爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第三ステージ) (38)



※ここまでのあらすじ

北の平和な辺境国、“風の谷”・・・
そこへ突如、強大な軍事国家トルメキアが侵攻し、風の谷を占領してしまった。
トルメキア軍参謀リュウカ・シミズダニの目的は、1000年前の“火の7日間”で世界を焼き尽くした巨チン兵を復活させることだった・・・

しかし、療養のためトルメキア本国へ戻る途中だった司令官トキの艦隊が、ぺジテの残党・テルに襲撃され、ほぼ全滅…
人質として同行していた風の谷の姫ナウンコは、敵であるトキと兵士スズを助け出して脱出し、糞海の最深部で蟲に襲われていたテルも救出することに成功した。

しかし巨大な羽蟲ヘビケラから逃げる時にメ―ヴェから墜落し、流砂にのみこまれてしまったナウンコとテル…
ところが、目を覚ました“糞海の底”は、瘴気のまったくない極めて清浄な空間だった・・・


テル「まず礼を言わせてもらう。 私はぺジテのテル・ミヤナガ… 助けてくれてありがとう」

サワヤ「あぁー… やっぱりね。 お前さ… “サキ”っていう妹がいるだろ?」

テル「え? な、なんで・・・サキを知ってるの?」

サワヤ「うんと、えっとなぁ… 話すと長いんだけどさ…」


 カクカクシカジカデ・・・  マルマルウマウマッテワケデサァー・・・・


ナウンコとテルは、お互いにいろんなことを話した…

風の谷に墜落したトルメキアの大型船のこと…

そこで、サキ・ミヤナガと名乗るぺジテの姫に会ったこと…

現在、風の谷はトルメキア軍の占領下にあり、巨チン兵復活のプロジェクトを手伝わされてることなど……

そしてテルは、自分とサキは姉妹であり、ぺジテ王族の姫であること…

数ヶ月前に、ぺジテ市内の遺跡から巨チン兵の心臓が掘り出されたこと…

それを奪いに来たトルメキア軍と熾烈な戦闘になり、大半の国民を殺されてしまったこと…

その復讐のために、ガンシップでトルメキアの船団を襲ったこと…

そして、この場所は糞海の底の空間であり、なぜか瘴気がなく空気が澄んでいること・・・などを話した。


テル「すまなかったね… 私は、妹を看取ってくれた人を殺してしまうとこだったんだな…」

サワヤ「はは、マジでな…w 危うくとばっちり食うとこだったよ」

テル「・・・トルメキアの奴らは、平和のために巨チン兵の心臓を海に沈めようとした私たちを、女子供老人も関係なく殺したんだ。 あんな奴らはこの世界にいないほうがいい…」ゴゴゴォ・・・

サワヤ「… 巨チン兵って、そんなにやべーモンなのか…?」

テル「ナウンコも“火の七日間”は知ってるでしょ? あんなモノが復活したら、この世界は確実に滅びることになる…」

サワヤ「……」


目をふせてトツトツと話すテル・・・

その表情には、想像もできないほどの深い苦しみと悲しみを乗り越えてきたような、一種の凄み… 重み、迫力が感じられた。


イケダ「おいナウンコ、あと、アレを渡さなきゃだろ?」キキッ

サワヤ「へ? アレ?」

イケダ「ほらあの、黒い石…」

サワヤ「あ、そうそう! これさ… サキちゃんから、“私のおねーちゃんに渡して”って頼まれたモンなんだけど・・・」ゴソゴソ・・・スッ


<コマキ「zzzzz… …」スースー・・・


ポシェットの中から出したその透明の石の中で… 巫女服の少女はいつもと同じように気持ちよさそうに寝息をたてていた…

しかし、それを一目見たテルの表情が一変した。


テル「うっ?! ソレは・・・!!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474785516

 
・この第三ステージが最終ステージの予定でしたが、ちょっと長くなり過ぎてしまいそうなので、第四ステージまでやることにしました。

※場面があちこちに飛ぶアドベンチャー形式のSSなので、投下が終わるまでは絶対に書き込みをしないで下さい。 今回は82レスで終了します。 16:30には終わる予定です。


・獅子原爽のトイレ探訪記の番外編の一つ、もこ「…」ブツブツ 咲「対木さんはこう見えて実は…」 爽「へぇー…」(一部安価)
                    もこ「…」ブツブツ 咲「対木さんはこう見えて実は…」 爽「へぇー…」(一部安価) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434809032/)
の、続編です。

・1作目→爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第一ステージ)
     爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第一ステージ) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470216547/)
・2作目→爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第二ステージ)
     爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第二ステージ) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472717177/)

・「GAME OVER」は今回8ヵ所あります。 一度もGAME OVERせずにクリアする可能性は0.5%くらい。

・スタジオジブリ「風の谷のナウシカ」のパロディです。 ジブリ作品及び咲-saki-をリスペクトした上で書いています。


では、GOOD LUCK!





テル「ソレは・・・!!」ワナワナ

サワヤ「・・・ソレは?」

テル「・・・な、何?」

サワヤ「は?!」ズルッ

テル「…み、見たことないなぁ… 何これ? 人形が入ってるの?」

サワヤ「え…? いや、コイツ生きてんだぜ? ずっと寝てるけどさ… ホントに知らねーの?」

テル「う、うん… でも、サキが私に、って言っていたんなら、何か大切なモノなのかも…」

テル「父さんやスミレなら何か知ってるかもしれないから、一応預かっとくよ」スッ

サワヤ「……」


テル(………)

テル(…間違いない、コレは… “生命(いのち)の聖母石”だ…!)

テル(トルメキアに奪われてしまったと思っていたけど… サキが命がけで守ってくれてたんだな…)

テル(ナウンコ… これの正体は、悪いけど今は教えられない…)

テル(ふふふ、よし…! これさえあれば、トルメキアの奴らにも対抗できるかもしれない…!)


テル(・・・でも、よりによって、命の恩人の故郷に、あの巨チン兵があるだなんて…)

テル(最悪だ… 私は… もしかしたら、この人を裏切らなくてはいけなくなるのかもな…)

>>39






>>29

ユアン「麻雀・・・だとぉ・・?」

トキ「ん? あ、もしかして麻雀知らんのかあんたら? やれやれ、田舎モンはこれやから…w」フウ

ユアン「あ? テメッ! 自分の立場分かってんのかよ? 麻雀くらいやったことあるわ!」

トキ「やったことあるって… カジッた程度やろ? そんじゃあうちらとは勝負にならへんかなぁ…ww」ニタニタ

ユアン「なにぃ…?」

ヒサ「言ってくれるじゃない… 麻雀勝負と聞いたら、乗らないわけにいかないわ」

ヒサ「いいわよ。 半荘やって、勝った方が巨チン兵を好きにしていいってことにしようじゃないっ!」キッ


こうして・・・ トキの提案により、巨チン兵の前に雀卓が用意された・・・


トキ「ほな始めよか! 勝負は半荘一回… 両方とも二人ずつ選出して卓に座って、その二人の合計得点が高い方が勝ちってことでええな!」

ヒサ「OKよ。 この“辺境一の雀士”ヒサ・ミラルダの実力を、見せてあげるわ!」カッ


リュウカ「ちょ、ちょっと、トキ…! ええんか? そんな勝負もちかけて…」

トキ「しゃあないやろ? ああでも言わんと、リュウカも向こうも引き下がれんかったんやから…」

リュウカ「……」

トキ「それに、勝てばええだけの話やろ? うちとリュウカのタッグで負けるなんてありえんのやから、大丈夫やって!」


ナルカ「トルメキアの人たちは… 司令官と参謀が自ら卓に座るみたいですね…」

ヒサ「そうね。 じゃあこっちは、私と・・・」

ヒサと組むパートナー → ・サエ>>68 or ・シロ>>77 





>>21

サワヤ「おいテル!」

テル「!?」ビクッ

サワヤ「お前、なんか隠してんじゃねーのか? 教えろよ! 風の谷に一体何をするんだ!!」クワッ

テル「・・・・ 蟲に、襲わせるんだ・・」

サワヤ「!?」


蟲に襲わせる・・・!!

その言葉を聞いた途端、ナウンコには全て理解できた。

あの、先ほど見たばかりの、地獄のようなぺジテの街… つまり、風の谷も、あのような凄惨な状態にしてしまうということなのだ…


サワヤ「……そうか… 蟲にぺジテを襲わせたのも、お前らなのか…」ゴゴゴォ・・・

サワヤ「うんこの風上にもおけねー奴らだなっ! なんもかんけーねー蟲たちを巻き込むなんてよ!」カッ

カイ「…どうあっても、復活する前に巨チン兵を取り戻さなければならないんだ…」

スミレ「世界を守るためなんだ。 分かってくれ…」

サワヤ「バカヤロォ! それで谷の人間を皆殺しにするつもりなのかよ!!」=3

サワヤ「やめろ! 今すぐやめろぉ!! そんな計画白紙に戻せぇ!!」


スミレ「もう遅いんだ!!」

>>57







>>77
未来視と無極点モード全開のトキとリュウカはガンガン和了り続け・・・ ヒサの持ち点はついに1万点を切ってしまった。

そして南3局・・・


ヒサ(… ん~… まいったなこりゃ…)

ヒサ(私だけヤキトリ… ここまで一度も和了れてない…)

ヒサ(シロもさっき3900を一回和了っただけ… それに対して相手は、もう合計点が8万点近くもある…)

ヒサ(全然手が入らないわ… 数多く打ってればこういうこともたまにはあるけど、何もこの大事な局面で、ここまでツキに見放されなくても…)ハア

ヒサ(…いや、それとも…)チラリ

ヒサ(ただ単純に、相手が、手強い・・・?)タンッ


その時だった。


シロ「カン」パシィッ!

ヒサ「え?」


ヒサが何気なく捨てたオタ風の北を、シロが大明槓・・・

そして…


シロ「…」チャッ

ヒサ「!」


シロが新しくめくったドラ表示牌を見たヒサは息を呑んだ。


ヒサ(私の刻子に新ドラがモロ乗り・・・!!)


そう、ヒサの手が、一瞬にしてプラスドラ3… 赤ドラと合わせてドラ4の怪物手に化けたのである…!>>48

>>65

リュウカ「でも、ほっといたら、この谷が糞海にのまれてまうんやろ…? 仕方あらへんわ、銃以外はいったん戻してやり」

フナQ「は、はい…」


 ガチャッ


引き下がったヒロコと入れ替わるように、スパッツをはいた女が部屋に入ってきた。


キョウコ「参謀、コルベット出発します」

リュウカ「キョウコ… 今度はぬかるんじゃないで。 ぺジテの残党どもを・・・根絶やしにするんや!!」カッ

キョウコ「…まかせて下さい。 セーラ将兵長の仇は… 私が討ってみせます!」

リュウカ「さっき来た報告によると、ぺジテ市を占拠していた同胞の軍部も、反乱にあってヤラれてもうたらしいんや…」

リュウカ「これ以上奴らの好きにさせるわけにはいかんのや。 たのんだで!」

キョウコ「はい!」ザッ


リュウカ(… ヤラれたらヤリ返さな生き残れん… 殺されたら、殺し返すしかないんや…)

リュウカ(・・・でも、ホンマはこんな世界はもう、ゴメンやで… 巨チン兵さえ復活させて操れば、それが抑止力になり… 平和な世界になる筈なんや…!)


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>>47






>>49





 ダァーンダァーンッ!  ズドドドドドド・・・!  キュインキュインキュイーンッ!!  ズドンズドオォ――ンッ!!


クルミ「っく…! どんどん兵が増えてきてる…!」

エイスリン「コノッ! トルメキアノブタドモメ…!!」

トヨネ「あぁーん死にたくないよーっ!」=3


一時は城のすぐ側まで迫った風の谷の村人たちだったが、本格的に攻撃をしてきたトルメキア軍たちに徐々に押し戻され… 山際まで追いつめられていた。


クルミ「くそっ、このままじゃ、ぜんめ…」


 ドカアァ―――ンッ!!


クルミ「!?」

>>45
















>>80

 オオオオォォ・・・!  ス、スゲエエェ・・・!!  ザワザワザワザワ・・・・


ヒサ・ミラルダのあまりにもカッコイイツモに、観戦していた谷の者たちだけでなく、トルメキアの兵士たちからも驚嘆の声があがる・・・


ケイ「ひゅーっ! なかなかヤルやん!」

ヒサ「ふぅ… これで逆転ね♪ さあ、3本場イクわよっ!」

リュウカ「うぐぐ…!」


このあと、ヒサは4本場まで連荘を続け、南場でもサエのフォローを受けながら好調を維持… そのまま逃げ切ったのだった。


ヒサ「フフ…w これが辺境一の雀士の実力よ…!」

サエ「これで、巨チン兵は私たちの自由にしていいわけよねw」

リュウカ「………」ボーゼン

トキ「しゃあないわ、女に二言はあらへん… フナQ、巨チン兵を酸の湖まで運んでや」

フナQ「え、えぇ…? 本当にですか? せっかくここまで育てたのに…!」ギリッ

>>33















>>64

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シロ「サ、サエ、ちょっと、まって・・・」ハアハアハア

サエ「急いでよシロ! なんか…嫌な予感がするのよ…」ハアハア

ユキ「何も起きてないといいですが…」ユサユサ


ヒサとユアンを見送ったサエ、ユキ、シロの3人は、森への近道の、険しい山道を登っていた。

ナルカとチカコは、酸の湖のほとりの巨大船に戻っていた。

旧世界の遺物… もう動くことのないガラクタのような船であるが、外壁が非常に丈夫なため、城を追い出された谷の者たちが仮の住まいとして使っていたのである…


シロ「・・・ん?」ピクッ

サエ「? どうしたのシロ? 立ち止まらないでよ!」

シロ「…いや、何か、におわない?」クンクン

サエ「え? やだ!/// 私してないわよ?/// ユキじゃないの?」マッカ

シロ「そういうんじゃなくて、なんだか、こげ臭い…」

サエ「こげ臭い?」

ユキ「!? あ、あれ… 見て下さい!」

>>55






>>57

カイ「トルメキアの奴らは、巨チン兵を使ってこの世界を牛耳ろうとしている…」

カイ「あんな野蛮な奴らが巨チン兵を復活させて操り出したら、この世の終わりだ」

カイ「なんとしても、今、巨チン兵を取り戻さなくてはならんのだ。 その為には、多少の犠牲は致し方ない…」

サワヤ「ぬかせっ! お前だって巨チン兵を手に入れたら、自分の都合のいいように使うつもりなんだろが!」

カイ「違う! 奴らは破壊に使うだけだ… 我々は、糞海を焼いて人間の世界を取り戻すのに使うんだ」

サワヤ「糞海を焼く・・・だと・・?」

サワヤ「…なるほど、それが本音か… テル、お前も…もしかして、知ってたのか?」チラ

テル「……」

サワヤ「… お前らなぁ… お前らだって、井戸の水を飲むだろ? それを誰がきれいにしてるか知ってるか…?」

カイ「…?」

サワヤ「湖も、川も、人間が毒水にしちまったのを、糞海の樹々がきれいにしてるんだぞ!」

サワヤ「その森を焼こうってのか? なんで巨チン兵なんか掘りおこしたんだ!!」

カイ「じゃあどうすればいいんだ! このままトルメキアのクソ共の言いなりになるのか?!」

サワヤ「ちがわい! おいテル!」

テル「え」ビクッ

サワヤ「こいつらに言ってくれ…! 糞海の生まれたわけを…! そして蟲たちは世界を守ってるってことを!!」カッ

テル「……」

サワヤ「テル、頼む!!」

テル「………」

どうする? ・カイの銃を奪い、ナウンコを開放するよう脅迫する >>66
      ・コークスクリューブロー(ナウンコに) >>37

>>75
恒子「ねえねえ知ってるすこやん? カレーとシチューって、混ぜるとなぜかすっごくまずくなるんだよ!」スタスタ

健夜「だったら混ぜなければいいじゃん…」スタスタ

サワヤ「は?!」


それは… なんとも場違いな格好をした二人だった…

片や白いブラウスにスカーフ、そして下はフレアスカートとハイヒール。

片やタートルネックのシャツに、小学生が着ていそうなカットソーのワンピース…

つまり、普通に現代の街を歩いていそうな、ただの大人の女性だったのである…


健夜「あれ? 何ここ、スタジオじゃないじゃん」

恒子「あ、ホントだ… なんだここ? 映画のセット置き場かな?」キョロキョロ

健夜「もー、自分の職場で迷わないでよ!」

恒子「ごめんごめん! えーっと、あっちだったかな…?」スタスタ

健夜「そっちって喫茶店じゃなかった?」スタスタ


ネエネエスコヤン、キョウオワッタラ、カキゴオリタベニイコーヨ♪  ソノマエニスタジオニトウタツシテヨ・・・


サワヤ「な、なんだったんだ、アイツら…?」

 ガチャッ

サワヤ「ん?!」


健夜たちと入れ替わるようにして、また二人の女が入ってきた…

誰? ・コーチ&未春 >>41
   ・咏&えり >>52
   ・はやり(28)&アワイ >>69

>>41

池田「う、ううぅ、コーチ…!」ブルブル

貴子「てめぇ、池田ァ・・・ お前、部活中に何遊んでんだ! あぁん?」グイッ

未春「カナちゃん、もうキャプテンが引退してカナちゃんが部長なんだから、しっかりしなきゃダメだよ?」


スーツの女に襟首をつかまれて外に引きずり出されてしまった池田…


サワヤ「え…? な、なんだ? 何が起こってんだ一体??」


 ズダダダダダダダダダダダダダダダダアアァッ!!!


サワヤ「どぅわぁっ?!」


突如響き渡った銃声と共に、凄まじい衝撃を受け、尻もちをついてしまったナウンコ…


サワヤ「な、なんだよ…??  げっ?!」ギョッ


丸窓から外を見たナウンコの目に映ったモノ・・・

それは、キョウコたちのコルベットの機影・・・ そして、こっちに向かって真っ直ぐに飛んでくる迫撃弾だった。


 ド オオ オォ ォンッッ!!!     


サワヤ「あっ!」ドウゥッ!


迫撃弾は、ナウンコのいた部屋の真下の弾薬庫に着弾… 大爆発を起こし、ナウンコは高度2500mの空中へと放り出されていた…


~GAME OVER~


>>22

サエ「ほらっ! シロ! 早く動かして!!」

シロ「…え、なんで私…?」


無理やりサエに戦車の中に押し込まれたシロは、そのまま操縦席に座ってしまっていた。


ユキ「う、うぅ…! む、胸がつかえて、通れな…  キャーッ! 撃ってきました!!」=3

サエ「あぁもう! あんたムダに育ちすぎなのよ!!」グイッ  ズボォッ!


入り口におもちがつっかえていたユキの脚を引っぱり、なんとか全員戦車の中に入り込んだ。


ユキ「そ、装甲兵たちが来ます! 急いで下さい!!」


城門から、甲冑、盾、銃で武装した装甲兵たちが、狭い石橋の上でご丁寧に隊列を組んで迫ってくる…


サエ「ほらっ!ほらっ!! シロ!急いでよっ!!」

シロ「分かったよ・・・  これかな?」グイ


 “ドウンッ”


シロ「あ、動いた」

サエ「は? ちょっと! どっちイッてんのよ!!」

ユキ「後ろに進んでますよ!!」=3

>>49





>>32

降りてきたのは、テルの幼馴染でぺジテ国王カイの側近であるスミレであった。


テル「スミレ…! なんてことをしたんだ! あれじゃ再建もできない…」

スミレ「テル、街を見たのか… トルメキアの奴らを殲滅するには、ああするしかなかったんだよ…」

テル「でも… 巨チン兵は、ここにはいないんだぞ…?」

?「分かってる、風の谷だ」スッ

テル「?!」


スミレに続いて、部下をゾロゾロと引きつれて降りてきた、メガネをかけた長身の男…


テル「父さん!」

カイ「テル、良かった、生きていたんだな…」

テル「父さん… どうして、巨チン兵の場所を…?」

サワヤ「……」タタタタタ・・・


父王と話すテルの後ろに、メ―ヴェをかついだナウンコもやって来た。


カイ「はは、我々も遊んでたわけじゃない。 例の作戦第二弾も発動したよ」

カイ「今夜にも、風の谷のトルメキア軍は全滅さ!」

テル「え!?」

サワヤ「は? なんだそれ、どういうことだよ!!」

>>21



>>43


テル「・・・え? 糞海の生まれたわけ?」

サワヤ「うん。 さっき、散歩してる時に考えてたんだけどさ… テルは、糞海って、なんでできたもんだと思う?」

テル「…さあ? ぺジテ教会の神官たちは、火の7日間の前の太古の人間たちが、地球を汚したために神が与えた罰だって言ってたけど…」

サワヤ「フン、そんなオカルトありえねーよ」

テル「? じゃあ、ナウンコはどうしてできたと思ってるの?」

サワヤ「糞海の正体はな・・・ 実は“地球のうんこ”なんだよ!」

テル「地球のうんこ?」

サワヤ「そう… テル、私たちのケツから顕現するうんこってのはな、いつも体中の老廃物やゴミをその茶色いボディに取り込んで、外に出てきてくれるありがたいモンなんだぜ?」

サワヤ「だから、私たちが健康で幸せでいられるのは、いつだってうんこのおかげなんだ」

サワヤ「そんな重要な仕事をしているエラい奴なのに、うんこはそれを自慢したり、偉ぶったり、カッコつけたりすることは絶対しねぇ…」

サワヤ「それどころか、人から理不尽にののしられ、けなされ、世の中で最も醜悪なモノであるかのように嫌われバカにされても、決して文句を言わない…」

サワヤ「これほどクールな奴はそうそういねーよ。 だから私はうんこが大好きなんだ」

テル「ふ、ふぅん…? で、糞海が地球のうんこっていうのは…?」

>>23












>>31

カイ「く・・・臭い! お、おいこの手を放さんかぁ!!」=3

サワヤ「う、うるせーな! 私のうんこのパンクな香りをくせーとか言うんじゃねーよ! そんなことより、風の谷に何をすんのか教えろよ!」

カイ「やかましい!」ドゴォッ!

サワヤ「うごっ?!」=3


カイのボディーアッパーはナウンコのみぞおちにクリーンヒット・・・ ナウンコは、カイの胸倉をつかんだままくの字になった。


サワヤ(・・・チッ! こうなったら、もう、手を選んじゃいらんねー…!)

サワヤ「おっらあああああああああぁぁっっ!!」

カイ「!?」

 ドドドドドドドドオォッ!!


ナウンコの捨て身のもろ手刈りが決まり、カイは地面に後頭部をしたたかに打ちつけた。


カイ「むっぐぅ… うぉっ?!」ギョッ


目をあけて上を見上げたカイは恐怖におののいた・・・

カイの上に馬乗りになったナウンコの右手に、今出されたばかりのホカホカうんこが握られていたのである・・・

>>53









>>73

 オオオオオオォォッ…!!  パチパチパチパチパチパチパチパチ・・・  ス、スゲエェ・・・!


ヒサシロペアの終盤での見事な追い上げに、敵味方関係なく、拍手が湧き上がる…


ユアン「さっすがヒサ先生とシロ…! 最後にはぜってー勝てるって信じてたぜ!」

ナルカ「素敵です!」

クルミ「まあ、ギリギリだったけどね…」

ケイ「へーぇ、アンタら面白い麻雀打つなぁ! 今度うちとも対局しよーや♪」ニコニコ


ヒサ「シロ、やったわ! あなたのおかげよ!」

シロ「… そりゃどうも…」


リュウカ「ぐむむむむむぅ…!」

ヒサ「ふふ…w これで、巨チン兵は私たちの自由にしていいわけよねw」

トキ「…チッ、しゃあないなぁ… 女に二言はあらへんでっ!」スッ

トキ「フナQ、その巨チン兵、酸の湖まで運んでや」

フナQ「・・・え、マジですか・・? せ、せっかくここまで育てたのに・・・!!」ギリッ

>>33











>>39

 サラサラ・・・  サラサラザアアアァァ・・・・・


“糞海の底の世界”は、生き物はまったくいないかのように静かだった。

うっすらと差す陽に照らされた、静寂に包まれた青い世界…

そんな中をサラサラと流れる川のほとりに着いたナウンコは、水面を覗き見てみた。


サワヤ「・・・何もいねーな… 魚どころか、水草すらない…」

サワヤ「すんごい澄んだキレイな川だけど… まるでここ、死の世界みたいだな…」

?「おい」ポンッ

サワヤ「え?!」


誰もいないはずの場所で、なんの前ブレもなく突然後ろから肩を叩かれたナウンコは、あわてて振り返った。

そこには・・・・


セーラ「よぉっ、ナウンコ! 会いたかったで!」ニッ

サワヤ「えっ?! お前は・・・??」

>>56













>>34

リュウカ「なんやとぉ…?」ザザザザァ・・・

ヒサ「?!」ギョッ


リュウカの両目が紫色に光り… その長い髪がザワザワと浮き上がり始めた。


リュウカ「うちのトキに刃を向けて… 生きて帰れると思うなや…?」ゴゴゴォ・・・

リュウカ「今すぐその剣をおろすんや! さもなくば・・・この谷の者を皆殺しにするでっ!!」カッ!

ヒサ「っく…!」タジッ


尋常ならざるオーラを放ってヒサに迫るリュウカ…!


ヒサ「う、動くなって言ってんのよ! コッチは本気よっ!!」グイッ

トキ「うっ…」ムググ

リュウカ「……!」ピタッ


トキを後ろから締め上げるようにして刃を首元にあてがい、必死に脅迫を続けるヒサ…


リュウカ「・・・なんでや? うちらは、糞海を焼き払ってやるって言うとるんやで? あんたらにとっても、安心して暮らせるようになるんやからええやろが!!」

ヒサ「そんなの詭弁よ… 巨チン兵を復活なんかさせたら、“火の7日間”の再来… この世界全てが滅亡することになるわっ!」

>>29







>>15

カイ「? なんだ、お前は?」

サワヤ「誰だっていいだろっ! 全滅ってどういうことだよ、何をするんだ?」

スミレ「…テル、誰なんだ? この女は?」

テル「… 風の谷のナウンコ… 命の恩人だ」


 オオォ・・・?  カゼノタニ・・・?  ザワ、ザワザワザワァ・・・・


「風の谷」という言葉がテルの口から出ると、カイの部下たちが突然ザワめき始めた。


サワヤ「オイッ! 教えろよ! 一体何をするんだ!?」ガッ

カイ「……」

スミレ「………」


カイの胸倉をつかんで食い下がるナウンコ…

しかし、カイもスミレも、何か憐れむような目で黙ってナウンコを見るだけである…


サワヤ「このっ、お前ら…!」

どうする? ・テルを問い質してみる >>5
      ・やっぱりもらしてみる(大) >>31











>>72

サエ「よしっ、一斉にイクわよ…!」ダダダッ

ユキ「は、はい…!」ダダダッ

シロ「だる…」ダダ・・・

サエ「くらえぇっ! コノヤロォッ!!」ブンッ!


戦車に向かって、砲丸のような黒い玉を投げつけた3人…


スズ「わぁっ?!」

ユウコ「のよぉ!?」


 ピィカアァッ!!!


黒い玉は戦車に当たると同時に炸裂し、強烈な閃光を放った。 蟲封じ用の光弾である。


 ソレッ、イマダ!  ドゴォッ バキィッ!  グハァッ?!  ナニスンノヨー!  ダマレッ!  バキィッ!!


リュウカ「・・・げっ?!」


閃光がおさまり、見えたのは・・・ サエたちがスズとのよーを棍棒で殴り倒し、戦車に乗り込もうとしているところだった。


リュウカ「せ、戦車を乗っ取る気か? あかん! 装甲兵なんとかせぇ!!」=3=3

>>14







>>16

サワヤ「つまりさ、糞海ってのは、地球が自分自身を浄化するために生み出したうんこなんだよ」

サワヤ「太古の人間たちが汚染した大地をなんとかするために、地球が自らの自己再生プログラムを発動させて生み出した広大なうんこなんだ」

テル「……」

イケダ「また意味不明なこと言い出したし…」

サワヤ「うるさいな、リスのくせに口出しすんじゃねーよ。 この糞海の底の大木たちは、大地の毒を体に取り込んで… きれいな結晶にしてから死んで砂になってるんだ…」

サワヤ「この地下の、瘴気の全くない清浄な空間は、きっとそうしてできたんだよ」

サワヤ「つまり、この場所は…免疫機能が働いたことによって取り戻された地球自身の健康な体・・・みたいなモンなんじゃねーかと思うんだよね」

サワヤ「そして、蟲たちは、糞海のその浄化活動がキチンと行われるように、森を守ってる…」

テル「・・・ふぅん… でも、だとしたら、私たちは滅びるしかなさそうだね」

サワヤ「え?」

テル「そんな地球の浄化活動が、何千年かかるか分からないのに… 瘴気や蟲におびえて生きていくのは無理があるよ」

テル「せめて… 糞海をこれ以上広げないことができればいいんだけど…」

サワヤ「…トルメキアの奴らは、巨チン兵を復活させて、その力で糞海を焼こうとしてるけどな…」

>>60













>>48

リュウカ(ま、普通にイコか… 万が一これで振り込んでも、うちらは今6万点近くも点差があるんや。 どってことないやろ…)タンッ


リュウカ、テンパイ維持の一筒切り・・・

しかし、その瞬間、下家のヒサの口角がニヤリと上がった。


ヒサ「ロン!」パラララ・・・

リュウカ「えっ?!」


開かれたヒサの手牌を見たリュウカはおののいた…


リュウカ(! 一筒単騎の地獄待ち…?)

リュウカ(んなアホな?! リーチする時、ニ筒を残して一筒を切っとけば、タンヤオのニ・五筒待ちにできたやんか…??)

リュウカ(せっかく育ててきたタンヤオを捨ててわざわざ残り1牌の一筒で待つって… どういう神経しとるんや?)


ヒサ「リーチ・三色・ドラ3・赤1… 裏もノッて・・・親倍24000よっ!!」カッ


リュウカ「うっぐ…!?」

トキ(? な、なんやコレ… 一体どうゆう麻雀や!!)


ヒサ「ふふ… ごちそうさま♪」ジャラッ

>>73







>>36

トキ(………)

トキ(? 何も見えへん…? なんや、どうなっとるんやこれ? ・・・む?)

サエ「・・・・・」ジイイィ・・・!!

トキ(…あん? なんやこのお団子頭は… うちにメンチ切りよって、ケンカ売っとるんか?)タンッ

ヒサ「おっと、それロンよ。 中ドラ2… 5800は6100ね♪」

トキ「はっ?!」

リュウカ「ト、トキ…?」

トキ(……ど、どうゆうことや?? 今、うち、一巡先も見えてなかったんか?)

サエ(よし! 能力の絶対値が高過ぎて、塞ぎきれないかと思ったけど…)

サエ(ピンポイントで集中すれば、イケる…!)

サエ(ここはトバされないようにフンばりながら、ヒサ先生を援護して… なんとか勝ってやる!)

ヒサ「ふふ…w じゃ、二本場イクわよ!」チャッ

>>44
















>>35

突然後ろから声をかけられ、あわてて振り向くと、そこには・・・


サキ「……」

サワヤ「うっ、え? お、お前は…」

サキ「サキだよ。 ぺジテのサキ・ミヤナガ…」

サワヤ「あ、そうそう… え? お前、なんで生きて… げっ?!」

サキ「………」フワフワ


よく見ると、サキには足がなく、フワフワと宙を浮いているのだった…


サワヤ「お、お前、それ、ゆうれ・・・!」ワナワナ

サキ「そんなことどうでもいいよ。 私のおねーちゃんに何をしているのかな?」

サワヤ「え?」

サキ「 ゆ る さ な い 」グッ!

サワヤ「がぁっ?!」=3


サキは、ナウンコの首を両手でつかんで万力のようにギリギリと絞め上げ始めた…


サワヤ「ぐぅ! がぁ・・・!!」ジタバタ

サキ「・・・おねーちゃんは私のもの… 誰にも、渡さない…!」ギリギリギリィ・・・!






翌朝…


テル「ん~… よく寝た…」フワァー…

テル「ナウンコは… まだ寝て… ん?!」

サワヤ「」


その時には… ナウンコの体は氷のように冷たくなっていた。


~GAME OVER~

>>44

ヒサ(ま、いくらなんでも5門張捨てての単騎待ちは有り得ないわよね…)

ヒサ(ここは、素直に・・・)チャッ

ヒサ「リーチ!」タンッ!


ドラの一萬切りでリーチをかけたヒサ・・・

しかし、その、刹那


リュウカ「ポン!」タァンッ!!

ヒサ「えっ?!」


なんとその一萬を上家のリュウカがポン…!


ヒサ(う…っ! ドラ3…? しかも、これ、捨て牌から見て、染め手…?)ゾクッ

リュウカ「………」ゴゴゴォ・・・


そして、その3巡後…


ヒサ「……」チャッ

ヒサ(… 五萬…!? う…サイアク…! 無スジド真ん中引いちゃった…)ムググ・・・

ヒサ(お、お願い、通って…!)タンッ



 「・・・ロン」

>>38


>>53

 バウゥッ! シュウウゥゥ―――――ン…!!


飛び乗ると同時に自立飛行の噴射口を開放… 間髪入れずに上空へと飛び上がった…!


カイ「くっ、この! 逃がすな! 撃ち落とせ!!」

スミレ「……」ピタッ


飛び上がったナウンコにピタリと矢の照準を合わせるスミレ・・・!


テル「!? スミレ! やめてくれっ!!」


 バシュゥッ!!


サワヤ「あっ?!」グサッ


テルが止めるのも間に合わず、スミレの矢はその手を離れ… 正確にナウンコの脚を刺し貫いていた。

そして、そのままバランスを崩して墜落…!

空中を落下しながら、ナウンコが最後に脳裏に思い浮かべたモノ… それは、ユアンをはじめとする、風の谷の仲間たちの笑顔だった。


~GAME OVER~










>>20

リュウカ「黙らんかい! お前らみたいな田舎モンに何が分かるっちゅうんや!!」ジリ・・・

ヒサ「やっと本音が出たわね…! 私たちにも意地があるのよ! あなたたちの思い通りになんかさせない!!」ジリ・・・!

トキ「………」


のど元に短剣をつきつけられながらも、どこか冷めた目で状況を見守る司令官トキ…


トキ(ふう… ある程度予測はしとったけど、やっぱこうなるんか…)ハア

トキ(二人とも引き下がりそうにないし… こりゃ最悪、うちが刺されて、この谷の住民の皆殺し… ぺジテの二の舞になってまうな…)

トキ(やれやれ、事を収めるんには、うちがなんとかしたらなあかんか…)

トキ「・・・リュウカ、あんなぁ・・」

リュウカ「ん?」

トキ「この人たちは、うちとスズちゃんの命を助けてくれたんや。 ちょっとは要件聞いたってもええんちゃうか?」

リュウカ「…そ、そんなこと言うたって、巨チン兵を、失くすわけには…」

トキ「ほなら、どっちが正しいこと言うとるんか、正々堂々…勝負で決めたらええやん」

ヒサ「…勝負?」ピクッ

リュウカ「勝負って… 一体何で…」

トキ「そんなもん決まっとるやろ、もちろん・・・」ゴオオォォ・・・


トキ「麻雀や!!」ニタッ

>>4





>>40

ーーーーーーーーーーーー
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ーーーー

その頃、風の谷城、地下では…


リュウカ「どや、ヒロコ、順調か?」 

フナQ「あ、はい… 上体はほぼ固まりました」


石段を下りてきた参謀リュウカに対して、白衣を羽織ったヒロコがメガネの縁に手をやりながら答えた。

そして、その二人の、前には…


巨チン兵「………」ドックンドックンドックンドックン・・・・


巨大な「膜」… ドクドクと脈打つ血管の張り巡らされた透明の人工子宮の中で…

その恐るべき怪物の上半身は、ジッとまどろむようにして禍々しい威容を示していた。


リュウカ「うっわ…! ほんまにキモいやっちゃなぁ…」ドンビキ

フナQ「何を言ってるんです…? 見れば見るほどかわいいオモチャじゃないですか…」フフフ・・・

>>71












>>21

ブリブリブリブリィッ!  モリモリムリュリュリュ・・・ ブリッ! ブリップブリポポポウゥ!!
ムリュムリュマリマリモロモロモロモロォ・・・ ブッパァボビパプゥゥン!!=3
ボボボボブピップモリモリモリモリィ・・・ ドゥパァワンッ! ボフゥッ=3 ババババブリリュウウンッ!!
ボリブリマラマラ・・ ムチィッ! バプゥン! ブリッ ブリッ ブブブブブブブリモロオオォォォッ!!
ブパワァァン! ボフンッ=3 ブリップ… ダッパァッ! ブフポポモリモリモリモリドゥッパァッシイィッ!!(*^▽^*)ノヤア


カイ「は?!」

スミレ「えっ?!」


・・・古事記における日本神話で、日本列島を創った母なる女神として語られている創世神イザナミ・・・

彼女は、死の間際にビッグバンの如き凄絶なる大脱糞をし、そのうんこから二柱の神が生まれ出て日本の大地の神となったことは、よく知られている・・・

ナウンコのその時の排便は、その聖なる神の輝かしき脱糞を彷彿とさせるほど、豪快かつ美しいものだった・・・


サワヤ(やっべ…! また、興奮したらもらすクセが出ちまったぜ…)ブリョリョリョ・・・


  ウワッ、クッセェ!  ナンダコイツ?  ザザ、ザザザザザザアァ・・・・・!!


そのうんこのあまりの威容と臭気に気圧されたぺジテの者たちは、顔を引きつらせて5mばかり後じさりした。


カイ「な・・・なんだお前はぁ?! 何をやってるんだぁ!!」=3=3

サワヤ「……」

>>17









>>54

頭をかかえたテルは、その場にヘタりこんでしまった。


テル「… ぺジテはもう終わりだ… トルメキア軍を全滅させたって、これじゃ…」ウウゥ・・・

サワヤ「…あん? トルメキアを全滅…? どういうことだよテル?」


・・・  グオオオオオォォ―――ン・・・・・


その時、上空から船のエンジン音が聞こえ… 見上げると、雲のすき間に赤い大型船の船影が見えた。


サワヤ「あれは… ブリッグ(大型貨物船)だな」

テル「仲間の船だ。 ・・・降りるみたい、行こう!」ザッ






 ザザ、ザアアアァァ―――――ッ・・・・!!


砦の外の平地に着陸したブリッグ…

テルが駆け寄っていくと、ブリッグの搭乗口から、アーチェリーの弓矢を背負った長髪の女が飛び降りてきた。


?「テル! 生きていたのか!?」

>>15








>>9>>18

トキの命令で、酸の湖まで巨チン兵を運んできた一同…


巨チン兵「・・・ グオゴゴゴゴゴゴゴオォ・・・・」ズズズズゥ・・・


フナQ「司令官… 考え直してもらえませんか…? わが軍の一大プロジェクトを、こんなとこであきらめるなんて…」

トキ「んなこと言ったって、麻雀のガチンコ勝負で負けてもうた以上、約束は守らなあかんやろ?」

リュウカ(うぅ… うちとトキが安心して暮らせる国を造る夢が…!)グスグス・・・

トキ「さ、早くやってまおうや! キョウコ、たのむで!」

キョウコ「はい…」スッ


 ゴ、ゴ、ゴ、ゴォ、ズズズズズズウウゥ・・・!


湖のふちまで運ばれた、まだ子宮膜に入っている巨チン兵… それを、数十台の戦車で、湖へと押し込み始めた。


 ジュッ! ジュジュジュウウウウゥゥ~~~~・・・・ッ!!


巨チン兵「ゴッ?  グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオォォ―――ッッ!!!」=3


湖の水面に触れた途端、肉が焼けるような音を出しながら、白い煙を吹き出してうめき声をあげる巨チン兵・・・!


ヒサ「ふふ… 終わりねっ! これで巨チン兵の復活は・・・ あっ?!」

>>61






>>42

リュウカ「ト、トキ・・・!!」

キョウコ「し、司令官…? 生きとったんですか?」

トキ「フン、うちがそう簡単にくたばるわけないやろ」ニタッ

リュウカ「ト、トキイィィ――!」ダダダダッ

ヒサ「おっと! それ以上近づくなっ!!」サッ

リュウカ「!?!」


トキの背後から現れた剣士ヒサ… その、トキの肩に回された右手には短剣が握られ、その刃は首のあたりにつきつけられていた。


スズ「はぁ… やっぱこうなってしまうんやな…」スゴスゴ

ユアン「お前はしゃべるんじゃねーよ。 とっとと歩けコラッ!」グイッ


さらに、後ろ手に縛られ、やはり短剣をつきつけられたスズ…

そしてその背後から、サエ、クルミ、トヨネ、ナルカもゾロゾロと姿を現した。

ナウンコの収容をあきらめ、糞海から戻ってきたメンバーである。


リュウカ「な、お前たち… どうゆうわけや?」

ヒサ「見れば分かるでしょ? あなたたちのボスは今、私たちの手の中にあるのよ」

ヒサ「この二人の命が惜しいのなら… その巨チン兵を酸の湖(ウミ ※)に沈めて、全員本国に帰りなさい!」カッ


※風の谷から山を一つ越えた所にある、有機物はなんでも融かしてしまう超強酸性の湖

>>20



下ネタ禁止

>>60

テル「… zzz……」スースー

サワヤ(…昼間はなんとも思わなかったけど…)

サワヤ(何気に、けっこうカワイイよな、コイツ…)ジロジロ

サワヤ(ちょ…ちょっと、イタズラするくらい、い、いいよな?)スス・・・


ソーッと手を伸ばしたナウンコは、ゆっくりと上下しているテルの胸に触れてみた・・・

しかし、

サワヤ(…ダメだ、服の上からじゃ、全然何も分かんねー… ここは、やっぱ…)スススウゥ・・・


テルが目を覚まさないように、ゆっくり、ゆっくり、服をまくりあげていくナウンコ…


サワヤ(…も、もう、少し…!)ハアハアハア・・・


?「何やってんの」

サワヤ「どひっ?!」=3

>>26














どえっ?!

マジですか。

書き込みあったので、このあと全てズレが生じてしまうため、このスレは失敗です。

途中終了で依頼出してきます。

また後で改めて投下します。

なんとか投下終わりました。 完成品こちらです↓

爽「“風の谷のナウンコ”…ですか?」咏「だねぃ」(第三ステージ)
爽「“風の谷のナウンコ”…ですか?」咏「だねぃ」(第三ステージ) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474795263/)

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