フレデリカ「コミュ力向上JKごっこ」 (24)


これはモバマスssです
キャラ崩壊があるかもしれません
書き溜めはありませんが、本日中に完結させます


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フレデリカ「ふんふんふふーん、フィロソフィアー」


肇「ふぅ…今日も疲れました」


朋「お疲れ様、って言いたいけど今日何かしてた?」


文香「今日は…一応、ラジオの収録を…」


肇「文香さんはずっと本読んでましたけれどね」


フレデリカ「杏ちゃんが居なかったから全然進まなかったんだー」


肇「…朋さんは、今日は何を?」


朋「あたしは、タロットカードを使った種も仕掛けもない手品教室よ」




肇「…」


朋「肇ちゃん、もしかして此奴もやべぇ奴みたいな視線はあたしでも傷付くわよ?」


肇「あ、すみません…つい癖で…」


フレデリカ「そんな肇ちゃんの為に!」


肇「結構です」


フレデリカ「…そんな肇ちゃんの


肇「ドリンク、何か持って来ましょうか?」


フレデリカ「…フレちゃんはレモンティーかなー…」


朋「せめて聞いてあげよ?!」





肇「仕方ありませんね…」


フレデリカ「えっとねー、最近肇ちゃんが荒んでるでしょー?」


文香「…以前の様な潤いは、もはやどこにも…」


フレデリカ「しかし、かの者は未だ解に手を伸ばせぬまま…」


肇「つまり、JKっぽく振舞ってコミュ力を鍛えていこう、と…」


文香「…確かに、私にも必要なモノかもしれませんし…」


フレデリカ「そのために朋ちゃんを呼んだんだー」


朋「…杏ちゃん呼ばない?」




肇「だからファミレスなんですね」


フレデリカ「いぇーす!女子高校生のアフタースクールパーリータイムはファミレスでドリンクバーだからねー」


朋「ここ女子高校生一人しかいないんだけど」


文香「…若さを僻む事はありません…朋さんには、朋さんの魅力が、きっと…」


フレデリカ「取り敢えずポテト頼んじゃおっか」


肇「全員コーヒーで大丈夫ですよね?」


朋「進んでるの?進んでないの?」






フレデリカ「さてさてー、取り敢えずテーブルの上がJKっぽくなったねー」


肇「あ、でしたら英単語帳も置いておきますね」


文香「…では、私は夏目漱右のこころを…」


朋「え、じゃああたしはタロットカードかしら」


フレデリカ「いい感じに混沌としてきたし、じゃー始めよっか」


文香「…」


肇「文香さん、JKにとってポテトは冷めてからか本番ですよ」


文香「…分かってはいます…精神的向上心の無いモノは馬鹿ですからね」


朋「取り敢えず二人とも座らない?」




朋「そう言えば、なんで杏ちゃんいないの?」


肇「プロデューサーさんとゲームセンターに行ってしまったからです」


朋「そっちの方がJKっぽくない?!」


肇「つまり朋さんは高校時代、学校の規則を破ってまでゲーセンに行く不良だった、と…」


朋「不良じゃなかったしそんな規則も無かったわよ?!」


文香「…何か注文しませんか?」


肇「ダメですよ文香さん、ポテトとドリンクバーだけで六時間は粘らないと」


文香「…」


朋「二人とも目が怖いし、フレデリカちゃんも何か喋ってよ」






ピンポーン


肇「は?」


文香「…なにか?」


フレデリカ「じゃーフレちゃんも何か頼もっかなー」


文香「では、私は茄子の油味噌炒めを…」


朋「JKっぽさは?!」


肇「仕方ありませんね…鶏皮ポン酢で」


朋「あの」


肇「実際のJKなんてそんなものです」




フレデリカ「ふんふんふふーん、麩」


朋「ざっつ!」


文香「…では、JKらしく雑談でも…」


肇「どうせ雑談しかしないじゃないですか」


フレデリカ「ふんふんふふーん、フリートーク」


肇「では、ライブについての反省会でも…」


文香「…では、私はホワイトスノウポエムノートの音読を…」


フレデリカ「その声、我が友文香氏ではないかなー?」


肇「では、私は山手線に撥ねられて怪我をしなければ」


朋「さりげない自殺志願やめない?」



フレデリカ「じゃー大富豪やるー?」


肇「トランプ、持ち歩いてるんですか?」


朋「タロットカードならあるわよ?」


フレデリカ「じゃー朋ちゃんはハングドマンね」


朋「振り雑過ぎない?」


文香「…ハングドマン…忍耐、抑制…朋さんにぴったりですね」


朋「…愚者よりはマシね」



フレデリカ「温泉巡りしたくない?」


肇「それはいいですが…あまり、纏まった休みが…」


文香「…でしたら、古書店巡りは…」


フレデリカ「あ、冷奴きたよー」


肇「あ、でしたら私はきつねうどんを…」


文香「…では、私は」


肇「文香さん、お財布は?」


文香「…問題イナフです」


朋「なさそうであるじゃない!いや無いんだけど!」




フレデリカ「ところで何しようとしてたんだっけー?」


文香「…確か、肇さんの過去編を語る、と…」


肇「ちがったと思いますけど」


フレデリカ「過去は…振り返らない!ってかんじー?」


文香「…常に前だけを向いて生きているのでしょう…羨ましい限りです」


フレデリカ「若いっていいねー、流石JK」


朋「あ、戻ってきたわね」




フレデリカ「肇ちゃん手持ちあるー?」


肇「まぁ、多少は…」


文香「…杏さんを呼びましょうか?」


肇「文香さんなら山手線に撥ねられても軽傷で済みそうですよね」


朋「物騒!」


フレデリカ「はー、ツッコミ欲しいねー」


朋「あれ?あたしは?」


肇「頑張って下さいね」




フレデリカ「で、大富豪やるー?」


文香「…JKはありですか?」


肇「普通にジョーカーっていいません?」


フレデリカ「だよねー、ここに普通のJKはいないもん」


肇「フレデリカさん、虎と戯れる企画があるそうですよ?」


フレデリカ「フレちゃんまだ死にたくないかなー…」


朋「…発狂しそう…」








話が進みません
そろそろ杏ちゃんの話を…
お付き合いありがとうございました

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