【安価】目暮「まだ白を切るのか!」 (89)
目暮「お前がしたことはもうわかってるんだぞ >>2 !」
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安室
安室「そ、そんな…僕は何をしていませんよ」
目暮「これほど証拠があがっている!お前以外のわけがない!」
安室「だから違いますって!」
目暮「とぼけるな! >>6 したのはお前だろう!」
スリ
安室「スリなんてしてませんよ!」
目暮「じゃあ何故お前の部屋から >>8 が見つかった!?」
光彦
目暮「この円谷光彦はなんだ!?」バンッ
光彦「」
目暮「近頃起こっている『光彦連続誘拐事件』…その被害者の中の一人!」
目暮「何故その被害者がお前の部屋にいる!?」
安室「そ、それは… >>11 」
こいつが俺の家に不法侵入してきた
安室「この子が僕の家に不法侵入したんですよ!」
目暮「何!?おい光彦くん!!」ドンッ
光彦「ぐえぇっ!!」オエッ
目暮「今の話は本当なのか!?」
光彦「そ、それは…」
目暮「吐け!!何故安室さんの家に入った!!?」
光彦「だ、だって… >>16 」
黒ずくめの女性が部屋にいたのでつい……
光彦「こ、この人の家に黒い服の女の人がいたんですよ!」
安室「!?(や、ヤバい!!)」
目暮「黒い服の女の人?どんな人かね?」
光彦「 >>18 です!」
黒の組織の一員
光彦「黒の組織の一員です!」
安室「…(お、終わった…俺の人生…!)」
目暮「…そうか」
目暮「残念だよ」カチャ
光彦「え?」パァン!
光彦「」死
安室「…え?」
目暮「全く…新人はつめがあまい」
安室「…」
目暮「これでは先が思いやられるなぁ」
安室「え、そ、その…」
目暮「仕方ない。新人には正体を教えないようにしているが…」
目暮「か~ら~す なぜなくの~…」
安室「!!」
目暮「察したかね?」
安室「も、申し訳ございませんでしたボス!!!」
目暮「もしゲロッていたら…わかっていたな?」
安室「はい!」
目暮「で?誰と会っていたんだ?」
安室「ベルモットです」
目暮「ベルモット?何故だ?」
安室「(シェリー暗殺失敗がばれたら面倒だ…)いえ、シェリーについて相談を」
目暮「ああ、お前の担当だったな」
目暮「とにかくここの掃除は私がやる。お前は戻って盗聴器かカメラでもないか調べろ」
安室「はい…」
~~
目暮「ふー…」
目暮「驚いた…まさかバーボンの家に光彦が入るとは」
目暮「まあ一石二鳥だな。あいつの能力の底も知れた」
目暮「ではこいつを持って帰るとするか」
光彦「」死
目暮「ただいま~」
みどり「お帰り。…あ!光彦じゃない!」
目暮「おお!お前が喜ぶと思ってな」
みどり「あら?何で銃創が?」
目暮「実はこいつ部下の現場を見てしまってな…」
みどり「そうだったの?大変だったわね」
目暮「とりあえず腹が減った。メシを作ってくれ」
みどり「はーい。じゃあこれを使ってステーキでも作りましょう」
目暮「お~ステーキか!うまそうだ!」
みどり「ちょっと待っててね~」
~
みどり「お待たせ~。『光彦ステーキ』、『光彦の眼球飴』よ~」
目暮「お!眼球飴もあるのか」
みどり「うふふ、あなた好きでしょ?」
目暮「ああ!ありがとうみどり」
みどり「どういたしまして」
目暮「じゃあ早速食うか!いただきます」
目暮「…うん!美味い!」
みどり「よかったわ」
目暮「相変わらずいい肉質だ!それに然程脂が強くない…」
みどり「本当。調理する側も助かるわ」
目暮「さて、じゃあ眼球飴も…おお!」
みどり「どう?」
目暮「甘い…歳をとった私でも食べられる…理想の飴だ」
みどり「素材がいいからね。助かるわ」
目暮「いや、お前の料理の腕もあるさ。助かってるよ」
みどり「も、もう…褒めても何も出ないわよ」
目暮「はっはっは!」
~~
目暮「うーん…それにしても本当にうまいな」
みどり「そうね。私もこんなおいしいお肉知らなかったわ」
目暮「どうしたものか…!そうだ!」
みどり「どうしたの?」
目暮「そのための組織だ!」ピポポッ トゥルルル
目暮「もしもし? >>36 か?」
※黒の組織の誰かでお願いします
↑
ジン「はい。どうしましたボス?」
目暮「実はな…」
~
ジン「なるほど…要はそのガキを拉致ればいいんですね?」
目暮「ああ待て。今回はちょっと特殊だ」
ジン「特殊…ですか」
目暮「ターゲットは死んでも増殖する…だが、生産する者がいるんだ」
ジン「生産する者?」
目暮「 >>40 だ」
元太のママ
目暮「帝丹小学校の男子生徒、元太の母親だ」
ジン「ガキの母親?確かそんな仕事じゃなかったはずでは?」
目暮「当たり前だ。表は酒屋だが、裏は政治界に"肉"を販売する業者だ」
ジン「ああ、そういえば東京の…『STOMACO DI FERRO』と張り合ってたはずですね」
目暮「ああ。評判は光彦の肉の方がいいようだが」
ジン「ではどうしますか?」
目暮「そうだな…よし、 >>44 するとしよう」
歩美を餌にまずは元太を捕獲
目暮「息子の元太は同級生の歩美たそに惚れているらしい」
ジン「歩美たそにですか!?ゆ、許せん!」
目暮「馬鹿者!!『歩美たそはみんなの天使』とすると歩美ファンクラブ第一項にのっているだろう!!」
ジン「!す、すいません…」
目暮「全く…」
目暮「で、だ。ファンとしてあるまじき行為…それでも、我々は歩美たそを拉致しなければならん」
ジン「そんな…」
目暮「仕方あるまい…歩美たそに付きまとう豚を呼ばなければ計画は始まらん」
ジン「…わかりました。俺がこの汚れ仕事、やります」
目暮「!ジ、ジン…」
ジン「俺一人の犠牲でいいなら…」
目暮「お前は…お前はっ…最高の部下だ!」
~~
~翌日~
ジン「…!あ、歩美たそ!」
じゃあねー! またなー! じゃあね
ジン「!く、く…俺は…俺はやるしかない!」
ジン「な、なあそこの君!」
歩美「?何ですか?」
ジン「…じ、実は…その…」
~~
歩美「うん!いいよ!」
ジン「ほ、本当かい!?」
歩美「うん!正直元太うざいって思ってたもん!」
ジン「あ、ありがとう…!」
歩美「それじゃあ行こう!」
ジン「うん!」
~廃工場~
コナン「歩美ー!どこだー!?」
灰原「吉田さーん!?」
元太「おい歩美ー!?」
コナン「おい元太!本当にここに歩美がいるのかよ!?」
元太「間違いねえよ!」
「動くな」
コナン「!!」
「動くとこの子の命がない」
歩美「こ、コナンくん…」
灰原「吉田さん!」
元太「歩美をはなせよー!」
歩美「…」トン…トントトン
灰原「!」
コナン「…そういうことか!」ガッ
元太「おわっ!な、何すんだよコナン!」
「よし。交渉成立だ」バッ
歩美「みんなお疲れ様!」
灰原「驚かさないでよもう…」
コナン「そんなことなら必死こかなきゃよかったぜ」
歩美「えへへ、ごめんね」
元太「おいはなせよ!!」
「黙れ!!」ドガッ
元太「うっ…」バタッ
「お疲れ。家まで送っていくか?」
コナン「いや、そこまで遠くないし大丈夫だ」
「そうか。では」
~~
「ジン様。ターゲットです」
ジン「ご苦労」
ジン「…もしもし」
目暮「手に入ったか?」
ジン「はい。無傷です」
目暮「さて、ではお母様に電話するか…」
~~
目暮「もしもし?」
元太ママ「もしもし。お酒の注文ですか?」
目暮「…おたくの息子を預かった、"肉屋"」
元太ママ「!」
目暮「返してほしければ >>57 へこい」
光彦の家
目暮「光彦の家だ…日付が変わるまでに来い。いいな?」
元太ママ「な、なんでそこに…」
目暮「以上だ」ガチャッ
目暮「さて、では動くか…」
~~
~光彦宅~
元太ママ「…」
ジン「動くな」
元太ママ「!!」
ジン「ついてこい」
元太ママ「…」
ジン「あれを見ろ」
元太「か、母ちゃん!!」
元太ママ「げ、元太!!」
ジン「もし抵抗すれば…あのガキは穴だらけになる」
元太ママ「わ、わかったわ!希望は何!?」
ジン「お前が円谷光彦を生産しているらしいな?」
元太ママ「!!な、なぜそれを…」
ジン「光彦の生産をもっと早めろ」
元太ママ「でもこれ以上早い生産をしたら世間にばれるわ…」
ジン「安心しろ。その策も用意してある…おい。入れ」
元太ママ「!あ、あなたは… >>63 」
光彦
元太ママ「な、なんで光彦が…!いや!あれは只の光彦じゃない!オリジナル!!」
ジン「オリジナルを使えば早いらしいな。やれ」
元太ママ「でもオリジナルを使う製法なんて初めてなのよ…」
ジン「安心しろ、それは調べてある。 >>66 すればいい」
八つ裂きにすれば分裂する
ジン「研究員が調べたが、オリジナルは体細胞分裂が可能らしい」
元太ママ「!そ、それはつまり…切り裂けば分裂する!」
ジン「ああ。つまりはそういうことだ」
ジン「だが数多の光彦を扱ったお前だ。いい切り裂き方も知っている」
元太ママ「こんな発見が…わかったわ!希望に応えるわ!」
ジン「わかった。では早急に取り掛かれ」
~~
~光彦製造所~
元太ママ「よし!早速切るわよ!」
光彦「や、やめてください!!」
元太ママ「はぁっ!!」スパッ
光彦「ぐぎゃあああああ!!」
グパァ
光彦「…………ああああ!!」
元太ママ「すごい…これなら無限に作れる!」
~~
目暮「…ん?電話か」
目暮「もしもし?」
ジン「ボス。光彦の生産に成功したそうです」
目暮「ほう!?本当か!?」
ジン「はい。もうすぐそちらに資料が届きます」
目暮「わかった!」
~
目暮「素晴らしい…これなら…!」
みどり「どうしたの?」
目暮「みどり!」ガバッ
みどり「きゃあ!ど、どうし、たの?」ドキドキ
目暮「お前が目指していた…光彦料理店が作れそうだ!」
みどり「!ほ、本当!?」
目暮「ああ!本当さ!」
~エピローグ~
コナン「ここだな」
歩美「へえ~!ここが目暮警部の奥さんが経営してるお店かぁ!」
灰原「早く入りましょう。お腹が減っちゃったわ」
コナン「あ、そうだな。じゃあ入るか」
~
みどり「いらっしゃいませ…あら。コナンくんたちじゃない!」
歩美「こんにちは!」
みどり「こんにちは。あの人から話は聞いてるわ。席へ案内するわね」
~
みどり「はい。これがメニューよ」
コナン「みどりさん。僕たち光彦のお肉食べるの初めてなんだ」
みどり「まあそうよね。何か聞きたいの?」
コナン「光彦のお肉ってどんな味とか、食感なの?」
みどり「味はそうね…豚肉と鶏肉と牛肉と羊肉のいいところをとった味ね」
みどり「食感は外側は鶏肉みたいにやわらかいのに、内側はちょうどいい硬さなのよ」
コナン「へ~…」
歩美「部分によって何か違うの?」
みどり「タンはちょっと硬いの。それ以外は同じよ」
灰原「焼き方はどんなものがあるの?」
みどり「基本的に普通のステーキと同じよ。でも、このお店の見どころは…」
歩美「お客さんの目の前で焼く!!」
みどり「うふふ、正解よ。だから焼かれているところをみながらっていうのもいいかもね」
灰原「ふーん…」
コナン「じゃあ僕はこの『光彦のステーキ』のミディアム」
歩美「私は『光彦のステーキ』のウエルダン!」
灰原「私は『光彦のステーキ』のレアでお願い」
みどり「はい!じゃあ持ってくるわね」
~
みどり「お待たせしました~」
光彦「た、助けてえええええ!!!」ダッ
みどり「あっ!お肉が!」
コナン「いっけぇええええええ!!!」バシューッ!
光彦「ぐえぇっ!!」
みどり「ごめんねコナンくん!お肉が迷惑かけちゃって…」
コナン「いいよ!今の衝撃で肉も引き締まったかもしれないし!」
みどり「それもそうね」
みどり「さて、じゃあ焼くわよ」
光彦「た、助けてええええええ!!!止めてくださいいいいいいい!!!」
みどり「じゃあスタート!」ジュッ
光彦「ぎゃあああああああああ!!!!熱いいいいいいいいいいいい!!」ジュジュジュジュ…
コナン「ちょwwwwwwwwバーローwwwwwwww」
歩美「あっはっはっは!!きっもーい!!!」
灰原「いいザマね」
光彦「しんじゃうううううううう!!!!!あづいいいいいいいいいいい!!!!」ジューーーーーー!
みどり「はい!哀ちゃんのレア完成!」ザクッ
光彦「ぎゃああああああああ!!!い、いだいいいいいいいいいい!!!」ジュ――――ーー!
灰原「じゃあお先に失礼」
灰原「…うん。おいしいわね!」
みどり「…はい!コナン君のミディアムね!」ザクッ
光彦「おごごごごごごっご…」ブクブク ジューーーーーーーーーーー!
コナン「待ってました!」
コナン「…くぅ~!うっめー!!」
みどり「はい!じゃあ歩美ちゃんのウエルダン!」ザクッ
光彦「…」ビクッ…ビクッ… ジューーーー…
歩美「わーい!」
歩美「…うわぁ~!おいしー!」
みどり「じゃあデザートの準備もするからね」
~~
コナン「ふぅ~食った!」
歩美「おいしかったー!」
灰原「なかなかおいしいわね」
みどり「うふふ、ありがとう。それじゃあデザートの『光彦の眼球飴』を作るわ」
みどり「よいしょっ」ザクッ
光彦「」死 ガリッ ボキッ…グチュ
みどり「これに調味料…」
みどり「はい!『光彦の眼球飴』の完成よ!」
コナン「あれれぇ~?光彦に眼球が三つあるぞぉ~?」
みどり「うん。品種改良に成功して三つ目にできたのよ」
歩美「すっごーい!」
灰原「個人的に興味が出てくるわね…」
みどり「じゃあどうぞ!」
コナン「甘くてうめえ!」
歩美「あま~い!」
灰原「甘いわね…」
みどり「どうだった?」
コナン「すっごいおいしかった!」
歩美「歩美もー!」
灰原「よかったわ」
みどり「うふふ。ありがとう」
~~
目暮警部の嫁さんのみどりさんが始めた『光彦食堂』は次第に大好評になった。
食べたことのない味、食感、そして目の前で料理するという、新しい店。
どうやら裏に黒の組織が関わっているらしいが、俺は気にしない。
だって…こんなにうまいんだからな!
~終わり~
お目汚し、失礼しました。
質問等があったらお願いします。
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