みく「仮面ライダーのあ?」 (37)

みく「・・・仮面ライダー?」

みく「・・・仮面ライダー?」 - SSまとめ速報
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みく「のあにゃんが仮面ライダー?」

みく「のあにゃんが仮面ライダー?」 - SSまとめ速報
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の続きになります。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476992616


~駐車場~



モバP(以下P)「どうしよう、もう盗られたのか!?いやでも鍵は持ってるし・・・」

ブロロロロロ
のあ「・・・何か探し物?」

P「おお、のあ!ちょうどいい所に!実は俺のバイクが無いんだよ!」

のあ「・・・それは大変ね」

P「そうなんだよ!買ったばかりで俺だってそんなに乗ってないのに・・・」

のあ「・・・乗り心地は最高だったわ」

P「車の次はバイクまで・・・俺、なんか憑かれてんのかな・・・?」

のあ「・・・疲れているのならこのバイクに乗って、解消するといいわ」

P「えっ、いいのか?これハーレーのストリート750だろ?俺のと同じ・・・」

のあ「私は今日はもう使わないから・・・」

P「・・・同じ?あれ?」

のあ「・・・それじゃあ」

P「あ、うん。じゃあ」



P「・・・えっ?“今日は”って言った?また使うの?てか鍵なんで持ってんの?」

友紀「プロデューサー、ひとりでなに喋ってるの?」

P「あれ!?のあは!?」

友紀「え、見てないけど・・・」

P「俺の!バイク!あるの!」

友紀「ええっ!?何、どうしたの!?」

P「バイク!おれの!バイク!」

友紀「えっ、うん・・・さっき見たけど・・・」

P「友紀!おれ!バイク!のる!」

友紀「プロデューサー!なんか怖いからやめてよ!!」




外からPチャンのバイクバイクと言う大声が聞こえてくる


友紀チャンの泣き声も聞こえてきたところで晶葉チャンが窓を閉めた



晶葉「うるさいな・・・」

晶葉「バイクがあるということはのあが帰ってきたんだろう」



のあにゃんは仮面ライダーだった

怪人と戦って、みくを守ってくれた

だけど・・・



ガチャ
のあ「・・・ただいま」


のあにゃんが帰ってきた



みく「・・・おかえり」

晶葉「おかえり、のあ。早速で悪いんだがドライバーのメンテナンスと君の・・・」

みく「いつから怪人と戦ってたの?」

晶葉「みく、先にやらなければならないことが」

みく「たくさん怪人から攻撃されてたよね!?やられてたかもしれないんだよ!?」

みく「みくは・・・のあにゃんがいなくなったりしたらいやにゃあ・・・」

晶葉「みく・・・」


のあ「・・・みく、私は絶対にいなくなったりしない」


みく「グスッ・・・のあにゃん?」

のあ「・・・だから、これを食べて元気を出して」

みく「ありがと・・・ってサバ缶なんかいらんにゃ!!」パシッ



ドサッ



いつもみたいにのあにゃんの手を振りほどいただけなのに



いつもなら普通にかわしてるはずなのに





のあにゃんは床の上に倒れこんでしまった












のあ「・・・永遠に食べられるわね」モグモグ

みく「まったく呑気なものにゃあ・・・」



のあにゃんは床に倒れたものの意識はあった


晶葉チャンと二人でベッドまで運ぶとのあにゃんは食べ物が欲しいと言い出した


さっきのサバ缶を渡すとマイ山椒を振りかけて黙々と食べている




晶葉「やはり強化スパイスは体への負担が大きいようだな・・・」

みく「スパイス?」

のあ「・・・このスパイスを使って変身するのよ」

みく「でもそれ調味料とか香辛料の瓶みたいなんだけど・・・?」


晶葉「それらについては私が説明しよう!」


晶葉チャンの説明はこうだった



調味料の瓶みたいなものは“スパイスチャージャー”という瓶型のアイテム


仮面ライダーの力の素みたいなものが入っていて、瓶の色によって変化できるらしい

そのスパイスの力を使うために鍋のような形をした“ノアドライバー”というベルトに差し込み変身する

スパイスの力は強力なのでこのドライバーを通すことでフィルター代わりになるようだ




最初に仮面ライダーに変身する時は、“ノアフォーム”から変身しないといけないらしい


基本となる黒い瓶の“Noaスパイス”はのあにゃんについてのデータが詳細に入っている

このスパイスを使うことでのあにゃんのデータをドライバーに取り込んで、

瞬時にのあにゃんの体に適合された強化スーツを装着、その後に晶葉チャン特製のナノマシン?というアーマーが

プロテクターの要領で強化スーツの上から胸部と肩、腕と脚に装着される・・・ってそんなん今はどうでもいいのにゃ





晶葉「どうやらのあは全身筋肉痛のようだな」

みく「筋肉痛!?倒れた理由は筋肉痛なの!?」

晶葉「やはり“サンショウ”を実戦で使うにはまだまだ改良が必要なようだ」

みく「サンショウって・・・あの途中で変身した姿のこと?」

晶葉「そうだ!サンショウはノアの強化形態だ!」

晶葉「その力はノアの性能を大きく上回る!だが・・・」

みく「だが?」

晶葉「この通り、フィルターを通しても体への負担が大きいようだ」

晶葉「改良し、安全に使えるようになるまではこのスパイスは使えないな」

のあ「・・・でも今日のような相手には・・・」

晶葉「ふぅむ・・・どうしたものか・・・」



バーン!
??「それならフォームチェンジでしょ!!」


大きな音でドアを開けた先にいたのは光チャンだった


晶葉「光っ、勝手に入るなと言っただろう!というかもうフォームチェンジならしてるじゃないか!」

光「ふっふっふっ、違うんだよ博士!今聞いた話だと、そのサンショウフォームは平成ライダーで言うところの強化フォームだね!」

晶葉「平成・・・?強化・・・?いったいなんの話を・・・」

光「アタシが言ってるのはフォームチェンジには段階が必要ってことだよ!」

光「とりあえず今事務所にあるライダーのDVDをみて勉強だな、博士!さぁ、ショータイムだ!」

晶葉「おい、引っ張るな!私はまだやることがあるんだ!」

のあ「・・・晶葉、私は大丈夫。行っていいわ」

光「行っていいってさ!!」


晶葉「待ってくれ!光!待つんだ!落ち着け!やめろぉ・・・」




光チャンに引っ張られて晶葉チャンは行ってしまった


のあ「・・・サンショウが使えないのなら新しい力が必要ね」

みく「のあにゃん・・・どうして仮面ライダーになったの?」

のあ「・・・話せば長い話になるわ」

みく「それでもいい。のあにゃんがあんなに危ない目にあってまで戦う理由・・・」

みく「みくはちゃんと聞きたいから」

みく「どれだけ時間がかかってもいいから全部みくに話して!」

のあ「・・・わかったわ」




のあにゃんは何故、仮面ライダーとなって戦うことを決意したのか話し始めた・・・








・・・今から1ヵ月前、事務所の近くに定食屋がオープンした


のあにゃんは開店初日の朝9時からお店の前に並んでいたらしい


お店の営業時間は10時から・・・入店するまでは1時間


文香チャンに借りた本を読んで時間を潰す事にしたらしい




のあ「・・・・・」ペラ・・・ペラ・・・

?「おっ、やっぱりのあもこの定食屋に目をつけていたんだな」

のあ「・・・・・」ペラ・・・ペラ・・・

?「でもこんな時間から定食食べて大丈夫か?昼飯にはちょっと早いだろ?」

のあ「・・・・・」ペラ・・・ペラ・・・

?「おーい、のあ?無視?俺泣いちゃいそうなんだけど?」

のあ「・・・・・」ペラ・・・ペラ・・・


?「おーい?のあさーん?聞こえますかー?」

?「返事がない・・・つまりこれはタッチ可ということか・・・?」

警官「キミ、何してるの?」

?「えっ」

警官「さっきからこの娘に話しかけてたみたいだけど」

?「いっ、いや、違うんですよおまわりさん」

警官「ちょっと話聞かせてもらえるかな?」

?「ちょっ、勘弁してくださいよぉ!違いますって!」

警官「まぁまぁ、まぁ、ね?ほら」グイグイ

?「ちょっ、まだタッチもしてない!!待っ・・・うわ凄い力強い!!」

のあ「・・・・・」ペラ・・・ペラ・・・




イタイイタイ!ゴカイナンデス!!ハナシテ!!





みく「・・・えっ、何の話?」


のあ「・・・おやすみなさい」

みく「ちょっと!のあにゃん・・・もう」



いつもみたいに冗談を言う元気はあるみたい・・・

大変な一日だったし今日はもう休ませてあげよう・・・



みく「また今度ちゃんと説明してね・・・おやすみ・・・」






~翌日~




晶葉「のあ、みく、ちょっといいか?」

みく「どうしたの?」

のあ「・・・改良できたの?」

晶葉「ああ、だから実際に使ってテストデータを取らせてくれ」

のあ「わかったわ・・・」





光「これがのあさんのベルトか・・・なんだかWとバースのベルトを足して2で割ったみたいだ!」

のあ「・・・光に話したの?」

晶葉「あぁ、のあが変身していることを知られた以上仕方ない。幸い光は仮面ライダーについていろいろと詳しいようだし、

まぁアドバイザーとでも言ったところだな」

光「イーディス南条です!」フンス

みく「売れないお笑い芸人みたいにゃ」

光「違うよ~!長官だから偉いんだよ!?」


晶葉「それはさておきのあ、フォームチェンジについてはなんとかなりそうだ」

晶葉「光、あとは説明を頼むぞ」

光「あぁ、そうだった!ここはアタシに任せろ!」


晶葉「私はこれから響鬼の続きを見る必要があるので失礼する・・・また後で呼んでくれ」




晶葉チャンの目の下のクマが凄いことになってたけどとりあえず光チャンの話を聞くことにした



光「前にも言ったけど、このサンショウフォームは平成ライダーで言うと強化フォームになるんだ!」

光「物語の中盤、今までよりも強い敵が現れたって時なんかに登場することが多いね!」

のあ「・・・この前のやつは以前よりも少し強かったわ」

みく「じゃあ今ののあにゃんの状況にも当てはまるんじゃないの?」

光「博士の録画してた映像を見る限り、確かに強い相手だった・・・」


光「しかーし!おそらくあのタイプの敵は変化しただけの普通の怪人クラス!わざわざ強化フォームにならないでも倒せるレベルだ!」

みく「でも、サンショウになるまでは苦戦してたみたいだったけど・・・」

のあ「・・・あの姿では空を飛ぶ相手には太刀打ちできない」

光「そこなんだ!敵にもいろいろなタイプがいるんだから、仮面ライダーも相手に合わせて変身しなきゃ!」


みく「よくわかんない・・・つまりどういうことにゃ?」


光「博士は順番を間違えちゃったんだよ。強化フォームは力がある分、装着者への負担も大きいから序盤には出てこないからね・・・」

光「普通、仮面ライダーには全体的な能力バランスの取れた通常フォームと特定の能力に特化したフォームが標準であるものなんだ」


のあ「・・・特定の能力?」


光「いろいろあるんだ、例えば剣術に優れたフォーム、スピードに特化したフォームとか!」

光「この前の奴だったらスピード、銃系のフォームで戦うことが出来たはずだ!」

のあ「成る程・・・」

光「ただそれぞれのフォームにデメリットがあって、パワー系ならスピードは落ちる。逆にスピード系はパワーに欠ける、って感じだね!」

光「だから基本フォームをベースに相手の能力に合わせてタイプチェンジすればいいんだ!」


みく「そのタイプチェンジなら基本フォームと体への負担は変わらないの?」

光「そういうこと!サンショウは博士が改良するって言ってたし、のあさんが戦いに慣れていけばいつか使いこなせる日も来るさ!」

みく「そうなる前にもう戦わなくていい日が来て欲しいにゃ・・・」

のあ「みく・・・」


光「もちろんそれが一番だけどね!あっ、そうだった博士!出番だよ!!」


バーン!
晶葉「よし、それじゃあテストに入るとしよう!」


凄い勢いでドアを開けて晶葉チャンが入ってきた


晶葉「のあ、早速だが準備はいいか?」

のあ「ええ・・・」



のあ「・・・変身」カチッ


   Noa…


前にも聞いたことのある電子音声

そういえば変身する所を見るの初めて・・・




のあ「・・・」カチャン



Noa SPRINKLE……



スムーズにベルトにスパイスを差し込むと音声と共にのあにゃんの体が光に包まれていく


光「おおっ!!ホンモノのライダーだっ!!」


銀と緑と黒の姿に纏われたのあにゃんの姿は、前にみくを助けてくれた仮面ライダーそのものだった




晶葉「まずは“イチミスパイス”だ!」

みく「一味?」

晶葉「私の趣味だ。いいだろう?」

晶葉「そうだ、みく、光。二人に問題だ」

みく・光「問題?」


晶葉「のあの姿を見て何か思いつかないか?」


みく「・・・のあにゃんの服?」


光「服・・・?あっ!!」

晶葉「気付いたようだな!のあの変身した後の姿は彼女の衣服を参考にさせてもらった!」

晶葉「そしてもちろん今回も・・・!」



のあ「“イチミ”・・・」


のあ「全ての事象は可能性に基づく・・・起こり得ることしか起きない・・・」カチッ



Ichimi…




のあ「願う心こそが・・・力!」カチャン



Ichimi  SPRINKLE……



ベルトが赤や青の光を発している・・・

晶葉「よし・・・!」




のあにゃんの纏うアーマーが変化していく




Noa…サイバネティック・ミステリアス!!




晶葉「よし!成功だ!!」


白いボディに赤や青のアーマーが覆うその姿は、以前のあにゃんが仕事で着ていた衣装に似ていた


みく「カッコいいけどネコミミ・・・」

晶葉「なんだ、みくは気に入ると思ったんだが」

みく「なんかこう・・・ご当地ヒーロー感が出ちゃってるにゃ」

光「仮面ライダー西鬼みたいだ!!」

のあ「・・・西鬼?」

光「劇場版の仮面ライダーなんだ!7人の戦鬼の一人で・・・」

みく「それよりも!!イチミにはどんな能力があるの?」

晶葉「よくぞ聞いてくれた!」


晶葉「まずノアフォームよりも段違いのパワーを発揮出来る!」

晶葉「そして専用武器のレーザーブレード“イチミソード”で火と水を操り相手を翻弄!」

光「ギャバンだ!!」

のあ「・・・胡椒?」

みく「違うにゃ!!」

晶葉「つまり!イチミはパワー・剣術に特化したフォームだ!」

光「すごいな!!まるで強化フォームと変わらないみたいだ!」

晶葉「まぁその分デメリットもあるのだが・・・」

みく「デメリットって?」


晶葉「パワーを最大限引き出すためアーマーが少し重くなってしまってな」

晶葉「前に相手をしたような素早い相手には不向きだ」


光「しかぁ~し!!そんなスピード系の相手にはこれで勝負だ!!」

晶葉「あっ、コラ、勝手に持ち出すんじゃない!!」


のあ「・・・黒と白のスパイス?」

みく「ごま塩?」

晶葉「“セサミソルト”だ!!のあ、フォームチェンジを!」



のあ「法は・・・私の振る舞いが定める」カチッ



   Sesame Salt...



のあ「・・・白も黒も・・・ない世界へ!」カチャン




Sesame Salt SPRINKLE……




今度はベルトが対となるように交互に白く、そして黒の輝きを放っている


まるで光と闇を表すかのように・・・




Noa…ギンダン・トランセンド!!




晶葉「よし!こちらも上手くいったようだな!」



今度は黒いボディに白やピンクのアーマー、そして茶色のスカーフ

特徴的なのはスカーフと同じ茶色のカウボーイハット



・・・・・についているウサ耳



ナナチャンと違うタイプのウサ耳、白とピンクのロップイヤーが革色カウボーイハットの

渋い雰囲気をファンシーに彩っている



光「仮面ライダースカルみたい!!博士はセンスがいいな!!」

みく「今度はウサミミ・・・」

晶葉「コンセプトのウサギで分かるようにセサミソルトはスピードに特化している!」

晶葉「跳躍力にも優れ、空中の敵を攻撃することも可能だ!」


晶葉「また光の強い要望である高速移動も僅かな時間だが可能だ!」

光「クロックアップだ!!流石博士!」


晶葉「うむ!そして専用武器、セサミソルトシューター!」

晶葉「セサミソルトスパイスのセサミとソルト、それぞれのエネルギーをチャージして放出することが出来る!」


のあ「・・・別々にチャージするの?」

晶葉「別々にチャージする理由はこのフォームのある性質が関係していてな・・・」

みく「ある性質って?」

晶葉「そうだな、実際に見てもらうとしよう。光、部屋の明かりを消してもらえるか?」

光「はいはいっと」パチッ



光チャンが部屋の明かりを消すと晶葉チャンが懐中電灯を点けた



晶葉「みく、このライトでのあを探してみてくれ」

みく「えっ?のあにゃんならここに・・・」



さっきまでのあにゃんが立っていた場所を照らすと誰もいない

それどころか部屋中どこを探してもこの部屋の中にはのあにゃんの姿が見つからなかった



みく「えっ!?どういうことにゃ!?」

光「ドアは開いてないから部屋の中にいるはずなのに・・・」


晶葉「これはこのフォームの特殊能力だ!このように暗闇に紛れることができる!」

晶葉「正直、これは偶然の産物なんだがな・・・」

晶葉「ともかく暗所や夜の戦いを優位に進めることを期待できる!」


みく「まるで透明人間みたいだにゃ・・・」




晶葉「そろそろ明かりを点けるぞ」パチッ



みく「のあにゃん!!」


ライトが点くと変身が解けたのあにゃんがさっきまで立っていた場所に蹲っていた



晶葉「おいのあ!大丈夫か!?」

のあ「・・・大丈夫よ・・・少し・・・闇に飲みこまれそうになって・・・」



のあにゃんが蘭子チャンみたいな事を言い出した・・・

なんて笑えるような状況じゃないにゃ





晶葉「正直このスパイスを開発する時かなり苦労した・・・」

晶葉「凄まじいパワーを持つ反面、使用する者にもかなりの精神力が必要になる」


光「精神力?どういうことだ博士?」

晶葉「装着者、つまりのあが光と闇を自らの意思で操ることがカギだ」

晶葉「人間は本質的に闇を恐れる。その恐れるべき対象である闇を受け入れ、のあの中に光と闇を共存させる・・・」

晶葉「そうすることで初めてセサミソルトの力を最大限発揮することが出来るように
なるのだ」


のあ「光と・・・闇・・・」

晶葉「今の段階ではこのフォームはソルト、つまり明るい所でしか使うことが出来ないだろう」

光「それがこのフォームの性質・・・」


晶葉「まぁソルトの高速移動とエネルギー弾だけでも戦いに支障はない!日が落ちてからはこのスパイスを使わなければ何の問題もないだろう!」

光「そうだな!セサミのパワーはトレーニングしていずれ使えるようになればいいよ!」



みくは正直このスパイスを使って欲しくなかった

あのベルトの放つ黒い光が、のあにゃんを・・・闇の中へ連れて行ってしまいそうな気がして



のあ「このスパイスを使いこなす事が・・・きっと鍵になる・・・」

みく「のあにゃん・・・」




ビーッ!ビーッ!ビーッ!



突然、大きな音が響き渡った


晶葉「防犯カメラが役に立ったな・・・のあ、どうやら出番のようだぞ!」

光「あのタイプは前に駐車場にいたのと同じ奴だ!」



みく「のあにゃん・・・気をつけてね・・・!」


のあ「・・・すぐに帰ってくるわ」




そう言ってのあにゃんはスパイスを持って部屋から出て行った




・・・・・なぜかPチャンのバイクの鍵も持って




晶葉「怪人が逃げたとき、追うのに足が必要だからな!スペアキーを作らせてもらった!」

光「流石博士!冴えてるな!」





果たしてPチャンのバイクは無事に帰って来るのだろうか・・・




To be continued

続きはまた近日中に書きます。

筆が遅くてすみません、依頼出してきます。

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