ベジータ「国語の教科書の世界に入れる装置だと~!」 (60)

ブルマ「まず読みたい話を読まなきゃ入れないけどね」

ベジータ「フン、つまらん。そんなのトランクスにさせればいいだろ!!」

ブルマ「それが…いまトランクスいないのよね。実験ついでにやってみてよ!」

ベジータ「ちっ…1回だけだぞ……」

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ベジータ「なんだ?スイミー、少年の日の思い出、モチモチの木、やまなし、握手、盆土産…故郷…走れメロス…」

教科書のような機械のページをめくっていくと
ベジータ「ふん…どれから読むか…適当に…これだな」

ベジータはページを適当に開いて

ベジータ「少年の日の思い出だと?」

ベジータ「…蝶の標本を集めてるだと?…クジャクヤママユ…くそったれー!言いにくい!!…」

ブルマ「声に出さなきゃ読めないのかしら…」

ベジータは話を読んでいくと

ベジータ「なるほど…なかなかの面白さだった…これで?どうするんだブルマ」

ブルマ「あ、じゃあそのボタンを押して読んだ話の題名を言って?」

ベジータ「これか…少年の日の思い出。」

ベジータ「うああああああっ!な、何だ!?」

ブルマ「我ながらうまくできたわ…」

ベジータ「くそったれ…ここはどこだ?」

ベジータ「もう回想に入っているのか…とりあえずあのガキをボコボコにしてエーミールとやらを助けるか?」

ベジータ「フン、それにしても分からんな…何故虫を捕まえて楽しいんだ?」

僕「おじさん、どいて」

ベジータ「貴様はっ!【僕】!」

僕「?」

ベジータ「人の蝶の標本は壊すなよ!後悔するぞー!」

僕(怖…この人標本にしてやろうかな…)

僕「そこにコムラサキがいるんだよ。どいて」

ベジータ「このガキ…」

僕「静かにしてよっ…集中するから…」

ベジータ「馬鹿野郎ー!!」

ベジータは花畑に気功波を放つ

僕「えっ」

ベジータ「生命は簡単に奪っていいものではないぞ!」

僕「おじさん多分今いろいろ生命奪ったと思うけど…」

ベジータ「はっ…!しまったー!!」

僕「ちぇっ、折角珍しい虫見つけたのに…あ!まだいた!ラッキー」

ベジータ(しまった…)

ベジータ「しまったな…」

僕「ラッキー、家で標本にしよ」

ベジータ「おい!絶対エーミールの家には行くなよ!わかったかバカ!」

僕「……あんなやつの家に行くわけないよ…」

ベジータ「それならいいが…」

僕はベジータに背を向け歩いて行った

ベジータ「……それにしても、俺たちとは全然違う世界だな…」

ベジータ「特に強い気は無い…どうせだ、最後まで物語を生で見るか…」

僕「しまった……!!」

ベジータ「馬鹿野郎!!何でエーミールの家にいる!?あっ!その虫…クジャクヤマママヤ!にしても物語は進むのが早いな…」

僕「クジャクヤママユね…どうしよおじさん!」

ベジータ「よし、ドラゴンボールでその蝶を生き返らせてやろう」

ベジータ「この世界にはドラゴンボールはあるのか…?
!あのガキ…いつの間にあんな所へ……もう母に打ち明けてるじゃないか!」

ベジータ「くっ、もう終盤だ!ちくしょー!!」

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