スピアー♀「そろそろ換え時ですね」スポンッ 男「え?」 (42)


 マニューラ♀「ごちそうさま~」


 ミロカロス♂「ごっそさん」


 男「ごちそさま」


 スピアー♀「お皿お下げします」


 男「ああ、ありがと」


 マニューラ♀「おいしかったよぉ~、スピアーちゃん♪」


 スピアー♀「ありがとうございます」ニコリ

 


 スピアー♀「♪~」カチャカチャ


 男「スピアー、悪い。水筒出すの忘れてた」


 スピアー♀「あ・・・そこに置いててください」カチャカチャ


 男「あぁ・・・。・・・スピアー?」


 スピアー♀「はい?」
 

 男「何か、その針・・・ボロボロだな・・・」


 スピアー♀「あ・・・そうですね。大分使い込みましたから」


 男「(俺にな)」


 スピアー♀「そろそろ換え時ですね」スポンッ


 男「え?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1480832258



 スピアー♀「こっちも」スポンッ


 男「・・・」


 スピアー♀「ホント、ボロボロですね。どうりで水が入り込むはずえです」ハァ


 男「・・・え?いや、えっ?」オロオロ


 スピアー♀「どうかしましたか?」


 男「いや、え?それ外せんの!?」


 スピアー♀「はい。もちろんです」


 スピアー♀「この針は毎年取り換える代物なんですよ」


 男「そうなの!?」ガビーン


 スピアー♀「知らなかったんですか?一応ポケ医大学出身のくせして」ヤレヤレ


 男「痛いこと言うなよ・・・」ズーン


 スピアー♀「まっ、それはいいとして。明日買いに行きましょうか」


 男「・・・え?」


 男「それ売ってんの!?」ガビーン


 スピアー♀「当然です。これは必需品なのですから」フンス


 男「いや、そりゃわかるけど・・・売ってるもんなのそれ?」


 スピアー♀「売ってますよ。まぁ、専用のお店でなければ買えませんが」


 男「そ、そうだよな。危ないし・・・」ホッ

 
 
 スピアー♀「危ないと言っても、バトルの時以外には凶器にはなりませんよ」



 男「(いつも俺に攻撃してくるくせにっ・・・!)」フルフル


 スピアー♀「そういうことですので、明日行ってきます」


 男「おう・・・で、それどうすんだ?」


 スピアー♀「取り換えるので、明日そのお店に渡します。それまで今日は袋に入れておきますね」ゴソゴソ


 男「(ぜってー破れる)」


 スピアー♀「あ」ビリッ


 男「(やっぱり)」ハァ


 スピアー♀「あっ、今バカにしましたね?」キッ


 男「」ギクッ


 男「ま、まっさか~(やべ、エスパータイムでもないのに心でも読んだのか?)」アセアセ


 スピアー♀「じゃあ何故目を逸らすのですか?」ブーン


 男「き、気のせい気のせい!ほ、ほ、ほら。目合ってるし」


 スピアー♀「触覚見てますよね?」


 男「(あ、オワタ)」


 スピアー♀「ダブルっ、ニードル!」シュッ


 男「(いやぁぁああああ~~~!)」


 

 ぺちっ




 男「・・・?」


 スピアー♀「っ、いたいぃ・・・」


 男「え」


 スピアー♀「うぅ・・・」ウルウル

 
 男「」

今までの

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455452015 スピアー♀「ご主人様、朝です」 男「んー・・・」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455546880 ゴースト♀「主さま!」 友人B「あぶね!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455594056 ロコン♂・ウインディ♀「マスター!/姉ちゃん」ユキメノコ♀「・・・」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455708097 サーナイト♂「マスター・・・何だか、体がダルいのですが」友人「え?何?生理?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468818005 スピアー♀「ご主人様、朝です」2 男「んー・・・」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478863669 スピアー♀「ご主人様、今日はポッキーの日です」


 スピアー♀「うぅ・・・」ズキズキ


 男「だ、大丈夫か?」


 スピアー♀「捻挫までには至っていませんが、少々ズキズキします・・・」ズキズキ

 
 男「一応、ポケセン行った方がいいんじゃないか?」


 スピアー♀「いえ、大丈夫です・・・」ハァ


 男「そっか・・・(針が無しで攻撃したら、こんなにまで弱々しくなるのかよ・・・)」


 スピアー♀「針が無いと落ち着きませんね・・・」スリスリ


 男「・・・」

 
 スピアー♀「・・・あ、あの?ご主人様?」


 男「え?あ、何だ?」


 スピアー♀「そんなにまで手をじっと見られると・・・は、恥ずかしいです//」


 男「あ、わ、悪い・・・」


 男「(ってか恥ずかしもんなのか?)」


 スピアー♀「さて・・・もう寝ましょうか」


 男「お、おう・・・明日、付いて行こうか?」

 
 スピアー♀「え?い、いえ、1匹で行けるので大丈夫ですよ」


 男「いや、俺が心配だからさ」


 スピアー♀「・・・で、ではお願いします//」ペコリ


 男「(あれれ?こんなに素直だったっけか?)」


 スピアー♀「んっ、くっ・・・」プルプル


 スピアー♀「(お、重いぃ・・・っ、い、いつもなら全然へっちゃらなのにぃ)」プルプル


 男「ス、スピアー、無理するなよ?」ヒョイッ


 スピアー♀「あ、も、申し訳ございません・・・」シュン


 男「(マジでこんなに弱々しくなるのかよ・・・)」


 男「気にすんな。俺も手伝うよ」


 スピアー♀「え?で、でも」アセアセ


 男「今のお前じゃ、一人で何か出来るわけじゃないだろ?」


 スピアー♀「・・・はい」





 スピアー♀「これで最後です」っズボン

 
 男「おう」スッ


 
 
 ドゴーム♂「むぁてぇぇえ!逮捕するぅぅうぅ!」ドドドド!



 ピジョット♂「とっつぁんもしつこいなぁ!」ビュオオオオォ!!



 ヒュルルルルル!!


 スピアー♀「きゃっ!」ヨロッ

 
 男「おぉっ!?」ガシッ

 
 スピアー♀「び、びっくりしたぁ・・・」ドキドキ

 
 男「大丈夫か?」


 スピアー♀「も、申し訳ございません・・・」


 男「針が無いから自分の体を支えるのにも苦労すんのか」ハァ

  
 スピアー♀「はい・・・。・・・あのご主人様」

 
 男「ん?」


 スピアー♀「そろそろ・・・手を離して、いただけませんか?///」
 

 男「あ、悪い」パッ


 スピアー♀「洗濯物は終わりましたので、今度はお風呂掃除です」ブーン
 

 男「あいよ」スタスタ


 
 スピアー♀「ぐぬぬぬ・・・」プルプル


 男「(その手なら使えそうな洗剤の引き金を引くことすらできないなんて・・・)」


 スピアー♀「くっぬぅ」プルプル


 男「俺が洗剤出してやるから、洗うのはお前がやってくれ」スッ


 スピアー♀「あ・・・は、はい」シュン


 男「そう落ち込むなって」シュッシュッ


 スピアー♀「・・・申し訳ございません」


 男「ほら、洗剤撒いたぞ」コトッ
 

 スピアー♀「あ、はい」ゴシゴシッ


 スピアー♀「(よかったぁ、洗うのはできるみたい)」ホッ,ゴシゴシ


 男「(よく見たらスポンジにどでかい穴が開いてるのか・・・)」

 
 スピアー♀「ご主人様、洗い終えました」

 
 男「あ、あぁ。じゃあシャワーで流すか」つシャワヘッドー


 スピアー♀「それでしたら出来ると思いますので、お任せください」


 男「そうか?なら、いいか」スッ


 スピアー♀「(もう慣れたから大丈夫だよね)」っシャワヘッドー


 スピアー♀「(蛇口を捻って)」シャーーーッ


 ツルッ


 スピアー♀・男「あ」


 シャーーーーーッ!


 男「わぷっ!?」 スピアー♀「ひゃぁああぁぁ!」


 スピアー♀「ひっくち!」


 男「ほらよく拭けよ」フキフキ


 スピアー♀「はぃ・・・」フキフキ


 男「(まさかここまでドジになるとは・・・これが所謂ドジっ子属性ってやつか?)」


 男「(てか・・・今思い返してみればかぎ爪で甲羅みらいな体してるから、滑るのは当たり前だよな・・・)」


 男「(じゃあ針つけてる時はどうやってたんだ・・・)」ウーム


 マニューラ♀「お着替え持ってきたよー」ポス


 男「あ、ありがと」ナデナデ


 マニューラ♀「にゃ~♪」スリスリ


 スピアー♀「・・・」ムゥ


 男「ん?どうかしたか?」


 スピアー♀「いえ・・・別に」フイ


 男「?」


 スピアー♀「(うぅ、何でこんなにまでダメになっちゃうんだろ・・・)」ウルウル


 
 
 男「よし、じゃあ買いに行くか」



 スピアー♀「はい」


 男「じゃあ出かけるときは、鍵閉めてな」


 ミロカロス♂「はいはい」
 

 マニューラ♀「行ってらっしゃーい」フリフリ


 スピアー♀「はぁ・・・」ブーン

 
 男「まぁ、落ち込むなって。針さえあれば問題ないんだろ?」スタスタ


 スピアー♀「いえ・・・針も無ければこの程度と言う屈辱が大きいので・・・」ブーン


 男「(おいおい・・・)」


 男「ちなみにそのお店はどこにあるんだ?」


 スピアー♀「フレンドリーショップのお隣にあります」


 男「え?あったか?そんな店」


 スピアー♀「まぁ、気づきにくいものですから」


 男「(それで生計立てれるのか・・・?)」




 スピアー♀「着きました。ここですよ」


 男「・・・あの、スピアーさん?」


 スピアー♀「はい?」


 ヒュゥ~~・・・


 男「何もない、ただ狭い空き地にしか見えないけど・・・」キョロキョロ


 スピアー♀「あるじゃないですか。目の前に」っ


 男「いやこれは捨てられた冷蔵庫だろ!?」ビシッ


 スピアー♀「はぁ・・・これがお店の入り口なんですよ」コツコツ
 

 男「」


 男「(冷蔵庫を開けるとすぐに階段が現れた。その階段を躊躇無くスピアーは降りていき、俺もその後を追っている)」


 男「土が剥き出しだな・・・崩れたりしないのか・・・」


 スピアー♀「大丈夫ですよ。雨が降って浸水してこない限りは」


 男「(ひぃ~~~)」


 スピアー♀「あの入り口が店内です」

  
 

 スピアー♀「こんにちは」


 ハブネーク♀「あらぁ、スピアーちゃぁん。いらっしゃぁい」ウネウネ


 男「(このポケモンが店主さん・・・なのか?)」


 ハブネーク♀「あらぁ?そちらの方はぁ?」シュルル


 スピアー♀「私のマスターです。ご主人様、この方がこのお店の店主です」


 男「あ、ど、ども」ペコリ

 
 ハブネーク♀「まぁ!そうだったのぉ~。まぁまぁ、初めまして」ペコリ


 男「い、いえ・・・」


 ハブネーク♀「いつもミロカロスくんにお世話になっております」シュルル


 男「え?ミロカロス?」


 スピアー♀「ご存じなかったんですか?」


 男「何が?」


 スピアー♀「ハブネークさんはミロカロスさんの彼女さんですよ?」


 男「え!?」


 ハブネーク♀「やぁだぁ~、照れちゃうわぁ///」ウネウネ


 男「マジで!?俺聞いてないぞ!?」


 スピアー♀「知りませんよ。聞いてるか聞いてないかなんて」フンス


 男「(お、俺よりも先に春が来ていやがったなんて・・・)」ガックシ


 ハブネーク♀「ふふふ、そんなに落ち込まなくてもぉ、其方ならすぐに素敵な方と巡り会えますよぉ」


 男「ど、どうも・・・」


 ハブネーク♀「案外すぐ近くにいるかもしれませんよぉ?」チラッ


 スピアー♀「なっ・・・!?///」カァァァ


 ハブネーク♀「それで今日はどうしたのぉ?」


 スピアー♀「あ、え、えっとですね、実は針を換えたくて」


 ハブネーク♀「あらぁそうなのぉ?ん~・・・ちょっと待ってもらえるかしらぁ」ウネウネ


 スピアー♀「はい、大丈夫ですよ」


 ハブネーク♀「クチートちゃぁん、スピアー専用針って余ってたかしらぁ?」

 
 クチート♀「え?スピアー専用の針ですか?」


 男「(あれ?あのクチート・・・弟のとこの・・・)」


 
 
 ハブネーク♀「ごめんなさいねぇ、スピアーちゃん。普通の針が今品切れなのよぉ」


 
 スピアー♀「えっ!?」ガーンッ!


 男「他に買うスピアーがいるもんなんですか?」


 ハブネーク♀「まぁ、そうねぇ。この時期になると結構痛んだ針を換えたりする子達が多いからねぇ」


 男「へぇ・・・」


 スピアー♀「あ、あの、本当に無いんですか?」


 ハブネーク♀「無いことも無いんだけどぉ・・・見てみるぅ?」


 スピアー♀「は、はい。お願いします」


 ハブネーク♀「わかったわぁ、じゃあちょっと付いてきてくれるかしらぁ?」ウネウネ

 
 スピアー♀「はい。ご主人様、ちょっと待っててくださいね」


 男「ああ、わかった」




 ハブネーク♀「これが余ってる針よ」
 

 スピアー♀「ドリル、オーブスラッガー・・・このパラソルってなんですか?」


 ハブネーク♀「使ってみる?」


 スピアー♀「はい、ちょっと気になります」ワクワク


 ハブネーク♀「よいしょ・・・はい、填め込んで」


 スピアー♀「はい」カチャリッ


 ハブネーク♀「あらぁ~、可愛いじゃない♪」

 
 
 スピアー♀「そ、そうでしょうか・・・?」



 ハブネーク♀「私は似合うと思うわよぉ?あ、それで手に引き金があるでしょ?それ引いて」


 スピアー♀「引き金・・・あ、これですね」カチリ


 バサッ!


 スピアー♀「わっ・・・!?」ビクッ


 ハブネーク♀「ふふふ、針に巻いてある布が開いて傘になるのよ。折りたたみ傘みたいにいつ雨が降っても大丈夫なように作られたの」


 スピアー♀「は、はぁ・・・


 男「(色々あるんだなぁ・・・ニャースのおでこの小判も売ってあるし・・・)」


 サーナイト♂「こんにちはー・・・って、あれ?」


 男「あ、サーナイト」


 サーナイト♂「男さん、どうも。こんにちは」ペコリ


 男「おう。お前も何か買いに来たのか?」


 サーナイト♂「はい、スカートを変えに」ヒラリ


 男「それ変えれんの!?」ガビーン


 サーナイト♂「はい。もちろんです」


 男「それ身だと思ってたわ・・・」


 サーナイト♂「え?そうですよ?人間で言う、爪とか髪の毛みたいな感じです」


 男「・・・え?で、と、取れるのか・・・!?」


 サーナイト♀「はい。取りましょうか?」スッ


 男「だぁあああああああ!!!ばばばばばば!!馬鹿野郎!はしたないことするなぁ!」アセアセ

 
 サーナイト♂「はしたないって・・・僕は♂ですよ」

 
 男「お、♂だろうがなんだろうがはしたないもんははしたないんだよ!」


 サーナイト♂「そうですか・・・」


 男「そうだよ。もうちょいお淑やかにだな・・・」


 サーナイト♂「わかりました。ところでハブネークさんは?」


 男「あぁ、スピアーの専用針を店に行ってるよ。普通のが品切れだから、余ってるのしかないんだと」


 サーナイト♂「そうなんですか」


 クチート♀「あ、いらっしゃい」ペコリ


 サーナイト♂「クチートさん。どうも」ペコ


 クチート♀「はい。・・・あ、男さん」


 男「よっ。やっぱお前だったか」


 サーナイト♂「あれ?お知り合いだったんですか?」


 男「ああ、俺の弟のパートナーなんだ」


 サーナイト♂「そうだったんですか~。あ、クチートさん、スカートの新しいのをお願いしたいのですが・・・」


 クチート♀「はい、こちらへどうぞ」トコトコ


 サーナイト♂「ありがとう。じゃあ男さん、これで」ペ、コスタスタ


 男「おー」ヒラヒラ


 スピアー♀「お待たせしました・・・」


 男「おう。いいのかったか?」


 ハブネーク♀「やっぱりしっくりくるのがなかったみたいなのよぉ」


 男「えっ・・・じゃ、じゃあどうすんだよ」


 ハブネーク♀「明日には新品が届くから、それまで今日は我慢することにしてもらうわぁ」


 男「(えー)」


 スピアー♀「も、申し訳ございません・・・」


 スピアー♀「はぁ・・・」ブーン


 男「何度目だよ。そんなにため息ばっかつくなって」


 スピアー♀「・・・」ションボリ


 男「(こっちまで気が滅いっちまうよ・・・)」


 スピアー♀「・・・あ、ご主人様。お夕食の材料を買いに行きたいのですが・・・」


 男「え?あー・・・いいぞ。そこの店で買うか」


 スピアー♀「はい」



 
 男「今日は何にするんだ?」


 スピアー♀「えっと・・・おでんにしようかと」

 
 男「おでんか(じゃあ結構な量買うな)」


 スピアー♀「はい。では行きましょ・・・」スッ,ググッ


 スピアー♀「・・・あ・・・」


 男「(買い物カゴすら持てねーのかよ!?)」

 
 男「お、俺が持つよ」スッ


 スピアー♀「ありがとうございます・・・」


 男「えっと、じゃがいも、こんにゃく、ハンペン(以下略)ネコブのみ、マトマのみ、ヨプのみ・・・これで全部か」


 スピアー♀「あ、フィラのみも買いましょう。ミロカロスさん、辛いの好きですから」

 
 男「そうだな」スタスタ


 スピアー♀「・・・」ブーン


 男「確かフィラのみはあっちに・・・」

 
 スピアー♀「・・・」ジーッ


 男「・・・どうした?俺の顔に何かついてるか?」スリスリ 


 スピアー♀「あ、い、いえ。お気になさらず・・・」アセアセ


 男「?。そうか」スタスタ


 スピアー♀「・・・(こうしてマスターと並んでお買い物するのは、いつ以来かなぁ)」 


 スピアー♀「(なんだか嬉しい・・・//)」テレテレ


 男「あ、あったぞ」ヒョイッ


 スピアー♀「・・・」ポー


 男「・・・おーい」ヒラヒラ


 スピアー♀「えっ!?あ、は、はい!で、ではお会計に行きましょう!//」アセアセ


 男「(どうしたんだ一体・・・?)」



 男「はぁ~、寒くなってきたなぁ」スタスタ

 
 スピアー♀「そうですね・・・」ブルブル


 スピアー♀「(うぅ、いつも外気に触れないから手がすっごく冷たい・・・)」サスサス

 男「・・・スピアー」


 スピアー♀「!。は、はい?」


 男「・・・ほら」スッ


 スピアー♀「え・・・?」キョトン


 男「寒いんだろ?」


 スピアー♀「・・・(どぇえええええええ!!!?うそうそうそ!?)」


 男「・・・」ジーッ


 スピアー♀「(ホントにホントにいいの!?えっ、いやぁぁあ!!!)」


 男「・・・やっぱ、イヤだったか?」スッ・・・


 スピアー♀「つ、繋ぎましゅ」


 男「え?あ、お、おう」スッ


 スピアー♀「・・・」ゴクリ


 ギュゥッ


 スピアー♀「・・・///」


 男「(うぉ、すんげぇ冷てぇな)」ギュッ

 
 男「じゃ、帰るか」


 スピアー♀「は、はい・・・///」


 スピアー♀「(はわわわわ・・・///)」


 男「ひぃ~~、寒ぃ~・・・・」スタスタ


 スピアー♀「(マスターと手を繋いで歩いてるよぉ・・・///)」ドキドキ


 スピアー♀「(ひゃぁぁあああ///)」バクバクッ

 
 男「・・・お前の手って、小っちゃかったんだな」


 スピアー♀「ひぇ!?」ビクッ


 男「え?」


 スピアー♀「な、何でも、ないですよ!?//」アセアセ


 男「あ、あぁ・・・?」


 スピアー♀「そ、それで、手が小っちゃいのが、どうしたにょですか?」ドキドキ


 男「いや・・・その・・・」


 スピアー♀「?」


 男「・・・可愛いなぁって」


 スピアー♀「」


 男「そんだけ・・・」


 スピアー♀「」


 男「・・・ん?スピアー?」


 スピアー♀「・・・はっ!?」


 男「ん?」


 スピアー♀「ぴぎゃぁああぁああああ!!///」ドゴォッ!!


 男「~~~・・・っ!!?」



 
 ミロカロス♂「あっひゃっひゃっはっはっはっは!」ゲラゲラ、ビッタンビッタン


 男「」チーン


 マニューラ♀「大丈夫~?マスター」チョンチョン


 スピアー♀「うわぁあああぁぁぁ///」ビエーン


 ミロカロス♂「ひっぃ~~いーっひっひっひ!あ~っはははは!!ホ、ホンマ、スーちゃん良いキャラしとるやんかぁ!」ゲラゲラ、ビッタンビッタン


 スピアー♀「笑い事じゃあないよ!///」ビシッ


 ミロカロス♂「へ~っへ~~っ、あぁ~~笑いすぎて苦しっ・・・」ケヒケヒッ


 スピアー♀「咳き込むほど笑わないでよぉ~・・・」グスン


 ミロカロス♂「まぁ、でもよかったやん。手繋いでもろうて」ニヤニヤ


 マニューラ♀「そうそう、よかったねー」ニコニコ


 スピアー♀「うぐっ・・・!///」カァァァ


 男「んん・・・?あぁ・・・?」パチリッ


 ミロカロス♂「おぉ、マスター。起きたんか」


 男「いってててぇ・・・あれ?俺・・・」


 マニューラ♀「あれ?忘れちゃったの?帰ってきてすぐにお昼寝しっちゃってたんだよー?」


 男「え?・・・そ、そうか・・・?(あれ?俺確か買い物してたような・・・)」


 スピアー♀「ご、ご主人様・・・」モジモジ


 男「ん?どうかしたか?」


 スピアー♀「・・・ごめんなさい」ペコリ

 
 男「え?何が?」 


 スピアー♀「あ・・・お、覚えていないのでしたら、お気になさらず・・・」ションボリ


 スピアー♀「(はぁ・・・可愛いって言ってくれたことも忘れちゃったのかぁ・・・)」


 男「・・・」


 
 
 スピアー♀「くっ・・・」プルプル



 スピアー♀「(ほ、包丁が持てない・・・っ)」ググッ


 男「おいおい危ないなぁ」ヒョイッ


 スピアー♀「あっ」ビクッ


 男「俺も手伝ってやるから、お前は汁作ってくれ」


 スピアー♀「・・・は、はぃ・・・//」


 スピアー♀「(何だか・・・今日のマスター、優しいなぁ・・・//)」


 

 男「よし、後は煮るだけだな」


 スピアー♀「はい。出来たら持って行きますので、ご主人様はお待ちになって」


 男「いや、俺が持って行く」


 スピアー♀「え。そ、そこまでしなくても・・・」


 男「溢したら大変だろ?お前がヤケドしたらいけないしな」ナデナデ


 スピアー♀「っ!わ、わかりましたぁ・・・///」


 スピアー♀「(ほ、ホントにどしたんだろ・・・///)」 


 男「できたぞー」ゴトッ


 ミロカロス♂「おぉ、今日はおでんかいなぁ!」


 スピアー♀「ミロカロスさん、フィラのみおろしです」コトッ


 ミロカロス♂「おっ、ありがとさん!」


 マニューラ♀「うわぁ、よく食べれるね・・・」


 ミロカロス♂「何やねん、これつけて辛くしたら美味しくなるんやで」


 男「よし、食べるか。いただきます」


 ミロカロス♂・マニューラ♀「いただきまーす!」


 スピアー♀「いただきます」ペコリ


 ミロカロス♂「うん、んまいっ」モギュモギュ


 マニューラ♀「あひゅぃ・・・」ハフハフ


 スピアー♀「(あ・・・専用スプーン使えない・・・)」タラー、ガックシ


 男「スピアー」


 スピアー♀「は、はい?」クル


 男「ほら」つ=○ダイコン


 スピアー♀「・・・。・・・え・・・?」キョトン


 ミロカロス♂・マニューラ♀「」ゴックン


 スピアー♀「あっ、えっ、うっ、えっ・・・////」カァァァァ


 男「どうした?早く食べないと冷たくなるぞ?」つ=○ダイコン


 スピアー♀「・・・~~///」パクッ


 男「美味しいか?」


 スピアー♀「・・・///」モギュモギュ、コクリ


 男「そうか」ニコリ、ナデナデ


 スピアー♀「~~~っ//」ゴックン


 ミロカロス♂・マニューラ♀「」ニヤニヤニヤニヤ


 スピアー♀「/////」ピクッ、ピクッ


 ミロカロス♂「いつまで悶えてるねん・・・」タラー


 スピアー♀「だだだだ、だってぇ~~~///」モジモジ、モフミフ


 マニューラ♀「でも、今日のマスター何だかホント変だったね」


 スピアー♀「はぁ~~~・・・///」ゴロゴロ


 ミロカロス♂「ワイの布団巻き込まんでー」


 
 


 


 >>1「バクフーン♪」モフモフ


 バクフーン♀「ちょっ、や、やめなさいよっ///」モフモフ


 >>1「ちぇーっ。じゃあミミロップさんにモフモフしてもらおーっと」


 バクフーン♀「っ!・・・か、勝手にすればっ・・・///」プンスカッ

 
 >>1「・・・ホントにいいの?」チラリ


 バクフーン♀「・・・っ・・・///ちょ、ちょっとだけなら・・・いいわよ///」腕広げ

 
 
 >>1「うっひょぉ~~~い!」モフモフ



 バクフーン♀「・・・ばかっ///」


 男「はっ・・・」 
 

 男「何だ夢か」ゴシゴシ



 
  
 男「じゃあ、行ってくるな」



 スピアー♀「はい。すみません、昨日の残り物で・・・」

 
 男「気にすんなって。今日で針無し生活も終わりなんだしさ」


 スピアー♀「・・・はい」ニコリ


 男「・・・でもなぁ」


 スピアー♀「?、はい?」

 
 男「その小っちゃい可愛い手、これで見納めだからちょっと残念かな」クスッ


 スピアー♀「・・・っ~~~!?!////」カァァァ


 男「じゃっ、行ってきます」スタスタ


 スピアー♀「ひゃ、ひゃいっ・・・い、行ってらっしゃい、ましぇ・・・///」



 スピアー♀「マスター・・・覚えててくれてたんだ・・・///」


 
 
 男「はぁ・・・もうすぐクリスマスか。何買ってやればいいかなぁ・・・」


 おまけ


 友人「FoooooOOOOOOooOOOO!??!」


 ガブリアス♀「まさかっ・・・!?」


 友人「サ、サーナイトが、ぼ、僕よりも先にっ・・・!」


 
 友人・ガブリアス♀「童貞卒業したぁだとぉおおおおお~~~~~!?!?」



 サーナイト♂「ウッセェ!黙れぇえええ!!///」レイトウビーム!


 友人・ガブリアス♀「」カチーン コウカハバツグンダ!


 リオル♀「サーちゃん、どおていってなにー?」


 サーナイト♂「まだリオルには教えません」キッパリ


 ムウマージ♀「ふふふ・・・///」クスクス



 ~fin~

これにて完。
スピアーの両手の針を取ったらどうなってるのかなぁっとふと思い浮かんだネタでした。
あと一つご質問が・・・


香焼「上条さんの家でしばらく」レッサー「研修です!」上条「安価でか!?」


魔術サイドのショタ(一名のみ)とロリ達が上条さん宅で、しばらく暮らすような感じです。
書いてよろしいですか?

ダメだと言ったら君は書くのをやめるのかい?

>>38 何か浮気したと思われそうで・・・

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom