【ラブライブ!】μ’s矢澤にことAqours津島善子がユニットを組んでみた (22)

1話『にこ沼津襲来』


よは「みなさん、堕天使ヨハネの降臨祭にようこそ!今日はこんなにたくさんのリトルデーモンが来てくれて嬉しいわ。みんなも一緒に堕天しましょ!」

観客「きゃー!ヨハネ様ー!!」

にこ「くっ…、この子、やるわね、、、。やっぱりスクールアイドルにはキャラ付けが大事なのね…!!」


―イベント終了後―

よは(…ったく、、ずら丸はどこ行ったのよ…楽屋で待ってるって言ってたのに…)


コソコソ…コソコソ……

にこ「あの子の楽屋はどこかしら?この辺りだと思うんだけど……わっ!!」

よは「きゃっ!!?びっくりしたぁ。だれよ?ずら丸??」

にこ「ずらっ…⁉って、あ!あなた津島善子ね!ちょうどよかった!あなたに相談があって探してたのよ!」

よは「へ?私に?って…私はヨハネよ!!」


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―楽屋―

にこ「ごめんね〜!にこ、あなたにお話ししたいことがあってぇ〜〜!!」

よは「えっ……」


にこ「ちょっと!!なによ!その顔は!あなただって同じようなキャラ付けしてるじゃない!」

よは「キャラ??ふっ、わかっていないようね。私はキャラ付けなどではなく、自分の意思でこの地に降り立ったのよ!そう!わたしは堕天使!!堕天使ヨハネよ!堕天使キャラではないわ!!!」

にこ「いや、そういうのいいから。とにかく!私はあなたに相談があるの!!」

よは「うっ……あ、、、えっと、その前に!あなた、矢澤にこさんですよね!?μ'sの‼」

にこ「そうよ。もう解散したけどね…。」

よは(うわぁ…生徒会長が聞いたら喜びそうね…)

にこ「はぁ、、、それで、相談なんだけど…。」

よは「は、はいっ!」

にこ「単刀直入に言うわ。あなた、私とユニットを組まない?」

よは「へ?えっ?えぇーーーっ!!???」


ガチャ、、、


ずら「よしこちゃん!おつかれずら〜!!ルビィちゃんも呼んできたずら〜。」

ルビ「よしこちゃん!おつかれさまっ!…って、、あれ?その人は…?」

にこ「ん??」

よは「…あっ、、!!ずら丸!!!あんたどこいってたのよっ!」

ずら「ごめん〜。ルビィちゃんも来てるっていうから迎えに行ってたずら!」

よは「そういうことならちゃんと言ってから行きなさいーーー!」

ずら「よ、よしこちゃん…やめるずらーーー///」


ルビ「あっ、、、、あ、、、あのっ!μ'sの矢澤にこさんですよねっ!!!?」

にこ「…そうよっ!」

ルビ「ぴぎぃっっっっ!!!」

にこ「ぴ、ぴぎっ…?……コホンッ、あなたたちはAqoursの国木田花丸と黒澤ルビィね。」

ずら「ずらっ!?なんでマルたちのこと知ってるずら!?よしこちゃん!この人怪しいずらっ!」

よは「ちょっ、ちょっと!ずら丸何言ってんの!!この人は…」

ルビ「そうだよっっ!花丸ちゃん!!この方はあのμ'sのにこにーなんだよ!!怪しいなんて失礼だよ!…でも、どうしてAqoursのこと…。まだそんなに有名じゃないのに…??」

にこ「知ってるに決まってるでしょー!?あたしはね、アイドルと言われるものは片っ端からチェックしてんのよ!当然Aqoursもチェック済みよ!!最近急上昇中のスクールアイドルグループよね!μ'sと同じ9人で、各学年3人ずつ。一人一人の個性が強いけど、バランスを取り合ってうまくまとまってる。いいグループだと思うわ。そしてっ!その中でも注目すべきなのが、この子!津島善子なのよっ!」

よは「うっ、、、」

にこ「この子の堕天使キャラは見事だわ。ねぇ!考えておいて!私はあなたとユニットを組んでこの大会に出たいの!!また連絡するからっ!」


ずら「帰っちゃったずら…。」

ルビ「よしこちゃん…ユニット組むの??……そのチラシは?」

よは「いや、私は…」

ずら「なになに?第一回アイドルユニットカップ参加者募集…?なるほど〜。これに出るためにユニットを組むずらね〜。ふむふむ…優勝すると前回ラブライブ!の優勝者の色紙をプレゼント!だって。」

ルビ「えっ⁉本当に⁉よしこちゃん!出るべきだよ!出よう‼」

よは「ルビィ…あんた賞品欲しいだけでしょ…。それに、Aqoursの練習だってあるし、、、少し考えてみるわ。あの人…矢澤にこさんも、また来るって言ってたし。」

ずら「……。」

2話『にことAqours』


―浦の星女学院―

まり「ハロー!ヨハネ!!あなたにお手紙が届いているワヨォ!」

ずらルビ「まりさん!」
よは「理事長!私に、、手紙??」

まり「そうよ!ハイ、これ!じゃあね~!グッバイ~!」

ルビ「手紙?なんだろう?わざわざ学校に送って来るなんて…」

ずら「よしこちゃん!早く開けてみるずら!!」

よは「えっ、えぇ、、そうね。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
やっほー!スーパーアイドルのにこにーこと矢澤にこニコ~?ヨハネちゃん元気にしてる~?
この前のユニットのことだけど、返事は決まった??この前は時間なくて、にこ帰っちゃったけど~、ユニットのこともっとしっかり伝えておきたいなと思って。まず、Aqoursの活動に迷惑はかけないから安心して!それから、ユニットのイメージなんだけど、かわいいかわいいにこにーが天使で、ヨハネちゃんが堕天使のエンジェルユニットにしたいなぁ~!だから、ヨハネちゃんはいつも通りでいいよ!!にこもサポートするから一緒に優勝めざそっ?Aqoursの宣伝にもなるし、どうかな?
Aqoursって今度のお休みに学校でライブやるよね?にこも観に行くから、そのときにお返事してほしいニコ!じゃあね~! にこにーより
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

よは「………」

ルビ「に、にこにーがAqoursのライブ観に来てくれるって!花丸ちゃん!すごい!すごいよ!!」


ずら「やったずら!これでよしこちゃんがユニットカップに出て優勝すれば、Aqoursをもっともっとたくさんの人に見てもらえるずら!!よしこちゃん!やった方がいいずら!」

ルビ「…よしこちゃん??」

よは「でも、あたしにはAqoursが……」

ずら「大丈夫ずら!にこさんもAqoursに迷惑はかけないって言ってるずら。あっ!もしかして、、よしこちゃん、ビビってるずら?」

よは「…っ、ちっ、違うわよっ!……フッ、いいでしょう!そこまで言うならやってあげます。ユニットカップ…この堕天使ヨハネにふさわしい舞台だわ!!参加者は全員、あたしのリトルデーモンにしてあげようじゃない!!!」

ルビ「よしこちゃん!がんばルビィ!だよ!!」

ずら「よしこちゃんならきっと優勝できるずら。頑張るずらー!」

よは「2人とも、、その、、、えっと、、あ、ありがとぅ……」

ずら「照れてるよしこちゃんもかわいいずら~」

よは「からかわないでよっ!それと、わたしはヨハネ!!」

―スクールアイドル部部室―

よは「・・・というわけで、わたしはやってみようと思うんだけど、いい??」

かな「いいんじゃない。頑張ってきな!」

りこ「よっちゃん、頑張ってね。何かあったら協力するよ。」

よは「ありがとう。かなん、リリー!」


ちか「ユニットカップ!!おもしろそう!ようちゃん!りこちゃん!あたしたちも出てみようよ!!」

よう「それって、スリーマーメイドー?笑笑」

りこ「ようちゃん!!」

ちか「あはははは!!!よしこちゃん!頑張ってきてね!Aqoursのことは気にしなくていいから!」

よは「この堕天使ヨハネが必ず優勝してきてあげるわ!」

ダイ「その意気ですわよ!よしこさん!必ず優勝して賞品を持ってきてください!!それと、、、にこにーにもサインをもらってきてくれません?!!」

よは「わ、わかったわ、、」

ダイ「さぁ!そうと決まれば練習ですわ!何と言っても次のライブにμ'sのにこにーが来て下さるんですもの!最高のライブにしますわよ!!!」

―ライブ終了―

ちか「ふぅー、おつかれー!今日もいいライブだったね!!」

ダイ「そ・れ・で!!よしこさん!にこにーはどこですの?」

よは「さぁ?ステージからは見つからなかったわよ?」

ダイ「どういうことですのー!!今日はにこにーに会えると思ってカメラとサイン用の色紙にTシャツと準備をしましたのにー!まさか会えないんですの!??」

かな「ダイヤ落ち着いて…笑」

ちか「じゃあ、お客さんを見に行こうよ!お見送りで行けばきっと見つかるよ!」

ルビ「見当たらないね~。」

ダイ「どこですのっ?どこですのっ??」

りこ「今日来るって言ってたのよね?」

よは「えぇ、手紙にそう書いてあったけど…」

ずら「よ、よしこちゃん…あそこ……」

よは「なによずら丸…っ、、、!!」

ずら「すごく怪しい人ずら。」

よは「そ、そうね、、、夏なのにロングコート着てるし、サングラスにマスクなんて、、、、ひっ!こっち来る!!?」

ずら「うわぁぁ!よしこちゃん助けてずらっ!」

よは「ちょっ、、ちょっと!ずら丸、やめなさいよ!押さないでってば!!」

??「あんたたち!」

よは・ずら「ひいぃぃぃぃぃ!!!!!」

??「なによ!その反応は!ちゃんと返事は決まったの?」

よは「返事??って、もしかして、、、」

ずら「あっ!矢澤にこさん!!」

にこ「そうよ!気づいてなかったの??」

ずら「そんな格好でわかるわけないずら~」


ダイルビ「にこにー!!?」

ダイ「本物のにこにーですわーっ!!サインをお願いしてもよろしいですか!?あと、写真も!!」

にこ「ごめんなさい。今、プライベートなので。」

ダイ「そっ、、そんなぁ~!」

ルビ「お姉ちゃん!」

ダイ「、、、これがアイドル…っ!さすがですわっ…」

にこ「クスッ、冗談よ。貸してみなさい!サインしてあげるわ。」

ダイ「ほんとですのっ!?やりましたわー!」

にこ「それで、津島善子!ユニットの件はどう?考えてくれた?」

よは「えぇ、しかたないから、この堕天使ヨハネがあなたに力を貸してあげるわ!一緒にこの世界を漆黒に染めましょう!」

にこ「いや、にこは天使なんだけど…。まぁいいわ!それならこれからよろしくね!ヨハネ!」

3話『ずら丸嫉妬ファイヤー』


―喫茶店―

にこ「さて、それじゃまずはユニット名ね。ユニットの方向は天使と堕天使でいこうと思うからそれにあったユニット名にしないと…。アンタ何か考えある?」

よは「いっ、いきなり言われても…。そうね、、、それならブラックエンジェルズとかはどうかしら?漢字では『宵闇の天使』って書くの!『漆黒の大天使』とかもいいわね!ヨハネにぴったりよ!!」

にこ「えー、なんかそれ中二病みたい~。もっと~かわいくて~キュートで~、ニコッて感じのユニット名にしましょ!」

よは「ニコって……それどんな感じよっ!!だいたいそれじゃヨハネに合わないじゃない!」

にこ「そうよねー。天使と堕天使っていいと思ったんだけど、よく考えたら正反対だし、共通点というと天使ってところしかないのよねー。やっぱ同じ系統の子を誘った方がよかったかしら。」

よは「ちょっと!?誘っといてそれは無いわよ!ってか優勝するんじゃないの?スーパーアイドルにこにーがそんな弱気でいいのかしら??」

にこ「なっ、、、!?なによっ!優勝するわよ!弱気になんかなってないわよっ!!」

にこ「……とりあえず、ユニット名はシンプルなのでいいんじゃないの?2人の天使ってことで『ツインエンジェル』とかどう??」

よは「ツインエンジェル……いいわよ!それでいきましょう!」

にこ「それじゃ、ユニット名は決まりね。まだまだ決めないといけないことあるわね~。あんたんちは沼津なのよね?あたしまた来るから、それでいろいろ決めて練習していきましょ!」


よは「わかった!絶対に優勝するわよ!、、、って、あっ!終バスだ!やばい!!乗り遅れるー!」

にこ「えっ!?それ、あたしも乗らなきゃ!帰れなくなっちゃう~!!」

よはにこ「うわあぁぁぁぁぁぁ~!!!!」

―数日後―

ずら「あっ、よしこちゃんずら!よしこちゃ~ん……?あ、またにこさんと練習してるずら…」

ルビ「最近、ほとんど毎日練習してるよねっ!」

ずら「うん……なんだかすごく楽しそうずら。」

ルビ「そうだね!よしこちゃん楽しそうでよかった!それに、にこにーをこんなに近くで見られるし…ユニット結成してよかったね!」

ずら「………」

ルビ「はなまるちゃん??」


―部活終わり―

ちか「じゃあ今日の練習はこれで終わりね!みんなおつかれっ!」

ずら「おつかれずら!よしこちゃーん!一緒に帰るずら~!!」

よは「あっ、ずら丸ごめんっっ!今日もにこさんと練習するから、先に帰るわねっ!じゃっ!」

ずら「うっ、うん。がんばるずら……」

ルビ「はなまるちゃん!よしこちゃん!おまたせっ!!一緒にかえろっ!、、って、あれよしこちゃんは?」

ずら「今日も練習だって…」

ルビ「そっか。残念だね。じゃあ2人で帰ろっか。」

ずら「………」


―帰り道―

ルビ「最近、よしこちゃん忙しそうだよね。」

ずら「そのせいで、おら、よしこちゃんとお話できないずら。ルビィちゃんは寂しくない??」

ルビ「ルビィも寂しいよ。でも、よしこちゃんだってAqoursをやめたわけじゃないし、また誘ってみたらいいんじゃないかな?」

ずら「でも、、ユニットの邪魔しちゃいけないし、ユニットやってみなよって言ったのはおらだし、、、」

ルビ「そうやって気を遣ってあげるはなまるちゃんが、ルビィは大好きだよっ!よしこちゃんもわかってくれるよっ!!」

ずら「ルビィちゃん!!ありがとずら!」

―帰宅後―

ずら(よしっ!明日は必ず、よしこちゃん誘って一緒に帰るずら!でも、、また断られたらどうしよう…。明日も練習するかもしれないし…。よしこちゃん頑張ってるのに、マル邪魔しちゃうんじゃ、、、)

ピロリン♪

ずら「ん?よしこちゃんからメールずら。えっ?外に来てって??どういうこと??」

よはメール「今あんたの家の前に来てるから!」

ずら「えっ?えぇぇっっ!!???」


がらららっ…ぱたぱたぱたっ…

ずら「…はぁっ、はぁはぁ、、、よしこちゃん、、なんでこんな時間に、、、???」

よは「べっ、別になんでもいいでしょ!たまたまこっちで儀式をやる必要があったから、ついでに寄っただけよ!!あと、、、あんた最近元気なかったから、、心配で、、、」

ずら「よしこちゃん!おら、すっごく嬉しいずらー!!!」

よは「ちょっ、ちょっと!?なに抱きついてんのよ!離れなさいよ!」

ずら「よしこちゃんはユニットもAqoursも頑張ってて、おらの心配までしてくれてるのに、、マルはよしこちゃんが、にこさんに盗られたみたいで、、1人で勝手に悩んで、、、」

よは「心配するに決まってるじゃない!だって、、ずら丸は、、、昔からずっと一番のと、と、と、、友だちなんだからっ/////」

ずら「よしこちゃぁ~ん!大好きずらぁ~?」

よは「はいはい、、わかったから、もう離れて?それで、、その、、、こんな時間だし、今日あんたんちに泊めてもらってもいい…?」

ずら「いいずらっ!いっぱいお話しようね!よしこちゃん!!」

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