【二次創作】有山「天空ロンパ!」大護「2スレ目だわな」 (583)

初めに
・色んな作品を読んでるのでもしかしたら似てるところがあるかも、パクって…ないよ?
・とりあえず頑張る
・本編のネタバレ防止のためにパラレル設定で行こうかなと考えてます
・時々グロいです
・前作のネタバレあるかもです

前作
【二次創作】オリジナルロンパ【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470106870/)


1スレ目
【二次創作】有山「天空ロンパ!1スレ目!」【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476275237/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1477314166

【生徒名簿:男1】

【才能】超高校級の校閲
【名前】歌川 蓮司
【性別】男
【特徴】
【突っ込み属性】才能柄気になったことは指摘しまう癖がある
【冷静】基本的に物凄く落ち着いている
【真面目すぎる】とにかく何もかもきっちりし過ぎている

【容姿】(身長;175cm)
四角の黒縁眼鏡に黒色の短髪。神経質というかきりっとした雰囲気の漂う顔をしています。というより目つきが悪いです
服装は白シャツに黒いスラックス、胸ポケットには訂正用の赤ペンが刺さっています

【才能】超高校級の考古学者
【名前】九条 孝介
【性別】男
【特徴】
【温厚】おおらかな雰囲気が漂っている
【腐男子】同性愛に寛容。というより同性愛を見るのが大好き
【病弱】体が人一倍弱い

【容姿】(身長;180cm)
肩より下までのサラサラロングヘアーの男性です。色が白くて脆そうな雰囲気があります
一応どこかの学校の制服を着ていますが、見た目が大人びている為少し似合ってません

【才能】超高校級の忍者
【名前】森近透
【性別】男
【特徴】
【照れ屋】すぐに顔が赤くなる
【会話が苦手】人と会話するのが苦手
【勝ち気】自分の才能と強さに絶対的な自信がある

【容姿】(身長:170cm)
典型的な忍者スタイルです。髪は動きやすいように短髪です
口元を隠している布は自分が照れている事を悟られないためです

【才能】超高校級のディーラー
【名前】セル・G・ジャックマン
【性別】男
【特徴】
【腹黒】紳士的に見えて意外と腹黒
【隙が無い】機械の様に隙のない男
【威圧的】決して乱暴な感じではないが威圧感が凄い

【容姿】(身長:187cm)
オールバックに金髪のどこか危ない雰囲気漂うクールな外国人男性です
服は黒のベストに白いTシャツ、即ち典型的なカジノのディーラースタイルをしています

【生徒名簿:男2】
【才能】超高校級の葬儀屋
【名前】菊野雪路
【性別】男
【特徴】
【虚無的】死を間近で見ているからか虚無的な性格
【インビシブル】自由自在に気配を消せる
【友達思い】こんな性格だが意外と友達思い

【容姿】(身長:173cm)
こちらも短髪の遠い目をした男性です、目が死んでるわけではないですが悟ったような目をしています
服は喪服。特にこれと言って変わっている点はありません

【才能】超高校級の憲兵
【名前】大護霊人
【性別】男
【特徴】
【人情家】義に厚く、お金より義を優先してしまう
【地獄耳】才能柄耳が物凄く良い
【雄々しい】とにかく何もかも男らしい

【容姿】(身長:190cm)
行く予定だった高校の学ランを着こなしてます。程よく褐色です
金髪で短髪、首にはおしゃれなネックレス。気前のいい兄ちゃんって感じです

【才能】超高校級の放送委員
【名前】上山遊
【性別】男
【特徴】
【騒音】声がでかい。そして黙っていられない性質なので煩い
【仕事人】意外としっかり仕事はこなす
【しっかり者】いっけんチャラそうに見えるが、実際はしっかりしている

【容姿】(身長:170cm)
首に下げた大きなヘッドホンに派手なTシャツの上に羽織った学ラン
ズボンも結構下げて穿いているので、派手なパンツが少し見えています

【才能】超高校級の天文学者
【名前】愛野海
【性別】男
【特徴】
【引っ込み思案】オドオドしてビクビクしている
【学者脳】記憶力がいい
【笑い上戸】人より笑いのツボが浅い

【容姿】(身長:165cm)
白衣を着た気の弱そうな少年、白衣のポケットにはとある人からもらった星形のピンがお守り代わりに付けられています。
白衣のサイズがあっていないらしくブカブカのを頑張って着ています

【生徒名簿;女1】
【才能】超高校級の魔女
【名前】有山 マオ
【性別】女
【特徴】
【押しまくり精神】後先考えずになんでも押しまくる系の子
【残念美少女】美少女ですが個性が物凄いので人に避けられがち
【天才肌】失敗することも多いが成功したら割と凄い事が起こせる

【容姿】(身長:160cm・胸:貧)
首あたりまであるショートヘアー+側頭部に髪を結って作った楕円形の輪っか左右二つずつと言った前衛的な髪形です、本人曰く妖精の羽をイメージしたらしいです。髪色は兄と同じです
そしてそれには飽きたらず桜を催した髪飾りを付けてます、因みに兄に似て顔は整ってます、好奇心の旺盛さが黙ってても伝わってくるような顔をしてます
着ている服は中学のセーラー服を魔改造して魔法少女っぽくした物、魔法少女ではなく魔女を自称しているので配色は黒と桜色で少しダークです

【才能】超高校級のゲーム実況者
【名前】椎名朱里
【性別】女
【特徴】
【ダウナー】物凄くだらけている
【お芝居口調】物凄く芝居がかった口調で話すが、だらけているため棒読み
【忘れっぽい】些細なことから肝心な事まで、なんでも忘れやすい

【容姿】(身長:153cm 胸;貧)
髪の毛はツインテール。けど手入れされてません。服は学校指定のジャージをだらっとした感じに着こなしてます。
頭に付けているアイマスクにはパッチリお目目のイラストが描かれています

【才能】超高校級の羊飼い
【名前】白野原メリィ
【性別】女
【特徴】
【ぽやぽや】ふわふわとした独特なオーラが漂っている
【スローテンポ】人より動きがゆったりしている
【牧歌的】素朴な雰囲気が漂っている

【容姿】(身長:158cm 胸:極巨)
羊の頭を催したもこもこの帽子をかぶっています。髪の毛は肩くらいの長さまでのセミロング少し内巻きです
昔通っていた学校の制服を着て、羊型のポーチを提げています

【才能】超高校級の番台
【名前】能口此花
【性別】女
【特徴】
【背が高い】女性にしてはかなり背が高い
【ムードメーカー】とにかく明るくてからっとしている
【マイペース】自分の道を行く女

【容姿】(身長:171cm 胸:巨)
腰まである一つ結びが特徴的な大人びた感じの女子です
通う予定だった高校の制服の上に、家でよく使っている暖かいちゃんちゃんこを羽織っています

【生徒名簿:女2】

【才能】超高校級の鼓笛隊
【名前】ジェシカ・アンバートン
【性別】女
【特徴】
【ポジティブ】物凄いポジティブに物事を取る
【極貧】家が物凄く貧乏。洒落にならないほどに
【音楽は世界を救う】音は世界を超えると思っているし感じている

【容姿】(身:171cm 胸:巨)
鼓笛隊の派手な衣装に身を包んだ活発そうな女性です
髪の毛は肩あたりまでの長さで、毛先が物凄い勢いで外向きにカールしています
母国を立つ際に親友からもらったらしいカチューシャを付けています

【才能】超高校級のバレーボール選手
【名前】鈴上 琴美
【性別】女
【特徴】
【革新的】新しい事には常にチャレンジしたがる
【冷酷】闘争心が高まり過ぎて、敵とみなした物は徹底的と言えるまでに排除しようと動く
【身長コンプレックス】高すぎる身長は彼女なりのコンプレックス

【容姿】(身長;180cm 胸:平)
セーラー服を着ていますが目つきは鋭く、髪の毛は男と間違う程の短髪+ツンツンヘアーです
胸が無ければ不良チックな男にしかみえません

【才能】超高校級の露天商
【名前】藤木魔香
【性別】女
【特徴】
【古典好き】古いものが大好き
【口上手】人を乗せるのが上手い
【価値の創出】良い物を良いと見抜ける凄い目を持っている

【容姿】(身長:162cm 胸:貧)
原作の葉隠さんに似た格好をしています。腰には愛用のそろばんを引っ提げています
髪の毛はボブヘアーで、眼鏡は丸眼鏡。どことなく姑息な雰囲気漂っています

【才能】超高校級の庶務
【名前】諸井 聖奈
【性別】女
【特徴】
【日陰者精神】目立つのが嫌い
【食卓テロリスト】料理下手(自覚無し)
【気配り上手】才能故。気配りがとても上手

【容姿】(身長:159cm 胸:平)
三つ編みに制服の地味そうな女の子です。というより地味な雰囲気漂ってます
例えるならばメガネをしていないちびまる子ちゃんのたまちゃんって感じです
手に持っているノートはメモ帳代わりです


※イメージカラーは決めてません。ごめんなさい
※胸のランクは【無し・極貧・貧・平・巨・極巨】の6段階に分かれています

【好感度一覧】

【才能】超高校級の校閲
【名前】歌川蓮司【好感度】17
「マオちゃん…悪い奴ではないと思うぞ」

【才能】超高校級の考古学者
【名前】九条孝介【好感度】9
「彼女は本当に魔女なのか、それとも魔女を騙る奇人か」

【才能】超高校級のゲーム実況者
【名前】椎名朱里【好感度】4
「嫌いではないぞ、好きでもないが」

【才能】超高校級の忍者
【名前】森近透【好感度】6
「…別に」

【才能】超高校級の羊飼い
【名前】白野原メリィ【好感度】6
「意外と弱そうだよね~」

【才能】超高校級の番台
【名前】能口此花【好感度】11
「一生懸命な子なんじゃない?」

【才能】超高校級のディーラー
【名前】セル・G・ジャックマン【好感度】13
「厄介ごとだけは起こさないでほしいな」

【DEAD】
【才能】超高校級の葬儀屋
【名前】菊野雪路【好感度】9
「天国とはどんな場所なのか…」

【才能】超高校級の鼓笛隊
【名前】ジェシカ・アンバートン【好感度】11
「マイベストフレンドだよ!」

【才能】超高校級の憲兵
【名前】大護霊人【好感度】16
「ま!一緒に居て嫌な奴じゃあねえわな」

【才能】超高校級のバレーボール選手
【名前】鈴上 琴美【好感度】9
「キャーキャーウゼえんだよ」

【才能】超高校級の放送委員
【名前】上山遊【好感度】11
「これからもよろしく頼むメーン!」

【才能】超高校級の露天商
【名前】藤木魔香【好感度】6
「良い才能を持っている…あひゃっ」

【才能】超高校級の天文学者
【名前】愛野海【好感度】12
「お…お姉ちゃんの知り合いなんだって」

【DEAD】
【才能】超高校級の庶務
【名前】諸井 聖奈【好感度】8
「まだ…友達でいてくれる?」

秋の夜長スペシャル(平日)

というわけでちょっとだけ二章も進めちゃいますか?
というより進めてもいいですか?

【モノクマ劇場】

モノクマ「胡蝶の夢って知ってる?」

モノクマ「これは現実なのか、それとも蝶が見てる夢…。うん!分かりにくいね!」

モノクマ「じゃあ今話題のVRで例えてみよう!」

モノクマ「VRを頭に付けるでしょ?外すでしょ?それが現実じゃなかったら?」

モノクマ「それもVRの世界の中なんだよ」

モノクマ「VRのVRのVRのVRの中。無限ループだよ!」

モノクマ「ボク達が見てるのは本当に現実なのかな」

モノクマ「そう考えると夜ちょっと眠れないよね」

モノクマ「ま!ボクは眠れるけどねー」













【CHAPTER2】

星に呪いを (非)日常編













裁判が終わった後。

私は部屋に戻らなかった。
ボーっとしてて、気が付いたら酒場に居た

酒場のソファで一人、ボーっとしてた

強くいなきゃ強くいなきゃって思ってたけど。
私がしてる事は強くもなんともない


有山「…」

大護君を殺そうとした。
諸井ちゃんを殺した


こんな時おにーちゃんならどうしたんだろう

おにーちゃんはこんな状況でもきっと強く振舞えてたはず
私は無理。



このまま皆死んでいくのかな

…私はまた人を殺そうとしないかな
あれがもし大護君じゃなかったら。もしも私が成功していたら


成功していたら…


【酒場に入ってきたのは?】
下2

森近「…」

有山「あ。森近君っ!」

こんな姿人には見せられない。
絶対に見せちゃ駄目

私は。人の前では魔女で魔桜
有山マオは悩んでるけど、きっと魔女の私は強く振舞える

ううん、強く振舞わなきゃダメ


有山「お酒はダメだよー?」

森近「…」

有山「だ…大丈夫!皆で外に出れるから!」

森近「…」

森近君は相変わらず何も答えてくれない
こっちを見てくれるからきっと話は聞いてくれてるんだけど


有山「…」

森近「…」

有山「お腹減ったね!」

森近「…」


けど森近君は何も話してくれない。
会話のレパートリーも無くなっちゃいそうだよ…


【安価】
1マスクを外してとお願いする
2黙っておく
3自由

下2

有山「ねえ。マスク外してよ」

森近「…」

有山「話そう!一緒に仲良くなろっ」

なんだか森近君に大護君を襲ったことがばれている様な気がする
私が何をしたか知っていて。私が実はこんなに弱いのを知ってて…
それを見透かして―――

森近「隠しているという点ではお前も…ではないのか」

聞きなれない声だった。
声の方向を見ると、マスクを外した森近君が居る

今さっきみたいにこっちを見てないけど、森近君が喋ってる?

森近「…怖いなら。怖いで良い」

有山「…え?」

森近「…誰だって死にたくないんだ」

森近「無理に隠そうとするから歪が生まれる」


森近「自分以外には…なれないんだ」


有山「…」

森近君は凄く悲しそうな顔で私にそう言った
…何も返せなかった

有山「隠してなんかないよ?私は元気だよ!」

森近「……そうか」

気が付いたら森近君はマスクを戻してた。
…今はもう何を考えてるかも分かんない

有山「皆で頑張ればきっと外に出れるよ!」

森近「…」

有山「出ようね!」

皆…じゃない。
諸井ちゃんと菊野くんを除いた14人だった


森近「…就寝」

有山「え?帰っちゃうの?おーい!」


もう少し誰かと一緒に居たかったから引き留めて見たけど…
森近君はもう出口の方に立っている


森近「無理はするな」

有山「無理なんてしてないよ」


無理なんてしてない。
そう、無理なんてしてない。これっぽっち寝たらすぐに忘れられる


【7日目】

???「あのね。無理はしない方がいいと思うわ」

???「私は反対しているの。マオちゃんは今回休むべきよ」

目の前に居るのは眼鏡をかけた優しそうな女の人。
…少し誰かに似てるような、そんな気もする


???「殺さなきゃいけないかもしれないの…それはとっても辛い事でしょ?」


有山「けど。けど!お兄ちゃんが頑張ってるんです!私だって!」

???「無理はしてはいけないの。マオちゃんがもし死んでしまえば、ライアン君を迎えてあげるのは誰なの?」

有山「…私は―――です!死にません!」

???「才能はね。時に身を亡ぼすの、桜庭君も。私の―――もね」

???「私達はもう貴重な光をもう失いたくはない」




有山「…夢か」

不思議な夢だった。
あんな人見た事ない。それなのに夢の中の私はあの人の事を取っても信頼してて


有山「…朝ごはん。食べに行かないとなぁ」

けど、何だか体が凄く重たい。
理由は分かってる。あの裁判の後だから怖いんだ

皆の変化が怖くて怖くて…嫌になる


このまま今日は寝て過ごそうかな…

有山「…」

おにーちゃんに会いたかった。
けどもう会っちゃいけない。私は、最低だから


朝からため息が出ちゃうなぁ…



【食堂に行く?】
1行く
2行かない

下2

【1F 宿屋内の食堂】

ドアの向こうに居たのは白野原さんを除いた12人
あとは荒れ果てた食堂。

椅子に縛り付けられた鈴上さん
床には包丁が落ちていた、何となく予想は出来る


ジェシカ「あ!おそーい!お寝坊さんだねー!」

有山「なにがあったの?」

予想は出来るけど、ちゃんと聞いてみないと分からない

ジェシカ「なんかねー!朝からねー。鈴上さんがねー包丁持って白野原さんを追い回して―」

ジェシカ「大変だったのー。うふふっ!」

鈴上「解けよ!!アタシがアイツを殺してやんだよ!!」

大護「落ち着けって!お前も死ぬぞ!」

森近「…敗北」

能口「そうだよ!それに敵だから[ピーーー]って…そんなのアイツの言ってた弱肉強食と変わらないでしょうが!」

セル「朝から騒がしいですね。紅茶も美味しく飲めやしない」

椎名「神経図太いな」


話を聞くからにして、鈴上ちゃんが白野原ちゃんを殺そうとして、誰かに止められたってことかな
…私が大護君にしようとしたことと一緒か

鈴上「…つうかとりあえず離せよ!」

大護「離せねえなー。こりゃ嬢ちゃん時より大変だぜ?」

上山「…っ!」

大護「あ…」

セル「おや?気になる発言ですね、有山さんがこのような状況になったことが?」

上山「ははは!なーにいってんだYO!」

大護君が物凄くバツの悪そうな顔をしている…
上山君は焦りながらもセル君の言葉を遮ってるけど…


セル「貴方は人を殺そうとしたことがあるんですか?」

セル君は私の目を見てそう聞いている。
…体が氷みたいに冷たくなって動かない。何だか物凄い重いものが体に乗っかってるような…

セル「あるみたいですね」

ジェシカ「わー!未遂者だー!」

歌川「おい。大護、少し話を聞きたいから外に出れるか?」

大護「…お…おう」

森近「…」

能口「え?え?どういうこと?」

さっきまで煩かった鈴上さんまで黙って私を見てる。
…やっぱり罰が当たったんだ

上山「あー!腹が減った!!」

椎名「現状何かあったって言うのを知っているのは大護上山、有山の3人か」

上山「あー!美味しめの何かがくいてーなー!」

ジェシカ「ねえねえ!どうやって殺そうとしたのー?聞きたーい」

上山「よーし!じゃあ今から俺が張り切って!!歌っちゃうぞ!!HEY!」

上山君が痛々しい。
…けど、多分もうこれは逃げれる雰囲気じゃない


有山「あ…わ…私ね。」


藤木「そんな事今気にして何になるんだい?それより全員揃ったんだ。話を戻そうじゃないか」

藤木「止めれたんだ。それでいいじゃないか」

セル「おや?人殺しをしようとした人物を庇おうなんて…」

藤木「それはお前もさ…アヒャッ。それに今問題なのは白野原を標的にした鈴上だ」

鈴上「あ!?有山も人殺し未遂者なんだったらもっと追求しろよ!!アタシだけなんて不平等だ!!」

藤木「そうかい。平等を謳うなら今ここで平等に罰を下そう、何が良いかなぁ…あひゃひゃっ」

九条「ちょうどキッチンに乾燥したパスタの麺が置いてあったからそれを爪の間に刺していくのはどうかな?爪の間にする拷問は古来からあったらしいしね」

愛野「血を吸って中でふやけて取り出すときは…」

藤木「じゃあ今拘束されていてやりやすい鈴上から―――」


鈴上「あああ!!わーった!!もう有山の話はやめよう!な!!」


九条「あとで藤木さんにお礼を言わないとね」

近くに居た九条君が私にそっと耳打ちをした…
不気味なだけな怪しい人だと思ってたけどそうじゃなかったんだ…

藤木「大護と歌川が居ない状態で話を進めるのもあれだけど…電子生徒手帳の地図は見たかい?」

愛野「ああ。二階に行けるようになってたね」

椎名「なるほどな、誰かが死ぬ度に出口に近づくシステムか」

セル「なら定数が死ねば外に出れると」

能口「物騒な事言わないでくれるかな!」

藤木「これは後でモノクマに要確認と」

九条「二階には何があるのかな?」

愛野「あ。僕覚えてるよ。プラネタリウムに雑貨屋に後は本屋さん」

九条「これはまた探索しないといけないね」

能口「あの二人が戻ってからペアを決めるって形で回ろうか」

上山「鈴上の監視は?」

森近「…挙手」

ジェシカ「ジェシカと組みたい人この指止まれー!」


【誰とペアを組む?】

下2

では今日はここまでで!
明日は探索からしていきましょう!

セルの口のうまさに対抗できるのは藤木だけかもしれませんね…

では!お付き合いありがとうございました!

更新良いですか?

能口「んじゃ、マオちゃん、一緒に行こうか」

有山「え?…でも」

私が殺人未遂を起こしたって聞いて、能口さんが驚いた顔をしたのをちゃんと見た
それなのにどうして…

能口「え?ああ。だって言われてみれば未遂なわけだし、それにマオちゃんは裁判では大活躍だったじゃない」

能口「一時の木の迷いなんて誰にでもあるのよ、それをウジウジ引っ張っててもしゃーないでしょ」

有山「私まだ何も言ってないよ?」

能口「あ。そうだったわ。でも顔がそんな風に言ってたから…。うそ、違った?」

有山「違うくない…けど」

能口「番台だからって舐めてもらっちゃあ困るね」

裁判では大活躍…か。うん。褒めてもらってるんだけど
…なんか、嬉しくない。ううん。決して能口さんが悪いとかじゃなくて

能口「まだなんか言いたいことある?」

有山「え?」

能口「かーお!。マオちゃんビックリするほど顔に出てるよ?顔が喋ってるよ?」

有山「…じゃあこうする」

能口「あははっ!どうしてそんなにしゃくれる必要があるの?」

有山「きょのひょうがひょうひょうわかりにくふぃから」

能口「うん。表情は分かりにくいけど…、バカにしか見えないよ?」

有山「ばかひゃないよ!」

能口「アゴ戻しなよ。みっともないな」

…ポーカーフェイスを会得したかもしれない

【どこから回る?】
1本屋
2雑貨屋
3プラネタリウム


下2

【2F 本屋】

有山「―――わぁっ!」

能口「あ。あからさまに元気になってるけど…なにそれ?」

こんな所にあったんだ!『世界の秘薬図鑑!猿でも作れるホムンクルス』
しかも初版!!付録まで付いてる!!

有山「能口さん!あのね!能口さんの子供を作るから!血と唾液とあと―――を」

能口「え!?な…なに?目をキラキラさせながら何言ってんの!?」

有山「すごい…付録の誰が使ったか分からないフラスコとメスシリンダー…あと、使い古した注射器まで!!」

能口「医療ミス。もうそれは医療ミスにつながるから!!」

有山「見て!ほら!!」

有山「メーフィー3分暗黒クッキングのコーナもある!」

能口「め…メーフィー?ええっと…キューピーじゃなくて?」

有山「メーフィーはメフィストフェレスだよ?」

能口「お料理なら私が教えてあげるから!ダメだよ!」

有山「…すごーい」

能口「コラッ!置いて来なさい!そんな危ないの!」

有山「やだっ!初版は持って帰るの!!」

能口「こっちにしなこっちに!」

有山「そんな本魔術書じゃない!!!」


…あとでこっそり取りに来よう

【どこから回る?】
1雑貨屋
2プラネタリウム

下2

【2F プラネタリウム】

映画館みたいなドアを開けると、円形の座席に真ん中にある大きな機械。
真っ黒な天井。プラネタリウムなんて来た事ないなぁ

能口「初めてだよ!こんな所」

有山「私も初めて!ここで星が見れるんだよね?」

能口「多分ね。あー…あの機械かな?」

有山「え!能口さん!ちょっとつけてみてよっ」

能口「あー。分かったちょっと待ってて」

―――タタッ

―――パチッ
――――ファァッ

有山「わああああ…」

能口「きれいだねえ…」

能口さんがスイッチを入れると天井一面に色んな星が…
こんなきれいな星空。初めてだよ

嫌な事も何だか少し忘れられるし…


有山「――――夜空の星々!漆黒の―――」

能口「コラァァァァッ!!!なんでその本持ってきたの!?置いて来なさいっていったでしょうが!!」

有山「死者の―――」

能口「ストーップ!!止め止め!!」


…今度愛野君と試しに来よう

【2F 雑貨屋】

能口「うん。可愛らしい」

有山「見て!見て!クマー!」

モノクマ「呼んだ?」

能口「帰って」

モノクマ「…はい」

――シュンッ

この雑貨屋さんはピンク一色で少し目に痛い
だけど、雑貨は可愛いのばっかりで、可愛い小物とかぬいぐるみとかが沢山

ちょっと出てきたモノクマとかはもうどうでもいい

能口「そのクマ持って帰る?」

有山「でも…売り物だし…お金ないし…」

能口「それくらいはいいんじゃない。それに大事に持ってるその本もお金払ってないでしょ」

有山「あ…またやっちゃった」

能口「また…って。前もあるの?」

有山「お店が一件潰れるほどに…てへへ」

能口「こりゃマオちゃんのお兄さんは大変だ」

有山「でもお兄ちゃんも酔っぱらってお店一見潰しかけて、お母さんに制圧されてたから…」

能口「ちょっと待ちな、マオちゃんのお兄さんはムエタイ選手だったよね?それを制圧するお母さんって…」

有山「怒ると怖いの」

【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【2F プラネタリウム】

愛野「この星がね。こうなって―――」

上山「流石は天文学者だな。何言ってるかさっぱり分かんねえYO」

愛野「ええっ。これは簡単だと思うんだけど…」

愛野「因みに上山君。太陽系の星々は言える?」

上山「水金地火木土天海SAY!HO!」

愛野「セイ!フォウ!ってなに?」

上山「お…おい。ボケじゃねえか。そんなまともな顔して俺を見んじゃねえ!!」

愛野「ちょっと探してみようか。そんな名前の星があるかどうか」

上山「いや!ねえよ!!」

愛野「どうしてないと言い切れるの?あるかもしれないでしょ?」

上山「いや…」

愛野「それにもしなかったとすれば新しい星にそんな名前を付ければいいんだよ」

上山「そこまで…しなくても…」

愛野「上山銀河も夢じゃないかも!!」

上山「お…おい?お…落ち着けメーン?」

愛野「アハハッ!面白くなってきたね!」


何だか二人して楽しそうだけど…


【安価】
1そんな二人はおいといてさっきの魔術の続きをしよう
2自分の星も探してもらおう
3自由

下2

有山「ねえ!何してるの?面白そうだね」

愛野「いや、あのね。今から未知の星を探そうかって話をしてて」

上山「変なスイッチを入れちまったみたいだ」

未知の星…か。
でも確かにそうだよね、空に星は沢山あるんだから、きっとまだ分からない星もあるはず
その中の星が自分の物になるのは素敵だなぁ

愛野「ねえ。あの星とかはどう?」

上山「新種か?」

愛野「ううん。名前はもうついてるけど、ここじゃそんなの関係ないでしょ?」

上山「え?」

愛野「だって僕達以外に人は居ないし、皆どうせそんなに星の名前も知らないだろうしね」

愛野「だったらここで自分の星を作って、落ち込んだ時はここにきて星を見て自分をちょっと癒す…」

愛野「…ってどうかなって」

上山「な…なんか愛野…健気だな?」

愛野「お姉ちゃんとよくしてたんだ。よく友達とケンカして落ち込んでたから」

上山「お姉ちゃんってどんな人なんだ?」

愛野「民家にロケット花火を打ち込むような人だよ?」

…あ。それ一緒にやったの私だ

上山「超高校級って…頭キテるやつがおおいのな…」


【安価】
1私の星は…あ。あの大きいのにしよう
2皆兄弟が居るから兄弟の話に変えよう
3自由

下2

有山「じゃああれ!私あのスッゴイ大きいのが良い!」

愛野「あ。あれ太陽」

有山「けど、顔着いてないよ?」

愛野「確かにちょっと距離は離れてるけど、あれは太陽だよ?で。惑星に顔は無いんだ」

有山「え。花王…」

上山「うん。そうだな、んー。ありゃウソの月だメーン」

有山「ほら。この本!」

愛野「うん。太陽にそんな禍々しい顔が付いてたら怖いでしょ?」

有山「…なんかがっかり」

愛野「けど。そう言う風にでも星に興味を持ってもらえたらうれしいな」

愛野「良かったら、たくさん星の事教えるよ?」

有山「ほんとに!?」

上山「お。良かったじゃねえか」

有山「じゃあ今晩カセットコンロとお鍋もってここに―――」

上山「俺と歌川も来るわ」

愛野「うん。そうしてくれると僕助かる」

【愛野の好感度が3上がりました】
【上山の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【2F 雑貨屋】

藤木「いやあ。悪いねえ、わざわざついて来てもらって」

森近「…」

雑貨屋さんを覗くとそこに居るのは藤木ちゃんと森近君
…なにしてるんだろ

藤木「良い。良いね。良いよぉ…あひゃひゃっ」

森近「…何が」

藤木「見てみなよ。この商品なんて1つで万は行くよ」

森近「…ミニチュア」

藤木「一目見て分からないのかい?この細かなディティール。製作者のこだわり」

藤木「こんな品物があちこちに置いてある…」

森近「…そうなのか」

藤木「ここは天国さ。本当に天国に行っちまうかもしれないけどねえ」

森近「…大丈夫」

森近「…俺は」

藤木「あひゃっ。そこは守ってやるとか言わないのかい?」

森近「…興味がない」

藤木「フラれちまったかい?あひゃひゃっ」

よく分かんないけどショッピングかな?
楽しそうには見えないんだけど…

【安価】
1藤木とショッピングする
2何が一番高価なのか聞いてみる
3自由

下2

有山「藤木ちゃーん!何見てるの?」

藤木「…いや、特に何かを見てるってわけじゃ」

有山「えー。そのネックレスよりこっちの方が可愛いよ?あ!この髪留めもいいかも!」

なんだ。やっぱり藤木ちゃんも女の子だね
楽しそうに見えなかったのは、悩んでたからか。なるほどねー


藤木「え…いや…その…」

有山「んー…でも服の色がなー」

有山「はい。じゃあこれ付けて見て」

藤木「…いや…うーん…」

有山「やーだー!かわいいっ!!」

藤木「あひゃっ…」

藤木ちゃんスレンダーでかわいいと思ってたから、こういう風にかわいくできて満足だ。
あとは―――

森近「…それは?」

有山「あっちのコーナーにあったの!男がよりついて離れないお守りだって!」

藤木「…どっかの落石じゃなくてかい?」

有山「これ!首にぶら下げるね!」

―――ズンッ

藤木「…っ!!」

森近「…首。取れそうだぞ」


【安価】
1次は森近君を可愛くしよう
2森近君にもなんかいいお守りつけてあげよう
3自由

下2

有山「次は森近君ね!」

森近「――――!?」

有山「藤木ちゃんも手伝ってー」

藤木「そんな事より…首が…」

有山「大丈夫だよ!取れても可愛い!」

森近君はなんか色がワンパターンで可愛くない
まずはあの口の布からだなぁ

森近「…寄るな」

森近「…おい。藤木」

藤木「死なばもろとも。可愛くなってもらおうじゃないか。アヒャッ」

森近「――――!!!!」


―――――――――――――――
―――――――――――
―――――――

森近「…」

有山「みんな見て―!おしゃれにしてきたの!」

歌川「おい。かなりぐったりしてるが何をしたんだマオちゃん」

歌川「あとその口についてる女性下着みたいな布きれは何だ、森近に何をしている」

有山「可愛くオシャレになってるでしょ?」

藤木「…あひゃっ」

歌川「って!貴様藤木か!元の形をとどめてないからもう誰か分からなかったじゃないか」

藤木「可愛くなったろ?あひゃひゃっ」

歌川「ああ。あとは黙っていれば完璧だ」


【藤木の好感度が5上がりました】
【森近の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【1F 酒場】

歌川「で。どうしてここに呼ばれたか分かるか」

大護「…いやぁ。すまんな」

なんか歌川君はピリピリしてるし、大護君はバツの悪い顔してるし…
…何があったんだろう

歌川「分かるか?」

有山「…ホムンクルス作り出そうとしてごめんなさい」

歌川「うん。それはもう由々しき事態だ。とりあえずどうやって作ろうとしたか説明してくれるか?」

有山「この本に―――」

歌川「これは没収だ。なんだ使い古された注射器って、もうそれは事故でしかない、でも俺が怒っているのはそう言うことではない」

歌川「怒ってるか怒ってないかで言われると比較的怒ってないかもしれないが、これは問題だ」

大護「いやぁ」

歌川「いくらなんでも殺人未遂は少しマズいのではないかということだ」

有山「…え」

大護「この顔で追及されたら…な?」

歌川「変なフォローを入れるな、で。ここをきっちりさせておこう」

歌川「何故その想いに至って、何故大護を狙って、今後再発の恐れはないのか」

歌川「場合によってはマオちゃんを拘束することになる」

大護「いや…その…そりゃあやり過ぎじゃないか?俺生きてるしよお」

歌川「もしでは狙われたのが愛野や藤木だったらどうする。マオちゃんが殺人に成功していたら?」

有山「……」

【安価】
1動機で気が動転していたという
2謝る
3自由

下2

有山「…ごめんなさい」

大護君の事はずっと私も心残りだった
…歌川君が怒っちゃうのも…分かる…

歌川「で?」

有山「…え?」

歌川「別に俺は謝罪が聞きたいのではない、そんなのは二人でやってくれ」

歌川「俺が聞きたいのは、これから如何なる事があっても同じような事を繰り返さないかということだ」

うん。って言えない。
もし、もしまたあんなことが起これば…

歌川「どうなんだ?」

有山「……」

大護「おい!詰め過ぎだっての!」

歌川「何も詰めてはいない、聞いているだけだ」

大護「嬢ちゃんも帰っていいぞ?もう済んだ話なんだからよ!」

歌川「また始まる話かもしれないだろう!」

もしあんなことがあれば、きっと私はまたやってしまうかもしれない
…考えて出た結果はこれだ

有山「…――――」

【安価】
1もうそんな事はしないと嘘をつく
2正直な気持ちを言う
3自由

下2

有山「わかんない」

有山「もしも、もう一回あんな状況になっちゃえば…」

有山「おんなじこと…しちゃうかもしんない」

嘘はつきたくなかった
…きっと怒られちゃうけど、けどそれでも嫌だった

嘘ついたら、きっともっとしんどくなっちゃう
ちゃんとホントの事言っとかないと

歌川「…」

大護「…」

有山「ごめん。けど…私。わかんない」

歌川「そうか。マオちゃん」

歌川「嘘をついていないと言う点では評価できるが…」

有山「拘束していいよ」

大護「だってよ。んじゃあ気のすむまで拘束―――」

歌川「やっぱりそれは良くない、何か別の方法を考えておく」

歌川「それまでは殺すな」

大護「だーってよ!助かったな!」

歌川「…助けてなんていない!俺は倫理観に則った方法を模索しているだけで」

有山「…ありがと」

【歌川の好感度が5上がりました】
【大護の好感度が5上がりました】

今日はここまでです!
短いですがお付き合いありがとうございました!

次回は大護と歌川の通信簿から再開となります!

ではお待ちください!

今日は夜更新します!!

昨日?え?なんですかそれ?

更新良いですか?

【歌川:通信簿1】

有山「あ。歌川君だ」

食堂に行ってみると、歌川君が難しそうな顔をして本を読んでいる
…赤ペンを持ってるからお勉強中?

歌川「…う…が…がう…」

一人で何ぶつぶつ言ってるんだろう…
何か召喚でもするつもりなのかな?


歌川「違う!!!違い過ぎる!!!なんだ!この本はもう本じゃあない!!!」

有山「う…うひゃっ!?」

歌川「あ…ああ。居たのか。驚かせてすまない」

有山「え…何で怒ったの?」

歌川「いや。この本は間違っている箇所や表現が多すぎてな、これなら俺が小説を書いた方が早い」

歌川君が手に持ってる本。よく見ると白いページが赤一色に染まっている
…これ全部歌川君が?

歌川「今すぐ作者を呼んで引っぱたいてやりたい気分だ」

歌川「そして正しい表現技法を一から叩き込んでやる!」

有山「…へ…へぇ」

何だか気が立ってるみたいで怖いから今日は帰ろうっと

【歌川の通信簿:1/5】

【大護:通信簿1】

屋内庭園に行ってみると大護君が一人で
……って。何で上半身裸なんだろう、蜂に刺されるよ?…って蜂居ないけど

大護「…!」

有山「何してるの?」

大護「んあ?体鍛えてんだ。体資本の才能だからな!」

有山「何で上半身裸なの?趣味?」

大護「がははっ!んなわけねえだろ!汗かくからだよ!汗!」

有山「…洗濯すればいいのに」

大護「いやあ。どうも洗濯とか家事とかは苦手でよぉ…いや?出来るんだぜ?」

なるほどなぁ。めんどくさがりさんか
…きっといいお嫁さんにはなれないな

大護「ん?どしたよ、その顔」

有山「嫁の貰い手…なくなっちゃうよ?」

大護「んじゃあ婿に行くから大丈夫だわな」

有山「あ…そっか!じゃあ私も婿に―――」

大護「いや。嬢ちゃんは無理だ」

有山「なんで?意外と強いよ?」

大護「いや…なんつうんだ?性別的に…っつうの?」

有山「じゃあ男になれる薬を作れば安心だね!」

大護「…やめとけよ?」

【大護の通信簿:1/5】

【8日目】

鈴上「…白野原の奴だけ居ねえのか」

セル「そうみたいですね、というよりそれが普通の対応では?」

椎名「命を狙われているわけだからな」

今日もいつもの朝だけど、白野原さんが居ない
三人が食堂に居ないだけなのに、物凄く広く感じる

セル「実はもう殺されていたりして」

愛野「こ…怖い事言わないでよお!」

藤木「あひゃっ!推理小説ではお決まりのパターンだね」

歌川「ありがち過ぎて面白くない、それにこういう時の犯人は大抵―――」

鈴上「見てんじゃねえよ!まだ殺してねえわ!」

九条「殺人の予定はあると言うことらしいね」

何だか話題が物騒だな…
けど、皆がいつもの調子なのは少し安心なのかもしれない
いつも通りってこんなにありがたい事なんだって思う


能口「ほらほら!さっさとご飯食べる!そんな物騒な話してるとご飯が不味くなるよ!」

ジェシカ「おかわりー」


【自由時間開始!!】:残り回数6

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【2F 広場】

ジェシカ「んー!持ってきたよー!」

白野原「わぁ~。嬉しいな~。ありがとうね~」

ジェシカ「鈍器とー。刺す感じの凶器とー。肥料たち!」

白野原「んー…けどこの包丁。ちゃんと刺せるのかな~?」

ジェシカ「わっかんない!試す?」

白野原「あ!それだね~」

ジェシカ「誰で試す~?」

白野原「男の子…ううん。女の子が良いな~」

ジェシカ「ジェシカは抜きだから―。メリィちゃんで試すね!うふふっ」

白野原「ん~…腕ならいいけど~。でも痛いのは嫌かな~」

ジェシカ「おっけー!じゃあ別の子にしよう!」

な…何だかマズい雰囲気なのが分かる…
包丁を片手にジェシカちゃんは笑ってるし、白野原さんは何か考え込んでるし…


白野原「やっぱり私にする~?ちょっと切るくらいなら~」

ジェシカ「おっけー!」

いやいやいや!おっけーじゃないよ!

【安価】
1全力で止める
2とりあえず話に合流する
3自由

下2

有山「ふ…二人とも何してるの?」

ここは無理に止めちゃ何だか危険な気がする…
そうだ。だったら気をそらさせよう!凶器から


ジェシカ「殺人会議ー?」

白野原「あ。バラしちゃ駄目だよ~」

有山「…何それ?」

白野原「人を殺さないとお外に出れないから~。色々と…ね?」

ジェシカ「マオちゃんもするー?」

有山「し…しないよ!危ないもん!それにいけない事だよ!」

ジェシカ「あ。そっか!マオちゃん失敗したんだもんねー!おっけー」

白野原「うふふ。だっさ~い」

有山「あ…あれは…」

白野原「次の動機が出たら…もしかしたらマオちゃん復讐されて殺されるかも…」

ジェシカ「先手必勝!」

有山「それって…大護君を…」

白野原「出来るよね。お・く・す・り…あるもんね~」

ジェシカ「よっ!毒殺女王!うふふっ!かっこいー!」


【安価】
1怒る
2ぐっとこらえる
3自由
下2

有山「…そんな事の為に、魔女になったわけじゃない」

白野原「怒ってる~?」

ジェシカ「マオちゃんは優しいから怒らないよ!うふふっ」

怒ってるよ。怒ってるけど我慢してる
…だって、殺そうとしたのは事実だし

白野原「ま。いいや。食べられないように気を付けてね~」

ジェシカ「ガオー!」

有山「やめてよ…」

白野原「そうだ。一緒に協力して殺さない?」

ジェシカ「お薬お薬!うふふっ!」

有山「……しない」

ジェシカ「ノリわるーい!」

白野原「友達無くしちゃうよ~?」

有山「友達の事殺したくないから。大護君も大事な友達」

白野原「友達殺そうとしたんだ~。こわ~い」

ジェシカ「つ…次はジェシカ!?キャアアアア!」


有山「…ごめん。帰るね」

もうここに居たくないし、今はジェシカちゃんとも話してたくない


【ジェシカの好感度が3上がりました】
【白野原の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数5

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

能口「ほら!お待たせいたしました!お紅茶ですわよ!」

セル「なんですか?その口のきき方」

能口「人を召使いか何かと勘違いしてない?」

セル「私はお願いしただけじゃないですか」

能口「あんだけ人に圧かけてきて、あれがお願いだって?」

セル「しかもこれミルクティーではありませんし」

能口「…はい!牛乳!!」

セル「はぁ…そう言う細やかさが」

能口「何!?文句言うんだったら私が飲むから飲まなくていいよ!」

セル「誰も飲まないとは言ってないじゃないですか」

能口「じゃあ文句言わずに飲みなさいよ」

セル「文句は言いますよ。マズいものはマズいじゃないですか」

能口「じゃあ飲まなくて結構!」

セル「けど出された物は頂くのがマナーですので」

能口「それだけ言っといてマナーもクソもないよ!」

何だか二人が喧嘩してる?
セル君はいつも通りだけど…


【安価】
1自分も紅茶を飲む
2とりあえずセルの横に座る
3自由

下2

有山「あ!能口さーん!私も紅茶飲みたい」

能口「はいはい、今淹れるからね、座って待ってて」

有山「わー!ありがとう!すっごく嬉しい!」

能口「どっかの誰かさんもこういう風だと嬉しいんだけどね!」

セル「誰の事ですか?」

能口さんが凄い顔でセル君を見てる…
この中で紅茶を飲めるってすごい。

有山「…」

セル「お顔が優れませんが」

有山「ふぇ?」

セル「なにかありましたか?表情が曇っていますが」

あ…さっきのジェシカちゃんたちの事かな…
ってもしかしてセル君私の事心配してくれてる?

なんだ!良い人じゃん!腹黒いだけの外人かと思ってたよ!


有山「あ。えっと」

セル「話くらいなら聞きますよ?」

有山「えーっとね」


【安価】
1さっきの事を話す
2話さない
3自由

下2

有山「能口さんが来てから話すね」

セル「…はぁ」

―――――
――――


有山「―――ってことがあったんだ」

セル「つまりあの二人が殺人を画策していると」

能口「穏やかな話ではないね」

セル「止めてきてください」

能口「ま…まあ。そうしなきゃなんないわけだけど。アンタは何してるのよ」

セル「紅茶を飲んで無事をお祈りしておきます」

能口「それって意味ある?」

セル「無いです」

能口さんが動いてくれるのは頼もしいな
うん!これなら殺人も起こらないよね!

セル「まあ。頑張ってください」

能口「はぁ…」

有山「頑張ってね!!」

能口「どーしてこんなそんな役回りに…トホホ」


【能口の好感度が3上がりました】
【セルの好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数4

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

鈴上「お前…起きてんのか寝てんのか分かんねえな」

椎名「…起きているぞ」

鈴上「んじゃあアイマスク取れや」

椎名「見てみろ。この可愛いアイマスクを。これをしていればお目目がパッチリしているように見えるだろう」

鈴上「見えないぞ」

椎名「実はこれが目なのだ」

鈴上「うそこけや!」


―――ビイインッ


椎名「痛い痛い痛い!!伸ばすな!無理にアイマスクを引っ張るな!!」

鈴上「アイマスクっつってんじゃねえか!」

椎名「ほら。ゴムが伸びたではないか」

鈴上「しらねえよ」

椎名「あーあ。あーあ。」

鈴上「うっせえな!」

椎名「僕!アイマスク!すっごく悲しい!」

鈴上「アイマスクのどこに口が付いてんだよ!あとお前の裏声が異常に気持ち悪い」

椎名「主に裏面」

鈴上「気持ちわるっ!」


【安価】
1アイマスクを改造(なお)してあげる
2鈴上さんを怒る
3自由

下2

有山「ふふん。そのアイマスク!治してあげる!」

鈴上「ほら。なんかもう厄介通り越して危ないのが来たぞ」

椎名「だが、謎の薬を量産できることを考えると、もしかしたら手先は器用なのかもしれないと思う」

鈴上「アタシしんねーぞ」

有山「ふっふっふっふ!!」

――――――――――――――
―――――――――――
――――――――

有山「ほら出来た!」

椎名「……」

鈴上「もうこうなったら魔女っつうより錬金術師だな」

目を覆うだけじゃリラックスできないかもだからちょっと布を足して作ってみたの!
それに口を覆う部分には意地でも三日は眠れる薬が入ってるから安眠も出来る!

椎名「アイマスクがデスマスクに…」

鈴上「つか、この口の部分の布どっから持ってきた…。どっかで見た事…」

有山「喚き散らして森近君からもらってきた」

鈴上「返してこい。アイツそれないと部屋に引きこもるぞ」

椎名「…」

鈴上「おい!椎名がガチへこみしてんじゃねえか!どうすんだよ!バカ!!」


【安価】
1鈴上に森近の口布を返してきてもらう
2鈴上に椎名のデスマスクを治してもらう
3自由

下2


椎名「…」

有山「だ…大丈夫だよ!口布無くなったし元通りだよ!」

椎名「ゴムが無いんだが…」

有山「…取っちゃった」

椎名「…」

椎名ちゃんの元気がない
…また私失敗しちゃった

椎名「ま。予備はきちんとあるんだがな」

有山「え!?」

有山「けど元気なかったじゃん!」

椎名「今の今まで忘れてたのと、ちょっとお前らの反応が面白かったからだ」

有山「えぇ…」


鈴上「おい!有山!!森近が倒れた!!」

有山「ああ!!薬抜くの忘れてた!!!」

鈴上「バカが!!!死ね!!!」

有山「な…治してくるね!!!」

取りあえずタバスコか何かを粘膜に塗って起こそう!
おにーちゃんにもよくしてたし!

【椎名の好感度が3上がりました】
【鈴上の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【2F 本屋】

九条「この本は…貴重だね」

愛野「へぇ。そうなんだ」

九条「愛野君も本を?」

愛野「うん。部屋で読めるような本をと思って」

愛野君と九条君が夥しい程の本を持ってる
あんなの…。いや、あれくらいなら私も読んでるや

九条「でもここはいろんな本が置いてあるね」

愛野「だね、貴重な本ばっかり」

…って!この前歌川君に魔術書没収されたばっかりだった
何とかして取り返さないと

同じような本ないかな…


愛野「…ねえ。有山さんがさっきから邪気を放ちながらこっち見てるよ」

九条「何か探してるんじゃないかな?」

愛野「あんな遠目から?」

九条「ちょっと変わってる子だから」

…なんか二人がこっち見て話してる
なんだろう?今日も可愛いって話かな?


【安価】
1魔術書がどこかに置いてないか聞く
2二人がどんな本を持ってるのか見る
3自由

下2

有山「ねえねえ。二人は何の本読むの?」

愛野「僕はこれかな」

有山「世界の星空の写真集…とか。うん、なんか難しいね」

他にも神話集とか
宇宙関連の本とか、惑星論?なにそれ?

…愛野君って難しい本好きなんだね

有山「九条君は?」

九条「僕はこれ」

古代文字の解読方法?ピラミッドの作り方?
…なんか難しそう、って漫画もある。何の漫画だろう

有山「凸と凸。男同士のチャンバラ大会」

九条「凹と凹。女同士の花爛漫もあるよ」

愛野「うわわっ!!裸で!」

九条「面白いけど、見るかい?」

愛野「え…ええっ…」

九条「僕は是非愛野君と見たいな。二人で」

愛野「う…うわああっ!!」

…面白いのかな…これって


【安価】
1男同士の方を借りてみる
2女同士の方を借りてみる
3借りない
4自由

下2

有山「九条君のオススメは?」

九条「そうだね。あ。こういうのはどうかな?」

有山「淫らな雄犬に堕ちた部長。過激な―――生活!?」

九条「凄い…イイよ」

愛野「こ…怖いよおおおお!!」

九条「とりあえず良かったら読んでみてよ」

有山「あ…ありがとう」

表紙からしてもう人には見せられない…
だって、――が――して――を握って


愛野「真っ赤だよ?顔」

有山「み…見るの初めてだから」

愛野「…あ。ごめん…」

九条「お兄さんが居るからてっきり…」

有山「…」

愛野「ねえ。有山さんが沸騰しそうだよ!?」

お…おにーちゃんと最後にお風呂入ったのって…いつだっけ
って!何思い出そうとしてるんだろ!!

【愛野の好感度が3上がりました】
【九条の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

気になる組み合わせが出たところで今日はここまで!
明日は金曜日!そう!期待しててもいいのよ!大量更新を!!

因みにですがもう2章入った時点からフラグは乱立してますので!お気を付けを

では皆様お付き合いありがとうございました!

今夜は寝かさねえぜ(大嘘)

更新良いですか?

【1F 宿屋内の食堂】

歌川「分かってるのか?君のしている事はクズだ。いいや、ゴミだ。いやもうそれ以下だ」

白野原「酷いな~。メリィは自然のルールに則ってるだけなのに~」

歌川「俺達は野生動物ではない、人間だ。人間と動物は違うんだ、分かるか?」

白野原「人間だって~動物でしょ~。ううん、いっちばんずる賢い野生動物だよ~」

白野原「自分のために誰かを蹴落として、自分のために誰かを食べて」

歌川「そんな事は――― 白野原「あるでしょ~?じゃあ前回の裁判はいったい誰に投票したのかな~?」

歌川「っ…」

白野原「死刑のボタンを押したのは。み~んないっしょ」

白野原「なのに…なのにどうして私を責めれるのかな~?」

歌川「そ…それはだな!」

白野原「自分が正しいと思ってるから?」

白野原「みんな自分が正しいと思う考えの上でそうしたんだよね~?」

白野原「なら…メリィといっしょじゃ~ん」


歌川「……!」

白野原「他に何かある~?無いよね~?」

歌川「…貴様っ!」

【安価】
1とりあえず歌川に加勢
2白野原を宥める
3自由

下2

有山「お…おかしいのは白野原ちゃんでしょ!!」

白野原「え?」

有山「だ…だって!諸井ちゃんが死んだのは!!諸井ちゃんが死んだのは!!」

歌川「お!おい!マオちゃん!おちつけ!!」

もう我慢できない。
さっきの事と言い、今の事といいい。酷過ぎるよ。どうしてそんな事が言えるの?
ダメだってわかってるけど。体が勝手に―――


―――バチインッ

――バタンッ

気が付いたら私の手のひらが白野原ちゃんのほっぺたに吸い込まれて
凄い音を鳴らして、白野原ちゃんは椅子から転げ落ちた

けど。気が済まなかった。

歌川「マオちゃん!しっかりしろ!!こんなことしても!!!」

有山「もうやだ!!離して!!!」

歌川「マオちゃん!!マオちゃん!!」

こんなに体が熱くて勝手に動くのに、どこかで冷静にそれを見ている自分が居る
…酷く冷めているのに行動だけはそうじゃなくて

有山「悪いのは!!全部アンタじゃん!!!」

【安価】
1気が付いたら足が
2気が付いたら机の上に置いてあったフォークを手に
3歌川にビンタされた
4自由

下2

有山「―――ッ!」

有山「――このっ!!!!」

――――バチンッ

有山「…いたッ」

歌川「落ち着け!!!冷静になれと言っているのが分からないのか!!」

ほっぺたがジンジン熱い
けどそのおかげで、熱かった体がだんだんと冷えて来て力が抜けて来た

歌川「あ…。」

へたり込む私、自分の手のひらを見つめたまま動かない歌川君
白野原さんも地面に突っ伏したまま動かない

有山「…」

なんだか急にツウッと涙が出て来た
そんなに痛くもないのに、何故か急に


歌川「あ…ご…ごめ―――」

有山「へへっ!ご…ごめんねっ!ありがとっ!!」

―――ダッ

何だかいてもたってもいられなくなって、二人を残して食堂から逃げちゃった
…もう…ほんと、何やってんだろう私。

バカだなぁ

【歌川の好感度が1あがりました】
【白野原の好感度が上がりませんでした】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【1F 広場】

とりあえず走ってここまで来たけど…
どこに行こう。部屋に帰ればよかったのに外に出てきちゃった

大護「お!嬢ちゃん!なーにしてんだ?」

藤木「…聞くのは野暮ってもんじゃないかねぇ…ヒヒッ」

大護「…野暮?ウンコでもしてたのか?」

藤木「…はぁ」

藤木ちゃんは私の目を見てニヤッと笑っている。多分何があったかバレちゃってるみたい
大護君は相変わらず凄い豪快だ。気づいてないと思う


有山「なんでもないよ」

大護「なんもしてねえってよ」

藤木「の割には…」

藤木ちゃんは自分のほっぺたを指さしてにやりと笑う
…頬っぺたに何かついてる?あ…。赤くなってるんだ

大護「おたふく風邪かぁ?おいおい。ここには医者は居ねえぞ」

藤木「…ひひっ」

藤木ちゃん…意外と目が良いんだな


【安価】
1藤木にどうしてそこまで気にかけてくれるか聞く
2適当にごまかして話を続ける
3さっき会ったことを話す
4自由

下2

有山「あ…あはは。よく見てるんだね」

藤木「目利きが命ってところもあるからねぇ…ヒヒッ」

有山「でもなんでそこまで気にかけてくれるの?この前の朝もほら…」

藤木「あひゃっ。勘違いするな?君に興味があるのではなく君が作り出す商品に興味があるだけさっ。あひゃっ」

大護「んまあ。時々だけど役に立つもんな!魔女の薬」

藤木「きっと外に出て売り出せば大儲けさぁ…。それまで死んでもらっちゃあ困る」

えっと、つまりは藤木ちゃんは私じゃなくて私の作る薬に興味があって
でもそれを作れるのは私だけだから、だから私を守らないといけなくて
っていうことは私自体はどーでもよくて…

あれ?なんかショックだぞ

大護「で?何で顔腫れてんだ?」

有山「あ…え…えっと。親知らずが急に爆発しちゃって!」

大護「大参事じゃねえか!」

藤木「…是非ともそれに効く薬を調合してみてほしいんだが…」

有山「え…簡単だけど」

大護「もう親知らず生やしちまえ!」

有山「歯を止めどなく生やすこともできるけど…」

よし!ここは藤木ちゃんへのお礼も兼ねて、お薬作ってみるか

【安価】
1レシピを教えながら作る
2普通に作るところを見せる
3自由

下2

―――――――――――
―――――――――
――――

大護「お。帰ってきた、って何だあの量の草」

藤木「…虫もいるようだねぇ」

取りあえず腫れが引く薬を作ればよかったはず
何となくここら辺の草使っとけばいい感じに治る気がする!

有山「えー。じゃあ作りまーす」

――ゴリゴリゴリッ
―――メタメタァッ
―――ブッチィ

大護「………」

藤木「見てて気分の良いもんじゃあないねえ…」

―――――――――――
――――――――

有山「出来た」

藤木「…ちょっと失礼」

ヌリィッ

有山「うひゃっ!?」

藤木「ほんとだねぇ…見る見るうちに赤みが引いているよ…あひゃっ。こりゃあ凄い」

大護「お!マジだ!!しかもなんか肌綺麗になってねえか?」

有山「オーガニックだからかな?」


【大護の好感度が3上がりました】
【藤木の好感度が5上がりました】



【夜イベント】
1歌川君が部屋に来たよ
2九条君から渡された男達のエロ本を読むよ
3寝る

下2

有山「…読んでみよう」

この机の上に置いてある禍々しい本
…こんなんなってるんだ。

有山「…うわああああ」

最初のページからもう物凄い
お…おう…おおう…おう

お…おお…おおおお!!

うわあああ!!おおおお!!


有山「なんか。え…何これ。うわあああ」

なんか!なんか出てる!!

有山「うひゃあああ!!!」

しかもなんか凄い!凄い形してる!!

有山「ああああ!!!!」

…みんなこうなのか…

みんなこうなのか…

そうか…そうだったんだ…

有山「い…いひゃっ!」

まだ半ページしか読んでないのに…
ダメ。ダメだ…もうこんなの…読んでちゃ死んじゃう…


全部は読まないでおこう…


その日…とんでもない夢を見た

―――――――――――――――――

有山「俺の…俺の三本目の足の威力も。バカになんねえぞ」

愛野「受け止めて。僕の流星群」

九条「君の体に僕という新しい歴史を刻んであげるよ」

菊野「あ…ああ。出棺しちゃいそうだ」

歌川「俺のペンの書き心地は…どうだ?」

森近「忍者はここにもクナイを隠し持っているんだ」

上山「俺のマイクでお前を大音量で鳴かせてやるZE!」

セル「ああ…そこ…ロイヤルストレートフラッシュしてしまいそうだ」

――――――――――――――――――――
――――――――――――――
――――――――――

有山「うおあああああああ!!!!」

とんでもねえ悪夢だ…

有山「どうしよう…呪われた」

目を瞑れば夢の…夢の続きが…
うおああああああ!!!


【9日目】

大護「よっ!どした?顔色悪いぞ」

有山「来るなああ!!股間のビッグマグナム!!!」

大護「お。おおっ!?」

歌川「朝から騒がしいぞ。なんだどうした」

有山「うわあああ!下半身が修正ペンの人だ!!!」

歌川「か…下半身が修正ペン?」


昨日はあれからろくに眠れないし、頭の中にはもうあの光景が…
…怖い。男怖い。おにーちゃんも怖い

セル「騒がしいのですが?」

有山「お尻がロイヤルストレートフラッシュ!!」

セル「!?」

有山「皆来ないでええええ!!」

―――――――――――
――――――――

愛野「どうしたのかな?有山さん」

九条「…僕も最初の夜はあんな感じだったよ」

愛野「え?」

九条「君もこれを読めばわかる」

愛野「…」

九条「読んでみてみるといい」


【自由時間開始!!】:残り回数6

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【1F 宿屋内の食堂】

有山「うええ。ひっぐ」

上山「どうしたんだメーン?」

九条「刺激が強かったのかな?

有山「うわあああ!!股間の巨大マイクとあそこがスフィンクス!」

上山「泣いてるかと思えば、股間の話しかしないって…何があったんだ?」

九条「ああ。ちょっとね」

上山「お!お前!!なにしたんだYO!」

九条「いや。僕はこの本をお勧めしただけだけど…」

上山「あ。これ姉ちゃんが読んでる奴だ…って!なんてもん読ませてんだ!!」

九条「モノ自体初めてな彼女には少し吸激が強すぎたみたいで…」

上山「モノ自体毎日見てる俺でも刺激が強いわ!!」

昨日の夢が…昨日の夢が…
そのせいで朝ごはんも食べれない…

上山「って。有山朝飯も食ってねえじゃねえか。なんか食えよ」

九条「和食にするかい?洋食にするかい?それとも中華?」

上山「なんか作ってきてやるからYO。取りあえず食って忘れよーぜ!」


【安価】
1和食
2洋食
3中華
4自由

下2

有山「…おいしい」

上山「ほら見ろ、こんなにやつれちまって可哀そうに!」

九条「もっと過激なのもあるんだけどね」

上山「ぜってー見せんなよ?」

有山「……」ガタガタ


上山「お…おい?」

九条「急に震えはじめたけど…どうしたんだろうね」

有山「うわああ!!ちくわだあああ!!!」

上山「え!?なんで!?」

九条「一過性の棒状の物アレルギーかな?」

上山「なんだよそれ!!」

上山「お!おちつけ!とりあえず落ち着け!それはチクワだ。魚を良い感じにこう」

有山「うおおおお!!!魚がいい感じになんかされて!!」

九条「逆効果だね」

上山「お前が張本人だろうが!!なんとかしてくれYO」

九条「こうして人は大人になっていくものなんだよ」

上山「荒療治すぎるわ!!!」


【安価】
1食堂に歌川が入ってきた
2食堂に藤木が入ってきた
3食堂に白野原が入ってきた
4自由

下2

歌川「おい。九条、上山、マオちゃんを椅子に縛り付けろ」

上山「え?お…おう」

九条「少々手荒だけど…。でも縛り付けて何をするつもりだい?」

歌川「この二冊を使って。徹底的に説明をする」

上山「人体の仕組み…と。体に優しい練り物図鑑?」

歌川「早くしろ」

――――――――――
―――――――
―――――

歌川「ということになるな。もうそうなってくれば最初の一文字が「ち」だということしか共通性は無い」

歌川「まずさっき説明したとおり、アレはつねにあのような形ではなくてだな、つねに何かが噴出しているわけでもない」

歌川「普段はおとなしい。それに噛みつく事はないし、暴れるとしても人を選ぶから安心しろ」

上山「すげえ…めっちゃ冷静にチクワとアレの違いを説明してる…」

上山「しかもなんかよく分かんねえ保健体育の知識まで披露してやがる…」

九条「意外とむっつりなんだね」

歌川「おいギャラリー、静かにしろ、今は治療中なんだ、それともなんだ?教材として―――」

上山「黙ってまっす!」

――――――――――
―――――――――――――――

有山「わ…私は今まで何を…」

上山「うわああ!!やっと元に戻ったああああ」

有山「な…何で泣いてるの?」


何だか今まで悪い夢を見ていたような…


【上山の好感度が3上がりました】
【九条の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数5

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【2F 本屋】

ああ。やっと正気を取り戻せた…
それにしても九条君には酷い目に会わされたよ

能口「あ。マオちゃーん!もう平気?」

大護「……」

有山「うん!もう平気!!歌川君がいろいろじっくり教えてくれたから!」

大護「んなっ!?」

有山「すっごく丁寧で優しく教えてくれてね」

大護「んなっ!?!?」

能口「安心しな。多分アンタが想像してるような事じゃあないから」

有山「え?」

能口「ううん。こっちの話!で、マオちゃんはここに何しに来たの?」

有山「あー。うん、面白い魔術書が無いかなーって」

能口「魔術書…ねえ」

大護「テクマクマヤコンだわな」

能口「古くないかい?いまはピーリカピリララでしょ?」

有山「そっちも古いと思うな…」


【安価】
1二人は何を探しているのか聞く
2魔術書探しを手伝ってもらう
3自由
下2

有山「二人は何探してるの?」

大護「んあ?俺は俺だな。そのー、体作る本」

有山「じゃあ一緒に魔術書探す?」

大護「あ。多分嬢ちゃんが言ってる方の体作るってのとは違えな、俺のは鍛えるって意味の方だ」

有山「そっかー。じゃあ能口さんは?」

能口「私はアレ。レシピ本、ほら、朝ごはんにもレパートリーあった方がいいでしょ?」

有山「うん!色んなの食べたい!」

能口「だからさ、何か適当に数冊持っていこうと思ってね」

有山「ふーん、それで二人がここに居るんだ」

有山「じゃあ私も本探すの手伝うよ!」

能口「え?でもマオちゃんも何か本探してるんでしょ?」

有山「そんなのは後でいいの!」

大護「おっ!頼もしいねえ!んじゃ!お願いしようかな!」

有山「えへへ。まっかせなさーい!」

ようし!張り切っちゃうぞ!
人に喜ばれることってやっぱり気持ちいいよね

【安価】
1とりあえず魔術書のコーナーに行く
2しらみつぶしに探す
3自由

下2

本を探すって言ってもこの本屋さん大きいんだよなあ
…魔術書のコーナーは覚えてるけど他はさっぱりだ

取りあえずしらみつぶしにさーがそっと!


――――――――――――
――――――――
―――――


有山「はい!二人とも!」

能口「え。ああ。ありがとう…って。何これ?」

大護「……」

有山「一から始めるサバイバル料理、小枝で鹿を解体する方法。これであなたも鹿肉マスターだよ?」

能口「大丈夫。もう鹿は解体されてるから、けどありがとね」

大護「これを使って何をしろと?ん?嬢ちゃん?」

有山「超高校級のボディービルダー。秘蔵の写真集だよ」

大護「おん。だからそれ見て俺にどうしろと?」

有山「真似しよ!」

大護「いや。写真だけじゃあ真似できねえよ…」

大護「んま。ありがとな」


【大護の好感度が3上がりました】
【能口の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数4

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【2F 雑貨屋】

鈴上「…」

森近「…」

雑貨屋でにらみ合ってる二人…
一触即発って感じだ。喧嘩?

鈴上「…あ…テメェ。いつから見てた」

森近「…最初」

鈴上「!?!?!?!?」

森近「…」

鈴上「て…テメェ!!コソコソと!!!」

森近「…してないが」

鈴上さんが怒鳴って、森近君はいつも通りで…
でもどうして雑貨屋で?…それになにがあったの?

森近「…ふふっ」

鈴上「ああんっ!?何笑ってんだよ!!!」

森近「…ププッ」

鈴上「テメェ!まじでブチ殺すからなあああ!!!!」

掴みかかったけど森近君は簡単にそれをかわした
…って!もう喧嘩じゃん!どうにかしないと!!

【安価】
1とりあえず宥めに入る
2もう少し観察
3自由

下2

有山「わわっ!なに!どうしたのっ!?」

鈴上「かんけーねえだろ!!」

森近「…」

有山「関係あるよっ…て。あれ?」

よく見ると鈴上ちゃんの手に可愛いブレスレットが付いてる
これ…この前までしてなかったよね…

鈴上「な…なんだよ!!何見てんだよ!!」

有山「…いや。それ、可愛いね」

鈴上「か…かわ…可愛い!?あ?あ…お…おう」

有山「えー。そんなのどこにあったの?私も欲しいー!」

鈴上「…ん」

鈴上ちゃんが指さす方向には同じようなブレスレットがいっぱい
もしかして鈴上ちゃんはこれを?

有山「なんだ!鈴上ちゃんもこういうの好きなんだ」

鈴上「す…すす…す…好きじゃねえし!!」

有山「もっと可愛くなろうよ!森近君!手伝って」

森近「…御意」

【安価】
1鈴上をもっとかわいくする
2まず髪型から変えてみる
3自由

下2

有山「まず髪型から可愛くしよう!ちょっと待っててね」

――――――――――――
―――――――

鈴上「…なんだよそれ」

有山「私が作ったヘアワックス!私もお兄ちゃんも使ってるよ!」

森近「…芳醇」

鈴上「あぶねーもんじゃなさそうだな…つか。なんでそんないい匂いすんだよ」

有山「子ネズミの―――」

鈴上「あ。それ以上言うな?それ以上言ったら頭に付けさせねえからな!!」

有山「よし!!じゃあ可愛くします!!」

―――――
―――
――

有山「できた!森近君!鏡!」

森近「…御意」

有山「ほら!みて!可愛い!!」

鈴上「こ…これがアタシか?…マジかよ」

有山「うん。鈴上ちゃんって身長も高くて可愛いから凄く簡単だったよ!」

鈴上「…」

鈴上「おい」


有山「え?」

鈴上「…ありがとな」


【森近の好感度が3上がりました】
【鈴上の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

ようし!今日はここまで

土日があるのでそれまでに動機発表行ければなと思っています!
出来ればモノクマアナウンスも鳴らしたい

ではお付き合いありがとうございました!

風邪をひいてしまったッぽいので今日はお休みです
ごめんなさい

更新してもいいですか?

【2F プラネタリウム】

ジェシカ「んー。あー。えっとねー、あれはねー○○星雲でー」

ジェシカ「あ!あそこには○○赤色巨星!」

愛野「…凄いや、詳しいんだね」

ジェシカ「うふふっ!お家に天井が無かったからねー、夜はずっとお星さまを見てたんだー」

愛野「え?天井のない家って…何?」

ジェシカ「山」

愛野「…」

ジェシカ「MOUNTAIN」

愛野「に…二階も言わなくても大丈夫だよ!!それになんで英語で言ったのさ!」

ジェシカ「分かりやすいかなーって」

愛野「で…でもなんで山なんか?」

ジェシカ「うふふっ!なんかねー、パパが新しいまま作ってどっかいっちゃってー。ママも新しいパパ作ってどっかいっちゃってー」

ジェシカ「なんか気が付いたらねー、一人だったのー」

愛野「え?!一人で!?…ど…どうやって暮らしてたのっ?」

ジェシカ「お店のゴミ箱って意外と食べれるもの沢山あるんだよー。おっけー」

【安価】
1それなのにどうして楽器を扱えるようになったか聞く
2どうやって日本に来たか聞く
3自由

下2

有山「それなのにどうしてジェシカちゃんは日本に来れたの?」

ジェシカ「あ!マオちゃん!よ!名殺人鬼!うふふっ」

ジェシカ「あのねー。ジェシカにはねー、マオちゃんと同じくらい大切なお友達が居てねー」

ジェシカ「そのお友達と日本に行きたいねってお話ししてて―。で、来ちゃった!」

愛野「え…ええっと、どういう経路で来たの?」

ジェシカ「なんかねー。知らないお兄さんがねー、パウダーを運んでくれって言うからねー、それでそのパウダーと一緒に来ちゃったのー」

パウダーと一緒に来た…?知らないお兄さん?
ねえ、ジェシカちゃん。きっとそれって――――

ジェシカ「コンテナの中でお腹が痛くなってねー。そのお薬飲んだらねー、コンテナの中に―――」

愛野「うわああ!ダメ!それ以上は多分ダメだよ!!」

有山「うん。それあんまり人に話しちゃ駄目だよ」

ジェシカ「内緒にするのー?うふふっ!おっけー」

思い当たる節は二つあって、多分その薬は幻覚剤かそれとも…麻薬か
けど、多分経路的に考えても…

って…何私勝手に推理始めちゃってるんだろ…。だめだめ、こういうのは深く考えちゃ駄目なんだよ

ジェシカ「あ!そうだ!あのお薬作ってよー」

有山「え…えっ!?」

作れるっちゃあ作れるかもだけど…

【安価】
1断る
2理由を説明して断る
3取りあえずOKする
4自由

下2

有山「ジェシカちゃんよーく聞いて、多分ね魔女の私からしてもその薬ってとっても危ない奴でね」

愛野「うん。一般人からしても危ないよ」

ジェシカ「へぇー。そんな危険な物を飲んで元気だなんてジェシカハッピーだね!」

有山「うん。だから、もうその薬の事は忘れよっ!」

ジェシカ「うふふ。おっけー」

今度忘却剤でも作ってみようかな、上手く出来たらジェシカちゃんに飲ませて…
あ。けどもしも全部の記憶を忘れちゃったら大変だから…やめておこう

愛野「何だか物凄く怖い顔してるよ?」

有山「えっ?私?」

愛野「うん、何か悪い事でも考えてた?」

有山「え…ええ。そんな事ないけど」

ジェシカ「次は愛野君を狙うんだね!うふふっ。おっけー。ジェシカも手伝うね!」

愛野「―――っ。有山さん?」

有山「ち…違うよ!!!」

ジェシカ「ジェシカは全然手伝うよー!いつでも呼んでね!」

愛野「う…うわあああっ!」

―――ダッ

ジェシカ「あ。逃げちゃった!追ってくるね!」

【ジェシカの好感度が3上がりました】
【愛野の好感度が2上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【1F 宿屋内のエントランス】

森近「…」

白野原「あ。ど~したの~?」

森近「…監視」

白野原「やだなぁ~。まだ誰も殺そうとしてないよ~」

白野原「殺すときはちゃんというからその時に見張ってね~」

森近「…」

白野原「うふふ~」

エントランスで森近君と白野原さんがにらみ合ってる
ううん。違う、森近君が睨みつけてる

白野原「そ~れ~に~森近君は狙わないよ~」

白野原「だって~。忍者って強いでしょ~?」

白野原「わざわざ獅子に戦いを挑む兎なんていないでしょ~?」

森近「…そう言う問題では」

白野原「自分は死なないからいいでしょ~?」

森近「…っ」

白野原「それとも~。誰かを守る~とかそんなこと思ってるのかな~?」

白野原「もう二人も死なせたくせに~?」

白野原「やっくにたったないなぁ~」


【安価】
1白野原を怒る
2二人の間に割って入る
3自由

下2

有山「ちょ!ちょ!ちょーっと!!二人とも仲良くしよっ?」

白野原「え~?ケンカしてないよ~?」

森近「…」

白野原「あ。そうだ!森近君は有山さんを監視した方がいいんじゃないかな~?」

白野原「危ない薬も作れるみたいだし~、もしかしたらもう毒薬でも仕込んでるかもしれな~い」

白野原「そ~れ~に~」


有山「――――」

森近「そこまでにしておけよ?」

有山「…えっ。なにやってんの!駄目だよ!!」

何も言い返せない私の代わりに、白野原さんに突き付けられた果物ナイフ
早すぎて分かんなかったけど、森近君だ

森近「我慢の限界だ」

白野原「じゃあ~。殺す~?」

有山「わ…私は大丈夫だから!」

何とかしようと思って森近君の腕にしがみつくけどビクともしない
細い体のどこからそんな力が出てるんだろうって程に力が込められてて
まるで空間に固定されているみたいだった


有山「ね!ねえ!ほんとに危ないから!!」

【安価】
1白野原を庇うように前に立つ
2森近を羽交い絞めにする
3自由

下2

有山「危ないってば!」

森近君をどうにかできないなら、白野原ちゃんを守らなきゃ
そう思って、白野原ちゃんの前に立った

森近「…どけ」

有山「どかないよ!危ないもんっ!」


そんな時だった

白野原「―――えいっ」

ドンッ

不意に後ろからくわえられた衝撃で私は前に倒れちゃった
目の前にあるのはもちろん果物ナイフで、それはさっきより私に近くなってて

―――シュパッ

森近「―――っ!?」

白野原「あ~あ。首じゃなかったか~。し~っぱい」

咄嗟に森近君が腕を動かしてくれたおかげでナイフは首には当たらなかったけど
その代り私の肩を大きく掠めて、ううん。私がぶつかって行ったって言った方が良いかもしれない

とにかく、私の方は今パックリ切れていて


白野原「お腹減っちゃったから今日のお話はお~しまい。じゃ~ね~」

森近「…っ!!貴様っ!!」


白野原「きゃあああ!!!誰か来てええ!森近君が有山さんをね!!!」


森近君は白野原さんにまんまと陥れられたみたいで…。
私を襲った犯人として皆に拘束されてしまった


【森近の好感度が3上がった】
【白野原の好感度が3上がった】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【1F 宿屋内の食堂】

歌川「傷はこれで大丈夫だ、で。なぜそう言うことになったかを聞かせてもらえるか?」

上山「そ、そうだメーン!なんで有山が森近に襲われてるんだメーン?」

あの後白野原さんの悲鳴を聞いて大護君や鈴上さんが森近君を取り押さえて
私は傷の手当てをしてもらうために食堂に連れてこられたから、まだ何もあの時の事を説明していない
つまりまだ森近君は私を襲った犯人のままだ

有山「あ…ありがと。あのね、すっごく短く言うと森近君は悪く無くて」

歌川「変に庇い立てするなよ?マオちゃん」

上山「そうだメーン!」

森近君は悪く無くて、けど白野原ちゃんの事を話したらきっと…

有山「その…なんて説明すればいいんだろ」

上山「ショックなのはよーく分かるぜ、ゆっくりでいいから話せメーン!」

歌川「そうだ。どうせ時間は無限にあるんだ」

上山「あ。そだ、なんか飲むか?」

歌川「お腹は減っていないか?何か鉄分を含んだものを持ってこようか?」

有山「い…良いよっ!そんな変に気使わなくても」

何だか変に優しい二人を見てると心が痛い
…私が悪いってわけじゃないんだろうけど、それでもなんだか…

【安価】
1さっきの事を正直に話す
2さっきの事を誰も悪くないように嘘をついて話す
3自由

下2

有山「―――ってことがあってね」

歌川「成程、白野原がまた何か仕組んだのか、油断も隙も無いなあの女は」

上山「自分を庇ってくれた奴殺そうとするなんて…。ヤベーじゃねーか」

二人は私の言うことをちゃんと信じてくれた。
…けど、心配なのは森近君で

有山「森近君…大丈夫かな」

歌川「まあ現場に白野原が居た時点で少しキナ臭かったからな、何らかの形で話は聞いてるだろう」

上山「それに白野原にはのぐっちゃんが監視で付いてるしな」

有山「そっか…ならちょっと安心かも」

上山「おう。ていうか有山は自分の心配しろYO」

上山「もうちょっとで死んじまうかもしれなかったんだろ?」

有山「まあ。そうなんだけど…。けど、ほら、生きてるし」

歌川「アホが。生きていたのは相手が森近だったからだ、もしこれが別の人物なら」

有山「うん。分かってる」

ナイフが目の前に迫ってきた感覚は今でも忘れられない
…私は多分とっても運が良かったんだ

歌川「十分に用心しろ、あんなことで殺人が起こってしまうなんて」

上山「死んでも死にきれねーメーン!」

【安価】
1二人に心配してくれたお礼を言う
2二人に心配をかけたので謝る
3自由

下2

有山「上山君も歌川君も…ありがとねっ」

上山君は目に見えて心配してくれたし、歌川君もなんだかんだ言って心配してくれてるのはよく分かる
それに…私。こんなに心配されてたんだ、もっとしっかりしないとなって思った

上山「…べ…別に」

歌川「礼を言われるようなことはしていない」

上山「そ…そーだメーン!!」

有山「そっか。じゃあもし二人が次怪我した時は私が面倒見てあげるね!」

上山「それは嬉しいんだか嬉しくないんだか…」

歌川「まず、マオちゃんみたいなドジは踏まないから安心してくれて大丈夫だ」

上山「ドジっつうか、事故?」

歌川「そうだな。貴様に言葉を訂正されるなんて。明日は雨が降るかもしれないぞ」

上山「な…なんだよ!俺はバカじゃねえぞ!」

有山「頭のよくなる薬…いる?」

上山「だーかーらー!俺はバカじゃねえって!」

歌川「ぜひ飲ませてもらえ、バカは死んでも治らないらしいからな、死なずに治るなら万々歳じゃないか」

有山「全身に激痛が走るかもだけどね」

上山「だったらバカで良いYO!」

歌川「やっぱりバカじゃないか」

上山「…あ…あれ?」

【上山の好感度が3上がりました】
【歌川の好感度が3上がりました】


少し離席
通信簿を挟んで10日目はお待ちかねの動機発表タイムでーすよ

【愛野:通信簿1】

愛野「あ。有山さん、一人?」

食堂で一人ぼーっとしていると、トレイにお昼ご飯を乗せた愛野君が横に来た
愛野君の格好だけ見ると、まるでどこかの研究所のお昼休みみたい

愛野「横良い?」

有山「良いよ。座って」

別に断る理由もないし、それに私も愛野君とお話ししたいし
…けど何を話そうかな、なんて思っていると愛野君から話しかけてきてくれた

愛野「有山さんから見たお姉ちゃんってどういう人だった?」

有山「え?あー。空ちゃんはねー。怖くてピリピリしてるけど、すっごい面倒見良かったなー」

有山「なんかみんなのお姉ちゃんって感じで」

愛野「そっか。やっぱお姉ちゃんって、皆から見ても素敵な人だったんだ」

有山「うん。愛野君は空ちゃんの事好きなんだね」

愛野「とっても好きだよ!だって努力だけで宇宙飛行士にもなっちゃうし、なんでもできちゃうんだ」

愛野「それにとっても強いしね」

有山「じゃあ私のお兄ちゃんと一緒だ」

愛野「へぇ。あ。僕有山さんのお兄ちゃんの話も聞きたい」

有山「あ。じゃあお兄ちゃんの恥ずかしい話聞く?」

愛野「え?何々?」

【愛野の通信簿:1/5】

【上山:通信簿1】

有山「あ。上山君だ、何してるの?」

上山「なにってアレだ、点検だYO」

机の上に乗って上にあるスピーカーを触っている上山君
何をしているのかわからない人から見ると、ふざけているようにしか見えない

有山「点検?」

上山「ちゃんと音が流れるかってのをな」

有山「へぇ。放送委員ってそんな事もするんだ」

上山「普通はしねーけど。俺はそういう細かいとこもきになっからなー」

上山「そーれーにー、なんかの緊急事態の時アナウンスが鳴らなかったら困るだろ?」

有山「意外と仕事熱心なんだね」

上山「与えられた仕事はきちんとしねーとな。っても、これ姉ちゃんの受け売りなんだけどな」

有山「あ。そっか、上山君もお姉ちゃんいたんだ」

上山「おう、聞くか?姉ちゃんの話」

有山「今お仕事中みたいだけど大丈夫?」

上山「あー…そだったZE、また今度でいいか?」

有山「私はいつでもいいよ」

【上山の通信簿:1/5】

【10日目】

モノクマ「はい!というわけでちょっと早いけどサプライズターイム」

私達全員が食堂に集まると、そこにモノクマがイリュージョンみたいに出て来た
…こんな仕掛けどこにあったんだろう、ううん。そんな事より――――

有山「何しにきたの?」

モノクマ「んもうっ!分かってるくせに」

そっか…やっぱりそうなんだ。何となく嫌な予感はしていたけど。
今それが確信に変わった。

セル「…動機ということですか?」

モノクマ「察しが良いね!そう言うこと」

能口「ふん!今度は何が来ても動じないよ」

椎名「…うむ」

モノクマ「ふふふふふ。そんな事言っちゃって!」

モノクマ「これを見てもそんな事言えるかなー?」

モノクマが取り出したのは人数分の封筒
皆の名字が大きく書かれてるってことは、中に何かが入ってる?


ジェシカ「レター?」

モノクマ「イエスアイドゥー」


森近「…それで」

モノクマ「まあまあ。これがボクのプーレーゼーンート」

モノクマは私達の封筒を机の上に一枚ずつ並べて行った
…取れってことなのかな?

モノクマ「えー。因みにですが、この生活は10日目です」

鈴上「だから?んだってんだよ」

大護「まあまあまあまあ。落ち着いて聞けって」

モノクマ「13日目にこの封筒の中身を全世界に公表しまーす!」

歌川「封筒の…中身?」

モノクマ「ほら。もう椎名さんは見ちゃってるみたいだけど?」


椎名「――――!!!!!」

モノクマ「もちろん。殺人が起これば封筒の中身は公表しません」


能口「何?どうしたってんだい」

藤木「…あー。こりゃ人殺さなきゃダメかもしれんねぇ」

セル「…チッ。どこからこれを」


皆が封筒を次々開けていく。
平気そうな顔をしている人、そうじゃない人。この二つで食堂は分かれていた



白野原「ふぅん」

歌川「…これはっ!でもどこから?!」

森近「…不覚」

大護「……」

九条「へぇ。兄の事をここまでコケにするなんてね、少し許せないな」

愛野「お…お姉ちゃん!?」

上山「おいおいおい…嘘だろ、姉ちゃん」

鈴上「ふっざけんなよ!!!」

何だかみんな凄い反応…
一体中に何が入っているんだろう

――ベリッ

封筒を開けてみた。
多分この中では私が一番最後

…手紙と…写真?

有山「…何これ?」


最初にでかでかと書かれている『今明かされる!衝撃の真実!モノクマは見た』って言う字
…なに?何を見たの?


視線を下にやっていくと、目を疑う様な事が書いてあった

















衝撃の真実!

超高校級の魔女 有山魔桜 もとい 有山マオは もう死んでいる












同封されてる写真。

そこに写っているのは私だった

けど、あり得ない


有山「…なに…これ…」

だって写真に写ってる私は明らかに生きていない
上半身と下半身が引き千切れていて、口からは血とも何とも分からない液体が出ていて…


モノクマ「ね?サプライズでしょ?オマエラ」


有山「ねえ!ちょっと待って!今ここに居るよ!私!」

モノクマ「ここには居れるよ」

モノクマ「ここにしか居れないんだよ」

有山「…え?」

モノクマ「って言うことだから!」


モノクマ「オマエラばいなら~」


ここにしか居れない?
…どういう事?私は生きてる。こんなのは嘘で


けど、何だか嫌な予感はずっと私に付きまとっていて


ではキリのいい所で今日はここまでです!


今回の動機はダンロン1の二章のパク…オマージュでした
でもまあ結構効く動機だと思われます


なんか調子崩しちゃってごめんなさい!

ではお付き合いありがとうございました!
また次回!!

死亡フラグはあちこちで立っていたり立っていなかったり…

すいません。体調不良がぶり返したので
今日はお休みです

昨日はごめんなさい
更新OK?

【自由時間開始!!】:残り回数4 (動機発表後の為少なくしてあります)

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【1F 広場】

ジェシカ「ねえねえ!セル君の動機はなにー?」

セル「教えると思いますか?」

ジェシカ「えー。教えて―!うふふっ!」

セル「…はぁ。自分にできない事を人にさせてはいけないと言うのは常識ですが」

ジェシカちゃんは相変わらず元気だ
…私でもちょっと元気がないって言うのに、ジェシカちゃんは根っからのポジティブだ
もしかしたらポジティブ大魔神か何かなのかもしれない

ジェシカ「え?ジェシカ言えるよ!」

セル「はぁ?」

ジェシカ「じゃあ発表しまーす!!」

セル「ちょっと待ってください、それを聞いてしまうと私も発表せざるを得ませんので遠慮しておきます」

ジェシカ「超高校級の!」

セル「やめてください。」

大きな声を張り上げてジェシカちゃんは今まさに自分の真実を発表しようとしていた
…これって止めた方が良いのかな?

【安価】
1止める
2止めずに聞きに行く
3自由

下2

有山「私も聞いて良い?」

ジェシカ「いいよ!じゃあ言うね!」

ジェシカ「ジェシカの真実!ジェシカは!お金に困り過ぎて!体を売ったことがある!」

セル「ちょっと待ってください。大声で言う内容ではありません」

ジェシカ「写真もあるよー?みるー?うふふっ」

セル「写真は良いです、秘密は私の代わりに有山さんが発表してくれるそうです」

有山「……売ったんだ」

ジェシカ「麻酔効いてたから全然痛くなかったー。うふふっ」

セル「あ。売るってそっちですか、てっきり春を売ってしまったのかと」

ジェシカ「売れる臓器は殆ど売ったよっ!うふふっ。で、春って?いくらで売れるの?ジェシカお金欲しい―」

セル「…その話はやめましょうか、で。有山さんの秘密とは?」

有山「…え」

別に嘘だと思うし、私はここでちゃんと生きてるけど
何となくこの事は言っちゃいけない気がする

有山「わ…私は―――」

【安価】
1言う
2言わないで逃走
3自由

下2

有山「ごめん!言えない!セル君後よろしくねっ!」

――ダッ

セル「行ってしまいましたね」

ジェシカ「マオちゃんの秘密ってなんだろー」

セル「多分。言えない系統の」

ジェシカ「はぁっ!」

セル「何を思いついたんですか、何を」

ジェシカ「こういう時はめくるめく百合の世界だって九条君が言ってたよ!うふふっ」

セル「百合?相手は?」

ジェシカ「お兄ちゃん?」

セル「それだとまた逆に危ないですね、というよりあり得そうなので…」

ジェシカ「今度二人の時に見せてもらっちゃおーっと。おっけー」

セル「出来れば内容を教えてください」

ジェシカ「いいよー!うふふっ」

セル「では。失礼いたします」

ジェシカ「…って。あれ?何か忘れてるような―…、ま、いっか!うふふっ」



セル「……」

【好感度の変動はありません】

【自由時間開始!!】:残り回数3 (動機発表後の為少なくしてあります)

自由時間を開始します。
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↓2

【2F 広場】

大護「今回のはヤベーなぁ…どうしたもんか」

椎名「誰かを殺してくれば助かるのだが」

大護「んな事言うなよ。でも…これバレるとなぁ…」

椎名「…不謹慎ではあるが、白野原の活躍に期待せざるを得ない」

大護「アホが。んなこと冗談でも言うんじゃねえよ」

二階の広場では二人がどんよりしている
相当ひどいものを渡されたんだろうな…。きっと私と同じ
それか私以上…

椎名「…」

大護「動機…って言うと一人心配なんが」

椎名「有山か。前科一犯だからな」

大護「でも今回はアイツ一人だけに手まわすわけにもなぁ」

椎名「現に自分の事で手いっぱいな訳だからな」

大護「ちがいねえ」

椎名「…」

大護「はぁ」


【安価】
1二人を元気づけようと振舞う
2どうしてそんなに元気がないのかあえて聞く
3自由

下2

有山「二人ともー!暗いよ!そんな顔してたら死ぬぞ!」

椎名「ド直球ストレートすぎて笑えない」

大護「いや、ってか。嬢ちゃんは大丈夫なんか?」

有山「そんなの平気に決まってんじゃーん!!もう!私なんか普段からヤバい事やらかしまくってんだもん!」

有山「河川敷叫びながら走り回ったりとかー。お兄ちゃん殺しかけたりとかー」

椎名「ほう、無駄に威勢が良いな。まるで…」

大護「んまあ、分かった。空元気って奴だわな」

…バレ…てる…!?
なんで?なんでなんで?!めっちゃ完璧でしょ!?

有山「え?えぇ?!」

大護「あんまり無理するとまた包丁振り回すことになっぞ」

椎名「だな。というより実況者に空元気で挑んでくるとは…いい度胸をしている」

有山「元気だもん!」

大護「ほう」

椎名「では封筒を見せてみろ。平気なら出来るだろう?」

有山「え…ええ」

【安価】
1見せる
2見せない
3自由

下2

有山「はい。封筒」

椎名「……」

大護「……」

有山「封筒は見せたもん、文句は無いよね?」

我ながらかなり姑息な手段だと思う。
けど、頭の回転が速い私だからこそできる事だね、さすが魔女!

…なんかちょっと虚しいけど

有山「な…なにっ!べ…別に中見せろって言われてないし!!」

椎名「苦しいな」

大護「ああ。かなりな」

有山「そ…そんな目で見ないでよ!」

椎名「そんな目とはどんな目なのかを具体的に私たちが分かるように説明してほしいんだが」

有山「なんかすごいしょーもない物を見るような目…」

椎名「成程。自分でもよく分かっているのだな」

有山「―――っ!!」

大護「顔赤いぞー。熱でもあんじゃねーのか」

有山「か…帰る!!」

【大護の好感度が2上がりました】
【椎名の好感度が2上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2 (動機発表後の為少なくしてあります)

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↓2

【1F 宿屋内の食堂】

愛野「うえええええ!!」

能口「落ち着きなよ。お姉さんがどうしたっての」

愛野「だって!だってええええ」

愛野「僕のお姉ちゃんがあああ!殺し合いに巻き込まれてえええ」

愛野「ヒステリック起こすなんてええええ。あり得ないよおおお」

能口「…え?もしかして渡された秘密ってそれ?」

愛野「うえっ…う…うん」

能口「自分の事じゃないじゃん」

愛野「お…お姉ちゃんの秘密は僕の秘密なんだもおおおおん」

能口「泣かない泣かない」

食堂では愛野君が凄い泣いていて、能口さんがあきれつつ慰めてる
…何となく盗み聞きしてる気分でちょっとよろしくない感じ…

愛野「お…お姉ちゃああああん」

能口「ほら。なんか甘いものでも食べて落ち着きな」

愛野「うん」

能口「落ち着き早っ!」

【安価】
1愛野君のお姉ちゃんは無事だよと励ましに行く
2一緒にスイーツタイムを楽しむ
3自由

下2

有山「あ。私も食べたいな」

能口「別に量は大量にあるから、好きなだけ食べなよ」

愛野「おいしいねー。これ」

今さっきまで大号泣してたと思ったのに、今はもう笑顔でケーキを食べてる愛野君
…立ち直りが早いと言うか…何というか意外だ…

愛野「あ。僕レモンティーが良いなー」

能口「はいはい。ったく。私はメイドじゃないっての」

有山「手伝おうか?」

愛野「いいよいいよ!一緒に食べてようよ!」

…なんか。強引というか…
こういうの末っ子体質って言うんだっけ?

…あれ?けど私も末っ子だけどこういう風じゃない…
もしかして私には生き別れの妹が居たりして…弟でもいいけど…
で…それで実は――――


愛野「何か考え事?難しい顔してるよ?」

有山「もしかしたら私。生き別れの兄弟がいるかもしれない」

愛野「ええっ!?」

【安価】
1生き別れの妹(仮定)の話をする
2生き別れの弟(仮定)の話をする
3安価

下2

有山「私って魔女でしょ、で。お兄ちゃんはムエタイ選手」

有山「じゃあこの才能を二つ掛け合わせて…。魔法少女になってるかもしれない」

愛野「ええっ!?けど弟さんは男の子だよね!?」

有山「全く別の街で自由自在に剣を伸ばす魔法で戦っているかもしれない」

有山「別のコロシアイゲームに参加させられてるかもしれない」

有山「変身すると女の子になるのかもしれない」

愛野「え…ええ…」

有山「早めに死ぬけど、でも結構強いかもしれない」

能口「ありゃま。久々に始まっちゃったね」

愛野「発作って!?」

能口「今のマオちゃんの様子の事さ。最近は落ち着いてきたと思ったんだけどねー」

能口「歌川呼んでくるからちょっと相手しておいて」

愛野「え…ええっ!?」

能口「暴れないように見張っておいて」

愛野「暴れるの!?」

能口「…多分」

愛野「うわあああああん!!」

【愛野の好感度が3上がりました】
【能口の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数1 (動機発表後の為少なくしてあります)

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

↓2

【1F 酒場】

九条「分かるかい。ここには音楽家もシスターも未来から来たロボットも居ないんだ」

有山「…居ない…音楽家…居ない」

九条「そう。そうだよ、はいじゃあもう一回」

ガチャッ

白野原「何してるの~?」

九条「はあ、これまた厄介だね、いや。ちょっと有山さんがね」

白野原「有山さんが~?」

九条「動機発表の心労とかが祟って、こんなことになっちゃって」

九条「歌川君がトイレに行っている間僕が見ていることになったんだ」


有山「出たな!パステルメリィ!」

九条「はい。深呼吸ー。えっと…歌川君が残してくれたメモ…あ。あったあった」

九条「うん。まだそれ能力しか分かってない奴だね、とりあえず彼女は白野原さんだから」

白野原「…なんか…やば~い」

九条「ほら。見てごらん、白野原さんがドン引きしてるんだよ。いい加減正気に戻ろう」

有山「くそおっ!魔法少女に変身できない!」

九条「君は魔女だからね」


【安価】
1その時ふとした拍子に酒瓶が落ちて割れた
2その時ふとした拍子で電子生徒手帳のスイッチが付いた
3自由

下2

――ピコンッ

有山「ファブッ!!」

九条「お…落ち着いてってば。はぁ、とりあえずどうしよう…」

白野原「メリィ。わかんな~い。うふふ~」

九条「…あー。どうしよう」

白野原「…そうだ~。この度数の強いお酒飲ませてみようよ~」

九条「はっ?!」

白野原「マイナスとマイナスを掛け合わせたらプラスになるでしょ~?」

白野原「今の状態で酔っぱらったら正常になるかもしれな~い」

九条「そんなバカげたこと…」

白野原「やってみようよ~」

九条「それにもし急性アルコール中毒になったら…」

白野原「そのときは九条君が処刑だよね~」

九条「…」

白野原「うふふ~」

【安価】
1お酒を飲ませる
2飲ませない
3自由

下2

九条「度数の低いのを」

九条「はい。飲めるかい?」

白野原「わくわく。わくわく。」

――ゴクッ

有山「…」

有山「出たな!絶望の手先!!」

九条「ほら。別のベクトルで大変なことになってしまったよ」

有山「このデスポエムをくら…」

有山「貴様!私のデスポエムをどこにやった!!」

有山「こうなれば試作品のワクチンを―――」

白野原「あーあ」

有山「ワクチンまで!?」

九条「歌川君!!!早く来てくれ!!」


―――ガチャッ

歌川「…なんだ。この有様は…」

有山「デスポエムを書き換えられるのなら読み上げるまでじゃああああ!!」

歌川「…お…おい!酒を飲ませたのか!?」

【九条の好感度が3上がりました】
【白野原の好感度が3上がりました】

【能口:通信簿1】

有山「ねえ。能口さん、いきなりで悪いんだけど…。番台って何するの?」

能口「ほんとにいきなりだね、んー…けど聞かれるとあれだね…答えにくいかもしれないね」

有山「男の人の裸とかやっぱ見るの!?」

能口「んまあ、見るっちゃ見るかな」

能口さんはお風呂場に来る男の人の裸を…
それもたくさん…。私だったらたぶん気絶しちゃう…

有山「どう!?」

能口「どうって…何が?」

有山「そう言うことして」

能口「いや…悪いことしてるわけじゃないしねえ…」

有山「こうなんか湧き上がる感想とか…」

能口「え…ええ」

能口「今度一緒に番台やるかい?」

有山「え…ええっ!?!?!?!」

能口「盗撮とかが無い限りは平和な仕事だよ?」

有山「人の裸とか…」

能口「意外とピュアなんだね」


【能口の通信簿:1/5】

【11日目】

昨日はあれから酔っぱらって大変だったらしいって歌川君に聞いた。
珍しく九条君が怒られてるのも見た

有山「はぁ」

時間を見ればまだ早い時間。

昨日お酒を飲んで疲れて、早く寝たから目が覚めるのも早めだった

有山「…」

もうちょっと寝ようかな

有山「…」

やっぱり今寝たら変な時間に起きちゃうから起きておけばいいかな

有山「あー…もう。どうしよう」

けどやっぱりベッドに居ると眠たくなっちゃう


考えてても無駄なだけ。
うん、もう一回眠る事にしよう


―――――――――――
―――――――
―――――


――――――――――――



――――――――――


――――――――


――――







『ピンポンパンポーン!死体が発見されました!一定の自由時間のあと、"学級裁判"を開きます!』
















時計を見ると朝ごはんの時間を過ぎている。
ううん、そんな事はどうでもいい。

あのアナウンスが…鳴り響いたってことは…


――ガチャガチャッ
―――ピンポンピンポン


ドアホンが自動的に応対して、外からは大護君の声が聞こえてくる


大護「おい!嬢ちゃん!!」

大護「生きてるか!!生きてるんだったら!!」

大護「とりあえず踊り場に来い!!」


踊り場…踊り場ってことは1階と2階の間


有山「今行く!!」


―――――――――――
―――――――
―――――



――――――
――――
―――

踊り場に近づくにつれ良い匂いが漂ってきた
…花の匂い?

けど、ここは屋内庭園じゃない。

いつもは無機質な臭いがしてて、こんな良い匂いなんて…



有山「ねえ!誰が!?」

皆の姿が見えたから私は大声でそう聞いた。
けど、皆は答えてくれない



そのかわり、私がそこに行きやすいように道を作ってくれた。


そしてその道の奥に広がっているのは異常な光景だった。
本当に信じられない光景だった



屋内庭園の白線で描かれた魔法陣。

周囲にまき散らされた色鮮やかな無数の花弁

雑貨屋さんに置いてあった良い匂いのするキャンドルが魔法陣の色んな所に設置されて

首のとれた色んなぬいぐるみが色んな所に散らかされていて

ぬいぐるみの首はその人を囲むように設置されていた






有山「…ジェシカちゃん!!!!!!!」



そしてその人。ジェシカちゃんは四肢に杭が突き立てられて、頭には斧が深く刺さっている
首は、ぬいぐるみと同じように一度切断されて、胴体に引っ付けられていて、服は真っ赤に染まっている


有山「なんで…」


なんで…


なんで…


有山「何でジェシカちゃんが死んでるの!!!」


















【CHAPTER2】

星に呪いを 非日常編
















死体が発見されたところで今日はここまで
予想できてた人は多いのかな?

では。お付き合いありがとうございました!

コトダマ考えてるので、捜査パートは土日に突入します
少々お待ちをー

更新ペースが落ちて居て申し訳ない、もう少し早くできるように頑張ります

申し訳ない。もう少しお待ちください
明日か明後日には更新できそうですから!

コトダマは出来上がりました!!
後は全体的にざっと見直す作業に入りますので、明日には完全更新できそうです!

更新OK?

モノクマ「うわっ!グロ!グログロ!!」

森近「…貴様」

鈴上「何しに来やがったんだよ!!!」

モノクマ「いやあ、このグロさの臨場感を体験したい…のと。これこれ」

白野原「あ~。モノクマファイルパート2か~」

セル「それを渡したらさっさと姿を消してくださいね」

モノクマ「もっちろん!だって犯人を知っているボクが捜査に参加したら不平等だもんね!」

藤木「さ。早く帰るんだよ。ただでさえ気分が悪いのに…もっと気分が悪くなるだろう。アヒャッ」

モノクマ「酷い酷い。あー。酷い!もう!!」

モノクマ「泣いちゃう!ボクは涙を流せないから泣けないんだけどねー」

椎名「早く配ってほしいんだが」

モノクマ「もうもう!急かさない!」

椎名「5-4-3-2-1。と特に意味のないカウントダウンを始めるぞ」

モノクマ「なんかその意味の無いカウントダウンやめて!島での事を思い出しちゃう!」

大護「訳分かんねーこと言ってねーで早く渡せってんだ」

モノクマ「もっ!煩いんだから!」

モノクマ「はい!じゃあこれね!早くクロ見つけてよね!」

【捜査開始】
捜査パートナーを選んでください
下2

白野原「うふふ~。今回はメリィがマオちゃんと一緒に操作するね~」

ジェシカちゃんの遺体を目の前に動けない私に声をかけてきてくれたのは…今一番相手にしたくない人

歌川「おい!それはさせないぞ」

愛野「そ…そうだよお!」

白野原「私ね~。いっちば~ん最初にジェシカちゃんの死体を見つけたんだ~。その時の話。詳しく聞きたくな~い?」

鈴上「早く話せコラァ!」

白野原「けど~。マオちゃんが組んでくれないなら。話さないけどな~」

九条「…交換条件ということですか」

セル「ここで感情を優先して情報を逃すか、それとも…」

そんな事言われたら私は断れない。
ジェシカちゃんが死んじゃったんだ、ううん。他の人がそうなったとしても、私が出す答えは一つ
白野原ちゃんと組む。それしか選択肢は無い


有山「…分かったよ」

白野原「やったぁ~」

それに今は捜査中だから、この前みたいな危険な目に会うはずもない
…だったらちょっと我慢すればいい

そうだよね?

コトダマ 【モノクマファイル2】 を入手しました
被害者はジェシカ・アンバートン、死亡時刻は夜11時頃、1Fと2Fの間の踊り場にて心臓に包丁を突き刺され即死、頭頂部には強い衝撃を受けた跡があった

【捜査開始】
1死体を調べる
2白野原に話を聞く
3自由

下2

ジェシカちゃん…
ジェシカちゃんが静かなんておかしいよ。ううん、死んじゃってるから当然だよね…

なんでジェシカちゃんが…なんで…なんで…

白野原「うわー。首が外れちゃった~」

有山「っ!?」

白野原「死体の捜査だよ~?」

白野原ちゃんはジェシカちゃんの首を胴体にくっ付けたり外したりして遊んでるように見える…
なんでこんな事…

白野原「…んー。ねえ、面白い事気付いちゃった~」

有山「…なに?」

白野原「ファイル見て思ったんだけどね~。死体の傷って、ほとんど死後に付けられてるモノみたいだよ~」

白野原「狼に食い荒らされた羊を見てる私には分かるんだ~」

有山「…じゃあ、死後についてない傷って?」

白野原「ん~。頭と~胸?」

白野原「うふふ~。嘘じゃないよ~?」

ジェシカちゃんで一通り遊んだ白野原ちゃんは満足したのか私の所に戻ってきた
…酷い。なんでこんなこと笑顔で出来るんだろう…

白野原「次。何しよっか~?」

コトダマ 【死ぬ前に付けられた傷】 を入手しました
死ぬ前に付けられた傷は頭への衝撃と胸への一撃のみ

【安価】
1能口に話を聞く
2白野原に話を聞く
3ぬいぐるみを調べる
4自由

下2

有山「で。その…白野原さんの話。聞かせてほしい」

白野原「昨日の夜雑貨屋に行ったんだけど~。その時にはもうここに死体はあったんだ~」

どうしてその時に皆を呼ばなかったの!?
そんな声が出そうになるけど今は最後まで話を聞かないといけない
私は声を頑張って押し込めた

白野原「その時には人形がなくなってて~。あと死体が気持ち悪かったな~って。うふふ~」

有山「で?」

白野原「時間はね~12時頃だよ~」

有山「それから?」

白野原「それだけだよ~」

有山「な…なんで!!なんでその時に皆を呼ばなかったの!」

白野原「え~。だってもう死んでるんだも~ん」

有山「だ…だけどっ!助かるかもしれないじゃん!!!」

白野原「首が離れてるのに?」

白野原「むっりだっよね~。うふふ~」

どうしようもない感情が湧き出て来て、今すぐにでも白野原ちゃんにぶつけたくなる
…だけどそれをしたところで。きっと何も変わらない。それに今ここでそんな事をしたら誰かに止められちゃう


白野原「怒ってるの~?」

有山「―――っ」


コトダマ 【ぬいぐるみのなかった時間】 を入手しました
白野原が12時頃に雑貨屋に行ったときは、ぬいぐるみは無かったらしい

【安価】
1能口に話を聞く
2ぬいぐるみを調べる
3自由

下2

ぬいぐるみの傍に居るのは藤木ちゃんだけ。
…ぬいぐるみ、これって雑貨屋さんのだよね?

有山「…」

藤木「気づいたかい?こりゃあ全部雑貨屋のぬいぐるみだ。アヒャッ」

有山「うん。それは知ってるよ」

藤木「じゃあ、これが置いてあった位置は覚えてるかい?」

有山「位置?」

藤木「ああ。棚の中に置いてあるぬいぐるみから棚の真上に置いてある飾りのぬいぐるみ」

藤木「今回の犯人は目につくぬいぐるみを全部使ってるのさ」

有山「…けど。棚の上のぬいぐるみって」

流石の私でも覚えてる。
棚の上に置いてあるぬいぐるみはとっても大きくて、棚も高い。
…犯人はどうやってそんな所のぬいぐるみを取ったんだろ

有山「はしごを使ったとか?」

藤木「そうなのかねぇ…」

有山「棚に上ったとか?」

藤木「棚はそんなに頑丈な素材で出来てないよ。アヒャッ」

有山「身軽だったとか?」

藤木「んじゃあ、犯人は女だねぇ」

コトダマ 【それぞれのぬいぐるみの位置】 を入手しました
雑貨屋から取られたぬいぐるみは無策に選別されているらしく、棚の上に置いてある飾りのぬいぐるみまで使用されていた

【安価】
1能口に話を聞く
2藤木に話を聞く
3自由

下2

すいません。少し席を外します
もしかしたら今日は戻ってこれない可能性がありますので、その場合は申し訳ないです!

ご心配の所申し訳ないです
あの後私の不注意で自分のパソコンをぶっ壊してしまい、更新が滞っています
もうすぐで新しいのを準備できるのでもうしばしお待ちを

因みに不注意とはノートパソコンにコーラをこぼしてしまい、そこから画面が点かなくなってしまいました

今は、何とか別の場所のを貸してもらい書き込めています
申し訳ないです

新しいPCが今日か明日には届きそうなので、更新はもう少しお待ちください!

PCの設定諸々終わりましたので明日の夜22時から23時に更新いたします!!

お待たせいたしました!

更新OKですか?

有山「藤木ちゃん。ちょっといいかな?」

藤木「なんだい?アヒャッ!」

有山「えっと。事件の事でなにか証拠になりそうなこととかものとか…何か見たとか聞いたとか…」

藤木「お生憎様だねぇ…力になれそうにない。アヒャッ」

白野原「うふふ~…意外と役に立たないんだね~」

有山「藤木ちゃん。気にしないでね」

藤木「ああ。けどこのぬいぐるみの首で思い出したよ」

藤木「私が10時に雑貨屋に行ったときは…確かぬいぐるみは全部あったはずさ」

白野原「成程ね~」

あれ?けどさっき12時にはぬいぐるみは無かったって言ってたよね?
でも10時にはあって…

ということは一時間で…?!

有山「…」

藤木「以上さ。力にはなれそうかい?アヒャッ」

有山「あ。うん、なんとか!ありがとね!」

白野原「ありがとね~」

取りあえず明確な時間は大事だと思うからきちんと覚えとかないと

コトダマ【ぬいぐるみのあった時間】を入手しました
藤木が10時頃に雑貨屋を覗いた時にはぬいぐるみは全て揃っていたという

【捜査開始】
1能口に話を聞く
2森近に話を聞く
3上山に話を聞く
4自由

↓2

白野原「魔法陣と言い…あのぬいぐるみと言い…犯人っても~し~か~し~て~」

いつもと変わらない笑顔で私を見る白野原ちゃん。
けど言いたいことは背中からオーラみたいに滲み出てる

「お前が犯人だろ」って

勿論そんなわけない、けど、言った所で白野原ちゃんはきっと聞いてくれないし、面白おかしくかき乱されちゃうとおもう
だからここはぐっと我慢してた方が良い。きっとおにーちゃんでもそうする


能口「あー。その話皆が居る時にするの忘れてたよ」

能口「今回の事件、マオちゃんは犯人じゃないよ」

能口「番台の私と忍者の森近が保証してあげるよ」

白野原「…え?」

能口「いやさ。前科というより未遂があるわけじゃん?マオちゃんはさ。だから夜時間は私と森近でずっと監視してたってわけ」

有山「え…全然気づかなかった」

能口「そりゃ当然。気づかせなかったんだから」

それだったら白野原ちゃんとかセル君とか…もっと他の人を監視してほしかったな…
何てちょっと思っちゃったり。


能口「残念だったね」

白野原「じゃあ犯人はメリィも除いて12人の中から選ぶってことか~。うふふ~」

有山「あ…ありがと」

コトダマ【マオが犯人ではない証拠】を入手しました
マオの夜時間の行動は全て能口と森近によって監視されていたらしく、能口と森近が夜時間のアリバイを証明してくれている

【捜査開始】
1森近に話を聞く
2上山に話を聞く
3屋内庭園に行く
4自由

↓2

有山「森近君…ちょっと話良い?」

話してくれるかどうかは分かんないけど、とりあえず森近君に話を聞いてみよう

森近「…俺…鈴上…大護」

有山「…え?」

白野原「うふふ~。それ~」

森近「!?」

白野原ちゃんの姿が見えないと思ったら、いつの間にか森近君の後ろに回り込んで
思いっきり森近君の口布をずらした、忍者の背後を取るなんて…
もしかして…白野原ちゃんって…物凄く強い人かもしれない…

白野原「もう一回お願いね~」

森近「っ!?」

有山「もう一回お願いって言うのは私からも…。さっき聞き取れなくて…」

森近「朝に死体を見つけたのは俺だ。その後に鈴上と大護が後を追ってきて、その直後にアナウンスが鳴った」

森近君は目をそらして顔を赤くして私にそう言ってくれた
つまり朝死体を発見したのはこの三人ってこと?


森近「…以上だ」

今回は白野原ちゃんのおかげですんなり証拠を得れたけど…
お礼は言わないでおこう、あんまり今は話したくない…

コトダマ【死体の発見者】を入手しました
一番最初に発見したのは白野原、朝に死体を見つけたのは森近、その後に鈴上や大護が来たらしい

【捜査開始】
1上山に話を聞く
2屋内庭園に行く
3自由

↓2

上山「お!居た居た。ちょっといいかメーン?」

屋内庭園に行こうとしていた私たちを呼び止めたのは上山君だった。
…なんだろ?

有山「なに?何か見つけた?」

上山「見つけたって言うか聞いたって言うか、まあ聞けってYO」

上山「死体発見アナウンス。あれってどうやったら鳴るか知ってるか?」

そう言われてみれば…。でも決まりなんてあるの?
そんなのわかんないよ。って言おうとした私より先に上山君がこう言った

上山「あれは犯人を除く3人以上が死体を発見したら流れるんだってYO」

有山「えっと…それって?」

上山「モノクマに聞いたから間違いねえぜ!」

…それが分かったからどうなるんだろう…

有山「証拠になるの?」

上山「いや。俺が前から気になってたから聞いただけだメーン」

上山「それを誰かに教えてやりたかったって言うのもある、それに何かの証拠になるかもと思ってな!」

ごめん…それ証拠になんない…

白野原「うふふ~」

有山「な…なんで笑ってるの?」

白野原「なんでもないよ~」

コトダマ【死体発見アナウンスのルール】を入手しました
死体発見アナウンスは3人が発見した時点で即座に鳴り響くシステム、そこに犯人は含まれない

すいません。どこかでパソコンの初期設定をミスしてしまったらしく凄く重くて凄く落ちやすいので設定しなおしてきます
取りあえずはいったんここで切ります

やっと復活できたので目安としては明日にはもう捜査パートを終わらせる所存です
これ以上皆様を待たせるわけにもいきませんし
遅れを取るわけにもいきませんし。

土日更新できそうって書き込みにこようと思ってここに来たら、なぜかもうされていた件について
しかもパソコン使いこなせる云々の前に回線というかサーバーというかプロパイダ的な何かがおかしかったから顔を出せなかっただけで…


鳥は変えません!変えませんよ!


明日の夕方過ぎか日曜には捜査パート終えたいなと。

それだけ書き込むと何だか物悲しいので、来年くらいになるであろう次回作の話をちょっとだけ
次回作は海底のあの人を出す予定です、あの人と言えばあの人しか居ませんね
意外すぎるあの人です。

出たら面白いからだそうと思ってる程度でまだシナリオの方は全然練れてません
安価受けながらその都度考えていきます。はい。

では、失礼します

作者的にはもう出すことは決まっていますし、これくらいならバレてもいいかなと思ったり
毎度毎度事件のトリックが単調すぎるから別の何かを投下して、頭を鈍らせようと言う魂胆ではありませんからね!

次回作に出るのは海底本編にきちんと登場して発言もしている人物です

調子に乗るのもここまでにして、後は黙っておきます。
それでは皆々様、土日の更新までしばしお待ちを!

はい!というわけで今日は夜19時~20時には投下開始する予定です
今裁判執筆中なので、もしかすると今日に捜査終わって明日に裁判が終わるかも…
夢のようですね。はい

でも数週間空けただけなのに肝心のトリックとか口調とかがすっぽ抜けてて辛い…
なんで飲み物何てこぼしたんや…

では!お楽しみに!

お待たせしました皆様いらっしゃいますか?

【捜査開始】
1大護に話を聞く
2屋内庭園に行く
3自由

↓2

有山「あ、大護君!」

大護「おう、嬢ちゃんと…。って…エライのをパートナーにしちまったな…」

大護君は私を見て白野原ちゃんを見る。
私を見るときは普通の顔だったのに、白野原ちゃんを見て、びっくりしたような顔をしていた。
…そりゃそうだよね……

白野原「何か分かったことはあるのかな~?うふふ~」

大護「それが大変なんだわ」

有山「大変って?!なにか重大な事でもわかったの!?」

大護「いやあ。なーんも分かんねえ!笑うしかねえな!ガハハハハ!」

有山「…ええ」

大護「ああ。けど一応俺なりに凶器の整理はしといたんだがな、ここにあった凶器は三つだ」

大護「まずはぶっ刺さってた包丁な。んで、頭に刺さってた斧。市販のよりはデケぇ。んで両刃だ。んで次は杭。普通の木の杭だな、あ。けど先っぽが異常にとがってる」

大護「凶器に変わった所はねえよ」

現場に合った凶器は三つだけか、ジェシカちゃんはこれで…


大護「んー…あー…」

有山「どうしたの?他にも何かあるの?」

大護「あんま無理すんなよ。」

大護君はバツの悪そうな顔でそう言って、私たちの前からいなくなった。
…無理なんてしてないよ。無理なんて


【安価】
1ぬいぐるみを調べる
2屋内庭園に行く
3自由

↓2

白野原「あ。これ可愛いから持っていこ~。お部屋に飾るんだ~」

有山「え…や…やめときなよ…」

白野原ちゃんは死体のそばにあった一番大きなぬいぐるみを手に取って抱きかかえた
死んだ人の傍に置いてあったものなのに…

白野原「なんで~?うふふ~」

有山「だ…だってそれ。ジェシカちゃんの傍に―――」

白野原「でもぬいぐるみは死んでないから気持ち悪くないし、それだったら死んだ牛とか魚とかを平気で口にする方が気持ち悪いよ~」

有山「牛とかと人間は違うよ…」

――ポロッ

白野原「あ…落ちちゃった~。拾ってくれるかな~?」

首の切断されていたぬいぐるみの頭が地面に落ちて転がってきた
中には綿がびっしり……。って、あれ?

有山「なにこれ…泥?」

白野原「え?」

有山「ちょっとごめんね、元に戻すからねっ」

頭のワタを少し引き出してみると、そこには茶色い汚れがついていた。
ちょっとだけだけど…何だろうこれ?泥みたいに見えるんだけど…

コトダマ【現場に落ちていた凶器】と
現場に有った凶器は両刃の斧と杭、後は包丁だけだった。

コトダマ【並べられたぬいぐるみの首】を入手しました
一番大きなぬいぐるみの首の中に泥の様な汚れが付いていた


【捜査開始】
1屋内庭園に行く
2自由

↓2

有山「…この包丁ってどこのだろ」

包丁がありそうなのって酒場と宿屋内の食堂?
けど、そんな包丁なんてまじまじ見る機会ないから、どっちの物かは分かんない…

白野原「あ~。これ、酒場のだね~」

有山「わ…分かるんだ。」

白野原「うん~。ジェシカちゃんに凶器の調達頼んでた時にね~、見慣れちゃった~」

白野原「一番切れやすくて、軽くて、刺しやすいのがこの包丁なんだ~」

え?じゃあ白野原ちゃんは全部の包丁を今持ってるの?
けど…それならみんな気付くはずだし…

っていうより、ジェシカちゃんにそんなひどい事…

有山「他の包丁は?まだ持ってるの?」

白野原「護身用に一本だけ部屋に置いてあるよ~、あとは皆にばれるとアレだからちゃんと戻しておいたよ~」

有山「そっか…」

白野原「うふふ~。顔が青いよ~?」

有山「…そんな事無いと思うけどな」

やっぱり白野原ちゃんは怖い。どうしてペアなんて組んじゃったんだろう…
けどこうなったら最後まで頑張らないと、ジェシカちゃんの為にも。

コトダマ【ジェシカと白野原の関係】を入手しました
白野原はジェシカを利用して度々凶器の調達などをさせていた

【1F 屋内庭園】

何だかあの場所にずっといるのも気疲れするから、ちょっと気分転換と捜査も兼ねてここに来た
…なんだか空気がおいしい気がするのはきっと気のせいじゃないよね

白野原「ここに凶器があるのかな~。証拠があるのかな~?」

有山「あるかもしれないし、他の人もいるから聞き込みできるでしょ?」

なんだか白野原ちゃんの扱いにも慣れて来たな…
って言うか、何も感じなくなってきた。重症だな、多分

有山「…あれ?」

白野原「どうしたの~?」

有山「あそこの花壇…、なんか変」

あそこの花壇は私が薬を作る時に使う草がいっぱいあるから、ある程度見慣れてるんだけど…
なんだか花が減ってる気がする…。もちろん取ったのは私じゃない。

白野原「…?」

有山「やっぱりだ…花が抜かれてる」

白野原「中に何か埋めたのかな~?掘られた後もあるし~」

有山「掘ってみよう!!」

――――――
――――
―――

有山「何もなかったね…」

白野原「手が汚れちゃったよ~…もう~」



コトダマ【違和感のある花壇】を入手しました
屋内庭園の花壇が何者かによって掘られていた


【捜査開始】
1能口に話を聞く
2椎名に話を聞く
3セルに話を聞く
4自由

↓2

白野原「あ~セル君だ~。何か分かったことあるかな~?」

セル「おや、お二人で捜査ですか、仲の良い事は良い事ですね」

白野原「うん!と~っても仲良しだよ~」

二人は波長が合うみたいで…
私は入る余地なんてないし、なんか入るの怖い…

セル「これで全員白ですね…」

有山「え?…白って何が?」

セル「いえ、捜査時間が始まってから各ランドリーと各部屋の服、いえ、隅々まで調べたのですが、証拠になりそうな物が無くて」

有山「え!?な…なんでそんな事?!」

セル「ジェシカさんは胸を一突きで殺されていたので多少なりとも返り血が付いているかな…と思ったのですが」

有山「それで全員の服を調べたの?」

セル「ええ、全員と会って今来ている服まで見て回ったのですが…」

白野原「それじゃあ犯人は全裸で殺したのかな~?」

セル「アグレッシブですね」

捜査だから強く言えないけど…
もしかして下着まで見られちゃったり…したのかな

セル「大丈夫です。下着の色や傾向は墓場まで持っていきますので」

有山「――――!!!!」


コトダマ【返り血の謎】を入手しました
心臓を一突きしたなら返り血が吹き出すはずなのに、ランドリーや各部屋には血の付いた服は無かった

【捜査開始】
1能口に話を聞く
2椎名に話を聞く
3鈴上に話を聞く
4自由

↓2

能口「あ!居た居た!探したよもう!」

有山「え?なに?何かあったの?」

能口「いやぁ。さっき言い忘れてたことがあってね、それを教えに」

白野原「もう~。おドジさんだな~」

有山「それで、言い忘れてたことって?」

能口「いや、よく思い出したら私昨日ジェシカちゃんに会ってるんだよ」

能口「モノクマファイルによると事件が起こったのが11時頃だから…」

能口「多分ジェシカちゃんにあったのはその数十分前かな」

有山「で、その時のジェシカちゃんに何か変わったことあった?」

能口「特に。けどちょっとね」

能口さんはそこまで言って、ちょっと気不味そうな顔をした。
多分私にじゃなくて、白野原ちゃんにだ…

白野原「おきになさらず~」

能口「どうもちょっと話した限りじゃあ、ジェシカちゃんはその子に呼び出されて行ったみたいなんだ」

有山「…え」

白野原「そうだったけ~」

白野原「忘れちゃった~。うふふ~」


コトダマ【能口の証言】を入手しました
能口は事件発生前のわずか数十分前にジェシカと会っているが、ジェシカは白野原と待ち合わせをしていると言っていたそうだ

【捜査開始】
1大護に話を聞く
2椎名に話を聞く
3鈴上に話を聞く
4自由

↓2

鈴上「おい!白野原!オメェマジで今回の裁判で殺してやっからな!」

白野原「ひゃあ~」

有山「ちょ!ちょ!落ち着いて!!」

有山「なになに!?どうしたの?なんでそんなに怒ってるの!?」

鈴上「コイツがジェシカを殺した張本人だからだよ!!」

鈴上「言い逃れは出来ねえぞ!アタシと愛野が聴いてるんだからな!!」

有山「言い逃れ?え?なに?白野原ちゃん!」

白野原「あ~。あの日誰か殺そうか~って、ジェシカちゃんを呼んだんだ~」

白野原「12時集合なんだけど~。なんか行ったときには死んでて~」

鈴上「オメェがやったんだろうがよ!!」

ダメだ。今にも鈴上ちゃんが殴り掛かりそう…
ここは皆の安全のためにも何とかしないと…

有山「わ…分かった!分かったから!」

有山「と…とりあえず落ち着くためにもあっち連れていくね」

鈴上「おい!逃げんのか!オイコラぁ!!!」

白野原「こわ~い」

殺人者になりそうな人を庇ってる今の心境は凄く複雑…
けど、私も人の事は言えないんだよね…

コトダマ【白野原の殺人計画】を入手しました
白野原は事件発生当時12時に踊り場にジェシカを呼び出していたのを鈴上と愛野が聴いている

【捜査開始】
1大護に話を聞く
2椎名に話を聞く
3倉庫に置いてあると量を調べに行く
4自由
↓2

椎名「お前ら二人はなんかもう逆に怪しすぎて怪しくないから省くとして、これで完成だ」

有山「な…なにが!?」

椎名「いや。事件の時間帯前後に何をしていたかのチャートを作っていたんだがな、こうなっているぞ」

そう言って私達に椎名ちゃんがくれたのは一枚のメモ帳
名前の横に場所が書いてあるだけの簡素な奴だった

椎名「こういう感じで皆一階に集中しているな」

白野原「二階は殆ど誰も居なかったんだね~」

椎名「そうだな、あの時間帯に一階に人が居なかった場所はほぼない」

有山「あれ?けど…屋内庭園は?」

椎名「聞き込みをしたが、そこには誰も行っていなかったみたいだな」

白野原「皆夜更かしさんなんだね~」

白野原「私も約束してたんだけどね~」

椎名「因みにその約束とは?」

白野原「殺人だよ~。うふふ~」

椎名「……」

有山「驚くよね、うん…私もだよ…」

椎名「もう犯人で良いんじゃないか?」


コトダマ【人のいなかった場所】を入手しました
事件が起こった時間帯に人が居なかったのは1Fでは屋内庭園だけ

【捜査開始】
1大護に話を聞く
2倉庫に置いてあると量を調べに行く
3自由
↓2

ジェシカちゃんの死体の下に書かれてたのは魔法陣。
しかもとっても出鱈目な魔法陣、で、多分それを書くのに使われたのは

白野原「ねえ~、どれも未開封だよ~?」

有山「え…でも、白い塗料ってここにしかないと思ったんだけど…」

ここの塗料だと思ってたけど、違ったみたい。

白野原ちゃんにも手伝ってもらって手の届く範囲の塗料は全部調べた
けど、全部未開封。

…他に白い塗料が置いてある場所なんてないと思うんだけどな

白野原「もう良い~?」

有山「うん。ありがとう。そろそろ聞き込みに戻ろっか」

白野原「だね~、なんだか埃まみれで気分悪くなってきちゃったよ~」

やっぱり私は捜査より聞き込みの方が向いてるのかな…

有山「ねえ、他に白い塗料が置いてそうな場所って分かる?」

白野原「ここにしかないんじゃないかな~?今のところは」

有山「…だよね」

何だか解けない謎が増えた気がする…

コトダマ【魔法陣の塗料】
魔法陣の塗料は屋内庭園の物だと思われるが、手の届く範囲の塗料は一切減っていなかった

【捜査開始】
1大護に話を聞く
2自由
↓2

有山「大護君、何してるの?」

大護君が杭とにらめっこしたまま動かない…
何見てるのかな?木目とかかな?

大護「いやあ…。椎名が事件の時間帯人が居なかったのはここだけだっつうから、もしかしたら凶器があるかなって探しに来たんだよ」

大護「ほら、頭殴られてただろ?だからそれを探しにな」

有山「そうなんだ…で何か見つかった?」

大護「いーや、みつかんねえ。これが最後の凶器候補なんだけどなぁ…」

白野原「犯人は素手で殴り倒したとか~?うふふ~」

大護「怪力すぎんだろ、つーかそんなんできるの俺しか居ねーじゃねーか!」

白野原「違うの!?」

大護「違えわ!」

白野原「信じてあ~―――」

白野原「げないっ!うふふ~」

大護「っつうか、いっちばん怪しいのはお前だぞ?わーってんのか?」

白野原「けど犯人じゃないからいいよ~」

何だか根本的に話がかみ合ってないと言うか…
何というか…。

何だか聞いてるこっちが疲れちゃうよ…

コトダマ【屋内庭園の鈍器】を入手しました
屋内庭園に置いてある鈍器になりそうな物は全てジェシカの頭の傷跡と一致しない

※安価ミスごめんなさい

では捜査パートが終わりました!
いやぁ…長く付き合わせて申し訳ないです。


取りあえずコトダマ一覧貼っておきますのでそちらから裁判までの推理をお楽しみください

トリックガバガバなのは許してください…
毎度毎度ごめんなさい

【コトダマ一覧】
【モノクマファイル2】 
被害者はジェシカ・アンバートン、死亡時刻は夜11時頃、1Fと2Fの間の踊り場にて即死、頭頂部には強い衝撃を受けた跡があった

【ぬいぐるみのあった時間】
藤木が10時頃に雑貨屋を覗いた時にはぬいぐるみは全て揃っていたという

【それぞれのぬいぐるみの位置】
雑貨屋から取られたぬいぐるみは無策に選別されているらしく、棚の上に置いてある飾りのぬいぐるみまで使用されていた

【ぬいぐるみのなかった時間】
白野原が12時頃に雑貨屋に行ったときは、ぬいぐるみは無かったらしい

【死体の発見者】
一番最初に発見したのは白野原、朝に死体を見つけたのは森近、その後に鈴上や大護が来たらしい

【死体発見アナウンスのルール】
死体発見アナウンスは3人が発見した時点で即座に鳴り響くシステム、そこに犯人は含まれない

【並べられたぬいぐるみの首】
一番大きなぬいぐるみの首の中に泥の様な汚れが付いていた

【違和感のある花壇】
屋内庭園の花壇が何者かによって掘られていた

【白野原の殺人計画】
白野原は事件発生当時12時に踊り場にジェシカを呼び出していたのを鈴上と愛野が聴いている

【死ぬ前に付けられた傷】
死ぬ前に付けられた傷は頭への衝撃と胸への一撃のみ

【能口の証言】
能口は事件発生前のわずか数十分前にジェシカと会っているが、ジェシカは白野原と待ち合わせをしていると言っていたそうだ

【魔法陣の塗料】
魔法陣の塗料は屋内庭園の物だと思われるが、手の届く範囲の塗料は一切減っていなかった

【返り血の謎】
心臓を一突きしたなら返り血が吹き出すはずなのに、ランドリーや各部屋には血の付いた服は無かった

【マオが犯人ではない証拠】
マオの夜時間の行動は全て能口と森近によって監視されていたらしく、能口と森近が昨晩のアリバイを証明してくれている

【ジェシカと白野原の関係】
白野原はジェシカを利用して度々凶器の調達などをさせていた

【人のいなかった場所】
事件が起こった時間帯に人が居なかったのは1Fでは屋内庭園だけ

【屋内庭園の鈍器】
屋内庭園に置いてある鈍器になりそうな物は全てジェシカの頭の傷跡と一致しない

【現場に落ちていた凶器】
現場に有った凶器は両刃の斧と杭、後は包丁だけだった。

裁判かけたので今日の夜!裁判終わらせるます!

パソコン壊れてる間のブランクのせいで裁判いつもよりガタガタじゃね?死ぬの?とかは思っても祝いでください…
無い頭で頑張ったんやで!

では!また夜にお会いしましょう!

更新よろしいですか?

ピーンポーンパーンポーン

モノクマ「それでは今から学級裁判を開始します!」

モノクマ「オマエラは捜査を切り上げて至急大広場に来てください!」

モノクマ「繰り返します、学級裁判を開始しまーす!」

モノクマ「オマエラは至急大広場へ来てください!」


アナウンスが鳴った。
多分、これから始まるんだ、あの裁判が。また…

白野原「うふふ~、それじゃ、行こうかー」

有山「うん」

でもそのアナウンスを聞いても白野原ちゃんは顔色一つ変えない…
私はこんなにも怖い…のに…

けど、戦わないといけない。犯人を見つけないと。

ジェシカちゃんを殺した犯人を

大広場に集まった後、私たちは黙って裁判場に向かった。
誰も口を開かないし、開こうともしなかった…

こういう時ジェシカちゃんが居れば…なんて考えてしまうけど。もうジェシカちゃんは居ないんだ


有山「……」

愛野「大丈夫?」

よっぽどひどい顔をしてたのか、横に居た愛野君がそう聞いてくれた

有山「大丈夫だよっ」

大丈夫。私は大丈夫だ

きっと今回も犯人を見つける事が出来る。
だから大丈夫

裁判場に着いた。

遺影は3つになっている。
ジェシカちゃんに諸井ちゃん。菊野君…

もう帰ってこないんだ。

モノクマ「はい、じゃあみんな揃った所で裁判始めるよー!」

モノクマ「さっさと席に行ってね!で。みんなで犯人を捜してね!」


一回だけ深呼吸をする。

これから何が起こっても大丈夫なように。この前みたいにはならない様に

有山「―――」

『大丈夫。頑張れる。平気だ』

私はずっとこの言葉を頭の中で繰り返していた









【学級裁判 開廷】














モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう!」

モノクマ「学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、クロだけがおしおき」

モノクマ「逆に間違った人物をクロと指摘した場合は、クロを除く全員がおしおきとなり……」

モノクマ「みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となります!」

鈴上「今回も流れはアタシが作る!」

椎名「前回は後半から全く役に立っていなかったがな」

鈴上「あ!?」

九条「まあまあ。喧嘩はしないで、早く犯人を捜そう」

白野原「ジェシカちゃんを~あんなにしたのは~。だれかなー?だれかなー?」

セル「いえ。もうそれは分かっているのではありませんか?」

歌川「分かっているなら早く話せ」

大護「あー…けど。あり得なくはねえのか?」

藤木「やーな感じだね。アヒャッ」

能口「へ?その犯人て?」

セル「今からお話ししましょう。今回は早く帰れそうですね」

森近「……」

ノンストップ議論開始!

コトダマ
【能口の証言】
【魔法陣の塗料】
【マオが犯人ではない証拠】
【白野原の殺人計画】
【死体の発見者】

セル「【犯人は有山さんです】、現場が物語っています」

藤木「やっぱりそーなっちゃうのかね、やな予感は的中だよ」

歌川「マオちゃんが犯人だって!?【そんな事は…】」

上山「けど【前科がある分、無闇には否定できねえめーん】」

大護「マジで『呪い殺したってか!』って、んなわけけねーわな」

椎名「犯人が有山だとすれば『話が出来過ぎだと思うのだが』」

九条「犯人は私ですって自らアピールしている様な物だからね」

愛野「【あえて裏を掻いたとか…】って!ううん!有山さんはあんなひどい事しないよ!」

セル「何が起こるか分からないのにそんな甘いことを言っていていいのですか?」

愛野「ひいっ!」

九条「こらこら。圧をかけちゃ駄目だよ」

鈴上「もうとりあえず有山が犯人で良いんじゃね?」

【】を論破か『』に同意しろ!


↓2

正解!!

有山「そうじゃないよ!!」

有山「確かに私は疑われても仕方ないかもしれないけど…」

能口「そそっ。それは私らが証明できるってわけよ」

森近「…ああ」

鈴上「んあ?どういうことだ?」

能口「いや、さすがに前があるってのは心配だしさ、私と森近でマオちゃんの夜の行動は監視してたんだよ」

森近「…部屋の中は見ていない」

歌川「…」

大護「…」

上山「なーに安心してんだよ!つーか大護は部屋ん中見たことあるだろーがYO」

椎名「話が脱線しているぞ」

鈴上「エロいこと考えてんじゃねーぞ!」

歌川「なっ!?そんな事は考えてないぞ!」

九条「え?大護君のマグナムから放たれる白い弾丸を想像していたって!?」

大護「何で―そーなるんだよ!どっちかっつうと俺のマグナムっつうより嬢ちゃんのマンドラゴラの方だろーがよ!」

愛野「うわああああん!!気持ち悪いよお!!」

セル「はぁ。つまりあの魔法陣は偽装だったと?」

能口「ああ。そうなるね」

セル「とりあえず下ネタに感けているバカは置いておいて話を続けましょう」

白野原「監視が付いてるってなると~。犯人は誰かな~?誰かな~?」

能口「それを探すのが今回の裁判じゃないのかい?」

椎名「やっぱり一筋縄ではいかないか、まあ推理ゲームの常識だな」

上山「でもこれゲームじゃねえんだよな…。なんか証拠みてえなもんはねえのか?」

森近「…」

愛野「あそこまで色々手が込んでたら、全部なんかの仕掛けかなって思えて来て」

九条「猟奇的な演出が功を制したんだね…。」

藤木「何が証拠化は分かんないってことかい…アヒャッ」

椎名「詰んだか?」

大護「いや、まだ分かんねーぞ」

能口「とりあえず初めに戻って凶器の話から始めて行った方がいいんじゃないかな?」

森近「…賛成」

セル「ですね。分かりきっている事だからこそ何かが見つかるかもしれませんし」

ノンストップ議論開始!

コトダマ
【人のいなかった場所】
【死体発見アナウンスのルール】
【白野原の殺人計画】
【モノクマファイル2】
【ぬいぐるみのなかった時間】 

セル「言わずもがな『凶器は決まっていますよね』」

椎名「だな。凶器は【胸に刺さっていた包丁で間違いない】だろう」

愛野「えっと犯行時刻が11時だから…【犯人はその時間に包丁を持ち出して】ジェシカさんを…」

九条「そうなるんじゃないかな?10時までは僕が食堂に居たからね」

藤木「じゃあ犯人は入れ違いで…ってことかい、アヒャッ」

森近「…」

大護「けど夜時間以降って食堂に入れたっけ?確か入れなかったような気がすんだけどなー」

能口「確かにそう言われりゃあそうだね。『何らかの抜け穴があった』とか?」

上山「で。犯人はその抜け穴を使って包丁を持ち出して、今回の強行に…」

歌川「ちょっとまて、不明確な証拠だけで話を進めるな、なんだ抜け穴って。分かるように説明してくれないか?」

椎名「抜け穴。ぬけーあな。とは―――」

歌川「そう言う意味じゃない!バカか!校閲なんだ、言葉の意味くらいは分かっている!」

セル「こればかりは歌川君に同意です。抜け穴は何を指しているのか…。どういう方法でそれが出来るのかが分からないと話を進めにくくなります」

鈴上「とりま、今んところ決まってんのは『犯人は犯行時刻頃に包丁を取り出した』ってことだろ?それに包丁って言ったら酒場にもあるよな?」

九条「なるほど、食堂に入らずとも【犯行時刻に酒場から包丁を手に入れる事は出来た】と」

【】を論破か『』に同意しろ!
↓2

正解!!


有山「そうじゃないよ!」

有山「今回の犯行が起こった時間帯、酒場には人が居たんだよ」

有山「ううん。酒場だけじゃないよ。エントランスにも広場にも人は居たんだよ」

セル「つまり一階には常に誰かが居たから凶器を手にする事は不可能だと?」

有山「あ…ううん。屋内庭園にだけは人が居なかったみたいなんだけど」

大護「屋内庭園には包丁なんてもんはねーわな、常識的に考えて」

椎名「つるはしはあったがな、あと先の尖った気の杭」

白野原「けど~。傷口はたーしーかーにー包丁でつけられたものだったよ~?うふふ~」

愛野「羊飼いって検死も出来るんだ…」

白野原「よく羊が狼とか野生の動物に食い荒らされてたからね~。傷口くらいは見慣れてるよ~」

能口「んじゃあ、犯人は人のいなかった時間に凶器を持ち出していた、ってことになるのかい?」

上山「動機が発表されたのが10日目だろ?で事件が起こったのはその日の夜ってわけで」

歌川「流石に動機発表時は気が立っているから、誰かが易々と凶器を持ち出すような事はできないだろうな」

藤木「それじゃあ動機関係なしに誰かが誰かを殺そうとして準備をしていた…とかかねぇ」

愛野「そうなると…えっと…怪しいのって…」

コトダマにコトダマ一覧のレスの安価(>>446)貼ってくれるとありがたい
安価なら下

白野原「えっ!?メリィじゃないよ~?うふふー」

鈴上「オメェしか居ねえだろうが!この人殺し!」

椎名「まあまあ、まだ犯人と決まったわけではないぞ、限りなく怪しいのには違いないが」

九条「けどそうなってくるよね、動機発表前に凶器を持ち出しそうな人って言うと白野原さんしかいないんだし」

セル「いえ、怪しいのは有山さんもですが、彼女には明確なアリバイがありますし」

大護「意外とオメェも怪しいけどな。食えねえ奴には違いねえわけだしな」

セル「私がやるならもっと綿密に完璧にやってみせますが?」

能口「まあまあ二人とも、そこらへんにしといてさ。話を本筋に戻すよ」

椎名「凶器は10日目に持ち出された可能性は低い、なぜならば10日目は動機発表で皆気が立っていたから」

椎名「となると凶器が持ち出されたの可能性が高いのは第一回目の裁判の後から動機発表までの期間…ということだな」

九条「まとめをありがとう、大まかそれで間違いはないんじゃないかな?」

愛野「けど…やっぱり怪しいのって白野原さんだよね…」

森近「…もう犯人は」

白野原「え?メリィが犯人だったの~?メリィでも分からなかったなぁ~」

いや。ちょっと待って、凶器を持ち出していたのは白野原ちゃんかもしれない
けど今回はそれと同じくらい可能性のある人がもう一人居るよね…

>446から正しいコトダマを選択しろ

↓2

※何故か今回に限って忘れると言う愚行
>>467さんありがとうございます

正解!!


有山「ジェシカちゃんも…怪しいよね」

鈴上「え?ん?ああ」

上山「あー。確かにそう言われてみりゃあそうだよな」

鈴上「白野原がよーくパシらせてたもんな」

九条「となると事前に凶器を入手できそうなのはこの二人?」

歌川「他の人物という可能性もまだ捨てきれないが、今の所、一番可能性が高いのはこの二人になる」

歌川「次点で酒場によく出入りしていた大護とセル、次に食堂でよく料理を作っていた人物」

大護「まあとりあえずはいっちばん可能性の高い二人から潰して行こうぜ」

能口「だね、もしその二人が完全に怪しくないって決まれば次の可能性を追えばいいさ」

森近「……ああ」

大護「だな、ま!疑うんだったら疑えばいいじゃねーの!やましい事はなんもねえから痛くも痒くもねえ」

セル「ええ、彼の言葉に同意です」

ノンストップ議論開始!

コトダマ>446
【死体発見アナウンスのルール】
【白野原の殺人計画】
【それぞれのぬいぐるみの位置】
【返り血の謎】
【能口の証言】

セル「ですが一つ疑問です、犯人は凶器を手に入れてジェシカさんを殺したのでしょうか」

能口「へ?それはえっと凶器を持ち出して…って【それは無理なんだったね】」

愛野「そうだよね、今さっきの話からすると【凶器を持っていた可能性が高いのは白野原さんとジェシカさん】だから…」

九条「犯人はある程度の準備をしていて、『犯人はジェシカさんを凶器を持った状態で呼び出した』」

椎名「で、そこで凶器を奪って殺したってわけだな」

セル「その話を聞くとかなりのギャンブラーですね、いくら念入りに自分の犯行の準備を進めていても、【そこにジェシカさんを呼び出さなければ意味は無い】」

椎名「ということは【ジェシカに凶器を持ち出させれる人物が犯人】ということだな」

白野原「…ふぇ?メリィじゃないよ~」

鈴上「犯人はみんなそう言うんだよ!アホか!」

椎名「もう終盤まで来た気がするのだが…」

九条「まあまあ、早とちりはよくありませんよ、ゆっくり考えましょう」

森近「…同意」

【】を論破か『』に同意しろ!

下2

そう。そこに呼び出さないと意味は無いんだよね
じゃあそこに誰が呼び出したのか…それをみんなに教えないと。


再安価
↓1

正解!!

有山「そうだと思うよ!」

有山「そうだよね?白野原ちゃん、ジェシカちゃんの事呼び出したよね?」

白野原「うん。そうだったっけ~?忘れちゃった~。うふふ~」

鈴上「忘れたァ!?んならアタシが証言してやるよ!アタシだけじゃねえ!なあ!」

愛野「う…うん。僕もそれは聞いたよ」

白野原「だったらさ、ちゃんと証言してよ」

鈴上「あ!?」

愛野「…白野原さんがジェシカさんを呼び出していたのは12時…けどジェシカさんが死んだのは11時」

藤木「一時間の誤差が発生してるってことかい…」

能口「つまりは…。いや…けど。わざと二人に話を聞かせて、後々時間を早めたんじゃないかい?」

セル「でもそんな事をしてしまうと、呼び出せるのは自分だけだと証明している様な物です。どっちにしろ疑われることに違いは無いでしょう」

上山「つまりかなりリスキーな犯行になっちまうってわけだな!」

大護「今ここでこんなに不利になっちまってんだ。アイツがそれを予想できないってことはあるか?」

歌川「裏を掻いているという可能性もある。どっちにしろ怪しいのには変わりないがな」

白野原「うふふ~。間違ってたらみんな死んじゃうんだからー。ちゃんと考えてよね~」

九条「いや。でも待ってください、白野原さんが12時にジェシカさんと約束をしていたのなら…」

白野原「うん。私が行ったときにはもうジェシカちゃんあんな感じだったから~」

森近「…!?」

上山「おいおいおい!なんで死体を見つけた時に俺らの事呼ばなかったんだYO!」

白野原「眠かったし~」

セル「イカれてますね…。本当に」

椎名「つまり犯人は死体を朝まで触り放題だったと言うことだな」

白野原「犯人と入れ違うってことも…無かったと思うな~」

鈴上「あ!?犯人見たのか!?」

白野原「みたのかなぁ?見てないのかなぁ~。うふふ~わかんない~」

鈴上「クソが!」

九条「まあまあ、落ち着いてください。落ち着かないと進む話も滞ってしまいますよ」

愛野「そうだよ…。白野原さんはずっとこんなのなんだから…」

セル「無視をしましょう。無視です」

白野原「あ…けど~。私が呼び出す時間を早めたって言う証拠はどこかにあるのかな~?」

白野原「それとも憶測かな~?うふふ~」

有山「うん。ちゃんと証拠はあるんだよ!」

白野原「ふえ?」

>446から正しいコトダマを選択しろ

↓2

正解!!

有山「ジェシカちゃんが出て行くの、ちゃんと能口さんが見てるんだよ!」

能口「そう!残念だったね。時間まできっちり覚えてるよ!」

白野原「あらららら~」

藤木「犯人確定…だね。アヒャッ」

セル「今度の今度こそ投票タイムに移るべきなのじゃないでしょうか」

大護「他に議論することってあるかー?」

歌川「でもなんか気持ち悪いぞ、綺麗に話がまとまり過ぎているというかなんというか…」

椎名「こういう系のって絶対二転三転あるんだよな、これ、常識だぞ」

上山「有山が犯人じゃないって分かって一転、白野原が犯人って決まって二転、三転目がまだきてねーYO?」

九条「一人でも納得していない人がいるなら、皆が納得するまで議論をしないかい?」

愛野「うん…。あの時こうすればよかったって言う後悔は…多分この裁判じゃできないからね…」

セル「ではなにか気になる点がある人はいらっしゃいますか?」

セル「いらっしゃらないのであれば―――――」

――スルッ



森近「言いたいことは山ほどある」

大護「おう。オメェちゃんと話せたんだな」

森近「人と話すのが苦手なだけだ、けど今はそうも言ってられん」

森近「いくら白野原が怪しいからと言って、こんなに緩い議論で答えを決めて良い物か」

森近「否、そんな訳がない」

セル「では何が気になっているのですか?それについてゆっくり話し合いましょう」

森近「…それは」

藤木「ありゃま、顔赤くして黙っちゃったよ。アヒャヒャッ」

森近「その…だな…」

セル「ただ闇雲に裁判を掻きまわしたいだけですか…そうですか。」

九条「まあまあ、納得いっていない人もいるみたいだし、裁判を続けよう」

愛野「そうだよ…。僕達の命もかかってるんだよ…もっと慎重に」

セル「まあいいでしょう、では議論を再開しましょう」

鈴上「あ?終わんねーのかよ。チッ」

藤木「ま、どっちでもいいけどね。ここでの時間は無限に近い有限なんだから。アヒャッ」

鈴上「んじゃ、議論再開!」

上山「あ…そこはお前が仕切るんだな」

鈴上「文句あんのか!?」

ノンストップ議論開始!

コトダマ>446
【能口の証言】
【モノクマファイル2】
【魔法陣の塗料】
【人のいなかった場所】
【死体発見アナウンスのルール】

大護「でも議論再開って言ってもよ、何話すんだ?」

愛野「今まで出た話をおさらいして、何か怪しい所がないかもう一度検証するとか…かな」

九条「【ジェシカさんが凶器を持ち出して】【ジェシカさんはその凶器で殺された】」

能口「で、ジェシカちゃんは【その凶器で一刺しされて殺された】ってことだね」

セル「ざっくり纏めすぎじゃないですか?」

藤木「でも今まで出た話ってそれくらいさ、アヒャッ」

上山「後は如何に白野原が怪しいかって話だよな」

森近「…何か違和感があるのだが」

セル「ではその違和感の正体とは?説明していただけますか?」

森近「……」

セル「やはりあなたにそこまでは出来ませんか、はぁ」

椎名「そこまで言うんなら、そっちは気づいてるのか?」

セル「ええ。もちろんです。謎が一つ出てきました」

九条「だね、これは議論のやり直しを求めてくれた森近君に感謝だね」

【】を論破か『』に同意しろ!

下2

一刺し?
えっと…でも、アレによると他にも気になる事が…

再安価↓1

正解!!

有山「そうじゃないよ!」

有山「胸を一刺しだけじゃない、ファイルを見てよっ」

森近「頭頂部への強い衝撃…」

椎名「つまりは脳天をかち割られたってわけだな」

大護「ん?ならちょっとおかしくねえか?」

セル「ええ、おかしいですね、現場にあった凶器はどれも鈍器とは程遠い物」

愛野「斧に杭に包丁…」

鈴上「けどよ、斧なら鈍器として使える事もねえか?」

椎名「あー…確かにそう言われてみればそうかもしれんな」

森近「…」

上山「つまり犯人は斧で頭に衝撃を与えてから、胸を刺して、でまた頭に斧を刺したってことか?」

セル「…はぁ」

白野原「なんかその推理呆れちゃうね~。うふふ~」

斧で頭に衝撃を与えてから、胸に包丁を刺した?
…けどそれって無理だと思う、だって――――


>446から正しいコトダマを選択しろ

↓2

正解!!


有山「確かに普通の斧だったらそれも出来るかもしれないけど…」

有山「あの斧じゃできないよ」

藤木「そう、だってあの斧は片刃じゃなくて両刃だったんだからねぇ」

セル「ええ、仰る通りです。つまり現場に落ちていた凶器だけでは頭頂部に衝撃を与える事は出来ない」

上山「んなら杭じゃねーの?杭で頭をバッコーンってYO!」

椎名「その線もあるが、あの杭意外と短いぞ。それを長身のジェシカの頭頂部に当てるとなると」

愛野「犯人は少なくともジェシカさんよりかは大きいってことになるよね…」

大護「あとは相当な力の持ち主ってことになるわな」

九条「けどそれだと小柄な白野原さんに犯行は不可能ですよね」

白野原「だね~。じゃあ、メリィ以外の誰かが犯人なんだよ~」

鈴上「あ!?んなら他に誰がやるってんだよ!それに呼び出したのは白野原なんだろ?」

愛野「少なくとも呼び出したのは白野原さんかもしれないけど…犯人は別なんじゃないかな」

歌川「今の所目測だが、ジェシカより背の高いのは男は愛野を除いた全員、女子は能口と鈴上だけだ」

鈴上「あ?じゃあ犯人は男ってことか?」

歌川「そうと決まったわけではない、女子にだって犯人の可能性はある」

鈴上「あ?!もしかして疑ってんのか?!」

セル「そしてそこからあの杭で頭頂部に跡が残るほどの衝撃を残せそうなのは…」

大護「って!なんでそこで俺を見るんだよ!」

セル「いえ、あなたなら出来るかと思いまして」

大護「確かにできるけどよ!俺は犯人じゃねえぞ!」

セル「ですか、なら――――」

森近「俺でもない。それに俺ならもっとスムーズに事を運ばせる」

セル「残るのは―――」

鈴上「だーかーらー!バカじゃねえの!?なんでアタシが犯人なんだよ!ボケが!」

セル「比較的運動が出来て力の強い人物が犯人かと思いまして」

能口「けどこんなことを言うのも何だけど、人間殺す気になったら誰でもそれなりの力は出るんじゃないかい?それこそ火事場の馬鹿力って奴でさ」

セル「自分も疑われている事、分かっていての発言ですか?それともあえてその発言をしているのですか?」

能口「難しい事はよく分かんないけどさ、けど、犯人候補を絞り込むには早すぎないかってこと」

椎名「だな。犯人枠が8人に絞り込めただけでも進歩なんだ」

九条「欲張るのはいつの時代でも損をすると言うことですよ」

ノンストップ議論開始!

コトダマ>446

【屋内庭園の鈍器】
【死体の発見者】
【ぬいぐるみのなかった時間】
【それぞれのぬいぐるみの位置】
【現場に落ちていた凶器】

九条「【8人の中に犯人が居る線が濃厚です】ここから徐々に犯人を絞っていきましょう」

愛野「そうだね、凶器は【杭で決定】なんだし」

能口「でもあの杭ってどこのだい?『あんなの屋内庭園でしか見たことない』けど」

森近「【屋内庭園の杭で間違いはないだろう】【他に杭の置いてある場所なんてない】」

歌川「死体に【杭を刺したのはカモフラージュ】ということか、『そうすることで杭を鈍器として使ったとはだれも思わないだろうしな』」

上山「意外と知能犯!?」

大護「いや、パッと思いついてポッと殺すのはいくらなんでもリスキーすぎんだろ」

椎名「ついカッとなってやった、反芻はしていない」

白野原「反芻?牛か何かかな~」

椎名「間違えた、反省だった。けどそんな事はどうでもいい」

歌川「そこ、余計な話を始めるな。また話が脱線するだろう」

【】を論破か『』に同意しろ!

下2

正解!

有山「そうじゃないよ!」

有山「大護君も忘れないでよ、大護君が言ったことだよ!」

大護「俺が言ったこと……。あ!思い出した」

大護「ジェシカの頭の傷と屋内庭園に置いてある鈍器になりそうな物、どれもこれも違えんだったわ!」

藤木「もっとわかりやすく説明してくれないかい?」

大護「つまり頭の傷口と屋内庭園に置いてある鈍器になりそうな物はどれもこれも一致しねえってことだわな」

セル「杭も調べたのですか?」

大護「大きさは違うけどな、形は一緒だったから多分違えぞ!」

セル「はぁ…どうしてそんな肝心な事を…」

大護「悪りぃな!忘れちまってたわ!」

愛野「けどちょっと待って、凶器の鈍器はどこから出てきたものなのかな?」

九条「ジェシカさんが持ち出していたもの…とか?」

能口「あー。それは無いね、さすがに斧とか杭とか持ってたら、あの時私が気づいてるし」

上山「なら何回かに分けて凶器を運搬したんだメーン!」

歌川「なんでそんな手間のかかる事を、それにそんなにうろちょろしていたら誰かに目撃されているだろう、現にあの時間帯は屋内庭園以外には人が居たんだ」


愛野「えっと、じゃあジェシカさんが持ち出してた凶器って何?」

能口「隠しきれるものだね、服とかポケットに。流石にそれ以外だと気づいてるさ」

愛野「服とかポケットとかに隠しきれる凶器…」

藤木「斧とか杭じゃあ目立っちまうから…」

椎名「ジェシカが持ち出したのは包丁のみってことか」

森近「では現場に落ちていたその他の凶器はどうなる?」

大護「カモフラージュじゃねえのか?」

セル「いや、ならば鈍器の一つや二つ分かりやすく置いておくでしょう」

歌川「でも犯人はそれをしていなかったと言うことは…」

セル「どういう意味があるのでしょうね、難解です」

椎名「実はあえて落ちてた凶器全部使われてたとか?ゲームではこういう裏を掻いた展開はよくあるぞ」

愛野「それは無いんじゃないかな…」

うん。凶器が全部使われてたって言うのは絶対にない。
あの子の言葉を信用するなら、これでちゃんと証明できるはずだよ

>>446から正しいコトダマを選択しろ
↓2

正解!!

有山「白野原ちゃんが言ってたんだけど、ジェシカちゃんが死ぬ前に付けられた傷はね、頭と胸の二か所だけだったんだって」

白野原「うん。そうだよ~」

大護「おいおいおい。信じていいのか?つーか羊飼いが検死なんて出来んのかよッ!」

鈴上「どうせ適当言ってんだろーが!」

白野原「検死の腕には自信があるんだ~、なんせ死んだ羊の噛み跡だけで何にやられたかすぐに分かるから~」

椎名「死んだのは羊じゃないんだが…」

白野原「食われるような奴はみんな羊だよ~」

九条「…ということは他の凶器は全て死後に用意された物…ですか」

愛野「白野原さんの証言を信じるならね」

上山「まあ、発見まで時間あるし、それまでいろいろ偽装工作とかは出来るメーン!」

鈴上「おいおいおい!なにコイツの証言信用してんだよ!」≪反論≫

鈴上「今まで散々コイツに引っ掻き回されてたのに、なに重要な事あっさり決めようとしてんだよ!」

鈴上「オメェら頭ン中どうかしちまってんじゃねえのか!ボケが!!!」


《反論ショーダウン 開始》

コトノハ>>446


【ぬいぐるみのあった時間】
【能口の証言】
【白野原の殺人計画】
【ぬいぐるみのなかった時間】
【現場に落ちていた凶器】

鈴上「まず【普通の羊飼いに検死なんかできる訳ねーだろ!】」

鈴上「あ?超高級だって?んなの関係ねえ!【人と羊はまず体のつくりから違うだろうがよ!!】」

鈴上「つーかよ、犯人は死後に凶器を用意したって?!んでそんなこと分かるんだよ!【死ぬ前かもしんねえだろ!】」

鈴上「【憶測だらけじゃねえか!】オメェら白野原に踊らされてんじゃねえぞ!」

鈴上「それに白野原が【嘘ついてるかもしんねえだろ!】」

鈴上「アタシは認めねえぞ!!勝手に話進めてんじゃねえ!」

鈴上「犯人は念入りに準備をしてた可能性だってまだ捨て切れてねえだろ!」

鈴上「おい!何とか言ってみろよ!!」


【】の中身を二つのコトダマで打ち壊せ

下2

正解!!

有山「ううん、犯人はジェシカちゃんを殺した後にいろいろ準備をしてたんだと思う」

鈴上「だからなんでそれが分かるんだって!」

有山「現場に置かれてたぬいぐるみ、あれは雑貨店ので、10時までは確かに雑貨店にあったんだよね?」

藤木「ああ。有ったよ。アヒャッ」

有山「でも12時には無かったんだよね?」

白野原「うん~。そうだよ~」

鈴上「って、また白野原かよ!!!ふざけんな!アタシは全面的に信用してねえぞ!」

セル「落ち着いてください、白野原さんが仮に嘘をついていても、藤木さんも証言しているんですよ」

セル「つまりは、藤木さんが居た10時までにはぬいぐるみはあったのに、藤木さんが居なくなってからぬいぐるみがなくなっている」

能口「ってことは…、すくなくとも犯人は10時以降に動き出したってこと?」

セル「藤木さんが嘘をついていない限りはそうじゃありませんか?」

セル「それに藤木さんが嘘をついているなら、今まで白野原さんが言っていたことは全て本当になります」

セル「いくら白野原さんでも犯人を庇い立てるような事はしないでしょうしね」

椎名「可能性としては白野原が嘘をついているか、藤木が嘘をついているか、それとも両方本当のことを言っているか…だな」

森近「というより鈍器はどこから持ち出されたんだ?」

有山「え?」

森近「嘘をついているついていない…より、今すべきなのは鈍器がどこから持ち出されたのか…だろ」

鈍器が持ち出された場所…今までの話の内容から考えるにしても
それってもしかしてここからかな?

正しい選択肢を選べ

1 1F
2 2F
3 素手

↓2

正解!!

有山「鈍器は二階から持ち出されたんじゃないかな?」

歌川「二階にあるのは雑貨屋、本屋、プラネタリウム…鈍器になりそうな物は一見するとないように思えるが」

藤木「あるとしたら雑貨屋が一番濃厚…けれど雑貨屋で無くなっていたのはぬいぐるみだけさ」

椎名「雑貨屋の商品陳列を覚えてるとは…さすが露天商。恐るべし」

九条「大きめの本でもなんとかなりそうだけどね、けど犯人がその発想に行きつくか…どうか…」

愛野「まず、人を殴るのに本をチョイスするなんて…。普通ならあり得ないよね」

鈴上「んじゃあプラネタリウムじゃねーのか?ほら、あのおっきい球みたいな奴を取り外せば」

愛野「投影機の事?いや…大きさ的に考えて持ち運びは無理だよ…」

セル「それにあんなものを振り回せるとなればもうそれは人ではありません」

能口「藤木は他に何か気づいてないの?ほら、なんか無くなってるものがあるとかさ」

藤木「私が見た中ではなくなってたのは、いや…現場に持ち出されてたのはぬいぐるみだけだったねぇ」

大護「おいおい、じゃあ鈍器はどっから出て来てどこに行ったんだよ?」

椎名「素手で殴り倒したとか?」

上山「お…俺の右手がっ!!!って奴だな」

白野原「はぁ~い。右手に包帯巻いてる人は手上げてね~」

歌川「お前ら!まともにしろ!まともに!!」

ノンストップ議論開始!

コトダマ>446
【能口の証言】
【魔法陣の塗料】
【ぬいぐるみのなかった時間】
【屋内庭園の鈍器】
【それぞれのぬいぐるみの位置】

九条「藤木さん、よく思い出してください。『なくなっていたのは本当にぬいぐるみだけ』ですか?」

藤木「ああ、大まかな配列しか覚えてないけど、そうだったはずさ」

愛野「じゃあやっぱり【本で殴り倒した】とかかなぁ…」

森近「言わば本は紙の塊…【それで致命傷を負わせるなど不可能】」

白野原「使われた本が聖書だったとかかなぁ~?」

上山「悪魔祓いにしても物理的すぎんだろうがよ!つうか悪魔的なのはお前だろうが!」

鈴上「『犯人はぬいぐるみ全部使ってた』んだろ?なんでそこまでしたんだろうな」

九条「ああいうのは『何か儀式的な意味が込められている』のが常考ですが…。今回ばかりはそうとも言えないでしょうし」

上山「犯人がすっげーメルヘンな奴で…」

歌川「おい!上山!そこでマオちゃんを凝視するんじゃない!」

大護「まあ確かに嬢ちゃんはメンヘラだわな!ガハハハハ!!!」

歌川「おい!言い間違えるな!もはやそれは全く別の物だ!!!」

セル「はい、話が脱線してきましたのでいったん本筋に戻しましょうか」

【】を論破か『』に同意しろ!

下2

正解

有山「そうだと思うよ!」

有山「鈴上ちゃんが言う通りで、雑貨屋さんのぬいぐるみは全部使われてたんだよ」

大護「ん?それの何がおかしいんだ?」

有山「棚の上の飾りのぬいぐるみまでも使われてたんだよ?おかしいと思わない?」

大護「棚の上…普通に届くだろ?って、俺だけか、そりゃ」

愛野「棚に乗っかって、それで上のぬいぐるみを取ったとか?」

藤木「あのか弱い棚に乗っかっただって?だったら犯人は相当身軽だろうねぇ…アヒャッ」

鈴上「確かにな、アタシでもぎりぎり届くか届かないかだぞ、あの高さは」

セル「今の所届くのは大護君だけですか」

椎名「はしごか何かを持ってったんじゃないか?屋内庭園にならあるだろ、梯子が。」

能口「けどさすがに梯子は目立つと思わない?」

愛野「というよりぬいぐるみと鈍器の関連性が見つからないよ…」

歌川「やはり鈍器はどこからか持ち出されたもので…。ぬいぐるみは演出に使われただけではないのか?」

藤木「演出過多な気もするけどねぇ…」

えっと…あれってホントに演出だった?
私はちょっと気になる事があるんだけど…、もしかしてみんな気付いてない?
だったら今ここで言っておかないと

>446から正しいコトダマを選択しろ!

↓2

正解!!


有山「演出かもしれないけど、そうじゃないかもしれないよっ」

歌川「ん?それはどうしてなのか説明してくれるか?」

有山「あのね、全部は見てないんだけど、ぬいぐるみの頭の中に泥汚れみたいなのが付いてたんだ」

白野原「ピンクのいちば~ん大きい奴だよ~。うふふ~」

藤木「確かぬいぐるみは頭と体が全部切り離されてたんだったねぇ…アヒャッ」

上山「ピンクの大きい奴…ああ!あのデケえやつだな!」

能口「けど、どうして頭の中に汚れが?普通ならあり得ないよね?」

有山「綿を取り出して調べてみたんだけど、中の方にもきっちりついてたんだ」

セル「それは気になりますね。どうして中にそんなものが…」

鈴上「実は出荷された時点で汚れてたとかじゃねーの?」

椎名「なんだその地味に嫌な初期不良は、抱きしめるとほんのり土の臭いなんて嫌だぞ」

九条「でもどうして中が汚れていたんでしょう…、普通なら綿が詰まっているから中に汚れなんて…」

藤木「一回綿を取り出したとか…かねぇ」

森近「…何故?」

上山「あ…いつの間にか口布が元に戻ってるメーン…」


ぬいぐるみの頭の中が汚れていた理由?
もしかしてそれってこう言うこと…なのかな?

正しい選択肢を選べ
1ジェシカのダイイングメッセージ
2頭の中に何かを詰めなおした
3犯人にしか意味が分からない理由がある
4自由

↓2

正解!!

有山「頭の中に何かを詰めなおしたとか?」

歌川「その詰めなおした物が汚れていたからぬいぐるみの中が汚れたと言いたいんだな?マオちゃんは」

有山「うん。そうかなぁって」

九条「けど泥みたいなのが付いていて汚れてるものって言うと何だろうね」

愛野「なんだろう、シャベルとかスコップとか…?けどそれだとぬいぐるみの頭には入らないだろうし…」

椎名「無理に詰め込んだとかか?」

大護「下手すると破けちまわねーか?それ」

鈴上「けど破けてなかったんだろ?んじゃあ無理やり詰め込まれた線はねえな」

セル「ピッタリ入って汚れてるものと言えばなんでしょうね」

能口「何か思いつかないかい?そう言う商品があるとか…」

藤木「無いね。少なくともこの場所にはそんなものはどこにもないよ。ざーんねんだ。アヒャッ」

能口「藤木でもダメとなると…ちょっと難しくなってきたねえ」

ノンストップ議論開始!

コトダマ>>446
【屋内庭園の鈍器】
【死体の発見者】
【それぞれのぬいぐるみの位置】
【違和感のある花壇】
【ぬいぐるみのなかった時間】

藤木「また謎が一つ増えたねぇ…『こりゃまた厄介だ』」

上山「中に何が詰まってるとしても、【それってそんなに重要かメーン?】」

セル「分からない事を一つずつ潰していかないと答えにはたどり着かないと思いますが?」

大護「けど【中に何が詰まってたなんて分かんねえんだしよ】それこそ時間の無駄じゃねーの?」

歌川「セルの言葉通り、俺も謎は一つずつ潰していくべきだと思うぞ。それに、裁判の時間は明確に定められていない筈だ」

鈴上「つーか、【ぬいぐるみの中に何か詰まってたとしてそれが何になるんだよ】」

椎名「意外な証拠とかが見つかるんじゃないか?」

九条「ええ。決して何も見つからないと言うことは無いでしょう。これは命がけなんですから」

能口「それじゃ、マオちゃんが教えてくれたぬいぐるみの話続行しようか」

上山「うぃー。…頭いて―」

【】を論破か『』に同意しろ!

下2

有山「中に詰まってたのって…もしかして土じゃないかな?」

大護「土!?」

有山「あのね、私が薬作りに使う花壇の土が荒らされてて…」

藤木「確かに…土は自由に詰めれるし、それなりに質量もある」

愛野「ってことはぬいぐるみの頭を鈍器に使ったの!?」

椎名「けどそうなってくると柄も何もないぬいぐるみの頭なわけだから、犯人は純粋に背の高い人物ということになるな」

大護「しかもいくらパンパンに土詰めたからって、傷残すくらいの力で殴りつけるなんて、俺くらいしかできねえぞ」

白野原「じゃあ犯人は~」

大護「俺じゃねえって!つうか俺が犯人だったらバカすぎんだろ!」

セル「バカじゃなかったんですね」

大護「ちげーわ!!」

九条「つまり今の話を纏めると、中に土を詰め込んで使用しても傷を残すほどの力で殴る事はほぼ不可能ということだね」

愛野「しかももしそれが出来るとなると純粋にジェシカさんより身長が高くないといけなくて…」

能口「はぁ…結局は謎は深まるばかりだね」

有山「待って。本当に殴ったのかな?他の方法ってない?」

鈴上「何だよ、その方法ってよ」

正しい選択肢を選べ

1投げつけた
2ジェシカをしゃがませた
3飛び掛かった
4念力で操った

↓2

ジェシカちゃんがしゃがんでいたとして、普通に殴って傷を付けれるのかな?
大護君でやっとだったら…他の人にできるかな?

もう一回考え直そう

再安価↓1

正解!!

有山「投げつけたんだよ、ジェシカちゃんの頭に向けて」

大護「んあ?けど待て待て。投げつけたとして頭頂部に傷がつくのはおかしくねえか」

上山「こうしてー…こう投げるとして…こう当たるから…ほんとだ!普通に投げたら後頭部に直撃だメーン!」

セル「それに血痕の謎はどうなるんでしょうか?誰の服にも血はついてなかったんですよ?」

大護「胸を一突きなら多少返り血はつくだろうな、あの包丁の長さと言い刺した時にはある程度距離は縮む訳だしよ」

愛野「血の目立たない色の服とか?」

森近「…俺ではないぞ」

歌川「はぁ…よく考えてみろ。ていうかもう一度モノクマファイルに目を通せ」

セル「答えの発表が早すぎますよ、もう少し考えさせておきたかったのに」

歌川「無駄に時間を取ろうとするな、それこそ無駄だ、というより分かってるのなら最初から答えを言え」

セル「本当に危なくなったときにはそうします、ご心配なく」

返り血が付かずに包丁を刺す方法?
…それっていったい何なんだろう…


≪閃きアナグラム開始≫

よ き に こ し ま る

た に ぐ る ま す え

○○○○○ 5文字


↓2

正解!!

有山「横にした…そっか!横にしたんだ!」

有山「頭に強い衝撃が加わって気絶したジェシカちゃんを横にしてそれで上から刺したら、血って飛ばないよね」

セル「勢いよく刺したら飛び散ると思いますが…」

歌川「だから犯人はゆっくり確実に急所を狙って刺したんだろうな」

白野原「うわ~…いったそ~」

セル「これで返り血の謎は解けましたが…。じゃあ頭頂部を狙って凶器を投げつけたのは誰なのでしょうね」

白野原「メリィ、分かんないな~」

愛野「……」

白野原「あ~。誰か名指しで教えてくれないかな~」

白野原「ねえ。教えて?」

有山「え…」

多分二人は分かってる、私の頭に浮かんだ人が二人の頭にも浮かんでるはず
ううん、もしかしたらみんなもうわかってるかもしれない…

それを指摘するのが私だなんて…―――――

けど。そうするしかない…んだよね


怪しい人物を指名しろ
↓2

有山「…鈴上ちゃんだよね。そう言うことできるのって…」

鈴上「ああ!?んでアタシが!つうか投げつけたなんて証拠自体ねえじゃねえか!」

鈴上「ふっざけんなよ!!」

有山「けど!普通に考えて…」

白野原「わ~わ~!マオちゃん頑張れ~!まっけないで~」

鈴上「もしかしたらなんかのトリックを使って誰かがやってるかも知んねーだろーがよ!」

セル「といことは鈴上さんは見落としを指摘すると?」

鈴上「ああ!!そうだよ!どのみちアタシらは素人なんだ!完璧な筈がねえ!」

鈴上「それにアタシが犯人だって明確な証拠は、憶測の上でしか成り立ってねえんだ!」

森近「…確かに。こやつがここまで手の込んだ事を出来るとも限らぬ」

森近「…アナウンスが鳴ったときも大護と一緒に他の奴を呼びに行ってくれたしな」

その時私の中でぴったりと何かがハマった音がした。
…これを最初に使ってれば、この裁判はすぐに終わってたんだ


>446から正しいコトダマを選択しろ
↓2

それもそうだけど、まず誰が死体を見つけたのか、それをみんなに教えないと
…じゃあこれじゃなくて、言うべきなのはあれだよね

再安価↓1

正解!!


有山「森近君、アナウンスが鳴ったときの話もう一回いい?」

――スルッ

森近「アナウンスが鳴ったのは朝。俺と鈴上、その後に大護が来てアナウンスが鳴ったんだ」

森近「それが何の証拠になるんだ?確たる証拠になるのか?」

鈴上「大体アナウンスでアタシが犯人ってどうやって証明するんだよ!あ!?」

有山「ありがとう。森近君」

上山「…おいおいおい」

有山「うん。そう言うことだよ」

歌川「二人で納得されても困る、一体何が分かったのかを俺達にも説明してくれないか?マオちゃん」

有山「分かった。今から説明するね」


>>446から正しいコトダマを選択しろ

↓2

正解!!


有山「死体発見アナウンスが鳴るのは、3人が死体を見つけてからなんだよ」

鈴上「じゃあアタシらでちょうど三人、何がおかしいんだ?ああ!?」

有山「そこに犯人は含まれないんだって、上山君はそう言ってた」

鈴上「だーかーら!アタシが犯人じゃねえ、だから朝にアナウンスが鳴ったんだろ!」

有山「最初に死体を見つけたのは白野原ちゃんで、その後朝に森近君が死体を見つけたんだよね」

有山「その後に鈴上ちゃんが入って、大護君が来て、アナウンスが鳴ったんだよね」

大護「…アナウンスは俺の時に鳴ったのか?」

能口「大護が三人目になるとすれば…」

有山「そういうことだよ。鈴上ちゃん、ちゃんと証拠はあったんだよ」

鈴上「待てや!もしかしたら森近が犯人かもしんねえだろうがよ!」

鈴上「それとも白野原が嘘をついてるかもしんねえだろうが!」

【パニックトークアクション 開始】

鈴上「つうか常識的に考えろよ!無理なこと多すぎんだろうが!」

鈴上「ぬいぐるみの頭に土を詰めてそれを投げつけて昏倒させるだぁ!?」

鈴上「んなの普通の人間にできる訳ねえだろ!どんな腕してんだよ!ボケが!!!殺すぞ!」

鈴上「仮にそれで殴りつけるとしても不可能なんだよ!」

鈴上「確かにアタシはスポーツやってっけど!そこまでの力があるんだったらもっとバケモンみてえな見た目になってるっつうの!!!」

鈴上「もう一回議論のやり直しだ!!」

鈴上「裁判はアタシが仕切ってんだよ!やり直しっつったらやり直しだ!」

鈴上「アタシが納得行くまでぜってえに終わらせねえぞ!!!」

鈴上「わーったか!!この糞電波女が!!!」


う ち ょ う こ き ゅ う こ う 

【言葉を並び替えて正しい言葉を作れ】

下2

正解!!

有山「超高校級のバレーボール選手…なんだよね。鈴上ちゃん」

有山「普通のバレーボール選手じゃなくて、超高校級なら…出来るんじゃないかな」

鈴上「―――っ!?」

有山「普通じゃないんだよ、私達」

鈴上「…ちっ、はぁ…」

セル「おや?反論はしないのですか?」

鈴上「した所でなんになんだよ、おら。さっさと終わらせろや」

セル「ということなので、次はきちんとお願いします」

歌川「マオちゃんにそんな重大な重荷を一々負わせる必要があるのか?」

セル「犯人を突き止めた物の責務ではありませんか?事件を纏めると言うのは」

セル「どの小説でも探偵役以外が事件を纏める姿を見たことはありませんが…?」

歌川「…っ」

大護「嬢ちゃん、無理なんだったらやめとけよ」

有山「…ううん。ちゃんとやるよ、ちゃんと終わらせる」



【クライマックス推理 開始!!】

Act1
今回の事件と動機は多分関係なくて、きっと計画されてたんだと思う。
まず犯人は【1】が被害者を呼び出しているのを聞いてたところから始まっちゃったんだ
多分【1】が【2】の計画をしてると思ってたんだろうね…

Act2
それでまず今回の犯人は被害者に【1】が言っていた、時間を【3】伝えたんじゃないかな?
そうすることで自分の犯行を行いやすくしたんだ。
それに対して被害者は何の疑いも持たないでその時間帯に2階に向かったんだ

Act3
まず犯人は被害者が来るちょっと前に【4】にいって【5】を手に入れたんだ
そしてその【5】の【6】に【7】を詰めて凶器を作り上げた。
その時間帯は【8】以外には人が居なかったみたいだから、比較的簡単にできたんじゃないかな?

Act4
そして【6】を持った今回の犯人は、被害者の頭めがけてそれを投げつけた
それの命中した被害者は倒れて、その隙に被害者が持ってきた【9】を使って被害者に止めを刺したんだ。
その後は【1】が来ただけで、朝までは時間があったわけだから工作をする時間はいくらでもあったんだよ

Act5
そして犯人は何食わぬ顔で死体発見者を装って、朝にみんなを呼びに行った。

間違ってない、そうだよね?【10】




白野原ちゃん ジェシカちゃん 諸井ちゃん 鈴上ちゃん 遅めて 
早めて 殺人 本屋 雑貨屋 プラネタリウム ぬいぐるみ 置物
頭 砂 泥 土 屋内庭園 酒場 ランドリー ナイフ 包丁  

【正しい単語を埋めろ!】

下2

正解!!



鈴上「まあここまで言われりゃあ認めるしかねえよな」

鈴上「そ。今回はアタシが全部やった。かなり運任せだけど意外と上手く行くもんだな」

セル「意外と潔いんですね、もっと抵抗するものかと」

鈴上「負けは負けだ、認めねえとみっともねえだろ」

藤木「私がもっと長くいれば今回の事件は起こらなかったのかねぇ…アヒャッ」

鈴上「いーや、これでも頭は使ったつもりだし、何とかして追い出してたよ。アタシが」

鈴上「それに12時に白野原が来るの、直前まで忘れてて、帰るまで隠れるのも大変だったしな」

白野原「すぐ帰ったけどね~」

有山「鈴上ちゃん…、でもなんでジェシカちゃんを?なんで!?」

鈴上「敵だからだよ。決まってんじゃねえか」

鈴上「コイツに協力するのはみんな敵だ、だから殺してやったんだ。きっとアタシがやらなきゃ、こいつらが今回の事件を起こしてただろうよ」

有山「だ…だからって!な…なんでジェシカちゃんを!そ…それだったら!しろ―――」

大護「おい。そりゃあいくらなんでも口にしちゃいけねえ。」




犯人が分かったのに、私はすっきりしなかった。逆にいろんな感情が高ぶって煮えたぎって、何だかとっても悲しくなった
どうして…どうして白野原ちゃんじゃなくてジェシカちゃんが…


鈴上「アタシがジェシカを狙ったのはバカだからで、それ以外に理由はねえ」

鈴上「白野原もやっちまおうか考えたんだけど、それやる前に帰られたしな」

鈴上「ま、一人殺れただけでも、勝ちは勝ちだ。まあ裁判には負けちまったけどな」

椎名「勝ち負けなのか…これって?」

鈴上「アタシにとってはな、負ければ死ぬし勝てば生きる、ただそれだけじゃねえか」

森近「…お前」

鈴上「ま、良い、だらだら続けるつもりもねーしな。さっさと投票しろ」

モノクマ「あ?いいの?じゃ。えー行くよー?準備良い?」

モノクマ「それじゃあお手元のスイッチでクロだと思う人に投票して下さーい」

モノクマ「はたして、クロは誰なのか。投票は正しいのか?」

モノクマ「投票結果は正解なのか間違いなのか!」

モノクマ「それでは!発表しまーす!!」























――――――――――――――――――――

【鈴上】 【鈴上】 【鈴上】

   チャッチャラチャ~♪

―――――――――――――――――――――



























【学級裁判 閉廷】










―――スルッ

森近「お前のしている事は白野原と同等だ、分かっているのか!?」

鈴上「怒んなよ。わーってるって」

鈴上「アタシは敵を殺しただけだ、お前らのためにとかぬかすつもりもねえ」

白野原「私とおそろいだね~。うふふ~」

鈴上「――――」

鈴上「そーかもしんねえな、人を殺すなんて初めてだったけどよ。割と楽しかったよ」

その時の鈴上ちゃんは今までに見た事のない顔で笑っていた。
凄く楽しそうに、けどなんかどこか虚しそうにも見えた


鈴上「ま。最後の言葉とかもね―し、さっさ終わらせろや」

モノクマ「あ。うん。なんかもっと嫌がってくれないと…おしおきの楽しみが半減しちゃうんだけど…」

モノクマ「ま!いいや!じゃあはじめよっか!」


モノクマ「超高校級のバレーボール選手である鈴上琴美サンの為に、スペシャルなおしおきを用意しましたっ!」


モノクマ「では、張り切っていきましょう!おしおきターイム!」















【GAME OVER】

スズカミサンがクロにきまりました

 おしおきをかいしします
































アタックナンバー4


                      超高校級のバレーボール選手 鈴上琴美 処刑執行






大きな体育館のような場所に居る鈴上ちゃん。
いつの間にかバレーのユニフォームに着替えさせられていて、一人でコートに立っている

向かい側に立っているのはジャージ姿のモノクマ。

――――ピーッ


モノクマが笛を吹くと同時に天井からバレーボールが一つ落ちて来た


――――パンッ

そしてモノクマはそのバレーボールで華麗にサーブを決める
けど鈴上ちゃんは意図も簡単にそれを返す。


――――パンッ

――――パンッ


――――パァンッ

暫く二人の戦いが続いたけど、勝ったのはやっぱり鈴上ちゃん。


――ピーッ

悔しそうなモノクマがもう一度笛を吹くと、次はかなり大きな。2m位はありそうな巨大なモノクマが入ってきた

ピーッ

笛を吹くとそのモノクマの手元にバレーボールじゃない黒いボールが落ちて来た
穴に開いた三つの穴。あれはバレーボールじゃなくてボウリングの球だ…


―――ブォンッ

巨大なモノクマがサーブを決める。


―――ゴンッ

ボウリングの球は鈴上ちゃんの顔に命中して、鈴上ちゃんはそのまま地面に倒れ込んだ


―――ピーッ
―――ピーッ

―――――ピーーーッ

起き上がるの様子のない鈴上ちゃんをみて、ジャージ姿のモノクマは嬉しそうに笛を吹いていた


モノクマ「いやっほうっ!!エクストリィィィィムッ!!」

モノクマ「今まであれだけ威勢が良かったのに、案外呆気なかったね!うぷぷぷ!」

大護「クソッ…」

有山「ジェシカちゃん…鈴上ちゃん…」

皆が居る前では泣きたくない、けど…けどやっぱり悲しい
ジェシカちゃんは私の大切な友達だったし、鈴上ちゃんも口が悪いだけで…悪い人じゃなかった


それなのに…

森近「…使え」

有山「…え?」

森近「予備の口布だ。これで顔を隠せば…泣いてる事はバレないだろう」

能口「だったらちゃんとハンカチを渡してやりなよ。ほら」

有山「あ…ありがとう二人とも…けど。大丈夫だよっ!」

藤木「…大丈夫には見えないけどねぇ…アヒャッ」

皆が優しくしてくれる、それに私はまた泣きそうになる…
でもここでは…皆の前では絶対に―――


大護「んじゃ、帰るか!疲れちまったし寝ねーとな!」

歌川「ああ。この場所に留まる意味もないだろう…。さっさと帰るぞ」

二人がそう言って、先を歩いてくれたおかげで皆がぞろぞろとエレベーターの方に行った。
私は最後尾。動けないでいる

ちょっとでも動いたら顔のダムが決壊して、多分泣いちゃう…

椎名「ほい。あいつらは好感度の上げ方が下手だな、露骨すぎて逆にバッドなんだが」

有山「居たんだ…」

椎名「これを渡しに、このアイマスクがあれば泣いてても完全ガードできる。洗濯してないからちょっと臭いが」

有山「…泣きそうじゃないから」

椎名「その顔で…か?」

有山「そんなひどい顔してる…かな?」

椎名「…私よりな」

有山「そんなに今ブスなんだ…」

椎名「あ…なんか今超絶泣きそう…。ナチュラルに何かが刺さったんだが…」


モノクマ「あ。なんだオマエラまだ居たんだ」

モノクマ「皆に言い忘れたことあったから伝えといて欲しい事があるんだけど、良い?良いよね。ありがとう!」

椎名「かなり強引だな、動機とかの類であれば断るぞ」

モノクマ「いやー…それがかなりネタ切れでさ。それに今回までは酷い事しっぱなしだったしさ、今回はアメを上げようと思ってね!」

椎名「飴。とは?」

モノクマ「明日はボクの作ったスウィーツを振舞っちゃうから15時に食堂に集まる様にアイツラに伝えといて欲しいんだ」

椎名「スイーツ?」

モノクマ「ノンノンノン。スウィーツ」

モノクマ「モノクマ特性ハッピーマカロン!どう?美味しそうでしょ!」

マカロン?それが今回の動機?ううん。話的に言うとご褒美?アメ?
けど急に何なんだろう…。どうして?

モノクマ「というより明日はボク主催のパーティーをするからね!」

椎名「スイーツパーティー?」

モノクマ「イ!じゃなくてウィ!まあともかくそう言うこと!」

モノクマ「ボクの好感度が最近右肩下がりだからね!」

椎名「それが今回の動機なのか?」

モノクマ「まあそうなるね!ネタ切れだから時間稼ぎしたいとかじゃないからね!」

椎名「ほう。」

モノクマ「ちゃんとお腹空かせといてってアイツラに言っておいてね!」

意外に早い動機発表は、動機じゃなくて一安心だった。
モノクマ主催のパーティーって事がちょっと気になるけど、けど。危ない事は何も無さそう


椎名「なんか…臭うな」

有山「洗濯した方がいいよ、アイマスク」

椎名「その臭うじゃないんだが。なんか裏がありそうって言うか…」

有山「…考えすぎじゃないかな?」

椎名「どんでん返しがありそうというか…」


けど私はその時まだ深く考えてなかった。
これが新しい絶望の火種になることなんて――――――――














【CHAPTER2】

星に呪いを【完】


生存人数12名














長引かせて申し訳ないです!
もうパソコンの前でジュース飲みません!
うん、長い事ブランクあると本当に困りますね、待たせた方には土下座したい勢いっす

次からは気を付けます

毎度毎度感想コメント、支援絵などはありがたくモチベーション上げに使っております!

スレに移動するので、このスレもご批判要望感想その他いろいろとかリクエストとかにお使いください
質問も受け付けます!暫くの間は多分すぐにお返しできると思います!


では!3章でー!

乙です
次は3章だから複数退場するから怖いなぁ
2章は他に誰がクロ候補でしたか?

他の人の秘密がどんな内容だったのかは明かせないのかな?

スク水鈍器リスペクトなのか
魔法陣って結局なんだったんだろ

乙ー
アナウンスので犯人察してたけど名付け親としては寂しい反面、潔い退場でよかった
上にもあるけど魔法陣はなにで書いたんだろ?

>>568
複数退場?するかもだし、しないかもです
希望を捨てちゃ駄目だ!

>>569
改めて張り出しますのでしばしお待ちを

>>570>>571
あれも屋内庭園の塗料です
マオちゃんや白野原さんが手の届く範囲の塗料は未開封でしたが
それより上のが開封されてるとかそう言う落ちでした



それぞれの秘密

歌川 とある有名作家がゴーストライターをやっている事を黙っていた
九条 バイ
森近 一族では落ちこぼれで、ほとんど絶縁状態
セル 危ない所と繋がって利益を得ている
大護 人を殺したことがある
上山 万引きをした事がある
愛野 実はお姉ちゃんと中学生のころまでお風呂に入っていた
椎名 ネタをパクッて実況した事がある

白野原 他の農場を燃やして潰した 
能口  イケメンの裸を見て鼻血を吹きだしたことがある
ジェシカ 親友の事が実は好き

鈴上 チームメイトのドーピングを黙っていた
藤木 一度だけ盗品を売ってしまった

って感じですね

>>568
2章のクロ候補は
ジェシカと白野原と鈴上の三人です
ジェシカと白野原の癒着を解くことが鈴上クロ回避の決めてでした

愛野は空がヒステリー起こして暴れた事、九条は兄貴関連だって言ってなかったっけ?
でもジェシカの写真の件もあるから、前作関連の人は二つ軽めのを渡されてたのかな?

親友のカチューシャ を 入手しました
説明:可愛らしいカチューシャ、裏にはBobと小さく書き込まれている

質素なピン留め を 入手しました
説明:飾り気の少ないピン留め、持っていると何だかやる気が湧いてきそう

※これを書き込み忘れてました…


>>576
あ…そ…そうです!それです!(ブランクのせいで忘れてたなんて絶対に言えない)

【生徒名簿:男1】

【才能】超高校級の校閲
【名前】歌川 蓮司
【性別】男
【特徴】
【突っ込み属性】才能柄気になったことは指摘しまう癖がある
【冷静】基本的に物凄く落ち着いている
【真面目すぎる】とにかく何もかもきっちりし過ぎている

【容姿】(身長;175cm)
四角の黒縁眼鏡に黒色の短髪。神経質というかきりっとした雰囲気の漂う顔をしています。というより目つきが悪いです
服装は白シャツに黒いスラックス、胸ポケットには訂正用の赤ペンが刺さっています

【才能】超高校級の考古学者
【名前】九条 孝介
【性別】男
【特徴】
【温厚】おおらかな雰囲気が漂っている
【腐男子】同性愛に寛容。というより同性愛を見るのが大好き
【病弱】体が人一倍弱い

【容姿】(身長;180cm)
肩より下までのサラサラロングヘアーの男性です。色が白くて脆そうな雰囲気があります
一応どこかの学校の制服を着ていますが、見た目が大人びている為少し似合ってません

【才能】超高校級の忍者
【名前】森近透
【性別】男
【特徴】
【照れ屋】すぐに顔が赤くなる
【会話が苦手】人と会話するのが苦手
【勝ち気】自分の才能と強さに絶対的な自信がある

【容姿】(身長:170cm)
典型的な忍者スタイルです。髪は動きやすいように短髪です
口元を隠している布は自分が照れている事を悟られないためです

【才能】超高校級のディーラー
【名前】セル・G・ジャックマン
【性別】男
【特徴】
【腹黒】紳士的に見えて意外と腹黒
【隙が無い】機械の様に隙のない男
【威圧的】決して乱暴な感じではないが威圧感が凄い

【容姿】(身長:187cm)
オールバックに金髪のどこか危ない雰囲気漂うクールな外国人男性です
服は黒のベストに白いTシャツ、即ち典型的なカジノのディーラースタイルをしています

【生徒名簿:男2】
【才能】超高校級の葬儀屋
【名前】菊野雪路
【性別】男
【特徴】
【虚無的】死を間近で見ているからか虚無的な性格
【インビシブル】自由自在に気配を消せる
【友達思い】こんな性格だが意外と友達思い

【容姿】(身長:173cm)
こちらも短髪の遠い目をした男性です、目が死んでるわけではないですが悟ったような目をしています
服は喪服。特にこれと言って変わっている点はありません

【才能】超高校級の憲兵
【名前】大護霊人
【性別】男
【特徴】
【人情家】義に厚く、お金より義を優先してしまう
【地獄耳】才能柄耳が物凄く良い
【雄々しい】とにかく何もかも男らしい

【容姿】(身長:190cm)
行く予定だった高校の学ランを着こなしてます。程よく褐色です
金髪で短髪、首にはおしゃれなネックレス。気前のいい兄ちゃんって感じです

【才能】超高校級の放送委員
【名前】上山遊
【性別】男
【特徴】
【騒音】声がでかい。そして黙っていられない性質なので煩い
【仕事人】意外としっかり仕事はこなす
【しっかり者】いっけんチャラそうに見えるが、実際はしっかりしている

【容姿】(身長:170cm)
首に下げた大きなヘッドホンに派手なTシャツの上に羽織った学ラン
ズボンも結構下げて穿いているので、派手なパンツが少し見えています

【才能】超高校級の天文学者
【名前】愛野海
【性別】男
【特徴】
【引っ込み思案】オドオドしてビクビクしている
【学者脳】記憶力がいい
【笑い上戸】人より笑いのツボが浅い

【容姿】(身長:165cm)
白衣を着た気の弱そうな少年、白衣のポケットにはとある人からもらった星形のピンがお守り代わりに付けられています。
白衣のサイズがあっていないらしくブカブカのを頑張って着ています

そして書き込むところ間違うと言う致命的なミス…
なんかごめんなさい

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