野崎「メイトリックス、ここにベタしてくれ」メイトリックス「OK!!」 (17)

ドカアアアアアン!!!

野崎「」バタッ

佐倉「野崎くううううううううううん!!!」

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野崎梅太郎。 190センチ、髪は黒、筋肉モリモリマッチョマンの漫画家だ。

メイトリックス「なんでこのキャラが鈴木三郎なんだ? 鈴木マミ郎にすればすっきりするのに」

佐倉「もーメイトリックスさんったら古いんだ」

野崎(そのツッコミは正しいのか……?)

佐倉「そしたらその時野崎くんがね……」

御子柴「おう」









佐倉「この間野崎くんがね……」

御子柴「お、おう……」








佐倉「多分野崎くんは……」

御子柴「……」










佐倉「あ!! 確か野崎くんも……」

御子柴「野崎野崎うるせえよ!!」

佐倉「!! ご、ごめん……」

御子柴「……今度野崎の話をしたら口を縫い合わすぞ」

佐倉「そこまで!?」

野崎「堀先輩、背景お願いします」

堀「おう……つーか野崎、お前もそろそろ背景描けるようになれよ」

堀「俺もそろそろ受験で来れなくなるからな」

野崎「……すいません」

メイトリックス「心配いらない、俺がいる」

堀「メイトリックス……描けるのか?」

メイトリックス「試してみるか? 俺だって元コマンドーだ」

堀「いや、関係ねぇだろ」

スラスラ……

メイトリックス「どうだ」

堀「おま……野崎より下手くそじゃねーか!!」

メイトリックス「描いてるのは左手だ。 利き腕じゃないんだぜ」

堀「利き腕で描けよ!!」

堀「しっかし……鹿島には参ったな」

野崎「何かあったんですか?」

堀「あいつ、最近部活に来なくてよ」

堀「毎日サボってばっかなんだ」

メイトリックス「!!」ギクッ

堀「……どうしたメイトリックス」

メイトリックス「な、なんでもない……」

メイトリックス「……」













メイトリックス『俺の言う通りにしろ』

鹿島『ダメだよ!! 今日この後部活あるもん!!』

メイトリックス『今日は休め!!』

瀬尾「よっしゃあああ!! 今日も暴れてやるぜーーー!!!」

若松「う、うわあああああああ!!」

メイトリックス「来いよ結月、ボールなんか捨ててかかってこい!!」

若松「! メ、メイトリックス先輩!!」

メイトリックス「さあ若松を離せ、一対一だ!!」

瀬尾「野郎、ぶっ殺してやる!!」

メイトリックス「地獄に堕ちろ、結月!!」












瀬尾「私の3連勝!!」

メイトリックス「くっ……」

若松(ゲームしてる……)

ある日の夜、野崎の家

御子柴「野崎ぃ!! 俺はどっちを選べばいいんだ!!」

野崎「右の方だな、左はなんか面倒くさそうだし」

メイトリックス「なんだこれは」

御子柴「なんだよメイトリックス、ギャルゲーも知らねえのかよ?」

メイトリックス「ギャルゲー?」

御子柴「好きなヒロインを攻略すんだ」

御子柴「まっ、永遠のラブハンターの俺には全ヒロイン攻略なんて余裕だけどな」

メイトリックス「全ヒロインだと……? 攻略仕方をどこで習った?」

御子柴「説明書を読んだんだよ」

野崎(攻略本じゃないのか……?)

カオリ『どうしたの? 何かあったら言ってよ』

メイトリックス「選択肢は『ぐっと我慢する』『愚痴る』『微笑む』……」

メイトリックス「……」

野崎「メイトリックス、ここは愚痴るだ。 自分だけに見せる弱さにヒロインはときめくはずだ」

メイトリックス「……そうか」ピッ

カオリ『メイトリックスくんって結構小さい人なんだね……』

野崎「なぜだ……この女の気持ちが全く追えない……」

御子柴「とりあえず女目線でギャルゲーやるのやめろよ……」

メイトリックス「……面白い女だな、気に入った。 攻略するのは最後にしてやる」

御子柴「後回しにするのかよ!!」

カオリ『キャー!! 落ちるーー!!』

野崎「『右腕に変える』、『持ち上げる』、『手を離す』……」

メイトリックス「……」

御子柴「メイトリックス、どれを選ぶんだよ?」

メイトリックス「最後に攻略するといったな」

メイトリックス「……あれは嘘だ」

→『手を離す』

カオリ『ウワアアアアアアアアアア!!!』

御子柴「なんだこのオッサンの声!!?」

野崎「メイトリックス、攻略ってその意味で言ってたのか……」

友田『困ったことがあったらなんでも聞けよな!!』



友田『3年間あっという間だったな! お前に出会えてよかったぜ!!』











野崎・御子柴「友田ああああああああああ!!!」

御子柴「お前……主人公の為にそこまで……」

野崎「なのに自分は……誰とも結ばれない……」

御子柴「このままじゃ……友田が可哀想だぜ」

野崎「友田は幸せになれないのか……」

メイトリックス「だったら描けばいいだろう!!」

野崎・御子柴「!!」

野崎「そうだ、メイトリックスの言う通りだ……」

御子柴「俺達で友田を幸せにしてやろうぜ!!!」

メイトリックス「この手に限る」













次の日

佐倉「お邪魔しまー……」

野崎「」グッタリ

御子柴「」グッタリ

佐倉「何があったの!?」

メイトリックス「二人を起こさないでくれ。 死ぬ程疲れてる」

佐倉「あれ、原稿がある……」

メイトリックス「これを描いてたんだ」

佐倉「どれどれ……」














友田『……』\デエエエエエエエエエン/

佐倉「マジで何があったの!!?」

前野「恋しよっは僕が夢野先生の担当だった時に始まった漫画です。 宮前くんじゃありません。 僕のアイディアです」

前野「どうぞ読んでください。 いい展開でしょう、余裕の看板漫画だ。 格が違いますよ」

??「一番気にいったのは……」

前野「なんです?」














??→前野2号「タヌキかな☆」

終わり

コマンドーでも結月を止められないのか……

また会おうメイトリックス

やべえwwwwwwww笑い過ぎて腹痛えwwwwwwww

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