ハクア「羽瀬川…小鷹?」 (262)

はがない×神のみぞ知るセカイのクロスSSです。

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ハクア「えぇぇぇえ!?私のバディーである雪枝がクビってどういう事ですか!?」

ドクロウ室長「うーん。まぁ駆け魂あんまり集められないからさ…」

ハクア「この前1週間で4匹も出したじゃないですかっ!」

ドクロウ室長「そうなんだけどねぇ…こっちで優秀なバディー見つけておいたからさ。よろしくねー♪ほいじゃ!」

ハクア「ほいじゃって!?え、ちょっと!待ってくだs…」

ハクア「行っちゃった…よりにもよっていきなりバディー変更だなんて」

ハクア「雪枝だって同時攻略しようと頑張ってたのに…」

ハクア「まぁ…考えても仕方ないわね!駆け魂の数もエルシィと桂木ペアに負けてられないし!」

ハクア「それじゃあ気を取り直して!手元にある資料によると…。次の私の協力者は…っと」

ハクア「羽瀬川…小鷹。聖クロニカ学園に通う高校二年の男子」

ハクア「妹と二人暮らし。日本人とイギリス人のハーフ…」

ハクア「…ハーフかぁ///もしかして、桂木よりイケメンなのかな?///」

ハクア「あ、備考欄に手書きで『重要』って書いてあるわね」

ハクア「『全身から凶悪なオーラを漂わしている。要注意』」

ハクア「…これって完全に身の危険感じるじゃない!」

ハクア「人間だから大丈夫だとは思うけど、どんなヤツなのよ羽瀬川小鷹!」

ハクア「…」

ハクア「はぁ…とりあえず見に行くか」

需要あったら嬉しいな

あるよ、あるある。だからはよ

小鷹「うーすっ」ガチャ

マリア「お兄ちゃんが来たぁー!げ、うんこ吸血鬼も一緒か!」

夜空「来たか小鷹。小鷹の妹よ」

星奈「よっきゅぅぅぅぅううううううううんんんんん!!!!」

星奈「ハァハァ…よっきゅんマジ最高!!!!ひゃっはー!!!prpr!!!」

夜空「うるさいぞ肉」ペシッ

星奈「あぅっ!痛いじゃないバカ夜空!あっ小鷹来てたんだ」

小鷹「お、おう」

星奈「って!小鳩ちゃんきたぁぁぁっぁぁあああああ!!!!」

小鳩「あ、あんちゃん!!!」

幸村「あにき…おちゃです…」

小鷹「お、サンキュー幸村」

理科「小鷹先輩待ってました!」

小鷹「んん?」

理科「小鷹先輩ってズバリ美少女が好きですよね!?ねぇ!?」

小鷹「ん?どうしたんだよいきなり?」

理科「星奈先輩が今やっているゲームの女の子!どう思いますか?」

小鷹「TV画面に映ってる女の子の事か?」

夜空「ふん、小鷹達が来る前まで肉がやっているゲームヒロインの絵について議論していたところだった」

星奈「よっきゅんを悪く言うヤツはあたしが許さないわ!ヒロインは絵なんかじゃないのよ!」

夜空「何を言ってる肉。ついにこの夏の暑さで脳まで腐ってきたか」

星奈「あたしは腐ってなんかない!」

理科「腐ってるのはどちらかというと私の方ですが…」

理科「確かに星奈先輩がおっしゃる通りゲームのヒロイン達は絵では決まりません!」

理科「落とし神ですら、このよっきゅんというキャラを溺愛してるんですから!」

小鷹「落とし神?なんだそれ?」

幸村「武田信玄のうまれかわりでしょうか!?」

小鷹「たぶん違うだろ」

マリア「落とし神の意味ってそのまま、落とす神って事だよなー?」

小鳩「クックック…教会の手先を次々と落としていく闇の神とも言えr…」

小鷹「小鳩よしよし」ナデナデ

小鳩「あ、あんちゃんっ!///」

理科「落とし神って言うのはネットの中にあるとても有名なサイトでして、ギャルゲー界でも頂点を極めていると言っても過言じゃない程とてもとてもすごいサイトなんです!」

夜空「そのサイトがこの不細工なよっきゅんとか言うキャラを推してるのか?」

星奈「よっきゅんは不細工なんかじゃくぁwsでrftgyふじこlp」

理科「この落とし神と呼ばれるサイトはギャルゲーが発売された翌日には既に攻略方法が記載されていて、しかも1本ではなく8本近く攻略がいっぺんにs…」

夜空「じゃあ団体やサークル、会社とかがやっているのだろう?複数の人達がよっきゅんを推してると?」

理科「いいえ、夜空先輩…実はこのサイト…なんと運営者は一人ってうわさ な ん で す !」

小鷹「なんだか都市伝説みたいだな」

小鷹「ちょっと話の途中で悪いがトイレ行って来るわ」

マリア「お兄ちゃんうんこかー?うんこうんこー!」

ハクア「はぁ…やっとついたわ。舞島から飛んでも少し距離があるわね。ここが聖クロニカ学園か」

ハクア「それじゃあ、まずは羽衣で制服を作って…」

モコモコモコ

ハクア「あら、桂木とエルシィが通う舞島学園の制服も可愛いけど、ここの制服も結構可愛いわね///」

ハクア「よしっ!準備できた!」

ハクア「羽瀬川小鷹…羽瀬川小鷹っと」

ハクア「すみませーん!ちょっと人を探してるんですが…」

生徒A「はい」

ハクア「羽瀬川小鷹って知っていますか?2年5組の」

生徒A「ひぃぃぃっ!は、ははは、羽瀬川君によ、よよよ用事ですかっ!」

ハクア「?」

生徒A「す、すすすみませんでした!!!」ダッ

ハクア「あれ?行っちゃった…」

ハクア「…まぁ別の人に聞きますか」

ハクア「すみません。羽瀬川小鷹って知っt…」

生徒B「は、ははは羽瀬川君のお友達なんですか!?」

ハクア「?」

生徒B「い、いいい今手持ちが無いので、か、かか勘弁してください!!!」ダッ

ハクア「んー?」

ハクア「すみませーん羽瀬川小D…」

生徒C「ひぃぃぃぃぃい!!!」ダッ

ハクア「…」

ハクア(なんでみんな真面目に取り合ってくれないのよ!もぅ!)

ハクア(あ、あの花壇いじってるおじさんだったら真面目に取り合ってくれそう!)

ハクア「すみません。今、羽瀬川小鷹君を探してる途中なのですが、どこにいるか知りませんか?」

おじさん?「羽瀬川…小鷹君?小鷹君を探しているのかね?」

ハクア「はい。そうなんです」

ハクア「あっ!いきなりすみません!」

ハクア「羽瀬川小鷹君のことは知っていますか?」

おじさん?「あぁもちろん知っているよ」

おじさん?「んー今の時間は…」

ハクア(良かった!羽瀬川小鷹の事も知ってるし、今度は真面目に取り合ってもらえそう)

天馬「小鷹君は…今は礼拝堂の談話室4で部活動に勤しんでるはずだ」

ハクア「そうですか。ありがとうございます!」

天馬「時に…君はどうして小鷹君を探して居るんだね?」ジロジロ

ハクア(ん?あ、なんか理由適当に作らなきゃ)

ハクア「いえ、彼と一緒に帰る約束をしてたのですが…見つからなくって///」

天馬「な、なにぃぃぃぃい!!!」

ハクア「ひっ!」ビクッ

ハクア(な、なんかまずかったのかな?)

天馬「すまんが私はこれで失礼する」クルッ

天馬「星奈以外と一緒に下校とは…」

天馬「どういうことだぁぁぁっぁぁああ!!!」ダッ

ハクア「…」

ハクア「行っちゃった」

ハクア(最後のおじさんを除いて、なんでみんなまともに取り合ってくれなかったのかしら?)

ハクア(もしかして羽瀬川小鷹の評判って…ものすごく悪い?)

ハクア(あぁ~仕事を一緒にこなす大切なバディーなのに写真提供すらないなんて…事前調査隊も何やってるのよ!)

ハクア(あまりにも凶悪なオーラでビビッて写真撮れなかったってどういう事なのよ!もぅ!)

ハクア(こうなりゃ直接、礼拝堂の談話室4に行くしかなさそうね)

きたい

小鷹(あれ?トイレに来たのはいいけど、普段使ってるトイレが工事中になってる…)

小鷹(しょうがない。別のところ探すか)

小鷹「…」

小鷹「…」

小鷹「…」

小鷹(んーそれにしてもやばい…もうそろそろ限界が近いな…)

小鷹「…」

小鷹「…」

小鷹「…」

小鷹(やばい。全然みつからない…)

小鷹(仕方ない。人に話しかけるの超勇気必要だけど、頑張ってみるか)

小鷹(切羽詰ってるしな)

小鷹(…あの人に一番近いトイレ教えてもらうか)

小鷹(びっくりさせないよう、横から近づいて…優しく声をかけるんだ)

小鷹(優しく優しく…)

小鷹「ぁ…ぁのゴ,ラっ!」

小鷹(やっべ!大きく咳しちゃったよ)

ハクア「ひぃぃっ!」ビクッ

ハクア「な、ななな、なんでしょうか!?」

ハクア(うっわぁぁあ!めっっっちゃ怖い人にいきなりどなられた…え、私何かされちゃうの?え?まさか、レ、レ、レイプ!?)

小鷹(あ、あれ?失敗したか?後ろに少しずつ下がってる)

小鷹(彼女の後ろ、階段だしちょっと危ないな)

小鷹「あ”のお”…」

ハクア「ひぃぃっ!」ビクッ

ハクア(ヤバイヤバイヤバイちょ、ちょっとどころかめっちゃ睨まれてる!逃げなきゃ…犯されてそのまま殺されちゃうよぉぉぉお!)

ハクア(うっわぁぁあ!なんか早歩きして近づいて来てる!ヤバイ本当ヤバイ!逃げn…)ガクッ

ハクア(え?あ、あれ…?床が…な…い?)


ガシッ!


小鷹「お、おい、危ないぞお前」

小鷹(と、とっさに手を握ってしまった!///)

ハクア(や、ヤンキーに掴まれた!あ、でも階段から落っこちそうになったのを…助けてもらったのよね?)

ハクア「あ、ありがとう。礼を言うわ」

小鷹「大丈夫か?怪我とかしてない?」

ハクア「だ、大丈夫!大丈夫だから」

小鷹「よかった。俺が声かけただけで怪我なんてされたら、たまったもんじゃ無いからな」

小鷹「それでちょっと聞きたいことがあるんだけどいいか?」

ハクア「あ、うん。仕方無いから聞いてあげるわよ」

ハクア(あ、あれ?普通の尋ねごと?わ、私の体が目当てじゃなかったのね)

小鷹「ここから一番近いトイレってどこにあるか知ってる?」

ハクア「トイレ?ここに来る前に見かけたわよ。ほら、すぐそこに見えるでしょ?」

小鷹「あ、近くにあったのか」

小鷹「サンキュー!えっと…」

ハクア「ハクアって名前よ」

小鷹「ありがとうハクア」ダッ

ハクア「ちょっと待って!」

小鷹「ん?」

ハクア「礼拝堂の談話室4はここから近いかしら?」

小鷹「?」

小鷹「あぁ近いぞ」

何このスレ……


俺得過ぎるだろ

小鷹「俺も談話室4に行くから道案内しようか?」

ハクア「え?」

ハクア(な、なによヤンキーのくせにちょっと優しいじゃない)

小鷹「あ、でもその前にトイレだけ行かせてくれ」

ハクア「わかったわ。それじゃあここで待ってるから」

小鷹「はいよ」

小鷹(ハクアって名前…変わってるな)

小鷹(てか談話室4って事は隣人部に様があるのか?)

小鷹(葵の時みたいにモメ事にならなきゃいいけど…)

ハクア(桂木…今何してるかな?)

ハクア(はっ!な、ななななんで私が桂木の事なんか気にして!)

ハクア(ないないない!今は早く羽瀬川小鷹を見つけて契約しなきゃ)

小鷹「すまん。待たせたな」

ハクア「ふんっ全然平気よっ!」

小鷹(俺なんか怒らせる様なことしたか?)

ハクア「さ、道案内して!」

ハクア(ヤンキー怖いんだから道案内してもらったらさっさとおさらばしよ)

小鷹「あーはいはい」

ハクア(チッ!なんかこのヤンキー流すところは桂木に似てるわね)

小鷹「ハクアは何年生なんだ?」

ハクア「え?あ、えっと…二年生」

小鷹「おっ!俺と一緒じゃないか。知らなかった」

小鷹「可愛い女の子とか綺麗な女の子は目立つものだから、良く見かける人とかも居るはずだしな」

ハクア「え?あ、かわi…えっと…引越してきたばかりで…」

ハクア(か、可愛い?)

ハクア(はっ!)

ハクア(いきなり手掴んでトイレの場所聞いて道案内だなんて)

ハクア(冷静に考えたらナンパじゃない!)

ハクア(な、なによこのヤンキー!少しいいヤツって思ったけど撤回!)

期待

ポツポツ…

ザー

ハクア(あ、外雨降ってきたわね)

小鷹「げ!雨降ってきた!今日は晴れマークだったのに!洗濯物取り込まなきゃマズいな」

小鷹「ハクア、あそこを右に曲がれば談話室4がある」

ハクア「あんたも談話室4に用事があるんじゃなかったの?」

小鷹「俺はすぐに洗濯物を取り込まなきゃいけないから帰るよ」

小鷹「それじゃあまたな!」ダッ

ハクア「あっ…ありがと!」

ハクア「って帰るのはやっ」

ハクア(ま、いっかあんなプリン頭のナンパヤンキーなんか)

ハクア「ここが談話室4か…」

ハクア(この中に羽瀬川小鷹が…ゴクリ)

ハクア(調査資料の備考にあった『全身から凶悪なオーラを漂わしている』ならすぐにわかるわよね)

ハクア(さっきのヤンキーも怖かったけど、普通に話したら以外とまともだったし…ナンパ野郎だけど)

ハクア(さ、ドアをノックするわよ)

コンコンッ!

ハクア(あ、あれ?反応がない…?)

コンコンッ!

理科「ほら夜空先輩やっぱりこの部屋をノックしてますよ!」

夜空「いいやしていない」

星奈「入部希望者かも知れないわよ?」

夜空「黙れ肉」

夜空「ちっ!なんだか昔にもこんな事があったような…」

理科「出たくないなら理科が出ましょうか?」

夜空「…仕方ない。私が出よう」

ガチャッ…

ハクア「あっ!良かった人居た!」

夜空「何か用事か?」

ハクア「あ、えっと…」

夜空「用事が無いなら帰ってくれ」

夜空「私達は今忙しい!」

バタン

ハクア「え?あ…えぇぇぇえ!?」

ハクア「ちょ、ちょっと!待ちなさいよ!」

ガチャ

夜空「なんだまだ居たのか」

ハクア「そりゃ居るに決まってるでしょう!?」

夜空「用事が無いから帰ったと思った」

ハクア「用事がなきゃ尋ねてきたりしないわよ!」

夜空「チッ!なんのようだ」

ハクア「い、今あからさま舌打ちしたわね!?」

夜空「していない。歯にものが詰まっていただけだ。勘違いも甚だしいぞ」

ハクア「うぐっ!ま、まぁ…いいわ!様があるのは羽瀬川小鷹よ!」

夜空「!」

星奈「!」

理科「アチャー」

幸村「ボー」

小鳩「!」

マリア「お兄ちゃん!?」

夜空「小鷹に用事?」

夜空(タカに用事だと?ふざけろっ!)

夜空「小鷹は今席を外している」

ハクア(確か…ここって何か部活動をやってるのよね…?)

ハクア「入部を志願するわ!」

夜空「な、ん…だと!?」

マリア「あははは私は全然かまわないぞー!あははは!」

夜空「マリア!部長はこの私だ!まずは私のi…」

理科「とりあえず小鷹先輩が帰ってくるまで中でお茶でもしてもらったらどうですか?夜空先輩」

ハクア「それなら失礼するわ」

夜空「くっ…!」

幸村「そちゃですが…どうぞ」

ハクア「ありがとう。ん、美味しい!このお茶どうやって入れてるの?」

幸村「い、いえ、いっぱんはんばいしているものを普通にいれています」

幸村「私はあにきの舎弟ですがゆえ、たんれんをおこたりはしません」

ハクア「あにき?」

理科「あ、幸村君は小鷹先輩の事をあにきって呼んでるんですよ」

夜空「チッ!お前…名前は?」

ハクア「私の名前はハクアよ」

小鳩「…」ジロジロ

ハクア「どうしたの?」

小鳩「その鎌は…もしやっ!!!」

ハクア「あぁ、これは証の鎌で悪魔学校を主席で卒業した証として与えられる崇高な…」

ハクア(あ、やばっ!普通の人間にベラベラ喋っていい内容じゃなかったわね)

小鳩「あ、悪魔…。証の…鎌…。おぉ!」パァー

マリア「悪魔!知ってる!悪いやつだ!」

星奈「ところでアンタ、入部希望って事だけど友達は居るの?」

ハクア「友達?」

ハクア「(人間界には特に)居ないわよ?当たり前じゃない」

理科(疑問系で殺伐と答えるという事は…)

理科「夜空先輩…ハクアさんはおそらくポスターの真実を知っていますね」

夜空「な、ん…だと?」

マリア「なぁーなぁーハクアは本当に悪魔なのかー?」

小鳩「クックックッ…ついに吸血鬼と悪魔の契りを結ぶ時がきたようだ…」

星奈「やだー小鳩ちゃんイタ可愛いぃぃぃいい!!!」

星奈「ハクアなんかと契り結ぶ前にお姉ちゃんとも契りを結びましょう?///」

小鳩「やっ!」

夜空「くっ!なんだこの流れ…」

理科「諦めましょう夜空先輩…」

夜空「仕方ない…ハクア、お前を今日から我が隣人部の部員として入部させよう!」

ハクア(隣人部?)

ハクア(何をする部活なのかしら?)ズズー

ハクア(まぁ羽瀬川小鷹がみつかるならいっか)

ハクア「そう言えば羽瀬川小鷹ってどういうヤツなの?」

理科「ん?ハクアさんは小鷹先輩に用事があるんですよね?」

ハクア「え?あ…えっと、そうなんだけど…」

理科「チッ!ハーレム要因め」ボソッ

ハクア「ん?」

理科「いえー何でも無いですよぉ!」

理科「あ、それで小鷹先輩はですね~」

理科「へタレだけど、かっこいいんです!///」キリッ

ハクア「?」

小鳩「あんちゃんはとってもかっこいいんじゃ!///」

星奈「ま…まぁ…小鷹はあたしの事モブどもから助けてくれたりして、ちょっとかっこい…ごにょごにょ///」

ハクア「??」

幸村「あにきは男の中の男です///」

ハクア「???」

一同「ワイワイガヤガヤ…///」

ハクア(話をまとめると…へタレだけど男の中の男で料理洗濯掃除の家事が全般万能にできて実は心優しくて妹想いで喧嘩強くって毎日お弁当を作ってくれて絶対に裏切らない存在)

ハクア(ってなんか完璧超人じゃない!?)

ハクア(ちょっと待ちなさい。事前調査資料に書いてある内容と全然違うじゃないの!どういうことよ!)

理科「それにしても小鷹先輩遅いですね」

ピロリーン

小鳩「あ、あんちゃんからメールじゃ」

小鳩「今日は先に帰る。かばんよろしく…」

小鳩「クックックッ…我が半身の分際でこの偉大なる闇の王であるレイシス・ヴィ・フェリシティ・煌を置いていくとは…クックックッ…いい度胸…しちょるばい」ウゥ…

小鳩「お家帰るばい…」

マリア「やい!うんこ吸血鬼帰っちゃうのか!?」

幸村「小鳩殿お帰りのさいはこの傘をお使いください」

ハクア(この子が羽瀬川小鷹の妹、羽瀬川小鳩か)

ハクア「小鳩ちゃん…実はとても大切な知らせがあるわ」

小鳩「クックックッ…なんじゃ?」

ハクア「実は…私は小鳩ちゃんのお姉ちゃんよ!」

小鳩「え…?」

夜空「なっ!!!」

星奈「はぁぁぁぁっぁぁぁああああ!!!!???」

星奈「あ、あああ、あんたが小鳩ちゃんのお姉ちゃんなわけないでしょ!?」

星奈「第一髪の色だって違うじゃない!!!」

ハクア「ここに戸籍謄本があるわ」

夜空「み、見せろ!」ダッ

理科「え…あ、本当に記載されていますね…」

星奈「嘘よ…嘘よ…小鳩ちゃんに実姉だなんて…」

小鳩「…」

夜空「…」

ハクア「お父さんの隠し子だからなんとも言えないし、もちろん公にする事はできないの」

ハクア「事情は家に帰りながら話すわ」

小鳩「うん…」

理科「小鳩さんのお姉ちゃん…という事は…!!!」

理科「ハクアさんは小鷹先輩の家に行くんですか?」

ハクア「そうね。泊まることになると思うわ」

夜空「…」

理科「たいへんよ!夜空先輩が息をしてないわ!!!」

ハクア「そういう事だからよろしくねっ小鳩ちゃん」

理科「小鷹先輩の事だから、どうせハクアさんがお風呂に入ってるところに間違えて入っちゃったりして、ラッキースケベの嵐となる予感が…!!!」

夜空「…」

星奈「…」

理科「たいへんよ!ダブルヒロインが息をしていないわ!!!」

ハクア「それじゃあ小鳩ちゃんお家帰りましょう」

明らかに人選ミスだろwwww小鷹ってwwww

好きな作品だから許して

小鷹、小鳩だからハクアは白鴉かな?
乙期待

小鷹「へっくしょい!!!」

小鷹(うぅ…バス停まで走ったのはいいけど、めちゃめちゃ雨に打たれた)

ブロロロロrー

小鷹(あ、ちょうどバス来た)

小鷹(少し人多いな…立ってるしかなさそうだ…)

小鷹「へっくしょい!!!うぅ」

女の子「これ…使うのですね」

小鷹「え?」

女の子「このハンカチ…早く使うといいのですね」

女の子「私は美しいモノしか見たくないのです」

女の子「今の貴方は人を簡単に殺める事ができそうな顔をしているのですね」

小鷹「え、あ…ありがとう…」

小鷹(ハンカチ借りちゃったけど、なんだか変わった子だな)

小鷹「このハンカチ…洗濯して返すよ」

女の子「別に返さなくてもいいのですね」

小鷹「そんなわけにはいかないよ。別の高校の制服だな。どこの高校?」

女の子「ちょっと…なれなれしいのですね」チラッ

女の子「…」

女の子「…」

女の子「…舞島学園」

小鷹「舞島学園かぁ…あそこって確かアイドルのかのんちゃんが通ってるって聞いた事あるけど、本当なの?」

女の子「知らないのですね」

小鷹「…」

女の子「…」

小鷹(表情があまり変わらないから、何を考えてるかわかりにくいな…)

小鷹「えっと…それじゃあ君の名前は?」

女の子「やっぱり…なれなれしいのですね」

女の子「…」

女の子「…」チラッ

女の子「月夜…九条月夜」

小鷹「九条か。わかったよ」

月夜「私次のバス停で降りるのですね」

小鷹「このハンカチ必ず返すよ。本当に助かったし、ありがとう」

月夜「そんな気にしなくってもいいのですね」

月夜「私はただ醜いものを見たくないから貸したのですね」

小鷹(俺の顔ってそんなにひどいのか?はは…)

月夜「…」

月夜「…」

月夜「…」

月夜「…」チラッ

月夜「…貴方、お名前は?」

小鷹「あ、えっと…」

小鷹「羽瀬川小鷹。聖クロニカ学園二年だよ」

月夜「少しだけ覚えたのですね。それでは」

小鷹「あ、あぁ…またな九条」

ブロロロロrー

ふんふむ

小鷹「うわぁ…やっぱり洗濯物ビチョビチョだ…」

小鷹「タオルだけはもう一回洗って乾燥機で済ますか…」

小鷹「小鳩も濡れて帰って来るだろうし、お風呂沸かしておいてやるか」

小鷹「今日は買出し行けなかったから、冷蔵庫の余りで何か作らなきゃな」

You've Got Mailちゃ~らら♪ららら♪ちゃ~ららら♪

小鷹(小鳩からメールだ)

小鷹「『お姉ちゃんと帰ってるけん、ご飯は多めにお願い』…ん?」

小鷹「お姉ちゃん?」

小鷹「誰だ?」

小鷹(…お姉ちゃん?)

小鷹(小鳩がお姉ちゃんなんて呼ぶやつ隣人部には居ないしな…)

小鷹(そもそも初耳だ)

小鷹(まぁ帰ってくるまで少し準備しながらTVでも見てるか)

TV「かーのん100%~♪」

小鷹(かのんちゃん可愛いな。夜空や星奈にはない可愛さがあるよな)

TV「太陽~レボリューション~♪」

小鷹(これで同じ歳か…)

小鷹(そういや九条が通ってる舞島学園にかのんちゃんも通ってるって本当なのかな?)

小鳩「あんちゃん!ただいまー!!!」

小鷹「おかえり~小鳩」

ハクア「おじゃまし…」

小鷹「…」

ハクア「…」

ハクア「げっ!あんたが羽瀬川小鷹なの?」

小鷹「げっとはなんだハクア」

小鷹「なんでお前がここに居る」

小鳩「」オロオロ

ハクア(このナンパヤンキーが羽瀬川小鷹なのぉぉぉお!?)

小鷹「とりあえず…上がるか?」

ハクア「う、うん」

ハクア(あ、あれ?やっぱ以外と優しい部分はあるのね)

小鳩「あんちゃん!一大事じゃ!ハクアは小鳩のお姉ちゃんなのだ!」

小鷹「」

小鳩「それにそれに!悪魔学校を主席で卒業して証の鎌まで…」パァー

小鷹「」

小鷹「」

小鷹「」

ハクア「ま、そういう事だから」

小鷹「ちょっと待てぇぇぇえ!」

小鷹「おい!いきなりすぎて意味がわからないぞ」

小鷹「それじゃあハクアは俺の妹なのか?」

小鷹「全然似てないのに?」

ハクア「あんたと小鳩ちゃんだって全然似てないじゃない」

小鷹「ぐっ!」

小鷹「何か証拠になるものでもあるのか!?」

ハクア「あるわよ。はい。戸籍謄本。」

ハクア(本当はドクロウ室長に作ってもらったんだけど)

小鷹「…マジかよ」

小鷹「ちょ、ちょっと親父に電話する!」

プルルルルーー

小鷹「って出ねぇのかよ!」

ハクア「そういう事だからよろしく」

小鷹「なんだか初めて会ったときより態度がでかくなってる気がする」

小鷹「小鳩は先にお風呂入ってこい。そのままだと風邪引いちゃうぞ」

小鳩「クックックッ…わかったのだ」

小鷹「ハクア。リビングで話すぞ」クイッ

ハクア(な、なによやっぱり普段は怖いわね…)

小鷹「本当に羽瀬川家の人間なのか?」

ハクア「本当よ。でも一つやりに来たこともあるわ」

ハクア「あんたと契約するためよ」

小鷹「契約?なんのだよ」

ハクア「あ、契約っていうか単に手伝ってほしいって言うか…ごにょごにょ」

小鷹(人から手伝ってほしいって言われるの初めてだな)

小鷹「何を手伝えばいいんだ?」

ハクア「とても簡単なことよ…たぶん」

小鷹「簡単なことだったら手伝ってやるよ」

ハクア「え!本当!?」

小鷹「あぁ簡単なことだったらな」

ハクア「それじゃあ交渉成立ね」

小鷹「え?いや交渉って…俺には何も得ないけどな」

ハクア「あ、そっか。それじゃあ…」

ハクア「その仕事が終わったら何か一つ願いを叶えてあげるわ」

小鷹「ふーん。まいいか」

小鷹「いいぞ。交渉成立だ」

小鷹「それで手伝いって何するんだ?」

ハクア「かくかくしかじかであーだこーだ」

小鷹「…」

小鷹「…」

小鷹「…」

小鷹(めちゃめちゃ安請け合いしてしまった…)

小鷹「お前は悪魔でこの世界には『駆け魂』っていうのをとりにきたってわけか」

小鷹「んで女の子特有である心の隙間に取り憑いた『駆け魂』っていうのを俺が出して捕獲をすればいいんだな?」

ハクア「そういう事。あんた以外と頭いいのね。あ、捕獲は私がするからあんたは『駆け魂』を出すだけでいいの」

小鷹(イラッ)

小鷹「方法は取り憑かれてる人間を恋に落とし心のスキマを埋め『駆け魂』を外に出すんだな?」

ハクア「そうよ。恋に落とすって言ってもキスくらいまでで大丈夫よ」

小鷹「き、キスだと…!?」

ハクア(エルシィと桂木の方法をそのまま真似ね)

ハクア「そういう事だからよろしく」

小鷹「お、おぃ!」

小鳩「お風呂上がったばい…お、お姉ちゃん…次入ると?」

ハクア「ありがとう小鳩ちゃん。それじゃあ少し…悪魔の儀式を執り行ってくるわ」

小鳩「あ、悪魔の儀式!?」パァー

ハクア(なんかちょろすぎてこの子の将来が心配だわ)

小鳩「はっ!…クックックッ…気をつけて行ってくるのだ」

恋で落とすのはまったく推薦されてない行為っぽいけどねー
素人は手を出さないようにしましょう

ハクア「お風呂ありがとう。もうご飯なの?」

小鷹(はぁ…どうしてこうなった)

ハクア「ちょっと聞いてるー?」

小鷹「あ、あぁ。うちは小鳩のために規則正しい生活をしてるからな。遅くても夜の8時までには晩御飯だ」

ハクア「ふーん」

ハクア(確かに妹想いなところはあるのね…)

小鷹「小鳩ーご飯できたぞー」

小鳩「うんー」

小鷹「こーばーとー」

小鳩「今行くー」

ハクア「ご飯の見た目は…すごくいいわね」

小鷹「やることも特にないからな。自然と上達したんだよ」

一同「いただきまーす」

ハクア「ん!このお味噌汁!」

ハクア(え、ちょっと私が作るお味噌汁より上手じゃない!)

ハクア(むしろ雪枝が作ってたやつより美味しいかも…)

小鷹「固まってどうした?」

ハクア「い、いやなんでもないわよ」

ハクア(料理も上手ね…お風呂もピカピカだったし…)

ハクア(家事全般…万能ね)

ハクア(ただ一つの難点は…)

小鷹「おいハクア」

小鷹「食わなかったら冷めて不味くなるだろよ」

ハクア(めちゃめちゃ威圧的で怖い…)

ハクア「そ、そんなに睨まないでよ…」ガクガク

ハクア(ただでさえ怖いのに)

小鷹「あ、いや睨んだつもりはない…すまない」

小鷹「おっ!小鳩偉いな~たまねぎ残さず食って」

小鷹「小鳩よしよし」ナデナデ

小鳩「あ、あんちゃん!///」

ハクア(でも優しくて素直…)

ハクア(こいつがバディーか…)

小鷹「それじゃあ今日からこの客間を使ってくれ」

ハクア「あ、ありがとう。小鷹と小鳩ちゃんは二階なの?」

小鷹「そうだよ。二階はもう一部屋あまってるんだけど、親父の荷物がたくさんあってさ…本とか山済みで。だから使えるのはここくらいしか残ってないんだ」

小鷹「私物とかはまとめてここに置いてくれ。自由に使ってくれてかまわない」

ハクア「そっか。ありがとう」

ハクア(気前よく受け入れてくれる辺り度量もそこそこね…)

ハクア(…す、少しなら見直してあげてもいいかしら)

小鷹「俺はシャワー浴びるから。んじゃおやすみ」

小鳩「お、お姉ちゃん…おやすみ…」

ハクア「おやすみ」

AIBOー!

小鷹「…」

小鷹(脱衣所に見たことない下着が置いてある…)

小鷹「小鳩のじゃないな…って事はハクアのか」

小鷹(うーん少しヒモTバックっぽいな)

小鷹(色は白か…)

小鷹(形的にも小鳩の影響に悪いな…)

小鷹(妹のためだ。とりあえず没収しておくか)

ハクア「ふぁぁあ…あ。疲れちゃってたのかしら。グッスリ寝ちゃったわ」

ハクア「ん?あら、いい匂いがするわね」

小鷹「…」ジュー

小鷹「…」ジュー

ハクア「あんたずいぶん早起きね」

小鷹「あぁおはようハクア」

ハクア「お、おはよう…」

小鷹「毎日小鳩の弁当と部活の顧問に弁当作ってるからな」

ハクア(…部活?)

ハクア「ふぁぁあ…あ。私も隣人部入ったんだった」

小鷹「そうなのか?」

ハクア「あんた探してる途中での成り行きで」

小鷹「そう言えば、あんたって呼ぶのやめないか?」ギロリ

ハクア「ぁひっ!」ビクッ

ハクア「あ、朝から睨まないでってば!」ガクガク

ハクア(やっぱ怖いよぉぉぉお)

小鷹「あぁ…すまない。これは本当に睨んでなんかいないんだ」

ハクア「そ、そう…?」

ハクア(私にはものすごく睨まれてる気がするけど…)

小鷹「昨日寝る前には小鷹って呼んでくれただろ?だからこれからも普通に小鷹でいいよ」

ハクア「そうだっけ?羽瀬川じゃ…って私も羽瀬川になるのか…」

ハクア(ん…羽瀬川?…羽瀬川ハクア?///)

ハクア(あれ?な、なんかちょっといいかも…///)

小鷹「そう言えばハクア。学校はどうやって入学するんだ?」

ハクア「ふふん!その辺の事に関しては抜かりは無いわ!」

ハクア「室長に頼んで無理やり入れてもらったわ」

小鷹(普通に天馬さんに頼んでも入れそうな気がするけど…まいいや)

小鷹「あ!もうこんな時間か。早く食って支度しろ」

ハクア「え?あ、うん」

小鷹「こーばーとー!」

小鷹「朝ごはんとお弁当机にあるからな!先行くぞー!?」

小鷹(よし九条に返すハンカチも乾いてるな)

ドタバタ

小鷹「ハクア準備できたか?」

ハクア「ちょ、準備早すぎない!?」

二人「いってきまー!」

小鷹「朝マリアにお弁当渡さなきゃいけないからな。時間がない」

ハクア「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!小鷹っ!」

ハクア(男の人の名前呼ぶのって新鮮かも…桂木の事も呼んだこと無かったし…)

小鷹「おいてくぞー」

ハクア「」

ハクア「初めまして。羽瀬川小鷹の妹、羽瀬川ハクアです。よろしくお願いします」

生徒A「え?羽瀬川君の妹…?」ヒソヒソ

生徒B「あれ絶対陵辱済みだろうな…」ヒソヒソ

生徒C「むしろ羽瀬川君の手先だったりして」ヒソヒソ

生徒D「昨日あの子学校来ててさ、あの子使って他の男子生徒カツアゲしてたらしいよ…」ヒソヒソ

ハクア(羽瀬川小鷹…思った通り、めちゃめちゃ評判悪いのね…)

夜空「」ギロリ

小鷹(な、なんか今朝から夜空の視線が痛い…)

小鷹(普段一切こっち見ないくせに…今日はやたら視線が刺さる)

小鷹(それに最上級の負のオーラが漂ってる…)

小鷹(どうしてこうなった…)

理科「いつもありがとうございます!」

理科「それ、そこにおいて置いてください倉川さん」

理科「いやー倉川さんのおかげでまたずいぶんと研究が捗りました!」

灯「いいの。私が好きでやってるから」

理科「いえいえ~倉川さんが発見した成熟細胞に対してリプログラミングにより分化万能性を持たせられる可能性は論文書いてしっかり公式発表したらノーベルものだと思いますよ~?」

灯「別にいいの。高校では生物部員として活動してるけど、趣味はロボットだから…」

理科「なんだかもったいないですね~」

灯「志熊理科。前にも言ったけれど、人間は不完全が理想よ」

理科「理想…ですか」

灯「そう言えばこの学園に羽瀬川小鷹というものは居るか?」

理科「え?小鷹先輩なら、部活が一緒ですが…どうしたんですか?」

灯「」

灯「やはりなんでもない」

理科「ん~?理科に内緒事だなんて怪しいですね~」

理科「それに倉川さんが人の名前を覚えてるのってすごく珍しいですよね?」

灯「いや、いいんだ志熊理科」

灯「また今度にする。それじゃあ私はこれで失礼するよ」スタッ

理科「ん~?倉川さん怪しいですね~」

それ普通にノーベル賞受賞しとるがな……

最上級の負けのオーラ…
(°д°;;)ゴクリ

絶対無理だろ

恋で埋めた隙間は簡単に空くから悩みを解決できる桂馬にだからできること

落とした相手を悩ませる小鷹じゃ埋めた隙間とは別の隙間あけるのがせいぜいだろ


まして見知らぬ相手を狙って落とすとか出来るとは思えない

期待

オレトクっオレトクっ

読んでもらえて何か嬉しいな
今夜また書きます。

よし、ガンバリ

幸村「あにき…///」ポッ

幸村(あにき…あにき…あにき…)

幸村(あにき…あにき…あにき…あにき…)

幸村(あにき…あにき…あにき…あにき…あにき…)

幸村「あにき…///」ポッ

生徒A「ねぇねぇ聞いた?今日5組に転校生がくるらしいよ!」キャッキャ

生徒B「うっそ本当?3組にもイケメン転校生こないかな」キャッキャ

生徒C「なんでも羽瀬川小鷹の知り合いらしいわよ!」

生徒D「マジひくわー」

生徒A「ばっか!」

生徒A「声デカいって!柏崎さんに聞こえたらどうするの」ヒソヒソ

生徒B「うっそ!羽瀬川小鷹ってあの…。それじゃあヤンキー?」ヒソヒソ

生徒D「マジひくわー」ヒソヒソ

生徒C「昨日見た目撃情報だと、なんか普通に可愛い女の子らしいの!」ヒソヒソ

生徒B「え?それじゃあ羽瀬川小鷹の彼女!?」

生徒A「でも羽瀬川小鷹って柏崎さんと付き合ってるんじゃないの!?」

生徒D「マジひくわー」

星奈「あんた達…聞こえてるわよ~」マジキチスマイル

生徒達「ひっ!」ガクガク

親衛隊1「星奈様~!!!」

親衛隊2「星奈様に男など…我々がなんとしてもお守り致します!」

親衛隊3「星奈様、あんな下賤なブス達の言葉など信じない方が~」

親衛隊4「は、羽瀬川小鷹なんて…こ、怖くな、ななないですよ!」

星奈「あんた達もうるさいわね…」ギロリ

親衛隊「ひっ!」ガクガク

葵(ん?なになに?小鷹くんのお友達が転校生ですか!?)

葵(そう言えば小鷹くんは柏崎星奈と付き合ってる事を否定していました)

葵(小鷹くんみたいなチョイワルなイケメンはやっぱりモテるんですね!)

葵(でも柏崎星奈とは付き合ってないってわかった今!この私が!///)

葵(しかも柏崎星奈は何やら今朝から疲れている様子!)

葵(こ、これはものすごいチャンスかもしれません!)

葵(柏崎星奈がいなければ、わ、私と小鷹くんが…にへへ…///)

葵(にへへ…///ぐへへ…///)

星奈(はぁ…)

星奈(なんなのよあのハクアってやつは…)

星奈(いきなり小鳩ちゃんの妹だなんて!)

星奈(うぅ…小鳩ちゃんに実姉…小鳩ちゃんに実姉…小鳩ちゃんに実姉…)

星奈(それに小鳩ちゃんのお姉ちゃんって事は小鷹の)ウゥ…

星奈(本当に…小鷹の妹なのかな…)

星奈(う…うぅ…!)

星奈(小鷹は…小鷹は…絶対に絶対に!あたしのものなのよ!///」バーン

星奈「あっ!口が滑った!!!///」

生徒達「…」

親衛隊「…」

生徒D「マジひくわー」

夜空(私は三日月夜空。聖クロニカ学園の二年生だ)

夜空(ん?なんだいトモちゃん///え?みんなだいたい知ってるだろうって?///)

夜空(そ、そういうものか///)

夜空(こ、コホンっ///)

夜空(最近になってトモちゃんが本当に見える時がある…)

夜空(流石にバカにされると思うから小鷹や肉には話していない)

夜空(私にとって唯一親友だったタカは何やら妹ができたのどうので舞い上がってる)

夜空(教室で後ろを向いて小鷹を確認しても、やっぱり鼻の下を伸ばしてる)

夜空(あのバカめ…)ギロリ

小鷹(ひっ!)ガクガク

夜空(そんな事よりあのハクアって言ういけすかないヤツのせいだ)

夜空(だいたい本当に小鷹の妹なわけないだろう)

夜空(え?なんだいトモちゃん?)

夜空(あの女はやっぱりタカの妹じゃない?)

夜空(うん!うん!そうだよね!そうだよね!

夜空(トモちゃんは話がわかるから助かる///)

夜空(トモちゃんは可愛くて成績優秀!さらに運動神経抜群で優しくて話し上手のうえ聞き上手であり、よくナンパされちゃうくらいだから///)

夜空(…それはまるで私が望んでいる姿の様に…ね)

夜空(今日は珍しく小鷹の方を何度もふり向いて見てるけど、当の本人はこっちを見てくれない…)

夜空(ふん、どうせあのハクアとかいう女にデレデレしてるからだろう)

夜空(私の…私の、タカなのに!!!)

夜空(くっ!こうなったらまた旅出てやろうか!)ギロリ

小鷹(ひっ!)ガクガク

夜空(あっ!小鷹のやつ今目そらした!くっ!)

夜空(…どうしてうまくいかないんだろう…)

麻田先生「それじゃあハクアさんはあそこの席に座ってください」

ハクア「はい」

ハクア(羽瀬川小鷹とはちょっと席が離れてるか…うーんまぁエルシィみたいに友達作ればいっか)

ハクア(ん?)

ハクア(えっと…なんだかものすごく負のオーラまとった視線を感じるわ…)

夜空「」ギロリ

ハクア(あれは昨日隣人部に居た…)

ハクア(誰だっけ?)

ハクア(後で事前調査資料見直すか…ふぅ)ガクガク

エルシィ「にーさまー!神にぃーさまー!」

エルシィ「あれ?部屋に居るはずなんですけど…ちょっと待っててくださいねー」ドタバタ

エルシィ「にーさまー!神にぃーさまー!」ドンドン

桂馬「うるさいぞエルシィ。こんな朝早くどうした?」

エルシィ「月夜さん…いえウルカヌスさんが来てるんですよー」

桂馬「そうか。帰ってもらえ。僕は今ゲームで忙しい」バタン

エルシィ「そんなー!」ドンドン

桂馬「ちっ!仕方ない。それじゃあ少しだけ顔出すか」

ガチャ

月夜「…」

桂馬「あれ?ウルカヌスじゃなくて…月夜じゃないか。天使の輪ないし」

月夜「…」

桂馬「月夜?どうした?」

月夜「…」

月夜「…」

月夜「ウルカヌスがようあるみたいなのですね」

キーン

ウルカヌス「桂馬…」

桂馬「ウルカヌスか」

ウルカヌス「桂馬…。ん…」バッ

桂馬「ん…って?両手広げてどうした?」

ウルカヌス「抱きしめるのだ」

桂馬「意味がわからないぞ」

ウルカヌス「抱っこでも良いぞ。私は歩けぬ」

ウルカヌス「昨日、バスの中で月夜がとてもとても…怖い奴にからまれたのだ」

桂馬「それで?」

ウルカヌス「だから抱っこ」

桂馬「尚更、意味がわらないぞ」

ウルカヌス「あれは人をいとも簡単に殺せそうな目をしていた」

ウルカヌス「この世のすべてを無くせる力がありそうな…見た目だった」

桂馬「…でもバス使ってる人間なんだろう?」

ウルカヌス「そうだ。だが、とても…とても怖かった」ガクガク

ウルカヌス「だから抱っこ」

桂馬「おい」

エルシィ「そういえば神にぃさま!ハクアの新しいバディーはすごく怖い人らしいですよ」

桂馬「ハクアの新しいバディー?」

桂馬「ん?雪枝はどうしたんだ?」

エルシィ「なにやらバディーはクビになったみたいで…」

桂馬「バディーにクビとかあるのか!?それじゃあ僕もクビに…」

エルシィ「ハクア大丈夫かな!?その怖いバディーに変な事されてなきゃいいけど…うーん…」

エルシィ「神にぃさま!一緒にハクアの様子見に行きましょう!?」

桂馬「なんで僕があんなやつのためにわざわざ!」

桂馬「さっきも言ったが積みゲーが山ほどあるんだ!僕は忙しい!!!」

エルシィ「いいから行きましょう!!神にぃさま!いつもハクアにお世話になってるじゃありませんか!」

シュルシュルシュル~

桂馬「やだ!やだ!やだ!」ワーワー

桂馬「離せエルシィぃぃい!!!」ワーワー

ウルカヌス「桂馬…」

桂馬「なんだウルカヌス!!!」

桂馬「お前からもエルシィに離すよう言ってくれっ!!!」

ウルカヌス「桂馬…」

ウルカヌス「そんなことより、抱っこ」

はがないじゃない方がまるでわからんが幸村が可愛いので期待

幸村この後出すかどうか迷ってるんだけど、出すべき?

キーンコーンカーンコーン

夜空(はぁ…授業も退屈だな。英語なんて簡単すぎて眠たくなるな…)

夜空(…今日は小鷹を観察してみるか)ギロリ

小鷹(ひっ!なんか夜空今日はやたらと見てくるな…)ガクガク

教師「ほらぁぁぁあ!席つけぇぇぇええ!!!」

ハクア(あれ?…あの英語の教師どっかで見た事があるわね)

児玉「ふはははは!今日は~!小テストの返しがあるぞぉぉぉお!!!」

児玉「三日月ぃぃぃい!!!またお前は横ばっかり向いてぇぇっぇええ!」

児玉「テストの点数毎回100点だからって授業中シカト決め込むんじゃないぞぉぉぉおおお?」

夜空(この英語教師に兄がいると聞いた事がある。兄もまた英語教師だそうだ)

夜空(児玉の兄に当たった生徒もまた可哀想だな…ふぅ)

児玉「三日月ぃぃぃい!!!聞いてるのかぁぁっぁあああ!?」

夜空「…」

ハクア(三日月夜空…隣人部の部長であり羽瀬川小鷹のクラスメイトか…)

ハクア(この事前調査資料もあてにならないから、ちょっと目を通すくらいでいっか)

ハクア(『三日月夜空…独り言が趣味』)

ハクア(…どんな趣味よ)

ハクア(『友達が少ない』)

ハクア(…)

ハクア(『あの可愛い容姿で毒舌』)

ハクア(…なんか残念ね)

ハクア(でも駆け魂センサーも反応しないし、何にも問題はなさそうね)

ハクア(それにしても…)

小鷹「やべっ!英語の教科書忘れちゃったよ…」

小鷹「」クルッ

隣の生徒「ひっ!」ビクッ

隣の生徒「あ、あの…えっと…こ、これ使ってください!」ガクガク

小鷹「」

生徒A「おいおい、また女子生徒いじめてるよ」ヒソヒソ

生徒B「うわーまじだ…かわいそう…」ヒソヒソ

生徒C「なんでもあいつ羽瀬川君に体育倉庫に呼び出されて、無理やり犯されたって噂だぜ?」ヒソヒソ

生徒A「あぁ~それ俺も聞いた事ある!」ヒソヒソ

生徒B「マジかよ~」ヒソヒソ

バタンッッッ!!!

生徒達「ひぃっっっ!!!」

小鷹(いぃぃ痛ぇっ!勢い余って机蹴り倒しちゃったよ…痛ぇ…)

ハクア(…)

ハクア(…)

ハクア(…)

ハクア(…羽瀬川小鷹のイメージが悪すぎる)

ハクア(羽瀬川小鷹のイメージの悪さが駆け魂狩りに影響無ければいいけど…)

ハクア(やっぱり恋愛で駆け魂を出すのはリスクが高すぎるわね…)

ハクア(どう見てもヤンキーだし…)

ハクア(彼女とかいなさそうだし…)

ハクア(ロリコンだし…)

ハクア(ヤンキーだし…)

ハクア(うーん…ま、とりあえずは大丈夫でしょ)

ハクア(あのバカ桂木でも恋愛で駆け魂出してるんだし)

ハクア(でも桂木より小鷹の方が優しさは上よね…)

ハクア(あいついっつもゲームばっかりしてるし、無愛想で相手してくれないし)

ハクア(そのてん小鷹は料理できるし…妹想いだし…階段から落ちるの助けてくれたし…)

ハクア(でも見た目は…ヤンキーなのよね)

ハクア(うーん)

ハクア(はっ!私ったら何考えてるの!)

ハクア(人間と悪魔なんて…ないない。はは…)

キーンコーンカーンコーン

小鷹(あぁ…授業長かった気がする…)ゲッソリ

小鷹(次は移動教室か)

小鷹(早めに出よう)スタッ

星奈(ん?あ、小鷹だ///)

星奈「こーだーかー!」

小鷹「おぉ星奈か。どうした?」

星奈「え?あ、ちょっと小鷹見つけたから声かけてみた…///」

小鷹「ん?あぁ…そっか///」

星奈「次…移動教室なの?///」

小鷹「ん、あぁちょっと早めに出ようと思って…///」

星奈「そ、そう…///」

生徒A「ねぇあれ!やっぱり羽瀬川小鷹の彼女って柏崎さんなんじゃないの!?」ヒソヒソ

生徒B「本当だ!意味も無く話しかけて二人して何か顔赤くしてる!」ヒソヒソ

生徒C「リア充爆発しろって感じ」ヒソヒソ

生徒D「マジひくわー」

>>56
出た方が嬉しいけどそれでなんか変になるなら出さなくてもいい

>>1にお任せ

隣人部全員出ている以上ハブるのはやめて欲しい

キーンコーンカーンコーン

小鷹(やっと昼休みだ)

小鷹(今日はやたら時間が過ぎるのが遅い…)

ハクア「小鷹。ご飯一緒に食べましょう?」

小鷹「ん、あぁ…いいぞ」

小鷹(うっわめっちゃ夜空こっち睨んでる…)ガクガク

ハクア「小鷹は自分の分のお弁当作ってないのよね?」

ハクア「それなら学食でしょ?案内して欲しいんだけど」

小鷹「あぁ…俺の食事はいつも幸村が用意してくれるんだ」

ハクア「え?」

ハクア「幸村ってあの執事みたいな子だよね」

小鷹「あぁそうだぞ」

ハクア「じゃあ一緒に学食は行けないんだ…」

小鷹「あ、そっか」

小鷹「それなら今度からお前の分もお弁当作ってやんなきゃな」

ハクア「え、あ…うん。私にお弁当作ってくれるの?あ、ありがとう…///」

ハクア(やっぱり小鷹って…ちょっと優しい///)

幸村「あにき…」

幸村「本日のお食事をご用意いたしました」

小鷹「おっ!幸村ありがとう」

幸村「今日のお食事は焼きそばパン3つとサンドイッチ4個。それにコーヒー牛乳です」

幸村「雑誌も新刊です」

小鷹「今日も悪いな…幸村」

幸村「いえ…あにきにおつかいされるのが私の役目ですゆえ、おきになさらず…///」

小鷹「なぁ幸村…今日のこのパン、ハクアに分けてやってもいいか?」

幸村「…!」

幸村「な、なにゆえそのようなことを!?」

小鷹「あ、今日俺がこいつにお弁当作り損ねちゃったからさ。何も食べるものがないんだよ」

幸村「そのような事でしたか」

幸村「それではハクア殿…これをどうぞ」ガサゴソ

ハクア「え?」

幸村「私は今一度買いにいきますゆえ、私の分をお食べください」

ハクア「え…そ、それは悪いわよ」

ハクア「私の事は気にしないでっ!」

幸村「いえ、ハクア殿はあにきの妹君…主君の命令ですから、どうぞ遠慮なさらず」

ハクア「…こ、小鷹ぁ…」チラッ

小鷹「え?なんだって?」

ハクア(イラッ)

ハクア「それじゃあ今日だけいただくわ」

ハクア「ありがとう。幸村」

幸村「はい。ハクア殿…いえ、ハクアの姉御」

ハクア(私姉御なの?)

小鷹「幸村は自分より年上はそんな感じで呼んでるからな」

ハクア「そ、そう…」

幸村「それではあにき…午後の授業も頑張ってください///」

幸村「それでは失礼します///」

生徒A「あの幼気な下級生可哀相…」ヒソヒソ

生徒B「あぁ…本当に羽瀬川君怖いや…」ヒソヒソ

生徒C「ハクアちゃん可愛いのに…お兄さんが羽瀬川君って…」ヒソヒソ

生徒B「ハクアちゃん陵辱されてなきゃいいけど…」ヒソヒソ

生徒D「マジひくわー」

夜空(小鷹のやつ…!!!)ギロリ

小鷹(はは…はh…)

デートアライブのきゃらが混じってんぞ

小鷹(はぁ~これで授業は終了っと)

小鷹(部活行くか)

ハクア「小鷹。これから部活の時間でしょ?一緒に行くわよ」

小鷹「ん…あぁ。いつも部活行く時は夜空と一緒に行ってたからな。夜空も…」

小鷹「って居ないのかよ!」

ハクア「三日月さんならさっき一人で行っちゃったわよ?」

小鷹(なんか今日の部活嫌な予感がするな)

小鷹「ま、一緒に行くか」

ハクア「うん」

ハクア「そう言えば、小鷹って彼女居ないの?」

小鷹「え?あ、あぁ…いない…ぞ///」

ハクア「なんでそこで赤くなるのよキモい!」

小鷹「お、俺の目標はまず友達作ることだから」

ハクア「はぁ!?もう隣人部みんな友達じゃないわけ?」

小鷹「…まぁ、そうなんだけど…そうなんだけど…なんていうか」

ハクア「煮え切らないわね」

ハクア「とりあえず部室行きましょう」

ハクア「あ…のさ。まだ学校全然わからないから…は、はぐれないでよね!///」

小鷹「お前こそなんでそこで赤くなるんだよ」

なんだって出たな

ガチャ

小鷹「うーっす」

ハクア「こ、こんにちわー」

幸村「おつとめごくろうさまです。あにき…///」

マリア「お兄ちゃんだぁー!お兄ちゃんがおるげぇーあははは!」

小鷹「ん?今日は幸村とマリアだけか?」

幸村「星奈の姉御は夜にパーティーがあるからと、ただいま帰られました」

幸村「理科殿は研究が忙しいとの事で来れないそうです」

幸村「夜空の姉御はまだこられていません」

幸村「あにき…おちゃをどうぞ///」

小鷹「そっか。ありがとう幸村」

マリア「なぁーなぁーハクア」

ハクア「なーにマリア先生」

マリア「ハクアはお兄ちゃんとお布団の中で天井の染み一緒に数えた事あるかー?」

小鷹「マリア!!!」

ハクア(天井の染み?)

小鷹「気にするなハクア!///」

マリア「ハクアはお兄ちゃんとセックスしたことあるのかー?」

ハクア「ぼふぅぅぅ!」

ハクア「せ、せ、せせセックス!?」

小鷹「」

ハクア「ま、マリア先生にはまだ早いかなぁ~」アセアセ

ハクア(わ、私も知らないけど…)

小鷹「わー!もうその話題やめろっ!マリアっ!」

マリア「えー?お兄ちゃんだってお布団の中で天井の染み数えたいよなー?」

小鷹「それは誰でも許されることじゃないんだよ!」

マリア「おぉー!そうなのかー?」

小鷹「…そ、そうなんだよ///」

ハクア(セックス…セックス…///)

小鷹「そういえばハクア」

ハクア(セックス…セックス…セックス…///)

小鷹「おーいハクア!」

ハクア(セックス…セックス…セックス…セックス…///)

小鷹「ダメだこいつ」

小鷹「結局誰も来なかったな」

小鷹「今日のところは帰るか」

幸村「おつとめごくろうさまです。あにき…///」

マリア「ばばぁのところに帰るのだーうぎゃぁぁぁぁあ!!!!」

ケイト「誰がばばぁだ!誰がぁぁぁあ!!!」グリグリ

マリア「うっは!お姉さまぁぁぁあ!辞めて下さいぃぃい!!!!」

マリア「ひぃんじゃうぅ!!!ひぃんじゃうぅ!!!ひぃんじゃうぅぅう!!!」

ドサッ

ケイト「や!お兄ちゃんっ」

マリア「」

小鷹「ケイト…」

ケイト「やーやーはじめましてだね!君がお兄ちゃんの新たな妹さん!ハクアさんだね?」

ハクア「あ、は…はい!」

ケイト「お兄ちゃんこう見えてスケベだから気をつけた方がいいよ~?」

ケイト「お風呂とか覗かれてないー?大丈夫ー?」

ケイト「パンツだって無くなってないか調べたほうがいいよ~☆」

小鷹(ぐ…ケイトそれはマズい)

ハクア「こ、小鷹には優しくしてもらってるので…大丈夫です///」

ケイト「ふ~ん」

ケイト「お兄ちゃんもやっぱ隅に置けないねぇーあっはっはっはっ!」

ケイト「それじゃあマリア!帰るよ!」

マリア「」

ケイト「じゃーねーお兄ちゃんー!」

幸村「マリア殿…」

ハクア「マリア先生の…お姉ちゃん強烈な人だね…」

小鷹「あ、あぁ…」

ハクア「私のパンツ、盗んでたりしないわよね?」

小鷹「え?あぁ!?そんな事するわけないだろ?」

小鷹「一応みんな、ま、まとめて洗濯機に入れたからさ…だ、大丈夫だ」

ハクア(…。帰ったらチェックしておこ…)

小鷹「そ、そんな事より早く帰るぞ!?」

小鷹「じゃぁな幸村!」スタッ

ハクア「こら!待ちなさいよー!」

昼飯代って、幸村に渡してなかったけ? 細かいけど、その描写がないとホントにヤンキーみたいに思われるかなと。

期待

小鷹「ん?校門前に別の学生が立ってるぞ」

ハクア「げっ!あれって…」

小鷹「知り合いか?」

ハクア「うーん…なんというか…」

ハクア(一応羽衣で変装しておこう)

男子生徒「すみません。尋ねてもいいですか?」

男子生徒「この学校に柏崎星奈という子が居るはずですが…」

小鷹(ん?俺…俺達に話しかけてるよな?星奈の知り合いか?)

男子生徒「居場所知りませんか?」

ハクア(ほら、小鷹)グイッ

小鷹(ちょっ!ハクア押すなよっ!)

小鷹「え、あ、はい」

小鷹「…星奈の知り合いですか?」

ほう…

男子生徒「はい!」

男子生徒「申し遅れました!僕は五位堂 結って言います!」

小鷹(なぜだ…なんかわからんが幸村みたいな違和感がするな…)

小鷹(しかも怖がらず話しかけてくれるなんて…なんていい男の人だ///)

結「星奈ちゃんと一緒にパーティーに行く予定で迎えに来たんだけど中々来なくって」

小鷹「星奈なら先に帰るって言って帰ったはずだけど…」

小鷹(星奈を迎えに来ただと!?しかもパーティー!?それに九条と一緒の制服だ…)

小鷹「その制服…舞島学園の生徒?」

結「そうだよ。星奈ちゃんの親衛隊さん?」

小鷹「えっと…」

小鷹「星奈は…部活仲間…?」

ハクア「なんで疑問形なのよ」

結「へぇ星奈ちゃん部活やってないって昔は言ってたのに。何部なの?」

小鷹「隣人部っていう部活」

結「どんな活動をする部活なの?」

小鷹「えっと…」

ハクア(確かに隣人部の詳しい活動内容は気になるわね)

葵「隣人部は『キリスト教の精神に則り、同じ学校通う仲間の善き隣人となり友誼を深めるべく、誠心誠意、臨機応変に切磋琢磨する』部活動ですっ!」エヘヘ

小鷹(遊佐いつから居た…)

葵「たまたま小鷹くん見つけちゃったので…今日は撫でてくれないんですか?」

小鷹(どういうなつき方だよ…本当もう)ナデナデ

葵「えへへ///」

結「すごい部活だね!あっ!そう言えばまだ名前聞いてなかったね」

小鷹「あ、羽瀬川小鷹って言うよ」

結「小鷹君…小鷹君…?」

結「前に星奈ちゃんに会った時に小鷹君の話をしてたような…」

小鷹「え?星奈が?」

結「なんでも同級生の男の子に初めて怒鳴られたって」

ハクア「」ジトー

葵「」ジトー

小鷹「そ、そんなジト目でこっち見んなよ…」

結「『え?なんだって?が口癖でエロゲー主人公みたいなヤツ。外見は黄土色ヘタレヤンキーで目つきがものすごく怖いの。普段ダメダメなヤンキーなんだけど、あたしにはすっごく優しくてピンチに超カッコよく救いに来てくれて…パパ公認だし、あたしの家にも何度も泊まりに来て…///』ってずーっとのろけてたんだよ」

小鷹「」

結「でも星奈ちゃんの言う通りのイメージだね。僕も小鷹君の事ヤンキーだとは思わないよ」

小鷹「え?ほ、本当か?」

小鷹「同性にそんな事言ってもらえるなんて生まれて初めてだ!」ガシッ

結「えっ?えっと///ぼ、僕は女だよ…///」

小鷹「」

結「服装が男なだけであって中身はれっきとした女だよ///」

小鷹「」サッ

ハクア「」ジトー

葵「」ジトー

小鷹「はは…ははh…ごめんよ五位堂」

結「五位堂じゃなくって結って呼んで欲しいなっ」

小鷹「わ、わかった///」

ハクア「なんでそこで赤くなるのよっ!」

小鷹「な、なんだっていいだろっ」

結「星奈ちゃんここに居ないって言うし、家まで迎えに行く事にするよ。失礼したね」

バタンっ

小鷹(黒塗りの長い車…星奈の知り合いって事だから良家の子なんだろうな…)

結「それじゃあねっ!」

小鷹「あぁ…またな」

小鷹「ハクアは結の知り合いじゃなかったのか?」

ハクア「私が一方的に知ってるだけよ」

ハクア「それにしても柏崎さんとはずいぶんいい感じなんだ?」

葵「違います!柏崎星奈と小鷹君は付き合ってません!」

葵「貴方ですねっ!小鷹君のお友達と言うのは!」

ハクア「友達っていうか…」

葵「小鷹くんのお友達がこんな美少女だとは聞いていません!」

ハクア「び、美少女!?///」

葵「それに!その制服の周りのモコモコ!校則違反です!」

ハクア「えっ?」

小鷹「葵…こいつは俺の妹だ」

葵「!」

葵「そ、そうなんですか!?」

小鷹「少し。ほんの少しだけ見逃してやってくれないか?」ナデナデ

葵「!」

葵「こ、小鷹くんがそう言うなら…えへへ///」

ハクア「」

葵「それじゃあ私もここらへんで帰ります///」

葵「バイバイっ小鷹くん///」

小鷹「またなっ葵」

ハクア「」

ハクア(なによ。やっぱ羽瀬川小鷹はすけこましなわけ?)

ハクア(女の子とばっかり仲良くしちゃって!)

小鷹「そう言えば駆け魂ってどうやって見つけるんだ?」

ハクア(なに?ハーレムラブコメの主人公気取り?気に食わないわね!)

小鷹「おーい。ハクア」

ハクア「ん?」

小鷹「だから駆け魂ってどうやって見つけるんだ?」

ハクア「あ、うーんと…この駆け魂センサーで居場所を記してくれるのよ。近くに駆け魂がいたら鳴るシステム」

小鷹「ふーん」

ハクア(ふーんってまったく興味なさげね。この黄土色ヤンキー)

ハクア(なんか羽瀬川小鷹が優秀なバディには一切見えないんだけど、室長の調べだし…」ブツブツ

ブロロロロrー

小鷹「あ、バスきた」

ハクア「」ブツブツ

小鷹「おいハクア。そんなとこ立ってたら危ないぞ」

ハクア「」ブツブツ

小鷹「おいっ!」


グイッ!


ハクア「きゃっ!」ダキッ

小鷹「危ねぇって言ってるだろ!」

ハクア「え?ちょっと何よ!怒る必要ないじゃない!」

ブロロロロrー

ハクア「あ、あれ…?///」

ハクア(抱きしめられてる///)

小鷹「轢かれる直前だったぞお前」

ハクア「あ…ごめ///」

ハクア(助けてくれたんだ///)

ハクア「その…ありがと///」

小鷹「え?なんだって?」

ハクア「ありがとうっ!って言ったのよ!バカっ!///」

小鷹「き、聞こえてるよ///」

ハクア「聞こえてるならちゃんと言いなさいよ!」

小鷹(なんだって?が通用しない)

ハクア「は、早く離してよ…その…恥ずかしいから…///」

小鷹「お、おう…すまん///」

生徒A「うわぁ…ラブコメかよ」ヒソヒソ

生徒B「羽瀬川君って妹ともできてたの?」ヒソヒソ

生徒D「マジひくわー」

運転手(乗るのか乗らないのかどっちなんだ…)

小鷹(あっ九条が乗ってる)

ハクア(げっまた知ってる子だ…変装しておくか)

小鷹「おっす九条」

月夜「…」

月夜「…」

月夜「…」チラッ

月夜「なれなれしいのですね」

小鷹「今日もまた会えるとは思って無かったからさ」

ハクア(小鷹知り合い!?なによ!また女の子!?)

月夜「…」

月夜「…」

月夜「…」チラッ

月夜「今日は女の子連れなのですね」

小鷹「え、あぁ。コレ妹」

ハクア「コレとか言うなぁぁぁあ!」ポカッ

小鷹「いって!叩く事ないだろ」

ハクア「知らないっ!」

月夜「仲…いいのですね」

ハクア「そ、そんな事ないわよ///」

キーン

ウルカヌス「ひっ!」

ハクア「」

小鷹「どうした九条」

小鷹(なんだかいきなり雰囲気変わったな。それに頭に輪ができてる…)

ウルカヌス「ひっ!」ガクガク

小鷹「どうしたんだ?」

ウルカヌス「こ、怖くなんかないぞ!」ガクガク

小鷹(なんか九条ってマリアの声に似てるよな)

ウルカヌス「け、桂馬…」ガクガク

ハクア(ウルカヌス…天使なんだからこんなヤンキーにびびってどうするのよ…はぁ)

キーン

月夜「ご、ごめんなさいなのですね」アセアセ

小鷹「ん?大丈夫なのか?」

小鷹「今丁度バス停着いたし、体調悪いなら降りるか?俺も一緒に降りてやるよ」

月夜「だ、大丈夫なのですね///」

小鷹「遠慮するなよ」

月夜「ほ、本当に大丈夫なのですね///」

月夜「このバス停で降りるのですね」タッタッタ

小鷹(行っちゃった…)

ハクア(ふぅ…)

小鷹「ちょっと可愛いよな」

ハクア「はぁ!?何このすけこまし!」ポカッ

小鷹「いって!殴るなよ!ちょっと待て!小鳩みたいに…」

ハクア「信じらんない!このロリコン!」ポカッ

小鷹「いてっ!やめろって!」

小鷹「おーい。ハクアもう家の前なのにまだ怒ってるのか?」

ハクア「知らないっ!ロリコンがうつる!」

小鷹(面倒くさいやつだ…)

ガチャ

小鷹「ただいまー」

小鳩「クックック…遅かったな。我が半身よ…」

小鷹「今からご飯作るからなー」ナデナデ

小鳩「あ、あんちゃん!///」

ハクア「ロリコン…」ボソッ

小鳩「お姉ちゃん!ゲームしよ!」

ハクア「いいわよ小鳩ちゃん。くろネクやる?」

小鳩「うん!///」

小鷹(小鳩はすっかりハクアになついたな。と言うか姉だって信じてるからか)

小鷹(やべっ今日の献立考えて無かった…。明日ハクアと買い物行くか。学校休みだし)

ピンポーン

小鷹(こんな時間に勧誘か)

ハクア「いいわよ小鷹。私出るわ」

小鷹「そっか。頼む」

ピンポーン

ハクア「はーい」

ガチャッ

おばあちゃん目も耳も悪いのになんでビビってるんだろう

雰囲気が怖いんだろ

かなり期待しとる

美衣さん生徒Dっすかwマジひくわーwww

天理はよ

神のみぞ知るセカイ知らないけどハクア可愛い

エルシィにデレデレになっちゃう星奈が見たいかも

おつ

小鷹×ロリコンは安心する

葵が出るSSとは珍しい

デートアライブワロwwパロディもっと増やして欲しい

風呂敷はちゃんと畳んでね

期待

金髪女性「…」

ハクア(まーた綺麗な女の人だ)

金髪女性「こんばんわ。小鷹様はいらっしゃいますか?」

ハクア「あ、はい…」

ハクア(なんで小鷹の周りの女の子ってこんなに綺麗な子とか可愛い子ばっかなのよ!)

ハクア「今呼んできますので、ちょっと待ってて下さい」

金髪女性「…」

ハクア「」ポカッ

小鷹「いてっ!な、なんだよハクア。無言で叩くなよ」

ハクア「小鷹呼んで来いってさ!」

小鷹「ん?誰だ?」

ハクア「知らないっ!金髪の超綺麗な人!」ポカッ

小鷹「いたっ!だから叩くなって」

小鷹「…」

金髪女性「小鷹様。お待ちしておりました」

小鷹「ステラさんェ…」

ステラ「どうかされましたか?」

小鷹「どうもこうも何か用事があってこんな時間に来たんじゃないんですか?」

ステラ「…と言いましてもまだ17時でございます」

小鷹(うちの17時は色々忙しいんだよ)

ステラ「お嬢様からは連絡を受けておりませんか?」

小鷹「何の話ですか?」

ステラ「今日は遠夜市の方でパーティーが御座います。お嬢様のエスコート役として小鷹様を。と、旦那様が仰っていました」

小鷹「」

小鷹「星奈からは何も聞いて無かったです…」

小鷹(天馬さん。本当にもう色々勘弁して下さい)

小鷹「あ、でも小鳩達に晩御飯作らなきゃいけないので…」

ステラ「…達?」

小鷹「あ、さっき出迎えてくれた人…あれ遠い親戚で…というか…妹で…」ゴニョゴニョ

ステラ「左様ですか。それではお二人の招待券を今から発行致しますので、ご準備を…」

小鷹「え?あ、ちょっと待ってて下さい」

小鷹(どうしてこうなった…)

小鷹「小鳩。ハクア。二人とも星奈ん家のパーティー行きたいか?」

小鳩「ひっ!」ガクガク

ハクア(どうしたのかしら小鳩ちゃん。すっごい狼狽してる)

小鳩「あ、あんちゃん…行かなきゃダメと…?」ガクガク

小鷹「そんな無理にとは言わないよ」

小鷹「それじゃあ小鳩は留守番してるか?」ナデナデ

小鳩「うんっ///」

小鷹「小鳩は星奈のこと苦手なんだよ」

ハクア「柏崎さんなんかオーラあるもんね」

小鳩「うぅ…」

小鷹「ハクアはどうするんだ?」

ハクア「うーん。私も小鳩ちゃんと留守番するわ。晩御飯はまかせて。これでも料理は少しできるわよ」

小鷹「そっか。んじゃ悪いけど、お願いする」

小鷹「あの…ステラさん。俺パーティースーツとかそういうの持ってないんですけど…」

ステラ「大丈夫です小鷹様。すべて旦那様がご用意しておりますので、そのまま車にお乗りになられて下さい」

小鷹「そ、それじゃあ…お言葉に甘えて」

小鷹「行ってくるな。遅くなりそうだったら連絡するよ」

小鳩「クックック…気をつけるのだ…闇の瘴気が漂っておr」

小鷹「わかったよ小鳩」ナデナデ

小鳩「あ、あんちゃん!///」

小鷹「ハクア。それじゃあ小鳩の事よろしくな」

ハクア「わかったわ。いってらっしゃい小鷹」

ハクア(あれ…人を送り出すのもなんか悪い気はしないわね…///)

---柏崎邸---

星奈「小鷹おっそい!あたしの事待たせる気!?」

小鷹「そもそもお前が事前に連絡しないからだろ」

星奈「そ、それはちょっと…来て欲しかったけど…恥ずかしくて…///」ゴニョゴニョ

小鷹「え?なんだって?」

結「まーまー。2人とも」

結「パーティーは19時からだし、まだ時間ある。大丈夫だよ星奈ちゃん」

結「小鷹君もスーツとっても様になってるね」

星奈「に、似合って当然よ!///」

小鷹(なんで星奈が答えるんだよ)

星奈「あたしの知らないところで結と小鷹が知り合いだったなんて…うぅ…なんかちょっと気に入らないっ!」ボソッ

結「星奈ちゃん?」

小鷹「学校の校門でお前を探してる結をたまたま見つけたんだよ」

星奈「やましい事してない!?」ギロリ

小鷹「や、やましい事ってどんな事だよ」

結「全然何も無いよ星奈ちゃん

結「それに僕には桂馬君って言う心に決めた素敵な人が居るから」

星奈「あー。あのオタメガネか」

小鷹「結の彼氏?リア充なのか!?」

星奈「うーん。ずっとゲームばっかやってるメガネ。なんのゲームしてるか知らないけど」

星奈「ずっとPFP持ってて、この崇高なあたしが話しかけあげてるって言うのに…あのメガネ!」

星奈「『…ふん。金髪巨乳でチート属性付きのお嬢様か。少しいいスペックだからって…。僕は三次元には興味無い』とかなんとか言っちゃって!」

星奈「少し夜空っぽくてむかつくのよね!」

星奈「…思い出したらちょっと腹立ってきた!」

星奈「まぁ会ったのは結と一緒に一度だけなんだけどね」

結「酷いなぁ…桂馬君はすごくかっこいいんだよ?女装癖あるけど」

小鷹(さらりと相手の性癖暴露するなよ)

結「桂馬君は僕が守る人だからね!」

星奈「結…なんか最近頼もしくなったって言うか…変わったわね」

岡本(五位堂家執事)「皆様。出発のお時間です。こちらの車へどうぞ」

小鳩「クックック…我が闇の力…!!!食らうといい!!!」

ハクア「うわっ!あ、また負けた…」

ハクア「小鳩ちゃんゲーム上手ね」

小鳩「えへへ///」

小鳩「はっ!」

小鳩「クックック…我が名はレイシス・ヴィ・フェリシティ・煌」

小鳩「一万年の時を生きr」

ハクア「よしよし」ナデナデ

小鳩「は、はわわわ///」

ハクア(…小鷹の気持ちが少しだけわかるかも///)

小鳩「そう言えば…。ハクアはお母さん…会った事あると?」

ハクア「え?あ…」

小鳩「お母さん…私を産んで亡くなったけん…」

小鳩「会ってみたい…」

ハクア「えっと…」

小鳩「お母さんどんな人だったと!?」

ハクア(うーんまずいわね…小鷹に聞かなきゃそればかりは…)

ピンポーン

ハクア「誰か来たみたいね」

ハクア(ナイスタイミング!)

小鳩「!」

小鳩「いつもあんちゃんは『勧誘ならいらないです!ってちゃんと断るんだぞ?ー』って言っておった」

ハクア「大丈夫よ。任せて小鳩ちゃん。待っててね」

ピンポーン

ハクア「はーい」

ガチャッ

ハクア「エルシィ!?」

ハクア「と、桂木!」

エルシィ「ハクア~うぅ~ハクア~!」ウゥ

ハクア「え、ちょ、抱きつかないでっ!///」

ハクア「なんでここに居るのよ!?」

エルシィ「ハクアの新しいバディさん怖いって聞いて…」ウゥ

エルシィ「ものすごく怖いって噂が魔界でも有名で」ウゥ

ハクア「桂木はどうしているのよ」

桂馬「僕は無理やりエルシィに連れてこられたんだよ!縛られてるんだから察しろ!」

ハクア「エルシィ…」

エルシィ「それでっ!神にぃーさま連れてハクアの新しいバディさん見に来たの」

エルシィ「大丈夫?変な事されてない!?」

ハクア「全然平気よ。ありがとうエルシィ」

桂馬「で?そのハクアの新しいバディはどこに居るんだ?」

桂馬「僕をこんなふうに巻き込みやがって!ただじゃおかないぞ!」ブーブー

ハクア「桂木…あんたねぇ…」

ハクア「エルシィ達が思うほど悪いやつじゃないわよ」

ハクア「立ち話もアレだし。中入る?お茶くらい出すわよ?」

ハクア(ま、小鷹の了承得なくても…この2人なら大丈夫か)

エルシィ「おじゃましまーすっ」

桂馬「帰る!帰る!帰る!」

小鳩「だ、だだだ、誰じゃ!?」

ハクア「あ、えっと…私の友達よ。紹介するわ」

ハクア「桂木桂馬とエルシィよ」

ハクア「こっちは妹の小鳩」

小鳩「うぅ…」

エルシィ「わぁ…お人形さんみたいですっごく可愛いですぅ///」

桂馬「妹?」

桂馬「黒鉄のネクロマンサーに出てくるレイス・フォン・ドラキュリア・屍そっくりだな」

小鳩「!」

ハクア「桂木くろネク知ってるの?」

桂馬「あぁ同人ギャルゲーで攻略した」

ハクア「…」

小鳩「黒鉄のネクロマンサーを知ってるとは…お主…ただものではないな?」

小鳩「クックック…我が真名はレイシス・ヴィ・フェリシティ・煌。偉大なる夜の血族であr」

エルシィ「うん?小鳩ちゃんどうしたんです?」

ハクア「あー中二病なのよ」

小鳩「ちゃ、ちゃうもんっ!///」

エルシィ「小鳩ちゃん可愛いですぅ///」

エルシィ「どこがものすごく怖いバディなんでしょうね!神にぃーさま」

桂馬「確かに…全然怖くないな」

桂馬「むしろ真逆だ」

ハクア「違うわよ!小鳩ちゃんはバディじゃなくて」ヒソヒソ

ハクア「小鳩ちゃんの兄がバディよ」ヒソヒソ

桂馬「そうなのか」

エルシィ「その怖いお兄さんはどこに居るの?」

ハクア「あ、今日は居ないわ。夜遅くなるかも知れないって」

エルシィ「なんか残念ですねー神にぃーさま」

桂馬「僕はもともとハクアのバディに興味なんてこれっぽっちもないんだからな!」

ハクア「はぁ…やっぱりあんたは優しくないわね」

エルシィ「あっ!ハクアにお土産っ!」

エルシィ「はい。新しい最新型駆け魂センサー」

ハクア「ありがとうエルシィ」

ハクア「私のちょっと古くなってきてたから丁度良かったわ。最近は全然鳴らなかったし」

桂馬「もともと壊れてたんじゃないか?」

ハクア「うーん。雪枝の時にはしっかり反応してたから壊れてるわけないとは思うけど」

エルシィ「今日はハクアの新しいバディさん見に来たけど居ないなら仕方ないよね」

エルシィ「それじゃあ神にぃーさま帰りましょう」

桂馬「だから最初から来る気なんかサラサラ…フゴッ!」

エルシィ「おじゃましましたハクアっまたくるねっ!」

桂馬「もう二度と来ないからな!」

バタンっ

ハクア「またね」

ハクア(やっぱ桂木より小鷹の方が優しさは上ね…はぁ)

小鳩「…何しに…来たと?」


---遠夜市パーティー会場---

小鷹「うわぁ…すっげぇ…」

星奈「あ、そっか小鷹はこういうパーティーには縁なさそうね」

小鷹「昔親父が遺跡を掘り当てた時に学者達が集まってパーティーした時に出席した事あるくらいで、確かに縁はないな。しかもこんなに規模が大きくなかった」

結「やっと会場着いたし、僕は友達に挨拶いってくるよ」

小鷹「あぁ…」

小鷹「星奈は友達に挨拶しなくっていいのか?」

星奈「はぁ?友達?向こうからあたしに挨拶するべきなのよっ!」

小鷹「さようですか…はは」

綺麗な女性「ちょっといいかしら」

小鷹「あ、はい」

綺麗な女性「貴方ではなくて…そちらの女性に用があるのだけれど」

小鷹「あ、すみません」

小鷹(やべー。勘違い恥ずかしい)

小鷹「星奈。知り合いだぞ」

綺麗な女性「お久しぶりね。柏崎さん。少しいいかしら」

星奈「あ、うん。久しぶり」

綺麗な女性「前に会った時より元気そうだけれども…何かいい事でもあったのかしら?」

星奈「え?あぁ…ちょっとね///」

綺麗な女性「以前から垢抜けていたけれども、更に鮮麗された様ね」

星奈「当たり前じゃない!この世の美は完璧なあたし、柏崎星奈の為にあるのよ」

綺麗な女性「でも…柏崎さん。貴女の性格は進歩してなさそうね」

星奈「ぐっ…」

星奈「小鷹は適当にあたし達の飲み物でも持って来て」

小鷹「はいはい」

小鷹(グラスグラスっと)チラッ

小鷹(星奈が喋ってる人ずいぶん綺麗な人だな…同じ年くらいか?)

小鷹(星奈に突っ込み入れるくらいの人だから…なんか性格がアレなのかも…うーん)

小鷹(そもそも星奈の友達…なのか?)

小鷹(黒髪で無表情。少し雰囲気は夜空に似てるけど負のオーラは一切出てない。顔立ちもモデル並みにいいし社交性もありそうだな)

星奈「ねぇあっちに居るのがエスコート?」

綺麗な女性「そうよ」

星奈「もしかして…彼氏?///」

綺麗な女性「何を言ってるのかしら柏崎さん。目腐ってるし見た目も猫背で受け答えもたどたどしくて周りからは酷いあだ名つけられてるのに自分を犠牲に周りを救おうと善人みたいな行動するけど笑うとすごく気持ち悪いから周りからは相手されないし避けられてて更には世間を斜めに構えて将来の夢は専業主夫なんて言ってる人よ。私は普段から部活で一緒に行動してるだけであって到底柏崎さんが思ってる様なものではないわ///」

綺麗な女性「…だけど…私にはとても大切な存在よ///」

星奈「ふ、ふ~ん?///」

綺麗な女性「あの人が柏崎さんのエスコート?」

星奈「あ、えっと…そうよ///」

小鷹(なんか星奈達こっち見て話してるな…何話してるのか気になるな。早くグラスとって戻ろう)

小鷹(グラス…グラス…あった…ん?)

小鷹(あれ…少し離れたところに…星奈の友達のエスコートか?)

小鷹(すげぇ目が荒んでる。荒んでるって言うより…死んでる目だな)

小鷹「はい星奈。飲み物持って来たぞ」

星奈「ありがとう小鷹」

綺麗な女性「あ、ありがとう」

綺麗な女性「それじゃあここら辺で私達は失礼するわ。さよなら柏崎さん」

綺麗な女性「さ、行きましょ比企谷君」


小鷹「なんかエスコートの人…目死んでたな」

星奈「そうね。世間を斜めに見るからあぁなったらしいわよ」

小鷹「ふーん」

小鷹「今の女の人名前何て言うんだ?」

星奈「え?…あぁ言う黒髪美人な女の子好きそうだもんね小鷹」

小鷹「違うそういう意味で聞いたんじゃない」

星奈「わ、わかってるわよ///」

小鷹「友達じゃないのか?」

星奈「友達…じゃない…かな。昔からの知り合い。結も」

小鷹「そっか…なんか悪い事聞いちまったな」

星奈「え?あぁ小鷹が気にする事じゃないのよ///」

口の悪さは同じ様なもんなのに人気の差は天と地程も違うのは何故なんだろうなあ…

まさかのゆきのん

ヤバい喋り方とパートナーで一発で分かっちまうwwwwww


一体ナニのんなんだ

ゆきのん八幡ワロタwww

女の子「ごきげんよう。星奈さん」

星奈「あっ久しぶりね!」

小鷹(今度は前髪ぱっつんに近い黒髪女性だ…この子は少し童顔だし完璧同じ年くらいに見えるな。むしろ年下か?)

童顔な女の子「こちらの男性は?」

星奈「あ、今日エスコートで来てもらった小鷹」

童顔な女の子「そうなんですね。ごきげんよう。小鷹さん」

小鷹「ご、ごきげんよう…」

小鷹(ごきげんようなんて人生で初めて使ったぞ…)

小鷹(なんか不思議な目してるな。さっきのエスコートと違って目がキラキラしてる)

小鷹(それになんだか星奈がばつが悪そうな顔してる…)

童顔な女の子「星奈さんとはどういったご関係の人でしょうか?」

小鷹「えっと、俺は星奈と一緒の…」

童顔な女の子「ちょっと待って下さい!!!」

小鷹「え?」


童顔な女の子「星奈さんが連れてきた金髪の男性…」

童顔な女の子「普段星奈さんのエスコートは殆ど家令のステラさんだったはず…うーん」

童顔な女の子「お兄さん?いいえ、星奈さんにはお兄さんは居ないはずです…」ブツブツ

星奈「小鷹…ものすごく面倒な子に捕まったわね」ヒソヒソ

星奈「隙を突いて逃げるわよ」ヒソヒソ

小鷹「どういう事だよ」ヒソヒソ

星奈「うーん詳しく説明すると少し長くなりそうね」ヒソヒソ

小鷹「とりあえずお前はこの子の事苦手なのか?」ヒソヒソ

星奈「そうとも言えるわ」ヒソヒソ

童顔な女の子「星奈さん!わかりました!小鷹さんは星奈さんの…」

童顔な女の子「遠い家族ですね!?」

星奈「か、かかか、家族っ!?ま、まだ家族じゃないわよ///」

童顔な女の子「あれ?ハズレですか…それじゃあ…」

星奈「こ、小鷹!行くわよ!」ヒソヒソ

星奈「ごめん。ちょっと他に用事を思い出したわ。また今度ゆっくり話しましょう」グイッ

小鷹(うぉ!手握られた!)

星奈「それじゃ!」ダッ


童顔な女の子「わたし、気になります!」


小鷹「え?なんだって?」


星奈「はぁ…はぁ…」

小鷹「お、おい…星奈引っ張るなよ」

小鷹「駆け足だし、どうしたんだよ」

星奈「あの子があぁなったらすごく話長いし、解決するまで付きまとわれるのよ」ハァハァ

小鷹(あの子も…星奈の友達ってわけじゃないのか…)

小鷹(金持ち同士の交友関係ってなんか難しそうだな)

小鷹「やっぱりここは庶民の俺には難しい場所だな」

星奈「そんな事言ったらあたしだってそうよ?だって元々の繋がりは全部パパだから」

小鷹「なるほどな」

星奈「その子供たち同士でも仲良くってわけにはいかないのよ」

星奈「それに家族ぐるみの付き合いをしてるわけじゃないから」

小鷹「そっか…」

小鷹「確かにビジネスに必然的に集まる仲間達は全員が友達じゃないっていうのもうなずけるな」

星奈「あっ/////」

小鷹「どうした星奈?」



ギュッ!


星奈「え…あ、えっと…///」

小鷹(あ…女の子から逃げる際に勢いで手握ったの今さら恥ずかしがってるのか)

小鷹(なんか俺まで恥ずかしくなってきた。自分から握ってきたくせに)

グイッ

小鷹「お、おい。手握りながらそんなに密着するなよ/////」

星奈「こ、小鷹の手って意外に大きいんだね…///」

星奈「腕もそんなに細いわけじゃないしさ…///」

小鷹「なんだよ急に…///」

星奈「いつもじゃないけど、何か守られてるって気がするの///」

星奈「あたし…今日小鷹と一緒にパーティー来られて嬉しいよ?///」テレッ

小鷹「お、おう…///」

小鷹(なんだよ急に…どうしちまったんだ…か、可愛い///)アセアセ


星奈「でも…手汗ひどい///」テレッ

小鷹「恥ずかしそうに言うセリフじゃないよなそれ!」

小鷹(なんて残念なんだ…もう手放しても大丈夫だろ)

小鷹(放すか)

星奈「あっ…ちょっと小鷹!」

星奈「こ、このまま!このままパパのところ行くわよ!」

小鷹「え?なんだって?」

星奈「なんだってじゃない!」

小鷹「待て!待て!待て!」

小鷹「このまま天馬さんのところなんて行ったら…///」

星奈「いいから行くのっ!」

ギュッ!

やっぱり星奈がナンバーワン!

えるたそ~

えるたそ~

夜空さん息してる?

えるたそ~

乙めっちゃ期待

絶対八幡後で何あのDQNマジ怖ぇとか言ってそう

えるたそ~

>>130
ぼっちはぼっちを見つける能力が高いとか言ってなかったっけ

ゆきのんえるたそ登場とか俺得すぎる

>>132
小鷹のぼっちを見極める事ができるかどうかwwwwww
でも八幡レベル高いからな…


可憐な女性「あら。柏崎星奈さん」

星奈「げっ!」

可憐な女性「げっ!て声が出てしまっていますよ?お久しぶりですね、柏崎星奈さん」

星奈「ひ、久しぶりね…」

小鷹(明らかに星奈の苦手そうな人物だ。髪が銀髪なんて初めて見たな…)

小鷹(なんていうか…煌びやかな派手さだ。綺麗と言うより清楚で可憐な感じだな)

小鷹(顔が整ってるのはもちろん。胸も星奈に負けず劣らず大きそうだな…えへ)

星奈「どこ見てんのよ!」バシッ

小鷹「いたっ!」

可憐な女性「そんなにくっついて歩いて大丈夫なんでしょうか?」

可憐な女性「でも…私達の方がラブラブですのよ」スッ

エスコート「え?お、おい!やめろ!勝手に手繋ぐなよ」

小鷹(ん?痴話喧嘩か?)

可憐な女性「いいじゃありませんか。柏崎星奈さんは彼氏と手どころか体まで密着させてあんなにラブラブしてるんですよ?」

エスコート「恋愛脳は恋愛脳の好きにs…」

ダキッ

可憐な女性「私達も柏崎星奈さんを見習ってこうしましょう///」

エスコート「やめろ!放せって!当たってる!当たってる///」

エスコート「しかも向こうは彼氏彼女かもしれないけど、俺は彼氏じゃなくってフェイクだろ///」

星奈「彼氏彼女…/////」

小鷹(フェイクって何の事だ?)

可憐な女性「甘いわね!これはジョジョのパロディよ」

エスコート「ジョジョのどこにでてくるんだよこんなの!」ガミガミ

小鷹(なんか言い合い始めたぞ…)

可憐な女性「あーだ」

エスコート「こーだ」

可憐な女性「あーだ」

エスコート「こーだ」

小鷹「…」

星奈「…」

星奈「小鷹時間の無駄になりそうだから行こっか」

小鷹「お、おう…」


背が低い中年「がははは!ぼろ儲けだな!何もかも天馬のおかげだな!」

背が高い青年「先輩!それ本人の前で言ったら怒られますよ!?」

背が低い中年「そうなのか?まーそんな固い事言うなよ!こんなに儲かったのは久々だからなっ!がははは!」

背が高い青年「先輩はいつもお金の事ばかりだ…」

背が低い中年「がははは!いつの世でも開拓者は異端児あつかいされるものだからな!」

背が低い中年「おらー祝い酒だー!酒よこせー!がははは!」

背が高い青年「はぁ…部長に見つかったら大変な事になりそうだ…」

小鷹(ビジネスの一環でパーティー参加してる人もいるのか…天馬さんも居るから当たり前か)チラッ

星奈「見ちゃダメよ」ヒソヒソ

小鷹「なんでだ?」ヒソヒソ

星奈「あれでもあの二人東京の警察官でさ。背が高い方はものすごい御曹司なんだけど、問題はあのサルみたいな中年」ヒソヒソ

小鷹「何かあったのか?」ヒソヒソ

星奈「うちには直接被害があるわけじゃないけど、何かとトラブルメーカーなのよ。かなりの守銭奴らしいわ」ヒソヒソ

小鷹「ふーん」

星奈「そんな事より早くパパのところ行くわよ」

小鷹(天馬さんの周りの人も大変そうだな。俺の親父が友達なくらいだから尚更か)

天馬「小鷹君よく来たな」

小鷹「あ、こんばんわ理事長」ペコリ

天馬「今日はパーティーなんだからそんなに固くならなくても良い」ギロリ

小鷹(頼む星奈、腕放してくれ…天馬さんの視線が痛い!)ウゥ

天馬「今夜はパーティーが終わった後うちに泊まっていきなさい」

小鷹「え…でも家で小鳩待っていますので…」

天馬「ここでは話せない内容だ。泊まっていきなさい」

小鷹(な、なんか天馬さん怒ってる!?マジで勘弁して下さい)

小鷹「えっと…お、お世話になります」

天馬「私は他に挨拶の予定があるから残りの時間は好きにしなさい。では後で」スタッ

小鷹「はい。わかりました」

星奈「良かったわね小鷹っ」

小鷹「お前絶対泊める事知ってただろ?」

星奈「え?そ、そそそんな事知らないな~///」

小鷹(はぁ…小鳩にメールしておくか)

両さんェ…………

千和ちゃんはいただきますねprpr

なぜ両さんwwwww

真涼肉の事嫌いそうwww対抗心出るの何かわかるわwww

ピロリーン

小鳩「あんちゃんからメールじゃ」

ハクア「ん?小鷹から?どれどれ」

ハクア「『今日星奈の家に泊まる事になったから明日の朝はハクアに作ってもらってくれ』…!?」

ハクア「ちょ!ちょっと!小鷹、柏崎さんの家に泊まるの!?」

小鳩「クックック…これで夜更かしができる…!」

ハクア「いや小鳩ちゃんそういう問題じゃなくって!」

小鳩「あの肉塊の家は金持ちじゃ…あそこの料理は…絶品で…じゅるり」

ハクア「なんか良くわからないんだけど…」

小鳩「はっ!クックック…何も心配ない。前に我も泊まった事がある…!」

ハクア「そ、そうなの…?」

ハクア(柏崎星奈…。完全ノーマークだったわね。事前資料に載ってたかしら)

ハクア(あれ?でも談話室で会った時には駆け魂センサーは反応しなかったから、大丈夫っちゃ大丈夫よね?)

ハクア(でも…なんか嫌な予感がするのよねぇ…)

小鳩「そんな事より早く次の戯れを興じようぞ。クックック…」

ハクア「そうね小鳩ちゃん。私まだ一勝もしてないんだけど…」

小鳩「クックック…」


小鷹「帰りも送ってもらっちゃってすまないな結」

結「だって星奈ちゃんの家からウチの車で来たんだから当然だよ」

小鷹(しっかしこの車すごいな…車の中にテーブルがあるし、穴開いてて氷水の中に高そうなシャンパンまで冷やしてある…)

星奈「そう言えば…今日も美生来てなかったわね」

小鷹「美生?」

星奈「青山中央産業の社長令嬢、青山美生(ミオ)よ」

結「美生ちゃんは舞島学園の生徒で、僕達3人仲が良かったんだ」

小鷹(仲がいい…か。ん?)

小鷹「仲が良かった?」

結「うん。実は美生ちゃんのお父様が1年前くらいに亡くなられてから家庭事情が崩れたみたいで…」

小鷹「それで?」

星奈「もうっ!察しなさいよバカ!」

小鷹(それで今は仲が良くない…のか?)

星奈「今日も来れなかったって事は当分会える機会もなさそうね…」

結「うん…。僕は学校でたまに会うから、会ったら星奈ちゃんが会いたがってたって言っておくよ」

星奈「…別に…いいわよ…」

小鷹(友達…か)


岡本「皆様着きました。今ドアをお開け致します」ガチャ

星奈「ふぅ…疲れたぁ~早くお風呂入ろっと」

結「小鷹君と一緒に入るのかい?」

小鷹「」

星奈「な、ななな、なんでそうなるのよ!///」

小鷹(裸は何回か見てるけどな…)

結「天馬さんとステラさんまだ帰って来てないんでしょ?だったら二人で入っちゃいなよ」

星奈「な、ななな、な…/////」

結「それじゃあ僕はこれで。またね。星奈ちゃん、小鷹君。岡本出して」

岡本「はい」

星奈「なんであたしが小鷹と一緒にお風呂入って、小鷹の体洗わなきゃいけないのよぉぉぉお!!!」

小鷹「」

星奈「はぁ…はぁ…」

小鷹「そこまで言って無いと思うぞ///」

星奈「っ!」

星奈「じょ、冗談よ///」

小鷹「…」

星奈「…」

小鷹「…」

星奈「…」

小鷹「…」

星奈「…」

星奈「一緒に入る?/////」

え?なんだって?

>>145
ネタバレすんなww

>>1が書く肉可愛いな

夜空はもらっておきますね

カポーン

小鷹(マジかよ…星奈さんマジ天使…)

星奈「小鷹こっち見ちゃダメだかんねっ!」

小鷹「見たってタオル巻いてるじゃん」

星奈「ダメ!さっき脱衣所であたしが脱いでる時パンツ姿見たでしょ!?」

小鷹(ごちそうさまです///)

星奈「これで前科3犯なんだから…!」

星奈「こ、小鷹ってさ…その…お、オナニーとかするの?」

小鷹「ぐふっ!何いきなり言ってる///」

星奈「…き、聞くのも恥ずかしいんだから、正直に答えなさいよ!///」

小鷹「…」

小鷹「そりゃさ…健全な男子高校生ですから」

星奈「…するって事?///」

小鷹「ま、まぁ…な」

星奈「それじゃあ…何をオカズにしてるの?///」

小鷹「オカズって!女子高生がオカズとか言う………か。DQN女とか良く言ってるしな」

星奈「それで、何オカズにしてるのよ///」

小鷹「流石にそれは話すと性癖の話になるから恥ずかしいだろ///」

星奈「小鷹って…あ、あたしとかオカズにした事あるの?///」

小鷹(ぐっ…これは言わなきゃいけないのか?)

繝代Φ繝?┳縺?□

>>149
え?なんだって?


星奈(今あたしの目の前には裸の小鷹がいる)

星奈(いやタオルは巻いてるんだけど…それでも恥ずかしい)

星奈(冗談であたしの事オカズにしたことあるのかって事聞いたらちょっと戸惑ってる。…小鷹可愛い///)

小鷹「星奈の事オカズにしたこと…あ、あるぞ…」

星奈「うわキモっ」

星奈(や、やっぱりオカズにされてるんだ///)

小鷹「キモいとか言うなよ!それ実は傷つくんだからな」

星奈「へ~」ニヤニヤ

星奈「あたしのどんなの想像してオナニーしてるの?」

星奈(小鷹あたしの事女ってちゃんと見てくれてるんだ…良かった///)

小鷹「そ、そんな事まで聞くなよ///」

星奈「言わないなら夜空に言いつけてやる」

小鷹「なっ…!」

星奈(ちょっと可愛い小鷹みたいし意地悪してやる///)

小鷹「星奈と…その…」

星奈「あたしと…?なに?」

小鷹「ベッドの中で…とか?」

星奈「へ、へ~え///」ドキドキ

星奈(あ、あれ?あたしが恥ずかしくなってきた///)


星奈「ベッドの中で…な、何するの?」ドキドキ

小鷹「て、天井の染み数えたり?」

星奈「な、何よそれ」

星奈(あたしの部屋の天井には夜空の写真しかないわよ)

星奈(ま、まさか!)

星奈「夜空に見せつけながらしたいって事なの!?」

小鷹「それこそ何だよ意味わからねぇぞ///」

星奈(あ、でも夜空に見られながら小鷹に…それはそれで興奮しそうね///)ドキドキ

星奈「ちょっと寒くなってきたし体洗ってあげよっか?///」

小鷹「じ、自分で洗うよ」

星奈「背中だけ流してあげるね///」

小鷹「お、おい…」

星奈(小鷹の背中大きいな…やっぱ男の子なんだね。当たり前か…///)

星奈「ふ、ふんっ!へタレヤンキーのくせに背中は大きいのね…///」

小鷹「まぁ…それなりにな…///」

小鷹「…」

星奈「…」ゴシゴシ

小鷹「…」

星奈「…」ゴシゴシ

小鷹「…」

星奈「…」ゴシゴシ

星奈「な、なんか気まずいから何か話しなさいよ///」

小鷹「話すったって何か今日のお前へんだぞ///」

星奈「何が変なのよ?」

小鷹「なんて言うか…積極的だから…さ」

星奈「せ、積極的!?」

星奈「そんなあたしを痴女扱いしないでよ!」

小鷹「違う違う!いつになく俺に引っ付いてくるなって思ってさ///」

星奈(やだ///小鷹可愛い///)

星奈「あ、あたしがあんたに合わせてあげてるだけよっ///感謝なさい///」

小鷹「あーはいはい」

小鷹「さっきから背中の同じところばっか洗ってるな」

星奈「えっ!」

星奈「ま、ままま前も洗えって言うの!?」

小鷹「いやそんな事言ってないぞ///前は自分で…」

星奈(や、やだ…小鷹やっぱエッチな事考えてる…?///)ドキドキ

星奈「仕方ないわね/////」


小鷹「ちょ、ちょっと待て!」バッ

星奈「キャッ!」ステーン

小鷹「だ、大丈夫か!?」クルッ

星奈「いったーい!」

小鷹「」

星奈「~~~っ!」

小鷹「」

星奈「な、なんでまだ見てるのよ!?変態!!!」

小鷹「ご、ごめっ///毛、毛がない…」クルッ

星奈「~~~っ!///」

星奈「す、ステラが『アソコの毛は笑った時に青海苔がついてる様なものです』って言ってたのよぉぉぉお!!」

小鷹「ステラさんェ…」

星奈(見られた…///)グスッ

カポーン

小鷹「さ、さっきのは事故だから事故」アセアセ

星奈「うぅ…」

星奈(見られた…見られた…見られた…)

小鷹「湯船に浸かって結構時間経つしもう上がらないか?」アセアセ

星奈「うぅ…」

星奈(見られた…見られた…見られた…)

ステラ「お嬢様」

星奈「っ!」

小鷹「す、ステラさん!?やばっ!」ヒソヒソ

星奈「…す、ステラはあたしがお風呂入ってたら中には入ってこないわ。外から声かける程度よ」ヒソヒソ

小鷹「それでもこの状況まずくないか?」ヒソヒソ

ステラ「お嬢様」

星奈「なーに?ステラー?」

ステラ「と、小鷹様」

小鷹「バレてれる…」

ステラ「じきにご旦那様が小鷹様をお探しになります。今のうちにお出になられた方が良いかと」

小鷹「…」

小鷹「そ、それじゃあ先に上がってるぞ」

星奈「そ、そっか…///」

星奈「ちょっと残念…」ボソッ

小鷹「え?なんだって?」

いやいや、もう
え?なんだって?のレベル超えてるよね…一線オーバーキルしてるよね?

きたい

ぶっ飛んでるなwwwwww


天馬「小鷹君。急に泊まっていけと無理を言ってすまない」

小鷹「いえ、大丈夫ですよ」

天馬「時に…小鷹君。君は以前誰かと一緒に下校してはないか?星奈意外と」

小鷹「え?」

小鷹(星奈意外と下校って…そもそも星奈とも一緒に下校した事ないのですが…突っ込むのはやめよう)

天馬「以前ウチの女子生徒が君を探していたんだ」

小鷹「はぁ…」

天馬「その子は小鷹君と『一緒に帰る約束をしている』と言って探していた」

小鷹(そんなラブコメみたいなシチュエーションあるかよ)

小鷹「待って下さい。俺は女の子と下校した事ありませんよ?」

天馬「それでは(星奈意外と)下校はしていないと言うのだな?」

小鷹「はい。あ、小鳩はもちろん一緒に帰った事はありますけど」

天馬「ふむ…」

小鷹(何か勘違いしてるのか?)


小鷹(あ、もしかして…)

小鷹「それってハクアじゃありませんか?」

天馬「ハクア?」

小鷹(あれ?生徒だから知ってるんじゃないのか?と言うより俺の親父の友達だからな…)

小鷹(ハクアが妹じゃない事はすぐにバレるだろうし…なんて説明したらいいんだ)

小鷹(うーん)

小鷹「あ、えっと…羽瀬川ハクアは俺と小鳩の遠い親戚みたいな…」

天馬「ふむ…隼人からは若い女の子の親戚なんぞ聞いていないが」

天馬「まさか星奈とステラ並みの関係があるのかも知れないな…」ボソッ

小鷹「えっ?」

天馬「いや、なんでもない。私もぶしつけな質問をして悪かった」


ハクア「へっくちょんっ!うぅー」


天馬「星奈意外の女の子と下校していないのならいいんだ」

小鷹(なんかものすごく外堀埋められてる様な気がする…)

コンコンッ

ステラ「失礼致します旦那様。小鷹様」

ステラ「言われていたものをお持ちいたしました旦那様」

天馬「それじゃあ少し付き合いたまえ」

小鷹「またですか…」

※STOP!未成年者飲酒・お酒は20歳になってから※


星奈「あれ?パパまた飲んでるの?しかも小鷹まで…」

天馬「いいところに来たな。お前もこっち来なさい!ヒクッ!」

小鷹(相変わらず酔うの早ぇな…)

星奈「小鷹だけ飲んでずるいわよ!」

小鷹「え、いや理事長のすすめだし断るわけにはいかないだろ」

天馬「それじゃあ今日は特別に星奈も許そう!ヒクッ!」

星奈「やったー!」

小鷹「」グビグビ

星奈「」グビグビ

天馬「」グビグビグビグビ

星奈「ブドウのジュースみたいな味ね」

小鷹「星奈は結構飲めるんだな」

星奈「あたしは完璧な人間、柏崎星奈よ?小鷹なんかには負けないんだから!」

小鷹「俺にだって意地があるぞ!」

星奈「何よ!勝負したいって言うの?」

天馬「まぁ待ちたまえ二人ともー。星奈は~ヒクッ!小鷹君のどういったところがー気に入ったんだ?ヒクッ!」

星奈「え!?///」


小鷹(天馬さんオブラート包む気ゼロだな…)

星奈「そ、そんなのいくらパパに聞かれたからって内緒よ///」

小鷹(気まずい…)

天馬「ヒック!」

天馬「」ムクッ

天馬「」スタタタタ

小鷹「行っちゃった…」

星奈「ふ、ふん///」

小鷹「…」

星奈「…」

小鷹「…」

星奈「…」

星奈「客間じゃ落ち着かないし、あ、あたしの部屋で飲む?///」

小鷹「お、おう…///」

星奈「キャッ!」

小鷹「おい!少しフラついてるけど大丈夫か?」

星奈「あ、ごめん」

星奈「…」

星奈「よ、酔ってなんかないんだからっ!」

小鷹(面倒くさい事になりそうだ…)

期待


---星奈部屋---

小鷹「」

小鷹(相変わらず天井には夜空さんが居る…しかし最近のもあるって事は盗撮辞めてないのかよ)

小鷹「PCのデスクトップまで夜空さんかよ」

星奈「え?あ、ちょっと!勝手に見ないでよ!」

小鷹「見えちゃっただけだよ」

小鷹(てか夜空さんの写真パンチラしてるぞ…ゴクリ)

小鷹(いやいやアレ完璧に盗撮じゃん…突っ込むべきなのか?べきなのか?)

星奈「小鷹じっと見過ぎ…」イラッ

小鷹「え、あ、いや…流石にパンチラしてるのとか貼るなよ」

星奈「エッチ!スケベ!エロゲー主人公!やっぱ夜空のパンツとかに興味あるんだ!」

小鷹「ちょ、ちょっと待て!」

星奈「こうなったら焼け酒よっ!小鷹なんかに絶対負けないんだから!」

星奈「」グビグビ

星奈「」グビグビ

星奈「」グビグビ

星奈「ぷはー///」

小鷹「お、おい」

星奈「らによー!バカ小鷹!やっぱり夜空のパンチラばっかチラチラ見ちゃって!へんたいっ!」

小鷹(いやそりゃ気になるだろうよ…)

星奈「小鷹わぁ~!あたしだけ見てればいいの~///」

星奈「ねっ?///」

小鷹「」グビグビ

小鷹(ダメだ。飲まなきゃやってらんない///)

コレは……

イチャイチャ期待


星奈「ねぇ小鷹…///」

小鷹「お、おう…どうした?」

星奈「夜空とあたしだったらどっち好き~?」

小鷹「え?なんだって?」

星奈「なんだってじゃないわよっ!どっちかって聞いてるの!」

小鷹「怒るなよ」アセアセ

星奈「だって~あたしがこーんなにアプローチしてるのに、小鷹なーんにもしてこないじゃない///」

小鷹「ま、まぁ…そりゃ…」

星奈「だから小鷹はあたしより夜空の方が好きなんだなーって思って…」ウゥ

小鷹(ヤバい泣きそうだ…)

小鷹「好きだよ…。星奈も夜空も」

星奈「うん?」

星奈「それじゃあ選べないって事なの~?」

星奈「小鷹は~!あたしだけを見てなさいっ!えへへ///」

ダキッ

小鷹「ちょ、ちょっと待て星奈!」

星奈「らによ~!少しくらい抱きついたっていいじゃない!」

星奈「感謝しなさいよ~?」

小鷹(ま、まぁ悪い気はしない…な)


星奈「ねぇ小鷹~。チューしよチュー///」

小鷹「ば、バカ言え!///」

星奈「チューするの!絶対するの!」

小鷹(な、何か流されそうだ…)

星奈「ねぇ前座っていい?」

小鷹「え?」

星奈「よっこいしょっと///」

小鷹「お、おい座るって対面かよ///」

小鷹(こっち向いてまたがってきた…俺の太ももにお、お尻…てかアソコが///)

星奈「エッチな事考えてるでしょ~?にひひ」

小鷹「そ、そんなわけあるかっ!」

星奈「これならチューしやすいよぉ~?」

小鷹(酔っぱらってるとは言え完全に星奈じゃない///)

星奈「ねぇ小鷹~チュー///」

小鷹(やべぇ完全に目見れねぇ…)

小鷹(しかもスカートだからパンツ見えてる///水色…///)

星奈「もぅ…強情だなぁ~///」

ペロッ

小鷹「ちょ、ちちちちょっと待てっ!首っ!首舐めるな!///」

星奈「はぁ…んっ…」ペロペロ

小鷹(ダメだ理性吹っ飛びそう///てか首気持ちいい)ビクンビクン


星奈「んっ…お風呂入ったのに小鷹の首しょっぱい…///」

小鷹(太ももにアソコ押しつけてる気がする///めっちゃ股のところ熱いし///)

星奈「んっ…んっ」ペロペロ

小鷹(絶対押しつけてる…)

小鷹(押しつけてるって言うより太ももに擦り付けてオナニーされてる気がする)

星奈「んっ///んっ…///」ペロペロ

小鷹(腰掴んじゃうか)ガシッ

星奈「あっ!だ、ダメっ!///」

小鷹「今、太ももに押しあててただろ///」グイッグイッ

星奈「あっ///ちょ、ちょっと!んっ!あっ!あぁ!無理やり押し付けちゃダメぇぇぇぇえ!///」ビクンビクン

小鷹「何だよ気持ちいいのか?」グイッグイッ

星奈「だ、ダメ!ほんと!小鷹っ!腰から手放してっ!」

小鷹「」グイッグイッ

星奈「放して!放してってば!小鷹っ!小鷹ってばっ!」

小鷹「なんで腰放してほしいんだよ素直に言えよ」グイッグイッ

星奈「んっ!あっ!」

星奈「あ!ん~っ!グリグリするのダメっ!」

小鷹(少し速くするか)グイッグイッ

星奈「あぁ~~~っ!だ、ダメだってば!!あぁ~~~っ!!!」

ビクンビクン

星奈「はぁ…はぁ…///い、イっちゃった…///」

小鷹(か、可愛い///やっぱ反則級だろ///)


星奈「はぁ…はぁ…///」

チュッ

小鷹「っ!」

星奈「んっ!///」

チュッ

小鷹「ちょ、ちょっとまt…」

星奈「んっ!///」

チュッ

チュッ

小鷹(キスされた…///ほぼ無理やり///)

星奈「小鷹…口あーんってして?///」

小鷹「ん?あーん」

星奈「あーん///」

ブチュッ

小鷹(ちょっと待てぇぇっぇえええ///)

星奈「んっ!ん~っ!///」

クチュッ

グチュッ

星奈「んっ!ん~~~っ!///」

小鷹「ぷはっ!///ちょっとまt」

星奈「辞めちゃだめっ///もう一回するのっ///」

星奈「はい、小鷹あーん///」

小鷹(ダメだ…本当に理性ぶっ飛びそう…)

小鷹「あーん」

ブチュッ

星奈「んっ!ん~~~っ!///」

クチュッ

グチュッ

小鷹(ディープキス気持ち良すぎて頭真っ白になりそうだな/////)


星奈「ちょ、ちょっと休憩…」ガタッ

小鷹(ふぅ…やっとどいてくれた…)

小鷹「っ!」

小鷹「これは…!!」

小鷹(俺の太ももに大きく染みがついてる…。これって星奈の)

星奈「や、やだっ!///小鷹見ちゃダメっ!///」

小鷹(…思い切り濡れてた///)

星奈「っと…あの…服汚しちゃってご、ごめん…///」

小鷹「あぁ…大丈夫だよ///」

星奈「でも小鷹だってここパンパンじゃないっ!///」

小鷹「さ、触るなよ///」

星奈「小鷹だってエッチしたいんじゃない///」ハァハァ

小鷹「そりゃぁ…さ」ハァハァ

星奈「じゃあ…ズボン脱いでよ///」ハァハァ

はい、パンツ飛んでった

パンツなんて最初からなかった

ふぅ……服くらい着ておけよお前ら

あれ…神のみは?










あれ?

きっとみんな>>1に踊らされてるんだよ
天理はよ

あといつパンツ履けばいいですか

パンツがない

これは星奈の一人勝ち

繝代Φ繝?←縺薙?

>>182

え?なんだって?


小鷹(見られると恥ずかしいものだな…)

星奈「あ、あたしが上ね!///」

小鷹「ちょっと待ってくれ///」

星奈「なによ?」

小鷹「その…少し触ってもいいか?///」

星奈「え、あ…うん…///」

ぷにっ

小鷹(胸めちゃめちゃ柔らけぇ…)

星奈「はっ…恥ずかしい///」

ぷにっぷにっ

小鷹(すげぇ…乳首触っちゃお)

ビクンッ

星奈「やっ!ち、乳首だめっ!」

小鷹(星奈やっぱ可愛いな///)

小鷹「下も触っていいか?」

星奈「し、下はダメっ!本当!今触っちゃダメっ!」

小鷹(いいや勝手に触っちゃえ)

ぷにっぷにっ

星奈「あっ!ちょっと!」

ぷにっぷにっ

グチュッ

小鷹「なんだよパンツの上からでもすげーグショグショじゃん」

星奈「だ、だからダメだって…あっ!」ビクンビクン

小鷹「星奈ってやっぱエロゲーみたいな事したかったの?」

星奈「そ、そんなんじゃないっ!」ビクンビクン


小鷹「すげーズブ濡れじゃん…」

ぷにぷに

星奈「そう言う事言わないでよっ!…あっ!」ビクンビクン

小鷹(パンツずらして指入れちゃお)

クチュ

ズチュッ

星奈「あっ!だ、ダメっ!小鷹ダメだってば!///」

小鷹(意外とすんなり入ったな)

ヌチュッ

ズチュッ

星奈「ちょっと待って!んっ!ん~~~っ!待ってってば!」

小鷹「エッチな音するぞ?」ヌチャヌチャ

星奈「そ、そういう事…んっ!言うなバカっ!///」

ヌチッ

ヌチャッ

星奈「も、もう我慢できない…から、その…いいでしょ?ねぇ///」

小鷹「お、おう…」

ズプププッ…

星奈「んあっ!あぁ~~~っ!!!」

小鷹(すげーだらしない顔してるな///ベロ出しながらアヘ顔してる)

小鷹「」グイッグイッ

星奈「あっ!あっ!!!!」

小鷹(また腰掴んで出し入れするか)ガシッ

星奈「ま、また!?腰は掴んじゃダメぇぇぇぇえっ!!!」ヌチュッズチュ

小鷹「」グイッグイッ

星奈「んっ!あ~~~っ!!!!」ズチュヌチュッ

小鷹「」パンパンッ

星奈「小鷹っ!聞いてる!?小鷹ってば!!!」ヌチュッズチュ

星奈「んっ!だめっ!あ~~~っ!!!!」ズチュヌチュッ

小鷹「」パンパンッ

小鷹「」パンパンッ













小鷹「って言う事があったんだ」

ハクア「信じられない…あんたもう70回くらい殺してあげようか?」

小鷹「あ、いや問題はその後なんだよ」アセアセ

ハクア「柏崎さんとエッチしたのは事実じゃない!」

小鷹「まぁ…何て言うか俺も星奈の事好きだし…成り行きで?///」

ハクア「なんで疑問形なのよっ!バカっ!」

小鷹「もうボコボコにされたから許してくれよ」ボロッ

ハクア「まだ足りないくらいよ!」

小鷹「すみません」ボロッ

ハクア「それで?これはなんなのよ?」

小鷹「朝起きたら星奈がPFPの中に居た」

ハクア「エッチ中の説明は生々しくしたくせに!なんで大切な所はそう端的なのよ!」

ハクア「はぁ…本当小鷹説明が上手いんだか下手なんだか…」

小鷹「いや、本当に朝起きたら横で寝てたはずの星奈が居なくて、探したあげくPFPの中で『小鷹!小鷹ってば!』ってギャルゲーのヒロインになってた」

ハクア「うーん。確かに駆け魂センサー近づけたら音鳴ったし間違いなく駆け魂の仕業ね」

小鷹「とりあえず持って帰って来たけど、どうすりゃいいんだ?」

ハクア「と、とりあえず攻略してみなさいよ///」

小鷹「なんでお前が恥ずかしがってるんだよ」

ついにきたか

まさかの展開wwwww
てかもってき方うまいなwww

ギャルゲじゃなくてエロゲ攻略するでござる

神にーさまからしたらどう思うのだろう

神にーさま一応攻略するんじゃない?ゲームだし…

この状況は……

はがない9巻の影響がある感じだな
あと月夜がPFPに入るSSもあったような

期待


PFP「まずは名前を設定してね」

小鷹「うーん名前か」

ハクア「普通に小鷹でいいんじゃない?」

小鷹「なんか普通すぎるよな。よし『せもぽぬめ』にしよう」

ハクア「なによ『せもぽぬめ』って」

小鷹「え、あぁギャルゲーとかめったにやらないんだけど、やった時の名前かな」

ハクア「センス悪いわね」

小鷹(せ、も、ぽ、ぬ、め。っと…完了)

PFP「僕の名前はせもぽぬめ。~学園に通う高校2年生だ」

ハクア「見た目は普通のゲームね」

小鷹「でも画面に星奈が映ってたから中に居るはずだ」


PFP「女の子『イタッ!何よ!ちょっと!』」

せもぽぬめ「ごめんね。前見てなかったよ」

PFP「女の子『気をつけなさいよ!ただでさえ今酷い状況なのに!』」

小鷹「あ、星奈だ」

ハクア「柏崎さん本当に中に入っちゃってたのね…」

せもぽぬめ「ご、ごめんよ」

星奈「ってせもぽぬめって何よ!!!あんた思い切り小鷹じゃない!」

小鷹「向こうも気がついたみたいだな」

ハクア「なんでそんなので気がつくのよ」


ハクア(普通に小鷹って名前打っても気がつくでしょうに…)

星奈「早く助けなさいよ小鷹!」

小鷹「そうは言っても選択肢でないと先進まないだろ…」

小鷹「ちょっと好感度見てみるか…」

ハクア「好感度?」

小鷹「…」

小鷹「…」

小鷹「…」

小鷹「…」

ハクア「小鷹?」

小鷹(好感度最初から全部MAXなんですけど、どういう事ですか…)


ハクア「そもそもギャルゲーってなんなの?」

小鷹「そこからの説明かよ…」

ハクア「な、何よ!バカにしてるの!?」

小鷹「違うって!まぁギャルゲーは女の子と親密になって恋愛するゲームだよ」

ハクア「なんだ結構簡単なゲームじゃない」

小鷹「でも選択肢を間違えたりすると即BADエンドになったり難しいギャルゲーもあるらしいぞ」

ハクア「ふーん」

小鷹「なんでも世の中には落とし神って言って発売日の次の日には8本も攻略してるすげぇ人も居るらしい」

ハクア「落とし神?」

ハクア(なんか聞いた事あるわね…なんだっけ?)

小鷹「まぁその落とし神って人もこの星奈は攻略するの無理だろうな。そもそもゲームの様なゲームじゃないような…」

ハクア「あっ!!!!!」ガタン

小鷹「な、なんだよ。大声出されたらビビるだろう」

ハクア「落とし神!私の知り合いよ!」

小鷹「え?」

ハクア「今からすぐに呼ぶわ!」


ピンポーン

ハクア「来たみたいね」

小鷹(落とし神って本当に一人なのか?うーん都市伝説を目の前にする事ができるなんて、ちょっと優越感あるな)

小鷹「はい。今出ます」

ガチャ

桂馬「ヒィッ!!!」ビクッ

エルシィ「あ、初めましてですぅ!貴方がハクアのバディさんですか?」キラキラ

小鷹「えっと…そうです。初めまして。羽瀬川小鷹って言います」

桂馬「ヒィッ!!!」ビクッ

ハクア「なんで桂木はビビってるのよ」

桂馬「ハクア…お前良く生きてたな」ヒソヒソ

ハクア「それどういう意味よ」ヒソヒソ

桂馬「この人舞島でも有名な羽瀬川小鷹じゃないか!」ヒソヒソ

ハクア「え?小鷹有名なの?」ヒソヒソ

桂馬「有名も何も、ものすごいヤンキーだって話を聞いた事がある。男なら容赦無くボコボコにされた挙句カツアゲされ、女なら悲惨なレイプをされ中出しすらされるらしい!まったくDQNに接点がない僕ですら聞いた事があるんだぞ」ヒソヒソ

ハクア「な、なかだs…」

小鷹「あ”のぉ”…!!!」

桂馬「ヒィッ!!!」ビクッ

エルシィ「神にぃーさまどうしたんですか?ハクアのバディさんすっごく怖いって聞いてたんですけど、そんな事なくって安心しましたっ!」

小鷹「?」


ハクア「小鷹はエルシィの言う通りそんな悪いヤツじゃないわよ!変態だけど」

小鷹「なんの話してるんだ?まぁ…とりあえず玄関で話すのもアレですし中上がって下さい」

桂馬「エルシィ。これは絶対罠だ。僕は帰るぞ!」ヒソヒソ

エルシィ「何言ってるんですか!せっかく来たんですから、少しお話していきましょうよっ!」

シュルシュル~

桂馬「は、放せエルシィ!また羽衣巻きつけるなんて卑怯だぞ!放せっ!放せっ!」

小鷹(変わった連中だな…)

エルシィ「あっ!私はエリュシア・デ・ルート・イーマって言いますっ!気軽にエルシィって呼んでくださいっ!ほら神にぃーさまも自己紹介してくださいっ」

桂馬「ぼ、僕は…桂木桂馬…って言います…はい」

小鷹「桂馬…桂馬…あぁ結の彼氏さんか」

桂馬「っ!ぼ、僕は結の彼氏なんかじゃない!あれは攻略対象だったから仕方なく…」

小鷹「あれ?そ、そっか…攻略って?」

桂馬「駆け魂狩りのだよ!」

小鷹「って事はエルシィが悪魔でそのバディ!?」

ハクア「気がつくの遅っ…小鷹って本当に頭いいんだか悪いんだか…」

小鷹「え?なんだって?」

ハクア「」イラッ

きてたwwww

>>小鷹「え?なんだって?」
これ使いどころおかしいだろwww

楽しみにしてるから、絶対書き上げて下さい!

はがないしか知らないけどすごく面白い

>>202
煽ってんじゃね?

なんか知らないけど、読んでくれるだけで嬉しいです。
ナァナァな内容」ですけど、読んで頂けたら嬉しいです

エルシィ「妹さんはすっごくお人形さんみたいで可愛いですぅ」

小鷹「ん?小鳩の事知ってるのか?」

ハクア「小鷹が柏崎さんとイチャこらしてる時に小鷹を訪ねて来たのよ!」ポカッ

小鷹「いたっ!叩くなって」

桂馬「ふん。三次元の女とよくそういう事ができるな」ボソッ

小鷹「え?なんだって?」

桂馬「」イラッ

小鷹「あっ!そう言えば、桂木君が落とし神なのか?」

桂馬「…僕の事は桂馬って呼んでくれ」

小鷹「あぁ…わかった」

桂馬「確かに落とし神って言うサイトを運営している」

小鷹「って事はギャルゲー発売日の次の日にはすでにクリアしてたりするのは…」

桂馬「もちろん僕がすべてプレイしている」

小鷹(ガチじゃねーか…初対面で頼みごとをするのは気が引けるけど、そうも言ってられないからな…頼んでみるか)

小鷹「実は…柏崎星奈を攻略してほしいんだ」

桂馬「…柏崎星奈?何のキャラだ?」

----------------------------------------------------------------------------

小鷹「あ、いや、キャラじゃなくって実在するヤツなんだけど…」

桂馬「断る」

小鷹(即答っ!?)

桂馬「僕は三次元の女には興味が無い」

小鷹「清々しいな。これを見て欲しい」スッ

桂馬「PFP?画面に映ってるこの女…見た事があるな。聖クロニカだったのか」

小鷹「星奈がPFPの中に入ったんだ。駆け魂の力で」

桂馬「!?」

桂馬「確か…柏崎星奈は決まり切ったステータスだ。攻略は容易い」

小鷹「それじゃあ攻略してくれるのか?」

桂馬「ゲームとなれば話は別だ」

小鷹「ありがとう!本気で助かるよ!」ガシッ

桂馬「ヒィッ!!!」ビクッ

エルシィ「神にぃーさまのゲームさばきは本当にすごいですからねっ!きっと大丈夫ですよっ!」

桂馬「それじゃあ…少し見てみるか」

桂馬「」

桂馬「」

桂馬「」

桂馬「」

桂馬「好感度最初から全部MAXだと!?どういう事だ…」


小鷹「なんて言うか俺にも良くわからん」

桂馬「少し話を進めてみるか…」ピコピコ

桂馬「…」

小鷹「ど、どうだ?」

桂馬「これは…攻略できない」

小鷹「え?」

桂馬「そもそもギャルゲーは女の子とデートやイベントをこなし親密になり、結果付き合う『過程』がある」

桂馬「だが、柏崎星奈の場合その『過程』が一切無い。イベントやデートをこなしたところで好感度は増えず、結果、駆け魂は出てこない」

小鷹「駆け魂って恋愛で出すんだろう?」

桂馬「いや別の方法もあるらしい。そもそも恋愛で駆け魂を出すのはあまり推奨されたやり方では無い」

小鷹「ハクアっ!」ギロリ

ハクア「そ、そんな睨まないでよ」ビクビク

小鷹「どうしたら星奈は助かるんだ!?」バタン

桂馬「駆け魂は望んでいるものを与えれば出てくるんだよな?」

エルシィ「そうですぅこの柏崎さんには…うーん何が満足するんでしょうね?」

桂馬「つまり最初から恋愛に関して心の隙間が無いから駆け魂は別の隙間に居るって事だろ?」

小鷹(なんか…少し察してきた。星奈は友達が欲しい。その事を伝えるべきかどうか…)

桂馬「柏崎星奈の心の隙間が何かを突き止めない限り救う事は難しいな」

小鷹「そっか…。あっ!!!」ガタン

小鷹「桂馬って舞島学園だよな!?」

桂馬「そうだぞ」

エルシィ「私も舞島学園の生徒ですぅ!」

小鷹「青山中央産業の社長令嬢、青山美生って知ってるか?」

桂馬「っ!」

小鷹「パーティーの帰り、星奈が美生が参加してなかった事を気にしてた」

ハクア「それがどうしたのよ?良く意味がわからないわ」

小鷹「星奈の友達である青山美生ならどうにかできるかも知れないって事」

ハクア「だからなんでその青山美生が柏崎さんを助ける事に直結するわけ?」

小鷹「そ、それは…と、友達が欲しいから」

ハクア「いまいち要領を得ないわね」

小鷹「だーかーら!俺達隣人部は友達が欲しいんだよ!」

ハクア「」

桂馬「」

エルシィ「素敵ですぅ」キラキラ


ハクア「ほ、本当に隣人部の活動って友達作りなの?」

小鷹「あぁそうだ。俺は友達居るけどな」

ハクア「そのドヤ顔イラッとするわね」

桂馬「なるほど…。美生なら知り合いだ。厳密に言えば以前攻略した事がある」

桂馬「だから美生は僕の事を知らない」

小鷹「ん?駆け魂を出しちゃえば記憶って無くなるのか?」

ハクア「ユピテルの天使を除いてそうなっているわ」

小鷹「ユピテルの天使?」

ハクア「五位堂結とか九条月夜の事よ」

小鷹「あいつら天使なのか?」

ハクア「九条さんの天使の輪なら見たはずよ」

小鷹「そういう事か」

え?なんだって?で笑っちまうわwwww

神のみ知らないけどわかりやすいから面白い

期待

更新まだかなー


桂馬「しかし…どうやって美生に接触するかだな。美生は僕の事は覚えていない」

小鷹「会って星奈の事を話せばいいんじゃないのか?」

ハクア「小鷹…あんた行動的なのはいいけど、初対面にはただのヤンキーにしか見られないわよ」

小鷹「」

桂馬「美生と上手く接触できたとして、状況的には何も変わらないんじゃないのか?」

小鷹「美生にPFPで星奈を攻略してもらうのはどうだ?」

エルシィ「攻略できたとして駆け魂は出てくるんですかね?」

ハクア「うーんどうだろう…でも一応やってみる価値はあると思うわよ」

小鷹「こういう時ってどうしたらいいんだか」

桂馬「とりあえず美生との接触が最優先だな」

小鷹「居場所わかるのか?」

桂馬「あぁ美生は今商店街のパン屋で働いている」

小鷹「社長令嬢が?」

桂馬「社長令嬢だったのは昔の話だ。だから結とも柏崎星奈とも知り合いなんだろう」

桂馬「場所は少し遠いが、エルシィとハクアに捕まって飛べばすぐだろう」

ハクア「ちょっと桂木私達の事アッシーみたいに使わないでよ!」ポカッ

桂馬「いたっ!」

小鷹「…仲良いんだな」

ハクア「柏崎さんとイチャこらしてたヤツが何か言ってるわね」

小鷹「え?なんだって?」チラッ

ハクア「目そらすなっ!」

エルシィ「ブーブー」ガチャガチャ

小鷹「」

小鷹「」

小鷹(…なんで消防車?)

桂馬「ダメだこいつら…。とりあえず行ってみるか」


モコモコモコ~

ハクア「はい。小鷹捕まって」

小鷹「え、マジで空飛ぶの?」

ハクア「そうよ?何やってるの早くしてよっ」

小鷹「まるでSFじゃねぇか…」

ハクア「え?なんだって?」

小鷹「」イラッ

ハクア「それじゃあ行くわよっ!」

小鷹「お、おう…」

小鷹(と、飛んでる!?ってかマジ怖えぇぇぇえ!)

小鷹「は、ハクア!ちょっとどころかめっちゃ怖えぇぇぇえ!」

ハクア「小鷹ってやっぱりへたれヤンキーなのね」

小鷹「っ!」

小鷹(う、上を見るとハクアのパンツがチラチラ見える…)

ハクア「ん?」

小鷹「」ジー

ハクア「ちょ、ちょっと!どこ見てるのよ!///」

小鷹(今日はピンクか…ふぅ)

ハクア「信じらんないっ!この変態っ!このまま落としちゃってもいいの!?」

小鷹「え?あ、それだけは勘弁してくれ!」

ハクア「着いたら覚えてなさいよ」マジキチスマイル

小鷹(と言いつつ隠してるけど、まだ見えてる…ハクアって結構エロいの履くんだな)


桂馬「もう許してやったらどうだ?たまたまラッキースケベの素質があったんだろう」

ハクア「」ギロリ

桂馬「あ、いや…」

小鷹「痛い…」ボロッ

ハクア「次勝手に見たら殺すっ!」ギロリ

小鷹「こえぇ…」ボロッ

桂馬「商店街に着いた事だし、パン屋行くぞ」

エルシィ「ほらぁハクアも小鷹さんも行きますよぉ~」

小鷹「とりあえず青山に会えば大丈夫だろうって思ってたけど、いざとなると緊張するな」

ハクア「はぁ…本当にへたれヤンキーね」

小鷹「俺はヤンキーじゃない」

桂馬「確かに小鷹の第一印象は良くないな…ここは僕が行くか?」

小鷹「いや、いいよ。俺が行く」

エルシィ「そうこうしてるうちに着きましたぁ~」

ハクア「ちょっと覗いてみて様子を伺いましょ」

小鷹「…どれが青山だ?」

桂馬「…あれだ。あの金髪で身長が低いのが美生だ」

小鷹「…そっか。それじゃあ行って来るよ」スタッ

ハクア「え?も、もう行くの!?ちょ、ちょっと待ちなさいよ小鷹っ!」

書くの頑張れー!

期待

はよ

神のみとはがないのクロスなのになぜかはまちや氷菓や俺修羅、挙句の果てにはこち亀かよwwwwwwww
続き待ってる!

ageんなカス

まだかなー


---パン屋---

店員「いらっしゃいませー!」

小鷹(えっと…ノープランで来ちゃったけど、やっぱ人に話しかける時は緊張するな…丁度青山はレジやってるし、パン少し取ってレジで話しかければいいか)

美生「いらっしゃいませ。こちらのパン3個、合計462円になります」

小鷹「あ、あ”の”ぉ!!」

美生「…?なんでしょうか?」

小鷹「青山さんですよね?柏崎星奈って知ってますか?」

美生「え?あ…えっと…」

小鷹(あれ、珍しく引かれない…)

美生「…」

小鷹「柏崎星奈の知り合いなんだけど…」

美生「星奈の親衛隊?」

小鷹「え?」

美生「それとも星奈のストーカー?」

小鷹「ちょ、ちょっと待ってくれ!俺は単に星奈とは部活仲間だ」

美生「星奈は部活なんかしていないわ」

小鷹「あいつ今年に入って部活始めたんだよ」

美生「あやしいわね」


ハクア「何話してるのかまったく聞こえないわね」

桂馬「流石にゾロゾロみんなで行ったら怪しまれるだろ」

エルシィ「あ、消防車!」スタッ

桂馬「あ、エルシィ!勝手にどこいく!」

エルシィ「わぁぁ!かっこいいですぅ!!!ブーブー!」

桂馬「ハクア!エルシィを止めろ」

ハクア「うーんそのうち戻ってくるわよ」

桂馬「…そうなのか?」

ハクア「え、あ、なんとなく直感で」

ハクア「はぁ…とりあえず小鷹一人でうまくやってくれればいいけど…」

桂馬「ふむ…あの身なりで近づかれたらビビるのが妥当だろ」

ハクア「そうなのよねぇ…」

桂馬「でも見てるぶんには何やら会話してるみたいだから、今のところルートは順調だ」

ハクア「あ!こっちに来るわよ」


小鷹「青山、バイトが終わったら詳しく話し聞いてくれるってさ」

ハクア「へ?それじゃあ、うまくいったの?」

小鷹「あぁ」

ハクア「な、何か変な事言ったんじゃ…」

小鷹「変な事ってなんだよ」

桂馬「まさか脅し!?」

小鷹「んなわけあるか!」

桂馬「まぁとりあえず第一段階は完了したか。本番はこれからだな」

ハクア「どうやって柏崎さんをPFPから出すか…よね」

小鷹「うーん。そういう事はやっぱお前らの方が詳しいんじゃないのか?」

桂馬「…いや、前例が無い」

ハクア「ギャルゲーって選択肢を選んで話を進めるんでしょ?」

桂馬「あぁ」

ハクア「その選択肢が出なかったらどうやって柏崎さんにはアプローチするの?」

小鷹「…」

桂馬「…」

小鷹「と、とりあえず向かいの喫茶店で青山がバイト終わるの待とうぜ」


ガランガラン

美生「待たせたわね庶民ども」

桂馬「お前も庶民だろ」ボソッ

美生「ん?誰だこいつらは小鷹」

ハクア(え、もう小鷹の事呼び捨てにしてる…)

小鷹「あぁ…えっと、星奈の知り合い…かな。桂馬とハクア」

美生「そっか」

小鷹「それで…ここからが本題なんだ青山さん」

美生「美生でいいわよ。星奈の友達だから特別に許してあげる」

小鷹「あ、あぁ。そ、それじゃあ…美生…///」

桂馬「なんでそこで赤くなるんだ」

小鷹「べ、別にいいだろ///俺は人見知りするタイプなんだよ!妹の小鳩なんかもっとすごいぞ」

美生「それで…星奈がどうかしたの?」

小鷹「美生は…星奈の事どう思ってるんだ?」

美生「どうって?」

小鷹「あ、いや、どんな風に思ってるのか知りたいんだ…」

美生「そうねぇ…」

キツい事は言わないで!

がんばれー

期待してる


美生「まず私とキャラがかぶってるわ」

小鷹「え?」

桂馬「いや、全然かぶってないだろ」

美生「かぶってるわよ!」

桂馬「巨乳じゃないのに?」

美生「くっ!」

美生「それと星奈の事は嫌いじゃないわ」

小鷹「うーん。そういう事じゃなくって…」

桂馬「友達としてどう思ってるんだ?」

美生「昔は良く星奈の家に遊びに行ったり家族ぐるみで仲が良かったわ。でもそれはもう昔の話。最近はあまり連絡も取っていないわ」

小鷹「その星奈なんだけど、今はこんな感じになってる」

美生「星奈がゲームになったの?」

桂馬「」

ハクア「」

小鷹「あぁ。なんかあいつ自分で自分のゲームだしたみたいだぞ」

ハクア(そういう事か…)

美生「それで?なんで星奈が出したゲームをやらなきゃならないのよ」

小鷹「あいつ友達にやって欲しいって言っててさ。だからこのゲームの攻略手伝って欲しいんだよ」

美生「そう言う事…。それならいいわよ」

小鷹「あ、ありがとう美生///」ガシッ

美生「べ、別にあんたのためじゃないわよ!」

ハクア「」イラッ

桂馬「なんなんだこの流れ…」


PFP「まずは名前を設定してね」

小鷹「よし。それじゃあ美生頼んだ」

美生「こういうゲームやった事ないんだけど、普通の名前でいいの?」

桂馬「ここは自分の名前を入れるのがオーソドックスであり、妥当だな」

ハクア「小鷹なんか『せもぽぬめ』ってつけてたわよ」

桂馬「小鷹…ギャルゲーをなめてるのか!」ギロリ

小鷹「え、あぁギャルゲーとかめったにやらないからさ。と言うより『せもぽぬめ』って最初につけたのは俺じゃないんだよ」

桂馬「ギャルゲーのヒロイン達に対して失礼だぞ!つけたヤツに会ったら俺が叱ってやる!」

小鷹(よへちぼらけの事は黙ってよう…)

美生「とりあえず初めてもいい?」

小鷹「あぁ。頼む」

美生「み…みみみ…あった。みおっと…」

ピロリーン

PFP「私の名前は美生。IS学園に通う高校2年生だ」

小鷹「あれ?一人称が私になってる」

ハクア「小鷹がやった時には僕だったのに。それに学園名がIS学園になってる」

美生「?」

桂馬「何かしら変化があったのか?」

小鷹「えっと俺がやった時には一人称が僕だったのに美生って設定したら私になってる」

桂馬「それは単に名前で識別されたんじゃないのか?」

小鷹「今のギャルゲーはそんなに進化してるのか?」

桂馬「最近は女でもギャルゲーをやる時代だ。特に変わった事もない」

小鷹「そ、そうなのか」

PFP「女の子『イタッ!何よ!ちょっと!』」

PFP「美生『ごめんね。前見てなかったよ』」

PFP「女の子『気をつけなさいよ!ただでさえ今酷い状況なのに!』」

小鷹「星奈が出てきたぞ」


星奈「美…生?」

美生「星奈…。ずいぶん探したわよ」

星奈「なんであんたここに居るのよ。もしかしてゲームプレイしてるの?」

美生「うん」

星奈「助けに来てくれたって事?」

美生「星奈に会いにきたのよ。こんなところで何やってるの?」

星奈「え?昨日小鷹と一緒に寝てて…起きたらいつの間にかPFPの中にいたのよ」

美生「」


ハクア「」ポカッ

小鷹「いたっ!だから無言で叩くなって!」

ハクア「なによ!金髪巨乳とくればデレデレしちゃって!」

小鷹「し、仕方ないだろ!俺だって理性ぶっ飛んでたんだよ」

ハクア「言い訳するなっ!バカ小鷹!」ポカッ

小鷹「いたっ!」

ハクア「でも、小鷹がプレイした時とは全然違うわね」

小鷹「なんか普通に会話がなりたってるぞ」

桂馬「うん?やっぱり違うのか?」

小鷹「全然違う。これなら選択肢が出なくても大丈夫じゃないか?」

美生「良く分からないけど…続けても大丈夫?」

小鷹「あぁ。続けてくれ」

桂馬「好感度のパラメーター確認してみたらどうだ?」

ピコンッ

美生「これが好感度?」

桂馬「やはりな…。小鷹の時と好感度が明らかに違う」

ハクア「柏崎さんは本当にこっちを認識してるのね」

桂馬「いくらゲームと言えど中身は駆け魂が入ったPFPだ。生きてるゲームって言っても過言じゃないな」

美生「なんの話をしてるの?」

小鷹「あ…いや、その…」

美生「怪しいわね。あたしに隠し事?手伝わないわよ?」

小鷹「…わかったよ。信じてもらえないかも知れないけど、聞いてくれ」

桂木の一人称は僕

>>235
少しのミスくらい許してやれよ

アドバイスにわざわざ突っ込まなくとも

そんなことより天理はよ!

無理矢理言い訳するなら、親が企画的なものでやってますとかそんなんかな

IS蟄ヲ蝨蜘wwww

>>240
え?なんだって?

はよはよ

はよ

4

期待

おい右を見ろ→              下を見ろ↓
       下を見ろ↓                  ←左を見ろ
               右を見ろ→                             下を見ろ↓

                        右を見ろ→        下を見ろ↓

↓下を見ろ                ←左を見ろ ↑上を見ろ            ←左を見ろ

       右を見ろ→                                      下を見ろ↓
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                       ↑上を見ろ                     ←左を見ろ

何見てんだよ///

もう書かないのかな?期待して待ってる!

期待!
続きオナシャス!


ハクア「とりあえずメニュー決めちゃおう!」

美生「え?」

桂馬「あぁそうだなハクア。僕は喉が渇いた。せっかく喫茶店みたいなファミレスに入ったんだ。何か飲みたい」

小鷹「…そ、そうだな」

美生「」

ハクア「あ、あたしパフェがいいな!」

桂馬「太るぞ」ボソッ

ハクア「う、うるさいわね!」ポカッ

美生「」

小鷹「せっかくだしこういうお店で何か食べるのも悪くないか。普段俺ファミレスの料理って食べないからさ」

桂馬「普段何を食べてるんだ?」

小鷹「あーうち親が居ないから全部俺が朝食から夕食まで作ってるんだ」

ハクア「昨日はあたしが小鳩ちゃんにご飯作ってあげたけどね」

美生「こ、小鷹の家も親が居ないのか?」

小鷹「えっと…父さんは生きてるんだけど、仕事で海外行ったきり。んで母親は妹の小鳩を産んで亡くなった」

美生「そ、そっか…」

桂馬「…」


小鷹「こ、ここのメニューって喫茶店って言うよりもレストランって感じだなっ!」

ハクア「小鷹レストランとか本当に行かないの?」

小鷹「家計も任されてるから、外食は多くても月に2回くらいだ」

桂馬「妹の面倒を見て家計を切盛りする…まさしく最近の主人公属性だな」

小鷹「ぞ、属性とか言うなよ」

美生「私もパフェが食べたい」ボソッ

ハクア「ん?」

美生「私もパフェが食べたい!こういった場所で食事をした事が無いからな…実は最近まで小銭の使い方まで知らなかった」

小鷹「そりゃすごいな…」

小鷹(あ、でも星奈は普通に小銭使ってたな。ステラさんのおかげか?)

桂馬「メニュー決まったのか?ボタン押すぞ?」


ピンポーン

店員「いらっしゃいませ。ご注文をどうぞ」

小鷹(え…このお姉さん…腰に…刀?)

ハクア(刀…!?)

美生(…刀?)

桂馬(…刀)

店員「…?」

店員(あら?少し佐藤君に似てる子がいるわ…杏子さんに教えよっと♪)

桂馬「と、とりあえず…ドリンクバー4つ」

店員「かしこまりました♪」

待ってたよ!

>>1
書き溜めてないんかいwwwww
でも復活乙


待ってたぜ

ワグナリアwww
喫茶店無理あるーwwwwww

美生の口調ェ…

ある日、何の前触れもなくニコ厨がやってきた。
彼らは私達をVIPPERと呼び、入植を始めた。
彼らはニコニコ呼ばれるサイトやのコピペブログの住人だった。

              
        (;^ω^)    (^w^ )(^w^ )(^w^ )<ここがビップか~
         (  )    ヾ(  ) (  ) ヾ(  )
         ||      / └ / └   / └
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

彼らはすぐに住みつきはじめ、ニコニコの話題を持ち込もうとした。
かつてシベリア残留民だった私を出迎えてくれた古参も、懸命にROMることを訴えたが、
それが気に障ったニコ厨の発言に埋もれて亡くなってしまった。

我々ゆとりがVIPを支配する・・・古参風情には消えてもらう。

                  、人 '           ;’, ,
          (  ^ワ^)   iニ二@ ´     ( ^ω・)・  、
           )  ⌒~(__) ,Y`       ゝ   ( ` ´ .
          /ニ  ィ,-─ ̄           /⌒   ) な、なにするんだお
        l コ  /            / /  ' `/
       | 厨 (          ⊂二__,/   /
        |    i                 l,   、 , l

今では私の面を被った者たちがVIPを支配している

              
          (^ω^)=)(^ω^)=)(^ω^)=)             ニュース速報(VIP)
          ヾ(  ) (  ) ヾ(  )           http://hibari.2ch.net/news4vip/
            / └ / └   / └
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


まだー

待ち

待機

>>1
どうしたのかなぁ…何かあったとか?
期待して待ってる!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年09月04日 (水) 01:34:36   ID: GpuiJy66

遅筆なのが痛い

2 :  SS好きの774さん   2014年07月09日 (水) 03:50:01   ID: ELkEnjQt

とりあえず肉はいらね

3 :  SS好きの774さん   2015年08月17日 (月) 15:07:40   ID: CuY3ZLKr

続きが気になる…

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