャンスだもん!

 1~3 尚、トリプルチャンスはないです…
 4~6 夏休みの読書感想文の推薦図書ポスターのモデル。メインは、本です
 7~9 水着エプロン男子コンテスト…?


藤P「水着エプロン男子コンテスト?」

*「水着にエプロンをつけた子の品評会みたいなものなのよ、うっふん」

藤P「はえー…」

*「最年少ってことで出させてあげる」

藤P「どうもありがとうございます」

*「まあ実際にお料理したりするわけじゃなくて、いかに水着とエプロンが似合っているかっていうコンテストだから気負わないでちょうだいね」

*「はいこれ資料、まあがんばってください」

藤P「どうもー」

 バタムッ…


藤P「………実際にお料理した方が、有利だったんだけどもねえ…」

藤P「…しかし、水着エプロン男子って……どの層に需要があるのやら…闇が深そうよね…」

藤P「ともあれ、ようやく手に入れたお仕事だし、どうにかコンテストでいい成績を収めてほしいのよねぇ…」



 ↓1 そして、コンテストの日!!

 1 スク水×フリルエプロンで勝負!(どっちも女の子用
 2 オーソドックスなボックスパンツと、零くんがいつも使っているエプロンで勝負だ!
 3 ビキニパンツとギャルソンタイプエプロン! お尻の若さで勝負!
 4 その他、どう勝負しましょうか?



零「水着エプロン男子コンテスト………?」←ものすっごい渋い顔

藤P「なかなか、謎なコンテストがあったもんよねえ」

零「…そんなの、やるんですか…?」

藤P「やります」

零「…」

藤P「ほい、水着は用意しといたから」つボックスパンツ

零「……普通の水着…」

藤P「あと、持ってきてちょうだいって言っておいた零くんの自前のエプロンでやるよ」

零「…水着と、エプロン……」

藤P「まあ、引いちゃいたい気持ちは分かるけども…何事も、グランプリってのは名誉だと思ってさ」

零「不名誉な名誉って存在するんですね…」

藤P「ははは…」


藤P「でもってね、零くんや」

零「?」

藤P「コンテストだから、アピールがあるんだよ」

零「アピール…」

藤P「そ、エントリーナンバー、なんとか番の方~って呼ばれて、まあ軽く自己紹介したり、司会者に質問されたりね」

藤P「でもってお客さんの投票でグランプリが決まるわけなのよ」

零「…」

藤P「その対策なんだけどもね?」



 ↓1 どうしようか?

 1 他の参加者は17歳~25歳と年齢高めだから、健気でかわいい男の子としてアピールしていこう
 2 このコンテストを皮肉っていこう、ガンガン、言っちゃっていいよ。どうなろうが責任はオッサン取るから
 3 お料理を普段からやっています、っていうのをアピールしてこうか?


藤P「コンテストに参加してるのは零くん込みで10人なのよ」

藤P「なんだけど、零くんが、えー…誕生日まだだよね?」

零「うん」

藤P「だから、13歳で最年少なわけ。あとは17歳から25歳までで、そこそこ年齢層は高いのよね」

藤P「そういう連中に男らしさとか、肉体美とかで勝負しても無謀だから、ここは健気でかわいい男の子としてのアピールをしちゃどうかねって考えてるんだけど」

零「……健気で…かわいい………?」

藤P「そんなお顔しないでよ、もー」

零「だって…」

藤P「今だけ、今だけ。ねっ?」

零「……具体的には…どんな感じ…?」

藤P「うーん……零くんにお任せで」

零「」

藤P「だーいじょうぶだって、零くんならできるから」


 ・
 ・
 ・


武「イケメンが見たいかぁー!?」←司会

<見たぁーい! ←客は女性が多い

武「ここにいるだろ?」

<…

武「無反応はよせって、無反応は!」

<あはははっ


武「それじゃあ行くぜぃっ、水着エプロン男子コンテストぉっ! ヒャッハァー!!」

武「まぁずは、エントリーナンバー、1番っ!! 料理が趣味のライフセーバー! 海で人を助けた数以上に、自慢の料理で人を轟沈させた経験の方が多いぞっ!!」

武「肉体美を見せつけたいがためだけに、人生で初めてエプロンをつけてのエントリーだぁっ!! カモン、ヒャッハァー!!」



零「……オッサン」クイクイ

藤P「ん?」

零「あの司会の人……も、アイドルなんだよ……ね?」

藤P「そうよ?」

零「………アイドルって一体…?」


 ↓1 そんなこんなで始まりまして、零くんの番でござる!!

 1~3 健気でかわいい、が結局よく分からなかった?
 4~6 健気でかわいい、をちょぉーっとはき違えちゃってる?
 7~9 赤兄やん、顔見知り+子ども好きでひいきしてくれてる?


 0 SPECIAL!!

武「最後に登場するのは最年少だぜぇっ!」

武「エントリーナンバー、10番っ! 掃除と料理が好きな家庭的水着男子、中学2年生の13歳!」

武「水着は慣れてねえが、エプロンは毎日つけてるぜぇっ! カモン、ヒャッハァー!!」

零「よろしく、お願いします…」

<かわいー

零「っ…」←俯いた


武「まずは自己紹介からよろしくぅっ!」

零「は、はい…。甲賀峰零です」ギュッ ←マイクを両手で握って脇を締めてかわいいポーズ

零「このエプロンは、いつも使っているもので…えっと……小学5年生の時に、家庭科の授業でミシンの使い方を教わった時に、作りました」

零「ポケットをつけるのを、手縫いでやっちゃって、ここによく手を入れてたら、ほつれてきちゃったから…上からアップリケ、つけちゃいました」

零「家にあったのが、このクマさんのやつしかなかったから、ちょっと恥ずかしいけど…」


藤P(ほほー…よく言うねえ、零くん)

藤P(そのアップリケ、さっき大急ぎで縫いつけてたのに)


武「自己紹介が終わったら、ゆっくりターンを決めてみようぜぇっ!」

武「3! 2! 1!」

武「ターン!!」
<ターン!!

零「っ…」

 クルリンッ…

零「あっ――」

 ドサッ

零「うぅっ……し、失敗しちゃいました…」

まちがって途中で書き込んでもうた、待っててや


 0 SPECIAL!!

武「最後に登場するのは最年少だぜぇっ!」

武「エントリーナンバー、10番っ! 掃除と料理が好きな家庭的水着男子、中学2年生の13歳!」

武「水着は慣れてねえが、エプロンは毎日つけてるぜぇっ! カモン、ヒャッハァー!!」

零「よろしく、お願いします…」

<かわいー

零「っ…」←俯いた


武「まずは自己紹介からよろしくぅっ!」

零「は、はい…。甲賀峰零です」ギュッ ←マイクを両手で握って脇を締めてかわいいポーズ

零「このエプロンは、いつも使っているもので…えっと……小学5年生の時に、家庭科の授業でミシンの使い方を教わった時に、作りました」

零「ポケットをつけるのを、手縫いでやっちゃって、ここによく手を入れてたら、ほつれてきちゃったから…上からアップリケ、つけちゃいました」

零「家にあったのが、このクマさんのやつしかなかったから、ちょっと恥ずかしいけど…」


藤P(ほほー…よく言うねえ、零くん)

藤P(そのアップリケ、さっき大急ぎで縫いつけてたのに)


武「自己紹介が終わったら、ゆっくりターンを決めてみようぜぇっ!」

武「3! 2! 1!」

武「ターン!!」
<ターン!!

零「っ…」

 クルリンッ…

零「あっ――」

 ドサッ

零「うぅっ……し、失敗しちゃいました…」

<キャアアア――――――――っ!


藤P(わざとターンを失敗して、尻餅をつくことであざとくもかわいさアピール…やるねえ)

藤P(しかもちゃんと膝を立てて内股にしつつ、エプロンの裾がスカートみたいに見えて、まるで女の子がパンモロしちゃったのを目撃したみたいな興奮と背徳感を与えるとは…)


武「ヘイヘイ、大丈夫か?」スッ

零「あ、はい…」ギュッ

 グイッ

武「よーし、それじゃあ気を取り直して――」

零「あ、あの…」クイッ ←赤兄やんの裾掴んだ

武「あんっ?」

零「も、もう1回……回るの、ちゃんとやってもいいですか…?」チラッ ←上目遣い

武「オーライっ! 失敗しちゃったのにまたやろうとはいい根性だっ! 俺が見守ってやるぜぇっ!!」

零「今度は、失敗しないように、がんばります…」

<がんばってー


藤P(どこまで計算なのやら…尋ねるのはよしとこう)


 ↓1 SPECIAL!!

 偶数 あざとさの勝利! グランプリで本人もビックリしちゃった模様ですよ
 奇数 グランプリになったものの、男の子として何か大切なものを投げ捨ててきてしまったような気分になったそうです…


武「集計が終わりました、繰り返します、集計が終わりました……」

武「つまり?」

 ザワッ…

武「グランプリがっ、決まったってえことだぜぇぇっ、ヒャッハァァァー!!」

<きゃああああああああ――――――――――――――っ!!

武「悲鳴を上げるなぁっ!」

<きゃはははっ


武「ドラムロール、カモォンっ!!」

 drrrrrrr…

武「第1回、水着エプロン男子コンテスト…グランプリは……」

 drrrrrrr…


零「…」ギュッ ←エプロンの裾掴んだ


 drrrrrrr…

武「グランプリはぁぁっ…!」

 デデンッ

武「エントリーナンバー、10番っ!」

 パッ…

零「っ…!?」

武「甲賀峰ぇぇぇっ、零ッ!!!」


<きゃあああああああああああ――――――――――――――――っ!!

零「え、ええっ…? えっ…あ、えっ…?」

武「甲賀峰零っ!!」

零「ひゃいっ…!?」

武「おめでとう」つトロフィー

零「……あ、ありがとう…ございます…」


武「今の心境は?」

零「……お、驚いて、ます」

武「それだけかぁぁ~? そーれだけかぁぁー? んんんー?」グリグリ ←トロフィーの先端を零のほっぺに押しつけてる

零「えと…あとは……」



 ↓1 あとは?

 1~5 嬉しいです、ってさ
 6~9 恥ずかしい…ってなって黄色い声を集めました



武「あとは?」

零「……恥ずかしい…///」

<きゃあああ―――――――っ!

<かわいいーっ!

零「うぅぅ…///」

武「ヒャッハァーッ!! 恥ずかしがり屋の水着エプロン男子グランプリストよっ、今後の活躍は俺が保証するッ!」

武「胸ぇ張ってがんばりやがれぇっ!」バシッ

零「痛っ…!?」ヨロッ

武「ヒャハハハッ!!」


 ・
 ・
 ・


藤P「――お疲れさん、零くん」

零「……うん…」←着替えた

藤P「でもって、グランプリおめでとさん」

零「……うん」

藤P「恥ずかしかった?」

零「だって……水着って、ほとんど裸だし…」

藤P「ははは」

零「他の人…みんな、ムキムキだったし…僕、こんなだし…」

藤P「別にそこまで貧相ってわけでもないじゃないの」

零「……そうかな…?」

藤P「そうそう」


藤P「今日のお仕事、どうだった?」

零「………ちょっとヤだったけど、結果が出たから………それは、嬉しかった…。恥ずかしかったけど…」

藤P「そっか」

零「あと…」

藤P「ん?」

零「……………失敗しまくったのに、何でグランプリになったんだろ…?」

藤P(あ、計算じゃなかったのね…?)

零「うーん…」←悩んでる

 ポンッ…

零「っ…? 何、オッサン?」

藤P「いや、零くんはそれでこそかねーって」ナデナデ

零「……?」

藤P「それじゃあ事務所帰って、社長に水着エプロン男子なら任せなさいーって報告しよっか」

零「い、いいよ、そんな報告…」

藤P「はは、照れない、照れない」

零「照れてるとかじゃなくて…」


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇!


葉子「水着エプロン男子コンテスト…?」

零「…はい…」

葉子「………大変そうなお仕事やってきたんだね…」

零「……うん」

葉子「でも…大変さで言えば、まだまだ余裕なラインだからね…」

零「えっ?」

葉子「うん…それで結果が出たんなら、上々だよね…」←遠い目

零(一体何が…?)


 ガチャッ

社長「零くん、それでは帰るとしようか」

零「あ、はい…」

葉子「またね」

零「はい……さよなら」


藤P「ふわぁぁ…やっぱ、夏は目が疲れるねえ…」ギシッ

スバル「そんなに椅子の背中に体重かけて、ひっくり返らないでくださいね?」

藤P「分かってるよ~」

零「オッサン」

藤P「んっ? どったの? 帰るんでしょ? お疲れさんね、今日は」

零「うん…」

藤P「…?」

零「………その」

藤P「あいあい?」

零「…ありがと。お疲れさまでした」タタタッ

藤P「お疲れさーん…」

藤P「…………いい子ねえ、ほんと…」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.96 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:218/ありがと
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:2曲



 今夜はここまで
 ありがとうございましタレーラン!

今日も20時ころからやるやで~


 ―― 7月 2週目

 ガチャッ

藤P「ふぃぃ~……お外は暑かっ――」

 モワァァッ…
 バタムッ

藤P「…」

 バンッ

スバル「おかえりなさぁい…」ダラダラ

藤P「どったの、これ…?」

スバル「クーラー、ぶっ壊れました…」

藤P「うわちゃー…」

藤P「早く快斗呼んじゃいないよ」

スバル「今朝、見てもらったんですけど買い替えだろうって…」

藤P「んで?」

スバル「2日ほど、このままです…」

藤P「あらまあ…」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.96 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:218/ありがと
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:2曲



藤P「扇風機は書類がひらひらしちゃうのが難点よね…」

藤P「ないよかマシだけど…風通しのために窓なんか開けちゃうから日光キツいし…」

藤P「………河村くん、やっぱオッサン、お仕事は外で――」

スバル「ひとりにしないでくださいよ…。間野さん達も暑さ嫌って出てって、アイドルの皆もクーラー壊れたって伝わって寄りつかなくなって、僕ひとりなんですよ…」

藤P「大変ねえ…きみも」



 ↓1 今週のお仕事は!?

 1 営業
 2 レッスン
 3 全体曲レッスン



藤P「じゃ、オッサン、外回りあるから」

スバル「えええええ…?」

藤P「営業しなきゃ食ってけないからねえ」

藤P「クーラー直ったら教えてね~」

 バタムッ…

スバル「…」

スバル「暑いけど………職場の人はみんな冷たい……」



藤P「さあって、と…」

藤P「お仕事、お仕事~っと」



 ↓1 何を狙う!?

 1 歌番組でしょう
 2 演技のお仕事とか
 3 雑誌な仕事ないのん
 4 イベント系のかね
 5 バラエティーとか
 6 情報番組とか
 7 モデル系みたいな
 8 その他、何や?



藤P「先日は水着エプロン男子コンテストっていうのでグランプリにもなりましてねえ」

藤P「あ、これがその時の写真なんですけども」

*「水着エプロンぅ~…?」

藤P「何でも一生懸命やる子でして、そりゃもう頑張り屋で、学校じゃあかなりの進学校なんですけど、そこで学年主席は当たり前なくらいなんですよ」

*「へえ…」

藤P「どうですかい?」

*「そーうだなあ…」



 ↓1 営業成果は!?

 1~3 やっぱり営業運は悪いんかね…?
 4~6 奇妙な味がウリのガムメーカーのPRイベント…
 7~9 救命胴衣の展示会なるものがあるらしく、その実演役だそうで…


 0 SPECIAL!!

*「今回は悪いけど…ね」

藤P「そうですか…。失礼します~」


藤P「………やぁーれやれ…」

藤P「最近、うまくいかないねえ…」

藤P「………もう一件行くとしますか…」



藤P(えーっと…あの人はどこにいるのやら――)

 「あらぁ~!」

藤P「あらっ…?」クルッ

オカマさん「あなた、SSプロさんの」

藤P「えーと……ああ、以前、お会いした…」

藤P(何かのオーディションで零くんに食いついてたオカマで、業界内でもなかなかの変態の…)


オカマさん「こんなとこでどうしたの?」パチパチパチッ ←高速ウインク

藤P「いやあ、しがない営業の最中でして」シュババッ ←ウインク避けた

オカマ「営業? あの子の?」

藤P「ええ、まあ」

オカマ「あらん、いいところで出会っちゃったわねぇ~」ジュルッ

藤P「……そいじゃっ、またいつか――」

 ガシッ

藤P「…えーと………いいところってえのは、何か?」

オカマ「おいしい話、興味なぁーい…?」

藤P「それは性的に?」

オカマ「やぁだ、もう~っ!」バシィッ

藤P「あだっ…」

オカマ「未成年にはなかなか手なんか出せないわよぉ~、もぉ~」

藤P(未成年“には”ねぇ…)


藤P「ははは…で、どんなお話なんですかい?」

オカマ「実はねぇ~?」



 ↓1 どんなお話なんでしょうね?

 1 少年達が熱く剣道をする少年漫画原作の映画があるそうで…?
 2 オカマさんが関わってる番組で、丁度、中学生くらいの子を出したかったとかで…?
 3 時代劇の特番ドラマのキャスティングを考えていたそうで…?



オカマ「実はね、今、こういう番組関わってるのよ」ピラッ

藤P「ふむふむ…?」ジィッ

オカマ「世の中への疑問だとか、身の回りで起きた不条理なことを視聴者が投降して、それをスタジオで色々言い合うっていうよくある番組なんだけど」

藤P「よくわるって自分で言っちゃっていいんですかねえ…」

オカマ「あたしが考えたわけじゃないからいいのよぉ~」

藤P「…」

オカマ「それで、若者の視点も欲しいなぁって思ってたところなのよ」

藤P「はあ…なるほど…」

オカマ「まあ、けっこう毒は強めの番組なんだけど」

藤P「一応ゴールデンなんですねえ…。今、放送2年目か…。司会も大物芸人使ってて、豪華な番組ですねえ…」

オカマ「でしょう? とりあえずゲストで出てもらって、もし、うまくいきそうな手応えあったら、秋からレギュラーも狙えるわよ? うっふん♡」

藤P「…レギュラーかぁ~…そりゃおいしい…」


藤P「それじゃあ、有り難く挑戦させていただきまさぁ」

オカマ「いやぁーん、良かったぁん♡」



 ↓1 台詞洗濯

 1 あ、毒は濃いめもできますけどもどうします?
 2 まあでも、13歳なんでお手柔らかなテーマでお願いしたいんですけども
 3 ないとは思いますが………うちのアイドル、基本的にお触り厳禁ってことだけお願いしやす



藤P「まあでも、13歳なんでお手柔らかなテーマでお願いしたいんですけども」

オカマ「あら、そーお? じゃあADにおたくの事務所宛てに複数、取り扱うテーマの案とか送らせるから、ダメなのあったら連絡ちょうだい」

藤P「ご丁寧にどうもありがとうございます」

オカマ「それじゃあ期待してるわね~。どうもあ・り・が・と♡」チュッ ←投げキッスした

藤P「こちらこそどうもありがとうございます~」パチッ ←投げキッスを両手で挟んで潰した


 ・
 ・
 ・


藤P「――おっ、きてるきてる」

藤P「どれどれ~…お手柔らかなテーマになってるかねえ…?」

藤P(んーと……『結婚生活の倦怠感』…『子どもがスポーツでレギュラーになれない悔しさ』…『やたら厳しすぎる子育てをする夫への不満』…『初恋の相手と再会しての不倫』…『男女平等は女性優遇じゃないのか』…)

藤P(…………なかなか多岐に渡るテーマねえ…。これをあれこれ言い合うわけか…)

藤P「……NG出せるとしたら、1つかねえ…。どうしてもまだ、出させてもらうってえ立場にはあるし…」


 ↓1 NGを出したいテーマはあるかい!?

 1 ないよ
 2 結婚生活の倦怠感
 3 子どもがスポーツでレギュラーになれない悔しさ
 4 やたら厳しすぎる子育てをする夫への不満
 5 初恋の相手と再会しての不倫
 6 男女平等は女性優遇じゃないのか



藤P「……これかね、やっぱ」

藤P「ちょっと…デリケートな部分だろうし…。あとは…不倫とか零くんには早すぎるかもだけど、まあ、どうにかなるでしょ」

藤P「よっし、さっさと連絡しとこーっと」



 ―― 数日後

藤P「トーク系の番組だけど、あんまり緊張しないでね」

零「う、うん…」

藤P「司会者は大物でこなれてるだろうし、あんまりとちっちゃっても逆に笑いに変えてくれるような人だから」

零「逆に、緊張する…」

藤P「はは、まあまあ、大丈夫だって。さっき楽屋に挨拶行った時もやさしかったでしょ?」

零「うん…タイヤキくれたし」

藤P「ちゃんと挨拶して、あとはもうちょっと背筋伸ばしてお利口に座って、何か振られたらカミソリみたいに答えればいいだけだから」

零「カミソリ…」


藤P「男女平等は女性優遇じゃないのか、どうっ?」ビシッ

零「え、あっ…えと…」

藤P「ダメダメ、バラエティーはテンポよテンポ。ある程度ね、ヤマ張っておいて、この話題はこう言おうって決めとかないと」

零「………どこまで、言っていいんですか…?」

藤P「放送コードにひっかからなければオッサン的にはオーケーよ」

零「…」



 ↓1 本番、スタート! 零くん、どやろね?

 1~3 ド緊張やね
 4~6 零くんって、緊張すると軽く天然?
 7~9 キレッキレやでぇ…


司会者「はぁぁ~、初恋の相手と再会して不倫!? そんなドラマみたいなことあんねやなぁ」

司会者「甲賀峰は何か、そういう経験あんのか?」

零「えっ?」

司会者「えっ、やあらへん本番中やぞ」

零「ごめんなさい…」

司会者「ええねん、ええねん。そんで初恋の相手と不倫したことあるか?」

零「初恋の子と、まだ再会したことがないから…」

司会者「そこはまだ結婚したことないとかあるやろ!?」

零「あっ…ごめんなさい。そもそも結婚できない年なんで…」

司会者「やり直さんでもええねん!」

零「ええっ…?」

司会者「すまんな、おっちゃん若い子見るといじめたくなんねん」

零「オッサンのツンデレははやらないと思います」

司会者「ファアアア――――――ッwwww よう言うなあ!?」


司会者「で、ロマンスと関係なさそうなオバハンはどうや?」

ママタレ「オバハンじゃないんですけどぉっ!?」

司会者「わははは」


藤P(うーん…零くん、まだまだ固いけど……そこそこウケてはいるみたいね…)

藤P(さてさて…どうなるかねえ~…?)



 ↓1 その後の零くんは…!?

 1~3 あんまりトークに入れず、影が薄かったねえ…
 4~6 視聴者みたいに笑ってたところをいじられて赤面しちゃったような一面もありました
 7~9 道徳的な回答と、たまの毒吐きでけっこう話振ってもらえた


 0 SPECIAL!!

司会者「まあ確かに自分の子がずっと試合出させてもらえへんっちゅうのは親心からすればつらいかも知れへんなあ」

ママタレ「そうなんですよ、うちの子もサッカーやってるんですけどなかなかレギュラーになれなくって」

ママタレ「応援行っても子どもが出ないのが悔しくって、どうしてうちの子が出られないんですかって何回言おうと思ったか」

司会者「まあまあま、でもスポーツはそういうもんやねん。甲賀峰はどうや、レギュラーなれなくて試合出れへんってなったら」

零「このケースだと、わざわざ強豪校を選んで入ってるわけだし…そもそも試合に出たいだけなら、無名のところ行けばいいのにって思います」

ママタレ「でも勝たなきゃしょうがないでしょう?」

零「そういうことを選んだんだから、受け入れてどうやってがんばるかじゃないかなって…」

ママタレ「それでも出たいのは出たいじゃない!」

司会者「案外、親が思うより子どもさんはドライなのかも知れへんなあ」

ママタレ「ええ~!?」」

零「勝負事は綺麗ごとじゃないから…ってことくらい、普通分かると思います」

司会者「これが子どもさんの言い分なわけや! はぁぁ~、甲賀峰、背中見してみい、チャックついとるやろ? 中に腹出たおっさん詰まっとんねんやろ?」

零「つ、ついてません!」


藤P(司会者に気に入られたみたいねえ…)

藤P(バラエティー的かどうかは置いといて、自分の考えはちゃんと持って話せるし、いじりたくなっちゃう何かが零くんにはやっぱりあるのかねえ…?)


藤P(しかし…けっこう、これはいい感じじゃないかねえ?)チラッ

オカマ「…」


 ・
 ・
 ・


<お疲れさまでしたー!

藤P「うぅ~っ……終わった、終わったぁ~」


オカマ「お疲れさまでしたぁ~ん♡」

藤P「どうも、ありがとうございます、本日は」

オカマ「いいのよぉ~、それに何かいい感じだったわけだし、零きゅんに出てもらえて良かったわぁん♡」

藤P「そりゃあ嬉しいです、あとで本人にも伝えますよ」

オカマ「それで………レギュラーの話なんだけど……」チラチラッ ←周囲見た

 スススッ… ←寄ってきた

オカマ「あたし…やっぱり零きゅん気に言っちゃったから、レギュラー、鉄板って今はあなたに言っとくわね」ボソッ

藤P「! そりゃあ…本当にどうもありがとうございます」



 ↓1 SPECIAL!!

 偶数 で、ちょっと急だけど来週からいける? って
 奇数 打ち上げのお誘いに声がかかった零くん


オカマ「それでねえ?」

藤P「ええ」

オカマ「来週からいける?」

藤P「来週?」

オカマ「今日の感じ見て、あたし、ビンビンに感じちゃったのよぉん♡」

オカマ「きっと零きゅんならこの番組、ハマると思うの、だから…ね?」

藤P「ああー……」

藤P(8月になったら合宿もあるんだけど…うーん……まあ、途中で抜ければいっか)


藤P「分かりやした、もちろんオッケーですよ」

オカマ「うふっ♡ そう言ってくれると思ったわぁ~ん」

オカマ「これからどうぞよろしく…ね♡」パチコーン ←投げキッスした

藤P「こちらこそどうぞお願いします~」バシッ ←投げキッスを叩き落とした


 ・
 ・
 ・


零「え、来週から…レギュラー…?」

藤P「そっ、気に入られちゃったみたいねー」

零「………ぼ、僕が…?」

藤P「そうよ?」

零「…」

藤P「嬉しくない?」

零「……そういうわけじゃ、ないけど…」

藤P「じゃ、どういうわけよ?」

零「…何か……意外だったから…」

藤P「もしかしたら、波がきてるのかもねえ。仕事運の」

零「……毎週、これやる、ってことだよね…?」

藤P「そうよ」

零「………毎日……新聞読まなきゃ…」←使命感

藤P(まじめ)



 ↓1 初レギュラー決定に零くんはどんな心境なんでしょうねえ?

 偶数 けっこう、楽しみ?
 奇数 プレッシャー?



 ブゥゥゥゥン…

零「…」

藤P「…」チラッ

零「………何?」

藤P「大したことじゃないんだけどさ」

零「うん」

藤P「ちょっと、いきなりすぎちゃったなあっと思って。来週から、毎週やってくことになっちゃうけど、大丈夫そう?」

零「……うん、多分…」

藤P「そっか…。ならいいんだけど」

零「緊張はしたけど………楽しかったから」

藤P「そりゃ良かった」

零「ちょっと、楽しみ…」

藤P「その意気でがんばってちょうだいな。何かおいしいもんでも食べてから帰ろうかい?」

零「うん」



 ↓1 好感度

 コンマ二桁×0.5上昇



藤P「さあ、好きなもんを注文しなさいな」

零「ハンバーガー…?」

藤P「オッサン、安月給なのよねぇ…」

零「…………オッサン…」

藤P「同情してくれるの?」

零「ほんとに、メニューにスマイル0円って書いてある…!」キラキラ

藤P「あら、初めてでテンション上がっちゃった?」


零「やっぱり、普通のハンバーガーを1回食べた方が…」

零「でも…テリヤキも気になるし…」ブツブツ

藤P(こんな天然記念物みたいな子がいるもんなのねえ…)



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.96 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:224/ありがと
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:2曲



 本日はここまででござる
 ありがとうでござルクランシェ電池!

21時ころ開始の予定やで

そろそろなんやで


 ―― 7月 3週目

藤P「あり、まだ昼間よ? 早くなあい、来るの?」

零「今日、終業式でもう夏休みだから…」

藤P「……ありゃ、もう夏休み? いいねえ、夏休みがあるなんて…」

零「学生だから」

藤P「…うらやましい」

零「じゃあオッサンも勉強したら?」

藤P「それは嫌なのよねー…」

零「…オッサン……」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.96 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:224/ありがと
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:2曲



藤P「さあって、お仕事しなきゃねえ~」

藤P「オッサンも夏休みほしいけど、その分、お給料もらっちゃってるしなぁ…」



 ↓1 今週は!?

 1 営業
 2 レッスン
 3 全体曲レッスン



藤P「それじゃあ、レッスンいってみよっか」

零「うん」

藤P「ところでせんせ、水着とか着る予定ってある?」

トレーナー「あなたに見せる分はなくって~、ごめんなさいね~」

藤P「あらそう…」

零「オッサン…」



 ↓1 レッスン!

 何を上げるのん?


 表現力:5.47

藤P「ほい、ご苦労さんね、零くん」

零「ふぅ…」

藤P「それじゃ、着替えたら帰ろうかい」

零「あ……ねえ、オッサン」

藤P「うん?」

零「……その…」

藤P「何よ?」

零「…………夏休みの宿題で…」

藤P「うんうん、宿題で?」

零「……工作、しなきゃいけなくて……」

藤P「工作?」

零「技術の課題で…」

藤P「ほうほう」

零「……どうすれば、いいと思いますか…?」

藤P「それって具体的に何するやつなの?」

零「何か、作ってこい…って…。木工でも、何でも…。できるだけ、キットとかはなしで…って……」

藤P「なるほどねえ…」



 ↓1 零くんの苦手科目は、技術!

 1 かーくんにでも相談したら?
 2 SSプロのみなさんのおかげでした:夏休みの宿題をやっつけようSP!
 3 釘バットでも作ればええんでないの? 木製バットに釘打ち込むだけでらくらくよ~


藤P「――はいはぁーい、それじゃあそゆことで、よろしくお願いしまぁーす」

 pi

零「どこに電話してたの…?」

藤P「宿題だけどね、何もかも、手えつけなくていいからね」

零「えっ?」

藤P「むしろ禁止ね」

零「何で?」

藤P「番組でやっつけるから」

零「………番組?」

藤P「うちの事務所で持ってる番組があるでしょ?」

零「……おかげでした?」

藤P「おかげでした」


零「嫌な予感しかしない…」

藤P「それじゃ、オッサン、番組スタッフさんとの打合せあるから、零くんのこと事務所まで送ったらすぐ行っちゃうね~」



 ↓1 宿題をやっつけようSPって何すんねん…?

 1 24時間でどこまで宿題をやっつけられるか、もしくは何時間で宿題を全て終わらせられるか、現役学生組がチャレンジします
 2 3人の学生組アイドル達に他の皆さんがそれぞれ宿題の分からないところを教えるという企画です
 3 宿題をしなさいと命じられた3人の学生組アイドルに、色々な誘惑という魔の手が伸びる様子を面白がる企画です



 本日はここまで
 どうもありがとう!



ちょっと前に聞いたけど、ハコちゃんの演技ステがサザエ時空の時に5になってたのって単なるミス?それとも理由あって下がった感じ?

すまんの、今日なしやねん
あと>>301は、多分単なるミスっす
あとで確認してみるけどきっとミスです

了解です。一応確認までに

1スレ目>>951(葉子編終了時)

五味葉子 女 15歳(中学3年生) 誕生日:4月 アイドル歴:7ヶ月
体力:1.6 頭脳:4 精神:5
歌:5.61 踊:3.30 容:2.92 表:4.00 演:6.02
熱:2.5 道:5


10スレ目>>612(サザエ時空におけるステ公開時)

五味葉子 女 22歳 誕生日:4月 アイドル歴:7
体力:1 頭脳:4 精神:5
歌:6 踊:3 容:4 表:5 演:5 成長能力総計:23
熱:3 道:5

ハコちゃんステについてはミスですね

あと、すまんが今日もないねん
明日はビミョーやねん

ほら…時季が時季やろ?
いちゃいちゃする相手がおらん寂しい男の集まりが多くてさ…


 ~ラバステ!~

衣依「ラバーネーム、ぞうのどうぞうのこうぞうさん。葉子ちゃんと衣依ちゃんこんにちは。ラバステ楽しく聴いてます」

衣依「今回のアプデで絆ポイントでアイテム交換ができるようになり絆ポイントが余りに余っているはいじん…やり込みプレイヤーは歓喜ですね、笑い」

衣依「特別なSSRとも交換できるようですが、要求ポイントは50万と正に絶望的な数字……お二人は絆ポイントはどれくらい残ってますか?」

衣依「私は7万ちょっとしかないです」


葉子「交換対象にSSR【夢はタダ】まこちゃんと、SSR【豪華絢爛】香さんと、SSR【ワールドモンスター】佑香ちゃん…があるんだよね」

衣依「どれもものすっごくキラキラでピカピカでゴージャスな絵柄だけど、50万はちょっとね」

葉子「わたし、余ってても1桁万ポイントだから…」

衣依「ボイス解放でそこそこ使うからちょっと溜めづらいけど、そこそこは残っちゃって、あんまり増減してかないよね…」

葉子「衣依ちゃんってどれくらい残ってる?」

衣依「ちょっと待って、確認するから」

葉子「収録中にアプリ起動するラジオってあんまりないよね」

衣依「えーと……1、10、100、1000……12万3544ポイント」

葉子「遠いよね」

衣依「遠いけど…わたしはあんまり狙わないかなあー、って。葉子ちゃんはまこちゃん狙うの?」

葉子「えっ?」

衣依「えっ? 何? いつもまこちゃんのSSR増えると狙いにいってるでしょ?」

葉子「…………ま、まあね、うん…。でも1回でゲットできる絆ポイントって多くても2000くらいだし、なかなかね…」

衣依「分かる、50万は多いよね」

葉子「タカシくんに言ったら交換ポイントちょっとは減るかな?」

衣依「うーん……どうだろう? さすがにまだ実装したてだから、すぐには変えないんじゃないかな? 半年くらい様子見してからじゃない?」

葉子「だよね…」


衣依「ここだけの話ね、葉子ちゃん?」

葉子「うん?」

衣依「この3枚のカードの撮影費用、いつもよりかかってるらしいよ、お金」

葉子「そうなの?」

衣依「特に佑香ちゃんのやつ。本格的な特撮って感じでやったらしくて、ほら…日曜日の朝とかにやってる、特撮ものとかあるでしょ?」

葉子「うん」

衣依「ああいうので使うような手法で派手に火薬使ったって」

葉子「ああー…」

衣依「香くんのも、あれ、外国の…宝物室って言うの? そういうところにお願いしまくって撮影許可もらったとか」

葉子「行動力あるよね」

衣依「儲かってるんじゃない、やっぱり?」

葉子「でもタカシくんなら赤字になっても自費補填でやってそう…」

衣依「あ、その線濃いかも…」


葉子「絆ポイントって課金じゃどうにもならない部分だから、いっぱいゲームしなきゃいけないしね」

衣依「で、そのゲームをいっぱいするためにはまたアイテム課金がいる…と」

葉子「ソシャゲって怖い」

衣依「最初に考えた人すごいよね…」

あと1時間くらいしたらやる予定…でござる

何日か空いちゃったし、ちょいと様子見で安価とコンマなしで進行するでござる
何か反応してくれたら安価とかコンマとか取り入れると思われます


快斗「SSプロの皆さんのおかげでした」

快斗「夏休みの宿題をやっつけようスペシャァール~!」パチパチパチ ←かーくんだけの拍手


快斗「こんばんは、教育実習生設定の周藤快斗です」キラッリィンッ ←スラックス+ワイシャツ+白衣+眼鏡

快斗「


快斗「……現在、SSプロの学生アイドルの衣依と佑香と零が、控室にいます」

快斗「この宿題をやっつけようスペシャルのことは、彼らはご存知ありません」

快斗「今日は何をさせられるのかと思いながら、過ごしていると思われます。モニターしてみましょう」



衣依『この明らかにやる気のない台本、怖いんだよね…』

零『中身、真っ白…』ペラッ

佑香『…』ゴソゴソ

衣依『……佑香ちゃん、何してるの?』

佑香『工作』

衣依『何の?』

佑香『ガムあげる』つ板ガム

衣依『……これ、あれでしょ? ガム1枚引き抜いたら、ぺちんって当たるやつ』

佑香『ふっ…これはそんな玩具じゃないのだ…』ニタ

零『…』←疑惑の目

衣依『いいけど…』スッ

 パチッ
 ビリビリィッ

衣依『痛った!?』

佑香『電気ショックなのだ』

零『自作………?』



快斗「……………佑香はどこに向かおうとしてるんだ…? あれって、この前俺が頼まれて用意してあげたやつで…?」

快斗「――っと、まあ、あんな感じで何をさせられるかも分からずに、ただ待たされている状態です」

快斗「本日のセットをご紹介します、カーテンオープン!」

 ファサァァッ

快斗「教室! 小学校風の教室セットです。机は3つ、時間割表はボーカルレッスン、ダンスレッスン…などなどと書かれてます」


快斗「夏休みの宿題、どうしても後回しにして忘れがちな子や、そういうことをしてきたなあという人も多いと思いますが」

快斗「本日は多忙なアイドルとしてのお仕事をしつつも学生である3人に、きっちりかっちり、宿題を消化してもらおうということで、この教室でやってもらいます」

快斗「分からない問題があっても大丈夫、SSプロの誇るアイドル陣が分からない問題は分かるまで、教えます!」

快斗「テレビの前のキミ、CM入るからその間に宿題をやる準備をしよう!」キラッリィィィンッ

それミスや…


スタッフ「どうぞ、こちらです」

衣依「ありがとうございます」

零「引き戸?」

佑香「…」ガララッ ←ためらいなく開けた


<きーんこーんかーんこーん…

衣依「えっ?」

零「チャイム?」

佑香「おーまいがっ…」


快斗「おはようございます」キラッリィィィンッ

衣依「快斗くん? 何して――」

快斗「先生と呼んでください! 周藤先生です、今はぁっ!!」バンバンッ ←教卓叩いた

零「何キャラ…?」

佑香「お腹いたいからかえる…」

快斗「安住くん、早退は認めませんので教室に入ってください」


快斗「右から零、衣依、佑香だから。さあ、座った座った」

衣依「快斗くん、またコントみたいなことさせられてるんだね」

快斗「先生ですぅー」

零「………お仕事って大変ですね…」

快斗「先生は先生って仕事に誇り持ってます、いらん同情しないでください。……ほんとに、何かヘコみそうになるから……」

快斗「佑香もちゃんと座って、ほら」

佑香「うげー…」


快斗「それじゃあ、机の中に入ってるものを出してください」

零「机の、中…?」ゴソ

衣依「あれ? これ、わたしの筆箱…」

佑香「げっ…」

快斗「早く出してくださーい。そこには事務所があらかじめ取り上げておいた、キミ達の夏休みの宿題が入っています」

衣依「こういうことだったんだね…」

零「やらなくていいとは言われてたけど、いつの間に…」

佑香「わざと学校置いてきたのに…」

快斗「佑香に至っては忙しい中、事務所の人が学校にわざわざ連絡入れて取りに行きました」


快斗「それぞれ、宿題に何が出されているか、確認してください。佑香から」

佑香「……数学と英語と読書感想文…」

衣依「わたしは数学のプリント30枚だけ…」

零「……読書感想文と、数学のワークブック1冊と、漢字のプリント2枚と百人一首丸暗記と、理科は実験と、社会は歴史について調べて新聞にまとめるやつと、英語が英作文で、あと技術で何か工作するのと、習字と…」

快斗「え、そんなに?」

零「暑中見舞いのハガキを出しなさい……で終わりです」

快斗「ひとりだけめちゃくちゃ多いな…。でも先生、零がその宿題全部終わるまで帰りません!」

零「帰れないんですかっ?」

快斗「零も帰しません、終わらなければ佑香も衣依も。収録中に終わらなかったらハンディカム渡されて、場所を移してひたすら先生付き添います」

零「ひどすぎる…」


快斗「だけど、安心しなさい!」

衣依「快斗くんは何キャラなの? 熱血教師なの?」

快斗「もし、どーしても分からない、どうすればいいか分からない、そんな宿題にぶつかってしまった時は、教卓にあるこのボタンを押してください」

佑香「早押し?」

快斗「早押しする必要はないから、カチって音がするまでしっかり押してください」

零「押したらどうなるんですか?」

快斗「ふっふっふ、それはいい質問ですね」

零「………ありがとうございます」

衣依「それ言ってみたかったの?」


快斗「げふんげふん、あー、うぉっほん!」

快斗「そのボタンを押すと助っ人が駆けつけてくれるので――」

佑香「とうっ!」ガタッ

 カチッ

快斗「段取り無視しすぎぃっ!!」


 プシュゥゥゥゥッ

衣依「うわっ!?」

零「煙っ?」

 ガララッ

零「勝手にドアが開いた…!?」


香「よし…微分積分はこれで…」←参考書読んでる

香「ん?」チラッ

零「…」

衣依「…」

佑香「…」

香「…」ダラダラ

衣依「ちゃんとあらかじめ、教えられるように復習してくれてるんだね…」

 ガララ…ピシッ


快斗「ああいう事故が起きるかも知れないので、ちゃんと段取りを踏んでください」

佑香「がおー」

零「真面目だった…」

衣依「香くん、教えてくれる気まんまんだったね」


快斗「はい、じゃあ宿題スタート!」

快斗「えー、誰が助っ人に来てくれるかは、内緒です」

零「もうバレてるのに…」

衣依「微分積分、ちゃんと復習してくれてたし、詰まったらすぐ呼ぼうっと」


衣依「…」カリカリ

佑香「…」クルクルパシッ ←ペン回ししてる

零「…」カリカリ

快斗「…」ジロォッ ←3人を見てる


快斗「…佑香、ペンばっかり回さないで頭回転」

佑香「……」グルングルン ←首を使って頭回した

快斗「そうじゃなくて、宿題をやる。数学と英語と、あと読書感想文だっけ? 何からやる?」

佑香「じゃあ英語」

快斗「そしたらちゃんと英語の宿題出して…。このプリント? 1、2、3、4、5…8枚くらいなら、少し気合い入れればできるって」

佑香「…」カリカリ

快斗「よしよし……って、何書いてるの? そののたうち回ったようなの、字?」

佑香「筆記体」

快斗「へえー…で、何て書いてあるの?」

佑香「abcdefg…」

快斗「ちゃんと単語なり何なり書きなさいって…」


快斗「衣依は? 数学進んでる?」

衣依「高校の範囲の総復習みたいな内容だから、最初の方は一応…」

快斗「…あ、そう」


快斗「それで零は………終わる?」

零「とりあえず数学のワークから片づけようと思って…」カリカリ

快斗「めちゃくちゃ早い…」


快斗「…」ギシッ ←椅子に座った

快斗「…」クルクル ←回ってみた

快斗「…」シューッ ←足を広げたり曲げたりして回転の早さ変えて遊んでる

快斗「っと…」←少し目が回った

快斗「…」シューッ

衣依「快斗くん、気が散るんだけど」

快斗「周藤先生です!」

衣依「何でボケたがるの!?」

快斗「だって暇なんだもん…」


佑香「ボタン」

快斗「おっ? 押す? もういいよ?」

佑香「ぷーっしゅ」ポチッ



 ↓1 おっと、リルモンが助っ人ボタンを押したぞ!?

 1~3 押したかっただけの模様
 4~6 宿題関係neeeeeeeeeee
 7~9 香先生、ご登場。得意科目は何でもできるけど、強いてしぼるなら数学、社会だそうです



 プシュゥゥゥゥゥッ
 ガラララッ

香「この僕にかかれば、どんな問題も解説してやろう」

佑香「おおー」

快斗「それで安住くんは、どの問題が分からないの?」

香「分かるまで教えてやる、言ってみろ」

佑香「どうして世界から貧富の差はなくならないの?」

香「…」

快斗「…それって宿題?」

佑香「……………………………若い内にあれこれかんがえるのは悪いことじゃないってどこかの偉人が言ってた………気がする。だから宿題」


香「…」チラッ ←快斗を見た

快斗「…………香先生、何故でしょう?」

香(乗るのか…)


香「ではまず、佑香はどれだけ世界の貧富の差というのに興味があるんだ? 言ってみろ、話はそれからだ」

佑香「ぐぬぬ…」

香「貧富の差というのは所得に限った話か? それともいわゆる貧困国として知られているような国の現状なのか? 単に貧富の差と言っても様々な問題はあるが、一体、どこのどんなレベルの話か、それをまず教えてもらおうか?」

佑香「………………小遣い月に1000円と1万円、どっちが幸せか……的な…」

香「ほう? そのテーマでいいんだな? つまり、子どもの小遣い格差だな?」

佑香「…チェンジで」

快斗「そういうシステムはないので、香さんが充分教えられたと思うまで安住くんはよく学んでください」

佑香「」

香「さあ、講義を始めようか、佑香?」

佑香「…がう……」



快斗「衣依と零も、テレビ的な理由でどんどんスイッチ押していいから」

衣依「ちょっと集中して解きたいから話しかけないで…」カリカリ

快斗「あ、はい、ごめんなさい」

零「………い、いいですか?」

快斗「いいよ!」グッ

快斗「先に聞いておくけど、何の宿題で呼ぶ?」



 ↓1 零くんは、何の課題で呼ぶのでしょう?

 1 理科の実験についての課題を、何でもいいらしいけど何の実験がすぐにできて時間をムダにしないか…っていう相談らしいです
 2 歴史新聞を書くにあたって、だそうです
 3 習字をするそうです
 4 技術の宿題で何か作らなきゃいけないのが一番の心配要素らしいっす



零「技術の宿題で、工作しなきゃいけないんですけど…」

快斗「うんうん」

零「ものを作ったりするのって苦手だから…一緒に誰かやってくれたら、助かる…かなって…」

快斗「なるほど。オーケー、じゃあボタンをプッシュ、プリーズ!」

零「何で英語混じり…」


 ポチッ
 プシュゥゥゥゥゥゥッ

 ガララッ…

零「あれ?」

零「………誰もいない…?」


 バサッ

零「っ…?」

快斗「こんにちは、技術の特別教師、周藤快斗です」キリッ

零「快斗さん…がやるんですか?」

快斗「こう見えても、中学、高校と技術の成績だけはいつも最高評価で、特にはんだ付けにおいては先生でさえ右に出る者はいなかったのだ…」

零「……他は?」

快斗「ごっほん、ごほん、げふんげふん、じゃあやってみよう」

零「あっ…」←察した

快斗「察さなくていいから!」



 ↓1 さて、かーくん先生は何をするのか!?

 1~3 自作スピーカー講座!?
 4~6 延長コード作り~!
 7~9 デジタルクロックせいさーく!



快斗「えー、本日はですね、スピーカーを作りたいと思います」

零「スピーカー?」

快斗「パスレフ型スピーカーです」

零「ぱすれふ…?」

快斗「鳥の巣箱みたいなのをイメージしてもらえるといいかな」

零「…………何となく、想像図は…」

快斗「本当はスピーカーユニットとかから作りたいけど、それはスタッフが手間的にNGとかいうバラエティー魂を売ったようなこと言うから…」チラッ

零「……偉い人が苦笑してる…」

快斗「だから木工だな、ほとんど」

零「木工?」

快斗「箱作るだけ」

零「…箱」

快斗「箱。そういうわけで、木材、カモーン!」


スタッフ「…」ガラガラ ←台車押してきた

快斗「さあ、この木材を切り出してスピーカーを作ろう」

零「いつもより、うきうきしてないですか?」

快斗「何かこういうの作るの好きで」

零「…」

快斗「はい、軍手」

零「あ、はい…」

快斗「ノコギリ使える?」

零「……ノコギリ…」

快斗「日本のノコギリって刃を引いた時に切れるんだけど、外国のノコギリは押しながら切ったりするものもあるんだよ、知ってた?」

零「へえ…」

快斗「じゃあ、やってみよう」



 ↓1 スピーカー作り!!

 1~3 かーくん張り切りすぎぃっ!! これ零くんの宿題よ?
 4~6 零くんがやっちまったぜぃ…
 7~9 リルモンが世界の貧富の差問題に匙を投げて合流してきた


 0 SPECIAL!!

零「スピーカーって、どうして箱じゃないとダメなんですか? この、スピーカーユニット? っていうのから、音は出るんですよね?」

快斗「それはいい質問だね」

零「言いたいの…?」

快斗「このスピーカーユニットって、正面のところから音が出るわけじゃないんだよ。むしろ、裏側からも音が出ててさ」

零「裏?」

快斗「同じくらいの音が逆位相で出るんだけど、これを同時に鳴らしちゃうと両方の音が作用して、打ち消し合っちゃうんだって」

快斗「そこで、この箱形のエンクロージャーっていうんだけど、この形状なわけ。正面に穴が2つ空いてて、一方はスピーカーって言われて想像する円いところ」

快斗「で、この下のところの穴。裏から出る音を箱の中に閉じ込めて、ここの下の穴からも出すようにするんだ」

零「なるほど…」

快斗「だからこのエンクロージャーは横から見ると数字の9の丸の部分をやたら大きくしたような形なんだね。角は丸くないけど」

快斗「で、この9の丸の下のところ…箱の中のこの下の部分にはダクトていうのが設けられてて、ここを通って低音にブーストがかかりつつ、逆位相――まあ、マイナスの音っていうか、そういう音がプラスの状態に変わるんだね。不思議だね」

零「何で変わるんですか?」

快斗「……不思議だね。そういうところは、葉子さんの方が詳しいと思うけど……あの人は理科担当だから…」

零「さっき理科担当って自分で…」

快斗「理科教師は仮の姿、技術の特別講師が真の姿だったのだ、周藤快斗はー!!」

零「力いっぱいごまかしてる…」


快斗「さ、まずはこの板に鉛筆で印をつけよう。はい、定規」

零「はい…」

快斗「縁から1センチくらいでまずはしゃしゃーっと四方書くんだ」

零「…………こういう…失敗したらダメな感じが苦手……」

快斗「料理の方が難しいと思うけど…」

零「料理は多少バラつきがあってもいいこともあるし…」

快斗「ふうん…」


快斗「よーし、ボンドで接着したところで!」

零「次は?」

快斗「ちゃんとくっつくまで、待つ!」

零「え?」

快斗「その間に、他の宿題ゴー!」

零「………あ、はい…」

快斗「切るものは切ってあるし、あとの圧着作業は俺がしておくから」



 ↓1 SPECIAL!!

 偶数 百人一首丸暗記宿題で…? 百人一首対決?
 奇数 暑中見舞いのハガキ? 誰に出すのん?



快斗「で、次は何の宿題やるの?」

零「快斗さん…もう僕につきっきりですね…」

快斗「だって佑香は香さんと小難しいこと語り合ってるし、衣依は邪魔しないでって言うし…」

零「…暑中見舞いの、ハガキ書きます…」

快斗「誰に出すの? 俺? もしかして俺?」

零「…ほしいんですか?」

快斗「いや、だってあんまり手紙ってもらわないし…」

零「毎月大量のファンレター届いてるのに…」

快斗「ファンレターと暑中見舞いは違うし」

零「…」


快斗「俺? 俺に出してくれるの?」

零「…」

快斗「沈黙しなくていいじゃんか…」



 ↓1 誰にだーすの?

 1 パパン?
 2 がっこのせんせー
 3 じゃあかーくん…
 4 事務所宛てだそうで…


零「じゃあ、快斗さんに…」

快斗「っしゃ!」グッ

零「……暑中見舞い、申し上げます…」サラサラ

快斗「うんうん」

零「はい、どうぞ」つハガキ

快斗「…………それだけ?」

零「だって、切手代とか浮くから…」

快斗「いや…なんか、水彩絵具でスイカの絵を描いちゃうとかさ」

零「いっぱい他に宿題あるし、すぐに済みそうなのはすぐ済ませたいし…」

快斗「……あ、そう…」

零「はい」

快斗「…………にしたって、シャーペンで暑中見舞い申し上げますって書いただけって…。こう、近況報告とかさ?」

零「…じゃあ」

快斗「あ、書き直してくれるの?」

零「ちょっと返してください」

快斗「もうそれがベースかぁー…そっかぁー…」


零「えーと…」カキカキ

快斗「…」チラチラ ←何書いてるか覗き込んでる

零「できた。どうぞ」つハガキ

快斗「えー、どれどれ…?」

快斗「『暑中見舞い、申し上げます』ね。はいはい、こちらこそどうも。それで、えー…『厳しい暑さが続きますが、お変わりなくお過ごしでしょうか』…うんうん」

快斗「『わたしは暑さに負けぬようがんばっております。まだしばらくは暑さが続くと思いますが、くれぐれもご自愛ください。盛夏』」

快斗「……これだけっ!?」

零「ちゃんと書いたのに…」

快斗「いや、そこはほら…この、何? そういう文句があってかーらーの、何かこう…個人的なメッセージっていうか…手紙感、手紙感ほしい」

零「ええっ?」

快斗「ええっ、て、こっちがええっだよ」

零「じゃあ返してください…」

快斗「はい」

零「うーん…」

快斗「…」ジィッ ←待ってる


零「…」カキカキ

快斗「おっ…」

零「…………はい、できました」つハガキ

快斗「なになにー…? 『キュウリとトマトは夏においしい食べものですが、一緒に食べ合わせると互いの栄養を消し合ってしまうので別々にお食べください』?」

零「えーと、次は読書感想文だから…この前読んだやつで…」

快斗「これだけぇっ!?」

零「宿題進まないんですけど…」


 ↓1 書き直しはありませんでした

 1 今度は歴史新聞!
 2 いよりんがボタン押したよ
 3 お習字を零くんがやるそうですよ


衣依「快斗くん、ボタン押していい?」

快斗「とうとう衣依きたっ! いいよ、押して。その前に、数学?」

衣依「うん」

快斗「ほんとは香さん担当なんだけど…」


香「と、このようにアメリカでは州から独立したわけだが、これによって州全体の税収が大きく下がってしまい…」

佑香「…」ピクピク ←小難しすぎる話でKOされてる


快斗「……まあ、大丈夫か」

衣依「何かすごく不安になったんだけど…」

快斗「まあまあまあ、どうぞどうぞ~」

衣依「……えい」

 ポチッ
 プシュゥゥゥゥッ

 ガララッ



 ↓1 出てきたのは…!?

 1~3 出番を待ちわびていたタカシくん…
 4~6 大学には行かなかったけどインテリ組に数えてオーライなとーるちん
 7~9 ばっちり理数系は得意だぜ、っていうハコちゃんせんせー
  0  ゆずさん、逆に何が教えられるのん?


葉子「理数系担当、です」

衣依「やった、大当たり!」

快斗「まだ裏で出番待ってる人いるから、しーっ」

衣依「あ、そうなの?」


葉子「って言っても、数学はあんまりなんだけど…」

衣依「葉子ちゃんなら大丈夫だよ、きっと。あのね、この問題なんだけど…」

葉子「うん…」

快斗「…」ジィッ


葉子「…? どうかしたの?」

快斗「いや…女の子が2人、顔を近づけて一緒に勉強してる画って、いいなって」

衣依「快斗くん、オヤジくさい…」

快斗「オヤジくさっ…!!?」ガァァーン


快斗「まだ俺、ハタチなのに…」イジイジ

零「めんどくさいキャラになってる…」

快斗「先生のことめんどくさいって言った悪い子は誰だぁー!?」バンッ

零「…」カキカキ

快斗「無視やめよ?」

零「あ、じゃあ静かにしててください…」

快斗「はい……」シュン



 ↓1 そんな感じで宿題は着々と片づけられていったり、さっぱり進まなかったり…

 1~3 いよりんとリルモンはどうにか予定時間ギリギリには終われたねんけど…
 4~6 香様の貧富問題講義が長過ぎぃっ!! リルモン、開始4時間さっぱり宿題が進まず…
 7~9 零くんは宿題やるスピードが違うね…いかんせん、量が多くてまだ終わらなさそうだけど



快斗「宿題開始から、えー……約4時間になろうとしています」

快斗「ここで、宿題進捗度チェェーック!!」

零「え?」

衣依「進捗度?」

香「よし、ここまでにしてやろう」

佑香「かは…」グッタリ


快斗「より、宿題が終わりに近い人から、ご褒美をあげます」

零「ご褒美?」

衣依「食べものとか?」

快斗「ザッツライ!」

佑香「がう…」グッタリ


快斗「それぞれ、どれくらい進んだか発表してください。佑香から」

佑香「真の平等は…ない…」

快斗「……はい。じゃあ次、衣依」

衣依「えーと……あとちょっと、4枚かな」ペラペラ

快斗「零は?」

零「残りは…スピーカーと、数学のワークが半分」

快斗「もうそれだけ? あんな大量にあったのに?」

零「はい」

快斗「…」


快斗「えー、ではでは…菱河先生、五味先生、誰が1番進んでますかね?」

香「終わりに近いのは衣依だな」

衣依「だね。でも、全体を見たら、1番やったのは零くん…だと思うけど」

快斗「ですよねー…。どうしましょうか?」


衣依「あ、じゃあ零くんに1番あげてもいいけど…」

零「え? でも、まだ半分は残ってるし…スピーカーもニス塗りばっかりだし…」

佑香「じゃあ間を取る方向で」キリッ

快斗「それはない」

佑香「帰る…」

香「帰るな」


葉子「じゃあ、1番と2番を半分こずつ2人にあげるとか?」

快斗「そうしますか」

衣依「それでいいんだ?」

零「分けられるもの…なんだ…」


快斗「そういうわけで、ご褒美、カモーン!」



 ↓1 ご褒美とは!?

 1 とーるちんの作ってくれたお給食料理と、タカシくんの作ってくれたあまーいスイーツ。尚、3位は………
 2 せーらさんがあーんしてくれるプリンと、ゆずがおらぁって感じに食わせてくれるプリン
 3 まこちゃんが後ろでめちゃめちゃ応援してくれる権利と、せーらさんによくできましたね~って誉めてもらえる権利


 プシュゥゥゥッ
 ガララッ

聖羅「どうも~」

ゆず子「まいどー、プリンっすー」

佑香「チェンジで」

ゆず子「んなもんねえよ!」


快斗「聖羅さんとゆず子さんによる、プリンのあーんがご褒美です」

零「えっ?」

快斗「本当は聖羅さんが1位で、2位がゆず子さんだったけど…折角だし、2人で交互にあーんしてあげてください」

ゆず子「何であたしが2位なんだよ…」

聖羅「あ、あらあら…」


衣依「あの…普通にプリンだけほしいなーって」

零「うん…」

快斗「いやいや、ずぅーっとペン持って疲れただろうし、ここは何もしないで座ったまま口をあーんって開けるだけでいいんだって」ニコニコ

衣依「半分罰ゲームだよね…」

零「ご褒美じゃない気がする…」

聖羅「ちなみにこのプリンは、こだわりの卵で作られた、プリン専門店の商品なんですよ」

ゆず子「1つ400円の高級品はご褒美だろ~」

佑香「うまうま…」←ひとりで食べてる


快斗「じゃあ衣依から」

衣依「ええ~…?」

聖羅「恥ずかしがらなくていいんですよ? はい、あーん」

衣依「うぅ……あ、あー……むっ…。……おいしいっ」

ゆず子「ほらほら、ゆず子ちゃんが食わせてやるよぉ、ほらほらほら」ムニュムニュ ←胸押しつけてる

衣依「ぐぬぬ…!」

ゆず子「ほれ、ああーん、って」

衣依「あー…」

ゆず子「むっ…うまっ!?」

衣依「ちょっと、ゆずちゃん!?」

ゆず子「これうっま!? ほら、衣依もやるよ」

衣依「ああもう~…」


快斗「続いて零~」

零「ぼ、僕、ほんとに、いいです…」

聖羅「まあまあ、きっと自分で食べても、わたしが食べさせても味は変わりませんから。ね?」ニッコリ

零「うっ……あ、あーん…」

聖羅「どうぞ」

零「…………おいしい…///」

ゆず子「ほれ、あーんってしろよ、ひな鳥みたいに。あーん、あーんだって」

零「……あー……パクッ…………おいしい……っ………」←ちょっと悔しい

ゆず子「何であたしには照れがないんだよ? おおん? おおう?」


快斗「さあ、おいしいプリンで糖分補給したところで、宿題、リ・スタート!」

快斗「1番に終わらせると、今度は半罰ゲームじゃないモノホンご褒美が待ってるぞー」

衣依「罰ゲームって認めた…」

零「恥ずかしかった…///」

佑香「ご褒美…!」カキカキカキ

快斗「佑香って、簡単に物で釣れるんだな…」


ゆず子「んじゃ、お疲れっしたー」

聖羅「お疲れさまでした~」

衣依「あれっ、2人は帰っちゃうの?」

ゆず子「だって教えられることねーし!」

聖羅「実はわたしも、国語担当だったので、もう出番はないかなー…って」

佑香「ある!」シュッ ←挙手した

聖羅「あら?」

佑香「どくしょかんそーぶん」

聖羅「じゃあボタン押してくださいね?」

佑香「とうっ」

 カチッ
 プシュゥゥゥゥッ

 ガララッ

聖羅「ここにいるんですけれど…」

快斗「ま、まあ…気にせず、お願いします」


佑香「これ、内容教えて」つ課題図書

聖羅「えーと…これの内容は……ちょっと読ませてくださいね?」

佑香「しくよろ」カキカキ

快斗「はい、ストーップ」

聖羅「あら?」

佑香「むっ…」

快斗「佑香、聖羅さんに読ませて内容教わって、それをそのまんま書こうとか…考えないよな?」

佑香「…………黙秘する」

快斗「聖羅さん、やっぱり帰宅オーケーです」

佑香「!!?」

聖羅「あ、あら~…」



 ↓1 さて、宿題を1番乗りで終わらせたのは…!?

 1~5 やっぱいよりんやね
 6~9 零くんごいすー
  0  ダークホースモンスター



衣依「終わっ……たぁぁ~!!」

葉子「やったね」

衣依「ああああ~……終われたよぉぉ~……」

衣依「ムリして進学コースにいたから宿題軽めで良かったぁ~…」

葉子「進学校あるあるだね…」

快斗「え、そうなんですか?」

香「受験前の夏休みにわざわざ課題を多くするより、受験用に各自で勉強できるよう、課題をなくすか、少なくする…という学校もある」

快斗「へえー…」


衣依「ところでご褒美って?」

快斗「全員終わるまでお預けです」キラッリィンッ

衣依「うわあ、キレのあるキラリンで言われた…」

快斗「なんなら応援したり、教えてあげてください」キリッ

衣依「………佑香ちゃん、どう?」

佑香「死ぬ…」

衣依「死なないから、背筋を伸ばす! あ、快斗くん、そこの小道具の竹刀貸して?」

快斗「いいけど…何? まさか、スケバン的な――!?」

衣依「これを佑香ちゃんのシャツの後ろに差して……はい、これで背中曲げられないからね、ちゃんと机向こうね?」

佑香「鬼いより……」

快斗「扱いが慣れてる…」

香「さすがは衣依だな」

葉子「ほんとにね…」


快斗「で、零は?」

零「もうちょっとで、このワークが全部終わるから…その後にスピーカーで終わりです…」カリカリ

快斗「………あんなに大量にあった宿題が、もう…?」ゴクリ

香「すごいペースだな」

葉子「プリンで糖分とったのが効いたのかな?」

零「………思い出させないでください…」

葉子「あ、ごめん」



 ↓1 ご褒美って何じゃらほい?

 1 次週、収録のSSプロ大人組アイドルの学力テストの担任せんせー役ができます。2位は副担任、3位は用務員…
 2 タカシくん謹製、さっぱり甘いフルーツケーキ
 3 夏と言えば、キャンプ! オートキャンプ場ロケに行きます。この収録後すぐ



快斗「これで、スピーカーは完成!」

零「できたっ…!」

快斗「じゃあ、早速、鳴らそうか?」ニヤッ

零「うん」

快斗「プレーヤーを繋いで……再生!」


 ~♪

零「!」

快斗「甲賀峰零ファースとシングル、メランコリック、絶賛発売中」キラッリィィィンッ

零「あ、ありがとうございます…」

快斗「どういたしまして…」


零「だけど…思ってたより、音がすごい…」

快斗「だろ?」

零「目の前でちゃんと、演奏してる人がいるみたいな…何か、そういうリアルな感じがあって」

快斗「スピーカーの前で、ちょっと立ち位置とか変えてみな」

零「立ち位置…? あっ……場所で、ちょっと変わる。反響とかの、関係?」

香「そうだな。スピーカーは壁から少し放して置くのが鉄則だ。1メートル以内くらいだな。自分と2台のスピーカーで正三角形がベスト、距離は2.7メートルほどがいい」

葉子「香さん、詳しい…」

香「オーディオにはこだわりがあるからな」


衣依「佑香ちゃん、手止まってるよ」

佑香「がう…」グッタリ


 ・
 ・
 ・


佑香「終わった……」ゲッソリ

快斗「おめでとうっ! じゃあご褒美を発表します!」

衣依「ふぅぅー……自分で宿題消化してる間も大変だったけど、佑香ちゃんにやらせるのが1番大変だった…」

零「罰ゲームじゃ、ないんですよね…?」

快斗「もちろん。ご褒美とは、3人に――1泊2日でキャンプに行って遊んでもらう権利のことですっ! おめでとう!!」

衣依「」

零「」

佑香「キャンプ」キラリンッ


衣依「待って、待って待って、3人でいくのっ?」

零「疲れるだけなのに…」

快斗「3人で行かせるわけないって。未成年をそんな危ない目に遭わせるほど鬼畜めいたスタッフじゃないから」

衣依「危ない、目…?」

零「…………保護者がいないキャンプが危ないって意味、ですよね…?」


 ↓1 鬼畜じゃないスタッフで良かったね?

 1 まこちゃんが無人島のキャンプ場で待ってるってさ
 2 ひとりずつ、アイドルを1名指名して連れていけるんだって
 3 ちゃんとスタッフがついてるから大丈夫やで、ってさ ※他のアイドル達は誰もいかずに夏休みです



快斗「はい、そういうわけで…」パチンッ

スタッフ「…」つパネル

快斗「どうも」パシッ


衣依「何それ?」

零「…事務所の人の、写真?」

佑香「キャンプ、キャンプ♪」ウキウキ

快斗「ここに、あなた達を覗いた8人の写真があります」

衣依「うん」

零「…?」

快斗「1人につき、1名。指名して連れていってください」

零「ええっ…?」

衣依「わたし達で選ぶの?」

佑香「タカシ」

快斗「はい、タカシさんけってーい!」


 プシュゥゥゥゥッ
 ガララッ

タカシ「待機してたのに出番が消えなくて良かったぁー!」

タカシ「さっすが~、佑香は僕のこと選んでくれるって思ってたよー!」



 ↓1と2 キャンプメンバーは!? 零くん、いよりん、リルモン、タカシくんと…あと2名

 かー・はこ・まこ・せーら・とーる・ゆず・香様 からひとりずつやで



零「……じゃあ、快斗さん」

快斗「えっ」

零「え?」

快斗「……いや、選ばれなかったアイドルは2日休みだって…」

零「…何かひどい…」


衣依「じゃあ………わたし、ゆずちゃん」

快斗「ゆずさんかぁー…」

衣依「何?」

快斗「……いや、さっき帰ったから絶対にぶつぶつ言うだろうなーって」

衣依「だからこそだよ」ニヤッ

快斗「わお」


快斗「じゃあ、早速、しゅっぱーつ」

衣依「えっ、今から?」

零「終わったばかりなのに? 1泊2日だから…実質、明日だけ? それなら――」

快斗「あ、車中泊抜いてるから」

衣依「しゃちゅー…はく…」

零「えええええ…?」

佑香「キャーンプ」

タカシ「いえーい、キャーンプ!」


衣依「何であの2人は元気なの…?」

零「中身が幼いから…」

快斗「零が言っちゃうとなあ…」

タカシ「いっぱい遊ぶぞー!」

佑香「がおー!」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:4.96 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:224/ありがと
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:2曲



 今夜はここまででござる
 どうもありがとうでござルムンバ!


 ~ラバステ!~

衣依「ラバーネーム、課金し隊さん。ハコちゃんといよりんこんばんは。SSプロの廃課金二人娘な御二方に質問です」

衣依「ソシャゲのガチャって新規実装されるカードの確率が上がったりするじゃないですか。そうなるとやはり実装のタイミングで引き当てたい訳ですが、いくら確率が上がっていても出ない時は全く出てきてくれませんよね?」

衣依「お二人のここまでやっても出なかったら諦める!の『ここまで』のラインってどこらへんですか?」


葉子「廃課金二人娘…」

衣依「そんな認識なんだね…」

葉子「でも実際はタカシさんの方が金遣いは荒いわけだし…」

衣依「うんうん、上には上がいるし…うん…」


葉子「それで…諦めるライン?」

衣依「そうだね。実際、どう?」

葉子「うーん…わたし、お仕事の時の待ち時間とかによくやるんだけどね?」

衣依「うんうん」

葉子「引きたいカードが出ない時、どうしても欲しい時は、そのお仕事のギャラの10分の1までは費やそうって決める」

衣依「ええっ?」

葉子「どうしても出ない時の最終手段だけど…」

衣依「お仕事中以外の時だったら?」

葉子「次の日の、一発目のお仕事…」

衣依「なるほど…。でも、いちいち、このお仕事はいくらって計算するの?」

葉子「事務所に電話して、いくらだったかこっそり確認してる…。この電話がちょっと大変なの」

衣依「どうして?」

葉子「あんまり他の人に聞かれちゃうと、ギャラの額とかいちいち確認して仕事してるんだー、って思われないかって…」

衣依「ああー…大変そうだね…」


葉子「衣依ちゃんは?」

衣依「わたしは…」

葉子「うん」

衣依「…………お小遣い制で、やりくりしてるんだけど、そのお小遣いが先月稼いだ分の何パーセントって決まってて」

葉子「うんうん」

衣依「自分で稼いでるし、お家にもお金は入れてるから…なくなったら、ちょっとはまたもらえるから、って注ぎ込むよね…残ってるのを」

葉子「衣依ちゃん…それはちょっと…」

衣依「で、でも、それで出なかったら諦めるし、いつもやってるわけじゃないし…!」

葉子「わたし達、いい養分になってるんだろうね…」

衣依「養分はよそうよ…一応」


 ~ラララジオ~

夢「ラララコード、漂流の人。ミシェルさん、夢さんこんばんは」

夢「最近ミシェルさんはストリートファイター役やボクサー役、CIA役など映画やドラマの活躍も増えてきましたが、夢さんはミシェルさんの演技についてどう思いますか?」

夢「また、夢さんは演技の仕事はされないんですか?」


ミシェル「ありがとうございます」

夢「あんなに演技のお仕事がなかったのに、ここ最近になって増えたよね」

ミシェル「俺の時代ってことですね!」

夢「言い切っちゃうのがなあ…」

ミシェル「何ですかあ? いいじゃないですか」

夢「いいけど…」

ミシェル「それで、俺の演技は夢さんどう思います? ハマり役が多いですよね、特にCIAとか! 知ってます、CIAってアメリカのスパイみたいなものなんですよ」

ミシェル「正義のために秘密裏に色々なことを影でやってて、何か日本のニンジャみたいで格好いいですよね!」

夢「好きだよねえ、ミーってそういうの」

ミシェル「個人的にはやっぱり、その内、戦国武将とかやってみたいですけど、早く話がきませんかね」

夢「そこはほら、顔の造形的にね…?」

ミシェル「それか新撰組ですかね! 近藤勇! 男として憧れですよね」

夢「だから、顔がね?」

ミシェル「さっきから、顔、顔って…些細なことじゃないですか。日本人が漫画とかの実写化してるくらいなんですし」

夢「それはだって、ここ日本だから仕方ないところだし。あとミーの演技って、くどくない?」

ミシェル「くどいですか?」

夢「くどいよ、何でもかんでも眼力攻撃じゃん。顔面の筋肉どうなってるのって意味合いで」

ミシェル「えええ…?」

夢「気合い入りすぎっていうか、ややシュールになるよね…」

ミシェル「バリバリのシリアスですよ!」


ミシェル「夢さんはどうなんですか? 演技とかのお仕事は?」

夢「わたしはそういうのより、音楽関係の仕事したいし、させてもらってるもん。映画は1ヶ月くらい拘束されちゃうし、ドラマだったら3ヶ月でしょ?」

夢「そんなに長い間、集中力が続かないっていうか…」

ミシェル「集中力なんですか?」

夢「ミーと違って常人だからね」

ミシェル「どこがですか」

夢「ミー、逆にどこが?」

ミシェル「……ノーコメントで」

夢「ちょっと! ミーって最近、わたしへの尊敬が足りてないよね!? 昔はもっとこう…何か、従順だった気がする!」

ミシェル「だってもう夢さんだし、ってことで何でも納得いくようになっちゃったんですもん…」

夢「それこっちの台詞なんだけどっ!?」


ミシェル「でも、やっぱ俺は戦隊ものとか、仮面ものとかやりたいですね!」

夢「強引に逸らした、強引に話逸らしてる!」

ミシェル「変身ポーズとか、かっこいいのを日々考えてるんで! 正義の心で悪を倒す! 物語は勧善懲悪が最高ですから!」

夢「でも、顔がね」

ミシェル「だから夢さんってば!!」

ラバーネーム「ようこそようこ」

ハコちゃん・いよりん、こんばんは。
ハコちゃんが姓名を「ゴミバコ」と
読まれ、笑いものにされてきたのは
周知のとおりですが……いよりんも
よく考えたら、衣と衣との間に人が
はさまってますよね。この件を笑い
ものにされたことはおありですか?

今日ないっす
おなしゃーす

(連絡しのうてすまんやで、ほんま。明日からお休みやけん、明日やるで)

ソクプロの常識人は愛さんとか純くんとかせこちゃんとか蓮くんとか孔くんとか赤兄やんとかおるし…
ただ彼らは常識を知っててかなぐり捨てたり、常識は持ってても性格がおかしかったりするだけやし…


 ~ラバステ!~

聖羅「ラバーネーム、グルガン族の男さん。みなさんこんばんは」

聖羅「お二人には今までの人生の中で『一生忘れられない瞬間』的なことってありましたか?」


誠「あるな!」

聖羅「早いですね。何なんですか?」

誠「重いのと軽いのと極めて重いの、どれがいい?」

聖羅「えーと………じゃあ、リスナーの皆さんも気になるでしょうし、全部でお願いします~」

誠「じゃあ、極めて重いのからな。俺さ、一家離散しちゃった時に一時期だけホームレス小学生になってたんだけど、夏だったんだよ」

聖羅「ええ」

誠「で、俺が初めて昆虫を食べた時のことは忘れられない。図書館で涼みながら、腹減ってたからグルメ本みたいなの見てたんだよ」

誠「色んな料理見ながらどんな味だろうなーって想像してたんだけど、次の本探して歩き回ってたら、偶然、昆虫食の本があってさ」

誠「その中でセミを炙ったらエビみたいな味がする、って書いてあるの見つけたからセミを捕まえてさ。道に落ちてたライター拾って食べたんだけど…最初は抵抗あったなぁ」

聖羅「あ、あら~…」

誠「で、重いのはホームレス生活終わって父ちゃんとちゃんと暮らせるようになったんだけど、その時に借金取りがきちゃってなあ」

誠「居留守決め込むんだけどしつこくずぅーっとドアの外にいて、バンバンバンバンバン叩いてきちゃってさあ、父ちゃんも出かけてていなかったんだよ」

誠「あんまり帰らないから怖かったんだけど出てみたら、見かけもおっかなくてさあ、ちゃんとお金払いますって言ったんだけどビビったよなあ」

聖羅「いくつのころなんですか?」

誠「小学生か中学生か…だな。忘れた。ちゃんと有言実行して完済したけどな、ようやく。いやー、そのことがあった翌日から新聞配達とか始めたなぁ、懐かしい」

聖羅「最期は軽いのなんですよね?」

誠「おおっ、軽い、軽い。色々あって事務所の社長に拾ってもらってさ、初めての給料をもらった時に現金で受け取ったんだよ」

誠「確か6500円…? あ、違う、5600円だ。そう、5600円だったんだけど、それまでは年齢ちょろまかしたりしてバカみたいな稼ぎ方してたから、まっとうな金だって思ったら嬉しくてさあ」

誠「家に帰って父ちゃんに、これ返済に当てろって5600円叩きつけたら、父ちゃんが泣いちゃって、あの泣き顔は忘れられないよなあ」

聖羅「結局どれもとっても重かったような気がしますけど…」

誠「あれ?」


誠「まあいいや、聖羅はどうなんだ? 忘れられない瞬間」

聖羅「そうですね~…色々ありますけれど、わたし、シャーディさんが憧れで、ずっとファンだったんです」

誠「うんうん」

聖羅「それで事務所に入ってしばらくしてから…シャーディさんがまだアイドル現役だったころに、シャーディさんのお家にお呼ばれしまして」

誠「うん?」

聖羅「シャーディさんがわたしがくるから、って張り切って部屋中にわたしの色んな写真集の切り抜きだとかプロマイドだとかを貼りつけてるお部屋を見せていただいて」

誠「おおう…?」

聖羅「とっても感激しちゃいました~」

誠「………ま、まあいいんだけど…俺がこうなるって相当だぞ?」

聖羅「あら?」


 ~ラバステ!~

衣依「ラバーネーム、ようこそようこさん。ハコちゃん、いよりん、こんばんは」

衣依「ハコちゃんが姓名を『ゴミバコ』と読まれ、笑いものにされてきたのは周知のとおりですが…」

衣依「いよりんもよく考えたら、衣と衣との間に人がはさまってますよね。この件を笑いものにされたことはおありですか?」


葉子「そんな周知の通りはちょっと…」

衣依「ま、まあまあ」

葉子「それで、衣依ちゃんは…あるの? 衣の間に人」

衣依「ないね。そもそも……笑いものにされちゃうこと、かな? おかしい?」

葉子「うーん…字面がもう慣れてるからどうとも思わないけど…」

衣依「だよね?」

葉子「うん」

衣依「そういうことです! ようこそようこさん!」


 ~要塞!?ソクプロ寮!~

<あばばばばばっ!?

武「おおっ? 何か表から変な声したな?」

ミシェル「監視カメラの映像出します」pi

武「いつの間にんなもんつけたんだ?」

ミシェル「あー…芸能記者さんが勝手に塀を乗り越えようとしたみたいですね」

武「塀を乗り越えようとして、何であんなビクンビクンしながら道路に倒れてんだ?」

ミシェル「だって不法侵入者相手なんですから、電撃くらい流しててもいいじゃないですか」

武「ヒャハハッ、ぶっ飛びすぎだろ、そりゃあっ!」ゲラゲラ



ミシェル「~♪」ゴソゴソ

蓮「……何してるんだ?」

ミシェル「今、新しい仕掛けを用意してまして」

蓮「新しい、仕掛け?」

ミシェル「はい、こっそり寮に入ろうとする不審者を感知するセンサーです」

ミシェル「人の興奮状態なんかをセンサーで感知して、この人は犯罪をしそうだぞとなったら反応するんですよ」

蓮「…そんなのをどこにつけるんだ?」

ミシェル「女子部屋のある西側です。これが反応したが最後、BB弾が雨霰と撃ち出されていって悪を撃滅!」

蓮「……とりもちとかの方がいいんじゃないか?」

ミシェル「いえ、悪に容赦する必要はありません! それに最近、このご近所で下着泥棒が瀕発してるそうですから、そういう下劣な輩は蜂の巣が丁度いいくらいなのをBB弾で我慢してるんですから!」

蓮「…そうか…」

ミシェル「悪即罰! これが原則です、痛い目に遭えば悪事もやめるはずですし!」



夢「――ミーのっ、ドグサレ変態大魔神っ!!」

ミシェル「ち、違いますっ、事故、事故ですからっ…!」

夢「今日という今日こそは許さないんだからっ! 待ちなさい!」

ミシェル「いやいやいやいやっ、俺は別に夢さんを女性としてはこれっぽっちも、赤ちゃんの足の小指の爪ほども欲情しませ――」

夢「何ですってぇっ!?」

ミシェル「何でさらに怒るんですかぁっ!?」


 バタバタバタ

ミシェル(こ、こうなったら夢さんから物理的に距離を置いてほとぼりが冷めるのを待つしか…そうだ、あそこの窓から脱出して!)ダッ

夢「あっ、ミー、そんなところから――」

ミシェル「誤解ですから、頭冷やしといてください! 失礼しま――」

センサー『ようやく出番がきたぜぇえええええええ―――――――――――――――――――っ!!』キラリンッ

ミシェル「あっ」

 シュババババババババババババッ

ミシェル「あだだだだだだぁっ!?」

夢「うわっ、何それっ!?」


<ぎゃああああああああ―――――――――――っ!

蓮「……自業自得か」

武「アヒャヒャヒャッ! 自分で引っかかってやがんのっ! ひぃーっひひひ、ふひゃひゃひゃひゃっ!」


 ~クリスマスのじゅんかな~

純「…」ポチポチ

奏「…」ポチポチ

純「…………あっ…ああ~っ…」

奏「どしたの?」ポチポチ

純「10連ガチャやったのに、SSRゆずちゃん出なかった…」

奏「ふうん…」ポチポチ


純「…」ポチポチ

奏「…」ポチポチ

純「奏」ポチポチ

奏「何?」ポチポチ

純「今日、クリスマスなんだって」ポチポチ

奏「知ってる」ポチポチ

純「何で俺達、こんなとこでSSラブしてるの?」ポチポチ

奏「待ち時間だから」ポチポチ

純「はあ…折角のクリスマスなのに仕事とか」ポイッ ←スマホ投げた

奏「何でクリスマスなのに純くんと2人でゲームしなきゃいけないのか…」ポチポチ

純「おい」

奏「何?」ポチポチ

純「文句言うなよ、俺に対して」

奏「だって純くんだもん…」ポチポチ

純「むかっ…」

奏「…」ポチポチ

純「ふんっ、じゃあ今日の仕事終わりに飯行くのなしな」

奏「ケチ」ポチポチ

純「っ…どっちがケチだよ、どっちが…」

奏「折角純くんがクリスマスにぼっちだって寂しがらないように提案してあげたのに」ポチポチ

純「それにかこつけていつもみたいに俺に奢らせて腹いっぱいになるつもりなんだろ、クリスマスだからチキン~とか言って高いのねだるつもりだったんだろ」

奏「そ…そんなこと、ないもん…」ポチポチ

純「ぜぇーったいに、今日は仕事終わったら直帰するし! 家帰ってクロちゃんに癒された方が万倍マシだし!」

奏「…」ポチポチ

純「ふんっ」

奏「…あ、純くん」

純「何だよ?」ムスッ

奏「クリスマス中にファミメでフライドチキン買うと、SSプロの女の子アイドルのサンタさんコスのクリスマスカードもらえるって。全5種類」

純「マジでっ!?」

奏「食べる担当してあげてもいいけど…」

純「……………………………………ゆずちゃんかせーら様出るまで食べろよ…」

奏「うん…。あ、純くん」

純「今度は何?」

奏「メリクリ」

純「……メリクリ」

今日はキャンプ回やな

キャンプやるやで~

この時間帯、人が少ないと見ている!
ので様子見で安価とかコンマとか最初だけなくしてくスタイルで


あと忘れない内に訂正版を張っておくのだ
教えてくれたひとサンキュー!


 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:5.47 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:224/ありがと
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:2曲


衣依「SSプロのみなさんのおかげでした。今週は移動中のバスの中からスタートです」

衣依「このバスにはわたしと、快斗くん、佑香ちゃん、零くん、タカシくん、ゆずちゃんの6人がいます」

タカシ「いえーい!」

佑香「がおー」

ゆず子「帰れると思ったのに…」

快斗「グッバイ、俺の夏休み…」

零「テンションの差が激しい…」


衣依「どうしてこんなことになっているのかは、VTRをどうぞ~」

衣依「…………はい、そういうわけで、夏休みの宿題が終わったご褒美として、今はキャンプ場に向かっています」

衣依「到着予定が、スタッフさんによると明日の朝だそうです」


衣依「………ねえ、どうして司会、わたしだけなの?」

快斗「ほら、最初は俺がくる予定なかったから、衣依だけで進められるようにって」

衣依「ええっ?」

快斗「夏休みの宿題スペシャルは俺ががんばったから、衣依もがんばっ」グッ

衣依「遊んでただけなのに、快斗くんは…」


タカシ「はいはいはーい!」

衣依「何ですか、タカシくん」

タカシ「バナナはおやつに入りますか!?」

衣依「各自の判断にお任せします…」

タカシ「じゃあチョコバナナはおやつに入りますか!?」

衣依「………入るんじゃない? チョコかかったら」

タカシ「バナナパイは!?」

衣依「何なのさっきからそのバナナ推し!?」


ゆず子「はいはいはーい」

衣依「今度はゆずちゃん? 何?」

ゆず子「ビール!」

衣依「お仕事中でしょ!?」

ゆず子「ご褒美なんだろ? 仕事じゃないんだろ? じゃあいいじゃんか、なあ~?」

タカシ「ねー?」

零「ダメな大人がたくさんいる…」


佑香「はいはいはい」

衣依「今度は佑香ちゃん?」

佑香「遊び道具忘れたから家寄って」

衣依「ダメです」


快斗「はいはい」

衣依「もう…ボケ合戦してるの?」

快斗「もう寝ていい? 今朝から仕事たっぷりあって…」

衣依「…お好きにどうぞ…」

衣依「SSプロのみなさんのおかげでした。夏だキャンプだ、宿題終わったご褒美スペシャルかいしー!」


衣依「はい、オープニング終わりー。もぉ~…こんなご褒美嬉しくないよ…」

零「司会って大変そう…」

快斗「ほんともう、気楽な人が好き勝手ボケたがるから面倒臭くて…」

衣依「快斗くんも隙あらばそっち側いくくせに…」

タカシ「おやつにチョコバナナとバナナとバナナパイ持ってきてるよー」

佑香「たべる」

ゆず子「あたしもー」

タカシ「召し上がれ~」

衣依「はあ…」

快斗「俺ももらいまーす。零は?」

零「…………この車内で、バナナパイ…? パイのカスが落ちちゃったら掃除とか大変そうなのに…」

衣依「引っかかるの、そこなの?」


 ・
 ・
 ・


*「ここでお風呂入ってもらって、あとは朝になってから出発になります」

快斗「おおー、地方のやたらデッカいスーパー銭湯」

タカシ「こういうの好き~」

ゆず子「風呂かぁ~…風呂だって、衣依ちゃぁーん?」ニタァッ

衣依「何?」ジトッ

ゆず子「……ぷっww」

衣依「どこ見たのっ!? 何で笑うのっ!?」

ゆず子「べーつにぃぃ~?」ニタニタ

衣依「がるるるる…」

零「お風呂入ってから、車中泊…」

佑香「早く行こ」


 カポーーーーーーン…

零「…ふぅぅ…」チャプ

快斗「はぁぁ~…」チャプ

タカシ「溶けるね…」チャプ

快斗「何がですかw」

タカシ「色々? ねえねえ、サウナ行こうよ、サウナ」

快斗「俺、ここでいいっす…」グデェー

タカシ「えー? じゃあ零くん、行こー」

零「ええ…?」

タカシ「何で嫌そうなお顔するの?」プクッ

零「変なことされそう…」

タカシ「しないもーん、そんなことしないもぉーん。行ってくれないとお尻とかもみしだいちゃうけど、そうでもない限り手とか出さないもーん」

零「…………快斗さん、パス…」

快斗「いやいやいやいや…」



タカシ「暑いねー」

快斗「結局3人でか…」

零「…」ダラダラ

タカシ「ていうか、このサウナ貸し切り状態? 貸し切りだよ?」

快斗「何でテンション上がるんですか? 今、何時だと思ってます?」

零「………9時半」

タカシ「ねえねえ、かーくんってバク転できる? バク転」

快斗「できますよ」

タカシ「僕もできるー♪ 零くんは?」

零「できないですけど…」

タカシ「ええっ? できないの!? そうなんだー、できないんだー?」

零「…何なんですか?」

快斗「かまってもらいたいだけだから、適当に相槌打っておけば大丈夫…」

零「あ、はい…」

タカシ「そうやって皆、すぐ僕の扱いぞんざいにするんだからー! もー!」

タカシ「じゃあ、勝負しよ、勝負。誰が先にサウナに根負けするか」

快斗「あ、俺そういうのいいんで」

零「断るの早い…」

タカシ「かーくん省エネモード覚えた?」

快斗「え?」

タカシ「そりゃね、いっぱいお仕事あって疲れちゃうのは分かるけど、省エネは良くないよ? 省エネは! お仕事をもらえる内が華なんだから、その間はがんばらなきゃ」

快斗「……ま、まともなことを…」

タカシ「てへっ☆」

零「そういうのなければまともなまま終われるのに…」

タカシ「ぶーぶー、そういう茶々入れなければストンとオチるのにー」

快斗「オチませんよ…」


 カポーーーーーン…

衣依「ふぅぅ…」チャプ

ゆず子「ああああ~…」チャプ

佑香「ふへぇ…」チャプ


衣依「広いお風呂って気持ちいいね…」

ゆず子「ザ・開放感って感じでなぁ…」タプン

佑香「…」

ゆず子「にしてもキャンプか、めんどくさそ…」

衣依「テントの組み立てとか快斗くん、できるかな?」

ゆず子「んー、できるんじゃね? そういうのは得意分野っしょ、多分。それよかタカシだって、タカシ」

衣依「タカシくんねー…」

ゆず子「どこまでどう引っ掻き回してくるものやら…あーあー…」

衣依「まあ、タカシくんは佑香ちゃんと遊ばせておけばいいし…」

ゆず子「いや、甘いな。隙あらば落とし穴でも掘ってくる」

衣依「さすがにそこまで…」チラッ

佑香「ほはぁ~…」グデェー


衣依「………………ないとも言い切れない悲しさ…」

ゆず子「だろ?」

衣依「ゆずちゃんも自分勝手だろうしなあ…」

ゆず子「まあがんばれ」

衣依「嫌味なんですけど? 他人事みたいに言わないでほしいんですけど?」

ゆず子「だぁーって賑やかし要員だし~。あたしがちゃっちゃとキリキリ動いてる姿に需要があるとでも? んん?」

衣依「……なさそうだね」

ゆず子「だろぉー? だから衣依とかを困り顔にさせるのが仕事なわーけ」

衣依「この開き直り方がもうね…」


ゆず子「まあ、でもテレビでいくようなとこだし、色々と豪華っしょ、きっと。天然温泉があるとか、海の幸、山の幸がいっぱいあるとか」

衣依「ああー…そうかもね」

ゆず子「でもって、何か作らされるんだろうな…。がんばれ、主婦力の塊」

衣依「主婦力言わないでよ。ゆずちゃんもお料理できるようになったら、ファン層開拓できるかもよ?」

ゆず子「ムリムリ、手がネギ臭くなるとかやだし」

衣依「そんな、理由っ…」

ゆず子「食べる専門サイコー」

佑香「さいこー」

衣依「もぉぉ~…。そもそもさ、キャンプってさ、男の子は好きだけど女の子はヤダよね」

ゆず子「お、愚痴か? 愚痴か?」

衣依「朝昼晩とご飯の支度してさ、その後片付けもやってさ、その間、男の子は遊び回ったり、遊びの一環で釣りとかやって得意気にこれ捌いてーって持ってくるでしょ?」

衣依「最後まで自分でやればいいのにさあ…まこちゃんみたいに」

ゆず子「ほんっとに主婦だなwww」

衣依「主婦じゃないですぅー」

ゆず子「主婦系アイドル、おおー、いよりんは攻めるなあ。もっと所帯染みてったら?」

衣依「おーこーとーわーりっ!」


快斗「ふぅーっ、さっぱりしたぁ~…」

零「ちょっとのぼせたかも…」フラ

タカシ「むっふふふー、意地張って最後までサウナ残るからだよー? はい、フルーツ牛乳」

零「あ…ありがとう…ございます」

タカシ「かーくんにもあげるー。僕のオゴリだよー?」

快斗「いちご牛乳なんだなぁ…」

タカシ「えー、フルーツ牛乳だって」

快斗「いいや、いちご牛乳」

零(どうでもいいけど、着替えてからそういうやり取りしてほしい…)


快斗「けっこう広いなぁ…」

タカシ「だねー。ここ24時間営業だから、ここで寝ちゃいましょうってことだよね。さっき、ディレクターが仮眠室で爆睡してたよ」

零「スタッフさんも…ちらほら死んでる…」

快斗「俺も早く寝たい…」

タカシ「衣依達はまだ出てきてないのかな? あっ、晩ご飯食べようよ、晩ご飯。食堂みたいのあるしー。好きなのご馳走してあげるー」

零「他人にものとかあんまりもらうなって…」

タカシ「他人じゃないでしょー、ぶーぶー」

快斗「でもこうして夜の時間にこういうとこで人といるの、修学旅行みたいで楽しいですよね」

タカシ「じゃあじゃあ、枕投げとか、好きな人告白大会とかやる?」

快斗「いや、客間とかないですし…」

零「そもそもアイドルはそういうのしていいの…?」



タカシ「かんぱーい」

快斗「かんぱーい」

零「かんぱい…」

 グビッ…
 ゴクゴク…

タカシ「ぷはぁーっ、これこれー、お風呂上がりのお酒ってどうしてこんなにおいしいんだろ?」

快斗「やっぱビールはまだ苦いんですけど…」

タカシ「苦さに慣れて大人になるんだよ、うん」

零「あ、おいしい…」モグモグ

タカシ「で、で、でっ? キャンプで何やる? 何やる?」

快斗「うきうきですね」

タカシ「当たり前じゃーん、わくてかだよっ。やっぱりね、落とし穴とか掘って、ゆずを落としたいよね!」

零「ええええ…?」

快斗「どれくらい掘るんですか?」

タカシ「1メートルくらい掘りたいよね。スタッフさんに落とし穴に仕込む緩衝剤をこっそりお願いしといたし、盛大にやろ」

零「1メートルも掘るのって大変なんじゃ…?」

快斗「じゃあ俺が掘削マシーンを…」

タカシ「作っちゃうっ?」

快斗「めんどくさいから作りません」

タカシ「ぶーぶー」

零「何で期待持たせようとしたの…?」


ゆず子「くぁぁぁ~……いい、さいっこう…」

マッサージ師「お疲れですね」

ゆず子「そうなんだよ、特に肩らへんを…ああ、そうそう…あああ~…」



衣依「ゆずちゃん、満喫してるなあ…。お風呂上がりにマッサージしてもらうなんて…」

佑香「あいむはんぐりー」

衣依「そう言えばそうだよね…。タカシくん達、もうお風呂上がったかな? タカシくんの思考パターン的には、ご飯とか食べてそうだけど…」

佑香「いくべ」

衣依「べ、って…」

 スタスタ…


<あはははっ

衣依「あ、いた」

佑香「もりあがってる?」


快斗「おりゃあっ!」コチョコチョ

タカシ「えいえいえいえーい!」コチョコチョコチョ

零「うひっ、ひゅふっ…あは、あはははっ、や、やめっ…うあはははっ!」ジタバタ

衣依「……何してるの?」

快斗「零が大声で笑ったりしないから笑わせる特訓!」コチョコチョ

佑香「佑香もやる」キラリンッ

タカシ「暴れてもムダだぞー!」コチョコチョ

零「やめっ…うふっ、ふひははっ!」ジタバタ

衣依「…」チラッ

ビールジョッキ『いい飲みっぷりでした!』×7

衣依(快斗くんって…酔うとこうなるんだ…?)サー ←急激に何かが冷めていく音


零「はぁ…はっ…」ピクピク ←さんざんくすぐられた

快斗「Zzz」

佑香「Zzz」

衣依「タカシくん、遊びすぎじゃない?」

タカシ「えへへへー、楽しくなっちゃった~♪」

ゆず子「ういーっす」

衣依「あ、ゆずちゃんおかえり」

タカシ「どこいってたのー? もうかーくん潰しちゃったよー?」

ゆず子「マジで? あ、ほんとだ。モンスターと一緒に寝てる。まあでも酔うとめんどくさいし、この方がいいって。タカシ、金。飯食う」

タカシ「じゃあ僕、ビールね。はい、お金」

ゆず子「サンキュー」

衣依「もぉぉ…ゆずちゃんのことも甘やかしてー」

タカシ「だぁーってゆずは衣依と違って遊んでくれるもーん。衣依も僕と遊んでくれたらいっぱいお金あげるのに」

衣依「言い方が危ないからダメ」

タカシ「ぶーぶー! けちんぼー!」

衣依「はあ……何か、全然疲れが取れない…」


 ―― 翌朝

衣依「……キャンプ場…到着です……」ボロッ

快斗「んんーっ、いい朝だ!」キラリンッ

佑香「おおーっ…」

零「ふわぁぁ~…」

タカシ「眠いよぉぉ~…」

ゆず子「あと1時間寝かして…」


衣依「スーパー銭湯でさんざん騒いじゃって体力なくしちゃうとか…。本番は今日なんだよ?」

タカシ「はいはーい…」

ゆず子「わぁかってるってば…」

佑香「あっち行こ」

衣依「あ、その前に虫除けスプレーちゃんとシューってやって、シューって。佑香ちゃん、腕出して」

佑香「ん」

衣依「はい」プシュー

佑香「行ってくる!」タタタッ

零「すごくこなれてる…」

快斗「よっ、主婦力」

衣依「あ、快斗くんとタカシくんと零くんはテントよろしくね。虫除けスプレーしたら行動開始ね」

衣依「はい、テキパキ動いてー」パンパン


快斗「そしてこの扱いの手際の良さですよ」

タカシ「さすがいよりんだねー♪」

零「謎の安定感…?」

衣依「口より先に手だよ、手」



 ↓1 テント設営!

 1~3 かーくんぇ…
 4~6 男達3人で協力します
 7~9 タカシくん持ち込みのテントはすごかった



快斗「これがテントか…」

タカシ「2つ作るの?」

衣依「男の人用と、女の人用」

零「自分達でテント張ればいいのに…」

衣依「役割分担です。これくらいしか働かないんでしょ? がんばって」

ゆず子「がんばれーぃ、あたしはちょっと散策してくるから」スタスタ


タカシ「えーと…」

快斗「…うーんと…?」

零「…」チラチラッ ←かータカを見てる

快斗「タカシさん、これどうやって組み立てるか知ってます?」

タカシ「しらなーい。零くん知ってるー?」

零「えっ? 知りませんけど…」

快斗「迷宮入りか…」

タカシ「これは難問だ」

零「ええっ…?」

衣依「できないの?」


快斗「最近のテントはほんっとに簡単にパッとジャンプ傘みたいに広げられるんだって」

タカシ「あ、それ僕知ってる!」

快斗「だからこういう時代遅れのテントは…。ほら、俺王子様だから」キラッリィィィィィンッ

零「今、1番かっこ悪いその使い方した」

快斗「」


タカシ「とにかくやろっか。どうすればいいんだろ?」

快斗「これが骨組みですよね」

零「地面に、杭みたいの打ち込むイメージあるけど…」

タカシ「それだ! まずは杭を打とう、杭を! 吸血鬼の心臓に打ち込むようなつもりでぇー、とうっ、とうっ、とうっ!」

快斗「このやろ、このやろっ、吸血鬼めっ!」

零「…」pi ←スマホで調べ始めた



 ↓1 テント設営の所要時間は…

 1~3 2時間!! しかも、1つ作るのに!
 4~6 1時間! もちろん、1つ作るのに!
 7~9 妙なとこで現代っ子な零くんによってちゃんとできました~


零「それでこの状態でペグを打ち込んでテントと地面を固定で…」

快斗「ハイ」カンカン

タカシ「打ちまーす」カンカン

零「上に…これをかけて」

快斗「かけまーす」

タカシ「かけまーす」

零「かけたのを金具で固定…」

快斗「このカチャってするの楽しいよな」カチャッ

タカシ「分かる」カチャッ

零「これで、完成」

快斗「おおっ」

タカシ「ほんとだ、いつの間にかできてる!」

衣依「ご苦労さま、零くん」

零「何で大人なのにしっかりしてないんだろ…?」

快斗「」

タカシ「てへぺろっ☆」

零「ペッ」

タカシ「!?」

零「あ、口の中に砂利っぽいの入っちゃっただけで…」

快斗「怖いわー、零怖いわー」ブルブル

タカシ「ねー」ブルブル

零「……こういう時、どうすればいいんですか…?」

衣依「怒ればいいと思うよ」


衣依「じゃあ、テントもう1個やったら、タープもお願いね」

零「えっ」

快斗「え」

タカシ「ええっ?」

衣依「 よ ろ し く ね ? 」


 ・
 ・
 ・


快斗「やっと終わった…」

タカシ「テントやってタープやって…僕らは働き蟻じゃないぞー!」

零「蟻さんの方が真面目だし…」←しゃがんで蟻の巣見てる

タカシ「零くんが辛辣だよぉ、かーくぅん」

快斗「年頃なんですって、きっと」

零(何だか腹立つ…)



 ↓1 ともあれ、ようやく自由時間! 零くんは…?

 1 いよりんと一緒にお昼ご飯の支度っす
 2 モンスターズに連れられて昆虫採集…
 3 ゆずが見つけたっていう渓流で水遊び?



カメラ『…』ジィッ

零「ほんとに、やるんですか…?」ヒソ

衣依「テレビだもん、仕方ないよ。せーの、だよ? 恥は捨てないとダメだよ?」ヒソ

零「はい…」ヒソ


衣依「衣依と!」

零「零の…」

いよれー「「キャンプランチ~!」」

衣依「照れがあるよ?」

零「だって…何か……」

衣依「徐々に馴れようね」

零「あう…」


衣依「他の皆が、思い思いに遊んでる間、お昼ご飯を作ります」ニコッ

零「メニューはどうするんですか?」

衣依「初日のお昼だし…」

零「初日のお昼だし…?」

衣依「簡単なのでいいよね」

零「あっ…」

衣依「おにぎりでーす!」

零「おにぎり…」


衣依「6人だから、一人頭2個…は足りないか。一応3個ずつで、18個だね」

衣依「お米を炊くまでは一緒にやって、あとは6個ずつ、別々に作ろう?」

零「はい」

衣依「そういうわけで、ご飯を炊くけど……飯ごうと、土鍋と、スタッフさんが用意してくれたのね」

零「どうして土鍋…?」

衣依「ほんとにどうしてだよね。飯ごうにしよっか?」

零「でも土鍋の方がおいしいんじゃ…?」

衣依「えっ?」

零「え?」

衣依「…………土鍋で炊いたことが、あるの?」

零「…………はい」


衣依「くぅっ…!」←悔しい

零「?」

衣依「………そういうわけで!」

零「何がですか?」

衣依「テレビの前の、土鍋でご飯を炊いたことがない人、必見! 零くんの土鍋炊飯でぇーす!」

零「えええっ…?」



 ↓1 そんなこんなで、おにぎり作りまっせ!

 1 オーソドックスな具のおにぎりを作りますよ、零くんは
 2 手抜き? いいえ、おにぎりは梅干ししかありえない零くんです
 3 出たな、モンスターズ!? 悪戯をしにきたなっ!?



衣依「ちゃんとご飯粒が立ってる…」

零「土鍋の中で対流がちゃんと起きるだけのスペースがあるから…」

衣依「これ初めて見た…。ちょっとだけ炊きたてを味見………んんっ、おいしい!」

零「こんなのもできない人が多いんですね…」

衣依「しょ、少数派だと思うよ…? まして、年齢層で見たら尚更…」


衣依「じゃあ、ご飯が炊きあがる間に準備してた具を詰めて握っちゃおうか」

零「はい」


 ・
 ・
 ・


衣依「よーし、できた。みんなー、ご飯だよー」

<はぁーい!

零(何このファミリー感?)


快斗「おっ、おにぎりだ」

ゆず子「手抜きか」

衣依「手抜きじゃありませんー、ちゃんと具を作りましたー」

佑香「どれ梅干し?」

タカシ「梅干しヤなの?」


衣依「皆そろったし、いただきまーす」

 『いただきまーす』

零(さっきから何か…低学年感)



 ↓1 さて、零くんといよりん、どっちのおにぎりが評判かな?

 1~3 いよりん…さすが、それぞれの好みを熟知してやがるぜ…
 4~6 どっちもどっち? みたいな?
 7~9 零くんにぎり評判やでっ


快斗「何これ?」

衣依「! それはね、オムにぎりだよ」

快斗「オム…にぎ、り…!?」

衣依「食べてみて…」ゴクリ

快斗「い、いただきます…」パクッ

快斗「…」モグモグ

衣依「…」ゴクリ

零「何なんですか、あの緊張感?」モグモグ

ゆず子「気にすんなって、ただのオムバカだから」

快斗「やや固めに炊き上げられたご飯に絡んだケチャップの中には鶏の旨味と、鶏肉そのものも入っていてチキンライスを再現…」

快斗「それをやや塩気の強い薄めの卵焼きで包み込んだ一体感…」

衣依「…ど、どう?」

快斗「………これはオムライスじゃないな」モグモグ

衣依「あ、あっさり…」ガックシ

快斗「うん、オムライスとしてじゃなきゃ、まあ…うん、普通においしい」

ゆず子「普通だってよ」ポンッ

衣依「ぐぬっ…!」


タカシ「このシャケのおにぎりおいしいねー。これも衣依?」

零「あ、それ僕…」

タカシ「絶妙な塩梅だよねっ!」

零「う、うん…」←嬉しい


ゆず子「じゃあこれは? 中身は……ハムッ……ん? 具なし? 塩にぎり?」

零「それも僕…」

衣依「塩にぎりって…」

ゆず子「……………あれ、塩にぎりってこんなうまかったっけか? ほのかな甘味が…」

衣依「ええっ…?」

佑香「ツナマヨもうなし?」

衣依「え? うん、もうないけど」

佑香「チィッ」

衣依「気に入ってくれたんだ…?」



タカシ「ごちそー様でしたぁー!」

衣依「お粗末様でした」

快斗「はぁー…腹ごなししたらコーヒー飲みたくなってきた」

ゆず子「うわ、イケメン発言」

佑香「キャンプ場で、コーヒー……。佑香も飲む」キリッ

衣依「インスタントしかないと思うけど…えーと、どこにやったっけ…?」

零「それでもちゃんと探しにいくんだ…?」


 ↓1 午後の一時でござるよ

 1 番組スタッフからの提案:たまにはいよりんにねぎらいのサプライズとかしちゃおうぜ、ロケーションいいから!
 2 番組スタッフからの提案:近くにいい感じの小川があるから、そこで水着になっちゃいなよ、ユー達!
 3 番組スタッフからの提案却下! のんびりまったり、思い思いに過ごす! だってご褒美の夏休みだし~


快斗「…」ズズッ

佑香「…」ズズッ

<ミィンミンミンミンミン…

<ジュワジワジワジュワ…


快斗「蝉時雨、そしてコーヒー」

佑香「夏の森、そしてコーヒー」

かーゆー「「この極上の一時を、ネズカフェ」」キリッ


零「あれは?」

ゆず子「スポンサーに媚び売ったワンシーン」

衣依「カメラマンさんと打ち合わせてカットとかまで決めてね」

タカシ「それより遊びいこーよー」


番組D「タカシくん、タカシくん」

タカシ「? なーにー?」トトトッ

 ヒソヒソ…
 ヒソヒソヒソ…


零(気にしたくないけど…気にしないといけないようなヤな予感がする…)

衣依(わざわざタカシくん呼ぶんだから、めんどくさそう…)


タカシ「みんな、集合ー!」

快斗「どうしたんですか?」ズズッ ←コーヒーは無糖ブラック派

佑香「何?」ズズッ ←コーヒーはミルクと砂糖なみなみ派

タカシ「あっちにね、いい感じに川遊びできるところがあるんだって! 水着とかあるらしいから皆で遊びに行きましょー!」

衣依「ええー…?」

ゆず子「ふっ、とうとうこの時が来たか…」

快斗「あれ、ゆずさんが乗り気?」

ゆず子「夏はこの手の仕事が増えるから、春ごろからずっと色々ガマンしてたのだっ!」

零「それしかないから?」

ゆず子「そうそう、お色気枠でしか出番が――じゃかしいわっ!」

タカシ「芸人化が深刻だよね、うちの事務所って」

衣依「誰のせいだと思ってるの?」ジトッ

タカシ「いよりん?」

衣依「タカシくんでしょっ! 色んな元凶は!」

タカシ「だってぇー、そうやってツッコミ入れてくれるんだもーん」

衣依「ツッコミじゃなくて注意だよ…」



 ↓1 さあ、水着やで!

 1~3 あれ、女性陣の水着姿がゆずさん以外、何かこう…?
 4~6 水着エプロン男子グランプリストをネタにされまくっちゃう零くん
 7~9 SSプロは水着が似合う人と似合わない人の差が激しすぎるもよー



快斗「準備運動、完了」キラッリィィンッ

タカシ「おおー、かーくん、水着なのにかっこいー」

零「普段はほとんど芸人なのに」

快斗「ウェイト、ウェイト、ウェイト、零。アイドル、アイアム、アイドル? オーケー?」

零「発音めちゃくちゃ…」

快斗「」


ゆず子「視聴者の皆さん、ファンになって構いませんよ?」ドタプゥンッ

ゆず子「うっふん♡」

零「…」

タカシ「…」

快斗「…」

ゆず子「何だよ、その目ぇっ!?」

快斗「いやー…俺、アイドルになる前、ゆずさん表紙になってた漫画雑誌、普段買わないのに買ったなーって思い出しまして」

零「うっふん、はちょっと…露骨」

タカシ「ゆず、お仕事がんばってね…うるうる…」

ゆず子「くぉらぁっ!」


快斗「あれ、衣依と佑香は?」

タカシ「おーい?」

衣依「……………満足ですか、羞恥プレーは…?」ペタリーン

佑香「がおー」←ランニングシャツと短パンと虫取り網

零「何これ?」

快斗「……零、世の中、人をはかる物差しなんてどこにもないからな…」フッ

衣依「遠い目やめてくれないっ!?」

タカシ「衣依は何も恥ずかしがることないって! デビュー当時と変わらないかわいさだからね、うんうん」

衣依「色々と複雑なフォローありがと…」



 ↓1 水遊びやで!

 1~3 ゆずさん、ここぞとばかりに悩殺攻撃で零くんの精神にダイレクトアタック!
 4~6 リルモン無双
 7~9 調子に乗りやすいメンツが多くてね、零くんもいよりんも大変ですね


佑香「ふっ!」

 シュバァッ

零「あうっ…!?」バシャッ

快斗「こんのっ!」スチャッ

佑香「遅い」

 シュバァッ

快斗「うぐおっ…!?」

タカシ「もらったぁー!」チャキチャキッ

佑香「ふっ、ほっ!」シュタタッ

 バシャバシャッ

タカシ「身のこなしがおかしいんだけど!?」


衣依「佑香ちゃん、すごいね…」

ゆず子「よくもまあ水鉄砲であそこまで盛り上がれ――」

 ビシャアアッ

ゆず子「…」グッショリ

佑香「この戦場に、安住の地はないのだ…」フッ

ゆず子「上等だ、こら、1回シメてやろうとずぅぅぅぅーっと思ってたんだよぉっ!」

衣依「まんまと乗せられてるし…」



 ↓1 さんざん水遊びをしました

 1 いたのか、オッサン!?
 2 零くんのとこにアイドルの誰かがきました?
   ※「2」を選ぶ際は かー・いよ・リル・タカ・ゆず からひとりだけ選んで併記してね



零「ふぅ…」

零「つかれた…」ゲッソリ

 シュタッ

零「!?」ビクッ

佑香「…」つ握り拳

零「な……何ですか…?」

佑香「いいもの」ニカァッ

零(絶対良くないのだ…!)


零「…」スッ

佑香「…」パッ

 ポトッ…



 ↓1 リルモンが零くんにあげたものは…!?

 1~3 カブトムシさん(の幼虫)
 4~6 だんごむしさん(1ダース)
 7~9 カナブンさん


カナブン『やあ、零くん!』

零「」←虫ダメな子

佑香「いい色」グッ


零「」バタッ

佑香「倒れた…」ツンツン

零「」ブクブク

佑香「泡吹いてる…」ツンツン

零「」ピクピク

佑香「…」チョンッ ←顔にカナブンさん乗せた

零「ひぎゃぁっ!?」バッ

佑香「おおー」

零「ああああああああああああああ―――――――――――――――――――――――っ!!」ダダダダダッ

佑香「おおー…」



零「はぁ…はぁ…はぁぁ…」

衣依「どうしたの?」

零「む…む、むむし…むしぃ…」ブルブルブル

衣依「………あー…佑香ちゃん?」

零「…」コクコクコク

衣依「虫くらいでそんな怯えなくてもいいのに…」



 ↓1 尚?

 1~3 虫嫌いはいよりんもだし、かーくんもだよ
 4~6 別のところでかーくんがめちゃくちゃ鳴かされたもよー
 7~9 リルモンへの復讐で夕ご飯は野菜がたっぷりになったもよー


タカシ「ねーねー、衣依、あ、零くんもいるー」

衣依「どしたの?」

タカシ「見て見て、すっごいよ!」

零「…?」

タカシ「ほらっ、カブトムシ!!」キラリィーンッ ←タカシくんのおめめが輝いた音


衣依「きゃああっ!?」

零「虫ぃぃぃぃっ!?」

タカシ「えー…? カブトムシだよ? かっこいいじゃん、カブトムシ」


快斗「何してるんですかー?」スタスタ

タカシ「ほら、カブトムシ取ったんだー♪」

快斗「ぎゃあああああっ!?」バタッ

タカシ「……………ふぅぅーん?」ニンマァァリ

虫嫌いs「「「」」」ゾクッ

タカシ「夜が、楽しみだねっ♪」ニコッ

衣依「何するつもりなのっ!!?」




 一旦、きゅーけー!

タカシくんはきっとカブトムシクワガタくらいまでならいけるんだよ(目そらし


ゆず子「ああー……超ひっさしぶりにカレー食ったぁ…」

快斗「やっぱカレーは甘口ですね」

佑香「同意」コクコク

タカシ「だよねだよね、カレーは甘口だよね」

衣依「何この異常な甘口率?」

零(流れで僕も甘口って言いづらい…)


ゆず子「で、何、飯食ったし、もう終わり? いやー、虫が多い以外はいいロケだった…」

快斗「…」

衣依「…」

零「…」

ゆず子「ん?」

タカシ「温泉あるんだってー、温泉。温泉いこー?」

佑香「おかわり」

衣依「よく食べるね…。はい」

佑香「うまうま」モグモグ


快斗「にしても、日が暮れるとほんとに真っ暗だな…」

タカシ「暗いよねー」

衣依「山の中だしね」

ゆず子「まあ、こんな文明から離れてるとこは数年に1回で充分だけど…」

零「……静かですね」

佑香「…」モグモグ


タカシ「ところで衣依?」

衣依「何?」

タカシ「テレビ的に、これで終わりでいいの?」

衣依「…」チラッ ←スタッフ見た

衣依「………いいんじゃない? だって、ご褒美だし」

番組D「…」


快斗「じゃあ、温泉入って寝ましょうか」

タカシ「えー? 酒盛りが残ってるよ」

零「また…?」

衣依「おつまみとか作ってあげないからね?」

タカシ「ふっふーん、じゃあいいもーん、男同士で語らうもん。ねー、かーくん、零くん?」

快斗「いやあ、俺は酒はあんまり飲んでもつまらないですし…」

ゆず子(いやいや、お前は人格変わりまくりだろ?)

零(あれだけ豹変してたのに無自覚…?)



 ↓1 キャンプの夜…

 1 まったり温泉に浸かって終わりだーい!
 2 焚き火を囲んで結局宴会…?
 3 タカシくんがギター持ってきてるんだって


 カポーーーーン…

快斗「ふぁぁ…」

タカシ「はぁぁん…」

零「ふぅぅ…」

快斗「…………溶ける」

タカシ「ね、溶けるでしょ? ね?」

零「まだ引きずってた…」


快斗「昨日のスパ銭も良かったですけど、天然温泉最高ですね…」

タカシ「何かこの乳白色になってるお湯が温泉って感じするよね~」

零「あとこの…岩とか」

快斗「分かる、岩大事」

タカシ「大事だよねー」



 ↓1 まったりとお湯に浸かると何かが起きるのか?

 1~3 スタッフが何故か日本酒なんかをね、用意しちゃってね。零くんにはサイダーとかね、キンキンに冷えてる
 4~6 いろいろとアレではあったけど、楽しかったよね、みたいな感じの
 7~9 裸のつき合いは心の壁を破るのか?


 チャプ…

タカシ「れーいーくーんっ」バシャッ

零「っ……何ですか…? あんまり、お湯の中でくっつかないで…」

タカシ「えへへー」

零「…」

快斗「まあまあ…基本、その人、甘えたがりのペットみたいな感じに扱ってれば問題ないから」

零「ええ…?」

タカシ「わおーんっ! それともにゃーんの方が好き?」

快斗「ほら、撫でてみ、撫でてみ、鳴くから。絶対」

零「…」チャプ

タカシ「…」ジィッ

零「…」ナデナデ

タカシ「うわぁぁーんっ!」

零「泣いた…」

快斗「めんどくさい人だなぁ…」

タカシ「ぶーぶー」

零「あ、豚になった」


タカシ「言っておくけどね、僕はムダな行動なんて一切してないんだよ?」

零「いきなり何…?」

タカシ「全ての行動には理由があるのです!」

快斗「今そういうことを突拍子もなく言ってる理由とかもあるんですか?」

タカシ「もっちろん、あるよ。零くんってね、零くんってね? 知ってた? いまだにね、僕にもかーくんにも心を開いてくれてないんだよ?」

零「え?」

タカシ「もうすぐ事務所入って1年にもなるのにだよ? だからね、もっともっと仲良くしたいなあーって思っています」

快斗「何か色々と飛びすぎじゃないですか?」

タカシ「この機会にだよ、この機会に。お互い裸の、ありのままの姿で、本音を言い合った方がいいんだって」

零「…」

快斗「あ、零が渋い顔してる」

タカシ「ほら、こういうところ! もー、そーゆー顔するくらいなら、言いたいこと言っちゃえばいいんだって。放送できない内容だったらピーって音入るか、丸ごとカットされるから」

快斗「まあ…うーん……でも確かに、他の事務所の皆みたいな気軽さっていうのは零に感じないかも…?」

タカシ「言ってごらんよー? ねーえー?」

零「だから近づかないで…」

タカシ「そのすべすべお肌がうらやましーいー…」

零「気持ち悪い…」

快斗「はは、は…」

タカシ「よし、じゃあこうしよう。タカシくんの人生相談~! さあ、零くん、職場の先輩への不平不満でも、職場のお兄さんの頼もしいところでも何でも言いなさい!」

タカシ「言わなきゃ襲っちゃうぞー? もうスタッフさん達も引き上げたんだしさあ、いいじゃん? ね? 男3人の秘密だからさあ?」

快斗「そんな強引な…」



 ↓1 その時零くん、口を開く!?

 1 面倒臭い職場のお兄さんをどうやってあしらえばいいか分からないことがあります?
 2 実はお家のことで色々と考えている最近です?
 3 いい子でいないといけないんだっていう気持ちが強くて言いたいことも言えないことがあります?


零「……言いたいことあっても、言えないから…」

快斗「ん?」

タカシ「…どして?」

零「だって…悪いことはできないし…いい子っていうか…そういう風にしてなきゃ、いけないから」

快斗「…」チャプ

快斗(が、ガチなのきた…?)

タカシ「いい子でいなきゃいけないの?」

零「…………はい」

タカシ「そっかぁー、大変だね、よしよし」

零「…」

タカシ「…」

快斗(空気変わったなう…。こういうの苦手…)


タカシ「でもね、あんまりガマンしてても自分が壊れちゃうから、そうなる前にいい子は卒業しちゃった方がいいよ」

零「…」

タカシ「抵抗あるのは最初だけだし、開き直ってると楽しいもん」

零「…」

快斗「……零って、タカシさんのことって、知ってるっけ?」

零「何を…?」

タカシ「ぶーぶー、そんなの知らなくてもいいんだもーん。とにかくね、零くん」

タカシ「人生、やってやったもん勝ち!」

零「…そんな、勇気ないし…」

タカシ「勇気なんていらないよ、好きにやるだけなんだから。むしろ逆? 逃げまくっちゃえばいいんだよ、嫌なこととか、やりたくないことなんて」

快斗「それはそれでどうなんですかね…?」

タカシ「もうねー、面と向かってあれこれ言ってやってからね、もう二度と近づかないようにって逃げ出す時とか、気分いいんだよ」

快斗(これ中学生に言うことか?)

零「そこまで…別に…」

タカシ「え、そうなの? じゃあいいいじゃん、別に…。いい子になんてなりたくないならならない方がいいんだよ、うん。開き直っていこー!」

零「…」

タカシ「お返事は!?」

零「………保留で…」

快斗(保留するんだ…)



 ↓1 そんなこんなで、キャンプは終わるのでしたとさ

 偶数 零くんからオッサンに質問
 奇数 零くんの毒が濃く…?


藤P「どうだった、キャンプ?」

零「……あれって、仕事?」

藤P「んー……超グレーなお仕事…ってところかな?」

零「………………労働基準法」

藤P「グレー」

零「法律も守れないお仕事って、する意味ある?」

藤P「…………何か、今、ものすっごいこと言わなかった?」

零「……うん」

藤P「どしたのよ? オッサン、何か零くんに悪いことしたっけ? 何も言わなかったこと?」

零「ううん」

藤P「んじゃ何よ? ねえ、何よ? 気になっちゃうんだけど」

零「…………あと、オッサン」

藤P「ん?」

零「加齢臭キツいって言ったら、怒る?」

藤P「…………怒んないけど、臭う?」クンクン

零「ううん」

藤P「ありゃ…。何よ、零くん? さっきから、ちょっち気になっちゃうんだけど。怒ってる?」

零「怒ってないよ」

藤P「ふーむ…? それじゃあどうして、何か辛辣なのよ?」

零「…オッサンで、実験中…」

藤P「何をっ?」


零「ねえ、オッサン」

藤P「はいはい? 今度はなーに?」

零「口臭いよ」ニコッ

藤P「え、ほんと? 嘘っ? はぁーっ………ほんとに臭う?」スンスン

零「………ううん」

藤P「…だから、何なのよ、それ?」

零「笑顔の方が…グサッときた?」

藤P「……………ええっと…反抗期かな?」

零「…違うと、思うけど…」


 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:5.47 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:224/ありがと
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
    毒が濃くなった感
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:2曲

てっぺんこえたから、今日はここまで!
どうもありがとう!

この調子なら特殊能力:心の爆弾は発動しなさそうね…違うのに置き換わりそうだけど


 ~ラバステ!~

快斗「ラバーネーム、時には安らぎを、さん! みなさんこんばんは! いつもこの時間を楽しみにしてます!」

快斗「快斗君はドラマの主演が決まりましたね! おめでとうございます! 何でも人の心が読める超能力者という設定らしいですが、お二人はそのような力を手に入れたらどう活用しますか?」


快斗「心を読める超能力…」

ゆず子「便利そうだなぁー…。例えばクイズとか、対面して出される限りは無敵っしょ。クイズ王目指すとか?」

快斗「せこいですね、考えが」

ゆず子「これでも大いに妥協してるっての。そっちはどうなんだよ? 心を読めたら」

快斗「そうですねえ…。うーん、うぅーん…心を読めたら、心を読ーめーたーらー…占い師とか」

ゆず子「占い師?」

快斗「相談される前に言ってやるんですよ、『あなたは今、何とかについてお悩みですね?』って」

ゆず子「あー、はいはいはい…」

快斗「絶対に話題になりますよ、絶対! 占いなんて根拠ないじゃないですか、所詮? それでも人が行くのは悩み相談っていう側面があるからじゃないですか」

快斗「だから、あなたはこうこうこういうことをお考えですね、って上で、上で、ですよ?」

ゆず子「熱く語るな?」

快斗「これまで何百人と人の心を読んできたデータを基に、それは良くないとか、こうした方がきっといいとか、そういうのを言っちゃうんですよ」

快斗「無敵の占い師になれますね、絶対!」

ゆず子「でも、それで『あなたに恋しちゃってるんです~』とか言われたらどうするよ?」

快斗「ゆずさん、声変えるとめっちゃくちゃかわいいですよね」

ゆず子「ばっ、バッキャロー、不意打ちで誉めるなよっ!?///」

快斗「まあ、そういうこと言われたら、例えば…うーん…『本当はあの人に未練があるんじゃないですか』とか適当なことを言えばいいんじゃないですか?」

ゆず子「無責任だな」

快斗「だって占いですもん」

ゆず子「占いを何だと思ってんだ」

快斗「悩み相談」

ゆず子「そうだったか…」

快斗「そうですよ」


ゆず子「でもよくよく考えると人間、真面目な顔で何考えてるか分からないし、困りそうじゃね?」

快斗「ああー、ま、そうですね」

ゆず子「めちゃくちゃ真剣な会議中にさ、その会議に出てる誰かが『鼻がむずむずする、くしゃみ出そう』とか考えてたらシュールで笑えねえ?」

快斗「笑いそうですね。それに人間、あんまり人に聞かせられないことも考えたりしますしね?」

ゆず子「そうそう、そういうの。表面上ではにっこにこなのに、内心で『この顔だけ野郎がっ』みたいに思われてたらグサっとくるって」

快斗「それ、俺に当てはめてます?」

ゆず子「いや別に?」

快斗「…くっ、こういう時に心を読めればゆずさんの本音を暴けるのに!」

ゆず子「ほんとに知りたいのかあ? んんん~?」

快斗「うぅぅーん………ビミョーですね」

ゆず子「そこは食い下がれって」


 ~キャンプ中の事務所~

スバル「………平和だ…。タカシにも佑香にも悪戯をされず…衣依に叱られることもなく…零にチクチク言われることもなく…ああ…なんてステキな一時なんだろう…」

 ガチャッ

香「おはよう」

スバル「おはよー、香」

香「…何だ、その顔は?」

スバル「平和って素晴らしいなと。――って、あれ? お仕事ないよね、今日? 何か用事? 忘れ物?」

香「いや、僕も暇になってしまってな、珍しく」

スバル「奥さんは?」

香「実家に帰っている」

スバル「……………家庭の危機?」

香「そういうわけじゃない。地元の友人の結婚式に呼ばれたついでに、実家にも顔を出すと言って帰っているだけだ」

スバル「あ、そう。にしても、アイドルの皆もまとまったお休みになってて、平和なこと極まりないよ。プロデューサーさん達は営業とか色々あって忙しそうだけど」

香「そうか…」ギシッ ←椅子に座った

スバル「お仕事手伝ってくれる?」

香「給料分、しっかり働くことだな」

スバル「だよね…」


 カタカタ…

香「…………最近、どうだ?」

スバル「ぼちぼちだね…。相変わらずだよ、彼女はできても1年と長続きしないし、ネトゲで生活費は削れるし、仕事は忙しいし」

香「変わらない生活をしているな、本当に…」

スバル「まったくもってね。ま、悪い生活じゃないと個人的には思ってるよ。そっちは? もうそろそろ、新婚って感じでもなくなったんじゃない?」

香「そうだな。だが、守るべき人ができて、前以上に仕事にも身が入っているし、いまだに2人での生活は新鮮だ」

スバル「だから奥さんが帰省しちゃってて寂しくなっちゃったとか? ついて行けば良かったのに」

香「騒がれても彼女と彼女の実家に迷惑をかけてしまうからな。僕のオーラはすぐ気づかれてしまう」

スバル「相変わらずだね、結婚しても…」

香「それはどういう意味だ?」

スバル「いや別に、深い意味は。………よしっ、一段落ついた。お昼ご飯でも行く?」

香「…そうだな、たまには行こう」

スバル「いつもの定食屋さんにする?」

香「いや、前によく行っていた中華はどうだ?」

スバル「ああっ、あの、床が油でぎとぎとで滑る? 懐かしい。まだやってるのかな?」

香「さっき前を歩いてきたが、営業していた」

スバル「じゃあそうしよっか。ここはスーパーアイドルの香の奢りかなあ? チャーシューメンの大盛りにしようかな?」

香「何言ってるんだ、とうに引退したとは言え、先輩だろう? 後輩に奢るつもりか?」

スバル「いやいや…収入が天と地ほどの差があるからね? 僕、これでも皆の給料事情まで分かってるから、アイドル達の分に関しては」

香「野菜を食べているのか?」

スバル「…………あんまり」

香「レバニラ定食でも食べろ。それなら奢ってやる」

スバル「はぁ…じゃ、そうしよっかな。大盛りで」

香「そうしろ。ニラ大盛りでな」

スバル「ははは…」

ハコちゃんとまこちゃんこんにちは。
今回のまこちゃんSSR、実装してすぐに微妙にボイスの差し替えがありましたけどハコちゃんは気付きました?

というわけでハコちゃんにお題です。「まこちゃんSSRの差し替えがあったボイス全3種を当てる」、正解してたらまこちゃんからハコちゃんに何かご褒美を

お待たセパタクロー!
>>435はボイス3種類考えても思い浮かばってん、堪忍してくれやでってことで

おりますかいの?
おらんかの?


 ―― 7月 4週目

藤P「来週から合宿、か…」

壁P「合宿ですねえ」

巌「合宿じゃのう…」

スバル「…」

巌「ほいじゃあ、引率決めるけえのう…心の準備はええか?」

壁P「いつでも」

藤P「ばっちこいってな感じでね」

スバル「…」


P達『最初はグー! じゃんけん――!!』




 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:5.51 踊:4.02 容:4.00 表:5.47 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:224/ありがと
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
    毒が濃くなった感
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:2/4曲



藤P「………どうしてチョキ出しちゃったかなぁ…」

藤P「勝利のピースを先走っちゃって負けってのは、みっともないよねえ…」

スバル「じゃんけんで決めたんですね、結局…」

藤P「はぁ…」



 ↓1 今週のお仕事は?

 1 レッスン
 2 全体曲レッスン2/4
 3 営業



藤P「じゃ、レッスンしようね」

零「うん」

藤P「来週から合宿だから、気合い入れてちょーだい」

零「合宿…って、何やるの?」

藤P「そうねえ、9月にあるオールスターのための確認とかがメインになってくるかな」

藤P「まあ零くんは合宿中に最低2曲くらい、覚えてもらわないといけないんだけどもね」

零「2曲…」

藤P「あとはね、毎年、このオールスターでは特別ユニットとかもやってるのよね」

藤P「だから、その辺もやらなきゃいけないから、2曲以上は覚えてもらわないとダメね」

零「…」

藤P「がんば」

零「………もうちょっと、スケジュールどうにかならなかったの…?」

藤P「いやあ、零くんならできるかなーって。若くて覚えがいいし」

零「無責任…」



 ↓1 レッスン!

 何を上げるのーん?


 歌:6.20

藤P「んんー…上手ねえ」

零「ふぅ…」

藤P「いいじゃないの、零くん」

零「……でも、まだ何か」

藤P「お、謙遜? 謙遜しちゃう?」

零「謙遜じゃないけど…普通に、まだダメだと思うから…」

藤P「いやいや、オッサン的にはもう零くんの歌に関してはケチつけられないから」

零「そう…?」

藤P「そうよ、事務所の中で比べてもなかなかいい線だろうねえ」



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



藤P「そう言えば、今週はあんまり辛辣じゃないね」

零「え?」

藤P「ほら、キャンプの後は何か実験とか言ってたじゃない?」

零「………あれは、実験だったから…ってだけで」

藤P「何の実験だったのよ?」

零「…内緒」

藤P「そこを教えてよ、オッサンと零くんの仲でしょ?」

零「教えたくない…」

藤P「頑なねえ? どうしてよ?」

零「………男3人の、秘密だから」

藤P「?」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:6.20 踊:4.02 容:4.00 表:5.47 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:231/ありがと
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
    毒が濃くなった感
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:2/4曲



藤P「んん~っ……でーけた」ガタッ

壁P「何していらっしゃったんです?」

藤P「合宿のメニューをね。まあ全体のこともあるけども、零くんは色々とやらなきゃいけないことが多いから、そこら辺」

壁P「見せていただいても?」

藤P「お好きにどうぞー」

壁P「………なかなか、詰め込みましたね」

藤P「いやぁ、ついつい、後回しにしちゃったもんが多くてね。ま、合宿で短期間にガッと詰め込んでも覚えられると思って」

壁P「そうですか。ご苦労さまです」

藤P「今からでも替わってくれていいのよ?」

壁P「ははは」

藤P「はっはっは。………笑うだけ?」

壁P「では、わたしは先に失礼しますので」

藤P「あいあい、お疲れさん」



 ↓1 いよいよ、合宿でっせ~ さあ、初期メンバーは!?

 1~3 零くん、ハコ、ゆず、とーるちん… まこちゃんとかいよりんとか、10周年で忙しいけんね~
 4~6 零くん、ハコ、せーら、いよ、ゆず、とーるちん
 7~9 零くん、ハコ、せーら、いよ、ゆず、香さま、とーるちん パパ最初からおるやんけ!


藤P「はい、じゃあ皆揃ってるか、点呼取るわよー。呼ばれたら返事してちょーだい」

藤P「零くーん」

零「はい」

藤P「葉子ー」

葉子「はい」

藤P「せーら」

聖羅「はい~」

藤P「快斗ー」

快斗「はーい」

藤P「ゆず子ー」

ゆず子「うぃー」

藤P「佑香ー」

佑香「がおー」

藤P「香ー」

香「はい」

藤P「透ー」

透「いる」


藤P「シャーディー」

シャーディ「ふひひひひひひひっ!!」

快斗「うあああっ!?」

ゆず子「うおおおっ!?」

葉子「何でいるのっ…?」

聖羅「あら~、シャーディさん、いらっしゃってたんですか?」

香「自然と紛れ込むとは…」

零(あ、大掃除の時に…)


シャーディ「だってさぁ、だってさぁぁ~、これまでずぅぅぅーっと、合宿にもなかなか来られなかったから?」

シャーディ「ばっちり今年からはこの時のためだけにスケジュールを調整しまくっちゃったよね~、ふひひえへへへええはははははひゃひゃひゃぁっ!」ウゾウゾウゾ

零「……な、軟体動物…?」

香「見るな、目に毒だ」

零「目に?」


藤P(零、葉子、聖羅、快斗、ゆず子、佑香、香、透…。8人も集まれたのはけっこう多めねえ…。ついでにシャーディまでいちゃうし)

シャーディ「この湯郷シャーディが来たからにはッ! 最高の合宿にしてみせましょぉぉぉっ! うえっへへへへへぇっ!」

葉子「それは、シャーディにとってじゃないの…?」

聖羅「あら~」

香「帰れ」

ゆず子「平穏が消えたか…」

透「近寄るんじゃねえぞ…」

シャーディ「ああ…こうやって酷い扱い受けるのも何か久しぶり…ぞくぞくしちゃうぅぅっ!」プルプル


 ↓1 SPECIAL:闇

 偶数 さあ、単なる闇じゃないところを見せつけるのだ、シャー!
 奇数 シャーが零くんに覚えなきゃいけない全体曲を個人レッスンしてくれるそうですが…? 他アイドルからは人身御供扱い…


藤P「はい、皆、着替えたらまずはオールスターライブのセトリにある全体曲を確認してくから、符割りとか確認してちょーだい」

零「…」ジィッ

零(まだ、知らない曲が…。この合宿中にちゃんと全部覚えて、立ち位置とかも確認する…のか…)

藤P「悪いけども零くんができるやつからやってくからね。さ、始めるわよー」


藤P「ミュージックスタート」カチッ

 ~♪

藤P「とりあえず、流れだけでも最初は覚えて――」

シャーディ「はい、ストップストーップ、香、流しすぎー! ゆずちゃん、最初のステップから遅れすぎー!」カチッ ←音楽止めた

藤P「あれま」

シャーディ「もっとイケるよ、もっと! きちっとやってこー、きちっと!」

葉子「まともなことをしてる風に見えるけど…」

香「お前はその首からかけてるカメラを2つとも外せ。ファインダーを覗き込んだまま言うな」

シャーディ「いいじゃん、いいじゃぁーん、だってぇ~、皆と一緒にいるんだし?」

ゆず子「いや理由になってないし」

零(何この人…?)


 ・
 ・
 ・


藤P(あんまりオッサンの出番がなくなっちゃったけど、楽できて意外といいわねえ)

シャーディ「うしゃしゃしゃしゃ…へそチラじゃ、へそチラじゃあ~」パシャパシャ

零「っ…!?」バッ ←シャツの裾引っ張っておへそ隠した

シャーディ「隠さなくてもいいんだよぉ~、さあ、おばちゃんにそのきゅっとすぼまったかわいいおへそを見せてごらん~?」

零「キモい…」

シャーディ「くぁっはああっ!? 効っくぅぅぅ~! もっとなじってください…ハァハァ…」

零「っ…」

藤P「ほどほどにしてね?」グイッ ←シャーディの後ろ襟掴んで引っ張った

シャーディ「あぐぅっ…!?」



 ↓1 合宿なう! SSプロ合宿と言えば…ご飯当番! 初日から零くん…誰と一緒にお料理や?

 ハコ せーら かー ゆず リルモン 香様 とーるちん から選んでおくれやす~



藤P「あ、夕食の当番だけど、今日は零くんとせーらでよろしくね~」

零「えっ?」

聖羅「分かりました~」

藤P「10人分、そうねえ…7時くらいまでにお願いね」

零「うん…」



聖羅「――さて、何作りましょうか?」

零「食材はいっぱいあるけど…」

聖羅「そう言えば零くんって、和食が上手なんですよね?」

零「…和食がっていうより、洋食があんまり……作れないから…」

聖羅「あら、そうなんですか? じゃあ…教えてあげましょうか?」

零「……うん」


聖羅「鶏肉がありますし、ローズマリー風チキンソテーなんていかがですか?」

零「ろ、ローズマリー風…ソテー?」

聖羅「ローズマリーは疲れた体を元気にしてくれますし、鶏肉の臭みも消してくれるんですよ」

零「へえ…」

聖羅「鶏肉は一口サイズに切って、ローズマリーも葉っぱをみじん切りにするんです」



藤P「…」ジィッ

藤P(SSプロの和洋、料理上手が揃ってどんな料理ができあがるんだろうねえ…?)

藤P(正直、あの2人が事務所内でツートップ…? あ、透も加えて3本指っぽい感じはあるのよねえ…)


<こっちへ来るな、シャーディ! うっとうしい!

<うぇへへへぇっ!

<やれ、佑香、許可する!

<やっちまえ!

<がおー

<うしゃしゃしゃしゃぁーっ! 佑香ちゅわぁあああああ―――――――――――――んっ!!


藤P(……賑やかねえ、それにしても)



 ↓1 零くんとせーらさんのディナー!

 1~3 マズくないはずがない
 4~6 ちょっと張り切りすぎちゃって、いっぱい作っちゃった?
 7~9 お互いの得意分野を教え合ったらしく、和洋、バランスよく…味も絶品揃いですやで
  0  シャーが浄化されるほどのおいしさだったようでござんすよ


零「できた…!」

聖羅「みなさーん、ご飯ができましたよ~」


 ズラララァッ

快斗「うおっ…!」

佑香「うまそう…」

香「ワイン…いや日本酒…」

シャーディ「どっちも最高の持ってきてるよ、香様」ポンッ

ゆず子「っしゃ、さすがシャーディ!」

葉子「何か、ご馳走だね…」

透「…見た目だけはな」

藤P「ありゃまあ…すごいね、こりゃ」


聖羅「零くんに洋食のメニューを教えて、わたしも色々と和食のお料理教わっちゃいました」

零「ちょっと、やりすぎたかも…」

香「冷めない内にいただこう」


 『いただきまーす』

香「…」モグモグ

透「…」モグモグ

零「…」ドキドキ ←反応が気になる

葉子「おいしい…」

快斗「これたまらないっすね…」

佑香「うまうま」

聖羅「たくさん召し上がってくださいね」

シャーディ「冷凍保存して一生眺めてたい…」ウットリ

ゆず子「あー、うっま。このワインもうっま。何これ、うっま」

香「そればかりだな?」

透「…まあ食えなくねえ味だな…」

零「…」チラッ

藤P「んんー……たまんないお味ねえ…」

零「…」グッ ←テーブルの下でちっちゃくガッツポーズした



 ↓1 晩ご飯の後はまたーりした時間でござますよ

 1~3 シャーさんが成人してる相手をべろんべろんにしようと画策してるけど…
 4~6 尚、シャーさんがあちこちに仕掛けた盗撮用カメラをみんなで探して回収する作業が始まる模様
 7~9 おや、零くんが…?



シャーディ「いいワインでしょぉ~? この日のために海外行く度にいいのを探しまくったんだよ?」トクトクトク

香「1度にグラスへ注ぐ量が多すぎだ」

シャーディ「まあまあまあ~。はい、ゆずちゃんもどーうぞ」

ゆず子「味とか分かんねえけどうめえー…」

シャーディ「はい、快斗くんも飲みましょうね~」

快斗「え、俺もですか?」

シャーディ「透さんもどっすかぁ? うしゃしゃ…」

透「注ぐなら飲んでやる」

シャーディ「まいどぉっ! ハーコちゃんもね?」

葉子「あ、けっこうです…。ほんともう、いいから…お風呂入るし…」ソソクサ ←逃げた

シャーディ「じゃあ聖羅ちゃん、どーぞ」

聖羅「あら~、ありがとうございます」


零「オッサン…あの人って、何なの?」ヒソ ←洗い物しながら見てる

藤P「何って、天下の湯郷シャーディでしょ。知ってるでしょ?」

零「知ってたけど……………テレビと違いすぎるし…」

藤P「あれが本性なのよねえ、残念ながら」

零「…気前は、いい人……なの?」

藤P「うーん、まあ太っ腹っちゃあ太っ腹な部類だけども、あれは裏があるからねえ、タカシくんと違って」

零「裏?」

藤P「べろべろに酔わせて、あれこれしようって魂胆があるのよ」

零「…………あれこれ…?」

藤P「零くんには6年くらい早いかな」

零「……だから、ああいう感じの扱い?」

藤P「そうね」

零「…関わらないようにしよ…」

藤P「まあ、嫌でも関わらざるをえない時はあるしね~」



 ↓1 早々に零くんは大人達の酒宴に距離を置きました

 1~3 それでもリルモンがいた…
 4~6 寝ようとしても酒宴がうるさくてなかなか寝れなくてイラっとした零くんでした…
 7~9 お風呂上がりの濡れ髪ハコちゃんが…?


零「疲れた…」モゾ ←布団に入った

零「明日から…本格的に合宿…」

零「…」

零「まずは…他の人に追いつくところからやらないと…」

零「早く寝よう…」モゾ


<あはははは!

<そんなだからゆずさんはですねえっ!!

<うるっせえーよ!

<うるさいとは何ですか、うるさいとはぁっ!?

<ひゅーひゅー、快斗くんってば熱血ぅー!

<あらあら~

<わははははっ!


零「…っ」イラッ

零(あの人達、遊びにきてる…?)



 ↓1 さあ、合宿本番でござるよ

 1 ランニングやらスクワットやら、筋トレメニュー盛り盛りでござるよ
 2 零くん集中レッスン! さあ、覚えるものはとっとと体で覚えてしまおう!
 3 皆でやる部分をやってからね、それぞれ個人でのレッスンなんかもしていってね



香「いいか、そこはもっとこう…腕を開いて、この角度が見栄えがいい」

シャーディ「それでー、左足をもうちょっとこれくらいまで開いてー」ペタペタ ←零くんの足を触りたい気持ちが80%の助言

快斗「あとは動きの緩急を意識して、背中を向ける時間は少なめで、加速しつつ、バッと体を開いていかに静止させられるかっていう」

零「一度にあんまり言わないで…」

シャーディ「頬ずりしていいですか…ハァ……ハァハァ…」

零「あ、膝が」ガスッ

シャーディ「オーマイガッ!?」バタッ

快斗(今の確信犯か? 確信犯なのか?)

ゆず子(とうとう手――あ、いや、足を出されたか)

透(もっと力込めろ、やんなら)

香(自業自得だな)

葉子(シャーディが悪いよね、今のは)

聖羅「大丈夫ですか、シャーディさん?」

シャーディ「せーいーらーちゅわぁぁーん…尊い」ヒシッ

聖羅「あ、あらあら…よしよし、大丈夫ですか?」ナデナデ

シャーディ「くぁぁぁっ…!?」シュゥゥゥ ←浄化されて灰になる音



藤P(うんうん、あの具合ならパパパッと覚えてくれるはずだね…)

藤P(あとは…零くんの特別ユニットをどうするか、なのよねぇ…)

藤P(んー……キャンプの時は快斗を指名しちゃいたけど…快斗は現時点で出番が多めだしなあ…)

藤P(あんまり快斗にばっかり負担をかけるのも良くはないし…誰と組ませようかねえ…?)


藤P(男同士でもいいし…男女混合にしちゃってもいいし…)

藤P(歌の上手な子同士もありよね…。あとは共通点がある者同士とか…)

藤P(うーん…悩みどこねえ…)



 ↓1 特別ユニット! 零くん、誰と組ませる?

 (零くん除く)10人のアイドル達から、2人“まで”選んでええやで



藤P「…………よし、決めた」

藤P「零くーん、せーらー、とーるー」

零「うん?」

聖羅「はい?」

透「あ?」

藤P「3人とも、ちょいちょい」←手招きした


零「何?」

聖羅「どうかしましたか?」

透「んだよ、オッサン」

零(ここにもオッサン呼びいたんだ…)

藤P「オールスターでの特別ユニットなんだけど、3人でトリオやってもらおうかなーなんて思ってさ」

零「えっ」

聖羅「あら~」

透「…」

藤P「お昼の後に、ちょっくらね、どういう風にしようか話し合おっか。例えばどんな曲調のものをやるかだとか、こんな演出をしてみたいだとか」

藤P「何となくでもいいから、考えといてちょーだい。それだけ。はい、零くんはレッスンに戻ってねー、がんばってー」ポンッ


 ・
 ・
 ・


藤P「あい、3人とも揃ったね」

零「…うん」

聖羅「はい~」

透「…」


藤P「いやー、何となくで決めたんだけど…改めて見てみると…あんまり、まとまりなさそうよね」

透「おい、てめえが選んだんだろうが」

藤P「まあまあまあ、だからこそ面白いってものじゃないの。ねえ、せーら?」

聖羅「はい、そうですね~」

零「あ、味方につけた」

藤P「んん、何のことかなー? オッサンになると理解力が落ちちゃってねぇ」

透「一生ボケてろ」

藤P「あらまあ、ひどいこと言っちゃって。せーらに慰めてもらっちゃおうかなー?」

聖羅「あ、あらあら…」

透「気色悪いんだよ、自重しやがれ」

零(…言ってくれるから黙っててもちょっと痛快かも…)



 ↓ さて、どんなステージにしましょうかね、このトリオで

 1 やっぱり、歌勝負じゃない?
 2 センターにせーらを置いてね、両脇男子で踊りつくすみたいな?
 3 あえて、硬派なカッコ良さを追及した感じとか?

 ※参考ステ
  零  歌:6 踊:4 容:4 表:5
  聖羅 歌:6 踊:3 容:5 表:5
  透  歌:2 踊:4 容:5 表:4



藤P「――じゃあ、バランス良く聖羅をセンターに置いてね、両脇でぱぱぱーっとカッコ良く零くんと透に踊り倒してもらうってことで」

聖羅「はい~」

零「…」

透「…」

藤P「あら、お返事は?」

零「……いいけど…どれくらい、ダンス難しい…?」

藤P「それは選曲にもよるけど、やっぱり聖羅の歌唱力を存分に活かしつつも、両脇のダンスが映えるようなのがいいよねえ」

透「プロデューサーならとっとと決めろ」

藤P「じゃあこれね」

零「早い…」

聖羅「あら、これシャーディさんの歌なんですね」

藤P「さすが、早いねえ。1枚のアルバムにしか入ってないややマイナーな曲なのに」

聖羅「このアルバムツアーのDVD、とっても格好良くってよく見てましたから~」

透「どんなのだよ?」

聖羅「アップテンポの歌なんですけれど、歌そのものも難しくって、踊りながら完璧に歌いこなしちゃうシャーディさんがステキなんですよ」

零「…難しそう…」


藤P「ま、1曲だけでもダメだし…あと2曲くらいはやるけどもね」

藤P「1発目はこの楽曲でやってね、これが印象づけるやつってことで。あとはトロッコとか使った演出にしてくから」

藤P「じゃあ、決まったところで本人がいるし、ダンスとか教えてもらってちょーだい」

聖羅「はい~」

零「え…」

透「あの痴女に…教わるのかよ…?」

藤P「んんー? 嫌ならゼロから3人で振りつけとか考えてもらってもいいけど、時間ある?」

透「チッ…」



 ↓1 さて、このトリオは相性はどうなんですかねえ?

 1~5 なかなか悪くないね
 5~9 神様仏様聖羅様やけんねー

※正しくは1~4でした めんご


シャーディ「腰をもっと、ぐねっとぐねっとー! 骨盤からね、骨盤から! ここをね、こう…」ピトッ

透「触るな」ペッ

シャーディ「ヒャハァッ、唾だぜぇ、べろべろべろんちゅるじゅるるる~!」

透「っ…」ゾクッ

零「うわぁ…」

聖羅「ダメですよ、シャーディさん、そんなみっともないことをしちゃ。めっ、ですよ」

シャーディ「ははぁー…」


零「えっと…こうして…」

透「ちげえよ、どこ見てんだ、こうだ」

零「…こう?」

透「こうだ、つってんだろ」

零「………こう?」

透「…できんじゃねえか」


藤P(突っかかりやすい透でも聖羅がいるから多少は丸いし、直面したうげえってことに透がすぐ噛みつく分、零の溜飲が毎度のように下がってる感じだし…)

藤P(3人とも根はしっかり者だから安定感もあるし、うんうん、なかなか悪くないかもね、これは)



 ↓1 おや、お仕事で合宿メンバー入れ替え?

 1~3 かーかおに替わりまして、タカシくん入りまぁーす
 4~6 せらかーに替わりまして、まこちゃん入りまぁーす
 7~9 かおハコに替わりまして、いよりん入りまぁーす
  0  闇、退去 そしていよまこ


快斗「じゃあ、仕事戻りますんで」

香「シャーディ、節度を持てよ」

シャーディ「はぁーい!」

香「………早めに戻るか…」

快斗「ですね…。じゃ、行ってきま――」

シャーディ「あ、待って待って、2人とも」

香「何だ?」

シャーディ「行ってらっしゃいのチューがまだ――」

 ガシッ

シャーディ「あだだだだっ! アイアンクロー、ささってる、こめかみささってるぅっ!」バタバタ

香「 調 子 に 乗 る な よ ?  い い な ? 」ググググッ

シャーディ「はいはいはいぃっ、分かりました、分かったからぁっ!」バタバタ

快斗「さすが香さん…慣れてる」



タカシ「やってきたよっ、合宿!」ザッ ←アロハシャツ+サングラス+海パン+浮き輪

佑香「おおー」

シャーディ「タッカシィー! きゃー、かわいいーっ!」

タカシ「ふっふっふ…じゃあ早速、そこの海まで遊びに行こー!」

シャーディ「いえーい!」

佑香「がおー」


零「…」←無表情

葉子「…」←無表情


タカシ「ツッコミないよ、何してんのっ!?」

透「とっとと海に消えて戻ってくんな」ペッ

タカシ「とーるちんが辛辣だよぉー! ぶーぶー!」



 ↓1 積極的に暴走のストッパーになってくれてた香様が不在やけんね…

 1~3 もう、めっちゃくちゃでござますよ… 引率が藤Pだし…
 4~6 合宿だから、ってカコつけたタカシくん… 香様もいよりんもいないからね、シャーディと一緒にやりたい放題ですね
 7~9 いやいや、闇がおってもタカシくんは今回のオールスターライブの演出とかも担ってる重要ポジですからね


タカシ「第4回、チームワークを身につけよう! 二人一組選手権ー!」

シャーディ「ひゅーひゅー!」

佑香「おおー」

ゆず子「過去3回が記憶にねえよ…」

葉子「香さんも衣依ちゃんもいないからって…」

聖羅「何が始まるんでしょうね~?」

透「絶対にロクでもねえことだろ…」

零「…レッスンは…?」

藤P「んー、まあちょっとくらいはいいんじゃないの…? ふわぁぁ…お昼ご飯の後って、眠くなっちゃうし…」

零「…」


タカシ「はい、2人組作ってくださーい」

タカシ「2人組作ったら、お題カードを用意したから一組ずつ引いてくださーい」

タカシ「そのお題を誰よりも早くクリアした2人組には、なんとっ! 行きがけに僕が買ってきた草加せんべいとレモンパイをプレゼントしまーす!」

零「謎の組み合わせ…」

ゆず子「めんどくせぇー…何でそんなのするんだよ…」

タカシ「どうしてもって言うなら、現金に換えてあげてもいいけど…シャーディが」

ゆず子「ばっち来いやっ!」

零「変わり身早い…」



 ↓1 零くんは、誰と2人組…?

 ハコ せーら リルモン ゆず タカ とーる シャー オッサン からひとりだけ選べるよ


佑香「やるからには勝つ…」ニタァッ

零(どうしてこのコンビ…)ゲッソリ

藤P「はい、じゃあスタート~」


佑香「とうっ!」ダッ

零「速っ!?」タタタッ

佑香「お題ゲット…」ペラッ

零「お題…」

カード『薪割り100本』

佑香「……………ゴニョゴニョ…割り…100本」

零「薪なんですけど…」

佑香「おおー、まき」

零(これって単なる雑用じゃ…?)チラッ


ゆず子「何で宿周り40周なんてのがお題なんだよっ!?」

タカシ「あちゃー、ハズレのつもりで入れたの引いちゃった」


葉子「せ、セクシーポーズ100枚…全部、違うポーズ…?」

透「ふざけやがって…」グシャァッ ←お題のカードを握りつぶした


聖羅「あら~、懸垂50回だそうです。わたし、1回もできないと思うんですけれど…シャーディさん、できます?」

シャーディ「おおーう…まさかこれを引くとは…」


佑香「まき割り、早く」グイッ

零「あ、はい…」

零(何か、周り見たらかなりまともなお題だったかも…)



 ↓1 薪割り!

 1~3 リルモン、スピードはあるけどパワーは弱点か
 4~6 やっぱリルモンチートだわ…
 7~9 零くんのご実家は薪で炊くお風呂もあるそうで…パカスカ割れます


佑香「ふっ」カコンッ

零「…」スッ

佑香「とうっ」カコンッ

零「…」スッ

佑香「ていやっ」カコンッ

零「…」スッ


佑香「…飽きた」

零「ええ…?」

佑香「パス」つ斧

零「…」パシ ←斧持った


零「…」ブンッ

 カコンッ

佑香「ん」スッ

零「…」カコンッ

佑香「…」スッ

零「…」カコンッ


零「…重い」

佑香「ん」スッ

零「はぁ…」カコンッ



 ↓1 ようやく薪割り100本終わったよ…

 1~3 すっかり途中でやる気なくして、3番目だったよ…
 4~6 途中でやる気なくしたものの、2番だった…
 7~9 他のお題がなかなか大変だったっぽくて、まったりやったのに1番だった… 草加せんべいとレモンパイゲット



零「100本目…」

 カコンッ

零「終わった…手が痛い…」

佑香「ダッシュ」ダッ

零「えっ!?」

佑香「ハリー、ハリー」タタタッ

零「ちょ、待っ…!」


 ダダダッ

シャーディ「ゼハァー…ゼハァァー……け、懸垂50回とか…ゼィ……死ねるぅ…」ノロノロ

聖羅「もうちょっとですから、がんばってください、シャーディさん」スタスタ


零「!」

佑香「!」

零(もしかして、今、1番争い中…?)

佑香「加速装置!」ガシッ

零「えっ?」

 ダダダダッ

零「放しっ…早い、引っ張られても、足がもつれっ…!?」

 ガッ

零「あっ」

佑香「むむっ…?」

 ズザァァァッ


零「痛った…」

佑香「あとちょっと」パシッ

 ズルズル

零「痛い、引きずらないで…」ズルズル


藤P「んぉ?」

佑香「1番」キリッ

零「…」ボロッ

藤P「おおー、おめでとさん。はい、じゃあ景品の草加せんべいとレモンパイね」

佑香「おおー」

零「痛い…」←手にマメと膝小僧すりむいた

佑香「食べれば直る」ムンズッ

零「もごっ…!?」←口にせんべい突っ込まれた

佑香「これでよし…」ポンポン

藤P「佑香って、意外と零くん気に入ってない?」

佑香「…………タカシの次の聖羅の次の香の次くらい…?」

藤P「けっこう順位高いじゃないの、良かったね」

零「ほへへ…?」
意訳(これで…?)

人が少なげになったのでここまで
どうもありがとん

 
 ~ラバステ!~

聖羅「快斗くん、聖羅さん、こんにちは~」

快斗「こんにちは」キラッリィィィンッ

聖羅「この前の特番を見たのですが、聖羅さんってとてもお料理が上手ですよね。10品ほど作ってましたがどれもとても美味しそうでした」

聖羅「快斗君に質問ですが、SSプロのアイドルの手料理で一番美味しいと思ったのは誰の料理ですか? 男女問わず、とのことです」


快斗「聖羅さん、料理上手ですもんね、ほんと」

聖羅「ありがとうございます~」

快斗「ていうか、うちの事務所は料理上手多いですよね。できる人が多いというか…」

聖羅「そうですね。わたし、葉子ちゃん、衣依ちゃん、香さん、透さん、零くん、まこさん…。お菓子ならタカシくんも作れますし」

快斗「11人中…7、8人…。なかなかの比率ですね」

聖羅「快斗くんも以前、カレーは作れるようになりましたよね。その後、作ってますか?」

快斗「いえ、さっぱり」

聖羅「あら~…」

快斗「いやぁ…そもそもスーパーに行く習慣がなくって」

聖羅「そこからなんですね。でも外食ばっかりだと健康に良くないですから、気をつけてくださいね」

快斗「大丈夫ですよ、最近はコンビニのほら…あの、サラダスパって言うんですか? サラダとパスタが一緒になってて、ドレッシングで和えるような、あれよく食べてますから」


聖羅「あらあら…。それで、一番おいしいなぁ~って思った方はいらっしゃいます?」

快斗「ものすごく悩みますね…」

聖羅「どなたの手料理を食べることが多いんですか?」

快斗「んー、機会…機会というか、一時的に零がうちに転がり込んでたことがあるんですけど、いい生活しましたねえ」

聖羅「あら」

快斗「朝起きたらご飯ができてて、気がついたら家の中が綺麗に掃除されちゃってて、疲れて夜遅くに帰ってきたらレンチンするだけの晩ご飯が置いてあって」

快斗「零かな」

聖羅「何だか、新妻さんみたいですね」

快斗「ああー、結婚ってそういう感じなんですかね? 毎日、疲れた体引きずって帰ってきてカップ麺なり、コンビニ弁当なりで済ませてたのに、手料理があって…実家のような安心感というか」


聖羅「じゃあ零くんで決定にしちゃいますか?」

快斗「ですね、零で! 特に寝起きすぐ、用意されてた何てことない朝ご飯。お麩とネギのシンプルなおみそ汁、最高!」

快斗「深夜1時に帰ってきた時にラップをかけられてたタラの煮物、最高!」

快斗「お嫁さんにした時にきっと後悔しない男子アイドル、ナンバーワンの称号を個人的にあげます!」キラリンッ


 ~酔っ払いな王子様、其の一・ゴキゲン~

快斗「うあっははは! んーんー、とーるちんは素直になれないだけのツンデレさんなんでちゅかぁぁ~?」

透「離れろ、きめえんだよ!」ガスッ

快斗「殴った!wwww なwwぐwwwっwwwたwwwww 親父にもぶたれたことないのにwwwww」

シャーディ「よっし、もう1杯いこう!」ドンッ ←焼酎の日本酒割り

快斗「いただきやーす!wwwww」グビグビ


 ~酔っ払いな王子様、其の二・熱血~

快斗「だぁからですねぇ、俺はっ! そりゃ最初はダンサーになるための、足がかりとして、って気持ちがありましたけど!」バンバン

快斗「この事務所入ってから、プロデューサーさんとか、他のアイドルの皆さんとかの仕事ぶりとかを直に見て、接してきて、ファンとかができたりして!」

快斗「何かっ…こう、エネルギーとか、元気とか、いっぱいもらってですねえ!」バンバン

シャーディ「うんうん、分かるー。じゃあ次いこうねー」つウイスキーのオン・ザ・ロック

快斗「いただきまーす!」グビグビ

快斗「カァァッ……それでですねえ!」バンバン


 ~酔っ払いな王子様、其の三・泣き~

快斗「俺…そん時に、お客さんがサイリウムとかいっぱい振ってくれる光景で…グスッ…声、出なくなっちゃってぇ…」ズビッ

シャーディ「分かる、分かるー」トクトク ←お酒作ってる

快斗「こんなに応援してもらえるんだなって、感無量っていうか…ヒック…もう…」

シャーディ「じゃあツーフィンガーいこうねー」つショットグラス

 グビッ
 バンッ

快斗「っ……ふぅぅーっ…ふぅーっ…」


 ~酔っ払いな王子様、其の四・へらへら~

快斗「なぁんかもぉぉー、何なんすか、王子様って…」

快斗「ただの田舎の電器屋生まれっすよ、俺って…特技はクーラーの掃除ですてwww 言えるかwwww 家電には詳しいですてwww」

快斗「いい家電にしなさい、なんちゃって!wwww うあははははwwwwww」

シャーディ「いいねいいねー、じゃあもっといこうねー」つ焼酎・魔界への誘い


 ~酔っ払いな王子様、其の五・二日酔いはしない~

 チュンチュン…

快斗「んぅ-っ……………いい朝だ」ムクッ

 トットットットッ…

快斗「おはようございます」キラッリィィィンッ

シャーディ「」ゲッソリ

食堂『昨日のままやでかーくん』ゴッチャリ

快斗「うわ、酷い有様…どんだけ飲んでたんですか?」


葉子「むしろ、昨日あれだけ飲んでて平然としてる快斗くんは何なの…?」←お酒は飲まないよう心がけてる人

聖羅「二日酔いしない体質なのかも知れませんね」←あんまり飲まないしあんまり酔わない人

透「最後まで飲んで…あれかよ…」ズキズキ ←二日酔い

タカシ「ふわぁぁぁ~……おふぁよぉぉ…」←飲んでも素面とほとんど変わらないことが多い人

快斗「シャーディさん、夏とは言え風邪ひきますよ?」←飲むと豹変するけど記憶もなくて翌日けろっとしてる人

シャーディ「」チーン ←飲ませまくってよからぬことをたくらむも失敗して、飲ませようとした分飲んで潰された人

今日は大晦日なんですね
ガキ使だの紅白だのおつきあいだので忙しい人が多いのかね?
それとも大晦日だからこそ、ゆくーりまたーりPCの前におんねんって人が多いのかね?

どうなんでござんしょ?
そこら辺分かれば、今日、本編やるかやらんか決められんねんけども

番外がええ?

番外言うてもすぐには思い浮かばんけど…
食わず嫌いか、クイズ200のことか、そこら辺かなあ?

ボケ王子脱却言うても、ほら、バラエティーなお仕事の部分が多く描かれているからであって…きっとコンサートとかは王子だろうし?
お正月編言うても、あんまネタが浮かばんねんなあ…
ポルシェはむしろ負け記録を更新し続けた方がいいんじゃないかとか思うけど勝ってもらいたい気分もありつつ…
デート力かぁ… デートなんて縁遠いぼくにはねえ… ほら大晦日にまたーりPCの前で暖房もついてない部屋でキーボード叩いてるくらい寂しい人やけん…
つぼみん…つぼみんの一日は、謎やなあ…


何か意見募っておいてダメ出しばっかでごめんね?

あれやね、こうこうこういうところが見たいとか、ある程度具体的かつ、>>1の自由裁量が多めな感じのものとかありゃええねんけど…
あと食わず嫌いとかクイズ200とかはある程度のテンプレになっててやりやすいから候補に上げられんねんな…

佑香ちゃん司会で何か…何か…

ソクプロ格付けね、ええよ、それは
時空の歪みとか気にせず、SSプロとソクプロとやろっかね

司会がいよかーじゃない方がええんなら、以下から選んでおくれやす


↓1 司会

1 タカシ&赤兄やん:ハイテンションコンビ
2 香様&愛さん:落ちるところを見たくない(?)無双コンビ
3 リル&純:暴走モンスターと振り回され役

>>497
彼女に続くリルモンを
発掘する「スター誕生」
系の番組がよさそうだ(^^)

実は司会者能力の高い2人なのだ
この2人で組ませた番組とかおもろそうねと思ってたり…

じゃあ、各チームの組み合わせだけど…
いちおー、この安価やったらもう始めちゃうね、そっからは安価とコンマなしなつもりやで


↓1 組み合わせ

1 ソクプロはユニットで、SSプロは割とコンビ扱いされてる感じのを>>1がセレクトして
2 事務所単位で、てけとーに>>1がシャッフル(SSプロはSSプロで、ソクプロはユニット無視してソクプロアイドル内で、シャッフル)
3 事務所関係なしのごちゃ混ぜシャッフルを>>1

あ、愛さんやけど、仲間外れもかわいそうだから出すね?
じゃあ紅白を聞き流しながら書いていきまーす


タカシ「SSプロのみなさんのおかげでした!!」

武「アイドル格付けチェェエエエエ―――――――――――――ック! ヒャッハァァァ―――――――――――ッ!!」


タカシ「本日は特別企画としまして、SSプロだけではなく、ソクプロさんと一緒に、一流アイドルなら分かって当然の見極め問題を出題していきまーす!」

タカシ「司会に抜擢されちゃった西城タカシです!」

武「同じくぅっ、司会業始めたプレー・オブ・スターズの赤井武だぜぇっ、ヒャハァー!!」


タカシ「1回、SSプロのみなさんのかげでした、っていつもかーくんが叫ぶやつやってみたかったんだ~」

武「俺もやりてえなぁー、やーりてえなーあー、やらしてくれよぉ、隊長?」

タカシ「えー、隊長もやりたいのー? しょうがないなあ、1回だけだぞっ☆」

武「ヒャハァッ! SSプロのぉっ! みなさんのぉぉぉっ! おっかげでしたぁああああああああああ―――――――――――――――っ!!」

タカシ「おおー、124デシベルくらいいったんじゃない?」

武「っしゃ、喉があったまったぜぃっ!」

タカシ「早速、格付けチェックに挑戦するチームを紹介したいと思いまーす」

武「チェケラァッ!」


タカシ「まずは今年公開の映画でダブル主演として注目を集めた、この2人っ!」

武「周藤ォォォォッ、快斗ォォォォッ!! そしてぇっ、菅野ォォッ、孔ッ!!」

快斗「番組が乗っ取られてる感…」

孔「真っ赤だな…」

武「ヘイヘイヘイ、孔、お前はバシッと決めてくれよぉ? 期待してんぜぇ?」

タカシ「かーくんも、たまにはカッコいいとこをバラエティーで見せていいんだからね!」

快斗「がんばります」キラリンッ

孔「…」

武「喋れぇぃっ! 孔!」

孔「がんばる」

武「それと快斗ぉっ、お前、孔の相方やるんならちゃんとフォローをして喋れぃっ! 分かったかぁっ、ヒャハー!」

快斗「すっごいテンションについてけないんだけど…」

孔「慣れだ」


タカシ「続きましてっ! 溢れんばかりのお姉ちゃんパワーと、溢れんばかりの眼光の鋭さのケミカルアクション!」

武「仲寺ァァァ~ッ、衣依ィッ! ヒャハッ! そしてぇっ、春日野、アァァーイッ!!」

衣依「プロレスみたいになってる」

愛「耳痛ったいんだけど、さっきから」

タカシ「自信はどう? ねえねえ、2人で絡むのってどんな気分? ねえねえ、今、楽しい?」

衣依「何でそんなグイグイくるの?」

愛「はいはい、一流っての見してあげるから黙っときなさい」

武「ヒャハァッ、さすがは姐御だなぁっ!」

愛「姐御はよしなさいよ」


タカシ「どぉんどーん、いっちゃおー! 隊長、よろしくぅっ!」

武「任しとけぇっ! ある意味一番怖いのは天然! そう、天然でミラクルを起こせぃっ!」

タカシ「北川聖羅とぉっ、間宮つぼみー!」

聖羅「よろしくお願いします~」

つぼみ「この椅子すごいよ、孔」

孔「ヘイ、バカが酷く見られるから黙っときなぁ、つぼみ」

つぼみ「むっ」

聖羅「そんなことないですよね~。さっきも、辞書とかひいて、お勉強してましたしね」

タカシ「神がかってるの、期待してるよ!」

つぼみ「紙がかる…? 紙が、刈る…?」

武「よぉーし、次だ! 事故る前にな!」


タカシ「キラリと光る知性とマッスル! 行き過ぎたマッスルハッスルをちゃんとストップしてあげて!」

武「菱河香とぉっ、ミシェ―――――――――ル!!!」

ミシェル「よろしくお願いします! 菱河さんも、よろしくお願いします!」

香「僕がいるからには、二流になどはならんさ」

タカシ「すごい自信だね!」

武「こうやって胡座かいてるのがまた怖いんだよなぁ~」

タカシ「そうそう、香くんって、たまに抜けるしね~」

香「僕は完璧だ」

ミシェル「おともします!」ムキッ


武「顔面偏差値は高いけど、中身が色々アレなコンビ! ボケたがりにどこまで噛みつくか見ものだぜぇっ、ヒャハッ!」

タカシ「氷川透と、榊蓮~!!」

蓮「…」

透「…」

武「喋りやがれ、コンチクショーが、テレビナメんじゃねえぞぉっ!? ああーんっ!?」

蓮「いえい」ブイッ

透「こいつの隣とか…」

タカシ「早速疲れてる!!」


武「多分最後まで一流にはいられないとスタッフ間で評判の、ダメンズコンビいっちゃうぜぇっ!」

タカシ「まーこちゃーん! と、純くん」

純「何でダメンズとか、名前呼ぶときのテンションの差とかあるんだよっ!?」

誠「良かったな、おいしいぞ」

純「嬉しくないし!!」

タカシ「いいねいいね~、できれば最後まで画面で眺めてたいよね~」

武「ムリだろうけどなぁっ、ヒャハッ!」

純「絶対、一流で終わるし!」

誠「おう、がんばろうな」


タカシ「さあ、残り6人、2組でーす!」

タカシ「正直、何が残るか分かりませーん! がんばれ、苦労人!」

武「五味葉子ぉっ! エーンッ、リトォォルモンスター! エーンド、せっこー!」

奏「せっこー、って何?」ムスッ

佑香「せこちゃん」

奏「せこちゃんなんていませーん」

葉子「この組み合わせは、一体…?」

タカシ「がんばれ、ハコちゃん、負けるな、ハコちゃん!」

武「ヒャハァッ!!」


タカシ「最後はこの3人!」

タカシ「こっちもなかなか、がんばれ、苦労人!」

武「垣根ゆーず子ぉぉぉーっ、エーンド、甲賀峰ェッ、零! そしてぇっ、橘、ゆーめー!!」

ゆず子「おいおい、ハーレムじゃんかよ、おおい?」グニグニ ←肘で零くん小突いてる

零「あう…」

夢「頭いいって聞いてるし、ほっとんど自信ないからよろしくね」フニフニ ←指で零くんほっぺつまんでる

武「そこ替われぇっ!!」

タカシ「僕も両脇にゆずと夢ちゃんはべらせたーいー!!」

零「替われるんなら替わってほしい…」


タカシ「以上この8組のアイドルと女優の皆さんには、己が一流アイドルである、一流アイドルであった、と証明すべく挑戦してもらいます」

武「おさらいいっとくぜっ、ヒャハッ!!」


  快斗&孔
  衣依&愛
  聖羅&つぼみ
  香&ミシェル
  蓮&透
  誠&純
  葉子&佑香&奏
  ゆず子&夢&零


タカシ「いやー、どこもかしこも、不安要素だらけ!」

武「この中に一流じゃないのが紛れ込んでるらしいって言われてるが、どこもかしこも一流かよって疑わしいんだよなあ~。隊長よ、もっかい確認しとこうぜ」

タカシ「オッケー! 問題を間違えるごとに、一流アイドルから、二流アイドル、三流アイドル、そっくりさん、勘違いちゃん…とダウングレードし、最終的には映す価値なしとなってしまいまーす!」

武「勘違いが多そうだぜぇ~、どーいつが勘違いだぁぁ~? んーんんん~?」

純「俺ばっか見るなよっ!」

タカシ「でもでもー、隊長、この辺とか怪しくなーい?」

ミシェル「怪しくないですよ、全然!」

香「そうだ、僕は一流だ」


武「ヒャハァッ、だったら早速、証明してもらおうぜぇ~!? ワイン問題、いくぜぇっ!!」

タカシ「未成年とチームの方は成人の方が出てきてくださーい! 成人済みチームは2人どうぞ~!」


 ―― 控室

快斗「孔さん、ワイン分かります?」

孔「………さっぱり」

愛「ハッ、ワインの味も分からないでよくハタチになれたわよねえ…」

聖羅「それだと、未成年の内にワインが分かっていたみたいな…?」

香「まあ、ワインで間違えようはないな」

蓮「…任せた」

透「任せろ」

誠「んー、ワインかぁー……ワインかぁ…」

葉子「まこちゃん、顔がしぶいよ」

ゆず子「あれだろ、飲み慣れてないの選べばいいんだろ?」

夢「あ、それいいね、それでやろっ」



 ―― スタジオ

タカシ「自信満々とそうじゃない人に別れてるね!」

武「ゆずっちとゆーが適当すぎて笑えんなぁっ、ヒャハハッ!」

零「……二流かな…」

純「うわ、諦め早っ」

ミシェル「香さん、がんばってくださーい!」

つぼみ「ワインって甘いの?」

佑香「ぶどうジュースみたいなもん」

衣依「いやいやいや…お酒だから甘くないよ、多分」



 ―― 格付けルーム

快斗「緊張してきた」

孔「見た目じゃ、分からないな…」

快斗「じゃあ、Aから、いただきいます」ゴクッ

孔「…」ゴクッ

快斗「…はい」

孔「…ふむ」

快斗「B、飲みましょうか」ゴクッ

孔「…」ゴクッ

快斗「…………うぅーん…」

孔「…」

快斗「せーので、いきます?」

孔「……ああ」

快斗「せーの」


快斗「B」
孔「A」


快斗「割れましたね…。普段、ワイン飲みます? 俺、さっぱりなんで孔さんに乗っかっていいと思いますけど」

孔「飲まない」

快斗「………じゃんけんにしましょうか? じゃーんけーん――」


愛「ワインね…」

愛「ふぅーん…?」ジィッ

愛「……………」ゴクッ

愛「……次」


愛「これがBか」

愛「………………」ジィッ

愛「…」スンスン

愛「…」ゴクッ

愛「これは、あからさまね…」



 ―― スタジオ

衣依「愛さん、カッコいい…!」

純「ムダに生きてる分じゃないの?」

奏「豪遊が趣味だから」

衣依「お、同じユニットだったんだよね…?」

タカシ「おおー、何か、分かってるっぽいね!」

武「じゃあ、答えを早めに発表しちゃうかぁっ? 隊長、どうするよ?」

タカシ「しちゃおっかぁ~?」


ミシェル「楽しげですね、司会」

つぼみ「答え教えていいの?」

純「だってあの部屋と控室にはここの声、聞こえてないし」


武「さて、今回用意したワインはぁぁ~…………こちらっ! じゃじゃーん!」

タカシ「Aは、1本1580円の、チリワイン! Bは、ドメーヌ・ド・ラ・ロマテコンティ社! あの、ロマネコンティーだ!!」

武「価格は何とぉぉぉ~っ………ン万円!」

タカシ「僕でも手軽には買えない、モノホンの超調調高級ワインでーす!! さあ、春日野愛様、ロマネコンティーさんと分かっているのかっ!?」

衣依「お願い、愛さん…!」ギュッ



 ―― 格付けルーム

愛「これ、めちゃくちゃ高いの用意したんじゃないの?」

愛「答えはBよ。ロマネコンティじゃない? あたしでもかなり久しぶりに飲んだから、そこまでの自信はないけど、Bってのは確かね」



 ―― スタジオ

衣依「きゃあああっ! 愛さんっ! 愛さん、すごい!」

タカシ「バシッと当てた!!」

武「ヒャハァッ、姐御さすがすぎんぜぇっ!!」

純「間違え」

奏「スタッフのミスでAをBって出してたとかないの?」

零「……これが不仲営業…?」

純「営業じゃねーし!」


 ―― Bの部屋

快斗「次の人、来ませんね…」←じゃんけんの勝者

孔「……そうだな」


 ガチャッ

快斗「!」

孔「…」

愛「あら…」

快斗「か、春日野さん…てことは、て、いうことは…!?」

愛「間違ったかしら…?」

快斗「何でですかっ!?」



 ―― 格付けルーム

聖羅「よろしくお願いします~」

聖羅「ワインは香りから楽しむんですよね」スンスン

聖羅「ワインらしい華やかな香りがしますね~」ゴク

聖羅「……ワインらしいお味ですね~」



 ―― スタジオ

つぼみ「分かってる…!」グッ

タカシ「や、ワインらしいとしか言ってないから」

武「ツッコミ不在って怖すぎんだろっ、ヒャハッ!」


 ―― 格付けルーム

聖羅「Bの香りは…こちらも、何だかワインらしいですね~」スンスン

聖羅「ではいただきます~」ゴク

聖羅「…………こっちの方が、何だか、鼻を抜ける香りがとってもいいですね~」


聖羅「うぅーん…」

聖羅「………渋みは、Bの方があったような気がするんですけれど…そっちの方が高い味なんでしょうか?」

聖羅「飲みやすさは…Aかなっとは思うんですけれど…」



 ―― スタジオ

つぼみ「B、B、B…」

タカシ「必死だねー」

武「良かった…これくらいは分かるんだな、状況が…。俺ぁもう、泣きそうだぜ…」グスッ


 ――格付けルーム

聖羅「どーちーらーにーしーよーうーかーなー、てーんーのーかーみーさーまーのーいーうーとーおーり」

聖羅「じゃあ、Bにしますね~」


 ―― スタジオ

つぼみ「やった! 一流!」

タカシ「天は聖女の味方か…」

赤・純「「聖羅様尊い」」


 ―― Bルーム

聖羅「お邪魔します~」

 ガチャッ

快斗「あ、聖羅さん」

愛「あんまりあてにならないわねぇ…」

聖羅「あら~、皆さんお揃いなんですね。心強いです~」


快斗「何か、一口目が違いましたよね、ねっ?」

聖羅「そうですね、なんとなーく…ですけれど」

愛「ほんとに分かってんの、あんた達…?」



 ―― 格付けルーム

香「さあ、こい」ニヤッ

香「まずAか。ふむ…」スッ ←グラスを明かりにかざした

香「…」クルクル

香「…」スンスン

香「……なるほど」

 ゴクッ

香「……Bを頼む」



 ―― スタジオ

ミシェル「いいですよ、その調子です!」

タカシ「いいなー、ロマネコンティ、僕も飲んでみたかった~」

武「じゃあ買っちゃおうぜ?」

タカシ「買っちゃう? 買っちゃう~? ねえねえ、お正月休みある? フランスまでいかない? ワイン飲みに」

武「行っちゃうかぁ~? 行こうぜぇ~」

純「何で正月休みの相談を収録中にするんだよ!!」

ミシェル「香さんがんばれ!」



 ―― 格付けルーム

香「Bか」

香「…」スッ

香「…」クルクル

香「ん…?」スンスン

香「……ふむ」スンスンスン

香「…」ゴク

香「…………………」ゴク

香「………………………………Bで」


 ―― スタジオ

ミシェル「いぃぃぃっ、よしっ! よし、よぉぉーしっ!」

タカシ「皆、バンバン当ててくね~」

武「半分運だけどな、ヒャハァッ!」


 ―― 格付けルーム

蓮「…おかわり」スッ

透「味わえ…」

*「おかわりないので…」

蓮「そうか…」

透「この野郎…」ゴクッ

透「………安物だな」


蓮「Aが安物なら、こっちは高いのか?」

透「多分な…」クルクル

蓮「…ふむ」ゴッキュゴッキュ

蓮「ぷはぁっ…」

透「んなぁっ…!?」

蓮「タダの高い酒を水のように飲む…いい気分だな」

透「それで味が分かるのかよ…?」イライラ

蓮「ワインはのどごし」

透「死ね」



 ―― スタジオ

タカシ「あはははは!」

武「あっひゃひゃひゃ!」

衣依「何か、トレジャーシップって大変そうだね」ヒソ

純「大変だよ…」

奏「ずっと前から知ってた」

つぼみ「はーずれろ、はーずれろ」



 ―― 格付けルーム

蓮「で、どっちだ?」

透「Bだ」

蓮「あえてAは?」

透「絶対、Bだ」

蓮「12パーセントくらいの確率で、Aは?」

透「ねえよっ!」



 ―― スタジオ

タカシ「あははっ、蓮くんっておもしろいよねー」

武「真顔で足引っ張りまくるからなぁっ、ヒャヒャヒャ!」

衣依「人としてどうなの…?」

奏「顔だけで保ってる人だから…」

純「俺もあれくらい背があればきっと人気も蓮以上に…」

奏・ミシェル・つぼみ「「「それはない」」」

純「揃うなよっ!!」


 ―― 格付けルーム

誠「おおー、ワインだ! いただきまーす」ゴクゴク

誠「んー……渋い味してるな」

誠「Bくれ」


 ―― スタジオ

純「あわわわ…」

タカシ「まこちゃんガンバー」

武「ヒャハハッ、味わってねえぜ、あ! 二流か、初二流かぁぁ~!?」

純「お願いだから味わえって! 超高いんなら何かきっと違うんだろ!?」


 ―― 格付けルーム

誠「いただきまーす」グビグビ

誠「んっ!」

誠「…………俺の口には合わないな、これ…」



 ―― スタジオ

純「あああああああああああ!」

タカシ「純くんおもしろいwww」

武「リアクション芸で保ってるもんなぁ!?」

純「バッカ、バーカ、リアクション芸とかねえし! アイドルだし!」

奏「そういうところだと思う」

零「こんなアイドルもいるんだ…」



 ―― 格付けルーム

誠「んー…」

誠「俺はバカじゃないからな、こういうのの攻略法は分かってるんだ」



 ―― スタジオ

純「え、マジでっ?」

タカシ「おおおおっ?」

武「攻略法なんてあんのか?」



 ―― 格付けルーム

誠「貧乏舌の俺に合わないってことは…高い、ってことだな」

誠「だから高級ワインは、Bだ!」



 ―― スタジオ

純「すっげええええええええええ!」

タカシ「さすがまこちゃん!」

武「迷いがねえな、ヒャハァー!!」

零「そんな判別でいいの…?」

つぼみ「ちぇっ…」


 ―― Bルーム

快斗「何か、Aがすっからかんですね…」

香「意外とワインが分かる一流が多かった、ということだな」

 ガチャッ

誠「おっ…? 皆いるな」

快斗「あれ?」

聖羅「あら」

透「この貧乏人が…こっちに、きた…?」

 ザワワッ…



 ―― スタジオ

タカシ「まこちゃんが来たから戦慄してる!」

武「ヒャハハハッ、正解してんのにビビってんぜぇっ!」

ミシェル「何か失礼な気が…」

衣依「まあでも、まこちゃんがおいしいと思ってBに来た、って思ったら……ああなりそう」

つぼみ「誰も二流にならない…」

佑香「つまんない…落ちればいいのに」

奏「次、葉子ちゃんだから落ちちゃダメなんだけど…」



 ―― 格付けルーム

葉子「はぁぁ…自信ないなあ…」

葉子「……お酒強くないし…いただきます…」ゴク

葉子「…………一口でもうね…」


葉子「Bはどうなのかな…?」

 ゴクッ

葉子「……うーん…?」

葉子「………どっちもどっちだと思うんだけど…」

葉子「…………何となく、Aの方が飲みやすい感じがしたから、Aで」



 ―― スタジオ

タカシ「二流がキタァアアアアアア――――――――――――――ッ!!」

武「ヒャッハァアアアアアア―――――――――――――――ッ!」

奏「あああああ~!!?」

佑香「おおっ…?」

タカシ「二流アイドルのー、奏ちゃんと佑香はー、パイプ椅子になりまーす」

武「ヒャハハッ、スリッパもこの緑のにチェンジだぜぇ~!?」


 ―― Aルーム

葉子「お邪魔しまーす」ガチャッ

 シィィーーーン……

葉子「え、ええっ?」

葉子「あれっ? えっ? 嘘?」


<葉子さーん、広々としてていいですねー!

<葉子はそっちかぁー

葉子「み、みんな、Bなのっ? ええっ…?」



 ―― スタジオ

タカシ「戸惑ってる、戸惑ってるぅ~」

武「ヒャハハハッ、分かりやすいなあ~!?」

タカシ「さて、最後はゆずとゆーだねー」

武「そのままAいっちまうかぁ~?」

零「はぁぁ…」←すでに諦めてる



 ―― 格付けルーム

ゆず子「飲み馴れない方な、飲み馴れない方」

夢「オッケー、それでいこ」

ゆず子「ワインなんてのどごしだし」グビッ

夢「くるくる回してもどんなとこに気をつければいいか分からないしねー」グビッ



 ―― スタジオ

武「ヒャハハッ!」

タカシ「零くん、どうどう? どんな気分?」

零「どっちでもいいから早く終わってほしい…」



 ―― 格付けルーム

ゆず子「おおっ、何かBの方が高そうな感じしね?」

夢「いやっ、そう思っちゃうのが罠だって、きっと」

ゆず子「じゃあAか」

夢「って思うんだけど、何か違う感じはしたよね…」

ゆず子「ぶっちゃけ、どっちも対して飲みにくさとかなかったし…」

夢「うぅーん…Aが高いのかなぁ?」

ゆず子「Aかぁー、Aにしちゃうか」

夢「そうだね、Aにしちゃおっか?」

ゆず子「よーし、A決定!」



 ―― スタジオ

零「うん…」

武「ヒャハハハハハッ!」

タカシ「諦めた顔してるっ!」


 ガチャッ

ゆず子「ういーっす」

夢「もりあがってるー?」

葉子「盛り下がってるよ…」ズゥーン

ゆず子「げぇっ!?」

夢「え、あれっ? 愛さんとか、香さんとか、みんな、B!?」


<そうでーす

<でもけっこうむさ苦しいですよねー

<言うな

<あたしを前によく言えるわね?


ゆず子「…………負けたか」

夢「あー、うーん…うん」

葉子「はぁぁ…」




 ―― 廊下

武「正解の部屋には、俺が突撃してくぜぇぇーっ! スタンディングオベーションの準備しとけぇぇーいっ! ヒャハァァー!!」

武「高級ワインは、Aか、Bかぁっ!? せーいーかーいーはぁぁぁ~…!!!」


快斗「っ…」ギュッ

香「…」ジィッ ←腕組んで座ってるけど正直不安

愛「…」←余裕の態度

誠「うーん…」

孔「…」

透「…」←自信はあるけどやっぱり不安

蓮「あっ」

 ビクゥゥッ

蓮「ふっ…」

快斗「ちょっと、緊張感壊さないでくださいよっ!?」

聖羅「ビックリしちゃいましたね~」


 ガチャッ
 バァンッ

 『!?』

武「正解は、Bだぜぇぇ――――いっ! ロマネコンティ、うまかったかぁ、ベイベー!!?」

 『うおおおおおおおおおおっ!?』



<うおおおおおおおおおおっ!?

葉子「ああー…」

夢「ですよねー」

ゆず子「もっと味わっとけば良かったな、せめて…」


 ゾロゾロ

タカシ「一流アイドルと女優の皆さん、おかえりなさいませっ」ニコッ

タカシ「お椅子が冷めないよう、湯たんぽを置いて温めておきましたー♪」


タカシ「あ、二流の人はそっち座ってね」

葉子「ごめんね…」

奏「うん…」

佑香「これでパイプ椅子アタックができる…」ブンブンッ ←畳んだパイプ椅子で素振りしてる

武「ヒャハァッ、プロレスじゃねえからそれしたら映す価値なしにするぜぇっ!」


零「…」ジトォッ

ゆず子「ん、んな顔するなって…」タジッ

夢「人間、間違っちゃうものなんだから…」

零「Bの方が高いって分かったのに、それが罠とか邪推してみすみす外すのは正しい間違いなんですか…?」ジトォッ

ゆず子「やりづれえええ…」

夢「プレッシャーかかるねー…」


快斗「やりましたね、孔さん」

孔「お前の手柄だ」

快斗「またまたー」

 パシッ

タカシ「おおー、アイドルらしく爽やかタッチしてる」


ミシェル「信じてました!」グッ

香「これくらいは当然だ」


衣依「愛さん、完璧だったね!」

愛「当たり前よ、あのくらいできないで何が一流だか…」


つぼみ「一流!」

聖羅「はい~、運が良かったです~」


蓮「実は最後まで迷ってたり…」

透「迷ってねえ」フンス


純「まこちゃん!」

誠「おうっ、ただいま」

純「かなり見直した」グッ

誠「純もがんばれよっ」



タカシ「続きましては、食感を当てていただきます!」

武「今回の食材はぁぁ~っ…」

タカシ「 マ グ ロ 」キリッ ←迫真


武「ヒャッハァァーッ!!」

武「ワイン問題に出なかったやつが今度は回答だぜぇっ! ワインに2人とも出てたチームは1人だけ送り出せぇっ!」

タカシ「一流なら分かって当然だよねー♪」



 ―― 控室

零「…」←おやつ:おせんべい

衣依「このきんつば、すごくおいしい…」モグモグ

つぼみ「普通のお茶じゃない…?」ズズ

ミシェル「ほうじ茶だ。多分、高いんだろうなぁ…。高いほうじ茶ってあんまり分からないけど」

佑香「……味がうすい」ズズ ←出がらし緑茶

奏「純くん、交換しよ? このおせんべいときんつば」

純「え? 何? 二流と交換するものなんてないんだけど?」

奏「じゃあ蓮くん――」

蓮「きんつば、うまいな…。改めて食べると。ん? 今、全部食べたとこだが?」

奏「っ…」

零「格差がすでに…」



 ―― 格付けルーム

零「トップバッター…」

零「マグロと、マグロを食べ分ける……?」

零「……しかも、目隠しつき…」スッ ←目隠しした

零「お願いします…」


 パクッ…

零「……」モグ

零「…」モグモグ

 ゴクンッ

零「………マグロだ」


零「B、お願いします」

 パクッ…

零「……………」モグモグ

零「…」ゴク

零「……………マグロだ」


零「……ええっ…?」

零「何これ…?」




 ―― スタジオ

タカシ「むっふふふーん♪ 今回は1本ン百万円のマグロと、ガストロというサバの仲間の代用魚でーす」

武「ヒャハハッ、ガストロはよぉぉー、回転寿司のマグロネタで回ってるところもあるんだぜぇー?」

ゆず子「んなの分からねーって。三流でいいぞー」

夢「むしろ回転寿司のマグロって…マグロじゃなかったの、ってレベルだよね。零も間違ってくれたら、開き直れるんだけど…」


 ―― 格付けルーム

零「どっちがマグロか、って問題なら……多分、どっちかはマグロじゃないってはずだし」

零「マグロによく似た何かをどっちかで食べたわけで…」ブツブツ

零「……マグロと、よく似た魚……? 代用魚…とか…?」



 ―― スタジオ

タカシ「推理してるねー」

武「同じチームの年上が信用ならねえからなぁぁ~、ヒャハハッ!」

ゆず子「外れていいっての」

夢「がんばって推理してはずれちゃったら恥ずかしいよ? 大丈夫?」

葉子「素直に応援してあげないの…?」


 ―― 格付けルーム

零「…………A、かな?」

零「どっちかがマグロに似せたもの…だとしたら、Bの方が、何となく……それっぽさがあったっていうか…」

零「多分、本物のマグロはすごくいいもので、天然ものなんだろうし…素直においしいって思えたのは、Aだと思ったから…Aで」


 ―― スタジオ

タカシ「ヒューヒュー、何か頼りになるぅ~!」

武「まだ答えは教えてやらねえけどなぁぁ~! ヒャハハッ!」

ゆず子「いたたまれなくなるわー」

夢「もっと真面目にやれば良かったね」

武「普段から真面目にやれぇっ、ハッハァー!」



 ―― 格付けルーム

佑香「おおー」スッ ←目隠しした

奏「ほんとに見えない…」スッ ←目隠しした

佑香「マグロ、マグロ、マグロ~♪」

奏「あ、懐かしい歌…あれ? マグロって歌詞だったっけ…?」


 パクッ
 パクッ…

佑香「んんー…なかなかですな」

奏「マグロはちょっと自信ある…」



 ―― スタジオ

タカシ「あれあれー? 二流アイドルが自信あるなんて言ってるぞぉー?」

武「ヒャハハッ、二流に自信なんてあったんだなぁぁ~?」

葉子「ほんとにごめんなさい…」

タカシ「でも何でマグロに自信あるの?」

愛「そういや、駆け出しのころに、さんざん特番でマグロのロケさせられたわねぇ…」


 ―― 格付けルーム

佑香「……マグロ」

奏「どっちもマグロだった…」シュン


 ―― スタジオ

武「アヒャハハハハッ! 自信あるとか言って分かってねえ!」

タカシ「どっちかはガストロだぞー♪」

葉子「がんばって…! 確率は半分だから…」

タカシ「ハコちゃんはその半分を外しちゃったけどねー」

葉子「」

武「転落するかぁっ? 転落しちゃうのかぁぁ~!?」



 ―― 格付けルーム

佑香「………B?」

奏「B?」

佑香「Aか、Bなら……Bの方がマグロっぽい」

奏「Aの方がマグロみたいな気がする…」



 ―― スタジオ

武「ヒャハハハ! 文字の形で考えてやがる!」

タカシ「そこは関係ないなぁ~、関係ないんだけどなぁぁ~!?」

葉子「あああああ~…」

タカシ「確率は半分なんだけどね~?」



 ―― 格付けルーム

佑香「A?」

奏「でも、B…?」

佑香「…B…」

奏「A…」

佑香「C」

奏「ない」

佑香「間取って、B?」

奏「じゃあ、Bにする?」



 ―― スタジオ

タカシ「おおー、早速、どこかに三流がうーまーれーるーぞぉぉー?」

武「ヒャハァッ、どっちだろぉなああ~? どぉーっちなんだろうなぁー?」

葉子「こんな企画だったっけ…?」ゲッソリ

ゆず子「タチ悪くなってねえ?」

夢「煽りがすごい」


 ―― 格付けルーム

純「マグロには自信あるし、イケる」グッ

純「いただきまーす」

 パクッ…

純「マグロだ…」



 ―― スタジオ

タカシ「奏ちゃんと同じこと言ってる」

武「ヒャハハハッ、あいつらデキてんの? デキてんのかぁ?」

タカシ「え、そういう関係なの?」

武「知らねえwwww」

タカシ「ソクプロさーん、2人ってそういう感じなのー?」

愛「さあ?」

孔「…」

夢「知らないね」

武「興味なさすぎじゃねえか! ヒャハハハ!!」

誠「じゅーん、気楽にがんばれー」


 ―― 格付けルーム

純「AもBも、これマグロだって…」

純「両方マグロじゃん…分かるわけねえしー…」

純「………んんー……うぅぅぅーん………………んーぅぅ~…?」

純「よし、A! 一口食べて、あ、マグロだ、って思ったから、A!」



 ―― スタジオ

タカシ「続々と別れてくれるねえ~」

武「ヒャハハッ、落ちろ、落ちろ、落ちやがれェッ!!」

誠「自分を信じろー、いいぞ、純!」

葉子「まこちゃんって、味方にいると頼もしいのかも…」

ゆず子「分かるわ、何か…何してもオーケーオーケーって言ってそう」

誠「さすがにオーケーオーケーは言わないって。横文字苦手だから」

夢「そういう問題?」


 ―― 格付けルーム

蓮「…Aで」

蓮「…Aか、Bかなら、Aが好きだ」

蓮「しゅっとして、鋭角的で…攻撃力が高そうだから」


 ―― スタジオ

透「文字のデザインの好みの問題じゃあねえんだよ…」

タカシ「押さえて、押さえて、とーるちん、チームなんだからね」

武「ヒャハハッ!」



 ―― 格付けルーム

ミシェル「Aですね、きっと」

ミシェル「マグロじゃないのに、マグロ偽っている食品表示には常日頃から疑問に思っていました」

ミシェル「業者としての苦悩や葛藤もあったとは思いますが、消費者はマグロと言われればきっと本マグロを求めているはずなんです」

ミシェル「だというのに、味が分からないからといって、代用魚をマグロと称して売る行為、これはどうなんでしょう?」

ミシェル「知らぬが仏、分からないならいい? そんな意識で人を騙しているのだとすれば、それは悪だっ!!!」



 ―― スタジオ

香「それはどうでもいいのだが…」

武「ヒャハハハハッ!」

タカシ「結局、根拠は何だったんだろねー?」



 ―― 格付けルーム

つぼみ「どっちもマグロなんでしょ? 違うの?」

つぼみ「………あっ、分かった」

つぼみ「マグロの、赤いところと、ピンクのところとか? それでおいしいのがどっち、みたいなの?」


 ―― スタジオ

武「違うぜぇぇぇっ! どっちかはマグロじゃねええええええっ!」

聖羅「あら~…じゃあ、おいしかったと思う方でいいですよ~」

タカシ「いいんだねー、さすがせーら! やっさしー!」

武「つぼみのバカが悪化するぅぅーっ!!」

孔「いや…悪化はしていない…。人目についてるだけだ」

武「アウト!!」



 ――格付けルーム

つぼみ「Bにする」

つぼみ「Bの方がおいしかったから」


 ―― 格付けルーム

衣依「うーん…」

衣依「分からない…」

衣依「…………どっちかマグロじゃないってことは、一体、何を食べたのかがすごく気になる…」

衣依「……どっちかなぁ…?」

衣依「………A、B、A、B…」

衣依「ワインは、Bが正解だったんだっけ…? クイズ作家さん的に、最初の2問は正解を同じじゃなくてバラけたいんじゃないかな?」

衣依「……Aにしよっ」



 ―― スタジオ

愛「いい考えね、それ…」

タカシ「肯定しちゃった!」

武「ヒャハハッ、せっけえ手ぇ使うのは処世術かぁっ!?」



 ―― 格付けルーム

快斗「……………俺は王子様ですから」キラリンッ

快斗「マグロなんて大衆魚はあんまり食べなくて分からないですね」

快斗「ワインなら余裕で当てられたんですけれどね、ハハッ」



 ―― スタジオ

タカシ「言い訳だー!」

武「ヒャハハハッ、じゃあ普段はどんな魚食べてんだ、王子様ってのはよぉぉー?」

孔「王子キャラで…オムライスを推すのはいいのか……?」



 ―― 格付け

快斗「Bにしましょうか」

快斗「俺の口にはその方が新鮮だったというか…」

快斗「あ、もしかして、本物じゃなかった分、新鮮に思えたのあkな? でも最近の食品技術はすごいですね」


 ―― スタジオ

タカシ「徹底的に言い逃れる口実を作ってるぅー!」

武「ヒャハハハッ、日和ってんじゃあねええええ――――――――よっ!! 堂々とぶつかって砕け散った方が万倍カッケエぜぇぇーっ!?」

葉子「容赦ないよねー、この司会陣…」

香「本当にな…」

聖羅「でも楽しげでいいですよね」



 ―― 廊下

タカシ「さあ、それぞれのお部屋にいる皆さん、心の準備はできましたかー!?」

タカシ「これから僕が開けたお部屋にいる人が、正解ですよー!」

 Aルーム:衣依 ミシェル 蓮 純 零
 Bルーム:快斗 つぼみ 佑香&奏

タカシ「どっちかな、どっちかなー?」


 ―― Aルーム

衣依「人数的には、こっちが多い…?」

ミシェル「でも向こうには快斗さんが…」

蓮「こっちには純か…」

純「何で俺がダメみたいな扱いなんだよ!」

零「うぅーん…」



 ―― Bルーム

快斗「うわぁぁ…不安なメンツ…」

つぼみ「何で?」

佑香「がおー」

奏「じゅ、純くんがむこうにいるし…」

<だから何で俺がダメなんだよ!?

奏「だって純くんだし…」



 ―― 廊下

タカシ「突撃しまぁーす!!」

タカシ「正解はぁぁーっ!!?」

 ガシッ
 ガシッ

 ガチャガチャッ

タカシ「まだ、両方の部屋のドアノブ回しただけー♪」


<性悪司会ー!

<早くしてぇー!


タカシ「もぉぉー、じゃ、パパッといっくよー」

タカシ「正解はぁぁ――こっち!!」

 ガチャッ
 バンッ


 ―― Bルーム

<おめでとぉぉぉ―――――――――っ!!

<やったぁ!

<ほらな、ほらなっ、俺、ダメじゃなかった!!

<奇跡か

<奇跡じゃないし!


快斗「おーう…」

佑香「まい…」

奏「がっ」

つぼみ「……おうまいが?」


 ―― スタジオ

武「一流アイドルの皆様ぁ、あ、お待ち、しておりましたぁぁ~」

武「どうぞどうぞ、定位置へお座りくださーい」


衣依「当てたよっ」

愛「やるじゃない。誉めたげるわよ」

衣依「えへへ~」


香「よくやったな、ミシェル」

ミシェル「そりゃもう、常日頃の心がけが違いますから」キリッ

香「今度こそ、一流を死守する」


蓮「ちぃっ、当たったか…」

透「当てにいけ」

蓮「確率が半分だったのにな…」

透「この野郎…」


純「当てた!」

誠「純、すごいな!」ワシャワシャ

純「でしょ!? へへへっ」



タカシ「二流の人ー、パイプ椅子ですよー」


快斗「正直ごめん」

孔「しょうがない」


つぼみ「間違っちゃった」

聖羅「見た目でも分からなかったんですし、気を取り直しましょうね~」


零「……………当てました」

ゆず子「お、おおう…」

夢「おめでとう…」

零「………はぁぁ…ワインが当たってたら…。おやつもおせんべいだったし…最初の控室のおやつは生チョコだったのに…」

ゆず子「これヤバい」

夢「ね、いたたまれないよね…」


武「おらっ、三流! 定位置の箱馬で早く座れ!」

葉子「はぁーい…」

佑香「がおー」

奏「スリッパが、ものすごくボロボロなんだけど…」



タカシ「さあ、次は音感の問題でぇーす! これはチームから1名です」

武「一流アイドルなら、この問題は外せねえよなぁぁ~? あ、二流と三流も混じってたか。耳のこやしにしてけよぉっ? ヒャハハッ!!」


 ―― スタジオ

タカシ「さて、音感チェックです」

武「聞き比べてもらうのはぁぁ、ピアーノ!! イタリアのピアノメーアーの、ファツィオリが誇る最高級ピアノを特別にレンタルしたぜぃっ!!」

タカシ「高級車並みのお値段! なんとなんと、ン千万円もしちゃいまぁーす!」

武「この超超高級ピアノと、中古で20万円で売られていたピアノの音色を聞き比べだぜぇ、ヒャハッ!!」

タカシ「ちなみに、ピアノを専攻している現役音大生の美人さんが弾いてくれます! さあ、三流からサクッとやっていきましょー!」

武「三流アイドル、五味のチャレンジ、ヒアウィゴォッ!!」


純「三流になった途端、苗字で呼び捨て…」

快斗「シビアだ…」



 ―― 格付けルーム

 ~♪…

葉子「…」

葉子「…」パチパチ

葉子「B、お願いします」


 ~♪…

葉子「…」

葉子「…」パチパチ

葉子「うぅぅーん……悩む」

葉子(ていうか、最初に飲んだワインのせいで、あんまり頭が…)


葉子「どっちかなぁ…?」

葉子「…………何となく、迫力あった気がするから、Bで」



 ―― スタジオ

佑香「それでいい?」

奏「ほんとに? 大丈夫? ねえ?」

タカシ「三流は必死だね」

武「ヘイ、安住、澄谷! 三流は一流と同じ空気だけは吸えてるんだからよぉーく深呼吸しておけよぉっ、ヒャハハ!!」



 ―― 格付けルーム

孔「…高いピアノの音色を当てる、か」

孔「…ふむ」


 ~♪…

孔「…」

孔「………分かった」


 ~♪…

孔「…」

孔「……………………A」



 ―― スタジオ

快斗「口数少ない!」

武「ヒャハァッ、孔っ、もっと喋れっ、いじりがいがねえっ!」

タカシ「何を思ってAにしたか分からないし、早速割れちゃったね!」

奏「Aだと思う…孔くん、音楽すごいし」

佑香「いっそ、映らないのをいいことに好き放題…?」



 ―― 格付けルーム

つぼみ「連続した…」

つぼみ「…ピアノの音って、何が違うの?」


 ―― スタジオ

武「それを当てるんだぜぇ~…」

タカシ「意外と隊長って苦労人なのぉ~? そうなのー?」

武「俺が苦労人~? ヒャハハッ、んなはずねーだろぉ? 俺ぁいつでも楽しんでるんだから苦労知らずだぜぇ!」

聖羅「つぼみちゃん、がんばってくださーい」



 ―― 格付けルーム

つぼみ「………………B」

つぼみ「B、A、ってきてるから、B」

つぼみ「あっ…でも、AとBが交互の方があやしい…? A?」

つぼみ「………でもBだったらいいから、Bで」



 ―― Bルーム

葉子「またはずれかなぁ…この企画にすごく弱い気がするしなあ…」

 ガチャッ

つぼみ「…」ヒョイッ

葉子「あっ」

つぼみ「あ、三流」

葉子「」グサッ


 ―― 格付けルーム

夢「大丈夫、ここは当てるから」

夢「むしろこの音感問題って、わたしのためにあるみたいな感じするよ」



 ―― スタジオ

タカシ「自信満々だねー。零くんは言いたいことは?」

零「外れたらみっともないなあって」

ゆず子「言ってやるなって…」

武「ヒャハハッ、ゆーはおもしれえからなぁぁー? どうなるか分からないぜぇぇー?」



 ―― 格付けルーム

夢「………AもBも、聞き終わった、けど…」

夢「……うぅぅーん…ほら、楽器はギター担当だから…?」タラー


 ―― スタジオ

零「だと思った…」

ゆず子「分かる方がおかしいんだって、絶対」

タカシ「あはははは!」

武「アヒャハハハハッ!」

ミシェル「夢さん…最初の自信はどこに…?」


 ―― 格付けルーム

夢「いやでも、ここで外したら零くんが何か、目が怖くなりそうな気がするし…」

夢「……なんとなーく、Aかなあ、とか思うんだけど……Bも捨てがたい…」

夢「Bは味があるっていうか…。Aはね、その点、何かこう……チュインって、チュインって感じ」


 ―― スタジオ

タカシ「チュインって」

武「チュインって」

零「…」

ゆず子「あっははは!」



 ――格付け

夢「どっちかなぁー…? うぅーん……A、Aにしよっ!」

夢「うん、汚名挽回!!」


 ―― スタジオ

武「汚名wwwww 挽回wwwwwww」

タカシ「それは名誉挽回だよ!!」

零「汚名を挽回して何が嬉しいんですか、あの人…?」

ゆず子「言い間違えるって、マジで、汚名返上と名誉挽回は。マジで」

零「言葉の意味考えたら間違えようがないのに…」

ミシェル「夢さぁぁーん…がんばってくださいよ…」


 ―― 格付けルーム

純「ここまでミスなしできてるし…がんばらないと」

純「よし、この調子で一流残留…!」


純「――わかんない…」ダラダラダラ



 ―― スタジオ

武「アヒャヒャヒャッ!」

タカシ「最初の意気込みはどーしたのー!?」

奏「純くんだから」

誠「がんばれー、純なら分かるぞー」

タカシ「このまこちゃんのやさしい声援を聞かせたい」



 ―― 格付けルーム

純「んんー………」

純「ピアノ、ピアノ……ピアノだから、やっぱりこう……高い音みたいのが綺麗な方が、いいのかな?」

純「だとしたら…………Aかな? 何か、気品っぽさみたいなのが…」

純「でもBは……Bもなんか、うぅーん……ピアノっぽさみたいのはあった気がするし…んんー……」

純「…」

純「B? ………いや、いやっ…!」

純「…………………A、Aっぽい、って最初に思ったんだし…だいたい、こういうのって変えると良くないって言うし…うん、A!!」



 ―― スタジオ

タカシ「純くんはAルームいきー」

武「これで、Aには……おっ、孔と夢と純…。3人目か」

タカシ「Bは五味とつぼみちゃんだねー」



 ―― 格付けルーム

愛「ピアノねえ…」

愛「しょーじき、そこまで興味ないのよねえ…」

愛「Bにしとくわ」



 ―― スタジオ

衣依「決め方がかっこいい」

タカシ「自信満々だねー」

武「ヒャハハッ! 興味ないってのは言い訳かぁ? 予防線かぁぁ~? 一流ならバシッと分からなきゃダメなんだがなぁぁ~?」

衣依「きっとBが正解だね!」

タカシ「さあ、どっちでしょー!?」


 ―― 格付けルーム

香「…」

香「……ピアノは仕事柄、よく触るが、Aのピアノの方が音色がふくよかで、豊かなように聞こえたな」

香「ひとつずつの音がキラキラと輝いているようだった。僕の答えは、Aだ」


 ―― スタジオ

タカシ「ヒュゥゥゥーッ!」

武「かっけえなあ、おいっ!」

ミシェル「香さんっ…!」ギュッ


 ―― Aルーム

香「…」

 ガチャッ

夢「あっ、香さん」

孔「…」チラッ

純「やった!」

香「………このメンツか」


 ―― Bルーム

つぼみ「愛きたのに…」

葉子「香さんは、あっち…?」

愛「あっちか…」

葉子「ええっ? 三流の下って、確か…」



 ―― 格付けルーム

透「…」ジィッ ←聞き終わっても姿勢が考える人のまま

透「…」

透「…Aか、Bか」



 ―― スタジオ

快斗「尺取りすぎだぞ!」

タカシ「長考だねー」

武「ヒャハハ、はーずせっ、はーずせっ」

蓮「…………………喋れ」

奏「蓮くんは言えないから」



 ―― 格付けルーム

透「………Aだ」



 ―― 廊下

武「ヒャハハハッ、一流、二流、三流のアイドルどもぉっ! 格が下がる心の準備はできたかぁっ!?」

武「いくぜぇぇー? いっちゃうぜぇぇー? 一流の椅子に紛れ込んでた二流がいるぜぇぇー? ヒャハッ、ヒアウィゴッ!!」

 A:孔 香 透 純 夢
 B 愛 つぼみ 葉子


武「超高級ピアノの音色を聞き分けられたのはぁぁ~…」

 ガチャッ

武「Aルゥゥゥーム!!」

 バァンッ

純「ぃやったああああああああっ!」

香「っし…!」グッ

透「ハッハァー、見たかぁっ!」

夢「やった、やったやったぁっ!」

孔「…」

武「喜べよ、孔っ!」ガシッ

孔「痛い…」



 ―― Bルーム

葉子「しってた…」

愛「あら…ま、しょうがないわね」

つぼみ「ええー…?」



 ―― スタジオ

タカシ「はーい、そっくりさんは大人しくそこで座っててくださいねー」

葉子「ござ…」

奏「桶に水…」

佑香「水に何か浮いてる…」

武「ヒャハァッ、もう後はねえなぁぁ~? ここまでストレートでハズレ続けて、よくもまあ一流アイドル様達と並んで座れてたよなぁぁ~?」

タカシ「いーい度胸だったよねー? そっくりさんはそっくりさんらしくしてなきゃダメだよー? 分かった? 佑香に似てる人?」

佑香「がう…」



純「何かすごくね、すごくねっ!? 2連続で、俺当てた!」

誠「すごいな、純!」


香「この調子でいこう」

ミシェル「はい!」


透「ふぅぅ…山場は乗り切れた」

蓮「あとは落ちるだけか」

透「おいてめえ、こら」


衣依「二流になっちゃった…」

愛「別にいいんじゃないの?」


聖羅「つぼみちゃん、意外と箱馬さんも座り心地は悪くないですよ~」

つぼみ「はこうまって、何?」


夢「どう、当てたよ! 当てられたよ!」

ゆず子「何だかんだ、上から2番目か…」

零「このまま上が落ちるのをやり過ごせれば…」

疲れたからちょい休憩…
安価とかコンマで挟む休憩ないから…

次は、年が明けたら会いましょう(朝になったらとは言わない


良いお年を!

あけおめ!
(まだきゅーけー)

ハコちゃんは魔窟において、染まらずにいるのが何よりすごいところなんだって…
せーらさんはほら、魔窟の女神として君臨してるところあるしね

ハコちゃんがいないと魔窟のわちゃわちゃシーンで冷静に客観視するキャラがね、うん

さて、格付け最終戦いこか
最終問題は、やっぱり牛肉だね!


タカシ「さて、一流アイドルは菱河様とシュルツ様、それに氷川様と榊様、大穴の御剣様と金目様の3組だけになっちゃいましたが…」

武「最終チェック、牛肉問題は一気に2段階落ちるぜぇぇ~、ガンガン落ちてくぜぇぇー!?」

タカシ「準備はいいかぁっ!?」

武「ヒャハァァー!!」

タカシ「控室の様子からどうぞー」

武「スタジオ誰もいねえかんなぁー」



 ―― 控室

香「正直、この手のものは食べもので遊んでいる気がしていたが…意外と悪くないな」

ミシェル「でも火傷しそうな熱さですね」

蓮「たまには悪くない」

透「…甘っ」

誠「贅沢だな、こういうの…ふぅーっ、ふぅぅーっ…」

純「あー、うっまい……チョコフォンデュ、超うっまい」


快斗「何だかんだで、まだ二流か…」パキッ

孔「…」モグモグ

衣依「二流は板チョコなんだ…」

愛「…甘っまいわねぇ…」

ゆず子「牛肉食って帰ろうぜー」

夢「だね。なかなか食べる機会とかないし」

零「…あの3組が全部間違えて、最終問題で僕が正解すれば…」


つぼみ「小さいチョコ1つだけ…」

聖羅「この1粒の糖分でがんばりましょうね~」


佑香「おやつは?」

奏「ないって…」

葉子「水が入ってるコップも、すごく使い込まれてる…」



 ―― 格付けルーム

香「牛肉は間違えられないな。自信はどうだ?」

ミシェル「そうですね…。普段食べているのだって分かれば、そうじゃないのが高級品と分かりますし」

香「それなら、僕は高級品を当てよう。二重でチェックすれば問題ない」

ミシェル「がんばりましょう」



 ―― スタジオ

タカシ「ちなみに、今回の牛肉はA5ランク黒毛和牛と!」

武「バイヤー相手に俺と隊長が根切りに値切って、グラム1000円の和牛を640円にまで落としてもらった和牛だぜぇっ!」

タカシ「ま、仮にも一流アイドルとして最初は招かれた人達なら?」

武「グラム1000円の和牛なんて普段から食い過ぎててて、すぅぅーぐ分かりそうなもんだけどなぁぁ~?」

タカシ「あははははは!」

武「ひゃっはははは!」


 ―― 格付けルーム

ミシェル「…………ヤバいです、香さん」

香「どうした?」

ミシェル「……どっちも、普段食べ馴れない味でした…」

香「何、だと…?」

ミシェル「ここは香さん、お願いします!」

香「あ、ああ…任せておけ…」

香(とは言え………正直、僕もよく分からなかった…)


香「…」

ミシェル「…」

香「………………ここまで残れたのは、2人で協力したからだろう」

ミシェル「!」

香「ともに、考えよう」

ミシェル「か、香さん…!」



 ―― スタジオ

タカシ「あれれ~? 香様とミシェル様、もしかして、悩んでるぅぅ~?」

武「ヒャハハッ、どっちかはグラム640円だぜぇぇ~? 4桁もねえ肉と何を迷っていらっしゃるんだぁぁー?」



 ―― 格付けルーム

香「口溶けの油は、正直…Bの方が甘かったような気はする」

ミシェル「けどAの旨味もなかなか…」

香「舌触りはどう思った?」

ミシェル「舌触り、ですか…。けっこう、口の奥の方に突っ込まれちゃって…」

香「そうか…」


ミシェル「…俺は、ううん……A、だと思います」

香「………よし、じゃあAでいこう」

ミシェル「Bは大丈夫ですか?」

香「一度、定めた道だ。進みきるまで振り返るものじゃない」

ミシェル「!! はい!!」



 ―― スタジオ

タカシ「ヒュゥーっ、かぁーっくいいー!」

武「一度、定めた道だ。進みきるまで振り返るものじゃない」キリリッ

タカシ「ヒュゥゥーっ! 隊長もかぁーっくいー!」

武「ヒャハハッ、当然だよなあ!?」


 ―― 格付けルーム

蓮「…」

透「……A、いや……B」

蓮「Bだな」

透「やっぱA」

蓮「Aだな」

透「っ…」


 ―― スタジオ

タカシ「蓮くん、最後まで変わらないね~」

武「ウヒャヒャッ、何であれで一流のまま残れてるか逆に不思議なくらいだよなあ~」

タカシ「持ってるんだろうね~、ソクプロの1番人気なんでしょ~? すっごいんでしょ~?」

武「あれで売れてる理由が分からねえな! アヒャヒャハハハッ!」



 ―― 格付けルーム

透「てめえはどっちだと思ったんだよ、まずそれ言え」

蓮「そうだな…。どっちもほのかに乳臭く、牛肉っぽかった」

透「どっちも牛肉だ」

蓮「どっちも塩と胡椒でシンプルに味つけられていて、シェフの腕がよく分かった」

透「調理法に差をつけるわけがねえだろうがよ」

蓮「ごちそうさま」

透「っ……Bだ!」

蓮「Aだな」

透「Bだ!」

蓮「………本当にいいんだな?」

透「いい」

蓮「ファイナルアンサー?」

透「ノリが面倒臭えんだよっ!!」



 ―― スタジオ

タカシ「あっははは! ほんとにイライラしてる!」

武「蓮にとっちゃあ、いい玩具なんだろうなぁ~」

タカシ「とーるちんを玩具にして遊べちゃう人って、あんまりうちの事務所でもいないんだけどね~」




 ―― 格付けルーム

誠「どっちもうまかったなぁ~…」

純「わからないぃぃ~…」

誠「んー……Aか?」

純「でもBの方がおいしくなかった?」

誠「そうか? なーんかAは味がしなかったんだよなあ」

純「ちゃんと塩コショウかかってたじゃん」

誠「Bは分かったんだよ」

純「何で?」

誠「多分、あれだな。高すぎて俺には味が分からなかった。きっとBは安物だったから、味が分かったんだな」

純「ええ、マジで?」

誠「純が決めていいぞ。2問当ててきたんだし」

純「うっ……それはそれで、プレッシャー……」

純「……油とかすごかったし、Bっぽいと思ったけど…」

誠「牛肉なんてそもそも、久しぶりだからなー、俺は。半年は食べてなかったかもな」

純「……………び、貧乏舌を信じる! A!」

誠「よっし、じゃあAの部屋いくか」



 ―― スタジオ

タカシ「割ーれたっ!」

武「割ーれたっ!」

タカシ「割れた、割れた、一流割っれた♪」

武「いっち割ーれ、にーぃ割ーれ、三流おーちたっ!」

タカシ「ヘイ!」

武「ほー!」

タカシ「ヘェイ!」

武「Hoooooooooo!」

タカシ「いえぇええーい!」

武「ヒャハァー! つまり、最後まで一流に残れるのは一組か、二組ってえことだなぁぁ~?」

タカシ「たーのしみだねぇ~!」


 ―― 格付けルーム

愛「…」

衣依「分かった? 愛さん?」

愛「……そうね…何となく、Bの方が口には合ったのよね」

衣依「おおー、じゃ、B?」

愛「あんたはどうなのよ?」

衣依「正直、どっちもおいしかったけど…Aは脂がちょっと多かったかなって」

愛「そうなのよね…。けどそれだけサシが多かった、良質な肉だった可能性もあるし…」

衣依「でもでも、あえて脂を多く混入しました、って罠みたいな可能性も」

愛「あの司会どもを見てる限りは、罠を張らずに勝手に邪推して破滅してくのをおもしろおかしく眺めてそうなもんなのよね」

衣依「確かに…!」



 ―― スタジオ

タカシ「精神分析されてる!? やだんっ、丸裸にされちゃうっ♡」

武「一緒に全裸になろうぜぇー! 心を隠すもんは取っ払って、今、俺達は、自由になぁああああ―――――る――――――――――っ!」

タカシ「なぁああああ――――――――るうううううう―――――――――――――――っ!」



 ―― 格付けルーム

衣依「でも、司会の趣味嗜好が問題には繁栄されてなさそう…だよね?」

愛「そこなのよね…。あの2人が仕込んだのならって推理はできなくもないけど、多分、噛んでないでしょうね…」

衣依「そうなると…」

愛「…悩みどころね」


衣依「……素直に、Bにする?」

愛「Aも怪しくはあるものの…」

衣依「A?」

愛「………B?」

衣依「うぅぅーん…」


愛「分かったわ、Bでいい」

衣依「だいじょぶ? Bで平気?」

愛「あんたも自分の頭使って考えなさい、バカになりたくなきゃ」

衣依「………頭使って答えるものじゃないと思うけど………自分の味覚に正直に、Bに賛成!」



 ―― スタジオ

タカシ「Bが人気いだねぇ~」

武「Aの部屋がだんだんと不安そうになってきてんなぁ~」

タカシ「純くんの百面相面白いよねー」

武「ヒャハハッ、顔に出やすいからなぁ~!」


 ―― 格付けルーム

ゆず子「よーし、食った! 帰るか」

夢「あー、おいしいお肉だったね」

零「向上心のないやつはばかだ…」ボソ

ゆず子「おおう?」

夢「何て?」

零「『こころ』の台詞…」

夢「心の、台詞…?」

ゆず子「心の一句、みたいな?」

零「…」


零「ちゃんと考えないんですか…?」

ゆず子「考えることじゃないって、こういうのは。フィーリング、フィーリング」

夢「うんうん、フィーリング」

零「ええ…? ここで間違えなければ二流のままで、上から2番目でまだ終われるのに…」

ゆず子「分かった、分かった。じゃあー……A!」

夢「いや、B!」

ゆず子「よぉーし、最後は決めていいぞー」

夢「民主主義でね!」

零「体のいい丸投げをありがとうございます…」


ゆず子「いやいや、でも実際、Aじゃね? 脂ジュース、ぶわー! って」

夢「えー? でも、もうちょっと繊細な味とかの方が高級なんじゃない?」

ゆず子「いやいや、肉は脂だって。別にこれ、熟成牛とかそういう流行りのやつじゃないんだから、きっと」

夢「それはそうかも知れないけど…何か、胃に重たいような印象とか持っちゃったしなあ…」

零「……じゃあ、もうAで…」

ゆず子「おおっ? 同じ事務所のよしみであたしに乗ったか? んん~?」

夢「えー、やっぱり胸大きい方がいいの?」

零「そ、そういうんじゃないです…!」



 ―― スタジオ

武「マジうらやまなんだけど、あのポジション」

タカシ「どういうとこが? 具体的に!」

武「性格は置いといて、ああいうボンキュボォーンを両脇に座らせてよぉ、年下なのをいいことにかるぅーくからかわれてる感じ?」

武「ありゃあ男ならロマンってもんだろう、ロマーン!」

タカシ「いえーい、ロマンさいこー!」

武「ローマン、ローマン!」

タカシ「ローマンはいーいぞ、でっかいぞー♪」


 ―― 格付けルーム

つぼみ「おいしかった…」

聖羅「そうですね~。つぼみちゃん、どっちがおいしいと思いました?」

つぼみ「うーん…A?」

聖羅「じゃあ、Aにしましょうか?」

つぼみ「うん」



 ―― スタジオ

タカシ「早いよぉー!」

武「あっさりすぎぃー! 葛藤とかないわけぇつ!?」

タカシ「全てを受け入れてくれちゃうせーらだからねえ~…」

武「あーうっ、俺のこの今にも燃え出しそうなハートも受け止めてくれぇー!!」

タカシ「ばっちこぉぉぉーい!!」

武「うおおおおおおおおっ!」

タカシ「うあああああああああっ!」


武「………しっかし、このスタジオで2人でふざけ合うのも虚しいよなぁ~」

タカシ「だよねー」




 ―― 格付けルーム

葉子「全問不正解するか、しないかの瀬戸際だね…」

奏「せめて1問だけ正解したい…」

佑香「B!」

奏「本当にB? 間違ったら責任取れる? 間違ったのは佑香ちゃんのせいだって言える?」

佑香「これが噂に聞くせこさ…」

奏「せこくないもん!」

葉子「ここまでストレートに不正解してきてるから…あえて、本気で選んだものと反対にするとか?」

奏「それいいかもっ」

佑香「B!」

奏「うーん…わたしは…………Aかなあ?」

葉子「Bが良かったなあ…」


佑香「多数決で、B」

奏「を、あえて反対にして…A」

葉子「…………こんなのでいいのかなあ…?」

佑香「むぅぅ…Bがいいのに…」

葉子「どうして?」

佑香「なんとなく」

奏「Aにしよ、A」

佑香「を、あえて反対にして…B?」

葉子「それ、永遠にひっくり返り続けちゃうから…Aにしておこ?」


 ―― 格付けルーム

快斗「ここは、踏ん張りましょう。王子様と呼ばれて話題になり、最近は芸人化が進行してると言われ続けてる俺でも、ビシッとかっこいいところを見せたいので」

孔「その理由を言わなければ決まるのにな…」

快斗「正直なことを言って、これはBですよ」

孔「…」

快斗「牛肉は食べ慣れてますから」キラッリィンッ

孔「どこで食べるんだ?」

快斗「…………それは…あー…………牛丼屋…」

孔「ふっくく…」

快斗「………今のカットしてくださーい! ここはかっこいい俺でいきますから! お願いしまーす!」チョキチョキ



 ―― スタジオ

タカシ「使いまーす! お願いしまーす!」

武「自分でかっこいい俺とか言っちゃうのがなぁ~、おいしい、おいしすぎっ! 徹底して芸人路線だな!」

タカシ「その自覚がないから困るんですよ、隊長~」

武「無自覚かよ! 隊長っ、大丈夫かぁー? あの孔が噴いたんだぜぇ?」

タカシ「根がすごく明るい性格なんだろねー。沈黙とか、笑顔のない空間とかに耐えられなくてシリアスをぶっ壊しにかかろうとするんだろうねー」

武「ヒャハハッ、自分が笑いものにされても他人を笑かそうなんて、アイドル根性焼きついてんなぁっ!」

タカシ「でしょー? かーくんはそういうところがかっこ良くて、面白いんだよー」



 ―― 格付けルーム

快斗「とにかく、Bをいきましょう」

孔「根拠は?」

快斗「Bはアルファベットで2番目の数字…つまり、Bとは2! 俺達、2人でやってきたじゃないですか」

孔「…」

快斗「………恥ずかしいっ!」←顔を両手で隠した

孔「反応に困った」



 ―― スタジオ

武「うわひゃひゃひゃっ! 何だ今の、何だ今のっ!? うひゃはははっ!」

タカシ「映画引きずってカッコつけにかかったけど孔くんがノらなくてひとりで滑ったみたいになっちゃったんだねー」

武「しかも強引すぎるだろ、Bが2とか…アヒャヒャヒャッ!」

タカシ「他に判断材料ないのー? かーくーん!」



 ―― 格付けルーム

快斗「リテイクいきますよ、今度は反応してくださいね? じゃあ…コホンッ………Bはアルファベットで2番目の数字…つまり、Bとは2! 俺達、2人でやってきたじゃないですか」キリッ

孔「…………ああそうだな」←棒

快斗「ちょっとぉぉー! 映画の時の演技力どこいったんですかぁっ!?」

孔「いや…うまい返しが分からなかった。Bだな…もういく――ぷふっ…」


 ―― スタジオ

武「アッヒャハハハハッ! ヒィィッ、ヒィィィー…は、腹痛えぇ~…アヒャヒャ!」

タカシ「かーくん、最高だよぉー! あはははっ! 孔くんもこらえきれずに噴いてるしっ!」


 ―― Aルーム

純「終わった…」ゲッソリ

誠「間違ったかぁ~……?」

葉子「さよなら、画面の前のみなさん…。CMの後には多分、消えてます…」

佑香「やりたい放題のチャンス…!」グッ

奏「Bにしておけば良かった…。ひっくり返すとか余計なことしないで…」

葉子「賛成してたのに…」

純「奏だから気にしない方がいーよ…」

零「…はぁ……結局…ダメ……」

ゆず子「うまいもん食って、うまいワイン飲んで、それで満足だって」

夢「そうそう、楽しんだもん勝ちだよ、こういうの」

零「何でこんなにポジティブなの…?」


 ―― Bルーム

 シィィーン…

香(きっと、こっち…。そう、こっちのはずだ…)

ミシェル(正直どっちもおいしかったし…悔いはない)

透「ふぅぅー…」

透(この問題は負けられねえ…)

蓮「…」

衣依(隣の部屋は賑やかなのに…何かこっちは、緊張感が張りつめてる…)

愛(…………やっぱ、A? いや…もう遅いわよね…。B…いや、A…B……どっちでもいいわね、もう)


 ガチャッ…

快斗「失礼しま――うおおっ!?」

孔「……揃ってる、な」

衣依「快斗くんっ…」

快斗「よし、よしよし、よぉぉぉお―――――――しっ! 氷川は気に入らないけど、このメンツは勝てた!」



 ―― Aルーム

純「うわぁ…」

葉子「そうだよねぇー…」

誠「んー…Aじゃねえかとは思うんだけどなあー…」

奏「あっちの部屋行きたい…」

聖羅「でも、何だかこっちの方が居心地は良さそうですし、いいんじゃないですか?」

つぼみ「買ったら何かもらえる?」

佑香「しらない」


 ―― 廊下

タカシ「さて! さてさてー、さぁて!」

武「これからよぉぉぉー、俺らが突撃してった部屋にはよぉぉー! 一流アイドルがいるんだぜぇー?」

タカシ「すっごいよねー、ちゃんと一流が残ってた! 有象無象も混じってたけど」

武「仮に全部、運だったとしても、そんだけのもんを持ってるってのは一流の証拠だぜぇっ、ヒャハハハッ!」


タカシ「さあ、準備はいいかぁー!?」

武「かちこみかけんぞ、オラァァー!」



 ―― Aルーム

<すぐにいっちゃうよー!

純「お願い…!」ギュッ

葉子「全問不正解だけは…!」

つぼみ「一流でも何もないの?」

聖羅「そうらしいですね~」

佑香「むぅ…つまんない」

誠「ていうか、お前らはすでに一流じゃないから今さらだろ?」


 ―― Bルーム

<ヒャハハハッ、さあ、さあ、さああーよぉぉー! ほんとは自信なくてブルってんだろぉぉー!? 心の準備しっかりしろよぉぉー!?

快斗「二流止まり、二流止まり、二流止まり…!」

香「…」

ミシェル「…」

蓮「…Aだったな」ボソ

透「うるせえ」

愛「ま、どっちでもいいわ、もう…」

衣依「どうせなら二流のままがいい~…!」



 ―― 廊下

タカシ「勝者の、部屋はぁっ!」

武「こっち、だぜぇえええええっ!!」

 ガチャッ


 ―― Bルーム


<こっち、だぜぇえええええっ!!

 ガチャッ

快斗「うおおっ――」

透「っしゃああ――」

香「ぃよし――」

 バタムッ

快斗「!?」

透「!?」

香「!!?」


<こっち、だぜぇえええええっ!!

<ガチャッ

<うおおっ――

<っしゃあ――

<ぃよし――


純「あああああ~っ!?」

葉子「終わっ――」


<バタムッ

 『!?』


 ガチャァッ
 バァンッ

タカシ「おめでとぉぉぉ――――――――――うっ!」

武「A5ランク和牛を見事に当てたのはぁっ! Aルゥゥゥウウウウウウウ―――――――――――――――――ム!!」


純「えっ……いやったああああああっ! やったやった!」

誠「ほらなぁー、当たっただろ?」

純「まこちゃんサイコー!」ダキッ

誠「あっはっは!」グルングルン ←純くん振り回してる


葉子「画面に残れた…!」

奏「ほんとに当たってた!?」

佑香「おおー」


零「あんな、適当だったのに…?」

ゆず子「うしゃしゃしゃっ! だぁーから考えてもムダだったんだよなぁ~」

夢「そうそう、ポジティブシンキングはいいことを呼び寄せるんだよ!」

ゆず子「分かったかぁ、これが人生のコツだ、コツ!」

零「ええええ…?」


聖羅「あら~。当たっちゃいましたね」

つぼみ「やった! タッチ!」

聖羅「はい、タッチ」

 パチンッ



 ―― Bルーム

快斗「………ぇ…」

香「何……だ、と……?」

透「ま、間違えた…俺が…?」

蓮「だからAって言っただろ」

衣依「い、1回…開いたのに…ドア、開いたのに…」

愛「やっぱりあっちだったわけね…」

ミシェル「後悔はないです…ただ、負けたことを受け入れましょう…。敗北は、次の勝利への第一歩ですから…」


タカシ「結果発表~!!」

武「一流アイドルは、この2人のみだったぜぇっ、ヒャハー!」

タカシ「御剣誠様と、金目純様ー!」

誠「いやー、残れちゃったな!」

純「ま、実力? 実力かなぁー? えっへへへ…」


武「でもって、二流アイドル!」

タカシ「垣根ゆず子さーん、甲賀峰零くーん、そして橘夢さんでーす」

零「………あれ? 単独、二流…?」

ゆず子「よぉぉーっし、これが実力よ、実力」

夢「そうそう、最後まで気楽に開き直ったことで呼び寄せた結果だよ」


武「三流~」

タカシ「菱河ー、シュルツー」

香「くぅっ…! 牛肉で、間違えるとは…!」

ミシェル「次の機会があれば、この経験を踏まえてまたチャレンジしたいと思います」


タカシ「氷川ー、榊ー」

透「…」ズゥゥゥーン

蓮「だからAだって言ったんだ」ヒソヒソ


武「北川ー、間宮ー」

聖羅「はい~」

つぼみ「3位、3位!」

武「順位じゃないっての!」

タカシ「ここは最後まで緊迫感なかったね…。ある意味癒し枠?」

武「ヒャハッ、まあでもよくやったじゃねえかよ、間宮ぁ~」

つぼみ「何で苗字呼び?」

武「ルール把握しやがれぇっ、ヒャハァッ!!」


タカシ「そっくりさーん」

武「えー…と? 周藤快斗のそっくりさんと…ああー……菅野孔のそっくりさん?」

快斗「はい…そっくりさんです…。出しゃばってすみませんでした」

孔「…」

武「何か喋れっ!」


タカシ「続いてー、仲寺衣依のそっくりさんと、春日野愛のそっくりさん」

衣依「いけたと思ったのになぁ…」

愛「そっくりさんでいいわよ、はいはい」

武「いじりがいねえな!?」


タカシ「それからー、五味葉子と、安住佑香と、澄谷奏のそっくりさん?」

葉子「えへへ…そっくりさんで残れました…」

佑香「がおー」

奏「危うく消えるところだった…。やっぱり、ひっくり返す作戦をとったファインプレーを押し通したわたしのお陰…」

武「おう澄谷奏のそっくりさんじゃなくて、これって巷で話題のせこちゃんだろ? 紛れてんぞー、あれ、それともせこちゃんはモノホンかぁ?」


タカシ「さてさて、いかがだったでしょう、アイドル格付けチェック!」

武「一流アイドルとして、当番組に起こしいただいた2名様に、改めてご感想を聞いておこうぜぇっ、ヒャハァッ!!」


誠「いやー、一流って言われちゃうと照れちゃうんだけどな」

誠「でも俺だけってより、純と一緒にがんばった結果だからな」

純「いや、これはまこちゃんのセンサーがビンビンだったお陰で掴めた一流の座だから、俺だけじゃないと思う」

誠「何だよ、持ち上げるなって」

純「だってほんとにまこちゃんだし」


武「ヒューヒュゥー、一流はやっぱ謙遜しててうっつくしいなぁ、おい」

タカシ「だねー、御剣様と純様、おめでとうございまーす!」

武「末永く幸せになっ!」

誠「おうっ、ありがとな!」

純「それは違うだろっ!? 何だよ、末永く幸せにって!?」

タカシ「一流のツッコミは反射速度が違うねぇ~!」

武「ヒュゥゥゥーッ!!」

純「バカにしてるだろっ、バカに!?」


タカシ「それでは今宵はこの辺で!」

武「SSプロのみなさんのおかげでしたぁっ!!」

タカシ「アイドル格付けチェック!! これにて、しゅぅぅうーりょぉぉおーっ!!」

武「ヒャッハァアアアアアア―――――――――――――――ッ!!」


純「俺、一流になれたー!」

誠「いえーい!」



                                                        おーわり!

いよかーのアレ?

あー、記憶違いじゃないですね
でもそれ中身まではあんま考えてなくて…そういうこともあったよ、程度のものだと思ってもらえれば…………


 ~ラバステ!~

ゆず子「ラバーネーム、ええー…時渡りの神様! よっ、神様!」

ゆず子「ゆずちゃんと香様こんばんは。いつも楽しく聴いてまーす」

ゆず子「お二人はSSラブはほとんどプレイしていないんですよね? そんな二人から見たはいじ…やり込みプレイヤーな人達である葉子ちゃんや衣依ちゃんの二人はどう見えますか?」


ゆず子「だってさ、香?」

香「どう見える、か…。だが、あんまり言い過ぎるとゲームを遊んでいるリスナーの耳に良くないだろうからな…」

ゆず子「そう言うので半分アウトっしょ、もう」

香「ゲームそのものを悪いとは言わん。釣り、サーフィン、鉄道、カラオケ、ゴルフ、ゲーム…というように多々ある娯楽の中のひとつだからな」

ゆず子「ふんふんふん」

香「だが、僕の目には…あの2人は少々、やり込みすぎに見える。目当てのものが出ないからと葛藤しながら、課金をしている姿は得に哀れみさえ抱く」

ゆず子「課金くらいいいじゃん」

香「いいや、彼女達はすでに過金額をある程度、自分達の中で、決めていて、その上でその上限を超えて課金するかしまいかと悩んでいるんだ」

香「それは我慢しろ、と」

ゆず子「うわははははwwww ばっさりwwwww」

香「廃課金などという言葉もあるようだが、それをもてはやすような風潮も僕は疑問だ」

香「そもそも博打性が強く、当たるまでやるという姿はどこかギャンブル依存になっているんじゃないかと精神面を気にかけてしまいかねない」

香「万事において、過ぎたるは尚及ばざるが如し、という言葉があてはまるだろう。節度と過金額をきちんと守った上で遊ぶのが良い」

香「ただただ、ひたすら無言でスマホを見つめてポチポチしている光景はどうも僕は容認しがたいからな…」

香「目から最低でも30センチは放し、姿勢を正し、適度に休憩時間を設けつつやるべきだろう。あと、歩きながらのプレーは絶対にやめろ、危険だ」


ゆず子「香様さー、それはちょっとお固すぎじゃないのぉ?」

香「固いも何も、僕はそう思っているというだけのことだ。ゲームを楽しんでくれているのは僕としても嬉しいが、そのせいで憂き目に遭われるのは不本意だからな」

ゆず子「つっても、廃課金ユーザーがいるからこそ儲けが出てるわけじゃん? そこら辺はどんどん――」

香「僕らは金に魂を売っているのか? 違うだろう? 僕らが魂を燃やすのは、笑顔のためだ」

香「一過性の熱のような笑みではなく、ふと思い出した時にほほえむことができるような笑みにこそ、僕らが働いている意味はある」

ゆず子「ぐうの音も出ないわ、もう…」


香「衣依にいたっては自分でもらった給料から使っているとは言え、まだ高校生だろう。こんな若い内から、まだお金があるからと使い込むのは危険だ」

香「頭では衣依も分かっているのだろうが、それでもついつい流されてしまうからこそ、警鐘を鳴らし続けなければならない」

香「いっそのこと、このゲームには年齢を登録しておいて、年齢ごとに課金限度額を儲けるというのはどうだ?」

香「中学生以下は毎月3000円まで。高校生は4000円まで。大人は2万円まで。それなら焦って課金をしまくることもないだろう。皆、同じ条件だ」

ゆず子「いやいや、違うんだって。条件が揃えばいいいんじゃなくて、欲しいものは欲しい、ってことなわけ。そこら辺分かるぅ?」

香「だったら翌月に回せばいいだろう、限度額分を」

ゆず子「それでも出ないんだって」

香「だったら出るように確率を調整すればいい」

ゆず子「いやいやいやいや…」


香「よく分からないな、欲しいものがあるのなら、自分でお金を貯めるなり何なりするのが普通だろうに…。そうだ、確率でなく、これだけ課金すれば、必ずこれが出るというように…」

ゆず子「だぁーから、そういうのはできないんだってば」

香「ちっ…縛りが多いな」

ゆず子「香様ってダメなのなー、こういう文化。周りのプライベートの友達とかでいないの、やり込んでるやつとか?」

香「僕のプライベートの友人はサーファーや釣り仲間が多いが……あまり見かけないな」

ゆず子「そりゃ相容れないかもなぁー…」


 ~ラバステ!~

タカシ「ラバーネーム、ラビットちゃん! おふたりともこんばんはー」

タカシ「お二人の思う自身の弱点、お互いの弱点ってそれぞれ何ですか? 教えてくださーい!」


タカシ「弱点だって!」」

葉子「いっぱいありすぎてどうしよう…」

タカシ「えー、いっぱいあるの、ハコちゃん?」

葉子「そもそも健康面に不安があるし、根が暗いし、勝負強さがないし、アイドルとしてのスタイルもいい方じゃないし、肌弱いし、実家暮らしだし、友達少ないし…」ブツブツ

タカシ「ストップ、ストーップ! いっぱいありすぎ禁止ー!」

葉子「禁止って言われても…」

タカシ「じゃあねー、ハコちゃんの弱点は僕が決めてあげるよ、ええーっと」

葉子「弱点って誰かに決められるものだったっけ…?」

タカシ「あ、分かった! 弱点はねえ、自分の弱みを把握しつくしちゃってるところ、です! もっといいところを探しましょー!」

葉子「あ、うん」


葉子「タカシさんは…弱点は何だと思う?」

タカシ「僕ー? うーん、僕ってかわいくて明るくて歌も上手でダンスもできて人気者で、弱点らしいところないなー」

葉子「自意識過剰なところ?」

タカシ「ぶーぶーぶー!」

葉子「冗談だって、冗談…」

タカシ「ええっとね、弱点はねー、何がいいかなあ?」

葉子「初見の人に絡む時に引かれるくらいグイグイいくところ?」

タカシ「ぶーぶー」

葉子「たまに自分の面白さ優先で他人の困り顔を見たがるところ?」

タカシ「ぶー」

葉子「羽振りの良さとカモに見られてるラインを直視しようとしないところ?」

タカシ「ハコちゃん、僕のこと嫌い?」

葉子「嫌いじゃないけど…」

タカシ「むぅぅ…じゃあもっといいところ探してよね!」

葉子「これ、弱点探してるんじゃ…?」

タカシ「あ、分かった! 弱点、あったね! 何で気がつかなかったんだろ?」

葉子「何?」

タカシ「ハコちゃんに実は弱点だらけに見られてたこと!」

葉子「…………はい、じゃあ次のメール…」

タカシ「流さないでぇー!

よーそろネーム 8bitモンスター
奏ちゃん純くんよーそろー。
例のアイドルランキング雑誌がRPG特集をしていましたがご存知ですか?

純くんは「ぱふぱふが100%命中しそうなアイドルランキング」で1位、おめでとうございます。

奏ちゃんは「レアエンカウントな上逃げやすいのに倒しても大して経験値がもらえなさそうなアイドルランキング」、「戦闘中にアイテムを盗んできそうなアイドルランキング」、「味方が重症でも軽症の自分の回復を優先しそうなアイドルランキング」、「内部データ上は他のメンバーより回避率が高く設定されてそうなアイドルランキング」、その他5つのランキングで1位、これは快挙ですね!

変換ミス、重傷と軽傷です


 ~ラジオシップ~

純「よーそろネーム、8bitモンスターさん。奏ちゃん、純くんよーそろー。よーそろ!」

奏「よーそろ」

純「例のアイドルランキング雑誌がRPG特集をしていましたがご存知ですか? 純くんは『ぱふぱふが100%命中しそうなアイドルランキング』で1位、おめでとうございます」

純「奏ちゃんは『レアエンカウントな上逃げやすいのに倒しても大して経験値がもらえなさそうなアイドルランキング』、『戦闘中にアイテムを盗んできそうなアイドルランキング』、『味方が重傷でも軽傷の自分の回復を優先しそうなアイドルランキング』、『内部データ上は他のメンバーより回避率が高く設定されてそうなアイドルランキング』、その他5つのランキングで1位、これは快挙ですね!」


純「………ぷっwwww」

奏「むかっ…」

純「『レアエンカウントな上逃げやすいのに倒しても大して経験値がもらえなさそうなアイドルランキング』とかwwwwww」

純「しょっぱながモンスター扱いwwwwww 受けるwwwwwww」

奏「純くんだってぱふぱふ100パーセント…」

純「『戦闘中にアイテムを盗んできそうなアイドルランキング』に、『味方が重傷でも軽傷の自分の回復を優先しそうなアイドルランキング』wwwww」

純「2人でゲームしてる時まんまじゃんwwww 成功率低いのに盗み技ばっかしてたり、俺のキャラのHP低いのに自分の回復ばっかだしwwww」

奏「だって純くんの方がゲームうまいんだから死ににくいもん」

純「挙句に『内部データ上は他のメンバーより回避率が高く設定されてそうなアイドルランキング』wwwwwww」

奏「何が面白いの、あの雑誌? いつもいつも、すごく適当なことしか書いてないくせに…。しかもいつも無断掲載だし」

純「どんだけせこいって思われてるんだよwww よくアイドルやれてるよなwwwwwww」

奏「それ純くんに言われたくない…」

純「俺の方がアイドル感あるし」

奏「ない」

純「あるんだよ!」

奏「絶対ないもん! ぱふぱふなんかに引っかかるかっこいいアイドルいないもん、蓮くんとか絶対にひっかからなさそうだし!」

純「いや、蓮も引っかかる! 絶対に引っかかる、その内! 男だし!」

奏「そんなの分からないもん」

純「少なくとも奏は特定のアイテムをあげたら寝返るアイドルランキングにも入ってるだろ」

奏「ないもん、そんなの」

純「あったら絶対に入る。むしろ俺が推薦するし」

奏「じゃあわたしは『中心メンバー的な振る舞いなのにステータスがそうでもないアイドルランキング』の1位に純くん推すもん」

純「はあっ、何だよそれっ!?」

奏「途中離脱キャラ並みのステータスだもん、純くん絶対。それでも離脱しない詐欺キャラ」

純「はあああっ!?」

今日はやるのかな(本家格付けを見ながら)

今日は本家あるし、ええんとちゃうかな?

てゆーか正月にかこつけておとんの買ってきたポン酒をけっこう飲んじゃってね…
すまんね、多分あんまりちょっともう今日は頭回らんねん


 ~ラジオシップ!~

奏「ラバーネーム、ちゃんちゃんちゃんこ」

奏「蓮くん奏ちゃんこんばんは。突然ですが、ソクプロ一番の常識人って誰だと思いますか?」


蓮「俺の時代か…」

奏「蓮くんは違うよね」

蓮「…」

奏「純くんも違うし、愛も絶対に違うから…。わたし?」

蓮「それも違うな」

奏「何で?」

蓮「平気でせこいからだな」

奏「平気でせこくないもん

蓮「気合いを入れてせこいとは…やるな」

奏「蓮くんのそういうところが非常識だと思う」


蓮「他の連中は?」

奏「ライムライトは…どっちもアウトだと思う。ミーは波動拳だし、ゆーっておバカさんだし」

蓮「…そうか」

奏「存在が非常識だし、ミー」

蓮「そうだな」

奏「ゆーは…おバカさんだから」

蓮「……………そうか? 抜けてるところが目立つだけで、割とまともだと思うが…」

奏「そうなの」

蓮「………そうか」


奏「プレスタは……論外?」

蓮「…………いや、あそこは割とまともだろう」

奏「だって赤いのはヒャッハーだし、孔くんはお仕事の時意外は置物だし、つぼみちゃんは…ちょっと頭がね、弱いところあるから」

蓮「赤いのはあれで礼儀や常識は弁えてるぞ?」

奏「でもヒャッハーだからそう見られないし」

蓮「孔も、気配が死んでるだけでかなりまともな部類だな」

奏「だけど存在感なさすぎてそう見られないし」

蓮「………そうか」

奏「そうなの」


蓮「で、そうなると一番の常識人は誰なんだ?」

奏「わたし」

蓮「なるほど…」

奏「ふふーん」

蓮「他を落として相対的に自分を上げるタイプか」

奏「違うもん」

蓮「一こうして、冷静に判断を下せる俺が、一番の常識感か…」

奏「それも違うもんっ」


 ~ラララジオ~

ミシェル「ラララコード、怒雷武さん! こんばんは」

ミシェル「お二人ってソクプロの中では割と常識人寄りな人達だと思いますが、二人の間だとどちらの方が常識人だと思いますか?」


夢「そんな、今さらさあ…」

ミシェル「決まってますよねえ」

夢「うんうん」

ミシェル「じゃ、せーのでいきましょうか?」

夢「そうだね」

ミシェル「せーのっ」

ミシェル「俺です」
夢「わたしでーす」


ミシェル「えっ!?」

夢「そこ間違える!?」

ミシェル「だって夢さん、ズボラだし、すぐに人を変態呼ばわりするし」

夢「ミーなんてニンジャ信じてるし、リアルストリートファイターだし、アイドルのくせにガチ格闘技の仕事なんてやるし、その割に勝率100パーセントとかおかしいし」

ミシェル「勝率は100でも俺だって人並みに怪我して、苦戦しながらの勝利ですよ!」

夢「そういうことをしてるのがまずおかしいの! 何? 総合格闘技やって、ブラジリアン柔術の試合やって、ボクシングも、キックボクシングもプロレスまでやって! おかしくない!?」

ミシェル「何がおかしいんですか、何が!?」

夢「年末は歌合戦より格闘技のテレビ出た方が数字が稼げそうなアイドルランキング堂々の1位かつ、他のノミネートがいないとかいう結果も出てたし」

ミシェル「それを言うなら夢さんはどうなんですか? 言いたくないですけれど、料理もできない、生活はだらしない、流行りものには飛びつくくせにすぐ飽きる、お酒を飲める年になった瞬間に酒豪になる、すぐにだらけて歩き疲れると俺におんぶねだったり、コンサートの時にやたら張り切るくせにアイデアを出しきるまでしか積極的じゃなくて、やることやるぞって段階になると色々と丸投げしたりして、そのせいで俺がどれだけ苦労してスタッフとの意思疎通をはかったことか」

夢「ミー、言い過ぎっ! 言い過ぎだから!」

ミシェル「俺はですね、夢さんの耳には痛いでしょうが、ちゃんとこういうことを指摘してあげることでまっとうな人になれるよう心を鬼にしてですね――」

夢「常識、非常識の話でしょ、今は! 存在非常識アイドルのミーには言われたくないんだけど!」

ミシェル「社会的な常識と照らし合わせた話じゃないですか。常識から考えてですね? 夢さんは…本当に言いたくないですけど、女性らしさっていうのがやや、やや……欠如してます!」

夢「欠如してません! オシャレだし、女性らしーい気遣いもできるし!」

ミシェル「お料理はどうなんですか? 繕いものはできるんですか? お部屋の掃除とか、できてます?」

夢「そ…そういうのは、ビッグになって家政婦さんとか雇うし!」

ミシェル「ほらぁー! 常識のある人は、そんなこと言いませんからね、絶対! すぐに他人をあてにしようとするってどうなんですか?」

夢「じゃあミーが波動拳をできちゃうのはどうなんですかぁー? 常識的な存在の人は、それができないってどこかでつまづいて諦めるんですぅー!」

ミシェル「常識を覆すのはいつだって熱意ですよ、熱意! 情熱! それさえあれば、非常識は奇跡に変わるんです!」

夢「あ、今、ミー、いいこと言った!」

ミシェル「え、そうですか? ほんとですか?」

夢「いいね、情熱で非常識が奇跡に変わるって。ちょっと新曲のイメージ出てきたかも」

ミシェル「どんな曲になります?」

夢「そうだねー…ラテン系の明るい曲調かな、情熱だしね! でもって、ここに、こう…何かこう、ね! レボリューションな要素!」

ミシェル「何ですか、レボリューションって?」

夢「うーん………ホラ貝とかどう? ラテンとホラ貝!」

ミシェル「そういうとこが非常識なんだと思いますけど…」

夢「だから、それをぶっ飛ばそうって――」

ミシェル「そっか、非常識な夢さんだからこそできるんですね」

夢「それミーにもブーメランだからね!?」


 ~ラバステ!~

衣依「ラバーネーム、辛気臭い蜃気楼さん。葉子ちゃん衣依ちゃんこんばんは」

衣依「葉子ちゃんはまこちゃんコレクター、衣依ちゃんは快斗君コレクターなわけですが、その中で二人の特にお気に入りな一枚とその理由を教えてください」


葉子「お気に入りの一枚…」

衣依「うーん…何だろうなあ」

葉子「わたしは……やっぱり、これかな。レア度は低いんだけど。R【みかんが大好き】のまこちゃん」

衣依「え、レアカード? スペシャルスーパーレアじゃなくて?」

葉子「こたつで背中丸めてみかん食べてるこのカードのまこちゃん、かわいいでしょ?」

衣依「確かにかわいいかも…」

葉子「ほら、まこちゃんってどちらかって言うとパワフルだったり、溌剌としてるカードが多いんだけど、これはそういうのとは違っててさ」

衣依「へえー、なるほどね。葉子ちゃんっぽいかも」

葉子「え? それはどういう…?」


衣依「わたしは……うーん、SSR【Mr.アイドル】の快斗くんかな?」

葉子「噂では、タカシくんが1番お金かけたっていう…」

衣依「色々と画像効果もすごいけど、やっぱりこの表情がベストかな。髪の毛振り乱してる躍動感も、アングルも、何かもがベストだけど、この表情」

衣依「ステージの上で躍ってる時のこの顔は、バラエティーで三枚目に徹してる快斗くんじゃない、本当の快斗くんなんだなって」

葉子「確かにこの画はすごいよね…。キラキラしてるし」

衣依「でしょ?」

葉子「どうしてこれが、ああなっちゃうんだろうね…」

衣依「ねー?」


 ~ラバステ!~

葉子「ラバーネーム、judgmentさん。かーくんハコちゃんこんばんは」

葉子「お二人とも気が付けば大人になってましたね。そんなお二人はお酒には強いですか?」


快斗「葉子さんは弱いですよね。あんまり飲もうとすることもないですし」

葉子「そうだね。まあ、うん……体質みたいなところで、ね」

快斗「俺は飲んでも何もなくって、まあつきあいで誘われれば飲む程度なんですけど、弱くはない…ですね」

葉子「…………………」

快斗「葉子さん? あの、その顔は?」

葉子「いや…何か、ふとね? シャーディが現役だったころ、あんまりシャーディのことを話題に出して、色々とボロを出さないようにって気をつけてた時のこと思い出して」

快斗「何でですか?」

葉子「ふと、ね…ふと…。あははは…」

快斗「えっ? 何なんですか? ちょっと?」

葉子「事務所NGなんだよねえ、快斗くんのお酒の話題。この前、出されたんだよね」

快斗「ええっ? 俺、知りませんよっ!?」

葉子「そういうわけで、ご想像にお任せしまーす…」

快斗「何なんですかっ!?」

今日もやらんねん
明日もビミョーじゃけ、よろしゅう頼んます

今日はちと遅めの時間スタートかな
21時とか22時とか、それくらい? の予定です


 ~ラバステ!~

ゆず子「ラバーネーム、ピノの足袋。おふたりともこんばんは。お互いに相手の名前であいうえお作文をして、お互いを褒めてみてください」

香「何…だと?」

ゆず子「あいうえお作文って…何か、あれだろ? 『ゆ』ずちゃんマジセクシー、『ず』っしりたわわなナイスバディー、『こ』りゃあファンになるしかないわ、みたいな」

香「そうだな」

ゆず子「何で?」

香「僕の台詞だ」

ゆず子「誉めたくないって? 誉めたくないってそういうことなわけ?」

香「仕方ない、では僕からやってやろう」

ゆず子「お、マジで? やったぜ、香様に誉めてもらえるなんて」

香「『ゆ』ずちゃんマジセクシー、『ず』っしりたわわなナイスバディー、『こ』りゃあファンになるしかないわ」

ゆず子「それあたしが言ったやつぅっ!!」

香「次はお前の番だな」

ゆず子「タイム、タイム、タイム! 異議あり! それはあたしが言ったやつだから無効! 心にもないこと言うなよな!」

香「だったら何も言えなくなるから、これで勘弁しろ」

ゆず子「誉めたくないって? そういうこと? やぁーっぱりそういうことなわけ?」

香「尺がないから早めにな」

ゆず子「くっそ…言うんじゃなかった」

香「さあ、存分に誉めろ」

ゆず子「ちょい待った、考えるから…」

香「ああ、考えろよ。どんな言葉を用いても僕の全てを誉めきるなんてできないだろうからな」

ゆず子「よっしゃ、整った」

香「早いな」

ゆず子「『か』お良し。『お』とこの中の男。『る』いせんこ学説についても知っている」


香「おい」

ゆず子「何? 合ってるっしょ? ルイセンコ学説とか分かるっしょ~? だぁーって香様なんだしぃ? ねえ?」

香「っ…」

ゆず子「で、香様さあ、ルイセンコ学説って何?」

香「………………ルイセンコという人物の唱えた学説だ」

ゆず子「何についてよ? 何について唱えちゃったの? まさか、呪文? ヒャダルコ、みたいな? あー、だからその回答寒いのか、うしゃしゃ」


香「ルイセンコ学説とは、前述の通りにルイセンコが唱えた学説で、その内容は獲得形質が遺伝するという説だ」

香「獲得形質というのは生物が1代の間に得た、環境の影響による形質のことで、学習による能力、形態上の変異などについていっている」

香「20世紀の初めごろに遺伝するかどうかの論争があったのだが、現在はこのルイセンコ学説は否定されている」


ゆず子「…………お、おう」

香「で、ゆず子? もちろん、お前もルイセンコ学説については知っているのだろうな?」

ゆず子「えっ? あ、ああ、あた、あたぼうのべらぼうよぉっ」

香「では、何故、これが否定されているのかを語ってくれないか?」

ゆず子「以上、ラバステでした!」

香「勝手に終わるな!」


 ~ラバステ!~

衣依「ラバーネーム、ミスターKさん。快斗君衣依ちゃんこんにちは」

快斗「こんにちは」キラッリィィィンッ

衣依「快斗君初のオールスターライブの特別ユニットでの二人はまさに王子様とお姫様、な雰囲気でしたが最近の二人ってどことなく兄妹っぽいですよね、笑い…」


快斗「兄妹っぽい?」

衣依「わたしがお姉さん?」

快斗「いやぁー……それはないんじゃないか?」

衣依「どうして?」プクッ

快斗「だってほら、メールにも兄と妹って書いてきょうだいって読ませる兄妹だし」

衣依「…む」


快斗「それにやっぱり年齢としては俺が上なわけだし」

衣依「でもわたしは国民的お姉ちゃんキャラだから…」

快斗「あ、キャラって言えるんだ?」

衣依「言えますぅー、まあ作ってないキャラだけどね!」

快斗「俺、一人っ子だから兄妹はいいなって思うけど…」

衣依「お姉ちゃんだよ~」フリフリ

快斗「お姉ちゃんって言うくらいなら、やっぱりもっとこう…大人の余裕というか、人生の先輩みたいな感じの、頼りがいがある感じの人がいいな」

衣依「ええ…?」

快斗「でも妹っていうのもいいよな。かわいいんだろうな、妹って」

衣依「妹キャラは何だかなぁ…」

快斗「何で?」

衣依「やっぱり…こう、上位者にいたいよね」

快斗「衣依って案外…」

衣依「何?」ジトッ

快斗「…………いやっ、別に何も」

衣依「言っていいんだよ? きっとリスナーも快斗くんが何て言おうとしたのか聞きたいと思ってるよ? 取り繕うようなこと言おうとするはずないもんね? ね?」

快斗「……衣依って案外、こう……独占欲っていうか、庇護欲が強いんだなって」

衣依「えっ」


快斗「俺はお姉ちゃんもいいけど、妹がいいかな。何かこう…手がかかっちゃうけど、天真爛漫でかわいい、みたいな妹とかいたら楽しそう」

快斗「甘やかしちゃうんだろうなあ…うん」

衣依「」

快斗「そう言えば衣依は、お兄さんとかって……あれ、衣依?」

衣依「」

快斗「……いーよりー? おーい?」

衣依「ハッ……いやね、独占欲とか、庇護欲って、そういうのじゃなくってね?」

衣依「何かこう、かわいがられるだけの妹とかにはなりたくないっていうか、やっぱり誰かのお世話していたいっていうかね?」

快斗「そんなにこだわるの、そこ?」

衣依「え、いやっ、ええっ? ああ、うーん…」

快斗「きょどるなあ、今日」

衣依「………こだわりたいね」キッパリ

快斗「こだわりたいのか…」


 ~ラジオシップ~

純「よーそろネーム、ジャスティン・ミーハー。純くんと奏ちゃんこんばんは! 夏ですね! 暑いですね!」

純「夏とは関係ないですけど、ソクプロのみなさんってよくSSプロとバラエティ番組で一緒に出てますよね?」

純「二人がもしSSプロのアイドルだったらしたいこととかあります? 何でもいいですよ何でも!」


奏「ソクプロじゃなくて、SSプロだったら…かぁ」

純「……奏、奏」

奏「何?」


純「お互いのために、それぞれこの、何かやりたいこと? これにケチつけないって協定しとこ?」

奏「どうして?」

純「どうせ欲望丸出しになっちゃうだろ、奏?」

奏「そんなことないもん」

純「だから、あらかじめ、お互いにそういうのを言い合わないって約束しとけば、心置きなく言えるじゃん?」

奏「純くんが言いたいんじゃん」

純「うるさいなあ、じゃあいいよ、協定しなくても。その代わり、言いまくるからな? どっちがいいか考えろよ」

奏「うーん………………協定する」

純「オーケー」

 ガシッ ←握手した


純「俺はやっぱり、聖羅ちゃんの手料理食べたい!」

奏「ええっ? いきなり――」

純「協定」

奏「…分かった、黙るね」

純「それで聖羅ちゃんと暇な時間さえあればお喋りして、たまに香さんに釣りとかサーフィンとか連れてってもらって、それからSSラブでは俺も出るってことじゃん?」

純「だから、すっげえカッコいいカードをいっぱい作ってもらって、ソロ活動にもなるからCDとか出しまくって、弁当のからあげとか盗み食いされないでちゃんと食べて、それから――」

奏「純くんばっかり言い過ぎ。わたしも」

純「何だよ、これからなのに」

奏「順番でいいでしょ」


純「じゃあ奏は何したいわけ?」

奏「まずは快斗くんとお喋りして、それから香様と一緒にお喋りして…あっ、タカシくんと仲良くしたらいっぱいタダでご馳走とか食べさせてもらえるからそうして――」

純「協定しといて良かっただろ?」

奏「喋ってる途中で邪魔しないで」

純「はいはい…」

奏「それで料理上手な人も多いから究極のからあげ作りをいっぱいやって、究極のからあげを完成させるでしょ?」

奏「それをわたしの名前で監修したってことにしてコンビニを中心に売り出して、からあげ専門店のオーナーになって、究極からあげのレシピを特許申請して…」

純「からあげばっか…」

奏「協定」

純「はいはい…」

奏「それから――」

純「あっ、もう尺ない! あと俺は、オールスターライブで聖羅ちゃんと一緒にパフォーマンスとかして、デュエットみたいなこととかしちゃったりして………」
奏「純くん黙っててよ! わたしはあと、快斗くんと一緒に共演とかした時にちょっと近くまで~って出かけたりしてプチデートみたいなこととかをして………」

 ペチャクチャ ペチャクチャ ワイワイ ペチャクチャ
 ・
 ・

よし、消化してたら22時になったね!
おるかい? おるよね? おらんかの?

はーい

1から読み始めて今4スレ目くらい

参加してもよろしくて?

>>613 ええんやで


 ―― 合宿・中盤

零「ただいま…」

藤P「おかえり、零くん。テレビ収録、だいじょぶだった?」

零「うん」

藤P「んじゃ、合宿ももう折り返しだから、気合い入れ直してやろうかい」

零「うん」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:6.20 踊:4.02 容:4.00 表:5.47 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:231/ありがと
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
    毒が濃くなった感
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:2/4曲




 ↓1 零くんはレギュラー出演してる番組のために、一時抜けして戻ってきたのだ! というわけで、現在メンバーは…

 1~3 それなりに皆さん、忙しくて少なめ 零・リルモン・ハコ・せーら・ゆず・とーるの6人っす。闇は去った
 4~6 え、誰かきえてるって? 誰か分からないなー 零・リルモン・ハコ・せーら・ゆず・とーる・タカシの7人っす。闇? 知らぬな
 7~9 SSプロ(アイドル)、全員集合!
  0  SSプロ、全員集合! ※P、事務員、社長は除く



藤P(さてさて…合宿も折り返しかぁ)

藤P(まあ、人数はやや少なめだけど…幸い、零くんのユニット練習については支障がないし)

藤P(もうちょびーっとがんばってもらいますかい)


藤P「あいあい、もう5周よ、がんばり~」チリンチリン ←チャリ乗ってる

零「はぁ…はぁ……オッサン…自転車…ズルい…」←走らされてる

藤P「だってオッサンはそんな体力つけてもしょうがないもの」

ゆず子「とけるぅぅ~……死ぬぅ~…」

藤P「はいはい、溶けない、溶けない。人間、そう簡単に体は溶けないから安心してちょーだい」

葉子(ほんとに軽い運動で勘弁してもらえてよかった…)←持病持ち

聖羅「ちょっと…休憩したいんですけれど…」←体力ない

藤P「あら、じゃあ聖羅ちゃんはもう終わりでいいわよ」

透「はぁっ……はぁっ……」

藤P「ほいほい、透もがんばりなさいな、もうちょいよ~」

佑香「終わった」

藤P「さすがねえ、佑香は…」


 ・
 ・
 ・


藤P「じゃあ水分補給したら、それぞれ練習ね。ユニット練習とかおろそかにしちゃダメよ~」

藤P「零くーん、聖羅ー、透ー、こっちおいで。オッサンが見てるから、バシッとユニット練習がんばってちょうだい」

零「はぁ…はぁ…」

聖羅「あらあら…零くん、大丈夫ですか?」

零「……うん」

透「ヘバってんじゃねえ、時間がねえんだからとっととやんぞ、立て」

零「………はい…」


藤P(うんうん、まあ順調ね)

藤P(しっかし……今年の夏も暑いねえ……)



 ↓1 合宿なう!

 1 ユニット練習がんばってもらってます
 2 ソロじゃなくて大勢だったり少人数だったりのステージパフォーマンスみたいなのをがんばってもらってます
 3 まあ、色々とやることはあるけども、合宿の機会に歌やらダンスやらその他もろもろやら、パワーアップしてもらわにゃね



藤P「零くーん」

零「はぁーい…」ノロノロ

藤P「ありゃ、お疲れ?」

零「……誰が疲れさせたと…」

藤P「ま、そうよね。もう動けない?」

零「動けなくは…ないけど、何?」

藤P「いやね、零くんはオールスター初めてだし、やることはいっぱいあると思うんだけど…やっぱり、零くん自身もこの合宿でパワーアップしなきゃならないでしょ?」

零「僕自身…?」

藤P「そそ、だからね、周りの皆を見ながら、色々と観察なり、マネするなりしていいところをグングン吸収してもらいたいなと」

零「…具体的には?」

藤P「具体的に? そうねえ…」



 ↓1 さあ、レッスンの時間だ!!

 何を上げたいねん?



藤P「例えば、表現力とか」

零「表現力…」

藤P「まあ、こう……表現力って一言でくくるとあれだけど、歌ってる時の表情だとか、立ち振る舞いみたいなところの見せ方?」

藤P「そういうのはここぞ、って時に実力以上に見せかけてくれる大切な要素だからね」

零「…でも、誰を参考にすればいいの?」

藤P「んー…誰、かあ。まあ、そういうのも零くん込みで考えてみてちょうだいよ」

藤P「何かこう、よぉーく見てると分かることとかあるかもよ?」

零「投げやり…」

藤P「だぁーってオッサンがあれこれ言ってもしょうがなくない? こういうの?」

零「そうなの…?」

藤P「そういうもんよ、うんうん」



 ↓1 果たして零くん、誰に学んだ!?

 1~3 何となく、近くにいたからゆずさん 表現力0.30アップ
 4~6 同性だからって理由でとーるちん 表現力0.60アップ
 7~9 演技のお仕事もお上手なハコちゃん 表現力0.90アップ
  0  ハコせーらのSSプロ二大歌姫から 表現力1.00アップ!


零「…」ジィッ

葉子「…?」クルッ

零「あっ…」

葉子「……どうかした?」

零「………あの…観察、中?」

葉子「観察っ?」

零「オッサンに…その……」


 カクカク シカジカ

葉子「ああ、そういう…」

零「あんまり、よく分からなかったけど…」

葉子「大変だね、零くんも…」

零「何の同情…?」

葉子「あははは…」


葉子「あ、でも……わたしなんかでいいなら、教えてあげようか?」

零「いいの?」

葉子「力になれるかは、分からないけど…微力ながら?」


 ・
 ・
 ・


 表:6.37


葉子「――っていう感じで…」

零「…ありがとうございます…」


藤P(んー、いいねえ、うんうん)

藤P(けっこう、効果的だったんじゃないかね? これぞ合宿って感じよね~)



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:6.20 踊:4.02 容:4.00 表:6.37 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:231/ありがと
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
    毒が濃くなった感
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:3/4曲




 ↓1 合宿イベ!?

 偶数 デビュー10周年ということで、今回のオールスターライブでもピックアップされちゃういよまこがやっと合宿にこれたよ~
 奇数 テレビ取材がいらっしゃいましたよ~ 朝のワイドショーで取り扱ってもらえるのでぇーす


衣依「やっと来られたぁ~…」

誠「今年はムリかと思っちゃったよなぁ」

藤P「おっ、来たね、2人とも」


衣依「あ、プロデューサーさん!」タタタッ

藤P「どったの?」

衣依「佑香ちゃんが悪戯三昧だったりゆずちゃんが怠けてばっかりしてない? 大丈夫?」ズイッ

藤P「まっさきに心配するのね」

誠「自分の目で見た方がいいだろ、衣依」ポン

衣依「それはそうだけど…」

藤P「そうね。それじゃ、荷物置いてきな、2人とも」

いよまこ「「はーい」」


 ・
 ・
 ・


ゆず子「あー、あっぢい…。もうちょい上、首の下らへんなー…」パタパタ

零「…」モミモミ ←マッサージさせられてる

ゆず子「そうそう、そこそこ…。もっとグイーっと力込めてさあ…」

零「何で僕が…」


 バンッ

衣依「ゆずちゃん!」

ゆず子「げえっ!?」

衣依「げえっ、て何? げえって何なの? どうして零くんにそんなことさせてるの?」ズルズル ←先にしめたリルモン引きずってきた

ゆず子「いやほら、ボランティアだって、ボランティア」

零「ボランティア?」

ゆず子「健全な思春期男子にだな、このゆずちゃんのナイスバディーをあえて触らせてやるっていう…」

衣依「零くん、しないでいいからね、そういうの。ほんとに」

零「……うん」

衣依「佑香ちゃーん、ゆずちゃんの背中の上でいっぱい地団駄踏んでいいよ」

佑香「イエスマム、とうっ」シュタッ

ゆず子「やめっ、おい――!?」

 ゲシゲシ
 グイグイ

ゆず子「あだっ、だだだっ……あ、でももうちょい上…」

佑香「ここか、ここがいいのか、いってみろ」ゲシゲシ

ゆず子「ああー、そこそこ…」


零「……ダメだこれ」

衣依「何でこうなっちゃうの…?」



 ↓1 いよまこが合流したからね

 1~5 規律がしっかりと生まれて、滞りなく合宿メニューが消化されていきまっせ
 6~9 いよいよオールスターライブを前にして、本格的なレッスンができるようになってきましたとも



藤P「んでもって、そこで衣依と誠が前に出てツートップね」

藤P「じゃ、ここまで流れでやってみようかい」

 『はーい』


藤P「いーち、にー、さん、しー、いーち、にー、さん、しー…透、動き出し早いよー」

藤P「にー、にっ、さーん、しー…ゆず子、遅れてるー」

藤P「さーん、にー、さーん、しー、葉子はそこで気を抜かないでちょーだいねー」


 ・
 ・
 ・


藤P「ん、まあ………………あと23点で及第点かな」

零「細かい…」

藤P「それじゃ、今日はこの辺で切り上げてレッスンおわりー。食事当番は衣依と誠ね」

衣依「はーい」

誠「了解」

藤P「じゃあお風呂入るなり、休憩なり、晩ご飯にはちゃんと揃うのよー、解散」


零「終わった…」

ゆず子「あー、疲れた…風呂、風呂…。いっちばん風呂~♪」スタスタ



 ↓1 合宿の夜…

 1~3 おやおや、零くんってば偉いねえ
 4~6 零くん、ひとりで居残り自主レッスンかい?
 7~9 何だかんだで零くん、事務所にすっかり馴染めてるかな?


 00 SUPER SPECIAL!!

藤P(えーと…これはこうで……こっちは…こうなるから…)←お仕事中

<トントン

藤P「あいあーい、どうぞー」


零「オッサン…いい?」

藤P「ん? どったの、零くん?」ペラッ ←資料めくった

零「…ちょっと、オッサンと話とか、したくて」

藤P「オッサンの加齢臭が気にならなきゃ、どうぞくつろいでってくださいな…。お、あったあった。えーと…」カタカタ

零「…」

藤P「…」カタカタ

零「…オッサン」

藤P「んー…?」



 ↓1 00 SUPER SPECIAL!

 偶数 欲しいものがあるんだってさ
 奇数 お悩み相談?



零「………相談しても、いい?」

藤P「相談?」チラッ

零「……うん」

藤P「いいよ、話してごらん? オッサン、こう見えて口は固いからね。態度は軽いってよく言われるけども」

零「…」

藤P「…あれ? ほんとに黙ってなさいってんなら黙ってるし、だいじょぶよ?」

零「それは、知ってる」

藤P「あ、そう…? ならいいけど…」


零「…」

藤P「…」


零「何か…何て言ったらいいか…よく分からないんだけど」

藤P「思いつくままでいいよ」

零「オッサンはよく…僕のこと、いい子って誉めてくれたりもしたけど……ほんとは、そんなじゃない」

藤P「…」

零「口にしないだけで…心の中で、思ったりしちゃいけないこととか、よく思うし…」

零「言っちゃったら、人を嫌な気分にさせちゃうし………でも、最近、ちょっとくらいならって言うようにして……だけどやっぱり、良くないって思うし…」

藤P「…」


零「見てくれはどうでも……きっと僕って、どうしようもなく、醜い人間だと思う」

零「どんな風に取り繕っても…根っこのところで、僕は……人として、ダメなやつなんだ」

藤P「…」

零「……どうすれば、いいんだろう…」



 ↓1 なんて言おうか…

 1 悪い部分なんて人間なら誰でもあるけど、同じくらいの良いところを見つける努力が必要じゃないのかな
 2 オッサンの経験上、そうやって自分を客観視できてるんなら立派なもんだよ。醜くなんてないさ
 3 どうすれば、じゃなくて自分がどうしたいかが大事じゃないのかな?



藤P「どうすれば、じゃなくて自分がどうしたいかが大事じゃないのかな?」

零「……どうしたいか?」

藤P「三つ子の魂百まで…なんて言葉もあるし、そうそう、人の本質なんて変わりゃあしないと思うよ」

藤P「自分の嫌なとこなんて、誰でも多かれ少なかれ自覚してるだろうし、そのせいで打ちひしがれちゃうようなのもいるだろうねえ」

藤P「けども、それをどうやって矯正すればいいかなんて難しすぎってなもんよ」

藤P「だからね、オッサンはそんなどーしようもないことを考えるくらいなら、その上で、これからどうなりたいかっていうのを考えた方がいいと思うよ」

零「…」

藤P「零くんはないの? こんな自分になってみたいなって」

零「…………あんまり…」

藤P「あんまり、ってことはちょっとはあるんじゃない?」

零「……背を伸ばしたい…とか?」

藤P「じゃあ、毎日牛乳を最低1リットルは飲むってのはどう?」

零「そんなことしても、どうにもならない…」

藤P「ははは、まあまあ。牛乳飲んで背が伸びたら、嬉しいじゃない? 大人になって、高身長になった時に、あの時オッサンに言われて牛乳を飲んだからこうして人を見下せるんだ、みたいな」

零「……それはちょっと…」

藤P「ない? あ、そう…? んー、まあでも……あれよ、零くんは若いんだし、未来に目を向けた方がいいって、きっと。他にないの?」

零「…他……。…………今より、マシになりたい…」

藤P「今よりもマシか。ちょっち漠然としてるねえ…。具体的には?」

零「…分からない」

藤P「ふーむ…」



 ↓1 台詞! ここ割と大事よ?

 1 嫌なことから逃げないとか?
 2 お父さんのことを見返したいとか?
 3 その卑屈すぎるところを直しちゃうとか?


藤P「お父さんのことを見返したいとか?」

零「っ…」

藤P「…」

零「…」


藤P「ここから先はオッサンの勝手な推測なんだけどさ」

藤P「零くんって……多分、あんまりお父さんのこと好きじゃないでしょ? むしろ嫌いっていうか」

零「…」

藤P「あのお父さん、見るからに厳しそうっていうか、厳しさの塊というか、厳格雷親父というか…」

藤P「零くんはずぅーっとさ、萎縮しながら生活してたんじゃない? 怒られたらどうしよう、怒られないようにしよう、って」

藤P「だけど…そうやってきたにも関わらず、あのお父さんは厳しくて厳しくて、自分を殺すことでどうにかこうにか自分を守ってきた」


藤P「ま、あの頑固親父はややいきすぎた教育してるように見えるよ、オッサンの目には。しょうがないかもね、って具合に」

藤P「だけどね、零くん。……オッサン、燃費良く省エネで生きてるから分かるんだけど怒るってめちゃくちゃエネルギー使うのよ」

藤P「そんだけ、あの雷親父も零くんには期待とかしてるんだろうね」

藤P「だから、ここで一発さあ、ぼちぼち……零くん、立ち向かってみない? あの頑固一徹雷クソ親父に」

藤P「オッサンは…零くんのそのコンプレックスをどうにかするにゃあ、零くんがお父さんに立ち向かわないとダメだと思うのよね」

零「…」



 ↓1 果たして?

 偶数 オッサンのこと信じるってさ
 奇数 いやだ…ってさ



零「…………僕は…そんなの、意味ない…と思う」

藤P「…」

零「…」

藤P「そっか――」

零「でもっ…!」

藤P「っ…」

零「……オッサンが、そうだって言うなら……オッサンのこと、信じる…」

藤P「零くん…」


零「…いい加減だし、足臭いし、ひげ剃りあんまりしないからみっともないし、軽薄にしか見えないけど…」

藤P「そこまで言っちゃう? ちょっち傷つくよ? オッサンでも…」

零「でも…オッサンは、僕のプロデューサーだから」

藤P「……そっか」

零「…うん」


藤P「じゃあ、しっかりオッサンがサポートするからさ、一緒に立ち向かおうか」

零「うん」

藤P「……ほんとは、嫌でしょ?」

零「……」コクリ

藤P「また怒鳴られたりしたら、とか」

零「…うん」

藤P「おっかないもんねえ、零くんのお父さん…。オッサンも思わず飛び上がっちゃうくらいだよ」

藤P「だけども、オッサンちゃんとついてるから、零くんはひとりじゃないから、がんばれるね?」

零「………うん」


藤P「よし、じゃあ果たし状でも書こうか」

零「果たし状?」

藤P「だって、現代の剣客とか言われちゃうくらいなんでしょ? 外国人が見たらやっぱり実在したのか、って驚いちゃうサムラーイなんでしょ?」

零「ええ…?」

藤P「だったら果たし状から書きましょうや。丁度ね、手元にいいもんがあるんだ」ピラッ

零「それって……コンサートの、チケット?」

藤P「そ、SSプロオールスターライブのコンサートチケット」



 ↓1 好感度

 コンマ二桁×0.5 上昇



藤P「ふわぁぁ~…」

藤P「………さてさて、今日もいっそう、はりきりますか…」

藤P「…零くんのためにもね…」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:6.20 踊:4.02 容:4.00 表:6.37 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:232/僕のプロデューサー
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
    毒が濃くなった感
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:4/4曲



衣依「佑香ちゃん、野菜も食べて。食べるまで外出さないから」

佑香「む…」

衣依「ゆずちゃんも好き嫌いしないで食べてね」

ゆず子「へーいへい…」

衣依「あ、透くんっ、納豆残ってるよ」

透「やるよ」ポイッ

誠「お、サンキュー!」

衣依「あーっ、嫌いだからってまこちゃんにあげるのは――」

佑香「これもあげる」スッ

ゆず子「これも」スッ

誠「おおっ、やっぱ合宿っていいなー!」ガツガツ

衣依「もぉぉ~……まこちゃん、いっぱい作ってあるんだから、もらったものから手をつけなくても…」

葉子「あはは…」

聖羅「まこさんは嫌いな食べものってないんですね」

零「…ごちそうさま」

藤P「おっ? 零くん、早いねえ」

衣依「それにちゃんと全部食べてる…偉いっ! 皆も零くんのこと見習ってね!」



 ↓1 零くん、気合い充分?

 1~3 尚、夏の暑さはこたえるもよー
 4~6 零くんが爽やかに毒を…
 7~9 積極的ですねえ…うんうん


零「このくらいで偉いって…」

衣依「ううん、偉い。ちゃんと栄養考えてるのに好き嫌いで残したりしたらバランス偏っちゃうし…」

零「…そもそもいい年して好き嫌いしてる人達と比べられても、逆にバカにされてるような…」

ゆず子「」

佑香「」

透「」

衣依「…な、何か、キレ味、いいね…?」

零「当たり前のことだと思う…」


葉子「何か、ばっさりいったね」ヒソ

聖羅「ちょっと顔が晴れ晴れしてる感じですね」ヒソ

誠「朝ご飯ってうまいなあ…」モグモグ

藤P(心境の変化でもあったのかな?)



 ↓1 合宿ボーナス、能力値上昇だぜぃっ!

 1~3 ダンスが0.30上昇
 4~6 いやいや、ダンスが0.50上昇や
 7~9 若いって素晴らしい! 歌唱力0.20上昇&ダンス0.30上昇
  0  もってけどろぼー! 歌唱力・ダンス・容姿がそれぞれ0.40上昇でどうだ



藤P「うんうん、及第点までは……あと12点かな」

藤P「それじゃあ30分くらい休憩にするから、各自、自分でダメだなーってとこは復習なり何なりしててちょーだい」

藤P「あい、休憩開始」


零「……あの、透さん…」

透「あ?」

零「……さっきの、ダンスのところで…ちょっと分からないところあって」

透「…………表の自販機でコーラと適当にてめえの好きなジュースでも買ってこい、それからだ」ペシッ ←500円玉投げた

零「…ありがとう…」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:6.20 踊:4.32 容:4.00 表:6.37 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:232/僕のプロデューサー
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
    毒が濃くなった感
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:4/4曲



 今日はここまでっす
 どうもありがとうございました


 ~ラバステ!~

衣依「ラバーネーム、ナマコ大好きクラブ会長さん。葉子ちゃんと衣依ちゃんこんばんは。まだまだ暑い日が続きますね」

衣依「一枚絵【花火大会で二人】の投票が始まりましたね。お二人は今回の一枚絵、こんな感じになったらいいなぁとかありますか?」

衣依「私は二人だけで抜け出して秘密の絶景スポットから花火を眺める、とか考えてみたり……」


葉子「どうなんだろうね…?」

衣依「花火大会かぁ…。やっぱり浴衣とか着ちゃうのかな?」

葉子「浴衣って誰が似合うのかな?」

衣依「葉子ちゃんは似合うんじゃない? 撫で方だし、雰囲気も合いそう」

葉子「そ、そう…? あんまり着たことはないけど…」

衣依「そうなの? 絶対似合うのに」

葉子「ありがと、衣依ちゃん。だけど衣依ちゃんも似合うんじゃない?」

衣依「どうせならかわいい柄がいいよね。椿柄とかどうかな?」

葉子「椿って……不吉なんじゃないっけ? 椿の落ちるところとか」

衣依「ちっちっち、いよりん豆知識!」

葉子「何それ?」

衣依「確かにね、落ちちゃうところは演技が悪いけど柄としての椿は逆なんだよ。継続とか、発展とかって意味があってね」

葉子「へえ…」

衣依「椿って樹命っていうの? 木としての寿命が800年とかって言われてるから、継続って意味があって」

衣依「あと、椿のお花ってすごくこう……広く咲くっていうか、そういう感じでしょ? だから発展の象徴なんだって」

葉子「へえー…。誰に教わったの?」

衣依「………まこちゃん」

葉子「意外だけど…まこちゃん、植物好きだしね」

衣依「うん、何か悪いものでも食べちゃったのかと思って心配しちゃったよ…聞いた時は」


葉子「が、柄もいいけど、やっぱり花火大会はシチュエーションじゃない? 2人で抜け出して秘密の絶景スポットからっていうのもステキだし」

衣依「確かにそうだよね。何か、青春って感じだよね。友達のグループで何人かと行って、その中に好きな男の子とかいるんだよね」

葉子「そうそう。それで偶然、はぐれちゃったりして」

衣依「そこを好きな男の子が探しに来てくれて、ドーンって音がして花火が始まっちゃったね、みたいな」

葉子「だけど都合良く、その場所から綺麗に花火が見えて、告白してみて!」

衣依「花火の音で聞こえていませんでした、みたいなね!」

葉子「そうそう!」


衣依「……まあ、相手もそんなシチュエーションもわたし達にはないんだけどね…」

葉子「妄想はいくらしたっていいんだよ、衣依ちゃん…」

気がついたら零くんの能力値の総計が23でハコちゃんとかせーらとかまこちゃんに並んでた件…
まあいいよね、もう終盤やし

22時ごろ始めまする~

香様の単独トップで演技力:6やで  と思ったけど
そう言えばハコちゃんがミスで演技力下がってたってことで、同率1位の6やで

そういうわけで、ハコちゃんの合計値も24だったのか…
24となるといよりんと同じっちゅうこっちゃのう


さて、始めるやで~


 ―― 合宿・終盤

藤P「んぅぅ~っ…」

藤P「この長閑な田舎とも、もうちょっとでお別れかぁ…」

藤P「そしてコンクリートジャングルに放り出されて馬車馬のように働かせられる…と」

藤P「夏なんて終わらなきゃいいのにねえ…」

零「…前は夏苦手とか言ってたのに?」

藤P「人間、何かが終わりかけると急に惜しんじゃうようなもんなのよ」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:6.20 踊:4.32 容:4.00 表:6.37 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:232/僕のプロデューサー
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
    毒が濃くなった感
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:4/4曲



 prrrrr…

藤P「…」pi

藤P「あいあい、こちら合宿引率係~」

壁P『ご苦労さまです。そちらの様子はどうです?』

藤P「んー、いい感じじゃないかねえ。衣依が来てくれてからオッサンの手間が60パーセントは省けて、ばんばんざいよ」

壁P『それはそれは…。で、例のことなんですが』

藤P「抜かりなくやっときますよ~」

壁P『では、よろしくお願いしますね』

藤P「あいあい、りょーかい」


 pi

藤P「………やべ、忘れてた」

藤P「今からやるか…。午後潰して…うん、イケるね」

藤P「オールスターライブのブルーレイ、DVD特典映像……何にしようかねえ…」



 ↓1 そういうわけで、レク的なお時間です!

 1 カレーの具争奪! 3本勝負~!
 2 恐怖!? 真夏の闇鍋大会~!
 3 夕飯争奪! 5vs5フットサル対決~!



藤P「よし…準備完了っと」チラッ

藤P「うんうん、丁度、皆が来るころね――」


 ガララッ

誠「あー、腹減った」

ゆず子「めーしー」

衣依「そう言えば晩ご飯って今日は誰が用意したんだろ?」

藤P「オッサンよ~」

香「いたのか」

藤P「いたのよ、合宿の最後にまたカムバックしてきた香ちゃん」

タカシ「僕も戻ってきたー」

快斗「俺も」

佑香「メタな波動を感じた…」

葉子「しーっ」

聖羅「あらあら」


藤P「さてさて、11人のアイドルの皆さん」

藤P「とりあえず…司会、決めよっか?」



 ↓1 まあ進行役がいるからね

 11人から誰か選んでええんやで~



佑香「やる」

藤P「ありゃ、佑香できる?」

佑香「ふっ…」

藤P「………不安しかないけど、いっか」

皆のこころの声(いいのか)


藤P「じゃあ、はい、これ」ペラッ

佑香「…」ジィッ

藤P「ヒソヒソヒソ」

佑香「ふむふむ」

皆のこころの声(不安しかない)



藤P「じゃ、オッサン、あとはカメラ回るから進行よろしく~」

佑香「…」チラッ

皆のこころの声(くるか)


佑香「オールスターライブ、ブルーレイ・DVDとくてんえいぞー、スタート」キリッ

快斗「いきなり!?」

衣依「もうちょっと声張って、声」

タカシ「わーい、サプライズで何かきたー!」

香「佑香で大丈夫なのか…?」

ゆず子「あーあ、知らねえぞー…どうなっても」




 ↓1 ピンポイントでリルモン選ばれるとは…いっちゃん司会向きじゃない子なのに…

 1~3 悪意? いいえ、茶目っ気満開で、めちゃくちゃなことになりそうな予感…
 4~6 飽きるの早い…!
 7~9 てけとーっすなあ迷司会のリルモン


佑香「……はい、アシ」つオッサンに渡された台本

零「えっ?」

佑香「アシ」

零「………アシスタント…?」

佑香「後よろしく」

零「…………はい…」

衣依「早速人任せ…」

快斗「しかも断りそうになくて御しやすそうな零を選ぶあたりがな…」


零(何かこれ、一部をマジックで上から黒く塗られてて…肝心なことが隠されてそうな…?)

零「えっと…これから…用意された食材や、調味料で5vs5の闇鍋対決をしてもらいます」

零「勝利チームには………えっと…ぐちゃぐちゃしてて読みづらい……」

佑香「スーパースペシャルなごほーび」

零「……が、贈られます」

藤P(オッサンそんなの書いてないんだけど…台本改竄されてるねえ)


零「攻撃ターンで相手の鍋に、自チームの食材及び調味料を1品加えることができます」

零「守備ターンで自分の鍋に加えられたものを最低一口は食べなければなりません」

零「自分の攻撃と守備を終えたら、相手のターンになります。自分と相手のターンを終えたら、交替をします」

零「先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の順に交替をしていき、大将に回った時点で決着がつかなければ先鋒に戻り、繰り返していきます」


零「……だそうです」

佑香「以上」

透「クソゲーだな」

葉子「ま、まあでも…用意された食材ってことなら、よっぽど変なのは出ないだろうし…」

香「なるほど…。どんどん鍋の中の味が刺激物になっていくというわけか。そして、それを食べねば次には繋げない…」

誠「まあ食いものならどうにもなるだろ」



 ↓1 チーム分け! リルモンは司会なので除外されます

 1 お任せA:まあ戦力が拮抗するだろうという感じに
 2 お任せB:ベビーvsヒールみたいな感じにしたければ…
 3 ええい、俺がやる!
   ※AとBに振り分けてね
    例)
    A:かー・いよ・まこ・はこ・せーら
    B:ゆず・とーる・香・タカシ・零   みたいな
    この順番で先鋒・次鋒…ってやってくからね


 Aチーム

快斗「この順番でいいんですか? 俺、後ろになってもいいですけど…」←先鋒

衣依「でも、一巡しちゃったら快斗くんのところ大変だし」←次鋒

誠「どんとこーい」←中堅

葉子「気が重いね…」←副将

聖羅「楽しみですね~」←大将


 Bチーム

ゆず子「っしゃ、いっちばーん!」←先鋒

透「悪くはねえか…」←次鋒

香「こんなことお笑い芸人もさせられないんじゃないか…?」←中堅

タカシ「何入れようかな~? むふふ…」←副将

零「何で、僕…最後……?」←大将



佑香「先行、Aチーム。先鋒前へ」キリッ

快斗「体よく被害のないとこに収まったな…」

ゆず子「うしゃしゃ…快斗なら、何も手加減する必要ねえよなぁ~」ニタニタ

快斗「それはけっこう、俺もなんですけど…」

ゆず子「おうっ?」


佑香「闇鍋勝負、開始」

快斗「俺のターン!」

ゆず子「あ、そういう感じ?」



 ↓1 かーくん、容赦するのか!?

 1~3 しない
 4~6 ちょっと
 7~9 卑怯な、ゆずめ…!
  0  外道王子ですわこりゃ



快斗「俺はこのブートジョロキア粉末30グラムを――」

ゆず子「これってブルーレイ用なんだよなあ~?」

快斗「えっ? それがどうかしました?」

ゆず子「てことは…これを見る客層は、少なからずSSプロのファンってこと…か」

快斗「?」

ゆず子「………外道王子とか、見たくないだろうなあ~?」ニタニタ

快斗「っ…」

ゆず子「で? ブートジョロキアとかいう激辛唐辛子の粉末を? 30グラム? どうすんの?」

快斗「…………………脇へ、置いておいて…」

ゆず子「うんうん」

快斗「………生卵投入」

 コンコン
 パカッ
 ボトッ


ゆず子「それでいい」

快斗「くぅっ…!」


衣依「か、快斗くんが…ノリノリだった快斗くんが封じられた…!?」

葉子「ゆず子、容赦ないね…」

聖羅「卵は栄養豊富ですし、いいですよね~」


香「作戦通り…!」キラァーン

零「ええ…?」

タカシ「こっちは頭脳プレーでいくんだよ…むっふふふ…」

ゆず子「あー、味ねえけどいけるわ」ズズ

快斗「クソぅ、クソぅ…!」


佑香「後攻」

ゆず子「さあ、反撃いくぜぇー?」

快斗「ぐぬぬ…!」



 ↓1 ゆず子のターン!

 1~3 えげつないっす
 4~6 バラエティーを分かってるね、だんだんとキツくしていくっていう
 7~9 こいつ、好感度を上げようとしているぞ…! 何て卑劣な!



ゆず子「じゃあ、ブートジョロキア粉末30グラム――」

快斗「ひっ…!?」

ゆず子「なぁーんて、味覚破壊兵器は置いといて、だ」

快斗「ふぅ…」

ゆず子「お酢、大さじ5杯」ニタァッ

快斗「」


ゆず子「あい、ぺっぺっぺっぺっぺっ…とな」

 ビチャビチャビチャビチャビチャ…

快斗「うっ…酸っぱい…!」

ゆず子「あーんでもしてやろうかぁ? んん?

快斗「ええええ…? いや、酢…酢って…!」

佑香「ギブ?」

快斗「ギブ…はしない…」

快斗「………くぅっ…いただきます…」


 ズズッ…

快斗「ふぎぃっ…!?」ビクビクゥッ


衣依「あわわわ…」

誠「おおー…攻撃力高そうだな」

葉子「どうしてこんなことに…」

聖羅「あら…快斗さん、大丈夫でしょうか…?」


佑香「次鋒、前へ」キリッ



 ↓1 いよりんvsとーるちん!

 1~3 い、いよりぃーん!
 4~6 あれ、平和?
 7~9 と、とーるちーん!
  0  超絶激しいボッコボコの殴り合い勝負ですわ、こりゃ



衣依「えーと…卵が入ってるから、お醤油、大さじ2杯ね」

 ピチャピチャ

透「…」ズズッ

佑香「クリア」


透(酢が大さじ5杯…か)

透「………みりん」

 トクトクトク…

衣依「うっ…顔を近づけると、ものすごく鼻が…」


ゆず子「ふははは…! これが酢の力だ!」

香(透はみりん…か。酢に、みりん? 何を狙っている…?)


衣依「いただきます…」

 ズズッ

衣依「あうぅぅっ~…!」←悶絶

快斗「がんばれ、衣依…!」

葉子「こわい…」


佑香「中堅、前へ」



 ↓1 さあ、中堅戦!

 1~3 香様が芸能界の厳しさをハコちゃんに叩き込むよ
 4~6 あれ、Aチームの鍋が…?
 7~9 Bチームがおいしそうになってきたの巻き

めんご、中堅がまこちゃんだったね ハコちゃんと勘違いしとった



誠「じゃ、お醤油な」

 トポトポトポ…

香「…」ズズ

香「……うまくなってるが、ダシが足りないな」



香「そうやって、やさしさに訴える作戦かも知れないが…誠、俺は容赦しないぞ」

香「同じ事務所とて、仕事を取り合うライバルだと思え。僕からの、洗礼だ」

誠「おうっ」

香「メンチカツを投入する」


 ザワッ…

快斗「め、メンチカツ…?」

衣依「あの、ただでさえ酢がききすぎでマズいお鍋に…ぎとぎと脂を追加するっていうの…?」

葉子「ええええ…?」

聖羅「あらまあ…」



透「あのクソマズスープをメンチカツの衣が吸って、しかも脂が広がって後に影響を残す…」

ゆず子「えげつねえなおい…」

タカシ「うーん、何入れようかなあ~?」

零「味方だけどひどい…」



誠「いっただきまーす」

 モグッ
 モグモグ

誠「んん、なかなかだな!」

香「何…だと……?」


快斗「まあ、誠さんだし」

葉子「どんな味覚なんだろうね」

衣依「嬉しいような、とっても悲しいことのような…」

聖羅「そうですねえ~…」



 ↓1 副将戦!

 1~3 タカシくんこわいお
 4~6 あれ?
 7~9 Aチームが、ものすごい作戦を取っているぅ…!?


佑香「副将、前へ」

葉子「はい…」

タカシ「やっと僕の番ー♪」

葉子「顆粒ダシ、15グラム入れます…」サラサラ

タカシ「んー…具が卵だけじゃ寂しいかも」ズズ

タカシ「じゃあ僕の番ね!」

葉子(大丈夫…。唐辛子だろうが、さらにお酢追加だろうが、パンクズを入れてこのマズさを凝縮してこようが…)

タカシ「ぼーくーはー…」

葉子(ギブアップはしない…!)


タカシ「三種のベリーチーズパイ、入れまーす」

 ボッチャンッ…

葉子「」
快斗「」
衣依「」

誠「おお…」

聖羅「あ、あら…?」


タカシ「ストロベリー、ブルーベリー、ブラックベリーのソースと、クリームチーズをパイに包んで焼き上げられた絶品パイだよ」

タカシ「あっ…でも、お鍋に入っちゃったから、色々と混ざっちゃったね」

タカシ「でも大丈夫だよ、おいしいから、お菓子って」


零「…」ガクガク

香「な…なんて、えげつない…」

ゆず子「ナチュラルに一番イカレてるのタカシだよなあ…」

透「…バターの脂に、たっぷりの砂糖の甘味…パイ生地もスープを吸って………うぇぇ…」


葉子「…い、いただき…ます…」

快斗「ま、待ってください…! 葉子さん、ムリしなくても!」

衣依「そ、そうだよっ? 体壊しちゃうから」

聖羅「ムリしすぎはダメですよ?」

葉子「……ううん…大丈夫だよ」

葉子「………わたし、これくらいでしか、あんまり役に立てないかなって」フッ

快斗「葉子さあああああああ―――――――――――――――んっ!」

 ズズッ

葉子「」ピシシシッ


香「タカシ…お前というやつは…」

ゆず子「おっかねえやつ…」



タカシ「てへっ☆」

佑香「クリア。大将、前へ」



 ↓1 大将戦!!

 1~3 戦いとは、残酷なものだね…
 4~9 Aチームの捨て身の作戦勝ちです


零「…」タラタラ ←すでに罪悪感いっぱい

聖羅「どんな味がするんでしょうね…?」

A鍋『コポォッ』グツグツ


佑香「先攻、Aチーム」

聖羅「じゃあ、わたしは…レンジで温めておいた、ご飯を150グラム入れますね」

 ポトッ…

聖羅「これをよぉーくかき混ぜて…」

 クルクル

聖羅「はい、卵が一番先に入っちゃいましたけど、できました。かきたま風おじやです」ニッコリ

聖羅「召し上がれ」


零「」ピシシィッ


ゆず子「んだよ、楽勝じゃん」

香「……いや」

透「…人選ミスか」

タカシ「え、どゆこと?」


零「…」ダラダラ


快斗「いつの間にか、おいしいもの食べさせることになってません?」

衣依「快斗くん、気づいてなかったの?」

葉子「途中からおいしい味つけにしていって、最後に…」

誠「良心に訴えて勝つ、って作戦だろ?」

快斗「えっ?」

誠「効いてるよなあ。零の顔、すごいことになってるし…」

快斗「………ものすごく申し訳なさそうな…食べることをものすごくためらってるような…」

衣依「ここで零くんが食べられたら、どう転んでもおいしくないあのお鍋を聖羅ちゃんに食べさせなきゃいけないからね」

葉子「零くんって、あんまりこういうゲーム好きじゃなさそうだし…」

快斗「そ…そうか、罪悪感から、良心の呵責から、ギブアップをさせる…!?」


香「やられた…! 心を折りにくるとは」

透「…こんな方法でか」

ゆず子「マジで?」

タカシ「えー? これでもし勝っちゃっても悪役決定になっちゃうじゃん」

ゆず子「お前が言うか?」

香「一番えげつないことをしておいて」

透「むしろあれで向こうの作戦が大ハマりしたようなもんだろうが…」


佑香「食べないの?」

聖羅「あ、じゃあ……あーん、しましょうか?」

零「っ………ぎ…ギブアップ…」


 ↓1 勝者、Aチーム!

 偶数 さて、どれだけのものができあがったか…司会のリルモンにリポートしてもらいましょう
 奇数 イイハナシナノカー?


佑香「チッ…」

快斗「舌打ちした」

香「ちゃんとやれ」


佑香「勝者Aチーム」

聖羅「あら…?」

快斗「やった!」

衣依「やさしさの勝利!」

葉子「がんばって食べた甲斐があった…」

聖羅「あら、おいしいと思ったんですけれど…」

快斗「何言ってるんですか、作戦じゃないですか」

聖羅「作戦?」

誠「うん?」

聖羅「…作戦なんて、あったんですか?」

衣依「ナチュラル聖人…」

快斗「直視できない…!」

葉子「お、おいしくなくて、ギブアップしたわけじゃないからね?」

聖羅「そうなんですか? それなら良かったです」

誠「すごいなー、聖羅は」


零「…ごめんなさい…」

香「いや…これは作戦負けだ、お前のせいじゃない」

透「けっ…」

ゆず子「んだよ、闇鍋勝負っつーから気合い入れてやったのによ」

タカシ「ねー? 何か悪いものみたい」


藤P「…」ピラッ ←カンペ出した

カンペ『佑香 最終的にできあがったお鍋の味をリポート』

佑香「!?」ギョッ

藤P「…」ピラッ

カンペ『佑香以外 食わせて良し』

快斗「ほうほう、なるほど…」

香「まあ…当然かも知れないな」

誠「よし、押さえた」ガシッ

佑香「ぐぬ…!」

藤P「…」ピラッ

カンペ『零 アシさんとして進行したげて』

零「っ……えーっと……じゃあ、どんな味だったか、司会の……佑香さん」チラッ

佑香「やだ」バタバタ ←まこちゃんに押さえられてる

衣依「好き嫌いはダメだよ?」ニコッ

快斗「観念しろっ!」

タカシ「これもお仕事だもんね~?」

聖羅「じゃあ、わたしがあーんしてあげますね? Bチームの鍋から……はい、どうぞ。あーん」

佑香「ひぅっ………」パクッ


佑香「」ピクピク ←倒れて痙攣してる

快斗(一体、どんな味になっていたんだ…?)

衣依(佑香ちゃんを一口でノックアウトさせちゃったものを…葉子ちゃんは食べられたの?)

零(こわい)

葉子「…大丈夫?」ナデナデ

佑香「」フルフル


香「零、アシだろう」

零「あっ…はい。えーと……勝負がついたので、お互いに作ったおいしい鍋――ん? あれ?」ペラッ

タカシ「どしたの?」

零「何か、書いてある内容と、これまでのことが噛み合ってなくて…」ペラペラ

タカシ「ふんふん……なるほどね…。………もともとは、どっちがおいしい鍋を作れるか、今みたいな形式でやっていって…最後はお互いにおいしいお夕飯を食べました、って締める感じだったんだね」

快斗「それがどうして、闇鍋勝負?」

タカシ「台本が色々と改竄されてるね。勝者のご褒美とか、佑香の字で書き込まれてるし」

零「…」


衣依「ゆーうーかーちゃーん?」ニコニコ

佑香「堪忍やでぇ…」フルフル

ゆず子「じゃあ…飯は作り直しだなあ」

香「佑香はもう食欲がないようだから、それで我慢することだな」

佑香「」


聖羅「じゃあ、まだ使っていないお鍋がありますし、これでやり直しましょうか?」

快斗「夏の鍋か」

葉子「さっぱりしたのがいいかもね」

零「……えと……以上、闇鍋勝負でした」

タカシ「DVD、ブルーレイ、買ってくれてありがとねー!」




 ↓1 こうして特典映像収録は終わったのだった…

 1~3 尚、リルモンは闇鍋とやさしさ鍋を交互に食わされた模様…あーめん
 4~6 夏のおいしいお鍋を研究する、わきあいあいとした模様も収録されましたとさ
 7~9 アイドルとは何か、また少し学んだ零くんでした?



衣依「じゃあ洗い物、よろしくね」

快斗「はいはいーっと」

零「あ…僕も、手伝います」

衣依「ゆずちゃんもやってね、食べる専門はダメだよ」

ゆず子「食べさせる専門は?」ニタニタ ←佑香に闇鍋食べさせてる

衣依「もうかわいそうだからやめてあげなよ…」



 ジャァァー

零「…」キュッキュ

快斗「…」フキフキ

零「………快斗さん」

快斗「ん?」

零「…闇鍋勝負だったら、正解は、攻めてた方が良かったの?」

快斗「うーん…」

零「それとも…そっちのチームみたいな、作戦の方が…?」

快斗「まあ…イメージとしては、Aの方が良かったかも知れないけど…」

零「…けど?」

快斗「ゆずさんとか、香さんみたいに、場合によってヒールにも立ち回れるのも幅の広さだよな」

零(今さらヒールって何だろうとか尋ねられない…)


快斗「だけど…まあ、言っても俺、まだまだ零とそう変わらないくらいの経験しかないし、正解なんて知らないけど、どんな姿を見せたらファンが喜んだり、驚いたりするか…ってところじゃないか?」

零「……どんな姿を…」

快斗「俺みたいにイメージがガチガチに固まりすぎてても、やれないことってあるし」

零「どこら辺が固まってるの?」

快斗「え?」

零「え?」

快斗「………ま、まあ、うん…誠さんが、食べものを残すシーンとかは見たくないだろ、ってことで」

零「あっ……はい」

快斗「察さなくていいから」


快斗「まあ…だから、最初から立ち位置ぐずぐずになっておけば、どうにもなれるんじゃないか?」

零「立ち位置ぐずぐず?」

快斗「面白いノリに率先していくこともあれば、一歩引いてる時があって…みたいな、そういう立ち位置なら、ニュートラルにいられるから」

快斗「どっちかに偏ったりしちゃったら……ゆずさんみたいになるし」チラッ


ゆず子「まこちゃんも言ってやってくれよ、食べもの残したらあきまへんで~って」

誠「そうだな。でも佑香、腹いっぱいっぽいし…ゆず子が食べろって。ほらっ」ズボッ ←ゆず子に闇鍋食わせた

ゆず子「かはっ」バタッ

誠「ゆず子っ? 大丈夫かっ!? ゆず子ぉーっ!?」


零「……あれはちょっと」

快斗「でも、ああいう飾らないとこがいいって人もいるし、キャラなんてそんなもんだろうなぁ…」

零(あれ? いつの間にキャラの話…?)


 ――合宿・最終日

藤P「忘れ物、男子風呂の更衣室にパンツー」

タカシ「あっ、それ僕のおパンツ!」

藤P「ちゃんと持っててね」

タカシ「はーい」

藤P「それから、女子部屋に虫かごー」

佑香「がおー」

藤P「ちゃんと持ってなさいな」

佑香「がおー」

藤P「でもって、厨房に豪華な包丁セット」

香「しまった…それは僕のだ。忘れていた」

藤P「持ち込んだ割りに、あんま作んなかったね」

香「…」


藤P「それじゃ、整列してー。快斗くーん」

快斗「はい。えー……お世話になりました。ありがとうございました」キラリンッ

 『ありがとうございましたー』

管理人「あらあらまあ~…」ウットリ

藤P「来年も多分、使わせてもらうんで、お願いしますね」

管理人「はい~、またどうぞいらしてくださいね、おほほっ…。いっそ、毎月でも…」

藤P「ははは…」

藤P「んじゃ、車に乗って東京帰るよー」



 バタムッ…
 バタムバタムッ

藤P「んじゃ、しゅっぱーつ」

 ブォォォン…


零「………オッサン」←助手席

藤P「ん?」

零「…また、来年もあるの?」

藤P「多分ね。もうやだ?」

零「ううん……ちょっと、楽しみ」

藤P「そりゃ良かったね」



 ↓1 合宿を経て、零くんステ…!

 1~3 ダンス値0.20アップ
 4~6 歌唱力値0.30アップ
 7~9 容姿値0.50アップ
  0  持ってけ、どろぼー! 歌・踊・容がそれぞれ0.30アップ



 ―― 東京

社長「おお、諸君、無事に帰ってこられたようだね」

スバル「おかえりなさい」

社長「河村くん、あのことを教えてあげなさい」

スバル「はい。オールスターライブ、今年は2デイズ。両日とも、ソールドアウトしました」

快斗「おおっ」

衣依「もう?」

タカシ「3デイズくらいにしとけば良かったのに」

香「キャパが広いからな、今回は」

誠「何人だっけ?」

葉子「5万人…くらいだっけ?」

聖羅「きっと、とっても広いんですね」

透「…迷子になんなよ」

ゆず子「なっても聖羅だったら、わんこが駆けつけんだろ?」

佑香「わん」

零「…5万人が、2日だから……10万人?」


社長「それぞれ、健康には充分、気をつけてくれたまえ」

社長「わたしも楽しみにしているよ、わっはっは」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:6.50 踊:4.32 容:4.00 表:6.37 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:232/僕のプロデューサー
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
    毒が濃くなった感
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:4/4曲



 本日はここまで
 あざっしタフネゴシエーター!


 ~社長の心境の変化~

零「どうぞ」コトッ

社長「おおっ…これだよ、これ。この手料理が恋しくてねえ、零くんが合宿へ行っている間」

零「ありがとうございます」

社長「さあ、一緒に食べようじゃないか」

零「いただきます」

社長「いただきます」


 モグモグ

社長「うむ……いやあ、この年になって、こうも自宅での食事がたまらなくなるとは」

零「社長は、結婚しないんですか?」

社長「う、ううむ……まあ、わたしも若いころはね、そういう話もなかったわけではないが…ずるずると、今に至ってしまっていてね」

零「…ごめんなさい」

社長「謝ることではないさ。つい最近までは、このままでいいだろうとも思っていたからね」

社長「だが…こうして、食卓を挟んで、自宅で誰かと食事をするというのは良いものだなと最近はよく思う」

社長「……いい人でも現れないだろうか」

零「!」

社長「うん? 何だね?」

零「………社長…結婚したくなった、っていうことですか?」

社長「ははは、まあ人並みにはそういう願望もあるさ。これまで薄れていたのが、ちょっと濃くなってきたとでも言おうかね」

社長「だがね、零くん。人生の先輩としてアドバイスをしよう」

零「はい…?」

社長「女性というのはね、追いかけてくる人から選ぶものではない。振り向かせてこそ、なのだよ」

零「………はい…」

社長「まあ、零くんにはまだ早い話だったかね。わはははっ。さあ、冷めてしまう前に食べてしまおう。おお、この魚の焼き加減は絶妙だね」



 ~血涙のシャー!~

シャーディ「何故…何で、なのぉぉ~…。すーばるぅーん!」バンバン

スバル「いや、何が? 僕の机叩かないでほしいんだけど…」カタカタ

シャーディ「チケット外れたぁぁ…」

スバル「オールスター? なら、倍率がね…」

シャーディ「両日とも…両日とも、はーずぅーれーたぁぁ~……」

スバル「分かったって…関係者席でしょ」

シャーディ「それじゃダメなんだよ、すばるん!」バンバン

スバル「どうして?」

シャーディ「楽しみにきたお客さんの中ではしゃぐから楽しいんじゃない、関係者席なんてやーだー! だから一席都合してぇー」

スバル「ええええ…?」

シャーディ「チケット転売で使えなくする席とかあるでしょ? それ使わせて、お金なら払うから、正規の10倍だろうが払うからさぁぁ…ハァハァ…」

スバル「それこそよっぽど職権乱用だよ…」

シャーディ「じゃあスタッフでいいから、スタッフ! どんな雑用でもするかーらー…」

スバル「それこそ関係者席いきなよ…」

シャーディ「関係者席だけは負けた気がすーるぅぅー…」

スバル「ダメだこりゃ…」

すまんの、今日ないやで
分かってると思うけど…待っててくれた人いたらめんごだったやで

今日は21時半か、22時か、それくらいの予定っす

そろそろやりまっせ~


 ―― 8月 3週目

藤P「オールスターまで、あと3週か…」

藤P「んんー…」

藤P「…………………忙しくてオッサン死にそう」

零「どこが?」

藤P「ありゃ、見て分からない?」

零「さっぱり…」

藤P「じゃあまだイケるかもね」

零「オッサン…」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:6.50 踊:4.32 容:4.00 表:6.37 演:3.20
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:232/僕のプロデューサー
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
    毒が濃くなった感
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:4/4曲



藤P「さあて、がんばらにゃあねえ…」

藤P(オールスターも近いことだし…ここでグワっと零くんの存在感をアピールしておきたいとこよねえ)

藤P(オールスターライブで最初は興味なかったアイドルのファンになるっていう現象もあるし)



 ↓1 今週のお仕事は!?

 1 レッスン
 2 営業
 3 ASライブの告知営業



藤P「さて、オールスターも近いし、他のアイドルに負けないようにレッスンをしっかりしとこうかい」

零「うん」

藤P「プレッシャーかけられるのと、かけれないの、どっちがいい?」

零「……その発言で、もうプレッシャーかけてるようなものじゃ…」

藤P「あれれ? そう捉えちゃった? でもオッサン、かけるならプレッシャーじゃなくて期待派なのよね~」

零「…」



 ↓1 レッスン!

 何を上げんねや?


 演:3.79

零「演技力は…コンサートにいらないんじゃ?」

藤P「だぁって、オールスターで零くんが評判になってさ、舞台なり、ドラマなり、映画なり、出てください~って言われちゃうこともあるかも知れないじゃないの」

藤P「いやぁー、きっと零くんは放っておかれないだろうねえ、うん」

零「ええ…?」

藤P「あら、演技のお仕事はしたくない?」

零「………あんまり」

藤P「どうしてよ?」

零「だって…恥ずかしい」

藤P「何言っちゃってるのよ、人前に出て歌うことだってその基準じゃ恥ずかしいことになっちゃわない?」

零「それは……そうだけど、嫌いじゃないから……。歌とかは」

藤P「じゃあいいじゃない」



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



スバル「あ、おかえりなさい、プロデューサーさん。それに零も」

スバル「直しの入ったライブ衣装、届きましたよ。一応、袖通してみてください」

藤P「おお、きたねえ」

零「やっぱり、ちょっとキラキラすぎるような…。ダサくない…?」

スバル「ステージの上は別世界なんだよ。確かにこんな格好で街中を歩くのは浮くだろうけど、こういう時は着飾るものなの」

藤P「そう、河村くんの言うとーり」

零「…でも、何か……」

藤P「嫌なら、次からはいいアイデアをどんどん自分から発信してくことね」

藤P「零くんのソロのステージだったら、オッサン、最大限、話を聞いちゃうから、さ」

零「ソロじゃなかったら?」

藤P「んー、タカシくんとの激しい舌戦を覚悟することだねぇ」

スバル「骨が折れるだろうね…」

零「…………それはやだかも」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:6.50 踊:4.32 容:4.00 表:6.37 演:3.79
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:242/僕のプロデューサー
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
    毒が濃くなった感
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:4/4曲



藤P(さてさて…時間がなくなってきたなあ)

藤P(来週はテレビの収録があって、最後の全体での確認レッスンをして…あとは…)



 ↓1 来週の予定

 1 営業
 2 ASライブの告知営業
 3 レッスン


 ―― 8月 4週目

司会者「お疲れ。何や、甲賀峰、再来週に事務所あげてのライブするんやって?」

零「えっ…? あ、はい…。お疲れさまです」

司会者「言うても最年少でやってけんのかいな?」

零「が…がんばります…?」

司会者「何や、自信ないやっちゃな。あのママタレおばはんと言い合うくらいのキレ味でいけばええねんて」

零「はい、ありがとうございます…」

司会者「おう、ほいじゃな」


零「…」

零(テレビで見てる通りなんだな…本当に…)


藤P「お、いたいた。零くんや」

零「っ…オッサン」

藤P「このまま、次のお仕事いくからね」

零「うん」



 ↓1 まあ、ようするにPRやねんな。番組なり何なりに出て、こういうのやりますーていう

 1 クイズ番組にゲスト出演:一緒にまこちゃんとゆず子が出るよ
 2 朝のワイドショーのSSプロASライブ特集の取材VTR収録:美人のアナウンサーと若手お笑い芸人にあれこれ質問されちゃうよ
 3 ゆず香るラジオにゲスト出演:ズバリ、マジメにASライブについて語れるか!?


香「さて、ではここからは…ゆず香る報せ、ということで、間近に迫ったSSプロダクション、オールスターライブについてゲストの零も交えて話していこうと思う」

ゆず子「噛むなよ、絶対に噛むなよ、絶対だからな」

零「噛んでいいってこと?」

香「いや、噛むな。振りに見せかけておいて噛めば、ゆず子が猛烈に、天下を取った勢いで噛みついてくるぞ」

零「性根が歪んでる…」

ゆず子「上下関係ってもんをもうちょぉーっと教え込まないとダメかあ? んんん~?」


香「とにかく、零は…初参加だな。先週、ゲストに来た透もオールスターライブは初めてで、今回は2人もいるわけだ」

ゆず子「年に一度のお祭り騒ぎだから失敗できないんだよなあ。ミスしようものなら衣依がもううるさくてうるさくて」

零「それはゆず子さんだけにじゃないんですか?」

香「当たりだ。番組の特製ステッカーを零にやろう」

ゆず子「ちょっと待てぃっ! それ、そんな甘い基準であげるやつじゃないっしょ?」


香「それで零、オールスターライブでは僕らとともにひとつのステージを作ることになっていくが、どうだ?」

ゆず子「スルー? ねえ、スルーしちゃう、そこ? ゆずさん拗ねるよー、拗ねますよー?」

零「正直…ちょっと、怖いです」

香「あまりコンサートなどもしてきてはいないし、場慣れもしない状態で5万人の会場だからな。ライブビューイングも全国28館である」

香「緊張やプレッシャーはあるだろうが、決して萎縮することだけはするんじゃないぞ」

零「はい…」

ゆず子「あーあー、ガン無視かよ、けっ。けっ、けっ、けっ。こうなりゃ舌打ちしまくってやる、けっ、けっ、けっ」

零「ゆず子さんうるさいんですけど…」

香「マイク切ってくれ」

ゆず子「パーソナリティー! あたしパーソナリティーだから、この番組の!」



 ↓1 さて

 1 アイドルになってからこれまで、約1年弱のことを零くんに振り返ってもらいましょー
 2 ソロじゃなくて、事務所のアイドルが総出でひとつのコンサートを開催するということについて零くんの気持ちを
 3 そろそろ事務所の皆にも慣れただろうということで、皆についてここだけのお話でも語ってもらおうか


香「だったらまともに番組を進行しろ。いいな?」

ゆず子「へいへい、分かりましたよ~…。んじゃあ…あー、あれだ」

零「投げやり…」

ゆず子「何かマジメになるのってむずがゆいだろ? 分かれよ」

香「次はないぞ? まともにやれ?」

ゆず子「ういっす。じゃあ、零。ソロじゃなくてさ、うちの事務所総出でオールスターをやってくわけじゃん?」

零「はい」

ゆず子「まあ人気者もいっぱいいちゃうわけだし、ぶっちゃければあたしとか零は添え物くらいの扱いなわけじゃない?」

ゆず子「それでも自分でどうにか盛り上げたり、見せ場を作ったりしていかなきゃ、到底やってけないよーな、そういうコンサートに乗り込むぞっていう、今の心境はどうよ?」

香「色々と言いすぎだ…」


零「えっと…確かにゆず子さんが言う通りで、今年は誠さんと、衣依さんの10周年の節目っていうのもあるし、メインにはなれないけど…レッスンとかをしてる時に、色んなことを教えてもらえて、学ばせてもらって」

零「香さんにはステージの上にいる時には常に見られているって意識を忘れるなって言われて、自分が目立つところじゃなくても、そういうところで気を抜いていたりしたらお客さんには伝わらないんだとか…」

ゆず子「小言を言われたわけか」

香「茶々をはさむな」

零「こ、小言じゃなくて…確かに、その通りだなって思えましたし……皆でやる曲のダンスひとつとっても、快斗さんとか、誠さんとか、タカシさんにも、こうした方が見栄えがいいとか丁寧に教えてもらえて」

零「何だか…本当に、皆で作っていくものなんだなって…そういう意識が生まれたので、失敗しちゃダメだって思うよりも、そうやって教わったことをちゃんと発揮できる場にしたいなって」

ゆず子「めちゃくちゃマジメなんだけど、香様?」

香「僕らの仕事は大勢の人に支えられて成り立っていることだというのを絶対に忘れてはいけないぞ」

香「目には見えないところで100人以上ものスタッフが一生懸命に動いてくれて、彼らの努力によってステージは輝いているんだ」

香「そういう努力をただ有り難いと受け取るのではなく、最後の総仕上げとして僕らが来場してくれたお客さんや、ライブビューイングで見てくれているお客さんに対して、100パーセント以上のものにして楽しませる」

香「それをしてこそ、最高のステージになるんだ。だが、ただ気負うばかりでは絶対にそれはできない。そこで、うるさいかも知れないが最後の助言だ」

零「はい」

ゆず子「こういう空気苦手なんだけどなあ…」

香「とにかく笑顔を忘れないことだ」

零「えっ?」

香「失敗しないように、台無しにしないようにという気持ちだけでは笑えない。笑顔のないパフォーマンスを見ても、お客さんは楽しめない」

香「本番の直前、最初の定位置につく時までは頭の中であらゆるシミュレートをして、幕が上がればあとはただその場を楽しむことだけを考えればいい」

香「人事を尽くしたら、あとは自分を信じて楽しむことが成功の秘訣だ。僕らの仕事は、この世にひとつでも多くの笑顔を作ることだからな」

零「……は、はい」

ゆず子「ひゅぅぅー、香様、かぁっくいー」



 ↓1 有り難い香様のお言葉でした

 1~3 尚、しまらぬ模様…
 4~9 いよいよ本番が近づいてきたよねえ、って空気感。興行としての成功も大事だけれども…ね?


藤P「ただいまー」

零「ただいま…」

スバル「おかえりなさーい! はいっ、もしもし、SSプロ――ああ、はい、オールスターの件で…ええ、それでしたら…」


零「忙しそう…」

藤P「そりゃあねえ。色々と、ギリギリになっちゃうから」

零「前もってやらないの?」

藤P「前もってやっててもね、あれこれと関係者っていう人が増えちゃうでしょ?」

藤P「そうなると…あっちで何か問題があったから、こっちに待ってもらって、そのせいで後がつかえて~…みたいなことが増えんのよ、ほんと」

零「…スケジュールの意味…」

藤P「誰にも責任を求められないトラブルとかってケースもあってねえ。それでもデッドラインには間に合わせなきゃ、ってのがどんどん増えて…重なって」

藤P「ま、でも零くん達はそういうの気にしないでいいのよ。それぞれでやることをやってれば万事問題なし」

零「オッサンも、大変なの?」

藤P「んー…そこまでじゃないかなあ、オッサンは」


零「そう…。ところで、オッサン。あの…」

藤P「ん?」

零「……お父さんの、こと……どうなってるの?」

藤P「ああ…しっかり、きっちり、果たし状を手渡ししといたよ」

零「手渡しっ? 郵送って…」

藤P「いやぁー、やっぱり、手渡しの方が確実かなって思ってさ。零くんのパパンがどんな顔してたか、知りたい?」

零「……………どっちでも…」

藤P(ありゃー、渋い顔しちゃって。でも、どっちでもいい、なんて言うんだから、言っちゃってもいいよね…? どうしよっかな?)



 ↓1 どうしよっか?

 1 教える
 2 教えなーいー。悶々としてなさいな


藤P「零くん、そこ座っていいよ」

零「え? うん…」

藤P「気になるようだから、教えてあげちゃおう」

零「……気になるとは言ってない」

藤P「でも自分からどうなったのー、って尋ねたじゃない」

零「それは…急がしくて、オッサンが忘れたかもって…」

藤P「そんだけ?」ニタニタ

零「…………それだけだよ、ニヤニヤしてて気持ち悪い」

藤P「はは、まあまあ、聞きなさいな」



 ↓1 ちょびっと回想入りまぁーす! 果たして、零くんパパンとオッサンはどんなやり取りがあったのか!?

 1~3 わけの分からん親父かあ?
 4~6 前にオッサンがあれこれ言ったのを根に持ってたパパン…
 7~9 モンスター寄りに厳格すぎるものの、人の親?


藤P「どうも、お久しぶりです。いやあ、ちゃんと敷地に入れてもらえたようでほっとしましたよ」

甲賀峰「……それで、わたしに何の用が?」

藤P「何の用って、零くんについてに決まって――」

甲賀峰「ほう、親の資格がない。虐待だ、そこまで言い切っておきながら…ですか」

藤P(根に持ってたのね…)


藤P「それでも血の繋がった親子なんでしょう。誘拐だ、拉致だ、なんて騒がずに静観してもらえていること、まずはお礼を言わしてもらいます」

藤P「どうもありがとうございます」

甲賀峰「…」


藤P「零くんから、今日はこういうものを預かってきまして」

 スッ…

甲賀峰「…果たし状?」

藤P「9月に入ってすぐ、うちの事務所で毎年開催している、オールスターライブっていうのがありましてねえ。それに零くんも当然、出演するんですよ」

甲賀峰「…」

藤P「チケットを同封しておきましたので、どうか、足を運んでやってください」


甲賀峰「確かにわたしはあなたの会社へ、零を預けはしましたが…アイドルなどは分からぬこと。見てもどうにも思うことはない」

藤P「それでも、いらっしゃってくださいよ。本当にどうとも思わないってんなら、それはおたくの勝ちだ」

甲賀峰「…何?」

藤P「だがね、ステージを見れば…零くんの今の姿を見れば、考えも変わることと思ってますよ」

藤P「あんたの目にゃあ、きっと零くんは情けない息子にしか見えなかったでしょうが…きっと今は、もっと違うところを見られるでしょうよ」

甲賀峰「…」

藤P「不躾なことはお詫びいたしますが、あたしもまだ…うちの大事なアイドルを目の前でけなされちゃったこと、根に持ってるんでねぇ」

藤P「それを撤回していただくためにも、逃げずにどうぞ足を運んでくださいよ」


甲賀峰「よろしいでしょう、必ず、行くと約束をいたします」

甲賀峰「ですが…それでもまだ、わたしの目に零が何も変わらずに映れば……もうアイドルなどは辞めさせ、返していただく」

藤P「どっちに転ぼうが、もう零くんはおたくにちゃんと帰しますよ」

藤P「未成年がいつまでも親元離れてるなんて良くはないでしょうし、ちゃんとあんたとも向き合えるようになってるって信じてますからねえ」


甲賀峰「けっこう、用件は確かに承りました」

藤P「どうもありがとうございます」



 ↓1 何かパパンに言っときたいことは、ある?

 1 ない! オッサンはクールに去るぜ
 2 零くんのカラーは水色だから、水色のサイリウムを忘れずに、って言っとく
 3 育て方全てを肯定するわけにはいかないけど、零くんは立派に育ってるよ、って
 4 その他、簡潔にね?



藤P「ああそれと…」

甲賀峰「…まだ何か?」

藤P「あんたの育て方を全部肯定するわけにゃあいきませんが…零くんは立派に育ってますよ」

甲賀峰「…」

藤P「ほんとに、手がかからなくって…いい子ですよ、あの子は」

藤P「そんだけですので、これで。どうも、失礼しましたね」


 ・
 ・
 ・


藤P「――てなことがあったのよ」

零「………………えっ?」

藤P「ん? どったの?」

零「……辞めさせられる、かも……知れないの?」

藤P「ああ…つい、口が滑っちゃってね」

零「つ、ついって…!」



 ↓1 台詞選択

 1 大丈夫、大丈夫。そんなことには絶対ならないってオッサン信じてるから
 2 嫌なら本気でやるこったね、誰かに守られるだけじゃあ男として嫌でしょう?
 3 おっ、アイドルを続ける気満々! いやぁー、零くんがそんなにこのお仕事を気に入ってくれてたなんて嬉しいね
 4 その他、簡潔にやで



藤P「おっ、アイドル続ける気満々! いやぁー、零くんがそんなにこのお仕事を気に入ってくれてたなんて嬉しいね」

零「えっ、あっ…いや…!」

藤P「それじゃあ、オッサンも零くんと一緒にお仕事をしていくつもり満々でいるからさ」

藤P「これまでがんばってきたこと全部、出していこうじゃないの」

零「っ…!」


藤P「それとも、オッサンとはもうやだ?」

零「…………オッサンって…」

藤P「ん?」

零「…たまにずるい…」

藤P「はは、これが大人のやり方ってなもんよ」

零「だったら大人になんてなりたくない、特にオッサンみたいな」

藤P「ありゃっ…そこまで言われちゃうと傷つくねえ」

零「またそうやって思ってもないこと…」

藤P「バレてた?」

零「バレバレ」

藤P「んでもさ、オッサンも零くんが本気で言ってるんじゃないって分かってるからおあいこだね」

藤P「何だかんだで零くんって、内弁慶なところとかあるみたいだし?」ニタッ

零「っ…そんなこと、ないよ……」

藤P「おや? 図星だね?」ズイッ

零「もうっ…オッサン臭いから寄らないでっ」グイッ


藤P「ははは、そりゃ悪いことしたね」

零「………でも…」

藤P「ん?」

零「もし、ダメだったとして…お父さんが、辞めさせるとか言っても……僕が続けたいって言ったら………どうする?」

藤P「んー……この会社辞めてでも、とことん、零くんをプロデュースしたげるよ?」

零「!」

藤P「ま、ないだろうけどね。……そうでしょ?」

零「……うんっ」



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上がるんや

うおお


 ―― 9月 1週目

藤P「週末に迫りましたなあ」

巌「ほうじゃのう…」

壁P「いやあ、忙しくなりそうですねえ」

スバル「ていうか…あの……僕、死にかけなんですけど…」

藤P「がんばれー、若いんだからだいじょーぶよ」

巌「シャッキリやらんかい」

スバル「」

壁P「仕方ないですね、少し手伝いますよ」

スバル「ありがとうございますぅぅっ…!」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:6.50 踊:4.32 容:4.00 表:6.37 演:3.79
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:250/僕のプロデューサー
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
    毒が濃くなった感
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:4/4曲



藤P(さてさて…もう週末にオールスターか)

藤P(あっとゆー間だねえ…)



 ↓1 今週は!?

 1 レッスン
 2 営業
 3 ASライブの告知営業

本番前にラストレッスン



藤P「さって、本番まで、あと4日」

藤P「本番前の最後だから気合いを入れてやってちょうだいな」

零「うん」


藤P「――で、先生、今度さ」

トレーナー「実は、わたし、結婚することになりまして」

藤P「…そりゃあおめでとうございます…」

零「とうとうハッキリ振られた…」



 ↓1 レッスン!

 さて、何やんねや?


 演:4.06

藤P「おっ、零くん、ミュージカルデビューとかしちゃう?」

零「えっ?」

藤P「歌はいいし、表現力も申し分ないし…この演技力なら、イケると思うんだけどねえ」

トレーナー「いいかも知れませんね」

零「みゅ、ミュージカル…? ちゃんと、見たこともないし…分からないし…」

藤P「人間、何でも最初は分からないことだらけなのよ」

零「………そういうこと言えばどうにもできるとか思ってない?」

藤P「バレた?」



 ↓1 好感度

 一桁分上がるんや

あがるんや


 カタカタ…
 タンッ

藤P「よぉーし…あとは当日を待つのみ」

藤P「一杯引っかけにいかない?」

壁P「ええ、いいですよ」

スバル「おーわーらーなーいぃー…」カタカタカタ

巌「どうしてお前らはそう…何でもかんでもちゃっちゃとやれるんじゃ…」カタカタカタ


藤P「いやあ、大変そうですなあ」

壁P「とはいえ、我々に手助けできるようなことはほとんどないでしょうし」

藤P「お先に失礼しやーす」

壁P「根を詰めすぎないようにしてくださいね。失礼します」

 バタムッ…


スバル「…あの人達、何なんでしょうね…」カタカタカタ

巌「どうなっとるんじゃ、あいつらは…」カタカタ



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:6.50 踊:4.32 容:4.00 表:6.37 演:4.06
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:260/僕のプロデューサー
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
    毒が濃くなった感
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:4/4曲


 キリがいいから今夜はここまで!
 どうもありがとうございまして! 次回、(多分)最終回!



本編終わったあとも常識人ポジとしてハコちゃんと一緒に活躍して欲しいね


 ~クイズ・200のこと!~

衣依「SSプロのみなさんのおかげでした!」

快斗「垣根ゆず子のことをもっと知りたぁーい! クイズ200のことー!」


 ―― ここからはこの僕、西城タカシが進行をしていきます。回答者は順番に意気込みをどうぞ

快斗「2回目ですよ…。今回はゆずさんっていうことで…正直、思考が読めません。周藤快斗です」キラッリィィンッ

衣依「前回の収録も長かったのに…今度は2倍になってるんだね。メンツ的に…抜けたらこのコーナーから逃げられそうだから、がんばります」

聖羅「今回はゆず子さんのことをたくさん、質問攻めにして色々と知らなかったことを知ることができるんですね。楽しみです」

零「………正直、自信がないです。まともな人じゃなさそうだから、まともな答えを出すだけじゃダメかもだし…」


 ―― 200の質問をし、もっとも多く回答した人は垣根ゆず子と2人きりになることができます

快斗「だからそれ、どういう顔で行けばいいの?」

衣依「零くんも、前に葉子ちゃんが行ったけど…正直困ったでしょ?」

零「……ちょっとだけ…間が…保たなくて」

聖羅「でも、ゆっくりお喋りする機会はたまにはいいですよね~」


 ―― それでは第1問。垣根ゆず子の、血液型は?

快斗「あー…」

衣依「確か…」

聖羅「前に聞いたような気はするんですけれど…」

零「知らない…」


 快斗:B!  衣依:B型  聖羅:B型  零:B型

快斗「まあ…多分、そうですよね。血液型って根拠がないとは聞きますけど…」

衣依「ていうか、快斗くん、知らないの? 一緒にいるのに」

快斗「えっ? 他人の血液型って把握してるもんですか?」

聖羅「でも、何となく話題に出たりとか…しません?」

零「……あんまり…」

快斗「ない…よな?」



 ―― 血液型は?

ゆず子『Bだけど何か?』


快斗「よっし、当たった!」

衣依「まあ、最初だしね」

聖羅「ですよね」

零「っぽいとは思ったけど…」





 ※安価・コンマ一切なしで進みますので、もしも、ゆずちゃんに質問したいことがあったらズケズケどうぞ
  絶対に採用するとは言いません


 ―― 第2問。垣根ゆず子の3サイズは?

快斗「ええっ?」

衣依「…」ググッ ←ペンを折らんばかりに握った

聖羅「3サイズ…ですか…」

零「…………数字が、全く分からない…。普通って、どれくらいですか…?」

快斗「…いや、それは……うーん…」

衣依「知らないもん」

聖羅「うーん…難しいですね」


 快斗:B・80 W・55 H・81
 衣依:オール80
 聖羅:B・86 W・65 H・75
 零:わかりません


快斗「零はある意味で正しい。けど…衣依?」

衣依「興味ないもん」ムスッ

聖羅「あらあら…」

零「オール80って……ずどーん?」



 ―― 3サイズを教えてください

ゆず子『3サイズ?』

ゆず子『上から…えーと………88・60・74…だったっけかな?』



快斗「88…!!」ガタッ

衣依「快斗くん?」ジトッ

快斗「あ、いやっ…」

聖羅「さすがですね~」

零「…88・60・74……88・60・74……」

快斗「零、零、テストとかじゃないから、間違ったからって真剣に覚えなくていいから。むしろ、必死に覚える画づら、良くない」

零「あっ…はい……///」


 ―― 第3問。垣根ゆず子の座右の銘は?

快斗「………ざ、ざゆーの、めー…?」

衣依「あれ、快斗くん?」

聖羅「うーん…何でしょう…? ゆず子さんの、座右の銘…?」

零「…」カキカキ


 快斗:昼寝最高
 衣依:理想の男性像はATM
 聖羅:ストレスフリー
 零:棚からぼたもち


快斗「零wwww」

衣依「でも分かるかもww」

聖羅「あらあら…」

零「パッと思い浮かんだ…」


 ―― 座右の銘は何ですか?

ゆず子『……………………理想の男性像はATM』



衣依「やった! でもゆずちゃん!」バンッ

零「喜んでから怒った…!」

快斗「知ってたの? 衣依は?」

衣依「うん…。前に読んでた雑誌でゆずちゃん、そうやって答えてて、こういうのどうなのって言った記憶あったから」

聖羅「記憶力がいいんですね、衣依ちゃん。それにつきあいの長さも有利なんでしょうか?」

衣依「ふふーん、まあね♪」

零「でもそれ…いつも叱ってるから分かるってこと…?」

衣依「っ…」



 ―― 第4問。垣根ゆず子の特技は?

快斗「あっ! これはもう、余裕ですよ」

衣依「唯一ってくらいの特技だもんね」

聖羅「そうですね~」

零「えっ? えっ?」


 快斗:声マネ
 衣依:声を変えること
 聖羅:声帯模写
 零:どこでも寝られる


快斗「零…」

衣依「ま、まあまあ…」

聖羅「知らないのは仕方ないですものね」

零「意外…」



 ―― 特技は何ですか?

ゆず子『特技ねえ…特技、特技……。寄せてあげるのが得意』キリッ



快斗「ちょっと、ゆずさんっ!?」

衣依「カッコつけて言うことじゃないでしょ!?」

聖羅「あ、あらあら…」

零「寄せて……あげる? 何を?」

快斗「それはおっぱ――」

衣依「快斗くんっ!!」

聖羅「あらあら~」


 ―― 第14問。垣根ゆず子のチャームポイントは?

快斗「これは……」ゴクリ

衣依「…」カキカキ

聖羅「ゆず子さんが考える、自分のチャームポイント…ですものね」

零「…///」



 快斗:スタイル
 衣依:だらけてるところ
 聖羅:バスト
 零:おへそ?


快斗「日和ったな…」

零「快斗さんに言われるのはちょっと…」

衣依「別れるよね…。でもゆずちゃんだし…」

聖羅「衣依ちゃん、今日は好調ですものね」



 ―― チャームポイントは何ですか?

ゆず子『んー……ああー…』

快斗「毎度、溜めるなあ…」

衣依「収録長引くから巻いてよ…」

ゆず子『……………チャームポイント? やっぱこう…』クルッ

ゆず子『こういう…見返り美人? あーはん?』


快斗「分からないからっ!」

聖羅「ふふっ…ゆず子さん、カッコいい格好も似合いますもんね」

衣依「ふざけ始めてきたなあ…」

零「見返り美人って…チャームポイントって言えるの…?」



 ―― 第15問。もし、垣根ゆず子が100万円手に入れたら何をする?

快斗「あー…夢のある質問ですね」

衣依「食べものはタカシくんにおごってもらったりで使わなそうだから…」

聖羅「100万円は使い切るのが大変そうですよね…」

零「……………うぅーん…? でも…怠け者だから…」

快斗「零、零wwww はっきり言ってあげなくてもいいからwwww」


 快斗:札束ビンタをされたい人を募集して、する
 衣依:ひたすら枚数を数える
 聖羅:お洋服をたくさん買う
 零:美容に使う


快斗「おふざけ回答とマジメ回答に別れた…」

聖羅「ファッションも大事にされていますし、お買い物じゃないかなあって」

衣依「わたしはね、延々、1枚、2枚…って数えて悦にひたると思う」

零「それはさすがに…」

周藤快斗に言いたいことは何?

※回答は趣旨があってれば丸で


 ―― もし、100万円手に入れたらどうする?

ゆず子『引っ越しと、新しいゲーム用のパソコン買う』


衣依「ええー?」

快斗「引っ越し? パソコン?」

聖羅「お引っ越ししたかったんですね、ゆず子さん」

零「………なるほど…」

快斗「なるほどって何が?」

零「……内緒、です…」

衣依「?」



 ―― 第16問。垣根ゆず子が好きなアイスの味は?

零「!」

快斗「これは…よくパシられたから分かるな」

衣依「えっ? パシりにされてたの?」

聖羅「アイス…あんまり思い出せないですね…」



 快斗:チョコミント
 衣依:バニラ
 聖羅:チョコとバニラのミックス
 零:チョコミントアイス

快斗「これは間違いないですね」

衣依「うーん…」

聖羅「チョコミントが好きなんですか?」

零「多分…」



 ―― 好きなアイスの味は?

ゆず子『……あー、チョコミント』



快斗「よぉっし!」

零「…やっぱり」

衣依「そうなんだ…」

聖羅「チョコミントもおいしいですもんね」


 ―― 第22問。垣根ゆず子が周藤快斗に言いたいことは?

快斗「えっ? 俺に?」

衣依「快斗くんに言いたいこと…」

聖羅「何でしょう…?」

零「………言いたい、こと…?」



 快斗:アイス買ってきて
 衣依:調子に乗るな
 聖羅:実はファンなんです♡
 零:鼻の下伸びすぎ


快斗「ちょっと!? 零!?」

零「えっ…いや…そういう、からかい、好きかなって…」

衣依「ていうか、聖羅ちゃん?」

聖羅「もしも、そんなことになったら…何だか、ステキな予感がしませんか?」

快斗「聖羅さんが妄想を膨らませてる…!」



 ―― 周藤快斗に言いたいことは?

ゆず子『あいつに言いたいこと?』

快斗「あいつ呼ばわり…。まあいいですけど」

ゆず子『………不意打ちで顔を近づけんな。馴れないんだよな、あの顔。ぬっと出てきたら、うおおってあの顔にやられかけてさあ…』


快斗「えええ…?」

衣依「分かる」

聖羅「不意打ちだと…そうかも知れませんね」

快斗「えっ?」

零「…」

快斗「零、何? 言いたいことありそうな顔だけど」

零「いや……確かに、快斗さんって……何か、本当にすごく、顔がかっこいいんだなあって」

快斗「……あ、ありがとう…。照れる」



 ―― 第23問。垣根ゆず子の好きな音楽のジャンルは?

快斗「好きな音楽のジャンル…」

衣依「あー…うぅーん…?」

聖羅「そう言えば、よく音楽は聴いていますけれど…」

零「……よし」


 快斗:ハデなやつ
 衣依:アップテンポの盛り上がる曲
 聖羅:バラード
 零:好きになったのが好き


衣依「派手って…」

快斗「いや…こう…シュパーンとか、チャラチャラチャラ~みたいな音が入ってるような…?」

聖羅「ふふっ…ゆず子さんならそういう言い方しそうですね」

零「多分、頭が同じくらいのレベルだから…」

快斗「零くん?」


 ―― 好きな音楽のジャンルは?

ゆず子『ジャンルかぁ…。んー…割と何でも聞くし、好きっちゃ好きだけど…』

ゆず子『これってなると……そうだなあ…。んんー………………好きになったもんが好き』


快斗「あれっ?」

衣依「零くん、当たった?」

聖羅「まあ、すごいですね」

零「えへへ…」

快斗「何で?」

零「…ものぐさな人だから、ちょっと考えてうまく言えない時はふざけたり、適当なこと言うって傾向があって」

衣依「あっ、確かにそうかも」

聖羅「それでドンピシャにしちゃったんですね」

快斗「さすが優等生…」



 ―― 第24問。周藤快斗、仲寺衣依、北川聖羅、甲賀峰零の中で2番目に頭が悪いと思うのは誰?

快斗「きたよ…」

衣依「で、でも…ほらっ、ゆずちゃんだって、これ以上、好感度を落としたくないかもだし…?」

聖羅「そ、そうですね…。まずは様子見で…」

零「…」


 快斗:いない
 衣依:いない
 聖羅:いません
 零:いよりさん


衣依「零くんっ!?」

零「だ、だって…何か、ゆず子さんだし…」

快斗「う、裏切ったな…零…?」

聖羅「勝ちにこだわる姿勢は大事ですものね~」



 ―― 周藤快斗、仲寺衣依、北川聖羅、甲賀峰零の中で2番目に頭が悪いと思うのは誰?

ゆず子『快斗、衣依、聖羅、零……。2番目にバカだと…1番は………そもそも…』

快斗「そういうのいらないですから」

衣依「いないでいいんだよ、いないで」

聖羅「あ、あらあら…聞こえていませんからね、あちらには」

零「…」ジィッ

ゆず子『………いや、頭いいのは…んー、聖羅もやるし、零もヤバいって言うし…消去法だろ? で、残るのは…快斗と衣依なんだし…』

快斗「だからぁっ…!」

衣依「分からないでもいいよっ!?」

ゆず子『衣依か』


零「っ…!」グッ

快斗「ゆずさぁぁ―――――――ん!」

衣依「前にこれ出てた零くんがこっちにいる、っていうことに気づいてないのかな? 気づいてないよね、きっと、ゆずちゃんだし…」

聖羅「せめて…良い方で尋ねるんなら、いいんですけれどね」


 ―― 第25問。周藤快斗、仲寺衣依、北川聖羅、甲賀峰零の中で1番、寝起きが悪そうなのは?

快斗「続くしっ!?」

衣依「もぉぉ~…」

聖羅「ゆず子さんはしっかり答えるみたいですからね~…」

零「………うぅーん…?」

衣依「あと零くん、ガチだよね? ね? ゆずちゃんと2人きりになっていいの?」

零「それより…3回目に同席したくないから…」

快斗「素直か」


 快斗:聖らさん
 衣依:わたし
 聖羅:私
 零:快斗さん

衣依「快斗くん、また聖羅ちゃんの…」

快斗「画数多くて…」

零「中学校で習ってるはずの字だと思いますけど…」

聖羅「せめて、ひらがな統一の方が見栄えがいいと思いますよ?」

快斗「ハイ」



 ―― 周藤快斗、仲寺衣依、北川聖羅、甲賀峰零の中で1番、寝起きが悪そうなのは?

ゆず子『衣依』ビシッ


衣依「ゆずちゃん!!」バンッ

快斗「当たったのにww」

零「この系統…全部、衣依さんで攻めてくる…?」

聖羅「あ、あらあら…」



 ―― SSプロの女性陣の中で…

快斗「また答えにくいのを…!」


 ―― 1番、乙女だと思うのは誰?

快斗「えっ?」

衣依「乙女っ?」

聖羅「あら~」

零「……お、おとめ…」


 快斗:じぶん(ゆず子さん本人)
 衣依:せいらちゃん
 聖羅:衣依ちゃん
 零:葉子さん


快斗「零って、葉子さん好き?」

零「ほぇっ!?///」

衣依「え、そうなの?」

聖羅「あらあら~」

零「そ、そういうのじゃないです、本当に!///」カァァッ

衣依「快斗くん、零くんをからかって遊ばないの」

快斗「はーい」

四人の中で一番料理のレパートリーが豊富そうなのは誰?


 ―― 周藤快斗、仲寺衣依、北川聖羅、甲賀峰零の中で1番、乙女だと思うのは誰?

ゆず子『乙女? ………乙女かぁ…』

快斗「あれ、これ…おふざけパターン?」

零「あっ…」

ゆず子『………………衣依じゃね?』


衣依「徹底してるの、そこら辺!?」バンッ

聖羅「当たっちゃいました♪」

快斗「零、今のは?」

零「……確信はないけど…ふざけた回答じゃない……のかも? 分からないですけど…」



 ―― 第27問。SSプロのアイドルの中で、1番気心の知れている相手は誰?

快斗「ああー…これは、聖羅さんか、葉子さん…? 年齢も一緒ですし」

聖羅「そうだったら嬉しいですね」

衣依「また、わたしだったり…? いや…うーん…? でもタカシくんが有力かなあ?」

快斗「あ、タカシさんっぽい感じもありますね」

聖羅「よく遊んでいらっしゃるようですしね」

零「……案外…答えが限定的だと、ちゃんと答えようとするのかも知れない…ですよね?」

快斗「あ、そっか。候補がある中から考える分、労力が」

衣依「ゆずちゃん…こんな風に答えを探られてるとは思わないんだろうなあ」

聖羅「ふふふ」


 快斗:タカシさん
 衣依:タカシくん
 聖羅:タカシくん
 零:香さん


快斗「あ、零、また抜けがけを…」

零「だって…一緒にラジオとかも、してるし…」

衣依「そう言えばそっか…。1番、一緒に仕事中を過ごしてるのは香くんだし…」

聖羅「見落としていましたね…」


 ―― SSプロのアイドルの中で、1番気心の知れている相手は誰?

ゆず子『気心の知れてるって……何かこう…阿吽の呼吸…みたいな感じの仲ってこと?』

ゆず子『だったら…そうだなぁ…。タ――いや…』

快斗「惜しいっ…!」

 ―― タ?

衣依「タカシくんが聞き返してる!?」

零「自分だって言ってほしいんだ…」


 ―― タ? カ…?

ゆず子『……何となーく、1番やっぱ…分かってるじゃないけど、まあ落ち着くっていうか、そういうのは衣依かもな』


衣依「連続だよ!?」

快斗「……ゆず子さんって、実は衣依のこと…けっこう好いてる?」

聖羅「だって、いつもゆず子さんのことを衣依ちゃんは心配していますもんね?」

零「うぅーん…? 傾向が掴めない…」


 ―― 第28問。周藤快斗、仲寺衣依、北川聖羅、甲賀峰零の中で1番、料理のレパートリーが豊富だと思うのは誰?

快斗「俺はないな」

衣依「だね」

聖羅「そうですね」

零「うん」

快斗「……………分かってるけど、謎の敗北感っ…!」


 快斗:せいらさん
 衣依:聖羅ちゃん
 聖羅:衣依ちゃん
 零:いよりさん


衣依「割れたね」

快斗「また綺麗に…」

聖羅「何だか、自分って書くのはちょっと気が引けちゃいますし…さっきから、答えが衣依ちゃんばっかりだなあっていうのもあって」

零「僕も、聖羅さんと同じです」



 ―― 周藤快斗、仲寺衣依、北川聖羅、甲賀峰零の中で1番、料理のレパートリーが豊富だと思うのは誰?

ゆず子『快斗はないとして…』

快斗「分かってるけど……分かっちゃいるけど」

衣依「今度、お料理教えてあげようか?」

快斗「…………零、教えて…」

零「えっ? はい」

衣依(零くんなの!?)


ゆず子『衣依…聖羅…零……かぁ。衣依?』



衣依「まただ…」

快斗「これはもう…この手の質問には衣依って答えた方がいい…?」

聖羅「衣依ちゃんのこと、きっと好きなんですね。口ではちょっと、乱暴なことも言ってるかも知れませんけれど」

零「でも実際は……聖羅さん?」

聖羅「あ、あら~…?」

衣依「聖羅ちゃんっぽいよね…」

快斗「そんなに聖羅さん?」

聖羅「照れちゃいますね、ふふっ…」

ぼk…タカシくんの事は好き?


 ―― 第68問。垣根ゆず子はタイヤキを、どこから食べる?

快斗「ああー…」

衣依「ムダなこだわり持ってそう…」

聖羅「普通は尻尾からですよね…」

零「えっ? 頭じゃ…?」

快斗「頭ですよ」

衣依「いや…普通とかは、あんまりないんじゃない? 好みだから…」

 快斗:頭からガブッ
 衣依:お腹から?
 聖羅:尻尾から
 零:あんこ嫌い

快斗「零って攻めるなぁ…」

衣依「失敗は怖れてないよね」

聖羅「何だかとっても男らしいですね」

零「えっ…?///」

快斗「おっ、照れた」ニヤニヤ

零「うぅ…///」



 ―― タイヤキはどこから食べる?

ゆず子『タイヤキは…頭っしょ、普通』

快斗「ぃよぉぉおーしっ!」

衣依「そうなんだね…」

聖羅「頭が多いんですね…」

零「…うーん」



 ―― 第69問。垣根ゆず子が今後、挑戦していきたいジャンルの番組は何?

快斗「おっ、マジメな質問が…」

衣依「挑戦していきたい、ジャンル…」

聖羅「ゆず子さん…あんまりテレビの出演はしませんよね。この番組くらいで…」

零「…」


 快斗:美ぼうとスタイルをいかして演技のお仕事
 衣依:料理番組とかの食べる方
 聖羅:トーク系の番組
 零:めんどうくさいからいい


快斗「零wwwwwwww」

衣依「言いそうだけど…言いそうではあるんだけどww」

聖羅「あらあら…よく考えてますね~」

零「せ、攻めてみた」

快斗「さっき聖羅さんが誉めるから…男らしいとか」

聖羅「あ、あら?」

零「そういうのじゃ……」

快斗「あれ?」

零「………ちょっとだけ///」

衣依「認めちゃったww」

零くんも浄化されたなぁ


 ―― 今後、挑戦していきたいジャンルの番組は何?

ゆず子『そうなぁ…。あー…んんー……。通販番組? あの手の番組、好きだし』

衣依「意外な一面が…」

聖羅「好きなんですね…」

快斗「でも楽しそうではありますよね」

零「通販好きだったんだ…」



 ―― 第70問。○肉○食。垣根ゆず子は○にそれぞれ、何という言葉を入れる?

快斗「うわあ…さっぱり分からない…。焼肉定食とか、そういうの?」

衣依「そこ、例としては弱肉強食が正しいと思うよ?」

聖羅「それ以外にも何か、あてはまる言葉ってあるんでしょうか…?」

零「ふふっ…w 焼肉定食…ww」

快斗「地味に零がツボに…」


 快斗:焼肉定食!!
 衣依:焼肉定食
 聖羅:弱肉強食
 零:焼肉定食


衣依「零くん、焼肉定食が気に入っちゃった?」

零「うん…」

快斗「まあ、ゆず子さんはきっと、俺といい勝負ですからね」

聖羅「あらあら…」



 ―― ○肉○食。それぞれ、何という言葉を入れる?

ゆず子『焼肉定食じゃないの?』

快斗「ほら、ほらほらほらっ! 俺と同じ!wwww」

衣依「快斗くん、喜びすぎww」

零「ほんとに答えちゃった…wwww」プルプル

聖羅「あらまあ…」


 ―― 第98問。SSプロのアイドルで、1番かわいいと思うのは誰?

快斗「かわいい、か…」

衣依「ゆずちゃんのことだから、自分とかありそう…」

聖羅「ちょっと悩んじゃいますね…。皆さんかわいらしくてステキですし…零くんも快斗さんも透さんもかわいいところありますし…」

快斗「えっ?」

零「!?」


 ―― ザスザス

衣依「あれ、何この音?」

快斗「マイクに指とか、こすりつけるみたいな…?」

聖羅「機材トラブルですか…?」

零「スタッフさんが苦笑いしてる…」



 快斗:ゆずちゃん(自分で言っちゃう)
 衣依:ゆずちゃん自身
 聖羅:みんな
 零:衣依さん


衣依「れ、零くん…そんな…///」

零「この手の問題だと、衣依さんの確率が高いから…」

衣依「あ、ハイ」

快斗「ムダ照れ」

衣依「むっ…」

聖羅「ふふ…」



 ―― SSプロのアイドルの中で、1番かわいいと思うのは誰?

ゆず子『かわいい~…?』

ゆず子『それ聞く、タカシ?』

 ―― 誰?

ゆず子『…………1番だろ? 1番はぁー………衣依の胸だな』


衣依「」ボキッ

快斗「ヒェッ…す、スタッフー、衣依のペン…ペン、新しいの…」ヒソヒソ

聖羅「あら~」

零「……あ、当たり? でいい……のかな…?」チラッ

衣依「零くんは気にすることないよ?」ニコニコ


 ―― 第99問。垣根ゆず子はぼ……西城タカシのことは好き? かわいいと思ってる?

快斗「何この問題?w」

衣依「あっ…さっきのザスザス音って、話題に出なくて妬いてた?」

聖羅「あ、あら~…ごめんなさい、ほら……タカシくんについては今さら言うまでもないかな~って…」

零「こういうの、いいの…?」


 快斗:すき
 衣依:好き
 聖羅:大好きです
 零:たまにうざい


 ブッブー

快斗「まだ答え聞いてないのに…」

衣依「零くんにだけ…」

聖羅「バツが出ちゃいましたね」

零「……たまに、じゃなくて……基本的にだった?」

 ブッブー



 ―― ねーねー、ゆず子

ゆず子『んぉっ?』

快斗「普通に話しかけてる…www」

衣依「これはもう、タカシくんが好きって何が何でも言わせにかかるんじゃ…?」


 ―― 僕のこと好き? かわいいと思う?

ゆず子『タカシのこと? あー、まあ好きか嫌いなら好きだけど…』

快斗「よっし」

衣依「良かった」

聖羅「ですね~」


 ―― じゃあどこが好き?

ゆず子『えーと…おごってくれるとこと、ゲーマー友達的なところ』

 ―― かわいいところは?

ゆず子『ええ? あー…んー……たまにうざいとこ?』

 ブッブー


快斗「これはwwwww」

衣依「ゆずちゃんの答えにブッブーってやっちゃったw」

聖羅「あ、あら~…」

零「当たり! 当たった!」

 ―― ぶっぶー

快斗「タカシさん…仕方ないですって」

衣依「そうだよ。ねっ? 大人になろ?」

聖羅「どんなタカシくんも、きっとゆずちゃんは好きだからこそ言えるんですよ」

零「僕の当たりにしてください」


 ―― もぉー、しょうがないなあ、みんな正解

零「やった…!」


 ―― 第100問。これまでの99問で、マジメに答えたのは何問?

快斗「ええええ…?」

衣依「ここは…ゆずちゃんがどう答えるかを予測するしかないね…」

聖羅「答え方がキモですね…」

零「…ん……うぅぅーん…」

快斗「零、考えすぎだってwww」


 快斗:半分くらい
 衣依:ほとんど
 聖羅:99問
 零:全部


快斗「バラッバラだなぁ…」

衣依「これは難しいって」

聖羅「そうですね~」

零「……ちょっと攻めすぎたかも…」

快斗「いや、ちょっとじゃないな」



 ―― 今、100問目です

ゆず子『ん? そんで?』

 ―― これまでの99問で、マジメに答えたのは何問?

ゆず子『マジメに答えたのは…? ………………衣依関連のは全部ふまじめ』


衣依「ちょっと!?」

快斗「これは当たらない」

聖羅「当たりませんね~…」

零「っていうのも、不真面目な答え…」

A「はいUNOって言ってない!絶対言ってない!」
B「言いましたー絶対言いましたー」

ABそれぞれ誰の声で再生された?

自分は最後にします。引き続きがんばってください



 ―― 前半が終わったので、中間発表です

快斗「おっ…」

衣依「どうかな…?」

聖羅「あんまり当たらなかったですよね、皆さん…」

零「…」


 快斗:31
 衣依:37
 聖羅:33
 零:36


快斗「ほぼ横ばいだけど…俺だけ、微妙に落ちてる」

衣依「トップだ…!」

聖羅「零くん、攻めてても当ててますね」

零「でも4割もいってない…」

快斗「それ言ったら、俺、攻めてるつもりもないのに3割なんだけど…」



零「事務所の中とか…4人の中で、って問題では衣依さんって答える確率がかなり高いけど…それ以外がなかなか」

快斗「だけど、意外と衣依とゆず子さんって相思相愛感?」

聖羅「あら…女性同士の…」

衣依「聖羅ちゃん、戻ってきて?」

聖羅「あ、あら~…ごめんなさい、つい」


 ―― 第101問。UNO中のことです

快斗「うんっ?」

衣依「何?」

 ―― A『はい、UNOって言ってない! 絶対言ってない!』

 ―― B『言いましたー絶対言いましたー』

 ―― 垣根ゆず子はそれぞれ、誰の声で再生された?



快斗「休憩明けの一発目がこれ!?」

衣依「UNOかぁ…」

聖羅「こういう言い合いをされる方は…」

零「…………快斗さんと、誰か?」

快斗「待って、待って待って。え、そういう風に思われてる?」

いよれい「「うん」」

快斗「…」

聖羅「ま、まあ…ドンマイ?」

快斗「フォローまでされた…」


 快斗:おれといより
 衣依:快斗くんとわたし
 聖羅:快斗さんと透さん
 零:衣依さんと快斗さん


快斗「くっ…!」

衣依「…」←ちょっと嬉しい

零「透さん…?」

聖羅「はい~、そんなところも見てみたいなぁ~…なんて」



 ―― (質問はめんどいから省略)

ゆず子『あー………んぅー………タカシと衣依?』


快斗「忘れてたぁー!」

衣依「タカシくん…!」

聖羅「あら…」

零「言われて見ると…確かに…」


 ―― 114問。周藤快斗の手料理を完食することと、安住佑香に1日中つけ回されるのならば、どっちがマシ?

快斗「俺ってそんなに…?」

聖羅「カレーなら作れますものね?」

衣依「そ、そうだよ…カレーだけなら、作れるから…ここは…」

零「でも……それをゆず子さんが知らなかったら?」

衣依「あっ」

聖羅「えーと…」

快斗「色々と待って!?」


 快斗:ゆうか
 衣依:快斗くん
 聖羅:どっちも嫌です
 零:どっちもマシじゃない


快斗「そんな…聖羅さん…零…」

衣依「か、快斗くん、ほら…あの…」

快斗「衣依も俺って書いたのに…」

聖羅「あ、あらあら…」

零「…しょうがない…と思う」



 ―― 周藤快斗の手料理を完食することと、安住佑香に1日中つけ回されるのならば、どっちがマシ?

ゆず子『両方やだっつの。どんな罰ゲームでそんな2択を迫られるんだよ』

快斗「」

衣依「あ、あはは…」

聖羅「快斗さん…ドンマイですよ」

零「でも…料理のひとつもできない方がおかしいような」

快斗「ひとつはできるし…」

零「逆にひとつだけって」

快斗「零がぁぁぁ~っ…! うわあああっ…!」

衣依「よ、よしよし…」

零「…何かごめんなさい。本音がつい」

快斗「トドメまで刺してきた!?」


 ―― 第138問。ピザと10回言った後、肘の写真を見せたら垣根ゆず子は何と答える?

快斗「これもう実験じゃね?」

衣依「質問じゃなくなってきてるような…」

聖羅「でも、どう答えるんでしょうね…?」

零「頭は……」チラッ

快斗「ん?」


零「…ちょっとピザって10回――」

快斗「俺で試さないで」



 快斗:ひじ!!!!
 衣依:ひざ
 聖羅:肘
 零:ピザ


快斗「俺の名誉のために! 頼みますよ、ゆず子さん!」

聖羅「がんばってくださいね~」

衣依「何か快斗くん、目的がすり替わってない?」

零「ピザ…ピザ…!」



 ―― ピザと10回言ってください

ゆず子『は? やだ』


 ブッブー

快斗「こんなのありかっ!?」

聖羅「あら~…」

衣依「引き下がらないで、タカシくん!」

零「これじゃ問題になってないから…」


 ―― お願い、言って?

ゆず子『しゃーないなあ…。10回? ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ………もう10回言った?』

快斗「アバウトだなぁ…」

 ―― これは何?

ゆず子『ピザ? あっ…!』


零「っ…!」グッ

快斗「ゆず子さぁーん!?」

聖羅「あらぁ~…」

衣依「引っかかりやすいんだね…」


 ―― 第142問。垣根ゆず子が、最近ハマっていることは?

快斗「……いい加減、疲れた」

衣依「もうちょっとがんばろう…。折り返してるから」

聖羅「ハマっていること…?」

零「………んー…」

快斗「あの2人の集中力が羨ましい…」

衣依「長続きしてるよね…」


 快斗:ゲーム
 衣依:半身浴
 聖羅:石鹸集め
 零:ない


快斗「相変わらずの姿勢、甲賀峰零」

衣依「背筋もシャキってしてるしね」

零「ゆず子さんなら、こうかなって…」

聖羅「…どうなんでしょう…?」



 ―― 最近ハマっていることは?

ゆず子『んー…最近? 最近ねぇ……特になーし』



零「っし…!」グッ

快斗「零が追い上げてる?」

衣依「もともと、あんまりわたしと差はなかったけど…」

聖羅「調子がいいですね~」


 ―― 好きな調味料は何?

ゆず子『しょうゆ』


快斗「当たった!」←回答:しょうゆ

衣依「好きだよね、お醤油」←回答:おしょうゆ

聖羅「合宿でもいっぱい使ってましたからね」←回答:お醤油

零「…これは簡単だった」←回答:醤油



 ―― 衣依が絶対に言わなさそうなことを、衣依の声でどうぞ

ゆず子『……んー…ちょい、タイム。ゴホンッ……ん゛っ……んん゛……』

快斗「声作ってるwww」←回答:『ゆずちゃん大好き♡』

衣依「こういう時だけ張り切って…」←回答:『やらない』

聖羅「楽しみですね~」←回答:『宝くじに当たった』

零「…」ジィッ ←回答:『お弁当? 残していいよ?』


ゆず子『……………あのね…』

快斗「似てるwwwwwww」

衣依「えー、こんな声かなあ?」

ゆず子『………最近、ブラジャーきつくって……Bカップにしようかなって』


衣依「」バキィッ ←ペン折った

快斗「っ…www」フルフル ←必死にこらえてる

聖羅「あ、あら~…」

零「…///」フイッ



 ―― どうしても許せないことは何?

ゆず子『許せないこと………んー………あー…うーん…』

快斗「そろそろゆず子さんも疲れてますよね? あれ?」←回答:とくになし!

衣依「考えてるね…」←回答:わたしのバストがゆずちゃんより大きくなること

聖羅「疲れてらっしゃいますよね、さすがに…」←回答:事務所にエレベーターがない

零「…」←回答:自分が売れてない


ゆず子『………………まこちゃんファイトクラブに呼ばれて、まこちゃんと一緒にゴミ捨て場から使えるものを探して持ち帰るってロケがあったんだけど』

ゆず子『こっちはまだ手を洗ってない、ってのにロケ弁を手渡ししてきったスタッフがいてさあ、あれはちょっと…ゴミ漁ってたってのにさあ?』


快斗「当たるはずない」

衣依「まあ、それはちょっと…ね。うん、怒っていいよ」

聖羅「大変なロケがあったんですね」

零「せめて、手を洗ってからにしてほしい気持ちがすごく分かる…」

いよかーのドベまで残ってそう感は異常


 ―― この子(SSR【恥じらい魔法少女】甲賀峰零)が事務所にいたら、上から何番目のかわいさ?

ゆず子『これ零か?www うわ、超かわいいじゃんwwwwww』

零「…っ」ムスッ ←回答:5番

快斗「いや、実際あれはかわいい」←回答:3番

衣依「…快斗くんって、ああいう感じ好きなんだ…」←回答:2番

聖羅「あんな格好しなくても、ちゃんと零くんはかわいいですよ?」←回答:1番

零「それは…それでやだ…///」


ゆず子『1番でいいよ、1番でwwww』


聖羅「あら」

衣依「完全にあれはおふざけモードだったね」

快斗「そっか…そうなるのか」

零「…///」



 ―― 周藤快斗、仲寺衣依、北川聖羅、甲賀峰零の中で1番、臭いと思うのは誰?

ゆず子『臭い?』

快斗「平和にいきましょう、平和に…」←回答:いない

衣依「どーせわたしでしょ、知ってるもん」←回答:わたし

聖羅「ま、まあまあ…」←回答:いません

零「…」←回答:いよりさん…(すごく小さい字で書かれている)


ゆず子『………んー…聖羅?』

聖羅「あらっ?」

ゆず子『何かこう…たまに、ほら…何、アロマキャンドル? みたいのの匂いでさ、個人的にあんま好きじゃないなーっていうのあるし』

聖羅「そうだったんですか…。気がつかなくってごめんなさい」

快斗「え、ええっ…? 衣依じゃない…?」

衣依「快斗くん?」

零「……じゃあ…これまでの衣依さんって答えも……実はちゃんと考えて答えてた?」



 ―― 周藤快斗、仲寺衣依、北川聖羅、甲賀峰零の中で1番、兄弟・姉妹にしたいのは誰?

ゆず子『あー…兄弟、姉妹…ねえ…?』

快斗「こい、こいっ…!」←回答:零

衣依「…ちょっと読めない…」←回答:聖羅ちゃん

聖羅「うぅーん…?」←回答:衣依ちゃん

零「…」←回答:衣依さん

ゆず子『…………零?』

零「!?」

快斗「おっ、零、モテて良かったな」

ゆず子『1日中からかって遊んでたい』

衣依「もう…ゆずちゃんって…」

零「…っ」←不服

聖羅「でも、零くんが弟だったら…きっと、頼りきりになっちゃいますよね」

零「えっ…///」

もうそろそろフィナーレかな?


 ―― SSプロの男性アイドルの中で1番、長生きしそうなのは誰?

ゆず子『長生き…』

快斗「…」←回答:香さん

衣依「…」←回答:零くん

聖羅「…」←回答:快斗さん

零「…」←快斗さん

ゆず子『長生きか…。まこちゃん?』


快斗「ああっ…そっちかぁ~…」

衣依「えー…まこちゃん?」

聖羅「生活はともかく……逞しい印象はありますしね」

零「難しい…」



 ―― 周藤快斗、仲寺衣依、北川聖羅、甲賀峰零の中で1番、瓶底眼鏡が似合いそうなのは誰?

ゆず子『瓶底眼鏡wwwww ようするにあの、分厚い、だっさい眼鏡っしょ?wwwww』

快斗「…ごめん、衣依」←回答:衣依

衣依「いいよ…悪いのはゆずちゃんだから」←回答:自分

聖羅「あ、あらあら…」←回答:快斗さん

零「…」←回答:衣依さん

ゆず子『衣依でファイナルアンサーwwwwww』


衣依「知ってたもん、知ってたもん!」

聖羅「あ、あら~…」

快斗「まあまあ…」

零「これは分かりやすかった…」



 ―― 第200問。

快斗「やぁっときたー!」

衣依「終われるぅー…」

聖羅「楽しかったですね~」

零「抜けたい…」


 ―― 垣根ゆず子の、今の心境は?

快斗「あー…」

衣依「うー…」

聖羅「………えー…?」

零「……お、おー…?」

快斗「『い』がないwww」

衣依「ふっ…ふふふ…ww」

零「こんなことで笑っちゃうくらい…キテる…?」

聖羅「あらあら~」


快斗「まあ…これでしょう」

衣依「ゆずちゃんなら、こうだよね」

聖羅「……こうだといいですね」

零「…多分…」


 快斗:早く帰ってゲームしたい
 衣依:早く帰って眠りたい
 聖羅:楽しかったです
 零:まだ衣依さんをいじり足りない


衣依「零くん…」

快斗「零wwww 最後に攻めたなwwww 多分とかwww 言いながらwwwwww」

聖羅「あらあら」

零「…でも、これで当たったら、かっこいいかもって…」



 ―― 最後の質問です

ゆず子『あいあい…早くしてくんない?』

 ―― 200問目、今の心境は?

ゆず子『…………やべっ、まだ衣依のこといじりきれてない』


零「やった…!」

衣依「えええええ~…?」

快斗「すっげ!? 攻め勝った!」

聖羅「すごいですね、零くん」

零「えへへへ…///」



 ―― 結果発表

快斗「こい!」

衣依「お願い…!」

聖羅「…ドキドキしますね」

零「…」


 drrrrrrrrrrr…
 デデンッ


 快斗:58
 衣依:72
 聖羅:64
 零:77


零「!!」

快斗「おおおおっ!?」

衣依「また抜けられなかったぁ~…!」

聖羅「零くん、すごいですね~」

零「やった…!」


 ―― 甲賀峰零は垣根ゆず子の部屋へどうぞ

零「あっ…これ忘れてた……」ズゥーン

快斗「最後の最後でwwww」


ゆず子『あれ、衣依じゃねえの?』

零『……答えが衣依さんって分かってて、最後の方は自虐でも答えてましたけど…』

ゆず子『でもって零がずけずけ書いたのかよwww オンエア見るわwwwww』

零『見ないでください…』


快斗「でも…やっぱゆず子さんって衣依のこと好きっぽかったなぁ」

聖羅「そうですね~」

衣依「それならそれで、態度に移してくれればいいのにね」


ゆず子『座れって、ほれほれ』

零『あ、はい…』

ゆず子『なんなら、ゆずちゃんのお膝の上座りまちゅか~? おっぱい枕つきだぞ~?』

零『…けっこうです…///』フイッ


快斗「ゆず子さん…」

衣依「でも、ゆずちゃんも零くんのこと、けっこう好きだよね」

聖羅「零くんは魅力的な男の子ですからね~」


ゆず子『んでぇ~? 衣依が絶対に言わなさそうなこと、何て答えたわけ?』

零『ええっ…? 言うんですか…?』

ゆず子『ここだけの秘密だって』

零『いや…これも放送されちゃうんじゃ?』

ゆず子『どうせオンエアされるんだから』

零『……お弁当? 残してもいいよ…って』

ゆず子『絶対言わねえわそれwwwwww』


衣依「状況によっては言うよ…」

快斗「まあでも、衣依って好き嫌いはしちゃいけませんってイメージ強いし」

聖羅「確かにありますね」

衣依「ええっ? そうかなあ…?」


ゆず子『いやでも、意外だわ。1番の新入りが1位抜けするとか』

零『あ…そう言えば…』

ゆず子『あいつら分かってねえんだよなー、このゆずちゃんの魅力を。なあ? ほら、ゆずちゃんの魅力について一言』

零『ええっ?』

ゆず子『言えないってか? 言えないってかぁ? 先輩だぞー? 事務所の先輩の命令聞かないってかぁー? んんー? うりうり』フニフニ

零『ほっへ…ふはははひへ…』

ゆず子『んじゃ言えよ』

零『………………………………えっと…』

ゆず子『タメ長いな』

零『……ちょっと不良っぽいところはあるけど…意外と、脳みそは空っぽじゃないようなところとか?』

ゆず子『おいこら』

零『みたいなことを…公然とテレビで言っちゃってもいいかなあ…って思えるようなところ……』

ゆず子『目ぇ見て言え、目ェ見て! そうっ…ほら、もっぺん言ってみろ、んん~? …………照れちゃってかわいいなあ? ぷぷぷーっ』

零『あうっ…!?///』
                                                                おーわり

想像以上に長引いた…

次の犠牲者って…
回答しなきゃいけない犠牲…?
それとも答えなきゃならない犠牲…?

どっちにしろ、じゃあ…何か、↓1~3くらいにかき込まれた中から勝手にこっちが考えるよ…

とりあえずおやすみ

乙。長かったね

別にまた書きたくなったらその時の気分で決めればよいのでは?


 ~俺が、俺達が、お兄ちゃんだ!~

快斗「この前収録したおかげでしたのクイズのコーナーで思ったんですけど、零って…最近、心を痛めるようなことを言いますけど…何だかんだで、零なりの歩み寄りですよね?」

香「確かに表情は以前と比べると随分と変わったからな」

タカシ「これはひとえに僕のおかげだね」

快斗「零が1番…こう、心を開いてるというか、懐いているというか……言えるんでしょうね」

香「……僕だろう」

タカシ「ううん、僕だね」

快斗「ええっ? 俺ですよ」


香「よく考えてみろ、2人とも。お前らが、あの零に尊敬されるような人柄だと思えているのか? その点、僕は完璧だからな」

快斗「いやいやいや…香さんとはあんまり接点ないじゃないですか」

タカシ「そうそう、香くんって説教臭いし、面白さって意味だとものすごーく欠けてるから、僕だよ」

香「」

快斗「でもタカシさんはやりすぎて面倒臭がられてますよ。うざいとか言われてたじゃないですか」

タカシ「ぶーぶーぶー」

快斗「だから俺――」

香「いや、快斗は恐らく…零の前では三枚目なところしか見せられていないだろうな。だから、ない」

快斗「そんなことないですよ」


 ガチャッ…

透「…ちっ」

快斗「入ってくるなり舌打ちって何だよ?」

透「むさ苦しいんだよ…」

タカシ「ねーねー、とーるちん! 今ね、かくかくしかじかーって話してたんだけど、とーるちん的には零くんは誰に懐いてると思う?」

透「興味がねえ…」

香「………まあ、透もない、か。零は苦手そうなタイプだしな」

快斗「ですね」

透「……俺だろ。バカとは釣り合いも取れねえし、三十路越えのオッサンともあれが打ち解けられるはずねえだろ」

香「み、三十路…越えの……」ピクピク

タカシ「でもとーるちん怖いもん、きっと。ないって」

快斗「こうも皆して否定しまくりだと…誰なんだ?」


 ガチャッ

零「あっ…」

快斗「! 零っ! 俺をお兄ちゃんと一言、頼む!」

タカシ「あーっ、抜けがけずるい! 僕だよ、僕ー!」

香「い、いや、僕だ。きっと後悔はしないぞ?」

透「アホどもと同列にされたくなきゃ俺だな」

零「え、えっ…?」タジッ

誠「ん? 何してるんだ、お前ら?」

零「な…何か、気色悪いこと言って迫ってきて…助けて…」ササッ ←まこちゃんの後ろに隠れた

誠「よく分かんないけど…零が困ってるんだからほどほどにしてやれよ?」

タカシ「まこちゃんから…圧倒的なお兄ちゃん力がぁっ…!?」

快斗「こっ、これが、リアルお兄ちゃんの力なのか…!?」


 ~ファン層の2割が格闘技愛好家のアイドル~

実況『さあ、始まりました! ジャック・ザ・パンチャー対シュルツ・ミシェル! 片や世界中のタイトルを総なめにした、キックボクシング界最強の男! 対するはアイドル界、そしてアマチュア界最強の男と目される総合格闘技出身のシュルツ!』

実況『とても本日の第1試合とは思えない観客の盛り上がりです! この熱気を味方につけられるか、挑戦者、シュル――ああっと!? シュルツ、いきなりハイキックをもらったぁっ!?』

ミシェル「ぐぅっ…!?」ヨロッ

パンチャー「アマチュア風情が俺と勝負になるはずがねえだろう!」

 ブオッ
 ドッゴッォォォッ

実況『かろうじてガードはするがシュルツ、苦しそうな顔だぁっ!』

解説『ペースは握られてしまっていますね。しかしシュルツ、いつもの猪突猛進ぶりがないようですが…』

夢『昨日、コンサートの千秋楽があって…ちょっと体力使い果たしちゃったのかなあって』

実況『何とっ!? この試合の前に本業で燃え尽きていたという情報が入ってきました! シュルツ、やはり格闘技界に転向した方が良いのではないかぁっ!?』

解説『その気でトレーニングを積んでいけばいいところまでいけるはずですね』

夢『待って待って、そういうのやめて? ミーは一応アイドルが本業って決めてるから!』


ミシェル(想像以上に攻撃が鋭い――? いや、俺がいつもみたいに動けていないんだ、さすがにスケジュールにムリがありすぎた…!?)

パンチャー「戦いに集中しやがれっ!」

 スパァンッ

ミシェル「ぐっ…!?」

 ズドォッ
 グワァンッ

実況『グローブのガードをすり抜ける強烈なパンチが炸裂ぅーっ! よろめくシュルツに、ローキック! ローキックの嵐!』

解説『これはシュルツ、初めての黒星がつくかもしれません。非常に良くない』

実況『たまらずシュルツ、ロープ際まで追い詰められる! ロープでどうにか倒れないように凌いでおります!』


パンチャー「1ラウンドKOだっ!」ブンッ

ミシェル「――焦ったな?」ギロォッ

パンチャー「!?」ゾクゥッ

 カンカンカーン


実況『ああっと、ここで1ラウンド終了です! 最後の攻防、何かありそうでしたが…』

解説『大振りになったところをシュルツがカウンターを狙いにいったように見えました。シュルツの強みはタフさと一分の隙も逃さない執念深さにありますからね』

夢『ああーもう…だからこの仕事は引き受けない方がいいって言ったのに…。大怪我とかしたら今後のスケジュールにどれだけ差し支えると…』


ミシェル(勝機はある…。あの猛攻はこれまでに戦ったどの選手よりも密度、威力ともに最高だけど…だからこそ、トドメの一撃に力を注ぎ込む癖があるんだ…)

パンチャー(チィッ…何なんだ、こいつ? 最後、あそこでゴングが鳴っていなかったら……何かされていた…)


 カァァーン

実況『さあ、第2ラウンドが始まりました! 先のラウンドの疲れか、シュルツ、さらに動きが鈍くいますがパンチャー、自慢の広いリーチのキックで攻め立てる!』

実況『ああっと、シュルツ、ミドルキックを受け止めて突進した! パンチャー、必死に殴るがそのままロープまで押し込まれる! 体勢が、パンチャーの体勢がっ!』

ミシェル「はっああああああ!」

 ブォッ ドグシャアアアアアアッ

実況『シュルツの超ショートレンジアッパーがガードもろともパンチャーを打ち崩したぁっ!! そして、そしてぇっ、ロープで跳ね返ってきたパンチャーにぃっ!?』

 ズドォォォォォンッ

実況『シュルツのパンチが炸裂ぅーっ! パンチャー、失神! KOだ、KOだぁっ!!』

ミシェル「ふぅーっ…ふぅーっ………ありがとうございました」ビシッ

実況『会場総立ちィッ! またもや劇的な逆転勝利をシュルツが魅せてくれたっ! この男、あまりにも強すぎるぅーっ!! シュルツ・ミシェルのKO勝利だぁあああああっ!』

人がおるんなら、ぼちぼち始めてもええかなーとか思ったり思わなかったり

おらんかいの?

お、発見
じゃあ始めますやで


 ―― 9月 1週目

藤P「どうだい、リハやってみた感想は?」

零「広かった…。何か……広い」

藤P「ははは、そうだろうねえ」

零「ここに5万人もくるなんて、ちょっと…想像がつかない」

藤P「んでも、じきに開場したらぞろぞろと入ってきちゃうよ」

藤P「ビビっちゃわない? 大丈夫?」

零「……わかんない」

藤P「ほほーう、分かんないときたか。じゃ、分かるようになるといいねえ」



 名前:甲賀峰零 年齢:13 性別:男 職業:中学生
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:6.50 踊:4.32 容:4.00 表:6.37 演:4.06
 熱:2 道:5

 動機:社会勉強をしろとパパンに突っ込まれた
 性格:超いい子だけど軟弱

 超いい子:家事全般は何でもこなし、学生の本分の勉強もばっちり完璧
 心の爆弾:心に抱えたそれが爆発した時…

 好感度:260/僕のプロデューサー
 メモ:緊張しやすいし、あんまりジョークも通じなさそう
    精神的に潔癖なところがある模様
    色々といい子でいるのがつらいらしい
    ぼそっと毒を吐くようになっちゃった
    虫さんはダメダメらしい
    毒が濃くなった感
 持ち曲:メランコリック ソル・ノーチェ
 全体曲:4/4曲



藤P(事前にやるべきことは全部やったし…)

藤P(あとは別の仕事でまだ会場入りできてないアイドル達が集えば問題なしだね)

藤P(始まっちゃえばあとは見てるだけみたいなもんだし…このまま何も起こらないでほしいねえ…)




 ↓1 ASライブはもうすぐや!

 1~3 え? 本日の主役のいよまこが飛行機のトラブルで…?
 4~6 本番前に緊張するアイドルがいるそうですよ
 7~9 トラブル? んなもんないねん、ないねん


藤P「…」ジィッ ←遠目に来場者を見てる

 ワイワイ
 ガヤガヤ

 キャッキャ

藤P「……お天気にも恵まれて、なかなかいい感じになりそう…かな」



純「関係者席頼んでやった俺に感謝しろよ」

奏「いいから早く、来場者限定ガシャ券もらお」

純「感謝しろっての…。頼むのちょっと恥ずかしかったんだから…」

奏「はいはい…」


シャーディー「はいそこ、列あんまり乱さないで…」←日雇いバイト中

シャーディー「物販の数に限りはあるけど多めに用意されてるから焦らないで、はいそこ、はしゃぎすぎないで」←日当8000円


藤P「…」

藤P「うん……ま、いっか」

藤P「さてさて…アイドル達の様子はどうかなぁ~…っと」



 ↓1 どうかな?

 1~3 おおー、見事に二分化されてますな!?
 4~6 いつもと何も変わりゃしないなぁ
 7~9 浮かれ気味な子が多いかな