俺「俺は…モンスターだ…」 (6)

クラウド「それがお前の正体…か」

ティファ「!?どうして…」

ユフィ「いっ!?…悪魔みたいな姿…」

俺「…もうお前らの仲間ではいられない、俺には忌まわしき使命がある」

クラウド「使命…」

俺「こうなってはそれには…もう、抗えない…」

ユフィ「なんだよ、それ…ちゃんと説明してよ!」

ユフィ「!?」

俺「こういうことだ…」

ユフィ「え?」

ユフィは自分の身になにが起こったのか一瞬では理解できなかった
数秒後、自分の腹に刺さる刀を見て自分の身になにがおこったか理解できた
それと同時に腹に激痛が走る

ユフィ「うっ…いっぎっあぁ、はあァ!!」

ティファ「ユフィ!」

クラウド「っ!」
ティファの声に呼応するようにかつて戦場を共にした仲間への想いは一瞬にしてスクラップとかした
大検を持つ手に更に力が加わると俺との間合いを一瞬で詰め、斬り込んだ

物凄い金属音とともに蒼白い波動が辺りを飛び交う

俺「ほう、さすがクラウドといったところか」

クラウド「!?」
クラウドはこの剣の交わりで全てを理解した
強すぎる、勝てないと…

俺「しかし…残念だよ、クラウド」

俺「お前では俺には…敵わない」
左手に無数の黒いオーラが集まり、それを一瞬にしてクラウドの顔面に叩きつけた

クラウド「ぬあっ!」
奴の一瞬の攻撃に受け身が取れず、遠く離れた岩石まで飛ばされる

俺「…」

ティファ「ハアッ!」

俺「やはり、詰めが甘いよティファ」
クラウドとの交戦中の隙を見て俺の背後をとって攻撃しようとするティファに向かって呟いた

俺「そんな遅い攻撃では当たらない…ぬんっ!!」
ティファの顔面に強烈な回し蹴りが炸裂
クラウドと同じ岩石のとこまで一瞬にして飛ばされた

ティファ「くっ…うっ…」

俺「もう終わりか…」

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