スバル「みんなに死に戻りの時の記憶が戻った!?」 (108)

注意:筆者はウェブ版の4章(聖域終了)までしか注意:筆者はウェブ版の4章(聖域終了)までしか読んでいないので少し設定がおかしいかもしれません。+この物語ではレムはちゃんと存在を手に入れています。(奪われたことになっていない。)因みに筆者は学生+初投稿初スレ初書き込みなので常識知らずであり、稚拙な文章が目立つ可能性があります。それでも宜しい心の広い方に読んで頂ければ幸いです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1479354691

サテラ「もうすぐ、みん、、なに、記憶が、、、もどる。あなたの身近な人達に、死に戻りの、、、記憶が。」

ロズワール邸でペトラとの会話でうっかり死に戻りに関することを口走ってしまった時だった。

ペトラ「どしたの?スバル様。」

スバル「いや、なんでもないよ。ただちょっと用事ができたから、また後でな!」

さっきのは一体どういう意味だったんだ。もうすぐ俺の身近な人間に死に戻りの記憶が戻る?それって俺が死に戻りしてることが皆にばれるってことじゃないか。

ベアトリス「一体なにを悩んでいるかしら。スバルが悩んでいるならベティーにも伝えるべきなのよ。一緒に悩んでやるかしら。」


スバル「いや、実は俺の死に戻っ、」


途端に恒例の暗転が始まった。
しまったあああああ!!俺のバカ。またやっちまった。


サテラ「戻った。、、貴方の、、親しい人達に、、、」

心臓を撫でられる様な感覚を覚えながら、暗闇に光が差し、世界に色が戻っていく。

スバル「ご、ごめんベア子。この件についてはたとえお前でも話せないんだ。」


ベアトリス「・・・・・。」


顔を伏せたまま黙り込むベアトリスを見た時、まさかと思った。


スバル「?ベア子?」


ベアトリス「、、、こんな事をして、ベティーは、、ベティーはスバルの1番にはなれない、なる資格がないかしら。」

スバル「な、何言ってるんだよベア子。俺とお前の仲じゃねえか。」


ベアトリス「でもベティーは今までずっとずーーーっとスバルを拒絶してきたのよ。そのせいで助けられたはずのスバルを見殺しにしてきたかしら。これはベティーが殺したのと同じなのよ!」


自慢のおでこまで真っ赤に染め、泣きながらベアトリスは空間に消えて行った。

やっぱり死に戻りの記憶がみんなに戻ったんだ。つまりみんなは死んだ俺を知っている。それと同時に事情も知らずに俺にひどい事を言った、疑った、殺した自分を知っているんだ。

間接的に助けてくれたベアトリスでさえあの反応。直接その手で俺を疑って殺したレムはいったい、、、。

はやくみんなのところにいかなきゃならねぇ!

まず、誰に会いに行きますか?

>>10

ロム爺

スバル 「屋敷の連中もすげぇ気になるけど、俺が今屋敷の連中に会って話をしても上手く慰められるかどうか、、、。」

俺は1人では何もできない事を学んだ。ならギリギリ記憶が戻ってそうな奴で、あんまりキズついてなさそうな奴に協力を仰ぐべきだ。

と、いうわけで

スバル「ロム爺さんー。元気か?」

ロム爺「な、なんじゃお前さんわざわざこんなところまで来よって。」

すいません、何故かIDが違うIDになってしまいましたが、<<1の筆者です。

スバル「いや、ちょっとロム爺に相談したいことがあってさ。実は、、、」

ロム爺「あー、そりゃあ無理な話じゃな。」

スバル「っておいー爺さん!俺とロム爺さんの仲なんだからよ。ちょっとぐらい考えてくれてもいいんじゃねぇか?」

ロム爺「確かに、お主には儂やフェルトの命を助けて貰った借りがある。まさか自分を何度も犠牲にして、見ず知らずの儂らを助けてくれるとはのお。お前さんの頼みなら今の儂は断れん。」


スバル「いや、別にそれを交渉材料にするような真似はしたくないんだけど。」


ロム爺「、、、じゃが儂はお前さんらを知らん。1番長く一緒にいたフェルトのことすらちゃんと分かってやれなんだ。儂の広間での画策は逆にあの娘の背中を押す形になった。」


スバル「ロム爺、、、。」



ロム爺「そんな儂が協力をしても、足を引っ張るだけじゃ。儂はお前さんの邪魔をしとうない。」



スバル「わかったよ。」


ロム爺「分かってくれたか、、、。」


スバル「こんな老いぼれガンコハゲジジイに聞くのは間違いだったぜ!なつきすばるっ大失敗の巻!」


ロム爺「こ、小僧っ!(プルプル)」


スバル「変な気回してんじゃねえよ!言ったろ、俺と爺さんの仲だって。」


ロム爺「っ!!う、うむ。」

スバル「じゃあなー爺さん。また今度頼むぜー!」

ロム爺「(儂は老いぼれた今じゃからこそ死を享受できる。若い時の儂は死を恐れておった。あの小僧はあれだけの苦しみを受け、どうして今尚元気に笑っていられるのじゃろうか。)」

スバル「おっとと!こんな所に缶捨ててんじゃねえよつまずくじゃねぇか!!、、、って、うわぁぁぁぁああ」

ッガラガラどしゃん!

ロム爺「・・・バカじゃからか。」

次会いに行くのは?
<<23

すいません、ミスです


次会いに行くのは?

>>23

ラム

1の筆者です。

う、ううう。

エミリア「言ってくれなきゃ、わかんないよ。」

や、やめてよ。言えないに決まってたじゃない。わたし何て事を、、、。

スバル「おれはエミリアたんのために、何かしてあげたい、そう思って。」

そうよ。スバルはいつだって私のために、ずっと私のために、、、。

エミリア「自分のためでしょう?」

あ、、、。

エミリア「そうやってなんでもかんでも私のためだって嘘をつくのはやめてよ!」

違うっ違うっ違う!間違ってたのは私。

泣きながら手を伸ばそうとしてもそれは掴めない、変わらない事実。


エミリア「私がスバルを助けてあげた? ……そんなこと、あるわけない。私とあなたが初めて会ったのは盗品蔵のことで、そこ以外でスバルと接点があったはずないもの!」


目の前の少年の顔が悲しみに歪んでいく、


エミリア「スバルの中の、私はすごいね」


エミリア「ーー言ってくれなきゃわかんないよ!」

っスバル!!


やっと伸ばすことができた手は空を掴み、瞬間巨大な虚しさと胸の痛みが襲いかかってくる。


エミリア「、ゆ、、、め?」


あの日、彼に言った言葉。思い返せばどれだけの事をスバルに強いていたかが分かる。


エミリア「いかな、い、で、、、スバル。」


現実から逃避する様に彼女は目を閉じる。きっとこの死に戻りの記憶こそが夢なのだと。そう、信じて。


、、、また悪夢に呑まれていく。


スバル「はぁ、ロム爺の協力も得られなかったしかなりタイムロスしちまったなぁ。」

スバル「はやくみんなに話をしないと。でも、こええ。俺に何かしてやれんのかな。」

ロズワール邸の前あたりまで戻ってきたところで、

ッドン

突然入り口のドアが開いて赤いメイドが走ってきた。

ラム「っバルス!!」

スバル「っと、どうしたんだよラム!?」

ラム「レムの居場所が分からない。千里眼が使えない、、、。」


スバル「なんだって!!??どうしてだよ。」


ラム「分からない。仕事中急に屋敷を飛び出していったから、、、。その、バルスに会いにいくんじゃないかと思って。」


スバル「、、、死に戻りの記憶が原因か。」


ラム「それに今屋敷の中はとても悪い状況よ。エミリア様はいくら呼びかけても部屋から出てこない。ガーフもどこかへ消えちゃったし。
何故かペトラも村に帰ってしまったわ。」


スバル「っくそ!まさかそこまでのことが起こってるなんて。」


ラム「バルス、よく聞いて。悔しいけどレムはバルスに心酔していたわ。この男のどこが良いのかまったく分からないけど。
その状況で記憶が戻った。これはレムにとって耐え難いことのはずよ。」


ラム「そして千里眼が使えないということはもしかしたら既にレムは。」


スバル「おいおい、縁起でもねえこと言ってんじゃねぇって。」


ラム「よく聞いてと言ったはずよ、バルス。」

ラムの目付きが急に鋭くなる。風が首にそって巻きつくように撫ぜる。


ラム「、、、もしもそうだった場合はバルス、貴方を[ピーーー]わ。」

スバル「っ!!!!。」


ラム「貴方を殺した場合死に戻りが発動してレムが死ぬ前に戻るはず。」


スバル「、、、そうだな。そうしてくれて構わない。俺もレムの居ない世界なんてまっぴらだ。もしそうだった時は頼むよ。」

ピンクの可愛らしいメイドの、殺気が消えていく、、、。

ラム「はぁ。バルスも大きくなったものね。」


スバル「そういうお前は全然変わってねぇよなラム。死に戻りの時の記憶が戻った筈なのに。」

ラム「別にバルスがいくら惨めに死に絶えたとしても私にはどうでも良いわ?」

スバル「って辛辣すぎるだろっ!!」

ラム「冗談よ。私の中でバルスは」

ごくっ。と喉を鳴らして期待してみる。
もしかしたらついにラムのツンデレが、、、

ラム「ロズワール様≧レム>超えられない壁>>エミリア様>ベアトリス様>>>>>×20000>ミジンコ>バルスというような具合まではきているわよ。」

スバル「ミジンコより下とかどんだけだよ俺、、、。」

ラム「だけどバルスにしかできないことがあるわ。」

スバル「え?」


ラム「、、、なんでもないわ。ちゃんとみんなを元どおりにしてくれたら教えてあげる。」

そう言って屋敷に入っていった。


、、、ッパン

両手で思いっきり頬を叩いて啖呵をきる。


スバル「なつきすばる!全身全霊をもってみんなを救います!」

ビビってちゃダメだ。こうしてる間にもみんなは苦しんでいるんだ。

次は誰に会いに行きますか?

>>41


すいません、何故かピーーーになっちゃってますが
そこは こ、、ろ。すです

レム

1の筆者です。

実は、さが さげ の意味全然理解してないんですがとりあえず次からはメール欄には さが と、付けるようにします。

このssの完結に関してなんですが、一応リゼロのヒロインはレム、エミリア、ベアトリスだと思ってます。
なのでこの3人全員に会いにいった時に完結にしたいと思います。

質問なのですが、このssvipというのは更新しても一覧で下に行ってしまうのでしょうか、、、。
どんどん新しい作品に埋もれてしまって、時間を空けてしまうと下に行きすぎて誰も見てくれないんじゃないかという恐怖が生まれます(;_;)


因みにですが、明日は学校で物理のテストがあるので次の更新は明日の夜になってしまいます。申し訳ございません。

1の筆者です。
わかりました!



スバル「あーくっそどこにいやがんだよレムは。」


正直レムがどこにいったか検討がつかない。ラムと波長の合う者と視界を共有する千里眼を使えないということは、なんらかの理由でレムの視界が塞がっているということだ。


スバル「まさか、本当に死んだってこたぁないよなレム。」


流石にレムが自分に好意を向けている事には気付いているスバル。

もしもだが、エミリアが死に戻りをしていたとして、自分が彼女に死をもたらしていたという事実を知ったら俺は死のうとするかもしれない、、、。

スバル「けど、俺がそうなった時は絶対、レムは俺を死なせてくれない。」

そうだ。
あの可憐で優しいメイドに教えてやらなければならない。今の自分が笑っていられるその理由を。

スバル「飛ばせぇーパトラッシュ!!」

パトラッシュ「キュオオオオオオオオ!!」

なんだか一層気合のはいっているようなきがする咆哮をあげるパトラッシュ。
そういえばお前は死に戻り1回目からずっと俺を助けてくれたよな。

パトラッシュの背を優しく撫でてやる、こいつは本当に賢いやつだ。


そんなことを考えていると急に右の林からハスキーなうるさい声が聞こえてくる。


オットー「う、うわわわわどいて下さいーー!」


見知った顔の商人が物凄いスピードで地龍を走らせていた。
パトラッシュが華麗にこれをかわしてくれる。


スバル「、、、なんでそんな所から出てきてんだよオットー。」


オットー「って、なんでそんな露骨に嫌そうな顔してるんですかナツキさんっ!」


スバル「だってお前が出てくるってことは絶対不幸なことがあるってことじゃねぇかよ。」


オットー「酷いですよ、ナツキさん。親しい友人が折角手助けをしようと思ってきたのに。」


スバル「、、、なら俺をファーストネームで呼んでくれないか?」


オットー「は?」


スバル「親しい友人のお前だからこそ俺をファーストネームで呼んで欲しいんだ」


オットー「っ!!わかりましたナツキさんっっっじゃないや。その、、、スバルさん。」


スバル「うわー。きもちわりぃー^ ^」


オットー「あんた絶対ゆるさねええええええええ!」


そうオットーが激昂したところを見計らってかなり大袈裟なジェスチャーでこう告げる。


スバル「あー、死に戻りの時にお前に白鯨の前に転がされた時はほんとやばかったなぁーあーあ。」


オットー「ひ、酷いですよナツキさん、、。」


スバル「いや、酷いのはお前だろ。」


オットー「っ!!、、、確かに。」


そう言ってお互いを見つめ合う、自然にこぼれ合う笑みは本当に気持ちのいいものだった。

スバル「なんてな、そんなこと気にしてねぇよ。そんぐらい分かんだろお前なら?」


オットー「はい。ナツキさんの顔を見たらなんとなく。その、、、友達ですから。」


俺はオットーの肩に手を置いて告げる。


スバル「、、、ありがとなオットー。お前までみんなみたいな事になってたらまた面倒だった。なんというかお前と話して気持ちが落ち着いたぜ。」


オットー「やはり皆さんそういう感じになりましたか。」


スバル「ああ。それで頼みがあるんだオットー。」


ここで質問です。
ここからの作戦いくつか考えてあるんですが、場合によっては少し長編になってしまいます。


なので

1:少し長編になってもいい

2:短く済ませて!


1か2を選んでいただきたいです

>>58

希望するのは1だけど、好きなように書けばいいとおも


1ですね。わかりました!

次の更新は明日の午後になります。(ニコニコ動画投稿とポケモンサンムーンとテニスサークルのため。)

すみませんm(._.)m


1の筆者です。

ひた、ひた、ひた。


自分の血でできた血だまりを少女はフラフラになりながらも歩く。


レム「、、、やっぱり、、はあはあ、レムは鬼族の出来損ないですね。」


ガーフィール「おいおい流石にもうやめとけって、テメェが死んだらラムに怒られちまうからよぉ。」


レム「っ大丈夫、で、す。私のゲートの大きさな、らロズワール様の様には、、、はあはあ、なりません。」



ガーフィール「つってもよぉ。さっきから何度も何度も気絶して、そのたびに俺様が連れ戻してきてやってんじゃねぇか。なのにまたボロボロになりやがって。」


レム「、、、レムは超えなければならないんです。そのためには、、、。」


エキドナ「はぁーしぶといなぁこの娘。」


ティーカップを傾けながら少女を見る彼女は薄く微笑んだ。


エキドナ「いいこと思いついちゃったぜ。」


「言霊の加護」
およそ発声器官を持つとされる生物と話しができる。が、その生物の言語に合わせて話すため周りから見ると頭のおかしい奴にしか見えない。


オットー「みょんみょんみょんみょん。」


スバル「どうだオットー。」


オットー「ダメですナツキさん。青い髪のメイドさんを見なかったか聴いてるんですが、どうやらこの辺りは通ってないみたいですね。」


スバル「そうか、なら仕方がない。オットー、バーリエル邸に向かうぞ。」


オットー「バババ、バーリエル邸!?!?」


スバル「ああ、残念ながら俺が王都で面識ある奴の中でプリシラしか役に立ちそうにないんだ。」


ラインハルト、ユリウス、クルシュ陣営、アナスタシア陣営には協力してもらっても探すことにおいては残念ながらオットー以下の戦力にしかならない。それに見つけた時に俺が居ないと意味がない。


スバル「その点、プリシラの日輪の加護。つまり日の出てる間ならあいつに不利益は生じない、らしい。これを利用する。」


オットー「だからプリシラ様にレムさんを見つけてもらおうということですか。」


スバル「ああ、そうだ。」


たがそのためには当然クリアしなければならない問題がある。


オットー「そんな上手くいくもんなんですかね、、、。だいいち協力して貰えるんですか?」


スバル「上手くいくかどうかは試してみねぇとわからなねぇ。けどちょうど此処からも近いし、それほど時間のロスも少ないはずだ。それに日が傾いた時点でこの案は効力を持たなくなっちまう。試すなら今だ。」


オットー「そうですね。わかりました。なら協力に関してはどうなんですか?」


スバル「考えがないわけじゃないんだ。けど、これにはオットーの力が必要なんだ。付いてきてくれるか?」

スバルは真っ直ぐにオットーの目を見つめる。
オットーはやれやれといったポーズをとったわりに、

オットー「はい!」

しっかりと肯定の返事をしてくれた。


ペラペラペラ。


プリシラ「妾はこう見えて本が好きでの。」


まんま前の死に戻りの時とおんなじなんだが、、、。

プリシラが本を読み終えるまでは話しかけられない。
横のオットーを見ると手が汗ばんでいていかにも緊張しているのが目に見えた。


こいつロズワールん時は別にここまでじゃなかったのに。、、、まぁプリシラは威圧感すごいからなぁ。


っぱん!


プリシラが本を閉じる音が響く。そしてその本をそのまま宙に放り投げ、燃やす。


俺は2回目だから平然としていたが、横のオットーはついに歯をガチガチさせはじめた。


プリシラ「それで、妾になんのようじゃ。」


スバル「、、、前に俺がここに来た時の事は覚えているな?」


プリシラ「さあてどうじゃったかの。貴様が家畜以下の醜い豚の様なあの男と同じというなら覚えておる。」

よかった。苦しい経験だったが死に戻りの記憶はプリシラにもあるようだ。
が、それはあの痴態を晒したスバルのことを覚えているということだ。それはもしかしたら今回の協力に支障をきたすかもしれない。


俺はフゥーと息を吐いて話し始める。


スバル「まずは会ってくれてありがとよプリシラ。正直前の事を思えば会ってくれないと思ってたぜ。」

プリシラ「ふん。妾にあそこまで罵倒されてなお会いに来る貴様に興が乗っただけのことよ。それに」

アル「ううう、まさか兄弟がこんな苦しい思いをしてたなんてなぁーー。俺の涙腺にガツんときちまったぜ。」

プリシラ「バカがうるさいので仕方なくじゃ。」

プリシラは顎で再度用件を催促してくる。

スバル「、、、人を探して欲しいんだ。俺の大切な人を。」

プリシラ「大切な人じゃと?あの卑しきハーフエルフのことかの?」

エミリアの事でキレちゃダメだ。落ち着けよおれ、、、。

スバル「いや違う。こんな駄目なおれのことをいつも助けてくれる、好きだと言ってくれる女の子だ。」

プリシラ「女に逃げられたから妾に追いかける手伝いをしろと?」

スバル「あーそうだよ。悪いかよ。」

プリシラ「くく、ふ」


頭を下げ肩を震わせるプリシラ。やはり前の時の似ている。前ならここから凄まじい罵倒のラッシュがはじまる。


プリシラ「ははは! やはり、やはりおもしろいな貴様は。」


突如勢いよく顔を上げて笑うプリシラ。プリシラも俺もこの光景にデジャブを感じているはずだ。


プリシラ「道化の次は、ストーカーとはの。いいじゃろう。前回をなぞって貴様にまたチャンスをやろう。」


きた。脚を舐めろだのなんだの言ってくるやつだ。前回の俺は舐めて失敗に終わったが今度の俺は違うぞ。


そう意気込んで、オットーに合図を送る。

さっきまで緊張でカチコチに固まっていたオットーがはっと我に返り、合図を返す。

スバルはまた深呼吸する。頬杖をつき、見下すような視線を送るプリシラを睨め付ける。

、、、よし。プリシラ、くるならこい!


プリシラ「そうじゃのお。貴様、妾の夫になれ。」


スバル「はぁ?」


続きはまた明日です!


1の筆者です。すいません。

言い訳にしかなりませんが初投稿で、こういう場に書き込むことも初めてだったので勝手がわかりませんでした。申し訳ございません。

もう少し修行を重ねてきます。


因みにこの求婚理由は、死に戻りできるスバルなら、自分の夫が何度も突然死を遂げるプリシラの夫になっていられるという点からきていました。

そしてこの後プリシラとスバルで負けた方が先ほどの相手要求を飲むという形でゲームをしますが、審判に見せかけたオットーが加護の力を使いスバルを勝たせます。

プリシラは潔くスバルの要求を飲み、レムを探すことに協力します。プリシラに着いて行くスバル、オットー、アル。プリシラはなんの迷いもなく聖域に向かいます。

そう。レムは聖域の過去を乗り越える試練を受けようとしていたのでした。レムは自殺も一時考えたようですが、スバルとのお互いに寄りかかりあいながら生きるという約束から、自分が居なくなったらスバルが寄りかかるところがなくなる。という意志で、スバルがレムを責めないのはレム自身分かっていたので、自分が納得できるよう過去を乗り越えようと第一の試練を受けようとエキドナに頼もうとしていたのでした。

ですが、レムには試練を受ける資格が無いので試練の間に入るとゲートからマナが溢れとてつもないダメージを負います。それを無理やり鬼の力で再生させ何度も試練を受けようとしていました。試練の間にいる間は決まって気絶するのでラムの千里眼が働きません。

それを資格のあるガーフィールがいちいちレムを引きずって出る→鬼の力で再生→挑戦からのボロボロ→ガーフィールといった感じです。

身体も心もボロボロになりながらもスバルの隣に立っていたかったレムは何度もエキドナに頼みます。

それを見ていた知識欲の深いエキドナは、どこまでこの少女が耐えていられるのか気になってしまいます。

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