【ガルパン】杏「西住ちゃんが超能力に目覚めたよ!」 (24)

杏「かぁしまがまた間違って薬を飲ませちゃったんだ」

桃「風邪薬と間違えて渡した。反省はしている」

優花里「またですか」

麻子「だが、以前の物※と比べると西住さんへの負担は少なそうだな」

華「むしろ少し羨ましいです」

沙織「ねぇねぇ、超能力ってどんなのが使えるの?」

みほ「えぇっと、例えば.....」

みほ(ファミチキください.....)

沙織(ちょ、直接脳内に.....っ!)

優花里「すごいですね!テレパシーですか?」

※以前の物
惚れ薬....【ガルパン】みほ「暗いよぉ、怖いよぉ」 - SSまとめ速報
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子供になるキャンディ....【ガルパン】みほ「にしずみみほ5才です!」 - SSまとめ速報
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みほ「うん、全員の心に直接語りかけられるよ!」

麻子「指向性はないのか」

杏「試してみたんだけど、特定の誰かにってのは難しいみたいだね。範囲も5mくらいだし」

柚子「あと、壁とかがあると届かないみたい」

優花里「うーん、それなら普通に話した方が良さそうだね」

みほ「あ、でも盗聴対策とかにはなるよ!」

沙織「それ必要なの?」

麻子「西住さんの場合不要と言い切れないのが悲しいな」

優花里「あれ?なんでみんなわたしの方を見てるんですかね?」

麻子「それで、どうしてそんな薬が生徒会室に?」

杏「さぁ?よく分からないけど何処かから送られてきてね」

柚子「生徒会宛の補充資材に紛れ込んでたからご配送だと思うんだけど....」

優花里「うーん、一体何グロの仕業なんでしょうか?」

桃「今聖グロリアーナ学園に依頼して能力を消す薬を作ってもらっている」

沙織「犯人はきっと紅茶を飲む人だよ!」

沙織「みぽりんが超能力者かぁ」

みほ「うん。今のところ役立ってるから困ってはないんだけど」

華「それなら無理に戻す必要もないのではないでしょうか?」

みほ「うーん、生徒会の人が言うにはどんな影響があるかわからないから治す方がいいんだって」

麻子「確かによく分からないけど力を持つのは怖いな」

優花里「たいてい能力が暴走して大変なことになりますよね」

華「自分の意思とは関係なく大切な人を傷つけてしまう、そんな事が起きなければ良いのですが」

沙織「大丈夫だよ。今のところ使い所が微妙なテレパシーだけだし」

みほ「あ、ほかにも色々できるよ」

優花里「え?本当ですか?」

沙織「例えばどんな事ができるの?」

みほ「えーっと、人が考えてることが何となくわかったり」

優花里「え?心が読めるんですか?」

みほ「はっきり何を考えてるかまでは分からないけどぼんやりとは......」

沙織「じゃあさじゃあさ!わたしは?わたしは今何を考えているでしょう?」

みほ「うーん、沙織さんは.....“遊”と“愛”の感情が半分ずつかな?」

麻子「なんか脳内メーカーっぽいな」

みほ「ちなみに秋山さんは愛や遊を嘘で囲んで隠してる感じ」

優花里「西住殿?何故呼び方を変えたんです?」

みほ「ううん、深い意味はないけど、何を隠してるんだろう、って」

優花里「やましい気持ちは、やましい気持ちは決してありませんよ!」

華「ぼんやりとしている分余計に人間不信になりそうですね」

みほ「あとは、物を浮かせたり、移動させたりできるかなぁ」

沙織「おぉ、超能力っぽい!」

麻子「具体的にはどのくらいのものを持ち上げられるんだ?」

みほ「自分で持てるくらいの重さのものかなぁ」

優花里「さすがに戦車を飛ばしたりは難しいんですね」

みほ「それは無理だよ。それに集中してないと落っことしちゃうから重たいものは危ないし」

華「人が空を飛ぶ、と言うのはできそうでしょうか?」ワクワク

沙織「あ、華飛んでみたいんだ」

みほ「どうかな?会長は浮かせたんだけど調整が難しくって」

麻子「何にせよ危なそうだからやめた方がいいな」

優花里「さて、西住殿の超能力の使い道を考えていたらいつの間にか戦車道の時間になっていたわけですが」

麻子「説明ありがとう」

沙織「でもみぽりんすごかったよ!筆箱を落としそうになった時に能力で浮かせて元の場所に戻したり」

華「その時沙織さんのスカートも一緒にめくれてしまいましたが」

沙織「こっそり授業中にメモを回す時にテレパシーでみんなに伝えたり」

華「先生にも聞こえてしまって怒られてしまいましたね」

沙織「あとあと!家に忘れた体操服を瞬間移動で持ってきてくれたんだ!」

華「何故か沙織さんの制服がどこかへ消えてしまいましたが」

優花里「それで今日は体操服なんですね」

沙織「いいなぁ、超能力。わたしも薬飲んじゃおうかなぁ」

麻子「被害にあってるのにポジティブだな」

みほ「ごめんね沙織さん。制服は多分体操服があった場所にあるはずだから....」

梓「隊長!超能力が使えるようになったって本当ですか?」

桂利奈「隊長すごーい!」

あゆみ「どんなことができるんですか?」

あや「心が読めるって本当ですか?」

優季「空が飛べるって聞いたんですけどぉ」

紗希「......」

みほ「わわ、みんな落ち着いて」

優花里「順番!順番ですよ!」

みほ「使える能力はこれで全部かな?あ、心を読む力は今は使ってないけど」

梓「あ、じゃぁ心を無にする必要はないんですね!」

紗希「......」ホッ

みほ「うん、二人とも普段どんなこと考えてるのかな?」

あや「でも、超能力って万能じゃないんですね」

優季「そんなわけないじゃぁん。あやはばかだなぁ」

桂利奈「悪の組織と戦ったりはするんですか?」

みほ「うーん、悪い人は今のところいないかなぁ」

あゆみ「あの、実はちょっと空を飛んでみたいんですけど.....」

みほ「あ、うん。危ないからマットを用意するね」

マット「」ずるずる

あや「わ、マットが倉庫から這い出してきた」

沙織「ちょっと不気味かも.....」

みほ「ごめんね、これ重たくて......」

優花里「みんなで運びましょう、みんなで!」

桂利奈「わ、浮いた!」

みほ「むむむむむ......」

優季「すごぉい!桂利奈ちゃん飛んでるぅ!」

あゆみ「次、次わたしもいいですか?」

みほ「うん、いいよ。でもちょっと待ってね、疲れちゃった」

優花里「結構体力使うんですね」

梓「隊長、そういえば、これ超能力でくっつけることってできますか?」

みほ「これは.....星型のキーホルダー?」

優花里「知恵の輪か何かですか?継ぎ目はなさそうですけど」

沙織「あ、わたしこれ知ってる。恋のおまじないのやつだよね?星と星がくっつくと両思いになれるんだって」

みほ「へぇ、澤さん好きな人がいるの?」

梓「え、えぇ////」

優花里「わぁ、西住殿わたし達もやりましょうよこれ!」

みほ「いいけど....うーん、超能力でくっつけちゃっていいのかなぁ」

梓「いいんです!元々超能力でくっつける星なので!」


みほ「ううぅ、えい!」

沙織「きゃぁっ!」ビリビリッ!

華「沙織さんのブルマが!」

沙織「破けちゃった。やだもー」

みほ「ご、ごめんね沙織さん!.....ケホッケホッ」

麻子「大丈夫か西住さん」

みほ「う、うん」

梓「隊長、これよかったら飲んでください。わたしの飲みかけですけど」

みほ「あ、ありがとう」

みほ(うぅ、朝から風邪気味だったけど.....みんなを心配させちゃったなぁ)

沙織「えぇっ!みぽりん風邪だったの?!」

華「そういえば少し顔色も悪いですね」

みほ「う、うん。ごめんね、声に出ちゃってたかな?」

梓「こ、声というか直接脳内に......」

桂利奈「あの、無理させちゃってごめんなさい」

あゆみ「知らなくて変なお願いしちゃって....」

みほ「ううん、大丈夫。わたしが言わなかったのも悪かったし」

優花里「とにかく、少し休みましょう。これ以上悪くなってしまうといけませんし」

みほ「う、うん.....」パリパリッ

優季「きゃぁああああ!!!」

あや「ど、どうしたの優季.....って浮いてるっ!」

紗希「........」あたふた

桂利奈「た、大変だぁーっ!」

あゆみ「きゃぁっ!スカートが勝手にめくれて.....」

梓「ひゃっ、星がくっついた!」

紗希「.......////」スカートを抑えてモジモジ

あや「メガネが!」パリーン

優花里「大変です!うさぎさんチームに次々と異変が!」

華「こ、これは.....」

麻子「西住さんの超能力が暴走しているんだ!」

優花里「これは予想もしなかった展開ですよ!!」


沙織「大変!みぽりんすごい熱だよ!!」

みほ「うぅ、みんなぁ、逃げてぇ.....」

優花里「そんな!西住殿を放って逃げたりできませんよ!」

華「そうです!みほさんは私たちが助けます!」

麻子「くっ、すごい風が西住さんから....っ!どうやって助ければ......」

杏「みんな、お待たせぇ!」

沙織「会長さん.....と隣にいるのは!」

ケイ「Hi!サンダースから助けにきたわよ!」

優花里「ケイ殿!」

杏「超能力者になる薬の中和剤ができたんだ。それでおケイに持ってきてもらったってわけ」

ケイ「でも、ちょっと遅かったかしら。大変なことになってるわね」

みほ「うぅ、ケイさん.....」

ケイ「NoProblem!ミホ、安心して、今助けるわ!」

梓「でもどうやって....」

杏「大丈夫、心配ないよ」

ケイ「わたし達もpsychicに目覚めたのよ!」

優花里「薬を飲んだんですか!」

麻子「だがしかし、今の西住さんの力に対抗できるのか?」

ケイ「任せなさい!」

ケイ「Jesus!」

桂利奈「あぁ、1レス持たずにやられちゃった!」

杏「あちゃー、こりゃ予想以上に強力だね」

沙織「どうしよう、このままじゃみぽりんが.....」

杏「こうなったら無茶を承知で突っ込むしか....っ!.」ダッ

華「会長!危険です!」

杏「はぁああああっ!......っ、これは!」

梓「A.T.フィールド!?」

あゆみ「なんで?!」

麻子「おそらく西住さんのわたしたちを助けたいという気持ちが救出を拒んでいるんだ!」

優花里「そんな!西住殿ぉ!」



みほ「うぅ......」

沙織「みぽりーんっ!」

みほ(.....さん.......沙.....ん....沙織さん聞こえますか?みほです。西住みほです)

沙織「聞こえるよ!みぽりん!」

みほ(今沙織さんの脳内に直接話しかけています)

優花里「西住殿!たぶん全員に聞こえています!!」

みほ(熱、咳、鼻水、関節の痛みや倦怠感が酷いのです)

麻子「西住さん、それは風邪の症状だ!」

みほ(これ以上みんなを傷つけたくない。早く逃げて......)

華「そんな、それではみほさんが......!」

みほ(お願い、みんな逃げて......)

優花里「っく、皆さんは先に逃げてください」

梓「先輩?何をするつもりですか?」

優花里「おケイ殿、薬は確かに預かりました!」

ケイ「まさか、生身で突撃する気?!」

沙織「やめて、ゆかりん!」

優花里「大丈夫です。西住殿のためなら!」

華「優花里さん!」

優花里「うぉぉおおおお!!!」

優花里(ダメだ、A.T.フィールドが強い。わたしでは西住殿の心を開けません....)

梓「先輩!」

優花里「澤殿!いけません!」

梓「きゃぁああああ!!!」

沙織「梓ちゃん、ゆかりんも二人とも怪我して......!」

みほ(優花里さん、澤さん......お願い、やめて!)

沙織「あ、でもあと少しでいけそう!」

麻子「いや、ダメだ。徐々に押し負け始めている」

華「そんな......」

桂利奈「二人とも!がんばれー!!」

あゆみ「がんばってー!」

優季「がんばれぇ!」

紗希「......負けないで!」

あや「どうなってるの?よく見えない」

ケイ「......二人とも聞きなさい」

ケイ「超能力をなくす薬......それは座薬よ!」

優花里「!」

梓「!!!」

みほ(.....っ!)ビクッ

優花梓「「うぉぉおおおお!!!」」

麻子「すごい!A.T.フィールドを破ったぞ!」

沙織「今更だけどA.T.フィールドって何?!」

みほ「ちょ、ちょっと待って心の準備が......」

ズンッ

みほ「あうっ!」

沙織「一時はどうなるかと思ったけど、なんとか無事に終わってよかったね」

麻子「秋山さんも澤さんもたいした怪我じゃなくてよかった」

華「みほさん、しばらく寝込んでしまいましたが、登校できるようになってよかったです」

沙織「それにしても......」

みほ「はい、あーん」

優花里「あーん」包帯ぐるぐる

梓「隊長!わたしも!」包帯まきまき

麻子「二人ともあんな大怪我だったか?」

華「いえ、もう治っているはずですが.....」

みほ「ふふふ。二人ともボコみたいでかわいい♪」

沙織「......まぁ、三人とも幸せそうだしいいんじゃない?」

みほ「あれ?そういえば、結局あの薬って一体なんだったんだろう?」

???「うふふ、超能力者になる薬、完成したのね」

???「はい、こちらに保管しています」

???「これさえあれば今年も.....」

キリマンジァロ「この西呉王子グローナがあのベルウォールをたたきつぶせるわ!」

ブルーマウンテン「はいっ!」

キリマンジャロ「この箱ね.....」

ぱかっ

『白鳥珈琲大洗限定「干し芋コーヒー」』

キリマンジャロ「何よこれっ!」

渚「ご、ごめんなさぁい!」

END

終わりです。HTML出してきます

勢いが足りない.....ってか、そもそも超能力ネタが思いつかなかっただけです。はい

近々艦これSS投下しようと思うのですが、トリップこのままでいいんでしょうか?変えた方がいいのでしょうか?

そんなことよりいい加減HTML化依頼をまともにやったらいかがっすか

テスト
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475234369

>>22
本当に申し訳ないです。ようやくPC用のアドレスの貼り方分かりました。

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