（バタン！）

桃華「…あら梨沙さん、ごきげんよう」

梨沙「…ま」

ありす「梨沙さんこんにちは、どうかしたんですか？」

梨沙「…まままままままま」

桃華「何か慌ててらっしゃいますわね…どうかしまして？」

梨沙「まままままままま…まん…まん…」

ありす「梨沙さん落ちついて下さい、危ないですよ色々と」

梨沙「まん…まん…漫画よっ！！！」

桃華「はぁ…」

ありす「漫画が…どうかしましたか？」

梨沙「アタシ達がメインを張る（っぽい）漫画がこれから連載するのよ！！！」

桃華「ふむ…」ぎゅむっ

ありす「痛いっ！桃華さん！なんでつねるんですか！」

桃華「…夢ではないようですわね」

ありす「そういうのは自分で試して下さい！」

桃華「うふふ、ごめんなさいありすさん」

ありす「まったくもう…」

梨沙「ちょっとなんでアンタ達そんなに落ちついてんのよ！アタシ達の漫画よ！？」

桃華「落ちついているわけではありませんわ、普段のじゃれあいをしていないと今にも叫びだしそうなくらいです」

ありす「わわわわたしはぜぜぜぜんぜん平気です…ままま漫画のメインくらくらくららららら…」

梨沙「めちゃめちゃ動揺してるじゃないの！」

桃華「漫画と言えば向井さん達のも連載されていますわよね？どこかの雑誌で連載なのですか？」

梨沙「え…っと、なんか『サイコミ』ってトコでやるらしいわよ」

ありす「あのフリーの漫画アプリですね」

桃華「知っていますの！？ありすさん」

ありす「ええ…今をときめくゲーム会社、サイゲームスのゲームのコミカライズ作品等が読める漫画配信アプリです、面倒な会員登録等をしないでも漫画を読む分には問題無いですね」

梨沙「その『サイコミ』ってトコで今！既に第０話が配信されているらしいわよ」

ありす「そうなんですか…ちょっと探してみましょう」ｽｯｽｯ

桃華「あら、これですの？わたくし達に晴さん、小春さんが映っていますわ！」

ありす「タイトルは『U149』ですか…」

梨沙「作者は『廾之』って人ね！」

桃華「早速読んでみましょう！」

ありす「では…」ﾀｯﾌﾟ

（読書中…）

桃華「…わたくし達がまだ無名時代のお話みたいですわね」

ありす「…このプロデューサーさんは凄いダメ人間臭がします」

梨沙「少なくともロリコンじゃなさそうね、現時点では」

桃華「まぁまぁ、ここだけではまだ何もわかりませんわ、もしかしたら凄い特技をお持ちの方かも知れませんし」

ありす「…」

梨沙「…」

桃華「な、なんですの？」

梨沙「桃華がこんな調子で甘やかして」

ありす「あのプロデューサーが泣きついて」

梨沙「『もう、しょうがないプロデューサーちゃまですわね』って具合に慰める…」

ありす「ダメ人間の一丁上がりですね」

桃華「なんですの！？わたくし、そのような男性をスポイルするようなことはいたしませんわ！」

ありす「まぁ冗談ですけど」

梨沙「一見超ダメ人間に見えるプロデューサーがどんな風になっていくかってのも楽しみなトコロね！」

桃華「まったくもう！性質の悪い冗談ですわ！」

梨沙「はいはいごめんって、それにありすだってこの0話の状態でこのプロデューサーに会ったら…」

桃華「やることなすことに逐一反論するでしょうね…」

梨沙「そんでちょっとカッコ良いトコとか頼りになるトコロ見せられて…」

桃華「即堕ち2コマですかしら？」

ありす「言うに事欠いてなんですか！私はそんなちょろい人間じゃありません！」

梨沙「え？」

桃華「えっ？」

ありす「えっ？」

桃華「…それはさておき、どうやら大人の女性が好みみたいですし、梨沙さんとは仲良くやっていけそうでしょうか」

ありす「ちょっ…露骨に話題を変えないでください！まだ話は…！」

梨沙「でもだらしない服装だし…センスが合わなさそうよ」

ありす「ですから私は別にちょろくなんか…ちょっと！聞いてますか！？」

桃華「う～ん…それはあるかも知れませんわね」

ありす「ですから、私は一々『橘です』と訂正する手間を惜しんでですね…」

梨沙「『ロリコンっ！』って罵倒はしないかもしれないけど、なんだかんだダサイとか言って喧嘩売っちゃいそうね」

ありす「ですから、私はちょろくなんてありません!論破です！」

梨沙「はいはい論破論破、そんでこれはいつから本格的に連載開始なの？」

ありす「わかれば良いんです…ええと、11月から本連載スタートって書いてありますね」

桃華「あら、もうすぐなのですわね」

梨沙「発表からすぐってのも珍しいわね」

ありす「もうそろそろアイドルマスターシンデレラガールズが5周年ですからね、それに合わせて色々出しておきたいのではないでしょうか」

桃華「総選挙のCDも11月の中ごろに発売らしいですわね」

梨沙「まだまだアタシ達含めて、皆の活躍は止まらないわね」

ありす「どこまで行けるのか、とても楽しみです…！」

桃華「うふふっ、Pちゃまもわたくし達から目を離している暇はありませんわね！」