巴「レッドベリィズのいちご味らじお」ありす「58回目です」 (23)

※某聖帝様とは何の関係もありません
キワモノレシピ有り、写真なし


前回【輝子「キノコ料理を作った…」アナスタシア「いちご味、です」】
輝子「キノコ料理を作った…」アナスタシア「いちご味、です」 - SSまとめ速報
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ありす「ラジオネーム【酸性雨】さんから」


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またかな子ちゃんがご褒美を獲得してふと思ふ…


今日のイチゴ料理はもうやらないの?


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ありす「どうなんでしょう…?」

巴「58回目の放送、パーソナリティーの村上巴じゃ」


ありす「同じく橘ありすです」


かな子「同じく三村かな子です」


巴「最後にやったんは確か…新年じゃったか?」


かな子「柚ちゃんと裕子ちゃんが来た時だね」


ありす「言われるまで気付きませんでしたが確かに…」


巴「そういや卯月姐さんがシンデレラガールになってから来た次はバランス取りでやるんじゃとか言っとったが…」


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ぶっちゃけストロベリーファイトのが視聴者の受けが良かったので…


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かな子「視聴者の受けが良かったんじゃ仕方ないね」


ありす「確かにリスナーあっての番組ですし」


巴「まあ2度とやらん訳じゃないと思うがの…大晦日や新年辺りにまたやるじゃろ」


かな子「(どちらかのゲストは間違いなく柚ちゃんなんだろうなぁ…)」

巴「それじゃゲストを呼ぶかの」


ありす「今回のゲストはこの方です」


http://youtube.com/watch?v=9mH4GwSMZds&itct=CBUQpDAYASITCPKnrqaVndACFQm4WAodJUgBBFIo44Kt44OG44Os44OE5aSn55m-56eRIOOBiuaWmeeQhuihjOmAsuabsg%3D%3D&client=mv-google&hl=ja&gl=JP


かな子「うわぁ懐かしい」


巴「物は知らんが曲だけは聞いた事があるわ…」


ありす「曲的にゲストは響子さんでしょうか…」


晶葉「私だ」


ありす「何で料理のレシピみたいな曲で晶葉さんなんですか!」


かな子「やっぱり晶葉ちゃんだったんだね」


巴「やっぱりってどういう事なんじゃ?」


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入場曲は【お料理行進曲】といってキテレツ大百科というアニメのOPです


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巴「確か某青いタヌキと同じ原作者が描いた漫画で…発明が趣味の小学生が主人公じゃったな」


ありす「そういう事でしたか…」


晶葉「所でそれはかな子も世代じゃないと思ったが?」


かな子「子供の頃に再放送やってたのを見てたよ」


晶葉「納得した」


ありす「とりあえずCMです」


ナレーション(川島さん)「この番組は古代図書館の提供でお送りします」

巴「改めてパーソナリティーの村上巴じゃ」


ありす「同じく橘ありすです」


かな子「同じく三村かな子です」


晶葉「ゲストの池袋晶葉だ」


巴「さて、まずは質問からじゃな」


晶葉「よかろう、答えられる事なら何でも聞いてくれ」


ありす「この反応からしてこれまでの放送は聞いてないみたいですね…」


晶葉「基本的に私はラボに居るからな…ラジオは気が散る事があるから聞いてない」


巴「それはアイドルとしてどうなんじゃ?」


かな子「(事前に聞いてないゲストは久しぶりだなぁ…大丈夫かな)」

ありす「まずはラジオネーム【グォレンダァ!】さんから」


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あきえもんに質問です


最近古代の機械や機械天使に鞍替えするサイバー流が増えてると聞きますがどうでしょう?


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晶葉「まあ離れる者が増えるのも仕方あるまい…未来融合がなければ事故りやすいからな」


晶葉「だが安心しろ、私は何があろうがずっとサイバー・エンドを使い続ける」


巴「晶葉はサイバー流じゃったんか…表と裏があるがサイバー・エンドという辺り表じゃな」


晶葉「一応ノヴァやインフィニティも入れているが基本的に融合が中心だな」


ありす「やっぱりドローの素振りとかやるんですか?」


晶葉「ドロー力を上げる為に必要だからな…むしろやらない理由がないだろう?」


晶葉「聞いた話では他の流派もそういった練習メニューがあるらしいが…」


巴「まあ確かに満足流も相手を逃がさない為の走り込みはするわ」


かな子「えぇ…」


ありす「素直にデッキを調整した方がいいと思うんですけど…」

かな子「次はラジオネーム【ヘルカイザー】さんから」


晶葉「おい、それはさっきのと同一人物ではないのか?」


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あきえもんに質問です


ぴにゃこら太が原因で負けた時はどんな気持ちでしたか?


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巴「師匠も出とったキュート村の事じゃな」


晶葉「あの時は緻密な戦略と穴が開く程に読み返した会話ログから幾度と繰り返したシミュレーション…それらが幻聴1つで覆されたんだぞ」


晶葉「悔しい、以外に思う事があるというのか?」


巴「ないじゃろうな…」


かな子「あの時は早々と猫又噛んでごめんなさい」


晶葉「流石にあれは予想外だったが最後を1vs1に持ち込めたからな…問題はない」


ありす「そういえば新年の猫又村の共有騙りは晶葉さんが考案したとか…お陰様で勝つ事が出来ました」


晶葉「うむ、自分で実践出来なかったのは惜しいがきらりが有効性を証明してくれて良かった」


かな子「(あの戦術が原因で奈緒ちゃんが恨んでたのは黙っておこ…)」
※確定○の共有者にも関わらず最初に吊られたから

巴「次はラジオネーム【カマス】さんからじゃ」


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池袋博士に質問です


光ちゃんを改造人間にしたって噂は本当ですか?


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かな子「そういえば前に事務所で改造してくれーって言ってたね…」


晶葉「残念ながらまだ改造はしていない…周りに止められたしな」


巴「止めんかったら改造したんか…」


晶葉「本人の希望だからな…致し方あるまい」


ありす「というか本当に出来るんですか?」


晶葉「不可能ではないぞ、何ならこの場で実際にありすを改造してやってもいいのだが」


ありす「何で私なんですか!」


巴「やめんか!」


晶葉「流石に冗談だ、本人の意志を無視した改造は絶対にしないから安心しろ」


かな子「(光ちゃんが聞いてたらまた改造してくれーって言い出しそうだなぁ…)」

ありす「最後にラジオネーム【サーポン】さんから」


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あきえもんに質問です


3匹のぴにゃこら太に変形・合体・ドリルの機能を付けられますか?


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晶葉「何処のゲッ○ーロボだ…別に出来なくはないが肝心のぴにゃこら太がないぞ」


ありす「やったらやったで穂乃香さんが黙ってない様な…」


かな子「確実に怒るね…」


晶葉「そこはみちるの食欲から守る為と言えば納得するだろう…」


晶葉「ふむ…面白そうだしやってみるか」


巴「やる気になってしもうた…」


かな子「(どうか何事も起こりません様に…)」


ありす「(どうか今回ばかりは穂乃香さんが聞いていません様に…)」


巴「2人共…祈りたい気持ちも分からなくはないが今は生放送の最中じゃぞ?」

巴「質問はこれで終わりじゃな」


晶葉「随分と変わった質問ばかりだったな…」


かな子「いつもの事だよ…最近は割と控え目だけどね」


ありす「柚さんが来た時が特に酷いですね」


晶葉「納得した」


ありす「それでは次のコーナーです、【ストロベリーファイト(ゴング音)】!」


ありす「今回のイチゴ料理はラジオネーム【ノヴァ】さんから頂いた【イチゴの土瓶蒸し】です」


晶葉「そこはかとなく嫌な予感がするんだが…」


かな子「イチゴスイーツはイチゴの壺焼きを作ったよ」


巴・ありす「壺焼き…ロシア…ウッ頭が」


晶葉「…この2人に一体何があったんだ?」


かな子「この前キノコとハピハピによるン熱血指導ゥ!を…」


晶葉「ロクでもない事だというのは理解した」

ありす「…気を取り直してまずは私から」


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イチゴの土瓶蒸しの材料
イチゴ(1人5個)
干柿(1人1個)
百合根(1人2片)
砂糖(大さじ2)
昆布出汁


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ありす「これは簡単です、まずイチゴは水洗いして水気を切ります」


ありす「百合根は一旦湯がいてから水気を切ります」


ありす「水気が切れたら保温が出来るポットに干柿も一緒に入れて、昆布出汁を沸騰する直前まで温めます」


ありす「昆布出汁が温まったら砂糖を入れて溶かし、ポットに注いで保温状態で4~5分置けば出来上がりです」


晶葉「土瓶を使ってないが土瓶蒸しと呼んでもいいのか?」


ありす「土瓶は高いんです…要は温かさを持続させるか、保温が出来ればいいので問題はありません」

かな子「次は私だね…壺焼きとは言ったけどちょっと都合があって湯飲みを使ったよ」


巴「まあ壺も高いじゃろうしな…仕方ないじゃろ」


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イチゴの壺焼きの材料
蜂蜜漬けのイチゴ(3個)
冷凍ラズベリー(大さじ1)
冷凍ブルーベリー(大さじ1)
マシュマロ(3個、細かく切っておく)
パイ生地


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かな子「まず湯飲みに凍ったままのブルーベリーとラズベリーを入れておくよ」


晶葉「(ん?VTRにしてはやけに鮮明な映りだな…LIVE映像か?)」


かな子「その上に蜂蜜漬けにしたイチゴを乗せて、細かく切ったマシュマロを万遍無くちりばめる」


ありす「(あれ?先生にしては指が少し細い様な…)」


かな子「後は湯飲みの口に極薄に伸ばしたパイ生地を被せて」


かな子「180度の余熱にしたオーブンで3~4分焼けば出来上がりです」


晶葉「ほう、こっちは美味そうだな」


ありす「イチゴ料理だって美味しいですよ!」


晶葉「ギャグにしてはつまらんぞ?」


ありす「真剣ですよ!」

巴「それじゃ試食するか…まずはありすから」


全員「頂きます」


晶葉「…」ズズー


晶葉「…」モグモグ


晶葉「…微妙!」


かな子「一言!?」


晶葉「他の言葉が思い付かないのだから仕方あるまい…」


晶葉「駄目出しするならば出汁をただの水にして砂糖を少しだけ増やし、百合根を除くだけで格段に美味くなる筈だ」


かな子「流石は晶葉ちゃん…無駄のない的確な指摘を!」


巴「イチゴの絡んだ百合根も美味いと思うがのう…」


晶葉「かな子、1度この2人の味覚を科学的に分析してみたいのだが…」


ありす「ちょっ!?」


かな子「結果は個人的に是非とも知りたいんだけど、やるならプロデューサーさんと相談してね」


晶葉「承知した」


巴「そこは止めてくれ!って次は師匠の番じゃ」


かな子「パイ皮を砕いて中に混ぜて、冷ましながら食べてね」


晶葉「ベリー類の酸味に蜂蜜とマシュマロの甘味のバランスがいいな」


晶葉「パイ皮のサクサク感のお陰で最後まで飽きずに食べられる」


ありす「熱いけどやっぱり先生のスイーツは美味しいです」


巴「(にしても変じゃな…いくら壺焼きが冷めにくいとはいえこうも熱々とは)」

かな子「それじゃ判定お願いね」


晶葉「うむ、文句なしでかな子の勝ちだな」


ありす「また負けですね…」


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では現状の確認がてら


かな子ちゃんは後9勝でご褒美獲得
ありすちゃんは1勝、もしくは後1回引き分けでご褒美獲得となります


因みに引き分けでご褒美獲得した場合かな子ちゃんの連勝はリセットされません


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かな子「今度は10勝しなきゃいけないんですか!」


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ぶっちゃけ一々増やしていくのも面倒なので…
その代わりこれ以上ハードル上げたりはしませんので


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かな子「まあこれ以上増えないんなら…」


晶葉「かな子も大変だな…」


ありす「何としても1勝したいです…ストロベリーファイトのコーナーでした」

巴「あっという間にエンディングじゃ」


晶葉「中々楽しめたぞ」


ありす「中々ですか?」


晶葉「イチゴ料理がアレだったから仕方あるまい」


かな子「(ハッキリと言わないだけ優しいなぁ)」


巴「それじゃ最後にまたメールを紹介するかの…ラジオネーム【火山ドラ】さんからじゃ」


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イチゴ料理でビクともしないとは流石あきえもん…


やっぱり実験中の事故で味覚を失ったという噂は本当だったのか


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晶葉「志希じゃあるまいし私は実験中に事故を起こした事は1度もない」


ありす「志希さんは事故起こすんですか…」


かな子「そういえばたまに変な匂いがする事があるっけ…」


晶葉「まあ事故と言っても悪臭を放つだけだからな…私が改造した換気マシンが稼働している限り問題はないから安心しろ」


巴「もしそれが壊れたらどうなるんじゃ?」


晶葉「例えるなら部屋中に鮒寿司とクサヤの様な匂いが蔓延する…といった所か」


巴・かな子(鮒寿司苦手)「!?」


ありす(クサヤ苦手)「絶対壊さないで下さい!」

かな子「最後にラジオネーム【もっちゃら】さんから」


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あきえもんェ…いくら気絶したくないからって自分を改造するのはどうなのよ


イチゴ料理もメカには通用しないと分かったのは収穫だったけど


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晶葉「いくら私が天才でも自分を改造なんて器用な真似が出来る訳ないだろう!」


かな子「むしろ出来る人が居るなら会ってみたいよ…」


ありす「ですね…」


晶葉「居たとしても既に人間ではない可能性があるがいいのか?」


巴「それはそれで気になるが話は出来そうにないのう…」


晶葉「それに会えたとしても友好的とは限らんからな…見つかり次第攻撃される可能性もある」


ありす「成程…」


晶葉「(まあ機械語ならウサちゃんロボが居れば翻訳可能だし簡単なハッキングも出来るが…これは黙っておこう)」

巴「といった所で終了じゃ」


巴「お相手は村上巴と」


ありす「橘ありすと」


かな子「三村かな子と」


晶葉「池袋晶葉だったぞ」


かな子「そういえば晶葉ちゃん、この前杏ちゃんが頼んでた修理は」


晶葉「ああ、あれなら後液晶を張り替えれば終わるからな…夕方には渡せるぞ」


ありす「晶葉さんは修理も請け負ってたんですね…」


巴「そういや最近杏姐さんがゲームしとるのを見ておらんかったが」


晶葉「こずえに背後から飛び掛かられた時に落として壊れたらしいぞ」


ありす「あー…」

~終了後~


巴「お疲れじゃ」


ありす「お疲れ様でした」


かな子「お疲れ様です」


晶葉「お疲れ」


晶葉「さて、早く戻って修理を終わらせなければ…」


かな子「私もこの後打ち合わせあるから急がないと…」


ありす「私と巴さんは直帰しますけどタクシーでも呼びますか?」


晶葉「その必要はない、来い!ウサちゃんロボ!」


ロボ「キマシタ」


かな子「早っ!」


晶葉「パイルダーモードなら大人3人まで余裕で担いで飛べる、という訳で私とかな子を事務所まで頼む」


ロボ「リョウカイ」ガシッ


かな子「キャーッ!高い!高ぁい!」


キラーン


巴・ありす「」アゼン

~同日・夕方~


愛梨「いきなり窓から帰って来たと思ったらそういう事だったんだね…」


かな子(ハイライトOFF)「もうバンジージャンプも絶叫マシーンも怖くないです…」


かな子「でも今回は愛梨さんが作ったってバレなくて良かったです」


愛梨「あれは焼きたての方が美味しいスイーツだったしね」


愛梨(悪い顔)「…今後もたまにでいいから私がラジオのスイーツ作ってもいいかな?」


かな子(悪い顔)「是非お願いします」


 


智絵里(見せられない顔)「…」ゴゴゴゴゴ


杏「智絵里ちゃん、あれは仕事の打ち合わせだから、落ち着いて、お願いだから!」

~翌日~


みちる「フゴフゴフ(その程度で私に勝てると思ったら大間違いですよ)」


ぴにゃこら太1・2・3(頭部のみ)「」チーン


穂乃香「ぴにゃこら太ーっ!?」


 


晶葉「うーむ…まさかみちるがここまでやるとは計算外だったな」


巴「本当に改造しおったんか…」



終わりです
壺焼き作るのメッチャ楽しい…
でも土瓶蒸しはマジで微妙だった(美味くも不味くもないっていうね…)


見てくれた人(居たら)ありがとうございます
流石に最後は悪ノリし過ぎた…スマヌ

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