勇者「久しぶりだねぇ、女神さん」女神「……」(63)

勇者「ちゃんと魔王倒してきたよ」

女神「はい。最初から見ていました」

勇者「最初は戦士から始めたのに、今じゃ勇者かぁ。ビックリだね」

女神「はい。私も驚きました」

勇者「そりゃあ誰だって驚くよ。職を全てマスターし、勇者より活躍して魔王を倒したんだから」

女神「そのときの願いで勇者になり、今回まで魔王を倒してきた」

勇者「それが僕、かぁ…」
勇者「ハハッ。あの時の僕は戦闘狂だったからなぁ」

女神「今も戦闘狂ですよ」

勇者「そうだねぇ。今も戦闘狂…か」

勇者「まあ、いいや。で?、今回も願いを叶えてくれるんでしょ」

女神「はい。どんな願いでも叶えます」

勇者「じゃあねぇ…今のステータスが最低で、レベルが上がればまだ強くなれるようにしてもらおうかな」

勇者「職はねぇ…賢者でいいかな。もち、今の特技、呪文は覚えたままでね」

勇者「賢者だけど、剣も使えるようにしといて」

勇者「勇者と旅がしたいから、新魔王が現れる十年前には生まれるようにしといて」

女神「願いが多いですね…」
女神「まあいいでしょう」

勇者「あんがとねー」

女神「いえいえ…それでは、来世でまた…」

勇者「来世でねー」

賢者「…とまぁ、こんなことがありましてチートに近い能力値なんですが」

賢者「毎回パワーアップして魔王も強くなってるし、雑魚も強くなってるし」

賢者「…勇者が殺し損ねたのを殺せばいいかな」

賢者「勇者をチラッと見てから酒場に行こう」


ー 酒場 ー

賢者「むぅ…。勇者の基礎能力…低すぎだったよ…」

賢者「そろそろ勇者が来てるかな」

賢者「入り口前で恥ずかしくて喋れずに固まってるはず」

勇者「」

賢者(ワアォ。固まるだけじゃなく、ちっちゃくなってる)

賢者「あの…勇者様…ですよね?」

勇者「は、はいっ」

賢者「仲間になりたそうにこちらを見ている。仲間にしますか? [→はい いいえ] 」

勇者「!?」

賢者「仲間にしますか?[→はい いいえ]」

勇者「仲間に…します」

賢者「ありがとうございます」

勇者「こちらこそ…仲間になってくれて…ありがとう」

賢者「それじゃあ…出発しますか?勇者様」

勇者「それじゃあ出発…の前に」
勇者「賢者さん」

賢者「はい。なんでしょう」

勇者「勇者でいいよ。俺は賢者って呼ぶから」

賢者「わかったー。ふう…あの喋り方ってさ、疲れるんだよね!」

勇者「!?」

勇者「いきなり喋り方変わったな…」

賢者「勇者も酒場のときとは大違いだねぇ」

勇者「あっ、あの時のことは忘れてくれっ!」

賢者「やだねー」

勇者「ちっ」

賢者「はっはっはー。それじゃあしゅっぱーつ!」

勇者「なんでお前が出発仕切ってんだよ」

スライムが現れた!

スライム「ピキーッ」

勇者「賢者の力がどんなものか見たい」

賢者「あいよー」チ ャ キ ッ


賢者「……ギガスラッシュ!」

スライム「」
勇者「………えっ?」

賢者「どうだあ!」ドヤァ

勇者「どうだあ!じゃねえよ!スライムの体が…」

賢者「ああ、うん。大丈夫、勇者もレベル上がれば使えるよ」

勇者「まじか…」

勇者「賢者なのに剣技を見せるってどゆこと」

賢者「んー?勇者は呪文がみたかったのね」

勇者「普通の賢者なら呪文を見せてくれる」

賢者「しょうがないなぁ」
賢者「おっ。ナイスタイミング」

スライム達が現れた!

賢者「メラでいいよね」


賢者「……メラッ!」ボウッ

スライム達だったもの「」

賢者「メラゾーマではない。メラだッ!」ドヤァ!

車を長時間運転して眠いから寝る
ついでに酉なるものを付けてみる

勇者「…もういいや」

賢者「そう?じゃあ次は勇者の力を見せてもらおうか!」

勇者「なんでそんなに偉そうなの…」

賢者「なんでだろーねー。賢者だから?」

勇者「…まあいいや」

スライム達が現れた!

スライムA「ピキーッ!」
スライムB「ピキッ!」


賢者「んじゃ、剣から」

勇者「ん」ズバッ
スライムB「ピギャアアアア!」

賢者「剣の腕前は下の中と…」
賢者「次呪文」

勇者「メラッ!」
スライムA「ピギイイイイイ!」

賢者「…下の下だね」


勇者「どうだった?」

賢者「えっ、うんまあ、良いと、思う、よ?」
賢者(全然駄目だったとは言えない)

勇者「良かったか!この調子で頑張ろう!」

勇者「賢者はバギ使えるの?」

賢者「バギィ?あんな呪文いらない」
賢者「てか、バギムーチョってなんだよカラムーチョかよギラ消すくらいならバギ消せよ」
賢者「ギラはな低燃費でな高威力でな全体攻撃でなとにかく凄い呪文だったんだよ!」

勇者「賢者の変なスイッチが入ったようです。てかギラってなんだ?」
賢者「ギラも知らないの!最近の若いもんは!」

勇者「賢者だって若いだr…」
賢者「だまらっしゃい!ギラってのはね…」

一時間後…

勇者「うおおお!ギラすげええええ!そして悲しいいいいい!」
賢者「そうでしょう!あんなバなんとかより凄いでしょ!」

勇者「あんな低威力のバなんとかよりすげえええ!」

賢者「ふう…疲れた」

勇者「なあ賢者。俺にギラ教えてくれ」

賢者「失われし呪文ですが、特別に教えましょう」

十分後…

勇者「……ギラッ!」ゴウッ!

賢者「ギラは覚えましたね。ベギラマ、ベギラゴンは自分で覚えてください」
賢者(ギラグレイドのことは黙ってよ)

賢者「ベギラマはヒントをあげます。炎よ雷よ、我の元へ集え。…これヒントじゃなくて答えですね」

勇者「炎よ雷よ、我の元へ集え。…か。覚えた」

いろいろ忙しいので今日はここまでにしときます


バギ=僧侶はXから旅芸人=燃費悪い・低威力呪文・おふざけに使われるバギになった

賢者「勇者改造計画」

勇者「へっ?」

賢者「なんでもないです」

勇者「そう…」

スライムが現れた!
勇者「スライムしかいないの?」

賢者「さあ?」

スライム「ピキー!」

勇者「倒すか」

賢者「まって」

賢者「スライムに…」

賢者「スカラスカラスカラスカラピオラピオラピオラピオラバイキルト」

勇者「ちょっ、おまっ」

賢者「勇者に…」

賢者「ルカニルカニルカニルカニボミエボミエボミエボミエヘナトスヘナトス」

勇者「ちょ」

賢者「倒してよし」

勇者「…怒っていいかな?」

賢者「スライムが襲ってきたよ」

スライム「ピギィー!」ドゴッ!

勇者「ゴフッ!…強すぎだ…」

賢者「早く倒さないと殺されるよー」

勇者「やっと倒した…」

賢者「五分はちょっと遅いなー」

勇者「遅いとか言うならやってみろよ」

賢者「おっけー」

勇者「マジか…」

おおからすが現れた!
賢者「スライムよりは強そうですね」

賢者「おおからすにスカラスカラスカラスカラスカラスカラスカラスカラスカラスカラ」
賢者「おおからすにピオラピオラピオラピオラピオラピオラピオラピオラピオラピオラ」
賢者「おおからすにバイキルト」
勇者「俺のときより多い…」

賢者「自分にルカニルカニルカニルカニルカニルカニルカニルカニルカニルカニルカニ」
賢者「自分にヘナトスヘナトス」
賢者「自分にボミエボミエボミエボミエボミエボミエボミエボミエボミエボミエボミエ」

賢者「…疲れた」

勇者「…倒せるの?」

賢者「当たり前」

おおからす「カアーッ!」

賢者「カウンターアターック」ズバッ!
おおからす「」
勇者「一撃かよ…」

賢者「暗くなってきたし、町に行こう」

勇者「賢者が強すぎる件」

賢者「ハッハッハー凄いだろー」

勇者「賢者が勇者になれば」

賢者「むーりー。女神に頼んで勇者にならなかったんだしー」

勇者「女神…?」

賢者「おっとお。余計なことを言ってしまった」

勇者「女神って?」

賢者「あんたには女神の加護があるってぇことだけ覚えときゃあ大丈夫」

勇者「ふうん?」

賢者「町に着きました」
勇者「町に着きました」

賢者「宿屋に行きましょう」
勇者「そうしましょう」

ー 宿屋 ー
おっさん「いらっしゃいませー。一部屋3Gでーす」

勇者「一部屋でいいよね」

賢者「僕は女だけど?」

勇者「…えっ?」

賢者「嘘」

勇者「なんだよ…嘘かよ」

賢者「嘘でーす」

勇者「嘘なのか………あれ?」

賢者「おっさん!二部屋!」

おっさん「あいよー」

すんません…用事があるので今日はここまで

勇者「賢者って、女だったの?」

賢者「女でーす」

勇者「うそだぁ」

賢者「嘘じゃないですー。胸もCカップですー」

勇者「嘘だッ!」

賢者「…メラ」イラッ

勇者「熱い!」ボウッ

賢者「…ヒャド」

勇者「」ピキーン

賢者「ありゃ、強すぎたかな?メラ」

勇者「死ぬかと思った」

賢者「死んでも教会で生き返るじゃん」

勇者「鎧着てるからわからなかった」

賢者「ハッハッハー、欲情して襲ってきたらメラで燃やします」

勇者「欲情しません」

賢者「またまたあ」

勇者「マジで」

賢者「……」

勇者「なんで賢者なのに鎧装備してんの」

賢者「守備力が低いから」

勇者「賢者って鎧装備できないだろ」

賢者「そうだねぇ」

賢者「朝たぞーう」
勇者「だぞーう」

賢者「おっ、あんなところに鍵のかかったドアが!」

勇者「本当だぁ」

賢者「アバカム!」

勇者「ちょ」

賢者「おじゃましまーす!」

老人「誰だー」

勇者「勇者です」

賢者「賢者でーす」

老人「まほうのたまをやろう!」

賢者「あざーす」

勇者「ありがとうございます」

賢者「レーベをでた勇者たち!次に向かう場所はロマリア!」

勇者「解説乙?」

賢者「ロマリア到着ー」
勇者「わーい到着…って、早すぎだろ!」
賢者「ツッコミ乙」

ー 王の間 ー

ロマリア王「王冠が盗賊に盗まれたので、助けてください」

賢者「嫌です」
勇者「ちょ、おま」

ロマリア王「…王冠が盗まれたので、たs…」
賢者「嫌です」

ロマリア王「王冠が盗まr…」
賢者「嫌です」

ロマリア王「………」

勇者「お、俺!行きます!」

ー シャンパーニの塔前 ー

賢者「あーめんどくさい」

勇者「王様の頼みだから」

賢者「んー」
賢者「イ オ グ ラ ン デ!」

勇者「おい」

賢者「んー?」

勇者「んー?じゃねえよ塔粉々だよ王冠壊れるよ盗賊死ぬよ」

賢者「だいじょーぶ!この時の砂があればもとどーり!」

勇者「なんでそんなの持ってんの…」

賢者「秘密」ふりふりー

賢者「ほーら直った」

賢者「塔にも…」

賢者「盗賊達には…ザオでいいや」

賢者「どうだ!」ドヤァ

勇者「どうだじゃねーよ…」

賢者「さて、帰るか」

ー王の間 ー

王様「勇者よ、この城の王に…」
賢者「ラリホー」

勇者「…さて、次はどこに行こうかね」

ー ピラミット隠し部屋 ー

勇者「お宝があると聞いて」
賢者「来ました」
勇者「お宝を手に入れたが」
賢者「呪われていて」
勇者「一歩進むと」
賢者「敵が現れる」
勇者「なぜか」
賢者「呪文が」
勇者「使えない」

賢者「剣使えるからいいけどさ」

勇者「賢者なのに剣が使えるなんて不思議ダネ」

賢者「わったしーはむってきーの賢者ーなのー」

勇者「はぁ…」



賢者「やっと出れました」
勇者「出れました」

賢者「新しい町に行きましょう」
勇者「そうしましょう」

勇者「船が欲しいです」

賢者「いらないです」

勇者「え?」

賢者「海凍らして歩けばいいと思います!」

勇者「マジか…」

賢者「…オーブねぇ……」

勇者「赤いのオーブじゃね?」

賢者「本当だ」

勇者「あと五個…」

賢者「だるー」

賢者「そーいやどっかで緑のもらったよね」

勇者「赤いやつの色違いだな」

賢者「なんちゃらのへそで青いのゲットしたし」

勇者「あと三個じゃん」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom