「「「「「一人っ子集会ぃ!?」」」」」希・真姫「開催♪」 (17)

短編

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@@@音ノ木坂学園@@@

「ほんっといい加減にしてよね?もう高校二年生なんだしさ」

穂乃果「えへへ~、かたじけないかたじけない♪」ゴソゴソ

穂乃果「うっ、ううううううわあああああ!!?」

μ's「!?」ビクッ!!

穂乃果「こ、ここ、これは~...!!」ワナワナ

「い、いつも頑張ってるし、たまには?みたいな...今日はイチゴとカスタードをふんだんに混ぜたただのパンだけど」モジモジ

穂乃果「....~~っ!雪穂、だーいすき?」ガバッ!

「きゃっ!?」サッ

穂乃果「いだぃっ!?」ゴンッ

「...μ'sの皆さんがいる前でやめてよね、はぁ...それじゃ、私もう行くから」スタスタ

穂乃果「えへへへ、はーい、今日もありがとね~!また放課後に~♪」フリフリ

μ's「...」

穂乃果「見てみて海未ちゃん!雪穂の手作りパンだよ!し・か・も、穂乃果の大好きないちごぉ?」ルン♪

海未「...ええ、早起きして、わざわざ仕込みからご丁寧に焼き上げるまで手作りするとは...雪穂は素晴らしい妹ですね...」フフ...

穂乃果「うん!それに、雪穂はただのパンなんて言ってたけど、すっごく美味しいんだよ~、ね!ことりちゃん!」ニコニコ

ことり「あ、え?うん!あはは、穂乃果ちゃん、いっつも美味しそうに食べてるもんね~(私は一回も食べたことないんだけど...)」アハ..

穂乃果「そうだ!!凛ちゃんも一口食べてみる!?絶対に気にいるよ~雪穂のパン!」ゴソッ..

凛「本当?!ちょうど朝ごはん食べられなかったかr

穂乃果「なんちゃって!!やっぱりあーげない♪雪穂のパンは穂乃果がちゃんと味合わないと、失礼だよ♪」ウフフー

凛「へぇ、そうかにゃ」

花陽「凛ちゃん、今は抑えて、空腹でイライラしてるだけ、空腹でイライラしてるだけだよ」

~~~~~~お昼休み~~~~~~

穂乃果「....お、お腹空いたぁ...」グテー

海未「はぁ..結局あの後、我慢できなくてパンを食べた穂乃果が悪いのでしょう」

穂乃果「だってぇ...美味しそうだったんだもん!もう~、雪穂のせいだよ!あんなの絶対にすぐ食べちゃうに決まってるじゃん」プンスカ!

ことり「(ついに雪穂ちゃんのせいに...何だか雪穂ちゃんとの姉妹の立場が、いよいよ..)」タラー

「あのぅ..高坂穂乃果..うちの姉はいませんか?」ヒョコ

クラスメイト「ああ、高坂さんの妹さんね、おーい高坂さーん!!」


穂乃果「ん?雪穂ぉ!?」ガタッ
海未・ことり「あ」

雪穂「こんにちは、海未ちゃん、ことりちゃん」

穂乃果「ねぇねぇ、その包みは...?」ワクワク♪

雪穂「ん、どうせ朝渡したお昼ご飯、食べたんじゃないかと思って、はい」プイ

【日本食弁当(栄養価計算済み】

海未・ことり「」

穂乃果「うそぉ?!雪穂って、もしかしてエスパー?」ウキウキ♪

雪穂「高校二年生にもなってエスパー?...じゃないよ」ハァ

雪穂「海未ちゃんたちがいる前で...ふぅ、私に恥かかせないでよ、まったく」モジモジ

海未「(その割に顔がほころんでいますけれど)」

ことり「(というか、私たちが居てもいなくても、変わらないんじゃ...?)」

穂乃果「いやいや、こんなできた妹を持って、お姉ちゃんは幸せものだな~♪」ヨシヨシ

雪穂「!?///..ふ、ふん...なに当たり前のこと言ってるの?」

雪穂「そそそれに///空腹で部活の足手まといになって、みなさんに迷惑がかからないように、持ってきただけだもん」モジモジ

穂乃果「あははは、そっかそっかぁ~!世話かけるねぇ~」ナデナデナデッ

雪穂「...っ?..てか、ずっと頭撫でないでくれる?子供じゃないんだからさ、ウザい」ルンルン...♪

海未・ことり「」ポカーン


_________シスターコンプレックス???????


真姫「えぇ、恐らくそのたぐいなる精神的作用、もとい心性だと思われるわ」

にこ「まぁ...確かに姉妹にしては、距離が近いというか...雪穂ちゃんは世話を焼きすぎよね」

絵里「そうよ、それに加えて、姉の立場もなってないダメダメな穂乃果...少しは私のような模範姉を見習うべきよね」チッカァ♪

希「んー、なんだかんだでエリチも同次元やし、あんまりな~」

絵里「ちょっとそれどういう意味なの、のぞみ!」

希「自分のかしこい脳みそで考えてみるんやね」フフフ

花陽「で、でも、ちょっと羨ましい...かも?」

凛「かよちんは一人っ子だもんね~、そんなに妹が欲しいんだ?」

花陽「う、ううん...ただ、兄弟姉妹がいるのって賑やかそうで良いなって」エヘ

にこ「そうでもないわよー、グズつくし、目が離せないし、危なっかしいったら...」

絵里「いつも尊敬の眼差しを向けられて、油断できないんだから?全く困ったものよね」フフン

凛「("ソンケイ"....?絵里ちゃんはなーにを言ってるのかにゃ?美味しい食べ物の話..?)」

花陽「それでも、妹やお姉ちゃんがいたら、きっと毎日お家では楽しいんだろうな~」キラキラ

にこ・絵里「(ひとりっ子特有の憧れね、羨ましい限りだわ...)」

ガチャッ__

雪穂「こんにちは~、お疲れさまです、皆さん」ペコ

絵里「あら、雪穂ちゃんじゃない...中等部は、もう授業終わったの?」

雪穂「はい、今日は週に一回のμ'sのマネージャー当番なので、急いで駆けつけました!!」エッヘン

にこ「いつも悪いわね~、受験も控えてるっていうのに」

雪穂「いえ!たまの息抜きとして活動しているので、みなさんからも元気を貰えますし、気にしないでください」ニコッ

希・凛・花陽「(良い子だ...)」シンミリ..

真姫「(この妹に、あの姉がどうやって出来上がったのかしら..)」

絵里「穂乃果たちなら、まだクラスの用事で部室には来てないわよ」

雪穂「あ、そうですか...」シュンッ..

絵里「もしかして、穂乃果お姉ちゃんを探してたの~?」

雪穂「!?...ちがっ、お姉ちゃんじゃなくて...まだ全員揃ってないんだなと思ってただけです!」アセアセ

絵里「ふーん、そう..?」クス

雪穂「~~///」カァ

にこ「こらこら、なに意地悪してんのよ、穂乃果お姉ちゃんに言いつけられるわよ?」フフ

雪穂「も、もうにこさんまで!!違うって言ってるじゃないですかー!」プンプン

にこ「あらら、怒らせちゃったかな」フフ

雪穂「知らないっ!」プイ

ひとりっ子組「......(・_・)」


絵里「ふふ、すねちゃって可愛いわね~」クス

\あはははうふふふ/

ひとりっ子組「!?(° _ °).........」

「(なにあれ......」」」」_____
希「(うら)」凛「(やま)」花陽「(しい!!)」プルプル

真姫「(なによあれ、羨ま...
真姫「(((う"う"ん、それにしてもあの2人、年下の扱いには慣れているようね)」クルクル

絵里「ほら、にこ、あなた今日は面白いライブのDVD持ってきてるんでしょう?」

雪穂「え?」

にこ「そうだったわ、伝伝伝の新たなプレミアム映像、雪穂ちゃんに見せようと思ってたのよね」

雪穂「そ、そうでしたか...」モジモジ

絵里「穂乃果たちが来るまで、のんびりと鑑賞でもしましょう、ね?」

雪穂「はい!将来、スクールアイドルを目指すためにも、参考にしたいです!」パァ

真姫「ちょっとぉ、何よアレ...!ちょろすぎじゃないの雪穂ちゃん!?」コソコソ

希「人のふり見て我がふり直せ、なんてな」コソコソ

真姫「のぞみぃ?何か言った?」ピキッ
希「んぃや何も」ピュ~♪

凛「でも、あの感じどこかで見たことあるような...」

花陽「う~ん、もしかして...穂乃果ちゃん?」アハハ

凛・真姫「「そ、それだ(わ)(にゃ)!!」」クワッ!

希「あどけない様で、気持ちがコロッと変わる感じ、やっぱり姉妹なんやな~」フフ

雪穂「....」ジーッ

にこ・絵里「(まぁまぁ、さっきまで拗ねてたのに、DVDに夢中になっちゃって...)」

______「「「「((((かわいい...っ!!!))))」」」」_____


~~~~部活終了後、下校時間...____

アイドル研究部室 (close中)

「「「「「.......」」」」____

海未「あ、あの...これは一体何の集まりなんでしょう?」

ことり「穂乃果ちゃんや絵里ちゃん、にこちゃんは先に帰っちゃったけど...?」

希「良いの良いの、今日は兄弟姉妹居らずの一人っ子集会なんやから」クフフ

「「ひ、一人っ子集会ぃ..??」」エェェ..

説明しましょう?一人っ子集会とは、私たち兄弟姉妹がいない一人っ子たちが、各々の理想とするブラザー&シスタードリームを披露する、いわば語り場、お披露目会とでも言えば良いのかしら」真姫

凛「いつの間にか司会進行役になってるにゃ」
花陽「いちばんノリノリな人が、よく分かる流れだね」


海未「そんな集会が....?いつできたんですか、そんなもの..」ヒキッ...

希・真姫「今日」

海未「...はい?」パードゥン?
希・真姫「今日」

花陽「えっと...放課後、海未ちゃんたちが来る前に、雪穂ちゃんが一足先に部室に来てね?」カクカク

花陽「妹がいる絵里ちゃんやにこちゃんと雪穂ちゃんのやりとりを見て..」シカジカ...

真姫「うらやm..我がもn..家庭内の関係推進に、兄弟姉妹間のコミュニケーションから、何か学べることがあるんじゃないかと考えてね」スチャ..

ことり「(今のって『羨ましい』『我がものにしたい』って言おうとしたんじゃ..)」

凛「(欲求がだだ漏れだよ、真姫ちゃん...というか、赤いメガネかけ始めたけどなにが始まるのにゃ)」

希「そこでや!!うちらで姉妹でのコミュニケーションで得られる、素晴らしい感動を共有しようや!(妄想で)」キラキラ

海未「練習お疲れ様でした、また明日の部活で」
ことり「あはは~、私も家で衣装作りの続きを..」

真姫「待ちなさぁい!仲間の一人が、家族に相手にされず、家で寂しい思いをしている...」プルプル

真姫「それにはそれを埋める遊び(妄想)が必要なのよ!今の旬は兄弟姉妹!飢えて困った仲間を助けてくれても良いじゃない!?」カッ!

凛「(あ、自分で飢えてるって言っちゃうんだ...)」

希「頼むわことりちゃ~ん(お願い♪)、うちら家でほぼ一人の独身モドキに、ちょっとくらいの新鮮な刺激を...分け与えてくれてもええやろぉぉ?」ギュゥゥゥ...

ことり「ちゅんッ!!?8?!!」ジタバタッ

海未「くっ!ことりを離しなさい!この!(ダメです..異常な握力でとりはずせない、ことりだけに...!?)」ククップッ...

花陽「(海未ちゃん、ことりちゃんが痛がってるのに笑ってる...?)」
凛「(海未ちゃんもあっち側なのかな..)」

海未「わわわかりました、分かりましたから!!ことりを離しなさい、希ぃ!」

希「ほんま!?ありがとう海未ちゃん、ことりちゃん!!」パァ
真姫「持つべきものは、友達ね?」フッ..

ことり「(:8:)」ウミチャーン..ホノカチャーン..
海未「大丈夫です、はやく終わらせて脱出しましょう!」ヨシヨシ

花陽「他人様の姉妹をうらやみ、妄想のおかずを掻き集めようと強引に協力を促す友達かぁ...」
凛「何かを悟ったかよちんの遠くすわった瞳、切ないにゃぁ」ドヨーン...

-----改めまして、一人っ子集会、開談。-----


~本日のメンバー紹介~


希、真姫


家では、高校生の家庭とは程遠い独身モドキ生活を送っている。兄弟姉妹が欲しい!と言うかヌクモリが欲しい!!最近は初めてのおつかい(姉妹編)を見るのが楽しみで仕方ない。


花陽、凛


集会にいつの間にか巻き込まれた被害者たち。。。
家では、両親とも仲良く不自由はないが、兄弟姉妹がいることに多少は興味あり


海未、ことり
同じく、巻き込まれた被害者たち。。。
希たちには、一人っ子と認定されてお呼ばれされたが...?


希「よし!これで準備オーケーやね!」フーッ


花陽「順番はどうするの?希ちゃん」


希「うん、このサイコロで名前が出た子から、おのれのブラザー&シスタードリームを見せて欲しいんよ」コロコロ


真姫「ふふ、楽しくなってきたわね..ことりは、衣装を縫い付けながら、順番が来るのを待ってて良いからね?」ウフフ

ことり「( ´:8:`)」チクチク...

希「それじゃサイコロ転がすよー」コロコロ...

最初にB&Sドリームを展開するのはだーれだ!?

【安価】メンバーのだれか【>>12

かよちん

希「おっ!しょっぱなから花陽ちゃんか~!」アハハ


真姫「良いわね、もってるじゃない花陽♪」


花陽「ぇえっ!!いきなり私なノォ!?」ビクッ


海未「(ふぅ、これでとりあえず様子を見ることができますね..いささか不安ではありますけれど)」ホッ...


凛「かよちんファイト!さっさと終わらせて帰ろうよ!」ニカッ


花陽「凛ちゃん...うん!分かった、でも帰るのは一緒に..だよ?」ニコ..


希「____んんっ?それはちと認められへんなぁ..」ズズイッ

花陽・凛「!?」ピクッ


海未「なっ?!...どういうことです、希!話をすれば解放してくれるのではないのですか?」ガタッ


希「ちょちょ、落ち着いてや海未ちゃん」ドゥドゥ


真姫「解放だなんて人聞きが悪いわね~」


ことり「( : 8 : )」チクチク..ガガガッチ"ュン..


海未「(ことり、あんなにショックを受けて..針とミシンさばきに悲愴感を感じます..)」


希「この会はあくまで想いの共有が目的...抜け駆けは許されへん」ニッコリ


真姫「そういうことよ、大丈夫..楽しい会になるわ、きっと」ニッコリ


海未・花陽「!」ドキッ


凛「(なんだろう...


_________とても嫌な予感がする。

[sage]

____第一幕 はなよちゃん


真姫「さてと...それで花陽、あなたはどんなシチュエーションで私たちを楽しませてくれるの?」


花陽「(いつの間にか楽しませる催しに!?)え、えっとぉ...」アセアセ


凛「あ!じゃあさ、こんな感じで物語を作るのは...」ゴニョゴニョ...


花陽「うん...う、うん..分かった、やってみるよ」コクッ


真姫「はやくしてちょうだい!!私の気が長いうちに、ほら!」フンスフンス


凛「真姫ちゃん、その様子じゃ気が長いも短いもないよ...(と言うか、なんか様子がおかしくないかにゃ)」ジーッ


希「こらこら真姫ちゃん、初心者さんには優しく、やろ?」ガシッ


真姫「はっ!?...いけない私ったら、すっかり忘れてたわ」ブルッ


希「うんうん、手加減しいや... あの方 に怒られるで?」クス


海未「...?(あの方、とは...?)」キョトン


花陽「ご、ごめんね遅くなっちゃって...それじゃ、私はお姉さん役の>>16ちゃんと、学校での生活場面から始めるよ!!」


>>16 μ'sのメンバー(アライズのメンバーもOKチュンよ~(:8:)】

(・8・)

_________
___________
____________


はぁ、緊張する...
今日から私もこの学校の高校生、なんだよね?

ドキドキして昨日はなかなか寝付けなくて
やっと眠れたと思ったら、今度は寝坊しちゃうなんて、うう...


花陽「(せ、制服おかしくないかな?急いで着ちゃったけど)」アセアセ

花陽「(それに、周りはお嬢様ばかりだし、浮いちゃわないか心配だよ...!?)」ピクッ

「ごきげんよう、ですわ」ウフフ
「あら~^ 、ごきげんよう」オホホ


花陽「(さすがお嬢様...!!髪もツヤツヤでしっかりお手入れされて、姿勢も正しく美しい...私なんかとは大違いです)」ァゥゥ...

......__________ここは、音の木坂女学院__________


芸術を愛する娘たち、優れた芸術家の卵が集う都内一のお嬢様学校


小泉花陽は難関の芸術試験をなんとかくぐり抜け、ついに芸術学部芸能科に進学することができたのだ


花陽「だ、だめだめ!!自分に自信を持たなきゃ、初日からこんなんじゃ友達もできないよ!」ブンブン


「ふふ、その通りだよ♪はーなーよーちゃん」ポンッ


花陽「ふぇ...?この、声...」クルッ


「「キャアアアアアアアア!!/////」」(昇天)
「「「あ、あれが噂の、南様!?///」」」ザワザワ
「う、うつく...いや、かわいい...まるで天使のようだわ^...」キャッキャッ


ことり「入学おめでとう、花陽ちゃん♪」ニコッ


花陽「こ、ことりちゃ...じゃなくて」


「お姉、様......///////」ボソボソ...


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海未「姉役をメンバーの誰かで想像するのは読めましたが...お、お姉様とは...?」


希「ほぉ~、ほぉお~!!ええやん!お姉さんはお姉さんでも、シスター制度のお姉様とはなぁ~」ニヨニヨ


真姫「花陽、あなたは最高よ...」ニッコリ

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