【ガルパン】アリサ「ここがあの女のハウスね」 (31)

アリサ「ここがあの女のハウスね(二回目)」

みほ「あの、そのネタ前回だだ滑ってるから......」

華「そうです。もうやらないって約束したじゃないですか!」

麻子「元ネタは面白いんだがな......」

沙織「ねぇ、なんの話なの?」

麻子「なんでもない」

みほ「それで、見せたいものって.....」

アリサ「ふふふ、驚くといいわ。サンダースが高いお金をかけて開発した技術の結晶」

バサッ

アリサ「オッドポールロボよ!」

オッドポールロボ「西住殿ぉー!」

沙織「わ!ゆかりんっぽいロボットだ!」

オッドポールロボ.....【ガルパン】ケイ「できたわ!オッドポールロボよ!」 - SSまとめ速報
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みほ「全体的にロボットぽいけど、何となく優花里さんそっくりだね」

華「カクカクしてるというか、直線的なデザインですね」

オッドポールロボ「ウィーン、ガシャン。皆サン本日ハヨロシクオネガイスルデアリマス」

沙織「あはは、喋り方もゆかりんっぽいね」

麻子「そういえば、最近秋山さんを見ないな」

アリサ「技術協力でうちに遊びに来てもらってたのよ。....そういえば、ここ二、三日は姿を見てないような.....」

みほ「中に優花里さんが入ってたりして」

アリサ「馬鹿ねぇ、正真正銘のロボットよ」

オッドポールロボ「......ドシテ」

沙織「ん?」

オッドポールロボ「モドシテ.....ニンゲンニモドシテ......」

麻子「ひっ」

華「」

みほ「そんな.....優花里さん.....?」

オッドポールロボ「西住、殿ぉ......」ガクガク

全員「キャァアアアアアアアアア!!!!」

沙織「返して!ゆかりんを返して!!」

みほ「ひどい....こんなことって.......」

麻子「あ、あ、そんな、秋山さんが.....秋山さんが.....」

華「」立ったまま気絶

アリサ「知らない。あたし知らない.....知らなかったんだ。秋山優花里本人だなんて、知らなかったんだよぉぉおおお!」

オッドポールロボ「.......HAHAHA!」

みほ「へ?」

オッドポールロボ「ジョーク!イッツアジョークデアリマスヨ西住殿」

オッドポールロボ「.....タブンネ」ボソッ

みほ「ひぃっ!」

アリサ「全くもう、人騒がせね」

沙織「本当にびっくりしたんだからね、もう!」

オッドポールロボ「イヤァ、モウシワケアリマセン」

麻子「本当に、本当に本人じゃないんだな?」

華「優花里さんは、優花里さんは無事なんですよね?」

オッドポールロボ「モチロンデアリマス!」

優花里『いやぁ、そこまで本気で信じるとは思わなかったもので』

アリサ「信じるわよ!あんた合流したら覚えてなさいよ!!」

優花里『.....合流、できるといいですね。実はこの音声も録音という可能性も』

麻子「ひぃっ!」

沙織「麻子、怯えないで、大丈夫。多分大丈夫だから」

みほ「優花里さん、戻ったら少しお話があります」

優花里『お話?一体なんでしょう?あ、もしかして二人の今後についてでしょうか!』

みほ「それで、今回アリサさんが来たのは、オッドポールロボの性能テストとお披露目が目的なんですね?」

アリサ「そう。ご覧の通り、オッドポールロボはアンタの所のもじゃもじゃのおかげでAIやその他機能に性能アップに成功したわ。あとはマップ情報のない大洗でも正常に移動、動作、学習ができれば成功ってわけ」

麻子「ジョークのセンスはいただけないがな」

オッドポールロボ「ハハハ」

みほ「ところで、どうしてオッド“ポール”何ですか?」

アリサ「え?」

みほ「正しくはオッド“ボール”ですよね?」

アリサ「......大人の事情よ」

オッドポールロボ「開発時ニスタッフガ名前ヲ間違エタママ書類ヲ作成タタメデアリマス」

沙織「大人の事情......」

アリサ「さて、まずは動作テストね」

オッドポールロボ「ピーガガガ」

ジー

みほ「わ、レシートみたいなの出てきた」

アリサ「人物の解析結果よ。どれどれ」

ちから 5
ぼうぎょ 5
すばやさ 6
かしこさ 10
みりょく 99
西住殿:I love you.

華「これ、なんの能力値ですか?」

アリサ「さぁ?」

麻子「サンダースは一体何を開発しているんだ.....?」

それから、オッドポールロボの性能テストが始まった。

ロボ「ピーピピピッ!西住殿ハアノ戦車ニ隠レテイマス」

みほ「すごい、見つかっちゃった」

ロボ「ウィーンガガガ、武部殿、聞コエマスカ?」

沙織『うん、感度良好。聞こえるよ。無線もおっけーだね』

ロボ「角度修正5°、距離800」

華「食堂までの道案内もバッチリですね」

ロボ「操縦ハオマカセクダサイ!」

麻子「......」攫われて改造されたりしないか警戒している

アリサ「......すっかり大洗にも馴染んだわね」

アリサ『オッドポールロボ、聞こえる?作戦開始よ』

オッドポールロボ『......了解デアリマス』

アリサ(フフフ、オッドポールロボのマスコット設定は仮の姿)

アリサ(あの子の本来の用途はスパイよ!名付けて『オペレーショントロイ』!今日こそ大洗の強さの秘密を暴いてやるんだから!)

みほ(アリサさんが笑ってる)

沙織(悪いこと考えてるんだろうなぁ)

オッドポールロボ「オペレーショントロイ開始デアリマス!」

麻子「スパイでもやるのか?」

オッドポールロボ「ハイ!大洗ノ強サノ秘密ヲ暴イテミセマス!」

華「頑張ってくださいね。応援していますよ!」

オッドポールロボ「ピガー!」

ロボ「マズハ西住殿ノクラスカラ.....ナルホド、サンダースヨリ狭イデスネ」

ロボ「コレデハ授業中ニ他ノ生徒ト密着シテシマウカモシレマセン!ツマリ、落トシタ消ゴムヲ拾オウトシテ西住殿ノ膝枕ニ頭ガダイブシタトシテモソレハモハヤ事故!」

ロボ「ウラヤマシイ。オリジナルノオッドボールガウラヤマシイデス!」

ロボ「セッカクナノデ、西住殿ノ机ニ座ッテオキマショウ」

ロボ「コレガ普段西住殿ガ見テイル景色デスカ」

ロボ「イヤッホーッ!最高ダゼ!!」ポーッ(汽笛の音)

ロボ「続イテ大洗戦車道ノ更衣室デス」

ガチャ

梓「」みほのタンクジャケットの匂いを嗅いでいる

ロボ「.......」

バタン

ロボ「続イテ大洗戦車道ノ更衣室デス」

ガチャ

ロボ「オヤ、更衣室ニハ誰モイナイヨウデスネ」

ロボ「.......中ニ誰モイマセンヨ?」

梓「はい、いません!」

ロボ「サテサテ、大洗ノ強サノ秘密ニツナガリソウナモノ.....」

ロボ「コレハ!西住殿ノタンクジャケットデス!!」

ロボ「何故カロッカーノ外ニ落チテイマシタ.......」

ロボ「ロッカーニモドシテオキマショウ」

梓「あ......」

ロボ「......独リ言デスガ成分ヲ解析シテ同ジ匂イノスルスプレーヲ作ッテモラエルヨウカケアッテミマス」

梓「......!」

ロボ「試作品ハ大洗ノ有識者ニオ願イシマショウ」

梓「......ッ」ガッツポーズ

ロボ「次ハ......モウ校内ニ西住殿ノプライベートニ関ワリソウナ場所ハナサソウデスネ」

アリサ『オッドポールロボ、スパイ活動は順調かしら?』

ロボ『ハイ!バッチリデス!大洗ノ強サノ秘密暴ケソウデス!』

アリサ『よくやったわ!これで次は負けないんだから!」

あゆみ「あ、アリサさん。諜報活動順調ですか?」

アリサ「今報告があったわ。バッチリよ!」

優希「タカシとの事もそのくらい上手くいけばいいのにぃ」

アリサ「余計なお世話よ!」

桂利奈「あいあい!街作って、あと2点!」

あや「はい、次アリサさん」

アリサ「うーん、そろそろ資源溢れそうだし。レンガ来なさい、レンガ!」

紗希「.......騎士」

アリサ「ちょっと!そのマス塞がないでよ!」

ロボ「タダイマ戻リマシタ!」

みほ「おかえりなさい」

沙織「潜入の結果はどうだった?役立ちそうな情報はあった?」

ロボ「ハイ!バッチリデス!」

華「それは良かったです」

麻子「いいのか?」

みほ「あ、途中で回収したわたしのリコーダーと体操服は置いていってね?」

ロボ「......ハイ」ピガー

ゴゴゴゴゴゴゴ

みほ「ん?あれは......!」

ロボ「サンダースノ輸送機、Cー35 スーパーギャラクシーデス!」

ケイ「Hi、ミホ。元気だった?」

優花里「西住殿ぉ!本家参上ですよぉ!!」

みほ「ケイさん!あと優花里さんもおかえり!」

麻子「良かった。秋山さんは無事だったか」

沙織「麻子まだ心配してたの?」

アリサ「いくらなんでも人間をロボットに改造するわけないじゃない!」

華「アリサさんすごくホッとした顔されてますよ?」

ちげぇわ、C?5Mだわ。35だとファイターだわ

ケイ「オッドポール、いい子にしてたかしら?」

ロボ「Yes,Mam!!皆サントモ仲ヨクナレマシタ!」

優花里「それは良かったです。協力した甲斐がありました」

沙織「ところで、どうしてケイさん達は遅れたんですか?一緒に来れば良かったのに」

ケイ「本当はアリサと一緒に来る予定だったんだけどね」

優花里「もう一つの方を準備してたら遅くなったんですよ」

アリサ「もう一つ、ですか?」

ケイ「Yes!コレよ!」

メカアリサ「......」プルプル

桂利奈「あ、アリサだ!」

あや「ちっちゃくてかわいい!」

あゆみ「なんで震えてるの?」

優希「なんかマッサージ機みたい」

ケイ「That's light!アリサを模したマッサージ機能付メカ、メカアリサよ!」

アリサ「いつの間にこんなものを.....」

ケイ「Quteでしょ?」

みほ「でもマッサージかぁ。ちょっと欲しいかも」

優花里「肩凝りですか?わたしに言ってくれればいくらでも.....」

ロボ「......ガガガガガ」会いたくて震える機能でマッサージできることをアピール

ケイ「オッドポールが少し高性能になってきたし、もっとウチらしい安価なマスコットをと思って開発したの」

アリサ「わたし聞いてません!」

沙織「でも本当にかわいいね。これ」

華「もう少し小さければキーホルダーにしたいです」

麻子「あ"ー、おばあにプレゼントするのもアリだな」肩に乗せて機能確認

ケイ「ウフフ、大人気ね」

ケイ「それだけじゃないのよ!」ポチッ

メカアリサ「ナデナデシテー」

沙織「きゃあ、しゃべった!」

あゆみ「かわいい!」

あや「アリサさんかわいい!」

紗希「......」ナデナデ

メカアリサ「ふぁー」

桂利奈「わたしこれ欲しいです!」

アリサ「.ふ、ふぅん、そんなにかわいいかしら」メカアリサが人気でまんざらでもない

優花里「......」

ロボ「......」

みほ「これのボコバージョン作れませんか!?」キラキラ

ケイ「できるわよ!って言うか、オッドボールの助言ですでに!」

メカアリサ「ヤッテヤルゼ!」ボコ着ぐるみ装備

みほ「きゃあああ!かわいい!かわいいよこれ!」

優花里「西住殿の方がかわいいです!!」

ロボ「.......っ!」カシャッ!カシャッ!

麻子「オッドポールロボからシャッター音が」

ロボ「ピーガガガ、心ノカメラデス!」

優花里「あ、あとでわたしにもください!」

梓「あたしにも!」

あゆみ「梓?いつの間に!」



メカアリサ「ナデナデシテー」

華「他には喋らないんですか?」

ケイ「うーん、一応いろいろtalkするはずなんだけど」

紗希「......」マッサージ機能ON

メカアリサ「ファー...ブルスコ......ファー.....ブルスコ.....ファー」

桂利奈「ちょっと紗希、何してんの」ゲラゲラ

優希「おもしろぉい!」

麻子「でもちょっと不気味だな」

あゆみ「あれ?おかしいな、止まんない」

沙織「壊れちゃったのかな?そういう時は斜め45度で叩けば」

アリサ「ちょっと、テレビじゃないんだから」

優花里「えい!延髄チョップ!」

メカアリサ「モルスァー」

みほ「あ、飛んでった」

ロボ「」ゴチン

華「あぁ、オッドポールロボの頭に!」

ロボ「に、にし、ず、ず、み、ど、殿ぉ"」メカアリサと一緒に頭が激しく振動している

ロボ「」ボンッ

梓「きゃっ、頭が爆発して......」

ロボ「」チーン

アリ優花「「お、オッドポールロボぉぉおおお!」」

アリサ「隊長、オッドポールロボが!オッドポールロボがぁ.....」

ケイ「落ち着きなさい、アリサ。オッドポールなら大丈夫よ」

ロボ「ピーガガガ、イヤァ、驚キマシタ」

アリサ「オッドポールロボ!」

ロボ「ヘルメットガナケレバ即死デシタ」

麻子「いや、頭がないんだが.....」

優花里「前回の失敗を踏まえて丈夫に作っておいて正解でしたね」

ロボ「メインカメラヲヤラレタノデ何モ見エマセンケドネ」ハハハ

沙織「もー、無事でよかったよ」

麻子「これは無事でいいんだろうか.....」

ケイ「All OK!おケイだけにね!」

みほ「でも、メカアリサさんの方はダメですよね」

華「どれがメカアリサさんなんでしょう?」

機械の残骸「」

アリサ「跡形もなさすぎて忘れてたけど、自分の名前を冠したものがバラバラって嫌な気分よね」

あや「本当にバラバラ.....」

優希「タカシに玉砕したアリサみたぁい」

アリサ「何?ケンカ売ってるわけ?」

ロボ「マアマア、アリサ殿。事実デスカラ」

アリサ「あんたも余計なお世話よ!」

優花里「あ、そうだ!水筒に紅茶が入ってるんです。飲みますか?」

アリサ「なんでこのタイミングで.....まぁいいわ。ありがと」

優花里「はいどう....おっと、手が滑って」

ロボ「ピガッ!」

桂利奈「あぶなーい!」バシッ

梓「桂利奈ナイスキャッチ!」

ロボ「.....」ビショッ

あゆみ「あぁ、でも中身は全部オッドポールロボにっ!」

ロボ「ピーガガガ」バチバチバチッ

ロボ「西住殿ぉぉおおお!」プシュー

ロボ「.....(ガクリ)」

アリサ「オッドポールロボぉぉおおお!」

アリサ「おのれダァァアジリン!!!!」

みほ「な、中身ダージリンだったんだ.....」

華「不幸な偶然でした.....」

麻子「それは誰にとってだろうな?」



~一週間後~

沙織「あれからアリサさん落ち込んでたけど大丈夫かなぁ?」

華「今優花里さんと鋭意修復中だそうですよ」

麻子「逃げるようにサンダースに向かっていたな」

みほ「優花里さんまだお話終わってないんだけどなぁ」

沙織「みぽりん、もう許してあげて、後半本気で泣いて怯えてたから」ぴろりん

沙織「あ、噂をすればゆかりんからメールだよ」

華「あら、オッドポールロボ、無事終了終わったようですね」

麻子「それはよかった....ん?この小さいのメカアリサか?」

みほ「本当だ。あ、一個持って帰って来てくれるって!」

優花里「その写真のメカアリサがこちらです」

メカアリサ「.....うー」メソメソ

沙織「ゆかりん!おかえり!」

麻子「おかえり秋山さん、って遠いな」

みほ「優花里さん、もう怒ってないから」

優花里「本当ですかぁ!」バッ

沙織「近くの早っ!」

みほ「うん、最初にわたしたちを脅かしたことは起こってないよ?」

華「そちらの件で怒ってたんですね」


優花里「いやぁ、機体は予備がありましたし、データも無事だったので思いの外早く復旧してアリサ殿も大喜びですよ」

麻子「それはよかった」

沙織「ところで、メカアリサさんともう一つあるみたいだけど」

優花里「あ、これですか?」

メカワシマ「ウテーッ!ウッテウッテウチマクレー!!」

優花里「メカワシマ殿です!時間をセットするとブルブル震えながら起こしてくれます」

華「目覚まし時計ですか」

優花里「空き時間で作ってもらいました。はい、冷泉殿」

麻子「必要ない」キッパリ

沙織「それ、ずっと叫んでるけどどうやって止めるの?」

メカワシマ「オキロー!ネルナー!」ギャンギャンブルブル

優花里「止めるときはですねー、チョップです!」

延髄チョップ!

メカワシマ「....ガクリ」

END

終わりです。HTML化依頼出してきます。

オチはメカアリサと一緒に壊れました。メカワシマ目覚まし時計は個人的には欲しいです。
英単語の綴りは素で間違えたんだからね!ボケとかじゃないんだから勘違いしないでよね!
でも今回のオッド“ポール”はわざとです。なんかこう、優花里の片割れ?みたいな意味とか.....やっぱないです。

そういえば、澤梓ちゃんを変態扱いする風潮があるそうです。あんなに先輩想いのいい子なのに一体誰が.....

おまけ

ナオミ「なんでアリサは落ち込んでるんだ?」

ロボ「ソレガメカアリサヲタカシ殿ニプレゼントシタラシイノデスガ......」

タカシ『これ、エッチなマッサージにも使えそうだね』

ロボ「ト、言ワレタラシイデス」

ナオミ「Oh......」

他に使い道はないのか?

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