ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ……

P「Zzzzz」ｳﾂﾗｳﾂﾗ

ﾂｷﾞﾊｰ…ﾑﾗｰ…

P「うん？」

P「あ、すみません。次の駅、どこですかね？」

「ん？次はアイドル村だよ？」

P「あ、良かった良かった。ちょうど降りる駅だ。」

「その荷物、旅行かな？」

P「いんや、引っ越しなんですよ。」

P「都会から離れて地方で働こうかと。」

「あー、なるほど。」

P「ま、仕事まだ確定してないんで勇み足なんですが。」

「まあ、ここらへんは人手不足しとるからね？大丈夫じゃろ。」

P「はは、それなら助かります。」

ｷｷｰ

…ｱｲﾄﾞﾙﾑﾗｰ …ｱｲﾄﾞﾙﾑﾗｰ

P「あ、着きましたね？それじゃあ。」ｽｸｯ

「ああ、それじゃあ頑張って。」

P「ありがとうございます。頑張りますよ。」



ﾄﾞｱｶﾞｼﾏﾘﾏｽｰ

「ふう、気の良さそうな若者じゃないか。」

ﾂｷﾞﾊｰｱｲﾄﾞﾙﾑﾗﾃﾞｽｰ ﾂｷﾞﾊｰｱｲﾄﾞﾙﾑﾗﾃﾞｽｰ

「あれ？じゃあさっきの駅は…？」

P「うし、着いたか。のどかで良いところじゃないか。」

???「こんにちは！モバPさんですね？」ﾃｸﾃｸﾃｸ

P「ん？あなたは？」

ちひろ「私、お電話で話しました千川ちひろと申します！ようこそ、アイドル村へ！」

P「ああ、どうも！これからお世話になります！」

ちひろ「こちらこそ♪」

ちひろ「さあさあ、早速モバPさんのお家に向かいましょうか！」

P「お願いしますね。」

ちひろ「荷物は運んでありますからね。」

モバP宅

P「おー。」

P(意外と広くて綺麗だな。)

ちひろ「さあさあ、どうぞ。」

P「あれ、知らない額縁やぬいぐるみ、テレビ、アロマがありますね。」

ちひろ「住民の方からプレゼントだそうですよ。」

P「おお、マジですか！あとでお礼言いに行かないと。」

P「ベッドも付いてる。」

ちひろ「こちら備え付けになってます♪」

P「良いですね。家賃はおいくらですか？」

ちひろ「こちら14万モバコインとなっております♪」

P「」

P「14万!?嘘でしょ？」

ちひろ「あれ、言ってませんでした？」

P「いやいやいや、払えませんよ…。」

ちひろ「あらあら、じゃあ仕方ないですね♪」ｽﾙｽﾙｽﾙﾇｷﾞﾇｷﾞ

P「な、何を？」

ちひろ「体 　で　払　っ　て　下　さ　い」ﾆｯｺﾘ

P「」

ﾁｭﾝﾁｭﾝ…

P「」ﾁｰﾝ

ちひろ「さあさあ、モバPさん、今日は初仕事ですよ！」ﾂﾔﾂﾔ

P「え、仕事まだ決めてないんですが。」

ちひろ「あれ？覚えてないんですか？」

ｶﾁｯ ｷｭﾙｷｭﾙ

『なります！ちひろ様の物になりますからもう許してえええ！』

ちひろ「就職おめでとうございます♪」

P「」

ちひろ「モバPさんには家の雑貨屋さんを手伝ってもらいますね。」

ちひろ「お仕事は接客と配達が主になります。」

P(あれ、意外とまともな仕事なのか。)

ちひろ「行きましょうか♪」

店内

ちひろ「さて、早速ですが配達のお仕事をしてください！」

P「いきなりですね。」

ちひろ「挨拶も兼ねてますから♪」

ちひろ「今日の配達リストはこんなところですね。」

P「ん？」ﾍﾟﾗ











花屋『アイオライトブルー』
洋裁屋『レッドリボン』
アロマ屋『ウィドゥ』
喫茶『ラッキークローバー』

P「」ｿﾞｸｯ

1件目

喫茶『クローバー』

P「なぜか悪寒が。」ﾃｸﾃｸﾃｸ

P「ちひろさんに渡された地図によればここの筈だが。」ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

???「は、はい…?」ｶﾞﾁｬﾘ

P「あ、すみません。ちひろんの所から来ました。」

???「あっ！」ﾊﾟｧｧ

P(なんかすげえ良い笑顔してる。)

???「はじめまして、Pさん。私、智絵里っていいます。よろしくお、お願いしますね。」

P「はじめまして、こちらこそよろしく。」

P「品物の配達に来たんですけどどちらに置けば？」

智絵里「お、奥に来てもらえますか？こっちです。」ﾃｸﾃｸﾃｸ

店内

智絵里「こ、ここです。」ｶﾞﾁｬ

P「あれ、ここベッドルームじゃ？」

智絵里「ち、チョップですっ。えいっ。」

ﾄﾝｯ

P「うっ。」ｸﾞﾗｯ

ﾎﾟｽｯ

P(あっ、ベッド甘い…匂い…)ｸﾞﾗｸﾞﾗ

ﾄﾞｻｯ

智絵里「えへへ…Pさん、ゲットですっ。」ｷﾞｭｯ

ﾁｭｯ♪

P「んむっ!?や、やめ…」

智絵里「止めません♪」

ﾁｭｯ♪ﾁｭｯﾁｭｯﾁｭｯﾁｭｯﾁｭｯﾁｭﾁｭﾁｭｯﾁｭｯﾁｭｯ♪

P(あ、あぁ＾~)