善子「ほら、ご飯出来てるわよ」穂乃果「ん……」グシグシ (35)


この先誰も書かないようなカプで書いてみる。
短めに。



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善子「起きなさいよ」ユサユサ

穂乃果「ん~……」

善子「この私が作ってあげたご飯が冷めてもいいの?」

穂乃果「んぅ~……」

善子「まったくもう……睡魔に堕天しちゃうような悪いリトルデーモンには……」



善子「ヨハネが目覚めのキス……しちゃうわよ?///」



穂乃果「クカー……」Zz……

善子「ちょっと!!!///」


穂乃果「おーはよ~……」ネムネム

善子「はい、おはよう」

穂乃果「おは善子ちゃん……」グシグシ

善子「誰よ。顔洗って目覚ましなさい」

穂乃果「今日の朝ごはんなーにー?」

善子「ご飯にお味噌汁に目玉焼き」

穂乃果「朝はパン派なんだけど……」

善子「一日中パン派のくせになに言ってるのよ。食べないならいいわよ。せっかく穂乃果のために作ったのに……」

穂乃果「冗談だよ~」ギュー

善子「ひゃっ!///」

穂乃果「エヘヘ~、いつもありがとね♪善子ちゃん♪」

善子「わ、わかったから……///」


穂乃果「いただきまーす♪」

善子「召し上がれ」

穂乃果「モグモグ……善子ちゃん」

善子「ングング……なに?」

穂乃果「おはようのチュー、してなくない?」

善子「ブフォッ!!///」

穂乃果「お行儀悪いよ?」

善子「ケホッ、ゴホッ!誰のせいよ!!///まったく!!///ていうか……さっきしようとしたのにスルーしたのは誰よ……///」ゴニョゴニョ

穂乃果「ん?」

善子「なんでもない……///」


穂乃果「ごちそうさま~」ゴロン

善子「すぐ横になると太るわよ」

穂乃果「ん~……太っても好きでいてくれる?」

善子「限度による」

穂乃果「えー?」

善子「穂乃果だって、私が太ったらイヤでしょ?」

穂乃果「太っても好きに決まってるじゃん」

善子「あ、そう……///」


善子「掃除機かけるからどいて」

穂乃果「どかせられるものならどかしてみるがいい」

善子「フッ!愚かな……この堕天使ヨハネの前に立ち塞がる貴公は何者?」ギラン

穂乃果「我が名はホノカエル。この世界に蔓延る惰眠と睡魔を司りし魔王。深き眠りに堕ちたくなければ、我の前にお菓子とジュースを差し出せ」ギラン

善子「掃除終わったらね」

穂乃果「うん」


穂乃果「善子ちゃ~ん、お~茶~」グデー

善子「洗濯終わるまで待ってて~」

善子「んしょっと。もう穂乃果ったら……色落ちするから洗濯物は分けろってあれほど……。下着もネットに入れてないし……。下着……………………穂乃果の……………………キョロキョロ……スンッ///」

穂乃果「善子ちゃーん?」

善子「おおおっ!!?///」ポイッ!

善子「なななな、なにっ!?///」

穂乃果「お茶請けってまだあったかな~って」

善子「お茶っ!お茶請けねっ!!あ、なにも無かったわね。あとから買い物行かないと」

穂乃果「ん、じゃあ一緒に行く~」

善子「それなら着替えなさいよ?」

穂乃果「うん」テクテク

善子「……あっぶな///もう少しで変態みたいになるところだった……///」

穂乃果「あ、善子ちゃん」

善子「ひゃいっ!」ビクッ

善子「な、なによ?」

穂乃果「匂いなら、直接嗅いでくれていいのに♪」

善子「~///」


善子「穂乃果~、準備出来た~?」

穂乃果「もうちょっと~」

善子「おーそーいー」

穂乃果「ゴーメーンー……っと、お待たせっ♪」

善子「じゃあ行くわよ――――って、それ私の堕天使衣装!!!」

穂乃果「え?ダメ?」

善子「ダメに決まってるでしょ!!///悪目立ちするわ!!///」

穂乃果「善子ちゃんは着てるのに……」ブーブー

穂乃果「でも似合ってない?」

善子「……うん、可愛い///」

穂乃果「黒は堕天使のアイデンティティ」ギラン

善子「ダメっ!!それヨハネのっ!!」


穂乃果「いい天気だね~♪」

善子「そうね」

穂乃果「風が気持ちいい♪」

善子「ん」

穂乃果「どうかした?」

善子「べつに」

穂乃果「なんか怒ってる?」

善子「……………………」スッ

穂乃果「……♪」ギュッ

善子「///」

穂乃果「甘えんぼ♪」

善子「いいのよ……穂乃果の前でだけなんだから///」


穂乃果「おっ買いっもの~♪」

善子「お店の中ではしゃぐな!///」

穂乃果「お菓子買う~♪」

善子「一つだけよ」

穂乃果「はーい♪」

善子「子ども……」



穂乃果「持ってきた♪」

善子「チョコアソート……」

穂乃果「善子ちゃん、チョコ好きだから♪」

善子「自分の好きなの選んできなさいよ」

穂乃果「好きなの?……………………チュッ♪」

善子「!?///」

善子「なっ、なにしてんのよこんなとこで!!/// 」

穂乃果「好きなの選んでいいって言ったから♪」

善子「お菓子の話でしょ!!///」


善子「今日の晩ごはん、どうする?」

穂乃果「善子ちゃんが作ってくれるならなんでも~♪」

善子「うわ、出たわ。全幅の信頼を置いているようで、その実考えることを放棄してるのよね」

穂乃果「難しいことはよくわかんない」

善子「じゃあこのチョコレートでもいいわよね」

穂乃果「いいよ?」

善子「ふぇ?」

穂乃果「食後のデザートに、もっと甘いものが待ってるから♪」ナデナデ

善子「……食べさせるなんて言ってないわよ」プイッ

穂乃果「じゃあ……善子ちゃんが食べる?♪」

善子「……………………///」ポカッ

穂乃果「いたっ」


穂乃果「外に出たついでにお昼済ませちゃう?」

善子「ええ」

穂乃果「じゃあ、はい♪」

善子「?」

穂乃果「荷物♪」

善子「あ、ありがと……///」

穂乃果「♪」テクテク

善子(……車道側歩いてくれてる)チラッ

穂乃果「なーに、善子ちゃん♪」ニコッ

善子「なんでも……///」

善子(あー、もう……///)


穂乃果「なに食べる?」

善子「なんでも……はっ」

穂乃果「考えることを放棄してる?」ニヤニヤ

善子「じゃあ、ハンバーガーで」



穂乃果「あーむっ♪ん~♪」

善子「よくもまあ、ハンバーガーをそんなに幸せそうに食べられるわね」

穂乃果「おいしいんだもん♪」ハムッ

善子「あーもう、口元にケチャップ付いたわよ」

穂乃果「取って~♪堕天使の力で拭い去って~♪」

善子「こんなことに堕天使の力なんか使わないわよ」ゴシゴシ

穂乃果「えー、舐めて取ってほしかったのに~」

善子「いやよ。恥ずかしい……」パクッ

穂乃果「いつもやってることは恥ずかしくないのに?」

善子「どーいう意味よっ!!」


穂乃果「たっだいま~♪」

善子「おかえり」

穂乃果「はっ!!善子ちゃんもう一回外出て!」

善子「は?」

穂乃果「それで、ただいまって言って入ってきて!」

善子「なんでよ」

穂乃果「いいから!」

バタン

善子「……意味がわからない」

ガチャッ

善子「ただいまー」

穂乃果「おかえり、善子」キリッ

善子「!!//////」ボフンッ!

善子「こ、これは……///」

穂乃果「ご飯にする?お風呂にする?それとも……堕天する?」キリッ

善子「台無しね」


善子「あっつ……汗掻いた……。穂乃果~、ご飯作ってる間にシャワー浴びたら?」

穂乃果「善子ちゃんと一緒に入りたいからあとで~」

善子「なんでよ……」

善子「じゃあ洗濯物取り込んどいてよ」

穂乃果「ん~」ノソッ



穂乃果「善子ちゃん善子ちゃん」

善子「なに?ご飯ならまだ――――」

穂乃果「この下着新しいの買ったの?なんか……エッチじゃない?」

善子「マジマジ見るな!!///変態!!///」


――――――――

――――

――

穂乃果「満腹」

善子「はいはい、お粗末さま」

穂乃果「たまには洗い物やるよ。善子ちゃんは、お風呂入ってきていいよ」

善子「そう?じゃあ、お願い」

穂乃果「うん♪」


チャポン……

善子「ヨハ~……///」

善子「気持ちいいわね~///」

ガチャッ

穂乃果「お湯加減どう?」

善子「いい感じ~」

穂乃果「そっか♪どれどれ~?」

チャポン……

穂乃果「んっ、いいね♪」

善子「ね~///……って、なにをナチュラルに入ってきてるのよ!!///」

穂乃果「お風呂入りたかったし」

善子「私が出たあとで入りなさいよ!!!///」

穂乃果「まあまあ♪背中洗ってあげるから♪」

善子「ホントにもう……///」

穂乃果「……………………」

善子「なに?」

穂乃果「善子ちゃん、おっぱい大きくなった?」フニッ

善子「なってないわよ!!!///出てけぇ!!!///」


チャポン……

善子「……せまい」

穂乃果「こうやって後ろから抱きしめれば、せまくないでしょ♪」

善子「ん///」

穂乃果「あったかいねぇ♪」

善子「そうね///」

穂乃果「……ハムッ♪」

善子「ひっ!?///み、耳噛まないでよ!///」

穂乃果「柔らかいよ♪」

善子「聞いてないわよ!///」

善子「もうっ!///」

ザパッ

善子「穂乃果が後ろだとすぐイタズラするから交代!私が後ろになる!」

穂乃果「いいよ~」

善子「フン」

穂乃果「~♪」

善子「はぁ……」

穂乃果「ね、善子ちゃん」

善子「今度はな――――」

穂乃果「ギュッて……して?」

善子「~っ!///あんたは……///」

穂乃果「ね、お願い♪」

善子「……ん」ギュウ

穂乃果「やっぱり……あったかい♪」


善子「……///」

穂乃果「善子ちゃん、好き♪」

善子「なによ急に……」

穂乃果「なんとなく♪」

善子「……私も」

穂乃果「私も、なーに?」ニヤニヤ

善子「……イジワル」

穂乃果「イジワルな私は嫌い?」

善子「……好き///大好き//////」

穂乃果「知ってる♪」

チュウ


ブォー

穂乃果「善子ちゃんの髪キレイだよね~♪」

善子「ありがと」

穂乃果「スンスン……いい匂い~♪」

善子「嗅ぐな!///一緒なシャンプー使ってるでしょうが!!///」

穂乃果「じゃあ、善子ちゃんがいい匂いなんだ♪」

善子「嗅ぐなっ!!///なら、穂乃果のも嗅がせなさいよー!!///」

穂乃果「変態」ニヤニヤ

善子「~っ!!!//////」カアァ

善子「ほっ、穂乃果のバカっ!!!//////」


穂乃果「そろそろ寝よっか」

善子「うん」

穂乃果「それじゃ、おやすみ」

善子「……………………」

穂乃果「どうしたの?」

善子「一緒に寝ても……いい?///」

穂乃果「もちろん♪可愛い堕天使の頼みなら♪」

善子「んっ///」

ギューッ

善子「穂乃果///」

穂乃果「ん?」

チュ

善子「大好き//////」

穂乃果「これは、誘ってるってことでOKかな?」

善子「ヨハネと一緒に……堕天しない?///」チュッ

穂乃果「喜んで♪」

――

――――

――――――――


チュンチュン

善子「ん……………………朝ね……」

ムクッ

善子「ん」グシグシ チラッ

穂乃果「クークー……」

善子「……あーもう、可愛いわね///」クシャッ

善子「さて、朝ごはん作るとするか」

善子「今日は……パンにしてあげよっ♪」




善子「ほら穂乃果、ご飯出来てるわよ」




おわり。
この先誰もほのよしを書くことはないはず。

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