フレデリカ「バースデーパーティーごっこ」 (23)


これはモバマスssです
キャラ崩壊があるかもしれません


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フレデリカ「ふんふんふふーん、復活祭~」


杏「誕生日だから誕生祭だね」


肇「ふざけてないでケーキ作るの手伝って下さい…」


フレデリカ「え、フレちゃんふざけてないよ?」


杏「…それより、ケーキって一個でいいの?」


肇「流石に数作っても保存する場所がないので…」


フレデリカ「文香ちゃんが来る前にはやく作っちゃおっか」


ガチャ


文香「…おはよう、ございます…」




杏(…文香ちゃん、いつもより早くない?)


フレデリカ(どーしよっか、取り敢えず道具はアタシ達の後ろに隠してあるけど…)


肇(フレデリカさん、時間を稼いで下さい)


フレデリカ(らじゃー!)


文香「…どうか、しましたか…?」


フレデリカ「文香ちゃん、一緒に下のカフェいかなーい?」


文香「いえ…今は、あまり手持ちがないので…」


肇「…そんな…」


杏「文香ちゃんか…そんな理由で断るなんて…」




フレデリカ「取り敢えずあっちで一緒にポーカーしない?」


文香「負けが見えているので結構です…ところで、杏さんと肇さんはそちらで何を?」


杏「え゛、ちょっとねー…あははー」


肇「き、企業秘密です。これを見られてしまうと、消えて貰わなければならないので…」


杏「あ!そう言えばさっき朋ちゃんが文香ちゃんの事探してたよ」


肇「そ、そうでしたね。なんでも、割と大事そうな話があるとかないとか…」


文香「…そう、ですか…それでは直ぐに連絡を…」


杏「ちょ、直接探して聞いてみたら?多分同じフロアにいると思うよ?」


肇「そうですよ、文香さんにスマートフォンは似合いませんって」





文香「…何か、隠していませんか?」


杏「そんなもの、ここには無いよ」


肇「私達の間に隠し事はナシですから」


フレデリカ「ふんふふーん、文香ちゃんカフェ飲んでのんびりしよー?」


文香「では、私がコーヒーを用意しますので…」


フレデリカ「い、いいよいいよーフレちゃんが淹れてあげるーん。フレちゃん特製ミルクだよ?」


肇「そっちが特製?!」


フレデリカ「確か今ねー、冷蔵庫にクリームと蜂蜜も…あ」


杏「そ、そんなもの冷蔵庫には無いよ!」






文香「…怪しいですね…和牛でも隠しているのでは?」


肇「そんなもの、隠す必要性あるんですか…?あるんでしょうね…」


杏「あ、文香ちゃん悪いけどこの書類プロデューサーに渡してきてくれない?」


文香「…それくらいでしたら、構いませんが…」


杏「えっとねー、確か杏の鞄に…」


杏(まずった、今杏が動いたら後ろのバターと砂糖が…)


肇(ど、どうしましょう…フレデリカさんに頼んで出して貰えば…)





フレデリカ「…あれー、杏ちゃん飴に砂糖塗ってたの?」


杏「え、あーうん、これそーゆー飴玉なんだ」


文香「…そちらの、バターは?」


杏「ミルクキャンディだから合うかなーって」


フレデリカ「糖分と脂質えぐそう!」


杏「その分頭使うからだいじょーぶ。はい、文香ちゃんお願いね」


文香「…では、行って参ります」


ガチャ




フレデリカ「ふー、なんとか切り抜けたねー」


肇「今のうちに、早く道具を隠してしまいましょう」


杏「ケーキ作りは後で別の部屋でやろっか」


フレデリカ「ところでさっき渡した書類ってなーに?」


杏「え、杏の学校の宿題だよ」


フレデリカ「わぁお杏ちゃんズルい」


肇「…よし、あとはプレゼントを隠して…」




ガチャ


文香「ところで、プロデューサーさんの居場所は…」


杏「あーえーっとね!多分下のカフェにいると思うよー」


肇(フレデリカさん!はやく紙袋隠して下さい!)


フレデリカ(どこに隠す?もう冷蔵庫でいーかなー?)


肇(バレずに冷蔵庫開けられますか?!)


フレデリカ(ちょっと難しいし取り敢えずテーブルの下に置いとこっか)





文香「…おや?フレデリカさん、何か持っているのですか…?」


フレデリカ「え?フレちゃんの両手には夢と希望とその他諸々が詰まってるよー」


杏「ベビー服だよ。さっき来たら何故か置いてあったんだー」


肇(すみません、茄子さん…)


フレデリカ「あ、ほんとだ。これガラガラも入ってるねー」


杏(マジか)


肇(茄子さん…)





杏「ふー…行ったね」


フレデリカ「もー流石に戻って来ないよねー?」


肇「なんでフラグ立てるんですか…」


杏「取り敢えずプロデューサーにライン飛ばして時間稼ぎしてもらお」


フレデリカ「真面目っぽい雰囲気で話して貰えば一時間くらい稼げるもんねー」


肇「でしたらもう、今のうちにケーキも完成させてしまいましょうか」





杏「…よし、完成!」


肇「精神的に疲れましたね…」


杏「先生の目を掻い潜って授業中にスマホ弄ってる気分だったよ…悪い事してないのに」


肇「取り敢えず、ケーキを冷蔵庫に隠してお終いですか」


フレデリカ「ふー、じゃーあとは部屋も飾り付ける?」


杏「流石にそんな時間はないんじゃない?」


肇「これでなんとか上手くいきそうですね…」






ガチャ


文香「…戻りました…何故か私まで杏さんの宿題を手伝わされてしまって…」


杏「お、ラッキー」


文香「…高くつきますよ?」


杏「じゃ、その代わりって言ったらなんだけど…」


杏(いくよ)


肇(いきますか!)


フレデリカ(れっつごー!)


杏・肇・フレデリカ「文香ちゃん(さん)!」





ガチャ


朋「あ、もう文香ちゃんのバースデーパーティー始まってる感じ?」


杏「……」


肇「……」


フレデリカ「あちゃー…」


杏「…とりあえず、コーヒー淹れよっか」




杏「…コーヒーおいしいね」


フレデリカ「…フレちゃん特製だからねー…」


肇「…はぁ…」


文香「…美味しいですね…」


朋「…なんかごめんね、ほんと」


杏「いーよいーよ、別に朋ちゃんは悪くないし」


フレデリカ「まーそんな時もあるよね!」


肇「気を取り直して、やり直しましょうか。朋さんも来た事ですし」




朋「…あら?」


文香「…おや?」


杏「…なんか、視点低くなってきてない?」


フレデリカ「あー、なんか最近もこんな事あったねー」


肇「…まさか!」



 

ガチャ


茄子「あ、丁度いいタイミングだったみたいですね!」


杏「…伏線だったんだ…」


フレデリカ「伏線もFだねー」


朋「あたし完全にトバッチリじゃない!」



文香誕生祭おめでとうございます
お付き合い、ありがとうございました

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