竜「若い娘を我に捧げよ人間」(168)

あげ直し

あるところに1っ匹のドラゴンがいました
ドラゴンは種が少ないが
雑食であり捕食者の頂点でした
そして種が少ないため
ドラゴンは雌雄は
弱いものは雌へ
強いものは雄へ
選ぶ物となっていた

あるドラゴンは体が小さく
よわく

雌となる所………雄を選びました
仲間からはバカにされ
一人で暮らすことにし
ある村で憂さ晴らしをしたときに

一人の少女と暮らすことになりました



姫「竜さま竜さま!!」

姫「朝です朝です!!起きてください」ぺちぺち

竜「眠い」

姫「死体を剥ぎ取りに行きますよ」

竜「わかったよ………眠い」

姫「じゃぁ……もうちょっと寝ましょう」

竜「うん」

村に捨てられた使用人の子
同じ、一人ぼっちだった子と生活している

竜「ふぁ~よく寝た」

姫「すぅ~すぅ~」

竜「」かぷ

背中に乗せて歩く

竜「死体の臭いは………あっちからか」

竜「…………飛ぼう」

竜「いいや……歩いていこう」

死体の元へ
最近、冒険者の死体をよく見る
魔物に襲われたものが多い
まったく冒険馴れしていない者が多い
そう………逃げている
逃げて新しい土地へ
逃げている

竜「………兵士か。珍しい」

姫「じゃぁ……剥いで、供養しよ」

姫は手を会わせ。神に願う。

竜「………」

供養………姫は何故かしたいと申し出た。
生まれた場所の風習だろう

死体を燃やし
灰にし、土に埋め。鎧を置いた
生活に必要そうなものは貰い
軽めな武具も貰う

穴に集めれば。商人が来る。

ドラゴンに物怖じしない屈強な商魂

自分達はそこから本を頂いていた

竜「帰るぞ」

姫「名のしらぬ者に祝福を」

竜「…………」

姫「はい!!竜さま帰ろう‼」

背乗せ飛びたつ

帰宅後すぐに木刀で素振りを行う

姫「竜さま。鍛えないのですか?」

竜「ドラゴンは強い」

姫「本には満身せず鍛練あるのみって書いてます」

確かに毎日、素振りで姫は木刀を振り回せる様力強くなった。

姫「竜さまも!!鍛練するべきです‼」

本来、こんな厚かましい発言は怒られるだろう。
が………自分は何故か親しげで………暖かくかんじる。

竜「じゃぁ……俺も素振する」

丸太を引っこ抜いて
加工し、明日一緒に鍛練する
夕刻。猪を焼いて食べ
本を読む
商人から魔力のカンテラをいただいた
魔力を光とする

姫「竜さま、読んで」

竜「えーと。ドラゴンの退治方法」

姫「竜さま?」

竜「ドラゴンの弱点は頭である。嘘だな……翼だ」

竜「殺すなら頭でいいかもしれないが一番堅い。オススメしない」

姫「へぇ~竜さまにも弱点あるんだ」

竜「ある。まぁ………下半身に」

姫「へぇ~」ぶるっ

竜「寒いのだな。布をかぶり、近くへ」

姫「うん」ぴと

竜「寒いか?」

姫「あったかい………うん………」ウトウト

竜「おやすみ」

姫「おやすみ………」すぅーすぅー

竜(弱い者を見ると和む)



竜「廃墟から鉄釜を取ってきたぞ。水を汲め」

姫「はーい」

バケツで川から水を汲む

大きな鉄釜が3つ

竜「ふん!!」

水の入った釜の下に乾かした木を燃やす

竜「風呂だぞ」

姫「竜さま?入るの?小さいよ?」

竜「お前が入るんだ。服を脱げ」

姫「脱ぎました。あ、あつい」

竜「そっちは煮込み用だ。こっち。お前の出汁はいらない」

姫「はい、あっ!!ちょうどいいです‼」

竜「うむ。しっかり泥を落とすんだぞ」

姫「竜さま、優しい」

竜「上位者だからな」

竜「煮込むとするか……薬草を入れてっと」

姫「竜さま。何作ってるの?」

竜「ポーション」

竜「薬草と魔力を注ぎながら煮込み。色んな効果を即時使える魔法薬だ」

竜「………ぶっちゃけ、ドラゴンには無用の長物だがな」

姫「竜さまは強いもんね」

竜「まぁ………保存が効くから非常用だな」

姫「竜さま」

竜「ん?」

姫「後で背中洗います」

竜「ああ、ありがとう」(なごむ)

デッキブラシ

ゴシゴシ

姫「鱗つるつるだね」

竜「鉄並みに硬いぞ」

姫「へぇ~」

竜「翼の付け目」

姫「はい。竜さま」

竜「そこそこ。ゴミが詰まりやすい」

姫「ふーん」

農民(うわっ!?ドラゴンいる!?………奴隷にされてる‼逃げよ)

商人取引

商人「いやー今日も仕入れありがとうございます」

竜「ふん………お前も物好きだな」

商人「いえいえ……安く物が手に入るんなんて幸せですよ」

商人、商魂逞しい

商人「では、洞窟の奥から………」

姫「あっ!!おじさん!!」

商人「やぁ……姫ちゃん。売りませんか?」

竜「売り物じゃない」

商人「言い値がつくんですがねぇ~冗談です‼怖い顔ですねぇ~」

姫「?」

竜「では、金を」

商人「はい!!どうぞ」小さい金袋

商人「鱗も頂いていいですか?」大金袋

姫「はい!!おじさん!!ネックレスに加工した物!!」

商人「いやぁ!!ありがてい!!」

商人「結構。いい値なんですわ」

商人「帝国も戦争してるし」

商人「いやぁ~なんでも売れる」

商人「いい時代っすなぁ~」

竜「ふん。本も、いただく」

商人「どうぞどうぞ……うひひひ」

姫「これで~いっぱい読めるね‼」

竜「そうだね~」

商人「にしても………何故ここで生活を?」

竜「群れから逃げてきた。俺は落ちこぼれさ」

商人「なるほど。大変すね~」

竜「早くしないと日が落ちる」

商人「せやった!!ほら!!皆の衆!!馬車に積みまくれ‼」

「はい!!」「行くぞ!!」「ぼさっとしてないで早くしろ」

商人「いつも……おおきに。ひひひ」

ある日


竜「ん…………」

竜「んんん…………」

姫「ふぁあ~おトイレ」

ぬちゃ

姫「ん?」

姫「…………」

足に白くベタつく何かが

姫「くさい」

姫「トイレ~」



竜「ふぁ~ん」

竜「夏が来るな」

竜「あい?」

下半身に白い液体が

竜「……………」

姫「竜さま!!おはよう!!これなーに?」掬う

竜「えっと………汗かなぁ~」

竜「夏が来るな~」

竜「体を洗おう」

姫「はーい!!ベタベタする~」



竜「ふぁ~ん」

竜「夏が来るな」

竜「あい?」

下半身に白い液体が

竜「……………」

姫「竜さま!!おはよう!!これなーに?」掬う

竜「えっと………汗かなぁ~」

竜「夏が来るな~」

竜「体を洗おう」

姫「はーい!!ベタベタする~」



竜(はぁ……なんで出るかなぁ)

竜(…………)

姫「うーなかなか取れない」

竜(まぁ大丈夫だろ。異種族だし)

姫「竜さま!!夏になったら高原行ってみたい!!」

竜「いいよ~行こうか」

姫「やった~」

夏の日差し鱗を焼く
風があり涼しい以上に日差しが暑い

竜「近くの高原はあんまり良いところじゃぁ………」

姫「あれ!!見て竜さま」

竜「ん?」

花が開花している

その場所に降りると風で花びらが舞う

姫「本の通りだ………」

竜「あーなるほど」ちょこん

姫「遊んでいい?竜さま?」

竜「うん。日差しが強いから水筒でしっかり補給しながらな」

竜「俺は……ここで寝そべっとく」

花の匂いが身を包む

竜(穏やかな場所だな~)

姫は走り回る

花の中を

転けたりしながら

風が雲を運ぶ
高原の風は心地いい

姫「竜さま!!これ!!草冠!!」

花であしらった冠

姫「竜さまあげる!!」

頭に草冠乗る

竜「ありがとう」

姫「もう一個作る!!」

姫の頭に草冠

姫「竜さまとおそろい~!!」

竜「うんうん」

姫「楽しいね!!」

竜「楽しいな………群れより。ドラゴンの仲間がいるより」

竜「…………」

竜「うん」

姫「ふへへ~!!」

違う日
釣竿を持って湖に

姫「竜さま~釣れないねぇ」

竜「うん」

竜(自分が潜って捕まえるのは面白くないだろうね)

気の棒が沈む

姫「あっ!!」

竿がしなる

竜「湖に落ちるなよ~」

姫「お、おもたい………」

姫「んんんん!!!!!」

魚影が見える

竜「もうちょっともうちょっと」

バシャアアアアアア!!!びちびち!!

姫「やった!!今日は焼き魚~焼き魚」

竜「だねぇ~」

姫「今日はこれだけでいいよね‼」

竜「そうだね」

姫「じゃぁ!!泳ごう!!」ぬぎぬぎ

竜「まぁ浸かるだけ。波が出来ちゃう」

バシャン

姫「気持ちいい‼」

竜「良かった良かった」(危ないから気を付けないと)

幽霊(引き込んで仲間に)

竜「」ギロッ

幽霊(……ひぃ!!)

竜(幽霊。消えろ)

幽霊(あっ……あい)

姫「?」

姫「竜さま?」

竜「なんでもない」

竜「………」(そういえば幽霊多くなったな)



姫「村からですね!!さつまいも、貰って来ました‼」

竜「じゃぁ、焼きいもするか」

姫「わーい!!」

姫「私!!1回食べたかった!!」

姫「夢!!じゃない!!」

竜「よかったね」

30分後

ほくほくのいもが出来上がる
自分は丸飲み

姫はチビチビ食べていた

姫「おいしい竜さま!!」

竜「うんうん。良かったねぇ~」


秋は夜が冷える

竜「………」

姫「………すぅすぅ」

竜「よく寝てる」

寝顔を眺める

拾ってから半年以上になる。

いや………自分が拾って貰ったのではないかなど悩める事が多くなった。

竜「………」

昔を忘れて、穏やかな日々
目的がないまま日々を浪費する

姫との距離は近い
寂しくない日々

自分は……彼女を大切にしている

竜(俺はドラゴン失格だ)

何故なら
一人が嫌で、心が弱い
惨めだが

やはり子供だった

竜(落ち着いて考えると。皆の評価は正しいか)

竜(まぁでも)

姫「ん………」

竜(運はいい方かも)

深夜

姫「トイレ………」

竜「Zzzz」

姫「んん………」

姫「………」

姫は考える

拾われた理由を

姫は悩む

もし……寂しさを癒せなければ捨てられる事を

嫌である

でも

決めるのは彼女ではない

姫「…………」

なので
一人不安になった時は考えないようにする

泣いたら嫌われる



竜「冬眠しないから………飯を保管しなくては」

姫「冬眠?」

竜「俺は冬眠するけど。お前は冬眠しない」

竜「冬眠せずにおったら………あまり良くない」

竜「俺が餓死ってしまう」

姫「それはやだ!!竜さま死んじゃやだ!!」

竜「大丈夫。ただ備蓄だよなぁ……」

竜「まぁ色々、洞窟の奥に入れておこう」

姫「冬………寂しいね」

竜「まぁ……風邪だけは気を付けないとな」

姫「はーい」

竜「カボチャ買ってこい。持ちがいいだろ」

姫「はい!!竜さま‼」

冬場
洞窟奥

不安ながらも冬眠した

竜「…………」

姫「竜さま、おやすみ」

竜「…………」

姫「寂しいなぁ………」

数日後

久し振りに外へ出る

湖で魚を釣ろうと思う



全て凍っていた

姫「わぁ!!」

あつい氷

姫「氷だぁ…」ぺんぺん

すいぃー

姫「あっ……乗っても大丈夫?」

スイィー

姫「わーいわーい!!滑るー」

ピキッ

姫「ん?」

ピキッピキッ

姫「に、逃げなきゃ!?」

パリッ

姫「あっ……ああ!」

バシャン

姫(つ、つめたい。早く)

バリ

姫(氷が割れて掴めない!!)

姫(あ…ん、竜さま)

バサッ!!

姫「………」

竜「しっかり捕まってろ!!」

竜「おちおち寝てられねぇ」

姫「竜さま……」ブルブル

竜「喋るな」

洞窟

竜「服を脱がし、タオルで巻いて」

姫「くちゅん!!」

竜「暖かくして。ぐるぐるに」

竜「………冬眠どころじゃぁねぇねなぁ……」

姫「ご、ごめんなしゃい……くちゅん」

竜「危なかったな」

姫「ひゃい」


竜(冬眠出来ないな)

竜(腹も、空かない用にしたいし)

竜(きっついなぁ………でも)

姫「ちゅん!!くちゅん!!」

竜(心配だ)

次の日

高熱を出した

竜「飲め、夏に作った薬だ」

姫「……うん………はぁはぁ」

竜「作っていて良かった………お前、死ぬとこだったぞ。病気で」

姫「はぁはぁ………ごめんなさい」

竜「しっかり寝て。治すこと」

姫「はい………はぁはぁ………私、死ぬの?」

竜「死なない」

姫「そっか………よかった………」

姫「すぅーすぅー」

竜「はぁ………全く」

竜「世話が焼ける」

竜「………俺も眠ろう」

真冬

洞窟の外は吹雪である

姫「けほ、けほ」

姫はあれから少し回復
ご飯は流動食で何とかしている

竜「すぐには良くならない」

姫「けほ………」

竜「………無理をしすぎたかな」

姫「すぅーすぅー」

竜「……………」

もし姫が死んだら
俺はどうなるだろうか?



竜「………」

竜「仕方がない」

竜「違う生き物だからな」

竜「………ただ」

竜「………少し怖いな」

竜「………寝よう。あまり考えるのも力を浪費する」

竜「これなら蓄えを……まぁ……絶食するか」



姫は洞窟で過ごし
冬を乗り越えた

姫「久しぶりの外だぁー‼」

竜「そうだな………」グウウウ

姫「ごめん。竜さま………冬眠邪魔して」

竜「大丈夫。冬の間、絶食出来ることがわかったから」

竜「体が小さくて良かった……」

姫「はやく!!狩りに行こう!!」

竜「うむ」

竜「その前に………頼みがある」

姫「えっ………竜さま?」

竜「いつまで一緒かわからないけど」

竜「ずっと………一緒に居てほしい」

竜「ダメかな?」

姫「竜さま!!私もずっと竜さまと一緒がいい‼」

竜「なら……俺の背中で今以上に上手く乗れる術を学ばないとね」

姫「はい!!竜さま!!」

姫と竜は知らず知らず
契約がなされた
そして数年

姫はまだ、幼い顔を残したままだったが
立派な女性へと成長していく

竜「村に行くか。連れていこうか?」

姫「皆が怯える。竜さまは待っていてくれ」

姫「遊んでくる」

竜「う、うむ。遅くなるなよ」

姫「遅くなる」

竜「心配するじゃないか」

姫が竜の頭に抱き付く

姫「ありがとう竜さま♪行ってくる」

下山


村は変わらず貧しい
しかし、最低限の物はある。

農民「あっ……姫ちゃん」

姫「こんにちは」

農民「こ、こんにちは」(べっぴんさんになって………捨てなきゃ……)

店主「おっ?来たか‼待ってたぞ」

姫「お持ちしました」

危なくて手に入り難い野草を交換するために村に帰ってきている。

店主「店に入りな‼」

酒場
どこの村にもある

店主「いつも、ありがとう」

姫「いや。買ってくれるから嬉しいのはこっちだ」

店主「いやー本当、助かってる」

姫「うむ。じゃぁ……酒樽くれ」

店主「おう!!………だが大丈夫なのか?大の大人でも大変な物だぞ?」

姫「あんなもの。一人で担げよ大人げない」

店主「い、いや………まぁ……うん」

姫「ちょっと村を散歩してから来るから。店先に置いといてくれ。背負えるように」

店主「へぇーい」(べっぴんだが………えらい怪力だなぁ)

姫は、服も自分で編む
ドラゴンの鱗を使ったペンタンド
それなりの身なり

村一番の美人さんになった
が………誰も声をかけない

姫は知っている。竜を怖がっていることを
しかし、寂しさは一切ない
私には竜さまがいると信じているからだ

そんな彼女でも声をかける人は居る

「姉さま!」

「姉ちゃん!」

「わぁあああ!!竜ねえさま!」

村の子供たちである

姫「ああ……元気かい?」

3人の子供たちが寄ってくる

「元気!!」

そして遠くで睨む親たち

姫「…………」

「竜姉さま!!遊ぼう‼」

姫「ごめんなさいね。遊べないの………皆、親に怒られちゃからね」

「どうして?」

姫は少し悩んだあと。言葉を濁さずに言う

姫「竜が来たら怖いでしょ?」

「こ、こわい」

姫「それと一緒。外者は怖いの」

「お姉さまは外もの?」

姫「ええ。この村に捨てられ。村からも捨てられ。竜さまに拾っていただいたから。生きてるの」

「竜って優しい?」

姫「私には優しい。他はたぶん優しくない」

「あっでも………溺れてるとき助けて貰った」

姫「へぇ~竜さま優しい」

「いいなぁ~お姉さまは竜って!!格好いいんだろ‼憧れる‼」

姫「うん。格好いいよね」

姫「ごめんね。行かなくちゃ………親の言うことを信じなさいね………あまり私に関わると迷惑かけちゃうよ」

「わかった……」

「お姉さま嫌われてるの?」

姫「ええ。嫌われてる」

「どうして?外ものだから?」

姫「正解。まぁ……私は気にしないけどね」

姫「じゃぁ……声かけてくれてありがとう。親には内緒だよ……外の道に落ちてた言うんですよ」おこづかい

「わーい!!」「お姉さま、また!!」「竜姉ちゃん!!じゃぁーな!!」

姫「ふぅ………」

姫「あんまり、関わると迷惑かぁ………」

姫「………外もの」

姫「私は、いったい何者だろうか………」

姫「名前だけは、覚えている。出身など知らない故郷も知らない。何者だろうか?」

姫は大きくなるにつれ悩む

自分の名前のルーツを

胸が騒ぐ

姫「まぁ、よい」

姫「酒樽持って帰ろう」

酒場

店主「本当に大丈夫か?いっぱい酒樽にくくってるし。重いだろ?」

ひょい

姫「まぁ少し」

姫「まだ、軽い方だぞ?」

店主「お、おう………」(どんだけ馬鹿力してるんだよ)

姫「驚いてるな‼日々の鍛練の賜物だ‼ヒグマを倒すために必要なことだからな!!」

店主「そ、そうか」(山は恐ろしいな!!)

姫(早く帰ろう‼)

洞窟

姫「竜さま‼ただいま!!」

竜「うん。おかえり……ひやひやした」

姫「心配性ですね」

竜「仕方がない。俺群れにもう戻れねぇ……人間に関わりすぎて。ルール違反」

姫「ルールとは?」

竜「人間にちょっかい。群れ内同族殺し。色々」

姫「そうなんですの?」

竜「っで……何を買ってきたの?」

姫「生活品とですね。酒を頂きました」

竜「ほう、悪い子に育てた覚えは」

姫「一緒に飲みましょう‼」

竜「うむ!!」

姫「ち………竜さま。ドラゴンは酒を作らないのですか?」

竜「ドラゴンは生産せず。食うだけ」

竜「全くの穀潰しだよ」

竜「まぁ食物連鎖の頂点だって知ってるね」

姫「へぇー」

竜「いやぁ~人間はすげーなぁ~色んな物をつくっちまう」

姫「竜さまも器用ですよ?」

竜「手が大きいから難しい。まぁ今はそこまで頑張らなくていいがな」

姫「そうですか………竜さま。もし………その」

姫「私が出ていく言ったらどうしますか?」

竜「泣く。でも………そうだなぁうん。新しい子でも探す」姫「それはダメです」

姫「人さらいは罪です」

竜「うむむ」

姫「…………竜さま。私は自分が何者かを知りたいです」

竜「何者か?」

姫「ええ。何処の出身か………知りたいです。いえ………世界を見たい」

竜「成る程………本を見るだけではな」

姫「百聞は一見にしかず」

姫「竜さまは怖い者と思っておりましたが。優しい人でした」

竜「そうか~我も、人間は餌だと思っておった」

姫「ですから……旅をしようと思います」

姫「まぁ……腕には自信がありますから」

竜「わかった。俺はついていくことができない」

姫「ついて来てほしいです」

竜「しかし………」

姫「商人から竜封印の宝石を頂きました」

竜「商人……何者だ!?」

姫「彼はダークエルフです。なかなかのご長寿で」

竜「ふむ………っで?」

姫「これは竜を騙して封印するものですが竜さまは任意で封印されてくれるはずっと信じてます」

竜「封印され、出れるのか?」

姫「大丈夫です!!カエルで実験しました!!この封印石の中は異空間らしいですね」

竜「カエル………」

姫「お願いします竜さま!!」くっつく

竜「はぁ……わかった。行こうか」

姫「ありがとう竜さま!!大好きです‼」

竜「…………」(めっちゃ照れる)

姫「商人に会いまして………お話をしなければ。あと竜さま!!封印するのに名前がいります。お名前を………」

竜「ない」

竜「ネームドじゃない………一定の強さを持ってればね……好きに名前を名乗るんだが」

姫「名乗りましょう!!竜さま!!」

竜「いや………弱いのが名乗っても」

姫「私は竜さまを信じます‼名乗ってください‼」

竜「何がいい?」

姫「………何がいいんでしょ?」

竜「風竜だしなぁ……ネームドで有名なのは嵐竜で」

竜「なんだっけかなぁ~」

竜「ネームドじゃない………一定の強さを持ってればね……好きに名前を名乗るんだが」

姫「名乗りましょう!!竜さま!!」

竜「いや………弱いのが名乗っても」

姫「私は竜さまを信じます‼名乗ってください‼」

竜「何がいい?」

姫「………何がいいんでしょ?」

竜「風竜だしなぁ……ネームドで有名なのは嵐竜で」

竜「なんだっけかなぁ~」

竜「おっ!!思い出した!!メイルストロームだ!!」

姫「格好いいですね」

竜「それはもう。恐ろしい。ドラゴンの上位エルダードラゴン様だからな」

姫「竜さまもメイルなんたらでどうですか?」

竜「あー恐れ多いなぁ。そうだなぁーテンペスト。テンペストでどうだ?」

姫「いいですね‼竜さま!!」

姫「では!!商人を待ちましょう」

竜「だな………あんまり危ない道を渡るなよ」

姫「大丈夫です」

風竜テンペストの誕生である

商人は一月に一回来る

商人「姫殿。交渉は上手くいったみたいですね」

姫「うむ。この通り封印した」

ペンタンドの石に竜さまを封じている。声だけは届く。自分だけ

商人「では、今日でここに来るのも最後ですね」

商人「初めは町へ出られるのをおすすめします」

姫「うむ」

商人「そこで冒険者として登録し、身分証を持って世界を旅することをおすすめします」

姫「わかったぞ」

商人「まぁ……聡明な姫殿なら。大丈夫でしょう」

商人「あと!!ダークエルフ商会をお使いください。なんでも揃えております。それに護衛の仕事もありますから‼お金に困ったら相談を」

姫「いつも、すまぬな」

商人「いえいえ。人脈こそ力ですから」

商人「では………護衛を兼ねて町までご案内します」

馬車に乗り込む

竜「………なんか狭い」

姫「慣れてください竜さま」

商人「そうそう、町につきましたら武具を揃えた方がよろしいかと」

姫「この剣ではダメと?」

商人「ええ。折れてますし」

姫「わかった。買い揃えよう」

商人「まいどあり!!安くしまっせ!!」

竜「商売人だなぁ」

姫「ですね。竜さま」

町につく
スライム等は殴り潰し
無事到着
商人につれられ武具屋

商人「やぁ!!どうだい!!ここ一番の店さ‼」

武具屋「おっ!!商人!!客人か!!」

商人「彼女に武具を揃えてほしい」

姫「お願いします」

武具屋「はぁ………綺麗な人だな」

姫「ありがとう」

武具屋「で……獲物は?」

商人「あー何が好きでい?」

姫「………竜さまに騎乗しても大丈夫なように大弓と太い剣を」

武具屋「竜?……ああ!!ワイバーン騎兵隊か!!姉ちゃんすげーなぁ!!しかし……重いだろ?ほれ……そこの剣を持ってみろ」

姫「これか?うむ……あんまりしっくり来ないな」ひょい

ぶんぶん

姫「片手剣はいらぬ」

武具屋「それ………両手」

武具屋「ふむ……」

竜「大剣なら、ドラゴン倒せるぐらいじゃぁないとな」

姫「ドラゴンを倒せる奴がいい」

武具屋「ほうほう。じゃ……この弓を引いてみな」

姫「ふむ」きゅ

姫「うーん弦が弱いなぁ………」

武具屋「こりゃオーダーメイドだな」

武具屋「わかった!!結構値がはるが………見てみてぇ……あんたの強さを。安くするからつくってやら!!」

商人「太っ腹‼」

姫「足るかな?」金貨袋

武具屋「おっ……持ってるねぇ。わかった作ってやろう」

姫「後これで、作ってほしい」ドシャ

武具屋「これは………ドラゴンの鱗!?」

風竜の鱗。白い綺麗な鱗

姫「頼む」

武具屋「わかった。良いものを作ってやろう」

竜「貯金しててよかったな」

姫「ありがとう竜さま」

冒険者ギルド

商人「じゃぁ!!次は………冒険者ギルドだな」

商人「やぁ!!」

受付「こんにちは」

商人「冒険者登録頼む」

受付「わかりました。お名前を」

姫「うむ」

受付「はい……では整理番号持ってお待ちください」

商人「じゃぁ、後はいいな!!仕事へ行くよ‼頑張んな‼試験」

姫「わかった。ありがとう」

商人「いやいや……ダークエルフ商会よろしく」

竜「商魂たくましいなぁ……」

姫「そこに助けてもらっている。まぁ金の縁だね」

商人「へへへ……たんまり払ってくだせーな!!」

竜「噛み殺すぞ」

姫「竜さま落ち着いて」

商人「ははは……まぁ冗談でさぁ」

受付「準備ができましたこちらへどうぞ」

商人「頑張んな‼若いの‼」

姫「はい!!」b

宿
試験は軽度の戦闘だった
男一人投げるだけでいいらしく
簡単だった

姫「ベットです竜さま」

竜「ZZZ」

姫「ありゃ……」

石を覗き混むと竜が眠っている

姫「………お話したかったなぁ」

旅1日目

竜「今日はどうする?」

姫「大人しくしてます。武具が出来るまで」

竜「3日か」

姫「はい。竜さまはお腹すかないのですか?」

竜「封印中は体が動かん。思考だけが生きている。長い間、要らんのかもな」

姫「では!!お話しましょう‼竜さま!!」

竜「うん、いいよ」

2日目

「ありがとう!!いやぁ~助かった」

姫「いえいえ!!」どんっ

暇なのでお仕事をすることに
荷物運びのお仕事とウェイトレスさんだ

「あっすいませーん!!注文!!」

姫「はいはーい」

竜「…………」(ううう、まともに育ってよかったぁ)
「げへへ……かわいいなぁ」

竜「………なんか怪しいなぁ」

姫「ええ、あと尻さわらないでください」

竜「殺せよ」

姫「殺しますよ?」ぎろ

「す、すいません!!」 (やっべ!?怖い!!)

仕事も順調に終わった
その帰り

竜「つけられてるぞ。姫」

姫「竜さま……何ででしょう?」

竜「人さらいだ。たぶん」

目の前に一人立ちふさがる

盗賊「やぁ……」

ざっざっ

合計4人

盗賊「ちょっといいことしない?」

姫「帰って寝たい」

盗賊「じゃぁ俺らと寝よう」

姫「あの……どいて」どん

盗賊「ははは……」手を掴む

姫「…………汚い手で触るな」ぎろ

盗賊「!?」ぶるぶる(な、なんだ……震えが‼)

「姉ちゃん~」

後ろから抱きつこうと迫ってくる

姫「ふぅ……」ドンッ

「あっ……えええええええ!?」

男を突き飛ばす。後方へ吹き飛んだ

盗賊「あ?」

姫「死にたくないなら帰れ」グシャ

盗賊「んがああああ!?」

手を握りつぶす

「怪力女!?」

盗賊「に、にげろおお!!」

竜「全く………弱いのに発情するなよなぁ」

姫「全くです」

竜「さぁ、帰るのだ。休めるときに休まないと」

姫「はい」

借りている部屋に戻る

姫「………外は治安が悪い」

竜「そうだなぁ」

姫「騎士もいないですね」

竜「小さい町だからだろ」

姫「そうでしょうか?」

竜「………すまん。俺らは知らない」

姫「そうですよね。他種族ですし」

竜「面目ねぇ」

姫「いいえ!!竜さまは頼りになります‼」

それから武具の納期が遅れたが
完成した武具を見に行く

白い鎧、鋼の大剣、身長並みに大きな緑弓と太矢

竜「おおおお。我が鱗でもまぁまぁな物が」

姫「ありがとうございます」

武具屋「いや、お礼は俺らだ……いやぁ~楽しかった」

鎧を身に付け、大剣と大弓を背負う。

姫「うむ。竜さまを感じれる」

武具屋「あーひょいひょいっと担ぐね。重くないのか?」

姫「しっくり来る」

武具屋「姉ちゃんすげー鍛えているな」

姫「まぁ竜さまのお陰だ」

姫「やっと、町から出られるな」

竜「何処へ行く」

姫「竜さまは何処へ?」

竜「何処でもいい」

武具屋「ああ、行く場所が決まってないなら帝国へ荷物の護衛をお願いしていいか?」

姫「うむ?」

武具屋「いやな………最近盗賊が多くて多くて。刈る奴が居なくて魔物も多い」

姫「ふふ。いいぞ」

武具屋「じゃ!!時間は追って通達するから!!」

時間指定は朝7時に集合となった
帝国行きの道を進む

馬車は5台
私を含め、多くの護衛を雇っている

姫「初仕事」

「へぇーでも、えらい大きい武器だなぁ」

姫「まぁねぇ~」

竜「あまり……親しげに話すな………情が沸くぞ」

姫「嫉妬ですか?」

竜「バカな、我は嫉妬しない」

姫「仲良くしても大丈夫ですね」

竜「………」

姫「竜さま。長い付き合いです。わかりますよ」

「あのー独り言ですが………なにか?」

姫「いえ、なんでもないです。二重人格思っていてください」

「はぁ……」

竜「なるほどなぁ……変人に見えるな」

姫「気にしません」

ガタン!!

馬車が止まる

「出番だ用心棒」

竜「だ、そうだ」

姫「初任務ですね」

弓と矢を置いて馬車から降りる

目の前に何人もの浮浪者

浮浪者リーダー「馬車の物を置いていけ」

リーダーらしい、体格のいい男が斧を手に脅す

私たちの他の用心棒も剣を構えた

浮浪者リーダー「はん………用心棒。全員で始末するぞ‼」

竜「30人ぐらいか。群れの弱点は」

姫「わかってる」

「くそ!!おおい!!」

「だが、やれないことは」

浮浪者リーダー「矢を射れ!!」

ダダダダダ!!フワッ

浮浪者リーダー「蜂の巣にする…!!」

姫が走り、飛び上がり
そのまま剣で叩き潰す

浮浪者リーダーが肉片に
肉片を払い飛ばし周りを一瞥

姫「お前たちのリーダーは死んだ!!次はどいつだ!!」ギロッ

人が去る音が聞こえる

竜「ははは。気分がいいな‼」

「あ、あんた強いんだな!?」

「うわぅ……バリスタ食らった感じだな」

姫「まぁうむ。弱いな」

姫「早く馬車へ」

姫「帝国は遠いのだろう?」

「あ、ああ………うん。出発だ‼」

そのあと順調に馬車は進んだ

姫「にしても。浮浪者のリーダーはいったい何者だったんだろうか………」

竜「気になるか?姫」

姫「はい。竜さま………悲しいですが、彼は騎士だった。剣は装飾された上質なもの」

竜「………そうか」(最近、みるみる頭角を示したな。やはり名家の捨て子っと言うわけか)

姫「浮浪者に身を落とす理由は」

竜「人間同士の戦争で身を落としたのだろう」

竜も学んでいた
本でしか知らないことだが
姫と同じように学んでいた

竜「帝国は戦争している」

姫「ええ」

竜「まぁ………勝ちがあるんだ。負ける国もある」

姫「………私の故郷は滅んだんでしょうか?」

竜「捨て子にする理由は知らないからな……なんとも言えない」

竜「だが………そうだな」

姫「?」

竜「竜には死に場所を選ぶ事がある」

竜「安らかに眠りたい地を探す」

竜「お前も、羽を休ませれる場所に出会えたら………そこが故郷でいいだろ」

姫「竜さま」

竜「ん?」

姫「竜さまが居るところが一番落ち着けます」

竜「///」

帝国
今、一番大きな領土を持ち
世界一の軍を持つと言われる国
冒険者ギルドの酒場にたちより
宿を借りる

馬車は無事
荷物を届けた
手伝ったら少し多目にお金をいただいた

姫「皆が私を見る」

竜「フードを被れ。お前は目立つ」

白い鎧、金色の髪
目立たないわけがない

姫「………聞き耳」

「可愛いねあの子」

竜「お前が綺麗だから目立つ」

姫「えっ!!竜さま!!本当!?」

竜「現に周りはお前をメスと思っている」

姫「そ、そうじゃないけど……うん。竜さまは綺麗な子好き?」

竜「ドラゴンに綺麗だからとかはない。メスだけだな」

竜「まぁ俺は………ドラゴンじゃぁ……モテないから」

姫「それは嬉しいこと聞きました」

竜「……………」

姫「あっ静かになりました」

ドンッ

ギルドの中に騎士が数人現れる

受付に言い寄る

騎士「傭兵を収集しろ以上」

騎士が去る

ギルドがざわつく

戦争が始まる

竜「物騒な、しかし………傭兵か」

姫「………」耳を澄ませる

「今度は何処へ行くよ‼」

「ははは、略奪して一攫千金だ」

「そうだな」

姫「なるほど」

竜「攻めた場所で略奪させてるのか」

姫「軍を動かさなくていいですからね」

姫「相手が弱ければ………」

竜「こっそり紛れてみよう。空から」

姫「はい」

竜「………そして。頃合いを見て戦に参加すればいい」

姫「何故?」

竜「名前を広めるのだ」

姫「??」

竜「名前を知っている者が現れるまで」

姫「………しかし、戦はしたことがないです」

竜「お前なら大丈夫だ。俺は……静観するがな」

姫「竜の掟は大事ですからね」

竜「うむ」

戦争まで時間がある
時間潰し名声を稼ぐため

ウェイトレスをしていた

竜「狩りに行けよ」

姫「荒事は戦で充分。馬を買わなくては」

竜「ふむ、残念だが馬ではお前の重さを耐えられん」

姫「残念だ」

「あーすいません‼注文いいすかぁ!!」

姫「はーい」

竜「やれやれ」

姫「………」耳を澄ませる

竜「ん?」

「あそこ、ダンジョンがあるけど行った?」

「行った行った。スッゲー強いよなぁ」

「ゴーレムいっぱいだもんな」

「宝はまだ取られてないらしいな」

姫「ダンジョン」

竜「なるほどなぁ。ここで話を聞けばタダで情報が手に入るな………」

姫「場所だけ教えてもらいます。すいません‼教えてください」

帝国領ダンジョン前

「姉さん一人で行くのかい!?」

姫「一人じゃないが………うむ」

「お、俺らを」

姫「すまん。死んでも知らんぞ」

「あっ……わかりました」(追ってみよう)

姫「竜さま。危なかったら手伝ってくださいね」

竜「大きい広場であり、相手が人間ではなかったらな」

姫「はい」

ダンジョン内探索

ゾンビ「あーあー」

ずばぁああん!!

足を大剣で吹き飛ばす
次に首を切り落とす

姫「これで無力化出来ましたね」

姫「ん」野生の直感

石ころを床に投げつける
床が開く。閉まる。

姫「落とし穴」

姫「とうっ!!」

向こう側に跳ぶ

竜「無茶をする」

姫「落ちてもなんとかなります」

竜「ならんぞ!?」

「ああああああああ!!」

姫「あっ………誰か落ちた」

竜「全く。帰ればいいものを」

姫「ん?」

道の奥に光が

奥に進む

結晶が光続き。広間を照らす。

奥に宝箱が

姫「何か居るね」竜の勘

岩が集まり
大きい姿

ゴーレム

竜「ふーん」

竜「俺がやろうか?」

姫「竜さまが?」

竜「たまには良いところを見せよう」

封印石を投げる

竜「あーひさしぶりだなぁ体があるって」

ゴーレム「ごごごご」

竜「姫は、先に宝箱を盗め」

竜「おらぁあ!!」

ゴーレム「ぐごご」

拳を押さえて力比べをする

姫「今のうちに行きます……」すっ

宝箱を叩き切る

姫「………中身は本ですね」

竜「退け!!」

出口に下がる
竜を封印し直し
ゴーレムから逃げる

ゴーレムが出口から出れない
無事本を拾った

内容はゴーレム精製魔法だ

使えるか、わからない

姫「拾った本どうしようか?」

竜「売ればいい」

姫「そうしよう」

冒険者ギルドで売ることにした

本を売ったがあまり高くは売れなかった
ダンジョンも結局名声を得るには微妙

やはり戦争で武功を取るのが早い

傭兵として登録した

馬を借り、荷物だけを乗せて行軍に参加

日が過ぎ
到着した町

すでに開戦していた

地面に横たわる
幾多の亡骸

蒸せ返る
血の臭い

そして………空跳ぶワイバーンの咆哮

初めて見た戦場は
悲惨だった

傭兵を雇う意味も

町を掃除させるだけっと

燃えた町に足を踏み入れる
亡骸が山のように積まれる

姫「………」

竜「人間は人間を食いもせず殺す」

竜「が………これを見ると。やり過ぎだ」

姫「……」

がしゃん!!

姫「………」

他の傭兵が走り回り強奪する

竜「………ふむ。もったいない貰っていくか?」

姫「………他もこうなのかしら」

上空を見る

ワイバーンが旋回し、上空から見張る

姫「………竜さま。背中に乗せてほしい」

竜「ああ」

姫「空から見よう」

バサッ‼

竜「しっかり捕まれ」

上空から町を見る

歪んでいる

これは

いくつもの戦禍

姫「帝国は………何故ここまで?」

竜「人間のすることはわからん。だが団結しないだけで我らドラゴンは生きやすい」

姫「帝国へ帰ってもらっていいですか?」

竜「何を?」

姫「名を広めるなら………帝国からでなくていいでしょ?」

竜「茨だぞ?」

姫「こんなことをするから………浮浪者は増える」

竜「………はぁ付き合おう。死なせたくない」

姫「ありがとう竜さま」

姫「でわ……何処かに。雇われましょう」

姫「………全て帝国のせいだったんですね」

竜「お前が埋めたものたちはな………」

姫「ええ……」

冒険者ギルドから
情報を得る

次の戦地は北の町

そこまで飛んでいく

そして。町に入る

活気が溢れ、戦場になるとは思えない場所だった

彼女はここへ来た
ただ………本能によって

冒険者ギルド

姫「すまない……その……戦に出るにはどうしたらいい?」

「ごめんなさい………傭兵は雇ってないんです」

姫「そっか……うーむ」

竜「情報を集めよう」

姫「ええ」

「ちょっといいかな?」

姫「?」

「ああ、自己紹介だね」

傭兵スカウト「傭兵スカウトだ。君はなんだい?戦に出たいのか?」

姫「ええ……帝国の敵なら」

傭兵スカウト「帝国の以外は大丈夫ねぇ……帝国もいい仕事あるのにねぇ………まぁ!!帝国より金を出すとこは多い」

傭兵スカウト「君、この国は安全なんだよ。ある理由で………でも君が望む戦場を用意できる場所でもある。ついてきて欲しい、覚悟があるなら」

竜「あやしい」姫「ついていく」

竜「な、なに!?」

姫「飛び込んでみないと俗世はわからない」

傭兵スカウト「ははは!!」

傭兵スカウトに案内されるのはこの国の中心部だった。

いくつものワイバーンの牛舎があり
飛び立ち、飛び降りを幾多の人数が繰り返す

傭兵スカウト「ワイバーンの乗った経験は?」

姫「ない」

傭兵スカウト「じゃぁ……頑張って」

城に案内された

中はとにかく広い

そして、城の中で全てが揃うようになっている

「おっ………スカウトかい?」

傭兵スカウト「ははは……まぁねぇ……傭兵はどんどん減っていくからねぇ~」

「死ぬやつが悪い」

傭兵スカウト「あそこで受け付けてくれ………これをもって。君の傭兵証明書だ」

傭兵証明書を手に取る

受付嬢にそれを渡し、数分後

メダルを渡される

受付嬢「あなたのエンブレムになります。魔力を流し、創造してください」

姫「う、うむ」

魔力を流す。一応、魔法は不得手

メダルが竜と乙女が描かれる

それを渡すと、ネックレスにしてくれた

受付嬢「それは、身分をここや、他の場所でも身分を示します。冒険者ギルドなぞでは出来ない支援をたくさん受けられます。ここのルール等の説明書をどうぞ」

説明書を受けとる

受付嬢「ようこそ‼マイグラトニーレェーヴァンへ!!」

傭兵スカウト「終わったか‼ルーキー!!マイグラトニーレェーヴァンにようこそ‼」

姫「………」

竜「………」

傭兵スカウト「ははは……そう、邪険にするな次期になれる。俺はここの管理人だ。何かあったら相談しな。おい!!竜操縦者」

竜操縦者「なに?」

傭兵スカウト「見つけてきたぞ。お前の契約者」

片腕の女性が私をる

竜操縦者「ふーん。今度のはマシね」

傭兵スカウト「ははは……お前につけれるのは居ないと思ってたぞ」

竜操縦者「竜操縦者よ。ワイバーンであなたを補佐。依頼を持ってくるわ」

傭兵スカウト「帝国以外を所望だ」

竜操縦者「あら……気に入った。わたしも逆張りは好きよ。儲かるから」

姫「よ、よろしく」

竜操縦者「さっそく………試験を。無理ならメダルを奪うわ」

傭兵スカウト「ははは………手厳しい。私は去ろう。後は任せた」

竜操縦者「ええ、ついてきて」

竜「スゴい所へ来たな」

姫「そ、そうですね」

施設や仕事の話を聞く

依頼主から依頼を受け
竜操縦者たちがワイバーンで運び
依頼をこなす
依頼は多岐に渡る
冒険者ギルドは安い傭兵
高い傭兵はここらしい

竜操縦者「さぁ!!ワイバーンに乗れ!!」

姫「うん………何処へ?」

竜操縦者「腕を見よう………お前が一体何処までの傭兵か」

竜「我以外……またひらいて乗るとか許さん」

姫「竜さま我慢して」

竜「あい………」

翼が大きく、細みの竜に乗り
飛び立つ

バサッバサッ

竜操縦者「怖くないか?」

姫「なれてますから」

竜操縦者「じゃ行くぞ‼」

場所はこの前……滅びた町

竜操縦者「今からここを奪還する」

姫「滅びたのでは!?」

竜操縦者「逃げただけだ。奴らは私らに頼むのを渋った。だが………逆にチャンスだった」

姫「………」

竜操縦者「降りる」

ワイバーンから降ろされる
他にも同業者が降りてくる
中に黒い竜の姿が

竜操縦者「黒龍……奴もいるのか………名前は傭兵!!」

姫「姫」

竜操縦者「じゃ……相手は帝国存分に戦ってくれ成果は私が上から見て報告する」

「敵襲!!空から‼」

「傭兵だ!!傭兵を出せ‼」

竜「………どうする?」

姫「竜操縦者さん。ひとついい?」

竜操縦者「ん?」

姫「私の本当の名はカーチス言うんだ。この名前で有名になり………知り合いを探したい」

竜操縦者「じゃぁ」

竜操縦者「トップじゃなくてもいい。ランカーになれ」

姫「どうすれば?」

竜操縦者「依頼をこなせばいい」

竜操縦者「………敵が来る逃げる」

「居たぞ‼敵だ!!」

兵士数人が剣と盾を持ち現れる

「相手は戦争のプロだ気を引き締めろ‼」

竜「来るぞ、姫」

姫「ええ」大剣を構える

姫「はぁあああ!!」

大剣を大きく横に振りかぶって兵士に近付き
振り抜く

盾に触れ吹き飛ばし、崩壊した家の壁にぶつける

驚いてる兵士を大剣を降り下ろし
たたき割る

「ば、ばけもの!?」

「伝令が走ってくる!!なんだ!!」

兵士が走って逃げている

「魔王だ!!傭兵の魔王がでたぁ!!」

「畜生!!逃げろ‼」

竜「………二人殺っただけか」

姫「はぁ………始めて殺った……人を………でもあんまり気にならない」

自分は人間とは違った物のような気がする

姫「…………」

竜「気にするな」

姫「……うん」

竜操縦者「なかなか、初めてにしては筋がいい。じゃぁ……皆が逃げる理由を見に行こう」

姫「?」

町の上空

眼下に黒龍と一人の男が幅広の大剣を持ち立っていた

それに距離を取り
兵士が盾を構える

「お、おまえが行けよ」

「ドラゴンもいるじゃねぇか」

竜操縦者「今回は楽な仕事だ」

姫「………」

竜操縦者「彼は………傭兵の頂点。黒龍に乗り一人で戦場を歩き回る傭兵。魔王だ」

魔王「………」ギロッ

姫「ん!?」(目線があった!?)

黒龍が寝る

魔王「ふん………誰もかかってこない」

魔王「なら、こちらから行くぞ‼」

魔王が一ヶ所から切り払い
兵士を真っ二つにし、包囲を抜ける

兵士たちは散り散りになり
逃げ惑う

姫「………」ひょい

竜操縦者「なっ!!この高さから飛び降りるな‼」

どしゃああああん

姫「………」

魔王「………同じ傭兵か。いい目をしている」

姫「あなたを倒せばすぐに名前が有名になる」

竜操縦者「!?」

姫「お覚悟……」

魔王「依頼以外ではご法度だ………知らないなルーキー」

魔王「覇龍………帰るぞ」

覇竜「終わったか」

黒い竜に乗り飛んでいく

姫「………」

竜「バカか‼お前は!!勝てないかもしれないんだぞ‼」

竜操縦者「あーあ……お前……アホだな」

竜操縦者「今回は味方だ。次に期待しろ死にたがり」

姫「ちぇ……近道はダメか」

竜「ダメ」

竜操縦者「地道に行けよ……ルーキー」

姫「そうする………」

残党狩りが終わり
本部隊に明け渡す

報酬を受け取り
帰宅

宿泊先も支給してくれた

竜操縦者「今日は、まぁよかった。次もよろしくな」

姫「仲介人はいるのか?」

竜操縦者「お前みたいなのが買ってくれるとこを探すのが仕事よ。サポートもね……まぁいらないって人もいるわ」

姫「ふーん」

竜操縦者「お疲れ、そうそう。帝国以外よね」

姫「ええ」

竜操縦者「わかった」

竜「なんか、凄いところへ来たな」

姫「ええ………」

竜「傭兵で有名になるか」

姫「…………はい」

竜「見つかるといいな故郷」

姫「はい!!竜さま!!」

次の日
ワイバーンに乗り連れていってもらう

竜操縦者「今日は、斥候の帝国兵士を殺してもらう」

姫「斥候?」

竜操縦者「ええ、レジシタンスを探してる部隊にちょっかいをかけるの。そこを強襲したいらしいわ」

姫「………レジシタンス」

竜操縦者「国を滅ぼされても戦う集まりよ」

姫「へーそんなのいるんだ~」

竜操縦者「知らないのね……なにも」

竜操縦者「見えてきた。あれね………バラバラに探してるわね。小隊にちょっかいかけるわ」

姫「ここでいい!!」ひょい

竜操縦者「ま、また!?またなの!?,」

竜「おまえ………驚かれてるぞ」

姫「昔、もっと高いところから落ちたから大丈夫」

竜「大ケガしたけどな!!」

ざっ!!

「ん…………居たぞ‼レジシタンスだ!!掴まえ……」

姫「先ず一人」

剣を振り抜き、首が何処かへ飛んでいく
鮮血が白い鎧を汚す

「くそ!!やられた!!囲め!!」

槍を持った兵士が集まりだす。

姫「はぁ!!」

槍を剣で弾き
懐へ入る

拳を堅め顔面を殴る

色々潰れる音が拳から伝わる

叩きつけるように殴りきった

竜操縦者「…………」

数分後

姫「ふぅ………君で最後だね」

「ひっ……ひいいい!!傭兵なんで!!なんでこんなとこにいいいい!!!」

姫「……見逃してあげる」

「あばばばば」

竜操縦者「全部倒しちゃうとは………」

竜操縦者「レジシタンスにお小遣い貰えそうね」

姫「…………」

竜操縦者「あなた最高よ!!さぁ帰りましょう」

姫(こんなことでいいのかな?)

竜「我に乗れ」

姫「えっ……」

竜「………ワイバーンなぞ、よりも」

風竜「我の方がいいであろう」

竜操縦者「なっ!?」

姫「ええ。もちろんです。竜さま」ひょい

竜操縦者「おまえ!?竜持ちだったのか!?」

姫「竜持ち?」

竜操縦者「えっと……」

風竜「こいつは俺が背中に乗せる。すまないな」

竜操縦者「いいえ。私は気にしないわ」

姫「ごめんなさい。わがままな竜さまで」

竜操縦者「いいえ。竜はこんなものよ」

風竜「悪いな。あまりにも傍若無人で不安になった」

姫「…………」

竜操縦者「わかった。道案内とそれと依頼はもっと大きいの拾ってくるわ」

風竜「助かる。我も戦うとしよう」

竜操縦者(ひっさしぶりの金づる!!)

姫「………なんか、わらっている」

酒場

竜操縦者「じゃぁ私は帰るね」

姫「ありがとう」

姫「ふぅ~」

竜さまは竜専用牛舎に

「あっ!!ルーキー」

「この席いいかしら?」

姫「ええ。どちら様?」

戦士「俺は戦士。こっちが」

魔法使い「魔法使い。同じ傭兵。まぁここにいる連中は全員傭兵」

姫「へぇ~」

戦士「あんた。自前に竜を持ってるんだってな」

姫「あれは……持ってる言うより保護者みたいなもの……かな………うん」(保護者………かぁ……)

魔法使い「へぇ~。で、今一人で傭兵を?」

姫「ええ」

戦士「なら………手を組まないか」

魔法使い「僚機を募集してるの」

姫「えっ………仲間?」

戦士「そそ。戦場で一緒に戦う仲間」

魔法使い「格安で手伝ってあげるし手伝って貰うの」

戦士「悪い話ではないと思うぞ?」

姫「…………」

姫「うん。確かに」

姫「でも、ごめん………私はもう。パートナーがいるから」(竜さまが戦うって言うんだからね‼二人っきりがいい)

戦士「あー残念。でも」

魔法使い「雇ってもいいし!!雇わしてね‼」

姫「はい!!よろしくお願いします‼」

竜用牛舎
豪華な寝床だった

風竜「………ん」

姫「ただいま」

風竜「おまえ、部屋があるだろう?」

姫「ここがいい」ぴとっ

風竜「………」

姫「私さ、竜さまが居ないと………自分が誰なのか何なのか分からなくなる。故郷もない……親もいない」

姫「ちょっと不安になる」

風竜「そうか。なら一緒に寝よう」

姫「うん!!」



竜操縦者「あなたたち仲が良いわね………」

姫「あっおはよう。今日は?」

竜操縦者「今日は大規模な戦争に首を突っ込む」

竜操縦者「実は大規模な戦争の中には他の場所からも傭兵がいる。賞金首等も」

姫「で、帝国の敵側で参戦?」

竜操縦者「もちろん。早く行くわよ」

風竜「場所を教えろ」

竜操縦者「ええ。依頼主からは勝てば大金いただけるわ」

竜に乗り飛び立った

落ち着く

スゴく

竜さまの背中は落ち着く

姫「…………」

竜「どうした?」

姫「い、いえ」

罪悪感

私は嘘をついている

戦場は緩いものだった
降りて戦い
帝国兵を追い返すだけ

そして………何も達成感のない勝利



竜の牛舎

風竜「おまえ………何を塞ぎ込んでいる?」

姫「………」

風竜「旅をするときはニコニコしていたが」

風竜「最近は笑わなくなった」

姫「…………」

風竜「言えば落ち着く」

姫「……………嘘をついていました」

風竜「ふん………そんなものわかっておる」

風竜「隠し事をしているのはわかった………」

風竜「それが何かを教えろ」

姫「き、きらいにならない?竜さま私を捨てない?」びくびく

竜「しないぞ」

姫「…………実は。故郷は気になります。自分が何者かも。でもですねそんなのは表の建前なんです」

風竜「ん?」

姫「………私、一緒に竜さまと外へ出たかっただけなんです!理由をつけて!!」

風竜「!?」

姫「…………で、わかったんです。私は竜さまがいないと何もできないって」

風竜「そ、そうだったのか………言えばなんとでも」

姫「………はい………もう我慢するの嫌なんです」ひっく

風竜「泣くな……ごめんなぁ気付かなくてもっと早く気付けば………こんな傭兵とか来なくても良かったのにな」

姫「好きです………」

風竜「ん??」

姫「私は竜じゃない………でも好きなんです竜さまが」

風竜「は、はい!?」

姫「………ごめんなさい。宿へ帰ります」

風竜「ちょ、ちょいまて!!待つんだあああ!!」

姫「」ビクッ

風竜「えっ……好きってこう………」

風竜「俺とエッチしたいと?」

姫「」コクコク

風竜「い、いやぁ………おめぇ……人間」

姫「私は雌です………好きなんです。ごめんなさい。矮小な者がこんなおこがましい事を………」

風竜「あっうん……よ、予想外過ぎて過ぎて」

風竜「あっ………でも。ああ、うん」

姫「わ、わたし……傭兵とか……流されてここへ来たんです………でも故郷探しても………私の夢が叶わないです」

風竜「夢は……」

姫「竜さまと………ずっと一緒がいいです」

風竜「そうか………そこまで」

風竜「…………」

姫の下半身を確認
子作りは無理

風竜「まぁ小さいときから一緒だし」

風竜「………わかった」

風竜「おまえの好意を受け取ろう」

姫「!?」

風竜「一応、一緒にいたいからな」

姫「ありがとう‼竜さま!!」だきっ

風竜(笑った………うむうむ。かわええぞ)

告白し姫を追い返したあと

「あっ!!おめぇ」

風竜「ん?」

「生きていたのか‼」

風竜「?」

竜の溜まり場へ足を運んだ
何故か竜が生活できるようになっている

風竜「誰だ?」

「ああ………群れのもんだよ」

風竜「群れ?」

「放逐されて……ここに匿って貰っている。傭兵のお供でな。お前も流れてきたか?」

風竜「いいや。姫がここへ来ただけだ」

「おめぇ………弱いからなぁ」

風竜「ふん………知るか」

「まぁいい……戦場で死なぬことだな‼ははは」

覇龍「同じことを俺が言ってやろう」

「覇竜………はん………わかったよ」

そそくさと逃げる

覇竜「オメエの相棒は豪胆だな」

風竜「………なんだ?」

覇竜「誉めてるんだ。ルーキー………だがな死に急ぐな。必ず生き残れ」

風竜「…………」

覇竜「相棒が期待している。それだけだ」

風竜「………傭兵とは何だ?金で雇われただけの兵士じゃないのか?」

違和感

覇竜「…………お前は聡明だ」

風竜「………」

覇竜「若いのは皆、気付いていない」

覇竜「傭兵とは戦場をコントロールする」

覇竜「そう………一人で万の兵を押さえつける者たち」

覇竜「昔はな」

風竜「今は?」

覇竜「変わらん……弱くなっただけだ」

風竜「…………」

覇竜「酒飲むか?………ここのルールを教えてやるよ色々な。相棒に教えてやりな」

風竜「ここの竜は……群れと何が違う?」

覇竜「ここの竜は、傭兵だ」

風竜「…………」

覇竜「ははは。わからず入ってきたか」

風竜「姫がスカウトされただけ」

覇竜「スカウト………あいつか。珍しいな」

覇竜「さぁ飲みに行こうか」

風竜「………ああ」



姫「ん?」

竜操縦者「ああ。姫か」

姫「ここで何を?」

竜操縦者「星空を見ていた」内腕を撫でる仕草

姫「………腕はどうしたの?」

今まで気になっていた

竜操縦者「切り落とされた。戦場で」

姫「傭兵だった?」

竜操縦者「ワイバーンで傭兵を運ぶものは皆そうさ。傭兵が出来ない」

姫「…………傭兵とは、何?」

竜操縦者「さぁ……なんだろうね。千差万別。皆、自分の思う傭兵像があるはず」

姫「…………あなたは何?」

竜操縦者「なんだろうね………忘れたよ」

姫「そうなんだ………私も良くわからない」

竜操縦者「そうか………今まで何処で何を?」

今までの出来事を話す

竜操縦者「そうか………傭兵やる理由がないな」

姫「そうだね。でも………なんだろうか」

姫「帝国がやることは許せないっと思う」

竜操縦者「そっか」

竜操縦者「なら……いい仕事がある。砦防衛だ」

姫「………」

竜操縦者「ある。弱小国が雇いたいと言っている。誰も行きやしない。数人しか雇えないからだ」

姫「………」

竜操縦者「そこで1ヶ月どうだい?」

姫「いいんじゃないかしら?」

竜操縦者「じゃぁ決まりだね。受け付け済ましといてあげよう。明日出発だ」

この世界の傭兵
至るところの戦場で竜もしくは飛べる生き物に乗り戦場に現れる邪魔物

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