モバP「姉、ちゃんとしてえなぁ」 (20)

某作品のパロディです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1475591096

ドタドタドタ

P「うわーん! あきえもーん!」

晶葉「誰があきえもんだ。どうしたP。またちひろに虐められたのか?」

P「酷いんだよあの人! 俺がなんかミスする度に札束で顔叩いてきてさ! あと札束で出来たうちわを俺に扇がせたり、俺の貯金額を聞いては自分の貯金額と比べて勝利の笑みを浮かべたり……」

晶葉「それは酷いな」

晶葉「ふむ。Pを虐めるのは許せんな。この私がヤツをギャフンといわせる何かを作ってやろう」

晶葉「よし、確か札束アレルギーになる光線銃があったはずだ。それで……」

P「いや、それはいい」

晶葉「え?」

P「俺は俺で結構楽しんでるし。札束で叩かれるのって結構気持ちいいし」

晶葉「……」

晶葉「……そうか。Pがそう言うなら、何も言うまい」

晶葉「それじゃあ、何の用だ? 私に何か用があるんじゃないのか?」

P「ああ、それなんだけどさ。ちょっと作って欲しい物があるんだ」

晶葉「言ってみるといい」

P「俺の周りにいる女の子を全員妹にする機械を作って欲しいんだ」

晶葉「正気か」

P「ああ、正気も正気。マジだぜ」

晶葉「な、何故そんな意味の分からない機械を……」

P「……」

P「ぶっちゃけ言っちゃうけどさ」

P「俺の周りさ」



P「――姉が多すぎるんだよ!」

P(俺の家には6人の姉がいる。目の前にいる少女――晶葉も姉だ。6人姉妹の6女)

P(見た目はどうみても俺より年下なんだけど、姉だ)

晶葉「そう……か?」

P「そうだよ! 多すぎるよ! 流石に6人は多いよ! どうなってんだよウチ!?」

晶葉「どうもこうも、Pが一番最後に生まれたんだから仕方ないだろう」

P「分かってるよ! 分かってるけどさぁ……」

晶葉「なるほど。それで妹……か」

P「そうなんだよ。晶葉お姉ちゃんだったら作れるだろ?」

晶葉「ああ、勿論作れる。が――拒否する」

P「なぜ!?」

晶葉「当たり前だろう。もしそんな機械を作って私が妹になってしまったら……Pを甘やかせなくなるからな」

P(ウチの姉達は個性豊かだ)

P(目の前の晶葉お姉ちゃんは機械工学に通じた天才で、そしてとにかく俺に甘い。隙あらば甘やかせてくる)

晶葉「馬鹿なこと言ってないで、そろそろ休むぞ。もう遅いからな」

晶葉「今日は前から約束していた通り、私が添い寝をする番だからな。……えへへ」

P「……はい」

P(ウチの家に男は俺しかいない)

P(当然パワーバランスも女性に偏っている。つまり俺は姉には逆らえないのだ)

晶葉「さ、早くPの部屋に行くぞ。ア、アレだ。布団の中で好きな人の話とかしようか……なんてな!」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年12月31日 (日) 20:14:32   ID: Uha4Elcr

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