【安価】明晰夢で死んだら死ぬ (54)

明晰夢を見る能力を持つ主人公しかし明晰夢の世界はあの世とこの世の境目だった

ストーリーの分岐点で安価が出現します

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1479523293

俺の名前は向山努普通の高校2年生だ

友達「でさ~○○だよね~」

向山努「ああ…お前が居るなら夢だな」

コイツは何故か毎回俺の夢の中に居る友達だ
夢の中での俺は何故かコイツを友達だと認識して居る

向山努「さて…今日は何するか」

目覚めを防ぐ為に周りの景色を見る
真っ白だった空間に塀が現れて左右の視界を塞ぐ
友達「一本道か…歩くか」

向山努「長いな…車で行くか」

周りを見ると大型トラックが現れた

友達「コレで行くのか?」

現実ではトラックなんぞ運転した事も乗って事も無い俺だが
トラックに乗り込み
わざわざ運転席に乗る必要は無い俺が乗って場所が運転席だ
アクセスは踏まず思うだけで好きだけスピードが出る

そもそもアクセスが有るかどうか確認する必要も無い

移動スピードに世界の構築が追い付かず真っ白な空間に出た
まだ起きたく無いので周りの景色を見る

再び世界は構築され交差点についた

友達「ん…アイツ同じクラスの」

向山努「アイツは?」

友達に言われたマンションの屋上を見た

友達「あ…起きる時間だよ!」

向山努「まだだ…気になる」

友達「ポケットの中に銃が有るだろ?」

俺の意思と関係無しに設定が決まる

目覚める寸前だ時間が無い

俺は急いでマンションの屋上に移動した
田辺「な…なんだ…消えろ!」

黒服「私は元よりこの世界の住民…私は消えない」


田辺「な…なんだ」


向山努「なんだアレ?」

友達「お前は知らなくて良い」


田辺は死んだ黒服に撃たれて死んだ

黒服「見たな?」

友達「地面を撃て!」

夢なのに田辺の死体はリアルで怖かった
ポケットの中の銃を握ると設定が頭に流れる

そうか…俺は黒服に勝てないから銃で地面を壊して逃げなきゃ

地面が壊れると同時に目覚ましが流れた

友達「目撃されたのはお前のミスだ…[ピーーー]なよ?」

黒服「……」

~現実~

怖い夢を見た
田辺が死ぬ夢だ
学校に付き朝礼で聞いた
田辺が死んだらしい
朝登校する前に自宅で自殺したらしい

まさか!


選択肢1現実で田辺を調べる

選択肢2夢で友達に聞く

安価下

2
寝る前に枕の下へ玩具の特撮ヒーローのフィギュアを敷く

~現実~

学校で授業も頭に入らず

ただ家に帰りたかった帰って友達に聞きたかった

クラスメイトからの誘いを断る準備をして居たが

皆…田辺の自殺で暗くなってる
そのお陰で今日は早く帰れた
嫌…田辺は自殺じゃない黒服にやられたんだ

~現実~

仮面ライダーとウルトラマン俺にとっての強さの象徴だ
彼らが枕の下に居れば夢の中の俺は彼らと同じ位強い

さあ夜だまずは友達に会おう

~夢~

友達「アバババババ!」

ここは…ゲーセンだな
何か?…何かを忘れてる

友達「お…あの子可愛いなナンパして来いよ」

そうか今日は現実で遊んで無いから遊ぶ夢を

友達「シカト?…なんか言えよ」

向山努「何か…何か忘れてる」

友達「お前銃使う系の奴強いよな?…やろうぜ…」

向山努「何か大事な事を」

銃は良い強くなった気分になる俺は子供の時から身体が弱くて強さに憧れて居た
向山努「そうだ俺は強い…銃が有れば無敵だ」

いや…銃より枕の下の彼らの方が強い

そうだ!思い出したぞ!

向山努「なあ!…昨日の黒服さぁ」

友達「……え?…何?何?何?」

向山努「田辺を殺したよな?…」

友達「そう言う設定だろ?」

向山努「田辺は現実でも死んだんだぞ!」

友達「気付いたら駄目だよ…しゃがめ!」

言われるがまましゃがむと銃弾が頭を霞める

黒服「邪魔をするな!」

友達「お…やるか?」

向山努「な…なんだ?」

友達「この空間は俺の管轄だ…ルールは俺が決める」

黒服「事実に気付かれ悪用されたら我々の存在も危うい…消す必要が有る」

友達「仮にこの人間が事実に気付いた場合…お前のミスだ」

黒服「……」

そうだ枕の下に仮面ライダーが勝てる勝てる

俺は強い田辺を殺した黒服を倒す

向山努「ライターキック!」

友達「馬鹿!」

黒服「…想定外だ」

俺のライターキックを受けた黒服は爆発した

友達「馬鹿!…人間が俺達に勝てる訳ねぇんだよ!…殺されるぞ!」

向山努「俺達?…あの黒服はお前の仲間か?」

友達「仲間じゃないよ…信じて!…ただ同じジャンル?」

向山努「教えろ!…お前達はなんなんだ!」

友達「夢の世界の住民だ…まあここまでは言わなくても分かるよな…真実はお前には教えない…」

向山努「教えないなら…」

友達「あ~巨大化しちゃう…こんな設定知らないよ俺…枕の下になんか有るの?」

友達「じゃあ踏まれてやるから満足しろよ?」

向山努「テメエ…こんな世界ぶっ壊してやるよ」

友達「え?…矛先俺じゃないの?…お前俺に怒って巨大化しかよな今」

向山努「俺はウルトラマンだ強い…お前達の世界をぶっ壊してやる!」


友達「ちょっと待って…設定変えるから!…まだ暴れ無いで!」


向山努「え?」

何やら透明な壁が有る

友達「そっちは駄目!…マジで駄目な奴!」

向山努「こんな壁ぶっ壊してやるよ!」

友達「辞めて!…お願いだから」

壁を殴るとそこには真っ黒な空間が空間の中にカラフルな膜が大量に有った


友達「お前も田辺と同じになった」

向山努「は?」

友達「もうお前は命を狙われて居る…お前を守る為に黙って居たが…もう黙る必要無いな」

友達「お前が壊した膜…あれは境界線だ」

向山努「境界線?」

友達「人間の魂を特定範囲に保護する膜だ…膜が壊れると他人の夢に干渉可能になる…田辺な膜を壊してお前の夢に干渉しようとして黒服に殺された
目撃された黒服はお前も殺そうとした
で怒ったお前は暴れて膜を壊した
膜を壊した人間を[ピーーー]のがこの世界のルールだ」

向山努「俺は死ぬのか?」

友達「俺はお前の守護霊だ…膜の範囲内では誰も俺に勝てない…しかし膜の外では俺は弱い…戻るぞ膜の中に」

選択肢1膜の中に戻り全てを忘れる

選択肢2他人の夢で何かする

選択肢3現実で黒服を倒す方法を探す

安価下

友達「おっと起きる時間か」

向山努「…俺は必ず黒服を倒す」


友達「人間には無理だよ」

~現実~

午前中の授業はほとんど頭に入らず
やっと昼休みとりあえず図書室に向かう

文献「夢の死神」ゲット

~夢の死神~

明晰夢にてアクセス可能な世界において
人間が自由に出来る範囲は限られて居る死神から逃れるには死神の想定外の攻撃を行う必要が有り
同じ人間からの同じ攻撃は2度と通用しない
また…人間が死神を倒した例は確認されて居ない

~現実~


向山努(死神ってのはあの黒服の事がつまり黒服から逃げるには毎回違う攻撃が必要…もうライターキックは聞かね~のか
そして人間は死神を倒せないつまり人間じゃないアイツなら)

選択肢1夢で友達に頼む

選択肢2黒服から逃げる時の攻撃を決める

選択肢3現実でパソコンで調べる

~現実~

放課後コンピューター室に向かって
俺は1つのサイトにたどり着いた

情報「死神の倒し方」ゲット

~死神の倒し方~

明晰夢の世界で神になるそれは文字通り夢だ
しかし死神は邪魔をする
そんな死神を倒す方法を私は発見した薬で仮死状態になるのだ

元々夢は私達人間の世界だ其に死神は人間は死神を倒せ無いとルールを設定して居るに過ぎない

人間じゃない存在は夢の世界において死神より強い


仮死状態の人間は人間では無く霊だ霊はに勝てる

選択肢1夢で友達に聞く

選択肢2現実で薬を探す

選択肢3別の方法を探す

薬だ薬が必要だ…仮死状態になる薬

薬を手に入れる為に死神の倒し方をネットに書いた人物にメールした

なんと会ってくれるらしい

選択肢1会いに行く

選択肢2夢で友達に相談してからにする

~夢~

友達「パソコン室で寝てんじゃねえよ」

俺は何をしてた?

友達「先生にバレたら面倒くさいぞ」

何か聞きたい事が

友達「寝るなら家で寝ろよ」

向山努「そうだ!」

友達「何?」

向山努「死神の倒し方」

友達「は?」

向山努「なぁ人間は薬で仮死状態になれるのか?」

友達「なれるよ…あ!…まさかお前!」

友達「死神ハンターの情報を見たのか?」

向山努「成る程…お前達にはそう呼ばれてるのか?」

友達「なぁ…膜から出ななけりゃあお前は安全だ…馬鹿な考えは辞めて忘れろ」


選択肢1夢で死神ハンターに会う

選択肢2現実で死神ハンターに会う

~現実~

俺は死神ハンターに会う
学校なんかに行ってる場合では無い

夜行バスに乗りA県に向かった

A駅に着くと死神ハンターらしき人物が車で向かえに来た

死神ハンター「乗って下さい…まずはお互いの呼び名を決めましょうか」

向山努「向山努だ…お前は死神ハンターだろ?」

死神ハンター「成る程…その名が分かると言う事は貴方の守護霊は人間に干渉するタイプですね…」

死神ハンターの車に乗り山奥の民家に着いた

死神ハンター「我々の共通の夢を構成にそこから夢の世界に干渉します…では薬をこの薬で人間は1時的な仮死状態になります…また仮死状態が終われば現実から助手が強制的に起こしますが絶対に起きれる訳では無く…別の設定の夢が構築される場合も有ります」


選択肢1やる

選択肢2帰って別の方法を探す

~夢~


死神ハンター「さて…ここはバスの中ですね」

友達「オイ!…何やってんだ!」


死神ハンター「このバスは貴方の記憶から作られた世界…バスから出れば危険な私の夢の世界」

選択肢1バスに残る

選択肢2バスから降りる

向山努「俺は残るよ」

死神ハンター「強制はしませんが私は降ります」

友達「そうか…まあお前は好きにしろ」

死神ハンターがバスの扉を開くと長い廊下が現れた

扉には無数の扉が有る

友達「成る程…逃げ安い環境だな」

死神ハンター「扉はそれぞれ別の人間の夢に繋がって居ます…死神が多い時は無理せず逃げます…死神では簡単に私を見つけられない」

友達「さあ出るなら早くしろ…扉を絞めたい」

死神が降りると友達が素早く扉を締める

友達「膜の再生に時間がかかる…今は狭い世界で満足しろ…本来なら膜を壊されると夢の外に繋がるんだが今は死神ハンターとの共通の夢だから外は死神ハンターの夢だ」

向山努「死神ハンターはどうなってる?」

友達「よしテレビで見せてやるよ…アイツがどんなに危ない奴か」

コンマ0で死神ハンター死亡

コンマ下

~死神ハンター~

黒服8人「やあ久しぶりだな…」


死神ハンター「多いな…逃げるか」

逃げた先の世界の設定

安価下

死後の世界

~死後の世界~

さて前方には綺麗な花畑

下には白い雲

2つの可能性が考えられますここが死後の世界
死後の世界を設定された誰かの夢

ルシファー「人間よ…無駄な戦いは辞めなさい」

死神ハンター「…君は天使か神か…誰かの夢か?」

ルシファー「私は大天使ルシファー…貴方の戦いは無駄です」

死神ハンター「何故?」

ルシファー「貴方が勝てば別の死神が来ます…貴方は負ければ死ぬ…仮に貴方が地獄に行けば死神にどんな仕打ちを受けるか」

死神ハンター「確かにメリットが無い戦いかもしれません…しかし私は許せ無い…私の大切な人を殺した死神を」

ルシファー「復讐の連鎖は何も産みません」

死神ハンター「では…この怒りを何処に向けろと?」

ルシファー「怒りを日々の仕事や遊びの中で昇華するのです…仕事や遊びで他者に必要とされれば怒りは弱まりコントロール可能になります」

死神ハンター「そんな詭弁…私には聞きません」

ルシファー「そうですか…生きてる人間には言葉での干渉しか出来ませんし…言って無駄なら諦めます…ではご武運を」

世界は崩れ辺り一面が真っ黒な空間に変わり

彼ら若しくは彼女達の雄叫び雄叫びが聞こえる

鬼は私に眼もくれずに亡者を殴る

子供は石を積み

鬼が石を崩す

美女が亡者を誘惑し亡者は串に刺さる

黒服「……ここに居たか」

死神ハンター「ここは地獄かい?」

黒服「この質問の答えは直ぐに分かるよ…」

黒服の銃弾が私に迫る

死神ハンター「カメハメ派!」

黒服「そ…想定外だ」

仮死状態で想定外の攻撃をする事により
死神は消滅する

薬の効果が切れました
現実世界から助手が起こします

コンマ奇数で現実に帰還コンマ偶然で設定の違う新しい夢

コンマ0で死神ハンター死亡

cd

~現実~

助手「あ!…起こす時間だ水かけなきゃ!」

~夢~

死神ハンター「洪水?」

黒服A「想定外だ」

黒服B「想定外だ…」

黒服C「想定外だよう」

友達「オイ…なんだコレ?…現実でなんかされてんのか?」
向山努「溺れる…駄目だ」

友達「息出来るぞ…エラ呼吸出来る設定にしたから…でもバスから出たらマジで溺れるなコレ…さて膜も再生したしもっと広い世界作るか」

世界の設定
安価下

冷たい冷たい大海洋

デストピア

友達「よし…広い世界だ…この太平洋は俺のルールの中だからエラ呼吸出来るぞ」

バスが消え太平洋に浮く

向山努「冷たい!」

友達「現実の体が冷えてるんだろ?…さすがにお前の夢の中だから体の都合には逆らえないよ」


向山努「それにしても広いな」

友達「ショウベンしてもバレないよ」

向山努「それやると現実で起きた時が怖いな」

選択肢1起きる

選択肢2友達を沈める

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom