【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう8」【リリカル】 (1000)

・安価コンマスレです
・リリカルシリーズのニ次SSとなります
・システム現在改正中です




前スレ
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう」【リリカル】
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【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう」2【リリカル】
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1477826715


■総合魔力:【A】
■暫定魔導師ランク(戦闘力に限る):【S-】
■魔法体系:【古代ベルカ式】
■適正:  【空戦魔導師】
■デバイス:【アームドデバイス『槍型』 AI:『非人格型?』】
     :【ストレージ型の記憶媒体機能一部参考、搭載】
■希少技能:【脳内物質操作】



〈技能1〉
【戦闘技術(S-) Lv3】『戦闘コマンド↓』
■近接戦闘:判定時にコンマ補正+40
■回避:A.偶数時。回避成功(0ダメージ)
   :B.奇数時。回避失敗。その数値でコンマ判定を行う

【魔力放出(A) Lv3】『戦闘コマンド↓』
■砲撃魔法(全体):判定時にコンマ補正+20。行動選択中の敵全てに判定
■拘束魔法:判定時にコンマ判定を行う
 A.判定勝利後。次の相手の行動補正値を0にする
 B.判定敗北後。そのコンマ数値で判定を行う
■障壁魔法:判定時にコンマ補正+30
 判定敗北後。3ターン使用不可



 〈経験値〉
戦闘技術 Lv3:残り【63】でLv上昇します
魔力放出 Lv3:残り【17】でLv上昇します
脳内物質操作:残り【─】【完成】
鎮痛物質精製:【─】【完成】


〈技能2 (任意、自動発動)〉
①【脳内物質操作(希少技能)】
 耐久数値65以下時に任意の判断で発動可能
 A.判定時コンマ偶数成功:希少補正×3
 B.判定時コンマ奇数失敗:行動不能
 行動不能時にダメージを受けても必ず現在の耐久数値から一割残存確定
 二回目以降の奇数時では一割残存は発生しない。

②【カートリッジロード:装弾数3】
 1ターンに1度、任意の判断で発動可能
 コンマ判定時に補正+15。反動のデメリット補正-10(1ターン)

③【フルドライブ:オーバロード】
 任意の判断で装弾数2消費することで発動可能。コンマ判定時に補正+30
 判定後に自己ダメージ発生。耐久数値-20

④【鎮痛物質精製】
 任意の判断で二回発動可能。発動時にコンマ判定発生
 コンマ1桁の数値分、耐久数値が上昇する(耐久数値の上限は超えない)

⑤【中枢神経麻痺(痛覚)】
 耐久数値0になった時自動で発動
 1ターン行動猶予発生。次の判定後、相手の耐久数値が1以上の場合敗北する

⑥【リミットブレイク(肉体破損無視)】
 装弾数を任意の判断で消費することで使用可能(戦闘終了まで強制持続)
 A.使用した装弾数の数×15の数値を全ての行動補正値に加算する(継続)
 B.判定後に耐久数値-【50】の自己ダメージ発生(継続)

 (自己ダメージで耐久数値【0】になった場合『中枢神経麻痺』は発動する)
 (自己ダメージで【0】になる時、希少一回目と併用しててた場合。『1割』残存する)

[好感度表]
(好感度は【200】でロックになります。ストーリー進行によって【250】まで解放されます)
(好感度は信頼度のようなもので高ければ高いほどはやく悩みや秘密を打ち明けてくれます)


ギンガ:【200】『ロック』 (先輩が誰かを守るなら…私があなたを守ります)
フェイト:【176】 (……でも、わたしは)
はやて:【136】 (新部隊設立…夢やなくなってきた。陸士さんには感謝しかありませんよ!)
陸士隊員s:【126】  (忘れるなよ?お前には頼れる先輩たちがいることをな!なんて!」
ゲンヤ:【89】  (もうヒヨッコとは呼べねーな。お前はもう…いっぱしの管理局さ)
カリム:【83】 (新しい同志が…いえ、友人が出来たようでとても嬉しいです…!)
ヴィータ:【75】 (なんか似た匂いがする…もしかして同郷か!?)
シグナム:【55】 (あれが噂の直談判の…面白そうなやつだったな)
ユーノ:【47】 (いつでも気軽に司書室の扉を叩いてほしい、力になるよ)
ヴァイス:【44】 (礼儀正しいが無理してるように見えるぜ?もっと肩の力を抜いてきましょ!)
高町なのは:【31】 (憧れ…か。やっぱり嬉しいものだな。目の前で想いを伝えられるのは)

【コミュ不可】
ドゥーエ:【163】 (さよなら)
レジアス中将:【131】(お前がどこに行こうが、志は同じだ。だが私はもう──)
スカリエッティ:【82】 (君は君の想うがままに進むといい。私はそれだけで楽しいのだから!)
チンク:【46】 (──強いな。ホントに…強いよ、お前は)
クアットロ:【11】 (許さない)
 

1スレ目 【レジアス、直談判、入局、陸上部隊、銀行強盗事件】
2スレ目 【大きな特殊イベント 湖 ナンバーズ、長期リハビリ】
3スレ目 【大きな特殊イベント 病院 ナンバーズ】
4スレ目 【ドゥーエ 火災事故】
5スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務】
6スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務 第一級希少個体 運命の分かれ道】
7スレ目 【大きな特殊イベント 護送任務 転移デバイス 崩れる世界】

 本能が理解した。
 あの炎に焼かれてはいけない。
 取り返しのつかないことになる。

男(回避…出来るか!? どうする!? いっそ切り払いに託すか!?)

「──?!k→:──」

 全てを焼き尽くす炎が、自分の命を消すために迫ってくる。



【敵の行動】
①崩壊する世界【─】 災厄の火(補正+126)

【行動安価:確定】近接戦闘+40 リミットブレイク+45

コンマ狙える人いたら頼む!

一応中枢神経麻痺の猶予は希少能力で延ばせるらしいから問題と言えばないが...


男「…ぐ、おおおお!!!」

 もはや炎の波というより巨大な壁だった。
 空気を焼き、こちらの気道も余波だけで灼け爛れそうだった。

 逃げられない。ならばこの槍で切り払うしかない。
 全力の槍撃で迎え撃つ。
 力を込めた右腕の筋肉が断裂する可能性が非常に高いが知ったことではない。

 ガチガチに拘束すれば大した問題じゃない。
 元よりこの後のことはその時考えるつもりだった。


男(絶対に…倒すんだ!ここだけは負けられないんだ!──だってここで負けたら全てを)

「──)"a#€──」



【コンマ判定】
↓1 崩れる世界(+126)
↓2 男(+85)

希少二連打は確定として、魔翌力放出使う?
4ターンしか戦えないからターンカウント進むデメリット無くなったけど

前スレで>>1が中枢神経麻痺使った後に希少能力(一回目)を使うと猶予発生するって言ってる

で、補正値の高い近接にする?それとも与ダメが高くなる砲撃使う?

 崩れる世界:【95】+【126】=【221】
 男:【63】+【85】=【148】
 『総合判定』
 男にダメージ、自己ダメージ発生 【221】-【148】=【73】 【男の耐久数値:0】
 『???発生、乱入』


男「…あ」

「──€\÷○:──」

 自分の全身が炎に晒された。
 その災厄の火に包まれ、一瞬頭の中が真っ白になった。

 ロストロギアは声ともつかない『音』を発しながらくるくる回り世界を崩壊へと導く。
 消し炭にした自分の存在はとうに忘れられていた。

男「ぎっ、があああああああ!!!!」

 痛みの波が、熱が──襲いかかってきた。
 自分は火達磨になりながら墜落した。

 

耐久数値0(行動不能とは言ってない)


男「…」

 上空から大地に叩きつけられた。
 ぐしゃりと肉が潰れた音が響き渡った。

 まだ身体から火が消えない。痛い、熱い。
 世界の崩壊は、進んでいる。

男「…──、…ぁ…」

 無銘に呼び掛けようと声を発しようとしたら、掠れた声しか出せなかった。
 喉が完全に焼けたらしい。声帯が壊れた。

男「…!っ、ぁ、ぃ…!」

 指先を動かそうとしたら、爪が幾つか剥げていることに気づいた。
 皮膚も完全にやげどで爛れていた。恐らく酷い顔になってるだろう。

 痛みで頭がおかしくなりそうになった。


男「…!ぃ、…ぁあ…!」

 90秒も過ぎた。リミットブレイクも完全に解けてしまった。
 意思の問題ではなく、物理的に術式の行使が不可能になったからだろうか。
 それとも痛みの余り自分でプログラムを止めてしまったのか。

 どちらにせよ無様だった。
 痛みでのたうち回るしかなかった。
 魔力も肉体も限界で、もう今回ばかりは…。

男「…」


『…■■、ガガ…陸、士さ、ん』

 聞き覚えのある声が、耳元の無線機から発せられた。


【高町なのは 援護射撃判定】【次の男の行動値に補正値が加算される】


男「…、か、…、く、い」

『…20秒、後■■、撃ち、…ギま、す』
『少し…■■も、…ロストロギア…7.を散ら、…しま、■』

『ギンガ…ちゃ、■■…泣いちゃ…ます、よ』

男「…」

男「…ぎ、…….ん、が、」

 みんな。
 自分はまだ。


 終われない。

『Over Load』

 ドライブ・イグニッション。──再発動


 『総合判定』
 男にダメージ、自己ダメージ発生 【221】-【148】=【73】 【男の耐久数値:0】
 【中枢神経麻痺発動】【1ターン行動猶予発生】【希少一回目を発動した場合残存処置発生】
 『高町なのは 援護射撃』

【高町なのは 援護射撃判定】【次の男の行動補正値に加算される】
↓1 (砲撃魔法+45)


男「…、っぁ!─、…ぁあああ!!!」

 魔力放出で纏わり付いていた炎を弾き飛ばした。
 血飛沫を上げながら破損する身体を無視して、再び立ち上がった。

 左腕が肘から先の感覚がない。
 よく見ると炭化し、崩れ始めてる。

 それでも関係なかった。
 意識だけは脳内物質で覚醒していた。
 気絶出来ない。失いたくない。負けたくない。

男「…無…──銘…!」

 再び大地を蹴り放ち、ロストロギアの元へ向かった。
 身体は、もう取り返しがつかない。


【敵の行動】
①崩壊する世界【─】 歪んだ願い (蓄積ダメージ補正+123)

【安価】【耐久数値:0】 ↓2 『世界崩壊まで3ターン』 リミットブレイク+45 援護補正+64
1.戦闘技術(【近接戦闘+40】【回避】行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+20】【拘束魔法】【障壁魔法+30】行動選択可能)
3.技能の任意使用(【希少】複数選択可能)


男「…ぁ、──■■…■…■!!!」

 脳の引き金を下ろす。
 過剰なほど脳を分泌する物質で、意識が極限まで先鋭化した。
 意識はさらに冴え。痛みも、消えた。

 
『エクセリオン──』

 ただ声にならない咆哮を上げて、ロストロギアへ向かった。
 後ろから来る『あの人』を信じて。



「──・+€\#──」


【敵の行動】
①崩壊する世界【─】 歪んだ願い (蓄積ダメージ補正+123)

【安価】【耐久数値:0】 ↓2 『世界崩壊まで3ターン』 リミットブレイク+45 援護補正+64
 希少補正 偶数×3 奇数行動停止
1.戦闘技術(【近接戦闘+40】【回避】行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+20】【拘束魔法】【障壁魔法+30】行動選択可能)


『──』

男「…」

 耳鳴りか、空耳か。
 誰かの声が聞こえた。
 高町空尉ではない、誰かの声が。

男「…せ、ん…ぱい」

『──バスター!』


 桜色の魔力の奔流が後ろから到達した。
 自分はただ無銘を握り締めた。

 決めたのだ。自分は──


【コンマ判定】
↓1 崩れる世界(+123)
↓2 男(40+45=85+64=139 希少偶数×3 奇数行動停止)

54ダメージか...まだ足りない...


 崩れる世界:【123】+【70】=【193】
 男:【36×3】+【139】=【247】
 『総合判定』
 崩れる世界にダメージ発生【247】-【193】=【54】 崩れる世界の耐久数値:【177】
 【男の耐久数値:0】【中枢神経麻痺】【希少技能:一回目生命残存処置】【次ターンで行動停止確定】


男「■■──」

「──€\$%>──」

 大地からせり上がった岩石を切り払う。
 朱い熱の魔力は桜色魔力の奔流に払われた。

 ロストロギアが再現した動植物の触手がこちらに迫る。
 だがその全てを無銘で切り払った。何もかもが止まって見えた。

 左腕が完全に朽ちて、なくなっていた。
 左目の視覚がおかしい。脳物質の弊害だろうか。
 大量の出血は、全て無視した。ただ肉が潰れながらも動き続けた。

 だが、それでもロストロギアは止まらない。

砲撃に賭ける?

希少二回目は絶対だな


『も、…駄目…っ!──■■ジジッ…逃げ…、て!おねが…ぃ…■、!』

 悲痛な声が耳に届いた。
 ごめんなさい。高町空尉。自分は本当に…どうしようもない奴でした。
 自分のワガママに彼女を巻き込んでしまった。

 いや。謝ると彼女に怒られたんだった。なら、伝える言葉は──

男「ぁ…り、■■──が、と」

『──』


 ロストロギアがさらに瞬き。
 炎を召喚した。自分の命を燃やす、最期の炎だ。



【敵の行動】
①崩壊する世界【─】 全てを焦がす炎(30+40=70)

【安価】【耐久数値:0】 ↓2 『世界崩壊まで2ターン』 リミットブレイク+45
1.戦闘技術(【近接戦闘+40】【回避】行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+20】【拘束魔法】【障壁魔法+30】行動選択可能)
3.技能の任意使用(【希少】選択可能)

砲撃にする?近接にする?


男「──」

 何かが頭の中で
 壊れる 音が
 した

男「──」

 炎が自分の全身を 再度覆った。
 だが熱くはなかった。

 肉が
 焦げる匂いが した。



【安価】【耐久数値:0】 ↓2 『世界崩壊まで2ターン』 リミットブレイク+45
 希少補正 偶数×3 奇数行動停止
1.戦闘技術(【近接戦闘+40】【回避】行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+20】【拘束魔法】【障壁魔法+30】行動選択可能)

砲撃


男「──」

「──€+・£€──」

 こんな時は、どうするんだったか。
 確かみんなが言ってた気がする。

 何故だろう。思い出せない。

『──』

 無銘が、何かを囁いた気がした。

 なんであれ。自分のやるべきことだけは、
 わかって いた



【コンマ判定】
↓1 崩れる世界(70)
↓2 男(+65。希少偶数×3 奇数行動停止)

白天王の全力が200オーバーだし、300はありそうだよな...

 崩れる世界:【76】+【70】=【146】
 男:【42×3】+【65】=【191】
 『総合判定」
 崩れる世界にダメージ:【181】-【146】=【45】 自己ダメージ【50】発生
 崩れる世界:蓄積ダメージ:【272】 【男の耐久数値:0】




「私はどんな時でも前へ!先輩と戦う時はいつもそうしてます!」

 ──ギンガのように、強く前へ。


「俺もそんな感じかな、──とにかく倒れないこと。倒れるにしても前のめりに、だ」

 ──倒れるなら前のめりで、誇らしく


「自分に負けないように心掛けてる。どんなに強い相手だろうが、臆せば相手というより自分に負けちまう。だから気持ちだけは切らさないように、だ」

 ──恐怖に負けず、自分にも負けない心で


「常に勝つための思考を働かせろ。思考を停止させたら後ろにいる人たちを失う、かな」

 ──誰かのために、立ち上がる


  【世界崩壊まで0ターン】【戦闘終了】


男「…」

「── ──」

 ロストロギアの動きが僅かに停止した。
 魔力もかなり欠けたようで、最短経路でジュエルシードまで辿り着けそうだ。

 ジュエルシードを封印しなくては、またこれは動き出すだろう。

男「…」

 もう、前が見えない。
 身体の五感が歪に歪んでいる。
 身体の中が酷いことになってるのが感触でわかる。

 それでも最後にジュエルシードを封印する。

 自分は膨大な熱量が吹き上げている朱い魔力のへと踏み込んだ。
 ジュエルシードを最後封印する。

【被害、封印コンマ判定を行います】【崩れる世界耐久数値:300】【272まで蓄積したので】
【有利補正:9割。+90の補正になります】

【被害コンマ判定】【+90の補正なので『極小』確定】【コンマ判定不要】
【ロストロギア近辺の主人公の被害確定】【封印コンマ判定に入ります】


00~10 次元断層発生【災厄】【ミッドチルダ、スプールス、地球を含む管理世界が滅亡】
11~20 次元断層発生【最悪】【ミッドチルダ、スプールス、地球を含む管理世界にダメージ】
21~30 次元断層発生【強大】【スプールスが滅亡】【生存者判定】
31~40 次元断層発生【強】【スプールスにダメージ】【なのは、ギンガ、108部隊の判定】
41~60 次元断層発生【中】【スプールスにダメージ】【都市部の被害判定】
61~80 次元断層発生【小】【スプールスにダメージ】【森林地帯、山岳地帯の被害判定】
81~99 次元断層発生【極小】【スプールスにダメージ】【ロストロギア周辺の被害判定】

(そもそももう主人公死んでるだろこれ)

いやー希少2連続成功とか素晴らしかった

>>257 敵の運がもう少し悪ければ勝利だったのが惜しい


 前が見えない。
 上か下かもわからない。
 自分はちゃんと足で立っているのか 這いずっているのか

 自分が人の形を未だにしてるのかも わからない

 指先の触覚だけは確かにあった。
 手探りでジュエルシードを探している。

 

『──Master』

   無銘の 声が聞こえた
  こうして呼んでくれるのは 初めて だ

 


『──Shoot(撃って)』

男「──ああ。わかったよ」

 声の赴くままに自分は無銘を振った。




【封印コンマ判定】【偶数奇数ゾロ目の三つでルート判定】
  

【封印コンマ判定】  ↓1
1.偶数 【通常ルート】
2.奇数 【人造素体ルート】
3.ゾロ目 【???ルート】

封 印 !

今日はここまでになります
見てくださってありがとうございます
次は明日~明々後日19:00予定になります

ようやくここまで来れた…
なかなか疲れました
通常ルートで進みます。ありがとうございました

通常(死亡)ルートな気がする...

>>300
かもしれないな。その場合医主人公は誰だろう


>>1

ゾロ目の???の中身が知りたいです!

もう決定したのでルートの軽くネタバレしても良いですかね?

>>305 まあ順当にギンガかルーテシアだろうな

ついでなんで今回の事件で想定してあった他のエンドもお願いします!

人造素体ルートはゼストと同じレリックによって蘇るルートでした
ゼストより適正はありますが身体がズタズタなのは変わらず人としての寿命が極端に短い
この身体で戦闘を行い続けるのが2のルートで


???ルートは完全に身体が残らず死亡します
スカリエッティが無銘から主人公の記憶を部分部分転写しており
主人公のクローン体を作りそれに記憶を入れる『プロジェクトFルート』でした
主人公の希少は消えて再設定。性格も変化します
みんなとの距離感もわからなくなり苦悩して、記憶を取り戻し最終的に『自分』を見つけるルート

質問です、AルートやBルートはどんなものでしたか?またC1ルートだとどうなってました?

>>335
実はその辺は大雑把でかなり細分化されるので説明しきれません
ただAルートは
レリックに向かわず護送を続けたら、
Bルートは
そこからの派生

ガジェットⅣ型と戦闘とか、下手すれば初っ端にこの崩れる世界と戦闘になってました

通常(戦闘機人化)ルートな気がする...

ちなみにギンガが誘拐された場合ギンガはどうなりますか?また"ロスト"した場合はギンガの死亡確定でした?

ギンガ死亡はロストロギアの被害判定くらいで
基本的に誘拐、洗脳、対決みたいな原作みたいな流れです
まあ…まだ攫われる可能性はあるんですが

なのはさんの好感度は補正+40は確定で
それに加えてコンマ判定2桁加えても良いくらいの活躍でしたね…

通常ルートは一番ハッピーエンドになりやすいです
ではそろそろ寝ますね

無事…なのかは良く分からんが何とか通常√で本編行けたか
しかし約5割でスカさん√、1割で完全死亡からの次の男は上手くやってくれるでしょう√とか相変わらず地雷多過ぎて草も生えない

>>391
リハビリスタートとか元主人公っぽくていいじゃん
ドゥーエと心中エンドよ

>>393
『元』じゃなくて『現』主人公なんだよなぁ……
まぁ『元』主人公どころか『故』主人公になる可能性も√次第では有ったが

声帯が壊れてるはずなのに最後ら辺無銘に対して返事返してるんだよな
本当に喋れたのか知らんけど

チンク「盾?」
男「剣だ!」
こうですね、わかります

エッセンスを削ったメイジは微妙に使いにくいけど、
教化反射神経や皮膚装甲、それにサイバーアイを装備して、
デバイスにスマートリンクシステムを組み込めば、
ストリートではそこそこやっていけるメイジになれる予感はする。

油断するな。迷わず撃て。魔翌力を切らすな。ドラゴンに手を出すな。

>>446
男をランナーにでもする気か貴様
確かに管理局から切り捨てられてストリート落ちしそうだし、自己改造とかバリバリしそうだけど

男「……」

男「勤め先がテロに遭って、職を失った」

男「なんでも管理局のエースオブエースが解決したらしいが、無職なのは変わらない」

男「──」

男「そうだ。自分も魔導師になろう」

(今日は出来そうにないのでおまけ)
(戦う可能性が非常に高かったのに、ずっとスタンバイだけで終わった方)


ガジェットドローンⅣ型【40】
【装甲】『戦闘コマンド↓』
■物理攻撃、射撃攻撃、防御行動:判定時に補正+20
■急襲:自身が『ステルス』『隠蔽』時にのみ選択可能
   :判定時に補正+10
   :判定時に相手の補正値を0にする
■起爆(全体)=判定時にコンマ判定を行う
 そのコンマ2桁が補正値となる


①【光学迷彩(完全遮断)】
 任意の判断で使用可能。『ステルス』状態にする(1ターン)
 コンマ判定(偶数奇数)次第で看破され『ステルス状態』が解除される

①【AMF展開】
 任意の判断で使用可能
 敵の魔法使用時の判定に補正-10を付与(1ターン)

(今日は仕事の合間に少しだけになります)
(はやく本格的ながっつりやりたいですね)


 前が見えない。
 上か下かもわからない。
 自分はちゃんと足で立っているのか 這いずっているのか

 自分が人の形を未だにしてるのかも わからない

 指先の触覚だけは確かにあった。
 手探りでジュエルシードを探している。

 

『──Master』

   無銘の 声が聞こえた
  こうして呼んでくれるのは 初めて だ



『──Shoot(撃って)』

男「──ああ。わかったよ」

 声の赴くままに自分は無銘を振った。


  


 レジアス中将

 自分は

 少しでもあなたの理想の役に立てたでしょうか

 誰かの為に なれたでしょうか

 それなら とても嬉しいです

 みんなが笑ってる世界を この目で見れないのは少し残念だけど

 
 自分に 誰かを守る力を与えてくれて

 自分に 理想を与えてくれて

 本当にありがとう ございます

  

  【スプールス】【???】

 夜空を埋め尽くす雲が。
 空気を焼き尽くす熱が。
 止んだ。


 ロストロギアは彼の手によって封印され、その力を鎮められた。
 力を砕かれたレリックは跡形もなく破損。
 ジュエルシードは完全に封印され、『黒焦げのナニカ』の横に転がっていた、


「…」

 

【コンマ判定】(ストーリーに大きな影響はありません。本編合流時のスタートが変化します)
↓1

00~30 高町なのは【管理局が保護】
31~50 特務機動隊【管理局が保護】
51~70 ナンバーズ【ナンバーズが保護】
71~99 スカリエッティ【スカリエッティが保護】


クロノ「…」

クロノ「こちらクロノハラオウンだ。暴走していたロストロギア『ジュエルシード』の確保』

クロノ「及び、独断専行していた局員の一人を保護…、した」

「…艦長。彼はもう…」

クロノ「…」


 デュランダルは必要なかったな。とクロノは小さく呟いた。

クロノ「遅くなって…すまない」

 


クロノ「高町空尉の方はどうだ。フェイト執務官と八神陸尉が向かったはずだが」

「高町空尉とナンバーズは交戦していたようですが…合流前に逃走されたようです」

クロノ「そうか…こちらの、特務の動きは完全に把握されていたな。ガジェットの襲撃といい」

クロノ「…」

 君はよくやってくれた。たった一人で。
 心の中で陸士に敬意を評し、彼の遺体を搬送すべく隊員に搬送の指示を出した。

クロノ「もう休んでいてくれ…あとは──」
 


「…ぁ、……」



クロノ「…え?」

 自分の耳を疑った。
 身体の至る所が炭化し、左腕に至っては欠損。顔も重度の火傷が、特に左顔面が酷く。
 面影を掴むのも困難な『彼』。その彼から小さな音が発せられた。
 

「……っ、…レ…じ…」

クロノ「…!」

 信じられないものを見る目で彼を一瞬見たあと、すぐにクロノは動いた。
 運べ!と怒鳴りつけるように伝えながら陸士は特務の船へと転送され、医療スタッフの元へ。


(み…、…ん、な…。大…丈夫…かな…)


  【一日が終了します】
  

【好感度】【初対面・好感度コンマ判定】
(今回の大きな特殊イベントに関わった人たち)
高町なのは+40
ルーテシア+20
ゼスト+20
陸士隊員s+20
ゲンヤ+10
スカリエッティ+10
クアットロ+10


↓1 ルーテシア(補正+20)
↓2 ゼスト(補正+20)

 [好感度表]
(好感度は【200】でロックになります。ストーリー進行によって【250】まで解放されます)
(好感度は信頼度のようなもので高ければ高いほどはやく悩みや秘密を打ち明けてくれます)


ギンガ:【200】『ロック』 (先輩が誰かを守るなら…私があなたを守ります)
フェイト:【176】 (……でも、わたしは)
陸士隊員s:【146】  (信じてるぜ。お前が帰ってくるのを)
はやて:【136】 (新部隊設立…夢やなくなってきた。陸士さんには感謝しかありませんよ!)
レジアス中将:【131】(お前がどこに行こうが、志は同じだ。だが私はもう──)
ゲンヤ:【99】  (──)
ルーテシア【94】 (また、会ってくれるよね?)
カリム:【83】 (新しい同志が…いえ、友人が出来たようでとても嬉しいです…!)
ヴィータ:【75】 (なんか似た匂いがする…もしかして同郷か!?)
高町なのは:【71】 (ごめんなさい)

シグナム:【55】 (あれが噂の直談判の…面白そうなやつだったな)
ユーノ:【47】 (いつでも気軽に司書室の扉を叩いてほしい、力になるよ)
ヴァイス:【44】 (礼儀正しいが無理してるように見えるぜ?もっと肩の力を抜いてきましょ!)


【コミュ不可】
ドゥーエ:【173】 (本当にバカな人ですね。そんなあなただから…)
ゼスト【102】 (ルーテシアを頼む。そして…あいつを)
スカリエッティ:【92】 (最後の舞台。君にはそこで踊ってもらうよ)
チンク:【46】 (──強いな。ホントに…強いよ、お前は)
クアットロ:【22】 (タフすぎるでしょう!?)
 

超短いですが今日はここまでになります
見てくださってありがとうございます
次は明日~明々後日19:00となります

好感度表もギシギシになってきましたね
そろそろ二つに分けるべきか

>>1 乙です

そういや、今回の戦いの経験値はありますか?

>>553
暴走体との戦闘分を補正+20にして、魔翌力放出、戦闘技術に経験値コンマしようかなと
ゼスト.ルーテシア.ガリュー.白天王の分は新技能獲得で消費しました

いまからやりたいのですが、もう時間が。きりが悪いので次の更新で経験値判定します

(かなり遅くなってすいません…)
(明日開始予定になります…たぶん)

20:30より開始します
まずは経験値判定から行います

【経験値コンマ判定】
(魔力放出は確定でレベルアップします)

↓1 戦闘技術 (+20)

【経験値コンマ判定】
戦闘技術に【93】の経験値を得ました
適正値を超えたので技術上昇します
【戦闘技術(S) Lv4】
■近接戦闘:判定時にコンマ補正+45
【魔力放出(A) Lv4】
■砲撃魔法(全体):判定時にコンマ補正+25。行動選択中の敵全てに判定


戦闘技術 Lv4:残り【200】でLv上昇します(上限はLv5までになります)
魔力放出 Lv4:残り【200】でLv上昇します(上限のLv5までになります)

  【???】


 これはどこ、だろうか。
 身体の感覚はなく、意識だけがそこにあった。

 過ぎ去ったはずの過去へと向かって、映像が頭の中を駆け巡る。
 まるで走馬灯のようだと思った。


 ──ジュエルシード。ルーテシア。ゼストさん。
 ──ニ乃さん。ナンバーズ。
 ──ギンガ。三佐。陸士の先輩たち
 ──レジアス中将


 少しずつ記憶が戻り始めた。
 みんなの安否だけが気がかかりだ。
 だけどここが死後の世界だとしたらそれを知る術もない。


 正直…少し疲れてしまった。

 


 ──『絶対に生きて戻ってこい。お前は私の過去に捨てた『理想』そのものなんだからな』


 あの人の声が頭の奥で響き渡った。
 そうだった。まだ自分がやるべきことは山ほどあったんだ。

 こんなところで死ねなない。
 少なくとも──いまはまだ。

 戻らないと、みんなのところに。



「──」

 誰かが自分を呼んでくれた気がした。





【人物コンマ判定を行います】
  

【人物コンマ判定】↓1

00~30 ギンガ
31~60 なのは
61~70 ルーテシア
71~99 レジアス


男「…あ」

 感覚が身体に戻ってきた。
 だが身体に力がまるで入らない。
 辛うじて瞼を開けることだけは出来た。

「!? オーリス。主治医を呼んでこい」

「は、はい!」

 慌ただしく誰かが扉を開く音がした。
 そこにいる人は…なんとなくわかっていた。


男「レジアス…中将」

レジアス「そうだ私だ。わかるか?」

 言いたいことは山ほどあった。
 命令無視してしまったこと。ゼストさんのこと。ルーテシアのこと。そのほかいっぱい。
 だが今は。


男「ただいま戻りました、中将」

レジアス「ああ。──よく戻ってきた。よく守ってくれたな」

 


男「…自分は」

レジアス「あまり喋るな、喉を痛めるぞ。まだお前の身体は万全からはほど遠い」

男「…でも言いたいことがいっぱいあ──っ!?」

 左腕に違和感を感じた。
 正確には肘から下の感覚がなかった。

男「腕…ないんですね」

 わかっていてはいた。だが途方も無い喪失感があった。
 そしてさっきから目に映る、左の世界が真っ黒だった。

レジアス「…」

レジアス「およそ四年だ。お前はその間ずっと意識不明だった」
 


男「四年…っ」

レジアス「…まさか今日、目覚めるとは思いもよらなかった。私は月に一度も来れんからな」

男「…三佐」

レジアス「安心しろ。ナカジマ三佐の意識は戻ってはいる。お前の方が酷かったくらいだ」

レジアス「他の連中も…それなりに上手くやってる」

 その言葉に安心した。
 彼らは唯一の懸念だった。ロストロギアの封印には成功したらしい。

レジアス「…鏡を見せてやる。今のお前の現状だ。覚悟はしておけ」

男「はい…」
  


なんか幽白の躯みたいになってそう


 鏡に映された自分の姿は、醜いものだった。

 左目は色を失い、瞳の色彩が白へ。
 その歪さは自分から見てもあまり見映えがいいものではなかった。

 その左目周辺には痛々しい火傷痕がしっかりと残っていた。
 幸い顔はそこ以外に目立った火傷はない。
 何度か手術したのか、縫合痕が顔面に見て取れる。


レジアス「数年間医療スタッフは最善を尽くしてくれたが、強い魔力で焼かれたらしいな」

レジアス「治療不可能な箇所がかなりあった。身体の方はかなり酷い痕が残ってるぞ」

男「…大丈夫です。正直顔の原型を保ってることに驚きました」
 

なんか色々あって髪が白になったりし人がいたような……


 ただ人に見せる顔ではない。
 とりあえず包帯でも巻いて、他人に不快な思いはさせないようにしよう。

レジアス「…今日はもう休め。お前には休養が必要だ」

男「…」

レジアス「お前の見舞いには何人も来ていたぞ。私よりそいつらを安心させてやれ」

男「…中将。あなたに話したいことが。前に聞いたゼストという──」

レジアス「それは既にルーテシア・アルピーノから聞いた」

 え?と聞き返す前に中将は席を立っていた。

レジアス「また来る。その時に話すとしよう」

 


レジアス「お前はもう──戦うな」

男「…っ!」

レジアス「と、言っても無駄なんだろうな」

 苦笑したような笑みで中将は笑った。
 半ば諦められてるようだ。

レジアス「義眼と義肢に関しては望むなら手配してやる。機動六課の件も…いやこれはいいか」

レジアス「とにかく今日は寝てろ。これは命令だ」

男「はい。中将」

レジアス「…もう、失いたくないからな」

 ガチャ バタン

 


男「…」

 四年間昏睡していた。現状はどうなっているのか。
 ナンバーズの動きが気になる。
 いやそれ以上に部隊の先輩たち…高町空尉のことも。

男「…っ!」

 立ち上がろうと身体に力を込めたが、やはり少しずつしか動かない。
 筋肉が完全に衰えてしまってる。

男「…」

 だが寝てたおかげか頭はそれほど痛くない。希少の後遺症はないようだ。
 自分でそう思ってるだけかもしれないが。

男「…みんな。待っててくれ」

 すぐに、みんなの元へ戻る。



【今日はコミュを一度だけ選択できます】
 

【コミュ】
>>543より選択可能なキャラを一人選択してください
↓2

  【コミュ】【ギンガ】

 主治医のお医者さんに身体を徹底的に検査された。
 この人は前に自分の身体を見てくれた先生だった。ここがあの病院だとその時に気づいた。

 苦笑されながら、自分の無茶を戒められ感謝された。
 病室に戻る頃には既に夜が更けていた。


男「…」

男(…自分が前線に復帰できるのはどれくらいになるのか。いやまずはあの人のお墓参りをしたい)


 コンコン、と扉をノックされる音が響く。
 声を返す前に扉を開かれた。

男「…あ」
 
ギンガ「…先輩」

 大きく成長したギンガを見て、時の流れをようやく実感した。

あと2回ぐらいコミュあるよね?
なのはさんしたい


ギンガ「…っ」

男「ギンガ…自分は」

ギンガ「せん…ぱい」

 ギンガは床に俯いて、肩を震わせている。
 また泣かせてしまった。先輩としての役割を果たせた試しがない。
 なんて声を掛ければいいのだろう。

 自分に彼女に泣いてもらう資格はない。
 だからギンガには泣いて欲しくなかった。

男「…」


【安価】↓2
1.ただいま。と笑顔で伝える
2.身体を無理矢理動かして、黙ってギンガを撫でる

>>698
空気読みなさい。カバ!


男「…っ」

ギンガ「! 動いちゃダメです、先輩!」

 松葉杖を片手で掴み、震える足でギンガの元へ向かう。
 ギンガは悲壮な目で見てきたが問題ない。いまはギンガのことだ。

男「…ギンガ」

ギンガ「…あ」

 ポンと自分の胸にギンガを引き寄せた。
 本当に大きくなった。もう背は自分より少し小さいくらいまで追いつかれた。

男「…」

 ギンガを安心させるようにその髪を優しく撫でた。


ギンガ「うっ…、! ああ…ごめん、なさい…っ、私が…、私のせいで…!」

男「…」

 ポロポロと涙を流してギンガは縋り付いてきた。
 本当に…心配させてしまってしまった。
 この四年間、罪悪感を抱えさせてしまった。

 彼女が安心して泣き止むまで、自分はずっとギンガを撫でていた。



ギンガ「…ご、ごめんない。先輩が辛い時なのに私…」

男「大丈夫だよ。せめてこういう時くらい先輩らしいことしないとな」

ギンガ「先輩らしく、かぁ…」

 なんとも言えない、複雑そうな目で見てきた。
 どうしたのだろうか。

好感度200だからすでに恋愛になっててもおかしくないよな…


ギンガ「ふふ、いえ。なんか懐かしいなって」

男「…」

男(そういえば四年である。もう勤務日数で言えばギンガの方が…)

 あまり深くは考えないことにした。
 自分の方が早く部隊に配属されたのは変わらない…一日だけ先輩である。

男「そうだ…聞きたいことがあるんだ。ギンガ、みんなは?それにギンガの足…!」

ギンガ「そうですね。長く話す時間はありませんから簡潔に。──あ、私の足はすぐ治りましたよ。最初はあれでしたが換装とメンテナンスのおかげで一年もせずに使い慣れました!」

 ぴょんぴょんと笑顔で飛び跳ねるギンガ。
 …本当に色々成長してるなー、と。しみじみ思う。
 

このギンガの声は4年前のままだろうか?早見沙織さん声なのだろうか……


ギンガ「お父さんは幸い意識が戻りました。ただ前ほど前線で指揮は取れませんね…」

ギンガ「他の重傷を負った先輩たちは…、いまは部隊にいません」

男「…! そう、か」

ギンガ「というか108部隊自体機能していません。半ば解体されてみんな他所の部署へ勤務してます。完全に消えたわけではありませんが形骸化してます…。そこはお父さんが掛け合ってくれて」

男「…」

 想像はしていた。だけどギンガの口から伝えられるとやはりショックだった。
 帰るべき故郷を失ってしまった感覚、なのだろう。

ギンガ「大丈夫ですよ、先輩」

男「…?」

ギンガ「みんな強い人たちです。それにまだ終わってなんかいませんよ」

よかった…未だに眠りついているゲンヤさんはいなかったんだね……


ギンガ「今日はここまでにしましょうか。身体に響いたら困りますから」

ギンガ「さっきみたく無理しちゃダメですよ?」

男「む、無茶してすいません…」

ギンガ「はい! 許しちゃいます!」

 どうやら元気が戻ってくれたようだ。
 みんなの様子は確かに気になるが、そこは自分の目で確かめよう。
 ギンガの口ぶりからしてみんな強く生きてる。


ギンガ「そういえば今朝は高町空尉が来てたっけ。先輩が起きるのと入れ違いになったみたいです」

ギンガ「あの人も忙しくて滅多に来れない人ですから機会あれば会ってあげてくださいね?」

男「…ああ。ありがとう、ギンガ」
 

なのはは負い目ありそうだからコミュいっぱして変えてあげたいな
というか取ってくれよ(懇願)

なのはやフェイトもだけど、二乃さんといつコミュできるようになるか...大切な人ってゼストに伝えちゃってるわけだし


ギンガ「先輩…」

男「ん?」

 満面の笑みで、少し恥ずかしそうな顔でこちらを見つめてくる。
 そしてスッと小さくギンガは敬礼を取った。

ギンガ「おかえりなさい、先輩!」

男「うん。ただいま、ギンガ」

 こちらも敬礼を返して笑顔でギンガを見送った。
 




【一日が終了します】




>>731
大切な人(恋愛感情があるとは言っていない)

【コミュ回数:残り2回】
【コミュ全て終了後の男の前線復帰時の時間軸をコンマ判定で決めます】

【リハビリ判定は冗長になりそうなので今回は免除します】

【前線復帰時の時間軸、判定コンマ】↓1

00~30 【機動六課設立前】(スバル、ティアナのBランク試験前)
31~60 【ファーストアラート前】(原作でのリニアでのレリック奪還任務)
61~90 【ホテルアグスタ警備】(原作でのホテル警備。ティアナの誤射未遂事件前)
91~99 【新人の休暇】【???】(聖王の器関連で特殊イベント)

>>740
今回は低コンマにしろよ……

遅くなったということは六課加入も遅くなる?
それとも別の方法でサポート?事務得意そうにないけど

戦犯>>740

別にいいじゃん
誤射前ならまだ6、7話しかたってないって!

今日はここまでになります
見てくださってありがとうございます
次は明日~明々後日20:30になります(19:00に出来た試しがもうないので)

復帰はティアナが尖ってる頃ですね
機動六課に入るかまた安価になります。入らなったら…どうなるんだろ
???に関してはその時になればもしかしたら発生する可能性はあります。確定ではなくなりますが

コミュでも地の文使い始めました。
セリフだけはやはり難しいですね…出来るだけ地の文抑えめを意識していきます

>>753
経ちすぎだろ
その間に正常に復帰できていれば色々できたかもしれないだろ?


個人的には六課に入るとしたら復帰するまでどうすればいいか

コンマは「シュレディンガーの猫」だろうが、開けて結果が分かってしまったら辛い
とにかく、なのはさんとルー以外とコミュしようとする奴が出ないことを祈る(つまりガイジ)

6、7話結構つらいからその間になにかコネ作っておきたい
教会は駄目なのか?

まあ自分が望む安価を他の読者に汚い言葉を使って強要するのはいかんよ

>>771
空気読まないの流石にイカン
自由安価だとしても>>1がなのは勧めているし、ルーテシアとコミ取らないといけないのは最初のコンマ安価でわかっている
なのにそういうのを無視する輩が前からいるから注意をするのは普通だと思うけど?違うの?

>>773
そうじゃなくて注意の仕方だろ
なのはとルーテシアコミュ一択だろぐらいならともかくそれをしない人をガイジ呼ばわりは言い過ぎ
頭冷やせよ

そんな事言い出したら自由安価の意味無いしな、空気読まず自分押しのキャラでスナイプするのも安価の華やで

>>776
落ち着いた。確かにガイジは言い過ぎだけど、再安価はほぼないから慎重にやってほしい所
>>777
ほぼ周りからバッシング受けるのは確実だけどね(俺にも覚えがある)

これがナンバーズだ!
http://i.imgur.com/dWb1Llv.jpg
http://i.imgur.com/nnNfmg9.jpg

なお原作
http://i.imgur.com/wGBqwg6.jpg

空気読まないスナイプも荒れるもとだけどガチガチの自治・強制も同じくらい荒れるもとだからな……加減が難しいよ安価スレは

>>781
この未来は避けたいな……

>>783
100歩コミなどの狙い撃ちは許すとしても戦闘でやめてほしい
何がしたいのか自分にはわからない

片目眼帯で復帰の挨拶は

男「待たせたな」(cv:大塚明夫)

新番組『リリカルなのはStrikerS:THE PHANTOM PAIN』お楽しみに!

  
(少しだけになるかもしれませんが、やりますね)
(いつ寝落ちしてもおかしくないかもです…)

(コミュ選択から開始します)


 

【コミュ】


>>543より選択可能なキャラを一人選択してください
↓2

 

  【医療センター】【病室】

男「…っ。…眠れない」

 深夜。個室のため他人の寝息も聞こえない静寂だった。
 顔の火傷が疼くのか、身体が欠損した違和感にまだ慣れないのか。寝付けなかった。

男「…火傷、か」

男「…」

男「…リハビリがてら散歩でもしようかな」

 先生やギンガにバレたら殴られそうだが気晴らしがしたかった。
 なんせ四年も寝ていた、──らしいので。


 ガチャ バタン

 

  【医療センター】【中庭】

男「…っ。ぐっ…!」

 ドサリ、と中庭のベンチに腰を落とした。
 手すりと松葉杖を駆使してここまで来たが相当な疲労だ。
 1階の病室からここまで距離にして50Mほどなのだが。

男「…」

男「夜風が気持ちいいな…」

 ひんやりとした風が肌を撫でる。
 火傷痕が少しくすぐったかったが、心地よくもあった。

男「…これから、どうしようか」


「……」


 不安が胸の内に幾つかあった。
 なんせ四年だ。戦いの勘を取り戻すだけでも相当な時間を要するだろう。
 今は情報も足らない。

 選択肢は幾つかある。
 八神陸尉の言ってた新部隊。これが分岐点になりそうだ。
 どんな道を歩むにせよ──。

男「みんなの足手まといは…なりたくないな」

男「今の自分に、何が出来るんだろ」


「身体を治すこと、ですよ」

男「!…あ」

なのは「お久しぶりぶりです。会うたび無茶してますね陸士さんは」

  

(誤字修正)

男「みんなの足手まといは…なりたくないな」

男「今の自分に、何が出来るんだろ」


「身体を治すこと、ですよ」

男「!…あ」

なのは「お久しぶりです。会うたび無茶してますね陸士さんは」


男「高町空尉!? こんな時間に…何でこんな所に!?」

なのは「それはこっちの台詞ですよ。もう深夜ですよ? そんな身体で何してるですか?」

男「…ご、こめんなさい。ちょっと夜風に当たりたくて」

 ジト、っと呆れたような目で見つめてくる。
 高町空尉もギンガと同じく随分成長してるようだ。
 前に任務で一緒になった時にあった容姿の幼さが消え、精巧さを感じさせる女性になっている。

なのは「…本当に、久しぶりですね。四年ですから」

男「…! そうですね。少し置いていかれた気分です」

 高町空尉が隣に座ってきた。どうやら少し話す機会を得たようだ。
  


男「…」

なのは「…」

 ザァ、と。風が草木を揺らす音だけが聞こえた。
 言いたいことは自分も、たぶん彼女にもあるのだろうけどなんとなく言い出しづらかった。

なのは「…火傷」

男「…?」

なのは「…ごめんなさい」

 ポツリ、と絞り出すような小さな声で謝罪してきた。
 そういえば包帯をまだ巻いていなかった。


【安価】↓2
1.ごめんなさい、より欲しい言葉ある。と伝える
2.気にしてない。と笑顔で伝える。


 脳裏に浮かんだのはあの時のこと。

 自分の命令無視の行動を諌めてくれた時のこと。
 高町空尉が自分の無茶に命を賭けて同行してくれた時の。



男『…ごめんなさい、高町空尉。自分が』

なのは『ごめんなさい、でなくてもう一つの言葉が聞きたいですね?』




男「…ごめんなさいより、欲しい言葉があります」

なのは「!」

 いたずらっぽく笑顔で冗談めかして伝えてみた。
 高町空尉は少し驚いていたがすぐ意味を理解したらしい。

なのは「にゃはは…。これは仕返しされた気分だなあ」

なのは「──ありがとう、陸士さん。みんなを守ってくれて」
  


男「はい。こちらこそ、ありがとうごさいます」

なのは「…? はい。どういたしまして!」

 あのロストロギアの戦い。
 高町空尉は援護してくれた。それも大きな勝利の一因であることは分かっていた。
 だからこそ『ありがとう』と伝えた。

 胸の不安が少し軽くなった気がした。



男「…それじゃあ、今日はもう帰りますね?」

なのは「そうですね。もう冷えますから。ちゃんと大事にしてくださいね?」
 


男「…」

なのは「…?」

 まだ気になることが山ほどある。
 しかしこれ以上、高町空尉を引き止めるのは失礼だろうか。

なのは「…どうしました?もしかして、身体が痛んだり?」

男「いえ…ただ、そのちょっと気になることが…」

なのは「私に答えらることなら遠慮しなくても大丈夫です」

なのは「私たちは『仲間』ですから!」


【安価】↓2
1.八神陸尉の新部隊について
2.レジアス中将の現状
3.自分の火傷の醜さ(見栄え)について


男「レジアス中将について…聞きたいんですが」

なのは「んー…レジアス中将ですか。正直あまり詳しくはないですね。でも──」

 これ言ってもいいのかな…、と少し逡巡している。
 何かしら情報は持ってるようだ。


なのは「たぶんあなたの方が彼のことは詳しいくらいですね。だからこの四年でレジアス中将の目立った政策について簡単にお話しします」

なのは「実は中将が機動六課の設立を公に認めてくれたんです。はやてちゃ──八神陸尉もとても驚いてました。あなたが事故にあってしばらくしてから中将から言い出したようです」

男「…!」

 『中将にバラしよったな!?陸士さんのアホ!』と八神陸尉も最初はキレてたらしい。
 今度会ったら謝っておこう。
 


なのは「ただ地上本部の上の方に認めてくれたことで設立は随分円滑に進んだようです」

なのは「危惧してたリミッターや人材に関しても…、──これはまだ言わなくていいかな」

男「…?」

なのは「とにかく八神陸尉が本気で驚いてましたよ!」

 レジアス中将。
 なにか変わったのだろうか。それが良い意味でなのか悪い意味でなのかはわからない。
 ただ少しでも彼の力になれたんだとしたら──とても嬉しいく思う。


なのは「兵器運用による強化…に対しては未だに強行的な姿勢を取ってますね」
 


なのは「ただ…今まで地上の予算はアインヘリアルなどの兵器に大きく費やされてたんです。本局には却下されてましたが。でも今は地上のさらなる治安強化にも目を向けてるようで…」

なのは「警邏隊との連携…廃棄区画などの目に届きづらい箇所への監視カメラの設置…」

なのは「そっちの方はあまり成果はあげられていないようですが、意欲的に地上を守ろうという意思が以前より強くなったように見えます。『未来』だけでなく『今』苦しんでる人を助けようという意思が」

男「…中将」


 みんな…それぞれ頑張っていた。
 自分が眠っていた間にも、曇った空を明るくしようと。

 なら自分も。俯いてる暇なんてありはしない。
 心の奥に火が再び灯った気がした。

 


なのは「あとは本人から聞いた方がいいかもしれません。参考になったら嬉しいです」

男「はい…! ありがとうございます、高町空尉…!」

なのは「…」

男「…?」

 唐突にこちらを訝しむかのような目で見つめてきた。
 何か粗相でもしてしまったのだろうか。

なのは「名前…──はあ…、今はいいかな」

男「…?」

 



男(名前…そういえば…)

 確か苗字でなく名前で呼んでいいと言われた気がする。八神陸尉と高町空尉に。
 しかしそれは──

なのは「今度会ったら『なのは』と呼んでくださいね?」

男「ぜ、善処します…。高町空尉」

 もう!もう!と呆れられながら病室まで送ってくれた。
 翌日風邪を引いて先生とギンガに怒られることになったが有意義な時間を過ごした。



【一日が終了します】

 [好感度表]
(好感度は信頼度のようなもので高ければ高いほどはやく悩みや秘密を打ち明けてくれます)


ギンガ:【220】 (大好きです。先輩)
フェイト:【176】 (……でも、わたしは)
陸士隊員s:【146】  (信じてるぜ。お前が帰ってくるのを)
レジアス中将:【141】 (私は会わなくてはならない。あいつと)
はやて:【136】 (新部隊設立…夢やなくなってきた。陸士さんには感謝しかありませんよ!)
ゲンヤ:【99】  (──)
ルーテシア【94】 (また、会ってくれるよね?)
高町なのは:【91】 (な・の・は!です!)
カリム:【83】 (新しい同志が…いえ、友人が出来たようでとても嬉しいです…!)
ヴィータ:【75】 (なんか似た匂いがする…もしかして同郷か!?)


シグナム:【55】 (あれが噂の直談判の…面白そうなやつだったな)
ユーノ:【47】 (いつでも気軽に司書室の扉を叩いてほしい、力になるよ)
ヴァイス:【44】 (礼儀正しいが無理してるように見えるぜ?もっと肩の力を抜いてきましょ!)


【コミュ不可】
ドゥーエ:【173】 (本当にバカな人ですね。そんなあなただから…)
ゼスト【102】 (ルーテシアを頼む。そして…あいつを)
スカリエッティ:【92】 (最後の舞台。君にはそこで踊ってもらうよ)
チンク:【46】 (──強いな。ホントに…強いよ、お前は)
クアットロ:【22】 (タフすぎるでしょう!?)

【コミュ】


>>543より選択可能なキャラを一人選択してください
↓2

【コミュ】【ルーテシア】
今日はここまでになります
見てくださってありがとうございます
次は明日~明々後日20:30予定になります(早まる可能性もあります)

ちなみに主人公が名前呼びしないのは、生真面目なので相手の立場をかなり気にしてるからです
元は緩かったのですが、管理局に入って引き締め直しました。という設定です

要望があれば次回から名前呼びでいきます。なければ>>1のタイミングで名前呼びにします
では、また


 

(ギンガに関してはまだ恋愛とか本人もわかってません)
(ただ自分の気持ちが純粋に>>904です)
(恋愛は…描くの難しそうですね。頑張ろう)

  【コミュ】【ルーテシア】


男「…ふっ、ふっ!」

 中庭での高町空尉との邂逅からおよそ二週間。
 今日は朝からリハビリルームに篭り、片手で腕立て伏せをしていた。

 先生の言った通り、自分は治りが早いようだ。
 リハビリを続けるにつれて筋力と握力が戻っていくのを実感できる。

 だがまだ十全にはほど遠い。
 隻腕だと勝手が効かない。次の筋トレは──

男「…っ」

男「…」

男「…?」

 誰かの視線を感じる。


「…」
「…てい」

男(誰…──んんっ!?)

 とすん、と背中に軽い負荷が掛かった。
 小さな掛け声と共に、誰かが背中に馬乗りの形で乗ってきたようだ。

「…動いて大丈夫なの? まだボロボロだよ」

男「…あ」

 体重を掛けないように優しく。そして軽く背中を撫でてくれた。

 このの声は──




【安価】↓2
1.久しぶり、ルーテシア
2.(…聞き覚えのある声だ)


 忘れはずがない。
 あれから四年。でも自分にとってはまだ一月にと満たないことだから。
 だからその声の主は鮮明に覚えていた。

男「──久しぶり、ルーテシア」

ルーテシア「…ふふ」

 背中の彼女は──額に青筋を立てながら──笑顔で迎えてくれた。
 …え? 怒ってる?


ルーテシア「久しぶり、じゃないですよ! 何年放置されたと思ってるの! このお馬鹿さんは!」

男「ひっ…! ご、こめんなさ──うわぁ!」

 バランスを崩して床に倒れ込んでしまった。


男「ルーテ…」

 とりあえず言い訳と謝罪を連打しようと口を開こうとした時、すっと人差し指で唇を閉ざされた。

ルーテシア「四年間ずっと心配してた」

ルーテシア「もう起きないんじゃないかって。もう会ってくれないんじゃないかって」

男「…」

 『…また会ってくれるの?』
 最後に会った時はその答えに頷いた。そして随分待たせてしまった。


男「待たせてごめん。ルーテシア」

ルーテシア「ふふっ。しょうがないから、許したげます!」

 満面の笑みで、ルーテシアは自分を迎えてくれた。

 ……あと君。ルーテシアのお姉さんとかじゃないよね?


ルーテシア「あー言いたいことも言えたし! もう帰るね?」

男「もう帰るの!? もう少しゆっくりしてもいいと思います!」

ルーテシア「えー…しょうがないなあ」

 悪戯っ子のような笑みを浮かべながら床に小さく座った。
 どうも最初から雑談に付き合ってくれるつもりだったらしい。

ルーテシア「じゃあ何話そっか?」


【安価】↓2
1.ルーテシアの現在
2.ゼストのこと
3.随分明るくなったことについて


ルーテシア「私のこと? そっか。陸士さんは知りませんでしたね」

ルーテシア「いまの私は『ある人』に引き取られてるんですが…たぶん驚きますよ?」

男「…?」

 そういえばルーテシアはゼストさんと行動していた。
 何故一緒に行動していたのか、そもそも彼女の家族は──
 いや。今は詮索は控えておこう。話すチャンスは幾らでもある。

男「誰に引き取ってもらえたの? やっぱり教会系列の──」

ルーテシア「レジアスおじさん」

男「…」

 まじ、で?
 


男「──」

ルーテシア(絶句してる。そこまで?)


ルーテシア「忙しくておじさんとはあまり会えなかった──てか普段避けてられてる気がするんだけど。たまに会えたらなんだかんだ構ってくれるし好きだよ!  顔は未だに怖いけど!」

ルーテシア「主にお世話になったのはおじさんの娘の…オーリスさんだね!」

 まさか中将がルーテシアを引き取るとは思ってもみなかった。
 そういえば中将はルーテシアからゼストさんのことを聞いたと言っていたが…。

 今度中将と会ったら訪ねてみるのもありだ。
 想像以上にいいお父さんをしてるようだし、少し中将を弄ってみようかな。

ルーテシア「他にオファーは来てたんだけどね!いやー、モテモテでした!」

 すごいドヤ顔してる。
 

(そろそろ次スレお願いします)


ルーテシア「あと一応嘱託って立場を貰ってるよ。認定試験…かなりキツかったけど」

ルーテシア「陸士さんとお揃いだね!──ただその時おじさんには猛反対されたけど」

男「…そっか」

 正直、反対してくれたのは嬉しかった。
 まだキャリアは短い若造だが、この仕事に就いてわかったことがある。
 やはり危険だということ。どんな任務も命懸けになるということ。
 自分も中将の立場なら──反対していたかもしれない。

ルーテシア「…でも、やっぱり私にはやらなきゃいけないことがあるから」

 小さな声でルーテシアは呟いた。
 ゼストさん。そして母のことだろう。

>>983
はい。ありがとうございます
次スレ立てて来ますね

次スレになります。
もうこのスレは残りわずかなので、次の更新は次スレから行います

【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう9」【リリカル】
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう9」【リリカル】 - SSまとめ速報
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(それもvivid仕様です。どうみてもパンツ丸出しにしか見えないアレです)

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