【安価あり】ペルソナC【オリジナルストーリー】 (103)

この物語はフィクションです。

いかなる既存の人物、既存の事象、既存の団体、既存のシリーズには一切の関係がありません。

それでもよろしければお付き合いください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476288666



この物語のオチをあらかじめ告げるならば、それは夢オチである。


全ては夢で始まり、夢で終わるーー夢幻廻廊の如き道筋だ。


しかし、夢幻の出来事だからといって、現に何の影響がないとは限らない。


さぁ、目覚める時間だ。


今宵はどんな夢物語を聞かせてくれるだろうか。

ピンポーン

>夢を見ていたようだ。

>もう思い出せない……。

>下でチャイムが鳴っている。出なくては。

>玄関まで下りた。

ガチャ

?「やぁ、久しぶり……って言っても覚えてないか」

奥田「君のお母さんの弟の、奥田浩二と言います。君のご両親に代わって保護者を任せられました。よろしくね」

>そういえば両親は海外に仕事の都合で行っていて、高校を卒業したら自分も海外へ行くことになっているのだった。

>それまでの一年間、この人のお世話になることを言われていたのを思い出した。

奥田「えーっと、そういえば名前を聞いてもいいかい。名前を覚えるのが苦手でね」

>自分の名前は……。


↓名前をフルネームでお願いします。頃合いを見てアンケートします。

すみません男です

四つも出たんでこの中から決めたいと思います

我流 影虎
崎守 継人
田島 巧
大門 鋭斗

どう決めようかな

このレスが奇数ならコンマ大
偶数ならコンマ小

のレスの名前で

いやこれダメだ極端にしかなんらん

すまん

1我流 影虎
2崎守 継人
3田島 巧
4大門 鋭斗
5水瀬 晃

番号順に10分アンケートで

もう俺が気に入ったのをした方が良いかもしれん人いないし

ガバガバですまん

安価は初なんだ

じゃあまぁ2レスあるし5で良いかな?

かたじけねえ……


奥田「えーっと、そういえば名前を聞いてもいいかい。名前を覚えるのが苦手でね」

>自分の名前は……。

奥田「そうか、これから1年よろしく晃くん」


1 よろしくお願いします
2 よろしく
3 お腹が減った

↓1


>よろしく

奥田「うん。変に壁を作られるよりはそっちの方が良いね」

奥田「そういえば、もうこんな時間か。明日は始業式だし、ちょっと豪勢に外にでも食べに行こう」

奥田「あ、あらかじめ言っとくけど、僕は料理できないからね。期待しないように」

奥田「じゃあ行こうか」


>そして街の方の料理屋に行き、食事をして帰ってきた。


奥田「僕はとりあえず今で寝るから。気にしないでいいよ」

>二階へ上がった。


>部屋で休んでいると窓に何かが当たる音がした。

>この合図は……。


1 開ける
2 無視する
3 スマホを見る

↓1です


>チャットが来ている。

カナミ:晃?

カナミ:晃

カナミ:おい

カナミ:出なさいよ

カナミ:いるのは分かってるのよ


>窓の外に鹿波がいるようだ。

>今も窓に石か何かを当てている。

>出ようか……。

1 出る
2 無視する
3 返信する

↓1


>窓を開けると、隣の家の窓にしかめっ面をしている幼馴染が見えた。

鹿波「遅いのよ。いつも言ってるでしょ? 私が呼んだらすぐに開けなさいって」

鹿波「返事もよこさないで、寝てたの?」

>寝てはいない。

鹿波「……卒業したら、この町出て行くんだよね?」

>頷く。

鹿波「ふん、いい気味だわ。あんたの間抜け面をもう見なくてせいせいするわね」

鹿波「じゃあね、それだけ。おやすみ」

>窓が閉められる。

>一体何だったのだろう。


>もう遅いので、今日は寝ることにしよう……。




………


>目が醒めると、藍色の光景が視界に差し込んだ。

>寝ているベッドが、自室にあるものじゃない。

>ここは何処だろうか。


?「ようこそ、我がベルベットルームへ」


>気付くと、ベッドの隣にある椅子に奇妙の老人と、青色のドレスを着崩した少女が座っていた。


イゴール「私の名はイゴール、お初にお目にかかります」

ベアテ「妾の名はベアテ、お前さんの案内役を務めさせてもらおう。せいぜい楽しませておくれ?」


>少女はニヤニヤとしながらこっちを見ている。


イゴール「さて、ここは夢と現実、精神と物質の狭間にある場所」

イゴール「本来ならば、何かの形で契約を果たされた方のみが訪れることができる部屋でございます」


>……意味がわからない。


イゴール「今は分からずとも結構。しかし、近い未来あなたには選択を迫られる場面が訪れるでしょう」

イゴール「その選択次第によっては、またこの部屋に来ることもできるかもしれません」


>選択?


ベアテ「今は分からずとも良い。ただ黙って、腹を括るのだ。まぁ、ここでのことは覚えておらんかもしれんがな。なにせ夢じゃからの」

ベアテ「もうそろそろ起きる時間じゃな。ほれ、目を覚ませ、お前さん」


イゴール「では、お客様の新たな旅立ちに、幸あらんことを」


>………。


………


>……朝日が眩しい。

>今日は始業式だ。余裕を持って行動しよう。


>下に降りると、奥田がパソコンを点けっぱなしで寝ている。画面から見えるのは何かの作文だろうか……。


1 起こす
2 そっとしておこう

↓1


>奥田を揺する。

奥田「う、ん……うぁ、あぁおはよう。えっと……」

>自己紹介をする。

奥田「そうそう、晃くん。おはよう、ごめんね、遅くまで仕事してて、朝ごはんは悪いけど一人で……ぐぅ」

>奥田は再び眠りについた。

>……支度をしよう。


>支度を済ませて外に出ると、玄関前で鹿波が待っていた。


鹿波「遅かったじゃない」

鹿波「べ、別に待ってたわけじゃないわ。ただなんとなく立ってただけ。ほら、早く行くわよ」


>鹿波と登校することにした。


鹿波「ふぁ……うぅ、なんか今日、変な夢見たのよね」

鹿波「どんな夢だったか覚えてないけど、なーんかムカムカするわ……」


1 嫌な夢だったのか?
2 実は良い夢だったのか?

↓1です


>嫌な夢だったのか?


鹿波「だからあんまり覚えてないんだって!」

鹿波「そうよ……良い夢なわけないじゃない……」


>もうそろそろ学校に着く。


………


>クラスは何かの話題で騒然としていた。

「今日は良い夢見たぜ! やっぱあのおまじない本物だよ」

「えー、俺は上手くいかなかったぜ。偶然だろ」


>おまじないが流行っているらしい。




鎌一「よー、おはよっす。晃ー」


>友人の小坂井鎌一が話しかけてきた。



1 おはよう
2 誰だ?
3 無視する

↓1


>誰だ?

鎌一「ちょっ、おいおいそりゃねえだろう? 少なくとも2年はお前と連れ添ったぜ!?」

鎌一「まぁいい。あいつらの話が気になるようだな」

鎌一「最近変なおまじないがうちの学校で流行ってんだよ」

鎌一「なんでも、好きな夢を見ることができるおまじないってな」


>夢。

>ズキリと、頭の隅が痛んだ気がした。


鎌一「っと、そろそろ始業式だ。体育館行くぞー」


………

おやすみなさい

今日はグダグダして申し訳ないです。次はもっと上手くやってみます。


安価ssは初めてなので多めに見てくれると助かります。


人物紹介

水瀬晃
本作の主人公
高校三年生で、卒業と同時に親のいる海外へ行くことになっている。

奥田浩二
母の弟で、晃の叔父。
晃が高校を卒業するまで、国外にいる両親に代わり保護者を務めてくれる。

神崎鹿波
晃の幼馴染
晃とは違うクラス。

小坂井鎌一
晃のクラスメイト。
生徒会長を務めている。ノリが軽い奴

再開


>始業式はつつがなく行われた……。


>ん、あの背中は?


1 鹿波の背中だ
2 鎌一の背中だ
3 後輩の背中だ

↓1



>鹿波が前を歩いている。


鹿波「ん……あぁ、晃か。始業式おつかれ」

鹿波「…………なに?」


1 帰りについて
2 おまじないについて
3 なんでもない

2

↓1です

>>51採用

>おまじないについて。


鹿波「お、おまじない?」

鹿波「そんなの、信じてないわよ。バッカみたい」


>鹿波はなんだか慌てている。


鹿波「……あんたは何か見たい夢あるの?」


1 鹿波との夢
2 特にない

↓1


>鹿波との夢


鹿波「はぁっ!?」

鹿波「ば、バカじゃないの!? そんなのお断りよバーカ!」

鹿波「………ふ、ふん。じゃあ私はもう行くわ」

鹿波「精々おまじないの方法でも探してれば? ……生徒会長なら知ってるかもね」


>鹿波は小走りで去って行った……。


>教室に戻ろう。



>教室は相変わらず騒がしい。

>皆の話に耳を傾けると、何人か夢の話をしているようだ。


鎌一「よっす、晃。帰ろうぜ」


>鎌一と帰ることになった。


>帰り道…


鎌一「ん? おまじないの方法?」

鎌一「一応知ってるけど、お前ってそういうの信じてるっけ」


1 信じてる
2 興味がある
3 鹿波との夢が見たい

↓1です

もーぅ忘れる…


>>59採用


>鹿波との夢が見たい


鎌一「あー……ごちそうさま。ほんと、あの対応でよくそう言えるな」

鎌一「まぁそういうことならいいぜ。教えるよ」


>鎌一はポケットからスマホを取り出すとある写真を見せてきた。

>綺麗な銀色に光る鍵のようなものが写っている。


鎌一「これをプリントアウトして、その写真を枕の下に入れるんだよ。そんで寝る前に見たい夢を祈れ、っとよ。まぁ信憑性はないけどな」

鎌一「大方、見たい夢を祈るあまり脳が機能してんだろ。偶然ぐーぜん」


>そう言いながら、自分のスマホに写真を送ってくる。

>頭がまたズキリと痛んだ気がした。


>家に帰ると、ちょうど奥田と玄関前で鉢合わせした。


奥田「おお、おかえり晃くん。学校はどうだった?」


1 余裕だ
2 疲れた
3 お腹すいた

↓1



>お腹すいた


奥田「おっと、そういえばもうお昼か。カップ麺買ってきたよ。一緒に食べよう」


>奥田とカップ麺をすすった

>このままではマズイ気がする。


>………

>お腹が膨れたからか、不意に眠気を感じた。


>せっかくなのでおまじないを試してみよう。



>プリントアウトした写真を枕の中に入れ、眠る前に祈るのだったか。


1 鹿波との夢が見たい
2 鎌一との夢が見たい
3 特に何も思いつかない


↓1



>特に何も思いつかない……


>眠気に勝てない……



>……………



>浮いている。

>沈んでいる。

>ここは何処なのかは解らない。

>何も見えない。

>真っ暗な場所でただ浮かんでいる。


>不意に全ての方向から玉虫色の球体が現れ、こちらを睨みつけている。


>魂が急に冷えていく気がした。



『我は汝、汝は我……』


>こちらをジッと見つめている何かが呟いた気がした。


『汝、己が望みを叶えるために、他者の夢を壊す覚悟はあるか?』


1 何を言っている
2 あるわけがない
3 わからない


↓1


>わからない


>景色が白くなっていく。


>…………


>下で何か音がする。

>降りてみよう。



>受話器が鳴っているようだ。

ガチャリ

『あ、晃くん?』


>声の主は鹿波の母親のものだった。

>何処か焦っているように聞こえる。


『鹿波、何処に行ったか知らないかしら?』

『もうこんな時間なのに帰ってきてないの』


>時計を見るともう8時を回っていた。


『知らないなら知らないでいいのだけど……こんな時間までどうしちゃったのかしら』

>鹿波の母親は心配しているようだ。


>町にでも探しに行こう。



>現野町

>良くも悪くも普通の町だ。

>娯楽のためには少しばかり電車で遠出しなければいけないが、平穏な空気がこの町には漂っている。


>鹿波は何処だろう……。


1 学校の方に行く。
2 公園の方に行く。
3 駅の方に行く。

↓1



>公園


>この公園に来ると絶対に目に着くのは大きな塔のような遊具である。

>その理由は外見とかではなく、そこには人が住んでいるからだ。

>いわゆるホームレスというものだろうか。

>だからなのかここにはあまり人は寄りつかない。


>ここには鹿波はいないようだ。


1 学校の方に行く。
2 駅の方に行く
3 スマホを見る。

↓1



>駅


>駅に着くと、ちょうど向こうの街の方からの電車が止まっていた。

>そこから数人の乗客が降りてきていたが、その中の一人に目がいく。


那月 智美「ん……晃、くん?」


>那月 智美。

>同じクラスの女生徒だ。

>いつも図書館で勉強しているらしい。


>ここには鹿波はいないようだ。

1 こんばんは
2 鹿波を見なかった?
3 ごめん急いでる。

↓1


>鹿波を見なかった?


智美「神崎さんですか? いえ、見てませんけど」

智美「街の方でも見かけなかったかな」


>どうしようか。


1 学校の方に行く。
2 スマホを見る。

↓1



>スマホを見る。


カナミ:ごめん。今帰った

カナミ:お母さんに頼まれて探してくれてたんでしょ?

カナミ:ごめんなさい


>鹿波は無事に帰ったようだ。

>自分も帰ろう……



>今日は疲れたので、もう寝てしまおう。



>………?

>枕の下に何かある。


>見ると、写真で見たような銀製の鍵が置いてあった。


>どういうことだろうか……?


>不意に、視界が歪む。

>意識が持っていかれそうになり、思わずベッドに倒れこんだ。


>………。

>…

>……

>………


リンゴーン… リンゴーン…

>気がつくと、真っ白な光景が目の前に広がっていた。

>まるで、ウェディングの式場のようだ。


>………!?


>いつの間にタキシードを着ている。


>辺りを見回すと、参列している人、神父、すべての人が仮面を付けている。

>酷く不気味だ。


>とにかく現状を調べようと思ったが、体が動かない。



>その時、正面の門が重く開く音がした。



>身体が勝手にそっちの方へと向き直る。


>そこから、華やかなウェディングドレスを纏った、鹿波が現れた。


>静かにこっちへと歩いてくる。

>そしてとうとう、自分の隣に立った。


>神父の方へと向き直ってしまう。

>仮面の神父は一つ頷いた後、分厚い本を手に取り語り出した。


『妻、神崎鹿波。健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?』

>聞こえたのは、そう、鹿波の声だ。少し低いが、目の前の仮面の神父から鹿波の声がする。

鹿波?「………誓います」


『夫、水瀬晃。健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?』


>神父の言葉に、口が強制的に開く。


1 誓います
2 誓います
3 誓います



>誓いまーーー

ズキン!


>強烈な痛みが、頭の隅に走った。

>立っていられなくなるほどなのに、身体が動かない。


『本当に、それでいいのかーー?』


>頭の中に声が聞こえる。

>これでいいのだろうか?


>いや、良くない。


>こんな偽り、許されるわけがないーー!



『嘘偽りが許せぬと、汝は応えた。それが己の願いならば、我は力を貸そうーー』


>痛みはどんどんと大きくなっていく。


『呼ぶのだ、自らの意志を。己が力を』


>混濁する頭の中にある名前が浮かぶ。


『そして壊すがいい。我は汝、汝は我。貴様のエゴで、夢を喰らえ』


晃「ーーーーペルソナ」


>口にしたその瞬間、全ての痛みから解き放たれた。



>目の前に現れたのは、玉虫色に光る異形だった。

>人型を成しているものの、化け物というにはあまりのもふさわしい正体をしている。


鹿波?「どうしてーー晃」


>花嫁姿の鹿波が呟いた。そして、踵を返すと、正門の方へと走っていく。

>追いかけようとするが、参列者の群れが自分の行き先を阻んだ。


『どうして拒む』
『どうして壊す』
『どうして、叶えてやらない』


>口々にそう責め立てる彼らは、やがて一つになり激しい炎の塊となって姿を現した。

『邪魔をするなーーー!!』


>炎の怪物による咆哮が、周囲を揺るがした。



>激しい炎が意志を持っているかのように、自分の方へと走る。


晃「ヨグ=ソトース!」


>自身のペルソナに薙ぎ払うよう心の中で命じると、ソレは思い通りに動いてくれた。


>歪な爪が炎を払う。


>しかし炎に実体はない。すぐにまとまり、そしてすぐさま改めて突進してくる。


晃「消し去れ、エイハ!」


>自分でも良くわかっていないのに、なぜか身体が勝手に動く。

>精神を集中させ、力を放出した。


>ペルソナが手をかざすと、黒い呪言が炎を掻き消していく。


>そして全て消し去った頃には、辺りには誰もいなくなっていた。



>安堵と同時に視界が揺れる。

>そのせいかペルソナは消失し、その場に崩れ落ちた。



>………

>……

>…


『ムニャ……シャドウじゃない人間が倒れてる……?』

『迷い込んじゃったー? ふわーぁ』


>…

>……

>………



>目を開けると、いつもの部屋だ。

>あれは夢だったのだろうか……?


>枕の下には相変わらず銀製の鍵がある。

>あのとき意識を失ってから、自分で戻したのだろうか。


>とりあえず、学校に行かなくては。









>それから三日経っても、


>鹿波が目覚めることはなかった。




→story:1 『ハネムーン』 開始


お疲れ様です

こんな感じで戦闘とかは淡々と進めます。


謎解きとかの場合に選択肢が入ることがあります。

それによってストーリーが変わる場合もあるのでお気をつけを。


それでは、お休みなさい。


水瀬晃
ペルソナ:ヨグ=ソトース

エイハ
スラッシュ
ディア

耐久:呪文属性、物理
弱点:祝福属性


まさかしかなみちゃんは選択肢によっては
1日で救出成功だったとか…?


こんばんは

>>92
いえ、これは回避不可です。
捜索選択も全てハズレで、いずれコミュ確率する人が出てくるだけです。

一回どこかに移動するとスマホの選択肢が出てくるようになります。

それでは始めて行きます


ざわざわ

>放課後になった。

>胸騒ぎがする。


鎌一「よっす、元気か」


>鎌一が肩を叩いてくる。

>元気だと伝えた。


鎌一「嘘つけ、上の空だったぞ授業中のお前」

鎌一「……神崎はまだ目が覚めないのか?」


>頷く。

>鹿波が眠りについてからもう三日経っている。

>医者のよると、なぜ目覚めないのか分からないらしい。


鎌一「心配だな……今街の方でも流行りの眠り病かもしれないし」


1 眠り病?
2 流行り?
3 知っているのか雷電

↓1



>知っているのか雷電


鎌一「お前ちょっと余裕だな……」

鎌一「知らないか? 最近、若い奴らが眠り病つっていきなり意識不明状態になるんだよ。で、個人差もあるがだいたい二週間くらい経つと眠るように死ぬらしい」


>身震いした。

>ふざけている場合ではない。


鎌一「確かにちょっと心配だな。三日はさすがに長いし」

鎌一「でも単なる噂だぜ? ニュースじゃなんもやってないしな」


>……

>鹿波が心配だ。

>お見舞いに行ってみよう。


鎌一「お見舞いか? 悪いが俺は生徒会なんだ」

鎌一「神崎によろしく言っといてくれ」


>学校を出た。

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