花丸「いい匂いずら~♪」希「もうちょっと待っててな~♪」 (18)


この先誰も書かないようなカプで書いてみる。
短めに。



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花丸「今日の晩ごはんは何ずらか~♪」クンクン

希「こんな寒い日は、くつくつ煮たおでんや~♪」

花丸「おでん……///」タラー

希「花丸ちゃん、ヨダレ」クスクス

花丸「待ちきれないずら~。ちょーっと味見を……」スーッ

希「こーら。つまみ食いはダメやん」メッ

花丸「うぅ……」

希「そんな顔しないの。花丸ちゃんには、ちゃんと味の染みた美味しいおでん、食べてほしいんやもん♪」


クウゥ

花丸「あっ///」

希「ほんと、花丸ちゃんは食いしん坊さんやね♪」

花丸「だって、希さんのご飯が美味しいから……///」

希「ありがと♪いっぱい食べてくれるから作りがいがあるよ♪」ナデナデ

花丸「ん……///」

クツクツ

希「お、そろそろかな~?」

花丸「はやくはやくっ♪」

希「はいはい♪じゃ、ご飯よそってな~♪」


希「それじゃ、開けるよ~♪」

パカッ

フワァッ

花丸「ほわぁ~///」

希「んふふ~♪我ながらいい出来映えやん♪」

花丸「のっ、希さん……」ダラー

キュルル……

希「花丸ちゃんもお腹もガマン出来ないみたいやし、じゃあ……」パン

花丸「ずらっ♪」パンッ!

のぞまる「いっただっきまーす♪」


花丸「ハムっ♪んん~///んっ、はひっ……!」

希「もう、慌てへんの♪ほら、フーフーして♪」

花丸「フーフー……あーむっ///ジュワー……んん~、お出汁染みっしみのがんも……噛む度にお出汁がジュワーってして、香りがふんわりするのたまんないずらぁ///」

希「もち巾着……中のお餅トロットロやん///昨日から煮込んだかいがあったなぁ♪」

花丸「キレイなまん丸玉子……ちょっとだけカラシを付けて……パクッ♪ホロホロとした黄身が口の中で溶けていくのが楽しいずらぁ♪」

希「具材の旨味が溶け出したお出汁をご飯にかけて、牛スジを串から外して……サラサラ……っあぁ///至福の一杯やね~///」


――――――――

――――

――

花丸「ふあぁ……食べたずら~♪ごちそうさまでした♪」

希「お粗末さま♪相変わらずいい食べっぷりやったね♪」

花丸「エヘヘ~♪」

希「どうしたん?」

花丸「テーブルの上にガスコンロと土鍋……立ち上る湯気に、部屋いっぱいに柔らかいお出汁の香り……風情ずらよね~♪マル……この瞬間、大好きずら♪」

希「……………………」

花丸「ん?希さん?マル……変なこと言った?」

希「……あー、いや。うち一人暮らしで、お父さんたちと一緒にご飯したこととかほとんど無かったんよ。絵里ちたちと出逢ってからは、そんなことも無かったんやけど……」

花丸「……………………」

希「やっぱり、誰かと一緒に食べるご飯っていうのは……美味しいんやなって」

花丸「希さん……」


希「あっ、ゴメン!なんかしんみりさせて!アッハハ……ちょっとお茶淹れてく――――」

ギュッ

花丸「……………………」

希「花丸……ちゃん?」

花丸「………………ずら?」

希「……………………?」

花丸「マルじゃ……ダメずら?」


希「えっ……と」

花丸「マルがこれからもずーっと、希さんとご飯食べるずら。そしたら……寂しくないずらよ」ニコッ

希「え……」

花丸「……………………」ジッ

希「……///」ドキドキ

希「え、あ……も、もう///花丸ちゃんは!///そう言ってこれからもご飯たかるつもりなんやろ~///」

花丸「……………………」ハッ

花丸「……//////」

花丸「あっ、アハハ!バレちゃったずら~!///」

希「もう本当に!///バカなこと言ってないで、はよお風呂入ってき!///」

花丸「ず、ずらっ!!///」


希「……………………あー、もう///」

希「うちのアホ……///」カアァ


花丸「……………………勇気、出したつもりだったんずらよ……?///」

花丸「希さんのバカ……///」


おわり。
今回は短めに。
前作
ダイヤ「洗濯物は分けなさいと言ったでしょう!!」真姫「うるさいわね……」
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