クリスタ「家庭」(196)

※幼児化ネタ

 アルクリ

 ほんのりライユミ

 見切り発車

 シリアスではありません

ほう、、悪くない(正座

―深夜・女子寮―

クリスタ「…」

サシャ「Zzz…」

ユミル「ぐぉー…」

クリスタ「はぁ…ここに来てもう一年か…」

クリスタ「…私も…普通の家に生まれてれば…こんな事にはならなかったのかな…」

クリスタ「普通にお母さんがいて…普通にお父さんがいて…3人で普通の毎日を過ごして…」

クリスタ「私が結婚するときは泣きながら祝ってくれて…」

クリスタ「…こんな事考えてても仕方ないよね…寝よう…」

クリスタ「…」



―翌朝―

サシャ「…んー…よく寝ました…」ノビー

サシャ「ユミルは…まだ寝てますね…クリスタは…」

サシャ「…ん?」



―食堂―

エレン「…集団…食中毒…」

アルミン「キース教官以外の教官と、7割の訓練兵が入院だって」

ミカサ「やはり私が正しかった、謝って」

エレン「いきなり飯取り上げられてゴミ箱に捨てられたら誰だって怒るだろ!」

アルミン「はは…」

エレン「しかしなぁ…みんなが戻ってくるまで訓練は無しだなんて…」

アルミン「しょうがないよ、それまでは筋トレでもしとこう」

エレン「…そうだな」

ライナー「…暇だな…」

ベルトルト「うん…」

アニ「…」

コニー「…腹減った…」

ライナー「…気づけて、よかったな」

ベルトルト「そりゃ、目の前でジャンが悶絶し始めたらね…」

コニー「オレはやめとけって言ったぞ」

アニ「…ミーナ…」

ライナー「2人にはマルコがつきっきりだ、大丈夫だろ」

サシャ「みなさーん!!大変でーす!!」ダダダダダ

コニー「な、なんだ!?」

ライナー「どうした、サシャ?」

アルミン「何かあったの?」

サシャ「クリスタが…クリスタが!」アタフタ

エレン「落ち着けよ…」

ミカサ「クリスタに何があったの?」

サシャ「と、とにかくついてきてください!」ダッ

ベルトルト「あ、ちょっと!?」

アニ(なんか面白そう…)



面白がるなよw

―女子寮―

ユミル「…んー…」ゴソゴソ

ユミル「…まずい!寝過ごした!」ガバッ

ユミル「クリスタ!サシャ!…って…」

ユミル「いねぇ…あの芋女…」

ユミル「しゃーねー、クリスタ起こしてさっさと行くか」

ユミル「おい、クリスタ…ん?」

サシャ「クリスタ!!」バタン!

ライナー「何だ!?クリスタに何かあったのか!?」

アルミン「えぇっ!?」

ユミル「お、お前ら!?いきなりなんだ!?」

ミカサ「サシャに大変なことが起こったっと言われ、ここに連れてこられた」

コニー「一体なんなんだよ!?」

ベルトルト「ごめんね、大勢で押し掛けて」

アニ「…」

ユミル「ったく…」

サシャ「み、みなさん…驚かないで下さいよ…」ゴクリ

エレン「さっきから何をそんなに戸惑ってんだよ」

コニー「あんまりもったいぶるなよ、サシャ」

ユミル「それよりそこ、クリスタのベッドだぞ?」

ライナー「?…それにしては膨らみが小さいような…」

サシャ「じゃ、じゃあ見せますよ…それっ!」パサァ

アルミン「え?」

エレン「んん?」

アニ「…へぇ」

ベルトルト「え?え?」

ライナー「く、クリスタ!?」

ユミル「…嘘だろ…」

ロリスタ「Zzz…」

コニー「5歳くらいか?クリスタに似てるけど、妹かなんかか?」

サシャ「いいえ、昨日の夜は確かにクリスタがここで寝てました…つまり…」

ミカサ「この子がクリスタ」

サシャ「はい…」

コニー「は?」

ロリスタ「ううん…」モソモソ

アルミン「あ、起きたよ」

ロリスタ「うぅん…ふああぁ」ノビー

アニ(きゃわわ)

ロリスタ「うん?…ここは?」

サシャ「クリスタ!私がわかりますか!?」ガッ

ロリスタ「ひっ!?」

ユミル「驚かしてどうすんだ!」ガンッ

サシャ「あでっ!?」

ロリスタ「な、何言ってるの?…私クリスタなんて名前じゃないよ?」

一同「!?」

ユミル(あ、まじぃ)

エレン「じゃ、じゃあなんていう名前なんだ?」

ロリスタ「わ、私、知らない人には名前教えちゃダメって言われてるから…」

サシャ「クリスタ!私がわかりますか!?」ガッ

ロリスタ「ひっ!?」

ユミル「驚かしてどうすんだ!」ガンッ

サシャ「あでっ!?」

ロリスタ「な、なにいってるの?…わたしクリスタなんてなまえじゃないよ?」

一同「!?」

ユミル(あ、まじぃ)

エレン「じゃ、じゃあなんていう名前なんだ?」

ロリスタ「わ、わたし、しらないひとにはなまえ、おしえちゃダメっていわれてるから…」

>>14消して>>15が正規ね

ユミル「じゃあクリスタって呼んでいいだろ?ここにいる時だけでも」

ロリスタ「う、うん、わかった」

ベルトルト「え?…結局この子は誰なの?」

ライナー「クリスタだろう?」

アニ「でも、自分でクリスタじゃないって言ってたよ?」

ユミル「いや、こいつはクリスタだぜ」

エレン「なんでわかるんだ?」

ユミル「匂い」

コニー「…いつも以上にふざけてやがる…が…」

サシャ「説得力がとんでもないですね」

アルミン(僕もクリスタだと思ってただなんて言えない…)

寝る

おやすみ

乙舞ってる。

俺がのっとってやる(#´∀`)

>>21
冗談でも言うのはやめとくれ

ロリスタ「す、すこし、しつもんしていい?」

アルミン「ん?なんだい?」

ロリスタ「ここはどこなの?」

コニー「ここ?ここは…えーと…」

ライナー「ウォール・ローゼ南方駐屯地訓練兵団詰所だ」

サシャ「よくそんなにすっと出てきますね…」

ロリスタ「へぇー…ありがとう、おじさん」

ライナー「…ん?」

ベルアニ「」ブフォッ!

ユミル「ダッハッハッハッハ!!!おじさん!おじさんだってよ!!」

エレコニ「…」プルプル

アルミン「まぁ,老け顔だけど…」

サシャ「一番年上ですし…」

ロリスタ「も、もしかしてまちがえちゃった?…ごめんなさい…」ジワァ

ライナー「いや、気にするな、慣れてる」

ユミル「ダッハッハッハッハッハッハッハ!!!!!」

アルミン「ユミル…」

ロリスタ「もうっ!そんなにわらったらかわいそうだよ!おばさん!」

ユミル「うぇ!?」

ベルアニ「」ブフォッ!

俺「」ブフォ

サシャ「くっ…」プルプル

エレン「もうだめだ…あっはっはっはっは!!!」

コニー「はっはっはっは!おばさん!確かにな!」

ミカサ「…自業自得」

ユミル「くっ…」

ライナー「確かにこいつも老けてるが、俺と一緒で他の奴らとそう変わらん歳だ」

ユミル(それが変わるんだよな…確かに歳はババア並だが…そんなに老けてたか?)

ロリスタ「え?じゃ、じゃあまた…」ジワァ

ユミル「な、泣くなクリスタ!私もそんなに気にしてない」

ロリスタ「ほ、ほんと?よかった…」

エレコニ「あっはっはっはっはっは!!!」

ライナー「お前たちはいい加減笑うのを止めろ」

アルミン「二人の歳のことはおいといて…これからどうするの?このままじゃここにはいられないよ?」

ロリスタ「え?」

ミカサ「やはり、戻すしか…」

ロリスタ「いや」

ベルトルト「え?」

ロリスタ「いえにもどるのはいや、ここにいたい」

アニ「…」

コニー「戻すってのはそういう意味じゃねぇよ、元々お前は俺達と同じ訓練兵だったんだぞ?」

ロリスタ「え?」

ミカサ「どちらにしろ、ここに居たいのなら元に戻るしかない」

エレン「しかしな、家に戻りたくないって…家族に会いたいとは思わないのか?」

ロリスタ「…わたしのいえはすこしとくしゅで…」

ユミル「あまり勘ぐるのはよせよ、お前にだって言いたくないことくらいあんだろ」

エレン「…そうだな…悪かった」

ロリスタ「ううん…いいよ」

サシャ「でも…戻すにしてもどうやるんですか?原因すらわからないのに」

アルミン「クリスタはなんでこうなったか…わからないよね…」

ロリスタ「うん…」

ライナー「まぁ、時間に任せるしかないな」

アニ「ありがたいことに、今日から仮休暇が始まるしね」

ベルトルト「でも、教官に見つかったらことだよ?一体誰が面倒見るの」

ロリスタ「ううぅ…」

ユミル「そんなの私に決まってるだろ」

サシャ「そう言うとは思ってましたけど…」

エレン「はたから見たら母娘くらい歳の差があるように見えるぞ」

ミカサ「母親代わり…」

コニー「なんだよ、やっぱりおばさんじゃねぇか」

ユミル「はいはい、なんとでも言えよ、クリスタはうちの子ですから」

ロリスタ「おっきいおねえさんがおかあさんやくになってくれるの?」

ユミル「あぁ、そうだよ~まったく可愛いなぁ!」ギュー

ロリスタ「えへへ」

アニ「…それなら父親代わりも必要じゃない?」

ベルトルト「え?」

アニ「…ほら、小さい子には父親も必要でしょ…だから…」

エレン「アニがそんなこと言うなんてな、似合わねぇ」

ミカサ「確かに…」

アニ「…うるさいよ…」

ユミル「父親なんていらねぇよ、私だけでクリスタも十分だもんな~」

ロリスタ「え、えと…わたしは…おとうさんやくのひともいてくれたらうれしいかな…」

ユミル「え?…」

アルミン「決まりだね、問題は誰が父親代わりになるかなんだけど…」

サシャ「そりゃあ…」チラッ

コニー「父親って言ったらなぁ…」チラッ

エレン「一人しかいないだろ」チラッ

ライナー「なんで俺の方を見る」

ベルトルト「だってねぇ…」

アニ「ピッタリでしょ」

ミカサ「満場一致」

ユミル「まて、私は賛成してないぞ、なんでこいつが…」

ロリスタ「おっきいおにいさんがおとうさんやく?いいの?」

ライナー「まぁ、構わないが…(どうせなら夫役が…って、さすがに犯罪か…)」

ロリスタ「やったぁ!」

ユミル「えぇー…」

コニー「ここに、即式の家庭が完成ってな」

ロリスタ「かてい…」

サシャ「確かに、3人並ぶと親子にしか見えませんね」

ベルトルト「ってことは、ユミルはライナーのお嫁さんだね」

ユミル「は?」

アニ「この二人からクリスタが生まれるなんて到底思えないけどね」

ライナー「言ってくれるな、アニ」

今日はここまで、やっぱりマイナーがあると需要少ないかな…


確かにマイナーだがライユミ久々

ライユミアルクリとか俺得

期待して見てます

何を言うか期待まみれで体がドロドロだぞ!

アルクリとか俺得
アルクリってあってもおまけ扱いが多いから、これは久々に期待

アルクリ アルクリ♪

アルミン「じゃあ、クリスタのことは主に二人に任せて、僕たちは教官にばれないようにサポートしよう」

エレン「サポートっつっても何すんだ?」

ミカサ「クリスタの食事をやりくりしたり、話し相手になったりでいいと思う」

ベルトルト「…なるほど、じゃあ僕たちがお兄さんやお姉さん役だね」

アニ「そうだね、いいと思うよ」(クリスタと遊びたい…)

コニー「年下の扱いなら得意だぜ!」

サシャ「私も協力しますよ、第一発見者ですからね」

ライナー「悪いな」

ユミル「私だけでよかったのになぁ…」

ロリスタ「きょうだいがいっぱい…なんだかうれしいな」

ユミル「お前らちゃんと妹の面倒見ろよ!」

サシャ「なりきってますねぇ…」

アニ「ほんとに母親みたいだね」

アルミン「まぁ、とりあえずクリスタが過ごす場所を決めよう」

ユミル「そんなの私たちの部屋でいいだろ?」

ロリスタ「?…おかあさんとおとうさんといっしょにねれるならどこでもいいよ」

ユミル「え?」

ライナー「俺もか?」

ロリスタ「うん!わたし、おやこそろってねるのがゆめだったの」

ライナー「…なるほどな…」(天使…)

ユミル「…」

アルミン「…ユミル」

ユミル「ったく!しょうがねぇ!クリスタが戻るまでだからな!」

ロリスタ「やった!」

アルミン「今は教官も1人しかいないし、大丈夫じゃない?」

コニー「それにクリスタはともかく、お前は男にしか見えねぇもんな」

ユミル「おい」

サシャ「まぁ、私たちの部屋に教官が来たら、私が誤魔化しときますよ!」

ミカサ「…サシャに任せるのは心配…」

エレン「だな…」

ベルトルト「まぁ、大丈夫さ、気楽に構えようよ」

アルミン「そうだね、じゃあクリスタの事、頼んだよ二人とも」

ライナー「問題ないね」

ユミル「そんなもん言われなくても分かってるっての」

ロリスタ「…あの…」

アルミン「うん?なに?」

ロリスタ「みずをさすようでわるいんだけど…」

ロリスタ「わたし、みんなのおなまえ、まだきいてない」

一同「あ」



アルミン「これで、みんなの名前覚えられた?」

ロリスタ「うん、だいじょうぶ」

ベルトルト「…僕の名前は?」

ロリスタ「べるとるとだよね?」

コニー「なら全員大丈夫だな」

ベルトルト「…どういう意味?」

アルミン「まぁまぁ、もう確認はすんだんだから、ちょっと遅いけど朝食にしよう」

サシャ「あ、そういえばまだでしたね」

ユミル「お前らはもう食ってるんじゃないのか?」

ライナー「実はだな…――――――」

ユミル「食中毒…か、それで休暇がどうのこうのだの、教官がいないだの言ってたのか」

ライナー「ああ、だからしばらくの間飯は自腹だ」

サシャ「」

コニー「おい、サシャ?どうした?」

エレン「…クリスタの件よりショック受けてやがる…」

ミカサ「…」

ユミル「まぁ、どちらにしろクリスタの服買いに行かなきゃならねぇんだ、なんだっていい」

ロリスタ「おでかけするの?」

ライナー「ああ、そうだ」

ロリスタ「やった!」

ライユミ「…」(天使…)

ベルトルト「じゃあ、僕たちは先に行くよ?」

アニ「クリスタのことはとりあえず任せた」

ライナー「ああ」

サシャ「私もお腹が空いたんで先に失礼しますね!ほらコニー行きますよ!」グイッ

コニー「わっ!引っ張るなよ!」

ユミル「…ったく」

エレン「じゃあオレらも行くか」

ミカサ「ええ、アルミンも…」

アルミン「…」

エレン「アルミン?」

アルミン「悪いけど、二人は先に行っててくれない?僕はクリスタ達に付き添うよ」

エレン「え?」

ライナー「別にそこまで気にかけなくてもいいぞ、アルミン」

ユミル「まったく、お前クリスタ狙ってるんじゃねぇよな?」

アルミン「違うよ、ただ僕は、僕がしたいことをするだけさ」

ライナー「そうか、悪いな」

ロリスタ「あるみんもわたしたちについてくるの?」

ミカサ「ええ、そう」

ロリスタ「…」ニヘー

ライナー「…喜んでるみたいだな…」(女神…)

ユミル「ああ…」(きゃわわ)

エレン「まぁ、アルミンがそう言うなら…」

ミカサ「ええ、私たちは先に行こう」

エレン「ああ、じゃあなアルミン、また後でな」

アルミン「うん、じゃあね」

ライナー「…さて、俺達も行くか」

ユミル「ああ、クリスタは何が食べたい?」

ロリスタ「うーんと…」


ロリスタに何を食べさせたい?

>>50-55まででよさげなの拾う

内臓を引きずり出したもの

チョコレートケーキ

コニーの頭部

リヴァイの脳みそ

アルミン

巨人の目玉

クレープ

オムライス

ロリスタ「くれーぷかちょこれーとけーきがたべたい」

ライアル「!?」

ユミル(あちゃー…)

ライナー「ちょ、チョコレートに…」(そんな高価なモノ…クリスタはいいとこの令嬢なのか?)

アルミン「…クレープね…」(…まぁ…望みを聞いただけだし、早合点するのもダメだな…)

ロリスタ「も、もしかして…だめ?」オロオロ

ライナー「い、いいや!ダメじゃないぞ!さぁ!早くケーキを食べに行こう!」

ロリスタ「やった!」

ユミル「お勘定はお父さん持ちでお願いしますねぇ」ニヤニヤ

ライナー「…くっ」



―カフェ―

アルミン「うわぁ…僕、こんなところ初めて入るや」

ライナー「俺だってそうだ…けどな…」チラッ

ロリスタ「…」ニコニコ

ライナー「断れないだろう…」

アルミン「…うん」

ユミル「クリスタはどれにしようか~」

ロリスタ「ほんとはどっちも食べたいけど…クレープかな…」

ユミル「じゃあ私がチョコレートケーキたのむから、半分こしようか」

ロリスタ「いいの!?ありがとう!おかあさんだいすき!」ムギュ

ユミル「うへへへへ」

ライナー「いいのか?お前は無駄遣いするタイプには見えないが」

ユミル「何言ってんだ?お前が払うんだろ」

ライナー「え?」

ユミル「ちなみにアルミンのぶんもな」

ライアル「え?」

ユミル「クリスタにカッコいいところ見せなくていいのか?」

ライナー「よし!アルミン!なんでもたのんでいいぞ!」

アルミン「え?それでいいの?」

ユミル「お父さんカッコいいって言ってやれ、クリスタ」ボソボソ

ロリスタ「おとうさんかっこいい!」

ライナー「これが俺の全財産だ」ポスッ

アルミン「ライナー!?」

今日はここまで、続きは明日ね

ミス発見

>>41>>42の間にこれはさんどいて

アニ「でも、場所はどうするの?ライナーは女子寮に入れないでしょ?」

ベルトルト「それなら、男子寮に使ってない部屋が一部屋あるから、そこでいいんじゃないかな?」

ユミル「私とクリスタにけだものの巣窟で寝ろだって?冗談よせよ」

エレン「オレたちがそんなことするかよ」

コニー「間違っても、こいつ相手にしたりしねぇな」

ユミル「おい」

アニ「優秀な番犬もついてるし、大丈夫じゃない?」

ライナー「…?」

ユミル「…つってもよぉ、ばれたらどうすんだ?」

期待





ロリスタ「ふぅ…おいしかった!」

ユミル「ああ、私もあんないいモン、久しぶりに食ったぜ」

ライナー「はは…は…」

アルミン「だから僕のぶんはいいって言ったのに…無茶するから…」

ユミル「さて、じゃああとは晩飯の食材と、クリスタの服を買って帰るか」

ロリスタ「はーい!」

ユミル「ライナー、お前まだ金余ってたよな?」

ライナー「」

アルミン「ライナー…」

―呉服屋―

ユミル「お、コレとかクリスタに合うんじゃねぇか?」つ水色のロングスカート

アルミン「どうせならいつもは着ないような服も見たいね」つ白いパーカー

ライナー「…お、俺はこれとかいいと思うぞ…」つ無地のポロシャツ

ユミル「おいおい、ライナーさんよぉ…そんなチンケな値段のがクリスタに合うと思ってるのか?」

ロリスタ「わたしはおとうさんがえらんでくれたならうれしいよ?」

ライナー「クリスタ…」(この子いい子過ぎ!)

ユミル「ならそれも含めてこれだけ買うか」ドッサリ

ライナー「」

アルミン「…」





ライナー「…これで俺の財産も残り…ひぃ…ふぅ…みぃ…」

ロリスタ「おとうさん、かおいろわるいけどだいじょうぶ?」

ライナー「あ、あぁ、心配するな大丈夫だ」

ロリスタ「そう?よかったぁ」ニパァ

ライナー「さあ!晩飯の材料を買いに行くか!」

ユミル「もちろんお代は…」

ライナー「俺持ちだ!」

ユミル「さすがお父さん!よっ、大黒柱!」

アルミン「クリスタはお母さんみたいになっちゃダメだよ」

ロリスタ「?…あるみんがいうなら」

―市場―

ユミル「へぇー…なかなかいいモンそろってんじゃねぇか」

ライナー「だな、このかぼちゃとか美味そうだ」

ユミル「私は野菜の方買ってくるわ、ほら」スッ

ライナー「ん、これで足りるか?」チャリ

ユミル「上等上等、じゃあお前らはパン買っといてくれ、待ち合わせはここでな…ちゃんとクリスタ見とけよ?」

アルミン「うん、わかってるよ」

ライナー「任せておけ」

ロリスタ「いってらっさい、おかあさん!」ブンブン

ユミル「行ってくるよー、クリスター」フリフリ

ライナー「じゃあ俺たちはパン屋の方に行くか」

アルミン「だね、行くよクリスタ」

ロリスタ「はーい」

用事が入った、今日はここまで


期待

いいねえ
期待

―パン屋―

ライナー「ふん、安価な割には中々に美味そうだ」

アルミン「うん、早速買おうか、これとかいいかな?」

ライナー「ならこれにするか…すいません」

パン屋「はいよ、このパンをご所望かい?」

ロリスタ「…」ジー

アルミン「?…クリスタ?」

ロリスタ「…」ダッ!

アルミン「!?待ってよクリスタ!」ダッ

ライナー「あ!おい待て!?」

パン屋「ちょいと待ちな!お代がまだだよ!」

ライナー「くっ…!」





スリ「へへ…大漁大漁…」

ロリスタ「おじさん!」

スリ「な、なんだ!?」ビクッ

ロリスタ「おじさん…どろぼうしたでしょ!」

スリ「な、何のことかな?」

ロリスタ「ごまかしてもだめだよ、わたしみてたもの」

スリ「…チッ…おらこっちこいガキ!」グッ

ロリスタ「や、やめて…」ジタバタ

スリ「へっ…この際しょうがねぇ…まぁ、整った顔立ちしてるから高く売れるだろ」

アルミン「何してるんだ!」

スリ「チッ…またガキが…」

アルミン「お前…!クリスタから離れろ!」

スリ「はっ!無理だな!こいつは処分しなくちゃならないんでね」

アルミン「!?」

スリ「…なんならお前も一緒に売っちまうか」

ロリスタ「やめて!あるみんにてをださないで!」

アルミン「…この…クズめ…!」ギリッ

スリ「それ以上騒いでみろ?このガキの首捌いてやる」

ロリスタ「ひっ!?」

アルミン「…!」

スリ「へっ、観念したか」



???「せー…」

????「のっ!!」

ドガンッ!

スリ「!?!?!?」ドチャ

アルミン「クリスタ!こっちだ!」

ロリスタ「う、うん!」タタタタ

スリ「な、なんだ!?」

ユミル「さぁーて…うちの子をいじめたのは一体どこのどいつか」

ライナー「少しばかり聞いてはならない言葉が聞こえたもんでね、加減ができる気がしない」

スリ「」

アルミン「ぼ、僕たちは大通りに出ておこう」

ロリスタ「?…うん」


ギャアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!





ユミル「だからあれほどちゃんと見とけって言ったろ!」

ライナー「…すまん」

アルミン「…ごめん」

ロリスタ「ううん、わたしがかってにうごいたのがわるいの…」

ユミル「しかしなクリスタ…」

ロリスタ「もう、おとうさんとあるみんをおこらないであげて?」

ユミル「…わかったよ、お前らクリスタに感謝するんだな」

ライナー「ああ」

アルミン「ありがとう、クリスタ」

ユミル「それじゃあ買うもんも買ったし、あいつは憲兵に突き出したし、帰るか」

ロリスタ「うん!」

―晩、ロリスタ一家寝室―

アルミン「じゃあ食器を持っていくね、僕はそのまま自分の部屋に戻るから」

ライナー「すまないな、アルミン」

ロリスタ「ありがと」

ユミル「悪いな」

アルミン「いいよ、このくらい、それよりちゃんと3人で寝てね、クリスタがそう言ってるんだから」

ライナー「当然だ」

ユミル「…」

ロリスタ「さんにんでおねんね!おかあさんと、おとうさんと、わたしと!」

ユミル「…ああもう!わかったよ!」

ロリスタ「へへへ!」

休憩

来てたか
期待

ライナー「ほら、ここに来い」ポンポン

ロリスタ「えへへ」ポスン

ユミル「私はクリスタの右側でぇ」モゾモゾ

ロリスタ「じゃあおとうさんはひだりだね!」

ライナー「あ、ああ…」モゾモゾ

ロリスタ「ふふっ…あったかい…」

ライナー「…」

ユミル「…」ナデナデ



ロリスタ「Zzz…」

ライナー「…寝たか…」

ユミル「ああ…じゃあ私らも寝るか」

ライナー「…そうだな」

ユミル「…おやすみ」

ライナー「ああ…」

―翌朝―

ユミル「…」モゾモゾ

ユミル「…」ムクリ

ユミル「…」チラッ

ライナー「Zzz…」

ロリスタ「Zzz…」ギュー(ライナーに抱き着いてる)

ユミル「」

ユミル「おら!起きろ!何羨ましいことになってんだ!」バシバシ

ライナー「んんん…もうちょいまともに起こせないか?」モゾモゾ

ロリスタ「ううぅ…もう朝?」ゴシゴシ

ライナー「やはりまだ戻ってないか…」

ユミル「何冷静に分析始めてんだ!?はっ倒すぞ!」

ライナー「?…何をそんなに怒ってるんだ?」

ライナー「まぁとりあえず、昨日買い物はすませたし、今日はどうやって過ごすか…」

ユミル「ああ?過ごし方だぁ?そんなもんどうでも…」

ロリスタ「…きょうはあそばないの?わたしあそびたいな…」

ユミル「どうでも…よくはないな、うん」

ライナー「俺たちだけじゃあどうしようもないな、子供の遊びなんぞわからん、誰か来てくれると助かるんだが…」

選択安価、誰が来る?(アルミンは確定)

1・エレン、ミカサペア

2・ベルトルト、アニペア

3・コニー、サシャペア

>>84

2

2

コンコン

ライナー「ん?誰だ?」

アルミン「クリスタ、ライナー、ユミル、遊びに来たよ」ガチャ

アニ「…」

ベルトルト「僕もいるよ」

ロリスタ「あ!あるみんにあににべるとると!おはよう!」

アニ「ああ、おはよう」(可愛いなぁ…)

ライナー「お前ら…よく来たな」

アルミン「ここに来る途中二人に会ってね、一緒に来るって」

ユミル「しかし丁度いいところに来た、お前ら手伝え」

ベルトルト「?…何するの?」

ライナー「ちょっとクリスタの遊び相手を探しててな、丁度そこにお前らが来た」

アニ「うーん…遊びねぇ…」

ベルトルト「これだけ人数いるから、それなりのことはできると思うけど」

ユミル「私は遊びのことなんて、とんと知らねぇからな」

ライナー「俺もだ、よくわからん」

アルミン「あ、それなら、巨人討伐ごっこなんてどう?」

4人「」ビクッ

ロリスタ「なにそれ!?おもしろそう!」

アルミン「僕がまだ小さかった頃に流行った遊びでね、大人や肩車した人を巨人に見立てて戦うんだ」

アルミン「…まぁ、僕とミカサはいつも巨人役だったけど…」

ライナー「じゃ、じゃあ俺たちが巨人役をやってみるか」

ベルトルト「そ、そうだね、巨人になり切ってみるのも案外楽しいかも」

アニ「…」ソワソワ

ユミル「ま、まぁ、クリスタがそれがいいならそうするか」



あ、この場に人間って…(察し)

アニ「ベルトルトの肩の上ってやっぱり高いね」

ベルトルト「そ、そうかな?」

ユミル「変なとこ触ったら蹴り倒すからな」

ライナー「はいはい、わかったよ」

アルミン「二組とも3mくらいだね、ほんとに巨人みたいだ」

4人「」ビクッ

ロリスタ「おっきい!おっきい!すごい!」

アルミン「じゃあ行くよ?クリスタ」

ロリスタ「はいっ!」ビシッ

アルミン「目標!3m級2体!かかれっ!」

ロリスタ「きゃー!」テテテテ

4人(かわいい…)

まぁ別に見立てなくてもねぇ……

アニ「ベルトルト、後ろにクリスタが!ああ!踏みそう!」

ベルトルト「え?え?」ドスドス

ロリスタ「ただいまよりりったいきどうにうつります!ぶしゅぅー!」ピョンピョン

ユミル「うおっ!?あぶねぇ!気ぃ付けて動け!」

ライナー「そうは言うが視界が狭くて…太もも太過ぎ ガツンッ いってぇ!?」

ユミル「女に太いとか言うな、このクソ筋肉!」

ロリスタ「ていっ!」バシッ

ベルトルト「うわわ!?」ユラッ

アニ「…」ストン

ベルトルト「うわっ!?」ドッシーン

ロリスタ「とうばつすういち!」ペカー

アルミン「ふふふ、楽しそうで何よりだよ」

ロリスタ「のこるきょじんはいったい!きこうしゅだ!」

ライユミ「えっ?」

ベルアニ「」ブフッ!!

ロリスタ「おいつくにはうまがいる!ぴぃー!ぴぃー!」

アルミン「パカラッ、パカラッ、ヒヒーン!」

ロリスタ「どうどう、あるれると、よいしょ」マタガリ

アニ「アルミン、ノリノリだね」

ベルトルト「童心に帰るって言うのかな?」

ロリスタ「いけっ!あるれると!あのきこうしゅのちかくまでいくの!」

アルミン「パカラッ、パカラッ」

ライナー「へ、変な走り方した方がいいか?」

ユミル「余計なことすんな!クリスタに怪我させないようにだけ気を付けろ!」

ロリスタ「いまだ!りったいきどう!ぶしゅー!」ピョォン

アルミン「あ!危ない!」

ライナー「うおお!?」ガシィ

ユミル「クリスタ!?」

アニ「アルミンの背中からジャンプしたね」

ベルトルト「ライナーが受け止めたから大丈夫だろうけど…」

ロリスタ「へへ!びっくりした?」

ライナー「まったく…心配させるな」

ユミル「おい!ライナー!私にクリスタ渡せ!」

ライナー「ん?ああ、クリスタ、ユミルの手をつかめ」

ロリスタ「?…はい」ギュ

ユミル「よっこら…しょっと、どうだ?二段肩車の景色は」

ロリスタ「たかい…すごいたかいよ!」キャッキャッ

眠い、続きは明日の昼書く



ロリスタペロペロ

ロリスタ「ふわぁー…もっと高くはできないの?」

ユミル「んー…」チラッ

ベルトルト「?」

ユミル「やってみっか」

ライナー「え?」





ライナー「んぎぎ…」プルプル

ベルトルト「だ、大丈夫か?ライナー」

ユミル「そいつの心配してねぇで、ちゃんと支えとけよ。ベルトルさん」

ロリスタ「すごいすごい!さっきより高い!」

アニ「ライナーの奴、頑張るね、3人も担ぐなんて」

アルミン「アニ?なんで僕らも肩車してるの?」プルプル

アニ「クリスタを下ろす時は私たちが支えてあげないとダメでしょ?」

アルミン「それなら、今しなくてもいいと思うんだけど…」プルプル





クリスタ「ふわぁー…疲れた…」ゴロン

アルミン「ぼ、僕も…」ゴロン

ライナー「俺もだ」ゴロン

ベルトルト「僕もだよ」ゴロン

ユミル「情けねぇ男どもだな!」

アルミン「2時間ぶっ通しで肩車してたら疲れもするよ」ゴロゴロ

ベルトルト「僕やアルミンはまだ軽かったからいいけど…ライナーなんて150キロ以上の重さを耐えてたんだよ」

ライナー「…」グデーン

アニ「…」

アニ「…」グリグリ

ライナー「…何してるんだ?アニ」

アニ「マッサージ、気持ちいいでしょ?」

ライナー「…まぁな」

ミス

×クリスタ「ふわぁー…疲れた…」ゴロン
○ロリスタ「ふわぁー…つかれた…」ゴロン

またミス発見、もういや…

×ロリスタ「ふわぁー…もっと高くはできないの?」
○ロリスタ「ふわぁー…もっとたかくはできないの?」

×ロリスタ「すごいすごい!さっきより高い!」
○ロリスタ「すごいすごい!さっきよりたかい!」

ロリスタ「じゃあわたしはあるみんに!」モミモミ

アルミン「ふふ、ありがとうクリスタ」

ユミル「クリスタ!私にも!」

ロリスタ「おかあさんはつかれてないでしょ?だーめ」モミモミ

ユミル「…」

ベルトルト「アニー…僕にもー」ゴロゴロ

アニ「はいはい、ユミル、あんたがライナーにしてあげなよ」

ユミル「はぁ?私が?」

アニ「私はベルトルトにしてあげるから、手が空いてるでしょ?」ゴリゴリ

ベルトルト「ああっ!そこそこ」

ライナー「頼んでもいいか?ユミル…」グデーン

ユミル「…ったく、しゃあねぇな」



いったん区切る、しかしミスが目立つ…

いっそクリスタ表記にしたらいいんじゃ?

期待

ベルトルト「じゃあ僕たちはもう戻るよ、ライナーのぶんの仕事はやっておくから」

ライナー「悪いな」

アニ「あんたのとこも、サシャがかなり頑張ってるみたいだから、あとでお礼言っときなよ」

ユミル「あー…そういや今あいつ一人か、さすがに悪いな」

アルミン「僕も戻るけど…あの…クリスタ…離してくれない?」

ロリスタ「や」ギュー

ライユミ(羨ましい…)

ユミル「ほらほら、我儘言っちゃダメだろ?ちゃんと言うこと聞かないと今度は来てくれないぞ」

ロリスタ「え、それはもっとや」パッ

アルミン「ふぅ…」

ライナー「アルミン、悪いんだが明日も…」

アルミン「構わないよ、僕も好きでやってるんだし」

ライナー「すまんな」

ユミル「じゃあ、私は晩飯作りに厨房行ってくるから、クリスタちゃんと見とけよ」

ライナー「ああ、だが昨日みたいに俺が料理しなくていいのか?」

ユミル「炊事は母親の仕事だろ、それにクリスタも私の料理が食べたいよなー?」

ロリスタ「うん!」

ライナー「そうか、悪いな、じゃあ頼んだ」

ユミル「別にお前のためじゃねーよ」ガチャ

ロリスタ「いってらっしゃい、おかあさん!」ブンブン

ユミル「いってくるよークリスター」フリフリ

バタン

ライナー「…」

ロリスタ「…」

ライナー「さて…何をして時間を潰すか…」

ロリスタ「うーんと…おはなししよ!」

ライナー「お話か、どんなお話しするんだ?」

ロリスタ「えっとね…あるみんのこと…おはなししてほしいな」

ライナー「んーアルミンか、そうだな、お前は特になついてるみたいだし、あいつのことでいいか」

ロリスタ「うんうん!」ワクワク

ライナー「あいつはな、運動神経は悪いんだが、頭がすこぶる良くてな…―――――」



ユミル「おし、こんなもんか」

ユミル「クリスタのことがあるから食堂で食えないのが難点だな」ガチャ

ユミル「ま、さっさと持ってってやるか」





ユミル「あいつらは何してるか、腹すかして待ってるか」スタスタ

ユミル「というか、ライナーの奴はこんな量で足りるのか?」スタスタ

ユミル「とか言ってるうちに着いたな…おい、帰ったぞ」ガチャ

ライナー「Zzz…」

ロリスタ「Zzz…」(ライナーの上で寝てる)

ユミル「」イラッ

ユミル「ふん」ムギュ(顔踏みつけ)

ライナー「ふぐっ…んんん?なんだ?」

ユミル「私が飯作ってる間にクリスタに甘えられてお寝んねとは、たいそうなご身分だな?」

ライナー「ユミルか?俺の顔に乗ってるのは何だ?前が見えないしなんか臭い」

ユミル「」ブチッ

ユミル「ふんっ!」メキャ

ライナー「いででででで!!!???あ、足か!?これ!いでででで!!」

ロリスタ「ううん?なんのおと?」

ユミル「おらおら!女に踏みつけられてる気分はどうだよ!」グリグリ

ライナー「いででで!!や、やめろ!」ゴリゴリ

ロリスタ「え!?け、けんかしちゃだめだよ!」ワタワタ

ユミル「お、起きたか、先に飯食ってろ、私らは少し遊んでから食うから」グリグリ

ロリスタ「けんかじゃないの?」

ユミル「ああ、喧嘩じゃないよ」グリグリ

ライナー「」ゴリゴリ

何というご褒美……





ライナー「いたた…まったく、やり過ぎだ」

ユミル「女に向かって足が臭いなんて言った報いだ、ほんとデリカシーねぇな」

ロリスタ「うーん…」モグモグ

ユミル「どうだ、クリスタ、美味いか?」

ロリスタ「うーんとね…おとうさんがつくったほうが、おいしい」

ユミル「」

ライナー「あー…」

ユミル「…」スクッ

ライナー「!?ちょ、ちょっと待て!?今のは俺何も…!」

アアアアアアァァァァァァ!!!!



ロリスタ「あ、たまごのからはいってる」





ライナー「」チーン

ユミル「さて、お父さんはもう寝ちゃったし私たちも寝ようか」

ロリスタ「うん!」

ユミル「今日は私が真ん中で寝てもいいか?」(今朝みたいなことにはさせない…)

ロリスタ「おかあさんもまんなかがよかったの?それじゃあきょうだけね」

ユミル「ありがとークリスタはいい子だなぁ」ナデナデ

ロリスタ「えへへ」ニコニコ

ユミル「それじゃあ寝るか、おやすみクリスタ」

ロリスタ「おやすみなさい」



寝る、最近したらばに入りにくい

続けてええー

エラー多いよな

―翌朝―

ロリスタ「Zzz…」

ユミル「今日も戻ってないか…」

ライナー「…なぁ、昨晩の記憶が丸々消えてるんだが、何か知らないか?」

ユミル「知らない」

ライナー「そうか、うーん…なんでだ…」

ユミル「今日もアルミンの奴はここに来るんだよな?」

ライナー「ん?ああ、そのはずだが、他に誰か来るかな?」

選択安価、誰が来る?(アルミンは確定)

1・エレン、ミカサペア

2・コニー、サシャペア

>>117

2

2

コンコン

ライナー「お、噂をすればだ」

ガチャ

サシャ「クリスタ!起きてますか!」

コニー「よう!ご苦労だな、ミスター&ミセス男性ホルモン!」

アルミン「ちょっと!コニー!?」

ユミル「私はまだミセスじゃねぇよ」

ライナー「ツッコむとこがおかしい」

サシャ「おや?クリスタはまだおねむのようですね…ならドッキリを…」

ユミル「やめろ馬鹿」ガツンッ

サシャ「いたっ!?」

ライナー「えらく騒がしいのを連れてきたな」

アルミン「はは…」

ロリスタ「ううん…さわがしいよ…」モゾモゾ

サシャ「あ!起きましたよ!クリスタ!私ですよ!」

コニー「オレもいるぜ!」

ロリスタ「さしゃとこにーだ!おはよう!」

コニー「おう!」

サシャ「おはようございます!」

アルミン「朝から元気だね…」

ライナー「おう、お前らもう飯食ったのか?」

アルミン「うん、サシャとコニーも食べてるよ」

ユミル「なら私らのぶんだけでいいな、おら、さっさと行って来い」

ライナー「ん?ああ、それはわかってるが…なんでそんなに不機嫌なんだ?」

ユミル「何だっていいだろ、早く行けよ」

ライナー「…?」(何か悪いことしたか?)





ロリスタ「ごちそうさま!」

サシャ「おいしかったです!」

コニー「お前、結構料理上手かったんだな」

ライナー「なんだか照れるな」

ユミル「なんでお前らまで食ってんだよ」

アルミン「はは…」

ライナー「よし、それじゃあクリスタの遊び相手の時間だ」

ユミル「精神年齢が近いのが二人もいるからな、今日は楽だろ」

コニー「おいおい、サシャにアルミン、言われてるぞ」

アルミン「え?」

サシャ「コニーとアルミンでしょう?見た目的にも身長的にも」

アルミン「え?」

ライユミ「…」

ロリスタ「ねぇ?それよりきょうはなにしてあそぶの?」

サシャ「うーん…鬼ごっことかどうでしょう?」

コニー「ばっか、それじゃあクリスタが不利だろ、ここはかくれんぼにするべきだ」

アルミン「かくれんぼね、それでいいかな、クリスタ?」

ロリスタ「うん!」

ライナー「即決だな…」

ユミル「私らじゃ思いつかなかったな」

コニー「それじゃあ…鬼はライナーだ!」ビシッ

ライナー「ん?」

サシャ「それじゃあ隠れましょう!」タッタッタッタ

ロリスタ「わぁい!」テテテテ

アルミン「じゃあね、ライナー」タッタッタッタ

ユミル「頑張れよ、私は本気で隠れるけどな」ケラケラ

ライナー「あ、ああ…」



サシャ「ちょっと!コニー!こっち来ないで下さいよ!」

コニー「いいや!あっちにはオレのとっておきの隠れ場所がある、譲ってたまるか!」

サシャ「ならいいです!私があっちに行きますから!」



ロリスタ「ここならみつからないかな?」

アルミン「たぶん大丈夫だと思うよ、かなり目立たないからね」

ロリスタ「でも、あるみんはわたしとおなじばしょでいいの?」

アルミン「うん、クリスタを一人にはできないからね」

ロリスタ「…」



ユミル「ん?今、クリスタの心に揺らぎがあった気が…んなわけないか」



ライナー「…もういいだろ、じゃあどこから探しに行くか…」

>>124 訓練所以外は安価下

男子トイレ

立体機動訓練所の裏

―立体機動訓練所―

ライナー「ここにはいるか?広すぎてよくわからんな」

ライナー「まぁ周りをぐるっと周ってみたら、いるかいないかくらいわかるだろう」





ライナー「ここは…入り口の丁度裏側か…ん?あの小屋は…」

バタン

>>127「!?」

ライナー「あ」

参加メンバーじゃなかったら安価下で、今日はもう寝る

サシャ

アルクリいいね!

いいね
期待

サシャ「しまった!見つかっちゃいました!」

ライナー「お前が最初か…意外だな、こういうのは得意そうなのに」

サシャ「コニーが私の隠れ場所を横取りしたんですよ!もう!」プンプン

ライナー「あー…それは残念だったな…」

サシャ「これはもう仕返しするしかないですね…ライナー、コニーはあっちの方に行きましたよ」

ライナー「おいおい、裏切りか?」


次に探す場所>>133

教官の部屋

食料庫

エレンの家の地下





サシャ「こっちですよ!」

ライナー「おいおい、こっちには食糧庫くらいしか…」

サシャ「そうですよ!そこに隠れようとしたらコニーが…!」

ライナー「…盗むつもりだったろ…」

サシャ「!…な、何のことですかぁ?」

ライナー「…」

サシャ「…すいませんでした」

ライナー「…まぁいい、中を調べるか」ガチャ

シーン

ライナー「…さて、どこにいるのやら…」

ライナー「こう物が多いと探すのも一苦労だな…」ヒョイヒョイ

サシャ「どこにいるんですかね?」モグモグ

ライナー「あいつは小さいからな、隠れる場所は十二分にあるだろうさ」ガサガサ

サシャ「私たちの中じゃクリスタの次にチビすけですもんね」ムシャムシャ

ガタガタッ

ライサシャ「…」

芋の詰まった箱「」

ライナー「…チビ」ボソッ

芋の詰まった箱「」ガタガタッ

ライナー「サシャ」

サシャ「了解!」バッ







コニー「くそっ!お前らチビチビ言い過ぎなんだよ!」

サシャ「それで反応しちゃうコニーはやっぱりお子様ですねぇ」

コニー「なんだと!…第一、なんでお前は鬼に協力してんだよ!?」

サシャ「心配しないでください、コニーの時だけです」

コニー「余計たち悪いわ!」

ギャーギャー!


ライナー「…相変わらず元気な…それより残りは…ユミルとクリスタとアルミンか…」


次に探す場所>>138

食堂

図書室

ライナー「人が隠れられそうな場所は決まっているし…図書室にでも行くか」

サシャ「いい加減怒るのやめてくださいよ!身長だけじゃなくて度量まで小さいんですか!」

コニー「お前が初めに突っかかってきたんだろうが!?」

ライナー「いい加減にしろ、次行くぞ」ガシッ

サシャ「あー!わかりましたから引っ張るのやめてくださいー!」ズルズル

コニー「ごめん!ごめんって!もう騒がないから!」ズルズル



ライナー「さて、図書室に着いたぞ、ここに隠れてるとしたらアルミンかな」

サシャ「本の虫ですからねぇ、アルミンは」

コニー「本棚の陰、机の下、椅子の山、隠れる場所に不足はねぇな」

ライナー「ま、しらみつぶしに探すしかないな」

サシャ「気が遠くなりますね…」

コニー「見つかっちまったからつまんねぇな、そこで寝てていいか?」

ライナー「別にかまわない サシャ「ダメに決まってるでしょう、私たちはライナーについていきますよ」

コニー「やっぱそうだよなぁ…ま、しかたねぇか」

ライナー「…」





ライナー「…と、言うわけで、30分の探索の末見つけ出したが…」

アルミン「Zzz…」

ロリスタ「Zzz…」

サシャ「仲良く寝ちゃってまぁ…」

コニー「暇だから本読んでたのか、何々?『ヘンゼルとグレーテル』?何だこりゃ?」

サシャ「表紙の兄妹の絵がアルミンとクリスタにそっくりですね」

ライナー「…とりあえずアルミンを起こして、クリスタを俺の部屋に連れて帰ろう」

コニー「はいはい、おい、起きろアルミン」ユサユサ

アルミン「ううん?…―――――」



ロリスタ「Zzz…」

ライナー「悪いな、こんな時間まで付き合わせて」

アルミン「いやいやいいよ、僕も楽しかったしね」

コニー「ああ!いい暇つぶしになったぜ!」

サシャ「もうそろそろ晩御飯の時間ですね、じゃあ私たちはこれで…」

ライナー「せっかくだから食ってけ、腕によりをかけるから」

サシャ「いいんですか!?」

コニー「いいのか?悪いな」

ライナー「気にするな、今日の礼だ」

アルミン「じゃあお言葉に甘えるよ」

ライナー「ああ、ちょっとばかし待ってな」ガチャ

サシャ「楽しみですね!」

アルミン「うん、それはそうなんだけど…何か忘れてるような…」



―厨房―

ライナー「ふんふーん♪」コトコト

ライナー「ふふふー…ん、調味料が切れてるな、補充しないと」



―貯蔵庫―

ライナー「さて、塩はあまり使いたくないから…胡椒と唐辛子でいいか…」

ガチャ


ユミル「…」(体育座り)

ライナー「…」

ユミル「…」プルプル

ライナー「あー…」

ユミル「…」ジワァ

ライナー「と、とりあえず部屋に戻るか!な!?」アワアワ





ライナー「ほら、温かいスープだ…」コト

ユミル「…」ズズ…

コニー(…すっかり忘れてた…)

サシャ(開始してからどれくらい時間たってますっけ…)

アルミン(少なくとも6時間は…)

ライナー「…あー…あれだ…お前が隠れるのがうますぎたんだな、うん」

ユミル「…」

アルミン(ライナー…フォローになってないよ…)

コニー(あんなに落ち込んだブス、初めて見るぜ…)

サシャ(さすがに見てられないです…)

アルミン「じゃ、じゃあ僕たちは戻るよ」スクッ

ライナー「!?」

コニー「もうこんな時間だしな!早く戻らないと!風呂もあるし!」スクッ

ライナー「お、おい…」

サシャ「えーと…さよならっ!」ピャー

バタン

ライナー「…」

ユミル「…」

ライナー(気まずい…)



ロリスタ「ううん…どうしたの?こわいかおして?」ポケー

ライナー「!!」

ユミル「…」ダキッ

ロリスタ「うん?」

ライナー「お、おい、どこか行くのか…?」

ユミル「…風呂だ…お前はここで正座して待ってろ…」ジロ

ライナー「」ビクッ

ロリスタ「おふろ?やったぁ!わたしおふろだぁいすき!」

ユミル「…じゃあ…行ってくるからな…」バタン

ライナー「…」



ユミル「…」ゴシゴシ

ロリスタ「んっ…」ワシャワシャ

アニ(サシャ…サシャ)

サシャ(なんですか?)

ミカサ(ユミルは何であんなに怖い顔をしてるの?三日に一度のお風呂なのに…)

サシャ(実はですね…カクカクシカジカ…ということがあってですね…)

アニ(あー…)

ミカサ(それはきつい、私も一度エレンとアルミンにやられたことがある、ほんとにダメな奴)

サシャ(…ですね…)



見つかるの待ってちょっとウキウキしてるユミル姐さんを想像したら鼻血でた

アルミン「…」

コニー「…」

エレン「くらえ!おら!」バシャバシャ

ベルトルト「もう、よしてくれよエレン」

アルミン「…ライナー…来ないね」

コニー「…ああ」

エレン「うええ…目に石鹸が…」ゴシゴシ

ベルトルト「ほら…暴れるから…」



ライナー「…」ポツン

ライナー(…まだか…そろそろ足が痺れてきたぞ…)

ライナー(…いや…しかし、あれだけの時間ほったらかしにしたんだからこのくらい当然か…)

ライナー(俺も風呂に行きたいが…あいつが戻ってくるまでは無理だな…)

ガチャ

ライナー「!?」

ユミル「…」

ロリスタ「Zzz…」オブサリ

ライナー「戻ったか…あー…足は崩しても?」

ユミル「好きにしろ…あと風呂入ってこい、臭いをうつされたらたまんねぇ」

ライナー「あ、ああ…」スクッ







ロリスタ「Zzz…」

ユミル「…さて、お前も風呂に入ったことだし、言い訳でもしてみるか?」

ライナー「…いや、言い訳をするつもりはない、ただお前には悪いことをしたと思ってる…」

ユミル「…お前の中じゃ、私は晩飯以下かよ…」ボソッ

ライナー「え?」

ユミル「なんでもねぇよ、私もそこまで怒ってない、さっさと寝るぞ」

ライナー「あ、ああ…」

ユミル(…ああ…なんだってこんな奴に…)

ライナー「…」



今日は寝る、なんだかメインがアルクリよりライユミになってる気がする…

えっ

むしろ
ライユミがメイン
ついでにアルクリ
と思ってました
かなり本気で

ライユミがメインじゃなかったのか!? と思って、>>1を見直したらほんのりライユミだった……

アルクリ!

クリクリ!

―翌朝―

ライナー「…」ムクリ

ユミル「…」ムクリ

ロリスタ「Zzz…」

ライナー「…やはり戻ってないか…」

ユミル「ああ…」

ライナー「…仕方ない…朝飯の準備をしてくる」スクッ

ユミル「頼んだ…」

ロリスタ「Zzz…」

ロリスタ「ううん…」モゾモゾ

ユミル「お、起きたか、クリスタ」

ロリスタ「おはよう、おかあさん…おとうさんは?」

ユミル「朝飯を作りに行った、それより今日はどうする?どこかに出かけるか?」

ロリスタ「うーん…」

ユミル「どうした?何か悩みでもあるのか?」

ロリスタ「…うん」

ユミル「なら私に言ってみろ、あっという間に解決してやるよ」

ロリスタ「ありがとう…えっとね…わたし…」



ロリスタ「すきなひとができたんだ」

ユミル「家族会議の時間だ」





ロリスタ「…」モグモグ

ライナー「…」

ユミル「…」

ライナー「誰かは聞いたか」

ユミル「アルミンの奴らしい…確かにあいつはクリスタの面倒をよく見てくれた」

ライナー「ああ、いい奴だ、すこぶるな」

ユミル「だが、それとこれとは話が別だ、私は見極めるぞ、あいつがクリスタにふさわしいか」

ライナー「同感だ、まだ安心してクリスタを任せれれると決まった訳じゃない」

ロリスタ(おとうさんもおかあさんもおおげさだなぁ…)モグモグ

エレン「おい!遊びに来たぞ!」ガチャ

ミカサ「…」

アルミン「やぁ、おはよう」

ロリスタ「あ!あるみん!」

ライナー「噂をすれば…だ」

ユミル「ちょうどいいとこに来た、アルミン、ちょっとこっち来い」

アルミン「?…いいけど…」

ライナー「エレン、ミカサ、すまないが少しの間クリスタの相手をしていてくれないか」

エレン「おう!任せとけ!」

ミカサ「ええ、クリスタ、こっちにおいで」

ロリスタ「え…あるみん…」

ユミル「なに、すぐに終わるさ、ちょいと我慢しといてくれ」

ロリスタ「…うん」



ライナー「…さて」

アルミン「僕に話って何?クリスタには聞かれたくないみたいだけど…」

ユミル「いやな…今日はお前に一日クリスタを預かってもらいたい」

アルミン「え?なんでそんな…」

ライナー「大事なことなんだ、クリスタにとっても俺たちにとっても」

アルミン「…ライナーがそこまで言うなら…わかった、任せて」

ライナー「そう言ってくれると思ってたぜ」(さて…)

ユミル「悪いな」(見定めさせてもらうとするか…)



ロリスタ「…」ムゥ

エレン「さっきからなにむくれてんだ?」

ミカサ「…アルミンがどうのって言ってたけど、アルミンが関係してるの?」

ロリスタ「…」コクッ

エレン「アルミン?あいつに何か用でもあったのか?」

ロリスタ「ううん…そうじゃないんだけど…」

ミカサ「よかったら話してみて」

ロリスタ「…あのね…わたし…あるみんのことがすきなの」

エレン「…あー…」

ミカサ「あの二人がアルミンを連れだしたのはそういう…」

ロリスタ「?」

ミカサ「とりあえず、理由を教えて」

ロリスタ「うん、えっとね、さいしょはやさしいおにいちゃんくらいにしかおもってなかったんだ」

ロリスタ「でもね、みっかまえおそとにでかけたとき、わたし、どろぼうのおじさんにさらわれかけたの」

エレン「そんなことがあったのか…許せねぇ」

ロリスタ「それでね、そこにまっさきにかけつけてくれたのがあるみんだったの」

ミカサ「ああ見えてアルミンは度胸がある、当然」

ロリスタ「…そこではじめて、かっこいいなぁっておもって…」

ロリスタ「それできのうね、あるみんにおほんをよんでもらったんだけど…」

ロリスタ「そのときにとってもあんしんして、わたしはあるみんがすきなんだなぁっておもったの」

エレン「…なるほどなぁ…」

ミカサ「確かにクリスタはアルミンのことが好きなのだろう…でも…」

ロリスタ「?…でも?」

ミカサ「…アルミンは自分を卑下する癖がある、たとえ好意を向けても受け流されかねない」

ロリスタ「え…」

エレン「それに、今お前は5才だろ?アルミンが興味を示すとは思わねぇな」

ロリスタ「え?…え?」ジワァ

ミカサ「…エレン」ジトー

エレン「な、なんだよ、オレは本当のことを…お、お前も泣くなよクリスタ」オロオロ

ロリスタ「…じゃあ…わたしはあきらめなくちゃだめなの?」グスグス

ミカサ「いいえ、そういうわけじゃない」

ロリスタ「え?」

エレン「まぁ…もとに戻ったら問題ないんだし…手伝ってやらないこともない」

ロリスタ「ほんとに?」

ミカサ「エレンは嘘は言わない」

ロリスタ「ありがとう…!」



ライナー「それじゃあクリスタを頼んだぞ、アルミン」

アルミン「うん、どこかに出かけるわけじゃないしね、安心してよ」

ロリスタ「?…どういうこと?」

ユミル「今日はアルミンと二人で過ごすんだ、いいか?」

ロリスタ「わたしが?」

エレン「ふーん、よかったなクリスタ」

ミカサ「これで手伝うのも楽になる」

ライナー(…エレンとミカサはクリスタから聞いたみたいだな…)

ユミル(だが、アルミンがクリスタに見合う男じゃなけりゃ、徹底的に邪魔してやる…)

ライナー「じゃあ俺達は散るからな、後は二人で好きにしてくれ」

アルミン「うん、わかった」



今日はここまで、軌道補正はできたと思う

期待

期待!

>>1です、続きを書くんだけど、少しばかりシリアス風味が入っちまうかも
注意書きしてたの意味ねぇなぁ

アルミン「えーと…それじゃあ何しようか?」

ロリスタ「わたしはあるみんといっしょにいられればいい!」

アルミン「そう?…はは…弱ったな…うーん…」

アルミン「それじゃあお散歩でもしようか」

ロリスタ「うん!」



ユミル「…出始めは特に文句はないな」

ライナー「おい、まだ早くないか?」

ユミル「馬鹿野郎、こういう所もきっちり見とかないとダメなんだよ」

ライナー「…そういうもんか…」



ミカサ「やはりアルミンはクリスタのことを意識してないみたい」

エレン「だってよ、5歳だぜ?もし意識してたら引いちまうかもしれねぇ」

ミカサ「それでもクリスタに頼まれた、アルミンには彼女の気持ちに気付いてもらわないと困る」

エレン「…はいはい、まったくおせっかい焼きだな…」ハァ

―営庭―

ロリスタ「うーん!きもちいい!」テクテク

アルミン「うん、営庭の周りをゆっくり歩いたことなんて無かったけど…すがすがしい…」スタスタ

ロリスタ「あ!とりさんだ!」

アルミン「うん?…ああ…そうだね」



ユミル「…」ジーッ

ライナー「…」ジーッ



エレン「おい、見ろよ、ライナーとユミルがいるぞ」

ミカサ「クリスタを心配してるの?それともアルミンを信用してないの?」

エレン「あんま決めつけんなよ、どうせアルミンがクリスタに合う男か見極める!って息巻いてんだ」

ミカサ「…親バカ」

エレン「実際あいつらは親役だろ、お前のおせっかいと似たようなもんだ」

ロリスタ「あのとりはどこにいくの?」

アルミン「多分、自分の巣じゃないかな?この時期は産卵の季節の筈だし」

ロリスタ「…す…いってみようよ、わたし『す』をみてみたい」テテテテ

アルミン「あ!待ってよ!」タッタッタ



ユミル「先回りするぞ」スッ

ライナー「了解」スッ



エレン「おっと、オレらも移動するか」スクッ

ミカサ「小さい子はやはり元気、昔のエレンを見てるよう」スッ

エレン「うるさいな…」

ミカサ「早く行こう、見失う」

エレン「…」





ロリスタ「…」

アルミン「ふぅ…この木の上にあるのかな?」

ロリスタ「…みたい…たかくてよくみえない…」

アルミン「うーん…僕にもよくは………あ」

ロリスタ「え?」

グシャ

アルミン「…」

ロリスタ「…これ…なに?」

アルミン「これは…卵…」

ロリスタ「え?」

アルミン「あの巣の中にあった…卵だよ」



ロリスタ「…え?」

ロリスタ「な…なんで…」

アルミン「親鳥が落としたみたいだね…必要なかった卵なんだろう」

ロリスタ「ひつよう…ない?」

アルミン「うん、あまり子供が多いとね、餌が十分に与えられないらしいからね、こうやって減らす習性があるみたいなんだ」

ロリスタ「へらす…いらない…」

アルミン「…昨日…読んであげた『ヘンゼルとグレーテル』って本も、本当は似たようなお話なんだ」

ロリスタ「え?」

アルミン「お話ではお菓子の家から帰ることになってるけど、実際はいらない子供を捨てる親を題材にしたものなんだ」



ロリスタ「…あるみんも…いらないこなんていうの…?」

アルミン「え?」

ロリスタ「…いらないこなんているはずないよ!!そんなこというあるみんなんてだいっきらい!!!」ダッ

アルミン「待って!?クリスタ!!」

ヘンゼルとグレーテルって姨捨みたいなはなしだったのか
やっぱ西洋の童話も元は怖いのが多いんだな、今じゃメルヘンチックな話になってるが
いや、欧米で今どうなのかはしらんが

アルミン「と、とにかく追いかけないと…!」タッタッタ



ユミル(…琴線に触れたか…アルミンの奴はなんでクリスタがあんなに怒ったかわかってないみたいだけど…)チラッ

ライナー「…」

ユミル(…ここに厄介なのがいるんだよな…)

ライナー(…アニからクリスタは………だと聞いているが…あの様子では酷い家庭環境だったんだろう…)

ライナー(…まぁ、今はとりあえず…)

ユミル「追いかけるぞ」スッ

ライナー「ああ」スッ



エレン「おい…どういうことだ…?クリスタがアルミンに怒って行っちまった」

ミカサ「おそらく、アルミンがクリスタに言ってはいけないことを言ったに違いない」

エレン「…わかるのかよ」

ミカサ「昔、私がエレンに調査兵団はやめてと言ったときに反応が似てたから…」

エレン「…ほっとけ…オレらも行くぞ」スッ





ロリスタ「グスッ…ヒック…」グシグシ



アルミン「クリスタ…」

ロリスタ「…グスッ…あるみんが…あんなこというなんておもわなかった…」ゴシゴシ

アルミン「…」

ロリスタ「…あっちいって…」ズビズビ

アルミン「…クリスタ…僕の言い方が悪かったよ…ゴメン…」

ロリスタ「…」ズビッ

アルミン「…でもね…一つ、聞いてほしい話があるんだ」

ロリスタ「…なに?」スンスン

アルミン「僕の両親の話さ」

ロリスタ「…」

早いけど今日はここまで、次で終われるかな?

お疲れです!

アルミン「僕の両親はね、王政の口減らし作戦に投入されて死んじゃったんだ」

ロリスタ「くちべらしって…」

アルミン「うん…『ヘンゼルとグレーテル』みたいに、食べ物が少なかったから壁内から追い出されちゃったんだ」

ロリスタ「…」

アルミン「だから僕はね、いらない子なんて言葉を使っちゃったけど、いなくていい人間なんていないと思うし、人を追いやるなんて考え嫌いだ」

ロリスタ「…わたしは…」

アルミン「うん?」

ロリスタ「…わたしは…いらないこじゃない?」

アルミン「当たり前じゃないか、僕も、ユミルも、ライナーも、もちろん他のみんなも、クリスタのことを必要としてるよ」

ロリスタ「…」

アルミン「?…どうしたの?」

ロリスタ「…」ジワァ

アルミン「!?」

ロリスタ「わ、わたし…そんなにひつようとされてたの?ここにいてもいいの?」エグエグ

アルミン「も、もちろんさ!なんでそんなこと言うのさ?」

ロリスタ「ううぅ…」グスグス

アルミン「…嫌なら言わなくてもいいよ…ただ…僕が…僕たちが、君を必要としてるってことだけ覚えていてくれれば」ギュ

ロリスタ「…ぅぅうわああぁぁぁぁ!!!」ボタボタ

アルミン「…」ナデナデ



ライナー「…判定は?」

ユミル「…」

ライナー「…どうやらアルミンはお眼鏡にかなったみたいだな…」



ミカサ「…あれは…成功したと言えるのだろうか…」

エレン「思ってたのとはちょっと違うみたいだけど…あれで十分だろ…今は」

ミカサ「…うん」





ロリスタ「Zzz…」スンスン

アルミン「…泣きつかれて寝ちゃった…部屋に連れて帰ろう…」ヨッコラセ



ライナー「…部屋に戻るみたいだな…先に戻っておくか」スクッ

ユミル「…ああ」スクッ



エレン「結局、オレらなんも手助けしてねぇな」

ミカサ「…」

エレン「ま、あとはアルミンに任せようぜ、あいつならうまくやるだろ」

ミカサ「…ええ」

エレン「じゃあオレは自分の部屋に戻るから、ライナー達の部屋には行くなよ」スクッ

ミカサ「わかってる」

―ロリスタ一家、寝室―

アルミン「ええっ!?僕が!?」

ライナー「ああ、頼めるか?」

アルミン「…まぁ…クリスタと一緒に一晩寝るくらい…どうってことないけど…」

ロリスタ「Zzz…」

アルミン「でも…どうして?他の人に頼むなんて…」

ライナー「あー…えーと…それはだな…」

ユミル「バーカ、子供が寝てる間に父親と母親のすることなんて一つに決まってんだろ」

アルミン「え?…え?///え?///二人ってほんとにそういう…///」

ライナー「?…ああ、そう?らしい」(何するのか知らんが…話は合わせた方がいいか)

ユミル「え?」

ライナー「え?」

アルミン「///」





ライナー「じゃあ、頼んだぞ」ガチャ

ユミル「ちゃ、ちゃんと面倒見ろよ!」

アルミン「うん…」

バタン

ライナー「…しかし…本当にあれでいいのか?…あんなことでアルミンの気がクリスタに向くとは思えないが…」

ユミル「…」

ライナー「おい?ユミル?」

ユミル「…ったく…どいつもこいつも…」

ライナー「何怒ってるんだ?」

ユミル「何でもねぇよ!隣の空き部屋入るぞ!」

ライナー「あ、ああ…」



アルミン「…」

ロリスタ「Zzz…」

アルミン「…ごめんね、クリスタ…今日僕は嘘を吐いた…」

ロリスタ「Zzz…」

アルミン「僕は君のことを必要としていると言ったよね…実は…あれは嘘なんだ…」

ロリスタ「Zzz…」

アルミン「僕が本当に必要なのは…――――」



―翌朝―

アルミン「…」

チュンチュン

アルミン「…」ムクリ

アルミン「んっ…」ノビーッ

アルミン「…ふぅ」グッタリ

アルミン「…クリスタが小さくなってから今日で五日目か…」

アルミン「…もうそろそろ…入院してた教官や訓練兵のみんなが帰ってくるころかな…」

アルミン「あ、クリスタを起こさないと」

アルミン「クリスタ!起きて!朝だよ!」ユサユサ

????「ううん…」モゾモゾ

アルミン「ほら!唸ってないで早く!」バサァ

クリスタ「うーん…」マッパダカ



アルミン「…え?」

イヤアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!

ドタドタドタドタ!!バタンッ!!

ライナー「どうした!?何があった!?」

ユミル「クリスタに何かあったのか!?」

アルミン「あ…ふ、二人とも…」ガクガク

クリスタ「ううん…な…なに?」モゾモゾ

ユミル「!?み、見るな!!」ガスッ

ライナー「ぐふっ!?」

アルミン「ぼ、僕はライナー連れて外出ておくね!」スタコラ

ライナー「」ズルズル

バタン

クリスタ「ふああ…あ、ユミル、おはよう…って…なんで私裸なの!?///」カァァ

ユミル「あー…」

クリスタ「それに私たちの部屋じゃないみたいだし…ユミルが何かしたの!?」

ユミル「…ん?もしかして…この四日間のこと…覚えてないのか?」





アルミン(ふぅ…焦ったな…だっていきなり今日元に戻ってるし…それに…)

アルミン(…いや、このことは忘れよう…何故元に戻ったのかを先に考えないと…)

アルミン(…)

アルミン(…やっぱり昨日のあれかな…)

アルミン(…うん!非現実的だけどそれしか考えられないや!)ウンウン

ライナー「」

アルミン「…ライナー!起きて!クリスタが元に戻ったよ!」ペチペチ



エレン「いやー…しかしどうなってんだ?いきなり元に戻るなんて…」

ミカサ「…」

サシャ「しかもその間の記憶が全くないんですって、なんででしょう?」

コニー「お前にわかるかよ!馬鹿なんだから」

アニ「記憶か…それはちょっと…残念かな?」チラッ

ベルトルト「…」チラッ

ライナー「…」

ユミル「…」

クリスタ「…本当に…子供になってたんだ…」

アルミン「…」

ライナー「…はぁ…」

ユミル「せっかく…料理の練習もしたのに…」

エレン「まぁ、そんなに落ち込むなよ、元に戻っただけでも儲けもんだって」

ライナー「わかっちゃいるんだがな…」

ユミル「この四日間は…あまりにもな…」

ライユミ「…」ハァ

ミカサ「いや…案外、記憶は残ってるのかも…」

ライユミ「え?」

ミカサ「ほら」

クリスタ「…」ジー

アルミン「うん?なんだい、クリスタ」

クリスタ「え?///な、なんでも…///」カァァ

ライユミ「」イラッ

ライナー「昨日のは無しだ!クリスタはやっぱりうちの子だ!」グルル

ユミル「ああ!お前なんかにやるもんか!」ガルル

クリスタ「え?え?」オロオロ

コニー「まだ親の気分が抜け切ってないのかよ」

サシャ「ダメダメですね」

ベルトルト「ユミルはともかく…ライナー、君まで…」

アニ「…」

ミカサ「いいえ、昨日から確かにクリスタはアルミンの、これは譲れない」

アルミン「え?」

エレン「…お前もアルミンの親のつもりかよ…」

ワーワーギャーギャー

クリスタ「…ふふ」

アルミン「?…なにかおかしいの?」

クリスタ「ううん、ただ…ここが私の居場所なんだなぁって…」

アルミン「…」

クリスタ「…もし…あの二人が私の両親だったら…私が結婚した時、泣きながら祝ってくれるかな?」

アルミン「…そうさせて見せるさ…」ボソッ

クリスタ「?…何か言った?」

アルミン「…ううん、なんでもないよ!さ!ライナーとユミルとミカサを止めないと!」

クリスタ「…うん!」


おわり









ニック「ん?なんか私の祈りで女神が幸せになった気がするぞ!主に家族関係のことで!」

ニック「…さすがに気のせいか…さて、今日もお祈りお祈り!」



ほんとにおわり

乙!
ほのぼのしてよかった

終わっていたのか

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