モバP「今年も野球シーズンが終わったなぁ」 (41)

モバP「……」


卯月「プロデューサー…最近元気ないですね…」


ちひろ「そうね…今月に入ったくらいから急に元気なくなったような…」


ちひろ「それに元気がないと言えば……」


友紀「」


卯月「友紀ちゃんも元気ないですね…」


ちひろ「むしろプロデューサーさんより重症なような…」


モバP「……」


卯月「あのー…プロデューサーさん…?なにか…」


モバP「……よし!」


卯月「きゃあ!」


モバP「終わってしまったものは仕方ない!ここはショボくれていないで来季のために今季の総決算をしておくべきだ!」


卯月「え?え?」


ちひろ「……ひょっとして」


モバP「始めるぞ!2016年プロ野球反省会!!」











SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1478619570

【346プロ主催2016年プロ野球反省会】


卯月「えーっと…これはどういうことなんでしょう…?」


ちひろ「プロデューサーさんは大のプロ野球ファンですからね…」


ちひろ「シーズンが終わって寂しかったんでしょう」


卯月「え、じゃあまさか元気がなかったのって…」


モバP「さて、今シーズンもプロ野球は様々な感動をオレたちに与えてくれたわけだが…」


モバP「来季はすぐにやってくる!そんな中で今季の反省をしないで来季を迎えることができるだろうか!?否!!」


卯月「ひゃう!!」


モバP「だったらやるしかないじゃないか!へこんでいる時間なんてない!来季はもう目の前だ!!」


友紀「…来季は…目の前……」


友紀「そうだよね…しょげてたって始まんないよね…!!」


友紀「よーし!!私も来季に向けてがんばらないと!!」


モバP「その意気だぁ!!!」


卯月「や、やりましたよちひろさん!友紀ちゃんが元気を取り戻しました!」


ちひろ「それはいいんですけど、仕事を……」


モバP「まず最初に反省する球団はここだぁ!!」


安価下1

卯月「プ、プロデューサーさん!なにかすごい物騒なことが書かれてるんですけど!!」


モバP「気にするな卯月、あれは某やきうの民が使ってる古代神官文字だ!!」


卯月「そ、そうなんですか!?」


モバP「ああ、だからあれは現代では特に意味のない言葉なんだ、だから気にするな」


卯月「わ、わかりました…」


モバP「という訳で最初の反省する球団は広島東洋カープだぁ!!」


卯月「ど、どういうわけなんですか!?」


モバP「カープは今年本当に大躍進だったよなぁ」


友紀「うぐっ……ま、まぁ確かに今年のカープは本当に強かったよね…」


ちひろ(話す時は普通のテンションなんですね…)


モバP「開幕前はほとんどの解説者がBクラス予想するくらい注目度低かったのになー」


友紀「それだけマエケンの抜けた穴は大きかったってことだよね」


卯月「あ、でもニュースでもやってましたよね!広島の町でも大騒ぎだったって!」


美波「大騒ぎなんてものではないわ!!」

卯月「きゃあ!」


モバP「お、来たな美波」


美波「カープの話をするなら私抜きでは語れませんからね!」


モバP「さすがは生まれた時にはすでにそれゆけカープを暗唱できたというだけあるな…」


卯月「そ、そうなんですか!?」


ちひろ(そんなわけないでしょ…)


美波「今年のカープの躍進はやはり野村投手が一本立ちできたことが大きかったですね!」


美波「3年目からは成績が下がる一方でしたから…」


モバP「確かになぁ、ルーキーイヤーはすごい投手が出てきたもんだと思ったが…」


美波「前田投手が抜けた先発陣をジョンソン投手と一緒に引っ張ってくれましたからね!」


モバP「ジョンソンも外国人ではバッキー以来の沢村賞だし、間違いなくリーグNo.1の先発投手陣だったな」


美波「でも…やはり黒田さんの引退はショックでしたね…」


モバP「わかってはいたんだがいざ引退するとなぁ…」


友紀「私も敵ながら黒田投手のピッチングは好きだったなぁ」


美波「野村投手の活躍の要因には黒田投手のアドバイスもあったと言いますからね…」


モバP「なんか、一時代の終わりを感じるよなぁ」


モバP「投手陣も凄かったけど打線も凄かったよな」


美波「そうですね!田中、菊池、丸選手らの上位陣が出塁して…」


美波「新井、鈴木、エルドレット選手らの重量打線が返すという理想的な打線でしたから!」


友紀「地味だけど安部選手みたいな伏兵の存在も大きかったよねー」


モバP「一時は3割打者が4、5人並んでたような打線だったからな…」


美波「特に鈴木誠也選手の成長が大きかったです!」


モバP「そうだな、もともといろんな球団に注目されてたからかなりいい素材だとは思ってたが…」


友紀「まさかあそこまで急成長するとはね…バットマンレースは最後までかなりヒヤヒヤしたよー」


美波「神ってるなんて流行語も生まれたくらいですからね、来季も期待してます!」



モバP「さて、せっかく美波に来てもらったんだし…」


モバP「美波的には来季注目の選手とか挙げていってもらうか」


美波「そうですね…カープは全体的に若いチームなので注目の選手は多いんですけど…」


美波「私が来季注目したいのは背番号36番の塹江投手ですね!」


モバP「塹江かぁ…確か左の若手投手だったよな?」


美波「はい!東京ドームで優勝を決めた翌日のことなんですけど…」


友紀「ぐはぁっ!!」


卯月「友紀ちゃんが吐血を!?」


美波「その試合で中継ぎ登板して防御率162.00という数字をマークしたんですよ」


モバP「それは…すごいな」


美波「それがかつてのエース大野投手に被ってしまって…ちょっと注目しているんですよ!」


友紀「た…たしか大野投手も初登板で防御率136.00をマークしたんだっけ…?…ガフッ!」


卯月「友紀ちゃん無理しちゃダメですよー!!」


モバP「なるほどな…もしかしたら大野投手みたいな左腕エースになるかもな」


美波「はい!頑張ってもらいたいですね!」


モバP「…やっぱり今年のカープは強かったってことだな」


友紀「来季こそは…来季こそは必ず…!!」


卯月「な、なんか今日だけで友紀ちゃんがものすごく怖くなっちゃいました…」


ちひろ「わりといつも通りよ卯月ちゃん…」


モバP「さて!次の振り返り球団はここだぁ!!」


安価下1

モバP「次は今年の日本一球団、ファイターズだぁ!!」


友紀「ぐぬぬ…2012年の再現をしてやりたかったのにぃー!」


モバP「いやー、ファイターズと言えばやはり後半戦の15連勝だよなぁ」


友紀「途中までホークスがぶっちぎりの首位だったもんねー」


友紀「後半の失速があったにしてもやっぱりあの追い上げは尋常じゃないよ」


モバP「カープが安定のある強さならファイターズは爆発的な強さってイメージだな」


卯月「ファイターズって北海道のチームなんですよね?」


ちひろ「そうねー、親会社は主にハムとかソーセージを作ってる会社ね」


卯月「あ、私も家でよく食べます!」


杏「はぁ…めんどくさいなぁ…」


卯月「あ、杏ちゃん!どうしたの?」


杏「めんどくさいけどファイターズの話するなら私も参加しないと…」


卯月「ち、ちひろさん…あの杏ちゃんが自分から話題の中心に飛び込んでくるなんて…!!」


ちひろ「野球談義、恐るべしですね…」

モバP「やっぱりファイターズって言ったら…」


友紀「うん、あの選手についてだよね…」


杏「仕方ないよ、すごい選手だもん…」


モバ友杏「「「大谷翔平!!」」」


モバP「今年は本当に二刀流を完全に実現させたからな」


友紀「投げては防御率1点代で二桁勝利、打っては3割20本…本当化け物だね」


杏「まぁ、これも栗山監督の起用の上手さがあってこそだけどねー」


モバP「ただ強いて言うならどっちかで規定に乗ってもらいたかったってのはあるけどな…」


友紀「そうなっちゃったらもう真の化け物になっちゃうよ…」


杏「でも大谷君ならやっちゃいそうだよねー」


モバP「あとは先発投手陣で言うならパでも1、2を争うレベルだよな?」


杏「まぁ、大谷君を始め二桁勝利投手が4人だからねー」


友紀「争う相手はどうせあの若鷹軍団だけどね」


モバP「おれは正直増井の先発転向は絶対失敗すると思ってたが…」


友紀「栗山監督はああいう思いきった采配を結構当てるよね!」


杏「増井さんが先発適性ありそうっていうのは栗山監督も前から見抜いてたらしいけどねー」


モバP「代わりに抑え投手が最後まで流動的だったけどなマーティンだったり宮西だったり吉川だったり…」


杏「日本シリーズでは調子のいい投手を使っていくって感じだったからいいのいいの」


モバP「来季はどうするんだろうな…宮西で行くんだろうか?」


モバP「打線はやっぱり安定感あるよなファイターズは」


友紀「クリンナップの破壊力はかなり高いと思うよ」


杏「特に後半戦に外野の一角で岡君が台頭してきてより強くなったよ」


モバP「15連勝中の時は打ちまくってたもんな」


友紀「あとは西川君や中嶋君たちリードオフマンがかなり仕事してたよね!」


モバP「やっぱり上位打線が安定しているチームは安定して強いな」


杏「レアードっていう掃除屋もいるからねー」


モバP「中田も打点王を獲得したからな」


杏「確かに打点王取ったけど…もう少しやれたんじゃないかとは思っちゃうんだよね…」


友紀「打率.250だからね…でも十分活躍したと思うよー?」


杏「んー、中田ならもっとできる!…っていうのがどうしてもなー」


モバP「まぁ、来季に文句なしの成績を納めてもらおうじゃないか中田には」


杏「…活躍したらしたで陽みたいに出ていかないかが不安だけどね」


モバP「…それは言うなって」


杏「あ、あと友紀ちゃん」


友紀「ん?」


杏「吉川と石川を……二人をお願いします…!!」


友紀「!!こっちこそ……大田と公文をお願いします…!!」


卯月「なんでしょう…二人が大切に育てた娘を嫁に出す父親のような顔で見つめあってます…!!」


モバP「いろいろあるのさ…プロ野球にはな…」


ちひろ(というか卯月ちゃんはなんでそんな顔がわかるんでしょう…?)

モバP「さてと…それじゃ最後に杏にも来季の注目選手を挙げてもらうか」


杏「んー、そうだなぁ…」


杏「いろいろいるけど…私は背番号26番の浅間選手に注目してるかなー」


友紀「浅間君ってたしか少し前のドラフト1位選手だよね?」


杏「そーそー、ケガが多かったりでなかなか出てこれないけどかなり有望な若手なんだよねー」


杏「今年プロ初本塁打が先頭打者本塁打だったりなかなか持ってる選手でもあるからさー」


モバP「ただファイターズの外野はなかなか競争激しいからな…」


杏「でももし陽が出てっちゃうならチャンスはあると思うよー、まぁ、私は期待して応援してるよー」





モバP「やはり大谷という存在はデカかったなファイターズ…」


友紀「来季はどんな成績残すんだろうねー?」


卯月「…ところで私はなんでここに残されてるんでしょうか…?」


モバP「野球を知らない卯月に野球を知ってもらいたいのさ」


モバP「卯月ともいつか野球談義したいからな…!」


卯月「プロデューサーさん…!!」


ちひろ(卯月ちゃん…チョロすぎるわ)


モバP「それでは…次に振り返る球団はここだぁ!!」


安価下1

星の球団了解

眠くなってきたから続きは明日やるで

すまんな

すまん訂正があったわ

×友紀「浅間君ってたしか少し前のドラフト1位選手だよね?」

○友紀「浅間君ってたしか少し前のドラフト3位だかの選手だよね?」


なぜ浅間をドラ1と間違えたのか……

モバP「次の球団は横浜DeNAベイスターズだぁ!!」


友紀「今年はついに念願のCS初出場たったもんねー」


モバP「12球団で唯一のCS童貞だったわけだからな…ファンにとっては感無量のシーズンだったろう」


卯月「ど、童貞なんてそんな…あわわわ!」


ちひろ(童貞って言葉で狼狽える卯月ちゃんかわいいわ!)


凛「確かに、今年の躍進は素晴らしかったよ」


卯月「って凛ちゃん?どうしたんですか急に事務所に…今日はオフでしたよね?」


凛「プロ野球反省会をやってるって聞いて飛んで来たんだよ」


モバP「凛は熱烈なDeNAファンだからな」


卯月「そうだったんですね!」


ちひろ「…でもどうしてこの球団のファンに…?」


凛「だって、蒼いから…」


ちひろ「あっ…(察し)」


モバP「なにより話題を集めたのはラミレス監督の就任だよなぁ」


友紀「うぅ…うちで活躍したラミちゃんが敵の監督に……って最初は思ったけどね」


凛「私も開幕前は正直不安で一杯だったよ」


モバP「実際開幕直後はわりと采配に疑問を持たれることもあったからなー」


モバP「でもそのあとは結構手堅い采配で上手くペナントレースを戦ってたよな」


凛「うん、今永君を休ませたり砂田君の中継ぎへの配置転換なんかは見事だったよ」


友紀「代打成功率も確か12球団トップだったよね?」


モバP「就任1年目の新人監督にしてはかなり上手くやっていたと思う」


凛「ファンサービスももちろんいいしね、来季も楽しみだよ」

モバP「このチームも投手力が高いチームだよな」


凛「そうだね、勝ち星こそ山口選手の11勝しか二桁勝利投手は出なかったけど…」


凛「今永君や石田君、井納選手たちは今年頑張ってくれてたからね」


友紀「うぐぐ…CSではまんまとやられたよ…」


モバP「リリーフにも須田選手や田中選手、三上選手とかなり優秀な選手が揃ってきたからな」


凛「後は抑えの山崎君が調子を取り戻してくれさえすれば磐石なんだけどね」


友紀「なぜかホームで打たれてビジターで抑えるっていうよくわかんないことになってたもんねー」


モバP「山口選手がFAするが、他にも三嶋選手や熊原選手みたいな伸び盛りの投手もいるしな」


凛「うん、しばらく投手陣で困ることは少なそうだよ」

モバP「打線はやっぱり筒香選手の存在がデカイな」


友紀「今年は本塁打と打点の二部門でタイトル獲得だもんね」


凛「かなり前は全然活躍できなくてファンももやもやしてたけど…本当に筒香選手がいてくれてよかったよ」


モバP「なんというか…頭角の表し方が日ハムの中田選手と被るんだよなぁ」


友紀「あー…注目されながら最初はダメで、そこから一気に出てくる…みたいな?」


モバP「そうそう」


凛「確かにドラフト1位で入って来た時には凄い注目されてたけど…高卒の野手ってことで見れば凄い順調だよ」


友紀「そうそう、うちも坂本君以来高卒の野手は……」


モバP「まぁ、確かにな…話を戻すか」


モバP「筒香選手以外にもロペス選手や梶谷選手なんかも頑張ってたよな」


友紀「ロペス選手なんかはうちにいたときより成績伸ばしちゃってさ…悔しいなぁ」


凛「他にも桑原君が1番に定着してくれたのも大きかったかな」


凛「倉本選手もずっと固定できなかったショートを1年間フルで守ってくれたし」


モバP「なんというか…今年のDeNAの野手は本当に成長した!…ってイメージが強い年だったな」


凛「うん、戦力的には十分かな」

モバP「さて、そんな凛が来季注目している選手は?」


凛「そうだね…私が注目しているのは背番号33番、乙坂智選手かな」


友紀「乙坂選手って、確か地元の選手だったよね!」


凛「うん、横浜高校からドラフト5位で入団したんだけど…」


凛「お父さんがアメリカ人のハーフで身体能力抜群の選手なんだ」


凛「今シーズンも代打率.350超えでDeNAの代打成功率に大きく貢献した選手でもあるんだよ」


友紀「うぅ…そういえばうちも結構やられてた……」


モバP「しかしDeNAは若くていい外野手がポンポン出てくるな」


凛「うん、もちろん他にもいい外野手はいるんだけど…中でも乙坂選手はかなりポテンシャルは高いと思うよ」


モバP「なるほどな」


凛「今年は初のCS出場っていう嬉しいことや…」


凛「三浦投手の引退なんて悲しいこともあったけど…」


友紀「そうだよね…ずっとベイスターズを支えていた大エースだもんね」


凛「来季はもっといい一年になるよ…きっと!」


モバP「うむ、その意気だ!」

モバP「しかし…三浦投手の引退…やっぱり悲しいよなぁ…」


友紀「そうだね…これで10年くらい前にエースだった各球団の投手ってほとんどいなくなっちゃったもんね」


モバP「なんていうか…昔見ていた選手たちもいなくなってしまうんだなと思ったら…悲しくなるんだよなぁ」


モバ「…オレも歳取ったなぁ」


友紀「プロデューサー…」


卯月「 そ、そんなことないですよプロデューサーさん!」


卯月「たとえいなくなっちゃっても、プロデューサーさんのような野球ファンが覚えてさえいれば…」


卯月「ファンの思い出の中で、選手たちはいつまでも現役なんですよ!」


モバP「う…卯月…!!」


友紀「卯月ちゃん…!!」


ちひろ(なぜでしょう…卯月ちゃんが輝いて見えるわ…)


モバP「…そうだな、卯月の言うとおりだ!」


友紀「うん!私たちが覚えてさえいれば、思い出として選手は残るんだよ!」


卯月「えへへ…元気になってよかったです!」


モバP「よーし、気を取り直して…次の球団はここだぁ!!」


安価下1

モバP「次の球団は埼玉西武ライオンズだぁ!!」


友紀「西武は今年も大分苦労したよねー」


モバP「あの最強レオ軍団がまさか3年連続Bクラスになるとはな…」


友紀「兵どもが夢の跡…ってことなのかなー」


卯月「ゆ、友紀ちゃんが難しい言葉を使ってます…!!」


ちひろ(さすがにそれは失礼では…)


莉嘉「そんなことはなーい!!」


美嘉「そうだそうだー!!」


卯月「きゃあ!?莉嘉ちゃんに美嘉ちゃん!?」


莉嘉「ライオンズはまだまだこれからのチームなんだよ!そんなショボくれた言われようをされるチームじゃない!」


美嘉「そうだそうだー!!」


卯月「えっと…莉嘉ちゃんと美嘉ちゃんの2人がライオンズファンってことなのかな?」


莉嘉「そうだよー☆なんてったってライオンズだもん!ガオー☆」


モバP「莉嘉がそうなのは知ってたけど…美嘉は知らなかったな」


美嘉「あははー…莉嘉に連れられて球場に行ってるうちにねー☆」


友紀「うんうん、そうやってファンが増えてくのはいいことだね!」


友紀「私も誰か無理矢理連れてってジャイアンツのファンに洗脳しよっかなー…」


モバP「こらこら、事務所内での強引なチーム布教活動は禁止だろ」


友紀「わ、わかってるよー!」


ちひろ(そんなものあったんですね…)


友紀「さて、今年の西武は…なんか、パッとしなかったよね」


莉嘉「うぅ…でもでも!菊地君とかメヒアとかがんばってたもん!」


モバP「菊地投手はたしか今年初の規定投球回到達だったな」


莉嘉「そうそう!よーやく菊地君がエースとしての道を歩み始めたのだー☆」


美嘉「他にもルーキーの多和田君が7勝をマークするとか、牧田さんが大車輪の活躍で50試合登板の防御率1点代とか…」


美嘉「投手陣全体はかなりがんばってたと思うよー?」


モバP「…牧田選手は正直あそこまで酷使無双されてよく無事だったなと思うよ」


美嘉「…一時期は十亀さんが始球式をやって牧田さんが先発なんて言われてた時もあったね…」


モバP「そこで言うならやっぱり十亀選手やエースの岸選手の出遅れは結構痛かったよな」


莉嘉「ふんだ!岸さんなんか知らなーい!あんな人いなくたっていいもん!エースは菊地雄星君だもんねー!」


卯月「そんな…ダメだよ莉嘉ちゃん!応援しているチームのエースさんにそんなこと言っちゃ…」


友紀「いや、卯月ちゃん…」


モバP「これには海よりも深い事情があるんだよ……」


卯月「?」


美嘉「まぁ…シーズン終盤くらいからそんな噂はされてたけどさー」


モバP「かといって入ってくる人はいない…本当に西武は選手が出ていく一方だよな…」


友紀「………きむ」

モバP「それ以上はいけない」

モバP「あとは…西武の中継ぎは今年かなりがんばってたんじゃないか?」


莉嘉「そうそう!これでもう他のファンからバカにされなくて済むもん!」


友紀「西武の中継ぎといえば他球団にとっては有名な笑いどころだったもんねー」


美嘉「牧田さんもそうだけど増田さんや武隈さん、あとは大石君や小石君なんかも活躍してくれたよね!」


莉嘉「これであとは朋己君が完全復活してくれればバッチリだよー☆」


モバP「朋己…あぁ、高橋朋己選手か、確かにあれはいい投手だ」


友紀「プレミア12にも選出されてたし、確かにもう西武の中継ぎ陣はネタにできないね…!」


莉嘉「えっへん!どうだ参ったかー☆」

モバP「打撃陣は相変わらず強いなここは」


友紀「おかわり君が不調でもチーム打率はリーグ2位、チーム本塁打数リーグ1位だもんねー」


モバP「さすがは打撃の西武だな」


モバP「特に今年は浅村選手がかなり復活したのがでかかったと思う」


莉嘉「だよねー☆浅村君は本当にがんばってくれたよー!」


美嘉「ここ数年は悪かったわけじゃないけど…今年は3年ぶりの規定3割到達だからね!」


モバP「安打記録保持者の秋山選手と盗塁王の金子選手で出塁して足でかき回し…」


モバP「浅村選手、メヒア選手、森選手ら強力クリーンアップで得点…」


美嘉「おまけに山川君みたいな伏兵の一発…」


美嘉「…これでなんでBクラスなの?」


友紀「打線としてはかなり怖い、投手陣も悪くない…」


莉嘉「なのに……なんでよー!!」


モバP「今年に限って言うならAクラスの球団…特に上2つの強さが圧倒的だったってのはあるな」


モバP「あとは噛み合わせだな。野球はいかに数字が優れててもそれらが噛み合わなきゃ勝てない」


莉嘉「うぅ…確かに今年はチームでちぐはぐな場面が結構あった気がする…」


モバP「来季からは首脳陣も変わってチームの雰囲気も変わるからな、来季の運用に期待しよう」


美嘉「辻監督ー!私たちファンは期待してますよー!」


莉嘉「ぜーったい優勝だからねー☆」

モバP「さてと…じゃあせっかくだし…」


モバP「今回は2人に来季の注目選手を挙げてもらおうかな」


莉嘉「はーいはーい!私はねー、背番号15番の大石達也君だよー☆」


友紀「大石選手かぁー…本当今年ようやく出てきたって感じだよね」


モバP「なんてったって6球団競合ドラフト1位投手だからな、本当よく腐らずがんばってきたよ」


モバP「最初は先発として調整させてたのがよくなかったんだろうなぁ…」


友紀「でも確かにあの球が先発で投げられたら…っていうのはあったと思うよー?」


モバP「まぁなー…でも本当今年は良く出てきたよ、うん」


莉嘉「でもでも!やっぱりプロの世界は厳しいし、1年だけ成績よくてもダメなんだから!」


莉嘉「だからー、来季もしっかり成績残してくれるって期待してるのー☆」


モバP「そうだな、同じ世代の田中投手や前田投手に負けないようにがんばってもらいたいな!」


友紀「……さい」

モバP「だからそれ以上はいけない」

美嘉「私が来季注目してるのはー…」


美嘉「そうだなー、背番号59番の永江恭平選手かなー?」


モバP「ほー、永江選手か…たしか若手の遊撃手だったか?」


美嘉「そうそう、来季で6年目になる選手なんだけどね…」


美嘉「この永江選手ってめちゃくちゃ守備が上手いんだー☆」


美嘉「通算でのショートの守備率は.
980をマークしてるくらいの堅守なんだよね!」


モバP「ほー、そりゃ確かにすごいな」


友紀「でも…あんまり名前聞かないってことは」


美嘉「そ、永江君はバッティングが全然ダメなんだよねー…」


美嘉「だからこそ、来年こそはバッティングを改善してレギュラーを取って…」


美嘉「ゴールデングラブ賞を受賞してもらいたいなーなんて思ってるの☆」


モバP「まぁ、ショートの守備が堅くなればチームとしてはかなりプラスになるからな」


モバP「パ・リーグということは今宮選手という手強い相手がいるが、頑張ってもらいたいな」


美嘉「もち☆応援してるよー!」

モバP「しかし来季はエースの岸もいなくなるし、西武もかなり厳しい戦いになりそうだな…」


友紀「ただ打線や投手陣が噛み合わないってだけで勝てないんだから…野球はやっぱおもしろいよねー!」


モバP「そうそう、1つでもなにかが狂ってしまうと全部に影響をきたしてしまうからな、野球は!」


卯月「なるほど…野球って難しいんですね…」


モバP「アイドルだって同じだぞ?なにかが狂ったら他にも影響が出る」


モバP「ま、それを整える手助けをするのがオレたちプロデューサーなんだけどな!」


卯月「プロデューサー…!」


モバP「だからなにかあったらすぐに言うんだぞー?」


卯月「はい!これからもよろしくお願いしますね、プロデューサー!」


モバP「おう!」


友紀「うんうん、いい話だね!」


ちひろ(友紀ちゃんもアイドルなんですけどいいんですかね…?)


モバP「それでは…次に振り返る球団は…ここだぁ!!」


安価下1


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