フレデリカ「お泊りごっこ」 (24)


これはモバマスssです
キャラ崩壊が多々あります
書き溜めはありませんが、1日以内に完結させます


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杏「…ねぇ、もうやめにしない?不毛過ぎるよ…」


文香「…まだ、いけます…」


肇「私は…そろそろ…」


文香「…もう一度、お願いします」


杏「人生、諦めが肝心だよ」


文香「…諦めたら、何も手に入らない…そう、私は学びましたから」


杏「…しょーがないなぁ、付き合ってあげるよ。次で最後ね」






フレデリカ「でねー、文香ちゃんが負け越しててやめられないんだー」


杏「…杏、大富豪にいい思い出が無いなあ」


肇「大富豪って…こんな、殺伐とした遊びでしたっけ?」


文香「負けません…!」


肇「負けてみせます!」


杏「カードの交換は無しでいこっか。フレデリカちゃんはまだ通話中だし3人でね」


フレデリカ「でねー、もう2時間くらいずっとやってるんだけどねー」


文香「…フレデリカさん…少し、集中させて下さい」


フレデリカ「…聞こえたー?フレちゃん傷付いたから励ましてくれていーよ?」





杏(…まずい、2が3枚と1が1枚…8もジョーカーも来てる)


肇(…!2が1枚に1が3枚、絵札も多い…まずい)


文香「…………………………」


フレデリカ「まだまだ終わりそーにないかなー。でねー、こないだ行ったカフェなんだけど」


文香「…パスで」


フレデリカ「んふんふ~、肇ちゃんもすぐ馴染めてよかったねー」


文香「……パス」


フレデリカ「えーなになに?ところで何処にいるんだ、って?」


文香「………パスで」


フレデリカ「あ、次の試合始まった。今アタシの部屋だよー」





杏「ねー、そろそろ別のゲームにしない?」


肇「そうですよ、同じゲームばかりでは運も固定されてしまいますし」


文香「…そう、ですね…でしたら、次は7並べを…」


肇「何故そんなにも運に依存するゲームを…」


杏「結果は見えてるし…じゃあ神経衰弱は?」


肇「今既に衰弱しきってるんですけど」


フレデリカ「あ、杏ちゃんが気を回したから、多分そろそろ文香ちゃんが勝ちそうかなー」





文香「…ふふっ、勝利の味はかくも素晴らしいものだったのですね」


杏「文香ちゃん、流石の記憶力だねー」


肇「…流石、ですね」


文香「少し、熱中し過ぎてしまいました…お茶にしましょうか」


杏「杏はコーヒーがいいなー」


肇「…でしたら、私はお茶で。牛乳でもミルクでもなくお茶で」


フレデリカ「あ、文香ちゃんよーやく勝ったみたい。そろそろ切るねー冷蔵庫勝手に開けていーよ」


杏「…行ったね」


肇「…まさか、神経衰弱を5回も続けてやる事になるなんて…」





フレデリカ「ふふーん、アタシも混ざるよー」


杏「何する?」


肇「出来れば、精神的に疲れないものでお願いします」


フレデリカ「親指さがし!」


肇「私まだ死にたくないので」


杏「ツイッター炎上ごっこ!」


肇「社会的にも死にたくないので!」


フレデリカ「肇ちゃんってけっこーワガママだねー」


肇「これ我が儘に含まれるんですか?!」


杏「お泊りっていったら、杏はずっとモンハソとかスマプラやってたなぁ」


肇「そう言えば、先日PCSの3人がお泊まり会した時はアルバム観賞したらしいですよ」


フレデリカ「じゃーフレちゃんのアルバム聞く?」


肇「そのアルバムではなくて…そもそも、フレデリカさんってアルバム出してたんですか?」


フレデリカ「はい、フレデリッカのアルバムだよー」


肇「1文字違う!そしてやっぱりフレデリカさんじゃなかった!」


杏「肇ちゃん、飲み物まだー?」


肇「文香さんに言って頂けます?」


杏「おそいねー、文香ちゃん。迷子になってないかな」


肇「そんな迷う様な廊下してましたっけ?」


フレデリカ「アタシの家はフレデリ家だからねー」


肇「すごく迷走しそうですね…」



文香「…お待たせ、しました…」


肇「…文香さん、口元が汚れてますよ」


文香「…それは、きっと肇さんの目が濁っているからです」


肇「確かに神経衰弱のせいで少し目が疲れてますけど!」


フレデリカ「文香ちゃん目が透き通ってるもんねー、薄切りのお刺身みたい」


肇「もう少しいい例えありませんでした?」


杏「そーいえば、文香ちゃん。確かドーナッツ持ってきたって言ってたよね?」


文香「…はい、ですからそれもお持ちしました」


杏「スリーエフは四人なんだ、でもお盆には三つしかないね」


文香「…確かに、その様ですね」


杏「最後に一つ。随分時間掛かってたけど…部屋に戻ってくるまで、何してたの?」


文香「…貴女の様な…勘の良いガキは嫌いです」




文香「………」


フレデリカ「わぁお、美味しいねードーナッツ。ありがと文香ちゃん!」


肇「…文香さん、ずっと私の手元見てるんですが…」


杏「気にしたら負けだよ。あ、ほんとだすごく美味しい」


肇「…一口、いかがですか?」


フレデリカ「いらないならアタシが食べてあげるよー」


文香「…このドーナッツ、500kcalです」


肇「一口と言わず全部どうぞ、私もうお腹一杯なので」


フレデリカ「アタシももう満足かなー、文香ちゃん食べる?」


文香「仕方ありませんね…残すわけにはいかないので、私が食べてさしあげます」




杏「それにしてもさ。スリーエフは四人なんだ、っなかなか面白いよね」


文香「…高頻度で、ユニット名の話題が出ますね…」


フレデリカ「杏ちゃん不満なのー?」


杏「むしろみんなに不満はないのかってね、私はそう言いたい」


フレデリカ「それなら自分で考えろって話でしょー?アタシはそう言いたい」


文香「…一体、何がいけなかったんですかね…」


杏「トークが面白くて?歌が歌えて?」


文香「…ダンスが踊れて、そして…曲も歌えて?」


フレデリカ「なっかなか無いよ?こんなフリーダムなユニット!」


肇「そろそろこのノリやめませんか?私ついていけないんで…」





杏「いや、一応考えてはきたんだよねー代案」


フレデリカ「ダイアン?」


肇「随分外国人ぽくなりましたね」


文香「…あ、杏さんのドーナッツも私のモノですよね」


肇「それはジャイア…って、文香さんそんなキャラでしたっけ?」


杏「人の家にくるとついテンションあがるよねー、わかるわー」


フレデリカ「フレデリワカルワ…うーん…」


肇「無理がありますね」




杏「表記の問題もあるけどね。FFFとかトリプルエフならまだマシだったのに」


文香「…なんでも、持ち歌の一部を並べるとユニット名の様に見えると」


フレデリカ「きまぐれ!カフェ!」


杏「杏の!」


文香「…では、きまぐれ杏のブルーカフェで」


肇「絶対美味しくなさそうですね」


杏「これだと、ソロデビューしてない肇ちゃん入れないしね」


肇「あとそもそも、根本のダサさが解決出来てませんよ」


フレデリカ「肇ちゃんやっぱりどこかFだよね」


文香「…名付けたのはプロデューサーさんなので…何かあれば、そちらへ直接言うべきかと…」


肇「…あの人、そんな方とは未だに思えないですけど…」





フレデリカ「ところでフレちゃんのアルバムミルク?」


肇「だいぶ戻りましたね」


杏「フレデリカちゃんの小さい頃かー、今と変わらないんだろーな」


フレデリカ「フレちゃん変わったよー、日々進化してるからねー」


文香「…フレデリカさん、結構本もお持ちなのですね」


フレデリカ「あ、その辺りの本は置いてあるだけだよー」


肇「何で買ったんですか…」


杏「まぁ、本ってインテリアとしても活用出来るからね」




>>16 アルバムミルク?→アルバム見る?



フレデリカ「はい、どーぞ」


肇「って、スマホの写真フォルダじゃないですか…」


フレデリカ「こっちがねー、先月の写真。隣がその前の月の写真かなー」


肇「範囲狭すぎません?」


フレデリカ「昔のアルバムはママに預けちゃってるからねー、今は見れないんだ…」


肇「あ…フレデリカさんの母は…フランスに…」


フレデリカ「隣の部屋で寝てるよー」


肇「私のしんみり返して貰えます?!」


杏「あれ…ねぇ、フレデリカちゃん」


フレデリカ「呼んだー?呼んでなくてもジャジャジャジャーン!」





杏「この写真、いつの間に撮ったの?」


文香「…これは…先日、杏さんを尾行してた時の水族館ですね」


肇「本人が居るのに尾行って」


フレデリカ「プロデューサーから送られてきたんだよー」


肇「杏ちゃん、こんなにはしゃぐ事もあるんですね」


杏「…明後日殴る」


文香「…あら?では…このプロデューサーさんの写真は…?」


杏「魚でテンション上がってたプロデューサーの事だから、自撮り送りつけたんだろーね」


フレデリカ「ところで人生ゲームあるけどやる?」





文香「…人生ゲーム、ですか…」


杏「杏的にはそろそろ寝たいかなー」


肇「そうですよ!そろそろ寝ておかないと明日に響きますから!」


フレデリカ「アタシ的にはまだまだ遊び足りないかなーって」


文香「…成る程、人生の過程を双六にしたゲームですか…興味深いです」


杏「…杏、本気でいくよ」


肇「…はい、私も…」


杏・肇(絶対に、負けてみせる!)










この世界では、肇さんはCDのソロデビューはまだという事で
誤字脱字等あったらすみません
お付き合いありがとうございました

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