【安価・コンマ】貴方のヒーローアカデミア Vol.3 (1000)


世界人口の約八割が何らかの“個性”を持ち、超人社会となった現在!
“個性”を悪用する者を圧倒的な力で取り締まる『ヒーロー』という職業は憧れの存在となっていた!

これは貴方が安価とコンマで雄英高校でヒーローを目指す物語である。


前スレ1
【安価・コンマ】貴方のヒーローアカデミア
【安価・コンマ】貴方のヒーローアカデミア - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474540380/)

前スレ2
【安価・コンマ】貴方のヒーローアカデミア Vol.2
【安価・コンマ】貴方のヒーローアカデミア Vol.2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474903467/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1475929413


基本ルール説明 その1

基本判定
基本は能力値(体、知、心)+2桁コンマになります。

ただし、個性を用いた場合の行動は個性練度+対応能力値+2桁コンマとなり、個性がない場合とは大きな差となります。
例:オールマイト(全盛期)は体:100の個性連度:100なので基本200からスタートとなる


目標値、相手の達成値を倍上回ると大成功。3倍、4倍となるとどんどんいい結果になっていきます。

例:目標値30の料理を作る場合、30以上で成功、60で大成功、90で大々成功、120で……


逆に目標値の半分以下になると大失敗になります。

例:目標値30の料理を作る場合、29以下で失敗。14以下で大失敗。※大失敗以下はありません


基本ルール説明 その2
負傷について

貴方の物語にHPなどは存在しない。
あるのは負傷の段階だ。
それは、敵の攻撃を受けるたびに状態が変化する。

負傷は、敵との判定に敗北し、攻撃を受けると一つずつ段階が上がっていく。
※戦闘は攻撃防御に関わらずコンマ判定に勝った方がダメージを与える方式

最初の1段階目はかすり傷。頬が切れたり、膝をすりむいたり。戦闘に影響はない。
次の第2段階目は軽傷。  痛い一撃を受けた。痛みはあるが、戦闘に影響はない。
そして3段階目は重傷。  骨が折れたりして動きが鈍ったが、戦闘に影響はない。
次の4段階目は致命傷。  アバラが折れたり腹に穴が開くが、結局戦える。
最後の段階は戦闘不能。  戦闘続行不可能なほどの傷を受け、もう動けない。

戦闘不能になるまで行動に戦闘に影響は無いが、負傷を得るたびその段階一つにつき一度、コンマ判定を1回プラスできる。
4段階まで負傷していれば、最大4回のコンマ判定をプラスできる(1回の判定につぎこんでもいいし、わけてもいい)

ちなみに、通常の判定と同じく相手の達成値の倍を出せば負傷は一気に+2、3倍なら+3と相手が弱けれ一撃必殺も狙えるだろう。
逆に同じレベルの戦いだと少しずつ段階を踏んで行くことになる。

早い話ポイントの取り合いだと思えばいい。
先に相手を5段階目に追いこめば勝ちだ。

とはいえ、敵によっては重傷を受けた時点で敗北を認めたり逃走したりする者もいるだろう。
逆に戦闘不能になるまで戦いをやめない者もいる。

それは貴方にとっても同じこと。どこで戦いをやめにするかは貴方次第だ。


ただし、貴方や他一部の特別な者には第6段階の負傷状態が存在する。
戦闘不能に陥った時、貴方はそれを選択できる。
そのまま戦闘不能になるか、再び立ち上がり、戦った後『死』ぬかだ。
死の段階に入った者は、戦闘が終わると死ぬ。ただし、それ以上負傷の状態が増える事はない。
いかような攻撃を受けようと倒れることはなくなるのだ。

なぜならその時、貴方はすでに死んでいるのだから……!

さらにこの状態になった場合、負傷のコンマプラスは無制限に行える(最大+4までだが)
まさに最後の灯火だ。

戦闘不能を選ぶか、『死』を選ぶかは貴方次第だ。
信念の元に、その時がきたら選んで欲しい。
※『死』ぬのは肉体とは限らない。個性、精神。その時好きな死を選ぼう。


基本ルール説明 その3
プレッシャーについて

強大なヴィランが現われた際、相手の迫力により貴方の体が自由に動かなくなる可能性があります。
さらに戦闘中威圧のコマンドを選んだ場合、相手にプレッシャーを与えることが出来ます(心VS心のコンマ対決)

負傷と同じくプレッシャーにも段階があり、1段階ごとにコンマにマイナスがつきます。

1段階目:-10 体が震えるがまだ動く
2段階目:-20 足がすくんでいるが、まだなんとか
3段階目:-30 股間からジョバアしたかも
4段階目:-40 逃げ出してもおかしくほど恐怖を感じる
5段階目: 気絶 貴方の心は耐え切れなかった

プレッシャーはターンごとに相手の達成値を目標に心で抵抗(プレッシャーの影響なし)し、それを上回れば回復することが可能。
※最低1ターン(1行動)はマイナスの影響を受けます
※プレッシャーを受けない相手もいます 例:脳無、ロボット


成長に関して

成長の場合、コンマ判定を行いその能力値、個性練度以上の値が出ればその能力、個性が1アップする。
それ以下の場合だったとしても、次の成長判定にはその数値にコンマをプラスする。

基本成長は1ずつだが、ゾロ目が出て成長した場合はそのまま数字が累積する。
※能力値8で11を出した場合残りの3(+その後のコンマ)は次の9の成長に使える。さらにコンマ判定が20で合計23残っていた場合、9(残14)→10(残4)と一気に成長が可能となる。


・能力値の目安

01~10  3が一般人。5が雄英入学者平均 10で入学トップ
11~20  ※1へ
21~30  プロヒーローの仲間入り
31~40  中堅ヒーロー
41~50  トップヒーロー  ←エンデヴァーがここ(心:50)
51~60 
61~70
71~80
81~90
91~
100    規格外      ←全盛期オールマイトがここ(体:100)

※個性偏重社会の世界観を考えて個性有利の環境になってます。
 逆に言えば多少個性が劣っても能力がやばいと逆転が可能となります。
 例:脳無(パワー型80)やステイン、あと相澤先生(45)

 その中で圧倒的なのがオールマイトになります(現在弱体化で90)

※1
11~ 10年に一人の逸材とか言われる(なぜか毎年出るアレ)
15  間違いなくスカウトの目が留まる
16~ 相棒として活躍可能 成長すればひとり立ちも
20  学生(大学ふくむ)トップ 野球で言えばドラフトで全球団1位指名必至


・個性練度の目安

01~10 1桁前半は覚えたばかりの子供のようなもの。 ←初期デク
11~20 少し慣れてきた。20前後が雄英入学平均。
21~30 
31~40 35前後で入学トップ。           ←爆豪とか
41~50 50で高校トップ。
51~60 プロヒーローの仲間入り           ←Mt.レディココ
61~70 中堅ヒーロー                ←インゲニウム(天哉兄)とか
71~80 一流ヒーローの仲間入り
81~90 トップヒーローの仲間入り。ランク二桁。
91~   トップオブトップの世界。ランク一桁。    ←貴方ココ


・二つ合計の目安

 55~    相棒の人達
 70~    プロが視野に入る
   ~100 若手ヒーロー
101~    実力派と呼ばれる人達 ←プロ一本で食っていける
120~    一流ヒーロー     ←逆に露出が増える
   ~150 トップオブトップ
200~    規格外        ←全盛期オールマイト(弱体化で180、制限時間)


戦闘

1 個性で攻撃    貴方の個性練度+能力値(体、知、心)と相手の強さと対決
2 威圧する     相手にプレッシャー>>4 を与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません
4 練度上昇     周囲の物体を消費しパワーを上げる。『練度+1』するごとに『目標値+10』の制御判定 行動消費はありません
5 攻撃を受ける   防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
6 その他      逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
敵の負傷  □□□□□←戦闘不能

敵の行動。このレスのコンマ+敵の能力値


戦闘の処理は、貴方の行動と敵の行動が双方攻撃の場合、そのまま戦闘開始。
貴方が威圧する場合、威圧の結果→敵の行動(攻撃の場合は対応選択でコンマ)→敵が攻撃ではなく特殊の場合貴方の抵抗→結果を適応し、次のターンへになります

まとめると『貴方特殊処理(2や6選択)』→『双方の攻撃、防御のぶつかりあい、ダメージ』→『敵の特殊処理』という流れ。

貴方が攻撃せずとも、敵が攻撃してくればカウンターでダメージが与えられる可能性もあります。双方特殊の場合、真ん中の処理がなくなります。


好感度表(友人)

01~29で 知り合い
30~59で お友達
60~89で 親友
90 以上で 命をかけてもいいレベルと考えてください。


好感度表(ライバル)

01~29で 眼中に無い
30~59で 気になる
60~89で ライバル(認めた)
90 以上で 絶対負けたくない相手(それでも背中は預けられる)


好感度表(女の子 友人)

01~29で 知り合い
30~59で お友達
60~89で 気になる人
90 以上で 考えるだけでドキドキする

100オーバーは愛デス


評価表(先生)

 01~29で 一応、見こみある?
 30~59で 普通の生徒
 60~89で コイツは次代を担う有精卵だ
 90 以上で 金の卵どころじゃねぇ!
150~    いつでもプロになれるな


評価表(プロヒーロー)

 01~29で うん。学生だね
 30~59で 少し見こみある。成長すればサイドキックになるかも
 60~89で 今のウチに目をつけとく人材だ! スカウト、スカウトー!
 90~    将来の一流ヒーロー! 俺より才能あるんじゃね?
150~    もうプロでもやれるよ サイドキック(相棒)にならんかね?


合体連携について

好感度が80を超えると共闘時に合体、連携攻撃が行えるようになる。
二人の個性練度を合計し、どちらか代表の能力値を足してコンマ判定を行うことができる。

同じように好感度が80以上ある者がいれば、三人、四人と同時連携ができる。

好感度が100を超えた場合、彼等はより強固な連携がとれる。100を超えた者と連携する場合、100をオーバーした分が攻撃の達成値に加算せされる。

例:好感度120の人と連携する場合、二人の個性練度+代表の能力値さらに100を超えた分の20が加算される。

どうしても勝てない強敵でも、心を通じ合わせた仲間と力をあわせれば勝利できるという、これぞまさにジャンプ! なシステムである。


※お助けポイント
 1ポイント消費し、その数字をゾロ目だったということにしてさらにコンマの値をプラスする。
 1ポイント消費し、判定をやり直す(自分でなくてもよい)
 他なにか有利なこと(思いついたら追加)

 などに使えます。


ステータスが更新されました


『貴方』
雄英高校1-A所属

体 :21(0) プロで十分活躍出来る身体能力だぞ
知 :16(1) スカウトの目に間違いなく留まる知性と観察力を持ってるぞ
心 :25(0) 即プロとして活躍できるほどのストロングハートだ!

財力:64 平均より少し上のご家庭

個性:重力操作
   その名の通り、重力を操る個性。重力を中和し重いものを持ち上げたり、自身の体を浮かしたり他人を浮かしたり、重力を増加させ押しつぶしたり様々なことができる。重力を用いて障壁を張り守ることも可能である。
   重力を一点に収束させ、いかなるものも消滅させる『孔』を精製できるようになった。
   重力の力場を利用し、物体を断てる棒を作れるようになった。体を使い剣道の補正と同時に使えます

練度:97(42) トッププロとも渡り合えるレベル

弱点:発動のために疑似恒星を作らなければならないため、常にいくらかの質量を要求される

    擬似恒星はサイズに応じた黒い重力制御の球体が現われる。貴方の周りに漂います。
    小石ほどの重量があれば発動は可能。重いものがあればあるほどパワーを上げられるが、同時にそれも消費される。
    人間などの生き物を触媒にする場合、大きな抵抗がある(不可能ではない)

    余分に10キロの質量を消費すると練度をさらに+1することが出来る。消費した分プラスが可能。ただし、パワーをあげて個性を発動させると『心』での制御判定が必要となる。
    制御判定は上昇に使用した質量の重さを目標値にして『心』判定(+1の10キロなら目標値10)
    制御に失敗するとしばらく個性が使えなくなります。大失敗すると個性に飲まれて貴方が擬似恒星になってしまうかもしれません。
    使うとリスクに従い髪の色が黒く染まる。

性格:どうやら貴方はカブいて中二病的なところがありますが、強大な「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけねば、という自負もあるようです。

    でも心の奥底には変態が眠っているのかもしれません。
    礼儀正しく、「力」を持つ者として恥ずかしくない行動を心がけましょう。

目的:単純に自分の能力を使うことが好きで、もっと経験と研究を重ねて凄い事を起こしてみたい
    それでヴィランでなくヒーローを選ぶのは、人への礼節を弁えているから

一人称:私

趣味:剣道   個性を使わずとも肉弾戦の判定にプラスが可能です 体+2
   天体観測 個性つながりで色々話題に出来ます

容姿:若白髪にメガネ、そして学ランの上から白衣を着ている(雄英では制服の上に白衣)

スーツ:白銀のフルプレートメイル。裏地に銀河の描かれた白マント

     貴方のスーツはとてつもなく重いようですね。個性を使わないとまともに動くことは出来ない重さです。
     負傷+1を1度だけ無効化できる
     周囲になにも無い場合、個性使用の触媒として使用可能。最大+5まで出来る。

両親:普通の人

家族仲 : 94 家族仲は最高のようだ。
妹がいる:200 もう愛してるってレベルじゃない

中学校:68。貴方、すげぇぇぇぇ! 尊敬のまなざしで見られている。貴方は多くの生徒から尊敬されているようだ。

入試:仮想ヴィランp34 レスキューp101 お邪魔ギミック撃破 一般入試実技1位、筆記ほぼ満点で1位

個性把握テスト 前半4種192p 後半4種230p 合計422p 永久に超えるもののいない記録を出した

知人:飯田 天哉  好感度  51 友人(ちょっとライバルより)     初期 29 分類 友
    緑谷 出久  好感度 192 貴方のためなら命も棄てられるほど   初期161 分類 友
    葉隠  透  好感度  77 気になるダンスィ           初期 50 分類 女友
    蛙吹 梅雨  好感度  68 気になるダンスィになった       初期 54 分類 女友
    爆豪 勝己  好感度 114 絶対に負けたくない相手No.2!!  初期 96 分類 ライバル
    麗日 お茶子 好感度 104 理想のグラビティや!         初期 92 分類 女友
    芦戸 三奈  好感度  34 ちょっとやるじゃん 友達へ!     初期 24 分類 女友
    瀬呂 範太  好感度  97 お前のためなら命をかけるぜ!     初期 81 分類 友
    砂糖 力道  好感度  21 常識人に、貴方の相手はきついようだ  初期 15 分類 友
    青山 優雅  好感度  67 君は、僕のライバルだ!        初期 61 分類 ライバル
    常闇 踏陰  好感度  90 命を預けられる相棒を得た!      初期 90 分類 友
    峰田  実  好感度  24 お前より女の子だ!          初期 24 分類 友

B組 :物間 寧人  好感度 100 絶対に負けたくない相手だ!      初期100 分類 ライバル
    鉄哲 徹鐡  好感度  56 入試の時世話になりました!      初期 56 分類 友

先生:相澤 消太  評価度 169 金の卵どころか既に孵ってやがる!    初期155 分類 先生

    オールマイト 評価度  82 コイツは次代を担う見事な金の有精卵だ! 初期 76 分類 先生
    インゲニウム 評価度 153 もう彼はプロでもやっていけるレベルだ  初期149 分類 ヒーロー
    13号     評価度  62 時代を担う金の卵に出会えるなんてね  初期 62 分類 先生

ヴィラン:???  興味 189 個性どころか君そのものが欲しい!    初期189 分類 ヴィラン


お助けポイント:13


これまでのあらすじ。

体育祭がはじまった!

ノリで二人ほど背負ってみた!
峰田君は峰田君だった。お尻……

本気で1位を獲りに行くぜ!
仏契りだぜ!

はじめますよー!


プレゼント・マイク「ひゅー。二人乗っけてアレかよ。このままぶっちぎっちまうってのか!?」

相澤「この状況であえて協力するとは、非合理的だな」

プレゼント・マイク「たーしかになー。だが、勝つためには逆に合理的っても言えるんじゃね?」

相澤「否定はしない」

ちなみに、実況はプレゼント・マイクと1-A担任相澤ことイレイザー・ヘッドでお送りしております。


第1関門、ロボ・インフェルノをこえ、第2関門の穴だらけの道に入ろうとしたその時だった。


透「した、下から来るよ!」

瀬呂「マジだ、かわせえぇ!」


二人の言葉に呼応するかのように、地面から巨大な氷の柱が貴方達の元へと伸びてきた。

それは、轟の凍らせる力。


これに捕らえられてしまえば、破壊するまで先に進むことは出来なくなる。

そうなれば、1位の道は一気に厳しくなるだろう。


すでにそれは、瀬呂の足元まで来ていた。

貴方「かわします!」


↓1 ゾロ目あり 貴方心25+練度97=122 対 轟心10+練度38=48+このレスのコンマ


貴方達成値負け 全員氷に捕らえられる
+10勝利まで うっかり瀬呂と透が捕らえられた
+15勝利まで うっかり瀬呂の足が捕らえられた
+16勝利まで 完全回避

※プラス勝利が必要なのは二人背負ったマイナス分があるため

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値13


轟コンマ 16  +48=64 全然ダメやな君

貴方コンマ 03 +122=125 どっちもダメやな君等


貴方達125 対 轟 64

貴方の勝利 +16以上なので完全回避に成功。


貴方「甘い!」


足元から迫る氷を、瀬呂を持ち上げるようにして一回転しひらりとかわす。


轟「ちっ」


瀬呂「轟が本気で狙ってきたぞ!」

透「当たらないからだいじょーぶ!」

瀬呂「かわすの『貴方』だろうがよ」


貴方「捕まらなかったので大丈夫です」


貴方はそのまま、穴だらけの障害道を難なく飛び越えて行く。


ダッ!

轟が上に気を取られ、足を止め氷の柱を作っている間に、フルカウルを駆使したデクが轟を抜き去った!


狭いロープを跳ねるように移動し、デクは一気にその関門をクリアして行く。


爆豪「モタモタしてんじゃねぇぞ!」

さらに爆豪も爆破を利用し轟を飛び抜いた!

擬似的に空を飛べる彼も、このような落とし穴なんの問題もない!


轟「くっ!」

轟も、慌てて追う。


だが、貴方に気を取られていた轟は、すでにだいぶ置いていかれてしまった。


先頭集団が入れ替わり、貴方を追うのはフルカウルの使えるデクとなった。

デクも必死に追いすがるが、空を飛ぶ者と地を駆ける者では障害の難易度が圧倒的に違う。


最後の難関、地雷原に立ち入れば、その差はさらに開くこととなってしまった。

貴方とデクとの距離はどんどんと開いて行く。


デク「くそっ! このままじゃ、追いつけない!」


爆豪「デクゥゥゥゥゥ!!」

デク「っ!」



爆豪「手ぇ、貸せえぇぇぇぇ!」


本来ならその共闘は、オールマイトという強大な壁にぶつかった時、デクから口にされるモノだった。

しかし、貴方という圧倒的なライバルが現われ、特別授業により学んだ爆豪は気づいたのだ。


一人で勝てぬ相手なら、誰かの力を借り。もとい、利用し、それを撃退すればいいのだと!


あの特別授業で学ばなければ、爆豪はそんなこと欠片も思いつかなかっただろう。

だが、あの日の苦い教訓は、彼に誰かと共に戦う事の重要性を気づかせたのだ!


後ろから迫る爆豪の腰に、ロープが巻かれていることにデクは気づいた。

爆豪の声に、デクの頭がフル回転する。

爆豪の望む、その方法を模索する! それは、爆豪をよく知るデクだからこそ気づくひらめき。


デク「かっちゃん!」


デクの言葉に爆豪が手を伸ばす。

デク(今制御出来る、最大の力で!!)


爆豪の手を掴んだデクは、その体を一度一回転させ、遠心力をつけ、大きく振りかぶり、思いっきり爆豪を投げた!


ブンッ!!


同時に、デクは爆豪が腰からたらしたロープを掴む!

爆豪「いっけえぇぇぇ!」


フルカウル+爆破によって、まさに爆発的な加速を得た二人が飛ぶ!


透「うっそ!?」

瀬呂「『貴方』っ!」

貴方(これは、ヤバイかも!)


後ろから迫る二人の弾丸に、貴方は……


↓2 選択

1:このまま逃げ切る! 自力でゴールを目指す 二人乗りのマイナスでコンマ
2:こっちも合体攻撃だ! 瀬呂のテープを重力で動かし蜘蛛の巣を張って後続を妨害! 瀬呂と合体攻撃!(瀬呂の協力でマイナスなし)
3:自由安価 なにかアイディアを! ※弾丸以上の速さで飛ぶデク達を重力で捕らえるのは難しいと言っとく

※透との合体攻撃はまだ好感度が少し足らないので出来ません 80で可能 透の好感度は現在77


選択 2 こっちも合体攻撃だ! 瀬呂のテープを重力で動かし蜘蛛の巣を張って後続を妨害!


迫る二人に、貴方と瀬呂はアイコンタクトで同時に動いた。

貴方「瀬呂君!」

瀬呂「任せろ!」


瀬呂が肘からテープを射出する。

それを貴方が重力を操り、はしを空中に固定させ、縦横無尽に張り巡らせてゆく。


それはまるで蜘蛛の巣。


だが、コース全てを塞ぎきるだけの密度はない!


透(私にもっと個性がコントロールできる力があれば、あのテープを透明に出来たのにっ!)

背中にいて、なにも出来ない少女は悔やむ。

出来る事はただ、祈ることだけだ……!

透(どうか……!)


デク「かっちゃん!」

爆豪「あたるかあぁぁぁぁ!」


テープに少しでもかすれば貴方達の勝ち。

かわせばデク達の勝ち!!


勝負の行方は……!


貴方&瀬呂合体攻撃 蜘蛛の巣テープ 代表能力心25+練度97+瀬呂練度27=149 対 爆殺フルカウル※1

↓1 コンマ勝負 ゾロ目あり


勝った方が先にスタジアム到着!!


↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値13

※1
爆殺フルカウル 合体攻撃 代表能力デク体17(フルカウル補正)+爆豪個性練度35+デク個性練度30+デク&爆豪好感度補正70=152 +このレスのコンマ


爆豪&デク コンマ 91 +152=243

貴方 コンマ 74 +149 =223


お助けポイント、使う! 13→12


爆豪「うおおぉぉぉ!!」

デク「テープを、かわした!」


プレゼント・マイク「こいつは、怒涛の追い上げだあぁぁぁぁ!」


爆豪とデクが、貴方達に迫る!


透「……っ!」

ビリビリッ!


貴方と透の体を支えていたテープを、彼女は自分で引き裂いた!

貴方「……っ!?」

透「私に出来るのは、これだけだから。だから、お願い。勝って!」


彼女は、貴方の背中からぴょんと、飛び降りた。


その時、一瞬だけ、彼女の笑った笑顔が見えた気がした……


瀬呂「『貴方』ああぁぁ!」

貴方「ああぁぁぁ!」


一人分軽くなったそれを、推進力に回す!

その分だけ、加速する!


爆豪「っ!?」

デク「まだ、そんなっ!」


↓1 ゾロ目あり! 補正 74 +149 =223


合計243以上で貴方達再逆転勝利!


↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値12


爆豪&デク コンマ 91 +152 =243

貴方 コンマ 74 09 +149 =232


お助けポイント 12→11


貴方(ダメだ、これでは……!)


『透「私に出来るのは、これだけだから。だから、お願い。勝って!」』

頭の中に、さっきの透の言葉が甦る。


貴方(まだだ! まだ、ここで諦めるわけには、いかない!)


貴方は、精一杯手を伸ばす。

こんなにも、誰かに負けたくないと思ったことは今まであっただろうか?


貴方「私は、負けられないんだあぁぁぁ!」

貴方が、吼えた!!


↓1 ゾロ目あり! 補正 74 + 9 +149 =232


合計243以上で今度こそ貴方勝利!!


↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値11


爆豪&デク コンマ 91 +152 =243

貴方 コンマ 74 09 59 +149 =291


二組同時に、スタジアムへ飛びこむ。

貴方も、爆豪も、瀬呂も、デクも、誰よりも早くそこへ飛びこもうと、手を前に伸ばした……!


プレゼント・マイク「勝ったのは!!」

相澤「……っ!」

ガタッ!

イレイザー・ヘッドも、そのデットヒートに思わず席を立った。


プレゼント・マイク「勝ったのはああぁぁぁ!! 『貴方』だぁぁぁ!」


最後の最後で伸ばした手。

貴方が負けたくないと伸ばしたその手が、一番最初にスタジアムのゲートに届いていた。

写真判定による、ギリギリの、指先一本の勝利だ!


貴方も爆豪もデクも瀬呂も全員が絡まるように転がり、スタジアムのグラウンドに転がる。

誰もが慌てて顔を上げると、スタジアム全体から大歓声がわっと上がった!


貴方は思わず、拳を握り、全身で喜びをあらわにした!

初めてかもしれない。なんでもカブいてスマートに片付けてきた貴方が、はじめて人前でガッツポーズをしたのは!


爆豪「くっ……そ!」

ギリギリで、本当にギリギリで敗北した爆豪が、拳を握る。


デクもグラウンドに倒れ、片手で顔を覆う。

デク(答えられなかった。オールマイトに……! 答えられなかった……!)


オールマイト(そんなことはないぞ、緑谷少年! 君は、君達は今、日本全国に、今年の雄英1年はトンでもない奴等だと、見せ付けた! 君だけじゃない。次代の平和の象徴はここにあると、立派に示した!)


透「『貴方』ぁ!」


五位となる透がスタジアムにかけこみ、貴方に抱きついてきた。


透「勝った! 勝ったね! ありがとう。私足手まといだったから! あんなおふざけしちゃったから。だから、だから、ありがとう!!」


妹(!!??)

ガタッ! どこかで誰かがテレビの前で立ち上がった気がする。けど気のせい。気のせい。


『わあぁぁぁぁぁぁ!!!!』

スタジアムは、大盛り上がりである。

当然だろう。まさにギリギリ。どちらが勝ってもおかしくない、デットヒートだったのだから!

障害物競走

第1位 貴方!

同着2位 爆豪&デク!

第4位 瀬呂範太!

第5位 葉隠透


そのあとに、轟、天哉と続く結果になった!


障害物競走も終わり、貴方達は無事予選を通過した。

終了の合図が鳴らされた時、観客からは惜しみない拍手が全員に送られた。

毎年この体育祭をみる事情通によると、今年は最初はただの話題としての盛り上がりかと思っていたが、蓋を開ければ今までで最高の予選だったと断言するほどだったろいう。


第二種目は騎馬戦。2~4人でチームを組み、順位によって与えられるポイントを奪い合う。

予選通過の42位から5ポイントが与えられ、41が10と、5ポイントずつ上がって行く。

1位だけは、なぜか1000万ポイントだった。


それが告げられた瞬間、場にいた全員が貴方を見た。

だが、誰もがこの1000万ポイントを獲得するのは難しいと感じた。


騎馬のポイントは組んだ者達の総合ポイントとなる。

それをハチマキとして頭に巻き、それを奪われるとポイントが移動するという仕組みだ。


ここで重要なのは、例えポイントを獲られても騎馬が崩れても失格にはならないということ。


個性発動ありだが、あくまで騎馬戦。悪質な崩し目的での攻撃等はレッドカード。

目的はあくまで、ハチマキの取り合いということだ。


ルールの説明も終わり、チーム決めの時間がやってきた。


貴方も爆豪と同じくらい大人気だ。

透「私、私とくもーよ!」

鉄哲「貴方さん! 俺と、俺とどうっすか!」

高ポイントを持っていようと関係ない。

貴方の実力はクラスメイト全員が認めるところだ。それどころか、クラスの違うB組の者まで貴方に群がる始末。


一体貴方は、誰を選ぶのか……


貴方の騎馬戦のチームメイトを決めます。

最低二人でということですが、せっかくなので四人で組みましょう。


決め方。

一人一人決めていきます。

まず、完全ランダムのコンマか、自由指定の安価かの多数決。

後その結果を受けてのコンマか安価指定。多数決と指定安価は今回連取りしてもかまいません(キャラ指定安価の連取りは勘弁)


安価やコンマで選出された中で、分類がライバルとなっている人はいくら誘っても断られます。>>11 ステータス

今回天哉はライバルあつかいなので、コンマ判定なしで断られます。


好感度が60を超えている親友は貴方の誘いを断りません。それ以下(59以下)の子はコンマ判定でそれ以下を出すことでチームメイトに引き入れることが出来ます。

まだ好感度判定していない人も、結果で60を超えれば断られません(現在補正+20スタート)
それ以下の場合は、断られます。

ただし、相手が分類:ライバルの場合は逆に高いと断られます。29以下、眼中になしの場合のみ力を貸してもらえます。
※現状確実に分類:ライバルなのは轟焦凍になります

一人決定すると、他のチームでも一人決定します。

二人目からは、すでに誘われてしまった判定もありますのでご注意下さい。
※相手の好感度以下を出せばまだ残留してます。100を超えている場合、貴方が選ぶまでずっとフリーです。


あとは4人全員が埋まるまで繰り返します。


今日は、この組み合わせを決めて終わろうと思います。


まずは一人目

↓1~3 多数決

1:遭遇コンマで決める
2:自由安価で指定する


クラスメイト遭遇コンマ

↓1 二桁コンマで10の位が偶数か奇数か。1の位の数字で決めます

偶数
 1 緑谷出久
 2 麗日お茶子
 3 拳藤一佳  B組
 4 峰田実
 5 八百万百
 6 上鳴電気
 7 障子目蔵
 8 芦戸三奈
 9 尾白猿夫
 0 砂糖力道

奇数
 1 B組モブ  ※1
 2 鉄哲徹鐡  B組
 3 蛙吹梅雨
 4 切島鋭児朗
 5 常闇踏陰
 6 耳朗響香
 7 瀬呂範太
 8 発目明   サポート科
 9 葉隠透
 0 口田甲司

※爆豪、轟、天哉がいません
※1B組から入試で世話になった人を改めてきめます


コンマ 偶数 1 緑谷出久!

ここで引いてくるとは


貴方「デク君。組みましょう」


ざわっ!!


デク「えええっぇぇぇ!!?」

貴方の指名に、デクが飛び上がって驚いた。

デク「え? いや、でも。さっき僕、『貴方』君と思いっきり……」

貴方「気にしない気にしない。さっきはさっき。今は今です。私はね、この勝負も勝つために君を選んだんです。ダメですか?」

デク「だ、ダメじゃない! むしろお願いします!」


こうして、一人目はデクに決定した。

ちなみに判定は自動成功なので省略だ。


爆豪(あれとデクが一緒。むしろ、好都合だ……! ぜってー勝つ!)

轟(あの二人が一緒になるなら、こちらも手間が省ける……)


凄い勢いでロックオンされました。


それでは、二人目にまいりましょう。


二人目

↓1~3 多数決

1:遭遇コンマで決める
2:自由安価で指定する


騎馬戦選択表

↓2 好きな子を選んでください(仲間になってくれるかは別だが)

 1 緑谷出久  A組 原作主人公   ※選択済みだよ
 2 麗日お茶子 A組 ゼログラビティ
 3 峰田実   A組 くっつく頭
 4 八百万百  A組 クリエイト
 5 上鳴電気  A組 電気のアホの子
 6 障子目蔵  A組 手とか口生やす子
 7 芦戸三奈  A組 アシッドガール
 8 尾白猿夫  A組 尻尾で真面目な子
 9 砂糖力道  A組 シュガードープ!
10 蛙吹梅雨  A組 かえる
11 切島鋭児朗 A組 硬くなるぞ!
12 常闇踏陰  A組 ダークシャドウ!
13 耳朗響香  A組 イヤホンジャック!
14 瀬呂範太  A組 セロテープ!
15 葉隠透   A組 透明少女
16 口田甲司  A組 無口な子 動物操れるけど、ここだと……
17 鉄哲徹鐡  B組 硬くなる人 もう一人
18 拳藤一佳  B組 手が大きくなる子
19 B組モブ  B組 他B組の子選択 ※物間は無理
20 発目明   サ科 サポート科の子

※爆豪、轟、天哉は選択不能


選択 12 常闇踏陰 ガチで組んでるですねこれ


貴方「常闇君、お願いできますか?」

常闇「我を、選ぶか」

貴方「デク君からの推薦もありましたから」

飯田という選択肢もあったようだが、飯田天哉はすでに貴方とデク。両方と戦う事を決めていたため、勧誘には応じないようだった。

だから。というわけでもないが、常闇の個性は攻防一体のため、非常に頼りになる。

なにより……


貴方「契約の時は来た!」

常闇「闇の饗宴がはじまるのだな!」

貴方「わずらわしい太陽を滅する時!」

常闇「地の底より現われる闇を灯そう!」

二人「はははははは!」

デク「……え?」


デク一人、取り残される事態となった。


二人目、常闇踏陰に決定しました。

ちなみに今回も判定は自動成功なので省略だ。


三人目にまいります

三人目

↓1~3 多数決

1:遭遇コンマで決める
2:自由安価で指定する


選択 2 自由安価おかわり!


騎馬戦選択表

↓2 選択

 1 緑谷出久  A組 原作主人公    ※選択済み
 2 麗日お茶子 A組 ゼログラビティ
 3 峰田実   A組 くっつく頭
 4 八百万百  A組 クリエイト
 5 上鳴電気  A組 電気のアホの子
 6 障子目蔵  A組 手とか口生やす子
 7 芦戸三奈  A組 アシッドガール
 8 尾白猿夫  A組 尻尾で真面目な子
 9 砂糖力道  A組 シュガードープ!
10 蛙吹梅雨  A組 かえる
11 切島鋭児朗 A組 硬くなるぞ!
12 常闇踏陰  A組 ダークシャドウ! ※選択済み
13 耳朗響香  A組 イヤホンジャック!
14 瀬呂範太  A組 セロテープ!
15 葉隠透   A組 透明少女
16 口田甲司  A組 無口な子 動物操れるけど、ここだと……
17 鉄哲徹鐡  B組 硬くなる人 もう一人
18 拳藤一佳  B組 手が大きくなる子
19 B組モブ  B組 他B組の子選択 ※物間は無理
20 発目明   サ科 サポート科の子

※爆豪、轟、天哉、青山優雅は選択不能


選択 20 発目明 サポート科だー!


初めて会う人なので、まずは好感度判定を行わねばなりません。

まずは心の扉が開いてるかどうかだからな!


↓1 ゾロ目あり 補正+30(1位の人だ!)

01~29で 知り合い  この人は使えない
30~59で お友達   ちょっと利用できるかな?
60~89で 気になる人 利用するっきゃない!
90 以上で 考えるだけでドキドキする 発明より私を見て!

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値11


コンマ 98 +30 考えるだけでドキドキする! 好感度 128

貴方好感度の時上か下で極端だなぁ。


貴方「……」

貴方は悩んでいた。最後の一人。だが、みんながみんなアピールしてきて、誰か一人に選ぶのが難しい……

皆、いい個性を持っている。

だからこそ、悩むのだ。


発目「ふふふふふふ。選ぶのに悩むのでしたら、あえて私はどうでしょう!」

そこに現われたのが、彼女だった。

サポート科1年。発目明(はつめめい)


彼女の目的は、自分の発明品。ベイビーちゃんをここで周囲に見せ付けること。

そのために、1位で勝ち抜いた絶対目立つ貴方に接触してきたのだ。


発目「あなたと組めば必然的に注目度がNo1になるじゃないですか。そうすると必然的に私のかわいいドッベイビー達がですね、大企業の目に留まるわけですよ! サポート科のサポート、受けたことありませんよね。ここはあえて個性で選ばず、私を選んでみてください! きっと、あなたの役に立ちますよ!ぺらぺらぺら。

貴方「……」


皆の視線が集まる。


貴方「いいでしょう。ここは、個性以外で選ぶのもいいかもしれません。よろしくお願いします。発目明さん」

発目「はいっ!」


発目の背中に羨みと恨みの視線が突き刺さったが、彼女はそんなこと気にしなかった。


発目(ふふふふふふ。建前を重ねてみましたが、そんなのどうでもいいんです! あの白衣をはためかせ歩くあの姿。私の博士好みとばっちりぴったり! どうせだから、このままサポート科の機械に興味を持ってくれると最高! 一緒に機械作りません!?)


常闇「なにやら、邪念が溢れているな」

デク「ベイビーちゃんを目立たせることしか考えてないみたいだからね」


こうして、最後の仲間、三人目は発目明となった!


貴方、デク、常闇、発目の四人で騎馬を組むことになりました!


最後に決めることは、やはり騎手を誰にするか。

サポート科の発目は出来ないので、貴方、常闇、デクの中から選ぶことになります。


誰を騎手にしますか?

↓ 2~6 選択多数決

1:貴方
2:デク
3:常闇


多数決により貴方が騎手に決定しました。

お茶子が外れた貴方が加わっただけなので、他のチームに大きな変化はないようです。


あともう一つ。

騎馬の前に誰を配置するかも決めて起きましょう。


騎馬の先頭に立つのは……

↓2

1:デク
2:常闇


選択 1 デク


騎馬の先頭にデクが立つことになりました。

軽くなってフルカウルで動いてサポートメカついてさらに周囲を見張るもう一つの目(ダークシャドウ)がある。

なにこれ。また必死に生徒達が貴方を攻略する騎馬戦になってる!


貴方達は1000万ポイントを守りきれるのか!?


というわけで、今回はこれで終わりー。

次回は騎馬戦本編です。コンマと安価で狩りをするわけなので、誰がトーナメントに残るかわからないのが醍醐味です。

前スレの1000 >>1000ならクラス委員達でイベント は体育祭終わってからやりますねー。

このクラス委員というのは、貴方と八百万の委員長副委員長コンビでいいんですよね。図書委員とか保険委員とか関係ないですよね?


それではまたー。


今回のおまけ

選ばれなかったルート解説
せっかく用意したので一つネタバラししときます!

障害物競走の最初で本気を出さないと心操が操った人が組み体操して襲い掛かってきました。

その後心操を探すか探さないかの安価があったり、物間が同じような作戦やっててイライラするとかいうイベントがありました。

爆豪&デクとのマジ対決と違いこっちはどっちかというとギャグよりだったと思います。

ちなみにこの場合レースはほぼ原作どおりの流れでした。


21時からやろうと思うのよー。

時間干渉も決して不可能ではないとは思いますが、私の中ではワームホールよりさらに難易度が高いという位置づけです。



≪貴方が来た!≫


チーム選択のあれこれ

チーム選択の幕間にあったことの補足


デクが選ばれた後、彼の考えていた作戦が貴方に伝えられた。

それは、貴方の重力操作で全員を軽くし、天哉の機動力を生かすという作戦だった。

デクの作戦は貴方も考えていたことだったので、天哉を勧誘へむかう。

しかし……


天哉「君達の申し出はありがたい。俺をそこまで買ってくれるとは。だが、すまない。断る」

貴方「……」

天哉「君達は強い。だからこそ、俺は君達に、挑戦する!」


そう告げ、天哉は貴方達に背を向けた!


誰もが皆、貴方と組んで貴方と共に戦うのでなく、むしろ挑戦したいと思う者もいるのだ……!


瀬呂「つーわけだから!」

透「私達も、先に断っておくよ!」


貴方の前に、瀬呂と透が前に出て、なぜかポーズをとってお断りの言葉を口にした。

このポーズは、貴方の悪い影響かもしれない……


瀬呂「さっきは協力したけどよ、今度は俺も、お前に挑戦させてもらうぜ。お前のハチマキ奪って、みんなから尊敬されるから、覚悟しとけよ!」

透「ここで『貴方』くんに頼ってばかりじゃやっぱダメだからね。だから、ここで勝って君に認めてもらうよ!」


貴方「その覚悟、受け取りました。ならば、かかってきなさい!」


こうして、新たな仲間を探すこととなった貴方とデクであった。

そうして集まったのが、常闇、発目である!


※後付だから前に組もうよって言ってたのは目を瞑ること!


さて、この前チームわけ、原作と変わらないと言ったな。あれは、嘘だ。


お茶子「……」

お茶子(まあ、しゃーない。私の個性、『貴方』君とかぶってるし、同じチームに入れる理由ないし……)


天哉「だが、だからこそ彼に対抗できる!」

爆豪「てめぇが麗日か……」


天哉「……ん?」

爆豪「……あぁ?」


二人同時にお茶子に接触し、天哉と爆豪は顔を見合わせた。


天哉「何故君が!」

爆豪「あぁ? アレに勝つことを考えれば、こいつが必要だとあのしょうゆ顔(瀬呂)が言ったんだよ」

瀬呂は貴方に勝つため、貴方とデクと同じようにさっきまで戦った爆豪と手を組んだのだ!
そして、瀬呂のテープとお茶子の無重力。それを組み合わせれば、爆破で縦横無尽に空を飛ぶ飛行爆豪が完成する!(テープはいざという時の緊急避難)

天哉「それはこちらも同じ! 彼女の個性があれば、俺の個性はさらに生かせるからな!」

天哉の方も、彼女以外の重量がなくなれば、それだけ騎馬としての速度が上がる。
崩しの出来ないこの騎馬戦において、他をよせつけない機動力は強大な武器になる!


お茶子をとりあい、貴方に勝ちたい二人がバチバチと火花を散らしあう。


お茶子「え、えーっと……」

まさか自分の身にこんなことが起こるとは思わなかった彼女は、戸惑うしかできなかった。


↓1 ゾロ目なし

01~59 天哉説得成功 轟組にお茶子加入!(放電の上鳴が抜ける)
60~89 爆豪説得成功 爆豪組にお茶子追加(氷対策の芦戸が抜ける)
90~00 お前等で組めばいいんでね? 天哉&爆豪&お茶子&瀬呂組爆誕!

※天哉のがお茶子と仲良いので若干説得有利


コンマ 74 爆豪説得成功 芦戸の変わりにお茶子が加わりました


お茶子「……じゃあ、爆豪君。お願いできるかな?」

天哉「麗日くん!?」

お茶子「うん。私も、飯田君と同じ気持ちになったよ。私の個性を生かすならこっちの方がいいと思ったんだ」

天哉「そうか。ならしかたがない。共に、がんばろう!」

お茶子「うん!」

爆豪「けっ」


爆豪のチームにお茶子が加わりました。

この後天哉は轟のチームに加わり、後のチーム編成に変化はないようです。


その他


梅雨「残念。選ばれなかったわ」

障子「ならば、共に来るか?」

峰田「ふふふ。オイラ達と一緒なら、無敵だぜ!」

梅雨「どういうことかしら?」

障子「それはだな……」

こうして、障子タンクは完成した!


物間「ふふっ。ついにこの時が来たね。みんなよく我慢してくれた。僕等がなぜ、予選で中下位に甘んじたか、調子づいたA組に知らしめてやろう」

B組生徒「でもよ、よかったのか? 鉄哲達に秘密で」

物間「あいつらに話したら、この作戦『貴方』に筒抜けになるだろ。アイツはA組は目の敵にしているが、あれは別だ」

B組生徒「……むしろ、この作戦で、あれに勝てるのか?」

物間「みんなアイツのうわべに騙されているんだよ。予選も見ただろ。常に誰かを利用している。アイツはそういうヤツだ。だから、こうして僕達が協力しあえばきっと勝てる!」

B組生徒「だと、いいんだけどよ……」

完全に同族嫌悪。嫉妬なのだが、それに気づくには、まだ彼等は若すぎた。

物間「ふふっ。見てろ『貴方』。お前も、A組も、ここでひっくり返って僕達が上だって思い知らせてやる!」

B組生徒(……すげぇ不安だ)


騎馬戦。はじまります。


騎馬戦がはじまる前に。


実は、データまとめたら、このチーム、やべぇ。マジでヤベェです。

貴方との好感度

デク 好感度 192
常闇 好感度  90
発目 好感度 128

全員好感度が80を超えているので、4人での合体、連携攻撃が行えます。

貴方 代表能力値心25+連度97+デク個性練度30+常闇30+発目28+好感度補正120(92+0+28)=329
※常闇前強盗退治した時から成長し練度+1されてます

……このチーム、オールマイトと、普通に、ヤれる(勝てるとは言ってない)



常闇「それで、どするのだ? 作戦は。このまま逃げ切りか? それとも、あえて攻めるか?」

貴方「それはもちろん……」


↓2 選択

1:全員で攻めます。獲れるハチマキは全て獲り、全てのハチマキを守りきる。伝説を作ろう! 連携で攻め
2:このまま守ります。あえて危険を冒す必要はない。全員で守って他をつぶし合わせればいい 連携で守り
3:私に任せれば万事解決。一人で片付けてくるよ! みんなはそこに居ればいい! 一人でハチマキ奪うよ!
4:一人で守るよ! みんなの力なんて必要ないさ。私がいれば大丈夫!      一人でハチマキ守るよ!
5:これがあるから狙われる! ならば一度棄て、それから考えよう!
6:自由安価 方針を書きこんでください

※決勝はトップ4チームに入っていればいい


選択 1 全員で連携して攻める。伝説、作っちまうかー


全騎馬が完成し、残るはスタートの合図を待つばかりとなった。


貴方「……デク君」

デク「は、はい!?」

貴方「君と、爆豪君にはどれだけ感謝していいかわかりません」

デク「え? ど、どういう?」

貴方「私は、多分、自惚れていた。自分の能力を鑑みて、君達を、みんなを侮っていた。本気でやると言いつつ、二人を背負い、それで簡単に勝てると思いこんでいた……」

デク「……」


デクも、それは間違いではないと思っている。自分との実力差を考えれば、あんな接戦になったのは貴方側に油断があったからだ……

デクとて、爆豪が協力してくれなければ、あのまま負けていただろうと自覚している。

貴方には、それだけの実力がある。


貴方「だから、ありがとう。君達のおかげで、私は気づけた。まだまだだと。私はまた、一歩新たな階段を登ることが出来た。ゆえに今回は、君達と力をあわせ、全力を出す! 全員のハチマキを奪い取るくらいの心積もりでやらせてもらう! いいかな!?」

デク「も、もちろんだよ!」

常闇「そうか。ならば、俺を使ってみろ。託したぞ、『貴方』!」

貴方「ええ。任せてください。このチームなら、負ける気はしません」

デク(そこまで信頼してもらえるなんて……!)

発目「がんばりましょー!」


貴方チーム 
貴方 1000万p
デク 205
常闇 160
発目  10
   1000375p


貴方を騎手として、その重力操作で騎馬の重量を消し、9%フルカウルを駆使するデクの機動性がフルに発揮でき、その上常闇とダークシャドウとの連携で背後からの死角もない上、さらにそれをサポート科の機械がフォローする。

機動も防御もデクと常闇に任せられるため、貴方はわざわざハチマキに手を伸ばさずとも、ハチマキの重力を直接操作し奪うことも可能である。

そうして全員での連携のため、合体連携での合計値 329 となります


カウントダウンが終わり、騎馬戦がはじまった!!


わっと、はじまった途端に貴方の騎馬にむかい一部の騎馬が殺到する!


鉄哲「『貴方』さん! ここは勝負の世界! そのハチマキ、とらせていただきます!」

透「はっはっはー! いっくよー!」


貴方に多くの騎馬が殺到してきます。

もちろん貴方も、迎撃ついでに攻めこみます。


↓1 ゾロ目あり

~149 モブB組のハチマキをゲット
150~ ↑+心操チームのを
200~ ↑+他B組全員のハチマキゲット
250~ ↑+峰田組のを
300~ ↑+物間、サヨナラ
350~ ↑+鉄哲、透チームのゲット
400~ 爆豪と轟を残して全部獲った
450~ 全員のハチマキゲット!

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:11

ソーリー 補正値に +329 入れるの忘れてました。

ついでに400は爆豪を残しての間違い。

なんでこんなミスをオォォ。

お助けポイントを1ポイント贈呈いたしますぅ。11→12

※このレスは安価などに関係ないものです。下へ


コンマ 57 補正+329 =386 爆豪と轟しか残ってねぇ!


鉄哲「いきますよ! 『貴方』さん!」

鉄哲の騎馬である骨抜の軟化が地面を柔らかくするが、自重ゼロとなったデク達は一切沈むことはなかった。

それどころか、その柔らかい地面を蹴り、鉄哲の元へとむかう。

茨「私が!」

髪の毛がツルである塩崎茨がそのツルを伸ばし、貴方の騎馬を捕らえようとする。

発目「甘いです!」

しかし、発目のサポートによりそれを事前に察知したデクが急に機動を変え、彼女のいる左後方場所とは反対の位置へステップし、茨を回避した上、その視界から騎馬の姿を消した。

茨「きえっ!?」

貴方「ハチマキ、いただきます」

鉄哲「ぐわー!」


鉄哲の頭から、ハチマキが消えた。


峰田(ぐへへへへへっ、この障子タンクがあれば、オイラのハチマキが獲られることはない! その上、女子と密着できるなんて、オイラさえてるぜ!)

梅雨「峰田ちゃん」

峰田「なんだい?」(ダンディに)

梅雨「ハチマキ、どこいったかしら?」

峰田「は? はあぁぁぁぁ!?」

頭に手を当てるが、そこにハチマキはなかった。

見ると、ハチマキがフヨフヨと浮かび、貴方の方へと飛んでいっている。


重力操作で、ハチマキだけが奪われたのだ!


峰田「そんな獲り方ありかー!?」


ありなのだ。



物間(ふふふふふ。なんて愚かな奴等なんだ! 全員が目の前にぶらさげられた1000万ポイントなんてニンジンに群がっている! 僕達はその隙に、後ろからハチマキを奪う! ヤツに群がるA組を倒していく! これで、僕達の評価はガンと変わる!)

B組「お、おい、物間!」

物間「なんだよ。今いいところなんだ!」

B組「そうじゃねえよ! ハチマキ、とるハチマキが……!」

物間「……え?」

B組「全部、ヤツに獲られちまった!」

物間「ええー!?」


1000万ポイントを狙う奴等を後ろから狙い、漁夫の利を得ようとしていた物間だったが、その釣り餌である貴方の元へむかった奴等は、全員ハチマキを奪われてしまったのだ!

これでは、漁夫の利もなにもない!

A組が食っていた空気を覆すことで観客により強い印象を与える予定だったが、覆すどころかB組ごと飲みこまん勢いだ!


B組「ちょっ、きてる。きてるぞ物間!」

物間「ちょ、ちょっと待て。今、今考える。考えるから!」


すぽーん!

物間、ハチマキ喪失!


一陣の風が、フィールドを吹きぬけた。

フィールドを駆け抜けた貴方チームが足を止める。


常闇「いくついった?」

貴方「残りは二つですね。爆豪君がとっさに空に逃げ、飯田君がいい動きをしました」

発目「どうですか! 私のベイビーちゃんは! そのメガネ、速さや距離が出るんですよ!」

デク「間合いがとりやすくなるから助かるよ。危険が迫ってるのも教えてくれるし」

発目「でしょうでしょう!」


それは、一瞬の出来事だった。

開始三分たったかたたないか。

それだけの短い時間で、12騎あったハチマキをしている騎馬は、たったの3騎しか残っていなくなった!


プレゼント・マイク「かっ、開始三分もたたないうちに、ハチマキを持ってる騎馬の方が数少なくなったぁ!? どーいうこったこりゃぁ!?」

相澤「……ある意味、順当な結果だな。『貴方』は、障害物競走は余裕とタカをくくり、油断があった。だが、今の『貴方』にはそれがない。油断なくチームを選んだ結果が、これだ。これは下手すると、全てのハチマキを持っていかれるぞ」

プレゼント・マイク「マジかYO---!」

相澤「元々勝ち負けに拘る男じゃなかったが、どうやらさっきの二人が火をつけたようだな」

プレゼント・マイク「だが、こいつはハチマキを全部取ったからって終わりじゃねぇ! むしろ、全員に狙われるってことだぜ。まさか、これからそれを全部守ろうってのかぁ!?」

相澤「非合理的だが、そのつもりだろう。あいつは1000万ポイントを守るどころか、全員のハチマキを獲って死守するつもりだ」


爆豪「……クソがっ! だが、誰のがどうなろうと知ったことか。俺は、あいつのアレがとれりゃいい!」

瀬呂「ああ。いって来い! 飛んでも失格にはならねえみたいだ!」

お茶子「いくらでもいけるよ!」

爆豪「おぉ!!」

爆豪が、貴方のハチマキを奪うため、翔ぶ!


轟「……」

天哉「相変わらず、規格外な男だ、彼は」

轟「……飯田」

天哉「なんだい!?」

轟「いくぞ」

天哉「ああ!」


爆豪も轟も、貴方の騎馬めがけて一斉に踊りかかる。

もちろん他の騎馬達も、自分のハチマキを取り返すため貴方の騎馬へと殺到する!


1対11! それでも貴方は……!!


↓1 ゾロ目あり 連携補正+329

~149 自分のハチマキを残し取り返された……
~299 何本かハチマキを取り返された
~330 1本ハチマキ獲り返された
350~ 現状維持 取られもしないし取れもしない
380~ 轟のハチマキゲット!
400~ 爆豪のを獲った!
430~ 全員のハチマキゲット!

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


コンマ 71 補正+329 =400 爆豪のハチマキを獲った!


かわす、躱す、避ける、かわす!!

いかなる個性が襲いこようと、いかなるチームが迫ろうと、貴方の指示に従う騎馬は全ての攻撃をかわし続けた。


貴方は重力操作を駆使し、手ごわい相手の足を一瞬止め、フルカウルに慣れてきたデクはしっかりかわす。死角は常闇がフォローし、さらにサポートメカが最後のうっかりを潰す!

いざとなれば空にさえ逃げられ、フィールドの端さえ追い詰めることが出来ず、必死に追いすがるチームは臍をかむしか出来なかった。


かわし続ける貴方の元へ、無重力によって飛行する爆豪が頭の上から迫った!

デクの回避する癖を読み、その場にあわせて爆破で飛んできたのだ!


爆豪「『貴方』ああぁぁぁぁ!!」

貴方「……!」


爆豪と貴方の体が交錯する。


瀬呂のテープが爆豪の体を掴み、そのまま騎馬の上へと連れ戻した。


瀬呂「どうだ!?」

爆豪「くそっ! やられた!」


ハチマキの取り合いを制したのは、貴方だった。

伸ばした爆豪の手は重力の力によって生まれた空間の歪みによって阻止され、無防備となったそのハチマキが奪われてしまったのだ!


確かに爆豪は強い。

しかし、チーム全体が一つとなっている貴方チームに対しては、まだ力不足だった……!


相澤(……言っちゃあ悪いが、騎手の差が出た。チームの総合は悪くないんだがな。信頼関係ってヤツはやはり大事だ)


常闇「……残り、一つ」


轟「……」

天哉「……くる」

上鳴「今度の狙いは俺らだ、轟、大丈夫だろうな!」

轟「当然だ……!」


騎馬戦残り、9分。試合時間15分の半分もたっていないというのに、ハチマキを持つチームは二つしか残っていなかった……


↓1 ゾロ目あり 連携補正+329

~330 1本ハチマキ獲り返された
350~ 現状維持 取られもしないし取れもしない
380~ 轟のハチマキゲット!

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


コンマ04 補正+329 = 333 現状維持


半分の時間が過ぎた。


プレゼント・マイク「ひゅー。実質11対1だってのに、『貴方』チームはまだ一度たりとも自分のハチマキを他チームに触らせねぇ! このまま全部のハチマキとっちまったら、体育祭初ってやつじゃねぇか!?」

相澤「ああ。初だな。そして、そのまま最後までいっても、初だ」

プレゼント・マイク「個人競技なら一人で制覇ってのはよく聞くが、チームワークが必要なこれでそれが出ることになると、こいつはスカウト垂涎の話題になるなこりゃ!」


発目「ひゃー! すごい。すっごい注目されてます。ありがとう。ありがとうございますですよ!」

常闇「まだ終わっていない。気を抜くな」

発目「すみません! 私のベイビーちゃんが大注目されてたもんで!」

デク(注目という意味じゃ全員そうだと思うけどな。オールマイト、見てて!)


プレゼント・マイク「さぁ! 残り半分。ハチマキ奪われちまったチームも、気合を入れろー! 唯一とられてねぇ轟チーム、お前等はせめて阻止してみせろ!」

相澤「……思うんだが、これ実況になってないよな?」

プレゼント・マイク「俺が口にしているからそれでいいのよ。それが俺のやり方だからな!」

相澤「……」


再び、場が動く!


↓1 ゾロ目あり 連携補正+329

~330 1本ハチマキ獲り返された
350~ 現状維持 取られもしないし取れもしない
380~ 轟のハチマキゲット!

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


コンマ 75 連携補正+329 = 404 轟のハチマキ確保!


ピキピキピキッ!

地面が凍る。


貴方の進む騎馬の道を制限し、自分達に有利な地形を作りだす。

足元は凍らされなかったが、壁が出来ては行動が制限された。


天哉「いくぞおぉ!!」


貴方「常闇君!」

常闇「任せろ!」


常闇の言葉に押されるように、デクは閉ざされた氷の壁を無視し、むしろ轟の騎馬へと突撃する。

逃げるのでなく、攻めに転じる!


轟「来る! 上鳴!」

上鳴「まかせろー!」

轟「八百万!」

八百万「はいっ!」


八百万が絶縁体のマントを作り出し、上鳴が全力の電気をあたりに流す!

周囲にいた騎馬が痺れ、悲鳴が上がる。


常闇「ダークシャドウ!」

命じられた彼の個性、ダークシャドウが体を広げ、その電撃を貴方の騎馬から守った!


轟「常闇っ!?」

同時に地面を凍らせるという作戦もあったが、最大の目標が電気を防いだため、それは中断。貴方を直接凍らせるため、轟は手を動かす。


貴方「甘い! 氷だけしか撃たない君に、負ける気はしない!」

轟「っ!」


轟の左側にまわりこみ、氷の手の邪魔をするよう、デクが動く。

そこにあわせ、貴方は轟のハチマキを奪い取った!


そのまま、空を飛び氷の包囲網をこえてゆく。


鉄哲「氷の壁邪魔まだぁ! おのれA組ぃ!」


どこかで誰かが叫んだが、轟は耳を貸さず、貴方の騎馬を追った。


貴方「これでダークシャドウの体力を回復させてください」

常闇「助かる」

常闇のダークシャドウを擬似恒星で覆い、その身を闇で包む。

ダークシャドウは闇が深いほど攻撃力が高まり、体力も回復する性質があるのだ。
しかし、強い光を浴びれば、それだけ弱っていく。

上鳴の電気という光を浴び、減少した体力を貴方の個性で光をさえぎって体力回復をしているのだ。


実質これで、今のダークシャドウに弱点はない!


残り、5分


プレゼント・マイク「やったあぁぁ!? やっちまったぞ! 全部のハチマキをとっちまった! イレイザーヘッド、お前んとこの生徒、なんてすげぇんだ!」

相澤「まだ時間は5分以上残っているんだ。ここで喜んでどうする」

プレゼント・マイク「あ、そうだな。そうだよ。どーすんだ!?」


当然の話だが、貴方の騎馬は全員が狙う。

自分のハチマキを、そして、1000万ポイントのハチマキを狙い、襲い掛かる!


貴方も自分の個性を総動員し、デクの、常闇の、発目のサポートを最大に受け、それを受けて立つ!


一体どこまで、この猛攻に、耐え切れるのか!


↓1 ゾロ目あり 連携補正+329

~100 1分で全部のハチマキまで失った……
~149 1分で自分のハチマキを残し取り返された……
~299 何本かハチマキを取り返された
~330 1本ハチマキ獲り返された
350~ 残り3分のところでピンチが訪れた!
380~ 残り1分のところでピンチが訪れた!
400~ ラストギリギリのところでピンチが!
450~ 最後までパーフェクトに守りきった

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


コンマ 65 連携補正+329 =394 残り1分でピンチが!


残り1分。


心操(……このままこいつの手に全てのハチマキが集まっては都合が悪いな)


心操。彼の個性は洗脳。

今作っている騎馬も、その洗脳の個性を使い作ったものだ。

この騎馬戦も、最後の最後でこの力を使い、ハチマキを奪う予定だった。


だが、現状ハチマキを持っているのはたった一騎のみ。

このまま動かなければ、自分も失格となってしまう。


心操「どいつもこいつも不甲斐ない奴等だ。なにが、ヒーロー科だよ……!」


そう口にし、心操は貴方へ近づいて行く!

空を飛んでいても彼には関係ない。必要なのは、『声』が届くかだ。


心操「おい、お前、『貴方』一ついいか?」

貴方「ええ。なんですか?」


貴方は、まるで警戒していないように、心操の言葉に答えた。


心操(かかった!)

彼の言葉に答えを返す。

それが、心操の個性の発動条件だった。

とてもシンプル。ゆえに、強い!


心操「さあ、そのハチマキを全て投げ捨てろ!」


奪うのでは後々自分の立ち回りに問題が出てくる。ゆえに、まるで気まぐれに行動したように見せかけるよう、心操は命じた。


貴方は……

↓1 ゾロ目あり 抵抗 心+25 対 心操心+9 +このレスのコンマ(ゾロ目なし)


勝利すれば効かない
勝利勝つ相手の倍以上の場合、騎馬の洗脳も解けちゃう


↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:11


心操 コンマ 83 心値+9 =92

貴方 コンマ 96 心値+25=121


貴方勝利!


貴方「お断りします」

心操「っ!?」


あっさり。あまりにもあっさり断られた!


個性は間違いなく発動したというのに、まったく相手にも、それこそ歯牙にもかけられなかったことに、心操は動揺する。

そんなこと、今までありえなかった!

だが、言われたことがある。


その個性。プロには通用しないぞ。と……


心操「こいつ、まさか……」

心操(すでにプロクラスだってのか!?)


貴方「……その騎馬、君、なにかしましたね?」

心操「っ!?」


心操はとっさに逃げた。逃げた!


貴方は……


↓2 選択

1:その個性は否定しないが、騎馬の者は解放させてもらう 心操自由に動けなくなる
2:小物など相手にしない 興味なく、そのまま逃がす   心操自由に動ける


選択 1 騎馬の者は解放する


貴方はすぐ、その個性の特性を見抜いた。

通じなかったとはいえ、自身もかけられたのだから、それがどうすれば解けるか、理解できたのだ。


貴方は重力をはじき、騎馬となっている三人にぶつけた。

見えない力が、三人を揺らす。


心操「くっ……!」


正気に戻った彼等は、思わず足を止めてしまっていた。

種が割れた手品は恐ろしくもない。

ここから彼が、騎馬の三人を説得できるか。それは貴方にもわからないことだ。



残り一分をきった!

どの騎馬も、チャンスはもう残り少ない。

であるから……!


相澤「……こいつは!」

プレゼント・マイク「きったあぁぁぁ! 残り少なくなった時間、ついにどいつもこいつも勝負をかけてきたあぁぁぁ!」


爆豪と轟。そして透チーム。それどころか、B組までも、その全てが連携するかのように、貴方の騎馬へ迫ったのだ。

バラバラでは誰も勝てない。

ならばと、即席の連携をとったのである!


爆豪(ちくしょう。結局一人じゃ勝てねぇってことかよ! だが、俺は利用できるモンはなんでも利用し、勝つって決めたんだ!)

轟(強い。聞くだけはある……! だからって、俺はここで情けないところを見せるわけにはいかないんだ!)

轟は一瞬、客席を見た。見に来ている、憎いあの男の方を!

透(みんなで力をあわせれば、一本くらいなら!)


全員が力をあわせ、貴方の頭にあるハチマキを狙う!


爆豪「おおぉぉぉぉ!」

透「いっくよー!」

轟「……!」


↓1 ゾロ目あり 連携補正+329


~330 1000万ポイントのハチマキ獲られた
350~ 1本ハチマキとられた! 誰がとったかは後で安価かコンマ
380~ 守りきった!

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12

まあ本気でチーム組んだけど難易度は高かったな

>>241 最高難易度選びましたからねぇ

コンマ 53 連携補正+329 = 382 守りきった!


最後の最後まで、選手は誰一人として諦めなかった。

貴方も、最後の最後まで気を抜けなかった。


爆豪が飛ぶ。

轟が思わず左手を燃やす。


だが。

だが……!


ピッピー。


プレゼント・マイク「しゅうっりょおぉぉぉぉ!!! まさか、まさかまさかまさかの展開だあぁ! ポイントを保持したままの組は、たった一つ! たった一組だけえぇぇぇ! どういうことだコレ。圧倒的じゃねぇか!」

相澤「最後の最後、ギリギリまで追い詰めはしたが、届かなかったな……」


タイムアップの宣言と同時に、観客から大歓声が上がる。

今まで騎馬戦は何度か行われたが、このような結果は一度もなかった。


全てのハチマキを得て、全て守りきったチームがあるなど!


『わああああぁぁぁぁ!』

『すげえぇぇぇ!!』


スカウトA「こいつは、末恐ろしい奴等が出た。この四人は、注目せざるを得ないな……」

スカウトB「いや、だがこれだけではまだ評価は出来ないだろう」

スカウトC「そうだな。やはり、最後の目玉であるトーナメントを見て見ないことには」


プレゼント・マイク「……ところでよ」

相澤「なんだ?」

プレゼント・マイク「これ、決勝どうすんだ? いままで、こんな展開なかったから、俺も戸惑っちまうぜ?」

相澤「それは主審をつとめるミッドナイトが決めることだ」

プレゼント・マイク「じゃぁ、裁定が下るのをまつっとしようかあぁぁぁ!」

ミッドナイト「……」


ミッドナイトの裁定は……


↓2~6 多数決

1:決勝はポイントのある人だけで! 慈悲はない! 4人(サポート科がいるので実質3人のトーナメント)
2:スカウトも困るし、この人数じゃ盛り上がらない! 16人になるまで補充するよ。お情けだと思うな。不甲斐ないと思うなら奮起しな!


多数決 2 16人制トーナメントだよ!


ミッドナイト「この人数じゃ決勝盛り上がらないよ! 16人にまで補充する! お情けだと思わない。不甲斐ないと思うのなら、奮起しな!」


ピシィ! と鞭がしなった!


その裁定に、皆ブーイングではなく、歓声が上がる。

やはり、たった四人のトーナメントでは味気ないと思ったのだろう。ついでに言えば、多ければそれだけこのチームの戦いも長く見られる。


ミッドナイト「さぁて、敗者復活してでも戦いたいという者。まずは自己申告で聞くわよ。もう一度、戦いたいヤツ、手を上げな!」


↓2~4 多数決

1:原作どおり ただし貴方の分誰かが減る
2:せっかくだ、コンマや安価で決めようぜ! 下手すると轟も爆豪も出ないかもナ!


選択 2 やっぱりコンマや安価だ!


まずはメインでイエスノーだ!


一人目


轟焦凍

彼は、出ると挙手した?

↓2~4 多数決

1:上げた  出る!
2:上げない 出ない


多数決 1 轟出るってよ!


トーナメント参加者

騎馬戦勝者 貴方、デク、常闇、発目

出場決定 轟 残り11人


二人目


爆豪勝己

彼は、出ると挙手した?

↓2~4 多数決

1:上げた  出る!
2:上げない 出ない


多数決 1 爆豪だって出るさ!!


トーナメント参加者

騎馬戦勝者 貴方、デク、常闇、発目

出場決定 轟 爆豪 残り10人


3人目


飯田天哉

彼は、出ると挙手した?

↓2~4 多数決

1:上げた  出る!
2:上げない 出ない


トーナメント参加者

騎馬戦勝者 貴方、デク、常闇、発目

出場決定 轟 爆豪 飯田 残り9人


4人目

麗日お茶子

彼女は、出ると挙手した?

↓2~4 多数決

1:上げた  出る!
2:上げない 出ない

ちなみに次から大人数からの選択安価になります。4人やって、さらに残り4人はコンマという流れで
あと、多数決四人は轟チーム→爆豪チーム→轟→爆豪のチームメイトのメインキャラから


多数決 1 お茶子出陣!


トーナメント参加者

騎馬戦勝者 貴方、デク、常闇、発目

出場決定 轟 爆豪 飯田 麗日 残り8人


四人自由指定で決めます


↓2 一人選択

 1 瀬呂  テープの彼だ
 2 葉隠  透明少女
 3  茨  B組 塩崎茨 髪が茨の子
 4 切島  固い人その1
 5 鉄哲  B組 固い人その2
 6 尾白  尻尾の子
 7 梅雨  かえる
 8 障子  多腕の
 9 砂糖  シュガードープ!
10 八百万 創造の個性!
11 峰田  女の子大好き!
12 芦戸  毒々少女!
13 田口  無口な子
14 耳朗  イヤホンジャック!
15 上鳴  帯電少年
16 心操  洗脳少年
17 青山  へそ
18 物間  コピー

※誰か足りないと思ったら指摘して


選択 5 鉄哲徹鐡!


トーナメント参加者

騎馬戦勝者 貴方、デク、常闇、発目

出場決定 轟 爆豪 飯田 麗日 

安価参加者 鉄哲 残り7人


3人自由指定で決めます


↓2 一人選択

 1 瀬呂  テープの彼だ
 2 葉隠  透明少女
 3  茨  B組 塩崎茨 髪が茨の子
 4 切島  固い人その1
 5 鉄哲  B組 固い人その2 ※選択済み
 6 尾白  尻尾の子
 7 梅雨  かえる
 8 障子  多腕の
 9 砂糖  シュガードープ!
10 八百万 創造の個性!
11 峰田  女の子大好き!
12 芦戸  毒々少女!
13 田口  無口な子
14 耳朗  イヤホンジャック!
15 上鳴  帯電少年
16 心操  洗脳少年
17 青山  へそ
18 物間  コピー

※誰か足りないと思ったら指摘して


選択 16 心操人使!


トーナメント参加者

騎馬戦勝者 貴方、デク、常闇、発目

出場決定 轟 爆豪 飯田 麗日 

安価参加者 鉄哲 心操 残り6人


2人自由指定で決めます
まとめて思いつかなかった……


↓2 一人選択

↓4 一人選択 かぶったら安価下

 1 瀬呂  テープの彼だ
 2 葉隠  透明少女
 3  茨  B組 塩崎茨 髪が茨の子
 4 切島  固い人その1
 5 鉄哲  B組 固い人その2 ※選択済み
 6 尾白  尻尾の子
 7 梅雨  かえる
 8 障子  多腕の
 9 砂糖  シュガードープ!
10 八百万 創造の個性!
11 峰田  女の子大好き!
12 芦戸  毒々少女!
13 口田  無口な子
14 耳朗  イヤホンジャック!
15 上鳴  帯電少年
16 心操  洗脳少年 ※選択済み
17 青山  へそ
18 物間  コピー
19 拳藤  B組 拳がでっかくなる子

※誰か足りないと思ったら指摘して
色々追加修正! 終わったらお助けポイントな!


選択 8 障子
選択 10 八百万

トーナメント参加者

騎馬戦勝者 貴方、デク、常闇、発目

出場決定 轟 爆豪 飯田 麗日 

安価参加者 鉄哲 心操 障子 八百万 残り4人


残り4人はコンマで決めます。


↓1 2桁コンマ ゾロ目なし

↓2 2桁コンマ ゾロ目なし かぶったら下に

↓3 2桁コンマ ゾロ目なし かぶったら下に

↓4 2桁コンマ ゾロ目なし かぶったら下だ!

01~06 瀬呂  テープの彼だ
07~12 葉隠  透明少女
13~18  茨  B組 塩崎茨 髪が茨の子
19~24 切島  固い人その1
25~30 尾白  尻尾の子
31~36 梅雨  かえる
37~42 砂糖  シュガードープ!
43~48 峰田  女の子大好き!
49~54 芦戸  毒々少女!
55~60 口田  無口な子
61~66 耳朗  イヤホンジャック!
67~72 上鳴  帯電少年
73~78 青山  へそ
79~84 物間  コピー
85~90 拳藤  B組 拳がでっかくなる子 
91~00 自由安価

割り振りに手間取った。きっと間違ってないはず!


コンマ 19 切島

コンマ 14 茨

コンマ 20 切島 かぶった

コンマ 93 自由安価

コンマ 59 口田


切島がかぶったので安価下で 口田 が繰り上げです。

最後に自由安価が入ったので、選択してください。


↓2 選択

 1 瀬呂  テープの彼だ
 2 葉隠  透明少女
 3 尾白  尻尾の子
 4 梅雨  かえる
 5 砂糖  シュガードープ!
 6 峰田  女の子大好き!
 7 芦戸  毒々少女!
 8 耳朗  イヤホンジャック!
 9 上鳴  帯電少年
10 青山  へそ
11 物間  コピー
12 拳藤  B組 拳がでっかくなる子


選択 4 梅雨


トーナメント参加者

騎馬戦勝者 貴方、デク、常闇、発目

出場決定 轟 爆豪 飯田 麗日 

安価参加者 鉄哲 心操 障子 八百万

コンマ 茨 切島 口田 梅雨

の16人に決定しました!


原作と違うのは瀬呂と芦戸と青山がいなくてかわりに口田、梅雨、障子インですね。
あつかいに困る子はダイジェストで流せばいいのです!

ところで、トーナメントは……


↓2~4 多数決

1:話の都合に合わせてこちらで決めていいよ
2:対戦相手も安価とコンマで決まりだろ!


選択 1 こっちの都合でよいよ!


みんな優しい……っ! 思わず濡れちゃうわ!

それではトーナメントの対戦表はこちらの都合で決めさせていただきます。

原作の対戦はほぼそのまま入ると思ってください。
勝敗は……ほとんど変化なしでしょうけど。爆豪とかより楽に勝つかもしれませんが……


本日はコレで終わり。次回はトーナメントから! といきたいところでしたが、騎馬戦のあとはお昼とレクリエーションの普通の体育祭のヤツもあるので、そっちも触れようと思います。


つーわけで、お昼のコミュを選びます!

誰と話す?

↓2 自由選択

 1 緑谷出久
 2 麗日お茶子
 3 轟焦凍
 4 峰田実
 5 八百万百
 6 上鳴電気
 7 障子目蔵
 8 芦戸三奈
 9 尾白猿夫
10 砂糖力道
11 爆豪勝己
12 飯田天哉
13 蛙吹梅雨
14 切島鋭児朗
15 常闇踏陰
16 耳朗響香
17 瀬呂範太
18 青山優雅
19 葉隠透
20 口田甲司
21 鉄哲徹鐡
22 物間寧人
23 拳藤一佳
24 心操人使
25 発目 明
26 その他ここにない人!


選択 25 発目明 攻めてきたな発明少女!


それと、レクリエーションには借り物競争があるので、そこで貴方が指定される借り物を


↓2 好きな物を指定 貴方が指定された借り物は?


もってそうな人のところに行って借りてくるぞ!


今日はコレを決めて終わりまーす。
ちなみに全体好感度は体育祭終わってから上がります。

一緒のチームの人はちょっと色つくかもしれません(まだ未定)


選択 ヴィラン(捕縛) もしくは 風船


一応どちらか採用ということで。いい感じにネタが出なかったら風船になります。
ヴィラン捕縛はあとでちょっと遅れた借り物競争を。なんて言えるかもですしね(伏線)

今日はコレを決めて終わりまーす。
ちなみに全体好感度は体育祭終わってから上がります。

一緒のチームの人はちょっと色つくかもしれません(まだ未定)


次回はお昼のコミュとレクリエーションに触れてからトーナメントになります。
さて、ここからが本番ですね。

あと、出場者決めにてお助けポイントを+1です。 12→13


お付き合いくださりありがとうございましたー。


今日はお休みです。


20時45分ごろから1時間くらい。発目のコミュはやります。



≪貴方が来た!≫


これは、騎馬戦が終わった直後のことだ。


轟「……最後、思わず左を使いそうになっちまった」

『貴方「氷だけしか撃たない君に、負ける気はしない!」』

同時に、左に回りこんだ騎馬の先頭を勤めた緑谷……


その二人に手を伸ばし、思わず使いかけた。


轟(これじゃ、親父の思い通りじゃねえか……!)


悔しそうに左拳を握った。


その後改めてベスト16が決まり、一時間ほどの昼休憩が挟まれることとなった。

伝説的な勝ち上がりを決めた貴方チームの四名を除いたベスト16の決定法は観客からの投票。

これまでの結果を見て、誰の闘いを見たいかだった。


その結果が、騎馬戦の勝利者をふくめたこの16人である。


貴方 デク 常闇 発目

轟  爆豪 飯田 麗日

鉄哲 心操 障子 八百万

茨  切島 口田 梅雨


以上が、昼休憩後のレクリエーションのあと、決勝トーナメントで一対一で戦いあうこととなった!


峰田「なんでオイラだけダメなんだー!」

障子タンク(障子、梅雨、峰田)チームの中、発案者の峰田だけが選ばれなかったのだ。


芦戸「まー、しょうがないね。障子くんのアレはインパクトあったし、梅雨ちゃんの舌は空を飛ぶ『貴方』チームにまで届きそうだったし」


峰田「どーせオイラは役に立たなかったよ!」

芦戸「うまく当てられればワンチャンあったかもなのにねー」

峰田の個性、どこでもくっつくあの球体は当たれば非常に使えるが、あたらなければどうということはないのだ。

空を飛べる&場合によっては空間をゆがめる貴方に、ただ投げるだけの峰田ではかなり分が悪かったようだ……


砂糖「意外なのは口田だな」

青山「そうだね」

透チーム(騎手透、前衛耳朗、後衛砂糖、口田)の騎馬の一人だったが、その中から唯一彼が選ばれたのだ。

口田「……」

照れてる。


上鳴「つーか、轟チーム、俺だけ選ばれなかったってのはなんでだ……?」(チームメイトは轟、天哉、八百万)

耳朗「ウェーイがまずかったんじゃない?」

上鳴「ぐわあぁぁ!」


耳朗の一言に、上鳴は頭を抱えのけぞった。


上鳴電気の個性は帯電。

電気を溜めて放出できる。だが、使いすぎるとウェーイとしか口にしないアホになる。

騎馬戦が終わった直後は、そうしてウェーイ状態だったため、そのあとの投票で得票が伸びなかったのも無理はないだろう……


透「くっそー! 届かなかったー!」

瀬呂「ダメだったなー」

透「瀬呂くんはバクゴーとがんばったのにねー」

瀬呂「逆にそれで単品じゃダメって思われたのかもなー」

透「あー、ドンマイ!」

瀬呂「似たよーな境遇でおちこまねーお前見てっと元気出るわ」

透「こうなったら応援がんばろっ!」

瀬呂「そうだな!」


天哉「しかし、やはり『貴方』くんは強かった。改めて差を思い知らされたよ。もちろん、これで勝つのを諦めるつもりはないが!」

尾白「凄かったな。入試一位、サポートポイントは実は満点超えてたって話もあながち嘘じゃないのかも」

鉄哲「その通りだぜ!」

天哉「B組の……!」

鉄哲「あの人と一緒に戦えば、自分の限界以上の力を出せる。そんな気にさせてくれる人なのさ! お前等にはもったいないねぇ!」

入試で力を貸してもらった事のある鉄哲があの日のことを思い出す。

天哉「限界以上の力を引き出す……そうか。あの勝利は、『貴方』くん一人の力ではなかったということか!」

お茶子「そうだよね。『貴方』くんも凄かったけど、常闇くんもデクくんも……って、デク君は?」

天哉「そういえば、轟くんもいないな……」


二人はきょろきょろと、あたりを見回した。


透「『貴方』くんもいないよー?」

鉄哲「そうだよ。俺は『貴方』さんに会いにきたんだからよ! 『貴方』さーん!」

常闇「『貴方』ならば同じチームだったあの発目というサポート科の者に連れられ先に行ったぞ」


全員「ええー!?」


デクは轟に呼び出され、人気のない通路にいた。


デク「話って、なに?」

轟「……」

じっと、轟はデクを睨むように見る。


デク(かっちゃんとはまた違う、冷たい威圧感……)


轟「……お前達に気圧された。思わず自分(てめえ)の誓約を破っちまうほどによ」

デク(……使えば有利になる場面でも使わなかった左側のことかな? でも、それをなぜ、僕に? それなら『貴方』君の方に行くべきなのに)

轟「あいつはもちろんだが、その気迫は、お前からも感じられた。お前のあの力。なあ、お前。オールマイトの隠し子かなんかか?」


デク「!!?」


体育祭がはじまる直前、轟に「オールマイトに目ぇかけられてるよな?」と言われたことがある。

さらに梅雨から個性がオールマイトに似ていると指摘されることもあった。


デク(な、なるほど、そうなるのか……)


そこからの推測で、関係性を疑われたのだ。予想外の方向で。

そんな質問をするのだから、周囲に気を配る必要がある。だからこの人気のない場所に一人呼ばれたのかとデクは納得した。

自分だけが呼ばれた理由に、それを確かめるためだと気づき、どこかほっとした。


デク「そ、それは、違うよ。って言ってももし本当の隠し子だったろしても違うって言うに決まってるし、納得はしないと思うけど……そもそも、なんで僕なんかにそんなことを……?」

ぶつぶつとつぶやき、疑問に思った事をそのまま口にした。

轟「……俺の親父はエンデヴァーだ。知ってるだろ?」

エンデヴァー。彼は、万年2位のヒーローだ。

轟「もし、お前がNo.1ヒーローのなにかを持っているなら、俺は、なおさらお前に勝たなきゃいけねぇ……」


なぜそんなことを聞いたのか、轟が説明をはじめた。

エンデヴァーは、上昇志向の強い男だ。

ヒーローとして破竹の勢いで名をはせたが、生ける伝説。平和の象徴のおかげでついにトップに立つことは叶わなかった。

自分ではオールマイトを超えられない。

そう感じた男が選んだのは、個性婚という、強い個性を得て、双方の個性をより強力に、子に継がせるという手段だった。

そうして、オールマイトを超えるための手段として産み落とされたのが、母の氷と父の炎を受け継いだ、彼、轟焦凍だ。

エンデヴァーはオールマイトを超えるため、個性婚を行い、氷の力を持つ焦凍を手に入れた。

オールマイトに勝つため、彼を作り出したのだ。


轟「ざっと話したが、俺がお前につっかかんのは見返すためだ。クソ親父の個性なんざ使わず、1番になる。オールマイトを超える。それで、ヤツを完全否定する」

デク「……」

背負った宿命の重さに、デクはなにも言い返せなかった。


轟「オールマイトの関係言えねえなら別にいい。お前がオールマイトのなんであろうと、あいつもお前も右だけで倒して上にいく。時間とらせたな」

デク「……あのっ!」

去り行く背中に、デクは声をかけた。

デク「僕は、ずっと助けられてきた。さっきだって、障害物競走の時だってそうだ。僕は、誰かに助けられて、ここにいる……!」

轟が、足を止める。

デク「オールマイト。彼のようになりたい。そのためには一番になるくらい強くなきゃいけない。君に比べたら些細な動機かもしれないけど、だからって僕だって負けらんない。僕を助けてくれた人達に応えるためにも!」

轟「……」

デク「さっき受けた宣戦布告。改めて僕からも。僕も、君に、勝つ!」


デクは堂々と、轟に宣言した。

それは、ここにいない他のライバルに対する、大きな宣言でもあった……!


爆豪「……」

ちなみに、気になった爆豪も、通路のカドからこの会話を聞いていたようだ。


コミュ 発目明


食堂。

貴方は発目明につれられ、皆より一足先に食堂に来ていた。

席に向かうため、二人で歩きながら話す。


発目「いやー、ありがとうございました。これ以上ないくらい、私のベイビーちゃんも大注目されました。こんなにも注目してもらえるなんて、信じられません。すべて『貴方』のおかげです!」

貴方「言い過ぎですよ」

発目「でも、『貴方』の力がなければあの結果はありませんでしたよ?」

貴方「いいえ。あれは皆が協力してくれたからです。発目さんのあの機器にも助けられました。だから、この結果は私のおかげでなく、みんなのおかげなんです」

発目「え?」

発目は思わず聞き返してしまった。


貴方「常闇君の死角をカバー出来るダークシャドウ。デク君の機敏性。そして、それをさらにフォローできる君の技術。それらが上手く絡みあったから出来た、一つの奇跡みたいなものです。だから、胸を張ってください。君がいたから、あれは実現したと。自分がいなければ、実現しなかったと」

発目「……」

ぽかんと、貴方を見て彼女は立ち止まった。

貴方「どうしました?」


発目「い、いえ。まさかそう言って貰えるとは思わなかったので。嬉しいです」

えへへ。と、彼女は嬉しそうにはにかんだ。


発目「あ、それで。私発明家じゃないですか」

席が近づいてきたところで、彼女がぽんと手を叩いた。

発目「だから、お弁当も作ってきたんですよ!」


貴方(発明家だから……?)


発目「よかったら、食べませんか?」

発目(ちょっと強引だったかな。でも、せっかくのチャンスなんだから、行くべきですよね! こんなこともあろうかと、作ってきたんですから!)


貴方「では、せっかくですから、いただきます」


さて、発目の料理を口に運んだ貴方だったが……

味は?

↓1 ゾロ目あり 発目 知+9

 01~19 ポイズン? 見た目は普通。ただし……
 20~39 美味しくない。
 40~59 普通の味。
 60~79 美味しい。
 80~99 今すぐ店が開けるほど美味い
100~   一流シェフか!?

50が平均。高けりゃ美味い。低けりゃ不味い。

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:13


コンマ89 知+9 = 98 今すぐ店が開けるぞ!


お弁当箱を開けると、それは見た目からすでに輝いているように見えた。

発目「ささ、どうぞ。こう見えて、少し料理には自信があるんです!」

勧められるまま、一口口に運ぶと、それだけでこの料理の出来のよさがわかった。


貴方「……美味しい」


発目「そう言ってもらえると恐縮ですね!」


貴方「……」


↓2 選択

1:これなら毎日食べたいくらいですね
2:これならすぐにでも店が出せますよ
3:自由安価


選択 2 これならすぐにでも店が出せますよ


貴方「これならすぐにでも店が出せる味ですね」

発目「いやー、そこまで言ってもらえると、作ってきた甲斐がありましたね」

えへへ。と、どこか照れたようにはにかんだ。


食事が終わり、お弁当箱を回収すると、発目は逃げるように去って行った。


発目(きゃー。褒められちゃった。褒められちゃったー!)

真っ赤になっているだろう顔をおさえながら、彼女は走る。

ずっとずっと発明ばかりで来た彼女が覚えた、この新しい気持ち。

今までは遠くから見ているだけだったというのに、意を決して話しかけ、近づくことでより強くなってしまった。


発目(はー。でも、勇気を出してよかった。今日は最高の日ですね。でも、これから意識を切り替えていきましょう!)


この気持ちはこの気持ち。でも、次はまだ最終種目が残っている。

あの場にはスカウトだけでなく、サポート会社も多く見ている。

今年は特に注目されているのだから、1年である自分の作品も多く見てもらえる!

その機会を逃すわけにも行かない!


発目(ついでに、出来るところを見せれば、あの人も私の事をもっと認めてくれるでしょうし)


軽くスキップしながら、彼女はスタジアムへと向かうのだった。


発目明の好感度が上がります。

↓1 1桁コンマ ゾロ目あり(ゾロ目の場合1桁の値を足していく)


コンマ 66 0(10)合計16 好感度+128 =144 びっくりなほどアップ!


発目明の好感度が144になりました。



おまけ 物間その後


食堂。

物間寧人は沈んでいた。

顔は笑顔だが、椅子に座り、ずーんと燃え尽きていた。

そりゃそうだろう。狙っていた小細工は、そんなの意味がないと言わんばかりの圧倒的な力に叩き潰されてしまったのだから。

B組の評価をあげてやると意気ごんだというのに、むしろあちらの評価を縛上げする結果となってしまった。

しかも、統率者としても圧倒的に貴方の方が上だった。


完全敗北。

そんな目にあわされたのだ。彼はもう、沈むしか出来ない。


しかし、そんな彼を責めるクラスメイトは誰もいなかった。

責められるわけがない。あんな規格外が混じっているなど、誰が思う。


鉄哲「物間」

物間「……鉄哲か」

鉄哲「わかったろ? あの人の、凄さ」

物間「……ふっ。ふふ。確かにね。彼は本当に凄かったよ。お前が尊敬するのもわかる。だが、だけどな! 僕は認めない。軍門には降らない。何故なら僕は物間寧人だから! いつかあいつを倒して、僕の方が上だって皆に認めさせてやるんだ!」

目に涙を溜めながら、物間は顔を上げる。

圧倒的な差を見せられながらも、彼の瞳から炎は消えていなかった……!


鉄哲「……」

やれやれと肩をすくめ、頭をかく。

鉄哲「おめーのそのメンタル、嫌いじゃないぜ」



昼休憩が終了した。

貴方がスタジアムに戻ると、なぜか女子達がチアリーダーの格好をしていた。

どうやら峰田と上鳴によって企みがなされた結果のようだ。


とりあえず……


↓2 選択

1:実行した峰田、上鳴に親指を立てよくやったと祝福する 二人の好感度+3
2:女子に似合ってるなと一言声をかける。選択時名前も  選んだ女子の好感度+3
3:その他行動 例:スルーするとか           行動によって好感度があがる


選択 2 指定 葉隠


今日はこの安価とったところで終わりにするでごわすー。

短くってすまねーです。


次はこの続きとレクリエーションの借り物競争やっていよいよトーナメントになります。

それではー。

デクがこの時点でフルカウルを倍近い出力で使えるから轟は炎熱を使う前に負けそう

鉄哲の懐きっぷりが好感度56とは思えないくらい高い件
ていうかなんとか貴方と接触を試みてるのにまだまともに話せてないな


21:45ごろから再開しようと思います。

今日は、トーナメントに入れればいいな。


>>389 少なくとも指、腕を壊して必死に戦わずとも互角以上に戦える状態だと思います。

>>391 鉄哲はあれでもおさえて事実だけを伝えているつもりなのですが、それでも崇拝、誇張気味に聞こえてしまう不具合を抱えています。
もっと好感度が高いと「あの人は死んでも生き返るからな!」とか出来ないことも出来ると考えちゃったりする言いまわしになるですよ。



≪貴方が来た!≫


選択 2 葉隠透


八百万「何故こうも峰田さんの策略にハマってしまうの私……」

耳朗「アホだろアイツら……」

透「まあ、本戦まで時間空くし、張り詰めててもしんどいしさ、いいんじゃない? やったろ!」

梅雨「透ちゃん、好きね」


貴方「へえ、似合ってますね。その格好」

ひょこっと顔を出した貴方が、ノリノリでぽんぽんを振り回している透に声をかけた。


他全員(いや、透明じゃん!)


透「でしょでしょー。このヘアアレンジも自信ありだよ!」

貴方「そうですね。それも綺麗です」

透「って、透明で見えないでしょーに!」


ボンボンでツッコミをくらった。

全員(ツッコミいれた!)


貴方「ふっ。我が心眼を持ってすれば、その姿を見通すのも容易いことです!」

透「うっそ!?」

貴方「我がプロヴィテンスの目を通せば、この通り!」


がりがりと、貴方は擬似恒星を棒にして地面に絵を描きはじめた。


貴方の絵心は……


↓1 ゾロ目あり 知+16

 01~29 ……全員が無言になるレベル
 30~59 普通。  チアの服のみだが
 60~89 うまい  チアの服のみだが
 90~99 超うまい チアの服のみだが!
100~   マジで透の顔までを描いた 好感度に100超えた分がそのまま加わります

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:13


コンマ 85 知+16 = 101 マジで透の顔までを描いた あと絵も超上手い


芦戸「わあー、超上手い! でも、このチア衣装着てるの……」

透「……え? ホントに見えてるの?」

女子一同「え?」


貴方「ふっ。この私の目を持ってすれば、見通せないものはないのです!」

無駄にポーズを決めた!

重力操作を利用しあれやこれやの応用で彼女の顔の形を大体察しちゃったりしたのだ!


透「……」


ボンッ!!


そんな音が、彼女の顔から聞こえた気がした。


透「みっ、見ちゃだめ。見ちゃだめえぇぇぇぇ!!」

彼女は顔を隠し、そのままそこから去って行った。いや、逃げてった。


芦戸「え? えー? ホントなの!?」

梅雨「透ちゃん、凄く綺麗な顔なのね」


スタジアムの通路に駆けこみ、壁にもたれかかって、手で顔を覆ったまま、ずるずると座りこむ。


透「ま、まっずいよ。これ、ホント、まっずいよー!」


心臓がバクバクする。顔が真っ赤だとわかる。

いけない。これは、本当に、いけない……!


でも、この気持ちはもう、止まれないところにきてしまった……!


透の好感度が81になりました

次きっかけがあれば、貴方の呼び方が呼び捨てになります。


透が一時逃げてしまったが、プログラムは進む。


午後の部がはじまる前に、トーナメントの組み合わせが決められた。


結果は、こうだ!


貴方 ┓
梅雨 ┛┓
    ┃┓
轟  ┓┛┃
心操 ┛ ┃
     ┃━┓
障子 ┓ ┃ ┃
デク ┛┓┃ ┃
    ┃┛ ┃
飯田 ┓┛  ┃
発目 ┛   ┃
       ┃━優勝
常闇 ┓   ┃
八百万┛┓  ┃
    ┃┓ ┃
塩崎 ┓┛┃ ┃
口田 ┛ ┃ ┃
     ┃━┛
鉄哲 ┓ ┃
切島 ┛┓┃
    ┃┛
麗日 ┓┛
爆豪 ┛


上から第1試合と下に進んでいく
※原作と同じ組み合わせの場合、結果は変わらないと思ってください


この決定に、様々な反応が見られた。

貴方といきなりあたることになった梅雨には同情が集まり、対戦相手の飯田に発目は接触し、麗日対爆豪も貴方と同じように麗日お茶子へも。


……トーナメント表、やっぱり崩れるかー。

わかりにくかったら言ってください。調整してみます。


様々な思惑が重なる中、ひとまずトーナメントのことは置いといて、純粋にスポーツを楽しむ、レクリエーションがはじまった!

予選突破がかなわなかった者達にとって、こここそが新たな戦場でもある。


基本全員参加だが、トーナメント進出者は戦いの調整のため、参加するもしないも自由だ。

そうしてレクリエーションに参加せず、神経を研ぎ澄ます者。
参加して緊張を研ぎほぐそうとする者がいる。

A組女子は、さらにせっかくだからと、グランドでチアをしている。

貴方は、その中で、障害物競走に出場していた。


個性を使わずとも身体能力も折りつきの貴方は、先頭で借り物の書かれた地点に到着する。


そこに書いてあった借り物は……


『ヴィラン(捕縛)』!


貴方「……」

貴方は見事、まれに入っている無茶ブリな借り物に当たってしまったのだ!

貴方(さて。どうしよう。近くに本当にヴィランがいるわけないし……)

今日は体育祭だが、例年の五倍もの警備がなされている。

流石にこの状況で学校やその近くで騒ぎを起こすやからはおるまい。

貴方(となれば……)


↓2 選択

1:コイツがヴィランです。と、誰かにヴィランのお面をかぶせて連れて行く   あとで誰か安価
2:これがヴィランです。と、風船などのヴィラン風の絵が描かれた物を持ってく あとでもってそうな人安価
3:その他自由安価 例:ヤオモモにヴィランぬいぐるみを出してもらう 俺(貴方)がヴィランだ! など
4:諦める

※頼った人の好感度が上がります


選択 1 誰かにヴィラン役を頼む


貴方(となれば、ヴィラン(代役)を立てるというのが一番! ここにいかなるヴィランかの指定はない。私が主張すればそれでとおるはずだ!)


幸い貴方は絵の心得は抜群。紙にそれっぽいのを書いて誰かにお願いすればいけるだろう!


さて、誰にお願いしようか


↓2 自由安価

クラスメイトでも先生でも妹でも今まで出てきた人なら誰でもよかよ(流石に本当のヴィランはダメだが)


好感度 60 以上なら自動成功。それ以下ならその値を目標にしてコンマ以下判定。失敗で断られる。

※ただし葉隠透はさっきのイベントでドキドキになっているから逃げられるかも


好感度ありの人表

飯田 天哉  好感度  51 
緑谷 出久  好感度 192 
葉隠  透  好感度  81 
蛙吹 梅雨  好感度  68 
爆豪 勝己  好感度 114 
麗日 お茶子 好感度 104 
芦戸 三奈  好感度  34 
瀬呂 範太  好感度  97 
砂糖 力道  好感度  21 
青山 優雅  好感度  67

常闇 踏陰  好感度  90
峰田  実  好感度  24

物間 寧人  好感度 100
鉄哲 徹鐡  好感度  56

発目  明  好感度 144

相澤 消太  評価度 169
オールマイト 評価度  82
13号    評価度  62

妹      好感度 200

テストスレ 第伍拾章 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474710122/461)
良かれと思って直してみました


選択 爆豪 なにげに人気だなきみぃ!


爆豪「……」

貴方「……」

思いついた瞬間、観客席にいた爆豪と目が合った。

貴方「……」


重力を操作しひらりと客席に飛び、爆豪の前に着地する。

そして、爆豪の顔に紙で描いたヴィランの絵をお面のようにつけた。


貴方「うん」

大きくうなずく。


貴方「借り物に必要なので、来てもらえますか?」

爆豪「あぁ? なんで俺が」

貴方「いいからいいから」

爆豪「だから……」

貴方「いいからいいから」

爆豪「おい、おい!」


強引に爆豪をお姫様抱っこ的にかかえ、そのままゴールへと飛んでいった。


爆豪「おぉい!!」

だが、声をあげるだけで爆破はしてこない爆豪であった。


結果は……?

↓1 ゾロ目あり 貴方の画力+30 爆豪(ある意味適任?)+20

01~29 ヴィランと認めてもらえず失格! ※知った爆豪に追われます
30~59 ヴィランと認められたけどゴールは下から数えた方が早い ※借り物を知った爆豪に追いかけられます
60~89 ヴィランと認められた。そのうえ上位にくいこんだ ※同文
90~   ヴィランと認められ、1位でゴールできた ※同文

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:13


コンマ 74 +補正50 =124 余裕の1位!


貴方は見事、1位としてゴールすることに成功しました!


貴方「やりました!」

係員に借り物を確認してもらい、貴方のゴールは認められた!


貴方「ありがとう。君のおかげですばく……」

爆豪「しねえぇぇぇ!」


ごばぁん!


貴方が間一髪のところでかわさなければ頭がアフロになっていただろう。


爆豪「この借り物なんだコラァ! ふざけんのも大概にしろコラァ!」

貴方「いやいや、認められたのはそのお面で、けっしてバッチリだとかそんなことは……」


爆豪「俺にかぶせてうなずいてただろうがぁぁあぁ! 殺す! 言い分によっては粉々にして殺す!」


貴方「ちょ、ちょっと待ってください」

爆豪「んだぁ?」

貴方「言い訳をすると、ぴったりだと思いました!」


爆豪「いいわけになってねえぇぇ!!」

貴方「にっげろー」


ぼがん、ぼがん、ぼがーん!


借り物競争第二部、鬼ごっこがしばらく繰り広げられたそうな。



爆豪「『貴方』、てめぇにだけはぜってー負けねぇ!!! ぶっ殺す!」


グラウンドの中央で、爆豪は叫んだそうな


観客(……ヴィラン役、適任すぎだろ)

誰もがそう思ったそうな。


爆豪の好感度。もといライバル度が4上がります。


爆豪 勝己  好感度 118


>>428 修正ありがとうございます。

0時ぐらいまで、いけるところまでトーナメント進めようと思います。


特殊イベントが発生しました。


保須市 某所


インゲニウム「いやー、残念だ。巡回がなけりゃ、雄英の体育祭見に行ったんだけどな」

サイドキック「雄英の警備に多くのヒーローが回ってるんですから、仕方ないですよ」

インゲニウム「弟の晴れ舞台に仕事でテレビも見れず巡回しなくちゃいけない俺の悲しみもわかって欲しいものだ」

サイドキック「活躍が楽しみなのは弟さんだけじゃなく、あいつもなんでしょう?」

インゲニウム「ま、あっちもそうだな。どっちもどんな結果を残すか楽しみだよ」


ワッ!

街灯テレビに群がる人達から歓声があがった。


インゲニウム「お、どうやらあそこで中継流してるみたいだな」


ビルの壁に設置された街灯テレビでは、雄英体育祭の様子が流れていた。ちょうど最終種目。一対一のトーナメント表が映し出されている。

そこには、インゲニウムの弟、飯田天哉。そして貴方の名前もあった。

サイドキック「むっすー」

隣を歩くサイドキックはそれを見て、どこか不満そうだ。


インゲニウム「なんだ、まだ認められないのか。雄英体育祭でベスト16なんて十分な実績だろ?」

サイドキック「確かに、雄英でベスト16に残ったという事は、日本でトップの才能と言ってもいいかもしれません。ですが、トーナメント表を見ただけでは、それはまぐれだったという可能性も大いにあります!」

彼等は今、巡回中であり、たまたま街灯テレビで貴方の名前を見つけただけだ。

ゆえに、まぐれで勝ち上がっただけという可能性もゼロとは言えなかった!


インゲニウム「なんでそんなに頑ななまでに認められないのかね。まあ、この体育祭でいい成績を残し、期待の新人と話題を独占すればお前達もわかってくれるだろうさ。『貴方』は俺より凄いヤツだって」

サイドキック(だからそれが認められない原因なんですって! 自分達の一番はやっぱりインゲニウムさんなんですよ! そんなインゲニウムさんに認められるなんて……羨ましすぎるんだから!)

結局それは、嫉妬だった。

大好きなインゲニウムに認められて、褒められる。そんな羨ましいヤツ認められない! ただ、それだけだった。


インゲニウム「ま、後輩に追い抜かれるのが気に入らないってのはわからないでもないけどな」

サイドキック(違う。そうじゃないんです。そうじゃないんですよインゲニウムさん!)

インゲニウム「ただ、後輩に期待するのが気に入らないってのなら、俺はお前達だって俺を追い抜けると信じてるんだからな?」

サイドキック「一生ついていきます!」

インゲニウム「いや、だから追い抜けって」

サイドキック(期待してるって言われた! やっぱりインゲニウムさんは最高だー!)

インゲニウム「ま、やる気が出たならいいか。無駄話はこれくらいにして、巡回に戻るぞ。結果は終わってから録画をゆっくり確認すればいい」

サイドキック「はいっ!」



ステイン「……偽善と虚栄で覆われた歪な社会。俺が、気づかせてやる。ヒーローを歪ませる社会のガン。誰かが、正さなければならん……!」

保須市に、一人の男が降り立った。

ヒーロー殺し、ステイン。それが、粛清の対象を求め、そこに現われた……


インゲニウムとヒーロー殺し。

その二つの線が交わった時。その運命は、回りだす……


レクリエーションが終わり、グラウンドにリングが作られ、決勝の戦いの場が完成した。


ルールは簡単。
相手を場外に落とすか、行動不能にする。

あとは「まいった」と言わせても勝ちとなる。

怪我上等のガチンコバトル。

それがこのトーナメントのルールだ!


一回戦、第1試合!

プレゼントマイク「一回戦、第1試合! 障害物競走から騎馬戦までトップをひた走る脅威の新星! ヒーロー科、『貴方』!」

入場ゲートから、貴方が姿を現す。

プレゼントマイク「バーサス!」

貴方が入ってきたのとは反対側から、その対戦相手……

プレゼントマイク「同じくヒーロー科、あのインパクトある障子タンクから健闘を認められた、蛙吹梅雨だー!」


梅雨「勝負にならないかもしれないけど、諦めないわよ。『貴方』ちゃん」


返答

↓2 選択

1:「こちらもです。油断せずいかせてもらいますよ」 最初から本気!
2:「ならば、こちらは一時個性を封じて戦いましょう!」 舐めプ
3:自由安価


選択 1 最初から本気!


貴方「こちらも油断せずいかせてもらいますよ」

梅雨「もちろんよ。『貴方』ちゃんに一泡ふかせてあげるから」


プレゼントマイク「そんじゃ早速はじめよか! レディィィィ! スタート!!」


プレゼントマイクの掛け声により、第1試合がはじまった!


↓2 選択 

1:全力で場外へ重力投げ! 重力操作で場外へ 1回のコンマで勝敗が決まります
2:戦闘不能に追いこむ!  通常戦闘に入ります
3:自由安価 他行動方針を


選択 1 場外へ!


梅雨「いくわよ」


開始の合図と同時に、貴方は擬似恒星を生み出した。


貴方の重力操作に捕らわれぬよう、梅雨ははじまった瞬間からピョンピョンとリング内を所狭しと動き回る。

場外というルールがある限り、貴方の重力操作に捕まれば敗北は必至だと理解しているからだ。

クレーンゲームのごとく、ひょいと持ち上げ場外にぽとりと落とすだけで終わる。


それをされないように、彼女は目標を定まらせぬよう動き、貴方の隙をうかがっているのだ!


その梅雨を捕まえ、そのまま場外へ放り出そうとする貴方との攻防。

結果は……


↓1 ゾロ目あり 心値25+個性練度+97 = 122 対 梅雨 練度32+ 体8=40+このレスのコンマ

勝った方が捕まえて場外へ

梅雨の勝ち       貴方は舌に掴まれて場外に放り出されました 重力を操作して落下回避判定に移行します
差49以下で貴方の勝ち 中々梅雨を捕まえられず、リング全体を無重力にしてその後梅雨単体の重力操作で場外 梅雨評価大
差50以上で貴方の勝ち 翻弄しようと動く梅雨を捕らえ重力を操作。場外に放り出す

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:13


梅雨 コンマ10 補正値+ 40 = 50 ……スマヌ

貴方 コンマ14 補正値+122 =136

貴方 差50以上で勝利!


梅雨(後ろ、とったわ!)

ぴょんぴょんと跳ね、貴方の頭上を飛び越え、その後ろをとった。

それを逃さず、貴方を捕まえ場外へ投げるため、梅雨は舌を伸ばす!


貴方「甘いっ!」

梅雨「っ!」


攻撃の一瞬。その隙こそが、貴方の狙いだった。


ぐんっ。


梅雨の体が引っ張られる。

リングの外に擬似恒星が浮かび、それが梅雨の体をとらえ、そちらに向け彼女の体が『落下』しているのだ!


梅雨「まだよ!」


彼女は諦めない。貴方にめがけ、舌を伸ばし続ける!


だが……


ぽすん。

あと一歩のところで彼女の舌は貴方に届かず、梅雨の体は地面に降ろされることとなった……


梅雨「……ざん、ねんだわ」

場外に倒れ、彼女はポツリとつぶやいた。


ミッドナイト「蛙吹梅雨、場外! 『貴方』二回戦進出ー!」

主審のミッドナイトの声と共に、貴方の勝利が確定した。


プレゼントマイク「かーっ! 浮かされちまったらどうしようもねーか」

相澤「蛙吹は元々戦闘向きではないからな。狭く、隠れる場所もないこのルールではいかんともしがたいところだ」


スカウトA「あまりに順当過ぎて、これ以上の評価はできんなぁ」

スカウトB「1回戦は戦闘に向かない子も出てくるから仕方のないことさ。むしろ、あのルールで彼に抵抗した彼女を見るべきだろう」

スカウトC「確かに。戦闘向きの個性ではないが、事水難レスキューなどにおいて彼女の能力は非常に重宝されるだろう」

スカウトD「改めて障害物競走、騎馬戦の活躍をチェックしてみる必要があるかもしれんな。水に関する競技がなかった事が悔やまれる」

スカウトA「武闘派のウチでは出ない観点だな。そう言われると、見方も変わってくるものだ」


ざわざわと、今回の戦いでの『目』が、彼女に注がれた。


一回戦、第2試合。


プレゼントマイク「色々話題をクラスメイトに持っていかれているが、それでも十分優秀だ! ヒーロー科、轟焦凍ー!」

入場ゲートから、轟が現われる。


プレゼントマイク「バーサス!」


反対のゲートから心操が姿を現す。


プレゼントマイク「地味な活躍! だが見てるものは見ている! 普通科、心操人使! 俺はなんでここにお前がいるのかさっぱりわからーん!」

相澤「……騎馬戦で気になる動きをしていたが、そういうことか。アイツの個性は、相当に強力なものだぞ」

取り寄せた選手のデータを見て、相澤はつぶやいた。

プレゼントマイク「マジかよ」


スタート直前、相澤達がそんなことを話している間、心操も轟にむかい口を開いていた。

心操「……お前は、恵まれてていいよな。轟焦凍。氷と炎。あつらえむきの個性に生まれて、望む場所に行けるんだからよ」

轟「……」

心操「有名なヒーローを父に持って、誰からも期待されて。そんな個性があれば、誰からも羨まれるに決まっている! なにか言ったらどうだ! サラブレットぉ!」


ミッドナイト「試合、開始ッ!」


ビキィンッ!!


試合開始宣言直後、心操が轟を挑発した瞬間、スタジアム中央リング付近に巨大な氷の壁が生まれた。

心操がその氷に閉じこめられ、驚きの表情に固まる。


轟「あつらえむき? どこがだ……っ!」


まるで、破棄すてるように、轟は口を開いた。

どうやら心操は、踏んではいけない地雷を踏み抜いてしまったようだ。

戦いの前に通路で父エンデヴァーと顔をあわせ、炎を使えだの、オールマイトを超える義務があるだの、俺の最高傑作なんだだの言われ、イラついていたというのも拍車をかけた。

それらのことが重なり、心操へ言葉を発するより前に、個性がぶっ放されてしまったのである。


心操は行動不能となり、轟は二回戦へコマを進めた。


スカウトA「まあ、種が割れていればこんなものか」

スカウトB「だが、騎馬戦では同時に三人支配下に置いていたようだ。この個性、成長すれば対ヴィランに関しちゃかなり有用だな」

スカウトC「これで普通科か。雄英の受験人数がハンパないから仕方ない部分もあるか」


騎馬戦において貴方によって暴かれた騎馬の洗脳。

それは、きちんとスカウトの目は見ていた。

今回の対戦は残念な結果に終わったが、それはエンデヴァーの息子が凄いのであって、彼の落ち度ということではなく、それで評価が落ちることはなかったようだ。


スカウトD「それより、あの範囲。さすがNo.2の息子だ」

スカウトA「ああ。こいつは次も見逃せんな。なにせ……」


次は、今体育祭にて伝説を築いた立役者、貴方と轟との戦いだ……!


一回戦第3試合はデクと障子の戦いだ


この戦い……


↓1~3 多数決 判別不能の場合安価下に

1:普通に観戦する。 順当にデクが勝ち進みます
2:せっかくだからコンマで決めるぜ! ※デク敗退の可能性あり デク敗退の場合轟の因縁を貴方が引き受けるのでそちらが優先されます(インゲニウム※出フラグ消失)


多数決 1 観戦する


プレゼントマイク「さぁ、来たぜ! もう一人の注目株! 障害物競走同着2位、騎馬戦は伝説の一人! ヒーロー科 緑谷出久だー!」

異様に褒められ、注目される状況にテレながらデクはリングへ姿を現す。

プレゼントマイク「バーサス!」

反対のゲートから、障子が姿を現した。

プレゼントマイク「その異形! 騎馬戦の姿はインパクトがあった! あの騎馬がなけりゃどうなってたかわからねぇ! 同ヒーロー科、障子目蔵ー!」


デクも障子。どちらも小細工が出来るような個性でない。ゆえに……


プレゼントマイク「スッタート!」


開始早々、全力でぶつかり合うしかなかった……!

デクが9%フルカウルをもちいてスピードで翻弄しようとする。急加速を持って障子の背後へまわりこむ。

ぎろり。

しかし、障子の腕に生えた目玉とデクの目があった。

デク(腕に目が!? これじゃ後ろも死角にならないじゃないか!)


障子目蔵

個性は複製腕だ。簡単に言えば、腕を増やせる。しかもその腕には、腕だけではなく口や耳や目などを生やすことも可能なのである。

それにより、彼は常闇以上の視界を持ち、死角は少ない!


背後に回ろうとした事が無意味とわかり、デクは一度距離をとろうと下がろうとした。

障子「それは、悪手!」

障子がデクにむけ複製腕を伸ばす。


デク「っ!」


伸ばした手からさらに複製腕が生まれ、物理的に手が伸びた!

その手が、デクの手を掴む!


デク「くっ……!」

障子「さらに複製すると細かい作業はできなくなるが、相手を一度掴むくらいなら可能だ」


がっちりと腕をつかまれ、互いに綱引きの状態となった。

障子はこのまま、力任せにデクを場外へ放り投げるつもりなのだ。


だが、デクはそれを逆に利用した。

ぐっとひきつけられ、投げられそうになった瞬間に力を抜き、障子の元へと突撃したのだ。


障子「なにっ!?」

その勢いのまま、勢いをつけフルカウルで殴りつけ、障子を場外へと吹き飛ばした!


デク「や、やった……!」


勝者、デク!


スカウトA「純粋な身体能力強化系か。まだ動きはぎこちないが、素地はいい。今まで二種とも仲間との協力があってこそだったが、単体でもこれなら意外にいくかもしれないな……」

スカウトB「あの巨体を吹き飛ばすパワーもある。あとはドコまで勝ち抜けるかだな」

スカウトC「そうだな。純粋な戦闘が行える個性の評価は、やはりそこになってくる。一回戦はただのふるいでしかない」

スカウトD「だな」


純粋な戦いで障子に勝ったデクに、スカウト達の視線が集まった。

デクは、オールマイトとの約束どおり、僕が来たと世に知らしめることが出来るのだろうか……?


次いではじまるのは一回戦第4試合。

飯田天哉対発目明!


結果は発目のサポートアイテムをつけた天哉とのアイテム解説つき追いかけっことなり、十分に解説を終えた彼女の場外となって飯田天哉、二回戦進出となった!

天哉「騙したなあぁぁ!」

発目「すみません。あなたを利用させてもらいました」


発目は天哉にスポーツマンシップを説き、サポートアイテムを装備した状態で正々堂々と戦いたいと説得していたのだ。

それが完全に売りこみのためだとわかり、天哉も憤慨したというわけなのである。


貴方「こちらに接触した時といい、手段を選ばない子ですね」

デク「飯田くん真面目すぎたから、耳障りのいいこと言って乗せたんだ。あけすけなだけじゃない。目的のためなら手段を選ばない人だ」

デクが凄い。と口にする。

お茶子「……そろそろ控え室行ってくるね」

お茶子はその話題に乗ってこず、ほぼ無言で席を立ってしまった。

爆豪との戦いが近づき、色々考えることがあるのだろうと推測が出来た。


デク「……ちょっと僕も行ってくるね」

試合が進み、しばらくデクは考えると、彼も席を立った。

きっと爆豪と闘うことになったお茶子になにかアドバイスをしに行くのだろう。


貴方は……


↓2 選択

1:自分もお茶子にアドバイスをしに控え室へ行く
2:ここはむしろ、なにもしないことも優しさ。必要ならば、自分から聞いてくるだろう このまま観戦


選択 2 ここはなにも言わない


貴方はお茶子の意気ごみを察し、控え室にはむかわないことにした。

そのまま、試合を見続けることにする。


控え室では、自作ノートを携えたデクが対爆豪のアドバイスをしようとしたが、皆の心意気に打たれた彼女はここは一人で戦うと宣言した。


お茶子「みんな、自分で考えて選んでる。私も、待ってるだけじゃなく、自分で考えて、みんなと同じ場所に立ちたいんだ。だから、いい」

そうして、デクに「決勝で会おうぜ」と言い、爆豪との戦いへおもむくのだった!


その間、試合は進んでゆく。


一回戦第5試合、塩崎茨と口田甲司の戦いは、塩崎の個性、ツルによってあっさり勝負がついた。

口田の個性は動物を操るというもの。このルールでは口田に勝ち目はない。ツルで絡まれ、場外に投げ捨てられたのである。

続いて第6試合。常闇と八百万。そして第7試合、切島と鉄哲の戦い。

常闇が八百万の準備を蹴散らし圧勝し、切島達個性駄々かぶりコンビは引き分けのち腕相撲となった。
これは、皆がよく知る展開と同じである。


そして、一回戦第8試合。爆豪対麗日。


お茶子が奮闘するものの、覆ることはなく爆豪の勝利と終わった。

むしろ、貴方と戦うためやる気を出している爆豪の方に、隙がなくなっていた。


彼女必死のリング破片流星群も爆破一発で破壊され、彼女は個性の使いすぎによる行動不能となり、その戦いは終了する……


この後、切島対鉄哲の再対決が行われ、全ての一回戦が終了し、二回戦がはじまる。


次の戦い。

二回戦第1試合。貴方VS轟。


ナンバー2ヒーローエンデヴァーの息子と、騎馬戦にて伝説的な結果を残した新星の戦い。

それに注目が集まらないわけがなかった!



≪特殊イベントが発生しました≫


保須市

人通りの少ない裏路地。


そこで、一人のヒーローと一つのヴィランが相対していた。


サイドキック「こ、こいつが、ヒーロー殺し……!」


インゲニウム達の入った路地の中で、彼等の後ろにはすでに二人の男が倒れていた。

彼のサイドキックだ。

それが、突然襲ってきたヒーロー殺し、ステインにより倒されたのだ。


インゲニウム「こいつは俺に任せて、お前達は応援を!」

インゲニウムが自分の携帯をサイドキックに投げた。

サイドキックの携帯は、最初の一撃をかわした際、落として粉砕されてしまっているからだ。


インゲニウムが、ヒーロー殺し、ステインの前に立つ。


サイドキック「で、でも、インゲニウムさん一人じゃ!」

ヒーロー殺しの実績から、インゲニウムより実力のあるヒーローを何人も倒しているのがわかっている。

いくらサイドキックが敬愛するインゲニウムとはいえ、たった一人では厳しいどころか間違いなく倒されてしまうほどの相手だった……!


インゲニウム「いいから行け! 邪魔だ!」


それでも、インゲニウムはサイドキック達を逃がすため、そこに立つ!

それは、誰かが残らねば誰も助からないからだ。


サイドキック「必ず、必ず応援をつれてきますから!」

ステイン「今さら身をていするか。もう遅い。うわべだけをどれだけ取り繕うと、紛い物は紛い物だ!」

ステインはため息と共に、腰の刀を抜いた。


鈍い刀の光と共に、殺気が周囲に撒き散らされる。


インゲニウム(……やはり、こいつは俺より強い。だが、俺はこれよりすさまじい太刀筋を知っている! たとえ勝てないまでも、これ以上の被害は出さないようすることくらいは出来る! ここでなんとかせねば、被害は広がるばかりだ!)

インゲニウム「お前を、これ以上暴れさせるわけにはいかない!」


ステイン「気迫だけでは、俺には勝てぬ!」


戦いが、はじまった……!



サイドキック「はあ、はあっ。インゲニウムさん。どうしよう。あのままじゃ……」


仲間を路地から運び出し、警察などへの応援は済ませた。

だが、今日この一帯にいる、すぐ来られるヒーローで最も強いのはインゲニウムその人だ。

どれだけ応援がこようと、このままではインゲニウムは再起不能に追いこまれるだろう。

最悪の場合は……


サイドキック「ダメだ。すぐに誰か助けを。でも、あれを倒せるようなヒーロー、都合よくどこにいるんだよ。そもそも、自分はそんな強いヒーローしら……」

方々へ連絡に使ったインゲニウムの携帯。それを見おろす。


サイドキック「……な、く、ない……!」


それは、混乱の極みにあったサイドキックが引き起こした、ただただインゲニウムを助けたいと思ったがゆえの行動だった。

冷静ならば、そんな発想は出てこなかっただろう。

少しでも考える時間があれば、無駄だと思いとどまっただろう。


だが、インゲニウムがあれほど実力を買い、自身もその強さを見て知っていたがゆえ、思わずその細い糸に頼ってしまった。

すがりついてしまった!


だが、その選択は。


誤ったはずの選択は……!


雄英高校。
スタジアム。

一回戦の戦いは全て終わり、今は7戦目にて引き分けに終わった切島と鉄哲の再試合。腕相撲が行われていた。

これが終われば、二回戦となり、貴方と轟との注目の一戦がはじまる。


貴方は今、それに備えて控え室にいた。

誰もいない控え室で、目を瞑り集中している。


ぷるるるるる。


時間を知らせるためアラームを設定して机の上に置いてあった携帯が鳴った。

時間がきたのではない。


電話が鳴ったのだ。


貴方は携帯を手に取り、通路の方へ移動する。


電話をかけてきたのはインゲニウムだった。

貴方(激励かな?)

なんて思いつつ、貴方は携帯に出た。


サイドキック「『貴方』、『貴方』か!?」


貴方が声を出すより早く、その声が耳に入ってきた。

息を切らせたインゲニウムとは別の声。
この声は聞いた覚えがある。インゲニウムと一緒にいた、サイドキックの声だ。

慌てたようなそれは、貴方が答えを返すより早く、さらに言葉を続けた。


サイドキック「インゲニウムさんがヒーロー殺しに襲われているんだ!」


貴方「っ!」

ヒーロー殺し。その名は貴方も知っている。
何度も新聞をにぎわせた、ヒーローを十数人殺し、二十人以上再起不能にしている凶悪ヴィランだ。


サイドキック「お前が今、どういう状況なのかは知ってる。人生をかけた大事な一日だってのも知ってる! 正直言えばお前なんかに頼りたくない! でも、でも! インゲニウムさんが、あの人がピンチなんだ! 今頼れるのは、あの人より強いのは、自分はお前しか知らない! お前に頼むのは間違っていると思う。一生かけてでも償う。自分はあとでなにされてもいい! だから、お願いだ。あの人を、インゲニウムさんを──」



──助けてっ!!!!



ワッ!!

スタジアムで、大歓声があがった。

きっと、切島と鉄哲の再戦がクライマックスを迎えているのだろう。


それが終われば、いよいよ貴方と轟焦凍の注目の一戦だ。


そう。今は雄英体育祭の最中。ここで貴方が助けに向かえば、間違いなくこれを棄権することになる。

1年に1度。高校生活中たった3度しかない未来のチャンスをフイにすることになる。


貴方は……


↓2~5 人生の岐路を決めるかもしれない選択 多数決

1:助けを求める人がいる。それに手を差し伸べる。それが出来ずに、なにがヒーローだ! 試合? 未来のチャンス? そんなの知るか! 助けに行くぞ!
2:自分の未来の方が大切。電話を切って次の試合に集中しよう


選択 1 助けに行くに決まってんだろ!


保須市裏路地


ステインと闘っていたインゲニウムはついにその身を斬りつけられ、地面に倒れふしていた。

インゲニウム(……体が、動かない!? 斬りつけられてからだ。こいつの、個性か……!)

傷を受けたことにより体がまったく動かなくなった。


ヒーロー殺しステインの個性は、他人の血を舐めることによりその者を動けなくするという個性だった。

傷を受け、その血を刀から舐められたことにより、インゲニウムは動けなくなったのである!


ステイン「……これで、終わりだ。死ね」


刀を逆手に持ち替え、ヒーロー殺しステインはインゲニウムの背中にそれをふり……


ガシッ!!


……降ろせなかった。


なにもない空間から手が現われ、逆手に刀を握ったステインの手を掴んだのだ!!


ステイン「っ!?」

なにもない?

いや、そこには、小さな穴があった。

手が通るだけの穴が、そこにあった。


ズズッ。


その穴が、ゆっくりと広がって行く。

広がるのと同時に、そこから人が。ヒーローが姿を現す!


ステイン「っ!」

その存在を察したステインは、咄嗟にその場から飛びのいた。

自分にも匹敵するヒーローの気配がそこにあったからだ。


……だが、その場に現われたのは、ヒーローではなかった。


ステインとインゲニウムの間に現れ、立ったのは、体操服を着た、一人の、学生だった。


ステイン「雄英高生?」


インゲニウム「君は!?」

インゲニウムは、この場に現れた彼を知っている。

本来ならば、絶対にここにいるはずのない。いてはいけないはずの、ヒーローの卵!


重力を操り空間を歪め、不可能を可能とし、場所と場所を繋ぐワームホールを生み出しこの場に現れた存在。



そう、貴方が、来た!!



ステイン「……そうか、今日は体育祭だったな」

ヒーロー殺し、ステインは元雄英生。

ゆえに、現われた貴方の格好を見て、雄英体育祭が今日行われていることを思い出した。

ステインは、あの祭りが大嫌いだった。

あれはまさに、偽物の奴等が集まる、腐敗を象徴する祭りだからだ!


ステイン「何故来た? そんなこと(ワープ)が出来るのなら、その祭りがどれほど大切な日かわかっているはずだ。こんな場に来たらどうなるか、わかっているのか?」


この場にワープして現れるほどということは、スカウトも放って置かない逸材ということである。

人生をかけてでもいいほど大切な一日。それほどの栄誉があの祭りにはある。

それを棄て、お前は来たのかと、ステインは問うた。

それは、本物か偽物かの試金石。


貴方「……助けてと言われました」

ステイン「む?」

インゲニウム「!?」


貴方「だから、来た。誰かが困って助けを求めている。なら、どこであろうと誰であろうと助けに来るのがヒーローというものです。雄英体育祭? そんなもの、一人の命を助けるためなら、あまりに軽いイベントだ!」

ステイン「~~っっ!!」

思わずステインの頬が緩む。


ステイン(こいつ……っ!)


一年にたった一度。しかも三度しかない、ヒーローを目指す者には最も大切な一日。そんな大切な一日を放り出し、たった一人の人間を助けに来る。

それはまさに、ステインが妄信する平和の象徴そのものの行動と言えた!

口先ではない。まさに見返りを求めない自己犠牲の、理想の英雄!


ステイン「ハァッ! 良い! お前は、良い! 口先だけの人間はいくらでもいるが、お前は、生かす価値がある。だが、こいつらは違う。そいつは違う! 俺はそれを殺す義務がある。ぶつかりあうというのなら、お前も、淘汰せねばならなくなるが、どうする?」


ぞっとするような殺気がヒーロー殺しから放たれた。

しかし、プロでもやっていける心を持つ貴方には、この程度の殺気は通じない。

足も震えず、まっすぐステインを見据える。


貴方は……


↓2 選択

1:ならば私はこの人を守る義務がある。ぶつかり合うというのなら、むしろ淘汰されるのはそちら。大人しく降伏しろ!
2:なら、私だけでも見逃してください。 あえて口にし、狙いを自分に向ける
3:なら、私だけでも見逃してください。 本気で見逃してもらおうと口にする
4:他、自由にセリフを


選択 1 大人しく降伏しろ!


ステイン「ハァッ!」

ステイン(俺から発せられる殺気を受けて、まったく揺るがない。こいつ、こいつは!)

ニヤリと笑い、ステインは貴方に飛びかかる!


インゲニウム「気をつけろ、こいつの個性は相手の動きを封じる。下手に攻撃を受けるな!」

貴方「了解しました!」

同時に、インゲニウムの周囲の空間を歪め、重力のバリアを張り、貴方はステインを迎え撃つ!



戦闘が、はじまります。

貴方
体:21 知:16 心:25 個性練度:97

↓2

1 個性で攻撃    貴方の個性練度+能力値(体、知、心)と相手の強さと対決
2 威圧する     相手にプレッシャー>>4 を与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません
4 練度上昇     周囲の物体を消費しパワーを上げる。『練度+1』するごとに『目標値+10』の制御判定 行動消費はありません
5 攻撃を受ける   防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
6 その他      逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
敵の負傷  □□□□□←戦闘不能

ステインの行動 殺人術 135 +コンマ(判定は貴方の行動選択後)

※ステインは降伏しないので戦闘不能に追いこむ以外勝利はありません
※かすり傷でも受けるとステインの特殊が飛んできます。心対心の対決で負けると行動不能。ぶっちゃけ負けです

0時まで行くぞおらぁ!

あれ、ステインて雄英じゃないんだっけ? 確認します。

選択 1 使用能力は自動的に心に決定。重力によって相手を攻撃する


迫るステインの重力を捕らえ、一気にそこに重さをかける。

貴方の重力操作と、ステインの殺人術がぶつかりあった!


ステイン 殺人術 135 +このレスのコンマ


↓1 ゾロ目あり 貴方練度97+ 心25 =122

負けるとダメージ

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:13


調べたら私立のヒーロー科だった。なんてこったい。
ご指摘ありがとうございます。お助けポイントついかじゃぁ! 13→14


ステインコンマ 44 こっちにゾロ目がないのが悔やまれるぜ

達成値 44+135=179


貴方コンマ   72 お助け使わず

達成値 72+122=194


ズンッ!!

ステインの体を重くする。

そこにすかさず、擬似恒星による重力球を撃ちこんだ。


しかし、ステインは重い体だというのに、ひねり、すれすれをかわす。


ギリギリのところかするていどで、左腕に小さな打撲の跡がついただけであった。


貴方(……できればインゲニウムさんをワームホールで逃がしたいが、戦闘中に使うにはまだ慣れが足りなさ過ぎる。かといって、下手に動かせばそこを狙われる。この人、今まで出会ってきた何者より、強い!)

ステイン(小僧と侮っていればやられる。これはまさに、天性の英雄。殺すには惜しい。だが、殺さねば我が望みがかなわぬ!)

貴方(背を向ければ必ずやられる……!)

ステイン(背を向ければ間違いなくやられる……!)

貴方(ならば今度は……!)


貴方
体:21 知:16 心:25 個性練度:97

↓2

1 個性で攻撃    貴方の個性練度+能力値(体、知、心)と相手の強さと対決
2 威圧する     相手にプレッシャー>>4 を与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません
4 練度上昇     周囲の物体を消費しパワーを上げる。『練度+1』するごとに『目標値+10』の制御判定 行動消費はありません
5 攻撃を受ける   防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
6 その他      逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
敵の負傷  ■□□□□←戦闘不能

ステインの行動 殺人術 135 +コンマ(判定は貴方の行動選択後)

※ステインは降伏しないので戦闘不能に追いこむ以外勝利はありません
※かすり傷でも受けるとステインの特殊が飛んできます。心対心の対決で負けると行動不能。ぶっちゃけ負けです


選択 1 使用能力は自動的に心に決定。重力によって相手を攻撃する


ステイン「ハアァァァァ!!」

貴方(多少の重さもものともしない。なんてパワーだ! なら、それ以上の重さをかけるまで!)


貴方の重力操作VSステインの殺人術!

その刃が貴方に届くより早く……!


ステイン 殺人術 135 +このレスのコンマ


↓1 ゾロ目あり 貴方練度97+ 心25 =122

負けるとダメージ

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:14


お助けポイント使用 14→13


ステイン達成値 14+135= 149


↓1 ゾロ目あり 貴方練度97+ 心25 =122 +21

負けるとダメージ

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:13


ステインコンマ 14

達成値 14+135=149


貴方コンマ   21 21

達成値 21 21+122=164


ズンッ!!

ステイン「!?」


ステインの体が地面にめりこむほどに重力を上げる。

並の人間ならば、これだけで骨が折れ、内臓を傷つけてもおかしくないほどのレベルだ。

かつて、雄英を襲撃したヴィラン達を押さえこんだレベルの一撃だが……


ステイン「ぐっ! ぐおぉぉぉぉ!」


この男は、立ち上がった……!

貴方「っ!」

それは、肉体の力だけではない。肉体を超える意思の力。

なにがなんでも貫き通そうとする信念の力が感じられた。


貴方(なぜそれを、もっと別のことに使えないんです!)


貴方
体:21 知:16 心:25 個性練度:97

↓2

1 個性で攻撃    貴方の個性練度+能力値(体、知、心)と相手の強さと対決
2 威圧する     相手にプレッシャー>>4 を与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません
4 練度上昇     周囲の物体を消費しパワーを上げる。『練度+1』するごとに『目標値+10』の制御判定 行動消費はありません
5 攻撃を受ける   防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
6 その他      逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
敵の負傷  ■■□□□←戦闘不能

ステインの行動 殺人術 135 +コンマ(判定は貴方の行動選択後)

※ステインは降伏しないので戦闘不能に追いこむ以外勝利はありません
※かすり傷でも受けるとステインの特殊が飛んできます。心対心の対決で負けると行動不能。ぶっちゃけ負けです


選択 4 練度上昇 


上昇させる練度を選択してください。+1~無限 ただし、上昇した値×10の目標値で心判定が必要になります※これはリスクなので相手に有利になる効果はありません

↓2 同時に制御判定。 ゾロ目あり 失敗すると個性が使えなくなります 心+25


↓4~6 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:13


上昇 +2


周囲のビルから黒い粒子が貴方にあつまる。

周囲から、更なる質量が失われ、擬似恒星の力となっているゆえの現象だった。


さらに、貴方の髪が、白から黒に変わる。

それは、個性のコントロール限界を超えた証。

今まで暴走のない安全な範囲であったが、これは違う。
一歩間違えば、貴方が全てを呑みこむ黒き『孔』と化すリスクさえある禁忌の力であった!

限界を超え、さらにパワーを引き出すことで、その色は白から黒に染まり、危険を周囲に知らせているのだ。

その黒髪の姿は、まるで悪魔が乗り移ったかの様な姿だ!


ステイン「……っ!」

ステインの足が思わず止まる。

だが、口元は緩んでいた……!


貴方
体:21 知:16 心:25 個性練度:97 +2※もう一度4を選択するまで続きます

↓2

1 個性で攻撃    貴方の個性練度+能力値(体、知、心)と相手の強さと対決
2 威圧する     相手にプレッシャー>>4 を与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません
4 練度上昇     周囲の物体を消費しパワーを上げる。『練度+1』するごとに『目標値+10』の制御判定 行動消費はありません
5 攻撃を受ける   防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
6 その他      逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
敵の負傷  ■■□□□←戦闘不能

ステインの行動 殺人術 135 +コンマ(判定は貴方の行動選択後)

※ステインは降伏しないので戦闘不能に追いこむ以外勝利はありません
※かすり傷でも受けるとステインの特殊が飛んできます。心対心の対決で負けると行動不能。ぶっちゃけ負けです


選択 1 使用能力は自動的に心に決定。重力によって相手を攻撃する


貴方「行きます……!」

ステイン「本気、というわけか!」

インゲニウム(まだ、彼には上があったのか……!)


貴方は重力剣も作り出した。貴方の持つ全てを持ち、目の前のヒーロー殺しに立ち向かう!


ステイン 殺人術 135 +このレスのコンマ


↓1 ゾロ目あり 貴方練度97+2 心25 =124

負けるとダメージ

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:13


お助けポイント使用 13→12


ステイン達成値 44+135= 179


↓1 ゾロ目あり 貴方練度97+2 心25 =124 +10

負けるとダメージ

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:13


ステイン達成値 44+135= 179


貴方コンマ   10 98

達成値 10 98 +124= 232



ステイン「オオォォォォ!!」

ステインの刀を重力剣で受け止め、さらにナイフを左手に添えた擬似恒星で受け止め、はじく。


剣だけではない。拳が、足が、貴方にめがけて飛んでくる。


身体能力は圧倒的にステインの方が高かった。

相手がコンクリートに沈むほどの重力をかけ、それでやっと貴方と互角という状態にもちこめているのが現状だ。

これがなければ、貴方は一瞬にして切り裂かれていたかもしれない。


だがっ!


貴方(覚悟ならば、負けない!)


バキンッ!!

ステインの持つ刀が、貴方の重力剣により叩き折られた。


ステイン「っ!」

その瞬間を貴方は見逃さなかった。

体を崩したステインに向かい……


貴方
体:21 知:16 心:25 個性練度:97 +2※もう一度4を選択するまで続きます

↓2

1 個性で攻撃    貴方の個性練度+能力値(体、知、心)と相手の強さと対決
2 威圧する     相手にプレッシャー>>4 を与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません
4 練度上昇     周囲の物体を消費しパワーを上げる。『練度+1』するごとに『目標値+10』の制御判定 行動消費はありません
5 攻撃を受ける   防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
6 その他      逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
敵の負傷  ■■■□□←戦闘不能

ステインの行動 殺人術 135 +コンマ(判定は貴方の行動選択後)

※ステインは降伏しないので戦闘不能に追いこむ以外勝利はありません
※かすり傷でも受けるとステインの特殊が飛んできます。心対心の対決で負けると行動不能。ぶっちゃけ負けです


選択 1 使用能力は自動的に心に決定。重力によって相手を攻撃する


ステイン 殺人術 135 +このレスのコンマ


↓1 ゾロ目あり 貴方練度97+2 心25 =124

負けるとダメージ

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


お助けポイント使用 12→11


ステイン達成値 65+135= 200


体が崩れたステイン。

だが、その目はまだ、死んでいなかった!

体をひねり、別のナイフをもちいて貴方の体を切り裂こうと動く。


貴方(でもっ……!)


↓1 ゾロ目あり 貴方練度97+2 心25 =124 +71

負けるとダメージ

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:11


ステイン達成値 65+135= 200

貴方コンマ 71 39 +124 =234

貴方勝利!


振るわれる刃を紙一重でかわす!

黒い毛先がはじけるが、その一撃は貴方は見切っていた!


ステイン「っ!」


ぎゅるん。

重力剣が形を変え、その拳にまとわりつくよう性質を変えた。


貴方はさらに一歩ステインにむかって踏みこむ。

ほぼゼロ距離。

貴方の拳とステインの腹が重なるような位置。


その位置を持って、貴方は拳から重力を収束させ、一気に解き放った!


殴る。というよりも、押す。しかしそれは、潰す。と言った方が正しいかもしれない。


ボゴンッ!!!


ステイン「かっはっ……!?」


まさか。という顔をステインが浮かべた。

重力使いの最後の攻撃が、接近戦による拳とは想像もしていなかったという顔だ。


だからこそ貴方は、ステインに向けそれを放った。

ステインが裏路地に一度叩きつけられ、小さなクレーターを生み、ごろごろと転がる。


貴方(……手ごたえあり)


それは言うなら致命傷。

もう立てないはずの一撃……


だがっ……!


ステインは、立った。

貴方の渾身の一撃を受け、それでも立ち上がった!


インゲニウム「なんて、ヤツだ……!」



ステイン「全ては正しき世界のためだ……!」

ゆらりと立ち上がったステインは、ぼそりとつぶやいた。

ステイン「多すぎるんだよ。英雄気取りの拝金主義者が!」

貴方「……」

ステイン「偽物がはびこるこの社会も、いたずらに力を振り撒く犯罪者も、すべて、粛清対象だ。正さねば……誰かが血に染まらねば! ヒーローを取り戻さねば!」


貴方「……」


ステイン「俺を殺していいのは、本物の英雄。オールマイトだけだ! 俺が、取り戻す! 英雄を! 社会を! その、邪魔は、させん!」


ステインの慟哭が響く。

圧倒的な存在感。それに、インゲニウムは押される。


貴方は……


↓2 選択

1:そんなの、知ったことか! 相手の思想など聞かない。だってお前、私にとってはただのヴィランだ! 来るならとどめをさす
2:お前の言うことも、正しいかもしれない。でも、お前のそれはただの暴力だ! 相手が攻撃するならとどめをさす
3:他、自由にセリフを
4:ステインの主張を認め見逃す

※とどめといっても殺すわけではない


選択 2 お前も正しい


貴方「……確かにあなたの言っている事も一理あるのかもしれない。正しい側面もあるのかもしれない。でも、今、あんたのやっていることは、どれだけ言葉で取り繕おうと、ただの暴力だ!」

ステイン「……チガウ! なぜわからん! 俺は、貴様は! 英雄となるべき存在だろうがアアァァ!!」


立ち上がったステインが、貴方に襲い掛かる。


貴方は……


貴方
体:21 知:16 心:25 個性練度:97 +2※もう一度4を選択するまで続きます

↓2

1 個性で攻撃    貴方の個性練度+能力値(体、知、心)と相手の強さと対決
2 威圧する     相手にプレッシャー>>4 を与える 貴方の心と相手の心で対決
3 負傷の効果を使う >>3 コンマ判定回数を1回増やす 残り0回 行動消費はありません
4 練度上昇     周囲の物体を消費しパワーを上げる。『練度+1』するごとに『目標値+10』の制御判定 行動消費はありません
5 攻撃を受ける   防御に徹する。相手の達成値がどれほど高くとも負傷は+1しかされない
6 その他      逃げるや降参、弱点を探る、他思いついた事を選ぶ場合はこちら

貴方の負傷 □□□□□←戦闘不能
敵の負傷  ■■■■□←戦闘不能

ステインの行動 殺人術 135 +コンマ(判定は貴方の行動選択後)

※ステインは降伏しないので戦闘不能に追いこむ以外勝利はありません
※かすり傷でも受けるとステインの特殊が飛んできます。心対心の対決で負けると行動不能。ぶっちゃけ負けです

あ、そうか。時間で区切ったり2~4とかでセリフを募集するという手があったのを思い出す。
ちと思い出すのが遅かったですね……


選択 1 使用能力は自動的に心に決定。重力によって相手を攻撃する


最後の一撃が、交差する。


ステイン 殺人術 135 +このレスのコンマ


↓1 ゾロ目あり 貴方練度97+2 心25 =124

負けるとダメージ

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:11


ステインコンマ 74

達成値 74+135=149


貴方コンマ   94

達成値 94 124=218


貴方、勝利!


ザンッ!!


交錯した二つの影。


はらりと、貴方の前髪がはらりと舞う。


ステイン「最後に上回ったのは、お前の、心か……」


貴方「……」


↓2~6 ステインにかける言葉


倒れるステインにかけたい言葉を募集します。

この中から使えそうなのを私がピックアップする形になりますが、最後にかけたい言葉をお書き下さい。


本日はここまで。

次回はステイン討伐後の後始末からになります。
そして、体育祭側の視点の話も。

>>411で葉隠に姿が見えてると誤解されたけど、葉隠は騎馬戦で上半身裸だったんだよな……

ていうか葉隠の顔を重力の応用で把握できるようになったけど、これって何気にすごいよな
貴方の数少ない弱点の一つが情報系のことに不得手ってことだったけど、こんな重力の使い方ができるなら
索敵とか地形把握とか建造物の構造の把握とかもできるだろうし

ワームホールでステインの位置に出現できたのもそれか

読み返してみるとステインのアレやコレがまったく表現できてなくて頭を抱えます。
やっぱり難しいキャラですね。色々脳内で補完お願いいたします。


21:45ごろ再開予定ー。


皆様セリフ案ありがとうございましたー。

>>851-652 ヒーローネームをつける授業をやるかはまだ未定です。貴方は貴方でいいかなー。なんて

>>653 気づかないフリをしておきましょう。気づくと、ヤベェデス

>>654 だ、大丈夫、目視の範囲だけだから。隠れてればわからないから。きっと。今は……

>>656 サイドキックに住所を詳しく聞いてワームホールを開くというシーンがあったのですが、テンポのためすっ飛ばしました。


今日はステイン戦の後始末をやって終わろうと思います。



≪貴方が来た!≫


貴方の一撃を受け、ステインが宙を舞う。


貴方「結局あなたは、困難から逃げただけだ。本気で世界を変えたいのなら、いくらでも方法はあった。なのに、あなたは甘えて逃げて、自分を正当化する楽な道を選んだ」

ステイン「……っ!」

貴方「あなたは模範(ヒーロー)になるべきだった。人殺しや暴力といった手段ではなく、石を投げられてでもヒーローとしてその主張を続ければ、その背中の声に耳を傾けてくれる人は必ずいたはずだ」

インゲニウム(……)

貴方「どんなに気高い理想を抱いても、どれだけ強い覚悟と信念を持っていても、困難な道から逃げ、ただのヴィランに成り下がった者に! 力あるものの心得を忘れたあなたに! 守るべきものを背負ったヒーローが負けるわけがない!!」


ステインが倒れ、地面に転がる。
手足の重力が増加し、そのまま地面に縫い付けられた。

そして、薄れ行く意識で、貴方を見上げた。

ステイン(この、背中……あぁ、この、背中だ……俺が夢見た、理想に見た、英雄の、背中……)


ステイン「ここに……いた。俺の、理想(ヒーロー)……」


どこか、満足したかのように、ステインは崩れ落ち、意識を失った。

その顔は、どこか満足したかのようだった……


ステインが完全に気を失い、戦闘不能であることを確認した。

貴方の髪の色が戻り、足もふらつく。


貴方(……今までにない強敵だった)


さすがに、限界を超えたまま個性を使い続けたのは疲労が大きかった。

体は無傷で切り抜けたが、様々な限界をいくつも超えた感覚がある。

体も心も限界を超えた性能を出した反面、その反動で、貴方自身もクタクタだった。


まだステインを拘束するため重力を維持しているが、それもいつまで持つかわからない。

もっとも、インゲニウムならばヴィラン捕縛用のアイテムもあるだろうから、それにおいては問題はないだろう。

あとは応援が来るのを待ち、警察に引き渡せば終わりだ。


最後の力を振り絞り、雄英に戻るだけ。

それで、この事件は終わりだ……


貴方「くっ……」

インゲニウム「おっと」


くらりとふらついた貴方を、ステインの個性の効果が切れ、体の自由が戻ったインゲニウムが支えた。

インゲニウム(……まだやはり、体は出来きっていない。それでもたった一人でヒーロー殺しを倒すとは、君は本当に、将来が楽しみな男だよ)

貴方「ありがとうございます」

インゲニウム「礼を言うのはこちらだ。君のおかげで、俺は助かった。サイドキックが呼んでくれたのだろうが、君は、今日、将来をかけた戦いをしていたはずだ。それなのに……俺も、仲間も、君にどう償えばいいのかわからないよ……」


貴方「そのことですが……」


↓2~4 多数決

1:私がここに来たというのは秘密で    真相は闇の中。貴方はここにいなかったことになる
2:色々違反しましたが、公表してください 貴方の功績として認められますが、貴方もインゲニウムも処罰を受けます
3:他、後始末案


多数決 1 真相は闇の中


貴方「私ががここに来たというのは秘密で」

貴方は、そう口にし、人差し指を口元に運びにっと笑った。


インゲニウム「は?」

貴方「償いというのなら、これを受け入れてください」


貴方はヒーローとはいえ、その資格を持たない『卵』だ。

いくら助けを懇願されたとはいえ、保護管理者の許可なく個性を使用し、他人に危害を加えていいわけがないのだ。

そうなれば、貴方はおろか、雄英にもインゲニウムにも処罰はおよび、大きな問題となる。

貴方だけはヒーロー殺しを捕らえたと世間で新たなヒーローと持ち上げられるだろうが、それ以外の点では大きなバッシングに発展してもおかしくない可能性を秘めていた。

特にインゲニウムは学生に助けられたなどと話が広がれば、ヒーローとしての活動さえ危うくなる。

これでは、なんのために貴方がインゲニウムを助けにきたのかわからなくなってしまう。


しかし、ここでインゲニウムに全ての手柄を譲れば、真相は闇の中。全て丸く収まるのだ!


インゲニウム「い、いや、だが、そんなことをすれば、トーナメントを放り出してきた君は……!」

インゲニウムは街灯テレビで貴方が体育祭のベスト16に残った事を知っている。

このタイミングで来たということは、それを放り出してきたというのも十分察せられた。

それはつまり、大勢の人の見ている前で、試合に現われなかったということを意味している。


インゲニウムも学校も救うというのに、貴方だけはトーナメントから逃げ出したというレッテルを大勢から貼られてしまう!

そんなことになれば、貴方がこの祭りで得た名声も信頼も地に落ちる。

トーナメントから逃げたという事実は、本戦まで残ったという栄誉さえ消し飛ばしてしまうほどの失態なのだ!


栄光ある少年の未来を潰してしまうのなら、自分が潰れるべきだ。

インゲニウムはそう考える。


だが……!


貴方「気にしない気にしない。言ったでしょう。人の命に比べれば、あまりに軽いイベントだと。むしろ、公表される方が困ります。償いをしたいというのなら、受け入れてください。それ以外、私が認めません」

貴方は断固としてそれを言い切り、主張した。
それ以外、インゲニウムの償いにはならないと言うように。


インゲニウム「君はっ……! 君ってヤツは!」


貴方「それに、私にはまだ来年も再来年もあるんですよ? むしろ、3度ものチャンスがあるんです。私にしてみれば、一度のチャンスが残っていれば十分。それとも、このチャンスを逃したらダメになるような男に見えますか?」

貴方は、笑って言い切った。それこそ、相手が気にするのがバカに思えるかのように……!

インゲニウム「……かなわないな。わかった。この償い。俺の罰を、受け入れよう。だが、出来る限りのことはするが、いいか?」

貴方「はい。そこはお任せします」

逮捕したのはインゲニウム。貴方の存在は公表されない。それだけが守られるなら、どのような形になっても構わないと、貴方は約束した。


こうして、真相は闇の中に消え、ヒーロー殺しステインは、インゲニウムによって捕縛されたという事実だけが残った……


明日の一面は『お手柄ターボヒーロー。ヒーロー殺しを見事捕縛!』これで決まりだろう。


雄英高校
スタジアム

プレゼントマイク「Hey Yo! エビバディ! ついに本日注目の一戦がやってきたぜ! 今回の体育祭でもトップの成績をたたき出し、騎馬選者伝説的の立役者となった『貴方』とNo.2ヒーローエンデヴァーの息子、氷も炎も操る轟焦凍の一戦!!」

プレゼントマイクのテンションの高さが今までよりさらにもう一段高い。

それもそうだろう。トーナメントはこの二回戦からが本番。戦闘に適さない者は振り落とされ、力と力のぶつかり合いがはじまるからだ。


プレゼントマイク「さあ、選手入場だぜ! まず姿を見せたのは轟焦凍! チーム戦では『貴方』に軍配が上がったが、その雪辱を、はたせるのかあぁぁぁ!?」

入場ゲートから入ってきた轟は、リング中央まで進み、目を瞑る。


プレゼントマイク「そしてー、いよいよ対戦相手の『貴方』がー!」

プレゼント・マイクの言葉と同時に、入場ゲートからその姿が……


……


姿が……


プレゼントマイク「……」

観客「……」


出て、来なかった。


マイク「……あれ? おーい、『貴方』ちゃーん。どしたー?」

相澤「おかしいな。ここで出てこない性格ではないと思ったが」

こんな目立つ状況、むしろ派手に派手を乗せてカブくのが貴方だ。

だが、まったく動きがないというのは相澤も不思議に思った。


ゲートから慌てて係員が出てくる。そして、手をぶんぶんと振ってある事をアピールする。

その意味は、貴方がどこにもいないということだ!


マイク「なっ、なにぃぃぃ!?」


スタジアム内を何度も探したが、誰も貴方を見つけられなかった……

ミッドナイト「タイムアップ! 規定により、『貴方』くんは棄権とみなし、失格! 轟くん、三回戦進出!」

規定された時間までに姿を見せなかったため、貴方は失格となってしまった。


観客がざわつく。

この体育祭の最終種目で回復不能の怪我という理由以外で棄権、失格というのは極めて珍しい。

理由もなく、まるで逃げたかのようなこの失格は、多くの者に落胆を与えた。


スカウトA「敵前逃亡ということか……」

スカウトB「これ、期待はずれですな」

スカウトC「こうなると、障害物、騎馬戦の評価も考え直さずを得んな」

スカウトD「人がいないとダメなタイプか。価値はないとはいわないが、一人になった途端逃げるというのは論外だな」

スカウトA「期待はしたんだがなぁ……」

今まであった高評価も、敵前逃亡という結果が吹き飛ばしてしまった……

だが、それも仕方がない。戦いを前に逃げ出すなど、強大なヴィランを相手にして戦わねばならぬヒーローにあるまじき行為。

そんな弱者、評価しろという方が無理だ。


真相を知らぬ彼等は、そう判断するしかできなかった……


スタジアム内

瀬呂「いたか?」

常闇「いや、いない」

リングに現われなかった貴方になにかあったのかと、クラスメイト達が控え室とその周辺を捜索していた。
だが、手がかりはなにもなく、控え室の前に再集合することとなったのだ。


ミッドナイト「タイムアップ! 規定により、『貴方』は棄権とみなし、失格! 轟くん、三回戦進出!」


通路に、主審ミッドナイトの無慈悲な宣言が響き渡る。


お茶子「ああ、間に合わなかったー!」

梅雨「いったい、なにがあったのかしら?」

透「携帯にも出てくれないし!」


貴方が敵前逃亡するような男でない事を知ってるクラスメイトは、なにかあったのではないかと心配する。

天哉「皆!」

デク「飯田くん!」

轟の試合が終わればこの二人の試合なのだが、どちらも控え室でじっとしているわけにもいかず、捜索に出ていた。
天哉は周囲をもう一度見て周り、再び戻ってきたのだ。


天哉「ダメだ。影も形もない。一体彼はどこに……」

ヴヴヴヴヴヴヴ!
突然天哉そのものが震えだした。

デク「うわぁ、なんだ!?」

天哉「電話だ」

透「『貴方』から!?」※さりげなく呼び捨てになったYo

天哉「いや、兄さん……?」

デク「インゲニウムから!? ど、どういうことなの? 激励かな?」

ヒーローマニアのデクが思わず食いついてしまった。

天哉は皆にすまないと手をあげ、クラスメイトから離れるようにして携帯を耳に当てる。


天哉「なんだい? 兄さん?」

インゲニウム「ああ、天哉。きっと彼は、お前にも秘密にするだろうから、せめて友達くらいは真相を知っているべきだと思ってな」

天哉「? どういう……?」

かくかくしかじかと、インゲニウムはあったことを弟に伝えた。
ヒーロー殺しに襲われたこと。貴方に救われたこと。だが、それを秘密にすると誓ったことなどなどを……


天哉「それを、『貴方』くんが……!?」


ざわっ!

次どこを探そうと会議していたクラスメイトが、天哉から出た貴方の名前に反応した。


デク「ど、どういうこと飯田君! インゲニウムの電話から『貴方』君の名前が出るなんて!」


天哉「……いいかみんな。これは、他言無用だ」

貴方の友人は自分だけではない。彼等も真相を知るべきだと感じた天哉は、携帯をしまい、口を開いた。


天哉「彼は、僕の兄を救いに行っていたようだ……」

デク「それは、どういう?」

天哉「兄は、インゲニウムは、さっき、ヒーロー殺しに襲撃を受けていたんだ……」

全員「っ!?」

その言葉に、全員が息をのむ。
ヒーロー殺し。それは、オールマイト以降の単独犯罪者では最多の殺人数をほこる、犯罪史上に名を残すだろうヴィランの名前だった。

ヒーローを目指すものなら知らぬ者はいないほどの大物。

それに襲われたと聞けば、誰もが思わず緊張する。


天哉「彼は、ピンチに陥った僕の兄を助けるため、このトーナメントを放り出し、助けに行っていたんだっ!」


さらなる告白に、全員が飛び上がらんばかりに驚いた。

これも当然だ。プロヒーローが15人以上殺され、20人以上が再起不能にされているヴィラン。

それに立ち向かいにいったなんて、驚く以外の選択肢はない!


デク「そ、それで、どうなったの……?」


誰もが気になるのは、その結果だ。

まさかと、最悪の事態が脳裏に浮かぶ。


天哉「……彼は、『貴方』君は、見事ヒーロー殺しを捕縛し、兄さんを救ったそうだ」


瀬呂「マジかよ……」

透「おおー!」

常闇「なんと……!」

勝利の一報に、全員が拳を握った!


天哉「だから、彼はここにいない……」

お茶子「あ……」

喜んだのもつかの間。その事実を思い出し、皆拳をさげた。


梅雨「『貴方』ちゃんの怪我は? 大丈夫なの?」

天哉「ああ、大丈夫だそうだ。怪我はないと聞いた。決勝前には戻ってくるそうだ。ただ……」

デク「ただ?」


天哉「彼がヒーロー殺しを捕縛に力を貸したというのは、表には決して出してはいけないそうだ」


瀬呂「なんでだよ? すげーこととじゃねーか。この敵前逃亡したって空気一瞬で吹き飛ぶほどの偉業だぜ?」

透「そうだよそうだよ。『貴方』へのブーイング全部吹き飛ばす凄いことじゃん! 人助けしたんだよ!」

天哉「ああ。俺もそう思う。でも、これが表ざたになれば、助けられたインゲニウムも、勝手を許した雄英も、それどころか彼も処罰を受けることになるんだ。彼はそれを嫌がり、立ち去ったそうだ」

瀬呂「あ……」

透「そっかー。前にも一回怒られてるしねー」

貴方が勝手に手を出すのはコレで二度目。表ざたになれば、それも問題にならざるをえなくなる。


天哉「彼はそれでかまわないと、謝罪や償いはそれにすると兄を説き伏せたそうだ。だから、みんな、このことは他言無用だ!」


瀬呂「こんなこと知って黙っとけって、マジかー!?」

透「言っちゃダメなの? すっごいことだよ。言っちゃだめなのー!?」

天哉「ダメだ。言えば、全てが無駄になってしまう。俺は皆を信頼し、これを話したんだ!」


そう言われては、誰も反論は出来なかった。


常闇「我等だけが知っていればいいことだ。誰が影口を叩こうと、我々だけはヤツの味方だ」

デク「そうだね。そうして欲しいから、僕達に教えてくれたんだろうし」

お茶子「うん。そうやね!」


天哉「だから俺は、彼の恩に報いるためにも……」


↓2 選択

1:ここで自分も棄権する!
2:全力でトーナメントを戦い抜く!


選択 2 全力でトーナメントを戦い抜く!


天哉「全力でトーナメントを戦い抜こうと思う!」

透「そうだね。『貴方』がなにも言わずに行ったのは、みんなに自分の事なんか気にせず戦ってもらいたかっただろうし」

デク「そうだね。飯田君。僕達の出来ることは、『貴方』君の分まで戦って、大きな結果を残すこと。そうすれば、『貴方』君の評価だって変わるかもしれない!」

天哉「そうだな! では、緑谷くん! 次の試合、負けないぞ!」

デク「うん。僕も、負けるつもりはないよ!」


貴方の失格が決まった今、次は二回戦第2試合。緑谷出久VS飯田天哉なのだ……!


二人はここで別れ、互いの入場ゲートへむかう。


残された者達も、貴方がいつ戻ってきてもいいよう、観客席へ戻るのだった。

※貴方の所業はクラスメイト全員が知ることになりました。


スタジアム 解説席


プレゼントマイク「さぁて! 少しの休憩を挟んで二回戦第2試合にはいるぜぇ! 今のウチに行くならトイレいっとけよ! 間に合わなくなっても知らねーからなぁ!」

貴方失格により予定より早く終わってしまう結果となったが、次の試合は予定の時間通りに開始されることとなった。

休憩に入り、観客もトイレ休憩などに立つ。


その解説席の中、イレイザーヘッドこと相澤消太は納得がいかないように椅子に身を沈めていた。

相澤(あいつが大会を放り出すなんて尋常のことじゃない。一体、なにがあった……?)

よほどの理由がなければ、腹に穴が相手でもやってくるような男だというのに、欠片も姿を現さないとは何事かと、相澤は考える。


ぷるぷるぷる。
携帯が、震えた。

誰かと思い取り出してみると、携帯に表示された発信者は……


相澤「……インゲニウム?」


かつて仕事で知り合った男からの電話だった。

特別授業の中、急な依頼で一時的にバディを組むこととなり、共に貴方という共通の知り合いによって連絡先を交換していたのを思い出す。

飯田天哉の兄であり、あの弟とは違いそこそこ軽いところはあったが、仕事については真面目な男だった。

それが、こんな時にかけてくるとは……


相澤「どうした?」


いぶかしんでも答えは出ない。彼は答えを求め、電話に出る。


……


…………


相澤「……そういうことか」

インゲニウムからの電話から、何故貴方がいなくなったのかを理解した。


相澤「だから、秘密にする。か」

面倒なルールがあるから、インゲニウムが助けたことにして、貴方は姿を消す。

確かに、合理的な理由だ。

だが……


相澤「ったく。まだ卵なんだから、そこまでの心づかいはいらないってのによ」


ため息しか、出なかった。

だが、ため息の下に、笑みがあった。


来年、この少年に落胆した者達は、来年この判断を後悔することとなるだろう。
その時、どんな顔をさせるのか。それがたまらなく楽しみになったからだ……!


──某所


正義の味方の動向。それは当然、悪とて気になる。

特に、貴方という存在ならば、直のことだった……


某所にて、死枯木弔以外にも、この体育祭をつぶさに観察する者がいた。


ミッドナイト「タイムアップ! 規定により、『貴方』くんは棄権とみなし、失格! 轟くん、三回戦進出!」


??「おかしいね。あの子が棄権なんて」

??「なにかあったんかのう?」


プルルルルッ


??「黒霧から連絡だ」

??「彼は、確か……」

??「そう。あのヒーロー殺しをスカウトに行かせた。死枯木のためにね」

黒霧「報告します……」


インゲニウムを倒したあとでステインに接触しようとしていた黒霧は、あの場で起きていたことを報告する。

彼は、当事者以外にして、唯一の目撃者だった。


かくかくしかじか


??「くっ。はははっ。はははははは!」

??「ははは。これは、ワシも腹を抱えずにはいられん。一人を助けるため、あの祭りを去ったというのか! まさにヒーローの鑑! なんだこの小僧は!」

黒霧「どうやらインゲニウムと知り合いだったようです。サイドキックから連絡を受け、助けに来たのかと」

??「そして、たった一人であの怪物を倒したと。これはこれは、予想外にして想像以上の雄傑だ。やはり、すばらしい」

??「ああ。意図せず我等の目論見まで潰してしまうのだから、彼は天性の英雄なのかもしれないのう」

目論見とは、脅迫的な思想を持つヒーロー殺しを受け入れ、死枯木弔の地盤固めに使うという計画があったからだ。
彼を使いただのチンピラ集団としか思われていないヴィラン連合を、強い思想を持った集団として社会に認知させ、社会に渦巻く悪意をヴィラン連合に集めようとしていたのだが、肝心の思想が捕縛されてしまった今、それは簡単にいかなくなってしまった。

??「だが、それを差し引いても大きな価値があった。やはり、彼はいい。彼こそが、私の新たな器に相応しい男だよ。ドクター。急いでおくれ。僕はもう、待てないよ。あの体と個性を、自分のものにしたいと、疼きが止まらない……!」

??「まあ、待て。こちらにも彼を歓迎するにはもうしばしかかる。夏までには完了するで、そこまでワクワクして待つがよいさ」

??「ふふっ。それは楽しみだ。これで僕は、再びお前の前に立てるよ。オールマイト……」


悪意は、巡りだす。

全ては、貴方を中心に……



インゲニウムを助けたことにより、それを知った人達の好感度、評価、興味が上がります。


↓1 一桁コンマ ゾロ目あり(ゾロ目の場合1桁の値を足していく)

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:11


使わない、ゾロ目、振りなおしに1票ずつ入りましたので、もう一度多数決を獲ります

↓1~3 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:11


多数決 使わないに決定しました。


クラスメイト、相澤先生、インゲニウム、あと???の好感度、評価、興味が+1されました。

クラスメイトの初期好感度を決める好感度補正が+21になりました


あと、『振りなおし』は想定としては自分だけでなく、他の人の判定も振りなおせるというのを考えていたのですが、今まで1回も説明してなかったですね。てへっ。
今度ちゃんとわかるよう説明入れておきます。

お助けポイントあげるんで今までのことは水に流すように! お助けポイント11→12


今回は最後にコレを決めて終わろうと思います。

以後、体育祭トーナメントは貴方のいない状態で進みますが、貴方が戻るまで状況をスキップしますか?
※準決勝、ベスト4に戻ってきます


↓2~4 多数決

1:スキップ   2回戦の結果だけ見る 
2:きちんと見る 時には安価、時にはコンマで結果のわからないトーナメントに突入だ!

ちなみにスキップの場合

二回戦第2試合 緑谷出久VS飯田天哉  デク勝利

二回戦第3試合 常闇踏陰VS塩崎 茨  常闇勝利

二回戦第4試合 爆豪勝己VS切島鋭児郎 爆豪勝利 になるぞ!


多数決 1 スキップで行こう!


それでは、短いですが結果固定で貴方が報告を受ける形になることが決まったところで今日は終わります。

次回は報告後フルカウルデクVS轟の対決です。

こっちはコンマ安価で決めるつもりなのでどっちが勝ち上がるか私もわかりません。


ではまたー。


21:15から再開しようと思います。

デクVS轟はコンマばっかりになる予感。



≪貴方が来た!≫


二回戦が終わり、ベスト4が出揃った三回戦。準決勝第1試合がはじまる直前に貴方はスタジアムに戻ってきた。

そこまで時間がかかったのは、姿を見せずともステイン捕縛の後始末につきあったことと、再び安定してワームホールが作れるようになるまで休憩している必要があったからだ。


スタジアムに姿を現した貴方を注目する者は誰もいない。

どうやら、敵前逃亡した貴方の事など、観客はもう興味もないようだ。

次の試合に期待しているのか、罵声さえ浴びせられない。


貴方はそのあつかいに後悔はない。
むしろ、誇らしいくらいだった。


瀬呂「おー、やっときたなー」

透「おかえりー」

天哉「『貴方』くん! 隣、開いているぞ!」

お茶子「こっちこっち!」


スタジアムに戻った貴方は、自分を手招きするクラスメイトを見て、明らかな違和感を感じた。

貴方は試合をほっぽり出してどこかへ行ってしまっていたのだから、まずそれについて追求されるのが普通だ。

だというのに、その追求を無視して普通に歓迎されたのだ。

『ずのうめいせき』な貴方でなくとも、なにかおかしいと感じても不思議はないだろう。


貴方「……ひょっとして、なにか聞きました?」


透「さー、なんのことかなー?」

瀬呂「さっぱりわからねーなー?」

梅雨「なんのことかしら?」

青山「僕は、なにも、知らないよ!」

天哉「僕達は、兄さんからなにも聞いてないぞ!」


貴方「……」

貴方(……インゲニウムさんのこと口にしてないんだけどな。でも、そうか)


貴方は、インゲニウムの心づかいを感じ取った。

世に知られて最もダメージが大きいのは、学生に助けられたインゲニウムだ。
だというのに、その危険を冒してまでわざわざクラスメイトに教えてくれたのだ。

そして、クラスメイト達の心づかいも。


貴方(言い訳として、借り物競争の延長戦をやってきたとか考えていたけれど、どうやらそれを口にしなくていいみたいだ)


だから、あえて気づかぬことにして、いつもどおりに接してくれるクラスメイトの隣に座る。


貴方(どうやら私は、いい友を持ったみたいだ)

何故いなくなったのかも責めない彼等の優しさを感じ、貴方は幸せに包まれた。


瀬呂「ところで、ここまでどうなったか、把握してっか?」

貴方「私が失格になったくらいですかね。そのあとはまだ」

透「なら、私達が教えてあげるよ!」

お茶子「うん!」


皆が、これまでの試合のことを教えてくれた。
※準決勝に出る予定の子は控え室にいます


貴方が把握していない試合はこの三つ。


二回戦第2試合 緑谷出久VS飯田天哉

二回戦第3試合 常闇踏陰VS塩崎 茨

二回戦第4試合 爆豪勝己VS切島鋭児郎

である。



まずは、二回戦第2試合。デク対天哉からだ。

9%フルカウルによって全身にワンフォーオールの力を巡らせられるデクは、こと瞬発力においては飯田天哉を超え、一瞬の動きに限定すれば、クラスでも指折りの速さである。

最高速度という点ならば、間違いなく天哉の方が速いだろう。

だが、彼はそこまでの速度を出すには加速の時間が必要だった。

ゆえに、開始直後からデクの瞬間的な速度に対応できず、緩急を使い分けられた天哉はデクに翻弄される。


そこで天哉は、奥の手をくりだした。


いわく、誤った使用法。

天哉の個性はエンジン。

そのトルクと回転数を無理矢理上げ、一時的に爆発力を生み出すという裏技を使ったのだ。

反動でしばらくするとエンストするが、これを使わねば勝てぬと判断したのである!


その一瞬の爆発力により、瞬発力さえ天哉はデクを超えてみせたのである。

一瞬にして間合いを詰め、デクに思い蹴りを浴びせ、そのまま服を掴み、場外へ投げ出そうとした。

10秒ほどしか持たないこの誤った使用法で、デクを倒す方法はコレしかない。


衝撃に一瞬息の詰まったデクはすぐ態勢を立て直し、踏ん張った。

デクも服を掴む手を逆につかみ返し、強引に投げ返そうとする。


今度は、力と力の戦いとなった。


純粋な力の対決となれば、9%フルカウルのデクに分があった。

態勢が崩れながらも踏ん張り、天哉を場外へ投げ飛ばすことに成功する。


こうして、デクが三回戦。準決勝への進出を決めたのである。


次いで二回戦第3試合。常闇踏陰VS塩崎茨。


この二人の対決は、物量対精鋭の戦いだった。

塩崎茨の個性はツル。
無限のごとく伸びるツル対実体化した影。ダークシャドウの戦いとなった。

茨は常闇に向けツルを伸ばし、自身とダークシャドウをさえぎるよう茨の壁を作り出す。

常闇もダークシャドウをくりだし、ツルを引き裂いていく。

ツルと影の戦いは、拮抗しているかに見えた。


茨「なかなかやりますね。でも……!」

常闇「っ!」


争っているうちに床に伸びたツルが常闇に襲い掛かる。

目の前に注意を向けさせ、機会を狙っていたのだ。


無数のツルが常闇の体に群がり、まるで繭のように包みこんでしまった。

これでは、身動き一つ取れない。

茨「さあ、これで終わりです」

これでギブアップしなければ、ツタを場外に運んで終わりだ。

茨「いかがします?」


??「グオォォォォ!」


茨「?」

地鳴りのような音が、繭の中から聞こえた。


ズバンッ! 巨大な漆黒の腕が、ツタを引き裂さき、繭を突き破った!

それは、巨大化したダークシャドウの腕だった……!


茨「な、なんですかこれ……」


繭を引き裂き、中から異形と化したダークシャドウが姿を現す。

茨はとっさにみずからの身をツルで守ろうとしたが、異形と化したダークシャドウが腕を横になぎ払うと、彼女は自身のツルごと場外へ吹き飛ばされた。

繭の中から姿を現したダークシャドウは、ゆっくりとしぼみ、元に戻って行く。


常闇がリングに出ると、そこにはいつも見るダークシャドウがそこにいた。


共に騎馬戦を戦ったデク達は知っている。

常闇の個性。ダークシャドウは闇が深いとパワーと獰猛さが増し、コントロールが難しくなる。逆に光が多いと弱体化し、攻撃力も弱まっていくという特性があることを。

ツルに覆われ、日の光がさえぎられたことによりパワーが増し、ダークシャドウはその牢を破壊した上塩崎茨を吹き飛ばすほどのパワーを得たのだ。

それは、この特性を知らなかった茨の戦略ミス。


茨を場外に出したあと、ツルの繭から外に出れば今は昼。光溢れる場所に出たことによって、ダークシャドウは元の姿に戻ったというわけなのである。

こうして、常闇の勝利が確定した。


二回戦第4試合。爆豪勝己VS切島鋭児郎


爆豪「俺との戦いは、どうでもいいってことかクソがあぁぁぁぁ!!」

切島、派手に爆破されたってよ。


実質貴方が勝ち逃げしたような状態を知り、爆豪はラッシュにラッシュを重ね、切島を圧倒したのだった。

切島「八つ当たりかよ……」

鉄哲「切島あぁぁぁ!」

昨日の敵は今日の友。鉄哲も必死に応援したが、爆破に耐え切れず切島もついに倒れた。


爆豪「俺は、俺は眼中にねぇってことかあぁ! 許さねぇ。絶対に優勝してやる! 逃げたことを、後悔させてやる!」

貴方が棄権し、いなくなったことにより爆豪はさらに荒々しくなった。

それはそうだろう。絶対に倒すと目標にした男が、突然いなくなってしまったのだ。
これで、荒れないわけがない。


こうして、ベスト4が出揃ったのである。


次はいよいよ3回戦。

準決勝。第1試合はデク対轟。

親と前任者の個性を引き継いだという、目に見えぬ因縁で繋がった二人の戦いである。


デクは入場ゲートに向かう直前、エンデヴァーと出会っていた。

エンデヴァー「君の活躍、見せてもらった。素晴らしい個性だね。あれはまるで、オールマイトを小型化したかのようだ」

どきりとデクは焦った。
一瞬秘密を知っているのかと思ったが、口ぶりからして知らないようだ。

デク「なにを言いたいんですか? 僕もう行かないと」

ばれてはたまらないと、横をすり抜け、行こうとする。

エンデヴァー「ウチの焦凍にはオールマイトを超える義務がある。君との試合は、テストベッドとしてとても有益なものとなる。くれぐれも、みっともない試合はしないでくれたまえ」

(轟「クソ親父の個性なんざなくたって……いや、使わず一番になることで、ヤツを完全否定する!」)
デクは、トーナメントが言われる前に言われた事を思い出した。

エンデヴァー「言いたいのはそれだけだ。直前に失礼した」

デク「……僕は、オールマイトじゃありません」

エンデヴァー「そんなの当たりま……」

デク「当たり前ですよね。轟君も、あなたじゃない!」


言い切ったデクは、リングに立つ。


プレゼントマイク「さあ、今回の体育祭もついにベスト4! 両者トップクラスの成績だ! まさしく両雄並び立ち今! 緑谷バーサス轟! れでぃぃぃぃ! スタート!」


試合開始。その合図と同時に……


デク(まず氷結が来る!)


デクは……

↓1 ゾロ目あり 知+8

01~39 フルパワーデコピンで氷結を破壊! デク負傷+1(デク、轟共に一定の負傷でレフリーストップ)
40~89 フルカウルの加速で一気に間合いをつめ接近戦! のち接近コンマ
90~   フルカウルの加速で一気に間合いをつめることに成功! 腹へ一撃! 自動成功

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


コンマ 12 知+8 =20 39以下 デク負傷+1


デク(間に合え!)

轟が踏み出した直後に生まれた氷結の壁に、デクは指をはじいてワンフォーオールのフルパワーを解放した。


巨大なスマッシュの嵐が、リング上を吹き荒れる。

氷壁が吹き飛ばされ、冷気がスタジアム内を駆け巡った。


デクの右手中指が変形し、ずきずきと痛む。

だが、氷結の一撃はすべて吹き飛んだ。


轟はすかさずもう一発氷結をくりだす。

それも、右人差し指を潰すスマッシュで打ち破った。


デク(いくらなんでも、あんな範囲攻撃はぽんぽんと撃てない。出せる限度が必ずある! あと、6回※の中で、なんとか隙を見つけるんだ!)
※6回の内訳右手の指二本がつぶれ、残り薬指と小指、そして左手の親指を除いた4本である


轟「耐久戦か。すぐ、終わらせてやるよ」

再び轟が、右足を地面につけ、氷結を放ってきた!


デクは……

↓1 ゾロ目あり 知+8

01~39 フルパワーデコピンで氷結を破壊! 次デコピンぶっぱの場合コンマ終了。以下、原作と同じ展開に突入します
40~89 フルカウルの加速で一気に間合いをつめ接近戦! 後接近コンマ
90~   フルカウルの加速で一気に間合いをつめることに成功! 腹へ一撃! 自動成功

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


コンマ75 知+8 =83 40~89 フルカウルの加速で一気に間合いをつめ接近戦!


デク(このまま続けていてもジリ貧。ならっ!)


轟(っ!?)

デク(自分に被害が出るほど近くは氷ははれない。そこまで一気に近づければ!)


氷の広がりはリングに触れた右足から扇状に広がる。

その広がりより早く接近できれば、氷の壁を飛び越え、攻撃を当てられるはずなのだ!


フルカウルによって強化された身体能力で、一気に間合いをつめ攻撃を仕掛ける。


デクの攻撃は、届くのだろうか!?


↓1 ゾロ目あり デク体17(フルカウル)+練度30=47 対 轟心10+練度38=48+このレスのコンマ

コンマで勝てば接近成功!
失敗の場合は指を犠牲にしてデコピンで脱出します負傷+1

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


轟コンマ  34 補正+48 = 82

デクコンマ 64 補正+47 =111

デク勝利! 轟負傷+1


轟の放った氷結を飛び越え、デクは一気に懐に飛びこんだ!

轟(くっ)

右手でデクに触れ、凍らせようとする。

轟(いやっ!)


ゴッ!

轟の腹に、デクの一撃が決まった!※轟負傷+1


ピキッ。

デク「くっ……!」

殴ったデクの右拳の表層が凍った(デク自身に負傷ダメージはない)


轟「げほっ……」

吹き飛んだ轟も腹をおさえ、両足でしっかりとリングに着地する。
同時に、凍っていた腹の部分。その服が砕けた。

轟はとっさに自身の服を凍らせ、防御しながら攻撃したのだ!


轟(……衝撃は完全に殺しきれなかったか)

デク(とっさにあんなことをするなんて!)


開始直後の一瞬の攻防。

デクは轟の予想を超え、轟もデクの想像を超える反応を見せた。

どちらも、判断力、応用力も優れている!


拳が凍らされた驚きにより、デクが一瞬動きを止めてしまった。

その隙を、轟は見逃さない。

殴られ、吹き飛ばされたことにより距離の開いた轟は、すぐさまデクに向け、足を踏み出し氷結を放つ!


デクの行動は……


↓1 ゾロ目あり 知+8

 01~49 まだまだ。もう一度接近戦を!
 50~99 実はこれも作戦のうち! 氷結ぶっぱで生まれた氷壁氷柱を利用し身を隠すぞ!
100~   ドクン。フルカウルがさらに体の中にたぎるのを感じる。+1%され↑実行

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


コンマ25 知+8 =33 49以下 もう一度接近戦を!


デク(離れては不利!)

もう一度、デクは近づこうと床を蹴る!


デクの攻撃は……!?

↓1 ゾロ目あり デク体17(フルカウル)+練度30=47 対 轟心10+練度38=48+このレスのコンマ

コンマで勝てば接近成功! 轟負傷+1
失敗の場合は指を犠牲にしてデコピンで脱出します※負傷+1(現在負傷+1 人差し指、中指損傷中)

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


轟コンマ  28 +補正48 = 76

デクコンマ 01 +補正47 = 38

轟勝利 デク負傷+1 合計2


デク(もう一度!)

轟「二度も同じ手が通じると思うな!」


デク「っ!」


デクの足を、轟の氷が捕らえる。

デク「しまっ!」


とっさに握った拳を解き、右手の薬指からスマッシュを放った!


バゴオォォン!!


巨大なスマッシュの嵐が、リング上を吹き荒れる。

氷壁が吹き飛ばされ、冷気がスタジアム内を駆け巡った。


足に絡まりかけた氷を弾き飛ばし、再び二人は距離をとった。


轟「これで……!」

轟が、再び右足を上げた。


デクは……

↓1 ゾロ目あり 知+8

01~39 フルパワーデコピンで氷結を破壊! コンマ終了。以下、原作と同じ展開に突入します
40~89 フルカウルの加速で一気に間合いをつめ接近戦! 今回は自動的に成功
90~   フルカウルがみなぎる。+1%フルカウルで↑!

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


コンマ 29 知+8 =37 デコピンで氷結を崩す! デク敗北確定


指を犠牲にし、耐久戦を行うデク。

指を犠牲に、時には腕を犠牲にし、轟の個性を削って行く。


壊れた指でさえスマッシュを放ち、轟を驚かせた。


デク「個性だって身体機能の一つだ。君自身冷気に耐えられる限度があるんだろう? でもそれって、左側の熱を使えば解決できるもんなんじゃないのか? 皆本気でやっている。半分の力で勝つ? ふざけるな。全力でかかってこい!」

さらに殴り合い、轟はかつての母の言葉、血に囚われることなんかない。なりたい自分になっていいんだよという言葉を思い出し、炎を解禁した。


そしてデクのワンフォーオールと炎がぶつかり合い、軍配は轟の一撃にあがるのだった……


スカウト達も、この結果にデクの評価を危ういとせざるをえなかった。
この流れ、つまりは、原作と同じってやつだ!

轟焦凍、決勝進出。


というわけで、残念なことにデクは原作同様ボロボロになっての敗北と相成りました。

まさかここに落ち着くとは……

コレがコンマの神様の選択というヤツですね。
せっかく用意したルートの半分くらい使わなかったぞ、コンマ神の意地悪!

予想より速いですが、今日はこれまでです。


次の爆豪VS常闇。こちらもコンマで結果決めます?


↓2~4 多数決

1:いや、やっぱ決勝は爆豪だろ! 結果は変わらず
2:常闇にもチャンスを! 爆豪有利だがワンチャン狙ってコンマ判定で!

※コンマは1回の判定で決まります


多数決 2 コンマでワンチャン!


では、結果を先に決めましょう。

爆豪VS常闇

勝利したのは……

↓1 爆豪 ゾロ目あり 練度35+体11 相性+20=66

↓2 常闇 ゾロ目あり 練度30+心8=38

※ゾロ目が出た場合は適応が終わるまで下に
※お助けポイントは省略


爆豪コンマ01 補正+66 = 67

常闇コンマ95 補正+38 =133

常闇勝利!!


ば、爆豪くーん!?

まさかの展開。
デクも負けてやる気失せちゃったのか?

これは、次の決勝の結果も聞かねばなりませんね。

↓2~4 多数決

1:ここで1回コンマで優勝も決めておこう
2:次じっくり轟VS常闇をやろう。


多数決 2 決勝、轟VS常闇で!

炎使われたら普通に勝てない組み合わせ。でも原作の流れをくんだ轟だからまた常闇君にワンチャンあるという。

それでは、今日はここまででーす。

0時くらいまではいるのでなにか質問があればどうぞー。
あと、どうやって常闇が勝ったのかとか、轟にどうやって勝つのかとか、アイディアくださいな。

コンマの神様、あんたやっぱすげぇな。

お付き合いくださりありがとうございましたー。


色々なご意見ありがとうございましたー。色々まとめて爆豪には泣いてもらうことにします。

しかし、これで常闇君また金星上げたら騎馬戦からの流れで指名一位いけますね。

それもコンマの神様がどんな働きをするかですけど!


グラントリノは、もうオールマイトの学生時代と同じようにゲロ吐かせまくりの特訓でいいんじゃないですかね。後でゆっくり考えます。

それでは、また次回ー。


わすれた。

それと、他アイディアがありましたらどんどん書いていってください。参考にさせていただきます。

今度こそー。


21:20分前後から再開しようと思いますー。

今日はのんびり轟対常闇の決勝戦までやろうと考えてますです。



≪貴方が来た!≫


デクと轟。勝敗決着後。


廊下

エンデヴァー「邪魔だ。とは言わんのか?」

轟「……」

エンデヴァー「左(炎熱)のコントロールはべた踏みでまだまだ危なっかしいもんだが、子供じみた駄々を捨ててようやくお前は完璧な俺の上位互換となった! 卒業後は俺の元へ来い! 俺が覇道を歩ませてやる!」

轟「……捨てられるわけねえだろ」

エンデヴァー「?」

轟「そんな簡単に覆るわけがねえよ。ただ、あの時、あの一瞬は……お前を、忘れた」

エンデヴァー「……」

轟「それが良いのか悪ぃのか正しいことなのか……少し、考える」


そう言い、焦凍は父を置き、去っていった。



一方、デクの方。

フルカウルを会得していたものの、うまく轟の範囲攻撃をかわすことが出来ず、無理に氷結を突破した結果、その手足はボロボロとなってしまっていた。

砕けた骨の欠片を取り除く手術を受け、リカバリーガールに回復してもらったが、短時間で無茶をしたその右手は凸凹に歪んでしまった。※原作と同じダメージ

リカバリーガールにこんな破滅的な方法はもうやめろと、叱られるのだった。


手術も終わり、リカバリーガールの出張保健所から観客席に戻ったデクが見た準決勝第2試合の結果は……

見たのは……


爆豪「なん、だと……?」


場外に倒れ、驚愕の表情を浮かべている爆豪の姿だった……

会場全体が、しん。と静まり返っている。

それは、歓声を上げる間もなく、唖然とするような時間で終わってしまったということを現していた。


デク「一体、なにが……?」


時は、試合開始直前に戻る。


爆豪「クソッ、クソッ、クソッ、クソがッ!」

リングに上がった直後から、爆豪は両手の中で小さな爆発を連続して鳴らし、不機嫌な状態を隠そうともしなかった。

目つきは悪く、この状態が気に入らないというのがありありとわかる。

倒すべき敵としてターゲットにした貴方は棄権してしまい、デクはわけのわからない煽りを行って轟に負けた。

それは完全に自分の事は眼中になかった行動であり、二人から敵とさえ見られていなかった気がしてしまったのだ。

爆豪「行くってんならよぉ、俺に一言声をかけろ『貴方』ァ。てめぇのいないこんな大会続けるくらいなら、俺がてめぇごとヴィランをぶっ潰してやった。あぁ?」

ぶつぶつと、心の声が漏れ出ている。

爆豪「こうなったら、1位だ。全部潰して、1位になって、てめぇを、デクを、見向きもしなかった事を後悔させてやる……!」


常闇「……心が、闇に囚われているな」


爆豪「あぁ!?」


まるでなにかを抑えるかのように腕を組み、顔の毛を少し逆立たせた常闇が口を開いた。

雄英ジャージの下で、小さくなにかがうごめいているようにも見えたが、冷静を欠いた爆豪はそれに気づかなかった。

常闇「心を、沈めよ。我等の目的は、それではないはずだ。修羅となるな。爆豪よ」

爆豪「なにごちゃごちゃ言ってんだ? 勝って1位になる以外なんの目的があるってんだぁ? てめえは負けてもいいって言うのなら、さっさとここから消えろ!」

常闇「負けるわけにはいかぬ。我が心には、白き片割れの志がある。かのもののためにも、俺も負けられぬ!」

爆豪「『貴方』みてぇな事ぶちぶち言ってんじゃねえェェェ!!!」


プレゼントマイク「スタアァァァト!」

彼等の会話の後ろでプレゼントマイクの選手紹介なんかがあったりしたが、この二人の耳にそれは届いていなかった。


開始の合図と共に、爆豪が両手を後ろに向け、爆破を推進力にして常闇の元へ突撃する。

一気にラッシュをかけ、終わらせようとしたのだ。


爆豪「騎馬戦でも散々見て、てめぇの弱点は知れてんだ! その個性、光に弱いんだろおぉぉぉ!!」

騎馬戦において、貴方の重力操作によりダークシャドウが影に隠れていたのを爆豪は見逃さなかった。

そこから、あの個性は光によって弱体化すると見抜いたのである!


ゆえに、爆破を連続して行い、ダークシャドウを弱体化させ、一気に決勝へ上ろうと考えたのだ。



だが……!


常闇「……見破られているというのは百も承知」


ドゴンッ! ドゴンッ!!


爆豪「ッ!?」

殴りつけるように、両手で常闇を爆破した。

手ごたえはあった。

あった。がっ!


ガシッ!


常闇を爆破した両手が、がしりと掴まれた。

爆豪「てめぇ……個性は……?」

爆豪を掴んだ手は、常闇の生身の手だった。

個性も出さず、爆破を生身の両手で防御し、ボロボロとなりながらも自分の腕をつかみにかかってきたのだ!


その行動に、爆豪は驚愕の表情を浮かべる。

無敵の個性を使わず、生身を爆破にさらすなど、そんなの普通の発想じゃない!


常闇「コレが出来るのは、一度きりだ。そしていつまでも、おさえてはおけん……! だから、お前からこうして開始早々つっこんできてくれるのを誘った……!」

爆豪「~~っ!」


ゾッ!


常闇の気迫に、爆豪の背筋が凍った。

掴んだ両手に更なる力がこめられ、大きく広げられた!

それは、爆豪の腹と、常闇の胸を一直線にする行為!


常闇「行けっ、ダークシャドウ! この一撃に、俺は全てをかける!!!」

ダークシャドウ「メイレイ、スルなッ!!!」


常闇の胸元から、雄英ジャージを突き破り、ナニカ黒い闇が飛び出した!

その勢いは、弾丸……いや、大砲!!!


二回戦、茨との戦いで見せた、闇の中異形と化したダークシャドウがほぼゼロ距離から爆豪へ突撃をかましたのだ!!!


ゴッ!!


次の瞬間。

爆豪は、場外に吹き飛び、大の字に倒れていた。


それは、一瞬の攻防。

爆豪が突撃して巨大な爆発が上がったかと思ったら、その爆煙の中から、爆豪が逆にふっとばされてきたのだ。

試合を見ていた観客でさえ、なにが起きたのかわからない一瞬の出来事だった。


常闇が実行したのは、シンプルな一撃必殺だった。

常闇の個性。ダークシャドウは闇が深まれば深まるほど強さを増し、獰猛さもコントロールのしづらさも増す。

試合ギリギリまでスタジアムの部屋を闇で閉ざし、ダークシャドウの力を最大まで上昇させた。

自身の抑えられるギリギリまでそれを蓄え、獰猛となったダークシャドウを胸元に収容したのだ。


ダークシャドウの弱点は光。

爆破を行えば、副次的に光も発生する。その光をダークシャドウが浴びれば、その力は爆破を受ける以上に弱体化してしまうのである。

ゆえに、光を放ちながら攻撃できる爆豪と常闇の相性は最悪と言えた。

簡単に言って勝ち目はない。

しかし、それでも常闇は諦めなかった。

共に戦った貴方の生き様と、デクの男気を見て、自身もなお頑張らねばと奮起したのである。


そこで一計を案じ、生身防御からのダークシャドウ解放に賭けたのだ。


ダークシャドウが光を浴びねばその力は弱体化しない。

ジャージの下に個性を抑え、常闇は戦いへおもむいた。


しかし、圧倒的な力を持ったダークシャドウの影響により、常闇の毛はざわめき、中でうごめくダークシャドウをおさえるため、胸元で腕を組まねばならなかった。


爆豪は、その異変を見逃した。

貴方もいなくなり、デクも敗退して爆豪の感情がごちゃごちゃしていたというのもあるだろう。
普段の彼らしくもなく、イラついていても頭は冷静とはいられなかったのだ。

自身が暴いた常闇の弱点。ゆえになっていた、大降りの攻撃。開始前の常闇の言葉。個性を使わず、自身の爆破を受ける覚悟。様々な要因が重なり、爆豪はダークシャドウ解放の目論見に気づかず、直撃を受けてしまったのだ……!


煙が消え、爆破の勢いで両手を怪我し、だらりと下げた常闇と、光の下に出て元に戻ったダークシャドウの姿が見えた。


ミッドナイト「爆豪くん、場外! 常闇君勝利! 決勝進出!!」


そうして勝者が見えたことと、主審の勝利宣言によって、やっと観客がわっと沸きあがった。


爆豪「……なん、だと?」

一方の爆豪は、なにが起きたのかもわからず、空を見上げていた。

そこに、影が落ちる。


常闇が爆豪を起き上がらせるためやってきたのだ。

もっとも、手を差し伸べるのはダークシャドウだが。


常闇「爆豪よ。違えるな。我等はヒーロー。その目的は、『1位』になることではない」

爆豪「っ……!!!」

常闇の一言に、爆豪は目を大きく見開いた。
そして、片手で顔を覆う。

爆豪「んだよ、クッソが……!」


常闇、決勝進出!


爆豪対常闇の過程はこうなりました。

どうすれば相性の悪い爆豪に勝てるのかと頭をひねり、雨やら暗雲とかでの爆豪弱体化も確かにアリかとうなずくところでしたが、ここではむしろ、爆豪は完膚なきまで、言い訳も出来ない自分の冷静さを欠いたミスで負けた方がいいと思ったので、そうさせてもらいました。


21:30から決勝を開始しまーす。


決勝、はじめるよー。


常闇の決勝進出に、観客席は大きく盛り上がる。


スカウトA「一瞬の戦いだったが、その中にいくつもの戦略が見えたな」

スカウトB「次やれば、爆豪が勝つ可能性は高いな。だが、この一瞬のチャンスをモノにする。そこは評価せざるを得ない」

スカウトC「それに、あの個性(ダークシャドウ)。あの汎用性は評価に値するものだな」

スカウトD「防御、攻撃だけでなく延ばして救出、処置など様々な使い道がある。これは、今年の目玉となりかねん」

スカウトA「勝敗はともかく、今年の一年は粒がそろっているな。ドラフト指名が盛り上がりそうだ」


そして、決勝の時が訪れた……


轟VS常闇。


こちらも、轟が炎を使えば常闇の個性を完封出来る可能性を秘めた、相性の悪い戦いであった……

だが、肝心の轟焦凍が炎を使うのか。それが、問題だ……


プレゼントマイク「さぁ、いよいよラスト! 雄英1年の頂点がここで決まる! 決勝戦。轟対常闇!! 今、スタート!!」


大注目の決勝が、今、はじまった!


轟「……っ!!」

開始早々、轟の大氷壁がリングに放たれた!


常闇は……

↓1 ゾロ目あり 常闇 練度30+ 心8=38

 01~29 試合終了  氷結されて試合終了

 30~49 轟 +1p ダークシャドウを前に出し迫る氷結をなんとか防いだ       
 50~79 変動 なし ダークシャドウを伸ばし、大氷壁を飛び越えた    
 80~99 常闇+1p 氷結発動前に轟に接近成功             
100~   常闇+2p 常闇君神がかる 氷結を飛び越えた上一撃を加えた! 

※先3ポイント先取で勝利

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『誰の振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


常闇コンマ 59 補正+38=97 常闇1p先制!


常闇「個性の使い方が、大雑把になっているぞ。緑谷に言われた事が気になっているのか?」

轟「っ!」


氷壁が生まれるより早く、常闇は行動を起こしていた。

氷壁を飛び越え、氷結を発動させた轟へ、ダークシャドウを伸ばす!


轟は……

↓1 ゾロ目あり 轟 練度38+心10-10(迷い) =38

 01~29 試合終了  そのまま轟場外へ。
 30~49 常闇+1p 掴まれ、投げられた。リングギリギリに着地

 50~79 変動 なし 投げられそうになるも、ぎりぎりでかわした 
 80~   轟 +1p カウンター成功。ダークシャドウを逆に凍らせようとする  
120~   轟 +2p 轟君整理つく。左の炎を使いだした


↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『誰の振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


轟コンマ 07 補正+38 =45 常闇+1 合計+2 リーチ!!


轟「っ!!」

ダークシャドウに掴まれ、場外に投げられろうになったところをぎりぎりで踏みとどまった。


プレゼントマイク「おおっと、轟、一気に間合いを詰められ、リングギリギリに追い詰められたあぁぁぁ!!」

相澤「轟も、動きは悪くない。だが、攻撃が単調すぎる。このままなら……」


常闇「迷いながら戦うというなら、俺はそのまま倒させてもらう。だが、俺からも問おう。お前は一体、なにと戦っている!」

轟「……っ!!」


轟は……

↓1 ゾロ目あり 轟 練度38+心10 =48 一瞬迷いが消えた気がした

 01~29 試合終了  そのまま轟場外へ。
 30~49 常闇+1p 立て直そうとするが、常闇の追撃にあいそのまま場外 試合終了

 50~79 変動 なし 追撃を受けそうになるも、氷を出し壁を作りそれ以上の吹き飛ばしを防ぎつつ止まった 
 80~99 轟 +1p 悪あがきの大氷壁でなんとか態勢を立て直した  
100~   轟 +2p 轟君整理つく。左の炎を使いだした            

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『誰の振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


轟コンマ 28 補正+48=76 変動なし なんとか押し出されるのだけは防いだ。


轟「ぐうぅぅ!!」

ダークシャドウからの一撃に、氷を背にしてリングに固定し、場外に押し出されることだけは防ぐ。

だが、常闇の優勢は揺るがない。このままでは……


常闇「考えはかわらぬか。なら、とどめだ!!」

轟(俺は……俺は……!)


↓1 ゾロ目あり 常闇 練度30+ 心8=38 対 轟 練度38+心10-10(迷い) =38+このレスのコンマ

轟勝利  回避成功 なんとか転がってリングの中央付近へ
常闇勝利 轟に追撃し、背にした氷を砕き、それごと轟場外へ 常闇勝利確定

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『誰の振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


轟コンマ 12 +補正38 = 50

常闇コンマ68 +補正38 =106


バキィン!!

轟を支えていた氷壁が砕け、そのまま轟は場外へと押し出された……

轟「……」

轟(俺だって。ヒーローに……悪ぃ。常闇……今、俺も、なにと戦っているのか、わからねえ……)


どさっ……

たいした抵抗もせず、轟は、場外へと落下した。


常闇「その心、今だ氷の棺の中か……」


残念だ。というように、常闇はつぶやいた。


ミッドナイト「轟君場外! 常闇君の勝ち! 以上全ての競技が終了!! 今年度雄英体育祭1年優勝は、A組、常闇踏陰君!!」


観客「わあぁぁぁぁぁ!!!」


こうして、雄英体育祭最後の種目は、大盛況のまま、終わりを告げた!


常闇君、勝っちまった……
まさかのストレート勝ち。コレが乗ってる時の恐ろしさか。

のんびりいくと宣言したり余裕を持ってはじめた時ほど、予想以上にあっさり決着がつく理不尽。

短いですが、今日はもうお終いー。
次は表彰式からになります。

常闇君、指名凄いことになりそうね。


今日も0時近くまでいますのでなにか質問などがありましたらどうぞー。
ついでに表彰式にやりたいこと見たいことリクエストでもありましたらー。


寝るのよー。

妹からの友好関係チェック。どっちにふれるんだろう。ワクワクとドキドキがとまりませんね。

他にありましたらどしどしどうぞー。

では!


21:30頃開始したいなーと思ってます。


妹ちゃんのデータ下手に作るとラスボス化しかねないので自重しようと思ってます。
キャラ的にも、物理的にも既存キャラを食いかねないので……


ただ、妹から見た友好関係チェックはしておこうかと。

そのためには、どれだけ妹ちゃんの心が広いかを決めておきます。

貴方の妹は、貴方の周囲に人がいても平気なのかを!

低い方が独占欲が高く、高くなると歓迎してくれます。


妹 独占欲判定

↓1 ゾロ目あり 修正なし

01~19 危険領域    下がれば下がるほどお兄ちゃん以外いらなくなる。
20~39 嫉妬深い    貴方に近づくと威嚇するくらい
40~59 普通      時々嫉妬してたまに心を開く お兄ちゃんが大好きなだけの普通の妹
60~89 平和      最高のお兄ちゃんなんだからみんなに慕われて当然だよ!
90~   菩薩様じゃった お兄ちゃん最高。そのお友達も最高! 皆が仲良くするのを見るのが大好きです


コンマ 60 ぎりぎりで平和に入った!

よかった。ラスボス化する妹はいなかったんだね!

みんなに慕われる兄を誇らしく思い、慕われて当然と思っているようです。


ついでに、体育祭後の放課後にコミュを一つとろうと思います。

まずは、キャラ選択の方法から


↓1~3 多数決

1:知り合い自由安価(クラスメイト以外も可能)
2:クラスメイト遭遇コンマで決める(クラスメイトのみ)


多数決 1 自由安価


↓2~4 自由選択 その中でコンマが一番大きかった人(同じの場合は二人、三人やっちゃいます)

一人選択してください
会った人の好感度が1桁コンマ分上がります

 1 緑谷出久
 2 麗日お茶子
 3 轟焦凍
 4 峰田実
 5 八百万百
 6 上鳴電気
 7 障子目蔵
 8 芦戸三奈
 9 尾白猿夫
10 砂糖力道
11 爆豪勝己
12 飯田天哉
13 蛙吹梅雨
14 切島鋭児朗
15 常闇踏陰
16 耳朗響香
17 瀬呂範太
18 青山優雅
19 葉隠透
20 口田甲司
21 鉄哲徹鐡
22 物間寧人
23 発目明
24 他会った事ある学校関係者 名前を書いてね

1 19


コンマの大きさ的には >>870 ですが、これ、1と19という意味なのか、それとも打ち間違いなのか。

どうなのでしょう?


そろそろはじめたいと思いますが、返答がないので判別不能ということで安価下にして。結果コンマ51がトップになって21の鉄哲選択ということになります。

よろしおすなー?



≪貴方が来た!≫


決勝後。

表彰式のためグラウンドに出た貴方の元へ、常闇がやって来た。

今から皆で常闇を祝福にむかおうとしていた矢先のことだった。


常闇「来てもらうほどのことではない。決勝までこれたのは、『貴方』、お前の生き様を見たからだからな。お前がいたから、俺は勝てた。感謝する。我が魂の片割れよ!」

貴方はにっと笑う。

貴方「我が志、我がなくともその心に生きたか。ならば、その勝利、我が勝利も同じ! 感謝する。魂の友よ!」

二人はハイタッチした。


全員(なんなんだこの二人ー!!)



デク「常闇君。おめでとう」

腕にギプスを巻いたデクが、常闇を祝福した。

常闇「最後に俺が勝てたのは、轟に迷いがあったからだ。お前の心意気、伝わるといいな」

デク「うん!」


そして、常闇は他クラスメイトにもみくちゃにされ、優勝を祝われた。


爆豪「……けっ」

轟と常闇が祝われ、慰められる中、爆豪だけは一人、その輪には加わろうとしなかった。


常闇「友となるには、まだ険しいようだな……」

ミッドナイト「それではこれより、表彰式に移ります!」

ぽんぽんと、花火が上がり、体育祭のしめ。表彰式がはじまった。
表彰されるのは、トーナメントに勝ち残った1位から3位までの入賞者達である。


三位の位置に立つのは二人。

轟に敗れたデクと、常闇に破れた爆豪だった。


その二人に、惜しみない拍手が送られる。


デク(か、かっちゃんと一緒のところに立てるなんて……!)

爆豪(デクと一緒。ふざけんな!)

二人仲良くの3位で、どこか緊張するデクと、イラつく爆豪だった。


鉄哲「くっそ、結局A組パラダイスで終わったのかよ!」

物間「僕としては、アイツ(貴方)が入賞できなかっただけで小躍りしたいくらいだけどね」

鉄哲「なにか理由があったに決まってんだろ! きっと、腹をくだしたとか……はっ! まさか物間……!」

物間「そんなこと僕がするわけないだろう……って、それってそうするって思われてるってことか? 僕が!?」

鉄哲「お前ならやりかねないと思ってよ」

物間「いくら僕でもそんなことするか!」


そこに、オールマイトがメダルを持ってやってきた。

オールマイト「おめでとう、二人とも。緑谷少年も、爆豪少年も、一つの事に集中するとそれしか見えなくなってしまう事があるな。もう少し広く視野を持て。そうすれば、君らは一気に羽化していくぞ!」

そう言い、二人の首にメダルをかけた。

爆豪「けっ」

デク「はい!」

爆豪(次は、もうねえ! 『1位』じゃねえ。俺は、自分も、他人も全てが認めるトップに立ってやる!)

デク(……僕が来たと世に示すことは出来なかったけど、不思議と後悔はないや)

デクは、三位という結果に胸を張った。
それは、轟に余計なお世話を行ったことを、後悔していないという意味である。

その余計なお世話とは、オールマイトもヒーローの本質であると認めている。


オールマイト「轟少年、おめでとう」

準優勝の轟にメダルをかけた。

オールマイト「決勝で左側を使わなかったのにはワケがあるのかな?」

轟「緑谷戦できっかけを貰って……わからなくなってしまいました。あなたがヤツを気にかけるのも、少しわかった気がします。俺もあなたのようなヒーローになりたかった。ただ、俺だけが吹っ切れてそれで終わりじゃ、ダメだと思った。清算しなきゃならないモノが、まだある」

オールマイト「顔つきが以前と全然違う。深くは聞くまいよ。今の君なら、きっと清算できる」

轟を抱きしめ、優しく背中ぽんぽんした。

翌日轟は、母に会いに病院へと向かい、過去を清算しにむかうこととなる……


最後は、優勝を果たした常闇だ。

オールマイト「常闇少年。おめでとう! 強いな君は!」

常闇にオールマイトがメダルをかける。

常闇「もったいないお言葉」

オールマイト「相性差を覆すための最大限考え抜いた一撃は見事だった。これで個性だけでなく、もっと自力を鍛えれば、取れる択はますます増えるだろう。将来が楽しみだよ」

抱きしめ、ぽんぽんと背中を叩いた。


オールマイト「さあ、今回は彼等だった! しかし皆さん! この場の誰もここに立つ可能性はあった! 御覧いただいた通りだ!! 競い、高めあい、さらに先へと登っていくその姿! 次代のヒーローは確実にその芽を伸ばしている!」

そして最後、オールマイトのなぜか「お疲れ様!」で雄英体育祭は幕を閉じる。


妹ちゃんの友好チェックコーナー!!


妹「あー、お祭りも終わっちゃった。でも、よかったなー。さすが雄英体育祭! お兄ちゃんの勇姿も見れたし、お兄ちゃんのお友達も見れた! もちろん最高画質で録画済み。これで、お兄ちゃんの勇姿を何回も見れる! 最高! 家宝にするしかないわ!」

ぐっと拳を握り、録画機器を動かして改めて最初の宣誓のところから再生をはじめた。

妹「はぁ~。普通に選手宣誓するお兄ちゃんもいいなー。障害物競走も騎馬戦も一番だったし。もう妹として鼻がとっても高いよ!」

うふふ。と笑う。

妹「ただ、障害物競走の時一緒に女の人らしきふくらみのある人と一緒に行動してたのは驚いたな。最後抱きついてきたりするんだもん。私が嫉妬深かったら大変だったよ。私は出来た妹だから、驚くだけですんだけど。でも、お兄ちゃんに春がきたら、私にもお姉ちゃんが出来る!? それはそれで、楽しみかも!」

画面をじーっと見つめる。

妹「さすがに輪郭もわかんないか。透明になれる個性なのかな。はっ! これがあれば、お兄ちゃんのお風呂覗き放題!? で、弟子にならなきゃ! それ以外にも、無重力に出来たりすればお兄ちゃんと一緒に研究できるし、同じ趣味の人も多いし。さすが雄英。みんな弟子になりたい!」

凄いなあ。と素直な尊敬のまなざしを、クラスメイト達に向けた。

妹「この後のトーナメントでお兄ちゃん途中で棄権しちゃったけど、きっとやんごとない事態が起きたんだね。途中で普通に戻ってきてたし、きっとどこかで困った人に助けを求められて、助けにいっちゃったんだろうなぁ。お兄ちゃんは昔からそういうところあるからね。ホント、仕方ないお兄ちゃんだよ」

まったくウチの兄は。と呆れていた。

録画を進め、戻ってきた後の兄を見る。皆と仲良くしている貴方を見て、妹は嬉しそうに微笑んだ。

妹「皆さん。お兄ちゃんとずっと仲良くいてくださいね」


というわけで、妹ちゃんクラスメイトを好意的に見ているの巻でした。

ラスボス化はないようで一安心。


雄英体育祭も幕を閉じ、貴方達は着替えと今後の連絡のため一度教室に戻った。

相澤「おつかれっつうことで、明日明後日は休校だ。プロからの指名などをこっちでまとめて休み明けに発表する。ドキドキしながらしっかり休んでおけ」


そうして貴方達の雄英体育祭は終わり、帰路につくこととなった。


帰ろうとする貴方に……


鉄哲「『貴方』さん!」

B組からの刺客。鉄哲徹鐡が扉から顔を出し、声をかけてきた。


鉄哲「やっと会えた。『貴方』さーん!」

ぶんぶんと手を振り、貴方にあえた事を喜ぶ。

貴方も手をあげ、鉄哲のところへと行く。

鉄哲「大丈夫でしたか? 物間のヤツに変なことされてませんか? あの失格、あまりに怪しかったんで、あいつがなにかしたのかと!」

貴方は……


↓2 選択

1:流石にそれは失礼です           と、鉄哲を諭す
2:そうそう。うっかり腹を下してしまいまして 鉄哲の話に乗った
3:いえ、ちょっと借り物競争の延長戦に行っていただけです 話をそらす


選択 3 話をそらす


貴方「いえ。ちょっと借り物競争の延長戦に行っていただけです」

鉄哲「え? 借り物競争の? え?」

ワケがわからなそうに、鉄哲は唖然とした声をあげた。

貴方「ええ。白夜の深淵を覗いた界王の救援を受け、世界の命運をかけた鍵を放り投げ、天と地を繋ぐ穴を通り、親愛なる騎士のため慈愛と勇気を届けに行っていたのです。なので、トーナメントには間に合いませんでした」

鉄哲「……」

貴方「ですが、心配してくれてありがとうございます」

鉄哲「そ、そうだったんですか! それなら、それならしかたがねぇ!」

鉄哲(言ってる意味がさっぱりわからなかったが、なにかすげぇことをやってきたのはわかった! やっぱ、『貴方』さんはすげぇや!)

貴方「わかってもらえれば嬉しいです」

鉄哲「はいっ! あ、でも『貴方』さんちょっと俺、やる事が出来ましたので、これで失礼します!」

貴方「そうなんですか?」

鉄哲「はい。一緒に帰りたかったんですけど、俺、物間に謝らねぇと! 変な事を疑っちまって!」

貴方「わかりました。では、また」

鉄哲「はいっ!」

鉄哲はそのままB組の方へと走っていった。


鉄哲の好感度が上がりました。

↓1 1桁コンマ ゾロ目あり(ゾロ目が出たらその1桁の数字を足していく)


↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『誰の振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:12


コンマ9 +鉄哲好感度56 =67 ちょっと関係が変わります 尊敬度が上がりました


鉄哲「物間、すまねぇ!」

物間「……いきなり、なに?」

まだ帰り支度をしていた物間に、鉄哲はいきなり頭を下げた。

鉄哲「お前を疑っちまった! 本当に、すまねぇ!」

物間「だから、なにが!?」

理由もわからず、混乱するしか出来ない物間であった


鉄哲の好感度が67になりました。尊敬度が上がりました。


翌日。

『お手柄ターボヒーロー。ヒーロー殺しを見事捕縛!』

という見出しの一面記事が、世に躍り出た。


この逮捕からヒーロー殺しの素性はあらゆる角度から暴かれて行くが、ヒーロー殺し本人がなにかを外にむけて語るということはついになかった。

報道されたのは、ただ、一言。

『俺の理想(ヒーロー)が、帰ってきた』

それだけだった。


それは、誰もが彼を逮捕したインゲニウムの事だと考え、一事その元へ取材が殺到したが、インゲニウムはそれに関して、むしろ否定的な答えを返した。

最もそれは、オールマイトの再来とまで言われ、過剰報道だということを戒めたとされている。


こうして、オールマイト出現以後、単独にて最も多くのヒーローを殺傷した最大のヴィランは逮捕され、インゲニウムは一躍トップヒーローの仲間入りを果たすのだった。


もちろん。その真相は、闇の中だ……


インゲニウム「天哉」

有名人になりすぎ、一事実家に避難してきたインゲニウムが弟に語りかけた。

天哉「なんだい兄さん」

インゲニウム「お前は、いい友と、いいライバルを持ったな。お前達は本当に大きくなる。俺が保証するよ」

天哉「はい! ありがとうございます!」

インゲニウム「お前はもうちょっと砕けた方がいいかもなぁ」

ぺこりと直角のように頭を下げた弟を見て、インゲニウムは苦笑を浮かべた。

ちなみに、彼のサイドキックは貴方に大変感謝し、何度も何度も頭を下げた。
気に入らないし認めないと口にはするが、貴方への感謝は、一生忘れないだろう……


こうして、ヒーロー殺しは逮捕され、ひと時世を震撼せしめたが、結局は個の暴走としてだけあつかわれ、悪意の大きな広がりとはならなかった。

ヴィラン連合の増強はなされず、強大なネームドヴィランはまだバラバラに動き続ける。


だが、真の巨悪は、水面下で、じっくりゆっくりと、その真の光へ手を伸ばそうとしていた……

……こんなシンプルな足し算間違えるなんてぇ!
鉄哲の好感度65です。私の頭の計算機はなにをどう計算したんだろう……

お助けポイントを1プラスいたします。12→13


さて、体育祭が終わりました。

それにともない、ステインを倒したのと体育祭をクリアしたのの成長を行います。

それと、体育祭での全体好感度のアップも(途中でやったのはステインを倒しに行ったことによる変化です)


ステインを倒したので、全能力への成長判定を行います。

その後、体育祭での通常成長判定と好感度アップを。


そして、貴方に対してプロから指名が入るかどうかのコンマも行います。

さすがにインゲニウムの事務所は指名をくれるでしょうが、それ以外の事務所が貴方に気づいたかどうかを。

その結果によって、どこに職業体験に行くのかを決めて、本日は終わろうと思います。

ぶっちゃけニュースと体育祭の状況を見ればどこの業界も「あっ(察し)」ってなると思うが


ステインという強敵を倒しました。

その激闘により、貴方は成長しました。 >>5 成長に関して

↓1 知 現在16(現在経験値1) ゾロ目あり↓もずっと同じく

↓2 体 現在21(0) ↑ゾロ目の場合、適応が終わるまで下に移動

↓3 心 現在25(0) ↑ゾロ目の場合、適応が終わるまで下に移動

↓4 個性 現在97(現在経験値42) ↑ゾロ目の場合、適応が終わるまで下に移動

↓5 お助けポイントの使用する? イエスの場合のち多数決 ↑ゾロ目の場合、適応が終わるまで下に移動


知コンマ   9 知16(1) → 16(10)

体コンマ  21 体21(0) → 22(0)

心コンマ  43 心25(0) → 26(0)

練度コンマ 75 個97(46)→ 98(0)


に成長しました。
個性アップはきっとステインのところに行く時ワームホールを開いた影響でしょうね。


体育祭が終わりました。

様々な競技を潜り抜けた結果、貴方は成長しました。

こちらで選べるのは一つだけです。


↓2 アップさせる能力を選んでください。 同時にゾロ目あり判定

1:知を上げる(知アップ) 現在16(現在経験値10)
2:体を上げる(体アップ) 現在22(0)
3:心を上げる(心アップ) 現在26(0)
4:個性を上げる(練度アップ) 現在98(0)

↓4~6 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『誰の振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:13


選択 3 心

コンマ57 心26(0) → 27(0)

に成長しました。


体育祭が終わったので、知り合い全体の好感度が上がります


↓1 1桁コンマ ゾロ目あり(ゾロ目の場合1桁の値を足していく) この上昇値は初期好感度に+されます(現在初期補正+21)

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『誰の振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:13


コンマ 09 体育祭に参加していたクラスメイト、B組、サポート科、および先生の好感度、評価が9あがりました。

クラスメイト初期好感度が+30になりました。これで最低でも友人スタートになります。


本日ラスト。

貴方指名あるかコンマを行います。

>>903 のように、察する事が出来るところがどれだけあるかですね。

とはいえ、ワープできなきゃ間に合わない距離の学校と保須市。学生とヒーロー殺しでそれを結び付けられるのはかなり限られているでしょうが。


↓1 ゾロ目あり 障害物、騎馬戦1位+30 途中失踪棄権-30 プラマイ0

 ~79 指名なし 受け入れ40件の中から選ぶ事に
 80~ インゲニウム事務所以外から1件指名あり!
100~ インゲニウム事務所以外から数件指名あり! 100超えた分(+1)の指名あり 100で1件てこと

↓3~5 多数決 お助けp>>10 を使用するか する場合、『ゾロ目に』か『誰の振りなおし』かを 判断不能なのは安価下
現在値:13

※80以上で指名をもらえないといけないところに行ったクラスメイトと同じ事務所にいけるようになります。
 もちろん一人で別の有名ヒーローのところへ行っても問題ありません



コンマ 78 おしい。どうやら関連性に気づけた者は誰もいないようだ。


貴方に来た指名は、インゲニウム事務所からだけのようです。

なので、有名事務所から指名のあった爆豪や轟、そして特殊なデクとは共に職業体験を行う事は出来ないようです。

麗日、切島、八百万も指名組なので一緒は出来ません。

天哉はマニュアル事務所に行く理由がなくなったので、別の指名に行くと思われますが、貴方がインゲニウム事務所を選択すると、おまけでついてきます。


さて、職場体験の場所を決めるわけですが、その前に常闇などの指名数をコンマしておきます。

トーナメントで結果が違った人達を決めてゆこうと思います。
それが終わった後に、貴方の職場体験でむかう事務所を決めるので。どういうところがいいのか、もしくは誰と行くかを考えておいてください。


最初に決めるのは優勝した常闇君の指名数!

↓1 2桁コンマ

↓2 2桁コンマ

この二つをかけた数が彼の指名数です。ただし、最低3600(原作爆豪が3556だから)


あとは爆豪と轟。そして梅雨。せっかくなので天哉も決めておきましょうか。
他にトーナメントで活躍してコイツの数も出そうぜ! という人があったらどうぞ。


常闇君の受けた指名は4095件のようです。

原作の轟が親の話題こみで4123なので単独でこの数字は驚異的でしょう。


次いで準優勝轟を決めます。

↓1 2桁コンマ

↓2 2桁コンマ

この二つをかけた数が轟の指名数です。こちらも最低値は3600 ただし常闇の数字は超えない(4000で停止)


コンマ 00×72=7200

マックス4000のため、轟君の受けた指名は4000件となりました。優勝してたらハンパなかった。

続いて爆豪です。

↓1 2桁コンマ

↓2 2桁コンマ÷2

この二つをかけた数が轟の指名数です。こちらの最高値は3600になります。


コンマ 04×(44÷2) =88 シシシって、すげぇ。


指名は88件でした。
がっくんと減る爆豪君。優勝がないとこんなにも減るのかと驚く。まあ、トーナメント前に暴れまわったりしたからねぇ。


次いで天哉君。

↓1 2桁コンマ

↓2 2桁コンマ÷3

この二つを掛け合わせた数字が天哉の指名数です。


コンマ 24×(47÷3)=376(切り上げ)


天哉の指名は375件。原作の301より増えました。


あとは梅雨ちゃんの指名数を決定します。あと、決勝に残った障子と口田も!

↓1 梅雨 2桁コンマ

↓2 障子 2桁コンマ

↓3 口田 1桁コンマ

これが終わったら、貴方の職場体験で行く事務所を決めようと思います。


梅雨 2桁コンマ 07

障子 2桁コンマ 60

口田 1桁コンマ  5

意外に偏るコンマさん。

梅雨ちゃん貴方の低評価に引っ張られた可能性がありますね。

他原作と変わらなかった人達は同数の指名と考えてください。


最後に職場体験で貴方がどこに行くかを決めようと思いますが、その前に決め方を。


職場体験の決め方。

まず誰かと同行するか。

選択
1:イエス
2:ノー

ここでイエスの場合、キャラ選択で、そのキャラと同じ分野にむかいます。
原作で行った事務所が不明の場合、次へ

選択後、どの分野に行くか

1:レスキュー
2:ヴィラン退治
3:その他

※クラスメイトが一緒の場合↑はクラスメイトにあわせられるため省略します


ラストはどの事務所か。

既存のプロヒーローか、オリジナルかになります。


さて、これらを決めるのに、安価にするか、コンマにするか。

↓2~ 多数決 先3票入ったヤツ

1:自由安価で!
2:コンマで!
3:安価でかつコンマ(自由に選択して高い人のを選択というアレ)


多数決 2


ではコンマで決めよう!

貴方の選んだ事務所に、共に行く人はいたか……?

↓1 偶数か奇数か

偶数:いた
奇数:いない

975超えたら立ててきます。


コンマ 偶数 どうやらいたようだ

誰と一緒になったのだろう?


↓1 2桁コンマ

01~07 峰田実
08~14 上鳴電気
15~21 障子目蔵
22~28 芦戸三奈
29~35 尾白猿夫
36~42 砂糖力道
43~49 飯田天哉
50~56 蛙吹梅雨
57~63 耳朗響香
64~70 瀬呂範太
71~77 青山優雅
78~84 葉隠透
85~91 口田甲司
92~00 自由安価

※優勝の常闇は指名に行ったのでリストにいません


コンマ 95

まさかの自由安価。

↓2 上のリストから一人


選択 飯田天哉 でいいのよね?


彼は、インゲニウムのところへ?


↓1 偶数か奇数か

偶数:インゲニウム事務所
奇数:別のヒーロー事務所


コンマ 奇数

どうやら二人でインゲニウムを避けたらかぶったようだ。


それでは、どのヒーローを選んだ?

↓1 ゾロ目あり

01~19 なぜかマニュアル事務所
20~39 デステゴロ   ヴィラン退治1
40~59 シンリンカムイ レスキュー&ヴィラン退治
60~79 バックドラフト レスキュー2 
80~90 先取り林間学校 プシーキャッツ 虎
100~  自由安価へ オリジナルもあるよ


コンマ57 シンリンカムイ

どうやら貴方達はシンリンカムイの事務所を選んだようです。

デクの実家にも近く、Mt.レディの事務所もあるので、ひょっとするとミスター峰田にも会うかもしれませんね。


事務所が無事決まったところで、本日は終わりとなります。

次回は指名の話をやって職場体験にまいろうと思います。

天哉と共に、どんな職場体験になるのやら。

ついでに次スレ。次回はこっちで再開しようと思いますのでこのまま埋めちゃって下さい。
【安価・コンマ】貴方のヒーローアカデミア Vol.4 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476629360/)

質問やリクエストも一緒にどうぞー。

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