本田未央「おおっ、アドリブでシンデレラの劇するの!?」 (73)


モバP(以下P表記)「ああ、未央がシンデレラ役で、な」

未央「私が主役!? やったー! 頑張るからねっ、プロデューサー!」



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本田未央(15)


P「やる気があって大変よろしい」ナデナデ

未央「えへへー」

未央「でも、シンデレラのお話ってもう全世界のみんなが知ってるって言っていいほどポピュラーだよね。それをアドリブって・・・?」

P「いわゆるインプロってやつかな。それから、実は未央以外にはいつでも主役を食っていいと伝えてある」

未央「ええっ!?」

未央「そ、それって話の流れによってはシンデレラが王子様と結ばれないこともあり得るってこと!?」

P「ククク、油断すると村人Aにまでなっているかもな・・・」


ブー…

P「さあ、幕が上がる。行けっ、未央デレラ!」

未央「未央デレラって・・・―ってもう本番!? 嘘でしょ?! 次のお仕事の話にって劇場に呼び出したと思ったらこれ!?」

P「心配するな、シンデレラの物語ならみんな知っているだろう? まあドッキリと思ってだな」

未央「お客さんの笑いを生まないドッキリなんてただの嫌がらせだよ!」プンプンッ

P「心配無用だ、ちゃんと録画はしている。次のBDのオマケ映像にちゃんと使うさ」●REC

未央「そういうことだけじゃなくってねぇ、私のモチベーションだとかそういうのがズタズタに―!」

P「未央・・・」ポン

未央「プロデューサー・・・」

P「このくだりの撮れ高は十分だからもう・・・な?」

未央「知ってるよばーかばーか! 行ってきまーす!」タッタッタ…

P「衣装室よって行けよー」バイバーイ



・・・


・・・



相葉夕美<ナレーター>『昔々、あるところにシンデレラと呼ばれるとっても可愛い女の子がいました』


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相葉夕美(18)


タッタッタッ キキー…

パッ

未央「ふう・・・なんとか照明がつくまでに間に合った・・・」ゼェゼェ


夕美『この子がシンデレラ。本名は別にあるんだけど、よく灰塗れになってるから灰被り姫、シンデレラって呼ばれてるの』


未央「衣装室で小麦粉かけられたよ・・・ゲホ・・・」


夕美『今日もサンタさんも真似して煙突に入って遊んでこの通り。もう、シンデレラ? サンタさんは特別な訓練をしているからできるけど、本当は危ないんだからねっ』


未央「私随分お転婆だなぁっ!? ていうかナレーションもアドリブなの!?」

高森藍子「こら~! もう、シンデレラ~!」プンプンッ

未央「あーちゃん!?」


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高森藍子(16)


藍子「もうっ、あーちゃんじゃなくてお母さんでしょうっ! またこんなに汚して! めっ!」プンプンッ

未央「ご、ごめんなさい・・・」


夕美『この人はシンデレラの義理のお母さん』

夕美『・・・実はシンデレラの家庭はとっても複雑なの・・・シンデレラの本当のお母さんが亡くなってからシンデレラの義理のお姉さんを連れて再婚したのがこの人なんだ。でもその後お父さんも亡くなって・・・』

夕美『内職と、お父さんの遺産を少しずつ切り崩して3人で慎ましく暮らしているんだけど・・・まだシンデレラは素直にお母さんって呼べないみたい』


藍子「ううっ・・・やっぱりまだ、私の努力が足りないから・・・っ!」メソ…

未央「冒頭から違い過ぎない!? これ私が悪いのかなっ?!」


藍子「お部屋を綺麗にお掃除するまでごはんは抜きですからねっ!」トテトテ…

未央「は、はーい・・・」


夕美『自業自得なんだから、意地悪なお母さんなんて言ったらだめだよ? シンデレラ』


未央「言ってないでしょ!? でも本当に私のせい?!」

未央「よ、よーしっ! ここから持ち直す! 私が主役なんだからっ! 掃除するぞー!  納得できないけど!」

日野茜「うおおおー! ボンバー!!!」ズダダダダー


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日野茜(17)


ズダダダダー…

未央「あ、茜ちん・・・?」


夕美『今モップをかけながら走り抜けていったのがシンデレラの義理のお姉さんだよ』

夕美『あっ、お部屋がきれいになっちゃった! せっかく女子力を上げるチャンスでもあったのに残念だね、シンデレラ』


未央「そ、そうだね・・・?」


夕美『もう、意地悪なお姉さんなんて言っちゃだめっ』


未央「言ってないよ!? ナレーションに悪意がないかな?!」


藍子「まあっ! ピカピカになって・・・!」

未央「あ、あーちゃん・・・」

藍子「うふふ♪ 頑張ったのね、シンデレラ。お疲れ様、すぐごはんの用意をするから待っててね」

未央「う、うん・・・」

未央(まあ、茜ちんがしていったんだけど・・・)

未央「えっと・・・ごめんね、お母さん。部屋汚しちゃって」

未央(私が悪いってのがすごくすごーく不服だけど・・・)

藍子「! こ、この子が・・・私のこと・・・お母さんて・・・!」ジワッ…

藍子「茜ちゃん、お仏壇持ってきて・・・!」

茜「はい! どうぞ!」ゴトッ

藍子「ありがとう・・・アナタ、聞いて」チーン

藍子「今日ね、あの子が私のこと・・・初めてお母さんって呼んでくれたの」

藍子「私たち、やっと本当の家族になれて・・・でも、もうアナタはそこにいないの~!」ウワーン

茜「お父さーん!! お義父さーん!!」ダパァ

未央「えぇー・・・」


夕美『グスッ・・・良かったね、みんな。こうして、わだかまりの解けた3人は慎ましくも仲良く暮らしているのでした』


未央「導入からまるでお話が変わっちゃったよ・・・」

未央「・・・―はっ! か、完全に主役を食われている・・・!?」



・・・


・・・



夕美『3人が慎ましくも仲良く暮らしていたある日のこと―』


未央(まずいまずいよ・・・!このままだと見せ場のない村人Aだよ・・・!)

茜「ふうー! ああっ、働くことは素晴らしい!」ジャブジャブ

藍子「お洗濯日和ねー♪」パタパタ


カタン


未央(私も、ぐいぐい前に出ないと・・・!)


夕美『あれ? 手紙が届いたみたい』


未央「はいはーい! 取り行きまーす! 私が行きまーす!」

藍子「あの子ったら元気ね♪」

茜「なんでもできますね!」


未央「見て見て! お城の舞踏会への招待状だよ! 王子様の結婚相手を決めるみたい!」

藍子「ええっ!?」

茜「おおー!」

未央(ここで物語を本来の流れに近づける・・・!)

未央「すごいよね! 私舞踏会なんて初めてだよー! お母さん、ドレスってあるのかな!?」

藍子「え、ドレス・・・?」

未央(さあ無いと、あなたのは無いと言って・・・!)

藍子「うん、ある! ちょっと待ってて!」トテトテ

未央「いやあるんかーい!?」


未央「あったよあっちゃったよ着れちゃったよ・・・」クルッ キラキラ

茜「良く似合ってますね!」

藍子「こっそり作ってたのに、知ってたなんて~」キャーキャー

未央「ありがとう・・・2人もよく似合って可愛いよ」

茜「そ、そそそそんなことは!? いや、その、お母さんは可愛いですが私は! あうぅ・・・」カアァァ…

未央「くそう、こんな可愛い姉ってあり!?」

藍子「・・・」

未央「お、お母さん・・・?」

藍子「・・・お母さん、ちょっと頑張ってみようかしら・・・!」ごごごごご…

未央「お母さま!?」


藍子「あの人の遺産と私の収入で何とか暮らせているけど、贅沢はさせてあげられてないし・・・」

未央「じゅ、十分だよ! ほら、ドレスだって作ってくれて!」

藍子「それに、やっぱり子供たちには父親もいてほしいし・・・!」

茜「そ、そこまで私たちのことを・・・! お母さん! 私は応援します! 全力で! うおおー!」

藍子「ううっ・・・二人とも・・・! ありがとう・・・!」ウルッ

未央(私は応援しているわけじゃないんだよっ!)


夕美『二人の協力してもらってお妃様を目指すことになったお母さん。でも、お妃様になるには磨かなければならないことがた~くさん! 大変なのはここからだからねっ!』



・・・


・・・

夕美『舞踏会の前日まで3人のレッスンは続いたの』


茜「1! 2!」ズンチャッチャッ

未央「1! 2!」ズンチャッチャッ

藍子「わん・・・! つー・・・!」ズン…チャッ…チャッ…

茜「まだまだ行きます! ほら、1! 2!」ズンチャッチャッ

藍子「わん・・・! つー・・・!」ズン…チャッ…チャッ…

夕美『ボーカル、ダンス、ビジュアル・・・厳しいレッスンを超えて、ついに3人は立派な淑女になれたんだ。けど―』


藍子「ど、どうしましょう・・・! 舞踏会は、もうすぐなのに・・・!」


夕美『大変! 一際頑張っていたお母さんのドレスはボロボロになっちゃった!』


未央「わ、私の着る!?」ワタワタ

茜「私のもありますよ! とりあえず一旦着てみましょう!」ワタワタ



・・・


・・・

藍子「うう・・・ぶかぶか・・・」

藍子「これじゃ・・・こんなんじゃ私・・・舞踏会に行けない・・・」ジワッ

夕美「諦めちゃだめっ!」ガチャッ

未央「うわこっち来た!?」


夕美『諦めかけていたお母さんのところにやってきたのはお花の魔法使いの夕美。通りすがりの正義の味方だよっ』


未央「台本のない劇でナレーターとの二役は強すぎない・・・?」

夕美「貴女のその頑張りは、報われなくっちゃだめなんだからっ!」スッ

夕美「リク・ラク・ラ・ラック・ライラック! それー♪」フイッ


パアァァ

藍子「ド、ドレスが・・・!」キラキラ


夕美『魔法使いが杖を振るとびっくり! サイズの合わなかったシンデレラのドレスが、お母さんにぴったりの素敵なドレスに早変わり♪』


未央「すごっ・・・! って私のドレスー!?」

藍子「靴までガラス・・・きれい・・・」

藍子「これなら舞踏会に行ける・・・! あっ、でもこれじゃあシンデレラが・・・」

未央「・・・ううん、大丈夫だよ。行って、お母さん」

茜「私たちは二人で留守を守ってますから!」

未央「思うところがないわけじゃないけど・・・お母さんみたいな人はもっと幸せにならないとだめだから!」

藍子「ふ、二人とも・・・! ありがとう! お母さん、頑張るからね!」


夕美「よかったね。でも・・・うーん、私はちょっと心配だな~・・・あっ、そうだ♪」

未央「ん?」

夕美「しゃらんらーん♪ 私も舞踏会に行って、サポートするねっ」フイッ


夕美『魔法使いが杖を振ると、黒いマントが素敵なドレスに早変わり♪』


未央「本格的に主役を食いに来たよっ!? 職権濫用がすぎるよ!」

茜「? よく分かりませんが心強いですね!」

未央「はは・・・もう、いいや・・・それで・・・」ガクッ

夕美「ほらお母さん、カボチャの馬車に乗って! それじゃ、行ってきまーす♪」ピューン


夕美『素敵なドレスに身を包んだ二人はお城へ向かいました。よーし、王子様を射止めるぞー♪』



・・・


・・・



未央「はあ・・・やられた・・・完全に食われたよ・・・あーちゃん、恐ろしい子・・・」

未央「けど、いいんだ・・・私が主役じゃなくても、この物語が幸せに終われば・・・」

未央(でも、ゆーみんがまだいるからなぁ・・・あーちゃん大丈夫かなぁ・・・ナレーターも兼ねてるって・・・思えば私が主役を追われたのも全部ゆーみんが原因のような・・・)



茜「・・・諦めて、良いんですか?」

未央「茜ちん・・・?」

茜「シンデレラ・・・いえ、未央ちゃん! 未央ちゃんだって、この世界の主役であろうと頑張っていたはずです! 熱い思いがあったはずです!!! その思いを、置いてしまっていいんですか!?」

未央「茜ちん・・・」

茜「いいえ! よくありません!! 輝く日のために、今日まで頑張ってきたじゃないですか!!!」

未央「でも、私にはもうドレスもなければ助けてくれる魔法使いもいないんだよ・・・!」

茜「大丈夫です!!! 渡る世間に鬼はなしです! 自分達ではどうにもできなくても、手を差し伸べてくれる人はきっといます!!!」

茜「なぜなら! ・・・なぜなら~・・・とにかく! そういうことです!!!」

茜「誰かー!!! 助けて下さーい!!!」

未央「ぷっ・・・なにそれ、ふふふ」

茜「いいですよ! 笑う門には福が来ます! 助けて下さーい!!!」

未央「あははっ♪ よーし私も・・・助けて下さーい!」

イヴ・サンタクロース「いいですよ~♪」ヒョコッ

未央「ノリ軽っ」


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イヴ・サンタクロース(19)


イヴ「煙突から失礼しますぅ~」ズルズル

未央「サ、サンタさん・・・?」

イヴ「良い子のお二人には、クリスマス前にプレゼントをあげちゃいますね~♪」

未央「こ、これは・・・新しいドレス・・・!」

未央「カオスな展開だけどまあいいや! これで舞踏会に行ける!」

茜「ありがとうございます、サンタさん!」

イヴ「いえいえ~♪ サンタさんはよい子の味方ですから~♪ それでは私はこれで~」ズポッ

未央「帰りも煙突なんだ」

茜「急ぎましょう! 走ればきっと間に合います!」タッ

未央「そうだね! 馬車もないけど、もう諦めたりしないよ!」タッ

茜「その意気です!」



・・・


・・・

夕美『4人が舞踏会に向かっていたころ、お城ではその準備をしていたのでした。あれ? 王子様着替え中みたいだね』


十時愛梨「う~ん・・・さらし・・・きついです~・・・」ギチギチ



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十時愛梨(18)

続きはたぶん一週間後
おやすみなさい


愛梨「っと・・・いけない、演技演技。私はおうじさま~・・・おうじさま~・・・」

愛梨「たわけっ、余の顔を見忘れたか~!」

未央「それはお殿様」ニュッ

愛梨「あれ? 今誰かいたような~・・・気のせいですね」

茜「ダメですよ未央ちゃん! 私たちの出番はまだです!!!」コソッ

愛梨「よ~しっ、今日は素敵な人を見つけるんだからっ!」

愛梨「うぅ・・・動くと苦しいです~・・・」トコトコ



・・・


・・・

パカラッ パカラッ パカラッ ヒヒーン

ガチャッ

藍子「まあ、なんて大きなお城なのかしら! お庭も手が行き届いていてとっても素敵・・・お散歩したら楽しいだろうなぁ・・・♪」

夕美「ここにしか咲かない花もあるんだって! いいなー行きたいなー行っちゃおうか?」

藍子「もう、夕美さん? 送り出して茜ちゃん達のためにも私は頑張らないとなんですから」

夕美「えへへ、そうだったね。あっそうだ。藍子ちゃんにかけた魔法は12時には解けちゃうからそれまでに帰るようにしなくちゃねっ」

藍子「ええっ!? それじゃあどうしましょう、先にタッパーにお料理詰めちゃった方がいいかしら・・・?」

未央「そんな心配は良いよっ!」ザッ


藍子「シンデレラ!? それに茜ちゃんまで・・・!」

夕美「どうやって私たちより先に!?」

未央「ふっふっふ、よく言うでしょっ、元気があれば何でもできるって!」

茜「うっかり舞台のお城のある方のから登場してしまいました!!!」タハー

未央「そういう話はいいんだよー?」


未央「おほんっ・・・ごめんねお母さん。お母さんには幸せになってほしい・・・けど」

未央「私も主人公であることを諦めたくないっ・・・! だから・・・!」

藍子「未央ちゃん・・・いいえシンデレラ、それでいいの、たくましく育ってくれて、お母さん嬉しい!」

未央「へへっ・・・!」



夕美「た、たいへん・・・! ここまで頑張ったのに、私が結婚できない可能性が・・・!」

未央「こら悪の魔法使い、アナタ私の味方」


夕美「しかたない・・・! であえー!!!」

ワラワラ ワラワラ

未央「な、なに・・・!? ドレスを着たアイドルがこんなに・・・まさか、舞踏会の参加者・・・!?」

夕美「尺とシナリオの都合でセリフカットのみなさーん! 影響力の強い人(シンデレラ)を倒せば出番があるかもしれないよー!」



ゾロゾロ ゾロゾロ



夕美「―ってどうして私を囲むの?!」

未央「ここまで好き勝ってにやってたら分かるでしょ!?」

夕美「ええっ!?」←影響力の強い人


未央「もうナレーターの好きにはさせない! 行くよみんな! かかれー!」

夕美「きゃー!?」

ピコッ ピコピコッ

タタイテカブッテジャンケンポンッ ピコッ

夕美「さすがに焦ったよー・・・」ハァハァ

未央「強すぎる・・・! ダメだ、真正面から戦うべき相手じゃない・・・!」


夕美「もうっ、シンデレラ! 悪の魔法使いなんてひどいこと言って!」プンプンッ

夕美「いいよ分かった! それならシンデレラを大好きな可愛い可愛いフライドチキンさんに変えてそうじゃないって証明してあげる! ビビデバビデ―」

未央「それが極悪非道以外の何だって言うの!? いやー!!!」



愛梨「みなさ~ん! 今日は私の、この国のために集まってくれてありがとうございまーすっ!」ドアバーン

夕美「ごきげんよう、王子様っ♪ 私と踊ってくださいますか?」シャナリ

未央「この変わり身よ・・・!」

※7修正
×夕美『今日もサンタさんも真似して煙突に入って遊んでこの通り。もう、シンデレラ? サンタさんは特別な訓練をしているからできるけど、本当は危ないんだからねっ』
〇夕美『今日もサンタさんの真似して煙突に入って遊んでこの通り。もう、シンデレラ? サンタさんは特別な訓練をしているからできるけど、本当は危ないんだからねっ』

※17修正
×夕美『二人の協力してもらってお妃様を目指すことになったお母さん。でも、お妃様になるには磨かなければならないことがた~くさん! 大変なのはここからだからねっ!』
〇夕美『二人に協力してもらってお妃様を目指すことになったお母さん。でも、お妃様になるには磨かなければならないことがた~くさん! 大変なのはここからだからねっ!』

※41修正
×茜「うっかり舞台のお城のある方のから登場してしまいました!!!」タハー
〇茜「うっかり舞台のお城のある方から登場してしまいました!!!」タハー


愛梨「はいっ、喜んで~・・・と言いたいところなんですけど、今日はダンスはちょっと~・・・」ギチギチ

夕美「ええっ!? 踊ってくれないとお話が進まないよー・・・ちょっとでいいから、ねっ?」

愛梨「は、はい~・・・うぅ・・・きゃっ!?」ブチッ バーン

未央「胸が爆発した!?」

愛梨「うう~・・・さらしほどけちゃいました~・・・」ポヨーン パツンパツン ユサッ

未央「あ、ああそっかそういうことか、いやーびっくりした・・・」


夕美『さ、さらしで抑えられていた大きな胸・・・なんと王子様は女の子だったのです・・・』


夕美「―って、どういうこと愛梨ちゃん! せっかく結婚できると思ったのにっ! 私は怒ってるんだからねっ!」プンプンッ

未央「おいこら魔法使いあとこれ劇」


愛梨「実は・・・私が男の人のふりをしていないとこの国が大変なことになっちゃうんです~・・・」

夕美「事情が変わった。話を聞かせて?」

未央「ひげ男爵」

愛梨「分かりました。すべてお話しします・・・」

愛梨「見てもらいたいものもあるので、ついてきてください」トコトコ


愛梨「本当の私は第二王女、王位継承順第一位じゃないんです・・・」

愛梨「この国は男の人が王様を継ぐ決まりなんですけど、遠い親族まで男の人がいなくって~・・・」

愛梨「お姉ちゃんが生まれた時にはもう王女が生まれたってすぐ言っちゃったらしくて・・・とりあえず次に生まれた私のことを男の子だって公表したそうなんです~」

愛梨「あっ、この部屋です!」

ワーワー 

未央「なんか騒がしいね、すごく入りたくない」

愛梨「こっそり覗いてみましょう」ソロー



城ヶ崎莉嘉「お姉ちゃん! もっと予算増やしてよー! こんなんじゃ全然足りないよー!」グイグイ

城ヶ崎美嘉(議長)「あーもうお小遣いの範囲で何とかしなさいって言ってるでしょー!?」

莉嘉「外交官がオシャレじゃなかったらバカにされちゃうよー!」グイグイ

赤城みりあ「動物園作ろうよー絶対楽しいよー!」グイグイ

美嘉「い、良いと思うなー・・・! でもちょ、ちょっと待っててねー・・・!」

的場梨沙「ちょっと! 今はアタシの議題の番でしょ!? パパと娘の結婚を許可する法案! 早く投票しに来なさいよ!」バンバン

姫川友紀(第一王女)「ねーねーリーグ作ろうよー! ドームも足りないよー!」グイグイ

市原仁奈「仁奈にも予算くだせー♪」グイグイ

堀裕子(第三王女)「さいきっく教育はこの国に必要なんですー!」グイグイ

槙原志保「し、深夜のパフェを月4回までにー・・・」

大槻唯「ねーねーカラオケいこー! 絶対いい案出るからー!」グイグイ

美嘉「もーっ! アンタ達ねー!!!」



未央「うわぁ、こ、この国は終わりだぁ・・・!」

>夕美「事情が変わった。話を聞かせて?」
>未央「ひげ男爵」
相葉夕美(キャラデザ:田亀源五郎ver)思い浮かべちゃった


愛梨「はぁ・・・今日も来年の予算が決まらないです~・・・」

愛梨「そんな時にこんな問題が発覚したら、次の王様を誰にするかで議会も国も大パニックです~!」

愛梨「お願いしますっ! まだこのことは内緒に~!」

未央「そ、そうだね。これはもうしょうがないというか―」



茜「―それは、間違っています!」

未央「茜ちん・・・?」


茜「踊ることもできず、動くのだってあんなに苦しそうだったじゃないですか!」

茜「誰か一人の我慢の上に成り立つ平和なんて・・・そんなものは間違いです!!!」

茜「それを知ってしまった私は幸せになんかなれません!!!」

愛梨「茜ちゃん・・・」


茜「私の愛するラグビーにはこのような言葉があります・・・!」

茜「ワン・フォー・オール!!! オール・フォー・ワン!!!」

茜「愛梨さんは私達のために頑張ってくれました! ならば次は、私達がアナタの思いに応える番です!!!」

茜「夕美さん!!! やっちゃってください!!!」

夕美「痛みに耐えてよく頑張った! 感動した!」ダパァー

夕美「イクシアダーツサムロディーア! それーっ♪」フイッ

愛梨「きゃっ!? タ、タキシードがドレスに~・・・!」パアアァアア

茜「すかさず!!!」

夕美『魔法使いの力で王女様は素敵なドレス姿に! 議会や舞踏会の参加者が騒ぎを聞きつけて駆けつけて来たら王子様が王女様で超びっくり!! でも王女様の余りの美しさに別に決まりとかなんかもういろいろとどうでもよくなってそのまま王女様が王位継承できる法案が可決されました!!! おわりっ!!!! ふ~・・・』

未央「有無を言わせない端折り・・・! 私はこんなバケモノと戦って生き残れたのか・・・!」


愛梨「本当にありがとうございますっ! これでこの国も大丈夫ですっ♪」

愛梨「皆さんにはなんとお礼をすればよいものか~・・・」

夕美「その気持ちだけで十分だよっ!」きりっ

未央「私情と我欲がだいぶあったからね、ここまで」

夕美「まあどうしてもお礼がしたいって言うならそうだなー♪ なにがいいかなー♪」


ゴーン ゴーン…



藍子「たいへんっ! もうすぐ12時になっちゃう! 魔法が解ける前に帰りましょう、夕美さん!」グイッ

夕美「ええっ!? ちょ、こ、ここからがいいところだったのに~っ!!」ズルズル

ズダダダダダダー…

未央「悪は去った・・・」

未央「・・・あれ? これはチャンスなんじゃない? 普通だったらシンデレラは帰らないとだけど―」

未央「今の私の装備は魔法のドレスじゃない・・・! そう、良い子の証! サンタさんからのプレゼント!」

未央「つまり、ここから・・・!」

未央「私のタァーン!!!」

茜「帰りますよ、シンデレラ!」グイッ

未央「ええっ!?」


未央「ちょっと! ちょっと待って茜ちん! 私まだ帰る必要ないよっ!?」ズルズル

茜「いけません、いけませんよー! もうすぐ12時です!! 良い子は夜更かししてはいけませんっ!!!」ダッ

未央「そういうことっ!? ああっ、ちょっと待って! クツ、クツ脱げちゃったからー!」ズルズル



ズダダダダダダー…



愛梨「行ってしまいました・・・あ、クツ・・・」

愛梨「!」ピコーン

愛梨「そうだっ♪ うふふ♪」



・・・


・・・


夕美『あ~あ・・・舞踏会があった次の日・・・はぁ・・・』


パカラッ パカラッ パカラッ ヒヒーン


藍子「今日もお洗濯日和♪ あら、お客様かしら?」パタパタ

愛梨「おじゃましまーすっ♪」ガチャッ

未央「王子、じゃなかった王女様!?」

愛梨「・・・あっ、ノックをするべきだったかな?」にやり

藍子「いいさ、オレときさまの仲だ」にやり

Ai's「「いえーい♪」」ハイターッチ

未央「仲良しか」

茜「仲良しですよ?」


藍子「今日はどうしたんです?」

愛梨「実はですねっ、今日は昨日私とこの国を助けてくれた人たちを探して皆さんのおうちに来たんですっ」

愛梨「このガラスのくつ・・・」ガサゴソ

未央(あ、あれは・・・! 私が落とした・・・!)

未央(よかった・・・! 無茶苦茶だったお話がようやく本来の流れに・・・!)ホロリ

愛梨「側面に“ほんだ みお”って名前が」

未央「良い子か! 良い子だった!」

愛梨「一緒にお城へ来ていただけますか? シンデレラ」

未央「はい、よろこんで!」

未央「長かった戦いよ・・・さらば・・・!」



未央「あっ、でも結婚できないよ?」

愛梨「大丈夫ですっ! シンデレラには~・・・」



・・・


・・・



愛梨「この国のっ! 大臣に就任してもらいまーすっ♪」



未央(大臣・議員当選一回目)「・・・えっ」

友紀「野球―! 国技は野球にするのー!」グイグイ

裕子「テレパシーをみんなが覚えれば高速通信が実現するんですー!」グイグイ






未央「ちょ、ちょっと待ってよ・・!」


唯「続きさーファミレスでしない? 頭使ったから唯、パフェ食べたいなー♪」

志保「ああ、それ! 賛成! 賛成ですー!」






未央「押し付けられてない!?」


夕美『こうして、シンデレラは大臣となり―』


未央「締めに入らないで!?」






藍子「あのやんちゃな子が、立派になって・・・!」ウルッ

茜「よかった! 本当によかった!」


夕美『お母さんとお姉さんはシンデレラの栄転を喜び、魔法使いの夕美もその功績を評価されてたくさんの宝物を貰い、王女様は激務から解放され―』






美嘉「きーっ! 未央もちょっと手伝って!」


夕美『みんなみんな、幸せになりましたとさっ♪ めでたしめでたし』


夕美『この後、内政の安定と財源の確保のためにシンデレラが奮闘するんだけど、それはまた、別のお話ねっ♪』


未央「続かせないよ!」



夕美『お・わ・り♪』







未央「プロデューサーのバカはどこ!?」ガッシャーン

美嘉「夕美とハネムーンだって・・・」ゲッソリ



本当におわり




お読みいただきありがとうございました

ショートヘアも悪くない、夕美ちゃんを見て思ったことを覚えています

皆さんにはこれまでの傾向とは合わない好きなヒト、いますか?

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