黒咲「ユートが妹と一緒な時を見かけ続け悩む」カイト「好感度でも測るか?」【判定】 (545)

このSSは>>1が2年以上前に書いた
カイトがお手製の好感度測定スイッチを使い数々のデュエリストとの好感度を測っていく
『カイト「遂に出来たぞ…!好感度測定スイッチが!」【安価&コンマ】』
のSSでの設定が反映されております
基本的にこちらではARC-Vのキャラ内から測定していく予定

※補足
デュエリスト特有のデュエルは描く予定は今の所ありませんのであしからず
好感度測定はコンマ判定の為レスでコンマ判定をお願いする際は以前のスレ同様”↓コンマ以下”と記載させてもらいます
00の判定が出た場合は100と致します
またのご協力お願いします


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1475584120


黒咲「何だか最近、ユートがウチの妹と一緒にいる場面を度々見かける気がするんだ…あの二人の関係性が心配だ」
ARC-V ED6参照

カイト「そんな時は好感度を測定すればいい事だ」



黒咲「好感度測定だと?何だそれは」

カイト「測定したい相手の好感度を測る機械(D・ゲイザー)だ」

黒咲「何故そんなものを…」

カイト「以前、別の世界の俺がこれを作って知人らにしようしたらしいがもう必要も無くなり旅に出、次元を渡り歩いた際に偶然ここに辿り着き俺に渡して帰って行ってな」

黒咲「使用する機会が無かったわけか…別の世界のカイトか…見て見たかったような見なくてよかったような…」

カイト「(オベリスクフォースのような恰好した俺など隼に言わずとも会わせたくない)」

カイト「…とにかく、測るなら測れ。俺も前々からあの二人の関係性は気になっていたからな」


カイト「ただし、測定する以上覚悟を決めておけ。くれぐれも深追いはするなよ」

黒咲「?案ずるな。これを使った用途を俺には他に思いつかんからな」

カイト「ならいい」

黒咲「だが…この機械、要するに貰い物なんだろう?一度動くか試して見なくては後々支障を来す事になるハズだ。話はこれを試してからだ」

カイト「試してみる…と言っても、対象者がいないだろ?誰がいるんだ」

黒咲「成程。この片目に装着されたD・ゲイザー?のモニターに測定結果が映し出されるわけか…このスイッチを押せばいいんだな?」カチカチ

カイト「ああ…まさか、俺で試すのか?」

黒咲「いいだろ?俺とお前の仲だ」ピッ

カイト「別に構わんが…」


カイトから黒咲への好感度
↓1レス コンマ以下


黒咲「これは、可もなく不可もなく…っと言った感じか?」

カイト「平均より多少下だが…まぁそのようなものだろう。念の為一応言っておこう」

カイト「判定基準は01~19が最悪、20~39が悪く、40~59が普通になる」

黒咲「だとしたら…お前から俺に対する好感度という奴は多少悪いといった所になるのか?だとしたら何故なのだろうか。想像付かん」

カイト「知らん。強いていえば、お前のいつもの人を寄せ付けない態度が少なからず影響していたのではないか?」

黒咲「大分一匹狼で不審者気質なな自分は抜けたと思っていたのだがな…まぁよい。受け止めておこう。して、60から上は良い印象と捉えて間違いではないんだろうな?」

カイト「ああ。60~79が良好、80~00が好印象に想われているということになる」

黒咲「そうだとすれば二人に最も上の数値を出されてしまったら友としても兄としてもこれからどうやって二人に接して行けばいいか反応に困ってしまう」

カイト「俺としても両者から普通な数値が出て来てもらいたいものだ」


…………………………

カイト「二人きりの所を邪魔をする」

黒咲「…」

ユート「ビクッ 黒咲にカイト…か?」

カイト「何で疑問形なんだ」

瑠璃「珍しいですからね。兄さん達お二人が一緒に足を運ぶなんて」

黒咲「ん、まぁ、お前達にちょっとした用があったものでだな」

ユート&瑠璃「?」

黒咲「」オロオロ

カイト「しっかりしろ。お前が言い出した事だろ?」

黒咲「し、しかし…だな。俺にも心の準備が……」

カイト「貸せ。俺が測定してやる」



瑠璃「二人して何なのかしら?」

ユート「分からん」


カイト「ユート、黒咲妹少しだがそのままそこに立っててくれ」

ユート「あ、ああ…一体何なんだ……」

カイト「(こんな時用に装着タイプとは別の物を作っておいて良かった)」

カイト「そして二人共タブレットにタッチを頼む。それで診断完了だ」

瑠璃「新弾…?新たなパックでも販売するの?」タッチ

ユート「そこは普通は健康診断のような時の診断だろう…」タッチ

瑠璃「」カァー


ユートから瑠璃への好感度
↓1レス コンマ以下

瑠璃からユートへの好感度
↓2レス コンマ以下


カイト「…………」

ユート「どうした?急に固まったりして……」

黒咲「ほっとしたようなしなかったような…何だろうなこの感じは?」

瑠璃「??」キョロキョロ

ユート「いや……何の診断か知らんが診断したのなら俺達に結果を教えてくれないとだな。そんな反応されては気になるではないか」

カイト「なんとなく察していたんだ……二人でいる所を度々見かける時にな」

ユート「だから何をだ!!いいから話せ!!」

カイト「実は、これは只の診断ではないんだ。相手から自分への好感度を測る機械を使用した診断なんだ」

瑠璃「好感…度……?測定器って事?カイトはまた変な発明をしたのね」


カイト「これは別の世界の俺……では無かった。タブレットの方のこれは俺の発明だった。そうだった」

瑠璃「?」

ユート「何かと思えば…全く、そんな物を作って好感度なんかを測定する為に、使用して回るとろくな事にならな……」

ユート「待て!今俺達を測定したんだよな!?って事は二人には結果が」

カイト「(無言の頷き)」

黒咲「(無言の後ろ向き)」

ユート「ま、まさか…俺達の関係は、おい!どうだったっていうんだ!」

カイト「見せてもいいが……落ち込むなよ」データ転送


確認中

瑠璃「(顔隠し)」チラッ

ユート「ち、違う!俺は瑠璃を嫌いで居続けた事なんか一度たりとm」

 ポン

ユート「隼…」

黒咲「瑠璃からそれなりに想われているんだ。まあ、その関係よりユート少しは進んでいいんだぞ……」

ユート「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


…………………………

黒咲「酷い結果を見た気がする」

カイト「同じくな」


遊矢「どうかしたのか?二人共落ち込んだりして」

黒咲「榊遊矢か…」

遊矢「そんな気分な時は何と言っても笑顔が一番だ。さぁ二人共スマイル!スマイル!」

黒咲「その笑顔でどうにかなればいいがな…」

素良「どったの遊矢?ん、カイトに黒咲もいるんだ…」

黒咲「紫雲院素良も一緒か…丁度いい。カイト!」

カイト「気分晴らしに使用するのはいかがなものかと思うが…まぁよかろう」

素良「?」


カイト「二人共これを着けてくれ」

遊矢「えっと…俺、ゴーグルあるんだけど……」

カイト「安心しろ。ゴーグルを上に外してからでも付けれる仕様だ」

カイト「エクシーズ製新型デュエルディスク体感してみたくないか?」

遊矢「したいしたい!えっ片目側に装着するの?へーこんなのが流行ってるんだ」

素良「僕も付けるの?何だか…胡散くさいなー……」

カイト「装置側にスイッチがあるはずだ。それを押してみてくれ。そうしたら起動する」

遊矢「ほー…エクシーズ次元ってやっぱり発展してるなー」

カイト「(違う世界のだがな)」

素良「数字……(何の数字だ)?」


遊矢から素良への好感度
↓1レス コンマ以下

素良から遊矢への好感度
↓2レス コンマ以下

ここまでの好感度を見て一言…
もうちょっとユートは瑠璃を見ているのかと思ってました…

次回は
遊矢→素良 好感度:08(かなり悪い)
素良→遊矢 好感度:75(それなりに良好)

な不穏な二人に続きます


遊矢「ほんとだ!何か数字が出て来た」

黒咲「それが測定結果だ」

遊矢「測定?この機械にはデュエル機能の他に何か測定する機能でもあったのか…?」

カイト「ああ。好感度測定機能がな」

遊矢「えっ?」

素良「好感度…だって?」

遊矢「って事は何?もしかして素良と俺が見に着けたわけだからこれに俺達の結果が現れてるって事になるのか」

カイト「そういう事だ」

素良「この数値が遊矢と僕の信頼関係を表してるわけか…」ウーン



黒咲「結果はどうだった?見せて見ろ」

カイト「待っていろ。今こちらのタブレットにこいつらの結果を表示させる」ピッ

黒咲「これは…」


素良「あのさ…こんな胡散臭い物で測った結果信じたくないけど、もしかして…だけど、僕、遊矢に嫌われてたりする?」

遊矢「誤解だ!こんな結果何かの間違いだって」

黒咲「遊矢!貴様、カイトの発明に喧嘩を売っているのであるまいな!」

遊矢「いや、そういうつもりじゃっ」

カイト「だからそれは俺の発明では…まぁ、いい」

カイト「その機械での信憑性は当の俺(別世界の俺)と隼が証明済みだ。間違いは断じてない!」


遊矢「うっ……(落ち込み)」

素良「遊矢僕がアカデミアに戻ったあの時から僕に言ってくれたじゃないか!目を覚まして、皆にもう一度心を開いて戻って来いって!」

素良「でもそういっつも言ってるわりに遊矢は僕に対して心を開いてくれず逆に閉じちゃってるじゃないか!どうしてさ!」

遊矢「お、俺はいつだって素良に本音をぶつけていたつもりだ…」

カイト「08って結果のお前が言っても説得力は無いがな」

遊矢「……けど、あれからBBやアカデミアの生徒達に忠誠を誓わせ間違った指導する教師やロジェにドクトルといった洗脳使う連中にあれこれされた後だと」

黒咲「不審になってもおかしくないだろうな(洗脳された瑠璃とセレナから受けた痛みとスタンガンの威力を思い出しながら)」

カイト「同様にな(塔の上で洗脳された瑠璃から突き落とされた事を思い出しながら)」

素良「アカデミアはアカデミアでもどれも僕と関係ないじゃないか!もしかして…遊矢がよく思ってない理由は僕がアカデミアだからなの?」

遊矢「そ、それは……」


素良「だったらセレナはっ!セレナはどうなのさ!!」

遊矢「せ、セレナは…えーっと……」

カイト「試してみなければ本当の結果は得られないだろうな」

素良「なら試してよ!遊矢!!」

遊矢「わ、分かったから落ち着けって」

素良「落ち着いていられるもんか!見損なったよ…遊矢!!」

遊矢「こ、こんなハズじゃなかったはずなのに」


黒咲「落ち込んでる相手を笑顔にするんじゃなかったのか?」

遊矢「関係悪化させといて俺が出来るわけないだろ!」

カイト「お前の所為だ。セレナと測って責めてアカデミアだから嫌いって感情が無い事だけでも証明してこい」

遊矢「分かったよ…けど、黒咲たちにも測ってもらうからな。災いの種を持ち込んで来たわけだし」

カイト「…っと言ってるが?」

黒咲「丁度いい。セレナとの関係は俺も気になっていた所だ。よかろう。測ってやる」

カイト「遊矢にセレナに…隼か……測る対象者が増えたな。仕方ない。デュエルディスクに測定機能をインストールさせておくか」

遊矢「よし…行きたくないけど、行くか」

…………………………

ユーリ「おやおや皆さんお揃いでどうしたのかな?」ニコニコ

セレナ「なんだ。だれかとおもえばゆうやにくろさきたちか。わたしなんかにあいにきてどうしたというんだ?」

遊矢「セレナに会いに来たんだけど…ユーリもいたのか」

ユーリ「プロフェッサーに勝算された事を彼女に報告しに来ただけだよ。彼女のやる気を掻き立てる為にね」

セレナ「そんなことをつたえにわたしにしらせにこられつづけられてもこまる。わたしはプロフェッサーのしじなどうけんからな!
わたしはわたしのデュエルをつらぬく!」

ユーリ「うおっと!危ないっての!全く、お嬢様は融通聞かないんだから」

セレナ「きさま、わたしをバカにしているのか!!」

カイト「じゃれ合いはその位にしてくれ!」

黒咲「紫雲院が疑心暗鬼になっているからな」


素良「遊矢は僕の事嫌い遊矢は僕の事嫌い遊矢は僕の事好きって言ってくれた…でも、遊矢は僕の事嫌い遊矢は僕の事嫌い…でも、好きっt」

黒咲「早く”アカデミアだから”という結果から脱却させなければ、またあの頃に戻りかねん…なので手短に頼む」

ユーリ「…?何だかよく分からないけど証明させればいいわけか。ならその測定僕も乗らせてもらおうか」

カイト「測定装置の事を知っていたかのような発言だな?」

ユーリ「うーん。何となくー」

セレナ「そくていそうちとはなんだ?デュエルでなにかをそくていするものなのか?」

黒咲「なぁカイト?この発言…何だかデジャヴを感じるんだが…」

カイト「知らん。そんな瑠璃の似たような発言までは俺の管轄外だ」


遊矢「えっと…乗ってもらえるなら、その機能をディスクにインストールしてもらわなきゃ測れないんだ」

ユーリ「へー。ん、君…居たんだ」

遊矢「ガーン」

素良「遊矢はほっといて僕からも頼むよ」

ユーリ「正気に戻って来れたみたいだね。フフッ…まぁ面白そうだし乗ってあげるよ」


遊矢、黒咲、セレナ、ユーリのディスクにインストール完了

カイト「どうやら完了したようだな」

ユーリ「フフッ…どんな結果になるのか僕、今から結構楽しみだなー」ポチッ

黒咲「測らせてもらおうか!セレナとの好感度を!!」ポチッ

カイト「おい!俺の台詞を勝手にアレンジするなっ!」

セレナ「なんだ…デュエルではないのか……」ガッカリ

遊矢「俺の扱いって…一体……」ポチッ


遊矢からセレナへの好感度
↓1レス コンマ以下

黒咲からセレナへの好感度
↓2レス コンマ以下

ユーリからセレナへの好感度
↓3レス コンマ以下


遊矢「ほっ(何とかなってアカデミア不振から一応解放される)」

素良「ねぇ?遊矢…僕に対する好感度よりセレナが高いってどういうこと?」イラッ

遊矢「どっちにしても追及されるわけっ!?どうしたらいいんだー」

カイト「奴はほっといて…隼。63とは素良には劣るが良好な部類だぞ」

黒咲「セレナとはランサーズでそれなりに活動した仲だったからな。そのゆーずの一人に嫌われていなくて一先ず安心出来たのが救いか」

カイト「どこかの9人組ユニットみたいなグループ名をお前は瑠璃等に勝手に作るな」

ユーリ「ふーん。大方予想してた通りだったね。お姫様には僕のようなプロフェッサーに認められるような才能を持った相手とは理解しあえないようだ」

セレナ「なんだかしらんがみなからバカにされたようなきがするぞ。いいだろう。みんなまとめてかかってこい!」

カイト「なら好感度測定でな」

セレナ「な、かってになにをするっ!は、はなせ!」ポチッ

ユート「次はお姫様のターンだよ」フフッ


セレナから遊矢への好感度
↓1レス コンマ以下

セレナから黒咲への好感度
↓2レス コンマ以下

セレナからユーリへの好感度
↓3レス コンマ以下

セレナから素良への好感度
↓4レス コンマ以下


ユーリ「割と普通な部類なんだね。みんな。つまんなーい」

遊矢「いやそうこう言ってる本人が…一番低いんじゃ」

ユーリ「何か言った?」

遊矢「べ、別にー」

ユーリ「でもお嬢さまからは最低値を叩きだすような悪い印象で僕、捉えられてなさそうでよかったけど」ボソッ

セレナ「なにかいったか?」

ユーリ「何もありませんよ」

遊矢「良かった。セレナは素良同様俺の事嫌いでは無くて…」

素良「一々引っかかるなーもう!」プンプン


セレナ「ゆうやがめざしているエンタメデュエルにはわたしもひかれたからな!とうぜんだ」

カイト「黒咲はどうなんだ?」

セレナ「やつのどこをわたしにすきになれというんだ」

カイト「活動した仲では無かったのか?」

隼「…俺が嫌いな部類でなければこの際もうどうでもいい」フテクサレ

遊矢「にしても以外だな。素良がセレナによく思われているなんて」

セレナ「プロフェッサーにはんきし一にりだつしたおまえのはんだんはまちがっていなかったといまでもわたしはおもっている。おまえのはんきがわたしにゆうきをくれた。だからおまえにはそんけいしているんだ」

素良「あの時は必死だったからさ……でも、そ、そんな風にセレナに言われると…照れるなー///」

黒咲「何だ。この痴話ばなし」

ここまでの好感度を見るに
遊矢はもう少し報われてもいいんじゃないかな?
それ以外は割と良い感じじゃない。いいと思うよ…うん

次回は黒咲から測るかセレナ達のとこから移動するかもです。続きます


カイト「まぁ何にしてもアカデミア不振だと思われていたものが多少疑いが晴れたわけだから良かったんじゃないか?遊矢」

遊矢「ま、まぁ…ね」

ユーリ「もし試すなら僕もいるけど?」ニヤッ

遊矢「い…、今は止めとこっかなー(棒)」

素良「もうっ!こんな時に奥手だから遊矢は好感度に現れてるのかもよ?もちょっと強気で前に出なきゃ」

遊矢「そ、そう言えば…話は変わるけど、俺、黒咲たちに対しては測ってなかったなー」

素良「言われてみれば…記憶にないな」

ユーリ「そうなの?」

カイト「確かだ」

 ジー

黒咲「…何だ。お前達の目は……用件は果たしたから俺は帰るだけだ。測らんぞ」


遊矢「黒咲、お前に言ったよな!測ってもらうってそれが測る条件だって!約束が違うじゃないか!災いの種を振りまいたのはお前だろ!」

黒咲「だからどうした。何とでも言え。俺は測らんと言ったら測らん」プイッ

ユーリ「ふぅーん…キミ、結果が恐くて逃げるんだ?」

黒咲「貴様ァ!俺を侮辱する気かっ!…いいだろう!誰からでもいい。測ってやる!来るならかかってこい!」

セレナ「さくしさくにおぼれるとはこのことか…やはりやつはしょうしんしょうめいのバカでまちがいない」

遊矢「それセレナが言う?」

カイト「(瑠璃よりセレナとの関係が似た者同士の兄妹に思えてくるな)」


※カイト、セレナ共に測定済み
(カイト→黒咲 好感度:36  セレナ→黒咲 好感度:38)

遊矢から黒咲への好感度
↓1レス コンマ以下

素良から黒咲への好感度
↓2レス コンマ以下

ユーリから黒s
ユーリ「ごめんね。悪いけど指令を受けてるから今から戻らないといけないんだ。だから不参加なんだよね。って事でまたね。きみ達?」


黒咲&カイト&素良「」

セレナ「……なんだかよくわからんが、ゆうやのすうち…ひどいこといなってないか?」

カイト「た、確かに…な」

素良「もう…これ、アカデミア関係ないよね?」

遊矢「グスン 俺、誰もに平等に笑顔を届けてたつもりだったのに……」

黒咲「その結果が12と…。まぁ俺もスタンダードに来た当初は故郷のエクシーズ次元がアカデミアに侵攻されて終いには瑠璃を攫われてしまったという事もあって、瑠璃を取り戻す為にどんな手荒な手段でも方法を択ばず使っていた部分も多かったからな」

黒咲「お前達スタンダードの人間から悪く思われていても仕方ない部分はあるが」

カイト「だがそれ以降、隼もランサーズを通し考えを改め仲間の大切さを見につけ、それを俺に伝えるまで成長していった」


カイト「そんな隼を…ユートを通し、お前は何度も見て来ていたハズだ。なのにこの結果とは……遊矢、お前は自分の仲間すら信用出来ない程にアカデミアの影響で人間不信に陥ってしまったのか?」

遊矢「もはや反論出来ないよ…皆に、笑顔をって今思えば何なんだろうな……(...("= =) トオイメ目)」

カイト「この際だ。自分で改めて見つめなおす事だな」

素良「それはそうとありがとね黒咲。僕の事をよく思ってくれて…嫌われてると思ってたから意外だったよ」

黒咲「フン。これでも俺はお前と戦ったあの時から少なくとも認めていた部分はかすかにあったんだ。それがシンクロ次元にアカデミアでのお前の行いを赤馬零児から聞いて認め直した事。お前に礼を言われる筋合いはない」

素良「もうっ!固い言葉じゃなくて素直に気持ちを伝えてほしかったのになー。こっちは純粋な気持ちで感謝してるのにー」プンスカ


セレナ「ユーリはいってしまったか。またわたしひとりでじゅぎょうのつづきをうけなければならないのか…]

セレナ「いつもいつもおなじようなこうざばかりでつまらんというのに」

カイト「仕方ない。なら一緒に来るか?」


黒咲「待て。もう目的は果たしたハズだ。何故セレナを連れて行く必要がある?」

カイト「あの状態の奴をそのまま野放しにしておくつもりか」

遊矢「父さん…俺、デュエルで笑顔を届けてたつもりが、笑顔を振りまく方の俺が心の中ではゴーグルをかけた状態の時みたく暗い所に閉じこもってたみたいなんだ……何て、悲しい結果なんだろね。俺って………さ」独リ言

黒咲「…」

カイト「少しは責任を持て。それにまだ、この際にお前には測りたい相手がいるんじゃないのか?」

黒咲「…いないと言えば嘘になるな。…分かった。強力してやる」

カイト「セレナも連れていくなら連れていけ。ただし、邪魔さえしなければな」

セレナ「じゃまなどするものか。わたしもゆうやにえがおになってもらいたいからな。きょうりょくできるならきょうりょくするつもりでいた」

素良「うん。なら行こう。セレナ!せっかく戻って来たけど僕も遊矢が気になるし付きそうよ」

カイト「決まりだな。さて…次はどこへ向かうとするか……!」

…………………………

カイト「ここは…」

沢渡「何してんだ?お前らこんな所に来たりして」

素良「沢渡こそ何してんのさ」

沢渡「んな事決まってるだろ。あの時途中で終わっちまった。大エンタメデュエル大会の仕切り直しだよ」

徳松「沢渡の奴がどうしてもやりたいって言うもんだからよ。乗ったまでよ。やるならあの時異常にド派手に開かなきゃってもんだろ?」

沢渡「あんたの派手さのある五光の性で今の所俺の【魔界劇団】の勝ち星0だけどな!!」

黒咲「お前らしいな」

遊矢「エンタメ…?」

徳松「遊矢もいたのか。当然お前も参加するだろ?」


遊矢「俺は…いいかな。何か、自身無くなっちゃって……」

徳松「どうした?らしくもねー」

カイト「あんたが徳松長次郎か。黒咲から話を聞いている。アンタの助けを借りたい。遊矢に希望を与えてくれ」

徳松「何か事情ありげじゃねーか。わけは聞かねー。のった!手ー貸そう!何したらいい?」

素良「だったら遊矢と共にD・ゲイザー付けて!」

セレナ「これでこうかんどとやらをそくていするらしい」

徳松「お、おう」


遊矢から徳松への好感度
↓1レス コンマ以下

徳松から遊矢への好感度
↓2レス コンマ以下


遊矢「…へ、へへ……?徳松さんとの、好感度ですら…俺、こんな結果…なのか……」

カイト「何ともいいづらい結果になったな」

素良「徳松さんって遊矢から聞いてたけど楽しいデュエルを信条に貫くデュエリストなんだよね?」

セレナ「そうだな」

素良「そんな徳松さんなら遊矢と相性良さそうだと思ってたのにこの結果って結構意外だったよ」

黒咲「まぁ多少誤差はあるものの両者共に普通な関係を築いているのなら今までよりずっとマシに思えるだけ救いがあるともみえるな」

徳松「シャバから出て見りゃこんな好感度だかを測定する物まで出回ってるとは人を信じられない世の中にでもなっちまったようで世も末に感じるぜ」

カイト「それは断じて出回ってない代物だ。何故ならこれは俺の発明品だからな!」

黒咲「別の世界の物のデータを利用し流用した産物を複数作っておいてお前が言うなとだけ言っておこう…」


沢渡「おい!俺様を差し置いて話進めてんじゃねーぞ」

セレナ「まだいたのかさわたり」

沢渡「居たわっ!せっかく面白そうな機械があるんだ。デュエル中断してでもこのネオ・ニュー沢渡を測らねーで何がカードに選ばれたデュエリストだ!」

素良「(そういえばそんな事も言ってたね)」

黒咲「(どうでもいい)」

沢渡「ってなわけで俺も測らせやがれ!」

カイト「…いいだろう。測らせてやる。ただし、お前は測定対象も多そうなのでな。今回はタブレット型を使用させてもらう」

カイト「それとあらかじめ念の為言っておく。測って後悔だけはするなよ」

沢渡「んあ?それって今の遊矢と関係あったりするのか……?」ポチッ


遊矢から沢渡への好感度
↓1レス コンマ以下

素良から沢渡への好感度
↓2レス コンマ以下

黒咲から沢渡への好感度
↓3レス コンマ以下

セレナから沢渡への好感度
↓4レス コンマ以下

徳松から沢渡への好感度
↓5レス コンマ以下

カイトから沢渡への好感度
↓6レス コンマ以下


沢渡「この測定結果を見るに、もしかして…俺って、デュエリストに認められてるぅー?」

カイト「31が2名と、36以上~95台が4人か…まぁ、この結果ならそう捉えても問題ないか」

黒咲「おいカイト。何しれっと自分も普通な部類であるかのように言った」

カイト「」ギクッ

沢渡「遊矢に徳松さんとはネオニュー沢渡として開花した俺とのデュエルで【妖仙獣】に【魔界劇団】を使って観客を沸かせるデュエルをした仲だって言うのに

この結果とは二人には観客を引き立てるカリスマ性を持った俺の魅力が理解出来ねーようだな」

徳松「それなりに好かれてると分かりきや調子こきやがる…まるで、天狗のようだな……」

遊矢「沢渡とは…それなりに戦って……印象的なデュエルもしたけど、最近デュエルしてないしな。気にしなくてもいっか……」

沢渡「っておいっ!!?」

沢渡「もう少し、カイトはまだしも、お前らは素良にセレナ、黒咲を見習ってだな……」

沢渡「って、えっ!!黒咲!!?」


黒咲「なんだ?」

沢渡「何だじゃねーよ!お前からの好感度81っておい!俺、お前に気にいられるような事した覚えねーぞ」

黒咲「フン。お前がそう思うならそう思っておけ」

素良「素直じゃないよね。黒咲も。多分、オベリスクフォース相手に苦戦を強いられていた時、乱入ペナルティを受けながらも加勢しに来てくれた事や」

素良「ピリピリとした場を和ませる愉快性とを兼ね備え多種に渡るデッキを使いわけデュエルを行って来た事に評価してその結果なんだと思うよ」

素良「僕も少なからずそうだしね」

セレナ「わたしもおまえはもしかしたらゆうやいじょうにエンタメのさいのうをもちあわせているんじゃないかとおもっていた」

遊矢「うぐっ…俺より、沢渡の方が…エンターテイナーとしての素質、あるって思われる…なんて……」

沢渡「セレナに褒められる日が来るなんて!くぅー!やっぱりユーゴとのデュエルが俺の人生を大きく変えてくれたに違いねーぜ」

セレナ「わたしとてバカどうしのたたかいだとあなどっていたのだがな」

黒咲「ちなみにカイトは何故奴に対する好感度は普通を下回ったんだ?」

カイト「場を掻き回す態度にイラッと来た」

黒咲「成程。合致した」


沢渡「あの…好感度95の一番高いセレナさん?今度こそ…あの草原で添い寝してくれませんかね」

セレナ「それとこれとはべつだ。おまえはなにをしてくるかわからんからな」

沢渡「」ガッカリ


徳松「すまねーな。手ー貸したつもりが結果は普通に終わるなんてよ」

カイト「気に留めなくていい。あなたは十分力になってくれた」

沢渡「遊矢!結果にビビッてばかりでいんじゃねーぞ。権現坂が言ってた臆病者の自分に戻っちまったのかよ?」

遊矢「権現坂…?」

遊矢「そういや、俺。権現坂と測ってないじゃないか!」

黒咲「…奴とはまだだったな」

遊矢「権現坂とは幼い頃からの友達で今では親友なんだ。そんなアイツとの関係ならきっと良好なハズだ!!」

沢渡「(駄目なフラグを立てちまった気がする)」

徳松「一先ず元気に戻ったようで何よりでい。遊矢、景気付けにいっちょ、大エンタメデュエル大会に参加しねーか?」

遊矢「ああ!勿論!!」



ユーリ「その後、【EMオッドアイズ魔術師】で挑んだ彼の優勝で〆られて彼の気分晴らしになったとかならなかったとか」

素良「そんなとこで何してんの?」

ユーリ「フフッ。秘密だよ」


沢渡「イテテ…少しは手加減してくれても良かったんだぜ」

遊矢「ごめん。…何だか、デュエルしてると俺自身人が変わったようにもっと派手に楽しくって思っちゃって」

素良「(ズァークにまた染められてない…?)」

カイト「もう大丈夫だと思うが…な。問題は確かにあるが、多少は落ち込んでいた部分から立ち直れたようだから今の所は良しとしよう」


…………………………

ジャック「おおっ!遊矢ではないか!ここに何の用だ?」

遊矢「ジャック!!」

カイト「まさか、あれがシンクロ次元でシティの頂点に君臨していたジャック・アトラスか?」

ジャック「頂点に君臨して”いた”とは何だ!貴様!!」

クロウ「そりゃそうだろ。確かなわけだしよ」

ジャック「むっ…確かにそうだが……」

クロウ「元キングって呼ばれないだけまだマシだと思えっての」

ジャック「むむむっ」







黒咲「シティのキングも落ちぶれたな」

セレナ「まったくな」

ジャック「黙っておればうるさいわ!」

遊矢「ジャック!クロウ!無理を承知で頼みたい事があるんだ。俺との絆を確かめてくれ」

ジャック「絆…」

クロウ「絆って言葉聞くと脳裏に何かが浮かびやがるぜ」

ジャック「ああ。何だか懐かしいとさえ感じる…よかろう。お前との絆、確かめてやる」

素良「で、今回はどうするの?カイト」

カイト「彼らのディスクに機能をインストール後測定で問題なかろう」


クロウ「インストール出来たみてーだぜ」ポチッ

ジャック「機械については俺はサッパリなのでな。詳しい者に任せる。だが、ここにもこんな時に機械弄りが得意な奴がいれば少しは俺達にも理解出来ていたんだろうか……」ポチッ

黒咲「俺も測る。俺はクロウを。遊矢はジャックとクロウを…それでいいな」ポチッ

遊矢「ああ!!」ポチッ

セレナ&沢渡「ついでにわたし(俺)も世話になった礼があるからな。クロウに対して測っておくか…」ポチッ

素良「何気に今回互いに測定多いね」

カイト「測定結果をタブレットに一気に表示させるのもつらくなってきたな」


遊矢から元キンへの好感度
↓1レス コンマ以下

元キンから遊矢への好感度
↓2レス コンマ以下

遊矢からクロウへの好感度
↓3レス コンマ以下

クロウから遊矢への好感度
↓4レス コンマ以下

黒咲からクロウへの好感度
↓5レス コンマ以下

クロウから黒咲への好感度
↓6レス コンマ以下

セレナからクロウへの好感度
↓7レス コンマ以下

沢渡からクロウへの好感度
↓8レス コンマ以下


遊矢「やった!これで証明出来た。俺が人間不信に陥ってるなんてもう誰にも言わせない」

ジャック「…?」

クロウ「何だよこの遊矢のはしゃぎようは。何があったってんだよここまでに」

素良「色々と大変な想いして来たんだよ…遊矢はね……」

遊矢「やっぱりキングにも俺の想いは通じてたんだな。それにあの時は我を忘れてたけどデュエルを通してクロウにも」

ジャック「当然だ!デュエルを通し分かり合い通じ合えた。同じエンターテイナーなのだからな」

クロウ「たりめーだろ。もう俺達ダチじゃねーか!」

黒咲「親友のハズだ…なのに、俺が思っていた友情はまがいものだと言うのかっ!!?」

カイト「どうやらそのようだな。遊矢の事を言えなくなるレベルの好感度の落差が激しい結果になったな」


クロウ「友情っつってもあの試合を通してお前がタナーを助けてくれたおかげで俺もお前を認めて築き上げ始めた関係だしな」

クロウ「あれからそんなに交流もねーのにそう簡単に友情を深められる仲になれるかっての」

黒咲「ガーン おのれ…許すまじ、世界の大会で羽ばたいた事もあるAじゃないBFの使い手め……」イライラ

クロウ「イライラしてる黒咲はほっといて…お前らからの好感度、多少誤差あるも悪いって事だよな?どういうこっちゃ」

沢渡「あの時クロウのおかげで俺は覚醒した気がする…が、色々と後から思えば、あの意気込みようからの退場で何の為にアカデミアに乗り込んだんだよって
気持ちに捕らわれてな……お前が素直に戻って来れた事に喜べねーんだわ」

セレナ「わたしはわたしにたいしてせいししたことをいまでもねにもっている」

クロウ「ありゃ隠れ家から勝手に出てくってお前らが言うもんだからセキュリティに見つかったらいけねーって注意しただけだろ!!?」

クロウ「ってか沢渡は俺があいつらの住む街を守る為に乗り込んだって事忘れてやしねーだろうな!言っとくけどあの戦い、一切手を抜いてねーからな!!」


カイト「ふぅ…何とか測れたか。タブレットの方の改良を進めなくてはこれ以上大人数を測るとなるとエラーの危険が増してしまうな」

沢渡「ならユーゴの元にでも行くか?」

セレナ「たしかリンもすんでいていろいろとジャンクひんをもっているといっていたな」

カイト「仕方ない。そこへ向かうとするか。行くぞ。遊矢…?」

ジャック「さっきまでそこにいたのだがな…どこへ行ったのだろうな……」



…………………………

………………………


遊矢「あれっ…ここどこだ?俺、さっきまでシティでカイトやジャック達と共に居たハズなのに」

遊星「ジャック?ジャックがどうしたのか」

遊矢「あ、貴方って…確か……」

遊矢「ふ、不動遊星さん!!」

黒咲「不動遊星…?誰だ。こいつは……」

遊矢「黒咲!!?お前までこっちに来てたのか!!」

遊矢「この人は不動遊星さん。俺がシティでキングを破ったなら、この人は元となる世界でキングを破りシティの英雄となった人さ」

黒咲「ほう。ならば別の世界のシティの人間か。ならば同様の事をカイトから聞いた事がある。エクシーズ次元にハートランド、シンクロ次元にシティがあるように元となった世界が複数存在していると…その中の一つの世界から以前、突然別の世界のカイトが現れた事があるとな」

遊矢「えっそれ初耳」

遊星「そうだ。恐らく俺はキミ達の知ってるシティとは別の世界で生きている人間で間違いないだろう」


遊矢「3世代目の伝説のデュエリストにまたこうして会えて光栄ですよ!」

黒咲「何度も会ってるようないい方だな」

遊矢「それはそうだよ。だって……あれっ何でだっけ?」

遊星「あまり深く考えるべき事じゃない。どうせここで俺達が会った事は元の世界に戻ったら忘れる運命にあるんだからな」

黒咲「どういう意味だ?」

遊星「そのままの意味さ」

遊矢「あっそうそう!俺、今好感度を測ってるんです!俺の世界のシンクロ次元のジャックとクロウとは共に良好な関係って事が分かりました」

遊矢「だから俺は遊星さんと是非図りたいんです!例え世界は違ってもチーム5D'sのメンバーと測れれば俺もう悔いはありません」

遊星「…分かった。こんな俺で良かったら測らせてもらおう」


遊矢から遊星への好感度
↓1レス コンマ以下

遊星から遊矢への好感度
↓2レス コンマ以下

今日のところはここまで
ここまでの好感度を見るに大分遊矢は徳松さんの助言以降大エンタメデュエル大会参加してから
高コンマが増えた印象(番外に当たる遊星も含めた主にチーム5D'sのメンバーのみだけど)
逆に黒咲さんが怪しくなったのは気のせいかな?

次回は元の世界に戻ってユーゴとリンのとこに向かうかもです。続きます


遊矢「遊星さんに対しての想い…間違ってなくてほんとによかった」

遊星「イベントごとの時にしか会わない遊矢からこんなにも慕われてるなんて俺としても嬉しい限りだよ」

黒咲「だが…見た限り、不動遊星。貴様からの好感度はそれなりにかなり悪いという部類にあるようだが?」

遊矢「うん。知ってる…遊星さんと始めて話した時から、なんか距離置かれてるような話方続きだから人見知りあるんだろうなって思ってたから」

遊星「そ、その通りだ…。済まない」

遊矢「いいですって」

遊星「(言えない。4世代目の遊馬が主役を張っていた頃は生き延びていたスティーラーが5世代目の彼のデッキが暴れた後出て来たデッキで何度も使われ規制され禁止行きになってしまった事に対しての想いが占めていたなんて)」

遊矢「ジャックにクロウ、遊星さんと俺に対しての好感度が高いともう俺元の世界に戻りたくないなー」

黒咲「流石にここで長居出来るとは到底思えんからな。それに早めに帰らなくてはカイト達が心配してしまう」

遊矢「それもそうか…また会いましょう遊星さん」

遊星「次はどんな形で遭うか分からないが…そうだな。今度会えた時は昔からの付き合いの奴n」


………………………
…………………


………………………

ユーゴ「うわっ何だ!!?」

リン「何なの今の音は?あらっビックリ!!」

遊矢「イテテ」

黒咲「フン…」

柚子「ちょっと何なのよ。このストロングな出方する奴は!!」ピカーン

遊矢「ゆ、」ビュン

黒咲「ブレスレット生きていたのか」

柚子「って黒咲?他に誰か居なかった??」

黒咲「今しがた一人居たが…そんな事より、まだカイト達は来ていないようだな」

ユーゴ「カイト?来てねーよ。つーか、人様の家を壊しといて何威張り腐った態度とってんだお前!!」

黒咲「お前には興味ない。用があるのは彼女達2人だ。あの出会いから俺は知った、瑠璃に似た少女が各次元にはこんなにもいるんだと…ならば、測らねばならない!測らせてもらう」ピピッ

柚子「何かよく分からないけど…今の目つき、何だか最初に会った時のような感じに戻ったようで気色悪いわよ」


黒咲からリンへの好感度
↓1レス コンマ以下

黒咲から柚子への好感度
↓2レス コンマ以下

覚醒(満足)
EMEmを使い出しそう(KONAMI感)


黒咲「ガクッ…くっ、俺が瑠璃と間違える程の同じ顔つきのゆーずに対して抱く感情が劣っていると言うのか…!!」

柚子「ゆーずってもしかして私達の事?」

ユーゴ「なんてネーミングセンスの欠片もねー付け方してやがんだ…つーか、なんだそりゃ?勝手に柚子にリンを対象によからぬ事しやがって」

リン「でも気にならない?何だか面白そうな機能搭載してるわよ。あのディスク」ワクワクお

ユーゴ「そりゃ…仮にもメカニックの端くれだ。気にならねー事も無いけどよ」

黒咲「気になるか?いいだろう。詳細を教えず勝手に使用して去っては只の不審者だからな。教えてやる」

柚子「心配しなくても貴方に出会ってからの私からの印象は前々から不審人物よ」

黒咲「うっ…その発言は、俺に効く……」



~説明中~~

ユーゴ「好感度測定機能を追加したデュエルディスクだぁ?」

リン「へー…何だか、為し甲斐がありそうな機能ね」

柚子「ふーん。これで私達に対する測定をしてたわけね。何も言わずにするなんて最低だけど」

黒咲「そ、そうだ…。何も言わずした事については謝罪しよう」

柚子「素直に謝ってくれたみたいだし許してあげるわ。でも測定数値を見るに意外だったわ。貴方の事だから

柚子「てっきり私達への想いがもっと高いのかと思ってたから」

リン「話を聞くに40~59の間に入ってるって事は過剰に想われてる事もなく普通そうだから安心出来るわ」

黒咲「(カイトよ…普通な気持ちを相手に抱いているのが一番可もなく不可もなく良好でいられるのだろうな。数々の状況を見て来て今ようやく分かった気がする)」


ユーゴ「何だってそんな機能が必要なんだ…俺には理解しかねるぜ」

リン「表裏が分かるって相手の本音を知れるんだから凄い機能だと思わないの?ユーゴは」

ユーゴ「そりゃすげーって思うぜ。けど、んな所まで測定されたら色々と関係性の悪化を招く気がするのが普通だろうよ」

黒咲「確かに関係性を悪化させた人間が居た。主にアイツラ(ユートに遊矢)だが……」チラッ

柚子「ん?私がそんなに気になるの…まぁ、リンに対しても如何わしい感情抱いてなかったみたいだしそんなに気になるなら特別に測定許可してあげるわ」

黒咲「ま、待て…そういう意味で柊柚子を見たわけでは……」

リン「ちょっと失礼して…これをこうして測るのね。ふむふむ。アプリの大まかな構造はそんなに複雑そうじゃないみたいね。これなら応用できるかも」

リン「一応、試しに私とユーゴも測定してみていいわよ」フフッ

ユーゴ「って俺もかよ!!知らねーぞ。悪く思われてても」ピッ


ユーゴから黒咲への好感度
↓1レス コンマ以下

リンから黒咲への好感度
↓2レス コンマ以下

柚子から黒咲への好感度
↓3レス コンマ以下


柚子「納得のいく結果ね」

ユーゴ「わかりきってた結果だろ?」

黒咲「俺達の最初の、出会いが…間違っていたんだろうか……」

柚子「ええ。あの最初の出会いさえなければ少しは貴方との関係性上手くやっていけてたと少なくとも思うわ」

ユーゴ「同様だ。それに、ユートは止めたってのに、いい加減融合の手先って呼び方止めやがれ!」

黒咲「」シュン

リン「まぁ二人とも出会ってそうそう色々あったみたいだから。許してあげてね。貴方も今後注意すること」

黒咲「お前は…俺を嫌いではいないのか……?」

リン「うーん…二人から話は聞いてたけど、貴方と出会ってそんなに経ってないし貴方の事はまだ判断しかねるのよね」

リン「でも今少なくとも理解できるのは瑠璃想いの良いお兄ちゃんって事だから根は悪い人だとは私は思わないかな。だからいい関係性築いて行きましょ」


黒咲「いい彼女を…持ったな……」

ユーゴ「にへへ…だろ?」ニヘラ

リン「それはそうとこの機能を使って私測ってみたいのよね。ユーゴが他の女にうつつを抜かしてないか」

ユーゴ「いやねーだろ。俺の感情は俺が知ってる。この気持ちはまがいもんじゃねー」

リン「柚子から話を何べんも聞いてるわ。柚子にセレナを見て何度も私と間違えたって」

ユーゴ「ギクッ しょうがねーだろうよ。俺等に事情があったとはいえやっぱり顔つきが似てんだからよ」

リン「言い訳は結構。この機能を使って測定して貴方と私、そして柚子の本心を、今ここで暴かせてもらうわ」ピッ

柚子「私も!!?」


ユーゴからリンへの好感度
↓1レス コンマ以下

リンからユーゴへの好感度
↓2レス コンマ以下

ユーゴから柚子への好感度
↓3レス コンマ以下

柚子からユーゴへの好感度
↓4レス コンマ以下


リン「ゆーうーごー」ゴゴゴゴゴ

ユーゴ「ひぃー!!」ピリピリ

リン「私と柚子から貴方に対しての好感度はかなり高く思っているのに何故貴方は私達の気持ちに当然のように気づかず悪いように思ってるのかしら?」

リン「特に私に対して!!」

ユーゴ「あーこの際だから言ってやる!Dホイール作る時も俺が作ろうと設計図を書いたってのに実現不可能な箇所あるからって」

ユーゴ「勝手に俺のプラン切り換えてんじゃねー!!」

リン「はぁー!?あの時の事根にもってるの!!?」

ユーゴ「そうだ。俺にも自分で一から作りたいっていうプライドがあんだよ!それを横から一々口出しされるとイラッとくんだよ」


リン「私の収入源あってこそ部品が集まって作れたんじゃないの!ユーゴには計画性がないのよ!!」

ユーゴ「誰も頼んじゃいねー!つーか、俺がジャンク品を拾って来たから成り立ったホイールだろうが!!」

リン「そこまで言うわけ!!?」

ユーゴ&リン「あーたま(頭)きた!リン(ユーゴ)なんて知らねー(ない)!!」プイッ

柚子「私も測ったのに私の事蚊帳の外にされる程の関係性の悪化を招く結果に終わったわね。これじゃ私も測った意味って」

 ガチャン

カイト「お邪魔する」

 (´Д`|||) ドヨーン

沢渡「どうしたってんだよ。この空気は……」

黒咲「今しがた…仲のいい関係を悪化させる出来事が起きたのでな……」

カイト「黒咲いたのか…ああ。何となく状況を察した」

ここまでの遊矢シリーズの好感度一覧

遊矢          柚子
↓柚子   未測定  ↓遊矢  未測定
↓素良   08    ↓ユーゴ 83
↓セレナ  37    ↓黒咲  11
↓黒咲   12
↓徳松   41
↓沢渡   31
↓ジャック 77
↓クロウ 97
↓(遊星) 80

ユート         瑠璃
↓瑠璃 14      ↓ユート 48

ユーゴ         リン
↓リン 11      ↓ユーゴ 71
↓柚子 24      ↓黒咲  62 
↓黒咲 36

ユーリ         セレナ
↓セレナ 05     ↓ユーリ 35
           ↓遊矢  66
           ↓素良  87
           ↓黒咲  38
           ↓沢渡  95
  ↓クロウ 24


測り漏れや記入ミスあるかもしれないが改めてこれを見て一言
遊矢シリーズはザァークの影響もろ出過ぎ!人間不信に陥り過ぎでしょ!そんな中遊矢は
サティスファクションメンバーの満足さん以外との関係良好ってどういう事だよ…
柚子は未測定だけど瑠璃達からは好意を寄せられているというのにこんな結果ってあんまりだよ(セレナ?知ら管)


時を同じくして


瑠璃「うなされてるみたい…大丈夫かしら?」

ユート「恐らく大丈夫のハズだ。何てったって俺が一時期入っていた体だ。遊矢の事を俺が知らないで誰が知る」

遊矢「うぅ……俺…また飛ばされて……ユート達がいるって事は、ここはもしかして」

ユート「そうだ。俺達の街だ」

遊矢「等々巡るつもりは無かったのに一周しちゃったのか…」

ユート「どうした?浮かない顔をして」

遊矢「別に…只、ユートと共にこの平和な日常を取り戻す為に、色々な場面を乗り越えて皆を笑顔にする事が出来たから…」

遊矢「皆との関係性は、良好になったと思っていたんだ。けど確認してみたら……徳松さんにジャックやクロウ」

遊矢「(遊星さん)を除いてほぼ全滅な現状を目の当たりにしたら色々と落ち込んじゃって」


瑠璃「好感度測定装置ってカイトが作ったっていうあの?」

遊矢「知ってるのか!!?」

ユート「ま、まぁ…な。こちらも測定してみたら関係悪化を招く結果に至ってしまった…」

遊矢「ユートが!?誰と測ったんだ!!?」

ユート「チラッ」

瑠璃「私の方がユートの事を思ってるってどういう事なのよ…遊矢はそう思わない!!?」

遊矢「あっ(察し)」


エド「やぁキミもここに来ていたのか」

遊矢「エド!!何でここにっ」

ユート「彼らは元はこちらの居た次元に進行して来たアカデミアだ…だが、そんな行いも遊矢が正してくれたおかげで罪を改め」

ユート「今でもたまにあの時の償いをしたいと俺達に会いに来てくれるようにまでなってくれた」

エド「当然の事だろ?僕等はそれだけの過ちを気付かず上からの命令で行ってきたんだからね」

遊矢「エド…」


エド「それはそうと。何だか面白そうな話が聞こえたものでね。好感度を測定する装置だっていうのかい?僕、少し興味が沸いたんだ。測らせてくれないか?」

ユーヤ「すまない。生憎…俺達が持ってるわけじゃないんだ」

エド「何だ…ガッカリだなー」

遊矢「俺…機能をインストールしたディスク持ってるけど……」キーン

エド「本当かい!!」

ユート「まさか…とは思っていたが遊矢のディスクにまで入っていたとは……。あれは、ディスクに搭載可能だったとはな。驚いた」

瑠璃「えっと、エドが私達の事を測りたいのよね?遊矢のディスクに入ってるんだから遊矢からしか測定出来ないんじゃ」

遊矢「いいや。そんなわけじゃない。指紋認証システム等あらゆるパターンを考えて作ってあるらしいから必ずしもディスクを装着した本人を対象にしてるわけじゃないみたいなんだ」

ユート「カイトも本来不要な物を作り出し、外装やシステム部分にもこだわる真面目さを…他の有用な発明に割けばよいものを」

エド「じゃ押させてもらうよ。イヤッッホォォォオオォオウ!」ポチッ


エドから遊矢への好感度
↓1レス コンマ以下

エドからユートへの好感度
↓2レス コンマ以下

エドから瑠璃への好感度
↓3レス コンマ以下


瑠璃「私達エドからよく思われてるみたいね」

ユート「そのようだな。それも俺と瑠璃に対して同数値とは…」

エド「二人とはそこまで関わりなかったけど、ユートとは遊矢との始めてのデュエルでキミが主体となり僕に挑み僕を相打ちにまで持ち込んでくれた事」

エド「今でも覚えてるからね。中々ないからいい経験出来たよ。瑠璃との関係については後にデニスから聞いてお互い良好な関係なんだと知ったわけだけど」

ユート「表ではそう見えても裏では良好とは限らんぞ…」

瑠璃「ホントに…」

ユート「約一名のように悪い可能性も少なからず…ある」

遊矢「な、何で!俺に対しての好感度低いんだよ!エド!!」

エド「えっと…僕も、キミにはあの戦いで僕自身を見つめ直せるきっかけを作ってくれた恩人だからおいてるんだけど……未だに、榊遊勝にキミが使う《スマイル・ワールド》に対してトラウマが残っていてね……」


遊矢「トラウマだって…?」

ユート「誰も彼も笑顔にしたいという理想は俺も遊矢を通して理解して来たつもりだ。だが…それは、自己満足でしかないと俺もお前と離れ感じさせられた」

遊矢「そんな事h」

瑠璃「考え方によってはいわば私達を洗脳したドクトルと同じ事を遊矢はしてきたの。分かる?」
  
遊矢「違う…俺はあんな奴のやり方をしてるつもりなんてない。俺の信じるデュエルは、皆に心のそこから笑顔になってもらう事…それが望みなんだから」ポロポロ

エド「立ちあがれ遊矢。落ち込んでいても何も始まらないぞ。確かに俺がお前に抱く感情は悪い部分が多かったかもしれない」

エド「けど、もしかしたらキミから僕に対する好感度が高ければ(一方的にだけど)それは通じ合っているといえるんじゃないか?」

瑠璃「う、うん?」


ユート「無理やり立ち上がらせようと必死になるのは分からなくもないが…流石にその理屈は間違っていると思うぞ」

遊矢「そうか…俺が思ってるありのままの感情を皆に届けられればそれはきっと笑顔に繋がるのか。…だったらこの俺のまっすぐな気持ちで皆に対して測ってやる!」

遊矢「これ以上皆に俺の心の中の本音曝してこれ以上関係悪化なんてさせるもんか!!」ピッ

ユート「別ベクトルに感情をシフトさせてしまったようだぞ。どうするんだ?」

エド「いいじゃないか。プロ(フェッサー)のアドバイスも得られたわけだしね。果てさて結果はどうだか…」

エド「測定結果カモン!」


遊矢からエドへの好感度
↓1レス コンマ以下

遊矢からユートへの好感度
↓2レス コンマ以下

遊矢から瑠璃への好感度
↓3レス コンマ以下

今日の所はここまでとします
遊矢に関する評価も悪く…でも、エドのおかげ?でまっすぐな気持ちをエドにユートと届けられた
……けど、また1名黒咲妹さんの好感度が悪いという結果になりまだまだ遊矢の困難は続きそうで安心シマシタ

次回に続きます

そういえば1から見直してみたら>>1に貼った前作(スタ速版)の他に
SS速報版があったのを思い出した

カイト「遂に出来たぞ…!好感度測定スイッチが!」【ZEXAL】【安価&コンマ】
カイト「遂に出来たぞ…!好感度測定スイッチが!」【ZEXAL】【安価&コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1398438159/)

よければ次の更新前の暇つぶしにでもどうぞ


遊矢「どうだ!俺から皆に対する好感度が高いってちゃんと証明出来ただろっ」

エド「ユートとは繋がってたっていうからてっきりユートの方が上だと思ってたけど、僕に対する好感度がここまで上だったとはね。恐れいったよ」

瑠璃「あの、私は…」

遊矢「えっと…瑠璃に関しては……」

ユート「瑠璃に関しては…何だ?いくら遊矢とて、俺は瑠璃を悪く思ってる奴に好かれる動機は無いぞ」

瑠璃「それ私に対して好感度14だったユートがゆう?」

ユート「それを言われたら…反論出来ない……」


遊矢「えっユート低かったのか?意外だ」

エド「意外な結果をも知れるというこの測定装置にはどうやら驚かされる事ばかりのようだね。これ僕の読みだとカイト作製の物だろうけど彼はとんでもない発明をして行ってくれたね」


ナンバーズハンター「俺の名前を呼んだか?」

瑠璃「だ、誰……!!?」

ナンバーズハンター「そうだな。人は俺を今は《ナンバーズ・ハンター》と呼んでいる」

ユート「《ナンバーズ・ハンター》…だと?(この声……)」

遊矢「もしかして!!?」


………………………


カイト「成程。確かに設備は整っているな。ジャンク品ばかり目立つが…」

ユーゴ「人の家のもんを借りといて贅沢言いやがって!!こちとら二人暮らしで貧しいんじゃい!」

セレナ「わたしがくらしてるくらしとスケールがまるでちがうな」コトッ

ユーゴ「お嬢様なセレナは黙ってやがれ!後、それ勝手に触んな!部品揃えるのにどれだけ苦労したと」

 ガチャン!


沢渡「す、すまん。振りかと」

ユーゴ「さわたりー!!!!」イライライラ

素良「…静かに出来ないのかな……」

クロウ「全くだぜ」


ジャック「それはそうとブルーアイズマウンテンを飲みたくなって来たな。豆はあるか?」

リン「インスタントで青山ブルーマウンテンなら…」

ジャック「ブルーアイズマウンテンではないではないか!何故ない!!?」

クロウ「仮にもトップス「に成りあがったもんがコモンズでの暮らしの惨状をしらねーなんて呆れるぜ。これでもシティのキングだったってんだから笑えるな」

ジャック「クロウ貴様ぁーー!!」

黒咲「それよりも何故お前達まで来た」

徳松「すまねぇ。どうしてもあれからの遊矢が前向いて行ってるか見届けたくてな」

ジャック「同じくだ。それに何故だか居なければならない気がした。それだけだ」

黒咲「応えになっていない気がするが…まぁ、勝手にしろ」


…………………
………………………

黒咲「どうだ?出来そうか」

カイト「ああ。直に完成する。本来搭載予定だった機能を新たに取り付けインストール中だ。待っていろ」

黒咲「分かった。暫く外に出る。出来たら声をかけてくれ」


黒咲「こちらに来るのは久方ぶりだな…」

デニス「おっ珍しい来客者1名はっけーん!」

黒咲「…貴様か。何のようだ」

権現坂「この通りでマジックデュエルショーを行っていたんだ。何やらデニスが紙幣を集めて瑠璃にお詫びの品をとか」

デニス「ゴンちゃんそれ言っちゃダメー。それもお兄さんにとか一番駄目でしょー」

権限坂「そうだったな…俺とした事がうっかりと口を滑らせてしまった」

黒咲「聞かなかった事にしておこう」

黒咲「(そういえば…遊矢が権現坂を対象に測りたいだとか言っていたな……。この際だ。奴がホントに反省しているかの確認も兼ねて計測してやろう)」ピッ


権限坂から遊矢への好感度
↓1レス コンマ以下

デニスから黒咲への好感度
↓2レス コンマ以下

権現坂から黒咲への好感度
↓3レス コンマ以下


黒咲「(どうやらお前の想う通り奴はお前の事を良き友と思っていたようだぞ…良かったな。遊矢)」フフッ

権現坂「何だ。笑ったりして!気色悪いぞ黒咲」

黒咲「スマン。いや…少しばかりお前を見て榊遊矢との関係性が良好で仲睦まじかったものだと思い返していてな」

権現坂「そんな事か。お前も少なからず俺達を見ていたのだから分かっておろう。俺は始めて遊矢と会ったあの時から友でいる!」

権現坂「以降、互いを通し信頼関係も得ていって今があるわけだ。共に過ごしながら気づいた関係が悪いわけなかろう!!」

黒咲「俺とユートのような関係か…成程。理解した。(良い仲間を持ったな)」

デニス「それで何か用があって来たわけじゃないの?」

黒咲「いや特に用があるといったわけでは無かったんだが…これを見るにどうしても問い詰めざるを得まい」

デニス「どゆこと?」


黒咲「惚けるな。結果はこうして出ている」

権現坂「何だ。それは…」ジー

黒咲「これには好感度を測る機能をインストールしてある」

デニス「ワーオ!そんな機能もディスクに追加出来るんだね。これはカイトの発明かな?」

黒咲「しらばっくれるな!応えろと言ったハズだ」

デニス「えーっと…これって、ゴンちゃんと僕からキミに対して測ってるって事だよね。また隠れてこっそりと測ったりして言えば良かったのに」

権現坂「俺から黒咲に対して16なのはお前も心辺りあるであろう。恐らく妥当な数値だと思われるが…。これの何が不服なのだ?」

デニス「待って!ボクからキミに対して00って事は、ゴンちゃんより低いわけでボクが最悪にかなり悪いって事になるだろうし…」

デニス「ボク、キミに反省してないって思われてるってことになるわけかい?」


黒咲「デニス、何か勘違いしているぞ。貴様から俺に対する好感度は…その逆の100だ!」

デニス「えぇぇぇええええええ!!!!!???」

権現坂「何と!?」

黒咲「何故これ程までに俺に対して高い!!返答によっては、俺の今後にも関わる。只では済まされんぞ」

デニス「んーあんまり、アカデミアの体制もあってボクの感情を公に出して来なかったからボク自身あんまり分かってなかったけど…」

デニス「思い返してみれば、キミの妹にボクが芸をしてる所で会って、ボクは初めて彼女をターゲットにしたくないって思ったんだよね」

デニス「けど、プロフェッサーには逆らう事は許されなかったから彼女を捉える事となった。それを知ったキミはボクの元まで辿り着いてデュエルしたわけだけど」

黒咲「……」

デニス「あの時からキミ達兄妹にボクの感情は振り回されていたのさ。…だから、色々とキミ達の出生等要らない知識まで漁り始め終いにはユートやカイトの情報をこうして得てしまったわけだけど」

デニス「それに現れてる数値はこうしたキミに対する評価が少なからず影響して思ってた以上に高かったりした結果じゃないかと思うよ?」

黒咲「…一理あるか。お前が俺達に対して行った過ちを反省している事が伝わっただけでも俺は十分だ(俺に好意を寄せるレベルで好んでさえなければ)」


………………………

カイト「」モクモク

ユーゴ「」アッセコラセ

柚子「ユーゴが珍しく作業に集中してる…複雑な設計してるのにこういうのお手の物よね(遊矢だったら始めから躓きそうね)」

柚子「はぁー暇だわ。こっちに来てるんだから。あの時と同じスリルを味わいたいわね…また、終わったら乗せてくれるかな?ユーゴ」好感度83



………………………


遊矢「Σ(>o< ) ヘックシ!」

ナンバーズ・ハンター「こんな時に風邪か?」

遊矢「いや、何だか悪い噂されてる気がする……」


エド「話を戻そう。用はキミがその僕等が居たハートランドとは別の世界のハートランドから来たデュエリストって事だね」

ナンバーズ・ハンター「そうだ」

ユート「その(恐らく別世界の)お前がこの世界に何の用だ」

ナンバーズ・ハンター「そんな事決まっている…俺は、好感度測定スイッチを回収する為にこの次元に来たのだから」

遊矢「何で!!?」

ナンバーズ・ハンター「それを使い続ける事で大きな災いを招く事に気づかされた!よってスクラップにさせてもらう!やれ!オービタル!!」

オービタル「カシコマリ!!」

瑠璃「えっ…カイトと瓜二つの人の背中に付いてたメカが変形して、こっちに」

エド「避けるんだ!」

ユート「ルリィぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」


 バッ

瑠璃「えっ」

ユート「お前は…LDSの……」

遊矢「零児!!?何でお前がこんな所に!!」

零児「クイッ 話は後だ。早くこっちへ」

オービタル「逃ガス訳ニハイカナイデアリマス!ワタシニ対シテイツモ怒ラレルノハモウコリゴリ!!」ギーン

零児「守備力2000といった所か…私は、手札の《DDリリス》と《DDナイト・ハウリング》で手札融合を行う!」

零児「生誕せよ!《DDD烈火王テムジン》!」功2000

オービタル「ピピピッ コノモンスターハ質量ヲ持ッタソリッドヴィジョンデ召喚サレテイルデアリマスカ?」

オービタル「コレデハ遮ラレテ通レナイ…ソコヲドケデアリマス!」

零児「無駄だ。いくら攻撃を仕掛けてもポンコツの攻撃では私の《テムジン》に通りはしまい…」

オービタル「グムムッ…ポンコツトハ失礼ナ!!」プンスカ


エド「赤馬零児…キミはまさか、この次元移動装置を使ってここに来たのかい!!?」

零児「ああ。だが、次元の隔たりが絶たれた今、本来の父さんが作っていた物では通用しなかった」

零児「だから、我が社が改良を施し新たに創り上げた装置を使用してこちらへ来た」

遊矢「何でそこまでしてここに!!?」

ナンバーズ・ハンター「俺の事を感づいたか…」

零児「チッ 今は私の指示に従ってくれ。奴と争うのは今は極力避けたいのでな」

遊矢「…分かった」

 ビュン


オービタル「行カシテ良カッタノデアリマスカ?」

ナンバーズ・ハンター「フン…まぁよい。直に奴等とは相手する事になる!」


遊矢「ここは…」

零児「我が社が誇るラボラトリーで最高機密な部類の物を作製したり、案件を取り扱ったりとしている最下層の施設だ。今は私と…、そして選ばれた職員が使用している」

ユート「何でそんなエリアに俺達が…」

零児「私達は近頃度々次元の乱れが発生している事に気づいた。その乱れは時が経つ毎に激しさを増して行き、ほんの数分前その次元の障壁をも全て壊し奴が突如現れた」

瑠璃「奴ってもしかしてカイト似の」

零児「そうだ。奴は別世界に存在する彼で間違いない。今ではデュエルモンスターズのモンスターのようだがな」

エド「モンスターって事はカードの精霊って事かい?でもあれは存在していたような……」

零児「奴は精霊でも人間でさえも無い。恐らくランクアップした存在だ」

ユート「ランクアップだと!!?」


遊矢「何で別世界のカイトはそんな存在にまで成り上がってるんだろ…んー」

プロフェッサー「榊遊矢、キミが今持っているD・ゲイザーにデュエルディスクに内蔵された機能に秘められた成り行きがあるのだ」

遊矢「プロフェッサー!!?」

エド「元総司令までおられるとは…赤馬零児の父として戻られた今では有り得なくは無いか」

零児「好感度測定装置…だったか」

遊矢「えっちょっ」ピッ

零児「それによって、奴は、彼に対し良好に想っていた者との関係を見つめ直す旅に出る事になった」

瑠璃「見つめ直す程悪かったって事かしら……」

ユート「その可能性の方が高そうだな」


零児から遊矢への好感度
↓1レス コンマ以下

遊矢から零児への好感度
↓2レス コンマ以下

今日の所はここまで
零児が試す為に遊矢のディスクの測定機能押したのにこの結果って
アニメと真逆過ぎませんかねぇ

次回は
零児→遊矢 好感度:17(評価はしてるものの省略デュエル描写ばかりでライバルポジなのに目立ったデュエルも無くズァークへのトラウマやらもあり最悪な想いをしてる)
遊矢→零児 好感度:48(自分の事を評価してくれた零児に割と少しだけ好感を持てた)

ライバル同士二人組からストーリーに進みます


遊矢「(この機能を試す為に勝手に測定されたけど、零児もこんな結果になるとは思ってなかったんだろうな…)」

零児「……」

瑠璃「開いた口が塞がってないみたい」

ユート「ここにも一方的に悪く思っている者が居るペアが存在していたか」

遊矢「零児とは…何だか上手くやれてそうな関係になれたと思ってたのにショックだ…」

零児「君に対して内に秘めていた感情があったのは事実だ。それについてはこちらも詫びさせてもらおう」

遊矢「いいって…どうせ、ユートとかみたく俺に対して実はよく思ってない人達が零児だけじゃなくいたんだろうからさ」

遊矢「俺も治して行ける所は気を付けて行くつもりなんだ。だから何か直してほしい事あれば気兼ねなく言ってくれよ!」

零児「…分かった。その際は躊躇せず言わせてもらおう」


ユート「俺ですら遊矢に直接言うのは躊躇う事もあると言うのにこの男は…一体、どれ程までに遊矢に対しての不満を溜めていたんだ?」

エド「それよりも別世界のカイトの件についてだ」

エド「奴は話を聞いてる限りその測定装置を作り、親しい間柄の者と測定を次々と行っていき自らを見つめ直す程関係性を悪化させる数値が出たと推測できる」

プロフェッサー「ああ。そんな彼は自分の首を絞める事になるとは気づかず終いにはある物に対して測ってしまうという過ちを犯してしまう」

瑠璃「ある者?」


………………………

ユーゴ「ふぅーようやく完成したぜ!」

リン「うん。この出来、間違いなく万事良好よ」

カイト「遂にできた…!D・ゲイザー(好感度測定器)の改良版とバージョンアップデータが…!」


沢渡「見た目は変わってねーように見えるけどな」

カイト「測定人数の限界が違う。当初は7~8人が限度だったのに対し一度に15人まで測定可能になった」

ジャック「果たしてそんなに対象にする者がいるものか」

リン「測定対象に対する好感度に限らず信愛度も測定可能になったわ」

クロウ「いらねーだろ!その機能!!男から男に対して測ったりしてみろ!想像したら末恐ろしいわっ!!」

リン「えーいいアイディアだと思って加えたのにーねぇー柚子ー」

柚子「え、えぇ!!?そこ私に振る!!?(でもユートから遊矢に対してとか見てみたいかも)」

ユーゴ「だからいらねーつったのに…他には、だな。測った相手が不機嫌になっても困らねーようにディスクの方にインストールするタイプのは」

ユーゴ「バージョンアップ版だとディスク内の遊星粒子っつーんだっけ?それを加速させて感覚を麻痺させる機能を追加させたな」


素良「感覚麻痺って、もしかして不機嫌さを解消する為に追加したつもりじゃないよね?」

ユーゴ「そうだぜ。どうよ!俺様のアイディア」

徳松「そんな危なっかしいもん付けれるかってんでい!」

ユーゴ「んな!!?」

セレナ「もうすこしまともなアイデアはなかったのかといいたいことはやまのようにあるぞ」

カイト「ユーゴの説明は置いておいて…実は、この装置を改めて改修作業に辺り解体しデータを取っていると封じられていた機能が存在していた」


 バタン!

黒咲「封じられた機能だと……?何だ。それは」

カイト「いい所に戻って来たようだな黒咲…に」


デニス「ハハッ お邪魔させてもらうよ」

権現坂「柚子に素良も来ていたのか」

カイト「デニス達もいるのか。まぁいい。カイト。《ライズ・ファルコン》を出して見ろ」ピッピ

黒咲「こんな所でか…外なら、構わんか」キュイーン

《RR-ライズ・ファルコン》 バサッ

クロウ「相変わらず攻撃力100とは思えねー鳥獣だこって。こいつにあんな効果が備わってるなんて普通思いつかねーって思うよな」

素良「うんうん」


セレナ「ライズってファルコンかわいいとネタにされていたのをみたことがあるぞ」

黒咲「クロウと紫雲院にはお前が言うなと言いたい。セレナに至っては一時期流行ったネタを掘り返さないでもらいたい…」

黒咲「……して、カイト、これで何か分かると言うのか?」


黒咲からライズへの好感度
↓1レス コンマ以下

ライズから黒咲への好感度
↓2レス コンマ以下

カイト「ああ。これで分かった。お前と《ライズ・ファルコン》との」



………………………

プロフェッサー「私がパンドラの箱を開けたように、彼は”モンスターとの好感度測定という”越えてはいけない禁断の過ちを侵してしまった」

ここで前作が気になった方は
>>1で紹介した物ではなく>>178で改めて紹介した方のSSを見てみる事をお勧めするよ
ほぼ3年前に書いたSSだから出来は色々とアレかもしれんが


瑠璃「越えては行けない一線を越えたのね…別世界のカイトは……」

遊矢「えっそれよりも、好感度測定って…モンスターを対象に計測する事も可能だったのかっ!!?」

ユート「あの機能だ。それ位内蔵してあっても何ら不思議ではあるまい」

零児「彼はそれにまで踏み入ってしまった。結果、更なる地獄に堕ちる事になろうとも知らずに」

中島「社長、先ほど奴を捉えた映像を入手致しました」

零児「ならばスクリーンに反映させろ。中島」


 ザザザザザザ

エド「あれは…タイラー姉妹に敗れたという」

瑠璃「アレン!サヤカ!!」



アレン『俺はレベル4の列車モンスター同士でオーバーレイ!現れやがれ!《重装甲列車アイアン・ヴォルフ》』功2200

アレン『こいつでカイトにダイレクトアタックだ!いい加減、んなコスプレしてねぇーで目を覚ましやがれ!!』

ナンバーズ・ハンター『俺は手札から《クリフォトン》を墓地に送りライフを2000支払う事で全てのダメージを0にする』

サヤカ『そんな…』

ナンバーズ・ハンター『お前達…何か勘違いしてるようだが、俺はカイトという名ではない。俺はモンスターとして生まれ変わった存在だ』

アレン『モンスターと生まれ変わった…何言ってやがんだお前……』

ナンバーズ・ハンター『俺は《ナンバーズ・ハンター》…お前達の良く知るカイトではない。俺のターン!俺は、《銀河の魔導師》を召喚し効果を発動する!』

ナンバーズ・ハンター『効果によって自身のレベルを4つ上げレベル8にする。そして、発動条件を満たした為《銀河遠征》を発動!』

ナンバーズ・ハンター『デッキからレベル5以上の《フォトン》又は《ギャラクシー》と名の付くモンスターを表側守備表示で特殊召喚する』




ナンバーズ・ハンター『闇に輝く銀河よ、希望の光になりて我が僕に宿れ!光の化身、ここに降臨!現れろ、《銀河眼の光子竜》!』好感度18→81

アレン『光子竜…?カイトが持ってたのは、光波龍だったハズじゃ……』

ナンバーズ・ハンター『そして、レベル8のギャラクシーアイズとレベル8となった《銀河眼の魔導師》でオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…』

ナンバーズ・ハンター『我が記憶に眠る二つの希望!その希望を隔てし闇の大河を貫き今その力が一つとなる!エクシーズ召喚!!!現れろNo.38!!希望魁竜タイタニック・ギャラクシー!!!』

サヤカ『ナンバーズ?そんなモンスター見た事ない…』

アレン『つーことはホントにこいつカイトじゃねーのかよ……』

ナンバーズ・ハンター『貴様ら…俺の邪魔立てした事に対し懺悔の用意は出来ているか……!』

ナンバーズ・ハンター『破滅のタイタニック・バースト!」

アレン『うわぁぁぁぁぁぁ』ピー


サヤカ『嘘…ホントに、カイトじゃないの…仮面をしてるとはいえ姿はまるで一緒なのに……』

《フェアリー・チア・ガール》 ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

ナンバーズ・ハンター『それは……。失せろ。お前達にはもう用はない』

サヤカ『う、うぅ……』ポロポロ



遊矢「これって…」

瑠璃「ひどい」

ユート「少なくとも俺の知ってるカイトはあの二人に対しあんな一方的なデュエルを行う事は無い」

エド「最後のカイトのあの表情…僕には、どうしても引っかかるな」

零児「……。中島、次元障壁の解析は終わったか?」

中島「ええ…何とか」


中島「解析の方を先に進めておりましたので現在88%まで済んでおります」

零児「ならおおよそ問題は無さそうだな」

中島「っと言うと?」

零児「遊矢、キミは今から奴が開けた次元障壁に入り奴の居た世界に向かえ」

遊矢「えっ…そんな、唐突に言われても!!」

零児「私にも知り得てない情報がある。彼の居た世界でそれを調べて来るんだ。ここは奴が向かって来ても大丈夫なよう何とか体制を整えておく」

遊矢「そんな無茶苦茶な」

エド「僕もついて行くなら構わないだろ…?彼について気になった点があるからね」

瑠璃「私も…カイトがどうしてああなってしまったのか知りたい」


ユート「瑠璃も行くというなら…俺も行こう」

遊矢「皆まで…分かったよ!行けばいいんだろ!!」


プロフェッサー「キミ達の健闘を祈ろう」



…………………
………………………


遊矢「飛んで来れたのか…俺達……」

ユート「そのようだな」

遊馬「あー遅刻遅刻!!」

エド「危ない」スルッ

遊矢「えっ」ピッ

遊馬「あっ」


 ドンガラガッシャン

遊馬から遊矢への好感度
↓1レス コンマ以下

遊矢から遊馬への好感度
↓2レス コンマ以下


瑠璃「だ、大丈夫ですか?」

遊馬「お、おう。俺はへっちゃらだぜ!それよりそこのお前は」

遊矢「い、イタタ……。ええ…何とか、大丈夫です」

エド「転んだ勢いでデュエルディスクの測定機能が誤作動を起こしたようだけど…」

ユート「この数値の現れ、初対面の相手に対しても機能するという証拠になったな」

瑠璃「(この子九十九遊馬って言うのね。遊矢と初対面みたいだし、出会って早々、遊矢とぶつかったからかよく思ってないみたいだけど…)」

瑠璃「(遊矢は何故か良好なの、どうしてかしら?)」

遊馬「わりーな!学校に遅刻しそうでよ。急いでたんだよ!じゃな!!」

遊矢「何だったんだ…一体……」

ユート「騒がしい奴だったな」


エド「(学校…もしかして、デュエルアカデミアの事だったんだろうか……?だとしたら、ここは別世界の融合次元という事に……)」

瑠璃「ユート!遊矢!エド!見て!!あの建物の天井をっ!!」

遊矢「確か…あれって」

エド「あのシンボルは…どうやら僕の線はどうやら違っていたようだ」

ユート「ここは、別世界の俺達の故郷…いわば、ハートランドという事か!!」

瑠璃「だとしたら、色々とこの世界のカイトの情報を聞きたいわけだし聞き込みしなきゃならないわね」

エド「そうなれば一人一人で聞いて回るより効率がいいやり方を導き出さなくては…」


真月「…もしかして、ですが…僕が、大雑把に話を聞かせてもらった限り、あなた方…カイトを探されているんではないですか?」

瑠璃「ん…貴女達は……ええ。そういう事になるわ。私達は彼を探してるの」

小鳥「やっぱり何となく察してました」


遊矢「君達、カイトの事知ってるのか!!?」

小鳥「ん…まぁ……」

ユート「俺からも頼む。聞かせてくれないか。カイトの事を君が知ってる限り全て」

小鳥「(何なの……この人達?)」

真月「(何だか知らねーがまたよからぬ事が起きそうだぜ)」


…………………
………………………


カイト「ああ。これで分かった。お前と《ライズ・ファルコン》との好感度が!」

黒咲「モンスターとの好感度測定も可能だったのか!そいつは」

カイト「言ったであろう。この機能は、D・ゲイザーの中に封じられていたと」

デニス「へー…その話を聞く限り、作成者であるカイト、君の他に別の作成者がいる……。そんな興味深い発言をするね」

黒咲「そういえばお前達は知らないんだったな。これは別世界のカイトが作った代物だ」

デニス「Amazing!こいつは驚いたね。まさか別世界にカイトが存在しててそれを彼から譲りうけたものだったとは」

素良「ふーん。そういうわけか。道理でエクシーズ次元で見かけないデュエルディスクだなと思ったわけか」

ユーゴ「俺等と同じ顔が理由があるとはいえ存在すんだ。もうそん位じゃ驚かねーぜ」

クロウ「つー事はよ。そいつを封じ込めた理由がもしかして別世界のお前にあったんじゃねーのかよ?それを漁ったりしてよかったのか?」

カイト「かもしれんな。だが、今…この装置は俺の手にある。俺がどうしようと誰も困らんハズだ」

権現坂「……黒咲は、見た限り落ち込んでいるようだがな…」

黒咲「すまない。お前を酷使し過ぎたのが原因だろう…俺の、気持ちは確かだ。俺と共にこれからも戦ってくれ……!!」

柚子「何とか大丈夫そう?」

セレナ「だな」


リン「それよりも私は、別次元とかでなく別の世界って聞きなれないワードが出て来たのが気になって仕方ないの!」ワクワク

ジャック「確かに…その、この世界で存在する人物と同一の存在が実在するという世界、もしあり得るのなら見てみたい気がしないでもないが」

沢渡「いやその前に…俺等、滅多な事で驚かなくなったとはいえ、ちっとはリアクションとる位しろよ!!」

ユーゴ「んな事言われてもなーさっきも言った通r」

沢渡「ユーゴに期待してねーからパス!」

ユーゴ「んなぁ!」

素良「一応デニスがリアクション取ったよね?何が不満だったわけ」

沢渡「全体的に軽いわ!反応が軽ーく、すぐ軽く流されたしよ。もうちょっと別世界の事について触れてもいいだろう!」

デニス「ボクが悪かったみたいだね。反省しとくよ」


カイト「別世界の事についてだが…俺にも詳しくは分かっていない。ある時、奴は次元の障壁を越えこの世界にやって来たからな」

徳松「次元の障壁?また聞きなれねー言葉でぃ」

カイト「次元と次元の間の狭間だ。その間には異空間があり別世界に繋がっているといわれている」

カイト「別世界の俺に関しては俺も詳しくは知らん。だが奴はこれを必要しなくなったらしく俺に渡して去って行った…それだけの経緯だ」

黒咲「分かったか…沢渡」タチナオリ

沢渡「お、おう……」

徳松「一ついいかい?その話を聞く限り、別世界のお前さんがそのモンスターとの好感度ってのを測定する機能を封じ込めた理由が」

徳松「いまいち見えて来ねーと思うんだがホントにそれを取り出して良かったのかね」

カイト「それは………」


ナンバーズハンター「取り出した…お前が?」

みんな「!!?」


沢渡「オベリスクフォース!!?」

デニス「あれは悪いけど違うよ。ってかもう活動してないし」

黒咲「(奴の髪どこかで…)」

 サッ

クロウ「消えやがった!!?」

セレナ「どこだ」

 ガキーン

クロウ「あそこだ!」

素良「気配も無く接近とはやるね。君、一体何者だい?」

ナンバーズハンター「ナンバーズハンター」

素良「ナンバーズハンター……?」


柚子「それよりあそこ見て!」

ユーゴ「んんっ?」

柚子「あの人に敗れて引きずって来られた人が居たのよ」

権現坂「もしや…やはり……!!」

月影「済まぬ…赤馬零児に頼まれ、奴に悟られんよう後を付けていたつもりでござったが、卑劣と思われようがこの始末に到ってしまった。面目ない」ドサッ

権現坂「よくも月影を…!理由も無く手を出す輩はこの男権現坂が許さん!!」

ナンバーズハンター「理由も無く…?違う。俺には理由がある。お前ならもう察しているだろう?カイト」

ユーゴ「えっ」


権現坂「それは本当なのか」

カイト「…恐らくな」

黒咲「(もしかしてだが奴は…)」

ジャック「ならば言え!奴の狙いも知らず戦っていては話にならん」

カイト「なら言おう。だが心して聞け、奴は天城カイト。この好感度測定装置を何故だか知らんが回収しにここに戻って来た別世界の俺自身だ」

みんな「えぇ!!?」

黒咲「やはりか……」

ナンバーズハンター「さあそれを回収しスクラップにさせてもらおうか!そして、貴様達の好感度をゼロにしてくれる!!」キーン


…………………
………………………


シャーク「ドルべの奴が一々五月蠅いから帰りだってのに来てやったぜ」

璃緒「私は小鳥さんから事前に聞かされていたので来れましたけれど…一体、何が?」

小鳥「えっと…どれから話していいものやら」

ユート「単刀直入に聞きたい。君たちもカイトの知り合いなのだろう?君たちの身の回りで、カイトに何があったのか俺達は知りたいんだ」

シャーク「ッチ!あのヤローの事か…つーか、何だ。お前らは、見かけねー面してやがるが」

真月「どうやら彼ら、別次元から来たようですよ?」

シャーク「はぁ!?別次元だ?何だそりゃ」

エド「僕達のそれぞれの世界の意味を表す用語だよ。まぁ今では、あまり意味を為さない用語になってしまったがね」


シャーク「何言ってやがるんだ…こいつは……?」

真月「面白いでしょ。かなりユニークですよね」

シャーク「何処がだ!つーか何でベクターまでいやがんだ!」

真月(ベクター)「近頃退屈し過ぎでつまらなかったんでな。厄介事が舞い込んで来て面白くなりそうだなと思ってつい来ちまったぜ」

璃緒「どうやら本当の事ですわよ。凌牙?」

シャーク(凌牙)「璃緒…お前まで何こんな奴らの事信じてやがる」

璃緒「だって、この人達から嘘を感じ取る事は出来ませんもの。それに、私達もバリアン世界に存在していた者…何ら、おかしくありませんわ」

瑠璃「この世界にも別の世界が存在している…ここはそういうハートランドなのね」

凌牙「(こいつの……この雰囲気、妹にそっくりだな。こいつ)」


凌牙「仕方ねー…教えてやる。但し、お前らがあいつを探す理由も教えてもらうけどな」

遊矢「ホッ 良かった。とりあえず、俺達がカイトを探さなきゃならなくなった経緯があるんだ。それが…これなんだ」

小鳥「それってD・ゲイザーよね」

真月「ええ。そのようです。…けど、次元を越え来られた皆さん。腕にデュエルディスクのパッド?を装着されてるだけでD・ゲイザーを持たれていないご様子」

璃緒「ならD・ゲイザーが主流な世界ではない事を意味するのでしょうね。気になるのは何故その1台だけ持たれていたのか?」

ユート「使用する方が早そうだな…」

遊矢「ああ!こいつには、こういった機能があるんだ」

エド「見せるにしても、初対面の相手に対しても機能するという証拠は取れた。ここはターゲットを変えるべきじゃないか?」

遊矢「えっえっと…なら兄妹そうだし、この人に変更っと!もしかしたらこれに見覚えがあるんじゃないか!」ピッ


凌牙から小鳥への好感度
↓1レス コンマ以下

凌牙から璃緒への好感度
↓2レス コンマ以下

凌牙から真月への好感度
↓3レス コンマ以下

凌牙から遊矢への好感度
↓4レス コンマ以下

凌牙からエドへの好感度
↓5レス コンマ以下

凌牙からユートへの好感度
↓6レス コンマ以下

凌牙から璃緒への好感度
↓7レス コンマ以下


小鳥「これって……(シャークから私に対しての好感度低っ!!)」

真月「この数値…何を表しているんでしょうか」

小鳥「あれ、遊馬から聞かされてなかったんだっけ?」

真月「はい?何の事でしょうか?」

璃緒「確か、カイトさんが作成された好感度測定機能を内蔵したD・ゲイザーがあったハズ……これは、それではありませんか?」

ユート「そうだ。これは俺達の世界に辿りついたカイトが俺達の世界のカイトに渡していったものだ」

真月「ほう。面白い事いうじゃねーの。別世界にもカイトが存在してるなんてな」

瑠璃「嘘じゃないの!私達の事信じて!!」


璃緒「ベクター…煽らないで、私は彼らから真面目な話を聞いてるのよ」

真月(ベクター)「へいへい」

エド「彼、人が変わったようにしゃべり方が変わるようだね」ヒソヒソ

遊矢「一時期の素良を見てるみたいだ」

真月(ベクター)「それにしても、凌牙よぉ~。奴等真剣に話してくれてるみたいなのにお前さっきから黙ってるだけかよ!」

真月(ベクター)「そんなんだからバリアンのリーダーだった時期がみじけーんだぜ」

凌牙「一々うるせー奴だ。ちょっと意外な所から奴に関わる情報を得ちまったから色々とこんがらがっちまってたんだよ!」

凌牙「頭の整理するからもうちっと待て!後、お前!勝手にそれを使って俺を対象に測んじゃねー!」


遊矢「ご、ごめん……(俺への好感度…これに現れてる通り……か)」

凌牙「…けど、妹との好感度を測らせてくれたのは感謝しなくもねーぜ……」ボソボソ

遊馬「ん?どうしたんだ。こんな所に集まったりして?」

小鳥「遊馬ったら……」

凌牙「ッ!おめーは、んな時に呑気にここに来んじゃねー!」

遊馬「わりーわりー。…で、何だって?確か、カイトを探してる奴がいるんだったよな?何でなんだ?」

小鳥「好感度測定スイッチって聞き覚えない?」サシダシ

遊馬「こいつは…確かカイトの奴が作ったもんじゃなかったっけ?」カチッカチッポチッ

小鳥「正解よ。遊馬の事だからド忘れしてるかと思ってたわ……って、あっ!!」


遊馬から小鳥への好感度
↓1レス コンマ以下

小鳥から遊馬への好感度
↓2レス コンマ以下


小鳥「もう!遊馬ったらそそっかしいんだから!!」

遊馬「わりーわりー」

小鳥「(でも遊馬から私に対して好意よせられてるようで安心したわ)」

遊馬「……『だーいすき!』って俺に言ってくれたの、あれ、嘘だったのかな………?だとしたらショッキングだぜ…俺……」

小鳥「あー!(遊馬の事…ド忘れしやすい呆れた人って直前まで思い込んでたのが現れたのね。私のバカー!!)」

瑠璃「えっこの人って…!!」

ユート「キミは…さっき会った!!」

遊馬「あっ、おめー等はっ!!」


璃緒「どうやらもう知り合ってる様子のようね」

ミザエル「ならば話が早そうだ。私もカイトの事を知りたいのでな。私が知る限りのカイトの情報を話そう」

真月(ベクター)「ミザちゃーん!ここで出張っちゃうのー?ちょっとイケてないんじゃなーい?」

ミザエル「だまれ!私とて奴の事が心配なのだ。あの再度対戦した戦い以降…な」

エド「戦い以降とは…一体、何の事だい?」

ミザエル「”ギャラクシー決戦”私達はそう呼ぶ。それに発展した…あの測定試合、あれからカイトは姿を消し豹変し戻って来た。そこから奴は変わっていったのやもしれんな―――――――」


…………………
………………………

ナンバーズハンター「よく粘るな」LP3900

場《超銀河眼の光子龍》功4500《銀河眼の光子竜》功3000
 カード2枚伏せ


ユーゴ「粘らねきゃリンが悲しむからな。たりめーだ!」LP2200

場《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》功3000《SR-OMKーガム》守800

黒咲「それに赤馬零児からの通信を聞く限り、榊遊矢にユートがこちらへ向かって来るようなのでな。そこまで耐えればいい話だ」LP1400

場《RR-ライズ・ファルコン》功3100《RR-フォース・ストリクス》守2000×2
 カード1枚伏せ

ナンバーズハンター「増援か…」

柚子「嘘…!ユーゴですら劣勢なんて!!」

カイト「こちらはデニス、権現坂ペア、クロウ、沢渡ペア、素良、セレナ共に敗北と来ている…あの実力差があっては仕方あるまいが」

ジャック「何を仕方ないで済ませている!!?貴様も語ってないで助太刀に行かんか!!」

カイト「メンツを保つ為にデュエルしない元キングにだけは言われたくないものだな」

ジャック「グムムッ」

カイト「こっちにも考えあっての事だ。口を挟まないでもらいたい」


カイト「さて…(こうなる事は俺自身予想出来ていなかった……こうなっては好感度を0にされるのも時間の問題だ。もはや一刻の猶予もない)」

カイト「俺を止めるには…どうしたら効果的に止める事が出来る……!!」


カイト「……ッ!ある…一つだけ、世界が違えど俺達に通ずる共通点!それを使えばあるいは!!」

柚子「どこへ行くのっ!!?」

カイト「奴を止める手立てを見つけた!それを探してくる!それまで隼達を持たせてくれ!!」

黒咲「勝手に持たせてくれと云われても…応えかねるぞ……この状況で」LP1200

場《RR-ライズ・ファルコン》守2000《RR-レヴォリューション・ファルコン》守3000《RR-ラスト・ストリクス》守100

ユーゴ「だな…」LP1900

場《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》功2500《HSR魔剣ダーマ》功2200

カイト「お前達を信頼しているから任せられるんだ…頼んだぞ!行くぞ!《銀河眼の光波竜》!!」


ナンバーズハンター「自分だけこの状況から脱出か……呆れた奴め。光波竜…それが、この世界のカイトが持つギャラクシー……持つには惜しい器だ」

ユーゴ「何言ってやがる!カイトの奴は逃げたんじゃねー!俺等を信じて入ったんだ!よそ見してる暇なんて与えてやんねーからな!」

黒咲「そうだ。昔からの仲間の頼みだ…こんな危機的状況でも答えてやらねばなるまい!!」

ナンバーズハンター「笑わせてくれる…!精々足掻けるものなら足掻いてみるといい。何分持つか見ものだがな!!」

柚子「(遊矢…!戻って来て!!)」

………………………
…………………


遊矢「―――――――これが俺達がカイトの事を知りたい理由の全てだ」

遊馬「ナンバーズ・ハンター…そういや、カイトの奴はそうやって名乗ってた時期があったな」

凌牙「それに異空間から戻って来た時のアイツはモンスターとしてランクアップしてからも名乗ってやがったからな。十中八九そいつはカイトで間違いねーだろう」

遊矢「やっぱり!」


ユート「ギャラクシー決戦という名のモンスターとの好感度合戦を行った影響で遊矢程ではないが人間不信ならぬ銀河眼不信に陥った奴が」

ユート「修行で人間を辞めるとは…こちらのカイトは、色々と…アレだな……」

瑠璃「う、うん…」

エド「それよりも話を聞いててボクが気になったのはモンスターとの好感度測定の事なんだよね。これ、遊矢のディスクにインストールされてる機能には」

エド「追加されてないみたいだし、遊矢が持つカイトから託されたという元となるD・ゲイザーにも測定機能が無かった事を考えるに…」

エド「もしかしたら、これが彼が変わってしまった原因に繋がるんじゃないかい?」

ミザエル「無くはないだろうな。あの落ち込みようからの変貌に何かあったのやもしれん。奴に会って確かめる必要がありそうだ!」

真月(ベクター)「えっミザちゃん着いてくの?」


ミザエル「当たり前だ。ギャラクシーを持つ者は惹かれあう運命にあるのだからな!奴が欠けていては私のタキオンが悲しむ!!」

凌牙「お前に着いて来られると面倒事に発展しそうなんだが…」

璃緒「そういう貴方も行く気満々ですこと」

凌牙「バッ! そういうんじゃねーからな!アイツがいねーと張り合いがねーだけだから」

遊馬「そうと決まれば善は何とやらだ!行くぜ!皆!!別の世界って奴によ」

小鳥「善は急げね…もう遊馬ったら」

ユート「恩に切る」

遊矢「なら行こう!皆が待ってる!!」


…………………………

………………………


遊矢「あれっ…ここって、確か……」

遊馬「イテテ…あり?何だここ?」

遊矢「遊馬も来てたのか!!?」

遊馬「みてーだな。俺ら、確か、皆と一緒に元の世界に戻ろうとして空間を飛んだハズじゃなかったっけ?」

遊矢「そのはずなんだ…でも、皆が居ないとなると俺達だけ別の世界に飛ばされた可能性がある」

遊馬「えぇーーーー!!!?戻れねーのかよおぉぉぉぉ」

遊星「いや君たちは一時的にこちらに来ただけだ。戻れるさ」

遊矢「この声はっ!」


遊馬「まさか!!」

遊矢&遊馬「遊星さんッ!!!」

遊矢「あれ?何で遊馬が知って…ってか、俺遊星さんと会った記憶無くなってたハズなのに…何で、どうしてここにっ!!」

遊星「言っただろう。一時的にキミ達をこちらに招いたとな。君の世界が大変な事になっているからそうせざるをえなかった」

遊矢「えっ…それって」

黒咲「遊矢か…済まない。何とか粘ったが奴には遠く及ばなかった…非力な俺達を許して……」

遊矢「黒咲!!くっ!!」

遊馬「カイトの奴何で…こんなにも変わっちまったんだ……」


遊星「直に到着する遊馬…君の親友たちでも勝ち目はないだろう。だから俺の元に呼んだんだ」

遊矢「それってどういう事ですか?」

遊星「俺も行かせてくれ…キミ達が揃えば、世界が違えど俺がそちらに足を踏み入れる事が出来る。君たちの力になりたいんだ!!」

遊星「もう…あんな悲劇を、キミ達の世代でも繰り返してほしくないんだ」

遊馬「遊星…あんまり気進まねーけど、仕方ねーか…。カイトの為に、手ー貸してくんねーか?」

遊矢「俺も、出来る事なら俺達で解決したかった。……けど、俺の知るデュエリスト達が歯が絶たないこんな現状を知ると頼らざるを得ないのも事実…

遊矢「一緒に戦って下さい!遊星さん!!」

遊星「その言葉…待ってたぞ。勿論だ!!!今度は俺がキミ達を支える番だ」

いよいよ(好感度測定器を巡って)ナンバーズハンター(カイト)との最終決戦迫って参りました
遊矢、遊馬、遊星で彼に挑みます!次回に続く


………………………
…………………


………………………


ナンバーズハンター「…脆い。貴様達の別次元のデュエルとやらはそんなものなのか?」

沢渡「くそっ…俺達のコンビネーションですら歯が立たねーとは……強すぎだろこいつ」

クロウ「コンビ…ネーション…の、コの字ですら…出来てなかった……お前が言うんじゃねー」

素良「エクシーズ次元を元にした世界の出身者とはいえ…融合を使用してくるとは…思ってなかったからボク油断してた……」

ナンバーズハンター「最後に挑んで来た二人があれだけのレベル…ましてや黒咲とやらのエースとの関係性が、片方からの一方的な好感度のみとは…俺の期待外れだ」

ユーゴ「クソッ 俺のクリスタルウィングが、3度も破られてなけりゃこんな事には……!!」

ナンバーズハンター「御託はいい。どうやら貴様達のディスクには奴がインプットさせた機能が盛り込まれているようだな…それも抹消させてもらう!」


ナンバーズハンター「ディスクのデータと共に消えろ。別次元のデュエリスト共よ!!」

セレナ「わたしたちもここまでか…」

柚子「やめてー!!」


 タンタンタンッ! キュイーン! バシッ!

遊矢「アクションマジック!《バトル・チェンジ》を発動!相手の攻撃対象である皆から俺のフィールドに移し替える!!」

ナンバーズハンター「何ッ!!増援か!」

柚子「遊矢!!」

遊矢「遅くなってごめん!!」

ナンバーズハンター「貴様が…奴等が言っていた榊遊矢か」



遊矢「そうだ。皆を傷つけたのはお前だな…カイト!」

ナンバーズハンター「俺はカイトという名ではない…もう俺に昔の名など…当の昔に失った」

遊馬「ちげーよ!お前が忘れても俺等が覚えてる!名前はちゃんとあんだ!帰ってこい!カイト!!」

ナンバーズハンター「貴様は…」

ナッシュ「何他の事に夢中になってやがる?ターン放棄か?なら俺のターンを行かせてもらう!俺は、《セイバー・シャーク》を召喚し、《サイレント・アングラー》を特殊召喚!]

ナッシュ「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れろ!!」

ナッシュ「満たされぬ魂を乗せた方舟よ。光届かぬ深淵より浮上せよ!《No.101S・H・Ark Knight》!!」

ナッシュ「S・H・Ark Knightの効果、お前のギャラクシーを俺のエクシーズ素材にさせてもらうぜ!」

ナンバーズハンター「貴様…やってくれたな!!」


ベクター「出た!ナッシュの十八番!けど、相手のターンなのにお構いなしで自分のターン進めるって汚い手使うようになったねぇーどこの誰に似たんだか」

ナッシュ「お前に言われたかねー!!」

素良「コントロールを奪うんじゃなくて…エクシーズ素材にする効果だって……あんなモンスターみたことない……それに、誰だいあの人達……敵、味方?」

エド「言うならば、彼を取り戻す為に動いてくれてる者達」

瑠璃「心強い味方よ」

ユート「知らない奴も紛れこんでるがな」

ジャック「誰だ…奴は、だが…何故だか…心がざわつく。…何だ、この心に来る感じは……」


 スタスタスタ

遊星「自分が開発した好感度測定器を使い、自ら不要と判断し別の世界の自分に託しながら…それを自分から切り捨てに来るお前の行いは間違っている」

遊星「自分が作った物の出来は良かれど機能面で優れてなければ改修すればいい事じゃなかったのか?」


遊星「この世に使えない物など生まれて来ない。いずれ使える未来の為に人が改良していくのだから!」

ナンバーズハンター「知ったような事を…貴様が誰かなど俺の管轄外だが、貴様に何が分かる!あの時の苦しみが俺を生み出した事を…何一つお前は知らないではないか!」

遊星「知らないなら知ればいい…デュエルで!」

遊馬「ああ!お前の苦しみ何度だって俺が受け止めてやるさ!俺を忘れたってんなら何度だって教えてやる!!」

小鳥「カイトの為に遊馬にシャーク…それに、この世界の人達までここまで必死になって」

璃緒「ええ。それだけ想われてるという事も事実…それにしても、この世界のカイトはどうやらこの場に居ないようですわね?彼はどこへ」

ユート「それは…そうと、今のに対して乱入ペナルティーは無かったようだがいつの間にか停止されたのだろうか?」


遊矢「あ…そういえば」

零児「私が先ほど切らせてもらった。色々とこのペナルティの影響が惨敗の原因を大半占めてしまったのでな」チラッ

ユーゴ「し、知らねーぞ。んな事!」

セレナ「わたしをみるな」プイッ

遊矢「零児!助かった!!」

零児「礼には及ばんよ。彼は強いぞ…私と君ペアでも同等か……それ以上かもしれない。それ程までのモンスターとなった存在だ」

遊矢「大丈夫。俺にはこの人達がいる!」

遊馬「ヘヘッ」

遊星「フッ」


零児「成程…彼らなら任せられる。君に、君たちに賭けさせてもらおう」

黒咲「貴様も一目置く存在なのか…ならば、奴等は……それ程までのデュエリストなのだろうな。なら俺も託させてもらおうか」

ナンバーズハンター「ギャラクシーが捉えられていては始まらん。いいだろう。始めから相手してやる!」

ナッシュ「クソッ…一瞬だけ捉えただけか……後は任せたぞ遊馬!」

遊馬「おう!」

ナンバーズハンター「デュエルで貴様達を破滅に追いやってくれる!!」

遊矢「デュエルだ!仲間達をやったお前を俺は許さない!それにお前の想い通りにさせるもんかっ!」

遊星&遊馬「デュエル!!」


遊矢LP4000遊馬LP4000遊星LP4000vsナンバーズハンターLP12000


ナンバーズハンター「先行は俺から行かせてもらう。俺のターン!俺は《フォトン・トレード》を発動し、《光子》又は《フォトン》と名の付いたモンスターを
墓地に送り2枚ドローする!」手札5→4→6

ナンバーズハンター「そして、《召喚僧サモンプリースト》を召喚!効果でこいつは守備表示になる」手札6→5

星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600

ナンバーズハンター「こいつは、手札の魔法カードを墓地に捨てる事によってデッキからレベル4モンスターを特殊召喚出来る」手札5→4

ナンバーズハンター「俺が特殊召喚に選択するのは《デイブレイカー》だ!」

星4/光属性/戦士族/攻1700/守 0

遊馬「《デイブレイカー》って確か……!」

ナンバーズハンター「ほう。察しがいいな。このモンスターが特殊召喚に成功した時、手札から同名モンスターを呼ぶ事が出来る!」

ナンバーズハンター「現れろ!2体目の《デイブレイカー》!そして、3体目の《デイブレイカー》!!」手札4→2


遊馬「3体連続召喚だって…この戦法俺と最初に戦った時と同じじゃねーか……!!」

ユート「黒咲と似たようなスタンスを得意とするのか奴は」

沢渡「いやちげーよ…アイツのデュエルはあんな単純な戦法じゃねー……!!」

ユート「……?」

小鳥「これでレベル4のモンスターが4体揃ったのよね…」

セレナ「くるのか?」

ナンバーズハンター「俺は、《デイブレイカー》2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」

ナンバーズハンター「現れろ!《No.52 ダイヤモンド・クラブ・キング》」

ランク4/地属性/岩石族/攻 0/守3000

ナンバーズハンター「カードを1枚伏せてターンエンドする」手札2→1枚


遊馬「見覚えのねー『No.』に…他にも色々と疑問が残るけど、頭抱えてても仕方ねーよな!こういう時は、前向きにいくぜーーーーー

遊矢「待ってくれ。遊馬…に、遊星さん。俺に行かせて下さい。こうなったのもあのカイトからこの世界のカイトに渡った物を、俺達が測定器を乱用したから招いた結果だと思うんです…」

遊矢「だったら、戦ってくれた皆の為にも俺が変わってアイツに挑むのがベストだと思うから…どうか、先行を譲って下さい」ペコリ

遊馬「…いいぜ!ガツンとアイツにかまして来な!!」

遊星「ああ。奴に対する想い…君のデュエルで訴えて来ればいい」

遊矢「俺のターン!ドロー!俺は《時読みの魔術師》と《星読みの魔術師》でペンデュラムスケールをセッティング!」手札5→6→4

星3/闇属性/魔法使い族/攻1200/守 600  星5/闇属性/魔法使い族/攻1200/守2400
【Pスケール:青8/赤8】        【Pスケール:青1/赤1】

シャーク「ペンデュラムだ?」


真月「面白い技を使いますね。彼!」

遊矢「これで、2~7のモンスターが同時に召喚可能!揺れろ!魂のペンデュラム!天空に描け!光のアーク…ペンデュラム召喚!」

遊矢「俺のモンスター達!《EM ラ・パンダ》《EMファイア・マフライオ》」手札4→2

星3/地属性/獣族/攻 800/守 800  星3/炎属性/獣族/攻 800/守 800
【Pスケール:青3/赤3】     【Pスケール:青5/赤5】

遊矢「そして、雄々しくも美しく輝く二色のまなこ!《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》!」手札2→1

星7/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
【Pスケール:青4/赤4】

瑠璃「成程。ペンデュラム召喚とはモンスターを同時召喚する事を指すのですね」

遊馬「スゲーぜ!」

遊矢「俺のターンまで攻撃出来ない…。カードを1枚伏せてターンエンド」手札1→0枚


遊馬「いよっしゃー!俺n」

ナンバーズハンター「何を先走っている?次は俺のターンだ…ドロー!!」手札1→2

遊馬「…へ?」

遊星「成程。デュエル形式はパラドックス戦と同じというわけか……」

小鳥「どういう事です?」

遊星「以前、このデュエル形式で戦った事があってな。思い当たる節があっただけだ。遊馬!次のターンは奴と来て、君に続くだろう」

遊星「それまでに構えておいた方が良さそうだ」

遊馬「おう!そういう事か!分かったぜ」


ナンバーズハンター「俺は、場に存在する《デイブレイカー》と《召喚僧サモンプリースト》でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…」

ナンバーズハンター「エクシーズ召喚!現れるがいい!《No.50 ブラック・コーン号》」

遊馬「2体目の『No.』!!?」

ランク4/闇属性/植物族/攻2100/守1500

小鳥「さっきから気になってたんだけど『No.』ってアストラルが回収したんじゃ」

シャーク「確かに回収したが、新たな危機が迫ったアストラル世界の為に俺等が集った時にアストラルの奴が俺等に『No.』を振り分けてくれたんだ……」

璃緒「…けれど、私達に縁もゆかりもないカードはアストラルが自分の手元に残したハズ……なのに、彼が持ってるって事は!!」

遊馬「カイト!オメー!アストラルに何しやがったぁー!!」


ナンバーズハンター「アストラル?ああ。あの霊体か…異空間を旅してる最中アストラル世界であったのでな。奴の『No.』全て回収させてもらった」

小鳥「ひどい」

遊馬「許さねー!おめぇーの事を認めてたアストラルに対して、んな態度取ってアストラルの記憶の一部の『No.』を取り上げるなんて!」

遊馬「許される行為じゃねーぞ!分かってんのか!!?」

エド「(『No.』に数字があるという事はそれらを組み合わせる事によって散らばった記憶が完成するとでもいうんだろうか?)」

ナンバーズハンター「何とでも言え…俺は、ナンバーズハンター……。本来は、俺の手に集まるべき物だったものを奴から回収しただけの事だ」

ナンバーズハンター「貴様はいい。榊遊矢構えろ!バトルだ!!」

遊矢「!?」


ナンバーズハンター「《No.52 ダイヤモンド・クラブ・キング》で攻撃! 」

ユート「攻撃対象の《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》の攻撃力が2500に対して奴のモンスターの攻撃力は0…自滅する気か?」

瑠璃「いいえ。何かあるわ」

ナンバーズハンター「このモンスターが攻撃する際、ターン終了時まで攻撃力を0とし守備力を3000アップさせる。よって攻撃力が3000となった」

ナンバーズハンター「いけ!奴のエースモンスターに攻撃だ!」

遊矢「…そうはさせない!《EM ラ・パンダ》の効果発動!Pモンスターである《オッドアイズ》が攻撃対象にされた事により、相手の攻撃を無効にする」

ナンバーズハンター「のがしたか…だが、これはどうかな?」

ナンバーズハンター「《No.50 ブラック・コーン号》の効果を使う!相手フィールド場のこのモンスターより攻撃力が低いモンスターを選択し破壊する」


ナンバーズハンター「俺が破壊するのは目障りな《EM ラ・パンダ》だ」

遊矢「何だって…?」

ナンバーズハンター「そして、相手に1000ポイントのダメージを与える」

素良「破壊してダメージ与えるとかかなり危なっかしい効果じゃないか…そんなの隠し持ってたとか『No.』って末恐ろしいね」

遊矢「ぐわぁぁぁぁ」LP4000→3000

柚子「ゆうやーーーーーー」

遊矢「うッ」

遊星「遊矢、大丈夫か!!?貴様ぁ!!」

ナンバーズハンター「この効果を使ったターンこのモンスターは攻撃を行う事は出来ない。天に見放されなかったようだな…」

ナンバーズハンター「貴様の、ペンデュラムモンスターは墓地へは行かずエクストラへ送られるのだったな…ならまた破壊されたモンスターを呼びだせばいいこと」

ナンバーズハンター「その戦力でこいつを相手に出来ればの話だがな」

遊矢「……?」

ナンバーズハンター「2体の攻撃力2000以上と(なった)モンスターをリリースし、俺はこいつを呼ぶ!闇に輝く銀河よ、希望の光になりて我が僕に宿れ!光の化身、ここに降臨!現れろ、《銀河眼の光子竜》!」」

星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500


ミザエル「…奴のあのドラゴン……間違いない。正真正銘カイトだ」

ベクター「ミザちゃん到着するの遅すぎー何かトラブルにでも巻き込まれてたわけ??」

ミザエル「まぁそんな所だ…」

ナンバーズハンター「カードを更にセットしターンエンドする。味わうがいい。俺の苦しみを」


遊馬「苦しみだったらアストラルもお前から受けてるだろ!覚悟しとけ!デュエルでコテンパンにしてでもお前を正気に戻してアストラルに謝らせてやる!」


アストラル「私がどうしたんだ?」ヒョコッ

遊馬「うわぁぁっ!!!?」

ジャック「デュエル中に驚いたりしてどうしたというのだ奴は」

遊馬「えっアストラル?どうして、お前消えたんじゃ…」

アストラル「何の話だ?…ん?カイトもいるのか。というか…この世界とデュエリスト達は一体……。もしや、今カイトとデュエルしてる事に関係あるのか?」

遊馬「大ありだ!!」


ユーゴ「空に向かって会話してやがる頭おかしいぜアイツ」

璃緒「そう。貴方方には見えないのですね…私達と、彼には見えるけど見えない存在が見えるのです。それが彼の半身である霊体のアストラル」

徳松「精神活動における感情を司る身体…といった所かねぇ」


アストラル「事情は把握した。『No.』は確認した所、遊馬達に渡した物以外手元から離れていないようだ」

遊馬「えっホントか!だったら良かった…って、あれ?良かったのか??」

アストラル「だが、彼の言ってる事も本当の可能性がある。なにせ彼の場に『No.』が存在している。恐らくだが、奴は別の時空の我々の世界に突入しその世界の私を狙ったのだろう」

遊馬「んなバカな!!」

アストラル「否定していても何も進まないだろう。ここに存在する私は無事だ。それだけで君は十分なハズだ。いつもの君のデュエルでこれ以上犠牲を出さない為に彼自身の心を開くんだ」

遊馬「…分かったよ。ウジウジと俺らしくもなかったもんな…ああ。語りかけてやるよ!何度だって!俺のターン!!」


遊馬「いよっしゃーいくz」手札5→6

遊矢「待ってくれ遊馬!俺がセッティングしたペンデュラムスケールを使ってくれ」

遊馬「ぺんでゅらむ…ああ。さっき張ってたカードな……?どう使うんだ??」

遊矢「そこから!!?」

遊星「恐らくペンデュラムモンスターと呼ばれるモンスターに書かれている右端と左端の数字がモンスターを大量展開させる起点になっているんだろう」

アストラル「成程。そういう理屈か…見慣れない召喚法だと思っていたがそういう効果を使う次元が存在していたとは宇宙…銀河?」

アストラル「いや、世界は未だ私の知る領域を越えるな。やってみるといい」

遊馬「おう!俺はセッティングされてるっつーモンスターのすけーるって範囲を使ってペンデュラム召喚だ!」


遊馬「来い!《アチャチャチャンバラー》!」手札6→5

星3/炎属性/戦士族/攻1400/守 400

黒咲「奴は1体だけしかペンデュラム召喚をしないのか…?」

ユート「手札に他にモンスターが居ないのか…それとも?」

遊矢「そして、俺のエクストラより現れろ!《EM ラ・パンダ》!!」

遊馬「うおーすげーぜ!」

アストラル「ほう。破壊されたらエクストラに行き…そこから現れる、何とも興味深い召喚法だ。私も是非取り入れたいものだな…」

アストラル「遊馬!《アチャチャチャンバラー》の効果だ」



遊馬「分かってるぜ!こいつが手札からの特殊召喚に成功した時、相手に400ポイントのダメージを与える」

ナンバーズハンター「何ッ!グッ」LP12000→11600

遊馬「いよっし!カイトに初ダメージだぜ!」

アストラル「それはいい…だが、今のキミのフィールドでは召喚権を使って我々の希望を呼ぶ事すら不可能だ…どうするつもりだ?」

遊馬「そ、そこは…努力と根性で……乗り切れません」

アストラル「仕方ない。私の『No.』を使え」

遊馬「遊矢!お前のモンスター借りるぜ」

遊馬「俺は、《EM ラ・パンダ》と《アチャチャチャンバラ―》でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…エクシーズ召喚!」


遊馬「現れろ!《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》!!」

ランク3/水属性/岩石族/攻3000/守3000

ナンバーズハンター「ズキン 何だ…このモンスターは、この脳裏に浮かぶビジョンは…俺が知っているというのか……」

遊馬「あ、あり…?」

シャーク「よくやった。俺と戦った時にぶつけたモンスターを利用する事で、奴の心を少しづつだが揺らつかせるのに成功したようだぜ」

シャーク「遊馬の癖に上出来だぜ」

アストラル「上手く言っただろ?」

遊馬「…お、おう……」


遊星「だが、そのモンスターが居る限り自分…この場合、俺達は特殊召喚を封じられたようなものだ」

遊馬「えっえっ」プイップイッ

アストラル「仕方ない…この場合、この方法を使わざるを得まい!」

遊馬「えっと、バトルだ!《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》で攻撃!くらいやがれ!」

リン「攻撃力が互角…これなら!!」

シャーク「バッ 俺が以前そいつに使用した事と同じ過ち繰り返しやがって」

ナンバーズハンター「《銀河眼の光子竜》の効果!そいつと攻撃対象であるこいつをバトルフェイズの間除外させる!」

デニス「エクシーズモンスターがフィールドから離れ戻って来る時はエクシーズ素材が取り除かれるってわけか…」


デニス「なかなか、別世界のカイトも上手いデュエルを見せてくれるよ」

柚子「もう!どっちのデュエル応援してるのよぉーーーー」

ナンバーズハンター「何がしたかったんだ…お前は……」

遊馬「ぐうぅぅ」

アストラル「…どうせ、次の奴のターンでエクシーズ素材が省かれる運命だったんだ。気に留めていても仕方あるまい。それよりも君には他にする事があるだろう」

遊馬「カードを2枚セットし、《カードカーD》を召喚する!」手札5→3→2

星2/地属性/機械族/攻 800/守 400

遊馬「効果でこいつをリリースし、俺のターンは終了する……」手札2→4枚


遊矢「ターンスキップして2枚のドロー効果なんて」

遊馬「でも、すまねぇーヘマしちまった…」

遊星「構わない…この状況でも、何とかしてみせるさ」

ナンバーズハンター「何とか…?出来るものならな!俺のターン!ドロー!!」手札1→2

ナンバーズハンター「フン。この状況可では最適だな。《銀河眼の雲龍》を召喚する!」手札2→1

星1/光属性/ドラゴン族/攻 300/守 250

セレナ「あれはちっちゃいギャラクシーアイズなのか?(かわいい)」

ミザエル「おお!ギャラクシーアイズに子供を授かったのか!やはり私が選んだライバルなだけある」

小鳥「貴方はどっちの味方なのよぉ!!!」


ナンバーズハンター「このモンスターはリリースする事で、手札、墓地に存在するギャラクシーアイズと名の付いたモンスターを特殊召喚出来る」

ナンバーズハンター「俺が手札から選ぶのは…勿論!《銀河眼の光子竜》!!」

遊馬「2体目のギャラクシーアイズだって!!?」

ユーゴ「(その反応から察するに別世界のあいつはエースを複数済みじゃなかったってーのかよ?)」

ナンバーズハンター「時は来た…俺は、2体の《銀河眼の光子竜》でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…エクシーズ召喚!」

ナンバーズハンター「宇宙にさまよう光と闇。その狭間に眠りし哀しきドラゴンたちよ。その力を集わせ真実の扉を開け!」

ナンバーズハンター「銀河究極龍!《No.62 銀河眼の光子竜皇》!!」好感度25→52

ランク8/光属性/ドラゴン族/攻4000/守3000


遊矢「攻撃力…4000!!?」

遊星「宇宙規模の銀河龍…ここまでのモンスターを従えているとは……」

遊馬「…嘘だろ。カイトからプライムフォトンからの好感度が上がってやがる!」

小鳥「皆が普通に驚いてるのに遊馬が驚くのそっち!!?」ガビーン

璃緒「確かに…上がってますわね」

エド「修行したといったよね。彼…どんな訓練してきたんだろうね……ボク、これでもアカデミアで幹部やってたからかな」

エド「どれ程の異空間を行き来してああも変われたのか興味沸くんだ。君も別の次元の出身者とはいえ、そうだよね?」

黒咲「気にならないと言えば嘘になるが…」

シャーク「やめとけ。知っても到底お前らにゃ無理な話だ」


ナンバーズハンター「俺を揺さぶった…懺悔の用意は、出来ているか?」

遊馬「!!?」

ナンバーズハンター「プライムフォトンで《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》を攻撃!エタニティ・フォトン・ストリーム!!」

ナンバーズハンター「この瞬間!プライムフォトンの効果が発動する!戦闘を行うダメージステップの間に、エクシーズ素材を1つ取り除く事により」

ナンバーズハンター「このカードの攻撃力はダメージ計算時のみ、フィールド上のモンスターのランクの合計×200ポイントアップする」

ユート「カイトのフィールドにはランク8のギャラクシーアイズ」

遊矢「遊馬のフィールドにはランク3のアシッドゴーレムが居る…って事は」

アストラル「2200のアップとなるな」

《No.62 銀河眼の光子竜皇》攻4000→6200


ナンバーズハンター「消えるがいい…目障りな。デュエリストよ!」

遊馬「俺はトラップカード《奇策》を発動する!手札からモンスター1体を捨て、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる」

遊馬「そのモンスターの攻撃力は、この効果を発動するために捨てたモンスターの攻撃力分ダウンすんだよ」

遊馬「俺が捨てるのは《タスケナイト》だ」手札4→3枚

遊矢「《タスケナイト》の攻撃力は1700…って事は、攻撃力はその分ダウンするから!!」

《No.62 銀河眼の光子竜皇》攻6200→4500

ナンバーズハンター「下がったか…まぁいい。これでも十分だろう。くらえ!エタニティ・フォトン・ストリーム!」

遊馬「う、うがぁぁぁぁっ」LP4000→2500

小鳥「遊馬…見てられない……」


ナンバーズハンター「邪魔な特殊召喚封じのモンスターも消し去ってやった。貴様も俺に挑んでくるがいい…カードを1枚伏せてターンエンド」

零児「(手札を全て伏せたか…さぁどう仕掛ける?シンクロ召喚の使い手…不動遊星よ)」

遊星「よくも…遊矢に、遊馬を……お前は人を傷つけるまでにそこまで苦しんだというのか!その好感度測定器で!!」

ナンバーズハンター「ああ!苦しんださ…親しいと思っていた身近な人物からも俺が想っていたモンスター達からも……」

ナンバーズハンター「俺が思っていた事とは逆に、俺に対して思われていたと知って俺の好感度が反映されていないと発覚した俺の気持ちが貴様に分かるか!」

遊星「…それは……」

遊矢「俺にだって痛い程分かる…大体、それが今回俺に言える事だったから」


ユート「お前だけじゃない」瑠璃への好感度14

ユーゴ「俺にじゃねー俺達もだぜ」リンへの好感度11

遊矢「ユート…ユーゴ……」

リン「ねぇここって誇るとこ?」

瑠璃「えっと…」

柚子「あったまきた!」

ユーリ「ねぇ、陰からコソコソと見に来てみれば、勝手に盛り上がってるとこ悪いんだけど、これ…出るとこなの??」セレナへの好感度05


素良「ユーリ居たんだ」

デニス「出にくいだろうけど…話聞くに君らから柚子たちに対しての好感度事実らしいよね。よろしく頼むよ」

セレナ「いってこい」

ユーリ「とっとっと…」

ユーリ「コホン まぁ…そういうことさ。誰にしも痛感出来る事はある。だから…関係ねぇー事はねぇーボク達と一緒に地獄に逝け!!」

ナンバーズハンター「ここまでに人間不信に陥った人間が4人も……」

アストラル「同じ顔の少年が4年…来るのか?」

遊馬「似てるけど来ねーよ!!」

遊星「地獄を共にするのまでは…流石にごめんだな。俺のターン!ドロー」手札5→6枚


遊星「俺は、手札を1枚捨てて《クイック・シンクロン》を特殊召喚する」手札6→5

星5/風属性/機械族/攻 700/守1400

遊星「そして、墓地に送られた《ボルト・ヘッジホッグ》の効果を使い自身を特殊召喚させる」手札5→4

星2/地属性/機械族/攻 800/守 800

遊星「更に、自分フィールド上にチューナーモンスターが存在する場合、このモンスターは表側守備表示で特殊召喚出来る。《ブースト・ウォリアー》!」手札4→3

星1/炎属性/戦士族/攻 300/守 200

遊星「レベル2の《ボルト・ヘッジホッグ》とレベル1の《ブースト・ウォリアー》にレベル5の《クイック・シンクロン》をチューニング!!」

シャーク「チューニング…何だそりゃ」

小鳥「あんなパターン見た事ない」


アストラル「ほう。やはり彼はシンクロ召喚を使うか」

遊馬「しんくろ召喚…んー、見た事あった気もすっけど思い出せねー……ペンデュラムって奴で頭がついてかなくてそれまで覚えらんねーよ」

アストラル「全く、君と来たら…伝説のデュエリストの3人を復習したのをもう忘れたのか?」

遊馬「伝説のデュエリスト……ん?も、もしかして、あん時に俺等が見たっ!!?」

遊星「集いし闘志が怒号の魔神を呼び覚ます。光さす道となれ!シンクロ召喚!粉砕せよ、《ジャンク・デストロイヤー》!」

星8/地属性/戦士族/攻2600/守2500

璃緒「これがシンクロ召喚…興味を惹かれますわね」

真月「召喚するのにチューナーっていうのがいるみたいですし僕には縁はありませんね(来て損した)」


クロウ「イテテ…別世界のエクシーズ次元が元となった…ハートランドでは、シンクロ召喚って概念が…存在してなかったのかよ……」

権現坂「あの男から…そのように感じ取る事が出来る。恐らくそうなのであろうな…」

遊星「シンクロ召喚に成功した時《ジャンク・デストロイヤー》の効果が発動する!シンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで」

遊星「フィールド上のカードを選択して破壊する!タイダル・エナジー!!」

リン「シンクロ素材に使ったのは2体だから」

ジャック「計2体の破壊か…(奴がシンクロ召喚を使うという事はシンクロ次元の元となったシティから来たのか?)」

遊矢「よしっ!これで、相手のエースモンスターと伏せカードを破壊し立場を逆転させる事が出来る」

ナンバーズハンター「そう上手くいくかな……?」


アストラル「マズい…効果破壊に対してプライムフォトンの効果は……ッ!!」

ナンバーズハンター「済まない…プライムフォトン……だが、すぐに甦らせてやるさ!破壊対象となったリバースカードオープン!」

《エクシーズ・ダブル・バック》

遊馬「あれは…忘れもしねーぜ……俺とカイトの奴が再戦時の最後で発動したカードだ!」

ナンバーズハンター「自分フィールド上のエクシーズモンスターが破壊され、モンスターが俺の場に存在しない場合、破壊されたエクシーズモンスター1体と」

ナンバーズハンター「そのモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つモンスター1体を自分の墓地から選択し、自分フィールド上に特殊召喚する!」

ユーゴ「つー事は…」

ミザエル「ギャラクシーアイズにプライムフォトン…おお!2体のカイトの代表するギャラクシーが場に!!」

アストラル「(……プライムフォトンの効果発動まで待たずとも私達を倒せるという事か)」


遊矢「攻撃力4000と3000のモンスターが出揃うなんて…どうやって相手したらいいんだ……」

ナンバーズハンター「この効果で特殊召喚したモンスターは次の自分のエンドフェイズ時に破壊される」

遊星「クッ…ならば、《シンクロ・キャンセル》を発動する!表側表示で存在するシンクロモンスターである《ジャンク・デストロイヤー》1体を選択し、エクストラデッキに戻す事で」手札3→2

遊星「エクストラデッキに戻したそのモンスターのシンクロ召喚に使用したシンクロ素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、その一組を自分フィールド上に特殊召喚出来る!」

遊星「再び戻れ!《クイック・シンクロン》《ボルト・ヘッジホッグ》《ブースト・ウォリアー》!」

ジャック「下級モンスターを3体に戻すとは…何か策があるというのか?」

遊星「レベル2の《ボルト・ヘッジホッグ》とレベル1の《ブースト・ウォリアー》にレベル5の《クイック・シンクロン》をチューニング!!」

遊星「集いし希望が新たな地平へいざなう。光さす道となれ!シンクロ召喚!駆け抜けろ、《ロード・ウォリアー》!」

星8/光属性/戦士族/攻3000/守1500


ユート「これで攻撃力3000のギャラクシーアイズと互角に戦えるようになったが…」

ユーリ「効果で除外されては意味が無い…さて、彼はどう対策するのか……」

遊星「《ロード・ウォリアー》の効果を発動する!デッキからレベル2以下の戦士族・機械族モンスター…俺は、《チューニング・サポーター》を特殊召喚する!」

星1/光属性/機械族/攻 100/守 300

遊星「そして、《マッハ・シンクロン》を通常召喚!」手札2→1

遊馬「ここで通常召喚!?まだ召喚してなかったのかよ!!」

アストラル「シンクロ召喚の恐ろしい所だな」

徳松「チューナーとモンスターの揃踏み…またシンクロを見せてくれるのかねぇあの兄ちゃんは」


遊星「レベル1の《チューニング・サポーター》にレベル1の《マッハ・シンクロン》をチューニング!」


遊星「集いし願いが新たな速度の地平へ誘いざなう。光さす道となれ!シンクロ召喚!希望の力、シンクロチューナー《フォーミュラ・シンクロン》!」

星2/光属性/機械族/攻 200/守1500

遊矢「シンクロ…チューナーって……?」

クロウ「俺やシンジが…使ったようなもん…だな」

遊星「シンクロ素材に使われた《チューニング・サポーター》とシンクロ召喚された《フォーミュラ・シンクロン》の効果!それぞれの効果でデッキからドローする!」手札1→3

ナンバーズハンター「これだけ回して攻撃力3000と守備力1500のモンスターを出しただけか…もう手はあるまい?」

遊星「いいや…まだある!シンクロ召喚したこの2組を使いアクセルシンクロォォォォォ!!!集いし力が拳に宿り、鋼を砕く意志と化す!光差す道となれ!現れろ、《スターダスト・ウォリアー》!」

星10/風属性/戦士族/攻3000/守2500


ナンバーズハンター「それが貴様の隠し玉か?」

アストラル「アクセルシンクロ…これは、私も見た事はないな。シンクロ召喚の先にある世界にそれはあるのだろうか」

ナンバーズハンター「先ほどと攻撃力は何も変わらない。そんなモンスターの為に態々あれだけのモンスターを展開し直してそいつを呼んで」

ナンバーズハンター「俺のプライムフォトンにどう挑むつもりだというんだ!」

遊星「例えちっぽけな存在でもそれは光差す度に新たな未来に繋がる。俺はそうして切り開いて来た。この選択に決して間違いはないと俺は思っている!」

遊星「バトルだ!《スターダスト・ウォリアー》で《銀河眼の光子竜》を攻撃!シューティング・フィスト!!」

ナンバーズハンター「ギャラクシーアイズの効果を忘れたか!効果を発動し、相手モンスターと共に除外する」

小鳥「そんな……」


遊星「それを待っていた!」

ナンバーズハンター「何ッ!!?」

遊星「戦闘または相手の効果で表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合、エクストラデッキからレベル8以下の「ウォリアー」Sモンスター1体をS召喚扱いで特殊召喚する。俺が選択するのは…」

遊星「集いし思いがここに新たな力となる。光さす道となれ!シンクロ召喚!燃え上がれ、《ニトロ・ウォリアー》!!」

星7/炎属性/戦士族/攻2800/守1800

ナンバーズハンター「バカな…俺の選択が間違っていたなど……」

遊星「(だが…こちらも一手足りないのも事実…ここは、エンドするしか手は)」

遊馬「俺のセットカード使ってくれ!」

遊星「…ッ!それは…分かった。使わせてもらう!」


遊星「バトル!《ニトロ・ウォリアー》で《No.62 銀河眼の光子竜皇》を攻撃!この瞬間、このターン魔法カードを使った事により自身の攻撃力が1000アップする」

エド「けど…攻撃力がまだ200足りない……このままじゃ無駄に終わるよ」

遊星「ここで、遊馬が伏せてくれていた速攻魔法!《虚栄巨影》を発動する!」

遊馬「こいつはモンスターの攻撃宣言時、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動」

アストラル「そのモンスターの攻撃力は、そのバトルフェイズ終了時まで1000アップする。よって《ニトロ・ウォリアー》の攻撃力は」

ナンバーズハンター「攻撃力…4800……俺のプライムフォトンをも上回った…だと……?」

遊星「これが絆の力だ。行け!《ニトロ・ウォリアー》で攻撃だ!ダイナマイト・ナックル!!」

ナンバーズハンター「ウッ…」LP11600→10800


遊星「続いて《EM ファイア・マフライオ》で攻撃!」

ナンバーズハンター「俺のプライムフォトンを破壊したからといって調子に乗るな!トラップカードオープン!《デステニー・ブレイク》」

ナンバーズハンター「これは相手のバトルフェイズ時にのみ発動出来る。相手モンスターの直接攻撃宣言時に自分のデッキからカードを1枚ドローし、お互いに確認する」

ナンバーズハンター「確認したカードがモンスターだった場合、その攻撃を無効にし、ドローしたカードを手札に加える。モンスター以外だった場合は、ドローしたカードを墓地へ送る」

セレナ「やつはここにきてかけにでたか」

ナンバーズハンター「俺はこのカードに次の命運を賭ける!ドロー!」手札0→1枚」

デニス「さて…どうなるんだろうね」

ナンバーズハンター「俺がドローしたカードは《フォトン・カイザー》…よって、その攻撃は無効となる。このカードは手札に加えさせてもらう」


遊星「ならば最後だ!《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》で攻撃!」

遊矢「螺旋のストライクバースト!!」

ナンバーズハンター「《デステニー・ブレイク》の効果!来い!!」チラッ

《月の書》

ナンバーズハンター「グッ…グハッ‼‼‼」LP10800→8300

瑠璃「何とか8000台まで削りきれたわ」

黒咲「だが…ここからが正念場だ」

ナンバーズハンター「ハァーハァー…バトルフェイズ終了時、除外されていた《銀河眼の光子竜》と貴様の《スターダスト・ウォリアー》がフィールドに戻り…」


ナンバーズハンター「《デステニー・ブレイク》の効果で手札に加わったモンスターを効果を無効にして特殊召喚させる……」手札1→0枚

星8/光属性/戦士族/攻2000/守2800

ナンバーズハンター「そして、特殊召喚に成功したこのモンスターの効果により同名モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する」

遊星「奴も次のエクシーズに繋げて来たか…こちらは、もう対処のしようがない…ここは、カード2枚伏せてターンエンドだ」手札3→1枚


ユート「シンクロ召喚の使い手でもここまでのコンボを決めるデュエリストは見た覚えがない…」

ユーゴ「俺もコンボ決めながらデュエルしてんのにユートの中に入ってねーのかよ」

ユーリ「君と彼では実力に差がありますからね。当然です」

零児「この次元では見た事がなかろう。彼は別世界でシティのキングを破り、世界を救った程のデュエリストだから実力を兼ね備えていて当然だ」

ジャック「奴が別世界のキングを破った…実力者だと……?」


零児「信じられないか?だが事実だ。それも、ジャック・アトラス…この次元の貴方とは別の、別の世界の貴方が彼に敗れた」

クロウ「何だって!!?」

月影「何と!!?」

ジャック「……」

零児「最も、別の世界の貴方が負けたからと言ってこの次元の貴方が彼に太刀打ちできず敗北するとも限らないがね」

リン「何ゴソゴソしてるの?」

ユーゴ「ジャックとあの遊星って人との親愛度を知りたくなっちまって」

黒咲「貴様は馬鹿か…この状況を作り出したのはそれが原因なんだぞ」

ユーゴ「別にいいだろ!測りたい時に測らねーとその瞬間を逃しちまうからよ。俺のも逃しちまったわけだしついでに測るぜ」ポチッ


ジャックからユーゴへの好感度
↓1レス コンマ以下

ジャックから遊星への親愛度
↓2レス コンマ以下

遊星からジャックへの親愛度
↓3レス コンマ以下


リン「私が取り入れた親愛度測ってくれた事には感謝してるけど…その、ほら?」

ユーゴ「うぅーー」ポロポロ

リン「ユーゴとジャック付き合いなかったわけだし…仕方なかったのよ」

ユーリ「彼の事はほっといて二人共の信愛度がほぼ75台ですか…両者ともに違う世界の生まれとはいえ息が合っているという事を意味するんでしょうかね」フフ

遊星「ターンエンド宣言時にシンクロ召喚に利用された《マッハ・シンクロン》の効果を使い、墓地に存在する他のシンクロ素材モンスター1体を手札に加える」

遊星「俺は、《ロード・ウォリアー》を選択しエクストラに加える」

ナンバーズハンター「よくも…ここまで、俺にダメージを与えてくれたな……ッ!」


遊星「俺が与えたダメージによって遊馬の時みたくお前に少しは響いたんじゃないのか…?遊馬達の元に戻ってこい!そんな皆を巻き込むような事を起こそうとするな!」

ナンバーズハンター「…断る……。あの攻撃は、俺を…怒らせただけだ……!覚悟しておけ…このダメージはこの俺のターンでお前達に何十倍にも倍返しして返させてもらう!!」

遊星「すまない…俺がやれるのはここまでだ。だが、次の奴の攻撃までは何とか耐えてみせよう。後の事は遊矢、君に託す。俺の」

遊馬「俺達の全てを、なっ!!」

遊矢「ありがとう…二人とも」

ナンバーズハンター「俺のターン、ドロー!」手札0→1枚

ナンバーズハンター「フッ 俺のしもべであるギャラクシー達は、どうやらまだ俺に味方してくれているらしい…どんな絶望的な状況でもこいつらは俺の味方であり続ける」


ナンバーズハンター「俺は《銀河の魔導師》を召喚する。そして、自身の効果によりレベルを2倍にする」

星4/光属性/魔法使い族/攻 0/守1800

素良「只でさえレベル8のモンスターが3体居て1体はエクシーズされる事が分かってるのに、またレベル8になるモンスターを召喚されるなんて…」

ユーリ「これでレベル8のモンスターが4体となった。もう確定だね…2体呼ばれちゃうのがさ」

ナンバーズハンター「俺の場に存在する《フォトン・カイザー》2体でオーバーレイ!我が記憶に眠る二つの希望!その希望を隔てし闇の大河を貫き」

ナンバーズハンター「今その力が一つとなる!エクシーズ召喚!!!現れろ《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》!!」

沢渡「こいつは…何度も俺達に止めを刺しやがった!あの忘れもしねードラゴン!!」

権現坂「この男権現坂…あれ程までの屈辱を受けたのは初めてだった……」


ナンバーズハンター「更に、《銀河眼の光子竜》と先ほど召喚した《銀河の魔導師》でオーバーレイ!宇宙を貫く雄叫びよ」

アストラル「…?」

ナンバーズハンター「遥かなる時をさかのぼり銀河の源よりよみがえり、我を勝利へと導け!」

小鳥「この口上どこかで…」

ベクター「おいおい…まさか……あんにゃろー」

ナンバーズハンター「顕現せよ!《No.107 銀河眼の時空竜》!!」

ランク8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500


シャーク「マジか…。別の世界のNo.とはいえ、存在する奴が同じ箇所に集まるとは……!!」

遊馬「同じ数字のNo.でも同名のNo.が別世界ってとこにも存在してるって事はよくよく考えれば別世界の俺らもドンサウザンドみたいな強敵と戦ってたりしてるとこがあるって事だよな」

アストラル「恐らくそうだろうな。しかし、カイトが異世界から持って来たNo.は『No.はNo.でしか破壊されない』効果を持たないようだ」

遊馬「そういや」

アストラル「共通の効果だろうから、この世界に持って来た事により何らかの変化があったとみて間違いないと見るが真相は闇の中だ」

ミザエル「カイト!貴様…許される事と許されない事があると分かって行った行為なのか!?別世界の私のドラゴンとはいえタキオンを手に懸けた罪は大きいぞ!!」

ナンバーズハンター「貴様の意見など得る必要はあるはずがあるまい。何故ならと問うならこいつから俺を選んで来たのだからと答えよう」


ミザエル「タキオンの方から…そんな馬鹿なハズは」

ナンバーズハンター「もうよかろう。話す事は話した。デュエルの邪魔だ!やれ!タキオン!!タキオン・スパイラル!!」

ミザエル「うっ…カイト…貴様はそんな非道なやり方をする、デュエリストでは無いと…私は信じている……」ドサッ

エド「カイト!君は…デュエルしてない相手に対してもそんな非道な事を平然とするのか!!君に対して訴える人の気持ちを受け止める感情は無いのか!!?」

ナンバーズハンター「多少チラチラと脳裏に映る者達が居たが、生憎もうそんな感情を俺は持ち合わせていないのでな…。だが、これでそれに左右されずやっと計画に移る事が出来る」

ナンバーズハンター「enjoyment reverse(エンジョイメントリバース)…貴様達の好感度を戻す為、俺の犠牲となり!ゼロになれデュエリストよ!」

デニス「その名の通り僕等の好感度を無に返すつもりだね…彼」


遊矢「そんな事はさせない!俺達は、最後の最後まで諦めず足掻いてやる!」

ナンバーズハンター「出来ればだがな…《No.107 銀河眼の時空竜》でオーバーレイネットワークを再構築…エクシーズ召喚!」

ナンバーズハンター「銀河の光の導くところ新たな世界がひらかれる!!天孫降臨!アーマーエクシーズ召喚!!現れろ!」

ナンバーズハンター「新たなる光の化身!!《ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン》!!

ランク8/光属性/ドラゴン族/攻4000/守3500

遊馬「アーマーエクシーズっていや」

シャーク「奴も知らぬ間に見につけやがったのか」


ナンバーズハンター「そして、FAの効果により自身のエクシーズ素材を使い、俺のプライムフォトンを戦闘破壊してくれた忌まわしい《ニトロ・ウォリアー》を対象に破壊してくれる!」

遊星「クッ……」

ナンバーズハンター「まだだ、まだ終わらん!更にオーバーレイネットワークを二重に構築!エクシーズ召喚!」

ナンバーズハンター「銀河に漲る力… その全身全霊が尽きるとき 王者の魂が世界を呪う! これが俺自身が誇る最後の銀河竜…」

ナンバーズハンター「現れろ!《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン!!!》」

ランク9/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守 0

 パラパラ

柚子「何…この、降り注がれてる黒い雨……」

ユート「まるでカイトの心を映した……」



クロウ「こいつは…俺等が戦った時に見た覚えがねーぞ……」

黒咲「ならばあれがどんな効果を持ち合わせているのか分からんというわけか…」

アストラル「彼の突然の変貌…これは、別の世界のNo.を彼が回収した事により彼に憑りついたのがきっかけの可能性が出て来た」

遊馬「何だって…!!?」

ナンバーズハンター「このカードがエクシーズ召喚に成功した時、自分のデッキからドラゴン族モンスター3種類を1体ずつ墓地へ送り、相手のデッキからモンスター3体を選び除外する」

ナンバーズハンター「俺は、《ギャラクシー・ドラグーン》《ギャラクシーサーペント》《巨神竜フェルグラント》を墓地に送る」

ナンバーズハンター「シンクロ召喚の使い手、貴様のデッキからカードを3枚墓地に送れ」

遊星「…俺はデッキのこのカード達を3枚選択し除外する……」


ナンバーズハンター「為されるがままだな…まぁ、俺の前でここまで足掻いただけでも褒めてやらん事もない」

ナンバーズハンター「終焉だ。締めるとしよう。バトルを行う!《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》で《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を攻撃!」

ナンバーズハンター「喰らうがいい!破滅のタイタニック・バースト!!」

ユート「遊矢のオッドアイズがこのままでは」

遊星「速攻魔法!《ハーフ・シャット》!《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を選択し発動する、このターン対象となったモンスターは」

遊星「戦闘では破壊されない。だが、攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで半分になるが」

零児「上手い……だが、奴の効果はその上を行く」





ナンバーズハンター「魔法カードの効果がフィールドで発動した時、その効果を無効にする」

遊星「馬鹿な!!?」

ナンバーズハンター「悪いな。そのカードをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とさせてもらおう。このままバトル続行だ!」

ナンバーズハンター「タイタニック・ギャラクシー!《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を破壊せよ!」

遊矢「ッ…!オッドアイズ……」LP3000→2500

ナンバーズハンター「続いて、《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》で《スターダスト・ウォリアー》を攻撃…壊滅のフォトン・ストリーム!!」

遊星「ウッ…グアァァァァァァ」LP4000→3000

 ドサッ


遊矢「遊星さん!大丈夫ですかっ!」

遊馬「おい!遊星、しっかりしろ!!」

ジャック「」ピクリ

遊星「だ、大丈夫だ。だが、あの攻撃、何て威力だ…あの一撃、相当なものだ………」

ユーゴ「冷や冷やしたが何とかあの攻撃を耐えた。これで何とか3人で次のターン挑みゃ」

ナンバーズハンター「次のターンなど無い」

遊星、遊馬、遊矢「!!?」

ナンバーズハンター「ダークマターのエクシーズ素材を1つ取り除き、このターン、1度のバトルフェイズ中にもう一度モンスターに攻撃できるようになった」

瑠璃「そんな…嘘……」



ナンバーズハンター「消えろ…敗者」

遊矢「(強力してくれた遊星さんに遊馬ですらここまで持ち応えるが精一杯だなんて…俺のターンに回って来ても俺じゃもうあのカイトに敵いっこない……)」

遊矢「きっと、俺達の未来はゼロに振り出しに戻る運命にあるんだ……」

??「んな事で諦めんのかよ…そこで……そんなんが遊星が話してたアイツが認めるデュエリストってんなら拍子抜けだぜ。期待して来て損したよ。デュエル放棄してこの戦場から逃げな」

遊矢「逃げる…?俺が……父さんがデュエルに出場せず逃げ出したって、お客さんから名指しで言われ続けた時も、その場から逃げ出したくてゴーグルかけてつらい現実から目を背いてた」

柚子「遊矢…」

遊矢「…けど、それじゃ行けないって数々のデュエルを通してみんなから教わって来た。だから俺はもう暗闇に逃げたりしない!」


??「よく言った…それでこそ、遊星が認めたデュエリストだぜ」

遊矢「って、貴方は一体……」

ナンバーズハンター「止めだ!《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》で奴に2度目の最後の攻撃!」

遊星「カハッ」LP3000→0

 ピー

遊馬「ゆうせーーーーーー」

クロウ「ダイレクトアタック…決まりやがった……これでもう残り2人しかいねー」

ナンバーズハンター「逝ったか…これで、邪魔者は2人となった。奴の元に貴様らもすぐに送らせてくれる」


《インフェルニティ・ゼロ》
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0

オービタル「カイト様!奴ノフィールドノカードガ消エテイナイデアリマス!」

ナンバーズハンター「何……そんなハズはッ、バカな……あり得ん。デュエルリスクにエラーでも起きたか?」

??「エラーなんかじゃねー。こいつは、相手の攻撃宣言対象がライフ0になった時、このカード以外の手札をすべて捨てる事で手札から特殊召喚することで」

??「このカードが自分フィールド上に存在する限り、そのプレイヤーはライフポイントが0になった場合でも敗北とはならねー」

徳松「奴さんを助けたっつー事は敵さん…ってわけでもなさそうじゃねーの」

璃緒「でも彼の行動で遊星という人が救われたのも事実……」

ユート「何者なんだ……?」

ナンバーズハンター「貴様が…やったのか!!余計なことを…一体何者だ!!」

鬼柳「鬼柳京介。こいつのダチだ。俺を、俺達を舐めんじゃねー…遊矢、俺を満足させるデュエルを奴に見せつけてくれよ?」


鬼柳「遊星…立てるか?」

遊星「ああ…何とかな。…俺が、お前に場所を示していたハズなのに来るのが遅かったのは……何かあったのか?」フラフラ

鬼柳「それに関しちゃ面目ねー。少しここに来るまでに色々手間取ってしまってよ」

瑠那「居た」

鬼柳「見つかったかよ」

瑠那「ええ。貴方の性で遠回りする事になったけれどね」

遊星「……?」

素良「次から次へと…見に覚えのない人が来るね。(あの子も別世界のデュエリストなのかな?)」


瑠那「やはり私の推測は間違っていなかった…遊馬!アストラル!それに…凌牙!!」

凌牙「は…俺だ?」

璃緒「どういったご関係があるの?凌牙??」ニコニコ

凌牙「知らねーっての!」

遊馬「誰だ…あいつ」

アストラル「私も彼女の事は知らない。だが興味深い、どうやら彼女は私が見えていて、且つ君とシャークの事を知っているようだからな」

瑠那「どうやら彼と戦っているようね…なら、話は早いわ。強力して彼を止めて!私の世界で彼が奪ったNo.の影響でアストラルに多大な負荷を与えているの」

遊馬「何だって!!?」


アストラル「別の世界の私が…と言う事は……!カイトがこちらに来てどの位だ!!?」

遊馬「カイトがこっちに来てどの位経つか分かるか!?」

遊矢「えっと」

ユート「5時間は経過している」

アストラル「マズいな…。回収されてかなりの時間が経過している。もはや一刻の猶予も残されていまい」

瑠璃「ユート?さっきから降ってるこの雨…何だかおかしいと思わない……」

ユート「何がだ」


瑠璃「雨が肌に当たる事によって…貴方に対する思い出が…段々と薄れていってる気がするの」

ユート「な、に……?……!!?もしや………」

セレナ「うっ…いたい……なんだ。このかんしょくは……」

権現坂「遊矢……」

零児「私とした事が測り間違えていた。エンジョイメントリバースはもう始まっているという事か!!」

ナンバーズハンター「そうだ。いくら仲間が今頃増えようともうこの流れからは止められまい!好感度と共に消えろ!!」

鬼柳「誰が消えるだ…消えさせねーよ。全てのデュエリストをな!」


ジャック「《レッドデーモンズ・ドラゴン・スカーライト》!降り注ぐ黒い雨から皆を庇え」

クロウ「《ABF-神立のオニマル》!ジャックに続け!」

遊矢「ジャックにクロウ……仲間達の為に!」

鬼柳「フッ…こっちの世界のお前達にも庇うべき奴等いんだな。心配してたからよ安心したぜ!なら行くかよ?なぁ《氷結界の龍 トリシューラ》!」

ナンバーズ「どれだけ束になって庇おうと無駄だ。それでは貴様達のドラゴンの持ち主に対する好感度が減るだけだ!そんな事も分からないのか!」

遊星「例えそうだとしても、使い続けた事での信頼関係は簡単には崩れない。心の奥底に必ず思いは残されている!もし消えたのなら、それを再び思い出させるだけだ!!」

遊星「トラップカードオープン!《奇跡の残照》!このターン戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られたモンスター《スターダスト・ウォリアー》を墓地から特殊召喚する!」


遊矢「何で…そのカード使ってれば……」

遊星「俺には俺の役割がある。遊矢…お前はお前のデュエルで奴を元に戻せ!《スターダスト・ウォリアー》!ジャック!クロウ!鬼柳と共に未来に希望を照らせ!!」

遊矢「皆……」

瑠那「どうやら次は貴方のターンのようね。遊馬達に賭けるつもりで来たんだけれど願わずとは運命に呪われてるのかしら…」

遊矢「遊矢に遊馬が繋いで稼いでくれた時間は無駄にしない。君の願いは俺も同じだ。だから見ててくれ…カイトが戻って、君の世界のアストラルが戻るのを」

瑠那「なら私は研究者の端くれとして、精々このダークマターがもたらしてる黒い雨を防ぐ手立てを講じておくわ」

遊矢「ありがとう」

ナンバーズハンター「…何なんだ。貴様らは……俺の思い通りに事を為さないなど有り得えるわけが」

遊矢「人は思い通りに出来ないさ。それが人間でありデュエリストだ。皆、それぞれの想いを背負い生きてる…その誰かに対する想いが無くなったら」

遊矢「人が人でなくなるってお前の考えこそ間違いだ。誰しも隅に消えない思いが残ってる…好感度に現れなかった俺だけどそれは本当だ!」

柚子「遊矢……ホントの事、私は信じてるから」

遊矢「お前にもあるハズだ。俺がお前が奥にしまった思いを思い出させてやる…笑顔と共に!!俺の…ターン!!」手札0→1枚


鬼柳「おい遊矢…これを受け取れ!」シュッ

 バシッ

遊矢「このカードって…どうして貴方が!!」

鬼柳「理由なんてそんなもんどうだっていいだろ…まぁ、拾ったんだよ。俺にゃ使い道なんてないチューナーだ。お前のラストターンで使ってくれ!」

遊矢「えっ…気持ちは嬉しいけど……でも、デュエル中にカードを加えるのって普通駄目じゃ……」

零児「駄目だというならば、アクションカードはどう説明するつもりだ?」クイッ

遊矢「あれはフィールド魔法から散らばったカードを一時的に手札に加えてるだけだしデッキに加えてるわけじゃないから」

素良「それ以前に仮にもLDSの社長がそれ言っちゃう…?」


鬼柳「遊矢の世界での社長さんはどうやら暗黙の了解らしいが…テメーはこの行為に対して見逃すか見逃さねーか決めろ」

ナンバーズハンター「……好きにしろ。その一枚で運命が変わるとは思えん」

鬼柳「いいってよ。ほら」

遊矢「あ、ありがと……」カシャカシャカシャ

凌牙「デュエル中に危ない端渡りやがるぜ…アイツら……」

遊馬「アクションカードってのは……もしかして、これか!!」ペシッ

《クイズ:理科の300》

遊馬「何々…自分は以下の問題に答えなければならない。 正解・不正解で以下の効果を適用する。」


《問題:鉄300kgと綿300kg、どちらが重たい?》
●正解:自分は300LP回復する。
●不正解:自分は300ダメージを受ける。


遊馬「なんじゃこりゃーーーー」

アストラル「マズい…遊馬は理科が苦手だ」

小鳥「もーう!遊馬はこんな時になにやってるのよ!!」

遊馬「うークイズがあるなんて聞いてねーぞ…仕方ねー……どれにしようかな天の仏様の言う通り!」

遊馬「応えは綿だぁ!!!」

セレナ「うんだのみとは…わたしでもわかるもんだいだぞ」

沢渡「えっセレナ分かるの???」

アナウンス「不正解。貴方のライフに300ポイントのダメージを与えます」


遊馬「ぐへっ」LP2500→2200

ユーリ「彼…何やってるんでしょ……」

黒咲「だが…不思議と悪くない。そう感じないか?」

璃緒「当たり前ですわ。その行動で私達は彼に何度も救われて来たのですから」

黒咲「(瑠璃…?)奴のあの行動に場を和ませてる事を自身が感じてるのかまでは知らんが」

ユーゴ「あーイライラ来るーー!あんな奴に任せるって分かってりゃ、俺が負けたりしなかったのによぉーーーー!!!」

遊矢「ハハハッ……」

ナンバーズハンター「シャッフルは終わったか?」

遊矢「ああ。鬼柳のおかげでようやくお前に送るエンタメの準備が整った…」

ナンバーズハンター「この状況下で、デュエルでエンターテインメントを行う…だと……?」

遊矢「そうさ。俺のデュエルスタイルは父さんのエンタメデュエルを模したデュエルを行うエンタメデュエリスト。そのデュエルで貴方を元に戻し、笑顔にして差し上げましょう!」


遊矢「ドロー!チラッ ……来てくれたか!(俺の場のモンスター達とこのカードならまだ俺は諦めずカイトに訴えられる!)」

ナンバーズハンター「お前のそのデュエルで俺を笑顔と共に取り戻す事を諦めるつもりがないというならいいだろう!俺に挑んでくるがいい!」

ナンバーズハンター「だが覚悟しろ。貴様の訴えなど俺が全て受け流してくれる…!!」

遊矢「俺は、《星読みの魔術師》と《時読みの魔術師》のペンデュラムスケールを使いペンデュラム召喚する!」

遊矢「さぁ!ここで同時に召喚出来るのはどのレベルからどのレベルまででしょう?」

権現坂「確か《星読みの魔術師》のペンデュラムスケールは1だったハズ」

柚子「対して《時読みの魔術師》は8よ」


素良「間違えるわけないじゃん!2~7のモンスターだね」

遊矢「ピンポン!お見後!」

 ペンデュラム!ペンデュラム!

真月「何でしょう…このコール……」

ミザエル「これが…奴の言うエンタメ…デュエル……」

ベクター「ミザちゃん今頃お目覚めー??」

遊矢「では、行きますよ!ペンデュラム召喚!!(遊星…俺に合わせて!)」チラッ

遊星「ああ。準備は出来ている」ピラッ


遊矢「揺れろ魂のペンデュラム…天空に描け光のアーク!ペンデュラム召喚!俺の手札と遊星のエクストラより共に現れろ!俺のモンスター達!」

遊矢「《EMペンデュラム・マジシャン》!」

星4/地属性/魔法使い族/攻1500/守 800

遊星「《EMファイア・マフライオ》!そして…」

遊矢「再び現れろ!雄々しくも美しく輝く二色のまなこ!《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》!!」

瑠那「一気に3体も呼べる召喚法を扱うなんて…私達の世界では到底有り得ないわね」

遊矢「この瞬間!特殊召喚された《EMペンデュラム・マジシャン》の効果によって、自分フィールドのカードを2枚まで対象にし、そのカードを破壊して」

遊矢「破壊した数だけデッキから「EMペンデュラム・マジシャン」以外の「EM」モンスターを手札に加える」


遊矢「俺が選択するのは、《EMファイア・マフライオ》《星読みの魔術師》!!」

リン「せっかく張ってたペンデュラムスケールを崩した…?何か意図があるのかしら」

セレナ「あるさ。これによってゆうやはデッキからEMモンスターを2まいてふだにくわえられるんだぞ」

リン「そ、それは言われなくても分かってるから!私が聞きたいのはそういうことじゃなくって」

ユート「遊矢は…このターンで終わらせるつもりなんだ…だから、もうペンデュラムスケールは必要が無いと判断し次の一手の為に」

ユート「「EM」2枚を手札に加える選択をした」

リン「成程……」

遊矢「俺が手札に加えるのは《EMドクロバット・ジョーカー》《EMヘル・プリンセス》!」


ユート「よしっ!この2体なら」

瑠璃「エクシーズに繋げられるわね」

遊馬「スゲー!遊矢お前エクシーズも出来るのな!」

デニス「それだけじゃないよ。融合、シンクロ、そして彼の代名詞であるペンデュラムをも得意としてるから、それら全てを多彩に組み合わせた

デニス「バリエーションを駆使しエンタメを僕達に披露してるんだ。遊矢はネ!」

凌牙「エンタメデュエルねぇ」

遊矢「俺は《EMドクロバット・ジョーカー》を召喚!このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「EMドクロバット・ジョーカー」以外の」

遊矢「「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターの内、いずれか1体を手札に加えることが出来る」




遊矢「俺が選択するのは……」

 パラパラパラ

遊矢「…これは鬼柳からもらった……」ピカーン

遊星「消えた!!?」

ナンバーズハンター「次から次へと…どこへ消えた……」


…………………………

………………………

ズァーク「……ここに来させられた事について驚かないのか?」

遊矢「今回ばかりはお前に呼ばれる気がしてた」

ズァーク「そうか…。ならばお前も分かっているな」

遊矢「…カイトを戻したいって言う皆(観客)の期待に応える為に俺はそれぞれから繋ぎ託されてきた想いを胸にこの戦いを終わらせる覚悟でいる!」

ズァーク「だろうな。お前を心の奥底から見て来たから分かるそういう奴だってな。それにしても、満足するデュエルを自ら追い求めるデュエリスト」

ズァーク「そいつがお前なんかに手を貸してくれるとはな…いつぞやの俺のようなスタイルを通す奴だったぜ……フッ」

遊矢「そんな事はいい。…だから、俺に手を貸してくれ!!」


ズァーク「俺が呼んだからって勘違いすんじゃねーぞ。俺はタダでお前らの手助けするんじゃねー…代償は高く付くぞ」

遊矢「ああ…何でも言ってくれ。それなりの要求は飲む覚悟で来た」

 ゴスン!

遊矢「い、イタッ!目瞑ってる時に突然頭叩くなんて何するんだ!!」

ズァーク「俺がいつまでもそんな要求を提示出来る立場だと思ってるお前に頭来たからだ!こいつはその分」

遊矢「だからってブツことないだろ!ホント、いつまでも大人気ないんだからこの人は全く…」

遊矢「(でも、変わってくれた部分もちゃんとある……。だから俺は「俺が目指したエンタメの道を開拓し切り開いた」ズァークを頼りに出来るんだ)」


ズァーク「目を閉じて深呼吸しイメージしろ…お前がセッティングしてる《時読みの魔術師》と《星読みの魔術師》の間を振り子が揺れているのを」

遊矢「スーハー…ああ」

ズァーク「それがアストログラフ・マジシャンだ。そいつはお前が強く思ってる気持ちに呼応し道を新たに創り出し道を提示してくれる」

ズァーク「だが、お前の思ってる気持ちが少しでもズレてりゃ思った道にはいかねー…」

遊矢「俺の気持ちは揺るがない。今までの結果があったから、俺はカイトに同情出来て、アイツが抱える思いに気づく事が出来た。だから、今やってる行いを正したいと思えるんだから」

ズァーク「目を開けろ…完成だ」

遊矢「これは……!!」

ズァーク「どうやらお前の気持ちが満足に通じたみたいだぜ」


 ゴゴゴ グラグラグラ


ズァーク「流石に無茶した移動を試みたからかレイに感づかれたみたいだな。そろそろ頃合いだな。行ってこい」

ズァーク「そうだ。さっきの代償…お前の覚悟に応じて、お前と鬼柳、そしてお前の仲間達からお前に対する信愛度を測れる事をそれで願う事にするぜ」

遊矢「俺と鬼柳…そして、皆から俺に対しての今度は信愛度をか……分かった!」

遊矢「貴方の当時の…観客を沸き掻き立てるパフォーマンスは俺には出来ないけど、見ててくれ。これが俺の」



遊矢「俺の人を憎しみも悲しみもさせず心の奥底から笑顔にさせる…エンタメデュエルを!!」

ナンバーズハンター「な…に……俺が見えない速度で後ろに回り込んだというのか?」

柚子「遊矢!無事だったのね」

セレナ「だからゆうやならだいじょうぶだとさっきからいっているだろ!いちいちうるさいぞ!もとわたしめ!!」

璃緒「(何か…視えている?)」


ジャック「馬鹿な…奴の背後から現れただと!!?」

遊星「アクセルシンクロ…いや、違う……あの出現はあの間に一体何があったんだ?」

ズァーク「(さぁお前の言う理想がホントに叶うのか見せてもらおうか)」

ユーリ「(これは…悪魔のデュエリストだった彼の匂い……会って来たのですね。ズァークに)」

遊矢「俺は、《EMドクロバット・ジョーカー》の効果で《貴竜の魔術師》を手札に加える!」

星3/炎属性/魔法使い族/攻 700/守1400

クロウ「鬼柳っていや…」

鬼柳「言っとくが俺の魔術師ってわけじゃねーからな。単に名前被りのものを偶然拾っただけだ!」


権現坂「もしかしたらあれが鬼柳とやらから貰ったカードなのでは」

デニス「そうだろうね。ゴンちぁんの読み通りだと思うよ」

デニス「(さぁーて、こんな逆境でどんなエンタメでデュエルをフィナーレに持っていくのかボクも最後まで魅せてもらうよ)」

遊矢「そして、《EMドクロバット・ジョーカー》が召喚に成功した時、手札に加えた《EMヘルプリンセス》を特殊召喚出来る」

ヘルプリンセス「ピロロロピロロロ ガチャン フフッ」

星4/闇属性/戦士族/攻1200/守1200

遊矢「俺のフィールドにレベル7以上の「オッドアイズ」が存在する事により、俺は手札のこのカードの効果で場の」


遊矢「「オッドアイズ」を対象にレベルを3つ下げて、特殊召喚する。現れろ!貴竜よ」

ユーゴ「あいつ、チューナーだったのか…って事は……」

遊矢「俺は、レベル4となったオッドアイズにレベル3の《貴竜の魔術師》をチューニング!」

遊矢「ペンデュラム召喚の可能性は無限大!その無限に広がる道の中で俺の想いによって切り開かれた事により新たに顕現した『オッドアイズ』が今ここに!」

遊矢「シンクロ召喚!現れろ!《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》!!」

星7/炎属性/ドラゴン族/攻2500/守2000

遊馬「こいつが…遊矢の新たな「オッドアイズ」……」


遊矢「《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》が特殊召喚…この場合は、シンクロ召喚に成功した時…自分のPゾーンのカードを対象に」

遊矢「そのモンスターを特殊召喚させる事が出来る」

遊矢「…けど、その効果は使わない。」

エド「遊矢の判断は賢明だろうね。仮に《時読みの魔術師》をここで特殊召喚出来たとしてもエクシーズ召喚しようにもレベルが合わなくては意味を為さない」

アストラル「不動遊星の《スターダスト・ウォリアー》…そして、彼のエースが進化した《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》と《EM》モンスターで4体揃ったわけか……」

遊馬「ドクロバットジョーカーにヘルプリはレベル4だからランク4をエクシーズ出来るぜ!」

遊矢「(俺のエクストラデッキのランク4はユートの使う《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》のみ…)」

ユート「(遊矢はそれしか持っていまい。考えてても選択の余地なんて無いぞ……)」


アストラル「我々の活躍があれだけではここでカイトの為に戦っている意味もない。遊馬!彼に希望を渡せ!」

遊馬「ホープを!!?」

アストラル「ああ。どうやら彼のエクストラは枚数を満たしていないようだからな…2枚程、彼に力を貸す」

遊馬「いいのかよ…そんな事して……」

アストラル「鬼柳京介がした事だ。それに、これはさっきのとは違い、デュエル中のデュエリスト間のエクストラの行き渡しだ。問題ない」

遊馬「あーもう!分かったよ!!遊矢!このカードを使えぇーーーー!!!」


 バシッ

遊矢「このカードって…」

遊馬「俺達の希望の象徴だ。お前がカイトにそれでぶつけてくれ!」


遊矢「……分かった。俺は、レベル4の《EMドクロバット・ジョーカー》と《EMヘル・プリンセス》でオーバーレイ!」

遊馬「オレ達の戦いはここから始まる! 白き翼に望みを託せ! 現れろ光の使者!!《No.39 希望皇ホープ》!!」

ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000

ユート「遊矢が俺のエクシーズ以外のランク4を出した…だと……」

黒咲「先ほど、あの男から受け取ったものか…果たして、ユートのダークリベリオンを差しのけてまで優先するものか……」

エド「(あれには、どんな効果が秘められている?)」

ナンバーズハンター「希望…皇……こいつは……ウッ、頭が……また、脳裏にヴィジョンが流れて……」



遊馬「そうさ。忘れようとしても培って来た記憶のピースはそう簡単に消えるもんじゃねーんだからなっ!」

ナンバーズハンター「よ、世迷言を……」

璃緒「さて、ここからが正念場ね」

真月「攻撃力3000と4000のギャラクシーアイズを従えた奴のライフは未だ8300もあると来た…奴はどうするつもりだぁ?精々足掻いてみせろや」

遊矢「(俺がバトル前に出来る事はもうない……でも、最善は尽くした……)…やるんだ!皆の想いを乗せて、カイトを必ず取り戻す!!」

遊星「その意気だ。俺は、相手の…いや、遊矢のメインフェイズ時、手札の《エフェクト・ヴェーラー》を墓地に送る事で、相手フィールドの」

遊星「効果モンスター1体を対象にし、そのモンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にする!」

ナンバーズハンター「なに……ッ」


遊星「俺が選択するのは、《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》だ!」

ユーリ「ほう。そう来ましたか。このプレイングは上手いですね」

ユーゴ「どういうこった?」

リン「相手のタイタニック・ギャラクシーの効果把握してる?見てみなさい」

ユーゴ「へーなになに………魔法カード無効化にエクシーズ素材効果と、他のエクシーズモンスターが破壊された時にそのモンスターの攻撃力分アップするだぁ!!?」

瑠那「あの効果はe・ラーにも通じてた程の強力なエフェクトを兼ね備えている。彼の封じ手は間違っていなかったわ」

遊星「サポートは尽くした。後は遊矢、君次第だ。俺は…後は、チームサティスファクションと共に黒雨から皆を庇いながら影ながら見守らせてもらう」

遊矢「ありがとうございます…(あの4人チームサティスファクションってメンバーなんだ……知らなかった)」


遊馬「遊矢、まだやる事は残ってるぜ!ランクアップだ!」

遊矢「えっランクアップ…?ランクアップって確か、ランクアップマジックがなくちゃランクアップ出来ないじゃ…」

アストラル「可能だ。我々の力ならば」

遊馬「不可能をも可能にして来たのが俺等だぜ!フィールドに《希望皇ホープ》が存在する時、手札の《RUM》を墓地に送る事でエクストラよりエクシーズモンスターをこいつに重ねてエクシーズ召喚する!」

遊矢「ハッ!!もしかして、これってこの為…」

遊馬「《RUM ヌメロン・フォース》を墓地に送り、ランクアップエクシーズチェンジ!」

アストラル「砕け散り我が魂の記憶。今、ひとつの星となりて、天命を貫く霹靂となれ!これがナンバーズの終焉にして頂点!」

遊矢「《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》!」

ランク10/光属性/ドラゴン族/攻4000/守2000

次回に続きます。ラストスパート目の前…頑張っていきますよー


沢渡「んだありゃ…。エクシーズモンスターにエクシーズモンスターを重ねる事で出せるエクシーズ召喚だぁ!!?インチキ手段もいい加減にしやがれ!!」

クロウ「それ俺が言おうとした台詞だっての…まぁ、同意見だがよ」

ユート「まさか、遊矢も…ランクアップを使うとは……!!」

デニス「エクシーズを使う彼とのファインプレーだね。全く魅せてくれるよ」

素良「あれが『No.』っていうのの終焉にして頂点に君臨するドラゴン…」

瑠那「あれは私は見た事が無いけれど『No.』は100枚存在するの。それのどれもがアストラルの記憶のピースとなっていたもの」

素良「アストラルってのが僕達には見えないけど、その遊馬っていうエクシーズ次元を元にした世界のデュエリストの隣にいる幽霊…?の事なんだよね」

瑠那「ええ」


瑠那「どちらかというと生命体に近い存在ね」

素良「ふーん……ん?あれ、でもさっきそこの彼がNo.101ってモンスター出してたし、107ってギャラクシードラゴンをナンバーズハンターであるアイツが出してたよね?」

瑠那「えっ」

シャーク「ありゃ特殊な成り立ちで得た『No.』だからな…それに107を越して1000まで存在してるしな……」

瑠那「せ、千…ですって……?私の世界ではそんなイレギュラーな立ち位置の『No.』など存在していなかった…出来れば、なんでそんな数字のものまで存在していたのか詳しく教えて!!」

シャーク「つ、詰め寄って来られても、遊馬は認めても素性が怪しいお前なんかに俺は話したかねー」

璃緒「凌牙よくてはなくて?どうせ終わった出来事の事…。私も、彼女の世界の事を知りたいと思っていた所ですし、お互いの情報交換が条件でなら…ね?」

瑠那「いいわ。貴女の提案に乗ってあげましょう」


瑠那「そこの機械が得意そうな貴方、私がこの雨をサンプリングしたデータを元に作ったカルテを元に妨害装置を作って頂戴。10分で」

ユーゴ「…は?いや唐突になんだよ。俺に頼むのは間違っちゃねーが、流石にそんな無茶苦茶な要求、コモンズの俺が金もねーのに飲めるわけ…」

零児「私が手を貸そう」

ユーゴ「アンタが…確かに、アンタなら金もあるし部下に伝達すりゃ部品も取り寄せ可能だけどよ。人手がたりねーだろうよ!人手が!!」

リン「そんな時の私じゃない」

 スタッ

遊星「俺も手を貸そう。メカニックとしての実力はあるつもりだ」

遊星「《スターダスト・ウォリアー》!俺がこちらに掛かっている間任せたぞ」

スターダスト・ウォリアー「」コクリ


ユーリ「3人…ですか。どうですかユーゴいけそうですか?」

ユーゴ「しょうがねー……カイトがいないのが悔やまれるが、まぁ俺達で出来る限りやってみるか!」

シャーク「勝手にしろ」プイッ


ナンバーズハンター「攻撃力…4000!!?俺の、ダークマターと…互角にまで持ち込んだ…だと……」ズキン

遊馬「それだけじゃねー!ホープドラグーンの効果!」

遊矢「…成程。自分達の墓地に存在する『No.』モンスター1体を対象に蘇生させる。俺が蘇生させるのは……」

遊馬「《No.33 破滅のアシッド・ゴーレム》だ!!」

ナンバーズハンター「う…痛む……またそいつか…しかし、そのモンスターは」

遊馬「こいつが存在する場合俺達は特殊召喚出来ねーしエクシーズ素材が無い場合攻撃出来ねーっていいてーんだろ…」

アストラル「彼の考えは普段なら間違っていない。だが、希望皇龍はそのすべてをも凌駕する」


遊矢「この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効となる」

ナンバーズハンター「な…に………」

遊馬「これでダークマターにタイタニックギャラクシーの攻撃力に並んだぜ!」

エド「だがこれでは奴のライフを削りきれまい。決定打に欠けているのも事実だろ」

アストラル「確かに…残り2体での一斉攻撃を行っても彼のライフは残る……」


 タッタッタッ バシッ

遊矢「こんな時こそ、さっき遊馬がしたようにアクションマジックを使うんです!」

遊矢「さぁーどんなカードを拾ったか…運命の瞬間です!!」

遊星「フッ」

遊矢「チラッ 俺が手札に加えたのは《ナナナ》でした!魔法によって俺が選択するのはこのデュエルで締めを飾りますメテオバースト!その攻撃力は700アップします!」


ジャック「おお!ここでそれを拾い遊矢のオッドアイズシンクロモンスターに攻撃力を加算させるとはっ!!」

《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》攻撃力2500→3200

柚子「これなら…」

権現坂「しかし、それでもまだ攻撃力が奴のライフを削りきるのに足りんハズだ」

ユート「おおよそ2000程な…」

柚子「そんな…!!」

素良「でも僕等は遊矢に考えがあるって信じてるよ」


遊矢「行くぞ……バトルだ!」キリッ


ナンバーズハンター「かかってこい……」

遊矢「俺は《No.99 希望皇龍ホープ・ドラグーン》で《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》を攻撃!」

アストラル「攻撃力はどちらも同じ」

遊馬「これならあの邪悪に染まったカイトのドラゴンを戦闘破壊出来んだろ!!」

遊矢「ああ。それが全ての元凶だというなら…まず先に、俺はそのドラゴンを仲間の力と共に破壊してやる!」

ナンバーズハンター「クッ」

徳松「ド派手なモンスター同士のぶつかり合い、中々見れる機会なんてねーからこの年になって見れて久しぶりに興奮しちまったぜ」

沢渡「この状況で言うのも何だけど俺も魅かれちまった」


エド「これで奴のドラゴンは消え去った…」

ナンバーズハンター「ウッ…」

瑠那「多少は破壊された事によりカイトの捕らわれた心が解放されて彼の心に響いたんじゃないかしら?」

カイト(ナンバーズハンター)「ゆ、う…ま……?」

遊馬「カイト!気がついたのか!!」

シャーク「心配かけさせやがって…」

遊馬「俺等お前の事が心配でこの世界まで来たんだぜ!!」

カイト(ナンバーズハンター)「この世界は……ウッ………」


カイト(ナンバーズハンター)「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

黒咲「奴の様子がおかしい…一体、どうしたというんだ……」

遊星「やはりか…遊矢、上を見ろ」

遊矢「そんなっ!!?」

遊星「まだダークマターがもたらした雨は消えていない」

璃緒「それ所か、最悪もしかしたら元凶はダークマタードラゴンでは無い可能性も出て来ましたわ」

小鳥「嘘…でしょ」

零児「だが辛うじて彼の心は仲間達に再び会う事で心を揺さぶる事が出来たようだ。なら今が彼の心を取り戻す絶好の機会という事になる!」


零児「行け!榊遊矢!彼が抱える闇を絶ち、君の父の榊遊勝のようにエンタメデュエルで最後は彼に笑顔を取り戻せ!」

遊矢「応えてみせるさ!遊星の《スターダスト・ウォリアー》で《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》を攻撃!」

セレナ「れいじ。やつに笑顔をつたえるには、ゆうやだけでなくやはりわたしたちのけっそくのちからもひつようだとわたしはおもっている。ちがうか?」

零児「結束のちから…彼に対しての……ッ!そうか!!」

遊星「シューティング・フィスト!!」

ナンバーズハンター「ウッ…うぅ!!!」


零児「……というわけだ。皆の想いを彼に託したい。頼まれてくれるな?」

リン「勿論よ。だって、私の改造がこんな時に役に立つんだもの!協力しないわけないわ!」


ユーゴ「ヘヘッ……リンが作ったあんなのでも役に立つとは全く世の中ってのはどうなるか想像つかねーよ」

ユーゴ「遊矢!今からお前に俺達からお前に対しての信愛度を測って送る!それの数値の合計によってお前の力になる加減が変わるハズだ!!」

遊矢「親愛度を俺に…」

零児「どうやら合計数値のラインは500との事だ。君と共に奴を改心させる為の手段だ。色々とトラウマがあるだろうが君に対しての私達の想いを信じてくれ」

遊矢「……分かった」

ユーゴ「んじゃ行くぜー準備出来てっか皆!」

みんな「せーの!!」ポチッ


ズァーク「(今こそ…遊矢に皆の想いを一つに)」

ここで恐らく最後の好感度…じゃなかった信愛度の測定です
コンマ判定での測定目標ラインは500とします
遊矢に対しての27名の合計数値はいかに?
※500満たした場合と500満たなかった場合でエンディングが変わるかも…?
測定対象がエクシーズ次元のカイトに装置が改修された事により多くなった為、時間を空けての連投なら有りとします
明日のこの位の時間には続きが書けるよう協力お願いします
遊星から遊矢への親愛度
↓1レス コンマ以下

遊馬から遊矢への親愛度
↓2レス コンマ以下

アストラルから遊矢への親愛度
↓3レス コンマ以下

ユートから遊矢への親愛度
↓4レス コンマ以下

瑠璃から遊矢への信愛度
↓5レス コンマ以下

ユーゴから遊矢への信愛度
↓6レス コンマ以下

リンから遊矢への信愛度
↓7レス コンマ以下

ユーリから遊矢への信愛度
↓8レス コンマ以下

セレナから遊矢への親愛度
↓9レス コンマ以下

柚子から遊矢への好感度
↓10レス コンマ以下

権現坂から遊矢への親愛度
↓11レス コンマ以下

沢渡から遊矢への信愛度
↓12レス コンマ以下

零児から遊矢への信愛度
↓13レス コンマ以下

ジャックから遊矢への信愛度
↓14レス コンマ以下

クロウから遊矢への信愛度
↓15レス コンマ以下

徳松から遊矢への信愛度
↓16レス コンマ以下

黒咲から遊矢への親愛度
↓17レス コンマ以下

素良から遊矢への信愛度
↓18レス コンマ以下

デニスから遊矢への信愛度
↓19レス コンマ以下

エドから遊矢への信愛度
↓20レス コンマ以下

小鳥から遊矢への信愛度
↓21レス コンマ以下

シャークから遊矢への信愛度
↓22レス コンマ以下

璃緒から遊矢への信愛度
↓23レス コンマ以下

真月から遊矢への信愛度
↓24レス コンマ以下

ミザエルから遊矢への信愛度
↓25レス コンマ以下

瑠那から遊矢への信愛度
↓26レス コンマ以下

鬼柳から遊矢への信愛度
↓27レス コンマ以下


皆がエースカードをかざし想いを込め遊矢に募った…結果


ユーゴ「おっ…」

 好感度測定装置(信愛度):27名分の遊矢に対しての合計数値結果“1335”

アストラル「どうやら彼に私達の偽りの無い全ての想いが…届いたようだな」

小鳥「ええ」

エド「あの少女…そうか。サヤカという少女のフェアリーチアガールを見て…あのカイトが動揺したのはこの子を思い出して攻撃を辞めたのか……」

ユーリ「圧巻の1000オーバーを出すとは…やはり遊矢は僕達3人には無い才能を本来は持ち合わせているようですね。見事です。それに加えて…」

ユーリ「お嬢様……流石にこの状況でその数値は無くないんじゃありません?」

セレナ「ギクッ」


零児「私の想定しうる測定ラインを大幅に超えてくるとは…やはり君はデュエルで人を魅了する才能を持ち合わせているようだ」クイッ

零児「そのデュエルに誇りを持て!今の君なら…」

遊星「彼を必ず救える…。何故なら、俺達はもう」

鬼柳「満足同盟“チームサティスファクション”の一員だからな…!!」


遊矢「伝わるか…カイト、俺に皆の力が集まって来るのを……」

ナンバーズハンター「ァァ……?」

ズァーク「皆の想いが一つとなりお前に力を与えてくれてるようだぜ…その証拠に、ほらよ」


遊矢「これは……」

遊矢の伏せカード《ミスディレクションの翼》→《???》

遊馬「こいつは…もしかして!!」

アストラル「彼に対しての私達の想いが交わる事により書き換わったたのか!!?」

遊星「《スターダスト・ウォリアー》が戦闘で破壊された時、エクストラデッキからレベル8以下の《ウォリアー》シンクロモンスターをシンクロ召喚扱いで特殊召喚する!」

遊星「俺が選択するのは…《ライトニング・ウォリアー》!!」

星7/光属性/戦士族/攻2400/守1200

遊星「」チラッ

遊矢「(このカードを見て…遊星さん。何度もありがとうございます…!)」


遊矢「遊星の《ライトニング・ウォリアー》で攻撃!!」

遊星「スターダストウォリアーから続くフィールを次はその身で味わえ!ライトニング・パニッシャー!!」

ナンバーズハンター「グハァッ」LP8300→5900

ユート「そして、攻撃力3200となった《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》で攻撃だ!」

遊矢「烈火のメテオバース・バースト!!」

ナンバーズハンター「グフッ」LP5900→2700

沢渡「いよっし!!」

徳松「…けど、これでよぉ。遊矢の攻撃は終わっちまったっていう事になる」


ナンバーズハンター「そ…うだ……。このターンで…決められなかったお前の敗北は、もう免れ……」ポロポロ

ナンバーズハンター「何だ…この涙は……何故、俺の手が震えている……」

遊矢「それは例えお前がモンスターになったからと言っても今までの感情を零にする事なんて出来ないって本能で分かってるからじゃないか?」

ナンバーズハンター「俺の、本能…がそう感じ取ったというのか……」

遊馬「言ったろ!培った感情はぜってー消えたりしねーってな!!」

遊星「ああ!!それが相手に対しどんな想いを抱いていてもだ」


 バサッ

???「兄さん!兄さん!!戻って来て!!兄さん!!!」


月影「ぬ…あの空に飛ぶグライダーから零羅殿のような幼い子の声が聞こえるでござる……」

カイト(ナンバーズハンター)「この声は…ハルトっハルトォォォォォォォォ!!!!!」


 バシュッ スタッ

 ダキッ

ハルト「苦しいよぉ…でも、良かった。いつもの兄さんだ」テヘヘ

カイト(ARC)「どうやら…闇に飲まれていた俺自身の感情を呼び戻す事が出来たようだな。俺は必要だったか?」

遊矢「いいや。誰一人欠けても叶わなかったさ。皆の消えたくないって想いあってこそ叶ったこと……」

遊矢「ありがとう…皆……ここまで来れたのは皆が俺を信じ続けてくれたからだ」

遊矢「それに柚子から俺に対しての好感度嬉しく思った」

柚子「当然よ…私が遊矢に対して測るなら親愛度より好感度がいいじゃない!だからその配慮よ…ウッ」(。・・。)ポッ


遊矢「だから、俺は…最高のエンタメによる輝きでアイツに未だ潜む闇と、この黒い雨を浄化し笑顔を振りまきましょう!」

遊矢「リバースカードオープン!ラストを飾るのは《ワンダー・エクシーズ》!!」

ユート「確か…あのカードは」

黒咲「モンスター同士でエクシーズ召喚させるカードだ」

遊矢「俺は、《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》と《ライトニング・ウォリアー》でオーバーレイ!!」

遊矢「二色の眼の竜よ。深き闇に潜り、怒りの炎で闇の底に静まる敵を焼き払え!エクシーズ召喚!いでよ、ランク7!」

遊矢「災いを振り払い笑顔に変える竜、《覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン》!」

ランク7/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500


 

璃緒「雲が…晴れて行きますわ」

クロウ「助かる…流石にずっと雨を凌いでるだけでも疲れたからよぉーーーーー!!!」

瑠那「こっちの対策は必要なかったわね…」

遊星「君のドラゴンが光を照らした…俺のシューティングスターのように」

遊馬「決めやがれ!」

遊矢「行くぞ!憤激のデストラクションバースト!!」

カイト「……フッ」LP2700→


 バシュッ

カイト「う、な…に……が……」グラッ


黒咲「カイト!!」

ハルト「そんな…兄さん!!?」

ユート「どうやらアイツの身体から弱みにつけ込み俺達の世界まで支配しようとした奴がこの瀬戸際にお出ましのようだ」


遊馬「おい、アイツって…」

アストラル「まさか……!!」

ベクター「おいおい…マジかよ。全く、衝撃の新事実を投下しやがるぜ」

ホープレス「この者を利用する事で『No.』を回収し、邪魔となる異世界の召喚法を操る者も同時に記憶と共に葬り去る事が我の目的だった…」


ホープレス「その目的に多少誤差は生じたが…、何人たりとも我の目的を覆す事は出来ん」

ホープレス「カウンタートラップ!《黒希望降臨》!!」

通常罠
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
相手フィールド上のドラゴン族モンスターエクシーズ1体が攻撃宣言した時に発動できる。
自分のエクストラデッキから戦士族モンスターエクシーズ1体を特殊召喚する。
このターン、この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は
戦闘を行う相手モンスターの攻撃力と同じになる。

カイト「これは…俺の、《ダブルドラゴンディセント》が……」

ミザエル「奴に浸食された影響か!!おのれ!!ギャラクシー達を手駒にしおって!!」

ホープレス「来い…我の分身である。《No.98 希望皇ホープレス》」

ランク4/闇属性/戦士族/攻2000/守2500

遊矢「お前がどんな想いでここまで来たのか『No.』を持たない俺なんかには到底分からないさ…けど、そんな俺にだって一つは分かる事だってある」


遊矢「人を利用してまで自分の目的を優先し、世界を零にしようとしたお前の行いは間違ってるって!!」

ズァーク「決めろ!!」

遊矢「ペンデュラムゾーンの《時読みの魔術師》の効果!」

ズァーク「自分のペンデュラムモンスターが戦闘を行う場合」

遊矢「相手はダメージステップ終了時までトラップの効果は無効となる!!」

ホープレス「馬鹿な…」

パリーン

ホープレス「こんな、人間に我が敗れるとは……」LP0 ピー


WINNER 遊矢、遊馬、遊星ペア

ホープレス「満を持して登場やで!」
時読み「だめです」


遊矢「……インバース・ギアウィス!」

ホープレス「(我の存在は絶望の神であるe・ラーの残留が創り出したもの…希望を許さぬその思考を我は継ぎこの世界まで来た)」

ホープレス「…だというのに、この我が、青年とこんな少年に」

遊矢「ここまで絶望を振りまいた報いはお前にきっちり受けてもらう!行け!《覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン》!」

遊矢&ズァーク「憤激のデストラクションバースト!!」 」

ホープレス「そしてまたしても九十九遊馬とアストラルに破れるとはぁぁぁ」LP2700→0 ピー

 ドスン!


鬼柳「終わった…のか?」

ジャック「見ろ。オッドアイズ・レイジング・ドラゴンの光で当たりの雲が晴れていっている」

遊星「ああ。それが証拠だ」


遊星「俺達の絆という結びが絶望を未来の光で照らし彼を元のカイトに戻し笑顔を取り戻す事が出来た…俺達の勝利だ!」

素良「もしかして、ホントに遊矢たちの勝利……?」

黒咲「そのようだ」


 カランカランカランコロンカランコロン

権現坂「遊矢ぁぁーこの男、権現坂…お前なら俺達の想いを乗せてやってくれると信じていたぞぉぉぉ!!」

沢渡「泣きながらしゃべんじゃねー!お前は一々五月蠅いんだよ!それに五月蠅いのは下駄もだぁ!!」

デニス「全く。遊矢の事を心配してた癖に、遊矢の前では隠しちゃってホントゴンちゃんってばー」

権現坂「な、何の事だか…?ま、まるで意味が分からんぞっ!」トボケ


遊矢「権現坂、デニス…沢渡!!」

徳松「俺も忘れられちゃ困るってんでい!」

遊矢「徳松さんも…」

徳松「何がどうなってこんな状況になっちまったのか一部始終を見ても知りもしねー俺なんかじゃ分からねーだろうが、お前が俺達の世界を救ったってのは見てて伝わった」

徳松「それでお前さんの仲間を取り戻す事に成功したのは理解できる。だから、遊矢、お前はシャキッとしやがれ!」

遊矢「シャキッと…うん。分かった。徳松さんの測定から落ち込んでた俺は自信を取り戻せた…だから俺はカイトにぶつかれたんだ。徳松さんがあってこその結果だった」

遊矢「だから、ありがとうと言わせて下さい」

徳松「遊矢に励みのある言葉を贈ったつもりが俺に褒め言葉を言われるとは…照れるぜ」

遊矢「俺も徳松さんの言う通り、落ち込まずに自信を持ってこれからもエンタメを広げていく事にするよ!」


ユーリ「全く……デュエル直後に遊矢に対して詰め寄るとは、激闘の末だと言うのに………彼らには困ったものです」

ユーリ「でも…遊矢と他世界の皆さんの協力が無ければ僕達の想いを募り奴にぶつける事も出来なかったのも事実でしょうし…」

ユーリ「……仕方ないですね。今回ははしゃぐのを見逃してあげましょう」

ユーゴ「お堅い奴の許可も得れたし俺もあの場に」

ユーリ「待って下さい。誰がお堅いですか!今のは聞き捨てなりませんよ。ユーゴ!貴方は毎度毎度」ガミガミ


セレナ「またユーリのせっきょうがはじまったようだ」

瑠璃「うん…でも、これがいつも私達が見慣れてる本来あるべき光景だもの」

ユート「…ああ。確かに、戻ったんだな」



 グタッ

カイト「ッ!!」

ミザエル「カイト無事か!!」

カイト「ミザエル…お前も来て居たのか……」

ミザエル「同じギャラクシー使いとして心配しないわけがあるまい」

ハルト「痛そう…治る?」

瑠那「ええ。大丈夫よ。誰かが何者かに操られた時の事も考えてちゃんと治療薬を持って来たから」

カイト「アンタ…は」

璃緒「彼女は、Dr.フェイカーの助手をやっていた瑠那。彼女は、科学者としてアストラル世界のエネルギーを研究中、難病な自分の子供にエネルギーを転用した性で」


璃緒「アストラル世界にその少年の魂を囚われ、それに対し怒ったフェイカーが地上世界を滅ぼしかねない行為を進めていき、彼女はそれを止める為」

璃緒「袂を分かち、 ナンバーズの力を持ちフェイカーと戦った。それが彼女よ」

ハルト「フェイカーってボクのとうさん…のこと?お姉さんがお父さんの所で働いてたんだ」

カイト「いや違う…。そうじゃない。俺達の世界での部下はMr.ハートランド只1人だ。」

ハルト「えっそれじゃ」

カイト「俺の父じゃないフェイカーのその難病な子供とは…もしやっ!!」

シャーク「そうだ。別次元のお前の弟の事だそうだ」


カイト「凌牙…」


凌牙「異空間に行ってたんだからお前は特に分かるだろ。もし、記憶が無くて同一人物の存在証明にならねーってんなら、あそこにもう一人のお前がいる」

凌牙「それが別次元があり同一人物が存在するっていう証明だ」


カイト(ARC)「サイファー…お前を酷使し過ぎたな。疲れたろ。休め」



カイト「俺が居る…!」

ハルト「最初はビックリしたけど、あの兄さんも兄さんと変わらず優しかったよ」ニコッ

カイト「確かに、ナンバーズハンターとなって異空間を移動していたのは事実だ。俺自身もそこに存在している…お前がフェイカーの部下だった事を認めよう」

ハルト「何でお姉さんはここに?」


瑠那「貴方に奪われたアストラルの記憶のピースである『No.』を回収しに来たの」

カイト「瑠那と言ったか。お前の次元に存在するアストラルの『No.』を俺が奪い取ったのか…?」

瑠那「2、30枚程ね…流石に、私の世界のアストラルも侵入された事を見抜けなかったみたい」

ミザエル「カイトの中に潜んでいた奴は全て抜き取っていたと言っていたが…?」

瑠那「その残りはフェイカーよ。咄嗟の反応でそれだけを創り出し被害を最小限に留めたの」

璃緒「どの世界でもどんな状況であっても最善の対処を行うとはそのアストラルは私達の良く知るアストラルと本質は同じようですわね」


 パサッ

カイト「No.50、52に、38、62、107…他にもあるが、俺の弱みに付けまれる原因となったこいつがNo.95ダークマター………」


瑠那「No.107は私達の世界のものではないわ。存在しないもの。これは、ある次元に返さなくては…」

ミザエル「私が預かろう。ギャラクシーを持つ者同士惹かれあう時がこよう」

瑠那「あらそう。それならお願いするわ」

ベクター「(ミザちゃんもしかしてパクる気?度胸あるじゃないの)」

ミザエル「誰がベクター貴様のように姑息な事をするものか!!」

ベクター「チェッ 来て損したぜ。まぁ面白いもん見れただけ良しとするか…それにしても、アイツは何だったんだ……姿形まるで」

瑠那「遊馬の希望皇ホープのようと言いたいのよね。貴方の感じてる事…分かるわ」

小鳥「何か希望が逆転したら遊馬もああなってた可能性感じてきちゃう外見…。関係あったりしない…よね?」




遊馬「お前は……」

遊矢「……」

ホープレス「我は絶望の神であるe・ラーの残留が創り出したもの…名をホープレス」

アストラル「ホープ…レス」

瑠那「(やはりe・ラーが関係していたのね。残留となってまで希望の光を消し去る使命をカードに創り出した)」

ホープレス「かの次元で絶望の神が敗れた事により…e・ラーを象徴とする”混沌を総べる絶望の化身”は、e・ラーが潰いえても尚…あらゆる次元を漂流していた」

アストラル「混沌を総べる絶望の化身…私もエリファスから聞いた事がある。私と対となる存在がドンサウザンドとは別の者が違う世界には居るだろうと…それが、e・ラーであり絶望神アンチホープか!!」

ホープレス「ああ。そうだ」





ホープレス「次元を漂流している…そんな時だ。絶望神が操っていたカイトを違う次元で見つけたのは)」

遊馬「確か、そん時って」

カイト「俺は…ミザエルとの好感度測定合戦を惨敗で終え、俺自身を変える為に異空間に飛び込み修行をし、ナンバーズハンターとしてランクアップする事に成功し次元を渡り歩いていた頃だ」

遊馬「カイト!!」

遊矢「そうか。そこを付けこまれたのか」

ホープレス「ナンバーズハンターにランクアップ出来たと言うのがそもそもの間違いだ。我がお前を利用しなくしては成り変わる事は出来なかったのだからな」

カイト「馬鹿な…今までの俺の姿は、借り物だったという事か……」

ホープレス「人間というものは面白い生き物だ」


ホープレス「自分がどう思われているのか気になり知りたがる一面、それを知ってしまい評価が良ければ喜び、悪ければ隠してでも心を塞いでしまう」

ホープレス「全く鉄の意思と鋼の強さを持ち合わせていない者共ばかりよ。だからそういった弱みにつけ込まれるのだ」


カイト「グッ 断ち切ったつもりだったが…断ち切れなかったから招いた事。否定出来んッ!!」

遊矢「俺は…自分が自分に対して、完璧だと思ってないさ。誰しも、俺に対してでも喜びや悲しみといった喜怒哀楽の感情を抱いてるのが普通だと思ってる」

遊矢「俺やユートに、ユーゴ、ユーリも自身が、感情の差が分かれてて相手に対しての好感度を測っても結果が悪かったから、俺は徳松さんに教わって偽りの無い気持ちで接していく事に決めた」

遊矢「そしてサティスファクションの皆とエドと測って来て、このデュエルで皆の信愛度と共にお前にぶつける事で結論づけたんだ」

遊矢「それが人の感情なんだって、誰かに対しての気持ちや感情、好感度なんてその時の状況に左右される。そんな事を気に病んでも仕方ないって」


ホープレス「何を言っている…その振り子のように安定しない感情が、正しいなど……貴様は、また先ほどのカイトのように利用されてもいいというのかっ!!」

遊矢「その時は、俺は…絶望に染まり滅ぼしかねない。お前の思想を捕らわれない程のエンタメで覆し笑顔にしてやる!それが俺のデュエルだ!!」

ホープレス「(あの瞳……嘘じゃない。奴は絶望ではないエンターテインメントとやらで私を別の思想に転換させようとしている……)」

ホープレス「(あの者だけじゃない…他の者もだ。誰ももう我の力で飲み込める者は存在しない……)」

ホープレス「お前達とは相容れそうにない。全く…面白い思考を持つ者たちよ。我の、我等の負けだ……」


 パサァァァァァァ

エド「ブラボー!遊矢、僕達の想いを代弁した、いい実況だったよ」

遊矢「やめてくれよ…恥ずかしいんだからさー」


遊馬「まさか、遊矢に言いたい事全て言われるとはな…ん?それどうすんだ??」

アストラル「回収し、エリファスに渡す。これは他世界のものとはいえ世界中に色々と災いを招いたからな。それでいいか?」

瑠那「それは私の管轄外の『No.』として現れたみたいだし。貴方に任せるわ」

アストラル「感謝する」


ユート「すまない。ここで一ついいか?」

ユーゴ「何だよ。こんな時に」

ユート「ここではっきりしておきたい事があるんだ」

瑠璃「どうしたの?」

ユート「別世界のカイトの発明とは言え、好感度測定装置が異空間に繋がった事により次元を越え奴を行き渡らせてしまった」


ユート「その引き金を引いたのは間違いなくこれだ」

素良「胡散臭いと思ってた好感度測定装置の事だね」

カイト「認めよう…」

黒咲「つまりどういう事だ?」

ユート「遊矢が奴に言った事、俺は遊矢と違ってまだ体現出来てないと思う所が何点かある。遊矢が身に着けたそれを体現していかないとこの先」

ユート「奴のような弱みに付けんでくるものに対処出来ない(関係性の悪化に繋がりかねない)…だから、俺はもうこれは必要が無いと思っている」

カイト(ARC)「だからお前は何をしたいんだ?」


ユート「この場にある全ての好感度測定装置を壊す!」

リン「えぇぇえええええ!折角作ったのにーーー」

黒咲「ユート…お前、俺等が隠れて測定した事で瑠璃との関係悪化を招いた事やはり気にしてるだろ……」

ユート「違う!お、俺は…瑠璃とお近づきに……」

瑠璃「えっ何て」

ユート「」(//・_・//)カァ~ッ…


カイト(ARC)「この分だとユートと瑠璃の関係が進展するのもまだまだ先か…ちなみに黒咲、妹が心配なお前は発展していくだろうこの関係を認めるのか?」

黒咲「どうだかな。だが、今の関係は…悪くない。当分は黙認しながら見守らせてもらおう」




鬼柳「さて…と、ここら辺で関係ねー俺等はおさらばするとするかね」

遊矢「待って下さい!鬼柳さん…それに、遊星さん!何度も窮地を助けて下さってありがとうございました!!」

遊星「気にするな。遊戯さんや十代さんもして来てくれた事だ。これが永遠の別れじゃない。また何かあればきっと会えるさ」

遊矢「絆は不滅…」

ジャック「貴様、不動遊星と言ったか?」

遊星「ああ」

ジャック「貴様の世界の俺を倒した実力…あのデュエルで実感した。本当だと。認めよう…貴様は、俺が遊矢の次に認めるデュエリストだと!」


ジャック「だから戻ったら俺自身に伝えておけ!腐抜けるなとな…そして、次に貴様と会ったら正々堂々ライディングデュエルを挑ませてもらう」

遊星「分かった。その時が来るまで俺も楽しみにしておく」

鬼柳「おっそうだ。いざこざが起こってる間に測ってねー俺との好感度測っとこうぜ」

遊矢「えっでも」

鬼柳「(お前の満足が心残りだと心配してるぜ)」ボソッ

遊矢「(もーズァーク!!)」

ズァーク「すまん…」

遊矢「分かりました…鬼柳さんお願いします」

鬼柳「ドンと来やがれ!」


遊矢から鬼柳への好感度
↓1レス コンマ判定

鬼柳から遊矢への好感度
↓2レス コンマ判定


黒咲「ユートが照れ隠しで装置破壊を実行してる最中に測定か?」

零児「…ズァークにでも囁かれて測ったか」クイッ

遊矢「ち、違うって…これは……えっと、俺もサティスファクションの一員になる為に!!」

鬼柳「おっいい事言うじゃねーか。俺がお前に対して普通な評価で悪かったが、俺に対して良い評価でいるお前に関心持って俺からは詫びにこれをプレゼントしてやる」

遊矢「えっえっ」

クロウ「げぇっ何だそりゃっ」

鬼柳「サティスファクションジャケットだ。クロウ、お前も俺の世界じゃ愛用してたんだぜ?」


クロウ「知りたくねー事実最後に叩きつけられたぜ…」

鬼柳「お前もこれを着りゃ、離れていても俺達と同じ満足同盟だ。大切にしてくれよ」

遊矢「に、似合うかな柚子?」

柚子「それ着た姿想像したくない…かな」

遊矢「じ、自宅で大切に保管させてもらいます…」...("= =) トオイメ目


ユート「漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今、降臨せよ!エクシーズ召喚!現れろ!ランク4!《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》!」

ユーゴ「おまっ照れ隠しするにしてもそいつはないだろ!」

素良「こっちにまで来ないでよぉぉぉ」


ユーリ「反逆のライトニング・ディスオベイ!!」

シャーク「俺等はカイトの発明したっていう奴は持ってねーからこいつらに付き合う動機もねー早いとこ帰るぜ。璃緒」

璃緒「ここからが面白そうですのに…まぁよろしくてよ。……あら?」


 ビュ――――ン

小鳥「風?…きゃっ!!!」


ハルト「あっ…」

カイト「俺のD・ゲイザーが……異空間に吹き飛ばされた………」


ミザエル「異空間から始まり異空間で終わる…これも定めという事だ」

カイト(ARC)「次にこういった災いが起こらないよう眠れ……」




…………………
………………………
……………………………
…………………………………


フレンドリーなお姉さん「こんな所に…ゴーグル落ちてるなんて不思議」

デュエル好きな学生「それ、もしかして今流行りのVRゴーグルじゃないですかね?」

フレンドリーなお姉さん「VRゴーグル?知ってるの?」

デュエル好きな学生「仮想現実を体感できる奴ですよ。知りません?」

フレンドリーなお姉さん「そういえばそんな特集聞いたような…」


ツァン・ディレ「へー今時ってああいうのも出てるのね。デュエルでもああいうのあるのかな?ねぇコナミ??」

コナミ「………」



??「ふぅーん」


…………………
………………………
……………………………
…………………………………


藍神「僕を見破った事には褒めてやろう。だが海馬、貴様は俺の計画の邪魔だ!お前を消し去り次元の彼方へ送ってやろう」

海馬「フハハハハ!」パカーン

プラナ達「僕達の力が通じない…何で」

藍神「馬鹿な…何故、お前には通じない……」

海馬「簡単な事だ。この新型デュエル・ディスクによって俺の自我をさらに強固なものにした」

藍神「だからと言っt」

海馬「だれがそれだけと言った?」カシャン


海馬「出でよ。古より新たに甦った我が最強の僕…《青眼の亜白龍》!!」

藍神「何ッ!何故、青眼を」

海馬「これを俺が見つけ出し、俺の自我をも強める為に必要だと即座に判断した俺は研究者共を駆使させ、この機能を新型デュエルディスクに内蔵させたのだ…」

モクバ「流石兄様だぜ!」

藍神「そんなもので生き残るなど…」

海馬「味わうがいい。これが俺の魂から俺に対して…そして、俺からの俺の魂に対する好感度の合計数値の攻撃をぉぉぉぉ!!!!!!」


※ラストコンマ判定 目標ライン合計数値100以上

海馬から青眼の亜白龍の好感度
↓1レス コンマ判定

青眼の亜白龍から海馬への好感度
↓2レス コンマ判定


 バシュン

藍神「イタッ」

海馬「」

モクバ「ブルーアイズは兄様をずっと支えて来たモンスター…なのに」

乙女「(だってこの姿、本来のブルーアイズじゃありませんし…登場してからセト様の元で私の出番全くありませんでしたし)」

海馬「馬鹿なぁぁぁ!あり得ん!俺のブルーアイズが俺と想いを一致せんとは何かの間違いしか考えられん!細工したな貴様!!」

藍神「えっそれ僕しらない」

磯野「(想い当たる節何こかありますけど立場上伏せておきましょう…)」

藍神「意外だったけど思ったより喰らわなくて良かったよ。君のブルーアイズのおかげかな?だから、君のブルーアイズ、アンディメンション化しておいてあげたから」

海馬「貴様ぁ!俺を侮辱しおって…お前だけは絶対に許さん。デュエルで白黒つけてくれる!」

藍神「望むところだ。君とのデュエルに相応しい次元領域でのデュエルで決着つけてやる」

海馬&藍神「デュエル!!」


終わり

これにて終了です。以前のSSから3年のブランクを明け、話を繋げてここまで話を広げデュエル等でグダグダになったかもしれませんが
最後まで安価にお付き合い下さりご協力ありがとうございました
何とかデュエルリンクスネタまで盛り込めて満足いく出来になった気がします
>>1が次作を書く事がありましたらまたお会いしましょう。では!!

まだ書き込める内に最後に現在スタ速版で同内容のものを書き変えて投下してますが
時分秒の表記しかされていない為コンマ判定が
難かしいのでこちらで安価とってコンマ判定した
結果を使いあちらで進めて行きたいと思います
測る可能性のあるキャラを一気に判定しますので
最後にまたご協力ください

シャークからⅣへの好感度
↓1 コンマ判定

Ⅳからシャークへの好感度
↓2 コンマ判定

エドからⅣへの好感度
↓3 コンマ判定

Ⅳからエドへの好感度
↓4 コンマ判定

Ⅳから璃緒への好感度
↓5 コンマ判定

璃緒からⅣへの好感度
↓6 コンマ判定

Ⅳから瑠那への好感度
↓7 コンマ判定

瑠那からⅣへの好感度
↓8 コンマ判定

璃緒からシャークへの好感度
↓9 コンマ判定

Ⅳから瑠那への好感度
↓10 コンマ判定

Ⅳから遊矢への親愛度
↓11 コンマ判定

璃緒から瑠那への好感度
↓12 コンマ判定

瑠那から瑠緒への好感度
↓13 コンマ判定

黒咲から瑠璃への好感度
↓14 コンマ判定

瑠璃から黒咲への好感度
↓15 コンマ判定

遊矢から権現坂への好感度
↓16 コンマ判定

遊矢から柚子への好感度
↓17 コンマ判定

藍神から 百済木 への好感度
↓18 コンマ判定

藍神からセラへの好感度
↓19 コンマ判定

海馬からブルーアイズ(乙女キサラ含む)への好感度
↓20 コンマ判定

ブルーアイズ(乙女キサラ含む)から海馬への好感度
↓21 コンマ判定

海馬から遊戯(表)への好感度
↓22 コンマ判定

遊戯(表)から海馬への好感度
↓23 コンマ判定

海馬から遊戯(アテム)への好感度
↓24 コンマ判定

遊戯(アテム)から海馬への好感度
↓25 コンマ判定


ズァーク「」ビクン

遊矢「あれ…どうしたんだ。ザァーク?そんな俯いたりして」

ズァーク「う、ワ、」

ズァーク「我と好感度の測定をしろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

遊矢「ひぃ」

ユーゴ「おいおい…ズァークの野郎、また俺等を飲み込むつもりじゃねーだろうな!」

ユート「いや、違う…あれは」

ユーリ「恐らく年内にレイという少女と遊矢との好感度を測れなかった事に対して不満が爆発したのかと」

ユーゴ「子供か!!」

ズァーク「今コソ心ヲ通ワセ一ツニ」

遊矢「って言われても好感度測定装置は次元に飛ばされてしまってもう測りようなんて無いからな」



ユート「」

ユーゴ「どうしたよ…ユート?」

ユート「いや…あれが見えないのか」

ユーゴ「あん?」

ユーリ「あれは、次元が開いて…あの少年は……」

??「そうなるだろうと思って探して来ましたよ。ARで次元を超えて3千年前まで」

遊矢「えっ君って」

 チャリン

遊作「あなた達の関係性がこのまま悪化してしまったら俺の出番遠のくじゃないですか。
俺的には目立ちたくないからそれでもいいですけど…4月にパック販売も決まってるし、もうこれ以上待たせられませんからね」

遊矢「…ありがとう。君の想い受け取った…さぁ決めるぞ!ズァーク!俺達の好感度の最後の測定を始めよう!!」

柚子「待って!」

遊矢「柚子…どうしてここに?」

セレナ「だれかわすれてるんじゃないのか?」

レイ「私も居るんだけど…」


 ………………………

遊矢「あっ」

遊作「って、驚いてないでそろそろ測らないと!!」

遊矢「そ、そうだった!今度こそ遊星さんが言ってた俺達の関係性を結び合わせ絆を証明する時」ピッ


大晦日復活SPコンマ判定

遊矢からズァークへの好感度
↓1 コンマ判定

ズァークから遊矢への好感度
↓2 コンマ判定

ズァークからレイへの好感度
↓3 コンマ判定

レイからズァークへの好感度
↓4 コンマ判定

遊矢から遊作への好感度
↓5 コンマ判定

遊作から遊矢への好感度
↓6 コンマ判定

覇王龍ズァーク「我ト統合シ好感度ヲ一ツn」

 ダキッ

ズァーク「遊矢…何ヲする……」

遊矢「もう俺とお前は繋がってる決して離れない絆が芽生えたんだ」

ズァーク「コノ結果は……」

遊矢「俺達の信頼の証明になってる…だろ?」

 パァー

ズァーク「ゆう…や……遊矢!!!」

レイ「あれ?私忘れられてない?」ガビーン

セレナ「存在薄いからな」

柚子「あれセレナが普通にしゃべってる!!」(*_*;

ズァーク「(アイツは無かったものにしたい)」

遊作「あの…話割り切ってすみません。てっきり、俺は測らないかと思ってたんですけど」

遊矢「いいじゃないか。次のシリーズは君にかかってるんだから俺からの好感度という名の期待度を測るのも間違いじゃないだろ?」

海馬「ふぅん…確かに、その通りと云えるな」

遊矢「あっ…えっ、何で」

遊作「着いて来られました」


ズァーク「執念深さは敵に回したく無いな…こっちの社長の方は……」


零児「クシュンッ」

零羅「どうしたの兄様?」

零児「馬鹿にされた気分だ」グスン


海馬「それよりも見ていた限り今の間に年を越したようだが…」

遊矢「えっ」

ユーゴ「あっマジだ!!」

ユーリ「では〆るとしますか」

柚子「それ何度目よ?」

カイト「知らん。そんな事は管轄外だ」

ユート「うわっカイト、唐突に出て来るな!!」

黒咲「俺も忘れられては困る」

瑠璃「兄さん出しゃばらないの!」

遊矢「では最後に閉幕と致しましょう!遊戯王はまだまだこれからも続きます!皆さんも期待不安の未来あるでしょうが俺達の戦いを最後まで見届けて下さい!

そして6代目の彼、藤木遊作に繋ぎましょう!!」

皆「お楽しみはこれからだ!」

海馬「フゥン。帰りは任せるぞ」

遊作「年跨いでの遊矢さんへの測定結果はまずまずな結果に終わったか…ま、内気な俺らしいっちゃ俺らしい結果だけど……スケボーでこの人を連れて帰るのか…気が重いな……」


リン「」バシッ

ユーゴ「一言もしゃべれなかったからってブツってあんまりだぁーーーー」



まさかのスレ継続中だったので年越しだけ復活させました。皆さんよいお年を!では

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