モバP「菜々さん菜々さん。菜々さんの異性の好みってどういうのですか？」

菜々「なんですかもう、藪からスティックに」

モバP「俺と菜々さんの仲じゃないですか。教えてくださいよ」

菜々「えー？　別にかまいませんけど……」

菜々「そうですねー。やっぱり頼れる男性ってのは、一番ですね。やはりナナも女の子ですからね。頼りがいのある男性の方が好みですね」

モバP「ふむ」

菜々「ちょっと古いかもしれませんが、ピンチになったら颯爽と現れて助けてくれる白馬の王子さま的な方は、魅力的だと思いますよ」

モバP「なるほど」

菜々「例えば、タキシード仮面様とかカッコいいと思いません？　セーラームーン達のピンチに現れると思わずキャー♡って叫んじゃいますね♪」

モバP「ちなみにですが、菜々さん」

菜々「なんですか？」

モバP「セーラームーンって何年前ですかね」

菜々「セ、セーラームーンクリスタルとかやってたのでセーフです！　セーフ！」

モバP「ああ、そういえばそうでしたね。他のメンバーは声優変わったのに三石琴乃さんは、ほとんど変わらない演技をしてて凄いと思いましたよ」

菜々「ああ、流石に当時よりは若干声に無理がありましたけど、ほぼ変わらない演技をしてるのは凄いと思いましたねー。声優アイドルを目指している身としては、憧れますね！」

モバP「声優と言えば、驚いたのはセーラームーンの敵で出てくるフィッシュアイ。あれ、子供の頃は本気で女性声優が声を当ててるものだと思ってましたよ」

菜々「あー、四部のアマゾントリオですね！　ナナも、子供の頃は女性が演じていると思っていたので声優に詳しくなってから、実は男性がやっていたと知って驚きましたよ！」

モバP「……」

菜々「な、なんですか、その目は……？」

モバP「いえ、別に……」

菜々「ぷ、プロデューサーさんはセーラームーンで好きなキャラは誰なんですか！　ナナは、もちろんタキシード仮面様ですけど」

モバP「俺ですか？　俺は、まことですね。男っぽい性格なのに実は乙女な一面もあるとかたまりませんねぐへへ」

菜々「あー、まことちゃんですかー。確かに可愛いですよねぇ」

モバP「ただ、好きだったはずなのに決め台詞が思い出せないんですよ」

菜々「決め台詞？」

モバP「ほら、セーラームーンなら月に代わってお仕置きよ！　とか。あれ、他のメンバーもあったはずですよね」

菜々「ああ。セーラージュピターなら、アニメ版なら『木星に代わってヤキ入れてやるよ!』ですね。もっとも、あまり使われなかったみたいですが」

モバP「ほー、流石は菜々さん。詳しいですね」

菜々「そりゃーもちろんです。なにせ、当時は全シリーズを見て……ないです！　セーラームーンクリスタルを見たのをきっかけに過去のシリーズを見たからたまたま詳しかったんですよ、ええ！」

モバP(気づくの遅かったけど、可愛いからいいや)

菜々「他の話題にしましょう！　他の話題に！」

モバP「他の話題か……。それじゃ、これなんかどうです？」ｺﾄﾘ

菜々「これは……もしや、ハイパーヨーヨーですか！　うわー、懐かしいですねー！　どうしたんですか、これ？」

モバP「いえね、実はとあるおもちゃ屋で見つけまして、懐かしくて買ったんですよ。」

菜々「まだ売ってたんですか？」

モバP「そうみたいです。大会なんかもやってるみたいですよ」

菜々「はー、凄いですねー」

モバP「超速スピナーは、当時読んでましたねー」

菜々「あ、超速スピナーで思い出しました！　プロデューサーさん。ちょっとそれ貸してもらっていいですか？」

モバP「いいですけど、どうするんです？」

菜々「ふっふっふー、良いですか？　見ててくださいよー」

菜々「ストリングプレイスパイダーベイビー！」

モバP「」

菜々「どうですか！？　ナナ、これすっごい頑張って練習したんですよ！　いやー、久しぶりでもなんとかできるものですね！」

モバP「菜々さん、これ以上墓穴掘る前に別の話題にしましょう」

菜々「墓穴……ですか？」ｷｮﾄﾝ

モバP(気づいてない……だと？　だが可愛い！)

モバP「とにかく別の話題にしましょう別の話題に」

菜々「はぁ、いいですけど」

モバP「菜々さんは……ぬ～べ～って知ってます？」

菜々「勿論です！　当時……じゃなくてほら！　今も新しくぬ～べ～が連載してるじゃないですか？　昔のぬ～べ～がどういうお話なの気になって、読んだことがあるんです」

モバP「ぬ～べ～で、一番怖かった妖怪ってなんですか？」

菜々「うーん、ベタって言われるかもしれませんが、やはり『はたもんば』でしょうか。初めて、鵺野先生の鬼の手が効かなかった敵ですからねぇ。どう勝つんだろうって子供心にハラハラしました」

モバP「あー、確かに。それまでは鬼の手は無敵だってイメージがありましたから、衝撃でしたねぇ」

菜々「プロデューサーさんは、どの妖怪が怖かったですか？」

モバP「妖怪って言って良いかは微妙ですけど、自分は『紫鏡』ですかねー。その話を読んだ時に、必死に忘れるよう努力しましたね」

菜々「二十歳までに忘れないと不幸が訪れるって奴ですね。ナナも、それは怖かったですねー。けど、実際別に何も起こらなかった……って、ナナは17歳だからあと3年ありますしね！　ていうか、プロデューサーさん！　忘れてたのに思い出させないでくださいよ！　3年後まで覚えてたらドウスルンデスカモー！」

モバP「アッハイ」

菜々「ナナが不幸になったら、責任とってくださいよ！」

モバP「ほら、『白水晶』って言葉を一緒に覚えてたら不幸を免れるって言うし……」

菜々「それは、遠回しにプロデューサーさんは責任を取らないと？」

モバP「ソンナコトナイヨー」

菜々「ちゃんとこっち見て言ってくださいよ！　それとも……ナナが相手じゃ、責任を取りたく……ないんですか？」ｳﾙｳﾙ

モバP(上目遣いは反則ではなかろうかウサミンカワイイ)

モバP「まぁ、ほら……実際は俺も何も起こらなかったし、菜々さんも大丈夫というかもう過ぎているというか」

菜々「だから、ナナはリアルＪＫの17歳です！　まだ過ぎてません！」

菜々「って、気づけばもうレッスンの時間じゃないですか！」

モバＰ「ああ、ホントですね。暇つぶしにと思って話題を振ったんですが結構時間経ってましたね」

菜々「それでは、ナナはレッスンに行ってきますね！」

モバＰ「はい、いってらっしゃい」

モバＰ(菜々さんはそう言うと、急いでレッスンへと向かった)

モバＰ(その後、菜々さんを『二十代直撃！懐かしい物クイズ』という番組に出演させたら、全問正解したのはまた別の話)


終わり

短いですが以上です

正直、画像ネタをやりたかっただけです。
反省はしている後悔はしてない。

菜々さんと昔の話で盛り上がりたい人生でした。