【安価】京太郎「俺がモテてどうすんだ」 (46)



 俺の名前は須賀京太郎……至って平凡な男子高校生だ。
 勉強は並、スポーツは得意。
 
 顔立ちは……そこそこ、か?
 
 まぁなんにしても、至って平凡で退屈な毎日を送る俺だが……ひとつだけ、毎日の楽しみがある。

 それは、俺が在籍する清澄高校麻雀部の活動だ。


京太郎「ふぅ……買い出し疲れたー」ドサッ

久「お疲れ様、須賀君! それが終わったら、こっちの掃除をお願いね!」

京太郎「あ、はい!」

優希「あ、こら! 京太郎、お前なんでタコスを買ってきてないんだじぇ!」

京太郎「え? ああ、悪い! 買いそびれたんだ」

優希「はぁー!? つっかえ! つっかえないじぇ京太郎!」プンプン

和「せめて雑用くらいはこなしてくださいよ」

京太郎「悪い。みんなのためにも、もっとがんばるよ」

咲「そんな、京ちゃんは頑張ってるよ! ね?」

京太郎「いいんだ咲。俺が悪いんだから」

まこ「……練習を再開じゃな」

久「須賀君、ほら! 準備手伝って!」

京太郎「はい!」


 ご覧のとおり、俺の部室内でのヒエラルキーは最低である。
 なのに関わらず、なぜ俺がこの部活を熱心に続けているか……

 それは、至極単純な理由があるからだ。

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和「ほら、咲さん。一緒に行きましょう」

咲「え、でも……」

和「あの日の約束の為です。一緒に全国へ……」ギュッ

咲「うん! そうだよね、頑張らないと!」ギュッ



京太郎「(キタァァァァァァッ!!!)」クワッ

 王道を行く和×咲!!!!
 巨乳と貧乳が紡ぐコントラスト! ムハァー! たまらん!


まこ「部長、ちょいと京太郎に厳しくないかのぅ?」

久「そう? まこったら優しいのね」クスクス

まこ「わしは真面目に言うちょるんじゃ!」カァッ


京太郎「(ひゃぁぁぁぁぁ! セカンドインパクトォォォ!!)」


 真面目な染谷先輩と、小悪魔系部長のカップリング!
 色々と美味しい! 美味しすぎますよ部長!!!

 
優希「のどちゃんはいっつも咲ちゃんにべったりだじぇ」

和「な、何を言うんですかゆーき!」カァッ

優希「たまには私も相手して欲しいじぇー」ダキッ

和「もう、甘えん坊ですね」ナデナデ


京太郎「おっふ、おぅ、ぉうっふぁ……」ビクンビクン

咲「!?」ビクッ

京太郎「(たっまんねぇなぁオイ!! サードインパクトまで起きやがった!!)」ニヤニヤ

 そう。
 この俺、須賀京太郎の抱える密やかな趣味。

 それは……女の子同士の絡み、つまりは百合を好むということ。

 そしてその趣味を持つ俺にとって、この麻雀部はまさに天国。


京太郎「(おとなしめの文学少女に、清楚系巨乳、生意気ロリに、真面目系先輩、小悪魔系部長……ヤバイだろこれ!!!)」


 こんな沢山の属性を持った美少女逹が、日常的にイチャイチャしている。
 そんな光景を、間近で見られるなんて……!



京太郎「うぇひっ……うぇひひひひ……」ニヤニヤ

和「……相変わらず須賀君は気色悪いですね」ジト

優希「あまり目を合わせちゃダメだじょ」

久「使えるから置いてるけど、ビジュアル的にやっぱ微妙よねー」

咲「そ、そんなことないですよ! 昔は京ちゃん、痩せてて……」

まこ「京太郎が? あのドムのような男が……痩せて?」キョトン


京太郎「はい? どうかしました?」


久「ねぇ、須賀君って昔は痩せてたの?」

京太郎「何言ってるんですか! 今だって痩せてますよ!」ブヨーン

咲「……」

和「死んでください」バッサリ

優希「それは無いじぇ」バッサリ

まこ「そもそも、その汚らしい長髪を切らんとのぅ」

京太郎「えぇ!? 汚いですか!?」

久「顔もニキビだらけだしね」

京太郎「洗顔めんどいんで」

和「死ね」

京太郎「え? 何か言ったか?」

和「いえ、なんでもありませんよ」ニコニコ

京太郎「(天使や)」ホッコリ


 とまぁ、こんな感じでいじられながらも、俺は楽しく部活に馴染んでいた。

 だけど、まさかあんなことがきっかけで……
 この天国だった部活が、地獄に変わっていくことになるとは思わなかった。




 京太郎の家


京太郎「ふんふふふーん! 今日は楽しみにしてた戦これの日だぜ!」

 俺の密やかな趣味であるアニメ鑑賞、
 それは、何びとにも邪魔されるわけにはいかない神聖な時間である。

京太郎「女キャラが多い戦これは妄想の余地が多くて堪らないんだよなぁ」クフフフ

 戦艦これくしょん、通称戦これは擬人化した女の子戦艦逹が出てくるアニメである。
 
京太郎「今日は三話か……どうなるかなぁ」

 予告だと俺の好きな戦艦、キサラギが出てくるらしいけど……

京太郎「誰と絡んでくれるか。うーん、どうだ?」

 と、なんだかんだ言っている間にアニメが始まる。
 さぁ、今日も楽しくレッツアニメ!!

京太郎「お、出たぞキサラギ! がんばぇー! きさらぎがんばぇー!」

 いい歳してアニメに嵌るのもどうかと思うが、これが面白いのだから仕方ない。
 咲が読書に嵌るのと同じだろ、きっと。

京太郎「……ん? あれ? なんだか雲行きが怪しく……」

 キサラギ、それなんか死亡フラグじゃね?
 いや、まさかゲームじゃあるまいし……まさか、ね?

京太郎「え、ちょ、まっ!」

 敵に追い詰められ、あっという間に危機に陥る愛しいキサラギ。
 そして……

京太郎「ヤ、ヤメロォー!! まじ、やめてくれ!」ジタバタ

 チーン

京太郎「うわぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」ガシャーン


 キサラギは死んだ、もういない



 あれから、何日が経ったのだろう。
 愛するアニメキャラを失い、俺は生きる気力すらも失ってしまったのだ。

 一週間。あるいは一ヶ月か……
 俺は部屋に引き籠もり、食事にも手をつけずにふさぎ込んでいた。

京太郎「……あ、あぁー」

 久しぶりに声を出すと、なんだか少し甲高くなったように聞こえる。
 まるで、某アニメに出てくる仮面の男に似ていたな。ドゥフフ。

京太郎「髪も伸びたなぁ……」

 デロリと貞子のように垂れ下がった前髪を、鬱陶しく振り払う。
 しょうがない、適当に切るかな。

京太郎「んしょ……いただだ、動くのも数日ぶりだ」

 なんだか体の節々が痛い。
 でも、妙に体は軽かった。

 きっと、キサラギの呪縛から解放されたお陰に違いない。

京太郎「母さーん、いるー?」

 扉を開けて声を掛けるが、返事は無い。
 どうやら買い物に行っているようだ。

京太郎「……しょうがない」

 床屋に行くお金も無いし、俺は洗面台で散髪をすることに決めた。
 見よう見まねだが、そこそこいい感じにカットすることが出来たぞ。

京太郎「あれ? 俺ってこんな顔だったっけ?」

 んー? 鏡を見るのも久々だからな、気のせいだろう。

京太郎「たまには……学校へも行こうかな」

 傷心の俺を癒せるのは、あの麻雀部しかない。
 みんなも心配しているだろうし、たまには顔を出そう。



 ここで初安価
 京太郎の顔のレベルがどれくらいに進化したのか

 下2 

00~29 (咲、優希完落ちレベル)
30~59 (まこ、即落ちレベル)
60~89 (久、即落ちレベル)
90~99 (和、即落ちレベル)
ゾロ目 (全咲キャラ即落ちレベル)




 麻雀部室


久「退部よ退部!」バンッ

まこ「……厳しくないかのぅ?」

優希「でも、無断で三週間近くも休んでいるんだし……」

和「もう三日後には県大会ですよ」

久「自分も個人戦で出場するというのに、たるんでるわ!!」バンバン

咲「き、きっと深い事情があるんだと思います」

久「それでも、連絡一つ寄越さなかったのは事実だわ」

咲「うっ」

久「もし須賀君が部室に来たら、私がガツンと言ってやるわよ!!」

和「早く退部にしてください、あんな人」

咲「和ちゃん?」

和「なんて、言うわけありませんよ咲さん」ニッコリ

咲「だよね!」ホッ

和「……」チッ

久「さぁ、来られるものなら着てみなさい!!」バーン


 ガチャッ


久「ん?」

 
 ギィィッ……

京太郎「あ、あのぉ……」モジモジ

久「須賀君ね!! アナタは本日付で退部に……!!!!」

   /  /     |  ハ       |  | i 、 ヽ  \     \_
.   i  /     |  | |       |  | |、 i  ゙、 、 \_     _>
   |  i   | i  |  | |       |  ハ ハ _i!_ i   \ ヽ` ̄ ̄
   |  |   |+--|、_|! |   | i! ,/.ィ'|"i´ ハ  | i  ヾ 、 ヽ
   |  |   |.|ヽ |、_|王!ー  |./i .;"´/=、!/ | ! |   \ 、i      人
.   !. r|   i.|、!,,ィ'":::._iミi!  |/ /彳:::: r:!ヽ,| ,イ | 、_   \      `Y´
.   | |^!.  N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ
    ! | i、i、 ゙、  ` ̄ ̄   メ(        /^|イ `、|
   ノi \ヾi:.、、         i!      i ノリ   `
    |  ヽ__i                 |イ|/
    ヽ i、  i    ____....,     |/
      ヽ!、  i\   `ー-- ―'´  /、!
       i !i 、 \     ̄´  /!/       人
         |ハ,i、! 、 \      / ./.|       `Y´
         ト、! ゙、  `ー---'′ /|V

京太郎「えっ? なんですか?」キラーン

久「はぅあっ!?」キューン




京太郎「え? あの?」キョトン


久「だ、だだだだ、誰!?」

優希「か、カッコイイじぇ……」ゴクッ

まこ「入部希望かのぅ?」ドキドキ

和「……男のくせに美形ですね」

京太郎「竹井部長?」

久「ひゃひっ!?」ドキーン

京太郎「えーっと?」

久「あ、あのあのあの! アナタ、もし入部希望なら歓迎……」

咲「あっ、京ちゃん! なんだか痩せたね!」

京太郎「おう、咲。最近食欲なくてな」


久「……」

優希「……」

まこ「……」

和「……」


四人「「「「えっ!?」」」」


咲「もー、ちゃんと食べなきゃダメだよぉ」

京太郎「悪い。だってキサラギが死んだんだもの」アハハハハ


久「はぁああああああ!? 須賀君なの!?」

京太郎「はい、そうですけど」

優希「あの! 薄汚くて!!」

まこ「太っていた……」

和「生きる価値の無いゴミクズ以下の須賀君だったんですか!?」

京太郎「え? 今なんて……」

和「私は最初から気づいていましたよ、須賀君」ニッコリ

京太郎「(天使や)」

咲「むー」プクー



久「(う、嘘よ! だってあの須賀君が、こんなに……こんなに!)」ギロッ

京太郎「? どうしました?」ニコッ

久「こんなにぃ……はぁぁっん」トロォーン

優希「じぇぇ……」キューン

まこ「わ、わしとしたことが」ドキドキ

和「まぁ、そこそこですね」



京太郎「???」



咲「それより京ちゃん、無断欠席してた分のノート貸してあげる」

京太郎「おう、サンキュ!」

 なんにしても、この美少女だらけの楽園に戻ってきたんだ!
 さぁて、今日も楽しませてもらうぞ! フヒヒヒ!

京太郎「じゃあ、今まで休んでいたお詫びに雑用でもやりますね!」

久「いっ!? いや、いいのよ須賀君!!」バッ

京太郎「へ?」

久「休んでいた分、須賀君は麻雀の練習が出来てないでしょう?」

京太郎「そりゃまぁ、そうですけど」

 どうせいつも雑用だから、普段から出来てないんだけど

久「だ、だから今日は私がマンツーマンで教えてあげるわ」モジモジ

優希「!?!」

まこ「しまった!?」

和「……」

京太郎「え、でも悪いですよ。みんなは団体戦の練習があるわけですし」

 俺にかまってないで、染谷先輩とねちょねちょしてくださいよ部長

久「いいのよ。私は、須賀君とも全国に行きたいんだから、ね?」ウィンク

京太郎「はぁ……」



優希「ちょ、ちょーっと待ったぁ!!!」バン

久「ちぃっ!」

優希「京太郎に麻雀を教えるのは私の役目だじぇ!」

まこ「優希じゃ参考にならないけぇ。わしが……」

久「ちょっと!!! 最初に言い出したのは私よ!!!!」

 ギャーギャー!!! 

京太郎「ど、どういうことだ……!?」ガーン

 あんなにも仲睦まじかったみんなが、なぜ喧嘩を!?

咲「じゃあ京ちゃん。私が教えてあげよっか?」

京太郎「いや、でもお前は和と練習した方がいいぞ」

咲「え、でも」

和「……いえ、私はいいですから」ニッコリ

咲「いいの?」

和「はい。私は物分りがいい女なんです」ニコニコ

咲「??」

和「……須賀君、良ければ私も手伝いますよ」フフフ

京太郎「そうだな。三人で練習しようぜ」

和「ええ」


久「ああもう! 咲逹に出し抜かれたじゃない!!!」

まこ「わしのせいじゃないけぇ!」

優希「二人共邪魔しないで欲しいじょ!」

 ギャースカピー!!!


京太郎「(どうしてこうなった)」ズーン



久「何よ! いいじゃない部長なんだから!」

まこ「そういうのがダメじゃと言うとるんじゃ!」

優希「私のものだじぇ!」


京太郎「……」


 俺はただ、みんながイチャイチャとしている光景を眺めていられたら、それで幸せだったのに……


京太郎「はぁ……」パチ

和「須賀君、もっと集中してくださいね」

京太郎「いや、でもさ」

咲「もー、大会近いんだからね?」

京太郎「お、そうだな」パチ

 とはいえ、入部したのも百合目当てだし。
 俺、麻雀を真面目にやったことないし。

京太郎「(どう打てばいいんだ?)」パチ

 よくわからんが、直感に従って打つとするか。

京太郎「行くぞ」パチ

咲「あっ」


 下2 

00~29 (初心者レベル)
30~59 (県大会レベル)
60~89 (全国大会レベル)
90~99 (プロレベル)
ゾロ目 (ア○ギレベル)



和「ロン。24000です」

京太郎「24000?」キョトン

咲「三倍満だよ。京ちゃん、そこに振り込んじゃ駄目だよー」

京太郎「三倍満ってなんだ?」

咲「えっ」

京太郎「えっ」

和「……まともになったのは顔だけのようですね」マジキチスマイル

京太郎「え? 今なんて?」

和「いえ、これから頑張って強くならないといけませんね」ニッコリ

京太郎「お、そうだな」

和「でも大会まで時間もありませんし……やはり須賀君は切り捨てて……」

咲「もっとみっちり練習しよう!!」

京太郎「えー?」

和「……」

咲「大丈夫! 私が京ちゃんの家に泊まり込みで教えてあげるから!」

和「!?!?!!??!?!??!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

久「!?」

優希「なんだって!?」

まこ「なんじゃと!?」

京太郎「えー? 疲れるじゃん」

咲「大会近いからね、しょうがないよね」

京太郎「やめたくなりますよぉ、ぶっかつぅー」ハァ


和「……」ワナワナワナワナ



咲「じゃあ今夜から行ってもいい?」

京太郎「母さんに聞いてみる。確実にオッケーだと思うけど」

咲「そうなの?」

京太郎「ああ、今朝いなかったんだけど……どうやらオヤジと旅行に行ったらしい」

咲「えええ!?」

京太郎「薄情だよな。傷心の息子を置いて旅行だなんて」ハァ

咲「じゃ、じゃあその、二人きり……だね」カァァ

京太郎「そうなるな」

 これで俺が女の京子ちゃんならなぁ。
 夢がひろがりんぐ、カットビングだっていうのによ。

 現実は常に残酷だ。

和「ま、待ってください!!!!」

京太郎「ん?」

和「いくらなんでも、高校生の男女が二人きりというのは……」

久「そ、そそそそそそそうよ!! 不純だわ!」

まこ「不潔じゃな」

優希「ずるいずるい!!!」

京太郎「そう言われても、大会近いですし」

咲「京ちゃんはご覧のとおり、麻雀の腕が危ういんですよ?」

和「それなら、私逹も一緒に泊まってもいいですか?」

京太郎「え?」

咲「ええっ!?」

久「ナイス!!」

まこ「その手が!」

優希「あったじぇ!!!」

京太郎「ど、どうして?」

和「須賀君が麻雀の練習が出来ていないのは、私逹のせいです」

久「そうよ(便乗)」

和「ですから、私逹も須賀君の力になりたいんです」

京太郎「和……」ジィーン

まこ「わしらもおるぞ!!」

優希「お泊りだじぇ!」



京太郎「俺の為にみんながそんなことを言ってくれるなんて!」ウルウル

咲「で、でもみんなで押しかけたら迷惑じゃないかなぁ?」チラチラ

京太郎「あ、そっか……」

和「なら、基礎を教える役目として私が行きます」

京太郎「和が?」

和「適任だと思いますが」

久「抜けがけはダメよ和!!!」

まこ「お前も京太郎を!?」

和「天地がひっくり返っても、そんなオカルトありえません」バッサリ

京太郎「……」

 確かに、みんなが家に来るのは大変そうだ。
 でも、冷静に考えれば……俺の家に、五人の美少女が揃うってことだよな?

 美少女達のお泊まり会。
 
 美少女達が、一つ屋根の下。

 集う。

 寝泊りする。

 キャッキャウフフする。

京太郎「たまらんですたいっ!!!!!!」カッ

咲「!?」

和「気持ち悪い……」ボソッ

京太郎「えっ? 今なんて?」

和「いえ、是非とも須賀君の家に行きたいなって」ニッコリ

京太郎「(天使や)」ホロリ

久「で、どうなの須賀君?」ドキドキ

京太郎「んー、まぁ大丈夫ですよ! 俺がなんとかします!」

咲「(せっかく二人きりになるチャンスだったのに)」ムムム



久「楽しみねー、須賀君の家(イケメン下僕、絶対手に入れるわ)」メラメラ

優希「おやつを沢山持ってくじぇー(イケメン犬は私のものだじょ)」メラメラ

まこ「まぁ、騒ぎすぎんようにな(イケメン彼氏が欲しい)」メラメラ

和「頑張りましょうね(咲さんと須賀君を引き離すチャンス!)」メラメラ

咲「うん! 京ちゃんを一人前にしてあげる!(京ちゃんに告白するチャンス!)」メラメラ

京太郎「……」

 という事情で、俺の家に五人の美少女が泊まりに来ることになった。
 正直言って、俺の麻雀の練習なんざどうだっていい!

 大切なのは、みんながどんな風にイチャイチャするのか!!!

京太郎「くふ、くふふふふふっ!」

 これは、百合をこよなく愛した俺が……なぜか女の子にモテてしまう話の始まり。
 いや、嬉しくないわけが無いんですよ。
 
 でもね、やっぱり思うわけですよ。



京太郎「(俺がモテてどうすんだ)」


 ってね。




 つづく


 元ネタ丸パクリしかしてない感じですが、部長達の言動に悪意はありません
 次の更新辺りで株を上げていきたい所存ー

 本日はここまでとなります。ありがとうございました。

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