曜「制服怪盗チューズデー、ただいま参上!」 (40)

帰り道


千歌「じゃ、ばいばーい!また明日ねー、曜ちゃーん、善子ちゃーん!」

梨子「また明日。最近"例の噂"もあるし物騒だから、気をつけて帰ってね?」


善子「善子じゃなくてヨハネよー!そっちこそ気をつけなさいよね!」

曜「そろそろバスも来るし、急がなきゃ。それじゃ二人共、あばヨーソロー!」

善子「おぉ、新しいのがきたわね…」



(みんなは知らない。私の本当の姿を)




バスの中


ブロロロロロ…


善子「"例の噂"、ね…」

曜「ん?どうしたの?」

善子「いえ、本当に存在するのかな、って。だってなんていうか、その…」



(善良なる一市民や、スクールアイドルとしての私は仮の姿)



曜「んー…、いるんじゃないかな?いたら面白いじゃない?」

善子「そう…?私は面白い、っていうか…」

善子「バカバカしい…って思うんだけど」



(火曜日の夜にだけ現れては、とあるものだけを狙い、誰にも知られず華麗にそれを奪い去っていく)

(その犯行には一種の美しさすら感じさせる、現代に蘇った怪盗)

(それが、私の中に眠っている、真の私なんだ)



善子「…だって、よりにもよって盗んでいくものが……」



(その怪盗が狙う、とあるもの。それが…)




善子「…女子の制服、だなんて」





※安価スレです。ちょっとだけストーリーあると思います。

※なるべく最後まで完結させることを目指します。

※積極的に安価取ってってくれると助かります。




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1479220501

曜の部屋


ガチャッ…

曜「ただいまー…」

曜「ふぅ…」


ベッドニバタリッ


曜「…」

曜「…ふ」

曜「ふふふふふふふふふ…!」

曜「あははははははははっ!ば、バレてない!全然私だってバレてないっぽい!」

曜「今内浦を騒がしている制服ドロb…制服怪盗が私だってことに…!」

曜「はぁっ…!や、やったぁ…!」


曜(最初にやってしまった時は自分でもヤバいことしちゃったって思った)

曜(でも、やめられないよ…!す、スリルと興奮…!そして制服が私を狂わせるの…!)


曜「いかんいかん…。言動が津島チックになってきちゃってる…。そういうキャラじゃないからね、私」

曜「んー、でも…それにしたって善子ちゃんのあの言い方もちょっと傷つくよなー…」



(善子「よりにもよって盗んでいくものが女子の制服だなんて…」)

(善子「なんかヘンタイじみてて怖いしっ!!キモい!」)

(曜「え゙っ…そ、そうかなー?」)

(善子「そうよ!とっとと警察に捕まればいいのに…!」)



曜「…ちゃんと盗んで存分に堪能した後は元あった場所に返してるし。悪いことしてないし…捕まるようなことなんて…」

曜「…いや、不法侵入か。捕まるか」

曜「でも、ヘンタイ…そしてキモい…か。一般人から見れば、そうだよなー…」

曜「…ふ、いいの。どれだけみんなになじられようと、私は私の欲求を満たすためだけに!私利私欲のために!」

曜「誰かの制服を今宵も盗むのであります!」キリッ

曜「…とは言うものの。どうしてこんなことになっちゃったんだっけ…」

曜「そう、あれは確か先月の出来事…」

曜「>>3(Aqoursメンバー)ちゃんの家に遊びに行ってた時、だったかな…」

善子

曜「そう、善子ちゃんちに遊びに行ってたんだったよね…」


~回想~


一ヶ月ほど前…


善子の家



千歌「おじゃましまー!」

花丸「おじゃまするずら~!」


善子「あ、ちょっ…!家に上がる前にはちゃんとスリッパ履きなさいってぇ…!」


曜「へー…ここが善子ちゃんちかー。近いほうだけど、来るのは初めてだよね」

果南「急に押しかけることになっちゃってごめんねー?行こ行こって千歌がうるさくて」

善子「べっ、別に…それはいいわよ。フッ、でも…邪悪なる堕天使の領域-テリトリー-に踏み込んだこと、後になって後悔してもしら」

曜「じゃあ私たちも部屋にいこっか」 果南「うん」

善子「ちょっと!最後まで聞いてよ!?」



曜(善子ちゃんが自宅でネット配信をしているって話を聞いて、それをどうにかAqoursに活かせないかって)

曜(これからの活動の参考にと、直接善子ちゃんの家にとりあえずその場にいた数人で押しかけた日のことだった)



善子の部屋


花丸「み、み、み…」

千歌「みかん!」

花丸「みかんじゃない!未来ずらぁ~!!」

果南「うわ、すごいや。これ全部自分のもの?」

善子「えぇそうよ。録音機材から撮影用のカメラまで、ぜーんぶ私(の親)が買い揃えたの!」

曜「今なんか小声で聞こえたような…」

千歌「ねぇねぇ!これなにー?」

善子「ん?それは…ってぇ!それはダメ!ダメなやつ!!」

花丸「なになに…?より高貴なる堕天使になるための心得…?」

善子「読んでんじゃっ…ないわよっ!」ズビシィッ

花丸「あ、取られたずら…」

善子「私のノートなんて今はどうっ…でもいいでしょっ!ネット配信の仕方とか!知りに来たんじゃないのっ!!」

千歌「あ、そうだったそうだった…。だとしたらまずやるべきことは一つだよね!」

千歌「>>7をしよう!」

努力

千歌「努力をしよう!」

善子「そうね、Aqoursが人気を得るためには日頃からのコツコツとした努力が…って、オイィィィィィッ!!」

花丸「うわ、善子ちゃん腐女子っぽいツッコミしてる。キモいずら」

善子「悪かったわね!だけど腐女子じゃなくても突っ込むわ!漫才しに来たの!?」

千歌「えー、だって。私パソコンで生配信の仕方とかあんまり詳しくないから…」

千歌「今から努力して勉強しないと、って思ってさー?」

善子「むっ…、バカチカにしては意外とまともね。なるほど、そういう意味での努力か…」

果南「あー、私もネットにはあまり詳しくないなー。お恥ずかしい」

花丸「意外なことにオラも機械にはめっぽう弱くて…」

善子「いや全然意外じゃないし…。知ってたし…。…曜は?」

曜「え?私は…多少なら。パソコンは色々と…、便利だし」

善子「曜以外はデジタルズタボロってわけ…。私だけ詳しくてもそれはそれでやっていけるでしょうけど…」

善子「より上を目指すなら、個々の知識が多いことに越したことはないわよね。だったら今のままじゃいけないわ!」

善子「『インターネットに強いスクールアイドル』として売っていけるためにも!これから講習会を行います!」

千歌「講習会!?」

千歌「…ってなに?」

花丸「口臭いずら?」

善子「お勉強会ってこと!多少なりとも今からパソコンに詳しくなって、メディアリテラシーを学び、各々がインテリジェンスなセルフブランディングを…」

果南「な、なんか今までにない属性の善子ちゃん出てきた…?」

善子「ってわけだから、曜はちょっと退屈かも知れないけど、私はこれから講師をするから。あなたは…一人で時間潰しておいて」

曜「んー、了解であります。津島講師どの。あ、じゃあ部屋漁っててもいいの?」

善子「…常識的な範囲でなら、ね」

千歌「えー、曜ちゃんパソコンもできるんだ。むむぅ…ますます差が広がるばかりですな…」

曜「あはは、気にすることないって。千歌ちゃんにも千歌ちゃんにしかないすごいところたくさんあるんだし」

果南「今はこれからその差を埋めようって話、してるんでしょ?」

千歌「あ、そっか。相変わらずマヌケチカだー…」

善子「さぁて、バカ話してないで始めるわよ!まずはこのパソコンの画面のことは…ずらまる、なんて呼ぶ?」

花丸「えっ…えーっとー…、ミニテレビ!」

善子「…長くなりそうだわ」



曜(善子ちゃんが3人相手にパソコン講習を始めて、その時間ちょっと手持ち無沙汰だった私は)

曜(話に夢中な彼女らを尻目に、こっそり善子ちゃんのクローゼットに手をかけた)

曜(私の中の常識と、善子ちゃんの中の常識は違うのだ。文句は受け付けませんな)

曜(そして、そう…。そこで見てしまったの。善子ちゃんのクローゼットに眠る一着の…)

曜(>>10(衣類)を…!)

10分経っても来ないので↑にします

曜(クローゼットの中に眠る一着のゴスロリ服…)

曜(いや、正確には一着じゃなかった。めちゃくちゃいっぱいゴスロリ服置いてた)

曜(でもその中のうちの一つ…。それが曜ちゃんセンサーにビンビンに反応してたのっ…!)

曜(こ、これ…これめっちゃ欲しいっ!!)




曜(い、一個くらい取ってもバレへんか…)

曜「ハッ…!いやダメダメ…!さすがにバレるでしょっ…」

曜(横目で講師をする善子ちゃんを覗いてみる。果南ちゃんや千歌ちゃんはかろうじて話についていけてるけど、花丸ちゃんが辛そう…)

曜(それに手を焼いているおかげで、私の動向には気づいていない…。だったら、盗るなら、今っ…!)

曜「…っ」ゴクリッ



曜(そう、その隙に私はそのゴスロリ服に手を伸ばし、そして…)



曜「…」

曜(…ダメだ。今盗ったら、見てなくたって気づいたときには私の仕業だってバレちゃう)

曜(もしバレちゃったら、みんなからの信頼も失墜…。そもそも泥棒なんて行為、最低っ…)

曜「…でも」

曜(いけないことだって分かっていても、欲しいものは欲しい。この服にうずくまってベッドの上でハッスルしたい)

曜(なら直接善子ちゃんに聞いてみる?この服、貸して、って…。で、でももしその用途を聞かれちゃったら…)

曜(半端なくドン引きされるかもしれない…。着るだけじゃなく吸ったり頬ずりしたり、あとエトセトラエトセトラなんて言えるはずもないし…)

曜(せめて1日だけでも、自分の部屋に持ち帰ることができたならっ…!)



曜(己が欲望と理性との葛藤で伸ばした右腕がプルプルと悲鳴を上げ始めてすらいた、その時)



善子「…ん?ち、ちょっと!?なにクローゼット開けてるのよっ!?」


曜「げっ…、ヤバ…」

曜(う、油断して見つかっちゃった…。ま、まさか私がドロボーしようとしてた、ってバレてないよね…?)


千歌「え、どしたの?曜ちゃん何してたん?」

曜「あ、いや、それは…」

善子「ま、まさか、曜、あなたっ…!」

善子「>>12しようとしてたんじゃっ…!!」

窃盗

善子「窃盗しようとしてたんじゃっ…!」

曜(バレテーラ)

曜「な、なわけないじゃん!ち、ちょーっと善子ちゃんがどんな服持ってるのかな、って拝見してただけでー?」

善子「だ、ダメだからね!服とかは自分のお金で…」

果南「え?」

善子「うぉっほんっ!!機材とか含めても特に高かったんだから!勝手に持っていくなんて許さないわよ!?」

曜「だからそんなことしないって…」

善子「ホント?ちょっと見せなさいよ」ガラッ

善子「ふむふむ…。どうやら数は減ってないみたいね」

千歌「も、もー善子ちゃん。曜ちゃんがドロボーなんてするわけないじゃん…。疑うの良くないよ…?」

善子「わ、わかってるけど…。大事なものだからもしかしたらって思うと…」

花丸「もし仮に曜ちゃんが善子ちゃんの服欲しがってたんだったら、ちょっと貸すくらいはダメ?」

善子「ダメよっ!これは毎夜の儀式にどーーーーしても必要な礼服なの!その日の気分でどれ着るかはその日のヨハネにしかわからない…!」

善子「一つでも欠けたら調子が狂うのよ!だから、ダメっ!」

曜「そ、そっか…。なんかゴメンね。勝手に覗いたりして…。大事なモノだったんだね…」

善子「むっ…、そうよ。人のクローゼット除くなんて非常識でしょ。常識の範囲内って言ったじゃない」

果南「曜ちゃんは服が大好きだから…、どうしても見たかったんだよね?しょうがないよ。許したげてよ、善子ちゃん」

善子「ふんっ、そう簡単には許してあげないんだから」

果南「許したげてよ、ヨハネ様」

善子「寛大なるヨハネは汝の蛮行を許しましょう」

花丸「ちょろいずら」



曜の部屋


曜(その日はとりあえずそれで私のクローゼット覗きはチャラにされて、講習がちょっと続いて解散、にはなったけど)

曜(その日、家に帰っても私のあの服への情熱は冷めることはなかった)

曜(うぅ…、)

曜(あの言い分じゃ貸してもらうことすら難しそうだったし、どうにかして)

曜(どうにか、して…)



曜「あっ…!」

曜(あのクローゼットには見る限り、ゴスロリ服しかかけられていなかった)

曜(制服や私服は、もしかしたら別のクローゼットに置かれているのかも)

曜(そして、善子ちゃんのあの台詞…)


(善子「これは毎夜の儀式にどーーーーしても必要な礼服なの!」)


曜(毎夜の儀式…よくわかんないけど、多分ネット配信のことを言ってるんだと思う)

曜(善子ちゃんは毎晩ゴスロリ服に着替えて配信を行っているって言ってたし。だったら…)


曜「それまでは、善子ちゃんがあのクローゼットを覗くことは…多分、ない」

曜「なら…善子ちゃんが寝てから、次の日の配信が終えるまでの間、その間だけ、借りることができたら…!」

曜(つまりそれは、真夜中、津島家に忍び込み、勝手に服を盗み出すということだ)

曜(もうれっきとした犯罪行為。わかりきってる、わかりきってるけどさ…)

曜(疼く。欲しい欲しいって曜ちゃんセンサーが駄々をこねるんだ)

曜(ダメなことだって、完全に理解していて)

曜(そして、ダメなことは、…やりたくなってしまうってことも、理解していた)

曜(やるしかない)

曜(私の理性は、もう完全に欲望に流されて大海原へヨーソローだった)


曜「…盗むっ!」

曜「そんで、ちゃんと返す。どっちもやらなくちゃいけないのが、今回の場合の辛いところだけど…」

曜「それだけ魅力的な服だったんだもん…。ごめん、善子さん!ほんの少しだけ、ほんの少しだけお借りしますっ…!」



曜(そう決意してから、その日の夜のうちに決行しようと決めた)

曜(丸い月が鈍く光る、月曜の夜のことだった)

夜も更けてまいりましたので今日はここまで
毎日やるわけではないですが大体この時間にやってると思うので興味が沸けば安価参加してくださいね
興味がなくてもなにかしら書いてくれると助かる というかラブライブの安価SSの文化が死んでないといいけどね…
久しぶりなので遅筆ですが最後まで書ききれるようばんがります それではまた次の更新まで ほなな

>>13
下の方の曜ちゃんの台詞が一部消えてますね…


曜(うぅ…、欲しい。着たり抱いたりスーハーしたり以下略したりしたい…)


こんな感じでオナシャス

今日もやります やってるうちに人が来てくれることを祈ろう…
来なかったら… まぁ、なんとかなるだろう 多分

あと>>15の最後の部分
次の日の配信が終えるまで、じゃなくて始まるまで、の間違いでした サーセン

曜(といってもまだ深夜じゃない。善子ちゃんも全然起きてる時間…)

曜(今行くわけには行かないから、そうだなー…)


曜「あ、そうか。今日の夜も配信やるんだっけ。じゃあそれで様子を見て、終わってから頃合いを見計らって忍び込も…」


曜(というわけで早速パソコンを開いて、おそらく善子ちゃんがやってそうな配信を片っ端から調べてみた)

曜(個性的な善子ちゃんのおかげで割と早く見つかった。その界隈?では割と有名っぽい)

曜(タイミングよく、ちょうど今配信しているらしい)



『堕天使ヨハネの福音へようこそ…。今宵も迷える子羊らに道を示そうぞ…』


曜「…これが善子ちゃんがやってるっていう配信かー」

曜「善子ちゃんがいつ寝るかわからないけど、これやってるうちは起きてるはずだし…」

曜「とりあえず見てみようっと」


『リトルデーモンの諸君、今宵の儀式は…、あ、初見さんいらっしゃーい。ゆっくりしていってね』


曜「テンションの落差がすごい」

曜「しかし…ここに来ている人は何が目的でこれを見ているんだろう…。むむむ…」


曜(しばらくは善子ちゃんの摩訶不思議な配信を眺めていたけれど、私の頭ではちょっと理解が難しい内容で)

曜(見ているうちに退屈になってきた)


曜「善子ちゃんはリスナーの人らと楽しそうに喋ってるし…なんか私だけ輪に入れてない感じでムカついてきたな…」

曜「…私も何かコメントしてみようかな」

曜「よし、>>21って打ち込んでみよう」

むむむ…、ダメそう 昔のようにはいかないっぽいですね
今度から安価の類を建てるときはラ板にするか…
仕方がないのでしばらくは安価なしで進めます 人が来てくれるようになったら安価もやろうかな…

曜「…と思ったけど、いいや。善子ちゃんの動向を見守るだけにしておこう」

曜「今は制服をいかにバレないように盗むかが重要…!余計なことは考えないようにしないと」

曜「あと、どうやって忍び込むかだけど…。玄関には鍵がかかってるだろうし」

曜「入るなら窓から…。でも善子ちゃんが窓の鍵を開けたままな保証はないよね」

曜「ふむぅ…、どうしよう」


棒読み『ヨハネちゃん儀式のしすぎで部屋に霊魂溜まってるよ』

善子『えっ、マジ…!?あ、いや…オホン、ふんっ、そ、その程度でうろたえるヨハネではないのだ…』


曜「善子ちゃんは幽霊とかその類苦手なのかな…?こんなことやってるくせに」

曜「というかテキトーな嘘で動揺するのもどうかと…。…ん?」

曜「あ、そうだ…!」


カチャカチャカチャ… カターンッ




深夜

善子の家の前


曜「よ、よし…。顔は一応バレない程度に変装はしてきた。この時間ならきっと善子ちゃんもご両親も寝ているはず…!」

曜「そして、善子ちゃんの部屋の窓も開いているはず…!早速この縄梯子を引っ掛けて…!」

曜「よっ!」ヒュッ


ジャキーン


曜「よし、引っかかった!登って善子ちゃんの部屋の前まで…」ギッシギッシ…

曜「ふー、ここまで来ちゃった…。こんこん、起きてますかー…?もしもーし…」

曜「…」ガラガラ…

曜(っ…!開いてる!)

曜「それじゃあ、おじゃましまーす…」ノソノソ…



善子の部屋


善子「むにゃむにゃ…くー、すかぴー…」


曜「つ、ついに…」

曜(深夜に友達の家に忍び込んでしまった…!)

曜(なぜ私が善子ちゃんの部屋に忍び込めたか、それは…)

曜(先ほどの善子ちゃんの配信で、リスナーの冗談にホンキでビビってたことからヒントを得て)


(曜『ヨハネちゃん、窓の鍵開けっ放しで寝たら溜まった霊魂は勝手に外に出て行くって知ってる?』)

(善子『え、そうなの…?もっ、もっちろん知ってたわ!えー、窓の鍵を開けっ放し…うんうん、知ってた知ってた!』)


曜(自分でも驚く程見事にかかってくれたので逆に疑心暗鬼だったけど、本当に開けっ放しで寝てくれたみたい)

曜(いつかヤバいことで騙されないか心配になったけど…。それはまたおいおい正していこう)

曜「さて、今は…。忍び込めたならさっさとあのゴスロリ服を盗んでオサラバよ!」

曜(足音を立てないようにゆっくりクローゼットに向かう。暗くて足元も不安、慎重に、慎重に…)


善子「くー、かー…むにゃ、んんぅ…」


曜(善子ちゃんはぐっすり寝てくれているようで今のところは安心)

曜(さて、クローゼットの前まで来た…!静かに開けて…、う、黒い服ばかりでどれがお目当てのモノか見分けがつかない…)

曜(慌てて携帯を取り出して、画面のライトで確認する)

曜「えーっと、えーっとぉ…、あ、これだ…!」

曜(お目当ての服!今すぐここでクンカクンカしたい欲求に見舞われたけど、我慢!)

曜(今すぐここから脱出しなければ…!)

曜(さっき通ってきた道をたどるように、またソロリソロリと忍び足で窓へと向かう…)

曜(な、何事もなく完遂できた…!)



善子「な、何してるのよ…」


曜「っ!!!」ビクゥッ!!

曜(心臓が口から飛び出るかと思った)

曜(善子ちゃんの声…。み、見つかっ…た…?)



善子「か、勝手に…」

善子「勝手にのっぽぱん食べるなんてぇ…」


曜「…は?」


善子「ずらまるのバカぁ…。私の、のっぽぱんぅ…。ぐぅ…」


曜「…はぁぁぁ」

曜(ただの寝言かいな…!こ、殺す気かぁ…!)

曜(で、でも起きてない…!早く立ち去らないと…!)

曜(今度こそ起きられる前に、私は善子ちゃんの服を抱えながら、我が家へと帰宅した)

曜(だ、誰にも見られてない…よね?)

曜の部屋


曜「や、やっちゃっ…た…」

曜「友達の家から、洋服を盗んでしまった…」

曜「はわぁぁああぁあぁぁぁぁ……」

曜(先ほどまでの興奮と緊張から解放されたからか、今度はひどい脱力感と後悔に苛まれた)

曜(齢16歳にしてついに、窃盗を犯してしまいました…!ごめんなさいお母さんお母さん…!)

曜(つい、つい出来心だったんです…!)

曜「ぐぅぅう…、で、でもどうしても欲しかったんだもん…!この他じゃ見られないデザインに触り心地の良さそうな布地…!」

曜「微かな埃の匂いもアクセントで、それに、善子ちゃんの香りも混ざってて…」

曜「はふぅ…」ムギュッ

曜(ベッドの上で服に包まれるように倒れこむ。顔を服にこすりつけながら何度も何度も息を吸い込んだ)

曜「ん、はぁっ…!サイコー…、サイコーだよぉ…!ん、すー、んはぁぁぁ…!」

曜「よ、よしっ…!今度は着てみるかっ…!!」

曜(着苦しかった変装用の服を脱ぎ捨て、直接地肌に善子ちゃんのゴスロリ服を纏う)

曜「あ、あぁっ…!あああぁぁぁっ…!!」

曜「あはあぁぁぁぁぁっぁんっ…!!もう、たまんないっ…!」

曜「見立て通りだったっ…!この服の着心地、私の身体との相性はバツグンだよぉ…!」

曜「特に腰周りなんか、まるで、まるでっ…、抱きつかれてるみたいでっ…」

曜「ハァァァ…!しあわせぇぇぇぇぇ……」


曜(先ほどの後悔も吹き飛ばすかのように、盗んできたゴスロリ服を堪能する私)

曜(とりあえず思いつく限りのことをやれるだけやった私は)

曜(いつの間にかその服のまま、眠りについていたのだった)

翌日

2年の教室


曜「…」ガチャッ…


千歌「あ、おはよー曜ちゃん。今日遅かったから先行ったけど…おねむ?」

曜「お、おはヨーソロー…。うん、ちょっとね…」

梨子「今日元気ないみたいね…?何かあったの?」

曜「まぁ、あったといえば、あった、かな…ハハハ…」

ちかりこ「「?」」


曜(どう、しよ…。深夜テンションでついつい舞い上がってたけど)

曜(あのゴスロリ服、今日中に返さないとバレちゃうんだよね…)

曜(どのタイミングで返せばいいんだろう…。流石に出て行く時は窓も閉めていくだろうし)

曜(帰ってきてからも開けるとは限らない…)

曜(クローゼットを開ける前に返さないとバレちゃう…。万が一バレない可能性に賭けてまた夜に忍び込むのも考えたけど…)

曜(昨日ちょっと確認しただけで服の所在を把握していた善子ちゃんだし、その可能性は限りなく低いだろう…)

曜(盗むときより返すほうが遥かに難易度高いじゃん!ヤバい!)


曜「やばばやばば…」ダラダラ…

千歌「うわ!曜ちゃん汗すごい!今日そんなに暑いかなー?」

梨子「んー…昨日よりかはマシだと思うけど…?」



数時間後…



曜「うぅ…」


曜(学校には来ちゃったけど…、正直こんなことしている場合じゃないよ…!)

曜(返さないと…!返さないといけないのに…!)

曜(もしバレたらって考えると、脂汗が引くところを知らず流れ続ける)

曜(一応授業は受けつつも、何もできないまま刻一刻と時間が流れていくのに、焦燥感を抑えられない)

曜(心臓のバクバクが周りにも聞こえるくらい大きくなってきて、手足の震えが次第に大きくなってゆく)

曜(しかも、なんだか…なんだか視界が…ぼやけてきて…)

曜(鼻血も、知らぬ間にボタボタと机に垂れて…)

曜(体が、宙に浮くように、フラッ…っと…)



ガッシャーンッ!!

曜「…」

曜「ん、ぁ…」

曜「…あれ?」


果南「あ、目が覚めた?」


曜「ぁれ…ここは…?」

曜(気づいたら私は、白いベッドの上で寝ていた)

果南「保健室。もう、聞いたよー?曜ちゃん、授業中に教室でぶっ倒れちゃったんだって?」

曜「え、えぇっ!?そうなの…!?」

果南「そうなんだって。日頃の疲れが溜まってた、とかなのかな?昨日は元気だったふうに見えたんだけど…無理してた?」

曜「えっ、あ、あぁ…そうなの、かな…。あ、それより…どうして果南ちゃんが保健室に?てか今何時よ!?」

果南「今はー…ちょうど昼休み。私は一応付き添い人かな。本当は千歌に任せるべきなんだろうけど…」

果南「千歌、取り乱しちゃって。余計に曜ちゃんに負担掛かりそうだからって私に。梨子ちゃんは千歌を抑えてもらってるかな」

曜「あ、はは…千歌ちゃんらしいや。そっか…倒れちゃった、か…」

曜(善子ちゃんのゴスロリ服を盗んじゃったことがそれだけ心の負担になってたってことか…)

曜(思えば勢いでバカなことしちゃったよなぁ…。はぁ…)

曜「これからどうしよう…」

果南「ん?あぁ…体調不良っぽいから、もう今日は帰っていいってさ。スクールアイドルの練習も…今日はいいんじゃない?」

曜「え?あ、あー…そう。そだね、早退したほうがいいかも」

果南「うん、お大事に」

曜「うん…」

曜(今から帰って忍び込む方法を考えよう…。最悪窓に穴を開けるくらいのことはして…)

曜(でも、まだ昼だし人通りもあるし、窓から侵入なんて目立つようなことできないし…)

曜(うぅ、考えがまとまらないよ…)

果南「…」


ポンッ


曜「ひゃっ!?」

曜(果南にお尻を軽く叩かれてしまった)

曜「な、なに?セクハラですか!?」

果南「なーんかいつもより元気ないよねーってさ。もしかして悩み事?」

曜「えっ、いや…そりゃ倒れたんだし元気ないのはフツウでしょ…」

果南「…ま、そうだけどさ。明るくない曜ちゃんなんて曜ちゃんらしくないよ」

果南「あれこれ考えるより、堂々としよ?堂々と!はい、胸張って!」

曜「むっ…こ、こうでありますか!」ビシッ

果南「うむ、よろしい。やればできるじゃん。じゃあ、今度こそお大事に。明日、千歌に心配かけたこと、謝りなよ?」

曜「わかってる。果南ちゃんも、心配してくれてサンキュね。それじゃ…」

帰り道


曜「はぁー…」

曜(どうしよっかなー…。今から帰って忍び込む方法か…)

曜(もういっそ直接善子ちゃんちのお母さんに入れてもらう?そんで、借りてたものがあるからって返しに…)

曜(…いや、ダメだ。それだと善子ちゃんにも伝わるだろうし、服を盗んだことがバレちゃうかもしれない)

曜(というか、まだバレてないのかすら不安だし。一応帰る前に一年の教室に寄って善子ちゃんたちの様子も確認はしてみたけど…)



(花丸「一年生の夏服って袖がないからこの…肩口あたりまで蚊に食われて痒いずら」)

(ルビィ「あーわかぅ…。ルビィもよくこのへん刺されるんだよね…」)

(善子「甘いわね!ヨハネのようにオーラを纏っていれば蚊に刺されるなんてこと…あ、かゆっ」)

(花丸「見事にいっぱい食われてるずら」)



曜(夏も近づいてきて虫刺されが多くなってきた話をしてた。あの様子だと多分バレてないとは思うんだけど)

曜(まぁ確かにあの服は蚊に刺されやすくて大変だよね、って思う。私も去年はあの服着てたし…)

曜(そういえば去年の夏服はどこにしまったっけ…えーっと確か…)

曜「って、そんなこと考えてる場合じゃないってば。今はゴスロリ服を返す方法をだね…」

曜「そうは言っても何も思いつかないし…うぅぅぅ…」

曜「…はぁ。ダメだ、向いてないや…。あれやこれや頭を巡らせるの…」

曜「果南ちゃんも言ってたし。…考えるより堂々と、かぁ…。堂々とねぇ…」

曜「そりゃ、堂々と他人の家に入って許されるならそれが一番だけどさ…」

曜「…」

曜「…待てよ?」


曜(そうだよ、そんなの無理に決まってる。他人が他人の家に堂々と上がり込むなんて、RPGの世界でもなければ無理)

曜(普通ならインターホン押して、要件を告げて、それで初めて家にあげてもらえるもの)

曜(でも、そうしなくてもいい人だっている)

曜(インターホンも押さないで、要件も告げずに、堂々と無言で部屋に上がり込んだって、なんにも言われない人がいる…!)

曜(他人じゃなければいい)



曜「…善子ちゃんに、変装すれば」

曜(そうと決まれば話は早い)

曜(すぐさまウィッグを買いにデパートへと向かった)

曜(善子ちゃんの髪の色合いに近いものを選んで、長さも揃えて)

曜(かなり痛い出費だけど、今は仕方がない)

曜(そのあとはすぐさま家に帰り、タンスにしまいこんでいた去年の夏服を取り出して)

曜(着替え、マスクを付け、目元を善子ちゃんっぽくメイクして…!)

曜(ウィッグをいつものお団子ヘアーに整えたら…!)



曜「で、できたっ…!」

曜「遠目から見たら完全に善子ちゃんだ…!マスクしてるから顔もわかりにくいし」

曜「無言でサッと入ってクローゼットに服を戻して、サッと出てきたら大丈夫…!」

曜「仮に家族に出会っても、急に喉を痛めたとかなんとか言い訳すれば多分なんとかなる…」

曜「あとは放課後ちょっと過ぎの時間になるまで待機すれば…」



曜(そわそわしているうちに、その時間になった)

曜(友人の家に、インターホンも押さず、ノックもせず、声も上げず堂々と上がり込む)

曜(人生初の超大胆すぎる行為、失敗せずに成し遂げられる…?)

曜(…いや、できる。だって今の私は津島善子、いえ、ヨハネよ!)

曜(普通に家に上がり込んだって咎めるものは誰もいないわ…!)

曜(行くわよ!いざ、我が家へ!)

善子の家の前


曜「…」ドキドキ

曜(変装はカンペキ。服を入れたバッグも持った。特に忘れ物はない、はず…)

曜「い、行こう…」


ガチャッ


曜「…た、ただいまー…」

曜(静かーに帰ってきたことを告げる。そそくさと靴を脱いで、早く部屋に…)

曜「っとと…」

曜(靴は一応しまっておいた方がいいかな…。革靴だけどサイズ違ったら怪しまれるかもしれないし…)

曜(ちょっと気を貼り過ぎか…?もっと自然体で、自然体…)

曜(とは思うものの、流石にこんな大胆な真似して緊張しないわけないよ…)

曜(できるだけ家族には鉢合わないように、素早く部屋に戻っ…)


「あれ、帰ってたの?今日は早いのね」


曜「っ!」ビクッ!!


善子ママ「あれ…?どうしたの、そのマスク」


曜(思った途端に鉢合わせ!い、いけない…!心を落ち着かせて…)

曜「…ち、ちょっと学校で喉を痛めちゃって。声、変になってるでしょ…?」

善子ママ「うん…確かにちょっと違うかも」

曜「だから、早めに帰ってきたの…。部屋、戻るね…」

曜(素早く善子ちゃんのお母さんの脇を抜ける。うー、ヤバいヤバい…。なんとか切り抜けられた…)

曜(あとは部屋に服を戻しに行くだけ…)


善子ママ「あ、こら!ちょっと待ちなさい!!」


曜「っ!?」

曜(な、なんで…!?私、何も不審なことはしてないはずなのに…)

曜(もしかして、バレちゃっ…)


善子ママ「あなた…」


曜「ぅ、ぅ…」



善子ママ「…帰ってきたら、ただいま、でしょ?」




曜「…へ?」


善子ママ「お母さんにただいまは?」

曜「…ただいま」

善子ママ「はいお帰りなさい。よしよし、挨拶はしっかりしないとね」ナデナデ

曜「…ぁぅ」

善子ママ「あれ?髪質なんか…良くなった?」

曜「…気のせい」



善子の部屋


ガチャッ… バタンッ


曜「ぷ、はーっ…!し、死ぬかと思った…!!」

曜「意外と善子ちゃんの家庭は礼儀正しい教育してるんだね…」

曜「…ふふ、でも、ここまでたどり着いたならあとはもう…!」


曜(クローゼットを開け、盗んだ服を元あった場所にかけ直す)

曜(たったこれだけの簡単な作業なのに、たどり着くまでが大変だったぁ…!)


曜「よし。それじゃ…」


スタタタタ…


曜「お、お母さーん?やっぱり喉の調子良くなりそうだから部活行ってくる~…。い、いってきまーす」

善子ママ「はい、いってらっしゃい。あ、今日の晩ご飯何がいい?」

曜「えっ、あーっと、じゃあ…ハンバーグで」

善子ママ「わかった、ハンバーグね。じゃ、いってらっしゃい」

曜「は、はい」スタコラサッサー


善子ママ「なんか今日の善子…変な感じね?」

善子ママ「…まぁ変なのはいつものことか。ヨハネとか言い出さなかっただけまだマシね」




タッタッタッタッタッ…


曜「はぁっ…はぁっ…!」

曜「やった、やったぁっ…!」

曜「ミッション…クリアでありますっ!!」


曜(成し遂げたっ…!多分バレずに、善子ちゃんの部屋に服を返せたよっ…!)

曜(やったんだ、私…やったんだーっ!)

曜(よっしゃああああああああああー!!!)

曜(あまりの喜びに全力疾走してて声が出せなかったので、心の中で精一杯叫んだ、その日の私であった)

その日の夜


善子の家


ガチャッ


善子「たんだいま~。お腹すいた~、お母さん今日のご飯なに~?」


善子ママ「お帰りなさい。今日は…ハンバーグって言ったけど?」

善子「え、ハンバーグ…!よっしゃ!」

善子ママ「?自分で言ったくせに変な子…。あ、それと喉の調子はもう大丈夫?」

善子「喉?全然平気よ?…どうして?」

善子ママ「いや、それも自分で…あぁ、そういうことね」

善子「?」

善子ママ「うぅん、いいの。何でもないわ、なんでも」

善子「…どうしちゃったのかしら、お母さん」


善子ママ(…今度は二重人格設定なのかしら)




曜の家


バタリッ…

曜「ふはぁ…一時はどうなるかと思ったけど…」

曜「誰にもバレずに服を盗み、そして返せた…!」

曜「これでもう安心!悩みなんか無用の日々のご帰還だよ!はぁ~…」

曜「…」

曜「…だけど、なんていうか」

曜「すっごい、ドキドキした」


曜(今まで、水泳でも、アイドルでも感じたことのない緊張感。バレるんじゃないかという危機感)

曜(そして目標を成し遂げた時の達成感…!どれも、これまでには得がたい感覚だった)


曜「…なんだろ」

曜「なんだろ、これ。このキモチ…」

曜「もう、一回くらい、味わいたい、って思ってる?」

曜「お目当ての洋服を奪う快感と、迫り来るスリル。ただ生きてるだけじゃ得られない生の感覚を…」

曜「…っ」ゴクリッ


曜(もしかしたら、私はもう…)

曜(戻れないところまで、足を踏み入れているのかも、しれない、なんて)

曜「…なら!」

曜「次は、もっともっと好きな服…そう、制服とか!」

曜「盗んで、堪能して、返す。ある時は音も立てず忍び込み、ある時は誰かに化けて堂々と」

曜「まるで…そう。おとぎ話に出てくる、怪盗のように、さ」

曜「制服だけを狙う怪盗…、制服怪盗に」


曜(衝動的に行ってしまった制服ドロボー)

曜(けれど、その快感を味わってしまったがために私は)

曜(人類史上初の、制服怪盗になってしまったのであります)



曜(でも)

曜(この時はまだ、考えが甘かったのかも)

曜(身内だけで済まそうとしていた制服怪盗)

曜(バレても幻滅される程度で済むと思っていた、その時の私だったけれど)

曜(後に、浦の星女学院、ううん、内浦やそれ以上…もしかしたら、世界を揺るがす大騒ぎになるなんて)

曜(この時点では、気づけるはずも、なかったんだよね…)





曜「…なんて、テキトー言ってるけど」

曜「本当にそうなるかは、これから次第なんだけどね☆」







おわり

じゃあ今日はここまで
このスレで継続的に安価するのが難しいと判断したらここで中断するかもしれません
まぁできればもう一回くらいは客寄せとして安価ナシでも頑張りたい やる気にもよります
まぁ誰かひとりでも楽しんでくれた人がいたならそれで満足だ それでは(あれば)また次回 ほなな

やっぱ安価でやりたかったんで現状ではムリそうと判断して打ち切ります
安価なしで続ける気力もないので… すまない

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年05月15日 (月) 20:40:51   ID: 98rMqPsD

もしライブ!の大ファンだったからこの作者のサンシャイン舞台でのSS見れたのはすごく嬉しかったんだがな…打ち切り残念

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