男「あっ…あっ…いく、イクよ扇風機っ」 (52)

俺はいつものように扇風機にちんぽを押し付け、抜いた

「ふぅ…」

自分の声がやけに沈んで感じる

賢者モードとなった俺にはさっきまで初々しく、愛らしかった扇風機がただの機械の塊に感じた

自分の精液が掛かったこの機械の塊に手を添え頭を撫でた
心なしか扇風機も微笑んでくれたような、そんな気がした

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 か っ も | :. :. /:. / /:. / ヽ : }\:. .. く  //  
 ァ  て う.  :. / /―//‐ '   V   \:. :. \ _  /  /
  |  約 ク  ヽ/ .ィ==ミ、     ヽ  ヽ:. :. :.ヽ
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  |  し  ス  //):::==ミ       ィ=ミ、 }:. :. ミー
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  |  じ  は  .| 、)  / \       =ミ:: /:: :. :. |  /  /
 ッ .ゃ .立   |.、  {     マ      「「∨):. :. : |.
 ! ! な  て  |: \ 、._ノ      「 、  フ/\|
   い  .な   ::/>: . . ___ . ィ :〉._ノ:/:|//   /
   で   い  ヽ<: /レヌフl:>V、V_∨: : : : :|//  /   /  /
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「やるしか…ないんだよな」

答えはない

「俺は…罪を…そして」

答えはない

「この世界の闇を」

答えはない

「消してやる」

答えはなかった

窓の外から聞こえる雨の音がやけに耳に焼きつき
窓の外から降り注ぐ光の刃が俺と扇風機を優しく照らした

「扇風機。行こうぜ」

自分が想像していたよりもやけにさっぱりした声が出ていた

私はアナルオナニーをしていた

「んっ…ふっ…」

常にバックの中にいれてあるアナル専用のディルドで私の尻穴を汚いうんこを捻り出す穴を私は自分で蹂躙していた

「あっ…あっ…んっ…」

私は声を押し殺し、必死でディルドを動かしていた

「ん…あ…や…」

なぜ押し殺すかと言うと私は仕事の最中だからだ

「や…い…いイク…」

しかも何と外だ

「あっあっあああ!!イクーー!!」

私は小便を漏らしながら絶頂した

気づいた時には遅かった
目の前には目だけがきらぎらぎらぎらギラぎら光っている男

その男はなぜか全身黒タイツに、謎の扇風機のような物を持っていた

イッた余韻と、見られてしまったパニックと興奮が混じり合って私は動けなかった




ーーディルドだけは除いて

ジュボジュボジュボ

ディルドの音が響く

ジュボジュボジビィィィィ

何か、とてつもなく高速で回転する扇風機のような物を男が私に向けた

ー私は手を止めない

ビィィィィィキュィィィィ

途中から扇風機の音が、何かが高い声で鳴くような、そんな音に変わった

その瞬間男は扇風機に引きずられるように私に向かって突進してきた

ー私は手を止めない

刹那、私は肉片となった

奇妙な女だった

だが俺はこの血と、肉の雨を宣戦布告としよう

俺は赤い紅い赤くて綺麗な光景で扇風機と一緒に躍った

パァン

乾いた音が耳に届いた
急に力が抜け、倒れる

ごめん、ごめん扇風機
やっぱり無理だったみたいだよ…

意識が、暗闇へと消えた

私は戦慄していた
謎の男が扇風機のようなもので女を殺したかと思えば、いきなり男の頭が砕け散ったのだ

まるで何処かからか狙撃されたようーー

はっと気づき全速力でその場を後にした

私は死ぬ訳にはいかない
世界に名を残すまではーー

俺はひたすら気分が悪かった
いつものように依頼を受け、今日現れるであろう男を殺すーー

いつものこと

いつものこと

いつものこと

振り込まれた数字をみて溜息をつく
これは俺が殺した人間に見合った数と説明されていた

二億三千万…

電話がなった

「明日、4789Tdl4にて、最後の演奏が終わり次第、仕事だ」

無機質な声が響く、ピアノの演奏会…しかも世界規模か…

溜息をつく

私は緊張していた
私のピアノはここまできたのだ

しかし昨日のあの妙な惨劇が頭をよぎる
ニュースにはなっていなかった

どうやら私の番がきたようだ

鞄からローターを出す
しっかり落ちないようにクリトリスに当たるように固定する
これは精神統一の一種

スイッチを入れ、私は恍惚の表情を浮かべながら、ピアノを弾くのだ

俺はライフルを構えていた

反対の手ではチンポを構えていた
これが俺のスタイルだ

やがて少女が舞台に上がる

うつくしいーー

思わずそう思ってしまうような、そんな少女だった

俺は息子を握った手を上下に動かす
これは精神統一の一種だ

ーー演奏が終わり次第

ピアノの前に座った少女にスコープを合わせる

無知な俺でも、思わず声が出てしまうような演奏

ー上下に

やがて演奏が終盤に近づく
スコープを覗く

ー上下に

演奏が終わった

ー上下に

俺は引き金を

ー上下に




引けなかった






ー絶頂をむかえた

私は自らの演奏に満足していた
多分今までで1番良い演奏だったと思う

疼くローターのスイッチを切った

カチリ



end

登場人物紹介

男 49歳独身
ただひたすら己の罪を意識し、やがて自殺のような攻撃をしかけた。

趣味:扇風機オナニー
好きな食べ物:苺ゼリー

女 21歳独身
負けん気が買われ、支部の門番を任される。親を亡くしているが、親を殺したのが組織だとは知らない。

趣味:アナルオナニー(露出)
好きな食べ物:のど飴(りんご味)

殺し屋 43歳既婚
表ではエリートサラリーマンという事になって居るが実は雇われ殺し屋である。妻は巨乳である。

趣味:鬼ごっこ
好きな食べ物:ハンバーグ

少女 3?歳独身
ピアノの努力家である。天才ではない。
ひたすら努力家をしてピアノに人生をかけている。

趣味:隠れオナニー
好きな食べ物:ケバブ

裏設定 (ver 3.12)

この物語は200年前から、正確には221年前から続く物語である。
221年前にある組織が現れた。その組織の目的はただ、混沌であった。
当時はそのような目的は鼻で笑われるような小さな物だったが、やがて国をも取り込んで行く大きな勢力となる。

現代ではこの組織が一言発すればそれが現実となるような力を持った。
しかしこの組織の目的はあくまでも世界の混沌である。すべての人類を恐怖に陥れるために全てが発足したのである。

そこに一人の男が現れる。
男はある財閥の権力者であったが組織を倒し、計画を破綻させる事を目的としたのであった。
組織はすぐに計画を潰しに掛かった。財閥の仲間割れを狙い、男を殺すようにし向けた。しかし男はそれらを物ともせず、組織の支部を破壊して行く。
組織は男の恋人を攫った。
効果は覿面であり、殺すよりも酷い事をして男に突き返した。
その結果男は世にも悍ましい雄叫びをあげ、発狂したのである。

staff roll


脚本 / 俺

シナリオ / 俺

ストーリー / 俺

演出 / 俺

音楽 / 俺

総監督 / 俺


HAPPY END

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