フレデリカ「フレロリ化ごっこ」 (22)


これはモバマスssです
キャラ崩壊があるかもしれません
書き溜めはありませんが、本日中に完結させます



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1477459932




フレデリカ「フンフンフフーン、フレロリ化~」


杏「…既に嫌な予感しかしないんだけど」


肇「フレデリカさん…取り敢えず、その手に持った香水は置きましょうか」


フレデリカ「え?この香水が何かって?」


杏「言ってないよ」


肇「大体予想は付きます」


フレデリカ「またまた~、ほんとは気になってるんでしょー?」


杏「なんかテンションおかしく…ないね、何時も通りだったよ」


肇「取り敢えず距離を取りましょうか」





フレデリカ「ときに肇ちゃん、若い頃はよかったなーなんて思った事はなーい?」


肇「私最年少ですし、なんならまだ16なんですけど」


フレデリカ「でもほらー、小学生中学生の頃のサイズ感に戻りたかったりとか」


杏「じゃー杏には関係ないね」


肇「ありませんって」


フレデリカ「でもさー、小ちゃくなった文香ちゃんとか可愛いと思わない?」


肇「…こう、肉体に影響とかは…」


杏「おい」


肇「…危なかったです、流されるところでした…」





フレデリカ「まぁまぁ、そう怯えなさんなって。この香水はねー」


杏「製作者、志希ちゃんでしょ?」


フレデリカ「実は幸運な協力者がいるんだってさー」


肇「…成功が約束された実験じゃないですか…」


杏「って驚いてはみたけど、流石に現実的にはありえないよねー」


肇「物理法則に反しますからね、おそらくですが」


ふみか「…そーです…ひかがくてきすぎて、りかいできません…」


杏「ほら文香ちゃんが驚いて小ちゃくなっちゃったじゃん…」


肇「……」


杏「……」




杏「…肇ちゃん、落ち着いて」


肇「どうかしましたか?杏ちゃん」


杏「いや、なんか焼肉を前にした文香ちゃんみたいな目をしてたからさ」


肇「そんな事はありませんよ?」


杏「じゃー取り敢えず大に広げた腕降ろして座ろっか」


フレデリカ「ふふーん、可愛いでしょー?アタシの娘です!」


肇「……はぁ」


フレデリカ「肇ちゃん、そのやれやれみたいな目はなーに?」


杏「さっき小・中学生くらいって言ってたけど、明らかに5歳くらいじゃない?」


フレデリカ「え?後妻?」


杏「言ってないよ」





ふみか「…はじめさん、おちついてください」


肇「何を言っているんですか?私は常に冷静沈着五里夢中ですよ?」ナデナデ


杏「くっ…肇ちゃんがやられちゃった…」


フレデリカ「一心不乱に撫でてるねー」


ふみか「…まさか、わたしがこんなかんたんにはめられるとは…」


杏「確かに、よくフレデリカちゃん騙せたねー」


フレデリカ「お菓子は添えるだけ」


杏「理解」


ふみか「…はじめおねーちゃん、わたし五花亭のばたーさんどがたべたいです」


肇「はい、口開けでください。よく噛んで飲み込んでね?」


ふみか「…ちょろい」






フレデリカ「杏ちゃん」


杏「なーに?杏はいいよ、大して変わらないだろーし」


フレデリカ「肇ちゃんが小ちゃくなったところ、見てみたくなーい?」


杏「肇ちゃんを敵に回す方が怖いしいいや」


フレデリカ「ここに少しお高めな飴があるんだけどさー」


杏「…ギリ届かなかったかな、杏は遠慮しとくよ」


ふみか「はじめおねーちゃん…ふみか、太宰治の晩年のアンカット本がほしいです…」


肇「ちょっと要求がエスカレートしてません?!」


フレデリカ「文香ちゃん…!」


ふみか「…!ではそのかわり、はじめちゃんもわたしといっしょに…ちっちゃくなってくださいますか?」



肇「それは…」


ふみか「…だめ…ですか?」


肇「うっ…仕方ありませんね…」


ふみか「…やつはし…ニッキ…」


フレデリカ「直ぐ用意できるよー」


肇「で、この香水をどうすればいいんですか?」


フレデリカ「あ、その香水別に関係ないんだー」


杏「え?」


フレデリカ「テーブルの上のペットボトルに入ってるのが多分ワカクナーレだよー」


肇「…え?」


フレデリカ「効き始めるの5分くらい経ってからなんだけどねー」


杏「…うっそ、さっき飲んじゃった…」


肇「…いらっしゃいませ、杏ちゃん」




ふみか「…ようこそ、わたしのせかいへ…」


はじめ「…フレデリカさんがきょじんにみえますね」


フレデリカ「え?ジャイアンツ?」


あんず「わたしですらこんなにちいさくなるなんて…げんだいのやくがくってすごいね」


はじめ「ところで、フレデリカさんはいっしょにちいさくならないんですか?」


フレデリカ「フンフンフフーン、ちょっと平仮名多くて何言ってるか分からないかなー」


はじめ「は?」


フレデリカ「うーん、肇ちゃんかわいい!飴食べる?」


あんず「あ、それはあんずかもらうよ」


はじめ「…なんとかして、フレデリカさんをちいさく…」


あんず「あ、それならさっきフレデリカちゃんののみものにワカクナーレ入れといたから…」







プチデリカ「…なんてこった…アタシまで…」


はじめ「ひとをのろわば、ですよ」


ふみか「…ちいさいと、すぐにおなかがすきますね」


あんず「それはいつもどおりじゃない?」


はじめ「いま、テーブルのうえのおやつを…」


プチデリカ「…あ、やっばーい」


あんず「…テーブルのうえ、ね…とどかないね」


はじめ「はぁ…わたしだけ、さきにもとにもどしてください」


プチデリカ「それなんだけどねー、もとにもどすクスリれいぞうこのいちばんうえなんだー…」


あんず「……」


はじめ「……」







はじめ「いやいやいや!まずいじゃないですか!」


あんず「やばいね…どーする?」


ふみか「…おなかがすきました…」


はじめ「ほら、はやくしないとふみかさんがないちゃいますよ!」


プチデリカ「いや、なかみはかわらないからそんなはずはないんだけどねー」


あんず「とりあえず、だれかよんでたすけてもらおっか」


はじめ「ともさんにはやくれんらくを…」


あんず「ポッケにスマホいれといてよかったー…ところで、なんでふくまでちじんでるんだろね?」


プチデリカ「Fだからじゃない?」





あんず「もしもーし、ともちゃん?ちょっとたすけてもらいたいんだけどさー」


あんず「え?いや、せめてはなしきいてって。ききとりずらいのはひゃくもしょうちだからさ」


あんず「だいじょぶだいじょぶ、ぜったいまきこまないから」


はじめ「…いつものあなたたちのせいで…」


プチデリカ「たぶんはじめちゃんもだよ?」


あんず「えっとねー、ちょっとのみものとってきてってことなんだけど…」


あんず「…きられた」


プチデリカ「まーふつうのみものとるためだけによばれるとはおもえないからねー」


はじめ「ふだんのおこないのせいです」






ふみか「…ありすちゃんをよべば…」


プチデリカ「アタシがいじられそうだからきゃっかかなー」


はじめ「だれか…」


あんず「ここにくるひとって、ほかにプロデューサーくらいだからねー…」


はじめ「くっ…げんきょうにひとこといってやりたい」


あんず「そんなタイミングできてくれるほどせかいはつごうよくないよ」


プチデリカ「しきちゃんきょーはおしごとだしねー」


ガチャ


茄子「呼びましたかー?」



あんず「…おお…そっちがきたか…」


はじめ「はなしがつうじそうなひとでよかったです…」


プチデリカ「へーい、プチデリカだよー」


ふみか「…おひさしぶりです…」


茄子「ふむふむ…なるほどなるほど…」


はじめ「じょうきょうをはあくしたら、できればれいぞうこのクスリを…」


茄子「つまり私がみんなを養えばいいんですねっ!」


あんず「ちがうそうじゃない」


茄子「安心してください、料理は得意なんで!」






茄子「かわいいですねー、お名前は?」


はじめ「ふじわらはじめです…って、しってますよね?!」


茄子「こらっ。はじめちゃん、笑顔笑顔ですよ」


あんず「あー…あんずはもうプロデューサーくるまでねてよ」


ふみか「…てのとどくはんいにほんがあってたすかりました…」


プチデリカ「やっぱりFだねー」


茄子「ベビーカーって置いてあったりしませんか?」


はじめ「さすがにそんなにはちいさくないですし、はやくクスリを…」


茄子「まったく、クスリなんかに頼っていたら健康には育ちませんよ?」


はじめ「…かこおねえちゃん!わたし、のどかわいてしまって…れいぞうこのいちばんうえのドリンクが飲みたいです!」


茄子「私はそんなにチョロくありませんよ?」


はじめ「…じーざす」





前の茄子は過去の誤字ではなくフラグでした
誤字ではありませんでした、決して
お付き合い、ありがとうございました

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom