【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう9」【リリカル】 (1000)

・安価コンマスレです
・リリカルシリーズのニ次SSとなります
・システム現在改正中です




前スレ
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう」【リリカル】
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【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう」2【リリカル】
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【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう4」【リリカル】
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【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう5」【リリカル】
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【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう6」【リリカル】
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【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう7」【リリカル】
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【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう8」【リリカル】
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1479126985


■総合魔力:【A】
■暫定魔導師ランク(戦闘力に限る):【S-】
■魔法体系:【古代ベルカ式】
■適正:  【空戦魔導師】
■デバイス:【アームドデバイス『槍型』 AI:『非人格型?』】
     :【ストレージ型の記憶媒体機能一部参考、搭載】
■希少技能:【脳内物質操作】



〈技能1〉
【戦闘技術(S) Lv4】『戦闘コマンド↓』
■近接戦闘:判定時にコンマ補正+45
■回避:A.偶数時。回避成功(0ダメージ)
   :B.奇数時。回避失敗。その数値でコンマ判定を行う

【魔力放出(A) Lv4】『戦闘コマンド↓』
■砲撃魔法(全体):判定時にコンマ補正+25。行動選択中の敵全てに判定
■拘束魔法:判定時にコンマ判定を行う
 A.判定勝利後。次の相手の行動補正値を0にする
 B.判定敗北後。そのコンマ数値で判定を行う
■障壁魔法:判定時にコンマ補正+30
 判定敗北後。3ターン使用不可





 〈経験値〉
戦闘技術 Lv4:残り【200】でLv上昇します(上限はLv5までになります)
魔力放出 Lv4:残り【200】でLv上昇します(上限のLv5までになります)
脳内物質操作:残り【─】【完成】
鎮痛物質精製:【─】【完成】


〈技能2 (任意、自動発動)〉
①【脳内物質操作(希少技能)】
 耐久数値65以下時に任意の判断で発動可能
 A.判定時コンマ偶数成功:希少補正×3
 B.判定時コンマ奇数失敗:行動不能
 行動不能時にダメージを受けても必ず現在の耐久数値から一割残存確定
 二回目以降の奇数時では一割残存は発生しない。

②【カートリッジロード:装弾数3】
 1ターンに1度、任意の判断で発動可能
 コンマ判定時に補正+15。反動のデメリット補正-10(1ターン)

③【フルドライブ:オーバロード】
 任意の判断で装弾数2消費することで発動可能。コンマ判定時に補正+30
 判定後に自己ダメージ発生。耐久数値-20

④【鎮痛物質精製】
 任意の判断で二回発動可能。発動時にコンマ判定発生
 コンマ1桁の数値分、耐久数値が上昇する(耐久数値の上限は超えない)

⑤【中枢神経麻痺(痛覚)】
 耐久数値0になった時自動で発動
 1ターン行動猶予発生。次の判定後、相手の耐久数値が1以上の場合敗北する

⑥【リミットブレイク(肉体破損無視)】
 装弾数を任意の判断で消費することで使用可能(戦闘終了まで強制持続)
 A.使用した装弾数の数×15の数値を全ての行動補正値に加算する(継続)
 B.判定後に耐久数値-【50】の自己ダメージ発生(継続)

 (自己ダメージで耐久数値【0】になった場合『中枢神経麻痺』は発動する)
 (自己ダメージで【0】になる時、希少一回目と併用しててた場合。『1割』残存する)
 

 [好感度表]
(好感度は信頼度のようなもので高ければ高いほどはやく悩みや秘密を打ち明けてくれます)


ギンガ:【220】 (大好きです。先輩)
フェイト:【176】 (……でも、わたしは)
陸士隊員s:【146】  (信じてるぜ。お前が帰ってくるのを)
レジアス中将:【141】 (私は会わなくてはならない。あいつと)
はやて:【136】 (新部隊設立…夢やなくなってきた。陸士さんには感謝しかありませんよ!)
ゲンヤ:【99】  (──)
ルーテシア【94】 (また、会ってくれるよね?)
高町なのは:【91】 (な・の・は!です!)
カリム:【83】 (新しい同志が…いえ、友人が出来たようでとても嬉しいです…!)
ヴィータ:【75】 (なんか似た匂いがする…もしかして同郷か!?)


シグナム:【55】 (あれが噂の直談判の…面白そうなやつだったな)
ユーノ:【47】 (いつでも気軽に司書室の扉を叩いてほしい、力になるよ)
ヴァイス:【44】 (礼儀正しいが無理してるように見えるぜ?もっと肩の力を抜いてきましょ!)


【コミュ不可】
ドゥーエ:【173】 (本当にバカな人ですね。そんなあなただから…)
ゼスト【102】 (ルーテシアを頼む。そして…あいつを)
スカリエッティ:【92】 (最後の舞台。君にはそこで踊ってもらうよ)
チンク:【46】 (──強いな。ホントに…強いよ、お前は)
クアットロ:【22】 (タフすぎるでしょう!?)
 

1スレ目 【レジアス、直談判、入局、陸上部隊、銀行強盗事件】
2スレ目 【大きな特殊イベント 湖 ナンバーズ、長期リハビリ】
3スレ目 【大きな特殊イベント 病院 ナンバーズ】
4スレ目 【ドゥーエ 火災事故】
5スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務】
6スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務 第一級希少個体 運命の分かれ道】
7スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務 転移デバイス 崩れる世界】
8スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務 崩れる世界 未来へ】


ルーテシア「あとね。はやてさんから新部隊の勧誘を受けてるの!」

男「…! 八神陸尉から、勧誘?」

ルーテシア「今の私は事情が事情だから少しリミッターが掛かってるんだけど」

ルーテシア「それでも『みんな』に頼めば情報収集くらいは出来るからね!前線もガリューとなら!」

男「…戦力か」

 どうやら八神陸尉は本気のようだ。
 レジアス中将からも暗に許可されてるようなので、かなり地上での自由が利くらしい。
 さすがに好き勝手してると怒り狂いそうだが…、八神陸尉なら大丈夫と信じてる。

ルーテシア「正直決めかねてるんだけどね…。自分の事情を部隊に押し付けちゃいそうだし…」

ルーテシア「陸士さんだったらどうする?」
 



男「…」

 そもそも自分に勧誘が来るのか怪しい。
 以前は部隊所属の約束に近いことはしたが、いまの自分にその資格はあるのか?

 仮にも命令違反で世界を危機に晒してしまった。
 結果的に高町空尉の助けで踏みとどまったとは言え、局で問題になってないとは思えなかった。

男「…ん」

ルーテシア「…」

 でもルーテシアはたぶん入ると思う。ギンガもだ。
 その時自分は、どこにいるんだろう。

ルーテシア「ごめんね、迷わせちゃったかな…?」

男「大丈夫。むしろ助かるよ」
 


ルーテシア「時間はあるから私もゆっくり決めるね! 陸士さんもそうするといいよ」

ルーテシア「たぶん近いうちに、はやてさんが訪ねてくると思うからその日まで決めておいてね?」

男「ああ。了解しました!」

 ぐっ、と敬礼してみた。ルーテシアも笑顔で敬礼で返してきた。
 なんだか敬礼をすると身が引き締まる感じして、結構好きだったりする。


ルーテシア「あー…それと、えっと…」

男「…?」

ルーテシア「バイバイ…兄さ──陸士さん!」

 少し顔を赤くして早足に──というかほぼ消えたと言っていい速度で去っていた。
 彼女が言おうとしてくれた言葉を察して、少し嬉しくなった。

【一日が終了します】
【好感度】

ルーテシア【114】 (ゼスト、お母さん。私は元気でやってます。絶対会いに行くから、兄さんと)

今日はここまでになります
見てくださってありがとうございます
次の開始は明日~明々後日20:30になります(早まる可能性あり)
次ははやてとの特殊イベントになります。
機動六課に所属するかどうか決めます。

所属するメリットは原作に関われる。
六課メンバー(主にスターズライトニング)の好感度が上がりやすくなる。など

所属しないメリットは…独自で行動を起こせる。かな?正直>>1も書きながら決めます
ただ六課メンバーとコミュ出来ないことや原作に関わりづらくなることが多くなるかもです
危険も大きくなるかも

ドゥーエとは通常コミュで会えるのはほぼありません
ただ毎回大きな特殊イベントで会える可能性があります

(すいません。今日も出来そうにないのでおまけです)
(明日は出来たらいいんですが…)

(義肢に関しては身体の負担から最初は特に仕込めません。高町八神フェイトなどが危ない機能を付けないように、とデバイス整備班のシャリオに厳命してる為)
(ただ後々にシステムを搭載するかどうか決めるイベントはあります)


義肢とシステム搭載による身体的負担にやる耐久数値が減少する
①【システムを搭載しない】(耐久数値:100)
②【鋼の撃鉄:ブラスターシステム(不全)】(耐久数値:85へ)
 ???。戦闘後に生命判定。
③【魔力伝導高倍率】(耐久数値:85へ)
 装弾数?消費して発動。???
④【オートディフェンサー:防御装甲】(耐久数値:90)

↑が現在の候補ですが変更や増えたりするかもしれません

  【医療センター】【中庭】

 ルーテシアとの邂逅からさらに数日後。
 リハビリにより筋肉がさらに慣れ始め、歩行など移動はさほど問題なくなった。

 そんな折に八神陸尉からある連絡をもらった。

男「話したいこと…ですか?」

『はい。出来れば早い方がええかな、と。陸士さんのデバイスの件もありますし』

男「…かなり破損してたらしいですね」

『あはは…破損っていうか…全壊っていうか…。あ!でも大事な領域はギリギリアウトくらいだったのである程度再生してるようですよ!』

男「…そ、そうですか」

 とにかく直接会って話したいらしい。
 迎えに行くと言われたが断った。リハビリがてら歩いていくつもりだ。

  【機動六課・本部隊舎】【応接室】

男「…」

男「…あ」

 ガチャ

はやて「お久しぶりです、陸士さん! もう四年ぶりなるんでしょうか?」

 扉から現れたのは八神陸尉だ。
 やはり高町空尉ほどではないが、顔つきも体つきも以前より大人びている。
 友人と会うだけで四年という歳月の重みを感じる。
 
男「八神一等陸尉もお久しぶりです。その…この度はご迷惑を──」

はやて「んー。まだ陸士さんの背には届かへんな。背伸びなさすぎやろ…私」
 
 うーんと唸りながら目の前で背比べを始めた。
 切り詰めていた以前と比べてマイペースが増した気がする。ストレスが減ったのだろうか。


はやて「あ!実はこの四年で二等陸佐に昇格したんですよ!」

男「え!? 四年で二佐ですか!?」

はやて「といっても部隊を率いる立場になったのは今回が初で。まだまだペーペーなんですけどね!」

はやて「経験もまるで足りてないので…地位に見合った実績もスキルもありません…あはは」

 苦笑しながら八神陸佐は席に座った。
 自分も同調してそれに倣う。ここからは真面目な話になりそうだ。

はやて「あなたの今後の処遇…デバイスやら義肢の件…色々ありますが」

はやて「とにかくまた笑い合うことが出来て良かったです」
 
 彼女は小さく微笑んだ。本当に心配をかけてしまったらしい。
 


はやて「まずは陸士さんに感謝しないといけません。レジアス中将の件」

はやて「すっごい苦い顔してましたが…地上本部の重鎮の許可を取れたのは大きいです」

男「…本当によく許可してくれましたね、中将」

はやて「…たぶんそれは。あなたを守る為かもしれませんね」

男「…」

 思い当たるふしは──ある。
 中将は戦闘機人。ナンバーズなどの違法に関わってる。
 レリックも彼女たちナンバーズにとっては必要なもの。
 そのレリックを自分は『追う』と決意した。だから中将は…。


はやて「ていうか何でバラしたんですか!いや、結果的にええ結果になったからいいんですが!中将にめっちゃ怖い顔されて新部隊の件切り出された時終わりかと思いましたよ!」

 申し訳ない。本当に申し訳ない。


はやて「ごほん。それじゃあまずはあなたのデバイスの件なんですが」

男「…」

 どうやら自分の槍型アームドデバイス『無銘』は粉々に全壊してしまったらしい。
 ロストロギアの火に焼かれたので当然といえば当然だ。
 無理をさせてしまった。あいつがいなければ灰になっていたのは自分だった。

はやて「外装は全壊してしましたが、幸いプログラムの記憶領域はある程度残ってました」

はやて「この四年でその保存領域は再生。ただ外装はまだ直ってません」

男「…?」

はやて「あなたの要望を聞きたかったからですね。特にシャ…デバイス整備の方が聞きたがってました。──どうします?出来うる限り以前のままでお出ししましょうか?」


【デバイス設定安価になります】

【デバイス設定・安価】先取り4つ↓

1.以前のままのデバイスを頂く【アームドデバイス】【無銘】
2.デバイスを再設定する【形状】【インテリジェンスなどの変更】(コンマ・安価の結果によっては能力が上昇or減少する可能性あり)

  【①】【以前のままのデバイスを頂く】

男「はい。以前のままでお願いします」

はやて「了解しましたー!シャリオにもそう伝えておきます!」

 あとで調べてみたが、自分のデバイスは人工知能AIが搭載されていなかったらしい。
 受け答えはある程度出来るAIはあるらしいがそれだけ。
 戦闘を自分の力でスムーズに行うために人工知能の機能をできるだけ無くしたものが無銘。

 でもロストロギアとの最後の戦い。
 幻聴かもしれないが…無銘が自分の頭の中に語りかけてきた気がする。

はやて「かなり使い込まれてるって興奮してましたよ。同時に無茶させすぎで怒ってましたけど…」

男「あはは…」

 唯一無二の相棒との再会は、すぐに来そうだ。


はやて「さて。今回陸士さんと一番話したかったのは新部隊の件なんです」

男「…」

 新部隊──古代遺失物管理部機動六課
 その目的はロストロギア『レリック』問題を主に対処することが挙げられる。
 高エネルギーを凝縮するロストロギア。本来の使用用途は不明らしいが。

はやて「実はルーテシアの情報から分かったことがあって。なんでもあのレリックは…外付けで人体に搭載して特異技能を得ることが出来るらしいです」

はやて「誰でも出来るわけでなく。搭載する技術とレリックとの適性に強く依存するらしいですが」

男「…!」

はやて「ルーテシアは『成功例』と呼ばれてたらしいです。検査しましたが確かに身体的に悪い影響はありませんでした。…これで何をするつもりかわからへんけど、良からぬことを企んでるのは間違いないかと」

男「…」
 


はやて「陸士さんも察しはついてるかもしれませんが、機動六課の件です」

はやて「正直言うと…あなたを機動六課に入ることに関してはフェイトちゃんやなのはちゃんから難色を示されました。危険どうこうでなく、あなたの身体を患ってという意味で」

男「…」

はやて「陸士さんのリンカーコアはこの四年である程度再生してるとは言え、あの事件直後はボロボロで…。それ以上に肉体が酷かった。本来ならもう引退もの。数年療養すべきです」

はやて「リハビリしてて気付いたと思いますが…後遺症も出てはるんとちゃいますか?」

男「…」

 確かに。以前より指の震える時間の波が短くなっていた。
 立ちくらみや視界の混濁も定期的に起こり始めてきた。もしこの症状が戦闘中に起こったら。
 自分はまだいい。それが原因で仲間の足を引っ張ってしまう可能性もある。

【機動六課・配属希望】【安価:重要な分岐点】


 自分はどうするべきだろうか。
 自分は戦い続ける。それは確定だ。それが自分だから。

 機動六課に入り、仲間と共に戦うか。
 自分の力を信じて、自分なりに事件の謎を追いかけるか。

 後者ならば、ルーテシアのお母さん捜索。ゼストさんの居所。
 レリック。違法研究所などの探りから入ることになるんだろうか。

 自分の道は──

 

【機動六課・配属安価】【分岐点】先取り5つになります↓

1.機動六課の配属を希望する
2.希望せず。自分なりに誰かを助けるために動く

 


男「自分は機動六課に入りたいです。八神陸佐と…みんなと守っていきたいです。この地上を」

はやて「──」

 自分の体は、自分も把握してる。
 その上で機動六課に入りたい。
 高町空尉。ハラオウン執務官。二人の心遣いを無駄にしてしまうことになる。

 それでも自分は『誰かの為に戦いたかった』。
 この曇った空を晴らそうと、頑張ってる人達の助けになりたかった。
 それに誓ったのだ、あの人に。


はやて「そっか…」

男「…はい」

 八神陸佐は小さく微笑みながら頷いた。
 まるで最初から分かっていたかように。見透かされていたらしい。


はやて「身近に無茶する子が多いからなあ…だいたいわかっちゃうですよ」

男「…あ、あはは。すいません」

はやて「もう…陸士さん謝ってばかりですやん」

 冗談交じりで笑いながら八神陸佐は席を立ち、握手を求めてきた。

はやて「あなたの意思、承諾しました。部隊の詳細は後日送りますね」

男「ありがとうございます」

 差し出された手をしっかりと握り返した。
 これからはより深く、強い絆で立ち向かっていくことになる。

はやて「これから一緒に頑張って行きましょう!」

男「はい!」

 八神陸佐から強い信頼を感じる。その信頼に必ず応えたい。


はやて「しかし、なのはちゃんの言った通りですね。四年も経ってるのに…」

男「…?」

はやて「ほんまに名前で呼んでくれませんね。こういう私的な場では『はやて』でええのに」

男「自分、用事あるのでこれで! 失礼します!」

 ──逃げた!と後ろから楽しそうな声が聞こえた。
 顔の包帯を揺らしながら自分は少し駆け足で歩いた。

 次に八神陸佐達と会うときは、自分が動けるようになってから。
 たぶん機動六課設立直後には間に合わないだろう。
 今後は出来るだけ回復に努めることになる。

 だけど最後にあそこだけは行っておきたかった。

  【???】【霊園・墓地】

男「…」

 霊園管理者の許可を得て、手桶を片手に霊園へと訪れた。
 そして自分は一つの墓石の前に立っていた。
 そのお墓は──自分の先輩の墓標だ。

男「遅くなってごめんなさい、先輩」

 礼をしながら、自分は今までの出来事を反芻した。
 あの時。先輩が死んだと聞かされた時。自分は誓ったのだ。

 例え自分がどれだけ傷ついても。
 どんな理不尽に襲われても。
 自分の終わりが訪れた時でも──誰かを想える人になると。

 そして『先輩の分まで頑張る』と。
  


男「先輩。自分は頑張ります」

男「絶対…ずっと頑張るから…」


男「ずっとずっと…ずっと…」

男「毎日…休まず…頑張り続けるから…」

男「みんなのために…頑張るから…」


男「…だから」


 止めどなく頰から伝う何かが、どうしようもなく冷たかった。
 誓いを胸に刻み、自分は道を歩き始めた。
  

  
【一日が終了します】【本編へ合流します】

  

  【???ヶ月後】【機動六課・本部隊舎】


なのは「──もう事前に聞いてると思いますが、今日から新しい局員さんが配属されます」

 機動六課が設立して数週間が経った。
 ファーストアラート。リニアでのレリック奪取任務をやり遂げた前線メンバー四人。

 スバル・ナカジマ。 ティアナ・ランスター。
 エリオ・モンディアル。 キャロ・ル・ルシエ。

 訓練中の四人が集まった。
 一人は尊敬。一人は疑念。などを瞳に浮かび上がられせながら『その人』を待った


なのは「…久しぶりだね、陸士さん」

「はい。高町空尉」
 

  

男「元陸上警備108部隊所属。陸士。嘱託魔導師です! よろしくおねがいします!」


 

最後に好感度判定を行ってから、今日はここまでになります
見てくださってありがとうございます
次回は明日~明々後日20:30になります

最後はすっ飛ばし気味になってしまいましたがすいません
次回から久しぶりのフリーパートに入ります

【初期好感度コンマ判定】

↓1 スバル(ギンガ・ゲンヤフラグ補正+20)
↓2 ティアナ
↓3 エリオ(フェイトフラグ補正+10)
↓4 キャロ

 


スバル:【74】 (わー!この人が例の人だね!会いたかったんだよなー!いい人かなー!?)
ティアナ:【95】 (ボロボロね。噂通りなら…兄さんとちょっと似てる…の? 関係ない、か…)
エリオ:【59】 (フェイトさんから聞かされた人だ!優しいお兄さんだといいな!)
キャロ:【50】 (ルーちゃんに影で『無茶しすぎ』『放置』ってこき下ろされてた人だ…!)
 

 

(すいません…今日も出来そうにないのでおまけを一つ。明日~明後日にはなんとか!)


シグナム【120】(暫定)
【戦闘技術(S)】『戦闘コマンド↓』
■近接戦闘:判定時にコンマ補正+45
■シュランゲフォルム(連結刃.遠距離):判定時にコンマ補正+30
■魔力付与攻撃(炎熱):選択時にコンマ判定を行う。2ターンに1回、選択可能
 A.そのコンマ2桁が判定時の補正値となる
 B.コンマ判定『偶数時』。敵の耐久数値に5の固定ダメージを発生させる
■回避:A.偶数時。回避成功(0ダメージ)
   :B.奇数時。回避失敗。その数値でコンマ判定へ

【魔力放出】『戦闘コマンド↓』
■砲撃魔法(全体.炎熱):判定時コンマ補正+20。行動選択中の敵全てに判定
 コンマ判定『偶数時』。敵の耐久数値に10の固定ダメージを発生させる
■障壁魔法:判定時コンマ補正+30
 判定敗北後、3ターン使用不可


①【カートリッジロード:装弾数3】
 1ターンに1度だけ任意の判断で発動可能。コンマ判定時に+15補正
 反動のデメリット補正-10(1ターン)

②【ボーゲンフォルム(炎熱)】
 任意の判断で装弾数を全て消費して発動可能。
 A.全ての行動補正値に+30を加算させる(1ターン)
 B.敵へ5の確定ダメージを発生させる(判定結果問わず)
 C.次のターン行動補正値にデメリット-20(1ターン)

③【融合騎とのユニゾン(リインフォースツヴァイ)】
 任意の判断で一度だけ使用可能。コンマ判定を行い融合係数判定
 A.偶数成功時:全ての行動補正値にコンマ補正+15(三ターン後の判定時に解除)
 B.奇数成功時:全ての行動補正値にコンマ補正+5。(1ターン後の判定時に解除)

  【機動六課】【応接室】


はやて「フォワードの子達との挨拶…どうしでした?」

男「はい。みんなしっかりした子でした」

男(ただ…スターズの子に少し睨まれていたような気が──いや、不安がられてた?)

 機動六課の前線を務めるフォワード隊。
 高町空尉率いる『スターズ』。ハラオウン執務官が率いる『ライトニング』
 その二つの部隊の人たちとの挨拶を終え、八神陸佐と隊舎で再び落ち合った。
 機動六課での自分の立ち位置について話があるらしい。


男「でも10歳くらいの子も所属メンバーなのは驚きました…ルーテシアと歳は変わらないですね」

はやて「ライトニングの子やね!あの子達はフェイトちゃんの身内みたいなもので…ええ子達です!」


はやて「それでも実力は確かですよ。一度実戦を経験したからさらに動きに磨きが──」

 確かに四年前の。今より幼いルーテシアも非常に強かった。
 年齢の如何はあまりあてにならないようだ。

はやて「さて。それでは話を戻しましょうか。陸士さんの配属先についてやね」

男「…」コク


はやて「とりあえず候補として『フォワード分隊のどららかに所属する』。この場合は各分隊の新人達と同じ立ち位置。基本的に分隊の隊長、副隊長の命令に従う形になります」

はやて「一応機動六課の草案の時、陸士さんは副隊長候補にはあったんですよ。シグナムの勧めで」

はやて「ただ…あはは。陸士さん戦闘力は申し分ないけど指揮経験とか指導経験とかないですよね?」

 はい。無理です。
  


はやて「シグナムも指導力はからっきしですけど、指揮はそれなりに経験積んどりますので」

はやて「万一に備えて副隊長に据えてるんですよ。肝心のシグナムは『私と彼の出来ることは大して変わりません』って言うてましたけどね!」

男「シグナム二尉…副隊長だったんですね」

 そういえば過去に一度だけ会ったことがある。
 スターズの副隊長が『ヴィータ』。ライトニングの副隊長が『シグナム』。
 陸佐にそう聞かされた。確か108部隊に入りたての頃に二人とも会ってる。
 次に会うことがあれば是非挨拶しよう。


はやて「もう一つ候補は『ロングアーチ』。有り体にいえば後方支援ですね」

はやて「色々種類はあります。医療隊やら運輸部隊…前衛フォローの遊撃隊…あと情報隊やら──」

はやて「あ、フェイトちゃんはここを勧めてました!遊撃以外ならどこでもいいって!」
 


男「遊撃…というと。あと運輸や医療は分かりますけど情報隊っていうのも聞き覚えがないですね」

はやて「さっきも言ったみたく基本的に遊撃隊は前衛のフォローですね」

はやて「それなりの戦力を持つ人を臨機応変に動けるところに置く。フォワード隊が得た情報や戦況によっては前に出てもらうこともあるでしょう。ただ戦力の問題で今は『ザフィーラ』だけしかいません」

 ついでに聞くと『ガリュー』も遊撃候補らしい。
 運輸は『ヴァイス陸曹など』。医療は『シャマル医務官』。
 デバイス整備班もあるらしいがこちらは自分の知識ではとても無理だろう。

 いや医療技術も運搬技術もあるとは言えないのだが…身体を使うならば多少は。
 


はやて「情報は…文字通り地上でナンバーズの情報集めですね。方法は任せます」

はやて「ロングアーチの基本的な仕事なのであまり気にすることはないんですけど…」

男「…?」

はやて「んー。『ルーテシア』が所属希望してますね。あの子の虫たちは情報収集にも向くので」

はやて「遊撃も兼任したい!ってただこねてるんやけどね…」

 確かにあの子ならどっちも出来そうだ。
 ガリューと虫たちを利用すれば遊撃に最も適正があると言えるかもしれない。
 

はやて「ただちょっと心配かなって。あの子は人前では明るいんですけど…今回は母親や恩人の件が深く関わってますから。抱え込んで暴走しなければいいんですが…」

男「…」


はやて「それじゃあ決めましょうか! 陸士さんはどれを希望しますか?」

はやて「出来る限りあなたの要望は聞きたいですね!」

 どうやら自分は期待されいるようだ。
 八神陸佐には自分の思いを打ち明けてる。
 その上で機動六課への配属を許可してくれた。恩人のようなものだ。

 だからこそ──その期待には信頼と結果で応えたい。

男「自分は、」


【どの部隊に配属希望するか】【先取り4で安価します】

あ、すいません
正式に出すのはもう少しです
今まとめてますので

【部隊希望安価】先取り4つ↓
(所属先のメンバーの好感度が上がりやすくなります)

1、スターズ分隊 
2、ライトニング分隊
3、ロングアーチ(決定後さらに詳細安価)

  

【③】【ロングアーチ】


【詳細安価】先取り3つ ↓
1、運輸隊 (ヴァイスなど)
2、医療隊 (シャマルなど)
3、遊撃隊 (ザフィーラ、ガリュー、ルーテシア、など)
4、情報隊 (ルーテシアなど)

  

【③】【ロングアーチ】
【③】【遊撃隊】


はやて「なるほど…本当にそこでええんですか? それなりに大変なところですが」

男「はい。あらゆる経験の少ない自分にとって、戦うことは数少ない出来ることで」

男「たぶんここが自分なりに精一杯を出せるところだと思ってます」

はやて「ふふ…そうですか」

 ルーテシアのことも気がかりなので、しっかり面倒を見てあげたい。

 …いや見られるのは自分の方かもしれないが。
 もうルーテシアもそれなりの年数の仕事経験が…。

 ──あまり考えないようにしよう。


はやて(ピンポイントでフェイトちゃんの危惧通りになったな…あの子泣きそうやわ)

はやて(なのはちゃんも一緒に訓練したがってたから残念がるかな?)

はやて(ザフィーラやシャマルとええ友人になってくれたら個人的に嬉しいな!)


男「それでは、今からロングアーチの皆さんに挨拶を──」

はやて「あ!すいません!ちょっと陸士さんにまだお話があるですよ!」

男「…?」

はやて「身体の調子はどうですか?特に義肢の方に支障とかは?」

 ぐっ、と左腕の義手を握る。
 最初はかなり違和感があったが、現在はリハビリのおかげで問題ない。
 左の義眼…というよりコンタクトに近かったが、そっち見栄えから包帯を巻いてるので支障はない。


男「問題ありません。義肢もまるで神経が通ってるみたいに動きますから」

はやて「…日常生活はともかく、それで戦闘はホントに大丈夫ですか?」


男「…」

 リハビリで問題なく自分の身体は稼働する。
 後遺症の波も少しずつだが収まってきた。治ってはいないのだろうが今は大丈夫。
 ただこの数ヶ月リハビリに費やしていたので実戦の勘はどうなってるかわからない。

はやて「少し心配で…六課はスクランブルの多い部署ですから慣れる前に無茶されたら──」

 たぶんハラオウン執務官が危惧していたのはそこかもしれない。
 実際はそれほど重視することでもないと思うが、どうしようか。

男「そう、ですね…」

はやて「模擬戦で勘を取り戻すか、徐々に訓練で慣らしていくか。ですね」

はやて「模擬戦をするんなら地上から貸し出してもらったシュミレーターがあるので実戦形式で──基本的に怪我もなく…たぶん…出来ますけど。リミッターも模擬戦なら融通は効きますよ?」

 えらく八神陸佐の言葉が濁ってる気がする。
 地上との連携が取れたおかげで貸し出しなどがスムーズに出来てるようだ。


【隊長格の誰かと模擬戦をする(技能獲得の可能性)】or【ゆっくり慣らすフリーパートへ】
次に先取り3で安価します

(ちなみにフリーパートの日常コミュでも技能獲得もしくはフラグは立てられます)
(絶対というわけでありませんが。無理に戦闘することもありません)

【安価】先取り↓3

1、【隊長格の誰かと模擬戦をする】(決定後キャラ指定)】
2、【フリーパートへ】


  

【②】【フリーパート】


男「今日は遠慮しておきます。ゆっくり身体を慣らしてみます」

 とりあえず今日一日歩き回って身体の様子を確かめてみよう。
 無理して模擬戦の相手に迷惑をかけたくもない。

はやて「わかりました。隊長陣との模擬戦はいつでも出来る!…ってわけやないので出来る日は声を掛けますね?特にうちの子がやりたがってるみたいで…」

男「わかりました。それじゃあ今日はこれで失礼します」

はやて「ん。今日はありがとう、陸士さん。今度はゆっくり世間話でもしよか!」

 冗談めかしながら笑顔で見送ってくれた。
 これから忙しくなりそうだが、自分はここで頑張っていくだろう。
 
 そう誓ったから。

【隊長陣と模擬戦はフリーパート3回に1度行えます】
【1度行えば3回分空きます】

【技能が増えてくると、模擬戦で必ず技能を獲得出来るとは限りません】

 【フリーパート】

男「これからよろしくお願いします!」

「はい!こちらこそ!」
「ロングアーチの仲間ですね!」
裏方ですが前のメンバーが怪我なく帰ってこれるよう全力を尽くしましょう!」

男「はい!まだ若輩者ですが、頑張らせてもらいます!」

 案内された機動六課の隊舎内。
 ロングアーチの面々と挨拶をしていく。
 三佐のように、中には魔法を使えずともバックアップをしてくれる方々もいた。

 まだ時間が合わず、全員には挨拶出来てないがそれは今後に回そう。
 一通りの挨拶は終わったし、今日はどうしようか。

  【フリーパート】【午前】


男「…」

 隊舎の窓から訓練場の景色が見える。
 フォワード陣が精を出しているようだ。
 戦闘訓練をするなら邪魔にならないところで一人で行うべきだろうか。

男「…みんな、すごく強いな」

 眺めていると想像以上に機敏な動きで訓練をこなしているのがわかる。
 入局したのはたぶん自分が先なので、後輩達にはまだ負けたくないな。



【安価】 午前はどうする? ↓2
1、戦闘訓練(経験値↑)
2、コミュ(好感度↑最低保障+10 知り合いキャラ安価指定)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
5、隊長陣との模擬戦(決定後。キャラ詳細安価)
 

 【フリーパート】【午後】
 【②コミュ】【ギンガ】


男「そういえばギンガはどうなったんだろう…」

 機動六課に誘われる可能性が高いと思っていたが、八神陸佐から名前を聞かなかった。
 ギンガにも色々あるしまだ来てないのかもしれない。

 出来れば彼女と連絡を取ってみようか。
 部隊のみんなの現在も知れるかもしれない。


【安価】 午後はどうする? ↓2
1、戦闘訓練(経験値↑)
2、コミュ(好感度↑最低保障+10 知り合いキャラ安価指定)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
5、隊長陣との模擬戦(決定後。キャラ詳細安価)
  

 【フリーパート】

【午前】【コミュ(ギンガ)】
【午後】【隊長陣と模擬戦】

男「…」

 フォワードのみんなの訓練を見てると身体が疼いて来た。
 別に、戦闘が好き。というわけではない。たぶんこれは焦燥感。
 みんなが頑張ってるのを見ると、自分も彼らの力になりたくて頑張りたくなる

男「さっきは断ったけど…午後からでも出来るかな?」

 義肢を軽く動かしながら、陸佐の部屋へと向かった。
 『結局やるんかい!』と笑いながら怒鳴られた。
 

【安価:隊長陣の模擬戦相手】先取り4↓

1、高町なのは 【バインド系技能:獲得フラグ】
2、フェイト・T・ハラオウン 【回避系技能:獲得フラグ】
3、ヴィータ 【魔力付与攻撃:取得】
4、シグナム 【魔力付与攻撃:取得】

 

今日はここまでなります
見てくださってありがとうございます
次回は明日~明々後日20:30予定になります

模擬戦相手はフェイトですね
フラグというのはその場で取得ではなく、ある行動をしたら取得出来る。という助言を貰います

予告になりますが。次の大きな特殊イベント【ホテル】は今から三日後になります

(あとフェイトは四年前のステータスから変化しています。戦闘技術S+で補正+50になったり)

(模擬戦は少しだけ制限…というか、耐久数値が0になった時点で止められます)
(そのまま戦闘続行も安価でできます)

  【午前】【コミュ(ギンガ】


ギンガ「あっ、先輩!お待たせしました!」

男「うん。急に呼び出しちゃってごめんね。別に通話でもよかったんだけど…」

ギンガ「いえ!どうせ今日は非番でしたし、午後からこっちに用があったので!」

 デバイスでギンガに連絡を掛けたらわざわざ機動六課まで駆けつけてくれた。
 どうやら彼女は午後から八神陸佐に用事があったらしい。
 それと自分と会って話したいことがあるようだ。

男「時間はあるしゆっくり話そうか」

ギンガ「はい!」

 ギンガに今日の出来事を話した。
 ロングアーチに配属されたこと。午後のハラオウン執務官との模擬戦のこと。


ギンガ「ロングアーチに入ったんですね。てっきりスバルと同じ前線部隊希望かと思いました!」

男「スバル…ギンガの妹さんだよね。朝に会ったよ」

 元気そうないい子だった。確か高町空尉の下のスターズ隊員だそうだ。
 ギンガの髪を短くして、さらに快活さに磨きをかけた感じの子だった。

ギンガ「たまに先輩のことをスバルに話してたのであっちは先輩のことよく知ってると思います。よかったら仲良くしてあげてくださいね?まだまだあの子おっちょこちょいなとこあるから…」


男「ん。わかった。ギンガと話す時と同じように接すれば大丈夫かな?」

ギンガ「え…?──いえ…えっと、私には私だけの対応を。スバルには先達としての対応で大丈夫です!はい!問題ありません!

 少し照れたような顔でお願いされた。
 ギンガに任された以上、スバルとも仲良くなれたら嬉しい。
 


ギンガ「そういえば先輩は午後からフェイトさんと模擬戦なんですよね?ちょっと羨ましいな…」

男「…やっぱり強い?ハラオウン執務官は」

ギンガ「それはもう!ホントお強いです!──強くて綺麗で速い!オーバーSの魔導師ですから!」

男「そ、そうなんだ…」

 なにやら恐ろしく興奮してハラオウンさんについて早口で語り始めた。
 そういえば彼女はギンガの恩人さんだった。相当憧れてるのだろう。


【安価】↓2
1、ギンガの機動六課参入時期について尋ねる
2、ハラオウンさんについて尋ねる(昏睡状態だった四年の間のこと)
3、他の陸士の先輩たちについて尋ねる

3


 話を変えるついでにギンガについて尋ねてみた。
 やはりギンガも機動六課に配属希望してるのだろうか。

ギンガ「はい!今はその…108部隊がないので、災害担当の救助部隊にお世話になってて」

ギンガ「と言っても臨時みたいな扱いですけどね」

男「そっか…」

ギンガ「引き継ぎなどを完全に終えたら機動六課にお世話になるつもりです」

ギンガ「だいたい…四日後くらいかな?細かいところははやてさんと打ち合わせる予定です」

 ギンガは四日後に機動六課に来るようだ。
 また彼女と模擬戦や訓練をする機会があるかもしれない。


ギンガ「そろそろ行きますね?午後の模擬戦はしっかり見ますから!」

男「後輩が見てるなら負けられないな…。ハラオウンさん相手でも」

ギンガ「ふふ…どうでしょうか。フェイトさんもかなり強いですからね!」

ギンガ「無茶はしないで…と言っても無茶しそうな先輩は応援してあげません!」

男「…!」

ギンガ「代わりに負けた時は慰めてあげます。勝った時はご褒美あげます!」

 悪戯っ子のような笑みを浮かべながら走り去っていった。
 体と心は年相応に大人びている。でも自分の前だと以前の後輩と変わらなくて少し嬉しく思った。


 【午前】【終了】

ご褒美はおっぱい枕かな?(ゲス思考

  【午後】【隊長陣との模擬戦(フェイト)】


はやて「それじゃあ、始めよか!二人とも──特に陸士さんは無茶したらアカンよ?」

男「…は、はい」

フェイト「…」


はやて「あくまで目的は陸士さん勘を取り戻すためやからね。それじゃあリイン!スタンバーイ!」

『はーい、はやてちゃん!それではシャーリーにお願いするです!』

 合図と共に訓練用海上スペースに空間が形成されていく。
 陸戦用シュミレーターなるもので、市街地が生み出された。
 プログラム次第であらゆる環境を再現することが出来るらしい。


フェイト「四年ぶりですね…陸士さん」

男「はい。ハラオウン執務官も…随分様変わりしましたね」


フェイト「…最後にお会いしたのは病院の時以来。あれから本当に色々ありましたね」

男「…」

フェイト「私なりにこの四年間、頑張ってきました。あなたのようにみんなを守るために」

男「ハラオウンさん…自分は」

 彼女の表情からは色んな感情が読み取れた。自分に言いたいことは山ほどあるのだろう。
 悲壮や後悔…。やはりあの四年間はこの優しい人に、辛い思いをさせてしまった。
 ハラオウンさんは、人の痛みを自分のことのように感じられる優しい人だから。


フェイト「だから訓練とはいえ、簡単には負けてあげません…!」

フェイト「今度こそあなたを守るために…あなたより強い人でありたいから!」
 
  【模擬戦闘 開始】【詳細安価に入ります】

【模擬戦闘】【詳細】 先取り3つ↓

1、限りなく実戦に近い形式 【制限ほぼ無し。耐久数値0、五ターン経過時に続行安価】
2、通常の模擬戦闘 【技能制限あり。耐久数値半分で開始。三ターンで終了】

  

1かな

 【戦闘開始】

男:【100】>>2-3


フェイト(19):【90】
【戦闘技術(S+)】『戦闘コマンド↓』
■近接戦闘:判定時にコンマ補正+50
■回避(ソニックムーブ:高機動):判定時にコンマ補正+20
 A、偶数時。回避成功(0ダメージ)。『近接戦闘』に補正+10を加算する(1ターン)
 B.、奇数時。回避失敗。その数値で判定へ
■ライオットザンバー(カラミティ):『ソニック』時にのみ選択可能
 コンマ判定を『2回』行う。その合計数が補正値となる(コンマ2桁+コンマ2桁)


【魔力放出】『戦闘コマンド↓』
■砲撃魔法(直射.雷)=判定時にコンマ補正+20
 コンマ判定『偶数時』。敵の耐久数値に5の確定ダメージを発生させる
■障壁魔法:選択時コンマ補正+20。判定敗北後。3ターン使用不可
■拘束魔法(設置型):判定時にコンマ補正+10
 判定後、相手に行動補正値-10を付与する(判定結果問わず。1ターン)

①【真・ソニックフォーム】
 任意の判断で使用可能(戦闘終了まで持続)
 A.自身を『ソニック』状態にする。
 B.『近接戦闘』『回避』に補正値+20を加算する(継続)
 C.『判定敗北時』発生するダメージが3倍になる(継続)
 
②【カートリッジロード:装弾数6】
 1ターンに1度だけ任意の判断で発動可能。コンマ判定時に+15補正
 反動のデメリット補正-10(1ターン)

③【閃光】
 『回避』成功時に自動で発動する
 相手に固定ダメージ『5』を発生させる

④【雷速】
 耐久数値40以上の時、耐久数値が0になるダメージが発生した時自動発動する
 偶数奇数の回避コンマ判定を行う。これは戦闘で一度だけ行える
 A、偶数:回避成功(このターン発生するダメージは0になる)
 B、奇数:回避失敗(戦闘不能で敗北する)

四年前より強くなっとる…(戦慄)

(すいません。戦闘は21:55からになります)
(ちょっとお腹の調子が…)

(獲得フラグに関しては勝敗関係なく戦闘後に提示されますので気軽に戦闘してください)
(リミットブレイクもクラッシュエミュレートのおかげで実践ほど破損の心配はありません)

フェイトさん絶対回避連打してきそうだから
初手リミブレは危険だよな
2ターンしか持たんしノーダメ偶数回避されたらやばい

【ランダム転送】【戦闘開始距離】↓1

1、偶数:近距離開始 【互いに『近接戦闘』可能な距離】
2、奇数:遠距離開始 【互いに『近接戦闘』が不可能な距離】

  

いやリミブレせんとじり貧だろ

 【戦闘開始】


男「…!」

 戦闘開始の合図と共に市街地へと転送された。
 互いに姿を視認出来ない距離。即座に魔力をサーチしハラオウンさんの位置を確認する。

男(…かなりここから遠いな)

 自分が高速で飛翔して、接敵まで1分ほどか。
 彼女は空戦魔導師のはず。
 ならば自分はこの入り組んだ市街地を利用して──

「──」

男「…っ!」

 想像以上に速い。反応で接敵まで10秒もない。
 迎え撃つしかない!


【敵の行動】
①フェイト【90】 【カートリッジ+15】 砲撃魔法(+20)

【安価】【耐久数値:100】 ↓2 『世界崩壊まで5ターン』
1.戦闘技術(【回避】行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+25】【拘束魔法】【障壁魔法+30】行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カートリッジ(3)】【オーバーロード】【リミットブレイク】複数選択可能)

3リミブレ3

(世界崩壊は忘れてください…)
(前回の名残が残ってました!)


フェイト「バルディッシュ」

『Cartridge Load』

 黒い死神の鎌を連想させる彼女のデバイスからカートリッジの魔力が循環されていく。
 遠間からの遠距離でこちらを刺す気だ。

 もしくは地上から炙り出すつもりか。
 雷撃を伴う彼女の魔力がこちらをサーチする。

男「こっちもいくぞ…無銘っ!」

『……』

 無銘の矛先に魔力を結合させ、砲撃のモーションに入る。

フェイト「トライデント──スマッシャー!」

 三ツ筋の落雷がこちらを穿つ。



【コンマ判定】
↓1 フェイト(+35)(偶数時:5の固定ダメージ)『次のターン:-10』
↓2 男(+25)

さーて回復リミブレ希少ぶっぱの運ゲーの時間だよー

 フェイト:【91】+【35】=【126】
 男:【22】+【22】+【25】=【69】

 【総合判定】男にダメージ発生【126】-【69】=【57】 
 男の耐久数値【43】


男「ぐっ…ううっ!?」

 こちらの砲撃が完全に打ち負け落雷がこの身に突き刺さる。
 弾けるようにその場から飛ばされそのまま廃墟区画ごと焼き払われ、建造物に叩きつけられた。

男(なんて魔力だ…!こちらの比じゃな──!?)

フェイト「…ふっ!」

 思考する間がない。
 砲撃と同時にこちらへ飛んできていた。
 距離を取る時間も、回避する時間もない!



【敵の行動】
①フェイト【90】 『デメリット-10』 回避:高速機動(+20) 偶数回避、奇数失敗

【安価】【耐久数値:43】 ↓2 
1.戦闘技術(【近接戦闘+45】行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+25】【障壁魔法+30】行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カートリッジ(3)】【オーバーロード】【リミットブレイク】複数選択可能)

3

(鎮痛了解しました)
(表示し忘れてました。すいません)

【鎮痛コンマ判定】
↓1 (コンマ1桁が耐久数値に足されます)


男「ぐっ…ううっ!?」

 こちらの砲撃が完全に打ち負け落雷がこの身に突き刺さる。
 弾けるようにその場から飛ばされそのまま廃墟区画ごと焼き払われ、建造物に叩きつけられた。

男(なんて魔力だ…!こちらの比じゃな──!?)

フェイト「…ふっ!」

 思考する間がない。
 砲撃と同時にこちらへ飛んできていた。
 距離を取る時間も、回避する時間もない!



【敵の行動】
①フェイト【90】 『デメリット-10』 回避:高速機動(+20) 偶数回避、奇数失敗

【安価】【耐久数値:43+8】 ↓2 
1.戦闘技術(【近接戦闘+45】行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+25】【障壁魔法+30】行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カートリッジ(3)】【オーバーロード】【リミットブレイク】【鎮痛】複数選択可能)

近接戦闘

3リミブレ3鎮痛

あー、今回は>>583ナイス
回避運動とってんならリミブレ使ってやる義理ねーわ

ノーリスクで大ダメージ与えるチャンスなのに使わないのか

>>588
50%で回避されて無意味に50ダメージ喰らう
これがノーリスク?


男「おおっ!」

フェイト「…!」

 空中で高速旋回しているハラオウンさんへと斬り込む。
 彼女の速度は桁違い。あちらが動いてから後の先を取るのは不可能に近い。
 ならば彼女の攻撃後や着地の隙を狙い、先の先を取るしかない。

男「……っ!」

フェイト(大振り…避けられる!)

 彼女をこちらへと誘い込む。
 大振りは当てるための布石。反応の勝負だ。


【コンマ判定】
↓1 フェイト(+10) 偶数回避、奇数失敗
↓2 男(+45)

このターンこちらがリミブレ仕掛けなきゃあっちが回避に専念してる以上絶対にこっちはダメージを食らわない
ならリミブレの使用は次のターンに回した方が確実だと思う

 フェイト:【10】+【10】+【10】=【30】 偶数:回避成功(0ダメージ) 『閃光発動』
 男:【72】+【45】=【117】

 【総合判定】男にダメージ発生。閃光の固定ダメージ5
 男の耐久数値【46】 フェイトの耐久数値【90】


男「…ぐっ!」

フェイト「…大振りが誘いなのは見えてます」

 完全に動きを見透かされてる。
 経験値ではあちらが断然上だ。
 破壊力はこちからが上のはずなのにそれを活かせない。

フェイト「はっ!」

男「ごっ…!」

 回避際に横腹を蹴り飛ばされた。
 再び地上の廃墟区画へと押し戻された。


フェイト「…これで決めます!」

 


フェイト「…終わり、です!」

『Sonic Form』

男「…っ、まだ、だ!」

 ハラオウン執務官の防護服が換装された。

 レオタードを思い起こさせる薄い装甲。視線を誘導も兼ねているのだろう。
 恐らく彼女の利点を最大限活かす形態。速度をさらに加速させるのだろう。
 彼女の魔力が非常に高まっている。攻撃力性能も向上させているはず。

男「…!」

 もはや彼女の動きは目で追えなかった。
 自分の目では影しか見えない。それでも──



【敵の行動】
①フェイト【90】 【真・ソニックフォーム発動+20】『ソニックムーブ近接+10』
          近接戦闘+50

【安価】【耐久数値:46】 ↓2 
1.戦闘技術(【近接戦闘+45】【回避】行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+25】【障壁魔法+30】【拘束魔法】行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カートリッジ(3)】【オーバーロード】【リミットブレイク】【鎮痛】複数選択可能)



 トリガーを下ろし装弾されていたカートリッジを消費する。

『Cartridge Lord』
『Over Load』

 『魔力出力制御装置』──解除
 『肉体破損防護装置』──解除(擬似エミュレート)

男「…っ、ぐぎ、あああっ!!!」

フェイト「…!」ギリ

 たかが再現とはいえ身体が内側から捩じ切れそうだ。
 筋肉がすり潰される感覚。
 リンカーコアを内側からナイフで抉られてる感覚。

 だけど。これで魔力の出力を上げられる。まだ戦える。
 この戦いで何かを掴めそうな気がするんだ。



【敵の行動】
①フェイト【90】 【真・ソニックフォーム発動+20】『ソニックムーブ近接+10』近接戦闘+50

【安価】【耐久数値:46】 ↓2 
1.戦闘技術(【近接戦闘+90】【回避+45】行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+65】【障壁魔法+75】【拘束魔法45】行動選択可能)
3.技能の任意使用(【希少】【鎮痛】複数選択可能)

【鎮痛コンマ判定】
↓1 (コンマ1桁が耐久数値に足されます)


 トリガーを下ろし装弾されていたカートリッジを消費する。

『Cartridge Lord』
『Over Load』

 『魔力出力制御装置』──解除
 『肉体破損防護装置』──解除(擬似エミュレート)

男「…っ、ぐぎ、あああっ!!!」

フェイト「…!」ギリ

 たかが再現とはいえ身体が内側から捩じ切れそうだ。
 筋肉がすり潰される感覚。
 リンカーコアを内側からナイフで抉られてる感覚。

 だけど。これで魔力の出力を上げられる。まだ戦える。
 この戦いで何かを掴めそうな気がするんだ。



【敵の行動】
①フェイト【90】 【真・ソニックフォーム発動+20】『ソニックムーブ近接+10』近接戦闘+50

【安価】【耐久数値:46+6】 ↓2 リミットブレイク+45(全ての行動値)
1.戦闘技術(【近接戦闘+90】【回避+45】行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+65】【障壁魔法+75】【拘束魔法45】行動選択可能)
3.技能の任意使用(【希少】【鎮痛】複数選択可能)

鎮痛

希少の博打性も考えるとリミブレ使用時用の補正底上げスキルとかも欲しいかもなあ

>>631
りみぶれの補正の底上げはカードリッジ増やすのが一番楽やで
個人的には反動を減らす方向に動きたい


 どのみち右目だけで彼女の動きを捉えるのは不可能。
 ならば目を捨て、彼女の魔力の揺らぎに合わせ己の知覚を信じるしかない。

フェイト「これで、止める!」

男「止まって…、たまるかぁ!」

 足の爪先までの全て筋肉を稼働。自己ブーストで魔力を増大させ。
 その全ての魔力を身体能力へと変換させて──

男「──」

フェイト「──」

 ただ身体の赴くままに槍を振るった。



【コンマ判定】
↓1 フェイト(+80)『敗北時に発生するダメージが3倍になる』
↓2 男(+90)『自己ダメージ発生-50』

いけそう?

 

 フェイト:【39】+【80】=【119】『ダメージ三倍』
 男:【78】+【90】=【168】

 【総合判定】フェイトにダメージ発生 【168】-【119】=【49×3】=【147】
 フェイトの耐久数値【0】になります


【雷速発動】【コンマ判定を行います】

  

【雷速:コンマ判定】↓1

1、偶数:回避 【このターン発生するダメージが0になる】【閃光発動:5の固定ダメージ】
2、奇数:回避失敗 【戦闘不能になる】

 

とか言ってたら判定来てたぁああああああああああああ

すまぬ…

このインフレに合わせるならコンマ一桁を3つかコンマ二桁÷3~4ねぇ?

>>671
しゃーないしゃーない
どっちにせよこれで次当てたら引き分け外したら負けわかりやすくなった

そもそも大戦略が
男「やられる前にやる。なお1/2のギャンブルを失敗ないし遅滞戦術取られたら死ぬ」
そん「当たらなければどうということは無い回避で接近強化万歳」
だから相性最悪なのよな

 フェイト:【39】+【80】=【119】『ダメージ三倍』
 男:【78】+【90】=【168】

 【総合判定】フェイトにダメージ発生 【168】-【119】=【49×3】=【147】
 【雷速発動:このターン発生するダメージが0になる】
 【閃光発動:相手に5の固定ダメージを発生させる】

 男に自己ダメージ発生-50。閃光のダメージ発生-5
 男の耐久数値【0】


男「…あ」

フェイト「……」

 完全にハラオウンさんを捉えた。そのはずだった。
 だけどそれは影の残滓、ハラオウンさんは自分の背後回っていた。
 そしてそれに気づいた時、彼女は攻撃完了していた。

フェイト「少し…休んで」

 意識が、途絶える



【中枢神経麻痺】【使用安価になります】
【使用したら普通に怒られます】【次のターン終了後に強制中断になります】

使ってもいい気もする
戦闘状態に入ったこいつ絶対止まらないし


【中枢神経麻痺】↓ 先取り3つ
1、使用して戦闘続行
2、使用せずこのまま戦闘終了 【一日が終了します】

  


男「…」

男「……あ」

 視界がぐらりと揺れた。意識がもう数秒保てない。
 痛みを無視し、意識を覚醒する物質を分泌すればまだ──

フェイト「──」

 倒れる直前に見えたハラオウンさんの、今にも泣きそうな顔を見てやっぱり止めた。

 そのまま地面に倒れ伏す瞬間。
 誰かに優しく抱きとめられた気がした。



【戦闘終了】【男:戦闘不能】

負けるだけなら模擬戦でギンガにも負けてるんだよなぁ

今日はここまでになります
見てくださってありがとうございます
次回は明日~明々後日の20:30になります

フェイト…というか六課の人間は基本的に味方なのであまり戦闘結果はこだわらなくても大丈夫です
基本的に敵サイドより強いので

主人公の長所は成長速度が早いことなので、案外色んな技能を取得したら
再戦時にあっさりフェイトに勝てるかもしれません。今回もどっちが勝ってもおかしくなかったので


(かなり短いと思いますが、少しだけ開始します)


  【夜】【医務室】

男「…」

男「…っ。…ここは」

 どうやら医務室のベッドで眠っていたようだ。
 柔らかい羽毛の布団に包まれているのがわかった。

男「…」

男(自分の記憶が正しいなら…ハラオウンさんとの模擬戦の結果は)


 敗れた。
 文字通り、手も足も出なかった。
 身体のハンデや実戦不足なんて言い訳にも出来ないくらい完膚なきまでに。


男「…」

 悔しかった。
 


男「…でも本当にすごかったな、ハラオウンさん」

 悉くこちらの攻撃に対応された。
 全てを避けきるその技量。
 その中核を成していたのはやはり彼女自身の『速度』。

男(とにかく速かった。それに『鋭かった』)

 彼女の閃光のような一閃一閃が、こちらの防御の抜く一撃。
 その結果。意識を完全に刈り取られたと言っていい。

 自分もあんな風に動けたら──そんな風に思ってしまうくらい。
 


男「…」

男「…」

 悔しかった。でもそれ以上に憧れた。

 それに理由はわからないが。なんとなく嬉しかった。
 悔しさより憧れが勝るあたり、根本的に自分は戦いに向いてないのかもしれない。

男「…でも、今度は負けません。ハラオウンさんっ」

 ぐっ、と拳を握り決意を改めにした。
 早速ベッドから降りるべく足を動かそうとした時。


 足がつったかのようなあの痙攣と痛みが発生した。

男「ひっ、ぎぃい!?」
 
 同時に病室がノックされた。

【コンマ判定になります】

【人物コンマ判定】↓1

00~40 フェイト
41~60 シャマル+リイン
61~80 ギンガ
81~99 フォワード三名【エリオ スバル キャロ】
  


 ガチャ

エリオ「失礼しま…、って。大丈夫ですか!?」

男「あ゛あ゛あ゛!」

キャロ(ムンクみたいな顔してる…!)

スバル「あわわ…!?ちょっとギン姉呼んで来ます!」

 そこまで大事ではないとスバルさんを止めて騒ぎは収まった。
 後輩たちにかっこ悪いところを見せてしまったが、本当に洒落にならないくらい凄かった。
 痛みのエミュレートでもこれほど残るものなのだと一つ学びました。


スバル「やー!フェイトさんとの模擬戦見てました!すごかったです!さすが先輩ですね!」

男「あ、ありがとう。スバルさん」
 


スバル「呼び捨てでオッケーですよ!陸士さんのことはギン姉から耳にタコが出来るくらい日頃から聞かされてますから!」

男「そうなんだ…、ちょっと恥ずかしいな」

スバル「えへへ。お父さんからもよく聞いてたから詳しいですよ!」

 たまに話す、とギンガは言ってた気がするがどうやら頻繁に話していたらしい。
 ただギンガの妹さんとは話したかった。主にゲンヤさんのことで。

エリオ「夜遅くに迷惑かなって思ったんですが、訓練終わりに見舞いに行こうって話になったんです」

キャロ「ルーちゃんは『ほっとけ』って言ってましたけど…こっそりお見舞いに来たみたいですよ」
 
男「そうなんだ…。あとでルーテシアにもお礼を言っておかないと」
 
 少しの間みんなと雑談した。フォワード陣と仲が少し打ち解けた気がする。


男「…?」

 そういえばランスターさんの姿が見当たらない。
 何か野暮用なのだろうか。

エリオ「陸士のお兄さんのことはフェイトさんから聞いてます」

エリオ「今度ゆっくりお礼とお話をしたいです。出来れば模擬戦とかも…!」

スバル「あ!私も陸士さんと話したいことあるんですよね!今は陸士さんがきつそうなので、また!」

 エリオくん…、いやエリオとスバルからは尊敬の眼差しで見られているようだ。
 ギンガが誇張気味に話したのかもしれないが、先輩として恥じない行動を取るべきだろう。


【安価】↓2
1、ティアナについて尋ねる
2、フェイトについて尋ねる
3、医務室の先生について尋ねる


男「その、ハラオウンさんのことなんだけど…」

エリオ「…?フェイトさんのことですか?」

男「うん。少し気になることがあって。模擬戦のあとハラオウンさんはどうしてた?」

キャロ「えっと。少し悲しそうな顔をしてたような…」

キャロ「陸士さんが倒れる直前にフェイトさんが抱きしめて、そのまま医務室に直行でした!」

 やはりあの泣きそうな顔は見間違いではなかったのか。
 リミットブレイクが彼女には危険な技に映ったのかもしれない。
 少し過剰に心配しすぎてる気がするけれど、身体の報告はキチンとしておこう。



エリオ「それじゃあ、今日はこれで!」

キャロ「お大事に!」

スバル「陸士さん!また明日!」


男「…」

男「!」

『Get a Mail』

 どうやらメールが来たらしい。
 送り主は──フェイト・T・ハラオウン

『今日の模擬戦、お疲れ様でした』
『機会があれば一緒に訓練しませんか?』
『ゆっくり話したいこともあるので』

男「…」

 訓練のお誘いのようだ、
 丁度よかった。人物もハラオウンさんに技能について尋ねたいことがあったから。

 でも今日はもう寝よう。身体がくたくただ。


【明日以降のフリーパートに『フェイトと訓練』が記載されます(一度のみ)】


男「…」

男「…」

 ガチャ

「…先輩?」

 睡魔のまどろみの中で、誰かが声をかけてくれた気がする。


「…もう寝ちゃったんですか。お疲れ様でした」

「シャマル先生から聞きましたけど、足がひどい炎症を起こしてたみたいです」

「ホントホントに…何度言っても無茶しますね」

「…」


「ちょっとだけ足をマッサージしたげます!」

「これに懲りたら少しは自重を覚えてくださいね?」

 体の下半身。足の筋肉がほぐされる感触を感じた。
 とても気持ちよくて、今日は熟睡出来そうだ。


ギンガ「負けちゃったけど、カッコよかったですよ。先輩」


【一日が終了します】

 [好感度表1]
(好感度は信頼度のようなもので高ければ高いほどはやく悩みや秘密を打ち明けてくれます)


ギンガ:【240】 (フェイトさんと先輩。どっちもすごかったです!)
フェイト:【196】 (なのはがもう一人増えたみたいだ…)
陸士隊員s:【146】  (信じてるぜ。お前が帰ってくるのを)
はやて:【146】 (機動六課ロングアーチにようこそ!これから頑張ろな!)
レジアス中将:【141】 (私は会わなくてはならない。あいつと)
ルーテシア【114】 (に…兄さ──うん。恥ずかしくてムリ。まだ陸士さんでいいよね!)
ゲンヤ:【99】  (──)
ティアナ:【95】 (ボロボロね。噂通りなら…兄さんとちょっと似てる…の? 関係ない、か…)
高町なのは:【91】 (な・の・は!です!)
スバル:【84】 (お父さんたちの言う通りいい人でした!)


カリム:【83】 (新しい同志が…いえ、友人が出来たようでとても嬉しいです…!)
ヴィータ:【75】 (なんか似た匂いがする…もしかして同郷か!?)
エリオ:【69】 (すごい近接攻撃だった…!もし戦うなら速さで撹乱して…ぶつぶつ)
キャロ:【60】 (やっぱりフェイトさんはすごいなあ…。いつか頼ってくれたら…)
シグナム:【55】 (あれが噂の直談判の…面白そうなやつだったな)
ユーノ:【47】 (いつでも気軽に司書室の扉を叩いてほしい、力になるよ)
ヴァイス:【44】 (礼儀正しいが無理してるように見えるぜ?もっと肩の力を抜いてきましょ!)

[好感度表2]

【コミュ不可】
ドゥーエ:【173】 (本当にバカな人ですね。そんなあなただから…)
ゼスト【102】 (ルーテシアを頼む。そして…あいつを)
スカリエッティ:【92】 (最後の舞台。君にはそこで踊ってもらうよ)
チンク:【46】 (──強いな。ホントに…強いよ、お前は)
クアットロ:【22】 (タフすぎるでしょう!?)

  【朝】【医務室】

男「ん…」

男(すっかり寝こけてしまった…、そのおかげか身体の調子が大分いい)

 ベッドから降り立ち、少しストレッチしてみたが問題はないようだ。
 近くにあった予備の包帯を巻き直し、義肢の調整を行い準備完了。


男「それじゃあ、今日も張り切っていこう」

男「まだ会えてない人たちもいるだろうし…同じ部隊のザフィーラさんとも会いたいな」

 ガチャ

  【フリーパート】

男「…!」

なのは「あ!見つけた見つけた!陸士さーん!」

 隊舎の窓の外から高町空尉が声を掛けてきた。
 まだ訓練の時間ではないようだ。

男「…?」

なのは「はやてちゃんから伝言でーす!

なのは「夜に紹介したい人がいるから時間を空けておいて欲しいらしいです!」

 しっかり頷き、お礼を言った。
 高町空尉は笑顔で頷き返してくれた。


【安価】 午前はどうする? ↓2
1、戦闘訓練(経験値↑)
2、コミュ(好感度↑最低保障+10 知り合いキャラ安価指定)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
5、フェイトと訓練(技能取得候補より技能獲得)

  【フリーパート】


男「紹介したい人か…」

男「やっぱりロングアーチの人たちかな?」

 これから六課の仕事も入ってくるだろう。
 同じ部署の人たちとは親交を深めた方がきっといい。
 仲良くなれたらいいのだが。



【安価】 午後はどうする? ↓2
1、戦闘訓練(経験値↑)
2、コミュ(好感度↑最低保障+10 知り合いキャラ安価指定)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
5、隊長陣との模擬戦(決定後。キャラ詳細安価)

間違えた…!すいません
5はフェイトとの模擬戦になります

隊長との模擬戦はフリーパート三日分空けないと出来ません
安価し直します

【フリーパート】


男「紹介したい人か…」

男「やっぱりロングアーチの人たちかな?」

 これから六課の仕事も入ってくるだろう。
 同じ部署の人たちとは親交を深めた方がきっといい。
 仲良くなれたらいいのだが。




【安価】 午後はどうする? ↓2
1、戦闘訓練(経験値↑)
2、コミュ(好感度↑最低保障+10 知り合いキャラ安価指定)
3、散策(???)
4、自由安価(不可能なものは安価下)
5、フェイトと訓練(技能取得候補より技能獲得)

  【フリーパート】


【午前】【散策】
【午後】【フェイトと訓練】


  

今日はここまでになります
見てくださってありがとうございます
次回は明日~明々後日の20:30になります

技能はコミュでフラグがたまに立ちます
隊長陣との模擬戦は必ず取得か、必ずフラグになります(技能が増えてくると必ずとは言えませんが)

魔翌力もけっこうあるはずなのに傷めっちゃ多いからな、紙バリアジャケット
ていうかもしかしてバリア張るとき以外魔翌力全部攻撃ガン振りしてるんじゃなかろうか
魔翌力で攻撃受けるよりHPで受けたほうが安い(ゲーム脳)

ティアナ「先輩こわっ、ああならんとこ」
問題解決!

男さんも無茶してないですか?
男「せやな」
まわり「ちがうやろ」

背中(漢感)
いやまあ実際火達磨&貫通傷いっぱいあるだろうけど

(すいません。今日も出来そうにないので散策遭遇キャラコンマだけしておきます)
(明日は遅くなるかもしれませんが必ず開始します)


【散策】↓1
00~20 リイン
21~40 オーリス
41~60 シャマル
61~80 アイナ(寮母)
81~99 ?

(今日は21:00から開始になります)
  

(先にスレ新しく立てた方がいいと思います)

>>954 ありがとうございます
次スレになります
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう10」【リリカル】
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう10」【リリカル】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480592513/)

  【午前】【散策(シャマル)】

 ガチャ

シャマル「陸士さん!陸士さんはいませんか!?」

はやて「おお!?どないしたん、シャマル。千客万来やな」

 シャマル医務官が八神陸佐の部屋に飛び込んで来た。
 どうやらかなり動揺してるようだ。どうかしたのだろうか。

シャマル「聞いてくださいよ、はやてちゃん!」

はやて「はいはい。聞きます聞きます」

シャマル「陸士さんがいきなり逃亡したんですよ!ホントどこに行ったのか…」

はやて「はあ?…ええっと、なんで?」

男「…」

 チラチラと八神陸佐がこちらを見てくる。
 間一髪で陸佐の机の側面に隠れたことで、シャマル医務官には見つからずに済んだようだ。


シャマル「知りませんよぉ…!私はただ定期検診を受けるように言っただけなのに…」

はやて「んー?」

 それが問題なのだ。

シャマル「医療センターから貰ったカルテの結果が良くなかったから…今回の検診で悪い結果ならこの月の仕事を休むように言っただけなのに…」

はやて「あー…」

男「…!」

 売らないで欲しい、と八神陸佐に瞳で懇願した。
 八神陸佐はにっこり笑って──


はやて「子供やないんやから受けて来なさい!」

シャマル「あ!そんなところに!」

 定期検診を受けることになった。
 午後までには終わってくれるだろうか。

  【医務室】

シャマル「では服を脱いでお待ちください。痛くないので大丈夫です!」

シャマル「…逃げないでくださいね?絶対に逃げないでくださいね?」

男「はい…はい…すいません…」

 怖い笑顔で二度ほど警告された。
 結局、半ば強引に医務室へ強制連行される結果になってしまった。
 
シャマル「…よいしょっと」

男「…」

 どうやら機材の点検を行っているようだ。
 まだ時間が掛かりそうなので話題を振ってみようか。

【安価】↓2

1、今月の六課の仕事について
2、回復魔法について(適正コンマ。技能獲得フラグ発生)
3、八神陸佐とシャマル医務官の関係
 


 回復魔法について尋ねてみた。

シャマル「え?回復魔法を覚えみたい、と?」

男「…」コク

 シャマル医務官は六課の医療部隊。
 恐らく回復魔法に最も精通している人だろう。
 自分にも痛みを消したり、和らげたりすることは出来るが傷が治るわけではない。

 戦闘後に脳内物質が薄くなれば結局動けなくなってしまう。
 回復魔法を習得出来ればもっと長く戦える可能性がある。


シャマル「…どうでしょう。厳しいかもしれませんね」

 返答はあまり芳しくないものだった。


シャマル「向き不向きというものがありますから。古代ベルカ式はより顕著ですね」

シャマル「ミッド式や近代ベルカ式ほど融通は効かないかもしれません」

 もっとも本人の資質が最重要ですが、と付け加えた。

シャマル「見る限り陸士さんは…その、リソースを戦闘に特化させてるようで」

シャマル「覚えられなくはないでしょうが、実戦中で使用するとなるとデバイスのリソースを幾つか削らないといけないかもしれません。──私もリソースをサポートに特化させてます」

男「…」

 つまり実戦レベルで習得だとオーバーロードの術式が消える可能性がある、ということか。


シャマル「そうですね。検診のついでに軽く資質を確かめてみましょうか!」

シャマル「もしかしたら貴方の資質は回復などのサポートにも向いてるかもしれませんし!」

男「はい。よろしくおねがいします」

 兎にも角にも、己の資質だ。


【次に適正コンマの開始します】【回復魔法】

【適正コンマ】【回復魔法】
↓1

00~30 適正なし【才能が微塵も存在しない】
31~60 適正あり【回復魔法 初歩 習得可能(戦闘では使用できません)】
61~80 適正あり【回復魔法 応急処置 習得可能(戦闘では使用できません)】
81~99 適正あり【回復魔法 上位 リソースを削減することで習得可能】

ゾロ目 ???

続きは次スレになります

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