希「クイズ!両さんの100のコト」 (76)

ある時は寿司屋の板前。ある時は漫画家。ある時はプロデューサ。勤務中でもサンダル履きの世界で一番有名な警察官。今日はそんな彼の事を学んでいく

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1477653828

希「両津勘吉の事をもっと知りたい。クイズ!両さんの100のコト」

にこ「いや、もっと知りたいって言うか…誰?」

絵里「誰かの知り合いなの?」

海未「私は存じ上げないのですが…」

穂乃果「誰も知らないの?嘘でしょ?ねえ?まだμ'sも全員終わってないんだよ?嘘でしょ?奇をてらいすぎだよ。ぶっちゃけさ次はμ'sのメンバーではないのかなって思ったりしたよ?A-RISEの誰かとかヒデコ辺りが来るかなって思ったけどさまさか誰も知らない人だとは思わないよ?」

絵里「本当よ。えっと?両津…さん?本当に誰?学校関係者の人?」

穂乃果「せっかく前回の真姫ちゃんので少しはやる気が出たんだよ?皆の事を知るいい機会なのかな?とか思った矢先にさぁ。スベってるからね?希ちゃんスベってるからね?」

希「では、さっそく」



希「記念すべき第一問」

穂乃果「記念すべきって…」

希「両さんの出身地は?」

穂乃果「両さんって希ちゃんは知り合いなの?」

にこ「じゃなきゃ呼べないでしょ」

絵里「知らない人の出身地なんか分かるわけないじゃない」

海未「勘吉って事は殿方ですよね?」

にこ「殿方って…あんたね」

希「解答をオープン」

穂乃果:浅草

海未:福岡

にこ:伊豆

絵里:名古屋

穂乃果「何となくだけど浅草っぽくない?勘吉って名前がさ…」

海未「そうですか?私は九州男児と感じましたよ?」

にこ「海の男って感じがするわ」

絵里「え~名古屋っぽいわよ」

穂乃果「…意外と盛り上がってるね?」

にこ「男らしい名前よね?」

海未「そうですね大和の男って感じです」

絵里「そうね。どんな人かしら?」






希『両さんの出身地は?』

両津『お?わしの出身地を答えれば良いのか?』

希『お願いします』

両津『わしは浅草生まれの生粋の江戸っ子だぞ!?』

穂乃果「あ、穂乃果この人知ってる!?なんだろ?テレビで観たのかな?」

海未「私も…確か家族でお寿司を食べに行った時に…」

にこ「私は神田明神のお祭りで見た事が…」

絵里「違うわよ。この人有名なお巡りさんよ。テレビとかでも見た事あるわ」

希「正解は浅草」

穂乃果「あ、当たったよ」

絵里「良かったわね」

にこ「それにしてもインパクトがあるわね…あの眉毛…絶対に忘れるわけないわね」

海未「そうですね」

希「第二問。両さんの好きな食べ物は?」

穂乃果「何でも食べそうだよね?」

絵里「そうね。何を食べてもお腹を壊しそうにないわよね」

海未「しかし、人は見掛けによらないと言いますし」

にこ「多分あの人は見かけ通りだとにこは思う」

希「解答をオープン」

穂乃果:カレー

海未:ラーメン

にこ:カツ丼

絵里:牛丼

穂乃果「…全部好きそうだよね?」

海未「そうですね」

絵里「全部いっぺんに食べれそうね」

にこ「にこ達あの人について何も知らないのにね」

希『両さんの好きな食べ物は?』

両津『好きな食べ物?いいか?食べ物に関してわしには好きか大好きの二文字しかない!』

穂乃果「うへぇ~予想通りの人だな~」

両津『わしのオススメはカツ丼にマヨネーズとカレーをかけて食べるんだ。実に美味いぞ!?』

希「正解はカツ丼にカレーとマヨネーズをかけて食べる」

穂乃果「うわ~穂乃果絶対に無理」

海未「悪食とはまさにこの人の為にある言葉では?」

にこ「花陽が聞いたら怒りそうよね」

絵里「味のついてるカツ丼にカレーとマヨネーズをかける意味って何?」

希「第三問。両さんが一番好きな人の名前は?」

穂乃果「知るわけないでしょ?」

絵里「正解させる気ないわね?」

にこ「こんなの適当よ」

海未「そうですね」

希「解答をオープン」

穂乃果:本田

海未:田中さん

にこ:山本

絵里:青島

穂乃果「皆あれだよね?いそうな名前で答えただけだね」

にこ「それしかないじゃない」

絵里「そうね」




希『両さんの一番好きな人は?』

両さん『麗子だな。まず金持ちの時点で中川か麗子だろ?で、麗子は女で美人だからな』

絵里「うわっ、最低ね」

穂乃果「そうだね」

海未「軽蔑します」

にこ「でもなんか憎めないわね」

希「第五問。両さんの趣味は?」

穂乃果「この人の趣味って…」

にこ「前にお祭りで見た時は凄く楽しそうだったわよ」

海未「では、お祭りが好きなのでは?」

絵里「でも、お祭りが趣味って…」

希「解答をオープン」

穂乃果:野球

海未:お祭り

にこ:大食い

絵里:飲酒

穂乃果「あ~、凄くお酒飲みそうだね」

絵里「そうでしょ?…大食いって趣味に入るの?」

にこ「さあ」

希『両さんの趣味は?』

両津『趣味か?趣味は競馬だ』

穂乃果「…競馬って」

絵里「馬が好きなの?それとも…お金?」

にこ「お金でしょ。お金持ちだからって理由で好きな人を選ぶのよ?」

海未「この人警察官なんですよね、絵里?」

絵里「ええ。日本で一番有名なお巡りさんのはず」

海未「こんな性格で警察官とは…大丈夫でしょうか?」

穂乃果「海未ちゃん…別にお金が好きだからって警察官に向いてないとは限らないし」

海未「…そうですが」

希「第八問。両さんの好きな音楽のジャンルは?」

穂乃果「好きな音楽のジャンル?」

絵里「アイドルソングとか聞くのかしら?」

にこ「アイドルに詳しかったら意外すぎるでしょ?」

海未「そうですね」

希「解答をオープン」

穂乃果:演歌

海未:歌謡曲

にこ:演歌

絵里:軍歌

にこ「軍歌って…」

穂乃果「ね…軍歌って何?」

海未「軍歌はちょっと…」

絵里「違うかしら?」

希『両さんの好きな音楽のジャンルは?』

両津『音楽か…わしは軍歌でもアニソンでもなんでも知っとるがやっぱり演歌だな。春日八郎なら全部歌えるぞ』

希「正解は演歌」

穂乃果「ほらね?」

にこ「まあ、そうね」

絵里「ねえ?軍歌も聞くって」

穂乃果「うん。わかったから」

海未「春日八郎ってどなたでしょう?」

希「第十問。両さんの座右の銘は?」

穂乃果「…座右の銘?」

海未「まさか座右の銘そのものがわからないのですか?」

穂乃果「それくらいわかるよ」

にこ「バカにし過ぎよ」

海未「…そうですね」

絵里「ふふ、穂乃果は賢いわね」

希「解答をオープン」

穂乃果:精神統一

海未:努力

にこ:猪突猛進

絵里:男らしく

海未「穂乃果…やはり座右の銘の意味を履き違えてるでしょ?」

穂乃果「え?ダメ?」

絵里「精神統一は座右の銘と言うよりも…座右の銘で良いのかしら?分からなくなって来ちゃったわ」

にこ「絵里は賢いわね~」

希『両さんの座右の銘は?』

両津『座右の銘?幸福は金で買える!これがわしの座右の銘だ!』

海未「最低です。幸せを守る仕事の警察官とは思えない言動です」

絵里「尊敬出来ないわね」

にこ「現実主義なのかしら?」

穂乃果「アハハ…金で買えるって…」


希「第十五問。両さんの誕生日は?」

穂乃果「…知らない」

絵里「好きな芸能人の誕生日だって知らないのに分かるわけないじゃない」

にこ「いや、それは知ってるわよ」

海未「まあ、人によりけりでしょう」

希「解答をオープン」

穂乃果:8月1日

海未:6月10日

にこ:7月20日

絵里:4月14日

絵里「当てずっぽね」

海未「まあ…」

穂乃果「あの人夏好きそうじゃない?」

にこ「そうね。夏好きそうよね?」

絵里「それって関係あるの?」

希『両さんの誕生日は?』

両津『なんだぁ?嫌みか?わしはな、自分の誕生日が大っ嫌いなんだよ!』

穂乃果「え?なんで?自分の事大好きそうじゃん」

にこ「そうよね?」

海未「偏見は良くありませんよ?」

穂乃果「自分だって警察官はどうのこうの言ってたくせに」

希『正解は自分の誕生日は嫌いだから答えない』

両津『待て!わしの誕生日は3月3日だ。いいか?聞いたからには誕生日プレゼントをよこすんだぞ?』

絵里「なるほどね。桃の節句だから嫌なのね」

海未「分かりやすい人ですね」

穂乃果「だから最低な事を言っててもなんか憎めない雰囲気があるんだよね」

にこ「あんたも単純だからじゃない?」

絵里「ふふっ。にこに言われたらおしまいね」

にこ「あんたに言われてもおしまいよ」

希「第二十五問。両さんが毎年欠かさず行っている事は?」

にこ「あれじゃない?競馬の大きいレースとかあるじゃない?」

絵里「まあ、ギャンブルとかお酒関係そうよねって答え合わせになってるじゃない」

にこ「今さらよ」

穂乃果「毎年と言うか毎日だよね?きっと」

海未「ですから偏見の目で見ては…と擁護出来ないですね…もはや」

希「解答をオープン」

穂乃果:忘年会

海未:大掃除

にこ:競馬の大きなレース

絵里:競馬

絵里「ところで競馬の大きいなレースって何があるの?」

にこ「知らないわよ。にこは未成年よ?」

希『両さんが毎年欠かさず行っている事は?』

両津『毎年欠かさず行っている事?…人に会いに行ってるだけだ』

穂乃果「意外と普通だね?」

両津『人に会って二人で酒を酌み交わしてるだけだよ』

穂乃果「あれ?なんか雰囲気が違うよ?」

絵里「そうね…何か影を感じるわね」



希「第三十七問。両さんの握力は?」

穂乃果「凄そうだよね?」

海未「そうですね。私以上かもしれません」

にこ「別にあんたに握力が凄いイメージはないわよ?」

海未「え?」

希「解答をオープン」

穂乃果:70キロ

海未:75㎏

にこ:65キロ

絵里:90㎏

穂乃果「90いったら凄いよね?」

にこ「怪物でしょ」

希『両さんの握力は?』

両津『握力?ここで測るのか?』

ギュ

希『…あれ?壊れちゃった?』

両津『わしは普通にやっただけだぞ』

穂乃果「え?あれは機器側の問題なの?あの人の問題なの?」

にこ「そんな…天下一武道会じゃあるまいし」

海未「にこは何を言ってるのですか?」

にこ「いや…別に」

絵里「ハラショー」

希「両さんの愛読書は?」

穂乃果「愛読書?」

海未「まあ…好きな本って事ですよ」

穂乃果「それくらい分かるよ」

にこ「海未は穂乃果を何だと思ってるのよ」

絵里「まあ、穂乃果の普段の言動にも問題があるけど…」

にこ「あんたがそれ言う?」

海未「にこもです」

希「解答をオープン」

穂乃果:漫画

海未:金閣寺

にこ:ヤングマガジン

絵里:罪と罰

穂乃果「罪と罰って何?にこちゃん知ってる?」

にこ「と、当然でしょ?あれよ?哲学的な?やつよ」

絵里「違うわ、ドストエフスキーよ」

穂乃果「ドント…何?ていうか海未ちゃんの金閣寺ってあれでしょ?京都にあるやつでしょ?」

海未「絵里…穂乃果にいくら説明しても無駄です」





希『両さんの愛読書は?』

両津『わしの愛読書?ジャンプに決まってるだろ』

希「正解は週刊少年ジャンプ」

穂乃果「なるほど…ジャンプかぁ…穂乃果は少女漫画しか読まないから」

にこ「ていうか海未と絵里はさっきから穂乃果とにこの事をバカにしてるけど~」

海未「ば、バカにはしてないですよ」

にこ「あの人が文学なんて読まないの普通に考えれば分かるよね?ね~穂乃果ちゃん?」

絵里「ぐっ」

海未「そ、それは…」

穂乃果「にこちゃん急にどうしたの?穂乃果ちゃんなんて…気持ち悪いよ?」

にこ「何でよ」

希「さあ、半分まで来ました。第五十問」

穂乃果「全然知らない人について一時間半」

絵里「何してるのかしら…私達」

海未「クイズですよ」

にこ「ちょくちょく天然を挟むのやめてくれない?」

海未「あなたはさきほどから何を言ってるのですか?…本当に」

にこ「そういう所よ」

希「第五十問。両さんが今までしたイタズラの中で一番印象に残ってるものは?」

穂乃果「イタズラした前提なんだ…」

にこ「まあ…してるでしょうね」

絵里「穂乃果も人の事を言えないでしょ?」

穂乃果「いや、穂乃果はイタズラしないでしょ?大抵凛ちゃんと希ちゃんでしょ?」

絵里「言われてみればそうね」

海未「穂乃果の場合はおっちょこちょいでトラブルを引き起こすだけです」

穂乃果「海未ちゃんフォローになってないよ」

希「解答をオープン」

穂乃果:レインボーブリッジを封鎖

海未:お化けのふりをする

にこ:放送室をジャック

絵里:銅像に落書き

絵里「レインボーブリッジを封鎖なんて出来るわけないでしょ」

海未「もうそれはイタズラではなく犯罪ですよ」

にこ「そもそもあの人が子供の頃にレインボーブリッジはなかったんじゃない?」

穂乃果「子供の頃とは限らないじゃん」

海未「大人になってまでイタズラなんかするわけないでしょう?」

絵里「いえ…してそうよね?」

希『両さんが今までしたイタズラの中で一番印象に残ってるものは?』

両津『イタズラか…いろいろしたからな。神輿を持ち出したり数えたらきりがないぞ。あれだな、中学生の頃に勝鬨橋を開けた事があったな』

穂乃果「勝鬨橋って隅田川の?」

にこ「穂乃果の解答…惜しいんじゃないの?」

海未「立派な犯罪ですよね?」

絵里「どうしてそんな事をしたのかしら?」

穂乃果「橋が開く所を見せたかった人が居たとかかな?」

にこ「それにしても善い悪いは別として行動力あるわね」

三人で川の管理室みたいなとこに入って橋をあげるやつだったっけ?
完全にうろ覚えだから動機すら忘れたんだがどんなやつ話だっけ

希「第六八十問。両さんは何人兄弟?」

穂乃果「え?兄弟居るの?」

にこ「いるんじゃないの?」

絵里「そっくりなのかしら?」

海未「あの人が二人居たら大変そうですね」

希「解答をオープン」

穂乃果:3人

海未:弟が一人

にこ:2人兄弟

絵里:2人

絵里「穂乃果以外みんな二人ね」

穂乃果「え~何で?」

にこ「いや…何となくよ」

海未「そうですね…何となく」

>>35は「新米刑事、両津!」の南部刑事(故人)のことかな(41巻参照)
毎年、墓参りに行っているようだし
>>45
71巻に収録している「勝鬨橋ひらけ!の巻」を参照

希『両さんは何人兄弟?』

両津『2人だ。』

にこ「ね?言ったでしょ?」

穂乃果「本当だ」

希『ちなみに弟?兄のどちらですか?』

両津『弟だ。弁護士をやってるよ』

穂乃果「弁護士だって…凄いね?」

海未「あの人が何か問題を起こしたらまず弟さんに電話するべきですね」

にこ「どうでもいいけど妹と姉って選択肢はないの?」

絵里「そうね。男兄弟って決めつけなくても…まあ、実際そうだったけど」

希「第六十二問。両さんの良いところは?」

穂乃果「またざっくりとした質問だね」

海未「自分の良いところを自分で答えるなんて出来ませんよね」

にこ「いや…あの人は出来そうじゃない?」

絵里「そうね」

希「解答をオープン」

穂乃果:体力があるところ

海未:力強い

にこ:風邪をひかない

絵里:足が速い

穂乃果「にこちゃんの解答は酷いね」

にこ「何でよ?」

穂乃果「決めつけが過ぎるよ」

にこ「風邪をひかないってどこが酷いのよ」

穂乃果「バカは風邪をひかないって言うじゃん」

にこ「バカとは言ってないわよ。あんただって風邪ひくじゃない」

穂乃果「酷いにこちゃん。穂乃果の事をバカって言ってるの?」

にこ「知らなーい」

絵里「まあまあ、とにかく風邪をひかないように体調管理はしっかりしましょうね」

海未「そうですね。さすがは絵里です」





希『両さんの良いところは?』

両津『そりゃあもちろん』

檸檬『勘吉の良いところはの優しい所じゃ』

両津『おわっ、檸檬いつの間に…この為に来たのか?』

檸檬『そうじゃ。勘吉の良いところを言ってくれと頼まれた』

両津『そうか、そうか。いやぁ、しかし檸檬は分かってるな。わしの良いところは男らしく優しくハンサムな所だ』

檸檬『悪いところはすぐ調子にのるところかの』

希「正解は優しいところ」

穂乃果「誰?あの子誰?すっごく可愛い!」

絵里「檸檬ちゃんって言ってたわね。とっても可愛いかったわね」

海未「物凄くなついている様に感じましたね」

にこ「それにしても、何故かおじさんと幼女って絵になるわね」

絵里「そうね。レオンとかも凄く絵になるものね」

にこ「また随分と古い映画を…」

穂乃果「何?何の話?」

にこ「映画の話よ」

個人的にはμ’sに両さんが“ただの”不良警察官だけではないということを知ってもらうために原作のエピソードを見る話もやってほしい所
終わってもあんまりいい印象じゃないまま終わりそうだし

希「第八十問。両さんが凄いと思う人は?」

穂乃果「いるのかな?」

絵里「どうなのかしら?」

にこ「唯我独尊って感じだけど…」

希「解答をオープン」

穂乃果:上司

海未:両親

にこ:弁護士の弟

絵里:先輩

穂乃果「わざわざ弁護士ってつけなくても」

にこ「あの人の弟さんが弁護士ってインパクトが強くて」

誰だろう……ゲルバアか?頭が上がらないし

希『両さんが凄いと思う人は?』

両津『凄いやつ?…そうだな。丸井だな。丸井ヤング館』

穂乃果「え?なに?丸井ヤング館?」

絵里「丸井ヤング館ってお店の店長とかかしら?」

にこ「なるほど!そうよね?絵里、やっぱり賢いじゃない」

絵里「いや…それくらいは普通に分かるでしょ?」

両津『わしだったら丸井のような地味な人生は辛抱できんからな』

希『ちなみに丸井ヤング館とは何ですか?』

両津『うん?同僚だが?人の名前だぞ?』

海未「いったいどういう事ですか?」

穂乃果「え?ヤング館って名前って事?そういう事だよね?人の名前って言ったもんね?」

にこ「いや…まさかよ。ヤング館なんて名前は受理されないわよ」

絵里「そ、そうよね?丸井って名前だと言いたかったのよね?じゃなきゃ意味がわからないわ」










希「第八十五問。両さんが最近の若者に言いたい事は?」

穂乃果「何だろうね?」

絵里「豪快な人だから…って私はあの人の事全然知らないんだけど」

にこ「いや、この二時間弱でだいぶ人となりが分かったわ」

希「解答をオープン」

穂乃果:貧弱すぎる

海未:心身を鍛えるべき

にこ:肉を食べるべき

絵里:小さな事を気にしすぎる

絵里「肉を食べろって」

にこ「言いそうじゃない?」

海未「では、希は合格ですね。あと花陽も合格を頂けそうです」

にこ「誰から?」

穂乃果「ねえ?海未ちゃんの解答は海未ちゃんの意見だよね?」

海未「けしてそう言うわけでは…」

希『両さんが最近の若者に言いたい事は?』

両津『最近の若者に言いたい事?いっぱいあるぞ?お前たちは小さい事を気にしすぎる。躓いて恥をかいたって気にする事など断じてない。誰だって恥ずかしい青春を送っている。そんなものはいつか良い思い出になるさ。本当に恥ずかしいのは躓く事じゃない。立ち上がらない事のが恥ずかしいだぞ』

希「正解は小さな事を気にしすぎる」

絵里「えっと…正解したけど…」

にこ「あの人たまに凄く良いこと言うわね」

海未「…そうですね」

穂乃果「…やっぱりいい人なのかな?」

希「第九十問。両さんは休日何をしている?」

穂乃果「…穂乃果分かった」

にこ「私もよ」

絵里「あれよね?」

海未「あれですね」

穂乃果:けい馬

海未:ギャンブル

にこ:ギャンブル

絵里:競馬

穂乃果「まあ、そうなるよね?」

絵里「そうね。こうなるわね」

にこ「意義なしね」

海未「話が変わりますが穂乃果。競馬くらい漢字で書きなさい」

穂乃果「本当に話が変わったね」

希『両さんは休日何をしている?』

両津『休日?そうだな、ゲームをしたりプラモデルを作ったりしてるな』

希『ちなみに競馬は?』

両津『別に競馬は勤務中でも出来るからな…そう考えるとゲームもプラモも勤務中にやっているな。あとはわしは寿司屋でも働いているからなそっちに行くこともあるぞ』

絵里「あの人は上司とかに怒られないのかしら?」

穂乃果「きっと怒られてるよ。穂乃果だって宿題やらないと海未ちゃんに怒られるもん」

海未「当たり前です」

絵里「それよりも公務員って副業禁止よね?」



希「第九十二問。両さんが最近一番記憶に残っているエピソードは?」

穂乃果「この台詞も何度目かな?…知るわけないよ」

海未「もう諦めなさい、穂乃果」

絵里「こう言うものだと割りきるしかないわよ」

にこ「そうね。そもそも何でこんな事を強制されてる事が腑に落ちないけどね」

希「あと少しですので頑張って下さい。解決をオープン」

穂乃果:お金を拾った

海未:婦警と喧嘩をした

にこ:部屋にGがいっぱい出た

絵里:前のおじさんのかつらが取れた

穂乃果「たしかに婦警さんと喧嘩しそうだよね」

海未「そうですね。まあ、喧嘩するほど仲が良いって言いますけどね」

穂乃果「だから穂乃果と海未ちゃんも凄く仲良いもんね?」

海未「そうですね」

にこ「何を急に元気になってるのよ」

穂乃果「だってあと少しだし…ていうか絵里ちゃんの解答は理事長の時の解答だよね?」

絵里「…何も思い付かなくて」

穂乃果「なるほど」

希『両さんが最近のエピソードで一番記憶に残っているものは?』

両津『そうだなぁ…こないだな、わしが勤めてる寿司屋の女将から部品取りの為に古い時計を貰おうとしたんだよ。だがな、その時計は戦争で先立った夫が使ってた軍用の腕時計でな、古くて直らないからって貰ったんだが。どうにか直おらないかと思って軍用時計コレクターに修理を依頼したら直ってな』

両津『修理の途中に腕時計の蓋を開けたらな女将の名前が刻んであってな。刻んでたのは時間だけじゃなかったんだな。今もその時計は女将と一緒に時間を過ごしてるよ』

にこ「…やばい、ちょっとウルってきた」

穂乃果「良い話だね」

海未「きっと女将さんも嬉しかったでしょうね」

絵里「ええ、きっとそうよ」

希「さあ、最後の問題になります」

穂乃果「やっと最後だね…意外と疲れなかったね?」

にこ「そうね。素行の悪い人だけど面白い話やいい話も多かったものね」

絵里「そうね。最後だし良い問題が良いわね。真姫の時みたいにね」

にこ「その後真姫の家に行ったらほとんど言葉を発っさなかったけどね」

穂乃果「ずっと顔が真っ赤だったもんね」

希「第百問。両さんにとってギャンブルとは?」

穂乃果「うわ、最後に最低な問題来たよ」

にこ「こんなの趣味はって問題でギャンブルって答えるのありきの問題じゃない」

絵里「まあ、ギャンブルをする事が必ずしも悪じゃないしね」

希「解答をオープン」

穂乃果:博打

海未:趣味

にこ:趣味

絵里:人生

にこ「穂乃果のはギャンブルを日本語にしただけじゃない」

穂乃果「間違いではないでしょ?」

海未「間違いかどうかはあの人しだいですけどね」

希『両さんにとってギャンブルとは?』

両津『ギャンブルはな人生だ』

絵里「ほら」

両津『逆を言えば人生なんてギャンブルみたいなもんだろ?なにが起こるかわからないギャンブルみたいなもんだから人生は楽しいんだよ。いや、そう思って人生を楽しむべきなんだ』

穂乃果「う~ん。深い…ようなそうじゃないような」

絵里「まあ、でも人生を楽しんでそうね」

海未「そうですね。それが一番良いのかもしれないですね」

にこ「人生はギャンブルか…じゃあ倍率をあげるためにも努力は怠ってはダメね」

希「長時間お疲れ様でした。それでは結果発表に移りたいと思います」

穂乃果:17点

海未:8点

にこ:12点

絵里:15点

穂乃果「あ、穂乃果一位だ。海未ちゃんの時以来だ」

海未「2回目ですか?」

穂乃果「うん」

にこ「おめでとー」

絵里「心のこもってないおめでとうね」

希「それでは両さんが待つ別室へ」

穂乃果「…じゃあ行ってくるね?」

両津「おっ!お前が優勝者か」

穂乃果「ど、どうも」

両津「なんだ?緊張してるのか?アイドルだろ?」

穂乃果「知ってるんですか?」

両津「わしを誰だと思ってる」

穂乃果「不良警察官?」

両津「なに?本当に優勝者か?」

穂乃果「で、優勝賞品は?」

両津「意外とがめついやつだな。わしが解体したマグロだ。食ってくれ」

穂乃果「え?そんな豪華な物を?」

両津「所でこのVTRは貰えるんだよな?」

希「え?」

両津「いやな、知り合いにスクールアイドルが好きな奴がいてな」

希「売り付けるんですか?」

両津「…撲ちゃんがそんな事するわけないだろ」

プルル…

両津「ん?なんだ?」

ピッ

「両津ーーーー。勤務中にどこに居るんだ!」

両津「げ、ぶ、部長」

バタン

穂乃果「行っちゃった…希ちゃんはどうやってあの人を呼んだの?」

希「よく神田明神に来るからね。有名人やん?あの人」

穂乃果「やっぱり有名な人なんだ」

希「そうやね。あの人の事を詳しく調べようと聞き込みをしたんやけど」

穂乃果「…そんな事をしたんだ」

希「嬉しそうな顔をしてあの人の事を話すんよ。内容は酷いんやけどね」

穂乃果「うん。きっと皆に慕われてるんだね。何となく分かるよね」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom