絶対に笑ってはいけないスクールアイドル24時 (430)

※軽度のキャラDis、本家ネタ、キャラ崩壊を含みます。

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感情抑制の深淵─────

───その時人は、恍惚に満ちていた。


絶対に笑ってはいけないスクールアイドル!
舞台は秋葉原にある音ノ木坂学院!
そこでアイドルの5人は、新人アイドル研修生となり、笑う事を許されない生活を送る事となる。

AM.8:00 とある公園

───朝。
小鳥の囀りと、そよ風に揺れる木々の和やかな音が、5人の心を和ませる。
公園に集められた5人の表情には、まだ笑顔が。

凛「うぅ~寒いよぉ~…」

真姫「そんな薄着で来るからよ。もう初秋よ?」

希「逆ににこっちは防寒完備バッチリ過ぎやわ。不審者かと思ったわ」

にこ「寒いの苦手なのよ。全く、何でこんな時間からなのよ…」

穂乃果「ここから24時間かぁ…長いなぁ…」


今回罰ゲームを受けるのは、

高坂穂乃果
星空凛
西木野真姫
矢澤にこ
東條希

の5人。
何故この5人が罰ゲームを受ける事になったのかは省くとし、これから24時間、彼女等は笑う事を禁じられる過酷な生活が始まろうとしている。

ここで待て!

穂乃果「ここで待てだって」

にこ「命令口調なのが腹立つわね」

凛「いつまで待てばいいんだろう。寒いんだけど」

にこ「カイロあるけど使う?」

凛「おぉ!ありがとうにこちゃん!」

希「にしても静かやなぁ…」

真姫「まぁ日曜日だからね。皆まだ寝てるのよ」

穂乃果「穂乃果もこたつに入って寝たい…というか帰りたい…」

希「帰ろうか」

にこ「いや駄目でしょ」

凛「でも別に凛達がやる義理は無いにゃ」

真姫「車呼ぶから待ってて」

にこ「いやいやあんたら何帰ろうとしてんのよ」

穂乃果「にこちゃんは帰りたくないの?」

にこ「帰りたいけど、帰ったら怒られるでしょ」

真姫「ん?誰か来たわよ」

凛「ん?」


花陽プロデューサー「おーい!お前ら~!」

穂乃果「花陽ちゃんだ」

真姫「えらく遠い所から登場したわね」

花陽「おーい。お前らおはよう」

5人「wwww」

凛「かよちん喋り方おかしいよww」

花陽「何がおかしいん?こ、これが普通やろ。わた…俺はお前ら売れてない安いアイドルの、プロデューサーや」

希「アカンwwww関西弁やめてwwww」

にこ「所々イントネーションおかしいしww」

穂乃果「ちょっとこの調子で行かれると無理だよ絶対!」

凛「こんなの絶対笑うよ!」

花陽「ごっ、ごちゃごちゃうるさいぞ。わ、俺はお前らのプロデューサーや」

真姫「何で2回言ったの」

にこ「一人称は俺なんだ」

花陽「それよりお前ら、これから音ノ木坂に向かう言うてんのに、何やその格好は」

穂乃果「いや…別に普通の私服ですけど…」

花陽「お前らみたいな売れてないアイドルは、もっと目立って世間の…め、目を惹き付けんと、この世界では生き残れんぞ」

希「wwww」

凛「む、無理な口調やめてww」

にこ「売れてないアイドルって…ラブライブ優勝してるんだけど…」

花陽「ごちゃごちゃうるさいぞ!私語は謹むように!」

凛「凄い厳しいんだね…」

希「もうアカンウチこの花陽ちゃん無理やwwww」

真姫「希がハマってるわね」

花陽「えー、お前らの為に、衣装用意してるからそれに着替えるように」

穂乃果「着替えるって…ここでですか?」

花陽「馬鹿野郎!アイドルたるもん!こ、こんな人目につく所で着替えられるかっ!そんなんやから売れへんのやぞ!」

穂乃果「ww……はい、すいません」

凛「かよちんお願いだから噛まないでw」

花陽「誰がかよちんや。わ…えー…俺はお前らのプロデューサーや」

真姫「あくまで台本から逸れないつもりなのね」

花陽「ほんなら、あそこに着替えのボックスがあるから、みんな着替えてぇや」

穂乃果「はーい」

にこ「衣装って曲のって事?」

希「曲の衣装によってはキツくない?」

凛「あー…今からもう嫌になってきた…」

真姫「暖かい衣装ならいいんだけど…」


5人はそれぞれの名前が書かれたボックスへと入り、用意された衣装を着る。


花陽「みんな準備出来たか?ほんなら高坂、お前から出てきて貰うで」

穂乃果「はい」バーン
太陽サンサン熱血パワー高校生

花陽「おぉ、高校生らしいな」

穂乃果「いや、高校生ですけど。と言うか普通の音ノ木の制服ですよね…」

花陽「じゃ次、星空」

凛「はい」バーン
勇気リンリン直球勝負高校生

花陽「……可愛ええな」

凛「あ、ありがとう…ございます」

花陽「次、西木野」

真姫「はい」バーン
スター西木野高校生

花陽「おぉ、スタイルええなぁ」

真姫「…どうも」

花陽「次、東條」

希「ほーい」バーン
まほうつかい御用達高校生

花陽「黒じゃなくて縞ニーソやったら俺好みやったわ」

希「何の話ですか」

花陽「じゃあ最後、永吉」

4人「www」

にこ「……」バーン
にこにーはみんなのモ・ノ()高校生

希「5人目やったから何か来るかと思ったけど」

穂乃果「普通なんだね」

にこ「知らないわよんな事」

花陽「ほな、今からルール説明するで」

5人「はい」

花陽「一つ!お前らはこれから、新人アイドル研修生になって、24時間音ノ木坂学院で研修してもらう!」


一、新人アイドル研修生となり24時間音ノ木坂学院で研修生活。


花陽「一つ!研修生活中は、何があっても笑ってはいけない!」


一、24時間、絶対に笑ってはいけない。


花陽「一つ!笑ってしまったら、その場でキツいお仕置きを受けてもらう!」


一、笑ってしまったらおしおき!


花陽「以上や」

穂乃果「えぇーっ」

凛「その笑ったらいけないって理由がよく分からないんですけど」

花陽「口角が上がったらアカン」

凛「え?」

花陽「こうっ……ブフッ!口角が上がったらアカンねや」

5人「wwww」

希「もう頼むから花陽ちゃん変な事せんといてwwww」

にこ「凛もいちいち聞き返さないでいいでしょ!」

真姫「そもそもアイドル研修なのに笑顔禁止ってどういう事よ」

花陽「それは……あのほら、あれです…。…………時間やからバス停行くで」

穂乃果「省いたよww」

凛「あぁそこ突っ込んだら駄目な所だったかww」

希「駄目やもうウチ自信無いわwwww」

にこ「というかバス乗るのね」

真姫「…嫌な予感……」

花陽「あ!バス来たで!これが音ノ木坂学院のスクールバス、
『音ノ木KKEスクール号』や」

5人「wwww」

希「絵里ちの顔どアップてwwww」

穂乃果「あぁこれ絵里ちゃんとプリクラで撮った奴だ」

にこ「ペコちゃんじゃん」

花陽「この…音ノ木KKEスクール号という素晴らしい名前を付けたのは、ス、スタイル抜群で…賢く…てww」

5人「wwwwww」

にこ「あんたは笑っちゃ駄目でしょうがwww」

花陽「す、すいません…ww」

希「も~乗りたくない!帰りたい!」

花陽「えー…その、賢くて可愛いお方が付けて下さった、由緒正しいバスなんや」

真姫「由緒正しいバスって何よ」

花陽「それじゃ、このバス乗ったら笑ったらいけないスタートや。皆気引き締めてな」

凛「遂に始まるのか…」

穂乃果「よーし気を引き締めて!」

にこ「……行くわよ!!」

希「絶対笑わん!」

真姫「…よし!」

穂乃果「行きます!」

プーッ!

笑ってはいけないスタート!


花陽「奥から東條、西木野、高坂、星空、矢澤の順に座ってな」

穂乃果「はぁ…」

凛「席順まで決まってるんだね」

真姫「私達以外にも乗客いるのね」

『5人以外にも数名の乗客が乗車』

穂乃果「……あれってさ」

にこ「ん?」

穂乃果「明らかにサラリーマンの人だよね」

4人「……」

穂乃果「あの人も音ノ木に来るの?」

西木野「ブフッww」

希「……w」

穂乃果「…………禿げてるし」

4人「wwwwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

にこ「ちょっ、穂乃果余計な事言うんじゃないわよwwww」

凛「黙っててよww我慢してたのにさwww」

希「え?何?何!?あいたぁッ!!」バシーン

真姫「いづっ!?」バシーン

凛「にゃあっ!?」バシーン

にこ「にごぉっ!」バシーン

『笑ってしまうと音ノ木の不良生徒に竹刀でケツをシバかれる』

4人「……っつー」

穂乃果「……」

希「こ、これ…痛ない?」

凛「アイドルにやる罰ゲームじゃないにゃ…」

にこ「あの不良生徒の中身どう見ても男よね?ガタイ良いし…」

真姫「はぁ~……いたた…」

穂乃果「そんな痛い?」

真姫「叩かれてみたら?」

穂乃果「お断りしますっ!」 

真姫「んふふっww」


デデーン

西木野 OUT

真姫「ちょっとこの人追い出して!!」バシーン

穂乃果「……」

真姫「ふぅ……平常心平常心」

にこ「切り替えて切り替えて」


遂に始まった過酷な罰ゲーム。
既に忍び寄った魔の手。しかし、まだ罰ゲームは始まったばかり。

走行中……。

5人「……」

真姫「……道違わない?」

希「あ、気づいた?」

凛「これ遠回りしてるよね」

穂乃果「あの、これ遠回りですよね」

花陽「……」

希「無視や…」

にこ「台本に無い事はやらないつもりね」

凛「かよちんアドリブ力無さすぎにゃ」

停留所に到着

プーッ!

ガラララッ

5人「!」

海未「…」乗車

穂乃果「……フフ…」

にこ「……w」

ことり「ちょっと待ってよシー!」乗車

希「この2人か…」

海未「…何だ」

ことり「本当に辞めちゃうの?部活」

海未「あぁ」

ことり「……何で?ねぇ何で!?一緒に盛り上げていこうって言ったじゃん!」

海未「…気が変わった」

希「海未ちゃんの箇条口調がやばい…w」

ことり「……もしかして、先輩のせい?」

海未「……」

ことり「……やっぱり先輩が原因なんだ…」

海未「……」

ことり「……ねぇ、辞めるんだったら、最後にアレやってよ…」

海未「……」

ことり「やってくれたら…ことりは手を引く…」

海未「…わかった」

ことり「……」ガサゴソ

穂乃果「えぇ…何?」

ことり「私達、『鼻クワガタ部』の思い出を最後に残そう」

5人「wwwww」


デデーン

全員 OUT


にこ「鼻クワガタ部って何www」バシーン

穂乃果「待って待ってwwwwいったぁぁぁ!!」バシーン

凛「嘘でしょww」バシーン

真姫「wwww」バシーン

希「この世界観アカンわwwww」バシーン

ことり「ほら、今朝取り立てのコクワガタですよ」

海未「……結構デカイですね」

穂乃果「んふふふww」

希「素が出とるww」

ことり「行きますよう……シー」

真姫「シーって何よそれw」

海未「ハァ…ハァ…」

ことり「……大丈夫?できる?」

海未「ん問題ない」

5人「……w 」

ことり「行くよ」

海未「…………ッッ!?!?
うわぁぁぁあぁぁああぁぁぁあ!??ちょマジでこれぇッッ!?」

5人「wwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「海未ちゃんそんなキャラじゃないでしょwwww」バシーン

4人「wwwwww」バシーン

海未「うわぁぁぁっっつぅぅう?!?どっでごれおい!ばやぐどっで!!」

ことり「海未ちゃん動かないで!取れない取れない!」

希「軽く事故やん…ww」

海未「あ"あ"あ"あ"あ"あ"……っ!……ハァ……ハァ……」

ことり「……懐かしいね。これやるの」

海未「はぁ?」

ことり「えっ」

5人「wwwwwww」


デデーン

全員 OUT

凛「海未ちゃんキレてない?ww」バシーン

にこ「よっぽど痛かったのねwww」バシーン

3人「wwww」バシーン

ことり「じゃあ…私は戻るね。さようならシー…!」

海未「……ん待てよ」

ことり「……シー?」

海未「今ので目が覚めた。ん俺はやっぱり……ハァ…ハァ…ん残るっ!」

穂乃果「wwww」

デデーン 

高坂 OUT

穂乃果「もう海未ちゃんwww声震えてるし涙目だしwwww」バシーン

ことり「う、シー!目が覚めたのね!嬉しいっ!」ダキッ

海未「チキンっ!」ダキッ

4人「wwwwww」


デデーン

東條 高坂 星空 矢澤 OUT

希「せめてバードにしてwww」バシーン

星空「調理済みってwww」バシーン

真姫「ンフフフフwww」


デデーン

西木野 OUT

真姫「もうww凛が余計な事言うからwwww」バシーン

ことり「さぁ!学校へ戻ろう!」降車

海未「あぁ!」降車

5人「はぁ……」

希「まさか海未ちゃんが鼻クワガタやるとは…」

穂乃果「あんな海未ちゃん見たの初めてだよ」

凛「あ~お尻痛い…」

にこ「まだ最初なのにもう限界よ…」

真姫「本当に帰りたい」



次の停留所に到着

プーッ!

ガラララッ

穂乃果「嘘でしょ…」

にこ「もういいって…」

ヒデコ「そうだよね~!」乗車

ミカ「超ウケる~!」乗車

フミコ「パネェ!」乗車

穂乃果「っ……w」

『ヒフミが乗車』

ヒデコ「でさ~そのアイドルがまた可愛くってさぁ!」

ミカ「え~やだ超見たい!」

フミコ「え~どのくらい可愛いの?」

ヒデコ「ん~まぁA-RISEよりちょっと下らへん?」

フミコ「レベル高っ!」

ミカ「でもでもさぁ、今の高校生って皆レベル高いよねぇ」

ヒデコ「確かに」

フミコ「じゃあさじゃあさ!……あそこにいる5人の高校生いるじゃん」

5人「……」

ヒデコ「ん~いるね」

フミコ「ちょっとヒデコの目からしてさ、あそこの5人どうよ?」

『ヒデコが5人を品定め』

ヒデコ「そうねぇ~…」

ミカ「一番右のツインテールの子は?」

にこ「……」

ヒデコ「……何かすっごい苦労してそう」

凛「んふふ…」

ヒデコ「キャラ作りって大変なんだなぁって思う」

ミカ「じゃあ次の短髪の子は?」

凛「……」

ヒデコ「……あの子はね、もっっとエロくした方がいい!」

凛「www」


デデーン

星空 OUT

希「あの人は大声で何を言うてんの?」

凛「分からないww」バシーン

フミコ「エロ?」

ヒデコ「そう、エロ。こう……発情期真っ只中の猫みたいな感じに」

ミカ「発情期?」

ヒデコ「というかあいつもう猫でいい」

3人「wwww」


デデーン

東條 西木野 矢澤 OUT

にこ「猫でいいって意味がわかんないw」バシーン

希「あいつって言うのやめぇやww」バシーン

真姫「wwww」バシーン

凛「……」

ミカ「じゃあ次の子!」

穂乃果「……」

ヒデコ「……元気だけが取り柄って感じね。でもあぁいう子って実際歌とダンスめちゃくちゃ上手いのよね」

穂乃果「……」

ヒデコ「私が男だったら絶っっ対あいつ舐め回すわ」

穂乃果「っ……w」

にこ「……w」

ヒデコ「舐 め 回 す」

4人「wwwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 矢澤 OUT

希「ごり押しやめて…w」バシーン

穂乃果「ヒデコそんなキャラじゃないでしょww」バシーン

フミコ「じゃあじゃあ次の──」

ヒデコ「あれは凄くいい!!」

真姫「wwww」

4人「wwww」


デデーン

全員 OUT

『何故か真姫はヒデコのお気に入り』

真姫「く、食い気味に言われたw」バシーン

穂乃果「待ってお腹いたいwww」バシーン

ミカ「具体的には?」

ヒデコ「そうね……垢抜けてる所?あとほら、あれよあれ!見て!髪の毛クルクルってしてるのっ!!!ほらっ!!」

3人「wwww」


デデーン

西木野 高坂 星空 OUT

凛「そんな迫真で言わなくてもwww」バシーン

フミコ「最後、一番左の子は?」

希「……」

ヒデコ「……あれ?あの子ってデリヘルにいたわよね?私前呼んだ時にあんな子が来たのよ」

5人「wwwwwwww」

デデーン

全員 OUT

希「んなもんしてへんわwww」バシーン

穂乃果「ヒデコもうやめよwwwキャラがもうwwww」バシーン

にこ「くくくくwwww」バシーン

ミカ「あ!やっばい!学校に遅れる!早く行かなきゃ!」降車

ヒデコ「えぇマジ!?いこいこ!」降車

フミコ「急げぇ!」降車


5人「っはぁぁぁ……」

希「散々な言われようやったな…」

にこ「学校遅れるって、これ学校行きのバスなんだけど」

真姫「んふっ……にこちゃんそういう突っ込みやめて…」



開始から1時間、お仕置きラッシュが止まらない。
そんな5人に、遂に罰ゲームの舞台となる学院が姿を現す!

花陽「みんな、あれが今回研修する……えー音ノ木坂学院や。どや、綺麗やろ」

穂乃果「……まぁ、そうですね」

花陽「東條、どや?綺麗やろ」

希「っ……まぁ、はいそうですね。綺麗です」

花陽「ボケろやぁ!アイドルたるもん笑いも取らなアカンやろ!だから売れへんねん!」

希「ブフッ……すいません…」


音ノ木坂学院へ到着

プーッ!

ガラララッ

花陽「さぁみんな着いたで。はよ降りらんかい」

希「……w」

にこ「さっきからずっと希笑ってるんだけど」

希「笑てない笑てない」

花陽「ほな、説明するからみんな一列に並んでくれるか」

5人「はい」

花陽「ここが、今日からお前らが24時間、研修生活を送ってもらう学校、通称音ノ木坂学院や」

にこ「通称て」

花陽「この音ノ木坂は古くから建設されており、えー古い歴史があるんや。しかし、何とこの音ノ木坂は年々低下していく新入生希望者のせいで廃校の危機……にまで陥ったんや。そこで立ち上がったのが、μ'sというアイドルグループ。μ'sは……えー……あれです。えー……」

凛「wwww」


デデーン

星空 OUT

凛「だ、台本分厚かったのは分かるけどさwww」バシーン

花陽「えー…きゅ、9人で立ち上がった9人…あ違うごめんなさい」

5人「wwwwww」


デデーン

全員 OUT

真姫「謝らないでよwww」バシーン

花陽「えー、μ'sが…は9人で結成され、あのスクールアイドルの頂点に立つ、えー、A-RISEを打ち破って、見事ラブライブ優勝を果たしたんや。その功績のお陰で、えー音ノ木坂は新入生希望者が増え、廃校…えー無事廃校から免れたんや。
どや、ええ話やろ」

穂乃果「ちょくちょく「えー」が入っててあまり内容が……」

花陽「……ほんなら中入るで」

穂乃果「……」

花陽「まずは3階の理事長室におられる理事長に挨拶に行くで」

にこ「理事長か…」

凛「緊張するなぁ…」




理事長室

コンコン

花陽「失礼します」

5人「…失礼します」

花陽「理事長、新人研修生5人を連れてまいりました」

新体操姿理事長「よく来たわね皆さん」クルッ

5人「wwwwww」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「あれってwwww」バシーン

にこ「中の人ネタは卑怯でしょ!」バシーン

希「ちょwwww真顔やめてwwww」バシーン

理事長「私がこの音ノ木坂学院の理事長の……南です!」クルクルクル

5人「wwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

希「もろ「南です!」言うたなwww」バシーン

南「貴女達、これから立派なアイドルを目指して頑張って貰うのだけど、そうねぇ…まずはちょっと自己紹介をして貰おうかしら」クルクルクル

凛「あ、あのww」

理事長「ん?何かしら?」

凛「そのリボンクルクルするの…んふっ……やっやめてくれませんかww」

真姫「フフフフwww」


デデーン

西木野 星空 OUT

真姫「た、耐えたじゃないのww」バシーン

凛「あいたぁっ!」バシーン

理事長「あぁこれね。実は私高校の頃新体操やってたの。だからつい癖でねぇ…回しちゃうの」クルクルクル

凛「……はぁ、そうですか」

理事長「では自己紹介の方行きますか。まず、あなたから」

希「はい」

理事長「あなた、お名前は?」

希「東條希と言います」

理事長「東條希さんね。いいお名前だわ」

希「あ、ありがとうございます」

理事長「希さんのご趣味は?」

希「そうですね……占いとかですかね」

理事長「占いねぇ……占い……。
細木数子と同じね」

2人「wwww」


デデーン

東條 高坂 OUT

希「あのww古くないですか?ww」バシーン

穂乃果「あの人は趣味じゃないでしょうwww」

理事長「これから頑張ってね」

希「はい」

理事長「次、あなたね」

真姫「はい」

理事長「あなたのお名前は?」

真姫「西木野真姫です」

理事長「真姫さんね。あなた、彼氏はいるの?」

真姫「……っw、いないです…w」

理事長「あらいないの?こんなに可愛いのに?」

真姫「……そう、ですね…」

理事長「確か……彼氏いない歴17年だったかしら」

3人「wwwwww」


デデーン

東條 西木野 矢澤 OUT

真姫「すいませんそれやめてもらっていいですかww」バシーン

にこ「これwwエグいわねww」バシーン

穂乃果「なんか怖くなってきた…」

理事長「頑張ってね」

真姫「……はい」

理事長「次、あなた」

穂乃果「はい」

理事長「あなたのお名前は?」

穂乃果「えー高坂穂乃果と言います」

理事長「穂乃果さんね。あなたの好きな食べ物はなぁに?」

穂乃果「そうですね…パンですかね」

理事長「パンね、具体的にはどんなパンが好きなの?」

穂乃果「まぁ…お菓子パンだったり、ラ、ランチパックとか好きです…」

理事長「ランチパック!?あの剛力彩芽がやってる!?」

3人「wwwwww」


デデーン

高坂 星空 矢澤 OUT

穂乃果「wwwwまぁ、はい…そうですかねww」バシーン

理事長「………ねぇ君はもうwwww友達じゃないwwww友達よりwwww大事な人wwww」プロペラダンス

4人「wwwwwwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 星空 OUT

東條「ダンスキレッキレやったなww」バシーン

理事長「なるほどね、よく分かったわありがとう。じゃあ次はあなたね」

凛「はい」

理事長「お名前は?」

凛「はい、星空凛です」

理事長「星空凛!素敵なお名前ねぇ!」

凛「ありがとうございます」

理事長「あなたは、語尾によく「にゃ」を付けてるそうね。どうして?」

凛「……えっと、ね、猫が好きで…」

理事長「ひろし?」

希「んふふ…」

凛「……いえ、普通の方の…」

理事長「そう、猫が好きだからなのね」

凛「まぁ、はい」

理事長「でもさかなクンはギョギョッ!って言ってるけど魚苦手らしいわよ?何でかしら?」

穂乃果「くっくっくっ……ww」

凛「フフフ……さぁ…んふっ…何でですかね……」

理事長「ふぅん……不思議な事もあるものねぇ…。さて、では皆さん。今日1日研修生活を送ってもらうわけですけど」

にこ「……」

『理事長がにこを無視』

理事長「立派なアイドル目指して───」

にこ「あの、すいません」

理事長「……なに?」

にこ「いや、あの私まだ自己紹介……」

理事長「名前は?」

にこ「へ?」

理事長「名前は?」

にこ「……えっと、矢澤にこです」

理事長「はい分かりました。それで話戻しますけども」

4人「wwwwwwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 星空 OUT

穂乃果「あはっwwwwあはははwwww」バシーン

真姫「フフフwww冷たすぎでしょww」バシーン

凛「いたいいたいいたいwww」バシーン

にこ「……」

理事長「A-RISEに負けないような、素晴らしく輝いたアイドル目指して頑張って下さいね!以上!」

花陽「理事長、ありがとうございました。ほんならお前ら行くで」

希「あい」

穂乃果「はぁ~疲れた…」

にこ「がっつり無視されてびっくりしたわ」

真姫「んふっww」

凛「はい真姫ちゃん笑った」


デデーン


西木野 OUT

真姫「いやww理事長の態度がwww」バシーン

希「……細木数子と同じねって、細木数子知ってる人もうそんなおらんやろ」

昇降口

花陽「あ、ちょっとみんなあれ見てや」

穂乃果「え?」

先生「お前ら!何で遅刻したんだ!理由を言ってみろ!」

生徒1「……」

生徒2「……」

絵里「……」

5人「………」

先生「お前は何で遅刻したんだ?」

生徒1「寝坊しました!」

先生「お前は?」

生徒2「夜遊びしてました!」

先生「よし!教室に戻りなさい!」

生徒1、2「はい!」ダダダッ

先生「お前は何で遅刻したんだ?」

絵里「妹が病気で…今朝病院に送っていって遅れまし───」バチンッ!

先生「何で遅刻したんだ?」

絵里「い、妹が……か、風邪引いて…それで病院に───」バチンッ!

先生「何で遅刻したんだ?」

絵里「……妹が───」バチンッ!

先生「こっちへ来い!!」ズルズルズル

5人「wwwwwwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

にこ「あんなもん笑うに決まってるでしょwwwwww」バシーン

希「絵里ちええ子やんかwwww何でビンタされるんやwwwwww」バシーン

真姫「しかも男性の本気ビンタwwww」バシーン

穂乃果「はぁっ……はぁっ……お腹いたいよぉww」バシーン

花陽「みんなも、遅刻したらあぁいう風に叱られるから気ぃつけてや。ほんなら研修室に行こか」


やっとの思いで辿り着いた研修室。
しかし、ここは決して憩いの場ではない。5人には更なる笑いの魔の手が襲い掛かる事となる!

AM.9:30 研修室

花陽「みんな、ここが研修室や。それぞれの机に名前の札が置いてあるからそこに座るように」

5人「はーい」



席順

      モニター
出           希
入  真姫 凛 穂乃果 にこ



凛「あ~やっとにゃ~」

希「とりあえず休憩しよか」

にこ「にこはちょっとお花を摘みに」

真姫「私も」

穂乃果「はぁ……お尻痛い…」


5人は、それぞれ休息をとる。
笑いの魔の手はいつ忍び寄るか分からない。

『研修室にはお菓子やジュースが完備』

凛「あ、凛の好きなお菓子がある」

希「オレンジジュースにしよっかなぁ」

穂乃果「……ねぇ、この机の中ってさ、何かあるのかな…」

凛「引き出し?」

希「うーん……何か入ってるんやろか」

穂乃果「……開けちゃおっかな…」



その頃、こちらの2人は───

トイレ

にこ「どう?お尻の方?」

真姫「すっごく痛い」

にこ「竹刀でアイドルの尻叩くとか頭おかしいわよ絶対」

真姫「……いま何時?」

にこ「9時半くらい?」

真姫「長いわね…」

にこ「そうね、結構時間経ったかと思ったけど───」

ガチャッ

理事長「……」スタスタスタ

2人「……wwwwww」

『個室に新体操姿の理事長が』


デデーン

西木野 矢澤 OUT

にこ「くっそwwww」バシーン

真姫「完全に不意突かれたわねw」バシーン

研修室


デデーン

西木野 矢澤 OUT

3人「っ!?」

穂乃果「……え?トイレ?」

希「えぇ~嘘やん!こことトイレは憩いの場にしてぇ!」

凛「そうだよそうだよ!」

穂乃果「いよいよしんどくなってきた……」

ガラララッ

にこ「はぁ……」

希「何があったん?」

にこ「……トイレの個室に理事長がいた」

希「……んふふっ」

凛「んふっ…」

真姫「……」指差し

シーン

真姫「……チッ」

『監視役が見逃したのでセーフ』

穂乃果「もうやめよ?裏切りとか貶め合いは良くないよ」

にこ「そうよ、皆で乗りきりましょう」

希「そうそう」

穂乃果「……皆机の中気にならない?」

真姫「机?」

『1つの机には4つの引き出しが』

真姫「…何か入ってるわよきっと」

凛「開けない方が安全だけどなぁ…」

希「まぁ、せやな」

にこ「別に強制じゃないし」

穂乃果「そうだよね……」

5人「…………」

穂乃果「……」ガラガラガラ

プシューーー!!!

穂乃果「っ!?!?」ガッターン

4人「っ!?!?」

『中からCO2ガス』

5人「……ブフッwwww」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「しっ……死ぬかと思ったよ!」バシーン

にこ「これ悪意ありすぎでしょwww」バシーン

穂乃果「びっくりしたぁ……いたたた…」

凛「大丈夫?頭打ってない?」

真姫「後頭部すれすれだったわよ」

穂乃果「怪我無くて良かったけどさぁ…これ場合によっては危ないよ」

希「……どうするん?残り開ける?」

穂乃果「……うん開けるよ。もう全部開ける」

にこ「慎重にね」

穂乃果「うん、慎重に慎重に…。行くよ?……っ!」ガラガラガラ

空っぽ

穂乃果「………ブフフフッwww」


デデーン

高坂 OUT

穂乃果「無い場合もあるんだね…」バシーン

4人「……」

穂乃果「じゃ次、行きます…」ガラガラガラ

空っぽ

穂乃果「……うん」

真姫「一番上だけって言うオチ?」

穂乃果「どうかな…じゃあ4段目行きます」ガラガラガラ

大量のランチパック

3人「wwww」


デデーン

高坂 星空 矢澤 OUT

穂乃果「ちょ、こういうのやめてくれないかな…w 」バシーン

凛「何個入ってるのww」バシーン

にこ「全部ピーナッツだしw」バシーン

穂乃果「はぁ……穂乃果の所は以上だよ」

希「……次、誰行く?」

凛「……じゃあ凛が」

穂乃果「一番上気を付けてよ!」

凛「了解にゃ。……行くよ!」ガラガラガラ

空っぽ

凛「あ、何もない。じゃあ次は…」ガラガラガラ

白いボタン

凛「…………え?」

にこ「ボタン?」

希「うわぁ押したくないなぁ…」

凛「え、どうすればいいの?押す?」

真姫「全部見てから押したら?まだ何かあるかもよ」

凛「うん、じゃあ見てみるね」ガラガラガラ

緑のボタン

凛「えぇーっ!?またぁ!?」

穂乃果「でもボタンの色違うね」

真姫「何か意味があるのかしら」

凛「えぇ……ボタンやだなぁ…」ガラガラガラ

HJNN凛ちゃん

凛「…フフフ」

穂乃果「んふっww」


デデーン

高坂 OUT

穂乃果「いや!凛ちゃんも笑ったじゃん!」バシーン

凛「…まさかの寝そべり凛って」モフモフ

希「じゃあボタン……やる?」

にこ「早く処理したいけども…怖いわねぇそれ」

凛「……とりあえず1個押してみよう。この白いボタン押します」

4人「……」後退り

凛「……いやいやそれやめてよ!押すの怖くなるにゃ!」

真姫「いや、何かあるといけないし…」

にこ「早く押しなさいよ」

凛「……ふぅ、………行きまーす!」ポチッ

ガラララッ

ことり「……」

『ことりグッズを全身に完全装備したラブライバーことり』

4人「……www」


デデーン

東條 高坂 星空 矢澤 OUT

希「自分かいww」バシーン

にこ「あぁww白いボタンだからことりねww」バシーン

ことり「……」ジリジリ

5人「……」

ことり「……」ジリジリ

穂乃果「……え、何?」後退り

ことり「……」ジリジリ

穂乃果「……」

ガッ!

穂乃果「がああああ……ッ!!」

ことり「……」

『ことりが穂乃果にのど輪』

4人「wwwwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

凛「んふふふwwwwこ、ことりちゃんがwww」バシーン

真姫「wwww」バシーン

穂乃果「ハァ……ハァ……」

ことり「……」

ガラララピシャッ

希「終始無言やったなぁ」

穂乃果「お、幼馴染みからまさかのど輪食らうとは…」

凛「白がことりちゃんって事は、この緑って…」

真姫「……花陽?」

凛「……えぇー怖いなぁ。押すのぉ?」

穂乃果「押した方がいいよ。もう処理しとこう」

凛「うん…じゃあ」ポチッ

ガラララッ

ことり「……」

5人「wwwwwwww」

デデーン

全員 OUT

真姫「色関係無いじゃないwww」バシーン

ことり「……」スタスタスタ

穂乃果「…え?いやちょっ!ことりちゃ……んがぁぁぁああッ!?!?」

ことり「……」

『再び穂乃果にのど輪』

4人「wwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

希「ははははははwwww」バシーン

凛「もうやめてwww」バシーン

にこ「何で引き受けたのよことりはwww」バシーン

真姫「ひぃwwwひぃwwww」バシーン

穂乃果「ハァ…ハァ…ハァ…!!」

ことり「……」スタスタスタ

ガラララピシャッ

5人「…………」

穂乃果「これ……押すもんじゃないよ…」

凛「まぁ、そだね」

穂乃果「……これはもうどっか置いとこ。危険だよ」

真姫「じゃあ次、私でいい?」

凛「まきちゃん」

にこ「まきちゃん」

希「まきちゃん」

真姫「……」ガラガラガラ

にこちゃんのブロマイド

真姫「……んふふ」


デデーン

西木野 OUT

穂乃果「……え、何が入ってたの?」

真姫「くっ……ww」バシーン

凛「何?………っw」

希「……っ」

にこ「……にこはどんな顔をすればいいのよ」

真姫「次次!」ガラガラガラ

大量のにこちゃんのブロマイド

真姫「wwwwwww」


デデーン

西木野 高坂 星空 OUT

真姫「にこちゃん推しやめなさいよぉ!!」バシーン

希「ホンマ…抜かり無いなぁここの罠」

穂乃果「3段目もあるのかな…」

真姫「……いや、流石に3段目は…」ガラガラガラ

カツサンド1切れ

5人「wwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

凛「にこちゃんからの…これwwww」バシーン

真姫「ほんと腹立つわねこれ考えた奴!」バシーン

希「しかも1切れてwww」バシーン

真姫「はぁ……うん、流石に4段目は何も無いわ」ガラガラガラ

空っぽ

にこ「ここだけで何発行かれてるのよ…」

希「ほんならウチが行くわ」ガラガラガラ

空っぽ

凛「希ちゃん勇気あるにゃ」

希「こういうのは思いきって開けた方がええんよ」ガラガラガラ

シーサーの置物

希「……」

にこ「……」

穂乃果「あぁ…沖縄の」

希「……」ガラガラガラ

空っぽ

希「ん?無いな」

凛「いいなぁ希ちゃんの所」

にこ「あと1段あるけどね」

希「……」ガラガラガラ

DVD2枚

希「……えぇ?DVD?」

凛「そんなものまであるんだ」

穂乃果「……あ!本当だモニターの下にDVDプレーヤーがある!」

希「……えぇ~観たくないなぁ」

真姫「でも観ないと落ち着かなくない?」

にこ「……とりあえず、それ置いといて。先に私の所見ましょう」

希「うん。せやな」

『残るはにこのみ』

にこ「……今更だけど何で私がトリなのよ」ガラガラガラ

バナナ1本

にこ「んふっ」

希「あ、笑った」

にこ「…笑ってない笑ってない」

にこ「ふーっ……」ガラガラガラ

バナナ2本

にこ「くふふふっwwww」

希「wwww」


デデーン

東條 矢澤 OUT

にこ「何でこんなので…ww」バシーン

希「にこっちに釣られた!もうアカン!」バシーン

真姫「カツサンドだったりランチパックだったり」

凛「バナナとか、食べ物多く入ってるね」

にこ「3段目開けるわよ!」ガラガラガラ

バナナカップケーキ5個

3人「wwwwww」


デデーン

東條 高坂 矢澤 OUT

希「また調理済みwww」バシーン

にこ「んふふふwww待ってまだ温かいんだけどwww」バシーン

真姫「嘘ww」


デデーン

西木野 OUT

穂乃果「食べろって事なのかなww」バシーン

真姫「なにそれww意味分かんないww」バシーン

にこ「4段目…行くわよw」

穂乃果「え?」

にこ「ん?」

穂乃果「今笑ったよね?」

にこ「うぅん?」 

穂乃果「ブフッw」


デデーン

高坂 OUT

穂乃果「いやだからおかしいって!ちゃんと見てよ監視役ー!!」バシーン

にこ「人を陥れようとした罰よ」

穂乃果「……」

にこ「行くわよ?」ガラガラガラ

花陽人形

にこ「……」

希「…えぇ?」

凛「なにそれ、かよちん?」

真姫「完成度ひっく…」

花陽人形「ピャア!」

5人「wwwwww」


デデーン

全員 OUT 

にこ「び、びっくりしたwwww」バシーン

穂乃果「似ても似つかない不細工だしww」バシーン

希「何で中途半端な5頭身なんwww」バシーン

凛「でもかよちんの声だよね」

真姫「不気味な顔してるけどね」

にこ「とりあえずこれで全部ね。これは引き出しにしまっと───」

花陽人形「ピャア!」

にこ「っ!?」

5人「…………」

希「んふふふwwww」


デデーン 

東條 OUT

希「もうにこっちそれ早くしまって!」バシーン

にこ「でもこれスイッチとか無いわよ?え、自動?」

穂乃果「こんなの机の中でずっと鳴ってたらずぅっと笑ってるよ」

真姫「何処か離れた所に置いときましょう。そこのロッカーなんかいいんじゃない?」

にこ「そうね、そこに隠しときま───」

花陽人形「誰か助けてぇー!!」

5人「っ!?」

/チョットマッテテー\

5人「っ!?!?」

『突然放送スピーカーから声が』

5人「……wwwwwwww」


デデーン 

全員 OUT

凛「もうかよちん人形どっかやって!」バシーン

希「にこっちはよ!」バシーン

にこ「wwwwwwww」バシーン

穂乃果「お腹いたいよぉwww」バシーン

真姫「一粒で何度美味しいのwwww」バシーン


開始から2時間。
止まらぬ仕掛けに翻弄される5人。
しかし、まだ引き出しネタは終わっていない。

希「……」

にこ「……」

凛「…行こうよ」

『希の引き出しに入っていた2枚のDVD』

希「……ホンマに行く?」

穂乃果「気になるよ~」

にこ「でも絶っ対いい事無いわよ」

希「……うん、いこか。気になるし」

真姫「もう嫌な予感プンプンする」

穂乃果「DVDにはなんて書いてあるの?」

希「普通にDVD1と2って書いてあるよ。1入れるね」

ウィーン

凛「もう入れた?」

希「入れたよ」

『松 竹』

~♪

ラブライブ!
School Idol project
穂乃果『うわわわわぁ~!』

μ'sのもとに飛び込んできた一通の知らせ。


穂乃果「……これって映画の予告だよね?」


穂乃果『わぁ~!』

にこ『ス・テ・キ~!』

海未『うぅ……』

希『もしかして…』

真姫『いいの…』

凛『これは…一体…』

穂乃果『私に言われてもぉ…』

ことり『凛ちゃんもそうだったんだね!』

花陽『誰か助けてぇ~!』

絵里『任せて!』

穂乃果『どーしよぉー!?』

海未『何やっていたんですかっ!!』

希『曲はできた?』

真姫『っ!』

穂乃果『難しいなぁ…』

希『 Yes, we are School idol.』

凛『出発にゃ~!』

真姫『行ってきます♪』

穂乃果『さぁ!行こう!

μ's!!』

ミュージック~! スタートー!!

μ'sが見つけた最高のライブとは─!?

5人「……」


~♪

『 Ah! 『セーフ』はほしくないのさ 『OUT』が好きAngel
希をただのOUTにはしない~♪


希「……は?」


Ah! 『竹刀』は好きじゃないけど
『タイキック』は好きAngel
明日じゃない タイキックの執行日は
今なんだと気がついて
お尻の 痛みが 止まらない~♪』


ラブライブ!
The School Idol Movie

6月13日(土)ロードショー!


海未『矢澤もです!』


にこ「……は?」


デデーン

東條 矢澤 タイキック

希「いやいやいや!…え?タイキックって何なん!?」

にこ「何でにこまでなの!?おかしいでしょ!」


タイ人登場!

希「ガチやん」

にこ「うわわ~ちょっと待って!お願いだから待ってってぇ!?」

3人「ブフフフッwwww」

希「待って!待って!優しくな!?優しく───」ドゴォ

希「~~~~ッッ!?!?!!??」

にこ「」

希「あ@#★※フ♂?!」

にこ「ま、待ってって…これ……洒落になんな──」ドゴォ

にこ「ッッッッ!?!?!?!?」

にこ「おっ……ふ★…ぃあぁ?@ゐ¥おんッッ」

3人「wwwwwwwwwwww」


デデーン

西木野 高坂 星空 OUT

穂乃果「wwwwwwww」バシーン

凛「これはヤバイにゃwwww」バシーン

真姫「フフッ……ブフフッwwww」バシーン

希「あ……あぅ…おぅ……」

にこ「んなははははは……あっはははは!」

3人「wwwwwwww」


デデーン

西木野 高坂 星空 OUT

穂乃果「にこちゃんがおかしくなってるwww」バシーン

凛「お願いだからもうやめてwwww死ぬwwwwwww」バシーン

真姫「そ、そんなに痛いのねww」バシーン

希「……ものごっつ痛いわ…」

穂乃果「んふふふwww」


デデーン

高坂 OUT

穂乃果「希ちゃんそんな関西弁使ってたっけwww」バシーン

にこ「…………っはぁぁ……」

希「…………ふぅぅ…」

凛「…2枚目はどうする?」

『もう1枚のDVDはまだ未解決』

希「……こっちも同じような内容やったら、ウチもうキレるで?」

にこ「…………いや……流石に…………ふぅ……」

真姫「んふふ…」

にこ「あ"?」

2人「wwww」


デデーン

西木野 星空 OUT

真姫「うん…笑ってごめん…w」バシーン

凛「ごめんなさい…w」バシーン

希「……ぃよし、行こう」

ウィーン

にこ「ふぅ……流石に大丈夫でしょ…」

~♪

人には伝えたい気持ちがある…

普段は伝えられない感謝の気持ちを

一通の手紙にしたためる───。



親愛なる姉へ


にこ「……え、何これ」



──今回手紙を書いたのは、とあるマンションに暮らしている、3人の姉弟。

矢澤こころちゃん、ここあちゃん、こたろう君。


にこ「えぇっ!?」

・どんなお姉ちゃんですか?

こころ「お姉様は、とてもかっこよくて、とても可愛くて、尊敬しているお姉様です!」

ここあ「お姉ちゃんのつくるごはんはとってもおいしいんだよ!ここあのじまんのお姉ちゃん!」

こたろう「……やさしいおねぇちゃん」



お姉様へ

お姉様、いつもこころ、ここあ、こたろうの面倒を見てくださり、本当にありがとうございます。
スクールアイドルをやりながら、家族のご飯を作ってくれたり、洗濯物をしてくれたり、お風呂に入れてくれたり、とても大変なのに嫌な顔一つせず私達を育てて下さいましたね。
お姉様には感謝してもしきれないです。
お姉様は、μ'sのセンターで、他の8人の方はみなバックダンサーだと、嘘をつきましたね。
初めは少し戸惑いましたが、それでも、私達の中では、お姉様はμ'sの中で一番輝いていると思います。
辛い事や苦しい事、これからもあると思います。その時は痩せ我慢せず、μ'sの皆さんや、私達家族を頼って下さいね!
だってみーんな!お姉様の事が大好きなんですから!
だからいつでもにっこにこにー!の笑顔を皆さんに届けて下さいね!
大好きな大好きなお姉様!

矢澤 こころ より



にこ「………っ」

お姉ちゃんへ

いつもここあたちのめんどうを見てくれてありがとう!
お姉ちゃんはここあのじまんのお姉ちゃんだよ!友だちのみんなにも
お姉ちゃんはすごいんだ!
お姉ちゃんはうちゅうナンバー1アイドルなんだってじまんしてるよ!
そんなお姉ちゃんは、本当にゆうめいなミューズって言うアイドルグループに入って、ラブライブでゆう勝したんだよね!やっぱりここあのお姉ちゃんはうちゅうナンバー1アイドルのさい高のお姉ちゃんだよっ!
これからもアイドルはたいへんだと思うけど、ここあもがんばるからお姉ちゃんもがんばってね!どんな時でもにっこにこにーだよ!

やざわ ここあ より




おねいちやんへ

やさしいおねいちやん
いつもあいがとう
あいどるがんばつて

こたろう よい

にこ「……っふ、ん……ぐすっ…んなによぉごれぇ……っざけんじゃないわ……よぉ…」

穂乃果「うんっ……ほんどにね……卑怯だよこん……んなのっ」

希「…でも、ええ手紙やったな……グスッ」

凛「ほんとほんと……グスッ……いい手紙だった…」

真姫「久々にこんな泣いたわ……ぐすっ…」

~♪

人には伝えたい気持ちがある…

普段は伝えられない感謝の気持ちを

一通の手紙にしたためる───。



親愛なる姉へ


にこ「えっまだあるの?」

穂乃果「えぇ…?」



───手紙を綴ったのは、古くから営んでいる老舗の和菓子屋の娘。

高坂穂乃果さんの妹、高坂雪穂さん。


穂乃果「……ちょっともう…」

・どんなお姉ちゃんですか?

雪穂「ん~…困ったお姉ちゃん、かな。いつも突発的な事ばかりするし、突拍子も無い事言っちゃうし……。でも、それがまたお姉ちゃんらしいんですけどね」



お姉ちゃんへ

罰ゲームを受けると聞いて、私はとっても不安です。お姉ちゃんはいつも一人で走って行っちゃって、いつも一人で抱えて、いつもいつも困らせられています。
でも、そんなお姉ちゃんが、そんなお姉ちゃんだから大好きです。
私が受験で悩んでいた時は、勉強を見てくれたり、音ノ木坂の凄い所や魅力的な所を教えてくれました。
私がテストでいい点が出なかった時は、お姉ちゃんが楽しみにして取っていたプリンを私にくれたよね。もう、私ったらそこまで子供じゃないんだから…。
でも、とっても嬉しかったよ。
お姉ちゃんの行動を見てると、とても不安だけど、お姉ちゃんの笑顔を見てると、とても安心しちゃうんだ。何でかな?
私は今までお姉ちゃんに支えられてきてばっかりだったから、今度は私がお姉ちゃんを支えてあげたいなって思った。だからお姉ちゃん!帰ってきたらお姉ちゃんの好きな物食べようね!
お風呂も久しぶりに一緒に入ってあげる!
だから待ってるよ!大好きなお姉ちゃん!
ファイトだよっ!

高坂 
















    タイキック



デデーン

高坂 タイキック

『親愛なる妹からタイキック宣告』

4人「wwwwwwwwwwwwwwww」

穂乃果「うぅ……っくふぅ…ぅあっ……グスッ……」

希「こっwwwwこんなん人として最低やろwwww」

にこ「ブフフッwwwwほの……穂乃果ぁwwwwww」

タイ人登場!


穂乃果「うぅ……んふぅ…ひぐぅ……っ!」

凛「頑張れ穂乃果ちゃん!」

真姫「ファイトファイト!」

穂乃果「ん……っ…ふっ……ぐすっ。んはぁっ……」

希「じっとしてじっとして」

にこ「頑張りなさい穂乃果!雪穂ちゃんが家で待ってるのよ!」

穂乃果「んひっ……ゆき……ほぉ…っ───」ドゴォ

穂乃果「─────ッッつぉッ……!?!?!?」ゴロゴロゴロ

4人「wwwwwwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

にこ「がっ…頑張った頑張ったwww」バシーン

希「その傷み結構続くからねwwww」バシーン

穂乃果「あはぁ……っあぁぁぁぁぁあはぁぁぁぁああぁぁあぁぁはぁっ……!へあっ……へぇっ!うへぇ……っ」ゴロゴロゴロ

にこ「痛がってるのか泣いてるのか…ww」

真姫「情緒不安定ね……んふふふww」


デデーン

西木野 矢澤 OUT

にこ「くふっ……穂乃果もう転げ回るのやめてwww」バシーン 

真姫「かww緩和されるのかしらねwww」バシーン




罰ゲームもいよいよヒートアップ!
まだ罰ゲームは始まったばかり!
果たして5人は
無事アイドル研修期間を終える事が出来るのか!?

少し離席

レスありがとうございます
再開します

AM.10:00

研修開始から2時間が経過。
笑いの魔の手は止まる所を知らない。


凛「でもさ、あの手紙っていつ書いたのかな」

穂乃果「いや本当だよね。雪穂全然そんな素振りとか見せなかったし」

にこ「家もよ。まさか3人も私宛に書いてたとはねぇ」

希「にこっち普通に笑てるよ」


デデーン

矢澤 OUT

にこ「……これは口元が緩んだの」バシーン

凛「にこちゃん照れてるにゃ」

穂乃果「でも嬉しかったよね。穂乃果は手紙の最後にタイキック食らっちゃったけど…」

真姫「あのままいい感じで終わるとは思わなかったけど、まさかあそこでぶっこんでくるとはね」

にこ「ンフフフwwww」


デデーン

矢澤 OUT

『思い出し笑いで笑ってしまったにこ』

穂乃果「どうしたのにこちゃん」

希「ハマったか」

にこ「いやwwちょっとねww」バシーン

穂乃果「手紙もだけどさ、あの映画の予告も何気にエグかったよね」

真姫「希をただのOUTにはしない~♪って」

にこ「wwww」


デデーン

矢澤 OUT

にこ「もうwwwwにこ駄目wwww」バシーン

凛「いい調子いい調子」

にこ「はぁ……んまぁそうね。いつのまにあんなの作ったのかしらね」

希「お尻の~痛みが~止まらない~♪」

にこ「ブフフッwww」

希「wwww」


デデーン

東條 矢澤 OUT

希「アカン自爆したww」バシーン

にこ「勘弁してよwwwwww」バシーン

凛「タイキックってどのくらい痛かった?」

にこ「うーん……」

希「なんやろねぇ……後ろから思いっきりママチャリがぶつかってきたような感じみたいな」

凛「ママチャリである必要は?」

希「無い」

にこ「んふっ…!」


デデーン

矢澤 OUT

にこ「ちょもうあんたら黙りなさいよっ!」バシーン

真姫「……っw」

にこ「……」指差し

真姫「……何?」

にこ「いやいやいや……さっき完全に笑ってたでしょう」

真姫「笑ってないわよ」

にこ「今ので笑ってない判定になるんだったらにこだってハハハァ!って笑ってるわよ!」


デデーン


にこ「!?」


矢澤 OUT

にこ「wwwwいや、いやいや待てってぇ!今のは違うでしょ!今のは真姫に説明してたやつでしょ!」バシーン

希「いいよナイススイング!」

にこ「っつー……もうやめよ…誰も信じない…」

ガラララッ

5人「!」

花陽「えーお前ら。これっ…ゴホッ!ゴホッ!」

2人「wwww」


デデーン

東條 星空 OUT

凛「かよちんしっかりするにゃw」バシーン

花陽「ゴホン!……すみません。
お前ら、これからこの音ノ木坂の一流スクールアイドルの、方に……レッスンを受けさせてもらう事になったから……えー移動するで」

5人「……はい」


5人は新人研修生の身。
音ノ木坂の一流スクールアイドルにレッスンしてもらう為、5人は屋上へと移動する。

屋上

ガチャッ 

花陽「ここがいつもダンス練習をしてる屋上や。どや、ええ眺めやろ」

穂乃果「……まぁずっと見てきましたし」

花陽「あれ?コーチがまだ来られてないな。ちょ、ちょっとみんな1列になって待とか」

希「コーチって誰やろ…」

ガチャッ

絵里「あぁごめんなさい。待たせちゃったわね」

3人「んふふww」


デデーン 

東條 西木野 高坂 OUT

希「あ、あんなの卑怯やわwww」バシーン

『コーチの頬には大きくビンタされた痕が』

穂乃果「今朝のかwwww」バシーン

花陽「コーチ!この5人が新人研修生です。ご指導の方宜しくお願いします!」

絵里「えぇ分かったわ。コーチの絢瀬絵里と言います。以後、よろしく」

5人「…宜しくお願いします」

絵里「早速レッスンの方に行きたい所なんだけど、まだ相方も来てなくてねぇ」

凛「はぁ…?」

穂乃果「いやもういいですって相方とか…」

ガチャッ

海未「すいません先輩!遅れました!」

5人「wwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

『海未の鼻には絆創膏が』

希「何で2人揃って顔面満身創痍なんwwww」バシーン

にこ「鼻クワガタねww」バシーン

穂乃果「先輩って絵里ちゃんの事かwwwwww」バシーン

絵里「遅いわよ海未。さぁ、これでやっと始めれるわね。
あなた達、アイドルをやっていく上で必要な事って、何だと思う?」

5人「……」

絵里「……あなた、何だと思う?」

にこ「…えっと、笑顔ですか……?」

海未「愚か者ォッッ!!」

5人「っ!?」

海未「……」

絵里「笑顔も確かに大切ね。でももっと必要な事があるわよ。次あなた、アイドルにとって必要な事は何?」

穂乃果「………えー、やっぱり歌唱力ですかね」

海未「ぅ愚か者ォォッ!!!」

5人「っ!?!?」

海未「……」

穂乃果「……ブフフッ」

にこ「クックックッww」

絵里「歌唱力も勿論大事。でもそれは二の次三の次よ。いい?
アイドルにとって一番必要な事、それはエロスよっ!」

5人「……はぁ」

絵里「……何?雉が豆鉄砲食らったような顔して」

海未「先輩、雉ではなく鳩です」

絵里「そうとも言うわね。何?何か不満でも?」

5人「……」

希「エロスって、具体的には?」

絵里「そうねぇ…例えば、あなたの胸を……」

希「……え?いや、ちょ」

絵里「こうわしわしするとか」わしわしわし

2人「www」


デデーン

西木野 高坂 OUT

真姫「これwwwただ絵里がやりたかっただけじゃないのww」バシーン

希「何やねんいきなり…」

絵里「いい?アイドルがエロスを極めると、アイドルはより映えるの。
アイドルにとって歌とダンスと淫靡は三種の神器なの。覚えといて」

海未「ここテストに出ますよ」

5人「………」

絵里「……ブフフッw…じ、じゃあ…んふっ」

『突然吹き出した絢瀬コーチ』

5人「……っw」

海未「先輩、大丈夫ですか?」

絵里「……大丈夫大丈夫。では今から一人一人、ボディ……ブフフッ!ボディwwww」

5人「wwwwwww」


デデーン

全員 OUT

『また吹き出した絢瀬コーチ』

希「いやこいつがアウトやろ!」バシーン

穂乃果「お願いだからそっち側は笑わないでよ!」バシーン

海未「先輩」

絵里「ふぅ……ふぅ……。大丈夫」

海未「本当に大丈夫ですか?」

絵里「ゴホン! 
今から一人一人、ボディチェッブフフッwwww」

5人「wwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

真姫「もうコーチ帰って!!」バシーン

希「アカンてwwwもう無理やてwww」バシーン

にこ「先行ってお願いだからwwww」バシーン

海未「ちょっとすみません。
絵里、気持ちが引き締まってないですよ」

絵里「……んふっ……はい」

海未「1回ビンタしましょうか」

5人「!?」

絵里「……」

海未「はい目瞑って~」

絵里「……っ───」バチィンッ!

絵里「っ……」ヒリヒリ

5人「wwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

希「あっははははははwwww」バシーン

穂乃果「絵里ちゃん何発ビンタされるのwwww」バシーン

凛「海未ちゃんフルスイングだったにゃwwww」バシーン

絵里「ありがとう海未」ヒリヒリ

海未「いえ」

絵里「では、これから一人ずつボディチェックをしていきます」

『絢瀬コーチが5人をボディチェック』

にこ「すいません、何の意味があるんですか?」

絵里「あなた達のエロス度を測る為です」

穂乃果「エロス度?」

希「この人は何を言ってるんだ」

絵里「まずはあなたね」

希「……いや、さっき揉まれましたやん」

絵里「あれはスキンシップよ」

希「揉まれ損かい」

絵里「では拝借して……」わしわしわし

希「……」

絵里「……ほぉ~っ……」ベタベタ

希「……w」

絵里「……ん~…!」さわさわ

3人「……ブフフッwwww」


デデーン

東條 矢澤 星空 OUT

希「さっww触り方が生々しいわっ!」バシーン

にこ「この時間何よwwww」バシーン

凛「ただのセクハラだよwwww」バシーン

絵里「うん!いい乳だった!満足!」

希「んふふふww」


デデーン

東條 OUT

『絢瀬コーチご満悦』

希「自己満足かいwww」バシーン

絵里「じゃあ次はあなたね」

にこ「……もういいんじゃないですかね。堪能したでしょうあんた」

絵里「ちゃんとあなたも診てあげないとね」わしわしわし

にこ「……」

絵里「…………」わしわしわし

にこ「……」

絵里「………………え?」わしわしわし

4人「……www」

絵里「……あれ?……ちょ、ん~?」わしわしわし

にこ「あんたいい加減にしなさいよゴラァッ!」

4人「wwwwwwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 星空 OUT

穂乃果「これは可哀想wwww」バシーン

真姫「ずーっとわしわししてるしww」バシーン

絵里「……うん、頑張れ」

にこ「うっさいわ!」

海未「胸なんて無くてもいいんですよ。胸を張って生きて行きなさい」

絵里「おいおい海未ぃ~www無い胸でどう張れって言うんだ~い?www」

希「うっざwwww」

真姫「wwww」


デデーン

東條 西木野 OUT

真姫「絵里のドヤ顔がもうねwwww」バシーン

希「いっつつwwww」バシーン

絵里「ふぃ~!私はもういいわ!もう十分堪能した!レッスンはこれで終わりよ」

『お目当ての2人を診断しご満悦のコーチ』

花陽「……じゃあ、レッスンも終わったし研修室に───」

海未「次私の番です」

5人「!」

絵里「!」

海未「私はあの人を診断したいです」指差し

穂乃果「……」

『シーが台本に無い事を』


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

希「この変態共がwwwwwww」バシーン

凛「声張ってたなぁ海未ちゃんwww」バシーン

にこ「目がマジだもんwww」バシーン

絵里「ちょw海未?」

海未「……」

穂乃果「……」

海未「……」ジリジリ

穂乃果「っ!?」

希「アカン変質者の顔しとる!」

絵里「ちょ!海未その涎拭きなさい!はいレッスン終了~!」

花陽「みっ……みんな早く戻るで~!」ダダダッ

5人「……!!」ダダダッ

キィーバタンッ!

にこ「……怖っ」

真姫「ホラーじゃない」

穂乃果「ことりちゃんののど輪より怖かった…」

凛「変なスイッチ入ったんだろうね…」

花陽「あれが、この学院の一流スクールアイドルや。どや、勉強になったやろ」

穂乃果「え?あれが?」

花陽「あれがです」

5人「wwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

にこ「あれが一流だったら廃校してるわよwwww」バシーン

花陽「……ほ、ほんなら研修室に戻ろか」

5人「はい…」


5人は、音ノ木坂学院の一流スクールアイドルとレッスンと言う名の罠にハマってしまった。

AM.10:30


研修室に戻った5人は、あの2人の事について話していた。

凛「レッスンって何がレッスンだったの?」

希「……多分ウチとにこっちの身体触りたかったんやない?」

にこ「変態じゃないの」

凛「……でもさ、かよちんの「あれ」はジワジワきたよね」

穂乃果「……っ」

真姫「あれがですって、一流のスクールアイドルを「あれ」呼ばわりって」


デデーン

高坂 OUT

穂乃果「……っくぅ…いや耐えたと思ったけどなぁ…」バシーン

にこ「……っ」

穂乃果「はい」指差し

にこ「……」

穂乃果「……いやいや!今完っ全に笑ったでしょ!」

にこ「笑ってないわよ」

穂乃果「……はぁ~…ジャッジが無能だからこういった誤審になるんだよ……」


デデーン

高坂 OUT

穂乃果「…………は?」

4人「……」

穂乃果「……いや、笑ってない…っしぃ!」バシーン

凛「監視の人馬鹿にするから」

希「怒ったんやろ」

穂乃果「……いやいや、結構さ、みんな笑ってるのに免れてるよね?それは何故かってジャッジが見落としてるからでしょ?」


デデーン

高坂 OUT

穂乃果「だからおかしいでしょって!ちょっと!ねぇ!」バシーン

凛「よっ!いいよいいよ!」

穂乃果「……え、思わない?こんな理不尽な罰。みんな思うでしょ?」

にこ「別に」

希「思わん」

穂乃果「……」

真姫「……んふっ」

穂乃果「はいきた!」指差し

シーン

穂乃果「……何処見てるのジャッジの奴はさ…」


デデーン

高坂 OUT

『しっかり監視してたジャッジ』

穂乃果「おかっwwおかしいって言ってるでしょっ!!ちょっと!ねぇあなたはどう思う!?」バシーン

不良生徒「……」タッタッタッ

穂乃果「おいっ!!」

4人「ブフフッwwwwwwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

にこ「た、確かにこれは酷いわよねww」バシーン

凛「ひぃwwwwひぃwwww」バシーン

希「理不尽やんなww」バシーン

真姫「もう公平なジャッジしてよwwギスギスするわよww」バシーン

穂乃果「……」

にこ「でもそう言う穂乃果も結構助かってるからね?」

希「もうにこっちやめよ」

穂乃果「いや穂乃果だけ不遇だよ。穂乃果が一番叩かれてるし」

にこ「それはあんたの笑いの沸点が低いからでしょ」

穂乃果「そんな事ないよ。にこちゃんと同じくらいだよ」

にこ「え?」

穂乃果「えっ」

2人「……」

5人「…………」

『メンバー内に重々しい空気が流れる』

ガラララッ

5人「!」

小泉のおっちゃん「お、何処やここは?」

凛「………ブフフフッwwww」


デデーン

星空 OUT

凛「ブフッ……ブフフフッwwww」バシーン

希「え、誰?花陽ちゃん?」

『中年おじさんの格好をした花陽が訪問』

にこ「……何これ、どういう事?」

小泉のおっちゃん「お前ら何をポカーンとしとるや。おうおうちょっと、おっちゃん飲み過ぎてフラフラやから、ちょい座らしてぇなぁ」

5人「……w」

小泉のおっちゃん「なんやお前ら人の顔をじーっと見つめて笑いおってからに、わしは動物園の猿扱いか」

3人「wwwwww」


デデーン

西木野 高坂 星空 OUT

凛「えぇ?これww何?wwww」バシーン

真姫「何の真似なのよwww」バシーン

穂乃果「だから花陽ちゃんに関西弁はやめてってww」バシーン

小泉のおっちゃん「おうお前らアイドルなんか?」

真姫「……まぁ、はい」

希「一応研修生ですけど」

小泉のおっちゃん「ほ~研修生か。なんや、踊ったりも出来るんか?」

凛「んふふっ……」

希「っ……ま、まぁ…それなり」

小泉のおっちゃん「ちょお見せてぇや!おっちゃんに今のアイドルゆうもんの踊り見てみたいんや!」

にこ「いや…ちょっと今は…」

小泉のおっちゃん「……なんや、踊れんのか?踊ってぇや頼むから~」

凛「んふふっwwwwもう駄目wwww」


デデーン

星空 OUT

凛「かよちんもうww帰ってwwww」

小泉のおっちゃん「あ!そうか!何やお前ら見返りか!踊り見たいならそれなりのもん寄越せゆうんやな!」

にこ「いや、別にそう言うわけじゃ…」

小泉のおっちゃん「ええねん!立場上そう言うもんはアカンとかおっちゃんも分かっとるわ!おっちゃんもう40やで?そんくらい分かっとるわコラカスwww」

2人「wwww」


デデーン

東條 星空 OUT

希「ごめん全く意味が分からんのやけどww」バシーン

小泉のおっちゃん「ほいでもなぁ、今金持ってないんや。そこの自販機で煙草買うてもう無いんや。すまんな」

5人「……」

小泉のおっちゃん「代わりのもんやけど……ポケットの中にこんなんあったわ」ゴソゴソ

アメちゃん3個

4人「wwwwww」


デデーン

東條 高坂 星空 矢澤 OUT

希「花陽ちゃん頼むからこのキャスティングは断ってってwww」バシーン

穂乃果「本当仕事は選ぼう?www」バシーン

小泉のおっちゃん「おう今の子はアメちゃん好きやろ?
おっちゃんちっちゃい頃な、駄菓子屋のおっちゃんからようアメちゃんおまけでもろてたんや。それがまたあの辛い辛いやつでなぁ!
お前こんなん食えるかボケェ!言いながら毎回食っててんwwww」

5人「wwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「ごめんなさい何の話ですか?wwww」バシーン

希「んふぅwwwwんふふふふwwww」バシーン

凛「死ぬwwwwんひぃwwんふっwwww」バシーン

小泉のおっちゃん「でもこれ大丈夫やから。辛いやつやのうて甘いやつやから。ほれ、食うてみ」

真姫「んふ……いや、今はちょっと…」

小泉のおっちゃん「なんやねんお前!おっちゃんはな!嬢ちゃんに喜んで欲しい思てアメちゃんプレゼントしたのに何やその態度はぁ!そんなんやから安いアイドルなんやぞコラボケカスゥ!」

2人「wwww」


デデーン

西木野 星空 OUT

真姫「これいつまでやるのよww」バシーン

凛「wwwwwwww」バシーン

小泉のおっちゃん「ほら、嬢ちゃん食うてみ。美味いやつやから」

真姫「んふっ……じゃあ…はい」

『おっちゃんからアメちゃんを頂く』

小泉のおっちゃん「嬢ちゃんの髪の色みたいに真っ赤なアメちゃんや。美味すぎてちびるでぇ!」

希「……この花陽ちゃんのキャラ嫌いやな…」

にこ「下品よね」

真姫「……」パクッ

小泉のおっちゃん「どや?」

真姫「………マッズ…」

4人「wwww」


デデーン

東條 高坂 星空 矢澤 OUT

にこ「普通に不味いのねww」バシーン

真姫「うん、普通に不味い」

小泉のおっちゃん「喜んでもろておっちゃんも嬉しいわ!」

真姫「……」

小泉のおっちゃん「ここ煙草吸ってもええの?」

希「あ、ここ学校なんで煙草は……」

小泉のおっちゃん「そんな気にすんなや~。煙草1本吸った所で部屋の壁がイエローだよーっ!になるわけないやん!」

凛「wwwwwww」


デデーン

星空 OUT

凛「今のはセコい!セコいにゃ!」バシーン

小泉のおっちゃん「ちょ、もうニコチン切れそうなんや。吸わせてもらうで」ゴソゴソ

穂乃果「いや、煙草は本当に──」

小泉のおっちゃん「あったわこれやこれや」

ココアシガレット

4人「…ンフフフwww」


デデーン

東條 高坂 星空 矢澤 OUT

希「まぁ本気で吸うわけないもんなw」バシーン

にこ「また懐かしいものをww」バシーン

小泉のおっちゃん「……っすぅ~…はぁ…やっぱ煙草は落ち着くのぅ!」スパーッ

凛「……んふふっ」


デデーン

星空 OUT

凛「に"ゃっ!」バシーン

希「ここへ来て凛ちゃん結構行くね~」

凛「だってwwこんなかよちん見た事ないからw」

小泉のおっちゃん「ほいで?お前ら今何やってんの?」

にこ「……アイドルの研修…ですけど」

小泉のおっちゃん「机座るのが研修なんか!今時のアイドルはオモロイなぁ!
何や、今噂の机に座るアイドル『チェアドル』にでもなるんか!?」

3人「……www」


デデーン

東條 西木野 星空 OUT

『小泉のおっちゃん 素で間違える』

真姫「……デスクね。デスク…」バシーン

にこ「いやまぁ椅子には座ってるんだけどね」

小泉のおっちゃん「……んふふっ。ほんなら、ちょおわしはこの後用事あるからおいとましますわ!邪魔したなお前ら!」

ガラララピシャッ

5人「……っはぁぁ~……」

真姫「長い」

にこ「ね?」

希「結局何がしたいのか分からんかったなぁ」

真姫「尺稼ぎとか」

凛「にしてはクオリティ酷すぎだよw」

真姫「ん?今笑った?」

凛「……」

真姫「笑ったわよね?」

凛「……」首横振り

真姫「ワラッタワヨネ?ワラッタライケナイノニワラッタノ?」

2人「ww」


デデーン

星空 矢澤 OUT

にこ「真姫…カタコトはやめて…w」バシーン

穂乃果「……ココアシガレット懐かしかったね」

にこ「あ~それね」

『懐かしの駄菓子 ココアシガレット』

凛「よく煙草の真似したよね」

希「でも途中で食べてしまうよね」

にこ「そう、結局ポリポリ食べちゃうのよ」

真姫「……」

『一人だけ輪に入れない真姫』

にこ「……あれ?どうしたの?」

真姫「ココアシガレットって何?」

4人「……え?」

希「あぁ、真姫ちゃん駄菓子屋とか行った事ないんか」

真姫「1回だけ、花陽と凛とで駄菓子屋さん行ったわよね」

凛「うん行った行った。真姫ちゃん珍しそうに色んな駄菓子見てたよね」

真姫「行った事無かったからね。駄菓子屋さんなんて存在自体知らなかったもの」

希「駄菓子では他に何か知ってるのある?」

真姫「うまい棒」

穂乃果「王道だね」

希「あれは?5円チョコ」

凛「あ~懐かしい」

真姫「……ご縁チョコ?聞いた事ないわ」

にこ「えーそうなの?駄菓子屋の中でも結構目立ってるわよ?」

真姫「それって食べると何かご縁があるの?」

穂乃果「ん?」

にこ「は?」

凛「……いや、5円は入ってないよ?5円の形をしたチョコが入ってるの」

真姫「ご縁の形って何?ハート?」

にこ「5円は5円でしょうが」

5人「……」

穂乃果「……んふふっww」

凛「んふっwww」


デデーン

高坂 星空 OUT

穂乃果「これは今、5円玉チョコの話をしてるんだよねww」バシーン

凛「多分ww」バシーン

真姫「玉って何よ」

希「硬貨の事やん」

真姫「はぁ?効果?」

にこ「待って何かが食い違ってる気がする」

希「……真姫ちゃん通貨、お金の5円玉は知ってる?」

真姫「5円玉?500玉とか100玉は見た事あるけど、それより下なんてあるの?」

『真姫から衝撃のカミングアウト』

希「嘘やん…」

凛「プッ……プクククww」

にこ「www」


デデーン

星空 矢澤 OUT

凛「そうだったねww真姫ちゃん基本カードだったにゃww」バシーン

にこ「この子よく日本で生きていけたわねww」バシーン

凛「そのかよちんと真姫ちゃんと3人で駄菓子屋行った時も駄菓子屋のおばあちゃんにカード渡してたよねw」

真姫「んふふっww」

凛「しかもおばあちゃんそれを勘違いして…じ、自販機の煙草買って持ってきたよねwwww」

5人「wwww」


デデーン

全員 OUT

にこ「可愛いおばあちゃんねww」バシーン

穂乃果「タスポだっけwwそれと勘違いしたのかなww」バシーン

希「駄菓子屋でカード支払いは笑うわw」バシーン

穂乃果「はぁ~っ……もうお尻痛い…」

凛「……一番叩かれてるのって穂乃果ちゃんかな?」

穂乃果「うん。多分ね」

真姫「次点でにこちゃんと希ね」

希「せやな…」

にこ「……」

穂乃果「……」

2人「…………」

真姫「……あれよ?私と凛が少ないからってわざと陥れようとしないでよ?」

希「しないよそんな事」

穂乃果「せやせや」

にこ「せやで」

2人「……」

『凛と真姫を陥れようとする器の小さい先輩達』

にこ「……」ガサゴソ

凛「……」

にこ「……」ゴトッ

花陽人形

真姫「……」

にこ「…………」いじいじ

コマネチポーズの花陽人形

凛「……んふっ」

希「はい」指差し

にこ「笑った」指差し


デデーン

星空 OUT

凛「その人形はやめてww」バシーン

にこ「…………」いじいじ

凛「……っ」

にこ「安心してください穿いてますよ」

全裸に見えるポーズの花陽人形

2人「wwww」


デデーン

西木野 星空 OUT

凛「それしまってぇ!」バシーン

真姫「この人達追い出して!!」バシーン

にこ「…………」いじいじ

希「……っ」

穂乃果「……んふっw」

にこ「……」ゴトッ

M字開脚の花陽人形

3人「……wwwwwwww」


デデーン

東條 高坂 矢澤 OUT

『自爆した哀れな先輩達』

希「にこっちウチらも一応対象やからな!?www」バシーン

穂乃果「そのポーズは笑うよ!!」バシーン

にこ「もう何で笑うのよぉっ!!ww」バシーン

凛「……」

真姫「……」


メンバー内に遂に亀裂が生じる。
5人はこの先の笑いの仕掛けに耐えられるのか!?

AM.11:00

開始から3時間が経過。

新人スクールアイドルの5人を祝う為、校庭で歓迎会が行われる。
5人は全校生徒が集まっている校庭へと向かう。

にこ「さっぶ!」

凛「何で体育館じゃないの」

穂乃果「体育館でもいいでしょ」

花陽「あの、室内はきけ、屋外の方が太陽の日を浴びれてええやろ」

希「今危険って言いかけたで!」

凛「危険って何!?」

真姫「お願いだから危ないのはやめて…」

校庭

『教師を含む全ての生徒が既に待機』

5人「…………」

花陽「奥から、に、矢澤、星空、高坂、西木野、東條の順に並んでや」

5人「…はい」

花陽「ちょ、ちょっと俺は用事があるから失礼…するで」タッタッタッ

5人「……」

理事長「……」スタスタスタ

『壇上に理事長登場』

希「流石にここでは正装なんや」

理事長「新人アイドル研修生の皆さん、ご卒業おめでとうございます」

穂乃果「…え?」

真姫「いやいや…」

希「まだやん」

理事長「そんな5人の研修生を祝う為、本日はこのような会を開かせていただきました。
えーまずは、5人の研修生の顧問の先生よりご挨拶と祝いの言葉を頂戴したいと思います」

『顧問の先生よりご挨拶』

にこ「え?顧問の先生なんていたの?」

穂乃果「え、誰?」

小泉のおっちゃん「何や引っ張るなて!痛いわボケコラカス!」ズルズル

『顧問の先生は小泉のおっちゃん』

5人「wwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

凛「またwwww」バシーン

希「まだ出てくるのww」バシーン

小泉のおっちゃん「なんや喫煙室で煙草噴かしてたら急にこの禿教頭がきてなぁ。
何や挨拶だの研修生の顧問だの訳分からん事言うてきてなぁ。
お前酒飲んどるやろ?お前そこの蛇口で水飲んでこい!ついでにその残っとる髪の毛全部落としてこいボケェ!言うたったわwwwwww」

5人「wwwwww」


デデーン

全員 OUT

凛「禿って言うのやめてよww」バシーン

希「この花陽ちゃんのキャラ本当嫌いやわww」バシーン

真姫「挨拶じゃないじゃないww」バシーン

小泉のおっちゃん「したらな?この禿が無理やりワシの腕掴んでこっち来い言うもんやから、ワシ痛いですわ痛いですわ!言うてんのにやめへんもんやから、こいつ髪も耳も無いんか思たわ!」

4人「wwwwww」


デデーン

東條 高坂 星空 矢澤 OUT

凛「口悪いなぁ…ww」バシーン

にこ「だんだん花陽も関西弁上手くなってきてるしw」バシーン

理事長「小泉先生、ありがとうございました」

小泉のおっちゃん「おうおう何やねんな。急に呼び出しといてほんなら今度は帰れ言うんか?
そらないやろおばちゃん!
ちょおもうホンマ勘弁してぇや!
おっちゃんこう見えても忙しいねん!これから体育館裏の野良猫にスルメイカあげに行かなアカンし、購買のおばちゃんに余ったパン貰わなアカンねん。
ガッハッハハハハwwww
むっちゃ暇やんけ言うてwwww」

5人「wwwwwww」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「あはっwwあははははwwww」バシーン

希「完全に関西弁モノにしとるやんwww」バシーン

凛「痛い痛いwwww」バシーン

真姫「こんなのが顧問なのwww」バシーン

にこ「と言うかこの人先生でもないでしょwwww」バシーン

理事長「小泉先生、ありがとうございました」

小泉のおっちゃん「おっまたワレかコラ禿!だから引っ張るなて!伸びるやん服!これしまむらやぞおい!
めっちゃコスパええねんぞしまむらぁ!www」ズルズル

5人「……っはぁぁぁ……」

理事長「続きまして、5人の研修生の門出を祝う為、あの大人気アイドル、A-RISEの3人が来て下さいました」

穂乃果「えぇっ?A-RISE?」

にこ「嘘でしょ…笑うからやめて…」






~♪


『Shocking Party』

フミコ「ダンスィンwwwwダンスィンwwwwノンストッマィダンスィンwwwwwwww」

ヒデコ「ダンスィンwwwwダンスィンwwwwノンストッマィダンスィンwwwwwwww」

ミカ「ダンスィンwwwwダンスィンwwwwノンストッマィダンスィンwwwwwwww」

ヒフミ「ダンスィンwwwwダンスィンwwwwレッミードゥッwwwwww」

5人「wwwwwwwwww」

『ヒフミがA-RISEの衣装で登場』

穂乃果「お、怒られろ!www」

希「もう頭身とか声量とか全然ちゃうしww」

にこ「本当ふざけてやったら怒られるってwww」

凛「まさか本人と思ったらwwww」

真姫「でもダンスはキレッキレねwww」


※既に笑いましたが最後までお楽しみに下さい

ヒデコ「Party! Shocking Party!!始める準備はどう?」

フミコ(さあ来て ここに来て)

ミカ「Party! Shocking Party!!世界が回り出す」

ヒデコ(さあ来て ここに来て)

『A-RISEのダンスを完コピ』

フミコ「誰かのためじゃない」

ヒデコ(私とfreedom)

フミコ「自分次第だから」

ミカ(Go,go! we are freedom)

フミコ「誰かのせいじゃない」

ヒデコ(心はfreedom)

フミコ「主役は自分でしょ?」

ヒフミ「わかるでしょwwww!?」


5人「wwwwwwww」

ヒフミ「もっと知りたい知りたい 過剰なLife
いま夢の夢の中へ
もっと知りたい知りたい 過剰なLife
だから…Shocking Party!!」

にこ「時々ドヤ顔すんのが腹立つわねww」

ヒフミ「Dancing,dancing!
Non-stop my dancing

Dancing,dancing!
Non-stop my dancing

Dancing,dancing!
Non-stop my dancing

Dancing,dancing! Let me do! 」

ヒフミ「……」ドヤァ

全校生徒「ワァーーーッ!!」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「これはでも凄いww」バシーン

希「ダンスものっそいキレッキレやったしwwww」バシーン

凛「相当練習したんだろうねww」バシーン

フミコ「……せーんのっ!」

ヒフミ「A-RISEですっ!」ビシッ

希「ちゃうやろ」

フミコ「えー皆さん!今日はA-RISEのライブに来て下さり、本当にありがとうございます!」

真姫「……いやいや…」

穂乃果「そっちが来たんでしょ」

フミコ「私がA-RISEのリーダーの
綺羅ツバサです!」

にこ「嘘つくんじゃないわよ」

ヒデコ「えれっ…統堂英玲奈だ」

穂乃果「んふふっ…」

ミカ「優木あんじゅだす」

3人「ブハハハッwwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 OUT

希「盛大に噛んだなwww」バシーン

穂乃果「だすってwwwwww」バシーン

フミコ「皆さん盛り上がってるぅ!?」

全校生徒「イェーーーイ!!」

5人「…………」

ミカ「ンヒィッ!皆いけるーっ!?」

全校生徒「イェーーーイ!!」

5人「wwwwww」


デデーン

全員 OUT

『声の調子が悪いミカあんじゅ』

穂乃果「ミカどうしたwww」バシーン

にこ「アガってるんだろうねwww」バシーン

ヒデコ「!!」

5人「……?」

フミコ「ん?どうしたの英玲奈?」

ヒデコ「あれ…あの人!」指差し

真姫「……」

ヒデコ「髪の毛クルクルする人だ!!」

5人「wwww」


デデーン

全員 OUT

『何故か真姫はヒデコのお気に入り』

真姫「それバスの中でやったでしょwwww」バシーン

凛「忘れてたよww」バシーン

ヒデコ「ちょっ!ちょっ!」

真姫「……っふふ」

ヒデコ「来て!ちょっ!来て来て下さい!」

真姫「wwwwww」

希「wwwwww」


デデーン

東條 西木野 OUT

希「来て来て下さいってww」バシーン

真姫「こっちに話し掛けるってありなのw」バシーン

フミコ「ちょっと、そこの赤髪の人、壇上に来て」

真姫「……え、本気?」

『A-RISEに呼ばれる真姫』

真姫「……えぇ…」トコトコ

にこ「うわぁやだなぁ…」

穂乃果「気に入られなくて良かった…」

ヒデコ「ここ立って」

真姫「……」

ヒデコ「………わ、いい匂い…」ボソッ

真姫「……っふふふ…」

ヒデコ「えぇ…?うわぁフワフワ、何のシャンプー使ってるの?」さわさわ

真姫「wwwwちょっとこの人耳元でボソボソ言うんですけど!」


デデーン

西木野 OUT

真姫「もうやめてぇ……っww」バシーン

ヒデコ「……スタイルいいね。足とかすべすべじゃない…」さわさわ

真姫「wwwwwwww」

穂乃果「wwww」

にこ「wwww」


デデーン

西木野 高坂 矢澤 OUT

にこ「ここの学院は変態しかいないのかっ!!」バシーン

フミコ「英玲奈、それくらいにしときなさい」

ミカ「ライブの途中よ?A-RISEのパフォーマンスはまだ終わってないわ」

ヒデコ「そうだったな。せっかくだ、あなたも一緒に踊らないか?」

真姫「んふふ……いえ、私は……」

フミコ「じゃあそこで見てるだけでいいわ。それじゃ!ミュージックスタート!」

真姫「…えっ?えっ?」

穂乃果「え、そのままで踊るの?」

『真姫をそのまま残し次の曲へ』

~♪

『?←HEARTBEAT』

にこ「……いや、それは…」

希「A-RISEちゃうやん…ww」


ミカ「ランナウェイだ ランランナウェイだ なんなんなんで突然?」

フミコ「ランナウェイだ ランランナウェイだ いきなり人気者」

フミカ「ああ…まさかの大ブレイク
笑顔で切り抜けて ランランランナウェイ!」

真姫「……」

ヒデコ「おかしいな もう一回目を閉じて深呼吸
おかしいね ホントは夢見てるのかな」

フミコ「お互いをつねろう!」ギュー

真姫「ひででで!?」ギュー

ミカ「痛いほどつねろう!」ギュー

真姫「あだだだ…っ!」ギュー

ヒデコ「消えないねこの街も追いかける人もねっ!
消えない…消えなんむっ!」ブチュー

真姫「」ブチュー

『ヒデコから突然の愛のキス』

4人「wwwwwwwwwwww」

ヒデコ「……んぷぁっ…ありがとうって思うヒマがないほど びっくりしたままで ?←HEARTBEAT!」

穂乃果「つっwwww続けるんだwwwwwww」

にこ「真姫wwwwwwww」

真姫「」

希「棒立ちやんwwwwww」

凛「意味が全くwwwwwwww」

ヒフミ「幸せは突然すぎるときっと
ハテナから先へとなかなか進めない
さあ、どうしよう?
これから?
さぁ、どうしよう?」

~♪

ヒフミ「……」ドヤァ

デデーン

東條 高坂 星空 矢澤 OUT

希「あんなん笑うわwww」バシーン

穂乃果「キッ…キスは卑怯だよwwww」バシーン

凛「真姫ちゃんとヒデコちゃんがww」バシーン

にこ「んふふぅ……くっふふふwwww」バシーン

真姫「……」

理事長「以上をもちまして、新人研修生の歓迎会を終了致します」

花陽「……ほな、んふっ……も、戻ろか」

真姫「……」

凛「真姫ちゃん大丈夫?」

真姫「……うん」

希「あんなん避けようが無いもんね」

穂乃果「ヒデコ暴走してたなぁ…」

にこ「これ結局私達の歓迎会じゃなかったわね」


5人の新人歓迎会。
その実態は、A-RISEと扮したヒフミ達が暴走する地獄のような会だった。

PM.12:00

研修開始から4時間が経過。
待ちに待った、あの時間。

真姫「……はぁ…」

穂乃果「真姫ちゃん切り替えよう」

希「引きずったら保たなくなるよ」

真姫「うん、分かってる。大丈夫大丈夫…」

凛「……でもあれってかなり辛いばつだよね」

穂乃果「だよね。まさか1つ上の先輩からキスされるとは思わないだろうし」

にこ「精神面でかなりきそうよね」

希「精神面で言ったらタイキックより上かな」

真姫「タイキック食らった事ないけど、かなりキツいわよこれ」

穂乃果「…匂いは?」

真姫「…ミントだった」

にこ「……っふ」

希「ちゃんと口臭ケアしとるんやなやっぱ」

にこ「……まぁそりゃそうよ。臭いって言われたら傷付くものね」

凛「じゃあキスされて嬉しかった?」

真姫「いや、嬉しくはないわよ」

凛「そう?あの教頭先生とヒデコちゃんならどっち?」

『禿の教頭とヒデコを天秤にかける凛』

真姫「……ごめん、ヒデコがいい」

凛「ふふっ……」

穂乃果「んふっ…」

花陽「おいお前ら」

5人「……」

花陽「昼食の時間やで」

にこ「昼食?」

穂乃果「あぁやっとか…」

凛「お腹空いた~…」

花陽「えーこれから昼食なんやけど、お前らは研修生や。
昼食の時間も、一流アイドルの…へ向けて、訓練してもらうで」

穂乃果「ん?訓練?」

希「えぇ~?昼食くらいは普通に食べさしてよ~!」

花陽「訓練言うても、ゲームみたいなもんやから。それと、ここからはゲームの進行役の人に仕切ってもらうから、みんな言うこと聞くように」

凛「進行役…」

にこ「いや花陽でいいんだけど」

希「ごめんウチは花陽ちゃんでも無理や」

花陽「では、お願いしまーす!」

ガラララッ

雪穂「どうも!皆さんお疲れ様です!」

4人「wwwwww」


デデーン

東條 高坂 星空 矢澤 OUT

穂乃果「何で雪穂がいるのww」バシーン

凛「これは予想できなかったよww」バシーン

雪穂「えーこれからですね、皆さんにはあるゲームに挑んでもらいます!」

希「頑張るなぁ雪穂ちゃん」

雪穂「そのゲームがこちら!
『褒めて褒めて!お料理即興替え歌~!』」

にこ「替え歌?」

希「何どういう事?」

雪穂「これから私が一人づつ5人の方を指名します。
曲のイントロが始まると、私がお題となるお料理名を提出します。
皆さんは即興で歌に逸ってそのお料理を褒めて下さい!」

真姫「説明を聞く限り難しそうね…」

穂乃果「え~普通に食べさせてよ~」

雪穂「駄目です!皆さんはアイドル研修生なんですから!」

にこ「しっかりした妹ね…」

雪穂「ではまず例題を出します。花陽さんお願いします」

花陽「はい」

雪穂「曲はあの有名なμ'sの曲の中から選出し、その曲のサビの部分で料理を褒めて下さいね」

穂乃果「ん~……難しそう…」

雪穂「では!例題の曲は「それは僕たちの奇跡」です!行きますよ?」

花陽「はい!」

~♪


雪穂「行きます!ハンバーグ!」

花陽「さぁ~肉を~!

焼き上げたら!皿に盛って~!

僕の涎が全然!止まらない!

さぁ~箸を~!持ってお肉を持ち上げるよ~!

キラキラ~肉汁~!

ご飯が止まらない~!」



雪穂「上手いっ!」

5人「…wwww」


デデーン

全員 OUT

希「いやこれww難しいでしょww」バシーン

にこ「これ無理!絶対無理よ!」バシーン

真姫「その例題も褒めてるの?ww」バシーン

雪穂「褒めてますよ!」

穂乃果「涎とご飯が止まらない事くらいしか伝わらなかったよww」バシーン

凛「例題が酷いってなかなかだよwwww」バシーン

穂乃果「まずハンバーグ食べてないよね」

にこ「んふふっwww」

花陽「むふっ……ww」


デデーン

矢澤 OUT

にこ「もうwwまた余計な事を……」バシーン
 
穂乃果「だってハンバーグ箸で持ち上げただけじゃん」

雪穂「まぁかなり長いので、このようなクオリティでも高得点ですので、頑張って下さい!」

真姫「確かに長かった」

凛「自信無いよ…」

雪穂「気になる曲は…
『Wonderful Rush』です !」

にこ「また早いわよこれ」

希「え、どこからどこまで?」

雪穂「サビから、そうきっと掴んで~♪の所までです」

穂乃果「長っ!」

真姫「これ……保つかしら……」

雪穂「ではまず希さん!」

希「うわぁ~緊張するなぁ~!」

雪穂「行きます!」

希「よしこい!」




~♪


雪穂「カレーライス!」

希「カレーライス!

Wonderful Rush!

美味しい~!

次の店行くんだ~!

新しいカレー!探しに行こうよ~!

迷ったらカレーのふふふ~ん!

輝きを信じて~!

遥か遠くの店~だけど~!

そうきっと向かうよ~!」

4人「wwwwwwww」


デデーン

西木野 高坂 星空 矢澤 OUT

穂乃果「あっはっはははははwwwwwwww」バシーン

凛「褒めてないじゃんwwww」バシーン

にこ「ただカレーの店探し回ってるだけじゃないのwwww」バシーン

希「ブフフッww」


デデーン

東條 OUT

希「だってしょうがないじゃん即興なんだもん!」バシーン

穂乃果「しかもさ、ほとんどWonderful Rushだったでしょ?」

希「んふっ…」


デデーン

東條 OUT

『原曲に流されやすい希』

希「……だって聞いただけで元の歌詞が出てくるんやもん…」バシーン

真姫「これは何点?」

雪穂「はい、凛さんも仰ってる通り、褒めてはないので0点です!」

希「いや…まぁ……はい」

穂乃果「難しいなぁ…」

雪穂「では続いて矢澤にこさん行きますよ!」

にこ「ふぅーっ…よっしゃ来なさい!」




~♪


雪穂「ハンバーガー!」

にこ「食べられる!

ハンバーガー!最高!

お肉とチーズ~野菜~!

それをパンで~挟み~!

食べ~ちゃ~おうよ~!

美味しいなハンバーガー!

子っどっも!から~大人ま~でも~!

愛される~とっても美味しい~!

マクド~ナルド~!」

5人「wwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

にこ「wwwww」バシーン

凛「最後店名出してきたよwwww」バシーン

真姫「褒めてるってより作り方じゃないのww」バシーン

希「しかも冒頭の「食べられる!」ってwww当たり前やろwwww」バシーン

穂乃果「んふふふwwww」バシーン

にこ「いや…wwもうとにかく褒めようって思ったらこうなったのよ!皆もそうなるから!」

雪穂「0点です」

にこ「んふっ…」


デデーン

西木野 矢澤 OUT

にこ「いやいやw0点ではないでしょっ!」バシーン

真姫「くくくwwwww」バシーン

雪穂「さぁどんどん行きますよ!
次はおねぇ」

穂乃果「オネェ?」

希「フフフwwww」


デデーン

東條 高坂 星空 OUT

希「もうアカン死ぬわww」バシーン

穂乃果「雪穂ちゃんとして~!」バシーン

凛「オネェwwww」バシーン

雪穂「すみません…
では穂乃果さん!行きますよ?」

穂乃果「はぁい!よっし!」

~♪


雪穂「天ぷらそば!」

穂乃果「天ぷらだ!

エビ天!きのこ!

ナスにぅ~~葉っぱ!

おつゆに浸して!サクサク食べよう!

おそばもね!ヅルヅル!

いいなぁ!温かくて美味しい!

う~どんも~いいんだけれど~!

やっぱそばだよなぁ!!」

4人「wwwwwwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

希「そばだよなぁ!!って何でそんな口調なんwww」バシーン

にこ「葉っぱって何よwwwwww」バシーン

穂乃果「フフッ……いや、出てこなかったの」

真姫「大葉ね大葉wwww」バシーン

穂乃果「そうそれ」

凛「擬音多いよww」バシーン

穂乃果「サクサクとかヅルヅルとか聞くだけで美味しそうじゃない?」

凛「……いやw」

穂乃果「……何点?」

雪穂「ん~0点っ!」

穂乃果「フッ……」

真姫「……」指差し

シーン

真姫「笑ったでしょ穂乃果さっき」

穂乃果「ん~ん?」

真姫「……」

雪穂「さぁ次凛さん行きますよ!」

凛「うわぁ来たよ!うわぁどうしよう!」

雪穂「行きます!」

~♪


雪穂「オムレツ!」

凛「ふわふわだ!

トロトロ!ほーかほか~!

ケチャップとマヨネーズ!

掛けーて掛けてた~っぷり!

オムレツ最高~!

んにゃにゃにゃにゃ!

オムレツ最高!あなたも私も~!

家に帰ったら~必ず~!

オムレツ作るよ~!

4人「wwwwwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 矢澤 OUT

穂乃果「途中のにゃにゃにゃは何wwww」バシーン

凛「wwww」

希「そんで最後のオムレツ作る宣言は何やねんwww」バシーン


デデーン

星空 OUT

凛「いやwwにゃの所何も出てこなかったのwwww」バシーン

真姫「オムレツ最高も連呼してたしw」バシーン

にこ「これもなかなか酷いわよwww」バシーン

希「これは?」

雪穂「そうですね……可愛かったので1点!」

穂乃果「……いやちょ待ってwwww」

希「おかしいwwww」


デデーン

東條 高坂 矢澤 OUT

にこ「可愛かったからって何よそれぇ!」バシーン

穂乃果「褒めてるのより可愛い重視っておかしいよwwww」バシーン

雪穂「星空凛さん1点です」

凛「やった~!ありがとう!」

穂乃果「凛ちゃんに甘いな雪穂は…」

雪穂「続いて真姫さん行きましょう!」

真姫「……ふぅ~…」

~♪


雪穂「グラタン!」

真姫「これからは!

グラタンの時代!他の物は認めない!

マカロニにチーズ!ホワイト~ソース~!

焼き上がり!チーズの香りが~!

香ばしくて~食欲~!

そそる~最強の食べ物~!

そっれが~グラタン~!」

3人「wwwwww」


デデーン

東條 高坂 矢澤 OUT

にこ「あんたも作り方じゃないのwwww」バシーン

希「グラタンの時代なんか知らんわww 」バシーン

穂乃果「遂には他の食べ物蹴落とし始めたよww」バシーン

真姫「……いくつ?」

雪穂「はい、美声だったので真姫さん1点」

穂乃果「いやだからおかしいでしょ!美声だから1点って!!」

『凛と真姫に甘い後輩の雪穂』

雪穂「いやぁやっぱりチーズの香りが香ばしいとかは好感持てましたね」

穂乃果「だからおかしいってばよおい!!」

真姫「wwww」

凛「wwww」


デデーン

西木野 星空 OUT

凛「ほ、穂乃果ちゃんどうしたのwww」バシーン

真姫「wwww」バシーン

雪穂「やはり凛さんと真姫さんの2人の替え歌は好感が持てましたね」

穂乃果「好感って何だよ!
だったら穂乃果のも好感持てる所あったでしょ!」

雪穂「0点です」

穂乃果「いやおかしいってよそれ!!」

4人「wwwwwwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

にこ「熱くなりすぎでしょwww」バシーン

希「妹やからとことん負けたくないんやなwwww」バシーン

雪穂「それでは2巡目参ります!」

穂乃果「……はぁ…もうやだ…」

凛「えぇー終わりじゃないのぉ!?」

雪穂「続いての曲はこちらです!
『タカラモノズ』!!」

希「……ん~…まぁWonderful Rushよりかは簡単そうかな」

にこ「でもこれも結構長いわよ?」

雪穂「そうですね、サビからもっと~もっと見せて~♪までの所です」

凛「1回目と表現とか被りそうで恐いなぁ…」

穂乃果「そう、だからさっきとはちょっと違った風にしないと駄目だよね」

にこ「あ、始める前に1ついい?」

雪穂「はい?」

にこ「やっぱり美味しいなっていう表現は禁止にしない?」

希「あ~せやね。蛇足やし」

雪穂「なるほど!では追加ルールとして、美味しいな~っていうのは禁止にします!」

凛「えぇ~凛それ絶対使っちゃうよ~…」

雪穂「では参ります!まず希さんから!」

希「よっしゃこい!」



~♪


雪穂「オムライス!」

希「今ここで~!見つけた~!

オムライス~!

探し~てた~!そうだよ~!

これが~オムライスだよ!

誰も~知らない~!オムライス~!

あふれそうな~!ケチャップ~!

も~っと~!もっと~食べて~!」

4人「wwwwwww」


デデーン

西木野 高坂 星空 矢澤 OUT

にこ「まーたお店探しに行ったわよwwww」バシーン

真姫「だから呑まれ過ぎwwww」バシーン

『また原曲に流された希』

希「アカンウチこれ苦手やわ」

雪穂「1回目のとかなり酷似してるので0点っ!」

希「……厳しいなぁ」

雪穂「次にこさん行きますよ!」

にこ「絶対1点取ってやるんだから!」

雪穂「その意気です!では参ります!」



~♪
 

雪穂「野菜炒め!」

にこ「冷蔵庫を~!開け~ましょ!

何だこれ~?

人参だ!もやしだ!みんな炒めまっしょう!

味を~付けて~!食べましょう~!

あふれそうな~!野菜たち~!

め~っちゃ!めっちゃ!美味しい!


デデーン

全員 OUT

凛「美味しい言った!!」バシーン

穂乃果「最後の最後で美味しい言ったよwww」バシーン

希「自分でルール追加しといてwwww」バシーン

にこ「wwwwだ、だって…もう何も出てこなかったのよ!」バシーン

真姫「何だこれって何よwwww」バシーン

雪穂「ルールを破ってしまいましたのでごめんなさい0点です!」

すみません>>1です
端末の調子が悪いので今日はここまでです
明日再開します

時間が少しだけあるので少し投下します

穂乃果「よーし次は穂乃果だね!」

雪穂「準備はいいですね穂乃果さん?
では行きますよ!」




~♪


雪穂「八宝菜!」

穂乃果「お野菜を~!い~っぱい!

食べましょう~!

トロトロで~!甘~くて~!

皆大好きさっ!

う~ずら~!の卵~!

大好きさ~!

ご飯に合う~!食べ物~!

八宝~!八宝菜さ~!」

3人「wwww」

雪穂「ア、アウトですww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

にこ「前半良かったわよww」バシーン

希「そう前半は良かったんやけどなww」バシーン

穂乃果「えぇーならいいでしょ!」

にこ「いや最後のご飯に合うよ!」

真姫「それ中華丼じゃないのww」バシーン

穂乃果「いや…」

希「これはアウトやわ」

雪穂「そうですね、アウトです」

穂乃果「だったら別々に食べろやぁぁぁあっ!!」バァン!

真姫「遂に怒ったわよw」

穂乃果「誰がご飯の上に乗せて食べろって言ったぁぁ!?別々に食べりゃいいじゃ※@%◎↑あ☆¥ッッ!!」

希「な、なんて?ww」


デデーン

東條 西木野 矢澤 OUT

真姫「もう穂乃果落ち着きなさいよぉww」バシーン

穂乃果「でもアウトは無いでしょ?かなり頑張ったほうだし、トロトロとか皆大好きとか好感は持てたでしょ?」

凛「ま、まぁね」

にこ「うん」

穂乃果「それを踏まえて何点?」

雪穂「反抗したので-1点です」

5人「wwwwwww」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「それはおかしいってww」バシーン

凛「お姉ちゃんに厳しくない?www」バシーン

希「んふふふwwww」バシーン

雪穂「花陽プロデューサーに聞きませんでしたか?言う事を聞くようにと」

真姫「言われたわよ」

凛「聞きました」

にこ「言ってたわね」

希「うんうん」

雪穂「ね?」

花陽「な?」

穂乃果「フフッ…」


デデーン

高坂 OUT

穂乃果「……まぁ、はいそうですね…」バシーン

雪穂「残念ですが-1点です。
続いて行きますよ凛さん!」

凛「はいですにゃ!」




~♪


雪穂「行きます!お刺身!」
 

凛「と~っても!おさ~しみ!

ありがとう~!

日本の~!自慢食~!お魚大好き!

ラララーララー!ララーララー!

ありがとう~!

お刺身はね~!やっぱりね~!

らんらん!らんらん美味しい~!」

5人「wwwwww」


デデーン

全員 OUT

希「これまでの酷い所全部入れてきたなwwww」バシーン

真姫「だから美味しい禁止だってwww」バシーン

にこ「何よ途中のラララーはwww」バシーン

凛「だって出てこないんだもん!」バシーン

穂乃果「しかもありがとうってwww」バシーン

雪穂「これはなかなかの酷さですねw」

穂乃果「ありがとうってお刺身に感謝してるんだよ褒める企画なのに」

凛「ふふふふっwww」


デデーン

星空 OUT

凛「褒めてるよ褒めてるw」バシーン

雪穂「これはそうですね…擁護が厳しいですかね…」

凛「でも凛お刺身食べた事ないんだよ?魚嫌いだもん」

雪穂「あ!ならばよし!」

穂乃果「…いやいやちょい待てやぁぁあ!!」

3人「www」

穂乃果「ならばよしじゃないでしょ!」

にこ「穂乃果もうやめてぇ…www」

希「頼むって本当にwwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

真姫「もう突っ込まないでってww」バシーン

希「これアドリブだよね?ww」バシーン

雪穂「食べた事ないなら褒めれないですよぉ…ねぇ?」

凛「ねぇ?」

穂乃果「いやねぇ?じゃないでしょ」

雪穂「はいうるさい穂乃果さんは置いといて最後!真姫さん行きますよ!」

穂乃果「おい」

にこ「穂乃果お願い耐えて…w」

希「んふっ…w」

穂乃果「……」

真姫「ふぅ…はい!」




~♪


雪穂「牛丼!」

真姫「どんぶりに~!沢山~!

牛肉を~!

白米が~!見えない~!

勿論汁だくでっしょ~?

甘くて~!辛くて~!

癖になる~!

玉ねぎもね~!忘れない~!

さぁ~!召し上が~れ~!」

4人「……おぉ」

雪穂「お、おぉ…」

穂乃果「変に駄作じゃないのがな…」

希「何やがっかりやわ」

にこ「真姫には幻滅したわ」

凛「んまぁ優等生ぶっちゃってぇ!」

真姫「ww」


デデーン

西木野 OUT

真姫「何で良かったのにこんなに言われなくちゃいけないのよw」バシーン

花陽「空気がね、読めてない」

雪穂「そこがまぁ真姫さんらしいけど」

希「www」


デデーン

東條 OUT

希「急に花陽ちゃん割ってきてびっくりしたわw」

凛「ずっと入りたかったのかな」

波乱を呼んだ即興替え歌。
結果はご覧の通り。


1位 西木野 真姫

2位 星空 凛

3位 東條 希

4位 矢澤 にこ

最下位 高坂 穂乃果


進行役の雪穂がまさかの凛と真姫を優遇する形に。研修生アイドルは、昼食を摂る事さえもままならないのだ。


1位 特選 3段おせち弁当


真姫「……うん、美味しい」


2位 幕の内弁当


凛「ん~お腹減ってたから美味しい!」


3位 おむすび&唐翌揚げセット


希「…3位でこれか…まぁ美味しいからいいけど」


4位 振りかけご飯(のりたま)


にこ「……よく知ってる味ね」


最下位 蒸かした芋


穂乃果「…何も味しないよ。ただのじゃがいもじゃん……」

希「マヨネーズとかバターとかあったら良かったのかもな」

穂乃果「それかせめて塩欲しかったなぁ」

真姫「疲弊しきってるじゃない」

穂乃果「そりゃあれだけ理不尽な事あったら怒りたくなるからね」

凛「でも希ちゃんとにこちゃんは特に抗議しなかったよね?」

にこ「あぁ、何か言ったら全部自分に帰ってくると思ってね」

希「現に穂乃果ちゃんが証明してくれたし」

穂乃果「………」

にこ「抗議してる時もの凄いぴょんぴょん跳ねてたわよね」

真姫「とにかく高く飛び上がろうとしてるうさぎみたいだったわね」

穂乃果「んふっ…」

にこ「ブフッw」

希「サニソンか思ったわ」

5人「wwww」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「助け合いとかは無いのね」バシーン

真姫「…まぁそんなもの無いでしょ」

にこ「皆もう貶め合ってるし」

穂乃果「……不味いよこの芋…」


開始から5時間。
既にメンバー内は崩壊気味。
しかし笑いの魔の手は容赦無く5人に襲い掛かる!

PM.1:00

研修開始から5時間が経過。
腹を満たした5人に、脅威の笑いの仕掛けが襲う。


穂乃果「……お腹減った…」

4人「…………」

穂乃果「……」


モニター『~♪』

5人「!」


ナレーション『音ノ木坂には、正しい日本語を生徒に教えてくれる施設があります。
今日はその日本語教習室の一日を覗いて見ましょう!』


凛「また映像…」


ナレーション『今回ご協力頂くのは、
園田海未先生と』


穂乃果「ふふっw」


ナレーション『絢瀬亜里沙先生です!』

亜里沙『♪』ニコッ


4人「www」


デデーン

東條 高坂 星空 矢澤 OUT

希「雪穂ちゃんが来たからまさかと思ったけどw」バシーン

プルルルルルッ

ガチャッ

亜里沙『はい!こちら日本語教習室です!』

男子生徒『あの、今本を読んでるんですけど』

亜里沙『はい』

男子生徒『文中に「一巻の終わり」って言うのが出てきたんですけど、これってどういう意味ですか?』


一巻の終わり
意味: 物事の結末がついてしまうこと。特に、死ぬこと。また、すでに手遅れであること。


亜里沙『……はい。一巻の終わり………あ!はいはい!
次の巻に行って下さい!』


5人「……っ」


男子生徒『……あの、意味は?』

亜里沙『二巻目に行って下さい!』


5人「wwww」


デデーン

全員 OUT

にこ「これどうなのかなw」バシーン

希「亜里沙ちゃんが可哀想やわ…」バシーン


男子生徒『二巻目って何ですか?』

亜里沙『本を読んでられるんですよね?一巻の終わりですよね?
じゃあ二巻目に行っちゃいましょう!』

男子生徒『いやだからその意味とか―――』

ガチャッ

亜里沙『~♪』


5人「wwwwww」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「強制的に切ったよw」バシーン

にこ「まぁよくやったわww」バシーン

プルルルルルッ

ガチャッ

亜里沙『はい!こち…こちら日本語教習室です!どうされましたか?』

女子生徒『あの~、今ドラマを見てたんですけど、途中で
「そんなもの、犬にでも食わせておけ」ってあったんですが、それってどういう意味ですか?』


犬に食わせろ
意味:くだらない事やどうでもよい事は放って置けという意味。
「夫婦喧嘩は犬も食わない」という言葉もこの意味と類義している。
また、英訳にすると
犬に食わせろ(try it on the dog!)
というと、あまり重要ではない者に毒見をさせろという意味になる。

※諸説あり


亜里沙『えー……っと、ちゃ、ちゃんとご飯あげて下さいね』

女子生徒『え?』

亜里沙『ちゃんとまともなご飯あげて下さいね?ドッグフードとか』


希「フフフッ…」


女子『あの、多分そういう意味ではないと思います…』

亜里沙『えっ?……あ、残り物はあげちゃ駄目です!ちゃんと飼い主さんが責任を持って食べて下さい!』


3人「wwww」


デデーン

東條 星空 矢澤 OUT

にこ「もうこれやめなさいよw」バシーン

希「亜里沙ちゃんを馬鹿にするようなさぁw」バシーン

凛「亜里沙ちゃん純粋だなぁ…w」バシーン


女子生徒『……えっと、犬は出てきてないんですよ、このドラマ』

亜里沙『えっ!?そうなんですか!?じゃあ猫ちゃんかな?』


3人「wwww」


デデーン

東條 高坂 星空 OUT

穂乃果「これ飛ばして!もう!」バシーン

希「心が痛いわもう…」バシーン

女子生徒『猫も出てないです』

亜里沙『えーっ……そうなると……。……すいませんちょっと分からないです。ごめんなさい私ロシア生まれなもので。
でも本当に動物は大事にしてあげて下さいね?そうすればきっとカトリーナちゃんもあなたになつくはずですから』

女子生徒『は?』


5人「wwwwww」


デデーン

全員 OUT

凛「カトリーナちゃんって誰ww」バシーン

にこ「勝手に名前つけたわよwww」バシーン

真姫「亜里沙ちゃんも困ってるじゃないww」バシーン


女子生徒『あぁもういいです。失礼しました』

ガチャッ

亜里沙『あっ、こちらこそ、またのご利用を……はい…』


5人「……っはぁぁ…」

希「これ誰が考えたんかな…」

プルルルルルッ

ガチャッ

亜里沙『はい、こちら日本語教習室です!』


にこ「えぇーまだあるの?」

真姫「もういいって……」


外人生徒『アー、スミマセン。
ニホンノ寿司二関シテナンデスケド』

亜里沙『はい』

外人生徒『寿司ノ専門用語?ガヨクワカラナクテ…』

亜里沙『専門用語?はい』

外人生徒『ムラサキッテナンデスカ?』


むらさき:醤油。醤油の色から。


亜里沙『むらさき…?むらさき……。
あぁ!はいはい!紫!
東條希さんの事です!』


5人「wwwwwww」


デデーン

全員 OUT

希「何でウチなんwww」バシーン

真姫「紫がイメージカラーだからってww」バシーン

『亜里沙はμ'sが大好き』


外人生徒『what?ノゾミ?ナンデスカソレハ?』

亜里沙『μ'sの東條希さんですよ!知らないんですか?』

外人生徒『イヤイヤ、私ガ聞キタイノハ、寿司ノムラサキナンデスヨ』

亜里沙『お寿司の紫?……あぁ!ナス!天ぷらのナスのお寿司ですね!私カッパ寿司で食べた事あります!』


3人「wwww」


デデーン

東條 高坂 星空 OUT

凛「紫だけども…w」バシーン

希「も~ロシア生まれの子馬鹿にするな~」バシーン

外人生徒『モヒトツイイデスカ?
ナミダッテナンデスカ?』


なみだ:山葵。効きすぎると涙が出てくる事から。


亜里沙『涙?涙は悲しい時に出てくるものですよ』

外人生徒『悲シイ時?』

亜里沙『はい。私も悲しい時は涙が出ます。この前だって雪穂と喧嘩しちゃった時、怖くて悲しくて、夜泣いちゃいました。
でも後で雪穂とごめんなさいをしました!すると心がぽかぽかして嬉しくなっちゃいましたよ!』

外人生徒『……イイ、ハナシデスネー』

亜里沙『えへへ!』


5人「wwww」


デデーン

全員 OUT

にこ「お寿司から脱線してるわよww」バシーン

凛「いい話だけどさぁ…w」バシーン

穂乃果「本当にやめよ!純粋な子を使っちゃ駄目だよ!」バシーン


外人生徒『最後二モヒトツ!
日本人ガ食ベ終ワッタ後、
「オアイソ」ッテイイマスヨネ?アレハドウイウ意味デスカ?』


お愛想:会計の事。
因みにお愛想はマナーが悪い為、正しくは「お会計」又は「お勘定」


亜里沙『おあいそ……?何ですかそれ?』

外人生徒『……アノ、コチラガ質問シテルンデスケド……』

亜里沙『…えっと……おあいそ……。た、多分おかわりって言う意味だと思います!』

外人生徒『オカワリ?オカワリッテ犬の芸ノヒトツノ?』

亜里沙『カトリーナはおかわりできないですよ』

外人生徒『カトリーナ???』


5人「wwwwwww」


デデーン

全員 OUT

希「ここまでカトリーナ持ってくるかw」バシーン

真姫「これ考えた人腹黒いわねww」バシーン


外人生徒『モウイイデス。アリガトウゴザイマシタ』

亜里沙『こちらこそありがとうございました!』

ガチャッ

亜里沙『楽しいですね!』

海未『……んふふっ…』



日本語教習室は、今日も正しい日本語を生徒達に教えてゆく。

ここからぼちぼち投下していきます。
今日中には完結出来るようにします。

穂乃果「っはぁぁぁあ……長い……」

希「これ絵里ちが見たら何て言うんやろな」

にこ「今見てるんじゃないの?」

真姫「何て思ってるのかしらね。妹をあんな事に使われて」

凛「ほんとにね」


/可愛かったわよ!\ 


5人「っ!?」

『放送スピーカーから絵里の声が』

5人「……ブフッwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

希「必用以上にこっちに関与してくんなやwww」バシーン

凛「びっくりしたよww」バシーン

真姫「流石シスコンww」バシーン


休む事無く続く笑いの仕掛け。
5人は更にこの後、笑いの奈落へと落ちる事となる!

PM.14:00

研修開始から6時間が経過。

疲労困憊の5人に、最も過酷な罰が襲い掛かる。


穂乃果「もう6時間くらい経ってるじゃん」

凛「うん」

穂乃果「お仕置きはもう数え切れないくらい食らってきたよね?お尻どう?」

凛「……痛い」

希「時々痒いよね」

真姫「……血行が良くなってる」

穂乃果「どうする?お尻真っ赤になったら」

にこ「……アイドル出来なくなるわよね」

凛「そもそも笑う事が駄目自体おかしいんだけどね」

真姫「次回はやってないあの4人がこれやればいいと思う」

穂乃果「え、次回あるの?」

真姫「……さぁ」

希「でも悔しいよなぁ。やられたまんまは」

凛「じゃあ、やるの?」

にこ「……いや、無理だわ」

穂乃果「うん、やだ」

凛「……」

真姫「…………」

希「………」

5人「…………」

ガラララッ

花陽「お前らええか。
アイドルたるもん、体力も身に付けなアカン言うことで、今からお前らには体力を付けてもらうで」

真姫「ジャージ?」

希「体力って、もう結構あると思うんですけど」

花陽「……あの、その格好やと走りづらいやろうから、このジャージを着て校庭に集合や」

『音ノ木の制服から芋ジャージへ着替える』

にこ「……走る?」

穂乃果「嫌な予感…」

凛「すっごく嫌な予感だよね…」

花陽「隣の教室でこれのジャージに着替えるように」

5人「……はい…」


5人は更衣室でジャージに着替えさせられる。
着替え終わった5人は校庭に向かうと、そこには……。

穂乃果「さ~む~い~!」

にこ「……何あれ……」

凛「ドクロマーク…?」

『5人の前に謎の黒いステージが設置』

花陽「えーみんな、よく聞くように。
えーこれからお前らには、鬼ごっこをしてもらう!」

凛「鬼ごっこ?」

花陽「せや」

希「……っ」







緊急訓練

絶対に捕まってはいけない鬼ごっこ

~ルール~

これから5人には鬼ごっこをしてもらう。鬼は全身黒タイツで、鬼の腹にはそれぞれ執行される罰の名前が書かれている。

開始は3人の鬼が出現。
それから鬼は、20分毎に2人ずつ増えていく。

逃走範囲は音ノ木坂学院全域。

5人は音ノ木坂学院の何処かに置いてある宝箱の中にある屋上の鍵を見つけ、屋上を目指す。

時間制限は無し。鬼の奇襲を掻い潜りながら屋上の鍵を見つけ、屋上へと向かわなければならない。







花陽「───以上や。みんな分かったか」

穂乃果「逃げれる場所がこの学院全体って事は、教室に隠れててもいいんですか?」

花陽「別にええけど、鬼はどんどん増えていくから出来る限り早く鍵を見つけんと大変な事になるからな」

希「罰って具体的にはどんなのがあるんですか?」

花陽「それは、始まってからのお楽しみや」

希「……なんや、嫌やなぁ…」

凛「絶対良い事ないよね」

真姫「体力落ちてるからキツそう…」

にこ「鬼ごっこなんて久しぶりねぇ」

花陽「それと、ここからは笑ってもアウトにはなれへんから安心せぇや」

凛「え?そうなの?」

真姫「そりゃそうでしょ。捕まってもアウトで笑ってもアウトだったら私達死ぬわよ」

穂乃果「でも心置きなく笑えるってちょっとホッとしたよ」

にこ「本当そうよ。お陰で顔の筋肉が強張っててキツかったわ」

花陽「あーそれと、これから鬼ごっこが始まるんやけど、お前ら売れてないアイドルだけじゃ華が無いから」

にこ「華が無いとは失礼ね」

希「これでもラブライブ優勝したわ」

花陽「あの、助っ人を用意したから」

凛「助っ人?」

花陽「その助っ人とは、この方や!どうぞ!!」

プシューーー!!



綺羅ツバサ「~♪」バーン

5人「wwwwww」


A-RISEのリーダー綺羅ツバサ登場!!


花陽「A-RISEの綺羅ツバサさんや。ツバサさんとお前ら6人で鬼ごっこをやってもらうで」

穂乃果「えぇっ!?何でツバサさんが!?」

にこ「あれヒデコちゃんじゃないわよね?」

ツバサ「~♪」トコトコ

真姫「……結構遠い所から登場したわねww」

ツバサ「こ……はみゅ……さ…」トコトコ

希「……あの、遠いからよく聞こえないんですけど」

穂乃果「ごめんなさいもうちょっと近くに来てからお願いしたいんですけど」

ツバサ「……」トコトコ

凛「……この間が地味にキツいね」

ツバサ「こんにちはμ'sの皆さん!」

穂乃果「あの、何でツバサさんがこの鬼ごっこに?」

にこ「全然断っても良かったのに…」

ツバサ「あぁ、違うわ。私が直々に申し立てたの」

穂乃果「えっ?」

希「何でそんな事を」

ツバサ「だってあなた達μ'sを送り出した音ノ木坂学院内を走り回れるのよ?楽しみだと思わない?」

希「……えぇ?」

にこ「いや…理由それ?」

ツバサ「……へ?何かおかしい?」

『ツバサもμ'sが大好き』

凛「絶対後悔しますよww」

穂乃果「というかツバサさんが罰受ける所見たくないよ~!」

ツバサ「それなら安心して!さっきそこで犬の●●コ踏んで来たから!」

5人「…………」

希「……あの…んふふっ」

凛「っくくくwww」

ツバサ「ん?」

希「それ犬じゃなくて、馬やと思うんやけど…」

穂乃果「ツバサさんやめましょうそんな事www」

ツバサ「……」

真姫「帰った方がいいわ」

凛「あなた疲れてるのよ」

ツバサ「……じ、冗談よ」

にこ「やめてそんな天然属性必要ないから……」

ツバサ「大丈夫大丈夫!足は速い方だから早々捕まったりはしないわ!」

希「フラグも建てていくと…」

凛「流石A-RISE」

花陽「み…んふっ…みんな準備はええか?」

穂乃果「なんか気持ちが複雑なんですけど」

希「こういう時なんて顔したらええか分からんわ」

ツバサ「笑えばいいと思うわよ」

5人「……」

花陽「それじゃ、早速鬼ごっこスタートやで!」

凛「え?もう始まるの!?」

3………


穂乃果「…うわぁ始まるかぁ…!」


2………


にこ「鍵を見つければいいのね…!」


1………


ツバサ「さぁ!行くわよみんな!」


─────START!!



プシューーー!!


スリッパ「……」バーン

はりせん「……」バーン

タイキック「……」バーン

6人「っ!?」ダダダッ

希「嘘っ!?いきなりタイキックおるやん!!」ダダダッ

凛「逃げるにゃあぁぁあっ!!」ダダダッ

穂乃果「うわぁぁあ!!」ダダダッ

にこ「タイキックやだ!!タイキックやだ!!」ダダダッ

真姫「鍵……!鍵……!!」ダダダッ

ツバサ「あはは!面白そう!」ダダダッ

スリッパ「……!」ダダダッ

真姫「ちょっ……!何で…私なのよぉ!!」ダダダッ

スリッパ「……っ!」ガシッ

真姫「ヴェェッ!?」

スリッパ「……っ!!」スパァァン!

真姫「~~ッッ……!」

スリッパ「……」ダダダッ

真姫「……ったぁぁ…」




穂乃果「はぁ…!はぁ…!」ダダダッ

はりせん「……!」ダダダッ

穂乃果「はやっ…速いってぇ!!」ダダダッ

はりせん「……っ!」ガシッ

穂乃果「待って!ちょ…痛、痛いのはもう───」バシーン!

はりせん「……」ダダダッ

穂乃果「っ…………」ドサッ

早くも鬼の洗礼を受けた2人。
そして、恐怖のタイキックは──


タイキック「……!!」ダダダッ

ツバサ「……結構速いわね」ダダダッ


ツバサを標的にしたタイキック


タイキック「……っ!」ダダダッ

ツバサ「っ…!っ…!」ダダダッ

タイキック「……っ!」ダダダッ


ツバサの逃げた先は────


ツバサ「……ッッ!?!?」

タイキック「!!!」


───行き止まり


ツバサ「っ!ちょ!この教室開かないんだけどぉ!!」

タイキック「……」ガシッ

ツバサ「ま、待って!私この学院よく知らなくて!行き止まりだなんて……」

タイキック「……ッッ!」ドゴォ

ツバサ「~~~~ッッ……!?!??!?!!」ドサッ

タイキック「……」ダダダッ

ツバサ「おぅ……くぉ……っつぅ……あぅ…………っ」


A-RISEにも容赦の無いタイキック

校内1階

にこ「どこ…?宝箱……」

穂乃果「にこちゃ~ん!」

にこ「穂乃果、宝箱は?」

穂乃果「ざっと1階の廊下を見回してみたけど無かったよ」

にこ「……ひとまず、1階の教室から探して行きましょ」

穂乃果「うん、じゃあ穂乃果はこ……!」ダダダッ

にこ「…?」クルッ

スリッパ「……!」ダダダッ

にこ「っ!?ちょっ!穂乃果ぁ!!」ダダダッ


先輩を見捨てる後輩の穂乃果


にこ「はぁっ!はぁっ!」ダダダッ

穂乃果「ついて来ないでよにこちゃん!」ダダダッ

にこ「あんた先輩を見捨てんじゃないわよぉ!!」ダダダッ


2人の逃げた先に───


タイキック「……!」ダダダッ

2人「っ!?!?」


────タイキック登場

穂乃果「タイキックだぁぁぁ!!!」ダダダッ

にこ「スリッパ!スリッパ助けてぇ!」ダダダッ


何故か鬼に助けを乞う矢澤


穂乃果「待ってぇ!にこちゃん!」ダダダッ

にこ「スリッパァ!」ガシッ

スリッパ「……っ!」スパァァン!

にこ「うぎっ……!!」ドサッ


タイキック「!!!」ガシッ

穂乃果「待って待って!あなた今朝も穂乃果にやったでしょ!?もういいでしょ!?」

にこ「……ふふっ…」

穂乃果「もうタイキックはやめてって!本当に痛いのは……ッッ!」ドゴォ

タイキック「……」ダダダッ

穂乃果「うがあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"……っ!!」ゴロゴロゴロゴロ

にこ「wwww」


後輩の不幸を喜ぶ先輩のにこ

校内3階

希「宝箱どころか何にも無いやん…」

はりせん「……」キョロキョロ

希「っ!?」バッ!

はりせん「……」ダダダッ

希「……っぶなぁ…」


鬼はいつ何処に出現するか分からない





校内2階

真姫「……はぁっ……疲れた……ん?」

ツバサ「…………」

真姫「……何やってるの?」

ツバサ「いたい…」

真姫「………え、タイキック?」

ツバサ「…うん」

真姫「…………っw」

ツバサ「笑うな」

校内1階

にこ「音ノ木ってこんなに広かったっけ…」

穂乃果「こうやって見ると結構広いもんだね」

にこ「……あ、校庭は?」

穂乃果「あっそうか。校内だけじゃないもんね」

にこ「広いから逃げやすいし外に行きましょ!」





校内2階

真姫「立てる?」

ツバサ「……いたい」

真姫「本当何でこんなのに受けたのよ」

ツバサ「何でかしらね…」

はりせん「……!」ダダダッ

真姫「もう後悔してるのw」

ツバサ「あんな痛いとは思わなかったのよ……」

はりせん「……」ガシッ

真姫「…え?」バシーン!

ツバサ「え?」バシーン!

はりせん「……」ダダダッ

2人「」

その頃、メンバーの中で最速の星空凛は───

凛「~♪」ダダダッ

スリッパ「っ……!っ……!」ダダダッ

凛「校内の事はよく知ってるから負ける気がしないよ!」ダダダッ

はりせん「!……っ!」ササッ


待ち伏せする汚いはりせん


凛「~♪」ダダダッ

スリッパ「……!」ダダダッ

はりせん「っ!!」バッ!

凛「にゅやっ!?」ガシッ

はりせん「っ!!」

凛「待ち伏せは汚いにゃ~!!」バシーン!

はりせん「……」ダダダッ

凛「……ったぁ~…へ?」ガシッ

スリッパ「……っ!」

凛「いや、さっきもうはりせ──」スパァァン!

スリッパ「……」ダダダッ

凛「っくぅ~……」


ダブルで食らった哀れな凛

~20分経過~

鬼、追加します。


プシューーー!!


ケツバット「……」バーン

さば折り「……」バーン





校庭

穂乃果「……っ!?あれって新しい鬼!?」

にこ「うわっ!最悪のタイミングじゃない!」ダダダッ

ケツバット「……っ!」ダダダッ

穂乃果「うわわぁ~!!」ダダダッ

さば折り「……」ダダダッ

穂乃果「はぁ……!はぁ……!」ダダダッ

さば折り「……っ!」ガシッ

穂乃果「はやっ…速いよ!!」

さば折り「……」ぐいっ

穂乃果「へ?いやちょっ!いだだだだだ!!!」バキバキバキ

さば折り「……」ダダダッ

穂乃果「…………」ドサッ

ケツバット「……っ!」ダダダッ

にこ「しつこいわね……っ!」ダダダッ

ケツバット「……!」ダダダッ

にこ「……っ!?」ズデッ

ケツバット「……」ガシッ

にこ「……っ」バシーン!

ケツバット「……」ダダダッ

にこ「……慈悲はないのか」





校内3階

凛「ん~廊下はやっぱり無いよね…だとしたらやっぱり教室?」ガラララッ

希「うわっ!びっくりした!」

凛「あぁ希ちゃんここにいたのね」

希「うん、3階はあんま鬼来ないから安心やと思ってね」

凛「へぇ~!そう───」ガシッ

はりせん「……っ!」

凛「なんだ…」バシーン!

希「……」バシーン!

はりせん「……」ダダダッ

希「……ごめん」

凛「いや…」

校内2階

ケツバット「……!!」ダダダッ

真姫「っ!来たわよ!」ダダダッ

ツバサ「っ!?」ダダダッ

ケツバット「……っ!」ダダダッ

真姫「……っ!」ダダダッ

ツバサ「…っ!」ガラララピシャッ


真姫を見捨てて教室内に隠れるツバサ


ケツバット「……っ!」ダダダッ

真姫「はぁ……っ!はぁ……っ!」ダダダッ

ツバサ「…………ごめんね」ガラララッ

スリッパ「……」ガシッ


ツバサの目の前にスリッパが


ツバサ「……はっはっは…」スパァァン!

スリッパ「……」ダダダッ

ツバサ「……もうやだ…」



真姫「……っあぁぁあ!!」ガシッ

ケツバット「……っ!」

真姫「……っぐぅぅう!!!」バシーン!

ケツバット「……」ダダダッ

真姫「…………はぁ…たからばこ……どこよ…」

校内3階

凛「……あ!希ちゃんこれっ!これっ!」

希「ん?あぁー!宝箱やん!」


凛と希 宝箱発見


凛「どうする?皆呼ぶ?」

希「ん~…でも鬼に捕まる確率高いしなぁ……中身確認だけしとこ?」

凛「うん、そうだね。じゃあ開けるよ?」ガチャッ


プシューーー!!


凛「……」

希「……」


中身はCO2ガス


希「……ハズレあるんやな」

凛「…………」

校庭

穂乃果「宝箱なんて本当にあるの?」

にこ「そりゃあってくれないと終わらないからあるでしよ」

穂乃果「帰りたい」

にこ「にこだって帰りたいわよ」

穂乃果「……あ、アルパカ小屋」

にこ「ん~、何かありそうね」

白パカ「ペェ~」

穂乃果「…………無い」

茶パカ「……」くっちゃくっちゃ

にこ「……こっちも何も無いわ」

穂乃果「そこの干し草の中とかは?」

にこ「どれどれ…」

茶パカ「ペェッ!」 

にこ「……」べと~

穂乃果「…………ごめんねにこちゃん」

にこ「……くっさ」フキフキ

校内1階

真姫「…………」

さば折り「……!」ダダダッ

真姫「っ!?」ダダダッ

さば折り「……」ダダダッ

真姫「はぁっ!……んはぁっ……!もう……無理……!」ダダダッ

さば折り「…っ!」ガシッ

真姫「ヴェェ……」ぐいっ

さば折り「……っ!」

真姫「っ!?いたいいたいいたいいたいッッ!!!」バキバキバキ

さば折り「……」ダダダッ

真姫「……い…たい…」ドサッ







校内2階

ツバサ「………………迷った」


校内で迷子になるツバサ


ツバサ「とりあえず皆と合流しないと…」

校庭

穂乃果「あ!宝箱!宝箱だよ!!」ダダダッ

にこ「嘘!?ほんと!?」ダダダッ

穂乃果「ほらほら!宝箱だよ!」

にこ「待ってみんな呼んでくるわ!」ダダダッ

穂乃果「おっけぇ!」




校内1階

真姫「腰が……っつつ…」

にこ「あ!真姫!」ダダダッ

真姫「っ!?」ダダダッ

にこ「へ?いや何で逃げるのよ!」

真姫「え?いや、だってにこちゃんが走ってくるから!」

にこ「違う違う!宝箱よ!」

真姫「え?あったの?」

にこ「穂乃果が校庭で見つけたから行きましょう!」

真姫「分かったわ」ダダダッ

にこ「にこは残りのメンバー連れてくるから!」ダダダッ

校内3階

ガラララッ

凛「はぁ~疲れた~…」

希「ん~…音楽室にも宝箱は無いなぁ」

凛「予想だけどまだ無いんじゃない?」

希「うん。ウチもそう思うわ」

凛「……あ、希ちゃん見てみて!校庭に穂乃果ちゃんと真姫ちゃんがいるよ!」

希「ん?あ、ホンマやな」

タイキック「……!!」

凛「穂乃果ちゃん達宝箱見つけれたかな」

希「座って雑談してる辺り成果は無いっぽいけどな…」

タイキック「……」ガシッ

2人「…………え?」

タイキック「……っ!!」ドゴォ

校内2階

にこ「どこにいるのよ残りのメンバーは…」


/アアアアアアアアアアアッッ!!!\


にこ「!?!?」

ツバサ「何今の悲鳴!?」バッ!

にこ「うわっ!?びっくりした!」

ツバサ「あらにこさん…今の悲鳴は?」

にこ「……3階から、多分希と凛の悲鳴…」

ツバサ「……まさか、よね?」

にこ「……今の悲鳴からすると…ね?」

タイキック「……!!」

2人「嘘でしょぉぉっ!?!?」ダダダッ

タイキック「……!」ダダダッ




校庭

真姫「さば折り食らった?」

穂乃果「あぁ食らったよ。腰から変な音出た」

真姫「……さっきから腰がおかしいのよ。歩く度にポキポキいってる」

穂乃果「それはヤバイでしょ、支障出てるじゃん」

真姫「うん、だから花陽から湿布貰おうかなって」

穂乃果「あ、穂乃果お母さんからアロンアルファ貰ってるよ。鬼ごっこ終わったらあげるよ」

真姫「……え?」

穂乃果「え?」

真姫「…………アロンアルファって瞬間接着剤じゃ?」

穂乃果「……あ、間違えたサロンパスだ」

真姫「www」

穂乃果「www」

真姫「名前そんなに似てないでしょww」

穂乃果「いやもう疲れてるからよく分かんなくなってるんだよww」


\アアアアアアアアアアアッッ!!!/


2人「っ!?」

真姫「…………何?」

穂乃果「校内からだったね。タイキックかな?」

真姫「また犠牲者が増えたのね」

2人「wwww」


高見の見物の穂乃果と真姫

校内1階

タイキック「……?」キョロキョロ

ツバサ「はぁ……はぁ……」

にこ「……ふっ…ふっ……」

タイキック「……」ダダダッ

にこ「……っはぁぁぁあ!何とか撒いたぁ!」

ツバサ「捕まったら終わると思ったものね…」 

にこ「でもこれじゃ3階まで行けそうにないわね、後の2人は置いときましょ」

ツバサ「そうね、鍵を見つければどうせ向かうは屋上だし」

にこ「そうと決まったら行きましょう」ダダダッ

ツバサ「えぇ!」ダダダッ




校庭

穂乃果「…………今どのくらい経ったかな」

真姫「……30分くらい?」

穂乃果「………泣きそうになってくるよ」

真姫「……あ、にこちゃん」

にこ「はぁっ!はぁっ!お~い!」ダダダッ

ツバサ「あら?穂乃果さんこんな所にいたのね」ダダダッ

穂乃果「校庭の方が広くて逃げやすいかなぁって思って」

ツバサ「結果は?」

穂乃果「全っ然関係なかったです」

4人「wwww」

真姫「希と凛は?」

ツバサ「タイキックが上がって行ったから連れてくるのは無理だったわ」

真姫「じゃああの悲鳴って希と凛の?」

にこ「そうみたい」

4人「wwww」


校庭に座り談笑するお気楽な4人

校内3階

希「うぅっ……うぐっ……んはぁ…っ」

凛「希ちゃ~ん!泣かないでよぉ!」

希「もう嫌だよ…痛いよタイキック……」

凛「痛かったね…凛も痛かったよ。凄く痛かった。でもずっとここにいたらまた鬼がやってくるよ?
だから移動しよ?」

希「……ぐすっ…うん……」

凛「いたたた……まだジンジンする…」

ケツバット「!!」

凛「」

希「……うわあぁぁぁぁあん!!」

ケツバット「!?」


遂に何かが決壊した希

校庭

/ゥワァァァァァアンン!!\

4人「!?!?」

にこ「……今の希よね」

穂乃果「…泣いちゃってるよ」

ツバサ「え、大丈夫なの?」

真姫「タイキックがより恐怖になってきたわ……」




校内3階

ケツバット「……」ポンポン

凛「…………ふぅ…!」

希「びえぇぇぇえんっ!!」

ケツバット「……っ!!」

凛「…希ちゃん見てろぉ!これがスクールアイドルの勇姿だぁぁ!!」バシーン!

ケツバット「……」ポンポン

凛「……ありがとう」

ケツバット「……」ダダダッ

希「うぅ……っ!んくっ……り、ぐすっ……ちゃ……!」

凛「これが終わったら一緒に焼肉食べに行こう!」

希「……ぐすっ…うん…!」

凛「さぁ!出発にゃ~!」ダダダッ

校庭

ツバサ「…………!!みんな伏せて!!」バッ!

3人「っ!!」バッ!

スリッパ「……」キョロキョロ

さば折り「……」キョロキョロ

にこ「……1つ聞いていい?」

ツバサ「何?」

にこ「この赤いジャージと緑の芝生で誤魔化せると思う?」

ツバサ「……大丈夫よ」

スリッパ「!!」ダダダッ

ツバサ「相手は全身黒タイツで視野が狭まっているはずよ!」

さば折り「!!」ダダダッ

ツバサ「だから見つからないわよぉぉ!?」ダダダッ

にこ「言葉と行動が一致してないんだけど~!!」ダダダッ

真姫「さば折りいやぁぁぁあ!!」ダダダッ

穂乃果「こっち来るなぁぁあ!!」ダダダッ

スリッパ「……!」ダダダッ

ツバサ「はぁ…っ!はぁ…っ!
何で鬼はみんな……こんな足速いのよっ!」ダダダッ

スリッパ「……っ!」ダダダッ

ツバサ「……っあぁぁぁあ!!」ガシッ

にこ「あーツバサさんが捕まった!」ダダダッ

ツバサ「はぁ……もう許して下さい…っ」

スリッパ「っ!!」スパァァン!

ツバサ「…っっく……ふぅ……」

スリッパ「……」ダダダッ

にこ「うわぁ綺羅ツバサがスリッパで叩かれるって貴重な画……」

真姫「待って!……待ってぇ!ねぇ!」ダダダッ

さば折り「……!」ダダダッ

真姫「ちょっとぉ!もっ…もういいでしょ!?!?」ダダダッ

さば折り「……っ!!」ダダダッ

真姫「やめて!ゆるっ……許してぇ!」ガシッ

穂乃果「あははは捕まったww」

さば折り「……」ぐいっ

真姫「ひゃめっ!?んあ"あ"あ"あ"あ"あ"っっ!!!」バキバキバキ

穂乃果「痛そうだなぁww」

真姫「あ……あぁ………あ…」ドサッ

さば折り「……」ダダダッ

穂乃果「あはははww」

スリッパ「……」ガシッ

穂乃果「ははは………は?」

スリッパ「っ!」スパァァン!

穂乃果「」ドサッ

真姫「…ふっ……人の事…笑ったからよ…」

穂乃果「……ったぁ…」

校内1階

凛「っ!希ちゃん待って!」バッ!

希「へ?」

ガラララッ

凛「……」

希「……どうしたん?」

凛「シッ!」

さば折り「……」ダダダッ

スリッパ「……」ダダダッ

希「……」

凛「……っふぅ…」

ガラララッ

凛「今の鬼校庭行ってたね」

希「みんなも校庭におるんかな」




校庭

にこ「さっさと宝箱開けましょう」

穂乃果「そうだね」

真姫「……誰が開ける?」

穂乃果「ツバサさんでしょ」

ツバサ「え?いいの?」

にこ「どうぞどうぞ」

ツバサ「……じゃあ」

凛「お~い!」

真姫「凛と希も来たわね」

にこ「遅いわよ」

凛「ごめんごめん。あ、宝箱見つけたの?」

ツバサ「えぇ、今から開ける所よ」

凛「……」

希「……」

ツバサ「開けたい?」

凛「いや」

希「全然」

ツバサ「そう?なら私が開けるわね!」

にこ「……あんた達、まさかもう見つけたの?」

希「……ん~…まぁ……」

凛「中身は察して欲しいにゃ」

にこ「……あぁ…」

ツバサ「じゃあ行くわよっ!せーのっ!」ガチャッ


プシューーー!!!


ツバサ「っ!?!?」


中身はお約束のCO2ガス


6人「…………」

希「な?」

凛「知ってた」

ツバサ「……」

~40分経過~

鬼、追加します。


プシューーー!!


お寿司「……」バーン

love wing bell「……」バーン





プシューーー!!!

6人「!?!?」

お寿司「……!」ダダダッ

love wing bell「……!」ダダダッ

ツバサ「もう20分経ったの…!?」ダダダッ

希「お寿司って何や!?」ダダダッ

穂乃果「とにかく逃げるよっ!」ダダダッ

凛「love wing bellって何!?」ダダダッ

にこ「嫌な予感しかしないわね!」ダダダッ

真姫「キッ……キッつい……!」ダダダッ


お寿司が捉えたのは────


お寿司「……!」ダダダッ

にこ「………っ!んはぁっ!」ダダダッ

お寿司「……っ!!」ガシッ

にこ「にこぉ!?」

お寿司「……」ぐいっ

にこ「へ?何?何?」ペタン

助手鬼「……」タッタッタッ

にこ「……え?」

助手鬼「……」


鬼が持ってきたのは大トロ2貫

にこ「…………食べろって事なの?」

お寿司「……」コクッ

助手鬼「……」コトッ


熱々のお茶もご用意


にこ「………じ、じゃあ…」パクッ

お寿司「……」

助手鬼「……」

にこ「……ッッッッ!?!?ゴボォッ!!~~~っっがはぁっ!?」


中身は大量の山葵が


にこ「ゴホッ!ガハッ!がらっ!?ごれっ……ガハッ!」ズズズズッ

にこ「あっっっつぅ!!!」


お茶はめちゃくちゃ熱々


お寿司「……」ダダダッ

助手鬼「……」ダダダッ

にこ「……っはぁぁぁ……お腹痛い…」

そして、love wing bellは───


うぃんがべ「……!」ダダダッ

凛「やっぱり凛なんだね!!」ダダダッ

うぃんがべ「……!」ダダダッ

凛「ちょっ!速くない!?絶対陸上の人でしょっ!」ダダダッ

うぃんがべ「っ!!」ガシッ

凛「うわぁぁっ!!捕まったぁ!」

助手鬼「……」タッタッタッ

凛「え?何?」

助手鬼「……」ガランガラン

凛「…………」

うぃんがべ「……」カチャカチャ

凛「……えぇ…?」


足に紐で繋がれたベルを装着される凛


うぃんがべ「……」ダダダッ

助手鬼「……」ダダダッ

凛「……これ凄い音なるやつじゃん…」ガランガラン

凛「ほら」

校内1階

ガランガランガランガラン

真姫「……何この音」

凛「……あ、真姫ちゃん」ガランガラン

真姫「プフッ……な、何よそれww」

凛「新しい鬼に捕まったらこうなったの」ガランガラン

真姫「ちょ、凛うるさい歩かないで」

凛「いや、歩かないと鬼から逃げれないじゃん!」

真姫「でもそんな大きな音出したら鬼が近づいてくるわよ?」

凛「じゃあどうすりゃいいのさ!」

真姫「……その足枷を解く鍵とか無いのかしら」

凛「…一応探してみよう」

真姫「でも優先は屋上の鍵ね」

凛「うん、じゃあ凛は校庭の方行くよ」ガランガラン

真姫「……本当うるさいわねあれ」

校庭

ツバサ「……何か聞こえるわね」

希「え?……あ、ホンマや」

凛「……」ガランガラン

2人「…………www」

ツバサ「何あれw」

希「うわぁ凛ちゃんも大変やなぁ」

凛「…………っ!?」ダダダッ

はりせん「……!」ダダダッ

希「あ、はりせんだ」

凛「……っ!!」ガランガランガランガラン

ツバサ「踵に当たって上手く走れないのね」

はりせん「……!」ガシッ

凛「……~~ッッ!!」バシーン!

2人「www」


後輩の不幸を見て爆笑する汚い先輩達


ツバサ「星空さん大丈夫?」

凛「……これすっごい歩きづらい」

ツバサ「重いの?」

凛「ううん、重くはないけど、この紐が短いから走ると足に当たるんだよ」

希「これ捕まったん凄い不幸やなぁ」

凛「音もうるさいし」ガランガラン

希「福引やってるんか思ったわ」

3人「wwww」

校内3階

穂乃果「はぁ…疲れた…」

ケツバット「!!」ダダダッ

穂乃果「うわぁっ!」ダダダッ

ケツバット「……!」ガシッ

穂乃果「あぁぁぁあ!!」

ケツバット「っっ!!」

穂乃果「おぉう!!」バシーン!

ケツバット「……」ダダダッ

穂乃果「…………何か段々慣れてきた自分に腹立ってきたよ…」



真姫「……あ、宝箱!!」


\おぉう!!/


真姫「っ!?!?」サッ!

ケツバット「……」ダダダッ

真姫「……っぶなぁ…」

穂乃果「いててて…」

真姫「穂乃果」タッタッタッ

穂乃果「あ、真姫ちゃん3階にいたんだ」

真姫「きて、宝箱あったわよ」

穂乃果「本当!?」

真姫「ほら」

穂乃果「……開けていいよ」

真姫「いや穂乃果が開けてよ」

穂乃果「やだよ!」

真姫「なんでよ!」

穂乃果「だって何か変な黒い線が宝箱に繋がってるもん!こんなの絶対何かが起こるやつじゃん!」

真姫「フェイクかもしれないじゃない」

穂乃果「……いや、それはないよ…絶対…」

真姫「頑張れ先輩」ポンポン

穂乃果「…………えぇーっ?…はぁ……」

真姫「……んふw」

穂乃果「ぃよっし開ける!!行きます!ッ!」バチッ!

真姫「!?」

穂乃果「~~~~ッッ!??!??」ドッテーン

真姫「え!?どうしたのよ!?」

穂乃果「ビリビリだぁ!!」


箱を開けたら電気が来る仕掛け


穂乃果「だから嫌だって私は言ったんですよぉ!!それをこの赤髪の人はぁ!!」

真姫「んふっ……ごめんごめん」

校内1階

希「…………何してるん?」

にこ「……え?」

ツバサ「何故ちゃぶ台にお茶?」

にこ「あぁ、お寿司っていう鬼に捕まって、それが山葵入りだったのよ。んで貰ったお茶で一服というわけ」

ツバサ「熱そうね」

希「でもお寿司なんてええなぁ」

にこ「いいもんじゃないわよ……!…希やツバサさんは山葵強い方?」

希「別に普通やな」

ツバサ「私も別に普通ね。嫌いじゃないけど」

にこ「……そう、まぁ……御愁傷様…」

2人「……何が?」ガシッ

希「……」クルッ

ツバサ「……」クルッ

お寿司「…………」

校庭

凛「…………」ガランガランガランガラン

タイキック「……っ!」ダダダッ

凛「……っ!?うわぁぁぁあ!!」ガランガラン

タイキック「……!」ダダダッ

凛「誰かっ……助けてぇーっ!!」ガランガランガランガラン

タイキック「……っ!」ガシッ

凛「にゃあぁ!?!?」

タイキック「……!!」

凛「ねぇ本っ当に痛いの!本当お願いします!お願いしま───」ドゴォ

タイキック「……」ダダダッ

凛「が…………っはぁぁあ……!!」ガランガランガランガランガランガラン


校庭で一人、悶えながらベルを鳴らし続ける凛


凛「…………あぁぁぁあぁぁあぁあ…………」ガランガラン

校内1階

助手鬼「……」タッタッタッ

ツバサ「何?」ペタン

助手鬼「……」コトッ

希「……おぉ!大トロ?」ペタン


2人の前に出されたのは、2貫の大トロ


ツバサ「どっちかが山葵入りって事ね」

希「……うわぁ怖いなぁ」

にこ「凄い量の山葵入ってるからね?お茶は必須よ」ズズズズッ

ツバサ「……私こっち!」

希「じゃあウチはこれ!」

助手鬼「……」コトッ


熱々のお茶もご用意


2人「…………いただきまーす!」パクッ

ツバサ「……ブフゥ!?!?」 

希「……がっはぁ!?お……っゴボォッ!!」


まさかの両方山葵入り


にこ「wwww」

ツバサ「づあっっ!!ごれっ!?ガハゴホッ!!」ズズズズッ

ツバサ「あっついわ!!」

希「ゴホッ!ゴホッ!……んあああっ!!!辛いぃ!辛いぃ!」ズズズズッ

希「熱ッッ!?」

にこ「皆同じ反応なのねwwww」

屋上階段踊り場

穂乃果「ん~……」ガチャガチャ

真姫「まぁ開かないわよね」

穂乃果「宝箱見つかんないのにどうすりゃいいのさ~!」

真姫「……凛達が言ってたわね。まだ鍵は出現してないんじゃないかって」

穂乃果「え?どういう事?」

真姫「今は私達を泳がせといて、頃合いになったら鍵をこの学院の何処かに置くのよ。絵里とかの仕掛人がね」

穂乃果「……つまり今は探しても?」

真姫「無駄って事じゃない?」

2人「…………」

穂乃果「とりあえず降りよう…」

真姫「そうね……」

 



~60分経過~

鬼、追加します。

プシューーー!!


Trouble Busters「……」バーン

なわとび「……」バーン

校内1階

ツバサ「……疲れたわね」ズズズッ

にこ「寒い……」ズズズッ

希「あ~お茶が美味しい」ズズズッ

呑気にお茶会をする先輩達






校庭


プシューーー!!


凛「!?」サッ

トラバス「……」バーン

なわとび「……」バーン

凛「新しい鬼だ……なんて書いてあるの?なわ……なわとび?」

なわとび「!!」ダダダッ

凛「っ!?」ガランガラン

なわとび「……!」ダダダッ

凛「はぁ……っ!はぁ……っ!」ガランガランガランガラン

なわとび「っ!」ガシッ

凛「にゃあ!?」

なわとび「……」ヒュンヒュン

凛「……え?何?何するの?」

なわとび「……っ!!」ヒュッ!

凛「~~ッッ!!??…………ッッたぁぁ!?」バチィン

なわとび「……」ダダダッ

凛「………な、なわとびで叩いたら危ないんだよ!!」

校内2階

真姫「……待って足音がする」

穂乃果「え!?本当!?」

真姫「隠れましょ!」ガラララッ

はりせん「……」ダダダッ

真姫「……っ!」

さば折り「……」ダダダッ

穂乃果「鬼増えてきたね…」

真姫「迂闊に探索出来ないわね…」





校内1階

希「そろそろ移動しよか」

ツバサ「そうね。かなり暖まったし」

にこ「さっさと鍵見つけて終わらせましょう」

トラバス「!」ダダダッ

にこ「!? やばいわよ!」ダダダッ

希「っ!!」ダダダッ

ツバサ「何あれ?トラ…?トラブル?」ダダダッ

にこ「Trouble Bustersよ!!」ダダダッ

希「バスターって嫌な予感しかしないやん!」ダダダッ

ツバサ「はぁ…!はぁ…!はぁ…!」ダダダッ

トラバス「……!」ダダダッ

にこ「2階2階!」ダダダッ

希「はぁっ!はぁっ!」ダダダッ

ツバサ「まっ……待って!」ダダダッ

トラバス「っ!!」ガシッ

ツバサ「あぁぁあっ!」

希「うわぁツバサが捕まった!」

にこ「へぇっ!?嘘!?」

トラバス「……」

ツバサ「もぉ~…何Trouble Bustersって?」

助手鬼「……」タッタッタッ

ツバサ「……へ?」ガシッ

トラバス「……」スチャッ

ツバサ「いやぁ怖い怖い怖い!!」

希「何!?バズーカ!?」


~♪

ほらね(Hey!)

元気出してるフリしたら(I love solitude)

いつの間にか湧いてきた

Niko-Niko Smile

(にこっ!) ズバァン!


ツバサ「」

2人「wwwwwww」

綺羅ツバサが顔面ホイップクリームだらけに

トラバス「……」ダダダッ

ツバサ「……っはぁぁぁあ………」

希「だ、大丈夫?」

にこ「顔面真っ白よw」

ツバサ「……甘っ」

開始から1時間 、鬼は絶え間なく6人を苦しめる。

ケツバット「……っ!」バシーン!

穂乃果「いだぁっ!!」


はりせん「……っ!」パシーン!

希「うっ……!」


さば折り「……っっ!」

にこ「おれるおれるおれるぅ!!」バキバキバキ


なわとび「っ!っ!」バチィン!バチィン!

真姫「いたっ!いだだっ!……ったいっての!!」


凛「もう限界!もう無理!やめて…!」

スリッパ「……っ!」スパァン!

凛「」



鬼は次々と数を増してゆく!

校内1階

真姫「鍵が全然見つからないのよ」

穂乃果「いつになったら終わるんだよ…」

真姫「はぁ……ちょっとお手洗いに行ってくる」

穂乃果「ん~」





1階トイレ

真姫「……」ガチャッ

スリッパ「!?」

真姫「!?」

スリッパ「……」ペコッ

真姫「あ、どうも」

スリッパ「……」スッ

真姫「……」スパァン!

スリッパ「……」ガチャッ

真姫「……何で?」

校内2階

にこ「……大丈夫?」

ツバサ「……うん」

希「前見える?」

ツバサ「何とか…あぁ……目痛い」

希「フフッ……凄いな、A-RISEにパイ投げってww」

にこ「容赦ないのよあいつら」

ツバサ「……フンッ!フンッ!」

2人「wwww」

ツバサ「鼻……鼻にホイップが…フンッ!」

にこ「もうやめて!こんな綺羅ツバサ見たくない!」

希「覚えとけよそっち!起訴されても文句言えへんからな!」






校庭

穂乃果「……あ」

穂乃果 宝箱発見!

穂乃果「……あったけど、怖いなぁ…」


ガランガランガランガラン


穂乃果「お?凛ちゃんだ」

凛「ハァッ……ハァッ……」ガランガラン

穂乃果「凛ちゃ~ん」

凛「へ?あぁ穂乃果ちゃん」ガランガラン

穂乃果「大丈夫?すごい息切らしてるけど」

凛「もうね……走りづらいし、鬼は寄って来るしで…疲れたよ……」ガランガラン

穂乃果「……うん、ちょっとうるさい」

凛「…ごめん、けどしょうがないよ。凛だって鳴らしたくて鳴らしてるわけじゃないんだし」

穂乃果「……これ」

凛「……宝箱かぁ」

穂乃果「どうぞ」

凛「いやいや、ここは先輩の穂乃果ちゃんが」

穂乃果「いやいや、後輩に譲るよ」

凛「いやいやいや!」

穂乃果「いやいや!」

凛「嫌!」

穂乃果「穂乃果も嫌!」

2人「……wwww」





校内3階

はりせん「……っ!」ダダダッ

なわとび「……っ!」ダダダッ

さば折り「……っ!」ダダダッ

希「3人も来てるやん!」ダダダッ

にこ「2階2階!」ダダダッ

ツバサ「待って…2階ってどっち!?」ダダダッ

さば折り「っ!」ガシッ

ツバサ「いやぁ!」ヒョイ

さば折り「っっ!」

ツバサ「いだだだだだだ!!」バキバキバキ

さば折り「……」ダダダッ

ツバサ「……ぐすっ……」ドサッ

にこ「っ!」ガラララッピシャッ

希「あ!にこっちぃ!ちょ!開けてよぉ!」ドンドン

にこ「すまぬ…」

希「いやちょっ!ふざけんなや!」ガシッ

なわとび「……」ヒュッ!

希「」バチィン!バチィン!


にこ「うわぁ……」ポンポン

トラバス「……」スチャッ

にこ「」ズバァン!


ガラララッ


希「……っつつ…ちょっとにこ……っち?」

にこ「……ケホッ…」

希「……いこか」

にこ「うん…」

校庭

穂乃果「じゃあ一緒に開けよ?」

凛「よし」

穂乃果「……行くよ?」

2人「……せーのっ!」ガチャッ

エリチカ人形

穂乃果「……ん?何?」

凛「……人形?」

エリチカ人形「エリチカおうち帰る!」

穂乃果「何?用途は何なの?」

凛「……まぁハズレだよね」

エリチカ人形「エリチカおうち帰る!エリチカオウチカエル!エリチカオウチカエル!エリチカオウチカ───」


パパパパァアン!!


2人「っ!?!?」


エリチカ人形が突然爆発


凛「……びっくりしたぁ…」

穂乃果「……火薬臭い…」

校内1階

真姫「……ん?」

真姫 宝箱発見!

真姫「さっきまで無かったのに…」


\パパパパァアン!!/

真姫「ヴェェッ!?何!?」


校庭から爆発音が


真姫「……何かしら…まぁいいわ。どうしようこれ…」

真姫「………………」ガチャッ

黒タイツ1着

真姫「……え?黒タイツ?え?これって……鬼のやつ?………………」

完結できなくてすみません
今日か遅くても明日には完結させます
続きは夜になります

おもしろいからがんばって最後まで書いてくれ

>>195
ありがとうございます。
ここからラストまでぼちぼち投下していきます。
最後までお付きあい下さいませ。

校内2階

希「なわとびって鬼荒いわぁ」

にこ「どこがなわとびよ。ただ鞭みたいにひっぱたいてるだけよねあれ」

希「……トラバスか」

にこ「うん、わざわざ教室に隠れてた」

希「顔にあんま掛かってないのが嫌やなww」

にこ「下手なのよトラバスの鬼。距離も何かおかしかったし」

希「……あ、そう言えばツバっちは?」

にこ「ツバっちって何よ」






校内3階

ツバサ「フーンフンフーフフン♪フッフーンフンフンフン♪」だらーん


完全に戦意喪失した綺羅ツバサ


ツバサ「あーお風呂入りたい……」だらーん

校内1階

にこ「もう1回校庭行ってみよう」

希「うん」

スター西木野「……っ!」ダダダッ

にこ「ヤバッ!?」ダダダッ

希「うわっ!スター西木野や!!」ダダダッ

にこ「いやスター西木野って何よ!!」ダダダッ

スター西木野「ハァッ……ハァッ……」タッタッタッ

にこ「……おっそ」タッタッタッ

希「……何なんあれ?」タッタッタッ

スター西木野「ハァッ……ハァッ……」

にこ「……真姫?」

真姫「ハァッ……ハァッ……」

希「何してんの?」

真姫「いや……暑いわこれ……」

希「いやそれは聞いてへんよ」

にこ「何て格好してるのよ。鬼のつもり?」

真姫「宝箱があってね……開けたらこのタイツが入ってて……」

希「へぇ~じゃあそれ誤魔化せるアイテム何かな」

にこ「でもお腹にでっかくスター西木野って書いてあったらバレるでしょww」

希「もうそんな格好してないではよ行くよ真姫ちゃん」

真姫「待って待って!ジャージトイレに置いてきたのよ!」

にこ「なら早く着替えて来なさい」

真姫「……トイレどっち?」

2人「知るか」

校庭

凛「さ~む~い~」ガランガラン

穂乃果「かなり日が落ちてきたしね」

凛「みんな今何処にいるんだろ」ガランガラン

穂乃果「宝箱見つけたかなみんな…」

なわとび「!!」ダダダッ

スリッパ「!!」ダダダッ

凛「っ!?鬼鬼!」ガランガラン

穂乃果「うわぁ!?」ダダダッ

なわとび「っ!!」ダダダッ

穂乃果「ハァッ!ハァッ!」ダダダッ

スリッパ「っ!!」ダダダッ

凛「痛いっ!かかとっ!痛いっ!」ガランガランガランガラン

スリッパ「っ!」ガシッ

凛「へあぁぁ……!」スパァン!

スリッパ「……」カチャカチャ

凛「…………え?」

スリッパ「……」ビシッ!ダダダッ

凛「取れた……ベルが取れたぁぁ!!」

なわとび「っ!!」ガシッ

穂乃果「うわぁ!」

なわとび「……!」ヒュッ!

穂乃果「いっ!!っったぁ!!」バチィン!バチィン!

なわとび「……」ダダダッ

穂乃果「お仕置きが雑なんだよあなた!」

凛「穂乃果ちゃ~ん!」ダダダッ

穂乃果「いったた……ん?あれ?」

凛「ベルが取れたよ!」

穂乃果「へぇ~良かったじゃん!」

凛「うん!あのスリッパいい人だよ!」


希「……お?凛ちゃんと穂乃果ちゃんやん」

にこ「あ、凛のガラガラ取れてる!」

穂乃果「あ!2人とも!」

にこ「ガラガラ取れたのね」

凛「うん!鬼のスリッパが取ってくれたんだよ!」

希「鬼に取って貰ったんやなw」

凛「うんww」

穂乃果「あれ?真姫ちゃんとツバサさんは?一緒じゃないんだ」

希「ツバっちは途中ではぐれたわ。真姫ちゃんはトイレ」

穂乃果「ツバっちって」

にこ「友達か」

希「いやいや友達でしょ」

4人「wwwwww」

校内1階

ツバサ「…………」トコトコ

真姫「…あ」

ツバサ「!?」ダダダッ

真姫「ちょっと!私よ!」ダダダッ

ツバサ「もう嫌ぁ!」ダダダッ

真姫「聞こえてないわね…」


ツバサの逃げた先に───


はりせん「……!」

ケツバット「……!」

なわとび「……!」

さば折り「……!」

ツバサ「」


─────鬼の巣窟が

1階トイレ

真姫「あったここね」ガチャッ

タイキック「!」

真姫「ヴェェッ!?」

タイキック「……」じーっ

真姫「……」

タイキック「…………」ガチャッ

真姫「…………死ぬかと思った…」






校内1階

スパァン!

バシーン!

バチィン!

バキバキバキ!


ツバサ「…………死ぬかと思った…」





校内トイレ

真姫「……」ガチャッ

タイキック「……」バーン

真姫「嘘」


バレてた真姫

1階トイレ

真姫「あったここね」ガチャッ

タイキック「!」

真姫「ヴェェッ!?」

タイキック「……」じーっ

真姫「……」

タイキック「…………」ガチャッ

真姫「…………死ぬかと思った…」






校内1階

スパァン!

バシーン!

バチィン!

バキバキバキ!


ツバサ「…………死ぬかと思った…」





校内トイレ

真姫「……」ガチャッ

タイキック「……」バーン

真姫「嘘」


バレてた真姫

校庭


プシューーー!!


4人「!?」

アルパカ「……」バーン

アルパカ「……」バーン

凛「何!?何て書いてある!?」ダダダッ

穂乃果「アルパカアルパカ!!」ダダダッ

にこ「何よそれぇ!」ダダダッ

希「アカンめっちゃ速いわ!!」ダダダッ

アルパカ「っ!!」ダダダッ

アルパカ「っ!!」ダダダッ





校内1階

ツバサ「……」

真姫「……」

ツバサ「大丈夫?」

真姫「……む、り……」

ツバサ「……タイキック?」

真姫「……」コクッ

ツバサ「www」

真姫「笑わないで」

>>203
同じの連投してしまいました。
紛らわしくしてすみません。

校庭

にこ「いやぁ!こっち来ないでぇ!」ダダダッ

アルパカ「……っ!」ダダダッ


アルパカが捉えたのは、にこと───


アルパカ「っ!!」ガシッ

凛「うわぁぁあ!!」


────凛の2人


アルパカ「っ!!」ガシッ

にこ「待って!アルパカって何?ねぇ!」

穂乃果「あー捕まった」

希「2人いるってどういう事やろ」

アルパカ「……」ぐいっ

にこ「……へ?どこ行くの?」トコトコ

アルパカ「……」ぐいっ

凛「えぇ~もう何~?」トコトコ


ツバサ「……ん?新しい鬼ね」

真姫「……アル…パカ?凛とにこちゃんが捕まってる…」

穂乃果「あ、ツバサさんと真姫ちゃん」

希「遅かったやん2人とも」

真姫「何アルパカって」

希「それが分からないんよ」

白パカ「ペェ~」

凛「……えぇ!?何するの?」

茶パカ「ブルルルッ」

にこ「……」

穂乃果「どうするの?これで?」

アルパカ「……」ババーン


カンペ

『~アルパカレース~

負けた方はお仕置き!』


凛「アルパカレース?」

にこ「え?乗るの?」

アルパカ「……」コクッ

にこ「いや……つ、綱とかは無しなの?」

凛「いやいや!綱無かったら危ないでしょ!」

アルパカ「っ!」ぐいっ

凛「ちょっ!ちょっ!えっ!?」

白パカ「ペェ~」

アルパカ「っ!」ぐいっ

にこ「これ安全面はあるんでしょうねぇ!?」

アルパカ「……」

にこ「頷いてよっ!!」

茶パカ「ブルルルッ」

真姫「危険そうね…」

穂乃果「アルパカって走るの?」

希「走るんやない?」

ツバサ「走るわよ、最高時速は40㎞くらいだけどね」

穂乃果「結構速いんだね」

希「捕まるもん何も無いのがなぁ」

真姫「まぁ地面は芝生だから落ちても大丈夫でしょ」

4人「www」


高見の見物な4人

ことり『皆様、お待たせしました!アルパカレースのお時間です!
この広大な音ノ木坂学院の校庭で今、熱いレースが繰り広げられようとしています!
実況は私!アルパカのモフモフ担当!南がお送り致します!』


凛「ゆっくり走ってよね!?」

白パカ「ペェ~」

にこ「お願いだから暴れないでよ!?お願いだから……!」

茶パカ「ブルルルッ」


ことり『さぁ両者アルパカに跨がり、スタート地点へと向かって行きます!
校庭1週を先に完走したアルパカさんの勝利となります!
どちらのアルパカさんもコンディションはバッチリとの事!
なので勝敗の行方は全く分からない!選手の星空と矢澤は無事完走出来るのか!?
さぁ間もなくスタートですっ!!』


アルパカ「……」スッ…


パーン!


白パカ「ペェっ!!」ダダダダダッ!

凛「うわぁっ!!??」

茶パカ「ッケェッヘェ!!」ダダダダダッ!

にこ「速っ!ちょっ!!」


希「あぁホンマや速いなぁ」

真姫「2人とも必死にしがみついてるしw


ツバサ「落ちたら怖いしね」

穂乃果「茶色のアルパカ速いね」

ことり『今レースが始まりました!さぁスタダはどちらもバッチリ!
差は殆ど無い!星空必死に白パカさんの首にしがみついてる!
一方の矢澤!茶色パカの腰辺りにしがみついてる!落ちそうです!大丈夫でしょうか!?』


にこ「」

茶パカ「ブルルルッ!!」ダダダダダッ!

凛「にっ……にこちゃん大丈夫!?おちっ落ちそうだけどぉ!?」

白パカ「ペェ~」ダダダダダッ!


ことり『なんと星空!敵である矢澤を心配している!なんと優しい!
矢澤は耐えている!矢澤はまだ耐えている!しかしいつ振り落とされるか分からない!
さぁ茶パカさんはコース半分を切った!』


茶パカ「ブルルルッ!!」ダダダダダッ!

にこ「」


穂乃果「にこちゃん全然騒いでないねww」

希「本当に怖いとそうなるんかなwww」


凛「ちょちょちょちょ!!カーブカーブ!ねぇアルパカさん!?」

白パカ「ペェ~」ダダダダダッ!

凛「ペェ~じゃなくってぇ!!」
 

ことり『おぉっと白パカ速度を下げずにカーブへ差し掛かったぁ!これは星空必死にしがみつく!さぁ一方の矢澤茶パカ!かなりリードしながら最終コーナーへ!』


茶パカ「ブルルルッ」ダダダダダッ!

にこ「……ぅ…………ぅぁっ」


ことり『呻きとも言える声が微かにマイクが拾います!矢澤もそろそろ腕が限界のようだ!
っさぁ鬼の2人がゴールテープを用意しだした!さぁ先にゴールするのはどちらだぁ!?』

白パカ「ペェっ!」ダダダダダッ!

凛「にゃあああああああ!!!」


ことり『なんとここで白パカが加速!!どんどん茶パカとの距離を縮めて行くぅ!茶パカ逃げる!逃げる!さぁ両者お互いに見つめるのはゴールテープ!!どちらだ!?どちらだ!?』


白パカ「ペェ~!!」ダダダダダッ!

凛「おちっ!落ちる!落ちる!」

茶パカ「ブルルルッ!!」ダダダダダッ!

にこ「……ぁ……うぅ……っく…」


アルパカ「っ!」ピーっ!


茶パカ 矢澤にこ Win!


ことり『ゴォール!!勝者は茶パカと矢澤コンビ!
激戦の末勝ったのは矢澤にこだぁ!!』


白パカ「ペェ~」

凛「ゼェ……ゼェ……」

茶パカ「ケケケケッ…」

にこ「……うっ……おぇぇえ…」

4人「wwwwwww」

穂乃果「だ…大丈夫2人ともwww」

凛「死ぬ……死ぬかと思った……」

真姫「にこちゃん吐きかけてるじゃないwww」

にこ「うっぷ……あのね…えふっ!
………胃の中をね、かき混ぜられっ……おぇぇえ!!」

4人「wwww」

ことり『いやぁやはりモフモフなアルパカさんは素晴らしいですね!速い!可愛い!柔らかい!
こんな素晴らしいレースが見れた事を光栄に思います!
それでは今回はこの辺で!
実況は私アルパカ大好き!南がお送り致しました!』


デデーン

星空 OUT

凛「え?」

穂乃果「あぁ負けたからか」

希「不幸過ぎるやろ」

ケツバット「……」タッタッタッ

凛「……」バシーン!

穂乃果「リアクション無いのねw」

ツバサ「んふふふwww」

凛「…………」

にこ「……っはぁぁ……」

希「ほんなら宝箱探ししよか」

ツバサ「……あ!皆あれ!アルパカの首元!」

凛「……え?」

真姫「あっ!!」

穂乃果「鍵だ!」

茶パカ「ブルルルッ」


茶パカの首元に鍵が

ツバサ「こんな所にあったのね」

にこ「全然気づかなかったわ……」

希「うわぁ卑怯やなぁ」

穂乃果「あぁ確かにそうだよ!だってにこちゃんと見た時は無かったもんね!」

にこ「あぁそうだったわね」

ツバサ「まぁいいわ、早く屋上に行きましょう」

希「せやね」

6人「…………」

真姫「……」ポン

ツバサ「え?」

真姫「鍵……取って」

ツバサ「……」チラッ

茶パカ「ブルルルッ!」

ツバサ「……いや…」

希「ファイトやツバっち」

にこ「がんば」

凛「ファイトだよっ」

穂乃果「ファッ…いやそれ穂乃果の…」

ツバサ「…………失礼」

茶パカ「…………」

ツバサ「…………」ヒョイ

茶パカ「ペェッ!!」

ツバサ「」べと~

にこ「おめでとう」

真姫「おめでとう」

希「ようやったで」

凛「ほないこか」

穂乃果「上を向いて歩こうぜ」

ツバサ「うっさいわね」

屋上階段踊り場

ツバサ「……じゃあ、開けるわよ」

穂乃果「はい」

ツバサ「……」カチャリ

6人「!!」

凛「開いた!」

にこ「やったわね!」

希「勝ったな風呂入ってくる」

真姫「それフラグ」


ギィー……

屋上

6人「…………」トコトコ

にこ「奥に何かあるわね」

穂乃果「何あれ?」




   ~最終課題!~

ドキドキ!くじ引き運試し!

6本の棒のうち、ハズレがあるよ!
ハズレた人はタイキックの刑だよ!


希「えぇー絶対嫌やわ!!」

にこ「何で正月近い時季におみくじやらされてそのリスクがタイキックなのよ!」

真姫「何発もタイキックすると障害起きるわよ……」

穂乃果「もう着いたんだし終わりでいいでしょ……」

凛「……待ってこれって何個がハズレ?」

ツバサ「……1人とは書いてないわね」

にこ「何人ハズレになるか分からないって事ね」

希「……もう寒いし早く引こう」

穂乃果「……うん、そうだね」

にこ「じゃあ私これ」

真姫「私はこれ」

ツバサ「それ私よ」

真姫「何でよ、どれでもいいでしょ」

ツバサ「これが当たりっぽいのよ」

真姫「ただの勘でしょ」

ツバサ「言うわねぇ後輩」

にこ「www」

凛「希ちゃんはどれ引く?」

希「ウチ最後でええわ」

穂乃果「残り物には福があるってやつ?」

希「うん」

穂乃果「じゃあ穂乃果はこれ!」

凛「凛はこっち!……やっぱこっち!」

希「ウチはこれやね」

6人「…………」

ツバサ「……じゃあ行くわよ?」

にこ「恨みっこなしだからね!」

希「分かってるよ」

穂乃果「行くよ!いっせ───」

ツバサ「あっちょっと待って」

穂乃果「え?」

ツバサ「3、2、1、0にしてくれない?」

穂乃果「……え?」

希「何やそのこだわり」

ツバサ「オシャレでいいかなって」

5人「wwww」

穂乃果「分かりましたw……じゃあ行くよ!3!2!わ───」

ツバサ「やっぱラブライブ!にしましょ」

希「もうええわっ!」

にこ「爪痕残そうと必[ピーーー]www」

真姫「も~早くしてよww」

6人「…………」

ツバサ「……じゃあ行くわよ?」

にこ「恨みっこなしだからね!」

希「分かってるよ」

穂乃果「行くよ!いっせ───」

ツバサ「あっちょっと待って」

穂乃果「え?」

ツバサ「3、2、1、0にしてくれない?」

穂乃果「……え?」

希「何やそのこだわり」

ツバサ「オシャレでいいかなって」

5人「wwww」

穂乃果「分かりましたw……じゃあ行くよ!3!2!わ───」

ツバサ「やっぱラブライブ!にしましょ」

希「もうええわっ!」

にこ「爪痕残そうと必死よねwww」

真姫「も~早くしてよww」

>>217
にこの台詞に規制が入ったので修正しました。

穂乃果「もう行くよ!じゃあラブライブ!で!」

凛「ブ!で行く?それとも完全に言い終わってから?」

ツバサ「あえて2回目のラで行くってのも」

希「ちょもうホンマいい加減にせぇよお前ら!」

にこ「拘るなっての!!」

穂乃果「wwww」

ツバサ「wwww」

穂乃果「じゃあブ!でね。
本当に行くよ!」

5人「……!」

穂乃果「せーのっ!」

6人「ラブライブ!」バッ!

凛「……」ハズレ

真姫「……」ハズレ

希「……」ハズレ

にこ「……」ハズレ

穂乃果「……」ハズレ

ツバサ「……」ハズレ

6人「…………えっ」


デデーン

全員 タイキック

ツバサ「……えっこれっえっえっ?」

希「福とか関係無かったわ」

にこ「最後の最後まで卑怯過ぎでしょ!」

穂乃果「何だったのあの時間!!」

真姫「もう嫌よタイキックばっかり!」

凛「遺書書かせて貰っていいですか?」


タイ人登場!

6人「…………」

タイ人「……」ペコリ

穂乃果「あ、お世話様です」

タイ人「……っ!!」

穂乃果「……ッッ~~~~!?!?」ドゴォッ!

凛「……ッッ!?あっ!?づぉ!?…っ!!」ドゴォッ!

真姫「……っっっあ@¥※☆♂」ドゴォッ!

にこ「……っっっ………………う"ぅぅう"ぅぅう"…」ドゴォッ!

希「…………いっっ!?っっっかやろっ…あ……はぁ……」ドゴォッ!

ツバサ「……ッッ!?!?!?ぐぉっ……つぉ……っあはぁ……っ!!」ドゴォッ!


屋上で悶えるスクールアイドルの地獄絵図

花陽「……」ピーーーッ!

6人「…………」

花陽「お前ら、よう頑張ったな。これで体力もかなりついたやろ。お疲れ様」

穂乃果「おわ……終わったぁぁあ……」

真姫「……はぁ…やっと……」

希「もう勘弁だよ……鬼ごっこは……」

凛「終わった終わった……」

ツバサ「はぁ…………」

花陽「……ツバサさん、参加してみてどうでした?」

ツバサ「2度と出ません」

5人「wwwwwwww」

希「即答やんなwww」

にこ「まぁそうでしょうねw」

ツバサ「……でも楽しかった」

花陽「あっ楽しかったですか?」 

ツバサ「3人……でね?お茶飲んでね」

希「あぁ……」

にこ「まぁね、何だかんだでね」

真姫「キツかったけどね」

凛「うん…」

花陽「……ほんなら、更衣室行って着替えようか」


5人とA-RISEのリーダー綺羅ツバサを含めた6人で行われた恐怖の鬼ごっこ。
5人の身体は既にボロボロ。
だが罰ゲームは終わってはいない。
これから5人はまたしても笑ってはいけない生活へと対面しなければならない!

PM.16:00

研修開始から8時間が経過。

更衣室には既に笑いの仕掛けが忍び込んでいた。



更衣室

真姫「はぁぁぁ……疲れた……」

希「…………」

にこ「いたたた…」

凛「……トイレ…」

穂乃果「……っふぅぅ……」

『疲労で口数が少ない5人』

希「……風呂入りたいなぁ」

真姫「本当よね」

穂乃果「お腹空いた……」

希「あぁ穂乃果ちゃんお昼芋だけだったね」

穂乃果「うん、もう2時間くらい前からお腹が鳴ってさぁ」

真姫「研修室にお菓子あったじゃない」

希「ランチパックもあったやん」

穂乃果「……っ…うん、あったあった」

真姫「もう笑ったら駄目なのよね」

希「…あ、そうか。危なかった」

穂乃果「忘れるよね」

にこ「…………」

真姫「にこちゃんどうしたのよ」

にこ「……先行ってて」

穂乃果「え?何で?」

にこ「……いいから」

希「何やろ……」

穂乃果「?」




研修室

ガラララッ

穂乃果「やっと帰ったぁぁあ…」

凛「久々な感じだね」

真姫「……何か置いてあるけど」

希「ん?何があるん?」

穂乃果「……えぇっ!?」


引き出しの中身はリセットされています。


希「えぇー何やねん!」

真姫「また……」

穂乃果「もういいって引き出しは…嫌な目にしか遭わないじゃん」

真姫「……でも別に…絶対開けないといけないって訳じゃないでしょ?」

穂乃果「……うんまぁそうだけどね」

希「気には……なるなぁ」

真姫「……」

凛「と言うか、にこちゃんは?」

穂乃果「さぁ?先行っててってさ」

凛「ふーん」

希「多分衣装に細工されてたんやろな」

真姫「多分ね」

ガラララッ

5人「!!」

わんわんの着ぐるみを着たにこ「……」

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira121584.jpg

4人「……wwwwwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 星空 OUT

穂乃果「あっはははははwwww」バシーン

希「びwwwびっくりしたwwww」バシーン

にこ「…………」

凛「……にこちゃんだよね?」

にこ「そうよ」

穂乃果「それってNHKのやつだよね?」

にこ「そうそう」

『NHK放送いないいないばぁのわんわん』

穂乃果「へぇ~……んふっ…すご、凄いね……www」


デデーン

高坂 OUT

穂乃果「wwww」バシーン

にこ「……」

希「その着ぐるみが更衣室に置いてあったん?」

にこ「うん」

真姫「……暑くないの?」

にこ「これすっごく暑いわよ。動きにくいし……」テクテク

凛「んふふ…」

穂乃果「フッ…」


デデーン

高坂 星空 OUT

穂乃果「いやもういいってぇ!」バシーン

凛「ちょっとにこちゃん着替えてきてよ!」バシーン

にこ「知らないわよそんな事」

希「まぁにこっちもとばっちりやしなぁ」

にこ「……」

4人「…………」

にこ「………………」

4人「……wwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 星空 OUT

真姫「にこちゃん黙ってこっち見るのやめてwww」バシーン

希「アカンわこれwww」バシーン

穂乃果「もういいよ!もう満足だって!」バシーン

凛「あのわんわんが真顔でwwww」バシーン

にこ「……」

真姫「……座れる?」

にこ「……分からない。椅子…どこ?」

希「こっちこっち」

にこ「……あぁありがとう……よいしょっと」

5人「……………………」

真姫「……っふ、黙るのやめましょ。ジワジワくるから…」

希「せやな」

穂乃果「それって本物の着ぐるみなの?」 

にこ「どうかしらね」

穂乃果「中身はどうなの?匂いとか」

にこ「…………ファブリーズの匂い」

希「んふっ」

穂乃果「ブフフッwww」


デデーン 

東條 高坂 OUT

希「アカンわこの時間」バシーン

穂乃果「wwww」バシーン

凛「でもさ、それつけたらにこちゃんが笑ってるのか分かるの?」

穂乃果「あ、確かにそうだね」

希「カメラとか付いてる?」

にこ「……っと…無さそうね」

希「無いんか」

穂乃果「えーじゃあそれつけてたらお仕置きされなくていいってこと!?」

凛「そんなの卑怯だよ!」

にこ「だから知らないってば!私だって着たくて着てるわけじゃないわよっ!」

希「……いっぺん笑ってみてよ」

にこ「は?」

希「もしかしたらそれつけてても判定されるんちゃうかなとか思って」

にこ「何言うてるのお前」

希「……っww」

穂乃果「www」

真姫「www」

凛「www」


デデーン

東條 西木野 高坂 星空 OUT

希「も~にこっちそういう笑わかし方無しやわ~!」バシーン

凛「そんな口調のわんわん見たくないよ!」バシーン

真姫「だからゆっくりこっち見ないでってwwww」バシーン

穂乃果「もうやめてぇ!こんなのされたらずっと笑ってるよ!」バシーン

にこ「……」

希「……声、ちょっと出してみて」

にこ「でもそれでデデーンってなったらどうするのよ」

希「いやそうなったらええやん」
 
にこ「何でそんな自らお仕置きされるような事しなくちゃならないのよ」

希「……っ」

にこ「ねぇ」

希「ちょ……あっち向いて」

にこ「なんで?」

希「……っふふ……いいから、ほら真姫ちゃん…」

にこ「ん?」

真姫「……んふふふ」


デデーン

西木野 OUT

真姫「希やめなさいよぉもう!!」バシーン

にこ「……分かったわよ笑えばいいんでしょ」

希「うん」

穂乃果「でもこれで判定されなかったらちょっと……ね?」

真姫「抗議しに行かなきゃね」

にこ「いやデデーンってなるでしょ絶対。だって別ににこが仕掛け側に回ったわけじゃないからね?」

希「でもまぁ一応ね」

にこ「……じゃあ行くわよ?
…………ッハハハハハハハ!!」


デデーン

矢澤 OUT

にこ「…………ほらね」

凛「おぉ」

希「……あれ、そのまま?」

真姫「え?」

にこ「……え?」バシーン

穂乃果「痛い?どう?」

にこ「……全っ然痛くない」

穂乃果「えぇーっ!?」

希「それはそれでアカンわ!」

『わんわんの衣装がクッションに』

にこ「うわぁ全然痛くない!腰の方に何かコツンって当たったみたいな!」

希「えーこれどうなの?」

凛「お仕置きじゃないよこんなの~」

真姫「……ちょっと待って、腰?」

にこ「ん?」

真姫「今腰に当たったって言った?」

にこ「うん」

真姫「お尻じゃないの?」

穂乃果「…………」

凛「…………」

希「…………」

にこ「……サ、サイズがね。合ってないのよ」

真姫「……頭出てるの?」

にこ「ギリッギリかな」

希「んふふ……」

穂乃果「にこちゃんどんだけ小さいのw」

にこ「いや、この着ぐるみが大きいのよ」

4人「…………」

にこ「…………」

穂乃果「……ブフフッ」


デデーン

東條 高坂 OUT

希「えぇーウチはセーフやろ!」

穂乃果「だからこの間は作らないでって…w」バシーン

希「もうにこっちそれ脱いでお願いやから!」バシーン

にこ「勝手に脱げないでしょ」

希「でもそれはいくら何でも卑怯やわ」

穂乃果「本当だよ!
まずね?その着ぐるみを着たら穂乃果達は不利なわけじゃん」

凛「うんうん」

穂乃果「その上にこちゃんは笑ってもデデーンってならないし、デデーンってなっても痛くないんでしょ?」

にこ「……」

穂乃果「それは卑怯だよ流石に」

真姫「完全にアウェーよね」

希「やっぱりお互いこうやって一緒に罰ゲームやってるわけやんか?
だったらみんな同じ土俵に立たなな?」

にこ「……いや、痛かった」

穂乃果「は?」

にこ「後になってジンジン来たわこれ」

真姫「嘘つかないでよ」

にこ「嘘じゃないわよ。あぁすっごく今痛い……痒いわ」

希「……もうええからさ、脱いでよ」

にこ「嫌です」

穂乃果「っ……」

希「ええから脱いでって」

にこ「嫌です」

凛「暑いんでしょ?」

にこ「うぅん寒い。これ着てたら丁度いい」

希「にこっち」

にこ「嫌です脱ぎません」

穂乃果「んふふふwww」


デデーン

高坂 OUT

穂乃果「いいから早く脱げって!!」バシーン

にこ「嫌!」

穂乃果「ちょっ!卑怯だってそんなの!」

にこ「にこはあっち側に従ってるだけだもん!」

希「脱がんとわしわしするよ!」

にこ「わしわし嫌!」

真姫「じゃあ脱ぎなさいよ!」

にこ「嫌!!」

希「にこっち!」わしわしわしわし

にこ「ちょ……あっそこ……鎖骨…」

希「……wwww」

3人「wwwwwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 星空 OUT

真姫「鎖骨…wwww」バシーン

穂乃果「わんわんの着ぐるみ基準でしたら駄目なんだねww」バシーン

希「あっはっはははwww」バシーン

凛「もうやめてぇ……www」バシーン

にこ「…………」

真姫「どっちか取れないの?」

にこ「どっちかって何?」

真姫「頭か体か」

穂乃果「……っふふ」

にこ「取ったら変わるの?」

真姫「頭出したら……ニヤけても判定されるでしょ」

にこ「……あぁ、まぁ……別にそれはいいけどさ……。想像してみなさいよ、頭がにこで体がわんわんって」

凛「wwww」

にこ「バ、バイトの休憩風景じゃないww」

穂乃果「wwww」


デデーン

高坂 星空 矢澤 OUT

穂乃果「バイトとか言わないでよw」バシーン

真姫「じゃあ反対にしてみたら?」

凛「真姫ちゃんいらない事言わなくていいから」

にこ「反対?」

希「……頭残しの……?」

真姫「…………体がにこちゃん」

5人「wwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

にこ「想像してみなさいっての!」バシーン

希「おかっwwwwおかしいやろそれはwwww」バシーン

真姫「んふふふwww」バシーン

にこ「想像してみてよ1回さぁ。顔がこのわんわんでさ、体がにこなのよ?」

3人「www」


デデーン

西木野 高坂 星空 OUT

真姫「もうにこちゃん2回も言わなくていいから!」バシーン

凛「このくだりだけで何発叩かれるのさ!」バシーン

希「ちなみににこっち制服はどうしてるん?」

にこ「着てるけど」

希「え?そのまま?」

にこ「うん」

穂乃果「……1回脱いでみてよ」

にこ「どっちを?上?」

穂乃果「下下」

凛「穂乃果ちゃんそれは危険だよ」

真姫「危ないわよ絶対」

穂乃果「……っふ、いいからいいから」

にこ「……分かった」ぬぎぬぎ

4人「…………」

にこ「……っほ、ぃよっ!……ちょ、希」

希「ん?」

にこ「背中に……あの、未開の出入り口があるから、下ろしてくれる?」

希「……あぁジッパーな」

にこ「子供の夢壊すような事言うんじゃないわよ」

真姫「いやこれからぶち壊す事するのに今更そんな」

にこ「……っふふ」

希「下ろすで」ジーー

にこ「ん、ありがと」ぬぎぬぎ

4人「…………」

にこ「……っぷぁ!ふぅ~涼しい~」

4人「wwwwwwwwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 星空 OUT

希「何やこれめっちゃ面白いやんwwww」バシーン

穂乃果「破壊力すっごいねwwww」バシーン

凛「ひぃwwwwんひひひwwww」バシーン

真姫「あはっあははははははwwww」バシーン

にこ「そんなにおかしい?」

希「鏡で見てみ…w」

にこ「……別にそんなにさぁ……腹抱えて笑うような感じじゃないと思……っふふふふwww」


デデーン

矢澤 OUT

『自分の姿に笑ってしまったにこ』

穂乃果「www」


デデーン

高坂 OUT

にこ「ふふふふwww」バシーン

穂乃果「どうだったww」バシーン

にこ「意外と…面白いわねw」

凛「頭の方はどうなってるの?何かで固定してるの?」

にこ「いえ、ただ被ってるだけよ」

凛「重くないの?」

にこ「そんなに重くはないけど、外すと髪が乱れるからあまり着脱したくはないわね」

希「……3頭身やな」

にこ「……え、にこ?」

希「うん」

にこ「そんなにちっちゃい?」

穂乃果「ちっちゃいのもそうだけど、わんわんの頭が大きすぎるんだよ」

にこ「……」

真姫「…………ブフッ」


デデーン

西木野 OUT

にこ「どうしたのよ」

真姫「……っはぁぁあ…もう……」バシーン

希「直視したらアカンよ」

凛「見ない方がいいよ真姫ちゃん」

真姫「……ふぅ、分かってる分かってる…」

にこ「……」

真姫「…………」

にこ「……」

真姫「www」


デデーン

西木野 OUT

真姫「もう駄目!にこちゃんがいるだけで笑っちゃうwwww」バシーン

にこ「失礼ね」

希「空気変えよか?」

穂乃果「うん、それがいいね」

にこ「一旦にこから離れましょ」

真姫「はぁ……ん、そうね」

凛「…………引き出し?」

にこ「……えっ?何?引き出し?」

希「うん、ほら、あそこに手紙置いてあるやろ」


引き出しの中身はリセットされています。


にこ「うわぁ本当だ全然気づかなかった!」

凛「その衣装のせいでかなりもたついたね」

希「見えてる?」

にこ「見えてるわよこれでも」

希「中からうーたん出てくるかもな」

真姫「うーたん?」

にこ「……っふ、行くわよ!」

希「……」

にこ「……っ!」ガラララッ

空っぽ

にこ「……無い」

穂乃果「1つ目無し」

にこ「次!」ガラララッ

ドッグフード

にこ「wwww」

希「wwww」


デデーン

東條 矢澤 OUT

にこ「いないいないばぁのスタッフに怒られるわよwww」バシーン

希「仕掛けも雑やしw」バシーン

にこ「はぁ……次3段目行くわよ」ガラララッ

バナナ1本

希「んふ」

にこ「これは前と同じね」

穂乃果「流石に同じやつでは笑わないよ」

にこ「最後行きまーす」ガラララッ

バナナ2房

4人「wwwwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 矢澤 OUT

にこ「バナナから離れなさいよぉ!」バシーン

穂乃果「ドッグフードだのバナナだの、食べ物好きだねww」バシーン

にこ「……にこは以上ね」

希「思ってたより普通やんな」

凛「もっと恐ろしいものが来るかと思ってたよ」

真姫「次は希ね」

希「ん」

穂乃果「DVDかな…」

希「………いや、無いやろ…」ガラララッ

空っぽ

希「……」ガラララッ

空っぽ

希「……」ガラララッ

空っぽ

希「あれ?」

穂乃果「まさか何も無いパターン?」

希「……」ガラララッ

1本のマイク

希「……マイク?」

にこ「何でマイク?」

真姫「アイドルに掛けてるんじゃない?」

希「何やろ……怖いなぁ……」


モニター『~♪』


5人「!」


そらまる『ちょっとね~…BiBiパワーが足りないのかもしれない!』

ジョルノ『BiBiパワー?』

pile様『何それw』


にこ「……んふっ……何これ?w」

希「分からんww」


そらまる『じゃあ行くわよ!皆ついて来なさいよ~!
ビービ!』

皆でBiBiBiコールをしよう!
希ちゃんは合いの手で「リ」と言おう!


希「……リ?」

にこ「何これw」


そらまる『ビービ!』


4人「……ビービ」

希「……リ、リ?」


そらまる『もっともっと!ビービ!』


4人「ビービ」

希「……リ!」


ジョルノ『ビービ!』


4人「ビービ!」

希「リリリ!」


pile様『ビビビ!』


4人「ビビビ!」

希「リ、リリリ!」

BiBi『ビ~?』


4人「……ビ~…?」

希「……リ~?」


BiBi『イェ~!ビリビリ~!』


希「…………?」

バチチッ!

希「~~~ッッ!?!?っったぁぁあ!!」ドテッ

『マイクから電流が』

4人「wwww」


デデーン

全員 OUT

真姫「何よこれwwww」バシーン

にこ「前振り長いしwww」バシーン

希「……何でウチもアウトなん」バシーン

BiBi『BiBiパワーが集まってきた~!』

皆のおかげでパワーが集まったよ!
ありがとう!


希「……何やったん本当」

穂乃果「朝の時より雑だよね」

凛「次は真姫ちゃんだね」

真姫「どうせにこちゃん押し何でしょ」

にこちゃん「……」

真姫「……もうさっさと終わらせるわよ」ガラララッ

大量のにこのリストバンド

5人「wwwwww」


デデーン

全員 OUT

真姫「悪質過ぎでしょこれは!」バシーン

にこ「何個あるのよこれww」バシーン

真姫「……はぁ……もう次」ガラララッ

空っぽ

真姫「……次」ガラララッ

食べかけのカツサンド1切れ

3人「wwwwwww」


デデーン 

東條 西木野 星空 OUT

希「誰やかじったのwww」バシーン

真姫「も~腹立つ~!」バシーン

凛「食べ物ばっかりじゃんw」バシーン

穂乃果「仕掛け側食べ物入れるの好きだよね」

にこ「誰がこれ考えてるのかしら」

希「……っつつ…多分、ことりちゃんか花陽ちゃんっぽいよな」

凛「あぁことりちゃんは絶対関わってると思う」

にこ「バナナカップケーキとかお洒落だもんね」

真姫「…………」ガラララッ

空っぽ

真姫「私も終わり」

凛「次は凛だね」

穂乃果「凛ちゃんの所はボタンだったね」

凛「またあるのかな…」ガラララッ

空っぽ

凛「……無い」ガラララッ

空っぽ

凛「無いね」ガラララッ

黄色のボタン

凛「うわぁボタンだ!」

穂乃果「えぇーまたボタン!?」

にこ「……黄色…」

凛「凛……だよね」

真姫「とりあえず置いといて全部見ましょう」

凛「うん…」ガラララッ

キャットフード

5人「wwwwww」


デデーン

全員 OUT

凛「凛もいい加減怒るよ!」バシーン

にこ「せめて人間が食べれるもの入れなさいよ!」バシーン

希「だから雑やねんってぇ!」バシーン

凛「はぁぁ……」

穂乃果「ボタンは置いとく?」

凛「うん。穂乃果ちゃんの見てから押すよ」

穂乃果「……じゃあ行くよ!……うわぁ怖いなぁ……っ!」ガラララッ

コンパス

穂乃果「……ブフッ…」

にこ「www」


デデーン

高坂 矢澤 OUT

穂乃果「……何でコンパス?」バシーン

にこ「……まぁドッグフードとかよりはマシだけども」バシーン

穂乃果「……2段目開けます」ガラララッ

空っぽ

穂乃果「……うん」ガラララッ

いなごの佃煮

穂乃果「うわぁっ!?」

凛「うわぁ虫っ!?」

にこ「えっ?……いなごの佃煮?」

穂乃果「なぜこんなのが穂乃果の机に?」

凛「食べろ……って事?」

真姫「うわぁ……きっついわね」

穂乃果「……後でいいや」

にこ「食べなさいよ」

穂乃果「いやいいって」

凛「穂乃果ちゃん好きでしょ」

穂乃果「いなごなんて食べた事ないよ!」

希「まぁ食べれない物やないしな」

にこ「1つ食べてみたら?」

穂乃果「……じゃあにこちゃんが食べてよ」

にこ「穂乃果の机の中にあったんだからあんたが食べなさいよ」

穂乃果「むぅ……じゃあにこちゃんはドッグフード食べないと」

真姫「フフフッ」

にこ「んふっ……それは違うでしょ」


デデーン

西木野 OUT

真姫「……私1人?」バシーン

穂乃果「…いいよ、最後開けるよ」ガラララッ

ご飯と箸

穂乃果「……」

にこ「ほら、食べろって事じゃない」

穂乃果「えぇー何で穂乃果がー?」

希「お昼満足に食べてないからじゃ?」

真姫「あーなるほど」

穂乃果「余計なお世話だよ。別にいいよ」

希「穂乃果ちゃん、好意は貰っとくもんやで」

穂乃果「……」

にこ「ほら、1口でもいいから食べなさい」

穂乃果「……ご飯といなごって合うの?」

希「合うからセットで出てきたんやない?」

穂乃果「……はぁ…」

にこ「はい、いただきまつんって」

3人「www」


デデーン

東條 高坂 星空 OUT

希「にこっちそういうさりげなくネタ入れるのやめてw」バシーン

穂乃果「分かった食べるから食べるから!」バシーン

にこ「はい手を合わせて」

穂乃果「……」

凛「……っふ」

にこ「はい、言って」

穂乃果「……い、いただきまつん」

にこ「wwww」


デデーン

矢澤 OUT

にこ「しまった笑ってしまったw」バシーン

穂乃果「…………」パクッ

4人「……」

穂乃果「…………あ、美味しい」

希「良かったやん」

凛「ご飯にも合うんだね」

穂乃果「……うん、美味しいよ。皆もほら」

真姫「…………」目逸らし

にこ「トイレ行ってくる」

凛「喉乾いた~」

希「…………」俯き

穂乃果「…………www」


デデーン

高坂 OUT

穂乃果「あのさぁ…みんな少しくらい乗っかってよwww」バシーン




またも引き出しと合間見えた5人。
その中身は、やはり驚異的なものだった。

>>238
>>239の間が抜けてました。
すみませんでした。



穂乃果「でも本当にやる?」

希「DVDがあったらウチは速攻叩き割るよ」

にこ「いかんでしょ」

希「だってこの流れやとタイキックやん……」

穂乃果「……まぁまぁ叩き割るのはあれだけど、別にあったとしても観なけりゃいいんだからさ?」

凛「じゃあ………開ける?」

真姫「誰から?」

希「1回目は誰やったっけ」

穂乃果「穂乃果だね。あの白いガスがプシューって」

『穂乃果の1発目はCO2ガス』

凛「……反対から行く?」

にこ「じゃあにこからね」

『トップバッターはにこ』

穂乃果「プシューだけは気をつけてね!」

にこ「分かってるわよ」

ちょっと離席

PM.17:00

研修開始から9時間が経過。

ここで、星空の引き出しに入っていたあのボタンへ。

凛「……」

真姫「……押す?」

凛「黄色かぁ……」

『凛の引き出しから黄色のボタンが』

穂乃果「押さない方がいいよ」

にこ「そうね。前回で穂乃果が痛い目にあってるし」

凛「そうだよね」

『白、緑のボタン共にことりののど輪』

真姫「……でも気になるわ」

穂乃果「…………別に押してもいいけど、それで穂乃果に災難が降りかかったとしたら、企画台無しにしてでもブチギレるからね」

凛「えぇ何でそんな事言うの」

穂乃果「理不尽だよそんなの。だって前回のボタンは凛ちゃんの引き出しの中に入ってたのに穂乃果が罰受けたじゃん」

凛「まぁ……そうだけど」

希「でもキレるのはやめよ?それは流石にスクールアイドルとしてさ」

穂乃果「wwwwwww」


デデーン

高坂 OUT

希「……えっどうしたん?」

にこ「どうしたの急に」

穂乃果「…………」バシーン

希「いよいよおかしくなってるやん」

『壊れ始める穂乃果』

穂乃果「何だろ……笑いたくなったの」

凛「……じゃあやめる?」

穂乃果「……いいよ、押そう」

凛「…………」

真姫「大丈夫でしょ」

凛「まぁあっち側も分かってると思うよ」

にこ「執拗な穂乃果責めはね」

穂乃果「押せ押せ」

凛「おっけぃ。……えいっ」ポチッ


ピロン♪

アナウンス『矢澤にこ タメ口禁止まで

3、

2、

1、

0』


5人「………………」

希「ん?」

にこ「は?タメ口禁止?」

凛「……何今のアナウンス」

穂乃果「何か縛られるボタンなのかなこれ」

真姫「にこちゃんタメ口禁止だって」

にこ「タメ口禁止って何よ」

希「ん?」

にこ「え?何?」


デデーン

矢澤 OUT

にこ「えっ」

希「いやいや、大体予想つくやん」

真姫「タメ口使ったらアウトなんだって」

にこ「何よそ…れぇっ!」バシーン

穂乃果「先輩なのがキツいよね」

希「タメ口に慣れてるしなぁ」

にこ「そのボタンちょっとおかしくない?」

凛「ん?」

にこ「……っくないですか?」

凛「……んふ」

真姫「んふふ」

にこ「ねぇ希さん?」

希「……うん」

穂乃果「あの、そんな必要以上に絡んで来なくていいから」

にこ「何でそんな事言うんすか」

3人「wwww」


デデーン

西木野 高坂 星空 OUT

穂乃果「その口調はどうなのw」バシーン

真姫「wwww」バシーン

にこ「……ねぇ、この縛りっていつまで続くんですか?」

希「あっ確かにそうやね」

穂乃果「もう1回押すとか」

凛「押してみる?」

真姫「……いや、やめた方が──」

凛「えいっ」ポチッ

ピロン♪

アナウンス『東條希 関西弁禁止まで

3、

2、

1、

0』

希「…………ウチか」

穂乃果「解除されないの?」

真姫「押さない方がいいって…」

希「まぁ面白そうだからいいじゃん」

にこ「希さんの適応力」

希「標準語とかマジeasy」

凛「んふっ」


デデーン

星空 OUT

凛「にこちゃんも希ちゃんも何か違うんだよなぁww」バシーン

にこ「もう1回押したらどうすか?」

穂乃果「やめた方がいい」

真姫「うん」

希「押しちゃえ」

凛「……」

真姫「やめなさい凛」

穂乃果「凛ちゃんにも来るかもだよ?」

『必死に制する穂乃果と真姫』

にこ「全員縛られないと終わらない仕組みなのかもしれないっすよ?」

凛「……」ポチッ

穂乃果「あっ」


ピロン♪

アナウンス『西木野真姫 無言禁止まで』

真姫「……はぁ!?」


アナウンス『3、

2、』


真姫「いや無言禁止って何よそれ!」


アナウンス『1、0』


真姫「ねぇちょっと!無言禁止とかおかしくない!?うわぁ!ねぇ!いくら何でもさぁ!ちょっとねぇ!ねぇってば!」

4人「wwwwwww」


デデーン

東條 高坂 星空 矢澤 OUT

希「無言禁止はキツいねww」バシーン

穂乃果「あっはっはははwww」バシーン

にこ「これはキツいですねwww」バシーン

真姫「ねぇ!無言禁止はやめましょ!?それはやり過ぎよ!ねぇ!ねぇ!ねぇ!ねぇ!ねぇちょっと!ねぇっ!!」

4人「wwwwwwww」


デデーン

東條 高坂 星空 矢澤 OUT

凛「ちょっと真姫ちゃんうるさいよっ!」バシーン

希「一旦落ち着こう?」バシーン

真姫「無言禁止何だから仕方ないじゃない!」

穂乃果「うふふっ……真姫ちゃん別に騒がなくてもいいんじゃない?」バシーン

真姫「何何何何何どゆことどゆこと??えっえっ???」

2人「wwww」


デデーン

星空 矢澤 OUT

凛「だから落ち着こうってww」バシーン

穂乃果「だからね?無言禁止なん──」

真姫「うんうんうんうんうんうんうんうん」

穂乃果「ブフッ……」

真姫「何よ穂乃果早く言ってよねぇ!ねぇ!ねぇ!」

4人「wwwwww」


デデーン

東條 高坂 星空 矢澤 OUT

にこ「もういいって本当!」バシーン

希「何度叩かれるのこれでww」バシーン

真姫「ねぇ何よ何かいいアイデアあるのねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ」

穂乃果「あのね?黙らなかったらいいんでしょ?なら「あーーー」ってさぁ」

凛「あっそうか、何も喋らなくても良いわけなんだ」

真姫「あーそうね確かにそうねありがとう穂乃果あーーーーーーーーー」

2人「www」


デデーン

高坂 星空 OUT

穂乃果「もうやだwww」バシーン

凛「というか真姫ちゃんちょっと卑怯じゃない?ww」バシーン

真姫「何がよあーーーーーー」

にこ「……ふふっ」

凛「だからそれだよ…んふっ……笑わせに来てるじゃん…」

2人「wwww」


デデーン

星空 矢澤 OUT

凛「だからもういいって!!」バシーン

にこ「次行きましょ!もうもたないから!」バシーン

真姫「あーーーーーーーーー」

希「いつ……終わるのかな…」

穂乃果「希ちゃんとにこちゃんはいいけどさ」

にこ「うん…はい」


デデーン

矢澤 OUT

にこ「……」バシーン

希「見逃さないね…」

穂乃果「…………えっ本当にどうしたら終わるのこれ?」

凛「自然に終わる……んじゃないのかな」

真姫「あーーーーーーーーー」

希「…………ずっととかじゃないよね?」

穂乃果「それは流石に────」

真姫「あーーーーーーーーー」

凛「…………もう1回押───」

真姫「あーーーーーーーーー」

希「ごめん真姫ちゃんうるさいわ」

穂乃果「あの……口開けながらジロジロこっち見ないでくれる?」

4人「……wwww」


デデーン

東條 高坂 星空 矢澤 OUT

にこ「もう嫌よこんなしょうもない仕掛けで何度も何度も!!」バシーン

凛「早く終わってよ本当に!!」バシーン

真姫「あーーーーーーーーーハァ…あーーーーーーーーー」

希「真姫ちゃんもそろそろ限界っぽいし」


穂乃果「……もう押そう凛ちゃん」

にこ「押しましょう。そしたらあっち側も満足するでしょう」

凛「うん分かった。もうどうなっても知らないよっ!」ポチッ

ガラララッ

花陽「……」

『凛ちゃんグッズを全身装備したライバーかよちん』 

真姫「あーーーー……んふっ…んふふふふwww」

4人「wwwwwww」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「今朝見たよそれwww」バシーン

希「真顔やめてwww」バシーン

真姫「wwww」バシーン

花陽「…………」ジリジリ

凛「んふふっ…え?何!?ちょっ!」

花陽「……」ジリジリ

凛「ちょっ──いででででぇ!?がよぢんいだいいだいいだい!!」

花陽「……」

『花陽が凛にアームロック』

4人「wwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 矢澤 OUT

穂乃果「それどっかの漫画で見たよw」バシーン

花陽「ギブ?」

凛「ギブギブギブギブ!!いたいから本当!!」

花陽「花陽と凛ちゃんどっちが可愛い?」

凛「えぇ!?何そ……いたいいたいいたい!!」

花陽「花陽と凛ちゃんどっちが可愛い?」

凛「かよちんかよちん!!可愛いよかよちんは!」

花陽「凛ちゃんの方が可愛いのっ!!」ギリギリ

凛「いだいいだいいだいいだい!!!!」

希「何これw」

穂乃果「ww」


デデーン

東條 高坂 OUT

穂乃果「もう花陽ちゃん許したげてw」バシーン

希「暴力行為は良くないよw」バシーン

凛「かっ可愛いです凛は可愛いですぅ!!」

花陽「合格です!」

凛「はぁ……はぁ……」

花陽「じゃあ頑張ってね!」タッタッタッ

凛「…………何なの?」

穂乃果「特にこれから関係無い事を言わされただけだね」

真姫「あーーーー」

ピロン♪

アナウンス『全ての縛り解除まで、3』


にこ「お!」

希「やったやん!」


アナウンス『2、1、0』


穂乃果「あー終わっ──」


デデーン

東條 OUT

穂乃果「……え?」

希「えっ?……あ」

にこ「思いっきり関西弁使ったわねさっき」

希「しまった油断したわ」バシーン

穂乃果「真姫ちゃん大丈夫?」

真姫「疲れたわ……」

にこ「無言禁止はキッツいわよね」

凛「こんなボタンもう誰も押さないよ」

にこ「はぁ……もう疲れた……」

穂乃果「長いよね~…」

真姫「……今何時?」

凛「結構暗くなってきたね。5時くらい?」

にこ「今思ったけどここ時計無いのね」

希「えっ今更?」

にこ「あぁ…うん」

穂乃果「もう眠たい……ふぁぁぁあ……」

5人「………………」

ガラララッ

花陽「……」

凛「えぇまた?」

希「あぁでも今度はプロデューサーの格好や」

花陽「えーお前ら、この時間になると、この音ノ木坂の……えー学生は部活に励むんや」

にこ「あー部活かぁ」

花陽「お前らももっとこの学院を知る為に、今から部活見学に行くで」

凛「今から?」

穂乃果「えーめんどくさいー」

希「部活見学……嫌やなぁ……」

花陽「ほな行くで」


5人はこの学院をより知る為、部活見学をする羽目に。
そこには当然、笑いの仕掛けが。

校内3階

花陽「えーまずは、合唱部や」

穂乃果「合唱部かぁ」

にこ「歌は怖いわよ」

~♪

花陽「……あ、みんな聴いてみ!このメロディ!」

穂乃果「……これって…」

希「あれやね」

真姫「…………ふっ」

にこ「愛してるばんざーいね…」

花陽「合唱部はこの音楽室でやってるから、入るで」

凛「入っていいんですか?」

花陽「許可は取ってるんで、大丈夫です」

にこ「何で敬語なのよ」

花陽「ほな、入るで。失礼しまーす」ガラララッ

音楽室

~♪

5人「……」

合唱部員「~♪」

真姫「誰?ピアノ弾いてる人」

凛「……ここからじゃ見えないね」

希「何か見たら駄目な気がするわ」

花陽「しばらく聴いとこうか」


~♪

合唱部員「~♪」

5人「…………」

~♪

???「さぁ!」

合唱部員「大好きだ~ばんざーい♪」

真姫「……え?」

希「ん?どうしたん?」

真姫「…………え?」

4人「……?」

『真姫が何かに反応』

穂乃果「何?演奏してる人?」

合唱部員「頑張~れる~から~♪
昨日に手を振って~ほら~♪
前向いて~♪」

~♪

真姫ママ「ねぇ!みんな一緒に!」

『伴奏者の正体は真姫ママ』

5人「wwwwww」

凛「えー嘘でしょ!?」

真姫「もう何やってるのよぉ!」

穂乃果「びっくりしたぁww」

にこ「一瞬誰だか分かんなかったわww」

希「真姫ちゃんのママまで登場するかぁ」

『既に笑いましたが最後までお楽しみ下さい』


真姫ママ「はいっ!ラーラーラー♪」

合唱部員「ラ~ラ~ラ~♪」

真姫ママ「もっともっと!ソプラノもっとビブラート効かせて!」

希「厳しいなぁ」

合唱部員「ラ~ラ~ラ~♪ラララララララ~♪ラ~ララ~♪ラ~ララ~♪ラララララララ~ラ~♪」

真姫ママ「もっと出るわよ!うちの娘みたいにもっと綺麗に!!」

5人「wwww」

真姫「も~やめてよw」

真姫ママ「……ストップ。
待って、全然駄目ね」

合唱部員「……」

真姫ママ「こんなのじゃあうちの娘には到底及ばないわよ」

真姫「なんで私基準なのよ」

真姫ママ「あなた達もっと頑張りなさい!うちの娘を見習いなさい!
スタイルも良くて!可愛くて!頭も良くて!可愛くて!」

凛「可愛くて2回言った」

穂乃果「すっごい親子愛だね」

希「あれは親バカやろ」

真姫ママ「ほら!見てみなさい!うちの娘よ!!」

真姫「ヴェェ!?」

4人「www」

穂乃果「絡んできたよww」

真姫ママ「コンクール優勝したいのなら、うちの娘を目指しなさい!いいわね!」

合唱部員「はいっ!!」

希「いや「はい」やあらへんがな」

真姫ママ「じゃあ始めるわよ~!……じゃあね真姫ちゃん頑張ってね!」

真姫「んふふ……」


デデーン

全員 OUT

真姫「だから絡んで来ないでってw」バシーン

凛「あー痛い痛い」バシーン

希「もう親推しはやめてぇw」バシーン

花陽「……ほな、次いこか」

穂乃果「……はい」

にこ「まだあるのね……」

校内2階廊下

スピーカー『~♪』

5人「……ん?」

花陽「あ!みんな聞いて!
放送部の奴等は夕方のこの時間になると、みんなが楽しみにしてるラジオをやるんや」

にこ「奴等って……口悪いわね」


スピーカー『~♪』

絵里『はぁい!楽しい人生送ってる?もし、少しでも退屈してるなら──私達と一緒に盛り上がろうよ!』

5人「……wwww」

絵里『というわけで今日も始まりましたハラショーラジオ、皆さんのお耳の永遠フレンズ、DJエリーチカがお送りします』

『放送部員はDJエリーチカ』

希「この時間キツいなぁ」

にこ「もういいから行きましょうよ」

花陽「ま、まぁせっかくやし聴いとこうか」

絵里『さぁ始まりましたこのハラショーラジオ、今回で1021回目となりました』

希「いややりすぎやろ」

にこ「1日何回放送してんのよ」

絵里『えー今回、このラジオを聴くの始めてだよっ!って方もいると思うので改めてこのハラショーラジオの説明をしたいと思います』

穂乃果「説明ってなんだろ」

絵里『このラジオはですね。私DJエリーチカそして、皆さんを常にハラハラさせたいという企画から生まれたラジオでして、噛んでしまったら一時放送を中断するという縛りをしております!』

校内「エェー!!」

5人「っ!?」ビクッ

穂乃果「……びっくりした」

凛「今のところえーって言う所なの?」

絵里『まさにハラショーラジオだけにハラハラ!なんつってね!』

校内「…………」

穂乃果「むしろここでえーっ!?でしょ」

にこ「厳しい世界ね」

絵里『では粗方説明をした所で、まずはお便りのコーナー!
えーペンネーム『3歩目は大胆なことり』さんから頂きましたありがとうございます~』

希「……結構しっかりしたラジオやね」

真姫「ね、もっとグダグダかと思ってた」

凛「でもこれいつまでやるの」

絵里『エリーチカさん賢い可愛い?』
エリーチカ!
『ハラショーです!エリーチカさんはこのハラショーラジオを始めてから一番心に残っている回などあったら教えて下さい』
……あー色々あるんですけどね~、何かな……えっと何回目かは忘れたんだけど、1回μ'sのメンバーのお父様方をゲストとして呼んだんだけど』

5人「wwwwwww」

希「なんやその罰ゲームwww」

穂乃果「なんでお父さん方呼んじゃうのww」

にこ「想像したら絵面酷いわよそれww」

絵里『あの……全員一言も喋られないんですよね。何とかですか?って聞いても首を横に振ったりとか、ジェスチャーされるだけで。これラジオだぞと』

花陽「んふふふ」

凛「もうかよちん笑ってるじゃん」

絵里『そんなハチャメチャな回が一番大変で、一番印象に残った回でしたね。でも楽しかったですよ?話題の種を探すのが凄い大変でしたけどねw』

にこ「これが1000回以上も放送されてるのね」

穂乃果「でも結構面白いねこれ」

絵里『えーそれでは
『3歩目は大胆なことり』さんリクエスト曲、僕たちはしと…の光───』

にこ「あ、噛んだ」


スピーカー『~♪』
曲:ありふれた悲しみの果て

穂乃果「えぇっ!?」

希「リクエストの曲ちゃうやんww」

真姫「何これww」

花陽「このラジオは噛んでしまったらしばらくの間、この曲が流れるんや」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「まぁ悲しいけどもw」バシーン

花陽「ほな、次の部活へ行くで」

凛「あぁ移動の最中だったね」

穂乃果「もういいんじゃないかな…」

端末の調子が悪く投下の流れが悪いので今日はここまで
明日には必ず完結させます……

遅くなりました。
続きまったり投下していきます。

花陽「次はここ、新体操部や」

5人「!」

花陽「入るで~」

凛「ちょっと待ってかよちん」

穂乃果「ここは危ないよ絶対」

凛「もう想像つくよ新体操部は」

真姫「そうよもう散々見たわよ」

花陽「……っふ、は、入るで?」

希「えぇーもう嫌やぁ」

花陽「失礼しまーす」ガラララッ

理事長「誘惑リボンで狂わせるわ!
南理事長!」クルクルクル

5人「wwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

にこ「だから言ったじゃないの!」バシーン

真姫「それやめてよもう!」バシーン

穂乃果「も~予期してたのに~!」バシーン

希「理事長なんぼ程出るのww」バシーン

凛「もういいって本当理事長先生www」バシーン

花陽「綺麗なお方やったな」ガラララピシャッ

穂乃果「……え、終わり?」

凛「…んふふ」

真姫「っくw」

花陽「あの、時間が無いんで」

希「ピシャッって扉閉めたで」

にこ「……」指差し

真姫「……やめてにこちゃん」

にこ「いや、今の笑いは…」

凛「お願い見逃して…」

にこ「……」

穂乃果「…………時間が無いんでって、だったら寄らなきゃ良かったのに」

弓道場

凛「……うーーーわ」

穂乃果「えーここ?」

花陽「次は弓道部やで」

穂乃果「弓道部と言ったらもうね?」

希「あの人やろなぁ」

真姫「気を引き閉めないとね」

花陽「ここではみんな静かにな?じゃあ入るで」

5人「……失礼しまーす…」

花陽「……あ、見てみ!」

海未「……」

穂乃果「……っふふ」


デデーン

高坂 OUT

穂乃果「あー駄目だ笑っちゃうw」バシーン

希「気緩めたらアカンよ」

穂乃果「うん分かってる分かってる…」

花陽「あの人は、この弓道部のエースなんや。容姿も実力もトップで、ファンが多いんや」

凛「へぇ~」

にこ「スターね」

海未「…………」キリキリキリ

5人「……」

海未「……っ!───」ッタァン!

5人「……おぉ」

『矢は見事真ん中へ』

凛「1発で決めたのは凄いよ」

真姫「流石ね」

海未「……ふぅ…」

ファン生徒達「キャー!!」

5人「っ!?」ビクッ

希「うわびっくりしたぁ」

真姫「急に何!?」

『ファンが突然弓道場へ襲来』

にこ「何!?この人達ファン!?」

希「流石海未ちゃんやな」

穂乃果「というかファン多すぎでしょ」

凛「ほえ~」

海未「……ふふ、今日もいい調子です」

ファン生徒達「キャー海未先輩ー!!」

海未「あら?」

ファン「海未先輩流石です!」

海未「ご声援、ありがとうございます」

ファン生徒達「キャー!!」

ファン「海未先輩!この後何かご予定は!?」

海未「そうですね……皆さんでデートでもしましょうか!」

ファン生徒達「キャーー!!!」

穂乃果「海未ちゃんのキャラじゃないよww」

凛「本当大人気だね…」

海未「さて、次は誰のハートを射抜いて差し上げましょうかね」

ファン生徒達「キャー!!!!」

海未「ふふふ…モテるのも辛いですね。今そちらへ行きますよ!」タッタッタッ


ズボッ!


ファン生徒達「キャー!?」

『何故か弓道場に落とし穴』

5人「wwwwwww」


デデーン

全員 OUT

ファン生徒達「海未先輩ー!!大丈夫ですかー!?」

穂乃果「あっはっはっはっはwwww」バシーン

希「こんなん笑うやろwww」バシーン

にこ「弓道場に落とし穴なんて予想出来ないわよww」バシーン

海未「うぅ……」

『海未先輩は無事救出』

花陽「モテるのも大変なんやな。次行くで」

凛「……別に弓道関係無かったね」

穂乃果「かなり大掛かりな仕掛けだったね」

希「わざわざ穴作ってな?」

凛「海未ちゃんを落とす為だけに作ったんだもんね」

花陽「ブフフッ……」

凛「……フフフ」

にこ「んふふ…」


デデーン

星空 矢澤 OUT

にこ「ちょっと花陽笑わないでよっ!!」バシーン

凛「も~つられちゃうから~ww」バシーン

花陽「すみません…」

スピーカー『~♪』

希「え?」

にこ「またぁ?」

穂乃果「もういいですって」

絵里『さぁ始まりましたハラショーラジオ第2部!続いてのコーナーは!』

希「2部って……」

真姫「放送回数が多い原因はこれね」

絵里『皆さんお待たせしました。大好評のこの企画!そして最後のページには』

5人「…………」

絵里『さぁこの企画、数々の方から寄せられた感動する体験談をご紹介するというこのコーナー!
今回も涙腺崩壊しちゃうお手紙寄せられています!』

真姫「テンション間違ってない?」

にこ「ふふ……そうね」

絵里『まずはこちらから。
ペンネーム『パサパサのサフランライス』さんから頂きましたありがとうございま~す。
『これは私の父が性転換して母になった時のじっ、実体験談で───』

スピーカー『~♪』
曲:ありふれた悲しみの果て

5人「wwwwwww」


デデーン

全員 OUT

希「めっちゃ気になる手紙やん!」バシーン

にこ「ちょっと聴かせなさいよぉ!」バシーン

凛「これからって時に噛むかね!」バシーン

希「……えーちょっと聴かせてよそのお便り」

花陽「……ほな、いこか」

真姫「これ気になるわね」

穂乃果「これずっと引きずるパターンだね」

PM.18:00

研修開始から10時間が経過。

日曜のこの時間帯と言えば、あのアニメが。

5人「…………」

モニター『~♪』

穂乃果「ん?」

にこ「また映像…」


花陽『さぁみんな集まって!花まる子ちゃんが始まるよ~!』

凛「……ブフッ」

真姫「フフ…」


デデーン

西木野 星空 OUT

希「何?ちびまる子ちゃん?」

真姫「花まる子ちゃんだって」バシーン

凛「そうきたかぁ」バシーン

『まる子 スクールアイドルを見てみたい の巻』


まる子宅

テレビ『~♪』

花陽『……』


穂乃果「凄い再現してるね」

にこ「金掛かってるわね」


ことり『あら?まる子何観てるの?』

花陽『あっ!お姉ちゃん!』


希「……っ」

凛「適役だね」

にこ「ほんとにね」


花陽『観てみて!』

ことり『ん?……スクールアイドル?』

花陽『今若者の間で大人気なんだって!』

ことり『ふーん』

花陽『それでこのアイドル、すっごく可愛くない?あたしゃもう釘付けだよ~!』

ことり『ふーん』

花陽『ふーんってあんたねぇ…お姉ちゃんは可愛いとか思わないの?』

ことり『可愛いとは思うけど、私はやっぱり西城秀樹ねぇ…』

花陽『あっそ…』


希「フフフ……」

にこ「んふふ…」

凛「ふふふふ」


デデーン

東條 星空 矢澤 OUT

希「もう一気に行こうってw」バシーン

凛「かよちん色んなキャラやるなぁww」バシーン

にこ「これはキツいわねww」バシーン

花陽『でね?来週の日曜日、隣町のショッピングモールにスクールアイドルが来るんだよぉ!』

ことり『へぇ~』

花陽『ねぇねぇ一緒に行こう?』

ことり『えぇー?嫌よ』

花陽『何でさ』

ことり『来週の日曜日は友達と買い物に行く予定なのよ。行きたかったらまる子一人で行けばいいでしょ』

花陽『だって隣町だよ?まる子一人じゃ不安だよ~』

ことり『じゃあお母さんにでも連れて行って貰ったら?』

花陽『あんたもノリが悪いねぇ。若者同士で行くから楽しいんじゃん』

ことり『だから別に私は興味ないって…。お母さーん』

絵里『あら、どうしたの?』


希「お母さん役かい」

穂乃果「まぁ2人のお母さんって事なら適役だけども」

ことり『まる子が来週の日曜日隣町のショッピングモールに行きたいんだって』

絵里『別にいいけど、何かあるの?』

花陽『スクールアイドルだよ!』

絵里『アイドル?』

花陽『うん!来週そのショッピングモールにスクールアイドルが来るんだよ!だからお母さんお願い一緒に行こう?』

絵里『へぇ、アイドルねぇ。分かったわ、来週の日曜日ね』

花陽『うわーいやったぁ!』

英玲奈『まる子や』

花陽『ん?おじいちゃん?』


希「嘘やろwwww」

にこ「えぇぇえ!?」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「英玲奈さんもくるかぁww」バシーン

真姫「随分と若いおじいちゃんねww」バシーン

英玲奈『私が一緒に行ってやろうか?』

花陽『え、おじいちゃんも見たいの?』

英玲奈『あぁ、スクールアイドルは私も興味があってな』


5人「wwww」


デデーン

全員 OUT

にこ「寄せる気ないじゃないwww」バシーン

穂乃果「まんま英玲奈さんじゃんww」バシーン

希「アカンこれ耐えれんwww」バシーン


花陽『じゃあおじいちゃんとお母さんと3人で行こう!』

絵里『良かったわねぇ』

ツバサ『おじいさんや』

英玲奈『ん?ばあさんか』


真姫「んふ」


デデーン

西木野 OUT

穂乃果「くっくっく……w」

真姫「人手不足にも程があるでしょw」バシーン

希「これまた若いおばあさんやな」

凛「フフフ…」

にこ「穂乃果と凛完全に笑ってるでしょ」

ツバサ『おじいさんは来週の日曜日は笹木のおじいさんとお茶会をするんじゃなかったですか?』

英玲奈『ん?そうだったか?……あぁ、そう言えばそんな約束をしていた。私とした事が忘れていた』

2人「www」


デデーン

西木野 高坂 OUT

真姫「もう無理よこれぇww」バシーン

穂乃果「少しくらいは寄せましょうよ英玲奈さんwwww」バシーン

希「ようあれで友蔵の役やろうって思ったな」


英玲奈『すまない小泉、来週は予定が──』

ツバサ『まる子』

英玲奈『……まる子、予定があったのを忘れていた。本当にすまない』

花陽『別にいいよ、おじいちゃんは最初から期待してないから』

絵里『こらまる子!すいませんおじいさん…』

英玲奈『いや、いいんだ』

花陽『……』

絵里『……』

ことり『……』

ツバサ『……』ポンポン

英玲奈『…ん?あっ、俳句か』


5人「wwwwww」

デデーン

全員 OUT

希「頼むからスッと行ってよww」バシーン

凛「もういいから!もう笑うから!」バシーン

英玲奈
『private
    孫に嫌われ
         shocking

友蔵 心の俳句』


4人「www」


デデーン

東條 西木野 高坂 星空 OUT

希「あの人は何を言うてんの?」バシーン

穂乃果「意味がよく分からないんだけどww」バシーン

真姫「横文字好きね本当ww」バシーン

凛「クオリティも低いし」バシーン


キートン山田『そして、1週間後』

花陽『お母さんお母さーん!』

ツバサ『おやおやまる子、早起きだねぇ』

花陽『うん!この日を楽しみにしててさぁ!昨日もわくわくして眠れなかったよ!』

ツバサ『ほっほっほ。何かに夢中になれる事は良い事じゃよ。楽しんで来なさい』

花陽『うん!』


にこ「ツバサさんは頑張ってるんだけどね」

穂乃果「その言い方は良くないよ」

凛「うん、英玲奈さんも頑張ってるんだよ」

にこ「……」

花陽『お母さーん起きてるー?』ガラララッ

絵里『ん……んん……』

海未『何だようるっせぇなぁ…』


5人「wwww」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「もう笑えるよwwww」バシーン

凛「海未ちゃんってだけで笑えるwww」バシーン


花陽『お母さん起きてー!』

絵里『ん……んん……まる…子?』

花陽『……お母さん?どうしたの?』

絵里『……んん…ごめんね、今支度…するから……』

花陽『お母さん、顔真っ赤だよ…?』

海未『おい、大丈夫か…?』

絵里『えぇ……大丈夫、大丈夫だから…』

花陽『お母さん…』


凛「あらら」

希「神様の悪戯やね…」

にこ「絵里や花陽も名演技だから引き込まれるわね」

花陽『お父さん!お母さんが…』

海未『おい……凄い熱だ』

絵里『大丈夫よ、微熱程度だから…』

海未『微熱ってレベルじゃないぞ!病院へ行く支度するぞ!』

花陽『お母さん…』

絵里『まる子……ごめんね…お出掛けする約束だったのに……ごめんね…』

花陽『ううん、まる子の方こそごめんね。お母さんはゆっくり休んでて?』

絵里『本当にごめんね…』

ことり『どうしたの?お父さんが凄いバタバタしてるけど』

花陽『お姉ちゃん、お母さんが熱があるって…』

ことり『えっ!?お母さん大丈夫なの!?』

海未『おい、病院行くぞ!』

絵里『はい…』

花陽『お母さん……』

ことり『……』


5人「…………」

『アニメに夢中になる5人』

海未『じゃあ行ってくる』

絵里『すみません…』

ツバサ『気をつけてね』

英玲奈『家の事は心配するな』

絵里『ありがとうございます…』



花陽『はぁ……』

ことり『…………』

花陽『スクールアイドル……観たかったなぁ…』

ことり『まる子……』


ことり『……』プルルルッガチャ

ことり『あ、もしもし?───』



テレビ『あなたの町にスクールアイドルがやってくる!
さぁ!あなたも一緒に歌って踊ろうよ!』

花陽『はぁ……』

ことり『ま~る子』ガラララッ

花陽『お姉ちゃん?』

ことり『スクールアイドル、一緒に観に行こっか』

花陽『……へ?』

ことり『ねっ?』

花陽『で、でも友達と買い物行くんでしょ?』

ことり『友達と買い物ならまたいつでも行けるでしょ?でもスクールアイドルは今日しか会えないんでしょ?
ほら、まる子も楽しみにしてたじゃない』

花陽『お姉ちゃん……!お姉ちゃん大好きぃ!!』


希「お姉ちゃんええ子やなぁ」

穂乃果「何か普通に感動するんだけど…」

電車内

ことり『楽しみだね』

花陽『うん!』

ことり『カメラとかは持ってきたの?』

花陽『うぅん。でも色紙は持ってきたよ』

ことり『なるほど、サインね』

花陽『えへへ!』



ショッピングモール

ことり『うわぁ凄い人!』

花陽『みんなスクールアイドル目当てなのかな』

ことり『いや、流石に無いと思うけど…』

花陽『お姉ちゃん早く早く!』

ことり『かっ…まる子走らないの!迷子になるでしょ!』


凛「今かよちゃんって言い掛けたよね」

穂乃果「……っ」

ショッピングモール屋上

ことり『それでも凄い人ねぇ』

花陽『人気なんだねぇ』


ガヤガヤ ガヤガヤ


スタッフ『それでは!今話題のスクールアイドルの登場です!どうぞ!』

~♪

アイドル『イェーイ!』


ワー! キャー! イェー!

ことり『うわ…凄いわねこれ…』

花陽『んっしょ!ん~!……見えない…』

ことり『みんな立って観てるからね』

花陽『お姉ちゃん肩車して~』

ことり『えぇー?嫌よあんた重いし』

花陽『あんた女性に重いなんて失礼な事言うかね…』

ことり『はぁ……もうしょうがないわねぇ、ほら』

花陽『やったぁ!……ぃよいっ…しょ…っと!』

ことり『ふっくぅ!……ぐ…っくぅ!っとととぉ!?』ズデーン


5人「wwwwwww」


デデーン 

全員 OUT

希「肩車は無理やろwwww」バシーン

真姫「ことり頭打ってない?ww」バシーン

にこ「花陽も背中思いっきり打ったわよwwww」バシーン

花陽『お姉っ……お姉ちゃん大丈夫?あた、頭…』

ことり『大丈夫大丈夫、あの、おんぶ……』

花陽『おんぶ?おんぶおんぶ…』

『急遽おんぶに変更』


凛「肩車は危険だよ」

希「リハーサルやってないんかな」



ことり『よいしょっ!……っく、どうまる子……見、える……?』

花陽『よく見えるよお姉ちゃん!』


穂乃果「ことりちゃんもう限界みたいだからやめたげてw」

凛「声も震えてるしww」


デデーン

高坂 星空 OUT

穂乃果「見ててキッツいよこれw」バシーン

花陽『わぁ~!』

アイドル『~♪』

花陽『わぁ~!』

アイドル『~♪』

花陽『わぁ~!』

アイドル『~♪』

花陽『わぁ~!』


希「……長ない?」

にこ「っくふふふ…」

穂乃果「wwww」


デデーン

西木野 高坂 星空 矢澤 OUT

真姫「そんなシーンいる?」バシーン

凛「かよちんとねぇ?」バシーン

にこ「スクールアイドルのシーンがただ交互に流れてるだけじゃないww」バシーン


アイドル『みんなありがとう~!』

イェー! キャー! フゥー!

ことり『はぁ~……すっごい…』

花陽『はぁ~…………ははっ!!』パチパチパチ

ことり『……ふふっ、良かったわねまる子!』

スタッフ『それでは、写真やサイン、プレゼントなどのファンと交流するコーナーに行きたいと思います。参加したいかたはこちらへお並び下さ~い』

ことり『あ!まる子サインサイン!』

花陽『あ、ちょっ…ちょっと待って!』

ワイワイ  ガヤガヤ

アイドル『ありがとうございました!はいこんにちは~!』

ファン『こんにちは~』

ことり『……まる子大丈夫?』

花陽『だだだだ大だだ丈夫ぶぶ!!』

ことり『緊張しすぎでしょ…』

アイドル『ありがとうございました!あら、可愛いファンまで来てくれたのね!ありがとう!』

花陽『あぁっ!あのえと、わた、わたししし!テレ、テレビで観て……その…』

アイドル『テレビで観てくれたんだぁ!ありがとうね!』

ことり『(神か)』

花陽『しょの……しょの!しゃ、シャインをくだしゃい!!』

アイドル『サインね、いいよ!』

ことり『良かったね~まる子~』

花陽『う、うん!』

アイドル『えっと…ペンは持ってる?』

花陽『…………へ?』

ことり『……まる子、ペンは?』

花陽『ペ……ペン???』

ことり『あんたまさか…色紙だけ用意してペン持ってきてないの!?』 

花陽『あ……あぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁああ!!!』

アイドル『だっ大丈夫だからね!こっちでもペン用意してるから!
すみませんスタッフさ~ん!ペンお願いしま~す!』

花陽『あぁ……あぁぁあぁぁ……!』

ことり『まる子しっかりしなさい!』

後列のファン『ざわざわ……』

花陽『(どうしようどうしよう!後ろの人の視線が痛いよぉ!あああああもう帰りたいよぉ!!)』

アイドル『あーちょっと待ってね!今ペン持ってくるから───』

花陽『つっ…爪で書いて下さい!!』

アイドル『…………はい?』

ことり『は?』


5人「は?」

花陽『爪で痕つけてくれればそれで!』

アイドル『いや、もうすぐペンくるから大丈夫だよ?』

花陽『いいからはやくぅぅう!!!』

アイドル『!?!?』


希「あの子は泣きながら何を言うてんの?」


アイドル『……え…っと……』

花陽『はやくしてよぉぉ!!』

アイドル『はっ…はい!!』

ことり『(何……やってんだろ……)』


キートン山田『憧れていたスクールアイドルにサインを、何故か爪で書かせたまる子。色んな意味で忘れられない思い出となった、まる子であった───』


絵里『……何、これ』

花陽『アイドルのサイン』

絵里『…変わってるのね……』

デデーン

西木野 星空 矢澤 OUT

凛「もっと海未ちゃんが見たかったなぁ」バシーン

穂乃果「ね?海未ちゃんがあぁいうキャラやるのすっごい面白いよね」

にこ「あと英玲奈さんも…っねぇええ!」バシーン

真姫「あー痛い痛いぃ…」バシーン

凛「はぁ……終わったぁ…」

にこ「はなまる子ちゃんね…」

希「これ地上波で観たいな」



ことり(サザエ)『サザエでございま~す!』

~♪


穂乃果「えぇー!?」

凛「サザエさんもやるのー?」

『  家族のトップアイドル
         
         作品No.0914』


ガラララッ

英玲奈(マスオ)『ただいま』

ことり『お帰りなさいマスオさん!』



にこ「っふ、…ふー」

凛「耐えよう耐えよう……」



英玲奈『今日も疲れたよ』

ことり『お疲れ様!ご飯にする?お風呂にする?それとも~?』

英玲奈『夕飯にしてくれないか』

ことり『は~い』



希「ふぅーっふぅーっ」

にこ「っふ……ブフッ!希それやめてぇ…ww」


デデーン

矢澤 OUT

にこ「みんなで乗り越えましょうここは」バシーン

凛「そうだね」

真姫「誰かが笑うと釣られちゃうからね」

穂乃果「ここは協力しようね」

ツバサ(タラオ)『パパ~お疲れ様で~す!』

英玲奈『おぉ、タラオか』



4人「www」


デデーン

東條 高坂 星空 矢澤 OUT

穂乃果「英玲奈さんとツバサさんはお願いだから出てこないでww」バシーン



ことり『タラちゃん、お腹空いた?』

ツバサ『空いたです』

ことり『じゃあパパも帰ってきたし、みんなでご飯にしようか!』

ツバサ『やっ───』

英玲奈『お腹空いたなぁ』

ツバ英玲『…………』

ことり『……フッ……』

『台詞が被ってしまったマスオとタラオ』

英玲奈『……行くぞ』

ツバサ『フフフ…』

ことり『んふふ』

\いっただっきま~す!/


ことり『さぁみんなどんどん食べてね!』

花陽(ワカメ)『お姉ちゃん今日はやけに気前がいいね』

ことり『よくぞ聞いてくれたワタメ!』



穂乃果「今思いっきり噛んだよね」

凛「分かってるよ分かってるから……w」

にこ「…そゆこと言わないの」

穂乃果「……フッ…」


ことり『何と当たったのよ!』

亜里沙(フネ)『何が当たったんだい?』


5人「wwwwww」


デデーン

全員 OUT

にこ「こんなのキャストで笑うわwww」バシーン



ことり『ふっふっふ、それはね……ジャーン!』

花陽『ん?子役……書類?』

ことり『そう!今日タラちゃんのプロフィールや写真を芸能事務所に送ってみたのよ!そしたら書類審査合格ですって!』

亜里沙『何でまたそんなものを?』

ことり『今子役って凄いじゃない。だからタラちゃんも子役として芸能界で活躍してくれたらなぁ~って』

カツオ(絵里)『そんなに芸能界は甘くないよ』

ことり『ふん!ろくに世に出た事もないくせに!
ねぇ父さんはどう思う?タラちゃんだったら芸能界でもやっていけるわよね』

海未(波平)「左様」


4人「wwwwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 矢澤 OUT

穂乃果「きました本命ww」バシーン

希「分かってたんやけど、あのヅラ海未ちゃんがつけてたらめっちゃ面白いやんww」バシーン



ことり『別に親バカって訳じゃないわよ?私は純粋にタラちゃんは天才だって思ってるから』

絵里『それを人々は親バカと名付けたんだよ』

ことり『何?』

亜里沙『おやめなさい、食事中に喧……ブフッ!喧嘩…なんて…』


にこ「やめて亜里沙ちゃん…」


英玲奈『だが芸能界へ行ったらどうなる?タラオちゃんは家に帰れるのか?』

ツバサ『……「オ」いらないから』ボソッ

英玲奈『ん?オはいらないそうだ』

ツバサ『違うわよ馬鹿』

海未「はっはっはっはっ」


5人「wwww」


デデーン

全員 OUT

希「ドリフかwww」バシーン

真姫「ひとまずリセットしようとしたわねwww」バシーン

花陽『タラちゃんは芸能界行きたい?』

ツバサ『芸能界って何ですか?』

ことり『タラちゃんいつもテレビ観てるでしょ?その人達と同じお仕事をするのよ』

ツバサ『同じ?じゃあぱんぱかダンスも踊れるですか?』

ことり『えぇ踊れるわよ!』

ツバサ『や~るで~す!』

亜里沙『でも心配だね、まだ遊びたい年頃なのに、仕事に縛られるってのは可哀想じゃないかい?』

ことり『ん~…そこは本人の気持ちを最優先にするから。まぁ試しよ、試し』

亜里沙『ならいいけど…』

花陽『タラちゃん頑張ってね!』

絵里『何かあったらディレクターって人に頼むんだよ?』

ツバサ『分かったです!』

海未『左様』





翌日


凛「……今のカットいる?」

希「海未ちゃん左様しか言ってないな」

ことり『じゃあ行くわよ?
フグ田タラオです。好きな食べ物は、ママの作ってくれたグラタンです。
……どう?言える?』

ツバサ『はい!僕の名前はフグ田タラオです。好きな食べ物はママの作ってくれた手作りのグラタンです』

ことり『手作りのはいらない』

ツバサ『……あっ』


穂乃果「子役ってみんなこんなのなのかな」

真姫「まっ、芸能界は厳しいからね」



面接官『ではどうぞ』

ことり『はい』

ツバサ『』

ことり『タラちゃんお返事は?』

ツバサ『お返事は?』

面接官『えっ?』

ことり『違うでしょ!おほほ…ユニークなもので…』

面接官『はぁ……ではお座り下さい』

ことり『はい』

ツバサ『はい』

ことり『タラちゃん体育座りじゃなくて、椅子に座って椅子に』

面接官『では自己紹介を』

ことり『来たわよタラちゃん!練習したやつ!』

ツバサ『は……はい…グラタンです』

ことり『それ好物でしょ!フグ田タラオでしょ!』

ツバサ『フグ田タラオ、グラタンです』

ことり『一旦グラタンから離れましょう』

面接官『ふむ…』

ことり『おほほほ……場を和ませようとしてるんですねぇ…なんていい子なのかしら』

面接官『特技はありますか?』

ことり『タラちゃん!最近始めたあれ!』

ツバサ『特技はブランコです』

ことり『なわとびでしょ!中の人みたく間違えなくていいから!』

面接官『チャームポイントは?』

ツバサ『はい、笑顔です』

ことり『それを真顔で言わないの!』

面接官『……今までで一番思い出に残っている出来事などはありますか?』

ことり『タラちゃん!ここで挽回よ!旅行よ!旅行!』

ツバサ『はい、なわとびです』

ことり『なわとびが一番の思い出って!それはもう忘れて!』

ツバサ『……と、母が申しております』

ことり『いい加減にしなさいやめさせてもらいます。どうも、ありがとうございました~』


希「……何これ?」

穂乃果「コント?」

にこ「台本はこれ誰が考えたの…」

ガラララッ

ことり『ただいま~…』

亜里沙『おかえり、どうだった?』

ことり『……落ちちゃった』 

亜里沙『………タラちゃんは?』

ことり『疲れて眠ってる』

ツバサ『すぅ…』

亜里沙『そうかい…』

花陽『お姉ちゃんどうだった?』

ことり『二次審査落ちちゃった…ウケるかなって思ったんだけど』

花陽『残念だったね…』

カツオ『まぁ良かったじゃない』

ことり『良かったって何がよ!』

カツオ『タラちゃんはうちのアイドルただよ。芸能界のじゃない、テレビに映らない、媚も売らない、それがタラちゃんなんだよ』

ことり『カツオ…』

花陽『そうよね!タラちゃんはうちではトップアイドル!もう芸能界デビューしてるじゃない!』

ことり『……ふふっ、確かにそうね』

海未『左様』

磯野家『あははははははははは』



穂乃果「…………終わり?」

にこ「いい話……なの?」

ことり『さぁーて!来週のサザエさんは?』


穂乃果「まだあったよ」


海未「波平です。皆さま、如何お過ごしでしょうか。年も跨ぎ、新年の新しい気持ちがやっと落ち着いた頃でしょう。
新年もみな一同、精一杯頑張りますので、皆さま、どうか温かい声援の程宜しくお願い申し上げます。
さて、次回のサザエさんは

波平 シャブに手をだす

磯野家のしゃぶしゃぶ

年越しは牢獄で

       の三本です』


ことり『来週もまた観てくださいね!
さぁ皆でじゃんけん行きますよ~?
じゃんけ~ん……ポンッ!』パー


穂乃果「……」パー

真姫「……」グー

凛「……」チョキ

にこ「……」パー

希「……」グー


ことり『うふふふふ~♪』

デデーン

東條 西木野 OUT

希「……え、負けたから?」バシーン

真姫「そりゃないでしょ…」バシーン

にこ「……まぁ、また随分とやな次回ね」

凛「疲れた……」

希「流石にね……」

真姫「ふぅ……」

穂乃果「あーーー…………眠い……」

PM.18:30

国民的アニメを視聴し終わった5人に、あるトラブルが発生する。


穂乃果「フンフフーンフンフーン♪」

凛「愛ばん?」

穂乃果「もうね、真姫ちゃんのお母さんが頭から離れないの」

真姫「あれはびっくりしたわね」

希「真姫ママもそうやけど、あのラジオ」

穂乃果「あぁハラショーラジオ」

にこ「またやるのかしらね」

凛「内容気になるよね」


ガラララッ

5人「!」

絵里「みんな、お疲れ様」

希「……えっ、そんなナチュラルに入ってくるん?」

凛「何?」

絵里「ちょっとね、とりあえず皆入って」

ことり「みんなお疲れ様」

花陽「お疲れ様です」

海未「お疲れ様です」

『仕掛け側が全員集合』

穂乃果「……んふ」

真姫「何?ネタがないとかそんな感じ?」

絵里「いいえ違うわ。ちょっと緊急事態なの」

真姫「緊急事態?」

希「………え、本当に?」

絵里「えぇ、だから一時罰ゲームは中断よ」

穂乃果「え、何?何?」

にこ「何よ、どうしたのよ」

絵里「緊急事態なの」

にこ「うんだからどうしたよ」

ことり「みんなこの部屋から出ないでね?」

穂乃果「……うん、それはいいけどどうしたの?」

にこ「機材トラブルとか?」

ことり「緊急事態なの」

絵里「緊急事態よ」

にこ「あんたらそればっかりじゃない!」

穂乃果「wwww」


デデーン

高坂 OUT

穂乃果「……は!?いや、ちょっと?」

不良生徒「……」タッタッタッ

穂乃果「ねぇ絵里ちゃん?罰ゲーム中断なんだよね?」

絵里「えぇ」

穂乃果「ならさ!何で穂乃果は…っん~~~!叩かれてるの?」バシーン

不良生徒「……」タッタッタッ

穂乃果「何であの人がきたの?」

絵里「緊急事態だからよ」

穂乃果「…………プフッ」


デデーン

高坂 OUT

穂乃果「絵里ちゃんいい加減にしろぉぉ!!緊急事態なんだろぉ!?」バシーン

絵里「えぇそうよ」

希「緊急事態の内容は聞けれないの?」

花陽「あ、そういう訳じゃないよ?」

真姫「なら教えなさいよ」

ことり「緊急事態なの」

海未「緊急事態です」

花陽「緊急」

絵里「事態」

5人「wwww」


デデーン

全員 OUT

希「あ~分かったわこの意味w」バシーン

穂乃果「もう皆分かったから帰ってよ!」バシーン

にこ「緊急事態緊急事態うっさいわね!」バシーン

ピンポンパンポン♪

スピーカー『暴走していた、不良生徒は全員拘束しました。教員、及び仕掛け側の方は職員室へお戻り下さい』


凛「不良生徒?」

絵里「えぇ、音ノ木坂の不良生徒がさっき、校内で暴れだしたの」

ことり「だから皆この部屋から出ないでねって事だったの」

穂乃果「いや……うん、だったら最初からそういえば」

真姫「というか、さっきも不良生徒が私達にお仕置きしてたでしょ?何皆ただ見てるだけなのよ」

花陽「緊急事態だったから…」

真姫「緊急……んふふ……」

凛「んふ」


デデーン

西木野 星空 OUT

ガラララッ

不良生徒「……」タッタッタッ

にこ「ほらほら、不良生徒」

希「捕まってないやん」

凛「ちょっと!かよちん!ほらほら!不良生徒!」バシーン

真姫「ねぇ!この人達も不良生徒なんでしょ!?ちょっと絵里目逸らさないでよ!」バシーン

絵里「緊急事態なの、仕方ないわ」

海未「仕方ありませんね」

ことり「そうだね」

花陽「仕方ないよこればっかりは」


ガラララピシャッ


希「そして帰るんかい」

穂乃果「……何だったの?」

真姫「尺稼ぎとかじゃない?」

穂乃果「まんまと騙されたよ」

にこ「本当腹立つわね」

凛「あー……まだ何かあるのか…」


突然の訪問に戸惑った5人。
しかし、このトラブルが後に、大きな災いを起こす事となる!

ガラララッ

花陽「みんなお腹空いたやろ、寒いこの日はみんなで鍋でもしよか」

にこ「わ~お鍋だ~!」

凛「お腹空いた~」

穂乃果「あっ!すき焼きじゃん!」

真姫「豪華ね」

希「これは嬉しいね」


5人は豪華な食事とあって、温かいすき焼きを頬張る。


穂乃果「美味しい」もぐもぐ

凛「温まるねぇ」もぐもぐ


しかし、1人の発言によって、この食事が修羅場と化す。

あ、ちょくちょくID変わりますが>>1です
サブとメインの端末でやってます

穂乃果「……あれ?お肉は?」

にこ「まだあるでしょ」

穂乃果「いや、無いよもう」

凛「えぇ嘘でしょ?」

にこ「まだにこ1枚しか食べてないわよ」

凛「凛もだよ!」

穂乃果「いや絶対嘘でしょ2人とも、3~4は行ってるでしょ」

にこ「そんなに食べてないわよ!さっきから春菊ばっかり食べてるわよ!」

凛「本当に1枚しか食べてないよ凛は!希ちゃんは?」

希「2枚食べたよ」

にこ「大体1人2枚くらいよね、配分するとしたら」

希「それくらいあったかな」

穂乃果「絶対嘘だよ、もう信用出来ないよ皆、その数の倍は行ってるよ皆」

にこ「だからそんなに食べてないって」

希「穂乃果ちゃんは何枚食べたん?」

穂乃果「穂乃果まだ1枚も食べてないよ」

にこ「あんたが嘘ついてるじゃない!さっき美味しそうにお肉頬張ってたじゃないの!」

穂乃果「……あーごめん1枚だ1枚。でも1枚しか食べてないよ穂乃果は」

凛「絶対嘘だよ!穂乃果ちゃんが一番食べてるよ!」

穂乃果「いやいや……ちょっとごめん話の途中だけどえのき落としたの誰?」

にこ「誰でもいいでしょんなの」

穂乃果「よくないよ、えのきが可哀想じゃん」

にこ「じゃあその落ちたの食べなさいよ」

穂乃果「嫌だよ汚い」

にこ「…………」

穂乃果「何で人の落としたえのきを食べないといけない訳?」

にこ「じゃあもういいから、ティッシュで捨てればいいから」

穂乃果「にこちゃんはその落ちたえのきの気持ち考えた事あるの!!」

にこ「無いわよ!!」

凛「んふふ」


デデーン

星空 OUT

凛「もうやめませんかね先輩ww」バシーン

希「結局お肉誰が一番食べたの?」

穂乃果「穂乃果以外全員3枚は食べてるでしょ」

にこ「だから食べてないって」

真姫「ずっと穂乃果の見てたけど、穂乃果お肉5枚食べてたわよ」

穂乃果「wwww」

にこ「wwww」


デデーン

高坂 矢澤 OUT

穂乃果「真姫ちゃんそこは黙っててよw」バシーン

にこ「やっぱりあんたじゃないwww」バシーン

穂乃果「……何ですき焼き食べるのにこんなギスギスしなきゃならないの」

希「嘘は良くないな」

真姫「あ、下に鶏肉ある」

にこ「本当!?」

凛「……ん?真姫ちゃんそれしいたけだよ?」

真姫「……あ、本当だ」

3人「wwww」


デデーン

西木野 高坂 矢澤 OUT

にこ「なんでしいたけと鶏肉間違えるのよwww」バシーン

真姫「しいたけの裏側の色がね、鶏肉に見えたのよww」バシーン

穂乃果「も~キツいってこの時間!」バシーン

真姫「もう仲良く食べましょ」もぐもぐ

穂乃果「って白滝落としてるやんけぇぇ!犯人真姫ちゃんかぁぁ!」

4人「wwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

真姫「んふふっ…ごめん…」バシーン

にこ「もう分かったから穂乃果、落ち着きなさいってw」バシーン

穂乃果「あなた落ちた白滝の気持ち考えた事あるのか!?」

希「もうそれええわっ!」

凛「食べ物の気持ちなんて知らないにゃ!」



ここでも5人は衝突し合う。
残り研修時間はようやく半分に差し掛かる。果たして、5人は耐えきる事が出来るのか?

PM.19:30

研修開始から11時間30分が経過。

疲れきった体の5人に、嬉しい時間が。


ガラララッ

花陽「みんな、疲れたやろ」

にこ「疲れたわよ…」

真姫「眠い…」

希「すっごい眠い…」

花陽「アイドルたるもん、疲れを取るのも仕事の1つ。走ったりで汗もかいてるやろうし、お風呂用意したから」

にこ「お風呂!?」

真姫「お風呂入れるの?」

穂乃果「凄い太っ腹!」

凛「これは嬉しい!」

希「まさかここでお風呂に入れるとはな」

花陽「じゃあ、向かうで」

5人「は~い」

真姫「でも向かうって何処へ?」

穂乃果「お風呂っていうのはあれですか?教員が使うシャワー室とかの事ですか?」

花陽「いえ、ちゃ、ちゃんとしたお風呂を用意してますんで…」

凛「おっ風呂~おっ風呂~♪」

希「…………え、どこ行くん?」

にこ「え……外?」

花陽「はい、あの……こっちです」

凛「どこ行くつもり?」

プール場

穂乃果「……えぇっ!?」

にこ「嘘ぉ!?」

希「すご~い!!」

花陽「ここでゆっくり疲れを癒すんやで」

『なんとプール場が露天風呂に』

凛「凄い!」

にこ「これは豪華ねぇ!」

穂乃果「湯気がすっごいね」

希「こんな広い露天風呂初めてやわ!」

真姫「しかも貸し切りだしね」

にこ「でもこれお湯張るの大変じゃない?」

穂乃果「プールの蛇口ってお湯出ないもんね」

真姫「でも屋外だけど大丈夫?」

希「大丈夫やろ、校外からは見えへんし」

穂乃果「早く入ろう入ろう!」ぬぎぬぎ

にこ「一生に一度の体験よこんなの」ぬぎぬぎ 

凛「丁度天気も良くて良かったよね!」ぬぎぬぎ

花陽「ちょちょちょちょ!!」

凛「へ?」

にこ「何?」

花陽「ダァホ!アイドルやゆうてんのに、お前らすっぽんぽんで入るつもりか!」

凛「……ふ、でも凛達水着とか用意してないですよ?」

花陽「それはだ、大丈夫やから。こちらでちゃんと丁度良いサイズの水着用意してるから」

真姫「それを早く言いなさいよ…」

穂乃果「ちょっともう寒いから早く~!」

希「は~や~く~!」

花陽「ほな、まずは東條の水着からや」

希「……いや、一斉で良くない?」

花陽「お願いします!」

絵里「……」バーン

5人「wwww」


デデーン

全員 OUT

『絵里が希の水着を着衣して登場』

希「何やってんのwww」バシーン

にこ「あんたプライドとか無いわけ!?」バシーン

真姫「真顔やめてwww」バシーン

穂乃果「せめて恥じらってwww」バシーン

希「うふっ……ほらもう…鳥肌立ってるやん…」

絵里「……」

5人「wwwwww」


デデーン

全員 OUT

にこ「あっははははwwww」バシーン

凛「お腹痛いお腹痛いwww」バシーン

希「これだけは断ろうよえりちwww」バシーン

絵里「……」ぬぎぬぎ

絵里「……」すっぽんぽん

『絵里から脱ぎたての水着を頂く』

5人「wwwwwww」


デデーン

全員 OUT

凛「駄目駄目駄目!!」バシーン

にこ「これはまずい!人として駄目!」バシーン

希「いくら親友でもこれは嫌やわぁ!」バシーン

真姫「普通直に穿かないわよwww」バシーン

穂乃果「そこまで体張らなくても穂乃果達笑うからwww」バシーン

絵里「……」ポンポン

希「…………」

花陽「…ほな、次は西木野」

絵里「……」

希「あの、もうそちらの全裸の方は帰られた方が…」

花陽「あっ、大丈夫です」

穂乃果「んふふっ」

希「ふふっ…」


デデーン

東條 高坂 OUT

希「いや帰れや!!」バシーン

穂乃果「風邪引くから!」バシーン

花陽「次、西木野の水着お願いします!」

希「怖いな…怖い…」

にこ「……誰?」

ことり「……」バーン

5人「wwwwwww」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「本当に!これは本当にやめないですか!?」バシーン

凛「こんなの誰が来てもずっと笑うよwww」バシーン

真姫「もう無理無理!もう笑っちゃうからぁ!」バシーン

ことり「……」ぬぎぬぎ

ことり「……」すっぽんぽん

5人「wwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

『直に穿いてることり』

にこ「やめてぇ!死ぬ!死ぬ!」バシーン

希「笑い死ぬってwwww」バシーン

穂乃果「もう制服のまま入りますから!お願いしますって!」バシーン

ことり「……」ポンポン

真姫「……んふっ」

凛「怖いよ次…」

希「もう駄目……もう……」

花陽「次、高坂」

穂乃果「はぁ……もう勘弁して下さい…」

希「……穂乃果ちゃんの体型に一番近い人って…」

花陽「……」ぬぎぬぎ

花陽「……」すっぽんぽん

5人「wwwwwww」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「花陽ちゃんかいwwww」バシーン

凛「やめてかよちん!お願いだから!」バシーン

真姫「せめて皆恥じらってってwwww」バシーン

にこ「本っ当に無理だから!もう限界だから!」バシーン

希「これウチらずーっと笑ってるで!?」バシーン

花陽「……高坂、風邪引かないようにな」ポンポン

穂乃果「完全にブーメランですよ」

凛「はぁぁあ……も……助けて…」

にこ「無理……はぁ……」

希「…………」

絵里「……」すっぽんぽん

ことり「……」すっぽんぽん

花陽「……」すっぽんぽん

5人「wwwwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

希「許して下さい本当に許して下さい!」バシーン

にこ「お風呂もういいですから!」バシーン

凛「こんな姿見たくなかったにゃ!」バシーン

真姫「そろそろ絵里が限界だからもういいでしょww」バシーン

穂乃果「私達が悪かったですごめんなさい!」バシーン

花陽「次、星空」

凛「……目のやり場に困るね」

にこ「もぉ~早く終わってぇ~……」

海未「……」バーン

5人「wwwwwww」


デデーン

全員 OUT

凛「こればっかりはごめんなさい!」バシーン

穂乃果「予測出来てた事に罪悪感がwww」バシーン

にこ「あんただけでもいいから断って欲しかったわwwww」バシーン

海未「……」ぬぎぬぎ

海未「……」すっぽんぽん

『やっぱり直に穿いちゃう』

凛「ふぅーっふぅーっ……」

にこ「はぁ……はぁ……はぁ……」

真姫「……にこちゃんそれやめて…」

にこ「はぁ……はぁ……んふふふふ」

5人「wwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「これもうこれだけで今日終わりますよwww」バシーン

希「アカンわこんなのwww」バシーン

真姫「痛いwwwwもう死ぬwww」バシーン

にこ「ごめんなさいww」バシーン

凛「皆で乗り越えようwww」バシーン

穂乃果「あと1人だから…」

真姫「これを凌げば終わりだから……」

凛「……でも誰?」

にこ「……さぁ」

花陽「最後矢澤、お願いします!」

希「にこっちの体型に合ってる人……」

にこママ「……」バーン

5人「wwwwwwwwwwww」


デデーン

全員 OUT

『娘の水着はぱっつんぱっつん』

にこ「最低よもうwwww」バシーン

希「にこっちのお母さんだけど言わせて!あんた最低だよ!」バシーン

真姫「水着がはち切れそうよwwww」バシーン

穂乃果「無理無理!これ本当に死ぬ!お尻が死ぬって!」バシーン

凛「そこまでして笑いが欲しいかっ!!」バシーン

にこママ「……」ぬぎぬぎ

にこママ「……」すっぽんぽん

にこ「……もうさぁ……」

花陽「じゃあその水着を着て入るように、みんなゆっくり体を休めるんやで」

凛「その前に皆は服を着た方がいいと思う」

花陽「じゃあ帰るで」

ぞろぞろ……ぞろぞろ……


5人「……っはぁぁぁぁあ……」

穂乃果「何発行った?」

希「もう数えれんくらいやんな」

にこ「これからママの見る目が変わりそうで…」

穂乃果「あんなの見せられたらトラウマものだよね」

希「ゾッとしたもん。これが日本かよって」

真姫「これが日本……」

にこ「堕ちたものね……」

希「厚切りジェイソンだったらWhy Japanese Peopleだよ」


入浴する前から笑いの刺客に圧倒された5人。その後支給された水着に着替え、お湯に浸かる。

穂乃果「あ"~~~!!」

凛「あ~温かい!あ~気持ちいい!」

真姫「あ~~~~~」

希「これ声漏れるなぁ~……」

にこ「あ~最高ね~」


巨大な浴槽に満点の星空の下で、5人だけの憩いの時間。

凛「はぁ~生きてて良かったぁ~」

希「これ……蕩けるわぁ……」

穂乃果「ここまで頑張った甲斐があったよね」

凛「本当そうだよね~…」

真姫「綺麗よねぇ…」

希「あ~星空にゃ」

凛「それ凛の奴~」

にこ「皆蕩け過ぎでしょ~」

5人「はぁ~~~……」

にこ「…………」

穂乃果「…………」

凛「…………」

希「…………」

真姫「…………」

5人「………………………………」

穂乃果「…………プッ」

希「……なんやろ、この時間…」

穂乃果「穂乃果達普通にお風呂入ってていいんだよね?」

にこ「多分ね」

真姫「私達が見落としてるのかと思ったわ」

にこ「大丈夫よねこれ」

凛「来るなら来てよ、こっちも構えてるんだからさ」

『来そうで来ない笑いの刺客』

穂乃果「来ないんならまぁ、いいんじゃない?」

にこ「まぁいいわ、髪洗おうっと」

希「どうやって洗うん?」

にこ「シャワーあるじゃない」

希「え、どこに?」

にこ「あれあれ」

穂乃果「今何時だろ」

真姫「眠いわ……」

凛「布団に入って寝たいね」

真姫「ふわぁぁ……ぁあ……」

凛「真姫ちゃんって夜寝るの早いんだっけ」

真姫「別に早くはないわよ。大体10時くらい」

穂乃果「十分早いよ。穂乃果なんてよく12時回るし」

真姫「よく起きてられるわね…」

凛「漫画とか読んでるとあっという間だよね」

穂乃果「そうそう!本って凄いよねぇ」

希「……これシャワーだけども」

にこ「シャワーでしょ」

希「多分お湯出ないよ?」

にこ「出ないの?どっかにレバーとか……」

希「これ回しても水が出るしなぁ」キュッキュッ

シャーー!

にこ「ひゃあっ!?!?」ズデーン

希「あ、ごめん」

にこ「つっっっめたぁぁぁあ!!」

希「www」


デデーン

東條 OUT

希「あ、普通に笑っちゃった」

にこ「罰よ罰」

希「……え!?待ってこのままやるん!?」

にこ「これ痛いわよ!」

希「待って待って待って!ッ~~」バシーン

\いた~い!!/

凛「うわぁ容赦ないねあの人」

穂乃果「ここで笑ったら危険だよ」

真姫「気を緩めたら駄目ね」


にこ「大丈夫?」

希「痛い痛い……血出てない?」

にこ「……うん、赤くなってるだけ」

希「この格好で竹刀はアカンわ…」

にこ「風邪引くから湯船浸かってなさい」

希「うん、ありがとうお母さん」

にこ「……笑わないわよ」

PM.21:00

研修開始から13時間が経過。

疲れを癒した5人は、それぞれ思い思いの時間を過ごす。

穂乃果「お腹空いたなぁ…」

凛「お昼全然食べてないもんね穂乃果ちゃん」

にこ「その分お夕飯沢山食べたでしょ」

穂乃果「でもお腹減らない?」

希「確かに減ったなぁ」

真姫「眠いわ…」

にこ「真姫はそればっかりね」

真姫「鬼ごっこ辺りから眠いのよ」

希「昨日何時に寝たん?」

真姫「……っと、9時くらいだったかしら」

凛「ぐっすりじゃん」

にこ「でも眠いと」

真姫「うん」

穂乃果「お風呂入ったら眠くなるよね」

希「……お菓子まだあったっけ?」

凛「あとね~、これくらい」

希「チョコ系ばっかやん」

穂乃果「それ用意したの絵里ちゃんだよね」

真姫「コーヒーってある?」

にこ「これじゃない?ほら」

真姫「……これコーヒー?」

にこ「え?だってコーヒーの色でしょ」

『真姫が手に取ったのはかりん糖と水を混ぜただけの水』

にこ「……臭いはしないわね」

真姫「…………飲んでみて」

にこ「……いやごめん無理」

真姫「コーヒーなんでしょ?」

にこ「……ちょっと凛」

凛「ん~?」

にこ「きてきて」

凛「何?」

にこ「このコーヒー飲んでみて」

凛「何で?」

真姫「コーヒーの味すると思う?」

凛「え……不味いの?」

にこ「不味くはない」

真姫「うん」

『嘘をついて陥れようとするにこまき』

凛「ん~……じゃあ一口」

真姫「……」

にこ「……」

凛「……ブボッ!まっず!!」

にこ「不味いのね、良かった」

凛「……嵌めたな!?」

真姫「悪気はないわ」

凛「絶対あるにゃ!!」

希「真姫ちゃん眠いならこのお菓子食べてみ」ポイッ

真姫「ん?何これ?」

希「ミントのガムやって」

真姫「ミントか…ありがとう」もぐもぐ

凛「……これ何だろ?かりん糖?」

にこ「え?そんなの入ってるの?」

凛「何かね……甘ったるい水なんだよこれ…」

真姫「がはっ!……にっがぁあ!!」

『真姫が食べたのはゴーヤ味のガム』

希「目覚めた?」

真姫「嵌めたわねのじょみぃ!!」

穂乃果「真姫ちゃんよだれよだれ!」

凛「因果応報にゃ」

にこ「ほらティッシュティッシュ」

真姫「ヴェェェ……」

ガラララッ

5人「!」

花陽「みんな聞いてくれるか」

穂乃果「また何かあるのか…」

花陽「みんな、この音ノ木坂の帰宅部が、なんと全国初の全国大会初出場が決定したんや」

希「……何を言ってるん?」

凛「全国初なのに全国大会って」

花陽「それで、今日はその…えー帰宅部の部員はこの音ノ木坂で合宿を行ってるんや。せやから、皆で見に行くで」

穂乃果「合宿?」

希「いや帰宅部なら帰れや」

にこ「こんなんだから廃校の危機に瀕するんじゃないの」


5人は帰宅部の合宿を見学しに、講堂へ向かう。そこで5人は何を目撃するのか。

講堂

花陽「ここやで、皆入ってや」

穂乃果「帰宅部多っ」

にこ「何この人数」

『既に帰宅部員は着席』

花陽「今から帰宅部の部長から挨拶があるから、座ってや」

希「何かお通夜みたいな空気やな…」

花陽「手前から、西木野、星空、東條、矢澤、高坂の順に座ってな」

5人「……」

『いつもとは違う席順に困惑』

穂乃果「……何か意味あるの?」

凛「さぁ…」

部長「……」トコトコ

5人「…………」

部長「えー皆さん、今日は我が帰宅部の全国大会初出場の記念としまして、合宿を行いました。
今日こうして集まってもらったのは、帰宅部の今後の活動を決める為のミーティングと称しまして───」

希「活動って、帰ればいいだけやん」

にこ「……っふ」

凛「突っ込んだら駄目だよ」

部長「皆さんの今後の素晴らしい功績を望み、また帰宅部を誇れるよう私も精一杯頑張りたい────」


パパパパァン!!


5人「!?!?!?」

部長「」ドサッ

『帰宅部の部長が射殺』

凛「…………え?」

穂乃果「何?何?」

真姫「びっくりした……」


???「ガァッデム!!」

5人「!」

海未「オイ!今すぐ講堂の出入口を閉めなさい!」

穂乃果「……んふふっ」

凛「ふふふっ」


デデーン

高坂 星空 OUT

凛「ここで海未ちゃんかw」バシーン

穂乃果「サングラス全然似合ってないよww」バシーン

海未「突然驚かせて申し訳ありません。実は先程、この講堂内に不良生徒が潜んでいるのと情報が入りました」

『講堂内に不良生徒が潜んでいる』

真姫「不良生徒……」

凛「……あ!あの時の!」

希「あー、えりち達が来た時か」

海未「この講堂内に2名いるらしい。そしてその内の1人が、この部長です」

部長「」

海未「しかし!まだ1人、この中の誰かが不良生徒なのです!」

にこ「……えぇまさか?」

穂乃果「穂乃果達の誰かって事になるの?」

真姫「それだけは勘弁して…」

海未「……名乗り出るなら今のうちです」


シーン……

5人「……」

海未「……名乗り出るつもりは無いようですね。仕方ありませんね」

5人「……」

海未「1つだけ、不良生徒の情報があります。それは…………」

5人「……」

海未「サイドテールです」

穂乃果「…………」

4人「……wwwwwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

希「早くも犯人見つかったやんwwww」バシーン

凛「特徴がピンポイント過ぎるよwww」バシーン

穂乃果「…………ちょっと…」

海未「動かないで!動くな!
手は下にして!髪は弄らないで下さい!」

穂乃果「…………」

にこ「穂乃果…」

希「これは…」

海未「今から1人1人、私が見ていきます」トコトコ

穂乃果「…………」

4人「…………」

海未「………………まず、あなたからです」

花陽「……はい」

海未「あなた、名前は?」

花陽「あ、小泉花陽と言います…」

海未「あなたはいつもその髪型ですか?」

花陽「はい、いつも……この……」

海未「違います」

4人「…………」

海未「次、あなたです。名前は?」

真姫「……西木野真姫…です」

海未「あなたはいつもその髪型で?」

真姫「はい、いつもこんな…感じで」

海未「……違う」

真姫「……はぁ」

穂乃果「…………」

海未「次、あなた」

凛「はい」

海未「名前は?」

凛「星空凛です…」

海未「あなた…髪短いですね」

凛「そう…ですね」

海未「サイドテールできます?」

凛「……こう、結ぶのは何とか出来ますけど……」

海未「あぁ違いますね」

穂乃果「……」

海未「次、あなた名前は?」

希「東條希です」

海未「あなたは?いつもその髪型ですか?」

希「そうですね、この髪型です…」

海未「……違う」

希「ふぅ……」

穂乃果「……」

海未「……次、あなた」

にこ「はぁ……はい…」

海未「名前は?」

にこ「矢澤にこ……です」

海未「あなたそれ、ツインテールですか?」

にこ「そうです…けど…」

海未「サイドテールにした事は?」

にこ「いえ、無いですね」

海未「……本当ですか?」

にこ「……はい」

海未「……違う」

4人「…………はぁ……」

『残るは穂乃果のみ』

穂乃果「…………」

海未「…………次は……あなたです」

穂乃果「…………」

4人「…………」

海未「名前は?」

穂乃果「……」

海未「……名前はって聞いてんですオラァ!」

穂乃果「っ!?」ビクッ

4人「wwwwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

にこ「あっはっはっはwwww」バシーン

希「これは穂乃果ちゃん苦しいでwwバシーン

海未「名前は?」

穂乃果「……高坂……穂乃果です…」

海未「穂乃果、あなたそれ、サイドテールですよね?」

穂乃果「違います」

海未「それはサイドテールですよね?」

穂乃果「違いますサイドテールじゃないです」

にこ「……んふふっ」

凛「ブフッww」

海未「じゃあその髪型は何です!」

穂乃果「これはポニーテールです!」

海未「ポニーテールは後ろで結ぶんですよ後頭部で」

穂乃果「穂乃果の後頭部はここなんです!!」

4人「wwwwwwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

にこ「んなわけないでしょwwww」バシーン

凛「それはキツいよ穂乃果ちゃんwww」バシーン

真姫「もう無理よこの流れはww」バシーン

海未「あなたのそれはサイドテールです!」

穂乃果「違う!!」

海未「あなた怪しい。ステージに上がりなさい」トコトコ

穂乃果「私じゃないです!」

海未「いいからまず上がりなさい」

穂乃果「海未ちゃん違うんだよ」

海未「誰が海未ちゃんです!」

にこ「海未ちゃんって言うのやめて…w」

4人「wwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

希「痛い痛い痛い……」バシーン

穂乃果「……いや穂乃果じゃないですって…」トコトコ

『不良生徒には躾のお仕置き!』

海未「何故他の生徒の迷惑になるような事をするんです?」

穂乃果「いやちょっと聞いてください!」

海未「何です?」

穂乃果「私は不良生徒じゃないんですよ!」

海未「だってあなたのその髪型はどう見てもサイドテールですよ」

穂乃果「そうかもしれないですけど!でも髪型だけで決めるのはよくないと思います!だってそうでしょ!?ここに来るまでに髪型変えれるんだもん!」

希「凄い…必死やな…」

にこ「ここが正念場ね」

海未「……まぁ、あなたの言い分にも一理あります」

穂乃果「ですよね!?」

海未「しかぁし!サイドテールにしている生徒は今あなた1人、不良生徒の特徴はサイドテール……分かりますね?」

穂乃果「だから私じゃないんですよ!」

穂乃果「お願いだよにこちゃん」

にこ「何でにこなのよ」

穂乃果「それサイドテールに近いでしょ?にこちゃんにも容疑は掛かってるでしょ?」

にこ「いや掛かってないわよ」

穂乃果「先輩なら代わってよ!!」

4人「wwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

凛「もう無理だと思うよ穂乃果ちゃんww」バシーン

穂乃果「無理な事ない!絶対代わってくれるから!」

希「覚悟決めようってww」バシーン

にこ「wwww」バシーン

穂乃果「にこちゃん一生のお願いだから!」

にこ「……いや、先輩に頼む事じゃないと思うわよ」

希「まぁ…せやな」

凛「……」

真姫「……」

穂乃果「…………凛ちゃん」

凛「……ふふっ」

穂乃果「身代わりになってくれ」

3人「wwww」


デデーン

西木野 星空 矢澤 OUT

にこ「こいつ悪いわww」バシーン

凛「身代わりになってくれってwwww」バシーン

穂乃果「お願いだよ……」

凛「…………ごめんね?」

真姫「……」

穂乃果「……真姫ちゃんお願い」

真姫「……悪いけどちょっと…」

穂乃果「本っ当にお願い!もう真姫ちゃんしかいないの!!」

にこ「ふふっ…」

凛「んふっ…」

真姫「……いや……」

穂乃果「これ代わってくれたら!穂乃果絶っっ対仲良くする!!」

4人「wwwwwwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

希「何やねんそれwwww」バシーン

にこ「もう行こう!もうこっちも無理だから!」バシーン

真姫「仲良くするってww」バシーン

穂乃果「あのっ!ま、間合いだけ!分かりましたから!分かりましたから間合いだけやって下さい!」

海未「じゃあ暴れないで!」ぐいっ!

穂乃果「…………っ!」

海未「よし…大人しくしなさい。一撃で済みますから」

穂乃果「一撃って何ですか!?」

海未「大人しくしなさい!」

穂乃果「ビンタをするんですか?」

海未「躾ですからね」

穂乃果「海未ちゃんビンタがしたいの!?それだけ聞かせて!」

4人「wwwwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

にこ「お願いだから早くしてよww」バシーン

穂乃果「早くじゃないわぁ!!すっごい怖いんだよこっちはぁ!!」

にこ「……ふっ…いやもうしょうがないですよ」

凛「もうビンタされましょう、その人も本気ではしないと思うし…」

>>348
>>349の間投下し忘れです
すみません



穂乃果「みんな……!」

4人「…………」

海未「駄目みたいですね」

穂乃果「…………」

海未「よし、では決まりですね」

穂乃果「ちょちょちょ!ちょっと待ってぇ!」

海未「暴れるんじゃありません!」

穂乃果「ちょちょ!胸ぐら!胸ぐら掴まないでぇ!」

4人「wwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

真姫「頑張りなさいww」バシーン

穂乃果「ちょっと!本当に!」

海未「あなたが暴れるからです!」

穂乃果「待って!だから待って!」

海未「大人しくしろって言ってんですオラァ!」ぐいっ!

穂乃果「いやぁぁぁぁぁああっ!!」

4人「wwwwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

凛「あははははははwwww」バシーン

真姫「キツいwwキツいからwww」バシーン

穂乃果「……もう、助からないんですか……?」

海未「無理ですね」

穂乃果「……」

真姫「ふふっ」

凛「……っふ」

海未「よし行きますよ!」

穂乃果「はぁっ!はぁぁあっ…!」

海未「何ですか!」

穂乃果「うぅ……こわ…い……です……」

4人「wwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

希「ごめんやけどwww穂乃果ちゃんごめんやけどもう早くしてwww」バシーン

穂乃果「はぁ……はぁ……!」

海未「いいですか?」

穂乃果「……何がですか…?」

海未「心の準備です」

穂乃果「出来るわけないじゃないですか!」

4人「……w」

海未「なら出来なくてよろしい、行きますよ?」

穂乃果「まっまっまっ!待って下さい!待って下さい!ちょっと!」

海未「動くな!!」ダァン!

穂乃果「いだぁぁあ!!足ぃ!足ぃ!!」

4人「wwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

凛「穂乃果ちゃんお願いだよ!お願いだから!」バシーン

にこ「無理ぃ……お尻保たないってぇww」バシーン

穂乃果「足折れた!絶対折れたよ!」

希「嘘つかないでよww」

穂乃果「いや絶対折れた!」

海未「立てませんか?」

穂乃果「立てないぃぃ…!」

海未「もう1回踏んだら治るかもしれないですね」

穂乃果「はぁ!?いやちょ!」

海未「立てないのでしょう?」

穂乃果「待って!いやぁ来ないでぇ!」ガバッ

凛「あっ!」

海未「ほら、立てたじゃないですか」

希「嘘ついた…」

穂乃果「いや折れてます折れてます!」

海未「じゃあ何で立てるんですか」

穂乃果「知りません」

3人「wwww」


デデーン

東條 西木野 星空 OUT

真姫「ちょっともう粘らないでよぉ!」バシーン

凛「もう十分ですよねww十分笑い取りましたからwwww」バシーン

海未「じっとしてなさい」

穂乃果「はぁ……もう……」

海未「高坂……はのか!」

穂乃果「穂乃果です!」

海未「うるさいっ!!」

4人「wwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

希「海未ちゃんもはよやれって!」バシーン

にこ「何発いかれるのよ全く!」バシーン

海未「穂乃果……いいですね?」

穂乃果「…………はいもう、分かりました」

海未「「私は不良生徒です。すいませんでした」と言いなさい!」

4人「…………」

穂乃果「…………わ、私は…」

海未「…………」

4人「…………」

穂乃果「……っ、穂乃果は悪くありません!!!─────」


バチィィン!!


穂乃果「」ドッテーン

『不良生徒粛清の瞬間!』

4人「……ブフッww」

穂乃果「は…………った……」

海未「あなたは最低ですっ!」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

にこ「海未のビンタってあんなに吹き飛ぶの?www」バシーン

海未「ガッデム!」トコトコ

希「穂乃果ちゃん……」

凛「大丈夫?」

穂乃果「…………」

花陽「高坂、大丈夫か?」

穂乃果「ほのかはぁ……んっ…はぁ……」

4人「…………」

穂乃果「穂乃果はふじょうせいどじゃありばぜん!!」

4人「wwww」


デデーン

東條 西木野 星空 矢澤 OUT

真姫「浮上制度?www」バシーン

希「なんて言ったのww」バシーン

花陽「……ほな、戻ろうか」

穂乃果「…………」

凛「はぁ……」

希「凄かったなぁ…」

にこ「不良になんてなっちゃ駄目ね」


波乱を呼んだ帰宅部のミーティング。
いよいよ5人は限界を越える。
しかし、まだ笑いの魔の手は5人に忍び寄る!

PM.22:00

研修開始から14時間が経過。

穂乃果「…………」

にこ「…………」

真姫「…………」

希「…………」

凛「…………」


研修開始から14時間が経過し、5人は限界寸前。
交わす言葉も、気力も無い。


5人「…………………」

ガラララッ

5人「…………」

花陽「お前らお疲れ様、疲れたやろ」

にこ「……え、終わり?」

凛「疲れた……」

花陽「あの、隣の教室に布団敷いたから、ぐっすり寝るように」

にこ「寝れるの?」

希「やったぁ~!」

真姫「限界だったからね…」

凛「寝れるんだやった!」

花陽「アイドルたるもん、睡眠もとらないとアカンからな。このジャージに着替えて寝るんやで」

穂乃果「はぁ……やっと寝れる……」


なんと5人は睡眠を取る事を許された。ジャージに着替えた5人は、隣の教室へ向かう。

凛「おぉ~やったお布団だ~!」

希「やった~!」

花陽「好きな場所で寝てええから」

にこ「…………」

『就寝する教室に何故かモニターと黒電話が』

にこ「……何か気になるわね」

穂乃果「穂乃果ここー!」

希「ウチはここ!」

真姫「はぁ……やっと横になれた……」

花陽「じゃあみんなお疲れ様、ゆっくり休んでな。おやすみ~」パチッ

凛「おやすみなさ~い」

にこ「あ~疲れた……」

真姫「おやすみ……」

穂乃果「おやすみ……」

希「おやすみ~」

5人「…………」


限界だった5人は、布団に入るなりすぐに眠りにつく。やっと訪れた休息の時間。

しかし、簡単に休める程罰ゲームは甘くない。

~就寝してから5分経過~

凛「…………」

にこ「…………」

穂乃果「…………」

真姫「…………」

希「…………」

5人「………………」



/今夜が園田\


凛「…………ん……?」

穂乃果「……なに…?」

『スピーカーから海未の声が』

にこ「はぁ……寝させてよ……」


/今夜が園田\


希「……っふふ…」

穂乃果「…………」

真姫「…………」


/今夜が園田~\


にこ「…………」

凛「……」


/今夜が~園~田~\


3人「www」


デデーン

東條 高坂 星空 OUT

希「ちょっともう……寝させてお願いだから」バシーン

穂乃果「もう許して本当……」バシーン

これpixivのやつに修正とか追加とかしてるの?

/今夜が~……園田~\


凛「……」

真姫「…………」


/くぉぉぉおんぃぃいやあぁあぁぁがぁぁあぁぁあ\


穂乃果「フフフフ…」

真姫「んふふ…」


/しょのだ\


4人「wwwwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 星空 OUT

希「もううるっさいわ!」バシーン

凛「寝かせて下さいお願いします!」バシーン

真姫「もう誰か助けて……」バシーン


/今夜が園田ぁぁあ\


真姫「はぁ……」

希「…………」

にこ「…………」


/今夜が園田っふ\


5人「wwww」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「園田っふってwwww」バシーン

希「痛い……もう身体中痛い……」バシーン

穂乃果「もう気にしない気にしない…」

にこ「寝たもん勝ちだからね…」

真姫「協力しましょ」

凛「そだね…おやすみ……」

希「もう絶対笑わん……」

5人「…………」

>>359
ほとんど修正はしていませんが、無くてもよかったなと思った台詞は何個か消去してます。

~♪

絵里『ハラショー!』


希「……チッ」

にこ「これかぁ…」


絵里『さぁ始まりましたハラショーラジオ!今回で1023回目の放送となります!』


凛「無視……無視……」


絵里『では続いてのコーナー!……の前になんと!今回は深夜特別放送という事で、スペシャルゲストが来てくれてます!』


穂乃果「…………」

真姫「…………」

希「…………」

にこ「…………」

凛「…………」


絵里『そのスペシャルゲストはこの方!ピーターソン先生です!』

ピーターソン先生『はいよろしく』


穂乃果「フフ……」

真姫「フフフ……」


デデーン

西木野 高坂 OUT

真姫「意外なゲストねw」バシーン

穂乃果「ねww」バシーン

絵里『ピーターソン先生、まずお聞きしたい事がありまして』

ピーターソン先生『はいはい』

絵里『今、お幾つでいらっしゃいます?』

ピーターソン先生『私は今年で63になりますね』

絵里『えー?じゃあもうすぐ定年で?』

ピーターソン先生『そうですね』

絵里『ピーターソン先生はね、生徒さんから凄く信頼があって』

ピーターソン先生『いえいえ』

絵里『大人気の先生なんですね!』

ピーターソン先生『ありがとうございます』

絵里『音ノ木坂の生徒はどうですか?』

ピーターソン先生『Это - ребенок, который послушен, и хорош хорошо』


にこ「……ん?」

凛「……くっふふw」


絵里『 Как о μ's школьного идола?』

ピーターソン先生『 Я энергичен, и я блистаю очень, и гордость звука ノ дерево』


5人「wwwww」


デデーン

全員 OUT

『両者ロシア語で会話し始める』

希「もう言ってる事分からんわww」バシーン

真姫「だからこの先生なのねw」バシーン

ピーターソン先生『 絢瀬 прилагает все усилия, также и』

絵里『 Нет, такой; спасибо
Между прочим, кто думает, что он сияет в μ's?』

ピーターソン先生『 Хорошо……Это - Yazawa? 』

絵里『 Я не двигаюсь в Yazawa! Yazawa безопасен? 』

ピーターソン先生『 Нет, это отсутствует』


デデーン

矢澤 OUT

にこ「…………え?」

希「所々矢澤って聞こえたな…」

真姫「フフフ……」

にこ「え?……どんな話してるの?」バシーン


デデーン

西木野 OUT

真姫「意味分かんないw」バシーン


絵里『ピーターソン先生本日はありがとうございました』

ピーターソン先生『いえこちらこそ、楽し、しい時間でした』

スピーカー『~♪』
曲:ありふれた悲しみの果て


4人「wwwwww」


デデーン

東條 西木野 高坂 星空 OUT

希「先生も噛んだらアカンのかw」バシーン

穂乃果「何この時間ww」バシーン

凛「はぁ~終わった……」

真姫「はぁ……寝よ……」

にこ「もう限界よ……」

5人「…………」


やっとの思いで就寝出来た5人。
今日1日の疲労度を表すかのように、5人はあっという間に闇の世界へ堕ちる。

5人「……zzz」


しかし、後に5人の身に想像を絶する恐怖が襲い掛かる!

AM.0:00

研修開始から16時間が経過。

日付が変わり、町も静まり始めたこの時間に、恐怖の試練が襲う。


穂乃果「……zzz」

凛「……zzz」

にこ「……zzz」

真姫「……zzz」

希「……zzz」

5人「……zzz」


モニター『ザーーーー』

『突然モニターが砂嵐を映す』

にこ「…………んん……」

凛「……ん……?」

穂乃果「………………なに?」

希「…………ん~…………」

真姫「…………」



モニター『ブツッ───』

あんじゅ『ハロー』

『UTXの黒幕 優木あんじゅ』


穂乃果「…………あんじゅさんだ…」

凛「……何……これ……」

あんじゅ『よく眠れたかしら?と言ってもたった2時間じゃ疲れもとれないわね』


希「………………」

にこ「……何?」

『頭が回っていない5人』



あんじゅ『ここまで研修生活、お疲れ様。あなた達はかなり素晴らしいスクールアイドルになれたと思うわ。
それもこれも、あなた達のプロデューサー、小泉花陽さんの腕があってこそだと思うの』



穂乃果「…………ん……」

真姫「……ふわぁぁあ……」

希「…………何、どゆこと?」



あんじゅ『本当にいい子よねぇ小泉さん……ジェラシー感じちゃう……。
だから私、ついつい小泉さんを奪っちゃった』


『小泉花陽が誘拐される』


にこ「……何よそれ…」

穂乃果「……奪っちゃった……って」

あんじゅ『うふふ……あなた達の大事なお友達なんでしょう?悔しいかしら?
うふふふ……』



希「……ごめん眠たいんですけど…」

凛「あんじゅさんなら安心だよね……」

『乗り気じゃない5人』


あんじゅ『小泉さんはあなた達の学舎、音ノ木坂学院の校庭の倉庫に監禁してあるわ。大事なお友達を助けたかったら、校舎2階の多目的ルームに置いてある倉庫の鍵を入手し、小泉さんを救い出してみなさい』



真姫「……zzz」

希「何?救出訓練みたいなもの?」

にこ「今何時よ……」



あんじゅ『因みに、ここからは笑ってもいいけど、驚いたらOUTだから気をつけてね』



凛「えぇっ!?何それ!?」

穂乃果「驚いたらOUT?」

深夜の特別ルール

~絶対に驚いてはいけないスクールアイドル~


5人のプロデューサー小泉花陽が、A-RISEの優木あんじゅによって拐われてしまった。
彼女を助ける為には、校舎2階の多目的ルームで鍵を入手し、校庭に設置された倉庫に監禁されている小泉プロデューサーを助け出せ!
その道中、5人には恐怖の仕掛けが待っている!




あんじゅ『5人全員で向かっても面白くないから、ペアを作って行きましょう』

『小泉救出はペアで行う』


希「えっ何で?」

穂乃果「5人で行こうよ…」

にこ「はぁ……嫌な予感が……」



あんじゅ『まずは矢澤にこさんと西木野真姫さんの2人から救出に向かってね』

『トップバッターはにこまき』



にこ「えぇーっ!?」

穂乃果「まずは……って、別ににこちゃん達が助ければ終わりなんじゃないの?」

凛「そうだよね、わざわざ手分けして救出しに行かなくても……」

にこ「……まぁ、従うしかないわね……」

希「真姫ちゃんまた寝てるし」

にこ「真姫~起きなさい」ペチペチ

真姫「んん~…………何?」

にこ「聞いた?花陽を助けろって」

真姫「…………行ってらっしゃい…」

にこ「あんたも行くのよ!」ペチペチ

穂乃果「wwww」


矢澤と西木野が小泉救出の為、深夜の校内を歩き回る。果たして、無事救出出来るのか?

ガラララッ

にこ「うわ~!真っ暗よちょっと!」

『校内は全域暗転』

希「これは怖いなぁ……」

凛「頑張ってにこちゃん真姫ちゃん」

にこ「はぁ~……よっし!行くわよ!」

真姫「ん……」

希「真姫ちゃん上の空やんw」

穂乃果「まぁどっかで目覚めるんじゃない?」

凛「多分ね」




1階廊下

にこ「うわ……本当見えないわね」

真姫「…………」

にこ「……ちょっ真姫押さないでよ!」

真姫「にこちゃんが止まるからでしょ」

にこ「怖いんだから仕方ないでしょ!」

真姫「……もう、ちょっとうるさい」

にこ「はぁ!?」


早くも痴話喧嘩を始めるにこと真姫


にこ「ちょっ!だから押さないでってぇ!」

真姫「……」ぐいぐい

にこ「真姫!おい!」


プシューーー!!


にこまき「うわぁぁぁあああっ!?!?」


ドッキリ定番のCO2ガス



\うわぁぁぁあああっ!?!?/


希「……始まった」

凛「うわぁぁあって言ってるww」

穂乃果「すっごい悲鳴だねw」

真姫「…………」ペタン

にこ「……っくりしたぁ……真姫、立ちなさいよ…」

真姫「待って……腰が……」


腰が抜けた真姫


にこ「あんた……かなりヘタレねww」

真姫「あんなのびっくりするでしょ普通!」

にこ「ほらさっさと行くわよ!」

真姫「待って…」



階段

にこ「真っ暗で見えづらいわね…」

真姫「うん…」

にこ「もう急にわーっとかやめてよ……」

真姫「ゆっくり……ゆっくり進んでよ」

にこ「…………」

真姫「…………」


\チュンチュン!/


にこまき「わぁぁぁあっ!?」

真姫「…………ブフフッ」

にこ「も~そういうのいらないからぁ~……」

校内2階

真姫「どこ向かうんだっけ…」

にこ「えっと……多目的!多目的ルーム!」

真姫「多目的…どっちだっけ……」

にこ「こっちこっち……」


壁《バァン!》


にこ「うわぁぁぁあなんじゃ~?」

真姫「……もう…腰痛い……」

にこ「……タチ悪いわ……」

真姫「…………あ、あそこ、多目的…」

穂乃果ママ「わっ!」

にこまき「うわぁぁぁあぁぁぁあ!!??」ドッテーン

穂乃果ママ「こんばんは」


穂乃果ママの脅かしネタ


にこ「………………あ、穂乃果のお母さん……」

真姫「……ったた…………もう嫌…」

穂乃果ママ「ごめんね…」

にこ「あ、どうも……こんばんは…」

真姫「こんばんは……」

穂乃果ママ「頑張ってね、もう少しだからね」

にこ「…どうも……」

穂乃果パパ「……」ヌッ

にこまき「うわぁぁぁあああっ!?!?」ドッテーン


穂乃果パパも参戦


にこ「……ったた……痛い痛い!」

真姫「ごめんなさい!もう許して下さい!」

穂乃果ママ「頑張ってね~!にこちゃん西木野さん!」バイバイ

穂乃果パパ「……」バイバイ

にこ「……びっくりしたわぁ…」

真姫「どうでもいいけど何で私だけ名字なの…」

多目的ルーム前

真姫「……なんか置いてある」

にこ「何?「入室される方はこちらにサインをお書き下さい」だって」

真姫「……何でサイン?」

にこ「さぁ……」

真姫「……え、西木野でいいの?」

にこ「えっ?真姫は西木野でしょ」

真姫「…………そうか…」

にこ「……というか寒いわね…」

真姫「すっごい寒いし、腰が───」

バチチッ!!

真姫「いったぁぁぁぁぁあああ!!!」


ペンから強力な電流が


にこ「何!?どうしたの!?」

真姫「ぐぅぅ……ギザギザよ……」

にこ「…………ギザギザ……?」

真姫「手が!手がこう……ギザギザ~って!」

にこ「何言ってんのあんた」

真姫「……フフ…」

にこ「もうサインなんかいいから入るわよ」ガラララッ

バチチッ!!

にこ「~~~ッッたぁぁぁああいい!!」


ドアノブにも強力な電流が


真姫「www」

にこ「……これか」

真姫「それよ、それが」

にこまき「ギザギザね」

一方、2人の帰りを待つ3人は……。


凛「……ペアって事はさ、1人余らない?」

希「あ、確かに」

穂乃果「この中の誰かが1人で行かないと行けないとか……?」

凛「えー?凛は嫌だよ絶対!」

希「ウチも嫌やわ…」

穂乃果「……そもそも花陽ちゃん捕まえる時に海未ちゃん達は何もしなかったのかな」

希「寝込みを襲われたんじゃない?」

穂乃果「あ~……あんじゅさんならやりかねない」

凛「やりかねないね」

3人「…………ww」

希「……何やこの時間、うっとおしいw」

穂乃果「もう寝たら駄目かな…」

凛「アイドルは睡眠も大切なんじゃないのかな…」






多目的ルーム

真姫「…………入るよ?」

にこ「うん…」

真姫「…………あ、あれあれ!」

にこ「あった鍵鍵!」


倉庫の鍵を入手!


にこ「後はこれを持って校庭にね……」

真姫「行こ行こ……」


\ピャア!/


真姫「うわわぁっ!?」ズデーン

にこ「wwww」

真姫「い、いたたた……」

にこ「あ、あんたそんなに腰が抜けるの?ww」

真姫「もう…びっくり系はやめて…w」

2階廊下

にこ「もっかい1階降りて……」

真姫「校庭行けば終わりなのね…」


???「うぅ……うっ…………うぅ…」


にこまき「!?」


隣の教室から啜り泣く声が


にこ「もう何?バァン!とかやめてよ…」

真姫「早く行こ…早く……」

穂乃果ママ「……」

穂乃果パパ「……」

にこ「何だったのかしらぁぁぁぁぁあああっ!?!?」ズデーン

真姫「うわぁぁぁあああっ!?!?」ズデーン

穂乃果ママ「……」

穂乃果パパ「……」


黙って立っていた穂乃果パパママに腰を抜かすにこまき


にこ「もうwもういいですってw」

真姫「何でずっと立ってるんですかw」

穂乃果ママ「頑張ってね」

穂乃果パパ「……」グッジョブ

にこ「…………」

真姫「……もう何なのよ一体…」

にこ「もうだから押さないでって!」

真姫「そんなに押してないわよ!」


バーン!

ことり「チュンチュン!」

~♪
ぶる~べりぃ?とれいん



ことりがぶる~べりぃ?とれいんに乗って登場


にこまき「うわぁぁぁあああっ!?!?!?」ダダダッ

ことり「やんやん遅れそうです~♪」

にこ「ちょちょちょちょお~っ!?」ダダダッ

真姫「待ってすっごい怖い~!!」ダダダッ

ことり「~♪」

にこ「はぁ……はぁ……」

真姫「あぁ………苦しい……」

謎の黒服集団「……」ダダダッ

にこまき「うわぁぁぁあ!?」

真姫「何!?何!?」

にこ「待って何よあんた達!」

真姫「ん~!ん~!」

にこ「むぐっ!ん~!」


猿ぐつわで拘束&拉致




校内3階

とある教室

真姫「ん~!」

にこ「む~!む~ん~!」

謎の黒服集団「……」カチャカチャ


椅子に拘束されるにこまき


にこ「ん~……ん~」

真姫「ん~……」

>>310
http://imgur.com/B1DaOGH.png

お前センスねーわ ゴミクズ

お前のミスが一番受けた
時空を司るカツオ

モニター『ザーーーー』


3人「!」


あんじゅ『うふふふふ……
3人にとても残念なお知らせがあるわ』

穂乃果「……うわぁ…」

凛「もしやもしや……」


あんじゅ『矢澤さんと西木野さんの2人が私の部下に捕まっちゃったの。完っ全にフルハウスね』


希「それ言いたいだけやん」

凛「やっぱり捕まったかぁ…」

穂乃果「まぁ穂乃果達が出なくていいっていう事はまず無かったしね」


あんじゅ『今度は星空凛さん、高坂穂乃果さんのペアで行ってきてね』


希「……えぇ?ウチだけ1人?」

穂乃果「えーもう嫌だよ怖いよ~!」

凛「もうにこちゃん達の悲鳴聞いてヤバいと思ったもん」

穂乃果「……ん~仕方ない…のかなぁ~…」

凛「ふぅ……行こうか……」


にこと真姫が捕まってしまい、今度は穂乃果と凛の2人で救出に向かう。

>>376
あら本当だカツオになってましたね
全く気づかなかったです
ご指摘ありがとうございます^^

希「行ってらっしゃい」

穂乃果「行ってきま~す」

凛「希ちゃんは待っててね」

希「よろしくな?頼むで」

凛「了解にゃ」ガラララッ


1階廊下

穂乃果「……うーわ」

凛「真っ暗だよ……」

穂乃果「凛ちゃん穂乃果から離れないでね?」

凛「分かった、ちゃんと手繋いでるから」

穂乃果「…………うわぁ全然前見えな───」


プシューーー!!


ほのりん「うわぁぁぁぁぁあぁああっっ!?!?」

凛「…………まただよ……」

穂乃果「もうこれ系はやめてって…」



\うわぁぁぁぁぁあぁああっっ!?!?/


希「………寂しいわぁ……」


1人待つ希

階段

凛「穂乃果ちゃん段差段差、気をつけてね」

穂乃果「うん……大丈夫だよね?画鋲とか…落ちてないよね?」

凛「それは無いでしょ…」

穂乃果「あの……まきびしとか……」

凛「それは流石にタチが悪すぎにゃ」

穂乃果「……待って目が全然慣れないんだけど!」

凛「目の前が本当に見えないよね」

ヒデコ「やぁ」

ほのりん「うわぁぁぁぁぁあ!?!?」

穂乃果「…………誰?」

ヒデコ「英玲奈だ」

穂乃果「……あっヒデコか」

凛「びっくりした……」

英玲奈「やぁ」

ほのりん「うわぁぁぁぁぁあ!?!?」


いちいちリアクションが大きい穂乃果と凛


凛「……あぁ、ご本人登場……」

穂乃果「腰……ガクッってなった…」

英玲奈「深夜の学校は何だか新鮮な気分だな」

凛「まぁ……はい……」

ヒデコ「それで、2人に訊きたい事があるんだが」

穂乃果「何ですか…?」

ヒデコ「真姫ちゃんはどこに?」


やっぱり真姫はヒデコのお気に入り


穂乃果「……フフ、真姫ちゃんはどっかに監禁されてるんですよ」

英玲奈「そうか、それは大変だな」

凛「……あの、もう行っていいですか?」

英玲奈「おっと、引き留めてしまったな、すまない」

ヒデコ「許してやってくれ」

穂乃果「何でヒデコは詫び入れないのw」

英玲奈&ヒデコ「じゃあ頑張ってくれ」バイバイ

穂乃果「はーい……」

凛「はぁ……腰大丈夫?」

穂乃果「何かね、ピキッてなった」

凛「早く終わらせよう」

穂乃果「うん」

穂乃果ママ「おかえり」

ほのりん「うわぁぁぁぁぁあ!?!?」



\うわぁぁぁぁぁあ!?!?/


英玲奈「楽しそうだな」

ヒデコ「そうですかね…」



穂乃果ママ「凛ちゃんこんにちは」

凛「……へ?」

穂乃果「……おかっ…お母さん!?」

凛「あ!あぁ~…どうもこんばんは…」

穂乃果ママ「寒くない?ちゃんと暖かくして寝なさいね?」

穂乃果「いやうん、それよりも何でここにいるのさ」

穂乃果ママ「頑張ってね~」バイバイ

穂乃果「無視かい」

凛「最初誰だか分からなかったよw」

穂乃果「暗闇の中で見ると一層怖さが増したよ」

穂乃果パパ「……」ヌッ

ほのりん「わぁぁぁあっ!?!?」

穂乃果パパ「……」カチッ


穂乃果パパもサイリウムを振って応援


穂乃果「ちょっと本当にやめて!」

凛「もう進めないから!」

穂乃果パパ「……♪」ブンブン

ほのりん「……wwww」

その頃、1人残された希は……。

希「昆布……ぶ……鰤、陸……く…車……」


1人しりとりの真っ最中





穂乃果「……あったあった、多目的ルーム」

凛「多目的ルームでいいんだよね?」

穂乃果「うん、だってほら「この先にススメ→」って書いてあるし」

凛「……あ、本当だ」

穂乃果「……何か聞こえない?」

凛「え?」


???「……ひっく……うぅ……」


凛「本当だ、誰?」

穂乃果「真姫ちゃん?」

凛「……どこから?」

穂乃果「…………分からない。どこだろう…」

凛「もういいや行こう」

穂乃果「……うん…誰だろう……」


多目的ルーム前

穂乃果「……あれ?開かない」ガチャガチャ

凛「……何か鍵見つけないと駄目なのかな」

ミカ「クイズ!ミカオネア!」ヌッ

ほのりん「わぁぁぁあっ!?!?」

穂乃果「今のはびっくりしたぁ!!」

凛「も~寿命縮んだ!」


みのもんた風のミカが登場


ミカ「さぁ穂乃果さん!凛さん!クイズ!ミカオネア!のお時間です!」

穂乃果「ミカオネアって何ですか?」

凛「ミリオネアでしょ」

ミカ「見事正解された場合、監禁された真姫さんとにこさんの居場所をお教えします!」

穂乃果「……不正解の、場合とかは?」

ミカ「えー……正解するまでクイズに参加してもらいます」

穂乃果「あっそうw」

凛「難問じゃないんだねww」

ミカ「では参ります!クイズ!ミカオネア!」

デレレレ~♪

ほのりん「!?」

凛「……ふふっ…びっくりするよいちいち」


Q.次のうち、ポンコツなのは誰?

A.南 ことり

B.西木野 真姫

C.綺羅 ツバサ

D.絢瀬 絵里


穂乃果「…………は?」

凛「ポンコツ?」

ミカ「さぁ、お考え下さい」

穂乃果「……意外と…」

凛「難しくない?」

穂乃果「……ポンコツってまず何?」

凛「馬鹿って意味……?」

穂乃果「うん、そんな感じだと思う。だから頭の良い真姫ちゃんは違うでしょ?」

凛「ツバサさんはどう?鬼ごっこで結構な天然だったけど」

穂乃果「……あ~何かそういう意味では真姫ちゃんも匂うぞ~」


かなり苦戦しているほのりん

ミカ「因みにですね、テレフォンを使用する事もできますが」

凛「テレフォン?テレフォンってあの電話するやつ?」

ミカ「はい」

穂乃果「じゃあ使おう使おう!」

ミカ「では、テレフォンを使用します」テロリーン

凛「え、でも誰に電話するの?」

ミカ「それは繋がってからのお楽しみです」

凛「……」プルルルルッ





ジリリリリリリリッ!

希「っ!?」ビクッ


突然黒電話が鳴り響く


希「…………もう何?」ガチャ


凛『……もしもし?』


希「ん?……凛ちゃん?」




凛「えっ?希ちゃん?」


希『何で電話掛けてるん?』


凛「あのね、今ミリオネアしてるの」


希『…………何て?』


凛「ミリオネア!」


希『いや聞こえてるけども、何で今そんな事やってるん?』


ミカ「ではお時間は30秒!参ります!」


凛「えっ!?ちょ、ごめん希ちゃん今は問題を解いて欲しいの!」


希『よう分からんけど……分かった』

凛「行くよ?次のうち!」


希『次のうち』


凛「ポンコツなのは誰?」


希『ポンコツなのは誰?』


凛「A、ことりちゃん。B、真姫ちゃん。C、ツバサさん。D、絵里ちゃん!」


希『DDDDD』


ミカ「ブフフッ!」


凛「え?D?」


希『うんDD』


凛「……え?理由は?」


希『えりちやし』


凛「…………お、おう」


希『絶対Dやから大丈夫』


凛「やけに自信あるね希ちゃん」


希『そりゃポン────』ブツッ


ミカ「30秒経ってしまいましたので、テレフォンはここで終了となります」

穂乃果「どうだった?」

凛「うん……Dだって」

穂乃果「絵里ちゃん?」

凛「うん」





ツー……ツー……

希「……めっちゃ簡単な問題やん」

凛「じゃあ……」

ほのりん「Dの絵里ちゃんで!」


デレレ~♪


ミカ「………………」

穂乃果「……」

凛「……」

ミカ「…………」

穂乃果ママ「…………」

穂乃果パパ「…………」

凛「……っふ、何で穂乃果ちゃんのお母さん達も祈ってるのww」

ミカ「正解!!!」

穂乃果ママ「やったわよあなた!」

穂乃果パパ「……!」

穂乃果「フフフ……何なのこれw」

凛「何か絵里ちゃんに申し訳ないよw」

ミカ「見事正解を致しました穂乃果さんと凛さんに、お2人の居場所をお教えします!」スチャッ

凛「……ん?」

穂乃果「……なにそれ」


パァン!


ほのりん「っ!?!?」

ミカ「2-1の教室にいます!」

凛「……いやクラッカーの意味は?」

穂乃果「所々コスパ低いんだよこれ……」


穂乃果と凛は、にこと真姫が監禁されている2-1の教室に向かう。

穂乃果と凛は、にこと真姫が監禁されている2-1の教室に向かう。


穂乃果「……あ、2-1だけ明るい」

凛「あそこにいるんだね」

穂乃果「……じゃあ開けるよ」ガラララッ


バチチッ!


穂乃果「ッ!…………」

凛「えっ?どうしたの?」

穂乃果「…………あのね?ビリビリ」

凛「えぇっ!?」

穂乃果「いや、ビリビリ何だけど…びっくりした拍子に仰け反ったらさっき完全に腰痛めた…」

凛「嘘でしょw」

穂乃果「もう……どっちの痛さのリアクションしたらいいか分かんなくなったw」

凛「wwww」

穂乃果「凄い痛い……どうしよう…」

凛「もうびっくりしないようにしないと」ガラララッ



2-1教室

凛「…………誰もいないけど」

穂乃果「じゃあなんで明るいの?」

凛「……ミカちゃんに嘘つかれたって事かな」


バッ!


ほのりん「うわぁっ!?」


教室内が突然暗転


穂乃果「ちょっとこれは駄目でしょ!」

凛「せっかく目が慣れてきた所なのに!」

穂乃果「すっごく怖いすっごく怖い!」

凛「うわぁ誰か触ったぁ!!」

穂乃果「穂乃果穂乃果!今のは穂乃果!」

凛「ちょちょちょ!穂乃果ちゃんどこ?」

穂乃果「ここ!」

凛「いやここって言われても!」


バッ!


ほのりん「っ!?…うわぁっ!?」

謎の黒服集団「……」


明点すると黒服集団に囲まれている


穂乃果「…………誰?」

凛「え、やだ凄い怖い……」


~♪

Mermaid festa vol.2 ~Passionate~


謎の黒服集団「~♪」ブンブンブンブン

穂乃果「…………」

凛「…………」


突然タオルを回しだす黒服集団


謎の黒服集団「……」スッ

凛「……一緒に回せって事?」

穂乃果「何故に」

謎の黒服集団「~♪」ブンブンブンブン

穂乃果「……」ブンブン

凛「……」ブンブン


深夜の学校でタオルを回す生徒達の奇怪な図


穂乃果「……キツい」ブンブン

凛「凛達何やってるんだろ」ブンブン

バッ!

ほのりん「えぇっ!?」


再び暗転する教室


穂乃果「怖い怖い……ひゃっ!?ちょ!誰か触った触った!」

凛「凛じゃないよ!?」

穂乃果「んむ~!!ん~!」

凛「ほのッ!ん~!んん~!!」


穂乃果と凛も猿ぐつわで拘束&拉致


穂乃果「ふ~む~!」

凛「んん~…ん~!」

謎の黒服集団「……」ダダダッ


ガラララッ

にこまき「っ!?」

穂乃果「!」

凛「ん!?」


感動的ではない再会


にこ「ん~!」

真姫「ん~ふふ」

凛「ん~ん?」

穂乃果「んふふ~ふ」

4人「…………」

モニター『ザーーーー』


希「……」


あんじゅ『ハロー希さん』


希「……」


あんじゅ『残念な事に穂乃果さんと凛さんも捕まっちゃったみたい!
残るは東條希さん、あなた1人で助けに行ってね。健闘を祈ってるわ』


希「……1人かぁ…」


残るは希ただ1人。
1人で捕らわれた4人と、小泉プロデューサーを助けなければならない!


ガラララッ

1階廊下

希「……ふぅ」


孤独感が希の足を止める


希「……めっちゃ怖い…」

希「…………希パワー注入、はーい」


プシューーー!!


希「…………うん」


CO2ガスで遊ぶ希

階段

希「……うわ全然見えない。何これ?」

ガッシャァアン!

希「のわぁぁあ!?」


フライパンが落下


希「……え、[ピーーー]気ですか?」



2階廊下

希「はぁ……息苦しい……ん?」


『この教室に入れ』


希「…………えっ?」


???「うぅっ……んくっ…うっ……ふ…」


希「いやいやいや!これ無理!誰!?」


指定された教室内から啜り泣く声が


希「……もうわーってなるのやめてよ?」ガラララッ

???「ひっ!?」

希「…………え?」

絵里「…………のぞ……み…?」


声の正体はまさかの絵里


希「何やねんな……」

絵里「のじょみぃぃぃい!!」ガバッ!

希「うわぁちょっ!」

絵里「ごわがっだよぉぉ!!」

希「ちょ、何?え?」

絵里「あのね?あのね?」

希「う、うん……」

絵里「海未がね?この教室でね?待ってたらね?希達が来るからね?驚かせってね?言ってきてね?」

希「うん……うん……」

絵里「でもね?待っても待ってもね?……ぐすっ、誰も来ないからね?出ようと思ったらね?ドアが開かなくてね?電気も消えてね?電話も繋がらなくてね?」

希「あぁ……海未ちゃん達にまんまと嵌められたんやな」

絵里「うぇぇええん!!ごわがっだよぉぉ!!!」

希「あのえりち、怖かったのは分かるけど、鼻水とよだれを服に擦り付けるのやめてくれへんかな…」

絵里「はぁ…………落ち着いた…」

希「うん良かったな、じゃあウチは行くから」

絵里「嫌!」

希「…………」

絵里「1人にしないでよぉ!!」

希「あの絵里さん?絵里さんは仕掛け側ですよ?仕掛け側と罰受ける側が一緒にいたら色々駄目でしょ?」

絵里「知らないもん!仕掛け側とかそんなのどうでもいいもん!私は希について行く!」

希「子供か!」

絵里「子供でいいもん!」


教室で仕掛け側の絵里とまさかの出会い。そして何故か希と絵里が一緒に行動する事に。

2階廊下

希「……ほな行くで」

絵里「ちょっと引っ張らないでよ!」ぐいっ!ぐいっ!

希「うん……うん……」

絵里「だから引っ張らないでよ希!!」ぐいっ!ぐいっ!

希「引っ張ってるのはお前や!!さっきから手痛いわっ!」

絵里「歩くのが速いのよ!」

希「ちょもう頼むわえりち!どっか行って!」

絵里「そんな事言わないでよぉ!見捨てないでぇ!」

希「お願いです誰か助けて下さい…」


助ける側なのに助けを求める希


『仲間は3階教室にいる』

希「3階教室か」

絵里「もう……びっくり系やめて…」

希「……ちょっとえりち苦しい」

絵里「離さないからね!?」

希「せめて首に巻き付くようにするのはやめてくれへん!?意識飛びそうなんやけど!」

絵里「じゃあどこも行かないでよ!?」

希「えりちはお願いやからどっか行ってぇ!」


パシャッ!


絵里「きゃあぁぁぁあ!!!」

希「……もう何なん?」

ジョルノ「あ~そのポーズいいね」パシャッ!パシャッ!


謎の女性が2人を激写


希「誰?……誰ですか?」

絵里「……だれ?」

ジョルノ「百合……良いチカねぇ…」パシャッ!パシャッ!

希「パパラッチ?」

絵里「あ、あの……撮影とかはやめて貰えます?」

ジョルノ「拒否するっ!」パシャッ!パシャッ!パシャッ!

希「…………行くよ」

絵里「……誰よあの人」

ジョルノ「……」パシャッ!パシャッ!

3階廊下

希「何処の教室やろ…」

絵里「……ねぇまだ行くの?」

希「そりゃ行くやろ」

絵里「そっち暗いからいないんじゃない?」

希「そんな法則あるの?」

絵里「無いけどぉ……」

希「無いんかい!」


『4人はこの教室だよ!』


希「凄い親切やんな」

絵里「……サイン書いてから入室しろだって」

希「えりちサインして」

絵里「嫌よ!」

希「何で?」

絵里「怖いからよ!2度も言わせないで!」

希「1度たりとも言ってないやん!!」

絵里「はいペン!」

希「……も~…絶対ビリビリやん…」

絵里「大丈夫大丈夫死なないから」

希「死ぬレベルの電流流されたら堪ったもんじゃないけどな」

絵里「wwww」

希「……何や腹立つな」

絵里「ごめんごめん」

希「……はぁ……行きます!」カチッ

シーン……


普通のボールペン


希「……ブフフッ」

絵里「www」

希「も~そこはビリビリにして~!」

ガラララッ

4人「!!」

希「みんな助けに来たで~」

絵里「何やってるのみんな」

穂乃果「ん~んん!?」

にこ「ん?ん~ふふ?」

希「待って今外すから」

にこ「ぷはぁっ!はぁ…はぁ…なんで絵里がいるのよ」

凛「本当だ絵里ちゃんだ!」

真姫「びっくりした……」

絵里「久し振りね」

穂乃果「今日何回かあったけどね」

希「まぁ色々あってな」


モニター「ザーーーー」

絵里「ひゃっ!?何何!?」



あんじゅ『うふふふ……
はぁ~い!4人とも助けられたみたいね。でもまだ小泉さんが残ってるわよ?
小泉さんは校庭の倉庫に監禁されてるから、気を付けて救出してね。
外は寒いから防寒完備は万全にね』



凛「……すっごい良心的だよね」

穂乃果「流石あんじゅさん」

希「花陽ちゃんも今頃くつろいでるやろなぁ」


無事仲間を助けた希。
いよいよ花陽を助ける為に5人は校庭の倉庫へ向かう。

が、その前にこの人物について話が。

にこ「助けに行くけどさ、絵里はどうするの?」

凛「うんそうだよね」

希「ついて来ちゃったもんなぁ」

真姫「仕掛け側だしここで別れた方が」

絵里「いいわよそんな事気にしなくて」

真姫「いや、気にするでしょ…」

穂乃果「そっち側としてはOKなの?」

絵里「問題ないわよ」

にこ「どうせ独断でしょ?」

絵里「権限は私にもあるわよ」

真姫「何で連れて来たのよ希」

希「いやぁ~だってついて来たからなぁ~」

にこ「何その餌付けした猫が家までついて来たみたいな言い方」

絵里「餌付けなんてされてないわよ!」

にこ「そっちかい!」

凛「あぁ……確かにDだねww」

穂乃果「うんww」

希「でしょ?」

絵里「D?何の話?」

穂乃果「いいからいいから!じゃあ6人で花陽ちゃんを助けに行こう!」



そんなわけで、絵里を含めた6人で花陽を救出する事に。

3階廊下

にこ「とりあえず、真姫は先頭歩いて」

真姫「はぁ?何でよ!」

希「じゃあえりちも先頭歩いて」

絵里「何でよ!嫌よ!」

希「歩いてもらわんとこっちが危険やし」

真姫「危険って何よ───」


プシューーー!!


えりまき「わあぁぁぁぁぁぁああぁああっ!?」ズデーン

希「な?」

凛「あーなるほど」

にこ「2人ともびっくりするとコケるタイプね」

絵里「もうやだ!前見えない!」

真姫「ちょっと絵里引っ張らないで!」

穂乃果「絵里ちゃんもある意味では仕掛け側として真っ当してるよね」

希「ホンマそれやわ」


階段

真姫「絵里ここでは絶対押さないでよ!」

にこ「そうよ洒落にならないからね」

絵里「分かってるわよ……けどもしもの時はごめん……」

真姫「ちょっ!本当にやめて!」

絵里「ねぇ何で他の4人はそんな後ろ歩いてるのよ!!」

にこ「巻き添えはごめんだからよ」

真姫「せめてもうちょっと近くにいて!」

絵里「ちょっ!待って待って!円陣組みましょ!」

希「何でやねん」

絵里「いや円陣組んだら皆安全でしょ!?」

真姫「流石絵里ね」

にこ「円にする必要はあるのだろうか」

穂乃果「普通に肩組ませるだけで良くない?」

絵里「端っこの人が可哀想でしょ」

穂乃果「でも円陣組んで移動するってそれはそれで痛い集団だよ?」

4人「wwww」

真姫「笑い事じゃないわよ!」

絵里「こっちはお化けが出てて怖いんだからっ!」

希「出てないやん!」

にこ「も~さっさと行きましょう!」

真姫「ならついてきてよ!」

にこ「……もう分かったわ──」


チーン


えりまき「うわぁぁあ!?」ズデーン

穂乃果「何の音……?」

絵里「いったた……もう何なのよ!」

フミコ「ご注文はお決まりですか?」バッ!

えりまき「わあぁぁぁぁぁぁあ!?!?」


ファミレス店員のフミコが登場


真姫「………………」

絵里「………………」

希「放心してるやんww」

にこ「この2人面白いわねw」

フミコ「ご注文は?」

絵里「へ?注文…?」

真姫「……何?注文って」

フミコ「うさぎですか?」

えりまき「は?」

フミコ「ご注文は?」

絵里「……うさぎ…?」

フミコ「言いなさい」ドゴッ!

絵里「えぶっ!」


フミコから腹パンを喰らう絵里


4人「wwww」

希「な、何やねんそれw」

凛「暴力は駄目でしょww」

絵里「うっ……ったぁ……」

穂乃果「もう分かったから皆で行こうw」

凛「ねっ」

真姫「最初からそうしてよぉ……」

にこ「あんた何マジ泣きしてるのよwww」

希「腹パン怖かったなw」

1階廊下

凛「昇降口目指せばいいんだよね?」

にこ「うーわもうさっぶ!」

穂乃果「深夜にやる事じゃないよ」

凛「昼間にやらされたらそれはそれでリアクションに困るけどね」

希「ほら、親切に看板立ってるし」


『こっち来ない?』


穂乃果「何この看板w」

にこ「罠じゃないの?」

絵里「えっいいい行くの?」

にこ「行くでしょ」

希「行くやろ」

絵里「……えぇ?」


『こっち来なさい』


にこ「命令口調になったわよ」

真姫「もうまたプシューとかやめてよ…」

凛「……お、外に出れるよ」

穂乃果「外の方が明るいね」

真姫「さっさと終わらせて帰りま───」


ドサドサドサァ!


6人「わぁぁあっ!?」


下駄箱の靴が落下


穂乃果「っつつ……腰ぃ…本当にヤバイ…」

にこ「……ふふふ」

凛「ん?どうしたの?」

にこ「……いやほら、あれ」

凛「ん?」

にこ「絵里の下駄箱からだけスリッパが落ちたのよww」


何故か絵里の下駄箱にスリッパが


絵里「……」

穂乃果「本当だ気付かなかったw」

希「ホンマやおもろ!」

絵里「……も~行きましょ…」

にこ「花陽が待ってるからね」

希「……スリッパとかおもろ!」

校庭

6人「………………」

穂乃果「……何かあるね」

希「あそこに花陽ちゃんがおるんやな」

凛「わざわざこの為だけに作ったんだね」


『ここで待て!』


にこ「ここでも待たされるの?」

凛「寒いんだけど…」

絵里「ん?……誰?」

ことり「…………」タッタッタッ


ことりがオレンジ色の胴着姿で登場


にこ「www」

穂乃果「あれは……アレかw」

希「ドラゴンなんちゃらかww」

穂乃果「クオリティ低くないですか?」

にこ「髪とかワックスでガチガチだしww」

ことり「……くわ……っぞ…」

真姫「……」

凛「この距離で全然聞こえないんですけどwww」

希「声量がさ、もうww」

海未「カカロット!」

6人「!!」

海未「ようやく来たな!」

6人「wwww」


海未はエリート王子のコスプレで登場


穂乃果「あっはっはっはははwwww 」

希「なんやあの髪www」

真姫「キツいわあれはww」

希「そんでなんやのあの肩パッド、思いっきり段ボールやんww」

にこ「夏休みの工作か!」

海未「貴様を倒し、俺様がナンバーワンになってやる!」

ことり「ぜっ……オラ…た……ぞ」

穂乃果「声ちっさwwww」

絵里「何よこの茶番wwww」

凛「深夜にこれはキツいww」

海未「行くぞカカロット!ギャリック砲!」


ドガーン!

6人「!?!?」


ベジータのギャリック砲が炸裂


希「爆発したで!?」

真姫「いや……火薬は駄目でしょ…」

ことり「……ぇな、ベジー……」

凛「相変わらず聞こえないし…」

ことり「……っ!……は~……」

希「もういよいよ分からんわww」

穂乃果「あ、でもあの構え見たことある!」

にこ「王道の必殺技ね」

真姫「待ってまた爆発するでしょ…」

凛「怖い……!」

ことり「……はぁぁぁああ!!」


チュドーン!!


6人「っ!?!?」

海未「ぐわぁぁぁっ!!」ドサッ

穂乃果「でかすぎでしょこの爆発…」


見事ベジータに勝利


ことり「……」トコトコ

穂乃果「あぁ普通の感じで帰って行くんだ」

凛「雲みたいなのに乗ったりしないのね」

海未「」

にこ「海未は大丈夫なの?」

穂乃果「凄い間近で爆発受けたけど…」

絵里「罰よ罰」


未だ根に持つ絵里

凛「というか、あの爆発は大丈夫なの?」

にこ「そうよ、ここ秋葉原よ?」

希「警察が来ても知らんで?」

絵里「それは大丈夫だと思うから」

真姫「絵里が言っても安心出来ないのは何故かしら…」




倉庫

希「やっと着いた~」

穂乃果「鍵は?」

にこ「鍵なら真姫が持ってるわよ」

真姫「えっ?」

にこ「………え?」

真姫「持ってないわよ?」

にこ「いや、あんたが鍵取ったでしょ」

凛「えぇー嘘でしょ!?」

絵里「これは許されないチカ」

にこ「何でよ!あんたが取ったじゃない!」

真姫「にこちゃんだったでしょ!」

希「ポケットの中見てみたら?」

真姫「…………無い」

凛「にこちゃんは?」

にこ「………………」チャラッ


鍵発見!


希「にこっちやんけ!!」バシッ

穂乃果「にこちゃんちゃんとしてww」

凛「びっくりしたぁwwww」

真姫「何よもうにこちゃんじゃないww」

にこ「フフフww」

希「何で2人のイチャイチャしてる所見せられたん…」

絵里「いよいよ歳じゃない?」

にこ「これでもあんたと同い年だけどねw」

ガチャッ!

ガラララッ


花陽「……おぉ、助けに来てくれたか」


花陽は無事救出


穂乃果「何でこんな倉庫にこたつとみかんがあるんですかね…」

凛「あんじゅさんもてなし過ぎにゃ」

希「これ助けん方がええやろ絶対」

花陽「助けに来てくれてホンマ嬉しいで」

穂乃果「……まぁ、じゃあ帰りますか」

にこ「やっと終わった……」

花陽「……えっ!?な、え……絵里ちゃん?あれ?」

5人「wwww」

凛「かよちんが一番驚いてるwwww」 

穂乃果「そりゃびっくりするよねwww」

花陽「え?え!?何で…?」

絵里「まぁ色々とあってねw」

にこ「あ~疲れた…」

希「流石にもう終わりやろ?」

絵里「あ、花陽台詞台詞!」

花陽「へ?あ、あぁ!おま、お前ら───」

希「台詞とか言うなww」

凛「聞こえないように打ち合わせしてww」

花陽「すみません…w
お前ら、まだ近くに俺を襲った巨大なロボットがおるかもしれんから!」

にこ「は?ロボット?」

穂乃果「ロボットって何!?」

真姫「何よそれ……」


バァァァアン!!


7人「!?!?!?」


機動戦士ガンダムが7人を襲来


穂乃果「うわぁぁぁぁぁあ!!」

希「何でガンダムやねーん!!」

凛「ちょちょちょ!!」

真姫「すっごい怖い!」

にこ「金掛かりすぎでしょ!!」


ドガーン!


7人「うわぁぁぁぁぁあ!!??」


ドガーン!


7人「うわぁぁぁぁぁあ!!??」


穂乃果「爆発は不味いって!!」

絵里「あっはっはっはww」

希「何笑ってんねん!!」


チュドォォォォォオンン!!


7人「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」」」



───────────────


─────────


───



AM.7:00

研修開始から23時間が経過。



5人「……zzz」

ガラララッ

花陽「お前らおはよう、起きてや」

5人「……zzz」

花陽「……おはよう、起きてや」

5人「……zzz」

花陽「……おまっwお前らw」

希「……んん…?」

花陽「おはよう東條」

希「……おはよう…ございます…」

花陽「おはようみんな、起きてや」

4人「……zzz」

花陽「おはっwwwお前らwwww」

希「……ふふ」


デデーン

東條 OUT

希「……もう、みんな起きろやぁ…」バシーン

穂乃果「……んん~……」

真姫「ん………………何?」

花陽「起きてや」

凛「……んあれ…?ここどこ?」

花陽「がっあの……学校や」

にこ「……はぁ…眠い…」

花陽「よう眠れたか?」

凛「ん~……」

希「今何時…?」

花陽「みんな、お疲れ様。
これでスクールアイドルの研修生活は全て終了や」

穂乃果「ぃやった~!」

凛「え?終わり?」

にこ「やったぁ~…終わったぁ…」

希「長かった……」

真姫「……zzz」



遂にスクールアイドルの研修生活は全て終了!5人は過酷な24時間を乗り越えた!
それぞれ制服に着替え、学舎である音ノ木を後にする。



昇降口

穂乃果「いや~疲れた~」

にこ「終わったわねぇ」

希「長かった……ただ長かった…」

真姫「ようやくね…」

凛「ここまで来ると足取りも軽いね~」


???「みんなお疲れ様~!!」

5人「!!」

穂乃果「……ブフフフッ!」

にこ「……え、誰?」

希「……え?」

真姫「……?」

凛「穂乃果ちゃん知ってる人?」

穂乃果「うん……んふふw」


謎の女性シンガー「やっほー!」


穂乃果「何でこんな所にいるんですかw」

女性シンガー「いや~トリを任されちゃって」

穂乃果「はぁ……」

女性シンガー「まぁそんなわけで、24時間お疲れ様でした」

5人「……お疲れ様でした」

女性シンガー「来年は申年ですので、ここであいうえお作文を考えたので、ちょっと星空凛ちゃんに音頭をとって貰いたいなと思って」

凛「凛が?」

女性シンガー「お願いします」

凛「はい、じゃあ……申年の「『さ』」

女性シンガー「『最高の9人で』」

凛「『る』」 

女性シンガー「『類を見ないアイドルは』」

凛「『ど』」

女性シンガー「『どんどん突き進み』」

凛「『し』」

女性シンガー「『昇竜拳!!!』」

5人「…………ww」

女性シンガー「……というわけでね」

穂乃果「どういうわけですかw」

希「自分でやっといて照れるのやめて貰えませんかww」

女性シンガー「では、私はここらへんで失礼します。お疲れ様でした~!」


デデーン

全員 OUT

穂乃果「あぁいっ!」バシーン

凛「いったぁい!」バシーン

真姫「結局誰なの…よぉ!」バシーン 

にこ「トリが知らない人ってw」バシーン

希「久々に本気で昇竜拳やる大人見たわww」バシーン

花陽「ほな、校門出たら終わりやから行こうか」

凛「は~い」

にこ「いや~終わった」

希「いい朝やね~」

穂乃果「終わったよぉ~!」

真姫「終わった終わった…」

5人「……!」

ことり「……」

あんじゅ「……」

5人「…………」

ことり「……」トコトコ

あんじゅ「ちぇんちぇ~!」トコトコ


『南ことりの ブラックジャック!』

デレレレレ~♪

5人「wwww」


デデーン

全員 OUT

真姫「あの人が最後じゃないじゃないww」バシーン

にこ「最後の最後で何なのよwww」バシーン

希「よう世界観が分からんわw」バシーン

凛「鳥がトリって事かww」バシーン

穂乃果「wwww」バシーン

花陽「じゃあ、帰ろうか」

5人「はい」

凛「じゃあ、全員で校門から出ようよ」

穂乃果「そうだね」

真姫「えぇ」

希「じゃあ行くよ」

にこ「いい?」


5人「せーのっ!」


~笑ってはいけないスクールアイドル24時 終了~


穂乃果「本当の本当に終わった~!」

真姫「やった~」

凛「心置きなく笑えるよ~!」

希「本当お疲れ様やで」

にこ「みんなで最後に笑いましょう」

凛「そうにゃそうにゃ!」


5人「あははははははははは!!」



~お仕置き執行回数~



5位 西木野 真姫(158回)



4位 矢澤 にこ (161回)



3位 東條 希  (163回)



2位 高坂 穂乃果(164回)



1位 星空 凛  (176回)


(※鬼ごっこのお仕置き除く)



~♪

ED曲
僕たちはひとつの光



Ah! ことうみの仕掛けから始まり


Ah! ヒフミが5人を襲う



花陽噛みまくる

にこだけシカト

ずっと笑えるさ 理事長の衣装



歌えない 料理を褒められない

こんなにも お仕置きがキツくなる

家族への手紙

咽び(待って)聞こう

最後まで(高坂 タイキック)



ことりののど輪がついに

首を締め上げて

旅立ちの日だよ


トークでも 5人はいつも 貶め合って

机の中で見つけた

花陽の人形 喋りだす

突然 真姫とキスしてみるかい?


No no no…  セクハラ最高!

皆と逃げれたこと

苦しくて捕まりたくないよ

本当だよ

絆はいらない このまま逃げよう

腕を振って もっと振って


部活を見学してた 僕達だから

お仕置きはいらない


敬語で呼んでくれるかい?

僕達のこと

無言だった 西木野に

花陽ライバー 戸惑う凛

凛と花陽の アームロック

~♪




園田のビンタがついに

頬に当たって

粛清の日だよ


深夜の特別ルール 驚いちゃダメ

学校中で響いた

爆発 悲鳴 笑い声

時を巻き戻してみるかい?

No no no… これが最後!

だって だって

今が最高!



Ah! ほのかな予感から始まり


Ah! 光を追いかけてきたんだよ





~終 幕~

これにて完結です。
途中グダったり誤字脱字、寝落ちなど色々あって散々な結果となり大変すみませんでした。

長々とお付き合い頂きありがとうございました。
お粗末様でした。

あと最後のあいうえお作文の申年は去年書いたものをそのまま使ってるので申年です。
来年は酉年だから酉年のあいうえお作文考えようかなと思ったんですが頭が働きません。
まぁ今はまだ申年だから多少はね?

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