【エロゲ風安価】春香「魔法戦士ですよ、魔法戦士!」その5 (863) 【現行スレ】

前スレのあらすじ

Pが事務所でカバンの中身をぶちまけた際、魔法少女ゲームを目にした春香。
それが陵辱系エロゲだとは知らずに、「あんなヒロインになれたらいいな…」と、たまたま見かけた流れ星に願ってしまった。

奇しくも願いが叶って魔法少女になるも、自分はそのゲーム内では「ヤられる側の正義の魔法少女=シャインマジシャンズ」の一員で、
「世の女性を触手で犯していく悪の組織『ブラックジャンボ』がこのエロゲの主人公である」とPに知らされてしまう。
絶望に打ちひしがれるも、運命を変え、世界を元に戻すため、春香は立ち上がる。

初変身の際の戦闘では危なげなく勝利した春香。しかし、2度目の雑魚敵との遭遇でPもろとも捕らえられると、
純潔こそ汚されなかったものの触手の味をさんざん教え込まれ、さらに性的興奮でふたなり化する身体にされてしまった。

春香とPを窮地から救ったのは、春香より先にシャインマジシャンとして覚醒し、人知れず戦っていた千早だった。
その後も、土壇場で新たに覚醒した雪歩と、千早同様すでにマジシャンとして活動していた美希を仲間に加え、
春香とPを中心としたシャインマジシャンズの歩みはおおむね順風満帆……… かに思われた。

だが、倒すべき悪の組織『ブラックジャンボ』の総帥が、ほかでもない765プロアイドルの響であることが判明。
正体を現し、マジシャンたちに圧倒的な力の差を見せつけた響は、5人目の仲間となるはずだったマジシャン・やよいを連れ去ると
徹底的に凌辱を加えて身も心も快楽で堕とし、ブラックジャンボの筆頭幹部に転身させてしまう。

Pを『旦那様』として迎え、アイドルたちは全員ペットにして、765プロをまるごと自身の「家族」にすることが目的だと言ってのけた響は
まだ覚醒していないメンバーを狙い、やよいに続くブラックジャンボ幹部にすると春香たちに宣言。
地力の差ゆえに選択の余地のない春香たちは戦力を分散させ、仲間をこれ以上奪われないための防衛戦を展開する。

しかし戦闘が続く中、あずさ・律子・貴音の護衛を担当していた春香と千早が、油断と不運から敗北を喫してしまった。
二人のマジシャンと三人の候補生たちは媚薬漬けにされ、戦闘員や怪生物に淫惨きわまりない凌辱を受け、処女までも散らされる。

ついにはあずさと律子が魔法により洗脳され、響とやよいは新生幹部となった二人と貴音を連れてその場を去った。
さらに、対マジシャン用スライムによって慰みものにされ続けた春香と千早はすっかり肉悦の虜となり、
救援に来た美希と雪歩、そしてPの目の前で、軟体生物に三穴を犯され、媚薬粘液を注ぎこまれて悦ぶ痴態を晒してしまう。

その光景をちょうど目の当たりにしてしまった伊織が、ショックと怒りから新たに5人目のマジシャンとして覚醒した。
伊織の働きでなんとか春香と千早の救出には成功するも、3人もの仲間を新たに奪われた、という事実と
春香と千早が回復できるのかどうかも判然としない現実の前に、Pと雪歩、美希は悲嘆にくれる。
一方、ブラックジャンボの本拠地では、洗脳がまだ不安定なあずさ・律子と、懸命に抵抗する貴音を堕とすための準備が進行していた。

陵辱され尽くし牝に堕ちた春香は、再び立ち上がることができるのか。そして、シャインマジシャン達を待ち受ける運命は……?




過去スレ

【エロゲ風安価】春香「魔法戦士ですよ、魔法戦士!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428580545
(初代のスレ:◆XYOp.99oZs氏による1周目スタート)

【エロゲ風安価】春香「魔法戦士ですよ、魔法戦士!」その2
【エロゲ風安価】春香「魔法戦士ですよ、魔法戦士!」その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433005737/)
(2代目スレ:◆XYOp.99oZs氏による1周目完結&◆MTFYlAtjLqN7氏による2周目スタート)

【エロゲ風安価】春香「魔法戦士ですよ、魔法戦士!」その3
(3代目スレ:◆MTFYlAtjLqN7氏による2周目完結)

【エロゲ風安価】春香「魔法戦士ですよ、魔法戦士!」その4
(4代目スレ:現1=◆8K4B/3Nlpcによる3周目スタート)

※繰り返しで恐縮ですが、お約束の注意事項です。

このスレは【魔法少女凌辱ネタのエロゲみたいなやつです。>>1の嗜好妄想全開です。苦手な方はブラウザバック推奨】
(初代スレ>>1より一部引用)

【R-18展開はもとより、安価・コンマ等の結果次第では胸糞展開などの恐れもありますのでご注意ください。】



>>1の書いてる内容等について、追加の注意事項

・凌辱系エロゲですのでイチャラブエッチなんてものは基本的に存在しません
・触手とか異種姦とか触手とかスライムとか触手とかの要素が多分に含まれます

>>1が詳しくないためミリマス・モバマスには手が出ません、ごめんなさい

・ふでがちょうおそい
・エロい場面になると無駄にしつこい
・♥が鬼のように多い(減量に向けて鋭意努力中)


次のレスより、前スレの続きからの投下を始めます。
前スレでもご説明しております通り、しばらく安価はありません。

(……ん …………)

なにか、途方もなく酷い夢を見ていたような感覚を引きずったまま、わたくしは意識を取り戻しました。
頭にぼんやりと霧がかかったようで、身体も鉛のごとく重く、気だるくてたまりません。

今いるここは一体どこなのか、自身がどんな状況に置かれているのか。
そういったことを目を開けて確認するより前に、聞き覚えのある悲鳴が耳に飛び込んできました。

「あ、ぁっ、あんっ♥♥♥♥お胸ばっかりぃ♥♥♥またこんな、スライムに……っ♥♥♥も、もう、おっぱい、あぁあ~~~っ♥♥♥♥」

「ん、ん”ん”ーーーっ♥♥むぶぅっ、ぐ、ぷぁっ、や、め♥♥♥♥抜いてぇえ♥♥♥触手もう嫌ぁあ、あぁっ♥♥♥♥中はらめぇえ♥♥♥」

貴音(………っっ!?)

もちろんそれは、わたくしと一緒に攫われてきたあずさと律子嬢の声に違いなく――
そもそも、わたくしたちは皆、響とその一味に攫われたのだ、ということを、今さらのように思い出します。

やよい「えへへぇ、スラ美ちゃん、もっとあずささんのおっぱい絞ってあげて♪イソ助くんたちは、律子さん休ませちゃだめだよー♥」

そして、急ぎ目を開けたわたくしの前に、橙色の髪と黒い装束の目立つ、やよいによく似た誰かが立っていました。
にこにこと笑うその顔をよく見知っているはずなのに、まったく未知の悪鬼の類にしか見えず、身体に怖気が走ります。

少し離れたところにはあずさと律子嬢の二人もいて、延々と叫び声を上げ続けていました。
その身に、わたくしが最後に見たときと同じ、漆黒の衣装を纏ったままです。
――しかし、これを、二人が「いた」などと、簡単な言葉で片付けてしまってよいものか、わかりません。

床に腰を下ろし、前に伸ばした足を軽く開いた姿勢のあずさは、そのままの格好でほぼ全身をすらいむに呑まれていました。
首から上と膝から先がわずかに外に出ているだけで、服もあちこちが破れ、はだけられたその姿は、まるで捕食されてでもいるかのようでした。
すらいむの体が半ば透き通っているため、中に囚われているあずさの肢体が外からもほとんど素通しで見えていて
立派な、形のよい乳房も、そして……、女陰や不浄の穴までを…すべてすらいむに嬲られているのが、嫌でもわかってしまいます。

貴音(あ、あぁ…あずさ………なんと非道なことを……!)

おそらくは、あずさや律子嬢、春香、そしてわたくしを捕らえ、弄び、操を汚したあのすらいむと同じものなのでしょう。
水の中にたゆたうように浮いて見えるあずさの乳房をはじめ、身体のあちこちが透明な手でむずとつかまれたように形を変えられ、
そのたびにあられもない悲鳴を上げて身をくねらせるあずさを、わたくしはただ見ていることしかできません。

このような異常すぎる状況にもかかわらず、よく見ると、あずさが身にまとう装束が黒一色ではなく
ところどころ紫の混じった妙な色合いになっていることが、なぜか気にかかりました。

あずさ「また、出るっ、出ちゃいますぅぅ~♥♥♥おっぱい出ちゃう、やぁあっ♥♥♥らめなのぉっ♥♥♥♥」

わたくしの目の前で一際大きくあずさが叫び、がくんと首を後ろに仰け反らせました。
それと同時に、すらいむに包まれた、張りつめきったあずさの乳房の先端から乳白色のなにかが迸り、
すらいむの液状の体に色をつけました。しかし、周囲の粘液に混ぜ込まれたのか、ほどなくその色も消えてしまいます。

あずさ「も、もう無理、ぃ……やっ、やぁっ♥♥♥無理なんれすっ♥♥♥もぅ、出せませ、っきゃひぃぃい♥♥♥」

息も絶え絶えに首を振るあずさのことをまったく斟酌する様子もなく、すらいむの体がぐじゅぐじゅと蠢き
またあずさの乳房が形を大きく変えさせられ始めました。上がる悲鳴がさらに切羽詰まり、間隔はどんどん短くなり、そして……

あずさ「いやぁああぁ♥♥♥♥なん、れ、またぁ♥♥♥おっぱいっ、おっぱい気持ちいぃ、あぁああーーーーっ♥♥♥♥」

胸をきつく搾り上げられ、連続して白濁の乳を噴き出させられて、あずさは身体をがくがくと震わせながら
長く尾を引く艶声を上げました。その気息奄々のあずさをさらに追い詰めようとするかのように、
女陰や後ろの穴に出入りするすらいむが動きを激しくし、それに合わせて両方の穴がぐぽぐぽと拡げられているのが
少し離れたわたくしのところからでも、はっきりと見えてしまっています。

あずさ「あ、んんっ♥♥♥やめてぇ……♥♥♥おかひく、わたひ、おかひくされちゃいまひゅぅ…♥♥♥♥」

すっかり声も顔もとろけさせて呟くあずさを見ていて、わたくしは、恐ろしいことに気づいてしまいました。
先ほどよりも、明らかに、あずさの装束全体に対する黒色の部分が広くなっています。
紫色をしている部分は今や、胸元のあたりにごくわずか残っているだけでした。

あれがすべて、黒に塗りつぶされてしまったら、あずさはきっと戻ってこれなくなってしまう……
直感的にそう悟ったわたくしは、気が付けば後先を考えずに叫んでいました。

貴音「あ、あずさ! 気をしっかり持ってください、負けてはなりません!あずさ!!」

その声に反応したあずさは、弱弱しく、ゆっくりとではありますが、首をめぐらせ、確かにわたくしの方を見ました。
その目が闇のような色ではなく、わたくしのよく知る深い紅色であることに気づき、わたくしは少しだけ安堵し……

あずさ「貴音ちゃ、ん…も、もう、無理、ぃ♥♥♥♥だって、んんっ、気持ちいいのぉ♥♥♥♥スライムっ、にゅるにゅるですごいの~♥♥♥♥」

そして返答を聞いて、一瞬のうちに絶望へと叩き込まれました。わたくしが見ている前で、あずさは歓びに満ちた嬌声を上げ始めます。

あずさ「ぁ、あ、あ♥♥♥中で、ぐにゅぐにゅって、あひゃぁあん♥♥♥♥こんな、こんなの♥♥♥あはぁあ♥♥♥」

貴音「あずさ、あずさぁっ!耐えなければ、お願いですからっ……」

やよい「あっ、貴音さん♥やっと起きたんですね、ねぼすけさんはめーっ、ですよ?」

我を忘れて叫ぶわたくしに、底冷えのしそうな、それでいて無邪気な声が降りかかってきました。

やよい「わたし、貴音さんが起きるまでは、あずささんと律子さんの『ちょーきょー』してて、って響さんに言われてたんです♪」

呆然とするわたくしを見て、一点の曇りもない笑顔を浮かべ、目の前の「幹部」がそう言いました。
その間にも、あずさとは別に責め立てられている律子嬢の声が室内に響き渡っています。

律子「いや……っ、そっち、お尻っひぃぃい♥♥♥♥やらぁあっ♥♥♥やめへぇっ抜い、んっぐぅぅ!?」

海辺に生息している、磯巾着に似た生物……ただし、大きさは人ほどもあるそれが、律子嬢を取り巻いていました。
その数も十はくだらないほどで、それぞれが頭のように見える部分からわらわらと生え出た肉紐を律子嬢へと伸ばし、
小柄な肢体を絡め取って動きを封じるだけでなく、前や後ろの穴にまで入り込んで、凌辱を加えており……
仰向けで宙に浮かされ、足も大きく広げられた姿勢のままがんじがらめにされた律子嬢は
逃げることも抗うことも許されず、ただ淫猥な磯巾着たちの責めを受け続けることしかできません。

やよい「貴音さんはイソ助くんたち見るの、はじめてですよね!あ、でも、わたしが連れて行ったときにもう見てるのかな?」

その言葉で思い出しました。確か、事務所に直接この「幹部」が来た際、随伴していたこれを窓越しに見て、寒気を覚えた記憶があります。
ただでさえ醜悪な生き物だというのに、実際にその所業を目の当たりにすると、おぞましいことこの上ありませんでした。

やよい「わたしもはじめては、このイソ助くんだったんですー♥♥触手おち○ちん、すっごくきもちいいから、律子さんもすぐですねっ♥」

貴音「な、っ………」

先ほどのあずさにも負けず劣らずとろんとした浅ましい顔で、「幹部」がこともなげに恐ろしいことを言い出します。
ということはつまり、響がまずこの下劣な生き物をやよいにけしかけ、そして今では、やよいが………!

貴音(ああ、このままではあずさも、律子嬢も…しかし、一体どうすれば………!?)

混乱と焦りの中、わたくしが動けずにいるうちにも、律子嬢を嬲る触手の動きはまったくおさまる気配がありません。
律子嬢の下半身だけでなく、叫び声をあげていた口にまで容赦なく潜り込むと、ずぽずぽと音を立てて
激しく前後に抽送を繰り返し、その動きに合わせて宙吊りにされた律子嬢の身体が滅茶苦茶に揺さぶられます。

律子「ん、んんぅ♥♥♥うぶっ、ぐ、むぅぅ~!?♥♥♥♥むぐ、ぅうぅ、ん、んん♥♥♥」

意味すらなさないくぐもった声を上げ続ける律子嬢に、しゅるしゅると音を立てて別の触手が近づきます。
微細な毛のように見えるものをびっしりと生やしたそれは、わざわざ律子嬢の顔の前をふらふら漂うと
穴の空いた先端部をにちゃあ…っと音を立てて開き、奥にまで生え揃った細かな触手をじっくりと見せつけました。
そしてまたにゅるにゅると這うように動き始めると、うち二本がおののき震える律子嬢の乳首に、
残る一本は律子嬢の足の付け根あたり……女陰の入り口のすぐ上のあたりに、勢いよく吸いついてゆきます。

律子「んんんーーっ♥♥♥♥むぐっんぎぃぃいいぃ!?♥♥♥♥♥うごぉ、んぶ……ぅ、んんんんんん♥♥♥♥♥」

手足を絡め取られ浮いたままの身体を思いきり弓なりに反らせ、律子嬢がふさがれたままの喉から絶叫を迸らせます。
その声は口を埋める触手に阻まれはしても、がくがくと震える身体を見ていれば、何が起きたのかは明らかでした。

やよい「あははっ、律子さん、またイっちゃいましたね♪でもしかたないです、わたしも知ってますけどあれ、すごいんですっ♥♥♥」

律子嬢の声が止んでも、磯巾着の群れはお構いなしに触手を振るい、彼女を弄び続けています。
「幹部」が頬に手を添え、まだ幼い顔をすっかり紅潮させて楽しげに口走るのを、わたくしはただ呆然と聞いていました。

やよい「クリトリスと乳首、いっぺんに、吸われながら…♥♥お○んこもおしりも、触手さんにぐちゅぐちゅされちゃって♥♥♥」

やよい「そして最後は…♥♥おしりとおま○こと、それにお口にも♥♥ネバネバのおくすり、びゅーってしてもらえるんれすぅ♥♥♥」

熱に浮かされたような口調で「幹部」がまくしたてる間も、その目は律子嬢と磯巾着の群れから片時も離れません。
そして彼女の言葉の通りに、触手たちが瞬間的に動きを止めたのち、律子嬢の身体の各所へ深々と突入し、激しく震え始めました。

ごぶっ、びゅぐぅぅっ……びゅるっぶびゅっじゅびゅっ、どくっ、どぶぅっ…!

重く粘つく液状のものがどこかからどこかへ流れて行く、聞きたくもない音が盛大に鳴り、わたくしはつい顔を背けてしまいます。
口をふさがれているからというだけでなく、もはや声が上げられなくなっているらしい律子嬢は
びくびくと不気味な脈動を繰り返す触手たちの動きに同調して、身体を弱弱しく震わせるだけでした。

律子「……っは、けほ…♥♥や、もぉ、むり、ぃ♥♥♥♥しょくしゅ、もういやぁ、ゆるひて………♥♥♥♥」

ようやく口を解放され、注ぎ込まれた汚液を唇の端からだらしなくこぼしつつ、律子嬢はか細い声で懇願します。
それを聞いた「幹部」はこの上なく楽しそうな笑みを浮かべ、そして言いました。

やよい「ムリですよー、律子さん♥イソ助くんたち、やめて、なんていくら言っても、やめてくれないれす♥♥」

律子「そ、そん、な……あぁんんっ♥♥♥らめっ、今されたらぁ、あひぃいい!?♥♥♥♥♥」

前後で侵入していた触手が抜け落ちるのとほぼ同時に二番手の触手が侵入し、律子嬢は苦悶とも歓喜ともわからぬ絶叫を上げました。
さらに律子嬢が再び口まで即座にふさがれるのを眺めつつ、「幹部」の、狂喜に、そして狂気に満ちた説明が続きます。

やよい「すーっごくきもちよくなってばかになっちゃうまで、やめてもらえないですよ♥♥だって、わたしもそうでしたもん♥♥」

やよい「だから、それまで、いっぱい、いーっぱい♥♥♥触手さんでじゅぽじゅぽされちゃってくださいねっ♥♥♥」

律子嬢の絶望に満ちた顔がゆがみ……そして、目尻が下がり、頬が紅潮し始めるまでに、ほとんど時間はかかりませんでした。
その装束もまた、ほんの一部にだけ今にも消えそうな緑色の輝きが残っていることが、かえってわたくしの心を締めつけます。

やよい「ふたりとも、ようやくいい感じになってきたみたいですねーっ♥貴音さん寝てるあいだ、たっぷり時間かけたから、とうぜんです♪」

あずさ「ふあぁっ♥♥♥あんっ、ぁ、ああ”~~~~っっ♥♥♥♥こわれるっ♥♥♥おっぱい、おっぱい壊れちゃいますぅっ♥♥♥」

律子「あひっ♥♥♥あへぇっ♥♥♥触手っ♥♥♥しょくしゅチ○ポすごいぃっ♥♥♥♥イソギンチャクっ、触手しゅごいのぉぉ♥♥♥」

やよい「あ……わっ、すごい、律子さんもわたしとおそろいなんだぁ♥しかもこんなに大きくて太いなんて、いいなぁ…♥♥」

すらいむにほぼ全身包み込まれて嬲られているあずさと、触手で縛り上げられて吊るされ、犯されている、律子嬢と。
二人を今すぐに助けることは、わたくしには到底不可能であるように思われました。
ならば、たとえ卑怯と誹りを受けようと、わたくしにできることは一つしかありません。

貴音(なんとしても逃げおおせて…春香や千早、美希、雪歩……あるいは、プロデューサーに、助けを…!)

やよい…もとい、「幹部」は、叫び続ける二人を眺め、話しかけるのに夢中で、わたくしに注意を向けていません。
出入り口らしきところはわたくしのすぐ後ろで、踵を返して全速力で走れば、今なら脱出できそうでした。

貴音(あずさ、律子嬢……今少しだけお待ちください、わたくしが必ず、救援を呼んで参り)

にゅるんっ。

やたらに粘つくような感触を腕に覚え、左手に目をやると、見覚えのある肉紐がからみついていました。

貴音「あ ―――――あうっ!?」

ぬかった、と思う間もなく、凄まじい力で腕を引かれ、わたくしは抵抗もできぬまま倒れ込みました。
それでも引っ張る力が弱まることはなく、床の上をずるずると引きずられてしまいます。

貴音「しまっ………、嫌っ、やめ、放し………くうぅっ!」

やよい「そんなの、めっですよ、貴音さん♥せっかくの主役がいなくなったりしたら困っちゃいます!」

もがくわたくしの方を振り返ることすらなく、声だけをはずませて「幹部」が言います。

やよい「それに、こっそり逃げられるなんて、甘く見ないでほしいかなーって。わたし、ブラックジャンボ第一のかんぶ、なんですから♪」

いつの間にかわたくしから死角になるところにも、磯巾着に似た怪生物の一団がたむろしていました。
その足元の中心部に引っ張り込まれ、手足にも胴体にもたくさんの触手がからみつき、わたくしはあっという間に自由を奪われてしまいます。
せめて怯えは見せまいと精一杯身体に力を入れたわたくしの目の前で、「幹部」がふところから何かを取り出しました。

貴音「………それ、は?」

やよい「貴音さんはすっごくがまん強いから、これを試してみよう、って響さんから言われてるんですー♥」

言うが早いか、「幹部」は両手にそれぞれ持っていたものをぽいと放り出しました。
ぱりん、ぱりんと軽い、硝子が割れるような音がして、しゅうしゅうと気体が噴き上がるような音がそれに続きます。

………聞き覚えのある、思い出したくもない音でした。
春香と千早を捕え、そして、わたくしたちを襲い、純潔を汚した……あのすらいむの瓶に、相違ありません。

貴音「ひっ………な、何を…………」

やよい「気になっちゃいますよね?えへへ、この子、スタジオにいたスラ美ちゃんの『かいりょーばん』なんですー♥♥」

わたくしがつい溢してしまった言葉に、「幹部」が律儀に的外れな返答をよこしてきます。
しかしどう聞いても、わたくしにとっては明らかに「改良」などではありえないことを、瞬時に悟りました。

やよい「ただ、いまは、三体分しか用意がなくって……それに、あずささんのちょーきょー用に、一体もう使っちゃってて」

気体の音が聞こえなくなったかわりに、今度は糸を引きそうに粘ついた水音が立ち始めていました。
ぬらぬらと妖しく光る、不定形で半透明の泥のようなかたまりが、ゆっくりと床を這いずり回ります。

貴音(そんな、ま、また、わたくし………あの、すらいむに……!?)

今では時間の感覚がすっかりあやふやになっておりますが、それでも忘れられようはずもない、淫らで惨めな凌辱を受けた記憶……
それを視覚と聴覚の両方を通じて無理やりに掘り起こされ、心臓が早鐘を打っているのを自覚してしまいます。

やよい「でも貴音さんには、ふんぱつして二体分ですっ!それに、イソ助くんたちはたくさんいますから、だいじょーぶですよ♥♥♥」

そんなわたくしの様子などまったく気にしていない調子の「幹部」の言葉を皮切りにして、
誕生したばかりのすらいむと、わたくしの周囲を取り囲む磯巾着の群れが、一斉に動き始めました。

貴音「くっ……おやめなさっ、あぐ、ぅ! こ、このような格好っ……」

抵抗する間もなく、磯巾着から後ろ手に縛められて、無理やりに膝をつかされ、さらに足を広げさせられました。
その、ぎちぎちに締め上げられ、後ろを振り返ることすら難しいわたくしの身体に、すらいむがじわじわと這い上ってきます。
肌に触れられたときの、粘つくようなおぞましすぎる感触は、なんら変わっていません。しかし、触れられたところが、すぐに………

貴音「あ…………ぁ、熱、っ、あついぃっ、うぁあ!?♥そんな、あぁんっ♥♥」

貴音(わ…わたくし、なんと、はしたない声、を……♥ いけませんっ…これは、………っ!)

とても、自身が上げた声だとは信じられません。いえ、信じたくありませんでした。

「幹部」の口にした『改良』という言葉の意味を、頭より先に身体で理解させられてしまいます。
先刻すらいむにさんざん身体を弄ばれ、慰みものにされていた最中と比較してすら、まるで次元が違いました。
遥かに熱い、痛みと認識しそうなほどの激烈な感覚が肢体の芯まで染み入ってくる錯覚に襲われ、波打つような震えが止められません。

貴音(そんな…これほどまでに、差が……!?♥ だめですっ、に、逃げなくては…虜に、されて、しまう……♥♥)

貴音「や、ぁあ、離れなさいっ………ひうぅ♥♥這い回らな、いぃっ、ふああぁ!?♥♥」

手や足はもちろん、背中といわず胸元といわず、ぐちゅぐちゅと音を立てて半透明のすらいむが張りついてきました。
すでに触手が巻き付いて拘束しているのにも構うことなく、その上から、隙間から、じわじわ浸透しながら這い込んできて
そして触れられたところがすべて、火傷でもしたかのように熱く、激しく肉悦を燃え上がらされてしまいます。

貴音(こんな、凄すぎる♥ものに…、また………っ♥ 女陰や不浄の穴を、犯し抜かれて、しまったら…♥♥)

………無意識に生唾を飲み込んでいる自身に気づき、わたくしは頭を勢いよく振って邪念を追い払いました。
あずさも律子嬢も、それにやよいも……響も、きっと、まだ救い出せる手立てがあるはずです。
そのためにも、こんなところで淫欲に流されることなど断じて許されません、わたく

貴音「はひ………っ♥♥♥はっぐぅぅう♥♥♥♥あ、あぁああぁっっ♥♥♥♥♥」

なんの前触れもなく、ぬめぬめと粘つくすらいむの体がずるりと流れるようにして動きを速めると
そのまま勢いよくわたくしの女陰と、お尻の穴へ突入してきて、考えていたことを一瞬のうちにすべて吹き飛ばされました。
前と後ろを液状の物の怪に埋め尽くされた、不快でしかないはずの異物感に意識を塗りつぶされ、わたくしは、

貴音(あ、あぁっ♥♥♥お腹っ、焼け、て…♥♥♥おし、り、お尻ぃぃ、とけて、しまいそ、っ♥♥♥♥)

…とっさに歯を食いしばり、声こそなんとか上げずに済みましたが、もう、時間の問題かもしれませんでした。
わたくしの膣の中で、そしてお尻の中でも、不定形のすらいむがうねり、形を刻々と変えているのが見えてしまう気すらします。
その軟体で、先ほどと同じ……どころか、もっと濃密で強力な、媚薬を染み込まされてしまっては……♥

貴音「だ、め、だめです、っ♥♥耐えて、みせま、しゅ♥♥こんな、すらいむなど…っんほぉぉおおぉ!?♥♥♥♥♥」

もうこれ以上なにも入らないと思っていた女陰とお尻に、杭でも叩き込むかのような凄まじい衝撃を同時に加えられ、
気づいた時にはあさましく叫んでしまっていました。その衝撃の正体もわからないうちに、
ごちゅっ、どちゅっ、と激しい音を立て、なにかがわたくしの身体を下から激しく突き上げ始めます。

貴音「いや、っいやぁ♥♥♥ひあぁあ!♥♥♥な、にを♥♥こんな、こんなぁあっ♥♥♥♥」

やよい「あはははっ!改良版のスラ美ちゃんだけじゃなくて、イソ助くんたちも、貴音さんのこと大好きみたいですねっ♥♥」

混乱し、悲鳴を止められないわたくしを見て、心から嬉しそうに、「幹部」が嗤います。

やよい「スラ美ちゃんが入ってる上から、触手お○んちん入れちゃうなんて………♥♥よっぽど待ちきれなかったんだねー?」

その言葉でようやくわたくしは事態を理解しました。すでに媚薬すらいむがぎちぎちに詰まっているところへ、
さらにあの磯巾着が、汚らわしい触手を……それも前と後ろへ、いっぺんに、挿入、してきて………!

貴音「やめ、っ、なりませんん♥♥♥中ぁっ、ぐちゅぐちゅ、してはあっああっ♥♥♥すらいむ、掻き回され…て♥♥♥♥んひぃっ♥♥♥」

触手が奥深くまで力強く突き進んでくるたびに、入りきらないすらいむが押し出されてぐちゅぐちゅと逆流し、
そして中に残ったものは深く押し込まれてわたくしの膣内壁に、お尻の中に、たっぷりと繰り返し塗り込まれていきます。
もはや恥も外聞もなく、わたくしは、すらいむと磯巾着を相手に許しを懇願してしまっていました。

貴音「お、願い、ですっ、もう、っひあぁ!?♥♥♥ああっそんなっ、触手深いいっ♥♥♥♥すらいむ♥♥同時にはぁ、ひゃんんっ♥♥♥♥」

やよい「貴音さーん、もう意地はるの、やめちゃいましょうよぉ♥♥気持ちいいのがまんしなくて、いいんれすよっ♥♥♥」

わたくしの言葉など無視し、前後からしつこく突き上げてくる触手の動きでひっきりなしに視界を揺らされ、
くわえて甘ったるく舌足らずな「幹部」の声に心まで揺さぶられて、わたくしはほとんど何も考えられなくなっていました。
そのわたくしの顔のすぐ前に、なにかふらふらと漂っているように見えるものが現れます。

貴音「あ、………あ、ぁ………♥♥そんな、今は、今だけはぁ……っ♥♥♥だめ、ですっ、やめて…♥♥」

律子嬢が受けていたのとそっくり同じ辱めが、繰り返されようとしていました。
わたくしを前後で貫いているものよりはいくぶん細い触手が、くぱぁ、と音を立てそうなほど先端部の口を開き、
ぬらぬらと粘液で照り光る、繊毛のようにびっしりと生え揃った極細の触手を見せつけてきます。

やよい「えへへー……いじっぱりの貴音さんにも、やっぱりこれがいちばんですねっ♥♥」

やよい「よーし、じゃ、イソ助くん、一気に吸っちゃいましょー♥♥」

「幹部」の号令がかかるが早いか、細い触手が巧みに分散して動き、そして、一瞬遅れて視界が真っ白に染め上げられました。

貴音「きゃひぃぃいぃっ!?♥♥♥♥はぁんっ♥♥♥あはぁああぁああっ♥♥♥♥♥」

耐えなければ、というわたくしの儚い決意など、ほんの刹那で消し飛ばされてしまうほどの激悦。
わたくしの両の乳首と陰核に、先刻も見せつけられた細身の触手が吸い付いたのだ、と意識が及ぶよりも前に
その触手たちがさらに強く吸引を加え、何千何百もの舌で舐め上げるがごとき刺激を加えてきました。

貴音「―――――――っっっ♥♥♥♥っ、は、あ、はひ、ぃ、あ♥♥………っ、はぅ!?あひぃいぃっ♥♥♥♥♥あっ、ぁ♥♥♥あんっ、や、ぁっ♥♥♥♥」

声が出ないどころか呼吸すらままならなくなり、そのまま失神してしまいそうになったところで
それぞれの吸引責めに加え、膣と尻穴への抽送がより激しくなって再開され、無理やりに意識を覚醒させられます。
気を失いそうなほどの肉悦を叩きこまれつつ、気を失うことすら許されない快楽責めで引き戻され、
振り回され続けている視界だけでなく、わたくしの精神までぐらぐらと揺れて、今にも折れてしまいそうでした。

やよい「どうですかぁ、貴音さん♥?パワーアップしたスラ美ちゃんのびやく粘液っ♥♥♥すっごいキいてますよね♥♥」

貴音「あ、ぁ♥♥♥あんっ♥♥♥やっ、いや、やめ、て♥♥♥らめれしゅ♥♥♥らめ、っ♥♥♥♥」

なにを聞かれているかもろくにわからず、ただ突き上げてくる触手の律動に合わせて啼くことしかできません。
それでも「幹部」は特に気にすることもなく、ひとりで納得しているようでした。

やよい「えへへ、貴音さんでも返事できないくらい、すごいんだぁ♥♥♥そうだイソ助くん、千早さんにやってたアレもしてあげて?」

貴音「ちは、や………? ぁ、あ、んひいぃいぃ♥♥♥♥は、っ、はっ、あ、お”…ぉっ、んおぉお!?♥♥♥」

身体の奥底にあるなにかを、力ずくで押し広げられた……という、とてつもない感覚に襲われました。
と思う間もなく、今度はその開かれてしまったところから、なにかがわたくしの奥底に這い込んで来て、っ♥♥♥

貴音「嫌っいやあぁ、ああぁ♥♥♥♥何をぉっ♥♥♥しょんな、ぁあん♥♥♥らめぇっ入ってはなりませ、んんーーっ!?♥♥♥♥♥」

やよい「わぁっ、気持ちよさそうでよかったですー♥♥スラ美ちゃんに、今はイソ助くんの触手も『こらぼ』してますから♥♥」

ぬめぬめとしつつも、硬く、太く、ごりごりと激しく中を擦り立てていた触手とはまるで違う、
柔らかく温くぞわぞわする感触が断続的に伝わってきて、それがわたくしの中心に溜まっていくように感じてしまいます。
そして同時に、これはすでに教えこまれてしまったおぞましい快楽であると、わたくしの意識が叫んでいました。

貴音「す、すらいむがっ、はぁあん♥♥♥なん♥だ、と、いう………ので、ひゃひぃ♥♥♥んっ、く、あぁ♥♥♥」

やよい「えっとですね…今、貴音さんのしきゅーの入り口を、イソ助くんが触手でぐいーって開いてるんですよっ♪」

思い出したくもない悪夢のような凌辱の記憶を裏付けるように、「幹部」がご丁寧にも説明を始めます。

やよい「それで、その開いたとこからスラ美ちゃんが入って行ってるので、いっぱいになるまでちょっと待っててください♥」

貴音(……… そん、なっ♥♥こんな状態でさらに、子壺♥に、媚薬すらいむを詰め込まれたりして、は……♥♥♥)

わたくしが想像だけで震えあがるうちにも、にゅるん、ぬるっと中へ滑り込んでくる感覚は一向に止みません。
その感触が伝わってくるたびごとに、わたくしは吐息を熱くし、身体をくねらせてしまいます。

やよい「もうすこしですからねー、もうちょっとだけ、ガマンですよ、貴音さん♥♥」

貴音(………… もうすこし、だけ……… ♥ もうちょっとの、我慢……)

頭に霞がかかったようで、わたくしはもう「幹部」の言葉にすがるよりありませんでした。
少し待てばこの快楽地獄も終わる、すらいむからも触手からも解放されると信じ、ただ目を閉じて必死に耐えます。

やがて、永遠に続いていたとしか思えない、ぬめぬめした生物の侵入の波がようやく終わったように感じられ、

やよい「………よーし、そろそろ準備おっけーみたいですね!おまたせしました貴音さん、じゃあイきますよー♥」

そして「幹部」が、この責め苦からの解放を、高らかに……… じゅん、び?

貴音「そんな、嘘、うそ、でしょう……? もう、終わあっひぃいいぃぃん!♥♥♥♥♥お”ぉっ、んお”お”ぉ”~~ッ!?♥♥♥♥♥♥」

下腹部が、爆発して、融け落ちてしまったようでした。
しかしその中からはぬちゅぬちゅ、ぐちゅぐちゅと、なにかを撹拌するのに似た音が聞こえてきます。
いえ、これは、…似ているのではなく、実際に、かきまぜ、られてぇ♥♥♥♥

貴音「いやぁあ、あぁ♥♥♥♥んひぃぃ♥♥♥♥これっ♥♥♥♥このようなぁあ♥♥♥♥♥」

やよい「ねっ、すごいでしょう!?イソ助くん、触手お○んちんの先っぽからたっくさん、細い触手が出せるんですよ♥」

「幹部」がなにか、いっていますが、おなかの音がうるさくて、も、きこえ、ませ、ん♥♥♥♥

やよい「貴音さんのしきゅーとおしりをぱんぱんにしてるスラ美ちゃんを、そのいっぱいの触手で、ぬちゅぬちゅってかき混ぜてるんです♥♥」

やよい「千早さんと春香さんにしてあげてた『ちょーきょー』の、合体わざですっ♥♥貴音さんだけとくべつですよー♪」

貴音「らめ、ぇあはぁああぁっっ♥♥♥♥おゆるし、くだしゃ…♥♥♥いっひぃぃ♥♥♥♥子宮、しきゅっらめれしゅ、らめぇぇっ♥♥♥♥」

いけないと思っているのに、もう、身体が、言うことを聞いてくれませんでした。
わたくしの奥で無数の触手がぐねぐねと不規則に動き回り、すらいむの粘液を掻き回すさまがはっきりと想像できてしまい、
そして想像だけでなく、実際に背筋を駆け上ってくる、電流のような甘い肉悦に全身が溶かされて、しまっ、て…♥♥

貴音「た、達して、しまうぅ♥♥♥♥もう嫌ぁこんなっ、いやぁあぁっ♥♥♥♥触手、などにぃぃ、ふあぁ…ん♥♥♥♥あぁああぁ♥♥♥♥♥♥」

何度目になるかもわからない絶頂を迎えさせられ、意思に反して身体がびくびくと震えます。
叫びながら同時に、膣もお尻も勝手に締めてしまい、触手とすらいむの動きをはっきりと自分自身に伝えてしまう結果になります。
それに反応した触手とすらいむがますます激しくわたくしの中を責め立て、また絶頂させられる、その悪循環が止められません。

貴音(いけません…♥♥♥♥こんな、気をやらされては、っ♥♥♥♥わたくし、触手と、すらいむに♥♥♥♥堕とされ、て♥しまうぅ♥♥♥♥)

やよい「またイきましたよね貴音さん♥ほらっ、もう認めちゃいましょうよ、きもちいいー♥♥って、ね、ね♥」

いくら心の中で抗弁したところで、前と後ろの破廉恥な穴から、それに乳首や陰核から続け様に送り込まれる刺激が
そんな些細な抵抗などすぐに押し流してしまいます。さらに目の前の「幹部」からも、甘く昏く抗しがたい誘惑の言葉をかけられ、
もう、諦めてしまいかけた刹那……わたくしの心をよぎったのは、あずさと律子嬢のことでした。

貴音(…… ………そう、です、まだ、わたくしは…)

この場で凌辱されていたのがわたくしだけなら、この瞬間に心折れていたかもしれません。
ですが、まだ、あずさも、律子嬢も、完全に堕ちてしまってはいないはずです。
それを思えばわたくしはまだ、こんな淫らな物の怪どもの責めに屈してしまうわけにはいきませんでした。

貴音「いや、でしゅ……っ、ひあぁん♥♥♥あずさ、と、律、こ、あひっ♥♥♥律っ、子嬢の、ためにもぉぉっ………わたくし、わたくしぃいっ♥♥♥」

未だ休まずに動き続ける触手のために途切れ途切れではあっても、なんとかわたくしは思いの丈を口にしました。
改めて口にしたことで、ほんのわずかではあれど、まだ耐えられる、と決意を新たにできた気がします。



律子「貴音………、…あんた、そこまで、私たちの、こと………」

あずさ「…………たか、ね、ちゃん……っ!」



………はじめは自分で念じるあまり、わたくし自身に都合の良いように作り出した、白昼夢のたぐいかと思いました。
しかし、この声はまぎれもなく、あずさと律子嬢のものです。聞き違えるはずもありません。

すらいむと触手に身体じゅうを弄ばれながらも、わたくしはなんとか首を回し、声のするほうに顔を向けます。

貴音「り、律子嬢、っ…… あず、さ!! ご無事で………」

そして、どこを見ても完全な漆黒に染まりきった装束に身を包み、その衣装と同じく昏い色の瞳をした二人と、目が合いました。

あずさ「わたしたち、ほんとに嬉しいの………♥お礼に、貴音ちゃんのこと、い~っぱい気持ちよくしてあげる♥♥♥」

律子「そうよ、貴音…♥♥ブラックジャンボ幹部になる素晴らしさ、あんたにも教えてあげるからね♥♥♥」

やよい「えへへー………♥ だそうですよ、貴音さんっ。じゃあ、たっぷり楽しんでくださーい♥♥♥」

貴音「……………………… あ、あぁ………嫌、そんな、あずさ……律子じょ、う……!!」

すらいむに襲われていた時とほぼ同じ、服のあちこちがはだけた扇情的な姿のあずさ。
その全身は至るところがねとねとした液体でべったりと覆われていて、
それに、すらりと長い肉感的な脚の間からも、同じ粘液がゆっくりと糸を引いて滴り落ちているように見えました。

あずさとは対照的に、律子嬢の衣装や外見に関しては、あまり乱れていませんでした。
ただ、その股間に、本来ならばありえないものが堂々と居座り、すかーとを押しのけてその存在を誇示しておりました。
律子嬢のお腹にすら触れそうなほど激しく強く反り返った、男性器にしか見えないなにかが、生えています。

やよい「あれって、イソ助くんの得意わざなんですよー。わたしも春香さんも、お○んちん生やされちゃいましたから♥♥」

律子嬢の屹立した疑似男根をうっとりした顔で眺めつつ、「幹部」がそう言いました。

あずさ「ところで、律子さん。まずは貴音ちゃんがスラ美ちゃんとイソ助くんにイかされちゃうの、一度じっくり眺めませんか~?」

律子「ああ、悪くないですね。じゃあ貴音、私たちこのまま待ってるから気にしなくていいわよ?」

間に合わなかった……すべて、徒労に終わった、という事実を突きつけられ、虚脱しているわたくしに律子嬢がそう告げ、
そしてその瞬間にまた、わたくしの中に入り込んでいるものだけでなく、身体の外側に纏わりつく触手とすらいむが一気に動き始めます。

貴音「や、やめ、そん……ひぃっい、いやぁああーーっ♥♥♥♥見ないで♥♥♥♥見ないれくだしゃい、いいぃっ♥♥♥♥♥お許し、をお”、お”おぉ!?♥♥♥♥♥」

貴音「こんにゃ、っ無理です♥♥♥卑怯れしゅうぅ♥♥♥♥すらいむもう嫌あ、あは、あぁ♥♥♥♥♥触手もっいやぁあ♥♥♥♥♥嫌なのにぃっ♥♥♥♥♥」

乳房もお尻も揉みしだかれながら乳首と陰核を吸い搾られ、膣も不浄の穴も奥の奥まで激しく突かれ、理性ごと押し流す勢いで熱い液を注ぎ込まれ……
そのわたくしの痴態をすべて、あずさと律子が淡々とした顔で眺めつづけていました。
二人に見られている、と意識するだけで、汚らわしい触手たちに犯されているのに、………嗜虐的な悦びが、止められず…♥♥♥

貴音「ひあぁあっ♥♥♥♥♥触手とすらいむに汚されてっ♥♥♥♥♥こんな、いけませんのにぃい♥♥♥♥♥いく……っ♥♥♥♥♥あ、ぁ、いやぁあーーっ♥♥♥♥♥」

もう戻れないであろうことを薄々は自覚しながら、魂を搾り出す勢いで絶叫させられてしまったのを最後に、ゆっくりと意識が薄れてゆきました。

貴音「はひーーーーー……っ♥♥♥♥あ”、ぁ♥♥♥はっ、は、ぁ、あん♥♥♥………あへ、えぇ♥♥♥」

あずさ「すごぉい…♥改良版のスラ美ちゃんにかかれば、がんこな貴音ちゃんもかたなしって感じかしら~?」

律子「ええ、さっきまでより確実に効いてますね、これ。マジシャン相手でも効果は相当高いと見てよさそうです」

一際強烈なアクメを迎えさせられ、貴音は触手の支えがなければ即座に突っ伏してしまいそうな体勢で荒く息をついていた。
その一部始終をじっくり見届けたあずさと律子がゆったりとした歩調で歩み寄りつつ、気さくに会話を交わす。

律子「さてと………このままだとちょっと低いわね。持ち上げてくれる?」

ごく自然に声をかけた律子に対し、「幹部」の命令に従うのは当然という体で、貴音を拘束していたイソギンチャクが動いた。
膝をついていた姿勢の貴音を胴部に巻き付けた触手で引っ張り上げ、腰の位置が普通に立っているより少し低いくらいになるよう調整する。

あずさ「はーい、まずはお疲れさま、貴音ちゃん♪ ほら、ちゃんと身体は起こしときましょうね~」

貴音「う…………ぁ、あ……♥♥♥」

ぐったりしたままで、腰から身体を二つ折りにしてしまいそうな貴音にあずさが近づくと、スライムまみれの上半身を持ち上げて優しく支えた。
一方で、後ろ側に回り込んだ律子は、まだ貴音の奥深くまでずっぽりと入り込んだままの二本の触手をがっしりと掴む。

律子「そしたら、邪魔なこれは、一気に、抜いちゃって……、っとぉ!」

貴音「あっひ、ぁあ!?♥♥♥♥しょんなっ、あぁあ♥♥♥♥いきなりぃ♥♥♥はひぃっ、ひゃぁああん♥♥♥♥♥」

律子が引く手に力を込めるとずるずると大きな音が響き、貴音の膣を、肛門を穿っていた触手が抜け落ちてゆく。
イソギンチャクは触手に力を籠めず、律子にされるがままじっとしていたが、その引き抜かれる際の物理的な摩擦ですら
改良型スライムの媚薬で昂ぶらされた貴音の内側の粘膜には強烈すぎる刺激となって襲い掛かり、すぐに絶頂の原因となってしまう。

貴音「いや…ぁ………♥♥♥♥も、おやめくらさいぃぃ……♥♥♥♥」

律子「ふーん…… ま、さすがにあれだけ触手でレイプされてれば、開きっぱなしにもなるってものよね」

うわごとのように呟く貴音をいっさい無視し、触手を完全に引き抜いた律子は貴音のアナルをしげしげと観察した。
スライムでまず拡張された上からイソギンチャクの触手ペニスを挿入され、さらには中で細触手の群れが暴れ回ったあととあっては
貴音の豊満な尻たぶに挟まれた排泄穴もすぐに元通りとはいかず、ぽっかりと洞穴のように開いたままになっている。

あずさ「やっぱり、貴音ちゃんの一番のポイントはお尻ですから~♥でもわたし、このおっぱいも捨てがたいと思うのよねぇ……」

律子に相槌を打ちつつ、貴音が倒れ込まないように支えているあずさは正面から貴音の乳房に手を触れた。
貴音がびくりと大きく身体を震わせるのにも構うことなくやわやわと力を加え、色白で形のよい、
しかし今ではスライムの粘液にコーティングされ、触手にもいまだ絡みつかれたままの双丘をじっくりと堪能しつつ弄ぶ。

貴音「ひんっ♥♥♥あずさ、そんな、さわらないれぇ………っ♥♥♥いまわたくし、達したばかり、でぇ………♥♥♥っひゃうぅ!?♥♥♥♥」

律子「しっかしまぁホント、立派なお尻。何食べたらこんなに育つのよ……やっぱりラーメン?」

ぶつぶつと誰にともなくつぶやきながら、律子が音を立てて軽く貴音の尻肉をはたき、その振動すらも貴音をまた軽いアクメに導いた。
いっぱいに目を見開き、空気を求めるかのように口をぱくぱくさせるだけの貴音を尻目に、律子のスパンキングが続く。

貴音「ひゃひぃっ♥♥♥や、め、やめてっ、ぇぇ…♥♥♥りつこ、じょうっ、どうか♥♥♥後生でしゅぅ、律子じょ…んんーっ♥♥♥♥」

律子「こんなの振り回して歩いてるなんて、もう凶器よ。なに、プロデューサー殿もこれで誘ってたわけ?」

貴音「なっ、な、にを…♥♥♥そんな、いいがかり、ひぎぃぃ♥♥♥♥違いますっ、わたくしぃっあああん♥♥♥♥」

あずさ「あらあら、貴音ちゃん……♥触手さんやスライムちゃんに犯されてイったあとは、お尻叩かれるだけでイっちゃうの~?」

貴音「ち、ちがっ、やぁあ♥♥♥♥やめ、叩かないでくらしゃっ、ふあんっ♥♥♥♥こんなっ、こんな♥♥♥くひぃぃいぃ♥♥♥♥」

自分が必死に護ろうと、助けようとしていた二人から屈辱的な仕打ちを受け、貴音の精神は陥落する崖っぷちまで追い込まれていた。
それでもなんとか踏みとどまるべく必死で気力を振り絞る貴音のアナルに、硬く熱い感触がふいに触れる。

貴音「え………っ? ―――っ待って、おまちくらしゃいぃっ♥♥らめれすっ今はぁあ♥♥♥」

律子「やっぱり………こんなの、せっかく手に入ったからには、使ってみたくなる、わ、よ、ねぇ………っ!」

貴音「あ”――――――…………っっ♥♥♥♥♥♥♥」

イソギンチャクの触手で吸引責めを受け、春香ややよい同様にクリトリスを肥大・勃起させられた律子は素早く貴音の尻たぶを押し開き、
半狂乱になって制止しようとする貴音の悲鳴を聞き流すと、まだ開いたままのその尻穴に勢いよく疑似男根を突き込んだ。
触手とはまた違う硬さ太さ反り返りのペニスで一気に奥までえぐられ、貴音は呻き声とも吠え声ともつかない声をあげてエクスタシーを迎えさせられる。

律子「ふあ、ぁあぁっっ!?♥♥♥♥♥な、っに、これ♥♥♥すごっ、吸いついてきて、っ♥♥♥♥」

凄まじい快感に翻弄されているのは律子も同様だった。まったく未知の、男根から伝わる貴音の腸壁の熱さはもちろんのこと、
中にまだ残っているスライムと貴音のアナルの両方が精を残らず搾り取る勢いでぎゅうぎゅうと吸い付いてきて、律子に吐精をうながす。

律子「嘘っこんなっ♥♥♥♥いいっ♥♥♥貴音のっお尻、すごいぃ♥♥♥♥♥来るっなんかきちゃううぅ!?♥♥♥♥♥」

貴音「らめっ、らめれしゅ♥♥♥♥♥おひりぃ♥♥♥♥ぬいてくらしゃい、いぃぃ♥♥♥♥♥や、ぁんんっ、あぁあああぁーーっ♥♥♥♥♥♥」

奥まで挿入したのみで、抜き差しを一度もすることのないまま律子はあっけなく初めての男根アクメを迎え、
そのまま一切の遠慮なく貴音の腸内に精通直後の疑似ザーメンを大量に吐き散らした。
びくびくと激しく震えながら何度も熱い白濁液を打ち出すペニスの動きに合わせ、律子も貴音も何度も絶頂の波にさらわれる。
さらに、吐き出された液を嬉々として吸収した媚薬スライムはいっそう活性化すると、中から貴音の粘膜と律子のペニスを同時に責め立て始め
二人とも相手を犯しているのか犯されているのかすらわからない無我夢中の状態に放り込まれてイキ狂ってしまう。

貴音「いけずぅぅっ♥♥♥♥♥律子嬢おち○ぽいけずでしゅ♥♥♥♥♥いやぁっ♥♥♥♥まだ、おひりにぃ、注がれて…♥♥♥おひぃっ♥♥♥♥♥」

律子「あへぇっ♥♥♥またっチ○ポイくぅぅ♥♥♥♥貴音ケツ○んこに精液搾られるぅっ♥♥♥♥○ンポすごいっ、射精気持ちいぃぃい♥♥♥♥♥」

あずさ「あらあら律子さん、おち○ぽってそんなに気持ちいいんですか~?うふふ、ちょっとうらやましい、かも♥」

貴音の後ろからのしかかった律子はだらしなく舌先をのぞかせ、尻と腰をがくがくと震わせながら叫び続けていた。
同様に貴音も、中に精液を撃ち込まれ、あるいはスライムに中から刺激されるたび、跳ねるように背をのけぞらせて声を上げる。
そのふたりの様子を見てにっこりとほほ笑んだのち、あずさは貴音の胸元に顔を寄せて軽く腰をかがめた。

貴音「………あ、ずさ…?♥ わ、わたくしの胸に、なにをっ、」

あずさ「ふふふっ、それっ♪」

貴音「はぎっ♥♥♥♥♥きゃひぃぃいいいい!?♥♥♥♥♥」

朦朧とした意識の中、胸に違和感を覚えた貴音が目を見開くのと、あずさがその両乳首に吸い付いていた吸引触手を引きはがしたのはほぼ同時で、
敏感にさせられきった突起を一気に擦り弾かれる感覚が、またしても貴音の意識を根こそぎ持って行きかける。
その息も絶え絶えの貴音に追撃をかけるかのように、片方の乳首にやわらかく熱い、にゅるっとした感触のものが触れた。

貴音「なっ、あずさっ、やめ、へぇえ!?♥♥♥♥すわないれっ、いやっ吸ってはなりませんん♥♥♥ひいぃぃっ♥♥♥♥♥」

スライムに乳首を責められると誤解し、身を固くした貴音の乳房に襲い掛かっていたのは、誰あろうあずさその人だった。
貴音の右の乳首を唇と歯でやわらかく挟みこんで転がしつつ、左手は左の乳房に沿わせると、乳首を指でつまみ、ひねって弾いて弄ぶ。

あずさ「ん、んちゅ、ん…………♥ うふっ、甘い香りだけど、ほんのりしょっぱいみたいな…不思議な味ねぇ♥」

いったん口を離したあずさは妖艶な顔つきで下から貴音を見上げつつ、両手で貴音の乳房や乳首を絶えず弄り回す。
責めがさほど直接的でない分、よけいにその意図が理解できず不安におののく貴音に構うことなく、あずさは行為を止めない。

あずさ「ええっと、でも、まだちょっと違うのよね~。わたしがされたときの感じからすると、……こう、かしら?」

貴音「そ、そんな、もう嫌で……あっはぁあああぁ♥♥♥♥」

貴音(なぜ、こんなに乳首ばかり、ぃ♥♥♥♥なにも、出ません、出るわけありませんっ♥♥♥……だというのに、っ、これ、は…♥♥♥)

幾度となく、微妙に力加減を変え、あるいは舌や歯の当て方を絶妙に調整しながら、あずさは何度も貴音の乳首を吸い上げる。
妙に優しいもどかしくすらある責めを繰り返されるうちに、乳房の奥から湧き上がるむずむずとした感覚に襲われ、貴音はただ困惑した。

あずさ「よおし、だいたいわかったわ~!………たぶん。じゃあ、いただきま~す♪」

なおも試行錯誤が続いた後で、やおらあずさが顔を輝かせ、少しあやふやな宣言ののちに改めて貴音の胸元に口を寄せた。

貴音「こんなこと、無駄、です………もういいかげんに、え、あ、ぁ!?いやっ、こんな♥♥♥♥はひいぃぃいいぃぃ♥♥♥♥♥」

ぶっしゃぁぁああっ!

あずさ「……………♪♥♥♥」

あずさが吸い付いていないほうの貴音の乳首から激しく音を立て、乳白色の液体が撒き散らされる。
乳首に吸い付いたまま、勝ち誇った表情で上目遣いに貴音を見ているあずさの口元からも同じような音がくぐもりつつ響いてきて、
そしてあずさはうっとりとした顔で、口の中に溜まった芳醇な液体を味わいながら飲み下した。

あずさ「よかった、うまくできたみたい♥あぁ、貴音ちゃんのミルク、とっても美味しかったぁ…♪」

貴音「な、ぜ…っ、こんにゃ、ぁ♥♥♥母乳、を、わたくしぃ………♥♥♥♥」

全くだしぬけに噴乳させられた精神的なショックと体力の消耗でぐったりとしつつも、貴音は疑問を口にした。
白く染まった唇の端をぺろりと紅い舌で舐めたあずさが妖しく笑い、その問いに答える。

あずさ「わたしがスラ美ちゃんにされたのと同じこと、貴音ちゃんにもしてあげようと思って♥♥さっき、見てたでしょ?」

貴音「くぅ……っ♥しかし、それに、いったい…っ、なんの意味が…………♥」

精一杯の気力を奮い起こし、あずさに問い返す貴音。その顔が完全に快楽に蕩ける数歩手前にあることを確信し、
あずさはさらに笑みを深くすると、愉しげに説明を続けた。

あずさ「さっきのミルク、すご~く濃い貴音ちゃんの味がしたわ♥♥貴音ちゃんの魔力が、たっぷり詰まってた、っていうか…」

貴音「まりょ、く………?」

あずさ「り~つこさんっ!もうそろそろ、お○んぽ元気になったでしょう?」

貴音が怪訝そうに言うのを無視し、あずさは貴音の背中でぐったりとしている律子に呼びかける。
対する律子はまだ少し身体を震えさせたまま、ゆっくりと身を起こした。

律子「とうぜん、っ、大丈夫、ですよ♥ ただ……ちょっと、予想したより、も…チ○ポ、凄すぎて♥」

あずさ「よかったです~♥♥ちょうどわたしも、貴音ちゃんのミルク搾り、コツがわかったとこですから♥」

貴音「どういうこと、ですか……、あずさ、律子嬢、っ…」

意図の見えない行為と、それ以上に意味の解らない会話で翻弄され、貴音の精神は混乱の極致にあった。
その弱みをなるべく悟られないように、貴音は可能な限り毅然とした風を必死で装う。
しかしその些細な抵抗も、新生ブラックジャンボ幹部たちの前ではなんの意味も持たなかった。

律子「簡単なことよ…♥貴音、強情すぎるあんたの中身、入れ替えちゃえばいいんじゃないの、って♥」

貴音「な………入れ替え、る……!?」

あずさ「そう、おっぱいからミルクをいっぱい搾り出して……♥そして律子さんが、たっぷり新しいミルクを入れてあげるの♥♥」

あずさの言葉が終わってから数瞬の間があり、ようやく理解が追いついた貴音が制止の、もしくは抗議の声を上げるより早く
回復した律子が再び、ばきばきに反り返った剛直を貴音のアナルに叩き込んだ。
それと同時に、あずさも貴音の胸元に近づき、今度は左の乳首にやさしく強く吸い付きつつ、右の乳房を手で責め始める。

貴音「あが……っ♥♥♥♥♥ぁああぁあ♥♥♥♥♥そんな、らめれ、しゅ♥♥♥♥お尻っおひりぃぃいいいぃい♥♥♥♥♥」

律子「なにが、ダメ、なのよ♥♥♥こんな締めてくるくせに…っ♥♥あ、キツっ、やばっ♥♥♥♥」

あずさ「ふむぅ……んちゅ、ちゅぱっ♥♥ほらぁ、貴音ちゃん? 律子さんも、ガマンは身体に悪いですよ~♥ん、んん♥♥♥」

貴音の腰を両手で後ろからしっかりとホールドし、律子が下腹を何度も激しく貴音の尻肉に打ち付けた。
あずさは貴音の身体の前でつっかい棒の役割を果たしつつ、唇で、舌で、指で、歯で、
優しく、ときに激しく乳房と乳首を丹念に弄って嬲り、貴音に母乳を噴き出させようと促す。

貴音「ひゃああぁあぁんん♥♥♥♥♥おゆるしをっ、許してえぇえ♥♥♥♥♥むりれすっこんなっ♥♥♥無理れしゅぅぅうぅ♥♥♥♥♥♥」

スライムに処女を奪われる前にも、絶妙のコンビネーションで自身を嬲り抜いた律子とあずさに
再び、同時に責め立てられ、貴音はもはや限界を迎えようとしていた。

イかされればイかされるほどよくないことになる、と予感していても尚、
全身を焼き焦がす凄まじい肉の悦びに意識を持って行かれ、ただ叫び続けることしかできない。

律子「だ、ダメもう出るっ♥♥♥出すわよ貴音ぇっ♥♥♥このいやらしいデカケツま○こ♥♥♥♥いっぱいにしてあげるっっ♥♥♥♥」

貴音「やめへぇ♥♥♥♥いやぁあぁああ♥♥♥♥おひりぃっ、らめなのれすぅ♥♥♥♥ゆるひてくらしゃいぃ♥♥♥♥やらぁああっ♥♥♥♥♥」

あずさ「いやいや言ってないのっ♪おっぱい出してイきなさい♥♥♥♥お尻でミルクいっぱい飲んで、イっちゃいなさい貴音ちゃんっ♥♥♥」

ろれつが回らなくなり、子供のように泣きじゃくって許しを乞う貴音の姿にかえって興奮しているのか、
律子とあずさの加えるそれぞれの責めが激しさを増し………そして、最高潮に達したところで三人が揃って一瞬動きを止めた。

貴音「あっひぃぃいいーーーーーっっ♥♥♥♥♥♥ふあぁあああんんっ♥♥♥♥♥♥」

あずさ「あ……ん”ーーっ!?♥♥♥♥ ………すご~い、今まででいちばん出たわね、貴音ちゃん♥♥♥」

すぐに貴音が一際大きな絶叫を上げ、両胸から大量の母乳を噴き出させる。喉奥にその直撃を受けて思わず口を離したあずさの顔に
なおも止まらない大量の乳白液がびしゃびしゃと降りかかり、あずさは満足げに唇まわりについた乳を舐めとった。

律子「ま、だ出ちゃ、う♥♥♥♥止められないっ♥♥♥♥でもいいっ、気持ちいいからまだ出すのぉ♥♥♥♥♥あ、あ出る、でりゅうぅ♥♥♥♥」

最初に比べ多少は慣れたとはいえまだ二度目に過ぎず、律子はまたしても早々に貴音の尻穴へと精液を注ぎ込んでしまう。
それでもすぐには終わらせないとばかり、意地と根性だけで射精直後のピストン運動を再開させた。

貴音「あひぃぃっ♥♥♥♥そんな、ああぁ♥♥♥♥♥おしりぃ♥♥♥♥♥あふれてしまいしゅからぁ♥♥♥♥♥♥ひゃあんんっ!?♥♥♥♥♥」

律子「こんな、はひっ♥♥♥♥エロ尻してる、貴音が、悪いのよっ♥♥♥♥あっまたイクッ♥♥♥♥ほらぁっイきなさいぃっ♥♥♥♥♥」

ほとんど間を置かず射精欲求の第二波に襲われた律子は、本能に抗うことなく肥大化クリトリスを届く限りの奥に密着させ、
ひっきりなしに痙攣している貴音の動きを愉しみつつ、思いきりその尻穴に疑似精液を吐き出す。
ブラックジャンボ幹部として染まり切った律子の魔力と、貴音の中を埋めて蠢く媚薬スライムがぐちゃぐちゃになって混じり合い、
膣の中も子宮の中も一緒くたにねぶり回して貴音の心と身体を堕としてゆく。

貴音「ふあ、ぁああぁ♥♥♥♥♥やっ♥♥♥♥♥ま、た、い……く、ぅ♥♥♥♥♥♥ぁあっ、あぁあぁーーーーーーっ♥♥♥♥♥♥」

あずさ「ね、律子さんのミルク、おいしいでしょ~?じゃあ今度は、貴音ちゃんのミルク、ちょうだいね♥♥」

貴音(あ…ぁ………♥♥♥も、ぉ、わたく、し…………♥♥♥♥♥♥♥)

背中で荒く息をつきながらも動きを止めない律子と、慈母のような笑みを浮かべつつ無慈悲に迫ってくるあずさに挟まれ、
貴音はもう、半ば壊れかけた、あいまいな笑みを浮かべることしかできなかった。

………………
…………
……

律子「はぁっ、はぁーっ♥♥♥ほんと、これ、すごい、っ♥♥♥♥いくらでも出せちゃう♥♥♥♥あ、イく、またイクわよっっ♥♥♥♥」

貴音「いやぁあぁああぁっ♥♥♥♥♥あ、ぁあ……♥♥♥♥ど……か、どぅ、か、すこし、やすませ、んっひぃぁああ♥♥♥♥♥」

あずさ「あら~?ちょっと出が悪くなってきたかしら……貴音ちゃ~ん、もうちょっとがんばって、ほらっ♥♥♥ほらぁ♥♥♥」

少しずつ慣れてきて、貴音のアナルを疑似ペニスで犯すことに夢中になっている律子と、
身体にへばりついたスライムと一緒になって貴音の両胸をしつこく責め嬲るあずさに前後から挟まれ、
貴音の精神は快楽一色にほぼ塗りつぶされてしまっていた。喉も破れんばかりに嬌声を上げ、
意志とはまったく関係のないところで身体が痙攣し跳ねて暴れ、連続絶頂の激しさを物語る。

最初にその気配に気が付いたのは、三人のうちでは比較的精神的にも肉体的にも余裕のあるあずさだった。
そしてほかの二人が気づくよりもずっと早く、狂った宴の混迷具合がさらに加速する。

あずさ「あら~?………ん、んっ!♥♥♥♥や、そんな、いきなり、ぃ♥♥♥♥」

律子「んひぃぃっ!?こらっ、ちょ、っとぉ♥♥♥♥だめ、って、あぁん、やぁっ♥♥♥♥」

貴音「ひゃひっ、はうぅっ♥♥♥♥♥♥触手っ、また、しょくしゅがぁ……♥♥♥♥おほぉっ、ひっ、はひぃいぃぃ♥♥♥♥♥」

貴音を中心にぐちゃぐちゃに絡み合い、濃密な牝の匂いや魔力の詰まった疑似精液や母乳を撒き散らし、
しかもそのまぐわいの参加者のうち二人がブラックジャンボ新生幹部とあっては
触手生物たちが自然と引き寄せられ、凌辱に加わろうとするのもある意味では当然であった。

だが、三人が繰り広げる痴態に興奮するあまり、彼らの標的はもはや貴音にとどまらなかった。
こっそりと忍び寄ったイソギンチャクたちは、あずさと律子相手にはまずアナルにずっぽりと触手ペニスを嵌め込み、
もちろん律子から肛虐を受け続けている貴音の蜜壺も同時に、一気に奥底まで極太の触手で貫く。

貴音「こんにゃ、っ♥♥♥♥前も、後ろも、いっぺんに、なんて♥♥♥♥あっあっ、あぁっ♥♥♥♥」

改良型のスライムで一気に身体を狂わされたところを未体験の触手に犯され、さらに律子とあずさの連携プレーに翻弄され、
そして今また新たな侵入者に凌辱され始めた貴音はだらしない声をあげ、突き上げてくる触手のされるがままになる。

律子「だ、だれが、ひゃんっ♥♥♥お尻使っていいって……♥♥♥でも、これっ、あ、あぁ♥♥♥♥♥」

あずさ「あああ……んっ、太っいぃぃ♥♥♥♥触手はじめて、なのに……♥♥いきなりお尻なんてぇぇ♥♥♥♥」

一方で、触手によって完全に幹部へと堕とされた律子はもちろん、触手での凌辱を初めて受けるあずさも
ブラックジャンボ幹部にはいかにも相応しく、すぐにその肉縄が与える快楽を享受し始めた。
貴音を責め嬲るうちに昂ぶっていた自身の肉体を的確に攻め、慰めてくれる触手を尻穴で深く受け入れ、
さらにもうひとつの牝穴をも自ら指で淫猥に広げ、甘い声を上げて誘惑する。

あずさ「触手さん、ほんとにエッチなんだから♥♥♥でも……、どうせなら、おま○こも、ね♥♥♥♥」

律子「もう、今日は特別よ…♥♥♥幹部の私が、こっちの穴も、使わせてあげるわ♥♥♥」

そのあられもない姿に興奮のボルテージが振り切れたのか、イソギンチャクたちが一斉に三人めがけて殺到した。
触手ペニスがあずさと律子の前後の淫穴をぐぽぐぽと耕し始め、ひくひくと震える貴音の肉壺を裏返しそうな勢いで犯し抜き、
さらに三人の身体のあちこちに絡みつき、這い回り、媚薬粘液を好きに放っては浴びせかける。

律子「ああぁ、しゅごぃぃい!?♥♥♥♥私っ犯されながら犯してるっ♥♥♥♥お尻もお○んこもチ○ポもきもちぃぃい!♥♥♥♥♥」

貴音「も、らめ♥♥♥♥おやめ、くらひゃいぃ♥♥♥♥りつ、こじょぉ、おふぅっ♥♥♥♥わたくし、おひりっ、こわれ、こわれて、んんっ♥♥♥♥」

貴音の尻を疑似ペニスで凌辱しつつ、自身の両穴は触手にレイプされ、それでも腰が止まらない律子が叫ぶ。
一方であずさと貴音は正面から向き合わされ、お互いの豊満な乳房を擦り合わせる体勢を取らされていた。
それぞれの双丘に何重にも触手が巻き付いているだけでなく、四つの大きな球体の真ん中から太く節くれだった触手が伸び上がり、
先端があずさと貴音の口元にその身をぐいぐいと押し付け、口での奉仕を要求する。

あずさ「あんっ♥♥♥♥ああん♥♥♥♥はむっ、くちゅ……ぷは♥♥♥♥ほら、貴音ちゃんも、一緒に、いっしょにっ♥♥♥♥」

貴音「こんなもの……なめたく、ありません、のにぃ…♥♥♥♥舌が……っ、口が、かってに、ぃ♥♥♥♥ふあ……ぁ、あむっ、れろっ♥♥♥♥」

前と後ろの穴を交互に、触手に激しく突き上げられて喘ぎながら、あずさは情熱的に目の前の触手ペニスにむしゃぶりついていた。
釣られるようにして、律子と触手から同時に犯されている貴音もおずおずと舌をのばし、一緒になって触手を舐め上げる。

貴音「あ……♥♥♥♥あ”、ぁあ♥♥♥きゃひっ、ひぃいんっ♥♥♥♥おひぃ、わたくしぃい♥♥♥♥」

律子「くぅっ………っ!?あ、あ来るっきちゃう♥♥♥♥また出るぅっ、出しちゃうっ♥♥♥♥」

やがて、貴音の尻穴を犯し続けていた律子が身体をぶるっと痙攣させ、限界が近いことを叫んだ。
その瞬間を待ち構えていたかのごとく、あずさと律子の前後の秘穴を犯している触手も、貴音の牝穴を穿つ触手も
いっせいに大きく身震いし、先端を、ぶっくりと、はっきりわかるほどに膨らませる。

あずさ「ああんっ、んっ♥♥♥♥あ、いま、びくびくって……♥♥♥♥うふふ、わたしの中に、出しちゃいたいのね♥♥♥♥」

律子「お、お”ぉ…♥♥♥♥ま、まだ、まだよ、まだダメ♥♥♥♥私と合わせなさいっ♥♥♥♥絶対よっ♥♥♥♥」

貴音「そんな、また中で…ふくらんで、っ♥♥♥♥もう、もうわたくし、耐えられませんからぁ♥♥♥♥なかは、中だけは、やめ、て…♥♥♥♥♥」

触手たちが今にも爆発しそうなのを感じとり、あずさは妖艶に微笑むと自分でも腰を回すように動かして射精を促し始めた。
律子は自分が貴音を突く動きと触手に自分が突かれる動きをできるかぎり同調させて、
最高のタイミングで射精し、そして同時に射精される快感を味わおうと、欲求と肉体とのコントロールに集中する。
その律子と触手の両方から荒っぽく奥まで刺し貫かれるようなストロークを連続して叩きこまれ、
何度も味わってしまった膣内と直腸内への媚薬粘液射精をまた受けてしまう予感に、貴音はとろけきった声で口だけの制止を叫ぶ。

一瞬ののち、五つの穴を埋めた触手ペニスがそれぞれの最奥に叩きつけられ、溢れるほどの媚薬粘液を注ぎ込んだ。
同時に、というよりはその動きに促されるようにして、律子の股間のペニスもまた貴音の尻穴の奥へ疑似精液をどぷどぷと放つ。

あずさ「熱ぅっ、あついぃっひぃいいい♥♥♥♥♥♥わ、わたしもイクぅっ♥♥♥♥♥イかされちゃいますぅぅうう♥♥♥♥♥♥」

律子「きてるぅう♥♥♥♥射精きもちぃぃっ♥♥♥♥粘液しゃいこぉぉ♥♥♥♥♥触手チ○ポやっぱりしゅごいぃぃっ♥♥♥♥♥♥」

貴音「いやぁあぁあ♥♥♥♥♥♥♥こんな、しょくしゅで、また、わたくし……♥♥♥♥♥♥あぁっ、ひあぁああーーーーっ♥♥♥♥♥♥」

三人が三者三様の絶叫を上げてアクメを迎えても、触手たちはまだイかせてやると言わんばかりに脈動を続ける。
どくどくと無尽蔵と思えるほどに媚薬粘液を注ぎこむ牡の振動が、触れ合った乳房と乳房から、あるいは疑似ペニスと粘膜から
お互いの身体に伝わり、三人は声もなく身体を震わせながら、両穴を汚液で席巻される牝の被虐を堪能させられる。
そしてついに、自身すら支えきれなくなった三人がまとめて倒れ込み、その拍子にようやく触手ペニスと律子のペニスがそれぞれ抜け落ちた。

あずさ「はぁ、っ…触手さん、とってもすごかったです~♥♥♥ ……あ、ら?あ、あはぁあ♥♥♥♥♥」

律子「あずささん、どうし……え、何すっはひぃぃいいいっっ♥♥♥♥♥」

貴音「や、やめて………来てはなりませんっ、おやめください、お願いです許してっいやです嫌っ、あ、ぁ、あぁああぁんん♥♥♥♥♥♥♥」

触手生物たちは、倒れ込んで荒い息をつくだけの三人を引き離し、それぞれ吊り上げたり、仰向けに寝転がらせたりと好きな姿勢を取らせた。。
そのまま手足に、そして全身にも手早く触手を絡みつかせてぎちぎちに拘束すると
ごく当たり前のように、興奮で膨れ上がったイソギンチャク触手ペニスで三人の前から後ろから淫穴を犯し始める。

律子「も、もう終わりよっ、ふあぁあ!♥♥♥♥はな、放し、な、さいぃぃっ♥♥♥放せって、この、ひゃうぅぅ!?♥♥♥♥」

貴音「こわれて、しまいましゅ♥♥♥♥♥もうこれ以上はぁっ♥♥♥♥わたくし、わたくしぃっ、あぁああぁ♥♥♥♥♥」

あずさ「あぁん♥♥♥♥いやあぁん♥♥♥♥太いいっ♥♥♥♥ずぽずぽってしゅごいのぉ~♥♥♥♥♥」

たとえ幹部であろうと幹部候補であろうと、発情した牝であれば啼かせるという確固たる目的のもとで
イソギンチャク達は女体を余すところなく嬲り犯し、屈服させようと触手を振るう。

律子「……え、えっ♥♥♥♥何それ、ぇ!?まさか私のチ○ポ吸っ…あへええぇええ♥♥♥♥♥♥」

あずさ「お願いっ、おっぱいもぉ♥♥♥♥♥おっぱいもいじめてくだしゃいっ♥♥♥♥♥♥」

貴音「らめれすっ♥♥♥♥触手などにぃ♥♥♥♥♥ああんっ♥♥♥♥堕ちてっ、堕とされてしまいましゅうぅぅ♥♥♥♥♥♥♥」

群がった大量のイソギンチャクに穴という穴を触手で凌辱され、絶叫をユニゾンさせる三人を楽しげに眺め、やよいは呟いた。

やよい「うっうー♪律子さんにもあずささんにも、貴音さんにも、ちょうどいい『しあげ』になりそうですねっ♥♥あとは、響さんにばとんたっちですー!」

………………
…………
……

(……ん …………)

なにか、途方もなく酷い夢を見ていたような感覚を引きずったまま、わたくしは意識を取り戻しました。
目を開くと、そこは見覚えのある天井でした。

貴音(………はて?)

ゆっくり身を起こしてはみたものの、まだ夢の中にいるような気分でした。
なにか、ずっと長いこと眠っていたような気がします。
いささか寝すぎでもしたものか、身体も重く、気だるい感じでいっぱいでした。

そのとき、ぱたぱたと軽い足音が聞こえ、そして誰かがわたくしのいる寝台に近づいてくる気配がしました。
この部屋がどこかを思えば、もちろんその主はひとりしかありえません。

響「あー、やっと起きた。貴音ったら、もーお昼近いぞ?」

入口からひょっこりと顔をのぞかせ、部屋の主が口を開きます。
蒼い瞳、つややかで立派なぽにーてーるに結い上げられた黒髪、日に焼けた肌に小柄で引き締まった肢体。
響が少しあきれたような顔で、わたくしをじっと見ていました。

貴音「響………申し訳ありません、わたくし、それほどまでに寝過ごしてしまいましたか…?」

響「それはそれはもう、ぐっすりとね。昨日の夜寝たの、確かに遅かったけどさ」

頭がまだ今一つはっきりとしないままで響に問うと、案の定の答えが返ってきます。
そうでした、わたくし、昨晩は響の部屋にお邪魔して、一緒に夜遅くまで……
………はて、夜遅くまで、何をしていたのでしたでしょうか?そこだけ記憶が霞がかったようで、思い出せません。

貴音「ああ、みっともないところをお見せしてしまいました……すぐに起きますね」

響「ん、そう?」

貴音「それにもう、お昼に近いのでしょう?そうだ、本日の昼餉は……きゃあっ!?」

だらしのないところを見られた気がして気恥ずかしくなり、急いで寝床から出ようとしたわたくしに近寄った響は
そのままごく自然にわたくしを寝台に押し倒し、そのままのしかかってきます。

貴音「ちょ……ひ、響!?急に、なにを、っ」

響「だってー、自分、貴音が起きるまでずっと待ってたんだぞ?」

心臓が耳の真裏で鳴っているかのようでした。
見慣れているはずの、大事な友の顔が目の前すぐのところにある、というそれだけのはずなのに、
少し潤んで見えるその蒼い瞳でじっと見つめられるだけで、身体の奥底がじりじり焦がされるように熱く、感じます。

響「だいたいゆうべなかなか寝られなかったのも、貴音が寝かせてくれなかったんじゃないか…♥」

耳を、身体を、脳髄までふやかしてしまいそうな響の心地よい声が、ゆっくりとわたくしの中に染み入ってきます。

……そう、でした、そうです、わたくしは、ゆうべ………いえ、もっとずっと前から、響と何度も、睦み合って……♥♥

響「お昼ごはんもいいけど…その前に、自分、貴音がほしいな」

あまりに直截的すぎるその言葉も、今ではむしろ愛おしいと思えるほどでした。
響が遠慮がちに這わせてくる手がごく軽く、わたくしの胸のふくらみをなでさすり、その熱さについ身体が跳ねてしまいます。

貴音「あ、んん……っ」

響「でも自分、貴音がいやだっていうなら、ちゃんとガマンする。その……貴音は今、自分とするの、いや?」

頬を赤らめた響が、おずおずとわたくしに尋ねます。

音が響に聞こえませんように、と祈りつつ、わたくしは口に溜まっていたつばを飲み込んで……
そして、ゆっくりと小さく、首を横に振りました。

響「わぁ……やっぱりいつ見ても、貴音のおっぱい、きれいだなぁ………」

貴音「ひ、響、そのようなこと、あまり言わないでください……はずかしい、です…」

寝巻の前をはだけられ、あらわになった乳房をじっくりと眺められます。
もちろん見るだけにとどまらず、響はそっと両の手を添わせてきて、ゆるゆると揉みはじめました。

貴音「響にだって、ぁん、っ…立派なものが、あるでは、ありませんか……?ひゃぅ、う!」

響「自分はおっぱいならなんでも好きなんじゃなくて、貴音のおっぱいが好きなの。やわらかくて、あったかくて…」

そう言いながら、響は少しずつ、顔を、その愛らしい唇を、わたくしの乳房へ近づけてゆきます。

貴音(あぁっ、響、早く……早く、その可愛い舌で、舐めてください……)

もう、今すぐにでも乳首を口に含まれて、しまう………というぎりぎりのところで、しかし響はわたくしの乳房の間に顔を埋めてしまいました。
むにゅっと両方の乳房を押しつぶされる感触も、決して嫌なものではありません。ですが、どうにも、物足りません……

貴音「もうっ、響。響は、まるで赤ん坊のようですね?」

響「えへへー、だとしたら貴音のおっぱいが悪いんだぞ。……あ、汗かいてるね」

貴音「きゃんっ!そ、そんな、いきなりっ」

胸の谷間をちろちろとくすぐるられる感覚が背筋を駆け上ってきて、響の小さな舌で舐め上げられたことを一瞬遅れて悟ります。
そのまま響は、わたくしの乳房の外側の輪郭をなぞるようにして、ぺろぺろと熱心に舐めはじめました。

響「まったく、こんなにおっきいと、一周するだけでも大変さー」

貴音「ふあぁ、っ、ひっ響ぃ、っ!くすぐったい、ですっ……」

響「んんー?」

舌はわたくしの肌に沿わせたまま、胸元からいたずらっぽい目でわたくしの顔を見上げ、響がにんまりと笑います。

響「ふふ、くすぐったいだけじゃないでしょ、貴音?ほら、ふぅー……っ」

貴音「あぁ、そんなっ、ひゃぁあぁ♥」

口をすぼめた響が、わたくしの乳首にわざと冷たく息を吹き付け、その刺激に思わず甘い震えが走りました。
その唐突さに、悲鳴……いえ、喘ぎ声を上げてしまったわたくしをにやにやしながら眺め、響は言います。

響「ちょっとおっぱい刺激しただけで、乳首がこんなになっちゃってる。貴音は、ほんとにえっちなんだから」

貴音「それは……響のせい、ですっ、わたくしがいやらしいのではありませ、んんんっ!?」

図星を突かれた焦りで、つい言い返してしまったわたくしをよそに、響は今度こそわたくしの乳首を口に含みました。
そのまま舌でころころと転がし、唇でも緩急をつけてはさみこんできて、わたくしは一気に昂ぶらされてしまいます。

貴音「ひっ、やんっ、あぁ、あ!響ぃ、すごいですっ……♥あ、だめ、もっと、ゆっくり、ぃ!」

響「うーん、自分おっぱい好きなだけの赤ちゃんだから、よくわかんないなー。えいっ」

貴音「ひゃひっ!こ、こんな赤ん坊、いやらしすぎますぅっ♥」

ちゅぷちゅぷと、わざと音を立てるようにして、わたくしの乳首を舌でつつき、歯で甘く噛み嬲り、吸って弄ぶ響。
空いているほうの乳首も、それに両の乳房も響の細く繊細な指が、小さくもじっとりと温かい掌が所狭しと這い回り、
わたくしの良いところだけを的確に、時に激しく、時にやさしく刺激してきます。

響「んふ……きょうはとびっきり早いね、貴音。寝起きだからかなぁ?」

瞼の裏にちかちかと星がまたたいているような気がしてきた絶妙の折に、意地悪な声の響がそう言いました。

貴音「だって、っ……響が、ひびきが上手だから、いけないのですぅっ♥」

響「ふっふっふ、もちろん自分はカンペキだからな。じゃ、えっちな貴音はおっぱいだけでイっちゃえっ♥♥」

貴音「あ、ぁあ、っ……、っ、ーーーーーーっっ♥♥♥」

目の前が瞬くどころか瞬時に白一色に染め上げられたかと思うと、声にならない声が喉からほとばしります。
両の乳首を響の口と指で強く吸われ捻り上げられ、わたくしは、それだけで気をやらされてしまいました。
腰がひとりでに大きくわななき、気づいた時には女陰から、ぷしゃっ、ぷしゃっと断続的に潮までも吹いてしまいます。

貴音「いや、ぁ、響の前なのに、ぃ♥こんな、はしたない……♥」

響「そんなの今さら気にしなくていいでしょ、貴音。どうせこれから、もっともっとすごいことになるんだし」

顔を覆ってしまいたい心持ちのわたくしに、響が優しくなだめるように言って、それからにやりと笑いました。

貴音「あ、あの、響、つぎ、は………」

響「なーに?自分に、どうしてほしいの?」

なんの悪いことをしているわけでもないのに、自然と声が小さくなってしまいます。
それに気づき、同時にわたくしの意図も察したのでしょう、響のにやにや笑いがより意地悪くゆがみました。

貴音「その………胸、だけでは、なくて……」

響「ちょっとよく聞こえないよ、貴音。はっきり言ってくれなくちゃ困るなー?」

顔が真っ赤になっているのを自分でも感じながら、わたくしは口を「お」の形に開け、その言葉を言おうとしました。

その機先を制するかたちで、つぷっ、と細くしなやかなものが、わたくしの中に入ってくる感覚に襲われます。

貴音「や、っ、ひび、き♥そっち……は、ちがっ、あ!?」

響「貴音がちゃんと教えてくれないからいけないんだぞ。そっかぁ、お尻じゃなかったのかー」

わたくしの……お尻の、穴に、響の指が、入り込んできて………♥♥

貴音「駄目、いけませんっ……そんなところ、きたないです、響のゆび、がぁあぁっ♥」

響「だいじょうぶ、だいじょうぶ。貴音をいっぱい気持ちよくしてあげるためだから、なんくるないさー!」

ぞくぞくとお腹の、お尻の底から這いあがってくる快感に悶えつつ、精一杯の声で叫ぶわたくしに、
響はにこやかな笑顔を見せてそう言うと、存在を知らしめるように、中で、指をくにくにと曲げ伸ばしました。
ひっかかれるような、こねまわされるようなその動きが起こるたびに、頭を焼き焦がされてしまいます。

響「それに貴音のお尻はもう、すらみがカンペキに綺麗にして………って、おっと。危ない危ない」

すらみ、という、響の家族でもなければ、ほかでも聞き覚えのない単語に、わたくしはわずかな胸騒ぎを覚えた気がしました。
でも、そんな些細な疑念など、響にお尻をいじめられる気持ちよさの前にはどうでもいいこと…です♥

響「あーあー、貴音、だらしない顔しちゃってぇ。結果的にお尻で正解だったみたいだね」

響の指を汚してしまっている、という後ろめたさと、お尻を響に弄られているのに快楽を覚えてしまう背徳感で、
ひっきりなしに背筋に、それに身体全体に震えが走り、呼吸も浅くせわしないものに変わってしまいます。
大事な、愛しい友人の響に不浄の穴を指で弄られて、わたくしは今、いったいどんな顔をしてしまっているのでしょうか…♥

響「でもこんなに立派なおしりだから、気持ちよくても仕方ないか。………そうだ、えいっ!」

貴音「あひんっ♥♥ひ、びき、そんなっ♥」

響の小さな手で、ぱしっと音を立ててお尻の肉をはたかれる、それだけでわたくしはまた軽く達してしまいました。
背を反らせて叫ぶわたくしを見て響はあははと笑い、何度も手を振るいます。

響「事務所とかじゃ、貴音が自分のこといじめてるイメージだけど、ほんとはすっかり逆なのになー♪ほらっ、ほらぁ♥」

貴音「ひゃぁっ♥お、しり、たたいては、ぁ♥♥響、ぃっ♥お許しをっ、あんっ!♥♥」

響「えっちな貴音にはおしりペンペンの刑だぞ。それっ、ていっ!」

痛みは一切なく、叩かれ、揺らされるたびに、目の前に星が散り、そしてまた股間を濡らしてしまうのが止められません。

貴音(あぁ、あ…そうでした、わたくし……閨では、響に、いつもいいように、され、て…♥)

つい先刻の響の言葉がまた、水が砂地に染み込むようにすっとわたくしの中に入ってきます。
起きるのが遅かったのも、きっと響の言う通り、わたくし、響にたくさん責められて、寝る間もなかったに違いありません……♥

つぷ、ぷ、と、今度は続け様に、そして今度こそは、待ち望んでいたほうの穴に、ゆっくりと入ってくる感触でした。

貴音「あ―――― っ、は、うぅ!♥♥」

入ってきたその瞬間に総身を雷が駆け抜けてゆき、わたくしはまた背をそらすのが止められず、そのまま数瞬固まってしまいます。

響「貴音、だいじょうぶ?痛くない?」

わたくしの様子を気にかけたのか、響がやさしい声で尋ねました。

貴音「だい、じょうぶ、です、……ん、んっ♥」

響「そうかぁ、良かった…じゃ、もっと激しくしてあげるね?」

貴音「えっ……やっあ、ひぃっ!?あ、ぁ、そんな、きゃうぅぅ♥♥」

わたくしと響は生まれたままの姿になり、膝立ちで向かい合っていました。正面にいる響に手を伸ばせば、
そのたわわな乳房にも、ぷっくりとふくらんで見える恥丘にも、それに後ろのぷるんと瑞々しいお尻にも手が届くはず、なのに……
響が与えてくれる快感が強すぎて、わたくしは響に支えられてようやく倒れずに済んでいるありさまです。

わたくしの両脚の間の中心に、響の小さな手がそっとあてがわれ、そして二本の指がわたくしの中を掻き回していました。
くちゅくちゅ、ぐちゅぐちゅという淫らすぎる水音が、響がすこし手を動かすだけですぐに鳴ってしまい、
わたくしの中からとめどなく溢れる蜜が響の手をしとどに濡らしているのもその音で、感覚でわかってしまいます。

貴音「ひびき、響っ…♥♥ああぁっいいですっ、気持ちいいれすぅっ♥♥♥わたくし、も、もうっ♥♥」

わたくしよりずっと小さい響の身体に必死になってしがみつきながら、わたくしは限界が近いことを白状しました。
それを聞いた響はまたにっこりと笑い、ゆっくりと指をわたくしの中から引き抜くと、急にわたくしを押し倒します。

貴音「えっ……あぅんっ♥ひ、びき、なにを…?」

響「自分、貴音も知らないすごいところ、教えてあげたいの。でも、身体起こしてたら届かないからね」

貴音「とどかない……? ふぁあっ♥♥」

その言葉の真意をはかりかねているうちに、響はわたくしを横向きにして寝かせました。
そして、するりと音も立てずにわたくしの後ろに回り込むと、乳房の下あたりから腕を通して抱きついてきます。
ちょうどその指先が、わたくしの女陰に触れられるようにして……

また膣を責められる、響に弄ってもらえる、と胸を高鳴らせるわたくしの、その耳元で、だしぬけに温かい風が吹きました。

響「………ほら、このポジションだぞ、たかね…♥♥」

急に訪れた熱に驚いて、声を上げようと息を吸い込んだ瞬間、

貴音「っ、はぁ……っ、~~~~~~っ♥♥♥♥」

耳を、響に食べられ………わたくしはその一瞬で達しました。

食べられた、というのは適切ではないのかもしれません。
しかし、響の唇が、舌が、ちゅくちゅくと音を立ててわたくしの耳をくまなくなぞり、舐り、つつきまわし、
口の奥へ奥へ送り込もうとするかのように、吸いついてきて……これを食べると言わず、なんというの、でしょう♥♥

貴音「あ…………ぁ………♥♥♥」

響「ほんとに貴音は、耳が弱いんだね。あずささんと律子には感謝しなきゃなー、自分」

あずさと律子嬢の名前が、なぜここで出てくるのかわかりませんでした。
おそらく、あまりに耳が心地よすぎて、本来、聞こえない言葉が聞こえているに、違い、ありません♥

響「またイカせてあげるよ貴音、何度でも、ね。…ん、ちゅ、れろぉっ♥」

貴音「あはぁぁあっ♥♥みみ…っ、みみぃぃっ!?♥」

叫んだ瞬間に、響のちろちろとせわしなく動く舌先が耳の穴にまで入ってきました。
響の熱い吐息が、響の唾液が、舌が立てるぷちゅぷちゅという音が、わたくしの頭の中を埋め尽くしてゆきます…♥

響「さて、と……耳だけでオトしちゃうのもいいけど、それじゃ貴音がかわいそうだから、全部いっぺんにしてあげるよ」

天使のような声の響がわたくしの耳元で囁き、そして後ろから響の手が、指が、ゆっくりと伸びてきます。
響にたくさん可愛がられてすでに痛々しいほど立ち上がっているわたくしの乳首へ向けて、
そして、響の指でほぐされ、また入ってきてくれるのを今か今かと待ちかねて波打つわたくしの膣へ向けて。

貴音「もう……、もう、待ちきれませんっ♥響っ、ひびきぃっ、早くっ、早くしてくださいませぇ♥♥」

響の責めをじらす言葉は、まったく意識しないうちに喉から飛び出していました。
はぁはぁと荒く息をつくわたくしは、おそらくは飢えてよだれをたらす犬のように響には見えているはずです。
しかし響はまるで動じず、先ほどと同じ天使のような声で、じっとりと熱い息を吹きつけながらまた囁いてきました。

響「その前にさ、貴音。自分、貴音にひとつだけお願いがあるんだけど……聞いてくれる?」

貴音「おね、がい、……とはなんですっ!?なんでも致しますっ、響っ♥♥ですから早くぅっ♥♥」

響「ふふ、焦らないの。それに、特になにもしてもらわなくていいんだ」

よくわからないことを響が言い出します。何もする必要がないのに、お願い、とは?
これは響が、わたくしを焦らして楽しんでいるだけなのではないかと考え始めた矢先、みたび囁く声がしました。

響「…貴音、たかねは、自分と一緒にいてくれるよね?どこにも行ったりしないよね?」

あまりといえばあまりな「お願い」に、かえって拍子抜けしてしまいます。

そのようなこと………聞かれるまでもないでは、ありませんか♥♥♥

貴音「もちろんです♥わたくしは、響とずっと一緒ですっ♥♥」

響「ホントに!?」

後ろにいるので顔が直接見えるわけではありませんが、その声を聞いたわたくしは
響がぱっと顔を輝かせたのを確かに見た気がしました。

貴音「はいっ♥誓いますっ♥わたくし四条貴音は、響にずっと、付き従いますぅっ♥♥♥」

響「そっか、やったぁ!自分すっごく嬉しいぞ、貴音、たかねぇっ!♥」

快哉を叫んだ響が、かぷっと音を立てそうな勢いで、わたくしの耳を後ろから強く食みました。

貴音「ふぁあっ♥♥あぁあぁーーっ♥♥♥♥」

そのまま耳を内も外もしゃぶられ、甘噛みされ、響の熱くて甘美な唾液でどろどろにされながら、
後ろから抱きすくめられ、響のしなやかに動く指で乳房と膣とを責め立てられます。

響「貴音ぇ、気持ちいい?気持ちいいでしょ?イっていいからねっ、自分がいっぱい、気持ちよくしてあげる♥♥」

貴音「ひゃいぃ♥♥いきますっ♥♥響っ♥♥♥ひびき、あぁんっ、響いぃぃっ♥♥♥」

響「ずーっと一緒だぞっ♥♥貴音はもう自分のものだからなっ♥♥♥貴音っ、貴音ぇえ♥♥」

こんなに、気持ちよくして、愛してくれる響から、離れる理由など………わたくしは何ひとつ、思いつきませんでした。




貴音「はーーーっ………♥♥♥ ひ、びき、すごかった、です……♥♥」

響「ふふ、よかった。あらためてお昼ごはん、作ってこようか」

貴音「あの、響……わたくし、少し、休んでも……?」

響「あーもー、そりゃ全然いいよ!しっかり寝て元気になったら、またいっぱいお話しようね」

貴音「はい…っ♥ では、少々、失礼……しま………」

響「うんうん、ゆっくりお休み。次に起きた時には貴音も、立派な幹部さー♪ ………『暗転の繭』!」

響がなにか呟いたのが聞こえた気がしましたが、心地よい闇がすぐに目の前に落ちてきて、どうでもよくなりました。

響「………っはぁー、くたびれたぞー。でもこれで…」

やよい「はい!わたしも入れて、『してんのー』せいぞろい、ですねっ♪」

総帥室に戻るなりぐったりと玉座に座り込んだ響に、やよいが楽しげに話しかける。
響の後ろをふわふわと浮遊しながら追尾してきた、闇を押し固めたような漆黒の楕円体が
ゆっくりと床に下ろされ、そのままそこに吸い付くように安置された。
一見しただけではわからないが、もちろんその中では、幹部になるまでのまどろみを貴音が楽しんでいる。

会話を続ける響とやよい、二人の背後の壁には調教室の様子が投影されていて、
すっかりイソギンチャクの群れとの交わりを愉しむようになったあずさと律子が歓びに声を上げていた。


律子『か、幹部を、舐めないこと、ね…♥♥♥こんな触手くらいでっ、や、あっあ♥♥♥♥らめっチ○ポ吸っちゃやぁあっ♥♥♥♥♥』

あずさ『あのぉ…イソ助くんたち、もうおしまいですか~?まだわたし、物足りないんですっ♥♥♥♥』


その光景にちらっと目をやってすぐに戻した響は、筆頭幹部と言葉を交わす。

響「とりあえず律子とあずささんは、これでしっかり幹部として定着してくれるよね、きっと」

やよい「だと思います。イソ助くんたち、やっぱりすごいですねー♥♥」

響「今回は、指示役のやよいのはたらきも大っきいさー。あとでしっかりごほうび、あげないとね」

やよい「はわっ、ほんとですか!やったぁーっ♥♥」

響「もちろんだぞ。貴音の下ごしらえもしっかりしといてくれたおかげで、自分もだいぶマシだったよ」

どういう理由かは今もって不明だが、同時に拉致された律子・あずさはもちろんのこと
下手をすればマジシャンとして覚醒済の春香・千早よりも強靭な精神力で耐えていた貴音を堕とすにあたり、
響は総帥たる自分自身が直接手を下す、という思い切った策を用いた。
ただし、その前段階として精神のガードを緩めさせるには結局のところ響の方針的に快楽責めに頼らざるを得ず、
そこはやよいとスライム、触手に一任するという判断も、結果としては大成功だったといえる。

響(にしても、幻惑魔法とはいえ、精神的にはすっごい疲れるな、アレ……できれば、もうやりたくないぞ)

貴音に、あたかも日常に戻ったかのような幻覚を見せ、その地続きで堕としてしまう、というのも賭けのうちだったが、
すべてうまく行った以上は特に気にしなくてもいいか、と響としては考えていた。
むしろ、今考えるべきはそれよりも………

響「貴音は大事とってしばらく様子見、律子とあずささんはもうちょっと遊ばせとくとして……」

やよい「そうだ!響さんっ、次のはないちもんめはどうするんですかー?」

響がまさに決めあぐねているところを、筆頭幹部がずばっと口にする。



響(単純に考えて、春香と千早があんなんだから、あっちの戦力はがた落ちなんだけど)

響(でも、伊織って不安材料もあるにはあるし)

響(それに何より、あんまり簡単に終わらせちゃうと、自分がつまんないんだよなぁ……)





------------------------

21:15ごろまでに再開します。
今日ははないちもんめ1ターンくらいの予定です。

----------@765プロ事務所

映画やドラマくらいでしか縁のなかった「無菌室」にそっくりな、真っ白い壁と天井の部屋。
その中にしつらえられたベッドの上で、春香と千早が穏やかに寝息を立てているのを、俺はただじっと見ている。

そしてここは、病院でもなければ、秘密裏にシャインマジシャンのために用意されたアジトでもない。
765プロの事務所の中……正確に言うなら、「事務所からつながっているどこかの一室」だ。

春香と千早、それに伊織を救出するため、俺が音無さんに連絡を取ってからの展開は目まぐるしいの一言に尽きた。
なにせ、電話を切ったその瞬間には俺たちみんな、春香も千早も伊織も、それに覚醒していない真たちまで、
一瞬で事務所の真ん中に勢ぞろいして立っていたからだ。

わけもわからず立ち尽くす俺たちの前には、沈痛な面持ちの音無さんと、社長が立っていた。

社長「話はすべて、音無くんから聞いたよ……ともかく急ごう、こっちだ」

そう言って社長が指さしたのはキャビネットもなにもない事務所の壁だった。
あまりのショックについに社長までおかしくなってしまったのだろうか、と訝る暇もなく、今度はその壁がぐにょりと歪み、
その向こう側に広々とした空間が広がっているのが見えて、今度は俺がおかしくなってしまったのかと不安になる。

社長「その………被害を受けたのは天海君と如月君で、水瀬君は単に過労というか、力を使い尽くしたということで間違いないね?」

P「は、はい…おそらく、そうだと思います。あの、それより社長」

社長「キミの疑問はよくわかる、が、今は彼女たちの容体を確認するのが先だ。少し時間をくれたまえ」

厳しい声でそれだけ言い切ると、社長はどこからか持ってきたストレッチャーに春香と千早を寝かせ、
急ぎ足で二人を連れて立ち去ってゆく。俺はただぼんやりとその背中を見送って、
………そして、社長が手を触れてもいないのにストレッチャーが動いていることにようやく気づき、
ついに自分がおかしくなってしまったに違いないと危うく思い込みかけた。




小鳥「………もともとここが、マジシャン候補生を集めている事務所だってことはプロデューサーさんもご存知ですよね?」

P「ええ、それはもちろん。でも、これは一体……」

社長に連れられて入った異空間、とでも呼ぶしかないところで音無さんと俺は向かい合って座っていた。

小鳥「わたしも社長も、そのサポートのためにここにいるわけで……この空間もその準備の一つです」

P「じゅ、準備、って………」

小鳥「ここはブラックジャンボに感知されることはありませんし、傷とか……それに、………心も、癒すのに適した環境を、整えて、あっ……て…」

俺のほうをまっすぐ見ないままつぶやくように言う小鳥さんの声が震える。
すぐに、声だけでなく肩も、身体も小刻みに震え始め、それきり彼女の言葉は続かなくなってしまった。

音無さんと、それに戻ってきた社長の話を総合すると、こういうことらしかった。

要するに、「ここ」は魔法によって設置された空間であり、765プロの事務所から直接つながっている。
この場所のことはブラックジャンボには隠蔽されていて、総帥の響であっても感知することはできない。
そして、戦闘で傷を負ったり、………あるいは、凌辱されたりしたマジシャンは、ここにいれば安全で、
また身体を、精神を、回復させることも可能だ、ということらしかった。

はっきりそうは言われなかったが、この空間を維持・調整しているのはどうやら社長らしく、
さっきストレッチャーに手も触れず動かしていたり、春香たちの容体を診たりできるのも、魔法が関わっているようだった。
そして、その社長が春香と千早について開口一番告げたのは、かなり厳しい所見だった。

社長「二人とも、身体的にはそこまでひどい傷を負ってはいない……むしろ、無傷に近いといってもいいだろう」

社長「ただ、その………女性として、なんだ、かなり……ごほん、性的快楽に弱い状態にされてしまっている。特に、如月君の方が、より酷い」

予想はできていたが、しかしはっきりと言葉にされると、その重みはすさまじかった。

P(俺が………もっと早く響たちの狙いに気づいていれば、二人は………!)

小鳥「それで、あの………貴音ちゃんと、律子さん、それにあずささん、は………?」

おずおず、といった口調で小鳥さんが切り出し、

美希「………あいつらに、連れてかれたの。やよいと、同じ」

美希が即座に、なんの仮借もなく切って捨てた。

小鳥「そんな………!」

雪歩「………わたしと美希ちゃんで、建物ぜんぶ探しました。それに、できるだけ範囲広げて、魔力も探知してみた……ん、です、けど…」

うつむいたままの雪歩がぽつぽつと言葉をこぼし、その背中がどんどん丸くなっていく。
いくらなんでもこんな話を聞かせるわけにはいかないということで、
真に頼み、亜美と真美を見てもらっていたのがせめてもの救いといえば救いだった。




亜美「ねえ、まこちん………はるるん、大丈夫なのかなぁ……?」

真美「千早おねーちゃんもだよ、きっとすぐ目さますよね?元気になるよねぇ、まこちん!?」

真「う、うん………きっと、そうだよ、それまでボクらは待ってよう。ねっ?」

病室に似た部屋の前、亜美と真美から交互に不安に満ちた問いを投げかけられ、真は不自然な笑みを顔に張りつける。

真(ごめん千早、春香………伊織がドア開けた時に、ちょっとだけボクも声聞いちゃったんだ…………)

真(…… 響………っ!)

真が、爪が食い込むほどに拳を握りしめていることに気づくものは誰もいなかった。

※実際の安価等に入る前に、各マジシャンの状態、および戦闘ルールについて再掲・提示しておきます。

-----------------
戦闘ルールについての説明

このスレではコンマを用いた戦闘システムを採用しています。

・基本

春香たちシャインマジシャンと敵にはそれぞれ、【攻撃力/防御力/機動力/耐久力】の4つのパラメータがあります。

1.最初に、それぞれの機動力の数値にコンマを足して、合計数値が大きかったほうが攻撃権を得ます。

2.【攻撃側の攻撃力+コンマ】と【防御側の防御力+コンマ】を比較し、
  攻撃側の方が数値が高ければ、防御側の耐久力がその差の分だけ減ります。防御側の方が数値が高かった場合、両者変動なしです。

3.どちらかの耐久力が0になるか、戦闘終了条件(規定ターン数経過など)

つまり、1回の戦闘ターンで、通常はコンマを4回取ります。
(1:味方機動コンマ→2:敵機動コンマ→3:味方攻撃/防御コンマ→4:敵攻撃/防御コンマ)




・特殊な要素

ざっくり言うと?

敵味方問わず、「ゾロ目のコンマ」が出ると戦闘が大幅に有利になります。
基本は【ゾロ目が出たら合計数値がさらに×2】プラス【直後の判定にも有利な補正】です。

なお、ゾロ目は00/99とそれ以外で区別する部分があります。


こまかく言うと?




機動力の判定時に【00/99以外のゾロ目】が出た場合
 特典1:機動力+機動コンマの合計に×2します。
 特典2:攻撃権を得られた場合は直後の攻撃力+攻撃コンマの合計に、得られなかった場合は直後の防御力+防御コンマの合計に×2します。

攻撃力もしくは防御力の判定時に【00/99以外のゾロ目】が出た場合
 特典1:攻撃力もしくは防御力+コンマの合計に×2します。
 特典2:耐久力が残って戦闘が継続した場合、直後の機動力+機動力コンマの合計に×2します。
 特典3:特典2直後の機動コンマでさらにゾロ目が出た場合、×2が重複して×4になり、かつその次の攻撃or防御数値も合計×4になります。

機動力の判定時に【00/99】が出た場合
 特典1:相手が機動力コンマで00/99を出していない限り、数値無視で攻撃権が確定します。
 特典2:攻撃権が確定した場合、直後のダメージ計算時に相手の防御力を無視します。

攻撃力もしくは防御力の判定時に【00/99】が出た場合
 特典1:相手が攻撃/防御コンマで00/99を出していない限り、攻撃時は相手の防御力無視、防御時は完全無敵(被ダメージ0)になります。
  ※攻撃コンマの00は数値100として計算します。
 特典2:耐久力が残って戦闘が継続した場合、直後の機動力+機動力コンマの合計に×2します。
 特典3:特典2直後の機動コンマでさらにゾロ目が出た場合、×2が重複して×4になり、かつその次の攻撃or防御数値も合計×4になります。

※敵味方で機動コンマ、もしくは攻撃/防御コンマの00/99が同時に出た場合は、該当のコンマのみ取り直します。

機動力判定と攻撃/防御力判定の両方で、【ゾロ目(00/99とそれ以外の区別なし)】が連続して出た場合
 特典1:相手が同様に連続してゾロ目を出していない限り、現在のパラメータ等をすべて無視して戦闘に即勝利します。

※万が一連続ゾロ目がかち合った場合は、すべてのコンマを取り直します。

----------------------------現在のシャインマジシャン・状態ほか一覧


春香は【媚薬中毒(重度)】にされてしまいました。

千早は【媚薬中毒(極度)】にされてしまいました。
千早は【寄生触手】を植え付けられてしまいました。



春香 【攻45 防45 機45 耐51】(バランス型)

 ▼【媚薬中毒(重度)】
  戦闘の際、春香、もしくは春香を含むマジシャン側のパラメータ合計値に、
  「75%の確率」で「-40%の補正」が、「残り25%」の場合は「-20%の補正」がかかります。(端数切り上げ)


千早 【攻42 防30 機70 耐35】 (機動力特化型)
 ※雪歩救出時の勝利ボーナスを失念していたため、機動力に+5しています(前回敗北の結果に影響はありません)

 ▼【媚薬中毒(極度)】
  戦闘の際、千早、もしくは千早を含むマジシャン側のパラメータ合計値に、
  「90%の確率」で「-50%の補正」が、「残り10%」の場合は「-30%の補正」がかかります。(端数切り上げ)

 ▼【寄生触手】
  千早、もしくは千早を含むマジシャンのパーティが戦闘中等のコンマ判定で「素数」を取得した場合、
  強制的に「01」に変換されます。「11」もこの変換対象となり、その場合はゾロ目の特殊効果も無効化されます。
  (00~99のコンマ範囲における素数の取得確率は25%です)


雪歩 【攻30 防70 機35 耐40】 (防御力特化型)
 ※前回戦闘の勝利ボーナスで、防御力が+5成長しています


美希 【攻60 防40 機55 耐30】 (攻撃&機動特化型)
 ※前回戦闘の勝利ボーナスで、機動力が+5成長しています


伊織 【攻90 防30 機45 耐25】 (超攻撃特化型)
 ※前回で覚醒、初参戦 初期能力値合計:190



※なお、今後のエロ安価でまた寄生触手埋め込みを指定していただくことは全然問題ないのですが、
 みんな同じではつまらないので、そうなった際は別の状態異常の効果を考案します。
 そもそもうまく埋め込めるかどうかの成否判定をコンマとかで取るのもありかと思っています。

また、【媚薬中毒】の程度は時間経過等により、(極度)→(重度)→(中度)→(軽度) と寛解していきます。
基本的にはイベントを何事もなく終了するごとに1段階軽減されます。

 極度:パラメータ合計値に「90%の確率」で「-50%の補正」、「残り10%」の場合は「-30%の補正」
 重度:パラメータ合計値に「75%の確率」で「-40%の補正」、「残り25%」の場合は「-20%の補正」
 中度:パラメータ合計値に「50%の確率」で「-30%の補正」
 軽度:パラメータ合計値に「30%の確率」で「-20%の補正」

補正値の端数はすべて切り上げます。



---------------現在進行中のはないちもんめ(仮)について

響は覚醒していない765プロアイドルを拉致して自軍の幹部にしようとしています。
それを防ぐのが現状の春香たちの目的です。

1.響が戦力を1~5くらいのグループに分けます。基本的にはだいたい均一です。

2.そのターンにおいて、護衛対象がどこにいるのかが表示されます。
  (もう今や覚醒してないのは真と亜美・真美のみなので、3か所だけで確定です)

3.響が分けた戦力について、コンマでどこを襲撃するかが決めます。
  コンマ00~33なら場所A、34~67なら場所B……といった要領です。

4.各襲撃場所で戦闘を行います。
  マジシャンが複数人いる、あるいは敵襲撃部隊が複数重なった場所については
  単純にマジシャン/敵戦力のパラメータを合計して1ユニットとして扱います。

社長「……さらに、よくない知らせだ。キミたちが帰還してくるのと前後して、市街地でのブラックジャンボの活動が突如激化している」

P「なっ!?」

音無さんがタイミングよくテレビを点けてくれ、まさにその局で、最高の、あるいは最悪のタイミングで中継が行われていた。
ヘリからの少し荒い映像でも、例のイソギンチャクに似た気持ちの悪い生き物が何体か、わらわらと蠢いているのがわかる。

『ご覧くださいっ、あれがブラックジャンボの怪物なのでしょうか!?市民のみなさんは外出を控えてください!』

少しおびえつつ、興奮した声のリポーターが繰り返し怒鳴る向こうで、触手生物がずりずりと這いずり回っていた。

雪歩「た、大変……っ、あれ、やっつけないと…!」

弾かれたように雪歩が顔を上げて立ち上がる。しかし、その雪歩を社長が制した。

社長「萩原君……おそらくあれは陽動だ。君たちをおびき出すのが狙いだよ、今すぐ動くのは得策ではない」

雪歩「そんな!?わたしたち、マジシャンなんですから、みんなを助けてあげなくちゃ!」

社長「マジシャンだからこそ、だ。それに、連中は……君が出払っている間に、菊地君や、双海君たちを襲うつもりかもしれない……」

雪歩「…………!」

顔面を真っ青に、というより蒼白にして、雪歩がすとんと腰を下ろす。

美希「でも、じゃあ、社長………社長は、ミキたちどうしたらいいと思うの?」

社長「………少しでも、戦力の損耗を抑えるべきだろう。辛いだろうが、今はまず、事務所の皆をしっかり守ることだ」

社長の言うことは間違いなく正論で、だからこそ受け入れがたい…とどうしても思ってしまう。
みんなを助けるためのシャインマジシャンのはずなのに、仲間を奪われたばかりか
これからもまだ覚醒していないメンバーを守るのに汲々としなくてはいけないなんて、あんまりじゃないか?





響「うーん………悩むなー。やよいー、やよいはどう思う?」

やよい「ふえっ?」

総帥室の机に向かい、戦力をどのように割くか考えていた響はやよいに呼びかけた。

響「こないだはやよいの言う通りにしてみたらボロ勝ちだったからねー。今度もやよいに聞いてみようかな、って」

やよい「ええっと、響さん、それならまず、どっちにするか決めるべきじゃないですか?」

響「どっちに、って?」

やよい「このまま一気におせおせーってイっちゃうのと、じっくり楽しむのと、どっちにするかってことです!」

響「………よーし、じゃあ、決めないことに決めた!」

やよい「えっ?」

響「あんまり考えすぎないで、運にまかせちゃおう、ってこと」

楽しげにそう言い切ると、響は手の中に小さなサイコロを瞬間的に出現させる。

響「これで決めたら文句なしっ!どっちに転んでも恨まないでね、春香たち♪」





今回のブラックジャンボの戦力分布は以下の2通りのうち、いずれかです。

パターンA:響「こないだ大勝したばっかりだし、焦ることないさー。ゆっくりやろっと♪」

戦力1【45 30 30 20】
戦力2【20 45 30 30】
戦力3【30 20 45 30】

戦力値合計:125*3=375

パターンB:響「この勢いで一気にいっちゃうぞ!やるときは徹底的にってね」

戦力1【40 30 20 10】
戦力2【10 40 30 20】
戦力3【20 10 40 30】
戦力4【30 20 10 40】
戦力5【30 30 30 30】

戦力値合計:100*4+120=520

のちほどコンマ判定で出撃先が決まります。





響の振ったサイコロ結果の安価を取ります。


↓1~3のうち、奇数が多いか、もしくはゾロ目(偶数含む)が多ければパターンA
偶数が多く、ゾロ目がなければパターンBとなります。





なお、次以降で説明しますが、春香・千早も参戦は可能です。
パターンAは春香千早抜き(3人合計550)を想定、パターンBは参戦を想定しています。

参考:マジシャン側戦力合計(補正なし数値):186+177+175+185+190=913

春香 【攻45 防45 機45 耐51】

 ▼【媚薬中毒(重度)】「75%の確率」で「-40%の補正」が、「残り25%」の場合は「-20%の補正」

千早 【攻42 防30 機70 耐35】 (機動力特化型)

 ▼【媚薬中毒(極度)】「90%の確率」で「-50%の補正」が、「残り10%」の場合は「-30%の補正」


雪歩 【攻30 防70 機35 耐40】 (防御力特化型)


美希 【攻60 防40 機55 耐30】 (攻撃&機動特化型)


伊織 【攻90 防30 機45 耐25】 (超攻撃特化型)

ありがとうございます。
響の選択が【パターンB】で確定しました。

-----------------

P「……今日は、社長の言う通り、真と、亜美、真美。3人をしっかり護衛することに集中しよう」

雪歩「…はい、っ」

美希「………今は、そうしとかないと、ダメみたい。わかったの」

少しだけ間があって、それでも美希と雪歩はそれぞれにしっかりとうなずいた。
二人とも、ほかの人たちより事務所の皆を優先しなければいけない事態に100%納得できてはいないかもしれないが、
まずはこれ以上、誰も連れて行かれないようにする、という点では心を決めているようだった。

伊織「わ……わたしも、大丈夫よ。なんたって伊織ちゃんだもの、覚醒直後でも問題ないわ」

伊織は覚醒直後の不安定なところで、一時的に負荷がかかりすぎたせいで倒れていたらしい。
俺だけでなく社長までが大事を取った方がいいのではないかと言うのを無視し、伊織は前線に立つと言ってゆずらなかった。

伊織「だってあんた、わたし抜きだったら、美希と雪歩だけになるんでしょ?単純に頭数足りないじゃない…… ……っ!」

はっきりそう言い切ってから、伊織はしまった、という顔になった。
しかし紛れもない事実だった。春香も、それに千早も、まさかすぐにどうこうできる状態では……

そのとき急に、内ポケットに放り込んでいるスマホが震えた。

P「誰だ、こんなときに……メール?」

ロックを解除して、「送信者」のところに書かれている名前を見て、そして俺は固まってしまう。
「響」の一文字が恐ろしいほどの存在感を持って、そこに表示されていた。

美希「……?ハニー、どうしたの?」

P「メール、だ………響、から」

伊織「はぁ!?」

雪歩「ええっ!」

その場にいる全員が口々に叫び、すぐに俺のそばに駆け寄ってくる。
全員にできるだけ見えやすいように画面を傾けて、俺はそのメールの本文を開いた。



To:プロデューサー
Subject:ボーナス情報だぞ!

はいさーい!春香と千早の回収おつかれさま、あなた……おっと、プロデューサー♪

で、さっそくだけど、今度のはないちもんめは自分、わりと強めの子たち行かせることにしたんだ。
春香と千早を休ませてあげるのもいいけど…そうすると美希や雪歩、伊織が大変なことになっちゃうかも。
むしろ今度は美希たちが休まなきゃいけなくなるかもね!

あんまりこっちが有利で、春香やプロデューサーがかわいそうだから
カンペキでやっさしー自分からのプレゼント!もちろん、どうするかはそっちの自由さ―。

じゃあ、またね!春香と千早にくれぐれもよろしくー!

伊織「……いい度胸、してるじゃないの。この伊織ちゃんが、盛っ大に迎え撃ってやるわ」

しばらくの沈黙のあとで、肩をぶるぶると震わせながら伊織が低い声で呟く。

雪歩「そ、そうですぅ!だいたいこれ、単なるおどしかもしれないし………」

雪歩も同じように、あるいは自分を鼓舞するかのように、声を張る。

美希「………でも響がそんなことするイミ、ないの。逆ならともかく、あえてこんなウソついて、得する…?」

そして美希が核心をつき、俺たちはまたみな押し黙ってしまう。

社長「…………策は、ないわけではない。下策も下策だが」

P「下策……?」

小鳥「社長!?まさか、本気ですか!?」

俺がおうむ返しに疑問を口にするのと、音無さんが社長に食って掛かるのはほぼ同時だった。

社長「私とて、もちろんこんなことを進めたくはない。だが音無君……それで皆助かるかどうかの瀬戸際なのだよ……」

P「……とりあえず、まずは詳しく聞かせてください、社長。策というのはなんですか?」

社長「ああ、そうだな。内容はシンプルだ。天海君と如月君にも前線に出てもらう、という手がある」

P「!?」

伊織「ふざけてるわけ!?」

美希「それホンキで言ってるの?」

俺が何か言うより前に伊織がつんざくような叫び声をあげ、そして美希が抑揚のないフラットな声で言った。
だが社長は、ふたりの放つ怒気にもまるでひるむことなく、淡々と説明を続ける。

社長「体調をある程度安定させる、頓服のようなものがある。もちろん効果は一時的だが、副作用等はない」

雪歩「でも、っ、それがあるからって………あんな目に遭った春香ちゃんや、千早ちゃんを!?」

泣きそうになって叫ぶ雪歩を相手にしても、社長はあくまで冷静だった。

社長「シャインマジシャンになる、というのは、そういうことだ」


--------------------

まず、春香・千早を参戦させるか否かについての多数決を安価で取らせていただきます。

参戦しない場合、美希・雪歩・伊織の戦力値合計は550で、今回の敵戦力値の合計は520です。

春香・千早が参戦すると、マジシャン側の戦力値合計は当然増加しますが、
春香もしくは千早と組んだマジシャンの合計能力値は「確実に」低下します。

なお、実現しうる最悪の低下率は、
春香と千早が組み、それぞれ悪い方の数値を引いた場合の-70%(=もとの能力値*0.5*0.6)です。



↓2~4

参戦させるかしないかを選んでください。
※参戦させることで新たなステータス異常になる、などのマイナスは、今回に関してはありません。

ありがとうございます。
春香・千早は今回の防衛戦に参戦することに決定しました。

---------------

(………誰の、声?)

何度か名前を呼ばれた気がして、ゆっくりと身体を起こします。
ベッドの上に、寝かされていました。
まわりの壁紙や床はぴかぴかの真っ白で、わたしの部屋じゃないってことはすぐわかりました。

そして隣のベッドの上には、見覚えのある青い髪とほっそりした身体の持ち主が横たわっています。

春香(千早ちゃんと……わたしが、なんで、いっしょの部屋、に……?)

P「………春香。俺が、わかるか?」

春香「は……っ、え、ぁ、あ、プロデューサーさんっ!?」

ぼーっと千早ちゃんを見ていた背中側からいきなり話しかけられて、おもわず声が裏返りました。
急いで振り返って、そこに座っていたのは、まぎれもないプロデューサーさんで……

春香(………あ、っれ…?)

その心配そうな顔を見たとき、いつもの感覚……安心する、ほっとした感じとかよりも先に、
わたしの心にふっと浮かんだ言葉は、なぜか「おいしそう」、で。

春香(あ………やばっ、これ、風邪、かな…?)

同時にくらくらする熱さが身体の中から湧き上がってきて、顔がほてっているのがわかりました。

春香「あの…プロデューサーさん、ここ、どこ、ですか。ごめんなさい、わたし、何も覚えてなくて、それにちょっと、熱っぽくて………」

P「春香。すまない、頼みがあるんだ、俺の話をまず聞いてほしい」

春香「はっ、はい……?えっと、一体どうしたんですか?」




目の前の春香は、一見した限りでは、俺の知っている春香だった。
だが、頬がはっきりと紅潮していて、それに目が常に潤みっぱなしなのが明らかにわかる。
そして本人はおそらく意識していないのだろうが、動作の端々に……
ベッドから起きて俺の方を向き直る、それだけの動作にすら、しなを作る、というか、
もっとはっきり言えば、男を誘うかのような動作が見える気がしてしまう。

社長の説明によれば、春香と千早に投与された薬は、
一時的な記憶の封印と、媚薬で狂わされた身体の安定化を可能にするものらしい。
とはいえ効果はせいぜい数時間しかもたず、また、戦闘を行うならもっと短くなる恐れもある、と。

だが少なくとも今の時点では、凄惨な凌辱を受けたことも覚えていないようだし、
それに本人は風邪かなにかと勘違いしているようだった。

確かに、戦闘に向かうこと「だけ」なら可能だろう。だけど本当に大丈夫なのだろうか?
最終的に自分自身のくだした判断が正しいのかどうか、どうしても答えを出すことができない。

千早「………わかり、ました。大丈夫です、この程度なら、いけます」

春香への説明を終えた後、千早をそっと起こし、同じ説明を繰り返す。
最初は熱に浮かされていたように見えた千早も、俺の話を聞いているうちに表情が落ち着いてきて
今では少々ふらついてはいるものの、いつもの千早に戻ったように見えた。

………自分を安心させたいだけの、大嘘、だ。いつもの千早じゃない。
呼吸が妙に浅く、早くて、その息の音を聞いているだけでこっちが昂ぶってしまいそうな、
なぜか内股になって何度も足を細かく踏みかえるような、これがいつもの千早のわけがない。

やはり春香も千早も行かせてはいけないんじゃないか、と思う一方で、
響のよこした情報が本当なのだとしたら、美希や雪歩や伊織、
それに真・亜美・真美を守るために、人手がまるで足りないのも事実だった。
ここは春香と千早の心の強さを、そして自分の判断が正しいことを、無理にでも信じるしかない。




美希「………」

雪歩「………っ」

伊織「………」

なんとか立ってはいるが、言葉少なで顔を赤らめている春香と千早。
雪歩も美希も、せめて励ますなりしたいのだろうが、どう声をかけていいのか迷っているのがはっきりとわかる。
伊織にいたっては、マジシャンとして覚醒していることにすらふたりが反応しないのを知って
憤ればいいのか、薬とやらの強烈さにおののけばいいのかわからないようだった。

P(こうなるのも、当たり前だよな………美希も、雪歩も、二人が…どんな目に遭わされたのか、見てしまってるんだから)

陰鬱な気持ちにどんどん沈んで行ってしまいそうになるのをなんとか振り払い、
俺はつとめて声を大きくし、五人に呼びかける。

P「………負担ばかりかけて、本当にすまない。でも、響の情報に対策しないわけにはいかない。護衛の割り振りは―――」



-------------------------

まず、マジシャンの戦力をどう分散させるか選択してください。

今回の護衛対象は真・亜美・真美の3名です。

1レスの中で、春香・千早・雪歩・美希・伊織の5名全員について、誰の護衛を担当するかを指定してください。

※春香・千早に関しては、組んだマジシャン全員の能力値が低下します。
 春香・千早がそれぞれ単独であっても、同様に低下します。



↓2

真 雪歩
真美 千早 美希
亜美 春香 伊織

ありがとうございます。一つずらして>>44を採用します。

----------------------

では続いて、ブラックジャンボ側の出撃先(今回は襲撃対象)を決定します。

これはコンマで自動的に決まりますので、とくに内容を書いてもらう必要はありません。


コンマ00-33 真を狙う
コンマ34-67 亜美を狙う
コンマ68-99 真美を狙う


戦力1【40 30 20 10】
戦力2【10 40 30 20】
戦力3【20 10 40 30】
戦力4【30 20 10 40】
戦力5【30 30 30 30】

(戦力値合計:100*4+120=520)


↓1~5 各戦力の狙う相手



また、合わせて、春香と千早の媚薬中毒について、発症度合を決定します。

↓6 春香 「素数」なら軽症(-20%)、それ以外なら重症(-40%)

↓7 千早 「ゾロ目」なら軽症(-30%)、それ以外なら重症(-50%)



戦闘前からコンマばかりたくさんで恐縮ですが、お付き合いください。

戦闘の組み合わせが決定しました。


@真護衛中
雪歩   【30 70 35 40】
vs
襲撃部隊 【20 10 40 30】(戦力3)

@亜美護衛中
春香&伊織【81 45 54 31】 ▼春香の【媚薬中毒(重度)】により、合計値に-40%の補正
vs
襲撃部隊 【100 80 60 80】(戦力1+4+5)

@真美護衛中
千早&美希【51 35 63 33】 ▼千早の【媚薬中毒(極度)】により、合計値に-50%の補正
vs
襲撃部隊 【10 40 30 20】(戦力2)



続いて、一気に戦闘コンマを取ります。

↓1~4 真護衛(雪歩)分
↓5~8 亜美護衛(春香&伊織)分
↓9~12 真美護衛(千早&美希)分


※同一IDの連番のみ、発生した場合は2つ目を無視させていただきます。

ご協力に大変感謝します!

-----------

1ターン目:戦闘結果

@雪歩
【戦闘結果:雪歩の攻撃!(53vs52)→ダメージ0(55-76<0):30-0=30 戦闘継続】
 ※敵が防御コンマ「66」を獲得したため、次回の敵機動力+機動コンマ合計が×2になります

@春香&伊織
【戦闘結果:春香&伊織の攻撃!(99vs73)→ダメージ0(152-153):80-0=80 戦闘継続】

@千早&美希
【戦闘結果:千早&美希の攻撃!(102vs38)→ダメージ130((51+77)*2-126):20-130<0 撃破!】



珍しく1ターン目で決着がつきました!(もちろん1か所のみ)


正直、雪歩の戦闘に関しては相当長引きそう(雪歩はまず負けないけど意外とダメージ通らない)なので、
次以降のコンマ展開次第では規定ターン消化で終了にします。



アゲインです。

↓1~4 真護衛(雪歩)分
↓5~8 亜美護衛(春香&伊織)分

2ターン目:戦闘結果

@雪歩
【戦闘結果:雪歩の攻撃!(61vs150)→ダメージ0(92-154<0):40-0=30 戦闘継続】

@春香&伊織
【戦闘結果:春香&伊織の攻撃!(141vs84)→ダメージ0(138-(80+66)*2<0):80-0=80 戦闘継続】
 ※敵が防御コンマ「66」を獲得したため、次回の敵機動力+機動コンマ合計が×2になります


はるいおペアがけっこうなピンチです。
防御+耐久が76のところ敵の素攻撃力が100ですのでかなりヤバげ。

……エロ安価について、考えておかれてもいいと思います(ゲス顔勢並感)
春香伊織、場合によって亜美も巻き添えのおそれあり。




本当にお手間をおかけします、アゲインです。

↓1~4 真護衛(雪歩)分
↓5~8 亜美護衛(春香&伊織)分

ちょwwwwまさか出ることはないと思ってたのにwwwwwww


3ターン目:戦闘結果

@雪歩
【戦闘結果:敵の攻撃!(ゾロ目2連続:88,44)一撃必殺:敗北】

@春香&伊織
【戦闘結果:敵の攻撃!(90vs(60+58)*2)→ダメージ48(139-91):31-48<0 敗北】



雪歩・春香・伊織についてはエロ安価確定です。



まず、護衛されていた真・亜美それぞれの逃走判定を行います。

以下のコンマ数値であればセーフ、それ以外の場合はアウト(幹部化)です。
01-15 / 31-45 / 61-75 / 85-99

↓1 真
↓2 亜美

逃走判定は真・亜美の両名とも成功のため、どちらもセーフです。


それでは改めまして、エロ安価を取らせていただきます。

基本的には自由です。
今まで出て来てない敵(怪人だの怪生物だの)の登板、場所指定などはご自由にどうぞ。
また、春香と伊織は同じ場所にいますので、二人合わせて云々、とかでもよいです。

グロスカ、極端な肉体改造、Pとの性交(偽物とか幻覚なら可)あたりはご遠慮ください。


↓2 雪歩は何をされる?

↓3 春香は何をされる?

↓4 伊織は何をされる?


※前回の反省を踏まえちょっと安価の数を控えめにします、いけそうなら増やさせてください

視覚聴覚を奪われた状態で電マやらバイブやらで雑魚戦闘員に弄ばれる
その上ネット公開される

戦闘員に輪姦
対象が処女の場合は、処女を奪うのは禁止されているので、
口、尻の穴、腋や髪の毛、手やひざの裏まで使って、全身どろどろになるまでやられる。
膣も、処女膜こそ破られないけど、指や舌でさんざんいじくられ、連続絶頂。

ありがとうございます、>>90-92で安価了解しました。

前回(※半年前)といい、今回の連発といい、コンマの神様が仕事しすぎだと思います。
大歓迎ですけれども。

すみません、今夜はここまでです。
次回はできるだけ今週中、火~水に、誰かひとりのエロくらい投下したいです。ね。

よろしければ、前スレでも触れておりましたとおり、見てみたいエロトラップについて教えてください。
全部採用できるとは限りませんが、ティンときたものは積極的に取り入れる所存です。
むしろ前スレをそれで埋めてくださってもいいのよ…

そういえば、マジシャン候補の覚醒はないのでしょうか?

すみません。質問ですが、エロ安価でのペナルティは大まかにこちらで要望してもいいですか?速度げんそくとか。

>>97
Oh……また忘れていました………
今回、真・亜美が逃走判定まで持ち込まれている=護衛失敗ですので真美が覚醒します。

次回以降で参戦します。パラメータもその際に改めて提示します。


>>98
大歓迎です。なんならパラメータへの影響を具体的な数値でご提案いただいてもOKです。
(もちろん全部無条件に採用、というわけではありません。ごめんなさい)





今夜はちょっと早めの時間に、導入と安価1つ分くらいいきます。
19~20時くらいの間に投下開始できる予定です。

その際、雪歩の扱いについて、多数決、および場合によっては追加のエロ安価を取りたいです。

ただあんまり早い時間だと人がいらっしゃらない気がするので、
その安価自体は21~22時くらいに出すほうがいいかな、と思っています。

しかし、そもそも平日だし、どのくらいの方が参加可能かわからないですね……



それはさておき、ちょうどいまのタイミングで見てる方がいらっしゃいましたら
真美のパラメータ合計値決定用のコンマにご協力いただけると幸いです。

(投下までに取られてなければ、投下完了後に改めて取り直します)


↓1

01-43 初期春香クラス(トータル160)
45-76 初期雪歩クラス(トータル170)
78-98 後期覚醒クラス(トータル180)
ゾロ  最初から全開(トータル190)



では、のちほど。

俺の前にマジシャンとして目覚めた五人が勢ぞろいして、それぞれの表情でこちらを見ている。

美希と伊織は、社長の提案をうけ、まだ腹の虫がおさまっていないことを隠しもしない顔で。
雪歩は、二人の怒り具合におろおろしつつ、同時に春香と千早のことを気遣っているのがよくわかる顔で。
そして、春香と千早は、頭がまだはっきりしていなさそうな、寝ぼけて夢でも見ていそうな……加えて、頬を紅潮させた顔で。

とりあえず、伊織の言葉を借りれば、真・亜美・真美を守るだけの頭数は足りている。
だけど………どう考えても、春香と千早は単独で誰かの護衛につかせていいコンディションではないだろう。
いちおう今のところはまともに動けているようだが、スタジオで見てしまったあの光景を思うと……

………こんなときだというのに、二人はほかでもないこの俺の担当アイドルだというのに、
スライムに凌辱されていた二人の姿を、上げていた声を思い出すだけで股間に血が集中してしまいそうになり、
俺は慌てて頭を仕事モードに切り替えることに専念する。………幸い、なんとか、うまくいった。

P「それじゃあ今回の分担だけど……春香は、伊織と組んでもらおう。それに、千早は………」

マジシャンとして覚醒した伊織は、あくまで俺の印象だが、敵を殲滅することに向いているタイプのように見えた。
防御に長けた雪歩と組ませて攻守をそれぞれ補う、ということも考えたが、そうすると残る三人が春香・千早・美希となり、
能力の高い美希を単独で行かせるとしても、春香と千早が組むことになってしまう。
今の状態の二人でそれはあまりにリスクが高い。となると、春香と伊織、千早と雪歩にそれぞれペアを組ませて、残る美希を……

俺がそこまで考えたところで、当の美希と雪歩がそれぞれ、ほとんど同時に声を上げた。

雪歩「………あの、プロデューサー。わたし、一人でも……だいじょうぶです!」

美希「ミキが、千早さんと組むの」

声と内容がかぶって顔を見合わせ、お互いに同じことを考えていたと気づいた雪歩と美希が、笑いを交わす。

美希「あはっ、きょうの雪歩は頼もしいね☆こっちのことは心配いらないの!」

雪歩「う、うん、わたし、ちんちくりんでも頑丈だもん。ちゃんと、頑張るから」

言われてみると確かに、そのほうが布陣としていいのかもしれなかった。
現状、経験と能力の掛け算でいえば最強に近い美希と千早が組めば、機動力と攻撃力を活かして敵を簡単にやっつけられるだろうし、
雪歩は単独でも耐えられるだけの耐久力がある。それに、最悪、雪歩ひとりではどうにもならない事態が起きたとして、
春香と伊織が、あるいは千早と美希が救援に回るあいだ持ちこたえることくらいは十分してくれそうに思えた。

P「よしわかった、組み合わせはそれでいこう。じゃあ次に、それぞれ誰の護衛をしてもらうかだけど……」




かんたんな話し合いの結果、真には雪歩が単独で、亜美には春香と伊織が、
そして真美には千早と美希が、それぞれ護衛としてつくことに決めた。

P「じゃあ俺は、真と雪歩のペアについていくことにするか。人数合わせにもならないけど、いないよりは……」

伊織「何言ってんのよ。あんたはここで待機よ」

当然俺自身も同行するつもりでいたところで伊織にストップをかけられ、面食らう。

伊織「話聞いてたら、あっちの最終目標はあんたなんでしょ?のこのこ出て行く必要なんてないわ」

高木「………というより、今後はできるだけ、出て行くべきではないだろうね。万一連れ去られでもしたら、大ごとだ」

小鳥「みんなの状況は、ある程度ならここからモニターできます。すぐに救援に向かったりするためにも、そのほうがいいかもしれません」

P「は、はぁ、そういうことなら……」

伊織のもっともな意見と、社長や音無さんの後押しを受け、俺は今回、事務所に残ることになった。

P「………みんな、決して無理はしないでくれ。それに何かあったら……どんな手段でもいい、助けを求めること、忘れないでくれよ」

俺の言葉には、実感がこもりすぎるほどこもっていただろうと思う。
その理由をひしひしと実感しているだろう美希も、雪歩も、伊織も、厳しい表情のまましっかりとうなずいた。

事務所を出る前にミキは、雪歩とちょっとだけお話をした。

美希「さっきはああ言ったけど、雪歩、ほんとに大丈夫?ムリ…してない?」

雪歩「あはは、ありがとう、美希ちゃん。ちょっとは怖いかな、っていうのが、本音だけど……」

ミキがそう聞くことがもう最初からわかってたみたいに笑って、雪歩が言う。

雪歩「でも、春香ちゃんを伊織ちゃんが…それに千早ちゃんは、美希ちゃんがフォローしてくれるから、大丈夫。わたし、平気だよ」

美希「………ん。千早さんはミキにまかせて。それにでこちゃんならきっと、春香のドジもカバーしてくれるの!」

雪歩「だよね、うんっ!じゃあわたし、そろそろ真ちゃんと一緒に出るよ。美希ちゃんも、気をつけてね」

美希「ありがと。真くんのことよろしくね!」

………そう、ミキとでこちゃんの役目はむしろ、春香と、千早さんに無理させないこと、それに、ひどい目にゼッタイ遭わせないこと。
もちろん真美と亜美のボディーガードのおシゴトもちゃんと果たしたうえで、ね。

美希(それに、千早さんと春香にも出てもらうっていうのはハニーの決めたことなんだし。ミキはそれを信じるだけなの!)




千早「………美希?」

美希「ひゃんっ!?」

背中側からいきなり声をかけられて、つい叫んじゃった。
いそいで振り返ると………前より、もっとほっそりしちゃったカンジのする、千早さんが立ってた。

美希「ち、千早さん!どーしたの?」

千早「どうしたって………私たちは真美と一緒にいないと。マジシャンとして、真美を護衛しなくちゃ」

あきれたように言って、千早さんは小さく息をつく。



……どうしても、あのときスタジオで見ちゃった、春香と、千早さんの姿が、ミキの目から離れない。

美希(にゅるにゅるのスライムに、まとわりつかれて………あ、あんな、エッチな声、千早さんも、出せちゃうなんて……)



千早「美希?ほんとうに、大丈夫?」

美希「う、うん、だいじょーぶなの!ミキはいつも通りだよっ☆」

無理やりに笑顔をつくって返事をする。
千早さんのほうこそいつも通りじゃないの!ってセリフは、出てこないように、ぐっとおさえた。

声だけだったら、落ち着いた感じの、いつもの千早さんの声に聞こえるかもしれない。
でも、明らかに、元気がない……っていうか、全体になんかふわふわしてる、っていうか。
うまくことばにできないけど、今の千早さんがゼンゼンいつもの千早さんとは違うってことだけは、はっきりわかっちゃう。

こんな調子だったらたぶん、千早さんは、マジシャンとして戦う時もヘンなままだと思う。
………あ、でもよく考えたらミキ、そもそも千早さんがマジシャンとして戦ってるとこ、ほとんど見たことないの……
春香といっしょにやよい相手に戦ってた時は、ミキは事務所のほうでタイヘンで、それどころじゃなかったし。

まあ、いいや。そんなの関係ない。
ミキがぜんぶ一人でやっつけちゃえば、千早さんはなんにもしなくてだいじょうぶなんだから。




真美「………ミキミキ、千早おねーちゃん、ほんとに大丈夫かなぁ」

美希「うん?あはっ、だいじょうぶに決まってるの。なんたって、あの千早さんだよ?」

真美と千早さんとミキ、三人で一緒に歩いてるとこで、真美がこっそりささやいてきた。
心配かけたくなくてついウソをついたけど、真美はそんなのでだまされてくれなかった。

真美「でも………さっきから足もとめっちゃふらふらしてるし、なんか、どこ見てるかわかんないよぉ…」

………やっぱり、よく見てる。
もうちょっとセットクリョクのあるウソを考えなきゃ、と思ったとこで、いきなり近くの地面がバクハツした。

真美「ひぃぃっ!?」

美希「真美っ!すぐミキの後ろに来て、千早さんも……」

ミキが声をかけるよりずーっと早く、千早さんはすぐ近くで起きた音に反応してた。
ぼんやりしてる感じだった目にも今では力が入ってて、姿勢もしゃんとしてるように見える。
軽く腰を落として、すぐ動けるようにみがまえてるその姿は、ミキの知ってる千早さんのイメージにぴったりだった。

美希(ひょっとして………ミキの考えすぎだったのかな?)

千早「………十中八九、ブラックジャンボの襲撃でしょうね。美希、準備はいい?」

美希「もっちろん、なの」

すごくれーせーな、でも冷たくはない声で千早さんが言って、ミキは返事をして、すぐに集中を始める。
こんなときだけど……なんだかんだ、千早さんと一緒に戦えるの、ちょっと楽しみだったりして!

千早「シャイニング・チハヤ、ショウ・アップ…!」

美希「シャイニング・ミキ、ショウ・アップ、なのーっ!」

ミキのすぐ隣で青い光がきらきらと輝いて、そしてミキ自身は黄緑のきらきらに包まれて、すぐに変身が完了する。

真美「………おおぉー、二人とも、かーっこいい…」

さっきまで怯えてた真美が、目をまんまるにしてこっちを見てた。

千早さんの手には、宝石みたいに深い青色をした、おっきな刃物……カマ?が握られてた。
よく見たら、音符のしっぽのところが刃になってて、おたまじゃくしの頭部分が持ち手になってるみたい。

美希(音楽を武器に戦うスタイル、なんだ。いかにも千早さんらしいの……)

つい感心しながら、ミキもいつもの銃を両手にぱっと出して、構える。
さっきの爆発のほこりとか煙がまだ残ってて、中から何が出てくるかわかんないから、油断はできないの…!

千早「そういえば……美希、念のため『ユニゾンソウル』をしておく?」

美希「あー、春香と千早さんが使ってすっごく強かった、っていう?うん、よろしくなの」

ミキと同じで、油断なくかまえたままの千早さんが、目線は前に向けたままで言う。
その魔法のことはミキも知ってたけど、使うタイミングが今までなかったから、効果はよくは知らなかった。
でも千早さんとミキが組めば、スピードだけでかんたんに勝てちゃいそうな気がする!

千早さんの集中が高まるケハイに合わせてミキも呪文を唱える。
そして、ミキと千早さんの声が、ぴったり重なった。

「「ユニゾンソウル・シンクロナイズ」」

ちょうどその声が終わるか終らないかのところで土けむりが晴れて、そこに何がいるのか見えてくる。

それを一目見てミキは、身体からちょっと力が抜けた。キンチョーしてたの、ムダだった気がする。
おなじみの……やよいを襲ってた、それにやよいが連れてきた、イソギンチャクみたいなのが2匹、並んでた。

美希「なーんだ……いつものうねうねしたキモいやつなの。千早さんは休んでて、あれくらい、ミキひとりで………」





美希が何か言っているのが、全く聞こえない。
その姿を見た瞬間に全身の毛孔が開いた感覚に襲われて、口が一気に乾き、呼吸もままならなくなる。

千早(な………にっ、この、感覚は……!? 美希の言う通り、いつもの……ただの、触手生物……なの、に…!)

2匹ならんだそいつらが、変わり映えのしない触手をうねうねと宙に躍らせ、のろのろした足取りで向かって来ようとしている。
どうしてか、無性に、そのスピードが腹立たしい。

千早(その速度で間に合うつもり…?来てみなさい……早く、早くこっちへ来て、触手、触手っ♥♥♥触手お○んぽぉっ♥♥♥)

そこで急にがくんと世界が斜めになって、いっぱいの触手お○んぽ♥♥♥を振り回すイソギンチャク様♥♥、の姿まで傾いてしまう。

自分の足が身体を支えられなくなって倒れかけているのだと、すぐには気づけなかった。

千早(や、ぁ……♥♥♥♥身体あついぃっ♥♥おさまらないっ♥♥す、すぐにっ、触手にっ♥♥媚薬粘液、出してもらわないと……♥♥)

真美の目の前で、いきなり千早おねーちゃんが地面にひざをついた……だけじゃなくて、そのまま倒れちゃった。

真美「………え、えっ!?ち、千早おねーちゃんっ!?」

ひょっとしたら、マジシャンじゃない真美には見えてないってだけかもしれない。
けど、でも………いま千早おねーちゃんは絶対なにもされてなかったはずなのに、どうして!?

美希「あ、ぁ………っ!?な、に、これ、ぇ………、変、なのぉ、身体、アツい、ぃ…!」

様子がおかしいのはミキミキもいっしょだった。ほんの何秒か前まで、びしっとカッコよくてっぽーを前に向けてたのに、
今のミキミキは真美のとこから見てもわかるくらいに、足ががっくがくになってる。
それだけじゃなくて、ミキミキは、むっちむちの太ももを自分でなんか、こすりあわせるみたいにしてて………

これだけでヤバすぎるくらいヤバいのに、さっきいきなり出てきたキモいやつ……
まえ、事務所の窓んとこにめちゃくちゃ湧いてたうねうねのモンスターがじわじわと近づいてきてた。
スピードはそんな速くないけど、すぐここまで来ちゃう………っていうか、このままだとミキミキも、千早おねーちゃんもヤバい!!

真美「や、やいっ!おまえたちが狙ってるのって、この真美サマなんでしょ!?」

真美(わーっ、うあうあー!?ついちょーはつしちゃったけど、この後どーしよーっ!?)

気をそらさなきゃ、って思ったらつい声が出ちゃって、思ったとおりに……ありがたくはないことに、モンスターの一匹がこっちを向いた。
あ、向いた……っていうか、顔とかあるかどうかわかんないし、向いた、よーな気が、する?

真美(い……いやっ、でも十分っしょ!あいつら足遅いし、亜美といっしょに逃げ足鍛えてる真美が、つかまるわけないしっ!)

なんとなくその一匹が、こっちに向けてずりずりって来てる気がした。
とりあえずはこれで、ミキミキと、千早おねーちゃんはだいじょーぶ………

しゅるるっ

真美「え……」

美希「あっ……やめて、こ、こいつ、放すの……っ、やっ、や、あぁあっ!?」

真美に気を取られなかったほうの一匹がにゅるにゅるしたのを伸ばすと、あっさりミキミキをつかまえた。
ふつうなら、ミキミキ、あんなトロいのに絶対つかまるわけないのに………!
そして、モンスターはにゅるにゅるしたのを、持ち上げたミキミキの身体のあっちこっちにこすりつけるみたいにし始める。

美希「やんっ、うああぁ!気持ち悪いの……っ、こんな、こんなの、きもちわるい、の、にぃぃ…!」

ミキミキは手も足もまだ動かせるし、なにより両手にはまだてっぽーも持ってるのに……
ぬめぬめしたのに触られるたびに声を出すだけで、逃げようともしない。
それに、なんて、いうか………その、声が、どんどん、なんか、やらしい感じになっていってて………

千早「ぁあっ、触手ぅ……っ、からみついてきて、っ♥♥やっぱり好きっ、これ好きなのぉ、もう、逃げられない…っ♥♥」

真美「ち、千早おねーちゃんっ!?」

真美のそばで倒れてる千早おねーちゃんまでいきなり声を出し始めて、しかも……あうぅ、ミキミキよりずっとエロエロな感じだよぉ……

真美(やっばいっ、ヤバい、ヤバいって!!これもう、真美守ってもらうとか、そういうモンダイじゃないっしょ!?)

真美「う、うぅ………… うああぁぁーっ!! バケモノめーっ!千早おねーちゃんとミキミキをはなせーっ!!!」

頭もなにもかもぜんぶいっぱいいっぱいになって、おなかの底から叫んだ瞬間、全身がふわっとあったかい感じに包まれた。




千早(…………?)

美希「……え、…………まみ?」

触手にからみつかれ、千早の媚薬中毒の症状を共有させられていた美希と千早の前で、山吹色に輝く閃光が駆け抜ける。
速力には自信のあったふたりから見てもかなりのスピードを誇るその光は縦横無尽にイソギンチャクの周囲をめぐり、
それが掠めていくたびに少しずつ、イソギンチャクの身体を構成しているなにかが粒子のように削られていく。

イソギンチャクの片割れが美希を拘束していられなくなるのと、両方の個体が消滅を始めたのはほぼ同時で、
あっけにとられている美希と千早の目の前で、動き続けていた発光体が急ブレーキをかけた。



真美「え、えっと、あは、は。……しゃ、シャイニング・マミ、けんざーん……… みたいな?」



------------

真美のパラメータ等は後程。
また、覚醒はフレーバーであり、あくまで勝利ボーナスは美希と千早につきます。
雪歩が覚醒して千早が勝った扱いになったのといっしょです。

真「…………」

雪歩「…………」

雪歩と一緒に、何度も通ったことのある路地を抜けていく間も、ボクたちはほとんど話をしなかった。
たまに世間話みたいなのがちょっとだけ続いても、すぐに立ち消えになっちゃう。

………たぶん雪歩は、あの部屋の中でなにが起きてたのか…春香と千早になにがあったのかを、はっきり自分の目で見てる。
ただ、ボクが同じことについてなんとなく察してるってことには、気づいてるかどうかわからない。

真(春香も千早も、あのときは、その……すごく、いやらしい声になっちゃってた………)

響……ブラックジャンボが女の子にそういうことをする組織だっていうのは、もちろん情報としては知ってるつもりだった。
だけど、実際に自分の友達…仲間が、そんな目に遭わされることなんて、ボクは想像すらできてなかった。

しかも雪歩の場合、春香や千早と同じシャインマジシャンとして、最前線で連中と戦わなくちゃいけない立場なんだ。
雪歩みたいな可憐な女の子にそんな危ないことさせるのは間違ってるんじゃないか、と思うけど、
でもボクも事務所に入るときに聞かされたとおり、あいつらに対抗できるのは今のところ、シャインマジシャンだけなわけで。

雪歩「……ことちゃんっ! 真ちゃん、大丈夫?」

真「え……… うぇっ、あ、雪歩!?あ、ああうん、大丈夫、ボクは大丈夫だよ?」

がらにもなくいろいろ考えてたせいで、雪歩が呼びかけて来てることにも気が付かなかった。
ボクをのぞきこんでくる心配そうな顔に笑いかけると、雪歩はようやくほっとしたように小さく息をつく。

雪歩「やっぱり真ちゃんも、怖いよね………わたしみたいな新米でひんそーなマジシャンが護衛で、ごめんね?」

顔をちょっと伏せ気味にして言う雪歩に心配をかけたくなくて、ボクは意識して明るい声を出す。
くっと腕を曲げて、最近のトレーニングでいい感じについた力こぶなんかも見せてみたりして。

真「い、いやいや、そんなことないってば!雪歩のことは信じてるし、それにいざというときは、ボクだって………」

雪歩「それはダメ!」

はっきりとした声で言いきられて、思わず言葉が続かなくなる。

雪歩「マジシャンとして、みんなを守るのがわたしの役目だから。……今すぐみんなは無理でも、まず、真ちゃんは絶対、わたしが守るよ」

真「………あ、あり、がと」

静かに言う雪歩の目にはすごく力がこもっててきらきら輝いてて、ボクは思わず見とれてしまった。
こんなに力強い雪歩を見たのはいつ以来だろうなんて思っちゃうくらいで、これならきっと、ボクも雪歩も大丈夫だ。

そう思っていたら、雪歩がボクのほうにいきなり近づいてきた。

真「え……あれ?ちょっと、雪歩、護衛はいいけど、その、近っわぁああぁっ!」

雪歩「しっ、シャイニング・ユキホ、ショウ・アップぅっ!!」

目の前すぐの雪歩の全身がまぶしく光ったと同時に、その体格からは想像もつかない力で思いっきり抱きしめられた。
わけがわからないうちに、くるっと世界が180度、回転する。

変身した雪歩がボクを抱えてその場で半回転したんだ、ってことに気づいて、でも、なんで急に?と思ったところで、
雪歩の頭の向こう、ちょっと離れたところに変なものが転がっているのが見えた。
なんとなく見覚えのある、しかも、できれば思い出したくない感じのやつ。

真(うげぇ………っ、あれって!)

レッスン場で、雪歩と、それから伊織と一緒にいたときに出てきた、大きな芋虫みたいなのが動いてる。
全身がぞわっとしたけど、すぐに思い出す。この間は雪歩があれを一発でやっつけてくれた。ってことは、今度も楽勝だ!




真ちゃんがあっけにとられたような顔をして、わたしの方をじっと見て、ちょっとだけ歯切れの悪い感じで、お礼を言ってくれて。
ほわっと暖かくなりかけた胸の中が、それに全身が、さっと冷え込みます。

真ちゃんの少し後ろ、空中にいきなり黒い魔法陣が広がったかと思うと、この前見たのと同じ巨大いもむしさんがぼたりと落ちてきました。
しかも、今度は出てきていきなり、身体をぶるぶると震わせてて………口、みたいな部分が開くのまで、はっきり見えました。

間違いありません、あの虫さん、またなにか吐き掛けてくるつもりですっ!!

真ちゃんにうしろ危ない!って叫ぶ余裕も、スコップを出す時間も、ぜんぜんありません。
それに、シャインシールドを必要な位置にすぐ張るのも……わたしの腕前じゃ、無理…かもしれない。

だったら、今すぐ盾に使えるものは、ひとつだけです。

雪歩「しっ、シャイニング・ユキホ、ショウ・アップぅっ!!」

とっさに真ちゃんに駆け寄り、思いっきりしがみついて、わたしはぐるりと反転して真ちゃんと身体の位置を入れ替えました。

雪歩(この間は、スコップ溶かされちゃったけど………逆に言えばそれだけだから、た、たぶん、大丈夫ですぅ…!)

わたしは防御型のマジシャンだってプロデューサーは言ってました。
それなら、わたしの身体のほうが、むしろ氷のスコップより頑丈かもしれません。

何より、真ちゃんが直接、あのよくわからない液体を浴びちゃうよりはずっとマシに決まってます!

実際は何秒もないんだろうけど、ものすごく長く感じる時間が過ぎて、わたしの背中になにか、熱い液体がかかって。

その瞬間、テレビの電源を切ったときみたいに、視界が真っ黒になりました。

雪歩(あれ…? ………え? …………え、えっ、な、何これっ!?)

あわてて手で目をこすって、何度も、何度もまばたきをしてみます。手の甲が顔にさわってる感触も、
まぶたが上下してくっついたり離れたりする感触もちゃんとあるのに、目の前は相変わらず、真っ暗で、何も見えません。

雪歩(う、うそ………わたし、目、見えなくされちゃって………!?)

そのときいきなり、両方の肩を思いっきりつかまれて、頭が揺れるくらい強くゆさぶられました。
急すぎてびっくりして思わず悲鳴を上げて、そして、自分のその声がぜんぜん聞こえないことにも気づきます。

雪歩(そんな……!?目だけじゃない、これ、耳も、わたし、聞こえてなくなってるっ!?)

肩から伝わってくる体温と、わたしに触ってるてのひらの大きさとか形とかが、それが真ちゃんだと教えてくれても
わたしの頭の中でふくれあがってくるパニック一歩手前の感覚は、どうしようもありませんでした。




真「雪歩っ、雪歩、どうしたのっ!?大丈夫!?ぼ、ボクの声、聞こえてないの!?」

雪歩が、芋虫からボクをかばって、背中になにか浴びたんだ、ってことに気が付いたときには、もう雪歩が無反応になっていた。
身体はあったかいし、ちゃんと立ってはいる。でも、ボクがいくら肩をゆすぶっても叫んでも、返事をしてくれない…!

真(さっきの……そうだ、あのときレッスン場でも、あの虫が吐いてたやつ!あれが、毒みたいなものなのかも……!!)

雪歩「………ああ、びっくりした。真ちゃん?真ちゃん、聞こえるかな?」

それまで静かだった雪歩がいきなり喋り始めて、待ち望んでたはずの反応なのに、思わずびくっとしちゃう。

真「あ、ゆ、雪歩!?よかった、大丈夫なんだね?」

雪歩「真ちゃん。お願いがあるの」

真「お、お願い…?」

ボクの問いかけに直接返事をしないで、雪歩が思いがけないことを言い出した。

雪歩「あの虫さん、ちょっと危ないかもしれないから、真ちゃんはここから離れてて。大丈夫、すぐやっつけるから」

真「え…………でも雪歩、一人じゃ危」

雪歩「この間わたし、あのいもむしさん、すぐ凍らせちゃったでしょ?ね、信じて、真ちゃん!」

ボクが言い終わるのをまったく待たず、語尾にかぶせて、雪歩はことさらに明るい口調で言う。
それに、雪歩の目は開いてるけど、ボクの方から微妙にずれたところを向いてる気がする。

………なにか、おかしい。雪歩はなにか、ボクに隠してる。

真「………ど、どうすれば……そうだ!プロデューサー呼んでくるよ、できれば春香とか美希とか、助けも!」

雪歩「安心して、真ちゃん。さっきも言ったとおり、真ちゃんはわたしが守るよ」

雪歩が微笑んで、さっきと同じことを力強く言った。
やっぱり絶対ヘンだ、会話の流れが、ぜんぜん噛み合ってない!!

真「いい、絶対無理しちゃダメだからねっ!?すぐに誰か、ボクが連れてくるから!それまでがんばって!」

最後に雪歩に叫んでから、ボクは芋虫がいるのと反対方向へ、事務所からここまでたどってきた道を逆走しはじめた。

わたしの肩をつかんでいた温かい感触が離れて、それから少し遅れて、足に振動が伝わって来た気がします。

雪歩(………ちゃんと、行ってくれたかな、真ちゃん。たぶん、バレてないと思うけど)

自分のしゃべってる声も聞こえないので、思ったとおりのことを言えたかどうかもわかりませんでした。

雪歩(あ……だめ、足の感覚が、もう………)

……おかしいのは、目と、耳だけじゃありませんでした。
真ちゃんの気配があるうちはなんとかおなかに力を入れて、耐えられていたけど……
でも、身体に力が、ほとんど入りません………

雪歩(お願い、真ちゃん、無事でいて………!)

ひざに、おなかに、胸に、そして手や顔になにか触れる感じがします。
上下の感覚が変になって、ああわたし、倒れちゃったんだな、というのはわかったけど、
その倒れ込む音すら聞こえないし、顔のすぐ前にあるはずの地面も、相変わらず、見えませんでした。





「…………っひょー。マジかよ!大当たりだぞこれ!!」
「と、とりあえず、場所移すべき……って待てよ、おい、どうやって運びゃいいんだ?」


ブラックジャンボの使役する魔法生物は多岐にわたるが、その中でも直接の戦闘に長けている種類は実は少ない。
成人男性とほぼ同じサイズで、見かけは芋虫に似たこの醜悪な生物も、戦闘能力はほぼ皆無に近かった。

この生物が真価を発揮するのは女性の捕獲に際してである。
巨大芋虫が体内で生成し、口から吐き掛ける粘液状の物質には筋弛緩作用があり、体表などに付着すると
獲物の身体を比較的短時間のうちに麻痺させ、数時間にわたって抵抗を奪う効果があった。

さらに特徴的なのは、とくに魔力の高い相手がこの粘液を浴びるなどした際、神経回路を一時的に大きく狂わせて
五感に対して強力な攪乱・麻痺作用を働かせる………「場合もある」、という点である。


「そこらにロープかなんかねえか。直接じゃなきゃ大丈夫なんだろ」
「別にいけるんじゃね?直に触ったとこで、そんな酷いダメージが来るわけウギャーッ!?」
「バカ、こないだの赤と青相手の戦闘報告見てねえのかよ……いま、対策したスーツ、開発中らしいぜ」


とはいえ、まず見た目からして悪目立ちしすぎ、忌避されやすく、その大きさゆえに隠密行動には不向きで、
それに粘液を吐くにあたっても予備動作が長い上、発射速度もさほどないため一般人でも簡単に避けられてしまう。
きわめつけに、五感を封じる効果にしても、効き目があるかどうかは相手次第のため確実性が著しく低く、
ブラックジャンボにおいては「とりあえず一般女性の一人でも捕まえたらもうけもの」程度で各所にばらまかれている雑魚扱いであった。

芋虫状生物は、獲物を捕らえた際、同族のみ聞き取ることのできる特殊な周波数の音を出す性質がある。
ブラックジャンボでは各戦闘員に、いちおう、というくらいの認識でこの周波数をキャッチ可能なレーダーが配備されており、
今回はその備えがまさに役に立ち、そして偶然そばに居合わせた戦闘員たちにはこの上ない僥倖をもたらしていた。

「しっかしまあ、たまにはこのイモムシも仕事するんだな、と思って駆けつけてみたら……」
「ああ。まさかシャインマジシャンが引っかかってるとはな」

「でもこれアレだろ、魔力持ちにはよく効くんだろ?当然じゃねえの?」
「だからそれは相手によるんだって言われたろーが。今回はたまたま当たったってことだ」
「そーそー、シャイニング・ユキホはこのイモムシ野郎と相性が悪かったんだろ」

「おーいお前ら!縄あったぞ、手伝ってくれ」

脱力し、くったりと倒れ伏したままの雪歩のそばに、戦闘員たちが立ち並んでいた。

雪歩(だ、誰か、いる……?そばにたくさん、人の気配がする、ような………)

その姿を見ることもできず、会話を聞くこともできない雪歩に、じわじわと輪を狭めるように黒タイツ風の群れが近づいていった。




真「こっちですっ、雪歩がこっちに!プロデューサー、急いでくださいってばぁ!!」

P「ちょっ………速すぎっ、ま、待ってくれ、真……!」

真「あ、この角曲がったあたりです!様子がおかしくて………」

息せき切って喋っていた真の言葉は、そこで尻すぼみに小さくなってしまう。
雪歩が、それに巨大な芋虫がいたはずの場所には何もなく、それらの存在の痕跡すら見当たらない。

真「あ、れ……?雪歩……雪歩!?雪歩っ、ゆきほぉおおーっ!!」

言葉もなく見守るプロデューサーの前で、真が上げた叫びだけが空しく響いた。

………………
…………
……

雪歩(…うう、っ………あ、やっと、止まった?)

相変わらず何も見えないし、聞こえないので、感覚でしか判断できない、ですけど……
………まさか、荷物みたいに縄をかけられて、そのまま延々ずるずるひきずられるなんて。
そんな体験、人生の中ですることになる、なんて、思ってもみませんでしたぁ………

それこそ防御力だけはあるおかげで、引きずられてもケガはしてないし、
身体もとくに、どこか痛いとかはないですけど……さすがに、不安な気持ちになってきます。

今も変身が解けてる感じはしないので、たぶん、道端でわたしを見かけた人からすれば
わけのわからない格好の女の子にしか見えないと思います。
しかも動かないし、声かけても反応しない…というか、できないし、それで仕方なく警察に持って行ってる、とか……?

少なくとも、さっきの虫さんが何かしているというわけではなさそうで、そこだけは安心でした。
あんなのにこの状態で触られたりしたら、って想像しただけで……全身がぞわぞわします。

それにしてもこれ、いつになったら動けるように、そして見たり聞いたりできるようになるんでしょうか。
………ま、まさか、ずっとこのまま、なんてこと…!?

雪歩(………え?)

また不安がふくれ上がり始めたとき、なにか硬い、丸っこいものが、両胸に押し当てられました。

雪歩(あ………っ、な、なに、これ!?触ってるこれ、何ぃっ、わたし、何されてるの!?)

音はしませんし、もちろん何も見えません。
ただ、ものすごい勢いでぶるぶる震えているものが、胸に当たっているのだけがわかります。

こんな動きするのは絶対人の手とかじゃないし……そもそもすごく固いから、生き物じゃないのかもしれません。

雪歩(じゃあこれは、き、機械………?でも機械が、なんで勝手に!?)

わたしが必死に考えている間も、振動はぜんぜん止まることなく続いていました。




「マジシャンの衣装とか肌とかに、直接触るのがダメなんだろ。じゃあ、直接じゃなきゃいいわけだ」
「それで電マ、か。確かに、理屈としては正しいよな」
「………でもお前、なんで今、そんなもん持ってんだよ。おかしくねえか」
「いや、こういうこともあるかと思って……」
「結果としてはGJだから気にすんな。それより、もっとしっかり当ててやれ」

視覚と聴覚を奪われ、身体を麻痺させられた雪歩を発見した戦闘員たちは、
直接触れないように苦労しつつ雪歩をロープで拘束したあげく、発見現場近くの廃ビルに連れ込んでいた。
そこで何人かの命知らずが危険を顧みずに触ろうとして手ひどいダメージを受けたのち、
彼らのたどりついた結論は、直接でなく、単純な機械を介して雪歩に辱めを加えることだった。
何人かはご丁寧にも撮影用のカメラを取り出し、一部始終を録画している念の入れようである。

「少なくとも、俺らのこと見えてはいないわけだろ?シャイニング・ユキホちゃんは」
「ああ、それにたぶん聞こえてもねーな。ただ、触覚は確実にあるはず」
「そりゃそうじゃなきゃ、電マにこんなに反応するわけないって」

雪歩「あ”、ぁ”……っ!?ひっ、な”……な”に”、あ”ぁ、あ”………」

仰向けに転がされても垂れたりつぶれたりすることなく上向きに存在を主張する雪歩の両胸に、
マジシャンの衣装ごしに、電動マッサージ機の丸みを帯びた先端部が押し当てられていた。
黒ずくめの戦闘員たちはにやにや笑いながら、時おり手元のスイッチを操作して
送り込む振動の強さを自在に変化させ、雪歩が自由の利かない身体をよじる様を愉しむ。

胸から伝わるぶるぶるとした震えが雪歩の声帯を、そこから流れ出す空気をも震わせ、
そのせいで本来の雪歩の澄んだ声とは程遠い、合成音声のような妙な呻きに変わってしまう。

雪歩(ぶ、ぶるぶるが、強くなったり、弱くなったり……!なにこれっ、み、見えない、聞こえないぃ!?)

光も音もない世界で、まったく知識にないものが自分の身体に触れ、未知の感覚を送り込んでくる。
その異常すぎる状況に放り込まれ、働かない視覚と聴覚のかわりに触覚が鋭敏になってしまった結果……

雪歩(くすぐった、い……胸がっ、おかしいよぉ、へ、変な感じ、しちゃう……!)

雪歩は今までに感じたことのない感覚に翻弄され、その原因もわからずにただ戸惑う。

「どんな気分なんだろうなあシャイニング・ユキホ。そもそも今、何されてるかわかってんのかな?」
「この年で電マも知らないってこたねーべ。むしろプライベートで使ってるんじゃね」
「おいおい待てよ、アイドルが電マなんて知ってるわけないだろ!」

下卑た男たちのくだらないジョークも、それに続く笑い声も、雪歩の耳に届くことはない。
同時に、自分の姿を舐めるように撮りつづけているカメラの存在も、雪歩の目に入ることはない。
それが救いと言えば救いであり、同時に雪歩がいつまでも不安に苛まれ続ける地獄の原因でもあった。

………………
…………
……

雪歩(こ、これっ………いったい、いつまで続くんですかぁ…!?)

何も見えない、聞こえない状態が長すぎて、わたしの時間の感覚がとっくに変になってしまっていました。
その上に………お、おっぱい、まで、こんな………ヘンな感じで、頭まで、おかしくなりそう………!

雪歩「ふ、ぁあん!」

声が出ちゃった気がするけど、でもやっぱり聞こえません。
自分がいま、どんな声を出したのか、そもそも、本当に声が出たかもわからないのが
こんなに気持ち悪くて、不安になることだなんて………

雪歩(それにこの、機械っ…さっきから、ぶるぶるするだけじゃなくて…っ、当てるとこも、微妙に、動いてるっ!)

最初はただランダムに震えているだけだと思ったけれど、少しずつ違うことがわかってきました。
ぐいぐいとただ押し付ける感じだと思ってたのが、少しずつ、少しずつ、わたしの、………おっぱい、の、
いろんな部分を探るみたいにして、場所を変えながら細かくしつこく揺れ続けてます。

雪歩(あ、あぁ、くすぐったい感じが、また強くなってきちゃった……くすぐったすぎて……、暑いですぅ…… ………あれ?)

そのとき、ぶるぶる震えている固いものが、肌から、お胸から離れました。
けっきょく最後まで正体はわからなかったけど、終わったのかな、と思った瞬間、

雪歩「あ、ぁ!?あぅうんっ…あ”、ぁ”、ぁ”~~~っ!」

わたしのおっぱいの一番上の、一番出ている部分、そこをぎゅっと押しつぶすみたいにされて、
そして一瞬遅れて、また、あのぶるぶるが始まりました。

雪歩(ひっ、い、いやっ、これ今までとちがう、っ!?変っ、へん、ですっ、わたし……ヘンになるっ!)

おっぱい全体が細かく揺らされて、そして、ち……乳首がいちばん激しくゆすぶられて、
痛いわけでも気持ち悪いわけでもない、初めての感覚に襲われます。

雪歩(これ、き、きもち、いぃ……!?や、うそ、そんな、ぶるぶるしてる、だけ、なのに!)

………いけないことだ、とは知ってて、こっそり、オ○ニーしたことはある、けど……
で、でもこれ、そんなのと、ぜんぜん違い、ますぅ!?

そうやって、ほんのちょっとでも、気持ちいい、ということばを、意識しちゃったせいで。
音も、目に見える情報もないままおっぱいから伝わってくるぶるぶるの振動のことしか考えられなくて、
真っ暗でなにも見えないはずの目の前で、白いお星さまみたいな光がちかちかし始めます。

雪歩(な、なにっ、見えるように、なって……?ちがう、これ、わたしの目の……中、頭の中、でっ)

またぶるぶるの波が強くなったり弱くなったりして、それに合わせて光がちかちかするのもひどくなっていきます。
声が出てるのかどうかもわかりません。出てるんだとしても、聞こえないから、しかたないです。

雪歩(あ、だめ、だめ……っ、これダメぇっ、このままだと、わたし、わたしっ!?)

機械のぶるぶるだけじゃなくて、わたしの身体のほうも全身がくがく震えてるんだ、と気づいた瞬間、
目の前の光が打ち上げ花火みたいにいっぺんに炸裂して、背中が勝手に反りました。




雪歩「あ”ぁ”、ひぃぃんっ、だめ、らめ……っ、これだめぇっ! このままらと、わたし、わたひぃっ、ぁ、あ”ぁ”あぁーーーっ!?」

ロープで縛られた身体をめいっぱい弓なりにそらせ、雪歩が絶叫する。

「はーい、シャイニング・ユキホちゃんのイキ声いただきましたー。ちゃんと撮れたか?」
「当然だろ。アングルも複数確保してるし、その辺はぬかりねーよ」
「つーか胸に電マだけでイくとか相当だな。枕とかやってんのか、やっぱり」
「だとしたらショックだよなぁ。雪歩ちゃんつったら、765の中でも特に清純派って感じなのに」

芋虫の毒液との相性が特に悪かったのか、視覚も聴覚も奪われた異常事態のせいなのか、
電動マッサージ機による愛撫自体が初めてとはいえ、乳首責めであっさり絶頂を迎えた雪歩のことを、戦闘員たちが揶揄する。

もちろんその声は雪歩には届かないが、届いていたとして認識できたかどうかは怪しかった。
頬をすっかり紅潮させ、肩を上下させながら雪歩は荒い息をつき、そのさまを見た戦闘員たちは生唾を飲み込む。

「かなりキてはいるだろうけど、今のマジイキってほどかぁ?そこまで淫乱なのこの子?」
「論より証拠つってな。見てみろよ、しゃがんで、ほら」
「ん?………おおー」
「な」

促され、かがみこんだ戦闘員が、もう一人の指さす方を見てにやりとする。
白を基調にしたシャイニング・ユキホのスカートの中、純白のショーツに、一目でわかるほどの湿地帯ができていた。

………………
…………
……

休むことを知らないモーターが立てる、低い振動音。
それが複数重なって、特大サイズの羽虫が不気味に羽ばたき続けているような音を室内に響かせる。

雪歩(ひぃいっっ!?こ、今度のこれ、機械……なの!?何されてるのか、わからない…っ、わからないですぅぅっ!!)

男根をかたどった、二股になった形状のバイブレーターを手にした戦闘員が、
ぐねぐねとうねり回転する先端を使い、雪歩の丸くととのった尻の表面をなぞっていく。
ショーツ越しにその運動でぐりぐりと刺激を与えられ、雪歩の精神はいやがおうにも混乱させられる。

その間にも、雪歩の胸にマッサージ機を押し当てる戦闘員たちの責めは続けられていた。
複数の先端がいっぺんに片方の乳房にだけ押し付けられたり、三人以上の男たちの手にした機械で
より多く、より強力に伝わる振動を味わわされたりして、雪歩の心も胸の性感も、休まる隙を与えられない。

「なぁ…いきなりアナルに突っ込むのって、やっぱマズいかな?」
「悪の組織的には正しいんだろうけど……響様の方針的に、ちょっとヤバそうな気がする」
「というか、拡張もしてないうちからそれはやめろよ。ここでひり出されたらどうすんだ」
「それはそれで……」

最初に疑問を投げた戦闘員は未練がましい表情を一瞬だけ浮かべたのち、直接の挿入はあきらめたらしく
シャイニング・ユキホのショーツ越しに、先端が入り込まない程度までバイブレーターを押し当てる。
しかしそれでも、ぐいぐい回転する先端部が送り込む不気味な刺激は雪歩を追いつめるのには十分すぎた。

雪歩(そ、こっ、どうし、て!お尻の穴に、なにか、ぐりぐりって、当たってぇ……気持ち悪いっ、気持ち悪いいぃ!?)

自分を慰めるときにはどうしても恐怖や恥ずかしさが先立ち、秘部よりも胸に手をのばしがちな雪歩にとっては
尻穴になにか刺激を加えられること自体がまったく想定になく、それゆえに雪歩は容易くパニックに陥った。
バイブがゴム状の軟質素材であったことも災いし、電動マッサージ機の固くつるつるしたものとは違うその感触を前に、
雪歩は、生物に後ろのデリケートな穴を触れられてでもいるかのような錯覚に震え上がる。

雪歩(………き、機械、じゃない?じゃあ、さっきのいもむしみたいな、あれ………それとももっと別の……!?)

嗅覚と味覚は生きてはいたが、現状を把握する役に立つとはとても言えず、
触覚からすべてを判断するしかない雪歩は一人で勝手に、想像力を悪い方へ逞しくしてしまう。
なんとか身体に力を入れ、触れてくるものから逃げようとするが、拘束されている上に弛緩した肢体では
自身が畏れている芋虫のようにうぞうぞと身体をよじることくらいしかできなかった。

「逃げようったって無駄だぜ、シャイニング・ユキホちゃん」
「そうそう、まだあと1時間は麻痺ってるよ。その間はたっぷり撮らせてもらうから」
「おーし……じゃあそろそろ、お待ちかねのとこにも電マ当ててやってくれ」

撮影をしている戦闘員のひとりが何気なくそう口にしたのを皮切りに、
マッサージ機を手にした黒装束の群れはいっせいに雪歩の下半身へ殺到する。

「………ちっ」
「あー、くそ。最初はおあずけか」
「へへへ、悪ぃなお前ら。一番手はもらった!」

その中でも特にすばしっこく動いた一人がちょうどいいポジションを確保すると、
ショーツに包まれた雪歩の三角地帯、その中でも水を吸ったように色が変わって見える部分にマッサージ機を押し当てた。

すぐに男の手元でスイッチがONにされ、ぶいぃん、と羽音に似た音を発する音源が部屋内に増え、
そしてシャイニング・ユキホはマジシャンの衣装に身を包んだまま、身体を反らせたかと思うとびくびくと震え始める。
その口からは、たとえ雪歩の耳が聞こえていても意味がわからないであろう呻き声がこぼれ落ちた。

雪歩「はひ、ぃ”ぃっ、あ”ぁあぁぁ”~~~っ……♥ぶるぶる、ぶるぶるして、ますうっっ、あ、あ”ぁ”!」

雪歩(そ、そんなところ、まで、ぇっ!?こんなの……こんなの、もっと、ヘンに、ヘンになる、あたま、まっしろ、にぃぃ!)

胸だけ責められた際にすでに絶頂させられているという意識すらないまま、無慈悲に続く機械責めを受け続け、
雪歩の身体はまた限界が近いことを継げていた。まぶたの裏に飛ぶ白い光の数と頻度が急上昇し、
全身、中でも下腹部の芯に近いところを中心に、身体ごと溶かしてしまいそうな熱波が止まらない。

「おおっ、すげえ震えてる、ていうかもう痙攣してるな」
「目ぇめっちゃ潤んでる。まだなんも見えてないんだろうな、かーわいそうに」
「でも、見えない聞こえない状態で電マとかバイブ当てられるって……想像したら、気持ち悪そうじゃね?」
「知らねーよ。少なくとも雪歩ちゃんの場合は、イくくらい気持ちいいんだろ」

雪歩(いやあぁっ!?き、ちゃう、なにか来るっ、とぶ、意識とんじゃう!ぶるぶる、ぶるぶるやめてぇぇええ!)

雪歩「っ、っ………! ~~~~、あ”、…………う、ぅっ、~~~~っっっ」

無意識のうちに思いきり歯を食いしばった結果、今度は声を張り上げることなく、雪歩は再度の絶頂を迎えさせられる。
ただでさえ弛緩していた身体からさらに力が抜けてゆき、反らせていた背がゆっくりと元に戻り、床に触れる。
戦闘員たちはしつこくマッサージ機やバイブを、雪歩の胸や尻穴近く、そして秘部に、ショーツや布地越しに押し当てたままだったが、
もはやその微細な振動程度では反応できないほど、雪歩は疲労困憊してしまっていた。

今回は投下ここまで。



ところで、雪歩の今後について、安価で多数決を取らせていただきたいと思っています。


1. そのまま戦闘員たちから放置・解放される。
  (もちろん撮影された映像については安価通り、ネットに晒されます。その描写はちょっと後に使わせてください)


2 捕獲の一報を聞いた響から命を受けた増援/もしくはたまたま居合わせた別働隊が、現場に到着して……



要は、雪歩の追加エロが要りますか、要りませんか、というお話です。

あんまり人がいらっしゃらないのは承知の上で、上記1or2で、先に3票入ったほうに進みます。



で、さっきも書きましたが、平日ですし、ちょっとまだ時間早いかな、という気がしますので

【本日25日・21時30分】以降に入った投票をカウントさせていただきます。

そして、そこからさらに安価のタイミング待ってもらうってのもあれですから、
上記で2を希望する方はついでに希望の追加エロ内容も投票の際に書いちゃってください。

全部採用するのは難しそうなので、混ぜられそうなものは全部混ぜて、
今回入れられなかった分は今後のために保留、もしくは次回のエロトラップとかに転用させていただければと思います。


今週末、できれば金曜夜にはるいおのエロいところを投下し、土日にはイベント戦みたいなのやる予定。やりたい。
イベント戦といっても負け確定の戦闘とかではなく、各パラメータ使ってエロトラップをくぐりぬけろ!的なものです。

なので、エロトラップ案についてはまだまだ募集してます。
自分だけだと思いつかないようなものがいっぱい出てきてとてもありがたいです。

それでは、しばし離脱します。

あ、それと、現在の「雪歩の視覚・聴覚が奪われた状態」云々については>>1の超解釈および趣味の産物なので、
次回以降で継続するものではなく、一時的なものだということにしておいてください。

というか>>90さんはごく普通にヘッドホン+目隠し的なものを想定しておられた気がします。ごめんなさい。

ひっそりage

2
特殊な効用を持たないただの栄養ドリンクを意味ありげに飲まされる
その後、本来は襲撃後の証拠隠滅が任務の清掃部隊が合流し、歯ブラシやシャワー、石鹸などを用いて責められる

2
響によって、 貴音がスライムや触手に凌辱されている(抵抗でも悦びもどちらの反応でも可)映像を見せられる
解放後も眠る度にその情景を見る夢を見る
という魔法(呪い?)をかけられる

2 子宮にスライムのような怪物が寄生。
戦闘時に働き、膣に刺激しない限り重度の発情状態にする。マジシャンがいた場合は、膣から溢れ出しマジシャンをおそう。
ペナルティは、仲間と組んだ場合に50%の確率で全ての活動コンマが、01の扱いになる。

ありがとうございます。1なんて誰も選ぶわけがないって信じてました(ゲス顔)

>>116>>118は複合させることでいい感じにいけそうなので、混ぜさせてください。
プラシーボ飲まされる→貴音の痴態を見せつけられる→清掃部隊 という流れで。



>>119-120についてですが
「仲間と組んだら」戦闘コンマにペナルティ、かつその場合は中から出てきて襲い掛かる、ということで、
ペナルティを嫌う場合、雪歩は今後単独行動が基本になる、という感じでよいでしょうか。

スライムだから処女のままの子宮に入り込む、みたいなのは描写としていけそうですね。
ただその設定なら、あくまで狙いは自身の増殖≒ほかのマジシャンへの寄生転移であって、
すでに宿主にされた雪歩自身に対する影響は中程度、くらいのほうがいい気がします。

そして、すみません、いくらパーティ構成時限定とはいえ、
50%でコンマすべて01化のペナルティは流石にちょっときつすぎると思います。ここは保留でお願いします。

このスレでの戦闘は基本的にコンマの数値がすべてで、あとから描写で捏造するスタイルのため
いまでっちあげてみた一例としては

【寄生スライム:子宮】
・雪歩がほかのマジシャンとパーティを組む場合、50%の確率で戦力値合計に-15%の補正(奇数偶数で判定、端数切り上げ)
・戦闘中にマジシャン側で種類を問わずゾロ目が発生した場合、それを強制的に01へ変換、かつその直後のコンマ判定合計値に*0.5
(ゾロ目打消しは一度きり:膣から出てきたらもういなくなる→そのときのチームメイトの誰かに転移し、次回以降の戦闘でまた発動)

みたいな。

もちろんぱっと考えたものなので細かいところが適当ですし、これをそのまま使うわけではありません。
いただいたコンセプトはできるだけいじらないようにします。

次回は金曜日、を目指します。

受けた者の意識とは別の行動をさせる催眠ガスのトラップ
普通は性的な質問に必ず正直に答えてしまう、自分の性事情や弱点の暴露をしてしまう程度だが、弱ってる時に受けると仲間を襲ったり一人でし始めたりなどしてしまう

お返事の前に、エロトラップがどうの、と言ってる次のイベントがどんなのか、簡単に説明させてください。

イベント:
 響が「シャインマジシャンチャレンジ(仮)」的なものを企画しました。
 全部で10(この数字は適当。増減します)のトラップ部屋があるところ、1から順にすべて踏破できたら豪華賞品が!?

 参加は強制です。なぜならブラックジャンボは人質を取っているからです。


各部屋のトラップはマジシャン最低1名、最大6名(新規参戦の真美まで)が同時に挑戦できます。
部屋ごとに最大挑戦可能人数は決まっています。

トラップにひっかからず通過するためには、チャレンジするマジシャンがパラメータでの判定をクリアする必要があります。

たとえば、最大1名挑戦可能の部屋において「攻撃力100以上を達成せよ!」という条件が提示され、
そのときチャレンジしているマジシャンが美希だった場合、
素の攻撃力が60なのでコンマ40以上を出せたらクリア、39以下なら失敗、ということになります。

もちろん、複数名でのチャレンジ前提の部屋は基準値が上昇します。
また部屋に入るメンバーを選択する前、おおまかな選択基準のヒントが提示されます。

なお、各マジシャンは1回チャレンジすると、クリア成功・失敗にかかわらず
次のチャレンジが可能になるまで待機時間が発生します。

例)
  1部屋目:枠1名 春香がチャレンジ(成功)
→2部屋目:枠3名 雪歩・美希・真美がチャレンジ(失敗)
→3部屋目:枠2名 必然的に、まだチャレンジしていない千早と伊織に強制決定
→4部屋目では、また6名の中から自由に選択可能



で、先日からお願いしているエロトラップは、当然ながら、この失敗したときに活躍します。
エロトラップ募集というのは、>>1のエロ系のアイディアに偏り・限りがあるゆえにお願いしている次第です。

失敗時、数ターンの間拘束されたり、場合によってはイベント中永続強制欠席になることもありえます。
(そういう場合、本来2名想定の部屋に1名で挑まないといけないことになったりするおそれも)

ですから、基本的に、パラメータに直接的に作用するようなマイナスはあまり使いたくないです。
やっても次のチャレンジ時にのみ影響、場合によってせいぜい2~3チャレンジの間継続、とか。





というか、すみません、>>99みたいなこと言った舌の根も乾かぬうちから恐縮ですが、
数値関係の調整なんかは基本的にこちらに一任してもらえたら嬉しいなー、というのが本音です。

めっちゃくちゃ上から目線で、かつ失礼であることを承知で言わせてもらうのであれば、
「それ系の提案は好きなだけしてくださっていいけど、よほどティンと来ない限り採用はしないよ」ということです。




偉そうに失礼しました。

お詫びと言ってはなんですが、今夜、ちょっと投下に来れるかもしれません。
その場合ももちろん安価はありませんのでご安心ください。日付変更前に来なかったら金曜です。

※ちなみに雪歩の追加分と思いましたか?すみません、今回の投下ははるいお分です

「ウガァアアァーッ……!」

またひとり、叫びを長く響かせながら吹っ飛んでいくのを見送った。
と思う間もなく、似た格好のやつが今度はふたりくらい飛びかかってきて、そいつらも軽くはたいてやる。

「ウギャーッ!」
「ウガーッ!?」

そんなに力を入れてるつもりはないわりに、景気よく跳ね飛ばされ、悲鳴を上げる黒タイツたち。
なんだかリプレイ映像でも見せられている気分になる。
にしても、あの叫び声………「総帥」様をまねてるつもりなのかもしれないけど、どうにも気が抜ける。

伊織(それはさておき………いったい何人湧いてくんのよ、こいつら!?)

目下、一番の問題はそこだった。

春香と、亜美といっしょにいるところへ、連中は、こともあろうに市街地で思い切り襲い掛かってきた。
しかも今回はスタジオとかで見た、あのバリアみたいなやつもない。適当にもほどがある。
アホの子がトップの組織なんてしょせん、こんなものなのかもしれない。

伊織(そうだ、春香は大丈夫……よね。いくらあんなことあった後とはいえ、こんなザコが相手だもの)

しょうこりもなく飛びかかってきた次の黒ずくめをルーチンワーク的にはたきとばしつつ、
視界の端にちらちらとうつる、赤い衣装のマジシャンの方へ視線を送る。

伊織「ちょっ………は、春香っ!?」

春香「く、ぅ、は、放して…!」

そしてそのシャイニング・ハルカは黒タイツのひとりに思いっきり組みつかれて、力比べみたいになっていた。
その様子を見た後続が勢いづいて、一気にそっちへ殺到し始めている。まずい!

伊織「こんのぉ……ぉ、離れなさいっこのド変態ぃ!!」

とっさに駆け寄って、春香につかみかかっているやつをもぎ離し、そのまま突っ込んでくる一団に向かって投げつける。
ウガーだかウギャーだかの叫び声が一斉に響くのはとりあえず無視して、わたしは春香に向き直った。

春香「あ、ありがと、伊織……」

伊織「ちょっと、しっかりしなさいよ!いくらあんたがドジでも、あんなの片手でいけるでしょ!?」

春香「うん………えへへ、ごめんね、ちょっと、ぽーっとしちゃってて……」

頭をかくような仕草をして春香が謝る。

わたしにだってわかってる。本当は、春香が謝るようなことじゃない。
むしろ、こんな状態の春香をここに連れてこなきゃいけない状況にしちゃってるわたしたちが、謝るべきなのに。

伊織「……春香、あんたは少し下がって、亜美のガードに集中して。あの変態どもはわたしがやるわ」

春香「ええっ……? でも伊織、危ないよ!まだ慣れてないんだし……」

伊織「ふん、この伊織ちゃんを誰だと思ってんのよ。あんなやつら、わたし一人で十分だ、って言ってんの!」

素直に「明らかに不調なんだから無理はしないで」とはどうしても言えなくて、つい憎まれ口になってしまう。

春香「………うん、わかった。ありがとね、伊織」

そう言う春香が、どんな顔をしてるのか………やたら熱っぽく潤んだ目で、暑くもないのに顔を赤らめっぱなしにしてるような、
そんな顔を見るのはごめんだったから、わたしはあえて振り返らなかった。

伊織(……って、ちょっと。冗談でしょ…?)

そのとき、何人分もの足音が響いたかと思うと、また新しい黒タイツの集団がこっちに迫ってきてるのが見えた。
実のところ、さっきから何度ぶっとばしてやっても黒ずくめ共はすぐ復帰するので、数としては減っていない。
この上さらに人数が増えるとなると、ちょっと方針を変えないといけないかもしれない。

伊織「亜美。聞こえる?」

亜美「え、う、うん……てどったの、いおりん」

前を向いたまま声をかけた。春香のさらに後ろで不安げに佇んでいるはずの亜美の声が、背中に当たる。

伊織「ここから事務所までは、そう遠くないわね。あんた、先にいったん戻ってなさい」

亜美「は!?え、じゃあ、いおりんとはるるんも一緒に行こうよぉ!」

亜美の声が少しだけ泣きそうな感じになっていた。
真美や……あずさや、律子、が、いっしょがいないとすぐ弱気になるの、悪いクセだっていつも言ってるのに。

伊織「バカねー、そんなことしたら、こいつらがついて来ちゃうでしょ。大丈夫よ、すぐ追いつくから」

亜美「で、でもっ……」

伊織「亜美。竜宮小町のリーダーは誰?そのリーダーがウソ言ったこと、あった?」

春香「………亜美、わたしたちなら大丈夫だよ。わたしはともかく、伊織がすっごく強いの、見たでしょ?」

春香も、優しい声で、そっと後押しをしてくれる。
それから少しだけ間があって、亜美がくっと顔を上げる気配がした。

亜美「…わか、った。亜美先に行ってるかんね。待ってるよいおりん、はるるん!」

そしてすぐに、たたた、と軽い足音が続き、遠ざかっていく。

「あ、やべっ、亜美ちゃん逃げちまうぞ!」
「どうする!?何人か分かれて追っかけるか!?」

最初からいたほうの黒タイツたちがざわめき始める。
そんなことを口に出すひまがあるんだったら、さっさと行動を起こせばいいだけなのに。
わたしを見習え、ってものだ。

伊織「っせぇの……ぉ、シャインボールっ!!」

マジシャンになったときから知識だけは頭にあったけど、実際に使ってみるのは初めて。
でも、手応え的に、これで間違ってない、となぜか確信できた。
光り輝く魔法の弾が、あわあわしているだけで避けようともしない黒タイツたち目がけて飛んでゆく。

伊織「………スプリット!」

いちばん先頭のやつに着弾する少し手前のところで、小さく指を鳴らす。
その音に反応したかのように、シャインボールがビー玉くらいのサイズに一気に分裂し、
固まっていた黒ずくめたちほぼ全員にきれいに炸裂した。

「「「ウッギャァアーーッ!」」」

春香「すっ、すごい……!い、伊織、それ、どうやったの!?あとでわたしにも教えて?」

聞き苦しい絶叫がこだまする中で、いつの間にかすぐそばまで来ていた春香が声をはずませる。
先輩のくせにあんた、こんなのも知らないの?……と言いかけそうになったけれど、それは止めておいた。
まったく、世話の焼けるリーダー様なんだから。




ひとつの大きなシャインボールを細かい弾に分裂させて、いっぺんにたくさんの敵をやっつける……
そんなことができるなんて、全然知りませんでした。伊織はわたしよりずっとしっかりしてます。
ただ、イソギンチャクさん♥♥にシャインボールがばっちり当たったときには消滅させられてたはずだけど、
いまの場合みたいに人が相手だと、そこまではいかないみたいです。

………身体の調子が、やっぱり変です。おなかの奥のほうや胸もとが、すごく熱を持っている感じで、
自然と呼吸が早くなっているのが自分でもわかりました。それに頭が…、なんか、ふわふわしちゃう、っていうか……

そうこうしているうちに、さっき向こうの方から現れた、新たな黒タイツの人たちが近づいてきました。
なんとなくですけど……こっちは、今まで戦ってた人たちに比べて、全体的に体格のいい人が多いような気がします。

伊織「………敵は叩けるうちに全力で叩いとけ、ってね。もう一丁っ、シャインボール!」

最初の散弾シャインボールを受けた人たちがまだ起き上がらないうちに、もう次の集中を始めていた伊織が
新しくやって来ているグループにも向けてシャインボールを放ちました。
ぐんぐんと迫ってくる光弾を前にして、黒タイツさんたちはまた身動き一つとれなくなっているみたいで…… あれ?

さっきの、どうしていいかわからないうちに直撃を受けた、というのと、少し雰囲気が違うような……あの人たち、笑って、る?

伊織「スプリット!」

伊織は気づいていないのか、さっきと同じように指をぱちんと鳴らしました。
その瞬間にシャインボールが小さく分かれて飛び散り、一発一発が新しく来た黒ずくめの人たちに直進します。

伊織「………なっ!?」

そして、何人かが手でハエでも追い払うみたいにして光の弾を弾き飛ばし、人によっては避けすらせずに、顔や身体で受け止めました。

「おー………見た目前と完全にいっしょじゃねーか!と思ったけど、すげえな、新型」
「だなぁ。でもどうせ改良するなら、この黒タイツ風のはやめて、こう、かっこいいスーツとかにしてくれりゃいいのに」
「うわ…あーあ、お前死んだな。このデザイン、響様じきじきに『悪の組織の戦闘員なら絶対これ!』って主張したやつらしいぞ」
「………マジ?」

たったいま、伊織の小型シャインボールを叩きつけられたことを気にもしていない様子で雑談する、新手の黒タイツさんたち。
見た目じゃぜんぜんわからないけど、あの人たちの着てるタイツは今までのとなにか、違うってことみたいです…!

「タイツ風でいいじゃん別に。着やすいし上下これで揃うし、俺は好きだけどな」
「それに、見た目より大事なのは機能だろ。実用化してくれた幹部の律子様には、足向けて寝られ……」

伊織「ちょっ…、そこのアンタ!待ちなさい、今なんて言ったの!?」

「あ……?なんだよ、シャイニング・イオリちゃん。「幹部の律子様」が、どうかしたか?」

伊織が声をかけた黒タイツの人が、にやにや笑いながら言って、それきり伊織は黙り込んでしまいました。
………幹部?律子さんが、ブラックジャンボの……幹部!?

春香(ど、どうして……!?そう、そうだ、そもそもきょう………なんで真と亜美と、真美だけしかいなかったの!?)

わたし………… なにか大事なことを、忘れちゃってる気がします。
でも思い出そうと焦るほど記憶がぼんやりしてきて………、それに、身体のあついのが、また、ひどく、っ……




頭に血が上る、という言葉の意味を、身をもってわかった気がした。
真っ赤に燃え上がったわたしの血がどんどん足からのぼってきて、視界まで真っ赤に染まりそうな錯覚をおぼえる。

理解はできてるつもりだった。状況からして、そうとしか考えられなかった。
だけど、「幹部の律子様」と、当のブラックジャンボの下っ端から言われるまで、どこかで、それは嘘だと思っていた。
信じていたかった。律子もあずさも、それに貴音も、本当はどこかで無事でいるって。

伊織(幹部………この分じゃ、たぶん、あずさも、貴音も……!!)

病み上がりどころじゃない春香と千早を駆り出すという話にくわえ、知りたくなかった現実を見せつけられて
わたしの怒りはすでに臨界一歩手前のところにまで来ていた。この黒タイツどもを相手に晴らさないと、気が済まない!

伊織(シャインボールが、無効化された……つまり、あのタイツ、防御力が改善されてるってことね………)

さっきよりだいぶ距離が近づいている分、今からシャインボールを叩き込むのには少し不安がある。
それに、この新手の集団は見たところ、最初のグループに比べて長身だったり、がっしりした感じだったりするやつが多い。
わたしはともかく、近づかれたら春香のほうが対処しきれなくなる可能性がある。

伊織(…なら、近づかれる前にこっちから!飛び道具がだめでも、マジシャンのパンチやキック直接ならどうっ!?)

多少マシになっているらしいとはいえ、しょせんはタイツだ。
強化されているマジシャンの近接攻撃に耐えられるわけがないじゃない!

伊織「春香!フォローお願い、あんたは距離とんなさいっ!」

春香「え!?…う、うん、わかった、しゃ、シャインボール!」

春香が後退しながら威嚇のシャインボールを放つ。
舐めきっているのだろう、先頭のやつは飛んでくるのを避けるつもりもないらしい。
ボールの着弾とタイミングを合わせてわたしはそいつに駆け寄り、

伊織「食らいなさあうぅっっ!?」

春香「………うそ、っ、伊織!?伊織ぃっ!」

カウンターで拳をみぞおちに叩きこまれ、肺の中の空気を思いきり搾り出される。
マジシャンの加護のおかげで、痛みはおさえられてるけど、衝撃と、酸素不足までは……っ、

伊織「あ、っぐ!?がっ、い、ぃ……!」

「へへ、つーかまえた。飛んで火に入るシャイニング・イオリ、ってか」
「あれだ。俺らのこと、いつもの黒ずくめと思って油断してたろ」
「新型タイツの試験も兼ねた実験部隊様だぜ?脳筋の身体スペック、なめんなよ」

かんぬきをかけるみたいにして腰の上あたりを腕ごと、男の両腕で締め上げられ、そのまま吊り上げられる。
痛い……のは、まだがまんできる、でも、息……が………!

「この新型な?触れたとこで、魔力を相殺するようにできてるらしいんだ」
「詳しい仕組みはわかんねーけどな。だから飛び道具なんか、もう効かねえよ」
「でも俺ら的にもっと重要なのは……ようやく、マジシャンに直接触れるってことさ!こんな風になぁ!」

ぎゃははは、と男たちが一斉に笑い声を上げる。
また怒りに我を忘れそうになった瞬間、わたしはこの状況を一発で打開する方法をひらめいた。

伊織(春香……春香、すぐやるわ、ユニゾンソウル、よ!!)

春香(伊織っ!………うんっ、わかった!)

必死の思いで送ったテレパシーはすぐ春香に届き、そして春香は即座にわたしの意図を理解する。

わたしを捕えた先頭の男含め、新しくやってきた黒づくめたちは固まったまま移動していない。
この位置なら、わたしの「フラッシング・ブラウ」で一掃できる。

春香と千早のひどい有様を見てわたしが覚醒したとき、無意識に発動させた「フラッシング・ブラウ」は
わたしの身体……特に頭のあたりを中心に全方位へ光線を放つ、いわば切り札だった。
使った後はしばらく立っていられないレベルで消耗してしまうのが難点だけど、かまわない。
あとは、人間相手に使うのは初めてなので相手がどうなるかわからないが、この技で味方に影響は出ないし
どうせブラックジャンボにいるような連中、どうなったって問題はないはず!

ただ、念には念を入れて、春香とのユニゾンソウル・シンクロナイズで強化してから放つことにした。
それくらいまでは、締め上げられても、まだ意識を保てる。保ってみせる。

伊織(ま、まだ…なの、っ、春香……)

春香(もうちょっと………おまたせ伊織もう大丈夫っ!!)

伊織「……あんた、こそ、わたしたち相手に、油断した、わね」

「あ?」

わたしの言葉に、わたしを捕えたままの男が、怪訝そうな目をこっちに向ける。
その顔に向けて、せいぜい憎たらしく見えることを祈りつつ笑いをうかべ、そしてわたしと春香は同時に叫んだ。

「「ユニゾンソウル・シンクロナイズ!!」」

「……うぉ!?くそっ!」
「ちょっ、これはやべえって!そいつ早くオトせ馬鹿!!」
「間に合うわけねえだろ!?来るぞ、構え………」

男たちが一転して焦り出す声を聞いて、心から、ざまあみろ、と思う。

そうしているうちに、わたしの身体が瞬間的に眩しい光に包まれ、

伊織「遅いのよ。今度こそ、食らいなさい!フラッシン」

わたしは勝利を確信して技を発動させようとし、そしてさっきの怒り以上に、激しい熱に襲われた。




伊織「あ、あ、ぁんっ!?な、に、これぇ、からだ、おかし……くぅ! おなか、むね……がぁ、っ」

フラッシング・ブラウをまさに放とうとしたところで、伊織が急に叫び始めました。
それだけじゃなくて、伊織を抱え上げるみたいにしてる黒タイツの人の腕の中で、小柄な身体を激しくよじっています。

「な、なんだ!?」
「いやチャンスだろうが、さっさと締めてオトせって!」
「どうしたんだ?誰かなんかしたのか?」
「………おいあれ、シャイニング・ハルカも、様子がおかしいぞ」

春香(うぁぁ……っ、これだめぇ、っ…!伊織が、締めつけられてる、部分から………っ♥)

伊織とのユニゾンソウルが接続された瞬間、それを見計らったようなタイミングで、
わたしの身体の奥でじりじりとくすぶっていた熱がいきなり、しかも今までにないくらい強く、燃え上がって、しまいました。
その存在を知って、意識できていたわたしはまだしも、大技を放つ直前で完全に不意打ちを受けた伊織は
抵抗する間もなくその波に翻弄され、もがきながら叫ぶだけになってしまいます。

伊織「ああぁっ………あ、っひ……」

ぴくぴくと身体を痙攣させている、伊織。わたしのせいで危ない目に遭ってるんだから、助けなきゃ……!

「これって、ふたりとも感じてる、よなぁ…」
「ここまでいくともう、発情してるってレベルだと思うわ、俺」
「あー、わかった。つまりだ、こいつら、俺らのこと誘ってんだな?」

足にほとんど力が入らず、がくがく震えるわたしに、いやらしい笑いを浮かべた黒タイツの人たちがゆっくり近づいてきます………



亜美「……っにーちゃんっ、大変っ、おねがい助けてぇぇっ!」

小鳥「ぴぃぃっ!?……あ、亜美ちゃん?どうしたの!?春香ちゃんと伊織ちゃんは……」

亜美「あ、ピヨちゃんっ、そのはるるんといおりんが危ないんだよぉ!いますぐ助けを……あれ、にーちゃんどこ!?」

事務所に駆け込んでくるなりわめきたてる亜美に、小鳥は驚いた顔を見せたのち、すぐに表情を曇らせる。

小鳥「プロデューサーさんはいま、真ちゃんと一緒に、雪歩ちゃんのところへ……亜美ちゃん、まず場所がどのあたりか教えて!」

伊織「くっ、こ、この、放せ、放しなさいってばぁっ!!」

わたしの見ている前で、わたしと同じように黒タイツの人に押さえつけられている伊織が叫びます。
周りの黒い人だかりはみんなにやにや笑っているだけで、返事もしません。

あのあと、ろくな抵抗もできずに捕まってしまった伊織とわたしは、黒ずくめたちの手で
どこかの工場跡みたいなところへ連れてこられていました。屋根や壁がいちおうある、という程度で、
とても人が住んでたり、日常的に作業が行われていたりする場所には見えません。
ここには、最初にわたしたちと戦っていたほうの黒タイツの人たち……旧型?を着てる人たちも
もちろん一緒に来ていたので、わたしたち二人のほかに百人近くいるんじゃないか、と思えるほどの人数でした。

「いやほんと、新型さまさまだな。二人もいっぺんに捕獲できちまうなんて」
「俺、誤解してた。黒タイツのこと好きになってきたわ」
「現金なやっちゃな。まあ、俺もだけど」

後ろから抱きかかえられるみたいにして、男の人の腕を前に回されているだけなのに、
なぜか、生身のときの何倍、何十倍にも強くなっているはずの力で抜け出すことができません。
それにこの姿勢だと、背中とか、お尻のあたりにも……
後ろにいる黒タイツさんの身体がぴったり触れてきて、暑苦しいし、気持ち悪いよぉ…!

「実際マジシャンに直接触れてみて、どうよ?俺らの旧タイツだと、くっそ痛いとか聞いたけど」
「あー、ちょっとぴりぴりするような感じ……がある、ような気もする。でも気にするほどじゃねーな」
「というか、慣れてくるとむしろ気持ちいいかもしれん。整骨院のマッサージみたいな」

わたしと伊織を押さえつけているふたりがそれぞれ返事をしました。
見た感じはただの黒タイツなのに、魔力を相殺する機能がある、というのは、どうやらホントみたいです。
だからわたしたちの、シャインマジシャンとしての加護や魔法が効きづらいんだと思います。

「さてと、そしたら、そろそろお楽しみといこうぜ」

新型を着ている中でも体格のいい、リーダーっぽい人………最初に伊織を捕まえて、締め上げていた人が言いました。
それを合図にして、まわりの人の輪がじりじりと狭まってきます。

春香「いやぁっ、そんな…何するの!?」

伊織「やめ、やめなさいよっ、やだ……く、来るなぁっ!!」

「安心しな、すぐに一緒に楽しくなるように、気持ちよくしてやるから」

リーダー格がそう言って、なにか合図を手で送ると、周りの人たちが一斉に伊織に群がり始めました。

伊織「ひっ!?いやっ、いやぁあぁーーーっ!?」

……どうして、わたしには何もしないんだろう、なにも、「してくれないんだろう」、という思いが頭をよぎったのを、なんとか、打ち消します。

春香「い、伊織っ、伊織ぃぃ!?や、やめて、伊織にひどいことしないでください!?」

自分の心をごまかしたくて、わたしは必死になって叫びました。

「だってさぁ。シャイニング・ハルカちゃんはスライムじゃないと満足できないんだろ?」
「そーそー、俺らのチ○コは精液しか出せねーから。媚薬粘液とか出ねえの。ぎゃはは!」
「それかシャイニング・チハヤちゃん相手じゃないとダメ、とかな。シャイニング・イオリはお呼びじゃねえってわけだ」

口々に返ってくる返事………でも、なにを言われているのか、まったくわかりません。

春香(どうしてここで、千早ちゃんの名前が出てくるの……?それに、スライムとか、なんとか粘液とか……なんの、はなし?)

すごく下品なことを言われているのはいちおう理解できても、意味がわかりません。
……わからない、のに。お腹の下のほうが、今まで以上に、燃えるみたいに熱くなってしまい、ます。

春香(………うそ、っ…これ、わたし………やだっ、ぬ、濡れ、てる……♥)

自分の身体のことはもちろん、意識とか記憶とかまで、どうなっているのか、ぜんぜんわからなくなりました。




「えーと。最初にひとつ約束しとくぞ、シャイニング・イオリ」

伊織「ぅっ、ぐ、このぉ……… 約束?」

なんとか身体を自由にしようと、それに、身体の中を焦がしてくるみたいな熱をごまかそうと、もがいているところに話しかけられた。
わたしが怪訝そうな顔をしているのが面白いのだろう、目の前のリーダー格の男がにやりと笑う。

「ああ。俺らは何があっても、いおりんの……もとい、シャイニング・イオリの処女は奪わない」

伊織「………はひ、っ!?」

あんまりにも理解不能なことを言われて、声が裏返るどころか、言葉ですらないものが口から出てきた。

「奪ってほしいとお願いされても絶対に、だ。………逆に言えば、それ以外はなんでもするから、その点は覚悟しとけよ」

返事もできないで呆然とするわたしに、男たちが一気に殺到した。

伊織「な、なに、なにを考え………きゃあぁああぁ!?」

周囲を囲む男たちが腰、というかおへその下あたりをいじくっていて、何をしているのか、と思った矢先。
そいつらの股間から、いっせいに、なにかが飛び出してくる。

伊織「ちょ……っ、気色悪いっ!?し、しまいなさい、そんなもの、見せないでぇ!」

肉色で、どれもこれも、持ち主の鼓動の動きに合わせるかのようにびくんびくんと跳ねて、動いている。
むわっとした臭気が立ち込めて、胸が悪くなりそうだし、鼻もおかしくなりそうだった。
こ、これ、こいつらの………だ、だん、男性器…っ、なんでこんなもの!?

伊織(やだっ、びくびくして………それに、あんな、太いもの、なの……?)

「じゃあまずは、いおりんのその可愛いお手々でかわいがってもらうかな~」
「手袋ははずさなくてもいいぜ。むしろ、付けたままのほうがいい」

伊織「はぁっ!?バカじゃないの、そんなこと、するわけないじゃない!!」

いろいろ考える前にまず反射的に、否定の言葉を叫んでいた。
当たり前じゃないの、なんでわたしが、こ、こんな気持ち悪いものを…しかも、手でなんて……!

「あー、そうなのか、残念………じゃあ俺、シャイニング・ハルカに慰めてもらおうっと」
「俺も俺も。あっちは手以外でも楽しめそうだからな」
「そうと決まりゃさっそく行こうぜ、順番、どうやって決めるよ?」

伊織「………っ!?」

驚くほどあっさりと男たちは引き下がり、そしてそのまま春香の方へ歩いていこうとする。

「……シャイニング・イオリも知ってんだろ?シャイニング・ハルカの身体が、おかしくなってること」
「その状態で俺らの相手したら、どうなっちまうだろうなぁ……?くくく、ま、いおりんには関係ねえか!」

わたしのそばに残っていた男たちが、追い打ちをかけるように、耳元で、不愉快な声で囁きかけてきた。

伊織(は、春香がいま、そんなこと、させられたら………!)

ユニゾンソウルが発動してからずっと、わたしの身体の調子がおかしいのは、ほぼ確実に春香の影響だった。
それも当然だと思う。だって、春香はあのスライムに、千早といっしょに……さんざん、犯され、て………
社長のいう薬程度でそれが完全に治るわけがないと今更悔やんでも、もう遅い。

伊織「………った、わよ」

「んんー?よく聞こえねえな」
「おーいお前ら、ちょっと待て。いおりんがなんか言ってるぞ」

囁いていた連中が口々に言い、立ち去りかけたやつらが足を止めて振り返った。
全員が全員、顔中にいやらしいにやにや笑いを張り付けている。

伊織(くぅ………こいつら、こうなるのをわかってて、わざと………)

黒ずくめの思うつぼになっている自覚はある。でも今は、意地を張っている場合じゃない。
わたしが……覚悟を決めないと、春香が、どうなるかわからないんだから。

伊織「その………わたしが、やってやる、から。戻んなさいよ」

「はー?いおりんがナニに何をやるって?」
「『戻んなさい』なんて穏やかじゃねえなあ。お願いされるなら、考えるけど」
「俺、はるるんのファンなんだ。ナマイキないおりんより、シャイニング・ハルカがいーなー」

顔から火が出る思いでやっと口にしたのに、即座にバカにしたような返事がぽんぽん飛んでくる。
そんな、だって、これ以上……わたしに、どう言えっていうの……?

わたしがまごついているうちに、立ち止まった連中がまたこっちに背を向けようとしていた。
今タイミングを逃したらもう、何を言っても止まってくれないかもしれない、春香がひどい目に遭うかもしれない……!
その恐怖に心臓をわしづかみにされた気がして、頭が真っ白になる。

伊織「も……戻ってきて、ください。わたしが、シャイニング・イオリが、手で、その……あんたたちの、も、モノを、相手するからぁ!!」

途切れ途切れに口にした言葉の意味を、言い切ってしばらくしてから理解して、それこそ顔から火が出る。

伊織(わたしっ、なんてこと口にして………で、でも春香のためなんだから、仕方ないじゃないっ!)

頭では理解してるつもりでも、恥ずかしくて情けなくて、顔が上げられない。
そのわたしの身体にふっと影が落ちた。

「いーおりん。まさか今さら、イヤとは言わないよな?」
「お願いされちゃあしょうがない。ただ『あんたたちの「モノ」』ってのはちょっと不満だな」
「すぐに正しい名前で呼べるようにしてやるぜ。さて、じゃあ、よろしく」

伊織「………あ、ぁ……」

にやにや笑いの男たちがずらりとわたしを取り囲み、股間のモノを突きつけていた。

伊織(う……っ、こ、これを、握る、の…?わたしが……)

わたしの左右、手を伸ばせばすぐ届く………届いてしまいそうな距離に、黒タイツがふたり仁王立ちしていた。
ご丁寧に腕を組んで、少し、腰を前に出して、股間の…モノ、が、ぐっと突き出されて………

心なしか、さっきよりも、少し大きくなっているように見えてしまう。
距離的に近くなったせいもあるだろうけど、それだけじゃなくて、膨らんでる、ような………

「どうしたんだよ、シャイニング・イオリ。俺ら、呼ばれたから来たんだけど」
「さっさと始めてくれよなぁ、じゃないとはるるんとこ行っちゃうぞ」

春香の名前が耳にまた入って、背筋が勝手にびくりと震えた。そう、春香よ、春香を守らなきゃダメ……

伊織(……し、所詮は、身体の一部…手とか足とかと同じよ、変わらない!握手会みたいなもの、これは身体の一部っ…!)

心の中でぶつぶつ唱えながら、ゆっくりと手を伸ばしていく。ほんとは触りたくない、でも握らないと、
触りたくない、握らなきゃ、気持ち悪い、またびくびくしてる、触らなきゃ、ああ、もう指届いちゃう……!

「おふ……ぅっ♪」
「ぐっ、お、なかなか、積極的だな?」

やっぱり緊張してるのと、加減がわからないのとで、思ったより力が入ってしまう。
ぎゅっと握った手のひらと指に熱く脈打つ感じがダイレクトに伝わってきて、思わず放り出しそうになるのを必死でこらえる。

伊織(ひいぃっ、ぐにぐに、びくびくして………やっぱり違うっ!これ、手とかと、ぜんぜん違うじゃない、気持ち悪いぃ!!)

「あ~~~~……手袋の生地感、たっまんねえぇ………」
「いおりんの手には、俺の、ちょっと太いか。指が微妙に届いてない感じすんな」

わたしの葛藤になんかぜんぜん気づいてない風で、黒タイツどもが好き勝手なことを言う。
こんなのなにがいいのか理解できないし、わかりたくもないし、早く終わりにしてほしいとしか思えない。

「………で、握っただけで終わり、なんてこたないよな?」

伊織「え………」

片方の黒タイツから話しかけられて思わずびくりとした。
握って終わりじゃない、って、言われても、これ以上なにがあるのか、わたしにはわからない。

伊織「……なによ、じゃあ、どうすればいいの?」

「ははは、本当に知らねえのかよ。さすがお嬢様は違うな」
「手でチ○コ相手するなら手コキに決まってんだろ、手・コ・キ」
「そーそー、その小さいお手々でシコシコってこするんだよ、チ○コを」

伊織「………!?」

外野から同時多発的に返事が返ってきて、また頭が真っ白になりかける。
これを、こする………手で、指で?

思わず、助けを求めるように周りを見ても、目に入る顔という顔はみんな、下卑た笑いを浮かべている。
わたしが動き始めるまで、いつまででも待つつもりだ、というのが一目でわかってしまった。

伊織(こする………ってことは、あんまり、強く握ってたらできない、から…)

指の力を軽く抜き、丸い棒状のソレが多少余裕を持って行き来できるくらいの空間をつくる。
その状態を保ったまま、わたしはゆっくりと、両手に握らされたモノをしごきはじめた。

「お♪……おぉっ、すべすべして、あったけぇ~………」
「ほんとに、初めてか?筋が、いいな、おい」

すっ、しゅっ、しゅるっ、と、わたしの手の中から、衣ずれみたいな音がする。
マジシャンに変身したとき手に着けてるグローブが、連中のモノとこすれて立てる音だ。

伊織(春香のため、春香のため、だから………う、うっ、こらえなさい、こらえなさいよ、わたし……!)

みじめすぎて、涙が出てきそうになるのを必死でがまんして、目線をできるだけ上げないまま、作業を続ける。
やがてわたしの手の中のモノが、最初のころよりもっと激しく震えてきて、そして黒タイツふたりの息が上がってきた。

「手袋、手袋いい……うっ、う、お、ぉ、やべっ、来た、来てる、っ」
「くそ、シャイニング・イオリ上手えな…っ!俺も、もう、イく、イきそ、だ」

伊織(な、なに…何言ってるのこいつら、来るって、行くって、なにが……!?)

目の前の男たちは、自分でも腰をかくかくと前後に、無様に動かし始める。
その意味もわからなくて、ただ機械的に手を動かすのを続けているわたしを尻目に、二人が声を揃えて叫んだ。

「おぁあぁあっ、ダメだもう出るっ!!」
「い、イク!シャイニング・イオリにかけてやるっ」

伊織「え……っ!?きゃぁあぁっ、いやっ、あ、熱いいいっ!?」

顔に突然、焼けるような熱さのなにかがべったりと張り付いて、反射的に目を閉じてしまう。

「おほぉぉ~~………あぁ、めっちゃ出た…」
「あ”ーー…… ふぅ、っ。さすが、お嬢様はなんでもソツなくこなすんだな」

伊織「ひっ、な、なにこれっ!?ねばねばして熱いっ、それに、臭い……!取って、これ取ってぇ!」

黒タイツたちがなにか言っているのもほとんど耳に入らなかった。
顔、ほっぺたのあたりに何か、べとべとするものが飛び散ってへばりついていて、
ひどいにおいがするし、なにより熱すぎる、気持ち悪い……!!

「……ほんとにそれがなんなのか、知らないのかね。勉強不足じゃねえの、おジョーサマ」
「理科、苦手なのか?男がイクとき出すもんつったら精液以外にねえだろ。……あ、理科じゃねえ、保健かこれ」

伊織「え………?」

「だーから、精液、精子だよ。赤ちゃんのもと。いおりんもこれから生まれたんだぜ?」
「ひょっとして、英語じゃないとダメか?ザーメン、っていえばわかる?」
「それ英語じゃなくね?」
「るっせ、こまけえんだよ、伝わればいいだろ」

伊織(男、の……精子、精液、っ…!?う、うそ、わたし、そんなの、かけられて……)

伊織「い、いやぁあぁ!?やだっ気持ち悪いっ、汚いぃ!拭いて、拭かせてぇ!!」

いっそ、正体を知らされないほうが、まだマシだったかもしれなかった。
授業とかで、聞いたことはあるし、知識としてはもちろん知ってはいた、けれど………
こんなに熱くて、こんなにべとべとしてて、そしてこんなに臭いなんて知らないっ、知りたくなんかない!

「拭いても無駄だって、いおりん。だってこれから、もっともっと精液かけられるんだから」

ずらっと並んで、揃って男性器を露出させている男たち、その意味するところがわかってしまい、
わたしは瞬間的になにも考えられなくなってしまう。

伊織(まさか、こいつらの……これ、全部、今みたいにしろ、ってこと!?)

またパニックになって、叫び散らしかけて―――少し離れたところで押さえつけられたまま、
こっちを心配そうな目でじっと見つめている春香と、目が合った。

伊織(……っ、そう、忘れちゃだめ…わたしが下手なまねしたら、春香が危ない…)

春香は目に涙をいっぱい溜めて、後ろの男から逃れようと身をよじっている。
もちろんそれだけで解放されるような甘い相手じゃないけれど、その抗う気持ちだけでも十分だった。

伊織(もう春香は、十分すぎるくらいひどい目に遭ったんだから……今度はわたしが、耐えなくて、どうすんのよ!)

伊織「………いい、わよ。こんなのがいいなんて、ほんと、変態どもね。ほら次、来なさいよ?」

あえて挑発的に、できるだけ黒タイツが乗ってきそうな感じで、指を動かしながら言ってやる。
一瞬の間があってから、たちまち、わたしの左右に、順番待ちの列ができ始めた。




「うぁ……すげっ、グローブ気持ちいいっ!出るっ出ちまう、うおぉぉ」
「いおりんの手っ、気持ちいい、も、もう……イくっ、可愛い顔に出しちまう!」

伊織「ん、んん、っ……! ふ……ふんっ、もう終わり?だらしないわね」

………お顔をべとべとに汚された伊織が、三組目の黒タイツの人たちの相手を終えました。
いつも以上にわざと強気に、生意気な感じで振舞っているのが、見ていてよくわかります。

春香(ああ、伊織、ごめんねっ……わたしが、わたしの、せいで………)

伊織が黒ずくめの人たちの相手をしてくれているから、わたしが手を出されずにいる、という事実に
胸が押しつぶされそうになります。あのプライドの高い伊織が、こんないやらしいことを
言われるままにやらされ、耐えているのに、わたしはただ心の中で謝り、応援しながら、見てることしかできなくて………

なのに、どうして。

春香(あぁ……ってのひら熱いっ、指も、お顔も………♥♥き、きもち、いぃ……!)

ユニゾンしている伊織のしている行為をぜんぶ、わたしも一緒にやっている感じでした。
伊織が一生懸命、男の人たちのあそこを小さな手でこすり、しごいているのを見せられながら、
動かしていないはずの手と指で、同じことをして、そしてお顔に、熱々の白いお○んちん液をかけられる錯覚。
それを三組分も味わってしまって、押さえつけられているのに………身体があつくて、勝手に、動いてしまいます…

「………シャイニング・ハルカちゃんはずいぶん出来上がってきてるな。へへ、でも、まだまだだ」

ひそひそ声で耳元で囁かれても、わたしは返事すらできませんでした。

九組目のふたりが情けない声を上げて、またわたしの手の中で、股間のモノを激しく波打たせる。
できるだけ自然な動きで顔をそらし、先端から飛んでくるべたべたしたのが極力かからないように避けた。
慣れれば、なんとかなるじゃない。………こんなことに、慣れたくなかったけど。

伊織「……なぁに、あんたたち、飛び切り早かったわね」

いちいち憎まれ口を叩くのは、どっちかといえば、自分を鼓舞する意味合いが強い。
こんな連中になんか死んでも負けるわけにはいかなかった。

伊織(このまま時間を稼いでいれば、亜美経由か、それともほかのマジシャンの誰かが気づいて、助けに来てくれるはず…!)

それを心の支えにして、わたしは軽く深呼吸すると次の、十組目の男たちをにらみつける。

伊織「さあ、来なさいよ。このシャイニング・イオリちゃんに相手してもらえるんだから、光栄に思いなさいよね」

「よっしゃあ!」
「身に余る光栄ですぞ、いおりーん!!」
「それじゃ、遠慮なく」

伊織「っ!?」

左右は左右でも前からじゃなくて、斜め後ろ辺りからいきなり声がした。
ぎょっとしている間もなく、頭を引っ張られる感じがする。いや、頭じゃなくて、これは……

伊織「ちょっ……なにすんのよ!?やめなさいっ、髪、引っ張らないで!」

その瞬間だけは演技の強気じゃなく、思わず素が出てしまった。
はっきり見えないけど、何人かの黒タイツがわたしの後ろから近付いて、それぞれ髪を引っ張っていた。
抜けるほど強くはないとはいえ、こんなことされたら傷んじゃうし、そもそも、こんなやつらに大事な髪を触られたく………

「あ”ぁーーーっ……さらさらして、気持ちいい~~」
「さ、先っぽに、ちょっとチクチクする感じがたまらんでござるぅ!」
「巻き付いてくる、おっふ…♪ いおりんが、絡みついてる……」

伊織「え………っ、ひ、な、何考えて、っ!?いやぁぁっ!やめて、ほどいて!そんな、そんなことに使わないでぇぇえ!!」

むっとする臭いが後頭部のほうから思いきり漂ってきて、男たちのうっとりした気持ちの悪い声が聞こえてきて、
見えなくても、いま、何をされているかが、はっきりわかる。わかりたくないのにわかってしまう。

伊織「やだ、やぁっ、髪はやめてっ!髪でこするなんていやぁああぁ!?」

わたしの髪を勝手に手に取った黒タイツたちが、自分のモノにそれぞれ巻き付けて、こすりつけている。
手袋のときと微妙に違う、しょりっ、しょりっという感じの音が耳のすぐ近くで何度も聞こえ、気が狂いそうだった。

「ほーらいおりん、お手々がお留守でちゅよー。シコシコ忘れないでねー」
「さっきまでのナマイキぶりはどうしちゃったんでしゅかー?それより、ちゃんと握ってくんないと」

伊織「ひ、っ…!そ、そう、手で、手でいくらでもしごくから、しごいてあげるからぁ!髪はっ、髪はだめぇ!」

前から寄って来た男たちに、左右の手それぞれにモノを握らされ、しごきながら後ろの連中に必死で懇願する。
返ってきたのは、今まで何度も聞いた、そして今いちばん聞きたくない、切羽詰まった声の数々だった。

「さらさらいおりんヘアーにぶっかける……っ、イく、イっちま、う!」
「ふひっ、拙者、拙者もうっ、お、ぉっ、キタ、キタァァ!」
「髪コキすげえっ!髪っ、いおりんの髪でイく、髪、あぁ、かみぃぃっ」

伊織「やめなさいっ、やだ、やだやめてってばぁ!!変態っこの変態いぃ!やめてぇぇえ!!!」

ぶびゅぐっ、びゅるるっ、ごぶっ……びゅく、びゅくっ、どぴゅっ、どぶぅ……

伊織「いっ、いやぁあぁぁあああぁ!!!!」

手でしていたときは、耳から距離がある分、脈打つ動きを指や、手のひらで感じさせられても、音は聞こえなかった。
でも、この距離じゃ……髪のそば、というかむしろ、髪の中にまでモノを突っ込まれてる、この状態じゃ………

伊織「ひぃっ、頭熱い、いやっ、根元まで来てるぅ!?いやぁっ、もう止めて、髪に出すのだめええ!!」

「イく、まだイク………っ、全部、全部出してやるぅ」
「あ……ふぅ。大丈夫ですぞ、いおりん。これはたんぱく質ですから」
「そう、そ……うっ!コラーゲン……じゃ、ねえ、キューティクル?とか、ほら、ああいう、うっ!」

伊織「いや、ぁあ………ひどい…髪、髪よごさないでって、いったのに、ひぐっ、うぇ、ええ……」

あまりのショックに、泣いてはいけない、と強く思うのが間に合わず、一滴涙がこぼれたら、あとはもう止められなかった。

伊織(こんな、こんなの……頭、おかしいんじゃないの……っ、髪で、なんて…!ど、どうして、こんなこと、わたしが…!)

「あれれー、いきなり、泣いちゃって。強気な、いおりんは、どこ行っちゃったのかなー……うっ!」
「涙なんて、おふぅ…っ、アイドルには、似合わんでしょ。これで、ごまかしてや、るっ」

伊織「ふぇ…っ?い、いやぁっ!」

手で相手させられていた黒タイツたちのモノがまた熱い精液を吐き出し、まともに顔に浴びてしまう。
そしてその程度の量じゃ、わたしが流す涙をごまかすことはとてもできなかった。

「くひいっ、たまらん、このしっとり吸い付く感じっ、最高だぁ……!」
「ぷにゅぷにゅして気持ちいいっ、素股よりいい、くぅぅ、マ○コよりいいぞっ」

伊織「ひあぁぁっ!?いやっ、あ、熱いっ、だめえ!な、なんで、わき、なんかぁ…」

膝立ちの姿勢で、右手は頭上に上げさせられ、左手は体側に下ろさせられた状態を伊織は強いられていた。
そして、開いた右の腋下に黒タイツのひとりが鼻息荒くイチモツをこすりつけ、
左のやわらかな二の腕と腋の肉の間にも同様に、別の黒ずくめが男根を挟みこませている。

「さっすが、ムダ毛処理も、ばっちり……すべすべで、イクっ、おっふっ」
「腋マ○コっ、いおりんの、腋○ンコぉお!おおっ、金玉、空にしてやる、ぅぅう!」

伊織「や、め……っ、やめなさい、やめて、お願いやめて!もう出さないで、出しちゃいやぁっ!」

必死に射精を止めさせようとする伊織の哀願は男たちの嗜虐心をそそる材料にしかならず、
伊織の腋を愉しんでいた二人は雄たけびをあげ、腋下のくぼみを狙って熱い牡汁をたっぷりと吐き出す。

伊織「ひぃぃぃっ……!ぐちゅぐちゅ…するぅ、気持ち悪い、も、いやぁ……」

目に涙を浮かべてうわごとのようにつぶやく伊織の顔は、すっかり涙とは別の液にまみれさせられていた。

処女には絶対に手を出さないかわり、それ以外のことはなんでもする、との宣言通り、
ブラックジャンボの戦闘員たち……新型スーツを装備した実験部隊は伊織の全身をくまなく性処理に用いていた。
手に肉棒を握らせるのは当然として、さらさらのロングヘアを男根に巻きつけて刺激するのに使い、
腋の下のくぼみですらペニスをこすりつけ、あるいは女性器がわりにもてあそぶ。

そして今、伊織が思いもかけなかった部位がまた、男たちの欲望の餌食になろうとしていた。

「よいしょ、っと」

伊織「きゃ、っ!?」

両方の腋下にたっぷりと射精され、放心していた伊織を黒ずくめのひとりが抱え上げる。
正面から両腕ごと拘束するかたちで抱きつかれて持ち上げられ、伊織は相撲の鯖折に近い姿勢を強いられてしまう。

伊織「こ、今度はなにするつもり!?もう、もういいでしょ、もうやめてぇ!」

ヒステリックな叫びはしかし、すでに強気の演技の仮面をはがされ、伊織の素に戻ってしまっていた。
恐怖に身をすくませる伊織の後ろから、別の黒タイツが近づいてくる。

「サンキュ。ちょっとそのまま支えててくれな」

伊織を抱えた同僚にそう言うと、寄って来た男は伊織の左の足先をつかみ、関節の方向にそっと折り曲げる。

伊織(あ、足、を………?左足だけ、正座する、みたいな……)

ひざを軸に左の足先がお尻につくように曲げさせられ、宙に浮かされた伊織はただ困惑する。

「ひざ裏コキってやってみたかったんだ……いよ、っと!」

伊織「ひにゃぁあっ!!」

手や腋でさんざん覚えさせられた熱く脈打つ円柱の感触が、左のひざの真後ろ、肉と肉の間にいきなり割り込んできて、
伊織は反射的に意味をなさない叫びを上げてしまう。

「お、おっ♪腋とは、また違って……ちょっと、筋っぽい感じで、これは、これでっ!」

伊織「変態ぃっ、変態へんたいぃ!!やめてっ、ひざ……なに、なに考えてるのぉっ!?バカぁっ、ド変態ぃぃ!!」

腋でも理解など到底できなかったところに、ひざ、しかもその裏で肉棒を挟みこまされ、伊織の混乱はさらに深まってしまう。
心からの罵りである叫びはしかし、男をむしろ喜ばせるだけだった。

「でも、こんな変態プレイに付き合ってくれるの、いおりんだけ、だからな。おらっ、おらっ」

先走りを潤滑油がわりに、男は女性器に見立てた伊織のひざ裏を犯しながら嬉々として言う。

伊織「ち、ちがっ……わたしは、変態なんかじゃっ、あぁっ熱っ、やだ、出しちゃだめっいやぁああぁ!」

必死に抗議する伊織の声は、ひざ裏で果てた男の精液の熱さの前に途切れさせられた。




伊織「ぐすっ……もう、やだ………っ、精液かけないで、え、ひうぅ!!」

「………っ、ふいぃーー。次はどこにするよ」
「ううっ! ……実は俺、手、まだなんだ。オーソドックスにいくわ」

一通り、伊織の身体のあちこちを嬲った男たちは、改めて手での奉仕を強い始めた。
気力をすっかり殺がれ言葉少なになった伊織はぽろぽろと涙をこぼしながら、ただ機械的に手を動かす。

春香(あ、ああ、ひどい………伊織、もう、お顔も、手も……衣装まで、あちこちべとべとで、真っ白に…)

伊織が身体じゅうで受けた数々の射精責めを、ユニゾン状態で残らず共有させられた春香も
肌のあちこちを汚す精液の熱さに、それ以上に自分の中で燃え上がる得体のしれない熱に、身を震わせる。

春香(あんな、に………ぁあっ、あんなにお○んぽで汚されたら、もう、おかしく、なっちゃう…♥♥)

「おかしくなる」のは果たして誰なのか、無意識に主語を省略していることには気づかないふりをして、
熱くなりすぎた身体をもてあました春香はついに、抑えられなくなった叫び声を上げた。

春香「…も、もう、伊織にひどいこと、しないでください……わたし……わたしが、かわりになりますからっ!!」

予想外に響いたその叫びに、春香以外の全員がいっせいに目を向ける。
真っ先に声を上げたのは、疲れきったのを通り越して寝ぼけ眼にすら見える目つきの伊織だった。

伊織「だ……め、よ、春、香………あんた、そんなこと、したら……」

「そうだぜ、シャイニング・ハルカちゃん。いおりんの言う通りだ」

春香を後ろから押さえている男がまた、耳元に口を寄せ、ほかの誰にも聞こえないように低い声でささやいた。
耳から脳までじっとり染み込んできそうな響きだけで、春香は全身がぶるりと震えてしまう。

「俺ら、シャイニング・イオリについては処女奪うな、って響様に言われてるけど…シャイニング・ハルカについては、何も言われてないんだ」

もはや声そのものがにやにやと笑っているかのような声色で、男は春香に語りかける。

「なのに、もう精液便所なりかけのいおりんのかわりをする、なんて言っちまったら……どうなると思う?」

春香「せ、精液、便所なんて…♥ …そんな………」

「いや、あれはどう見ても精液便所だろ?ともかく、おとなしく、いおりんがぐちゃぐちゃにされるの見といたほうがいいと思うぜぇ」


春香の頭の中で、湧き上がる熱と、なけなしの理性がぐるぐる渦を巻いていた。

春香(伊織は………ある意味、守られてるんだ、わたしと、違って…………)

手で奉仕させられ、髪に、腋に、ひざ裏にまで射精され、涙を流す伊織の姿が、脳裏をよぎる。

春香(でも、だからって、伊織にだけ辛い思い、させていいの?わたしの方がいちおう、マジシャンの、先輩なのに………)

自身がどれだけの酷い目に遭ったかは思い出すことができず、しかしその凌辱に起因する身体の熱だけはしっかりと春香を苛む。

春香(ユニゾンしてるから、わかる……伊織もきっと、身体、熱くてたまんないはず………っ♥♥助けて、あげなきゃ…♥)

結論ありきの破綻した論理に飛びつき、伊織のため、というお題目をもっともらしく唱えているだけなことに、春香の理性は気づけない。

春香(そうだ、伊織のため…だもん。わたしが、かわりに耐えればいい、そしたらお互い、熱いの、おさまるはず……♥♥♥)

イソギンチャクやスライムによって注がれ続けた媚薬粘液で、身も心も狂わされたシャイニング・ハルカは、妖艶に微笑んだ。


春香「い、いい、ですっ……それでも…」

「ん?なにがいいんだ、シャイニング・ハルカ?」

お互いにわかりきっていることを、あえて、黒タイツが聞き返す。
地獄の門を自分から開き、その中に今にも飛び込みかけていることに無自覚なふりをして、春香は小声で一気に言った。

春香「これは、伊織のため、だから……わたしが、伊織のかわりに、なります…、かわらせてくださいっ♥♥」

「へぇえ。なるほど、そこまで言われちゃ仕方ない。………おーい、お前らぁ!」

春香のひそやかな、そして決定的な敗北宣言を聞き届けた男は、ほかの全員に聞こえるように声を張り上げる。

「慈悲ぶかーいシャイニング・ハルカちゃんが、シャイニング・イオリのかわりをしてくれるとさ。こっち来いよ」

伊織「そん、な……!ダメっ、それだけは…………」

伊織が必死に絞り出す声は、いやらしい笑いをうかべ、あるいは隠そうともせず舌なめずりをしながら、
シャイニング・ハルカのもとへと向かっていく黒ずくめたちの足音に、たやすくかき消された。

「さあ、そしたらシャイニング・ハルカちゃん。まずは、シャイニング・イオリと同じことから頼むぜ」
「だよな、かわりをしてくれるって話なんだから、最初は手コキしてもらおう」

春香「あ……は、はぃ……っ、わかりました…」

目の前に、黒タイツの人たちがいっぱい集まってきて、そのうちの二人が、当然のようにお○んちんを突きつけてきます。
膝立ちになったわたしは、力を入れすぎないように気をつけながら、左右の手で、そっと握りました。

春香(伊織の……手から伝わった感じ、からすると、これくらい、かな…?)

考えてみたら、わたし、お口やお尻やお○んこでは何度も相手をしたけど、
手でおち○ちんをこするのって、あんまりやったことがありません。伊織と感覚を共有してて、よかったぁ……♥

春香「えっと、こんな感じ…で、だいじょうぶ、ですか……?」

「あぁ、いい感じだ……っ、はるるんも上手じゃん」
「俺はもう少し、強めに、握ってくれてもいい。あと、目線こっちにくれよ」

春香「目線………こう、で、いいですか?」

わたしは立ってる黒タイツさんの前でひざまずいてるので、必然的に上目遣いに見上げることになります。
言われたとおりにしてみると、笑顔を浮かべてこっちを見下ろしている目と、わたしの目が合いました。

「そう、その感じ、いいぜ。そのままゆっくり、手を動かして……」




先ほどまでの春香同様、男に後ろから抱きつくようにして拘束されながら、伊織はただ混乱していた。

伊織(なにっ、これ、なんで……!?わ、わたしもう何も握らされてないのにっ、手の中に、なにもないのにっ!?)

自分が男たちに取り巻かれ、身体のあちこちで奉仕されている時には感覚がそこまで及ばなかったが、
その責め苦から解放され、じっとしている状態になっている今の伊織には
春香がぎこちない手つきで男たちの陰茎に奉仕するその動きが、自分が体験しているもののように感じられる。

伊織(まさか……ユニゾンソウルの感覚共有、って、こんなのまで…じゃ、じゃあ、わたしがしてたこと、は!)

春香から自分への共有があるならば、逆方向、伊織から春香へも同様であることは想像に難くなかった。
これ以上、春香に辛い思いをさせたくない、その一心で自分が必死に耐えていた数々の行為が
実はすべてその春香にも伝わっていたことを今更ながら思い知らされ、伊織は愕然としてしまう。

伊織(………この、おかしくなりそうな、熱いのも…春香の、感覚、春香と、わたし、おなじ……っ)

自分の手でいやいやながら何本も相手したのと同じ、戦闘員たちのペニスのかたちや熱まで手のひらに感じとりつつ、
伊織は、春香が献身的ともいえる態度で続ける手淫奉仕を眺めることしかできない。

「あぁ”……シャイニング・ハルカの、手袋のほうが、ちょっと、ざらついて、刺激的…っ、うぅっ」
「よぉしはるるん、そのまま、俺、俺見てろよっ、そう、そうだ、ああイク!」

春香「きゃうぅ!…っぷぁ、えへへ、いっぱい、出ちゃいましたね♥」

伊織(やぁあぁっ!ま、また、顔……、かけられてないのに、熱いっ、こんな、こんなぁ!)

伊織との共感覚ではなく、実際に二人分の精液をぶちまけられ、春香はうっとりとした顔で言う。
その春香を見ていた伊織は、何度も浴びせられた熱さに反射的に目を閉じて顔を背け、
すでに男たちの吐き出した白濁でべとべとの顔が、今の熱さでさらに汚されたわけではない、ということをようやく思い出す。

「どうしたよ、シャイニング・イオリ、急に顔振ったりして。虫でもいたか、ん?」

伊織(そしたら…結局、どっちがしても、一緒じゃないの…!?わたし………今度は、わたしがぁっ!)

後ろの戦闘員がからかうように話しかけてくる言葉も聞こえず、伊織の身体がひとりでに震え始める。
その目の前で、さらに伊織を震撼させる状況が発生しようとしていた。

「シャイニング・ハルカは、いおりんの先輩なんだろ?なら、後輩ができなかったこともできるよなぁ?」

左右ですでにスタンバイしている黒ずくめと別に、春香の真正面に、含み笑いをしながら三人目の男が仁王立ちする。
もちろんその股間には、天を突きそうなほど反り返った男根が存在を主張していた。

春香(ああ…そうだ、わたし、伊織のかわりなんだもん。伊織ができなかったことも、しなきゃ、だめ、だよね……♥♥)

はっきり言葉で返事をするかわりに、春香は左右の男のペニスに手を差し伸べながら、ゆっくりと紅い唇を開いてOの字を形作る。

「う、っ、指、いいっ…… って、オイ、そっち、ありなのかよ!」
「俺は手が好き、だけどな…そうはるるん、もっと、早くしてくんね?」
「誰もダメとか言ってねーべ。さあ、シャイニング・ハルカ、たっぷりしゃぶってくれよ」

三人目の黒タイツは春香のこめかみあたりに自身の両手を添えると、屹立した肉棒を口の中へとねじこんでいく。

伊織(いやっ、いやっ、くち、口でなんて絶対いやぁぁ!?春香っやめなさい、おねがい、やめてえ!!)

真ん中で立ってる黒ずくめの前で、春香がゆっくりと口を開けた時点で、いやな予感はしていた。
で、でもまさか本当に、アレを………口に、くわえるなんて!

伊織(……!?)

左右のこめかみに、なにか触った感じがする。触ったというか、挟み込まれてるような。
それが春香の頭をつかんでいる男の手の感触だと気づいた時には、口を、見えない異物でいっぱいにされていた。

伊織(いやぁあああぁあ!!うそ、入ってきて…ほんとに入っちゃってる、春香の、くち、わたしの口いっ、汚されて……!)

ぐっぽ、ぐっぽ、といっそ間が抜けたような音をさせて、春香の頭に手を添えている男が腰を振っていた。
春香の口に、何度も何度も、そいつの………アレ、が、出入りしてるのが見えて、
そしてその出入りと合わせて、わたしの口の中にも、見えないけど…、棒みたいなのが出たり、入ったり!?

伊織(ひいぃっ、もう嫌っ!?そ、そうだ、噛んでやる、噛めば、これ……)

その実体がなんなのかとか、そんなことはどうでもよくて、口の中からこの感触を一刻も早く追い出したい、
ただその一心でわたしは歯を思いっきり噛み合わせようとした。でも………

伊織(なん、で………空振り、しちゃう噛めないっ!あるのに、口の中にあるのにぃっ、噛めない、どうしてえぇ!)

上の歯と下の歯ががつん、と音を立ててぶつかって、その間も、わたしの歯の存在を無視して、異物感が蠢き続ける。

伊織(春香ぁ!そいつに、やめさせてっ、噛みついて、噛んでやんなさいよぉ…!!)

わたしの必死の願いはたぶん、春香にそもそも届いてなかったし……
たぶん、いまの春香を見てるかぎり、届いてても、聞き入れてもらえるとは思えなかった。

「うぉ、おおっ、気持ちいい~っ、シャインマジシャン口ま○こ最高っ、おおぉ!」

その間も、春香の口にモノを突っ込んで好き勝手に動いていた男は、汚い声で叫んでいる。
春香は春香で、両手では左右の男のモノをしごきながら、懸命に口でも吸いついている、ように、見えてしまう。

「出すぞ……出すぞシャイニング・ハルカ、全部飲めよっいいなっ!?」

伊織(の………のめ?飲め、っていったの? なに、を………?)

真ん中の黒タイツが叫ぶように言い、春香の口を、頭を使う速度を一段と上げる。
その動きに合わせて揺さぶられてるのも忘れるくらい、わたしの頭は思考停止状態になっていた。

春香「~~~~っ、♥♥♥」

男の声を聞いた春香が、小さくうなずく動きをしたのが見えて、うなずくためにあごを引いたのを感覚で共有した瞬間、
口の中でびくびくと見えない棒が跳ね始める。手で握ってた時に、髪の中で、腋の下で、ひざの裏でも、味わわされた動き。

伊織(待っ―――)

誰にも聞こえない絶叫をわたしが心の中で上げた瞬間、黒タイツが腰をびくびく震わせて、春香の頭をぐっとつかむと
自分の腰、というか下腹部に、強く強く押し付けて………つかまれる感覚も押し付けられる力も、全部わたしにまで伝わってくる。

そして、伝わってくるのはそれだけじゃなくて、口の中のアレの先端から、熱くてねばねばしたなにかが発射される、みたいに―――

伊織(うええぇええっ!や、やだっ、吐かせて!お願いっ、神様、なんでもするからこれ吐き出させてええええ!!!)

どんなに願っても、そこに物理的に存在してないものを吐くことなんかできないのに、わたしはそんな単純なことにすら頭が回らない。
頭の中で叫んで喚いてるあいだにも、口の中でびくびくが止まらなくて、喉の奥が繰り返し、繰り返し熱いなにかで焼かれる。

伊織(いやああぁ………身体の中、まで………わたし、おなかのなかまで、汚れ………)




「っ、くぁ、っ……!へへっ、口ま○こよかったぜシャイニング・ハルカ。魔法少女やるよりフーゾクでも行けよ」

春香「ん……っ、そ、そんなの、だめです…んくっ!あ、でもほら、ちゃんと、飲みました…♥」

言われたことは、ちゃんと守らないといけません。伊織のかわりさせてってお願いしたの、わたしなんだから。

おなかに、今飲ませてもらったおち○ちん液……男の人の精液、がたっぷり入って、あったかい感じがします。

春香(あれ……?えっと、わたし、熱いの、冷ますために伊織のかわり、はじめたんじゃなかったっけ……?)

なんか引っかかる感じがした、ような……まあ、でも気持ちいいし、OKにしちゃいます。前向き、前向きっ♪
さっきまで二列だった黒タイツさんたちが、今では三列になって、きれいに並んでました。
ちょっと違うけど、握手会みたいなものです。さあ、がんばってお相手、しなくちゃ♥

………………
…………
……

春香「ふむぅぅ、んっ!んっ、んっ、ん…♥♥♥」

「ま、だ出るぞはるるん、たっぷり出すから、飲んでくれ、よっっ!」

喉の奥にびちゅびちゅ音を立てて、次の精液が流し込まれました。
これなら、どれだけ飲んでも入る気がしちゃいます。身体の熱さも、いい感じに高まってきました♪

「へばるには早いぞ、シャイニング・イオリ。先輩見習って、ちゃんと、飲めって………お、うぅ!」

伊織「むぶっ!?ん、んん”、んぅ~~~っ!おぶぅぅっ!!」

わたしのすぐ横で、伊織も、わたしと同じ、膝立ちの姿勢になっています。
そのお口にはお○んちんを奥まで嵌め込まれて、頭を押さえられてぐぽぐぽされていました。そこも、わたしと同じです。

黒タイツさんたちは、一部の人をのぞいて、みんなわたしの手より、お口のほうがいい、ってことで……
それだと効率が悪いから、伊織にも手伝ってもらうことになってました。
かわりをするとは言ったものの、わたしのお口はひとつしかないから仕方ありません。

お口の中が、二本分のおち○ちんが行ったり来たりする感覚に埋め尽くされていました。
伊織のお口のと、わたし自身のと、同時にくわえてる不思議な感じで、面白いし、気持ちいいです♥

伊織「けほっ、うえぇっ、げっほ……!ひ、やらぁ、もういやぁ………」

「あーあーまた吐いちゃって。シャイニング・ハルカ見てみろよ」

春香「んちゅっ……♥ …………ふえ?」

そう言われたとき、ちょうどわたしは、唇の端からつーっと垂れ落ちかけてた精液に気づいて
こぼさないように指でぬぐい、舐めとってるところでした。
そんなわたしを見て、伊織はすごく悲しそうな、怒ったような顔をして、それから叫びます。

伊織「は、春香……っ、正気に戻りなさいよぉ!?あんた、今なにしてるかわかってるの!?」

伊織がどうしてそんなに怒ってるのか、わたしにはよくわかりません。
きっと気づかないうちに、なにか、伊織を傷つけるようなことをしたり言ったりしちゃったんです。
わたしってやっぱりドジだから………

春香「ごめんね、伊織………手伝わせちゃって。後はできるだけ、わたしだけで済むように、がんばるから…」

伊織「そうじゃない、そうじゃないの春っ、うぶぅぅっ!ん、ふぐっ、うごぉ!?」

伊織はまだ何か言いたそうでしたけど、すぐにお○んちんをお口に入れられて、それ以上聞こえませんでした。

そうしてるうちに、こっちにも次の黒ずくめの人がやってきたので、わたしはゆっくりお口を開けました。




「ああっまたイク!シャインマジシャンの手コキでイクぅうっ!」
「そ、そう、指で、さきっぽほじってっ、ああっそれっ、く、くぅ………」
「顔にかけてやる、シャイニング・ハルカ、いくぞ、おらっ顔こっち向けろ!」

春香「ぷはっ、は、はいっ、ひゃあぁん♥♥」

一瞬前までお口に入っていたお○んちんが、顔のすぐ前でびゅくびゅく跳ねて、白い液を吐き出しています。
左右と合わせて三人分をいっぺんにお顔に浴びて、目のあたりにもかかりそうになって、あわててまぶたを閉じました。

今では伊織はまた休憩に戻っていて、少し離れたところに黒タイツさんと一緒にいました。
そういえばその伊織、わたしが射精してもらうのと同時に顔を動かす、変なクセがあるんです。おかしいなぁ…

なんで伊織が休憩なのかというと、また、伊織にはできないことをそろそろしてもらうから、というお話でした。
わたしが先輩として役に立てるのってこんなときくらいだから、がんばらないと。

「で、だ、シャイニング・ハルカちゃん。お願いがあるんだけど、もちろん、嫌なら拒否ってもらっていいから」

近づいてきた黒タイツさんがそんなことを言い出しました。
どうやら、さっきも言われた、伊織にはできないことのお話みたいです。

「ああ、実は………何人か、どうしても、はるるんとセックスしたい、って言って聞かないやつがいるんだよ」
「でもシャイニング・ハルカは魔法戦士だろ?さすがに迷惑だろうなー、と思って」

………うーん、ちょっと、ためらっちゃいます。
ただ、でも、たくさんお○んちんをしごいて、しゃぶって、そして精液もたっぷり飲ませてもらって、
…むしろ、まだ物足りないなあって。そんな気分だったのも、ほんとです。

なにより、からだがすごく、すごく熱くって………おま○こ、もう洪水みたいに、なってるし……♥♥

軽く深呼吸して、さすがに彼らの顔をまっすぐは見られないまま、小声で答えました。

春香「わ、わたしは、その………べつに、してもいい、ですよ…………♥♥」

「へへへへ、マジで、いいんだな?シャイニング・ハルカちゃん」

春香「も、もうっ、何度も言わせないで、くださいぃ………♥」

順番決めで、ものすごく揉めにもめて、最終的に決まった人が、わたしにのしかかって来てます。
すごく熱いお○んちんがわたしの太ももとか、おなかとかにぺちぺちって当たって、
その温度だけでもう、わたし、身体がびくびくしてしまうのを止められそうにありません♥

「よし、じゃあ、イくぞ………」

黒タイツさんはそう言って、熱くてびんびんになってるお○んちんをわたしのおま○こに押し当てます。
くちゅ、っと、おち○ちんが……じゃなくて、わたしのお○んこの方が、濡れた音を立てました。

春香(ああ、入れられちゃう、男の人のお○んちんなんて、初めてっ♥♥)

………あれっ? なんでわざわざ、今、「男の人の」だなんて、わたし………

「ふん……っ!」

春香「ふあ、ぁああ♥ぁ………んんぅ♥♥♥」

一瞬、なにか思い出した気がしたけど、一気に腰を沈められた瞬間、忘れちゃい、ました♥♥




伊織(だ、ダメよ春香、そんなのダメっ!魔法少女の前に、あんた、アイドルなのよ!?)

春香が延々、黒タイツたちの肉棒に手と口で奉仕している感覚を共有させられ続け、
朦朧としていたはずの伊織の意識はいま、この上ないほどに覚醒しきっていた。
その視線の先では、黒タイツのひとりが仰向けになった春香の上に乗り、
股間のそそりたった男根をまさに春香の膣口にあてがおうとしている。

伊織(処女じゃない、のかもしれないけど………い、いや、関係ない、ただの、戦闘員なんかと、せ、セック…)

「ふん……っ!」

春香「ふあ、ぁああ♥ぁ………んんぅ♥♥♥」

ついに伊織の見ている前で、戦闘員が春香の生膣にずっぷりと肉棒を挿入する。
そして当然、その感覚は伊織自身にもフィードバックされるのだということを、
気が動転するあまり忘れていた伊織は実際に共有させられてからようやく思い出した。

伊織「あ………ぁ……!? ひっ、…か、はっ…………♥」

伊織(う、うそぉ!わたし……処女なのにっ、しょ、処女、よね!?なのに、中っ、入ってる、これ絶対入って、るぅ!)

春香を案じる気持ちなど一瞬で吹き飛ばされ、まったく未知の感覚に目を見開いて震えるしかない伊織。
その伊織の周囲に、いつの間にか、黒タイツたちが集まってきていた。

伊織「え……な、なにする、つもり……!?」

「どうよシャイニング・イオリ。処女のままのマ○コにチ○ポぶちこまれた気分は」
「声出してもいいんだぜ。どうせ俺らしか……ああ、シャイニング・ハルカもいるけど、ありゃ聞こえないだろ」

伊織(…………こいつら、まさか、共有のこと、気づいて!?)

「あ、顔色変わった。わかりやすすぎるぜいおりん」
「いやー、シャイニング・ハルカとシャイニング・チハヤ相手の戦闘記録が回覧されててな?」
「ネタは割れてんだよ。ユニゾン状態だったらその手の感覚まで全部、わかるんだろ」

自身がいままで身体で感じさせられた内容をすべて、赤裸々に把握されていたことをようやく知らされ、
伊織の表情は焦燥と絶望の色が一気に濃くなる。

「でも安心しろ、約束は破らないから、俺ら」
「そうそう。『何があってもシャイニング・イオリの処女は奪わない』ぜ」
「で、ついでに、『それ以外は何でもする』けどな」

その言葉の真意を理解できず、身体をただわななかせるだけの伊織に、じわじわと黒ずくめたちが近寄って行った。

春香「あぁあっ♥♥ふぁ、ひゃぅぅうっ!♥♥♥ひっ、あんっ、やぁあん♥♥」

「くぉっ、うあ、す、吸いついて、きやがる………っく、ぅ、この、っ!」

赤いシャインマジシャンの衣装に身を包んだ春香の身体の上で、黒タイツの戦闘員が腰を振り続けていた。
腰が上下し、陰茎が春香の膣を穿っては外へ顔を出すたびにぐちゅぐちゅと水音が立つ。
そして、出入りする男根の表面が細かく泡立つほどの露に覆われていて、受け入れている女性器の方が、
もっといえばその持ち主が、無遠慮に出入りする侵入者を悦んで迎え入れていることが見て取れた。

「どうだっ、シャイニング・ハルカ、っ、っふぅ、おらっ!おらっ!」

春香「きゃひっ、ふ、深いぃっ♥♥♥すごぉぃ、お○んちんっ♥♥いいですっ♥♥♥」

「へへ、へへっ、この、淫乱マジシャン、がぁ!」

春香「あっ♥♥はぁあん、あぁーーーっ♥♥ご、ごめ、なさ♥♥エッチでごめんなさいっ♥♥♥」

とろけきった声と表情が、男をより深く受け入れようとくねる腰が、精を搾り取ろうと吸い付く膣肉がすべて
牡の本能を奥深くから刺激し、組み敷いて射精しようとする根源的な支配欲をかきたてる。

春香(こ、この人、すご、い♥♥ずぽずぽしながら、クリトリスっ♥♥♥クリまで舐めてきてる、みたいぃっ!♥♥♥)

伊織「や、やめ、へえっ♥♥こんな、入ってないっ、入ってないのにぃいぃ♥♥」

「そのとおり……んっ。いおりんの処女、は……ちゅっ、無事、なんだから、楽しめるぶんトクってもん……だ、ろ!」

伊織「ひぃぃっ♥ふあぁあぁーーっ!♥♥」

荒々しいピストンで啼かされる春香の感じる快感を処女膣に叩きこまれつつ、そう離れていないところで寝かされ、
足を大きく開かされた伊織は、ぴったりと閉じたつぼみのような膣口を戦闘員に舌で責められていた。
先端をほんの少しこじ入れたかと思うと、外陰唇を舐め上げ、ときにクリトリスにまでその刺激を加えてくる男の前に
そのどれも未経験で、自身でろくに触れたこともない伊織は翻弄され、挿入もされないのに連続で絶頂させられる。

「実際、処女はキープしたまま膣でイケるなんてなかなかないよな」
「俺らに感謝してもらってもいいくらいだ。ちゃんと約束も守るし、紳士だろ?」
「……お、あっちもそろそろか?」

股間に顔を押し当ててきている以外の戦闘員たちが寝転ばされた伊織を見下ろし、
にやにやと笑いながらかけてくる声も、伊織にはなんの意味も持っていなかった。

伊織(おなか、おく、ごつごつ、って♥♥これやだぁ♥♥こんなの、こんなのっ、無理、むりぃぃ♥♥)

それでも、伊織がなんとか春香を気遣い、そちらに視線を向けたあたりで、春香を犯している戦闘員が限界を迎えつつあった。

「く、っ、ちくしょ、も………うダメだっもうイくっ!」

春香「あひぃ、ひぅ♥♥あっ♥♥はぁん、っ……♥♥♥」

「う、わ……!?ふ、っへへへ、マジ、かよ!」

男が短く呻いて、後に控えているほかの黒タイツたちに遠慮してか、身体を起こそうとしたその一瞬前に
春香は奥底を突かれて喘ぎつつも、足を男の腰に回し、ブーツの足先、足首をからめて逃がすまいとホールドする。
誰に教わったのでもない本能が、春香に牝としてのマナーを教え込んでいた。

その春香の行動の意味を知識ではなく直感で理解し、伊織はとっさに叫ぼうとした。
それよりも一瞬早く、春香を犯していた戦闘員が下腹部をぴったりと春香に押し付け、叫び始める。

「で、出るっ!シャイニング・ハルカに、全部中出ししてっ、うくっ、うおおっっ!!」

春香「あ♥♥♥ぁんっ、ひゃあぁんん♥♥♥♥い、イク♥♥♥わたひ、わたしもぉイっちゃうぅーーっっ♥♥♥♥」

伊織「いやぁあぁ熱いぃぃっ♥♥まだ、わたし処女なのにっ、こんな♥♥中、いやなのに…ぃーっ♥♥♥」

激しく脈打つ陰茎の振動を膣に叩きこまれ、精液を思いきり奥深くまで注ぎ込まれて中から焼き尽くされる感覚を共有し、
春香と伊織はぴったり同時に甘く蕩けた叫び声をあげ、一人は処女膣で、一人は中出しでアクメを迎えた。
戦闘員のペニスがすっかり精液を吐き尽くしても、春香の足も、両手も、恋人相手にするような情熱的な抱擁を続け、
自分を奥まで支配しつくした雄の身体を離すまいとする。

やがてその締めつけがゆるみ、春香にのしかかっていた黒タイツがようやく身体を起こした。
少ししなびた男根がシャイニング・ハルカの秘穴から引き抜かれ、そこから快楽の残滓の白液がいくらか逆流してくる。

春香「はっ………はっ、あ、ぁ……♥♥♥」

くったりと身体を投げ出し、呆けたような表情で荒い息をつくシャイニング・ハルカを眺め、男たちは唾をのむ。
一瞬の間をおいて、我先にと、黒装束の一団が春香に襲い掛かった。

………………
…………
……

春香「ひあぁっっ♥♥♥あっ♥♥あっ♥♥ああっ♥♥きゃううん♥♥♥」

「ぐぉっ、い、イク……!!イカせて、やるぜ、シャイニング・ハルカっイけ、イっちまえぇっ」

春香「はんっ、はっ、はひぃぃっ♥♥♥イキますっ♥♥♥あっイク、またイっくぅぅぅっ♥♥♥♥」

雄たけびを上げて、黒タイツの戦闘員が深々とペニスを突き入れ、春香はまた嬌声を上げる。
男の尻肉が激しく震えて一滴残らず射精しきろうとするのを誘うように、腰がひとりでに輪を描くようにうねり、
もちろん足を男の腰に絡めつけ、ぐいぐいと引き込むようにして押さえることも忘れない。

伊織「さわ、触らないでぇっ♥♥♥そこいやぁぁ♥♥♥あっダメっ、指なんて、いれちゃ、っあぁあああぁあ♥♥♥」

その春香の絶頂に伊織の絶叫がユニゾンした。伊織のクリトリスと膣口をそれぞれ指でこねまわしていた戦闘員がにやりと笑い、
伊織がエクスタシーに達したのをわざわざ確かめてからまた指の動きを再開させる。

伊織「い、今は、やらぁ…んひぃっ!♥♥やめっ、やめなさいって、きゃんっ♥♥♥おねがい、やめて、やめてえぇ♥♥♥」

春香「はうぅ♥♥♥クリ、クリいいっ♥♥♥あ、そ、そこっ、ぎゅうぅって、ひゃひいん♥♥♥」

そして伊織に送り込まれた激悦はそのまま春香に伝わり、まだ陰茎を入れられたままの春香の膣はぎゅっと収縮し
締めつけられた戦闘員のペニスがわずかに残っていた精液を搾り出され、春香の中に熱い滴をたらす。

伊織「いやぁ………もう、ゆるして……♥」

春香「あぁ…ん、もっと、ぉ♥♥♥」

横たわったまま指ひとつろくに動かせなくなったマジシャンたちを眺め、戦闘員たちはまた下卑た笑いを浮かべた。

「動けないくらい疲れちまったかぁ。そしたらちょっと、刺激が必要だな」
「ああ、『刺激』的なヤツ、な。じゃあ、まずは……」

何人かが寝転んだままのシャイニング・ハルカに近づくと、その身体をゆっくりと抱き起し、
それから伏せをさせるように裏返した。そのまま腰を手前側に引き、尻だけを高く突き上げた姿勢を取らせる。

春香(あれ………っ、わたし、なに、して……)

ぼんやりした頭のまま、春香は姿勢を変えさせられたことに気が付いた。
そしてそれ以上の反応をする前に、熱く脈打つ肉のかたまりが、だいぶ後ろのほうに当たっていることに気づく。

春香「えっ…、そ、っち、は、ふひゃぁああぁ……♥♥♥」

戦闘員たちからは前の肉壺ばかりを犯されていたとはいえ、スライム相手に何度も押し広げられた尻穴も、準備はとうに整っていた。
みちみちとゆっくり押し広げられていく音とともに、後ろで膝立ちになっている黒タイツの肉槍が春香の奥へ、奥へと進む。

伊織「っあ、ぐ、ぃぎぃぃい……!?そこ、っっ、ちが、ちがう、穴、ぁ♥」

もちろん伊織の方はそう簡単ではなかった。今まで侵入されたことなどない穴にいきなり土足で押し入られ、
息がつまりそうな、身体を後ろから裂かれてしまいそうな感覚に伊織は目を白黒させてしまう。
そして、そんな事情は、快楽だけを追求している凌辱者にはいっさい関係のないことだった。

「スライムに、犯されまくった、って、聞いたけど……ぜんっぜん、キツいじゃ、ねえか、よ!」

春香「す、すらい、む…ぅ♥♥スライム、って、なんでしゅ、かぁ♥♥♥おひ、っ♥♥♥」

「はっ、男のチ○ポのがよすぎて、忘れた、ってか!この、どスケベアイドルの、魔法少女が!」

春香「あ、ぁん♥♥言わないれぇ…♥♥お○んちん、が、ち○ぽがぁ♥♥♥きもちよすぎるから…いけない、んですっ♥♥」

尻穴でもスムーズに男根を受け入れ、春香は頬を床にべったりと張りつけたままだらしなく笑みを浮かべた。
その春香が肛虐で感じている快楽の波はすぐさま、春香を凝視せざるをえない伊織にも伝播する。

伊織(変っ、こんなの変よっ、ぜったい変っ♥おしり…お尻は、入れるとこじゃないのに♥♥なんで、気持ちいいの…♥♥♥)

最初に感じた息苦しさはすでにどこかへ消えていて、春香の直腸をずぽずぽと掘り返す男根がもたらす背徳的な快感が
伊織の意識をあっという間に塗りつぶし、なにも考えられないようにしてしまう。

「ふひっ……処女奪わないとは確かに言ったけど、あれは、前の処女って意味なんだよな」

伊織「え……ちょ、ちょっと待ちなさっ、ぃああぁああ!?♥♥♥♥」

気が付いたときには伊織も春香の隣で春香と同じポーズを取らされ、そして直後にすぼまった尻穴を貫かれた。
当然それは同じものが突入してきた錯覚となって、春香の身体にも激震を伝える。

春香「ふぁあぁっ♥♥♥そんなっ♥♥♥おしり、二本も、なんて♥♥♥」

赤とピンクの衣装をそれぞれ身に着けたマジシャンたちは、横並びに四つん這いにさせられ、
高く上げさせられた臀部をがっしりとつかまれて、屈辱のアナルファックに啼かされる。
お互いがお互いの尻穴を貫く陰茎の存在を感じとり、二本挿しで責められる快感に悲鳴が止められない。

春香「お、おしりも、すきぃっ♥♥♥ああっ♥♥ずぽずぽ、ずぽずぽって、きもちぃぃ♥♥♥」

伊織「やめへぇっ♥♥♥やめ、なさいよぉっ♥♥♥こんなの変っ♥♥♥へんたいっ♥♥♥へんたいぃぃ♥♥♥」

「はるるんは、どんだけエロいんだ、っ!ケツもマ○コも開発済、なんて、アイドル失格、だろぉ!?」

春香「だって、ぇ♥♥♥それ、わたしのせいじゃ、ないもんっ♥♥♥みんなが、エッチだからぁ…♥♥♥」

「変態、変態って……それであんあん言ってる、シャイニング・イオリ、お前が、変態なんだろうが」

伊織「違っ、わたしはぁ♥♥♥おしりなんか、きもちよくっ、にゃいぃ♥♥♥変態じゃないぃっ♥♥♥」

「あーもう、っなんだっていいっ!イクぞシャイニング・ハルカ、今度はケツにイくぞ、イくぞぉ!?」
「こっちもだ、シャイニング・イオリ、ぃ!変態じゃ、ないなら、我慢できるだろ、耐えてみろっ、おらあぁ!」

びゅぐぶっ、どびゅるっ!びゅーっ、ぐびゅっ、どくっ、どぷっ、どぷんっ!

春香と伊織、それぞれの尻に思いきり腰を打ちつけ、戦闘員たちが喚き散らした。
同時に二人分の射精の感覚と、一人ずつの精液がシャイニング・ハルカとシャイニング・イオリの尻穴へ突入し、
四つんばいのまま二人は思い切り背を反らし、肛虐アクメに絶叫する。

伊織「いやぁ…っ♥♥♥くやしぃぃぃっ♥♥♥♥こんなへんたい、なんかにぃ♥♥♥お尻で、おしりでっ、あひぃいぃぃい♥♥♥♥」

春香「やぁん、せーえきっ♥♥♥♥おしりにどくどく来てるぅぅ♥♥♥♥イっちゃうっ、お尻イクぅぅ♥♥♥♥ああぁん♥♥♥♥」

「………ああ、すげえ締めつけだった、ちぎれるかと、思っちまった…」
「アナルも、いいな…いおりんは前使えない分、こっちでみんな、やってやれよ」

春香「そんな……♥♥また、こっち…?♥♥」

伊織「や、ひゃらぁ……♥♥♥おひり、らめ…」

尻だけを上げた無様な姿勢でひくひくと震える二人に、すぐさま黒い影が群がって行った。





伊織「あ”~~~~~っ♥♥♥へんたい、ぃ♥♥へんたいっ♥♥♥もう、おひり、らめ♥♥♥やめなさい、よぉ♥♥♥」

すっかり目がうつろになった伊織だが、口だけはいつまでも止まらない。
何度も繰り返し変態、変態と相手をののしり、そして身体をびくびくと震わせる。

「はぁっ、変態のチ○ポでっ、ケツマ○コ、犯され、て!アヘりながら、よくもまあ、言えるな?」

伊織「どうせ、へんたい♥♥♥なんだから♥♥♥ま、前も、もう、セックス、したらいいじゃないっ…♥♥♥♥」

春香の痴態を眺めるうちに芽生えた密かな期待を込めておずおずと口にした伊織の提案は、あっさりと却下される。

「だから、言ったろ。たとえ、お願いされても、いおりんの処女は、奪わな……っ、く!」

伊織「へ、へんたい♥♥♥おしりばっかのどへんたいぃ♥♥♥あ、ぁ♥♥♥♥へんたい♥♥に、いかされる、なんへぇ……♥♥♥」

高く掲げられたままのシャイニング・イオリの尻穴をオナホールがわりに使っていた戦闘員が低く唸るとまた射精を始め、
撃ち込まれる精液の熱さに伊織の呻き声のトーンが少しだけ上がった。

春香「ひあぁんっ♥♥♥♥はひぃっぃい!♥♥♥♥ああんっ♥♥♥はひ、はぁあん♥♥♥♥」

「うお、中で、こすれんの、すげっ!マジすげっ、お、ぉ」
「くひひっ、どうだ、シャイニング・ハルカ!今まででいちばん、クるだろ!?」

春香「ひゃいぃっ、こぇっ、すごぉ♥♥♥♥まえも、うしろ、もぉ!♥♥♥あんっ♥♥♥ああんっっ♥♥♥♥」

そのすぐそば、戦闘員ふたりに挟みこまれるかたちで春香は凌辱されていた。
下で仰向けになった黒タイツからは突き上げるかたちで膣に男根を挿入され、
そして背中にのしかかった黒タイツからは尻穴にペニスを嵌め込まれる。
足をはしたなくがに股に開かされ、時に前と後ろで交互に、時にタイミングを合わせてピストンされ、
あっという間に春香の身体は絶頂寸前にまで昂ぶらされていく。

「フィニッシュは、もちろん中、でいいよなっ?」
「ったりめえ…だ、ろうが!それより、合わせろよ!」
「わかって………く、そろそろ、イくぞ、いいか!?」
「よ、っし…そらっイけシャイニング・ハルカ!ケツとマ○コで、同時中出しアクメ決めちまえぇっ!」

春香「あぁあぁっイク……っ♥♥♥♥♥イっ、きゃうぅぅぅ♥♥♥♥♥イって、イってるの、にぃ!♥♥♥♥や、らめ、またぁイクぅぅぅ♥♥♥♥♥」

尻穴だけを無限に責められ続ける伊織と、両穴を代わる代わる、時に同時に犯される春香の甘い声が、いつまでも響き続けていた。

ここまでです。安価はないよ。
もちろん書き溜めはこれで尽きました。

次は金曜日でなく土曜日になるかもしれません。



………春香さんが明らかにヤバい、これはもう本格的にダメなんじゃないだろうか?(他人事)


でも正直今回はエロいような気がする。気がするだけかもしれない。
というか>>91がなんかいろいろとツボすぎました、本当にありがとうございます。


あ、もちろんはるいお晒し者は忘れてませんよ、そこは雪歩の追加とかと関係させつつまた後でやります。


エロトラップは随時お待ちしてます。では。

スパイみたいに赤外線を潜るチャレンジ
失敗すると壁から装置がせり出してきてバキュームベッド状態で晒し者にされる

申し訳ない、ちょっと今晩の投下は難しそうです。
明日の早めの時間(~19時くらいとか、あるいはもっと前)にゆきぴょん追加分投下
→20~21時を目安に安価からんだイベント関係を投下開始

ってのが理想です。実現できるよう鋭意努力します。
最悪でも日曜には安価やるぞ。がんばろう。

なお、>>126で説明させていただいたイベントですが、基本的に

「誰が次のトラップに挑むかを選択」(安価)
→「トラップ成否判定」(コンマ)
→「失敗したらトラップの種類・ひどさ具合を決定」(安価・コンマ) ※この最後のはあったりなかったり
→以降ループ

という感じのが続く予定ですのでご協力ください。
また場合によっては途中で戦闘も起きるかもしれません。

アイディアたくさんありがとうございます。
>>1の趣味に任せるとすべて触手凌辱になるところでした。

ここからまだ追加してくださってもうれしい。
ただ、前から言ってますが、全部採用はできなくても許してください。

ほぼ規則的にぐちゅぐちゅと水音が鳴り続け、それに、ぱんっ、ぱん、と肉を打ち合わせる響きが時折混じる。
放置されっぱなしで生き物の気配すら長年縁のなかった廃工場内の空間は今や、
湿っぽい音、独特のにおいと喧騒、それらを煽り立てる異様な熱気で完全に満たされていた。

「へへ……これだけヤってるのに、全然チ〇ポおさまらねえ」
「俺もまだまだイけそうだ。もっかい並んでくるか」

よく見ると、室内の黒ずくめたちは大きく二つの集団に分かれている。
そしてそれぞれの人だかりの中心からは、絶えることのない嬌声が上がり続けていた。

伊織「いやぁっ、いやぁあ♥♥んんっ♥♥あっ、あっひゃぁあん♥♥♥おかしく、おかひくな、ひゃうぅ!♥♥♥」

「気の強い女はアナルが弱いとかいうの、俺、都市伝説みたいなもんだと思ってたぜ」
「あー、まさにって感じだなぁ、シャイニング・イオリ」
「まあでも、これだけケツマ〇コばっかりマワされてりゃ仕方ないんじゃね?」

背面座位の姿勢で深々と戦闘員のペニスに尻穴を貫かれ、伊織は小柄な身体を上下にゆすぶられていた。
新型スーツのおかげで衣装に触れても問題なくなった黒タイツの手ですっかり胸もはだけさせられ、
あらわになった小ぶりな胸の果実を後ろからわしづかみにされ、好き放題に揉み嬲られている。

伊織(い、いつまで、こんな…♥♥♥こいつら、お尻ばっかり、しつこすぎるのよっ♥♥♥)

何人もの黒タイツたちから徹底してアナルだけを耕され、たっぷりと吐き出された精液が潤滑油代わりとなり、
その小さな穴を経由した痛みも不快感もすべて快楽に変換されて、シャイニング・イオリの全身を、理性を蝕んでゆく。

伊織「おひっ、ひぁあ…ひぃんっ♥♥お尻、おひりぃい♥♥♥♥もぉ、らめ♥♥♥おしりこわれるっ♥♥♥」

「バーカ。今さら壊れるわけねえだろ。何回チ〇コ突っ込まれたと思ってんだ」
「つか、マジシャン様はみんな、どんだけ犯されてもいいように頑丈なんじゃねえの?ひゃははは!」

伊織「な、なに言って…♥♥♥ちがう、わたひ、そん……きゃひぃいぃいいっ♥♥♥♥」

「喋ってる、余裕、あんなら……ケツ絞めろや、おら!」

周囲から投げつけられる心無い声に反論しようとする伊織の言葉を、突き上げてくる男根が断ち切った。
シャイニング・イオリの足をがっしりと掴み開かせている男は、自身の腰を動かすだけでなく
伊織の身体をも腕力にまかせて上下させ、伊織の尻穴どころか全身をオナホール扱いにして快感をむさぼる。

「ふっ、ふぅっ、いいぞっ…、よぉし、たっぷり出してやる、からな」

伊織「や…やぁっ、い、やっ♥♥♥いらないっ、やめ、て♥♥♥もう、おしりに出すのゆるひてぇ♥♥♥♥」

何度声を上げても一度も聞いてもらえたためしのない哀願を、伊織は無駄と知りつつ繰り返す。
そして返事のかわりに、これも何度も身体で味わわされた不気味な脈動が尻穴の中で始まってしまう。

「おぉぉ…っ、イクぞ、シャイニング・イオリぃ!ケツマ〇コに出す、ぅっ、あ、あっ出るっ!」

伊織「や、だめ、らめ♥♥♥せーえきもういやぁっ♥♥♥♥いや、いやっ、やめ…っ、あ、ぁ、あぁぁああぁ♥♥♥♥」

男が大声を上げて体をゆすり、伊織のアナルの中へと濃厚な白濁液を思いきりぶちまけた。
もう何度も味わったはずの熱さにまた脳を焼かれ、伊織は制止の言葉も上げられずにびくびくと身体を震わせる。

伊織「おしり、あちゅいぃっ♥♥♥こんな♥♥へんたいチ〇ポ、なのに♥♥♥きもちいぃ…、なんてぇ♥♥♥」

「……っふー。あ”~~、出した出した」

欲望の証をすべて吐き出しきり、男はやけにすっきりした顔で伊織の身体を浮かせると
濡れ光るペニスをゆっくりと引き抜き、伊織をその場に残したまま周囲の輪の中に戻ってゆく。

伊織「はぁ……っ♥♥♥みて、なさい…♥♥♥からだ、ふつうなら、あんたたち、なんかぁ♥♥♥一瞬で、っ…♥♥」

尻を上げて突っ伏し、かすかにうわごとめいてつぶやくだけになったシャイニング・イオリに、次の人影が近づいた。

「うっわーマジかよーちょー怖いわー。じゃあ、そんなことされちまう前に……よっ、と!」

伊織「んんん、っひ!?♥♥♥ひやぁん♥♥♥♥そ、そんな、すぐにぃ♥♥♥はうぅうぅ♥♥♥♥」

四つん這いに近い姿勢のまま、寄ってきた次の戦闘員の陰茎でまたアナルを奥まで一気に埋められ、
その瞬間に伊織が上げた――上げさせられたのは、悦びにとろけきった悲鳴だった。
すぐに後ろの黒タイツが腰を振って乱暴に打ち付けはじめ、その一突きごとに伊織は啼かされてしまう。

「へへへ、おら、おらっ、俺たちが、一瞬でなんだってぇ!?」

伊織「はひっ♥♥♥や、やぁ、きゃあん♥♥♥こんなやつら、に…あっ♥♥♥らめっ、らめっらめええぇ♥♥♥♥」

「立場、思い知らせてやるぜ。ケツ穴大好きの、シャイニング・イオリちゃん、よぉ!」

伊織「ちがう、ちがうのぉ♥♥♥あぁっ♥♥♥おしりなんていやぁ♥♥♥こんなの、好きじゃな…はひぃぃいい♥♥♥♥」

這いつくばらされ、尻穴を犯す激しいピストンで全身を揺さぶられて、伊織の声も表情も、どんどんだらしなく蕩けてゆく。

連続アナルファックに悶絶する伊織のすぐ近くで、黒タイツの男たちが二人、向かい合って立っていた。
シャイニング・ハルカはそのうちひとりに抱えられていわゆる駅弁の体勢を取らされ、
そして前後から戦闘員のペニスで膣と菊門とを深く突き上げられ、歓喜の声を上げ続ける。

春香「あぁあん♥♥♥はぅん、はひっ、ひぁあああっ♥♥♥♥もっと、もっとぉぉ♥♥♥」

「ひひひっ、エロすぎんだろ、魔法戦士サマ。ほんとに、これで女子高生、かよっ!」
「くぅぅ……これだけヤって、んのに、まだ、すげえ締めつけだっ…おふっ、おおぉっ」

春香「はぁん♥♥♥ひぃぃっ、あ♥♥ぁ♥♥おくっ、しゅごいぃ、ひゃぅっ、あぁあぁーっ♥♥♥♥」

春香は目の前の男にしっかりと抱きつき、両穴に繰り返しもぐり込んでくる反り返った男根を
自分をいちばん悦ばせてくれる角度で奥深くまで受け入れようと腰をくねらせる。

「シャイニング・ハルカ、舌出せや舌。キスしようぜ」

春香「………ぁ、んん♥♥♥」

目の前の男に誘われ、春香はほとんど躊躇することなく舌を唇からのぞかせると
むしろ自分から男の唇へと積極的に吸い付いた。すぐに熱く粘つく男の舌がからみついてきて、
二人の口の中で動き回る肉帯と唾液とが一緒になって絡まりあう。

春香(あぁ…セックスしながらキスするの、いい♥♥♥きもちぃぃっ♥♥♥♥もう何人とキスしたか、わかんないや……♥♥♥)

愛する人ではないどころか、不特定多数のうちのひとりでしかない男と唇を重ね唾液や舌を交えることにすら
春香の身体は敏感に反応していた。膣穴も肛肉もねっとりと戦闘員たちのモノに吸い付き、
きゅうきゅうと搾り上げる動きで肉棒を奥へ、奥へと引き込もうとし、一番深いところでの射精を誘いかける。

「へへ…ただの戦闘員の俺らに、輪姦されてるってのに、うれしそうな顔、しやがって、ぇ!」

「アイドルも、魔法戦士も、失格だな、もう。正義の味方のくせに、こんなエロくて、いいと思ってんのか!」

春香の身体の震えが激しくなり、締めつける動きがいっそう強まってきたことで
アクメ間近なことを察した前後の黒タイツたちは、ピストンを続けつつ、下卑た笑みを深くして春香をなじる。

春香「はぁん♥♥♥はひっ、ごめん、なしゃい♥♥♥♥いやらしい子で、ごめんなさっ…っふあぁあ!?♥♥♥♥」

肉槍だけでなく、体全体でシャイニング・ハルカを前後から挟みつぶすようにして、戦闘員たちが圧をかけはじめた。
その筋肉質な胸板や腹回りの熱さと、むせかえりそうな雄の匂いに逃げ場のない状態で密着され、
身体は宙に、そして頭も心も熱と快楽に浮かされ、春香はひたすら喘ぎ続ける。

春香「な、なかで、こすれて、あんっ♥♥♥♥ち○ぽこすれてまひゅっ♥♥♥♥ごちゅごちゅして、やっ、やぁっ、はひぃぃ♥♥♥♥」

「もう、イきそうなんだろ、ど淫乱魔法戦士のハルカちゃんは。マ○コ、びくびくさせやがって」
「なにが欲しいか、ちゃんと言えよ。お願い、するのは当然、だよなぁ!?」

前後から男たちに貶され促され、シャイニング・ハルカはごく素直に、自分の希望を言葉にして叫んだ。

春香「は、はいぃぃ♥♥♥♥せーえきっ、精液ほしいれすっ♥♥♥♥イかせてくらしゃいぃ♥♥♥♥」

「けけっ、とんだエロアイドル、だなぁっ!?どこに欲しいんだよ!?」
「ほらさっさと言わないと、チ○ポ、抜いちまうぞ!」

春香「や、まってぇ♥♥♥♥ナカに、っ中がいいれす、ひゃぁん!♥♥♥エッチなお○んこもおしりもっ♥♥♥♥りょうほうイかせてくらひゃいぃ♥♥♥♥」

すっかり理性の飛んでしまった春香は、そんな気は毛頭ない男たちの適当な脅し文句を真に受け、のどを嗄らす勢いで叫んだ。
必死なのは声だけでなく、離れて行ってしまうことのないようにしっかりと目の前の戦闘員の首にしがみつき、
そして両穴から抜け落ちないよう、中のペニスを食いちぎろうとでもするかのような強さで膣と尻穴を締め上げる。

「うひひひっ、この肉便器マジシャン、が。よぉし、お望み通り、熱くて濃いの、くれてやる…ぜ!」
「…う、ぉ!マジで、締めが、すげえ……っ、シャイニング・ハルカのケツに、チ○ポ汁、ぶちまけてやる!」

春香「♥♥♥♥♥ ~~~~っっ♥♥♥♥」

もはや言葉も発せなくなり、男たちの勝利宣言ともいえる雄叫びに、春香はただせわしくうなずいてその瞬間を心待ちにする。

春香(ち○ぽきてえっ♥♥♥♥いっぱい出して♥♥♥♥前でも後ろでもびゅくびゅく注いでぇぇえ!♥♥♥♥♥)

そして心の中でシャイニング・ハルカが叫びを上げきるか上げきらないかのまさにその刹那、両穴をえぐっていた男根が同時に爆発した。

ぶびゅ、びゅるっ、どくっ、どくっ、どびゅぅっ!ごぷっ、びゅぐんっ、びくっ、びゅくっ……

春香「はひぃいぃぃいーーっ♥♥♥♥♥イっくぅうぅぅ♥♥♥♥♥戦闘員しゃんのち○ぽでイきましゅぅぅぅ♥♥♥♥♥」

二人の黒タイツの間ではさみつぶされながらシャイニング・ハルカは思いきり首をのけぞらせ、目を見開いて高く叫んだ。
その間も前後の男たちは深く腰を突き入れたまま尻を何度もびくつかせ、ペニスを脈打たせて撃ちこみを続ける。

春香「らめ♥♥♥♥とめてぇ♥♥♥イきました♥♥♥からっ、射精、やめてぇ!♥♥♥♥じゃないとまたイっちゃう♥♥♥♥あ、ぁん、イ、イクぅぅ♥♥♥♥♥」

焦点の合わなくなった目ではしたなく叫び続ける春香を見て戦闘員たちは笑い、改めて限界を迎えるまで両穴への射精を続ける。

「中にほしいって、言ったの、お前だろう、が!今さらやめて、もらえると、思うなよぉ?」

春香「ひぃっ、まだ出て、る♥♥♥♥イっちゃうっ♥♥♥♥♥イカしゃれるぅ♥♥♥♥魔法戦士、なのにぃ♥♥♥♥♥ち○ぽに負けちゃうのぉ♥♥♥♥♥」

「もっとイけや、シャイニング・ハルカ、イかせまくって、チ○ポ奴隷にして、やる、おらぁあっ!」

春香「いやぁぁあっ♥♥♥♥♥そんなのやぁあ♥♥♥♥♥いやなのにっ♥♥♥♥イくっまたイク♥♥♥♥イクのとめられないよぉぉお♥♥♥♥♥♥」






「ふぅぅぅ………っ、もう、打ち止め、だ」
「俺も……こんなエロマジシャン、ずっとは、相手しきれん」

春香「あひゃぁ、ん♥♥♥♥ひぅん、っ……♥♥♥♥」

長々と続いた射精を終え、どこか虚脱したような顔で、黒タイツたちは立ったままペニスをゆっくりと引き抜く。
少ししおれた肉棒がずるりと後退していくその動きで膣壁を、腸壁を摩擦されるだけで、
シャイニング・ハルカはまた軽いアクメに襲われ、出て行こうとする陰茎を引き留めようとするかのように
膣穴も尻穴も未練がましく収縮し、男たちは貪欲なその動きに思わず腰をびくりと震わせた。

春香「はぁ……はぁ、ん…♥♥♥♥あ、らめ、でちゃ、う♥♥♥」

あたかも呼吸するかのごとく、春香の膣口と肛門がぱくぱくと動き、入りきらなかった精液が逆流して垂れ落ちる。

それまでの痴態を眺めてすっかり男根を固くし、反り返らせていた順番待ちの二人は、その白い小さな滝を目にして舌なめずりをした。
シャイニング・ハルカを抱え上げていた戦闘員からその身体を受け取ると、
事前に打ち合わせていたとおりひとりが床に仰向けに寝転がり、春香に足を大きく開かせてまたがらせる。

春香「あ……♥♥♥も、もう、するんですか、っあへぇえっっ♥♥♥♥しょんな、いきなり、ぃ♥♥♥♥」

「へへへ。いきなり無理やりされるのが好きなんだろ、シャイニング・ハルカちゃんは」

春香「そんな、わたひ、ぁ、あっぁあぁあぁ!?♥♥♥♥……っ、あぁ、やんっ♥♥♥♥ふぁあ♥♥♥ひ、おひっ、おほぉぉ♥♥♥♥」

寝転んだ男の天を突くように立ち上がったペニスで膣を下から貫かれ、すぐに後ろからもう一人の戦闘員にアナルを串刺しにされ。
それに春香が驚いた声を上げたのはごく一瞬で、数秒もしないうちにその声はまた肉悦にまみれた喘ぎ声に変わった。

………………
…………
……

数時間が過ぎても、廃工場内の熱気はいささかも衰えを見せていない。

伊織「はぁ………♥♥♥ん、おひ、り♥♥……やぁっ…♥♥ はー…………っ♥♥♥」

春香「ぃえへ、へ………♥♥♥せーえき、いっぱぁい………♥♥♥あ、やら、また、イっひゃ、う…♥♥♥♥んっ…♥♥♥♥」

尻穴を犯され続けた伊織と、両方の牝穴を輪姦され続けた春香は並んで転がされていた。
伊織のアナルも、春香の前後の秘穴もどちらもしっかりと閉じられる状態にはなく、
そしてそれら三穴すべてから、粘ついた、もう半固体に近いとすら思える白濁液がとろとろと垂れ落ち続けていた。

「さーて、じゃあもっかい仕上げいっとくか。頼むぜー」

新型スーツ着用組のリーダー格の男が鷹揚に言うと、呼応して黒タイツの集団が歩み出る。

「待ちくたびれたよ。俺らはコレしか楽しみがないからな」
「くっそー、俺、次までに絶対、昇進試験通って新型配属してもらうんだ……」
「ま、今日ここに居合わせただけでも運いいと思おうや。役得役得」

前に出てきたのは旧型タイツを着用している戦闘員の集団だった。
挿入や性交以前に、マジシャンに直接触れること自体が難しい彼らがこの場で可能な行為というと、ひとつしかない。

当然のように自身のイチモツを取り出して手を添えた旧型黒タイツたちは、
だらしなく身体を投げ出し、途切れ途切れに喘ぐだけになった伊織と春香の周囲を取り囲むと
陰茎をしごきあげて、すでに白く染まっているマジシャンたちの身体のあちこちに、さらに精液を吐き掛けていく。

伊織「ひぃ……っ♥♥♥あついぃ♥♥♥やえて、かけちゃらめ♥♥♥♥やめなさい、ってば、ぁ……♥♥♥♥」

春香「あぁっ♥♥♥ま、またせーえきぃっ♥♥♥あつくて…くさいの、……すき、ぃ♥♥♥♥もっと、かけてえっ♥♥♥♥」

ひたすら中に注がれ続けていた春香よりも、アナル輪姦の前に全身をくまなく好きに使われていた伊織の方が
この点においてはひどく、すでにほぼ白に染まっていたコスチュームも、顔や肌も、ますます白濁に塗り込められていく。

「シャイニング・イオリもシャイニング・ハルカも、いいお化粧ができたじゃねえか」
「ああ、精子まみれで色っぽくなったぞ。人気出るぜぇ、きっと」
「なんたって男喜ばせるのがアイドルだからな、ちょうどいい勉強になったろ」

うまくもない冗談で大笑いする男たちに、春香も伊織もなんの反応も示すことはなかった。



「………お?すまん、ちょっと静かにしてくれ」

唐突にリーダー格の男が言い、耳を澄ますようなしぐさをする。
周囲でべちゃくちゃ喋っていた黒タイツたちもそれにつられ、一時的に口をつぐんだ。

「……はい。はい?しかし………え?ああ、なるほど、了解しました。それでは1時間ほどでこちらの全員、帰投いたします」
「……………なにか問題でもあったんです?」

誰かと通信をしていたらしきリーダー格が神妙な顔で報告を終え、少しの間を置いてそばにいた別の一人がたずねた。

「ああ、今日は「後処理部隊」たちが別件でこっちに来れないんだとさ」
「へえー、珍しい。どこかでなんか、大掛かりな侵攻作戦でもあったとか?」

こともなげにリーダー格が答える。
彼のいう「後処理部隊」とは、ブラックジャンボの活動痕跡をできるだけ後に残さないように隠滅をはかる戦闘員たちのことで、
どこへでも迅速に、なるだけ秘密裏に駆けつけ、現場を可能な限り元に戻して立ち去るプロフェッショナル集団である。
ブラックジャンボ構成員のなかでもそう数は多くないため常に出ずっぱりであり、権限もそこそこ強く、
完全な裏方でありながら、現場最前線で動く一般戦闘員たちからはそれなりに尊敬の念を集めているふしがあった。

「そこまで詳しくは聞かされなかったけど、どうも、ここ以外でもマジシャン捕まえたんだと」
「マジっすか!?すげえ!大したことないっすねシャインマジシャン」
「でも……ってことは、今日のここの後片付けとか、マジシャンの身体綺麗にするの、俺らでやれってことですね……」
「いや、それがな、撤収に関して別の指令が来てる」

げんなりした表情を浮かべた黒タイツに、リーダーは下卑た笑顔を見せ、周囲に呼びかけて指示を始めた。

怪訝そうな、あるいは面倒くさそうな顔をしていた黒ずくめたちが、話を聞くにつれ暗く目を輝かせる。
全身のみならず身体の中まで戦闘員たちの精液でどろどろにされた二人のマジシャンには、その様子が目に入ることはなかった。

………………
…………
……

雪歩「はぁっ、はぁ………ふぁ、っっ、んぅ………はぁ、あ……」

「……しかし、これからどうする?」
「うーん。本部に連絡とって、指示仰いだ方がいいかもな」

荒く息をつき、縛り上げられて寝転がる雪歩を放置し、黒タイツたちが協議していた。
とりあえず誰もいない廃ビルの中まで引きずってきたはいいものの、
電動マッサージ機なりバイブなりを使って辱める以上の手出しをすることは
旧型タイツしか装備していない彼らにとっては困難を極める。

「ん? …………うおぉぉっっ!」

その最中、ひとりが宙に視線をさまよわせたかと思うとだしぬけに大声で叫んで立ち上がった。
彼の反応の意味が解らず、ほかの全員がその視線の先を目で追い、

「うひっ!?」
「…………!!」
「わあぁぁ!」

一瞬ののち、最初のひとりと同じようにその場に立ち上がって直立不動の姿勢をとる。
と同時に、こつ、と軽い音がして、漆黒の衣装とどす黒いオーラをまとった響が彼らから少し離れたところに降り立った。

響「はいさい、お疲れみんな。それより、これって大金星だぞ!えらい!!」

満面の笑みを浮かべてにこやかに話しかける響と対照的に、黒タイツたちは身動き一つとらず立ち尽くしていた。
ブラックジャンボの戦闘員たちが皆、響に対する尊敬と畏怖の念を骨の髄まで叩き込まれているから、というのも理由のうちだが、
それ以上に、一般人と大差のない魔力しか有していない彼らにとって、響のもつ強大すぎる力は
物理的な圧迫感や、もっと直接的な威圧・拘束として働いてしまうということの方が原因としては大きかった。

響「………あ、しまった、ごめん…その、いきなり自分がばーんって出てきたら、サプライズになるかなーと思ったんだけど………」

彼らの無反応さと、その原因にようやく思い当った響ははっとした顔になり、すぐにしゅんとしてうつむく。
その様子を目の当たりにし、あくまで直立不動の姿勢を崩さないままの戦闘員たちは、

(響様やっぱりアホの子かわいい!!)
(ちゃんと自分の非を認められる響さまマジで上司の鑑)
(でもできれば連絡してから来てください、下手したら俺らショック死します)

それぞれに好き勝手なことを頭の中で考えていた。

響「えっとね、それで、雪歩……シャイニング・ユキホの身柄なんだけど、自分に預けてくれる?」

気を取り直した響が、あらためて戦闘員たちに話しかける。
言葉の上では同意を求めているが事実上の総帥命令であり、同時に戦闘員たちにとっても否やはない。

響「この子男性恐怖症みたいなとこがあってさ、今いきなり視覚と聴覚戻ったら、暴れないとも限らないからね」

響「ああもちろん、みんなにはちゃーんとご褒美あげる!次回生産分の新型スーツ、優先して回すように律子に言っとくからね!」

(あ、ほんとに対策版スーツってもうあるんだな……)
(ごく一部の部隊にだけ配備されてるってウワサのやつか!やった!)
(ちゃんと手柄に応じた報酬貰えたりとか、名前のわりにはホワイトだよな、ウチって)

功績に応じて報酬が与えられ、ときには最高権力者たる総帥から直接褒められることもあるなど、
響が単にアイドル時代の人気や容姿だけで人心を集めているわけではない理由もそれなりに存在していた。
そうしているうちに、響の後ろから音もなく別の黒ずくめの一団が室内へ入ってくる。

響「あっ、もう着いたんだ、急にごめんなー!ちょっと待機しててね」

(………清掃部隊、ってやつか。初めて見た…)
(いつもは俺らが現場離れたあとに来る人らだもんな…見た感じだけは、似てなくもないか)
(おー、やっぱ黒タイツなんだ……)

2グループの黒タイツたちとブラックジャンボ総帥、そして光と音を奪われて横たわるシャインマジシャン、
奇妙なメンバーが廃ビルの一室に勢ぞろいしていた。




雪歩(どれくらい、経ったの……?それに、まだ、目も耳も治らない、なんて……っ)

時間の感覚がもうぐちゃぐちゃで、それに、触られるような感触もない分、手掛かりになる情報がなにもなくて。
力が抜けていてほとんど動けないから、自分の身体がどうなっているのかもよくわかりません。

響(ゆーきほ! 自分の声、聞こえるー?)

………頭の中に、いきなり、よく知ってる、でも聞こえるはずのない声が響いて、思わず全身が震えました。

雪歩(え………ひ、響ちゃんっ!?)

思わず昔のように名前を呼んでしまって、それから、この子はもう響ちゃんなんて呼べる相手じゃなくなってることを思い出します。

響(そーだよシャイニング・ユキホ。自分、ブラックジャンボ総帥の響だぞー)

なのに、耳に、頭に直接響いてくる声はあっけらかんとした調子で、わかりきったことを言いました。
………つまり、わたし、今まで、響ちゃんに捕まえられて、この状態にされてたってこと!?

雪歩(に、逃げなきゃ!わたし一人じゃ、響ちゃん相手じゃどうもできない、……すぐ逃げなくちゃっ!!)

気持ちばかりが焦って、でも身体にはやっぱり力が入らなくて……せいぜい指とか、足のさきがちょっと位置を変えるだけです。
そんなわたしを見て………たぶん、見てるはずの響ちゃんが、わざとらしく驚いたような声で言いました。

響(あーあー、大丈夫、そんなに焦らないでよ雪歩。今日「は」、「自分は」、雪歩には何もしないからさー)

………そもそも、本当は言ってない、はずです。マジシャン同士で使えるテレパシーみたいなのを、
魔法が使える響ちゃんなら当然、おんなじように使うことができるとか、きっとそういうことなんだろうと思います。
その証拠に、響ちゃん以外の人の声はもちろん、わたし自身の息の音すら、わたしの耳にはまだ聞こえてきませんでした。

雪歩(………じゃ、じゃあ、なんで、ここにいるの?)

響(ん?そりゃもちろん、雪歩のその症状を治してあげるためだぞ)

あんまり話がおいしすぎて、とても信じる気になれません。
いくら響ちゃんとわたしみたいなダメダメマジシャンの力の差がはっきりしてるからって、
悪い人のボスをしてる響ちゃんが、敵対してるマジシャンのわたしを助ける理由なんか、あるわけないです。

響(あー、雪歩、疑ってるでしょ。でも考えてみてよ、今の状態の雪歩に勝って自分が喜ぶと思う?)

わたしの心を読んだみたいな絶妙のタイミングで、響ちゃんの声が語りかけてきます。

響(みんなには、万全の状態で立ち向かってきてほしいんだ。ほら、強敵手として戦いたい、みたいな?)

………ウソだって、はっきりわかりました。
本当にその言葉のとおりなら、響ちゃんが直接向かって来ればすむだけです。
もちろん、そんなことされたらわたしたちはあっさり負けちゃうだろうけど………
でも少なくとも、響ちゃんが本気でそう思ってるなら、春香ちゃんや千早ちゃんに、……あんなひどいこと、する理由がありません。

言い返しちゃいたいけど、でも、この状態であんまり怒らせるのもよくないかも……と思っていると。
唇に、冷たくて丸いなにかが押し当てられました。同時に、甘いような、独特なにおいがわたしの鼻をくすぐります。

雪歩(………!?)

響(まあ、雪歩が信じてくれても、信じてくれなくても、自分は自分のしたいようにするけどね♪)

雪歩(な、なに、これ……!?やめて!響ちゃんっ、おねがい、やめてよぉ……)

さっきまでの、わけのわからない感触を、思い出して……… 思い出そうとして、頭がくらくらしてきます。
あ、あれ…?わたし、響ちゃんが来る前になにか、とてもヘンな気持ちになったことが、あった、ような………?

響(これ、雪歩のその症状を治す薬なの。毒とかじゃないのは自分が保証するから、ほら、ぐっと)

雪歩(……っ、~~~~っ!!)

ちゃぽん、と液体がはねる音がして、唇にさっきよりももっと冷たい、濡れた感触が触れました。
たぶん最初に感じた丸くて固いのが、びんの口で、そして今、それを傾けて、中身を、飲まされようとしてる……!?

響(強情だなぁ……じゃあ何?雪歩はずっとこのままがいいの?)

頭の中に聞こえる響ちゃんの声が、ちょっとむっとしたような調子に変わります。

響(今はいいけど、自分とこの…つまり、ブラックジャンボの戦闘員とかがいまの雪歩見つけたら、どうなるかわかんないぞー?)

……いままで、そんなことをまるで想像もしなかった自分の気楽さにいまさら気が付いて、頭が真っ白になりました。
勝手に身体が震え始めるわたしの唇から、冷たい感触がすっと離れて行きます。

響(まあでも、どうしても嫌だっていうなら仕方ないか。自分はこのまま帰ることにしよっかな……)

雪歩(……ま、待って!ごめんなさい、今のお薬、飲ませてくださいっ!!)

響ちゃんがほんとうに帰って、いなくなってしまうのが何よりも怖くて、わたしは必死で呼び止めます。
だ、だって、さっき本人が言ってたとおり、わたし一人助けるくらい響ちゃんにはなんてことないだろうし……
それに、いまいやらしい男の人たちに見つかるなんて考えただけでも怖いし、嫌でたまりませんでした。

響(ああ、よかった、じゃあ改めて……咳き込まないように気をつけてね?)

響ちゃんは機嫌を直してくれたみたいで、少ししてまた冷たい感触がわたしの唇を濡らします。
ちょっとだけためらいそうになったけど、わたしは覚悟を決めて、流れてくる液体を飲み始めました。

雪歩(………つめたい、それに、舌がちょっとぴりってするけど……甘い。おいしい、な…)

思ったよりもずっと飲みやすい味で、こんな状況なのに、わたしは少しだけ安心していました。

響(……よし、これで空になったぞ。もう大丈夫だよ雪歩、あと30分もしたら、目も耳も元に戻るよ)

雪歩(あ………あり、がとう。響ちゃん)

敵のボスに助けられて、反射的にお礼を言って、わたしの心を罪悪感が締めつけます。

雪歩(やよいちゃんだけじゃなくて、律子さんや、あずささん、それに…四条さんまで、連れて行っちゃって……)

雪歩(そして、春香ちゃんや千早ちゃんをあんなひどい目に遭わせた相手にお礼なんて………わたし)

とても割り切れないけど、どうしても、ほかに助かる手段を思いつけなかったのも本当です。
わたしの判断が正しかったのか、間違ってたのか、わからなくなってしまいます。

響(あ、ところでね。その薬飲むと、たまに副作用で変な夢見ちゃう人もいるんだ)

なんでもないように響ちゃんが言い出して、わたしは全身に鳥肌が立った気がしました。
やっぱり、なにかおかしなものを飲ませるつもり、だったんだ…!?

響(でも大丈夫。こんな言い方もあれだけど、清純派の雪歩にはぜんぜん問題ないやつだから)

雪歩(清純、派………?)

なにが言いたいのか、よくわかりません。思わず聞き返したわたしに、響ちゃんが笑って答えました。

響(そう、よくいやらしいこと考えてたり、エッチなことが好きだったりする子だけ、副作用で夢見ちゃうことがあるの。変でしょ?)

雪歩(い、いやらし……っ、エッチな…!?は、はうぅぅ……)

響(あはは、雪歩、顔赤くなってるよ。そんな雪歩なら問題ないさー)

朗らかに笑うその声が、前の、わたしが覚えてる響ちゃんの声とぜんぜん変わってるように聞こえなくて、
なんだかだんだん、以前のままの響ちゃんとお話しているように錯覚し始めている気がします。
だめ、ちゃんと意識してなくちゃだめです。相手はあくまで、ブラックジャンボのボス、なんだから……!




中身のなくなった市販の栄養ドリンクの瓶を、響は後ろ手に清掃部隊のひとりに手渡した。
受け取った黒タイツは即座に、びんの口に残っていた金属製のふたの一部をねじり外し、
それぞれを音を立てずに回収用の袋にしまいこむ。

響(人間、目と耳がおかしくなってるだけで、栄養ドリンクの味もわかんなくなるもんなんだなー)

警戒の色は緩めないながらもびんの中身を飲み干した雪歩を眺め、響は内心でつぶやく。

響(………それか、雪歩の場合、そもそも栄養ドリンクなんて飲んだことないのかも)

漫然と考えつつ、響は軽く呪文を唱え、戦闘員たちの機械責めで絶頂させられた雪歩の記憶をひそかに封印する。
覚えていない行為の映像を突きつけられたときの雪歩の反応を想像して、響は声を立てずにしばらく笑い、
それから改めて、雪歩の脳内へと、雪歩にとっては「夢」と認識されるように、とっておきの映像を送り込みはじめた。




頭が、なんとなく、ぼーっとしているような感じがします。
目が見えなくなったり、音が聞こえなくなったりしてるのを治すお薬なんだから、効き目もけっこう強いのかもしれません。

そう思っているところで、いきなり、わたしの目の前でなにかの像が形を結び始めました。

雪歩(あれ……?もう30分くらい経った、のかな…これ、ようやく目、治ってきて―――)


貴音『く、ぁ………あ、が、ぁぁ、っ♥そん、な、おく、までぇぇっ……』


雪歩(………え? あ、あれっ、えっ?)


………………… し、じょう、さん…………?


貴音『はぁんんっ♥!!やめ…焼け、て、あつい、おしりぃ、ぃ……♥』


雪歩(し、四条さ、四条さぁんっ!!?うそっ、そんな、なんでぇえっ!?)

のどが思い切り震えているのが、はっきりわかります。
でも、声が出て……出せているのかどうか、やっぱり、わたしの耳ではわかりませんでした。

雪歩(そんな、そんなっ、やだ、何これっ!なんなんですかぁっ!?)

四条さんは、お洋服をなにも着ていませんでした。すらっと長い脚は下にまっすぐ伸びていて、
立った状態から上半身を直角に近いくらい倒した、すごく不自然な姿勢になっています。

そして、その長身を、半透明でぐにょぐにょと震えている大きなモノが下になって支えていました。
春香ちゃんと、千早ちゃんを、ひどい目に遭わせていたのと同じ……す、スライム………!

そのスライムが、身体の一部を伸ばして、四条さんの後ろから………
角度的に、はっきり見えるわけじゃないですけど、…お、おしりの、穴に、入り込んでるの……!?

貴音『…負けま、せん、こん、にゃ、っ!物の怪、などに、ぃ……!』

スライムに密着して、むしろ抱きとめられてるみたいになってしまってるせいで、
四条さんはほとんど動けないみたいに見えました。それでも懸命に身体をよじって、
スライムに抵抗するような言葉を繰り返し口にしています。

それでも、その声が、言葉が………

雪歩(し、四条さんが、あの四条さんが………あんな声、出す、なんて……っ)

舞台のお仕事とか、ラジオでのミニドラマとかで、わたし、四条さんのいろんな声を聞いたことがあります。
すごくお芝居が上手で、声だけ聞いてたらまるで別の人みたいになっちゃう四条さん。
それに、お仕事じゃないときに、事務所でとか、合宿所でとか、お店でとか、普通のおしゃべりする声も、何度も聞いてます。
すごく落ち着いてて、凛としてて、でも、ときには女の子らしい、すごく可愛い感じになったりすることもあって………

いまわたしの、耳……頭の中に響き渡っているのは、そのどれでもありませんでした。
それに言っている内容と、聞こえてくる声が、まるで釣り合ってません。

聞こえてくるのはそれだけじゃなくて、スライムがちょっと動くたびに、ぐちゅぐちゅ、ずるずる、と
聞いてるだけで気分が悪くなってしまいそうな音が絶えず響いてきます。
その中でも………四条さんの、お尻のあたりで、スライムが動くときに、一番、音が、大きくなる感じです。

雪歩(……っ、これが本当なわけない、やっぱりまだわたしの目、見えてないんだ!そう、こんなの、夢に決まって――)

響ちゃんがさっき言っていたことがブーメランみたいに戻ってきて、わたしの心と頭を直撃しました。


響『よくいやらしいこと考えてたりエッチなことが好きだったりする子だけ、副作用で夢見ちゃうことがあるの』


雪歩(う………ウソ、ウソですぅっ!?違うっ、わたし、わたしそんなんじゃないっ!)

雪歩(そ、そうだ響ちゃん、響ちゃんがこれやってるんでしょうっ!?やめて、すぐ止めてっ、おねがいぃ!!)

思いっきり叫びました。そばにいたら絶対聞こえるはずです。
でも、響ちゃんからはなんの反応もありませんでした。
わたしが声を出せてないから何も答えてくれないのか、本当に響ちゃんがそばにもういないのか、それもわかりません。




雪歩「し、四条さ、四条さぁんっ!!?うそっ、そんな、なんでぇえっ!?」

響「よしよし、ちゃんと見えてるみたい。じゃあゴメン、みんなはもうしばらく待機、ってことでおねがい」

機械責めを担当していた黒タイツたちをいっぺんにまとめて先に帰投させ、
雪歩に貴音の映像を見せるための準備をするごくわずかの間に、清掃部隊は仕事を済ませていた。
ほとんど錯乱した雪歩が、大声で貴音の名前をしきりに呼び始めるのを見届けて響が振り返ったときには、
部屋の中はすっかり綺麗に整頓されて、少し前まで誰かがいたとは思えない状態に戻っている。

響「ひゅーっ。さすが手際いいね!」

響の感心した声にも黙ったまま頭を下げたのみで、清掃部隊は自分たちも整然と居並び、次の命令を待ち構えていた。

響「あはは、もうちょっとフランクでもいいのにー」

苦笑したのち、響は雪歩に向き直る。
ちょうど雪歩がまた必死に叫び始めたところだった。

雪歩「そ、そうだ響ちゃん、響ちゃんがこれやってるんでしょうっ!?やめて、すぐ止めてっ、おねがいぃ!!」

響「やーめなーい。それよりせっかく貴音の秘蔵映像見せてあげてるんだから、ちゃんと見るんだぞー」

響が楽しげにうそぶくその声も、雪歩の耳は認識できない。

貴音『くぅぅ…………っ、は、っ、はぁ、んんっ……♥はーっっ、はぁ、ふぅん、ん!?』

雪歩(やだっ、いやぁっ、もう止めてぇえ!こんなの見たくないですっ、こんな四条さん、見せないでぇ!!)

スライムにおしりばかりいじられ続けるうち、四条さんの上げる声が、少しずつ変わって来ていました。

貴音『……、っっ…! ふぅ、っ、ん、くぁ………あ、っ…♥』

貴音『な……、あ、いや、あぁあ、はぁあああんっ♥♥』

ぐちゅん、と大きく、四条さんのお尻に深く入り込むような動きをスライムがしたとたん、
四条さんは伏せていた上半身を思いきりのけぞらせて、長く尾を引くみたいな叫び声をあげます。
当然、なにも着てないから、お……おっぱいも、その動きに合わせてぶるんと大きく跳ねて、
でもそんなことより、叫んでる声も、それに表情も、明らかに……気持ちよさそう、です。

雪歩(夢、これは全部夢なの……四条さんはこんなんじゃない、これは夢、………わたしの、夢……?)

せめて目をつぶれたらよかったのに、そうすることもできません。
つまり、そもそも目が見えてないのに目の前に見えてるこれは、やっぱり夢に決まってます。

……じゃあ、わたしは、いやらしいことを考えたり、…え、エッチなことが、好き、ってことに、なっちゃう……?
それに、夢、ってことは…………

……わたしが、四条さんのことを、こういう目で見てた、ってこと……?

雪歩(ち、違う、ぜったい違いますっっ!!四条さんはかっこよくてきれいで憧れるけど、そういうのじゃなくて………)

わたしがお仕事で失敗して落ち込んでたとき、やさしく「雪歩」って名前を呼んで、話を聞いてくれた四条さん。
舞台で役に入り込んでると、本当に知らない人に見えて、思わず怖くなっちゃうくらい凄い、四条さん。
事務所で亜美ちゃんと亜美ちゃんにおどかされて涙目になって、「ゆ、雪歩ぉ…!」なんて、わたしに縋ってきた四条さん………

その四条さんが、わたしの目の前で、スライムにお口までふさがれて、呻いています。


貴音『ん"ん、む、ぅ、~~~~~~♥♥♥ん、ぐ!?うぐっ、む、むふ、ん、ごくっ、んくっ………♥♥』

貴音『んん、ーーーーっ♥♥ ………ん、む?…………ん、ん、んぐっ! んんーーーーーーーー!!!』

貴音『ん、んんっ♥ふぐぅぅっ、ん~~~~~っ♥♥む、ごっ、おぉ!?♥♥ん、ん、んんんんんーーーーー♥♥♥』


さっきまでのが前座かなにかに見えるくらい、スライムの動きが激しくなっていました。
丸見えにされた、大きくてやわらかそうな、おっぱい……にも、スライムが包み込むみたいにへばりついてぐにゅぐにゅして、
そして、紅くてぷるぷる潤っている唇は半透明のホースみたいに伸びたゲル状のものに押し開かれて、あの声がもう聞こえません。
それだけじゃなくて、ときどきそのホースがぶるぶる震えると、四条さんはのどを鳴らしてなにか飲み込まされてるみたいでした。

……飲み込まされてるのか、それともすすんで飲み込んでるのか、その境界線ももう曖昧です。
だって、さっきまでより、明らかに………おしりにくっついたスライムが動くたびに………四条さんの綺麗なお顔が、うっとりした感じに…

雪歩(だめっ、だめです、四条さん……そんな顔しちゃ嫌ですっ!!スライムなんかに負けないでぇ!)

聞こえるわけもないのはわかってても、叫ばないではいられません。


貴音『な……ひ、待っ……………あぁ、あ、あ♥』

いつの間にか、四条さんのお口からスライムは抜け出ていましたけど………むしろ、事態は悪くなっていました。
両手をスライムに捕まえられて吊るされて、足と身体は四つんばいみたいな体勢にさせられた四条さんの脚の間に、
じゅるじゅると、きのこみたいな形になったスライムが近づいていきます。
それはもちろん四条さんにも見えていて、ほとんど声も出せなくなってしまっているみたいでした。

雪歩(うそ、うそ………そんなのダメっ、四条さん、四条さんがぁっ!)

いくら叫んでも、スライムはもちろん、四条さんにだって聞こえるはずがありませんでした。
だってこれは、わたしの夢、なんだから。

そしてその夢の中で、夢とは思えないくらいに生々しく、じゅぷっ、と音がして、スライムが四条さんの……大事なところに、触れました。

貴音『ひぁ、………ああぁ、だめ、だめ、ぇ…♥だめなのに入って…、入ってきて、しまいますぅ♥♥』

貴音『いやぁぁ、出ておゆきなさい、ぃ……♥こんなぁ……こんな物の怪などに、わたくしの……操は、ぁ…』

少しずつ、少しずつ、ゆっくり時間をかけて、スライムが………四条さんの中に、入っていきます。
女の子の、女性のなにより大事な初めてを、人ですらない気持ち悪い生き物に今にも奪われようとしていながら、
四条さんは………甘くとろけた声をあげるだけで、逃げようとも、もがこうともしていないように、わたしには、見えました。

雪歩(ああ………きもち、いいんだ………四条さんみたいに強い人でも、あのスライム、気持ちよくしちゃうんだ………)

貴音『な、やぁ、あぁ!?♥はげしっ、そん、ぁああ、ひあぁあぁああっ♥♥♥』

貴音『ぁはああん♥むりですっ、強すぎ、て!?♥せめてやさしく、ひぁっ、いっひぃぃい♥♥♥』

おしりだけじゃなく、前の……大事なところまで、全部、すっかり入り込まれて、
そこからスライムは本格的に、四条さんを………その……、犯しはじめ、ました。
やわらかいねばねばの体で、すらっとした手足やおなかにまとわりつき、四条さんが逃げられないようにしてから
ヘビや、きのこみたいにふくらませた体の一部を、縄………触手、みたいに伸ばして、
それを使って四条さんのお尻や大事なところをぐちょぐちょと音を立てて、出入りし始めます………

貴音『あ、や、だめ、だめ………ひ、あ、あ、あ~~~~~~っっ♥あぁ、あぁああああ~~~~っ♥いやぁあ~~~~~~っっ♥♥』

雪歩(うそ………四条さんのお尻に、スライム………あんなに、入ってたの………!?)

お尻からスライムを綱引きでもするみたいに引っ張り出されて、四条さんがまた叫んでいました。
じゅるっ、ずるずる、という音がなかなか止まらなくて、スライムが出てくるのもなかなか終わらなくて、
そしてもちろん、その間じゅう、聞いたこともない四条さんの叫び声も止まりません。

雪歩(すごく………いやらしい、声……四条さんも女の子、女の人、なんだ、気持ちよくされちゃうことくらい、ある、よね………)

雪歩(四条さんでも、あんな風になるなら………もしわたしが、同じ目に、遭わされ、たら………?)

ごく自然に頭に浮かんでしまった考えを、なぜかわたしは、打ち消す気になれませんでした。





貴音『………あ、あ…後生、です、少しやすませ…っひぁああん♥♥ぁ、……あ、あっあっあぁあああぁっ!?♥♥』

今では四条さんは、また姿勢を変えさせられて、両手を腰のうしろで捕まえられ、
床にひざをついて上半身をスライムにすっかり預けさせられていました。
その状態で、後ろ側からお尻を、大事なところを責められて、悲鳴のような、喘ぎ声のような声を上げさせられています。

貴音『や、ぁ…ひぃあぁっ!あ♥ぁ、はぁ、んんぅぅ♥!?嫌、いや…♥いや、ですっ、そんな突いてはぁ、あぁあ♥』

雪歩(そ……そう、これ、どうせわたしの夢なんだ………四条さん、ごめんなさい、わたし、ひどい子ですぅ…………)

今だけは、目が見えていないことにかえって感謝したい気分でした。
これが現実で、目を開いて見えてるんだったら、わたしの心はもうとっくに折れてたと思います。
でも、夢なんだったら………わたしが自分で思ってるより、ずっといやらしいっていうのはショックだけど、
四条さんがこんないやらしい目に遭わされてるのは夢なんだってわかるだけ、ずっとマシです。

貴音『………うぇ、ぇ…♥あ、はぁっ、けほ…、は、っ!?きゃ、ぁああぁ♥ 熱ぅ、っ!?くふぅぅぅんっ♥♥』

見ている前で、今度は、スライムがあちこち体をのばし、どろどろした粘液を四条さんに吐きかけました。
綺麗なお顔がべとべとになったのはもちろん、ふわふわでさらさらの長い銀髪にも、
白い、思わず触って見たくなる背中や、丸くて立派で指に吸い付いてきそうなお尻にまで
たっぷりと熱そうなきたならしい液体を絡めつけられて、四条さんは熱い息を吐いて懇願します。

貴音『い、いやぁ、こんなぁ……ぁぁっ♥ もう、もうかけないで、くださいませぇ…♥♥』

雪歩(これも、夢………だって四条さんなら、こんなこと、絶対言わないもん……)

わたしはひょっとしたら、心のどこかで、四条さんがこんな風になるのを見たい、と思ってたのかもしれませんでした。
だって、映像として、あんまりリアルすぎます。こんなの、よっぽど強く考えてなきゃ思いつきません。

雪歩(そう、夢だからしかたないよね………わたしが悪い子ってだけ、なんだから……♥)

貴音『あひぃ、ぃ………♥おひり、はもぅ……ぁ、ふああぁっ!?♥♥』

貴音『そ、のようにぃぃ♥膣のお、奥っ、なりませ、ひぁああんんっ♥♥だめ…、だめですっ♥ゆる、し、お許しくださいぃぃ♥♥』

ちょうど「夢の中」では、全身をべとべとにされてしまった四条さんがまたスライムに前も後ろもレイプされ始めて、
すごくいやらしい声で悲鳴を上げ始めているところでした。
あんな声で、やめてとか許してなんて言っても、逆効果だと思います。
そうじゃなくても、四条さんみたいな素敵な人をめちゃくちゃにしたいって気持ちが、それでおさまるわけがありません。


雪歩(………つ、次は四条さん、どんなふうに、されちゃうのかなぁ…)


なんとなく、わたしの身体も熱いような気もしたけど、きっと夢のせい、だと、思います。

雪歩「はっ………あ、しじょ、う、さん……すごぃ、スライムに、あんな………んんっ!」

響「でしょ、スラ美と貴音のエッチ、すごいよねー」

雪歩が途切れ途切れに夢見心地でつぶやくのに、響が律儀に返事をしていた。
その返事が聞こえていないのはもちろん、今の雪歩は自身が声を出している意識があるかどうかも定かでない。

雪歩の身体からは縄がほどかれ、かわりに清掃部隊の面々が丁重に「処理」を加えていた。
もちろん彼らもまた新型スーツの先行配備を受けており、それがクリーニング作業効率を格段に引き上げていた。

「夢」で見せられた貴音の痴態にすっかり意識を持って行かれているうちに、雪歩の衣装は手早くはだけられている。
胸元は乳房をすっかり丸見えにされた上、スカートもまくりあげて固定され、じっとりと濡れたショーツが露わになっていた。
そのはだけられた両方の乳首に、左右から歯ブラシがそっと当てられ、擦るというよりも
毛先を当ててほんのわずかゆするような調子で、やわやわと微妙な刺激が送り込まれ続ける。

響「そうそう、その調子。振動で傷んじゃってるかもしれないから、ちゃんとクリーニングしてあげるんだぞー……ぷぷっ」

まじめくさった声で最後まで言い切ってから、響は軽く自分で噴き出した。
一方で、清掃部隊員たちはしごく丁寧に、相手が人であろうとモノであろうと分け隔てなく、いつもの作業を遂行していく。

雪歩「四条さんっ、四条さぁん………こんな四条さん、はじめて、もっと、見せて………っ」

自身の夢と誤認させられつつ、実際に貴音が受けたそのままの粘液責めの様子をじっくり鑑賞しながら
敏感なふたつの突起をこの上なく丁寧に念入りに刺激され、雪歩の声も少しずつとろけてゆく。




貴音『あ………は、ぁっ♥♥♥やぁ……♥♥ ……………っ、っ♥♥これ、いじょうは、ぁ♥♥♥』

ぐちゅぐちゅぶちょぶちょと、今まででいちばん激しく音を立てて、スライムが四条さんの前と後ろで出入りします。
まだ四条さんは、抵抗するみたいなことを言ってはいますが、声も、顔も、もうぎりぎりみたいでした。

雪歩(うふふ…四条さんって、こうしてみるとかわいいなぁ………)

思わずほっぺがゆるみそうになったとき、スライムが思いっきり深く四条さんの中までもぐりこんで、
そして、そのままねばねばの体全体をぶるぶる震わせ始めました。
それと同時に、たくさんのお水が流れ込むみたいな低い音が聞こえてきます。

雪歩(これ……春香ちゃんと、千早ちゃんのときと、おなじ……)

雪歩(………わたし、あれを見たから、四条さんに置き換えて、こんな夢見ちゃってるんだ……!ごめん、春香ちゃん、千早ちゃん………)

罪悪感に胸がちくりとした瞬間、四条さんがスライムに負けないくらい身体をがくがくさせ始めました。

貴音『こんにゃ、っ……♥♥いけま、せん、んんっ♥♥♥ なか、いっぱいに………っ♥♥されては、ぁぁ♥♥もう……もうっ…♥♥♥♥』

貴音『………あ、あ、あぁああぁああっっ♥♥♥♥いくっ、いくぅぅぅ~~~~~っ♥♥♥♥♥』

スライムが四条さんのなかに、さっきのどろどろねばねばした液をたっぷり注ぎ込んだみたいでした。
その熱さと勢いに四条さんは背中をまたぐっとそらして、イっちゃったことを叫んでしまいます。

雪歩(い、イっちゃった、んだ……四条さん、あんな、スライムに…イかされて……)

夢の中とはいえ、失礼すぎることしてるな、ってわかってるのに、わたしはどうしても目が離せません。




シミ落としは清掃部隊としては望むところの作業であったが、着用したままの下着ともなると一筋縄ではいかない。
場所が場所だけに歯ブラシを使うこともはばかられ、彼らはかわりに手で優しく作業することに決めた。

雪歩「ん、んぅっ…ひぃん!はぁっ……はぁ、んんっ……♥」

染み抜き剤やせっけんが用意され、それらを染ませた布手袋を装着した清掃部隊員たちは
細心の注意を払い、雪歩のショーツについた、少しずつ大きくなりつつあるシミのクリーニングに取り掛かった。
何本もの指が的確に、しかし注意深く雪歩のショーツを、そしてその下に隠されている秘部をなぞり、
じっくりと濡れ具合を確かめては擦り立て、何度もタップするように叩き、ときには布地を押し込むようにして刺激を加える。

雪歩「あぅうっ……♥ 四条さん、四条さん……っ、エッチな四条さんもすてきですぅ………♥」

もはや凌辱される貴音の姿にすっかり目を奪われている雪歩はやはりその現実からの刺激に気づくことができず、
夢を見ている自分が勝手に身体を熱くしてしまっている、と思い込むだけだった。

………………
…………
……

今では、四条さんにまとわりついているのが、スライムだけじゃなくなっていました。
前に、やよいちゃんが連れて行かれたときの………そしてその後事務所にやよいちゃんが来たとき、
一緒に連れていた、いそぎんちゃくみたいな生き物も、一緒です。

貴音『はひ………っ♥♥♥はっぐぅぅう♥♥♥♥あ、あぁああぁっっ♥♥♥♥♥』

そのいそぎんちゃくが伸ばしたうねうねしたものに縛られて、なんとか抵抗しようとしていた四条さんに
またスライムが張り付いて、そのまま一気に両方の穴を犯し始めました。
いっぺんに四条さんは声が甘くとろけちゃって、それでも耐えようとがんばっていましたが……

貴音『だ、め、だめです、っ♥♥耐えて、みせま、しゅ♥♥こんな、すらいむなど…っんほぉぉおおぉ!?♥♥♥♥♥』

「スライムなど」ではない、いそぎんちゃくみたいな生き物が、スライムがもう入ってるのにもかまわずに
うねうねしたものを四条さんの中に挿入しちゃって、そのままスライムごとレイプを始めます。

貴音『いや、っいやぁ♥♥♥ひあぁあ!♥♥♥な、にを♥♥こんな、こんなぁあっ♥♥♥♥』

さすがの四条さんも、これには耐えられなかったみたいで、急に声がかわいくなってしまいました。
四条さんの中がスライムごとかきまわされるじゅぷじゅぷという音が、はっきり聞こえてきちゃいます。

貴音『やめ、っ、なりませんん♥♥♥中ぁっ、ぐちゅぐちゅ、してはあっああっ♥♥♥すらいむ、掻き回され…て♥♥♥♥んひぃっ♥♥♥』

貴音『お、願い、ですっ、もう、っひあぁ!?♥♥♥ああっそんなっ、触手深いいっ♥♥♥♥すらいむ♥♥同時にはぁ、ひゃんんっ♥♥♥♥』

………四条さんの中に入っているあれは、「しょくしゅ」と呼ぶみたいです。
自分のことをレイプしてるものの名前までちゃんと知ってるなんて、さすが四条さん♥

貴音『きゃひぃぃいぃっ!?♥♥♥♥はぁんっ♥♥♥あはぁああぁああっ♥♥♥♥♥』

その「しょくしゅ」が、お尻と前に入ってるのとは別に、四条さんのおっぱいと、………お豆、に、ちゅっと吸いつきました。
見た目にはそんなでもないような気がしたけど、四条さんがあんなに悲鳴を上げてるってことは、
きっと、ものすごく気持ちよくて、そのままイっちゃいそうなくらい、いいんだと思います。

貴音『あ、ぁ♥♥♥あんっ♥♥♥やっ、いや、やめ、て♥♥♥らめれしゅ♥♥♥らめ、っ♥♥♥♥』

そのまま前も後ろもまた突かれ始めて、四条さんにしては珍しく、舌っ足らずな声になっちゃいました。
やめて、って言ってるわりに、お顔はすっごく、気持ちよさそうです。

雪歩(ああ、でも、わたしだったら「やめて」とも言えなさそう……やっぱり四条さんはすごいなぁ………)

そういう意味では、そんなすごい四条さんをこんなふうにしちゃってる「しょくしゅ」が、一番すごいのかもしれませんでした。




貴音『や、やめて………来てはなりませんっ、おやめください、お願いです許してっいやです嫌っ、あ、ぁ、あぁああぁんん♥♥♥♥♥♥♥』

顔をひきつらせて叫んでいた四条さんでしたが、しゅるしゅると巻き付いてくるいそぎんちゃくにからめとられて、
お尻にも大事なところにも触手を入れられた瞬間、また一気にかわいい悲鳴を上げ始めます。

いそぎんちゃく達も、四条さんがそんな声を出すのが嬉しいみたいで、たくさん群がってきて
四条さんのおっぱいやおなかや手や足、いろんなところに触手をこすりつけたり、巻き付けたりしていました。

貴音『こわれて、しまいましゅ♥♥♥♥♥もうこれ以上はぁっ♥♥♥♥わたくし、わたくしぃっ、あぁああぁ♥♥♥♥♥』

ずぽずぽと激しく、めちゃくちゃなリズムで触手を出し入れされて、また四条さんが叫びます。
わたしの夢だから、でしょうか、声の調子だけでわかるようになってきました。

雪歩(あ、四条さん、そろそろ…………触手で、全身気持ちよくされちゃうんだ、イっちゃうんですねっ♥)

貴音『らめれすっ♥♥♥♥触手などにぃ♥♥♥♥♥ああんっ♥♥♥♥堕ちてっ、堕とされてしまいましゅうぅぅ♥♥♥♥♥♥♥』

そう思ったまさにその瞬間、四条さんが身体をびくびくさせて、とろんとした顔で叫びました。
あんな、男の人でもない触手にいっぱい、いっぱい犯されてまたイっちゃったんだって、すぐわかります。

雪歩(女の子って、こんなふうにして堕とされちゃうんだぁ……四条さんも、スライムとか触手とか、エッチなのには、勝てないんだね……)

少しずつ、意識がぼんやりしてきた気がします。なんだかだんだん明るくなって、四条さんのいやらしくてかわいい顔がぼやけて、
それに、なにか、うるさい、っていうか、なにか聞こえて……


………   これって!!

雪歩「………っはぁっ!?」

一気に跳ね起きます。跳ね起きられました。それに、周りも見えるし、自分が息を思いっきり吐いた音も聞こえます!!

雪歩「こ、ここ………どこ!?それにわたし、今まで、何をして………っっっ!?」

わたしだけで、周りには誰もいませんでした。頭がぼんやりしてて、何も思い出せない感じがします。
なのに、なぜか………下着がぐっしょり濡れているのだけ、妙にはっきり、わかりました。

ちょっと中断します。再開は21時くらいを目安に。

ですが、導入っぽいのの投下その他で時間かかるので、
安価が出始めるのは早くて21時半とか22時くらい、遅くなる可能性も有、と思っていただければ。

きょうはチュートリアル的な部分が主で、あまりエロにまでは至らないかもしれないです。



はるるんはヒロインなので最後まで絶対に堕ちないということを逆手にとって好き勝手する書き手の屑、>>1
いや、前スレで触手とかスライムとかばっかりだったからそうは見えないかもしれませんけど、
輪姦ってシチュエーションが超好きなんですよ……(書き手どころか人間の屑)

ただ、輪姦って定義的には「一人の女性に対して複数の男性が次々に強姦すること」なのであって、
今回のいおりんはともかくはるるんは輪姦されていないとも言えます。


どうでもいいですね。それでは、しばらく時間をいただきます。

亜美「こ、このへんだったんだよ、ホントだよ!?亜美、亜美は絶対ウソ言ってないよぉにーちゃん……!!」

P「わかってる、俺は亜美のことを疑ったりしてないよ。だからまず、落ち着こう。な?」

真「でも、伊織と春香はいったいどこに………そ、それに、雪歩も…!」

事務所で俺が待機していたところに真が息を切らして飛び込んできて、雪歩を探しに行っても見つけられず、
ふたりで雪歩を探していたら今度は音無さんから電話があって、『亜美ちゃんが一人で帰ってきて、助けを求めている』と言われた。

『放っておくと亜美ちゃん、勝手に出て行っちゃいそうなんです!』と慌てふためく音無さんを放っておくわけにいかず、
やむを得ず一時的に雪歩探しを中断して、俺は真を連れて事務所に戻った。
そして、待っていた亜美と合流し、その亜美に先導されて三人でここへ来た、というのが、今の状況だ。

なんでも亜美の話では、最初は伊織と春香が優勢だったが、とにかく大量の黒タイツを着た変態?が湧くように出てきて
そのままでは形勢不利と見た伊織が、先に事務所へ戻っていろと亜美に指示した…ということらしい。

P(あいつ………危ないときは助けを呼べって言ったのに、こっちに負担かけないように、無理して…!)

本調子でないどころか、そもそも薬の影響がどんな風に出ているかもわからない春香と、
他人にできるだけ頼らずなんでも自分でやってしまおうとする傾向のある伊織を組ませたのは、判断ミスだったかもしれない。
単純な戦力・マジシャンとしてのタイプの違い以外にも気を配っておくべきだったと、今さらのように歯噛みする。

そのとき、ポケットに入れていたスマホがまた震えた。発信者は………やっぱり音無さんだ。
亜美と真に一言ことわりを入れてから、俺はすぐに応答する。

P「音無さん、どうしました?」

小鳥『あ、プロデューサーさん!千早ちゃんと美希ちゃん、それに真美ちゃんは、無事に事務所に戻ってきてます!』

電話越しでもわかるくらいに彼女の声がはずんでいる。
ほかの2か所のマジシャンたちの動向がわからない以上、当然といえた。

小鳥『ただ……千早ちゃんの症状が、あんまりよくないみたいで…それに、美希ちゃんも、似たような状態に』

P「な、なんですって!?」

思わず声を荒げてしまう。千早はそうなる可能性があることを覚悟していたけど、
美希も、っていうのはつまり………美希まで、そういう目に遭わされた、ということなのか!?

小鳥『あ…す、すみません、そういう意味じゃないです!美希ちゃんは、千早ちゃんの症状が軽く伝染した、というか……』

安心させようとしてくれているのはわかるが、いまいち安心できない。伝染するような症状ではない気がする。

小鳥『そのへんは後で説明させてもらうとして……真美ちゃんも、マジシャンとして覚醒したんだそうです』

P「え!?そ、それは、よかった……と、言っていいんでしょうか」

小鳥『………単純に、喜んでいていいとは言い切れませんけど………ありがたい、とは、言えるんじゃないでしょうか…?』

音無さんの声も、明らかに歯切れが悪くなる。
単に戦力が増えた、などと言って喜んでいられない薄気味悪さや不安感が、どうしても抜け切れない。

小鳥『あら……誰か、って、ゆ、雪歩ちゃん!?』

P「雪歩……? 雪歩がそこに、ってうぉっ!!」

真「雪歩!?雪歩、わかる!?ボクだよ真!………無事、なの?無事なんだね!?」

雪歩の名前をおうむ返しに叫んだ瞬間、すさまじいスピードで寄ってきた真にスマホをひったくられた。
そのまま真はスマホに噛みつきそうな勢いで話し始め、やがて少しずつ声のトーンがおさまっていく。

P(よっぽど心配だったんだな………でも、まず雪歩の無事がわかって、よかった…!)

さっきまでの取り乱し方を見ていた俺としては、とても咎めたり腹を立てたりする気にはなれなかった。

P「亜美、ここは一度、事務所に戻ってみないか。雪歩や千早たちから、なにか情報が得られるかもしれない」

俺の提案に、亜美はしばらく視線を足元に落としたまま微動だにしなかったが、やがてごくかすかにうなずく。

亜美「…………ん。わかった。そーしよ、にーちゃん」

小鳥「本当に無事でよかったわ、雪歩ちゃん…!真ちゃん、すぐこっちに帰ってくるって」

電話を切った小鳥さんが、心からほっとした表情を浮かべてこっちを見ていました。

雪歩「は、はいぃ…ご心配、おかけしちゃって」

小鳥「気にしないで。でも……真ちゃんと別れたあと、どうしてたのか、聞いてもいい?」

いま一番困る話題を真っ先に振られて、思わず固まってしまいます。
そこを聞かれるのは当然だけど、実はわたしこそ何があったのか、知りたいくらいで………

真ちゃんをかばって、気持ち悪いいもむしさんの攻撃…を受けたのは、覚えていました。
でも、そこからあとの記憶が、まったく残っていません。

目が覚めたときには、入ったことも、見たこともない、どこかのさびれたビルみたいなところにいました。
周りには誰もいなかったし、わたしはマジシャンのお洋服を着たままだったし、
もちろんあのいもむしさんだとか、ほかのブラックジャンボ関連の人や生き物も、たぶん、いなかったはずです。

雪歩(……うう、っ、思い出したくないよぅ………)

………マジシャンのときに履いていたショーツが、まるで、お、…お漏らしでもしたみたいに濡れていたのは、
いくら小鳥さんが相手でも、とても打ち明けることはできませんでした。
しかも、ある意味じゃ、お漏らしよりもひどくて………あれは、お漏らしでも、水でもなくて………っ!
変身を解いたら、ちゃんと変身前に着けてたショーツに戻ったときは、本当に安心してしまったくらいです。

小鳥「ごめんなさい、今聞くことでもなかったわね。忘れちゃって?」

わたしが黙り込んだのをなにか勘違いしたのか、小鳥さんはあわてたように手を振って、それ以上の追及をやめてくれました。
ありがたいことには変わりないので、申し訳ないけど、利用させてもらっちゃいます。

雪歩「いえ……あの、それより小鳥さん。わたし、ちょっとだけ、仮眠してきていいですか?」

小鳥「え?ああ、もちろん!そうよね、疲れてるわよね。真ちゃんたち帰ってきたら、しばらく待つように伝えとくわ」

雪歩「ありがとうございます。そんなに長くなくていいんです、15分くらいで……」




千早さんは、戻ってきて即、また例のビョーシツみたいなところに逆戻りしちゃった。
いちおう今はまた落ち着いて眠ってるみたいだけど、ミキにはその寝顔ももう、信用できない。

美希(千早さんは……もう、マジシャンしないほうが、いいんじゃないの………?)

ユニゾンソウルで千早さんとつながったあのとき、身体じゅうが熱く、おかしくなっただけじゃなくて。
千早さんの記憶……みたいなのがほんのちょっとだけ、ミキに、流れてくるカンジがした。

全身がぞわぞわして、ミキは思わず自分で自分を抱きしめる。

美希(あの、スタジオで見た、ぶにょぶにょしたヤツ、………スライム、だけだと思ってた………)

ほんのちょっとだったし、ミキもあのときはかなり頭がおかしくなってたから、全部はわかんない。
でも、千早さんは確かに、やよいが連れてきたあのにゅるにゅるしたキモいのの群れみたいなのをいっぱい見てて、
………見ただけじゃなくて、あれに、なんかヒドいことされたのは、間違いない……

もっとおかしいのは、千早さんの目を通して、ミキには春香が見えた気がする。
春香のことを千早さんが大事に思ってるのはべつにおかしくないけど、ちがう。うまく言えないけど、なにかちがう……

真美「………あの、さ、ミキミキ?」

美希「真美。…………さっきは助けてくれて、ありがとうなの」

真美「うええぇ!?」

ミキがぺこりと頭を下げると、真美はびっくりしたみたいな、すっごいヘンな声を上げた。
せっかくお礼言ってるのに、そんなリアクションってヒドいと思うな。

真美「いや、そんなことよりさ?真美もこれからマジシャンとして、ミキミキとか千早おねーちゃんといっしょに戦うかんね!」

はしゃいだ感じで真美が言う。
真美にはなんの悪気もないはずなのに、ミキにはどうしても、それを素直に喜べなかった。

………………
…………
……

真と亜美を連れて事務所に帰りつき、俺はそこに並んだメンバーの顔を見わたす。
出迎えてくれた音無さんのほかに、美希と真美。千早はまた例の病室で安静にしているという話だった。

P「……あれ?雪歩もいるんですよね?」

小鳥「ああ、雪歩ちゃん、少しだけ仮眠したいそうです。15分くらいで起きるって言ってましたから」

P「そうでしたか。真、それくらいなら待ってやってくれるな?」

真「そんなの当たり前ですよ!ボクのことなんだと思ってるんですか、プロデューサー」

俺が軽く振った冗談に、真がふくれっつらをする。雪歩が無事と知って、だいぶ余裕が戻ってきているようだった。

亜美「…そんで、あのさ、にーちゃん。いおりんとはるるんのこと………」

亜美が沈み込んだままつぶやくように言い、ようやく俺は浮足立った気持ちが少し落ち着いた。
そうだ、まだ3組のうち2組の無事が確認できただけなんだから、安心しきってしまうには早すぎる。

P「そうだ、すまん亜美。美希、真美、伊織や春香のこと、感知できたりしないか…?」

美希「やってみるね。ん………んうぅ、っ!」

美希がすぐさま目を閉じ、精神を集中しようとして、そして軽く呻いた。

美希「……ゴメンねハニー、ちょっと、ちょっとだけ時間ちょうだい。今すぐは、ムリ、かも…」

はっきりと調子が悪いのをまったく隠すことなく、美希がぼやく。
よく見ると足もともおぼつかない様子で、顔にも赤みがさしているように見えた。

P「そ、そうか……こっちこそ戦闘直後に悪かった。真美…は、難しいよな……」

真美「う、うん……だって真美、まだ、ちゃんとしたヘンシンの仕方もよく………」

申し訳なさそうに真美が顔を伏せ、そしてそれを聞いた亜美はますます沈み込んだ、泣き出しそうな表情を浮かべる。
なんとか慰めて、励ましてやりたくて声をかけようとした瞬間、またスマホが震え始めた。
誰もしゃべっていないタイミングだったこともあり、低く響く機械音に、みんなの目が俺の方を向く。

音無さんは目の前にいて、電話をいじってもいない以上、彼女でないのは明白だった。
じゃあ誰がこんなタイミングで?と思いつつスマホを引っ張りだし、画面を見て、俺はつい叫んでしまう。

P「ほらみんな、これ見ろ!かけて来てるの春香だ!」

発信者の名前欄に春香の名前が燦然と輝いていて、番号も同じく見慣れた春香の番号だった。
思わず突き出したスマホをのぞきこんで、一瞬でみんなの表情がぱっと明るくなる。

P「電話かけてこれるってことは、きっと伊織も一緒のはずだ。みんなで迎えに行ってやろう!」

声がはずんでくるのを自覚しつつ、画面の応答ボタンを押してスマホを耳にあてる。

P「春香!心配したんだぞ、もうみんな」


「よぉ、あんたがプロデューサーか。すぐ外見ろ、外」


P「………っ!?」

春香のスマホからかかってきた電話で、春香の声が聞こえると思って話しかけたところに
いきなり知りもしない男の声が響いてきて、すぐに次の言葉が出てこなくなった。
中途半端なところで黙り込んでしまった俺に異変を感じたのか、みんながまたこっちに目を向ける。

P(外………)

できるだけ不安にさせないよう、気取られることの内容に、ゆっくりと目線を動かして窓の外を見る。

そしてそこに、スタジオでも見た例のバリアが展開されているのに気が付いた時点で、もう耐えきれなかった。
みんなが小さく悲鳴を上げたり、焦ったように呼びかけてくるのも構わず、
俺は道路側へとスマホを握りしめたまま駆け寄り、鍵をはずすのももどかしく窓を引きあけた。

路上にはまた、いつかのように、車ひとつ通っていなかった。
その静寂の中に人がいる。それも一人ではない。
黒いタイツの上下みたいなのに身を包んだ連中が、ざっと見て二十人くらいか。

「お、やっと気づいたか?プロデューサーさーん、ってな」
「おせぇーよ。けっこう派手に結界張ったと思ったんだけどなぁ」

そいつらがこっちを見上げ、俺の顔を指さし、なにがおかしいのか大声を揃えて笑った。
そんなのが気にもならないほど………別のものが、俺の視線をとらえて離さない。

「おいおいおい、アイツめっちゃ見てるぞ」
「さすが目ざといなー。その調子で町でも女の子ばっか見てんだろ、わーこえー」

「ま、さておき、だ。765プロさーん、『お届け物』でぇぇーすwwww」

男たちのうち、ふたりがそれぞれ、なにか抱えていた。
ぱっと見には真っ白に見える。
でもそれは、よく見ると、赤と、ピンクを基調にした衣装を身に着けた、人間大のなにか………
………なにか、どころではなく、人間そのもの、で。


伊織「…………あ、ぁ……♥♥♥ かけちゃらめ…♥♥♥かけちゃ、やぁ………っ♥♥♥」

春香「ん、んっ♥♥♥ イ……くっ♥♥♥あははぁ、せーえき、あびただけれイっひゃぅ……♥♥♥♥♥」


亜美「ひ、ぃっ、いおりんっ、はるるんっ!!?やだっ、やだああぁああぁ!!」

すぐ隣から耳をつんざく叫び声が聞こえたときにはもう遅かった。
俺について窓際にやってきた亜美が、男たちに抱えられて弱弱しく震える春香と、伊織を、見てしまった。

小鳥「……っっ、真美ちゃん見たら駄目っ!!」

真美「え………ちょっとピヨちゃんっ!?い、いおりんが何、はるるん、はるるんがどうしたのっ!?」

同じく俺のそばにやって来て息を呑んだ音無さんが真美に飛びついて目をふさぎ、
ぎりぎりで真美は、窓の外のあれを見ずに済んだ。
しかし、音無さんから距離的に離れていて、ほかに誰も目をふさいでやれる人がいない以上、
真と、それに美希は、そうもいかなかった。

真「な……………」

美希「…… 春香………? …でこちゃん!?そこの人たちっ、春香とでこちゃんに何やってるのっ!?」

完全に怒りに我を忘れている美希の声を、おそらく俺は初めて聞いた。
そしてその怒気にもまるで怯まず、窓の外、群がった男たちがへらへらと笑って答える。

「何やったのって………たっぷりナニをシてやったんだよ」
「そーそー。二人とも俺ら全員でねっとり輪姦しつづけてただけさ、美希ちゃーん」
「だーいじょぶだいじょぶ。いおりんはまだ前は処女だし、はるるんもずっとアンアンよがってたからさwww」

美希「………、ろして、やる、殺してやるっ!!そこ動くな!今すぐ全員殺してやるの!!!」

涙がこぼれるのを隠そうともせずに美希が雄たけびをあげ、すぐに飛び出して行きそうになる。
あわてて俺が組みつかなければ、美希は生身のままで突っ込んでいっただろう。

P「落ち着け………っ、美希!あの人数相手じゃお前でも危ない、それにあっちには人質がいるのと同じなんだ!!」

美希「だって………でもっ、だっで、あいづら、ぁ……うあ、うわぁああああぁあ!!!」

そのまま美希は床に崩れ落ち、大声をあげて泣きわめき始める。
たちまち大混乱に陥った俺たちを尻目に、窓の外からは男たちの声が響いてきた。

「じゃー、マジシャン2名、確かにここに置いときますんでー」
「受取のサインは省略ってことでいいっすねー。そっち、それどこじゃなさそーだし」
「それから受け取り拒否もナシってことで。じゃ、ごちそーさんでした!」

もう一度俺が窓の外をのぞいたとき、そこにはもう、だらしなく寝転ぶ春香と伊織以外には誰もいなかった。

ちょっとホントごめんなさいこれ今夜安価まで行けないです、マジすみません
あす、明日の晩にリベンジさせてください、なんなら昼間からでもいけます
時間的にはどっちが都合がいいでしょうか?

今夜のうちに導入までちょっときっちり書き直してきます


ていうか晒し者部分がなんかもうバッドエンドにしか見えない(自業自得)

乙です
しっかり時間かけて書いてもらって、明日の夜9時位(または今日投下した時間ぐらい)に、
余裕をもって投下してくれてもいいですよ

なんだったら思考停止スライム&触手攻めでも十分ですしww

日付変更数時間くらいまでのあいだに、イベントまでの導入を数レス投げるところまでは持っていきます。
がんばります。

明日は夜が濃厚です。
19時くらいから適当にやって、人が多い時間に安価を持って行けたら最高ですね。



>>178
スライム&触手責めが思考停止ってどういうことですか!!!!!!(全ギレ)

ごめんなさい、ぶっちゃけそれが書きたくて始めたところありますんで、また性懲りもなくどっかでやります
今度のトラップでやるとは言いません ※やらないとも言ってない

………………
…………
……


………春香と伊織が汚し尽くされた姿で事務所へ「戻され」てきたあの日から、そろそろ一週間が経とうとしていた。
その間、響、およびブラックジャンボの765プロに対する襲撃は、ぱったりと止んでいた。

ただそれは、あくまで「765プロに対する襲撃」であって、ブラックジャンボの活動自体はむしろ激化の一途をたどっていた。

連日の被害報道も三面記事程度に収まる程度では到底済まされなくなり、
ついには天気予報ならぬブラックジャンボ警戒予報なんてものまで局によっては放送を始めている。
徐々に連中の使う結界についての目撃情報が増え、そして黒タイツの戦闘員が多数存在していることも、
まだ口コミやSNS、匿名掲示板での情報レベルではあるが、少しずつ広まっていた。

そして、それらと一緒に、都市伝説のような扱いで、「シャインマジシャン」の名前が急速に広まりつつあった。
どこが発信源だったのかはわからない。気が付いたときにはそれはもう、世間のかなりの範囲に拡散していた。

もちろん、春香たちの正体がばれたり、どんな目に遭わされているかが知られたり、というわけではない。
ただ、ブラックジャンボに唯一対抗できる組織・存在として、複数の魔法戦士からなる「シャインマジシャンズ」が存在し、
彼女たちは夜な夜なブラックジャンボを相手に一進一退の攻防を繰り広げている……らしい、
という、うっかりするとおとぎ話と聞きまがうような「おはなし」が広まっているにすぎなかった。

だが、日頃ブラックジャンボに怯えるしかない一般市民にとって、この「おはなし」の求心力は凄まじかった。

シャインマジシャンが一人いればブラックジャンボには楽勝だ、などという、事実を知っていたら笑えない楽観論に始まり、
助けてもらうためにはそれなりの代償が必要なので表に現れてこないのだというまことしやかな説や、
あげくの果てに、もうすでにシャインマジシャン達は全員敗北し、ブラックジャンボの性奴隷と化してしまっている、
などという逆の意味で笑えないトンデモ論まで、世の中はシャインマジシャンの話題でもちきりだった。

その根底にあるのは、「本当にシャインマジシャンが存在するのなら、なぜ助けてくれないのか?」
「戦えるのはそいつらだけなのに、どうしてブラックジャンボをさっさと撃退・壊滅させてくれないのか」という不満で、
それが日に日に高まりつつあるのを、一個人の俺ですらひしひしと感じる。
だけど、だからといって、今のこっちの戦力で響たちに特攻して散れというのか。

18禁魔法少女凌辱ゲーム『性隷戦士シャインマジシャンズ』の追加シナリオがリリースされた、
などという、冗談みたいな情報が入ってきたのはそんなある朝のことだった。

小鳥「あっ、ぷ、プロデューサーさん!?ちょうど良かったこれ見てくださいっ!」

事務所に入って行くなり、音無さんがあわてて駆け寄ってくる。
そのまま俺は、有無を言わさず彼女が業務で使っているPCの前まで連行された。

P「ど、どうしたんですか、いきなり?」

小鳥「これ、これなんです、今朝からネットの一部界隈で、話題もちきりで!」

わけがわからないままにディスプレイを見せられ、瞬時に頭がはっきりした。

いかにもダークな色遣いの背景に、触手に絡みつかれてあちこち破れた衣装の魔法少女がでかでかと描かれている。
俺の知っている、事務所にある『性隷戦士シャインマジシャンズ』のパッケージ絵とは似ても似つかない。
それに、何よりも………

小鳥「…………ところどころ、アレンジして、ありますけど…」

P「これ……元デザイン、春香、ですよね………?」

衣装のこまごまとした模様だったり、リボンのデザインだったり、髪の長さが微妙に違ったり、本人そのものではない。
ただ、明るめの茶色の髪、緑色に輝く瞳、それに身体のラインや全体に赤を基調としたカラーリング、
どう見ても、このパッケージを描いた、もしくはデザインさせた人間は、シャイニング・ハルカを知っている。

P「でも待ってください………このゲーム、もともと発売元は不明、って話だったでしょう?」

事務所にある『性隷戦士シャインマジシャンズ』はいちおう販売会社の名前が記されてはいるものの、
それらの情報はすべてデタラメで、もともとの所有者である社長ですらその来歴は詳しく知らないと聞かされていた。
そんなものが対ブラックジャンボ唯一のマニュアルである、という現状がそもそもおかしいのだが、
実際にほかにはなにも存在していない以上、今まではこれを参考にすることくらいしかできなかったのだ。

小鳥「今回のこれ、開発したのは、………ハイサイソフト、って会社、なんだそうです」

……どうやら俺たちには隠すつもりもない、ということらしい。
響か、響に指示を受けたブラックジャンボの組織が、わざわざ発売元不明のソフトをリメイク、
もしくは乗っ取りに近い形で、世間の話題になっているこのタイミングで世に放った、ということのようだった。

小鳥「………一応、プレイ、してみます?」

P「……やらないわけには、いかないでしょうね」

俺も音無さんも、元の方の『性隷戦士』のほうは一通りクリアしたことがある。
どんなに適当にプレイしていても、プレイヤー側のブラックジャンボが最終的には絶対に勝つぬるすぎるバランスで、
逆になんとかして本来の敵側シャインマジシャンズに勝たせることは完全に不可能だったが、新しい方なら、あるいは……

P「………」

30分もしないうちに、俺たちは自分たちのしたことが単なる徒労であることを知った。

小鳥「………」

ハイサイソフト、なるふざけた会社の手になるHPで、現在公開されている自称・追加シナリオは2つ。
どちらも無料で配布されていて、音無さんと俺、2人いるのだから手分けして手早く確認をしようということで、
俺が「追加シナリオ その2」と銘打たれたほうを、そして音無さんは「その1」の方を確認し終えたところだった。

分岐もなにもない一本道で、こちらができることと言えばひたすらクリックを繰り返すだけ。
戦闘シーンみたいなものもあるにはあるが、ほんの一瞬で、特に操作できるわけでもなく、
序盤も序盤で負けてしまった「シャインマジシャン」が残りでひたすら凌辱され続ける、という、身も蓋もない内容だった。

小鳥「追加シナリオ………っていうか、これ、単なる単独エロシーンのボーナスパックみたいなやつ、ですね………」

音無さんがげんなりした顔で言う。
その一方で俺は、言い知れぬ不安に襲われていた。

追加シナリオにはそれぞれになんとも悪趣味なサブタイトルがつけられていて、それもHP上に掲載されている。
俺が確認したその2、のほうが「触手淫獄に堕つ ブルーマジシャン・屈服編」で、
そして、その1が、「初敗北の味 マジシャンルージュ、屈辱の口淫奉仕と肉体改造」となっていた。

これは偶然の一致だ、と必死で自分に言い聞かせる。
色が対応してるの自体、たまたまだし、タイトルもちょうど似てしまった、だけ……のはずだ。

でも、もしも、そうじゃなかったら……?

P(………千早が完全におかしくされていたのは、スライムのせいだけじゃない、ってことか…?)

ゲームの中で「ブルーマジシャン」が受け続けていた、触手生物の群れによる数々の凌辱が頭から離れない。
そのブルーマジシャンは物静かな、髪が青くて長い、スレンダーな体躯の持ち主で、……マジシャンルージュの親友、という設定だった。

HPには今時ご丁寧に、リアルタイムで更新されるタイプのアクセスカウンターが設置されていて、
俺がただぼんやりと見つめているその前でも数字が刻々と増え続けている。

P(……ただのネット好きな、エロゲー好きなオタクとかの間で拡散される分には、まだいいとして……)

P(ブラックジャンボがこれを広めて得る見返りはなんだ……?くそ、狙いがわからない………!)

小鳥「あ、ページ自体が更新されましたね。って、また新規で追加シナリ………」

音無さんが急になにも言わなくなった。
どうしたのかと思い、彼女の後ろからディスプレイをのぞきこんで、俺もまたフリーズしてしまう。
黒っぽい背景にどぎつい赤字で、見たくもないタイトルが踊っていた。

New! 好評につき、新追加シナリオ配信決定!
     『性隷戦士シャインマジシャンズ その3:媚薬スライムの罠~牝に堕ちる赤と青』
     乞うご期待!

前回の春香と千早になにが起きたのか、もちろんすべてではないにせよ、音無さんにも最低限説明はしていた。
ここまで偶然が続くわけがない。これはやはり、ブラックジャンボが意図的にやっていることだ。

俺も音無さんもすぐには動くことも口を開くこともできず、その目の前でただアクセスカウンターだけが回り続けていた。





「あれやったか?最近無料配信してるエロゲー。魔法少女のやつ」
「見たけど、凌辱系あんま好きじゃないからパスした」
「えー、もったいねー、とりあえずDLしとけよ。クオリティすげえぞ」
「シャインマジシャン、なー。時事ネタ拾ってエロに絡めるフットワークは認めるけど」
「そのエロが濃いからいいぞ。ぶっちゃけヌける」
「聞いてねーし……そういや、シャインマジシャンで思い出した、この動画見た?」
「ん?知らん、なにこれ?」
「シャインマジシャンの敗北動画、とかつって、裏でこっそり出回ってるやつ」
「はぁ?戦ってるのも見たことないのに、敗北?」
「まあ実際、コスプレAVをそれっぽくしただけだと思うけど、でもなかなかリアルでさ」
「ふーん。………ん、あれ?」
「どしたん?」
「いや、この女の子、どっかで見たような………ほら、アイドルのさ、あー…なんつったっけ、765プロ?の………」
「それこそありえねーって。なんでアイドルがこんなん出るんだよ?」






春香「お、おはようございま、す…」

P「あ、あぁ。おはよう、春香。………調子、どうだ?」

春香「えっ、は、はい!大丈夫、だいじょうぶです!」

………あれだけのことがあったにも関わらず、春香も、伊織も、それに千早も、
少なくとも現状、見た目の上では、普段通りに生活していた。

できるかぎり安全を確保する、という名目で、各自の保護者にも社長が直談判して許可をもらい、
マジシャンとしてすでに目覚めている6人はもちろん、残る2人、真と亜美についても
全員が、今では765プロで……正確には、765プロから通じる空間で、一緒に寝泊まりするようになっている。

枕が変わると寝られない、というような子が誰もいなかったのはよかったけれど、
少し気になるのは、雪歩の寝つきがあまりよくない……というか、うなされる機会が多いらしいということだった。
状況が状況だししかたがないとはいえ、なにか対策を講じたほうがいいのかもしれない。

そして、あずささんと律子・貴音が姿を消してしまったときの春香と千早の敗北……とその後のことについては
よくも悪くも薬の効果で、少なくとも本人たちはほとんど記憶が薄れているようだったが、
先日の春香と伊織のことについては、そうもいかなかった。記憶を多少なりとも封じる術を知っている千早はまだ不調で、
ほかにはそういう手段を講じられる人間が誰もいない以上、どんなに辛くてもそのままにするしかない。
もちろん俺も、ほかの皆もそれぞれ、話題に気をつけて選ぶくらいの配慮はしている。

マジシャンの皆はできるだけつらい記憶を忘れ、また来るべき戦いに備えるためか、
新しく用意されたスペースでのトレーニングに励んだ。
ブラックジャンボの影響で、各種学校もほとんどまともに運営できなくなっているのもある意味では好都合だった。

中でも美希は、トレーニングの成果を試したいとしきりにせっつき、
渋る俺を強引に引っ張り出して夜間のパトロールに出かける機会が増えた。
実際そのときは鬼のように強く、前以上の精度はもちろん、威力まで増えたように見える二丁拳銃が
雑魚モンスターやら戦闘員やらを軽々となぎ倒していくのは痛快ではあったが、
美希がどうしてこうも好戦的になったかを思い返すと、とても素直によかったとは考えられない。

さておき、今いる中ではもっとも経験豊富な千早と美希がリーダーシップをとりつつ
6人のマジシャンたちがそれぞれに腕を磨き、少しずつ心の傷を癒しているようだった。

世間の声がいうように、みんなが我が物顔に町中でも暴れ回っているブラックジャンボを撃退して、
そのまま本拠地まで乗り込んで叩き潰せたらいいのだろうとは思う。
でも今はまだみんなにそれだけの実力がないし、それにそもそも回復すらしていないのだ。
その間くらいせめて待ってやってくれ、と俺は世間に向けて叫びたい気分だった。










--------------
※トレーニング描写等はただのフレーバーです
全員一律能力+10とかしてもいいかなーとも思いましたが、
基準値上がるだけで結局とくに変わりませんので、そのまま行きます

………………
…………
……

P「………は?そんな話、こちらは何も聞いてないですが………」

『え…?でも、あすの正午から、765プロ名義で記者会見場を使って、うちが独占中継って聞きましたよ?』

何度か付き合いのあった局のディレクターからその連絡が入ったとき、
俺はちょうどみんなのトレーニングに付き合って飲み物を準備していたところだった。

P「それ、そちらに誰から連絡が入ったかとかは聞いてませんか?」

『いやー、僕も直接対応したわけではないので………』

P「あと、そうだ、記者会見の目的…っていうか内容は、どういうことだと?」

『とにかく重大発表だ、という話だけみたいです。詳しいことはすべて、実際にその場で、と』



情報をくれたことにお礼を言って電話を切る。
音無さんも社長も、もちろん俺も、そんな話はまるで聞いていなかった。

直感的に、響が……ブラックジャンボが関わっている、と感じた。

P(この状況で、重大発表………響がなにか得をする、いや、むしろ、こっちが損をする、ダメージを受けること……?)

いちいち考え込むまでもない。
一番シンプルで、かつ効果的なことと言ったらひとつだけだ。

「765プロのアイドル+女性プロデューサーは全員がシャインマジシャンとマジシャン候補であること」と、
「そのうち2名(考えたくはないが、それプラス3名)が離反し、今ではブラックジャンボに所属していること」。

その2点をほかでもないブラックジャンボ総帥が発表するだけで、世間からの風当たりがすさまじいことになるのは目に見えていた。
マジシャンとしての活動に大きく制限がかかりかねないし、アイドルとしてまともにやっていけなくなるおそれもあり、
もっと単純に言うなら暴徒化した市民やなんかが押し掛けてくる可能性だって、このご時世、十分にある。
その混乱に乗じてブラックジャンボ本体にまで襲われたりした日には、万事休すだ。

P(まずはその、明日の記者会見とやらを止めさせる必要がある……でもどうやって!?)

P(直接殴り込んだところで、響一人に勝てるかどうか怪しいし、そもそも向こうもそれは警戒してるだろうし………)

そこまで考えたところで、急に事務所のファックスが作動し、紙を吐き出し始める。
この忙しいときに、と目線を切ろうとしたとき、1行目から見覚えのある響の筆跡で記されているのが見えて、
俺はあわててファックスに飛びつき、じりじりと少しずつ打ち出される文面を必死で追った。




親愛なるプロデューサー、および春香たちへ!

突然だけど、あした○月×日に765プロ名義で記者会見場をおさえといたぞ!

会見で発表する内容は、

「実は、アイドル事務所765プロの所属者全員が、ブラックジャンボに対抗するための組織
『シャインマジシャンズ』の構成メンバー、もしくはメンバー候補であること」、

および

「我那覇響、および765プロ所属者4名(高槻やよい・三浦あずさ・秋月律子・四条貴音)は
本日をもって765プロを脱退、ブラックジャンボ総帥及び幹部として就任すること」!

あと、これはサプライズなんだけど、自分とみんなの仲だから特別に教えとくね。
ふっふっふ………もしかすると、会見中にもうひとり幹部が増えることになっちゃうかも!

発表時間は正午からだから、止めたかったらそれまでに、XYZテレビ最上階の会見場まで来るといいさー。
定刻に間に合わなかったときは、そのまま始めちゃうからね。
もちろん、無理に来なくてもいいよ。でもそのときはちゃんと中継見てね!




ほぼ俺が想像した通りのことが書かれていて、思わずめまいがした。
でも……「止めたかったらそれまでに、XYZテレビ最上階の会見場まで来るといいぞ」ということは、
まだ阻止できる可能性が用意してある、ということのように思える。
そうでなければ、わざわざこんな連絡を、響がじきじきによこす必要性がない。

P(あずささん、律子、それに、貴音も………!ここに名前が挙げられてるってことは……やよいと同じ、で……)

どこかで信じていたかったことを木端微塵にされた気がする。
つまりもう、この四人は、響の手にかかってブラックジャンボの幹部に生まれ変わってしまったということで……

P(………待てよ?じゃあ、もうひとり幹部が増える、って、なんだ…?)

その瞬間にドアが凄まじい音を立てて開き、飛び上がる勢いでそっちを向いて、憔悴しきった顔の真美と目が合った。

P「な、なんだ、いったいどうしたんだ、真美?」

真美「にーちゃん……っ、亜美、見てない!?」

全速力で走ってきたらしく、息を切らせたまま、真美は叫ぶように言った。

真美「さっき、さっきまで、一緒にいたの、なのに今どこにも、いなくて、みんな見てないって!!」

響のいう「もうひとり幹部が増えることに」云々の意味が、そこでようやくわかった。
最初のやよいのときを除けば、これまで響はずっと、マジシャンとして覚醒する前の子を狙っていて、
そして今その候補になりえるのは、真と亜美しか残っていない。
さらに言えば、つい先日真美はマジシャンとして覚醒したばかりで、
その真美と対になってちょうどいいとか、そういう細かいことも理由になっているのかもしれない。

P「真美。その亜美のことも含めて、みんなに話がある。悪いけど全員呼んで来てくれないか?」

抗議しようとしたのだろう、口を開きかけて、俺の顔を見た真美だったが、口を閉じるとすぐに走っていく。。
どうやら、自分で意識している以上に、険しい顔をしてしまっていたようだった。





届いたファックスを見せ、俺がひととおり話し終わると、即座に美希と伊織が叫んだ。

美希「みんな、準備いい?早く行かなくちゃ!」

伊織「こんな余裕こいて招待なんてしたこと、たっぷり後悔させてやるわ」

そのまますぐにでも部屋から走り出て行きそうな勢いのふたりを、なんとか押しとどめる。

P「落ち着け、行くのはもちろん確定事項だ!ただ、罠かもしれないし、慎重に動く必要があるって話で……」

真美「………慎重もいいけどさ、にーちゃん。たぶん、亜美、そこにいるんでしょ?」

いつもとまったく違う、真面目な調子の真美の言葉に、俺はもちろんほかの全員まで押し黙らされた。

真美「亜美は、真美の、大事な妹なの。ひびきんにはちょーっと痛い目見てもらうYo」

気持ちは痛いほどわかるが、三人がすでに思いきりヒートアップしてしまっていて
本来まとめるべき立場の俺だが、つい残る三人に助けを求める体で目をやってしまう。

春香「……律子さんと、あずささん、貴音さん、やよい、…それにもちろん、響ちゃん。全部で、5人かぁ」

千早「ええ、簡単ではないでしょうけど……向こうがわざわざくれた機会、存分に活かさないと」

雪歩「四条さん…四条さんっ、ああ、早くまた会いたいですぅ………」

そしてこっちも、この1週間近くの間でずいぶん復調できたらしく、同様に気合は十分なようだった。
もうこの際、変にセーブせず、地力で劣る部分を気力でカバーすることを考えたほうがいいのかもしれない。

P「いいか、今回の俺たちの目的は、あくまでこのふざけた記者会見とやらを止めることだ」

P「ただ、もちろん……できることなら、『幹部』も、それに『総帥』も奪還する。気合入れていくぞ!」

たちまち、事務所が、6人のマジシャンたちの上げる叫びで満ち溢れた。

ここまで。
無事に導入は完了しました。(と言い張る)

書きながら、こういうコジツケのためのパートって
正直読んでる皆さん的にはいらないよね疑惑に襲われること十数回


次回、最上階を目指してシャインマジシャンチャレンジ(仮)!

どうみても2代目◆MTFYlAtjLqN7氏のノワールTV戦の丸パク……オマージュです、本当にありがとうございます
おやすみなさい

乙です。こういうパートも必要ですよ。物語を肉付けするには。戦闘パートも書いてると楽しいんですよね、分かります。
すみませんが、質問です。真は人質ではないんですね?マジシャンの覚醒もないと?

総帥の用意した救済措置(笑)みたいなのもあるといいよね
会見に間に合わなそうになったらマジシャン一人をその階に置き去りにすれば何回か一気に進めるみたいに
弱ったマジシャンが仲間の為に自発的に触手の海に入って行くとかエロいと思う
耐えられずに幹部化したらもっとエロい

おはようございます。鋭意準備中です。間に合えー間に合えー


>>189
まこちんは今回サポートキャラ的立場で安全圏です。期待した人はごめんね。
亜美と見せかけて実はまこちんが本当の人質!みたいなのも一瞬考えたけどさばききれませんでした。

今後の覚醒は状況次第でありです。

先日の戦闘で2人覚醒からの1人人質が理想的っちゃ理想的だったんですが、
まこちんがあと1人残ってることで別件で人質展開も良し、
イベントではるるんたち凌辱されてからの怒りの覚醒もよし、ってことでどうかひとつ。

>>190
天才か
このタイミングでそんなそそるやつやめてくださいよ、無理やりにでも使いたくなっちゃう(ゲス顔)

いよいよ今晩、響ちゃんたちが待ち構えているだろうテレビ局へ向かう、ということになりました。
怒りをずーっと溜め込んでいた美希ちゃんや、亜美ちゃんをさらわれた真美ちゃんがやる気まんまんなのはもちろん、
この1週間くらいの間でだいぶ回復したように見える春香ちゃん、千早ちゃん、それに伊織ちゃんも、
ブラックジャンボをなんとしてもやっつけてやる、といって息巻いています。

わたしも、気持ちとしては、もちろんみんなといっしょです。
悪いことをするブラックジャンボの人たちをやっつけられるのは、わたしたちマジシャンだけなんだから!

雪歩(………にしても、ああ、どうしよう、ゆうべも変な夢、見ちゃったよぉ……)

なぜだか最近、わたし夢の中に、四条さんばかりが出てくるようになっていました。
ぼやけてるように見えたり、やたらとクリアだったり、そのときどきで見え方は違うんですけど、
毎回共通してることがひとつだけあって、それは………

雪歩(……また、四条さん、エッチなことされてて、………すごく、いやらしい声、出して…)

春香ちゃんと千早ちゃんがひどい目に遭っているのをうっかり見てしまったのが、
わたしにとってはよっぽどショックだったんだろうと思います。
ただ、それならそれで、そのときの光景を何度も夢に見てしまうようになりそうなのに、
なぜかわたしの夢では、スライムや、うねうねした触手に捕まっていやらしいことをされるのは、四条さんで………

何度も何度も同じような光景を見せられてしまって、今では少し、感覚が麻痺してるような感じです。
また夢を見ちゃってる…ということが認識できるぶん、ちょっとはマシな気もします。

雪歩(だめだめ。その四条さんも、今は響ちゃんのところにいる……かも、しれないんだから…!)

もしかしたら四条さんは、本当に、響ちゃんやブラックジャンボの人たちからそういう目に遭わされて、
一時的におかしくなってしまっているのかもしれませんでした。
それならわたしとみんなで、絶対に助けてあげなくちゃいけません!

真「………あ、雪歩。ここにいたんだ」

雪歩「真ちゃん。うん、ちょっと、考え事してたの」

真「くやしいなぁ…日ごろ、少しは鍛えてるつもりだったけど、なんの役にも立たないんだもん………」

今回のテレビ局遠征にあたって、真ちゃんはずいぶんプロデューサーに食い下がりましたが
まだマジシャンに変身できないし、なにより響ちゃんの「はないちもんめ」のターゲットのひとりでもあるわけで
みんなが帰ってくるまで真ちゃんは、おとなしく事務所で待機する、という手筈になっていました。
真ちゃんには申し訳ないけど、わたしとしてもそのほうが安全でいいと思います。

雪歩「大丈夫だよ、真ちゃん…わたしたち、真ちゃんの分までしっかりがんばるから」

真「雪歩…うん、ありがと。でも雪歩、ほかのみんなももちろんだけど、無理だけはしたらダメだからね?」

真ちゃんはわたしの手をぎゅっと強く握って、目をまっすぐにこっちに向けながら真剣な顔で言います。
いつもなら気恥ずかしくなりそうなところだったけど、今はしっかり見つめ返すことができました。

雪歩「ありがとう、真ちゃん。…そろそろ時間かな、じゃあ、行ってくるね」

最後にきゅっと手を握り返して、わたしはそっと立ち上がりました。






P「………よし、みんな揃ったな。もう一度、目標を確認するぞ?」

今回同行しない真も、ミーティングにはぜひ参加したい、ということで、マジシャン6人と真の7人が俺を見つめていた。
そのまなざしは全員真剣そのもので、並々ならぬ気合が感じ取れる。

P「XYZテレビの社屋最上階にあるホール、あそこで記者会見やるときはいつもここだ。ここを目指す」

簡単な見取り図を開いて、全員に見えるようにテーブルに広げる。
狭い空間で頭と頭をぶつけそうになりながら、各人が思い思いの確度から図を眺めていた。

P「もちろん、局に近づくまでも、入ってからも、妨害がある可能性が非常に高い。気を引き締めていこう」

「「「「「「「はいっ!!」」」」」」」

頼もしい返事がぴったり重なって聞こえて、こんな非常事態にもかかわらず、俺はつい目を細めてしまった。

※今回のイベントに参戦するシャインマジシャン達の状態ほか一覧です。
 新規参戦の真美についてもパラメーターを掲載しています。




投薬と時間経過により、春香の状態が【媚薬中毒(中度)】まで寛解しています。

投薬と時間経過により、千早の状態が【媚薬中毒(軽度)】まで寛解しています。

※春香は前回の敗北の影響があり、千早に比べ回復に時間がかかっています。

雪歩は響により【銀色の夢魔】を取得してしまいました。



春香 【攻45 防45 機45 耐51】(バランス型)

 ▼【媚薬中毒(中度)】
  戦闘・イベントの際、春香、もしくは春香を含むマジシャン側のパラメータ合計値に、
  「50%の確率」で「-30%の補正」がかかります。(端数切り上げ)


千早 【攻42 防30 機75 耐35】 (機動力特化型)

 ※前回戦闘の勝利ボーナスで、機動力が+5成長しています。
 
 ▼【媚薬中毒(軽度)】
  戦闘・イベントの際、千早、もしくは千早を含むマジシャン側のパラメータ合計値に、
  「30%の確率」で「-20%の補正」がかかります。(端数切り上げ)

 ▼【寄生触手】
  千早、もしくは千早を含むマジシャンのパーティが戦闘中等のコンマ判定で「素数」を取得した場合、
  強制的に「01」に変換されます。「11」もこの変換対象となり、その場合はゾロ目の特殊効果も無効化されます。
  (00~99のコンマ範囲における素数の取得確率は25%です)


雪歩 【攻30 防70 機35 耐40】 (防御力特化型)

 ▼【銀色の夢魔】
  戦闘の際、敵側にブラックジャンボ幹部「四条貴音」が参加している場合、
  雪歩、もしくは雪歩を含むマジシャン側の取得するコンマが以下のルールに従い変化します。

  ルール1:その戦闘で最初に取得したコンマが奇数か偶数かを記憶します。
  ルール2:それ以降取得するすべてのコンマについて、ルール1で記憶された種類と異なっている場合、
        反転コンマとして扱った方が数値が低下する場合は自動的に反転コンマ化されます。

        例)最初の機動コンマが偶数で、次に取得した攻撃/防御コンマが「81」だった場合、
        奇数であり、かつ反転時の方が数値が低下するため、ルール2が発動して「18」に変換されます。
        (※当然、ゾロ目は反転してもゾロ目のため、この影響を受けません)

  ルール3:例外として、最初に取得したコンマが奇数・偶数問わずゾロ目だった場合、
        その戦闘の間は【銀色の夢魔】の効果は発動しません。


美希 【攻65 防40 機55 耐30】 (攻撃&機動特化型)

 ※前回戦闘の勝利ボーナスで、攻撃力が+5成長しています。


伊織 【攻90 防30 機45 耐25】 (超攻撃特化型)


真美 【攻40 防45 機55 耐40】(機動寄りバランス型)
※覚醒判定コンマ94 (レス番>>99) 78-98 後期覚醒クラス(トータル180)

まもなく時刻は午後11時になろうとしていた。
俺と、春香たちマジシャン6人は、人目につかないように気を遣いつつ、XYZテレビ局の様子をうかがう。

念のため、あまり大きな音を立てずに済むよう、千早が俺たち全員に術をかけてくれてはいる。
ただ、響や幹部たちが本気になって索敵を始めるようであれば、気休めにすらならない可能性が高かった。

春香「なんだか…ちょっと、怖い感じがしますね……」

真美「うー、ほんとだよぉ………明るいうちにはよく見てるのに、夜にこーやって、見上げてると………」

伊織「……なかなか、不気味ね。なまじ無機質なぶん、よけいに」

春香に伊織、それに真美が口々に言い、それはおそらく全員の内心を見事に言い表していた。
仕事で何度も入ったことのある、見知った建物のはずなのに、巨大な要塞かなにかのように見えてしまう。

美希「…千早さんは、どう?」

千早「ええ………たぶん、間違いないと思うわ」

そんな中、美希と千早がひそひそ声で会話を交わしていた。

P「どうかしたのか、二人とも」

美希「ん……ビル全体から、かなりキョーレツな魔力が伝わってくる気がするね、っていうお話してたの」

こともなげに美希は言って、千早も静かに頷いて同調する。
心臓の音がここへ来ていきなり大きく鳴りはじめた気がして、あわてて頭を振った。
相手はブラックジャンボの総帥なんだから、そんなの当たり前に決まってるじゃないか。

P「……とりあえず、もう少し近づいて偵察だ。最悪、エントランスくぐるくらいは大丈夫だろう」

声をひそめた俺の言葉に、みんな真剣な顔をして頷いた。
そのままそろそろと団子になって、俺たちはゆっくり入口へと近づいていく。

すっと音も立てずに自動ドアが開き、俺たちを迎え入れた。

P(…………?)

なにか違和感がある気がするが、それがなんなのかわからない。

雪歩「あの………ちょっと、思ったんですけど……」

P「どうした雪歩?なにか変なことでもあったか?」

この違和感を解消してくれるかもしれないことを期待して、俺は雪歩の方へ向き直った。

雪歩「ふつう、この時間って、入口に……守衛さん、いませんっけ………?」

おずおずと雪歩が口にした言葉で、全員がいっせいに振り返る。
入ってきた入口に、制服姿のよく見かける守衛さんがいたかどうかを俺も急いで確認しようとして、
そしてそこに守衛さんどころか自動ドアすらなく、真っ白な壁だけがあるのを目の当たりにした。

P(!?)

その瞬間、今度は、俺たちが背を向けていた側の、つまり入った突き当たりの壁が急に光った。

P(……そうだ、これが違和感の正体だ!堂々としすぎてて却って気づけなかった、くそっ!)

響『いらっしゃーい、シャインマジシャンのみんな、それにプロデューサー!』

壁面いっぱいを使ったやたら大きなディスプレイに、実物よりもはるかに大きい響の笑顔が映る。
俺の記憶が確かなら、この局は、エントランスから入ってすぐの真正面に
こんな目つぶしみたいなばかでかくて明るいビジョンを置いたりはしていなかったはずだ。

響『こんな夜中にこそこそ来なくたって、明るいうちに堂々と入ってくればいいのになー』

嬉々とした響の声を大音量で聞かされながら、さっそく向こうのペースにはまってしまっていることを自覚した。

P「ここはどこなんだ?XYZテレビの中じゃないのか!?」

まず何よりも現状把握をしなくてはいけない。
でも、大写しになった響に向かって叫んだあとで、集音設備があるかどうかわからないことに気づく。

響『んー、説明がちょっと難しいんだけど……みんなは今ちゃんと、XYZテレビの局内にいるんだぞ?』

少し間があって画面の中の響が返事をした。とりあえず、こっちの声も聞こえてはいるようだ。

響『たださすがに、会見場までの道のりで直接ドンパチやるわけにいかないでしょ?』

響『だからここ、自分がかわりに魔法で作っといたんだ!この中なら多少暴れても、外に影響ないからね』

………要は、今俺たちがいるここは、外部から完全に隔絶された空間だということらしい。
つまり、ブラックジャンボの連中が時おり使う、あのバリアみたいなもので包まれた空間と似ている、ということだろう。

真美「真美たちのこと、時間までここに閉じ込めようっていうの!?約束がちがうじゃん!!」

俺より先に真美が響にくってかかった。亜美のことが心配でたまらないのだろう、
今すぐに地団太でも踏みそうないきおいで、その全身から怒りの感情が伝わってくる感じがした。

響『ちーがうってば、真美。そんなもったいないことしないよ、自分。えーっと………』

千早「もったいない………?」

苦笑いをして響はそういうと、身をかがめてごそごそと何か探し始めたようだった。
ようだった、というのはカメラの撮影範囲から響の姿が出てしまったからで、
いまは響が座っていたやたらと豪華な椅子の背だけが、でかでかとビジョンに映し出されている。

響『……っよし、あった!ほらっ、これ見て?』

にこにこと笑って、響が画面に板のようなものを突き付ける。
丸っこい響の文字でなにかたくさん書きつけてあるのが見て取れた。

伊織「フリップ……?なんなの、それ」

響『だってさ、ただ会見場まで来れるかどうか、ってだけじゃ面白くないでしょ?』

伊織の怪訝そうな問いかけに、よくぞ聞いてくれた、と言わんばかりの顔をして、響は胸を張る。

響『じゃーん!名づけて「シャインマジシャン・チャレンジ」!自分が企画したんだぞー』

美希「………ふざけてるの?」

呆れかえった顔の美希が辛辣な言葉を投げたのすら聞こえていない様子で、響は勝手に説明を始める。

響『もう伝えたとおり、いまからだいたい12時間後に、自分と、幹部みんなとで、ここの最上階で会見を始める予定さー』

当たり前だが、それを改めるつもりはまったくないようだった。
そしてもちろん、俺たちはそれを阻止するために今ここへ来ている。

響『で、自分、みんなのために、いくつかチェックポイント作ったの。1つずつクリアしないと、次に行けないようになってるんだー』

春香「それをわたしたちが素直にクリアすると思うの、響ちゃん?みんなで一気に先に進んじゃえば……」

響『止めはしないけど、難しいと思うぞ。だって春香、一歩間違えたら異次元にまっしぐらだよ?』

要は、響があらかじめ作ったルートをたどってゴールまで来い、ということらしい。
タイムリミットは12時間……普通に考えれば、テレビ局の社屋最上階まで上るのには十分すぎるくらいの時間だ。

響『チェックポイントはスムーズにいけば6時間くらいでクリアできるようになってるぞ。スムーズにいけば、ね』

俺の頭の中を読んだみたいなタイミングで響が意味ありげな笑いを浮かべ、
どうやら一筋縄ではいかないらしいことがはっきりした。
とはいえ、こっちには6人ものマジシャンが揃ってるんだから、協力すればきっと乗り越えられるはず……!

響『まあ、細かいことは実際やってみたほうが早いよね。さーさー、そこからみんな入って!』

俺たちがテレビ局のホールだと思って入り込んだ場所は、いつの間にか真っ白な壁と
響の移る大型ビジョンだけしかない空間に様変わりしていて、その壁の一か所にいきなりドアが出現した。
見た目はうちの事務所にもあるようなごくありふれたドアだったが、タイミングからして、響が作りだしたものに間違いない。

罠かもしれないが、すでに出口すらない場所に来てしまっている以上、ここは指示に従うしかない。
俺は少しでも落ち着くために大きく息を吸って吐き、鈍く輝くドアノブに手をかけた。

イベント:シャインマジシャン・チャレンジ!

目的:12時間(24ターン/1ターン30分)以内に、XYZテレビ最上階の記者会見場に到達せよ!

基本ルール:

・シャインマジシャン6名(春香・千早・雪歩・美希・伊織・真美)で、トラップ部屋をクリアすることを目指します。

・チャレンジ成功・失敗によって、残りターン数が消費され、またマジシャンの耐久力が減少します。
 マジシャンの耐久力はイベントの間、基本的に減少し続け、自動的に回復等はしませんのでご注意ください。

・耐久力が0になったマジシャンはその場で脱落し、以降のイベントに参加できません。

・各トラップ部屋には最大入室可能人数が定められています。

・各トラップ部屋には目標数値(基本は、攻・防・機いずれかの能力+コンマ)が設けられており、
 チャレンジしたマジシャンが数値を達成できればクリア、そうでない場合はクリア失敗となります。

 クリアできた場合はターン消費と耐久力減少が最小限で済みますが、
 クリア失敗した場合はターン消費が増加し、また減少する耐久力が大きくなります。

・6人全員が1回ずつチャレンジを完了するまで、1度トラップにチャレンジしたマジシャンは2度目のチャレンジができません。
 例)
   1部屋目:枠1名 春香がチャレンジ(成功)
 →2部屋目:枠3名 雪歩・美希・真美がチャレンジ(失敗)
 →3部屋目:枠2名 必然的に、まだチャレンジしていない千早と伊織に強制決定
 →4部屋目では、また6名の中から自由に選択可能


【重要!】

・今回の舞台は響によって創り出された異空間であるため、トラップ関係の判定においては
 特に指示のないかぎり【反転コンマ】を用います。 (コンマ64だった場合「46」として扱う、etc ゾロ目はそのまま)
 
 なお、場合によって戦闘が発生する可能性がありますが、その際は通常コンマです。

・トラップをクリアできるかどうかの基準は攻撃力や防御力の数値+コンマでの判定が基本となるため、
 チャレンジしているマジシャンの能力値によっては、コンマを足すまでもなくクリア可能となる場合がありえます。
 ただ、その場合でも、必ずコンマは取得します。

 「>>1がトラップ判定でコンマ取得をお願いするレスのコンマ」を反転させた数値を「ファンブル」扱いとし、
 トラップ判定でファンブル数値を取得してしまった場合、クリア失敗として扱います。



とりあえず、原則はこんなところで参ります。
もっと細かいルールは必要に応じて。





ちょっと早い気がしますが、人、いらっしゃいますかね……
いらっしゃれば、19時くらいからぽつぽつ。

>雪歩「四条さん…四条さんっ、ああ、早くまた会いたいですぅ………」
突入前のみんなで啖呵を切ってる段階から雪歩がもう駄目な感じだ!

響に促されるままに、俺たち7人は連れだってドアをくぐり、次の部屋に入る。
そこは、天井がかなり高く、四方を窓のない壁に囲まれた、ざっと30畳はあろうかという
正方形……三次元的に言えば、立方体に近い形の部屋だった。

そして俺たちが入ってきたのと反対側の壁に、変なものが設置されていた。
それ自体は見たことがあるし、使い方だってよく知っている。
だが、この状況で、しかもここに設置されている意味がわからない。

P(なんで、ダーツが……?しかも、バラエティ番組でよくある、景品決めの…………)

細い足の先にかなり大きな円盤が床と垂直に取り付けられていて、
ぱっと見たところ、その盤面は真っ白に塗りつぶされていた。
しかしよくよく気をつけて見ると、ほんの少し、黒い線みたいな部分があるのに気付く。

響『みんな入ったねー?じゃ、改めて、ルール説明するぞ!』

急に響の声が室内を見たし、俺もみんなもあわててスピーカーのたぐいを探して視線をさまよわせる。
しかしどこにもそれらしいものが見当たらないのを見ると、壁にあらかじめ埋め込んであるか、
下手をしたら俺たちの鼓膜なり脳内なりに直接声を送り込んできているのかもしれない。

響『あ、その前に。今からやるのはチュートリアルだから、肩の力抜いて、でもちゃんと聞いててよ』

響の声がそういうと、床からゆっくりとボードがせり上がってきた。

千早「……なんだというの、一体?」

おそらく俺も、ほかのみんなも千早と同じことを考えていたと思う。
やがて完全にボードが姿を現し、それにはこんなことが書いてあった。





ここが第1チェックポイントだぞ!

入室可能枠:1名~最大2名まで

ヒント:
「最初の部屋はルール説明用だから、誰がチャレンジしても全くおんなじさー。自分が保証しちゃう!
 あ、でもさすがに100%安全ってわけじゃないぞ。万一があるから、入るのは無難に1人だけがいいよ!」





確かに書いてあることの意味はわかった。しかし、これでどうしろというのだろうか。

響『そうそう、今回はわかりやすいように部屋に入ってからボードを見せてあげたけど、本番はこうじゃないからね!』

声がさらに説明を続け、それでようやく合点がいった。

P(つまり………本番ではヒントとやらだけを見て、実際に何をするかはわからないうちに、挑戦者を決めろってことか)

こちらにとって相当不利な条件であるのは間違いなかった。
でも、直接戦うことが難しい相手と対峙する以上、これでもかなりマシともいえる。

少なくとも今回の場合は、何をすればいいかは察しが付く。
逆側の壁に見えるあのダーツで狙ったところを当てろというのだろう。

響『さ、どうする?1人でやってもいいし、2人でもどっちでもいいぞ。ここはあくまで練習だから、気楽に、気楽に!』

ひとりで楽しげにしゃべり続けていた響の声が急に途切れ、そして少しだけ凄みを増した。

響『………ただ、ボードにも書いたとおり、100%安全、ではないけどね。ふっふっふ…』




「ヒントに従い1名で挑戦する」か、「あえて2名で挑戦する」かを決定してください。
2名で挑戦する場合、挑戦者を誰にするかも同じレスで2名分指定してください。

※チュートリアルのため、チャレンジ権や残りターンは消費しません。
※この>>1のレスの反転コンマが今回のファンブル数値となります。

↓1

※今回のファンブル数値は「60」です。

1名で挑戦、了解しました。


今回は無作為に挑戦者を指名します。


↓1 挑戦者 (コンマで決定)

00-16 春香
17-32 千早
33-48 雪歩
49-64 美希
65-80 伊織
81-96 真美
97-99 春香


↓2 トラップ判定

今回のファンブル数値(60、すなわち実際のコンマでは06)以外 成功

ファンブル数値だった場合のみ 失敗




※今気づいた。反転コンマの反転とか馬鹿みたいなこと書いてました。
 今後、ファンブル数値は「>>1のレス投下時のコンマとぴったり一致したら」と読み替えてください。

P(しかしダーツってことは、狙いが精密につけられないといけないわけで……誰が行くべきなんだ?)

遠くに見える円盤を眺めながら考えをめぐらせる。
まさかいくらなんでもあの細すぎる黒を当てろという話ではないだろう。

だが、広すぎるように見える白い部分に当たればいいんだ、と気楽に考えて放ったら、
たまたまあのごく狭い黒を直撃してしまう可能性も否定できない。
なにより恐ろしいのは、そうなった場合に、何が待っているかわからないことだった。

「「「「「「…シャインマジシャンズ・ショウ・アップ!」」」」」」

俺が頭を悩ませている間に凛とした声が響いた。
振り返った目の前で、春香が、千早が、雪歩が、美希が、伊織が、そして真美が、いっせいにまばゆい光に包まれる。
一瞬ののちにそこには、統一感のあるデザインで、少しずつ色の異なるコスチュームに身を包んだマジシャンたちが勢ぞろいしていた。

P(そうだ……そういえば向こうのペースに巻き込まれて、まだみんな変身もしてなかったのか)

改めて自分の危機感不足を痛感していると、並んでいる中から美希が歩み出た。
俺はもちろん、ほかのみんなも見送っているうち、すたすたとダーツ用の円盤に向かって歩いていく。

P「お、おい美希、ちょっと待っ………っぶっ!?」

春香「え……っ!?」

伊織「そんな!ちょっと待ちなさい、美希っ!!」

美希を呼び止めようと二、三歩踏み出して、いきなり目に見えない壁かなにかにぶつかり、変な声が出た。
たちまち春香たちが顔色を変え、前に進み出ようとして、俺と同じように透明な壁に阻まれる。

響『あはは、プロデューサーがぶつかった瞬間の顔、写真撮っとけばよかったなー!』

響『そんな感じで、チャレンジ中、挑戦者以外の子は手出し無用だからね。当たり前でしょ?』

けらけらと響が笑っているがそれどころじゃない。
美希は俺たちと分断されていることに気づいているのだろうか?

美希「めんどくさいからミキがやるの。それでいいでしょ」

振り返りもせず、まるで気にしていない調子で美希が誰にともなく言う。
円盤から少し離れたところに小さな皿みたいなものが据え付けてあって、その中に矢がおさめられているようだった。

響『もちろん!じゃあ、あの円盤の黒いところ以外に当てたら無事クリアだぞ!でも気をつけて、黒』

ばりん、と木が折れる音がして、響の声が途切れ、そして円盤の上半分が向こう側へと千切れて落ちた。

響『え』

美希が手首のスナップだけで放ったダーツの矢が深々と円盤に刺さり、そこから入った亀裂のせいで
円盤が重さに耐えきれずに割れたのだと、ようやく思い至る。
恐らくは狙ったのだろう、あと数cmずれたら黒の帯に刺さるぎりぎりの位置に矢が突き立っていて、
ほっとすると同時に美希の精度に俺は思わず舌を巻いた。

美希「―――で?これクリアなの、そうじゃないの?」

なんの感慨もなさそうな声で美希が言い、響がマイク越しにぐぬぬ、と唸る声が聞こえた気がした。




チュートリアル:クリア成功! (ターン数や耐久力の消費はありません)

※投げる際円盤は回ってます

※焦るからこんなしょうもないことを書き落とすのだ

響『……さっきは一本とられたけど、あれ、あくまで練習だから。本番は今から、次からだからね!』

美希「それさっきも聞いたの。いいから、始めてよ」

必死の訴えも美希にあっさり切り捨てられ、響が悔しがっている顔が見える気がした。

P(これから先も全部こんなに簡単とは思えないけど……でも案外、なんとかなるんじゃないか…?)

響『ふんだ。今のうちにいい気になってるといいさー!!』

大声で響が叫んだ瞬間、ダーツ機があるのと同じ側の壁にまたドアが出現した。
見た目にはさっきとほとんど変わらない金属製のドアで、特に変わった印象は受けない。

そしてそのドアに貼りつけるようなかたちで、次のボードが掲示されていた。





第2チェックポイントによーこそっ!

入室可能枠:1名固定

ヒント:
「いよいよここからがゲームスタートだぞ。
 ここはシンプルに、攻撃力の高い子がチャレンジするのがおすすめ!」





伊織「………わたし、かしらね?」

一通り読み終えて、伊織が呟く。
確かに、単純に攻撃力で比較するなら、伊織がもっとも能力が高い。

美希「でこちゃんほどじゃないけど、ミキも攻撃力高いし。さっきと連続でやってみてもいーよ?」

伊織に続いて美希もそう口にする。

響『あ、大事なこと忘れてた。ちゃんとみんなローテーションしながら挑戦してね?』

P「ローテーション?」

そこでまた響の声が割り込んできて、俺はつい素直に聞き返してしまった。

響『そ、ローテーション。同じ子ばっかり何度もチャレンジしてたらつまらないでしょ』

響『つまり、6人全員が1回チャレンジしたら、また全員チャレンジできるようになる、ってだけ』

となると、誰をあとに残すか、ということも考えながら決めて行かなくてはいけない。
たとえば美希の場合、攻撃力だけでなく機動力もかなり高いんだから
あくまで数字の上で考えれば、伊織よりも対応できる場面が多いということになる。

P(………とはいえ、最初だ、あんまり悩みすぎても仕方ない。誰を行かせるべきだ…?)




↓2 今回の挑戦者

名前で指定してください。1名のみです。

P(…ここは、勢いをつけてもらう意味でも、美希の方が適役かもしれない)

春香と伊織が敗北し、ひどい痴態を晒してしまったあのときから、
美希ははっきりとブラックジャンボに敵意をむき出しにするようになった。
実際のところ、今も少し気持ちが入りすぎているように見える部分は確かにある。

だがそれ以上に、ポテンシャルの高さと美希本人のセンスによる圧倒的な戦いっぷりは
不慣れな状況に放り込まれたみんなを鼓舞するのにはうってつけだと思えた。

P「美希。じゃあ、ここも頼めるか?」

美希「ん。まかせて」

伊織「ちょ……なに、わたしじゃ不足だってこと!?」

俺の決定を聞いて、案の定、伊織が気色ばんで声を上げる。

P「いや、そうじゃない。ただ……美希のほうが、今のノリに合ってるんじゃないかと思ってな」

伊織「ノリぃ!?」

P「すまん、言葉が悪かった。流れ、っていえばいいか?」

伊織「………ふーん」

完全に納得していないのは表情から明らかでも、いちおうは伊織が矛を収める。
その向こう、ドアに手をかけようとしている美希に、春香と千早が近づいた。

千早「美希。くれぐれも気をつけて」

美希「ありがと、千早さん。ミキならだいじょうぶ」

春香「美希……美希が強いのはわたし、よく知ってるけど、いい?落ち着いて、焦っちゃだめだよ、絶対」

美希「………ほんとに春香は、いつでも、ちゃんと春香だよね」

春香「…?」

少しだけ寂しそうな笑みを浮かべたのはほんの一瞬のことで、
すぐに唇をぐっと一文字に引き絞り、美希は勢いよくドアを開け放った。

そして美希が部屋の中へ進むと同時、ドアが、それどころかドアのあった壁が音もなく消失し、
俺たちはまた美希から少し距離をおいたところで見えない壁によって隔離される。

P(透明な壁で、見える状態のまま区切るってのが、すごく嫌な感じがするな………)

響がなぜわざわざそういう手段を取るのか、なんとなく想像はつくが、あえて考えないようにする。
その間にも美希はとくに気負ったふうでもなく、すたすたと部屋の中心へ歩みを進めていく。

どちゅっ、となにか潰れるような音がして、美希の前方の床になにかが落下した。
それを一目見た瞬間、俺と、それから伊織と雪歩は、一気に身体を固くしてしまう。

P(す、スライム………!?まさか、例のやつか!?)

こんなに唐突な登場では、万一にも春香と千早の記憶が戻ってしまわないことを必死に祈るしかない。

美希「………へえ?」

ようやく美希のほうに注意を向ける余裕ができる。
後姿からだけでも俺は、その顔に凄絶な笑みを浮かべているのが見えた気がした。






トラップ判定を行います。
※反転コンマですが、>>1のこのレスとぴったり同一になった場合のみ、反転なしでファンブルとして扱います

攻撃力:目標値80/美希:攻撃力65


-------------
反転にこだわらなくてもいい気もしますが
基本的に数値高けりゃ成功なので狙いにくい方がいいかなとか思ってやってます

めんどくさいから撤廃でもいい気がしてきました

すみません一番大事なところ書き忘れました

↓2 美希の攻撃力判定用コンマ

気持ちわるい音を立てて落っこちてきたそいつを見て、一気にミキはかっとなった。

あいつだった。
春香と、千早さんを、最初にひどい目にあわせた、ぶにゅぶにゅしたヤツだ。

これがトラップだっていうなら、笑っちゃう。
こんなの、いっぱいトレーニングした今のミキからすれば、ザコ以外のなんでもないの!

うぞうぞ小さくふるえてるソレに、右手に持ってるてっぽーを向ける。
前ならよーくねらわなきゃいけなかったケド、そんなのもう必要ない。

美希「………レイディアント・スター・ストライクっ!!」

叫んで思いきり引き金を引いた瞬間、流星群みたいに尾を引いて、こまかくばらけた弾が飛び出した。
それがスライムの体のあちこちに突き刺さって、まるで砂のお城を風が吹き飛ばすみたいにして消していく。

でこちゃんが使ってみせた、シャインボールを小さく分裂させる技がヒントになった。
最初はタイミングとかめんどくさいと思ったけど、これなら狙いをつけるのがもっとテキトーでいいし、
たくさん当たるようになるから、雑魚をまとめてやっつけるのにすっごく使いやすい!

なんてことをミキが考えてるうちに、気がついたらスライムはあとかたもなくなってた。
とーぜん、なの。




美希・攻撃力65+コンマ52(反転)>目標値:80

第2チェックポイント:クリア成功!

残りターン数が1減少しました。 24 → 23
美希の耐久力が1減少しました。 【65 40 55 30】→【65 40 55 29】

残り5名がチャレンジを完了するまで、美希は待機状態に入ります。

美希「これ、ひょっとして、ラクショーなんじゃないかな?」

美希が、ぼそっと呟くように言いました。
さすがに、そのとおり!とすぐに同意する気にはなれないけど、
でも、みんな少し顔が明るくなってる気がします。

春香(すべりだしは、すごく順調だよね………この調子なら12時間もいらないかもしれない!)

あくまでわたしたちの目的は響ちゃんに記者会見をやめさせて、
そしてできればやよいやあずささん、律子さん、貴音さん、それに響ちゃん本人まで含めて取り戻すことですが、
ひとつひとつのチェックポイント?を確実にクリアできてるのは、やっぱり安心できることでした。

春香(あ、でも……さっきみたいに、攻撃力の高い子、とか、そういうヒントの出方だとすると………)

よく考えたら、全体に平均的なわたしって、その場合、どうしたらいいんでしょうか?

ちょうどそのとき、次の部屋に通じるらしいドアがまた現れました。




第3チェックポイントっ!

入室可能枠:1名~最大2名まで

ヒント:
「すっごい強い雨と風に混じって、いろんなゴミとかがぼんぼん飛ばされてくるぞ。
 防御力に自信ある子がチャレンジするべきだと思うなー!それか、二人でかばい合ってもいいかもね。」




すっごい強い、雨と風? ………ここ、いちおうは建物の中、なのに?
でも確かに扉の向こうから、かすかに吹きすさぶ風の音が聞こえるような気もして、ますます混乱しちゃいます………





↓2 今回の挑戦者

枠は最大2名のため、1名、もしくは2名の名前を1レスの中で指定してください。

※美希はチャレンジ不可です

雪歩(わ、わあぁ、っ!?ここ………ほんとに室内なのっ!?)

ボードの指示は「防御力に自信ある子」だったので、わたしが選ばれるのは当然、なんですけど…
どうしてこんな台風まっただなかに放り込まれているのか、よくわからなくなってしまいます。
そもそもここ、建物の…お部屋の中だったはずなのに!

わたしがドアを開けたその向こうは壁も見えない、おまけに空が見えてるすごく広いところでした。
吹きつけてくる風も顔に容赦なく当たる雨粒も、本物だとしか思えません。

響ちゃんがなにか、魔法で再現してるんだと思いました。
そもそもこの建物自体も創っちゃった、なんて話だから、それくらいできても不思議じゃありません。

雪歩(……でも、確かにこれ、身体が頑丈じゃないと危ないですぅ!)

よく台風のときのニュースで見るのと同じ感じで、ちょっとしたゴミみたいなものはもちろん、
もうすこし大きい、壊れた傘の部品みたいなのとか、看板の折れた脚だとか、
そういうものが風と雨に混じって、すごい勢いで飛んできます。

わたしがとろいせいで、全部、完全にはよけられないけど………マジシャンの力のおかげで、
当たってもとくに痛くないですし、ケガなんかもいまのところ、しないで済んでます。

雪歩(えっと、それで、どうしたらいいんだろう………このままずっと、ガマンしてろってこと…?)

もう、どれくらいここにいるのかはっきりしませんが、風も雨もおさまる気配はほとんどありません。
それとも、どこか出口みたいなものを探さないとダメ、なのかな…?






トラップ判定を行います。
>>1のこのレスとぴったり同一のコンマ取得のみファンブル扱い それ以外は反転して合算

防御力:目標値80/雪歩:防御力70


↓2 雪歩の防御力判定用コンマ

雪歩(もう、雨粒にも、風にもずいぶん慣れてきた、のはいいけど………進み、づらい………!)

かなり離れたところに明かりがあるように見えたから、わたしはそこを目指して少しずつ足を進めていました。
ちょうど、風も雨もそっちの方から吹きつけて、降り注いできているので大変だけど、
とりあえずめざす目標があるだけでも、だいぶん気分が違います。

相変わらずいろんなものが飛んでくるのは変わっていません。
むしろ、だんだん激しくなってきている気がします。
かなり強烈に、ごつん、という感じでぶつかってきて、痛いわけじゃないけれど
なんとなく不安というか、あんまりいい気分はしません………

雪歩(あれが出口とか、ゴールとか、そういうものでありますように………)

祈るような気持ちで唱えつつ、風に逆らってまた足を動かしたそのときでした。

ぺちん、というような音と感触がして、また何かがわたしにぶつかります。
今までに飛んできたものの中ではいちばん軽そうだし、やわらかそうで、痛みはまったくありません。

雪歩(……?)

なんだろう、と思って、音がした左の腕あたりに目をやると、
すごく大きな、ぬるぬるした………なめくじか、そんな感じの生き物?が、腕に貼りついていました。

雪歩(、っっっぅ!?ひぃいぃぃいぃっ!!)

今まで浴び続けた雨や風なんかより、その一目だけで全身が凍ったみたいになって、
思いっきり腕を振ってその変なものを払い落としました。
幸い、それはすぐに離れてくれて、風と雨にさらわれてどこかへ飛んでいきます。

雪歩(なにっ、何いまの!?大丈夫かな、腕、刺されたりとかしてないよね…!?)

雨のおかげで、変なものが離れたあとはすぐに洗い流された感じになったのでまだマシですが、
見た目の気持ち悪さとぶよぶよした感じがどうしても頭から離れません。

雪歩(………ひょっとして、あれ、今までたまたま当たらなかっただけで………この中、飛び回ってるの………!?)

そう思いついてしまったら、もうたまりませんでした。
トレーニングのおかげで複数本をいっぺんに出せるようになったスコップを顔の前にかかげて、
わたしは相変わらずすごい音を立てつづけている雨と風の中を必死で走り始めました。




真美「な、なめく、じ………?うげぇえ…………」

俺たちからはまったく見えなかったが、出口にたどりついたらしい雪歩はこっちと合流するなり、
顔を青くして自分が遭遇したものについての話をまくしたてた。
それを聞いた真美は顔をしかめてうめき、隣の千早も声こそ出さないが不快そうな表情を浮かべる。

P(台風の中になめくじ……だか、ヒルだかわからないが、どっちにしてもそんなもの、普通飛んでないぞ……)

やはり、響がなにか仕組んでいる可能性が高い。
今回は雪歩が持ち前の防御の固さで乗り切ってくれたが、あまり油断しないほうがよさそうだった。





雪歩・防御力70+コンマ63(反転)>目標値:80

第3チェックポイント:クリア成功!

残りターン数が1減少しました。 23 → 22
雪歩の耐久力が1減少しました。 【30 70 35 40】→【30 70 35 39】

残り4名がチャレンジを完了するまで、美希・雪歩は待機状態に入ります。

美希があっさりとスライムを爆散させ、雪歩が台風?を乗り切った。
今までのところ、誰も何も失敗していないし、中で実際やらされることもわりと単純みたいだ。

伊織(どうも簡単すぎる、んだけど……でも、策、ってほどかしら、これ………)

悪の総帥にしてはぬるすぎるし、これでわたしたちを油断させるつもりかもしれないと警戒したくなる一方、
あのアホの子ならひょっとしてこれが素なのかもしれない、と、ちょっとだけ思ってしまう。

ただ、そもそもいの一番に出てきたのがよりにもよってスライムだったり、
それに雪歩の話では巨大ナメクジが出たとか出なかったとかいう情報もあったりで、
相手にしているのはあのブラックジャンボとその元締めなのだ、ということだけは忘れるわけにはいかない。

その上で、わたしはきっちりと、以前の屈辱を十倍にして返してやると心に決めていた。

伊織(………あれは、春香の不調に引きずられたから…あんな無様なのは、もう二度と!)

そう思ったあたりで、またゆっくりと、次へ続くドアが姿を見せ始めた。





第4チェックポイントさー!

入室可能枠:2名固定

ヒント:
「センサーにひっかかっちゃったら、その時点でスパイ失格!!
 ぱっと急いですり抜けられる、機動力の高い子たちでチャレンジするのがいいと思うぞ!」





千早「2名、固定………?」

響『あ、そうだ、忘れてた。2人いっぺんに入る場合、あらかじめ、ユニゾンしてから入るかどうか決めてね』

真美「……どゆこと?」

「総帥」の言葉を聞いて、真美が素直に疑問を口にする。
そもそも覚醒して日の浅い真美は、まだユニゾンソウルのこともきっちりとは把握していないはずだった。

響『まー、要は、2人で合体してトラップに挑むか、1人ずつで挑むか選んでね、ってことだよ』

千早「……1人ずつに分かれるメリットは、特にないように思うけれど。2人固定ということは、それだけ基準数値も高いのでしょう?」

響『んんー、ま、そだね。それにもちろん、基本的にはメリットのほうがずっと大きいんだけどさぁ………』

声だけで姿は全く見えないのに、なぜかその瞬間は、「総帥」が意地悪く笑って私をまっすぐに見ている、と直感した。

響『ユニゾンソウルって、有利になることばっかりじゃないでしょ。ねえ、シャイニング・チハヤ?』

千早(…………っ!)

先日の戦いで、美希とユニゾンした際、私からのフィードバックで美希にまで悪影響を及ぼしてしまったらしい、
という話は、後になって真美から聞かされた。何があったのかは記憶があいまいで思い出せないけれど、
私がユニゾンにおける「危険因子」になってしまっていることだけは、どうやら確実なようだった。

響『自分はどっちでも特にかまわないんだけどね。さ、どうするー?』




↓2 今回の挑戦者

枠は2名固定のため、2名を1レスの中で指定してください。

また、その2名の能力値を合算する(ユニゾンソウルを使用する)か、
1名ずつの能力値で判定を行う(ユニゾンソウルを使用しない)かも、同時に指定してください。

※美希・雪歩はチャレンジ不可です

P「機動力が重要、という話なら、まずはやっぱり千早。頼む」

千早「わかりました」

俺の言葉に千早は静かに頷く。続いて俺は、真美の目を見つめた。

P「そしてもう一人は……真美、いけるか?」

真美「当たり前じゃん、にーちゃん。くー、腕がなるぜぃ!」

6人の中でダントツのスピードを誇る千早と、美希と並んでナンバー2の真美。
ここまではある意味、誰がどうやっても間違いようのない選択だ。
問題はそのもう一つ先のところだった。

P(………これは、どっちだ…?)

俺が検証のためにクリアしたゲームの方での「ユニゾンソウル・シンクロナイズ」は、
ゲーム終盤になるとシャインマジシャン達が使うようになる超必殺技に近いものだった。

確かにプラス効果は圧巻で、能力が2倍近くに伸びたユニットがしかもいきなり2体増えるわけであり、
マジシャン側視点でいうと、うまく使えば一気に盤面を巻き返す可能性を秘めている。

ただデメリットがそれ以上に強烈で、物理的な戦闘ではほぼ無敵だが、
ユニゾン状態にあるユニットのうち片方に性的な責めをくわえてやるだけで一気に両者を無力化できる。
現に、ゲームの方だと終盤でしかこの技が出てこない理由の一つは、
これをマジシャン側が多用するようになると、ただでさえぬるい難易度がさらに下がるからだった。

P(それに、千早自身、あまり気が進んでいないように見えるんだよな…)

美希自身は言葉を濁していたが、俺が真美から聞いた話と総合すると、千早は前回の戦闘の際に
ユニゾン状態で中毒症状を発症し、美希と自分を窮地に陥らせてしまったらしい。
経験のまだ浅い真美を巻き添えにする可能性があると知って、よけい尻込みしているのだろう。

P「……よし、お前たちのスピードを信じよう。ユニゾンなしでもいけるよな?」

千早「……はい、勿論です!」

真美「だいじょぶ。みんなにも真美のちょっ速なとこ、見せたげるかんね!」

どこかほっとしたような顔をして千早が歯切れの良い返事をし、真美はその隣でにっと笑った。




千早「真美、あわてなくていいわ、まずは落ち着いてね。訓練通りにいきましょう」

真美「うんっ。でも千早おねーちゃん、ぼんやりしてたら真美のが置いてっちゃうかもよん」

響『へえー、ユニゾンなしでいくんだ?すごい自信だなー』

真美と突入前の最終確認をしているところで、不愉快な「総帥」の声に割り込まれる。

千早「……ええ。わたしも真美も、それぞれ、一人の立派なマジシャンだから」





トラップ判定を行います。
>>1のこのレスとぴったり同一のコンマ取得のみファンブル扱い それ以外は反転して合算

機動力:目標値140/千早:機動力75 真美:機動力55

「ユニゾンしない」が選択されたため、2人それぞれで判定を行います。

↓2 千早
↓3 真美

また、千早の【媚薬中毒(軽度)】の発症判定を行います。ここのみ反転なしの通常コンマです。
以下のコンマが01~10/31~40/61~70のいずれかに合致した場合、
千早の能力値に-20%の補正がかかり、今回の機動力が75→60に修正されます。

↓4 中毒発症判定(千早)

あー「ユニゾン使ったら?」って流れの場合目標値跳ね上がるんだな

トラップ判定結果

千早・機動力75+コンマ03(反転)<目標値:140
真美・機動力55+コンマ65(反転)<目標値:140

→両者クリア失敗

※千早の【媚薬中毒(軽度)】は発症しません

----------------

すみません、やっと罠にかかったと思ったらちょっと時間かかりそうです。
非常に中途半端な感じで申し訳ない、今夜はこのへんで終わります。



全体に、最初っから(罠に)ハメまくるのもダメかなあと思って調整してたら今度はヌルゲーにしすぎた感。

言うまでもなく前回はるるんといおりんをメチャクチャにしすぎた反省、というか反動なわけですが
もうちょっとこの馬鹿>>1はいい感じのバランス感覚というものを身につけるべきですね。

前スレの遅さはもちろん頭おかしいレベルでしたが、必死のリアルタイムでもこの遅さよ。
精進します。

今回やってるあたりのシステムについてとか追加トラップ案とかは随時お気軽におねがいします。

理想としてはあす31日の夜にちはまみトラップ編+安価もうちょい、といきたいところですが、
現実的には31夜にトラップ編をどうにか投下→翌11/1夜に安価 という流れになるかと思います。
せめて、そうしたい。

それと11/3がまたお休みですから、そこで沢山安価取れるようにしたらみなさま参加しやすいですかね。
昼とか午前からでもいけないことはないです。


美希がかっこよすぎて堕ちた所を見たくないような見たいような気持ちになって楽しい

21~22時くらいに昨日の続きを投下します。
で、人がいらっしゃれば、多くても2部屋分くらいですが、安価までいけそうです。

もうしばらくお待ちください。

トラップ判定結果(再掲)

千早・機動力75+コンマ03(反転)<目標値:140
真美・機動力55+コンマ65(反転)<目標値:140

→両者クリア失敗

※千早の【媚薬中毒(軽度)】は発症しません

----------------

いよいよドアを開けて、しばらく中の様子を確認したあと、千早おねーちゃんがすっと音も立てずに入り込む。
真美もできるだけ忍び足で、見失わないようにそのほっそりした背中に続いた。

少し離れた後ろの方に、にーちゃんやはるるんたちのケハイがする。
振り返ったらバリアごしで顔が見れるだろうけど、ここはぐっとがまんして、かっちょいい背中で語ってやるのだ!

真美「っおおー。ここ、確かになんか、スパイっぽい!」

千早「そう、ね………」

真美が言うと、左右をユダンなく見回しながら、千早おねーちゃんもつぶやいた。

真美たちの目の前に広がる部屋はなんかうす暗くて、いろんなところにおっきな段ボールの箱とか、
なんなのかよくわかんないガラスのびん?とかが、テキトーに転がってる。
悪いヤツ、それもオタクっぽいのがこっそりヒキコモリしてけんきゅーとかしてそーな、そんな感じ。

でも、スパイっぽい感じがする、と真美が思ったのはそのせいじゃない。
だって、部屋の床はもちろん、壁とか天井とかもーあっちこっちから、赤いレ→ザーみたいなのが伸びてるんだもん。

真美「つーまり、あの赤いのにさわんないでしゃしゃっと通り抜けるのが、今回の真美たちのミッチョンだねぃ?」

千早「おそらくはそうだと思うわ。………ミッション、ね」

んっふっふー、なるほどなるほど。まさにスパイ大作戦、って感じがしてきた!

真美「……あり?でもそれなら、スピードあんまりカンケーなくない?」

千早「それがどうも気にかかるの。ただ、ほら、あそこにゴールが見える?」

千早おねーちゃんが指さした先、そこに小さなドアがぽつんとあって、その上には
わざわざ「ゴール」とカタカナででっかく書かれた看板がスポットライトみたいなので照らされている。
なんていうか……悪のソシキとか言ってるわりに、ひびきん、やることがちゃっちい。

千早「距離もそう遠くないし……それに、罠自体がこれだけはっきり見えているのだから、落ち着いていけば大丈夫」

千早おねーちゃんがそう言い切ってくれて、真美としてはすごくアンシンした。
スピードも真美より速いし、アイドルとしてもマジシャンとしても先輩の千早おねーちゃんが一緒ならまちがいないね!

千早「じゃあ、真美、私が前を行くわ。念のため、私の手や足が光線をひっかけないか、注意して見ていて」

真美「うん、わかった!行こう、千早おねーちゃん」




真美の静かな息遣いを後ろに感じながら、ゆっくりと足を上げ、私は低いところに走っていた赤いラインをまたぎ越す。
部屋に入った直後はさほど苦労しなさそうに見えたけれど、実際やってみるとなかなか神経を使う。

千早(とはいえ……ゆっくりと、気を抜かずにいれば、確実にクリアできるトラップね………)

だからこそ、さっきからずっと引っかかり続けている。
これのどこが機動力を要求されるトラップなのかがまったくわからない。

そう思いながら下ろした足が、ぐにょり、と思いきり沈み込んだ。

千早「………っ!?」

思いきりバランスを崩し、驚きと焦りで心臓が口から飛び出しそうになるのをすんでのところで抑えた。
手を振り回しかけたところで、周囲のセンサーのことを思い出し、慌てて思いとどまり、
足と腰とおなかに思いきり力を入れてふんばる。………なんとか、なんとかぎりぎり、倒れずに済んだ。

千早(っっ………っはぁ、あ、あぶな、かった…!)

真美「…っちょ、ち、千早おねーちゃん、ホントやめてよ!?いきなりどうしたのかと思ったよぉ!」

目の前の私がほんの一瞬の間に、急にとんでもないパントマイムもどきを繰り広げたせいで
後ろについてきていた真美もほとんど息が止まりかけていたようだった。

千早「ご、ごめん、なさい……真美、床に、ものすごく柔らかいところがあるの。気をつけて」

私の言葉で、後ろにいる真美が面食らっている気配が確かに伝わってきた。

真美「へっ……やわらかいの?ゆかなのに?」

千早「そう。ゴムみたいな、弾力のある素材……暗くて見分けづらいから、感覚を頼りに――」

頼りにしないとだめ、と言いかけたそのとき、まだ半分くらい沈み込んでいる足の下からかちり、と機械的な音がした。

千早「え………」

真美「ん?今の音、千早おねーちゃん、なんか踏んだ?」

真美の言葉で、なにかスイッチのようなものを踏んでしまったのだ、と認識した瞬間、
部屋中の赤いセンサーの光がゆっくりと、しかし一斉に動き始めた。

千早(なっ………!)

今までは静止していたから、時間をかければ引っかからずに通り抜けることができていたけれど…
低速であっても動き回られていたら、難易度が格段に跳ね上がってしまう。

真美「ちょっ、わ、動くの!?……って千早おねーちゃん、アレっ!!」

ほぼ同時、異常に気付いた真美が慌てたような声を出し、それから鋭い叫び声を上げた。
その指さす方を見ると、さっき見た出口のドアに、いつの間にかデジタルの数字が浮かび上がっていた。
私たちが見ているうちにも、その数字は秒単位でカウントダウンして減っていく。

真美「うあうあー!?あれがゼロになる前に抜けなきゃダメってこと!?」

千早「お、落ち着いて!ただでさえ光が動いているんだから、慎重にならないと…!」

言いながら、寄ってくる光を必死でかわして動いているうちに、気づけば私たちは入口近くにまで押し戻されてしまう。

真美「ど、どうしよ、千早おねーちゃんどうしよう!?」

泣きそうな真美の声も私の焦りを加速させるばかりで、有効な打つ手を考えられない。
そうしているうちにデジタルが10を切り、瞬く間に3、2、1と数字を刻み、そして安っぽいブザーと同時に0に変わった。

真美「あ、あぁ………タイマー、0になっちゃ」

真美の声が聞こえたのはそこまでだった。
横合いからものすごい勢いで突き飛ばされたように感じ、気が付いた時には、身体がまるで動かせなくなっていた。

いや、動かせないだけではなかった。
目の前が真っ暗になっている。息はいちおうできるけれど、かなりの息苦しさを覚える。
背中側から強い力で押されて、なにか柔らかいものに押し込まれているような感触だった。
さっき、横から突き飛ばされたように思ったときと、身体の向きが微妙に変わっている……のだろうか?

千早(……っ、な、何が起きたの!?真美………真美は無事なのっ!?)

目は開いているのに何も見えず、音もほとんど聞こえない。
こんなときに限って「総帥」も何も言いださず、状況の把握が不可能な私はただ待つことしかできない。




P「…………え?」

あっという間だった。
最初は固定されていたように見えた赤いレーザーセンサーのようなものが、
あるタイミングでいきなり全て動き始め、千早と真美がその範囲から離れるために手前に戻ってきた。
それと前後してゴール地点にあったタイマーが0になった、と思った瞬間………

横側の壁の一部が、急に、とんでもない勢いで射出された、ように見えた。そして……真美と、千早を………

美希「…………うそ……?」

春香「ち、千早ちゃん、真美、も、………いま、壁に、つ、潰され…っ」

響『ちょっと待った!してないしてない!自分、そんな殺人トラップとか作んないよ!?』

雪歩「っひぃっ!?」

しばらく黙っていた響の慌てた声がいきなり割り込んで来て、不意を突かれた雪歩が悲鳴を上げる。
目の前の光景のショックさに打ちのめされていた俺も、危うく声が出るところだった。

P「………ほんとなんだな?千早も真美も無事、ってことでいいんだな?」

響『当たり前でしょ?簡単に殺すなんて、そんなもったいないこと、どーしてしなきゃいけないのさ』

いちおうは安心しかけたところで、響の言葉が醸し出す別の恐ろしさに、心臓をわしづかみにされた気分になる。

響『今回の部屋は壁が薄くて、しかも軟質素材なんだ。衝撃吸収構造にもなってるし、むしろ安全なくらいだぞ』

説明する響の言葉に、春香と美希、それに雪歩も伊織も、もちろん俺も、いっせいに安堵のため息をつく。
それでもあの速度で叩きこまれてダメージがないわけはなかったが、そこはマジシャンの加護を信じるしかなかった。

響『今は二人とも、その壁に押し込まれて、逆側に身体が浮き出したみたいになってて………あー!』

そこでいきなり響が叫び、俺たちは何事か、と顔を見合わせる。

響『逆側の部屋にカメラ入れるの忘れてたー!!ああ、せっかく千早も真美も、レリーフみたいになってて面白いのに!』

そちらにカメラがないのならなぜ響にはその光景が見えているのか、と思ったが、
ブラックジャンボ総帥ともなれば、ほかにいくらでも確認できる手段があるのだろう。

伊織「………ちょっと待ちなさいよ。今の、ヒントと釣り合ってないでしょ」

そのとき、黙っていた伊織が声を上げた。

響『ん?伊織、どうして?』

伊織「あれのどこが、機動力高けりゃ有利なの?いくらスピードがあっても意味ないじゃない!」

言われてみればその通りだった。
動くセンサーの間隔が開いていて、タイミングを見計らえば駆け抜けることができる、というような状況なら
スピードが速いほど突破するのに有利ということにもなるだろうが、
今回のようにセンサーが密集しているのであれば、速度より慎重さの問題になってくる。
まして、最初は固定だったセンサーが何かの契機で動き始めるともなれば、余計に機動力は関係なくなってしまう。

響『そんなことないぞ。だってあのレーザー、ひっかかっても特にペナルティないんだから』

そしてまるで予想外のことを響が言い出し、伊織以下俺たち全員、ぽかんとした顔になった。

伊織「………はぁっ!?で、でも、『ひっかかっちゃったらその時点で失格』って……!」

響『たしかに「その時点でスパイ失格」とは書いたけど……え、伊織も、千早も真美も、マジシャンじゃなくてスパイだったの?』

響『で、スピード自慢が二人も揃ってるのに、さっさとクリアできてない時点で失敗だぞ。別にどこもおかしくなくない?』

P(………ふざけてる、ふざけてるが…………一応、嘘は言ってない、ことになる…のか……!?)

響が不思議そうに口にする言葉はどう聞いても屁理屈でしかないのに、上手く反論できない。

P「………つまり、『カウントダウン終了までに、出口に素早く到達できるかどうか』だけが重要、ってことか?」

響「そうそう、さすがプロデューサーはさえてるね。伊織も頭やわらかくしないとなー!」

あはは、と声を立て、響が心から嬉しそうに笑う。とても納得はできないが、今この場のルールを決めているのも
全体のペースを握っているのも向こうな以上、じっと耐えるしかなかった。

春香「……で、でも、じゃあ、もういいよね?千早ちゃんと真美は失敗しちゃって壁に埋められて、それでもう終わりでしょ?」

響『ああ、そうか、春香たちからは何も見えてないんだっけ。今ちょうど、罰ゲームやってるよ。ふたりとも』

P「っ!?」

まったく同じタイミングで、俺以外の4人もそろって息を飲む音がはっきりと聞こえた。




真美(んぐぐぐぐ………なんなのこれっ、せまい、暑苦しいYO!こらーっ、ここから出せえー!!)

目の前で、千早おねーちゃんが、横から伸びてきた棒みたいなのに思いっきりぶつかられたのはギリギリ見えた。
で、次の瞬間には、めっちゃくちゃなイキオイで真美にもなんかぶつかってきて、気がついたら真っ暗だった。

真美(痛くはなかったし、今もだいじょぶだけど………ま、まさか、真美、ひょっとしてもう天国にいるとか!?うあうあー!)

目の前に黒い、膜みたいなのがあって、というか真美のぷりちーなボデー全部がその膜みたいなのに
ぎゅーっと思いっきり押し付けられてるみたいな、たぶん、そんなジョータイになってるんだと思う。
最初、息できなくて死んじゃうんじゃないの!?ってパニくりかけたけど、とりあえず今のところ息はだいじょぶ。
ただ、顔とか手とかのレベルじゃなくて、指までぴっちりハマったみたいになってるせいで、ぜんぜん動かせなかった。

真美(やっぱ、タイムリミット超えちゃったからこーなってるのかな、とほほ……罰ゲームだよねぃ、これ………)

いつまでこのままになってればいいのかわかんないのは地味ーにツラい。
そう思ったとき、おなかのあたりになんかヘンな感じがした。

真美(ん、んん………?え……!?)

なんか、こう、向こう側………黒い膜のあっち側から、触られてる、みたいな………?

真美(ちょっ…え、誰、にーちゃん?はるるん?誰かいるの!?)

これまでとおんなじで、ぴったりくっついてるせいで、真美はやっぱり声が出せないままだった。

「へえ、これがシャイニング・チハヤちゃん、ねえ」
「足とか手とか腰とか、ホントほっそいなー。ちゃんとメシ食ってんのかよ」
「アイドルだしその辺は管理とか大変なんだろ。知らんけど」

「えーと、で、この子は?」
「シャイニング・マミ。一番最近覚醒したんだって情報、見てねえのか?」
「は…中学生?これで!?こんなんもう犯罪だろ……」

千早と真美が射出された壁の一部によって押し込まれ、埋め込まれたラバー状の壁、
その裏側に響によってほぼ同じサイズの部屋が設けられており、戦闘員たちの一団が控えていた。
そして彼らの目の前の黒々とした壁面には、千早と真美の身体のラインがはっきりと浮かび上がっている。

「俺らの声、聞こえてんのかな?」
「遮音性の高い素材って話だから、たぶん届いてないんじゃないか」
「そうか。まあ、別にどっちでもいいんだけどよ」

背中側から押さえつけられているため、千早も真美も前半身がぴったり埋まり、
一見すると等身大のマジシャンの彫像が少し距離を置いて並べてあるようにも見える。
その黒く浮き出た像のまわりが、少しずつ戦闘員たちで埋まりつつあった。

「そういやこれ、安全なのか。反撃とか」
「ああ、このゴムっぽいの、新型スーツと同じ素材も混ざってるから大丈夫なんだと」
「そうだったのか。そしたら遠慮なく」
「あ、てめ、何抜け駆けしてやがんだ!」

そのうち一人が手を伸ばしてシャイニング・チハヤに触れたのを合図にして、
戦闘員たちはそれぞれ自分の好みと欲望に従い、千早と真美に殺到する。




千早(…っ、やっぱり、気のせいじゃ……ない!向こうから、触れられて、る……!)

ずっと暗闇に置かれ、埋まり込んだままでいるうちに、感覚が異常を来したのか、と最初は思った。
しかし、はっきりと、私の脚や手、お腹や、胸……あげくに顔の輪郭まで、
目の前の黒いゴムのようなもの越しに触られ、撫でられているような感覚が伝わってくる。
思ったより素材が薄いようで、肌を押し込んでくる感触とゆっくりなぞる感触がはっきり区別できてしまう。

千早(見えないし、音も聞こえないけれど、これは、たぶん、人の手と……それに、指………!)

そして、どう考えても、相手は一人ではありえなかった。
太ももを指一本でつーっと線を引くようになぞり、おへそのあたりをつんつんと繰り返しつっつきながら
両方のわきをさわさわと軽く揉みこんで、そしてその上、両方のむ……胸まで、同時にぎゅっとつかんでくる、なんて、
2本の腕だけで、10本の指だけで、同時にできることじゃない。

千早(くっ……これが、クリアできなかったときの、ペナルティ、ということ?)

元はと言えば失敗した私に非がある。それは当然かもしれないけれど、でも……

千早(………真美、真美は、どうなって、まさか、真美も……!?)

でもきっと、真美は私よりも勘が鋭いし、逃げ足も速いから、まさか捕まったりはしていないはず…
確認するすべのない私はそう信じ込んで、身体を触られる不快感に耐え続けることしかできない。

真美(ちょ、どこ触ってるの!?に、にーちゃん……じゃないよね、っっひゃぁあぅ!?)

黒い膜みたいなのの向こうに人がいるっぽい。しかも、いっぱい。
その人たちが真美の身体のいろんなところをぐにぐに触ってくる感じが、さっきからずっと続いてた。

真美(おなかなんて、さすらないでよぉっ、別におなか痛くないし……あ、足、くすぐったいってば!)

亜美とかがくすぐりこーげきをしてくるときは、どこを狙ってるかが目で見てわかって
真美としてもちゃんとカクゴして受けられるぶん、そんなにキツくない。
でも、こうやって、見えないし聞こえないままだと……どこに何をされるのかぜんぜんわかんなくて、
すごく気持ちわるいし不安だし、それに、……こわい………

真美(……ひっ!そ、そんなとこ、やだ、やめてぇ!?)

いきなりすごい力で、真美の、……おっぱいを、つかまれた。そのままぐにゅぐにゅって動かされる。

真美(や、やめてーっ、ヘンタイ!ロリコン!そんなとこさわっちゃやだあぁーっ!!)

思いっきり叫んでるつもりでも、口にまでぴったり張りついてる黒いのにふさがれて声にならない。
気持ち悪くてくやしくて、涙が出そうなんだけど、それもやっぱり流れない………




千早『あ……っく、んん、っ、んうぅ………!』

真美『やだあぁああぁ!!もうやだ、む、胸、真美のおっぱい、触っちゃいやぁあーっ!』

俺も、それに春香たち4人も、みんな必死になって耳をふさいでいた。
だというのに、まさにその耳の中に千早と真美がいるかのように、ふたりの声が容赦なく聞こえてくる。

響『あー、みんなひどいなぁ。耐えてる仲間の声くらい、ちゃんと聞いてあげなきゃ』

……ついさっき、「映像がないから、せめて音声流してあげる」と響が言い出し、
それに続いて千早と真美の大きな悲鳴が聞こえてきて、俺は反射的に耳をふさいだ。
何をされているか具体的にはわからなくても、聞くべきじゃない、と咄嗟に判断した結果だった。

しかし響は、どういう方法を使ったのか、俺がどんなに強く手を耳に押し付けても、
持っていたハンカチを裂いて耳に詰めても、ふたりの声が俺に聞こえてしまう状態を維持している。

響『ふたりの心の声、っていうかな、それを自分が直接みんなに転送してあげてるの!』

そんな説明をされても何ひとつありがたくない。
無駄だと言われても手の力を緩める気にはとてもなれず、
せめて違うことを考える努力をしている俺の脳内に、千早と真美の上げる声が響き続ける。

………………
…………
……

戦闘員たちは二手に分かれ、黒い像と化した千早と真美にさまざまな方法で触れていた。

「そういや、シャイニング・ユキホはこれでイかされたらしいな?」
「へえ、マジシャン様は電マが弱点だったのかよ」
「それならシャイニング・マミにも効くかもな。試してみようぜ」

真美(ひぁっ、あ”ぁ”あ”……っ、なに、これ、ぶるぶるする!?全身、ぶるぶるって、うあぁ!)

動かせない身体のあちこち、手や足にも、腹部や腋や腰回り、
それに当然のように、発育真っ盛りの両胸にも、そしてスカート越しの下腹部にも
低いモーター音を響かせつつ細かく震えるマッサージ機が押し当てられ、
それらの振動をいっせいに受けた真美は、機械によらない別の震えに襲われてしまう。

真美(おっぱいもおまたも、やだ、ぶるぶるさせちゃやだあぁ……真美、ヘンになっちゃうよぉ………!)

真美の叫びはその部屋の誰にも聞こえず、戦闘員たちは手やマッサージ機でその肢体を味わい続けた。




「……なんか、やっぱりおかしいと思わん?これ」
「うーん。言われてみれば、そういう気も…」

シャイニング・チハヤの胸部に何人もの戦闘員たちが頭を寄せあい、真面目そのものの顔で言葉を交わす。

「しかし、後輩の真美ちゃんのほうが胸でけーのって、どんな気持ちなんだろうな」
「貧乳だっていいじゃねえか。幸薄そうなこういう子は俺、ストライクだぞ」
「まあそれはいいんだけど、この、ほら、乳首のとこ。やっぱ変だって」
「………確かに、まあ、なんか、単に乳首立ってるにしては、でかい………か?」

軟質の壁面素材を押し上げている千早の身体のうち、慎ましやかな胸は目立たなかったが
その頂上部分、衣装越しにはっきりとわかるほど大きな突起が存在し、一部の戦闘員たちの注目を集めていた。

「ナイチチなのに乳首はでかいのかな。コンプレックスになりそうだなぁ……」
「ま、とりあえず、ちょっと触らしてもらうか。よ………っうおぇ、うわあぁあぁ!?」
「うぉっ、なんだお前、いっきなり叫ぶなよ!」

一人が手を伸ばし、その突起を無造作に指でつまみ、そして大声を上げて飛び退った。
何事か、と目を向ける仲間たちの顔をゆっくりと見わたし、驚愕に目を見開いたまま彼は言った。

「う、動いた。今」
「ハァ!?」
「マジで大丈夫かお前………?」
「動いたんだって!乳首が!シャイニング・チハヤの乳首が、こう、ぐにゅぐにゅ、って!!」




千早(っくぅ……こ、これ、外から、じゃない………中、それも衣装の中、にっ…)

トレーニングしている間も、普通に生活している間も、本当は、ずっと違和感があった。
両方の乳首に、しこりのような異物感……もっといえば、何かがくっついているような感じがしていた。
でもそんなこと、音無さんや、もちろんプロデューサーにも相談することはできないし、
春香が相手でもやっぱり恥ずかしくて、どうしても言い出せなかった。

千早(見えない…けれど、乳首になにか……私じゃない、ものが、ふあぁあっ!)

そのあたりにばかり意識が集中してしまって、汗かなにかでぐっしょりと濡れているように感じる。
それに、指よりもっと細い、やわらかくてぬるぬるしたものがひっきりなしに触れてきている、ような……

千早(ど、どうして、こんなもの……っ、いつの間に…!あ、あぁ、ひんっ、て、敵の、攻撃を、気づかないうちに……?)

こんな場所に攻撃を受けて気づきもしない、などということはとても考えられない。
たとえば寝ている間や、トレーニング中にこっそり忍び寄られて、………寄生、され、た…?

千早(き、寄生……くっ、そんな敵がいるなんて………)


………………寄生触手なんて♥♥イソギンチャク植えつける、なんてぇ♥♥ひきょうっ、こんなの、こんなのっ♥♥♥


千早(……痛ぅうぅっっ!?な、なに、こんな……!)

頭を締め上げられるような猛烈な痛みに襲われて、なにか思い出しかけたことが、一瞬で霧散していく。
その間も、私の両方の乳首を嬲る何かも、外から触れてくる感触も、動きを止めることはなかった。

………………
…………
……

春香「ち、千早ちゃんっ!真美ぃっ!!」

美希「…………っ、ふたりともこっち!もう大丈夫なの!」

真美「ひぐっ、ぐず……っ、うわぁあぁん!!やらあ、もうやだあっ、ひっ、ぃ、うえぇえぇ………」

伊織「………大丈夫よ、真美。落ち着いて。ゆっくり、ゆっくり深呼吸するの」

千早「…くっ、はぁっ、はぁ…時間を、ロスしてしまった分、取り戻さないと……」

雪歩「千早ちゃん、無理しちゃダメだよぉ!まだ座ってて!」



少なくない時間が経ったあと、ようやくせり出して来ていた壁が元に戻り、千早と真美は解放された。
その間もずっと声だけを聞かされ続け、壁の向こうでどんな目に遭わされていたのかは嫌でも想像できてしまう。
今のその状態で俺が出迎えるのはまずいだろうと考え、春香たちに二人を救出してもらった。

響『はーいお疲れ―!今回は残念だったなー、千早、真美。ま、そんなこともあるよ!』

泣きじゃくる真美と、息を切らせてすぐには立ち上がれない千早に、響が嬉しそうに呼びかけた。



第4チェックポイント:クリア失敗

残りターン数が3減少しました。 22→19
千早の耐久力が5減少しました。 【42 30 75 35】→【42 30 75 30】
真美の耐久力が5減少しました。 【40 45 55 40】→【40 45 55 35】

春香・伊織がチャレンジを完了するまで、残り4名は待機状態に入ります。







--------------

もちろん触手大好きな>>1のことですから千早の【寄生触手】のことは片時も忘れたことなどなく、
今回の描写においてラバー素材越し寄生触手責めが出てきたのは当然、
前回のトラップ判定で千早が03という素数コンマを取得していたことに起因するものです。
どちらにしてもクリアは無理でしたからフレーバーではありますが、これこそがこだわりというものですね。

意訳:
【寄生触手】の判定マジで完全に忘れてました。でもバキュームベッド状態で乳首触手責めはなかなかいいと思います。
ていうか壁に押し込まれてバキュームベッドとか提案した人何考えてるんですか。最高かよ。



少し間を開けます。21時45分くらいに再開できればと思います。

P(…………)

美希が最初の2部屋をあっさり片付け、雪歩がそれに続いた直後とは、明らかに空気が変わっていた。

直接の被害を受けてしまった千早と真美がもちろん一番ひどかった。
千早は気丈に姿勢を正し、前を見据えてはいたが、足元が少しふらついている。
それに呼吸も浅く早く乱れがちで、内心、悪い予感がよぎる。

P(例の、あれの発作が、また再発しかけてるんじゃないか…?)

このところまともに生活できていたように見えていたせいで、すっかり油断していた。
罰ゲーム、と称して千早と真美が性的な、厭らしい責めを受けさせられたのは確実で、
特に千早に関してはそれが引き金になって症状が悪化するおそれは十分すぎるほどにある。

P(……それに真美は、ショックが相当強かったはずだ…どうにかしてやりたいけど………)

すっかり泣き腫らし、目が真っ赤になった真美は一応泣き止んではいたが、ほとんど口も開かなくなっていた。
さっきの状況からして、千早と分断された上で「罰ゲーム」を受けさせられていたのはずだから当然だ。

P(誰が挑戦するか、はもちろん、クリアできるかどうかで結果がまるで違うんだ。これまで以上に気をつけないと……!)

それに、相手があの響………これまで春香や千早、伊織に対して情け容赦のない凌辱を加えてきた、
少なくともそれを最高権力者としてしてきている響なんだから、もっと酷いトラップが待ち受けている可能性は高い。
そのことをしっかり頭において考えることを誓った俺の目の前に、次のボードが姿を現した。




区切りの第5チェックポイント!!

入室可能枠:1名~最大2名まで

ヒント:
「作った自分だから言うけど、ここ、通り抜けるの相当かんたんさー。
 うーん、そうだなぁ、あえて言うなら……今度の部屋は、攻撃力が高い子のほうがいいかな?」

スペシャルヒント:
「ところで、お疲れさま!1巡目はここでおしまい。
 今回は特別に、まだローテーション終わってなくても6人全員のチャレンジ権が復活するぞ!」




今回は、さっきまで存在しなかった「スペシャルヒント」なるものが追加されていた。
そして、書いてある内容はとても単純だった。

春香「……伊織かわたし、どっちか1人だけがチャレンジしても今のローテーションは終わり、ってこと?」

響『そーそー!部屋数的にどうしても人数余っちゃう可能性があったし、それに最初だからね。でも、今回だけだよ?』

P(……最初の部屋が1名固定、次が最大2名。3つめが2名固定で、最後がまた、最大2名…………)

つまり今回の場合、2つ目の部屋で2名まで入れる枠を雪歩1人でクリアできた分、
最後のこの部屋で春香と伊織の両者がチャレンジ可能な状態を作れたことになるようだ。
逆に言えば、先に2人行かせていたとしたら、最後のここでの選択の余地はなくなっていた、ということでもある。
誰を選ぶかだけではなくて、人数の選択にも気を配らなくてはいけない。

P(それを踏まえて、ここはどうするのが最適だろうか)

響『自分は大丈夫だけど、あんまり時間かけてると間に合わなくなっちゃうぞー』

響のからかうような声が響く中、春香と伊織がまっすぐに、意思を強く込めた目で俺の方を見ていた。






↓2 今回の挑戦者

枠は最大2名のため、1名、もしくは2名の名前を1レスの中で指定してください。

今回チャレンジが可能なのは春香と伊織の2名のみです。

また、2名とも選択するのであれば、能力値を合算する(ユニゾンソウルを使用する)か、
1名ずつの能力値で判定を行う(ユニゾンソウルを使用しない)かも、同時に指定してください。

P「……よし、1巡目の最後だって言ってるんだ、遠慮はいらないな。2人で行ってきてくれ!」

春香「はいっ!」

伊織「ま、当然よね。わかったわ」

プロデューサーさんの指示に、わたしの隣に立っている伊織がすました顔で返事をします。
でもその伊織が、ものすごく気合十分なのが、隣にいるだけでよくわかりました。

もちろん、わたしだって負けてません。
こんなのさっさと片付けて、早く目的の会見場までたどり着かないと。

そう思っていると、伊織がくるっと振り返り、そのまますたすたと歩き始めました。
どこへ行くんだろうと見ているわたしに背を向けて足を進めていた伊織が、真美の前で立ち止まります。

真美「い、いおり、ん………」

また泣きそうな顔をして、弱弱しい声を出す真美。その真美をやさしく抱き締めて、伊織が呟きます。

伊織「大丈夫よ。見てなさい、春香とふたりでばっちり決めてきてやるわ」

真美「………ん、う、んっ、ありが、と、いおりん……っ」

真美がぎゅっと抱きつく、というよりもう、しがみつくようにして、伊織と言葉を交わします。

千早「……春香」

気が付くと、わたしのすぐそばに千早ちゃんがやって来ていました。
まださっきの……大変なことがあった後なんだから、千早ちゃんは、無理しなくていいのに。

千早「私が言えた義理でもないけど…気をつけてね。無事に突破してきて、春香のためにも……」

春香「……うん、わかってる。わたしだけじゃなくて、千早ちゃんの、みんなのためにも、がんばるね!」

伊織があれだけ気迫に満ちてるのも、わたしのやる気が、今まさに燃え上がってるのも……
千早ちゃんと、それから真美をひどい目に遭わせた響ちゃんが許せない、そのシンプルな理由だけでした。

伊織「さて……と。春香。行くわよ」

春香「うんっ、わたしは準備ばっちり。いい?」

伊織「当然でしょ」

言いながら、伊織は口の端だけでにぃっ、と笑い、わたしも同じように笑いました。
今度は、この前みたいに伊織に迷惑かけずに成功させてみせます!

「「ユニゾンソウル・シンクロナイズ!!」」





トラップ判定を行います。
>>1のこのレスとぴったり同一のコンマ取得のみファンブル扱い それ以外は反転して合算

攻撃力:目標値100以下/春香+伊織合算:135

「ユニゾンする」が選択されたため、2人の合算数値で判定を行います。


↓2 春香+伊織の攻撃力判定用コンマ


また、春香の【媚薬中毒(中度)】の発症判定を行います。ここのみ反転なしの通常コンマです。
以下のコンマが「奇数」であった場合、合算能力値に-30%の補正がかかり、135→95に修正されます。

↓3 中毒発症判定(春香)



※数値がすでに目標値をオーバーしているため、基本的に今回は「ファンブル」のみが成功という扱いになります。
 春香の媚薬中毒が発症した際は(反転コンマの)00-05で成功となります。

※上の注書いていて思い出しました。イベント中、トラップ判定におけるコンマ00はそのまま数値0として扱います。
 前回の時点でお伝えするのを忘れていました。申し訳ないです。

美希「………どう?ふたりとも、大丈夫そう?」

美希が不安げな顔でのぞきこんでくる。
そういえば美希も、千早とのユニゾンでピンチになったって話だったわね。

伊織「今のところ、わたしは問題ないわ。春香、あんたは?」

春香「…………えっと、うん、大丈夫!…だと、思う、あははは」

伊織「ちょっと、締まらないわね…気合入れなさいよ?」

照れたように頭をかいてみせる春香に一言釘を刺してから、わたしは目の前のドアに手をかける。
なにが出て来ようと今度は絶対に負けない。
それに今回は攻撃力がキーになるっていうんだから、なおのこと負けられない!




春香(っ、お、おさまって、お願い…!わたしはいい、でも伊織に迷惑かけちゃ、だめ……っ!)

おなかの奥で火が燃えていました。気を抜くと、おなかだけじゃなくて、胸とか、お尻とか……
いろんなところに、あっという間に、燃え広がっていってしまいそうです。

ついこのあいだ、伊織と一緒に、戦闘員の人たちとたくさんセックスして、いっぱいいっぱい犯されて、
お○んこもお尻も身体じゅうも精液でどろどろにしてもらったことばかりが頭に浮かびます。
わたし………また、いやらしくなっちゃって、ます…♥♥

春香(どうし、てぇ!わたしの身体、なのに……、わたしの言うこと、聞いてよぉ………)

声をかけてきた美希はもちろん、つながってる伊織にも、いまはまだぎりぎり隠せてるみたいでした。
でも、このままいつまでも隠していられる、っていうわけにはきっと、いきません………♥




伊織「………え?これだけ?」

響『だから自分、書いてただろー?ここ通り抜けるのは相当かんたんだ、って』

くぐったドアの先は射的場みたいなスペースだった。
アーチェリーや弓道の的みたいなものが、部屋中のあちこちに点在している。
わたしと春香はそのほぼ中心、赤い線で丸く囲まれた部分に立っていた。

響『つまり、春香と伊織はその赤いマルから出ないで、全部の的を』

伊織「ここから動かずに、見えてる的を残らず壊せばいい、ってことね。それこそ楽勝よ」

響がぐだぐだと説明しようとするのを遮り、わたしは右手をこめかみに軽く当てて「それ」を呼び出した。

響『お……?うわ、なにそれ伊織!かっこいーなー!』

相変わらずアホみたいな声が響いてくるのは徹底的に無視して、バイザーを下ろす。
ピンク色がかった視界の中で、部屋中に散らばってる的のそれぞれにターゲットマークが点灯した。

響『ねえねえ、その耳のとこがぴょんって伸びてるのって、やっぱりうさぎをイメージしてるの?』

美希がハンドガンを、千早がカマを得物にしているのを見て、最初はわたしも武器を使えるようになろうと思った。
ただ、ふたりは最初のころから「特に意識することもなく気がついたらそれを持ってた」そうで、
どんな武器なら使えるか、というところから必死に考えなくちゃいけないわたしとは違うみたいだった。

悩んで悩んで、ふと、わたしが「気がついたら持っていそうな」ものはなんだろう、と考えたときに
真っ先に浮かんだのはシャルル………うさちゃん、で、そう思った時にはこれを装着していた、というわけだ。

火力はあっても制御がいまひとつだったわたしにとって、威力の調整や照準の補助をしてくれる
このバイザーだかゴーグルだかはとても心強い道具になった。ただ、さすがにシャルルとか、うさちゃんとは呼べなくて、

伊織「………うっさいわね。名前だけは教えといてあげるわ。『ロゼ・ラパン』よ、アホ総帥」

色と、それにうさちゃんの耳を思わせるアンテナみたいな部分にあやかって、「ピンクのうさぎ」と名付けた。

響『う、うがーっ、なにさー、アホ総帥って!』

伊織「春香、わたしが、やるから…あんた、休んでなさい。………よくないんでしょ、身体」

春香「え……っ、いや、そんなこと」

伊織「わかってない、とでも思うの?美希はまだしも、あんたと、直接ユニゾンしてるのよ、わたし」

春香の反応が明らかに遅くて、それに声もどこか調子が狂っていた。
必死に隠そうとしてるのはわかってたけど、それでごまかせると思う方がおかしい。
………わたしの身体にだって、その熱くてどろどろした波が、さっきからひっきりなしに来てるんだから。

でも、ただの的を壊すくらいのこと、わたしの力をもってすれば十分……のはず。
なんといっても今のわたしは、攻撃力自慢のシャイニング・イオリちゃんなんだからっ!

伊織「それにあんたの…体調不良、だけじゃなくて、パワーも、ちゃんともらってるから。安心して、見てなさい」

一発撃ったらそのあとしばらく使い物にならなくなる「フラッシング・ブラウ」は、威力的にも最後の切り札だ。
もっとスマートに、狙ったところだけに威力を集中させて、一発で撃ちぬけるようにした、これで……

伊織「……行くわよ、っ、フラッシング・キャニスター!!」

魔力を細く絞って集中させて、ターゲットそれぞれに一直線に向かわせるイメージ。
細かい狙いは、頼りになる「うさちゃん」が手伝ってくれる、わたしはただ意識の上で、引き金を引けばいい!

一瞬の後に、わたしが掲げた右の手のひらから何条にも分かれた閃光が放たれ、
部屋の中を走り抜けてそれぞれ狙ったとおり、的のど真ん中を綺麗に撃ちぬいていく。
そして、的を貫通してもまだ十分な威力と勢いを残していた光線は、
後ろの壁にまで直撃して焼き焦がし、いくつかはけっこう目立つ穴を作り出した。

春香「……………っ、すご……!」

立っていられない様子でへたりこんでいた春香がわたしを見上げ、感嘆の声を漏らす。

伊織「ふふん。この伊織ちゃんにかかれば、ざっとこんなものよ」

………例の症状に襲われている状態とはいえ、春香とユニゾンしている今のほうが
トレーニングで全力射撃したときより威力が高かった感じがするのは、シャクだから黙っておくことにした。





伊織「………ちょっと、これでクリアでしょ。早く次に進ませなさいよ!」

ひとつ残らず的がなくなったにもかかわらず、わたしたちはまだ部屋の中心に足止めされていた。
別に拘束されたりしてるわけじゃないとはいえ、ドアのたぐいがない以上、まだどこにも進めない。

それに、さっきからどれくらい時間が経ったかはわからないけど、春香の容態も気になる。
早めにここを出て、プロデューサーたちと合流しておきたかった。

響『いやー、すごかったねシャイニング・イオリ!すっごい練習したんでしょ、さっきの技』

わたしの言葉には直接答えず、「総帥」の声がする。ぱちぱちぱち、と拍手をしているらしい音も聞こえた。

伊織「当たり前じゃないの。だいたい、アイディア思いつくまでにまる1日くらい使ったんだから」

……………?

喋り終わってから、気づく。
………わたし、今、何を言ったの?いや、そうじゃない………なぜ、素直に、「総帥」の質問に答えてるの?

響『そっかー、伊織はあんまりゲームとかしなさそうだし、そういう技とか知らないよね』

納得したような声がした。
でも、わたしはそれどころじゃなくて、意思と関係なく喋ってしまっていた事実に、次の言葉が、出てこない………




真美「ね、ねえ、みんな………あれ、なんか、出てない…?」

真美ちゃんがおそるおそる指さすまで、ダメダメなわたしはもちろん、
プロデューサーも、それにすごく強い千早ちゃんや美希ちゃんまで、誰も気が付きませんでした。

真美ちゃんがじっと見ているのは、春香ちゃんと伊織ちゃんを取り囲んでいる壁。
その中でも、さっきの伊織ちゃんの大技で、焦げ跡みたいなのがついてるあたりでした。

本当にかすかで、よーく目を細めないと見えないくらいだけど………
ほんの少しだけ色がついて見える、透明じゃない気体が、壁の穴から、噴き出しています。

響『あーあ、だから自分、ちゃんと説明してあげようとしたのにさー』

P「どういうことだ!?響、春香と伊織に何をした!?」

響『何って……もちろん罰ゲームだぞ?伊織がクリア失敗したから、春香も連帯責任で』

プロデューサーが大きな声を出しても、響ちゃんのペースはまったく乱れません。
でも、響ちゃんの言ってることはおかしいです!伊織ちゃんは的をぜんぶ、きちんと壊してるはずなのに!

響『全部の的を、「壁や床は傷つけずに」壊してね、って言おうとしたのに、伊織ったら、聞かないからこうなるんだぞ』

美希「言ってることがおかしいの!だって、ここの条件は、『攻撃力の高い子』だったはずでしょ!?」

響『ああ、あれ、ウソだよ』

美希「は……?」

わたしとは別のところで矛盾に気づいた美希ちゃんが叫び、
そして、響ちゃんが、とんでもないことをさらっと言ってのけました。

響『ていうか、ウソっていうのも違うよね。「高い子の方がいいかな」としか書いてないぞ、自分』

子供みたいなことを言う響ちゃん。
あんまり堂々としすぎていて、かえって、ズルだ!って言い出せなくなってしまいそうです。

そのとき、響ちゃんの声のトーンが、ほんの少しだけ低くなりました。

響『そもそもさ。悪の組織の総帥が、突入してきた正義の味方に100%正直でいるなんて、ありえないよね?』

その声だけで、部屋の温度が何度か、いっぺんに下がったように感じました。
わたしは身体が勝手に震えてしまってどうしようもなくて、腕でしっかりおさえても、まだダメで……

ふっと視線を動かすと、真美ちゃんも千早ちゃんも、似たような状態になってしまってます。
美希ちゃんは一見大丈夫そうだけど、よく見ると、手をぎゅぅっっと思いっきり握り込んで、耐えているみたいでした。

響『……ま、そういうことだから、よろしく。ゲームは楽しく、そしてスリリングじゃないとね!』

P「…………もう一度、聞く。春香と伊織に何をしたんだ!あの壁から出てるのはなんだ!?」

もとの調子に戻って明るく言う響ちゃんに、プロデューサーがもう一度、最初と同じ質問をしました。
そうだ……真美ちゃんが見つけたあれは何か、危ないものなのかも……!

響『その前に、なんで壁や床に傷をつけちゃダメなのかっていうと、ここ、ちょっと特殊なガスの貯蔵庫と隣接しててね』

また響ちゃんは、直接質問に答えないまま、関係のありそうな、なさそうなことを話し始めました。

真美「が、ガス……?あの、噴きだしてるやつ………?」

響『そうそう。別に人体に害があるような毒ガスとかじゃないから安心してよ』

P「それなら罰ゲームも何もないだろ。実際はなんなんだ!?」

響『あはは、わかった、わかったってプロデューサー!教えてあげる。あれ吸うと、「素直になっちゃう」んだ』

プロデューサーもわたしたちもすぐには返事ができません。
確かにそれだけ聞くと、そんなにひどいものではないみたいに聞こえます。

響『むしろ自分たち悪の組織的には天敵みたいなもんだから、漏れ出ないように封印してたの』

響『なにしろ、本当に、すっごく「素直になっちゃう」からなー』

でも、とても楽しそうな響ちゃんの声を聞いていると、すごく不吉な感じしかしません…………


------

トラップ判定結果

春香+伊織・攻撃力95+コンマ07(反転)>目標値:100以下

→クリア失敗

※春香の【媚薬中毒(中度)】発症により、合計攻撃力が135→95に補正されています

今晩はここまでです。
見事トラップにかかりましたね。フハハ。


はるいお罰ゲームは2日夜までに。明日1日はちょっと無理めかと。
で、3日木曜はできれば昼間からぽつぽつ、チャレンジ継続と参りましょう。
という予定。


ちょっと前の話題蒸し返しますと、自分でもかっこいい感じになってるミキミキ悪くないと思ってます。
そのミキミキをこうね、触手とか触手とか媚薬粘液とか触手とかね、そういうのでねっとりぐちょぐちょと、こう(ワンパターン)

さて。おやすみなさい。






ほんとに書くのがおっそーい!リアルタイムでもおっそーいー!!

檻の中に魔法で洗脳され発情しきった雄犬が詰め込まれている
チャレンジに失敗すると挑戦者が拘束されると同時に檻から放たれ一斉に襲いかかり獣姦させられる

エロトラップに関しまして、たくさんのアイディアをご提供いただき、本当に感謝します。

正直、今いただいてるぶんだけでも全部採用するのがすでに難しいところなので
このへんでいったん締め切らせてください。

今回のイベントには使わない分につきましても、今後のエロ展開に転用させてもらうなどして
できるだけ形にしたいなーと思っております。
幹部に負けるとかあるいは幹部がなんかそういう目に遭うとか、こう、いろいろと、ですね。


なお、ちはまみが引っかかったのは(見りゃわかるとは思いますが)>>153のアイディアを元にしたものです。


あす2日夜に、現状の続き&3日への前フリみたいなところを投げに来ます。
そして3日は13時くらいから適当に始めて、多少中断をはさんだりしつつ夜までやりたいです。


今後も春香たちがどんどん罠にハマ………春香たちが無事にクリアできるよう頑張ってください!

俺たちの目の前にはやはりまだ例の透明な壁があって、手を触れるとはっきりとその存在を感じ取れる。
そしてその壁の向こう側には、響のいうところの「素直になっちゃう」ガスが充満しているらしいが、
一見したところではこっち側との違いがまったくわからなかった。
それに、部屋の中心の円内にいる伊織も春香も、今のところ特に変わった様子は見られない。

P(「素直になる」のがクリア失敗の罰ゲームっていうのは、どういうことだ?)

やはり響の考えていることがわからない。そもそも、さっき響はそのガスについて
ブラックジャンボの天敵であるみたいなことを言っていたが、じゃあ、なぜわざわざそれを貯蔵するんだ?

P(ただ……それも気になるけどもっと重大なのは、ヒントにウソが混じってる可能性がある、ってことだな…)

ひとつ前の部屋まではすべて、言われたとおりの選択でうまくいっていた。
千早と真美が被害に遭ってしまったのは俺がユニゾンを回避するというミスを犯したからで、
能力をもとに選んだ挑戦メンバーとしては間違っていなかったはずだ。

だけど、唯一の手がかりとして事前に提示されるヒントが100%正しくないとなると、
もうあとは勘と運だけを頼りに進んでいくしかなくなってしまう。
でも、そう思わせることこそが狙いで、ヒントに従わずに失敗するこっちをあざ笑うのが目的なのか……?

P(俺の知ってる響は根が素直で、決してウソが上手い子じゃなかった。なにか、見破る方法はないか……)

響『ところでさ、シャイニング・イオリにシャイニング・ハルカ。本名はなんていうんだっけ?』

考えに深く没頭しかかったところで、唐突に響が世間話をはじめる。
俺はもちろんのこと、こちら側でその声を聞いている千早も雪歩も、美希も、真美も、一様に怪訝な顔をした。
どうして今、そんなことを、響がとっくに知っているはずのことを聞くのだろう?

伊織「水瀬伊織。知ってるでしょ」

春香「え、っと………天海春香、だよ」

怪訝そうな表情を浮かべているのは壁の向こうの春香と伊織も同じだった。
それでも二人は律儀に、聞かれたことに答えを返す。

響『だよねー。二人の本業、っていうか、身分を教えてもらえる?』

伊織「中学生よ。まあ、お嬢様と思ってもらっていいわ。それに当然、アイドルでもあるわね」

春香「わたしも765プロ所属のアイドルで、それに魔法戦士で……あとは、ふつうの女子高生、かなぁ」

また、プロフィールほぼそのままのことをごく普通に二人が答えた。
これだって別に、なにもおかしいことはない。
響がすでに把握しているはずの情報をわざわざ尋ね、律儀に二人が返答しているだけだ。

P(ただ……春香はともかく、あの伊織が異議も挟まないってのは、少し違和感がなくもないな……)

響『なるほどなるほど。じゃあアイドルなんだし、ふたりとも当然、処女だよね?』

伊織「前に関しては、そうね。後ろは違うけど」

春香「あはは…それが、わたしはお尻もお○んこも処女じゃなくって……」

P(…………!?)

聞こえてきた言葉の意味がわからなくて、瞬間的に頭が真っ白になった。

千早「っ!? ちょっと春香、何を………!?」

美希「で、でこちゃんっ!?ダメだよっ、やめて、そんな………いきなりどうしちゃったの!?」

一瞬の間があってから千早と美希が壁に駆け寄り、大声を出してそれぞれ春香と伊織に呼びかける。
その傍ら、雪歩が素早く真美に近づいてそっと抱きしめるようにしつつ、音が聞こえないように耳をおさえていた。
真美も自分で目を固くつぶって縮こまり、雪歩の手の上から自分の手も重ねて耳をふさいでいる。

響『えぇー、そうなんだ!?あきさみよー!じゃあまず伊織に聞くけど、お尻の処女は誰にあげたの?』

いかにもわざとらしく驚いた作り声をあげて、響は同じ調子で質問を続けていく。
ようやく俺も理性が追いつき、とっさに耳を強く塞いだ。
そして、どこかで予感していたとおり、手での栓などまるで無視して、伊織の声が耳に飛び込んでくる。

伊織「あんたのとこの戦闘員よ。顔はタイツでよく見えなかったけど、チ○ポ挿れられたら思い出せるかもね」

響『いずれ再会のチャンスがあるといいなー?にしても、いきなりお尻って痛かったでしょ』

伊織「あら、そんなことないわよ。春香とユニゾンしてたおかげで、ほぼ気持ちいいとしか感じなかったわ」

P「や、やめろぉっ!!伊織、もういい、それ以上言わなくていい!響ももうやめてくれ!!」

耳を塞いだまま思い切り叫ぶ。そう、俺は確かに耳を塞いでいるのに、返事はすぐに耳の中へ返ってきた。

響『いやいや、担当アイドルの話はちゃんと聞いてあげなきゃ。今度は伊織の生声、鼓膜に直で送ったげるさー』

壁の向こうから千早や美希や、それからアイツの叫び声が聞こえたような気がした。
そのどれも、今のわたしの耳には、まるで入ってきていなかった。

響『それって、めちゃくちゃレアケースな気がするけど……まあ、伊織が辛くなかったんならなによりだぞ!』

響の声がする。楽しそうにしゃべっている。

次は、何を質問されるの?わたしは何をしゃべらされるの?
わたしは……春香や、美希や千早や雪歩や真美や、アイツに、何を聞かせて、聞かれてしまうの!?

伊織(やめて、もう許してぇ……!こんなこと、わたし絶対喋りたくないっ、話したい、なんて思ってないのに!?)

心の中でどれだけ叫んでも、それを実際に口に出すことがどうしてもできない。
そして、口を閉じていようといくら強く念じても、響になにかたずねられたら、口が、勝手に喋ってしまう。

響『で、伊織がお尻でしたのはその一人だけかぁ。伊織のファンのみんな、その人のこと、うらやましがるだろうなー』

伊織「何言ってるの、違うわよ。一人なわけないでしょ」

響『ええ!?そうなの?じゃあ、いったい何人くらいとエッチしたの?』

口にも、のどにも、力がまったく込められなかった。なのに、わたしの意思を完全に無視したまま、
唇が、舌がすらすらと動いて、わたしが口にしたくもないような言葉がどんどん、音になって出て行ってしまう。

伊織「ちゃんと数えてないから正確じゃないけど……まあ、二十人は超えるんじゃないかしら」

伊織(嫌っ、いやぁああぁ!もう言いたくない、思い出したくないの、わたしに……そのこと、思い出させないでぇ!!)

わたしが何よりも耐えられないのは、さっきから口にしている…させられていること、
そのすべてがまぎれもない事実であることだった。
後ろ…………お尻を、はじめて、戦闘員なんかに犯されたのも、
一人だけじゃなくて、そのあと何人も何人も続けて、お尻ばっかり、レイプされたのも、ぜんぶ…………

響『はー、お尻だけでそんなに相手したって、伊織はすごいなぁ。そのときは全部、お尻の中に出されちゃったんだっけ?』

伊織「当然じゃない。どいつもこいつも、熱くて濃い精液をいっぱい、びゅくびゅく注ぎ込んできたわよ」

響『自分にはもう想像もできない世界だなー。で………それって、気持ちいいの?』

無邪気なふうを装って、興味津々なふりをして、そう言ってのけた響が、わたしを嘲り笑っているのがはっきり見える。
さっきから声しか聞こえてないはずなのに、目の前にいるみたいだった。

伊織(言いたくないっ、言えない、言わない絶対言わないぃっ!!)

伊織「すごい、の一言かしらね。頭が真っ白になって、全身が浮くみたいな……人生で初めてイク感覚を味わったわ」

わたしが心でどんなに抗っても、まったくなんの意味もなかった。
響の問いかけを受けたわたしの身体は、また、条件反射みたいに素直に答えを返していく。

伊織(違うっ違う、違うぅっ!ちがうの、わたし、こんな……………もういっそ、いっそ殺して………!)

何もかもわからなくなって、気がついたら勝手に涙が流れていた。
呼吸もそれに合わせて乱れに乱れているのに、なぜか、しゃべる言葉は一文字だって詰まらない。

響『…あ、ごめん!質問責めで疲れちゃった?じゃあ次で終わりにするから、伊織、あとひとつだけ教えてね』

伊織(………もう、なんだっていいわ…また、この間のことでなにか、話させるんでしょ…………)

しらじらしい響の声を前に、わたしはもう反感を抱く余裕もなくなっていた。
この地獄が一刻も早く終わってほしい、どうせ抵抗できないなら、さっさと言わせて終わりにして………

響『シャイニング・イオリは、そうやってうちの戦闘員たちにお尻でいっぱいされちゃったの、おかずにしたことある?』

………今度こそ、本当に頭が真っ白になって、呼吸が止まる。

今まで響が質問してきたことはどれも、直接見聞きしてはいなくても、響の立場なら知っていておかしくないことばかりだった。
それをあえてわたしに言わせて辱めるのが目的なんだと、ずっとそう思っていた。

でも、それは、その最後の質問の答えは、響が知っているはずがない。
響だけじゃない、ほかの誰にも、答えられるはずなんかない………わたし以外の、誰にも。
だって、あれは身体が疼いてしまってどうしようもなかったから、仕方なく、それに、記憶が強烈すぎたってだけで、別に、意識しては……

伊織(い、嫌……うそ、うそよね?響の知らないことならわたし、言わされたりしないわよね?そう、絶対そうに決まって、る)

唇が形を変えて、舌が発声のために動いていくのがすべて感じ取れる気がした。
わたしの意志と関係なく気道を空気が通り抜けて、肺が酸素をとりこんで、声帯が震える準備をして、

伊織「あるわよ、何度か、ね。だってお尻を輪姦されるの、すごく気持ちよかったもの…なによ、なんか文句ある?」

伊織(いやぁあぁああぁあああぁあっ!!!!うそ、それだけはっ、だめぇっもう言わせないでぇええぇっ!!?)

そしてわたしは自分の声で、わたし自身に死刑宣告を下した。

響『いーや、全然?そっかそっか、わかったぞー。伊織、ありがとね、「素直に」いろいろ教えてくれて』

目の前で完全に座り込み、声も立てずにただぼろぼろ泣いている伊織に、わたしは声をかけることができません。
というよりも、もうわたし自身、言葉を発することができなくなっていました。

春香(罰ゲーム………響ちゃんの言ってた罰ゲームって、これ…!?)

しゃべりたくないどころか、思い出すのだってつらい体験のことを、全部細かく自分で説明させられて、
そして最後にはわたしやほかの誰も知らない、伊織本人しか知らないはずのことまで、
わたしや千早ちゃんや美希や、それに、プロデューサーさんがみんな聞いてる中で、言わされて………
いま、誰がどんなことを伊織に言っても、慰めになんかなるわけがありません。

わたしも、それに壁の向こうにいるみんなも、もちろん早い段階で必死になって耳をふさいでいました。
でもそんなのまるでお構いなしで、耳の中か頭の中に直接、伊織の声が聞こえてくるんです。
……たぶん、プロデューサーさんたちも、わたしと同じ状態にされてるはずでした。

響『さってと、お待たせ!それじゃ今度は、シャイニング・ハルカの番だね』

嬉しそうな声で響ちゃんがそう言いだすのも当然、わかりきっていたことで、わたしは呆然とただ聞いていました。

響『たしか春香も、伊織がお尻でいっぱいエッチしてるとき一緒にいたんだよね?』

春香「うん、わたしたち、二人いっしょに戦闘員さんたちに捕まっちゃったから………」

春香(あ、ぁ、そんな……やだっ、さっきと同じ……!響ちゃん、どうせ知ってるくせにっ!?)

一番はじめにあっさり、とんでもないことを、しかもプロデューサーさんも聞いている前で言わされたことを
今さら思い出してしまいました。そのときと同じで、勝手にしゃべるのが止められません……

響『ふーん、そしたら春香は、そのとき伊織を見てただけだったの?』

春香「ううん、違うよ。あ、最初はそうだったけど、あとから交代して……最後はふたり一緒に、たっぷり輪姦してもらっちゃった」

春香(こ、こんなのって……!伊織も、こんな気持ちだったんだ、ひどい、ひどすぎるっ、こんなの嫌あぁぁ!?)

どんな目に遭わされてしまうのか、さっきまで伊織を見ていて知っていた分、まだわたしは伊織より恵まれてました。
でも、だからといって、心がぼろぼろに痛めつけられるのがなくなるわけじゃありません。
涙があとから流れてきて、それなのに喋るのはスムーズで、涙声にすら、ならないままです。

響『伊織はお尻専門だったらしいけど、春香は違ったんだっけ』

春香「そうそう。わたしの方がマジシャンとして先輩だから、ちゃんとお○んこも使ってもらったの」

響『へえー、なるほどね。春香も伊織と同じで気持ちよかった?』

春香「とっても!前でも後ろでもおち○ちんずぽずぽされて、最後に精液どぷどぷって中出しされちゃうの、すっごいんだよ」

春香(やだぁっ、やだやだ、やだあぁああっっ!!そんなの思ってないっ、そんなこと、わたし……!!)

響ちゃんはぽんぽんと質問を続けてきて、わたしの舌やのどがそのたびに勝手に言葉を吐き出しました。
意識なんかしたくないのに、そのときの記憶がいやでも戻ってきて、ますます絶望的な気分に落とされてしまいます……

響『じゃあ春香も、伊織といっしょで……あ、春香はお尻だけじゃないか、とにかくそのときに処女捨てちゃったのかー』

春香「実は、それも違うの。わたしのはじめてはスライムさんだったから♥」

春香(………えっ!?)

そこで、本当に記憶にないことをわたしの口が話し始めて、頭がフリーズしたみたいになりました。

春香(す、スライム……?スライムってなに!?わたし一体、なにしゃべってるの!?)

響『んーと……つまり、春香の初エッチの相手は人ですらなかったってこと?』

春香「そう!わたし、まず捕まえられて、身体じゅう、媚薬粘液でどろどろにされて、エッチにされちゃって………♥」

細かく聞きだそうとしてくる響ちゃんに応えて、わたしの声がどんどん勝手に説明を続けます。
そんなの、知らない、記憶にない……はず、なのに、身体が熱くてうずく感じが、ひどくなってる気が、しちゃう…

春香「敗北マジシャン専用スライム粘液お○んぽで、お尻もお○んこもいっぱい、いっぱいレイプされたの♥♥♥」

春香「媚薬粘液びゅーびゅーって、あふれるくらい、注がれて、ぇ♥♥きもちよすぎて、何回イかされちゃったかもう、覚えてないや…♥」

響『あ、あはは…自分が聞きもしないうちからたくさん話してくれて、ありがと、シャイニング・ハルカ』

春香(いやああぁ!?覚えてない、わたし、知らないよぉっ!そんなのが初めてだったなんて、………そんな、ほんと、に…!?)

自分の声がしゃべっていることなのに、何を言っているのかまったくわかりません。
さっきユニゾンがうまくいかなかったのも、この前失敗して伊織と一緒にさんざんエッチなことをしちゃったのも、
それに今、身体がさっきまでよりずっと熱くなってしまってるのも、全部、今言ってたことのせい、なの………!?

考えがまるでまとまらないわたしに、響ちゃんがまた質問を投げかけてきます。

響『それじゃ最後に、春香。次また犯されるとしたら、相手は戦闘員とスライムどっちがいい?あ、両方、っていうのはダメだからね』

春香(き、決まってるっ、どっちも、両方とも絶対にいやぁあぁ!!そんなの、選べるわけないよぉっ!!)

心の中で上げるわたしの絶叫は、ひとことだって、音になってくれませんでした。

…………いえ、ほんの一部分だけは、だけど、わたしの思ってるのと正反対の形で、それは音になって出て行きました。

春香「えーっ、むずかしいなぁ、選べないよ、そんなの……でも、あえてどっちかだけなら、やっぱりスライムさん…かな♥」

響『ん、ありがと、参考になるぞ。春香は伊織よりもっと素直なぶん、質問する自分としても楽だったさー!』

春香(…………… みんなにも………それに、プロデューサーさんにも全部、聞かれちゃって………あぁ、あ……)

響ちゃんがこれで質問は終わりみたいなことを言っていたけど、わたしはもう、立ち上がることもできませんでした。




地獄のような時間が、表面的には、終わった。
でも本当の意味での地獄は、おそらくこれから先で、しかもいつまで続くか見当もつかない。

P(……………っっ)

春香も、伊織も、肉体的には一切ダメージを受けていなかった。外傷なんかも、全くない。
それに今までの一発でクリアできた部屋ほどではないが、時間だってそう長いこと経過してはいない。

しかし、二人の受けた影響の深刻さは明らかだった。
春香も伊織も一言もしゃべらず、目を誰とも合わせようとも……そもそも、顔を上げもしない。
そして迎え入れたこっちのみんなも、誰も声がかけられない。

うっかり春香に、伊織に喋りかけたら「何を言わせてしまうかわからない」という不安を、おそらく俺含め全員が感じていた。
それに二人とも、こっちの全員がさっきまでのあれを全て聞いてしまっていることに
ほぼ間違いなく気づかされているはずで、下手になにか声をかけてもむしろ、傷つけてしまうだけだ。

響『あ、ひょっとしてみんな警戒してる?もう大丈夫!あのガスは即効性な分、効果はもう切れてるはずだよー』

いやにタイミングよく響の声がそんなことを言うが、とても信用できない。

P(そもそも今回の部屋の条件だって、実際とは真逆だったんじゃないか……!?くそっ、くそ、すまん、伊織、春香……)

響『しょうがないなー、じゃあ自分が証明してあげるぞ。春香ー、それに伊織……まだ「素直」なまま?』

その問いに、誰一人として答える声を上げず、皮肉な形で「総帥」の言葉の正しさが証明された。

------------

トラップ判定結果(再掲)

春香+伊織・攻撃力95+コンマ07(反転)>目標値:100以下

→クリア失敗

※春香の【媚薬中毒(中度)】発症により、合計攻撃力が135→95に補正されています




第5チェックポイント:クリア失敗

残りターン数が2減少しました。 19→17
春香の耐久力が5減少しました。 【45 45 45 51】→【45 45 45 46】
伊織の耐久力が5減少しました。 【90 30 45 25】→【90 30 45 20】

※春香と伊織は次回チャレンジの際、判定時の能力値に対して-10%の補正(強制・確率判定なし、端数切り上げ)を受けます。
 耐久力は変化しません。

その際、複数名でのチャレンジかつユニゾンを使用していた場合、合算能力値が-10%の補正を受けます。
この効果は、春香と伊織が同時にチャレンジを行い、かつユニゾンする場合、重複します(0.9*0.9で元能力値比-19%の補正)。

今回で6名全員が1巡目のチャレンジを完了したため、
次回より、またマジシャン6名の中から誰でも選択できるようになります。

考えてみれば、いうほど次回のための前フリとか必要ないよね、という話でした。
さっくり短めですが本日はここまでです。

なお、今回のトラップは>>124の催眠ガスのアイディアを元にしています。

明日は昼からたくさん安価を取れるようにがんばろう、と思っている一方、
(主に>>1が)お待ちかねのよりストレートなエロ展開が来た場合は
そっちにかまけて安価が少なくなる事態が発生してしまうかもしれません。
できるだけ両立を図りますから許してください。

残り17ターン、負けるなシャインマジシャンズ!がんばってたくさん罠を踏……突破するんだ!

………………
…………
……

お姫ちんはじっとイスにすわって、なんかの本を読んでる。

銀色ですっごい長くてふわふわもふもふの髪とか、濃い赤のラインの入ったカチューシャとか。
下向いててもばっちり揃って見えてるきれーなまつ毛とか、なんかもう、同じ日本人とは思えない美人さんな顔、とか。
どこからどう見ても、最近見かけてなかった、亜美の知ってるお姫ちんだ。

だけど、ちがう、確かにお姫ちんはフシギなかんじだし、なに考えてるのかよくわかんないのもいつものことだった。
でも今そこにいるお姫ちんはそういうんじゃなくて、暗くてどろどろしてて、
目をちょっとでも離しちゃったらソクぐわーっておそいかかってきそうで、…………ただ、こわい。

亜美(はるるん、千早おねーちゃんっ、ゆきぴょん…ミキミキ、いおりん、にーちゃん、……真美、助けて………!!)

座ってる椅子の上で、頭をぎゅーっと抱え込んで、みんなの名前を必死に呼ぶ。
ここに来てから何回おんなじことを考えたかわかんなかった。

それを言うならだいたい、いつどうやってここに来たのかが、どれだけ考えてもわかんない。

ほんとうに一瞬だった。真美が部屋を出て行くのを見送って、
そのすぐあとに、ちょっとだけメマイがしたよーな気がして、そしたら目の前に、ひびきんがにこにこしながら立ってて。

そんでそれからやよいっちと………律っちゃんと、あずさお姉ちゃんにも、会わされた。
みんなにこにこしてて、顔はそっくりだったけど、でも違う。へんてこな黒いマジシャンのニセモノみたいな服着てて、
三人とも………いや、いまこの部屋にいるお姫ちんも、目がカラコン入れたみたいに真っ黒になってた。
どこ見てるのか、なに考えてるのか、ぜんぜんわかんない。

亜美(………でも、そうだ。お姫ちん、すっごい集中してる。今なら、ひょっとして!?)

部屋の入り口のドアは見たかんじ普通のドアで、カギさえかかってなければすぐ開けられそう。
お姫ちん、力は強いけど、亜美や真美の逃げ足についてこれたことないし、………思いっきりダッシュすれば、イケる!?

亜美「………っっ!!」

迷ってるよりやってみたほうがいい。
お姫ちんがページをめくった瞬間をねらって亜美は一気に部屋をつっきって、ドアにとびついた。

貴音「!」

ようやく足音に気が付いてお姫ちんが顔を上げる。でも亜美のが速いっ!!
ちょーラッキー、ドアにカギはかかってなかった。外がどうなってるのかわかんないけど、まずは出ちゃえば――

貴音「おや、さすが亜美は素早いですね。ふふっ、いつの間に椅子へ戻ってきたのですか?」

亜美(………えっ!?)

ドアから一歩踏み出した瞬間、亜美の目の前には、イスにすわったお姫ちんがいた。
それどころか、走るかまえで動いてたはずの亜美も、さっきと同じイスの上にすわってた。

亜美(ま、まだ、イスのすわるとこが、あったかい………)

意味がわかんない。なんで、なんでドアから出たら亜美、イスに座ってるの!?

貴音「はて……これも何かの『げえむ』でしょうか。わたくし、不慣れではありますが、よろしければお相手しましょう」

お姫ちんが……お姫ちんモドキが、にっこり笑って、そう言った。

貴音「ですので、もうしばらく、いい子で待っていてくださいね、亜美。あと少しの辛抱ですから」

………………
…………
……

律子「どうですか、総帥殿。そちらの進み具合は」

響『んーと、今まで5戦2勝って感じ!なかなか頑張ってるよ、マジシャンのみんな』

律子「敵を褒めている場合ですか。まったくもう………」

会見の準備を一通りすべて片付け、ブラックジャンボ幹部の律子は響との交信を行っていた。

やよい「……はわ、っ! あ、いけない、わたし、また……ふぁ…………」

あずさ「大丈夫ですよ、やよいさ……やよいちゃん。今、とくにすることありませんから、ゆっくりしててください♪」

彼女のそばでは、深夜にさしかかって舟をこぎ始めているやよいを、あずさが優しく抱えてあやしている。

律子「それにしても本当にいいんですか?ルール説明なんて雑事、総帥自ら行わずとも、私や戦闘員にでもお任せくだされば……」

響『いーのいーの、自分が好きでやってることだし。それにここで生で見る方が楽しいんだもん』

律子「そう仰るのならもちろん、無理にとは言いませんが……」

響『それより律子、またカタっ苦しい感じになってるさー。もっとフランクにいこうよー』

現場指揮に新型装備開発にと手広く有能な眼鏡姿の幹部が、うっ、と珍しく、言葉に詰まる。
どれだけ口をすっぱくして徹底を図っても、特に後発幹部の律子やあずさ、貴音が、総帥たる自身に対して
敬語や様付けの敬称を用いるのをなかなかやめないことは、目下響の数少ない悩みの種であった。

響『あ、それと、亜美の様子どう?』

律子「そちらは貴音が警護兼見張りについています。何度か脱走は企てているみたいですけど、無駄ですね」

響『そーか、それなら問題ないね!じゃあそっちの準備はまかせたぞ!』

律子「総帥殿……マジシャンたちは、時間どおりに間に合いそうですか?」

通信を終えようとする響に、律子が静かな声で尋ねる。

響『うーん、今のペースだったら、案外クリアできちゃうかもなー!まあ、「今のペースだったら」だけどね…♪』

ひっそりと響が声だけで笑い、それを聞いた律子も口だけを嗤いの形に歪ませた。

★★★

誰も何も言わないうちに、千早が春香に、美希が伊織に肩を貸し、雪歩・真美と俺がその前に立つ、
という急ごしらえの隊列のようなものができあがっていた。
春香も伊織も、目は真っ赤なままだし、ときおり小さく鼻をすする音を立てていたが、
その瞳はまだ力を失っておらず、あれほどの辱めを受けても、心は折れてしまってはいないようだった。

P(………俺の選択が、みんなに直接、影響するんだ。よーく考えろ、俺、響にのせられるな……!)

気が付けば真夜中になっている。
最初に突入してから、そろそろ3時間は過ぎていた。
ほんとうなら眠くて仕方がないはずの時間だが、6人は誰一人そんな様子を見せていないし、
その気合を分けてもらえているのか、俺も同様にほとんど疲れや眠気を感じない。

押し黙って進む俺たちの目の前に、次のボードが現れた。





ちょっとお休み?第6チェックポイント!

入室可能枠:0名~最大3名まで

ヒント:
「いろいろあったけどまずは一山超えたね、えらいぞ。次の部屋は、自分からのサービスの休憩室!
 特に、疲れた子は、ここでゆっくりして回復してくといいよ。ちょっと狭いけどね!」





P(あからさますぎる………!)

見た瞬間に全身に力が入り、奥歯をぎりぎりと噛みしめてしまう。
普通に考えれば、罠だ。それこそ、突入してきた正義の味方を回復させる悪の組織がどこにいる?
……ただ、だからこそ、という可能性も否定しきれない。
問題なくチェックポイントをクリアした美希と雪歩は大丈夫としても、あとの4人は少なからず消耗している。
しかし、もしこれが罠だったら、最大3人もいっぺんに悪影響を受けてしまうことになる。
さっきあれほど決意したばかりなのに、さっそく俺は堂々巡りに陥ってしまっていた。




↓2 今回の挑戦者

枠は最大3名のため、最大3名までの名前を1レスの中で指定してください。
また、今回は入室0名という選択も可能です。「誰も入室しない」「0名」などの形で指定してください。

2名以上が入室する場合、ユニゾンを使用する/使用しないの選択も同時に指定してください。

P「……みんな、今回のヒントはどう思う?」

美希「決まってる。罠なの」

俺が言い終わるか言い終わらないかのうちに、美希が吐き捨てるように言った。
確かに、常識的に考えれば間違いなく美希の言うとおりで、俺としてもほぼ決心が固まる。

春香「………わたしは、入ってみてもいい、と思います」

美希「は!?」

春香がぽつぽつと言葉を選びながらつぶやき、美希が大声を上げて目をむいた。
そして伊織が、ゆっくりと春香のあとに言葉を続ける。

伊織「あのアホ総帥、妙なところでフェアなのよ。このイベント自体、そうでしょ」

P「まあ……そこは、確かにそうだが………」

響がほんとうにシャインマジシャンを壊滅させるつもりなのであれば、
記者会見や本家エロゲーの追加シナリオがどうのなどという回りくどい工作などせず、
本人が力押しで襲撃してくれば一番話が早いのは間違いない。
それに本人いわくの「はないちもんめ」にしても似たようなものだった。

千早「私たちは、手段を選んでいられるほど余裕がありません。利用できるものは、たとえ敵でも………」

どうやら千早も、春香や伊織と同じ意見のようだった。

P(………直接被害を受けている春香や千早、伊織のほうが、響を信用する、と言い出すなんてな…)

P「…よし。ここはヒントを信じよう。春香、千早、それに伊織、遠慮なく回復させてもらってこい」

美希「ちょ、ちょっと!ハニー、本気で言ってるの!?」

美希があわてたように言うが、俺の心は決まっていた。

P「ただ三人とも……念のため、ユニゾンはしておくことにしよう。万一があるからな」

伊織「まあ、それくらいは当然の備えよね」

春香「今度こそは失敗しないようにしないと………」

千早「わかりました、プロデューサー。それでは……」

納得しかねている顔の美希と、不安げな雪歩、同じくびくびくしている真美の前で、
春香たち三人がユニゾンソウルのための精神集中を始めた。

千早「…………」

私の眼前に、温泉を出たあたりにありそうな、いやにレトロな風景が広がっていた。
少しくたびれて見える革張りのマッサージチェアが3台並び、ぼんやり光る自動販売機や
稼働しているかどうかよくわからないゲーム機などが、その周囲に少し離れてぽつぽつと置かれている。
あとは卓球台でもあれば、完全に温泉旅館の一室になりそうだった。

響『あーよかった、せっかく用意したのに使ってもらえないかと思ったぞー』

また「総帥」の声が降ってきた。
信用を損ねるような真似をするほうが悪い、と言ってやりたかったが、そこはこらえる。

伊織「……で?まさか、このこ汚いマッサージチェアでゆっくりしろとか言うわけ?」

響『こ…っ、こぎたないって、ひどいな!?それ見た目はともかく、中身はすっごいんだぞ!』

響『ちゃんと自分が調整した、座ってるだけでも体力や魔力を効率よく回復させるすごいマッサージチェアなんだからね!』

水瀬さんがあきれたように言った言葉に「総帥」が憤慨してみせた。
しかし、その説明までが本当なのだとしたら、ここは実際に回復を図れるポイントであるらしい。

響『それから、信用して入って来てくれた三人に免じて、ここのチャレンジ権は消費しないようにしとくぞ。じゃ、座って座って!』

……驚いた。回復のためであってもチャレンジはチャレンジ一回分として扱われるのかと思ったら、
回復して次以降で即参戦することも認めてもらえるようだ。

つまりそれは、私たち相手ならそれで十分と舐められているか、
次以降の罠がそれでも足りないくらいに凶悪化しているか、……あるいは、その両方である可能性も否定できない。

でも、わからないことを今から考えていても仕方がなかった。
とりあえず回復させてくれるというのであれば、座らなければ始まらない。
春香も水瀬さんも、それから私も、誰が言うともなくチェアに近づいて、そっと腰を下ろす。

がちゃん、という金属音がして、私たち三人の手首と足首、それに首元に鉄の枷がはめられた。

千早「な、っ!?」

伊織「ひっ…!あんた……また騙したのね!?」

響『ちーがうって。ちゃんと回復はさせてあげる。でも、タダで、とは言ってないよ、って話』

春香「そ、そんな!」

この身動きのとれない状態で何をされてしまうのか、いやでも想像が悪い方に働いてしまったのだろう、
水瀬さんと春香の顔色が悪くなる。おそらくは私も同じようなことになっている。

響『お代は時間さー。ちゃんと「ゆっくりして」って書いてたでしょ?1人につき1ターン分、ちょうだいしまーす』

響『でも、本来30分じゃそんなに回復できないからね。悪い条件じゃないと思うよ?』

………結果的に、彼女はうそは言っていないのだろうし、回復させてくれるだけ破格ではあるのだろう。
だけど、そうは言っても、わたしたちはどうしても納得できないまま、ただマッサージチェアに座らされ続けていた。




第6チェックポイント:クリア成功

残りターン数が3減少しました。 17→14

春香の耐久力が5回復しました。 【45 45 45 46】→【45 45 45 51】
千早の耐久力が5減少しました。 【42 30 75 30】→【42 30 75 35】
伊織の耐久力が5回復しました。 【90 30 45 20】→【90 30 45 25】

※響の説明通り、今回の行動はチャレンジとして扱われません。

※ごめんなさい誤字、というかコピペしたのがそのまま残ってただけです

正)

春香の耐久力が5回復しました。 【45 45 45 46】→【45 45 45 51】
千早の耐久力が5回復しました。 【42 30 75 30】→【42 30 75 35】
伊織の耐久力が5回復しました。 【90 30 45 20】→【90 30 45 25】

響『ああ、ちょうどいい機会だから、耐久力についての追加ルール、説明しとくね』

春香たち三人が旅館風の部屋から出てきたところで、響の声がまた聞こえてきた。

マッサージチェアとやらの効能説明に嘘はなかったようで、春香も千早も、それに伊織も
部屋に入る前にくらべてずいぶんと血色がよくなったように見える。
さらに精神的にも、少しは癒されているように思えた。少なくとも、そう信じたかった。

雪歩「追加ルール…?」

響『そう。これからはほとんど回復できるチャンスなんてないから、その救済措置みたいなの!』

確かに、連戦のあいだ、みんな身体や精神をしっかり休ませる機会はまず得られない。
今までのトラップも精神や肉体に被害を少なからずもたらすものだったが、
これがこの先、もっと酷いものになっていく可能性は、考えたくはないが、いくらでもある。

響『回復は無理でも、耐久力が余ってる子から足りない子に移せるようにしといたぞ』

余裕のある子からほかの子に耐久力を分け与えられる、ということらしい。
それならば多少の無理は効かせられるようになるかもしれなかった。

響『ただ、注意点がいくつかあるから、それもボードにしといたの。…よいしょ、っと!』

いきなり俺たちの少し前に、チェックポイントのヒントと同様のボードが出てきて面食らう。
魔法というのがここまで何でもありだとは思わなかった。




スペシャルヒント:
「耐久力がなくてすぐ倒れちゃいそうな子でもだいじょうぶ!余裕のある子が助けてあげよう!」

・耐久力を5ずつの単位(最少5から)で、マジシャンの間で受け渡すことができるぞ!

・これで回復できるのは、各マジシャンの耐久力上限まで!あふれた分は消滅しちゃうからね!
 (※春香51 千早35 雪歩40 美希30 真美40 伊織25)

・渡す方は自分の残りを全部あげてもいいけど、当然それやったら即リタイア!

・これができるタイミングは、各部屋の挑戦者決定前まで。判定結果を見てからあわてて助ける、ってのはナシ!

・そしてこれが大事なんだけど、1回耐久力をあげるかもらうかしたマジシャンは
 そのときのチャレンジのローテーションが終わるまで、もうあげることももらうこともできなくなっちゃうぞ!




P(……最後のルールがなかったら、だいぶ楽なんだがな。そう甘い話はないか)

響の声を聞いた段階では、最初にチャレンジに挑む子にみんなの体力を分け与え、
無事にクリアしたら今度は次の子に……とやって、後は繰り返していけば安全なのではないかと思った。
しかし、さすがにそこは対策されているようだ。

とはいえ、チャレンジを先に済ませた子が、これからチャレンジする子に保険として耐久力を分け与える、
というのは依然として有効な手段のように思える。使いどころはよく考えなくてはいけない。

響『1回やったらしばらくダメだけど、回数自体に制限はないから、なんだったら、次から即使ってもらっていいからね!』

俺が考え込んでいる間も説明を続けていた響が、最後にそう付け足した。

春香「………あ」

魔法のマッサージチェアのおかげで、少なくとも、身体はずいぶん軽くなってました。
………精神的にはちょっと、全開!というわけにはいかないけど…………でもいまは、泣き言を言ってる場合じゃありません。

そして歩みを進めているわたしたちの前に、つぎのチェックポイントらしき扉が見えてきました。




ヒント:
「ここから2巡目だぞ。キケン度がぐっと上がってるから、1人を生贄にして様子見するのがいいかもね。
 それで、今回のポイントは……案外、防御力が低い子の方が有利だったりして?!」

入室可能枠:1名~最大3名まで




春香(同時に入れるのが、3人まで……?今までは、多くて2人だったのに……)

ほかと変わらないはずなのに、2巡目、という文字が、やけに大きく見える気がしました。
入れる人数の条件が変わってるのもそうだし、なによりわざわざ「キケン度がぐっと上がってる」なんて書かれてて、
響ちゃんのにやにやした笑い顔でこっちをじっと見られてるような不気味な感じがします。

春香(条件もどうなんだろう、ウソ、ホント、どっち………? ああっ、こういう駆け引きみたいなの、苦手……!)





↓2 今回の挑戦者

枠は最大3名のため、最大3名までの名前を1レスの中で指定してください。
2名以上が入室する場合、ユニゾンを使用する/使用しないの選択も同時に指定してください。

また、耐久力の受け渡しを行う場合は、「誰から誰へ」「数値はいくつ」なのかも、同時に指定してください。

真美「防御力の低い子………ってことは、数字だけで、すなおに考えたら……」

伊織「わたしね。ちょうどいいわ、生贄とやらになる気はないけど、わたしが一人で――」

美希「待って!でこちゃんの攻撃力は後にとっといたほうがいいの、ここはミキが!」

今まで以上に枠が増えたこともあって、人選が困難を極めていた。
特に、雪辱に燃えてひとりで先陣を切ってくる、と主張する伊織と、
はっきりそうとは言わないが、その伊織を気遣って、自分が行くと言って聞かない美希が対立し、
このままだといつまで経っても決まりそうにない。

P「…よし、じゃあ、伊織と美希、一緒に行って来い」

俺の言葉に伊織は軽くうなずき、そして美希は一瞬不満げな顔をしたが、すぐに表情を切り替える。

千早「待ってください、プロデューサー。それなら私も同行します」

そこで千早が急に割り込んできた。
美希と伊織だけで十分そうなものだが、よりによって千早が、なぜそれを言うのだろう?

千早「1名で来い、というのは、確かにいかにも罠に見えます。ですが、それに反するなら、最大限の3名で行くべきでは?」

その主張には確かに一理ある。日和って2人と中途半端にするよりいいかもしれない。
ただ、その裏に、「今の2人だけだと周りが見えなくなるかもしれません。私がブレーキになります」
とアイコンタクトでひそかに伝えてくる千早の意図も感じられ、3人に任せようという俺の決断の後押しになる。

伊織「……いいかもね。防御の低い方からいえば、わたしたちでスリートップだし」

美希「でもその分スピードはあるし、攻撃力ならぶっちぎりなの!行こう、千早さん、でこちゃんっ」

千早の思惑に気づいているのかいないのか、伊織と美希もようやく納得したようにうなずく。
そして三人は声を揃えて叫んだ。

「「「ユニゾンソウル・シンクロナイズ!」」」





美希「うわ……っ、キモい………」

ドアを開けて、なにか考えるより先に、声が出ちゃった。

伊織「なによ、これ………」

千早「………さっきまでとはまるで違う、ということね。気をつけないと………」

でこちゃんはもちろん、千早さんまで、声がうまく出ないカンジになっちゃってる。

今までの、カベがあって、床があって、みたいな、普通の部屋じゃなかった。
上下左右のどこを見ても、一面のピンク色……それも、でこちゃんのイメージカラーとかとぜんっぜん違う、
ずっと見てるとうげーってなっちゃいそうな、そんな色で埋めつくされてる。
……ああ、思い出した、これって、焼いたりしてないお肉の色なの……

もっとひどいのは、そのカベだか床だかわかんない色んなところが、ぐねぐね動いてること。
生きてるっていうよりはただキソクがあって動いてるだけみたいに見えるけど、キモいのはキモい。

美希(敵さんがばーん、ってカンジならいいのに……こんなとこ、早く抜けちゃいたいの………)





トラップ判定を行います。
>>1のこのレスとぴったり同一のコンマ取得のみファンブル扱い それ以外は反転して合算


防御力:目標値100以下/千早+美希+伊織合算:100→90 ※伊織の能力値低下効果(今回のみ・-10%)の共有による


↓2 千早+美希+伊織の防御力判定用コンマ


また、千早の【媚薬中毒(軽度)】の発症判定を行います。ここのみ反転なしの通常コンマです。
以下のコンマが01~10/31~40/61~70のいずれかに合致した場合、
千早の能力値に20%の補正がかかり、今回の合算防御力が90→72に修正されます。

↓3 中毒発症判定(千早)

※おわび

>>306でヒントの上部分に「新たな出発の第7チェックポイント!」表記が抜けていました、大変申し訳ありません。
単なるミスであり、さっきのはチェックポイントじゃなかったんだぞ!とかそういうことではありませんので、ご了承ください。

-------------

春香「うわ……気持ちわるい部屋…………」

真美「ハデハデすぎるYo!こんなんずーっと見てたら、目ぇめっちゃ悪くなっちゃいそー………」

雪歩「それに、なんかいろいろ、動いてて……まるで、部屋が生きてるみたい…」

三人で油断なく警戒しながら進んでいく千早たちの背中を見送りつつ、俺といっしょに残っている三人がつぶやく。

今までの無機質な、一般的な建物とあまり変わらなかった部屋との様変わり具合が、確かにすさまじかった。
視界一面が毒々しい肉色で、床に当たる部分にも、それから壁や天井部も隆起したこぶのようなものがあちこちにあり、
さらには色んなところから糸をひいて、正体のわからない無色の液体がしたたり落ちてすらいる。
よく見たらこぶだけでなく、細かく分かれた枝だか毛だかのようなものが、しかも俺が見ている前で生えてきたりと、

P(………そうだ、雪歩の言う通り、生き物みたいなんだ。いったいどうなってる…!?)

今のところ、三人は何かに襲われるでもなく、いちおう順調に進んではいる。
だが、見た目が気持ち悪いだけで、通り過ぎればそれでクリア、というような甘いものとは思えない。

P(まだきっと、何かあるはずだ、………ん?)

そのとき、少し遠ざかっている三人のうち、右側にいる美希、そのすぐ後ろの壁の上の方から、またさっきの毛みたいなものが生えた。
それはそのままふらふらと揺れている……かと思ったのもつかの間、そのまま伸び続け、壁からずぽんと抜け出る。

P(っっっ!?)

それだけでなく、毛がわさわさと分かれて広がり、モップの先端部分だけが自律して移動しているような見かけになっていく。
そいつは分かれた毛を毛虫のように動かして壁面をじわじわと這い回り始めた。

P「っ!?美希!それに千早も伊織も気をつけろ、後ろになにかいるぞ!!!」

今回も透明な壁は俺たちの前で健在だった。
咄嗟に俺は壁に走り寄って、拳を叩きつけて叫び、三人の注意を引こうとする。

俺の見ている前で同じようなものが次々と生えはじめていた。
それが目に入ったようで、春香も雪歩も真美も、同じように壁に駆け寄ってくる。

春香「千早ちゃんっ!後ろ、上のとこに変なのがいるっ!!」

雪歩「美希ちゃん、美希ちゃん、気づいて!聞こえないの!?敵っ、うしろ、敵ですぅぅっ!!」

真美「い、いおりんっ、こっち見てってばあぁ!?ああもう見なくてもいいから逃げてっ、早くぅぅぅ!!」

響『こらこら、あんまりバリアを叩かなーい!それに言ったでしょ、「挑戦者以外の子は手出し無用」だぞー』

俺たちが必死になり、喉が枯れそうなほど叫んでいるのをたっぷり見たあとで、響が笑ってそう言った。




いきなり背中に、べちゃ、っとなにか落ちてきた感触がして、わたしたち三人はいっぺんに悲鳴をあげた。

伊織「ひぃぃっ、な、何っ!?」

千早「く……っ!?」

急いで首を思いっきり曲げて、肩越しに、必死になって背中側を確認する。
ついでに手も後ろ手にまわして、届く範囲をなでまわし、そこに何もくっついていないことを確かめた。

確かになにもくっついていない。見えないし、手にも触れない。
なのに、まだ、そこに何かがいる感触が離れな――

美希「い、いやっ、なにっ、いやあぁあ!背中、ミキの背中になにかいるぅっ!?」

はっとしたわたしと千早が振り返った先で、美希が狂ったように手を振り回していた。
ちょうどこっちを向いているので、背中になにがいるのかわからない。
そう思った瞬間に美希がくるっと身体の向きを変えて、その背中にいるものがわたしたちに見えた。

伊織(う、わっ……え、毛虫……!?い、いや、生き物なの!?)

壁や天井で見慣れた……見慣れてしまった、肉色の、毛がたくさん生えたブラシみたいなやつが、
美希の背中にへばりついていた。どう考えても、わたしたちにとってプラスになりそうな存在には見えない。

伊織「落ち着いてっ、美希!すぐにそれ、ひっぺがして……っきゃあぁああっっ!?」

背中に、またなにか落ちてくる感触があった。今度ははっきりとした重みと衝撃が伝わってきて、
それがユニゾンで共有させられた感覚ではないことを伝えてくる。

伊織(い、今のやつが、今度はわたしにも!?)

千早「美希、水瀬さ………あっ、くぅうっ!?」

そして千早が苦悶の声をあげ、わたしの――おそらくは美希も――背中を、なにか落ちてきた感覚が三度襲う。
三人が三人とも、背中になにかへばりついてしまっている…!




緊急脱出判定を行います。

もう一度、今度は各人の防御力をベースにした判定を行います。
(千早:防御力30 美希:防御力40 伊織:防御力30)

目標値は80以下です。

反転コンマを用います。
今回のファンブル数値は86であり、出た時点で判定失敗となるため考慮しません。



判定用コンマ

↓2 千早
↓3 美希
↓4 伊織

トラップ判定結果

千早+美希+伊織・防御力90+コンマ12(反転)>目標値:100以下

→クリア失敗

※前回チャレンジ失敗時の伊織の能力値低下により、合計防御力が100→90に補正されています
※千早の【媚薬粘液(軽度)】は今回は発症していません




緊急脱出判定結果

千早 防御力30+コンマ20(反転)<目標値:80以下 成功!
美希 防御力40+コンマ55(反転)>目標値:80以下 失敗
伊織 防御力30+コンマ69(反転)>目標値:80以下 失敗








正直こうなるとは思わなかった(小声)
反転12見たときは、おお切り抜けられるか!?すげえ!と思ったんですけど
よく考えたら30%って意外と引けないんですよね……

おまちかねのやつですのでちょっと間が空きます。

理想を言えば17時前後に安価再開したいとは思っておりますが、難しいかもわかりません。
どのみち次の安価いけそうな感じになり次第、いつごろからと告知します。
どんなに遅くとも19時くらいには(理想は高く)

17時再開は無理めですほんと申し訳ない。
賢明で、かつここまで>>1の遅筆ぶりを見てきた読者の皆様にはもちろんわかってたことでしたね。

もうちょっと時間をください。
早ければ18時半くらい、遅くとも19時ごろには再開します。



正直、踏破は相当きつくなってますけど、まだ大丈夫です!たぶん!

ところで生け贄システムの検討はどうなりましたかね...
クリアはしたいのでお願いします(懇願)

背中から、じゅうぅっ、と、なにかが溶けるような音がした。

千早(……っ、これは!?)

私だけじゃない。水瀬さんや美希がいるあたりからも、似たような音が聞こえてくる。

千早(身体……いや、衣装を、溶かされる!?まずい!)

美希の背中が見えたのは一瞬だったけれど、そこに貼りつく異様なシルエットが目に焼き付いていた。
びっしり毛のようなものを生やした、掃除用具のモップに似ていなくもない、生きているのかどうかもわからないなにか。
しかも美希の背中をほぼ覆い尽くしていたから、大きさとしてもかなりのものだ。

それがいま、死角から私たちの背中に飛びついてきて、妙な音を立ててなにかしようとしている。

千早(自分で背中をどうこうするのは、もう、たぶん間に合わない……なら、二人のどちらかだけでも!)

ただでさえユニゾンソウル時の不安材料を抱えている上に、私にあるのはせいぜいスピードだけだ。
三人とも危険なのであれば、みんなの中でもずば抜けた攻撃力を誇る水瀬さんや
総合力では最強の美希のほうが優先されて当然だと瞬時に判断し、私は二人のそばへ急いで駆け寄ろうとした。

その途端、ぱちん!と軽い音が響いて、私の衣装のあちこちがはじけ飛んだ。

千早(な……っ、何、っ!?)

こんなときに新手の攻撃を受けたのかと思い、すぐに数歩バックステップして位置をずらす。
急いであたりを見渡し、魔力の探知も行いつつ索敵するが、それらしい相手は見当たらない。

そのとき、ふと自分の背中が軽くなっていることに気づいた。
厳密に言えば、美希と水瀬さんの感覚がユニゾンを通じて伝わってはくるものの、
物理的に接触している感じや、さっき聞こえた溶けるような音が聞こえてこない。

千早(………!?)

瞬間、困惑するが、すぐにそれどころではないのを思い出した。
改めて私は水瀬さんと美希のところへ走る。

千早「え……!?」

そしてまた私は困惑させられることになった。
やはりあの、なにか溶かすような音が聞こえなくなっている。
それに加えて、美希の背中にも水瀬さんの背中にも、特になにもとりついてはいない。

美希「こ、これ、取ってぇ!取っ………あ、あれっ?」

伊織「………き、消えた、の?」

美希「って…千早さんっ!どうしたのそのカッコ、だいじょうぶ!?」

美希に言われて、改めて自分の恰好を見下ろしてみる。
スカートの裾が裂けていたり、ブーツに穴が開いていたり、胸元が少し乱れて、のぞいていたりと……
確かに、お世辞にもまともな格好とはいえない状態になってしまっている。

千早「原因はよくわからないのだけど、急に、こうなってしまって……ダメージはないわ、大丈夫」

伊織「…さっき降ってきたやつも結局、よくわからないわね。何だったのかしら?」

私の衣装が破損したのも、二人にくっついていた毛虫?がいきなり消えたのも、
そもそもあの毛虫がなんなのかも全てわからない。

千早(済んだことはとりあえず、忘れましょう。まずは三人とも無事だったことを喜んで、進まないと)

そう言おうとした私の目の前で、いきなり美希と水瀬さんがびくんと身体を跳ねさせた。
驚いた私もつい、同じように、身体が跳ねてしまう。

千早「きゃあっ…!?どうしたの、水瀬さん、美希。何かあった?」

伊織「え、えっと………なに、今の…………美希、もしかして、あんたも?」

美希「でこちゃん、も…?ミキの気のせいじゃない、の?」

………身体のどこかを、急に触れられたような感じがした。
私のこれはおそらくユニゾンで伝わってきた感触で…つまり、水瀬さんか美希の、どちらかが…?

響『んーと、美希と伊織が「当たり」かー。これは見ものになりそうだなー!』

「総帥」の声がして、それはどういう意味なの?と私が聞く前に、美希と水瀬さんがいきなり叫び始めた。

美希「ひっ、いや、やっ!?なにっ、これ、服のなかにぃっ、ひゃああぁんっ!」

ミキが着てるマジシャンの衣装が、もぞもぞって動いてる。
中に何か入ってる、っていうより、衣装そのものが、まるで生きてるみたいに……!

美希(やだっ、気持ちわるい……!ぬるぬるしたのがいっぱいいるうっ!?)

衣装ってイミでは服だけじゃなかった。手につけてるグローブもはいてるブーツもおんなじで、
中からぐちゅぐちゅってヘンな音までするようになっちゃってる。
そ、それに、………これ、下着っ、ブラとかショーツ、まで……!

美希「……ひぃっ!?」

視線を下げてるうちに、思わず悲鳴が出ちゃう。
ミキの履いてるスカートのすそのところから、ちょっとだけなにかが見えてた。
部屋のカベとかといっしょの気持ちわるいピンク色で、細くて、ぐにゃぐにゃってうねるみたいに動いてて……

美希(あ、ぁ……これ、いつも見かけるキモいのと………やよい連れてったあれから生えてるのに、そっくり……!)

女の子を、女の人を捕まえて、巻き付いて、口では言いたくないようなヒドいことをする、うねうねしたやつ。
あれがミキのスカートの裏から生えてるって……どーして!?

そして、すぐにミキはサイアクなことに気づいちゃった。スカートの裏にまでいまのが生えてて、
衣装がさわってるところの肌が全部、ぬるぬるして気持ちわるいってことは、つまり……

美希「やっ、やめてっ、そんなのイヤぁ!ぬるぬるするのイヤなのぉっ!」

ミキの手や足のゆびとか、おなかのまわりとか、肩とか背中とかも、
……もちろんそれだけじゃなくて、おっぱい、とか、お尻とか、女の子の大事なとこまで、
あのうねうねにゅるにゅるしたヤツに、好きカッテに、さわられちゃってる……っ!

美希(ぬ、脱がなきゃ!衣装脱がないと、あれっ、でもマジシャンしてるとき服脱いだことない…、ど、どうやるの!?)

まず、なんとかブーツやグローブだけでも脱ぎたくて、手と足を動かそうとしたら、
それに気づいたみたいに、グローブとブーツの中のにゅるにゅるがいっせいに動き始めた。

美希「ひゃあうっ!?やだっ、指にゅるにゅるしちゃヤ!はな、離してぇ!?」

とっくにもう持てなくなって落っことしたてっぽーが、すっと光になって消えてった。




もしかしたら、わたしの頭の中で鳴ってるんじゃないかと思うくらい、ぬちゅぬちゅという音が四方八方から聞こえていた。
音だけじゃなくて、それに合わせて、何人もの人の手……指で、身体じゅうをいじり回されてるように感じる。

伊織「ふぁんっ……や、やめなさっ、ひぁ!どうなってるのぉっ、これ、え…」

着ている衣装の裏になにかもぐり込んだみたいに、服のあちこちが蠢いていた。
でも、これは、「衣装とは別になにかが入り込んだ」って、いうんじゃなくて………

伊織(い、衣装が……衣装自体が、なにか…変化させられて、っ!)

手だけじゃなくて足の指まで、無数の舌でめちゃくちゃに舐められているみたいだった。
それ以外にも足首から始まって、衣装が覆ってるところは全部……わき腹や背中、
腋、首元、どこもかしこもぬめぬめとした感触で撫で上げられて舐め回される。

衣装の裏に、それからブーツや手袋の中にも、肉色の、動き回る紐のような、芋虫のようなものが
びっしりと生えそろっているみたいだった。全部見て確かめたわけじゃないけど、こんなの、感覚でわかってしまう……!

伊織(それにこれ、し、下着の中にまでっ……早く、早くなんとかしないと、こんなのに…!)

一本一本手で取りのぞく、なんてのは現実的じゃない。いっぺんに、まとめて焼き払う、みたいな………

伊織(……!そうだ、「フラッシング・ブラウ」!!あれなら………)

おそらくわたしだけじゃなくて、美希も同じ状態に陥ってしまってるはずだった。
フラッシング・ブラウなら味方は巻き込まないし、ほぼ無差別に広範囲をなぎ払うから、この状況にぴったり……

伊織「きゃうぅ!?なっ、ちょ、ど、どこ触って……っふあぁぁああ!?」

集中しようとした意識をいっぺんで乱される。
ショーツ全体が、ぎゅっとわたしのお尻をつかんで乱暴に揉むみたいに動いていた。
そ、それに、中、裏に生えてるにゅるにゅるが、……お尻の、穴を、かわるがわる、つっついて、舐めるみたいにぬるんって……

伊織「いやぁあっ、やめ、やめて…ってば、ぁ!お尻っ、きゃんっ、お尻はっ、おしりだけは、だめぇぇえっ!?」

響『あーあ。自分、ちゃんと、1人で入ったほうがいいし、防御低い子のほうがいいぞ、って書いといたのに…』

「総帥」が喋りつづける声が、ぼんやりと聞こえていた。

響『防御力に関しては、伊織とちょうど同じくらいのはずだけど……助かってよかったね、シャイニング・チハヤ』

私に話しかけてくるその声が、やけに嬉しそうでたまらないのも、あまり気にならない。

響『さっきの……名前まだ決めてないから、あの子たち、でいいか。魔力の強いエモノを見つけると、その体表に寄生しようとするの』

響『つまりマジシャンだったら服を狙うってこと。で、単に寄生するんじゃなくて、体をそこに同化させちゃうんだ』

説明がまだ続いていた。
さっきのあれが、私たちの背中に飛びついて来たのは、衣装に付着しやすいからだったのだろう。

響『ただそのとき、結構強烈な魔力を放出するみたいでさ。エモノの体表とか服とかが弱いと耐えられなくて、同化失敗して破裂しちゃうんだよね』

響『だから自分、単に、それが原因で衣装がちょっと脱げちゃってセクシーなマジシャン!みたいなの、期待してたんだけど………』

響『まさか、伊織も美希も耐えきれて、衣装に同化されちゃうなんてね。まあ気持ちよさそうだし、いっか?』

美希「や、やだ、やだぁ!!もうやめて、おねがいこれ脱がせてぇ…!ふあっ、ぬるぬる、ヤなのぉ……きゃぁんっ!」

伊織「らめぇっ、お尻、お尻は、おしりゆるひてぇ…ひあぁっ♥こ、こんなの気持ちわるいだけ、気持ちわる、っ、いい、ひぃぃ……」

水瀬さんも、そして美希も、もう立ち上がることができなくなっていた。
二人の持っていたアイテム…水瀬さんのゴーグルと美希の二丁拳銃はとっくに消え失せていて、
ほかに誰も、何もいないのに、二人は不自然に蠢く自身の服に身体を嬲られて悲鳴を上げ続けている。

そして、武器を維持していられなくなった点も、もう立ってすらいられない点でも、私は二人と同じだった。

千早「ひ、ぁあぁっ、こんなぁっ!ちっ違うぅっ、私……私は、着せられてないっ、のに…!」

美希も、水瀬さんも、もちろんユニゾンは解けていないままだ。
でも二人は自分が直接責められていて、お互いにほぼ同じ状況に落とされているせいで、
むしろ相手から伝わってくる感覚にまで気が回っていない。それぐらい、各自が服から受けている責めが強烈ともいえた。

でも、その二人とユニゾンしている、してしまっている私は……

千早(全身…っ、ぐちゅぐちゅ触られて、ぬるぬるにされてるっ……!そ、それに、どうして、お尻ばかりぃっ!?)

私の衣装はどうにもなっていないのに、二人の衣装に同化した生物がぬるぬると動くモノで触れてくる感触が
二人分まとめて一気に私の神経に叩きこまれ、そのすさまじさに足や腰の力が入らなくなってしまう。

響『あ、そうか、ユニゾンしてるんだっけ。防御低い方が、って時点でユニゾンも勧めてないってわかると思ったけど、言葉足りなかったなぁ』

「総帥」が今さら気づいたという調子でうそぶくが、それに怒りを向ける余裕なんて、いまの私にはない。

響『まあせっかく3人で来ちゃった以上は、たっぷり触手服、楽しんで行ってよ♪』

………その言葉を聞いて、なにか、思い出しそうになった気がする。
そう、そうだ、この、ぬるぬるといやらしく触れてくるもの、これは、触手。
私は確か、触手のことをもっとよく知っていて、むしろ、知りたくもないのに知らされていて………

千早「はぐっ!?ひっ、んはぁあぁっっ!」

美希「はひぃぃいっ!そ、そんなトコつまむなんて……だめ、いやぁ、っんんっ!?」

伊織「やぁあぁっ!いきなり乳首なんて、らめぇっ…!」

そのときいきなり、私に生えている、私にしかないモノがいきなり蠢いて悲鳴を上げさせられてしまい、
私の感覚を共有させられた美希も水瀬さんも、同じように叫ぶ。

千早(ぁ、あ、私の、これ……乳首に、触手が寄生して………!二人の服のとは違う、でもこれも、触手、っ…)

ただでさえ混乱しているところに、乳首を実際に舐め、つつき回してくる触手の感覚が、
それに二人の服の裏にびっしりと生え揃い、ぬらぬらと粘液を垂らしてまとわりついてくる触手たちの感触が襲ってきて、
思い出しかけたような気がした記憶が一瞬でどこか遠くへ押し流されていく。

変わりに全身に流れ込んでくるのは、二人のぶんまで全て足しあわされた快感だった。

千早「い、いやぁっ!触手は、触手だけはだめっ、私……私、おかしくされる、狂わされてしまうぅっ!?」

響『なるほど。千早の場合、そのへんのことがあったから無意識に抵抗したのかもしれないなー』

ただ、触手という名前だけが深く心に刻み込まれ、ほとんど根源的な恐怖に突き動かされて、気が付けば叫んでしまっていた。
そのせいで、感心したように呟く「総帥」の言葉はもう、ほとんど聞き取れなかった。

ぐちゅぐちゅぐちゅぬちゅちゅ、くちくちくちくちくち………にゅるっ、じゅるっ、ぐちゅちゅちゅ

千早と美希、伊織の三人が倒れこみ、びくびく震えるだけになっても
一見すると出所のわからない粘液質な音は、おさまるどころかむしろ激しくなるばかりだった。

美希「やっやぁあぁっ、やめてぇ、やめへ、ぇ…!ヘンなとこばっかり、きゃうぅ!さわっちゃ、やぁっ!!」

美希の、年齢不相応に豊満な肢体を包むマジシャンのコスチュームが、美希自身を責め嬲る。
その肢体の中でどこが敏感なのかをこれまでの反応で確かめた触手服は、
特に目立つ美希の双丘に狙いを定め、執拗に弄り続けていた。

美希「おっぱい、ばっかり、ひゃぁっ、いじらないでぇ!?い、いやっ、あうぅっ、ひゃひぃ!」

ぴったりと密着した微細な触手の群れは弾力のある乳房をくにくにと押して刺激し、
生え揃った全体をうねらせてあたかも男の手のように揉みほぐし、
そして先端で震えている乳首に何重にも巻き付いて締め上げ、しゅっしゅっと擦って弄ぶ。
そのたびに美希は味わったことのない激悦にのけぞらされ、声が知らぬ間に甘く潤んでいく。

伊織「ひゃぁあぁっ!おしりだめ、っ、乳首もぉ……や、だめ、そっちはほんとに、ひぎぃぃい♥」

美希が受け続けている乳首と乳房への責めで同じように喘がされていた伊織のショーツの中で、
触手たちが新たな標的に群がっていく。膣口のすぐ上、皮をかぶったまま充血度合いを激しくしていた肉豆に
次々に近づくと、器用に包皮をむいてから改めて巻き付き、リズミカルに締め上げる。

伊織「やっ、ひあんっ、だめ、ぇ!クリトリスっ、そこ、クリぃっ、ちぎれ、ひゃうぅ!」

そして、伊織がもっともよく反応する場所がどこかを触手たちは短時間のうちにすでに知り尽くしていた。
触手の群れは快感に震える尻肉にぴったりと吸い付いて撫でさすりつつ、左右に押し広げ、すぼまった菊門を露出させる。

伊織「だめだったら、ぁ、おひりは、おしりぃいぃいい♥♥あ、あっ、うそ、はい、って……♥」

触手服の触手は衣装と同化している以上、それほど長くはないが、伊織のアナルに頭を埋めるくらいの長さは十分に備えていた。
直径はかなり細く、そして入り込み方もごく浅かったが、数本が入れ代わり立ち代わり出入りする感覚に伊織の脳がフリーズしてしまう。

美希「んぐぅ、っ…!?う、うそ、ミキの、…おしり、な、なんか入ってる、入っちゃってるぅ!?いやっ、抜いてぇ、ぬいてええ!!」

その伊織が受けたアナル責めの快楽も、美希が感じた異物感と恐怖感を塗りつぶすにはまだ足りなかった。
自身のショーツの裏に生えた触手は前でも後ろでも中へは突入していなかったが、
アナルをほじられるまったく未知の感覚に怯え、美希は半泣きになりながら出て行くように叫び続ける。

千早「きゃひぃぃっ、らめ、っ、らめぇえ……♥触手っ、しょくしゅ多すぎるぅ、あぁっ!胸も、お尻もクリトリスも、いやぁ、あ♥」

自身に植え付けられた乳首の寄生触手と、シャイニング・イオリとシャイニング・ミキの全身を舐め啜る触手の群れの幻影に、
シャイニング・チハヤはほとんど錯乱してしまっていた。まるで自身の衣装の裏にも触手が生え揃っているかのように
腰をくねらせ、背を弓なりに大きく反らせて、二人分を上乗せされた三人分の快楽に悶える。

千早(すご、しゅご、ぃ、触手やっぱりすごいぃ…♥私、もう逃げられないのかも…、この快楽、身体がなぜか覚えてる、っ♥♥)

千早(……ああでも、これじゃ細い……もっと太いのがいい、春香のみたいな、ずぽずぽ奥まできてくれるのがいいのぉっ♥♥♥)

千早(……………っ!?い、いま、何を、考え…て、いやぁっ!?気を、気をしっかりもたない、と……!)

「総帥」の言葉をきっかけにして不完全に回復してしまった記憶と、マジシャンとしての使命感や正義感、
そして今まさに全身を揺さぶってくる快楽に頭をめちゃくちゃに掻き回され、千早の精神はどんどん混乱させられてゆく。

やがて、伊織と美希それぞれを責めていた触手たちがさらなる動きを見せ始めた。
まず、美希のショーツの中で蠢いていた群れの一部が、すでに皮の剥けていたクリトリスに絡みついていく。
同時にアナルにも挿入こそしないものの、何本もの触手が忍び寄り、肛門のしわをなぞるように身をこすりつけたり
すぼまった穴の中心をつつくようにして刺激を加え、半ば恐怖で、半ば未知の感覚で、美希は全身を震わせる。

さらに伊織のほうでも、小ぶりな両方の胸に我先にと触手たちが吸い付いた。
その中でも乳首がもっとも集中して狙われ、複数本の触手が指でつまむようにして転がし、捻り上げて責めを加える。

伊織「あぁっ、いやぁ、乳首つまむのだめぇ…!クリトリスとおしりに、きゃうっ、乳首まで、なんてぇ♥」

美希「お尻なんて、きたないのぉ、あぁん!?や、おまたはイジっちゃやぁ、そんな、だめ、いやいやぁっ胸もヤぁあ!」

千早「もう、もう無理ぃっ許してぇ!私っ、何もされてないのに、んあぁ!?二人の感覚だけでっ、イかされ…、イってしまう、ぅ♥♥」

三人の上げる悲鳴がどんどんと切羽詰まってきたのを知覚できるのか、触手たちは勢いづいて動きを加速した。
当然それは三人それぞれにフィードバックされ、横たわった三人は身体を激しく痙攣させる。
そしてついにその瞬間が訪れ、目の前を瞬時に真っ白に塗りつぶされたマジシャンたちは声を揃えて絶叫した。

伊織「こんなのいや、ぜったいに嫌ぁっ♥だめっらめぇっ、わ、わたし、…イ、く♥服にぃっ、服に、イカされちゃうぅぅぅ♥♥」

美希「なんかきちゃうっ、やぁ、怖い、こわいよぉっ!?いやぁっミキヘンになる、ヘンにされちゃう、やぁああぁーーーっ!?」

千早「らめぇっ♥♥またイかされちゃう、そんな、いやっ……私、ぃ♥はぁんっ、ま、また触手でっ♥♥触手にイかされるうぅぅっ♥♥♥」

………………
…………
……

俺はもちろん、春香も雪歩も真美も目と耳をふさぎ続けていて、それはどちらも抵抗にならなかった。

耳をふさいでいても声を強制的に聞かされてしまうのは今までの経験でわかっていたが、
まさか映像まで、目を閉じていてもその目に直接映すようにして見せられてしまうなんて……!

響『あっはっは、なんか、すっごいことになっちゃったなー。三人とも大丈夫ー?』

美希「……………っ、………!」

伊織「あ、はぁ……や、また、んんっ………♥」

千早「はっ、はぁっ、しょくしゅ…ぅ♥触手もういやぁ………」

響『あらら。なんか大丈夫じゃないみたい……ほらプロデューサー、みんな、早く回収してあげないと』

響が言い、そしてその一瞬後には三人が壁のこちら側に転送されてくる。

春香「あ…、ぷ、プロデューサーさんっ!!」

P「わかってる!すまん、頼む!」

春香の声が聞こえるか聞こえないかのうちに、理性がなんとか仕事をした。
できるだけ何も見ないうちに急いで三人から背を向ける。

しかし、こっちに戻ってくるまでの間に見てしまった、聞いてしまったことは、意識から消せるわけではない。

P(服に、同化だと……!?今までのトラップと違いすぎる!)

響『それにしてもプロデューサー、ひどいなあ。自分のこと信用してないだろー』

P「ッ、当たり前だろ!?それより何が最大3人までだ!なんのヒントにもなってないじゃないか!?」

少しだけスネたような声で響に話しかけられて、目をつぶったまま怒鳴り返した。

響『えーん。プロデューサーが悪いのに、やつあたりで自分のこといじめるぞー、ひどいー』

しかし響は、ウソ泣きというのも馬鹿らしい泣きマネをしつつ、こっちのことを揶揄してくる。

響『千早たちにも言ったけどさ、1人のほうがいいっていうのも、防御力低い方がいいっていうのもホントだったでしょ?』

P「…………っ」

その部分では確かに響の言うことは間違っていない。俺はただ黙って、唇をかみしめるしかなかった。



雪歩「千早ちゃんは……ちょっとパニックみたいになっちゃってるけど、たぶん、大丈夫だと…思う」

雪歩が自信のなさそうな声で言います。でもわたしはそれどころじゃありませんでした。

春香「雪歩、これ……」

雪歩「え?美希ちゃんが、どう………ひぃっ!?」

美希と、それに伊織が着ている衣装のあちこちから、うねうねと動き回るピンク色の紐みたいなものがのぞいていました。
触手っていうみたいですが、名前とかはどうでもよくて、それよりも……

春香(こ、これ………服に完全に同化しちゃってる、取れない…!!)

--------

各種判定結果は>>322を参照してください。



第7チェックポイント:クリア失敗

残りターン数が3減少しました。 14→11

千早の耐久力が5減少しました。 【42 30 75 35】→【42 30 75 30】

美希の耐久力が10減少しました。 【65 40 55 29】→【65 40 55 19】
伊織の耐久力が10減少しました。 【90 30 45 25】→【90 30 45 15】

美希と伊織の2名は【触手服】を着せられてしまいました。

【触手服】本イベント中のみ・永続
・装着者は今後のチャレンジの際、能力値に-20%の補正を受けます(強制・確率判定なし)。
 ユニゾンを使用する際は合算能力値に対して補正が発生します。
・装着者は今後、チャレンジしているか否かに関わらず、1ターンの経過につき耐久力が-3されます。

※また忘れてました。

 今回のトラップは前スレ>>993のアイディア(↓)を元にしたものです。

993 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]]:2016/10/23(日) 20:01:54.77 ID:7vWgn+eXO
粘液風呂、服の裏側にびっしりと触手が生えた衣装を着せられる、触れた相手と同じ姿になるスライムにレイプ、視覚共有で自分が犯されている光景を見せられる

素晴らしい

春香や雪歩、真美はもちろん、少し経ってから意識を回復し、ある程度落ち着いた千早も一緒に、
俺たちは様々な手段で美希と伊織のコスチュームに同化した触手を剥がすことを試み、そしてすべて無駄に終わった。

マジシャンの力や魔力を用いて、直接衣装からむしりとろうとするには数が多すぎ、
といってそれ以上に強力な攻撃をじかに加えるとなると、美希や、伊織の安全が保障できない。
伊織自身が「フラッシング・ブラウ」を使おうとしても、触手たちが即座に反応して伊織を責め嬲り始めるため
結局のところ、現状ではどうにも手の出しようがなかった。

伊織「だ、大丈夫、よ………ん、んっ!このくら、い、ぃ…っ♥」

美希「………ミキも、なの。こんなので負けたり、ひあぁんっ!?……しな、い、もん、ぐすっ…うぅ…!」

二人がこちらを気遣ってかけてくる言葉も、こうなっては強がりや負け惜しみにしか聞こえない。

P(………ここから先、美希と伊織は、今まで以上に無理をさせたらだめだ…)

装着させられているだけでも触手どもは動き続け、少しずつ、しかし着実に、二人は体力と気力を奪われている。
響が言っていた耐久力の受け渡しのタイミングを見極めるのが重要になってきそうだった。

響『ほらほらみんなー、口数減っちゃってるぞー?元気出していこう!あ、次だよ、つぎ!』

明らかにこちらを煽ってきている響の軽口にも、もはやだれ一人反応できなくなっている………




第8チェックポイント!がんばれ、がんばれ♪

入室可能枠:1名~最大2名

ヒント:
「今回のカギになるのは、そうだなぁ……うん、機動力か、防御力!そのどっちかが高い子かなー。
 それと、2人で行けば楽だけど、あとがすっごくきつくなる可能性もあるかもだぞ?ふっふっふ。」





P(さっきが最大3名、今度が最大2名……ローテーションのことを考えると、この次は1名から2名、か?)

「2人で行けば楽だけど、あとがすっごくきつくなる可能性」とは、素直に考えればそういうことではないだろうか。
となると、今回は1名で挑んだ方がいいのか?

P(でもこれが嘘じゃない保証もないし、そもそも本当に機動力と防御力のどちらか重視…で大丈夫なのか?くそ………)




↓2 今回の挑戦者

枠は最大2名のため、1名、もしくは2名の名前を1レスの中で指定してください。
2名が入室する場合、ユニゾンを使用する/使用しないの選択も同時に指定してください。

今回チャレンジが可能なのは春香・雪歩・真美の3名です。

また、耐久力の受け渡しを行う場合は、「誰から誰へ」「数値はいくつ」なのかも、同時に指定してください。

※春香の【媚薬中毒(中度)】のみ発生する可能性があります。

※伊織・美希の耐久力-3*消費ターン数の計算は、今回のチャレンジ終了後に一括して行います。
 現状のままで5ターン経過すると伊織が、7ターン経過すると伊織と美希が脱落します。

参加雪歩
耐久は春香から伊織へ5、真美から美希へ5

さすがに「挑戦者氏名」「複数の場合のユニゾン有無」に加え「体力受け渡し」まで
1レスで全部指定してください、というのは無理があった気がします。


>>342 の体力授受(春香→伊織/真美→美希 それぞれ移動値は5)について、

「1.その通り実行する」

もしくは

「2.今回は行わない」 のどちらかで多数決を取ります。

番号でも記述でもよいので伝わるように書いてください。


↓1~3

春香と雪歩、それに真美を呼んで、俺が話し始めようとした瞬間、雪歩に機先を制された。

雪歩「あの……プロデューサー、次は、わたしが行きますぅ!行かせてください!」

急だったこともあり、その勢いに気圧されてしまう。
その場にいる真美も春香も、ただ目を丸くして雪歩を見ていた。

P「どうしてだ、雪歩。確かに防御力が高いほうがよさそうなことは、ヒントに書いてあるけど……」

雪歩「そこです、プロデューサー。防御力が高いのって、みんなの中で、実質わたしだけでしょう?」

いきなり核心を突かれて言葉に詰まる。
確かに、バランスのいい春香を基準として考えた場合に
機動力が高い、と言えそうなのが千早と、その千早よりは少し劣るが数値が並んでいる美希および真美。
攻撃力については伊織がダントツで美希が二番手、というところ、防御力に関しては雪歩だけが突出している。

雪歩「防御力が大事って条件が今後来るかどうか、わかりません。わたし、そこしか役に立てないから、お願いします!」

あらかじめ何度も考えていたのだろう、一気にそれだけ言い切って、雪歩は深々と頭を下げた。
理屈としては通っているし、そこまで言われて俺としても断る理由はほとんどない。

そう、ほとんど、だ。一つもないというわけじゃない。

P「………あのヒントが本当かどうか、こっちにはわからないんだぞ」

雪歩「はい。そのときでも、わたし、頑丈だから、きっとだいじょうぶです!」

まっすぐに俺を見て言い切った雪歩に、俺はそれ以上何も言えなくなった。




見た目はよくある金属製のドアなのに、くぐった先の光景が
とてもこの世のものとは思えない感じなのは、さっきといっしょでした。

さっきのぐちゃぐちゃしたお肉のような、生き物の内臓のなかみたいな気持ち悪さはないですけど……
今度のところは、材質のよくわからない仕切りみたいなもので壁が細かく規則的に区切られてて、
それなのに、なんとなく全体が生き物っぽい感じで……やっぱり不気味ですぅ………

雪歩(う、うぅ、正直、不安だけど………でもわたしが、美希ちゃんや伊織ちゃん、千早ちゃんの分もがんばらなきゃ!)

そう思っていたところで、上から声が降ってきました。

響『お、今度は雪歩がひとりでやるの?だいじょーぶかなー?』

いやらしく笑ってる響ちゃんの顔が透けて見えそうな声でした。
プレッシャーに押しつぶされそうになるけど、大丈夫、負けない、わたし、負けません!

雪歩(もし条件がウソでも………わたしの防御力なら、きっと耐えられるから、大丈夫…)

響『さてと、じゃあ、何してもらうか説明するね。最初に言っとくと、今回、雪歩は何があっても絶対安全だから』

雪歩「え?」

いきなり決心してきたことが全部むだになりそうなことを言われて、目が点になりました。
で、でも、安全なんだったら、それはそれでありがたい、かも………

そして次の響ちゃんの言葉で、わたしの全身が震えあがりました。

響『今回は雪歩がミスしたぶんだけ、チャレンジしてないみんなに被害が行くんだ。気合入れてね!』

P「な、なんだって……!?」

春香と真美に指示して、それぞれ伊織と美希に耐久力を分けようとしていたところで、とんでもないことを響が言い出した。
チャレンジしてないみんな、というのは、美希や伊織も対象になるおそれがあるってことか!?

響『ここね、モチーフとしては蜂の巣なの。壁のそのへんとか六角形にするの、めんどくさかったんだぞ』

固まったように動けない雪歩と、同じく身動きひとつできないこっちの全員に特に構うことなく、響はマイペースに話を続ける。

P「蜂の巣!?蜂がなんなんだ!?」

俺が叫んだのもあっさりスルーして、響は今度は雪歩を相手に話しかけた。

響『今から、全部で5匹、ちっちゃい蜂が飛んでくるぞ。雪歩がしなきゃいけないのは、一匹残らずその子たちを止めることさー!』

P(…だから、機動力と防御力なのか!素早く動いて叩き落とすか、身体を張って止めるか、どっちか………)

今回のヒントも、結局は嘘じゃなかったことになる。
それに、もし2人いたら単純に手数も、見張りの目も倍になるんだから、蜂を止めるのはより楽になるわけで……

P(いや、でも、それならむしろ、次がきつい云々も本当のはずだ!だから雪歩、ここは頼む………!)

響『でも………もし雪歩が止め損ねたら、蜂はそのまま飛んでって、春香や真美や、誰かをこう……ぶすーって、ね』

楽しげな響の声が続く。響がわざわざ用意している蜂なのだから、刺されて痛い、とか腫れた、とかで終わるわけがない…!

響『説明はこのへんでいいかな。それじゃ、そろそろ始めるよー?』

ずっと立ち尽くしていた雪歩が、その声で弾かれたようにあわてて構え直すのが見えた。

響『ああそうそう、プロデューサーは襲われないから安心して。うちの子たち、ちゃんとしつけは行き届いてるから♪』





トラップ判定を行います。
今回、ファンブル判定に関しては煩雑なため、無いものとします。

反転コンマを用います。

防御力:目標値80/雪歩:防御力70
機動力:目標値90/雪歩:機動力35


・判定を「5回」行います。

・雪歩は、防御力・機動力のどちらを用いて判定を行っても構いません。

・ただし、同じ能力値での判定を2回以上行う場合、2回目以降の1回につき3ずつ能力値が低下します。
※低下するのは今回の判定中のみであり、次回チャレンジには影響しません。

・また、判定1回につき耐久力を1消費するため、雪歩は最終的に耐久力を5消費することになります。

・失敗した回数だけ、雪歩以外のマジシャンが被害を受けます(対象はコンマで無作為に選択されます)。


特に希望がなければ、チャレンジしているのは雪歩なので
すべて防御力での判定(1回目70→67→64→61→58で、5回目は目標値80に対し反転コンマ22以上で成功)
のほうが有利かと思いますが、どうしますか?

「1.すべて防御力で判定する」か「2.機動力も判定に用いる」か、先に2票入ったほうで実行します。

↓1~

ありがとうございます。「1.すべて防御力で判定する」で決定しました。

改めて判定用のコンマを取得します。

すべて反転コンマで、1回目は10以上で成功、以降3ずつ必要値が増え、5回目は22以上で成功となります。

↓1~5

響『説明はこのへんでいいかな。それじゃ、そろそろ始めるよー?』

雪歩(は、蜂、さん………!?ち、ちっちゃいって言っても、どのくらいなんだろう、え、も、もう始まるの!?)

あっと思った時には響ちゃんがはじまりの合図をしていました。
もちろん、ピストルが鳴るとか、目に見えて変化があるわけじゃない、けど………

雪歩「………っ、そこ、ぉ!」

何かが視界の端を横切った、と思ったときには、とっさに右手が伸びていました。
ばちん!とてのひらに、かなりの衝撃が伝わってきたけど………これくらいなら、大丈夫です。

その手の下あたりに、ぽとっと何かが落っこちました。
ちらっと目をやると、たしかにいちおうは蜂さん、みたいな生き物が転がっていました、が……

雪歩(う、うぅ、見るんじゃなかったですぅ………)

夏になると見かける、あのすごく大きくて見た目にもこわいスズメバチ、あれより少し小さいくらいです。
ただ、スズメバチなら、黒と黄色ではっきり目立つしましまになっているおなかの部分、
あれがなぜか、この蜂さん?の場合、二つ重なっているように見えました。
でもよく見ると、そのうちのひとつは……… その、男の人にしかない、あれ、によく似てて………

雪歩(だめ、しゅ、集中しないと!それに……こんなの絶対、春香ちゃんたちのとこには行かせないっ!!)

ぶるっと頭をひとつ大きく振って、見てしまったもののことを払い落とします。
こんなのに刺されたりしたら、きっとなにか悪いことになっちゃうに決まってるから、あと4匹、ぜったい……!




雪歩「3匹め、っ!……ふぅ、よかった、ぁ…」

雪歩の動きは背中側から見ていてもはっきり神がかっていた。
こっちからはそもそも蜂がどこに飛んでいるのかもまったくと言っていいほど見えないのに、
ごくわずかな動きか音か、なにかを頼りに雪歩は飛んでくるのを察知しては
飛びつくようにして、時には身体を投げ出し、ここまで3匹の蜂をきっちり撃墜している。

響『へえ、やるね雪歩!じゃ……こんなの、どうかな!』

響の声がしたかと思うと、今度は俺にもはっきり分かる違いがあった。
羽音が1つじゃなくて、2つになっている。

P「おい待て、卑怯だろう!?2匹いっぺんなんて話はなかったはずだ!」

響『べ、別に1匹ずつとも言ってないよ?しょっぱな5匹まとめてじゃなかっただけ、ありがたいと………』

雪歩「ぱ………、パーマフロスト・ウォール!!」

P「うお!?」

響「……ああーっ、ハチ兵衛、それにハチノ進ーっ!?」

俺と響の言い合いをかき消す勢いで雪歩が叫び、そして雪歩の前方一面を覆い隠す巨大な氷壁が忽然と現れた。
見えもしないし音も聞こえなかったが、響の悲痛な声からすると蜂たちはあれに衝突して死んだのだろう。

雪歩「や、やった、できた………できましたぁ、プロデューサー!!初めて成功しましたぁっ!」

P「は………初めて!?」

最初からその壁を張っておけばよかったんじゃないのか、と言いかけたのを慌てて飲み込んだ。
なんにしてもこれで、雪歩一人の力で、このチェックポイントがクリアできたことになる!

春香「雪歩ぉ!ほんとにお疲れ様、ゆっくり休んでて!」

真美「すっごいよ、カッコいいよゆきぴょん!!次ははるるんか真美か、それかふたりでがんばっちゃうかんね!」

少しふらつきながらも戻ってきた雪歩は二人の熱烈な出迎えを受けて、照れくさそうにはにかんだ。



伊織「はぅ、ぅんっ……も、いい加減に、っ、ふあぁ、あ、いや……」

美希「こんな、こんなの、ぜんぜん、ミキ負けないっ、負けなっ、あ、ぁ、やぁあぁ……っ」



第8チェックポイント:クリア成功!

残りターン数が1減少しました。 11→10
雪歩の耐久力が5減少しました。 【30 70 35 39】→【30 70 35 34】

春香の耐久力が5減少しました。 【45 45 45 51】→【45 45 45 46】 伊織へ-5
美希の耐久力が2回復しました。 【65 40 55 19】→【65 40 55 21】 真美から+5/触手服-3
伊織の耐久力が2回復しました。 【90 30 45 15】→【90 30 45 17】 春香から+5/触手服-3
真美の耐久力が5減少しました。 【40 45 55 35】→【40 45 55 30】 美希へ-5

トラップ判定結果 (第8チェックポイント分・書き忘れ)

1回目 雪歩・防御力70+コンマ33(反転)>目標値:80
2回目 雪歩・防御力67+コンマ75(反転)>目標値:80
3回目 雪歩・防御力64+コンマ83(反転)>目標値:80
4回目 雪歩・防御力61+コンマ77(反転)>目標値:80
5回目 雪歩・防御力58+コンマ80(反転)>目標値:80

クリア成功

----------------

雪歩の獅子奮迅の活躍で、8番目のチェックポイントはほぼ無傷といっていい状態で通過できた。
そして、こちらにはまだ春香と真美がチャレンジ可能な状態で残っている。
さっきのヒントに嘘はおそらくなかったし、それなら今度も、ある程度余裕を持っていけるはずだ。

響『なんだかんだ誰も脱落しないでここまで来てて、さすがシャインマジシャンズだね』

今までの少しおちゃらけた感じと違う声で、響が急にそんなことを言い出した。

響『そうでなくっちゃ自分たちブラックジャンボの相手にはなれないさー。うんうん』

実際は、そこまで相手として拮抗できている、とはとても言い難かった。
美希と伊織が特に深刻だし、春香や千早はそもそももっと前からの後遺症がまだ抜けていない。
さらに言うなら二人がまだ完全には思い出していない凌辱の記憶についても、
現状薬でごまかせているのをいいことに、俺は解決どころか向き合うのさえ先送りにしている。

P(……それはそれとして、今はまずこのふざけたチャレンジだ。そろそろ次だろ?)

そう考えたちょうどのタイミングで、新しいボードが少しずつ目に入ってきた。




次がついに10、でもまずその前、第9チェックポイントだぞ!

ヒント:
「ここはかなり足場が不安定になっちゃってるんで、焦らないでじっくり進んだ方が安全かな?
 変に足が速いとかえって危ないから、機動力は低くおさえたほうがいいかもよ?」

入室可能枠:3名固定




春香「3名、………固定?」

響『そうだよ、見ての通り。ここは3人で入るのを想定してるさー』

真美「え、でも……まだチャレンジしてないの、はるるんと真美だけだよ?」

響『知ってるぞ。だから今回は春香と真美の2人でやらないとね』

春香「ええっ!?」

P(………しまった!じゃあ最大3名や2名のところで、しきりに複数参加を避けるように言ってたのは………!)

つまり今回、ここまでのヒントは、例の休憩室だかを含めて一度も嘘がなかったということで……
そもそも最初で3人行かせてしまった時点で、このチェックポイントにフルメンバーで挑むことが、もう不可能だった……!

響『ルールはルールだからね。春香と真美は確定として……あ、もし1人だけでチャレンジしたかったら、特例でそれも認めたげるよ』

響『あとはまあ、ユニゾンするかどうかくらいかな。さー、どうする?』

P(……機動力が低い方がいい、のなら、ユニゾンはしないほうがいいってことなのか?いや、それこそがまた嘘で……!?)

ヒントを見ながら必死に頭を絞る。その俺のそばで、春香と真美はただ立ち尽くしていた。




↓2 今回の挑戦者

※枠は3名固定ですがチャレンジ可能なのは春香と真美のみのため、特に希望がなければ参加者は確定です。

あえて1名でチャレンジするという場合は春香か真美のいずれかを指定してください。

また、2名でチャレンジする場合は能力値を合算する(ユニゾンソウルを使用する)か、
1名ずつの能力値で判定を行う(ユニゾンソウルを使用しない)かも、同時に指定してください。

さっきの雪歩の活躍でかなり持ち直していたわたしたちの気分は、一気にどん底に叩き落されていました。
3人でやるチャレンジに、2人で行かなきゃいけないなんて……!

P「……機動力が低い方がいい、というのを信じよう。ユニゾンは、今回はなしだ」

真美「う、うん、わかった!」

わたしとほぼ同時に、真美も真剣な顔をしてうなずきます。
ユニゾンで伊織を巻き込んでひどい目に遭わせてるわたしとしても、それはむしろ希望通りでした。
…仮になにかあったとしても、真美がこれ以上なにかされてしまうのを見るくらいなら、
わたしがひとりでひどい目に遭う方がよっぽどマシです!

P「こうなったのも全部、俺の判断ミスだ……すまん、お詫びのしようもない………」

春香「謝らないでください、プロデューサーさん。わたしたちだってみんな、同じ条件だったんですから」

頭を下げるプロデューサーさんが見ていられなくて、気づいたらそう言っていました。
でも実際、ヒントにウソとホントが混じってるのをわたしたちの誰もここまで見抜けなかったんだから、
プロデューサーさんだけが悪いわけじゃないはずです。

千早「春香………」

千早ちゃんが心配そうな目でわたしの方を見てます。
せめて気分だけでもどうにかしようと思って、わたしは精一杯の笑顔を作りました。

春香「だいじょうぶ!わたし、真美といっしょになんとかやってみるよ、千早ちゃん!」




ドアを開けて、はるるんがゆっくり中に入ってって、真美もすぐに後に続いた。
今度の部屋は、ミキミキやいおりん、それに千早おねーちゃんが入った……
………そして、ヒドいことになっちゃった、あの部屋に似てる。
キモい色の壁がなんとなく動いてるみたいに見えて、それに、たらーって液体みたいのが垂れたりしてて………

真美(………うううっ、考えすぎんのはやめやめ!今は、はるるんと一緒にここ抜けるのに集中しなきゃ!)

春香「…ここ、通り抜けろ、ってことなんだろうね。たぶん」

真美「え、………うあ、うあぁー」

部屋自体はわりかしシンプルなつくりになってた。
向こうがわとこっちがわの間、まんなかに、どーんと太いどーろ……通路?っていうか、橋っていうか、そんなのがあるだけ。

ただ、その橋っていうのが………

春香「………う。ちょっと、……かなり、べたつくけど、まあ、動けないほどじゃない、よ…」

白くて、どろっどろした、なんかよくわかんないスープみたいな、クリームみたいなのでいっぱいになってる……

真美(こ、これ渡んなきゃなんだ………こりゃ確かに、足場よくないよね………)

足を伸ばしてブーツの底でちょっとだけ踏んだはるるんが「うえっ」ってかんじの顔になって、
踏んだとことはるるんのブーツのあいだにもねっちょり、糸みたいなのが引いてた。





トラップ判定を行います。
>>1のこのレスとぴったり同一のコンマ取得のみファンブル扱い それ以外は反転して合算

機動力:目標値115/春香:機動力45 真美:機動力55

「ユニゾンしない」が選択されたため、2人それぞれで判定を行います。

↓2 春香
↓3 真美

また、春香の【媚薬中毒(中度)】の発症判定を行います。ここのみ反転なしの通常コンマです。
以下のコンマが「奇数」であった場合、
春香の能力値に-30%の補正がかかり、今回の機動力が45→32に修正されます。

↓4 中毒発症判定(春香)

トラップ判定結果

春香・機動力45+コンマ50(反転)<目標値:115
真美・機動力55+コンマ39(反転)<目標値:115

→両者クリア失敗

※春香の【媚薬中毒(中度)】は発症しません

---------------------

ありがとうございます。
長らくお疲れさまでした、本日の投下はここまでとなります。

次回ははるまみがエロい目に遭います。
土曜の夜くらいまでに。明日はちょっとまだ無理だと思います。

まあ最後は仕方ない。
むしろその前、ゆきぴょんが約41%でしか成功しない殲滅を達成したことをほめてあげるべきです。
(0.9*0.87*0.84*0.81*0.78)

ところで、「この野郎ゲス顔勢であることついに隠しもしなくなったなゲス野郎め」と思われてることと思います。
「なんだよこれクリアさせる気ねえだろふざけてんのか」とも。

違うんですよ、まさか初っ端ヒントの裏読みで3人来るなんて思ってなかったんですよ。
ぶっちゃけこれでもチェックポイントをひとつ削減しています。ほんとはもうひとつ、今のの前に入る予定でした。

もう遅いかもしれませんがヒントのウソホントにはちゃんと規則があります。
すごく単純です。

ちなみに最後、第9チェックポイントのヒントにはウソがあります(だからユニゾンなしだときつい)。
ただ、ユニゾンしてたとしても機動力目標値270(3人の機動力をすべて合計+コンマ3回で判定、
でも今回の場合2人しかいなくてコンマ2回しか取れない)とかでしたからどのみち負け戦でした。

普通に勝ちたいみんなすまんな
でも正直ちょっと嬉しいんや(ゲス顔)

ただし、まだいちおう完全にクリア不能と決まったわけじゃないです。
というか少しこのあとのイベントに手を加えます。さすがに最初の想定のままだといろいろ無理。



ちなみに触手服いいと思いませんか。とてもいいと思うんです。
更新の関係で描写をかなりの駆け足にせざるを得なかったのがたいへん悔やまれます。
どうだったかとか遠慮なく言ってくれていいのよ。>>335さんはうちに来て触手をファ○クしていいです。

>>327
最初に提案していただいたそのまんまの形で採用することになる可能性が急上昇中です。

予定がちょっと変わりまして、はるまみ投下が今夜いけそうな感じです。

で、それの終了後に、千早たちのときと同じく一度、脱出成否判定のコンマを取らせていただきます。
よろしければご協力ください。

脱出失敗した場合に、春香さんはともかく、真美がどこまでヤられてよいのかで悩みます。
そこもコンマにしてしまうのもありかもしれません。あるいは安価や多数決が適当……かな?

ご希望あったらご自由にお聞かせください。
※ただし採用するかどうかは別の話です、ごめんね

さておき、20~21時くらいには投下を始められる予定です。
レス数は10もないのですぐ済みます。

力をけっこう入れなきゃいけなくて、意識しないうちに掛け声までかけちゃってました。

春香「ん、ぬぬ……よいっ、しょ、……っと!」

わたしと真美は、べとべとした白い液体の中をゆっくり進んでいる最中です。
足首までは沈まない、くらいの微妙な深さなのでまだマシですけど、
一歩ごとに、下手したらブーツのほうが足から抜けちゃいそうになるくらい、ねばついていました。
これは確かに足場がぜんぜんよくないし、へんに急いで進むのは危ないかも………

真美「はるるん大丈夫…?やっぱり、真美が先にいこっか?」

とはいえ、あんまり遅すぎたのか、後ろからついてくる真美にも心配されちゃいました。
ほんとなら振り返って笑いかけてあげる、くらいのこと、したいですけど、そこまで余裕がありません……

春香「い、いやいや、これくらい平気!ごめんね、わたしがトロくってうわぷうっ!?」

真美「わぁあっ!え、は、はるるん!?」

気を付けながら進んでいたつもりだったのに、このくらい、と想像してたところに、床がありませんでした。
急に深くなってるんだ、と気づいたときにはもう、踏み出した足が思いっきり沈みこんでて、
そのまま身体も、おなかの上くらいまで、一気に白い液体の中に漬かってしまいます。

真美「う、わ……確かにこのへんから、いっきなり深くなってるみたい。それよりはるるん、ケガしなかった?」

春香「ありがと、どこもケガしてないよ。ちょっと驚いちゃっただけ」

通路のような橋のようなここは、ふたりがぎりぎり横に並ぶことができるくらいの幅でした。
そして、ゆっくりわたしの横にやってきた真美を見る限り、今はスカートが完全に沈んじゃうくらいの深さになってます。

真美「……うえー、カクゴはしてたけど、やっぱ、ヌルヌルしてきもちわるいー………」

顔を思いっきりしかめた真美が小声で言いました。
その意見にはわたしとしても、なんの反論もありません。
下半身がぜんぶ浸されちゃってるのはもちろん、さっき思いっきりバランスをくずした時に
ちょっとはねた白いのが、わたしの胸元とか髪とか、顔にまで飛んできてへばりついています。

春香(ぬぐいたい、けど、これ、触ったら…よけいべったりくっついちゃいそう………)

春香「さすがに、これ以上深くなることはないと思うけど……これからはもっと注意しようね、真美」

真美「うん、りょーかいであります!」

わたしの言葉に真美が元気よく返事をして、わたしたちはまたゆっくりと前進を開始しました。




真美(せえー……ぇの、どっせい………っ!)

手とか足とかぜんぶ使って、白いねばねばをかきわけるみたいにしながら、真美とはるるんは一緒に進む。
すっごいきもちわるいのはモチロンなんだけど、これ……単純に、かなり、キッツい……!

真美(……いやいやっ!ゆきぴょん無双すごかったじゃん!負けてらんない、真美もがんばんないと!)

ここに入ってからけっこー時間が過ぎてるし、残りターンもそんなにない。
いくらひびきんがブラックジャンボのボスでも、最初っからターンが足りないなんてズルはやんない……
……やんないハズ、だから、つまり今、もうだいぶゴールまで近づいてるってこと!…たぶん。

真美(絶対、みんなでゴールするかんね!そしたら、きっと亜美も、そこに…!!)

…………ん?

考えることにいっしょうけんめいになってたから、真美の気のせいだった…かもしれない。
それにいま、腰から下がヌルヌルしてるから、たぶん、真美のカンチガイだと思う。

真美(でも、なんか……足、つつーってなぞられてる、みたいな……?)

できれば目で見て確かめたいとこだったけど、足を上げるのはすぐにはムリっぽい。
手でさわってみるヨユーはなかった。それに、今のこのヌルヌル状態だと、さわってもわかんない気がする。

真美(いいや、忘れちゃお、気のせい気のせい!さっさとゴールしちゃえばいーだけっしょ!)

深く考えないことにして、真美はまた進んでくために、もういちど気合を入れ直した。

春香(………うぅっ、なんか、やっぱり、おかしい気がする…)

ぬちゃぬちゃと、雨の後の泥みたいになってる中に半分埋まりこんで歩いてるんだから、
身体がくたびれた感じになるのは当たり前でした。
ただ、それを抜きにしても、足とか手とかがすごく重たい感じがします。
それに………なんだか、服の中のあちこちに、ちょっと違和感があります。
そんなに大きくない、固くもないなにかが挟まってる、みたいな……?

春香(でも、これだけ動いてるし、身体はんぶん見えてない状態だし……感覚が、ちょっと変になってるだけ…かも?)

わたしたちが突入してから、もう6時間以上は経ってるはずでした。
気合も入ってたし、マジシャンとして変身してる間は眠気とかがある程度抑えられるみたいとはいえ
普通なら眠くなってておかしくないし、疲れだって、けっこう溜まってて………

そんなことを考えながら、ふっと視線を落としたら、変なものが目に入りました。

春香「………ん?」

わたしの衣装の、ちょうど胸の上あたり。赤くてつやつやした、丸っこいものがくっついてます。
こんな飾り、なかったはずなのになぁ、と思って見ているわたしの目の前で、それがいきなり動きました。

春香(っっ!?)

丸まっていたときからすると、とても想像できない形でした。
ぐにょん、と「それ」は身体を伸ばし、つやのある、短めだけどすごく太い、ミミズみたいな見かけに……!!

春香「~~~~~~っっっ!!」

叫ぶ時間も惜しくて、わたしはとっさに胸元に手をやり、そのミミズもどきを引きはがそうとしました。
できればこんなの触りたくないけど、そんなことも言ってられません、すぐに……

春香(えっ……う、うそっ、はがれない!吸い付く力が、すごく、強い、ぃ……!?)

思いっきりひっぱったら、最初にへばりついていた位置を支点にして、
「それ」の身体がゴムみたいに伸びました。腕を伸ばせるだけ伸ばしても、…まだ、離れません!

真美「ちょ、……え!?は、はるるん何してんの、それなに、なに持ってんのっ!?」

いきなりわたしが変なものを引っ張り始めて、当然、気づいた真美はすっとんきょうな叫び声を上げました。
わたしはなんとかミミズをひきはがそうと必死になりつつ、
「このへん、変なミミズみたいなのがいるから気を付けて!」と真美に声をかけようとして、
その真美の肩のところにもわたしと同じ、赤くて丸っこいものがくっついているのに気が付きました。

春香「ま、真美、それ!!その、肩のとこのやつっ!」

真美「えっ、肩?真美の肩が何………っわ、うぁあぁー!?」

春香「あ……そ、そうだ、真美!わたしが真美のそれ取ってあげるから、真美はわたしのを………」

一人でダメなら、ふたりでお互いにやればうまくいくんじゃないか、って思いついて、真美に声をかけたとき、
わたしの身体のあちこち………衣装の下、で、なにかが動き始める感じがしました。




白くぬるついた粘液の感触にまぎれて春香と真美の身体にはりついたヒル型の触手生物たちは、
その存在が獲物たちに露見したとみるや、それを合図にして一斉に活発化した。
気づかれることのないように、衣装の下へ中へと時間をかけてじっくり、ゆっくりと潜り込み、
絶好のポジションにたどりつくまでじわじわ這い進んでいた複数の個体が
吸盤状の頭部を春香の、真美の柔肌にしっかりと食いつかせ、吸引を始める。

春香「あ、いやっ!?な、何これっ、服の中にやっぱりなにか………い、いつの間にっ?!」

真美「ひゃぁあぁっ!なんかっ、ちゅーちゅー吸ってきてる……ぅ!」

ヒルたちが最初に狙いを定めたのはマジシャンたちのたわわな乳房だった。
まんべんなくその表面に張り付くと、長い潜伏期間でおあずけにされていた分を取り戻さんとばかりに
ふたりの血液ではなく魔力を、吸いついた肌を通して吸い上げ、奪ってゆく。

真美「ひあぁ、ま、真美のおっぱい、吸われてぇ……や、やだあ、何がいるのぉ!?」

春香「こそこそ…してっ、ひ、卑怯だよぉ!正々堂々と、はぁんっ、あ、や、やめて、吸っちゃだめぇ!?」

魔力を直接、しかもかなりの勢いで一度に吸収されてしまった春香と真美に、見た目にもわかる変化が起こりつつあった。

真美「え……う、うそ、なんで真美のマジシャンの服、やぶれて………!」

春香「あぁ、っ、そんな、ぁ!?やだっ、見えちゃう、丸見えにされちゃうぅっ!?」

短時間のうちに急激な魔力の低下が起きたことで、マジシャンの衣装にもフィードバックが発生し、
春香と真美それぞれの胸部を覆っていた布地が見る間にぼろぼろになってしまう。
やがて乳房を支えていられないまでに損傷した衣装から、ふたりの双丘がほぼ同時にこぼれ落ちた。

真美「や、やだあぁあっ!?な、なんで、おっぱい、戻して、服っ直してぇえ!」

春香「ひゃぁんっ、だめぇえ……く、うっ、こんな格好……」

年齢のわりに十分すぎるほど育った乳房を丸出しにされてしまい、真美は顔を真っ赤にして叫ぶ。
一方、春香もまた羞恥に震えていたが、自身の胸に目を落として戦慄する。

春香(う、うそ………こんなに!?ぜんぜん気づかなかった、なんで…!?)

春香の乳房のあちこちに丸まったヒル型触手生物が張り付いていて、
毒々しい触手の赤と震える白い肌が趣味の悪い水玉模様を織りなしていた。
その春香が呆然と見ている間に、あらわにされた乳房の頂上に位置する突起を目指し、
身体のあちこちからヒルたちがうぞうぞと這いあがってくる。

春香「や、この、……っ、数、多いっ、それに、吸い付いて…………!」

手の届く範囲で必死に対処しようとしても、春香の手は二本しかなく、
さらに全力で吸い付いて抵抗するヒルをすべてつまみ取ることは困難を極めた。
加えて、周囲に満ちている白い粘液が重たくじっとりと春香の手足にまとわりついてきて、
動きを制限するばかりか、抵抗するための体力気力までもじわじわと奪ってゆく。

春香「だ、だめ、やめて……そこは、あっひぃぃああぁ!?」

そしてついに、春香の乳首をめざしていたヒルの一群が登頂を済ませ、
吸盤状の器官をいっぱいに広げると、かすかにふるえるピンク色の突起に容赦なく吸い付いた。
それも1匹だけでなく複数で、同時に四方八方から張り付き、めちゃくちゃに吸い上げ始める。

春香「はひっ、いぃ!いっぺんに、んんっ、そんな同時になんてぇ……はうっ、くぅうん!」

真美「いやぁああ、吸わないで、吸っちゃやだああぁ!おっぱい、ヘンになっちゃうよぉ!?」

春香が叫んでのけぞったのとほぼ時を同じくして、真美も同じように絶叫していた。
ふたりの乳首を中心に、乳房に大量のヒルたちが吸い付き、
魔力を吸引しつつ、柔肌や乳首そのものを物理的に吸い上げて嬲りまわす。

さらにふたりの下半身でも、ヒル型生物の群れが胎動を始めていた。
乳房と乳首への責めでひくひくと震える足をつたい上り、ゆっくりと脚の付け根へ這い寄っていく。

布地と身体の隙間を軟体がにゅるにゅると通過する感触に、春香と真美が目を見開いた時にはもう遅かった。
マジシャンたちのスカートの下の聖域に土足で侵入を果たしたヒル型触手たちは、
スライムや戦闘員たちに凌辱されてすっかり快楽の味を覚えこまされた春香のクリトリスと
まだ「クリトリス」という名前ですらきちんとは知らない真美の震える肉豆へ、一斉に群がっていった。
そして当然のように集団で吸い付き、弄り回して女体へと一気に刺激を送り込んでゆく。

真美「ひっぎっ、いぃいいぃいっ!?うぁ、あんっ、うあぁあぁああ!」

自分でもまだろくに触れたことのなかったそこを乱暴極まりないヒル触手の吸引にもてあそばれ、
味わわされている感覚が快楽なのかどうかもわからないまま、真美はひたすら絶叫する。
腰がひとりでにがくがくと震え、なにかを深く迎え入れようとするかのように
太ももがだらしなく開いてしまっていることも認識できず、真美の精神はただ混乱させられてゆく。

春香「ぁああん、いやぁあ、ふあぁあぁっ!や、やだクリトリス吸うの、だめっ、らめ、ぇええぇ!?」

胸をはだけさせられ、乳房も乳首も責められて、すでに春香の陰核は敏感に反応して充血し勃起しきっていた。
その剥けきったクリトリスにショーツの中へ殺到してきたヒル触手たちが群がり、
小さくても強力な吸盤を次々に吸い付かせ、お互いに春香の秘肉の引っ張り合いを始める。

春香も真美も、次々にショーツへもぐり込んでくるヒル型触手の数が多すぎて、
クロッチの部分がいびつな形に凹凸を作って盛り上がっていた。
その全体が不気味に蠢いているばかりでなく、おさまりきれないヒルたちの尾の部分が
ところどころからはみ出したままくねるように動き、中で繰り広げられている激しい動きを想像させる。

春香「伸びちゃう、っんぁあっ!?そんな、吸ったら伸びちゃうっ、っひぃっ、きゃうぅ♥」

真美「はひっ、あっ、やぁっ、はぎぃぃぃいっ!やだやだぁっ、も、やめてぇえ!いやぁああっ!!」

叫び続ける二人のそばに、粘液の波間を縫って別のヒルが数匹近づいた。
他に比べて明らかに目立つその大型の個体たちは、ほとんど動けないマジシャンたちの隙をついて
両方の手首にからみつき、二人が気づいて抵抗するよりも早く後ろ手に縛り上げてしまう。

春香「あ………っ、いや、離してっ!?くぅっ、あ、あっダメっひぁぁああ!」

真美「えっ、なんで、こんな………ひゃんっ、きゃぁあぁん!」

獲物の自由を奪ったことを確認すると、ヒル触手たちはまた一段と激しくマジシャンたちを責め始める。

真美「や、だぁ、おっぱいもおまたも、……ちゅーちゅーされるの、やらぁ、ふぎぃぃい!?」

春香「だめ、気持ちよくされちゃ、いけない…っ、あぁっ!……いけないのにぃ、らめなのに、っふぁああんっ!」

敏感なところをさんざん吸い嬲られた上、腕を拘束されてバランスをとりづらくなり、
春香も真美も今にも倒れかねないほどひざががくがくと震えていた。

しかしその二人の目に、恐ろしい光景が飛び込んでくる。

周囲の粘液が自分たちの悶える動きでどろりと波立つたびに、
白いはずの液溜りがうっすら色づいて見えるほどに大量の赤い肉のチューブが見え隠れしていた。
それだけでなく、手首を縛めているのと同じ大型種のヒル触手までも数を増やし、
そして今この瞬間にもどこからか、ぞくぞくと泳ぎ集まってきているのが見て取れてしまう。

真美(…あ、あの、ヒント、ウソだ……!機動力で、なにがなんでも早く抜けなきゃダメだったんだ…!!)

春香(いやぁ……もうほとんど立ってられないのに……っ、もし、あのねばねばの中に、倒れちゃったら…… ♥)




緊急脱出判定を行います。

もう一度、各人の機動力をベースにした判定を行います。
(春香:機動力45 真美:機動力55)

目標値は105以上です。

反転コンマを用います。

今回のファンブル数値は「91」であり(>>363)、
判定用コンマがこれと合致した場合、反転させずに失敗となります。




判定用コンマ

↓2 春香
↓3 真美


緊急脱出判定結果

春香 機動力45+コンマ38(反転)<目標値:105 失敗
真美 機動力55+コンマ11(反転)<目標値:105 失敗




----------------------

ご協力ありがとうございます。
今日も投下はさっくりコンパクトにここまでです。

なぜこいつは前スレでこの「レス数少なめでも投下をこまめに」ができなかったのか。
でもレスごとにほぼフルに近いくらい行数使ってるし、こう見えて意外と文字数多いんですよ(いいわけ)



はるるんは40%なので厳しいのはわかるんですよ。
なんでフィフティフィフティでも失敗しちゃうんでしょうね、ついてないですね、シャイニング・マミ(満面の笑みで)

で。
はるるんはもうぬちゅぬちゅされるの確定なわけですが、
真美も基本的にぬちゅぬちゅされる方向でいっちゃおうと思います。
コンマは運だからね、ちかたないね。

……いっちゃっていいですか?



994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/10/23(日) 20:23:23.35 ID:TAX1ORbAO
ぬかるみの中にヒル型触手が潜んでいて、はまると張り付いて酷く弄られる
早く出て魔法で剥がさないと千早みたいに寄生されてしまう

※まーた忘れた

って書こうとしたら書き込みミスまでやらかすという大失態。


 今回のトラップは前スレ>>994のアイディア(↓)を元にしたものです。

994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/10/23(日) 20:23:23.35 ID:TAX1ORbAO
ぬかるみの中にヒル型触手が潜んでいて、はまると張り付いて酷く弄られる
早く出て魔法で剥がさないと千早みたいに寄生されてしまう



次回はできれば明日4日の夜が理想的ですがちょっと厳しいかもわかりません。
その際は日曜に投下と続きの安価ですね。

>>389
むしろ今回の安価で脱出し損ねてますので寄生されます。



……クリアがまた遠のいてしまう(ゲス顔)

乙です
寄生触手にもバリエーションがあるといいですね
シンプルに宿主を嬲るものだけでなく、宿主の体から催淫フェロモンを出して周りのマジシャンを苦しめたり、宿主の感じている快感に応じて光り周囲に知らせるとかどうでしょう

今日の夜中までに、はるまみぬちょぬちょ編行ける感じがしてきました(100%投下できるとは言ってない)
遅くなると思いますし、安価とかはありませんから今夜はおとなしく寝ててください。
来なかったら呪ってください。その場合は明日に持ち越しです。

今回のお相手はヒル型「触手」ですからね。
ヒル型ってついてますけどその前に触手ですからね。
ええそうです、>>1がひとりで勝手にたぎるかんじのやつです。


>>392

寄生触手ヒル型、本来は触手服みたいな耐久力削ってくるやつを考えていたんですが
それをやるとチャレンジ踏破前にいおみきはるまみの誰かが体力不足でリタイアほぼ確定なので
なにか別のを考えるとします。

周囲に被害行く感じのアイディアがいいですね。すごくいい。
今の段階ですでにパーティの弱体化がえらいことになってしまってるので
ステータスに直接影響しないかわりにイベント後も永続、とかでもいいかもしれないですね。







ところですっごい今さらなんですけど、このスレの初代氏や2代目氏にしても、
それから最近お見かけしてないモバマス魔法戦士スレの>>1氏にしても、
そんなに凌辱ばかりが書きたいわけでもない、むしろ(人によっては)そこまで書きたくないな…
みたいなスタンスの書き手さんが多かったように思うんですよ。

でも現>>1はめっちゃそっち好きなんですよ。
むしろ凌辱しか書きたくないんですよ。
今のままの流れだと響が完勝して最後にPと夫婦エッチすることになるはずなんですけど、
それが最後のエロ描写ってつまんねーなーそもそも要るのかなーとかそういうレベルなんですよ。

ほんと今さらだけど異常なんじゃね?って思いました。

だけどまあエロSSなんてそんなものですよね、ちかたないね(ニッコリ

春香と真美の足が、ついに止まってしまった。それを、俺たちはただ透明な壁越しに見守ることしかできない。

距離がそもそも離れているし、二人が今では腰近くまで謎の液体にはまりこんでいるせいもあり、
何が起きているのか、俺はまだはっきりとは確認できていなかった。

ただ、響があの通路だか液体だかに何かしら仕掛けていて、二人がその何かに責め苛まれているのは確実だった。

雪歩「真美ちゃん、もう少しだから、あとちょっとで通り抜けられるよ!がんばって、お願い真美ちゃんっ!」

千早「春香、春香っ!?負けないで、気を確かに持って………!!」

春香「あぁ……はぅ、うぅっ♥そ、そんなにいっぱい、いじっちゃらめ、ぇ♥♥」

真美「ひぎっあ、いぃぃいぃっっ!?だめ、ったら、…はるるんっ、しっかり、してよぉ…、ひゃひぃい!」

まだある程度余裕のある千早と雪歩が、しきりに壁を叩き、声を張り上げていた。
そして、そのふたりの声がおそらく聞こえてもいない春香と真美は、切れ切れに吐息混じりの言葉を漏らすだけ。
真美はまだある程度正気を保っているようだったが、春香のほうは………

くちくちくちっ、ぎゅむぅぅっ、ずちゅちゅっ、ぐじゅぅっ、ぶちゅっぶちゅっ、ぎゅちぃぃっ!

P(な……… なんの音だ、これっ!?)

何か肉質のものを思いきりこすりあわせるような、強烈な摩擦音がだしぬけに響いた。
その音の大きさに雪歩も千早も思わず叫ぶのをやめてあたりを見回し、
触手服に嬲られ通しでぐったりとへたりこんでいた美希と伊織まで、何事かと顔を上げる。

P(……そうだ、二人の体力もこのままだと削られるばっかりだ、どうすればいい…?)

響『さーて問題です、じゃーじゃんっ。今みんなに聞こえてるこれは、なんの音でしょうか?』

また前触れもなく割り込んでくる響の声には、もう今さら違和感もなにもなくなっていた。
それに、この悪趣味なクイズの答えも、俺だけでなくおそらくみんな、察することができて……できて「しまって」いる。

響『あれれ、解答ナシ?正解は、シャイニング・ハルカとシャイニング・マミのおっぱいから聞こえる音、でーしたっ!』

はたして、ほぼ予想通りのことを響の声が調子よく告げた。
具体的に何をされているのかはともかく、二人の状況や声からして、それに響の嬉しそうな様子からして、
春香と真美がろくでもないトラップに陥ってしまっているのは間違いなさそうだった。

伊織「………やめな、さいよ、真美にまで手出す、なんて…あんた、頭おかしいんじゃないの!?」

美希「もう十分、ヒドいことしたでしょ…春香もそれに真美も、すぐ解放してよ、響ぃ、っ!」

伊織と美希が力を振り絞って叫ぶ。それも響には、とくになんの感慨も与えなかったらしい。

響『頭おかしいって………相手が待ち構えてるとこに突っ込んで来て、罠にはまった子たちがいうセリフ、かなぁ』

苦笑いをしているのが目の前で見えそうな、呆れかえった声で響が言う。

響『それにヒドいことは今から………お?絶体絶命のマジシャンたち、この大ピンチから抜け出せちゃうかー!?』

なにか言いかけていた響の口調が、途中からいきなりアナウンサーの実況風に切り替わる。
俺も、ほかのみんなも、つられて視線を部屋の奥側に送る。壁の向こうで真美の身体が、光り輝いていた。




真美(この、にゅるにゅるしてるのも、んんっ!……マズイ、けど、まずはねばねばした白いのの中から、出なきゃダメ!)

今のはるるんと真美は、ゲームで言うと、ダメージゆか的なやつにハマってるとこだった。
実際にダメージうけてはないけど、すばやさが下がっちゃってるし、攻撃もうまくできなくなってるし。

春香「も、もう増えないで、ぇ♥きちゃう、このままじゃきちゃうっ、っぁあ♥はぁん、くひぃっ!」

そしてはるるんは、かなりチョーシがよくないみたいだった。風邪ひいたときみたいに顔が真っ赤になってるし、
その……聞いたことない、エロエロな感じの声になってて、すぐにでも倒れそうにがくがくしてる。

はるるんと真美のカラダに………おっぱい、とか、それに、…おパンツの中とかにまで入りこんで、くっついてるヤツは
ここから出てからじゃないとたぶん、はがせない。ってゆーより、この白いねばねばの中にまだすっごいたくさんいるから
今はがせたとしても、すぐ次のがくっついてきちゃって、結局イミがない。

真美(はるるんよりは、真美のがスピードがある……そーだ、千早おねーちゃんとミキミキ助けたときの、あの感じ!)

あれで思いっきりいきおいつけてはるるんにタックルして、二人でまとめてつっきっちゃえばいいんだ。
そう考えてるうちに、真美の身体にパワーみたいなのがどんどんたまってくる感じがして、しかも少しずつ光り始める。

真美(……お?んっふっふ、いいチョーシかも。勝ったと思ってるひびきんのこと、うぎゃーって言わせちゃうYo!)

もうちょっとこのパワーっぽいのがたまったら、いける感じがする!

真美「………っふぁ、はう、ぅ!も、もーちょっと、真美負けないっ、っぎ、ぃぃ……はるるん、……亜美の、ために、もぉ!!」

それを目標にして、真美は、やらしいところばっかりちゅーちゅーしてくる気持ちわるい感触に必死で耐えた。
チャージに何秒かかる、みたいなのがはっきりゲージとかで見えないからイライラする、でもちょっとずつ増えてるのはわかる、
もうちょっと、もーちょっとっ、あとちょっとだけガマンすれば、真美もはるるんも…………っ、

真美(…っ、きた、きたよっ!これっ、初めてマジシャンなったときの感じといっしょっ!!)

これで、はるるんも連れていっしょに、イッキに逃げ切っちゃう!!
真美は思いっきりダッシュするために、足にぐっと力をいれてふんばった。




響『ところで、みんな。ヒルって何食べて生きてるか知ってる?』

真美と春香の動向を見守っていた俺たちに、また響が声をかけてくる。
ひる、という名前を聞いても最初はぴんと来なかった。

P「……人とかの、血を吸うんだろ。それがなんだ」

響『たいていの人がそう思ってるんだよねー。実際には血を吸う種類のヒルって、すごく少ないのにさー』

真美はじっと動きを止めて、声も殺し、ただ力をためこんでいるように見えた。
その身体の輝きが刻一刻と光量をあげている。なにか仕掛けるつもりでいるのだろう。

P(さっき雪歩も言ってたとおり、出口はもう近いんだ………春香と二人で逃げ切ってくれ、真美!)

P「そんなことより、今からでも春香と真美が無事に突破できれば、クリアってことでいいんだよな?」

響『え?あー、それはもちろんオッケーだぞ。ちゃんとゴールにつけばだけど』

やがて真美は、その姿を直視しつづけていられなくなるほどのまばゆい光に包まれ始めた。
響もさすがに気づいているはずだが、特に反応する様子はない。

千早「あれは………真美が、初めて覚醒したときの…!?」

美希「……いっけ、ぇ、真美…!そんなとこ、さっさと通り抜けて、帰って、くるの!」

千早と美希が真美の様子を見て、なにか思い出したらしく、口々に言う。
そのふたりの声にまた、響のマイペースな語りがかぶさった。

響『で、どこまで話したっけ?ああ、そうだ。血を吸うタイプのヒルってね、唾液に麻酔作用があるの』

それがどうした、関係のない話はやめろ!……と言いかけて、ふと、気になった。

なぜ響は、このタイミングで急にヒルの話を始めた?
実は数の少ない、吸血する種類のヒル、その唾液に麻酔作用があるから……なんだ?

さっき聞かされた「春香と真美がされている行為の音」と、今の話には、何の関係がある?

響『ふつうその麻酔で、痛みとかを感じなくなるんだけど……効果がすごく強い麻酔薬って、まあ、「麻痺薬」とほぼ同じだよね?』

響の饒舌なヒルの生態講座はまだ続いていた。
いつの間にか俺だけでなく、こちらにいる全員が、その説明に聞き入っている。

響『ところで、自分たちブラックジャンボでいろんな生き物飼っててさ。中に、ちょっと特殊な種類のヒルがいるんだ』

真美の身体はまだまぶしいくらいに輝いていた。
でも……輝いているだけで、そこから動く気配が、一向に、ない。

響『ものを吸って食べるタイプで、唾液に強烈な麻痺作用があるんだぞ。ただこの子たちの好物は血じゃなくて、魔力なの』

……俺の気のせいでなければ、真美の身体から放たれる光が、少しずつではあるが、弱くなりつつあった。

真美(な、なん、で!?足っ…、うごかない、力が抜けちゃう!こ、このっ、動けえーっ!!)

覚醒した直後と同じく全身にみなぎる力を感じながら、シャイニング・マミはパニックに陥っていた。
あとは足に力を入れて走り出すだけで、春香も、自身もこの白い沼から抜け出せるというところになって、
前後に軽く開いた足のどちらにも力が伝えられず、一歩目を踏み出すことができない。
それどころか、足はもちろんのこと、後ろ手に縛られている手も少しずつ弛緩し始め、だらりと垂れさがりはじめる。

響『ヒル太郎たちはサイズがちっちゃいからね。その唾液なんてもっと少ないから、1匹2匹じゃそりゃ効かないさー』

響がプロデューサーたちに説明している言葉は真美の耳には入っていなかった。
もっとも入ったところで、絶望をより掻き立てられるだけに過ぎず、そういう意味ではまだ幸福だったのかもしれなかった。

響『でも、数がすごくたくさんで、おまけに時間もそれなり経ってるなら………マジシャン相手でも、いずれ効くよね』

真美(…おちつこ、クールになんなきゃ。たぶんこのパワーに、真美が慣れてないだけ、もっかい……)

響『そしてさっきも言ったとおり、ヒル太郎たちの好物は、魔力なんだ』

もう手足の力がほとんど入らない状態でも諦めることなく、改めて走り出そうと試みて、
自分の身体のまわりの白い粘液が激しく波立っていることにそこで真美は初めて気づいた。

真美「え…………?」

響『仮に、の話だけどさ。なんかの技でも使おうとして、魔力が、ものすごく高まった状態で………』

笑いだしそうなのを無理に押し殺した声で、響は言葉を続ける。

響『でも身体が麻痺しちゃって動けない――逃げられない、マジシャンが、さ。ヒル太郎たちの真ん中にいたら、どうなるかなー?』




たしかゆきぴょんは、最初のほーの部屋で、でっかいナメクジみたいなのを見たって言ってた。
真美としては話だけでほんとにノーサンキューって感じだったけど、
ラッキーなことにさっきの部屋まで、そういうのにはいちおー出会わずにすんでた。

……そして今、なめくじみたいにぬるぬるで、でももっと太くてすごくでっかいキモいのが、
真美の身体のあっちこっちにへばりついてきて、しかもぴったりくっついて吸いついて、きてる……!!

真美「ひっ、ひぃいっ、やだぁあぁ!!!離れてぇっ、キモい来んなぁ……っ、ひゃぁあ!?」

おっぱいに前から張りついて離れない赤いのと、ぜんぜんちがう。
もっと黒っぽくて、太いし長いし、ぬめぬめ感もすっごいパワーアップしてて………

そのうちの何匹かが、白いねばねばの中からいきなりぬっと出てくると
赤いのがまだくっついてる上から真美のおっぱいにかみついて、またちゅーちゅーし始める。

真美「あうぁあっ、やめて、やめてぇぇ!?吸っちゃやらぁ、おっぱい、おっぱいばっかりぃぃっ!」

赤くてちっちゃいのがもう吸いついてくるのを、黒くてぶっといのがいっしょに吸いあげてきて
おっぱいが、乳首がめちゃくちゃに引っぱりまわされて、あ、頭、ヘンになっちゃいそ、う!?

真美(あ………え!?う、うそ、なんで、こんな暗く……)

なんだかどんどん力が抜けてるみたいな感じがして、気がついた。
真美のからだは、まだぴかーって光ってる。光ってるんだけど……でも、さっきほど明るくない。
そのとき思いっきり強くおっぱいを吸われて、つい声がでちゃう。

真美「ひゃんんっ!?」

真美が叫んだ瞬間、はっきりと、真美をつつんでる光が弱くなった。

真美(こ、これ、ドレイン系のやつだ!力はいんないのもきっと、このせいで……!!)

真美「やっ、それずるいっしょぉっ!?ふあっ、真美のチャージしたちから、取っちゃやだあぁ、んんん!」

最初っからいる赤いのはそんな大っきくないから、取られてもそんなにヘンカなかったけど……
あとから来てるこの黒いのはやばい、このままちゅーちゅーされるのはぜったいやばい!!

真美(あ、ぁ、こ、これうまくいかないと、はるるんも真美も、逃げらんなくなっちゃうのにっ?!)

そのとき、白いねばねばの水面の下の見えないとこで、こんどははっきりわかる感触があった。

真美「っひ!?やめっ、そんな、巻き付いてこないでよぉ!」

右の足にも左の足にも、太くてぬめぬめしたのがぐるぐる巻きになってるっぽかった。
そして、そのあとすぐに、真美の太ももとおちりのあたりに、ぴったりなにか張りつく感じがして、
あっと思ったときにはもうちゅーちゅーって吸われ始める。
そこからまた、すごいいきおいでパワーを持ってかれて、足の力がもっと、入んなくなっちゃう…!

真美「やだぁっ、こんなのやだよぉおお!たす、助けてはるるんっ、千早おねーちゃんっ、ゆきぴょんっにーちゃぁんっ!!」

ついに真美が叫んじゃっても、だれも、返事してくれなかった。

より「食いでのありそうな」獲物、すなわちその時点で高い魔力を放っていた真美のほうに大型種が引き寄せられた結果、
必然的にシャイニング・ハルカには、最初に責めを始めた小型の赤いヒル型触手が群がっていた。

部屋に入った時点では、春香の精神力が勝り、その肉体の芯まで染み込まされた媚薬粘液の効果はさほど表面化していなかった。
しかし、連戦の疲労も抜け切れていないところに、ただでさえ敏感な乳首とクリトリスを集中的に吸引され、
春香の身体はヒルたちの唾液の麻痺毒のためだけでなく、これまでに覚えた肉の歓びによってもすっかり弛緩させられてしまう。

春香「あぁぁっ、はぁ、はひぃぃっ………♥♥いやぁ、また増えてるぅ…っ、ふぁんっ!」

両手の自由を奪われた上、すでに両足も春香自身をほぼ支えられなくなっていた。
粘液溜まりの中で春香は軽く開いた両ひざをつく姿勢となり、かろうじて胸のあたりから上は水没させずにいる。

獲物が体勢を下げたことで、身体を苦労して這い上がらずとも直接粘液の波間から取り付けるようになり、
春香の乳房を狙うヒルたちの数はそれまで以上に激増していた。ほとんど隙間がないくらい大量に張りついた赤い軍団は
隣近所の仲間よりも先に自身の取り分を確保しようとするかのように猛烈な勢いの吸引責めを繰り返し、
小型の触手たちから魔力ごと柔肌を吸い上げられる魔悦に、春香は甘い悲鳴を上げ続ける。

春香「んひぃ、っ吸われてるぅ……♥だめぇ、だめなの、に♥♥すわれちゃうの、気持ちいいっ…♥♥」

その春香のショーツの中でも争奪戦はいよいよ激化の一途をたどっていた。
ヒル触手たちは我先にと立ち上がった春香のクリトリスにしゃぶりつくために先を争い、
時には後からやってきた新手が、すでにしっかり食い込んでいる先客を体ごと吸って強引にひきはがし、
自分がその空いた場所へ無理やりに割り込んで新たに吸引責めを始める。

それまで吸いついていたものを力ずくで引きはがされる強烈な引っ張りの刺激や、
ほんの数瞬の間を置いて新たに別の個体が即座に吸い付いてくるその間断のない快楽もすべて、
一挙動ごとに春香の全身を跳ねさせるには十分すぎるほどの威力だった。

やがて、ショーツの中を這い回り続けていたヒル型触手の群れは、吸いつく範囲をもっと広げることを思いつく。
さしあたって彼らにとってうってつけの場所………穴が、クリトリスのすぐ近くに存在していた。

最初にそのぬめりついた感触が膣口を通り抜けたときも、春香の頭をよぎったのは快楽だけだった。
今までに迎え入れたどの肉棒とも違う、太く短く伸び縮みするような独特の形状と質感に、春香はぞくぞくと身体を震わせる。

春香(っ、っあ♥♥う、うそ、はいってきちゃった、ぁ……♥♥♥)

肉体的にも精神的にも、一匹目を受け入れてしまえば、あとはもう変わらなかった。
最初は遠慮深げに、様子を探るように、しばらくの間をおいてから二匹目のヒル触手がぬるりと身体を滑り込ませてくる。

春香「んんん……っ♥♥やっ、ま、またぁ♥」

三匹目が春香の中へ入り込むまでのタイムラグは、その前にくらべれば少し短くなっていた。
そして四匹目、五匹目、六、七、八、とその間隔はどんどんと短くなっていき、
その一匹の侵入ごとに春香の目の前でストロボのように光がちらつき、背筋を快感が駆けあがる。

春香(こ、こんなの……はじめて、のはずなのにっ♥♥前から知ってるみたいに、きもちいい…っ♥たまんないっ、よぉ♥♥♥)

小型のスライムに大挙して子宮から膣までを占拠され、親スライムといっしょに責められた記憶は
もちろん春香の意識にはなかったが、直接責められた春香の膣肉はその凌辱の味をしっかりと覚えていた。
サイズや感触が似ているヒル触手の群れをまた受け入れて、春香の腰も媚肉も淫らに震える。

春香「ひゃひっ、あひぃん♥♥♥はや、いっ、もぅ次なのぉっ!?♥はぁぁっっまた来たぁ、ぁあんっ♥♥」

やがて、連続して膣内へ潜り込んでくる触手が十五匹目を数えるかというところで、
一番手で入り込んだヒル型触手はなんのためらいもなく、春香の膣壁に頭部と尾部の吸盤を張りつかせ、強く吸い付いた。

春香「んひぃっっ、ひぁああぁぁっ!?♥♥♥♥はぅ、っ、にゃにこ、れ……っきゃぁあぁあぅ♥♥♥♥」

タイミングを図ったかのように、二番手以降の触手たちも各々で動き回り、好みのポイントを見つけて吸いついていく。
スライムの粘液ペニスや戦闘員たちの熱く固い男根の味は身体で、膣で知っていても、
膣内に直接張りつかれて吸引される、などという責めはシャイニング・ハルカにもまったく未知の経験で、
なにをされているかも認識できないまま、春香は悲鳴と喘ぎの入りまじった叫びを上げさせられ、急速に身体も心もとろかされてしまう。

春香「なか、っ、おま○この中、すわれちゃってりゅぅ♥♥しらないっ、こんなの、わたし♥♥知らにゃ、ぃいぃい♥♥♥」

なおも続けてヴァギナへと押し入ってくる、やわらかく粘ついた肉の感触を断続的に堪能させられ、
春香はすっかり発情させられた身体をひくつかせつつ、突入と吸引の両方の刺激で絶え間なく喘がされる。
まもなく春香は、尻肉をかきわけ押し広げられ、どろりとした粘液が最初に菊門を濡らし、
それにつづいてぬるぬるとした軟体、それも複数のなにかが、尻穴をつつき始めるのを感じとった。

春香(ああ……っ♥♥やっぱり、そっち、も、使われちゃう…♥♥そっちも許してもらえないんだっ♥♥♥)

抵抗の言葉でも絶望でもなく、ただ予感とも期待ともつかない思いを春香が熱いため息と共に内心で吐き出した瞬間、
春香のアナルに最初のヒル触手が頭をつっこみ、体表のねばつきを利用してにゅるりとくぐり抜けた。

春香「おひ…ぃっ、おひりぃぃっ♥♥♥あっぁっ、また、またはい、って♥♥おしりにも、いっぱい、きちゃってりゅぅぅ♥♥♥」

その反応と自らの本能で、この獲物がすでにかなり開発されているということを察したヒル型触手たちは
もともと少なかった遠慮をいっさいかなぐり捨て、続々とシャイニング・ハルカのショーツの中を目指して動き始める。

春香「いやぁ♥♥♥ぁあ♥♥♥らめぇ、っ♥♥あ、また、まえも、うしろ、も…♥♥んひっ、吸ってるぅ、りょうほ、すわれ、んんんぅっ♥♥♥」

そして当然のように、尻穴の中でも押し入ったヒル触手たちが吸引責めを始め、春香の上げる嬌声がいちだんと大きくなった。

響『わー、やっぱり春香はエッチだねー。ほら、もう顔も声もトロットロになっちゃってるでしょ?』

妙にうきうきしているように聞こえる響の声にも、俺はただ歯を食いしばることしかできない。
さっきまでバリアに張りつかんばかりになり、春香に声をかけ続けていた千早は、今ではへたり込んでうなだれていた。

例によって春香の痴態はすべて、声だけでなく映像としても、響によって俺たちの鼓膜なり網膜なりに直接送り込まれてくる。
下半身どころか胸近くまで白い粘液にひたされていて、はっきり視覚でとらえられるわけではなかったが、
春香の表情や言っていることと、さっき響がごていねいにも解説してくれた内容を考え合わせれば
そのどろどろとした液溜りのなかでどんなことが行われ、春香がなにをされているのか……容易に想像できてしまう。

P「………もう、もういいだろう!?春香があれだけ大変な目に遭ったんだから、罰ゲームとしちゃ十分すぎるはずだ!!」

響『でもプロデューサー、ここ、春香と真美がチャレンジしたんだよ。忘れてない?』

当然と言えば当然の、予測はできた答えだった。だけど、それは………

P「ちょっと待て、響……このうえ、真美にまでまだ何かするつもりなのか!?」

響『あはは、それ、春香が今くらいの目に遭うのはOKって言ってるみたいに聞こえるぞー』

響の適当な言葉に言い返す余裕すらない。
チャレンジだの罰ゲームがどうのだの以前にもう、こんなのを、見せられるのも聞かされるのも、
俺自身はもちろん、みんなだって絶対にごめんのはずだ。

響『それに、プロデューサーはそういうけど、真美自身はどう思ってるかわかんないよ?』

雪歩「なに言ってるの、響ちゃん!?真美ちゃんがそんなの望むわけないよっ!!」

大声を上げて、俺が何か言うよりも先に雪歩が響に反論した。
そうだ、当たり前だ。さっきまでだって、真美はあれだけ悲鳴を上げて嫌がってたじゃないか!

響『ところで、自分ね。最終的にはプロデューサーも、みんなも、家族にするのが目的なの』

雪歩の言葉はまるでスルーして、唐突に響がまた関係のない話を始めた。
それは俺だって覚えている。初めて響が正体を現した時に事務所で聞かされた、馬鹿みたいな話だ。

響『で、シャインマジシャンのみんなは敵は敵だけど、のちのち家族になるんだから、できるだけ痛い目は見てほしくないんだよね』

響『ていうかはっきり言えば、まずはきもちよーくなって、ついでにこっちに堕っこちてきてほしいんだよ』

千早「………っ!」

雪歩「ば、ばかにしないで!わたしたちみんなそんなことにならないし、真美ちゃんだって、もちろん……」

響『へえー?やよいも、あずささんも、律子も………… それに、貴音も。そうやって、ウチの幹部に…もう、自分の家族になったのに?』

たっぷりとタメを作った響が貴音の名前を出したとたん、雪歩がびくりと身体を震わせた。
わかってはいたが、改めて四人の名前を出されたことで、雪歩と同じく俺まで動揺してしまいそうになる。

響『ま、それはいいんだけど。それを踏まえて「ブラックジャンボ総帥」の自分がヒル太郎に施した改造って、なんだと思う…?』

にやりと笑っているのがわかる響の声が、ねっとりと身体に絡みついてくる錯覚に襲われ、俺たちは何も言えなくなった。

響『まさか想像もついてない、なんてことないよねー。真美見てたら、わかると思うぞ』




黒くてでっかいナメクジみたいなやつの数が、どんどんふえてた。
見えてなかったけど、最初に真美の手をしばっちゃって、まだ今も巻きついてるのと、たぶん、おんなじやつだと思う。
真美が自分で見えるとこ……おなかとか、肩とか、わきとか、それにおっぱいとか…
そのいろんなところにヌルヌルした黒いやつが張りついて、張りつけなかったやつがぐるぐる巻きになってる。

見えてないとこ……スカートの下とか、おちりのほう、とか、そっちはたぶん、もっといっぱいくっつかれてた。
足が重くて、もう動かせない。足首らへんから太ももまでぜんぶ、ぎっちり巻きつかれてる。
でもそれだけじゃなくて、……おパンツの中がたぶん、いちばんひどいことになってる、んだと、思う………

真美(も、もうムリぃぃっ、なんで、こんなことばっかりぃ!?)

おしりのお肉でちゅーちゅーされてないところはないんじゃないか、って思っちゃうくらい、
たくさん吸いつかれてる感じがした。もちろん、そっちだけじゃなくて、
前の、女の子の大事なとこ……、お、おしっこの穴の、ちょっと上、らへん、かな、そこばっかり…!

でも、ほんとに大変なのはそういうことよりも、真美のからだがヘンになってることだった。

真美(あつ、い………あたま、ボーっとしちゃう、なんで、こんな…)

真美「ぃあぁっ!?んっひぃぃっ、やぁあぁぁっ!だぇ、らめぇえっ…♥」

ふいうちでまたぎゅうって強く吸われて、ヘンな声が出て、……出ちゃって、真美はあわてて頭を振る。

真美(ち、ちがうっ、これ…は、びっくりしちゃっただけだもん!真美はそんなヘンな子じゃないっ!)

………さっきから、ちょっと離れたとこにいるはるるんは、なにか様子がヘンだった。
あんなの、はるるんじゃない…ってことは、あの赤いぬるぬるしたやつがきっと、はるるんをおかしくしちゃったんだ。

真美(気合のいれどこだよ、真美………はるるんを助けてあげられるの、真美だけ、)

真美「ひゃぁあぁあぁん♥……っ、や、やだぁあ、おっぱいもう、吸わないでよぉ……、っ、うぁ、ぁあん!」

おっぱいだけじゃなくて背中とかおなかとか、それにおまたとかおちりとか……
色んなところをいっぺんにちゅーちゅーされると、またあたま、ボーっとして、あつく………

真美(っ、だ、だめ、だめ!はるるんもだし、亜美のこと、助けらんなくなっちゃうよ!?)

亜美のことを考えたら、すこし頭がしゃっきりした。だいじょうぶ、真美はだいじょうぶ、「まだ」真美は、だいじょうぶ………




響『そうだ!ヒルについてのクイズ、もうちょっといっとこうか』

響の言葉はおそらく誰一人聞いていなかった。少なくとも俺は、まるで耳に入らなかった。

P(………真美も、春香や千早と同じような状態に…媚薬で身体を敏感にされてる!?)

響『何かを麻酔とか麻痺とかさせられるってことは、感覚をいじれる、ってことなわけ。だから、改造はかんたんだったよ』

俺と同じことに思い至ったと見えて、千早が瞬時に顔色をなくす。
記憶は完全に戻っていなくても、これまでの自身の経験で察してしまったらしかった。

響『ヒル太郎たちは吸いつくとき、同時に唾液を送り込むんだ。獲物を麻痺させて、ついでに気持ちよくさせちゃうやつを、ね』

響『小っちゃい子たちと大きい子たち、成分はいっしょだけど………体格大きい方が、つばも、いっぱい出るよね、そりゃ』

響『じゃあ……春香はもともと別でエッチになってるから置いといて、大きめのヒル太郎たちに、ずーっと吸い付かれてた真美は………?』

………響の言っていることは理解はできた。理解したくなくても、わかってしまう。
それを俺たちに説明する理由もわかる。こっちが絶望に打ちひしがれるのを見たいのだろう。
でも、じゃあ、………響は今から、真美を、どんな目に遭わせるつもりだ?

響『ついでにもうひとつ、ここで突然だけど問題だぞー。ヒルって、どうやって数を増やすでしょう?』

千早「……なん、ですって?」

雪歩がひっ、と小さく息を飲み、千早がかすれきった声でうめいた。
俺も同時に思考停止状態になり、口がからからに乾ききっていくのを感じる。

P(まさか…そんな、いくら響でも、元は事務所の仲間だった真美を相手に、そんなことは………)

響『ブブー、ざんねん、時間切れー。正解は「交尾をして増やす」でしたー!……あ、種類によるけどね』

それをいま、わざわざこの場で言うということの意味するところはひとつだけだった。

P「ふ、ふざけるな、やめろ!!どうしてそんなことができるんだ!?」

響『え…だって自分、ブラックジャンボのボスだもん。つかまえたマジシャンにヒドいことしないで、ほかに何するの?』

いい加減にしろ、と怒鳴ろうとしたところで、響が続けて、俺より先に口を開いた。

響『それにこれ、罰ゲームってことになってるけど、失敗してるのはほぼプロデューサーだからね?』

P「な………」

響『だってそうでしょ。自分のヒントのウソホントも見抜けない、人選はミスる、ユニゾンの指示もしょっちゅうハズしちゃう……』

響『まあ、もともとお仕事とかでも、プロデューサーがやらかしたらたいていアイドルが大変な目に遭うんだもんね。変わんないか!』

理屈としては、通っている。紛れもない正論だった。
俺が判断ミスばかりしたから、今までの部屋でも、それに今度は真美が、最悪の目に………

響『あーあー、そんな落ち込まないでよプロデューサー。誰でもミスはしちゃうもんだぞ』

響『それに、……「だからこそ」、罰ゲームは痛くないやつ、むしろ気持ちよすぎるやつばっかりにしてるのさー。安心してってば!』

俺が返事もできずにいるうちに、響の言葉が終わったのを合図にして、真美のそばで一際大きな波が立った。

真美「な、なん…………っひっ、うぁ、うああぁああぁーー!?」

P(な……………)

形状としては、春香や真美に大挙してへばりついているナメクジだかとほぼ同じ、つまりはヒル触手の一種のようだった。

ただ、大きさが異常だった。音に気づいて首だけで振り返り、その姿を見てしまった真美も
最初に一声、大声で叫んで以降、声ひとつ立てられなくなっている。

P(でか、い………下手したら、真美よりでかいんじゃない、か……!?)

人間ひとりぶんに近いか、もしかしたらそれよりも大きな特大の肉塊、だった。
表面にみっちりと皺みたいなものが寄っていて、目や口どころか顔すらなく、全体に丸っこい形をしている。
それがゆっくりと上体……というか体を起こし、水面からかなりの高さまで伸び上がって、真美に近づいていく。

P「や、やめろ!やめさせてくれ響、聞こえてるんだろう!?お願いだ、頼む!!」

千早「真美、逃げなさい、逃げるのよ早く!急いで、すぐそこから、ソレから離れなさいいっ!!」

雪歩「ま、真美ちゃ、………響ちゃん、やめて、やめてあげて!?」

ふたたび壁に駆け寄ってめちゃくちゃに叩きながらそれぞれに叫ぶ俺たちの声は、真美には届かない。
真美はいま自分の身体に張りついている触手たちの存在すら忘れたかのように、
ただ呆然と、じわじわ近づいてくる特大のヒル型触手を見て震えていた。

ぐぱ、と音を立てそうな動きで、前触れもなく、そいつの腹にあたる部分が開いた。

雪歩「きゃぁあっ!?」

開いたその内部から、なにかがぐねぐねとうねりつつ伸び出てくる。
すでに真美を嬲っている、黒っぽい方のヒルとよく似ていた。本体から独立した生き物のように激しく動きまわり、
きのこの傘に似た、ぶっくりと膨らんだ先端部がなにかを探しているかのように蠢く。
それが、二本あった。

響『あー、言っとくけど、そこには自分、手加えてないよ。ヒルノ丞のデリケートなとこだし』

その異形の醜さに、そしてこれから起こることのおぞましさに俺たちが口を開けないでいるうちに、
響はその肉塊の名前を呼び、命令を下した。

響『ヒルノ丞、よく「待て」できてたね、えらい!シャイニング・マミのはじめて、貰っちゃっていいよ』




キモい、って気持ちがつよすぎると、動けなくなるって初めて知った。
今までずっと見てた赤いのとか黒いのとかたちは似てるけど、……真美より、たぶん大っきい。
それがずりずりと音を立てて、真美のほうに近づいてきてる。

真美(………ど、うしよう、どうしよう!?真美どうなるの、え、まさか、食べられちゃうの!?)

逃げなきゃ、って頭ではわかってても、足にも手にも力はほとんど入んなかった。
それに黒いのがいっぱいくっついてるから、すぐには動けないし……

真美(う、うええぇ!中から黒いの出てきたぁっ!?)

いきなり超でかいのの真ん中がばーって開いて、その中から黒いのがぼろんと出てくる。
しかもそれが2匹もいた。つながったままうにょうにょしてて、すっごい気持ちよさそう…♥

真美(……あ、あり?あれ、真美、いま何考えてたっけ!?)

ちょっとのあいだ、記憶がとんだみたいになってパニックになって。
気がついたら、真美の身体にカゲが落ちてた。

真美「え………お、おぅぅっ!?」

そのすぐ後に背中がめっちゃくちゃ重くなって、身体をまっすぐにしてられなくなった。
でも、倒れそうなくらい重たいのに、なんでか倒れない……これ、ど、どーなってんの?

背中いちめんになんか、べったりくっついてる感じがする。
っていうよりは、背中じゅうを、引っ張られ、吸いつかれてる、みたい、な………

真美(………、~~~~~っ!?!?)

ま、まさか、真美、あのでかすぎる超キモいのを背中にしょってる……
っていうより、あれがいま、背中にのっかってる!?

真美「ちょ、うえぇっ、やだぁぁっ!?はなせ、はなしてっ!キモいよぉ、いやだあぁ!」

手を背中がわに回したまんまだから、指とかが全部やわらかい何かにうまっちゃってた。
これがつまり、あのさっきのヌメヌメのボスみたいなやつの、おなかっていうか、そのへん、で、うわあぁあ!?

真美(……倒れない、んじゃない!これも、こいつにひっつかれて、吸われてるからはなれないんだ!!)

べったりくっついた部分が真美の身体をささえてて、これ、こいつが真美にのっかってるともいえるし、
でも、真美がこいつのおなか部分にひっつけられて浮かされてる、ってほうがホントかも……

真美(それで………真美、どうされるの!?こいつ何するつもりなのっ!?)

真美(そ、そうだ!足はくっついちゃってるけど、指はいま直接さわってやるんだから、ひっかいてやれば……)

真美がそう思ったとき、おちりのあたりになんかヘンな感じがした。
これ……って………ま、間違いないっ、ぱ、パンツ……脱がされそうに、なってる!?

真美「やだやだぁっ、なにすんのヘンタイっ!?そんなの、ぜったい許さないかんね、このぉんぎゅううぅっっ!?」

きゅうに、息ができなくなった。

真美(………え? なに、こ、れ、…………え?)

いたい、とか、くるしい、って感じじゃない。気持ちわるい、が近い気もするけど、なんかちがう。
そういうのよりも、むしろ…ブツリ的に、いっぱいいっぱいな、感じ……?

なにがなんだかわかんなくてハテナマークでいっぱいになってたら、いきなり地震がはじまった。

真美「あ、ひゃっ!?うぁ、うああぁっ、なっ、え、やっ、んひぃぃ!」

めちゃくちゃにからだ中ゆさぶられて、見えてるものも揺れまくる。
その間もさっきの息が止まるみたいな感じがくりかえしでやってきて、声がカッテに出たり止まったりしちゃう。

真美「これっ、んんっ、ど、ぉなって、え!?やめって、とめ、てぇ、はうぅぅ!!」

息ぐるしいのはぜんぜん治らないし、揺れるのもおさまらない。
これって、ものすごい地震なんじゃ…、はるるんとか、にーちゃんとか、みんな、だいじょうぶなの!?

響『やっほー、真美。さっそくだけどどう、感想は?』

真美(…ひ、ひびきんっ!?)

ずいぶん聞いてなかった声をいきなり聞かされて、びっくりしたけど、少し頭がはっきりした気がする。

真美(そう、か、ひびきん……これ、ひびきんがなんかしてるんだ!確かめなきゃ……)

がくがく揺すられながら真美が質問しようとしたら、先にひびきんがしゃべりはじめた。

響『シャイニング・マミとして…もなにも、もともと初めてに決まってるか。妹より先に初体験済ませてみて、どう?』

真美(え?)

ひびきんが言ってることのイミがわからない。はつたいけん……って、なにが?

響『いや、だから、真美はいままさに初めてのセックスしてるわけだけど、気持ちはどう?って聞いてるの』





千早「…真美、っ、真美……!ごめん、なさいっ、ごめんなさい………」

雪歩「もう、もう嫌ですぅっ!こんなの見たくない、見せないでくださいいぃっ!!」

俺たちの目の前で、真美の背中にのしかかり覆いかぶさっていった巨大なヒル型触手は
腹部から伸ばした二本の生殖器らしいものを器用に操り、真美のスカートの中へもぐりこませると
ショーツを無造作に引きおろし、………そのまま、なんの容赦もなく、真美の前後の穴を、同時に、犯し始めた。

真美「う、うそ、うそだよね、んぁあっ!?真美、なにされてっ、ひゃぁあん、わかんないぃっ、こわい、だれかぁあっ!」

そしてもちろん、どれだけきつく目をつぶっても耳を押さえつけても、
真美の上げる声が、激しく揺すられる小柄な身体が、見えて、聞こえて、しまう。

P(……春香も、真美も、俺のせいで、俺が、………俺の、ミスで!)

真美「いやぁあぁぁっ!やだぁあぁ、っうぁっ、ひぃっ、ふぁあ!にーちゃんっ、あみぃぃ、助けてぇええ!!」

途切れ途切れになりながら響き続ける真美の声を聞かされて、俺は何もできず、ただ頭を抱えて縮こまっていた。

寸止め投下で今回はここまでです。

うそです。ふつうにまだ書けてないです。
真美のほうをぬちゅぬちゅするところにもうちょい時間くれ たのむ



Q.おまえは春香さんをなんだと思っているのか

A.エッチでかわいくて負けの似合う被凌辱担当(堕ちない保証付き)だと思っています


Q.♥減らすって言ってなかったか

A.そうでしたっけ?フフフ




来週がちょっといろいろ忙しいので、できれば日曜6日夜に安価を、と思ってたんですが
明日はシャイニング・マミの触手堕ちだけで終わる可能性も高いです。
(あ、堕ちるといっても現時点では幹部になるとかじゃなくて♥が増えるだけです)

軽いネタバレになりますが、トラップ抜けきるまでに戦闘が1回は入ります。
そこまで消化したかったけど間に合うかどうか…

なお、一部のヒルが交尾するのは本当ですが、生殖器が複数あるとかはファンタジーです。
ついでにヒルは雌雄同体です。



まさかヒルが普通に交尾するとは誰も思ってなかったでしょう…?(ゲス顔)
事実に即しつつなんとしてでも触手プレイに近いものにもっていく執念の賜物ということでご理解ください。

今夜安価までもってくのはやっぱりちょっと無理めです、申し訳ない。
投下はできれば日付変わる前にと思ってるけども、もうちょい遅くなるおそれ大いにありです。

8日の火曜日夜にちょっとだけ安価(場合によって戦闘)できたらいいな(理想論)

あらかじめ次の予告を要求されるのも当然だと思ってます。
もとはといえば前スレから更新が遅い&安価までなかなか行き着かないこちらの責任なので。

ただ、このところは割とリアルタイムで安価やったりする余裕もあったんですが、
あすから始まる週以降はちょっとそうでもなくなる予定なので
ここ2週間くらいみたいなそれなり早めの更新頻度は期待しないでください。ごめんなさい。

では、みんな楽しくなくても>>1だけはたのしい触手のお時間まで、今しばらくおまちください。

……舌の根も乾かないうちにほんっとごめんなさい、
あす、っていうか月曜7日夜にはるまみの続き+8夜に安価、
もしくは8日夜にどっちもまとめて、ということにさせてください。
いろいろ別件がわいて捌ききれませんでした。すみません。

遅くなっても日付変更して9日深夜までに、はるまみ投下までは確実にやります。

追加で、できれば22時くらいからちょろっと安価取りたい……けど、まだお約束はできかねます。


そもそも昨日あたりからサーバーの調子がかなり不安定みたいですが、人はいらっしゃいますでしょうか。
23時くらいからとか遅めの時間でもだいじょうぶなもんでしょうか。

安価までたどりつければ参加メンバー選ぶ→戦闘の流れのため、例によって安価の数は割と多くなります。

※ただしごめんなさい、負けた場合のエロ安価はないです。すでにトラップ内容が決まってます。

もうちょいしたら投下始めます。
ので、安価は早くて22時半とか、23時くらいからになります。

つって、まあ、いつものコンマ計算のアレです。
よろしければお付き合いください。

生殖を目的にしているヒル型触手生物にとって、与えられた繁殖機会は最大限に活かすのが当然だった。
それゆえ彼、もしくは彼女は生殖器を、柔軟で、確実に奥まで届く長い形態へと進化させ、さらに1対2本に倍増させている。

真美「うぁ、ふぁっ、あぁあっ!?やだぁ、こんなのっ、もうやらぁぁ、っひいんっ!」

結果的に、同族の、自身より小さな種とよく似たかたちになったその生殖器をうごめかせ、
巨大ヒルは振舞われた極上の獲物、シャイニング・マミのまだ熟れきっていない牝穴を執拗に犯し続けていた。

真美(はいって……っ、入ってきてるぅ、っ!ぬめぬめしたヘンなのが、真美のからだ……、おなかの、なか、入ってるぅ!?)

絶えず変形し、やわらかくどこまでも入り込んでいくヒルの生殖用触手にとっては真美の中の狭さも問題にならず、
また真美にとっても抽送自体が痛みや苦しさの原因になることはない。

真美(……こ、こんなのが、真美のはじめて…!?う、うそ、こんな、キモいのが、……)

響に自分の置かれた状況を説明されはしても、混乱の極みに達した真美の精神はまだ現実を受け入れきれずにいる。
しかし一方で、小型・大型のヒルに魔力を吸われつつ流し込まれた毒液は、確実に真美の身体を蝕んでいた。

真美(…………すっごいキモい、のに…、おなかも、お尻も、あつい、あついよぉ………なん、でぇ…♥)

背中ほぼ全体に張りつかれ、後ろ手に回した腕ごとべったり接着されているに等しい真美には、
自身が立ちバックに近い体位で、後ろから前後の蜜壺をヒル触手に犯されていること自体がよく認識できていない。
それでも、ここまでですでに念入りに下ごしらえをされていた幼い肢体は
いきなり侵入してきた牡の暴虐を受け入れて素直に反応し、少しずつ牝として花開きつつあった。

巨大なヒルの本体は真美の体を捕らえ、しっかりへばりついて拘束することに集中し、
腹部から伸びるぬらついた二本の生殖器だけが自在に動き、真美の奥底までの隘路を何度も行き来する。
それに加え、もとから真美に張りついていた小型種たちも責め手に加わり始めた。

真美「ひ…っやらぁ、んぎぃぃ!そこっ今、いま吸っちゃやらっ……やぁあぁっ!?」

前後への挿入を続けられながら、乳首とクリトリスをばらばらのタイミングで吸われ、
単に吸引責めだけを受けた時とは比べものにならない快楽を味わわされた真美はつい叫び声を上げてしまう。
その声に反応した小型のヒルたちはますます勢いづいて吸いつきを強め、
さらには周囲の粘液の海の中から姿を現した後続たちが、次々に真美を目指して寄り集まってくる。

真美(ま、まだふえる、の?もっと、吸われて……うしろのでっかいのも、ずっと、このま、ま…!?)

ねっとりと熱く重たいものが背中にのしかかる感触と、そしてほかでもない自分の下半身、下腹部のほうから
ぬちょぬちょ、ぐちゅぐちゅと湿った肉が触れ合って立てる音が、真美の精神までもかきまわしてゆく。

真美「やだ、こんな音……ひん、っ!聞かせないでぇえ!?ふぁあ、んん、うあ、ぁあぁっ♥」

真美(……っ、また、真美が出したくてあんな声、出してるんじゃないし、ぜったい…ちがう、ちがう、のに……)

加えて、真美自身の指すら入ったことのなかった秘穴と菊門両方の奥まで生殖触手に入りこまれ、
真美本人にはそれが見えていなくても、事態を正しく認識できてはいなくても、
粘膜から直接伝わってくる肉悦がよりストレートに真美の身体と心をぐちゃぐちゃにしようと襲い掛かってくる。

真美(こ、このままじゃ、このままじゃ真美、ヘンに、なっちゃうぅ!逃げなきゃ、はやく逃げなきゃっ!?)

気持ちばかりが焦るが、真美の手も足も、べっとりとヒル触手の体の下部に埋まり込んでいて動かせない。
その間にも巨体のヒルは、本体はほとんど動かさずにじっとシャイニング・マミを抑え込みつつ
二本の触手を独立した生き物のようにうねらせ、真美の膣内と腸内を行き来してたっぷりとかき混ぜる。

真美「も、いやぁ、やめてぇ!?はなっ、ひあぁっ、は、離してぇっ!んうっ、んあぁあ♥はぎぃぃ…っ!」

響『うんうん、効いてきてるみたいだね、シャイニング・マミ。もっかいさっきの質問、聞こうかな?』

真美「……ひ、びき、ん、んんんーっ!?おねがっ、おねがいいぃ、真美もう、こんなの、こんなのぉ…!」

それと意識しないまま、シャイニング・マミの叫びに少しずつ嬌声が混じり始めたのを聞きつけ、
頃合いとみた響はあえて軽い調子で真美に話しかけた。
その真美は相手が敵組織の総帥であることも忘れ、必死で責めを終わりにしてくれるよう懇願する。

響『こんなの……が、なに?どうしてほしいって?』

真美「きっ、きまってる、っしょ!?すぐやめさせっ、あっひぃぃ、っ♥やっ、めて、ぇ♥」

獲物が喋っている……というより啼いている内容には特に関心を払うことなく、
ヒル触手は最も深い部分がどこかを探るべく、シャイニング・マミの両方の肉壺をぐにょぐにょと穿りかえした。
身体の中でくねり、のたうつ触手が自分の肉越しに軟らかくこすれあうのを感じさせられるだけでなく、
行き止まりに近い身体の芯を、前後からぬめぬめとした軟茎で小突かれる感触に
真美の言葉は意識ごとぶつ切りにされ、短く跳ねた甘い声の悲鳴へと変換されてしまう。

響『うーん。でもなー、ヒルノ丞はシャイニング・マミのことだいぶ気に入ったみたいだし、これ罰ゲームだしなー…』

響『……そうだ!じゃあ、ヒルノ丞の射精が済んだらおしまい、ってことにしてあげる!』

真美「しゃ、せい…?………何それ、それっ、あうぅっ♥!い…、いつ終わんの、くぅん…っ、すぐ、おわるのっ!?」

内容はどうあれ今の責苦が終わるという響の言葉に、真美が敏感に反応して食いついた。
響は人知れず、にやりと笑うと、真美の問いに答えてやる。

響『さー、いつ終わるかは、カンペキな自分でもちょっと。ただ、なんなのかはすぐわかると思うよ?』

千早(なにを……「総帥」は、今なんて言ったの………?)

雪歩(それ…って、え?だってそんなことしたら、真美ちゃん、こども、でき………あれと?あれの、赤ちゃ、ん………?)

響の言葉を聞かされた千早と雪歩は、座り込んだまま震えるだけになっていた。
そのかたわら、伊織と美希は触手服に弄ばれ続けた結果、声すら出せないほどに消耗しきって倒れている。

P「や、めろ………駄目だ、それだけはやめさせろ!ふざけるな、おい響いぃっ!?」

ひとりPだけは雄叫びをあげ、拳のあちこちが裂けて血が滲み始めているのも構わずに
全力で透明な壁を殴りつけていたが、もちろんその行為は誰にとっても、何の役にも立たなかった。

真美「………っあ、ひゃぁう!んひぃぃいっ♥な、なんか、ぶるぶるってして、ぇ…!」

そして、獲物の牝穴の深さを実際に犯してしっかりと把握し、それにシャイニング・マミの精神はともかく
身体はもう準備ができていると判断した超大型ヒル触手は、さっそく目的を果たすことにした。
牝が万が一にも逃げることのないように拘束する力を強めつつ、真美の二穴に軟質男根を出し入れするペースを激しくし、
体内にたっぷりと溜め込んだ精液を獲物の生殖器官の中に放つタイミングをうかがう。

真美「ふぁあぁあっ♥き、きついっ、強すぎるよぉ、っ!なんでこんなっ、ひぅっ、いきな、りぃ!?」

声を出すという習慣も、そもそもそのための器官も持っていないヒル触手は
獲物が何か音を出しているのを知覚すると、それを牡を受け入れる準備が整った合図だと判断した。
すぐさま彼、もしくは彼女は、入り込めるぎりぎりまで深く、腹部から伸びる二本の触手をもぐりこませると
真美の膣内へも尻穴の中へも、勢いよく精液を吐き出し始める。

どびゅーっ、ぶびゅぅっ、びゅるるっ!どぷっどくんっ、ごぷっ!

真美「ひゃぁあうっ、や、やぁああぁっ!?♥♥♥あ、あつ、あちゅいぃぃい♥♥おなかっ、おしり焼けちゃうぅぅ♥」

流れ込んでくる熱い濁流の衝撃は、すでに混乱しきっていた真美の理性を押し流すには十分すぎた。
体内に侵入されるだけでも初めての経験な上に、入ってきた触手たちに
前後の蜜壺を灼熱の汚液で満たされていく未知の感覚に、真美は目を見開いてただ絶叫する。

真美「やだぁ、っこれやだぁあぁ♥♥んん…っ、真美、なにされてるの、ぉ!?あついの、だめぇ、やめてぇえ!♥♥♥」

今まさに受けている行為こそが射精で、味わわされている感覚の正体が快楽である、ということは知らなくても、
真美の身体はそれをしっかりと堪能してしまい、声がひとりでに甘く媚びたものに変じてしまう。
そしてそれを、交尾された牝が示す正しい反応であると本能的に理解した超大型ヒルは、さらに精子を注ぎ続ける。

真美(あつい…どろどろって、溶けて、るみたい♥♥こ、こんなの続けられたら、真美、ヘンになるっ♥♥ぜったい頭ヘンになっちゃうっ♥)

ヒルたちの唾液に含まれる媚薬成分で、知らず性感を高められてしまっていた真美には
もはや抵抗の術はなかった。膣とアナルで震え、跳ねて、なおも精液を吐き続ける生殖触手の動きに翻弄され、
真美は必死に強く目をつぶり、射精ひと撃ちごとに這い上がってくる快感に身を震わせるしかない。

真美「あは…ぁ、ま、まだ、つづいてぇ……♥♥もぅだめ、だめ、だったらぁ、うぁあっ♥こんにゃの、やら、ぁ♥♥」

背中にのしかかった超大型ヒルが、精を放つ雄の歓びに時おりぶるりと大きく全身を震わせるたびに
声だけでなく、徐々に表情もだらしなくゆるんでゆく真美の姿を見せつけられ、Pは壁の向こう側でがくりと膝をつく。

P「あ、あぁ、真美…………すまん……俺のせいで、真美…済まない、………」

響(…まー当然、人間とヒル太郎とかヒルノ丞の間で、子供なんかできないんだけど……面白いから、まだ黙っとこうっと)

響は打ちのめされたPとマジシャンたちの様子を満足げにながめつつ、内心でぺろりと舌を出した。
それから、息も絶え絶えになっている真美にゆっくりと話しかける。

真美「はぁ…………はぁ、う、ぁあ………………♥♥♥」

響『どう、真美?ちょうどいま、真美は射精されてたの。すっごくきもちよかったでしょ?』

真美「………わ、かんな、ぃっ♥♥真美、よく、わかんないよぉ……ん、っ♥」

深く考えないまま響の問いに答えた真美の返事は、まぎれもない本心だった。

真美(これが、しゃせ、い………?なんか、あたま、とんじゃいそ、だった…♥♥ そだ、でも、これ、で………)

そもそも「気持ちいい」という感覚の定義も自分の中で確立していない真美にとっては
今味わったばかりの激烈な体験をどう呼んでいいかもわからず、
強がりでもなんでもなくただ「わからない」と答えるしかなかったというのが正しい。

真美「それ…より、ひびきん、これで、もう終わり、だよね………?」

響『んーん。違うぞ?』

まだ拘束されたまま震える声でたずねた真美に、響はあっさりとNOを突きつけた。

響の言葉とほぼ同時、真美を捕らえているヒル型の触手生物は姿勢も変えずに、裂け目のように開いた腹部の腔から
それまで真美を凌辱していたのと寸分違わぬ黒っぽい肉茎を、二本、新たに外部へと伸び出させる。

真美「え………?んひぃっ!?えっウソっ、なんっ、やだぁ!!まってウソむりだよぉっ、や、ぁあ、んんんっ♥♥」

そして、真美が響の言葉の意味を理解するより前に、射精を終えたばかりの生殖器を淫穴から引き抜くと
中から精液が逆流する間もないほどの早さで次の触手を挿入し、すぐにシャイニング・マミの両穴をずぷずぷと犯し始めた。

真美「うそ、だって今ぁ、あぁあっ♥♥いまので、おわりっしょ、終わり…ぃい♥ふぁああ!?♥♥」

たっぷりと注ぎ込まれたばかりの精液が潤滑油がわりとなり、ヒルの男根の出入りがよりスムーズになった。
それでも真美の狭い膣穴と尻穴には最初の射精量自体が多すぎ、二本のペニス触手が
突き込まれるときにも後退してくるときにも、あふれ、掻きだされた白濁液が前と後ろの両方でどろどろと垂れ落ちてくる。

真美「うそつきぃっ、ひっ、ひびきんのうそつきっ、んひゃぁあ♥♥おわり、ってぇ♥さっきいったのにぃ!?」

射精された直後の消耗した身体と精神から振り絞るようにして、真美は響をなじる。
その間もじゅぽじゅぽと遠慮なく突き上げてくるヒルの責めで途切れ途切れになった真美の必死の叫びを聞いて、
響はひとり、にっこりと楽しげな笑みを浮かべた。

響『真美ったら、そんなだから律子に話聞いてないって怒られるんだぞ。言ったとおり、自分、いつ終わるかなんて知らないよ』

真美「そんな………はっひぃぃっ♥♥だって、これ、このキモいの…もう、そのしゃせいって、したんでしょ、…んぁあ!」

響『うん、ヒルノ丞、真美の中にいっぱい出してたね。つまり、それで1回目が終わりってこと』

真美「………え? それ……っひいっ!」

呆けたような声を出し、あぜんとしていた真美が、突然叫び声を上げた。
ヒルの巨体で覆い隠されていて、真美本人からも、それにほかのマジシャンたちやPにも見えない真美のスカートの下、
すでにヴァギナとアナルで出入りを繰り返す触手とは別の感触が、真美の尻たぶや会陰を後ろからつつき始める。

真美(ま、まさか、あの赤くてちっこいのとか、…それとも、黒いのが、くっついてきてるの!?)

ぬるぬるとした肉が同時に、それも大量に触れてくるのを感じとり、真美は恐怖に震え上がった。
必死に首をひねり、背中ごしに自分がなにをされているのかを確認しようとするが、
その視界はねばついた超大型ヒルの体にほとんど埋め尽くされてしまい、なんの手がかりも得られない。

響『言ったとおりヒルノ丞のそこは自分、いじってないし、そもそもちゃんと調べたわけでもないんだよね』

真美「ひぐっっ、ぅあぁ…♥♥な、にいってるのか、イミわかんないよ、おぉ♥もう、っ終わりでいい、じゃんかぁ…」

二人が会話をしている間も、ヒルのペニス触手が真美に出入りするぐちゅぐちゅという音は絶えず鳴りつづけていた。
両穴を犯されながら追加で尻肉や腰回りをいじりまわされる感覚になんとか耐えつつ、真美は言う。
しかし、その感覚がすでに、不快感や嫌悪感とは正反対のものになりつつあることには気づくことができない。

響『だから、今シャイニング・マミのおしりをつんつんしたりしてるそれが「全部で何本あるか」も知らないんだ。あはは』

超大型ヒルの腹腔の開き具合が大きくなり、中からは何対になるかもわからない無数の触手が這い出ていた。
そのうち何本かがシャイニング・マミの太ももや細腰にぎっちりと巻き付き、本体の腹部と合わせて拘束をより確実にし、
そしてそれ以外の大多数は真美の尻肉や外性器に体表をこすりつけ、さらに先端部でつついて弄ぶ。

真美「やだ、やだぁ、ぁんっ!♥またなんか増え、てるぅ!?見えないっ、これ、どうなってるの…ふぁぁっ♥♥やだよぉぉっ!」

響『そう、その増えたやつ、それが全部射精し終わったらおしまい。どう?今度はわかった?』

真美「は、っ!?そ、そんな、それじゃ、い、いつ終わ…きゃうぅ♥♥ひぁ、あぅっ、ま、またはげしくぅ、っ♥♥」

獲物の持つ高い魔力を感じとり、ヒル生物は通常なら安全のため一対ずつしか体外に出さない生殖用触手を
すべて一度に露出させてまで、めったに得られないとびきりの繁殖相手との交尾をなんとしても成功させようとしていた。
相手が自身の精液で受精可能かどうかということにすら頓着せず、ただ牡の本能に従って
しっかりと抱え込んだ牝の中にあるだけの子種を注ぎ込み、物量にものを言わせた種付けで孕ませようとする。

真美(おなか、おしりも、あのぬちゅぬちゅしたの、きてる……♥入ってきちゃってるよぉ♥♥やだ、こんなの、いやなの、に♥♥)

その圧倒的なまでの牡の勢いに当てられて、真美の牝としての本能もまた煽り立てられていた。
大小のヒルに媚薬を盛られ、膣も肛門も同時に処女を散らされたうえに精液をたっぷりと注ぎ込まれて
今また新たな触手に奥深くまで二穴をレイプされ、シャイニング・マミの身体と心が少しずつ、快楽に屈してゆく。

真美(………っ、だめ、しっかりしなきゃだめ、ぇ!はるるんも、だし…亜美は、真美がぜったい、っ)

それでも真美は、自分のすぐそばで同じように凌辱されている春香と、まだ再会を果たせていない妹のことを思い、
下半身を源として全身を融け落ちさせようと襲ってくる甘美な熱に必死で耐えようとした。

真美(…あ、れ?これ、なに………?)

そのシャイニング・マミの首元に、吸盤状のなにかがぺたりと吸い付いた。

小柄ゆえに中が狭く、よく締めつけてくる二つの穴をじっくりと生殖触手でかきまわしつつ、
超大型ヒルはその獲物がまだ完全な牝にはなりきっていないことを感じ取っていた。

真美「やぁ、ま、またちゅーちゅー、するの…♥やだぁ、やめて、やらぁあ、あ♥」

交尾の完遂、およびそのために牝が完全に自分を受け入れることを最優先としている彼、
もしくは彼女の対応は単純明快だった。獲物の反応不足は「まだ足りていない」ゆえのものだと判断し、
すぐに不足しているものを補うべく獲物の体に触れる。
そして、通常は吸引するついでに送り込むところ、今回は送り込むことのほうを主目的として行為を始めた。

真美「はぐ、っ!?にゃにこれ、え……ふぁ、あぁん♥」

どくん、と音すら立てそうなほどに真美の視界が揺れ、一瞬のうちにぶれ始める。
同時に真美の耳には射精のときとはまた違う何かが自分の体内に流れ込んでくるどくとくという幻聴が響き、
何かが密着している首元から、これまで以上に強烈な熱波が全身へ広がっていく。

真美(い、や……!?うそ、これ、どし………て♥♥なんで、こんないきなり、真美のからだ、あつく……♥♥)

媚薬効果のあるヒルの唾液を、超大型種のサイズに比例して大量に追加で注入され、
ただでさえ発情していた真美の身体は素直すぎるほど素直に反応していた。
さらに、ヒルの麻痺毒は筋肉のみならず精神にまで効果を作用を及ぼし始め、
真美がそれと気づかないうちに少しずつ、生理的な抵抗感や現実の認識を削り取っていく。

真美「あぅうんっ♥こんなのっキモい、キモいだけ、だもん♥にゅるにゅる、やらぁ、やだ……や、なのに♥♥」

反応した膣穴と尻穴の粘膜が声高に訴えかけてくる快感のせいで思考能力も判断力も一気に低下し、
真美は自分の中をいっぱいに埋め尽くしている触手のことで頭までいっぱいにされてしまう。

真美「はあぁ、あつぅ、い…、あちゅいよぉぉ♥♥♥おまたも、おちりも…ぉ、なんで、なんれぇえ♥♥」

獲物の反応がてきめんに変わったことを確かめると、超大型ヒルはさらに大量の媚薬唾を送り込みつつ、
真美の淫穴を奥まで犯し抜いているペニス触手の動きを加速させた。
すぐに、より大きくなったぶちゅぶちゅと鳴る水音に、幼く高い嬌声が混ざりはじめる。

真美「うぁあ、あひっ♥♥やぁん、だめえっらめぇえぇ♥♥おくまで、くるの、あひゃぁあっ♥♥すごしゅぎるぅ♥♥」

真美(あぁっやだぁっ、こんなの♥やなのにぃっ♥♥ヘンにされてる♥♥真美、ヘンにされちゃってるよぉ♥♥)

鳴き声や、自身の生殖器をきゅうきゅう締めつけてくる身体の藩王で、獲物が理想的な牝に近づきつつあることを知り
触手生物はすぐさま次の放精を行うべく全身を動かし始めた。
駄目押しとばかりにシャイニング・マミに催淫液を追加で送り込みながら、前後のピストン運動に加え
中に入り込んだ触手をぐりぐりとひねり、真美の膣内も腸内も激しくこすりたてる。

真美「ひっああぁあっ、うぁあぁっ♥♥まってぇ!そんな、はげしいのむり、ぃいっ♥真美のおなかぐちゅぐちゅしないれぇ♥♥」

真美(やばいっ、これ、ぜったいやば、いぃ♥♥こんなつよいの…♥ ま、まさか、またさっきのされる!?)

響『お、ヒルノ丞、またそろそろ出ちゃいそう?いいよ、好きなだけ射精しちゃえ♪』

真美の絶望的に甘美な予想を、唐突な響の明るい言葉が裏付けた。
知らず知らずのうちに足を大きく広げ、牡の象徴をできるだけ奥まで迎え入れる体勢をすっかり整えていた真美は、
それでもねばつくヒルに捕えられた身体をよじって形だけの抵抗を試みる。

真美「う、うそ、やらぁあ♥♥いらないっ、もう、しゃせい、するのやめて♥真美ヘンになっちゃう、おかしくなっちゃうよぉっ♥♥」

響『それでいいんだぞ、ヘンにしたくてやってるんだから。いっぱいヘンにされるといいよ、シャイニング・マミ』

その響の言葉が終わるのを待っていたように、真美の中の隙間を奥まで埋めたヒルの生殖触手が
先端をぶくっと膨らませ、それから一気に膣穴と尻穴の両方で濃厚な精液を吐き出した。

真美「ひぁあっぁあぁーーっ♥♥♥でてるぅ♥♥あちゅいっ、またいっぱい、きてる、んひぃ♥♥♥あ、あ♥♥あっまたっ、ひあっぁ♥♥♥」

前回と比べものにならない熱さの牡汁でヴァギナもアナルも頭も一度に満たされて、
真美はその原因を考えることもできないまま、とろけきった声で悲鳴を上げた。全身ががくがくと震えて止められず、
その状態でも膣肉と腸壁はメスの本能に従って注ぎ込まれた精液を残らず飲み干そうと淫猥にうねる。

真美「も、むり、しゃせいっ♥♥♥もうやめてぇ…♥♥んん、っ、やらぁっ、まだ、びゅーびゅーしゃれてゆぅぅ♥♥♥」

まだ幼い肉壺にはやはり多すぎて、真美の身体が飲み切れなかった白濁液は結合部からぼたぼたとこぼれ落ちていた。
それにも構わず、質より量を地で行く猛烈な勢いでヒル触手は射精を続け、
シャイニング・マミの中に新鮮な精液をひたすらに送り込んで自分専用の牝穴に躾けようとする。

真美「もうらめっ♥♥♥真美にしゃせーしちゃらめぇえっ♥♥♥なんか、なんかきちゃう、よぉ♥♥♥くるぅっ♥♥やぁあぁぁーーっっ♥♥♥♥♥」

ヒルによる有無を言わさぬ二穴での連続大量射精を幼い蜜壺で受け止めさせられ続け、
絶頂という感覚のことも、イクという淫らな断末魔も知らないまま、真美は生涯で初めてのアクメを触手で迎えさせられる。
やがて、最後の一滴までシャイニング・マミの中で搾り出した生殖触手が両方の穴から抜け出ても、
真美は放心状態のままでわずかな呻き声をあげるだけになっていた。

真美「うぁ”…………あ、あぁ♥♥♥んひっ、い、い…………あ、んん……………♥♥」

響『さっきより、だいぶたくさん出されちゃったなー。でも真美、いまイってたでしょ。気持ちよかった?』

真美とヒル型触手の結合部は巨大な軟体で覆い隠されていたが、栓のなくなった真美の前後の穴から
どろどろと滴る白濁粘液が足を伝って垂れ落ちるのは誰の目にも見えていた。
そして響の心をえぐる問いかけにすら、今の真美は返答できる状態にない。

真美「………ぁ、ひび、きん…? こんどこそ、おわり、だよね、まみ、ちゃんと、しゃせー、されたよぉ…♥♥♥」

少しの間があって、ようやく響が自分に話しかけてきていることに気づいた真美は、
この地獄から解放されるかすかな望みをかけて響にたずねた。

響『いや、だからね、それ決めるのは自分じゃないんだってば。悪いけど』

問いというよりも懇願に近い真美の言葉にも、響は当然のようにさらりと否定を返した。
それとほぼ同時のタイミングで、ひくひく震えて入口を開け閉めしている真美の膣穴とアナルに
ぬらぬらとした、熱く脈打つ肉のかたまりがぴったりと密着してくる。

真美「ふえぇぇっ、やっ…あはぁあぁあぁ♥♥♥♥やだやだぁっ、それやらぁ、あんん♥♥♥にゅるにゅるもういやぁぁっ♥♥♥」

せめて入口を強く締めて抵抗するということも思いつかないうちに、3対目の触手が真美を前後で貫いた。
すでに一度シャイニング・マミを絶頂させ、自身の獲物に対するやり方が間違っていないことの確証を得たヒル型触手は
次の生殖用触手を挿入して二穴責めを継続しつつ、吸いついた吸盤からさらに媚液を流し込む。

真美(あ、ぁ、あ……また、もっと、からだ、あつく…っ♥♥♥これもだめぇ…♥♥ほんとに、おかしくされるっ♥♥♥)

うなじの後ろで何をされているかは真美にはわからなくても、その効果を数秒も経たず身体で理解させられてしまう。
休まずに犯され続けて発情している全身をさらに毒液で昂ぶらされ、あまりの快楽の激しさに真美の意識は混濁し始めていた。

その真美の、すでに触手をくわえこまされた前後の穴に、さらに別のぬめりつく感触が触れる。

真美「うぐぅぅ!?や、やだ、なに…?うそ?そんなむり、はいんないよ、やぁっ、やらっんひぃぃいいぃ!?♥♥♥♥」

響『おー、ヒルノ丞、相当真美のこと気に入ったんだね。お○んこもお尻も2本ずつなんて』

真美の背中のヒルはまた質より量をとり、より多くの精液と快楽で真美を牝に仕立て上げるべく、触手責めに用いる本数を倍加させた。
それぞれ柔軟で弾力性に富む生殖器とはいえ、処女を失ったばかりの真美の穴はまだ狭く、
追加されたペニス触手は先客とぎゅちぎゅちとこすれ合いながら細く曲がりくねった内部へと侵攻してゆく。

真美「あが…っ♥♥はひっ、むり、むりってばぁ♥♥♥ぬめぬめしたの、も、入ってこないれぇ♥♥♥」

制止する真美の声を気にすることなく、ついにヴァギナにもアナルにも2本ずつの生殖触手が奥まで入り込む。
その圧倒的な物量とわずかに蠕動している肉感をたっぷりと感じ取らされた真美は、紅潮した頬に、だらしない笑みを浮かべた。

真美(いっぱいに、なっちゃった♥♥真美のおなか、にゅるにゅるで、いっぱい…♥♥こんなぁ、こんなの、って♥♥)

真美(でも、いたくも、くるしくも、ないや………あ、つい…♥♥♥おなか、あつくて、………にゅるにゅる、きもち、いいっ♥♥♥♥)

とうとう真美が、幼くつたない言葉ながら快楽を感じていることを認めたその瞬間、響がゆっくりと真美に話しかけた。

響『そうだ、真美。いいこと教えてあげよっか』

真美「いいこ、と……?いいこと、って、なに、ひびきん……」

響『真美のなかをいっぱいにしてる、そのぬるぬるしたものの名前。真美は知ってる?』

真美「なま、え………しらない、真美、こんなにゅるにゅる、しらないよぉ♥♥」

なぜそんな話をするのかということも考えられず、真美は素直に響の問いに答えていた。
予想通りの回答に響はほほえみ、真美に、自身を現在進行形で汚し尽くしているものについて説明する。

響『それはね、触手っていうんだ。マジシャンはみーんなこれが大好きで、気持ちよくされちゃうから絶対勝てないんだよ』

真美「…そんなの、うそ、だって真美、これに負けて、ないよぉ…んん、っひ!?ぅあ、あううぅんっ♥♥♥」

響の言葉で一瞬だけ戻りかけた真美の理性は、両穴に詰まった2対の触手がごくわずか身じろぎをしただけで
あっさりと吹き飛ばされた。目の前を瞬間的に白く染められ、言葉が継げない真美を見て響が笑う。

響「あははは、なーに、今の声。真美がいちばんわかってるよね、触手に気持ちよくされちゃってるんだ、ってこと」

真美「ち、ちがうもん……真美はそんな、はひぃいっ!?♥♥♥違うよぉっ、きもちいいとか、思ってなっ、や、あぁっらめえっ♥♥♥」

直前につい内心でこぼしてしまった素直な言葉を思い出させられ、必死に否定しようとする真美の声は
中でうねうねと軟体を擦り合わせる生殖触手たちに途切れさせられる。荒い息をつく真美の耳に、ひそやかな響の声が忍び込んだ。

響『ね?ほら、勝てないでしょ。でもだいじょうぶ、触手に負けちゃったのは真美だけじゃないから』

真美「え………っ?そ、うなの?」

さりげなく、真美がすでに触手に屈服したことを前提にしているような響の話術にも真美は気づいていなかった。
ないしょ話をするときに似た響の声色と、その思いがけない内容に、つい興味を持ってしまう。

響『そうだぞー。真美にだけこっそり教えてあげるけど、千早も、実は触手が大好きなのさー』

真美「千早……ちはや、おねーちゃん、も…」

響『自分、そばで全部見てたからね。全身たっぷりかわいがられて、今の真美みたいに、かわいい声出してたぞ』

ゆったりとしたペースでささやきかけてくる響の声によって、真美は一種の催眠状態に導かれていた。
まずその真偽を問うという発想自体が頭から抜け落ちたまま、千早が自分と同じ、
あるいは自分よりも強烈な快楽を味わわされた、ということだけが強く意識に刷り込まれる。

真美(真美より先にマジシャンになってて……真美より、ずっと早くてかっこいい、千早おねーちゃんまで……)

そして、聞かされたばかりの事実から真美が導き出したのは、安直だが甘美な言い訳だった。

真美「…………千早おねーちゃんも、にゅるにゅる…その、しょくしゅ、に、負けちゃったの……?」

響『あーそりゃもう完敗だったね!千早があんなにエッチになっちゃうなんて、自分も思ってなかったもん』

真美(えっち、に………あの、ちはやおねーちゃんが…♥♥)

おずおずと投げた質問の答えをあっけらかんと響に言いきられた瞬間、真美の心はすでに振り切れていた。

真美「……なら、マジシャンなりたての真美、が、しょくしゅに負けちゃうの……ふつう………だよ、ね?♥♥」

目をとろんとさせた真美が妖しく笑い、媚びた声でたずねるのを見て響はほくそ笑む。

響『うんうん、普通ふつう!気持ちよくされていっぱいイっちゃうのがふつうだから、気にすることないぞ!』

真美「……イっちゃうって、なに?ひびきん、それも、いいこと…?♥♥♥」

響『ふふふ、さーてね?それはきっと、ヒルノ丞が今からたっぷり真美に教えてくれるよ!』




P(なんだ………!?真美がなにか言ってる、誰かとしゃべってる、のか…?)

アイドルであることをのぞけば、ごく普通の中学生である真美が受けていたあまりにもひどい触手凌辱、
それが一時的にではあるが、止まっていた。そして真美はぽつぽつと何か口にしているが、
距離がありすぎ、それに声も小さいせいで、俺には何を言っているのかが聞き取れない。

P(……そうか、こんなときだけ聞かせないってことは、相手はたぶん、響…!これ以上、真美に何をさせるつもりだ!?)

どれだけ千早が声を張り上げても、雪歩が泣き叫んでも、俺が目と耳を強く塞いでも……
真美の背中にのしかかった巨大なヒルが真美にする行為の一部始終が、それを受けて真美の上げる声が、
すべて俺たちの視覚と聴覚に強制的に送り込まれていた。
それが今になって急に途切れているのだから、送り込んで来ていた張本人がなにか絡んでいるに違いない。

響『…よし、じゃあ、ちゃんと「聞こえるように大きな声で」ね』

そのとき、急に音声接続が回復したようになって、響の声が耳に飛び込んできた。
絶望しきった顔の千早と、泣き腫らした目の雪歩もともに反応したところを見ると、二人にも聞こえているようだ。

………響の「ちゃんと聞こえるように大きな声で」というのは、誰に、何を言っているのだろう?

真美「お、おねがい、します………」

少し震えた真美の声がすぐに続いて聞こえてきて、俺たち三人ははっとなった。
響のさっきの指示はやはり真美に対するものだ。何か俺たちにお願いをするように言われたのだろうか?

真美「真美のこと、もっと……もっと、きもちよく、してください♥♥しょくしゅで、いっぱいぬちゅぬちゅしてぇ♥♥♥」

P(…………なんだ、なんだ、これ、や、めろ!?)

声は、確かに、真美の声で間違いない。だが、脳が、聞こえてきた音を理解することを拒否した。
そして真美はこっちを見てもいない。首をできるだけひねり、背中にへばりついた肉塊を…愛おしげに、見つめていた。

千早「ま、み……!?しっかりしてっ、真美、何を言っているの!?」

雪歩「ひっく、ぐすっ……っもう嫌っ、許してあげて、真美ちゃんに、真美ちゃんにそんなこと言わせないでぇっ!!」

千早と真美が俺よりも早く立ち直り、口々に叫ぶ声は、おそらく真美には届かないように遮断されている。
……でも今の真美には、たとえ聞こえていたとしても効果があったかどうかはわからなかった。

真美「しゃせい、しゃせいも、してほしいよぉ…♥♥真美のおなかに、あついの、びゅーっ、びゅーってしてくらしゃいいっ♥♥♥」

されたことを思い出してでもいるのか、真美の叫ぶ声の最後の方は完全に嬌声に変わってしまっている。
それをしっかり聞き届けるだけの間をおいてから、満足げな声がした。

響『はい、よくできました、シャイニング・マミ。おまちかねのごほうびだぞ。…ヒルノ丞、もういいよー!』

響『そうだぞー。真美にだけこっそり教えてあげるけど、千早も、実は触手が大好きなのさー』

真美「千早……ちはや、おねーちゃん、も…」

響『自分、そばで全部見てたからね。全身たっぷりかわいがられて、今の真美みたいに、かわいい声出してたぞ』

ゆったりとしたペースでささやきかけてくる響の声によって、真美は一種の催眠状態に導かれていた。
まずその真偽を問うという発想自体が頭から抜け落ちたまま、千早が自分と同じ、
あるいは自分よりも強烈な快楽を味わわされた、ということだけが強く意識に刷り込まれる。

真美(真美より先にマジシャンになってて……真美より、ずっと早くてかっこいい、千早おねーちゃんまで……)

そして、聞かされたばかりの事実から真美が導き出したのは、安直だが甘美な言い訳だった。

真美「…………千早おねーちゃんも、にゅるにゅる…その、しょくしゅ、に、負けちゃったの……?」

響『あーそりゃもう完敗だったね!千早があんなにエッチになっちゃうなんて、自分も思ってなかったもん』

真美(えっち、に………あの、ちはやおねーちゃんが…♥♥)

おずおずと投げた質問の答えをあっけらかんと響に言いきられた瞬間、真美の心はすでに振り切れていた。

真美「……なら、マジシャンなりたての真美、が、しょくしゅに負けちゃうの……ふつう………だよ、ね?♥♥」

目をとろんとさせた真美が妖しく笑い、媚びた声でたずねるのを見て響はほくそ笑む。

響『うんうん、普通ふつう!気持ちよくされていっぱいイっちゃうのがふつうだから、気にすることないぞ!』

真美「……イっちゃうって、なに?ひびきん、それも、いいこと…?♥♥♥」

響『ふふふ、さーてね?それはきっと、ヒルノ丞が今からたっぷり真美に教えてくれるよ!』




P(なんだ………!?真美がなにか言ってる、誰かとしゃべってる、のか…?)

アイドルであることをのぞけば、ごく普通の中学生である真美が受けていたあまりにもひどい触手凌辱、
それが一時的にではあるが、止まっていた。そして真美はぽつぽつと何か口にしているが、
距離がありすぎ、それに声も小さいせいで、俺には何を言っているのかが聞き取れない。

P(……そうか、こんなときだけ聞かせないってことは、相手はたぶん、響…!これ以上、真美に何をさせるつもりだ!?)

どれだけ千早が声を張り上げても、雪歩が泣き叫んでも、俺が目と耳を強く塞いでも……
真美の背中にのしかかった巨大なヒルが真美にする行為の一部始終が、それを受けて真美の上げる声が、
すべて俺たちの視覚と聴覚に強制的に送り込まれていた。
それが今になって急に途切れているのだから、送り込んで来ていた張本人がなにか絡んでいるに違いない。

響『…よし、じゃあ、ちゃんと「聞こえるように大きな声で」ね』

そのとき、急に音声接続が回復したようになって、響の声が耳に飛び込んできた。
絶望しきった顔の千早と、泣き腫らした目の雪歩もともに反応したところを見ると、二人にも聞こえているようだ。

………響の「ちゃんと聞こえるように大きな声で」というのは、誰に、何を言っているのだろう?

真美「お、おねがい、します………」

少し震えた真美の声がすぐに続いて聞こえてきて、俺たち三人ははっとなった。
響のさっきの指示はやはり真美に対するものだ。何か俺たちにお願いをするように言われたのだろうか?

真美「真美のこと、もっと……もっと、きもちよく、してください♥♥しょくしゅで、いっぱいぬちゅぬちゅしてぇ♥♥♥」

P(…………なんだ、なんだ、これ、や、めろ!?)

声は、確かに、真美の声で間違いない。だが、脳が、聞こえてきた音を理解することを拒否した。
そして真美はこっちを見てもいない。首をできるだけひねり、背中にへばりついた肉塊を…愛おしげに、見つめていた。

千早「ま、み……!?しっかりしてっ、真美、何を言っているの!?」

雪歩「ひっく、ぐすっ……っもう嫌っ、許してあげて、真美ちゃんに、真美ちゃんにそんなこと言わせないでぇっ!!」

千早と真美が俺よりも早く立ち直り、口々に叫ぶ声は、おそらく真美には届かないように遮断されている。
……でも今の真美には、たとえ聞こえていたとしても効果があったかどうかはわからなかった。

真美「しゃせい、しゃせいも、してほしいよぉ…♥♥真美のおなかに、あついの、びゅーっ、びゅーってしてくらしゃいいっ♥♥♥」

されたことを思い出してでもいるのか、真美の叫ぶ声の最後の方は完全に嬌声に変わってしまっている。
それをしっかり聞き届けるだけの間をおいてから、満足げな声がした。

響『はい、よくできました、シャイニング・マミ。おまちかねのごほうびだぞ。…ヒルノ丞、もういいよー!』


--------------
※ハートマークの種類間違えてましたので訂正、連投みたいで申し訳ない
>>428と内容は変わりません

響に声をかけられて、それまでじっと動きを止めていたヒル型触手がまた、俺たちの見ている前で動き始めた。
全体としては姿勢を変えず、真美の背中側からおおいかぶさって押さえつけたその体勢のままだが、
真美の腰…お尻のあたりにへばりついている肉質の部分が、その下で激しく蠢くなにかに揺らされている。

真美「ひああぁぁ♥♥♥♥にゅるにゅるきたぁ♥♥♥いいっ、気持ちいいよぉ、しょくしゅ気持ちいいっ♥♥♥はぁあん♥♥♥♥」

その蠢いているのがなんなのかを、真美が大声で叫んで教えてくれた。
それも、さっきまでよりずっと大きな声で、振り絞るようにして声を上げているのがわかってしまう。

真美「しゅごい♥♥♥2本はいってりゅ、しゅごいよぉぉ♥♥♥♥あっあぁっ♥♥♥真美のおなか、ぐちゅぐちゅしてる♥♥♥かきまぜてるぅ♥♥♥」

さっきからずっと俺たちに見えているのは、ときどき体を大きく震わせるばかでかいヒルと、
それにのしかかられ身体もところどころ隠れているマジシャン姿の真美だけで、
あの醜悪な肉塊の下で真美の身に具体的に何が起きているのか、見えているわけではない。

真美「こすれてりゅぅ、真美のなかでしょくしゅこすれてゆのっ♥♥♥きもちいい♥♥♥これ気持ちいいよぉっ♥♥♥♥」

……でも、真美の上げる甘い悲鳴と反応、それに絶えず聞こえるぬちゃぬちゃいう音から考え合わせれば、
なまじ見えているよりも簡単に、何が起きているのかが想像できてしまう。

P「……響っ!!お前は心が痛まないのか!?こんなことをして、見てて………お前は辛くないのか!?」

響『なんで辛くならなきゃいけないの?真美はきもちいい、自分は幹部が増やせるかもしれない。ウィンウィンってやつだぞ』

こちらから攻め入って、終始劣勢であることも、会話相手が敵組織のボスであることも、その瞬間は忘れていた。
心から純粋に疑問に思ったことを俺は素直に口にして、そしてあっけなく響に切り捨てられる。
対話でどうにかできる可能性なんてものがはるか昔に失われていることを、ようやく実感した。

響『あれっ、ヒルノ丞、もう次?真美のなかよっぽど気持ちいいんだな、よかったねー』

直後に真美がはしたなく叫び始めるまで、響が言い出したことの意味がすぐにはわからなかった。

真美「あぁっ♥♥♥きたぁ♥♥♥しょくしゅ、ふくらんでるっ♥♥♥あついの、ほしい、真美にぜんぶちょおらぃ♥♥♥♥」

千早「真美………だめ、それだけは駄目、お願い、正気に戻って……!」

雪歩「嫌、嫌ぁ、もう嫌こんなの嫌ぁぁぁっ………!! 真美ちゃん、真美ちゃんっ……」

ごびゅっ、ぶびゅるるぅっ、びゅぐびゅぐびゅぐぅぅっ!

千早と雪歩の絶叫もかき消すほどの音が響いて、真美がまた叫び始める。

真美「あっひぃぃぃいぃぃっ♥♥♥♥♥♥またしゃせーされてりゅっ♥♥♥♥なかにびゅぅーって、いっぱい♥♥♥♥んにゃぁあ♥♥♥♥」

真美「とまんない、ぃ♥♥♥♥まだらひてるぅ♥♥♥♥らめっ、そんなぁ、らめえ♥♥♥♥らめ、おかしく、なるっ♥♥♥♥」

真美「まけちゃうぅ♥♥♥真美、負けちゃうよぉ♥♥♥♥♥にゅるにゅるに負けちゃうっ♥♥♥♥しょくしゅで気持ちよくされちゃうぅぅ♥♥♥♥♥♥」

半狂乱になった真美が叫び続けている間も、液体が流れ込む音は片時も止まらない。
やがて真美の言葉が途切れて息をつくだけになったあたりでようやく音が止まり、少しして真美が小さく「んっ♥♥♥」と呻いた。
………見えていないから、あくまで推測でしかないが、入っていた触手を引き抜かれたのだろう。

真美「あはっ、えへえぇ…♥♥♥♥はへっ、んひ、ぃ♥♥……んふ、いっぱい、しゃせー、されちゃったよぉ………♥♥♥♥」

真美「でも、こんだけ出したらぁ、もう……これで、おわり…」

少し震えている、しかしそれ以上にうっとりとした声で、真美がつぶやく。

真美「………なわけ、ないよね♥♥♥♥とーぜん、まだ、してくれるっしょぉ?♥♥」

P(…………!?)

真美の言葉に耳を疑うと同時、巨大ヒルが身体の向きを少し変えた瞬間にちらりと見えたものに、俺は言葉を失った。
腹に裂け目?があって、その中から………別の生き物みたいに動く黒い触手が、何本も、何本ものぞいていた。

P(あれ……あれを、全部、真美がひとりで相手するのか………!?)

それに加え、真美の方から誘うような言葉を口にしていることに衝撃を受けて何も言えないでいるうち、
ヒルはまた身体の向きを変えて真美におおいかぶさり密着した。

真美「きてぇ、きてえっ、早くぅ♥♥♥♥しょくしゅで真美のことかわいがってっ♥♥♥♥千早おねーちゃんと、いっしょにしてぇ♥♥♥♥」

P(なんだって!?)

俺は反射的につい視線を向けてしまい、伏せていた顔を弾かれたように上げてこちらを見た千早とモロに目が合った。
その千早の顔も、それに両目も、はっきりと「何のことなのか本当にわからない」と語っている。

真美「あっ♥♥♥ぬちゅぅってきた、っ、ふあぁ♥♥♥♥きゃううぅっ♥♥♥♥こんどはっ、こんどは2本いっぺんにぃっ♥♥♥♥」

真美「もっとしてぇ♥♥♥♥いっぱいしてぇっ♥♥♥♥真美にたっぷりしゃせーしまくってぇええ♥♥♥♥♥」

はしたなく叫ぶ真美の声を呆然と聞きながら、俺たちはもう何ひとつ言えなくなっていた。

ヒルのペニス触手で前後の秘穴をふたたび2本挿しにされ、喜悦の悲鳴を上げる真美を眺めて響はため息をついた。

響(まったくもー。真美だけに教えてあげる、ってちゃんと言っといたのに、即ばらしちゃうなんて……)

千早が自力だけで記憶を取り戻せるかどうかはどちらでもいいとして、
シャイニング・チハヤがイソギンチャク達に触手凌辱を受けた事実をまだ知らないPに
いずれ映像つきでお披露目してやる予定だったのが、インパクトが薄れたかもしれないと考え、響は不満顔になる。

響(でも、手出しできない&見えて聞こえる状態で仲間のマジシャン凌辱するっていうのは、悪の組織っぽくていいなー。ふふん♪)

響(そうだ、春香のほうはどうだろ。自分のすること、まだあるかなー?)

Pたちの絶望っぷりと、すっかり触手の虜になっている真美の様子でとりあえず満足した響は、改めて春香に注意を向けた。




春香「い、イクッ♥♥♥♥すわれ…っ、吸われてるだけなのに、イく♥♥♥イっちゃうぅぅぅっ♥♥♥♥」

シャイニング・ハルカの膣穴も尻穴もいまや満席になっていた。
続々と中へ這い込んできた小型のヒル触手たちは先を争って春香の膣壁と腸壁に吸着し、
今では後続が入り込むスペースがないほどぎゅうぎゅうに詰め込まれている。

春香「もうやめてぇ、吸いつくのいやぁぁ♥♥♥♥多すぎるぅ、んぁぁっ、いや、いやぁイクぅっ♥♥♥♥やらぁぁ♥♥♥」

その一匹一匹が吸盤を通して敏感すぎる粘膜へ直接吸引責めを行うのはもちろん、
同じ吸盤を介して媚薬効果をもつ唾液を春香の体内へと注入する。
いくら一匹当たりの量がそれほど多くないといっても、そもそもヒルたちの吸いついている場所は性感帯そのものであり、
さらに春香自身が度重なる凌辱と媚薬中毒で常時身体を発情させられているに近いことも手伝い、
アナルでもヴァギナでも内壁を吸い上げられるたびに、春香は小刻みに軽い絶頂へ押し上げられ続けていた。

春香(お○んこも、おしりも、ずぽずぽされたりしてないのにっ♥♥♥吸われるだけで、イかされる、なんてぇ♥♥♥)

さらに言えば、吸われているのは前後の肉壺の中だけではなかった。
よく見れば春香の身体にも、真美と同じく、黒光りする大きめのヒル触手が何匹かまとわりついている。

そのうち一匹が春香の腹部を伝ってずるずると這い下り、粘液の水面のさらに下へと潜った。
やがて何秒もしないうちに、春香は自由にならない身体をよじって叫び始める。

春香「いやぁぁぁっ♥♥♥♥そっちは、そこは吸っちゃらめぇえっ!♥♥♥お○んちん吸わないでっ、やめて、ぇ♥♥♥」

これまでなんとか抑えていた媚薬中毒の症状の影響もあってか、後遺症がここへきてついに発症してしまい、
春香のショーツを押し上げて勃起したクリトリスの疑似男根が顔をのぞかせていた。
もちろんそれは、吸いつくという行為自体が生態であるといえるヒルたちにとって格好の標的となり、
中型から大型サイズの個体が次々に粘液の中を泳ぎ寄って来ては、春香のペニスに強制フェラ奉仕をしてゆく。

春香「こ、これっ吸い付き、つよすぎるっ♥♥♥こんなの、おち○ちんまるごと、引き抜かれちゃい、そ♥♥♥んほぉぉっ♥♥♥♥」

かつてイソギンチャクの吸引触手で搾精責めを受けたときは疑似男根を丸ごと根元まで飲み込まれていたが、
ヒル触手は身体の構造上、オナホールのように吸い付くことはできない。
かわりに彼もしくは彼女らは春香の亀頭部分に吸盤をぴったりと吸い付かせ、粘膜越しに媚薬を流し込みつつ
強烈な吸引力をもって疑似男根の尿道から強引に精液だけを吸い上げ、春香に射精を強要する。

春香「や、ぁあん、やらぁっ出ちゃぅうぅ!♥♥♥♥お○んちんイきたくないっ♥♥♥♥もう吸うのらめ、イかせないでぇ…、ひぃん♥♥♥♥」

ほとんど忘れていた、もう未知のものになりつつあった雄の射精の快感を思い知らされ、
中身を搾り出されながら自分が自分でなくなってしまいそうな陶酔感を味わい、春香はただ叫ぶことしかできない。
肉悦で錯乱し、なぜ自分に疑似ペニスが生えているのかということも疑問に思わないまま、
シャイニング・ハルカは粘液の海の中で、膣内と尻の中と勃起クリトリスをひたすらヒルたちに吸われてイキ狂う。

春香「いや、…いやぁ……………♥♥♥も、もう、いいでしょ、せめて、やすませてぇ………♥♥」

やがて、力なくつぶやくだけになった春香のすぐそばで、ざばりと水の跳ねる大きな音がした。

春香「え…………んぐ、っ、…な、なにこれ、重た……っおひぃ、いっ♥♥♥♥♥んほおぉぉおぉ♥♥♥♥」

音の正体を把握することも、それに何をされたのかを理解することもできないうちに、
春香は一息に膣穴と尻穴を貫かれて目を白黒させる。

春香「ひぃぃっ、いやぁあぁ、これっ、なに、ぃ、ああんっ♥♥♥♥い、いきなり、両方、なんてぇえっ♥♥♥♥んひぃぃ♥♥♥♥」

真美を凌辱しているヒル型触手と同程度の大きさの別個体が、春香にも忍び寄り、背中にのしかかっていた。
超大型ヒルは春香も真美と同じように足部で接着するようにして押さえつけ、
腹部から生殖用の触手を繰り出すと、そのままシャイニング・ハルカの両穴を犯し始める。

しかし、真美を捕らえた個体は獲物を独占できていたが、今回は事情が違った。
超大型ヒルのペニス触手が侵入を試みた春香の秘部にも菊門にも、すでに小型ヒル触手がぎっしりと詰まっており
柔軟で長い生殖触手をもってしても生半可な勢いでは挿入することすら難しい。

そこで超大型ヒルがとったのは非常に単純な策、すなわち力押しであった。

春香「んぐぅっ、おひぃぃいっ♥♥♥♥ひあぁっ、ごりごり、ごりごりしてりゅぅぅっ!?♥♥♥♥」

基本的には同種のヒルとはいえ、繁殖機会をめぐって考えれば自身以外の個体はすべて敵であり、
それゆえに超大型種は春香の中を占拠している小型種の群れをまったく無視して触手のストロークを始めた。
当然、先着での優位を主張したい小型種は、ぐいぐいと突き込まれてくる超大型種の生殖器に
せっかく張りついた膣内での、あるいは直腸内でのポジションを奪われまいとして
頭部と尾部の吸盤を両方とも駆使し、春香の中での定位置を確保しようと必死になる。

春香「そんなぁ…っ、吸うの、また強くなってるっ♥♥♥やっ、やめて、いまじゅぽじゅぽしちゃいやぁ♥♥♥♥」

春香「あっくぁぁっ!?♥♥♥♥…な、なに今のんっひゃぁあぁんっ♥♥♥♥」

大型と小型のヒルたちの生存闘争で、春香の体内は大混乱に陥っていた。
小型ヒル触手の中には出入りするペニス触手の勢いに負けてポジションをはずれてしまうものが出はじめ、
ぎりぎりまで強く吸い付いていたものを引きはがされる強烈なその刺激がまた春香をアクメに追い込む。
そして、しぶとく張りつき続けている小型ヒルと超大型種の生殖触手がこすれあい、
激しい凹凸のあるごく狭い牝穴と化した春香の中を行き来するペニス触手は急速に昂ぶりつつあった。

春香(ひっ、そんなもう、ふるえてる♥♥♥や、やだ、今出されちゃったら、わたし………♥♥♥♥)

春香が射精される予兆に身を震わせたところで、今度は春香が射精させられる予兆と快感で身を震わされる。
身体の中を責められることにばかり意識が向いていた春香の疑似ペニスに、数匹のヒル触手が吸い付いていた。

春香「あひゃぁぁっ、う、うそ♥♥♥お、おち○ちんいまはらめなのおっっ♥♥♥♥」

一方で、膣穴でも尻穴でも、超大型種の暴力的なピストンで内壁からはがされてしまった小型ヒル触手たちは
単純に行き場をなくしていた。外へ這い出るにはペニス触手が出て行ってからでなくてはならず、
それに内壁で定着する位置を改めて見つけようにも、また同じように引きはがされるのが目に見えている。
自然、彼ら脱落組が向かう先はひとつしか選択肢がなかった。

春香「ん、んんんっっ!?♥♥♥♥い、いまの、っ…、はひぃっ!♥♥♥♥ま、またぁっ……」

ペニス触手が奥底まで突き込まれるのに合わせ、小型ヒル触手たちも奥へ向かい、
そしてそこに狭い穴があるのを見つけた脱落ヒルたちは当然のように次々ともぐりこんだ。
ここなら大型種の邪魔を受けることもない、と安心した彼ら、彼女らは、
ゆっくりとその内壁を這いまわって好みの場所を探すと、再度吸盤を駆使し、春香の子宮の内側に張りついていく。

春香「………っ、ぁっ、は……♥♥♥♥ひ……っ、きゃふっぅ♥♥♥♥ ………♥♥♥♥」

油断していたところで連続して子宮口を押し広げられ、中に入り込まれただけでなく
あまつさえ内壁に吸い付かれ、そこでもまた媚薬を粘膜へ直接注入され、
春香はもう声をまともに出すこともできなくなっていた。切れ切れに悲鳴のような声を上げ、
這い回られ、吸われるたびにまた小規模な連続絶頂に襲われてしまう。

そして、それを好機と見てとった超大型種は、深々とペニス触手を春香の奥まで嵌め込み、精液を注ぎ込みはじめた。
同じように、春香のペニスにフェラチオしていたヒル触手も、ひときわ強烈な吸引を加える。

春香「はっひいぃぃっ♥♥♥♥♥イっちゃうぅイクッイクイクうぅ♥♥♥♥♥ひあぁあぁぁあぁ~~~~っっ♥♥♥♥♥♥」

ヒルの精液を膣内にも子宮にも腸内にも思い切り吐き出され、そのねっとりとした熱さに春香は一瞬で絶頂させられた。
流れ込んでくる勢いの強さに子宮内でしっかりと張りついていた小型ヒルの何匹かがまたもぎ離され、
あわてて再度シャイニング・ハルカの聖なる小部屋の内側に吸い付いていく。
フェラチオ奉仕をしていたヒル触手は、疑似ペニスが精を吐き出し始めたのを見届けると吸盤を離し、
春香は前の穴にも後ろの穴にも精液を注がれながら、自分でもたっぷりと精液を吐き出した。

春香「またお○んちんイク♥♥♥♥精液出しちゃってるっ♥♥♥♥ちがうのにっ、わたし女の子なのにぃ♥♥♥♥」

すっかりたぷたぷの精液溜まりと化した春香の膣と尻穴の中で、小型ヒル触手たちがまた蠢いていた。
同類が新しく入ってこないうちにもっとよいポジションはないかと這い回り始め、
その軟体と大型ヒルの精液がからみあってぬちょぬちょと卑猥な音を立てる。

春香「ふあぁ、あ♥♥♥♥やんっ、いま、動いちゃらめぇ♥♥♥♥イッたのに、またイっちゃうぅぅ…♥♥♥♥」

まだ生殖用触手を抜かれないまま、春香はぐったりと脱力し、自分で自分を支えることもできず
背中のヒルに張りつけられてかろうじて倒れずに済んでいる状態になる。

響『おおー、ヒルノ助はけっこー強引なんだなー。ごめん、ちょっとシャイニング・ハルカつれてこっち来て―』

響が行った指示の内容も、春香の耳にはほとんど入っていなかった。

………………
…………
……

シャイニング・ハルカとシャイニング・マミは粘液の海からは引き上げられていたが、
それは自分の足によるものでも、自身の意志によるものでもなく、
ただ単に、背中に覆いかぶさる超大型種のヒルに拘束されたまま連れてこられただけのことだった。

あえて姿が見えやすいように二人は横に並ばされていた。
姿勢的には立ちバックの体位を取らされているのに近いが、すでに自力で立っていられない二人は
後ろ手に回された両腕ごと背中を、それに膝を曲げた足を、それぞれ半ばヒルの体に埋め込まれていて、
手だけを後ろに回した中途半端な四つんばいの姿勢のまま宙に浮かされているに近い。

そして二人を拘束している二匹の超大型ヒルは、腹部の裂け目から大量のペニス触手を伸ばし、
春香と真美の前後の蜜壺を無尽蔵の繁殖欲でまだ犯し続けていた。

春香「あ、あ♥♥♥♥イク………イグッ♥♥♥♥お○んこもお○んちんもイくぅぅっ♥♥♥♥」

ごぶっ、と音を立てて勢いよく膣に精液を吐き出され、反射的に春香は自分の疑似男根からも精を放ってしまう。
何度射精させられたかわからない状態でもまだそれは雄々しく反り返っていて、
自然に消滅するまでにはまだ相当な時間を必要とすることを想像させた。

真美「あひぃぃっ♥♥♥♥ふあぁっ…♥♥♥♥ま、まだ、おわりじゃ、ないよねぃ♥♥♥♥んきゅぅぅ♥♥♥♥」

真美は尻肉も太ももも下腹部も真っ白でべとべとになるほどヒルの精液を注がれ続け、
幼い子宮が服の上からでもかすかに膨らんで見えるほどになっていたが
それでも年にはおよそ不釣り合いな妖艶な笑みを浮かべ、腰をくねらせて牡を誘った。
魔法戦士をすっかり理想的な牝に仕立て上げられたことを歓びつつ、
超大型ヒルは注文通りにペニス触手をうねらせ、真美の奥深くを愛するように凌辱する。

真美「そ、そう、これっ♥♥♥♥しょくしゅ、おくまでぇっ♥♥♥♥ぐちゅぐちゅされるのいいよぉぉっ♥♥♥♥♥」

響『…伊織と美希は仕方ないとしてもさー、三人とも、どーしたの。ちゃんと見てあげないと、ほらほらー』

響がそう煽っても、Pも千早も雪歩も顔すら上げることはできなかった。
そもそも顔を上げようが上げるまいが響によって強制的に映像も音声も送り込まれてしまうのだが、
あえて直接見せようとする響の悪辣さすら、春香と真美の痴態を見続けてしまった三人には届かない。

響『しかたないなー、じゃ、ヒルノ丞。せっかくこんなに悦んでるんだから、シャイニング・マミを見せてあげてよ』

響がそういうと、超大型ヒルの一匹は真美を器用に凌辱しながら尾部の吸盤を駆使して身体を起こした。
同時に真美の姿勢を変えさせ、手を後ろに回して体操座りをしたシャイニング・マミを
後ろからそのまま抱え上げたような、足を揃えさせて腰を曲げたかっこうで宙に浮かせる。
もちろんその姿勢でも、生殖触手は下から突き上げるかたちで2本ずつ前後の穴を犯し続けていて、
自分の体重が挿入の強さに反映されるのを感じた真美は小さく悲鳴を上げた。

響『さてと、真美。ほら、そこ、プロデューサーが見えるぞー。なんか言いたいことある?』

響の言葉にもPは顔を上げなかったが、抱え上げられた真美がバリアの近くまで移動させられているのも、
幼い膣穴と尻穴を繁殖用の凶悪な触手で2本挿しにされているのもすべて見えてしまっていた。
それを知ってか知らずか、真美はふわふわととろけた声で話しかける。

真美「えへへぇ、にーちゃん、っ♥♥♥♥ごめん、真美、しょくしゅに勝てなかったよぉ…♥♥♥♥」

P(やめろ……響、よくわかった、やめてくれ、俺が全部悪い、だからやめてくれ………!!)

喉がすでに枯れていて声もろくに出せないPは内心で叫ぶことしかできなかった。
そのPの耳に、真美の甘い声が飛び込み続ける。

真美「いまも、真美、めっちゃぬちゅぬちゅされまくって、て……♥♥♥♥すっごい、きもちいい、の♥♥♥♥」

真美「あっ、ひゃぅっ♥♥♥♥ま、また、きちゃう♥♥♥♥あぁ、しょんなぁ、にーちゃんのまえで、なんて……♥♥♥♥」

言葉の上では嫌がっていても、シャイニング・マミの声も表情も身体の反応も、とてもそうは言っていなかった。
すぐに突き上げる触手たちの動きが激しくなり、真美も熱に浮かされたように叫び出す。

真美「うぁんっ♥♥♥♥やぁっ♥♥♥そ、そだっ、にーちゃんにも♥♥♥♥真美がまたしょくしゅに負けちゃうとこ♥♥♥♥見てもらおっ♥♥♥♥」

真美「あぁ来てるぅっ、もうきちゃう♥♥♥♥しゃせー来るっ♥♥♥♥にーちゃん見てるのにっ♥♥♥♥いっぱい出されちゃうよぉ♥♥♥♥♥」

P(やめてくれぇえっ、もう許してくれ!!響、頼む、お願いだ、もうこんなもの見せないでくれ!!)

Pの叫びはなんの意味もなさず、そして都合4本の触手が真美の最奥へ潜り込んで全力で射精しはじめた。

真美「あぁあぁぁんっ♥♥♥♥♥だひてるっ♥♥♥♥しょくしゅが、真美のいちばんおくにぃいっ♥♥♥♥♥あちゅいのきもちいぃっ♥♥♥♥♥」

真美「しゃせー止まらないよぉ♥♥♥♥♥もうはいらないっ♥♥♥♥♥真美のおなかもういっぱいなのぉ♥♥♥♥♥♥」

真美「あ、っあ、真美にもなんか来ちゃうよぉっ♥♥♥♥イ、く♥♥♥♥しょくしゅに負けて真美っ、いきゅぅぅぅううぅう♥♥♥♥♥♥♥」



響『………どう、プロデューサー。真美が、こんなことになっちゃったのも、プロデューサーたちが反抗的だから、だぞ?』

完全に倒れ伏したプロデューサーと、何の反応もできないマジシャンたちの間に、響の冷たい言葉が響いた。

トラップ判定結果

春香・機動力45+コンマ50(反転)<目標値:115
真美・機動力55+コンマ39(反転)<目標値:115

→両者クリア失敗

緊急脱出判定結果

春香 機動力45+コンマ38(反転)<目標値:105 失敗
真美 機動力55+コンマ11(反転)<目標値:105 失敗

--------------ここまで再掲


第9チェックポイント:クリア失敗

残りターン数が4減少しました。 10→6

春香の耐久力が12減少しました。 【45 45 45 46】→【45 45 45 34】
真美の耐久力が12減少しました。 【40 45 55 30】→【40 45 55 18】



※美希と伊織の【触手服】について、今回のチェックポイント(4ターン経過)より少し修正しています。
(このままだと確実に触手服の耐久力削りでリタイアになってしまうため)

前の分↓
【触手服】本イベント中のみ・永続
・装着者は今後のチャレンジの際、能力値に-20%の補正を受けます(強制・確率判定なし)。
 ユニゾンを使用する際は合算能力値に対して補正が発生します。
・装着者は今後、チャレンジしているか否かに関わらず、1ターンの経過につき耐久力が-3されます。

修正版↓ (変更点は【】内の部分です)
【触手服】本イベント中のみ・永続
・装着者は今後のチャレンジの際、能力値に【-25%】の補正を受けます(強制・確率判定なし)。
 ユニゾンを使用する際は合算能力値に対して補正が発生します。
・装着者は今後、チャレンジしているか否かに関わらず、1ターンの経過につき耐久力が【-2】されます。

いじられ慣れて体力の減りは抑えられるようになったけど、性感は上がってマイナス補正は強くなってしまった、的な感じで。


そのため、美希と伊織の耐久力推移は以下のようになります。耐久力-2*消費4ターンです。

美希の耐久力が8減少しました。 【65 40 55 21】→【65 40 55 13】
伊織の耐久力が8減少しました。 【90 30 45 17】→【90 30 45 9】




安価の導入までもうちょっとだけおまちください。
毎度ごめんね。

春香と真美が上げる……上げさせられる嬌声を聞かされ、痴態を見せられる時間がそれからもしばらく続き、
それが過ぎてからようやく、二人は俺たちのところへ戻ってきた。
響が気を利かせたのかなんなのか二人とも気を失っていて、
それに、もちろん………服や肌は、凌辱され尽くしたそのままの姿だった。

P(……かつての仲間に、こんなことを平気でする奴が相手なんだ。俺がミスをしたのは、このトラップ云々の話じゃなくて)

P(むしろ、ブラックジャンボ………いや、響に、敵対する道を選んだこと、そこからなんじゃないのか………?)

千早も雪歩も、一言も口をきかないままだった。
二人は戻ってきた春香と真美にそっと寄り添い、自分の衣装が汚れるのも構わずに優しく抱き締め、
あるいは何も言わずに手をぎゅっと握り、じっと座り込んでいる。

伊織も美希もまだ戦意は十分にあるようだったが、体力的に相当消耗しているのがはっきりとわかる。
春香と真美のほうがまだ二人よりはマシかもしれないこの状況で、どうすればトラップを突破できるというのだろうか。

P(だけど、ここまで来て、降参する、なんて話は通らないだろう。俺はどうなってもいいが、みんながなにをされるか……!)

そのとき、こつん、と軽い音がして、そう離れていないところに誰かが降り立つ気配がした。

響「……やれやれ。だらしないなあ、プロデューサーも、みんなも」

千早「っ!?そ、「総帥」がなぜ、いきなり……!」

雪歩「………み、みんなはやらせないよっ、響ちゃん!わたしが盾になる!!」

総毛立つ感覚に襲われて口も開けない俺をよそに、千早と雪歩が素早く臨戦態勢をとった。
実際のところ、今こっちでまともに戦力とカウントできそうなのはこの二人くらいで、
全員が万全でもまず勝てない可能性が高い響が相手となれば、もう、どうしようもない。

P(ここまで、か………!?)

響「よいしょ、っと。はいこれ」

油断なく構える千早と雪歩、まだ気を失っている春香と真美、それになんとか身体を起こしてはいるものの
それ以上のアクションを起こせていない美希と伊織。6人のマジシャンと俺が見据える中で、
響は背中側に持っていたなにかを引っ張り出すと身体の前に置いた。




いよいよあとちょっと、ゾロ目の第11チェックポイントっ!!

入室可能枠:1名~最大3名まで

ヒント:
「ここは今までとちょっと違うんだ。そう、いわゆる中ボス戦、ってやつ……!
 ひとりでチャレンジするのだけは絶対やめといたほうがいいし、もちろんユニゾンは必須だぞ?!」

スペシャルヒント:
「倒せたほうがもちろんいいけど、あんまり時間かけさせるのはかわいそうだから、安心の制限時間つき!
 たとえすっきり勝てなくても、3ターン過ぎたら出口が開くようにしてあるからね。」

追加ヒント:
「しょーがないから超超大サービス!?今回のユニゾンでは、マイナスの効果を共有しないようにしてあげちゃう!
 あと、これはアドバイス。バトルするからってだけじゃなく、機動力が重要になる場面がある……かもね?!」




P「……第11?次は第10チェックポイントのはずだろう?」

響「うん、そうなんだけどさ。正直、そんな余裕ないでしょ、春香たち」

そこは確かに響の言う通りだった。残り時間はだいたい3時間で、このまま行くと間に合わないおそれもある。
それ以上に美希や伊織はこれ以上消耗が続くとかなり危険なところにさしかかりつつあった。

響「自分もさー、100%勝つってわかってるゲームなんか、しても面白くないの。だから、1個飛ばさせてあげる」

伊織「……っ、どうせ、それが罠なんでしょ」

響「わかってないなぁ伊織、そっちに選択権とかないんだよ。ほら、追加ヒントもあげてるし?」

確かに、今までになかった「追加ヒント」がボードに記されていた。
しかもよく見るとここだけ、急いで手書きで追加されている。

響「そう、それホントに今、いっそいで書き足してきたんだぞ」

俺たちの目線に気づいたのか、響が説明を始めた