【二次創作】有山「天空ロンパ!」藤木「3スレ目だよ。アヒャッ」【安価とコンマ】 (543)

初めに
・色んな作品を読んでるのでもしかしたら似てるところがあるかも、パクって…ないよ?
・とりあえず頑張る
・本編のネタバレ防止のためにパラレル設定で行こうかなと考えてます
・時々グロいです
・前作のネタバレあるかもです

前作
【二次創作】オリジナルロンパ【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470106870/)


1スレ目
【二次創作】有山「天空ロンパ!1スレ目!」【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476275237/)

2スレ目
【二次創作】有山「天空ロンパ!」大護「2スレ目だわな」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477314166/)



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1480996399

【生徒名簿:男1】

【才能】超高校級の校閲
【名前】歌川 蓮司
【性別】男
【特徴】
【突っ込み属性】才能柄気になったことは指摘しまう癖がある
【冷静】基本的に物凄く落ち着いている
【真面目すぎる】とにかく何もかもきっちりし過ぎている

【容姿】(身長;175cm)
四角の黒縁眼鏡に黒色の短髪。神経質というかきりっとした雰囲気の漂う顔をしています。というより目つきが悪いです
服装は白シャツに黒いスラックス、胸ポケットには訂正用の赤ペンが刺さっています

【才能】超高校級の考古学者
【名前】九条 孝介
【性別】男
【特徴】
【温厚】おおらかな雰囲気が漂っている
【腐男子】同性愛に寛容。というより同性愛を見るのが大好き
【病弱】体が人一倍弱い

【容姿】(身長;180cm)
肩より下までのサラサラロングヘアーの男性です。色が白くて脆そうな雰囲気があります
一応どこかの学校の制服を着ていますが、見た目が大人びている為少し似合ってません

【才能】超高校級の忍者
【名前】森近透
【性別】男
【特徴】
【照れ屋】すぐに顔が赤くなる
【会話が苦手】人と会話するのが苦手
【勝ち気】自分の才能と強さに絶対的な自信がある

【容姿】(身長:170cm)
典型的な忍者スタイルです。髪は動きやすいように短髪です
口元を隠している布は自分が照れている事を悟られないためです

【才能】超高校級のディーラー
【名前】セル・G・ジャックマン
【性別】男
【特徴】
【腹黒】紳士的に見えて意外と腹黒
【隙が無い】機械の様に隙のない男
【威圧的】決して乱暴な感じではないが威圧感が凄い

【容姿】(身長:187cm)
オールバックに金髪のどこか危ない雰囲気漂うクールな外国人男性です
服は黒のベストに白いTシャツ、即ち典型的なカジノのディーラースタイルをしています

【生徒名簿:男2】
【才能】超高校級の葬儀屋
【名前】菊野雪路
【性別】男
【特徴】
【虚無的】死を間近で見ているからか虚無的な性格
【インビシブル】自由自在に気配を消せる
【友達思い】こんな性格だが意外と友達思い

【容姿】(身長:173cm)
こちらも短髪の遠い目をした男性です、目が死んでるわけではないですが悟ったような目をしています
服は喪服。特にこれと言って変わっている点はありません

【才能】超高校級の憲兵
【名前】大護霊人
【性別】男
【特徴】
【人情家】義に厚く、お金より義を優先してしまう
【地獄耳】才能柄耳が物凄く良い
【雄々しい】とにかく何もかも男らしい

【容姿】(身長:190cm)
行く予定だった高校の学ランを着こなしてます。程よく褐色です
金髪で短髪、首にはおしゃれなネックレス。気前のいい兄ちゃんって感じです

【才能】超高校級の放送委員
【名前】上山遊
【性別】男
【特徴】
【騒音】声がでかい。そして黙っていられない性質なので煩い
【仕事人】意外としっかり仕事はこなす
【しっかり者】いっけんチャラそうに見えるが、実際はしっかりしている

【容姿】(身長:170cm)
首に下げた大きなヘッドホンに派手なTシャツの上に羽織った学ラン
ズボンも結構下げて穿いているので、派手なパンツが少し見えています

【才能】超高校級の天文学者
【名前】愛野海
【性別】男
【特徴】
【引っ込み思案】オドオドしてビクビクしている
【学者脳】記憶力がいい
【笑い上戸】人より笑いのツボが浅い

【容姿】(身長:165cm)
白衣を着た気の弱そうな少年、白衣のポケットにはとある人からもらった星形のピンがお守り代わりに付けられています。
白衣のサイズがあっていないらしくブカブカのを頑張って着ています

【生徒名簿;女1】
【才能】超高校級の魔女
【名前】有山 マオ
【性別】女
【特徴】
【押しまくり精神】後先考えずになんでも押しまくる系の子
【残念美少女】美少女ですが個性が物凄いので人に避けられがち
【天才肌】失敗することも多いが成功したら割と凄い事が起こせる

【容姿】(身長:160cm・胸:貧)
首あたりまであるショートヘアー+側頭部に髪を結って作った楕円形の輪っか左右二つずつと言った前衛的な髪形です、本人曰く妖精の羽をイメージしたらしいです。髪色は兄と同じです
そしてそれには飽きたらず桜を催した髪飾りを付けてます、因みに兄に似て顔は整ってます、好奇心の旺盛さが黙ってても伝わってくるような顔をしてます
着ている服は中学のセーラー服を魔改造して魔法少女っぽくした物、魔法少女ではなく魔女を自称しているので配色は黒と桜色で少しダークです

【才能】超高校級のゲーム実況者
【名前】椎名朱里
【性別】女
【特徴】
【ダウナー】物凄くだらけている
【お芝居口調】物凄く芝居がかった口調で話すが、だらけているため棒読み
【忘れっぽい】些細なことから肝心な事まで、なんでも忘れやすい

【容姿】(身長:153cm 胸;貧)
髪の毛はツインテール。けど手入れされてません。服は学校指定のジャージをだらっとした感じに着こなしてます。
頭に付けているアイマスクにはパッチリお目目のイラストが描かれています

【才能】超高校級の羊飼い
【名前】白野原メリィ
【性別】女
【特徴】
【ぽやぽや】ふわふわとした独特なオーラが漂っている
【スローテンポ】人より動きがゆったりしている
【牧歌的】素朴な雰囲気が漂っている

【容姿】(身長:158cm 胸:極巨)
羊の頭を催したもこもこの帽子をかぶっています。髪の毛は肩くらいの長さまでのセミロング少し内巻きです
昔通っていた学校の制服を着て、羊型のポーチを提げています

【才能】超高校級の番台
【名前】能口此花
【性別】女
【特徴】
【背が高い】女性にしてはかなり背が高い
【ムードメーカー】とにかく明るくてからっとしている
【マイペース】自分の道を行く女

【容姿】(身長:171cm 胸:巨)
腰まである一つ結びが特徴的な大人びた感じの女子です
通う予定だった高校の制服の上に、家でよく使っている暖かいちゃんちゃんこを羽織っています

【生徒名簿:女2】

【才能】超高校級の鼓笛隊
【名前】ジェシカ・アンバートン
【性別】女
【特徴】
【ポジティブ】物凄いポジティブに物事を取る
【極貧】家が物凄く貧乏。洒落にならないほどに
【音楽は世界を救う】音は世界を超えると思っているし感じている

【容姿】(身:171cm 胸:巨)
鼓笛隊の派手な衣装に身を包んだ活発そうな女性です
髪の毛は肩あたりまでの長さで、毛先が物凄い勢いで外向きにカールしています
母国を立つ際に親友からもらったらしいカチューシャを付けています

【才能】超高校級のバレーボール選手
【名前】鈴上 琴美
【性別】女
【特徴】
【革新的】新しい事には常にチャレンジしたがる
【冷酷】闘争心が高まり過ぎて、敵とみなした物は徹底的と言えるまでに排除しようと動く
【身長コンプレックス】高すぎる身長は彼女なりのコンプレックス

【容姿】(身長;180cm 胸:平)
セーラー服を着ていますが目つきは鋭く、髪の毛は男と間違う程の短髪+ツンツンヘアーです
胸が無ければ不良チックな男にしかみえません

【才能】超高校級の露天商
【名前】藤木魔香
【性別】女
【特徴】
【古典好き】古いものが大好き
【口上手】人を乗せるのが上手い
【価値の創出】良い物を良いと見抜ける凄い目を持っている

【容姿】(身長:162cm 胸:貧)
原作の葉隠さんに似た格好をしています。腰には愛用のそろばんを引っ提げています
髪の毛はボブヘアーで、眼鏡は丸眼鏡。どことなく姑息な雰囲気漂っています

【才能】超高校級の庶務
【名前】諸井 聖奈
【性別】女
【特徴】
【日陰者精神】目立つのが嫌い
【食卓テロリスト】料理下手(自覚無し)
【気配り上手】才能故。気配りがとても上手

【容姿】(身長:159cm 胸:平)
三つ編みに制服の地味そうな女の子です。というより地味な雰囲気漂ってます
例えるならばメガネをしていないちびまる子ちゃんのたまちゃんって感じです
手に持っているノートはメモ帳代わりです


※イメージカラーは決めてません。ごめんなさい
※胸のランクは【無し・極貧・貧・平・巨・極巨】の6段階に分かれています

【好感度一覧】

【才能】超高校級の校閲
【名前】歌川蓮司【好感度】26
「とにかく無理はするなよマオちゃん」

【才能】超高校級の考古学者
【名前】九条孝介【好感度】18
「限りなく魔女に近い常人か、それとも常人に近い魔女か」

【才能】超高校級のゲーム実況者
【名前】椎名朱里【好感度】12
「何とも思ってないぞ」

【才能】超高校級の忍者
【名前】森近透【好感度】15
「…芯はあるのではないか」

【才能】超高校級の羊飼い
【名前】白野原メリィ【好感度】17
「いじめるの楽しい~」

【才能】超高校級の番台
【名前】能口此花【好感度】20
「一生懸命過ぎてちょっと心配だね」

【才能】超高校級のディーラー
【名前】セル・G・ジャックマン【好感度】16
「厄介なのは彼女だけに減りましたか…」

【DEAD】
【才能】超高校級の葬儀屋
【名前】菊野雪路【好感度】9
「天国とはどんな場所なのか…」

【才能】超高校級の鼓笛隊
【名前】ジェシカ・アンバートン【好感度】17
「あっちで会おうね!ばいばーい!うふふっ」

【才能】超高校級の憲兵
【名前】大護霊人【好感度】32
「なーんつうか、ほっとけねーんだわ」

【才能】超高校級のバレーボール選手
【名前】鈴上 琴美【好感度】17
「アタシに勝つとはやるじゃねえか」

【才能】超高校級の放送委員
【名前】上山遊【好感度】20
「喋り相手としては好きだメーン」

【才能】超高校級の露天商
【名前】藤木魔香【好感度】16
「あの薬には億万の価値がある…アヒャッ」

【才能】超高校級の天文学者
【名前】愛野海【好感度】23
「ちょ…ちょっとお姉ちゃんに似てるかも…」

【DEAD】
【才能】超高校級の庶務
【名前】諸井 聖奈【好感度】8
「まだ…友達でいてくれる?」

更新してもいいですか?

【モノクマ劇場】

モノクマ「惨劇は繰り返すってのは誰の言葉だっけ?」

モノクマ「え?今はじめて聞いたって?じゃあボクが今作ったんだよ!オマエラはありがたがって使うように!」

モノクマ「けど二度あることは三度あるともいうし三度目の正直ともいうし」

モノクマ「一体どっちが正しいんだろうね、要は結果次第ってことだよね」

モノクマ「本人の努力次第でどうにでもなるってことを言いたいのかな」

モノクマ「ま。石だけではどうにもならない事もあるけどね」

モノクマ「え?それは何のことかって?何の事かな?うぷぷぷぷ」


















【CHAPTER3】

パステルカラーの淡い死を (非)日常編












【12日目】

朝起きると、そこには見慣れない人が居た
何だか気の弱そうな眼鏡の人、チャイナ服の女の人。
無愛想に椅子に座るガンマンみたいな人


有山「か―や―――さん?」

???「良かった、一命をとりとめたのね…」

???「良かったヨ!死んだかと思ったけど死んでなかったネ!」

???「殺してもしなねえだろうよ」

有山「―――くんに―――ちゃんも!」

ああ。これは夢だ。夢を見ているんだな。私

その夢の中に出てくる人は私の知り合いみたいで、私は名前を知っていた
確かこのチャイナ服の人は中国の人で、とっても医療に精通してて
ガンマン風の男の人はすっごく運動神経が良い

メガネの女の人は何だっけ…。
たしか本を書いたりするのが好きな人…


―――――――――
――――
―――

有山「あ。…ああ」


食堂に行ってからも夢の記憶は消えなかった。
けど思い出そうとするたびにじわじわ消えていく、だんだん霧が晴れていくみたいに薄くなっていく

椎名「おい」

有山「――――」

椎名「おーい」

有山「――――」

椎名「よし。そっちがそう言うつもりなら、こっちにだって考えがあるぞ」

椎名「洗ってないアイマスク攻撃!」

グニュンッ


有山「うおああああああああ!!!!」


セル「煩いですよ」

白野原「朝から賑やかさんだね~。うふふ~」

有山「んんっ!んぅ!!!」


大護「ボーっとしてた嬢ちゃんが一気に元通りだ…」

上山「生物兵器だな、ありゃあ」

歌川「一体いつから洗っていないんだ…いつから」


椎名「5年」

有山「あ!何か忘れた!」

結局夢の事は綺麗さっぱり忘れちゃった。
けどそのおかげでこっちに帰ってこれたんだけど…


椎名「おい。今ちょうどみんな居るんだからあの話を」

有山「あの話?」

椎名「昨日裁判終わりに聞いただろう」

有山「ああ!動機発表か!うん!」


藤木「ブウウウウッ!!ゴホッ!!」

能口「ど…動機発表!?」

歌川「ついに頭がおかしくなってしまったのか?マオちゃん!」

大護「そんな楽しそうに言うこっちゃねえだろう…」


有山「だって動機だけど、動機じゃないもん」

椎名「というよりそれが動機なのかも…」

有山「でも動機発表っぽくない?」

椎名「ただのスイーツパーティーが動機になるとは…」

有山「実は甘いものが苦手な人がいるとか?」


―――――――――――
―――――――――――
――――――――
――――


セル「とにかくその時間にここに全員集合と?」

有山「うん!」

能口「けどなーんか怪しいね…」

藤木「怪しさしかないだろう」

椎名「まあ強制発生イベントなわけだし仕方ないわな」


何とか昨日聞いたことを私が全部伝えたら、皆はちょっと怪しそうな顔をしていた
なんか裏があるとか、裏しかないとか…

けどそんなわけないと思う。

確かにモノクマは怪しいけど、スイーツパーティーでそんな事が起こるわけない

普通に甘いものを食べるだけで…
うん。そこに怪しい要素なんて何もないよね?


多分みんなを疑心暗鬼にさせるだけが目的なんだと思う

だからコレを動機にしてるんだよ。

きっとそう

短いですが3章の導入部分で終了です
お付き合いありがとうございました!


最近私生活の方が忙しくて全然更新できてなくて申し訳ないです
今日の夜は多分少し時間が作れそうなので、22時過ぎくらいから更新します!

お待たせいたしました!

更新良いですか?

能口「ああ、そうそう。3階に行けるようになってたけど…」

藤木「行くしかないねぇ…」

椎名「リアルハクスラだな」

皆がある程度ご飯を食べ終わったのを見計らって能口さんがそう言った
そっか、裁判の後には次の階に行けるようになってるんだ…

大護「んま、とりあえずまたペア組んでいくしかねーわな」

椎名「初見殺しの罠があるかもしれないぞ」

愛野「初見殺し?」

椎名「階段の一段一段に地雷が仕掛けられているとか…」

愛野「ヒイイッ!」

愛野「さ…三階って…そ…そんな怖い所なの!?」

九条「まあまあ、まだそうと決まったわけじゃないよ、それに突破できない罠はもはや罠ではないしね」

椎名「っていうか、まずそんなことねーわな」

歌川「だが気を抜かない方がいいと思うぞ、何があるかは本当に分からないからな」


三階の探索…
今回は誰とペアを組んでいこうかな…

【ペアになる人物を一人選んでください】
↓2

能口「んじゃ、いこっか!」

ポンと能口さんが肩を叩いて、私に言った。
能口さんなら頼りになるなー、なんてちょっと思っちゃうけど、私も探索頑張らないと

有山「うん!」

能口「えとえとえと…三階はねー…」

あ。そっか、もう地図は更新されてるから何があるのか分かるんだった。
てっきりめっきり忘れてたよ

能口「教会に、ピアノ室に、後は服屋さんがあるみたいだね」

教会と服屋さんは分かるけど…ピアノ室ってなんだろ?
ピアノばっかりある部屋なのかな?

有山「えっと、じゃあどこから行くか決めていい?

能口「うん、任せるよ」

けどどこに行こう…
ううん、どこに行くかなんて関係なくて、ちゃんと一つ一つ調べる事が大切なんだよね
うん!じゃあどこでもいいや!


有山「えっと、じゃあねー」


【安価】
1教会
2ピアノ室
3服屋

↓2

【3F 服屋】

有山「うわああああああ!!!」

見渡す限り可愛い服ばっか!なにこれ!天国!?
このフリルとか引き千切って襟に付けたい!

能口「ふーん、良い生地使ってるね…って!こらこらこら!服のフリルをもがない!」

有山「あ…つい…」

とりあえずこのもいだフリルはポケットに詰め込んで…
って、でも冷静に考えてもこの服屋さん凄いな…。
小さな小屋みたいな外観なのに、中は服だらけ、マネキンに試着室にあとは色んな服

能口「けどまあ、こんな派手な服…どこに着て行けばいいんだか」

有山「あっちのコーナーは比較的おとなしいよ?」

能口「そりゃあメンズコーナーだからね、どうも私はこういうフリフリしたのは…」

有山「フリル一緒にもぐ?」

能口「もがない」

有山「けど、ここの棚とかはシックなの多いよ?」

能口「んー…まあ頑張って着るとして、これが限界だね」

能口さんの服のセンスが分からない、皆フリルとか好きだと思うんだけど…
もしかすると能口さんはフリルアレルギーか何かで…。じゃあそれを治す薬でも今度作ってあげようっと

…はぁ。それにしてもここはほんとに素敵な場所だなぁ

【安価】
1教会
2ピアノ室

↓2

【3F 教会】

有山「このドア…どうなってるの?」

能口「半円の窓と半円の窓を合わせて円形の窓に見せてるだけじゃないかい?」

教会のドアはとっても不思議な構造だった。
真ん中より少し上の部分に小さな丸い窓が付いていて、ドアには二つの取っ手がある

能口「開けてみれば原理が分かるよ」

――ガシャンッ

有山「ああ!観音開きなんだ!」

能口「っていうことだね」

中はドラマとかで見るような教会と一緒。長い椅子がいっぱいあって。空が見える天井は全部ここだけステンドガラス張りになっていて
大きな十字架にはモノクマが磔にされている

有山「なんだか綺麗だね、とってもきれい」

能口「ここだけ天井がガラスじゃなくてステンドガラスだからだね、けどカラフルすぎて長時間いると目に痛い」

有山「目薬差す?」

能口「その紫の?因みにどんな成分が?」

有山「中アルカリ性をベースに―――――――」

能口「やめておく、何も見えなくなりそうだしね」

【3F ピアノ室】

有山「ピアノ室ってこれ?」

能口「だろうね、地図ではここになってるし」

名の通りピアノ室はピアノ室だった。
大きなグランドピアノが一つ置いてあって、奥には備品倉庫があるみたい

有山「結婚式場みたいだね、ほら、この机とか特に」

能口「結婚式場は長机じゃなくて丸じゃなかったかい?」

有山「じゃあホグワーツ魔法学園」

能口「ああ…でもそっちの方が雰囲気的には正しいかもね」

ピアノの他にあるのはテーブルクロスの引かれた物凄く長い長机。
こういうの生で初めて見たかもしれないな…


有山「ねえねえっ!ちょっといい?」

能口「ピアノ弾けるのかい?凄いねー」

有山「オンステージ!!!」

―――――――――――
―――――――
――――


能口「…耳が腐る……」


有山「また聞いてね!」

能口「次は別の人にお願いしな…」




【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2


【3F 教会】

九条「んー。凄く幻想的で気分がいい、君も好きなのかい?こういう場所」

藤木「資産的価値が高そうな場所だからねぇ…ヒヒッ」

藤木「あのモノクマのなんて純金さ」

九条「流石は露天商だね、あれが純金って見抜けるなんて、メッキかと思っていたよ」

藤木「メッキと純金じゃあ輝き方が違うのさ…アヒャッ」

メッキと純金の違いは私も分かるなぁ、主に匂いで。
メッキ塗装の臭いって何となく分かっちゃうものだし、けど鼻に近づかないと分かんないけどね

九条「ああ。有山さんも来てたんだね」

藤木「魔女が教会とはこれまた如何に…アヒャッ」

魔女…教会…あ。そっか、中世の魔女はキャンプファイアーの刑に
って、じゃあ私キャンプファイヤーされちゃうの!?

有山「逃げなきゃっ!」

ズテンッ

勢い余ってこけちゃった…イタタタタ…

九条「ほら、そんなことを言って驚かせるから…」

藤木「アヒャアヒャッ…ごめんごめん」


【安価】
1藤木が手を差し伸べてくれた
2九条が手を差し伸べてくれた
3自分で立ちあがった
4自由

↓2

九条「はい。そそっかしいのはあまりよくないよ?」

九条君が手を貸してくれて私は立ち上がった、それにしても九条君が渡してくれたハンカチ、良い匂いがする…
なんかイメージ通りの臭いって感じだね

有山「えへへ…キャンプファイアーされると思ったら体が勝手に」

九条「ははは、大丈夫。ここで火あぶりなんて誰もしないよ。それに君は良い魔女だと思うしね」

藤木「悪い魔女…白野原の事かい?」

九条「魔女…なのかい?彼女は」

有山「羊飼いじゃなかったっけ?それに白野原ちゃんは薬作れないし…」

私が良い魔女。うん!そう思ってもらえてるんだったら私は間違ってないんだね
ちょっと自信がついた!今の言葉で。

九条「所で怪我はしていないかい?」

有山「あ。うん!お尻をかなり強打したけど大丈夫!見る?」

藤木「いや、見ない。それにこんな場所で尻を出す奴がどこに居るんだい…」

九条「女の子は男の子の前で肌を露出しちゃいけないよ、ということでお尻は藤木さんに触診してもらって―――」

藤木「おい。目を輝かせるんじゃあないよ。そう言う趣味は無い」

九条「はぁ…残念だよ。…所で話は変わってしまうけど、この施設はどうして浮いているんだろうね」

確かに言われてみれば…
こんな大きな施設が空に浮いてるなんておかしいよね。
ここでの生活に慣れてて、当たり前になってたからてっきり頭に浮かんでこなかったけど…

【安価】
1魔法の力
2なんか科学的な力
3実は浮いてない
4自由

↓2

有山「それはもうきっと魔法の力に決まってるよ!」

九条「はは、君らしいね、けど本当にそうかもしれない」

藤木「だね、ここまで大がかりな施設が本当に浮いているとなると…」

藤木「一体建設費用はいくらなんだか…」

うん。きっとなんかすごい悪い魔法使いが浮かせて、私たちを閉じ込めて…
モノクマはきっとマスコットか何かで…

有山「けど…出る時ってどうして出るんだろう、やっぱり一人ひとりパラシュートで?」

藤木「えらく原始的だねぇ…アヒャッ」

九条「ほんとに、その前にみんなで出れるといいけどね」

有山「出れる!出れるよ!」

もう誰も死なないし死なせない、今いる皆で絶対に外に出れる
出れるに決まってる。

九条「って、何だか暗い方向に話が進んじゃってるね、なんかごめんね?僕が話題を振ったからだね」

有山「じゃあ場を明るくする薬を―――」

藤木「ほう、興味深い。ちょっと見せてくれないかい?」

九条「僕は遠慮しておくよ。今飲んでる薬と飲み合わせが悪いと困るからね」

有山「え?九条君なにか常用してるの?」

九条「ああ。ちょっと持病の薬をね、って。この話も暗くなりそうだからやめようか」

九条君…どっか悪いのかな?だったら感知できる薬…作ってあげるんだけど
けどなんだか話したくなさそうだし…。あんまり触れないでおこう

【九条の好感度が3上がりました】
【藤木の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

今日はここまでで、久しぶりに更新できて楽しかったです
ちなみにこの自由行動の後に動機発表タイムに入ります、そうです、懐かしのマカロンが出てきます

お待たせしてほんっと申し訳ない、
そして付き合ってくれて本当にありがとうございました!

ではまた次回!
またちょっと私生活に暇ができるので以前よりペースは上がりそうです!

平日ですが、お昼に時間が出来たので更新しても大丈夫そうでしょうか?
12時~13時くらいになるかと…

ならとりあえず15時くらいまでは安価↓1で進めていきますね!

もうしばらく更新お待ちをー

【3F ピアノ室】

ピアノ室のドアが半開きになってて、その中から綺麗な音が聞こえる
誰かがピアノでも弾いてるのかな?

こそーっと覗いてみよう

セル「…といった具合ですね」

愛野「凄いや!ピアノが弾けるなんて!かっこいいよ!」

セル「ええ。ディーラーとしてお客様を楽しませるためにこれくらいは、本職の方には及びませんが」

愛野「へぇ…僕、てっきりディーラーってカードを配るだけだと思ってたよ」

セル「まあ一般的に予想できる範囲はそうでしょうね」

けど、セル君とピアノって似合うな…。
元々お上品っぽいから、こういうのが似合うんだろうな…
ま!私にも似合うんだけどね!


セル「なにか弾いてほしいものありますか?」

愛野「えー…けど僕、あんまり曲知らないからなぁ」

セル「ある程度のクラシックなら弾けますよ?どうぞ遠慮なさらずに」


【安価】
1飛び入りリクエストをする
2自分も弾かせてもらう
3自由

↓1

有山「じゃあ私がリクエストしていい!?」

愛野「う…うわあっ!!急に入ってこないでよ!って…有山さんか…」

セル「まあいいでしょう、で?何がご所望ですか?」

有山「んーとね。えっとねー」

もりのくまさん、ねこ踏んじゃった、ロンドン橋落ちた
…どーれーにーしよーうーかーなー


有山「よし!決めた!じゃあ猫ふんじゃった!」

セル「ね…ねこふんじゃった?」

愛野「それなら僕でも弾けるよ…。けど有山さんらしいね」

セル「まあリクエストされたからには弾きますけど…さすがは有山さんと言った所ですね」

なんか馬鹿にされてる?
けどまあ猫ふんじゃったも立派な曲だし!ふん!

有山「ねこ煮込んじゃったでもいいよ」

セル「そんな曲は聞いたことありませんし、それに猫を煮込むのは全世界探しても有山さんくらいしかいないでしょう」

愛野「え…あるの…?」

有山「…まあ」

セル「とりあえず弾きますから、黙って聞いていてください」

―――――――――――
――――――――
――――
―――

【安価】
1曲が終わったら拍手する
2自分の方が上手いと言う
3自由

↓1

――――――――
―――――
―――

何が違うかは分かんないけど、普通に弾けてたし、失敗は無かったし…
うん!上手いんじゃないかな!よくわかんないけど!

有山「凄いね!」

セル「これくらいなら逆立ちしながらでも弾けますよ」

愛野「あはは…それは言い過ぎだよ」

セル「けど拍手をどうも、ピアノを弾くなんて久しぶりですが、腕は鈍っていない物ですね」

愛野「セル君って手先器用そうだからね!」

セル「まあディーラーは手先が仕事道具という所もありますし」

有山「じゃあ次は月光」

セル「って…どうして最初からそれを言わないんですか、というよりそんな難しい曲知ってたんですね」

有山「うん!お母さんがよく家で聞いてたからね」

愛野「難しそうな曲だけど弾けるの?」

セル「まあ一応は…。でも今日はもう弾きませんよ。なんか飽きました」

有山「えー…」

セル「また私の気分が良い時に弾いてさしあげます、どうぞお楽しみに」


【セルの好感度が3上がった】
【愛野の好感度が3上がった】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【1F 宿屋内の食堂】

大護「早く着き過ぎちまったか?」

能口「みたいだね、まあいいじゃないか」

もうすぐモノクマの指定した時間だから食堂に来てみたら、もう中に人が居た
大護君と能口さん。二人で紅茶を飲んで何か話してるみたい

大護「はぁ…なんか気が乗らねーな」

能口「けどまあ出るに越したことはないよ、出ないと何されるか分かったもんじゃない」

大護「だわな…はぁ」

能口「ま、話からするにお菓子食べるだけみたいだし。警戒する必要はないんじゃないかい?」

大護「ただお菓子を食べるだけじゃねーと思うけどな」

能口「それは同感、けど邪推しても気が重くなるだけだしね」

大護「はぁ…」

能口「意外とナイーブなんだね」

大護「ナイーブにもなるわ、もうこんな事3回も起こってんだぞ」

なんだかナイーブになっちゃってるみたい。
けど何だかわかるな、私もちょっとそうなるし


【安価】
1励ましに行く
2とりあえず自分も紅茶を頂く
3自由

↓1

下1?
なら安価は歌川と白野原の気がする…

>>70
すいません、前回のキャラ安価コピペしてつかったので↓2になってました。
とりあえず今回は下2のキャラ安価で行って、通常安価を↓1でいきます
混乱させて申し訳ないです!

というわけで>>69の安価をもう一度下1で

有山「ま、考えすぎは良くないよ」

取りあえず適当なお茶っぱとおちゃっぱをぶち込んで、なんか紅茶なのにコーラの味がするのが出来たからそれを飲んでる
…紅茶って何だっけな

大護「って、いつの間に居たんだ嬢ちゃん」

能口「アンタがナイーブになる少し前だね、扉の所にずっといたよ」

有山「真後ろなのに分かってたんだ…」

能口「ま、番台はどこにでも目が付いてるのさ」

大護「索敵能力は俺より上だな…すげーな」

三人横並びで紅茶を飲んでるのはなんかシュールかも…
しかも大護君が紅茶なんて似合わないっ!ふふっ

大護「何笑ってんだ?」

有山「なんでもなーい」

能口「もうそろそろみんなが集まってくる時間じゃないかい?」

大護「それにしちゃあ準備がなってねーな」

能口「軽くしとくかい?ほら、お皿とか出してさ」


有山「モノクマが全部するからいいんじゃないかな?」

大護「何か心配だな、アイツに準備って…」

【安価】
1自分たちで準備する
2モノクマに任せる
3自由

↓1

能口「じゃ、お皿の配膳はマオちゃんお願いね」

能口「私は紅茶沸かしてポッドに入れていくから。えーっと大護はー…」

有山「おっけ!じゃあお皿運んでくね!」

能口「大護はマオちゃんが変な事しないように監視ね」

大護「おうよ、任せとけ!」

有山「ん?なんか呼んだ?」

能口「ううん!なんでもないよー!お皿運ぶときは気をつけなよー」

大護「俺もとりあえずやることねーみてーだし、嬢ちゃん手伝うわー」

有山「うん!ありがとっ!助かるよ!」

お皿箱の棚の中に…
取りあえず丸皿だけで良いよね

大護「丸皿のサイズ感おかしくねえか?」

有山「大きい方がいいかなって!」

大護「でかすぎるわ!机に収まんねえよ!」

大護「とりあえずこの小さい可愛いのでいいんじゃねえの」

有山「あ!意外とセンスいいんだね!」

大護「意外ってなんだ意外って!俺だってこれくらいはできるわ!」


【大護の好感度が3上がりました】
【能口の好感度が3上がりました】

白野原「んー?準備まだなのー?」

セル「言われた時間に来たのに、お皿と紅茶だけ…ですか」

歌川「肝心のモノクマも居ないとは…どうなっているんだいったい」

椎名「冷やかしとか…か?」

藤木「冷やかしにしちゃあ、意味と意図が分からないねぇ」

あれから暫くして皆が集まって来たって言うのにモノクマは居ない
お菓子も当然ないし…。
いったいほんとにどういう意味で私たちを集めたんだろう…


愛野「帰る?」

九条「もう少し待ってみましょうか、何かのアクシデントがあったとか…」

上山「アクシデント?なんだYO!それ!」

椎名「この施設が墜落してるとかではないか?」

上山「もうそりゃあ事件じゃねえかYO!」

有山「あ…でも、言われてみれば気圧の変化で頭が痛いかも…」

セル「有山さんの頭が痛いのはもともとではありませんか?」

歌川「マオちゃんは少し頭の中が個性的なだけだ…多分」

森近「…気配…」












―――――――――ガチャンッ


有山「え!?停電!?」


一瞬だけ食堂の電気が落ちて真っ暗になった。
ほんとにそれは数秒の事で…

―――パチンッ

椎名「あ…点いた」

有山「―――え」

電気が付いた食堂。そこにはモノクマと…

考えられない光景が広がってて…。私は一瞬夢でも見てるのかと思ってしまった

森近「…なっ!?」

大護「おいおいおい…何の音も聞こえなかったぞ」

椎名「……どういうことなんだ?」

皆が驚くのも分かる、だって今目の前には色とりどりのおいしそうなお菓子に、チョコレートファウンテン…
それにお皿だって準備した物じゃなくて…

それが電気が消えて点くまでの間に全部用意されてる

モノクマ「はい!じゃあはじめよっか!」

上山「ちょ!まてまてまて!!いつの間にこんなこと!?」

モノクマ「そりゃあれだよ!20世紀の秘密兵器だよ!」

歌川「いや…そんな事で説明を濁されても困るんだが、納得できるような説明を求む」

モノクマ「それ教えちゃったら後々面白くなくなっちゃうからダメだよ!」

甘い匂いが充満してる…。って言うことはきっとこれって本物のお菓子で
…けどこんなのどこに…

大護「毒とかは入ってねーんだよな」

モノクマ「入ってないよ!今回は動機疲れのオマエラをねぎらうためのパーティーなんだから!」

モノクマ「っていうわけで!オマエラは今日一日甘いものに囲まれて楽しんでね!」

モノクマ「ボクはメインディッシュの用意してくるから!じゃ!ばいならー!」


有山「…行っちゃった」


藤木「けどほんとに毒は入っていないのかい?」

大護「スンスンスン…。毒の臭いはしねーな」

森近「舌のしびれもない、安心していいだろう…」

白野原「じゃあ~。本当に~スイーツパーティーなのかな~?」

セル「警戒することに越したことはないですがね」

上山「んま!毒もねえんだったら食おうぜ!」

能口「あ!こらこら!…って食べちゃったよ」

有山「でも毒も入ってないんだし、捨てちゃうのも勿体無いよ!」


というわけで毒が無いなら一安心!
取りあえず食べておこうっと、考えるのはその後でもいいよね

大護「それにしてもどーやってこれの準備を一瞬でしたんだか…」

森近「…まさしく魔法だな」


有山「ほら!皆も食べよう!」

セル「…はぁ…何事も無ければいいのですが…」

椎名「初見殺し…ってわけではなさそうだな」


こうして私たちのパーティーは渋々始まった


有山「んー!おいしい!なにこれ!!」

能口「羊羹もあるじゃないか…いいねぇ!」

大護「たはー…てっきり乗っちまってるじゃねえか…どうして女どもはこうも甘いものが好きなのかねぇ…」

歌川「…ほんとうにそうだな…モゴモゴ」

上山「いや!おめーも食っちまってるじゃねーかYO!」

歌川「疲れた目には甘いものがよく効くんだ」

愛野「あれ?九条君は食べないの?」

九条「糖分を控えるように言われているからね、僕は紅茶だけでいいよ」


藤木「どれも一級品ばかり…こりゃあ凄い値が張るだろうねぇ…」

セル「食べないのですか?」

藤木「高価な物は眺めるためにあるんだよ…アヒャッ」

白野原「あ!そこのケーキとって~。うふふ~。おいしいなぁ」


本当にこのパーティーは大成功だと思う。モノクマにもちょっといい所があるんだな。なんて

こう言うのが動機なんだったら私はいつでも歓迎だな…
この生活は嫌だけどね。












――――――――――ガチャンッ

――――――――パチッ


また電気が落ちた。
そのかわりにスポットライトがモノクマだけを照らす

モノクマ「はい!というわけでこれがメインディッシュだよ!」


そういってスポットライトに照らされているのは…マカロン?

色取り取りのマカロンが12個。人数分用意されている
…なんかもっとすごいウェディングケーキみたいなのを想像してたからちょっと肩すかし…かな…?




モノクマ「このマカロンはたーだーのマカロンじゃないよ!」

モノクマ「当たりあり!外れあり!のロシアンルーレットマカロンだよ!」


セル「ロシアンルーレット…ですか」

モノクマ「そそ!ということでお前らには今から一つずつこのマカロンを食べて行ってもらいます!」

愛野「あの!九条君が…」

九条「ああ。大丈夫。一つくらいなら問題は無いと思うから」

モノクマ「それじゃあ行ってみようか!点灯!!」


―――ガチャンッ


電気が元に戻って、モノクマがマカロンの入ったお皿を机の上に置いた…
何だか高そうなマカロンで、よく分からない英単語が上に烙印されてる…、達筆すぎて読めないけど


九条「このアリスという字は?」

モノクマ「ああ。このマカロンを作った人の名前だよ」

モノクマ「ささっ!食べて食べて!」


【安価】
有山がマカロンを食べたのは何番目?1~12の数字で指定

↓2

有山「じゃあ私はこれ」

私は森近君の後に水色のマカロンを口に―――

――――
―――

有山「グフッ!!」

有山「!!!!!辛い!!!!!!」

森近「!?…毒か!?」モグモグ

九条「…酷い苦みだ…」

能口「え?普通においしいじゃないか」

愛野「…味が無いよ…これ…」

モノクマ「うぷぷぷぷ!大成功!!外れを引いた人!当たりを引いた人!おめでとう!!」

セル「はぁ…こんな子供じみた事…」

有山「水!!水!!みーずー!!!」

モノクマ「いやあ、当たりを引いた人!おめでとう!」

椎名「お…ゲホッ…おめでたくないんだが!」

モノクマ「まあまあまあ!盛り上がったじゃん!やっぱあたりは複数入れておくもんだね!」


大護「あー…舌が痺れる…。って!これをやりたいだけで俺らを?」


モノクマ「うん」

歌川「ほんっとうに子供だな!!…こんなまずいものを食わせるための前座にここまで準備するなんて…!!!」


モノクマ「まーまー!怒んないでよ!」


少し離席16時に帰ってきます!

モノクマ「っていうことで、オマエラもう解散してもいいよー」

モノクマ「片づけは夜の間にボクがしておくからさ!」

歌川「何だか興ざめだな…。こんな事に付き合わされたんだ、気を使う必要もないだろう」

能口「だね、お腹もいっぱいだし今日は帰ることにするよ」

有山「何だか盛り上がってたのにねー」

けど一杯美味しい物食べれたから…。ま。いっか!
それに片付けもしなくていいみたいだし!


白野原「お腹いっぱ~い」

セル「お開きにしますか、まだ食べたい方はご自由に残ってください」

藤木「ま…9時にはここ閉まるけどね」

大護「寝るかー!」

上山「胃が…重てえ…」

歌川「食べすぎなんだ、見た感じ3ホールくらい食べてただろ」

椎名「もう少し食べてから寝る事にするぞ」

椎名「こんな機会はまず無いしな」


セル「では、解散ということで。私も部屋に戻ります」


結局この日はお開きで、私もちょっと食べてから部屋に戻った。

モノクマもちょっといい所はあるのかな…なんて。
うん、そんな事は無いんだろうけどね


有山「はぁ…お腹いっぱい。あ…けど太っちゃうかな」

ベッドの上でそんな事を考えてたら眠たくなってきちゃった


動機があれなんだったら、こっからは平穏に過ごせるだろうなー



――――――――――
―――――――
―――
――



動機発表も済んで三章目の一日も終わりましたし今日はここまで!
お付き合いありがとうございました!


多分前作から見てくれてる方の嫌な予感は的中してると思います

では!お疲れ様です
お付き合いありがとうございました!

更新よろしいですか?

【九条:通信簿1】

九条「ふむふむ……」

あ…九条君が難しそうな顔で本を読んでる…。
どうせまた男の子同士のエッチな本なんだろうなー。あんなの見て何が楽しいんだろ
男の人の裸が好きなのかな。私はおにーちゃんで見慣れてるけど…。あ、今度お兄ちゃん貸してあげよっと

九条「って。そこで僕をじっと見てるけど、何か用かな?」

有山「またエッチなの読んでるのかなーって」

九条「ははは。今日は違うよ、今日僕が読んでるのはこれ、面白いよ?」

表紙からしてもう文字が読めないよ…。古代ルーン文字みたいな文字で書かれてるし…
って言うか何語なんだろう?

有山「何それ?何語?スワヒリ語?」

九条「どうしてそこでその国をチョイスしたのかはちょっと分からないけど、それは違うね。これは古代文字って言ってね、昔の人の使ってた文字なんだ」

有山「じゃあ中身はザギンでシースーで肩パッドみたいな内容?」

九条「いや、もっと古い時代かな?」

有山「ニイタカヤマ?」

九条「恐竜が居たちょっと後の時代って説明した方が良かったね」

有山「…文字なんかあったのその時代?」

九条「今より豊かではなかったみたいだけど、確かに存在はしていたんだよ」

有山「何書いてあるの?やっぱエッチな事?」

九条「ははは…僕のイメージってそんなんなんだね、確かに性生活の事も書いてあるけど、大半はその時代の暮らしとかかな」

昔の人の生活なんて知って面白いのかなーって、私は思うけど、きっと九条君は好きなんだよね。
私は本を読むより草煮込み回す方が好きだけど、それと同じ感じかなー


【九条の通信簿:1/5】

【13日目】

森近「…」

藤木「ありゃ?今日は雰囲気が違うんだねぇ」

森近「口布をしていないだけだ。というより外さないと食事ができないだろ」

上山「あれ?けどいつも朝は口布してなかったっけ?ぜーんぜん気づかなかったZE」

森近「忍者だからな」

白野原「というよりご飯なんて~。食べてたっけ~?」

森近「食べていたぞ。俺を何だと思っている」

なんかよく森近君の事を見てなかったけど、森近君もこういう風にちゃんとご飯食べてたんだ…
やっぱ口布外したほうがイケメンだよねー

セル「ご馳走様でした。所でですが、味付けを変えましたか?」

能口「え?」

椎名「言われてみれば濃い気も…。けど気になる範囲ではないと思うぞ」

セル「すいません。私の舌は皆様の15倍は繊細なので」

椎名「けどこっちの方が好きな奴もいるのではないか?見てみろ森近のあの食べっぷりを」

セル「…割とバクバク行きますね…」

能口「いつもと同じで作ったはずなんだけどねー。どうしたんだろ?」

言われてみればいつもより味が濃い気もするけど…。けど気になんないよ
美味しい事には変わりないしね!


【自由時間開始!!】:残り回数5 

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【3F ピアノ室】

上山「もしもー!ピアノがー!ひーけーたならー!ってな!」

歌川「おい。煩いぞ、なんでそんな絶妙に半音外して歌えるんだ貴様は」

上山「俺の姉ちゃんはバリバリ弾けるんだけどなー。俺は弾けねーんだYO」

歌川「楽器一覧はある程度行けますって感じの出で立ちをしているのにな、人は見かけによらないとはよく言ったものだな」

上山「ギターとかならいけるけどYO、こういうクラシック系はどーもむりなんだよ」

へぇ、上山君ってギターが弾けるんだ、意外な新事実だね
けどそこまで驚きは無いかも、変なバンドマンみたいな雰囲気はあるし…

上山「お、有山じゃん、有山は何か弾けるのか?」

有山「この前能口さんの前で弾いたら悶絶されちゃった」

私に気付いた上山君はそんな質問をしてきて、私がそう答えると、やっぱりなって顔をした
…どういうイメージなんだろ。私

歌川「人には得意不得意があるしな、俺も楽器は弾けないぞ?」

有山「そうそう!人には得意不得意があるんだよ!私にも得意なことあるもん!」

上山「因みにその得意な事ってなんなんだYO」

私の得意な事、そりゃまあ薬を作ることだけど、実は歌ったりするのも得意だったり
あれ?意外と私って得意なこと多い?もしかして天才?


【安価】
1薬を作ることだと言う
2歌うことだと言う
3自由

↓2

有山「そりゃもう決まってるよ!魔女だよ!魔女と言えば薬だよ!」

上山「有山…薬…うっ…」

歌川「おい、自分で聞いておいてトラウマを刺激されるのはやめろ」

有山「もう飲んだみんな抜群に効果効能副作用が出て凄い事になるんだから!」

歌川「はいちょっと待て、マオちゃん。それはおかしい、出ちゃ駄目だ、基本的に副作用はあんまり出ちゃ駄目な奴だな」

有山「この前なんてお兄ちゃん顔の形変わるまで蕁麻疹出たんだから」

歌川「お兄さんのタフさには毎回毎回感動するよ」

上山「で?因みにその副作用が出た薬って本来ならどんな効能があるんだメーン?」

有山「あ、うん、喧嘩してムカついてたからご飯に混ぜちゃったの」

歌川「それはもう薬とは言わないな、毒だな、マオちゃん」

上山「恐るべし…。敵には回したくねーな」

有山「ちゃんと解毒剤も作って渡したからそこまで悪くないもん」

歌川「あ。もう毒って認めちゃっていいんだな、マオちゃん。そうなるともう本格的にヤバい奴だな、うん」

有山「小学校の時は不思議ちゃんってよく言われてたなぁ、懐かしい」

上山「うっわ、もうそう言う可愛い言葉で片付けれるレベルじゃねーYO」

うんうん。昔のこと思い出すってなんだかノスタルジーな感じかも
…って、この二人はどんな学校生活を送ってきたんだろ?

【安価】
1上山の昔の話を聞く
2歌川の昔の話を聞く
3自由

↓2

有山「そう言えば上山君ってどんな学校生活送ってたの?やっぱりずっと放送部?」

上山「ん?あー、俺は小学生の時はサッカー部だったな、姉ちゃんは文化部でずっと詩書いてたZE」

歌川「けどサッカーと放送に何らかのつながりがあるとは思えないのだが、…試合のアナウンスとかに関係しているのか?」

上山「姉ちゃんがな書いた詩を俺が放送室に乗り込んで、情緒豊かに歌ったのが初めての俺の放送だな」

上山「で、なんかそっからはマイク使ってしゃべるって言うか、俺の声が皆に聞こえてるってなんか楽しくねってなっちまってYO」

上山「今に至るって感じだメーン」

なるほど、つまり上山君は放送ジャックをして、放送ジャック犯から放送委員に昇格したんだね
二階級特進ってやつかな。

歌川「きっかけがぶっ飛んでるな、というよりそんな事をして怒られなかったのか?」

上山「めっちゃ反省文書かされたけど、姉ちゃんが私のせいでもあるからーって、原稿用紙半分に渡るポエム書いて何とかなった」

上山「もうそれは凄い感動的なポエムだったらしくて、教師の殆どが世をはかなんで出家したのは伝説になってるZE」

有山「俗にいう出家ポエムだね!」

歌川「俗世では出家ポエムなんて言葉は無いし、俗世から離れるために出家をするのであって、もうなんかいろいろ矛盾しているぞ」

上山「って、上山は姉ちゃんの詩集校閲したことねえの?」

歌川「あるが、仕事だと割り切って読んでいるからそこまで感情が乗り移ることは無い、まあ凄い才能の持ち主だとは思うけどな」

有山「私は絵本でも大変なことになったから、そう言うの読んだら大変なことになっちゃうんだろうなー…」


【歌川の好感度が3上がりました】
【上山の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数4

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【1F 宿屋内の食堂】

有山「あ。歌川君今お昼?」

歌川「ああ、マオちゃんもか?」

有山「うん、そのつもりだよ、お腹減っちゃったし」

でも何を食べるか決めてないんだよね
なんか自分で作るのもめんどくさいけど、コンビニとかないから出来合いのものは持って来れないし…

有山「歌川君は何食べるの?」

歌川「何食べるのって、もう食べてるぞ、見えないのか?マオちゃん」

有山「質素すぎるもん」

歌川「質素は質素でもご飯はご飯だ、美味しいぞ煮干し」

有山「なんか作ろうか?」

歌川「遠慮しておく、信用してないわけではないが…その…な」

有山「けど私、今から自分の作るつもりだよ?」

歌川「かなり不安なんだが…」

有山「不安って。もうっ!そんなキッチン燃やすような真似はもうしないもん!」

歌川「燃やした経験があるのか…」

物凄い歌川君が心配そうな視線を送ってくる
…もう!心外なんだから!!


【安価】
1自分で作る
2そんなに心配なんだったら何か作ってと言う
3自由

↓2

有山「いいもん!物凄いの作って来るもん!」

なんか言いたそうだけど別にいいもん。
凄い美味しいの作って来て見返すもん

―――――――――――――
――――――――
―――――


有山「出来た!」

オムライス。かなり昔に本に載ってたのを真似てみたけど見た目はそれより美味しそうにできたかな
それにある程度の具材は分かるし、マズいわけがないじゃん

歌川「お…おお。これマオちゃんが?」

有山「ど?美味しそうでしょー!ふふんっ」

歌川「あ…ああ。美味しそうには見えるぞ、かなりな」

有山「でしょっ?!うふふー、美味しそうじゃなくて、美味しいんだよー」

なんだかあんな質素なお昼ご飯食べてる歌川君が可哀そうに見えてくるな
そうだ、優しい私の美味しいオムライスを分けてあげよーかな

けどなー。どうしよっかなー


歌川「何をそんなにニヤニヤしてるんだ?マオちゃん」

有山「なんでもなーい。ふふっ」


【安価】
1ちょっと分けてあげる
2分けずに食べる
3自由

↓2

有山「ふふ。食べたい?」

歌川「まあ、くれると言うのなら貰いたいが…」

しかたない!ここは私の激ウマオムライスを食べさせてあげよう
ビックリしても知らないんだから

有山「はい。じゃああげる。あーん」

歌川「!!?」

有山「いらないの?あーんだってば。はい口開けて―」

歌川「っ!!!!?」

歌川君が顔を真っ赤にして固まっちゃった?
え…どうしたの!?薬飲ませる?

有山「歌川君?…あ…あーんだよ?」

歌川「ああ…。ああ。うん。あ…あーん」

有山「うふふー。おいしいー?」


歌川「ああ。…美味しい」

何だかリアクションが乏しい…。もしかして不味かったのかな?
…何だかちょっとショックかも……


【歌川の好感度が10上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

短いですが今日はここまでです

お付き合いありがとうございました!!

白野原の支援絵らしきもの

>>127
支援絵ありがとうございます!!
いやぁ。見た目だけはほんと天使ちゃんやでぇ…なお中身は…

こうしんええですか?

【1F 宿屋内の食堂】

白野原「じーっ」

有山「じーっ」

森近「なんだ。人が食べている姿をそんなに見るな」

白野原ちゃんと私は今森近君の貴重な食事シーンを見ている
森近君はそばを食べている、そばを食べているけど…

有山「…一味かけ過ぎじゃない?」

白野原「まっかだね~、菊野君の時みたい~」

森近「…」ギロッ

有山「ご飯中によくないよ…」

白野原「あ。ごめんね~、悪気はあるんだけど~」

森近「あまり辛くは無いぞ」

有山「…え」

森近君はそう言うと私の前にそばを差し出してくれた
えーっと…これって食べろってこと?いや…辛いよ。明らかに辛いよ…
辛いのは嫌いじゃないけど、もうこれは辛い通り越して痛そうな色してるよ…

白野原「わぁ~。やさしいな~。食べて~食べて~」

でも断ると悪いかもしれないし…

【安価】
1食べる
2食べない
3自由

↓2

すいません。普通に寝落ちして、謝罪文投下したつもりが投下出来てませんでした
そして今に至る

なのでお詫びの気持ちも込めて31日1日2日3日は毎日更新します。
多分事件ぐらいは起こせる気がします
では年末年始スペシャルをお楽しみに!

今日明日と忙しいので多分できないかもです…
流石師走

22時半くらいに更新します!

有山「なら白野原さんも食べなよ」

ふん!いっつもやられっぱなしじゃないんだよ!バーカバーカ!!
見るからに地獄みたいな色のそばを食べて悶絶すればいいよ!


森近「ほら」

白野原「うん~。いっただっきまぁ~す」

ズルッ

食べた!!
どんな反応とるのかちょっと楽しみだよ!


白野原「……おいしいね~」

有山「え?」

声はいつも通りで…。もしかして本当に辛くない?


―――って違う!白野原ちゃんの顔が凍り付いてる!
声だけ普通だけど顔が能面みたいになってる!!なにすっごい不気味!


白野原「はーい!じゃあ次はオマエの番だよ~。うふふ~」

怒ってる…しかもかなり怒ってる…
どうしようっ!!


【安価】
1諦めて食べる
2凄い謝る
3自由

↓2

そうだ。逆に考えよう、これは辛くないんだって
そう、白野原ちゃんの顔がすっごい事になってるのはたまたま顔の神経系統に異常が起きて表情が固まっちゃっただけ
だからこのそばは辛くない、むしろ甘い。うん。赤いからいちご味!

ズルッ

有山「うおあああああああああああ!!!!!!」

白野原「はい。お水」

有山「ありが――――」

有山「うおあああああああああああああああああああああ!!!」

コイツ!!水にも何か混ぜやがった!!
痛い!!!めっちゃ痛い!!!なんでこんなの森近君!!!味覚おかしいんじゃない!!!

森近「…」

ズルルルルッ

ズルッ

ズルルルッ

森近「ご馳走様」

森近「…この一味は…味が無いな」

白野原「!?」

有山「!?」

忍者って味覚がおかしくないとなれないんだね…
私には無理だよ…

【白野原の好感度が1上がりました】
【森近の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【1F 広場】

椎名「どうした有山。口がルージュらみたいになっているぞ」

愛野「うわぁ…凄い腫れちゃってるよ?」

有山「おそるへし。もりひかくんひゃひょ」(恐るべし、森近君だよ…)

椎名「ふんふん」

愛野「どうしよう…僕なんて言ってるか全然分かんないよ…」

椎名「今日も椎名ちゃんはナイスバディーだよ。あっこがっれるー。ゲヘ。とのことだ」

愛野「うん。絶対違うよね」

有山「ひょんらこといってないよ!」(そんな事言ってないよ!)

椎名「お前の姉ちゃんひょっとこに似てるな。だそうだ」

愛野「今絶対「ひょ」の音だけで内容を決めたよね!?」

愛野「因みに僕のお姉ちゃんは美人だからね!」

椎名「ううん。そんな事ないよ!椎名ちゃんには負けちゃうよ!とのことだ」

愛野「絶対言ってない!もう絶対言ってない!!もはや有山さん口を動かしてすらなかったよ!」

椎名「有山で遊ぶのも飽きたな。なんかイライラするぞ、聞き取りずらくて」

愛野「…ええ」

【安価】
1急いで腫れを治す薬を作りに行く
2急いで唇を腫れさせる薬を作りに行く
3自由

↓2

ダッ

―――――――――――――
―――――――――
―――――

有山「もう!好き勝手言わないでよ!」

愛野「あ…帰ってきた」

椎名「いつも通りだな」

椎名「所で物凄いケミカルなにおいがするんだが…」

有山「うん!晴れの引く薬を急いで作って飲んできたからね!」

愛野「有山さんは凄いなぁ…。で、材料は何使ったの?」

有山「洗剤」

椎名「…おい。それはマズくないか?」

愛野「経口摂取して良かったっけ…?洗剤って…」

……あ。そうだ、急ぎ過ぎて考えてなかった…
…どうし―――

グギュルルルルルルルッ

有山「ウホゥッ!!!」

愛野「あ…有山さん!!!!」

椎名「腹からドリフト音みたいなのが聞こえたんだが…」

【安価】
1二人に助けを求める
2二人に誰かを呼んでくるように言う
3自由

↓2

有山「……たすけ…」

有山「…て」

愛野「ど…どうしよう!」

椎名「水を持ってこようか」

愛野「あ。はい!!」

お腹が…お腹が痛いっ!!
うおあああああああ!!!


椎名「多分このままだと…お嫁に行けなくなるぞ」

愛野「え?え?え?」

椎名「走れ若者!!」

愛野「水だね!!分かった!!!」

―――ダッ

お…お腹…痛い…
し…死にそう…

椎名「…はぁ。馬鹿者めが」


【愛野の好感度が3上がりました】
【椎名の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

少し離席。詣でってきます!
良いお年を―!

初詣帰りに事故って今の今まで入院してました。はい
何か心配されていたみたいで申し訳ないです、死んでは無い

取りあえずやっとこさ帰ってこれたので今日の夜から細々更新開始します

19時から更新再開しますー

【1F 宿屋内のエントランス】

歌川「最近何か様子がおかしいように見えるが、何かあったのか?」

能口「様子?私の様子?いやぁ…そんな事は。って意外と人見てるんだね」

歌川「今の貴様を見ていると、何だか致命的な間違いの文書を見た時と同じ気持ちになる」

能口「それ即ち?」

歌川「貴様に致命的な間違いがある…様な気がする」

能口「気がするって…。断言しなよ。面白いね」

歌川「俺が間違いを見つけれるのはあくまで文書だけだ、人なんて早々分かる物ではない」

歌川君…何だか真剣そうな顔してる…。
能口さんが変?変なのかな…?私には分かんないけど…

歌川「けどこの感情を覚えたのは動機発表の後からだ。だからこういう違和感を気のせいだと言い聞かせて放っておくわけにもいかない」

能口「もしじゃあ動機発表で私に何かがあったとして、私がその何かを話すとでも?」

歌川「何かあったのなら話してくれると助かる」

能口「あははっ。面白い事言うね」

歌川「…」

ピリピリ?してるよね。あの二人…
和やか―なムードって感じじゃないのは嫌でもわかるよ…


【安価】
1とりあえず二人の間に入りつつも話を掘り下げる
2ピリピリしてるのが嫌なので話を切り替える
3自由

↓2

有山「喧嘩してるの?それとも喧嘩してるの?もしかして喧嘩してるの?」

歌川「うん。マオちゃん、3択のように見えて1択しかない質問はやめてくれないか?」

能口「いやぁ。喧嘩してるって言うか―――」

有山「うん。知ってる!動機発表の後の能口さんに対するエキゾチックな感情が抑えきれなくなった歌川君が―――」

歌川「物凄く惜しいぞ、マオちゃん。エキゾチックの件以前はもう完璧だったんだが…」

有山「で?やっぱり何かおかしいのエキゾチックな能口さん」

能口「あのねぇ…。おかしいように見えるかい?」

有山「わっかんない」

隠し事してるかしてないかなんて分かんない!間違い?能口さんは能口さんだよ
けど歌川君が困ってるしなー…。んー。そうだ

有山「自白剤。作ってこよっか?」

能口「!?!?!?」

歌川「それが良いかもしれないな…。マオちゃんの調剤の腕は確かだ」

能口「いや!ちょっ!」

歌川「やましい事がないなら…飲めるだろう?」

けど能口さんは嫌がってるしな…
どうしよう…。どうすればいいんだろ


【安価】
1作る
2作らない
3自由

↓2

有山「嫌がってる人に薬を飲ませるのは良くないよ」

有山「それになんか変なのは薬飲ませないでも明白だよ!」

薬の話が出た時に露骨に焦ってたのは私でも気づけたよ
ということは能口さんがなんやかんやで怪しいのは決定で…

能口「ちょ!私のどこが―――」

歌川「諦めろ。マオちゃんに言われたらもうおしまいだ、かなり怪しい事はもう猿でもわかるレベルにまで達している」

有山「そうだよ!私が分かるってことは猿でもわかるよ!」

有山「ねえ!バカにされてない!?」

歌川「…してない」

有山「ならよし!」

歌川「明日の朝に話し合う必要性があると見た。くれぐれも変な動きはしない様にとだけ忠告しておく」

能口「……」

歌川「まあ、したところで疑われるのは明白だ。証人は今ここに二人も居る」

能口「はぁ…やだやだ。疑われるってこんなに気分の悪いもんなんだね」

けど何だか顔がちょっと安心してるようにも見える…
変なの

能口「気分悪いし、今日はお・と・な・し・く・寝させてもらうよ」

歌川「ああ。そうしろ」

【能口の好感度が5上がりました】
【歌川の好感度が3上がりました】


【歌川:通信簿2】

有山「ねえねえ。間違いを治すって楽しいの?」

歌川「なんだその急な質問は、マオちゃん」

有山「えっとね、私はね、間違ってたら間違ってるなーってだけで済ませちゃうんだ。けど歌川君は直すでしょ?」

歌川「まあそうだな、それが仕事だからな」

有山「それって楽しいからしてるのかなーって。ほら、私は薬作り楽しいし…」

歌川「なんだろう、スッキリ出来るからと言った方が正しいな、文字がきっちりしていると気分が良いんだ」

有山「そうなんだ、けど漢字ばっかり見てたら目が疲れちゃいそう」

歌川「そういう時はロシア語なり英語なり…」

有山「え…。日本語以外も読めるの!?」

歌川「文字は一通り読めるしかける、というよりそれができてこその超高校級だと思うが」

有山「…凄い。今度マヤ語教えてよ!後アトランティス後!」

歌川「…そう言うのは俺の管轄外だな、九条の方が詳しいんじゃないか?」

有山「意外とポンコツだね」

歌川「現在使用されている言語しか解読できないんだ…って、どうして俺が謝らなければ…」

有山「ちゃんと勉強してよね!」

歌川「あ…ああ」

【歌川の通信簿:2/5】

【14日目】

歌川「――――ということだ」

白野原「っていうことは~。あのマカロンは~変な効果があって~」

昨日の事を歌川君が朝食後にみんなに話した。
あれはきっとただのパーティーではない事、怪しいのは全員が食べたあのマカロンだと言うこと
それが何か動機に直結してると言うことと能口さんの事。

セル「変な効果とは?」

九条「人の味覚をおかしくする…とか?」

愛野「けど味覚がおかしくなっただけで人を殺そうと思う…かな?それに能口さんは味覚とは関係ない才能の人だし…」

椎名「いや。誰だって味覚がおかしいのは嫌だろうな、一生ものだぞ」

藤木「だから味が少し変わってたんだねぇ…アヒャッ」

大護「けどよー。人殺して外に出れてもそれが治るって確証はねえわけだろ?」

上山「一抹の希望って奴だメーン」

セル「というより、味覚をどうこうされたなら、どうこうし返せばいいのでは?」

白野原「????」

セル「出来る人が一人は居るでしょう。ここに」


有山「…私!?」

セル「怪しい薬はお手の物…ですよね?」


夕飯のため少し離席

有山「で…でもそんなの良くないよ…多分」

セル「緊急事態なんですよ?今こそ無駄な才能を生かさなくては」

森近「…無駄とな」

有山「それ…それに薬って言っても万能じゃないし…。効果が強いのはそれなりの副作用もあって!」

白野原「なんかめぼしい物た~くさん飲ませようよ~、副作用で死んじゃっても犯人は分かってるわけだしね~」

歌川「おい!口を慎め」

能口「で?結局どうなるんだい?」

藤木「疑われてる張本人が一番冷静とはねぇ…アヒャッ」

椎名「怪しいのは一人なんだ。全員で監視すればよかろうと思うぞ」

大護「俺もそれに賛成だわなー、嬢ちゃんも乗り気じゃねえんだ」

セル「甘いですね。皆さん」

白野原「なんか面白くないね~」

九条「で?監視ってどうするの?やっぱり一日中着いて回るのかな?それとも必要最低限な動き以外は部屋に籠ってもらうとか?」

愛野「…どっちがいいんだろうね」

上山「俺らの負担的には後者の方が良いメーン」

愛野「有山さんはどう思う?」

【安価】
1一日中誰かが付いて回る監視
2必要最低限な動き以外は部屋に籠ってもらう方の監視

↓2

有山「私は皆の負担が少ない方がいいと思うな」

大護「んじゃあ、そう言うことで決まりだな」

セル「まあ不服ですが、決まってしまったことは仕方ありませんね」

九条「申し訳ないけど皆の木が済むまで部屋に籠っておいてくれるかい?」

能口「…はいはい」

上山「監視はやっぱペアで行った方がいいよなー?」

大護「一人余るぞ」

歌川「ということはどこかのペアをトリオにすればいいだろう」

椎名「個人的には白野原をトリオの中に入れてほしいのだが」

愛野「二人っきりは不安だし…」

藤木「じゃあ早速決めて行こうじゃないか」

能口さんを部屋に閉じ込めておくって言うのは少し嫌…
けど、あんなことが起こるのはもっといや…

だから仕方ないよね…


【安価】
有山の監視ペアを選んでください

↓2

有山「じゃあ私は大護君と…」

大護「っていうことだ!」

歌川「なんだその勝ち誇った顔は、なぜ俺を見る」

えっと…決まったペアは。
私と大護君。愛野君と九条君。歌川君上山君白野原ちゃん。
セル君と藤木ちゃん。森近君と椎名ちゃん

時間帯は8時間ずつの3ローテーション
朝昼夜に分けられるんだって

歌川「というわけで俺らは初回の朝を担当する」

セル「お昼は暇ですから私たち二人が」

愛野「僕達は夜をするよ」

取りあえず初日は決まりで…
次の日はどうなるんだろう?

歌川「次の日の朝は?」

大護「んなら俺達が、いいよな?」

有山「うん」

椎名「最後は…ウチらか」

順番は歌川君トリオとセル君ペアと愛野君ペア、それから私達に椎名ちゃんたちみたいだね

…とりあえず頑張って事件を防がないと


見張り当番が決まった所で今日はここまで
お付き合いありがとうございました!

今から更新よろしいですか?

【自由時間開始!!】:残り回数5

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【2F 広場】

大護「って。早速見張りサボってんじゃねーか!」

上山「サボりじゃねえメーン!ちょっと物取りに来てんだメーン!」

大護「…モノ?言い訳にしちゃあ上手く無さすぎんぜ?」

上山「世界の動物のファビュラスな解体方法の本とおしゃれパーティーメガネ」

上山「白野原が取って来いって煩いんだよ」

大護「いや、まあファビュラスな本は分かるけどよ、なんでそんなふざけた眼鏡なんか?白野原の嬢ちゃんがかけんのかい?」

上山「いや、歌川がかけさせられて踊らされるらしいZE.」

大護「たはは…。またなんでそんな事に…」

上山「どうもヴィジュアル的に暇だから…って言ってたな」

大護「良かった良かった。ウチは嬢ちゃんで」

上山「いや…有山もスイッチ入ればド変人だYO」

大護「黙ってりゃあ可愛いしなぁ…。ったく、はぁ…」

上山「有山の変なスイッチが入らない様にお祈りしといてやるYO」

ちょ!ちょ!ちょ!聞こえてるんだけど!!
もう!三日三晩悪夢にうなされる薬を静脈注射してやろうか!!

【安価】
1全部聞いてた体で二人の目の前に現れる
2何も知らないふうで二人の目の前に現れる
3自由
↓2

有山「やあ!スイッチの入ってない状態の私だよ!」

大護「うげ…」

有山「何も知らない聞いてないよ!」

上山「…聞いてたな。うん」

私の嘘って相変わらず完璧だよね!
よっ!完璧大魔神!マオちゃん!
なんかちょっと疑われてるっぽいけど嘘で押し通すよ!

有山「所で二人とも!静脈を私の前に差し出してほしいんだけど」

大護「いや…その…俺は嬢ちゃんの事可愛いと思うぜ?」

上山「よっ!美少女!美少女!YEHA!」

え…そんな美少女なんて…
お兄ちゃん譲りの美貌をほしいままにしてるのは事実だけど…えへへ…
褒められると照れるね!

有山「え…ええ…」


上山「チョロいな…」

大護「かなりな」

有山「なんか言った?」

上山「何でもねーんだZE!」


【安価】
1大護君は二階で何してたのか聞く
2見張りは順調か聞く
3自由

↓2

有山「ところで大護君は二階で何してたの?」

大護「ん?いやぁ。本でも読もうかって思ってよ」

有山・上山「「文字が読めたんだ…」」

大護「俺はそこまで馬鹿じゃねえわな」

有山「おすすめの本紹介しようか?世界の魔薬大全集とか」

上山「この前九条に貰った本貸してやろうか?月刊ローズバージン」

大護「未知の扉を開きそうだから両方遠慮するわ、まだ俺は常識人で居てえ…」

上山「ローズバージンなんてスゲえぞ、全部袋とじ」

有山「もはや本じゃないよそれ…。袋」

大護「それくらい厳重に封印されてた方が俺的には助かるがな」

有山「その点私の本は解読不明の独自の言語が前ページにビッシリビシビシと書かれてて凄く面白いよ!」

大護「嬢ちゃんはその文字読めんのか?」

有山「読めないから大体フィーリングで調薬してるよ」

大護「……」

上山「ほら、もう大護が度肝抜かれて死んだ魚みたいになってんぞ」

有山「とりあえず持ってくるね!待っててね!!」



大護「逃げるか」

上山「おう」


【大護の好感度が3上がりました】
【上山の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数4

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【3F ピアノ室】

セル「どうですか?」

藤木「どれもこれもいい楽器を使っているじゃないか…アヒャッ」

セル「総額で言うと?」

藤木「全部まとめると…まあ軽く億は行くだろうねぇ」

ピアノ室には、楽器倉庫から持ち出された色んな楽器が置いてある
…藤木ちゃんたちは何してるんだろ?

セル「…ここを脱出した際に全部売りさばくのもいいかもしれませんね」

藤木「価値を付けたのは私さ。全部は渡さないよぉ…アヒャッ」

セル「ええそうですか、では交渉を。半々でどうですか?良い値で買ってくれる売人の知り合いが外に居るんです」

藤木「イヒヒッ…乗った」

お金関係の話かぁ…何だかややこしそうだけど、全部売っちゃうのってもったいない気がするなぁ

藤木「けど問題が一つ。死んだらどうする?」

セル「この私がですか?ありえませんね、そのような事は。もしも藤木さんが死んでくださるなら取り分は一人占めできるので助かるのですが」

藤木「アヒャッ。怖い怖い…気を付けないとねぇ」

セル「大丈夫です、殺すならもっとやりやすそうな人を狙いますから」

さ…殺人計画!?
た…大変だよ!!なんか大変だ!!

【安価】
1乗り込んでセルを怒る
2乗り込んでやんわりとセルを止める
3自由

↓2

バァンッ!!

有山「そう言うのは良くないと思うから。とりあえずその取り分全部私にくれないかな?」

セル「勢いよく入ってきたと思ったら…」

藤木「…は?」

有山「お金の政治と宗教の話は人を狂わせるってエリちゃんも言ってたし…。うん!」

エリちゃん今頃何してるんだろ…
やっぱり今頃はロシア空軍で――――

セル「今までの話を立ち聞きしていたのは分かりますし、何となく止めに入ってきたのも分かりますが…。」

藤木「どうしてその理屈がまかり通るとおもったのかねぇ…」

有山「だって私は安心で安全だもん!お金は欲しい!宗教と政治はよく分かんない!ね!」

セル「それはただのたちの悪いバカです」

藤木「楽して稼ごうなんて百万年早いんだよ。アヒャッ」

有山「えー…億円ほしい…。そうだ!三等分しよ!」

セル「見事にミイラ取りがミイラになりましたね」

藤木「早すぎてもう笑いも出てこないよ…」

セル「そうですね。では生きて帰れたら…考えましょう」

藤木「この中の三人が全員生き残れるとは限らないからねぇ」

【安価】
1私は生き残れるよという
2生き残れるかなぁ…と不安を示す
3自由

↓2

有山「生き残れるかなぁ…」

セル「珍しく弱気ですね、有山さんなら死なない薬とか作って何とかなるかと」

藤木「そんな薬が!?…こりゃあ商品として…」

有山「そんな薬は作れないよ!錬金術師じゃあるまいし…」

有山「それに…死ぬときは死んじゃうんだから命をどうこうする薬なんて作れないんだよ」

セル「…ほう」

有山「生き残れるかな。どうかなぁ…」

藤木「一人で生き残る自信がないなら誰かと協力すればいいのさぁ…」

有山「協力?でも…皆命がかかってるわけだし」

藤木「一つ約束してくれるなら、私はアンタを守ってやってもいい、アヒャッ」

有山「約束?」

藤木「ここから出れた折には、アンタの薬は全部私が販売する。他には一切流さない、どうだい?」

有山「そんな事で良いなら…」

藤木「じゃあ決まりだ。任せな…アヒャッ」

セル「そう言って藤木さんが死んでしまえば元も子も無いのですがね」

藤木「露天商として数々の修羅場を潜り抜けてきたんだ…死ぬはずがない。アヒャッ」

藤木ちゃんが私を守ってくれる?
…何だか不安だけど、少し安心。あんな約束だけで命が助かるんだもんね

【藤木の好感度が5上がりました】
【セルの好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
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↓2

少し離席します

しばしお待ちを

【2F 本屋】

愛野「うええ…またエッチなの見てるの?」

九条「エッチではないよ。セクシュアリティな本を読んでいるんだ」

愛野「意味が変わらないよ…」

九条「この本の内容を石に模写して、後世に残すのが僕の目的なんだ」

愛野「やめてよ!やだよ!そんなどろどろエロスな壁画なんて!」

九条「他に残す物なんてないじゃないか」

愛野「あるよ!なんかこう。僕たちの生活とか…。食事とか」

九条「風俗関係はどうなるのかな?この国には江戸時代から蛸と女性の絡みが…」

愛野「男と男の絡みよりかはマシだよ!!」

九条「じゃあ愛野君の意見も尊重して、食生活を取り入れたエロスを…」

九条「嫌がるチクワの穴に、ねじ込まれる極太きゅうり…」

愛野「ダメ!!食べ物で遊んじゃダメだよ!!!バカじゃないの!!バカだよ!!」

九条「ちなみに僕の部屋には「僕たちの性活」という、主人公総受けの―――」

愛野「もっとマシなのを後世に残す努力をしようよ!何で全部エロ関係に持ってくの!!うええええん!!!」

九条「ところで有山さんはこの中でどれが一番興味深かった?」

ちょっと気になったから立ち聞きしてたらとんでもない暴投だよ…
ううっ…。けど確かに気になる…

1チクワの奴
2主人公総受けの奴
3自由

↓2

有山「じゃあえっと…主人公総受け?の奴…」

うん!チクワよりかは訳が分かりそうだからこっちにしよう
そして離されている間は耳にふたをしておこう

九条「主人公総受け。つまりこれは主人公の小管好太郎が」

コカン…スキタロウ?
……あ。もうダメ、私の耳。難聴になぁーれ

九条「私立大輪薔薇男子高校に半裸で入学するところから始まって」

愛野「どうして半裸なの!春なんだからまだちょっと肌寒いよ!上着着せてあげて!」

九条「上着は着ているよ、そんな。入学式なのに上着を着てないなんて…」

有山「うん。あのね、下半身丸出しで入学はもういろいろ問題だよね」

九条「すると一目置かれる主人公」

有山「良く捕まらなかったね…」

九条「何と入学式の椅子が主人公の物だけ三角木馬に変えられていて…」

愛野「…うん」

九条「已むおえなく底に座って入学式を執り行う主人公」

有山「そう言う所だけ真面目なんだ…」

九条「そして先輩に見初められてセクシー半裸部に勧誘されて―――」


【安価】
1続きを聞く
2止める
3自由

↓2

有山「もうやめて。落ち着いて、私の頭がもうついて行かないよ」

愛野「うんうん…」

九条「ええ。ここからが面白いのに残念だよ」

時々思う。九条君って変だ。かなり変だ
…これは私の勘違いじゃないはず

九条「ここにはそんな本がたくさんあるからね、僕にとってはもう天国だよ」

愛野「確かに蔵書数は凄いけど…」

有山「それは同意だけど…。そんなニッチな本が…」

九条「マンドラゴラ攻めのアルラウネ受けの本もあったよ。魔女の大釜でヌルヌル―――」

愛野「うわあああ!!!」

有山「あ。でもそれ読みたいかも」

愛野「あ…有山さん!?」

九条「分かってくれると思ってたよ!あっちにあるんだけど読みに行かないかい?」

有山「マンドラゴラは雄型雌型?」

九条「もちろん雄型だよ」

有山「…よっしゃ!」

愛野「よ…よっしゃ!?」


【愛野の好感度が3上がりました】
【九条の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
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↓2

【1F 広場】

有山「うへへへへへへへ」

歌川「どうしたマオちゃん。顔全体の筋肉がもうとんでもなくゆるんでいて恐ろしい程に気持ち悪いぞ」

有山「あのね!九条君が面白い本を教えてくれてね、あのね。もうすっごいの」

有山「マンドラゴラのマン―――」

歌川「よし。今から九条を小一時間ぐらい問い詰めてこよう」

有山「あー!駄目だよ!九条君今部屋で読書してるんだから」

歌川「アイツの本のチョイスは本当にどうにかならないのか」

有山「でも悪い本じゃなかったよ。薬学の勉強にもなったし」

有山「今度お薬を作る時は、ちょっといろいろ擦ってみるよ」

歌川「もうそれ自体が間違った知識だ。そして擦るな。植物からは基本何も出ないぞ」

有山「ええ…。本の通りならもうそれは凄い事に…」

歌川「…ならない」

歌川「いや、なったら俺も少しびっくりする」

有山「世紀の大発見が出来るかも!!試してみないと!」

歌川「…いや、マオちゃん。その。止めよう、そう言うのは本当にやめよう。良くない」

【安価】
1人参を持ってくる
2ジャガイモを持ってくる
3自由

↓2

有山「というわけでジャガイモを持ってきました、これを今から擦っちゃうよ!」

歌川「良かった。チョイスがそれでよかったよマオちゃん」

有山「でも球状の物ってどうやって擦るの?」

歌川「こ…ここをこういう風に…」

有山「けどそれって撫でてるだけじゃない?」

歌川「言われてみれば確かに…。けど大きさ的に握ることは…」

有山「凄い勢いで撫でたら擦るってことにならないかな…」

歌川「同じ部分を執拗に凄い速度で撫でればそうなるかもしれないが、球状だしブレが生じると思うぞ」

有山「…難しいね」

歌川「手のひら全体を使ったとしても使ってない面が出てくるわけだしな…」

有山「指二本くらいがちょうどいいかな?」

歌川「それは個人差によるだろうな、マオちゃんならそれくらいがちょうどいいのではないか?」

有山「でもやっぱ擦るとなるとブレるね…」

歌川「磨いているようにも見えるな…」


【安価】
1歌川にジャガイモを固定してもらう
2一心不乱にこする
3自由

↓2

有山「そうだ!歌川君!ジャガイモ持ってて!」

歌川「成程、マオちゃんそう言う手があったか」

コスコスコスコス
コスコスコスコス
コスコスコスコス

―――――――――――
――――――
―――

有山「何も出ないね」

歌川「言った通りだろう…。野菜からは何も出ない」

有山「うむぅ…実験失敗だね」


有山「ねえ。野菜からはって…野菜じゃなかったら出るの?」

歌川「!?!?」

有山「知ってたら教えてほしいな、新しい材料は新しい薬に繋がるから!」

歌川「あー…マオちゃん。そのー…ええっと…んー」

歌川「そっち関連は九条とか大護とかの方が詳しいと思うぞ、あと上山な」

有山「聞いて来るね!」

歌川「うおああああああ!!!駄目だ!多分危険な目に会う!やめておけ!」

有山「…?」

【歌川の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【2F 広場】

上山「おいおいおい!九条!有山に何した!?」

九条「何したって?」

上山「さっき有山が一階の広場で歌川と一緒に一心不乱にジャガイモ擦ってたんだよ!」

上山「エロ関係でヤラかしそうなのってオメエしか居ねえだろうが!!」

九条「そんな怒らないでほしいな、僕は本をお勧めしただけだよ」

九条「ほらこれ」

上山「テメェこの野郎!この本はもういろいろアウトだろうがYO!!」

九条「けど有山さんも興味津々だったし…読み終わった後は満足してたよ?」

上山「ただでさえ変人なのにそっち方向に開化したらもう俺らは―――」

上山「―――あ。けどちょっと嬉しいかもしんねえメーン」

九条「顔がいやらしいけど何を考えているのかな?」

上山「と…とにかくマジでやめろよ!これから有山にお前の愛読書紹介するの禁止だからな!覚えとけメーン!!」

九条「どうして僕がここまで怒られているんだろう…」


何だか二人が喧嘩してる?これって事件?
丁度上山君と九条君にも聞きたいことあったし、聞くがてらに止めに行こうっと


【安価】
1上山に歌川の言ってたアレの話を聞く
2九条に歌川の言ってたアレの話を聞く
3自由

↓2

有山「上山君!あのね!擦れば凄い事になるのって何!?」

上山「Oh…」

九条「ああ。それはチ―――」

上山「シャラップ!オメェマジそれ以上話したら殺すからな!!!」

有山「か…上山君!?お…落ち着いて?」

九条「僕達はよく分かってるんだけど…そっか、有山さんは―――」

有山「え?みんな知ってるの?」

九条「多分この年になると知らない人の方が多いんじゃないかな」

有山「…なにそれ!余計に知りたいよ!」

上山「有山。知らないなら知らないまんまで良いんだZE」

有山「やだよ!薬作りの材料になるかもしれないんだよ!」

九条「ああ。けど確かクレオパトラはそれを使って美肌を保ってたとか何とか…」

上山「よけーな事言ってんじゃねーYO!!!」

有山「可愛く成れるの!?」

上山「まてまてまてまて!!全然可愛くねえから!」


【安価】
1もっと聞く
2もう知らなくていいからそれを取って来てくれとお願いする
3自由

↓2

有山「もうとって来てよ。二人なら出来るんでしょ?」

九条「だって、上山君」

上山「!?!?!??!?!」

有山「上山君。お願い、私それ欲しい。」

上山「お…おい、有山…そんな真剣な顔で詰め寄ってくんじゃねーYO」

九条「僕は体が弱いから…。健康な人の方が良いと思うよ」

有山「協力…してくれないの?」

上山「あのな。あー…うーん」

上山「とりあえず今度ゆっくりそれの話はしような、うんそれが良いと思うZE」

有山「やった!!ありがと上山君!」

上山「…九条、ちょっとお前後で俺の部屋な」

九条「怒ってるの?」

上山「困り果ててるんだYO!!!」


新しい材料が手に入る…
何だかとっても楽しみだ!


【上山の好感度が3上がりました】
【九条の好感度が3上がりました】


今日はここまでです!
お付き合いありがとうございました!

九条君が章を超すごとにマオ様を超えそうになっている…?

ゲームなんて買う余地ありません…時間がないだけで…

更新ええですか?

【セル:通信簿1】

時々私は一人で考える…。
ディーラーって何するお仕事なんだろうって

有山「ねえ、ディーラーって何するお仕事なの?」

セル「なんですか?急にそんな事を聞いて来るなんて…。まあ別にそれくらいならお答えしますが」

有山「やっぱりトランプとかで悪人を成敗するの?シュパッって!」

セル「私はそんなにトランプを武器にして戦いそうな顔をしていますか?全然違います」

セル「そうですね、分かりやすく言うならゲームを円滑に進めるための人物と言えばいいでしょうか」

セル「他にもお客様にお酒を提供したり…。時には私がゲームのお相手として参加したり…」

有山「へぇ…なんか地味だね!!」

セル「ええ。けど楽しいですよ?目の前で破産して何もかもを失う人を見るのは」

セル「おっと…これはシークレットでお願いいたします。」

有山「……」

セル「良ければ今度何かを賭けて、お相手しましょうか?」

有山「…なんか嫌らしい眼で私を見てるでしょ!」

セル「やはりやめておきましょう…。今ので一気に戦意がそがれました」

【セルの通信簿:1/5】

【藤木:通信簿1】

有山「ねえねえ、藤木ちゃんって露天商なんでしょ?」

藤木「ああ、そうさぁ…それがどうかしたかい?」

有山「それって儲かるの?やっぱりちゃんとお店開いた方が儲かると思うんだ」

藤木「分かってないねぇ…。その地域に何が求められてるか…それを考えて商品を選んで売ることの楽しさを」

有山「じゃあ楽しいから露天商してるの?お金なんてどうでもいい?」

藤木「いいや、そんな訳じゃないさぁ」

藤木「ヤバい商品、法外な値段、そんな事をしてても露天商ならすぐに逃げれるしねぇ…アヒャッ」

有山「藤木ちゃんって何売ってるの?…もしかして赤子の内臓とか…処女の薬指とか…」

藤木「発想が私よりえげつないねぇ…。けどその質問に対しては首を縦に振るよぉ」

藤木「厳密に言えば…。求められたら私が何でも売ってやる…。そう言う訳さぁ。アヒャッ」

有山「ダークコンビニエンスストアだね…」

藤木「その例えはちょっと訳が分からないかもしれないねぇ…」


【藤木の通信簿:1/5】

【15日目】

私たちは見張りの当番で朝からずっと能口さんの部屋の前に居る
ちゃんと中に能口さんが居るってことは、大護君の提案で一時間ごとに確認している

大護「だーっ!マジ静かだな」

有山「聴覚が倍になる薬…飲む?」

大護「いや…そう言う意味じゃなくてよ」

有山「敏感になり過ぎて自分の心音を止めたくなるってお兄ちゃんが言ってた」

大護「嬢ちゃんの兄貴は良く生きてるな…。マジで」

有山「身体だけは異常にタフだからね!自慢だよ!」

大護「それにかこつけて、兄貴をモルモットにしちゃあいけねえ」

有山「でもやっぱり薬の効能が気になるから…。効果の分からない薬なんて人居は飲ませられないよ!」

大護「兄貴も人だぞ。忘れんなー」

有山「大丈夫!なんやかんやいって生きてるから!」

大護「たはは…。俺が嬢ちゃんの身内じゃなくて良かったぜ」

有山「でも大護君も丈夫そうだよね!…そうだ――――」

大護「だぁぁっ!そんな目で俺を見るんじゃねえ!」

…お願いする前に断られちゃったか。
残念だけど仕方ないや。また今度忘れたころにお願いしに行こうっと

【自由時間開始!!】:残り回数5 

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

有山「ごめんね。盗み聞ぎするつもりはないんだけど…」

能口「いいよ。大護の指示だろ?そこに居なよ」

愛野「僕も聞かれて困る話をする訳じゃないから、ただ個人的に様子を見に来ただけだしね」

愛野君が能口さんと話したいって言って、私たちが見張りをしてる能口さんの部屋の前に来た
大護君は二つ返事で愛野君を部屋に入れたけど、その後に私に監視しといてくれって言って、私を部屋の中に入れた
何だかちゃっかりしてるなあって思っちゃった

愛野「調子はどう?」

能口「調子って、なにも私は病気なわけじゃないんだし…。そもそも普通だよ」

愛野「僕もそう思うんだけど、ほら歌川君が…」

能口「はぁ、肝っ玉の小さい男だね、けどまあいいさ、それで殺人が起こらないならね」

愛野「僕は起こらなければいいなって思うよ、それに能口さんは安全だよ」

能口「そりゃあそうだろうね、朝昼晩って見張りが付いてるんだから」

愛野「ぼ…僕も見張りが欲しいよ」

能口「退屈だよ?部屋から出られないのは」

私から見ても能口さんは普通の様に見えるけどなあ
けど火のない所になんとかって言うしね

【安価】
1なんか食べる物を持ってくるために席を外す
2この生活で殺意を持ったことは無いかという質問をする
3自由

↓2

この二人も誰かを殺そうとしたことはあるのかな…
何だかいま急にそんな事が気になった

有山「ねえ、二人はこの生活で人を殺そうって思ったことある?」

私はある。もしかしたら今ここに私は居ないかもしれない

愛野「…ある…かな」

能口「無い方がおかしいんじゃないかい」

有山「…え?」

意外すぎる答えに私はかなりびっくりした
だって愛野君が、能口さんが誰かを殺そうとしてたなんて

愛野「ふとした瞬間に…お姉ちゃんの所に帰れたらなって…そう思うんだ」

能口「なんだろう、無性に殺意が湧いてくることってないかい?」

能口「正直な話、今この状況が良かったって思ってるよ」

さっき「普通だ」って言った能口さんは普通じゃなかった
ううん、普通だからそんな風になっちゃうのかな?

愛野「けどそんな事をしてもきっとお姉ちゃんは喜んでくれないしね…」

有山「そうだよね、人なんて殺しても誰も喜ばないよね…」

能口「喜ぶのはモノクマくらいだろうね」


【安価】
1絶対に自分に負けないでおこうと言う
2明るい話に切り替える
3自由

↓2

有山「なんかしんみりしちゃったし楽しい話題に切り替えよう」

有山「お兄ちゃんの頭が燃え上がった話とか聞く?」

愛野「!?」

能口「家庭内戦争じゃないか…お兄さんは生きてるのかい?」

有山「多分心臓を鉄の杭で刺されない限り死なないと思うよ!当然だよ!私のお兄ちゃんだもん!」

能口「誇る所が間違ってると思うんだけど…。まあ、とにかくタフなお兄さんなんだね」

有山「けど愛野君ところも凄いんだよ」

能口「というと?」

有山「何にでもロケットエンジン取り付けるんだから」

愛野「…ああ。それね」

愛野「親戚の子供のベビーカーにロケットエンジン取り付けて子供もろとも飛ばそうとした時は、僕でも怒っちゃったよ」

有山「高い…高い…?」

能口「他界するでしょ!ぶっ飛んでるね」

愛野「お姉ちゃん…いい人なんだけどちょっと変なんだ」

能口「変ってレベルじゃない気もするけどさ…」


【愛野の好感度が3上がりました】
【能口の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数4

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【2F 広場】

歌川「はあ、一緒に来いと言われたから来たものの、何をしているんだ」

白野原「ん~。暇だからね~呼んじゃったの~。」

白野原「それに同じチームなんだから仲良くしようよ~」

歌川「仲良くしたいのはやまやまだが、どうして本屋の本をピラミッドの様に積み上げているのかまず説明しろ」

白野原「トランプタワーだ~よ~」

歌川「本はトランプとは言わないし、どうしてそんな事をする必要があるのかもわからないのだが」

白野原「本がぞんざいに扱われてる姿を見て、ちょっとイラッとするかな~って」

歌川「最初に言っていたことと今言ったことが見事に矛盾しているぞ、もうここまでくれば素晴らしいな」

白野原「うふふ~。褒められちゃった~」

歌川「軽く軽蔑をしているしこれは褒め言葉ではなく皮肉だ」

白野原「羊肉?」

歌川「どういう耳をしているんだ貴様は、アホか」

何だか二人が軽い口論みたいになってる…
いや、歌川君はいつも通り?白野原さんもいつも通り?

ということは…。普通の光景?

けどやっぱりどうにかしないとだよね


【安価】
1とりあえず止めに入る
2歌川に相手にしないように助言する
3自由

↓2

少し離席しますー
しばしお待ちを

すいません!
用事が出来たので今日はここまでで!

お付き合いありがとうございました!お付き合いありがとうございました!

更新良いですか??

有山「どーどーどーどー!せいせいせい!!」

白野原「あ…どうしたの~?」

有山「和やかに穏やかに行こう!うん!」

もしかしたらなんかまた喧嘩が起こっちゃうかも知れないし…
それが起こる前に全力で阻止しないと!

歌川「マオちゃん、俺はこの程度の挑発に乗って喧嘩をしたりはしないぞ…。安心してくれ」

白野原「や~いや~い!地味眼鏡~」

歌川「やはり前言撤回をしてもいいか?」

有山「だ…駄目!!歌川君は確か地味で眼鏡で口悪くて何考えてるのかそこそこわかんないけど!けどそんなの気にしない方がいいよ!」

白野原「なんか増えてるね~。うふふ~」

歌川「…マオちゃん、フォローが意味をなしていないぞ、もはや攻撃になっているのだが…」

有山「もう!白野原ちゃんも謝って!」

白野原「え~…やだよ~。だって事実だも~ん」

有山「それは確かにそうだけど!確かに地味眼鏡だけど!」

歌川「マオちゃん?!」

有山「けど本当の事言って傷つけちゃうことだってあるんだよ!だから謝ろっ」

歌川「……」

白野原「あ~あ。かんっぜんにトドメ刺しちゃったね~」

【安価】
1もっと白野原に説教する
2何故か落ち込んでいる歌川を気に掛ける
3自由

↓2

有山「ほら!ちゃんと謝って!」

白野原「謝り方分かんないな~。うふふ~」

有山「あ…謝り方?えーっと…それは。えーっとね」

有山「地味眼鏡って言ってごめんなさい!はい。まずこれ!」

白野原「次は~。次はなんて言えばいいの~?」

有山「これからはもっと個人のコンプレックスに気を使って、言葉にしません」

白野原「勉強になるな~。でも何だかそれで許されるのかな~?」

有山「別に地味なのは害はないから。これからももっと地味で居てください!」

白野原「うんうん~。じゃあそれで謝ってみるね~」

有山「って!歌川君?…どうしてそんな放心状態なの?」

白野原「うふふ~。すっごくタチ悪いね~」

歌川「…気にしないでくれ、俺は地味な眼鏡なんだマオちゃん」

有山「ほら!やっぱり傷ついてるよ!白野原ちゃんが地味なんていうから!」

有山「歌川君は地味じゃないよ!影が薄いだけだよ!」

歌川「……」ドヨーン

白野原「歌川君。元気出して、大丈夫だよ~。うふふ~」

歌川「…ああ」


【白野原の好感度が3上がりました】
【歌川の好感度が上がりませんでした】

【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【1F 能口の部屋】

大護「よーっす!調子はどうだー?」

有山「すっごくハイになれる薬作ってきたんだけど、これ飲んだら元気出るよー?」

今私は大護君に連れられて能口さんの部屋の中に居る。
外にはお昼の見張りの森近君と椎名さんが居て、二人で一度言った五十音は使えない縛りのしりとりをしている

能口「様子も何も、普通だよ。普通」

大護「…」

有山「…」

因みにここに来た理由はお見舞いという名の監視。
つまりは能口さんに変な兆候がないかを二人で調べるって言う目的らしい、大護君がさっきそう言ってた

有山「あれだね、普通だね」

大護「呼吸数もそんなに荒くねえし…。リラックスしてるのは間違いねえな」

能口「まだ疑われてんのかい…はぁ」

大護「嘘をついてる兆候もねえっぽいし、こりゃもうマジで普通かもな」

能口「ずっと普通だって言ってるでしょうが」

有山「うん。能口さんは普通だよ、普通だと思うよ、普通だと思いたいよ」

能口「回を増すごとに不安になっていくの止めてくれないかな?」

大護「んじゃ!お見舞い開始だ、退屈してんだろ?何かして遊ぼうぜ」

【安価】
1能口に遊びを提供してもらう
2大護に遊びを提供してもらう
3ここは私が
4自由

↓2

有山「けど何して遊ぶの大護君?」

大護「室内で出来る遊びっつったらこれしかねえだろ!嬢ちゃん!」

ドンッ

大護君が取り出したのはウイスキーの瓶
…これで何をするんだろう

大護「んで、これを床に寝かせてクルクルーって回す」

能口「回すんだね?よいしょっと」

クルクルクルーッ

ピタッ

有山「…で?」

大護「で。飲み口の方向が向いてるのは―――…」

有山「私だけど、これからどうするの?」

大護「気のすむまでウイスキーを飲む」

能口「それ、アンタが飲みたいだけでしょうが」

大護「だははっ!まあそうとも言うけど、楽しい遊びだぜ?」

有山「え…ええ。飲むの?」

大護「こういう遊び!だからなー。まあ何とかなっちまったら、俺がどうにかしてやるから安心しとけ」

【安価】
1言葉を信じて飲む
2飲むふりをする
3自由

↓2

有山「じゃあいただきます!」

ゴクゴクゴクッ

――――――――――――――
―――――――――――
――――――
―――


有山「…あれ?」

どうして私、縄でぐるぐる巻きにされてるんだろ。
どうして森近君はこんなに殺気立ってるんだろう
どうして大護君と能口さんが気絶してるんだろう…

椎名「正気に戻ったのか?」

森近「油断するな!また酸のようなものを吹きかけてくる可能性があるぞ!」

有山「?!!?」

椎名「この私が初見殺しに二度も引っかかりそうになるとは…」

有山「酸の様な物って何?」

森近「口を慎め妖め!!」

有山「あ…あやかし?え?なに!?何が起こったの!?」

私。酔っぱらってまた色々やらかしちゃったみたい
けど…何が起こったんだろう


【大護の好感度が3上がりました】
【能口の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【1F 広場】

セル「…どうして休みの時間に私たちがあなたの監視をしなければいけないのですか」

上山「えーっと、そりゃあ有山がまだ酔っぱらってる可能性があるわけで…」

セル「口から酸の様な物を吐き出すって…。なんですかそれ」

有山「多分私が持ってたハイになれる薬とアルコールが…」

有山「無意識に口の中で調合されて…。それで…」

セル「それはもう人間の所業ではありませんよ」

上山「んま、一応魔女だしな、口から酸くらい出るんじゃね?」

セル「私言いましたよね、人に迷惑をかけるのは本当にやめてくださいと」

セル「もうこの生活が始まって何日経っているんですか、それなのに…」

上山「まあまあ、これは酒を飲ました大護にも責任はあるんだしYO」

セル「だからと言ってウイスキー丸々一本飲み干すバカがどこに居るんですか」

セル「大体アルコールに弱いのを知っていたらそんなバカなことはしないでしょう」

セル「それをすると言うことは、学習能力のないバカです、バカ以下です、ゴミですよ」

上山「言い過ぎだって!有山にも悪気はあったわけじゃないんだしよ」

セル「悪気が無かったら殺人しても許されるんですか、そうでは無いでしょう」

上山「ま…まあそうだけどよ…」

【安価】
1とりあえず平謝り
2弁解する
3自由

↓2

有山「で…でも。あれは遊びで…」

セル「はぁ?」

有山「それに!大護君もちゃんと責任とってくれるって!」

セル「あぁ?!」

有山「…」

上山「凄むなって!可哀そうだろうがYO」

有山「でもね!悪意は無かったんだよ!そんなの仕方ないでしょ!」

セル「逆切れもいい所ですね!あなたのせいでどれだけの人間が迷惑を被っている事か…」

上山「あー!まあまあまあ。次から気を付けるって話で良いメーン?」

セル「良くありません!」

セル「次もあるんですか?もう私は無理ですからね」

セル「貴方こそ部屋に缶詰にされて常に監視が付くべきです」

有山「……そこまで言わなくても…」

セル「そこまで言われるような事をしているのは有山さんでしょう、バカなんですか?ああそうでしたバカでした、バカは死んでも治らない不治の病ですからね」

セル「頭をどこかで強めに打った方がいいのではありませんか?」

有山「…」

上山「はぁ…どうしたもんかな…」

【安価】
1謝る
2謝らない
3自由
↓2

有山「うえっ…そこまで…そこまで言わなくていいじゃんかー!!びええええ!!!」

セル「泣くと許されるとでも?アホなんですか?」

上山「ほらほらほらもうそこら辺にしとけって!」

セル「いいえ、もうこのバカには付き合いきれません、もうこれ何回目ですか?」

セル「変な薬で人に迷惑をかける、一度の殺人未遂、さらに今回、余罪は多数」

セル「もう我慢の限界です」

有山「うええええええ!!!!」

上山「あーあ…。ほら、有山も泣き止めって!」

有山「びええええええ!!!」

セル「うるさい!!!」


上山「だからお前ら俺の言うこと聞けって!!!」

セル「!?」

上山「オメェも泣き止め!!とりあえず話聞け!!」

有山「!?」

上山「はぁ…すっきりした。とりあえず落ち着け!!!」

上山「さすがに俺も手におえねえだろうが!!」

この後上山君が淡々と怒って、私たち二人はそれを宥める事になった
…上山君、ごめんなさい

【上山の好感度が3上がりました】
【セルの好感度が2上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【2F 雑貨屋】

森近「…」

藤木「おやおや、さっきは大変だったみたいだねぇ」

有山「ごめんね?まだ怒ってる?」

森近「…別に怒っては無いぞ」

藤木「口から酸を吹きだすなんて…。ますます興味がわいてきたよ…。アヒャッ」

森近「…どういう原理で口から酸が出たんだ」

何となくだけど、私が持っていったハイになれる薬と…。あとはアルコール…
胃の内容物を無意識に口の中で調合して…

けど私もそんな事できる自信は無いし…

森近「…貴様は妖怪か?」

有山「んー…。記憶がないからよく分かってないんだ」

藤木「もう身に染みついてるってことかねぇ…とんでもない職人芸だ」

有山「職人芸?…って言うのかな」

藤木「ぜひともその方法を終えてほしいねぇ…」

森近「…それは俺も聞きたい」

森近「…新しい忍法の開発が出来るしな」


【安価】
1確証がないけど教えてあげる
2確証がないから教えない
3自由

↓2

有山「多分なんだけど…」

有山「まずアルコール、後は私が持ってた薬、胃の内容物が合わさって出来た謎の薬品が酸だと思うんだ」

有山「口の中で無意識に調合してたみたいで…」

藤木「でもそれで口の中が爛れたりはしなかったのかい?」

有山「空気に触れることで性質が変わったのかな…」

森近「…画期的だな」

…でもここまで聞かれると私も気になってきた
どうすればそう言う薬品が作れるんだろう

藤木「ぜひともそのレシピが欲しいねぇ…」

有山「うん、考えては見るけど、同じのが出来るかどうか…」

森近「…出来たら、俺にも回してくれないか」

有山「あ。うん、それは全然いいよ」

こういう時にお兄ちゃんがいてくれたらな…
色んな方法試せるんだけど、今は居ないし…

有山「とりあえず頑張ってみるね」

藤木「期待してるよぉ…アヒャッ」

森近「…忍術の画期的な進歩にもつながる」

【安価】
1即席で試してみる
23人でいろいろ意見を出し合う
3自由

↓2

有山「どうやったら再現できるんだろう…」

森近「…何か特殊な薬剤を使うとか」

藤木「だけど空気に触れて変容するなら、密閉する容器も必要だねぇ」

有山「密閉した状態で作らないと意味がない…ってことかぁ」

森近「…予め酸素の無い状態を作り出すということか」

有山「だとすると私たちが窒息しちゃわない?」

藤木「…難しいねぇ…」

ヌギッ

森近「それかあの状況を完全再現するというのはどうだ?」

藤木「というと?」

森近「体内に入った液体を酸に変える薬を作り、それをカプセルか何かに詰めるんだ」

藤木「ああ、なるほどねぇ」

有山「最初から酸にするんじゃなくて、酸に変容させる薬を作るんだね」

藤木「できそうかい?」

有山「う…うん。出来ない事は無いと思うけど」

有山「とりあえず試してみるね!」

さすが!三人寄れば文句の知恵って奴だね!
早速試してみようっと!

【藤木の好感度が3上がりました】
【森近の好感度が3上がりました】

【白野原:通信簿1】

白野原「…」モグモグ

有山「あ、また何か食べてる」

白野原「あ。一緒に食べる~?うふふ~」

有山「何食べてるの?ステーキ?」

白野原「うん。羊肉のステーキだよ~」

有山「うげげっ!…羊飼ってるのによく羊食べれるね…」

白野原「別に愛着とかないもん~。それに子羊を奪われた時の母羊の表情とか面白いんだよ~」

有山「…もうお肉食べれないよ…」

白野原「でも食べないとだよ~。そのまま老いて腐って死んじゃうんだよ~」

白野原「これは愛だよ~」

有山「とんでもない愛情表現だね…」

白野原「そうかな~?でも、自分が大切だから自分の手で終わらせてあげたいんだ~」

有山「終わらせる必要なんてなくない?」

白野原「だっていつか終わりは来るんだもん~」

有山「そ…それはそうだけど…」

なんだか白野原ちゃんって独特の考えだね…
…私にはちょっと分かんない

【白野原の通信簿1/5】

【大護:通信簿1】

有山「ねえねえ。またトレーニング?」

また大護君は上半身裸だ。
出すのが趣味なのかな?仕舞えばいいのに

大護「ん?まあな。いいじゃねえか!こうしてっと気も紛れるし」

有山「気になったんだけど、憲兵って何する仕事なの?」

大護「んー…兵隊プラス警察って感じだな」

有山「エスアンドビー?」

大護「そりゃあ調味料だな、それにFBIでもねえな」

大護「なんて説明すればいいんだろうなー…」

大護「簡単に言うと軍隊ん中の秩序を守るって感じの役職だな」

有山「風紀委員?」

大護「それにちけーな。スパイ炙り出したりとか嘘見抜いたりとか…」

有山「大護君にできるの?」

大護「そりゃあまあ超高校級だからな、ある程度は出来んぞ」

有山「へぇ…じゃあ私大護君の前で嘘付けないじゃん!」

大護「おう!御見通しだぜ?」

【大護の通信簿:2/5】

【森近:通信簿1】

有山「ねえねえ。森近君って忍者なんだよね?」

森近「…左様」

有山「じゃあやっぱり口寄せでガマガエルとか呼べるの?」

森近「…無理だな」

有山「多重影分身とか、お色気の術とか…千鳥とか?」

森近「……忍者はあくまでも人間だ、そんな事は…」

有山「面白くないー!じゃあ何ができるの?」

森近「…正確に手裏剣を投げたり」

森近「…目が良かったり」

森近「…気配を消せたり…」

有山「地味だねっ」

森近「いや、そうでもない」

森近「…地道な基礎こそが大切だ」

森近「…それに忍者は忍ぶものだ、派手さはいらない」

有山「でも派手じゃないと楽しくないよ?」

森近「…そうでもないぞ」

よし…今度森近君の口布にスパンコール縫い付けてあげよう
きっと派手の良さも分かってくれるはずだよね

【森近の通信簿:1/5】


【夜イベント】
1擦ると凄いものを探しに外に出るよ
2口から酸を出せるような薬の開発にいそしむよ
3自由

↓2

というわけで私は今、伝説の擦ると凄いものを探しに外に―――

歌川「何をしているんだマオちゃん」

白野原「夜間徘徊~?」

上山「そんなボケ老人みたいな言い方すんなYO」

ひっそり探すはずだったのにバレた…
夜の見張りの三人にまんまと見つかっちゃった

誰にも秘密で手に入れるはずだったのに…

有山「な…何もしていないでござるよ!」

歌川「…ござる?」

有山「ううん!ざんす!」

上山「ざんす?」

有山「だにゃん!」

白野原「ねえねえ~。なんか怪しいよ~」

歌川「それには同感だ、何を隠している?」

けどこれ正直に言っちゃうとまた上山君が怒っちゃいそう…
出も三人に詰め寄られると…

どうしよう…

【安価】
1正直に言う
2頑張って隠す
3自由

↓2

有山「何でもないアルよ」

上山「おいおいおい…隠しきれてねーYO」

歌川「確かにな…」

隠し通す!隠し通すよ何が何でも!!
そして私は伝説の―――



――――シュバッ


上山「…あ?」

有山「え?」

隠し通そうとしている私の目の前。
歌川君と白野原さんの後ろ。そこを火が走った

地面を火が走って行った

歌川「どうした?何だ二人とも鳩が豆鉄砲食らったみたいに…」

上山「いや。おい…見たよな?」

有山「うん。あれって…そうだよね?」


歌川「だからなにがそうなんだ?」

白野原「ねえ、なんか不穏だよ?嫌な感じがする」

歌川「…どうした、貴様まで…。何を見たんだ?二人とも?」



















『ピーンポーンパーンポーン』

















『三階で火事です!火事が起こりました!速やかに避難してくださーい!うぷぷぷぷ』

『スプリンクラーと空気清浄機の作動までオマエラは部屋に籠っておいてねー!』



歌川「火事!?おいどういうことだ!?」

上山「と…とりあえず俺は上を見てくるメーン!」

歌川「一人は何があるか分からない、誰か連れて行け!」

上山「んじゃあ有山と歌川はここで監視続けといてくれ、俺らが見に行ってくるメーン!」

白野原「え?私?嫌なんだけど」

上山「うっせ!緊急事態だ!ついてこい!!」

そう言って二人は急いで火元を確認しに三階に向かっていった
…出も三階に火元になりそうなのって、無かったはずだよね?


ガチャッ

能口「今のアナウンスは?」

歌川「俺らもよく分かっていない、今二人が上に確認しに行っている」

有山「戻ってくるまで待とう、状況確認したらきっと戻ってきてくれるから」

能口「煙に巻かれるってことは無いのかい?」

歌川「あいつらもバカじゃない、そうなる危険性があるならすぐに帰ってくるだろう」

大護「おいおいおい、何事だ!?」

能口「火事って事しかわかんないよ、今上山と白野原が状況確認しに行ってるってさ」

大護「おいおいおい。じっとしてねーとヤベーんじゃねーか?行かせんなよ!」

大護「火事っつっても規模が分かんねえんだからよ!」


そんな時だった。
二回目のアナウンスが鳴り響いたのは


『二階で火事です!火事が起こりました!速やかに避難してくださーい!うぷぷぷぷ』

『スプリンクラーと空気清浄機の作動までオマエラは部屋に籠っておいてねー!』


歌川君がやってしまったって顔をして下を向いた。
だってまだ二人は帰ってきてない…。それなのに二階は火事。

規模が規模なら二人は帰ってこれない…


大護「…俺も行く!オメェらじっとしとけ!」

歌川「俺も!責任は俺にあるんだ」

大護「何の訓練も摘んでねえ奴が何言ってんだ!じっとしてやがれ!!!」

能口「ちょいちょいちょい、これってかなり拙いんじゃないかい?」



大護「とりあえずジッとしてろ!動くんじゃねぞ!!」


『一階で火事です!火事が起こりました!速やかに避難してくださーい!うぷぷぷぷ』

『スプリンクラーと空気清浄機の作動までオマエラは部屋に籠っておいてねー!』


大護「…あ!?」

能口「ちょ!煙!煙入って来てるよ!!」

宿屋の外側。ガラス越しは火に包まれていて…
それに煙も物凄くて霧みたいに私たちの視界を奪う

歌川「扉は閉めているのに…おい!どうすればいいんだ!?」

大護「隙間塞げ!!!!早くしろ!!」

有山「塞ぐって何使うの!?」

能口「テープ!?けどんなもんないよ!?」



『スプリンクラーを作動させるよ!うぷぷぷぷ』

『空気清浄機を作動させるよ!うぷぷぷぷ』

大護「うっし!今だ!二人助けに行ってくる!!」

歌川「火も煙も弱くなっていくんだったら俺も行くぞ!」

有山「もしかしたら火傷してるかも…治療するから私も」

有山「今は監視できないし能口さんも付いて来て!」


そう言って私たちは弱まる火の中をかけて外に出て行くことにした

スプリンクラーが頭をびしょびしょに濡らしてきて、まだ煙で視界も確保できなくて
それに息もし辛いけど、けどあの二人を助けに行かないと!



【3F 広場】

大護「大分煙も収まってきたな。あいつら何処だ!?」

能口「煙がひどかったからどっかに避難してるとか?」

歌川「服屋じゃないな、扉が貧弱すぎて煙がすぐに入ってくるのは明白だ」

有山「じゃあ教会かピアノ室?」

大護「手分けしていくぞ!」

私と大護君は教会。歌川君たちはピアノ室に向かった


――――――――――――――
―――――――――
――――――

大護「嬢ちゃん、気絶してる人間起こせる薬作れって言ったらすぐに作れるか?」

有山「それくらいなら1分で、でもなんで?」

大護「いや、火事はすぐに消えたけど、煙吸ってぶっ倒れてる可能性があんだ」

有山「えっとそれって…」

大護「一酸化炭素中毒って奴だな、そっちも命に係わるからそれだけ頼んだぞ!」

有山「あ。うん!!任せて!!」

―――ギィッ

急いで二人が気絶してた時の計画を決めて、私たちは教会のドアを開けた



中に入ると若干まだ煙たいけど二人の姿は確認できた。

綺麗な十字架の下、ライトアップされたステンドグラスが照らし出す二人は寄り添うようにそこに座り込んでいた









見るからに致死量と分かるレベルの血を首からまき散らして


まだ血は弱弱しくも首から噴き出して、床を真っ赤に染めていた





有山「…うそ」

大護「寄るな!!もう無理だ、助からねえ」


歌川「おい!そっちはどう―――…」



『ピンポンパンポーン!死体が発見されました!一定の自由時間のあと、"学級裁判"を開きます!』


能口「…は?」


アナウンスが鳴った。
ということは二人は死んでいる。超高校級の放送委員の上山君と超高校級の羊飼いの白野原ちゃんは…もう死んでる























【CHAPTER3】

パステルカラーの淡い死を 非日常編
















キリが良いので今日はここまで!
ギャグパートはずっとギャグとは限らない(確信)


では。お付き合いありがとうございました!

最近私生活が多忙極まり失踪みたいになって申し訳ないですが、私ちゃんと生きております
そして多分暫くは時間が出来るので、更新をまた細々として行こうと思います
まだ待ってくれてる人は居るのでしょうか…というのは置いておいて

今日の20時くらいから更新再開してもよろしいですか?

九条「二人も…」

火事の時一回に残っていた九条君、愛野君、椎名ちゃん、セル君、森近君が協会に入ってきた。
九条君は二人死んでる事に驚いてるみたい、他の3人は言葉すら発しなかった

椎名「いやはや…白野原が…」

セル「彼女が言っていた風に言うと食われてしまったのですね。クロに」

愛野「…二人も殺した犯人が…この中に―――」

セル「居るに決まってるじゃないですか、この事件だけ犯人が居ないなんてことあり得ないでしょう」

愛野「びええええん!!」

椎名「泣きたい気持ちも分かるが、慣れるのも大切だな」

九条「慣れたくはないけどね…こんな事」

大護「パパッと捜査してこいつらの無念晴らしてやんねえとな」

有山「そうだよね…上山君は良い人だったし…白野原ちゃんは…えっと…」

大護「バァカ。仮に白野原がどんな人間でも殺されていい理由にはなんねえんだよ」

大護君にそう言われて私はハッとした
もしかして私今とってもひどい事…言っちゃってたよね…

歌川「兎にも角にも二人の弔いの為の捜査だ。今まで通りきっちり犯人を暴き出す」

藤木「ま、まだファイルが配られてないんだけどね。アヒャッ」

モノクマ「いやぁ。二人も一気に死なれたらファイル作るのにも一苦労だよ!」

モノクマ「今回のクロは反省してよね!まあボク的にはコロシアイを起こしてくれたから褒めてあげたいんだけど」

モノクマ「んー。パラドックス!」

能口「やけにテンションが高いんじゃないかい?」

セル「そりゃあ二人も死んでますからね、主催者側にとっては喜ばしい事なのでしょう」

歌川「悪趣味極まりないな」

椎名「カラーリングとかな」

モノクマ「今そこ突っ込んでくるとこ?!」

ファイルもきちんと二個配られた。
ってことはやっぱり二人はもう死んでるんだよね、何だかまだ実感がわかない。

かき回す白野原ちゃんも、なんだかんだ言って助けてくれてた上山君ももう居ないんだ…

椎名「んじゃ、捜査」

セル「ですね、犯人に勝ち逃げされるのは私のプライドが許しませんし」

森近「…」

私も捜査して頑張って犯人を見つけ出さなきゃ。
大丈夫、今回もきっと分かる、分かるよ。私


【捜査パートナーを選んでください】
↓2

能口「まずはファイルの確認だけしとこうか」

有山「うん…。そうだね」

ファイルには死亡時刻、死因、死亡場所
いつもと変わりないけど…あれ?ちょっと待って、これおかしくない?

有山「ねえ、この死亡時刻…」

能口「火事が起こった時間だね、つまり二人はここに来て殺された」

有山「…火事自体が犯人の計画だったんだ」

能口「って言う可能性が高いね」

じゃあ二人は今回のクロの罠にはめられて…
あの時二人を止めてれば…。止めてればよかった…

能口「変なこと考えてても二人は帰ってこないよ。ほら、捜査捜査」

有山「…え?」

もしかして口に出しちゃってたかな?…余計な心配かけちゃったな。

能口「顔に書いてある、こちとら番台だよ?盗撮犯と思い詰めてる奴の顔は見て分かるって」

有山「私盗撮犯だったんだ…」

能口「…いや、後者後者」


コトダマ 【モノクマファイル3】 を入手しました
コトダマ 【モノクマファイル4】 を入手しました

【安価】
1宿屋を調べる
2教会内を調べる
33階を調べる
4自由

↓2

有山「とりあえず事件現場を調べなきゃ」

能口「……」

教会内を見渡しながら能口さんが凄く不思議そうな顔をしてる
なんだろう、この教会…何か変かな?

能口「…」

有山「どうしたの?」

能口「いや、この教会おかしくないかい?」

有山「おかしくないよ、火事が起こる前と何も変わりないよ?」

能口「それがおかしいんだよ。火事が一番最初に起こったのは3階だよ?」

能口「私達が見たピアノ室も燃えてた感じは無かったし、服屋からも火の手は感じられなかった…」

能口「どこで何がどう燃えたんだと思う?」

言われてみればそうだ、綺麗すぎるんだ。どこもかしこも火事が起こったにしては…
でも確かに煙は凄かったし火事が起こってたことは確か
だってスプリンクラーも空気清浄機も作動してたんだから

有山「…」

能口「気づいたらそう言う顔になるでしょ?」

有山「…うん、確かに…でもどこが燃えたんだろ…」

能口「可能性があるとしたら廊下だね、どの部屋も無事だったことを考えれば、三階はそれしかないよ」

有山「でも廊下なんて一番火事が起こしにくいって言うか…燃える物が少ないって言うか…」


コトダマ【火事が起こった場所】を入手しました
火事が起こった場所はフロアの廊下のみであり、部屋に火の手は回っていなかった

【安価】
1宿屋を調べる
23階を調べる
3自由

↓2

有山「でも廊下も火事の痕跡ないよ?」

さっきの話から私たちは今廊下に出て来てるけど…
けどやっぱり廊下も結構きれいなまんまだった。

能口「…あれ?」

有山「あ…」

けどその綺麗な廊下に不思議な物が一個だけ。
キラキラと光る何かが地面に散らばっている

能口「これ、瓶のガラスじゃない?」

有山「あ、これ酒場の酒瓶だ!しかも辛いの!」

能口「度数が強いお酒ってことだね、…ありゃ?」

有山「…あ、ああ。」

能口さんの視線の先を見て私もびっくりした。
だって丁度のその瓶の欠片の真上に火災探知機があるから。

偶然だとはどうしても思えなかった

能口「こりゃ、なんかあるね」

有山「何があるの?」

能口「さあ?さっぱり分かんない」

有山「だよねー…私もだ。」

コトダマ【三階のガラス片】を入手しました
火災探知機の下付近にバーの物と思われる酒瓶が割れた状態で散らばっていた

【安価】
1宿屋を調べる
21階を調べる
3大護に話を聞く
4セルに話を聞く
5自由

↓2

能口「ちょっと聞き込み良いかい?」

有山「何か分かったこととかある?」

大護「分かったも何も、俺ずっと思ってたんだがよ、何で犯人は今もピンピンしてんだ?」

有山「え?それはだって何の反抗も受けてないし、二人は即死だったし…」

大護「いや、そう言う話じゃなくてよ。なんで犯人はあんだけの煙の中で煙吸ってピンピンしてんだって話な」

大護「ふつうあの量の煙の中に居たとなりゃあ、数分で一酸化炭素中毒だわな」

有山「ウィッサンカファンソ中毒か…。うん、確かに」

能口「マオちゃん、分かってないのに分かった振りしたでしょ?」

有山「…」ギクッ

大護「最悪死ぬ可能性もあるってのに、犯人は今もピンピンしてやがるってのが不思議でな」

有山「確かにね、えーっと…ピッサンカファンタ中毒」

能口「…悪化してるし」

でも確かに火事の中で怖いのは火じゃなくて煙って言うのは聞いたことある…
あの一杯の煙を吸ったら確かに危険だよね

大護「これであからさまに体調悪そうなやつが居たらそいつを疑えるんだがな」

有山「ファンファンファファンファンファ中毒…」

能口「わざとでしょ?」

コトダマ【大護の証言】を入手しました
あれほどの煙の中で息をしようものなら数分で一酸化炭素中毒になる危険性があるので、まず煙の中での活動は無理だと言っている

【安価】
1宿屋を調べる
21階を調べる
3セルに話を聞く
4自由

↓2

有山「ちょっといいかな?」

セル「せっせと聞き込みご苦労様です、いいですよ、分かったことをお話しします」

能口「さっすが。話が早いねぇ」

セル「ではこちらのナイフをご覧ください、こちらは食堂の物かバーの物か、どちらだと思われますか?」

セル君が手にしてるのは一本のナイフ。
ナイフなんて食堂にもバーにもたくさんあるから分かんない…

有山「食堂?何となくだけど…」

能口「んじゃあ私もそれで」

セル「違うんです、こちらは私が先ほどバーから持ってきた物です」

能口「でもそんな形のナイフ、食堂にも山ほどあったと思うけど?」

セル「それが食堂のと違ってバーのは特注品みたいで、まあよく見ないと分かりませんが」

有山「えっと、で。それが何かあるの?」

セル「今回の凶器はバーのナイフが用いられています、ああ。このナイフは違いますよ?説明用に先ほどバーから持ち出してきたので」

セル「こちらのナイフが一本だけ使用されているのです、多分そこら辺に落ちていると思いますので調べてみてください」

有山「バー…ナイフ…つまりクロはバーによく出入りする人間だってことだね」

能口「なんでわざわざバーから持ち出したのかね」

有山「…なんでだろ?」

コトダマ【セルの証言】を入手しました
バーのナイフはそれぞれ特注性であり、使われたナイフはそのうちの一本で、他は一切使われていないと証言している

【安価】
1宿屋を調べる
21階を調べる
3凶器を調べる
4自由

↓2

すいません、ちょっと今日はここまでです

久々の更新でしたがお付き合いありがとうございましたー

ちょっとここでアンケート、次回作の事です。
と言っても多忙故、海底ロンパの時みたいにサクサク次回に繋げれる自信は無いですが、必ずやる予定です
で、今の所キャラは一人を除いてまたしても全安価。なのですが、今まで名前がチラッと出てきたキャラクターを出すか否かで悩んでいます

【才能と名前判明】
超高校級の詩人 上山 モネ

【名前のみ判明】
???  宇津木 マコ

【何もかも不明】
チャイナ服の女性
ガンマン風の男性

明日の朝6時まで多数決で出すキャラクターを一人決めようかと、出さない場合は出さないと入れてください

因みに既存キャラクター一人とアンケートによってえらばれたキャラクターの性格等々はまた安価で決めていくつもりです

アンケートの結果

上山モネさんで決定で良いですね。
はい、上山君の実姉です。

それではお楽しみに

時間が出来ましたので更新してもいいですか?

有山「…凶器が無いよ」

能口「椅子の下とかよく探したかい?死体の下は?」

有山「え…死体の下?…え…」

能口「露骨に嫌な顔しない!裁判の為さ!」

有山「とりあえず椅子の下見てみるね!」

血だらけの死体を触るのは流石にその…抵抗が…
いくら知ってる人だからっていっても、ちょっとやだ
それよりも椅子の下さがして、なんとかやり過ごそう!って、ほんとはこう言うのダメなんだけど…

有山「あ…あったよ!」

ビンゴ!椅子の下にナイフが一本潜り込んでた、血も付いてるしこれだよね…

能口「ちょっと貸してみて、…ふんふん、あー。確かにセルが言ってた通りだね、これバーのだ」

有山「分かるの?」

能口「さっき見せてもらったから覚えてるさ」

有山「…一本だけかな?」

能口「取りあえずしらみつぶしに探してみるしかないね、はい!探す!」

有山「え…ええ…」

能口「一緒にするよ!マオちゃんは右列から!はい!さっさと動く!」

結局どこを探してもナイフは見つからなかった
有ったのはさっき見つけた一本だけだった。

コトダマ【一本のナイフ】を入手しました
凶器と思われるバーのナイフは椅子の下に血の付いた状態で投げ捨てられていた

【安価】
1宿屋を調べる
21階を調べる
3自由

↓2

【1F 広場】

有山「どえええええい!!!」

ズルンッ
ドテンッ!!!

能口「まだ足元濡れてるんだから気をつけてあるきなよ、滑るよ」

有山「尾てい骨が爆散したかもしれない…」

能口「はいはい、さっさと立つ」


有山「…!?」

能口「次は何…って。ありゃ、これ血だね、でもなんで?」

有山「二人は三階で亡くなってたもんね」

私が水たまりに足を取られて尻餅をついたその先にある水たまり
無色透明なはずの水溜りに血が溜まって、赤い水たまりになっている
…けどなんでこんな所に?

能口「運が良いね、マオちゃん」

有山「尾てい骨を…犠牲に証拠を…。ああ、もう立てない」

能口「はいはい、置いてくよ?」

有山「ああっ!待って!」

能口「ちょ!そんなばたつくとまた尻餅着くよ」

有山「せええええい!!!」

ドスンッ!!

能口「ほら、言わんこっちゃない」

有山「…お尻がハーフアンドハーフに割れた…」

コトダマ【1階の水溜り】を入手しました
スプリンクラーで出来た水たまり、なぜかその中に血の様な物が混ざっていた

【安価】
1椎名に話を聞く
21愛野に話を聞く
3能口と話す
4宿屋を調べる

↓2

有山「あ、椎名ちゃん、聞き込み良い?」

椎名「良いが、どうしてお尻を押さえながら苦い顔をしているんだ?なるほどそうかそうか、私のパンツで良ければ貸してやろう」

能口「だってさ」

有山「漏らしてないもん!って言うより!漏らしてても漏らしてなくてもどうでもいいの!」

椎名「聞き込み、そうだな。でも役に立てる情報は持ち合わせてないな」

有山「些細な事でもいいよ!閃きの薬飲む?」

椎名「またアナウンスが流れそうだからやめとく、あ、けど一つあるといえばあるな」

椎名「スプリンクラーの作動時間のことなんだが、止むまではウチらはじっとしていたぞ、エントランスでな」

能口「ウチら、というと。あの時三階に居なかった面々の事かい?」

椎名「そう言うことだな、大体三分程で止んでくれたからその後にウチらが三階に向かったんだ」

有山「私達はちょっと濡れちゃったけど…」

能口「スプリンクラーが流れ始めて、ちょっとしてから私達も外に出たわけだから…。スプリンクラーが流れてたのは8分位ってことだね」

椎名「8分?」

能口「ああ、火事のアナウンスの後にスプリンクラーが流れてたのが大まかに言うと5分位かなって」

有山「うんうん、その後にアナウンスが流れて、3分程で止まって。それで八分」

椎名「で?これが何の証拠になるというのか」

能口「さあね、けどこう言うのって意外と大切じゃないか」

有山「そうそう!些細な物から積み上げて答えを作る!塵も積もれば粉塵爆発!」

椎名「…なんか違う気がするんだが」

コトダマ【スプリンクラーの作動時間】を入手しました
スプリンクラーは5分程流れ続け、死体発見アナウンスが鳴ってから3分程で止まったらしい

【安価】
1愛野に話を聞く
2能口と話す
3宿屋を調べる
4自由
↓2

有山「ねえ、お尻にシップ貼って」

愛野「!?!?!?!?」

能口「はいはい、椎名に断られたからって愛野にそんな事言わない、びっくりして泣きそうになってるでしょうが」

能口「ごめんごめん、簡単な聞き込みだからさ」

有山「絶対痣になってる…」

能口「後で貼ってあげるから、とりあえず聞き込みをしようか」

愛野「あ、き…聞き込み。えっと、エントランスに出てきた順番とかで良いなら」

お尻痛い…。事件の事も大切だけど、お尻が痛い…
もうダメかもしれない。けどがんばる

愛野「まず僕がエントランスに出た時に居たのは九条君と森近君、その後に椎名さんにセル君藤木さんが出て来て…」

能口「変わったことはあった?」

愛野「えっと…あ、えっとね、椎名さん達と入れ替わりで森近君がいったん部屋に戻ったんだ」

能口「なんでか分かるかい?」

愛野「ううん、けど九条君と何か話してたから、九条君なら何か知ってるかもしれない」

能口「そうかい、ありがとう。マオちゃん、無言でお尻を向けないで、何が言いたいかはよく分かってるからさ」

愛野「有山さん…お尻どうかしたの?」

有山「聞き込み途中に事故があって、尾てい骨が千切れた…もうダメ…」

愛野「た…大変だよ!!!!!の…能口さん!!」

能口「大丈夫、ただの打ち身だから、ほら!トイレ行くよ」

有山「…優しく貼ってね」

コトダマ【アナウンス後の宿屋の状況】を入手しました
愛野がエントランスに出た時に居たのは、九条と森近、そこから遅れて椎名とセルと藤木が出て来て、それと入れ違いで森近がいったん部屋に戻ったと証言している

【安価】
1能口と話す
2宿屋を調べる
3九条に話を聞く
4自由
↓2

有山「あ!九条君!愛野君から聞いたんだけど森近君とあの時何話してたの?」

能口「こら!そんな走ったらまたこけるよ!」

今はもう元気!お尻が復活した!くっついたからもう何も怖くない
これで犯人見つけれるよ!

九条「え?ああ、あの時森近君を着替えに戻したんだよ、外に出たみたいでスプリンクラーでびしょ濡れになっていたからね」

九条「黒い布が濡れて肌に張り付いて、その下にある体を強調させていて、ある種の―――」

有山「……」ゴクリ

能口「はいはい!発情させない!」

九条「ははは、まあ、それで風邪をひいてしまうと大変だからね、僕が着替えに戻らせたんだ」

九条「僕が手伝おうかって言ったんだけど、触ることすら許されなかったよ」

能口「そりゃあね…」

有山「だから森近君はセル君たちと入れ替わりで部屋に戻ったんだね」

九条「そうそう、僕達が話してた内容はそれだけだよ」

能口「そっか、ありがと、これで一つモヤモヤが消えたよ」

有山「今度一緒に森近君濡らそう!」

九条「ははは、そうだね」

能口「かんっぜんにマオちゃんに変な性癖が…。こりゃまた大変だわ」

有山「…ん?」

能口「なんでもない、ほら、次行くよ」

コトダマ【九条の証言】を入手しました
アナウンス後に外に向かうと、スプリンクラーの水で森近がずぶ濡れになっていたので一度着替えに戻らせたらしい。

【安価】
1能口と話す
2宿屋を調べる
3自由
↓2

【1F 宿屋】

とりあえず一回聞き込みを切り上げて宿屋の捜査。
ここでは不思議な、そう。火が走ってるのを見たのもあるから調べときたいね

有山「―――ってことなんだ」

能口「つまり上山とマオちゃんが走る火を見て、そこから火事?」

有山「うん。あれは確かに炎だったよ」

捜査しながら私は能口さんにあの時の事を話した、出来るだけ鮮明に。
だってもう私しか目撃者は居ないから

能口「って、ありゃ?これ、いつからあった?」

有山「アロマキャンドル?雑貨屋で見たけど…いつからだろ…」

廊下他の片隅に燃え尽きたアロマキャンドルが置いてある…
誰が何のために置いたんだろう…。

能口「なんか関係ありそうだね…」

有山「誰かが廊下を良い匂いにするために置いたとか…かな」

能口「事件が起こる前だったらそう考えて良さそうだけどね…」

有山「これが走る火の正体?」

能口「何とも言えないね」

能口さんがまじまじと調べてくれてるけど、何も無さそう…
けどこんな場所にアロマキャンドルが置いてあるってやっぱおかしいよね…

有山「持っていこう、証拠になるかも」

能口「私が持ってようか?落とさない?」

有山「ポケットに仕舞うから大丈夫だよ」

コトダマ【走る火】を入手しました
夜時間、有山たちが集まっている時に、有山と上山は地面を走る火を目撃している

コトダマ【溶けたアロマキャンドル】を入手しました
雑貨屋から持ち出されたアロマキャンドルが廊下の隅で燃え尽きていた

【安価】
1能口と話す
2藤木と話す
3歌川と話す
4自由
↓2

能口「あ、そうそう。あのさ。校則にある立ち入り禁止の場所ってどこか知ってる?」

有山「そう言えば知らないかも…」

確かにそう言われてみればそうだ。校則にはそう書いてあるけど
夜時間はそんなに出歩かないから、どこが入れないのかわからない

能口「食堂と一回の温泉みたいな場所、私が調べた限りはその二つ」

有山「調べてたんだ…。凄いね」

能口「後々何か起こるかもしれないと思ってね」

有山「じゃあ夜はそこに入れないんだ」

能口「そういうこと、鍵が閉まるんだよ」

有山「その時中に居たらどうなるんだろ、おしおきかな?」

能口「さあ?校則自体破ったらどうなるかって言うのが分からないからね、まあろくなことにはならないだろうけど」

事件とは関係ないけど、なんか一つ分かった
今後役に立つかもしれないからちゃんと覚えておこう。

これから後にこれが役立つような事が起こらないって言うのが私は嬉しいけど…

能口「?。どしたの?なんか顔暗いよ」

有山「え?ううん、なんでもない気にしないでっ」

能口「はいはい、じゃ。聞き込みに戻ろうか」

有山「うん!」

【安価】
1火事の時事を話し合う
2藤木と話す
3歌川と話す
4自由
↓2

有山「聞き込みに戻る前に火事の事、もう一回整理しておかない?」

能口「確か3階から下の階にかけて順々に火事が起こったんだよ、そうだったよね?」

有山「何で上から下に…変じゃない?」

能口「変だね、けど。その中身が分かんないからね」

有山「煙が凄かったんだよね、火はあんまり見えなかったけど」

能口「でもこの中にも入ってきたわけだし、それに凄い煙で窓からでも外が見えなかった」

あの時の事が鮮明に思い出せる
あの時上山君たちを止めていれば…

有山「上山君たち止めておくべきだった…」

能口「その話は解決してからにしようかマオちゃん。今はそんな事言ってても…」

有山「分かってるけど…」

この話するんじゃなかった…
良い事なんて何もない、ため息しか出ないよ

有山「この話やめて、捜査に戻ろう」

能口「だね、さっさと犯人見つけないと」

有山「うん!」

コトダマ【発火の順番の謎】と
一番最初に発火したのは3階、そこからしばらく間を置いて2階と1階続けて火事が起こった

コトダマ【夜の火事】を入手しました
夜の火事で起こった煙のせいでフロア内は全て煙で包まれていた

【安価】
1藤木と話す
2歌川と話す
3自由
↓2

歌川「どうしたマオちゃん?何だか顔が沈んでいるが」

有山「…え、あー。うん!大丈夫!」

能口「ありゃ、私には心配は無しかい」

歌川「お前はいつも通りだろう、飄々としてるようにしか見えない」

能口「ま、今は捜査で手いっぱいだからね」

歌川「良い心がけだとは思うぞ、それで何か分かったか?」

能口「分からないから今までの事話合ってたんだ」

歌川「今までの事、犯行時刻に外に居た人物とか…か?」

能口「そりゃあ話し合わなくても分かるでしょ、あの時外に居たのは6人だけ」

有山「そのうちの二人が…」

歌川「つまり犯人は火事で俺らをおびき出すのが目的だったんだな。」

有山「そうなのかな…」

能口「なるほど、そう言う考えもあるんだね」

歌川「効率よく分断できるからな、推理小説ではよく使われる手法だ」

有山「…」


コトダマ【犯行時刻に外に居た人物】を入手しました
犯行時刻に外に居た、または出てきたのは白野原・上山・歌原・能口・有山・大護の6名

【安価】
1藤木と話す
2九条達と話す
3自由
↓2

能口「二人して何話してるんだい?」

九条「ああ、昨日危うく校則違反しそうになってしまってね、それの話だよ」

愛野「うん、夜時間過ぎて食堂に居て…」

有山「え?タイムリー…。それでどうなったの?」

九条「夜時間きっちりにモノクマが来て追い出されたよ」

愛野「次やったらオシオキだって…」

なるほど…夜時間までいたら追い出されるんだ。
さっきその話してたから、私たちにとっては凄くタイムリーだよ

愛野「だから今他に立ち入り禁止の場所がないかなって話をしてたんだ」

九条「なんせおしおきだからね」

能口「多分立ち入り禁止は温泉と食堂だけだったと思うけど」

愛野「そうなんだ。ありがとう能口さん」

能口「それに夜時間になるとそこら辺はロックされるしね」

九条「なら間違ってはいる心配もないね、安心したよ」

能口「でもまあ用心に越したことはないよ」

有山「気を付けてね?オシオキなんて見たくないよ…」

九条「ははは、ありがとう。気を付けるよ」

コトダマ【愛野と九条の証言】を入手しました
夜時間寸前まで二人は食堂で談笑をしていて、時間だからとモノクマに追い出されてしまったらしい

【安価】
1藤木と話す
2自由
↓2

有山「あ、藤木ちゃん、どうしてそんな山のように洗濯物を持ってるの?」

能口「自分のだけじゃないところを見ると…何か思惑があってかい?」

藤木「血を探してるのさ…アヒャッ」

有山「…血?」

藤木「あんだけ二人は血まみれになって死んでるんだ、返り血の一つや二つあっても不思議じゃないだろう…」

能口「けど選択すればすぐに消えるんじゃないかい?」

藤木「あの量は簡単には消えないさ、こんな普通の洗濯機じゃあね…アヒャヒャッ」

有山「今から一つ一つ調べるの?」

藤木「私の目はほんの些細な汚れも見逃さない…」

有山「大変だね」

能口「けど誰が誰の服か分かるから、血がついてりゃもう犯人は分かったようなもんだね」

有山「そっか…」

藤木「燃えてきたよぉ…アヒャッ」

有山「手伝おうか?」

能口「ここは藤木に任せて、私たちは捜査を続けた方がいいんじゃないかい?ほら、もう時間も結構経ってるしさ」

藤木「ここは任せなぁ…アヒャヒャッ」

コトダマ【二人の出血量】を入手しました
二人の出血量はかなりの物で、もし返り血を浴びていたらちょっとやそっとの洗濯でも血は抜けない様だ

今日はここまで、そして捜査パートは終わり
次回からは裁判です

コトダマ見ながら推理しておいてください

それではお付き合いありがとうございました!

【コトダマ一覧】
【モノクマファイル3】 
被害者は白野原メリィ、死亡時刻は午後11時頃、教会にて首を鋭利な刃物で切り付けられ即死、争った形跡は見当たらなかった

【モノクマファイル4】
被害者は上山游、死亡時刻は午後11時頃、教会にて首を鋭利な刃物で切り付けられ即死、争った形跡は見当たらなかった

【走る火】
夜時間、有山たちが集まっている時に、有山と上山は地面を走る火を目撃している

【犯行時刻に外に居た人物】
犯行時刻に外に居た、または出てきたのは白野原・上山・歌原・能口・有山・大護の6名

【溶けたアロマキャンドル】
雑貨屋から持ち出されたアロマキャンドルが廊下の隅で燃え尽きていた

【スプリンクラーの作動時間】
スプリンクラーは5分程流れ続け、死体発見アナウンスが鳴ってから3分程で止まったらしい

【1階の水溜り】
スプリンクラーで出来た水たまり、なぜかその中に血の様な物が混ざっていた

【夜の火事】
夜の火事で起こった煙のせいでフロア内は全て煙で包まれていた

【九条の証言】
アナウンス後に外に向かうと、スプリンクラーの水で森近がずぶ濡れになっていたので一度着替えに戻らせたらしい。

【三階のガラス片】
火災探知機の下付近にバーの物と思われる酒瓶が割れた状態で散らばっていた

【発火の順番の謎】
一番最初に発火したのは3階、そこからしばらく間を置いて2階と1階続けて火事が起こった

【大護の証言】
あれほどの煙の中で息をしようものなら数分で一酸化炭素中毒になる危険性があるので、まず煙の中での活動は無理だと言っている

【火事が起こった場所】
火事が起こった場所はフロアの廊下のみであり、部屋に火の手は回っていなかった

【アナウンス後の宿屋の状況】
愛野がエントランスに出た時に居たのは、九条と森近、そこから遅れて椎名とセルと藤木が出て来て、それと入れ違いで森近がいったん部屋に戻ったと証言している

【二人の出血量】
二人の出血量はかなりの物で、もし返り血を浴びていたらちょっとやそっとの洗濯でも血は抜けない様だ

【一本のナイフ】
凶器と思われるバーのナイフは椅子の下に血の付いた状態で投げ捨てられていた

【セルの証言】
バーのナイフはそれぞれ特注性であり、使われたナイフはそのうちの一本で、他は一切使われていないと証言している

【夜時間の立ち入り禁止区域】
夜時間は1階の温泉と食堂は立ち入り禁止になっている

【愛野と九条の証言】
夜時間寸前まで二人は食堂で談笑をしていて、時間だからとモノクマに追い出されてしまったらしい

忙しくて顔出せてなくて申し訳ないですが生きてます
裁判もじわじわ書いているので、今週中には終わるかと…

ほんとにごめんなさい

今週中には投下できそうなので、とりあえず海底の黒幕妄想的なのを垂れ流します
ほんっとに登場時の一言だけなので、適当に読み流してください

有山「弱者が何を言っても無駄だ、俺は希望に勝つ」

ボブ「んーふー?ハッピーエンドなんて面白く無ーい!」

羽田木「…ゴミを掃除して何が悪い?」

国木田「弱肉強食だ!希望は絶望に食われるんだよ!」

九条「…面白い観測結果だった。一つのデータとして覚えておいてやろう」

田中「俺が一番になる方法なんだ!相棒、いいや。お前ら全員を踏み台にして俺は一番になってやる!!」

舘「でやんでい!バカ野郎!とっとと気づけってんだ!」

花菱「な?面白かったやろ?面白くなかった?僕はめーっちゃ面白かったで?」

アリス「…こうすると…みんな私を守ってくれる…うふふ」

愛野「私に選ばれたのよ?死んだって良いでしょ?喜びなさい」

師走門「素敵なショーだったよね!でももう飽きちゃったから皆いーらない!」

善知鳥「生命の終わる瞬間…。生まれる時と同じくらい素敵じゃなぁい。産むより殺す方が簡単だしねぇ」

桜庭「…で?これからどうする?私に勝てる?」

辻斬「絶望が悪?弱さこそが悪だ、ふっ…ふふふ。私に勝って見せろ!」

静寂「じゃ!今まで死んでった皆の最後の表情の真似しまーす!大うけですね!!」

麻生「良かったです、気づいてもらえて。だって、もう皆様が絶望してくれるのってそれくらいしかないじゃないですか」

強雨は夜の9時から更新いたします

そろそろですが、お人は居らっしゃいますか?

3回目の裁判。
いつもの場所に集まった皆は静かだった、ううん、静かにするしかないんだと思う。

あれだけ皆の事を賑やかにしてくれた上山君も、かき乱してた白野原ちゃんも、二人とももう居ないから。

藤木「えらく静かじゃないか…気味が悪いねぇ」

森近「…喋る奴が居ないからだろ」

大護「んま、人が死んでんだ、これが普通なんだけどな」

愛野「こんなたくさん人が死んじゃうのが…普通なのかな…」

九条「仕方ない。としか言いようがないよ、これに至ってはね」

セル「ええ、始まってしまったのですから今は終わらせることに集中しましょう、無駄なノイズもないのだから楽でしょう」

椎名「ノイズがあってこそ…ってところもあったんだが」

まるで今は真っ暗な部屋の中に居るみたい
ダメだ、こんな状況、こんな雰囲気駄目だ
いつも通りいつも通りに行かないと、そうしないとダメなんだ。

理由なんてわからないし、これが普通なのかもしれないけど

有山「もう!みんな暗いよ!早く犯人見つけに行こう?で―――」

セル「で?」

有山「で…」

能口「無茶するんじゃないよ、顔が引きつってるよマオちゃん。」

有山「無茶なんてしてないよ!早く裁判終わらせて、えっと…それから」

セル「早く裁判を終わらせて、さっさと犯人を処刑して、またいつだれかが死ぬかもしれない生活に戻りましょう…と?」

歌川「おい!!」

有山「…ごめん」

大護「謝るこったねーよ、怒るべきはこんな生活に俺らを巻き込んだ奴で、嬢ちゃんは悪くねえじゃねえか」

愛野「そうだよ…。でも、無理に明るくするのはやめておこうよ」

九条「無理をすると体に祟るからね、いつも通りでいいんだよ」

椎名「コンティニューが効かないんだ、変な所に力入れて、変に失敗されても困るわけだしな」

藤木「アヒャッ。そう言う所悪くないと思うけどねぇ」

森近「…ふん」

何だか逆に私が励まされちゃった、まだまだ私はダメだな。
けど、その分を裁判で取り返そう、犯人を見つけよう。

上山君と白野原ちゃんの為にも

セル「行きますよ」

誰かを処刑することになっても…それは仕方ない…仕方ないのかな?

――――――――――――――

モノクマ「あれ?みんな暗くない?あ。そっか!もう煩い子二人ともいなくなっちゃったんだね!うぷぷ」

歌川「後はお前さえいなくなれば万々歳なんだがな」

モノクマ「歌川君酷い!こんな寡黙なクマにそんな事言うなんて!ボク泣いちゃう!」

藤木「機械は涙を流すのかい?オイル漏れじゃないか?アヒャッ!」

モノクマ「ロボット差別だよ!しかるべき機関に訴えるからね!」

大護「まず俺らを閉じ込めてこんなことさせてる時点で、俺らがしかるべき機関に訴えてえわ」

歌川「しかるべき機関というか、もう普通にに警察だな」

椎名「早く裁判を始めてくれないか、なんか眠い」

森近「…無駄が多い」

モノクマ「もう!これも先生と生徒のコミュニケーションの一環じゃん!」

藤木「仲良くなりたいとは思ってないんだがねぇ…」

モノクマ「辛い!ボク泣いちゃいそう!」

椎名「オイル漏れが始まったぞー、業務用洗剤が必要だな」

モノクマ「ロボット差別はやめてよね!!」

【学級裁判 開廷】

モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう!」

モノクマ「学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、クロだけがおしおき」

モノクマ「逆に間違った人物をクロと指摘した場合は、クロを除く全員がおしおきとなり……」

モノクマ「みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となります!」

モノクマ「って、もうこれも3回目か…。いちいち説明するの面倒だよ」

愛野「したくなかったらしなくてもいいよ?」

モノクマ「そうはいかないんだよ!ボクのファンが悲しんじゃうからね!」

能口「はいはい、ってことで、まず何から話し合うんだい?」

大護「まずは殺された二人って所に行きたいんだが、今回は―――」

歌川「今回はまずは火事が起こったことから話し合った方が良いだろう、火事を起こした犯人が殺人を起こした可能性が高すぎる」

大護「だーっ!!!俺が言おうと思ってたのにいいとこ持ってきやがって!!」

セル「まあ一般的に考えてそうでしょうね、あの火事は不自然な所が多すぎますから」

九条「けど火事の中で殺人が行われたと考えても、謎が多いと思うんだ」

大護「お…俺は無視かよ!!おい!!」

椎名「乙」

ノンストップ議論開始

コトダマ>>409
【走る火】
【モノクマファイル3】
【犯行時刻に外に居た人物】
【スプリンクラーの作動時間】
【モノクマファイル4】

藤木「まず【どうして火事が起こったか】って言う所に焦点を当てないとねぇ」

愛野「火事が起こった理由?それはえっと…【二人を殺すため】…だよね」

九条「そうですね、火事が起これば『人は焼け死んでしまう』可能性が高いですからね」

椎名「つまり犯人の目的は【二人を焼き殺すことが目的だったんだな】」

愛野「火事で殺しちゃえば、沿革的な殺人も可能だし…煙とかで死んじゃう可能性も高い…【犯人は二人を煙か炎で殺して…】」

セル「なるほど、確かにそうしてしまえば『物凄く楽ですね』」

大護「【証拠も何もかも燃やせて】、犯人的には一石二鳥だわな」

椎名「んん?えっとそうなのか?」

森近「…何がおかしい?」

能口「ちょっと、あんたらちゃんと捜査したのかい?」

九条「なにかおかしなことを言ってしまいましたか?まだセクハラ発言はしていないと思うんだけど…」

歌川「アホが!故意にするな!確信犯か!貴様は!!」

コトダマを2個使い【】の中身を論破か『』の中身に同意しろ!
下2

正解!!

有山「そうじゃないよ!!」

愛野「あ…そっか!僕としたことがてっきり…。ごめんなさい」

セル「人には間違いが付き物です、今後は反省して2度と口を開かないでください」

藤木「よくくっつく接着剤を撃ってやろうか?リボ払いで」

愛野「ひいいっ!!」

有山「二人の死因は火事が直接的な原因じゃなくて、首を刺されたことで殺されたんだよ」

九条「つまりあの火事はパフォーマンスか何かの一種だと言うことですね?」

大護「というよりはおびき出しじゃないか?犯人は火事を起こしてあの二人を誘いだした」

椎名「そこでツーキルしたってわけだな、いやあ、怖いな」

森近「まるで他人事だな、まあ他人事なわけだが」

能口「ありゃ?今日はスイッチ入るのが早いじゃないか」

森近「二人も殺されてるんだ、ただでさえ人数が減っていてアホばかりなんだから少しでも戦力にならないとな」

セル「ですって、アホ」

椎名「ザラキーマ!!」

大護「俺らまで巻き込んでんじゃねえよ!」

椎名「マハンマオン!」

藤木「…マホカンタ」

椎名「!?!?!?!?」

ノンストップ議論開始!
コトダマ>>409
【三階のガラス片】
【大護の証言】
【モノクマファイル3】 
【三階のガラス片】
【アナウンス後の宿屋の状況】

能口「今の話を整理すると、【火事はただのフェイク】ってことだね」

愛野「犯人はおびき出すためだけに【全フロアを火事にした】んだよね…」

九条「けどそんな事『不可能じゃないかい?』」

椎名「いや、【火事は割と起こしやすいだろう】いろんなものが揃ってるんだから」

九条「そう言うことじゃなくて『あの火事の中で人を殺すのは無理だよ』」

藤木「ほう、頑なに無理という理由は何だい?」

九条「大護君たちは分かってるんじゃないかな?いや、普通に考えればよく分かると思うんだけど…」

大護「あ?なんだっけ?」

セル「同意を求める相手を間違えましたね、彼はアホです」

大護「アホじゃねーわ!バカなんだよ!」

セル「やっぱりアホ…。いえ、バカですね」

大護「おうよ!」

椎名「……それでいいのか」

【】の中身を論破か『』の中身に同意しろ!
下2

正解!

有山「そうだと思うよ!」

有山「無理なんだよ!だって火事の煙は凄かったんだよ!」

九条「つまり煙の中での活動は無理です、一酸化炭素中毒を引き起こしてしまう可能性があります」

有山「そうだよ!ファンファンファファンファンファ中毒だよ!」

歌川「マオちゃん、音だけを合わせて発言するのはやめようか、なんだその愉快な中毒は」

椎名「つまり煙にまかれれば、ファンファンビーイザステーップステーップになってしまうと言うわけだな」

セル「中高生が好みそうな中毒ですね、ですが、火事の中で殺人は行われたのでしょう?」

大護「んまあそれが謎だわな、だってよ、俺でも無理だぜ」

森近「あの煙の中は無理だな、この中で息を止めれる人物が居ればいいのだが」

藤木「けどそんな肉体派…二人しかいないだろう?アヒャッ」

愛野「息を止める薬…。あ!違うんだ!有山さんを疑ってるわけじゃなくて…」

藤木「とにかく謎その一…として置いておこう、アヒャッ」

セル「ここはバカその2を追求すべしでしょう?」

藤木「客観的な意見さ、一度殺人を失敗して、それでもってまた人を殺そうとする玉には見えないけどねぇ」

有山「あ…ありがとう…」

藤木「…特殊な薬3つで手を打つよ?アヒャッ」

九条「けどモノクマファイルを見るに殺された時間と火事が起こっていた時間は一緒なんだろう?」

愛野「その火事の中で殺すのは無理で…」

椎名「つまりは不可能犯罪ってことだな」

森近「今までも散々あっただろう」

セル「誰かがお皿を割らなかったり、誰かが誰かと仲良くなって悪目立ちしなければ怒らなかった事件なのですがね」

歌川「ネチネチと嫌な性格をしているな、そう言う性格は日本人だな、もしかすると偽名なのではないか?」

セル「おや、バカその2に現を抜かしている地味眼鏡さんが何か言っていますね」

椎名「成程、本名はジミーというのか」

能口「っていうか、喧嘩するのやめなよ、今は他にすることあるでしょ」

藤木「売上計算とか…アヒャッ」

能口「――――」

藤木「冗談さ、本題に戻ろうか」

九条「可能性としては火の手が回る前に犯人が外に出たとか…」

有山「あ、それは無いと思うな」

愛野「…なんで?」

コトダマ>>409から正しいコトダマを選択しろ!!
下2

正解!!

有山「あの事件の前後に外に居たのは6人も居たんだよ?その間に誰か外に出たらわかるよ」

能口「誰も出てなかったよ、番台として言うんだから間違いないさ」

セル「まああなたも怪しい容疑者の一人なんですがね」

歌川「まあ5人の衆人環視があったんだ、犯行は不可能だがな」

藤木「……」

有山「あの時外に出た人は居なかったよ!」

セル「…ではあの火事誰が?ああ、皆さんが出払ったときに入れ違いで入ったのではないですか?」

九条「無いね、僕と森近君が個室のある廊下から全員出てきたのを確認しているよ」

セル「そう…ですか…」

大護「お前アホだな!がはは!!」

セル「――――!!!!」

能口「はいはい、喧嘩しない喧嘩しない」

藤木「今一度火事の事に着いて話し合った方が良いみたいだねぇ…アヒャッ」

≪ノンストップ議論開始≫

コトダマ>>409
【走る火】
【二人の出血量】
【一本のナイフ】
【九条の証言】
【犯行時刻に外に居た人物】

セル「けれどおかしくありませんか?犯人は【どうやって火をつけて回ったんですか?】」

九条「そうだね、火事が起こる前も起こった後も【監視の目はあった】んでしょう?」

大護「犯人はエスパーだったとかか?『念力で火をつけて回ったんだ』」

愛野「エスパーなんて居ないよ…。あ!もしかしてエスパーになれる薬が…」

藤木「有山をドラえもんと勘違いしてないかい?」

椎名「けどそれくらいしないとダメだな、【直接火をつける以外方法は無いわけだろ?】んじゃあパイロキネシスだわな」

大護「おっぱいがどうしたって?」

歌川「パイロキネシス、超能力に分類される発火能力の事だ」

大護「ぱいろ…ん?なんだそりゃ?」

椎名「PKファイヤーのことだ」

大護「おお!成程な!」

【】の中身を論破か『』の中身に同意しろ!
下2

正解!!

有山「そうじゃないよ!」

有山「直接火をつける必要は無かったんだよ!」

椎名「直接火をつける必要は無かったんだよ!…とは?」

有山「あの火事が起こる前に宿屋を火が走ってったんだよ!上山君と一緒に見たよ!」

セル「ついに薬の副作用が…」

有山「副作用じゃないよ!!ちゃんと二人で見たんだもん」

セル「その一人が殺されたわけですが…いまいち話に信憑性が…」

愛野「他の皆は火が走ってるのを見たの?」

大護「俺は見てねえぞ、火事のアナウンスの後に飛び出してったからな」

能口「立ち位置的に火が見えたのは上山とマオちゃんだけなんだ、私達も見てない」

セル「ならば有山さんのでっち上げという事も…」

歌川「何のためのでっちあげだ、マオちゃんには反抗は不可能だぞ」

セル「犯人を庇っている可能性もありますよ」

藤木「生きるか死ぬかの裁判だよ?誰かを庇い立てしようなんて思えないと思うけどねぇ…」

九条「それに上山君も見てるんだよね?二人も共犯に引き込むなんて…不可能じゃないかな?」

セル「………」

歌川「とりあえず今は本当に火が走っていたと仮定して行けばいいんじゃないか?」

能口「あの時の表情はかなり真に迫ってたしね」

椎名「走る火…ギラか」

森近「それこそ魔女にしか出来なさそうだが…」

椎名「それか大がかりな仕掛けを用意したとかじゃないか?」

森近「大がかりな仕掛けなんて見当たらなかったぞ」

大護「確かにな、それにあの騒ぎの中でそんな仕掛けがあったら何かしら気づくだろ」

歌川「それは大護に同意だ」

椎名「じゃあ犯人は…」

有山「え!?こっち見ないでよ!ギラなんて使えないよ!」

藤木「はいはい、そろそろちゃんと考えようか?アヒャッ」

えっと…仕掛け?
そんな大がかりな仕掛けは無かったけど、違和感のある物はあったよね


コトダマ>>409から正しいコトダマを選択しろ
下2

それもそうなんだけど…
今は何で火が走ったか、その原因を明かさないと…
アレと関係あると思うんだけど…

不正解!!

安価↓1

正解!!

有山「アロマキャンドル!廊下の隅っこに置いてあったアロマキャンドル!!」

セル「…?それは誰かのしょうもない気づかいでは?」

愛野「宿屋に良い匂いがする様に…だよね?」

椎名「考えてみろ、ウチは不潔で、能口は軟禁、有山はアホ、藤木は興味なし、白野原に至っては宿屋に直接火を放ちそうなんだぞ」

歌川「それ…自分で言うことなのか?…まあ確かに女子勢の中にそんな細やかな気を使いそうなやつは…」

九条「僕は皆の部屋のポストに読んでほしい本を入れて回ってたけど、アロマキャンドルは…」

セル「あの奇抜なR18の本は貴方の好意だったのですか…。てっきり何かのあてつけかと…」

愛野「…でも、どうやってアロマキャンドルから火を走らせるの?」

能口「確かにねぇ…導火線を使ったとすれば流石に気付くだろうしね」

大護「それに誰かに踏まれてダメになるっつうこともあるわけだしな」

愛野「肥料?けど肥料なら目立ちすぎるよね…」

九条「けど、肥料意外に燃えやすい物…それに目立たない物って…あったかな?」

藤木「あるんじゃないかぁい?」

遠隔発火の導火線になりそうな物…
紐とか肥料だと目立っちゃうし…。けどそれくらい……

――――!!!

≪閃きアナグラム開始≫
ー る ま す き ん ぐ あ

ま こ り る む す ぐ の

○○○○○ (5文字)
下2

正解!!

有山「アルコール!バーのお酒じゃない!?ほら、私もよく口から火を吐くとき使うし…」

セル「良く口から火を吐く時なんてないですが…たしかにスピリタスなどの度数の高いものであれば…」

愛野「透明な液体なら目立ちにくいし…。なるほど、そっか!そういうことなんだね!」

藤木「でもそこでひとつ謎が生まれないかい?」

能口「えらく今回は積極的だね、で?その謎って何だい?」

藤木「3階を火事にしたんだろ?で、犯人は3階で二人を殺した、その間に火の手が回ってたら…」

大護「ああ、外に出れねえわな。焼け死んじまう」

藤木「そう言うことさ、アヒャッ」

愛野「それに炎を操れない限り、他の部屋に火の手が回ることもあるわけだし…」

椎名「PKファイヤー!」

セル「…まあ、バカに賛同する感じになって気分は悪いですが、火事の範囲を操れる人物などそうそういません」

森近「人間では到底不可能だ」

有山「私なら出来るよ!してないけどね!」

歌川「疑われるようなことを言うなマオちゃん」

有山「それにカジノ範囲を操った証拠もちゃんとあるんだよ!」

セル「それを先に話してください、頭の中には何が詰まっているんですか?」

椎名「女の恥部の事を聞くなんて…恐ろしい子!」

えっと…火事の範囲を操った証拠は、これだよ!!

コトダマ>>409から正しいコトダマを選択しろ!
下2

正解!!

有山「皆捜査の時に気付かなかった?燃えてたのは廊下だけだったんだよ!」

歌川「言われてみれば確かにそうだな…」

森近「あれだけの火事で廊下だけ…。確かに不自然ではある」

能口「ということは何らかの方法で犯人は火事の範囲を操ったってことだね」

椎名「…フローリングの隙間に可燃性燃料を撒いて、導火線のあみだくじを作って…」

九条「そんな魔人探偵みたいなことは多分ここに居る人たちは出来ないんじゃないかな?」

藤木「そもそも床はフローリングじゃなかったしねぇ」

椎名「…じゃあもう無理だ!諦めよう!」

セル「そのくっさいアイマスクを口に付けて2度と口を開かないでくれますか?」

九条「スプリンクラーが作動するってことはある程度火の手と煙が回ってからだと思うから、犯人はどうやって他の部屋を燃やさないようにしたんだろうね」

愛野「あ…そっか、スプリンクラーが作動する頃にはある程度火事が広がってるし…。どこが燃えるかは予測不可能だし…」

椎名「ふごご、ふご、ふご」(それすらも操ったのではないか?)

セル「聞きとりずらいのでアイマスクを口から取ってください」

椎名ちゃん!そう!そうなんだよ!それすらも操ったってことなんだよ!
だからあんな場所にあれが置いてあったんだよ!

コトダマ>>409から正しいコトダマを選択しろ
下2

正解!!

有山「そうだよ!火災探知機の下にはバーのお酒のボトルがあったんだよ」

セル「…なるほど」

愛野「つまり導火線は3階のボトルに繋がってたってことだよね?」

九条「そして火災探知機の下で起こった炎はすぐさま感知されて警報アナウンスが鳴り響いたと」

椎名「それでまんまと誘き出された二人をナイフキルと言うわけだな」

藤木「でも2階1階とボトルは置いてなかったよねぇ?」

椎名「確かに、捜査の時もそんなのは無かったね」

歌川「3階で遠隔発火を起こしたのち、犯人は2階1階と火をつけて回ったのではないか?」

大護「????」

セル「頭の上に露骨にはてなマークを浮かべているバカがいらっしゃいますが?」

大護「どうしてお前はそこまで分かんだ?ん?分かんねえぞ」

有山「えっと、多分歌川君はこう言うことを言いたいんじゃないかな?」

犯人が2階1階と火をつけて回ってた証拠って、私達もおかしいと思ってるあれの事だよね?

コトダマ>>409から正しいコトダマを選択しろ
下2

正解!!

有山「ほら、あの時のアナウンスを思い出してみて!」

大護「3階が燃えて、2階…1階…―――。おおおおおお!!!!」

セル「理解したようですね、話を次に進めましょう」

森近「つまりは犯人は3階で二人を殺した後、2階1階と火をつけながら戻ってきたと言うことだな」

藤木「妥当な考えだねぇ、2階1階のアナウンスは感覚がそんなに開いてなかったしねぇ」

大護「今回の犯人は賢いな!だはは!!」

セル「貴方がアホなだけでしょう…」

椎名「それにもう3回目だしな…これくらいじゃないと普通に捕まるだろ常考」

大護「火事の謎は大まか解けたっつうことで、次は何話すんだ?」

セル「どうしてあなたが話を進めているんですか」

森近「進行くらいしかやることがないんだろう」

九条「せっかくはりきってるんだから、うん。」

セル「そんな生半可な優しさはいらないと思うのですが」

大護「そこ!余計な話すんなよー」

セル「………!!!」

≪ノンストップ議論開始≫

コトダマ>>409
【火事が起こった場所】
【夜の火事】
【愛野と九条の証言】
【夜時間の立ち入り禁止区域】
【溶けたアロマキャンドル】
九条「先ほどの話からするに、【夜時間の火事は操作】されていたんだね」

セル「ええ、犯人は『自由に炎を操った』ってことですね」

森近「つまり【あの火事で全員を攪乱することが目的だったってことだな】」

椎名「で、見事に攪乱されたと」

愛野「それで【二人が一気に殺されちゃったんだよね】」

椎名「で、『二人を殺した後全フロアに火を放って』宿屋に戻ってきたと」

大護「けど、その時に戻ってきたなら俺らが気づくぞ」

能口「私らが【外に出たのを確認してから中に入ってきたと】」

愛野「…なるほどね」

森近「犯人はずっと外から確認していたんだな」

セル「…あれ?何かおかしくありませんか?」

大護「お!俺と一緒だな!」

セル「前言撤回します」

【】の中身を論破か『』の中身に同意しろ!
下2

正解!!

有山「そうじゃないよ!」

有山「フロアはずっと煙に包まれてたんだよ?それなのに私たちが外に出たのを確認できるのかなって」

能口「あ、確かに」

藤木「完全なギャンブルに打って出たと言うことかい?」

九条「いや、でも時間的に二人が出た後に僕と森近君が外に居たわけだし、外から中に入ってきた人は居なかったよ?」

森近「俺も少し外に出たが、煙が凄くて中に戻ったんだ」

九条「そうそう、僕達はそこで合流したんだよね」

能口「視界が確保できない状況で視界を確保する方法…」

大護「監視カメラを覗いてたとかじゃねえか?」

セル「それが出来るのはモノクマだけでしょうね」

歌川「犯人はずっと宿屋に居た…いや、違うな」

藤木「そうそう、それならあの二人を殺せはしないよ…アヒャッ」

九条「答えが見つからないから、他の話題に移りましょう」

愛野「凶器の話とかもまだしてないしね」

≪ノンストップ議論開始≫

コトダマ>>409
【夜時間の立ち入り禁止区域】
【セルの証言】
【大護の証言】
【九条の証言】
【スプリンクラーの作動時間】

能口「【凶器は確かナイフだった】よね?あれ?包丁だっけ?」

大護「おいおいおい!しっかりしてくれよ―一緒に捜査してたんだろー?んま!俺は殆ど忘れちまったけどな!」

愛野「…自慢げに言うことじゃないよ、けど【ナイフなんてどこのか分かんないよね…】」

藤木「今の所ナイフがあるのは『バーと食堂の2か所だけさ』、まあその中の一本を特定するとなれば…かなり不可能だけどね…アヒャッ」

九条「ありきたりな凶器を使い【判別することを難しくする】それが今回の犯人の目的でしょうか…」

藤木「凶器は【いつでも持ち出せる状態だったしねぇ】」

椎名「こういうのって大抵は『実はナイフは使われてませーん』ってのが定石なんだけどな」

歌川「残念だがこれはノンフィクションでフィクションではないぞ」

森近「…話が脱線してきてるぞ」

椎名「そーだそーだ、気を付けろよ」

歌川「モノクマ、椎名の退場を要求する」

モノクマ「あ。うん、いいよー」

愛野「いいの!?」

【】の中身を論破か『』の中身に同意しろ!
下2

正解!!

有山「そうじゃないよ!」

有山「あれはバーのナイフで決まってるんだよね、ね?セル君」

セル「ええ、バーで使われているナイフは食堂のナイフと違い特注性なので、見分けは簡単に付けれます」

藤木「ああ、そうだねぇ。けど凶器をそんなにまじまじと見てなかったよぉ。アヒャッ」

椎名「抜けてるな、ま、ウチは殆ど寝てたんだがな」

愛野「ちゃんと捜査しようよ…。自慢げに言うことじゃないよ」

九条「犯行に使われたナイフは別物で、隠蔽のためにバーのナイフが置かれた可能性は無いかな?」

森近「どうしてわざわざそんな面倒な事を…」

藤木「というより食堂の包丁が減ってれば、誰かが気づくんじゃないかい?」

椎名「誰かとは」

藤木「私だよぉ…アヒャッ」

歌川「それで、減っていたのか?食堂の包丁は」

藤木「犯行が起こった日の夜7時に確認した時にはあったよぉ」

有山「じゃあ凶器はバーのナイフで決定だね」

椎名「異議あり!!」≪反論≫

《反論ショーダウン 開始》

コトノハ>>409
【犯行時刻に外に居た人物】
【溶けたアロマキャンドル】
【夜時間の立ち入り禁止区域】
【発火の順番の謎】
【二人の出血量】

椎名「ふっふっふ!異議ありだ!」

椎名「まず【凶器の傍に人はずっといなかった】つまりは【誰でも目を盗んで盗む事は出来たんだな!】

椎名「んあ?え…あー。藤木が居なくなった後も【食堂には入れる】つまりは【常に人の出入りがある状態だ】」

椎名「それに【犯行時刻の直前】【つまり人の減った夜時間ならいつでも出入りできる】」

椎名「夜時間は火事でエントランスに注意が集中していたしな!」

椎名「ただでさえ【夜時間は人が出歩いてないんだぞ】」

椎名「完璧な推理、パーフェクト・アナライズ!」

椎名「真面目な推理にパーの音も出ないだろう!」

【】の中身をコトダマで打ち壊せ

下2

正解!!

有山「夜時間は食堂に出入りできないんだよ!」

歌川「あと、パーの音ではなくぐぅの音だ」

椎名「ぐぬぬぬ…!けど藤木が居なくなった直前なら可能なのではないか?」

有山「あ…」

椎名「ふはははははは!」

愛野「なんか今日テンション高いね…椎名さん」

九条「女の子の日だよ、それか発情期」

セル「万年休眠期だと思っていましたよ」

椎名「おいそこ!ウチだって傷つくぞ!」

大護「あー、けど確かに一理あるな、藤木が居なくなった後にだったら凶器は取れるし、ギリギリ夜時間でもねえしな」

森近「捜査にかこつけてそっと凶器を戻すこともできるな」

有山「それも出来ないよ!」

コトダマ>>409から正しいコトダマを選択しろ
下2

正解!!

有山「昨日の夜時間に凶器を取りに入ることは不可能だよ!」

有山「そうだよね?九条君、愛野君!」

愛野「あ、うん。最後まで食堂に居たのは僕達だから」

九条「モノクマに追い出されてロックをかけられたんだ、だからその後には食堂に入れない筈だよ」

椎名「うむむ…」

セル「バーなら食堂と違って人の出入りも少ないですしね」

森近「セルと大護くらいしかバーでは見かけないな」

大護「俺はナイフの確認なんてしてねえぜ!だはははは!!」

セル「…期待はしていませんよ」

九条「凶器も火事を起こした方法も決まりましたね、あとは…」

藤木「大難問…煙の中での殺人だねぇ…アヒャッ」

有山「煙の中で息が出来て、前が見えて…。そんなのできるかな」

セル「出来ないから悩んでいるんでしょう」

歌川「今の所犯人は俺達を除いた6人ということになるな」

九条「そうだね、君達6人は固まって行動していたわけだし、疑われるのは僕達だ」

セル「けれど私達も固まって行動をしていましたよ?」

藤木「けど集まったのはバラバラだったけどねぇ。アヒャッ」

愛野「で…でも、それを言っちゃうと歌川君たちもじゃないの?」

森近「けれど向こうは誰がいつ出てきたかは分かる、が、俺達は分からない」

椎名「むむむ…」

有山「最初に出てきた人に話を聞けばいいんじゃないかな?」

大護「けどあんなバタついてるんだ、誰が誰を出てきたか把握できてんのか?」

有山「してる人が一人居た筈だよ」

コトダマ>>409から正しいコトダマを選択しろ
下2

九条君よりもっと正確に覚えていた人って居なかったっけ…

不正解!

安価
下1

正解!!

有山「愛野君。愛野君なら覚えてないかな?」

愛野「え…あ。うん、僕は覚えてるよ」

愛野「僕が3番目に出て来て、それより前に居たのは九条君と森近君で…」

九条「僕が出てきたときには森近君は居たから…」

森近「俺も一応外には出たが、その時はまだ空気清浄機が煙を吸いきってなくてやむを得なく中に戻ったんだ」

大護「っつうことは、森近・九条・愛野、んでその他諸々ってわけだな」

セル「けどその後は固まって行動をしましたよ?怪しい動きは誰一人見受けられませんでした」

藤木「ああ、右に同じさ」

有山「……」

椎名「あからさまに何か考え込んでる顔をしてるが、犯人は私たちの中にも居ないぞ」

有山「そうなのかな…」

私達6人以外で自由に動けそうだった人…
本当に他の6人の中に居ないの…かな…

怪しい人物を指名しろ!

下2

正解!!

有山「森近君…森近君は…自由に動けたんじゃないかな?」

森近「…俺が?」

有山「私達6人のアリバイは確立してて、その後6人がまた集まって行動してて…」

椎名「んなら、アリバイは全員あるのではないかと思うぞ」

九条「…いや、僕達全員のアリバイが成立するまでに、空白の時間があるんだ…そうか…そうだったね」

愛野「僕達は暫く部屋に居たわけだから、その間に誰かが行動してても分からないよね…」

セル「それに部屋から出てきた人物を愛野君が覚えているのなら、怪しい人物は九条君と森近君に絞られてきますね」

森近「ほう…俺が犯人だと、ならばそれなりの謎も出てくるぞ」

藤木「けど一番最初に外に出てたのはアンタなんだろう?アヒャッ」

大護「でもよー、犯人にしちゃあ余裕すぎゃあしねえか?もっと普通は焦るもんだろ」

能口「確かにね、今までと全然違う。間違ってるんじゃないかい?」

セル「もう一度話し合う必要がありそうですね」

≪ノンストップ議論開始≫
コトダマ>>409
【二人の出血量】
【三階のガラス片】
【走る火】
【九条の証言】
【セルの証言】

大護「森近が犯人だとしてよー、【返り血の一つや二つ着いてるはずだろ?けどついてなかったじゃねえか】

能口「『現場で見た森近は至って普通だったよ』」

セル「返り血で汚れた服を『何らかの方法で綺麗にした』…なんてことはないですね、目立ちすぎます」

藤木「けど返り血が付いてないのは不自然すぎるねぇ…【犯人は他に居る…】とかじゃないかい?」

愛野「犯人って決めつけちゃっていいのかな?『他に怪しい人は居ないのかな…』

大護「他に怪しいっても【俺ら6人以外に絞られてくるんだけどな】」

椎名「めっちゃ疑われてるんだが…」

歌川「なにもお前だけを疑っているわけではない、『俺ら六人には完璧なアリバイがあると言うことだけだ』」

大護「って、この話…またさっきの話題に戻らねえか?」

セル「おや、賢いですね。脳が数ミリ大きくなりましたか?」

【】の中身を論破か『』の中身に同意しろ!
下2

正解!!

有山「森近君は服を着替えに行くことが出来たんだよ!そうだよね?九条君」

九条「ええ、ずぶ濡れになっていて風邪をひいてしまうといけないので、部屋に一度着替えに戻らせましたが…」

愛野「あ、そっか、森近君…言われてみれば部屋に戻ってた気が…」

セル「ですが黒一色なのでぬれていたことにすら気が付きませんでしたね」

藤木「私は気づいてたけどねぇ…アヒャッ」

椎名「ならなぜ黙っていたし…」

大護「ずぶ濡れって言うことは…返り血か?」

歌川「二人分の血液なら十分にあり得るな」

藤木「けど地面に落ちていたのは血液じゃなくて純粋な水だったねぇ…」

九条「ええ、外に出た際スプリンクラーでびしょ濡れになったと言っていたのを覚えています」

森近「そういうことだ」

有山「…」

大護「実は隠れて洗濯機で洗濯して、それで濡れたまんま来たとか?」

藤木「洗濯場からエントランスにかけては水滴の一つも落ちてなかったけどねぇ…」

椎名「それに洗濯後特有の良い匂いもしなかったぞ」

大護「お日様の香りって奴だな!」

森近「ということだ、俺はただスプリンクラーで濡れて、着替えに戻っただけだ」

椎名「一番最初に居たのが森近だ、何をしていたのかは分からんし、だからこそスプリンクラーでびしょ濡れになっていたという可能性もあるぞ」

九条「うん、それに血の臭いは独特過ぎて、さすがの僕でも気づくよ…」

セル「三度も人が死んでいるんです、それくらいの区別は誰でもつくでしょう」

有山「洗濯場は使われて無くて…けど…」

そう、けど一つだけ体に付いた血を落とす事が出来る方法はあるよね。
あれをうまく使えば…

コトダマ>>409から正しいコトダマを選択しろ!
下2

正解!!

有山「1階にスプリンクラーで出来てた水たまりがあったんだ」

森近「…で?」

有山「でね、その中に血がかなりの量まじってて、つまり、森近君はスプリンクラーで血を洗い流したんじゃないかなって」

セル「成程、確かにそう言う方法もありますね」

愛野「たしかに、そう言われてみれば怪しいのは森近君だけど…」

九条「本当に人命救助に行こうとして…という可能性も捨てきれません」

歌川「ならば聞くが、何故一階に血だまりがあった?」

椎名「実は犯行現場は一階だった!…とかではないな」

藤木「そんなことしちゃあ二人の血の跡の始末が大変だしねぇ」

愛野「じゃあ…ほんとに森近君が?」

森近「人助けをしようとしたのに酷い言われ様だな、傘を持って外に出るべきだった」

有山「あのね、私…思ったんだけど、びしょ濡れになるのはおかしいんだよ…」

そう、今までの話の中で私の中に浮かんできた一つの疑問。
それをぶつければ…

コトダマ>>409から正しいコトダマを選択しろ!
下2

正解!!

有山「スプリンクラーの作動時間は約八分。死体発見アナウンスが流れてから3分後くらいに止まってる」

有山「じゃあスプリンクラーは火災アナウンスが流れてから少しして、五分は作動してたことになるんだけど、私たちが外に出て二人を探しに行ったのは作動し始めてちょっとしてからなんだ」

有山「その時もスプリンクラーは作動してたけど、けどね―――」

歌川「俺達は誰一人着替えが必要なほどびしょ濡れになっていない」

大護「…って言われてみればそうだな!」

セル「つまり、故意的にスプリンクラーの水に当たらないとあそこまでびしょびしょにならないと言うことですか?」

藤木「おやぁ?でも森近はスプリンクラーの水に当たりに行ったんじゃなくて、助けに行ったんだったよねぇ?」

椎名「しかもすぐに戻ってきたと言っていた気もするが?」

愛野「…―――――」

森近「…だが問題が一つある、気づいているか?」

有山「…問題?」

森近「あの煙の中、俺はどうやって活動できたんだ?」

有山「…え?」

森近「大護も言っていた通り、あの煙の中での活動は俺にも不可能だ」


正しい選択肢を選べ
1忍法を使った
2ガスマスクの様な物を所持していた
3実は煙じゃなかった
4瞬間移動した

下2

歌川「忍法を使うって何だ、なんでもありになってくるぞマオちゃん」

不正解!!

安価↓1

正解!!

有山「煙を遮断する方法はあるよ!森近君がさっき仕舞ったそれだよ!」

藤木「面白い事に目を付けたねぇ…アヒャッ」

セル「成程、口布で煙を遮断したと言うことですか…」

大護「おお!そりゃ盲点だったな!そっかそっか!これがありゃあある程度は何とかなるわな!」

九条「けどこれで煙を遮断できたとしても、視界は確保できないよね」

愛野「そうだよ!視界の確保も出来ないのに二人を一撃で仕留めるなんて…。無茶だよ!!」

森近「ということだ、これを使っても活動時間は限られているし、視界の確保は出来ない」

森近「ならどうやって二人を殺す?」

歌川「往生際が悪いな…」

椎名「だが、万が一という事もあるぞ」

大護「んまあ、そういわれりゃあそうだわな」

【パニックトークアクション開始!!】

森近「俺が犯人だと言うなら、俺が納得する答えを出してみろ」

森近「いいや、ここに居る全員が納得できる答えは出せるのか?」

森近「無理だな、あの中での視界は限られていた、それは全員が分かりきっている事だ」

森近「それにあの中での活動時間も限られている、煙の中での迅速な活動はほぼ不可能だ」

森近「だが二人は一撃で殺されていた、それはなぜだ?」

森近「答えは一つ、他の殺害方法があった、そうだ」

森近「さあ、お前はどう答える?」

森近「早く俺を、いや、俺達を納得させる答えを出して見せろ」

森近「無理だろうがな」

ん じ ゃ さ の う い の に
下2

正解!!


有山「忍者の才能、それがあるなら出来るんじゃないかな?」

森近「才能?ふっ…視界が限られた中で、そんな事が俺にできると言うのか?」

森近「前例もないのによく言えたものだな、限りない憶測だ」

有山「前例はあるよ…前例は…」

有山「私が大護君を殺そうとした時、大護君はどうして私に気付いたのか…言ってくれる?」

大護「ん!?あ…んー…あの時は確か…音と気配、だな」

セル「音と気配?…どういう事ですか?」

大護「あん時は確か電気は俺が付けて、けどなんか後ろッ側からへーんな気配を感じたんだわ、んで、後ろに集中してたってこった」

森近「それが何の証明になる?俺に同じことができるとでも?」



大護「出来んだろ、訓練に訓練を重ねてここに居る『超高校級の忍者』ならな」


森近「…ふっ」

森近君が口に口布を巻いていつもの様子に戻った。
今さっきまでの雄弁な森近君じゃなくて、いつもの森近君は私にこう言った

森近「…振り返って見せろ」

振り返る?…つまり、事件を纏めろってこと?
…だったら今までの事を全部まとめて、森近君にぶつけなきゃ

【クライマックス推理 開始!!】

Act1
今回の事件は犯人によって綿密に計算されてたんだよ。
まず犯人は雑貨屋から持ち出した【1】を宿屋の廊下の隅に置いて、いつでも事件を起こせるようにした。
それに【1】だったら、置いてあったとしても別に不自然に思う人は少ないだろうしね。
今回【2】が疑われていたことも、犯人にとっては物凄く犯行を起こしやすくなる一つの材料だったんだね

Act2
そして犯人は犯行に移ったんだ、まず【1】と【3】を組み合わせて見えない【4】を作ったんだよ。
誰にも気づかれずに、そして安全圏から【5】を起こすためにね。
そして犯人はそれで【5】を起こして、見事に今回の被害者たちを誘き出したんだよ

Act3
火事が最初に起こったのは【6】で、きっと犯人はそこで待機するかそこに来た瞬間に犯行を行えるように待機していたんだろうね
普通の人なら煙に巻かれて犯行どころじゃないけど、犯人は【7】と自身の【8】を使って犯行を円滑に行えたんだよ
犯人の思惑通り【6】に行った二人は、まんまと犯人の罠にはまってそこで殺されたんだよ。
その後犯人は【9】と【10】と火をつけて回って、不自然な【5】を起こし終わったんだ

Act4
私たちが宿屋から出たのを見計らって、まず犯人は服に付いた血を【11】で洗い流して、他の皆の前に姿を現したんだ。
もちろんその頃には血なんて微塵も付いてないから誰も疑わないだろうね。
現に犯人は易々と着替えて、皆と行動することが出来たんだから


そしてそれが全て行える才能の持ち主。
それは君だよね?【12】


線香 香水 お酒 アロメキャンドル 藤木 椎名 能口 糸 導火線 紐 水害 火事
3階 4階 1階 2階 地下 森近 口布 ガスマスク 運 スプリンクラー シャワー 才能
下2

正解!!

森近「…動機」

有山「え?…動機?」

森近「…動機は何だ」

そう言われて、私はとっさに答えれなかった。
どうしてあの二人が殺されなきゃならなかったのか、どうして二人だったのか

森近「…分からないか」

歌川「…確かに、あの二人を何故狙ったか、それを問われると不可解だな」

藤木「って…もう自分が犯人だって認めるんだねぇ…アヒャッ」

森近「…教えてやろうか?」

森近君はまるで一人で話してるみたいだった、私の目を見ているけど、見ているのは私じゃない
私の奥。もっともっと奥だ。

―――スルッ

森近「なら教えてやろう。簡単な話だ」

口布を外した森近君は笑っていた、初めて見る森近君の笑顔だった。

愛野「…何で...なんで笑ってるの?」


震える愛野君の質問は無視して、森近君は氷の様な声で私達に言った


森近「 誰でもよかったんだ 」

誰でもよかった。
誰でも…良かった…?

椎名「どういうことだ、おい」

森近「外に出れる?そんなのはどうでもいい。俺は殺したかったんだ」

セル「とんでもない本性を現しましたね…」

森近「俺の才能は強い、じゃあお前らの才能はどうだ?強いのか?弱いのか?」

森近「お前らの才能は俺を打ち砕く事が出来るのか、いや。俺の才能を超える事が出来るのか?」

藤木「アヒャッ、アンタが負けたってのはもう分かりきったことさぁ」

森近「負けた?何を言っている。俺は二つの才能に打ち勝ったんだ。俺の才能が二つの才能を淘汰した」

森近「お前らは…。お前らはまだ才能を殺せていない、いいや、才能のない奴らすら淘汰することができない」


有山「それは…違うよ」


口が勝手に動いて言葉を紡いだ。
何が違うの?あれ…私、何を言いたかったの?


有山「…戻れる可能性がないなら、もう一生戻ってこなくていい」

有山「…早く終わらせよう」

森近「???」

歌川「マオちゃん?」

能口「…人相変わってるけど」

森近君と同じ、氷のような声が私の口から洩れた
私の意思とは裏腹に、ぽろぽろぽろぽろこぼれていく

有山「……―――」

有山「あ…あれ?あ…あれ?え…」

能口「元に戻った…。どうしたの?怖かったよ?」

セル「流石に怒ったと言うことではないでしょうか、怒りの沸点が謎ですが」

藤木「…アヒャッ」

モノクマ「あーあーあー!誰にだって怒りたくなる時はあるよね!」

九条「今回も…ですか」

モノクマ「うん、じゃないと終わらないじゃん。ずっとここに居たいの?」

愛野「そんな訳…けど!」

モノクマ「はいはい!じゃあ毎回恒例の投票タイム!」

モノクマ「それじゃあお手元のスイッチでクロだと思う人に投票して下さーい」

モノクマ「はたして、クロは誰なのか。投票は正しいのか?」

モノクマ「投票結果は正解なのか間違いなのか!」



モノクマ「それでは!発表しまーす!!」











――――――――――――――――――――

【森近】 【森近】 【森近】

   チャッチャラチャ~♪

―――――――――――――――――――――

モノクマ「はい!今回もまたまた大正解!超高校級の放送委員である上山クンと超高校級の羊飼いである白野原メリィさんを殺したのは超高校級の忍者である森近透クンでしたー!」

森近「二人も殺せた、満足している。終わらせてくれ」

歌川「貴様!そんな自己中心的な理由で!!」

セル「ずっとそう思っていたんですか、仲間のふりをして…」



有山「違うよ。アリスのマカロン。動機はそれだよね」


能口「私がおかしくなったあのマカロンの事かい?」

有山「うん、ただのマカロンじゃなくて、モノクマドラックの入ったマカロン。」

モノクマ「ちょ!有山さん!?」

有山「殺人衝動を引き起こして、依存させるタチの悪い薬」

有山「けど――モノクマ「はい!オシオキ行くよ!」

藤木「そんな薬を作れるなんて…マオちゃん顔負けだねぇ…アヒャッ」

モノクマ「もう!オシオキタイムに移るって言ってるでしょ!!」

藤木「そんな品物があるなんて高値で売りさばける気になるじゃないかぁ…」

歌川「それに、今後それを使用して。殺人を陽動させないとは限らないしな」

椎名「ふ!不公平だ!チートだ!BANされろ!」

モノクマ「そんな事しないってば!!」

有山「…はい」

歌川「ん?。あ、ああ…ありがとう…でもこれ」

セル「では、校則にでも追加してもらいましょうか、使用してはいけない。と」

愛野「そうだよ!信じられないよ!!」

モノクマ「あーあーあー!!分かった!分かったから!!」

モノクマ「オシオキ終わったら追加するから!ほら!もう森近クン待ちぼうけしてるじゃん」

―――スッ

藤木「…アヒャッ??」

藤木「……おい森近、餞別さぁ。くれてやる」






















【学級裁判 閉廷】

森近「―――――」

モノクマ「はぁ…もう!みんな騒ぐから結構時間かかっちゃったじゃん!」

モノクマ「…って、あれ?森近クン!ほら!行くよ!」



森近「お…おい!なんで…なんで俺なんだ!?」

モノクマ「え?だって君が今回のクロだからでしょ?さっきまでの自信はどこ行っちゃったの?」

森近「く…クロ!?クロは鈴上だろう!おい!!」


藤木「アヒャッ…」

セル「……」

大護「――――」

歌川「?!」

愛野「え?え?」

九条「どういうことですか?」


森近「冤罪だ!!おい!俺は!!俺は死にたく――――!!!」


モノクマ「超高校級の忍者である森近透クンの為に、スペシャルなおしおきを用意しましたっ!」


モノクマ「では、張り切っていきましょう!おしおきターイム!」


森近「やめろおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
















【GAME OVER】

森近クンがクロにきまりました

 おしおきをかいしします













モノクマ式!現代忍法『空蝉の術』


                超高校級の忍者 森近透 処刑執行

森近君は前の開いた大きな箱のような場所の中に居た。

中に立てかけられた木の棒に手足を縛られれて、逃げようにも逃げられないようでもがいてる。


ドロンッ

そんな森近君の前に忍者服姿のモノクマがいっぱい出てきた。
そしてその軍団は森近君を見つけると、手裏剣を構えて一斉に投げつけた


バタンッ

カキンカキンカキンッ

けどその手裏剣は突如現れた透明な壁に阻まれて地面に全部弾かれた。
けれどその反面箱の前面はガラスで閉じられて、森近君は完全に閉じ込められた



ピッ♪
ブオオオオンッ

突如森近君の居る箱の中がオレンジ色に光って、森近君とそれを縛っている木はクルクル回り始める

一周するたびに森近君は苦しそうな顔になって、汗をだらだら流し始める

ボオオオオオオ!!
ブオオオオオオ!!

回転の速度と、光の強さがだんだんと上がっていく。



ピカアンッ
ボンッ!


最終的に一面オレンジの光が照らして視界を奪った。


ティロリロリン♪


軽快な音と共にガラスの壁が地面に下がっていく。


中に居たのは森近君が着ていた服。だけだった

モノクマ「いやっほうっ!!エクストリィィィィムッ!!」

能口「大護、ちょっとこの後良い?」

大護「…おう、何となく分かってる」

セル「藤木さん、偉くご機嫌が良さそうですね、なにかありました?個人的な恨みとか」

藤木「秘密さぁ…アヒャッ」

モノクマ「あ…あれ?あれ!?ボクはフル無私!?ショボーン…」


歌川「…マオちゃん、その―――」

有山「ごめんね、蓮司君。私疲れちゃったから話は明日にしよう」

歌川「う…うん」

愛野「あ!僕も行くよ!!」

九条「私も体調が優れないので…」

有山「―――」

愛野「ねえ、怒ってる?怖い…よ?」

有山「え?どうしたの?全然怒ってないよ?悲しいけど…」

エレベーターの中では九条君と愛野君が心配そうな顔で私を見つめている
…沈んでいたから、怒っているように見えたんだろうな

殺人は許せないけど、森近君にだって…訳があったんだから、仕方ないよね



九条「とりあえず今日はゆっくり眠っていてください」

有山「うん…ありがとう」

愛野「何か困ったことがあったら僕で良かったら相談のるから…」

有山「うん、ありがと」

―――――――――――――
―――――――――
―――――――


モノクマ「ねえねえ!ちょっと!」

パチンッ

???「何?」

モノクマ「ボクの指示なしで勝手に動かないでよ!ボクがリーダーなんだからね」

???「私が死んじゃったら、消える癖に?」

モノクマ「ぐぬぬ…それは!!」

???「君に任せる、とは言ったけど。君は私無しじゃ生きていけないんだよ」

モノクマ「あいつ等を絶望に染め上げたくないの!?だったら!」

???「絶望とかいらない。私は私のする事をするだけ、最初で最後のチャンスなんだよ」

???「分かった?」

モノクマ「う…うん」

???「私達も全部終わったら消えるんだから、わざわざ寿命を縮めるような事はしないで」

モノクマ「けど君がここまでするなんて珍しいよね!」

???「私はあの人たちが大好きだよ。けど許せないの。だからだよ」











【CHAPTER3】

パステルカラーの淡い死を【完】


生存人数9名

最近めっきり忙しくなっててごめんなさい!
エタらせるつもりはありません!ちゃんと5作は完結させるんだから!!

コメントや支援絵を見ては最近申し訳ない気持ちでいっぱいです
ほんっとに時間取れなくてごめんなさい!!

スレに移動するので、このスレもご批判要望感想その他いろいろとかリクエストとかにお使いください
質問も受け付けます!暫くの間は多分すぐにお返しできるはずです!


では!4章でー!

おつでした。マオちゃんが不穏……
今回の犯人候補はどうだったのかな

乙、途中経過がよくわかんないな…
後、藤木は結局森近に何をしたの?

>>531

今回の犯人候補はモノクマドラッグを服用していた能口と森近の二名です
能口の場合はまたしても大浴場で殺人が起こっていました

>>532

藤木が何かをしたのでしょうか、それとも藤木に何かをさせたのでしょうか

最終章までにじわじわ明らかになっていきます

因みにモノクマドラッグ服用者ですが、こちらでランダムに数字を振って、乱数メーカーでその数字に当たった人が服用者ということになっていました

主人公がドラッグ当たってたらどうなってましたか?

>>536
ここでは詳しく言えませんが。
3章4章5章は全て殺人の引き金になっていたと思います

羊さんポシェット を 入手しました
説明:羊を催した可愛いポシェット 空っぽの中には持ち主のいろんな感情が詰まっていた

年季の入ったヘッドホン を 入手しました
説明:どこでも買える普通のヘッドホン もうノイズしか流れない

漆黒の布 を 入手しました
説明:持ち主をいかなる時も守っていた布 今はただの布きれ

※またまたこれを書き込み忘れてました…

乙です!
被害者はマカロンルーレット後には決まってたのかな?

>>539
被害者は能口の監視云々である程度決まってました
マカロン関係なしです

【好感度一覧】

【才能】超高校級の校閲
【名前】歌川蓮司【好感度】45
「俺がしっかりしないとな、時々まだ変な方向に行ってしまうからな」

【才能】超高校級の考古学者
【名前】九条孝介【好感度】27
「趣味はあいそうだね、今度も本を貸してあげるよ」

【才能】超高校級のゲーム実況者
【名前】椎名朱里【好感度】15
「変わった奴だな、ウチもだが」

【DEAD】
【才能】超高校級の忍者
【名前】森近透【好感度】21
「何で…俺が…」

【DEAD】
【才能】超高校級の羊飼い
【名前】白野原メリィ【好感度】21
「弱肉強食だよ~。うふふ~、仕方ないよね~」

【才能】超高校級の番台
【名前】能口此花【好感度】33
「今回はいろいろお世話になった…かな。ちゃんとお礼はするわ」

【才能】超高校級のディーラー
【名前】セル・G・ジャックマン【好感度】23
「一番目をつけるべき人物です」

【DEAD】
【才能】超高校級の葬儀屋
【名前】菊野雪路【好感度】9
「天国とはどんな場所なのか…」

【DEAD】
【才能】超高校級の鼓笛隊
【名前】ジェシカ・アンバートン【好感度】17
「グッバイ!!」

【才能】超高校級の憲兵
【名前】大護霊人【好感度】40
「娘が居るってこんな感覚なのか?たはー…心配事が尽きないねー」

【DEAD】
【才能】超高校級のバレーボール選手
【名前】鈴上 琴美【好感度】17
「勝ったこと、認めてやるよ」

【DEAD】
【才能】超高校級の放送委員
【名前】上山遊【好感度】31
「…姉ちゃんによろしくな」

【才能】超高校級の露天商
【名前】藤木魔香【好感度】27
「末永く仲良くしたいねぇ」

【才能】超高校級の天文学者
【名前】愛野海【好感度】35
「た…頼りになるし大好きだよ!」

【DEAD】
【才能】超高校級の庶務
【名前】諸井 聖奈【好感度】8
「まだ…友達でいてくれる?」

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