爽「“風の谷のナウンコ”…ですか?」咏「だねぃ」(第三ステージ) (100)



※ここまでのあらすじ

北の平和な辺境国、“風の谷”・・・
そこへ突如、強大な軍事国家トルメキアが侵攻し、風の谷を占領してしまった。
トルメキア軍参謀リュウカ・シミズダニの目的は、1000年前の“火の7日間”で世界を焼き尽くした巨チン兵を復活させることだった・・・

しかし、療養のためトルメキア本国へ戻る途中だった司令官トキの艦隊が、ぺジテの残党・テルに襲撃され、ほぼ全滅…
人質として同行していた風の谷の姫ナウンコは、敵であるトキと兵士スズを助け出して脱出し、糞海の最深部で蟲に襲われていたテルも救出することに成功した。

しかし巨大な羽蟲ヘビケラから逃げる時にメ―ヴェから墜落し、流砂にのみこまれてしまったナウンコとテル…
ところが、目を覚ました“糞海の底”は、瘴気のまったくない極めて清浄な空間だった・・・


テル「まず礼を言わせてもらう。 私はぺジテのテル・ミヤナガ… 助けてくれてありがとう」

サワヤ「あぁー… やっぱりね。 お前さ… “サキ”っていう妹がいるだろ?」

テル「え? な、なんで・・・サキを知ってるの?」

サワヤ「うんと、えっとなぁ… 話すと長いんだけどさ…」


 カクカクシカジカデ・・・  マルマルウマウマッテワケデサァー・・・・


ナウンコとテルは、お互いにいろんなことを話した…

風の谷に墜落したトルメキアの大型船のこと…

そこで、サキ・ミヤナガと名乗るぺジテの姫に会ったこと…

現在、風の谷はトルメキア軍の占領下にあり、巨チン兵復活のプロジェクトを手伝わされてることなど……

そしてテルは、自分とサキは姉妹であり、ぺジテ王族の姫であること…

数ヶ月前に、ぺジテ市内の遺跡から巨チン兵の心臓が掘り出されたこと…

それを奪いに来たトルメキア軍と熾烈な戦闘になり、大半の国民を殺されてしまったこと…

その復讐のために、ガンシップでトルメキアの船団を襲ったこと…

そして、この場所は糞海の底の空間であり、なぜか瘴気がなく空気が澄んでいること・・・などを話した。


テル「すまなかったね… 私は、妹を看取ってくれた人を殺してしまうとこだったんだな…」

サワヤ「はは、マジでな…w 危うくとばっちり食うとこだったよ」

テル「・・・トルメキアの奴らは、平和のために巨チン兵の心臓を海に沈めようとした私たちを、女子供老人も関係なく殺したんだ。 あんな奴らはこの世界にいないほうがいい…」ゴゴゴォ・・・

サワヤ「… 巨チン兵って、そんなにやべーモンなのか…?」

テル「ナウンコも“火の七日間”は知ってるでしょ? あんなモノが復活したら、この世界は確実に滅びることになる…」

サワヤ「……」


目をふせてトツトツと話すテル・・・

その表情には、想像もできないほどの深い苦しみと悲しみを乗り越えてきたような、一種の凄み… 重み、迫力が感じられた。


イケダ「おいナウンコ、あと、アレを渡さなきゃだろ?」キキッ

サワヤ「へ? アレ?」

イケダ「ほらあの、黒い石…」

サワヤ「あ、そうそう! これさ… サキちゃんから、“私のおねーちゃんに渡して”って頼まれたモンなんだけど・・・」ゴソゴソ・・・スッ


<コマキ「zzzzz… …」スースー・・・


ポシェットの中から出したその透明の石の中で… 巫女服の少女はいつもと同じように気持ちよさそうに寝息をたてていた…

しかし、それを一目見たテルの表情が一変した。


テル「うっ?! ソレは・・・!!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474795263

 
※「書き込みは絶対にしないで下さい。19:20まで」。 なぜかと言うと、これはいわゆるアドベンチャーブック形式のSSで、読み手の人の選択によって、場面があちこちに飛ぶからです。 途中で読み手の方の書き込みがあると、場面に“ズレ”が生じてしまい、SSが成立しなくなってしまいます。
すべて投下し終わってから読むことをお勧めします。 今回は82レスで終了します。 19:20には終わる予定です。


・この第三ステージが最終ステージの予定でしたが、ちょっと長くなり過ぎてしまいそうなので、第四ステージまでやることにしました。


・獅子原爽のトイレ探訪記の番外編の一つ、もこ「…」ブツブツ 咲「対木さんはこう見えて実は…」 爽「へぇー…」(一部安価)
                    もこ「…」ブツブツ 咲「対木さんはこう見えて実は…」 爽「へぇー…」(一部安価) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434809032/)
の、続編です。

・1作目→爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第一ステージ)
     爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第一ステージ) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470216547/)
・2作目→爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第二ステージ)
     爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第二ステージ) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472717177/)

・「GAME OVER」は今回8ヵ所あります。 一度もGAME OVERせずにクリアする可能性は0.5%くらい。

・スタジオジブリ「風の谷のナウシカ」のパロディです。 ジブリ作品及び咲-saki-をリスペクトした上で書いています。


では、GOOD LUCK!





テル「ソレは・・・!!」ワナワナ

サワヤ「・・・ソレは?」

テル「・・・な、何?」

サワヤ「は?!」ズルッ

テル「…み、見たことないなぁ… 何これ? 人形が入ってるの?」

サワヤ「え…? いや、コイツ生きてんだぜ? ずっと寝てるけどさ… ホントに知らねーの?」

テル「う、うん… でも、サキが私に、って言っていたんなら、何か大切なモノなのかも…」

テル「父さんやスミレなら何か知ってるかもしれないから、一応預かっとくよ」スッ

サワヤ「……」


テル(………)

テル(…間違いない、コレは… “生命(いのち)の聖母石”だ…!)

テル(トルメキアに奪われてしまったと思っていたけど… サキが命がけで守ってくれてたんだな…)

テル(ナウンコ… これの正体は、悪いけど今は教えられない…)

テル(ふふふ、よし…! これさえあれば、トルメキアの奴らにも対抗できるかもしれない…!)


テル(・・・でも、よりによって、巨チン兵のある場所が命の恩人の故郷だなんて…)

テル(最悪だ… 私は… もしかしたら、この人を裏切らなくてはいけなくなるのかもな…)

>>39





>>29

ユアン「麻雀・・・だとぉ・・?」

トキ「ん? あ、もしかして麻雀知らんのかあんたら? やれやれ、田舎モンはこれやから…w」フウ

ユアン「あ? テメッ! 自分の立場分かってんのかよ? 麻雀くらいやったことあるわ!」

トキ「やったことあるって… カジッた程度やろ? そんじゃあうちらとは勝負にならへんかなぁ…ww」ニタニタ

ユアン「なにぃ…?」

ヒサ「言ってくれるじゃない… 麻雀勝負と聞いたら、乗らないわけにいかないわ」

ヒサ「いいわよ。 半荘やって、勝った方が巨チン兵を好きにしていいってことにしようじゃないっ!」キッ


こうして・・・ トキの提案により、巨チン兵の前に雀卓が用意された・・・


トキ「ほな始めよか! 勝負は半荘一回… 両方とも二人ずつ選出して卓に座って、その二人の合計得点が高い方が勝ちってことでええな!」

ヒサ「OKよ。 この“辺境一の雀士”ヒサ・ミラルダの実力を、見せてあげるわ!」カッ


リュウカ「ちょ、ちょっと、トキ…! ええんか? そんな勝負もちかけて…」

トキ「しゃあないやろ? ああでも言わんと、リュウカも向こうも引き下がれんかったんやから…」

リュウカ「……」

トキ「それに、勝てばええだけの話やろ? うちとリュウカのタッグで負けるなんてありえんのやから、大丈夫やって!」


ナルカ「トルメキアの人たちは… 司令官と参謀が自ら卓に座るみたいですね…」

ヒサ「そうね。 じゃあこっちは、私と・・・」

ヒサと組むパートナー → ・サエ>>68 or ・シロ>>77 




>>21

サワヤ「おいテル!」

テル「!?」ビクッ

サワヤ「お前、なんか隠してんじゃねーのか? 教えろよ! 風の谷に一体何をするんだ!!」クワッ

テル「・・・・ 蟲に、襲わせるんだ・・」

サワヤ「!?」


蟲に襲わせる・・・!!

その言葉を聞いた途端、ナウンコには全て理解できた。

あの、先ほど見たばかりの、地獄のようなぺジテの街… つまり、風の谷も、あのような凄惨な状態にしてしまうということなのだ…


サワヤ「……そうか… 蟲にぺジテを襲わせたのも、お前らなのか…」ゴゴゴォ・・・

サワヤ「うんこの風上にもおけねー奴らだなっ! なんもかんけーねー蟲たちを巻き込むなんてよ!」カッ

カイ「…どうあっても、復活する前に巨チン兵を取り戻さなければならないんだ…」

スミレ「世界を守るためなんだ。 分かってくれ…」

サワヤ「バカヤロォ! それで谷の人間を皆殺しにするつもりなのかよ!!」=3

サワヤ「やめろ! 今すぐやめろぉ!! そんな計画白紙に戻せぇ!!」


スミレ「もう遅いんだ!!」

>>57






>>77
未来視と無極点モード全開のトキとリュウカはガンガン和了り続け・・・ ヒサの持ち点はついに1万点を切ってしまった。

そして南3局・・・

ヒサ(… ん~… まいったなこりゃ…)

ヒサ(私だけヤキトリ… ここまで一度も和了れてない…)

ヒサ(シロもさっき3900を一回和了っただけ… それに対して相手は、もう合計点が8万点近くもある…)

ヒサ(全然手が入らないわ… 数多く打ってればこういうこともたまにはあるけど、何もこの大事な局面で、ここまでツキに見放されなくても…)ハア

ヒサ(…いや、それとも…)チラリ

ヒサ(ただ単純に、相手が、手強い・・・?)タンッ


その時だった。


シロ「カン」パシィッ!

ヒサ「え?」


ヒサが何気なく捨てたオタ風の北を、シロが大明槓・・・

そして…

シロ「…」チャッ

ヒサ「!」


シロが新しくめくったドラ表示牌を見たヒサは息を呑んだ。


ヒサ(私の刻子に新ドラがモロ乗り・・・!!)

そう、ヒサの手が、一瞬にしてプラスドラ3… 赤ドラと合わせてドラ4の怪物手に化けたのである…! >>48

>>65

リュウカ「でも、ほっといたら、この谷が糞海にのまれてまうんやろ…? 仕方あらへんわ、銃以外はいったん戻してやり」

フナQ「は、はい…」


 ガチャッ


引き下がったヒロコと入れ替わるように、スパッツをはいた女が部屋に入ってきた。


キョウコ「参謀、コルベット出発します」

リュウカ「キョウコ… 今度はぬかるんじゃないで。 ぺジテの残党どもを・・・根絶やしにするんや!!」カッ

キョウコ「…まかせて下さい。 セーラ将兵長の仇は… 私が討ってみせます!」

リュウカ「さっき来た報告によると、ぺジテ市を占拠していた同胞の軍部も、反乱にあってヤラれてもうたらしいんや…」

リュウカ「これ以上奴らの好きにさせるわけにはいかんのや。 たのんだで!」

キョウコ「はい!」ザッ


リュウカ(… ヤラれたらヤリ返さな生き残れん… 殺されたら、殺し返すしかないんや…)

リュウカ(・・・でも、ホンマはこんな世界はもう、ゴメンやで… 巨チン兵さえ復活させて操れば、それが抑止力になり… 平和な世界になる筈なんや…!)


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>>47





>>49





 ダァーンダァーンッ!  ズドドドドドド・・・!  キュインキュインキュイーンッ!!  ズドンズドオォ――ンッ!!


クルミ「っく…! どんどん兵が増えてきてる…!」

エイスリン「コノッ! トルメキアノブタドモメ…!!」

トヨネ「あぁーん死にたくないよーっ!」=3


一時は城のすぐ側まで迫った風の谷の村人たちだったが、本格的に攻撃をしてきたトルメキア軍たちに徐々に押し戻され… 山際まで追いつめられていた。


クルミ「くそっ、このままじゃ、ぜんめ…」


 ドカアァ―――ンッ!!


クルミ「!?」

>>45















>>80

 オオオオォォ・・・!  ス、スゲエエェ・・・!!  ザワザワザワザワ・・・・


ヒサ・ミラルダのあまりにもカッコイイツモに、観戦していた谷の者たちだけでなく、トルメキアの兵士たちからも驚嘆の声があがる・・・


ケイ「ひゅーっ! なかなかヤルやん!」

ヒサ「ふぅ… これで逆転ね♪ さあ、3本場イクわよっ!」

リュウカ「うぐぐ…!」


このあと、ヒサは4本場まで連荘を続け、南場でもサエのフォローを受けながら好調を維持… そのまま逃げ切ったのだった。


ヒサ「フフ…w これが辺境一の雀士の実力よ…!」

サエ「これで、巨チン兵は私たちの自由にしていいわけよねw」

リュウカ「………」ボーゼン

トキ「しゃあないわ、女に二言はあらへん… フナQ、巨チン兵を酸の湖まで運んでや」

フナQ「え、えぇ…? 本当にですか? せっかくここまで育てたのに…!」ギリッ

>>33














>>64

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シロ「サ、サエ、ちょっと、まって・・・」ハアハアハア

サエ「急いでよシロ! なんか…嫌な予感がするのよ…」ハアハア

ユキ「何も起きてないといいですが…」ユサユサ


ヒサとユアンを見送ったサエ、ユキ、シロの3人は、森への近道の、険しい山道を登っていた。

ナルカとチカコは、酸の湖のほとりの巨大船に戻っていた。

旧世界の遺物… もう動くことのないガラクタのような船であるが、外壁が非常に丈夫なため、城を追い出された谷の者たちが仮の住まいとして使っていたのである…


シロ「・・・ん?」ピクッ

サエ「? どうしたのシロ? 立ち止まらないでよ!」

シロ「…いや、何か、におわない?」クンクン

サエ「え? やだ!/// 私してないわよ?/// ユキじゃないの?」マッカ

シロ「そういうんじゃなくて、なんだか、こげ臭い…」

サエ「こげ臭い?」

ユキ「!? あ、あれ… 見て下さい!」

>>55





>>57

カイ「トルメキアの奴らは、巨チン兵を使ってこの世界を牛耳ろうとしている…」

カイ「あんな野蛮な奴らが巨チン兵を復活させて操り出したら、この世の終わりだ」

カイ「なんとしても、今、巨チン兵を取り戻さなくてはならんのだ。 その為には、多少の犠牲は致し方ない…」

サワヤ「ぬかせっ! お前だって巨チン兵を手に入れたら、自分の都合のいいように使うつもりなんだろが!」

カイ「違う! 奴らは破壊に使うだけだ… 我々は、糞海を焼いて人間の世界を取り戻すのに使うんだ」

サワヤ「糞海を焼く・・・だと・・?」

サワヤ「…なるほど、それが本音か… テル、お前も…もしかして、知ってたのか?」チラ

テル「……」

サワヤ「… お前らなぁ… お前らだって、井戸の水を飲むだろ? それを誰がきれいにしてるか知ってるか…?」

カイ「…?」

サワヤ「湖も、川も、人間が毒水にしちまったのを、糞海の樹々がきれいにしてるんだぞ!」

サワヤ「その森を焼こうってのか? なんで巨チン兵なんか掘りおこしたんだ!!」

カイ「じゃあどうすればいいんだ! このままトルメキアのクソ共の言いなりになるのか?!」

サワヤ「ちがわい! おいテル!」

テル「え」ビクッ

サワヤ「こいつらに言ってくれ…! 糞海の生まれたわけを…! そして蟲たちは世界を守ってるってことを!!」カッ

テル「……」

サワヤ「テル、頼む!!」

テル「………」

どうする? ・カイの銃を奪い、ナウンコを開放するよう脅迫する >>66
      ・コークスクリューブロー(ナウンコに) >>37

>>75
恒子「ねえねえ知ってるすこやん? カレーとシチューって、混ぜるとなぜかすっごくまずくなるんだよ!」スタスタ

健夜「だったら混ぜなければいいじゃん…」スタスタ

サワヤ「は?!」


それは… なんとも場違いな格好をした二人だった…

片や白いブラウスにスカーフ、そして下はフレアスカートとハイヒール。

片やタートルネックのシャツに、小学生が着ていそうなカットソーのワンピース…

つまり、普通に現代の街を歩いていそうな、ただの大人の女性だったのである…


健夜「あれ? 何ここ、スタジオじゃないじゃん」

恒子「あ、ホントだ… なんだここ? 映画のセット置き場かな?」キョロキョロ

健夜「もー、自分の職場で迷わないでよ!」

恒子「ごめんごめん! えーっと、あっちだったかな…?」スタスタ

健夜「そっちって喫茶店じゃなかった?」スタスタ


ネエネエスコヤン、キョウオワッタラ、カキゴオリタベニイコーヨ♪  ソノマエニスタジオニトウタツシテヨ・・・


サワヤ「な、なんだったんだ、アイツら…?」

 ガチャッ

サワヤ「ん?!」


健夜たちと入れ替わるようにして、また二人の女が入ってきた… 

誰? ・コーチ&未春 >>41
   ・咏&えり >>52
   ・はやり(28)&アワイ >>69

>>41

池田「う、ううぅ、コーチ…!」ブルブル

貴子「てめぇ、池田ァ・・・ お前、部活中に何遊んでんだ! あぁん?」グイッ

未春「カナちゃん、もうキャプテンが引退してカナちゃんが部長なんだから、しっかりしなきゃダメだよ?」


スーツの女に襟首をつかまれて外に引きずり出されてしまった池田…


サワヤ「え…? な、なんだ? 何が起こってんだ一体??」


 ズダダダダダダダダダダダダダダダダアアァッ!!!


サワヤ「どぅわぁっ?!」


突如響き渡った銃声と共に、凄まじい衝撃を受け、尻もちをついてしまったナウンコ…


サワヤ「な、なんだよ…??  げっ?!」ギョッ


丸窓から外を見たナウンコの目に映ったモノ・・・

それは、キョウコたちのコルベットの機影・・・ そして、こっちに向かって真っ直ぐに飛んでくる迫撃弾だった。


 ド オオ オォ ォンッッ!!!     


サワヤ「あっ!」ドウゥッ!


迫撃弾は、ナウンコのいた部屋の真下の弾薬庫に着弾… 大爆発を起こし、ナウンコは高度2500mの空中へと放り出されていた…


~GAME OVER~


>>22

サエ「ほらっ! シロ! 早く動かして!!」

シロ「…え、なんで私…?」


無理やりサエに戦車の中に押し込まれたシロは、そのまま操縦席に座ってしまっていた。


ユキ「う、うぅ…! む、胸がつかえて、通れな…  キャーッ! 撃ってきました!!」=3

サエ「あぁもう! あんたムダに育ちすぎなのよ!!」グイッ  ズボォッ!


入り口におもちがつっかえていたユキの脚を引っぱり、なんとか全員戦車の中に入り込んだ。


ユキ「そ、装甲兵たちが来ます! 急いで下さい!!」


城門から、甲冑、盾、銃で武装した装甲兵たちが、狭い石橋の上でご丁寧に隊列を組んで迫ってくる…


サエ「ほらっ!ほらっ!! シロ!急いでよっ!!」

シロ「分かったよ・・・  これかな?」グイ


 “ドウンッ”


シロ「あ、動いた」

サエ「は? ちょっと! どっちイッてんのよ!!」

ユキ「後ろに進んでますよ!!」=3

>>49





>>32

降りてきたのは、テルの幼馴染でぺジテ国王カイの側近であるスミレであった。


テル「スミレ…! なんてことをしたんだ! あれじゃ再建もできない…」

スミレ「テル、街を見たのか… トルメキアの奴らを殲滅するには、ああするしかなかったんだよ…」

テル「でも… 巨チン兵は、ここにはいないんだぞ…?」

?「分かってる、風の谷だ」スッ

テル「?!」


スミレに続いて、部下をゾロゾロと引きつれて降りてきた、メガネをかけた長身の男…


テル「父さん!」

カイ「テル、良かった、生きていたんだな…」

テル「父さん… どうして、巨チン兵の場所を…?」

サワヤ「……」タタタタタ・・・


父王と話すテルの後ろに、メ―ヴェをかついだナウンコもやって来た。


カイ「はは、我々も遊んでたわけじゃない。 例の作戦第二弾も発動したよ」

カイ「今夜にも、風の谷のトルメキア軍は全滅さ!」

テル「え!?」

サワヤ「は? なんだそれ、どういうことだよ!!」

>>21


>>43


テル「・・・え? 糞海の生まれたわけ?」

サワヤ「うん。 さっき、散歩してる時に考えてたんだけどさ… テルは、糞海って、なんでできたもんだと思う?」

テル「…さあ? ぺジテ教会の神官たちは、火の7日間の前の太古の人間たちが、地球を汚したために神が与えた罰だって言ってたけど…」

サワヤ「フン、そんなオカルトありえねーよ」

テル「? じゃあ、ナウンコはどうしてできたと思ってるの?」

サワヤ「糞海の正体はな・・・ 実は“地球のうんこ”なんだよ!」

テル「地球のうんこ?」

サワヤ「そう… テル、私たちのケツから顕現するうんこってのはな、いつも体中の老廃物やゴミをその茶色いボディに取り込んで、外に出てきてくれるありがたいモンなんだぜ?」

サワヤ「だから、私たちが健康で幸せでいられるのは、いつだってうんこのおかげなんだ」

サワヤ「そんな重要な仕事をしているエラい奴なのに、うんこはそれを自慢したり、偉ぶったり、カッコつけたりすることは絶対しねぇ…」

サワヤ「それどころか、人から理不尽にののしられ、けなされ、世の中で最も醜悪なモノであるかのように嫌われバカにされても、決して文句を言わない…」

サワヤ「これほどクールな奴はそうそういねーよ。 だから私はうんこが大好きなんだ」

テル「ふ、ふぅん…? で、糞海が地球のうんこっていうのは…?」

>>23










>>31

カイ「く・・・臭い! お、おいこの手を放さんかぁ!!」=3

サワヤ「う、うるせーな! 私のうんこのパンクな香りをくせーとか言うんじゃねーよ! そんなことより、風の谷に何をすんのか教えろよ!」

カイ「やかましい!」ドゴォッ!

サワヤ「うごっ?!」=3


カイのボディーアッパーはナウンコのみぞおちにクリーンヒット・・・ ナウンコは、カイの胸倉をつかんだままくの字になった。


サワヤ(・・・チッ! こうなったら、もう、手を選んじゃいらんねー…!)

サワヤ「おっらあああああああああぁぁっっ!!」

カイ「!?」

 ドドドドドドドドオォッ!!


ナウンコの捨て身のもろ手刈りが決まり、カイは地面に後頭部をしたたかに打ちつけた。


カイ「むっぐぅ… うぉっ?!」ギョッ


目をあけて上を見上げたカイは恐怖におののいた・・・

カイの上に馬乗りになったナウンコの右手に、今出されたばかりのホカホカうんこが握られていたのである・・・

>>53








>>73

 オオオオオオォォッ…!!  パチパチパチパチパチパチパチパチ・・・  ス、スゲエェ・・・!


ヒサシロペアの終盤での見事な追い上げに、敵味方関係なく、拍手が湧き上がる…


ユアン「さっすがヒサ先生とシロ…! 最後にはぜってー勝てるって信じてたぜ!」

ナルカ「素敵です!」

クルミ「まあ、ギリギリだったけどね…」

ケイ「へーぇ、アンタら面白い麻雀打つなぁ! 今度うちとも対局しよーや♪」ニコニコ


ヒサ「シロ、やったわ! あなたのおかげよ!」

シロ「… そりゃどうも…」


リュウカ「ぐむむむむむぅ…!」

ヒサ「ふふ…w これで、巨チン兵は私たちの自由にしていいわけよねw」

トキ「…チッ、しゃあないなぁ… 女に二言はあらへんでっ!」スッ

トキ「フナQ、その巨チン兵、酸の湖まで運んでや」

フナQ「・・・え、マジですか・・? せ、せっかくここまで育てたのに・・・!!」ギリッ

>>33











>>39

 サラサラ・・・  サラサラザアアアァァ・・・・・


“糞海の底の世界”は、生き物はまったくいないかのように静かだった。

うっすらと差す陽に照らされた、静寂に包まれた青い世界…

そんな中をサラサラと流れる川のほとりに着いたナウンコは、水面を覗き見てみた。


サワヤ「・・・何もいねーな… 魚どころか、水草すらない…」

サワヤ「すんごい澄んだキレイな川だけど… まるでここ、死の世界みたいだな…」

?「おい」ポンッ

サワヤ「え?!」


誰もいないはずの場所で、なんの前ブレもなく突然後ろから肩を叩かれたナウンコは、あわてて振り返った。

そこには・・・・


セーラ「よぉっ、ナウンコ! 会いたかったで!」ニッ

サワヤ「えっ?! お前は・・・??」

>>56













>>34

リュウカ「なんやとぉ…?」ザザザザァ・・・

ヒサ「?!」ギョッ


リュウカの両目が紫色に光り… その長い髪がザワザワと浮き上がり始めた。


リュウカ「うちのトキに刃を向けて… 生きて帰れると思うなや…?」ゴゴゴォ・・・

リュウカ「今すぐその剣をおろすんや! さもなくば・・・この谷の者を皆殺しにするでっ!!」カッ!

ヒサ「っく…!」タジッ


尋常ならざるオーラを放ってヒサに迫るリュウカ…!


ヒサ「う、動くなって言ってんのよ! コッチは本気よっ!!」グイッ

トキ「うっ…」ムググ

リュウカ「……!」ピタッ


トキを後ろから締め上げるようにして刃を首元にあてがい、必死に脅迫を続けるヒサ…


リュウカ「・・・なんでや? うちらは、糞海を焼き払ってやるって言うとるんやで? あんたらにとっても、安心して暮らせるようになるんやからええやろが!!」

ヒサ「そんなの詭弁よ…! 巨チン兵を復活なんかさせたら、“火の7日間”の再来… この世界全てが滅亡することになるわっ!」

>>29






>>15

カイ「? なんだ、お前は?」

サワヤ「誰だっていいだろっ! 全滅ってどういうことだよ、何をするんだ?」

スミレ「…テル、誰なんだ? この女は?」

テル「… 風の谷のナウンコ… 命の恩人だ」


 オオォ・・・?  カゼノタニ・・・?  ザワ、ザワザワザワァ・・・・


「風の谷」という言葉がテルの口から出ると、カイの部下たちが突然ザワめき始めた。


サワヤ「オイッ! 教えろよ! 一体何をするんだ!?」ガッ

カイ「……」

スミレ「………」


カイの胸倉をつかんで食い下がるナウンコ…

しかし、カイもスミレも、何か憐れむような目で黙ってナウンコを見るだけである…


サワヤ「このっ、お前ら…!」

どうする? ・テルを問い質してみる >>5
      ・やっぱりもらしてみる(大) >>31










>>72

サエ「よしっ、一斉にイクわよ…!」ダダダッ

ユキ「は、はい…!」ダダダッ

シロ「だる…」ダダ・・・

サエ「くらえぇっ! コノヤロォッ!!」ブンッ!


戦車に向かって、砲丸のような黒い玉を投げつけた3人…


スズ「わぁっ?!」

ユウコ「のよぉ!?」


 ピィカアァッ!!!


黒い玉は戦車に当たると同時に炸裂し、強烈な閃光を放った。 蟲封じ用の光弾である。


 ソレッ、イマダ!  ドゴォッ バキィッ!  グハァッ?!  ナニスンノヨー!  ダマレッ!  バキィッ!!


リュウカ「・・・げっ?!」


閃光がおさまり、見えたのは・・・ サエたちがスズとのよーを棍棒で殴り倒し、戦車に乗り込もうとしているところだった。


リュウカ「せ、戦車を乗っ取る気か? あかん! 装甲兵なんとかせぇ!!」=3=3

>>14






>>16

サワヤ「つまりさ、糞海ってのは、地球が自分自身を浄化するために生み出したうんこなんだよ」

サワヤ「太古の人間たちが汚染した大地をなんとかするために、地球が自らの自己再生プログラムを発動させて生み出した広大なうんこなんだ」

テル「……」

イケダ「また意味不明なこと言い出したし…」

サワヤ「うるさいな、リスのくせに口出しすんじゃねーよ。 この糞海の底の大木たちは、大地の毒を体に取り込んで… きれいな結晶にしてから死んで砂になってるんだ…」

サワヤ「この地下の、瘴気の全くない清浄な空間は、きっとそうしてできたんだよ」

サワヤ「つまり、この場所は…免疫機能が働いたことによって取り戻された地球自身の健康な体・・・みたいなモンなんじゃねーかと思うんだよね」

サワヤ「そして、蟲たちは、糞海のその浄化活動がキチンと行われるように、森を守ってる…」

テル「・・・ふぅん… でも、だとしたら、私たちは滅びるしかなさそうだね」

サワヤ「え?」

テル「そんな地球の浄化活動が、何千年かかるか分からないのに… 瘴気や蟲におびえて生きていくのは無理があるよ」

テル「せめて… 糞海をこれ以上広げないことができればいいんだけど…」

サワヤ「…トルメキアの奴らは、巨チン兵を復活させて、その力で糞海を焼こうとしてるけどな…」

>>60











>>48

リュウカ(ま、普通にイコか… 万が一これで振り込んでも、うちらは今6万点近くも点差があるんや。 どってことないやろ…)タンッ


リュウカ、テンパイ維持の一筒切り・・・

しかし、その瞬間、下家のヒサの口角がニヤリと上がった。


ヒサ「ロン!」パラララ・・・

リュウカ「えっ?!」


開かれたヒサの手牌を見たリュウカはおののいた…


リュウカ(! 一筒単騎の地獄待ち…?)

リュウカ(んなアホな?! リーチする時、ニ筒を残して一筒を切っとけば、タンヤオのニ・五筒待ちにできたやんか…??)

リュウカ(せっかく育ててきたタンヤオを捨ててわざわざ残り1牌の一筒で待つって… どういう神経しとるんや?)


ヒサ「リーチ・三色・ドラ3・赤1… 裏もノッて・・・親倍24000よっ!!」カッ


リュウカ「うっぐ…!?」

トキ(? な、なんやコレ… 一体どうゆう麻雀や!!)


ヒサ「ふふ… ごちそうさま♪」ジャラッ

>>73






>>36

トキ(………)

トキ(? 何も見えへん…? なんや、どうなっとるんやこれ? ・・・む?)

サエ「・・・・・」ジイイィ・・・!!

トキ(…あん? なんやこのお団子頭は… うちにメンチ切りよって、ケンカ売っとるんか?)タンッ

ヒサ「おっと、それロンよ。 中ドラ2… 5800は6100ね♪」

トキ「はっ?!」

リュウカ「ト、トキ…?」

トキ(……ど、どうゆうことや?? 今、うち、一巡先も見えてなかったんか?)

サエ(よし! 能力の絶対値が高過ぎて、塞ぎきれないかと思ったけど…)

サエ(ピンポイントで集中すれば、イケる…!)

サエ(ここはトバされないようにフンばりながら、ヒサ先生を援護して… なんとか勝ってやる!)

ヒサ「ふふ…w じゃ、二本場イクわよ!」チャッ

>>44
















>>35

突然後ろから声をかけられ、あわてて振り向くと、そこには・・・


サキ「……」

サワヤ「うっ、え? お、お前は…」

サキ「サキだよ。 ぺジテのサキ・ミヤナガ…」

サワヤ「あ、そうそう… え? お前、なんで生きて… げっ?!」

サキ「………」フワフワ


よく見ると、サキには足がなく、フワフワと宙を浮いているのだった…


サワヤ「お、お前、それ、ゆうれ・・・!」ワナワナ

サキ「そんなことどうでもいいよ。 私のおねーちゃんに何をしているのかな?」

サワヤ「え?」

サキ「 ゆ る さ な い 」グッ!

サワヤ「がぁっ?!」=3


サキは、ナウンコの首を両手でつかんで万力のようにギリギリと絞め上げ始めた…


サワヤ「ぐぅ! がぁ・・・!!」ジタバタ

サキ「・・・おねーちゃんは私のもの… 誰にも、渡さない…!」ギリギリギリィ・・・!






翌朝…


テル「ん~… よく寝た…」フワァー…

テル「ナウンコは… まだ寝て… ん?!」

サワヤ「」


その時には… ナウンコの体は氷のように冷たくなっていた。


~GAME OVER~

>>44

ヒサ(ま、いくらなんでも5門張捨てての単騎待ちは有り得ないわよね…)

ヒサ(ここは、素直に・・・)チャッ

ヒサ「リーチ!」タンッ!


ドラの一萬切りでリーチをかけたヒサ・・・

しかし、その、刹那


リュウカ「ポン!」タァンッ!!

ヒサ「えっ?!」


なんとその一萬を上家のリュウカがポン…!


ヒサ(う…っ! ドラ3…? しかも、これ、捨て牌から見て、染め手…?)ゾクッ

リュウカ「………」ゴゴゴォ・・・


そして、その3巡後…


ヒサ「……」チャッ

ヒサ(… 五萬…!? う…サイアク…! 無スジド真ん中引いちゃった…)ムググ・・・

ヒサ(お、お願い、通って…!)タンッ



 「・・・ロン」

>>38

>>53

 バウゥッ! シュウウゥゥ―――――ン…!!


飛び乗ると同時に自立飛行の噴射口を開放… 間髪入れずに上空へと飛び上がった…!


カイ「くっ、この! 逃がすな! 撃ち落とせ!!」

スミレ「……」ピタッ


飛び上がったナウンコにピタリと矢の照準を合わせるスミレ・・・!


テル「!? スミレ! やめてくれっ!!」


 バシュゥッ!!


サワヤ「あっ?!」グサッ


テルが止めるのも間に合わず、スミレの矢はその手を離れ… 正確にナウンコの脚を刺し貫いていた。

そして、そのままバランスを崩して墜落…!

空中を落下しながら、ナウンコが最後に脳裏に思い浮かべたモノ… それは、ユアンをはじめとする、風の谷の仲間たちの笑顔だった。


~GAME OVER~









>>20

リュウカ「黙らんかい! お前らみたいな田舎モンに何が分かるっちゅうんや!!」ジリ・・・

ヒサ「やっと本音が出たわね…! 私たちにも意地があるのよ! あなたたちの思い通りになんかさせない!!」ジリ・・・!

トキ「………」


のど元に短剣をつきつけられながらも、どこか冷めた目で状況を見守る司令官トキ…


トキ(ふう… ある程度予測はしとったけど、やっぱこうなるんか…)ハア

トキ(二人とも引き下がりそうにないし… こりゃ最悪、うちが刺されて、この谷の住民の皆殺し… ぺジテの二の舞になってまうな…)

トキ(やれやれ、事を収めるんには、うちがなんとかしたらなあかんか…)

トキ「・・・リュウカ、あんなぁ・・」

リュウカ「ん?」

トキ「この人たちは、うちとスズちゃんの命を助けてくれたんや。 ちょっとは要件聞いたってもええんちゃうか?」

リュウカ「…そ、そんなこと言うたって、巨チン兵を、失くすわけには…」

トキ「ほなら、どっちが正しいこと言うとるんか、正々堂々…勝負で決めたらええやん」

ヒサ「…勝負?」ピクッ

リュウカ「勝負って… 一体何で…」

トキ「そんなもん決まっとるやろ、もちろん・・・」ゴオオォォ・・・


トキ「麻雀や!!」ニタッ

>>4




>>40

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー

その頃、風の谷城、地下では…


リュウカ「どや、ヒロコ、順調か?」 

フナQ「あ、はい… 上体はほぼ固まりました」


石段を下りてきた参謀リュウカに対して、白衣を羽織ったヒロコがメガネの縁に手をやりながら答えた。

そして、その二人の、前には…


巨チン兵「………」ドックンドックンドックンドックン・・・・


巨大な「膜」… ドクドクと脈打つ血管の張り巡らされた透明の人工子宮の中で…

その恐るべき怪物の上半身は、ジッとまどろむようにして禍々しい威容を示していた。


リュウカ「うっわ…! ほんまにキモいやっちゃなぁ…」ドンビキ

フナQ「何を言ってるんです…? 見れば見るほどかわいいオモチャじゃないですか…」フフフ・・・

>>71












>>21

ブリブリブリブリィッ!  モリモリムリュリュリュ・・・ ブリッ! ブリップブリポポポウゥ!!
ムリュムリュマリマリモロモロモロモロォ・・・ ブッパァボビパプゥゥン!!=3
ボボボボブピップモリモリモリモリィ・・・ ドゥパァワンッ! ボフゥッ=3 ババババブリリュウウンッ!!
ボリブリマラマラ・・ ムチィッ! バプゥン! ブリッ ブリッ ブブブブブブブリモロオオォォォッ!!
ブパワァァン! ボフンッ=3 ブリップ… ダッパァッ! ブフポポモリモリモリモリドゥッパァッシイィッ!!(*^▽^*)ノヤア


カイ「は?!」

スミレ「えっ?!」


・・・古事記における日本神話で、日本列島を創った母なる女神として語られている創世神イザナミ・・・

彼女は、死の間際にビッグバンの如き凄絶なる大脱糞をし、そのうんこから二柱の神が生まれ出て日本の大地の神となったことは、よく知られている・・・

ナウンコのその時の排便は、その聖なる神の輝かしき脱糞を彷彿とさせるほど、豪快かつ美しいものだった・・・


サワヤ(やっべ…! また、興奮したらもらすクセが出ちまったぜ…)ブリョリョリョ・・・


  ウワッ、クッセェ!  ナンダコイツ?  ザザ、ザザザザザザアァ・・・・・!!


そのうんこのあまりの威容と臭気に気圧されたぺジテの者たちは、顔を引きつらせて5mばかり後じさりした。


カイ「な・・・なんだお前はぁ?! 何をやってるんだぁ!!」=3=3

サワヤ「……」

>>17








>>54

頭をかかえたテルは、その場にヘタりこんでしまった。


テル「… ぺジテはもう終わりだ… トルメキア軍を全滅させたって、これじゃ…」ウウゥ・・・

サワヤ「…あん? トルメキアを全滅…? どういうことだよテル?」


・・・  グオオオオオォォ―――ン・・・・・


その時、上空から船のエンジン音が聞こえ… 見上げると、雲のすき間に赤い大型船の船影が見えた。


サワヤ「あれは… ブリッグ(大型貨物船)だな」

テル「仲間の船だ。 ・・・降りるみたい、行こう!」ザッ






 ザザ、ザアアアァァ―――――ッ・・・・!!


砦の外の平地に着陸したブリッグ…

テルが駆け寄っていくと、ブリッグの搭乗口から、アーチェリーの弓矢を背負った長髪の女が飛び降りてきた。


?「テル! 生きていたのか!?」

>>15







>>9>>18

トキの命令で、酸の湖まで巨チン兵を運んできた一同…


巨チン兵「・・・ グオゴゴゴゴゴゴゴオォ・・・・」ズズズズゥ・・・


フナQ「司令官… 考え直してもらえませんか…? わが軍の一大プロジェクトを、こんなとこであきらめるなんて…」

トキ「んなこと言ったって、麻雀のガチンコ勝負で負けてもうた以上、約束は守らなあかんやろ?」

リュウカ(うぅ… うちとトキが安心して暮らせる国を造る夢が…!)グスグス・・・

トキ「さ、早くやってまおうや! キョウコ、たのむで!」

キョウコ「はい…」スッ


 ゴ、ゴ、ゴ、ゴォ、ズズズズズズウウゥ・・・!


湖のふちまで運ばれた、まだ子宮膜に入っている巨チン兵… それを、数十台の戦車で、湖へと押し込み始めた。


 ジュッ! ジュジュジュウウウウゥゥ~~~~・・・・ッ!!


巨チン兵「ゴッ?  グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオォォ―――ッッ!!!」=3


湖の水面に触れた途端、肉が焼けるような音を出しながら、白い煙を吹き出してうめき声をあげる巨チン兵・・・!


ヒサ「ふふ… 終わりねっ! これで巨チン兵の復活は・・・ あっ?!」

>>61





>>42

リュウカ「ト、トキ・・・!!」

キョウコ「し、司令官…? 生きとったんですか?」

トキ「フン、うちがそう簡単にくたばるわけないやろ」ニタッ

リュウカ「ト、トキイィィ――!」ダダダダッ

ヒサ「おっと! それ以上近づくなっ!!」サッ

リュウカ「!?!」


トキの背後から現れた剣士ヒサ… その、トキの肩に回された右手には短剣が握られ、その刃は首のあたりにつきつけられていた。


スズ「はぁ… やっぱこうなってしまうんやな…」スゴスゴ

ユアン「お前はしゃべるんじゃねーよ。 とっとと歩けコラッ!」グイッ


さらに、後ろ手に縛られ、やはり短剣をつきつけられたスズ…

そしてその背後から、サエ、クルミ、トヨネ、ナルカもゾロゾロと姿を現した。

ナウンコの収容をあきらめ、糞海から戻ってきたメンバーである。


リュウカ「な、お前たち… どうゆうわけや?」

ヒサ「見れば分かるでしょ? あなたたちのボスは今、私たちの手の中にあるのよ」

ヒサ「この二人の命が惜しいのなら… その巨チン兵を酸の湖(ウミ ※)に沈めて、全員本国に帰りなさい!」カッ


※風の谷から山を一つ越えた所にある、有機物はなんでも融かしてしまう超強酸性の湖

>>20


>>60

テル「… zzz……」スースー

サワヤ(…昼間はなんとも思わなかったけど…)

サワヤ(何気に、けっこうカワイイよな、コイツ…)ジロジロ

サワヤ(ちょ…ちょっと、イタズラするくらい、い、いいよな?)スス・・・


ソーッと手を伸ばしたナウンコは、ゆっくりと上下しているテルの胸に触れてみた・・・

しかし、

サワヤ(…ダメだ、服の上からじゃ、全然何も分かんねー… ここは、やっぱ…)スススウゥ・・・


テルが目を覚まさないように、ゆっくり、ゆっくり、服をまくりあげていくナウンコ…


サワヤ(…も、もう、少し…!)ハアハアハア・・・


?「何やってんの」

サワヤ「どひっ?!」=3

>>26














>>68

東三局

ヒサ(ツキを呼び込むためにも… 安手でもいいから、まずは和了るか!)

ヒサ「ツモ! ピンフドラ1、700・1300!」パララ・・・

リュウカ「…ふん」


東四局・親:ヒサ


リュウカ「……」チャッ ・・・タン

ヒサ(上家にテンパイ気配… ここはなんとか潰しておきたいわね…)チャッ、 タンッ

サエ「…」トンッ

ヒサ「ん、それポン!」

ヒサ「チー!」

ヒサ「ロン! タンヤオドラ1・・・2900!!」パララ・・・

リュウカ「…チッ!」ジャラ・・・

ヒサ「ふふ、一本場…!」チャッ


トキ(…? あかんな、一巡先が見えとる分、うちの方がテンパイ速度は速いはずなのに、追いつけんくなってきたで…)

トキ(まあ、別にうちは負けてもええんやけど、親で連荘されんのはさすがにシャクや…)

トキ(ちょいしんどいけど… ここで使っとくか! ダブル!!)キイイィィ――ン…!

トキ(…ん、 これは……?)

>>25


>>11

テル「…!」ギュルルルルルルウゥ――ン・・・!

カイ「んっ?!」


テルの右手が渦巻き状の気流をまとい、みるみるうちに膨らんでいく…


カイ「テ、テル、お前、何を・・・!?」

サワヤ「そーだテル!w やっちまえコイツらを!!ww」

テル「…コーク・スクリュー・ツモオォ――――ッッ!!!」ブワァッ!


 ドッゴォッ!!


サワヤ「わぁばじぃっ?!?!」=3=3


テルのコークスクリューブローは、身動きできずに地面にはいつくばっていたナウンコの顔面にクリーンヒット…


サワヤ「…」チーン・・・

スミレ「テ、テル? お、お前一体、何やってるんだ?」

テル「・・・とりあえず失神させた。 風の谷に行かれてはまずい… ブリッグに乗せて拘束しよう」ゴゴォ・・・


こうして… 失神したナウンコは、テルたちによりブリッグの中へと運びこまれていった…

>>72







>>27

ヒサ「ぐっ?」

リュウカ「ふふん、残念やったなぁ…」パララララ・・・

ヒサ「ぅげっ!?」=3


リュウカの倒した牌姿を見て、ヒサは真っ青になった…


リュウカ「チンイツ・トイトイ・ドラ3の赤1・・・」ゴゴゴゴォ・・・

リュウカ「三倍満の二本付け、24600やっ!!」ニタァッ

ヒサ「あ、あぁ・・・?」ガクガクガク

ヒサ(…か、完全に裏目った… な、何よコレ…??)



このあと… 南場ではヒサとサエも再度追い上げたものの、この時の放銃がやはり致命傷となり… 勝負はトキ・リュウカのペアの方に軍配が上がったのだった。


トキ「ふふ~んやっぱり田舎モンとは勝負にならへんかったな!ww」

リュウカ「これで巨チン兵はうちらのモンや。 まあ、でも…」

リュウカ「トキの命を助けてくれたことだけは、礼を言っとくで。 ありがとな♪」

ヒサ「……」


しかし… 肩を落としたヒサたちが、巨チン兵の部屋を出て戻ろうとした、その時だった。


?「た、たいへんです!!」ダダダッ

>>46

>>3





メ―ヴェ「……」プスプスプス・・・・ プスン・・・

サワヤ「くそ、やっべーな… 全然動かねーよ…」


糞海から脱出するため、メ―ヴェのエンジンを始動しようとしたナウンコ…

しかし、落ちた時の衝撃で壊れてしまったのか、メ―ヴェはプスプスと力の抜けた音を出すのみである…


テル「私が見てあげる。 ・・・これくらいなら直せるかも」カチャカチャ・・・

サワヤ「へぇ、すげーな! エンジンの修理ができるのか?」

テル「いや、壊れてるのは多分エンジンの配線部分… 伝動装置だけじゃないかな? ぺジテは工房都市でね、私もサキも小さい頃から機械いじりはさんざんやらされたから…」

テル「工具がないからちょっと時間かかるけど… 明日の昼までには直ると思う」カチャカチャ

サワヤ「ホント? じゃ、頼むわ。 私、ちょっとそこら辺散歩してくるね」スタスタ

テル「…あまり遠くに行かないようにね…」


どこへ行く? ・水の音のする川の方へ >>19
       ・大木のつらなる森の方へ >>50










>>67
誰もいるはずがないその場所で、突然声をかけられたナウンコは、跳び上がるほど驚いた。

振り返ると、そこには・・・


モモ「ども、こんばんわっす」

サワヤ「な、な、お前、いつから、そこに・・・??」

モモ「ずっと前からいたっすよ。 あなたが気づかなかっただけっす」

サワヤ「…? ど、どうして、糞海の底に、人間が…??」ガタガタ

モモ「そんな、オバケでも見るような目で見ないで欲しいっす。 私は…」

モモ「火を捨て、人界を嫌い、糞海の奥深くに住まういにしえの一族…」

モモ「あなた方の伝説では、“森の人”と呼ばれてる一族の末裔っす」

サワヤ「森の人…?」

モモ「月刊アニメージュに連載されてた風の谷のナウシカ原作に登場する一族っすね」

サワヤ「へ、へぇ…?」


モモ「ま、そんなメタな話はさておいて・・・」

モモ「もう一人の、今寝てる頭に∠のある人…」

モモ「何か、色々隠してるみたいっすよ?」

サワヤ「え?」

モモ「何を隠してるかまでは分かんないっすけど… くれぐれも油断しないことっすね」スウウゥー・・・・・

サワヤ「あ…」


ナウンコが声をかける間もなく… その謎の少女は、霧のように消えてしまった… >>30


>>75>>12

未春「もう、カナちゃん、トイレ行ったまま行方不明になっちゃうなんて…」

貴子「・・・どこに行ったぁ? 池田ァ・・」ズモモォ・・・

サワヤ「へ?!」


目を見張るナウンコ…

しかしそれも無理はない。 突然、女子高の制服を着た少女と、ここにはきわめて場違いな、スーツを着た女が現れたのだから…


貴子「…ん?」ギロッ

イケダ「うっ?」ビクッ


スーツの女と、ナウンコの肩にいたイケダリスの、目が合った、その瞬間・・・・



貴子「 池田アアア アアアア アァ ァァッッ ッッッ !!!!! 」カッ

イケダ「どひぃっ!!」


 ボンッ!!=3=3


サワヤ「うぉっ?!?」


なんと… そのスーツの女が一声吼えた途端、イケダリスが、ネコ耳のはえた人間へと変身してしまったのである・・・!

>>13





>>71

振り返ったリュウカの前にいたのは、銃をかついでスパッツをはいている小柄な少女だった。

キョウコ「…」

リュウカ「キョ、キョウコ…? あんた、なんでここにおんねん! トキたちと一緒に本国に戻ったんやなかったんか?!」


そう… 今朝、トキやナウンコたちを乗せてトルメキア王都トラスに向けて飛び立った5隻の大型船…

その5隻の中で最も軍備に特化した「コルベット」… その船の艦長がキョウコ・スエハラ―だった。


キョウコ「参謀… 大変、申し上げにくいんですが…」

キョウコ「本国へ戻る途中、ぺジテの残党のガンシップに襲われて…」

リュウカ「え?!」

キョウコ「コルベット一艦… 私の艦のみを残して、全滅しました」

リュウカ「・・・・全滅? え、どゆこと? トキは?」

キョウコ「…司令官の乗っていた艦は… 空中で四散したと思われます…」

リュウカ「な、なんやとぉ? トキは、トキはどこにおるんや!キョウコォ!!」ガシッ

キョウコ「ぅぐっ! さ、参謀、落ち着いて下さい…!」ムググ・・・!


キョウコの胸倉をつかんで鬼の形相でギリギリと締め上げ始めたリュウカ…

ところが、


トキ「リュウカ、何テンパッとるんや。 うちならここにおんで」スタスタ

>>34




>>50




その夜… テルとナウンコは、谷の子どもたちがくれたチコの実で、遅い夕食を摂りながら今後のことを話し合っていた…


サワヤ「テル、修理の方はどーよ?」ムグムグ

テル「うん、予定通り、明日の午前中には飛べると思うよ」ムグムグ

サワヤ「なんかわりーな。 全部頼んじゃって…」

テル「命を助けてもらったんだから、これぐらい当然… でも、明日、先に私をぺジテまで送っていってほしいんだけど…」

サワヤ「ああ、そんくらいならいいよ! ほら、チコの実もっと食いなよ」スッ

テル「ありがとう。 これ、美味しいね… 長靴いっぱいくらい食べたい」モグモグ

サワヤ「な、長靴…? そんな食ったら、鼻血出るぜ…?」


テル「・・・ナウンコ、あのさ、明日ぺジテに着いたら… 2、3日泊まっていかない?」

サワヤ「へ?」ムグムグ

テル「父さんや仲間たちに、ナウンコのことを紹介したいんだ。 みんなで歓迎するから」

サワヤ「え、いや、私は一刻も早く風の谷に戻りたいんだよ。 そんな気ぃつかってくれなくていいよ」

テル「ぺジテには珍しいお菓子がいっぱいあるんだよ? ちょっとゆっくりしていきなよ」

サワヤ「いや、だからいーって。 ほんとは真っ直ぐ風の谷に戻りたいんだからさ」

テル「… そう…」

サワヤ「…?」

テル(・・・風の谷には、巨チン兵がある… それを父さんに報告すれば、“あの作戦”が発動するだろう… なんとかして、ナウンコだけでも引き留めなくちゃ…) >>16

>>25
東四局・二本場


 チャッ  パシッ  タン・・・  チャッ  パシッ  タン・・・


ユアン「よっしゃ、追い上げてきたぜ…!」

クルミ「相手の二人、表情に焦りが出てきたね…」

ナルカ「半荘一回の短期決戦ですから… 親で連荘すれば、一気に優勢になるはずです…!」


ケイ「なんや、言い出しっぺが負け始めとるやん。 うちが代わってあげましょうかーぁ?」ニタニタ

トキ「う、うるさいで! ケイちゃんは黙って見とれ!」チャッ


ヒサ(ふふ、さてさて… 私も牌も大分ノッてきたとはいえ、まだ総合点は相手が上…)チャッ

ヒサ(まだまだ連荘続けたいところね… ん?)チャッ

ヒサ(来た…! 役無しテンパイだけど、赤ドラが2枚… ここは和了っておきたい…!)

ヒサ(ドラの一萬を切れば、三・五・六・八・九筒待ちの良型の5門張…!)

ヒサ(・・・ でも・・)

ヒサ(一萬を残して、八筒切りでドラ単騎で待つのもありかしら…?)

ヒサ(一萬は場には生牌… 出る可能性は十分ある…)

ヒサ(ま、普通は5門張を捨てて単騎待ちなんてありえないんだけど…)

ヒサ(もし一萬ツモるか、一発で相手から出ればドラ4でオヤッパネ18000…! 一気に勝負の趨勢を決する手になり得る…!)

ヒサ(う~ん悩み所ね… 5門張で普通に待つか、悪待ちドラ単騎か…?)

何切る? ・5門張の一萬切り >>27
     ・悪待ちドラ単騎の八筒切り >>80


>>8
どこかからか飛んできた砲弾がトルメキア軍のすぐ目の前に着弾… 大爆発を起こし、銃撃をしていた兵士数人をフッ飛ばした。


クルミ「なっ!? あれは…?」

サエ「クルミィ――ッ!!」キュラキュラキュラ

クルミ「?!」


サエの戦車は、谷の村人たちをかばうようにして、トルメキアの弾幕の前に立ち塞がった。


クルミ「サ、サエ! せ、戦車を乗っ取ったの…?」

トヨネ「ちょ、ちょーすごいよーっ!」

エイスリン「サッスガ、サエ!」

サエ「クルミ… ここは私たちが食い止めるから! 山を越えて、みんなを酸の湖の船まで避難させて!!」

クルミ「…! 分かった… みんな! 撤退するよ! ケガ人と年寄りには誰か一人ついてあげて!」


  ザワ・・・  ザワザワザワ・・・  ドヨドヨドヨ・・・・・

満身創痍の中、クルミの指示で、助け合いながら山を登り始めた村人たち…


クルミ「みんな、がんばって…! ヒサ先生と姫様がガンシップで戻るまでの、辛抱だから…!」


全員を退避させたクルミは、最後に振り返り、淋しそうな目でサエを見つめた。


クルミ「サエ・・・ 死なないでね」

サエ「大丈夫よ! さ、クルミも早く行って! あとで私たちも追いかけるから…!」

>>58


>>38>>62


突然、3人の子どもたちが、地下室に駆け込んできたのである・・・


ヒサ「あら、アヤじゃない、どうしたの?」

綾「ヒ、ヒサ先生・・・! とにかくたいへんなんです!!」=3

ユアン「な、なんだよ、こんな所に子どもが来ちゃ…」

ギバード「胞子が残ってたんだよっ!!」=3=3

サエ「えっ?!」

綾「すごい瘴気を出して、谷中大騒ぎになってるんです!」

ひな「これは大惨事になる気がする所存…」

ヒサ「なんですって…?」ザワァ・・・

>>65




















>>7
この30分後、谷の外れの、酸の湖のほとり・・・

キョウコのコルベットを追うようにして、糞海の深部へ向けて飛び立とうとしている機体があった…

あのテルによる苛烈な攻撃から生還した、風の谷のガンシップである。

前部座席にはユアン… 後部座席には、森の菌糸の処理を他の村人たちに任せたヒサが座っていた。

そう… 糞海でユアンたちに指示を出したまま、結局戻ってこなかったナウンコの探索・救助に向かうところなのだ。


ヒサ「…サエ、シロ、谷のみんなのこと、よろしく頼むわよ」

サエ「はい、ヒサ先生、必ず姫様をつれて… 戻ってきて下さいね」

シロ「……(ダルい…)」

ヒサ「このまま、巨チン兵の復活を指をくわえて見ているワケにはいかないけど… 私が戻るまでは自重してね…」

サエ「はい…」

チカコ「ヒサ、あんなどうしようもないダメ娘だけど… どうか、よろしく頼むわね…」


見送りには、ナルカの押す車椅子に乗った国王チカコも来ていた。 病気だというのに、城を占領されて追い出されたりなどの心労がたたってか、その頬はさらにやつれてしまっているようだった。

ヒサ「チカ、心配せずに待ってて。 あのコはこの私が鍛えたんだから、そう簡単にくたばったりしないわよ」

ヒサ「さ、出発よユアン! 進路南南西、距離2700km・・・ 目的地糞海の最深部!エンジン全開!!」

ユアン「はい!」

 ドルルルルルルウゥ・・・ ギュオオオオオオオォォ―――――ン・・・・・!!

長い夜が明け、うっすらと水色に染まり始めた空の中へ、白いガンシップは吸い込まれていった・・・

ユキ「行ってしまいましたね…」

サエ「そうね。 さ! 私たちは森に戻るわよ!!」ザッ >>76

>>6

シロ「…」チャッ  ・・・タンッ

ヒサ(……)

ヒサ(シロ… まあ、偶然でしょうけど、助かるわ…その援護射撃…!)

ヒサ(今、親だし… この手で相手に直撃かませば、まだチャンスはある!)カッ


その3巡後・・・


ヒサ「よしっ、リーチ!」タァンッ!


ヒサ、14巡目に、渾身の二筒切りリーチ…!


リュウカ(…ニ筒? ふぅん… 捨て牌から見て、染め手ではあらへんな…)

トキ(メンタンピンやろか…? 多分多門張… ここは、一応オリといた方がええかな…)タンッ


そして16巡目・・・


リュウカ(……)チャッ

リュウカ(あかんな、テンパイしたまま回し打ちしてきたけど、現物もスジものうなったで…)

リュウカ(下家の剣士の女は、メンタンピンの多面待ちが濃厚…)

リュウカ(今ツモッてきた一筒… 場にすでに2枚出とるし、これで和了られるとは、とても思えへんけど…)

リュウカ(どないしよか…?)


リュウカ、何切る? ・テンパイ維持の一筒切り >>24 ・テンパイ崩しの八索切り >>51




>>14

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオォォ・・・・・ッ!!


ウワッ?!  ヒィーッ!  ニ、ニゲロォッ!  ダダダダダダダダァ・・・!


突然後退してきた戦車に驚いた装甲兵たちは、あわてて城内へと逃げ始めた。

そして・・・


 ズッドオォ――――ンッ!!


サエ「ひゃっ?!」


猛烈な勢いで城門に激突した戦車… その衝撃で、橋の石レンガにビキビキと亀裂が入った。


サエ「何やってんのよ! 前へイクのよ前へ!!」=3

シロ「分かってるよ、うるさいな…」グイッ


 ゴガガガガガガガガガガガガガ・・・・・!!

ようやく前に進み始めた戦車… その下で、ガラガラとアーチ型の石橋が崩れ始めた。


リュウカ「な、なんやありゃ…? 橋をブッ壊しながら進んどる…??」

トキ「ドリフのコントかいなw」

リュウカ「っく…! 戦車を全部出せ! 裏から回って奴らを追いつめるんや!!」

>>8





>>39

サワヤ「……」テクテクテク・・・


生き物など全くいないかのように静かな、糞海の底の世界・・・

森とはいっても、石化した大木がつらなっているだけである。

その枝によってできた“天井”からうっすらと陽が差している青い世界の中を、ナウンコは歩いていった。


サワヤ「・・・マジで空気が澄んでる… 瘴気が全くない…」スーハー・・・

サワヤ「糞海の深部の底が、こんな風になってたなんてな… でも一体、どうやってできたんだ? この清浄な空間は…?」


 サアアアアアアァァ―――――・・・・・・・


サワヤ「…あ」


“天井”から、クリーム色の砂が降ってきた。


サワヤ「…へぇ、キレイな砂だな… まるで宝石みたいだ…」

サワヤ(石化した樹々が、砕けて砂になり… 降り積もってるんだ…)

サワヤ(・・・糞海って、毒の瘴気を出すだけの、害悪の権化みたいに思われてるけど…)

サワヤ(もしかすると、糞海の“働き”で、この清浄な空間が作り出されてるのかもしれねーな…)

>>43








>>48

リュウカ(・・・八索は場に2枚、七索は4枚全て出とる…)チラッ

リュウカ(つまり、八索をメンツにする待ちはありえへん…)

リュウカ(別にテンパイ維持にこだわる必要はないんや。 あと2局だけなんやから、直撃さえ避ければ勝てる…)

リュウカ(ここはより安全な、八索切りや!)タンッ!


リュウカ、テンパイ崩しの八索切り・・・!


ヒサ「………」


リュウカ(よし、通った…!)


そのあと、場は波風立たぬまま進み、最終18巡目・・・・


ヒサ(海底牌… ラストチャンス、お願い、来て!)チャッ

ヒサ(!? っく… 違う方が来ちゃった、五筒… しかも赤…!)

ヒサ(裏目った…! リーチの時、悪待ち単騎じゃなくてニ-五筒待ちにしとけば、これで和了ってたわ…)

ヒサ(うぅ… 切りづらいけど、ここをしのいで流局に持ち込めば、まだ次の一本場にチャンスがある…)

ヒサ(えぇい! 通れっ!)タンッ!


 …… …  ………


ヒサ(…ふぅ、通ったわね… これで流きょ…)ホッ

トキ「ふん、そこが出よったか…」ゴゴゴォ・・・

ヒサ「え?!」 >>62

>>75>>12

咏「さ、えりちゃんおいで♪」

えり「へぇ… これが“映画の中”ですか、なるほど…」

サワヤ「ほあっ?!」


・・・それは、なんとも場違いな雰囲気の二人だった…

入ってきたのは、なんと、着物姿の咏と、普通にアナウンサーの格好をしている、いつもの針生えりだったのだ…


咏「やっほー獅子原ちゃん、がんばってるぅ?」フリフリ

サワヤ「え、あの、三尋木先生…? ど、どうして、ここに??」

咏「んー、えりちゃんが私立HAISETSU学園の取材に来てくれてねぃ、校内を案内しててさ」

咏「排泄レクリエーションでみんながガンバッてるところも見てもらおうと思ってね、つれてきたんよ♪」

サワヤ「へ、へぇ・・・?」

咏「あ、あとね、獅子原ちゃんアンタ、ゲームオーバーの回数がリミット超えちゃったから、途中だけど終了ね」

サワヤ「は?! え、私、ゲームオーバーなんてしてないっすよ?」

咏「ウソついてもムダよん♪ ちゃんとモニターで確認してたんだから」

サワヤ「うっぐぅ… そんな! 風の谷のみんなが、私を待ってるのに…!」

咏「いや知らんし。 さ、ツベコベ言ってないで戻るよ!」パチンッ!

サワヤ「!?」


咏が指を鳴らすと、一瞬にしてナウンコの目の前の風景は消え・・・ 気がついた時には、あのHAISETSU学園の多目的室に戻っていた…

そう、そこにいるのは、風の谷の姫・ナウンコではなく、ただの獅子原爽だった。


~GAME OVER~

>>17

カイ「っひぃ…?!」

サワヤ「おらっ! 吐けよ! 言わねーとお前の口にこのうんこつっこむぞ?!」クワッ

カイ「…!!」


・・・脅迫や拷問をする時、人は何かしらの道具を使うことが多い…

それはナイフであったり拳銃であったり麻雀牌だったりするものだが、もっと簡単に手に入り効果も高い脅迫道具… それがうんこなのである。

その効果はテキメン…! 圧倒的な恐怖におののいたぺジテ国王カイは、必死になって叫んでいた。


カイ「む、蟲だっ! 蟲に襲わせるんだっ!!」=3

サワヤ「!」


ナウンコは、その一言ですべて分かった。

そして、脳裏に、あの先ほど見たばかりのぺジテの街のように、荒れ果てて地獄のようになっている風の谷の風景が思い浮かんできたのだ…


サワヤ「うぉっらぁっ!」ブンッ


 ドワァッ?!?


ナウンコは立ち上がると同時に、遠巻きにしていたぺジテの連中にうんこを投擲…

ワッとよけてあいたスペースに向かってダッシュし、投げ捨てていたメ―ヴェに飛び乗った。

>>28





>>70

5分後… メ―ヴェを降りたテルとナウンコの二人は、目も当てられないほどの恐ろしい廃墟となったぺジテの街を歩いていた。

大火事で焼き尽くされたあとのようで、ところどころからブスブスと煙が出ている。

そして、あちこちに… この街を占拠していたはずのトルメキア軍の船や戦車や兵士たちの遺骸… そしてやはり、蟲の死体が無数に転がっていた。

突然蟲の大群の襲撃を受け、壊滅したようであった。


サワヤ「…ぺジテの市民はいねーみたいだな… どっかに逃げたのか?」

テル「… ど、どうして、こんなことに…??」ワナワナ


自失茫然といった様子のテル…

そのテルが、何かを見つけたのか、街中央の石段を駆け上がり始めた。


テル「…」タタタタ・・・

サワヤ「ん? なんだ、どこ行くんだよ?」タタタタタ・・・

テル「… あ、ああぁ…?!?」ピタッ


石段を駆け上がった先には、ドーム型の要塞のような巨大な建造物があった。

そして、そのドームにメリ込むようにして、真っ黒に焦げて息絶えている王蟲の姿があった…


サワヤ「うっお…! 王蟲まで…」

テル「…くそ! センタードームが食い破られるなんて…!」

>>32




>>10

 ゴオオオオオォォ・・・・!  ボオオオオオオォォ・・・・!!  モクモクモクモクモク・・・・・


峠の上に立ったユキの指差した先・・・ そこには、モウモウと黒い煙を吐き出しながら燃えている森があったのである…


サエ「あちゃあ… 菌糸の処理ができなかったのね…」

ユキ「そんな…! 森全部を、燃やしてしまうなんて…!」

シロ「これは… このままじゃ収まらないかもしれないね」

サエ「え?」


・・・ ワーッ  コノヤロォーッ!  ヤッチマエェ――ッ! ウワッ!ヤメテクレェーッ!!  ワーワァ――ッ!!


ユキ「!? あれは…?」


眼下の森から、トルメキアの兵士たちが転がり出てきて… その後ろから谷の村人たちも飛び出してきた。

村人たちは皆、手に手に火炎器や手鉤、斧などを持って兵士たちに襲いかかっていた。

その中には、クルミ、トヨネ、エイスリンの姿もあった…


シロ「森を燃やす時のドサクサにまぎれて、反乱を起こしたんだ…」

サエ「ああもう…! 私たちも行くわよっ!」

ユキ「え? で、でも、ヒサ先生が自重しろって言ってましたけど…?」

サエ「始まっちゃったモンは仕方ないでしょ!」ダッ

>>79





>>19

そう… そこには、あの空中戦で炎の海に飛び込んで死んだはずの、トルメキア軍将兵長セーラがいたのである…


サワヤ「ト、トルメキアの…? お、お前、生きてたのか? ど、どうやって…??」

セーラ「……」ニコニコ


無言で微笑むセーラ…

しかし、次の瞬間、ナウンコはゾクリと背筋を震わせた。

セーラの体が… うっすらと透き通っていて、体を通して向こうの景色が見えたのである…!


サワヤ「…!!」ジリッ


身の危険を感じ、後じさりするナウンコ…


セーラ「…ナウンコ、あまり下がらん方がええで… その川はな・・・・」

セーラ「 三途の川やで 」


 ザバアァッ!!

サワヤ「いっ?!」


突然後ろで大きな水音がした、次の瞬間・・・ ナウンコは、川から現れたズブ濡れの女に足首をつかまれていた。


イズミ「……」ヌボァ・・・

サワヤ「げぇっ!? お前・・・??」







テル「…おーい、ナウンコ? どうしたの?」テルテル


ナウンコの悲鳴を聞き、川のほとりにやって来たテル…

しかし、テルが見たのは、川の底からプクプクとわずかに上がってくる泡だけだった…


~GAME OVER~

>>5

サワヤ「……」

スミレ「走り出したら、もう誰も止められない…」

サワヤ「…あん?」

カイ「王蟲の群れのことだ。 トルメキア軍に、我々はほとんど殺されてしまった… もう他に方法がないんだ」

サワヤ「・・・・  ふぅ~ん…  そうか……」

サワヤ「よっ!!」ダッ!

カイ「なっ?!」


取り囲んでいたカイの部下たちの一人を突き飛ばし、メ―ヴェに向かってダッシュするナウンコ…


カイ「おさえろ!!」


メ―ヴェに飛び乗って噴射口を開いたナウンコだったが、その上からカイの部下たちが一斉に覆いかぶさってきた。


サワヤ「あぁくそっ! このぉ! はなせよ!バカヤロォ――ッ!!」ジタバタ=3


 ヤメロッ!  ハナセコンニャロオォーッ!  モウマニアワネーヨ! アバレンナコノッ!  ジタバタジタバタ・・・


7~8人の部下たちに取り押さえられ、ナウンコは身動きできぬ状態で地面に押し付けられてしまった。

>>11









>>45





 ドウンッ  ドカアァーンッ!!  ドオンドオォンッ  ダダダダダダダ・・・!


サエ「ちょっとシロ! ボヤッとしてないで、あんたも手伝ってよっ!!」シュッ  ガチャッ!


砲弾を装填しながら、せまい戦車の中でガミガミと指示を出すサエ…


シロ「…うるさいな、私、ギックリ腰かも…」イテテ・・・

ユキ「発射!!」ポチッ!


ドウッ!  ヒュウウゥーン・・・ ドカアァ――ンッ!!  ウワアアァーッ!?  チクショーッ!


サエ「…よし、やっぱり、歩兵の奴らは戦車には向かってこれないわね… ユキ、砲弾あといくつある?」

ユキ「あと3つですね… そろそろ引き上げ… アッ!?」

サエ「? どうしたの?」

ユキ「せ、戦車です! 10台くらい・・・こっちに向かってきます!!」

サエ「え…」


  パウッ!  キィ――ン・・・ ドッゴオオォォ――――ンッ!!!


サエ「きゃああぁっっ?!?」


トルメキアの戦車隊の、先頭の大砲が火を噴き… 次の瞬間、サエたち3人は凄まじい衝撃をその全身に受けていた。


 ドオォンッ ドオォーンッ!! ドドゴオオォォ――ンッ!!!


続けざまに襲いくる砲撃・・・

アッという間に合計五発もの砲弾を受けたサエたちの戦車は、キャタピラや砲台といった外側の部分がフッ飛び、無残にも横倒しになっていた…

>>78


>>69





アワイ「うぐぐぐ… ム、ムネがキツイ…! あなたどんだけマナイタなのよ?!」ミチミチ

サワヤ「う、うるせーな! …で、でも、そんだけサイズが違うと… 私じゃないってバレんじゃないか?」

アワイ「だいじょーぶ。 私のおもち可変式だから、単行本7巻のペチャパイに調整すれば…」スウウゥゥ~・・・

サワヤ「?!」


アッという間に巨乳→微乳へと変化し、赤いウィッグをかぶってナウンコの青い服を着込んだアワイは、確かにパッと見た目はナウンコと変わらなくなった。


サワヤ「・・・あ、ありがとな。 恩に着るぜ、マジで…」

アワイ「いいから急いで! 谷の人たちを助けられるのは… あなたしかいないんだからっ!」ニッ!

サワヤ「!!」


軽く微笑んだアワイのその笑みを見た途端、ナウンコはフラッシュバックのように、谷の仲間たちの顔を思い出していた。

ユアン、ユキ、ナルカ、チカコ、サエ、シロ、クルミ、トヨネ、エイスリン・・・・・

自分が行かなければ、彼女たちは皆、命を落としてしまうのだ…!


サワヤ「・・・おう、まかせろっ!」ザッ

>>81







>>23





30分後…


テル「… zzzzz……」グーグー・・・

サワヤ「………」モゾモゾモゾ


明日に備えて、横になった二人… しかし、ナウンコは…


サワヤ(…やっべぇ、なんだか体がカッカしてめちゃくちゃムラムラする…)ムラムラ

サワヤ(さっきチコの実食い過ぎたせいだな… アレ、精力増強効果あるから…)

サワヤ(くっそ! 明日たくさん飛ばなきゃなのに、全然ねむれねー…!)

サワヤ(ああもう、なんとかおさまってくんねーかな? このリビドー…  ん?)チラッ

テル「zzzz……」スースースー・・・


ムラムラして血走っているナウンコの目に、隣で静かに眠っているテルが映った…

呼吸に合わせて、ゆっくりと小さな胸が上下している…


サワヤ「……」

どうする? ・テルの胸をさわってみる >>35
      ・リビドー解消のためダッシュしてくる >>67






>>33

巨チン兵「グオゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオォォ・・・・!!!!」ビキィ・・・ビキビキビキビキビキビキビキイィ・・・・!!


ユアン「げっ?!」

サエ「は?!」

リュウカ「えっ?!」

フナQ「な?! アレは…!?」


目を見張る一同…!

そう… 人工子宮の膜を突き破り、白煙を吹き出す巨チン兵の股間から…

真っ黒な、それはそれは禍々しいオーラをまとったモノが、ビキビキとそのカマ首をもたげ、恐ろしい勢いで膨張を始めたのである…!


ヒサ「そ、そんな…? 体を融かされながら、勃起してる・・・??」

トキ「あかん! 巨チン兵はドMの変態なんや!!」


巨チン兵「ゴグガガガガガガガガガガガガガアアアァァ・・・!!!」ビキビキビキビキビキビキ


巨チン兵の股間よりそびえ立つ最全長50mと言われる巨根は… グイグイと伸び続け、スカイツリーのように天空に向かってそびえ立っていた…


ナルカ「う、うぅ…?? な、なんか、すごい生臭いですぅ…」

ヒサ「まずいわ! ガマン汁が出始めてる…! に、逃げるわよっ!!」

ユアン「に、逃げるって、どこに…」


ユアンは、自分のその最期の言葉を言い終える前に、目の前がまばゆいばかりに白く輝くのを見た。

そう、“火の7日間”で世界を焼き尽くした『ファイナル・ボッキ・フラッシュ』…! その悪魔の波動は、山をもフッ飛ばし、一発で辺り一帯を完全に真っ平らにしていた…


数日後、メ―ヴェで谷に戻ってきたナウンコが見たものは… 誰一人、虫一匹すら生き残っていない、死の世界だった。


~GAME OVER~

>>51

トキ「ロンや。 河底ロン、タンヤオ三色赤1… 満貫8000やな」ニタッ、パララララ・・・

ヒサ「う、あぁ…??」ガクガク・・・


なんと、一度オリていたトキが、直前に張り替えを完了していたのである…

この振り込みにより、ペアとしての差は7万点を超え… オーラス南4局はなす術もなく安手で流され、トキ・リュウカペアの大差での勝利となったのだった…


ヒサ「うっぐぅ…」ギリッ

トキ「は~w ここまで手応えがないと、かえってつまらんなぁ~ww」ヘラヘラ

リュウカ「これで巨チン兵はうちらのモンや。 まあ、でも…」

リュウカ「トキの命を助けてくれたことだけは、礼を言っとくで。 ありがとな♪」

ヒサ「……」


しかし・・・ 肩を落としたヒサたちが、巨チン兵の部屋を出て戻ろうとした、その時だった。


?「た、たいへんですっ!!」ダダダッ

>>46












>>65
リュウカ「せやな。 フナQの言う通りや。 反乱の原因になるようなモンは渡したらあかんで」

フナQ「へ? えと、じゃあ… 村人たちには、なんて説明すれば…」

リュウカ「ん~? 森の一つや二つ、焼き払ってまえばええんやないか?」

フナQ「え、えぇ…??」

?「参謀、私がヤリましょうか?」スッ

リュウカ「ん?」


ヒロコの後ろから現れた銃をかついでスパッツをはいた紫髪の少女…

トルメキア軍コルベット艦長、キョウコ・スエハラ―であった。


キョウコ「今から、ぺジテの残党狩りに出撃しますから… 発艦する時に、件の森を爆撃して焼き払っておきましょう」

リュウカ「あ、それええな! 一石二鳥やん♪ ほな頼むで!」

フナQ「……」





 ズオオオオオォォ―――ン・・・・・!!

飛び立ったコルベットが、火炎器の返還を待っている谷の者たちの頭上を通過していった…


ヒサ「…コルベット? こんな時間に、一体、どこに…?」


 バラッ、バラバラバラバラァ・・・・ ズッドオオォ――ン・・・!!


ヒサ「げっ?!」 >>74

>>76

エイスリン「コッチモヤラレテル…」

クルミ「え? そんな離れた木も…?」


菌糸が幹についていた大木以外からも、次々と木の内部から発見されるネバリとした菌糸…


クルミ「まずいな… 地面の中を伝って菌糸が伝播してるんだ…」

トヨネ「こ、こんなの、どうすれば…?」

?「これはもう、森全部を燃やしてしまうしか、ないんじゃ…」ヌッ

トヨネ「え?!」ギョッ


思った以上に菌糸の感染度合いが高く、愕然とする村人たち… そこに突然現れたのは、天使のような超絶美少女アイド、ではなく、おん年120歳の老女、大ババイチゴであった。


クルミ「大ババさま…」

イチゴ「ここまで菌糸が広がっては、もうダメじゃけぇ…」

イチゴ「手遅れになると、この谷は糞海にのまれてしまう… 早く燃やすんじゃ!」

トヨネ「そんな… なんとかならないの?」

クルミ「貯水池を300年も守ってくれた森なのに…!」

エイスリン「クッソォ! アイツラサエ、コナケレバ、コンナコトニハ…!!」ギリッ

>>10






>>46




 プシュー シュウゥ――ッ・・・  プシュウウウウゥゥ―――ッ!・・・・

急いで子どもたちと一緒に谷はずれの森に行ったヒサたち一行が見たモノは…

大木の幹にビッシリと張り付き、シューシューという音を発しながら瘴気を吐き出している真っ白な菌糸のカタマリであった…


ユアン「うっわやっべえぞこれマジで…!!」

トヨネ「ちょー瘴気が出てるよー!」

シロ「墜落したあの大型船に…胞子がくっついてたんだ…」

クルミ「は、早く焼き払わないと、森全体に広がっちゃうよ?」

ヒサ「ちょっと、火炎器は? なんで誰も持ってないの?」

サエ「ぶ、武器になるようなモノは全部、トルメキアの奴らに没収されてます…」

ヒサ「早く返してもらいなさい! このままじゃ谷は全滅よ!!」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー


ワタセェー!  ハヤクシロォ!!  カエンキトテカギダ!  ハヤクカエセバカヤロォー!!


ほぼ総出で城に行き、兵士たちに火炎器などの道具の返還を求める谷の者たち・・・


フナQ「菌糸を焼く道具は、武器にもなります。 渡すのは危険ですが…」

リュウカ「ん~…」  どうする? ・銃以外のモノはいったん返してやる >>7
                 ・何も返さない >>63


>>11

テル「…!」ダダッ

 ドンッ

カイ「わっ?!」

テル「動くなっ!」サッ


カイの背中に体当たりをし、素早く銃を奪ったテル…


テル「…ナウンコを、行かせてやれ…!」チャキッ

カイ「…?!」

スミレ「テ、テル? 落ち着け!」

テル「スミレ、私は落ち着いている。 そして・・・本気だっ!」サッ


 ダァ――ンッ!!


スミレ「は?!」


・・・威嚇のために、ナウンコを押さえつけている者たちの足元に向かって発砲したテル…

ところが、


サワヤ「」チーン

テル「あれ?」


その銃弾は、ナウンコの脳天にメリ込んでいた。


スミレ「…テル、お前… 一体、何してるんだ?」

テル「・・・・・ いやぁ…  手元が狂っちゃった」テヘッ


~GAME OVER~

>>60

サワヤ(… いやいやいやいやいやいや!!)ブンブン

サワヤ(仲間の寝こみを襲うなんて… いくらなんでも、私はそこまで腐っちゃいねぇー!)

サワヤ(…でも、どうにもこうにも、このムラムラが、おさまらん…!)ムラムラムラ・・・

サワヤ(こういう時は…)

サワヤ(ダッシュだ! 運動してリビドーを鎮めるんだ!)ダダッ

サワヤ「うおおおおおおおぉっ!!」ズダダダダッ


ナウンコは、起き上がってそこら辺を闇雲に走り始めた…







10分後…

サワヤ「ハアッ、ハァッ ハァッ ハッ! あ、ハァ…! う、オう゛ぇ、 ゲェッハァ…!」ハアハアハアハア・・・

サワヤ「つ、疲れたー… ちょっと、体力なくなって、きてんな…」フーフー・・・・

サワヤ「で、でも、なんとか、ムラムラはおさまったぜ… これで、ゆっくりねむれ…」

?「何してるんっすか」

サワヤ「ふぁっ?!」=3

>>40






>>4

ヒサ「サエ、お願いできる?」

サエ「え、私ですか?」

ヒサ「相手の二人… 両方とも“異能”を持ってるカンジするから… どっちかを塞いでくれれば、私があとはなんとかするから」ヒソヒソ

サエ「は、はい…」


トキ「さあ場決めするで♪ はよ卓に座りっ!」チャッ


・・・  チャッ  ピシッ  タンッ  ・・・チャッ  ピシッ  タンッ ・・・・


不気味な巨チン兵が見守る中、牌を操作し始めた4人の少女たち…


トキ「…リーチや」ドッ!

ヒサ(? 8巡目でツモ切りリーチ… すでに張ってたの?)

トキ「・・・一発、ツモ! 裏のって、2000・4000!!」パラララ・・・

サエ(うぐっ、いきなり親っかぶり…!)


東二局…

サエ(よし、メンホン張れた…! ここは先手必勝!!)チャッ

サエ「リーチ!」タンッ!

リュウカ「おっと、それやな。 ロン、チャンタ三色… 8000や」ニタッ、パララララ・・・

サエ(!? 場風の東の対子を落としといて、オタ風シャボ待ち・・・??)

ヒサ(・・・私の和了牌を止めてる… へぇ… これはちょっと、一筋縄ではイカないかもね…) >>36



>>75>>12

はやり(28)「ほにゃにゃちわーっ!☆ ぺジテのアイドル、HA・YA・RIだゾ!」ハヤヤッ!

アワイ「へー、こいつが風の谷の姫、ナウンコねぇ…」ウネウネ

サワヤ「え?!」


扉を開けて入ってきたのは、なんとも不可思議な二人組だった…

片や、ラーメンのように黄色い髪の毛をウネウネとなびかせ、背後になぜか宇宙空間を背負っている美少女…!

片や、首にヘッドホンをかけ、とてつもなくすばらなおもちをおもちのなぜかアイドル衣装を身にまとったオバ・・・否、美少女…!


はやり「あなたがナウンコちゃんだね! こっから出してあげるYO!☆」ハヤッ

サワヤ「・・・はい?」

はやり「早く谷へ知らせに行って!☆ アンタの凧ならまだ間に合うかもしれないから…」

アワイ「テル―から全部聞いたよ。 ほら、私が身代わりになってあげるから!」スッ、ゼンラー

サワヤ「!?!」ブッ=3


突然服を脱いで全裸になり、上下一体になっているワンピースの服を差し出すアワイ…


サワヤ「・・・ あ、あんたら、一体、だ、誰・・・??」

はやり「私? はやりはね、サキちゃんとテルちゃんの腹違いのおねーちゃんなんだ!☆」キャピィッ

アワイ「ほら! 寒いからあんたも早く服脱いで私と交換してよ!」

>>59





>>79

 シュウウウウウウゥゥ―――――ン・・・・・!!


ひとっ飛びに山を越え、グランドキャニオンのような巨大な渓谷を通り過ぎると、一面真っ平らで何もない平地に入った。


テル「…? ぺジテの方がおかしい… なんだあのモヤは?」

サワヤ「・・・・ あ? テル! マスクをつけろ!!」


糞海が途切れたため、瘴気マスクをはずそうとしたテルにナウンコがあわてて声をかけた。

そしてすぐさま、その“モヤ”の正体が眼前に露わになった。


テル「 蟲・・・?! 」

サワヤ「…みんな死んでんな……」


ウシアブ、大王ヤンマ、ヘビケラなどの羽蟲の遺骸が、数百、数千と地面を覆い尽くすようにして転がっていたのである…


サワヤ「なんだこれ、ヒデ―な…! 一体、何があったんだ…?」

テル「・・・ あっ?!」


ただならぬ声をあげたテル。

その視線のはるか先には… テルの生まれたぺジテの街があったのだが、その砦から、モウモウとわき上がる不気味な黒い煙が見えたのである。

>>54






>>30

巨チン兵「…ググ、 ゴゴォ・・・・」プクプクプク・・・


眠っているように見えた巨チン兵の口からブクブクと気泡が噴き出し、目蓋がゆっくりと開いて抹茶のような色の不気味な目が露わになった。


リュウカ「わっ?! コッチ見よったで! ひぇええ笑ったで今!!」=3

フナQ「リュウカさん… あなたは部ちょ・・・じゃなくて参謀なんですから、巨チン兵を怖がったりしていては困りますよ。 兵士たちにも示しがつきません」

リュウカ「そ、そうやな… うちが、このバケモンを飼い慣らさなあかんのやからな…」


と、その時


?「参謀!」

リュウカ「へ?」

>>42


















>>37

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー

その頃、風の谷では…

反乱を起こした谷の村人たちが、次々とトルメキア兵たちを撃破し、トキ・リュウカのいる城のすぐ下まで迫っていた…


 ワーワァーッ!  ヤッチマエェーッ!  ヒィーッ!  オラッ!ニゲンナコラァ―ッ!!


トキ「…やれやれ、メンドいことになってきたなぁ、まったく…」フウ

リュウカ「チッ、何やっとるんやまったく…! ジタバタしとらんで戦車で脅して鎮圧するんや!」

スズ「は、はい…」

ユウコ「了解なのよー」

トキ「ぺジテの二の舞はゴメンやで…今のうちになんとかしたってな」


リュウカの指示で、戦車に乗り込んで城門から出撃したスズとのよー・・・

ところが、


 タタタタタタタタタ・・・・ッ!


リュウカ「ん? おっ、へぇっ?!」


上から戦況を見下ろしていたリュウカは目を疑った。

城の前の石橋を渡ろうとしている戦車に向かって、3人の村人が正面から駆け込んできたのである…!

>>22



>>24

直撃を取って、一気に差を48000詰めたヒサ・シロのペア・・・

その直後はリュウカに安手で流されて連荘はできなかったものの、オーラス、南四局でソレは起きた。


シロ「・・・ちょいタンマ」スッ


シロが、10巡目を過ぎた所で、左手でオデコをおさえるあのポーズに入ったのである…


トキ(…ん? なんや…? 急に未来がボヤけて見えんくなってきた・・・??)

シロ「・・・  決めた。 ちょっと変だけど、コレで・・・」スッ

シロ「リーチ」コトッ


リュウカ(… 九萬切りリーチ…?)

トキ(チャンタ系を作っとるように見えたけど… 違うんか?)


そして、5巡後・・・


シロ「…」チャッ・・・

シロ「・・・やっとかぁ、深いところにいたなぁ・・」ゴゴォ・・・

シロ「ツモ。 リーヅモイーペーコー赤1… 裏二つノッて、3000・6000…」パラララ・・・

リュウカ「は?!」

トキ(な、なんや…? ジュンチャンを蹴ってイーペーコーのみでリーチ…?)

トキ(最後の最後にドラ3つも乗っけよって…! まるで山の中が透けて見えとるようやないか…??)

トキ(ああくそっ! うちの親っかぶりで、まくられた…!) >>18


>>63

 ズドォンッ! ズドォォンッ! ズドオォーンッ!!


森の上で、なんとナパーム焼夷弾を投下し始めたコルベット…


ヒサ「ちょ! な、何やってんの? あんなことしたら…!!」


 ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴゴオオォ・・・ ズドドドドドドドドドオオオオォォ・・・・・!!


キョウコ「ん!?」


上空のキョウコは、森の向こう側から、真っ赤な斑点のある黒い“山”が盛り上がってくるのを見た。

森の中には、瘴気を嗅ぎ付けてやって来ていた蟲たちがおり・・・ その同胞を攻撃されたことに怒り狂った王蟲の群れが、報復をしに突撃してきたのである…!


・・・数日後、メ―ヴェで谷に戻ってきたナウンコが見たものは… 王蟲の群れに踏みつぶされ、廃墟と化した風の谷だった…


~GAME OVER~















>>78

回頭したコルベットの前方3.5km地点・・・


サワヤ「おいっ! ダセッ! 出せよクソッタレエェッ!!」ドンドンドンッ


捕えられたナウンコは、ブリッグの中の物置小屋のような狭くて臭い部屋に閉じ込められていた…


イケダ「おいっ、うるさいしナウンコ! いい加減にあきらめろし!」

サワヤ「あ? てめっ! リスのくせにいっつも偉そうにしやがって… 黙ってろコンニャロォッ!」ブンッ

イケダ「おっと! 甘いし!!」バリバリバリバリ

サワヤ「ぎゃあああぁああああぁぁっっ?!?」=3=3


自分のペットと醜い争いをするナウンコ・・・

ところが、


 ガチャッ・・・


サワヤ「…ん?」ヒリヒリ


?「……」
?「……」


突然扉が開き、二人の女が部屋に入ってきたのである…!

誰が入ってきた? ・健夜&恒子 >>12
         ・コーチ&未春 >>41
         ・咏&えり >>52
         ・はやり(28)&アワイ >>69

>>47

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ーーーーーーーー
ーーーー

一方、風の谷の森では・・・


クルミ「ほら、みんなで一斉にイクよ!」チャッ!

エイスリン「Go! Fire―――ッ!!」ボワアッ!!

トヨネ「うわわわっ! ちょー熱いよぉ――っ!!」ゴオオォーッ!!


クルミたちをはじめとした村の者たちが、返還された火炎器で必死に巨大菌糸を焼き払っていた。


クルミ「よし、焼けた… トヨネ! そこ、下んとこ斧で割ってみて!」

トヨネ「う、うん…」ゴン、ゴン!


トヨネが割いた木の根元部分をのぞきこむ一同… 裂け目から、何やら白いモノがのぞいている…


クルミ「っく…! ダメだ… こんなところまで菌糸がきてる…!」

>>64













>>4


ヒサのご指名により、家で寝ていたところを叩き起こされて急遽やって来たシロ…


シロ「・・・何の用?」ダルゥ・・・

ヒサ「シロ! あなたの力が必要なのよ… 世界を救うために!」

シロ(… 世界を救う…? メンドくさいのはヤだなぁ…)フゥ・・・

ヒサ「さ、シロ、バナナと牛乳食べときなさい! 脳が活性化するから♪」スッ

ヒサ「イクわよ! 二人で、世界を救う闘いに!!」カッ

シロ「……」モグモグ


シロの口にバナナを突っ込み、ヤル気マンマン、自身マンマンのヒサ。

ところが・・・


リュウカ「ツモ! 中・ホンイツ1300・2600」

トキ「ツモ…! リーチ一発ツモ、裏ドラ1… 2000・3900!」

リュウカ「それ、ロンや! 七対子3200…!」

トキ「ツモや! リーチ一発タンヤオドラ1・・・ 4000オールゥ!!」

リュウカ「あ、うちもキタ。 ツモ!! メンタンピン三色ドラ2・・・ 一本付けは4100・8100や!!」


ヒサ「あばばばばばば・・・・」マッサオ

>>6





>>58

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ーーーー

同時刻、風の谷より南南西に2500km地点、上空・・・


 グオオオオオオオオオォォ―――ン・・・・・


早朝に風の谷を出発したトルメキアの軍用艦、コルベット・・・ その背中の見張り台に、スパッツをはいた少女と、かなりのモノをおもちのメガネの少女がいた・・・


キョウコ「キヌちゃん、ほんまに間違いないか?」

キヌエ「はい、ぺジテのブリッグです!」

キヌエ「あの、雲の向こうに、チラッと見えました」スッ

キョウコ「…よし、でかしたでキヌちゃん! 回頭や!進路右舵2時の方向!!」

キョウコ「対空戦闘用意! 総員戦闘配置に付け! 距離1kmまで近づいたら、エンジン音を抑えて奴らに気づかれんように後ろに回り込むんや!!」カッ


 ギュオオオオオオオォォ―――――ン・・・・・!!


>>75











>>55

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ーーーーーーーー
ーーーー

同時刻…

風の谷より南に約3000km離れた地点…


 シュ―――――――ッ・・・・・


真っ青な青空の下を、一筋の飛行機雲を描きながら飛ぶ白い機体があった。

修理したメ―ヴェでぺジテへ向かう途中のナウンコとテルである。


テル「そうかなぁ… 私にはいつもと同じにしか見えないけど…」ヒュ――ッ・・・


下の様子がいつもと違うというナウンコの意見に、メ―ヴェに腹ばいで乗っているテルが答える…

二人は、もう糞海の端の方まで来ていた。


サワヤ「いや、静か過ぎるんだよ… 蟲たちが全然いねーんだ…」ヒュウゥ――ッ…

サワヤ「なんか… 変な胸騒ぎがするんだよな…」

テル「…気のせいじゃないの?  あ、もうすぐだ。 あの山脈を越せば、私の仲間がいるよ!」

>>70









>>44

ヒサ(…ここは、残してきた一萬に意味があると思って… 私らしくイッてみますか!)チャッ

ヒサ「リーチ!」タンッ!


ヒサ、通常では考えられない、五門張を捨てての、八筒切り・・・!


リュウカ(八筒…? 捨て牌の近牌で待ってる気配じゃあらへんな… 何待ちや…?)

トキ「……?」


そして、その、4巡後・・・


トキ「…」チャッ

トキ(・・・?! あかん! このあとすぐ、対面のムーミン女がインパチをツモる…!)キイィーン・・・

トキ(…鳴いてズラすことも… リュウカに鳴かせることもできひん…)

トキ(くっそ…! ダブルを使えたら、どこかで改変できたんやが… これは、もう、どうにもならへん…)タンッ


そして… 奥の山に手を伸ばしたヒサが、牌をつかむと同時に、親指でポォーンと上に弾き上げた。


トキ・リュウカ「「?!?」」


 パラララララララララララアァ・・・・・ パシッ!タアァンッ!!


そしてすかさず手牌を倒し… ツモ牌の一萬を空中で受けとめると同時に、雀卓に叩きつけたのだ。


ヒサ「ツモォッ!! リーチ・ツモ・ドラ4・・・ オヤッパネ6200オールよ!!」カッ!

>>9

>>59

アワイの渡してくれた赤いぺジテの服を着込んだナウンコは、はやりの後について部屋の外に出た。

そして… 階段を降り、床にある地下通路の入り口まで来て、はやりは足を止めた。


はやり「この通路は、あなたの凧がある倉庫につながってるから。 そこでテルちゃんも待ってるよ☆」

サワヤ「…ありがとうございます… あの、でも… どうして、私を、助けてくれるんですか?」

はやり「… 殺し合いの連鎖は、どこかで断ち切らなきゃいけないからね… カイと他の幹部たちはトルメキアを皆殺しにしようとしてるけどさ」

はやり「そんなことしても、戦争が繰り返されるだけ… はやりは争いよりも、Love&Peaceの方が好きだからねっ☆ さ、行っておいで!!」






排気ダクトのような狭い地下通路を通り抜けたところに、確かに、ナウンコの白いメ―ヴェはあった。


テル「ナウンコ… いろいろすまなかった。 さっきはああするしかなかったんだ…」

サワヤ「ああ、あのパンチねw 完全に裏切られたんかと思ったよww」

テル「私も、トルメキアの連中は憎い… でも、風の谷の人たちを道連れにする作戦は、確かに間違ってる…」

テル「ナウンコのおかげで、それに気づけたよ。 さあ急ごう!父さんたちに見つかったらまずい。 ここから飛べるか?」ギリギリギリギリ・・・


テルが壁のハンドルを回すと、横開きのシャッターが開き、外の冷たい空気が入りこんできた。


サワヤ「ああ、なんとか飛べそ…  あっ?!」ギョッ


戦慄するナウンコ…!

なんと、雲間から、トルメキアのあの軍用艦が姿を現したのだ…!!


サワヤ「 コルベット!! 」


 ズダダダダダダダダダダダダアアァッッ!!!


ナウンコが叫んだのと、コルベットの砲撃がブリッグに襲いかかったのは、ほとんど同時だった。


<~風の谷のナウンコ~ 第三ステージクリア> >>82

>>81

第三ステージはこれでカンです。

最終第四ステージは、3週間後くらいに投下する予定です。

書けたらこちらにもリンクを貼ります。

クリアした方、もし良かったらお気軽に意見、文句、感想、批判等頂けると嬉しいです。

http://i.imgur.com/zqI2Qlo.jpg
先原直樹・ゴンベッサ

都道府県SSの痛いコピペ「で、無視...と。」の作者。

2013年、人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者を詐称し、
売名を目論むも炎上。そのあまりに身勝手なナルシズムに
パー速、2chにヲチを立てられるにいたる。

以来、ヲチに逆恨みを起こし、2017年現在に至るまでヲチスレを毎日監視。
バレバレの自演に明け暮れ、それが原因で騒動の鎮火を遅らせる。

しかし、自分はヲチスレで自演などしていない、別人の仕業だ、
などと、3年以上にわたって稚拙な芝居でスレに降臨し続けてきたが、
とうとう先日ヲチに顔写真を押さえられ、言い訳ができなくなった。

2011年に女子大生を手錠で監禁する事件を起こし、
警察に逮捕されていたことが判明している。

先原直樹・ゴンベッサ まとめwiki
http://www64.atwiki.jp/ranzers/

遅ればせながら最終第四ステージ投下したので、リンク貼っておきます↓

ゴンベッサさんもきっと楽しんでもらえると思う

爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(最終第四ステージ)
爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(最終第四ステージ) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1504178648/)

>>99
爽「テスト」

>>98
爽「テスト」

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